アイさんは息子・レントくんの幼稚園の入園式で笑顔が素敵なママ友・ショウコさんに出会います。しかしアイさんは、ショウコさんに対しての違和感や不信感が重なり、距離を置くように。そんなある日、お遊戯会で、ショウコさんの息子・タクマくんがレントくんのことを突き飛ばし、けがをさせてしまったのです。このことを園に任せたものの、何も動きがなくアイさんも諦めかけていました。そんなある日、ママ友のひとりから、お遊戯会でのショウコさんのありえない行動をカメラで見せもらったアイさん。ママ友と一緒にその映像を先生たちに見せ、ショウコさんの異常さを訴えます。しかし、先生たちにはまったく取り合ってもらえませんでした。そんな態度にアイさんの怒りは再びこみ上げ、この問題に決着をつけることを決心したのです。えっ私が間違ってるの…?先生が取り合ってくれないなら、私が直接行くしかない!そう思った私は、今日の出来事を夫に相談したのですが……。 アイさんは、ショウコさんと直接話そうとしていることを夫に相談します。ところが夫はアイさんの勢いにあきれた様子で「好きにすれば?」と言い放ちました……。アイさんは孤独感に襲われますが、レントくんのために真実を突き詰めようと決心。 翌日、アイさんが幼稚園に行くと、なぜかママ友たちから避けられている雰囲気に気付きます。さらに幼稚園の先生もどこかよそよそしい態度です。 アイさんが諦めてその場から去ろうとすると、ひとりの先生が「園長先生から口止めされているんですが……」と話しかけてきました。話によると、ショウコさん親子は既に幼稚園を退園しているという事実を聞かされ……。 夫にため息を吐かれ、ママ友や幼稚園の先生にも距離を取られてしまったアイさん。アイさんは夫の態度には孤独を感じていました。必ずしも夫はアイさんの意見に乗る必要はありませんが、自分の子どもの問題なのですから、突き放すのではなく「感情に任せてもよくない」「どうしたら解決できるのか」などと諭すことが必要ではないでしょうか。アイさんの今の状況を理解し、味方をしてあげられるのは夫だけ。アイさんの気持ちも汲み取りつつ、穏便に問題を解決できる方法を一緒に探してほしいと思ってしまいますよね。>>次の話著者:ライター ShareStory
2023年11月14日とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。ねこ太は2021年の春に、公立の幼稚園に入学しました。今では、幼稚園でたくさんの友だちもでき、充実した日々を過ごすねこ太。しかし、ねこ太が幼稚園に入れることになるまでには、たくさんの困難が待ち受けていたのです。とりこさんが書いた陳情書が受理され、委員会で陳情内容をスピーチしたとりこさん。陳情を聞いた教育委員会や市議会議員からさまざまな意見が飛び交い……。陳情書により長年にわたり放置されていた問題を見直すきっかけになりました。その後も数回にわたり委員会は開かれ……。協力し合えばきっと解決できるはず! すべての委員会を傍聴したとりこさんは、制度を改革することの大変さを痛感。その後、採決の結果は保留となり騒めく一同ですが、次年度からの採用は間に合わないため、来年度に向けて迅速に始動していくとのことでした。こうして、発達グレーゾーンの子どもたちに対する制度は徐々に変化し、公立幼稚園の人数制限は撤廃されたほか、消極的だった私立幼稚園でも入園を受け入れる園も増えるなど、陳情書による成果が出始めたのです。 そんな中、改革によって誰かの迷惑になったのではないかと心配するとりこさんですが、実際に改革改良により救われたというママと話す機会があり、自分の行動は無駄ではなかったのだと報われた気持ちになりました。 もともとは息子の入園先がなかなか見つからず、行動を起こしたとりこさんでしたが、結果的にたくさんの人の救いになる結果を導くことができました。しかし、このような困難に直面しないと、問題を認知される機会は少ないのが現状です。今回のお話でひとりでも多くの方に認知され、考えるきっかけになるよう願っています。著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とり子
2023年11月12日アイさんは息子・レントくんの幼稚園の入園式で笑顔が素敵なママ友・ショウコさんに出会います。しかしアイさんは、ショウコさんに対しての違和感や不信感が重なり、距離を置くように。そんなある日、お遊戯会で、ショウコさんの息子・タクマくんがレントくんのことを突き飛ばし、けがをさせてしまったのです。このことを園に任せてほしいと言われ一旦引き下がったものの、数週間経っても、園側からは何の働きかけもなく、アイさんも諦めかけていました。しかしそんな中、ある日園長先生がアイさんのことと思われる愚痴をこぼしているのを、耳にしてしまい……。気持ち悪いよ…園長先生がそんなふうに思っていたなんて。予想外のことに私は動揺を隠すことができませんでした……。 園長先生が自分のことを、「精神的に病んでる」「典型的な親馬鹿」などと言っているのを聞いてしまい、ショックを受けたアイさん。 それでも翌日には笑顔で挨拶してくる園長先生に、気持ち悪さを覚えます。その表と裏の顔を目の当たりにしたアイさんは、何も信じられなくなってしまい、思わずママ友の前で泣いてしまったのでした。 やっと気持ちが落ち着いていたというのに、園長先生によってアイさんの心はまたかき乱されてしまいました。それも、ショウコさん親子の問題ではなく、幼稚園への不信感という新たな問題が出てきてしまったのです。 こんなとき、夫や友だちなど信頼できる人に、自分の思いや出来事をすべて話すことができれば、ここまで追い詰められることもなかったのかもしれません。ですが、アイさんはひとりで悩んでいましたね。ひとりで抱えきれる悩みの量は限界があります。アイさんにはひとりで抱え込むのではなく、誰かに助けてもらいながらひとつずつ問題解決していってほしいですよね。>>次の話著者:ライター ShareStory
2023年11月11日アイさんは息子・レントくんの幼稚園の入園式で笑顔が素敵なママ友・ショウコさんに出会います。しかしアイさんは、ショウコさんに対しての違和感や不信感が重なり、距離を置くように。そんなある日、お遊戯会で、ショウコさんの息子・タクマくんがレントくんのことを突き飛ばし、ケガをさせてしまったのです。怒り爆発のアイさんは、先生へショウコさんと直接話したいと求めますが、園に任せてほしいと言われ仕方なく引き下がることにします。数週間後、園側からは何の働きかけもなく、アイさんも諦めかけていたのでした。関わりたくないから、このまま来ないで…幼稚園からの返答はないけれど、レントは元気になった。あの事件以来、ショウコさん親子は幼稚園に来ていないようで、私の気持ちも変化していき……。 お遊戯会から幼稚園に来なくなったショウコさん親子。「関わることがなくなるから、このまま来ないでほしい」とアイさんは、幼稚園に来なくなったショウコさん親子に対してそんなことを思います。お遊戯会でのことも、気持ちが落ち着きどうでもよくなってきていました。 ある週末、忘れ物に気が付き、幼稚園に忘れ物を取りに戻ったアイさん。そこで園長先生が「たかが舞台から落ちたくらいで……」と愚痴をこぼしているのを、耳にしてしまったのです。 事件から時間が経ったことで、アイさんの気持ちは落ち着いたようです。ママ友たちの間では、ショウコさんが来なくなったことが話題に上がりますが、このままショウコさんと会わないほうがアイさんの心のためには良いのかもしれませんね。 とはいえ、園側にも何やら事情がある様子。園長先生の話に、アイさんが心乱されないでほしいと願うばかりです。著者:ライター ShareStory
2023年10月31日現在3歳になる息子は、1歳6カ月のときに保育園に入園しました。先輩ママから「入園してすぐは病気の連続で、まともに保育園に通えないよ」と聞いていましたが、まさかここまでとは! 病気の連続で心が折れてしまった私を救ってくれたのは……。入園後、新型コロナウイルスに感染息子が4月に入園し、慣らし保育が終わってすぐのことでした。ゴールデンウィーク中に家族全員が新型コロナウイルスに感染してしまったのです。幸い息子の熱は1日で下がったのですが、当時は10日間の隔離期間があったので、保育園に登園できたのは5月中旬ごろ。 「やっと登園できる!」と通い出した3日目に、今度は保育園から「息子さん、お熱が出ました」と電話が……。高熱が1週間ほど続き、親子ともにつらい時期でした。やっと元気になって登園できたのは、月末ごろ。気づけば5月は5日間しか登園していませんでした。 保育園の先生がかけてくれた言葉思うように登園できない焦りと不安で落ち込んでいる私に、「大変だったね」と保育園の先生が声をかけてくれました。 大学生のお子さんがいるというその先生は、「私も息子が入園した月は、数日しか通えなかったよ。すごくつらかったから気持ちわかるよ」と共感してくれたのです。「そのうち元気に毎日登園できるようになるから大丈夫!」と励ましてくれて、とても勇気が出ました。 3歳になった今でも月に1度は熱を出す息子。しかし、入園直後に大変だった経験があるからこそ、「今は頑張って免疫をつけている時期なんだ」と前向きに捉えることができています。共感し、励ましてくれた保育園の先生に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:田中はぐみ
2023年10月30日アイさんとショウコさんは息子を同じ幼稚園に通わせるママ友。2人が親しくなるきっかけは、幼稚園での入園式でした。 入園式で出会ったのは…いつも笑顔が素敵なママ友のショウコさん。そんなショウコさんは、出会ったときもやさしい笑顔が印象的でした。 入園式でテンションが上がってしまった息子のレントは室内で走り出し、見知らぬお友だちに衝突。そのお友だちの母親が、ショウコさんでした。 慌てて謝るアイさんに対し、ショウコさんはやさしい笑顔で「気にしないでください」と返してくれます。その立ち居振る舞いのきれいさに、思わず見とれてしまうアイさん。このことがきっかけで、2人のママ友付き合いが始まりました。 入園式で出会った2人。同じ園に通う素敵なママと、ママ友になれたらうれしいですよね。子どもの園生活が始まるときに、ママ友ができるか不安に思う方も多い中、入園式で話せる人ができるのはラッキーなことかもしれません。 みなさんは、初めての場所でのママ友作りでどんな工夫をしていますか?>>次の話著者:ライター ShareStory
2023年10月20日アイさんとショウコさんは息子を同じ幼稚園に通わせるママ友。2人が親しくなるきっかけは、幼稚園での入園式でした。入園式で出会ったのは…いつも笑顔が素敵なママ友のショウコさん。そんなショウコさんは、出会ったときもやさしい笑顔が印象的でした。 息子・レントの幼稚園の入園式に夫と行った妻・アイさん。 お友だちがたくさんいる中、レントは急にアイさんの手を離し、走り出しました。すると他の園児にぶつかり、息子とその子が転んでしまいます。 「大変!」と焦ったアイさんは、相手のママに「すみませんうちの子が!」とすぐに謝罪。すると相手のママ・ショウコさんは、見とれてしまうような素敵な笑顔で「気にしないでください」と言ってくれたのです。 アイさんとショウコさんは、このことがきっかけで、ママ友付き合いが始まりました。 入園式で出会った2人。同じ園に通う素敵なママと、ママ友になれたらうれしいですよね。子どもの園生活が始まるときに、ママ友ができるか不安に思う方も多い中、入園式で話せる人ができるのはラッキーなことかもしれません。 みなさんは、初めての場所でのママ友作りでどんな工夫をしていますか?著者:ライター ShareStory
2023年10月20日皆さんは、ママ友とどんな関係を築いていますか?今回は、仲のいいママ友に縁を切られたエピソードを紹介します。幼稚園選び一緒の幼稚園で嬉しい!後日、ママ友から…豹変したママ友!同じ幼稚園に合わせてくれなかったことに激怒したママ友。主人公としては、予想外の出来事に困惑したことでしょう。お互いの家庭の考えを理解し、尊重し合えるようになるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月15日皆さんはママ友とうまく付き合えていますか?今回は、幼稚園を巡って起きたトラブルエピソードを紹介します。イラスト:南野ななみ志望する幼稚園が違っただけで主人公には、子どもが赤ちゃんのころから仲良しのママ友がいます。そのママ友は志望する幼稚園が同じだったこともあり、さらに仲よくなっていきました。ある日、ママ友から「やっぱり違う幼稚園に行くことにしたの」と聞いた主人公。「そうなんだ!別々の幼稚園に行くのは残念だけどこれからも…」と主人公が言かけたそのとき…。ママ友が「あなたもこっちに変えるでしょ?」と言ったのです。志望する幼稚園を変更するつもりはない主人公。そんな主人公にママ友は…。ママ友の態度が豹変出典:愛カツ「私たちってその程度の関係だったんだ」と、一方的に決別宣言をされてしまったのです。それ以降、ママ友と偶然会っても無視されるようになり、いまだに仲直りできていないのでした。縁切りされるとは…自分が選んだ幼稚園に合わせて、志望する幼稚園を変えてくれると思っていたママ友。思い通りにならないことに激怒したママ友に、いきなり縁を切られてしまった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月05日とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。ねこ太は2021年の春に、公立の幼稚園に入学しました。今では、幼稚園でたくさんの友だちもでき、充実した日々を過ごすねこ太。しかし、ねこ太が幼稚園に入れることになるまでには、たくさんの困難が待ち受けていたのです。不安を抱えながらも、面接に臨んだとりこさんとねこ太。面接の結果、ねこ太は無事に公立幼稚園のみまもり学級への入園が決定します!ねこ太の幼稚園合格に、歓喜するとりこさんの元に知らない番号から着信が……?幼児教育の現状をたくさんの人に知ってもらうために! とりこさんに電話をかけてきたのは、なんと市議会の事務所でした。とりこさんが提出した陳情書が受理され、議題になることが決定したというのです。そして、市議会で開催される委員会へ出席し、5分間で陳情内容をスピーチをするように電話口で伝えられます。 「市議会でスピーチ」というパワーワードに慌てふためくとりこさん。陳情書作成に協力してくれた市議会議員さんたちに相談します。スピーチなんて無理! と思っていたとりこさんでしたが、市議会議員さんの言葉で、たくさんの人に幼児教育の現状を知ってもらうべくこれまで頑張ってきたことを思い出しました。 とりこさんは、市議会議員さんたちのサポートを受けながら、スピーチを引き受けることにします。 突然市議会でスピーチするように言われ、まさに「寝耳に水」のとりこさん。陳情書の作成でも苦労したのに、委員会でスピーチするなんて想像がつきませんよね……。しかし、自分の思いの丈を議会に直接届けることができる機会に違いありません。同じ悩みを抱えている方のためにも、今こそとりこさんが一肌脱ぐときですね!著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とり子
2023年09月27日とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。ねこ太は2021年の春に、公立の幼稚園に入学しました。今では、幼稚園でたくさんの友だちもでき、充実した日々を過ごすねこ太。しかし、ねこ太が幼稚園に入れることになるまでには、たくさんの困難が待ち受けていたのです。とりこさんは公立幼稚園へ入園願書を提出しますが、発表された希望者人数を確認すると、定員の5名を超える9名の応募があったようです。ねこ太が入園できたとしても、4人の子が入れないという事実にとりこさんは、モヤモヤ。不安を抱えつつも入園に向け、ねこ太とともに面接へ臨みます。これでダメなら仕方ない!でも… ねこ太が面接でじょうずに受け答えができるか不安を抱えつつも、ついに迎えた面接の日。とりこさんは親子で面接を受けると思っていましたが、ねこ太は別室で様子を観察してもらうことに。面接の中では、とりこさんが感じているねこ太の特性や、入園までに必要な身辺自立などについて話をします。そして、みまもり学級に入れなかった場合、そこから通常級には入れないことをとりこさんは確認したのでした。 1週間後。合否を知らせる幼稚園からの電話が……。とりこさんは緊張しながら電話をとります。 結果、ねこ太は見事合格! そして、定員枠に入れなかった残りの希望者は通常級への入級が決定したとのこと。この結果に少し強引さを感じつつ、ねこ太の入園が決定したことにとりこさんは歓喜したのでした。 幼稚園に入園できないかもと、不安を抱える日々を送っていたとりこさん。面接を乗り越え、ねこ太の入園が決まりました。長い期間頑張ってきたとりこさんの努力が報われた瞬間です。入園の準備は大変かもしれませんが、今はただ進路が決まったことを喜びたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とり子
2023年09月26日今回は、ママ友の本性に驚いた女性のエピソードを紹介します。同じ幼稚園に通うママ友と意気投合し、いい関係を築いていた主人公ですが…。下の子の入園をきっかけに、状況が一変してしまうのです。ママ友と意気投合!いい関係だったはずが…ママ友に違和感…別のママ友とランチ!ママ友の悲痛な叫び!下の子の入園をきっかけに、新しいママ友ができた主人公。一方で、仲が良かったママ友とはぎこちない関係になってしまいましたね…。感情的になってしまったママ友との関係は、どうなってしまうのでしょうか。作画:Yukko原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月23日幼稚園の入園説明会は、わが子を任せる幼稚園選びにとても重要なもの。今回は、実際に参加したある幼稚園のとんでもない入園説明会の経験談をご紹介します。気になる幼稚園の入園説明会に参加子どもの幼稚園選びの参考に、さまざまな幼稚園の園庭開放に参加していました。各園によって園庭開放の内容も違い、ただ園庭で親子で遊ぶだけのところもあれば、先生が子どもと一緒に遊んでくれたり、園で実際に取り入れられている英語を使ったお遊戯を体験できたりします。 わが家から自転車で15分ほどの距離にあるA幼稚園は、バス通園を取り入れていたり、鼓笛隊に力を入れていると、地元でも評判の園。園庭開放に参加すると、帰りに先生たちの手作りのお面や折り紙の人形などを毎回子どもたちにプレゼントしてくれる、細やかな心づかいが魅力でした。そしてA幼稚園が入園説明会をすると情報をゲットし、ママ友と共に説明会の予約を入れました。説明会の予約は先着順で、予約開始日当日にはすでに予約が埋まってしまったそうです。説明会は1時間から1時間半ほどで終了、子連れOK、説明会会場では飲食禁止のため、子どもがお茶などを飲みたい場合は会場の外で、と事前説明を受けました。自慢する園長と真横で地蔵状態の理事長入園説明会当日になり、わが家も子連れで説明会に参加をしました。説明会会場は幼稚園のお遊戯室を使用し、保護者と子どもが並んで座れるよう、ざっと100席ほどの椅子が用意されていました。お遊戯室の前には、幼稚園自慢の鼓笛隊の楽器が並べられています。楽器を見て若干嫌な予感がしましたが、予想通りこの後、恐怖のトラブルが巻き起こります。説明会は定時通りにスタート。70代ほどの若干派手目の女性の園長と、恰幅(かっぷく)の良い男性の理事長の2名が登場。まずは園長と理事長の自己紹介からスタートしますが、実はこの二人は親子であることが判明しました。そして、幼稚園のこれまでの歴史や園長がおこなってきたという保育にまつわるあれこれを園長が話し始めました。どうやら園長は、数年前に一新した幼稚園の設備について大変自慢だったらしく、特に新しくなった給食室と幼稚園のセキュリティに関してはかなり詳しく説明をされていました 。しかし、あまりに自慢だったのか、防犯カメラの詳細な位置や防犯センサーの場所などをペラペラと話してしまい、理事長に止められる一幕も……。ここでなんと1時間ほど経過しています。そして肝心の教育方針や、園の行事などに関してはまだ一切説明されていません……。説明会はほとんどが園長の独壇場となっており、理事長は時々暴走する園長を止める以外には言葉を発さず、ほぼ地蔵状態……。私は若干の違和感を覚えました。長期戦で親もグッタリ説明会が1時間ほど経過し、ようやく幼稚園の生活について、園長が説明を始めました。しかしここでも、これまで幼稚園にいた困った保護者についての愚痴などを話し始め、また理事長に止められることに。説明会に参加している子どもたちもいいかげん飽きてきて、グズりだす子どもも。そして私の悪い予感が的中……幼稚園自慢の楽器に数人の子どもが近づき、太鼓をドンドン!とたたき出したのです。保護者が子どもたちを止めようとしたそのとき「触るなって言ってるだろ! 」と園長が鬼の剣幕で子どもに怒鳴ったのです。子どもたちはその声に驚き、火が付いたように号泣。お遊戯室の中では飽きた子どもたちにお菓子や飲み物をあげることもできず、飲み物をあげるためにお遊戯室を行ったり来たりする親子も増え、落ち着きのない説明会に。ようやく終わりが見えたころにはなんと2時間半もの時間が経過していました。そしてなんと、肝心の教育方針や保育に関する知りたかった内容はまったく話してくれず、ひたすら園長の自分の考え方や設備の話で終わってしまったのです……。まとめ入園説明会の予想外の内容に、この幼稚園はわが家はご縁がないかも……と不安を感じてしまいました。結局、他の幼稚園にご縁があり、A幼稚園には入園しませんでした。園庭開放ではとても感じが良く、すてきな幼稚園でしたが、幼稚園を知るにはやはり入園説明会というものはとても重要だと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年09月15日子どもが通う幼稚園でトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は幼稚園で起こったトラブルの体験談を紹介します!幼稚園で盗難!名前も書いていたけれど幼稚園は無責任な対応!幼稚園の対応にも不信感を抱いてしまいそうですね。小さなものでも盗難はよくないことので、しっかりと対応してほしいです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年09月10日私には4月から幼稚園に入園した長男がいます。私の友人の子どもたちはほとんど保育園に通っていて、幼稚園についての知識が少なく、何もかもが初めてだらけでとまどいました。中でも1番衝撃的だったのは、「幼稚園で使うグッズはすべて手作りしないといけない」ということ。裁縫が大の苦手な私には苦痛でしかありませんでした。 入園説明会で聞いた衝撃的内容幼稚園に使うグッズを手作りしなければならないということを私が知ったのは、願書を提出したあとにおこなわれた入園説明会でした。私はそれまで、お店に並ぶ入園準備グッズコーナーのバッグやお弁当袋などを見ては、「どれにしようかな……」とひとりでワクワクしていたのです。 なので入園説明会でグッズの手作りについて聞いたとき、私はとてもショックで衝撃的でした。家にミシンもなければ、手芸のセンスもありません。同じ幼稚園にママ友はいない……みんなどうするんだろう? そんなことも聞かずに入園説明会から帰宅しました。 手作りはあきらめる? 周りに頼む人もいない長男の幼稚園で手作りしなければならない物は、通園バッグ、お弁当袋、シューズ入れ、縄跳び入れ、ランチョンマット等でした。私は「幼稚園に入園願書提出前になぜ教えてくれなかったのか……」という気持ちになりましたが、入園を決めた以上準備しなければなりません。 母も義母も裁縫はできない……。そこで考えたのは、近くにある仕立て屋さんに頼むということでした。手作りをしなければならないのに、仕立て屋さんに頼むのはどうかと言われるかもしれません。でも、次男もまだ幼くそこまで時間を取れない、入園まで時間が少ない、ということから私はランチョンマット以外を仕立て屋さんにお願いすることにしました。 長男のお気に入りの生地を購入し発注入園まで1カ月もなかったので、とにかくまずは生地を選ばなくてはなりません。私が長男に「幼稚園のバッグを作ってもらうけど、何の柄がいい?」と聞くと、「消防車!」と即答したので、いくつか店舗をまわり、長男が気に入った生地を購入することに。長男は「この布でバッグを作ってもらう!」とノリノリでした。ネットで消防車やパトカーのアップリケを見つけたので、せめてもこれだけは手作り感を……といくつか購入しました。 1週間もせずに仕立て屋さんから完成したとの連絡が。さっそく取りに行くと、想像通りのかわいらしい入園グッズが完成していました。作ってもらった通園バッグやお弁当袋にネットで購入したアップリケをアイロンでつけると、長男は大喜び! 「手作りじゃなくてごめんね……」という罪悪感もありましたが、長男が喜んでくれて私はホッとしました。 今回の入園グッズは仕立て屋さんに頼むということで乗り切りましたが、もしかしたらこれから発表会などの衣装なんかも手作りしなければならないのかもしれません。私は、自分は裁縫が苦手だから……と決めつけず、これから時間のあるときに練習していけたらなと思います。今回は本当に仕立て屋さんに感謝!と思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ネコ山著者:森下ミメカ
2023年09月04日幼稚園に入園してまもなくのころ。少しずつ園生活に慣れてきた娘がある日、神妙な面持ちでバスから降りてきました……。そして話をするなり、涙がポロポロこぼれてきました。それは、娘のやさしい気持ちから出てきた涙だったのです……。 娘の気持ちを大事にしたくて… 娘が渡そうとしていたのはツツジのお花でした。大事に大事に持ってきてくれたことを忘れたくなくて、枯れる前になんとかしたくて、即席感はありますがしおりにしました。薄い和紙や模様入りの折り紙などをアクセントにすると、もっとしおりっぽくなるみたいです。わたしのために、お花を選んでくれた気持ちがうれしかったなあ。著者:まるたまの母2018年生まれの娘と2019年生まれの息子の母。子育てや日常のこと、大好きなロック音楽のことなどをテーマに漫画を描いています。Instagram:@marutama_mama
2023年08月28日わが子の初めての幼稚園選びは、大失敗!とはならなかったものの、他の園と比較することを怠ったために、後悔したり反省したりする点もありました……。 幼稚園選びで後悔していること年長になる息子の幼稚園を選んだときの話です。幼稚園選びをしていた当時のことを振り返ると、正直、あまり深く考えず決めてしまいました。結果、後悔しているかと言われると、幸いなことに先生、友人にも恵まれて満足しています。しかし、他の園に通うママ友の話を聞いていくつか後悔するポイントもありました。 私が、息子の幼稚園を選んだ理由はズバリ「近いから」。そのため幼稚園は一択でした。3年前に開園されたばかりのきれいな幼稚園で、制服もとてもかわいい幼稚園だったこともあり、他を検討することもせずに決めました。とはいえ、大事な息子を預ける幼稚園なので、見学や園庭に遊びに行き、先生や園の雰囲気を知って納得した上で願書を提出。その後合格に至り、通うことになりました。 息子は、毎日楽しんで通っているのですが、ある日、他園に通うママ友から他の幼稚園の話を聞くと、もう少し園選びは検討したほうがよかったのかなと思うようになったのです。 その幼稚園は、英語や体育といったカリキュラムが豊富にあり、ママ友の子どもは年少時から英語が少し話せるようになったとのこと。一方、私の息子が通う幼稚園は、授業のようなことは月に1回だけと少なく、体験重視の幼稚園のため、園庭遊びや散歩がメインです。子どもは遊びの中から吸収することが多いので、私も夫も今の園風には満足ではあるのですが、授業がある幼稚園も魅力的だなと思いました。 もうひとつ気になったのは費用面です。ママ友の話を聞いて、幼稚園によっていろいろ違うのだなと思ったため、近隣の幼稚園について調べてみました。すると、近隣の幼稚園は施設充実費が1カ月に1,000円以内のところがほとんど。 息子の幼稚園は、新設された園で充実した設備が整っているためなのか、施設費は5,000円近くかかります。制服もとても立派な生地が採用されているために、一式揃えると10万円近い金額に。一方、ママ友の幼稚園は授業的なカリキュラムが豊富な上に授業料は息子の幼稚園の2分の1。そして、施設費が500円と安く、制服費も息子の幼稚園の3分の1程度なのです。 息子と同じ園に通うママ友からは、値段の割に教育充実度が低く、他の園にすればよかったとの声も聞きます。私は、いろいろ情報を得たうえでも、やはり息子が楽しく通っていて、さまざまな経験をさせていただいているので、この園を選んでよかったと考えています。 現在通っている幼稚園に大変満足していますし、家から近いことやさまざまな体験をさせていただけるのはありがたく、事前に比較していたとしても今の園を選んでいただろうとは思うのです。 しかし、他の園と比較検討せずに一択で決めてしまったがために、友人の話を聞き、他の幼稚園の情報を知ったときにモヤモヤした気持ち、後悔した気持ちになったのも事実です。比較検討した上で、費用面、距離、カリキュラム、園風を総合的に検討していれば、他の方の話を聞いても気にならなかったのだろうなと思いました。 今後も、習い事など、息子のことで選択をする場面は多々あるはずです。節目のようなときはしっかり比較した上で、検討して、自分たちの決断に自信を持てるようにしたいです。今後息子たちの進学先を検討する際は、今回の経験を生かそうと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:はやきゆうこ3兄弟のママ。5歳・3歳・0歳のやんちゃな男の子3人と多忙な夫の5人家族。子育ての経験を中心に執筆活動中。
2023年07月21日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?担任のさい子先生のきつい言葉にショックを受けた幸さん。 お迎えに行った際、怒る気持ちをグッと抑えながら、ちひろちゃんの腹痛の原因はさい子先生の威圧的な態度であると訴えました。 すると、「理由があって指導しているんです。この月齢って自分にとって都合のいいように言うことがありますから」というちひろちゃんを責めるようなことまで言い返してきたのです。 こちらの話を一切聞き入れようとしないさい子先生の姿勢に、幸さんは話す気力をなくてしまい……。 どうなる!?ちひろちゃんの幼稚園生活 さい子先生の厳しい言葉に、言い返す気力すらない幸さんでした。 一方のちひろちゃんは、翌日も登園しました。幼稚園に到着すると「昨日何かありました? ちひろちゃんに何かあったのかなって気になっちゃって」とウワサ好きのママ友に声をかけられます。不快な気分になりながら「給食が苦手で相談してたんです」と足早に仕事場へ向かうことに。 お迎えに行くと、ちひろちゃんは元気そうな様子だったのでひと安心しました。帰宅後、幸さんが「さい子先生は何か言ってなかった?怒ってなかった?」と聞いてみると、ちひろちゃんは「なかった!」と言い、給食も食べられたとそう。 その翌日も「幼稚園楽しかった!」と話してくれ、さい子先生の話題も出なくなったのです。それ以来、トラブルも起きず、1カ月が過ぎました。 ◇ ◇ ◇ ウワサ好きのママ友とはできるだけ、関わりたくないですよね。あらぬウワサを立てられてしまっては、さらに面倒になるだけ。園長先生もさい子先生の味方で、幸さん親子の力にはなってくれなさそうです。親身になって相談に乗ってくれるような人が現れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月19日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?幼稚園を早退したちひろちゃんですが体調も回復したので、翌日はいつも通り登園しました。 ちひろちゃんを送り、担任のさい子先生に「熱もなく、元気で……」と幸さんが言いかけたところ「そうだと思ってました」とさい子先生。 さい子先生いわく、ちひろちゃんは給食の前に必ずおなかが痛いと訴え、量を減らすことがわかると治る、つまり「仮病」を使っていると言うのです。さらに、幸さんと夫との関係がうまくいっていないことに触れ「そういう子ほどウソをつくんですよ。愛情不足の子が多いんですよね」と幸さんを傷つけるような言葉まで飛び出します。 あまりのショックにどう返事をしたのかも覚えていない幸さん。仕事をしていても「愛情不足、仮病、家庭環境の悪さ……」という言葉が頭をよぎり、自分を責めてしまいます。その日、幼稚園にお迎えに行くと……。 それでも先生ですか? 幼稚園にお迎えに行くと、「朝はいろいろと言ってしまいましたが、大丈夫でしたか?」とさい子先生に話しかけられました。 怒る気持ちをグッと抑えながら幸さんは「ゆめちゃんが嘔吐したときに、怒ってひとりで片付けさせたんですよね?」と質問。さらに、そのようなさい子先生の威圧的な態度がちひろちゃんの腹痛の原因だと訴えました。 すると、さい子先生は「ひとりでさせてません。別の先生が手伝いに来てくださっています。わざと吐いたので注意したとお母さんにも伝えています!」と言い返してきたのです。さらに「理由があって指導しているんです。この月齢って自分にとって都合のいいように言うことがありますから」とちひろちゃんを責めるようなことまで言ってきます。 園長先生はさい子先生を信頼しきっており、追いつめられたような気持ちになってしまった幸さんでした。 ◇ ◇ ◇ 教育の知識が長けているとはいえ、子どもたちの扱い方や指導がうまいとは限りません。実際にさい子先生によってちひろちゃんや体調を崩しています。園長先生も経歴だけを見るのではなく、子どもたちとの接し方を見て、判断してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月18日息子は年少クラスから幼稚園に入園しました。それまで人見知りや場所見知りもせず、プレ幼稚園にも楽しく通っていた息子ですが、入園を迎え不安な気持ちが募ってしまったようでした。そして葛藤を抱えながらも通園した、息子の1年後の成長についてお話しします。 初めて親と離れての生活に。息子の葛藤息子は、入園前の半年間、プレ幼稚園に通っていました。そのため、私たち親子にとって幼稚園はすでに馴染みの深い場所となっていて、息子も幼稚園へ行くのを楽しみにしていました。私もそんな息子の姿を見て「人見知りも場所見知りもしないし、大丈夫だろう」と安心していました。 しかし息子にとっては、初めて親と離れての生活。それまでのプレ幼稚園は母子分離ではなかったため、入園初日から息子と新しい生活との闘いが始まったのです。 迎えに行くと涙をこらえる息子の姿が入園初日、教室の前で私と離れると知った息子は、少し緊張気味……。それでも教室のおもちゃを発見すると、吸い込まれるように教室に入っていきました。周りには、泣いてしまい保護者から離れない子もいる中、親にとっても試練だと感じる朝でした。 私もそわそわしながら半日を過ごしお迎えの時間に幼稚園へ行くと、そこにはぐっと歯をくいしばる息子の姿が。保護者の列に私の姿を見つけ駆け寄る息子に、「頑張ったね!」とたくさん褒めたものの、「もう幼稚園に行きたくない!」「楽しくない!!」と息子は大泣きしながら帰りました。 ママ友の言葉に励まされ…それからの毎日は、朝になると息子は泣き出し、幼稚園へ向かう足取りも重い日々。夜はぐっすり寝ていた息子が突然夜泣きをするようになり、不安定な日々が始まりました。私も息子の初めての変化に戸惑うものの、気持ちを鼓舞させるためにどうすれば良いか悩んでいました。 そんなとき息子の変化について同じ幼稚園のママ友に話をすると、「うちも同じ……」と同じ葛藤を抱えていました。そして、「子どもたちにとって自分で乗り越えなきゃいけない初めての試練。できたことをたくさん褒めて、できないことも焦らず見守ろう」というママ友の言葉に私も励まされたのです。 それからは息子をたくさん褒め、時にはできなくてもいいよと認めてあげるよう努めることに。やがて息子は朝幼稚園へ行き渋ることが減って夜泣きもなくなり、1年後の現在は笑顔で楽しそうに登園しています。息子が自ら乗り越え、それをどっしりと見守るという経験に、私自身も成長する機会となった経験でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/CHIHIRO著者:伊藤 美里
2023年07月18日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?幼稚園を早退したちひろちゃんですが、帰宅後に熱を測ると平熱でした。腹痛もすっかり良くなり、いつも通りのちひろちゃん。 さい子先生の様子が気になっていた幸さんは「さい子先生好き?」と聞いてみると、ちひろちゃんは「好き。でも引っ張ったのイヤだった」という本音も話してくれたのです。 園長先生から電話がきたら、無理やり引き離されたことを話そう思った幸さん。しかし、電話はかかってきませんでした。 翌日、幼稚園に到着して、「昨日できなかった分もぎゅうしておくね!」と抱きしめていると、さい子先生が現れ「お時間いいですかー?」と話しかけてきて……。 娘が給食を食べないのはママのせい? 園長先生から電話がこなかったのは、「私が直接話したほうがいいと思ったので」というさい子先生の考えからでした。 「熱もなく、元気で……」と幸さんが言いかけたところで、「そうだと思ってました」とさい子先生。さい子先生によるとちひろちゃんは給食の前に必ずおなかが痛いと訴え、量を減らすことがわかると治る、つまり「仮病」を使っていると言うのです。 続けて、幸さんと夫との関係がうまくいっていないことに触れ「そういう子ほどウソをつくんですよ。愛情不足の子が多いんですよね」と幸さんを傷つけるような言葉まで飛び出します。 先生にどう返事をしたのか覚えていないほど、ショックを受けた幸さん。仕事をしていても「愛情不足、仮病、家庭環境の悪さ……」という言葉が頭をよぎり、自分を責めてしまう幸さんでした。 ◇ ◇ ◇ たっぷり愛情を注いでいるはずなのに、第三者が「愛情不足」と言うのはあまりもひどいですね。保育の知識はあるとはいえ、親子の関係をしっかりと見ていない人に言われたくない言葉です。人の気持ちを考えられない人に大切な子どもを預けるのは不安になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月17日幼稚園入園後、初めてのプールで、やんちゃなクラスメートに水をかけられ、プールが怖くなってしまった娘。それ以来、園のプールは一切拒否していました。その後、年長になった娘は勇気を出してプールに挑戦してみることに……。 「プールに入ってみる」娘の勇気ある挑戦! 幼稚園での初めてのプールで、男の子に執拗に水をかけられて以来、園のプールがすっかり怖くなった娘。その日以来、プールを嫌がるようになってしまいました。そして、年長になった初めてのプールの日に、「お姉さんになったからプールに入ってみる!」と娘から言ってきたのです。水着セットを持って登園しましたが、結果は失敗に。お迎えに行き、私の姿を見た娘は号泣。先生によると娘は恐怖心に打ち勝てず、プールの前で泣いてしまったそうです。その日以降、「プールがあるから幼稚園に行きたくない」と登園しぶりと同時に夜泣きが始まりました。 こちらが「そんなに嫌なら休んでいいよ」と提案したのですが、娘は1日休んだだけで翌日にはプールセットをもって登園。その日の午後、園にお迎えに行くと、私のもとに満面の笑みでかけてきた娘。なんと「プールに入れたよ」と言うのです。担任の先生に話を聞くと、プールの時間にクラスの女の子が「私たちが守ってあげるから大丈夫だよ!」と娘を誘ってくれたそう。さらに、10人ほどいるクラスの女の子ほぼ全員が、「守ってあげるから大丈夫!」と娘を取り囲んでくれたというのです。 クラスメートがガードしてくれたおかげで無事プールを楽しめた娘。「頑張って!」と言うのではなく、「一緒に解決しよう!」と娘に寄り添ってくれたクラスメートたちの姿に、娘だけでなく私も救われた出来事でした。 作画/mosu著者:田所ちかえ
2023年07月11日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?さい子先生のあじさい組は、小学校入学に向けた集団行動の練習のために、いつもより早めに登園することになりました。 登園したちひろちゃんがうれしそうに走って向かった先は、子どもたちから人気のあかね先生です。そんなちひろちゃんを見たさい子先生は「あじさい組はこっちでしょ! 」と気に入らない様子で言いました。 その日の夜、幸さんがちひろちゃんに何をして遊んだのか聞くと、「遊んでない」と驚きの答えが。ずっとハンドベルの練習をしていたと言い……。 娘の様子が明らかにおかしい…! 1カ月以上先の七夕会に向けて、1日中ハンドベルの練習をしていたことに、違和感を覚える幸さんでした。 話を変えて、給食についてちひろちゃんに聞いてみると「ゆめちゃんがオエってしてた。さい子先生が怒って、自分で拭きなさいって」と衝撃発言が飛び出します。さい子先生は吐いてしまった同級生のゆめちゃんに、あまりにもひどすぎる対応をしていたのです。「ちーちゃんもオエってなったらどうしよう……」と心配するちひろちゃんを、抱きしめることしかできない幸さんでした。 毎日、不安そうに献立を見るちひろちゃんですが、ついに翌朝「今日はお休みしたい」とSOSが出たのです。幸さんは「先生にちひろの気持ちを伝えるし、量を減らしてもらおうね」とやさしく伝え、その日はなんとか幼稚園に向かったのでした。 ◇ ◇ ◇ ついにちひろちゃんに異変が現れてしまいました。同級生のつらそうな現場を見てしまったら、自分も同じことをされるのではないかと不安になってしまいますよね。幼い子どもの小さな異変に気づいてあげたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月30日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?幼稚園が定める登園時間を、さい子先生のあじさい組だけ10分早めるということを言い渡された保護者たち。集団行動の練習として時間を早めると言い、モヤモヤした気持ちなるお母さんたちでした。 お迎えに行くと、手をケガしたちひろちゃんが現れます。心配している幸さんに話しかけたのは、隣のクラスのあかね先生で……。 担任の先生に懐かないのはなぜ? 隣りのクラスのあかね先生によると、ちひろちゃんの手のけがは、一緒に遊んでいるときに転んでできてしまったそう。きちんと消毒をしてくれ、謝罪もしてくれました。 あかね先生は子どもたちから人気の先生でちひろちゃんも大好き。幸さんがちひろちゃんに何をして遊んだのか聞いてみると、「あかね先生と遊んだ!」と言います。遊びもけがの対応も、担任のさい子ではなくあかね先生がしていることに、幸さんはモヤモヤした気持ちに。 その後、幸さんがさい子先生からのお便りを確認すると集団行動の重要性が書かれていました。翌日から、いつもより早めに登園することになった幸さん親子。登園したちひろちゃんがうれしそうに走って向かった先はあかね先生です。そんなちひろちゃんを見たさい子先生は気に入らない様子で、「あじさい組はこっちでしょ! 早く用意しましょうね」と言い、気まずそうにするあかね先生でした。 その日の夜、ちひろちゃんに何をして遊んだのか聞くと、「遊んでない」と驚きの回答が。詳しく聞いてみると、ずっとハンドベルの練習をしていたと答えるのでした。 ◇ ◇ ◇ 子どもが担任の先生ではなく、別のクラスの先生に懐いているという点で、保護者は心配になるかもしれません。ハンドベルの練習も大切ですか、もっと子どもたちをのびのびとさせてあげてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月29日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?担任のさい子先生に居残り給食をさせられてしまったちひろちゃん。年少のときは居残り給食なんて1度もなかったので、幸さんは心配になってしまいました。 幼稚園に電話をかけ、さい子先生に話を聞こうとしますが、さい子先生は出張で不在。「明日はちゃんと食べられるかな……」と不安そうなちひろちゃんを見て、幼稚園に行った際にさい子先生と話をしようと思い……。 保護者を論破する先生 給食のことを気にする素振りも見せず、幼稚園に行ってくれたのでホッとした幸さん。 「ママが給食の量を減らしてくださいって言うからね!」とちひろちゃんと約束したので、送迎の際にさい子先生に話しかけようとします。すると、すでに他のお母さんがさい子先生と話していました。 そのお母さんから聞こえてきたのは「子どものごはんに猫の餌って言い方は、なんなんですか!」という衝撃の言葉。お母さんもさい子先生もかなり怒っており、周囲にいたお母さんたちもびっくりしている様子です。 さい子先生の言い分は、ねこまんまや箸の使い方を注意したかったというもの。また、「小学校で笑われないように、子どもたちを指導している」と言われたお母さんは言い返すことができませんでした。 そんなお母さんとさい子先生のやりとりを見て、幸さんは萎縮してしまいました。◇ ◇ ◇ さい子先生の話にも一理ありますが、言い方がひどいですよね。相手はまだ小さい子どもです。きつい言い方で子どもたちが傷ついてしまわないか心配になります。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月25日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?担任のさい子先生に違和感を覚えた幸さんは、授業参観で先生やクラスの様子を確かめることにしました。 授業参観に行くと、子どもたちは姿勢をピシッと保ったまま大人しく座っています。誰ひとりしゃべらず、親のほうを振り返らず、その光景は異様なものでした。そんな子どもたちを見て、保護者からは「すごい!」という声が聞こえてきますが、幸さんはちひろちゃんとの一件があったため、静かすぎてか怖い……というのが正直な感想です。先生から「厳しく指導しますが、子どもたちのためです」と言われ、保護者たちは納得せざるを得ない状況になってしまいました。 授業参観も終わり、家でちひろちゃんと遊んでいるまたしても、耳を疑うような発言が……。 先生!うちの子はどこですか!? 家でちひろちゃんと先生ごっこをしていると、「この箱きったねーな! 全部捨てるから!」と以前よりも汚い言葉が飛び出します。また、言葉遣いだけではなく、嫌みな言い方をすることにも気になる幸さん。さい子先生の影響を受けているのではないかと心配になります。 嫌な思いをしていないか聞いてみますが、「褒めてくれるから好き」とちひろちゃんが答えるので、様子をみることに。 ところが数日後に事件が起きます。幼稚園にお迎えに行きますが、ちひろちゃんの姿が見当たりません。出てくるのが遅いちひろちゃんを心配する幸さんでしたが、そこに現れたのは泣いているちひろちゃんでした。◇◇◇ 子どもは素直なのですぐに、周囲の大人の影響を受けやすいと思います。子どもに悪影響を与える先生に大切なわが子を預けたくないですよね。今まで感じていた幸さんのモヤモヤや違和感が、当たらないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月23日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?年中になり、担任の先生が毒さい子先生に代わりました。 ある日、家でちひろちゃんとお歌遊びをしていると、ちひろちゃんから「ストップ! へたくそなので、もう歌いません! お口だけ開けましょう」と衝撃の言葉が飛び出します。幸さんがやさしく注意すると、ちひろちゃんから返ってきたのは「先生が言ってるもん」とまさかの言葉。 幼稚園の先生がこんなひどいことを言うはずがないと、このときはちひろちゃんの言葉が信じられませんでした。授業参観で先生の様子を確認すると……。 このクラス、ものすごく違和感が… ママ友に先生について聞いてみても、送迎の際に直接先生と話しても、特に悪い印象は受けません。幸さんは授業参観で先生やクラスの様子を確かめることにしました。 授業参観に行くと、子どもたちは姿勢をピシッと保ったまま大人しく座っています。誰ひとりしゃべらず、親のほうを振り返らず、その光景は異様なものでした。じょうずに歌う子どもたちを見て、保護者からは「すごい!」という声や先生のまとめる力に驚きを隠せません。 しかし、幸さんはちひろちゃんとの一件があったため、「すごい」という気持ちよりも、静かすぎてか怖い……というのが正直な感想でした。 最後に先生から「厳しく指導しますが、子どもたちのためです」と言われ、保護者たちは納得せざるを得ない状況になってしまいました。 ◇◇◇ 小さいうちから先生の言うことを聞き、集団行動をおこなえることは素晴らしいですが、あまりにも厳しすぎると心配になりますよね。親の勘や違和感は当たっているかもしれません。楽しい幼稚園生活を壊すような指導がないことを願います。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月22日マンモス幼稚園に入園した3歳のわが子がもうすぐ春休みを迎えようとしていたころ、事件は起こりました。夏休みごろから仲良くなりだしたA子ちゃんとの間にトラブルが起きたのです。幼稚園の先生方もしっかりと解決に向かって対応してくださったのですが……。 わが子の手に切り傷が幼稚園に入園し、早くももうすぐ春休みというころ、わが子の指の内側に切り傷があることがわかりました。切り傷の理由を聞いたところ、ハサミを使っているときに間違って自分で手を切ってしまったというのです。 しかし、切り傷の状態を確認してみると自分で切ってしまった傷にしては不自然な形の傷だと感じ、わが子に再度、確認してみることにしました。 友だちにハサミで切られたというわが子子どもにどのようにハサミを持っていたら傷ができたのかと聞いてみたところ、友だちのA子ちゃんにハサミで切られたと言うようになりました。わが子の手の傷の状態を見ると、自分で作った傷というよりも他人から切られたと言われて納得ができるものでした。 けれども、幼稚園の子ども同士がハサミで相手を傷つけるというのも理解できるものではありません。刃物で切られるという体験は今度のことを考えても良くないと思い、思い切って幼稚園に相談してみることにしました。 幼稚園で子ども同士から事実を確認わが子がハサミで手を切られたことを幼稚園に伝え相談したところ、幼稚園側も驚いてすぐにA子ちゃんに事実を確認してくれることに……。先生方に慎重に確認していただいた結果、A子ちゃんがわが子の手を切ってしまったとのこと。 そこで幼稚園側と話し合いの機会を持ち、大ケガに至らなくてよかったけれど、刃物でケガをしないようによく見ていてほしいと伝えました。不安な気持ちは残りましたが、幼稚園の先生方にお願いするしかないと考えました。 予想外の気まずい出来事私としてはわが子がけがをしてしまい放っておくわけにもいかないので幼稚園の先生に相談したのですが、A子ちゃんの保護者の方からすれば大変ショッキングな出来事だったようでした。 その後、A子ちゃんの保護者の方が幼稚園の登園場所で待っていて、私と子どもに泣いて謝る騒動に……。今回のことはA子ちゃんの保護者が悪いわけではないので、A子ちゃんの保護者に今後様子を見ていただけたらと伝えました。 わが子の通っている幼稚園は、子どもの面倒や様子をよく見てくれていると感じていますが、全員に目が行き届いている状態ではありません。親としてはわが子に対して、嫌なことをされたらやめてほしいことを伝えるなど、ケガをする前に逃げるという当たり前のことも教えていかなければと、育児の難しさを痛感した出来事でした。 作画/はたこ著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月21日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?夫の不倫や家出で不安定な家庭状況で入園したものの年少のうちは楽しく幼稚園に通っていたちひろちゃん。しかし年中に上がり、だんだん幼稚園を拒否するようになってしまいます。ちひろちゃんに何が起こったのか、幸さんは悩み原因を探っていきます。 ちひろちゃんが生まれてすぐに夫は突然家を出て行き、共通の友人との不倫が発覚……。その後、「良いパパになってちひろや幸に償うから!」という夫の言葉を信じて許しましたが、夫の不安定な性格は変わらず。 そんな父親と接しているちひろちゃんにも、あまり良くない変化が……。お母さんに執着し、情緒不安定になってしまったのです。そんな中、幼稚園に入園することになり…… 楽しい幼稚園生活がスタート! 夫との関係がうまくいっていない中で、幼稚園の入園準備がスタート。親子面談でお父さんのことを聞かれたちひろちゃんは、「今はいないから知らないもん」と答え、先生を動揺させました。 その後、幸さんが夫との関係など家庭の事情を先生に説明すると、「大変な思いをされましたね。ちひろちゃんが楽しく過ごせるようにサポートしますね」とやさしい言葉をかけられ、安心した幸さんでした。 4月になり、無事幼稚園に入園したちひろちゃん。お母さんと離れるのが寂しくて泣いてしまうちひろちゃんでしたが、担任のえみ先生のおかげで徐々に泣かなくなりました。 先生や友だちとの関係も良く楽しく過ごしていましたが、年中になり問題が生じるのでした。 ◇◇◇ 家庭の事情を理解し、幸さん親子をサポートしてくれる先生たちと出会えてよかったですね。楽しそうなちひろちゃんの姿は、お母さんにとって何よりもうれしいはず。年中でも穏やかな生活が送れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月20日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは? 不登園はパパのせい? ある日、4歳のちひろちゃんは幼稚園を拒否するようになってしまいます。ちひろちゃんが幼稚園を嫌がるようになってしまったのか、原因を考える幸さん。振り返ると夫にも原因があるのでは?と思うように。 ちひろちゃんが生まれてすぐに夫は突然家を出て行き、共通の友人との不倫が発覚……。その後、「良いパパになってちひろや幸に償うから!」という夫の言葉を信じて許しました。 しかし、夫の不安定な性格は変わらず、自分の都合でキレたり、良い父親アピールをしたり幸さんを困らせます。そんな父親と接しているちひろちゃんにも、あまり良くない変化が……。お母さんに執着し、情緒不安定になってしまったのです。 ◇◇◇ 子育てで大変な思いをしている幸さんと、小さなちひろちゃんを置いていくなんて、あまりにもかわいそうです。幼くても親の雰囲気を察知することを、夫に理解してほしいものです。1日でも早く、ちひろちゃんが元気を取り戻すといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月19日