3月15日(金) から4月11日(木) まで全国6都市で開催されてきた『TBSドキュメンタリー映画祭2024』の「観客賞」が発表された。本映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマに迫る「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障がいなど多様な生き方や新たな価値観を描く「ライフ・セレクション」、五感を司る表現者たちやテーマを通し新たな感性に出会う「カルチャー・セレクション」と、新たな取り組みとして3つのテーマに沿って上映作品をセレクト。さらには海外招待作品として、A24製作でアカデミー賞受賞監督、スティーヴ・マックイーンが手がけた話題作『オキュパイド・シティ(原題)』や、2022年のカンヌ国際映画祭で上映された衝撃作『人体の構造について(原題)』の2本が上映されるなど、新たな取り組みも話題を呼んだ。映画祭に参加した人だけが投票することができる観客賞で最も多くの票を獲得したのは、『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』(監督:津村有紀)。本作は、名古屋を拠点に活動するBOYS AND MENの弟分で、2023年デビューしたボーイズグループ「カラフルダイヤモンド」に密着した作品で、彼らから勇気や元気をもらえると、1度だけでなく複数回鑑賞したという方も多かったという。また上映作品の中から9作品の期間限定見逃し配信が、本日4月19日(金) よりU-NEXTでスタート。さらに、TBS収蔵のアーカイブ作品をデジタル修復して劇場公開する『TBS レトロスペクティブ映画祭』が、4月26日(金) より東京を皮切りに全国で順次公開される。第1回目は「寺山修司特集」で、スペシャルゲストによるトークショーも行われる予定だ。<配信情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』期間限定見逃し配信配信期間:4月19日(金) 12:00~2カ月間【ラインナップ】『BORDER 戦場記者×イスラム国』監督:須賀川拓『サステナ・フォレスト 〜森の国の守り人(もりびと)たち〜』監督:川上敬二郎『家さえあれば 〜貧困と居住支援〜』監督:海老桂介『102歳のことば 〜生活図画事件 最後の生き証人〜』監督:長沢祐『リリアンの揺りかご』監督:神戸金史『私の家族』監督:久保田智子『魚鱗癬と生きる ―遼くんが歩んだ28年―』監督:大村由紀子『映画 情熱大陸 土井善晴』監督:沖倫太朗『旅する身体 〜ダンスカンパニーMi-Mi-Bi〜』監督:渡辺匠/志子田勇<イベント情報>『TBSレトロスペクティブ映画祭』第一回「寺山修司特集」『TBSレトロスペクティブ映画祭』ポスタービジュアル【日程・会場】4月26日(金)~5月16日(木) 東京・Morc阿佐ヶ谷5月25日(土)~6月7日(金) 大阪・シネ・ヌーヴォ6月17日(月)~6月23日(日) 愛知・シネマスコーレ【トークショー日程】4月26日(金) 19:30の回上映後佐井大紀監督(『日の丸 寺山修司40年目の挑発』)&ゲストによるトークショーゲスト:大島新(映画監督)4月27日(土) 19:30の回上映後佐井監督&ゲストによるトークショーゲスト:宮台真司(社会学者・映画評論家)4月28日(日) 19:30の回上映後佐井監督&ゲストによるトークショーゲスト:佐藤佐吉(映画監督・脚本家)TBS DOCS 公式サイト:
2024年04月19日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『【LINE】完全に仕事をなめている新人社員』を紹介します。主人公は会社員で、新人の教育係をしています。しかし、ある新人の態度に頭を抱えていました。この日も、提出してもらった資料について新人に連絡すると…。≪HPはこちら≫【LINE】完全に仕事をなめている新人社員#1出典:Youtube「Lineドラマ」勤務時間外の連絡出典:Youtube「Lineドラマ」同じことを言う新人出典:Youtube「Lineドラマ」提出してもらった資料のこと出典:Youtube「Lineドラマ」すると新人は…出典:Youtube「Lineドラマ」時間外の仕事の連絡は…出典:Youtube「Lineドラマ」変更点を伝えたいだけ出典:Youtube「Lineドラマ」それも立派な仕事出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」新人が退勤した後、提出してもらった資料について連絡をした主人公。しかし新人は「勤務時間外労働になる」と言い、主人公の話をまともに聞こうとしません。主人公が「ちょっと資料の変更点を伝えたいだけなんだけど」と言っても、新人は「それも立派な仕事ですよね」と言い返してきて…※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月18日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『【LINE】完全に仕事をなめている新人社員』を紹介します。新人は主人公から遅刻について注意されても、相変わらず屁理屈ばかり言っていました。さらに、主人公が居酒屋で飲んでいるのを見かけてガッカリしたとまで言う始末。しかも同僚は、主人公と一緒にいた同僚のこともバカにするような言い方をしていて…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」【LINE】完全に仕事をなめている新人社員#10出典:Youtube「Lineドラマ」失礼な発言をする新人出典:Youtube「Lineドラマ」すると主人公は…出典:Youtube「Lineドラマ」同僚とのグループに招待出典:Youtube「Lineドラマ」何事かと思う同僚出典:Youtube「Lineドラマ」さっき言っていたことを…出典:Youtube「Lineドラマ」何の話?出典:Youtube「Lineドラマ」癇に障った様子の新人出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」主人公と一緒に飲んでいた同僚のことを悪く言う新人。すると主人公は、同僚とのメッセージグループに新人を招待しました。そして同僚が「こいつ誰だよ」と言うと、新人は癇に障ったようで同僚に言い返したのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月16日4月28日(日) 17:00よりWOWOWで放送される「第77回トニー賞授賞式」の特別番組『京本大我 ハロー・トニー!』のビジュアルが公開された。本番組は、「第77回トニー賞授賞式」の番組スペシャルサポーターを務める京本大我(SixTONES)のナビゲートのもと、ブロードウェイの歴史やトニー賞の魅力などを現地VTRやクイズで紹介。ミュージカルの観劇ビギナーのみならず舞台ファンにも興味深い内容を盛り込んだ、トニー賞を楽しむための“How to(ハウツー)”を京本と一緒に楽しく学んでいく番組となっている。7つの視点にカテゴリーを分けて構成された“How to”は、「そもそもブロードウェイとは?」「そもそもトニー賞とは?」といったベーシックな疑問から始まり、ブロードウェイやトニー賞にまつわるクイズに京本が挑戦。さまざまな視点から繰り出されるクイズに首をひねりながら真剣に答えていく京本の姿にも注目だ。また、番組では京本がこれまで経験してきたミュージカル作品、演じてきた役柄のこと、これから挑む作品への意気込みなど、ミュージカルへの熱き思いを語った充実のインタビューも。さらに、ブロードウェイでミュージカルや演劇を観て、1日を思いっきり満喫するためのオススメ観劇コースをVTRで紹介する。なお、京本が番組のスペシャルサポーターを務める『生中継!第77回トニー賞授賞式」は、日本時間の6月17日(月) よりWOWOWで生中継。番組ナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが務める。そのほか、5月25日(土) 13:30からの特番『第77回トニー賞 直前スペシャル』にも井上、宮澤、京本の3人が出演する。<番組情報>『京本大我 ハロー・トニー!』4月28日(日) 17:00~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:京本大我(SixTONES)詳細はこちら:『第77回トニー賞 直前スペシャル』5月25日(土) 13:30~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)『生中継!第77回トニー賞授賞式』6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)特設サイト:
2024年04月16日本年度アカデミー賞4部門を受賞した天才監督ヨルゴス・ランティモスと盟友エマ・ストーンとの最強タッグが贈る『哀れなるものたち』が4月24日(水)よりデジタル配信(購入)開始。これを記念して、主人公ベラの自由奔放な振る舞いや独特なダンスシーン、過去をにおわせる重要なシーンを含む本編の無料プレビューが公開された。優秀で型破りな科学者ゴッドウィン(ウィレム・デフォー)によって生き返った若き女性、ベラ(エマ・ストーン)。学ぶことに貪欲で、未知なる世界を知りたくてたまらないベラは、話術巧みな放蕩者の弁護士、ダンカン(マーク・ラファロ)と駆け落ちし、大陸を横断する目まぐるしい旅に出る。解禁された本編映像は、ダンカンに連れられてリスボンに到着したベラが、たくさんの初めての経験に歓喜し、貪欲に外の世界を吸収していく姿を描いている。ディナーの席では自由奔放に振る舞い、独特なダンスを踊るベラ。最初は遊びのつもりだったベラに、だんだん本気でのめりこんでいくダンカンの心の動きにも要注目。多くの女性と付き合ってきた色男ながら、ベラに予想外の思いを募らせていくダンカンを演じたラファロは、「ベラがありのままでいることを許容できたら、彼にとって彼女は完璧な女性なのです」と話している。また、初めて1人でバルに出かけたベラが帰ってきたホテルで、人違いながらも女性から声をかけられる場面は、ベラの過去にも繋がる重要な伏線となるシーンだ。『哀れなるものたち』は4月24日(水)よりデジタル配信開始(購入)、5月8日(水)よりデジタル配信開始(レンタル)、ブルーレイ+DVDセット発売。『哀れなるものたち』4月24日(水)デジタル配信開始(購入)5月8日(水)デジタル配信開始(レンタル)ブルーレイ+DVDセット発売5,390 円(税込)© 2024 20th Century Studios.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月16日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が13日、大阪市のオリックス劇場で開催され、「新人賞」は天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が輝いた。終演後には勝利の要因を衣装だと分析し、首筋を披露した。新人賞は結成年数10年目までが対象で、ぐろう、豪快キャプテン、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ドーナツ・ピーナツ、バッテリィズ、フースーヤの7組がネタ披露で競った。カンテレ・ラジオ大阪で生中継された。6番手の天才ピアニストは「カニか、肉か」の2択で、ますみが「こだわらない」としながら、微妙に「カニ」を支持するというしゃべくり漫才で笑いをさらった。ぎりぎりまで悩んだ末、ますみのあごが肝となる、このネタを選んだという。おなじみのピンクの衣装も、首元が開いたものとなった。新人賞が天才ピアニストに決まると、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が崩れ落ち、「もう賞レースとるのやめて!」と懇願して笑いをとる場面もあった。天才ピアニストは、2022年『NHK上方漫才コンテスト』と『女芸人No.1決定戦 THE W』、23年『上方漫才協会大賞』と『NHK新人お笑い大賞』など続々と受賞。それでも「まだ賞レースはあるんで(笑)」と意気込んでいた。■『上方漫才大賞』過去5年の新人賞受賞者2023年カベポスター2022年ニッポンの社長2021年ネイビーズアフロ2020年コロナ禍で受賞なし2019年ミキ
2024年04月13日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が13日、大阪市のオリックス劇場で開催され、奨励賞に見取り図(盛山晋太郎、リリー)が輝いた。5年連続ノミネートで、念願の受賞となった。大賞未受賞者を対象とした奨励賞の候補には、すゑひろがりず、チキチキジョニー、ヘンダーソン、見取り図、ロングコートダディの5組がノミネートされ、カンテレ・ラジオ大阪の生放送も通じ、ネタ披露で競った。奨励賞に選ばれたのは、これまで新人賞2回、奨励賞5回候補に挙がりながら、受賞を逃してきた見取り図だった。「うぉーっ!」と“咆哮”をあげ、ガッツポーズ。同期のヘンダーソンに賞状を見せつけ、手荒い祝福でやり返されるなど、喜びが爆発した。見取り図は、2007年結成。『M‐1グランプリ』で18年~20年にファイナルに進出し、よしもと漫才劇場(マンゲキ)では劇場番長として人気を誇り、22年に東京進出した。順風満帆に見える一方、盛山が「M‐1も含めて賞がとれてなかったことがコンプレックスだった」と明かした。17年に『上方漫才協会大賞』文芸部門賞、19年に同大賞を受賞しているが、歴史の長い『上方漫才大賞』は特別な存在。リリーは「漫才師としてようやく認められた感じ」と、トロフィーの重みを確かめた。昨年は同期の吉田たちに奨励賞をさらわれ「めちゃくちゃ悔しい思いをした」「泣きましたもん」と口々に回顧し、肩書を書く際に「漫才師って名乗っていいか迷った」時期まであったと吐露。盛山は「(今回受賞で)名前が呼ばれてなかったらどうなってたんやろ…」と漏らし、奨励賞の次は「大賞」を目指し、漫才師としてさらなる飛躍を誓った。
2024年04月13日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が13日、大阪市のオリックス劇場で開催され、奨励賞に見取り図(盛山晋太郎、リリー)が輝いた。5年連続ノミネートで、念願の受賞となった。大賞未受賞者を対象とした奨励賞の候補には、すゑひろがりず、チキチキジョニー、ヘンダーソン、見取り図、ロングコートダディの5組がノミネートされていた。見取り図は、『上方漫才大賞』でレギュラー番組のように毎年ノミネートされるるも、新人賞、奨励賞とも受賞を逃し続けてきた。目指すは最高峰の大賞で「こんなところ(奨励賞)でつまずかされているわけには…」「(今年とれなかったら番組)引退します!」と強い決意。ネタ披露ではトップで登場し、『ラヴィット!』の企画でディカプリオ風にイメチェンしたリリーは、金髪を披露。盛山は「お前みたいな金髪にできるか!」とツッコむなど、地元で伸び伸び、ステージ全体を使って漫才を繰り広げた。奨励賞の受賞が決まると、「うぉーっ!」と“咆哮”をあげ、ガッツポーズで喜んだ。その様子は『M‐1グランプリ』さながらで、ファンからは大きな拍手が送られた。同期のヘンダーソンや、大阪の芸人仲間たちも祝った。カンテレ、ラジオ大阪で生中継された。■『上方漫才大賞』過去5年の奨励賞2023年吉田たち2022年ミキ2021年プラス・マイナス2020年コロナ禍で受賞なし2019年かまいたち
2024年04月13日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『【LINE】完全に仕事をなめている新人社員』を紹介します。主人公は、新人から「趣味の話だとしても上司との会話は仕事と見なします」と言われ、謝りました。そして翌日、新人がなぜか会社に来なかったため、主人公は新人に「今日休み?体調悪いの?」と連絡をしたのです。しかし新人は体調が悪いわけではなく、遅刻しても平然としていて…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」【LINE】完全に仕事をなめている新人社員#4出典:Youtube「Lineドラマ」屁理屈ばかり言う新人出典:Youtube「Lineドラマ」定時に遅れないでほしいだけ出典:Youtube「Lineドラマ」主人公より仕事ができると言い…出典:Youtube「Lineドラマ」聞き返す主人公出典:Youtube「Lineドラマ」何年目かを聞かれ…出典:Youtube「Lineドラマ」主人公をバカにする新人出典:Youtube「Lineドラマ」同じ課だから…出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」主人公が遅刻について言及しても、屁理屈ばかり言う新人。主人公が「別に早く来いって言ってるわけじゃなくて、定時に遅れないでねって言ってるんだよ」と言うと、新人は「遅れて行ってもあなたより仕事ができる」と言いました。さらに新人は「新卒の私と仕事内容がほとんど一緒ってやばくないですか?」と主人公をバカにしたのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月13日アンドリュー・スコットが主演をつとめ、2024年ローレンス・オリヴィエ賞の演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされているNTLive2024の新作第2弾「ワーニャ」から、場面写真とリハーサル中のメイキング写真が到着した。NTLive2024シーズンの新作第2弾「ワーニャ」は、チェーホフによる人気の古典を、ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞の受賞脚本家サイモン・スティーヴンス(「夜中に犬に起こった奇妙な事件」)がひとり芝居に仕立て、NTLive「プレゼント・ラフター」やドラマ「Fleabag フリーバッグ」「SHERLOCK/シャーロック」などで人気のアンドリュー・スコットが主演。5月24日(金)から劇場で上映されるのは、イギリスのデューク・オブ・ヨーク劇場にて収録されたもの。演出はスクリーン・インターナショナル・スター・オブ・トゥモローに選ばれた注目の才能、サム・イェーツ。演劇界では各地で毎年上演されている「ワーニャ伯父さん」が新たに生まれ変わり、現地時間4月14日(日)にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで授賞式が開催されるローレンス・オリヴィエ賞にて演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされている。すでに本作には「アンドリュー・スコットの一人芝居の演技はベスト・オブ・ザ・イヤーだ」(iNews)、「マスタークラス!」(Evening Standard)、「文句なしに最高の演劇」(Broadway World)、「アンドリューに魅了される」(Telegraph)などの声が寄せられている。ナショナル・シアター・ライブ「ワーニャ」は5月24日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、藤本賞 新人賞を受賞した『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の内藤圭祐氏が登壇した。アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の新作映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。今回は、2018~2020年まで放送されていたテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期をベースに映画化。知っているようで知らない、“鬼太郎の誕生”について隠された謎に迫るストーリーを描き、鬼太郎の父と水木のW主人公となっている。内藤氏は「映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を担当させていただきました内藤と申します。『藤本賞 新人賞』という映えある賞にご選出いただきまして誠にありがとうございます。本作は『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は水木しげる先生の生誕100周年を記念して立ち上がった事業でして、鬼太郎という国民的なコンテンツを新たな次の世代に、そして世界に少しでも広がっていければいいなという思いで取り組んでまいりました」と振り返る。「アニメーションの事業は映画の興行が終わってからも、さまざまな形で続いてまいります。その続いていく事業を少しでも長く太く導いていくのところまでは私の任務かなと思っております。この映画をきっかけに広がった新たな層が、これから先の鬼太郎を、ずっと愛していただければいいなと、プロデュース冥利に尽きるなという思いでございます。その事業を全部見届けるのが最終地点だとしますと、まだまだ道半ばという思いではございますが、こうしてこのような晴れやかな舞台に立たせていただきましたことは、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に関わってくださった関係者の皆様のおかげと深く感謝しております。私自身もこの賞の名に恥じないよう、ますます精進してまいりたいなと思います」と誓っていた。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、藤本賞 特別賞を受賞した『PERFECT DAYS』の製作陣が登壇した。映画は、東京・渋谷区のトイレをリノベーションするプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を起点とし、そのトイレの清掃員として働く主人公・平山(役所広司)の日常を描いている。「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品され、役所が最優秀男優賞を受賞したことも大きな話題となった。柳井康治氏、役所広司氏(欠席)、ヴィム・ヴェンダース監督(欠席)、高崎卓馬氏が受賞。ファーストリテイリングの柳井氏は「このような、とても名誉ある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。とてもうれしいです」と笑顔。「自分は映画業界を全く詳しくもなく、映画を作りたくてずっとやってきたという皆様とはちょっと違う形で、このような賞をいただけて、本当に光栄だなと思っています。最初はトイレの清掃員の方は毎日ご苦労されて清掃に励んでいただいている。365日、休まずトイレを綺麗にしてくださってる方に何かできることがないかなというのを、一緒に賞受賞した高崎さんと相談をして、短い映像作品を作ってアピールできたらいいんじゃないかというようなところからスタートしました」と振り返る。それがいつしか長編映画に。「すごく夢の中にいるような時間で。カンヌに連れてっていただいて、アカデミーにも連れてっていただいた。このような賞もいただいて、非常に光栄です」と述懐。「私は藤本プロデューサーのことは存じ上げませんけども、なんとなく『君みたいな形で映画作るのもいいんじゃないの』って言ってくださってるんじゃなかろうかと思いました」とする。「この先、映画を作ることがあるかどうかわかりませんけども、自分が映画を作りたいと思って作ったわけではなく、誰か喜んでくださる方がいるかなとか、自分発信じゃない形で作ってみたことが良かったんじゃないかなと今は思っています。何かこの先、同じような機会に恵まれる時も、そういう立ち位置で映画という世界に関われるといいなと思います」としていた。この日は残念ながら受賞者に名を連ねた役所はコメントを寄せた。「優れた映画製作者に送られる『藤本賞』を俳優の私がいただくというのは何かの間違いでは、と思いました。この『PERFECT DAYS』という映画との出会いは、今までの俳優と映画との出会いとは全く違っていました。お話をいただいた時は、具体的には『公衆トイレの清掃員役』ということだけが決まっていました。これは経験したことのない映画に参加できるかもしれないと直感し、その場でお受けした仕事でした。柳井さん、高崎さん、ヴィム監督と製作者の1人として名前を連ねることになりましたと聞いた時、これは何かの罠かなと思いました。本当にこの作品は経験したことのないことをたくさん経験させてくれました。そして、最後の最後に『藤本賞』という一生に一度の賞をいただき、ありがとうございます。役所広司」と笑わせていた。「藤本賞」は、生涯にわたって269本もの映画を製作した故藤本真澄さんの業績を記念して、毎年、全国の劇場で公開された映画の中から選考の上で、優れたエンターテイメント性を持った作品の製作者を表彰している。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、最高賞にあたる藤本賞を受賞した『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督)の製作陣が登壇した。1954年に初めて姿を現して以来、日本だけでなく世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。生誕70周年を迎える2024年に先駆けて公開された日本製作実写版ゴジラの30作目『ゴジラ-1.0』は、戦後、すべてを失った日本を舞台に描いた。戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラが、この国を負(マイナス)に叩き落す姿を描いた。世界最高峰の映画賞、映画芸術科学アカデミー主催の「第96回アカデミー賞」で視覚効果賞を受賞した。受賞したのは、臼井央氏、阿部秀司氏(故人)、山田兼司氏、岸田一晃氏、阿部豪氏、守屋圭一郎氏。阿部氏は長男の阿部慎利氏が代理で登壇し、「阿部秀司の長男の阿部慎利です。本来であれば、父がここにあって、これを取ってるはずなんですが、残念ながら亡くなってしまって、代わりに僕がこれを受け取ってます。彼はこれで『藤本賞』は4回目になります。もう本当にすごい人だったんだなっていうのは、これ(トロフィー)を見ると思います。この4回目の受賞を手にして、彼はどういうことを思って、 ここで何を話したのかは正直わかりませんが、皆様の心の中で想像していただければ幸いです」と思いはせた。そして「『ゴジラ-1.0』という素晴らしい作品が彼の遺作になって、この素晴らしい賞をいただいて、彼もすごく喜んでると思います。彼の口から言えないので、僕が代わりに皆様にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました」と語った。臼井氏は「本日は名誉ある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。このチームでここに立てることを本当に幸せに思ってます。阿部さんの代わりにご長男もここにいらっしゃってくれて、阿部さんもさぞ心強いだろうなと思ってます。きょうも何か飲みながら、この景色を見てんじゃないかと思ってます」としみじみ。「振り返ってみますと、本当にこの『ゴジラ-1.0』という作品は幸せな仕事だったなと思います。何度かこの作品は振り返るタイミングをくれて、それ自体がすごく素晴らしいことですし、珍しいことだと思ってます。いろんなとこに連れてって行ってもらいました。見たこともない景色を見せていただきました。ただ、とにかく何がうれしいかと言いますと、やっぱり実写の邦画で日本で1番お客さんが入った映画になったことですし、海外で日本の実写映画で1番お客さんが入ったということが何よりもうれしいと思っています。それがこの藤本賞をいただけた1番の要因だと思ってます」とあいさつした。その後、司会を務めた笠井信輔アナウンサーと軽くやり取り。公開直後からロケットスタートした当時の秀司氏の反応について問われると、慎利氏は「すごく喜んでましたね。ホッとしてた感じ」と明かした。ただ、アカデミー賞受賞時には、すでに天国におり、慎利氏は「それだけが心残りです」としていた。「藤本賞」は、生涯にわたって269本もの映画を製作した故藤本真澄さんの業績を記念して、毎年、全国の劇場で公開された映画の中から選考の上で、優れたエンターテイメント性を持った作品の製作者を表彰している。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日新年度が始まり、職場に新人が入ってきたという人も多いでしょう。しかしそれが、困った言動を繰り返すモンスター新人の場合もあるようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、みんなが扱いに困ったという「モンスター新人のエピソード」をピックアップしてお届けします。すぐに親を出す「親が同業の中小企業を経営している、という新人が入ってきたことがあったんです。彼は先輩や上司から受けた指示に納得がいかないと、すぐに『親に聞いてから判断します』と言うので、扱いにはかなり困りました。その新人は将来的には実家の家業を継ぐ予定で、何年かは修行のためにとうちの会社に新卒で入ってきたらしいのですが…。コネクションで入社をしたのか、平然と“親”を出してくる機会があまりにも多すぎて、職場ではかなり嫌われていました。仕事ができればまだマシでしたけど、まったく機転も効かない人で、入社後すぐに職場の“お荷物”になっていましたね。本当は5年くらい勤めるつもりだったらしいのですが、1年と持たずに退社をして、親の会社に入ったと聞きました」(36歳女性/製造)修行という名目で入社してくる新人のなかには、こういった勘違いタイプもいるのでしょう。周囲が困惑していることにすら気が付かず、勘違い路線を突っ走るケースも少なくないようです。結果主義すぎる「とある新人が私の直属の部下になったときの話です。その新人は、やけに“結果主義”を掲げている人で、仕事は結果さえ出していれば、あとは何をしてもいいという価値観の持ち主。ところが、まだ新人だから結果なんて話にはならず、まだまだ仕事を覚えなくてはいけない時期なのに、デスクではSNSをやりまくり、平然とネットサーフィンまでしているというトンデモない勤務態度でした。見るに見かねて私が注意をしたところ『早く仕事で結果を出したいのに、指導ばかりで現場に出してもらえていない』と逆ギレされ、収拾のつかない事態に…。もちろん職場では『困った新人が入ってきた』という雰囲気が強く、私は同僚からも同情されましたが、何度指導をしても態度は変わりませんでした。そのうちに別の会社に転職をしていきましたけど、うちの職場にいるあいだ、その新人が“結果”を出したことは一度もなかったです」(35歳女性/サービス)結果を出さないのに結果主義者な人は、さぞ厄介な存在でしょう。口が達者な新人がこのタイプだと、指導する側は苦労しても無理はありません。スーパーポジティブ「私の後輩に、スーパーポジティブな新人がいました。仕事に関する指導や注意をすると『勉強になります!』と返事だけはいいのですが、注意された内容を改善してもらえなくて、とても苦労しましたね。どんな話をしても返事だけはよく、思考もスーパーポジティブで、自己啓発に沼っている雰囲気の人でした。口答え等は一切ないものの、むしろそのせいでその人が何を考えているのかまったくわかりませんでした。失敗をしても落ち込むことなくポジティブな姿勢は評価に値したのかもしれません…。まったく改善を伴わない表面だけのポジティブさだったので、仕事に良い影響が出ているようには見えなかったです」(38歳女性/メーカー)ポジティブなことが、必ずしもプラスに働くとは限りません。注意されている内容を聞き流し、ポジティブでいることだけを重視する態度では、返事だけがよくて中身が伴わない仕事ぶりになってしまいがちでしょう。モンスター新人が身近にいると、頭を悩ませるタネにもなりやすいですよね。相手がモンスターであるほど、指導をしても“糠に釘”といった状況になりやすいだけでなく、強い被害者意識から「パワハラ」と騒ぎ出すパターンもあるため、扱いに困る事例は決して少なくないようです。©健二 中村/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月08日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、フジサンケイグループが主催する第32回地球環境大賞において、「日本経済団体連合会会長賞」を受賞したことをお知らせします。uc_01■「地球環境大賞」とは「地球環境大賞」とは、1992年に「産業の発展と地球環境との共生」を目指し創設されました。地球温暖化の防止、循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進、持続可能な社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の向上などを目的としています。フジサンケイグループが主催し、経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、総務省、一般社団法人 日本経済団体連合会、日本商工会議所が後援しています。■当社が「日本経済団体連合会会長賞」を受賞した理由・使用済み紙パンツの水平リサイクルに着手し、独自開発したオゾンによる殺菌、漂白、脱臭技術を用いて、複数の自治体と共同で実証実験を実施し、九州地区の一部の介護施設において商品を展開して使用を開始した。・使用済み紙パンツの再資源化により、新たな森林資源由来のパルプの消費量を削減できることや、ごみの処理費用の削減などに貢献した。・長年にわたる技術開発と実証モデルの構築により、資源の循環に貢献した。■受賞に対する当社コメントこのたび、第32回地球環境大賞において「日本経済団体連合会会長賞」をいただけましたことに、心より御礼申し上げます。今回の受賞は協働で実証実験にあたられた鹿児島県志布志市、大崎町、そおリサイクルセンターの皆様の尽力の賜物と存じます。また、各種の指導・支援をいただきました環境省・経済産業省の担当部局の皆様にも厚く御礼申し上げます。今後も、社会課題であるごみ問題の解決や持続可能な社会の実現に貢献するべく、紙パンツの水平リサイクル事業の展開を推進します。(関連サイト)ユニ・チャーム サステナビリティサイト Kyo-sei Life Vision 2030サイト 地球環境大賞 ■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月08日『シュレック・ザ・ミュージカル』や『ファン・ホーム』、そして昨年のトニー賞でミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに輝いた『キンバリー・アキンボ』でも知られる作曲家ジニーン・テソーリが音楽を手掛け、1997年にオフ・ブロードウェイで初演された『VIOLET』 。2014年には別演出によりブロードウェイでも上演されたミュージカルを、藤田俊太郎が演出したのは2019年、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で企画・製作・上演するプロジェクトでのことだった。藤田が単身渡英して作り上げた「英国キャスト版」はオフ・ウエストエンドで好評を博し、翌年4月には同じ演出コンセプトによる「日本キャスト版」が日本で上演される予定となっていたが、コロナ禍により全公演中止に。一部内容を変更して9月に上演を果たしたものの、3日間限定の公演だったため“幻の作品”となっていた。その待望の再演が、本日4月7日(日)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。主人公ヴァイオレット役に、ミュージカル初挑戦の三浦透子と進境著しい屋比久知奈(Wキャスト)を新たに迎えての上演だ。左から)黒人兵士フリック役:東啓介、白人兵士モンティ役:立石俊樹舞台は1964年のアメリカ南部。幼い頃に父親(spi)による不慮の事故で顔に大きな傷を負い、25歳の今まで人目を避けて暮らしていたヴァイオレット(三浦/屋比久)は、決意の表情でノースカロライナのバス停にいる。「あらゆる傷を癒やす」と噂の“奇跡の伝道師”(原田優一)に会うため、1500キロ西のオクラホマ州タルサまで、人生初の旅に出ようとしているのだ。乗り込んだ長距離バスの中で黒人兵士フリック(東啓介)、白人兵士モンティ(立石俊樹)、老婦人(樹里咲穂)ら、さまざまな価値観をもつ人々に出会い、少しずつ変化していくヴァイオレット。長い旅の先に、彼女が辿り着く境地とは――。今回は、2019年の英国公演にはあったものの、2020年の日本公演ではコロナ禍により叶わなかった、「オンステージシート」が登場することも話題のひとつ。休憩なし130分の公演を舞台上で体験したら、ヴァイオレットと一緒に旅をしているような気分になれそうだ。ミュージカル『VIOLET』 制作発表記者会見より取材・文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『VIOLET』音楽:ジニーン・テソーリ脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』演出:藤田俊太郎出演:三浦透子/屋比久知奈(Wキャスト)東啓介 立石俊樹sara 若林星弥 森山大輔 谷口ゆうな 樹里咲穂 原田優一 spi【東京公演】2024年4月7日(日)~4月21日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年4月27日(土)~4月29日(月・祝)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()公式サイト:
2024年04月07日第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯をクリストファー・ノーラン監督が映画化し、第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多7部門を受賞した『オッペンハイマー』の公開記念トークイベントが4月6日、都内で行われ、原田眞人監督(『日本のいちばん長い日』)、森達也監督(『福田村事件』)が作品の魅力を語った。原田監督は、『市民ケーン』『アラビアのロレンス』『レッズ』『ラストエンペラー』『アビエイター』といった偉人の生涯を描く名作映画を挙げながら、「どれも歴史に名を残した人物の栄光と挫折を描いて、それをスペクタクルにしている」と指摘。『オッペンハイマー』について「そういった作品に属すし、その最高峰。興奮しながら見ました」と激賞した。アカデミー賞で主演男優賞に輝いたキリアン・マーフィーについては、「あの繊細なキリアンで大丈夫かと不安だったが、繊細ながら、力強くて、表情ですべてを見せてくれる」と賛辞を送った。原田眞人森監督も「映像と音、いろんなものが渾然一体している。観ながら、すごく手応えがある映画」と絶賛。本作に対しては、広島・長崎の惨状が直接的に描かれていないという指摘もあるが、「オッペンハイマーの苦悩を通して、間接話法でしっかり描いていますよ。これは強烈な反核映画であり、反戦映画。映画だから、過剰に説明する必要もないし、足し算しないと不安になってしまうテレビでは無理」と映画としての魅力を語った。森達也この点について、原田監督も「逆に『オッペンハイマー』が中途半端に踏み込んでこなければいいなと思っていたし、彼の罪の意識は描かれている。映画の論理の見事さに感動しましたね」と同意。現在、原爆が投下された後の広島を描いた脚本に取り組んでいるといい、「(映画化は)やりたいんですけど、日本のお金だけじゃできない。でも『オッペンハイマー』が道を開いてくれたので、いつか作るぞと思っているし、世界の映画人がここから影響を受けて、作品を作っていくべき」と意欲を燃やした。また、森監督は「唯一の被爆国である日本が、なぜ、いまだに核兵器禁止条約に批准すらできないのか」と疑問を呈し、「この映画に対して、広島・長崎の描写が足りないって怒るなら、むしろそっちの方に、声を上げるべきじゃないかなと。この映画を観て、改めてそう思いました」と話していた。取材・文・撮影=内田涼<作品情報>『オッペンハイマー』(R15+)公開中公式サイト:
2024年04月06日アカデミー賞作品賞&脚本賞Wノミネートを果たした、A24と韓国CJ ENM初の共同製作で贈る注目作『パスト ライブス/再会』。この度、長回し1テイクで撮影したという本作のラストシーンの場面写真が解禁となった。ニューヨークで再会の数日間を過ごしたノラとヘソン、まだ暗い明け方に見つめ合う2人の様子が切り取られた本シーン。本作を鑑賞したマスコミ陣からは「ロマンチックなのに禁欲的」「お互いの感情を抑えた前半がラストシーンに繋がっている」「ラストシーンは涙が止まらなかった」「久しぶりに試写室で号泣した」などの感想が上がっているという。ノラとへソンはお互いに視線をそらさずに向き合うが、口にする言葉はない。幼なじみという関係性を変えるのには十分な時間だったはず。ノラを演じたグレタ・リーは「あのシーンだけでも1本の映画になるくらいだと思いました」と撮影をふり返る。「あの瞬間、本当に数えきれないくらいの感情が渦巻いていて…。脚本では2分と書かれていたのですが、実際は45秒でした。監督のセリーヌ(・ソン)は、この時間を耐えられないくらい長くて、同時にものすごく短いようにも描きたいと言っていたのですが、それは私も演じていて本能的に感じることが出来ました」と明かす。また、このシーンは長回しの1テイクで撮り切ったという。「どのような撮影になるのか事前にしっかりと教えてもらっていませんでした。でもそれがセリーヌの素晴らしいところで、彼女には決断力があって何をどうしたいのか明確に分かっていたんです」とグレタは語る。実際に、彼女とヘソンを演じたユ・テオはお互いに向き合うという演出と、カメラの位置だけは分かっていたものの、それ以外は何も知らされていなかったそうだ。ユ・テオにとってもこのシーンの撮影は印象深かったようで、「まるで永遠かに思えました」と語る。セリーヌ・ソン監督の演出については、「これだ!と監督が思える演技ではないといけないと考えていました。なので、自分の持っているものをこのシーンに全て出し切りました」という。「言えないこと・見せないことにとても価値があると思ったからです。このシーンには、完全にセリーヌの監督としての才能が表れていると思います」と、その魅力に触れた。まるでドキュメンタリーのように、その場で生まれる心の動きをリアルに写し出した、奥ゆかしくて美しい、抑制されるほどに官能的でもあるラストシーン。『パスト ライブス/再会』を唯一無二の映画にした、映画史に残るであろう奇跡のような1シーンとなっている。『パスト ライブス/再会』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
2024年04月05日ワーナー・ブラザースが『マトリックス』シリーズ第5弾の製作準備を行っていることを発表した。本作のメガホンを取るのは『オデッセイ』の脚本家で、『ホテル・エルロワイヤル』の監督・脚本のドリュー・ゴダード。自身の製作会社を通じて製作も行う。これまでの4作(第4弾はラナ単独)で監督を務めたラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹は監督としてはそのポジションを離れるが、ラナは製作総指揮に名を連ねている。これまでのメインキャストだったキアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モスや、『マトリックス レザレクションズ』から加わったヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ジョナサン・グロフらが続投するかはいまのところ不明だ。ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャーズの社長ジェシー・アーマンは、「ドリューは、私たちみんなが『マトリックス』の世界を続けていくための素晴らしい方法だと納得する新しいアイディアを持って、ワーナー・ブラザースに来てくれました。そのアイディアには、ラナとリリーが25年前に始めたことに対する敬意と、シリーズとキャラクターに対する彼の愛に基づくユニークな視点がありました」とゴダード監督起用の経緯を声明で発表している。(賀来比呂美)■関連作品:マトリックス レザレクションズ 2021年12月17日より全国にて公開©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED
2024年04月04日ジュリアンズオークション(所在地:米国カリフォルニア州、代表:ダレン・ジュリアン)は、アメリカの音楽界における巨匠であり、数々の名曲で知られるグラミー賞20回受賞の国宝級歌手、トニー・ベネットの遺品オークション「トニー・ベネット:ア・ライフ・ウェル・リブド(TONY BENNETT: A LIFE WELL LIVED)」を、彼の生まれ故郷であるニューヨークで2024年4月18日(木)と19日(金)の2日間独占開催し、ポップ・ジャズ・ボーカリストの伝説的な人生とキャリアを讃えます。トニー・ベネット (C)Herman Leonard Photography, LLC本オークションの開催を祝し、4月8日から4月10日までサンフランシスコのフェアモント・ホテルで、4月10日から4月16日までニューヨークのリンカーン・センターで、この歴史的コレクションを紹介する特別下見会が催されます。本オークションは、日本を含む世界中よりオンラインで入札を受け付けます。また開催に先立ち、出品一覧のデジタルカタログを公開中です。デジタルカタログ: ■トニー・ベネット(Tony Bennett) 1926年8月3日~2023年7月21日トニー・ベネットは、20世紀と21世紀の偉大なエンターテイナーとして、80年にわたる比類なきキャリアを築いてきました。彼の代表作である1962年のヒット曲「I Left My Heart in San Francisco(思い出のサンフランシスコ)」、「Fly Me to the Moon (In Other Words)」、その他数多くのスタンダード曲、フランク・シナトラからレディー・ガガまで、時代を代表するトップ・アーティストとのデュエット曲など、グレート・アメリカン・ソングブックの中でも最も人気のある名曲を見事にレコーディングし、演奏しました。1980年代から1990年代にかけて、ベネットは息子のダニー・ベネットのマネージメントのもと、キャリアを急成長させ、同時にファン層も広がりました。深夜の人気トークショー番組デヴィッド・レターマン・ショーやMTVビデオ・ミュージック・アワードへの出演、プラチナ・アルバム『MTV Unplugged トニー・ベネット』のレコーディングやそれに伴うMTVスペシャルへの出演。世界各国の名だたるヴォーカリストが集結し、彼のヒット曲の数々をデュエットでレコーディングしたアルバム「DUET: An American Classic」、フランク・シナトラへ捧げた24曲を収録したグラミー賞受賞のアルバム『Perfectly Frank』、ほかにもチャート上位を獲得したアルバム『Steppin' Out』、『The Art of Excellence』など、彼の人気はとどまることがありませんでした。2000年以降は、スティーヴィー・ワンダー、ビリー・ジョエルといったポップ・ミュージック界のレジェンドたちとコラボし、グラミー賞を総なめにしました。その後は、次世代のスーパースター、クリスティーナ・アギレラ、エイミー・ワインハウス、レディー・ガガといったポップ界のレジェンド達と組み、レディー・ガガとコラボしたアルバム『Cheek to Cheek』ではグラミー賞を受賞し、彼女と最後のリリースとなった『Love for Sale』などで、ベネットはさらなる芸術的頂点を極めました。【出品例】■2001年のベネットの75歳の誕生日を記念して贈られた、今回初公開の「75th Birthday Book of Extraordinary Letters」(75歳の誕生日 特別な手紙集)The 75th Birthday Book of Extraordinary Letters予想落札価格:USD8,000~12,000 約120万円~180万円The 75th Birthday Book of Extraordinary Letters (C)Julien's Auctionsトニー・ベネットの人生は、アメリカの文化的、社会的、政治的歴史を映し出しています。「75th Birthday Book of Extraordinary Letters」は、2001年のベネットの75歳の誕生日を記念して贈られたもの。マドンナ、エルトン・ジョン、ジョン・トラボルタといったスーパースターからのメッセージの他に、元大統領たちからの個人的なメモが記載されています(クリントン元大統領「ヒラリーと私は、皆さんの友情に感謝しています。私が大統領として享受した特典や特権はたくさんありますが、その中でも特に、忘れがたい多くの機会にあなたの演奏を聴く機会があったことは言うまでもありません」/ジョージ・H.W.ブッシュ元大統領「私は6月に77歳になった。そう、信じがたいことだが、あなたも私も、この歳になるには若すぎるのだ。」)。■「アイ・レフト・マイ・ハート・イン・サンフランシスコ」レコード賞(ゴールドディスク)"I Left My Heart in San Francisco" record award予想落札価格:USD 800~1,200 約12万円~18万円"I Left My Heart in San Francisco" record award (C)Julien's Auctions■マーティン・スコセッシ 2006年 手書きバースデーノートMartin Scorsese 2006 Handwritten Birthday Note予想落札価格:US$300~$500 約4万5千円~7万5千円Martin Scorsese Handwritten Birthday Note (C)Julien's Auctions■ベネットの主なパフォーマンス・マイクの1つ、ノイマンKK 105s スーパーカーディオイドOne of Bennett's primary performance microphones, a Neumann KK 105s Supercardioid予想落札価格:USD1,000~1,500 約15万円~23万円microphone (C)Julien's Auctions■デイヴィッド・ホックニー オリジナル静物画、モノクロ画像をポスターボード24枚にプリント、ベネットへのギフト 50.75×55.75インチDavid Hockney Original Still Life, black and white image printed on 24 panels of poster board, a Gift to Bennett 50.75 x 55.75 inches予想落札価格:USD10,000~15,000 約150万円~230万円David Hockney (C)Julien's Auctions■スティーヴィー・ワンダー "Duets" アルバム スタジオ演奏 ホーナー・ハーモニカ ベネットによるオリジナル似顔絵付きStevie Wonder“Duets”Album Studio-played Hohner Harmonica with original portrait sketch by Bennet予想落札価格:USD800~1,200 約12万円~18万円Stevie Wonder Harmonica (C)Julien's AuctionsStevie Wonder portrait sketch (C)Julien's Auctions■ロレックス 18Kゴールド ダイヤモンド デイ&デイト 腕時計 ref. 118348Rolex 18K Gold and Diamond Day and Date Wristwatch ref. 118348予想落札価格:USD25,000~35,000 約380万円~530万円Rolex (C)Julien's Auctions■レディー・ガガ サイン入り2015年グラミー賞授賞式後パフォーマンス・プロモーション・ポスターLady Gaga Signed 2015 Post-Grammy Performance Promotional Poster予想落札価格 USD300~500 約4万5千円~7万6千円Lady Gaga Signed Poster (C)Julien's Auctions■マーティン・ルーサー・キング Jr. セルマ行進に関する直筆署名入り書簡Martin Luther King, Jr. Typed Letter Signed on Selma March予想落札価格 USD20,000~30,000 約300万円~450万円Martin Luther King, Jr. Typed Letter (C)Julien's Auctions■記念ティファニーチケット シルバー レディー・ガガ&トニー・ベネット チケットCommemorative Tiffany & Co. Silver Lady Gaga and Tony Bennett Ticket予想落札価格 USD400~600 約6万円~9万円Tiffany & Co. Lady Gaga and Tony Bennett Ticket (C)Julien's Auctions<トニー・ベネットの息子で長年のマネージャーであったダニー・ベネットのコメント>「このようなコレクションで、トニーの素晴らしい人生を象徴するような品々を見れる機会があることは驚くべきことですが、同時に、これは私たちが共有するアメリカの歴史の一部を体現するものでもあります。彼の比類なき音楽的遺産はこれからも語り継がれるでしょうが、それ以上に彼の生涯における積極的な様々な関わりは、非常に多くの人々や出来事に影響を与えました。彼は、芸術性、思いやり、誠実さをもってすべてのことを行い、並外れた人間であったことの証であったとも言えます。」<ジュリアンズオークションCEOのデイビッド・グッドマンのコメント>「トニー・ベネットがこの世にいたことは、言葉では言い表せないほど恵まれていました。彼はその芸術性、人道主義、そして世代を超えた唯一無二の歌声で世界を変えました。ジュリアンズオークションは、彼の遺産を代表し、ニューヨークのリンカーン・センターで、ベネット氏の並外れた遺産を祝うオークションをことを主催できることを光栄に思います。オークション下見会は、彼が最も親しんだ2つの都市、ニューヨークとサンフランシスコで開催いたします。【ジュリアンズオークション概要】■オークション下見会概要・サンフランシスコ開催日時:2024年4月8日~4月10日(営業時間:午前10時~午後6時 太平洋時間)開催場所:フェアモント ホテル 、サンフランシスコ所在地 :メイソン・ストリート950 サンフランシスコ、カリフォルニア 94108・ニューヨーク開催日時:2024年4月10日~4月16日(営業時間:午後6時~11時 米国東部時間)開催場所:ジャズ・アット・リンカーン・センター内 エルテガン・ジャズの殿堂所在地 :10 コロンバスサークル ニューヨーク 10023■ライブ&オンライン・オークション概要オークション名:トニー・ベネット:ア・ライフ・ウェル・リブドTONY BENNETT: A LIFE WELL LIVED開催日時 :2024年4月18日(木) 午前10時~午後5時 米国東部時間2024年4月19日(金) 午前10時~午後5時 米国東部時間開催場所 :ジャズ・アット・リンカーン・センター内エルテガン・ジャズの殿堂所在地 :10 コロンバスサークル ニューヨーク 10023デジタルカタログ: ★ご入札前のご登録について ※注:すべて英語のみでのご案内になりますオンライン オークションで入札するには、まずは顧客登録が必要となります。カルフォルニアの展示会場で直接登録するか、オークション前にJuliensAuctions.comの登録ページ( )からご登録(英語のみ)をお済ませください。登録が完了次第、入札可能となります。★入札方法 ※注:すべて英語のみでのご案内になりますオークションで入札するには3つの方法があります。1. Julien's Auctionsでオンラインでリアルタイムに入札する。2. オークションハウスの担当者を通じて電話で入札する。3. オークションイベント会場で直接入札する。<お問い合わせ> ※注:すべて英語のみでのご案内になりますメール: info@juliensauctions.com 電話 : 310-836-1818■ジュリアンズオークションについて( )ジュリアンズオークションは、ビバリーヒルズに本拠を置く、映画、音楽、スポーツ、アートの市場で知名度また注目度の高い品々を中心にオークションを開催するオークションハウス。ジュリアンズオークションは、そのユニークで革新的なオークションで国際的な評価が高く、世界中から何千人ものコレクター、投資家、ファン、愛好家が集まる。マリリン・モンロー、ジョン・レノン、リンゴ・スター、レディー・ガガ、バンクシー、シェール、マイケル・ジャクソン、U2、バーブラ・ストライサンド、レス・ポール、ニール・ヤング、エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、ジミ・ヘンドリックス、ヒュー・ヘフナーなどが所有または愛用した象徴的なアート、絵画、ポスター、衣装、楽器など著名人のゆかりの品々を中心に扱うオークションハウスです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月03日お笑い芸人・マユリカとアイドルグループ・FRUITS ZIPPERが出演する、テレビ朝日系新バラエティー番組『マユリカとおねだりフルーツジッパー』(毎週水曜深2:15~2:34)が、きょう3日からスタートする。同番組では、話題曲「わたしの一番かわいいところ」がTikTok9億回再生を突破し、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した、注目のアイドル・FRUITS ZIPPERと昨年のM-1グランプリで決勝に進出した若手芸人・マユリカがタッグを組む。コンビ名も実の妹の名前から取ったという生粋の“お兄ちゃん芸人”マユリカが、FRUITS ZIPPERからのちょっぴり無茶な“おねだり”に応えながら、さまざまな企画に体当たりで挑戦していく。FRUITS ZIPPERにとって初の地上波レギュラー番組となる。注目の初回のおねだりは、「わたしの一番かわいいところ」を一緒に踊りたいというもの。しかし、与えられたミッションは思ったよりも過酷だった…。果たしてマユリカは一緒に踊れるのか?“お兄ちゃん”マユリカが必死に振り付けを覚える姿をFRUITS ZIPPERがモニタリング。またマユリカとFRUITS ZIPPERの初対面の様子も放送する。■中谷(マユリカ)コメントきょう初対面だったんですけど、初日にしては打ち解けられました!街でばったり会っても、何ラリーか雑談できるくらいには仲良くなったかなと思います!■阪本(マユリカ)コメントわりと人見知りなんですけど、そこまで人見知りもせず楽しくできました。ただ体は異常に疲れています。いろいろあったから。■松本かれん(FRUITS ZIPPER)コメント初めましてが面白くて、目のメイクが涙で取れるくらい爆笑しました!■鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)コメントお兄ちゃんがほしかったので、これからお兄ちゃんと呼べたらいいなと思ってます!涙あり笑いあり悲しい気持ちあり、いろんな感情になったドラマチックな回でした!■櫻井優衣(FRUITS ZIPPER)コメントバラエティーでしゃべるの緊張するタイプなんですが、初回で気持ちも楽になって、すごく楽しく笑えたので今後ワイワイやっていけたらいいなと思いました!
2024年04月03日本年度アカデミー賞作品賞&脚本賞ノミネートの注目作『パスト ライブス/再会』より本編映像が解禁された。ソウルで初めて恋に落ちた幼なじみのふたりが、24年後の36歳、N.Y.で再会する7日間を描いた本作。この度解禁となった本編映像は、24年ぶりにN.Y.で再会したノラとヘソン、さらにノラの夫・アーサーの3人が午前4時にバーを訪れた一幕を描いた最も重要なシーンのひとつ。ノラは英語と韓国語が話せ、韓国で暮らすヘソンは韓国語を話し、ノラの夫・アーサーは英語を話し、韓国語が分からない。ノラが2人の間で英語と韓国語でコミュニケーションを取り談笑していたが、ヘソンが隣にいるノラへ募る思いを打ち明け始めると、やがて会話は韓国語ばかりに。自然と体の向きや、カメラワークもツーショットがメインとなることで、みるみる2人だけの空間となっていく様子が切なく描かれる。「一緒にいると妙なこと考える」と切り出すヘソン。「12年前のあの時もし僕がNYに来ていたら?」「君がソウルを去らなかったら?」、2人の間にあった「もしもあの時…」の過去に思いを馳せる。言葉が分からないアーサーは、耳を傾けては遠くを見つめ決して口は挟まない。「君が国に残り一緒に大人になったら?」「僕たちは付き合った? それとも別れた?」「結婚したのかな」とヘソンが、ノラという初恋との再会に想いを馳せて心の内を打ち明ける。誰しもに訪れる人生の選択や人生の分岐点、あの時の思い出を掘り起こし、これまで選択した人生と選択しなかった人生を想起させる。本作がラブストーリーの枠だけにとどまらないことを表すシーンとなっている。実際に、セリーヌ・ソン監督は本作の構成について、「リアルな人生を見ているようにこの映画を描きたかったのです」とふり返っている。さらに本作の物語設定は、ある種普遍的であり世界中の人が共感できる内容である。それでいて、主要キャラクターである3人は、全員がどこか現代的で、精神的に大人である印象を抱く。その点について、ソン監督は「主人公が子供っぽい行動をとるのと同じくらい、大人としての行動ができることにはドラマがあると思っています。自分の気持ちや自分が何がどうしたいのかを優先するのではなくて、相手を思いやり努力すること、大人としての行動をとることにはドラマがある」と語る。実際に本作は、陰気な三角関係とはかけ離れた、独特な3人の関係性が描かれている。ヘソンは、ノラやその夫・アーサーのことを気遣いながらN.Y.での時間を過ごし、アーサーも複雑な感情を内に秘めながらも「会うなとは言えないよ」と遥々ノラを訪ねてきたヘソンへ紳士的な対応をとるなど、互いが互いを尊重する描写の数々が見られる。そんな「大人」な3人の関係性が本作特有のドラマを生み出している。『パスト ライブス/再会』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
2024年04月02日アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『マリウポリの20日間』が4月26日(金)より公開されることが決定。予告編とポスター、シーン写真が解禁された。2022年2月、ロシアがウクライナ東部に位置するマリウポリへの侵攻を開始。これを察知したAP通信のウクライナ人記者であるミスティスラフ・チェルノフは、仲間とともに現地に向かった。ロシア軍の容赦のない攻撃による断水、食料供給や通信の遮断…瞬く間にマリウポリは孤立していく。海外メディアが次々と脱出していく中、彼らはロシア軍に包囲された市内に残り、死にゆく子どもたちや遺体の山、産院への爆撃など、侵攻するロシアによる残虐行為を命がけで記録、世界に発信し続けた。取材班らも徐々に追い詰められていく中、滅びゆくマリウポリと戦争の惨状を全世界に伝えるため、チェルノフたちは辛い気持ちを抱きながらも市民を後に残し、ウクライナ軍の援護によって市内から脱出することになる…。戦火に晒された人々の惨状をAP通信取材班が命がけで撮影を敢行し、決死の脱出劇の末、世界へと発信された奇跡の記録映像を基に製作された本作。この度解禁された予告編では、マリウポリで実際に起こった凄惨な現実と、この状況が報道され世界へ拡散されることで<世界が変わる>という一縷の可能性を信じる人たちの姿を捉えている。街中では、ロシア軍の印<Z>が刻まれた戦車が走り、爆撃投下を知らせるサイレンに怯えながら地下に避難する市民、やがて産科病院さえもターゲットになり妊婦らが被弾、大きなお腹のままで担架で運ばれ、小さな子どもは「死にたくないの」と、訴える。穏やかだった日常から一転、混沌の渦となってしまったマリウポリの様子が次々と映し出される。惨劇の被害者となった一般市民たちを治療する医師は取材班に懇願、「この光景を必死に忘れようとしても、決して忘れることはできない」と監督自身が語る<歴史の現実>を、容赦なく世界の人々へと突きつける映像となっている。併せて解禁された本ポスターでは、戦地となり、荒れ果ててしまったマリウポリの街を記録する取材班の姿が切り取られている。他メディアが撤退した後も「真実を語る」ために、命をかけて最後まで残り続けたAP取材班の命がけの覚悟を映し出すようなビジュアルとなっている。さらにシーン写真5点も解禁。ポスタービジュアルにも採用された、マリウポリを記録するために荒れてしまった街を取材するAP取材班の姿、ロシア戦車によってアパートが爆撃される様子、空爆によって被害を受けた産科病院から怪我をした妊婦が運び出されるカットのほか、取材チームの1人でもある写真家のエフゲニー・マロレトカが、空爆の後にマリウポリ市内の産科病院から立ち上る煙を指さす姿、マリウポリ市内で避難生活を送る人々を捉えている。「おそらく私はこの壇上で、この映画が作られなければ良かった、などと言う最初の監督になるだろう」と、アカデミー受賞式の壇上でコメントした、本作の監督であり、ジャーナリストのミスティスラフ・チェルノフ。AP通信社のビデオジャーナリスト、そしてウクライナ職業写真家協会の会長でもある彼は、ウクライナ東部の出身で、2014年にAP通信に入社して以来、欧州やアジア、中東の主要な紛争、社会問題、環境危機を多数取材、長年の同僚であるエフゲニー・マロレトカと、ウクライナの戦争に関連した問題を取材、報道しているワシリーサ・ステパネンコの3人の報道チームで共にマリウポリ包囲戦の取材を行い、ロシアによるこの都市に対する攻撃の目撃者たちの証言を世界に伝えた。なお、本報道で、ともに取材を敢行したチームとともに2023年にピューリッツァー賞公益賞を受賞した。チェルノフは現在ドイツに拠点として活動しており、過去には英国王立テレビ協会により、2016年年間最優秀カメラマン、2015年年間最優秀若手人材にも選出されている。『マリウポリの20日間』は4月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて緊急公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マリウポリの20日間 2024年4月26日よりTOHO シネマズ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©2023 The Associated Press and WGBH Educational Foundation
2024年04月02日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が、カンテレとラジオ大阪で4月13日に生放送されることが決定(後3:00~5:30関西ローカル)。カンテレできょう3月31日正午から放送された『漫才マン2024』内で、奨励賞と新人賞のノミネートが発表された。大賞未受賞者を対象とした奨励賞の候補には、すゑひろがりず、チキチキジョニー、ヘンダーソン、見取り図、ロングコートダディの5組が選ばれた。結成年数10年目までが対象の新人賞には、ぐろう、豪快キャプテン、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ドーナツ・ピーナツ、バッテリィズ、フースーヤの7組がそろった。両賞の受賞者は、『上方漫才大賞』当日の審査を経て決定。また大賞受賞者は、事前選考が行われ、当日の生放送の中で発表される。【奨励賞ノミネート】※5組/50音順◆すゑひろがりず<南條庄助>一昨年に続き2回目の奨励賞ノミネートの誉、恐悦至極に存じます!いつもより多めに小鼓を打ちたいと思います!<三島達矢>この度上方漫才大賞の奨励賞にノミネートして頂きました。寿!長らく着物のコンビが受賞していないと思いますので頑張ります!◆チキチキジョニー<岩見真利>やりました!2度目の奨励賞候補にノミネートありがとうございます。歴史ある賞に蝶の様に華麗に舞う漫才で挑みたいと思います。<石原祐美子>オリックス劇場での晴れ舞台めちゃめちゃうれしいです!応援してくれてる方々にも喜んでもらえるようにがんばります!◆ヘンダーソン<子安裕樹>まずノミネートして頂いた事がもう光栄です!、、とかじゃなくてまじで受賞したいんです!!もう周りが賞獲っておめでとう言うて拍手を送る芸人人生終わりにしたい!!お願いします!!<中村フー>東京で居候させていただいている、天津の天津飯大郎さんへの恩返しをさせていただきたいです。飯大郎さん、見ててください。◆見取り図<盛山晋太郎>ノミネートありがとうございます!今年こそ、今年こそ奨励賞を頂いて大賞に挑みたいです。<リリー>もう何度目の挑戦かわかりません!何度だって立ち上がり絶対に奨励賞をいただきます!◆ロングコートダディ<堂前透>獲れる気しかしない。地引き網を持って金魚すくいに来た感覚。<兎>時は来た、それだけだ!あ、いやみんなのおかげとかもある。その二つだ!!【新人賞ノミネート】※7組/50音順◆ぐろう<家村涼太>芸人なる前に上方漫才大賞を見に行った事があります。当時、客席で見てたあの舞台で漫才出来ると思うと感慨深いです。エモい。エモさせてもらいます。<高松巧>芸歴4年目は賞を獲りきれない年になってしまったので、上方漫才大賞新人賞を獲って芸歴5年目最高のスタートを切りたいと思います!宜しくお願い致します!◆豪快キャプテン<べーやん>初ノミネートありがとうございます!上方の歴史に豪快キャプテンの名を刻みたいです!<山下ギャンブルゴリラ>ノミネートされるなんて夢のまた夢だと思っていたので驚きおののいています!!みなさん本当にありがとうございます!!新人賞を獲ってみなさんを驚きおののかせてみせます!!◆ダブルヒガシ<大東翔生>今年も未だに我々調子が右肩上がりなので、その右肩をもっともっと上げて、今回は右肩がより上がるよう左肩を下げて頑張ります!<東良介>今年こそ新人賞に輝きたい!僕は輝くことが好きです!◆天才ピアニスト<竹内知咲>昨年の私たちとは違います!今年こそ必ず!!!上方漫才大賞新人賞にふさわしい、パワーアップした漫才をお見せできるよう頑張ります!<ますみ>嬉しい嬉しい嬉しいです!!この賞は今しか取れない賞!!何としても受賞して今を最高にします!!応援よろしくお願いしますね(ハートマーク)◆ドーナツ・ピーナツ<ピーナツ>新人賞!掴み取って離さない!<ドーナツ>上方漫才大賞新人賞に恋焦がれ昨年は上方漫才大賞新人賞に泣いた。今回は上方漫才大賞新人賞に笑う!◆バッテリィズ<エース>誇り高き漫才師になるために上方漫才大賞新人賞を獲る事をここに誓う!<寺家>初ノミネートですが新人賞の中では芸歴は上の方なので、落ち着いて、しっかりと、自分達の良さを出したピッチングをしたいと思います。◆フースーヤ<田中ショータイム>全ての人に感謝し、善戦することを誓います。それがつまり、インディゴモンゴル、インディゴモンゴル、ちょんまげアンバサダー♪<谷口理>パオーン!パオーーーーーン!パオーン!パオーン!(伝統ある賞レースに出場できて大変光栄です。全力で全力で頑張りたいです。)象より。
2024年03月31日「橋田文化財団」により1993年に創設された第32回『橋田賞』が発表された。橋田賞大賞は該当なし、橋田賞として日本テレビ系連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』、TBS系単発ドラマ『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』、連続テレビ小説『らんまん』 (NHK)のほか、個人として相葉雅紀、神木隆之介、北川景子、バカリズム、大下容子らが選出された。同賞は、日本人の心や人と人のふれあいを温かく取り上げてきた番組と人に対して顕彰助成するもの。作品名と受賞理由は以下の通り。■橋田賞『ブラッシュアップライフ』 (日本テレビ)緻密に練られた伏線と、軽妙なセリフの会話劇で、ドラマの面白さを再認識させた。俳優陣の演技も見事で、視聴者から熱い共感を呼ぶドラマに仕上がっていた。『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』 (TBS)大切な人を失い、心を閉ざして生きていた青年が、人との出会いで人生に前向きになることができるという温かいテーマは、テレビドラマの原点を思い起こさせた。連続テレビ小説『らんまん』 (NHK)植物学者・牧野富太郎をモデルとした主人公とその妻の波乱万丈の生涯と、その周りに集まる人々を丁寧に描き、多くの人の心を動かした。相葉雅紀『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』と『今日からヒットマン』(テレビ朝日)での熱演と、音楽番組やバラエティ番組での幅広い活躍が評価された。神木隆之介『らんまん』での植物学者・牧野富太郎をモデルとした魅力的な主人公の造形が見事だった。その演技力および長年の功績に対して。北川景子大河ドラマ『どうする家康』(NHK)でお市とその娘茶々の二役を見事に演じ分けた演技力、また『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ)で見せた演技の幅広さと、長年にわたる活躍に対して。バカリズム『ブラッシュアップライフ』でのアイデアにあふれたオリジナル脚本が見事。自然なセリフや巧みな構成で多くの視聴者の心をつかんだ。大下容子報道・情報番組に長年携わり、常に公正な姿勢で自身の名を冠した番組のメインキャスターを務めると共に、バラエティや特別番組へも出演し、放送業界へ貢献してきたことに対して。■橋田賞新人賞浜辺美波『らんまん』で主人公の妻役を健気に凛々しく好演。安定感のある落ち着いた演技で、明治の女性を青年期から壮年期まで見事に演じきった。趣里連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)での体当たりの演技に対して。歌も踊りも一生懸命に演じている姿は視聴者に感動を与えた。■橋田賞特別賞井上順音楽、ドラマ、バラエティと様々な分野で芸能活動を精力的にこなし、長年放送業界に貢献してきた功績に対して。■野村昭子賞2022年に亡くなった野村昭子さんのご遺族より当財団へいただいたご寄付をもとに設立された特別賞で、長いキャリアと確かな演技力で存在感を示す俳優を顕彰するもの。大方 斐紗子長年にわたり放送業界で幅広く活躍。バイプレーヤーとして映像作品には欠かせない存在であることに対して。■令和5年度橋田賞新人脚本賞入選作 長編、短編とも該当なし佳作 『嘘つきリーさん』安達あづさ『あなたに花が咲くように』平木健典『ニンベンに憂う』三谷武史
2024年03月31日日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第45回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。歌舞伎俳優の中村時蔵(68)が大賞を受賞した。贈賞理由は「歌舞伎界の名門 四代目中村時蔵の嫡男に生まれ、4歳で三代目中村梅枝を名乗り初舞台を踏むが6歳の時に父が急逝した。そのため苦境に立ったが、先輩の六世中村歌右衛門、七世尾上梅幸、七世中村芝翫に教えを請い女形の修業を重ねてきた。1981年に26歳で五代目中村時蔵を襲名し『本朝廿四孝』の八重垣姫、『鎌倉三代記』の時姫、『仮名手本忠臣蔵』のおかる、『妹背山婦女庭訓』のお三輪、『鏡山旧錦絵』の尾上、『八重桐廓噺 嫗山姥』の荻野屋八重桐、『彦山権現誓助剱毛谷村』のお園など、古典歌舞伎の女形大役を次々に演じて歌舞伎界を代表する女形になった。近年は尾上菊五郎の相手役として『人情噺文七元結』の女房お兼、『雪暮夜入谷畦道直待』三千歳、『新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎』のおはま、『神明恵和合取組め組の喧嘩』のお仲など、江戸前の世話狂言で持ち味を発揮。また、菊五郎劇団の数々の復活狂言でも活躍した。一方『寿曽我対面』の曽我十郎祐成、『助六由縁江戸桜』の白酒売新兵衛など、江戸和事の役まで幅広く実力を示した。古風な中に艶やかさと鷹揚さがありどのような役を演じても時蔵ならではの味わいがある。2023年は9月国立劇場『妹背山婦女庭訓』にて初役で太宰後室定高を演じたが、情理を弁えた演技で立女形の風格を見せた。また、11月歌舞伎座『鎌倉三代記』では三浦之助義村をこれも初役で演じ、凛々しさの中に義太夫歌舞伎らしいコクを表現した。国立劇場歌舞伎俳優研修主任講師として後継者育成にも力を注いでいる」という内容だった。6月に時蔵は、初代中村萬壽を襲名する。壇上のスピーチで「今年の6月、私は名前を息子に譲り、名前が変わりますが、 名前が変わりましても、今以上に芸道を精進いたし、このいただいた大賞に恥じぬよう努めてまいる所存でございます。どうか、これまで以上の叱咤激励、よろしくお願いいたします。本当に今日はありがとうございました」と話していた。また、授賞式後には取材も実施。名前が変わる心境を問われると時蔵は「息子に譲ろうと思ったのは3年ぐらい前。昨年やっと松竹と話が固まって、襲名披露ということになりました。だんだん、だんだん近づいてきて、そしてこの『松尾芸能賞』大賞をちょうだいしまして、お祝いの言葉が襲名のお祝いなのか、わけがわからずで(笑)。お祝いの品を贈ってくださる方がいて、これはどっちのお祝いなのかなと思うこともあります」と笑う。「43年間守った時蔵最後の年にこのような素晴らしい賞をちょうだいして、時蔵の集大成の年になったなと思っております。この後は新しい名前を自分で、いちから築いていかなきゃいけないなという気持ちで今はいっぱいです」と晴れやかに語っていた。■『第45回松尾芸能賞』【大賞】中村時蔵(演劇)【優秀賞】豊竹呂勢太夫(文楽)、古田新太(演劇)、米川文清(邦楽)、佐藤B作(演劇)【新人賞】中村児太郎(演劇)【特別賞】由紀さおり(歌謡)【功労賞】林与一(演劇)
2024年03月29日日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第45回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。歌手の由紀さおり(75)が特別賞を受賞した。由紀の贈賞理由は「少女時代から姉 安田祥子と共に童謡歌手として活躍。1969年、東芝レコードから『夜明けのスキャット』再デビュー。この曲は売上げ150万枚を超す大ヒット曲になり、第20回NHK紅白歌合戦の出場を果たす。翌年発売の『手紙』もヒットチャート6週連続1位を記録し、この年の第12回日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。また国際的な知名度も高く、2011年にピンク・マルティーニとのコラボレーションでCD発売やデジタル配信された『1969』は、カナダでのチャート誌ワールドミュージックで1位を獲得するなど、世界50ヵ国以上で高く評価されており、自国でも平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。さらに、姉 安田祥子と共に童謡・唱歌のコンサートをスタートさせ、童謡ブームの火付け役になる活躍をみせた。その歌唱は歌謡曲のみならず、ポップス、ジャズ、アニメ主題歌と多岐にわたり、特にスキャットで歌った『トルコ行進曲』は大きな話題を呼び、日本の音楽文化発展に大きく寄与した」という内容だった。ステージで由紀は「このような晴れやかな場所にこうして立たせていただく機会を皆様方にお作りいただきまして、本当にうれしく感謝を申し上げます。皆様、ありがとうございました」と笑顔。「ご紹介にもございましたけれども、由紀さおりという名前をいただいて、『夜明けのスキャット』でデビューして今年55周年。『新しい私』というタイトルのコンサートが3月にスタートしたばかりでございます。来年の4月の初旬まで1年間通して新たな挑戦をする、そういう内容のステージを1年間やらせていただく準備を進めております、その折にこの特別賞をいただくという朗報をちょうだいいたしまして『頑張んなさいよ』と背を押していただいたような、そんな思いでございます」としみじみと口にした。さらに、今年パリ五輪があるパリでもコンサートが予定されている。「できましたらフランス語でやりたいなと。今特訓中でございますけれども」とにっこり。飽くなき向上心も。「長く歌わせていただいて、これから先もこういう仕事を続けていく上で学びがほしいと思っておりまして、まだまだ拙いところでございますけれども、三味線の弾き歌いにチャレンジいたしまして。この度の55周年で初めて皆様方にお披露目をさせていただく所存でございます」と明かし、会場を驚かせた。「1年間を通してどこまで自分のものにできるか。この和の世界で、またきちんとした日本語の歌を歌う機会を見つけたように思っております」と意気込む。最後は「この賞をいただいて、元気をいただいて、もうちょっと歌っていけたらなと思っております。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いをいたします」と決意を新たにしていた。■『第45回松尾芸能賞』【大賞】中村時蔵(演劇)【優秀賞】豊竹呂勢太夫(文楽)、古田新太(演劇)、米川文清(邦楽)、佐藤B作(演劇)【新人賞】中村児太郎(演劇)【特別賞】由紀さおり(歌謡)【功労賞】林与一(演劇)
2024年03月29日日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第45回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。俳優の佐藤B作(75)が優秀賞を受賞した。贈賞理由は「戦後まもない1949年、福島県に生を受け、早稲田大学入学とともに上京。やがて演劇に熱中し、『自由劇場』研究生を経て1973年、『劇団東京ヴォードヴィルショー』を旗揚げした。当初よりコメディを主眼にした活動は多くの観客に支持され、なかでも三谷幸喜作『その場しのぎの男たち』は再演を繰り返す代表演目となっている。佐藤B作は明治期の政治、陸奥宗光を陰影のある演技で表現した。はやくからテレビ、映画などでも活躍を見せ、出演番組はバラエティから山田太一作品、NHK大河ドラマまで幅広い。外部出演も数多く、近年はニール・サイモン作の翻訳劇『サンシャイン・ボーイズ』で老いた芸人、アル・ルイスを明瞭な輪郭で演じた。劇団新派の公演にもしばしば参加し、舞台を活性化させている。『劇団東京ヴォードヴィルショー』は2023年に創立50周年を迎えた。自らの活動だけではなく、劇団員や劇作家に機会を与え、育成し、日本の喜劇を発展させたことは余人を以て代えがたい偉業である」という内容だった。壇上で佐藤は「佐藤B作という芸名を付けた時はふざけすぎかなと思ったんですけど、このように社会に浸透する名前になりまして…。自分でも驚いております」と笑う。「佐藤B作という名前は最初本当に信じてもらえなくて、テレビ局の控え室に行くとBじゃなくて“佐藤乃作”様と言われた時代もありました」と懐かしんだ。3度目に立ち上げた劇団が『劇団東京ヴォードヴィルショー』だった。「その時から笑いというか、喜劇ということに魅せられました。見せられたというか…。なんて言ったらいいんだろうな…。みんなで考えてください(笑)」とジョークも交えながら喜んでいた。また、授賞式後には取材も実施。『自由劇場』研究生時代の総理大臣が佐藤栄作さんだったことから、佐藤B作という名前になったことを振り返ると「本名は佐藤俊夫っていうんですけど、あだ名で呼ばれて、そのまま芸名にしてしまった。齢重ねて、いい年になったらカッコいい名前に変えようとしたんですけど、そのままにしてきょうに至っています」と笑っていた。■『第45回松尾芸能賞』【大賞】中村時蔵(演劇)【優秀賞】豊竹呂勢太夫(文楽)、古田新太(演劇)、米川文清(邦楽)、佐藤B作(演劇)【新人賞】中村児太郎(演劇)【特別賞】由紀さおり(歌謡)【功労賞】林与一(演劇)
2024年03月29日日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第45回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。俳優の古田新太(58)が優秀賞を受賞した。壇上のスピーチで古田は「まず、このような席で帽子をかぶってることを申し訳なく思っております。実は10日前、家で酔っぱらってすっ転びまして。コンロに頭をぶつけまして、ここ(頭)を50針ぬっております」とぶっちゃけて会場には驚きの声が。「その頭でここに立つのはどうかなと思ったんですけども、せっかく呼ばれたんで来ました。すいません、申し訳ございません。帽子被ってることをお許しくださいませ」と謝罪した。続けて「僕は『劇団★新感線』という、今でこそ小劇場とかインディーズとかと言われてますけども、もともとアングラ劇団の人間です。ずっと小っ恥ずかしい芝居ばかりやってきてまして、もうすぐ60歳になろうとしてますけども、これからもまだまだ小っ恥ずかしい芝居をやっていこうと思っております」と宣言。「これで褒められるもんだから、もうちょっとやってていいんだなと思っております。よければまた褒めてください」とらしく結んでいた。古田は取材にも登場。「筋肉もぬわなきゃいけなくて」と50針という数字になった理由を説明しながら「もう酒も飲んでます」と豪快に笑う。さらに詳細について「家で血みどろになって、カミさんがパニックになった。娘は『お母さん、落ち着いて。救急車と、あとバスタオル』とものすごく冷静だった。頼りになるな、と。これ、1人暮らしなら死んでいた(笑)」と冗談交じりにトークしていた。古田の受賞理由は「『劇団★新感線』の看板役者として約40年もの活躍を続けてきた他、外部の舞台出演や映画、テレビでも多様な役を演じ続けている。『五右衛門ロック』『髑髏城の七人』『薔薇とサムライ』といった『劇団★新感線』の長年に渡る人気シリーズでは主演を続け、ひょうひょうとしてコミカルキャラクターからは想像もつかないシャープな殺陣を見せてきた。直近の舞台『天號星』(2023年)でも、その魅力は健在である。蜷川幸雄、野田秀樹、松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、三谷幸喜、そしてもちろん『劇団★新感線』座付きの いのうえひでのりなど演劇界を代表する演出家・脚本家たちからの信頼も厚い。彼らが手がけた舞台への出演も当然多く、演劇史に残る名作から弾けるようなエンターテイメントまで多彩な役を演じてきた。気さく善人から底知れない悪役までこなす演技の幅広さで、映画やテレビ出演も数えきれないほど。得難い俳優である」といった内容だった。また、続く優秀賞の受賞者だった米川文清も足の剥離骨折を明かし、再びどよめきが起きていた。■『第45回松尾芸能賞』【大賞】中村時蔵(演劇)【優秀賞】豊竹呂勢太夫(文楽)、古田新太(演劇)、米川文清(邦楽)、佐藤B作(演劇)【新人賞】中村児太郎(演劇)【特別賞】由紀さおり(歌謡)【功労賞】林与一(演劇)
2024年03月29日第32回林忠彦賞は、78点の応募作品の中から厳正な審査の結果、奥山 淳志(おくやま あつし)さんの「BENZOESQUISSES 1920-2012」(ベンゾウ エスキース)に決定しました。この賞は、戦後の写真界に大きな足跡を残した、周南市出身の写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市が周南市文化振興財団とともに創設したものです。時代ととともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、未来を切り開く写真家の発掘を目指すものです。授賞式は、4月20日(土)に周南市にて行います。また、受賞記念写真展を4月20日(土)から4月29日(月・祝)まで周南市美術博物館で開催します。また、4月21日(日)には、奥山淳志さんのトークショーも行います。授賞式日時:4月20日(土)14:00~16:00会場:遠石会館 千歳の間(周南市遠石2丁目3-1)第一部授賞式第二部大石芳野選考委員長の講演※参加無料※参加ご希望の方は電話でお申し込みください。(周南市美術博物館 0834-22-8880)受賞記念写真展日時:4月20日(土)~29日(月・祝)9:30~17:00※22日休館会場:周南市美術博物館※観覧無料奥山淳志氏トークショー日時:4月21日(日)10:30~会場:周南市美術博物館講座室定員:40名(先着順)話し手:奥山淳志氏聞き手:有田順一(周南市美術博物館館長、林忠彦賞選考委員)※聴講無料※参加ご希望の方は電話でお申し込みください。(周南市美術博物館0834-22-8880)受賞作品「BENZO ESQUISSES 1920-2012」第32回林忠彦賞受賞作品作品について奥山淳志 写真集「BENZO ESQUISSES 1920-2012」発行所 私家版発行日 2023年8月1日発行定価 6,600円(税込)A4変型(300×225mm) 176ページ写真点数127点内容作者の奥山さんは、北海道の大自然の中で自給自足で暮らす井上弁造さんと25歳のときに出会いました。彼の暮らしぶりや生き方に触れ、彼が2012年に92歳で亡くなったのちも現在まで、26年にわたり彼の生きざまを写真で伝え続けています。2018年に『BENZO 弁造』、続いて翌年には『庭とエスキース』にまとめあげ、この『BENZOESQUISSES 1920-2012』は3作目となります。様々な事情により絵描きへの夢は叶わなくても一生絵を描き続けた弁造さん。この写真集は、長年にわたり弁造さんと向き合ってきた作者が、彼の死後、遺されていた膨大なエスキース(習作)を通して、人間が生きるということがどういうことかを真摯に見つめようとした作品です。本作は、一見、画集のようにも見えますが、絵を単に複写しているわけではなく、弁造さんが暮らしていた丸太小屋の周りの植物などを絵に重ね、またそれらを影としても写し込んでいます。弁造さんが遺した絵を通して、彼の心情や思いを読み解いていこうとする斬新な表現が高く評価されました。写真集には詩情豊かでポエジーな雰囲気が漂います。作者の弁造さんへの愛情あふれる温かいまなざしが感じられる作品です。受賞者プロフィール奥山 淳志 さん経歴1972年大阪生まれ、奈良育ち。京都外国語大学卒業1998年岩手県雫石に移住し、写真家として活動を開始2006年フォトドキュメンタリーNIPPON(『Country Songs ここで生きている』)2015年 第40回伊奈信男賞(『あたらしい糸に』)2018年 日本写真協会新人賞(『弁造 Benzo』)2019年 第35回写真の町東川賞特別作家賞(『弁造 Benzo』)2022年 令和3年度岩手県美術選奨(『動物たちの家』)主な活動【写真展】2006年「Country Songs ここで生きている」ガーディアンガーデン(東京)・ギャラリーヒラキン(岩手)2008年「明日をつくる人」新宿ニコンサロン(東京)2010年「Drawing 明日をつくる人 vol.2」トーテムポールフォトギャラリー(東京)2012年「彼の生活 Country Songsより」銀座ニコンサロン(東京)2015年「あたらしい糸に」銀座ニコンサロン(東京)・大阪ニコンサロン(大阪)2018年「庭とエスキース」銀座ニコンサロン(東京)・大阪ニコンサロン(大阪)2019年「さようならのはじまり」KOBE819 GALLERY(神戸)2019-20年「弁造さんのエスキース展」全国巡回2020年「光のゆくさき」上り屋敷ギャラリー(東京)2021-22年「動物たちの家」全国巡回2023-24年「BENZO ESQUISSES 1920-2012」全国巡回【写真集】2018年『弁造 Benzo』(私家版)2019年『庭とエスキース』(みすず書房)2021年『動物たちの家』(みすず書房)2023年『BENZO ESQUISSES 1920-2012』(私家版)受賞コメントこのたびの林忠彦賞の受賞を大変光栄に思っております。今回の写真集は、僕が25歳のときに、北海道の新十津川で出会った井上弁造さんが遺したエスキース(習作)がモチーフとなっています。一見するとそれは女性を描いた絵に過ぎません。実際、僕もずっとそう思っていました。しかし、弁造さんの「生きること」に触れ続けてきた25年間以上の日々は僕に、エスキースの声なき声を聞きとる力を与えてくれたように感じます。絵のなかの女性たちは歌うように話しかけてきます。「井上弁造さん」という、すでにこの世には存在しないひとりの人間の存在の物語を語って聞かせてくるのです。写真を撮り続ける毎日は、表現することへの逡巡を噛み締める日々だったと思います。しかし、その一方、写真を撮る行為を通じてしか得られない大切なものに出会うことができたとも思っています。この賞を授けてくださった審査員の先生方、そして、今も僕のそばにいてくれる井上弁造さんの魂に感謝いたします。第32回 林忠彦賞最終候補作品※五十音順、敬称略安掛 正仁 (あがけ まさひと)「朧眼風土記」 写真集金川 晋吾 (かながわ しんご)「長い間」 写真集菅野純(かんの じゅん)「Planet Fukushima」 写真集・写真展藤本巧(ふじもと たくみ) 「朝鮮通信使誠信の交わり全弐巻」写真集淵上 裕太 (ふちかみ ゆうた)「上野公園」 写真集・写真展松村 和彦 (まつむら かずひこ)「心の糸」写真展三島正(みしま ただし)「Flat」 写真集・写真展水島 貴大 (みずしま たかひろ)「環島回憶錄Memoirs of Huandao」写真展山下 晃伸 (やました あきのぶ)「夜光性静物観察記」写真展梁丞佑(やん すんうー)「荷物」 写真集林忠彦賞について賞についてこの賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年に創設したものです。1996(平成8)年には第46回日本写真協会文化振興賞を受賞しました。趣旨わが国の写真文化の発展において、林忠彦は木村伊兵衛、土門拳、渡辺義雄各氏などの先輩写真家とともに日本写真家協会設立に尽力する一方、昭和28年、二科会に写真部を創設、以後、全国のアマチュア写真家の資質の向上に最後まで全力を傾注しました。こうした氏の遺志を生かしアマチュア写真の振興を目的として本賞を設立しました。デジタル化の急速な進歩により多極化する表現形態に対応するため、第12回から新しい写真表現を目指す作家の参入も推し進めました。さらに第18回より、これまでの経験をもとに、対象をプロ作家にまで広げ、時代とともに歩む写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目指す賞へと拡大しました。応募資格国内居住であれば、アマチュア、プロ、年齢、性別、国籍を問いません。ただし、2023年1月1日~2023年12月31日の写真展、写真集、カメラ雑誌等の表現媒体で、すでに発表された作品に限ります。選考できるだけ広い視野のもとで候補作品を絞るために、写真界各層の関係者約250名より推薦を受けた推薦作品と、公募による自薦作品の中から選考委員5名(大石芳野、笠原美智子、河野和典、小林紀晴、有田順一(周南市美術博物館館長)の各氏)による選考委員会によって決定します。公式サイト周南市美術博物館:林忠彦賞公式サイト : 【この件に関する問い合わせ先】周南市美術博物館林忠彦賞事務局TEL : 0834−22−8880 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日