年が離れているからこその尊さがある”年の差きょうだい”。今回は、大きいお兄ちゃん・お姉ちゃんをメロメロにさせている末っ子たちのエピソードを紹介。生まれたばかりの妹が大好きな当時13歳のお兄ちゃんは、妹の寝かしつけを担当。お母さんが様子を見に行くと立場が逆転し、妹がお兄ちゃんを寝かしつけていたという珍事件が…。別のご家庭でも、”野獣化してしまう赤ちゃん”として、15歳のお姉ちゃんの頬をずっとハムハムし続ける末妹に家族全員で夢中になるエピソードも。実際はどのような距離感なのか?年の差きょうだいたちの関係性について、あらためて振り返る。■「逆に寝かしつけられてるやん!」眠る兄にスリスリと顔を寄せる赤ちゃんお兄ちゃんが中学校から帰宅し、お母さんが家事をする間に子守をお願いしていた時のこと。家事を終えて戻ると、子守をしているはずの兄の方が寝ていて、逆に赤ちゃんだけが起きているのを目撃したお母さんが、その様子を思わず激撮。「小さな妹に癒されて眠くなったのか、スヤスヤと眠る兄と、そんな兄にスリスリと顔を寄せる妹の2人の姿が可愛くて、思わず動画を撮りました。息子は思春期ということもあり、普段はあまり動画や写真を嫌がるので、こっそり撮りました(笑)。そして動画を撮りながら『逆に寝かしつけられてるやん!』と思わず心の中でツッコミました(笑)」SNSには「2人の姿にとっても癒された」「元気をもらった」というコメントが寄せられていた。「内緒で撮った動画だったので息子に怒られるかなと思っていたのですが、沢山の温かいコメントを見て、照れながらもすごく嬉しそうにしていたのが印象的でした。こんなにも沢山の方からこの動画を見て癒されたと言ってもらえたことが本当に嬉しかったです。コロナ禍での妊娠、出産、そして11年ぶりの子育てと大変な事も多かったため、温かいコメントに、私自身もすごく元気をもらいました」13歳差のお兄ちゃんは、妹が生まれて対面した際、あまりの小ささにビックリしつつも、恐る恐る生まれたてでまだフニャフニャの妹を優しく抱っこしてくれていたという。「横に来ては一緒に寝たり、ほっぺたをツンツンしたりして『可愛い〜〜』とニヤけていました」。お兄ちゃんの1つ下にはお姉ちゃんがおり、「もうママになれるくらいミルクもオムツ替えもお風呂も全て完璧に育児をこなしています(笑)」とお母さん。「実は、上の2人と末妹はお父さんが違います。私のお腹に赤ちゃんがいると知った時は、戸惑いもあったかと思います。でも、日に日に大きくなるお腹を見て『まだかな?いつ生まれるの?』とか、『早く赤ちゃんに会いたいなぁ』と、2人とも妹が生まれてくるのをとても楽しみにしてくれていました。父親は違っても、3人は兄妹。妹が可愛くて可愛いくて仕方がないようです。そして『あなたたちもこんな風に愛されて育ったんだよ』『何歳になってもママにとってはずっと大切な宝物だよ』と伝えています。妹の成長を一緒に見守りながら、自分たちもこんな風に愛されて育ったというのが伝われば良いなと思っています」■次女が帰ってきた時だけ“猛獣”化、はむはむが止まらない0歳末妹にメロメロ続いて紹介するのは、15歳(取材当時)のお姉ちゃんが大好きな0歳の赤ちゃん。お姉ちゃんが学校から帰ってくると、ほっぺをスリスリ、お顔をはむはむするのが日課となっていた。その様子をお母さんが公開すると約300万再生の反響があり、「可愛すぎる」「たまらない…」「両者優勝」などのコメントが寄せられた。実はこちらのお母さんは、0歳から17歳までの異父兄弟姉妹を育てている。「子ども達に助けられっぱなし」と語るお母さんに、愛溢れる大家族の日常を聞いた。子どもさんは、長女17歳、次女15歳、三女8歳、長男5歳、次男4歳、三男3歳、四男2歳、四女0歳の8人きょうだい。末っ子の四女が生まれてから、上の子達は学校や幼稚園から帰宅してすぐに、四女の元へ行き、抱っこやらいい子いい子をするのが日課だったという。「その中でも、15歳の次女が帰宅する時間は、なぜかいつもミルクの時間で、私がミルクを作っている待ち時間に、ほっぺをつけてスリスリしたのがきっかけで、四女が次女のお顔を食べるようになったのですが、その姿がたまらなく可愛くて…(笑)。長女や私もやってみたのですが、なぜか全くやってくれなくて、次女にだけやるのがたまらなく、こんな可愛い姿は残したいなぁと思って動画にしました」それぞれが帰ってきてベッドを覗くとニコニコと嬉しそうに笑うが、次女さんが帰って抱っこをする時には「ちょーだいちょーだい!」と言っているかのように、猛獣になってしまうという。「私自身も11歳離れた弟、14歳離れた妹がいて、今でも可愛くて仕方がない特別な存在です。弟、妹が小さかった頃の思い出も沢山あるので、自分も、年の差の子どもがほしいと思っていました。まさか、8人の母になるとは、想像もしていませんでしたが…(笑)」とお母さん。「常に赤ちゃんがいる生活の我が家なので、思春期のお姉ちゃん達も、家にいる時はみんながリビングに居てくれて、寝るのも、寝かしつけをしてくれてるまま、そこで寝てしまうお姉ちゃん達なので、みんな一緒の部屋で寝ていたり、家族が一つの空間にいて話をしたり、笑っていたりと、母親としてはとっても幸せです。長女次女には、大変な思いをさせてしまっているなぁ…とは思います。もっと遊びたいんだろうな…と思うことはいつもです。上2人はパパが違うので、そういうことでも本当に苦労をかけてしまったのに、下の子達を可愛がってくれる2人には、なかなか言えませんが、感謝しています」
2024年04月04日年の差きょうだいの愛が、全身からあふれている動画……♡チョコレート、スーパー……自転車……「だいしゅき(ぎゅーーーー♡)」@rea.0222 長女と言葉のお勉強#まだまだ言えない2歳1ヶ月次男#言葉が遅いのかな…#次女の時はどうだったかな#子供のいる暮らし#長男長女の時の事は忘れた笑 ♬ オリジナル楽曲 - Rea0222※動画が再生できない場合はこちらのページでごらんください。相思相愛の年の差きょうだい♡言えない弟くんをいとおしそうに包み込むお姉ちゃんと、べったり甘える弟くん。すてきなきょうだい愛にコメント欄では……?「癒やされる」「2人ともかわいい♡」「自転車のしゃが好き」「自転車→電車になってもた(笑)」「お姉ちゃんのスーパーの声が特に好き♡」「うちの弟もそれくらいなんですけど、やってほしいな!!」優しい空気感に心が癒やされましたね♡とっても仲良しな2人、気になる普段の様子についてお話を伺ったのでぜひご覧ください。お母さんにお話を伺いました──5人きょうだいさんとのことですが、年齢を含めきょうだい構成を教えてください。お母さん長男が18歳の高校3年生、長女が14歳の中学2年生 (動画のお姉ちゃん)、次女が7歳の小学2年生、次男が4歳の年少(動画の男の子)、3女が1才6ヶ月です。──動画に映っているお2人の、普段の様子について教えてください。お母さんお姉ちゃんの作る料理が好きで、いつも「作って」とリクエストしたり、保育園のお迎えもお姉ちゃんと一緒に行くと、いつも私より先にお姉ちゃんの所に走って行って、ギュッと抱きしめたり……お姉ちゃん大好きな弟くんです♡──お姉ちゃんはお料理もできるんですね!おねだりする弟さんもかわいいですね♡動画の他に、印象深かったお子さんたちのエピソードを教えてください。お母さん動画の時は妹がまだ産まれていませんでしたが、今はすごくいいお兄ちゃんです。お姉ちゃんも大好きだけど妹も大好きな、優しいお兄ちゃんになってしまいました(笑)。──お姉ちゃんにかわいがってもらっていた分、妹さんにも優しくできるのでしょうね♡すてきなお話をたくさんお聞かせくださり、ありがとうございました。「Rea0222」さんのTikTokでは、仲良し5人きょうだいのさまざまな日常が投稿されています。かわいい様子に癒やされることまちがいなし。ぜひ他の動画ものぞいてみてくださいね!======================投稿主「Rea0222」さんTikTokrea.0222(取材・文=齋藤 優子)
2024年01月22日きょうだい児とは?「きょうだい児」は、障害のある子どもの兄弟姉妹を指す言葉として使われています。保護者が障害のある子どものケアを行っていることで、きょうだい児はバランスを取るため、家庭内で優等生的な役割を演じることや、自分よりも他者を優先するようになることがあると言われています。そして、そういった状態が続くことで心身の不調や不登校などにつながる可能性も指摘されています。一方できょうだい児にはその環境から「他者への配慮ができるようになる」「責任感が強い」「自立した人になる」などのポジティブな面もあると言われています。こういったさまざまな面があるきょうだい児ですが、これまで注目されてこなかったこともあり、まだ支援制度などが整っていないというのが現状です。兄、弟、姉、妹のそれぞれの漢字の組み合わせで「きょうだい」という読み方があるため、漢字ではなくひらがなで表記される場合が多いので、本コラムでも「きょうだい児」と表記していきます。近年、きょうだい児についてメディアなどで取り上げられる機会も増えてきています。しかし現在までに国などの大規模な調査は行われておらず、日本全国にきょうだい児がどのくらいいるのかは、よく分かっていません。また、「ヤングケアラー(本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の児童)」という言葉も注目されています。ヤングケアラーは直接的に家事や家族の世話をするという点できょうだい児とは異なっているものの、きょうだい児もヤングケアラーも、「ケアをする側」としての役割を求められがちで、「ケアが必要な存在」として認識されにくいという共通点があります。本コラムでは、きょうだい児の抱えやすい悩みや、保護者の関わり方などについて、発達ナビで行った「きょうだい児」に関するアンケート結果を交えて紹介します。また、小児科医として発達障害のお子さんやご家族と多く関わってこられた室伏佑香先生にもお話を伺いました。参考:学校教育における慢性疾患や障害のある子どものきょうだい支援の課題|滝島真優参考:障害のある児のきょうだいに関する研究の動向と支援のあり方|川上あずさきょうだい児への関わり方、どうしたら?発達ナビアンケート結果とエピソードのご紹介発達ナビでは、発達障害のあるお子さんのいるご家庭に「きょうだい児関係」のアンケートを実施しました。ここではアンケート結果と、保護者の方からお寄せいただいたお悩みやエピソードなどをご紹介します。Upload By 発達障害のキホン参考:「きょうだい児関係」アンケート&エピソード募集!コミックマンガエッセイ化も!きょうだい児がいる割合は、今回アンケートに回答いただいたご家庭のうち、約60%にきょうだい児がいるという結果になりました。内訳として、年上のきょうだい児(兄姉)がいる家庭と、年下のきょうだい児(弟妹)がいる家庭は29%で同じ割合でした。そして、年上と年下のきょうだい児両方がいるという家庭も2%でした。また、きょうだい児とは異なりますがきょうだい共に特性があるというご家庭は22%という結果でした。実際に読者の方から寄せられた、きょうだい児がいるご家庭のエピソードを紹介します。長男に障害があり、次男がきょうだい児です。長男に障害があると分かった時からは、きょうだいそれぞれが私(母)を独占できる時間を意識してつくるように心がけました。長男が宿泊活動で家にいない時には、次男は学校を休ませて一緒に旅行に出かけるようにしたり、長男が放課後等デイサービスに通っている間は次男のリクエストに可能な限り応えるようにして過ごしていました。思春期の頃はきょうだい共に荒れて殴り合いのけんかをしたこともありましたが、成人した今となってはお互いができることを尊重できるようになり、長男ができないことを次男がサポートするといった関係になっています。姉がきょうだい児で下の子に発達障害があります。下の子は一人になることに強い抵抗があり、きょうだい児である姉に対して執着し、姉も親を気遣って我慢している様子があり感謝と申し訳なさを感じています。下の子は姉に対して遊び相手としても心のよりどころとしても執着して、常にそばにいたがるので、姉は家庭で勉強もリラックスもなかなかできず学校の成績や宿題に影響が出ることもあります。しかし、遊びを断ると癇癪を起こすので、他のことがしたくても一緒に遊んでくれているのです。そのために疲れて体調を崩すこともありますが、「自分が遊びの誘いを断ることで家族が困るくらいなら自分が我慢すれば……」と話して相手を続けてくれているようです。できる限り親が遊び相手をするようにしていますが、仕事や家事などもあり、限界があるため姉は親を気遣ってくれています。下の子は時には他害することもあり、きょうだい2人だけにするのは危険なため親のどちらかが立ち合いのもとで遊ばせるようにしています。きょうだい児の悩み……結婚、親なきあとは?医師Q&A次に、きょうだい児がいる家庭が抱えやすい課題や、よくある悩みについて、保護者としてどのように関わっていけばよいのか、小児科医の室伏佑香先生に伺いました。(質問)障害がある子どもにどうしても手がかかってしまい、きょうだいに十分かまってあげることができず心苦しく思っています。(回答)お子さんに障害がある場合には、通院や療育などでどうしても障害のある子を連れて行かなければいけない場面や、家庭内でも介助や対応などが必要できょうだい児に寂しい思いをさせてしまうこともあるかと思います。ショートステイなどの福祉サービスを利用し、保護者ときょうだい児がゆっくりと向き合える時間を意識的につくっていくのもよいでしょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)発達ナビのアンケートやその他調査などでからも、きょうだい児は、自分の人生を自分だけで決められないと感じたり、将来への不安があることもうかがえます。保護者としてどのように対応すべきでしょうか?(回答)きょうだい児の方は、進路や居住地、結婚についてなど、自分の思い通りに決断することに後ろめたさを感じてしまう方も多いようです。成長するにつれて保護者に話しにくい悩みも出てくることと思います。同じ立場で話し合えるきょうだい児の当事者会などへ参加できるようにサポートするのもよいでしょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)親なきあと(親が障害のあるきょうだいの世話ができなくなった時)が心配です。親としてどのような準備ができるでしょうか。(回答)グループホームなど障害のある子どもの住まいや、公的な障害年金以外にも障害がある子どもが受け取れるお金の仕組み(金融機関などを活用する信託や、自治体が運営している障害者扶養共済など)などがあるので、さまざまな情報を整理して、準備しておくと良いですね。また、親なきあとに向けて、将来的に成年後見制度などを活用することも見すえ、障害のあるお子さんが自立できる支援体制を整えておくことが大切です。また、中には必要以上に責任を感じて自分が面倒を見なければならないと思ってしまうきょうだい児の方もいます。日ごろから家族でよく話し合って、福祉制度や活用できる支援に対する理解を深めておくといいでしょう。Upload By 発達障害のキホン参考:障害福祉サービスについて|厚生労働省参考:特定贈与信託|一般社団法人信託協会参考:障害年金|日本年金機構参考:障害者扶養共済制度(しょうがい共済)|厚生労働省参考:成年後見制度とは|厚生労働省きょうだい児支援の現状や今後の課題は?ここまで見てきたように、きょうだい児には特有の困難があります。しかし、障害の当事者や保護者への支援はさまざまありますが、きょうだい児を対象とした支援制度はまだ制度化されていないというのが現状です。そもそもきょうだい児についての大規模な調査などもこれまでのところされておらず、研究が進められている段階です。ある研究で実施された教師を対象にしたアンケートでは、忘れ物や学力の不振、友人関係などへの影響が出ているという回答や、精神面や健康状態についても影響が見られるという回答も見受けられました。また、きょうだい児自身の就職や結婚、親なきあとのへの不安なども指摘されています。そのような状況ではありますが、明確にきょうだい児を対象とした公的な支援はほとんどなく、既存の制度の活用や当事者会への相談など利用できる資源が限られています。そういったことからも、学校などの教育現場、医療や福祉の現場、行政などが連携したきょうだい児への支援制度を設立することが課題と言えるでしょう。参考:障害児・者のきょうだいが抱える諸問題と支援のあり方|柳澤 亜希子参考:学校教育における慢性疾患や障害のある子どものきょうだい支援の課題|滝島真優まとめきょうだい児とは障害のある子どもの兄弟姉妹について使用される言葉です。きょうだい児は家庭内で我慢を続けたり、将来への不安を抱えるなど、精神的な負荷も指摘されています。そのため、ショートステイなどの制度を利用しきょうだい児とゆっくり向き合う時間をつくることや、親なきあとを見据えて福祉制度の理解を深め、話し合っておくことも大事になります。また、家庭外でリフレッシュできる機会をつくることも大切です。きょうだい児の当事者会などもあるので、家庭から離れた場で相談したり、同じ立場の人ときょうだい児あるあるを語り合ったりといった活動をすることも心身の健康を保つ方法の一つです。きょうだい児の支援に関してはまだ公的な制度が整っていないのが現状ですが、保護者としては家庭内外でできることをしていくといいでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年12月13日よしながふみの人気コミックをドラマ化するドラマ10「大奥」【医療編】が10月3日からスタート。鈴木杏演じる平賀源内に「キャスティングした人マジ神」など絶賛が相次ぐとともに、青沼役の村雨辰剛にも「とても魅力的」といった賞賛の声が上がっている。“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が日本中に広がり、対処法も治療法も発見されないまま男子の人口が女子の1/4まで激減。男子が希少な存在となり、代わって女子が労働力の担い手となって、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになり、3代将軍家光以降、将軍職が女子に引き継がれ、大奥も美男3千人などと称される男の世界となる…という“男女逆転江戸パラレルワールド”を描く本作。この秋からスタートした2ndシーズンでは、8代将軍・徳川吉宗の死よりおよそ20年後。彼女の遺志を引き継いだ若き医師たちが、理不尽な権力・悪にも抗いながら謎の疫病“赤面疱瘡”撲滅の道を地道に切り拓いていく様を映像化していく。キャストは弟が赤面疱瘡で亡くなったことをきっかけに、武家の跡を継がずに男装し本草学者となった平賀源内に鈴木さん。オランダ人と丸山遊女の間に生まれた蘭方医で、蘭語や蘭学に精通していることから御右筆として大奥入りする青沼に村雨辰剛。8代将軍・吉宗の遺志を継ぎ、大奥に蘭方医を集めて赤面疱瘡の撲滅へ動き出す田沼意次に松下奈緒。吉宗の三女・宗尹の子で一橋家当主(吉宗の孫)の一橋治済に仲間由紀恵。また胤篤・天璋院役で福士蒼汰が引き続き出演。瀧山役には古川雄大といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3日放送の【医療編】11話では、田沼の内命を受け長崎・出島にやってきた源内が蘭方医・吾作(村雨さん)と出会い、大奥で蘭学を教えて欲しいと誘う。当初は拒んでいた吾作だが、源内の申し出を受け入れ江戸へ。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、黒木の補佐のもと蘭学の講義を始めることになるのだが、黒木は医者と蘭学を嫌悪していた…というストーリーが展開。冒頭で【幕末編】に登場する天璋院と瀧山のやり取りが映し出されると、視聴者からは「え、古川雄大氏 冒頭から出てたの…録画しておいて良かった」「ホント完全に不意打ち!!幕末編からの登場と思ってた」など、この“サプライズ”に驚きの声が上がる。源内を演じる鈴木さんには「鈴木杏源内の倍速で生きてる感じが期待通りで楽しい」「鈴木杏さんの平賀源内がイメージにぴったりで良かった」「漫画版の源内の奔放さと豪放磊落(ごうほうらいらく)具合が、実によく表現されてて良い!」「鈴木杏ちゃんの平賀源内あまりにも良すぎる…」「ちゃきちゃき江戸っ子、元気で可愛い。キャスティングした人マジ神」「大奥は本当にキャスティングが神」と絶賛する投稿多数。また青沼を演じる村雨さんにも「難しい台詞や方言がありながら引き込む演技をした村雨さん素晴らしい」「あまりにも時代劇似合い過ぎてて数年前の筋肉体操からのギャップ凄すぎる」といった反応が寄せられている。医療編12話あらすじ青沼の蘭学講義はにぎわいを見せるようになる。そんなある日、意次が源内を連れ立って講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡の解明」と伝える。蘭学の習得にいっそう励む講義部屋の男たちであったが、ある偶然からその糸口を発見することに。その裏で治済は田安定信(安達祐実)に近づく…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年10月04日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2023年06月21日我が家は2人きょうだい。褒めるときにややこしいことがよく起きます。■一方を褒めるともう一方が…!片方を褒めると、もう片方が怒る!なんで!? 漫画は二太郎が怒ってますが、イチコが怒ることももちろん多々あります。別に「イチコはえらいね! それに引き換え二太郎は…」とか言ってないし! 言ったこともないし!「別にきょうだいを褒めたからってあなたができないって言ってるわけじゃないんやで」と何回説明しても、2人とも怒ります…。ということで、私はいつも褒めるときは…両方褒め。面倒くさいけど、これで平和が保たれるならいい…。「それにしてもなんで片方を褒めたら片方が怒るんやろ…」と思ってたところ、「ある現象と同じなのでは!」と気づきました。その現象とは…■この現象が起きる理由がわかれば…これ! この現象!比較したわけじゃないのに、勝手に比較されたと思って怒っちゃう感じ!…この現象に当てはめたら、私めちゃめちゃデリカシーないことしてるんかもしれない…!なぜこの現象が起こるかの理由がわかれば、子どもを平和に褒められる気がするー!ということで、自分なりに考えてみました。「比較したわけじゃないのに、比較されたと思って怒る現象」が起こりがちな理由・別の子を褒めたポイントが自分のコンプレックス(例:○○ちゃんの髪の毛、さらさらストレートでステキ! → どうせ私は天パよ!)・前に言ったことと矛盾する(例:○○ちゃんって前のテスト100点だったんだって! すごい! → 私にはテストの点数より生活面で自分でできることを増やす方が大事って言ってたのに!)・褒められた人と自分が同じ土俵に立ってると思っている(例:雲の上の存在の芸能人を褒めても何も思わないけど、友だちを褒めたらムッとする)他にもあるかもしれませんが、思いつくのはこれくらい…。ということで、きょうだいの片方を褒めるときのポイントはこちら!<きょうだいの片方を褒めるときのポイント>・もう片方のコンプレックスを刺激しない褒め方・前の発言と矛盾しないように気を配る・きょうだいの年齢差や性格の違いから、同じ土俵にはいないのをわかってもらえるように褒めるこんな褒め方面倒くさすぎる! 面倒くさすぎて褒められなくなるわ。本末転倒。ということで、これからも2人とも褒めようと思います!褒められてマイナスなことは子どもには起こらないだろうし、簡単に平和! 逆に言うと子どもたちは2倍褒められるチャンスがあるってことだしな! いいこといいこと。うんうん。「め、めんどくせぇ…」という本音は心の奥にしまい込んでがんばります…。(遠い目)
2023年05月29日保育士の中田馨さんが、きょうだいげんかについて教えてくれました。「なるべくなら見守りたい…」「どんなタイミンングで介入するべき?」など、パパやママはきょうだいげんかについて様々な疑問を抱えていることでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。皆さんは、お子さん同士のきょうだいげんかで困っていることはありませんか?きょうだいげんかは、きょうだいだからこそ激しくなりがちです。お友だちとはほとんどけんかをしない子も、きょうだいなら容赦なく叩いたり、言って欲しくない言葉を言い合ったりするのではないでしょうか?そんな姿を見ていると、親もヒートアップすることも…!さて、どう対応したらよいでしょうか? 「お兄ちゃんだから…」「妹だから…」はNG!?「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「まだあなたは小さいんだからできないでしょ」という言葉を使いがちではありませんか?子どもは好き好んで、兄姉、弟妹に生まれたわけではありません。ただ年齢が大きい、小さいという理由だけで「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」など言われても納得しないのではないでしょうか?例えばおもちゃの取り合いの場合、お兄ちゃんのおもちゃを妹が使ってけんかが起きた時には「お兄ちゃんに貸してって聞いたかな?」とまず妹に尋ねるのが筋でしょう。また、共用のおもちゃだった場合、先に使っている子が優先になるでしょう。一緒にあそんでいるときに、遊び方の意見が合わなくなった場合は「さて、どうしたらいいかな?」とじっくり話し合いをするのがよいでしょう。どの場面も、慌てて親が介入して解決する必要はなく、子どもの感情の動きを見つつ、親は「さあ、どうしようか?」など、少し介入する程度に留め、子どもの解決する力を信じて待ちましょう。ちなみに私の場合、息子には「女の子を叩くのはイヤ!」と言っていました。しかし、子どもにとっては「女の子だから」「男の子だから」というのは「妹がおもちゃ取ってきたのに、なんなんだよそれ!」と、少し理不尽に感じてしまっていたかもしれませんね。 まずはルール決めから始めてみましょう!「子どもの解決する力を信じて待ちましょう」と言ったものの、きょうだいげんかが毎日勃発したら…!本当にストレスになりますよね。分かります!分かります!私の家でもそんな時期がありましたから。そんな時にはまずは、子どもたち同士でルールを決めさせてみましょう。相手が使っているものを使いたくなったら「貸して」や「コレ使ってもいい?」など尋ねることから始まり、けんかをしても最後は「ごめんなさい」や握手をして仲直りすることなど。低年齢児のお子さんはまだ難しいかもしれませんが、ある程度年齢が上がると、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に話をしながら決められるはずです。また、介入する場合は「やめなさい!!」と親もいきなり頂点から介入するのではなく「あらら。どうしたの?」など尋ねるような言葉を使うことで、親の感情を揺さぶられずに対応することができますよ。 きょうだいげんかする中で子どもたちは、我慢や手加減、相手の気持ち、自分の気持ちを学ぶことができます。人間関係を学ぶよい機会だと思いつつ、親は見守れるとよいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月17日保育士の中田馨さんが、きょうだいげんかについて教えてくれました。小さな頃は特にきょうだいげんかをよくするという家庭も多いかもしれませんね。きょうだいげんかの対応に悩んでいる親御さんもいることでしょう。年代別の対応などもお話してくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。今日のテーマはきょうだいげんか。皆さんはお子さん同士のきょうだいげんかに困っていませんか?我が家の子どもたちは、18歳と14歳ですので、もうきょうだいげんかをすることはほとんどなくなりましたが、幼少期はよくけんかをしていました。きょうだいげんかは、きょうだいだからこそ激しくなりがちです。お友だちとはほとんどけんかをしない子も、きょうだいなら容赦なく叩いたり、言って欲しくない言葉を言い合ったりするのではないでしょうか?そんな姿を見ていると、親もヒートアップすることも…!さて、どう対応したらよいでしょうか? 上の子が幼児期の前半(1~3歳ごろ)のお子さんの場合そもそも、きょうだいげんかは止めた方がよいのでしょうか?きょうだいげんかは、基本的に「親は見守る」と良いと思います。ただ、それは年齢によって変わってきます。例えば、幼児期の前半(1~3歳ごろ)のお子さんの場合、人とのかかわり方がまだ分かっていません。その上、自分の気持ちを言葉で伝えることもまだ未熟です。ですので、叩く、押し倒す、引っ張る、噛むなどの行動に出ることがあります。そんな時は、間に入って「おもちゃを取られて嫌だったのね」と子どもの気持ちに共感しつつ「叩かれると痛いの。たたかないで欲しい」と伝えます。その際、「あなたはどうしていつもそうなの?」「本当に乱暴な子ね!」など、子どもを決めつけるような言葉を言わないようにしましょう。そうするに至った理由が必ずあるはずです。その理由(子どもの気持ち)を、親が見つけるだけで、子どもにかける言葉が変わってくるはずです。 幼児期の後半(4~6歳ごろ)のお子さんの場合お子さん(上の子)の年齢が幼児期後半(4~6歳)ごろになると、言葉が発達してきますし、これまで様々な経験をしてきていますので、感情のコントロールや手加減もできるようになってきます。ですので、ちょっとしたけんかでしたら「大人は見守る」が原則です。ただしきょうだいげんかですので、容赦なくいく場合もあります。力も強くなってきているので、手加減できないこともあります。「手が出始めたらきょうだいげんかの仲裁に入る」など、ある程度の目安をお父さんやお母さんの中で決めておくとよいでしょう。どの年齢でも、叩く、蹴る、噛む、暴言などはしっかり止めるが基本です。止める際に大切なのは、まずは子どもの行動を止めること。間に入ったり、抱き上げたり、少し離れた場所に連れて行ったりします。そして、子どもと正面で向き合い、目の高さにしゃがみ目を合わせながらして欲しくないことを伝えます。 きょうだいげんかする中で子どもたちは、我慢や手加減、相手の気持ち、自分の気持ちを学ぶことができます。人間関係を学ぶよい機会だと思いつつ、親は見守れるとよいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月14日株式会社フレスタホールディングス(広島県広島市、代表取締役社長:宗兼 邦生)は、ひろしま地球環境フォーラムとの共同企画、「おみせの中でかんきょうについて学ぼう!子どもエコ体験ツアー」を実施いたしました。実施の目的は、身近なスーパーマーケットという場所でリサイクルを体験することで、環境問題をより身近に、自分ごととして感じてもらうことです。小学生の子ども達と保護者の皆さまをご招待し、(1)エコクイズ、(2)リサイクルステーション体験、(3)店内エコマーク探しの3つを体験いただきました。今回の取り組みは、来年度以降の定期的なイベント実施を見据えた試験的な取り組みとなります。ひろしま地球環境フォーラム事務局を通じて応募されたお子様と保護者様各回5組にご参加いただきました。エコツアー申込中筋店イートイン【実施日・実施店舗】2023年1月21日(土) フレスタ海老園店2023年1月22日(日) フレスタ中筋店当日は、イートインコーナーでのエコクイズに始まり、環境について知っていること、これから考えてほしいことをフレスタオリジナルのクイズとして実施しました。小学校低学年のお子様には少し難しい問題もありましたが、保護者の方と力を合わせて正解を導き出します。クイズクイズの次は店外のリサイクルステーションで、実際にペットボトルの回収体験を行いました。それぞれのおうちから綺麗に洗って乾かしたペットボトルを持ってきていただき、一人ずつ回収機の中に入れていきます。リサイクルステーションでの説明は、機器メーカーであるトムラ・ジャパン株式会社様につとめていただきました。回収機にペットボトルを入れ終わると、中を開けて圧縮されたペットボトルを見ていきます。子ども達はもちろん、保護者の皆さまも興味津々で中を覗いてくださいました。リサイクル体験最後はこちらもオリジナルのスタンプラリー台紙を使用した、店内エコマーク探しです。ヒントをもとに店内を自由に回っていただき、エコマークがついた商品を探していきます。子ども達の姿は真剣そのもの。「難しいけど、これが一番楽しかった!」と感想を教えてくれました。参加者同士で「あっちの商品にもついていたよ、ここにあるよ」などの交流も生まれ、和気あいあいとした雰囲気で進んでいきます。エコマーク探しお買い物中のお客様も皆さま温かい目で見守ってくださいました。また「何のお勉強をしているの?」と尋ねてくださる方もいらっしゃり、地域の方との交流にもなりました。お土産は、フレスタ復刻エコバッグに詰めた環境配慮商品です。保護者の皆さまには、「懐かしい!」と喜んでいただけました。お土産【ひろしま地球環境フォーラムとは】ひろしま地球環境フォーラムは、広島県の県民、団体、事業者、行政が相互に連携・協働しながら、環境にやさしい地域づくりを進める、環境保全推進組織です。(フォーラム事務局より)親子で店内の環境マークを楽しそうに探す様子がとても印象的でした。環境問題の解決に取り組むためには、私たち一人一人が、身近な生活や社会的活動の中で環境について知り、考え、具体的な行動を起こしていくことがとても大切であると考えています。ひろしま地球環境フォーラムでは、県内の自然やスーパーなど、身近なところで実際に体験する活動を通じて環境問題に触れてもらえるようなイベントを実施しています。ひろしま地球環境フォーラム事務局 杉本フレスタホールディングスならびにフレスタグループでは、地域の方の身近な存在として、各団体、行政、事業者と協力し、引き続き環境を考えるきっかけづくりを行ってまいります。<会社概要>企業名称 : 株式会社フレスタホールディングス所在地 : 〒731-0103 広島市安佐南区緑井5丁目18番12号ホームページ : 代表取締役社長: 宗兼 邦生事業内容 : グループ会社の事業統括及びシェアードサービス事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月31日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!8歳と4歳の姉妹を育てております、ぴなぱと申します。私ごとではございますがこの度第三子を授かり、現在妊娠中です。そんなわけで、早速ですが今回は第三子を加えたきょうだい間の歳の差についてのお話です。第三子の出産は4月の予定なのですが、これは私の場合、予定帝王切開で「手術日=出産日」として設定されているため、早産にならない限り動くことはないと思われます。なのでひとまず4月生まれなのは確実として、そうすると第三子誕生時、上2人は現在より1学年上がった小3と年長になります。長女とは9学年、次女とも6学年離れる計算になり、どちらの姉ともそこそこの歳の離れた末っ子が誕生することになるわけです。上2人は3学年差なので、それと比べても今回はだいぶ間が空いたように見えるし、同じように次姉と6学年差で私(三姉妹の末っ子)を産んだ母からもこんな風に言われました。ただ私の体感としては、「長女誕生〜次女誕生」と「次女誕生〜今回」の時間経過にそんなに差を感じないんです。体感的には変わらないのに、上2人の倍学年差があるってどういうこと…!? と、なんだかすごく不思議でした。よく考えたらそれもそのはずで、「学年差=年齢差」とは限らないんですよね。先程のイラストに年齢差と誕生月も書き加えてみましょう。うちの場合、真ん中っ子が早生まれなので、年齢差で見れば一年のうち長女と次女が4歳差・次女と第三子が5歳差の期間の方が圧倒的に長い。3学年差と6学年差だと上2人がくっついてて3番目だけ歳の差があるように感じるのに、年齢差で見ると4歳差と5歳差であまり違いがないんです。さらにうちの場合は、長女が年齢+1〜2歳に見える大きめさんだった(今もですが)ため…多分ですが、新生児と並んだ時の絵面がほぼ同じ。だから「上の子がこのくらいの大きさの時に次の子が産まれた」という印象があり、歳の差も同じようなものに感じるのかもしれません。また、これは余談になりますが…長女は次女が赤ちゃんの頃からすごく面倒を見てくれていたのですが、今思えばあの年齢でそれができたのは長女の体格のおかげでもあったのかもしれません。年齢的には今の次女の方が上ですが、次女は長女に比べると華奢で力もすごく弱いので、当時の長女と同じことができるかというとちょっと不安な気がします。もちろん本人の気持ち次第ではありますが、そういう面での個人差はあるなあと感じます。とまあ、そんな話を母にしたところ。ですよね。そして思い出したのですが、これと似たようなことを私も昔母に何度も説明してもらっていたんです。母はことあるごとにこの話をしていたんですが、当時は何度聞いても理解できず、学年差と年齢差が違うことをあえて注釈する意味もわからなかったんです。6学年差なら6歳差ってことでいいじゃん、と。大人になってもそこのこだわりはよくわからなかったんですが、自分が実際そういう年の差の親になってみて、やっとあの頃の母の気持ちがわかりました。これは確かに、「学年差=年齢差」ではないって言いたい! ことあるごとに注釈したい!ただ、同じ状況を経験していたはずの母もさっきみたいな反応だったので、ここにこだわりたくなる心理はわが子限定のことなのかもしれません。だから何と言われたらその通りなんですが、なんでかそこは言いたいんですよ…。なんでかな。もし周りの方が自分の子どもたちの学年差と年齢差の違いについて熱く語っていたら、それはおそらく親の心理なので、温かく見守ってあげてほしいなと思います。
2022年12月15日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2022年06月20日私は物心が付いたころから、母親からのきょうだい間の対応の差を感じていました。私はずっと「私は親からきょうだい差別を受けている」と思っていました。でも、大人になってからは「あれは、区別だったのかも」と思うことも。しかしどちらにしても、私にとってはつらい経験でした。幼いころから感じていた「差」私は幼いころから、私と弟に対する母の対応に差を感じていました。例えば、おもちゃ。おもちゃ箱の中には、弟のプラレールやトーマスのおもちゃがたくさん詰まっていました。でも、私のおもちゃはないのです。弟のおもちゃで遊んだ記憶はあるのですが、自分のおもちゃで遊んだ記憶はありません。 私に向けられたものは、本棚に立てられた幼児教育の教科書だけでした。写真を見ても、これは私の記憶違いではなさそうでした。 弟は褒められるのに、私は…少し成長してからは、「弟は褒めてもらえるのに、私は褒めてもらえない」と思うことが多くありました。 例えば、学校のテスト。私が90点台を取ると、「どうしてこんな問題を間違えたの!? ちゃんと勉強しなかったからでしょ!」と怒られました。一方、弟が50点台を取ると、「ここも、ここも、できたね! 頑張って勉強したからだね! すごいね!」とやさしく褒められていました。それを見た私は大ショックです。私のほうが良い点数なのに、なぜ私は怒られるのか。なぜ弟は褒められるのか。 とてもつらかったことを覚えています。 母は私のことが嫌いなのだと思ったなぜ母は「きょうだい差別」をするのか。幼い私が考え出した答えは、「ママは私のことが嫌いだから」でした。「ママは弟のほうが好きなんだ」「私はいらない子なんだ」そんなことを考えると、つらくて悲しくてたまりませんでした。 しかし、今になって考えると、あれは「差別」ではなく「区別」だったのではないかと思うこともあります。母は私に「あなたは何でもひとりで、じょうずにできた。でも弟は何をやらせても遅いし、下手だった」と言っていたことがあるからです。 平等に接してほしかったもしかしたら母は、こう考えたのかもしれません。 「姉には遊びより教育を与えたい。弟には教育より遊びを与えたい」「もし50点で良いと姉を褒めたら、姉がそれで良いと勘違いして怠けてしまうかもしれない。逆に、90点を取れないからと弟を叱るのは、弟には酷だ」 確かにその子の個性、その子の個性に合わせた対応をすることは大切なことです。しかし子どもの私にとって、それはとてもつらい出来事だったことに変わりはありません。 私も親となった今、子どもへの接し方の難しさがわかるようになりました。でもやはり、あからさまにきょうだい間の対応を変えることは、子どもの心を傷付けることに繋がると感じています。 子どもの個性に合わせた対応をした結果、傷つく可能性があるくらいなら、みんな同じように接してあげたいと感じます。私は現在第二子を妊娠中です。第二子が生まれたあとは、自分のつらかった経験を思い出し、どちらも「差別されている」と感じないよう、平等に接してあげたいと思っています。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2022年05月19日生まれてすぐに親友と出会い、一緒に成長する。そんな恵まれた環境で育っている赤ちゃんと猫がいます。2020年4月、リサさんは女の子を出産しました。娘のローニャちゃんが誕生してから1か月後、彼女は捨てられていた子猫を家族に迎えます。シクステンと名付けられたそのオスの子猫は生まれたばかりで、ローニャちゃんとすぐに仲よしになりました。@mamma.bjorn Watch Sixten and Ronja grow up together, only one month apart each other #cat #baby #growupwithus #love ♬ Surrender - Natalie Taylor1か月しか歳が離れていないローニャちゃんとシクステンは、まるで本物の姉弟のよう。言葉が通じなくても、赤ちゃん同士はなぜか心が通じ合っているようです。毎日一緒に遊び、時には一緒にいたずらをしてリサさんに怒られてしまうことも!そんなふうに、ローニャちゃんとシクステンは絆を深めながらすくすくと成長しています。@mamma.bjorn #growupwithus #cat #katt #kitten #bebis #kitty #love ♬ originalljud - Lisaローニャちゃんの髪の毛を、ペロペロとなめてきれいにしてあげるシクステン。彼女のことを、本当の姉だと思っているのかもしれませんね。こんな赤ちゃん同士の友情に、多くの人が笑顔になっています。・赤ちゃんが猫を触る時に、追いかけたり、強くつかんだりしないところがいいね。・こんなに穏やかな猫を初めて見た。赤ちゃんのことが大好きなのが分かる。・この子たちの絆の強さは、言葉ではいい表せないね。 View this post on Instagram A post shared by Lisa Åkerblom (@mamma.bjorn) @mamma.bjorn They way he checks on her #cat #lovepet #growuptogether #family #love #babygirl #bestiee #kitty ♬ Goodnight Sweet Possums - From "Ice Age The Meltdown" - John Powell初めから誰に教わるでもなく、互いに優しく触れていたローニャちゃんとシクステン。自然に思いやりを学んでいたのですね。2022年の春には2歳になる『きょうだい』の友情は、今も続いています。きっとこれからも、お互いにかけがえのない存在として過ごしていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年03月16日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。きょうだいで「グータッチ」ブーム!編集後記最後のコマでお兄ちゃんであるほにゅくん(3歳)の背中にむかって、グータッチをするねむちゃん(1歳)の姿がかわいい&ちょっぴり切なくて「あぁ〜ほにゅくん気がついて…!」と思わず声がでてしまいました。子どもはママやパパ、周囲のまねをしながら成長していきますよね。特にきょうだいがいるご家庭では下の子が上の子のまねをする光景をよく目にするのではないでしょうか。つぶみさんの第二子・ねむちゃんにとってもお兄ちゃんは憧れの存在なのかもしれません。ねむちゃんのフカフカの手でつくられる「グー」を見ているだけで、つぶみさんも癒されているようです。癒し効果抜群のかわいすぎるグータッチエピソードをありがとうございました!ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2021年12月08日Upload By スガカズスガカズ現在4人の子どもを育てているママです。・長男(中2 ASD、ADHD)・次男(小5 ADHD)・長女(年長 定型発達)・三男(年中、定型発達)障害のある子に手がかかることできょうだい児がガマンしすぎていないか?精神面のフォローはどうすればいい?Upload By スガカズスガカズ(以下、――)障害のある子にどうしても手がかかることで、きょうだい児に、例えば注意散漫や自己肯定感の低下など、発達障害に似た症状に陥る事例があると聞いています。親としてそういったことは心配です。実際子育てをする上できょうだい児にガマンさせているだろうという場面が多々あるので…三木先生:どんな場面で、心配だと感じますか。――例えばわが家の場合だと、3番目の子(年長・長女)です。長女は家では口が達者なので上の子たち(障害児)に対して指摘する場面をよく見ます。保育園では下の学年の子たちのお世話を率先して行っているようです。例えば、乳児クラスのお友達の子に靴をはかせてあげていたり。私はそんな様子の長女に感心しましたが、一方で、この子は本来世話好きな性格と言う訳ではなく、普段の生活で『私が頑張らないと』と潜在的に思って無理しているのではないか…と、心配にもなります。三木先生:長女さんだけの時間をとって、タスクオフにするとどう振る舞うのか見てみるのは大事かもしれないですね。それで本当に無理させていないかの温度感を見てみましょう。タスクオフにしてあまりにはしゃぎすぎていると確かに心配ですが、タスクオフでもお世話をするようなら、もともとお世話することが好きだと考えてもいいのではないでしょうか。――ときどき2人の時間をとっています。タスクオフにしてもお世話するタイプです。三木先生:であれば長女さんにとって、お世話をしたり他人に気を遣うことが自然なのかもしれないですね。年齢的に考えても誰かのお世話をしたがる時期でもあります。行動の是非を評価するのではなくて、彼女がしたくてやっていることを認めてあげる、というイメージです。Upload By スガカズきょうだい児を育てる上で親がとる姿勢Upload By スガカズ三木先生:きょうだい児に対しても障害のある子と同様に、普段『この子大丈夫かな?』と思う目線は大事です。子育てでトラブルをゼロにすることは不可能です。トラブルの兆候を早めにキャッチできると早めに対応しやすいので、大きなトラブルにつながりにくいと思います。――ちょっとしたトラブルが起こると、『きょうだい児だからなのか?発達障害の素質があるのか?』と、考えながら毎日子育てしています。発達障害のある子が2人いる時点で『この子は大丈夫だ』とは、まずならないので…三木先生:発達障害の特性があるとしてもどれくらい強く出るかは子どもの環境が影響しますが、長女さんの場合は『そうなのかもな』と頭の隅に置いておくくらいで大丈夫ですよ。スガカズさんはしっかりとお子さんを見ているように感じますので安心して子育てしてもらって大丈夫だと思います。親が頑張りすぎないことが大事Upload By スガカズ三木先生:とはいえ…あまり子どもたちに気を遣いすぎるとお母さんも疲れませんか。――そうですね。ときどき疲れがたまって『もうお母さん今日は何もしません!』という日もあります(笑)三木先生:その方がよいです。頑張りすぎていることに気がつかないで、ある日突然倒れるよりも、自分でオンオフを切り替えられる方が大崩れしにくいです。無理だと感じたら遠慮なく楽をしてください。そんな姿を親が見せることで、頑張り過ぎるタイプの子どもにも『力をぬいてもいいんだ』と理解してもらえるんですよ。Upload By スガカズ障害のある子を育てているお母さんは、きょうだい児に対して「この子の精神面は大丈夫なのだろうか?」「もしかしてこの子も発達障害があるのかも?」など、ふとしたときに心配する経験も多いのではないでしょうか。三木先生は、そんな親の気もちを理解し、ねぎらった上でアドバイスしてくださったので、私自身、目を光らせたり、時には楽をすることは悪いことではないのだと再確認できましたし、きょうだい児との向き合い方も明確になった気がします。
2021年07月26日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。 「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師REIKO著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2021年07月13日私は物心が付いたころから、母親からのきょうだい間の対応の差を感じていました。私はずっと「私は親からきょうだい差別を受けている」と思っていました。でも、大人になってからは「あれは、区別だったのかも」と思うことも。しかしどちらにしても、私にとってはつらい経験でした。 幼いころから感じていた「差」私は幼いころから、私と弟に対する母の対応に差を感じていました。例えば、おもちゃ。おもちゃ箱の中には、弟のプラレールやトーマスのおもちゃがたくさん詰まっていました。でも、私のおもちゃはないのです。弟のおもちゃで遊んだ記憶はあるのですが、自分のおもちゃで遊んだ記憶はありません。 私に向けられたものは、本棚に立てられた幼児教育の教科書だけでした。写真を見ても、これは私の記憶違いではなさそうでした。 弟は褒められるのに、私は…少し成長してからは、「弟は褒めてもらえるのに、私は褒めてもらえない」と思うことが多くありました。 例えば、学校のテスト。私が90点台を取ると、「どうしてこんな問題を間違えたの!? ちゃんと勉強しなかったからでしょ!」と怒られました。一方、弟が50点台を取ると、「ここも、ここも、できたね! 頑張って勉強したからだね! すごいね!」とやさしく褒められていました。それを見た私は大ショックです。私のほうが良い点数なのに、なぜ私は怒られるのか。なぜ弟は褒められるのか。 とてもつらかったことを覚えています。 母は私のことが嫌いなのだと思ったなぜ母は「きょうだい差別」をするのか。幼い私が考え出した答えは、「ママは私のことが嫌いだから」でした。「ママは弟のほうが好きなんだ」「私はいらない子なんだ」そんなことを考えると、つらくて悲しくてたまりませんでした。 しかし、今になって考えると、あれは「差別」ではなく「区別」だったのではないかと思うこともあります。母は私に「あなたは何でもひとりで、じょうずにできた。でも弟は何をやらせても遅いし、下手だった」と言っていたことがあるからです。 平等に接してほしかったもしかしたら母は、こう考えたのかもしれません。 「姉には遊びより教育を与えたい。弟には教育より遊びを与えたい」「もし50点で良いと姉を褒めたら、姉がそれで良いと勘違いして怠けてしまうかもしれない。逆に、90点を取れないからと弟を叱るのは、弟には酷だ」 確かにその子の個性、その子の個性に合わせた対応をすることは大切なことです。しかし子どもの私にとって、それはとてもつらい出来事だったことに変わりはありません。 私も親となった今、子どもへの接し方の難しさがわかるようになりました。でもやはり、あからさまにきょうだい間の対応を変えることは、子どもの心を傷付けることに繋がると感じています。 子どもの個性に合わせた対応をした結果、傷つく可能性があるくらいなら、みんな同じように接してあげたいと感じます。私は現在第二子を妊娠中です。第二子が生まれたあとは、自分のつらかった経験を思い出し、どちらも「差別されている」と感じないよう、平等に接してあげたいと思っています。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2021年05月17日スヌーピーミュージアムの新企画展「スヌーピーと、きょうだい。」と連動したメニューが、スヌーピーミュージアムに隣接したピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム 東京に登場。2021年1月16日(土)から2021年7月11日(日)まで提供されます。コミックの場面や、“スヌーピーのきょうだい”たちをイメージしたサンドイッチやデザートが登場します。「スヌーピーブラザーズサンドイッチ」は、スヌーピーをお見舞いに来たきょうだいたちとスヌーピーがベッドの上で食べていたサンドイッチをイメージ。パストラミビーフと野菜を甘い豆乳食パンに挟んだサンドイッチに、ミニコーンドッグとカリカリポテトが添えられています。「みにくい犬コンテスト」で優勝したくいしんぼうのオラフをイメージした「オラフのパンケーキ」は、アイス、フルーツ、プリンをトッピングしたボリューム満点のパンケーキ。オラフの身体のようにふっくらした生クリームとキャラメルソースがたっぷりとあしらわれています。さらに、スヌーピーのきょうだいで唯一の女の子、ベルをイメージしたドリンク「ベルのフランボワーズミルクセーキ」も用意。コミックの中にも登場したドーナッツと、甘酸っぱいフランボワーズで、愛らしいベルのイメージを表現。【詳細】「スヌーピーと、きょうだい。」連動メニュー販売期間:2021年1月16日(土)~2021年7月11日(日)販売場所:ピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム 東京住所:東京都町田市鶴間3-1-1 南町田グランベリーパーク パークライフ棟TEL:042-850-7390・スヌーピーブラザーズサンドイッチ 1,400円+税・オラフのパンケーキ 1,200円+税・ベルのフランボワーズミルクセーキ 900円+税
2021年01月21日東京・町田の南町田グランベリーパーク内「スヌーピーミュージアム」にて新企画展「スヌーピーと、きょうだい。」が、2021年1月16日(土)から2021年7月11日(日)まで開催される。スヌーピーと、きょうだいたちの選りすぐりのエピソードを紹介2019年11月、六本木から南町田グランベリーパークへと移転オープンした「スヌーピーミュージアム」。その当初より開催されていた、第1弾の企画展「ビーグル・スカウトがやってきた!」に続く今回の第2弾「スヌーピーと、きょうだい。」では、スヌーピーと、個性いっぱいのきょうだいたちの選りすぐりのエピソードを紹介する。スヌーピーのきょうだいたちを紹介スヌーピーのお兄さん“スパイク”は、帽子とヒゲがトレードマーク。広い砂漠にひとりで住んでおり、サボテンと話をしたり、スヌーピーに手紙を書いたりして日々を過ごしている。「みにくい犬コンテスト」で優勝したこともある、ふっくら体形の“オラフ”と、ふさふさな毛並みの“アンディ”。彼らはきょうだいのなかでも仲良しコンビ。新しい家を探すために、スヌーピーを訪ねたり、スパイクを探す旅に出たり、一緒に冒険に行くこともしばしば。唯一の女きょうだいである“ベル”は、パッチリとした丸い目と長いまつげがチャームポイントで、おしゃれなレースのカラーをつけている。久々のスヌーピーとの再会の際には、背の高い息子がいて驚かせたこともある。ぶち模様がチャームポイントの“マーブルス”は、スヌーピーと性格が合わず、旅に出てしまったのち消息不明に。しかし、こっそりスヌーピーに会いに来たこともあるそう。今回の企画展では姿を現すだろうかーー。約45点の原画を展示会場では、スヌーピーに似ていたり、似ていなかったりするきょうだいたちにまつわる約45点の原画が展示される。こころ温まるエピソードが紹介される中、注目したいのが、“スパイク”、“オラフ”、“アンディ”、“スヌーピー”がランチタイムをベッドで楽しむ様子を描いた原画。砂漠で生活していたり、旅に出たりと、自由きままに過ごすきょうだいたちがこれだけ揃うのは「ピーナッツ」史上でも珍しいことだ。【開催概要】スヌーピーミュージアム企画展「スヌーピーと、きょうだい。」会期:2021年1月16日(土)~2021年7月11日(日)時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:2月中旬に1日のみ(HP にて告知)【施設概要】スヌーピーミュージアム住所:東京都町田市鶴間3-1-1開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)休館日:年末年始、および2月と8月に各1日アクセス:東急田園都市線・南町田グランベリーパーク駅より徒歩4分TEL:042-812-2723
2020年11月19日夏休みは家で過ごす時間が長いため、いつも以上に増えるきょうだいゲンカ。そんな時、上の子に対してつい厳しく叱ってしまうママは多いのではないでしょうか。私は元幼稚園教諭であり、現在は2児のママとして活発なきょうだいの育児に奮闘中。今回は、私の今までの経験から、きょうだいが仲良くなるために必要な、親の上の子のへ対応についてお伝えします。ケンカの原因は、下の子への嫉妬かも一緒にいる時間が長くなると、きょうだいケンカが増えるのは仕方のないこと。やりたい遊びがちがったり、ものの取り合いであったり、理由のあるケンカは、お互い素直に気持ちを出し合える仲のいいきょうだいだからこそ起きるものです。しかし、上の子が下の子に必要以上にきつく当たったり、理由なく手を出すことが多い場合、「下の子への嫉妬」が原因かもしれません。具体的には、下の子のものを取る、叩く、押すなど明らかにいじわるをしているなど。ある程度の年齢になると、ものを貸さない、下の子のやることが気になり文句を言う、無視するなど、冷たい態度をとることもあるかもしれません。叱りすぎは上の子の嫉妬心をあおり、悪循環に!それでケンカになると、上の子が原因となっていることが多いわけですから、叱られるのは上の子に。ママとしては上の子に、「叩いてはいけない」「下の子にも貸してあげなきゃダメ」「優しくしなさい」など伝えなくてはいけないと思うので、どうしても厳しくしてしまいがち。しかし、「嫉妬」からいじわるをしている場合は、それがよくないことというのは、その子自身がすでにわかっていることが多いのです。それでも下の子に対しイライラが抑えられず、悪いとわかっていてもいじわるをしています。また、何とかして大人の気を引きたいという思いが行動に出てしまうことも。上の子がそのような気持ちを抱えている時に、ママにきつく叱られると、叱られない下の子に対しイライラし、さらにいじわるをするという悪循環になってしまうのです。叱らずに甘やかすことが解決の近道上の子が嫉妬から下の子にいじわるしていると感じたら、親がすべきことは叱ることではなく、「甘やかすこと」なのです。改めて考えてみると、下の子は許されていて、上の子は許されないことは多くあるはず。いったんそれをゆるめて、同じように対応します。たとえば、下の子に靴を履かせてあげているなら、自分でできる上の子にも履かせてあげましょう。また上の子だけの特別な時間を作ります。下の子のお昼寝の時間に抱っこする、二人だけでアイスを食べるなど、なんでもかまいません。そして、当たり前のこともほめてあげましょう。下の子がまだできないことができていたら「さすが〇歳だね!」と誉めたり「お兄ちゃん(お姉ちゃん)ってすごいね!」と下の子に同意を求めたり。「下の子に負けないくらいかわいいよ!大切だよ!」というメッセージをどんどん伝えてあげればいいのです。上の子の様子を見ながら軌道修正していけばいい甘やかすこと、かわいがることを続けていくと、少しずつ上の子に余裕ができ、下の子に当たることが少なくなってきます。そうしてやっとお兄ちゃん・お姉ちゃんとして、下の子にやさしく関わることができるのです。とはいえ、私自身子育てをしていて感じるのは、上の子の愛情バロメーターは底がないということ。もともとは、両親からの愛情を独り占めしていた第一子。親としてはできる限り手をかけ、かわいがっているつもりでも、本人にとっては足りないという時もあるようで、常に満足させるのは至難の業。だから、親が十分に対応できないときがあっても、それはそれでしょうがないのかなと思うようにしています。大事なのは、上の子の「嫉妬心」に気づいた時にはいつもより少し優しく対応すること。その時々の様子に合わせて軌道修正しつつ、関わっていけばいいと思います。
2020年08月22日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。 「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師REIKO著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2020年06月30日私は物心が付いたころから、母親からのきょうだい間の対応の差を感じていました。私はずっと「私は親からきょうだい差別を受けている」と思っていました。でも、大人になってからは「あれは、区別だったのかも」と思うことも。しかしどちらにしても、私にとってはつらい経験でした。 幼いころから感じていた「差」私は幼いころから、私と弟に対する母の対応に差を感じていました。例えば、おもちゃ。おもちゃ箱の中には、弟のプラレールやトーマスのおもちゃがたくさん詰まっていました。でも、私のおもちゃはないのです。弟のおもちゃで遊んだ記憶はあるのですが、自分のおもちゃで遊んだ記憶はありません。 私に向けられたものは、本棚に立てられた幼児教育の教科書だけでした。写真を見ても、これは私の記憶違いではなさそうでした。 弟は褒められるのに、私は…少し成長してからは、「弟は褒めてもらえるのに、私は褒めてもらえない」と思うことが多くありました。 例えば、学校のテスト。私が90点台を取ると、「どうしてこんな問題を間違えたの!? ちゃんと勉強しなかったからでしょ!」と怒られました。一方、弟が50点台を取ると、「ここも、ここも、できたね! 頑張って勉強したからだね! すごいね!」とやさしく褒められていました。それを見た私は大ショックです。私のほうが良い点数なのに、なぜ私は怒られるのか。なぜ弟は褒められるのか。 とてもつらかったことを覚えています。 母は私のことが嫌いなのだと思ったなぜ母は「きょうだい差別」をするのか。幼い私が考え出した答えは、「ママは私のことが嫌いだから」でした。「ママは弟のほうが好きなんだ」「私はいらない子なんだ」そんなことを考えると、つらくて悲しくてたまりませんでした。 しかし、今になって考えると、あれは「差別」ではなく「区別」だったのではないかと思うこともあります。母は私に「あなたは何でもひとりで、じょうずにできた。でも弟は何をやらせても遅いし、下手だった」と言っていたことがあるからです。 平等に接してほしかったもしかしたら母は、こう考えたのかもしれません。 「姉には遊びより教育を与えたい。弟には教育より遊びを与えたい」「もし50点で良いと姉を褒めたら、姉がそれで良いと勘違いして怠けてしまうかもしれない。逆に、90点を取れないからと弟を叱るのは、弟には酷だ」 確かにその子の個性、その子の個性に合わせた対応をすることは大切なことです。しかし子どもの私にとって、それはとてもつらい出来事だったことに変わりはありません。 私も親となった今、子どもへの接し方の難しさがわかるようになりました。でもやはり、あからさまにきょうだい間の対応を変えることは、子どもの心を傷付けることに繋がると感じています。 子どもの個性に合わせた対応をした結果、傷つく可能性があるくらいなら、みんな同じように接してあげたいと感じます。私は現在第二子妊娠中です。第二子が生まれたあとは、自分のつらかった経験を思い出し、どちらも「差別されている」と感じないよう、平等に接してあげたいと思っています。 イラスト:ののぱ監修/助産師REIKO著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2020年05月22日長引く休校休園、きょうだいが揃って家にこもっていると、ケンカが絶えないのが多くのママの悩みではないでしょうか。うちの小2の息子と年中の娘も、いつも以上にケンカが増え困っていたのですが、最近、ある方法でピタっと止まりました。今回はきょうだいゲンカの時に親がすべき対応と、うちの子どもたちのケンカが止まった方法をお伝えします。きょうだいゲンカが起こるのは「素」になるからうちの子たちの様子や、子どもの友達のママたちの話を聞いて感じるのは、学校や幼稚園では友達とケンカをすることがほとんどない子も、きょうだいとはケンカになることが多いということ。それは家では、それぞれが「素」になっているからだと思います。外では自分1人でできていることも、家では「ママやって~」と甘えてしまうのと同じで、外では友達に対して遠慮したり、ガマンできることも、きょうだいに対しては感情のままに行動してしまうようです。そう考えると、いつも外でがんばっている子どもたち、きょうだいゲンカはおおらかに受け止めてあげたいところ。理想的な親の対応は、双方の話をしっかり聞くことわが家できょうだいゲンカが起きた場合、基本的には自分たちで解決してもらいたいと思い、できるだけ介入しないようにしています。私が止めに入るのは「お兄ちゃんがぶった~」と娘が泣きついてくるタイミングが多いです。その時に気をつけているのは、一方的に息子を悪者にしないこと。泣かせた方が悪い、叩いた方が悪い、というように親がジャッジしてしまうと、不満が解消されず、ストレスからさらにケンカが増えてしまいます。そこで、どうしてそうしてしまったのか、双方から話を聞くようにしています。そして、「そうだったの、それはイヤだったね」と、どちらの気持ちにも共感してあげることで、子どもたちもお互いに相手の立場になり、気持ちを知ることができます。忙しい時には明るくピッピー!ポッポー!しかし、理想的な対応をいつもできるわけではなく、実際は繰り返されるきょうだいゲンカに、「いいかげんにしなさーい!」とイライラしてしまうことが多々あります。特に手が離せない時にケンカが起きると、双方から話を聞いて…などしている時間はとれません。うちでは夕飯作りの忙しい時間にケンカが起きがちで、困っていました。ある日、いつものように子どもたちが言い合いになりかけたので、咄嗟に私が大声で「ピッピー!そこまで!」と叫びました。すると驚いて顔を見合わせた子どもたち。「ママ何言ってるの~」「ピッピーって笛の音?ヘンなの~」と笑ってケンカは終わったのでした。それからは、「ポッポー!」と言ったり「ブッブー!」と言ったり。子どもたちが思わずふき出しそうな音をチョイスしてキッチンからケンカを止めています(笑)。お互いにちょっとしたことが譲れず、意地になってしまっているだけなので、気をそらすだけでも効果抜群。自分が手が離せない時の奥の手として、険悪になる前に明るく止めてしまうのもありだと思いました。一日中絶えないケンカにママの心が折れる…それでも外出自粛・休校休園が長引き、退屈な日々が続くと、ケンカが一日中絶えず起きるように。私にとってそれは大きなストレスでした。夜にはぐったりで、いつもは子どもたちと添い寝をしているのですが、くっつかれるだけでイライラするように。そこで子どもたちに、「ケンカばかりするから、一緒に寝たくない」と素直に話をしました。「そんなのイヤだ!」と大ブーイングでしたが、私は「ママは、〇〇(息子)を叩く子とも、〇〇(娘)を叩く子とも、一緒に寝たくないんだよ。今日は絶対に一緒に寝ない」と言い張りました。すると子どもたちは「ケンカしなかったら一緒に寝てくれるの?明日は絶対しない!」と言い出しました。プチご褒美でケンカがピタッとそうは言ってもどうせケンカするんだろうなと思いつつ、「じゃあ明日、ケンカが3回までだったら、一緒に寝るって約束ね」「わかった、ケンカは3ポイントまでね」と言って約束し、その日は別々に眠りました。そして、翌日。驚くことにケンカがピタっとなくなったのです。いつものように言い合いになると、「あ!ケンカの1ポイントがついちゃう!」と息子が気づき、娘も「そうだった!」と言って仲直りするのです。うっかり手が出てしまっても「今のは違う違う!」「ね!」と言い合ってケンカが続くことはなく、結局夜まで仲良く過ごしました。前日までいくら「ケンカしないで!」「いいかげんにしなさい!」と叱っても効果がなかったのに、びっくりです。今までは当たり前だった添い寝が、ケンカをしなかったご褒美のようになり、「今日はケンカが0ポイントだよ!寝る時ぎゅう~ってしてね」と大喜びするようになりました。ママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に私は普段「ケンカをすることで、相手との関わり方を学んでいくもの」と思っています。それを考えると、ご褒美のためにガマンして、きょうだいにやさしくするのは、決していいことではないとも思います。しかし長期休みの今は、ずっと家にいるので、外でがんばらなきゃいけない時間がない状況。プチご褒美のおかげで、ケンカをしないことが「兄妹、2人で力を合わせて頑張ること」に変わったことはよかったと思っています。プチご褒美は、ケンカしなかったら、「夕飯は子どもの好きなメニューにする」「おやつを一品プラス」などちょっとしたことでも充分。他にも、ポイントカードを作ってご褒美シールをためていくのも楽しそうです。高価なオモチャなどでなくても、ケンカにならないようにがんばるきっかけ作りになればいいのです。わが家でも寝る前の「ぎゅう」がマンネリになってきたら、プチご褒美の内容を変えて、子どもたちのケンカが少ない状況を今後もキープしていけたらいいなと思っています。今、ママたちは本当に大変な思いで毎日を過ごしていることと思います。中でもきょうだいゲンカのストレスは大きいもの。こんな事態なので、できる限りママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に、少しいつもの育児と考え方を変えてみるのもいいのではないでしょうか。私も引き続き工夫して、楽しいお家時間を過ごしていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年05月14日こんにちは。けえこです。長女ももは、生後4ヵ月頃からよだれが出はじめました。お兄ちゃんのりくは妹が大好きで、日ごろからおむつをつけようとしたり、布団をかけてくれたりと、たくさんお世話を頑張っていました。今回は、そんなももとりくが小さかったころのお話です。■下の子の面倒をみる兄はうれしそう!?妹の口からだらだらと流れるよだれを見て、あわててハンカチを取りに行き、「お兄ちゃんがよだれを拭いてあげるからねー」と丁寧に口を拭いていました。でも、集中すると口が開いてくる次男りくは、自分もよだれがだらだらと…。そのよだれは私が拭いていました。今では逆に長女の方がしっかりしてきて、次男の世話をあれこれと焼いています。朝は「りく兄ちゃん、ハンカチは持った!? ティッシュは? メダカのエサはあげた?(←朝のメダカのエサやりは次男の仕事)」と声かけをしています。次男も「うんうん。持ったよー。エサもちゃんとあげたよー」と嬉しそうにしています。仲よしなのは昔からちっとも変っていません。■兄弟仲よしの秘訣(ひけつ)は?ちなみにうちは長男、次男、長女の3人です。 「下の子が産まれたら下の子よりも上の子をかわいがりなさい」と、本で読んだことがありました。私も最初はそれを実行していました。でもね。それは私には何か違うような気がして…。私としては、下の子をかわいがってるところを上の子に見せた方がいいんじゃないかと思ったんです。その方が弟や妹はかわいいものなんだって伝わるような気がしました。そこで、長女が生まれたときは次男や長男の前で長女をいっぱいかわいがりました。そして上の子たちも同様にいっぱいかわいがりました。手伝ってくれたときはめちゃくちゃ褒めて、「ありがとう」と伝えました。この方が、私は気持ちが楽だったし、子どもたちもよく手伝ってくれるようになりました。成長してからは、私との時間も作るようにしましたよ。夜、寝る前は必ず子どもたち一人一人と今日一日にあったことをあれこれと話しましたよ。5分くらいなんですけどね。その時間が私も子どもたちも好きでした。たまに順番を間違えると、一番下のももが寝てしまってるというアクシデントもありましたが、ほぼ毎日、夜、寝る前に話してました。そのおかげかどうかは分かりませんが、今でも兄弟三人仲よしです。これからも仲よく楽しく過ごしていってほしいですね。
2020年02月27日きょうだいの中でどうしても合わない真ん中の子わが家は2歳違いの姉弟で、長女(中1)、次女(小5)、長男(小3)の3人の子どもがいます。きょうだい3人、差別をするつもりはないのですが、小さな頃から、真ん中の次女に関しては、「難しい」「合わない」「ムリ!」と思うことが多々ありました。夫に「あの子はどうしても私には育てられない」と訴えたこともあります。「母親失格?」と悩んだこともありました。長女は素直でいい子、第3子の長男は男子だからか、純粋にかわいいと思えます。対していつも頑固で言うことを聞かない次女のことは、いちいち憎たらしく感じるのです。次女は、「私を見て!」という思いがあって、それをうまく表現できずに反抗的な態度になっているのだと思います。そう分かっていても、私は優しく接することができないのです。でも、その子とてわが子、ずっとつき合っていかないといけないし、育てていかないといけない、親としての責任もある…。悩みながら今に至っています。いまだ解決したわけではないのですが、少しはましになったかな、というところまできたような気がしているので、私の経験を書いていきたいと思います。平等に接することができない…私って「母親失格?」「3人平等にしないと」と思いながらも、「どう考えてもできていない」と感じながら子どもに接してきました。そして、そんな自分に「私って母親失格?」と悩んでいました。でも、「自分がダメ親である」ということをカミングアウトすることになるのではないかと考えて、なかなか親しい友人にも相談できずにいました。きょうだい3人が同じことをしても、なぜか次女にだけイライラして「何してんの?」と怒り口調で言ってしまったり、次女のお菓子のゴミが床に落ちていたりすると、心の中では「私が自分で捨てればすむことなのに」と感じながらも、わざわざ次女を連れてきて「ちゃんと捨てなさい!」と捨てるまでにらんでいたり…。私が次女に対してとっているそういう態度について、本人も気づいていて、もしかしたら「姉や弟と比べて、自分への扱いが違う」と感じながら、心に傷を負っているかもしれません。そんな後ろめたさを抱えながら過ごしていたある日、次女に対して感情が爆発してしまいました。「あんたなんかおばあちゃんとこの子になりなさい!お母さんは一緒に住むのは無理だから!」と。自分で言いながら、頭の中では、相手をナイフでぐさぐさ刺しているような感覚がありました。このときに、自分自身が「これはまずいかも」と思い、「ダメ親である自分を隠している場合じゃない。なんとかしないと」と、複数の子どもがいるママ友に、「こういう気持ちってない?」と直接話をしたり、ラインやメールなどで聞いてみました。ママ友に初めて相談してみたら…「あるある~!」とそうしたら、かなりの割合で、「あるある~!」という声が返ってきたのです。「同じことやられても、上の子には腹が立つのに、下の子はなぜかかわいく感じてしまう」「下の子は何か言おうとしただけで、こっちの態度が怒りモードにスイッチオンしてる」「私も、みんなに聞いてみたかったけれど、言えなかった」そう、同じ悩みをもつ母親がたくさんいたのです。でもなんとなく「きょうだいに平等な感情を抱けないのはよくないこと」という思いからか、表に出せずいたとのこと。このとき、自分だけじゃないんだと知り、程度の差こそあれ、わが子と「合う・合わない」ということもあるんだと自分に言い聞かせることができました。じゃあ、なぜこの子とは合わないの?まわりの声を聞いて、「合わない子もいる」というのは自分だけではないということが分かり、少しホッとした私。でも、やはり、「なぜそういう感情になるのか?」ということは、知りたいと思いました。いろいろな意見がある中、多かったのは、「合わない子=自分と似ている」、つまり、「自分を見ているみたいでイヤ」という理由でした。落ち着いて客観的に考えてみると、私と次女も確かに性格的に似ているのかも…と思うところがいくつか出てきました。そして、私自身は、性格的なことや行動についてはもちろんですが、見た目の似ている度合いも関係してくるのかなと感じています。次女は、誰からもお母さん似と言われます。いつもいつも「似ている」と言われていると、どうしても自分自身との比較という対象になってしまうのかなと思うのです。今も解決したわけではないのですが…「似ている」ということは、「相手のイヤな面」=「自分のイヤな面」なわけです。そこが見えて、そこに気づかされることにイライラしてしまうのだろうと思います。つまり、見たくない自分や認めたくない面を突きつけられているという点で、落ち着かない気持ちになるのではないかと思うようになりました。それに気づいたことで、「自分ならこういう風に言われたら素直に聞けるかな」など、逆の立場に置き換えて考えてみようと、ひと呼吸おけるようになってきた気がします。もちろん今でも、次女とはぶつかることも多いです。イライラすることもあるし、そのときの気持ちや対応に「母親失格だ」と落ち込むこともいっぱいあります。でも、それが自分だけが特別にもつ「感じてはいけない感情」ではなく、まわりの子育て中のみんなにも「よくあること」だとわかった今は、まわりに相談することもできるようになり、同じような思いをもつママたちの感じ方を聞くこともできるようになったことで、少しは気持ちがラクになりました。そして、今回自分の気持ちを文章にしてみて、これから娘が大人になるにつれ、距離感やつき合い方もお互いに成長していくのかなという思いも出てきました。これからも、きっと次女とはバトルも多く、悩むことも多いとは思いますが、この関係を客観視できるように気持ちを落ち着けて、向き合っていきたいと思っています。
2020年01月14日年の近いきょうだいがいると、毎日のようにケンカをしませんか?「ケンカするほど仲がいい」という言葉があるように、きょうだい間でケンカが勃発することは総じて普通のことなのですが、親からすると「うるさーい!」と言ってしまいたくなりますよね。そこで、心理カウンセラーであり、3人の子どもをもつ母でもある私が、きょうだいゲンカが早く収束するようになった方法をお伝えします。子どものケンカは子ども同士で…では解決が難しいわが家には8歳の長男、5歳の長女、1歳の次男がいます。1歳児に関してはまだケンカに参入することはありません。問題は上の子2人です。「おもちゃを貸してほしいのに貸してくれない」「ぶつかってきたのに謝らない」「やめてって言っているのにやめてくれない」など、子どものケンカあるあるは限りなく、いつもわが家ではどちらかが泣くという結末を迎えていました。ケンカが始まると、2人とも親に告げ口をしてくるタイプだったので、片方が「おもちゃを貸してくれない」と言ってくると、もう片方が「だって、まだ使い始めたばっかりだから!なのに邪魔してくるんだよ!」と言ってくる。子どものケンカは子ども同士で解決してほしいと思っていた私は、「それは2人の問題だから2人で解決して」と間には入ろうとしなかったのですが、最終的にはこじれるばかり。考えてみれば、まだ人生数年しか過ごしていない子どもにとって、自分の主張を通そうとするのは当然のことです。解決できるようになるためには、自分の気持ちを伝えたり、相手のことを考えるという感覚が必要です。しかしながら、「あなただって、反対の立場だったらイヤでしょう?」という言葉は、小さい子どもにとっては理解しにくいところ。子どもは多くを体験から学びます。言葉だけで想像しろというのは、非常に難易度の高い問題なのです。介入ではなく、気持ちの確認作業を行うそこで私は、それぞれが「相手の気持ちがわかる」ようにするにはどうしたらよいか考えました。私がとった作戦は「きょうだいゲンカが起こったときには、2人の話を聞き、相手の前でどんな気持ちなのかを聞かせる」というもの。例えば妹が「お兄ちゃんがおもちゃを貸してくれない」と言いにきたら、私は「そっか、おもちゃを貸してくれないから悲しくなったんだね」。兄が「だって、まだ使い始めたばっかりだから!なのに邪魔してくるんだよ」と言えば、「遊んでいるのに邪魔されるから、イヤだったんだね」という具合です。このあとに続くのは、たいてい妹の「でも私は1回も遊んでないよ!」です。ここにも反応するようにします。「1回も遊んでないから、遊びたいんだね」。そうなると兄は「僕が遊び終わったら貸してあげるよ」となるため、「貸してあげるつもりだから、待っていてほしいんだね」と話します。「でも今遊びたいの!」と妹。そこで私は「今遊びたいから、お兄ちゃんが今使っているのがイヤなんだね」と声をかける。こうして話をしているうちに、兄が「もういいよ、じゃあ3回使ったらまた貸してね」とおもちゃを妹に貸してくれます。いやいや、そんなにうまくいかないでしょ、と思われるかもしれませんが、たいていはこの時点ですでに2人とも落ち着いており、ケンカは収束しています。このやりとりの中には、2つのポイントがあります。言葉のオウム返しと感情の代弁ひとつ目は、子どもの話をよく聞くことです。話を聞いてもらうことで気持ちがスッキリすることは、大人でもよくあるのではないでしょうか。相手が何をしてくれるわけでもないのに、聞いてくれるだけで気持ちがラクになる。これは大人でも子どもでも同様なのです。スッキリする理由は、自分の気持ちをアウトプットすることで、自分自身が抱えている感情を整理することができるから。自分が何に対して怒っているのか、悲しんでいるのか、自分自身で何に悩んでいるのかを理解することができます。具体的に親が子どもに行うときには、①子どもの言った言葉をオウム返しにする②感情を代弁するオウム返しは、親は子どもの話をちゃんと聞いているというサインになります。子どもも話を聞いてもらっているとわかれば、落ち着きを取り戻すことができます。そして感情を代弁すること。子どもは心に湧き上がる感情に対して、相手にうまく伝えることができません。それを親が言葉にすることで、子どもは「自分の気持ちを理解してくれている」と安心することができ、さらにケンカしている相手に対して、感情を伝えることができます。どちらが悪いかの判断はせず、双方の気持ちを聞く2つ目は、どちらか片方だけの気持ちを聞くのではなく、双方に対して行うということです。親としては、きょうだいゲンカを見る限り、どちらが悪いか判断したくなることもあるでしょう。しかし親はどちらか一方の肩をもつのではなく、気持ちを確認し、代弁するだけです。大変そうに感じるかもしれませんが、これを繰り返すことで、同じようなケースが起こったときや反対の立場になったとき、相手の気持ちを理解することができるようになり、「じゃあどうしようか?」と、解決するためにどうすればいいかを考えられるようになっていきます。実際にわが家では、1年ほど前には「1日に何度ケンカするのだろう」と思っていたのが、今ではケンカをする回数が減り、1日平和に過ごす日も珍しくありません。ケンカになっても、自分たちで解決するので、親が入ることも少なくなりました。ちなみに、私は親は基本的に子どものケンカに介入すべきではないと考えていますので、子どもが親を必要としないケンカの場合には、危険が及ばないようにだけ見守っていけばいいと思います。親が止めに入ったり、ケンカ両成敗にするのは、子どもに不満を残すだけでなく、社会性を身につけるチャンスを奪ってしまうことになります。子どもはケンカを通して、相手の気持ちを考えたり、解決法を見出したりできるようになります。子どもの成長を阻害することのないよう、親としての役割を果たしていきたいところですね。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年10月10日きょうだいゲンカ、止める?止めない?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「きょうだいゲンカ、止める?止めない?」と聞いたところ、約6割は「止める」、約4割は「止めない」と回答。それぞれの理由を聞きました。激しくなっていくので【止める】■ 姉妹ですが、最後には下の子が噛む、叩くなどして、いつも乱闘状態へ。激しくなりそうなら、止めに入ります。(ドドリゲスさん/36歳)■ きょうだいゲンカは難しいですよね。兄は口で攻めるから、弟は結局手を出す。叩き合っても取っ組み合いになっても基本的には止めませんが、物を使い出したらストーップ!!!です。ケガする前に一回止めています。あとはさりげなくケンカさせる環境も作ったりしています(笑)。きょうだいゲンカはたくさんしていい!と思ってる母なので。そのかわり、仲のいい時はほほえましいほど仲良しです!(まいまいさん/34歳)■ 姉(5歳)と弟(2歳)の2人兄弟です。弟がだんだんと凶暴化してきて、遊びがヒートアップすると暴力に発展してしまいがち…。一方、姉はマイペースで暴力は絶対にふるわないタイプなので、やられっぱなしで弟に泣かされることが多く悩んでいます。弟がひどいようなら止めに入っていますが、やられっぱなしの姉にどう教えたら良いか悩んでいます。(Tさん/42歳)■ どちらかが泣くか、どちらかが手を出した時点で止める。(ゆうけんさん/41歳)■ お友達にはなかなかハッキリと言えない性格の娘。 きょうだいゲンカくらいはさせたいと思っています。でも、ついこちらに余裕がない時は、うるさい!と怒鳴りつけて、止めてしまうことも…。自分達で解決できるようになってほしいのですが、なかなかうまくいきません!(アヤコさん/35歳)■ 9歳男の子、7歳女の子、5歳男の子の3人。 いつまででもケンカを続けるのでとりあえず、「うるさいーい!」で、止めてからそのあと理由を聞きます。(くみさん/33歳)■ 止めます。自由なことと、しつけがなっていない、ガマンがきかないことは別だと思うので。(すいすいさん/38歳)■ 13歳、10歳、6歳がガチでケンカします。それぞれ理由はあるかもしれないけど、ひたすらうるさい。ので、「うるっさーーーい!」で止めます。うるさいことや、人にケンカの声を聞かせて嫌な気持ちをさせることが悪いから止めるというのも充分止めるに値する理由だと思ってます。(ゆう子さん/41歳)■ 叩いたり手を出した時点で声がけする。泣いても助けない。当人同士でなんとかさせる。基本兄弟大好きな子たちだから、ひどく叩いたりしないし、泣いたら慰めるから声かけだけですんでるかな。(SAKIさん/35歳)■ 悪いことに気づかないので、ひと言助ける。下の子にも上の子にも平等にしてるつもりも、上の子に当たりやすい私。(むらさんさん/38歳)疲れるし、キリがないから【止めない】■ あまりにもヒドくなったら止めるけど、ある程度は静観します。(ゆうちょりんさん/33歳)■ どちらかが泣き出すまで止めない。途中で止めてもやめないし、こっちも神経質になるのは疲れるしキリがない。(ちーさん/40歳)■ 男の子きょうだいで毎日のように大ゲンカ。 やられてやり返して、痛さを覚えて加減を覚えていくものかと止めずに見ています。 さすがに腕や指を折りそうになったら止めますが。でも最終的には襖を壊して全員正座です。 (mieさん/36歳)■ 基本きょうだいゲンカは止めません。きょうだいのどちらかが親に言いに来ない限りは、子どもたちにまかせています。(きなこもっちさん/40歳)■ 長女9歳、長男4歳、次男3歳。男同士が、叩いた、蹴った、取った、取られた…でいつもやりあっています。基本、私は静観。なぜならキリがないから…。最後はママより怖い長女の喝!で終了(笑)。長女よ、いつもありがとう!(れいにいさん/40歳)投票期間/2019年7月31日〜8月21日<あんふぁんWeb編集部>
2019年08月26日きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ登場「きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ」が2019年7月23日(火)よりオハヨー乳業株式会社より発売された。数量限定発売の商品となっており、価格は税抜き110円。沖縄県を除く全国のファミリーマートで販売中だ。オハヨー乳業では今年3月、「みんなの保険ノート カラダと鉄分の話し」を公益財団法人 日本学校保健会の協力の下、全国の学校に無償配布する活動を行っている。また、過去に鉄分を売りにした商品を販売するなど、鉄分の大切さを積極的に広めている。きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエの特長「きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ」は成人女性が1日に必要な鉄分と葉酸を補える商品となっており、現代人が抱える鉄分不足を解消してくれる。また、汗をかくことにより、鉄分やミネラルが排出される夏場、毎日の習慣として摂取しやすい、ライチ風味のフルーティーな味わいとなっている。アロエの葉肉も入っており、食感も楽しむことが可能だ。簡単に1日に必要な鉄分と葉酸を摂取できる「きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ」。朝の食卓やおやつの時間に活躍することが期待される。(画像はプレスリリースより)【参考】※オハヨー乳業株式会社のニュースリリース
2019年07月25日「上戸さんは3人きょうだいということもあって、第1子誕生後も『この子にも、なんとかきょうだいを産んであげたい』と熱望していました。そのため、事務所も徹底サポートを決断。『絶対に情報が漏れないように!』と“かん口令”を引いたほか、仕事もできるだけセーブするようにしていたそうです」(芸能関係者)6月11日、上戸彩(33)の第2子妊娠が発表された。来月には出産予定だという。上戸といえば、12年にEXILEのHIRO(50)と結婚。15年には、第1子となる長女(4)が誕生していた。それから4年。実は、上戸の願いをかなえたのは意外な“妊活”だった。上戸の知人がこう語る。「彼女は“子宝の秘湯”に通っていたそうです。14年に公開された映画『テルマエ・ロマエ2』で、ロケ地のひとつに群馬県の『宝川温泉』がありました。そこには“子宝の湯”と呼ばれる温泉があるのですが、撮影翌年になって上戸さんが本当に長女を出産したんです。彼女は、もともと休みになると温泉宿を訪れていたほどの“秘湯好き”。しかし、映画出演以降はさらに温泉への思いが強まったのでしょう。全国各地には宝川温泉以外にも別の“子宝の湯”がありますが、そこへ“願掛け”の意味も込めて出かけていたと聞きました」『テルマエ・ロマエ2』がきっかけで“子宝の湯”をめぐり、第2子を授かった上戸。さらにはママ友たちとの交流会も積極的に行うことで、情報交換も行っていたという。「HIROさんの手掛ける飲食店で、月1回ほど “ママ会”を開いているみたいです。お店の邪魔にならないように一般のお客さんのいない早めの時間を選んで、お会計もきちんと彼女が支払っているそうです。ママ会に来る友達のなかには、2人以上子どもを授かっている人も。そうした人たちから子育てについてアドバイスをもらっていたため、2児ママになるための“心の準備”も万全のようですよ」(音楽関係者)出産後は、赤ちゃんも連れて家族仲よく温泉旅行に出かける姿が見られるかも!?
2019年06月18日私は物心が付いたころから、母親からのきょうだい間の対応の差を感じていました。私はずっと「私は親からきょうだい差別を受けている」と思っていました。でも、大人になってからは「あれは、区別だったのかも」と思うことも。しかしどちらにしても、私にとってはつらい経験でした。 幼いころから感じていた「差」私は幼いころから、私と弟に対する母の対応に差を感じていました。例えば、おもちゃ。おもちゃ箱の中には、弟のプラレールやトーマスのおもちゃがたくさん詰まっていました。でも、私のおもちゃはないのです。弟のおもちゃで遊んだ記憶はあるのですが、自分のおもちゃで遊んだ記憶はありません。 私に向けられたものは、本棚に立てられた幼児教育の教科書だけでした。写真を見ても、これは私の記憶違いではなさそうでした。 弟は褒められるのに、私は…少し成長してからは、「弟は褒めてもらえるのに、私は褒めてもらえない」と思うことが多くありました。 例えば、学校のテスト。私が90点台を取ると、「どうしてこんな問題を間違えたの!? ちゃんと勉強しなかったからでしょ!」と怒られました。一方、弟が50点台を取ると、「ここも、ここも、できたね! 頑張って勉強したからだね! すごいね!」とやさしく褒められていました。それを見た私は大ショックです。私のほうが良い点数なのに、なぜ私は怒られるのか。なぜ弟は褒められるのか。 とてもつらかったことを覚えています。 母は私のことが嫌いなのだと思ったなぜ母は「きょうだい差別」をするのか。幼い私が考え出した答えは、「ママは私のことが嫌いだから」でした。「ママは弟のほうが好きなんだ」「私はいらない子なんだ」そんなことを考えると、つらくて悲しくてたまりませんでした。 しかし、今になって考えると、あれは「差別」ではなく「区別」だったのではないかと思うこともあります。母は私に「あなたは何でもひとりで、じょうずにできた。でも弟は何をやらせても遅いし、下手だった」と言っていたことがあるからです。 平等に接してほしかったもしかしたら母は、こう考えたのかもしれません。「姉には遊びより教育を与えたい。弟には教育より遊びを与えたい」「もし50点で良いと姉を褒めたら、姉がそれで良いと勘違いして怠けてしまうかもしれない。逆に、90点を取れないからと弟を叱るのは、弟には酷だ」 確かにその子の個性、その子の個性に合わせた対応をすることは大切なことです。しかし子どもの私にとって、それはとてもつらい出来事だったことに変わりはありません。 私も親となった今、子どもへの接し方の難しさがわかるようになりました。でもやはり、あからさまにきょうだい間の対応を変えることは、子どもの心を傷付けることに繋がると感じています。 子どもの個性に合わせた対応をした結果、傷つく可能性があるくらいなら、みんな同じように接してあげたいと感じます。私は現在第二子妊娠中です。第二子が生まれたあとは、自分のつらかった経験を思い出し、どちらも「差別されている」と感じないよう、平等に接してあげたいと思っています。著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2019年05月09日