7月22日、上沼恵美子(65)が司会を務める『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が24日で終了すると報じられた。95年から放送開始された長寿番組が、幕を閉じることとなった。各メディアによると、関西テレビは「番組として一定の役割を果たすことができたと考え、番組を終了いたします」と発表。新型コロナウイルス影響で、視聴者をスタジオに招いて収録する“トークショー”のスタイルを維持するのが難しくなったという。また上沼は、「1,000回を超えて続けることができたのは、支えてくださった視聴者の皆さまのおかげです」とコメントしたという。いっぽうスポニチは同日、レギュラー出演者だったキングコング・梶原雄太(39)に対する上沼の“パワハラ発言”が発端と報じている。「梶原さんは6月いっぱいで、上沼さんとレギュラーで共演していた『えみちゃんねる』と『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)を降板。上沼さんが収録中に、梶原さんを厳しく批判したことが原因だと報じられました。上沼さんはラジオでその理由を、『(梶原が)東京と大阪を行き来するのが大変だから』と説明するも、梶原さんはTwitterで否定。自身の毒舌キャラについて上沼さんは『収録中は営業時間だから演じている』と語っていましたが、舞台裏でも“毒舌”ぶりは変わらなかったようです」(テレビ局関係者)記事によると、上沼は梶原の降板後に「番組を良くしたい」と局側に相談。現場スタッフ達の意見を聞いた上沼は、「そこまで言われるなら辞める」と啖呵を切ったという。また長年共にしたマネージャーが、5月末に辞めていたとも報じられている。“強気な素顔”が報じられる上沼だが、4月13日以降、局側の配慮で『こころ晴天』の出演を6月1日まで見合わせていた。そして復帰後は、情緒不安定を思わせるような発言が相次いでいた。6月8日放送の『こころ晴天』で、コロナ禍でのリモート収録が「やりづらい」と苦言。もしバラエティ番組で定着したら、「私は引退する、絶対」と断言した。6月13日放送の『コロナとラジオ~今こそ、“いつも”を守るために』(ABCラジオ)では、「あの時こんなことあったなぁと、思えるよう本当になりたい。けど、終わりのベルがならない」と憤りを見せていた。また7月20日の『こころ晴天』でも、「いやな世の中になったな、改めて。何にもできないじゃない。コロナ鬱ってあるけど、ちょっと私もそうやな。今」と暗いトーンで語るなど、ネットでは、そんな上沼を心配する声が上がっている。《上沼恵美子、ラジオ面白いからラジオは続けて欲しい。 最近、もう引退しないととか、コロナ鬱気味とかよく言ってるから心配》《上沼恵美子大丈夫かな?心配になる》《上沼さんちょっと心のバランスを崩してる状態なのかな》「上沼さんは、旧知の仲である岡江久美子さん(享年63)が亡くなったことに意気消沈。直後に予定されていた、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)の収録を取り止めました。上沼さんはテレビとラジオを生きがいとしており、今後も第一線で健闘する気でいました。それだけに収束を願う気持ちは強く、大阪府に1,000万円寄付するほど。ですが、『第2波が恐ろしい』ともこぼしていました。再び感染拡大しつつある今、精神的ダメージを受けているのかもしれません」(芸能界関係者)
2020年07月22日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行を受けて、多くの企業で在宅勤務が導入されました。家で夫婦一緒に過ごす時間が増えるにつれ、ストレスを溜めてしまう人も多いようです。お笑いタレントの上沼恵美子さんは、2020年5月17日放送の情報バラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)に出演。妻の不満を代弁した発言が反響を呼んでいます。在宅時間の増えた夫への愚痴番組では、ステイホーム中ならではの夫婦の悩みや愚痴を紹介。寄せられた声に上沼さんがコメントをしています。ある女性は、休校中に子供の面倒をずっとみなければならないことへの愚痴をこぼしたところ、夫から「一緒にいるだけで幸せだろ」といわれたとのこと。上沼さんはこの夫の発言に対し「何目線でいうとんねん」とぴしゃり。子育てを妻にばかり押し付ける慣習に怒りの声を上げました。生まれた時からお乳やって3時間ごとに起こされて、そんでこんなこと(コロナウイルス)が起こって、幸せだろうって。何目線でいうとんねん、偉そうに。あなたの子供でもあるやんか。おかしなもので産んだ人間が育てなあかん、面倒みなあかん、ご飯作らなあかんって決めすぎやねん。「どれだけの苦労とストレスやろ」と(夫は)思ってあげなあかんわ。上沼・高田のクギズケ!ーより引用また、ある男性の「外飲みができなくなり、家では妻からのプレッシャーで酒を楽しめない」という悩みに対しては「飲むな!」と一喝。自分勝手な夫側の発言を一蹴しました。飲みすぎやねん今まで!なわのれんじゃ、赤ちょうちんやいうて、仕事の帰りに一服置いて帰ってきて、あんたそれが楽しかったんやんか、幸せだったんやんか。そんなん奥さんには今までなかったんやで。それを「家ではおいしないねん」て。どの口が言うとんじゃ。裂いたろか。上沼・高田のクギズケ!ーより引用ネット上では放送を見た人たちから共感のコメントが多数寄せられています。・最高すぎる。全部ド正論で笑う。・拍手しながら見てしまった。ステイホームでも絶好調ですね!・男性の愚痴がしょうもなくて笑った。・一緒に見ていた夫に「そうなんだ…本当にごめんなさい」と謝られた。上沼さんの切れ味抜群なツッコミに、スッキリした気持ちになった人もいることでしょう。同じ空間に長く一緒にいるからこそ、夫婦は互いに思いやりの気持ちを持つことが大事ですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月21日2月23日に放送された『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、司会を務める上沼恵美子(64)の発言が注目を集めている。番組では男性が育児休暇を取得するも、育児に協力しないという“とるだけ育休”が特集された。育休を取得した男性3人のうち、1人が育児に費やした時間は1日2時間以下だという。「女性の活躍推進のため、積水ハウスや三菱UFJ銀行といった企業は男性にも育休取得を義務化しました。さらに1月に小泉進次郎環境相(38)が育休宣言したことで、以前よりも注目を集めています。しかし男性の取得率は6.16%と増加傾向にあるものの、浸透率はまだまだ低いのが現状です」(社会部記者)育児経験のあるコメンテーターの宮崎謙介(39)は、「男性が手伝えるのはミルクをあげたり、おむつを替えたりと限られている。その分、家事を手伝わないといけない」とコメント。上沼は宮崎の意見に「その通り!」と賛同した。上沼は「育休=自分の休み」と考えている男性に向けて、「奥さんのために消えてあげて」「夫の昼ご飯作るのもしんどいんや」と“上沼節”で熱弁。さらに出産についても、「女性がどんな気持ちで子どもを産んでいるか。その都度、生きるか死ぬかの出産やで。そこから育児が始まるんです」と語った。23歳で出産したという上沼は、自身の経験を踏まえて「育休というものをもっと重く考えて頂きたい。(夫が)子供を連れて出かけるなどして、子供に懐いてもらってはじめて育休だと思う。育休は妻を休ませるためのもの」と言い切った。視聴者からは賛同の声が次々と上がっている。《言葉はキツいけど、いいこと言ってると思う。育休とは名ばかりで、育児に参加しない人が多すぎる》《その通り!休んで育児を本気でするならいいけど、仕事増やすなら働いてと思う!!育休取って「昼ごはん何?」とか絶対言う人は育休取ったらダメ》《家事と育児全般を安心して任せられるのであれば育休取得は賛成よ》
2020年02月24日タレントの上沼恵美子(64)が1月6日、『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)に出演。昨年放送された『第70回NHK紅白歌合戦』について苦言を呈した。今回、紅白にゲスト審査員として登場した上沼。94年、95年には司会を務めたこともあった。そんな上沼は昨年の紅白について「私の知っている紅白歌合戦ではなかった」とバッサリ。続けて「NHKホールにいるお客さんを無視し過ぎ」とコメントした。さらに「緊張感ゼロだった」とも回想。この2~3年は紅白を見ていなかったという。それだけに、久しぶりに参加したことで感じたことが多かったようだ。上沼の知っている紅白とは「緊迫感に満ち溢れたもの」だという。上沼は紅白が「歌のお祭り」になってしまい、 “年末の風物詩”という情緒が感じられなかったとコメント。最後に「あれは紅白歌合戦ではない。歌謡祭です。これは考えた方がいいですよ」とNHKに“現場の声”を呼び掛けた。この上沼の発言にネットでは上沼に賛同の声が上がっている。《さすが上沼さん!歯に衣着せぬド正論だな》《そうそう。全曲生バンドで本気の歌合戦を見てみたい》《番組に出演した人がきちんと問題提起できるのはいいことだ》また徳光和夫(78)も、4日放送の『徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)冒頭で紅白を批評。徳光も上沼と同じように「原点を失っている」と嘆き、「じっくりと歌を聴かせる番組に回帰して」と発言していた。いっぽうで、こんな意見も上がっている。《歌手が吐きそうになるほど緊張して、その緊張がこっちにまで伝わってくるような紅白がもう求められてないってことじゃないのかなぁ、確かにそこまでして絞りだされる声っていうのは人の心を動かすんだと思うけど》《まあ、でしょうね。上沼さんの意見はとてもわかるけれど、紅白歌合戦の形自体が時代に合わなくなってるんだと思う。だからあんなごちゃごちゃした内容になってしまったんだろうな》《紅白歌合戦も変革の時かもしれませんね。昔はどこの家も紅白を見てるのが普通だったのに、今はどこの家も紅白を見ないのが普通になった気がします。好きな番組だからこそ、今一度ガツンと面白くなってほしいですね》出演者が後出しで次々と発表されたことや、紅白出場枠と企画枠があいまいな点も指摘された昨年の紅白歌合戦。果たして、今年の紅白は上沼のような意見が活かされるのだろうか。
2020年01月07日12月22日に開催された「M-1グランプリ2019」(ABC・テレビ朝日系)。初出場で優勝を果たしたミルクボーイに大きな注目が集まったが、審査員・上沼恵美子(64)も負けず劣らず話題を呼んだ。昨年開催された「M-1グランプリ2018」の直後、スーパーマラドーナ・武智(41)がインスタライブを配信。その際、とろサーモン・久保田かずのぶ(40)は「自分目線の自分の感情だけで審査せんといてください」「お前だろわかるだろ、一番右側のな!」と上沼を揶揄。すると武智も「右のオバハンにはみんなうんざりですよ」「更年期障害かって思いますよね」と暴言を吐いた。すると今年の「M-1」のオープニングで司会の今田耕司(53)から「今年もありがとうございます!来ていただいて」と声をかけられた上沼は、会場から大きな拍手が送られるなかで「更年期障害を乗り越えまして」とコメント。スタジオが笑いに包まれると、「将来が決まるわけですから、それを私たちが担ってるわけですから」と告白。出演芸人に気を使いながらも「いつも真剣にやってるのに、いらんこと言うなよ!」と画面に向かって啖呵を切った。さらに歌がモチーフとなったネタを披露したニューヨークの審査後、「たった4分のネタの中で歌だけで、あれだけ引っ張っていくっていうのはすごい」と絶賛。しかし「歌は難しいから……」「あら、こんなところにこんなものが」と、おもむろに自身のCD「時のしおり」を宣伝。「Amazonでずっと1位でございます」「よろしく!」と呼びかけた。その奔放ぶりにネットでは《自分のCD宣伝しないでほしい》《ちっとも面白くなかったし場がしらけた》といった声が。そのいっぽうで《「審査員という立場にも関わらずCDの宣伝をする大御所」というボケ。大御所であそこまで爪痕残そうとする姿勢は拍手ですね。批判を恐れてない》と感嘆する声も上がっている。さらにはからし蓮根の審査中に突如、和牛に怒り出した上沼。和牛に対して「このステージは僕のもの、リサイタル!みたいな」「緊張感のない、そういうぞんざいなものを感じました」とコメント。さらに「大御所みたいな出方して」と揶揄。和牛がチャンピオンになるよう期待してきたと明かし、“敗者復活”で決勝に挑戦した和牛に対して「決勝まで残りくさらんかった!それが腹立つ」と非難。そして「いいぞー!頑張れー!」とからし蓮根にエールを送った後に「私は寝る!」といい、“上沼劇場”の幕を下ろした。Twitterでは上沼のコメントに《私情挟み過ぎで見ててあまり良い気しなかったな》《なんで好きな芸人を上げるために和牛を落とす必要があるの?》と否定的な声が上がっている。いっぽうで、こんな声も上がっている。《こなれたようにやってる和牛思い出して、何度も出てるだろうけどM1は和牛の庭じゃない、漫才師が目指す最高峰の舞台だって言いたかったのかなって思った。M1リスペクトを感じたよ》《上手さじゃなく、一生懸命かける熱量が何より大事だと思う》批判をものともせず自身のスタイルを貫く姿勢に、《上沼無双乱舞》《傍若無人上沼無双》といった声も放送中に上がっていた上沼。「M-1」で審査を務めるたびに注目を集めており、やはり外せない存在なのかもしれない。
2019年12月24日6月14日、戸田恵梨香(30)がインスタグラムを更新。その姿が「可愛すぎる」と話題を呼んでいる。現在、9月30日から放送予定のNHK朝ドラ「スカーレット」の撮影に挑んでいる戸田。その撮影現場での様子を投稿したが、更新は実に1カ月ぶりだ。戸田は30歳を迎えたきっかけに、過去のインスタグラムを削除するなど“断捨離”していた。そんな戸田だが、この日は3枚の撮影現場写真を投稿。映画「あの日のオルガン」の平松恵美子監督が遊びに来てくれたことを伝え、撮影衣装で満面の笑みを浮かべている。朝ドラに並々ならぬ思いを込めるのには、理由がある。戸田のデビュー作は2000年に放送された朝ドラ「オードリー」。つまり、彼女にとって「スカーレット」は2回目の朝ドラ出演なのだ。ドラマは滋賀県甲賀市の信楽町を舞台にしたオリジナルストーリー。ヒロインの川原喜美子役を演じる戸田は、15歳から50代までの幅広い年代を演じる。当然、難しい演技が要求されることになる。だが、ファンは早くも大きな期待を寄せているようだ。投稿には《久しぶりの投稿嬉しいです》《投稿待ってました!》《可愛すぎる》《安定にかわいすぎ》など、歓喜の声が殺到。また《撮影頑張ってください!》《楽しみにしてます!》《応援しています!》と応援する声も続々とあがっている。
2019年06月17日女優の戸田恵梨香と大原櫻子、平松恵美子監督が19日、東京・練馬の日本大学芸術学部江古田校舎で行われた映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)試写会イベントに出席。その中で、戸田が阪神淡路大震災で被災した当時を振り返る場面があった。本作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じ、山田洋次監督のもとで助監督・脚本を務めながら2012年公開の『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを果たした平松恵美子氏がメガホンを握る。保育士を目指す学生らを招いたこの日のイベント。実際に保育所を訪れて子どもたちと接する中でも、戸田は「とにかく体力のいる仕事」であると肌で感じ、命を預かる仕事としても責任と共に体力的、精神的な負担の大きさを想像したという。「保育士さんが不足していて、なかなか難しい現実があるというのを何度か耳にしたことがあったので、一人でも多くの保育士さんが増えるのを祈っていますし、楽しみながら自分の生きがいを見つけて励んでいってほしいなと思います」と学生たちにエールを送った。戦争に対する怒りや苦しみがあふれ出るシーンでは、戸田の演技を見ていた子どもが別の出演者に「なんで戦争なんかやるの?」と素朴な疑問を投げかけていたこともあった。そのことを思い出し、「すごく純粋な心で、純粋な目で聞いていたので、それにハッとさせられるというか」とその印象に触れ、「この子たちの未来を私たちがつないでいかなければならないという責任があると実感させられました」と胸の内を明かす。ある学生からの「この作品を通して命の重さ、大切さについてどのように思いましたか」という質問には、「この作品をやるにあたってずっと思い返していたこと」と前置きし、「兵庫県出身なんですけど、当時6歳の時に阪神淡路大震災を経験しました」と返答。「近所のおじちゃんやおばちゃんが亡くなりましたし、街が突然無くなってしまって」とつらい記憶をたどり、被災したことによって「今の日常は当たり前じゃない」と痛感したという。また、「死を初めて目の当たりにしましたが、その恐怖がいまいち分からなかった。けど、少しずつ自分がいろんなものを理解していく中で、『なんで! なんで!』という気持ちが生まれました」と自身の成長による変化に触れ、「その当時の気持ちや大人になったからこそ考えること」を胸に今回の撮影に挑んだという。イベントの最後にマイクを託されると、「映画やドラマは感動を与えるだけではなくて、こうやって一緒にみんなが同じ空間で観て、語り合うのが映画やドラマの良さだと思います」とした上で、「これから制作する人、お芝居をはじめる人、たくさんいると思うんですけど、やる意義はすごく大きいですし、『感動を与える』『感動をもらう』のがすべてじゃないと思います」と一役者としての熱い思いを伝えた戸田。「震災の話をしましたけど、重い話ではなくて。しんどい話でもなくて、同情してほしいとかそういうことではなくて、ただ事実を知ってほしいという思いで伝えました」と丁寧に意図を明かし、「これがどういうふうに皆さんにとってもらえるか分かりませんが、ここで見たこと感じたことがこの先ずっと残ってくれたらいいなと思います」と締めくくっていた。
2019年02月19日2月22日公開の映画『あの日のオルガン』のプレミア上映会イベントが4日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、ダブル主演の戸田恵梨香と大原櫻子をはじめ、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、平松恵美子監督が出席した。太平洋戦争末期を舞台にした本作は、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた物語。主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には戸田恵梨香、もう一人の主役である天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役には大原櫻子が熱演しており、ダブル主演の2人は本作で初共演を果たした。戸田が劇中で演じた板倉楓は、"怒りの乙女"とも呼ばれるなど保育園のリーダー的存在。「"怒りの乙女"と言われてますが、普段の自分は心の中で沸々と思って何かと戦って挑むことがないので、実際にお芝居する時は怒りを表現することは非常に難しい作業でしたね」と感想を。もうひとりの主人公である野々宮光枝を演じた大原は「私は童顔って言われるので、保母さんなんて大丈夫かなと思いましたが、光枝は子どもたちと同じ目線だったので撮影中もカメラが回っていない時も常に子どもたちと遊んでいました。大変なこともありましたが、とても楽しく演じられました」と振り返った。壇上に上がった女優陣は、劇中で保母を演じており、撮影前には実際に保育園で1日実習体験をして撮影に臨んだという。戸田は「とにかく体力がいりますよ。ひたすら鬼ごっこをしてましたが、公園まで走ってたどり着き、走って鬼ごっこをし、終わってから走って保育園に戻るという(笑)。私は子供に見つからないように隠れてました(笑)。(保母さんは)こんなにも体力がいるんだということを学びましたね」と保母さんの大変さを実感した様子だった。イベントの最後には、劇中で保育園児を演じた子役たちも登壇。やっちゃん(大久保靖子)役の中島琴音ちゃんに対して戸田は「大女優になりたいです。どうしたら大女優になれますか? と聞かれたんですけど、私は大女優じゃないから分からないと答えました。どんな女優さんになりたいの? と聞いたら、戸田恵梨香さんと大原櫻子さんだと。すごく気を遣ってくれているなと(笑)。子供ってすごいと思ったのが印象に残っていますね」と撮影エピソードを。そんな子どもたちを戸田が撮影中に叱ったと暴露した大原は「怒った姿を現場で見たことがなかったので、一瞬止まってその時に楓さんだと思いましたね。でも格好良かったです!」と戸田を称賛していた。映画『あの日のオルガン』は、2月22日より全国公開。
2019年02月05日12月2日に放送された『M‐1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で審査員を務めた上沼恵美子(63)。率直な講評で会場を沸かせていた上沼だが、それに不満を抱いたとろサーモンの久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナの武智正剛(40)が打ち上げの様子をSNSで中継し猛批判。「右のおばはん更年期障害かと思いますよね」など女性蔑視ともとれる発言も飛び出し、一大騒動に。さらに、上沼は自身のラジオ番組で「こんな年寄りが座って、偉そうにしてる場合じゃない」と審査員の引退を示唆。一部報道では上沼が2人に対して激怒しているとも報じられていた。果たして、“西の女帝”は今何を思うのか――。真相を確かめるべく本誌は、大阪にある上沼の自宅へと向かった。12月5日の夕方、買い物から戻ってきた上沼。本誌記者が直撃したところ、彼女はゆっくりと重い口を開いた。――久保田さんと武智さんの発言についてどう思われますか?「なんか言ってたそうですね。でも全然詳しく知らないんです」――動画については?「見てないんです。ごめんなさいね。パソコンには疎いもんで……」――2人が直接上沼さんに謝罪をしたいと言っている話もあるようなんですが。「いいって。そんなことする必要ないです」そう語る上沼の口ぶりは意外にも穏やか。さらに、驚きの一言が飛び出した。「私思うんです。お酒を飲んでくだをまくことなんてのはよくあること。だからね、天下取ったらいいんですよ。彼らがダウンタウンのようになったら何言おうが失言になりませんからね。頑張って、日本一の漫才師になってほしいと思います」上沼が口にしたのは怒りではなく、2人への激励だったのだ。そして自らの、“引退宣言”についても真相を語り始めた。――今回の騒動が原因で審査員を引退されるんですか?「それは違います。私ももう年寄り。だから審査するよりは、出場者として出たいと冗談で言っただけです(笑)」――では、来年の続投も期待していいのでしょうか?「それは、来年にならないとわかりません。ただ、毎年松本人志さん(55)が強く誘ってくださるんです。なので毎年お受けしています」続けて、一部で『好き嫌いで決めているのでは?』と批判を受けていた自身の審査についてもこう語り始める。「実は、(好き嫌いで審査していると)受け取られた部分については失言かなと反省しているんです。特にミキに『決勝に残ってほしい!』と言ってしまったのは、私情が絡んでいました。そこは反省しています。でもね、漫才はちゃんと審査したつもりです。得点に好きとか嫌いとかは、いっさい入れておりません!私は漫才だけを見てちゃんと審査した自信があります。だって皆さん頑張っているんですもの。人生がこれで変わるわけですから」そんな上沼だが、次の質問には思わず表情を曇らせた。――武智さんが上沼さんのことを「更年期障害」と批判していたのですが……「そうなんや……それは無礼やな!更年期障害というのは40代でやってきます。私はもう63歳なので、ないです。更年期障害なら、(あれだけ大変な)審査員は務まりません!」直撃のなかで、唯一顔をしかめて怒りを見せた上沼。それには“ある理由”があった。「上沼さんは今年3月、自身の番組で“夫源病”と診断されたことを告白しています。夫の存在がストレスになり、妻の心身に不調が現れるという状態のこと。更年期障害の中年女性が不調になる原因の1つにも、夫の存在があるといわれています。上沼さんもご主人の定年とお母さまの死が重なった3年ほど前から、不調を訴えはじめていました。フラフラすることも多く、周囲にも『しんどい……』と語っていたそうです。そうした経験をした彼女だからこそ“更年期おばはん”発言はさすがに見過ごせなかったのでしょう」(上沼の知人)それでも最終的には、後輩の失言にも“許し”を与えた上沼。この流れなら、自身の冠番組である『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に2人が出演する日も近いのでは?記者がそう聞いてみると、「いや~、その気はまったくないです(笑)」そう言って記者を笑わせた上沼。“西の女帝”の素顔はどこまでも悠然としたものだった――。
2018年12月11日映画『あの日のオルガン』が、2019年2月22日(金)に公開される。日本で初めて保育園を疎開させた保母の実話『あの日のオルガン』は、太平洋戦争末期、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話。親元から遠く離れた荒れ寺へ、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越えて、託された命を守りぬこうとするヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語が展開される。戸田恵梨香×大原櫻子がW主演保母達のリーダーで責任感の強い主人公・板倉楓役には、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』や『無限の住人』といった作品に出演し、活躍を続ける実力派女優・戸田恵梨香。そしてもう1人の主役、保母の野々宮光枝役には、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』に出演し、女優・歌手としてフィールドを広げる大原櫻子。ダブル主演の戸田と大原は本作が初共演となる。戸田・大原に加え、1000人を超えるオーディションを経て保母役に選ばれたのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵。その他、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功といったキャストも出演する。監督は平松恵美子監督は、映画『ひまわりと子犬の7日間』も手掛け、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子が担当する。主題歌はアン・サリー「満月の夕(2018ver.)」主題歌は、アン・サリーが歌う「満月の夕(2018ver.)」に決定。『おおかみこどもの雨と雪』の主題歌でも注目を集めたシンガーソングライターのアン・サリーが、1995年の阪神・淡路大震災を題材に作られた「満月の夕」をカバーした楽曲だ。あらすじ東京も安全ではなくなっていた1944年。戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。別の保育所・愛育隣保館の主任保母の助けもあり、最初は子どもを手放すことに反発していた親たちも、なんとか子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で我が子を保母たちに託すことを決意。しかし、戸越保育所の所長がようやく見つけてきた先は古びた荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも保母たちは、地元の世話役の協力をえて、子どもたちと向き合い、みっちゃん先生はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。戦争が終わる日を夢見て…。そんな願いをよそに、1945年3月10日、米軍の爆撃機が東京を来襲。やがて、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。詳細映画『あの日のオルガン』公開日:2019年2月22日(金)出演:戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功監督・脚本:平松恵美子原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)音楽:村松崇継主題歌:アン・サリー「満月の夕(2018ver.)」(ソングエクス・ジャズ)配給:マンシーズエンターテインメント文部科学省特別選定作品(一般劇映画)
2018年12月09日女優の戸田恵梨香と大原櫻子が主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)の本予告映像が6日、公開された。同作は太平洋戦争末期、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓(戸田)、天真爛漫で音楽が好きな保母・野々宮光枝(大原)らが、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越えていく。さらに1,000人を超えるオーディションを経て保母役に選ばれたのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵といった、全員が様々な話題作に出演し、これからの活躍が期待される女優たち。また、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功ら日本を代表する俳優たちが脇を固める。メガホンをとるのは『ひまわりと子犬の7日間』の監督であり、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。さらに、日本アカデミー賞での受賞経験を多数持つ日本映画界を代表する豪華スタッフが作品を支える。予告映像では、リーダーとして逞しく振舞う一方で「もう疲れたんです……」とうなだれた様子をみせる戸田の姿、また対象的に「私たちいつ寝るんですか……!」と訴えかけるお茶目な姿や童謡「この道」を佐久間と共に美しく口ずさむ大原の様子などが映し出される。また、映像に乗せて『おおかみこどもの雨と雪』の主題歌でも注目を集めた、シンガーソングライターのアン・サリーによる主題歌「満月の夕(2018ver.)」も公開。アン・サリーは「有史以来、戦争や自然災害、老い、病、死など繰り返される苦しみは絶えることがありません。しかし、荒れ野の中でも力強く芽吹く草花があるように、口を衝いてどうしても歌わずにはいられないうたがありました。『満月の夕』は、多くの人々の再生への支えとなっていることを、歌うたびに実感しています」とコメントを寄せた。
2018年12月06日上沼恵美子(63)が12月3日に出演したラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)で、M-1の審査員を引退すると宣言した。2日に開催された「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)の決勝戦を回想し、「私みたいな、こんな年寄りがね、ポンっと座って偉そうにしている場合ではないんですよ」とコメントした上沼。さらに「だからもう、私は引退します」と発言した。上沼といえば近年M-1では公開説教が名物となっており、激怒されるコンビのことを“上沼枠”と呼ぶことも。特に昨年、「よう決勝残ったな!」と言わせしめたマヂカルラブリーは大きな話題を呼んだ。いっぽう本年はそのクセのある芸風から「上沼枠か?」と多くが予想していたトム・ブラウンを、上沼は「大熱演。感動しました」と激賞。拍手までしていたことから《日本国民「トム・ブラウンの漫才で上沼恵美子がにこやか……!?」》《上沼恵美子????どうした????みんなの期待を裏切るなよう!!!!!!トムブラウンを叱ってやってくれよう!!!!去年のマヂカルラブリーが報われへんやないかぁぁあ!!!!!!!!》と驚きの声が上がっていたばかりだった。その口ぶりが常に話題の的となってきた上沼の引退宣言。Twitterでは惜しむ声が上がっている。《え、上沼恵美子M-1の審査員辞めちゃうの? いるからドラマがあるのに》《批判多いみたいやけど 割と普通に評価してる思うんだがな》《強烈な審査員が居なくなるのは寂しいね。上沼恵美子さんみたいな枠は絶対必要だと思うな。機械が審査してるんじゃないんだから、それも楽しむぐらいじゃないと》また上沼の代わりに《博多華丸・大吉先生を呼んで欲しい》《吉田豪がM-1の審査員になったら面白いと思う》《前のM-1歴代チャンピオンで審査かなあ》といった声も上がっているが――。それもまた、来年のお楽しみになりそうだ。
2018年12月03日タレントの上沼恵美子が、3日に放送されたABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(毎週月曜 12:00~)に出演し、長年務めてきた『M-1グランプリ』の審査員を「引退します」と話した。上沼は「ありがたい光栄な話やと思うんですよ」と感謝を述べ、「前半はだれましたよね。よく残ってきたなっていう漫才が続きましたよね」としつつも、「最後に行けば行くほど盛り上がっていきました」と振り返った。最年少で優勝した霜降り明星を「20代2人にして、成し遂げたという感動ですよ。『M-1』が若くなったという意味では本当にうれしいです」と評した。また、最終決戦において、自身は和牛に投票したことについて「和牛は完成度が高い。いとし・こいしさんかと思いました」と明かし、「勉強になった。私は良いもんを見させてもらったなと思った。霜降り明星のはじけたのと、和牛の名人芸と」と絶賛した。そして「私みたいな年寄りがあんな所に座って偉そうにしてる場合じゃないんですよ。だから私は引退します、審査員を」と宣言。「むしろ(出場者として)出たいですね」と話すと、「そっち? そっちやったんすか」とツッコまれていた。
2018年12月03日上沼恵美子(63)が結婚41年目の夫と別居状態にあると7月25日発売の女性セブンが報じている。同誌によると上沼は趣味に夢中で家事も一切しない夫の存在がストレスとなり、近年は体調を崩しがちだったという。今年3月には「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)で、夫の言動が大きなストレスとなり不調となる「夫源病」と診断されたと告白していた。たびたび夫との関係についてテレビで愚痴を漏らしていた上沼だが、実際は心のSOSが出るほど参っていたようだ。そんな彼女に、ネットでは《上沼さんがメンタルやられるなんて信じられない》《姑にも尽くし主婦業もきちんとこなしてきて世の中に笑いも届けてしまう上沼さんには、どうか楽しく穏やかに暮らしてもらいたい》と同情の声が上がっていた。また別居報道によって、こんな“意外な期待”も膨らんでいた。「もともと歯に衣着せぬ発言で評判の上沼さんですが、今回の件で繊細な一面が明らかとなりました。これまで関西での活動を守り続けてきた彼女ですが、夫と距離を置く意味でも『今こそ関東進出を!』と待望論が浮上しています」(芸能関係者)関西では絶大な人気を誇る上沼。東京で第二の人生を……となるだろうか。
2018年07月26日第二次世界大戦末期、東京都品川区戸越の保育士たちが幼い園児たちと集団で疎開し東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を描く『あの日のオルガン』。この度、およそ1か月の撮影が無事クランクアップし、W主演を務めた戸田恵梨香と大原櫻子からコメントが到着。また第1弾場面写真が公開された。戸田恵梨香&大原櫻子、初共演でW主演を務めた感想は…?撮影をふり返り―― 戸田さん「有意義な時間」大原さん「楽しもうと意識」3月1日にクランクインし、3月末にクランクアップを迎えたばかりの本作。戦時中を舞台とした作品とあって、板倉楓役の戸田さんは「重たいシーンが続いていたので、自分の精神状態が普段いないところにいました。1か月間精神的にきついことが続きましたが、有意義な時間で、すごい作品が出来るんじゃないかと手応えを感じています」と撮影をふり返る。また野々宮光枝役の大原さんは、「ほかの保母さんは子どもたちを守るということを念頭に置いているかと思うのですが、光枝の場合は子どもたちと楽しもうと意識しました。日常に笑顔を探していました」と演じる上で大切にしたことを語る。“初共演”の2人、お互いの印象は?女優として様々な作品に出演する戸田さんと、歌手と女優という2足のわらじを履きこなす大原さん。そんな主演の2人は今回が初共演。それぞれの印象については、「なんてまっすぐな人なんだろうと思いました。本読みのときにみんながどういうテンションなのか、どういう風に役を作るのかを探りながらやっているのですが、さくちゃんは物語に感情移入していて、その真摯な姿をみて驚きました。前を見ている姿が私にとって心の支えでしたし、いつも見ていたい人だなという風に思いました」(戸田さん)、「すごくお芝居に熱くて、もっとこうしたほうが、ああしたほうが良いのではなどのディスカッションを監督とすごくされていて、とても勇ましいというか、先輩として女優さんとして勉強させていただきました。クールなイメージだったのですが、気さくで、かわいくて、会ったらもっと好きになりました」(大原さん)とお互いが支えとなっていた様子。見どころは…また公開は来年とまだ先となるが、戸田さんは「保母さんが葛藤している姿、子どもたちの目をみてもらえたら」と見どころを述べ、「色々な世代、これからの世代の方にも観て欲しい」と話す大原さんは、「心が苦しくなるシーンもあるのですが、この作品はコミカルな部分があったり、子どもたちの笑顔に見ている人もふと笑顔になる作品になると思います。タイトルの『あの日のオルガン』にもある、音楽のシーンも楽しんで欲しいなと思います」とアピールしている。実力派俳優が脇を固める!さらに今回、本作を支える実力派俳優陣の参加が発表。疎開先の世話役、近藤作太郎とその妻・梅子を、平松恵美子監督が長年共同脚本・助監督を務める山田洋次監督作品にも出演する橋爪功と松金よね子が、作太郎の次男・信次を萩原利久。また、戸田さん扮する板倉楓が勤める戸越保育所所長・脇本滋を「ココリコ」田中直樹、戸越保育所と合同で児童疎開を実現する愛育隣保館の主任保母・柳井房代を夏川結衣、楓らに自身の子どもを預ける疎開児童の父母に、林家正蔵、陽月華、山中崇、田畑智子が決定した。『あの日のオルガン』は2019年2月、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あの日のオルガン 2019年2月、新宿ピカデリーほか全国にて公開©映画『あの日のオルガン』製作委員会
2018年04月16日戸田恵梨香と大原櫻子が、長年、山田洋次監督作品で共同脚本や助監督を務めてきた平松恵美子監督のもと映画『あの日のオルガン』でW主演。太平洋戦争下、東京大空襲の戦火を逃れた“疎開保育園”の実話を映画化する。■あらすじ太平洋戦争末期、警報が鳴っては防空壕に避難する生活が続く1944年、東京・品川の戸越保育所では、保母たちが保育所の疎開を模索していた。まだ幼い園児たちを手放す不安、迫りくる空襲から子どもたちだけでも助けたい、と意見の分かれる親たちを保母たちが必死に説得する中、埼玉に受け入れ先の寺がみつかる。だが、荒れ寺での疎開生活をスタートした若い保母たちと幼い園児たちを待っていたのは、毎日わき出てくる問題との戦いの日々。それでも若き保母たちは子どもたちと向き合い、毎日ひたむきに励ましあいながら奮闘する。そんな彼女たちにも、やがて空襲の影が迫り…。戦争が激化する中、幾多の困難をたくましく前向きに乗り越え、ユーモアの力を持って突き進んだ、知られざるヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語を描く本作。保母たちのリーダー板倉楓役には、『SPEC』シリーズや『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズといったエンターテインメント作品で幅広い役柄に挑戦してきた戸田恵梨香。等身大の年齢の重ね方が同性からの人気を集める戸田さんが、満を持して戦時中を描いた作品でメインキャストに挑戦する。また、もう1人の主人公、保母の野々宮光枝役には、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でスクリーンデビューを飾り、歌手として紅白歌合戦に出場するなど、女優として歌手としてフィールドを広げる大原櫻子。歌と演技の両方を生かせるミュージカルにも挑戦している大原さんが、天真爛漫で音楽好きな保母を演じる。メガホンを取るのは、『ひまわりと子犬の7日間』で監督を務め、山田監督の『小さいおうち』『母と暮せば』『家族はつらいよ』などで共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。このたび、3月のクランクインに向け、W主演の戸田さん、大原さん、平松監督から意気込みあふれるコメントが到着している。園児を守り抜いた知られざる女性たちを「力強く懸命に演じたい」と戸田さん戸田恵梨香板倉楓役子どもたちを必死に守り抜いた保母さんたちは、いまでは考えられないほどのプレッシャーと苦労だったに違いなく…この作品に参加することを私自身大きな責任と感じています。向き合うことが大変恐ろしくも感じますが、強く生きた女性の姿を力強く懸命に演じたいと思います。大原櫻子野々宮光枝役実話をベースにした今回の題材。戦時中の話なので、その時代を勉強して撮影に臨みたいと思います。私は元々子どもが大好きで、最初お話をいただいたときは、素直に嬉しかったです。保母さんは並大抵の苦労ではできないお仕事ですが、光枝のキャラクターは楽しんで演じられると思います。平松恵美子監督・脚本太平洋戦争中の学童疎開は有名だが、未就学児の集団疎開については殆ど知られていない。しかもそれを言い出し、何十人もの子どもたちと疎開を実行したのが二十歳そこそこの若い保母たちだったことは尚更だろう。幼い子どもたちの命を守るために起こしたこの行動は、彼女たちの戦争に対する精一杯の抵抗ではなかったか。隠れた英雄である保母を戸田恵梨香さん、大原櫻子さんたちと創り上げていくことは胸躍る体験となるに違いない。『あの日のオルガン』は2019年陽春、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年02月13日漫才日本一決定戦「M-1グランプリ 2017」の決勝が12月3日に都内で開催されたが、審査員を務めた上沼恵美子(62)の言動が話題となっている。 上沼は審査員7名すべてが80点台を出し最下位となったマヂカルラブリーについて、司会の今田耕司(51)からコメントを求められた際に「ごめん、聞かないで」と下を向いて考え込んだ。さらに審査員という立場について「好感度上げたかったら、いい点数をあげればいいが、本気で(決勝の舞台に)呼んでるんで、本気で言ってます」とシビアにならざるを得ない心境を吐露。 マヂカルラブリーの2人が「こちらも本気でやってるんですが……」と反論すると、「本気でやってるっちゅうねん、こっちも!」と大激怒。「一生懸命やってるのは分かるけど、好みじゃない。よう決勝残ったなと思って」と続けた。 そんな辛口コメントに視聴者からは≪怖い≫≪ムキになりすぎじゃない?≫といった“言い過ぎ”と捉える声が浮上。だがいっぽうでは≪愛があるから厳しいんやで≫≪正直俺もおなじ意見≫など、上沼に同調する意見もあった。 その辛口コメントから“西の女帝”とも言われる上沼。しかし彼女自身も、これまでストイックな芸能生活を送ってきている。結婚ののち一度引退したものの、長男の出産後に復帰。以降、家庭との両立を目標に仕事をしてきた。仕事で多忙を極めるなかでも家事や二人の息子の子育てといった主婦業にも一切手を抜かず、姑の介護にも最後まで寄り添っている。 8月に放送された「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)では仕事と主婦業の二足の草鞋について「一番楽なのは仕事。視聴率を上げるのは自分の力。自分が汗をかけばいい」「子供は産んだらおしまいじゃない。そこから(が大変)」と告白。芸人であっても母であっても常に全力を尽くしてきたからこその、シビアな一面を覗かせていた。 マヂカルラブリーは「来年は上沼さんを笑わす一年にする!」と豪語している。だが、そのハードルはことのほか高そうだ。
2017年12月04日山田洋次監督作『家族はつらいよ』シリーズの続編、『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』が、2018年5月25日(金)より全国公開される。山田洋次『家族はつらいよ』史上最大のピンチ『家族はつらいよ』は、50年以上にわたり、常にその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次が、国民的映画「男はつらいよ」シリーズ終了後20年ぶりに製作した喜劇映画。2017年5月に公開された『家族はつらいよ2』は、「男はつらいよ」48作、「学校」4作、「虹をつかむ男」2作につづき、山田洋次16年ぶりのシリーズ化となり話題を集めた。そんな人気を受けて、決定した続編、第3弾『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の製作。本作では、妻の反乱で、“あのドタバタ一家”に史上最大のピンチが訪れる。ことの発端は、妻・史枝のへそくりが泥棒に盗まれたことから始まる。そのことを知った夫・幸之助は、「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」という言葉を史枝に浴びせた。すると、史枝はそれまでたまっていた不満が爆発し、家を飛び出してしまう。一家の主婦が不在となった平田家は大混乱。身体の具合の悪い幸之助の母・富子に代わり幸之助の父・周造が掃除、洗濯、食事の準備と慣れない家事に挑戦する。しかし、それも続かず、家族揃って史枝の存在のありがたみをつくづく実感するのだが、史枝が戻ってくる気配は一向にない。しまいには、幸之助も「お前たち家族なんてうんざりだ!」と飛び出す始末に。果たして平田家はどうなってしまうのか……平田家の嫁・史枝に注目のストーリーシリーズを重ねるごとに、一家の家事すべてを担う平田家の嫁・史枝の存在に注目が集まり、観客から史枝への応援の声が多く寄せられるようになったという。家事という労働、奥様の存在を巡る家族の大騒動に誰もが共感し、笑い、そして涙する。これぞ日本映画、日本の笑いともいえる喜劇映画の真骨頂が、さらにパワーアップする。橋爪功、夏川結衣などおなじみのキャストキャストは、2011年の「東京家族」からおなじみの“家族”を演じた8名の実力派豪華俳優陣が4度目の結集。本作での核となる長男夫婦は、西村まさ彦と夏川結衣、橋爪功と吉行和子は熟年夫婦を演じる。そして、長女夫婦に中嶋朋子と林家正蔵、次男カップルに妻夫木聡と蒼井優らが扮する。また、シリーズでおなじみの小林稔侍、風吹ジュン、笹野高史、木場勝己、藤山扇治郎、徳永ゆうき、笑福亭鶴瓶らに加えて、新メンバーとして立川志らくが登場する。横尾忠則が手掛けたポスターポスターは、世界的なアーティストの横尾忠則の描き下ろし。山田洋次監督作品の『東京家族』を描いて以来、4度目のコラボレーションとなる。8本の薔薇に8人家族の肖像がそれぞれ描かれた、ビビッドでカラフルなポスターに仕上がっている。また、ハートが添えられたロゴデザインも横尾忠則によるものだ。ストーリー史枝(夏川結衣)は、育ち盛りの息子ふたりと夫・幸之助(西村まさ彦)、その両親3世代で暮らす主婦。ある日、家事の合間にうとうとしていた昼下がり、泥棒に入られ、冷蔵庫に隠しておいたへそくりを盗まれた!!夫から「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と嫌味を言われ、余りに気遣いの無い言葉にそれまでたまっていた不満が爆発した史枝は、家を飛び出してしまう。一家の主婦が不在となった平田家は大混乱!身体の具合の悪い富子(幸之助の母/吉行和子)に代わり周造(幸之助の父/橋爪功)が掃除、洗濯、食事の準備と慣れない家事に挑戦するがそんなこと続くわけがない。家族揃って史枝の存在のありがたみをつくづく実感するのだが、史枝が戻ってくる気配は一向にない。家族会議、緊急召集!平田家崩壊の危機か!?『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』公開時期:2018年5月25日(金)監督:山田洋次脚本:山田洋次、平松恵美子出演:橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優制作・配給:松竹株式会社■関連情報『家族はつらいよ2』発売日:11月3日(金・祝)・豪華版(初回限定生産)ブルーレイ&DVD(3枚組):5,800円+税・通常版ブルーレイ:4,700円+税・通常版DVD:3,800円+税発売・販売元:松竹© 2017「家族はつらいよ2」製作委員会
2017年10月13日6月28日付けの松居一代(60)のブログで話題となった上沼恵美子(62)。 松居はブログ中で名前こそ明かしていないものの、昨年2月にテレビ番組で“火野正平(68)とモーテルから出てきた”と報じられたことに法的措置を取ったと明かしていた。その番組で揶揄したのが、上沼ではないかと囁かれているのだ。 「上沼さんといえば、番組ゲストに対する“えり好み”が激しいことで知られています。でも彼女は関西を代表する女性司会者。その意向は絶対なので、誰も逆らえないんです」(テレビ局関係者) ただし実際にはキャスティングに直接口を出しているわけではない。収録中や収録後の上沼の言動をスタッフが“忖度”し、出演可否を決めているというのだ。 「上沼さんへの楽屋あいさつも、スタッフが気を使い過ぎるあまり自由に行けません。スタッフが決めたタイミングで行かないといけないため、楽屋前に行列ができることもあるほどです。ベテランの出演者まで並ばされていたこともあって、驚きました」(番組関係者) さらに上沼の番組では、他の番組にはない“暗黙のルール”があるという。 「“ゲストは上沼さんのために必ずお土産を買って行かなければならない”というものです。しかも番組中で渡すのではなく、あくまで裏側で渡すためのものです。だいたいはお菓子や軽くつまめるものですが、なかには高級バッグを“献上”している人もいました」(前出・番組関係者) 圧倒的なトーク力とユーモアを持ち“西の女帝”とも言われている上沼だが、周りの過剰な忖度ぶりで“裸の女王様”にならないことを願うばかりだ。
2017年07月08日タレントの上沼恵美子が司会を務める関西テレビのバラエティ番組『快傑えみちゃんねる』(毎週金曜19:00~19:57 ※関西ローカル)が、きょう18日の放送で900回を迎え、ハワイロケを敢行する。同番組は1995年7月10日にスタートして22年目に入り、女性メイン司会で、現在もゴールデン帯に関西で放送されている民放バラエティ番組としては最長記録(関西テレビ調べ)。これまでの全899回の平均視聴率は12.9%(ビデオリサーチ調べ・関西地区)という人気番組で、上沼は「奇跡の900回だと思います。これから先、どこまで走れるかわかりませんが、このメンバーでまだまだ頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」と感激の様子だ。そこで、今回の900回スペシャルは、上沼、太平サブロー、梶原雄太のレギュラー陣に加え、花田虎上と仁科克基を迎えて、ハワイの上沼家別荘でぶっちゃけトークを展開。「正直勘弁してほしいと思っている共演者」や「今年話題になった芸能人のスキャンダル」のほか、「こんな新婚旅行はイヤだ!?」をテーマに、エピソードを明かしていく。さらに、上沼行きつけのチャイニーズレストランや、注目スポット「ワードセンター」なども訪れ、ハワイの最新情報もレポートする。
2016年11月18日山田洋次監督映画『家族はつらいよ2』が、2017年5月27日(土)に全国の劇場で公開される。国民的映画『男はつらいよ』をはじめ、『武士の一分』『小さいおうち』など、50年以上にわたりその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督による、『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりの喜劇『家族はつらいよ』。前回は“熟年離婚”がテーマだったが、続編となる『家族はつらいよ2』テーマは、“無縁社会”。監督の山田洋次は「喜劇映画では『死』を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その『死』がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います」と映画についてコメントしている。誰もが共感し、笑い、そして涙する。そんな山田ワールド全開の喜劇映画の真骨頂が、パワーアップしてスクリーンに帰って来る。キャストはお騒がせ家族・平田家のメンバーである橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優が再集結。山田洋次監督に「最高のアンサンブル」と言わしめたキャスト8名によるドタバタ劇が、再びユーモアたっぷりに描かれる。さらに新しく、周造(橋爪功)の高校時代の友人・丸田役として小林稔侍、居酒屋の女将・かよ役として風吹ジュンが出演。そのほか、劇団ひとり、笑福亭鶴瓶らもスクリーンに登場する。場面写真では、平田家の面々が一堂に会した様子が映し出されている。高齢の父親・周造を演じる橋爪功を心配し、車の運転をやめるよう説得にする庄太役の妻夫木聡と妻・憲子役の蒼井優。一方周造本人は、運転をやめるどころか新車の購入を目論んでいた。そのことを嬉しそうに話す周造に、やはり運転はさせまいと史枝(夏川結衣)も説得に。スクリーンではどんな家族劇が繰り広げられるのか、公開まで待ちきれない。【ストーリー】周造(橋爪功)と富子(吉行和子)との離婚騒動から数年―。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した家族は、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジをいったい誰が説得するのか!?嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合ううちに、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく―。そんな中、周造の免許返上問題を話し合う家族会議が開かれることになり、例のごとく召集された平田家の兄妹夫婦たち。だが、家族会議は一転し、事態は思わぬ方向に!?【作品情報】映画『家族はつらいよ2』公開時期:2017年2017年5月27日(土)監督:山田洋次脚本:山田洋次、平松恵美子出演:橋爪功 吉行和子/西村雅彦 夏川結衣/中嶋朋子 林家正蔵/妻夫木聡 蒼井優/風吹ジュン/小林稔侍ほか制作・配給:松竹株式会社■「家族はつらいよ」ブルーレイ&DVD 発売中・初回限定生産 豪華版・3枚組 5,800円+税<ブルーレイ&DVD本編ディスク+特典ディスク(DVD)>・通常版ブルーレイ 4,700円+税・通常版DVD 3,800円+税発売・販売元:松竹©2017「家族はつらいよ2」製作委員会
2016年08月06日俳優の市原隼人が16日、都内で行われた主演ドラマ『双葉荘の友人』(3月19日 21:00~)の記者会見に出席した。同ドラマは、昨年発表された「第8回WOWOWシナリオ大賞」で大賞を受賞した川崎クニハルの脚本をドラマ化した作品。2000年の横浜にある高台のテラスハウス「双葉荘」に妻の美江(臼田あさ美。)と引っ越してきた川村正治(市原隼人)は、かつてここに住んでいた倉田誠司(中村倫也)の幻と心が通じ合う、というストーリーになっている。主演の市原は「本当に初めて読んだ時は、面白い話だと思ったのと同時に、この類の物語を見たことがないと思いました。実際に川崎さんとお会いした時に、実体験を元にしたと聞いて鳥肌が立ちましたね」と話し、「新鮮だしファンタジーを感じられると思います」とアピール。平松恵美子監督については「人間臭くて素直な方で、アットホームな環境で撮影が進んだので、それが自然に絵として出ていると思います。本当に心地が良かったです」と振り返り、共演者の臼田あさ美と陽月華について「臼田さんは本当に斜に構えず、壁を作らない方。臼田さんが相手役でよかったです。陽月華さんは妖艶で品があり、役でもそうでしたが、私生活が見えない姿が印象的でした。宝塚出身ということでキレイでしたし絵に描いた女性だと思いましたね」と好印象の様子だった。かつて住んでいた住人の幻と心が通じ合うという同ドラマ。それにちなんで、「不思議な体験をしたことは?」という質問に市原は「海外に行く機会が多かった時に金縛りが止まりませんでした。家に帰っても5分後に金縛りになったりしましたね。連れて来ちゃったのかな?と思いましたよ」と告白。続けて「ある日突然なくなりました。夢かと思いましたが、夢でもないし何度も起きたんです。不思議な経験でしたね…」と語っていた。
2016年03月17日第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」のPR会見が3月16日(水)、東京・赤坂のWOWOW本社で行われ、主演の市原隼人と演出を手がけた平松恵美子氏が出席した。舞台監督の正治が、夫婦で引っ越したテラスハウス「双葉荘」で26年前、同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”と出会い、親交を深めるファンタジックな一作で、「いままで読んだことのないタイプの、とても面白いシナリオ。見えないはずの人物を相手に筆談するシーンが印象的だった」と市原さん。平松監督とは初タッグで、「人間くさくて素直な方。アットホームな空気を提供してくれた。こんなにテストを重ねる現場は、初めてでしたけど…」とふり返った。「そんなにテストを重ねたかなあ?」とおどける平松監督は、「一体どうすれば映像化できるのかと、最初はびっくりしました」と人間と幻影の交流をいかに描くか、戸惑いもあったのだとか。撮影は東京を大寒波が襲った1月某日、都内のスタジオで始まり「夏のシーンだから、市原くんは薄着のままで。本番まで何か着たらと言ったんですが、『いや、自分は大丈夫です』って。さすがアツイ男は違うなと思った」と脱帽。この発言に、市原さんは「いや、実はめちゃくちゃ寒かったです」と告白していた。同日、第9回WOWOWシナリオ大賞の受賞式が行われ、応募総数424編の中から、大賞1編、優秀賞3編が選出された。<大賞>(2016年度内ドラマ化予定)「稲垣家の喪主」小山ゴロ氏<優秀賞>「50才で、カフェ始めました。」さいこりえ氏、山口智氏「刑務所の土」牧圭一氏「mind dive」藪野ゆうき氏ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日俳優の市原隼人が、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」に主演し、妻とともに移り住んだテラスハウス・双葉荘で、見えるはずのない画家の“幻影”と出会う主人公・川村正治を好演。ふがいない男 という役どころで新境地を切り開く。市原さん演じる舞台監督の正治は、横浜港を望む双葉荘に引っ越すが、ほどなくして退職。雑誌編集者の妻・美江の計らいで、自宅でのライター業を始める。そんなある日、誰もいないはずの部屋で出会ったのが、26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”。やがて、倉田の過去に隠された驚きの真実が明らかになる…。妻役に臼田あさ美、『星ガ丘ワンダーランド』での共演も記憶に新しい中村倫也が倉田を演じる。「一言で表せば、独特な空気感を持ったファンタジー。それに倉田の過去が暴かれるミステリーの要素もある。見終わった後は、僕も含めてご覧になった皆さんにとって、人生と向き合うチャンスになると思います」と作品の魅力を語る市原さん。自身が演じた正治については、「どうしようもない男…と言ってしまうと元も子もないですが、人間誰しも、行き詰る瞬間ってあると思うんですよ。そういう意味では、共感してもらえる存在です」と語る。演出を手がけるのは、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田洋次作品で脚本を担当し、『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを飾った平松恵美子。今回、初タッグを組み「とにかく暖かく、優しい風がずっと流れる現場。自分自身、感情の自然な流れに乗れたので、最後のシーンは、台本では『涙ぐむ』はずが、号泣してしまって…。きっと壁にぶち当たりながらも、前を向こうとする主人公に心が揺り動かされたんだと思います」(市原さん)。映画デビューにして、主演を務めた『リリイ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督)から早15年。最近では俳優業に加えて、ショートフィルムの監督に挑むなど、表現者としての幅を広げている。「何事もご縁ですからね。皆さんが与えてくださる現場に感謝しながら、自分は全力を尽くす。それしか、ありません。常に思うのは『いまが、常に通過点』ということ。器用なタイプではないので、これからも人間くさく仕事が続けられるといいと思っています」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年03月15日実話をもとにした感動作『ひまわりと子犬の7日間』が16日に全国で封切られ、東京・新宿ピカデリーで主演の堺雅人、共演する中谷美紀、若林正恭(オードリー)、吉行和子、子役の近藤里沙と藤本哉汰、メガホンを執った平松恵美子監督が初日舞台あいさつを行った。その他の写真動物管理所に保護された犬の親子と、1匹でも多くの犬の命を救うべく新しい飼い主探しに奔走する職員たちの姿を描いた本作。堺にとっては、故郷・宮崎県でのロケが行われた思い入れの深い一作で「故郷が舞台と聞いて、すぐに(出演オファーに)飛びつきました。宮崎弁でお芝居するというのが、長年の夢。それが実現し、家宝のような作品になった」と感無量の面持ちだった。宮崎弁へのこだわりは、平松監督や現場の方言指導者よりも強かったといい「かなり練習をしたので大丈夫かと思い、実際みなさんがOKでも、堺さんからNGが出てしまい……」(中谷)、「堺“先生”を前にする緊張しましたね。ちょっとでも間違うと、目元がピキっとなって(笑)」(吉行)とそのスパルタぶりに悪戦苦闘した様子。堺は申し訳なさそうな表情を見せつつも、「宮崎弁の響きの素晴らしさを、改めて実感した」と誇らしげだった。メガホンを執る平松監督は、山田洋次監督のもとで20年にわたって助監督や脚本家として経験を積み、本作で監督デビュー。2009年の企画立ち上げから、ついに作品が封切られたこの日、「ずいぶん時間がかかり、やっと初日を迎えるのは本当に感無量。大切に育てただけに、さみしいが、今日からは観客のみなさんに育てていただければ。映画を通して、愛情の連鎖を感じてもらえれば幸い」とあいさつした。舞台挨拶には主人公の母犬・ひまわりを演じる“主演女優犬”のイチも駆けつけ、観客に愛きょうを振りまいた。『ひまわりと子犬の7日間』公開中
2013年03月18日2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、20年にわたり山田洋次監督作品の共同脚本・助監督を務めてきた平松恵美子監督が、堺雅人を主演に迎えて映画化する『ひまわりと子犬の7日間』。このたび本作の主題歌が、初の武道館ライブが3分でソールドアウトとなるなど絶大な人気を誇る音楽グループ「ソナーポケット」による書き下ろし曲「花」に決定した。ある日、母犬・ひまわりと生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。飼い主が見つからなければ、母子ともども“処分”されてしまうことになるが、保健所の職員・彰司やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。現在の日本で、飼い主のいない犬が置かれている状況を逃げることなく真っ直ぐに描く本作。彰司役の堺さんを筆頭に、中谷美紀、吉行和子、檀れい、小林稔侍など数々の映画賞に輝く実力派俳優陣が名を連ねており、オードリーの若林正恭の映画初出演作としても注目を集めている。今回、ひと足先に同作を鑑賞したソナーポケットは「僕らは3人共、実家で犬を飼っているので、感情移入せずにはいられず、犬と人間の家族愛に終始感動しっぱなしでした」と感想を語る。さらに「僕らは普段、“笑顔の連鎖”を合言葉に日々活動しています。この映画を観てくれる人たちにも笑顔があふれるような、そんな素敵な主題歌を作りたいと思います。いざ!笑顔の連鎖!」とコメントが寄せられている。果たして彰司やその仲間たちは、信じる心を失ってしまった母犬にもう一度愛を伝えることができるのか?ソナーポケットの楽曲が本作にどのように寄り添い、彩りを与えてくれるのか公開を楽しみに待ちたい。『ひまわりと子犬の7日間』は2013年3月9日(土)より宮崎先行公開、3月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:ひまわりと子犬の7日間 2013年3月9日より宮崎先行公開、3月16日より全国にて公開© 2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会
2012年10月17日堺雅人と中谷美紀が出演する映画『ひまわりと子犬の7日間』の特報動画とポスターが公開された。『ひまわりと子犬の7日間』特報動画『ひまわりと子犬の7日間』は、2007年に宮崎県で実際に起きた出来事をもとに、管理所に収容され、命の期限が決められた母子犬と、職員たちの姿を描いた物語。山田洋次監督のもとで20年にわたって脚本家、助監督として経験を積んだ平松恵美子監督がメガホンをとり、堺、中谷の他に、でんでん、若林正恭 (オードリー)、吉行和子、夏八木勲らが出演する。このほど公開された動画では、宮崎県の農家で夫婦の愛を受けてすくすくと育った子犬が、ある事情からひとりぼっちになり、管理所に収容されるシーンが描かれている。本作の原作は、宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる実話を記録した山下由美の著作『奇跡の母子犬』(PHP研究所刊)。ポスターには、「首輪を失った母犬“ひまわり”。もういちど、きみに、愛を伝えたい」とあり、“ひまわり”という名前は、太陽の下を堂々と歩いてほしい、そんな思いを込めてつけられた名前だという。本作で堺は管理所職員の彰司を、中谷は彰司を見守る幼なじみの獣医・五十嵐美久を演じる。これまで、『武士の一分』、『母べえ』、『おとうと』などで“家族”と“生と死”をテーマに人間ドラマを深く描いてきた平松監督が、初監督作品となる本作で、どのような物語を描くのか注目したい。本作は、2013年3 月16日(土)新宿ピカデリーほか全国で公開される。『ひまわりと子犬の7日間』2013年3月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年06月22日堺雅人が故郷の宮崎を舞台にした、実話に基づいて作られる映画『ひまわりと子犬の7日間』に主演することが決定。『壬生義士伝』以来となる中谷美紀との共演を果たしていることも明らかになった。映画の原案となったのは山下由美の手による「奇跡の母子犬」(PHP研究所刊)。宮崎県のとある農家でのちに“ひまわり”と名付けられる子犬が飼い主の老夫婦の元ですくすくと成長するが、悲しい事情でひまわりは一人ぼっちに…。やがて、彼女は愛くるしい子犬たちを授かるが、近所からの通報がきっかけで管理所に収容されることになる。飼い主が見つからなければ、7日後には母子ともども“処分”されてしまうことになるが、管理所の職員やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。全国で殺処分されてしまう犬と猫は毎年約23万匹。管理所に収容されて生きて出られるのはわずか10%ほどで、7日間の「命の期限日」を過ぎるとその命は消されてしまうという現状がある。映画の冒頭では、犬の目線で世界を描くことで母犬の想いや子犬たちの“生命”を深く訴えると共に、こうした悲惨な現状に対し、少しでも多くの小さな命を救うべく一石を投じる。家族や管理所に関わる人間たちの衝突や葛藤をも描くことで、単なる動物愛護にとどまらず幅広い層に訴えかけていく。管理所の職員・神崎を演じる堺さん。過去に、故郷の宮崎に凱旋し舞台「宮城野」に出演したことはあるが、映画で宮崎の人間を演じるのは初めて。「『宮崎が舞台の作品』ということで、一も二もなく飛びつきました。18歳で上京しましたが、故郷の人間を演じるのは初めてのことです。幼い頃からなじんだアクセントで芝居をすることは、長年の夢でした。中年にさしかかったいま、こうしたお仕事をいただいたことは、俳優としても何か意味があるような気がしています」と喜びを語る。さらに「宮崎県では去年、口蹄疫が発生しました。自らの手で、大切に育ててきた命を終わらせなければならない日々は、本当につらかったことと思います。また、今年は東日本大震災もありました。そうしたこともあり、この仕事は僕にとって、『命と向き合う』作業になるのではないかとも思っています」と作品への強い思いを明かしてくれた。撮影も宮崎で行われるが、中谷さんとの久々の共演に触れ「なんだか生まれ育った土地にお迎えするような照れ臭さも感じますが、彼女の、精魂こめた、力強い演技を間近で見られることを、本当に楽しみにしています」とも。現在放送中のTVドラマ「南極大陸」に続いて犬と縁の深い作品が続くが、犬たちとの触れ合いも楽しみなところ。中谷さんが演じるのは、獣医・五十嵐美久。映画について「動物を飼うことの幸福な面だけではなく、その影に隠れた悲しい現実に目を向けた上で、それでも動物とふれあうことの喜びを伝える作品であることに共感を覚えました」と語ると共に、役柄について「動物と子供と向き合うことになるので、虚飾のない素直な心で演じたいと思います」と意気込みを語る。さらに、堺さんとの共演については「市井の人を魅力的に演じるという一見簡単そうでとても難しいことをサラリとなさる方という印象があるので、今回の作品での共演を楽しみにしています」と期待を口にする。『壬生義士伝』公開からおよそ9年。その間、数々の映画やドラマ、舞台に出演してきた2人が再共演で起こす“化学変化”に注目したい。監督を務めるのは山田洋次監督の下で映画を学び『十五才学校IV』、『武士の一分(いちぶん)』、『母べえ』、『おとうと』では共同脚本、『たそがれ清兵衛』、『隠し剣 鬼の爪』で助監督を務めた平松恵美子。「“憎しみの連鎖”ではなく、“愛情の連鎖”というものが本来あるべきことではないか。それがこの作品のテーマ」と語り、宮崎ロケについても「抜群のロケーションを最大限に生かして、ひまわりが巡り会う大切なシーンを丁寧に撮影したいと思います」と抱負を語った。これまで『クイール』、『犬と私の10の約束』、『きな子〜見習い警察犬の物語〜』など動物を扱った数々の感動作を世に送り出してきた松竹だが、ここに山田洋次監督が育んできたエッセンスを注入!そして地元・宮崎で堺さんがどのような輝きを見せるのか?撮影は12月まで行われる予定だが、完成が楽しみだ。『ひまわりと子犬の7日間』は2013年春、全国にて公開の予定。■関連作品:ひまわりと子犬の7日間 2013年春、全国にて公開
2011年11月17日堺雅人と中谷美紀が2013年春に公開される映画『ひまわりと子犬の7日間』で共演することが発表され、新作への想いを語った。その他の情報映画は、宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる実話を記録した山下由美の書籍『奇跡の母子犬』を原作に、山田洋次監督のもとで脚本家、助監督として経験を積んだ平松恵美子監督がメガホンをとる。タイトルにある“ひまわり”とは、太陽の下を堂々と歩いてほしい、そんな思いを込めて母犬につけられる名前。堺は、“命の期限日”が付けられる母子犬と対面する管理所職員を演じ、中谷は獣医役だという。平松監督は「“憎しみの連鎖”ではなく、“愛情の連鎖”というものが本来あるべきことではないか。それがこの作品のテーマです」と語る。宮崎県出身の堺は、「“宮崎が舞台の作品”ということで、一も二もなく飛びついた。幼い頃から馴染んだアクセントで芝居をすることは、長年の夢だった」と喜び、「宮崎県では去年、口蹄疫が発生し、今年は東日本大震災もあった。この仕事は僕にとって、“命とむきあう”作業になるのではないかと思っている」と意欲的。獣医役を「虚飾のない素直な心で演じたい」と話す中谷は、「動物を飼うことの幸福な面だけではなく、その影に隠れた哀しい現実にも目を向け、その上で動物とふれあうことの喜びを伝える作品で、共感を覚えた」と語っている。ふたりが映画で共演するのは『壬生義士伝』(滝田洋二郎監督)以来、約9年ぶり。本作は今年の11月から宮崎で撮影を開始し、2012年3月の完成を目指す。『ひまわりと子犬の7日間』2013年春全国ロードショー
2011年11月17日