ザ・リッツ・カールトン大阪は、新元号「令和」をイメージしたカクテル「薫(かおる)~REIWA~」と「平成」をイメージしたカクテル「和(なごみ)~HEISEI~」を2019年4月1日(月)から提供する。「薫(かおる)~REIWA~」は、新元号「令和」にインスピレーションを受け、発表された直後に「ザ・バー」のミクソロジスト 里美保子がアイデアを考案。「薫」という名は、 新元号の出典元となった万葉集の歌「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」の最後の文字が由来。祝いの華やかさを赤色で表現したカクテルは、京都の日本酒「月の桂」とウォッカをベースに、苺やミニトマト、晩柑といった季節の素材で作ったシロップを合わせてシェイクしている。一方、残り1ヶ月となった「平成」の由来である「内外、 天地とも平和が達成される」から「和」をテーマとした「和(なごみ)~HEISEI~」。平成の時代に日本で生まれたジャパニーズクラフトジン「ROKU」をベースに、豆乳、ほうじ茶シロップを合わせてシェイクし、仕上げに山椒をトッピングした。なお、「和(なごみ)~HEISEI~」は、平成が終わる2019年4月30日(火)までの販売となっている。【詳細】ザ・リッツ・カールトン大阪 新カクテル販売期間:2019年4月1日(月)~※「和~HEISEI~」は2019年4月30日(火)まで価格:「薫(かおる)~REIWA~」「和(なごみ)~HEISEI~」各2,019円+税・サービス料15%■提供場所詳細ザ・バー営業時間:月~木 17:00~0:00、金 17:00~1:00、土 14:00~1:00、日・祝 14:00~0:00カバーチャージ:20:00~23:40 1人 1,400円TEL:06-6343-7020(レストラン予約)
2019年04月04日スフレパンケーキ専門店フリッパーズ(FLIPPER’S)は、「平成最後の奇跡のパンケーキ いちごティラミス」を4月10日から30日までの期間限定で国内のフリッパーズ全店にて販売する。 「平成最後の奇跡のパンケーキ いちごティラミス」(1,400円)「平成最後の奇跡のパンケーキ いちごティラミス」(1,400円)は、ワンプレートに、平成初期に流行した「ティラミス」と、平成に誕生した「奇跡のパンケーキ」、平成に3度ブームが訪れたと言われる「タピオカドリンク」が盛り付けられている。ティラミスには、マスカルポーネチーズと果肉入りイチゴソース、フレッシュなイチゴを重ね、トレンドカラーのミレニアルピンクを思わせるような仕上がりに。スフレパンケーキをからめれば、濃厚でフレッシュな風味とふわふわとした食感が口いっぱいに広がる。また、フリッパーズでも大人気の「タピオカドリンク」には、限定の「ストロベリーミルク」フレーバーを使用し、タピオカの食感とミルキーな風味が楽しめる。各店ともに各日31食での限定販売で、 数量に達し次第販売終了となっている。平成を象徴するようなスイーツを詰め込んだ一皿で、平成最後を締めくくってみては?
2019年04月04日草木が芽吹く、暖かで心地良い季節がやってきました。いよいよ春ドラマのスタートです。今期は平成最後の――そして新年号「令和」への架け橋となる最初のクール。一体どんな作品が顔を揃えているのでしょうか。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者おすすめのドラマをピックアップしてご紹介して参ります。平成の名作が“復活”豪華絢爛な顔ぶれが一堂に会す2012年、竹内結子さん×西島秀俊さんら豪華キャストで放送された「ストロベリーナイト」シリーズがチームを再構成。二階堂ふみさん×亀梨和也さんのダブル主演で木曜10時枠「ストロベリーナイト・サーガ」として新たに生まれ変わります。二階堂さん演じるのは、ノンキャリアでありながら27歳という若さで警部補に昇任した警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係主任・姫川玲子。飛躍した思考と直感、行動力を武器に、亀梨さん演じる寡黙で謹厳実直な刑事・菊田と難事件解決に迫っていきます。練りに練られたミステリー展開は、手に汗握ること間違い無し!さらに姫川の天敵で癖のある刑事・勝俣役に江口洋介さんの出演も決定。新生「ストローベリー」チームの豪華演技バトルに期待が高まります。また再登場と言えば、昨年映画化されたことでも話題の「パーフェクトワールド」が、松坂桃李さん×山本美月さんのタッグで火曜9時枠に登場します。大学時代の事故で脊髄を損傷し車椅子生活を送ることになった主人公・樹(松坂さん)が、高校時代の同級生・つぐみ(山本さん)と運命の再会を果たし、心を通わせ合っていく物語。若者に人気の恋愛コミックが原作ということもあって、連ドラでの純粋なラブストーリー初挑戦となる松坂さんのイケメンぶり――胸キュン&胸アツ展開に注目が集まっています。樹の恋敵役には、朝ドラ出演で脚光を浴びている瀬戸康史さんが決定しています。医療ものからLGBTまでズラリ! “漫画原作”も続々実写化さらに、春クール注目の漫画原作ドラマを掘り下げてご紹介していきましょう。横幕智裕さん作・モリタイシさん画の人気コミック「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」が平成最後の月9枠に登場です。窪田正孝さんが演じるのは、X線撮影などで病変を写し出す放射線技師。具体的に手術や処方を施すことはしませんが、天才的な知能と持ち、病の写真家として患者の視えない病を診つけ出す縁の下のヒーローとして大活躍。併せて、月9ならではの恋愛要素――幼なじみで同科医の甘春杏(本田翼)とのラブ展開にも注目です。医療ものと言えば、ミステリードラマ「インハンド」も金曜10時枠で放送決定。朱戸アオさん作の同名コミックを元に、山下智久さん主演でファン待望の実写化!主人公・紐倉(山下さん)は、寄生虫を専門とする天才科学者という役どころ。巨大温室を研究所兼自宅とし、様々な動物たちと暮らしています。彼の右手に黒いロボットハンドのような義手を装着されていて…。「プロポーズ大作戦」以来11年ぶりという、濱田岳さん演じる救急医との最強タッグも見どころになりそうです。そしてもうひとつ、話題の実写化として忘れてはならないのが、ドラマ24枠に登場する「きのう何食べた?」でしょう。よしながふみさん原作の大ヒット漫画をついに映像化。男性カップルの食卓を通して浮かび上がる、人生の機微――ほろ苦くてあたたかな二人の生活は、見る者の心をほっこりさせてくれるはず!弁護士・史朗役を西島秀俊さんが、美容師・賢二役を内野聖陽さんが演じるという超豪華キャスティングが実現。この春、SNSを賑わせることの必須の話題作と言えるでしょう。時代を切り取る“オリジナル”作品も、際立つ存在に――「独身貴族」「結婚できない男」など、これまでにも様々な名称がついてきたドラマ界における未婚男性の存在。そこで2019年新たに命名されたのが、AK(=あえて結婚しない)男子です。彼らが満を持して、ドラマ「東京独身男子」に登場します。人並み以上の容姿を持ち、スペックも高く、気の合う仲間とつるみながら独身ライフを謳歌してきた鼻高々な男たち。しかしながら、ある出来事を境に結婚を猛烈に意識することになり…。いざ結婚を意識し始めると、なかなかうまくいかないという予想外の事態に陥っていきます。演じるのは、高橋一生さん×斎藤工さん×滝藤賢一さんら三者三様の魅力を持つダンディが魅力の俳優勢。新年号にふさわしい、最先端の結婚エンターテインメントのスタートです。以上、いかがでしたか?あなたのお気に入りの一作を是非、探してみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2019年04月01日ロールアイスクリームの専門店「ロールアイスクリームファクトリー(ROLL ICE CREAM FACTORY)」は、期間限定メニュー「ありがとう平成」を、2019年3月21日(木・祝)から4月30日(火・休)まで、全国7店舗で販売する。限定メニューの「ありがとう平成」は、平成の30年間にブームになったスイーツを一度に楽しめるロールアイスクリームだ。ティラミスを混ぜこんだロールアイスクリームの上にクレームブリュレを再現し、ナタデココ、ワッフル、マカロンをトッピング。トップには、ホイップクリーム、生キャラメルソースをかけ、平成スイーツ史を振り返るような味わいに仕上げている。平成を思わせる特製デザインのカップにも注目。元号「平成」が発表された有名なシーンを、オリジナルキャラクターのくるくるアイスの「シロくん」が再現した、遊び心に溢れたデザインとなっている。【詳細】ロールアイスクリームファクトリー「ありがとう平成」販売期間:2019年3月21日(木・祝)~4月30日(火・休)〈期間限定販売〉販売店舗:全国7店舗(原宿・表参道本店、大阪・道頓堀店、イオンモール堺北花田店、名古屋・ラシック店、沖縄・那覇オーパ店、横浜・山下公園ナナイロビル店、京都・新京極店)価格:1,000円(税込)
2019年03月22日「HEISEI SWEETS EVOLUTION 『平成』スイーツ進化論」が、西武池袋本店 7階催事場にて2019年3月22日(金)から26日(火)まで開催される。「『平成』スイーツ進化論」会期中は、平成31年間で印象に残ったブランドや大ヒット商品など、時代を超えて進化し続けるスイーツに着目。約13ブランドが集結し、平成に話題を呼んだスイーツや、今まさに人気のスイーツを紹介する。目玉となるのは、「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」のショコラティエ・土屋公二による「平成今昔パフェ」。自家製プリンとスポンジケーキ、チョコジェラートなど、平成初期に流行したスイーツを贅沢にトッピングした「プリンパフェ」と、2019年のバレンタインでも話題の第4のチョコ「ルビーチョコ」を使い、ピスタチオとミルクの自家製ジェラートなどとともに、スタイリッシュに仕上げた「ルビーチョコパフェ」の2種を展開する。また、生キャラメルで一世を風靡した「花畑牧場」のホットキャラメルソフトクリームや、カヌレを和風に進化させたカヌレ羊羹、ルックス・味わいともに斬新な仕上がりのいちご大福、フォトジェニックなレインボーカラーのベーグルなど、過去に話題をさらったスイーツを現代的にアレンジしたラインナップも揃える。現在進行形で人気の「おやつに食べる食パン」、「タピオカドリンク」、「かき氷」 などにも注目したい。さらに、平成生まれの元パティシエで、「スイーツ王子」とも称される小林豊とカフェ・カイラが考案した限定メニュー「カフェ・カイラ/コラボ・チーズティーパンケーキ」も登場。3月23日(土)には「スイーツ王子」の来場イベントやミニトークショーが開催される。【詳細】HEISEI SWEETS EVOLUTION 「平成」スイーツ進化論会期:2019年3月22日(金)~26日(火) ※最終日は16:00に閉場会場:西武池袋本店 7階催事場住所:東京都豊島区南池袋1-28-1出店:約13ブランドスイーツ例:・ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ/ プリンパフェ(1個) 1,404円 ※各日限定50個・ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ/ ルビーチョコパフェ(1個) 1,620円・カフェ・カイラ/コラボ・チーズティーパンケーキ(1人前) 1,461円(西武池袋本店限定)・花畑牧場/ホットキャラメルソフトクリーム(1個) 421円※価格はすべて税込。■スイーツ王子 小林豊 来場イベント&ミニトークショー・来場イベント日時:3月23日(土) 10:00~10:30/17:30~18:00会場:7階催事場・ミニトークショー日時:3月23日(土) 11:30~12:00会場:9階屋上 食と緑の空中庭園 特設会場
2019年03月17日早いもので、あと数か月もすれば31年にも渡る平成の世が終わりますね。アラサー世代の私たちは平成と共に育ってきたと言っても過言ではありません。思い起こせば、その時代に合わせた、さまざまなトレンドやアイテムを身につけてきました。そこで今回は懐かしい青春時代に使っていた「平成レトロ」なアイテムにまつわるエピソードをご紹介いたします。マイ・ベスト盤を作りまくった「MD(ミニディスク)」懐かしい平成アイテムといえば、私にとってはMDでした。CDウォークマンよりもコンパクトで、曲順を変えたり、自分だけのコンピレーションアルバムを作れるという楽しさがありましたよね。『TSUTAYA』でお気に入りの曲を借りて、MDコンポで曲を入れる。今でこそ面倒な作業も一つひとつ自分の手でマイ・ベスト盤アルバムを作っているような感覚で楽しかった!iPodの登場でびっくりするくらい早く廃れてしまったけれど、高校の3年間を一緒に過ごした相棒のような存在です。MDに入れて繰り返し聞いていた2000年代の曲を聞くと、制服のポケットに入れて音楽を聴きながら登校していた頃のことを思い出します」(31歳・総務)蒼井優さんにはなれなかった「森ガール」「ちょうど10年前あたり、蒼井優さんがカバーガールをしていたナチュラル系ファッション雑誌を読んでいて、あんなゆるふわなかわいい女性になりたいと憧れていました。Aラインのワンピースを重ね着して、クシュっとしたブーツにロシア人みたいなファーの帽子かぶって、森ガールを気取ってたんですけど……当時付き合ってた男の子から『なんか森三中みたいな服が好きなんだね』とひと言。森三中みたいな服って……。確かに当時の森三中のみなさんも森ガールっぽい服を着ていた時期がありますが、それって私の体型のことも含めて言ってるでしょ? とめちゃくちゃケンカになったのを覚えていますね。懐かしいです」(32歳・主婦)平成レトロなエンタメ「ケータイ小説」「本を読む習慣がなかった私でも学生の頃ハマったのがケータイ小説。あの新垣結衣さんと三浦春馬さんが主演をつとめた『恋空』はケータイ小説はもちろん書籍化された後も本を購入して大事にとっていました。当時はホント、号泣しながら世界観にどっぷりハマってました、懐かしいなぁ。友達や彼氏に打つメールも基本的にケータイ小説風な文字。『ぁりがとぅ。ズット大好きだょ』みたいに母音はだいたい小さく変換してかわいさを追求していましたね。実はこの間、実家に帰ったらまだ『恋空』の書籍があったので懐かしくて読み返しました。とはいえ、さすがに当時と同じような気持ちの高ぶりはありませんでしたが……。ケータイ小説独特のストーリーは不幸な境遇や衝撃的な展開がすごく多かったですよね。リアリティには欠けますが、あれはあれで良い思い出です」(29歳・経理・総務)懐かしいアイテムとともに思い出に浸る時間も時には必要なぜか、年々歳を重ねるごとに思い出に浸る機会が多くなったと感じるのは私だけでしょうか? 今ではもうぱったり見かけなくなってしまった、身につけていたアイテムは、懐かしいあの日の思い出をまるで昨日のことのように感じさせてくれます。年号の変わる前にあなたの人生の集大成として、懐かしいアイテムとともに青春時代を思い返してはいかが?
2019年03月10日2019年5月1日(水)に「平成」から新元号になると世間の話題になっていますが、「平成レトロ」という言葉まで聞こえ始めてきています。そこで今回は、平成に生まれた懐かしい雑貨やキャラクターなどを10点選びました!ぜひ振り返ってみてください♪① 誰もが振ったシャープペン《ドクターグリップ》平成になり、芯が飛び出るというシャープペン、通称「振りシャー」が誕生して世間に激震を与えました!学校のクラスで1人、また1人と、フリフリする人が増えました。あまりに振る人が多くなり過ぎて、テスト中の騒音になっていたという学校もあったのではないでしょうか(笑)。〔PILOT(パイロット)〕の《ドクターグリップ》は、疲れにくさをコンセプトとしたボールペンから始まりました。初代はもう廃盤になってしまっていますが、1999年に生まれたスケルトンカラーは今でも販売中です♪メタリックカラーのボディタイプが生まれたのは2001年。どんどんデザインが豊富になり、個性豊かになっていきましたよね。さて、そんな《ドクターグリップ》は今……!?今もノックだけでなくフリフリ機能は健在です。《ドクターグリップピュアホワイト》は耐久性と高級感を備えた金属クリップが付いていて、清潔感のあるパールホワイト塗装が施されたボディになっています。「変化は見た目だけ?」と思うかもしれませんが、とくにグリップが進化しています!外側と内側の高度を異なるようにすることで、柔らかさを保ちながらも安定感のある握りができて、持ち心地がいいんです♪ぜひ直接チェックしてみてください!② 今も人気のハンドメイド「アイロンビーズ」ドット絵のようにビーズを並べて、好きな動物やキャラクターを作るのが「アイロンビーズ」です。アイロンビーズはもともとデンマーク発祥のおもちゃで、1995年から日本でも発売されるようになりました。最後にアイロンをかけるのが必要なため、小さいときに親に仕上げてもらったことがある人もいるのではないでしょうか。そんなアイロンビーズの今を見てみましょう。ハンドメイドとして使う大人が多くなったことからも、大量に入っているセットのものや個別に単色ビーズもそろっています。こちらのアイテムは難易度が高い、ミニサイズのアイロンビーズです。最近のアイロンビーズのプレートには、シリコン製のものもあります。ひっくり返してもビーズが崩れにくいだけでなく、アイロンをかけてもシリコンは熱に耐えてくれます。③ 社会現象を起こした持ち運べるゲーム機《たまごっち®》こどもの頃、誰もが親にお願いして買ってもらったのではないでしょうか。こちらは1996年11月23日(土)に発売された〔BANDAI(バンダイ)〕の《たまごっち®》。「まめっちじゃなくてたらこっちになっちゃった!」とか、「うんちがすぐ溜まる……」とか、ペットの飼えないおうちでも、かわいいキャラクターたちの行動や仕草に癒やされた人が続出。初代の生産は終わりましたが、20周年記念で復刻もされたんですよ♪さて、そんな《たまごっち®》は今……!?現在の《たまごっち®》は、なんとカラー!ドット絵もより細かく、なんと背景まで表示されています。さらに!ほかの機器と通信をすることで個性的な子どもが生まれたり、部屋から出て一緒に島をおでかけしたりするなど、遊びのバリエーションも進化しています♪ますます愛着がわくゲームに進化していていますので、ぜひ大人も子どもも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。④ 発売開始5か月間で200万個売れた人気者《ファービー》1999年に発売されたのは、ロボット人形の《ファービー》!約800の言葉を話したり、踊ったりする姿に、大人も子どもも魅了されました。「ファービー語」というのがあって、がんばって意味を調べてはコミュニケーションをとった思い出のある人もいるのではないでしょうか。実はこちらの《ファービー》、今では大きく進化しています!第4世代の《ファービー》は、ファンシーな姿に変わっています。グラデーションのかかった耳や、キラキラとした目、丸っとしたフォルムがかわいらしいですね。スマホやタブレットのアプリを通して、育成コンテンツを楽しむことができるようになりました。登録言語も1,000語以上に増え、液晶画面の瞳からもさまざまな感情を表してくれます。また、目に専用アイマスクをつけると、スヤスヤ眠る機能も!まだ日本で発売されておらず、日本語版が対応していないので、購入の際はご注意ください。英語の勉強に取り寄せてもいいですね♪⑤ 女の子が憧れたアニメ『おジャ魔女どれみ』〔東映アニメーション〕の魔法少女アニメ作品『おジャ魔女どれみ』は女の子のあこがれでしたよね♪魅力的なキャラクターたちはもちろん、出てくる魔法のアイテムがポップでとってもかわいい作品でした。「ピーリカピリララポポリナペーペルト」という魔法の呪文を一緒にテレビで叫んだ女の子たちも多かったのではないでしょうか。『おジャ魔女どれみ』世代の大人が、同世代の友人とDVDで見返したら盛り上がるかもしれませんよ☆さて、そんな『おジャ魔女どれみ』ですが、実は今……!高校1年生になった主人公たちの話がライトノベルになって発売されています♪最初は小学3年生でとってもプリティだったどれみちゃんたちの、ちょっと大人になった姿が見られます。ネット上でライトノベルの内容をアニメ化して欲しいという、待望の声も少なくありません。『プリキュア』シリーズはいまだに人気ですし、『セーラームーン』や『カードキャプターさくら』なども、近年新しくアニメが放送されて話題になりましたよね♪最近は、そんな懐かしい女の子アニメのグッズが発売されていたり、ガチャポンであったりするので、ぜひ探してみてください♪平成に生まれたキャラクター5選ここからは平成に生まれたキャラクターをご紹介します!学生時代の文房具に描かれていたキャラクターや、今もグッズ集めているキャラクターがいるかも?思い入れのあるキャラクターや、もしご紹介するほかにも好きな平成生まれのキャラクターがいたら、ぜひ当記事のコメント欄で共有してくださいね♪1つ目にご紹介するのは《たれぱんだ》。グダーといつも垂れているパンダさんです。《リラックマ》や《すみっコぐらし》で人気の〔san-x(サンエックス)〕から生まれました。ひっくり返った姿や、つままれたりしている姿もかわいいんです。餅菓子の「すあま」が好物なので、透明なビンに入れておくと捕まることがある、食いしん坊さんだとか(笑)。2つ目にご紹介するのは、「どうせ……」と「苦いし固いし」が口癖の《こげぱん》。焦げてしまったあんぱんがモチーフのキャラクターです。こちらも〔サンエックス〕から生まれました。いつも投げやりで後ろ向きな性格なのですが、たまに買われようと努力をしてみたり、落ち込むとやけミルク(やけ酒の代わり)をしてみたりするところが愛さずにはいられません。3つ目にご紹介するのは《アフロ犬》!頭がもこもこのアフロのみかと思いきや、とげとげのリーゼントを持った《サボテン犬》やヤシの木のちょんまげを持った《ヤシノキ犬》など、仲間の種類はさまざまです。おしゃれでポップな姿にひかれて、グッズを集めている人も多いのではないでしょうか。こちらも〔サンエックス〕から生まれました!4つ目にご紹介するのは、ポップな絵のタッチがかわいい《ちびギャラリー》。なんとこちらは個人のWebサイトから誕生したキャラクターたちです。常に1つのイラストにつき、メッセージ1つをつけるというのが、作者のボンボヤージュさんのこだわり。たとえば、スカンクさんの絵に「カッコ悪いものが武器になることもある」といった、元気になるような言葉がいつも添えられています。たくさんのグッズや書籍が出ていますので、ぜひチェックしてみてください♪5つ目にご紹介するのは、平成のCM界に突如現れ、世間を騒がせた《豆しば》です。人が食事をしようとしたり、料理をしようとしていたりすると、ころりと表れる「豆しば」。以外と知らない人が多いのですが、こちらのCMは豆の宣伝CMではなく、「豆しば」というキャラクターのブランディングCMなのです。「ねぇ、知ってる?」というかわいい言葉から始まり、衝撃的な豆知識を視聴者に植え付けていくのがクセになるキャラクターです。新しい未来を楽しもう♪文房具やゲーム、キャラクターなど平成の思い出を振り返りましたが、みなさんはいくつ知っていましたか?思い出して「懐かしい」と思ったら、入手するのも◎ですし、新しいものを調べてみても楽しいですよ。これから新時代に生まれてくるものに注目しつつ、新しい文化や技術に人生を謳歌して過ごしましょう♪
2019年03月09日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、「さよなら平成2週連続スタジオジブリ」と題して高畑勲監督作『平成狸合戦ぽんぽこ』と、宮崎駿監督作『風立ちぬ』を放送することが決定した。第1夜:4月5日放送『平成狸合戦ぽんぽこ』まず最初は、タイトルに“平成”が付いた時代を代表する名作で、平成最後にふさわしい『平成狸合戦ぽんぽこ』を、昨年亡くなった高畑勲監督の命日となる日にノーカットで放送。今回で放送回数は9回目となる『平成狸合戦ぽんぽこ』は、人間に住みかを奪われたタヌキたちがふるさとを守るため、あの手この手で大奮闘を繰り広げる笑いと感動の一大エンターテインメント。劇中には、『魔女の宅急便』のキキのほか、歴代のジブリキャラクターたちがさりげなく登場するシーンもあり、それを探すのも見どころのひとつだ。また、本作には野々村真、石田ゆり子、清川虹子、泉谷しげるが声で出演。さらに、語りの古今亭志ん朝をはじめ、林家正蔵、桂文枝(5代目)ら落語家も声で出演している。第2夜:4月12日放送『風立ちぬ』続く翌週には、原作・脚本・監督、宮崎監督の平成最後の長編作品『風立ちぬ』を、こちらもノーカットで放送。2015年のテレビ初放送に続き、今回で2回目の放送だ。本作は、飛行機作りに情熱を注いだ実在の人物、堀越二郎をモデルに、堀辰雄の小説「風立ちぬ」をモチーフにした物語。大空への憧れ、時空を超えた友情、切ない夫婦愛…夢に向かってまっすぐ生きる青年を描いた。声の出演には、主人公・堀越二郎役を「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が務めたほか、瀧本美織、西島秀俊、西村まさ彦、風間杜夫、竹下景子ら豪華俳優陣が参加している。映画天国も要チェック!月曜日深夜に放送している「映画天国」(関東ローカル)では、高畑監督がアーティスティック・プロデューサーとして参加した最後の長編映画『レッドタートルある島の物語』もノーカット放送。さらに同日、庵野監督が企画・製作・脚本を務め、声優・林原めぐみが声で出演する特撮短編「巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版」も放送と、豪華2本立てとなっている。<スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーコメント>ジブリは平成と共に歩んできたので、平成が終わるのはある感慨があります。そのものずばりの「平成狸合戦ぽんぽこ」、平成の時代に大正~昭和を描いた「風立ちぬ」、時代を感じながらお楽しみ下さい。『平成狸合戦ぽんぽこ』は4月5日(金)21時~、『風立ちぬ』は4月12日(金)21時~日本テレビ 金曜ロードSHOW!にて放送。『レッドタートル ある島の物語』「巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版」は4月2日(火)1時59分~日本テレビ 映画天国(関東ローカル)にて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月08日写真展「平成が終わルンです Final」が、2019年7月19日(金)から7月31日(水)まで、東京・渋谷エリアのワンダーフォト ショップ、ベースヤードトーキョー、ホテル コエ トーキョーの3会場にて開催される。本展は、平成生まれの人々を対象にした一般参加型の写真展。2018年10月に開催された「平成が終わルンです」を発展させた企画で、今回は参加者数を10倍の1,000人、展示会場を3会場と規模を拡大しての開催となる。“平成最後の夏に、平成を着よう”をテーマにした「平成ゆとりTシャツ」の購入者限定で参加応募が可能で、抽選で選ばれた1,000人は、平成最後の日である2019年4月30日(火)の思い出を「写ルンです」で撮影。その作品が、ワンダーフォト ショップ、ベースヤードトーキョー、ホテル コエ トーキョーの3会場に展示される。また、今回は写真展の開催と同時に、それらの作品を収めた『写真集 平成が終わルンです』も発刊予定となっている。企画参加に必要な「平成ゆとりTシャツ」は、“コミュニケーションツールとしてのTシャツ”をコンセプトにした「喋るTシャツ」シリーズの第3弾。L〜XXXLのみという“ゆとり”あるサイズ感と、胸元にプリントした平成世代の1989-2019の数字ロゴで、平成生まれを表現した一着だ。【開催概要】写真展「平成が終わルンです Final」開催期間:2019年7月19日(金)〜7月31日(水)開催時間:11:00〜19:00 ※一部12:00開店となる。会場:・ワンダーフォト ショップ(東京都渋谷区神宮前6丁目29−4)・ベースヤードトーキョー(東京都渋谷区神宮前6-12-22) ※平日12時:00開店、土日祝11:00開店・ホテル コエ トーキョー(東京都渋谷区宇田川町3-7)<参加方法>①平成ゆとりTシャツを購入し、平成が終わルンですFinal特設サイトのフォームより応募する。応募期間:2019年3月1日(金) 11:00〜3月14日(木) 23:59※既に「平成ゆとりTシャツ」を所持している場合は、新たに購入する必要なし。②写ルンですを受け取り、2019年4月30日(火)の思い出を「写ルンです」で撮影。データ化した写真を5月15日(水)までにメールで送付する。※当選した1,000名にのみ「写ルンです」を発送。※当選者には3月中にEメールで通知。※写真は3会場のいずれか、ランダムで展示される。■平成ゆとりTシャツ種類:白Tシャツ、黒Tシャツ価格:半袖 4,320円(送料/税込)、長袖 5,400円(送料/税込)
2019年03月04日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということで、「平成」の子育てとは「昭和」の子育てとどう変わったんだろう…?と考えてみました。SNSよ! ありがとう!そもそも働くママが増えたことや、都市部に人が集中している住環境と保育所問題…といろいろありますが、中でも個人的に注目したいのが「インターネット・SNSの普及」です。私も産後、検索履歴は「赤ちゃん 泣き止まない」「授乳 間隔」「離乳食 食べない」などのワードであふれ、周りの人間に尋ねるよりまずネットで調べるクセがついていました。夜中泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、一人で調べ物をしていた記憶がよみがえります。深夜もtwitterなどのSNSでは同じような環境で育児に奮闘している母親の姿が見え、「お互いお疲れ様だね」と言い合うことができました。誰にも言えない愚痴もSNSになら吐き出すことができました。不安な夜を「みんな頑張ってる」と支えてくれたのはSNSやインターネットでの情報でした。さらにSNSを通じて知り合ったお母さんたちと実際に会って食事をしたり、趣味の話をしたり、交友関係もできました。子どもが1歳になるタイミングで東京に引っ越した私が寂しくなく新生活を楽しめたのもSNSのおかげです! 私は平成のインターネットとSNSのある育児しか体験していませんが、きっとこれらがなければもっともっとツラかったと思います。画面越しにたくさんの恩恵を受けたのは間違いありません。平成で終わりにしたいことその一方、インターネットやSNSでたくさんの情報を得られるようになったことで起きる問題もありました。それは、必要以上に他人と自分の育児を比較してしまうことです。例えば離乳食について悩んだとします。インターネットで検索をすると、色んな対処法や工夫などのノウハウを得られます。しかしそれが本当に「我が子にあてはまる情報」かはわかりません。ネットでこう書いていたからこうしてみたのに食べない…自分が悪いのだろうか、子どもがおかしいのだろうか…と、余計に悩んでしまうこともあります。またよその育児の様子が詳しく見えることで、あの子の子どもはあんなにたくさんご飯を食べるのに、と比べてしまうこともありました。私の場合、どんなに検索してもどんなによその食べる子ども羨ましく思っても、結局子どもが成長して自然と食べるようになるまでは離乳食の悩みは解決しませんでした。便利な反面、情報に振り回されることも多くあったように思います。これからは、情報の取捨選択が重要になってくる…と実感していて、そしてそれはとても難しい事でもあるとも思いました。画面越しにたくさんの恩恵を受けられるところも多いので、そこはしっかりと享受しつつ、情報に振り回されて不安になることのないようにしたいものです。そのためには自分自身と子どもの姿をよく見つめ、自分自身はどう思うのか、子どもはどのように成長しているのか、よく向き合う必要があると思います。画面の向こうの情報に一喜一憂するよりも一ヶ月前、一週間前、昨日より成長した子どもの姿に喜びを感じたほうが、より心穏やかに楽しく育児をしていけると改めて思いました!私自身、現在もスマートフォンを手放す日は一日もなく、毎日画面を眺める時間がとても多くなってしまっています。ふとネットのない環境の育児とはどんなものだろうと考えてみたところ、不便ではあるかもしれませんが、より子どもの事をよく見て触れ合い、その中でわが子に合う育児の方法を自分で考えるのではないかな、と思いました。新しい時代は、ますます便利にコンテンツや情報も充実していくと思いますが、情報に振り回されること、人と必要以上に比べるのは終わりにし、目の前の子どもや自分の気持ちと向き合う事を大切にしていきたいです。
2019年03月02日3月17日(日)に幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホールで開催されるライブイベント「MBSアニメヒストリア-平成-」。同公演に声優、保志総一朗の出演が決定した。【チケット情報はこちら】平成にMBSで放送された350本を超えるアニメの中から、厳選された作品に出演した声優や主題歌を歌ったアーティストが登場する同イベント。今回新たに、「機動戦士ガンダム SEED」でキラ・ヤマト役を務めた保志の出演が決まった。残りの未発表の作品、キャスト、アーティストは3月17日(日)当日に明らかになる。保志は出演決定に際し「MBSのアニメフェスには、数々の思い出がありますが… …そうですか、平成最後の…なんですね。その平成最後の記念すべきイベントに、またこうして参加出来ることの喜び、そして平成を代表する数々の作品を、またあらためて皆さんと一緒に体感出来る瞬間が来る…とてもかけがえのない一日になると思います。そんな瞬間瞬間を、是非心に刻んでいってくださいね」とコメントを寄せている。チケットは発売中。なお、全国の映画館ではライブビューイングも実施。こちらのチケットは明日3月2日(土)午前10時より一般発売開始。■「MBSアニメヒストリア-平成-」日時:3月17日(日)開場16:00 / 開演17:00(予定)※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。会場:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール(千葉県)出演者(五十音順): 小野大輔 / 梶裕貴 / 中村悠一 / 福山潤 / 保志総一朗 / 宮野真守ほか、全15名
2019年03月01日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、もづこです。平成が終わる日も近づいてきましたね。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということだったのですが、私が真っ先に思い浮かんだのは『子育てはママの仕事』という固定観念はもう捨てよう!ということでした。最近は男性が幼稚園&保育園に子どもを送迎したり、家事をする姿も珍しくなくなりましたよね。男性は仕事! 家事育児は女性! という風潮が強かった昭和時代に比べて、だいぶ変化があったと思いますが、まだまだ「男性も子育てに参加」「男女平等で誰でも働きやすい社会」の実現は遠い気がします。実際、娘の通う幼稚園での保護者会に出席しているのはほぼ全員がママです。家庭の事情はそれぞれ違うので必ずしもパパも参加するべきだとは思いませんが、こういったことをママ友さんが言ってるのを聞くと、忙しいのはお互いさまなのに、まだママが仕事を犠牲にして子育ての大半を担当することになってるのは変わってないよね…と感じてしまいます。私自身も在宅勤務で夫より時間の融通が利くとはいえ、たまたま夫が休みで私が忙しかった時に保護者会に出るのを頼んだら拒否されてイライラした経験があります。ただ、これには参加したくてもしにくい状況もあるのでは…と思いました。保護者会に出ているのはほとんどママでわずかではありますが参加しているパパもいたのですが、やはり女性の中に男性がぽつんといると結構目立ちます。ママさん達からも「あの人は誰のパパ?」「今日休みなのかな?」「何のお仕事してるんだろ」などとひそひそ話も聞こえてきたり。ほとんどの場合パパは他のママたちと会話に混ざることもなく居心地悪そうにしています。夫が行きたがらない理由もそこにあるようで、以前お迎えを頼んだ帰りに娘と公園に寄ったらママさんだらけでいづらかったようで…。ウチの夫は、女性ばかりの中に1人で参加するのはなかなか難しいようです。ママさんたちが集まってる中に入っていくのは私でもちょっと戸惑うので、夫の気持ちはよくわかります。だから無理強いすることはしませんが、夫としては本当は子どもの幼稚園での様子も見てみたいし行事とかにもできるだけ参加したいという気持ちはあるようです。考えてみたらうちの幼稚園、運動会や父親参観などのパパが参加しやすい行事の出席率はとても高いです。もしかしたら夫のように「本当は参加したい」パパも結構多いのかもしれません。だとしたら、もっと社会全体で「パパも子育てする」ことが当たり前になるように後押ししていければいいなぁと思いました。そしたらいつか…こちらはまぁ行き過ぎかもしれませんが(笑)…こういったテンションが当たり前になる日がくるかも!と思いたいですよね。
2019年03月01日平成も終わり、新しい元号がはじまる2019年。改めて平成を「子育て」の視点から振り返ってみました。ぜひみなさんのご意見をおきかせください!平成で話題になったことを振り返る平成元年辺りから共働き世帯数が専業主婦世帯数を逆転し、増え続けているという調査結果が出ています。※1そのような状況の中、ママを悩ませる問題が様々な形でたくさん出てきました。保育園落ちた日本死ね!というつぶやきが話題に2016年に匿名のブログに書き込みされた「保育園落ちた日本死ね!!!」という書き込みが話題を呼び、国会でも取り上げられました。保活と呼ばれる、保育所探し活動は激しさを増し、保育所不足と待機児童問題は社会問題になりました。待機児童対策の遅れにうんざりしていた人々の声は、安倍政権の保育所の増設を加速させるきっかけになりましたが、保育士が足りないことなどまだ深刻な状況です。「家事シェア」という言葉が登場運よく保育所を見つけて働いているママも悩みは尽きません。仕事が終わると子どもを迎えにいき、夕食からお風呂から寝かしつけ。…子どもが寝た後や休日に家事をこなして…という余裕のない日々。そして、家事育児の負担は明らかにママに多い…あれ?それって…何かおかしくない…?と思う人が増え、夫婦間で家事を共有する「家事シェア」という言葉も聞かれるようになりました。家庭によってさまざまな形があり、こうすれば正解! があるわけではありませんが、注目を集めているワードです。働き方改革/マミートラック問題「一億総活躍社会」とのキャッチフレーズのもと、女性の職場進出や高齢者の活用、個人のニーズに合わせた働き方などを実行しようとしている「働き方改革」。ですが社会も会社も理解がまだ足りてない部分もあり、職場に迷惑をかけるから…と、出産を機に退職してしまう人も少なくないようです。また、「マミートラック」という言葉も聞かれ始めました。育休から復職すると昇進や昇給が望みにくい(望めない)キャリア・ポジションになったり、仕事の内容も限定されてしまい、仕事にやりがいを持てなくなっていく現象です。電車内の赤ちゃんの泣き声やベビーカー論争SNSやニュースで何度も話題となっていた「電車内の赤ちゃんの泣き声やベビーカー論争」。マナーが悪い一部の親子は別として、多くの子連れママは他人に迷惑をかけないようにと必死です。もちろん、周りの人も多少のことは許してくれるし、困っていれば手を貸してくれる優しい人も多いです。ですが、一部の人の行動や言動が少数派の割に目立つため、電車など交通機関に乗るときにドキドキしてしまうママも多いのではないでしょうか。また、都市部の満員電車の過酷さは人々から余裕を奪い、こちらも社会問題となった結果、多様な勤務形態や働き方を考えるきっかけにもなっています。…ですが、現状こちらもまだまだ解決できているとは到底言えません。平成で終わりにしたいこと(これからの新しい時代に期待したいこと)改めて振り返ると、「平成」という時代もいろんな変化がありました。また「子育て中」は楽しさも大変さもたくさんあります。事件や大きな話題にならなくても、体も心も疲れてしまい子どもを可愛いと思えない瞬間があったり、他人の子育てと比べて自分を追い詰めてしまったりする日は、誰にでもあるのではないでしょうか。それでも、必至に踏ん張っているママたちも多いと思います。本当に本当にお疲れ様です!!ママだけが大変! と言いたいわけではなく、もちろんそれぞれいろんな立場でみんな大変だと思います。そんな中、できるだけお互いに理解しあって支えあって、子育ても仕事も自分も楽しめる人を少しでも増やすために、変えていきたいこと、これからの時代に期待することを教えてください!※ご意見の受付は終了しました。たくさんのご意見ありがとうございました!※参考資料 独立行政法人労働政策研究・研修機構「専業主婦世帯と共働き世帯」
2019年02月27日〔dinos(ディノス)〕の小さくてかわいいひな人形と5月人形のご紹介。ひな祭り期間以外でも飾っておけるくらい、おうちになじみやすいんです♡平成最後のひな祭り、ぜひかわいいひな人形を楽しんでみてはいかかでしょうか♪おしゃれなひな人形⁉《きのいいお雛さま》42,000 円(税別)セット内容:人形2 体・屏風・屏風スタンド・毛氈(もうせん)・立札・桐箱(飾り台兼用)最初に、オトナかわいいひな人形《きのいいお雛さま》のご紹介です。このひな人形は職人さんがハンドメイドで仕上げた天然の木を使ったひな人形なのだそう。木の素材なだけに《きのいいお雛さま》という名前なのでしょうか?シャレも利いておもしろいですね!かわいさもありつつ、おとならしさもあるかっこいいひな人形ですよね♡他のインテリアともなじみそうです!女雛も男雛も自由にパーツを変えることができるので、積み木感覚で自由にカスタムできますね!上の画像と下の画像の違いわかりますか?気分で変えてみたり、お子さんと一緒に、組み替えて遊んでみるのもいいかもしれません♡とっても愛くるしい♡テディベアのひな人形《テディベアひな人形2019》 75,000 円(税別)セット内容:ベア2、台座、屏風付属品:冠、太刀、扇続いてはとってもかわいい《テディベアひな人形2019》のご紹介。このひな人形はなんと、2019年の新作で、日本限定1500体しか手に入らない貴重なひな人形なのだとか!ひな人形の有名ブランド〔寿慶〕とテディベアの世界的メーカー〔シュタイフ〕が制作したコラボ商品です♪衣装も丁寧に作られていますね。上品な和服とテディベアのかわいさが、まさに和と洋のコラボレーション☆とってもかわいらしいですよね♡リース型のひな人形?《ちりめん雛リース飾り》3,500 円(税別)続いては、部屋にひな人形を置くスペースがないという方にもおすすめ、《ちりめん雛リース飾り》のご紹介!さまざまな桜の形が、春をイメージさせてとってもかわいらしいですよね♪玄関に飾れば、訪れたお客さんもきっとほっこりします♪ドアや壁に飾るもよし、インテリアと一緒に立てかけるのもよしです!上品でちょっぴり豪華なひな人形♪《ちりめん舞桜雛飾り》28,000 円(税別)セット内容:男雛1、女雛1、女官3、桜1、橘1、菱餅(ひしもち)2、ぼんぼり2、屏風1、敷台2、塗り板1、毛せん1次にご紹介するのは二段構成になっていてちょっぴり豪華な《ちりめん舞桜雛飾り》です。女雛、男雛以外に女官もいてにぎやかですね。後ろにある桜や橘の装飾が色鮮やかで、女雛と男雛を引きたたせます♪ぼんぼりやびょうぶもついて、豪華でうれしくなりますね♡上品さとかわいさの両方を兼ね備えたひな人形です。たまらなくかわいいひな人形♡《ちりめんひな飾り》兎雛羽子板セット8,500 円(税別)次にご紹介するのが、京都〔夢み屋〕の《ちりめんひな飾り》です。うさぎの形をしたかわいい女雛、男雛と、剣つまみの花がたくさんついた豪華な羽子板がついています。全体的にピンクベースで作られていてとっても華やか!羽子板にはたくさんのお花がついていて、女の子らしさが増します。桜をもったうさぎの女雛と男雛を見ているとほっこりします♪とってもかわいいので小さいお子さんにも喜んでいただけるのではないでしょうか。コンパクトながらも華やかなひな人形のセットです。《ちりめんひな飾り》兎雛3,500 円(税別)丸っとしていてかわいいです♡耳の下についているお花もチャーミングですよね♪《ちりめんひな飾り》花かんざし羽子板5,000 円(税別)大きなお花がたくさんついていて、色合いもかわいいですよね♡たくさんのお花が女の子らしさを倍増させます。たくましさと愛らしさのコラボ⁉《テディベアサムライ 2019》サムライベア単品125,000 円(税別)最後にご紹介するのは、あどけなさと凛々しさが融合した5月人形モデルのテディベア。こちらのテディベアも、〔シュタイフ〕と〔寿慶〕がコラボして作った商品《テディベアサムライ2019》です。テディベアサムライというネーミングが耳に残りますね!テディベディがかぶっている甲冑(かっちゅう)も、しっかりしていてかっこいいです♡色合いも金と黒がメインに使われていて凛々しさが増します。《テディベアサムライ 2019》サムライベアアクリルケースセット175,000 円(税別)背面はミラーになってるみたいですよ♪静電気のおきにくいアクリルケースでほこりがつきにくいみたいなので、保存しやすそうですね!少し期間は空きますが、かわいい5月人形もぜひチェックしてみてください!
2019年02月26日3月17日(日)に幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホールで開催されるライブイベント「MBSアニメヒストリア-平成-」。同公演に声優の福山潤が出演することが決定した。【チケット情報はこちら】平成にMBSで放送された350本を超えるアニメの中から、厳選された作品に出演した声優や主題歌を歌ったアーティストが登場する同イベント。今回新たに、新シリーズの劇場版が公開されるなど今もなお人気が高い、平成18年に放送された不朽の名作「コードギアス反逆のルルーシュ」の参加が決定。同作でルルーシュ・ランペルージ役を務めた福山が出演する。福山は出演決定に際し「時代を代表する作品が集うこの催しに参加することができて大変光栄です。皆様と共に、同じ空間、同じ時、同じ感動を共有できることを楽しみにいたしております。 作品とともに、気持ちを役に込めてお届けできるよう全力を尽くさせていただきます」とコメントを寄せている。現在、全国ライブビューイングの先行抽選プレリザーブを実施中。受付は2月17日(日)午後11時59分まで。■「MBSアニメヒストリア-平成-」日時:3月17日(日)開場16:00 / 開演17:00(予定)※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。会場:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール(千葉県)出演者(五十音順):小野大輔 / 梶裕貴 / 中村悠一 / 福山潤 / 宮野真守 ほか、全15名
2019年02月12日号が変わってもまた見返したい、平成の恋愛ドラマはありますか?数多くの傑作が生まれましたが、今回は「年下男性との恋」にスポットライトを当て、3作品をピックアップ。心に残るストーリーをおさらいすると共に、自身の恋愛のヒントになったという女性の声をご紹介しましょう。■『きょうは会社休みます。』2014年に日本テレビ系列で放送された『きょうは会社休みます。』。恋を知らないアラサーの花笑(綾瀬はるかさん)が、大学生・田之倉(福士蒼汰さん)と出会い、付き合うことに。生まれて初めての恋愛に右往左往する不器用な花笑の姿と、こじらせ女子のリアルを描いた作品です。◎花笑に学ぶ!年下にも尊敬の眼差しで「年齢に関係なく、男性は女性に甘えられるのが好きなんだな、と思った」(32歳/女性/広告代理店)花笑の魅力はウブでかわいらしいところ。田之倉はそんな彼女を愛おしく感じたようです。自分のほうが大人だから、と肩ひじ張るのはNGということでしょう。「パートナーを敬う気持ちを忘れない。その大事さに改めて気づかされた」(33歳/女性/自営)花笑は恋愛慣れしている田之倉を素直に尊敬しています。彼の「すごい」ところを認め、褒める。これってとても大切なこと!■『ロングバケーション』1996年にフジテレビ系列で放送、大ヒットしたドラマです。落ち目のモデル南(山口智子さん)は、結婚式当日に婚約者が失踪。やむを得ず、彼のルームメイトでピアニストの瀬名(木村拓哉さん)と同居を開始します。トラブルばかりの同居生活を続ける中で、2人はお互いにかけがえのない存在になっていき…。◎南に学ぶ!年下との恋愛は直球勝負「純粋に好きっていう素直な気持ちが大切だと感じた」(38歳/女性/会社員)大人になると、どうしても「いい恋をしたい」「プラスになる関係でいたい」と打算的になりがち。そうではなく、ただ「愛おしい」って気持ちだけで充分!とこのドラマは教えてくれます。「何でも言い合える関係が、一番すてき」(40歳/女性/歯科医)「自分のほうが年上だから」と不平不満を飲み込むのではなく、瀬名と南のように考えをきちんと言葉にして伝えられる…そういった信頼関係を構築することが大切なのかも。■『ラスト シンデレラ』2013年にフジテレビ系列で放送されたラブコメディです。美容室の副店長・桜(篠原涼子さん)は、自分のことに無頓着な39歳の独身。10年恋をしていなかったせいで男性ホルモンが増加、アゴにヒゲが生える「おやじ女子」に。そんな彼女はある日、合コンで広斗(三浦春馬さん)と出会い、恋愛関係へと発展していきます。幸せになるために必要なのは、妥協と成熟度の高さ。幸せは誰かに「してもらう」ものではないってことがわかる作品です。◎桜に学ぶ!人としての魅力が重要「桜を見て人間力が大切なんだなって、つくづく思いました」(36歳/女性/マスコミ)桜は自他共に認める女子力の低い女性。広斗はその彼女のどこに惹かれたのでしょうか?それは「礼儀や道理を通しているところ」。「人として尊敬できるか」「一緒にいて安心するか」は、年下男性が年上女性を選ぶ大きな理由のひとつと言えそうですね。「ある程度の年齢になったら、モテるのは思いやりのある人なのかも」(36歳/女性/会社員)いわゆるモテ女子とはほど遠いのに、桜に惹かれる男性の多いこと!なぜなら、彼女は自分を犠牲にしても他人に尽くすのです。貧乏くじを引いても、他の人を助けずにはいられない…そんな健気な姿勢が彼らに「守ってあげたい」と思わせるのでしょう。■大好きなドラマに恋のヒントがなんとも懐かしいドラマたち…。当時は純粋に楽しんでいたかもしれませんが、改めて振り返ってみると、興味深い恋愛メソッドが隠されていることがわかりますね。平成生まれの素敵なドラマは、まだまだあります。この機会に、お気に入りの作品を見返してみては?きっと新たな発見がありますよ。
2019年02月09日3月17日(日)に幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホールで開催されるライブイベント「MBSアニメヒストリア-平成-」。同公演に声優の小野大輔が出演することが決定した。【チケット情報はこちら】平成にMBSで放送された350本を超えるアニメの中から、厳選された作品に出演した声優や主題歌を歌ったアーティストが登場する同イベント。今回新たな参加作品として『黒執事』、そして同作でセバスチャン・ミカエリス役を務めた小野の出演が決まった。小野は出演決定に際し「参加させてもらうたびに作品への愛、そして演じる役への思いが深まる。MBSアニメフェスはそんなイベントです。その名のとおり平成のアニメ史を統括するこのイベントに、『黒執事』が選ばれたことを誇りに思います。ただ振り返るだけでなく、作品もキャラクターもその先の未来へとつながっていく。そんなイベントになると良いなあと思っています」とコメントを寄せている。チケットの一般発売は2月2日(土)午前10時より。■「MBSアニメヒストリア-平成-」日時:3月17日(日)開場16:00 / 開演17:00(予定)※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。会場:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール(千葉県)出演者(五十音順):小野大輔 / 梶裕貴 / 中村悠一 / 宮野真守 / ほか、全15名
2019年01月25日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「平成の30年間」です。改革を目指したけれど、失敗の連続だった。昨年の「今年の漢字」は「災」、災害の目立った一年でした。それも、自然災害だけでなく、人災の要素も孕んでいました。台風や豪雨で川が氾濫し、家を破壊していったのは、山の管理がなされていなかったのも一因です。国の財政が、社会保障や国防などに多く投入され、地方の公共事業に回らなくなったことに起因しています。岡山県や広島県でも被害が集中したのは、市の周辺の山あいの地域でした。人口減少により、コンパクトシティ化を進め、宅地開発されたエリア。きちんと都市計画がなされていれば、被害を最小限にとどめられたかもしれません。平成の30年間には、たくさんの改革がなされましたが、ことごとく失敗しています。自民党と社会党の「55年体制」が崩れ、新党がたくさん生まれて、首相が頻繁に変わっていきました。行政改革、省庁再編、選挙制度改革をしましたが、政治離れは一層進行。人口減少による税収不足を補うため、平成とともに消費税をスタートさせましたが、社会保障費は膨らむばかりで国の借金は一向に減りません。実質賃金は下がる一方。労働市場は正規雇用と非正規雇用の格差が広がりました。第2次安倍政権以降は長期政権になり、安定しているといわれますが、政治と金の問題は解決せず、アベノミクスで恩恵を受けたのは一部の人にすぎません。福島の原発事故も、平成の大惨事でした。日本は原発の輸出を計画していましたが、フランスやトルコは反原発体制に舵を切り、エネルギー政策は転換期を迎えています。この30年の間に、世界で戦っていた日本の家電や車産業も、いつの間にか中国や韓国に追い抜かれてしまいました。その背景には、国も企業も既得権益に固執し内向きになっていったこと、デジタル分野など新しい産業、若い起業家を後押しする姿勢になかったことが挙げられます。昨年は企業不祥事、パワハラ、#MeTooなども表出しました。そんななか、失敗を払拭するかのように、平成最後に打ち上げたのが、東京オリンピックと大阪万博。昭和と同じ手法です。いまこそ平成の問題をきちんと検証し、膿を出しきり、次の改革へ踏み出せたらと思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年1月23日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年01月17日平成カルチャーにどっぷり浸かった古市憲寿さんと乃木坂46の高山一実さん。青春期に夢中になったものを振り返りながら、去りゆく平成を、愛をもって語ります。平成って、昭和のツケをずっと払い続けてきた時代なんですよ。社会学者でテレビのコメンテーターとしても活躍中の古市憲寿さんと、国民的アイドルグループ・乃木坂46の人気メンバー、高山一実さん。平成最後の冬、ふたりが小説家デビューを果たした。“死と恋愛”をテーマにした古市さんの『平成くん、さようなら』はなんと、デビュー作にして芥川賞にノミネート(発表は1月16日)。“アイドル”を題材にした高山さんの『トラペジウム』は初版即完売、発売から1週間で8万部超まで増刷が大決定!文芸シーンでもまたたく間に注目の的となったふたりが、「平成カルチャー」を振り返り、未来について語り合った。古市:僕は昭和60年生まれで、物心ついた頃がちょうど平成元年。高山さんは平成6年生まれだから…平成8年の「たまごっちブーム」は経験していないですよね。とにかく本物が入手困難で、偽物ばかりを集めてしまった記憶があるけど(笑)。高山:私が子供の頃も、手に入れづらかった記憶があります。ショッピングモールで、整理券をもらって並んで買っていた友達がいたような。古市:今、グーグルで調べてみたら、「たまごっちブーム」って平成で3回起きていた。第2期のブームが平成16年みたいです。確かに、ブームってリバイバルしますよね。平成8年は安室奈美恵ちゃんがきっかけで「厚底ブーム」もあったけど、最近はメンズファッションで「ダッドスニーカー」が流行っている。高山:なんですかそれ!?古市:BALENCIAGAとかGUCCIがここ最近出しているスニーカーって、全体的にゴツくてでかいし、厚底なんだよね。おしゃれで履いていることになってるけど、背が高く見えて、脚が長く見える。高山:そのやり方、賢い!(笑)古市:僕は‘90年代から‘00年代にかけての、平成前半のJポップが大好きなんです。安室ちゃん、あゆ(浜崎あゆみ)、TRF、globeあたりは聴いていました?高山:聴いていたのはあゆと、くぅちゃん(倖田來未)ですね。詳しい子が、おすすめの曲をガラケーの「着うた」に設定してくれたんです。古市:めっちゃ懐かしい。「着うた」だと30秒しか聴けないんですよね。その後、1曲200円で全編ダウンロードできる「着うたフル」ってサービスが出てきた。高山:音楽でいうと、私が最初にハマったのはモーニング娘。さんです。『LOVEマシーン』(平成11年)はリアルタイムで聴いていたかも。父親が好きだったんですよ。たくさんいる中から自分の推しを見つける、みたいなことは物心がついた頃からやっていました。古市:誰推しだったんですか?高山:加護(亜依)ちゃんと辻(希美)ちゃんが大好きでした。古市:ふたりの今を思うと、時の流れを感じますよね。高山:映画だと、『ハリー・ポッター』シリーズ(平成13~23年)が大好きです!1作目の『賢者の石』が公開されたのは、私が小学校1年生の時で。映画の台詞を暗記するっていうのがクラスで流行って、今でも覚えているくらいです。古市:ジェネレーションギャップだ。『賢者の石』の頃は高校生だったから、そんなに思い入れがない。じゃあ、テレビゲームはしましたか?僕はプレイステーション(平成6年)から始まって、家庭用ゲーム機は結構通ってきています。『ドラクエ』とか『FF』(『ファイナルファンタジー』)とか。高山:私は「NINTENDO64」(平成8年)にハマりました。対戦型のゲームをやることが多かったんですよ。『マリオパーティ』と『スマブラ』(『大乱闘スマッシュブラザーズ』)と。小学校の登校班が同級生4人組だったので、4つのコントローラーを使って遊んでいました。古市:仲良し4人組がいたんですね。高山:今でも仲良しです。古市:僕は大学以前に友達だった人と、ひとりも連絡を取ってない。高山:えっ!?古市:携帯電話を最初に持ったのって、何歳の時ですか?高山:中学1年生です。親が渡してくれたんですけど、端末を1円で買えることが信じられなくて、親に怒った記憶があります。「なんでそんな嘘つくの?1円で買えるものなんて世の中にないよ!」って(笑)。古市:家の電話かポケベルしかなかった時代から、ガラケーをみんなが持つようになって、今はスマートフォンの保有率が6割近く。平成の大きな変化の一つは、みんなが当たり前のようにインターネットを使えるようになったこと。高山:ネットで買い物も簡単にできるようになりました。昔はアイドルのグッズが欲しくなったら、地元の千葉から電車で東京へ出て、専門店に買いに行ってたんです。「109‐2」(現「109MEN’S」)の下が、ハロプロショップだったんですよ。古市:そんな高山さんが、乃木坂46の1期生になったのは……。高山:平成23年です。古市:なでしこジャパン、パンケーキブーム、『人生がときめく片づけの魔法』。一気に“現在”って感じがする。だってパンケーキってまだブームじゃないの?高山:そうですよね(笑)。私自身は、7年前のことはあんまり記憶がないんです。オーディションに受かってから1年ぐらいはバタバタでしたし、東京での生活に慣れることにも必死で。お金もなかったので、欲しいものがあっても買えなかったし、カルチャーを楽しむ余裕もなかった。古市:何が欲しかったんですか。高山:洋服と、あとはいい化粧水も欲しかったです。上京して、肌が一気に荒れちゃったんですよ。古市:千葉の水と東京の水って、そんなに違うの!?高山:違うんですよ!実家にいた頃は湧水を汲んで使っていたので。古市:湧水?世代の違いももちろんだけど、地域の違いによっても、生きてきた現実がぜんぜん違うんだね。そこを無視して一括りにしようとする議論がありますよね。平成の若者といえば「ゆとり世代」だ、とか。上の世代からのそういうラベリングって、ピンときてました?高山:悪く思われているなぁという意識はありました。でも、私は高校生の時に『高校生クイズ』にハマって、今も毎年録画して見ているんです。頭が良くて、頑張っている同世代の子たちの活躍を見ると、「この人たちになら日本を任せられる!」って希望が持てるんです。その人たちのことを知っているからか、同世代の悪いところに目を向けようという気にならないんです。古市:よく「ゆとり世代」は協調性がないとか言われるんですけど、見方を変えたら、自分で物事を判断して自分で動ける子たちが多いってことなんですよね。アイドルに関して言えば、平成は昭和に負けてないって思います。古市:高山さんの小説『トラペジウム』、面白かった。すごく好きな台詞があるんです。主人公が言う、「私たちってさ、未来のことばっかり話してるよね」。青春の本質だと思うんですよ。若いってことは未来の話ができるということ。今日は、平成の昔話ばかりさせちゃってごめんね(笑)。高山:私も、古市さんの小説『平成くん、さようなら』の主人公が大好きでした。常に社会を分析しているというか、俯瞰で見ているじゃないですか。「平成くん」に気になることをちょっと質問したら、ばばーっといっぱい返事をもらえる生活って楽しそうだな、と(笑)。古市:すぐに飽きるかもしれないけどね。「昔は良かった」って、下の世代に古い価値観を押し付けてくる大人ってどう思いますか?高山:あんまり共感できないです。私は、昭和のアイドルも好きなんですね。レジェンド感があるし、平成のアイドルは負けている気がしていたんです。でも、自分がアイドルになって、平成のアイドル事情を詳しく知っていくうちに、魅力に気づけたんですよね。今はもう、平成は昭和に負けてないなって思っています。古市:平成って、昭和のツケをずっと払い続けてきた時代なんですよね。5月に新しい元号に変わったら、今度は平成のツケを払わなきゃいけない。そう考えると、平成っていい意味でも悪い意味でも、ずっと終わらないのかなって思います。高山:どうせならいいイメージを持ちたいなって気がします。もっと平成のことを知っていいところを見つけて、「平成っていい時代だった」という気持ちで新しい元号を迎えたほうが、ハッピーじゃないですか。古市:すごい前向き(笑)。ふるいち・のりとし社会学者、作家。小誌連載「紙のラジオ」でおなじみ。平成の記号をちりばめた小説『平成くん、さようなら』が話題沸騰。たかやま・かずみ乃木坂46メンバー。雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載した初めての小説『トラペジウム』(KADOKAWA)が大反響。※『anan』2019年1月16日号より。文・真島絵麻里(by anan編集部)
2019年01月17日3月8日発売(書店の予約締切りは1月21日)の、ジャニーズ事務所公認『Hey! Say! JUMPカレンダー2019.4-2020.3』(光文社・2,500円税込み)。本体は壁掛け月めくりカレンダー(A2判)で、撮影は蜷川実花さん!付録は暦付きフォトブック(B5変型96ページ)で、浅草花やしきや銭湯を訪れたメンバーの仲よしわちゃわちゃ写真が満載!そんなフォトブックの撮影にお邪魔した本誌。平成が終わる2019年の抱負をメンバーに聞きました。■高木雄也(28)「ドラマがあって、舞台に初挑戦できて、レギュラーの新番組が始まって。自分がやりたかったことがすべてかなったのが、’18年。『やった、できる!』の連続で、ソロ活動が本当に充実してたなって思います。今年もそんなふうに『幸せだなあ』って思える年にしたいです」■中島裕翔(25)「10周年を経た昨年は、自分たち自身の『こうしていこう』という意思が反映された新たなスタートの年になった気がします。今年は特にダンスに力を入れながら、『この曲ではこういうJUMPを見せたい』と、ひとつひとつにテーマをもって取り組んでいきたいですね」■有岡大貴(27)「’18年は、“ライブの年”という感じでした。ソロ曲も披露できたし、演出もいままでとは違う見せ方ができて、僕自身も新鮮だったんです。今年はさらにスキルアップすることを目指して、ソロでは大好きなお芝居の現場にもっといられるように頑張りたいです」■薮宏太(28)「20代最後の年なので、富士山に登りたいと思っています!去年は50冊くらい本を読めたので、今年は倍の100冊読破が目標。そのためにも速読術をマスターしたいですね。有限な時間を大切に、毎日を楽しくいい日に。いい30代を迎えられるように準備します」■山田涼介(25)「’18年は休みが多すぎたかなぁって反省したんだけど、時間ができたおかげで気付けたこともあった。『自分は仕事をしてなきゃふ抜けちゃう人間なんだ。人に見られてなんぼだ!』って(笑)。今年の目標は映画やドラマ、できたら3本出ること。お仕事お待ちしています!」■知念侑李(25)「昨年は、個人的には心に余裕を持ちながら仕事ができたいい年でした。“平成”が終わる今年は、『平成の最後を盛り上げたぞ』と自信をもって言えるような楽曲をリリースできたら。アイドルのメインは音楽活動ですから、みんなの心に残るような歌を歌いたいです」■八乙女光(28)「’18年は、挑戦的なアリーナツアーをやれたなあっていう思いが強い。個人的には4年ぶりに舞台をやれたし、いろいろな仕事ができて、とても充実していました。来年のオリンピックに何か関われたらいいなあと思っているので今年はそれにつながる仕事をしたいです」■伊野尾慧(28)「今年も、どんな形でもいいので人に何か届けることをやっていけたら。去年、NHK Eテレの『u&i』で声優という新たな仕事に挑戦できたことがとても大きくて。改めて自分の仕事の意義というものを考えたし、人にメッセージを伝えることの大切さを学んだんです」
2019年01月13日TBSラジオ『東京ポッド許可局』に出演する文系お笑い芸人、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人が、まるっと振り返り。「平成お笑い論」をお届けします。品質保証と安定供給。平成を体現する有吉弘行。サンキュータツオ:平成の30年で芸人の仕事が爆発的に増えました。プチ鹿島:芸人の数も増えたしね。タツオ:情報番組のキャスターから、俳優に芥川賞作家まで、いまやどこにでも芸人がいますよ。鹿島:ひとつのきっかけは『アメトーーク!』じゃないですか。スニーカーとか家電とか、好きなものを熱く語る○○芸人というパッケージで芸人の魅力をプレゼンする番組。タツオ:キャスティングする側としてはかなり参考になりますよね。マキタスポーツ:たけしさんが映画監督になったり作家として本を出すっていうマルチ化とはまったく意味合いが違うよね。たけしさんの場合はオフェンスの要として点をとってほしいから依頼が来るわけだけど、ほかの芸人に声がかかるのは、ディフェンスとしての機能を求められてる。鹿島:新番組が始まるときに、決してメインではないけど、とりあえずレギュラーとして呼ばれる感じね。タツオ:たけしさんは完全にメインディッシュで、いま器用になんでもこなせる芸人は、塩こしょうというか、化学調味料ですよね。マキタ:とりあえずぶっかけとけば食える味になるっていう。もしくは出汁。それぐらい芸人の能力が平成の30年で信用されるようになった。と同時に、芸人はタレント化しないと食えない時代になったともいえる。タツオ:芸一本のネタだけで稼ぐことはだいぶ難しくなりましたよ。鹿島:ヤンチャな不良というか、ならず者の雰囲気はもう芸人に求められてないよね。いま一番ちゃんとしてないといけないのが芸人だもん。タツオ:そもそも出自が違いますからね。野良からはい上がってきたような人たちではなく、きちんと学校で訓練されて、かつ優秀な成績をおさめた人たちが芸人として売れていく。いまの芸人は品質保証の安定供給です。マキタ:町にマズいラーメン屋がなくなったように、いまつまらない芸人っていない。そういう仕事は『あらびき団』が最後だったんじゃない。鹿島:平成を通じて洗練されたという意味では、その象徴が猿岩石の有吉(弘行)さんじゃないですか。マキタ:『電波少年』で出てきたときは野良犬みたいな男だったのに、いまじゃスーツ着て安心感の塊。日本一のマスターオブセレモニーだよ。タツオ:しかも途中、表舞台から消えてるし。そこから再浮上して天下獲ったのはすごいですよ。鹿島:まさに平成を体現してる。マキタ:路地裏のマズいラーメンから仕込み期間を経て、日本中に愛される味になったね。鹿島:最近とくに痛感するのは、ものまねって普遍的だなぁと。マキタ:本当にそう。テレビを中心としたど真ん中の芸能界とは違う世界にいるけど、ものまね芸人ほど時代に左右されない芸人はいないね。タツオ:コロッケさんのディナーショーとか、ショーパブでも、いまはお客さんいっぱい来てますしね。鹿島:その流れでいくと、綾小路きみまろさんが‘00年代初頭にブームになったのは、来るべき高齢化社会を如実に表してたんじゃないですか。タツオ:僕の考えでは、綾小路きみまろさんはわかりやすく高齢者向きです、って宣言してるけど、そこはあえて言わずに、高齢者に向けたネタでも現役バリバリを装うような芸人が出てきたら最強だと思うんです。マキタ:そこは鉱脈あると俺も思う。自分を年寄りとは認めたくない初老の人たちはいまものすごいボリュームゾーンだから、当てたらでかいよ。鹿島:次の時代にお笑いで天下獲るなら、若い人たちにキャーキャー言われるよりも、高齢者から支持されたほうが手堅いってことか。タツオ:言うなればハズキルーペ芸ですよ。ハズキルーペって10代や20代には知られてないけど、高齢層にはものすごく響いてるわけですよね。マキタ:正直な話、俺はすでにそっちを狙ったネタ作りはじめてます。タツオ:マジですか!?鹿島:ここにいた!ハズキ芸人!マキタ:だってもう俺の年になったら、若い人に合わせるより高齢層に向けたほうがよっぽど自然だもん。鹿島:でもそんなこと言ったら僕らの番組『東京ポッド許可局』もまったく若者に向けてしゃべってないよ。タツオ:ほんとだ!おじさんとおばさんにしかわからない話ばっかり。俺らすでにハズキ芸人だったんだ。鹿島:そういう芸風のほうがこれからの時代、スポンサーもつきやすい。マキタ:なにより頑丈だしね。お尻で踏んでも壊れない。タツオ:出た、おやじギャグ!東京ポッド許可局“屁理屈をエンターテインメントに!”をモットーにマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの文系お笑い芸人3人の局員がひっそり語らう深夜の人気番組。TBSラジオで毎週月曜24時~放送中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年01月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。出張版となる今回のテーマは「平成元年生まれが振り返る、僕の平成ソング6選。」です。小さいころから洋楽に浸かっていた僕ですが、そんな自分でも胸に刺さった平成のJ-POPがあります。まず思い出すのは母親がカーステで流していたサザンオールスターズや米米CLUB…。中学生時代はJ-POPは女子とのコミュニケーションツールに。当時、女子人気がえぐかったSPEEDやゆずのCDを貸し借りした甘酸っぱい思い出があります。‘00年代に入るとランキングのTOP10をはなれ、“聴き方”が多様化していく。僕なんかはフェスで新しい音楽と出合う機会が一気に増えました。プロデュースやタイアップ重視の時代で曲単体が話題になることって難しい。だからこそSMAPの「世界に一つだけの花」なんかは、強い曲やったな~と改めて思いますね。昨年もっとも刺さったのは米津くん。楽曲は尖っていながらヒットしていて。これはかっこいいしうらやましい限りです。『真夏の果実』サザンオールスターズ桑田佳祐が監督した映画『稲村ジェーン』主題歌としてリリース。「母親がいやがる僕にボディボードさせたくて夏は海へ。その時の車のBGMはサザン。なかでも記憶に残っているのがこの曲です」(タイシタレーベル)『ガッツだぜ!!』ウルフルズウルフルズをメジャーシーンに押し上げた代表曲。続く「バンザイ ~好きでよかった~」でミリオンヒットを記録。「小1のころ運動会で踊った曲。クラス中みんなで盛り上がりました」(EMIミュージック・ジャパン)『my graduation』SPEEDSPEED6枚目のシングルで150万枚に迫る売り上げを記録。卒業曲の定番に。「小4で初めて買ったシングル。女子が教室で歌っていて“何その曲?”って教えてもらった一曲。めっちゃええ曲やんって買いに走りました」『世界に一つだけの花』SMAPトリプルミリオンを達成したSMAPを象徴する一曲。「ヒットする要素が詰まった一曲ですよね。王道のコード進行とキャッチーなメロディ、前向きな歌詞。お見事なヒット曲だと思います」(ビクターエンタテインメント)『男の子と女の子』くるりファン投票によりアルバムからシングルカットされた一曲。「高1のころ初めてサマソニでくるりをみて、同じ京都出身で親近感が湧きました。琴線に触れる柔らかな歌詞が好きです」(SPEEDSTAR RECORDS)『Lemon』米津玄師TVドラマ主題歌として書き下ろされ、ミュージックビデオは現在2億回を超える再生数を記録。「現在のSNS世代を代表するおひとり。何かある人だなと楽曲を聴くたびに思います」(ソニー・ミュージックレコーズ)おかざき・たいいく3枚目となる最新アルバム『SAITAMA』が発売中。6/9には念願のさいたまスーパーアリーナでの単独公演も決定!※『anan』2019年1月16日号より。写真・小笠原真紀取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年01月12日安室奈美恵、宇多田ヒカル、椎名林檎、浜崎あゆみ、aiko……偉大な女性シンガーが数多く誕生した平成のミュージックシーン。歌姫の隆盛の陰でこの30年間、フィジカルからデジタルへと大きく舵を切った音楽の“聴き方”の変化が浮き彫りになりました。1992年~「小室+沖縄=安室奈美恵の躍進」平成の女性シンガーの系譜は、‘92年の安室奈美恵デビューとともに動きだす。「彼女は、後にSPEEDらも輩出する沖縄アクターズスクール出身。その看板を背負いつつ、‘95年の『Body Feels EXIT』から、当時隆盛を極めていた小室哲哉プロデュースの一員に。芸能音楽界の2大ムーブメントの象徴となることで、安室奈美恵は‘90年代のトップシーンをひた走ることを運命づけられたんです」(音楽・映画ジャーナリスト・宇野維正さん)。その一方、オルタナティブシーンからは王道へのカウンターも。「‘80年代までとは違う女性像を表現したCharaやUA、Coccoら“歌姫(ディーヴァ)”が続々登場しました」1998年~「すべての風景が変わった、‘98年」人気絶頂だった‘97年に安室奈美恵は結婚・妊娠を発表する。「彼女が産休のため不在となった‘98年にデビューしたのが、宇多田ヒカル、椎名林檎、浜崎あゆみ、aiko、MISIA、モーニング娘。ら。その後20年の重要な女性シンガーたちがほぼここで出揃ってしまうというビンテージイヤーとなりました。とりわけ、シンガーソングライターとしての存在感を平成が終わる現在までキープし続ける宇多田、椎名、aikoの音楽家としての持続力は特筆すべきものです」。また、ファッションアイコンとして“アムラー”と対をなしたという意味では、浜崎あゆみの存在も忘れてはいけないとも。「突出した影響力を持った彼女たちの登場により、それ以降の女性シンガーは誰もがそれぞれのフォロワーとなる傾向も強まった。また、アヴリル・ラヴィーンのブレイクもあり“ギタ女”ブームが起きてYUIや木村カエラらが登場したほか、大塚愛や中島美嘉といった同性の支持を集める女性シンガーも多く輩出しましたが、‘98年組のような“不動のブランド価値”を築けず、人気のピークはいずれも数年間にとどまってしまいました」2004年~「CDから、着うたへ」時代は徐々にCD不況へ。音楽のDL(ダウンロード)化が進む中、‘04年、ガラケー市場を狙った“着うた”がブームに。「西野カナや青山テルマら、世代感を持つ歌姫を生み出す結果となりますが、スマホの登場によりその流行はあまりにも短かった。また、‘08~‘09年にかけてICONIQなどTV、雑誌、広告など大規模なメディアミックスが展開された例も。が、ネットの普及もあって、芸能事務所やレコード会社が仕掛けようとした流行に乗るのではない、より自由な音楽選択の時代へと移行していった時期」2010年~「ストリーミング時代に突入」‘17年には再び安室奈美恵がスポットを浴びる。「引退の表明で、平成の初期も末期も彼女一色になりましたが、‘00年以降の女性シンガー空白期間を埋めたのはAKB48やももいろクローバーZといったアイドルだったと思います」。そんな中、ストリーミング時代の新星といえるのがあいみょん。「突き抜けた存在が誕生しないなか、最後の最後に決定的な才能が現れたといえるのでは。音楽的にはそこまで新しいところはないのですが、だからこそ新たな国民的シンガーになりそうな気がします」うの・これまさ音楽・映画ジャーナリスト。‘98 年組にスポットを当てた『1998年の宇多田ヒカル』(新潮新書)著者。新刊は『日本代表とMr.Children』(ソル・メディア)。※『anan』2019年1月16日号より。取材、文・梅原加奈©portishead1(by anan編集部)
2019年01月11日3月17日(日)に幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホールで開催されるライブイベント「MBSアニメヒストリア-平成-」。同公演に声優の宮野真守が出演することが決定した。【チケット情報はこちら】平成にMBSで放送された350本を超えるアニメの中から、厳選された作品に出演した声優や主題歌を歌ったアーティストが登場する同イベント。すでに梶裕貴、中村悠一の出演と、イベントの参加作品として『進撃の巨人』、『機動戦士ガンダムSEED』、『SSSS.GRIDMAN』が発表されていたが、今回新たに平成19年に放送された『機動戦士ガンダム00』の参加と、本作から刹那・F・セイエイ役の宮野の出演が決まった。宮野は出演決定に際し「「MBS ANIME FES.」には僕も参加させていただきましたが、スケール感と、スタッフさん達の熱さと、ファンの皆様の愛に、大変感動したのを覚えています。今回は「平成最後の大舞台」を作り上げると聞いて、僕自身大興奮しております!しかもそんな記念すべきステージに、自分の人生を変えてくれた大事な作品『機動戦士ガンダム00』として出演できる事、本当に嬉しく思います。僕らと一緒に「平成アニメ」の素晴らしさを、存分に分かち合いましょう!」とコメントを寄せている。最終的に参加アニメーション作品は15作品、登場キャストは総勢15名、アーティストは6組の出演が予定されている同イベント。今後の発表にも期待が高まる。チケットの一般発売に先駆けて、現在先行抽選プレリザーブを実施中。受付は1月14日(月・祝)午後11時59分まで。■「MBSアニメヒストリア-平成-」日時:3月17日(日)開場16:00 / 開演17:00(予定)※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。会場:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール(千葉県)
2019年01月11日バブルがはじけ、景気はイマイチでも、ギャルが台頭したり、女子が元気なイメージの「平成」。平成気分を次に引き継ぐべく、30年間をプレイバック!私たちの時代を楽しもう!平成!LOVE1989年(平成元年)ゲームボーイ(任天堂)が発売。鉄骨飲料(サントリーフーズ)販売開始。おとなのふりかけ(永谷園)、リゲイン(第一三共ヘルスケア)のCMが話題に。流行語に「オバタリアン」、ベストセラーに『ノルウェイの森』(村上春樹)、『TUGUMI』(吉本ばなな)など。映画では『魔女の宅急便』『レインマン』がこの年のヒット。1990年(平成2年)秋篠宮さま・紀子さまご成婚。ティラミスが大流行。流行語に「アッシーくん」「オヤジギャル」など。ベストセラーに『恋愛論』(柴門ふみ)、『愛される理由』(二谷友里恵)。映画『ゴースト』が上映。ドラマ『すてきな片想い』が話題に。1991年(平成3年)ジュリアナ東京がオープン。ベストセラーに宮沢りえの『Santa Fe』(篠山紀信)、『もものかんづめ』(さくらももこ)など。ドラマ『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』が大ヒット。映画では『ホーム・アローン』に注目が。1992年(平成4年)バルセロナ五輪で岩崎恭子が金メダルを獲得。MD(ソニー)が発売。タピオカが話題に。フレンチカジュアルとグランジルックが流行。ドラマ『ずっとあなたが好きだった』のヒットから、“冬彦さん”がマザコンの代名詞に。1993年(平成5年)Jリーグ開幕。レインボーブリッジが開通したのもこの年。皇太子さまご成婚により、雅子さまブームが白熱。流氷の天使・クリオネが初展示され人気に。ドラマは『あすなろ白書』や『高校教師』、映画では『ボディガード』がヒット。1994年(平成6年)C.C.レモン(サントリーフーズ)販売開始。パンナコッタがブームに。フェミ男が急増。流行語に「すったもんだがありました」「同情するならカネをくれ」、ベストセラーに『遺書』(松本人志)。ドラマ『人間・失格』が話題に。1995年(平成7年)コギャルが社会現象化。チビT 、カヌレがヒット。TBCのCMに登場したフレーズ「私脱いでもすごいんです」が評判に。この年の注目作に、書籍『ソフィーの世界』、ドラマ『愛していると言ってくれ』『星の金貨』などがある。1996年(平成8年)たまごっち販売開始。アムラーブームが到来し、ルーズソックスが流行。ポケベル契約者がピークに。流行語は「チョベリバ」。映画『Shall we ダンス?』が上映。ドラマ『ロングバケーション』最終回の生放送が話題をさらった。1997年(平成9年)裏原宿系ファッションが流行。ストレッチブーツやベルギーワッフルが人気を集める。流行語に「マイブーム」。小説『失楽園』(渡辺淳一)が映画・ドラマ化され、空前の失楽園ブームに。映画では『もののけ姫』が大ヒット。1998年(平成10年)初代iMacが発売。クイニーアマン、アニマル柄ファッションが人気に。なっちゃん(サントリーフーズ)販売開始。流行語に「だっちゅーの」。『ダディ』(郷ひろみ)がベストセラーになり、映画『タイタニック』がヒット。1999年(平成11年)フォークロアファッションが流行。店員や美容師などの「カリスマ」が一大ブームに。ギャルの間ではヤマンバが出現。NTTドコモがiモードサービスをスタートし、AIBOが販売開始。『だんご3兄弟』が国民的ソングに。2000年(平成12年)二千円札発行。パラパラがブレイクし、ミュールやパシュミナストールがヒット。生茶(キリンビバレッジ)、DAKARA(サントリーフーズ)販売開始。流行語に「おっはー」「最高で金、最低でも金」など。ベストセラーに『プラトニック・セックス』(飯島愛)。ドラマ『ビューティフルライフ』『やまとなでしこ』が人気を集めた。2001年(平成13年)東京ディズニーシー開園。Suicaがサービスをスタート。あゆファッションが流行し、ワンショルダー、ローライズデニムが人気に。流行語に「明日があるさ」など。映画では『千と千尋の神隠し』、ドラマでは『HERO』が話題を独占。2002年(平成14年)アザラシのタマちゃん、アイフルのCMのチワワのくぅ~ちゃんが大人気。レイヤードスタイルが台頭し、サッカーW杯以降ベッカムヘアが巷を席巻。ドラマ『真珠夫人』が世間を賑わし、『ハリー・ポッター』が書籍、映画ともに大ヒット。2003年(平成15年)六本木ヒルズ開業。レッグウォーマー、ヌーブラがヒット。テレビ番組『トリビアの泉』内のワード「へぇ~」が流行。ベストセラーに『世界の中心で、愛をさけぶ』(片山恭一)、『バカの壁』(養老孟司)など。映画『黄泉がえり』が上映。2004年(平成16年)ヨン様旋風から韓流ブーム到来。マカロンが流行し、マツケンサンバ、波田陽区がブレイク。流行語に「チョー気持ちいい」。書籍は『負け犬の遠吠え』(酒井順子)、映画は『ハウルの動く城』『世界の中心で、愛をさけぶ』が話題に。2005年(平成17年)欧米発のプレミアムジーンズの人気が沸騰。レッサーパンダの風太くんがブームに。流行語に「ちょい不良(ワル)オヤジ」「萌え~」、ベストセラーに『電車男』(中野独人)。ドラマでは『女王の教室』『花より男子』『1リットルの涙』がヒット。2006年(平成18年)「エロかっこいい」スタイルが流行。クリスピークリームドーナツ、花畑牧場生キャラメルが人気を博す。ベストセラーに『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』(リリー・フランキー)。「ハンカチ王子」「イナバウアー」が流行語に。2007年(平成19年)東京ミッドタウン開業。ビリーズブートキャンプ入隊者が続出。流行語に「どげんかせんといかん」「どんだけぇ~」「ハニカミ王子」、ベストセラーに『女性の品格』(坂東眞理子)など。ドラマは『華麗なる一族』『ガリレオ』に注目が。2008年(平成20年)羞恥心がブレイクし、おバカブームが最高潮に。パンケーキの『bills』が日本初上陸。コアリズムやレコーディングダイエットが話題を呼ぶ。映画『崖の上のポニョ』、ドラマでは『コード・ブルー』『ROOKIES』などのヒット作が誕生。2009年(平成21年)ファストファッションブームが到来。ツイッター人気が高まり、SNSが一般化。流行語に「草食男子」「歴女」、ベストセラーに『1Q84』(村上春樹)。映画『ROOKIES-卒業-』が上映。ドラマでは『JIN-仁-』が人気を博した。2010年(平成22年)少女時代& KARAが日本デビューし、K-POP旋風が巻き起こる。食べるラー油、マキシワンピがヒット。流行語に「女子会」「イクメン」「~なう」など。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海)がベストセラーに。映画『アバター』が大ヒット。ドラマでは『Mother』が話題に。2011年(平成23年)なでしこジャパンがW 杯で初優勝し、国民的スターに。マルモリダンス、ゴールデンボンバーが話題に。『Eggs’s Things』が日本上陸し、パンケーキブームが加速。ドラマ『家政婦のミタ』が視聴率40%を記録。『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)がヒット。2012年(平成24年)東京スカイツリー開業。前田敦子がAKB48 を卒業。塩麹、街コンがブームに。吉田沙保里が国民栄誉賞を受賞。きゃりーぱみゅぱみゅが大ブレイク。ベストセラーに『聞く力』(阿川佐和子)。映画『テルマエロマエ』が上映。2013年(平成25年)ふなっしーが大活躍。ポップコーン、脱出ゲームがブームに。流行語に「お・も・て・な・し」「今でしょ!」など。ベストセラーに『野心のすすめ』(林真理子)。ドラマでは『半沢直樹』『あまちゃん』が話題を集めた。2014年(平成26年)『笑っていいとも!』終了。西島秀俊が結婚し、「西島ロス」の女性が続出。STAP細胞に注目が集まる。インスタグラム日本版がスタート。流行語に「ダメよ~ダメダメ」。映画『アナと雪の女王』、ドラマ『昼顔』が社会現象に。2015年(平成27年)Apple Watch発売。自撮り棒や五郎丸ポーズ、メイソンジャーなどが人気に。台湾の人気かき氷店『アイスモンスター』が日本上陸。おフェロメイク、塩顔が話題を呼ぶ。福山雅治が結婚。流行語に「爆買い」。映画『ビリギャル』がヒット。2016年(平成28年)ピコ太郎が世界的に大ブレイク。ポケモンGO、グルメバーガー、りゅうちぇるがブームに。流行語に「アモーレ」「ゲス不倫」など。ドラマでは『逃げるは恥だが役に立つ』、映画では『君の名は。』『シン・ゴジラ』が記録的な大ヒット。2017年(平成29年)藤井聡太四段(当時)が公式戦で29連勝を記録し、将棋ブームが再来。シャンシャン誕生。ブルゾンちえみ、仮想通貨が話題に。流行語に「インスタ映え」。映画は『ラ・ラ・ランド』、ドラマは『陸王』『カルテット』などが高評価を得る。2018年(平成30年)安室奈美恵が引退。DAPUMPが再ブレイクを果たす。東京ミッドタウン日比谷開業。鯖缶、チーズハットグが人気に。女子高生の間でTikTokが流行。ドラマ『おっさんずラブ』のヒットから、田中圭が脚光を浴びる。流行語に「そだねー」。2019年(平成ラスト!)4月に新元号発表。5月1日、皇太子さまが天皇即位。そして新元号がスタート。秋には商業施設が続々と開業予定。‘20 年の東京五輪に向けて活性化し、次なる流行を生み出す新時代の幕開けに期待が止まらない!※『anan』2019年1月16日号より。文・真島絵麻里©Yongyuan Dai(by anan編集部)
2019年01月09日2019年、あけましておめでとうございます!今年は4月30日をもって平成が終わるという大きな節目も控えていますね。このところ「平成最後の〇〇」という言葉が人気ですが、「平成の間にコレをなんとかしたい」と思っている人も多そう。そこで、新たな年号になる前に解決したい恋愛の課題を集めてみました。■不倫を卒業したい「いつも不倫ばかり。もうやめたいです」相手が既婚だと知っていて始まったものから、交際後に知らされたものまで、さまざまな不倫の経験を持つA子さん(36歳・秘書)。これまでは罪悪感がありつつもやり過ごしていましたが、平成の終わりが近づきつつある中で、ふと「不倫はもうやめよう」とはっきり思ったそう。それというのもわけがありました。「2年前から付き合ってる人がグレーゾーンなんです。なんとなく怪しい気がするけど、決定的な決め手はなくて。自分から切り出すことで彼との関係が崩れてしまったらと思うと、なかなか言い出せずにいます」それでも、このタイミングをきっかけに変わろうと考えたA子さん。彼に切り出す心の準備を整えているそう。彼が既婚者でないことを祈ります!■独身を終わらせたい「5年付き合ってる彼と、平成のうちに結婚したい」B子さん(32歳・歯科衛生士)は、なかなか結婚に至らない彼との関係にモヤモヤしているとか。「優しくて、仕事にも真面目に取り組む誠実な彼ですが、のんびりしてて大きな決断が苦手。私から言わないと進まない気がしています」そんなB子さんは、平成が終わるというニュースを見てすぐに結婚資金を貯め始めたそう。「私の中で締め切りが決まった気がしました。お金を貯めて、いつでも結婚できるようにしておきたい。平成の間に彼と入籍することが今の大きな目標になっています」行動力がすごい!のんびり屋の彼とお似合いなのだろうな、という気がします。平成の間に無事、結婚できるといいですね。■処女を捨てたい「平成中に実現できるかどうか……私の中では大きな問題です」現在29歳のC子さん(アパレル販売)の誕生日は5月。30歳になる頃には平成が終わっていることになります。「30歳で処女というのはどうしても避けたいのですが、今のところチャンスが訪れる気配はありません。合コンは片っ端から参加し、婚活サイトにも登録済み。いつ出会いがあってもいいようにアンテナを張り巡らせても成果はなく……」日に日に焦りが増しているというC子さん。最終手段は一夜限りの相手でもいいと思い始めているそうです。それまでに大好きな人と巡り合えますように!■新しい時代は新しい自分で一つの時代が終わるという事実が、多くの人に大きな影響を与えている今日この頃。あなたにとって解決したいこと、卒業したいことは何ですか?新しい時代を清々しい気持ちで迎えるためにも、その願いが叶えられるといいですね。
2019年01月02日時代の空気や、女性の生き方を映し出し、数々の話題を生んできたテレビドラマ。懐かしの名作と共に“平成後期”をプレーバック!ヒットドラマが映し出した時代のトレンドとは?コラムニストでドラマウオッチャーのペリー荻野さんが解説してくれた。「平成後期はインターネットやスマホの普及により、“1億総批評家時代”に突入しました。低視聴率の作品や何か不満がある内容であれば、即座にドラマがたたかれてしまうように。社会では個人情報がさらされ、高齢者がオレオレ詐欺などの事件に巻き込まれるなど、多くの人たちが身近なところに脅威があることに気が付きます。社会に疑心暗鬼になり、くたびれ始めたところで必要とされたのは、強い主人公でした」(ペリー荻野さん・以下同)『家政婦のミタ』(日本テレビ系・’11年)では何事にも動じることのない家政婦(松嶋菜々子)、『ドクターX』(テレビ朝日系・’12年)では「私、失敗しないので」と有言実行するドクター(米倉涼子)、『半沢直樹』(TBS系・’13年)では理不尽な上司たちに“倍返し”をしてくれる銀行マン(堺雅人)が大活躍。そんな勧善懲悪のドラマが、多くの人の胸を打った。放送中の『下町ロケット』(TBS系)も、阿部寛演じる主人公の熱い言葉にもSNSで称賛の声が上がる。「10年ほど前から、“仁王立ち”のイメージがある強い女優がドラマをけん引してきたのも特徴的です。代表格は米倉涼子、天海祐希、菜々緒。『義母と娘のブルース』(TBS系)の綾瀬はるかも、変な母親役ではあれど、ズバッと困難を解決するという意味では、強い女性でした」同時にペリー荻野さんが注目するのは、“劇団出身者”の活躍。阿部サダヲ、古田新太らのドラマでの活躍が著しく、今クールでもムロツヨシが『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)で活躍中だ。「インディーズの気配がするくせ者役者を見て、『この人変わってるけど誰?』と気になっていたら、バラエティ番組やトーク番組で劇団時代の貧乏自慢をします(笑)。堺雅人も佐々木蔵之介も学生演劇出身。そういった意味でも、堺雅人はカリスマ性もあり、平成後期を代表する役者の一人と言えます」今やBSやCS、インターネットドラマなど、ドラマの放送媒体も多様化、細分化が進んでいる。「みんなが自分で見たいドラマを探す時代になっています。平成前期のような高視聴率ドラマ続出とはいかなくとも、いったんSNSで火が付けば爆発的に話題をよびますから、これからもドラマの力は存在感をもっていくと思います」“平成後”の新しい時代、ドラマ界はどうなっていくのだろう。「オリンピックや万博が国内で開催される影響もあって、スポーツをテーマにしたものに加えて、昭和や平成に“回帰”する作品が増えるかもしれませんね。黒木華あたりが主人公を演じるような」新時代のヒット作、また新たなヒロインの活躍も楽しみだ!
2018年12月15日付き合っていくうちに段々と彼への思いが冷めていくことってありますよね。どうやってこの恋を終わらせたいいのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回は好きじゃなくなった彼との恋の終わらせ方について紹介します。1. 意図的に自然消滅を狙うもう正面から向き合うことすら面倒なときは、自然消滅が一番負担が軽く済みます。LINEの返信のペースを遅くしたり、自分からはデートに誘わないようにしましょう。とにかく彼と接する機会を減らして、彼にあなたの気持ちを察してもらうようにします。情けは無用です。かわいそうかも、と中途半端に連絡をとっていてはいつまでも関係は切れないままです。やりすぎかもしれないと思うくらい、素っ気ない対応がベストです。自然消滅に誘導するときに大切なのは、ひたすら相手に冷めたことをアピールすることです。仕事が忙しいから、などの理由は必要ないのです。理由を言い訳として伝えてしまえば、彼はまだ関係が続いていく可能性があると受け取るかもしれません。ただあなたのことが好きじゃなくなった、このことを行動で強調しましょう。2.「距離を置きたい」と伝える相手への恋心がなくなってしまったとき、便利な言葉が「距離を置きたい」です。この言葉によって相手は、別れ話の前の心の準備ができます。また、この言葉を受けて彼の方から別れを切り出してくれるかもしれません。少しギクシャクした空気になったときが、チャンスです。自然な流れでそっと彼へのお別れを伝えれば、あなたの印象が悪くなることもありません。距離を置きたいと言うと、理由を聞かれるかもしれません。この時に本当の理由を言う必要はありません。おすすめなのは「関係に疲れた」「価値観が合わない」などです。あえて漠然とした理由にすることで、彼も「悪いところがあったらなおすよ!」とは言えなくなるはずです。3. 友達に戻ることを提案する恋人として好きではなくなっただけで、決して悪い人ではなかった彼。そんな時は、友達に戻りましょうと提案してみるのもひとつの選択肢です。関係を悪くするのではなく、ベストな関係性に戻るだけだと訴えましょう。円満に彼との恋を終わらせることができる一手です。元々友達で恋人へと関係が変わった場合は、交友関係がかぶっていることも踏まえて円満に終わらせたいですよね。目標は泣きながら別れるのではなく、「これからもよろしく!」と笑顔で恋を終わらせることです。湿っぽい空気よりも、友達に戻ることのメリットを彼にプレゼンしてみましょう。嫌な思い出を増やさないためにも、恋の終わりの後味は悪くしたくないですよね。ぜひ参考にしてください。written by まこと
2018年12月15日時代の空気や、女性の生き方を映し出し、数々の話題を生んできたテレビドラマ。懐かしの名作と共に“平成中期”をプレーバック!ヒットドラマが映し出した時代のトレンドとは?コラムニストでドラマウオッチャーのペリー荻野さんが解説してくれた。「日本では景気の停滞、デフレが進んだ平成中期のドラマは、オリジナル脚本ではなく、書籍や漫画で人気を集めた“原作ありき”の映像化が急増しました。各テレビ局が、失敗はできないと、いっそうかまえるようになったためです」(ペリー荻野さん・以下同)そんな空気のなか、原作に基づいたドラマで目立ったのが、若いイケメン俳優が多数出演する作品だ。『花より男子』(TBS系・’05年)、『花ざかりの君たちへ』(フジテレビ系・’07年)、『ROOKIES』(TBS系・’08年)などは、現実離れした設定に、イケメンたちがわんさか!自分の“推しメン”を見つけて楽しんだ思い出のある人も多いだろう。「’90年代に多かった恋愛ドラマに需要がなくなっていたのです。恋愛・結婚に希望が持てないなら、せめてイケメンを見て癒されたい、そういった女性のニーズが増えたのでしょう」ジャニーズ事務所所属のタレントがドラマで大活躍したのもこのころから。「NHK大河ドラマ『新選組!』(’04年)に香取慎吾、宮藤官九郎脚本の『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系・’00年)にはTOKIOの長瀬智也、『木更津キャッツアイ』(TBS系・’02年)にはV6の岡田准一と嵐の櫻井翔が出演しています。『3年B組金八先生』シリーズ(TBS系)にも、ジャニーズ事務所所属の若手が続々と出演していましたね」イケメンたちと同時に、このころ活躍し始めたのは、“変人”たちだった。「自称天才マジシャンと物理学教授が奇怪な事件を解き明かす『トリック』(テレビ朝日系・’00年)が大ヒットしました。清純派の美人女優だった仲間由紀恵とメンズノンノでカリスマモデルとしてもてはやされた阿部寛が、変人キャラとして出現、強いインパクトをもたらしました。『トリック』が画期的だったのは、深夜枠ならではの自由な面白さ。番組制作の予算がない中で、試行錯誤して作った深夜ドラマのパイオニアでしょう」変人が活躍するドラマは、視聴者がドラマの世界と現実の自分とを比較することもなく、純粋なエンタメとして楽しめる背景もあったと考えられるという。『ガリレオ』(フジテレビ系・’07年)の福山雅治も“変人キャラ”と言えるだろう。「今や人気カテゴリーとなった“お仕事ドラマ”が定番化したのも中期です。それまでも描かれてきた医師や刑事のほかにも、パイロット、弁護士といった専門性の高い職業をもつ主人公が多く描かれるようになっていきました」
2018年12月15日時代の空気や、女性の生き方を映し出し、数々の話題を生んできたテレビドラマ。懐かしの名作と共に“平成前期”をプレーバック!ヒットドラマが映し出した時代のトレンドとは?コラムニストでドラマウオッチャーのペリー荻野さんが解説してくれた。「昭和の最後にヒットしたトレンディドラマは、都会でオシャレに生活しながら、仕事も恋愛も結婚も全部手に入れる“夢物語”が特徴です。しかし、平成に入ると『恋愛はいいものだ』という前提がありつつも、現実を踏まえながら、女性が自らの意思で幸せをつかみ取るストーリーが主流になっていきます」(ペリー荻野さん・以下同)バブル時代に多く描かれた、イケイケで夢や理想に満ちた作品ではなく、’91年のバブル崩壊以降は、景気のよい時代の名残りを惜しみながら、次第に現実に目を向けたドラマが増えていった。「柴門ふみ原作の『同・級・生』(フジテレビ系・’89年)、『東京ラブストーリー』(フジテレビ系・’91年)、『あすなろ白書』(フジテレビ系・’93年)では、主人公は皆ハッピーエンドを迎えるわけではありませんが、大好きな人との別れも自分で選ぶという意味では、自立した女性が描かれています」『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系・’91年)では高学歴・高収入・高身長の“3高男”よりも、真摯に自分を愛してくれる男性(武田鉄矢)、『ロングバケーション』(フジテレビ系・’96年)では反発しながらもお互いをかけがえのない存在だと気づき、年下の男のコ(木村拓哉)を選ぶヒロインが描かれた。そこには厳しい現実に悩みもがきながらも「自分で決める」女性たちの姿があった。また、バブル時代にはアッシー君・メッシー君にチヤホヤされていた女性たちも、ハッと目が覚め、“純愛モノ”に憧れを抱くように。「『愛していると言ってくれ』(TBS系・’95年)、『高校教師』(TBS系・’93年)など“真実の愛”をテーマにした作品がヒットします。『私が手に入れていないものは、もしかしたら純愛なのかも?』と気づいたわけです」同時に、景気の悪化に伴い、“家庭回帰”の傾向が見られたのもこの時代の特徴のひとつ。「『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系・’93年)を筆頭に、話が内向きになる傾向も。外で飲み歩く、街に繰り出して遊ぶのではなく、家を舞台にしたドラマも多く見られました」当時は若手だった野島伸司、北川悦吏子、坂元裕二、井上由美子など、今も活躍する脚本家たちが続々とデビューしていったのも平成前期だった。「北川悦吏子の代表作『ロングバケーション』で、木村拓哉が世間からいっせいに注目されました。以降、キムタク主演のドラマは軒並み大ヒット。誰もが認める二枚目のイイ男が登場したのです」
2018年12月14日