人気グループ・King & Princeが出演する、14日放送の日本テレビ系バラエティー『King & Princeる。』(毎週土曜後1:30※関東ローカル)では「クイズぶらり平野くん」と「日本語禁止!English Cooking」を送る。第2弾となる「クイズぶらり平野くん」では、平野紫耀が東京・町田をリポート。和菓子作りに挑戦する平野は「昔、神宮寺と一緒によく食べたもの」と言いながら作り始め、まさかの奇跡を起こす。白洲次郎の記念館「武相荘」では、展示されているレアな年代物のお酒の価値を聞いて思わず飛び上がる平野に館長からさらに追い打ちが…。さらに、謎グルメの食リポにも挑戦する。“フワフワ”謎グルメが出てきた瞬間「何コレ!」とビビる平野だが、果たして上手に食リポをすることはできるのか。「日本語禁止!English Cooking」では、これまで数々のオリジナル英語を連発してきた岸優太が指令役となり、平野&神宮寺勇太チームと永瀬廉&高橋海人(※高ははしごだか)チームに分かれ対決する。料理の説明は制限時間30秒。テーマは『クラムチャウダー』と『スコッチエッグ』。平野&神宮寺は『クラムチャウダー』に挑む。メインの食材『モーニング・シェル=あさり』 はメンバーに伝わるのか。岸のオリジナル英語の一番の理解者・神宮寺が冷静に『スモール・ライス・パウダー=小麦粉』をあっさり正解するが…。一方、永瀬&高橋チームは「English Cooking」初の揚げ物料理となる『スコッチエッグ』に挑戦する。難易度が上がる料理に加え、岸のオリジナル英語に2人は大混乱。ゆで卵を肉ダネで包む工程を『ハグ=肉で包む』と見事正解するが、揚げる工程に苦戦する2人は、大パニックに。果たして、勝利したのはどちらのチームか。
2022年05月13日先日お子さんが1歳の誕生日を迎えたお笑いタレントの平野ノラさん(43)、そして先日結婚15周年の“水晶婚”を迎えた元モーニング娘。でタレントの辻希美さん(34)。長かった髪をバッサリカットしたことを自身のインスタグラムに投稿しました。素敵にイメチェンしフォロワーから反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!ボブにカットしたノラさん。美背中も披露! この投稿をInstagramで見る 平野ノラ Nora Hirano(@noranoranora1988)がシェアした投稿 「髪、切りました。軽やかにグラマラスにバブリーに」と自身のインスタグラムにノラさん節でイメチェンしたことを報告。髪型はテーパードボブに挑戦したようです。華やかで軽やかなヘアスタイルがお似合いで、美背中が見えるのも素敵です。ノラさんといえばバブル時代に流行ったロングソバージュヘアが定番でしたが、令和はボブが人気ということでまたも流行の最先端を行くマブいノラさん。コメント欄には「素敵♡とってもお似合いです」「ゲロマブだぜ」「ヒューヒューだよ」と称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。杉浦太陽さんが妻の新しいヘアスタイルを紹介 この投稿をInstagramで見る 杉浦太陽(@sugiurataiyou_official)がシェアした投稿 「ノンがバッサリ髪切った!!マジで似合う!超可愛い」と自身のインスタグラムに投稿。希美さんは長かった髪をバッサリカットし、ボブヘアに。奥様のヘアチェンジをこんな風に紹介する太陽さんも素敵ですね。ロングヘアもお似合いでしたがボブヘアもとてもお似合いで、娘さんかと間違えてしまった方もいたのでは。春になり暖かい日々も増え、新しいヘアスタイルに挑戦する方も多いようです。そんな素敵な方を発見したらまた報告するのでお楽しみに!あわせて読みたい🌈榮倉奈々さん、夫婦そろった動画を投稿「夫婦そろって最強」「スタイル良すぎ」と大反響
2022年05月10日人気グループ・King & Princeが出演する、7日放送の日本テレビ系バラエティー『King & Princeる。』(毎週土曜後1:30※関東ローカル)では、好評企画「日本語禁止!English Cooking」と新企画「高橋海人(※高ははしごだか)のどっちが海人でSHOW!」を送る。「日本語禁止!English Cooking」では、日本語で書かれたレシピを指令役が英語で翻訳。日本語禁止の英語レシピを頼りに、定番料理を作る好評企画だ。今回、指令役はグループNo.1のおとぼけキャラ平野紫耀が担当する。勘が頼りの「永瀬廉&神宮寺勇太チーム」vs 料理好きの「高橋海人&岸優太チーム」が白熱バトルを繰り広げる。永瀬&神宮寺が挑むのは「焼きビーフン」。勝負の鍵“ビーフン”は2人に伝わるのか。「湯切り=バイバイ・ウォーター!?」。謎英語を連発する平野に2人は大混乱。一方、高橋&岸チームは「お雑煮」に挑戦する。毎回活躍する岸のオリジナル英語「沸騰=マグマファイヤー」も飛び出し、順調に説明するが、謎の食材「ジャパニーズ・スライム」と「コーナー! コーナー! 4コーナー!」発言で2人はパニックになる。「高橋海人のどっちが海人でSHOW!」では、高橋がプロのアーティストとガチンコ対決する。2つの作品のうち、一体どちらが海人の作品かメンバーが当てる新企画。1人目のアーティストは、華道家の大薗彩芳(おおそのさいほう)先生。通常、生け花に使わない日用品を組み込むことで現代アートのような作品を作り出す大薗師範から生け花を学ぶ。テーマは「初夏」。メンバーの自由奔放な予想に師範も思わず…。2人目のアーティストは、三浦真由子(みうらまゆこ)先生。コップに好きな色の絵の具を入れてキャンバスに流しマーブル模様を描く今、SNSでも話題のポーリングアートを三浦先生から学ぶ。テーマは「玄関に飾りたくなるポーリングアート」。果たして、高橋はメンバーを騙す作品を作れるのか。
2022年05月06日お笑いタレントの平野ノラが3日に自身のアメブロを更新。産後ダイエットの経過を報告した。この日、平野は「ねぇ、ダイエットってどうなったわけ?」というタイトルでブログを更新。「産後バブリーダイエットはどうなりました?」とよく質問されていたことを明かしつつ「コメントにもちらほら遠い目…」とお茶目につづった。続けて「えぇがんばりましたとも痩せましたよ」と明かし、ダイエット開始時の体重について「61.9kg」と表示された体重計の写真とともに説明。「目標体重が53キロ!」だといい、1番痩せた際の体重として「54.5kg」と表示された体重計の写真ととも明かした。一方で「あと、−1.5Kgだったのですが」と述べつつ「ここで...ゴール目前一気に気が緩み普通に食べ出した」と告白。「スイーツも間食もフリースタイル!怖くて体重測ってません!」(原文ママ)と近況を明かした。また「早く計らないと取り返しがつかない事になりそうで...怖い!」(原文ママ)と述べ「今夜あたり計測します」と予告。「ちょうど片付けGWでもあるし片付けとダイエットは繋がっているので」とコメントし「ダイエットも片付けもテコ入れしまーす」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月03日2022年4月25日、お笑いタレントの平野ノラさんがInstagramを更新。平野さんの特徴ともいえる、バブリーなソバージュヘアからガラリとイメージチェンジしたヘアスタイルを披露し、反響を呼んでいます。平野ノラの新ヘアスタイルに絶賛の声雑誌『クロワッサン』の企画で、長かった髪の毛を切り、テーパードボブにヘアスタイルをチェンジした平野さん。Instagramでは、「軽やかにグラマラスにバブリーに」とコメントをつけ、女優のような美しいショットを公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 平野ノラ Nora Hirano(@noranoranora1988)がシェアした投稿 写真は反響を呼び「美しい」「素敵です」と絶賛のコメントが寄せられました。・ゲロマブだぜ!・2枚目の写真、石田ひかりさんに似ています。・まるで坂井真紀さんですね。トレンド感あふれるヘアスタイルで、新たな一面を披露した平野さん。ファンからは「美しさにみがきがかかっている」との声もあがっており、お笑いタレント以外の活躍にも期待する人は多そうです。[文・構成/grape編集部]
2022年04月28日お笑いタレントの平野ノラ(43)が25日、自身のインスタグラムを更新。イメチェンショットを公開した。平野は「髪、切りました。軽やかにグラマラスにバブリーに」と報告し、ロングヘアから肩につくくらいのボブヘアにしたイメチェンショットをアップ。華やかな笑顔の写真をはじめ、鼻の下をのばしたオフショットを公開し「#最後の写真 #腹立つな」と自らツッコミを入れた。この投稿に「柔らかい感じで素敵~!」「とってもお似合いです」「ゲロマブだぜ」「女優さんみたい」「ゆるふわミディアムヘア、素敵です」「どんどんキレイになっていく」「若返った?」などの声が寄せられている。
2022年04月26日人気グループ・King & Princeの平野紫耀が、キッコーマン『わが家は焼肉屋さん』シリーズのCMのイメージキャラクターに起用され、29日から放送される新テレビCMに出演する。商品にちなみ、自分の性格を“たれ”に例えるなら「甘口ですかね。めちゃくちゃ自分に甘いんです」と分析している。その理由について「休みの日とかほぼ動かないんです。ベッドの周りに次の日必要なものを置いておいていかに動かず過ごすかを実践するくらい自分に甘い」と説明しつつ「ただ理想を言ったら『超焼肉のたれ』のようにインバクトある存在感を残せたらなと思っています」とイメージキャラクターとしてばっちりアピールした。CMの舞台は、とある家族の食事シーン。実家暮らしの息子という設定の平野を中心に、父と母、姉夫妻とその子どもたちを迎え、ホットプレートで焼いた肉や野菜を囲む。次々と焼肉を口に運び「なんでこんなにうまいんだ!?」とその味わいに感動する平野に、家族全員から同商品ならではの、こだわりしょうゆの熟成だれのおかげであることを明かされる…という内容。撮影では、平野も家族役の出演者と談笑をしながら、本当の家族のような雰囲気で和気あいあいと進行。食べるシーンの撮影では、一切れが大きい焼肉をおいしそうに頬張り、幸せそうな表情があふれる場面も。その後のインタビューでは「お芝居ではなく、本当にあの顔になってしまうくらいおいしかったですね!」と堪能した様子。合間には「かぼちゃ焼いたやつなら食べられる?」など子役たちと好き嫌いについて話しながら盛り上げる場面も。焼肉をご飯にワンバウンドさせる距離感などを監督と綿密に話し合いながら、一番おいしさが伝わる表現を各シーンで模索していた。「本当に楽しい現場で、家族の皆さんキャストの皆さんも和気あいあいとしながら、おいしく焼肉を食べられたので個人的にはご褒美な感じでした。本当に明日からがんばれるような、楽しい撮影でした」と満喫。自身は「たれ派か塩派か聞かれたら、たれ派」といい「牛タンとかもレモンをつけないでたれで食べるくらいたれ派です。家でも圧倒的にたれです。わが家はたれです」と紹介する。料理をする機会もあるそうで「趣味で釣りもするので魚を釣ってきたときは料理しますね。釣った魚はさばいて煮つけであったりお味噌汁であったり。昔はホイコーローとか作ってましたね。おばあちゃんと一緒に料理していた時は野菜炒めに焼肉のたれをかけて作っていたこともあります」と明かす。「本当にただただおいしくいただいている僕の満足そうな顔も見どころとなっています。お家でご飯を食べることが増えた今、『わが家は焼肉屋さん』でぜひ家族やお友達と楽しく、そしておいしく焼肉を食べてください」とコメントを寄せている。
2022年04月26日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が出演する、キッコーマン食品・わが家は焼肉屋さんの新CM「わが家は」編が、29日より放送される。新CMでは、新たにイメージキャラクターに選ばれた平野が登場。平野演じる実家暮らしの息子が、両親と姉夫婦、その子供と食卓を囲み、「なんでこんなにうまいんだ⁉」と焼肉を楽しむ。撮影は、平野が「かぼちゃ焼いたやつなら食べられる?」と子役に話しかけるなど、終始和気あいあいとした雰囲気で進行。食事シーンでは、大きな焼肉を頬張り、演技とは思えない幸せそうな表情を浮かべていた。■平野紫耀インタビュー――撮影の感想を聞かせてください。本当に楽しい現場で、家族の皆さん……キャストの皆さんも和気あいあいとしながら、おいしい焼肉を食べられたので個人的にはご褒美な感じでした。本当に明日からがんばれるような、楽しい撮影でした。――焼肉のこだわりを教えて下さい。たれ派か塩派か聞かれたら、たれ派ですね。牛タンとかもレモンをつけないでたれで食べるくらいたれ派です。家でも圧倒的にたれです。わが家はたれです。――自分の性格を“たれ”に例えると?甘口ですかね。めちゃくちゃ自分に甘いんです。休みの日とかほぼ動かないんですよ。ベッドの周りに次の日必要なものを置いておいて、いかに動かずに過ごすかを実践するくらい甘い。ただ理想を言ったら「超焼肉のたれ」のようにインパクトある存在感を残せたらなと思います。――料理はしますか?たまにします。趣味で釣りもするので魚を釣ってきたときは料理しますね。釣った魚をさばいて、煮つけであったりお味噌汁であったり。昔はホイコーローとか作ってましたね。おばあちゃんと一緒に料理をしていたときは、野菜炒めに焼肉のたれをかけて作っていたこともあります。――視聴者にメッセージをお願いします。本当にただただおいしくいただいている僕の満足そうな顔も見どころとなっています。おうちでご飯を食べることが増えた今、「わが家は焼肉屋さん」で「ぜひ家族やお友達と楽しく、そしておいしく焼肉を食べてください。
2022年04月26日お笑いタレントの平野ノラが19日に自身のアメブロを更新。一目惚れして購入した品を公開した。この日、平野は「先日の銀座ロケの帰りにフラッとお買い物に立ち寄ったビルにアートギャラリーを発見!」と報告。「一目惚れして購入しちゃいました」とショップバッグを公開した。続けて、購入した商品について「何と!私、馬主になりました!」と冗談まじりにコメントし「見てください!お馬ちゃんです」と様々な角度から撮影した馬の置物の写真を公開。「ポップアート界の第一人者のロメロ ブリットの作品の馬の置物」だと説明し「ポップでカラフル!」とつづった。また「馬どしの私としてはこれは一目惚れ」と明かし「馬は玄関に飾ると運気UPにも」と説明。「ずっーと馬の置物を探してましたがガチなのしかなくて笑」と述べ「今の家は玄関に飾る場所がないのでしばらくはチェストの上に飾っておきます」とつづった。最後に「ようこそ馬ちゃん共に生きようぞ…」とお茶目にコメントし、ブログを締めくくった。
2022年04月20日ロックバンド・紫のドキュメンタリー映画『紫』が17日、「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」でワールドプレミア上映され、舞台挨拶に紫のジョージ紫、宮永英一、JJ、Chris、野田孝則監督、LOUDNESSの二井原実が登壇した。1970年、日本復帰前にジョージ紫を筆頭に沖縄にて結成された紫。1976年に1stアルバム『MURASAKI』を発表し日本のロック史に風穴を開け、当時の音楽シーンをリードする存在となる。2007年、全盛期メンバーにJJとChrisを迎え再結成。2020年に結成50年を迎えたが、コロナ禍で記念ライブはキャンセルを余儀なくされバンドは休止状態に。その中でも歩き続ける事を決意したメンバーは、ニューアルバム制作、1年越しの記念ライブに挑む。本作では、紫メンバーが結成からこれまでの活動、ベトナム戦争景気、沖縄本土復帰当時の熱気を語り、本土デビューを直接見ていたLOUDNESSや影山ヒロノブ、紫に影響を受けた聖飢魔IIやXJAPAN、石垣島で紫をコピーしていたBEGIN等、多くのミュージシャンがそれぞれ紫への思いを語る。舞台挨拶で野田監督は「スクリーンで見ると、ああすればよかった、こうすればよかったばっかり。スクリーンで見るとちょっと感覚が違う。もうちょっと改良しようかなと思いました」と公開までに調整すると宣言。ジョージ紫も「こうすればよかった、ああすればよかったというのが僕もありました」と言い、演奏シーンについてもっとしっかり聞かせてほしいと気になる点を挙げると、監督は「この場で!?」と笑っていた。方言を連発した宮永も「反省点が多いですね」とコメント。ドキュメンタリーが好きでよく見るというChrisは「自分が被写体になるってかゆいですね。『自分がいる』って不思議な感じでした」と照れ、JJは「紫のヒストリーの映画を作ってくださってありがとうございます」と感謝した。二井原は「紫があるから今、僕がここに立って話をしている。感慨深い。呼んでいただいてありがとうございます」としみじみと話した。また、ジョージ紫は「紫ができたのは50年以上前なので、若い人たちは知らない人がいっぱいいると思う。このドキュメンタリー映画を通して、こういうバンドが沖縄に今もいるんだということをぜひ認識してほしい」と述べ、プロデューサーや監督、紫のメンバーなど、本作に関わった人たちに感謝の思いを伝えた。Chrisから「この映画に間に合うかわからないですけど、アルバムを出そうと思っています。それがうまくいけば、来年メンバーで全国を回りたいなと考えています」とアルバム制作とライブについて発表も。「応援もそうですが、先輩方が元気なのを祈っていてください」と話して笑いを誘った。ドキュメンタリー映画『紫』は、2022年秋頃に沖縄・スターシアターズで先行上映、全国順次公開予定。
2022年04月18日4月2日の福岡PayPayドームを皮切りに、全国4都市10公演となるグループ初のドームツアー『King & Prince First DOME TOUR 2022 ~Mr.~』をスタートさせたKing & Prince。’18年5月のデビューから約4年、彼らが掲げてきた目標を叶えた形に。ツアーと新曲に込めた想い岸優太(以下、岸)「まずは、みなさんに感謝です。僕たちのひとつの夢ではありましたが、みなさんが連れていってくれたようなものなので。感謝しかないです!!」神宮寺勇太(以下、神宮寺)「アーティストが口をそろえて目標とする場所に、こんな早いタイミングで立たせていただけるのは、ファンのみなさんはもちろん、まわりのたくさんの方たちのおかげです」平野紫耀(以下、平野)「正直、“もう”と“やっと”の、どっちの気持ちもあるんですよね」永瀬廉(以下、永瀬)「メンバーで会議室に集まって、事務所の方からドーム公演が決まったと聞いて」高橋海人(以下、高橋)「驚きもあったけど、やっぱりうれしかったです」平野「僕たちを初めて見る人には、King & Princeがどういうグループなのか一発でわかるような構成になっていると思う。今回のドームツアーで、大勢の方に会える、届けられる、っていうのはすっごいうれしいです」昨年のツアー『King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense~』に続き、ステージ演出をメンバーの神宮寺が務めている。平野「神宮寺が作ってくれた基盤に、僕らで話し合って肉づけしていきました」神宮寺「まわりの人たちの支えがあってこそ叶えることができたステージなので、感謝を伝えられるようにと作り上げて」岸「Jr.のときから先輩方のバック(ダンサー)でドームのステージに出させていただいていたけど、自分たちがメインで立てるのは本当に感慨深いよね」そんな彼らが、4月13日にリリースするのは、ダブルAサイドシングル『Lovi’n you/踊るように人生を。』。高橋「『Lovi’n you』は、儚さとかわいさがいい感じにマッチした曲です。めちゃくちゃ王道なラブソングというか」神宮寺「何度も聴きたくなるし、口ずさみたくなるメロディーがいいよね」岸「メンバーみんなで最初に聴いたとき、“これだ!”って満場一致で。自信を持って、みなさんにお届けできるんじゃないかなぁって思っています。紫耀が出演しているCMソング(『ジュレームiP』)でもあるんですけど、いやぁほんと雰囲気に合ってて」平野「ふふ(笑)。サビで、“Lovi’n you”ってワードを繰り返すことによって印象が強くなるし、キャッチーに聞こえるよね。特にサビのパートは気に入ってる」もうひとつの楽曲『踊るように人生を。』は、神宮寺が単独初主演となるドラマ『受付のジョー』の主題歌に。進学や就職など、新しいスタートを切った人々に向けての応援ソングとなっている。永瀬「聞いたら元気になるし、“今日も頑張るか!”って気持ちになるよね」岸「そう、とにかくポジティブな曲。日々、僕たちを応援してくれている方たちもそうですし、頑張っているたくさんのみなさんに元気を届けられたらと思います」平野「親近感のある歌詞で、向き合うもの(仕事や学業など)に対して少しでも楽しさを見いだしてほしいという思いと、それと同じように頑張りすぎないでほしいというメッセージも込められています。仕事も人生の一部だから、気張らず楽しく過ごせる時間にしてほしいと、背中を押してくれるような曲になっているんじゃないかと思います」神宮寺「曲を通して応援をしているけど、決して上から目線じゃない。いろいろな方にエールを送る歌ですね。ぜひドラマも一緒に楽しんでください!(笑)」メンバーに誓えること今作の『Lovi’n you』は、喜怒哀楽、さまざまな経験を重ねた運命の人へ、永遠の愛を歌うラブソング。メンバーに対して“これなら永遠を誓える”と思うことを聞いてみると、岸「お金をいっぱい貯めます!だからみんな、俺がご飯をおごってあげるのはたまにだよ〜っていう(笑)。“おごるように人生を”ですね。あっ、すいやせん。基本、“おごらないように人生を”です!!」4人「(笑)」平野「じゃあ岸くんには、月イチでおごってもらうようにしよう!」神宮寺「じゃあ俺は……トイレは座ってします」4人「えっ(笑)」永瀬「あ、誰かの家に行ったらってこと?」神宮寺「そう。でも、海人の家だけ立ってでもいい?」高橋「やめてよ!(笑)」永瀬「そうそう、前にみんなで海人の家に行ったときは座ってたよ。ドア開けたまま、満面の笑みでこっち見てる神宮寺と目が合った(笑)。証拠写真があるから」神宮寺「寂しいのよ。だって、せっかく遊びに行ってみんなで楽しくしてるのに、トイレだけひとりになっちゃうじゃん」永瀬「神宮寺を見習って、俺もトイレは座ります。これ誓う(笑)」高橋「ちょっともうこれ以上の(質問の)答えが出ないよ。ハードル上がっちゃったじゃん(笑)」平野「俺も、この話のあとに誓えることはないかな。それに、人生何が起こるかわからないからさ(笑)」未来の理想像も5人それぞれ理想の夫婦像は?神宮寺「いや〜それは未来の奥さんにだけ教えたいですね〜(笑)」高橋「なんでもったいぶってんの(笑)」岸「僕は田舎で暮らしたい」平野「僕も。田舎のでっかい家で、でっかい犬と暮らしたいな」永瀬「俺も大型犬飼いたい!子どもと一緒に成長させたい」高橋「僕は、何歳になっても夜は2人で晩酌するっていうのに憧れる。それぞれ帰ってきて、夜に一緒に過ごす時間をつくれるといいなぁ」平野「いつまでたっても一緒にいて楽しい人がいいですね」岸「うん。ずっと友達みたいな関係でいられる夫婦」神宮寺「結婚記念日は仲よく祝いたいですね。僕の中で、結婚記念日は誕生日よりデカいイベントだと思ってるので」『Lovin’ you/踊るように人生を。』[初回限定盤A][初回限定盤B]各1650円[通常盤]1100円☆初のドームツアー『King & Prince First DOME TOUR 2022 〜Mr.〜』(全国4会場)開催中!※高橋海人の「高」ははしご高が正式表記。(取材・文/高橋もも子、熊谷真由子)
2022年04月16日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は韓国ごはんの店『モゴ』のビビンパ定食です。経堂にかわいい食堂ができた。その名はモゴ。韓国語で「食べて」を意味する韓国ごはんのお店だ。店主の山口泰子さんは韓国の食はもちろん、韓国文化を10数年来愛してきた人。韓国へ通い、料理を身につけ、今年の3月、自身のお店を開くに至った。韓国料理といえば辛い!のイメージが先行するけれど……「実は辛くない、滋味深いすてきな料理がたくさんあるんです」と山口さん。おっしゃる通り、モゴのビビンパはそこまで辛くない。真っ赤な自家製コチュジャンは辛さというより香り高さと深みがあって、ピカピカのナムルや、肉の味わいがぎゅっと濃厚な塩豚そぼろ(山形・平田牧場から指名買い。甘辛く味つけてはもったいないので塩味で!)と混ざれば混ざるほど、おいしさが重層的に広がっていく。この味わいの充実感、それでいて食後感は軽やかで、ランチは毎日これがいい!と前のめりになる。「野菜とお米をたっぷり食べられる外ごはんがあればいいのに」と思い続けてきた山口さん。体に負担が少なくて、栄養も満点で、豆や野菜をもりもり食べられて、ご機嫌な気持ちでごちそうさまって言える店。モゴには山口さんの理想が詰まっている。あ、帰りには、山口さんお手製の韓国民芸モチーフクッキーも忘れずに買って帰らなきゃ(実は山口さん、お菓子の名店『foodmood』出身なのです)!昼メニューからビビンパ定食(¥1,100)。たっぷり野菜と塩豚そぼろと自家製コチュジャンに、数種のおかずとスープ(この日はもやし。もやし出汁のおいしさ侮るなかれ!)付き。モゴ東京都世田谷区経堂2‐31‐20TEL:03・6680・704311:30~14:30、18:00~21:00(日曜除く)水・木曜休詳細はインスタグラム(@mogo_pap)で。ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2022年4月20日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年04月13日お笑いタレントの平野ノラが13日に自身のアメブロを更新。ファンから貰った高級ブランド『シャネル(CHANEL)』の品を公開した。この日、平野は「昨日のヘアメイクバカボンのパパヘアーみたいで気に入ってます」とヘアメイク後の自身の姿を公開し「メイクさんがキュートに仕上げてくれました」とコメント。着用しているスカーフについて「ファンの方からいただきました」と明かし「CHANELのスカーフで大きさ柄や色や素材全て気に入っています!」とつづった。続けて「リボンにするのも可愛いけどくしゅくしゅって丸めて先を入れ込むといい感じになります」と説明。最後に「今後ストールやターバン使いを楽しんで極めていきたいです」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月13日お笑いタレントの平野ノラが10日に自身のアメブロを更新。日常使いしたいというファッションブランド『HERMES(エルメス)』の品を紹介した。8日のブログで、平野は「仕事帰りに銀座のHERMESへ」と『HERMES』に足を運んだことを報告。「ライダーズのジャケットを試着しに寄った」(原文ママ)と説明するも「自分の肩幅に驚愕!」とジャケットを試着した際に驚いたことを告白。一方で『HERMES』の紙袋とともに「ずっと探していたものがたまたまあってうれぴー!」とつづっていた。この日は「先日、HERMESで購入できたパンドリエール」(原文ママ)と説明し『HERMES』の箱や開封後の写真を公開。「HERMESだからこそバンバン一軍で日常使いしていきたい」とつづった。続けて「2年前位に購入したボリードにカジュアルにつけて」とバンドリエールをつけたバッグの写真を公開。「やっぱり楽ちん斜めがけ」と満足そうにコメントしつつ「これからのカバンの革の変化も楽しみですね」と嬉しそうにつづった。最後に「大切に手入れしながら、でもガンガンこれからも使っていきまーす」と予告し、ブログを締めくくった。
2022年04月11日お笑いタレントの平野ノラが7日に自身のアメブロを更新。娘との外出時の密かな楽しみを明かした。この日、平野は「バブ子と外出する時の密かな楽しみ」と切り出し「リンクコーデまでいかないけど色味を揃えたりバブ子に寄せるのが楽しい」と娘と揃えたコーディネートを披露。「お揃いのポシェットとか帽子とかいいよなぁ」と述べつつ「被ってくれないけど」と娘についてつづった。続けて「バブ子が大きくなってこんな生ぬるい服着てられっかよ~!って言われる前に今のうちにたくさん楽しみたいです」とコメント。最後に、娘について「それにしてもほっぺたがクレヨンしんちゃん」と述べ「ハズバンドの小さい時にくりそつ」と娘が夫に似ていることを明かし、ブログを締めくくった。
2022年04月08日お笑いタレントの平野ノラが2日に自身のアメブロを更新。ヒョウ柄で揃えた家族ショットを公開した。この日、平野は娘の1歳の誕生日に写真スタジオを訪れたことを明かし「家族で記念撮影してきました」と報告。「せっかくみんなで撮るのだから思い出になるような格好を」と説明し「ヒョウ柄にしてみました」とヒョウ柄の服装で揃えた家族ショットを公開した。続けて「数年後にバブ子にツッコこまれそだけど」と述べつつ「もちろん家族全員!ドレスコート?強制ヒョウ柄です」とお茶目にコメント。娘について「人見知り中でギャン泣きでした」と撮影中の様子を明かす一方で「全部含めて良い思い出になりました」と満足した様子でつづった。また「年に一度と言わずたまに撮影したいと思います」と予告し「成長は瞬き禁止のスピードですから楽しみたいです」とコメント。最後に「ありがとうございました」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「凄く素敵な家族写真」「家族で貴重なショット!」「ほのぼのします」などのコメントが寄せられている。
2022年04月04日(左から)大野智、木村拓哉、平野紫耀、堂本剛3月16日に発売されたKinKi Kidsの最新シングル『高純度romance』が「オリコン週間シングルランキング」にて初登場1位に輝いた。歴代1位の記録を持つ「デビュー(『硝子の少年』’97年)からのシングル連続1位獲得作品数」と「シングル1位獲得連続年数」をまたしても更新した。歌がうまいジャニーズランキング彼らが所属するジャニーズ事務所といえば、初代ジャニーズがデビューした1960年代、郷ひろみが一斉を風靡した70代、そして近藤真彦、田原俊彦、少年隊、光GENJIらが活躍した80年代から現在に至るまで、日本の音楽シーンを席巻するアーティストを輩出してきた。また昨今では、舞台やミュージカルなどにも活躍の場を広げるメンバーが多数現れている。では、ジャニーズ事務所所属アーティストのなかで、「歌唱力」で高い評価を集めるのは誰なのか。今回、「歌が上手いと思うジャニーズは?」と題したアンケートを実施。10代〜90代の男女1000人に回答してもらった。第1位:大野智(嵐)/129票ジャニーズを代表する名ボーカリストが上位に並ぶ中、見事に第1位に輝いたのは嵐の大野智(41)だ。メンバーからも「大野智がいないと嵐の歌は成立しない」といわれており、多くの楽曲で主要パートを担当。大野の実績を評価する声が多数見受けられた。「嵐の歌の柱だと思います」(40代 ・女性)「嵐の歌の半分以上歌ってるし、安定してる」(30代・女性)さらには、音域の広さや声質そのものが好きだという意見も幅広い年代から集まった。「高音が綺麗で歌詞が聞き取りやすい」(70歳以上・女性)「色んな音域も出せて透き通った声が好きだから」(20代・女性)「シンプルに耳に残る心地のいい歌声だから」(15歳以上・女性)現在活動休止中の嵐のなかでは、唯一、芸能活動休止を続けている大野だが、その歌声が聞ける日を待ち望んでいるファンは多いだろう。第2位:堂本剛(KinKi Kids)/114票第2位となったのは、KinKi Kidsの堂本剛(42)。今回のアンケートでは、大野智と堂本剛の2人のみが100票以上を獲得。高い評価を得ている一人といえるだろう。KinKi Kids としてのCDデビューは’97年だが、剛は『金田一少年の事件簿(第1シーズン)』(’95年)の主題歌を担当するなど早くから歌声を披露してきたこともあり、歌が上手いイメージが定着しているようだ。「デビュー当時から上手いと思った」(40代・女性)「ジャニーズで初めて歌うまいと思った人。今は沢山おられますが」(50代・女性)2002年からは、堂本剛/ENDLICHERI☆ENDLICHERI/剛 紫など、様々な名義で個人活動も展開。独自の世界観を表現し続けており、ソロボーカリストとしての注目を集めている。「個性的でジャニーズ所属に無い感じ」(40代・男性)「表現力がジャニーズでは抜けている。ソロでも活躍している」(30代・男性)第3位:木村拓哉/81票’22年1月にリリースしたセカンドアルバム『Next Destination』がヒットチャートで1位を獲得するなど、ソロとしての歌手活動も好調な木村拓哉(49)が第3位に。「声質がセクシーで感情がよく表現されている」(70歳以上・女性)「ギターで弾き語りもできるから」(40代・女性)ミュージシャンとして高い票が集まる一方、やはりSMAP時代の印象が強く残っている人も多いようだ。「SMAPの歌を聴いたときに甘い声で上手だなと思いました」(70歳以上・女性)「SMAP時代の歌で、ソロの部分がよかった」(70歳以上・男性)第4位:東山紀之(少年隊)/76票第4位にランクインしたのは、1985年に少年隊のメンバーとしてレコードデビューした東山紀之(55)。いずれもバク転バク宙ができるという高い身体能力を備えた少年隊の3人は、激しいダンスをしながら歌唱するというスタイルでお茶の間にインパクトを与えた。当時の印象が強く残っている人が多い。「少年隊の歌がよかった」(40代・男性)「少年隊でソロで歌っていたから」(70代・男性)’20年発売のベストアルバム『少年隊 35th Anniversary BEST』に新録バージョンが収録されたものの、近年は目立った音楽活動はない東山だが、年末恒例の「ジャニーズカウントダウン」などに出演していることで、若い世代にも実力が伝わっているようだ。「ライブに行ったことがあり魅了された」(20代・男性)「躍りながら歌えるから」(30代・女性)「渋い大人の魅力がある」(30代・女性)第5位:堂本光一(KinKi Kids)/43票第2位にランクインした剛に続き、KinKi Kidsの堂本光一(43)もTOP5にランクインした。「KinKi Kidsの2人は、歌が上手」(60代・女性)「ともかくKinKi Kidsは歌がうまい」(50代・女性)光一は、ミュージカル『SHOCK』シリーズなどで主演を務めており、ミュージカル俳優としての地位も築いている。今回のアンケートでは、KinKi Kidsとしての活動に加えて、ミュージカル俳優・堂本光一への評価も多数寄せられた。「ミュージカルなどを公演してるから」(50代・女性)「舞台をしているので声が良い」(60代・女性)「色々なジャンルの歌を歌っている」(30代・男性)第6位:増田貴久(NEWS)/29票80年代、90年代にデビューしたベテラン勢がTOP5を占めたが、これに続いたのは、’03年にNEWSの一員としてデビューした増田貴久(35)だ。そんな彼へは、“声”そのものに関する意見が多数寄せられた。「声量がすごい」(20代・女性)「高音でものびのある声が、うまいし聴きやすい」(30代・女性)増田は、同じくNEWSのメンバーであった手越祐也と、’06年にヴォーカルユニット「テゴマス」を結成し、ファーストシングル『ミソスープ』を発売。ダンスパフォーマンスも魅力的なジャニーズ事務所において、テゴマスは踊らずに歌で勝負するスタイルを選択した。「テゴマスで歌っているときの印象が今も残っている」(40代・女性)「古くなりますが、『ミソスープ』の歌を来たときは上手すぎてうなりました」(70代・女性)第7位:平野紫耀(King & Prince)/18票2018年にKing & Princeの一員としてCDデビューした平野紫耀(25)が、20代以下では最高位となる第7位にランクイン。平野といえば、「ハスキーボイス」が特徴の1つと言えるだろう。’14年に平野が出演したテレビドラマ『SHARK』のプロデューサーは、「声が魅力的だった」ことを起用理由の1つに挙げている。今回のアンケートでも、その声に関する意見が多く寄せられた。「ハスキーな声が大好きだから」(10代・女性)「ハスキーでかっこいい」(20代・女性)「地声も活かしていると思う」(10代・男性)第8位:京本大我(SixTONES)/17票第8位は、平野と同じく20代で、’20年にSixTONESのメンバーとしてCDデビューを果たした京本大我(27)。父親である俳優の京本政樹からギターをプレゼントしてもらうなど幼いころから音楽をたしなんできた。自ら作詞・作曲を手掛ける大我は、ミュージカル『エリザベート』に出演するなど、歌唱力も折り紙つきだ。「音程を外すことなくのびのび歌っている」(30代・女性)「ファーストテイクでみた歌唱力がすごかった」(20代・男性)「エリザベート などミュージカルにも出演しており、SixTONESのメインボーカルを務めているから」(20代・女性)「舞台などで歌っているときに上手いなと思いました」(10代・女性)第9位:坂本昌行(20th Century)/16票’21年に解散したV6の元メンバーであり、現在は20th Centuryのリーダーを務める坂本昌行(50)が第9位にランクインした。彼も、堂本光一や京本大我らと同じく、ミュージカルの舞台で高い評価を集める1人だ。近年は『TOP HAT』(’18年)といった、海外で高い評価を集めたミュージカルの日本版キャストに抜擢されるなど、ミュージカル俳優としての地位を築いている。「ミュージカルに精通している」(30代・女性)「舞台で鍛えられていると思うから」(60代・女性)「ミュージカルが素敵でした」(60代・女性)「歌唱力がずば抜けている」(30代・男性)第10位:櫻井翔(嵐)・亀梨和也(KAT-TUN)/12票(同率)第10位には、嵐の櫻井翔(40)とKAT-TUNの亀梨和也(36)が同票で入った。櫻井は歌唱力の評価に加えて、’99年のデビュー曲『A・RA・SHI』を筆頭に数多くの嵐の楽曲で披露してきた、「サクラップ」とも呼ばれるラップへの言及が多いのが特徴。ジャニーズのなかでも、独自のポジションを築いているようだ。「ラップがうまいジャニーズの代表」(30代・男性)「歌はもちろん、ラップも上手い」(20代・女性)亀梨は、’06年にCDデビューを果たしたKAT-TUNのみならず、山下智久とタッグを組んだ’05年の「修二と彰」や’17年の「亀と山P」といったユニット、さらには’19年には『Rain』でソロデビューするなど、様々なアプローチで音楽活動に取り組んでいる。そんな彼には、「声が好き」という意見が多く集まった。「ジャニーズで安定して上手いと思うのは、亀梨と大野」(10代・男性)「亀梨君は、声がききやすい」(30代・女性)「とにかく声が好き」(40代・女性)◇ ◇ ◇重鎮たちと並んで、近年デビューした平野紫耀や京本大我もTOP10にランクインしたように、歌唱力を備えた若手が台頭しているジャニーズ事務所。3月末からは、ジャニーズJr.の人気グループ・Travis Japanが、ボイストレーニング、ダンスレッスン、語学習得のためアメリカ・ロサンゼルスに留学すると発表されたように、アーティストしての実力をさらに高める戦略をとっていくのは間違いない。今回、TOP10入りした面々に加えて、どのような歌うまメンバーが現れるのか。今後のジャニーズ事務所に注目したい。【調査概要】実施期間:2022/3/10〜2022/3/11調査方法:WEBアンケート調査調査対象:15歳以上の男女から80・90代男女まで(男性490人、女性510人、計1000人)『週刊女性PRIME』調べ、セルフアンケートツール『QiQUMO』を使用。実施機関:クロス・マーケティング() (文/千歳康一)
2022年03月29日女優・藤間爽子(右)ならびに紫派藤間流家元三代目藤間紫(左)撮影/伊藤和幸※舞台写真は『紫派藤間流藤間事務所』提供東京都千代田区の『国立劇場』大劇場。1600席を前にして白拍子として軽やかに舞い、静御前として鼓を打ち、踊る―。祖母が名乗り、市川猿翁の預かりとなっていた日本舞踊の名跡『藤間紫』の三代目として、無事に襲名披露を終えた彼女には舞台やテレビで活躍する女優・藤間爽子としての顔もある。長い歴史と描く未来。伝統の継承という運命を受け入れながらしなやかに自らの道を模索する、その視線の先にあるものは―。劇場の舞台で難役に挑戦屋根に打ちつける雨音と、やや遅れて響く雷鳴─。その日の空模様はぐずついており、日中から突発的な豪雨に見舞われていた。あいにくの悪天候が、寓話的な物語をよりイノセントに際立たせる。東京・下北沢の劇場『ザ・スズナリ』。木造アパートの2階部分を改装した同劇場は、多くの演劇人がその舞台に立つことを夢見る場所であり、目の肥えた演劇ファンが足しげく通う下北沢の象徴的存在でもある。’21年3月、藤間爽子(ふじまさわこ)は舞台『いとしの儚』で、鬼によってつくられた絶世の美女・儚という難役に挑んでいた。博打好きの鈴次郎は、鬼との勝負で儚を手に入れる。100日たたずに儚を抱くと、彼女は水となって消えてしまうという。儚とともに生きようと決心する鈴次郎。真の人間になりたいと願う儚。ふたりの愛がファンタジックに描かれ、儚の繊細な美しさとダイナミズムが、空間全体に広がっていた。20年以上にわたってたびたび上演されてきた本作は、「スーパー歌舞伎」の劇作家としても知られる横内謙介による戯曲だ。祖父である二代目市川猿翁(当時・三代目市川猿之助)とタッグを組んで仕事を重ねてきた横内の代表作に、孫の爽子がヒロインとして出演した。舞台のクライマックス。そんな瞬間の雨音と雷鳴。偶然がもたらした音響効果は、作品に付加価値を与えた。物語の悲恋に空も泣いたというのは、あまりに劇的な解釈だろうか……。新型コロナウイルスの猛威は世界を一変させた。演劇界も大打撃を受け、公演中止や延期が相次いだ。上演そのものが危ぶまれるなか、『いとしの儚』はかろうじて中止をまぬがれた。感染拡大によって、日常は蝕まれる。何げないことが、困難になった。映画館に行くことも、舞台を見ることも、あるいは外食や旅行に出かけることも、いちいちセーブするようになった。あらゆる行動に対して立ち止まり、いったん躊躇する習慣を私たちは身につけてしまった。’22年を迎えた今も、同じ課題を抱えていることに茫然とする。少しまばらな客席で、劇場の熱気に立ち会えたことは、記憶の中心部に今もしっかりと焼きついている。藤間爽子本人が振り返る。「『いとしの儚』は、コロナ禍で先が見えないままの上演でした。子どものころ、軽井沢にある祖母の別荘にいらしていた横内さんに遊んでもらった記憶があります。そのときはもう『スーパー歌舞伎』で祖父の猿翁さんに台本を書き下ろしていましたが、子どもの私はそんなことも知らず、遊んでもらっていました。まさか、横内さんの作品に出演するなんて思ってもみなかったです」7歳で初舞台、後継者に指名’94年8月3日、東京都生まれ。梨園や狂言の世界と同様に、幼少のころからその将来が決定づけられていた。祖母は初世・藤間紫(むらさき)。女優としても昭和芸能史に名を残した偉大な日本舞踊家だ。映画やストレートプレーにも多数出演し、主演舞台『西太后(せいたいごう)』は夫の猿之助が演出を手がけ、好評を得た。また、『ぼく東綺譚(とうきだん)』『父の詫び状』で第1回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞している。父は俳優として活動したのち、三代目猿之助が出演するスーパー歌舞伎のプロデュースなどを手掛けている藤間文彦(ふみひこ)。母はかつて劇団『昴(すばる)』に所属し、舞台や映像で活躍した元女優の島村佳江。日本舞踊家の兄・貴彦(たかひこ)はかつてジャニーズJr.の一員として、大学進学まで活動していた。まぶしくなるほどの芸能一家だ。爽子は7歳で初舞台を踏む。会場は、高層ビルに生まれ変わる前の歌舞伎座。そのころから初世は爽子の舞踊センスを高く評価し、後継者に指名した。昨年『三代目藤間紫』を襲名。日本舞踊『紫派藤間流』の家元を継いだ。一方、本名の藤間爽子名義で、女優業を続けている。ドラマや舞台で、頭角を現す若手俳優のひとりだ。初世の夫である市川猿翁は、紫の死後、『二代目藤間紫』として家元となり、流派の存続に尽力した。三代目を爽子に譲ったのが、昨年2月のことだ。幼いころから日本舞踊家としての素養を買われた爽子だが、周囲から絶賛され、将来を嘱望される愛孫に対して、初世は評価しつつも、「私が爽子と同じ年のころだったら、もっと上手に踊れたわ」と、ライバル心を隠さなかったという。才能と才能は、しばしばぶつかり合い、その運動と摩擦が新たな着火剤となり、互いを刺激するようにできているのかもしれない。もっとも、幼かった爽子にとっては、自身の才覚を認識することなどなかっただろう。「祖母はやっぱり天才だったと思います。踊り手として、あくまでプレーヤーでいたい人。どちらかというと私もそういうタイプで、ずっと踊っていたいんです。今後の流派のことを考えると、お弟子さんたちに稽古をつける仕事はとても大切ですが、私も自分の踊りを追求するほうに目がいきがちなんです。天才型の祖母は、教えるのは下手だったと聞いています。天才だから、うまく踊れない理由がわからないんでしょう」『紫派藤間流』は、’87年5月に創立。宗家藤間流から分派した。初世・藤間紫の世界観を継承する歌舞伎舞踊の一流派だ。翌’88年1月に大阪新歌舞伎座、’89年3月に歌舞伎座で紫派藤間流主催による公演が開催された。一方で女優・藤間紫として映画『極道の妻たち』や’95年の大河ドラマ『八代将軍吉宗』などの話題作にも出演し、お茶の間でも親しまれた。初世が天賦の才に恵まれた日本舞踊家だったことは、論を俟たない。夫の猿翁は、初世の著書『修羅のはざまで』(婦人画報社)にこんな文章を寄せている。《紫さんに、人間に対する鋭い洞察力、人の心を的確に読む力があるということは、紫さんの中にさまざまな人間の心や、人間というものに内在するあらゆる要素といったものがあり、それを己の心でしっかりとつかみとっているからに他ならない》猿翁からも激しく称賛される天才を、幼い爽子は嫉妬させた。それが持って生まれた才能によるものか、環境と積み重ねによるものか、それは本人にもよくわからないらしい。従来のファンは、爽子に初世の遺伝子を感じるのだろう。しかし、初世の舞踊を知らない世代も、爽子の舞に心躍らせるはずだ。それはつまり、爽子本人が持つ魅力のひとつに違いない。兄と二人三脚で流派を守る初世が病に倒れ、帰らぬ人となったのは、’09年3月27日。爽子が訃報にふれたのは、中学3年への進級を目前に控えた、14歳のときのことだった。「生前、祖母とふたりきりで会うことはあまりありませんでした。お弟子さんたちに囲まれていて、いつも大勢の人がいたことを覚えています。それでも、軽井沢の別荘で静養するときは、一緒にパンを作ったり、ご飯の準備をしたり、折り紙をしたり、兄と一緒に遊んだ時間もありました。稽古場にしても、とにかく人が多くて、祖母はみんなのためにご飯を作るんです。戦争を経験していることも影響しているのか“食べられるぶんはたくさん食べなさい”と言っていました。料理が好きで、いっぱいご飯を作ってくれました。猿翁さんには、独特の雰囲気があります。舞台上で飛んだり跳ねたりして、空中を漂っているような感じがする不思議な人。兄とチャンバラごっこをすると、迫真の演技で負けてくれるような優しい人でもあります」初世による直接指導を受ける機会は、さほどなかった。ベテランの弟子たちが初世からの教えを伝える。伝え聞いた紫の舞踊観を断片的に取り込んでいくことは、爽子にとって孤軍奮闘の作業だった。「たった1人の師匠からのマンツーマン指導でなく、初世に学んだお弟子さんたちの捉え方をいろんな角度から教えてもらって、そこから初世の“紫像”を自分でイメージしながらできあがったような気がします」爽子が三代目紫を受け継いだ際、兄の藤間貴彦も師範『初代・藤間翔』を襲名した。若い家元は、3歳上の兄の力を借りて二人三脚で流派を守っている。翔は、爽子にとって気を許せるもっとも身近な存在であり、仲間でありながらライバルでもあると語る。プライベートでも、時々食事に出かけるほど仲がいい。翔が言う。「とはいえ、いろいろ言い合いになることはありますけど(笑)。ケンカになったとしても、たいてい妹が勝ちますね。もちろん、基本的に仲はいいと思います。踊りに関して言っても、やっぱり誰よりも息が合うのは妹です。これから家元として背負うものは計り知れないくらい大きいと思いますが、僕は妹と流派を支える側として、盛り上げていきたい」エスカレーター式から別の学校へ総務省が発表した平成30年(’18年)度版の『情報通信白書』によると、’08年をピークに日本国内は人口減少の一途をたどっている。戦後の復興により中間層の生活水準が向上し、ピアノや書道の習い事が一般家庭に普及していく。華道や日本舞踊は明治以降から発展を遂げていたが、昨今の人口減少は大きな痛手だ。伝統的な文化資本の源流にとって、人口減少問題は対岸の火事ではない。さらには晩婚化や正規雇用率の低空飛行も追い打ちとなり、“踊り手”の獲得も、分母のあり方次第で存続の方法を変えていかなければならない。令和の時代の家元は、きわめてアクチュアルな課題に直面している。「日本舞踊は、プロとアマチュアの境界線が曖昧なんです。名取になってお名前をもらって、さらに師範になってからお弟子さんに教えることができるようになるんですけど、先生のお仕事と、上演して入場料をいただくプレーヤーとしてのお仕事は少し違いますよね。お弟子さんにはさまざまな人がいます。別の仕事を持って、趣味として続ける人もいれば、師範になりたい人もいる。もちろん、流派にとって、運営を続けていくにはどちらも大切。“競技人口”を増やすのと、観客を増やすのは、別のテーマです。今は、日本舞踊の面白さを知っていただけるように、見にきてくださる人を増やしたいという思いが強いです」自身を「優等生タイプ」と分析する爽子。やわらかい人当たりも、何げなく他人の話に耳を傾けて会話を楽しむ姿も、常にナチュラルだ。どんな相手とでも仲よくできるのは、爽子の人徳によるものでもあるだろう。それでいて、表現者としての芯の強さもあり、物事に対する柔軟性も持ち合わせている彼女は、周囲からすると「明るい人柄」として認められているし、実際に取材中も終始楽しげに語り、不愉快な態度を見せることはない。飾りけのない雰囲気が、場を和ませる。「しっかり者の優等生」という言葉がぴったりだ。けれども、多感な年ごろを過ごした中高生時代は、思い悩むことも多々あったという。「他人から見たら、明るくて普通の子だったと思います。悩んでいることをあまり外に見せないタイプかもしれません。無理をしているわけじゃないけど、だいたいのことは自分で解決しちゃう。ただ、根が内弁慶なので、家族にはワーワーと言いたいことを言っています。優等生タイプでちゃんと勉強するんですけど、唐突な行動をとって周囲を驚かせてしまうんです」爽子が通学していた都内の私立小中学校は、高校、大学までエスカレーターで進学可能な名門一貫校だった。成績も優秀だった彼女にとっては、そのまま高校に進むのが既定路線だったが、優等生はちょっとした“路線外の将来”を思い描く。別の高校への受験を決めたのだ。家族の想像とは異なる道。初世紫が亡くなり、自分が後継者として位置づけられていたことも、少なからず関係している。同級生たちが猛勉強している間、「自分はどのみち舞踊を続けるしかないんだ」という思いが頭をもたげ、人生のルートがすべて定められてしまったかのように思えた。すると、別の道を歩いてみたくなった。どうやら爽子は、敷かれたレールと異なる道筋の存在を知ると、そこに舵を切ってみたくなるようだ。系列の高校でなく、都内の私立高校に入学した。「中学から高校の間も日本舞踊は続けていました。だけど自分は、本当に舞踊が好きなのか、わからなくなった時期でしたね。お弟子さんたちの中には、ほかの仕事をやりながら、踊りが大好きで習っている人もたくさんいました」誰だって、今まで歩いた道とは別の人生を思い浮かべることがあるものだ。この両親のもとに生まれなかったら。きょうだいがいなかったら。別の国で育っていたら。性認識が異なっていたら……。いずれにせよ、自分の意思では選べないことばかりで、思いどおりには運ばない。なのに、やたらと考える。キリがないことなのは承知しつつ、人はいたずらに想像をたくましくする。恵まれた家庭環境も、本人の努力も、他人はそんな縦軸と横軸を無視して一方的に評価する。“第三者の座標軸”によって、自己評価がゆがむことだってある。だから、私たちは非現実的な想像を働かせ、できるだけ傷つかないよう、自身のコンプレックスをやわらげようとするのだ。「私がもし、別の家に生まれていたら、こんなに日本舞踊を好きでいられるのか、悩んだことがありました。それでも、なんだかんだ舞踊は続けていたんですよね。本当に嫌いになったということではないと思います」家元襲名は伏せて劇団に応募大学進学においても、家族を驚かせた。東京藝術大学には能楽や狂言、日本舞踊の家庭に生まれた子弟が通う『邦楽科・邦楽専攻』がある。しかし、爽子は別の進路に興味を抱く。実技や実演を中心とした大学生活ではなく、芸術を体系的に学びたいと考えるようになった。青山学院大学・文学部比較芸術学科は、美術、音楽、映像・演劇の3領域の鑑賞や歴史的背景を学ぶというもの。新設されて間もない学科だったことも好奇心に火をつけた。爽子が選んだ学問は、現在の仕事でプラスに働いている。単位取得が滞ることもなく、「優等生」らしく4年で大学を卒業した。日ごろの環境とは異なる場所に身を置きたいという願望は、「自分とは何者か」という問いが出発点だった。家元として次世代を継ぐのは、自分のみの力ではない。自分の力で何かを試してみたい─。だんだんと、女優業への思いが胸の中に膨らんでいった。兄の翔は、役者を志していることを事前に聞くことはなかったと話す。「妹が女優になると言いだしたとき、家族は突然のことで驚きました。母も役者でしたから、まったく想像がつかないということはありませんでしたが、『阿佐ヶ谷スパイダース』の劇団員になると知ったときのほうが驚きでした。しかも、劇団のメンバーは錚々たる人ばかり。やっていけるか心配でした」何かを始める際、周囲を驚かせるのは進学のときも同じだが、女優業への憧れは、少しずつ、彼女の心に積み重なる将来の夢だった。大学を卒業後、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』への出演はオーディションで勝ち取った。現在、爽子が所属する『阿佐ヶ谷スパイダース』も’18年の劇団員募集のオーディションで加入した。阿佐ヶ谷スパイダースとは、長塚圭史が率いる劇団。長塚に加えて、中山祐一朗、伊達暁の3人による演劇プロデュースユニットとして、’96年に結成。現代劇からサスペンス、不条理劇などで人気を博し、’17年に劇団化した。長塚は現在『KAAT神奈川芸術劇場』の芸術監督を務め、劇作家・演出家・俳優として日本の演劇シーンにおける重要人物のひとりだ。劇団化によって、俳優だけでなく、スタッフや学生、主婦もメンバーに迎える阿佐ヶ谷スパイダースのスタンスに、爽子は強く惹かれた。「最初は書類審査で、《匂いについて》という課題の作文を提出しました。父のタバコのにおいが嫌だなあ、みたいな内容。そこから何度か実技オーディションがあって、奇跡的に合格しました。そのころ芝居の仕事は、ほとんどしたことなかったですから」舞台の稽古場では、時おり『シアターゲーム』が取り入れられる。互いの名前を呼びながらボール回しをする遊びのようなものだが、ヨーロッパの演劇の現場では、こういったゲームを用いて俳優同士のコミュニケーションを図ることが多々ある。主宰の長塚は英国での留学経験を活かし、そこで培った方法論を劇団でも応用している。爽子はオーディションの場でカルチャーショックを覚えたという。「このオーディション、落ちたとしても別にいいや。今がすごく楽しい!」そんな思いで挑んだ結果、爽子は阿佐ヶ谷スパイダース入りを果たした。『紫派藤間流』の家元を継ぐ予定であることは伏せたまま、劇団に応募書類を送った。長塚もオーディションの途中まで、爽子の履歴は詳しく把握していなかったようだ。「日本舞踊をきちんとやっている人なのはわかりましたが、紫さんのお孫さんであることは、オーディションの最終局面まで知りませんでした。だけど、やっぱり舞台に立って場数を踏んでいるのは、現場で伝わってきましたね。それなのに芝居は慣れておらず、あまり会ったことのないタイプ。未知数の魅力というか、原石のような光るものを感じました」伝統的な日本舞踊と現代作家が主宰する小劇場の劇団。対照的な存在にとらえられがちだが、流派と劇団には共通点があった。みんなで席を囲み、食事をともにする。子どものころから門弟たちと文字どおり“同じ釜の飯”を食ってきたように、劇団でも稽古の休憩時は一緒に食事をとる。劇団が白米を用意し、おのおのがおかずを持ち寄るといった具合だ。爽子が稽古場の炊事係を務めたこともあった。もっとも、現在は感染症対策によって稽古場での飲食はできなくなってしまった。「紫派も“阿佐スパ”も、すごく家族的だなと感じるところが、とても似ているんです。けれども、それぞれは自立しています」自宅にいるような居心地のよさと、ほどよい緊張感の共存する稽古場が、彼女の活動に相互的な刺激を与えているのだろう。拍手が鳴りやまなかった襲名公演三代目藤間紫を襲名し、1年越しの披露公演が実現したのは、’22年1月30日。東京メトロ『半蔵門』駅から地上に出て、白い息を吐きながら『国立劇場』へと急ぐ。前をゆく着物姿の女性たちが、横並びで談笑しながら、巨大な建物の中に吸い込まれていく。歌舞伎公演や日本舞踊を催す大劇場は、2~3階を合わせると1600席以上を擁する国内屈指の大型ホールだ。皇居を囲む内堀通りに面し、真横には『最高裁判所』もそびえている。爽子は、襲名前から『国立劇場』の舞台でたびたび踊ってきた。桁外れに間口の広いステージで堂々と舞踊を披露してきた彼女にとっても、襲名披露公演では特別な緊張感に包まれていた。「本番が近づくにつれて、舞台の夢ばかり見るんです。前日は眠れなくて、初めて寝酒に手を出しました。家にあった梅酒を一気に飲んだけど、結局一睡もできず、目がバキバキのまま楽屋入りしました(笑)。本番が終わった夜、ようやく熟睡できました」公演は昼夜2部制。1部のトリは『京鹿子娘道成寺』。爽子がメインで、ほぼ1人で45分間を演じる。女方舞踊の最高峰とされる本作は、「安珍・清姫」の悲恋物語をベースに、その後が描かれている。白拍子の花子が鐘供養に訪れ、舞を次々と踊るうちに、清姫の怨霊である蛇体となってしまう。ケレン味ある衣装替えもさることながら、恋心の変化を見せていくところが醍醐味だ。「道成寺物」の代表的作品でもある。可憐さと色気がまじり合う少女のうつろいに、客席の拍手は鳴りやまなかった。「清姫の執念をいかに見え隠れさせるか、そのバランスを保つのがむずかしかった」と、爽子は言うが、身体から発する磁力に引き込まれる。『義経千本桜』の名シーンであり「吉野山」とも称される『道行初音旅』は第2部のトリ。翔との共演だ。静御前と家来の佐藤忠信の道行(旅の過程)で、忠信は狐の化身だとわかる。義経に思いを馳せる静御前、狐が化身して護衛する忠信の舞がスペクタクルに表現される演目だ。流派の踊り手が総勢40人以上も出演するなか、コロナ感染者を出すことなく、無事に公演を敢行。大仕事を終えたばかりの爽子は、胸を撫で下ろしていた。祖母の名を受け継いだ特別な公演であること、それを無事に開催すること。二重の不安がついてまわったという。「上演中止のリスクもある時期に、本当に開催できるのか?踊りがきちんとできるのか?常に2つの課題がありました。劇場に足を運ぶことは、お客様にとっても不安要素ですよね。いろんな壁にぶち当たって、私は天国の祖母を思って踊り切ることだけに集中するよう考えを切り替えました。幕が開いたときは涙が出そうになりました」芸事とは無縁の友人を大切に日本舞踊、劇団内外の舞台出演のほか、映像分野にも活躍の場が広がっている。’21年7月期の日本テレビ系ドラマ『ボイスII110緊急指令室』で初の連続ドラマレギュラー出演を果たす。元恋人からのDV被害にあっている警察官・小松知里役を演じた。劇団公演としては3回目の参加となった『老いと建築』では、離れて暮らす父親の経営による飲食店でアルバイトをする26歳の喜子を演じた。映像や舞台で等身大の役柄を担うことに対して「少し照れる」と本人は笑う。日本舞踊では人間を超えた存在を舞うことが多いだけに、現代人を演じるのは少々の戸惑いがある。前出の長塚も爽子を「フィジカルな俳優」と評している。「いわゆる会話劇的な作品で現代人を演じることには、本人も苦労したはずです。ただ、公演の稽古を重ねていくことで、踊りと異なるアプローチの仕方に発見があったんじゃないかと思いますね。僕らの劇団は、あまりメンバー間でベタベタしないんです。創作のときには協力し合い、普段はそれぞれが自分の責任で取り組むので……。僕も代表として、劇団員に対してはほぼ放任主義です。爽子は、劇団という集まりに、かなりクリアな視線を持っています。阿佐ヶ谷スパイダースという劇団が自分にとってなんなのか、彼女自身もはっきりと認識しているのでしょう」集団への向き合い方は、紫派藤間流でたくさんの大人たちに囲まれて育ってきたことが影響しているかもしれない。集団の中に属することで、むしろ個人のあり方が問われることもある。だから、人間関係において率直に対峙し、きわめてフラットに振る舞うことができる。プライベートの時間では、芸事の世界と無縁な友人たちとの交流が多い。映画も舞台も、日本舞踊も、それを楽しむのが一般人であれば、自分にも一般感覚が必要だと感じている。「日本舞踊と芸能のお仕事だけだと、普通の生活の感覚がずれてしまう気がします。今、27歳で、まわりの子たちは結婚が現実的になっている。こういう世界だと結婚や出産をしない人もいるけど、普通の生活を営む人たちの存在は、私にとってすごく必要なのかもしれないです。お芝居をあまり見ない人には、藤間紫という名前を知らない人もたくさんいます」爽子が関心事の領域を外に向けようすることは、長塚も劇団に招き入れた当初から察知していた。次のように指摘している。「彼女は視界を広げたいんだと思います。日本舞踊の世界から、僕らの劇団に入ろうと志願することもそう。どんどん見えるものが増えていけば、すごく武器の多い俳優になれるんじゃないかと期待しています」強く爽やかな人であってほしい人生はまだまだ続く。「日本舞踊家として未完成」とたびたび口にする爽子だが、個人としての幸せを考えることは苦手だ。まだ将来を現実的にイメージできないからだという。日本舞踊に関わるときの鋭敏な表情とは対照的に、着物を脱いだ爽子には気取ることのない20代の女性らしさがある。フレンチブルドッグの愛犬・晴男と過ごすのが日々の楽しみで、好物は台湾発祥のイチゴ飴。稽古終わりに、お気に入りの店に1人でまぜそばを食べに行くこともあるそうだ。父・藤間文彦は、娘の将来について「完全に本人の自由意思」を尊重すると話す。「息子にも言えることですが、とにかく本人が自由にできればいいと思います。結婚にしてもそう。責任を果たす大人として行動できれば、僕は何も言いません。そして、他人に優しい人間であってほしい。親として望むのは、それだけです」当面、ダブルネームでの活動が続く。三代目紫と爽子。藤間紫の名で統一することも将来的には考えているものの、あまりにも大きい名前を背負うことにプレッシャーを感じている。本名も気に入っている。劇団の先輩たちや俳優仲間の多くは、彼女のことを「爽子」と呼ぶ。母の佳江が命名したものだ。「人に優しく接するためには、自分自身が常に変わらず強く爽やかな人でなければならない……。そんな思いも含まれています。僕の名前が『文彦』で、息子は『貴彦』。左右対称の文字を用いているので、娘の字も左右対称にしてもらえるよう、妻にリクエストしました」門弟に稽古をつける家元としての日々。日本舞踊家としての自分。役者の活動。コーチとプレーヤーを並走させながら、頭の中は芸に関することでいっぱいだ。生活のあらゆる場面が、芸につながる。日本舞踊のステージを終えるたびに、すぐに踊り始めたくなるという。芸事を嫌いになりそうだった高校時代。悩みの多かった少女もあと2年半で30代に突入する。思い描く将来は楽しみだが、どうにも具体的な予想がつかないらしい。「自分でも自分がわからないんです(笑)。極端な人間ではないと思いますけど、電撃婚して“専業主婦になります!”と宣言するかもしれません。私、いつもやることが唐突ですから」そう遠くないうちに、周囲をうんと驚かすような出来事が待ち受けているかもしれない。それはどんな報告だろうか。本人ですら予想がつかないのだから、聞かされる側はただドキドキしながら待つしかない。(敬称略)〈取材・文/田中大介〉たなか・だいすけ ●1977年生まれ。映画雑誌編集者などを経て書籍編集者に。演劇ライターとして『えんぶ』『週刊現代』などの雑誌や、演劇DVDのライナーノーツ、プログラムの執筆や編集に携わる。下北沢・本屋B&Bで舞台にまつわるイベントも企画・出演中
2022年03月26日お笑いタレントの平野ノラが22日に自身のアメブロを更新。乱れた食生活を2日間続けた結果を明かした。20日のブログで、平野は「とうとう55キロ代突入!!」(原文ママ)と報告し、ダイエットについて「健康、安全に漢方を使って、先生にサポートしていただきながら続けてます」と説明。「胃が小さくなってとにかく体が楽です!健康的!」と体調について明かしつつ「それでもまだまだ無駄肉はあるし仕事にも差し支えるので53キロには戻します!」と宣言していた。この日は「今日少し増えました」と切り出し「56.0kg」と表示された体重計の写真を公開。体重が増えた理由について「ここ2日間乱れてました」と告白し「チョコレートやクッキー豆大福や食パンミスドのドーナツ」と食生活が乱れていたことを明かした。続けて「あと3キロ!」と述べ「とっとと痩せて早くダイエットサクッと終えたいです」とコメント。最後に「気を引き締めていきまーす」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月23日お笑いタレントの平野ノラが20日に自身のアメブロを更新。体重が55kg台に突入したことを明かした。19日のブログで、平野は「ダイエット37日目」と述べ「地味に続けてますよ1日1食、最高です!何より体調が良し」と1日1食にしてから体調が良好なことを報告。「56.6kg」と表示された体重計の写真を公開し「あと3.6キロ気長に行きまーす」と意気込みをつづっていた。この日は「とうとう55キロ代突入!!」(原文ママ)と述べ「55.5kg」と表示された体重計の写真を公開。ダイエットについて「健康、安全に漢方を使って、先生にサポートしていただきながら続けてます」と説明した。続けて「胃が小さくなってとにかく体が楽です!健康的!」と体調について報告しつつ「それでもまだまだ無駄肉はあるし仕事にも差し支えるので53キロには戻します!」と宣言。最後に「引き続き地道に続けていきます」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月21日お笑いタレントの平野ノラさん(43)は、かねてよりお付き合いしていた一般男性と2017年に結婚。なんと結婚を日本テレビ放送の『有吉ゼミ』で発表するというぶっ飛びー!なノラさん。気になる旦那様は、ノラさん曰く蟹江敬三さん似のイケメンだそう。また、42歳で出産したことでも大きく話題を集めました。ノラさんはお子さんのことを「バブ子」と呼び、自身のインスタグラムではたびたびツーショット写真を投稿しています。先日は誕生日ショットを投稿し注目を集めていました。早速チェックしてみましょう! バブ子が1歳に! この投稿をInstagramで見る 平野ノラ Nora Hirano(@noranoranora1988)がシェアした投稿 「バブ子は今日で一歳になりました!スクスクイケイケに育ってくれてマンモスうれぴーおめでとう♡先日、fotowaの出張カメラマンさんにバブ子と一緒に記念写真を撮ってもらったゾ」とその写真を公開したノラさん。春を感じさせる素敵な写真ばかりで、ノラさんのママを感じる優しい笑顔やグズってしまい泣き顔のバブ子、お2人のお洋服がとても素敵でどれをとっても素敵な写真ばかり。コメント欄には、TKO木本さんやアンガールズ田中さん、なんとおったまげーな三木道三さんなどなど豪華メンバーから祝福のメッセージが寄せられており、ファンからは「ドレス姿も可愛い~」「バブ子ちゃん1歳おめでとうございます」と祝福の声が多数。また、「ほんっと、子供の成長は瞬き厳禁ですよね〜」と共感の声や「ノラちゃんのママのお顔も益々キレイになってます」とますます綺麗になっているノラさんにもコメントが寄せられておりました。只今、産後ダイエットを頑張っているというノラさん。インスタグラムにはその経過や育児のことなど、てんこもりな内容です。次の新しい投稿も楽しみですね!
2022年03月18日お笑いタレントの平野ノラが14日に自身のアメブロを更新。テンションが上がった高級チョコレートブランド『GODIVA』の限定チョコレートを紹介した。この日、平野は「ホワイトデー」と切り出し「GODIVAの美しいチョコレート」と『GODIVA』のチョコレートの写真を公開。「いただいた苺のクッキーもめちゃくちゃ美味しかったです」と述べ「バブ子もぽりぽり」と娘も堪能したことを報告した。続けて更新したブログでは「まだ続きます」と述べ「50周年のGODIVA!」「素敵なBOX!ワクワクしますねー」と『GODIVA』の来日50周年を記念した限定のチョコレートを写真で紹介。中身の写真とともに「キャー!宝石箱」「なんて気品!!」と感激した様子でつづった。また「すごくテンション上がって私も誰かに贈りたい!となりまして」とコメント。ダンス&ボーカルユニット・TRFのDJ KOOの妻と娘から「立派な鯛めしをいただいた」といい、お返しに『GODIVA』のチョコレートを贈ったことを説明。最後に「めちゃくちゃ喜んでいただいて」と報告し「味も間違いないですから」とコメントした。
2022年03月15日お笑いタレントの平野ノラが9日に自身のアメブロを更新。ダイエット開始から28日目の体重を公表した。5日のブログで、平野は「昨日の夜の計測では−4.3kg」と述べ「57.7kg」と表示された体重計の写真を公開。「キツかったパンツは入り腰痛は少し軽減され」「なんか懐かしいような見覚えのある体の感覚が甦ってきました」と感激した様子で述べ「ここから妊娠前の53kgを目指す」と決意をつづっていた。この日は「ダイエット28日目!!」と切り出し「57.7kg」と表示された体重計の写真を公開。「動きませんねー」と体重に変化がないこと明かしつつ「そりゃそーですね」「昨日は収録弁当後のスイーツにポテチ8枚、チョコレート4粒食べましたからね減るわけがないですね」と告白した。続けて「締め切りが追ってる仕事を無事に終えたら、もっとしっかり食べ物だとか運動も考えて体と向き合っていこうと思います!」と意気込みを述べ「まだ本気だしてないだけ笑って言わせてください笑」とお茶目にコメント。最後に「よーし今日もお仕事がんばるんばー」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月10日お笑いタレントの平野ノラが6日に自身のアメブロを更新。美容家の君島十和子さんの自宅を訪問した日のエピソードをつづった。この日、平野は「敬愛するビューティーお姉さまみんなの憧れ君島十和子様」と切り出し、君島さんについて「美しいだけじゃない素晴らしい人柄」とコメント。「そんな大好きな十和子さん宅へ」「潜入しております!」と君島さんのクローゼットの整理整頓のために君島さんの自宅を訪問したことを報告した。続けて「十和子さんのクローゼット目撃ドキュンです」と述べ「第三弾目です!YouTubeにアップされました」と自身のYouTubeチャンネル『平野ノラ NORA HIRANO』に投稿された動画リンクを紹介。「その前も大好評でした!」と動画について明かした。また、君島さんの自宅を訪れた際について「優雅に目の保養となった」と振り返り「まだ観ていない方は1から観てくださいね」とアピール。最後に「楽しかったです」と撮影中の写真を複数枚公開し、ブログを締めくくった。
2022年03月08日お笑いタレントの平野ノラが5日に自身のアメブロを更新。約4kgの減量で体が変化したことを明かした。この日、平野は「先日とうとう出ました!!!こちら!」と述べ、体重が61.9kgから57.9kgに減ったという体重計の写真を公開。「57キロ代!!いやーいいねぇ」(原文ママ)と嬉しそうにつづった。続けて、正確には62kgからダイエットを開始しているといい「写真撮り忘れ61.9kgからのスタート」と告白。「昨日の夜の計測では−4.3kg」と述べ「57.7kg」と表示された体重計の写真も公開した。また「もう自分でも痩せたのが分かります」と明かし「キツかったパンツは入り腰痛は少し軽減され」「なんか懐かしいような見覚えのある体の感覚が甦ってきました」と感激した様子でコメント。「ここから妊娠前の53kgを目指す」と決意を述べつつ「一番の脂肪が付いてるのは下っ腹ですね」と述べ「産後うきわ肉が落ちないってママさん達の声をよく聞きますね」とつづった。さらに「きっと運動や筋トレもした方が良さげなんですが...まだスルーしておきます」と運動や筋トレについてコメント。最後に「とにかく地道に地道に何より体が楽になってるから嬉しくて続けていられます」と減量で体に変化があったことを明かし、ブログを締めくくった。
2022年03月06日料理愛好家として、NHKの料理番組「きょうの料理」や「平野レミの早わざレシピ』をはじめ、さまざまなメディアでアイデアいっぱいの家庭料理を発信している平野レミ(ひらの・れみ)さん。そんなレミさんのエッセイ集『おいしい子育て』(ポプラ社)が、2月16日に発売されました。同書は、1997年に刊行された『笑顔がごちそう』(講談社)を大幅に加筆修正したうえ、新たな原稿と和田誠さんのイラストを加えて単行本化。幼少期の2人の息子さんとの思い出や子育てと料理にまつわるエピソードのほか、47品のオリジナルレシピ、義理の娘でもある上野樹里さん、和田明日香さんと3人で会談した「和田家の嫁姑鼎談(ていだん)」も収録しています。レミさんはどんなふうに子育てをしてたの?嫁姑のちょうどいい関係の築き方は?レミさんにお話を伺いました。前後編。【前編】親がレールを用意しない…平野レミが子育てで絶対に「しなかった」こと「お兄ちゃんなんだから」は言っちゃダメ——前回はレミさんが子育てで「しなかったこと」を中心に伺いました。平野レミさん(以下、レミ):うちは息子2人だけど、比べることはしなかったですね。勝手に親が産んじゃったんだから、対等じゃなかったら変よね?「お兄ちゃんなんだから、もっとこうしなさい!」とか、そういう言い方は絶対にしちゃいけない。兄弟はみんな同じだと思うね。ただ、ケンカしたときは、お兄ちゃんのほうが大きいし、力も強いから、「本気出したらダメだよ」とは言ってましたけど。——息子さんたちに対して、「こういうふうに育ってほしい」というのはあったんですか?レミ:それはないですね。子供に期待しちゃダメでしょう?私だって、「今年の抱負は何ですか?」って聞かれても、「抱負なんかないです」って答えるし。毎日毎日、楽しく働いて、私ができそうな仕事をやっていく。それだけで十分。欲とかなんにもないの。過去を振り返ってみても、野心とかなかったし。そんなの持ってたって、かなえられなかったら嫌じゃん(笑)。小さな夢だけど、「この仕事がちゃんとできたらいいな」とか、そのくらいで私は十分ね。目の前のことをクリアしていく。それで十分だと思う。でも、今こうやって幸せにしてるのが、無意識のうちに抱負になっていたのかもしれないけどね。息子にもおヨメさんにも他人にも「期待しない」——子供に限らず他人に対して期待してしまうと、つい「私はこんなにやってあげたのに」と気持ちが湧き上がってしまう気がします。レミ:私はおヨメなんかにもさ、「こんなにやってあげたのに……」っていうのはないです。「やってあげたのに何よ!」とか、見返りみたいなものはないない(笑)。だいたい、お母さんが「子供の将来を思って」って言って、一生懸命、レールを引っ張って期待しても、「お母さんが頑張ったから、天才になっちゃった!」なんてことはあり得ないもん。逆に、チリチリしたつまんない人間になっちゃうと思わない?放ったらかしがいいんじゃないの?お料理もそうよ。放ったらかし料理がとてもおいしいから、人間も放ったらかしがいいのよ。——過度に干渉しないということですね。人間関係でもうまく放っておくって大事ですね。レミ:人間関係も、嫌な人だったら付き合わないの。これは絶対だね。嫌な人っていうのは、性質が嫌な人なんだから、絶対に治らないのよ。人間の性質って、そんな簡単に変わるものじゃないしね。——仕事で苦手な人がいた場合は?レミ:私の場合、仕事の関係はみんな良い人ばっかり。だって、向こうから「レミさんにこんな仕事をやってほしい」って来るじゃない?私も「この仕事やりたいな」と思って一緒に仕事をして、仕事が終わったら「はい、お疲れさまでした」って。そういう付き合いだから、仕事で嫌な人はいないし、よく分からないうちにサヨナラするから問題なしね。とにかく、人生難しく考えることはないのよね。与えられた仕事をやって、自分がやりたいことをやってさ。だから、自分がやりたいこととやるべきことが一致してれば、こんな幸せなことはないと思うのよ。上野樹里、和田明日香との関係も「そのまんま」——エッセイには、上野樹里さんと和田明日香さんとの「嫁姑鼎談」も収録されていますね。義理の家族との関係に悩む方が多い中、良好な関係を築かれているなとうらやましく感じました。レミ:(嫁姑関係で悩むのは)「義実家だから頑張らなきゃ」って肩ひじ張ってるからじゃない?私は、そういうのが分からないのよね。そんなのどうでもいいじゃん。このまんまでいいじゃない。ちょっとカッコつけたって、化けの皮が剥がれるに決まってるんだから。みんな、そのまんまでいいんじゃないの?——樹里さんも明日香さんも、“そのまんま”ですか?レミ:そのまんま、そのまんま(笑)。みんないい~。とってもいい!!例えば、樹里ちゃんは女優だから、ちょっと着ただけの洋服がいっぱいあるんだけれど、「レミさん、これ着てくれない?」って言われて、樹里ちゃんのお古をよそ行きに着てるの!(笑)。でも、着たくないものは、「似合わないからいらない」ってちゃんと言うし、そうすると樹里ちゃんも「分かった~。いいよ」って。——「せっかくくれたから」って無理して着たりしないんですね。レミ:そんなことしないしない。無理して着たりするから、おかしくなるんでしょ。だって、あーちゃん(和田明日香さん)のところに、「これいる?」って何か持って行っても、いらなかったら「いりません」ってハッキリ言うもんね。私も、「分かった。じゃあ、誰かにあげちゃうね」って。2人とも、最初からそう。全然平気よ。すごく正直だし、ちゃんと言ってくれる。——すてきな関係ですね!レミ:樹里ちゃんは、「今日、餃子いっぱい作ったから家に食べに来ませんか?」とか、あーちゃんは、「ご飯できたので食べますか?」とか、うれしいこと言ってくれるのよ。両方の家に引っ張りだこね。私も、おなかいっぱいなときは、「ごめん、今日は大丈夫」とか言っちゃったりして。そのまんまでいいのよ。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:中西裕人)
2022年03月03日お笑いタレントの平野ノラが2月28日に自身のアメブロを更新。歯科医院で判明したことを告白した。この日、平野は「しっかりと免疫上げる為」と切り出し「歯医者さんでクリーニングと高濃度ビタミンCを注入!」と歯科医院を訪れたことを報告。点滴を受ける様子を公開し「ありがたいですねお陰様で元気にピンピンしてます!」とつづった。その後、更新したブログでは「歯の噛み締めが強くて特に寝ている間らしい」と自身について明かし「奥歯が削れてきて知らず知らずの内に前歯が前に出てきていて噛み合わせがズレてました!」と告白。「嗚呼、恐ろしや!」とコメントした。また「作り直していただいた」とマウスピースの写真を公開。「なかなか慣れない」と述べつつ「奥歯がぼろぼろだから何とか慣れて習慣化したいと思います」とコメント。最後に「バブ子の成人式に歯無しママにならないためにも」と冗談まじりにつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月01日料理愛好家として、NHKの料理番組「きょうの料理」や「平野レミの早わざレシピ」をはじめ、さまざまなメディアでアイデアいっぱいの家庭料理を発信している平野レミ(ひらの・れみ)さん。そんなレミさんのエッセイ集『おいしい子育て』(ポプラ社)が、2月16日に発売されました。同書は、1997年に刊行された『笑顔がごちそう』(講談社)を大幅に加筆修正したうえ、新たな原稿と和田誠さんのイラストを加えて単行本化。幼少期の2人の息子さんとの思い出や子育てと料理にまつわるエピソードのほか、47品のオリジナルレシピ、義理の娘でもある上野樹里さん、和田明日香さんと3人で会談した「和田家の嫁姑鼎談(ていだん)」も収録しています。レミさんはどんなふうに子育てをしてたの?嫁姑のちょうどいい関係の築き方は?レミさんにお話を伺いました。前後編。「教育方針なんてない」和田家の子育て——2人の息子さん(和田唱さんと和田率さん)もそれぞれの分野で活躍されていますが、子育てを振り返って今思うことはありますか?平野レミさん(以下、レミ):子育ては本当に懐かしい思い出ですよね。愛情をいっぱい注いで、ご飯をいっぱい食べさせて……。あまり怒ることはなかったな。毎日、笑って暮らしてましたね。——和田家の「教育方針」はあったんですか?レミ:そんな立派なものは何もなくてね。ただもう、楽しく自由に、おいしいものを食べて笑ってさ。息子たちだけじゃなく、子供たち全般にそうですけど、レールなんか引っ張ったって、絶対にその通りになるわけないから。だから、レールを引っ張らないで自由にさせてました。元気に健康でいればいいやと思ってね。それから私、好きだったら努力しなくてもいいと思っていて。どうしても「努力」っていう言葉が好きになれないの(笑)。例えば、お料理をしていても、「どうして、この組み合わせでこうなるんだろう?」とかいろいろ考えるんだけど、それってただ楽しくて「もっと知りたい!」ってやってるだけだから。だから、息子たちに対しても、自由にさせていれば自分の中で何か芽生えたり、何かやりたいものが見つかればこっちが何か言わなくても勝手にやると思っていたので、とりあえず元気で健康だったらいいやと思っていました。——思わず「もうやめなさい」と周りが言っちゃうくらい夢中になれるものが見つかったら幸せですよね。レミ:そうそう。自分が好きなもの、無我夢中になれるものを見つけたら最高よ!和田さん(夫の故・和田誠さん)も、3歳のときから絵が大好きで、絵をずっと描いていた。「絵なんか描かないで、勉強しなさい!」って言われてたら、イラストレーターにはならなかったんだろうと思うんだけど。戦争中でも、お母さんがちゃんと絵を描くための紙を用意してくれて……。和田さんみたいに好きなものが高じて、一生涯、好きな仕事で生活ができるようになることもあるでしょう?だから、子供の芽を摘むみたいなことは絶対にやっちゃいけないって。まだ若かった頃、私もお料理をしていて、ある日角煮を作ろうとしたときに、どこにも作り方が書いてなかったの。とりあえずお肉を買ってきて、「どうしたらいいんだろう?」って、お砂糖とか酒とか醤油とかみりんとか入れて、コトコトコトコトやったの。でも、やればやるほど、肉が硬くなっちゃうのよ!普通は、火を通したら柔らかくなるはずなのに、「なんで硬くなっちゃうんだろう?」って思って。何度も何度も肉を買ってきて、実験しましたよ(笑)。結局、自分で分かったことは、肉だけを柔らかくしてから調味料を入れること。そうすると、スーッと味が染み込んでいくのね。どこにも書いてなかったことを、自分で発見して成功したら、ますます「お料理が楽しい!」っていう気持ちになるからね。人生いろいろあるけれど…遠回りが楽しい——子育てでレミさんが「しなかった」ことは「親がレールを敷かない」「子供の芽を摘まない」ということだったんですね。レミ:そうそう。子供が夢中になってやろうとしたときに、「やれ!やれ!」って応援するのはいいと思うのよ。だから、レールは引っ張らないほうが私はいいと思うけどね。いつも言ってるんだけど、人生を道路に例えると、なんの障害もないツルツルの高速道路をゴールに向かって真っすぐパーッと行っちゃう人生がある一方で、高速道路に乗らないで下道でドブに落っこちたり、石につまずいたり、いろいろなことがありながら、お花やチョウチョウを見ながらゆっくりゆっくり進んでゴールに行き着く人生もある。どっちが良い人生かな?って思って。私は、いろんな経験をして、いろんな失敗をしても、そっちのほうが楽しい人生なんじゃないかなって思っちゃうのよね。——先ほどの料理のお話みたいに、まずは自分でいろいろやってみたり、実験したりするのも大事なのかなって。レミ:自分から積極的にしたことは絶対に忘れないからね。「やりなさい!」って言われてやるのと、「なるほど!」「こうかな?」って自分で考えながらやるのは違うよね。だから、なんでも自分で考えてやったほうがいい。お母さんも、子供が自分で考えられるような環境や場所をつくってあげられるといいのよね。——そういえば、子育てで悩んだことや困ったことはありましたか?レミ:病気になったときよね。熱が出ちゃったりしたときは悩んだけど……。でも、お医者さんに連れて行けばいいからさ。あとは、ないない。嫌なことがあったら、みんな和田さんに押し付けてたから(笑)。私は、「放っておけばいいや」って感じで、育てちゃったからね。——本にあったように親の背中を見せることも大事なんだなって思いました。レミ:お料理なんかもそうよ。宿題はキッチンでさせるようにして、私が野菜を洗っているエプロン姿とか、包丁でトントン刻んでいる音とか、炒めている音とかを聞きながら宿題してたのよね。私は、「手伝いなさい」とか何も言ったことがないけど、そんな私の姿を見てたのが良かったんでしょうね。だから、自分たちが料理することにも抵抗なかったんでしょうね。2人とも料理が上手らしいですよ。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:中西裕人)
2022年02月28日お笑いタレントの平野ノラが24日と26日に自身のアメブロを更新。産後ダイエットの経過を報告した。13日のブログで、平野は産後ダイエットの方法について「置き換えダイエットをしてます」と述べ「一食は好きな食事を食べてスイーツも食後のみOK」と説明。20日のブログでは「ダイエットして確実に胃が小さくなりました」と報告し「久しぶりに空腹やお腹?胃が空っぽな感覚をちゃんと感じてます」とダイエット開始から1週間が経過して実感したことを明かしていた。24日のブログでは、体重について「戻った!」と告白し「そんな時もありますね」とコメント。「最近は食後のデザートをお取り寄せしているんです笑」と明かし「大切な一回のスイーツですから満足感も違う!」と説明した。続けて「イライラしてる場合じゃない」と述べ、「58.8kg」と表示された体重計の写真を公開。「楽しく優雅にバブリーにダイエット」と前向きにつづった。また、26日のブログでは「産後バブリーダイエット15日目」と切り出し、体重が58.1kgだったことを写真とともに報告。「順調です」とスタート時から3.8kg減量したことを明かし「今日も一日がんばるんば!」と述べ、ブログを締めくくった。
2022年02月26日スノーボーダーの平野歩夢選手(23)は、2018年の平昌オリンピックでハーフパイプ決勝の2回目トップに躍り出るも3回目の最終滑走のショーン・ホワイト選手に逆転され惜しくも銀メダルに。今年開催された北京オリンピックのハーフパイプ決勝では、2回目で高難度の滑りを見せるもなぜか得点が伸びず2位になり、その悔しさから3回目の最終滑走でさらに最高の滑りを見せ最高得点を叩き出し悲願の金メダル獲得!北京オリンピックで引退を表明していたホワイト選手は、平野選手を抱きしめ称える姿がテレビで放送されレジェンドとの世代交代とも感じ取れるシーンに日本のみならず世界が沸きました。金メダル獲得後に自身のインスタグラムで喜びの報告をした平野選手。どのような投稿があったのか早速チェックしてみましょう!「小さい頃の夢が1つ叶いました」 この投稿をInstagramで見る AYUMU HIRANO(@ayumuhirano1129)がシェアした投稿 「東京オリンピックの挑戦からのスノーボードは半年間での苦しいチャレンジとなりましたが、家族、英樹(兄)、周りのサポートしてくれた皆さんのお陰で今ここにいます。ありがとう。」と皆さんに感謝の気持ちを伝える平野選手。また、弟の海祝選手に向けての言葉や、過去のオリンピックで名勝負を見せてくれたレジェンド、ショーン・ホワイト選手への感謝の気持ちなど、いつもクールで物静かな平野選手が自分の熱い思いを投稿。これに反応したホワイト選手から「君は誇りだ」と祝福のメッセージが贈られていました。「感動をありがとうございました」「挑むという世界で一番かっこいい姿を見せてもらいました!」「冷静で強いメンタル、誰よりもかっこよかったです!!!」と、物凄いプレッシャーの中、果敢に挑戦し続ける平野選手の姿からは多くの感動をもらいました。次のオリンピックはまだ先ですが、弟の海祝選手との活躍する姿が待ち遠しいですね!
2022年02月24日