元AKB48で女優の前田敦子とフリーアナウンサーの田中みな実が、5日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『さまぁ~ずチャート』(23:15~24:15)に出演。田中が前田の恋愛観の変化について語った。この番組は、さまぁ~ずが関係性の深いゲスト2人を招き、チャートテストを行いながらトークを展開し、最終的にゲストの深層心理を丸裸にしてしまうというもの。1組目のゲストとして登場した前田と田中は実は大親友で、「週に1回は会ってる」「(お互いのことは)全部知ってる」といった関係だという。2人はチャートテストを通じて、恋愛観などについて赤裸々に告白。前田は「恋人の過去の恋愛…A:知っておきたいので聞く / B:知りたくないので聞かない」という質問に、「A:知っておきたいので聞く」と答え、「全部気になってきちゃう。あとからちょこちょこ知る方が傷つく気がする」と説明。「自分もしゃべりたい。自分が絶対話せると思うから聞いちゃうのかもしれない」と明かした。そして、チャートテストの結果、前田が「本当は変えたいこと」は、「恋愛・恋人」という結果に。「恋愛をすることで自分のエネルギーにしている恋多き人。潜在的に常に新しい恋を求めているようです」「いろんな人からの愛を求めているため、愛するひとは複数存在するかも」「時に恋で悩んだり尽くしたり苦しんだりして仕事にも影響したりしますが、うまくいかないと思ったらきっぱり次へ行くことも」といった診断結果に、田中は「だいたい合ってる」と言い、前田本人も「そんなときもあったかもしれないですね」と話した。さらに、田中は前田について「複数っていうのはありえない。絶対1人だから、あっちゃんは」と断言。また、「そんなにあっさりじゃない。けっこう引きずった上で、自分の中で区切りがついたときに次にいける」と話し、「でも最近変わってきたんじゃないかな。今落ち着いてきてるんだと思う。刺激よりも安定」と変化を明かした。
2017年01月06日元AKB48で女優の前田敦子が、きょう5日(23:15~24:15)に放送されるテレビ朝日系の単発バラエティ番組『さまぁ~ずチャート』に出演し、スッピンで山手線に乗ることを田中みな実に暴露される。この番組は、さまぁ~ずが関係性の深いゲスト2人を招き、チャートテストを行いながらトークを展開し、最終的にゲストの深層心理を丸裸にしてしまうというもの。前田と田中は大親友の関係で、リラックス気味でお互いの性格やプライベートのエピソードを大胆に告白していく。その中で田中は、前田がスッピンで山手線に乗車していることを暴露し、さまぁ~ずも驚き。また、前田といない1人のときは「私は嫌われているから、隠します」と、マスクとサングラスを着用していることも明かす。他にも、「恋人とケンカになったら…A:自分から謝ることが多い / B:相手から謝ることが多い」「恋人の浮気…知って傷つくくらいなら完璧にばれないようにやってくれればいい…Yes/No」「恋人の過去の恋愛…A:知っておきたいので聞く / B:知りたいくないので聞かない」といった項目に答えていく。
2017年01月05日女優の前田敦子が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新ドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』(12日スタート、毎週木曜21:00~21:54)の制作発表会見に、振り袖姿で登場。自身の役について、AKB48時代の名スピーチになぞらえて紹介し、会場を笑わせた。このドラマは、主演の三浦友和が父、黒木瞳が母、前田が娘、工藤阿須加が息子という4人の平穏な家族が、ふとしたきっかけで崩壊していく姿を、橋本裕志のオリジナル脚本で描くもの。前田は、勤務する宝飾メーカーでセクハラに悩み、願い出て異動した先も過酷な部署だったというOL・富川栞役を演じる。栞は、父を持ち上げておこずかいをもらうなど、チャッカリした性格で、前田は「親に甘える部分がある今どきの子なんですけど、ぜひ嫌いにならないで応援していただきたいと思います(笑)」と紹介。自身がAKB48時代、選抜総選挙で1位に輝いたときに発した「私のことは嫌いでも、AKBは嫌いにならないでください!」という言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような言い回しに、自身も会場も笑いに包まれた。家族がテーマの今作。「自分にとっての家族とは」という質問を受け、前田はフリップに「一番」と書いて回答し、「すべてのことにおいて、一番大切ですし、一番味方でいてくれますし、特にお母さんは一番の友達みたいな存在でもあります」と説明した。「何でも一番最初にしゃべろうと思うのがお母さん。しゃべってないことはないと思います」と、仲の良さを明かす。また、今年の抱負を聞かれて、前田は「健康」と回答。隣の三浦に「ババくせえな(笑)」とツッコまれながらも、「去年このドラマのポスター撮影のときに39度の熱を出して、皆さんにご迷惑をおかけしてしまったので、絶対に今年は風邪ひかないぞって思っています」と力説し、そのために「よく寝てよく食べる」と対策法を話していた。この正月はオフで、ずっとテレビを見ていたという前田。「こんなにテレビを見たのはすごく久しぶり。面白い番組がいっぱいやっていました(笑)」と、すっかり英気を養ったようだ。
2017年01月04日元AKB48で女優の前田敦子とロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が1日、それぞれ自身のツイッターを更新し、一部で報じられた交際報道を否定した。前田は「全く、ないですよ!!」と否定。「そんな根も葉もない噂で出ちゃうと相手方にも、ファンのみなさんに申し訳ないです。全くありませんよ」と続け、「なんで!! びっくり!! !! !!」と驚いた。野田も「なんだろう。熱愛報道みたいなのが出てるみたいですがまったくの事実無根です」と否定。「正月早々。相手方にも申し訳ないので、伝えさせてもらいます。なんだかなぁ」とつぶやいた。
2017年01月01日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹が、来年1月5日スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『増山超能力師事務所』(毎週木曜23:59~24:54)で主演を務めることが3日、明らかになった。超能力で悩みを解決する探偵役を演じる。このドラマは、『ストロベリーナイト』などの作家・誉田哲也氏の同名小説が原作。超能力を持った「増山超能力師事務所」の個性的なメンバーたちが、依頼人の悩みを解決するため探偵業に奔走する姿を一話完結形式で描く。田中が演じるのは、この事務所の所長・増山圭太郎。「面倒臭いなあ」が口癖だが、女性にはめっぽうモテるという役柄だ。この役に田中は「超能力とはずっと無縁だったので、超能力を持っている人物を演じられるというだけで、もう非常にワクワクしています」と興奮の様子。もし、増山超能力事務所が実在したら、ビックカメラのポイントカードをなくしてしまったため、「結構ポイントが貯まっていたので、見つけて欲しいです」と希望を語っった。読売テレビの西川義嗣プロデューサーは、今作の主人公を「面倒見がよすぎるマメで優しい人なんだと思います。だから女性にモテるんですね」と解釈し、「やさしくて温かみのある田中さんとイメージがぴったりだと思いました」と起用理由を説明。共演には、浅香航大、中村ゆり、柄本時生、平田敦子が決まっている。
2016年11月03日「TOKIO」の松岡昌宏が家政夫を演じ、清水富美加、堀田茜、余貴美子、柴本幸、平田敦子らが共演する金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」が10月21日(金)今夜放送スタート。派遣先の家庭の秘密を暴きめちゃめちゃに壊し、そして再生へと導くダークヒーロー。それが松岡さん演じる家政夫の三田園薫(みたぞの かおる)。女性が主に活躍する家政婦業界において掃除・洗濯・料理・子守などの家事全般を完璧にこなしてしまう“一流家政夫”だ。三田園の派遣先の家庭は、世間的には“勝ち組”と呼ばれプライドが高く傲慢、鼻持ちならない人間ばかり。そんな家庭の隠された秘密を知ってしまった三田園は、秘密をとことんまで暴くためジワジワと罠を張り、誰にもバレずに歪んだ家庭の化けの皮を引っ剥がしていく。そして人間関係を崩壊させる“最後のひと押し”を実行するが、その行動が結果的に家族の再スタートを促すきっかけになり、その家が抱えていた問題を解決する“劇薬”代わりとなる…。派遣された家庭に巣食う“根深い汚れ”までも、スッキリと落としてしまうのだ。ドラマでは性格はやや難アリ(?)だが家事の技は文句ナシ、プロ級の三田園が、卓越した知識と家事の裏技で家主の信頼を勝ち取っていく。劇中では毎回“お役立ち家事のHOW TO”を三田園が紹介してくれる。第1話では「とっさの染み抜き方法」や「洗濯物が早く乾く干し方」などが登場するそうなので、こちらもお楽しみに。三田園の家事ワザを監修するのは“家事芸人”として人気の松橋周太呂。松橋さんの家事スキルや情報が本作を単なる鑑賞するだけのドラマから“実用性”のあるドラマへとその価値を高めている。また清水さんが三田園とペアになって依頼主の家に行く家政婦仲間・花田えみりを演じるほか、余さんが三田園たちが所属する家政婦紹介所の所長・結頼子役で、柴本幸、堀田茜、平田敦子が派遣家政婦役で出演する。第1話で三田園たちは現職都知事・小津鮫洋一郎(板尾創路)の自宅に派遣される。プライドが高く三田園たちをバカにするような態度を取る妻の清美(赤間麻里子)、息子の直太朗(柾木玲弥)、娘の美帆(畑芽育)。三田園たちが家事を開始しようとしたそのとき、小津鮫の運転手が誤って小津鮫のシャツにコーヒーをこぼす。「今日はどうしてもこのシャツでなくてはいけない」と怒り狂う小津鮫を横目に、三田園は救急箱と食器用洗剤であっと言う間にコーヒーのシミを消し、三田園の評価が上昇する。その直前小津鮫の元には「都知事選出馬を取り止めろ」という内容が書かれた脅迫状が届いていた。それを知った三田園はゴミ袋を漁り小津鮫家の内情を探り始める…。さらに三田園は不正献金と思しき裏帳簿も発見、清美の衝撃的な秘密も知る。次々明らかになる小津鮫家の闇を知り三田園はある罠を仕掛け…というストーリーが展開する。金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」は10月21日(金)今夜23時15分~テレビ朝日系でスタート。(笠緒)
2016年10月21日金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」の制作発表会見が10月17日(月)、都内のテレビ朝日にて開催され、主演の「TOKIO」松岡昌宏、共演の清水富美加らが出席し、撮影中のエピソードを語った。本ドラマは、家政夫・三田園薫(松岡さん)が派遣先の家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていくという痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。松岡さんは、全編に渡りほぼ女装姿で出演し、松岡さんの女装姿はドラマでは初披露となる。マイクを持った松岡さんは、台本を読んだときに「やっと来たな!」と感じたことを明かした。松岡さんは、「もともと突拍子もないことが好きな人間」と自己分析するも、女装については、「キャラ的に自分にそういうものが来るのはないだろうと思っていて、逆に『やりたいな』とは言っていました」とふり返った。「(脚本の)準備稿を拝見して、心の中でガッツポーズをしながら、いま、試行錯誤して臨んでいます」とやる気満々で撮影に挑んでいる様子を紹介。「長年やりたかったようなもの、僕らが子どものころに見ていた自由なテレビの滅茶苦茶な時代のものをいまできるなんて、こんな幸せなことはないと思って嬉しかったです」とも。松岡さんは、メイクはすべて自身で行っているそうだ。「女性の気持ちが分かります。寝不足が続くとアイラインの乗りが悪いとか」としみじみ。暑い中、撮影を行ったこともあり、「女性は大変だろうなと思います。自分でメイクをしていて初めて分かりました。女優さんの(メイク)直しの時間とか、必要だと思いました。これからは、黙って待とうと思いました」と心境の変化をコメント。清水さんから「『長いな』と思っていたのですか?」と突っ込まれると、「いままでは(笑)」と苦笑いを浮かべた。清水さんは、松岡さんが演じる三田園とペアになって依頼主の家に行く家政婦仲間・花田えみりを演じる。清水さんは撮影ではいつも松岡さんの側におり、松岡さんの女装姿を「すごくおきれいで」とうっとり。「目鼻立ちがはっきりされているこのお顔に、髪型だけを見ると女子に人気ナンバーワンのエアリースタイルなので、とてもかわいらしく、美しいです」と絶賛し、さらに、「背も高くて、脚がものすごくきれいなので。私よりも脚が細くて、嫉妬心を燃やしています」と本音をこぼす一幕もあった。すると、松岡さんは、「撮影の初日に、いきなり胸を鷲掴みにされました!」と、女装姿の胸を清水さんに触られたという仰天エピソードを暴露。清水さんは、「きれいなお椀型になっているので…つい」とはにかんでいた。会見には、共演の堀田茜、余貴美子、柴本幸、平田敦子も出席した。金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」は10月21日(金)より、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送。(竹内みちまろ)
2016年10月17日「TOKIO」松岡昌宏が出演する10月期放送の新ドラマ「家政夫のミタゾノ」。この度、松岡さんが本ドラマで“女装”に初挑戦していることが明らかに。また、併せて主題歌には「TOKIO」の楽曲、長瀬智也が作詞・作曲を手掛ける「愛!wanna be with you…」に決定したことも分かった。本ドラマは、家政夫・三田園薫(松岡昌宏)が派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。派遣先の家庭を崩壊させ、そして再生へと導くダークヒーロー・三田園。「人の家庭を覗くのが趣味」というヒト癖ある性格を持ちつつも、家事のスキルはプロ級と、そのキャラクター設定だけでも強烈だが、さらに衝撃的なことに、今回は女装にまで挑戦!ほぼ全編女性の格好をして登場するという。これまでバラエティー番組の企画などで女装をしたことはあっても、テレビドラマで女装をするのは今回が初となる。そんな女装に挑戦した松岡さんは、「ビューラーが難しい」「しゃべり口調も、なかなか自分っぽく喋れなくて、なんか店2軒ほど潰したオカマのママみたい」「乳バンド(ブラジャー)を付けていると肩が凝る」と早くも苦労を実感しているよう。また、「メイクを終えて鏡を見たら、そこにおふくろがいた(笑)」と自身の女装姿についてこう話し、「とにかくすべてが初体験だけど、いい経験だなと思います。女優さんは大変だということがよくわかりました!このドラマでは“直しの時間”はいっぱい取って欲しい!と切に願っています(笑)」とスタッフへの要望も口にしていた。メイクと着替えを終え、スタッフの前に立ったときは男性スタッフたちから「おぉ!」という歓声が上がったと明かした松岡さん。カツラをかぶってみるたびに、男性スタッフたちが口々に自分たちの好みを口にしていたそうで、「みんなが僕を“自分色”に染めようとするんですよ(笑)」と笑って話していた。劇中では「思わず凝視してしまうほど大きな女」と表現される三田園。誰もが二度見してしまう、ひと目では松岡さんと分からない衝撃的なビジュアルは早速話題となりそうだ。また松岡さんのほかにも、三田園と共に依頼主のもとへ派遣される家政婦仲間の花田えみり役に清水富美加、三田園たちが所属する家政婦紹介所の所長・結頼子役に余貴美子。さらに柴本幸、堀田茜、平田敦子といった個性豊かな女優陣が家政婦紹介所の派遣家政婦役として登場することも決定。毎回このメンバーが依頼主の家庭の秘密を暴露し合う“女子トーク”シーンにも注目だ。「家政夫のミタゾノ」は10月21日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月24日TOKIOの松岡昌宏が、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(10月21日スタート、毎週金曜23:15~24:15)に、ほぼ全編、女装して出演することが23日、分かった。本格的な女装は、初体験だという。このドラマは、松岡が演じる家政夫・三田園薫が、掃除・洗濯・料理などの家事だけでなく、派遣された家庭を崩壊させ、再生へと導くダークヒーローの活躍を描くもの。このキャラクターを女装姿で演じ、劇中では「思わず凝視してしまうほど大きな女」と呼ばれることになる。これまで、バラエティ番組での企画などで女装したことはあったそうだが、本格的なものは初めてだそうで、松岡は「ビューラーが難しい」「乳バンド(ブラジャー)を付けていると肩がこる」と、女装姿で長時間過ごすことの苦労を実感。「女優さんは大変だなっていうのがわかっていい経験です。『このドラマでは僕の直しの時間、いっぱい取ってください!』って思います(笑)」と要望した。自身の姿を見て「メイクを終えて鏡を見たら、そこにおふくろがいた(笑)」と表現したが、男性スタッフからは「おお!」と歓声が上がったという。カツラをかぶるたびに、男性スタッフたちが口々に自分たちの好みを口にし始めるそうで、「みんなが僕を"自分色"に染めようとするんですよ(笑)」と苦笑いした。姿には手応えを感じたようだが、しゃべり口調は、まだ慣れない様子。「なかなか自分っぽく喋れなくて、なんか店2軒ほど潰したオカマのママみたいになってるし(笑)」と、課題を語った。さらに、今作では清水富美加が、三田園の家政婦仲間・花田えみり役として出演することも決定。松岡とは初共演で「ミタゾノも松岡さんもどういった人なのだろう?と謎解き好奇心全開で挑んでいきたいです」と意欲を示し、自身の役柄については「登場人物の中では1番まとも?(笑)な役なので、しっかり演じていきたいです」と意気込んだ。他にも、三田園たちが所属する家政婦紹介所の所長・結頼子役で余貴美子も出演。柴本幸、堀田茜、平田敦子といった女優陣が、派遣家政婦役として脇を固め、毎回依頼主の家庭の秘密を暴露し合う"女子トーク"を繰り広げる。
2016年09月24日今年も放送されるフジテレビの夏の風物詩「ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2016」に、元「AKB48」の前田敦子が初主演することが分かった。昨年放送された「世にも奇妙な物語 25 周年スペシャル・春~人気漫画家競演編~」では、自分が過去に罪をおかした場所にしばりつけられたように動けなくなってしまう「地縛者」で主演を演じた前田さん。奇妙なストーリー展開だけでなく、悲しい過去にしばられる女性を熱演した。そして今回、前田さんが主演するのは物語、「夏のしらせ」。萩原朋子(前田敦子)は父親の晴彦(鹿賀丈史)の反対を押し切って田舎から上京、希望だった仕事についたのだが、7年たったいまも思うようにはいっていない。上京以来父とも疎遠になってしまった。父親との関係を修復する前に父はほどなくして他界、きっと自分のことをいまも許していないはずだと思っていた。ある日朋子は、自分の父の存在をすぐそばに感じるように。父は自分を呪って出てきたに違いないと思っていたが…。というストーリー。本ドラマは、身の毛もよだつようなホラードラマ、というよりも父の愛がテーマの“泣ける”ホラー作品。恐怖の余り叫び声をあげるといった形とはひと味違うじわりとした怖さを表現している。今回は恐怖に耐える表情や、後悔の念に苦しめられる表情、悲しみをたたえた表情など、前田さんの様々な表情が見られることになりそう。また、本ドラマの鍵を握る父親を演じる鹿賀丈史の演技にも注目だ。幼い頃から「ほん怖」をいつも楽しみに見ていたという前田さんは、「私にとって夏休みの思い出として記憶に残っている作品です。怖いので、見る前にお風呂に入ってすぐに寝られる準備をしてから見ていました」とふり返り、「ご覧になってくださる皆さんにとっても、2016年の夏の思い出になったらいいなと思います」とメッセージを寄せた。そのほか「ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2016」では、武井咲主演の「病棟の看取り図」や「Sexy zone」中島健人主演の「押し入れが怖い」、柳葉敏郎主演の「誘う沼」など、豪華出演陣が勢揃いしている。「ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2016」は8月20日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月12日猫好き有名人のひとり、前田敦子さん。そんな彼女の、ちょっぴりやきもちを焼いてしまうほど相思相愛の様子、覗かせてもらいました。ずっと犬派だった前田敦子さんが猫好きに変わったのは、一匹の猫との出会いがきっかけ。「ひとり暮らしを機に犬を飼おうと思って出かけたペットショップで、ラグドールの子猫にひと目惚れ。実家にはすでに犬が数匹いたのですが、連れ帰ったら母も猫の虜になってしまい、以来、たくさんの猫を迎えてきました」現在、実家に7匹(!)、前田さんの自宅にも3匹の猫がいる。3匹の中でもとくに思い入れがあるのが、今回登場してくれたポッツちゃん。優しい顔立ちと美しい毛並みの、ノーブルなお嬢様だ。「可愛いでしょう?小さい時から美人なんですよ」おっとりした性格だけれど、他の猫に寄りつかないクールな面も。家では前田さんを独占したがる弟格のシャム猫・ロジャーくんに遠慮し、たいていキッチンのカウンターの上でじっとしているそう。「でも、ふたりだけになるとめちゃくちゃ甘えてくるんです。お風呂の前で私をずっと待っていたり、私に寄り添って座って、『なでて』と手をとんとん、と触ってきたり。普段とのギャップがいじらしくて、抱きしめたくなります」彼女のさりげない愛情表現に、日々癒されている前田さん。「犬がきょうだいで、猫はもっと親密な、恋人みたいな関係かな」◇まえだ・あつこ女優、歌手として活躍。6月に1stアルバム『Selfish』をリリース。愛猫たちとの写真集(弊社刊)も予定している。ポッツアメリカンショートヘア、メス、3歳。胸の部分はアメショー特有のタビー柄がなく、真っ白。「珍しいし、すごくキレイ。そこもチャームポイントなんです」(前田さん)※『anan』2016年7月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・清水けい子(SIGNO)ヘア&メイク・高橋里帆(Three Peace)取材、文・新田草子
2016年07月23日●ジャニーズという、演劇界の成功例劇作家・演出家であり、劇団青年団の主宰、こまばアゴラ劇場芸術監督、東京藝術大学などの様々大学の特任教授を務め、現代口語演劇の提唱者である平田オリザ。近年は、小説『幕が上がる』がももいろクローバーZ主演で映画化&舞台化され注目を浴びるなど、日本のアート・エンタテインメントを語るときに欠かせない人物のひとりだ。このたび、『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)を上梓し、成長社会ではなくなった日本はどうしたらいいのか、舞台人としての視線を交えて話を展開している。日本に必要な"演劇"教育とは一体どのような内容か、話を伺った。○演劇によって、問題を直視する力がつく――平田さんは、演劇により"寂しさ"に耐えられるといわれていますが、それはどういうことなんでしょうか。演劇をやると、問題を直視する力がつくんですね。問題の本質がどこにあるのかを考えることで、寂しさに耐えられるようになる。いま学校では、問題解決能力が求められていますが、本当に大事なのは問題発見能力です。――問題を直視するというと、例えばどのようになりますか。糖尿病が専門の先生たちがお芝居を作るワークショップをしたことがあります。最初は患者さんがお菓子をばくばく食べて困るといった単純な芝居を創るのですが、ワークショップを進めるうちに、「おじいちゃんが糖尿病で、その娘がシングルマザーで、孫と3人で住んでいる。ある日、孫がおじいちゃんの誕生日にケーキを焼いてくれて、さあどうするか……」という芝居ができあがったんです。どちらにも善意があるから、問題解決が難しい。すごく、リアルな設定ですよね。私たちを悩ませるのは、いつも、このような複雑な問題です。こんな風に、演劇を通すことによって、直面している問題の構造を考えることができるのではないかと思うんです。○演劇による教育がなさすぎた日本――とはいえ、様々な演劇を見ると、そういう問題設定ではないものもあるように思うのですが。もちろんいろいろな演劇があって、単に楽しいものもあれば、考えさせるものもあっていいと思います。ただ日本は、諸外国に比べると演劇による教育がなさすぎたので、今後はこういった考え方もありだと、思えるようになればいいのではないでしょうか。――確かに問題設定が一見ない、楽しいお芝居でも、役者の方は稽古の中で解釈を繰り返すので、考えることにつながっている気はします。そのことで最初に成功したのは、ジャニーズ事務所ではないでしょうか。SMAPも若い時から生の舞台を経験していますし、小劇場出身の横内謙介さんなどが演出についたりして俳優として鍛えていった。草なぎ(剛)くんも、あんなに演技に向いているなんて、やってみないとわからなかっただろうし、演劇界とジャニーズ、双方にとってもよかったですね。こういうことがもっと増えればいいなと思います。●『幕が上がる』『ちはやふる』で行ったワークショップ――演劇界と、若手スターが手を組むような試みがあると良いですよね。去年は『幕が上がる』がももいろクローバーZ主演で映画化されましたけど、そのとき、映画の撮影前にワークショップもやって、好評でした。今度は同じプロダクションが『ちはやふる』を作るというので、また若手俳優のワークショップをやったんです。そしたら、その辺の小劇場の役者よりもみんな吸収も早いし、勘もいい(笑)。そもそも、イギリスなんかでは、映画やテレビに出ているプロの俳優が通うような、演劇の学校があるんです。日本にはそういうものがありません。僕の仕事がきっかけになって、増えてくればいいなと思うんですよね。――そういうワークショップは、一般の人でも受けてみたい人はいそうです。一般の人がワークショップに行くと、演技の楽しさを知ることになるし、コアなファン、良い観客を育てることにもなりますからね。○わかりやすいものが氾濫する世の中――ワークショップにいかなくても、演劇や映画って、観れば観るほど解釈ができるようにもなりますよね。わかりやすいもの、答えが一つのものが氾濫している中で、芸術にふれるということは、自分の頭を使って想像力を養うことになりますからね。特に映画や演劇は2時間座って見るものですから、お客さんを拘束するだけの価値のあるものを、我々も全力で作らないといけない。――ただ、今でもやはり芸術に触れることに価値がある、それが何かにつながっているという実感のない人もたくさんいるかと思います。それはちょっとずつ変えていくしかないですね。わかりやすいものだけでなく、コンテンポラリーアートのような変なものも見られるような環境に。フランスのピカソ美術館にはいつも幼稚園児が来ていて、ゲラゲラ笑ってるんです。対して日本は、評価の定まったものについて「これはこういう絵ですよ」と教える教育しかまだやっていないんです。でも、わけのわからないもの、変なものに出会って、世の中にはこんなことを考える人がいるのか、世界はこういう風に見ることもできるのかと発見することが面白いので、そういう機会を子供にたくさんさせてあげることが大切だと思いますね。文化資本は、基本的に親から受け継がれるものですから。――そう考えると、若いアイドルファンが、自分が好きな人が出ているからと自発的に演劇を観に行くのは良いことですね。例えば、ジャニーズの舞台であれ、ももクロの『幕が上がる』であれ、いろんな人の目に触れて興味を持ってもらうことは大切だと思います。もちろんこちらも質の高いものを作らないと。それをきっかけに他の舞台も見たいと思えるようにしないといけないとは思います。『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)人口減少、待機児童、地方創生、大学入試改革…。日本が直面する重大問題の「本質」に迫り、あらためて日本人のあり方について論考した快著。他者の権利に嫉妬するのではなく、「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれてありがとう」と言える社会へ―。若者たちが「戻りたい」と思える「まちづくり」とは? 日本が少子化問題を解決するための方策とは? あたらしい「この国のかたち」を模索する。
2016年07月22日●ヨーロッパでは、映画の「失業者割引」がある劇作家・演出家であり、劇団青年団の主宰、こまばアゴラ劇場芸術監督、また東京藝術大学などの様々な大学の特任教授を務め、現代口語演劇の提唱者である平田オリザ。近年は、小説『幕が上がる』がももいろクローバーZ主演で映画化&舞台化され注目を浴びるなど、日本のアート・エンタテインメントを語るときに欠かせない人物のひとりだ。このたび、『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)を上梓し、成長社会ではなくなった日本はどうしたらいいのか、舞台人としての視線を交えて話を展開している。成熟した日本の中で、エンタメをとりまく状況はどうなるべきか、話を伺った。○失業者でも子育て中の女性でも、文化にアクセスする権利がある――この本を書かれるきっかけというのは何ですか?前々から、日本はもう成長しないとか、工業立国ではないと言ってはいました。そのまま言ったのでは聞いてもらえないので、「成長社会ではないことはつらいですよね、だけど、過去にすがるのではなく、もう一度、今後のことを冷静に見つめて頑張ってみましょう」という内容で改めて本にしたんです。――失業者や子育て中の女性などが、文化にアクセスできるようになることが必要だ、とも書かれていますね。文化的なものを享受する権利は、日本の憲法で保障されているわけです。ヨーロッパでは、失業者の文化へのアクセス権は社会保障の中に組み込まれています。失業者は、映画が割引や無料になったりするし、フランスでは子供が3人いることで親の美術館入場料が無料になったりする。「大変だからこそ、人生を楽しんで」というコンセンサスがあるんですね。そういう制度を変えることにはさほど予算がかからないし、企業が協賛して入場料を無料にするところもあるから、日本ももっと進めたらいいのにと。○誰でも転落する可能性のある時代で、文化に触れるには――そういった問題を、周知されたりもしているんですか?今、私は大阪大学の大学院と、東京芸大の教員をしています。授業でも、文化による社会包摂、つまり「失業者でも文化にアクセスするにはどうしたらいいか」ということを教えています。今の時代、誰でも転落する可能性がある。例えば介護であったり自分の鬱であったり、何かの問題が、ひとつならまだ踏みとどまれるけれど、ふたつ重なるとあっという間に職をなくして貧困になる可能性があります。そうなったときも、文化に接するにはどうしたらいいのか。ただ、学生は主に富裕層なんですよ。地方から来る子も少ないし、大学院に行くのは中高一貫校の出身者だったりします。みんな、頭が良いから理解はできるけれど、実感は持ちにくいようです。――自分が失業するとはなかなか想像できないですよね。学生たちにどうしたら共感してもらえるか考えた時に、「子育てしているお母さんが、子供を保育所に預けてコンサートに行っても、後ろ指を指されない社会」を考えてもらった方が身近になるのではないかと思いました。そう言うと、女子学生はぐっと身を乗り出して聞き出しますね。女性の場合は、独身時代には謳歌できていた権利が、結婚・出産を経るとなくなってしまう。そうなると少子化問題も解決しないですよね。でもいまは、女性っていうのはそんなもんだと思っている人も多い。それも「自分もそうなる可能性がある」という実感がないということではないでしょうか。●「不条理に向き合う」ためにアートが必要○「誰かがズルしている」という疑心暗鬼――母親の話に興味を持ってもらうことから、失業者などの全体のことも考えられるようになると。生活保護受給対象者が昼間に映画にいって後ろ指を指されることと、お母さんが子供を預けてコンサートに行って非難されることはつながっているし、もっといえばヘイトスピーチ問題にもつながっているんですね。「誰かがズルをしているんじゃないか」と疑心暗鬼になっている社会から、もっと寛容な社会にならないと日本はもたないのでは、と考えたんです。――確かに、楽しむことに罪悪感を持ってしまうということはあると思います。教育の講演会に呼ばれると、参加者に「子供にどんな教育をしたらいいですか?」と質問されることも多くあります。そういうときに必ず答えるのが、「まず、お父さんお母さんが人生を楽しんでください」ということです。親がコンサートやミュージカルにいって楽しむ習慣をつけないと、子供も楽しむことはありませんから。○下りる時にこそユーモアを――平田さんは、社会が成長できないと"寂しさ"が到来すると言われていますが、そういうとき、何をしていけばいいと思われますか?おおらかさを持つことじゃないでしょうか。下り坂だからダメってことではない、下りるときにはユーモアが大切ですね。でも、それは難しいことで、成長社会は努力したら報われる真面目な社会だったんです。そうじゃなくなるということは、不条理に向き合わないといけないということで、そのためには芸術に触れてないといけないんです。――芸術に触れて、いろんな考え方があると知るということですね。ただ、現在ではいろんな考え方があるのを認める前に、解釈の違いで争うこともありますよね。それは教育のせいですね。教員は一つの解釈をみんなに教えるような授業をする方が楽だったんです。多様なことを認めるためには準備しないといけないから。でも、一回慣れればそういう授業の方が楽ですよ、勝手に生徒が考えてくれるんですから(笑)。――とはいえ、平田さんも舞台を作るときには、ひとつの解釈があるはず。それが違う解釈をされてしまうことについてはどう思われますか?そこは覚悟を決めないと。若手の演出家に「自分の戯曲がこんな解釈をされてしまったけどどうしたらいいでしょう?」と相談されることもあるんです。そういうとき僕は、「シェイクスピアやチェーホフが、今の世の中でどんなに前衛的な演出をされても文句言えないだろ、その代わり100年後も演出される可能性だってあるんだから。違う解釈を許さないと、100年後の可能性を絶ってしまうことになるんだから」って言ってるんです(笑)。『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)人口減少、待機児童、地方創生、大学入試改革…。日本が直面する重大問題の「本質」に迫り、あらためて日本人のあり方について論考した快著。他者の権利に嫉妬するのではなく、「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれてありがとう」と言える社会へ―。若者たちが「戻りたい」と思える「まちづくり」とは? 日本が少子化問題を解決するための方策とは? あたらしい「この国のかたち」を模索する。
2016年07月14日現在公開中の映画『クリーピー 偽りの隣人』のトークイベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒沢清監督、前田敦子が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭で大きな反響を呼んだ。そんな本作の劇場公開を記念して行われた同イベントに、本作の監督を務めた黒沢清監督と、黒沢監督作品の『Seventh Code』(2014年公開)で主演を務めた前田敦子が登壇。黒沢監督とは2年ぶりの再会だという前田は「監督とは話すことがたくさんあったので、皆さんの前でも楽しいお話ができればと思っています」と再会を楽しみにしていた様子で、すでに見たという本作について「香川さんが頭から離れないですね。追えば追うほどどんどん恐怖が増していって、その中に自分が入り込んで抜け出せない恐怖を初めて味わいました」と絶賛した。また、2年前に黒沢監督と組んだ『Seventh Code』の話題になり、その時の黒沢監督を前田は「優しいのに、すごく厳しい印象があるんですよね。怒鳴るとかんじゃなくて、真摯で素敵な演出なんですが、凄く見ていただいているのが分かるので、それに応えなきゃとか、ハードルが高いものに見えるです」と明かせば、黒沢監督も当時の前田を「すごかったですよ。朝から晩まで撮影があって、深夜1時に歌うシーンがあったんです。『どうするんだろう?』と思ったら、曲が流れたらアイドルになるんですよね。これがプロなんだと勉強させていただきました」と褒め称えていた。イベント日が七夕ということで、最後に願い事を発表。「私は食べることが好きなので、いくら食べても太らない身体になりますように」とプライベートに関する願望を披露した前田に対し、黒沢監督は「中国が絡んだ大きな企画(2013年に公開予定だった『一九〇五』)がうまく行かなくなって、そのヒロインが前田さん。その映画も含め、小規模でいいので年に1本のペースで撮り続けたいです」と真面目に話すと、前田は「私もじゃあ黒沢監督とその作品が夢で終わらないようにと変えます」とちゃっかり願い直し、黒沢監督にアピールしていた。
2016年07月08日元AKB48の前田敦子と大島優子が18日、それぞれツイッターを更新し、「第8回AKB48選抜総選挙」で史上初の連覇を達成したHKT48の指原莉乃を祝福した。「テレビの前で応援してます!!」と明かしていた前田は、「なんか今年は特に。心臓が飛び出そうだよ。」とコメント。その後、結果が発表されると、「まゆもさっしーもおめでとう!!!!!!」と1位の指原と2位の渡辺麻友を祝福し、さらに、「さしちゃん。かっこいいよ」とつぶやいた。大島優子も「にゃんにゃんらしい卒業発表」と小嶋陽菜の卒業をたたえた上で、「指原二連覇おめでとう!すごい!!」と指原の快挙を祝福。自身が所属する太田プロの総選挙の話題も出し、「明日の太田プロ総選挙は負けないぞー!」と闘志を燃やした。今年の総選挙では、指原が総選挙史上最多票数となる24万3,011票を獲得し、史上初の連覇を達成。女王奪還を目指していた渡辺は、速報1位を守れず、2位に終わった。また、"にゃんにゃん仮面"として出馬し、16位にランクインした小嶋陽菜は、グループ卒業を発表した。
2016年06月19日元AKB48で女優・前田敦子の新曲「Selfish」のミュージックビデオ(以下MV)が9日、公開された。同曲は、22日発売の1stアルバム『Selfish』の収録曲。前田が出演した映画『さよなら歌舞伎町』(15年)でメガホンを取った廣木隆一監督が演出を手掛け、東京と大阪の2日間にわたって撮影された。前田がMVで演じているのは、同曲の歌詞を象徴した「本能のままに生きる女性」。大阪・通天閣本通ではランジェリー姿で歌いながら歩き、キャバレーでは金髪ボブ姿で歌い、ラブホテルではベッドに横たわり、バスタブではフルーツを浮かべて入浴するなど、シチュエーションごとにさまざまな表情を見せている。現在放送中のTBS系主演ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週木曜24:10~)でもセクシーな演技が話題を呼んでいる前田。廣木監督との再タッグを喜び、「早朝の通天閣を裸足で歩いたり、キャバレーのステージ上で歌ったり、貴重な体験もさせていただきました。バスタブのシーンも浮かべたフルーツも実は3種類あって、すべてかわいく、女の子にも楽しく見てもらえるMVになったと思います」と自信作に仕上がったようだ。
2016年06月09日「anan」2006号6/1発売は前田敦子さんが表紙の「駆け込みダイエット」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。あっちゃんが見せた、ダイエット特集にあるまじき(!?)姿。今回表紙とグラビアに登場してくれたのは、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』の妖艶な演技が話題の前田敦子さん。特集テーマが「ダイエット」ということもあり、撮影では体のラインが強調された衣装に身をつつんでもらい、その均整のとれたカラダ、つい触れたくなる柔肌を存分に見せつけてもらいました。その美body、そして愛らしい笑顔にスタッフ一同目を奪われずにはいられなかったのはいわずもがな、実は取材時、それ以上に目がクギづけになる場面が……。それは〝食べているあっちゃん〟! 「朝から食欲旺盛なAKB48前田敦子のスゴ過ぎる朝食」なんていうまとめサイトがあるくらい、その食欲は知られたものではありますが、その姿を目の前にするとスゴイ破壊力!!撮影終わりの昼食にとお重形式で用意したお惣菜やおにぎりを次から次へパクパクと嬉しそうに食べるわ食べるわ。あっちゃんも「やばい、箸が止まらない!」と自分を制御できないようすで、それはそれは見ていて本当に気持ちいい食べっぷりでした。その幸せそうに食べている姿がかわいいのなんのって!!そんな愛らしいまでの食べ姿、ぜひ写真でお見せしたかったのですが、なにせ今回はダイエット特集ということで、それはまた別の機会に(勝手な願望ですが)……。そして、そんな食いしん坊なあっちゃんがあのパーフェクトなまでのスタイルをキープするための秘訣は本誌インタビューでチェックを!!!(N)
2016年05月31日元AKB48で女優の前田敦子(24)が16日、自身のツイッターを更新し、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんへの思いをつづった。2014年に蜷川さん演出の舞台『太陽2068』で舞台に初挑戦した前田は、「2年前に私を新しい世界に優しく手招きして導いてくださった蜷川さんには、一言で言えないくらい本当に感謝しています」と追悼。そして、「教えて頂いた言葉がずっと巡っています。文章には書き表せられない心のなかにだけ止めて置きたい感情も沢山あります」とつづり、「教えて頂いた全てをずっと大切にしていきます」と誓った。
2016年05月17日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日お笑い芸人のバカリズムが、前田敦子主演のTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)に出演することが26日、明らかになった。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子は、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎える。バカリズムが演じるのは、ゆり子の運命を握る真田という男。真田はある日突然、ゆり子の前に現れ、衝撃的な言葉を告げる。ドラマ中盤、真田の登場により物語が一気に急展開を迎えることになる重要な役だ。すでにクランクイン済みで、今後の撮影では、ゆり子、小津(新井浩文)を巻き込んだドラマ最大の山場が用意されているという。バカリズムは「とてもおいしい役をいただき、光栄です」とコメント。「前田さんを中心に現場の雰囲気がとても和やかで初日から楽しく参加させていただきました」と話し、「居心地がとても良いので、もう何話か出たいなあと思いました。もし別の役で人員が足りない場合はご連絡ください」と冗談交じりにアピールしている。(C)TBS
2016年04月26日元AKB48で女優の前田敦子が主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)が、今夜スタートする。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子が、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメントで、深夜の"昼ドラ"と銘打ち、現代の若い女性たちが持つ"せきらら"な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描く。前田は本日ツイッターで、「毒島ゆり子のせきらら日記TBSにて今夜24時10分よりスタート!! みてねーー!!」とアピールし、「私もリアルタイムでみるよー」とコメント。また、番組公式ツイッターでは、「放送後にプレゼントクイズも実施しますので皆さんぜひリアルタイムでご覧ください」と、前田敦子のサイン入り番組特製ポスターが当たるプレゼントクイズの実施が伝えられた(クイズの詳細は番組公式ホームページ参照)。なお、16日に行われたニコニコ生放送での"先行上映会"では、「かわいい」「おもしろかった」「あっちゃんめっちゃよかった」とSNS上で称賛コメントが続々。シャワーシーンや下着をつけるシーン、濃厚キスなどに対し、「あっちゃんセクシー」「エロすぎ」「ヤバイ」と興奮の声も上がっていた。(C)TBS
2016年04月20日前田敦子が数々のラブシーンに挑むことでも話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら 日記」が20日(水)今夜から放送開始となる。本作は「二股」や「不倫」などをテーマにした“深夜の昼ドラ”ともいえる作品。ドラマ「ど根性ガエル」や4月9日に公開された映画『モヒカン故郷に帰る』といった数々の作品でヒロインを務め、女優としての演技力を身につけてきた前田さんが今回挑むのは、二股がやめられない“超・恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そしてほかの彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。前田さんの周囲をかためるキャストには、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者の小津翔太に放送中の大河ドラマ「真田丸」や『俳優 亀岡拓次』などで活躍中の新井浩文。ゆり子の長年の恋人・幅美登里には、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルでありばがら、NHK連続テレビ小説「まれ」など俳優業もこなす渡辺大知。ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助には片岡鶴太郎。そのほか、グラビアでも活躍、ドラマ「怪盗 山猫」などに出演の中村静香や、ドラマ「デスノート」や「ダマシバナシ」に出演の前田公輝。山崎銀之丞や近藤芳正、橋爪淳なども出演する。今回前田さんが演じるのが過激な恋愛に溺れるヒロインということで、劇中には濃厚なキスシーンやベッドシーンも散りばめられており、地上波での放送に先駆けて行なわれたネット先行配信を見た視聴者からは驚きや今後に期待するという声が続出しているという。どんな第1話に仕上がったのか、前田さんのファンならずとも見逃せない作品になりそうだ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は20日(水)24時10分~TBSで放送。(笠緒)
2016年04月20日女優の前田敦子(24)が7日、自身のツイッターを更新し、7日発売の週刊誌『女性セブン』(小学館)で報じられた内容を否定した。記事によると、前田が松たか子主演舞台『逆鱗』の東京公演千秋楽を観劇した際、キャスケット帽をかぶっていたことからスタッフに注意され(脱帽は観劇のマナー)、上映中に退席を余儀なくされたという。同誌は居合わせた客の証言などを交え、「舞台を追い出された」と報じている。このことについて前田は、ツイッターで「舞台を観るのが大好きなのに、その舞台を汚しているような嘘を書かれるのは悔しいです」と吐露。「悲しいです」とショックを隠しきれない様子で、ファンからは同情の声が寄せられている。その後は、テレビ東京系『未来シティ研究所』(毎週月曜22:54~23:00)のナレーション収録を終えたことを報告。気を取り直して、「凄くキラキラした番組です」「皆さん見て下さい」と絵文字付きで明るく呼びかけている。
2016年04月08日4月9日より全国公開される映画『モヒカン故郷に帰る』の東京プレミア上映会が29日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、松田龍平、前田敦子、柄本明、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督が出席した。舞台となる広島で先行上映されている本作は、2009年公開の映画『南極料理人』、2013年公開の映画『横道世之介』を手掛けた沖田修一監督が自らオリジナル脚本を担当。本作は、瀬戸内海に浮かぶ四島を舞台に、モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉(松田龍平)が、恋人の由佳(前田敦子)を連れて結婚報告のために故郷の広島に帰り、ドタバタ劇を繰り広げる。主演の松田は「家庭にありそうなエピソードがたくさん盛り込まれている家族のお話ですが、あっと驚くシーンが所々にあってとても笑えます。笑いながら劇場で見ていただければうれしいです」とアピールし、相手役の前田敦子について「もたいさんと前田さんのシーンがすごく好きなんですよ。由佳の、永吉に見せない顔は本当に嫁姑の空気感が出ていて楽しかったですね」と好印象の様子。一方の前田は「今回の永吉と龍平さんはかなり近いんじゃないかと思いました。素に近い龍平さんが映画で見えていたんじゃないかと。作品の中で自分の言ったことにヘラヘラ笑うところが可愛いなと思いました」と劇中同様に仲の良さをアピールしていた。永吉をはじめ、田村家の面々を描いた本作にちなみ、「田村家でまた何かをするとしたらどんなことをしたい?」という質問に「やっぱりこの時期だからお花見したいですね。新宿御苑とかで。バーベキューとかいいですね」と前田。それに対して松田は「レジャー施設とかいいな。色々付いているやつですね。卓球やボーリングや温泉が付いていて……もたいさんボーリング上手そうですよね」と勝手なイメージを膨らますも、当のもたいは「イメージないですから(笑)。ボーリングできないですよ(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『モヒカン故郷に帰る』は、3月26日より広島先行公開、4月9日より全国拡大公開。
2016年03月30日3月25日の開幕を前に、舞台『イニシュマン島のビリー』のゲネプロ(最終リハーサル)が東京・世田谷パブリックシアターにて行われた。イギリス演劇界の鬼才マーティン・マクドナーが、自らのルーツであるアイルランドを舞台にして描いたブラック・コメディの傑作である。翻訳戯曲の演出で多くの秀作を生み出してきた森新太郎が、自身3度目となるマクドナー作品を手掛けることも注目された話題の舞台だ。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報黒を基調としたステージ上に現れるのは、アイルランドの小島・イニシュマン島の田舎にある殺風景な店や、うら寂しい夜の海岸など。殺伐とした空気感が、波の音や照明効果から伝わってくる。そこで暮らす生まれつき左手・左足が不自由な少年ビリー(古川雄輝)、美少女だが言動があまりに暴力的なヘレン(鈴木杏)、キャンディに執着しているヘレンの弟バートリー(柄本時生)。彼ら若者たちは、島の外に飛び出すことを願っている。方や、店を営みながら孤児のビリーを育ててきた老姉妹(平田敦子、峯村リエ)、ゴシップ集めを生きる糧としている老人(山西惇)と彼の90歳の母親(江波杏子)、男やもめ(小林正寛)、医師(藤木孝)ら大人たちは、島という小さな世界で思うままに感情をまき散らし、時にアイルランドに対するささやかな誇りに満たされて生きている。停滞していた彼らの日常は、「ハリウッドから撮影隊がやってきた」というゴシップ屋老人のトップニュースにより揺らぎ始める。ひとりとしてアクの弱い人間はいないマクドナーの登場人物たち、それぞれにピタリとハマった理想のキャスティングにまずは興奮させられる。荒びれた店にたたずむ平田、峯岸の老姉妹は、まったく似ていない風貌での滑稽なやりとりで失笑を誘いながら、ビリーに注ぐ愛情で強固なつながりを見せる。傑出していたのが山西の怪演だ。諍いを掘り起こし、人々を困惑させるのが大好物の“困った老人”を喜々と表出する様が、憎らしくも愛おしく、笑いを抑えられない。鈴木の思い切りのいい表現もいい。哀しみと鬱憤を詰め込んだ暴力、暴言の数々がなぜか見るものの頬を緩ませ、彼女のいらだちに共鳴させる。柄本は独自の個性を存分に発揮した役どころだが、とぼけ顔のバートリーの胸の内に起こった静かな反乱を丁寧に見せていた。ビリー役の古川はハンディキャップを表現しながら、序盤は傍若無人な周囲の人々を穏やかにみつめ、つましくたたずむ。その謎めいた存在が周りの騒音にあおられて徐々に血や肉をつけ、感情を吐露していく様が面白い。ビリーの野心、歓喜、葛藤、失望を繊細につむぎ出す好演を見せた。人々の心に巣くう寂寥感、そこから沸き起こる暴力をユーモアで描き切るマクドナーの世界観。その衝撃に魅せられた森が、生にもがく人間たちを深く温かい眼差しでみつめ、鮮やかに息づかせている。ラストに渡された余韻の意味をじっくりと考えたい、そんな舞台がまたひとつ誕生した。公演は4月10日(日)まで世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。取材・文:上野紀子
2016年03月28日古川雄輝さんの2年ぶりの主演舞台『イニシュマン島のビリー』は、アイルランドの島に暮らす手足の不自由な少年を描くブラックコメディ。「舞台自体がハードルが高いうえ、日本とは笑いの質が違う海外のコメディだけにどうなるか…。ただ、いまはビリーのことを考えたいんです。どうしてもハンディキャップの部分がクローズアップされる役ですけれど、閉鎖的な田舎の島で映画俳優になる夢を見ている心優しい17歳の少年という、内面の部分に真摯に向き合えたら、と思っています」ビリーとして「どう動いたらいいかを大事に」。彼の優しさを「行動で表現していけたら、自然とそう見えるのかもしれない」。取材が行われたのが稽古初日を目前にしたタイミングだったこともあり、役についてあれこれ考えを巡らせていた。ただ、稽古しながら変わってくることも多いだけに、「いまはとにかく早く森(新太郎)さんの演出を受けて、自分の考えていることが正しいか、一回答え合わせをしたい」とも。「演技ってどれが正解かわからないんで、わりとテクニカルなことから考えちゃうんです。自分なりに準備して、現場で急に方向性が変わったときに対応できるようにしておくと、戸惑わずに済みますから」発言の端々に理系男子の片鱗が。「理系脳だとよく言われます。物事を組み立てて考えたいんですよね」客観性のある人かと思えば、「客観性はある方だと…いや、ないな(笑)」。在学中にミスター慶應に選出。その後、合格していた大学院への進学をやめ、芸能界入りした経緯からしても、意外と直感型の人?「ミスター慶應に選ばれた後、オーディションを受けたのですが、必死ながらもやっていて楽しかったんです。ただ、やればやるほど俳優という仕事は難しい。舞台は、稽古期間が長いぶん挑戦ができる場なので、怯んでしまう自分を奮い立たせて臨みたいです。少しでも自分の引き出しを増やしていけたらいいですね」◇ふるかわ・ゆうき1987年生まれ。2010年芸能界デビュー。出演作にドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、映画『脳内ポイズンベリー』など。出演映画『太陽』が4月23日公開。◇心優しく理知的ながら、ハンディキャップゆえに周囲からは馬鹿にされている少年・ビリー(古川)。ある日、彼の住む小さな町のすぐそばに、ハリウッドの撮影隊がやって来る。3月25日(金)~4月10日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/マーティン・マクドナー翻訳/目黒条演出/森新太郎出演/古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子S席8500円A席6500円(共に税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ
2016年03月25日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日女優の前田敦子が17日、都内で行われた「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」授賞式に出席した。ソフト&ハードのメーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)」が主催する同アワードは、同団体の目的でもあるブルーレイ普及活動の一環として行われるもの。ブルーレイディスクならではの高画質、高音質といったクオリティーを判断基準にして、2015年に発売された4,135作品の中から各賞が表彰され、栄えあるグランプリには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。そのプレゼンターに前田敦子が登壇。グランプリに選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について「ある監督さんが『興奮した』とおっしゃっていたので、私も映画館で見たんですが、『こんなに興奮したの初めて!』といまだに覚えています。映像や音楽、そして個性的なキャラクターしか出てこないし、シンプルなんですけど感動するし興奮するし、これは何度見ても楽しめる作品だと思います」と大絶賛。そして関係者に「本当におめでとうございます」と祝辞を述べてプレゼンターとしての役目を果たした。プライベートではブルーレイをかなり見るらしく「よりキレイな世界観を身近に体験できるので、借りる時も買う時もブルーレイを選ぶようにしています。音も良いですし目で見ても楽しいですしね」と語るなど、関係者を喜ばせていた。
2016年02月18日前田敦子が2月17日(水)、優れたブルーレイ作品を表彰する第8回「DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」授賞式に特別ゲストとして出席。『マッドマックス 怒りのデスロード』のグランプリ受賞を喜び、魅力を熱く語った。映像コンテンツメーカー、映像機器メーカーで結成され、ブルーレイなど次世代デジタルメディアの普及を進める業界団体「DEG ジャパン」の主催による同アワード。『マッドマックス 怒りのデスロード』は【高画質賞 映画部門(洋画)】でも受賞しており、2冠を達成した。本作の発売・販売元のワーナー エンターテイメントジャパン株式会社の担当者は本作について「エンタメ業界の人にものすごくウケている」と明かしたが、前田さんも、本作を何人かの映画監督にお薦めされて映画館に足を運んだそうで「一緒に映画館に見に行った映画監督の方も『4回目』と言ってました(笑)」とうなずく。前田さん自身、ある映画専門誌上での2015年のベスト1として本作を選出しており、「AKB48」出身の若き女優の意外な選択は大きな話題となった。「こういう作品でこんなに興奮したのは初めて!映像、音楽、個性的なキャラクター…(物語は)シンプルだけど、感動するし興奮しました」と語り、質の高い画質、音響が本作に与えているものの大きさを強調。「何度見ても楽しい!ブルーレイでもすでに楽しませていただきました」と笑顔を見せた。また、一般ユーザーの投票で決まる「ユーザー大賞」にはももいろクローバーZのライヴ「ももいろクローバーZ 桃神祭 2015 エコパスタジアム大会 LIVE Blu-ray BOX【初回限定版】」が輝いた。ももクロのライブの同賞選出は2年連続の快挙!メンバーはサプライズでビデをメッセージを寄せ、喜びを口にしていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2016年02月17日中村獅童、上田竜也、前田敦子らが出演する舞台『青い瞳』の製作発表が8月28日、都内にて行われた。ひと筋縄ではいかない人間の心理を繊細に描き、次世代に多くの影響を与えている劇作家、岩松了の新作。戦場から帰還した青年を主人公に、戦争の意味を観客に問いかける作品になる。舞台『青い瞳』チケット情報“帰還兵”をテーマにしたことについて、岩松は次のように語る。「戦争というものは、みんなが悪いことだとわかっていながらなぜ終わることがないんだろうというのが、自分の中で問題だった。そのことをずっと考えていくと、帰還兵というものが戦争の問題をかぶってしまう後遺症のような存在であり、非常に大きなドラマになりうるなと思った。例えば家庭では母親が絶対的な存在だったのに、戦場に行くとそれが絶対ではなくなるという価値観に変わっていく。戦争云々は契機であって、人が何らかの状況になった時に価値ががらっと変わってしまう、何か構築された世界が崩れて、それが本人の苦悩になっていく。それは普遍性のある問題ではないか」。作品のテーマとともに「ずっと前からこういう話をやりたいと思っていた」と話し、熱い意気込みを語った。その物語の中で、主人公の帰還兵ツトムを演じるのが中村獅童。岩松とは2008年の『羊と兵隊』以来のタッグとなる。「尊敬し、大好きな岩松さんとまたご一緒させていただくことが非常に嬉しい」と話し、「前回は岩松ワールドに飛び込んで、自分の知らない世界を勉強しようという気持ちが強かった。岩松さんは「岩松さんの書いたセリフを言えることが嬉しい」という気持ちにさせてくださる作家さん。今回もとても楽しみ」と出演を喜ぶ。出演に勝村政信、伊藤蘭ら岩松作品の常連が顔を揃える中、初参加するのが上田竜也と前田敦子。上田は「岩松さんの何気ないセリフがとても大好きなんです。さりげなく言った言葉がとても自分の心に刺さったりする」と岩松作品の印象を語る。また舞台出演2本目となる前田は「昨年初めてシアターコクーンで舞台デビューをさせていただいた。また同じ場所に帰ってこれて嬉しいです。岩松さんの作品は、とてもその世界観にひきこまれる。いつも観ていて「うらやましいな」と思っていた世界」と、参加を楽しみにしている様子。前田は獅童扮するツトムの妹ミチル役。獅童も「自分はひとりっ子なので、こんなにかわいい妹がいて嬉しい」と話していた。公演は11月1日(日)から26日(木)まで東京・シアターコクーン にて上演。チケットの一般発売は9月12日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではチケットの電話先行抽選を特別番号0570-02-9547にて、9月1日(火)11:00まで受付中。
2015年08月31日