わが家には5歳になる年中クラスの息子がいます。年少クラスから入園して1年以上がたち、息子も私もだいぶ幼稚園の生活リズムに慣れてきたころ、ある事件が起こりました。その日も、いつも通り幼稚園から元気に帰宅した息子。帰宅すると、まず手洗いを済ませます。その後に連絡帳や使用したタオルと給食セットを出し、翌日の幼稚園の準備をするのが、わが家のルールです。息子はルール通り準備をし始めました。しかし、荷物から出てくるはずの連絡帳が出てこなかったのです……。朝はあったはずの連絡帳がない!?この日、息子は連絡帳を出しませんでした。私は息子に「連絡帳がないよ!」と言ったのですが「ないよ!」と息子は答えます。私は通園リュックや手提げバッグなど息子の持ち物を確認しましたが、たしかに連絡帳はどこにもありません。 しかし私はあまり焦ってはいませんでした。息子の幼稚園では、月末などプリントが多い日は連絡帳を1日園で預かり翌日に返却する習慣があり、このときも「今日は連絡帳はお預かりの日だったかな……?」と私は軽く考えていたのです。 たかが連絡帳、されど連絡帳しかし翌日、幼稚園から帰宅した息子の持ち物の中に連絡帳はありませんでした。そして担任の先生から電話があり、幼稚園でも息子の連絡帳だけがない状況で、先生も懸命に連絡帳を探されているということでした。 もしかしたら、そもそも私がリュックに入れ忘れたり、家でなくしてしまったりしたのではないか? と私は家中をくまなく探しましたが連絡帳は見つからず……。不安になった私は誰かが、息子に嫌がらせをするために連絡帳を隠したのではないかと疑うようになってしまいました。 先生の誠意ある態度に感動それから1週間たっても息子の連絡帳は見つかりませんでした。私はますます不安になりましたが「もう新しく買い直そう」と気持ちを切り替えることに。そう伝えるために幼稚園へ行くと、担任の先生が深々と頭を下げて「こちらの確認不足で申し訳ない」と謝られました。 そして「再度連絡帳を買うのはもったいないので、こちらで手作りした物を用意します」とのこと。聞くところによると先生は、幼稚園の隅から隅まで、息子はもちろん他の園児や先生と息子の連絡帳を探し回ってくれているということでした。 家で紛失した可能性もあるのに手を抜かずに対応してくださる先生の行動に私は感動しました。数日後、連絡帳が発見されたと先生から報告が! 息子の幼稚園のロッカーにおいてある荷物の下にあったということでした。発見までに時間を要したことを先生に再度謝罪されました。しかし、一生懸命探してくださった先生の姿やその後の対応に、かえって私は先生への信頼度が上がりました。改めて素敵な幼稚園だと気づいた出来事となりました。 著者:都 うめこ6歳男児と4歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2023年02月04日息子が希望する幼稚園に合格し、ひと安心していたのも束の間。幼稚園の入園説明会で、入園前に自作しなくてはならない園用品があると知り、裁縫が苦手な私は大慌て。「こんな物まで作るのか!」と驚き、もっと前から準備しておけばよかったと後悔した体験談です。園用品について無知だった私息子の幼稚園入園が決まり、これで4月から少しは自分の時間がとれるかなと、とても楽しみにしていました。そして幼稚園の面接から数日後、入園説明会がおこなわれるとのことで幼稚園へ。 説明会で配布された冊子には、入園までに用意しなくてはならない園用品がずらりと書いてありましたが、私はその内容を見て「えぇ!?」と驚愕。恥ずかしながら、私は幼稚園で使用する用品はほとんど幼稚園で買える物だと思っていたのですが、説明を聞いていると、何やら自分で製作しなければならない物が多いことがわかりました。 こんな物まで手作りするの!?その冊子には、手作りしなくてはならない物として、お皿やコップを入れる巾着袋数枚、給食時に使うナフキン数枚、お弁当時に使うお弁当入れの巾着、さらには大きめの布バッグとまで書いてありました。 しかも布バッグには、自分でアップリケまたは刺しゅうをしなくてはいけないとのことで、もともと手芸が苦手な私はしばらくフリーズ……。入園までまだ3カ月ほどあったのですが、布や糸はもちろん裁縫道具も用意しなくてはならず、果たして登園開始時までに間に合うのか不安になってきました。 頑張ってはみたものの…家にミシンはなく、ひたすら手縫いで作っていたのですが、さすがに私の力量では布バッグを作れず途方に暮れていました。しかし、幼稚園に通うことをとても楽しみにしている様子の息子。 長く使う園用品だし、ここはやっぱりかっこいい布バッグを持たせてあげたい!と思い、最終手段としてミシンを持っている実家の母親に布バッグの製作を頼むことに。せめてもの気持ちでアップリケだけは私が担当し、何とかギリギリ入園前までにはすべて完成しました。 こんなにも自作する園用品があるとは思っていなかった私。しかし、不格好ながら私の作ったアップリケがついた布バッグを持って登園する息子を見ると、頑張ってよかったなと思います。そして、入園後も必要に応じて園用品を作っていたので、少しは私の手芸スキルも上達したかな?と思う今日このごろです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:竹の内 由紀4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年02月04日4月から入園予定の幼稚園が開催する育児支援の活動に、私と長男は週1回親子で参加していました。育児のストレスから耳に違和感を覚え、鍼治療に通っていたところ、鍼灸師から「週に数日だけでも子どもを幼稚園に預けてみては? 」との助言を受けた私。仕事をしていないこともあり、長男を通わせることに少し抵抗がありましたが、利用してみることにしました。育児ストレスが減ることを期待していたのですが、結果は……。 未就園児クラス入園のきっかけとは?長男が1歳のとき、私は慣れない家事と育児の両立に加え、そのころ抱えていたご近所トラブルのストレスで「低音障害型感音難聴」を発症。左耳だけ低い音が聞きとりづらくなり、しばらく病院へ通いましたが、失った聴力を取り戻すことはできませんでした。長男が3歳になったとき、育児のストレスから再び耳に違和感を覚えたため、2週間に1回のペースで鍼治療に通いました。 ある日、鍼灸師から「週に数日だけでも子どもを幼稚園に預けてみては? 」と助言を受けた私。仕事をしているわけでもないのに長男を通わせてよいものかと、少し悩みましたが、結局利用してみることに。 ひとりで登園。入園した長男の様子は?未就園児クラスの担任は育児支援活動を担当している先生。私は「長男はひとりで通うことになっても、すぐに慣れるだろう」と考えていました。初日の帰宅後、先生からは「まったく泣くこともなく大丈夫でしたよ」と言われ、ひと安心。 しかし、通園を重ねるうちに長男は泣くことが増え、外遊びの時間は気が紛れて楽しく過ごしているけれど、教室に帰るとずっと泣いて過ごしていると幼稚園から報告を受けました。それを聞いて私は年少になる前から通わせていることに対して罪悪感を感じるように……。けれども長男は2カ月半程通うと元気に活動できるようになりました。 久しぶりのひとり時間の過ごし方は?登園日は朝10時ごろ幼稚園バスに乗って出発し、帰りのバスは14時20分ころに自宅に到着します。たまに園で制作した工作を持ち帰ると、長男はうれしそうに私に見せてくれました。1日4時間20分だけでしたが、久しぶりにひとりの時間を過ごすことができました。 しかし、未就園児のクラスには給食の提供がなかったので、毎回お弁当の持参が必要でした。慣れないお弁当作りに朝はいつもより慌ただしくなってしまうことに…… 。また長男がいない間に買い物を済ませたり、自分の用事を済ませたりするしていたため、幼稚園に通わせる前の生活よりも忙しくなってしまいました。 育児のストレスを減らすために利用した未就園児クラスでしたが、私は予定を詰め込んでしまい、逆に忙しくなる結果に……。そのため育児のストレスを軽減できた感覚はありませんでした。預けている間に家事や外出をするのではなく、録画したドラマを見るなど、もっとのんびり過ごすべきだったと後悔しています。当時私は家事も育児も完璧を目指してやっていたので、もっと肩の力を抜いて育児を楽しむ気持ちで取り組めばよかったと今では考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:福田ひろみ2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、8歳、6歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。
2023年01月20日株式会社共栄洋晒工場(所在地:愛知県西尾市、代表取締役:松井 勝)は、入園・入学準備に向けて、園からの指定マークをデータ印刷できる、忙しい親御さんの味方“時短おなまえシール”の販促強化を実施します。「このこのラベルシリーズ」詳細: ■保育園・幼稚園の入園準備に向けて4月入園の場合、秋ごろから申請がスタートして1月下旬~2月上旬ごろに認可保育園の当選結果が出ます。内定の連絡を受け取った後、1~2ヶ月ほどで入園準備を進めていかなければいけません。しかし、日々の家事や育児に加えて入園準備を行わないといけないため、時間をとることができないという声が多いです。さらには、共働きの世帯は入園にあたり復職の手続きなどで、ますます入園準備に充てる時間が取れなくなってきます。■このこのラベルシリーズについて昨今おなまえシールには単なる絵柄の豊富さだけではなく、使用されるシーン・環境などにより様々な需要が生まれております。当社では時短に便利なタイプをはじめバリエーション豊富に取り揃えており、“こんなシールがあったら”というニーズに対応しております。■商品の特徴*このこのラベル保育園の指定柄も印刷可能なので、時間がかかる名前付けの時短になります!子どものイラスト・写真を別のカタチに残して思い出作りに!保育園の指定柄・イラスト・写真等オーダーメイドでお名前シールが作成できるサービスです。一緒にイラストを描いたり、アイロンで貼り付ける体験が特別な思い出になります。このこのラベル*みんなの見やすいお名前ラベルユニバーサルデザインを取り入れたお名前シール!ユニバーサルデザインとは、「すべての人のためのデザイン」という意味です。年齢・障害の有無・体格・性別・国籍等に関わらず、できるだけ多くの人にわかりやすく、できるだけ多くの人が利用できるようなデザインです。すべての子どもにとってやさしく、わかりやすい、より認識度の高いお名前シールです。文字の色は、白い生地にも濃い生地にも使えるグレーになります。みんなの見やすいお名前ラベル*縁なし 選べるカラーでシンプルなお名前ラベル子どももママも気に入るシンプルデザインのお名前ラベル!アイコン(マーク)がメインのお名前シールです。他の子の持ち物と区別はしたいけど、防犯上大きな名前はつけたくないという方にもおすすめです!選べるカラーでシンプルなお名前ラベル■購入キャンペーン*早割キャンペーン(1)1月中にご購入いただくと通常価格より15%安く購入することができます。(2)2月中にご購入いただくと通常価格より10%安く購入することができます。~対象商品~お名前シールシリーズ商品*購入特典3月末までに下記商品をご購入いただいた方に、通園バッグとしても便利なトートバッグをプレゼントいたします!~対象商品~このこのラベルを除くお名前シールシリーズ商品■商品概要商品名 : このこのラベル種類と価格 : トートバッグ付 4,500円(税込)トートバッグ+シール付 5,700円(税込)Tシャツ付 5,500円(税込)Tシャツ+シール付 6,700円(税込)シートサイズ: 約 縦297mm×横210mm 2枚販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : トートバッグ付 トートバッグ+シール付 Tシャツ付 Tシャツ+シール付 商品名 : 家族のお名前ラベル価格 : 1,300円(税込)内容 : 42枚×4セット 計168枚カラー : ブラック、ホワイト、グレー、ベージュ販売場所: 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : 商品名 : みんなの見やすいお名前ラベル価格 : 1,900円(税込)シートサイズ: 約 縦210mm×横95mm×6シート販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : 商品名 : 選べるカラーでシンプルなお名前ラベル価格 : 1,900円(税込)シートサイズ: 約 縦210mm×横95mm×6シートカラー : くすみ、はっきり、パステル販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : 商品名 : シンプルなお名前ラベル価格 : 1,900円(税込)シートサイズ: 約 縦210mm×横95mm×6シートカラー : ブラック、ホワイト、グレー販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : 商品名 : 縁なし 選べるカラーでシンプルなお名前ラベル価格 : 1,900円(税込)シートサイズ: 約 縦210mm×横95mm×6シートカラー : くすみ、はっきり、パステル、モノトーン、カラー販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : 商品名 : 名前だけのシンプルなネームシール価格 : 1,200円(税込)シートサイズ: 約 縦190mm×横65mm×3シートカラー : 15色の中から3色選択可能販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : 商品名 : 背景あり みんなの見やすいお名前ラベル価格 : 1,900円(税込)シートサイズ: 約 縦210mm×横95mm × 6シート販売場所 : 楽天市場、Yahoo!ショッピングURL : ■会社概要商号 : 株式会社共栄洋晒工場代表者 : 代表取締役 松井 勝所在地 : 〒445-0892 愛知県西尾市法光寺町西山12設立 : 1953年4月事業内容: 綿・スフ・合繊織物の染色整理加工織物・繊維製品販売資本金 : 1,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社共栄洋晒工場TEL:0563-56-7245 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月17日私には9歳と1歳の娘がいます。長女の通っていた幼稚園は外遊びに注力している園でした。私もその方針に引かれ長女を入園させたのですが……。今思えば、長女は苦痛だっただろうなと思います。今回はその経緯をお話しします。外遊びを推奨している幼稚園長女が通っていた幼稚園は、外遊びに注力しており、1日の保育のなかでも外遊びの時間が長くとられていました。「外遊びをすると体力がつき、子ども同士、切磋琢磨して遊ぶので協調性も生まれる」と園長先生はよく話しており、初めての子育てに必死だった私は頷きながら聞いていました。 幼稚園自体は14時まででしたが、希望すれば17時まで延長保育が可能。延長保育は外遊びメインで、ほぼ先生は介入せず子どもたちだけで自由に遊ぶ、といった様子でした。そのため、園は延長保育を推奨していたのです。 延長保育をするようになったきっかけ長女は引っ込み思案で、外でお友だちと元気よく遊びまわるタイプではありません。どちらかというと、ひとりで積み木遊びをしたり、絵本を読んだり、先生とお話をしたり……ということが多いです。私はそんな長女にクラスでお友だちができるかが心配でした。 長女が年中の夏ごろ、園長先生に呼び出され、何事かとドキドキしながら園へ行くと、「○○ちゃんは部屋で遊ぶことが多いので、延長保育をしてもっと外遊びをしないと」とのこと。園長先生がそう言うのならと、私は週3日、長女を延長保育に入れることにしました。 延長保育を嫌がる長女「延長保育に入れたら、長女は外遊びが好きになる」……私はそう信じていました。ところが、延長保育を始めて2週間ほどたったころ、「延長保育するなら幼稚園に行きたくない」と言い出した長女。基本的に部屋遊びが好きな長女にとって、外遊びメインの延長保育の雰囲気は苦痛でしかなかったようでした。 そこで園長先生に相談すると「毎日延長保育にしたら、もっと慣れます」とのことだったので、言われるがまま毎日延長保育をすることに。そうすることで長女は確かに延長保育に慣れ、それなりにお友だちとも外遊びをしていましたが、そこまで楽しんでいるようには見えませんでした。 好きな遊びだって十人十色あるとき私は、「そもそも部屋遊びが好きなのがどうしてダメなのだろう?」と思い始めました。この園は「元気に外で遊びまわる子が良い子」というような風潮がありました。 でも、子どもにも個性があって、長女のように外遊びより部屋遊びが好きな子がいてもいいのではないかと思うと、一気に気持ちがラクになった私。延長保育をきっぱりやめました。すると娘も喜び、幼稚園が終わると家で穏やかに遊んでいました。 長女が卒園して3年。長女は今でも折り紙やお絵描き、ピアノなど部屋遊びが大好きです。そして同じような趣味のお友だちがいます。無理に園に合わせようとせず、もっと長女自身の気持ちを大切にしてあげればよかったなぁと今では思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:石井ゆうき9歳と1歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2023年01月16日3歳で幼稚園に入園する少し前まで、嫌なことがあると地べたに転がり泣いていた息子。それは主に母である私だけにするもので、夫はイヤイヤ期の大変さをわかっていないようでした。そんな息子も入園するころにはすっかり落ち着き、平和な日々を過ごしていたのですが、年中になってから今度は夫へのみ反抗をするようになったのです。夫への態度が急変!息子が年中になり2学期に差し掛かるころ、息子の夫への態度が急変しました。まず私と夫に対する話し方や声色が変わり、発する言葉のすべてが反抗的になりました。入園前のイヤイヤ期のようにかんしゃくを起こすことはないのですが、頻繁に夫をにらみつけ、何かと突っかかる言い方をするのです。 1度目のイヤイヤ期は主に私に向けられており、息子の反抗的な態度にあまり免疫がなかったため、夫は今回の息子の態度によって精神的に参っていくのと同時に、4歳児相手にまともに喧嘩をするようになり、家庭内の空気が非常に悪くなりました。 夫がプチ家出まで! 困って先生に相談息子に反抗的な態度を取られ続けたある日、堪忍袋の緒が切れた夫が、「俺がいないほうがいいんだろ」と言いながら家を出て行ってしまいました。「なぜパパに対してあんな態度を取ってしまうの?」と聞いても、息子は「嫌いなわけではないし、好きだけど、今はパパが悪い」としか言いません。 結局夫は1時間ほどで帰宅してきましたが、自分たちでは解決できないと思い、幼稚園の先生に息子の様子を相談することにしました。 2段階目のイヤイヤ期に突入していた担任の先生に相談してみると、息子は平均年齢からすると早いけれどイヤイヤ期の2段階目に入っているのだと教えてくれました。 先生によると、この反抗は、親が自分に作った価値観を一度壊してやりたいという気持ちと、4歳児特有の人間関係のストレスを親に受け止めてほしいという欲求が表れているとのこと。 その気持ちは大抵、「自分がなかなか超えられない壁になり、反抗しやすそうなほうに向くので、息子は父親を反抗対象に選んだのだろう」とのことでした。 先生のアドバイスは「反抗を拒絶するのではなく受け入れてあげること」でした。このアドバイスで夫も腹をくくり、息子が反抗的な態度を取っても受け止めることを徹底。すると2週間もしないうちに反抗期前の息子に戻ったのです。イヤイヤ期は成長の過程だと受け止め、親が感情的にならずにどっしり構えることが、イヤイヤ期卒業への近道の1つなのだと学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2023年01月11日今回は、娘が幼稚園に入園したときのこと。娘が1歳半のときに、息子が生まれました。年子の育児はとても大変で、丸田マノさんは、当時のことをしばらくは思い出すことができないほどでした。しかし、娘の入園を機に、丸田マノさんは、いろいろなことを思い出しました。息子のお世話をしようとすると、構って欲しい娘が怒りだしたこと、離乳食と幼児食と大人の食事を作るのが大変だったこと。そして……。 とうとう娘が幼稚園に 上の子である娘が幼稚園に通い出しました。すると、丸田マノさんはいろいろなことを思い出しました。下の子が生まれてから、育児が大変だったこと、そして途中から娘が第二の母として、下の子のお世話に活躍してくれたこと。 いつの間にか娘は、自分でくつ下をはいたり、ボタンを留めたり、ご飯も自分で食べたりできるようになったことを振り返り、丸田マノさんは少ししんみり。 そして幼稚園に入園するまでの日々がとても楽しかったと、娘さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。 「まーちゃん、いってらっしゃい」 丸田マノさんは、ありがとうの気持ちとともに、幼稚園バスに乗る娘を見送ったのでした。 ◇ ◇ ◇ 幼稚園に通い出したころ、娘さんはニコニコと登園していて、丸田マノさんと、息子さんが泣いていたのだとか。丸田マノさんのSNSでの投稿に「私も見送るとき毎日泣きそうになる」「急な成長に親の方が戸惑いますよね」と多くのママから共感の声が届いていました。わが子の新生活の第一歩を覚悟し、見守るのも、ママ・パパの大切な役割なのですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2022年12月31日年子を育てている丸田マノさん。大変そうな育児の様子を見て、上の子が3歳になると、周囲は幼稚園への入園をすすめてくることがありました。それでも、丸田マノさんは幼稚園にはいかせませんでした。その理由はただ1つでした……。 入園させなかった理由は… 丸田マノさんは、周囲の人たちから「年子は大変だから幼稚園に通わせたら」と4年保育をすすめられることがありました。しかし、4年保育には入園させませんでした。 理由はただ一つ、丸田マノさんが寂しかったからでした。 毎日の公園や、図書館でお絵本選び、夕方のおやつタイム、子どもたちと一緒に過ごすその時間は、丸田マノさんにとって愛おしい時間だったのです。 年子の子育ては確かに大変。だけれど楽しくて仕方がないと感じていたのです。 たとえ子どもたちの記憶に残らなくても、丸田マノさんの中で幸せな思いでとして残ればいい、そう思いながら1年を大切に過ごしたのでした。 ◇ ◇ ◇子どもの入園のタイミングは、家庭によってそれぞれ違うけれど、丸田マノさんのように寂しく感じるママは多いのではないでしょうか。入園までの親子だけの時間、毎日を大切に過ごして思い出がたくさん作れると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2022年12月21日幼稚園や保育園、小学校生活に欠かせないアイテムを手作りで準備しませんか☺手芸用品メーカー・クロバーの入園入学特設ページでは、人気の定番アイテム「レッスンバッグ」・「シューズケース(上履き袋)」・「ティッシュケース」と、簡単に作れる子ども用マスクの作り方をご紹介しています☘定番アイテムは動画も用意していますので、ソーイング初心者さんも安心して取り組むことができますよ◎無料でご覧いただけますので、ぜひご活用ください♪特設ページ「入園入学グッズの作り方」特設ページトップはこちらレッスンバッグの作り方市販のものよりもちょっと大きめのA3が入るサイズです。お着替えや大型絵本も入る便利なバッグ✨防犯ブザーなどを吊り下げるためのDかんを付けました!作り方はこちらシューズケースの作り方お子さまの靴のサイズに合わせて作ります。机やロッカーなどのフックに掛けられるように、紐(コード)を付けておくと便利ですよ作り方はこちらティッシュケースの作り方キッズ用の小さなサイズのティッシュケースです。ぜひレッスンバッグやシューズケースとおそろいの柄で作ってください♪作り方はこちらかんたんマスクの作り方洗って繰り返し使える布マスクの作り方も!簡単なので、洗い替え用にたくさん作るのもオススメです◎作り方はこちら入園入学グッズのレシピは他にもたくさん!クロバーの手作りレシピでは、給食袋やお弁当袋など、他にもたくさんの入園入学レシピをご用意しています。手作りで色々なグッズを揃えたい方は、ぜひこちらもご活用ください☘入園入学グッズレシピ一覧手芸情報は他にもいろいろ!クロバー公式ホームページはこちら最後までご覧いただき、ありがとうございました☺
2022年12月19日長男が小学3年生に進級、次男が年少クラスに入園する直前の3月末に、夫の転勤が決まりました。当初は単身赴任をしてもらう方針で、次男は願書を出している幼稚園に予定通り入園するつもりでした。しかし、末っ子の長女はまだ2歳になる前。「父親と一緒に暮らしたほうが良いのでは」と考え、方針転換。夫に同行することを決心し、引っ越した地域でまた最初から幼稚園選びをすることになりましたが……。 私が希望する幼稚園の要件とは? 願書を出していた幼稚園には、長男も通っていました。文字活動や英語、体操、音楽などさまざまな活動ができる園です。また、給食が出るのでお弁当は月1回のみ。幼稚園バスは家の前まで来てくれました。 転居先でもそのような幼稚園を希望していたので、同行を決意してから転居先の幼稚園のリサーチを徐々に開始しました。しかし、引っ越し準備で忙しかったこともあり、じっくり調べることはできず……。4月の入園はあきらめることにしました。 転居先で幼稚園探しをおこなった結果は?引っ越し後、本格的に幼稚園の情報収集を開始。しかし、家の前まで来てくれる幼稚園バスはなく、週4日はお弁当が必要など、希望する条件とマッチする園は見つかりませんでした。英語や体操の活動をおこなう幼稚園はありましたが、どこも願書受付当日に定員となる人気の幼稚園。空きはありませんでした。 空きがある幼稚園の中で「ここなら何とか妥協できる」と思える園もありましたが、家からかなり遠く利用しづらい状況。年中からの入園も視野に入れ、決断できずにズルズル過ごしました。 幼稚園、保育園の他に知った第三の選択肢ある日、あるこども園が未就園児親子を対象に、週1回開催している育児支援の活動に参加しました。現地で仲良くなった、次男より1つ年下の子どもを持つママから「来年はここの園に通う予定だ」と聞きました。1歳くらいの小さな子が登園している園だったので、私はその園をてっきり保育園だと思っていました。 しかし、話を伺うと、こども園なので保育要件を満たさなくても通える枠があるとのこと。英語や体操、音楽活動などわが家が希望する活動があり、さらに給食は毎日提供されることがわかりました。願ってもない好条件の園だったので、空きを確認の上、入園を決断しました。 以前住んでいた地域の幼稚園は家の前までバスが来る園がほとんどで、給食も当たり前。一方、転居先の地域はその逆でした。私は幼稚園選びを通じて、地域によって傾向があるのだと思いました。もともと入園予定だった幼稚園は入園直前でも空きがあったので、引っ越し前は園選びでこんなに苦労するとは思ってもいませんでした。こども園という選択肢があることを知り、条件に近い園に入園することができたことはラッキーだったと考えています。著者:福田ひろみ2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、8歳、6歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。
2022年12月12日学生時代から多くの友人に恵まれてきた私。産後も地域の育児サークルで信頼できるママ友ができ、充実した生活を送っていました。しかし、第1子である息子が幼稚園の入園まであと2カ月というときに、夫に転勤の辞令が出ます。せっかく築いてきたママ友関係もリセット。でも新しい環境にワクワクしている自分もいたのですが……。 ママ友どころか知り合いもゼロ急な辞令ではありましたが、運良く素晴らしい幼稚園に入園することができた息子。登園を渋ることなく、元気に1日目からバスで通園してくれました。その様子に私も安心していましたが、1つだけ気がかりなことが……。 それは春の親子遠足です。ママ友はおろか知り合いさえも誰ひとりといない私は、少し遠足が憂うつになっていました。しかし、息子はとても楽しみにしているので、そんな態度は出せません。私も頑張って新しいママ友を作ろう! と意気込んで遠足当日を迎えました。みんなは楽しそうだけど私だけがひとり遠足会場に到着すると、周りのママたちはみんな楽しそうにお話ししています。息子は年少で入園しましたが、こども園のため多くは保育園生からのお付き合い。つまりママたち同士も、それだけ長い関係ということです。 私も何人かのママとは話すことはできましたが、すでにグループはできあがっています。その中に割って入り込むだけの度胸が、私にはありませんでした。息子が遠足を楽しんでいたのが幸いでしたが、私にとってはほろ苦い幼稚園のママ友デビューとなりました。 待っているだけではママ友はできないその後も幼稚園のイベントがあるたびに私は憂うつな気分になっていました。自分だけがひとりで、周りのママはみんな友だちのように思えたのです。しかし、まったく知らない環境に飛び込んだのは息子も同じです。息子は一度も幼稚園を嫌がったことはありません。 毎日息子が頑張っているのに、親である私が友だちができないと悩むのは恥ずかしく思えてきました。そう考えていたとき、私は1人のママからバザー販売の手伝いをお願いされました。これはチャンスだと思い快諾しました。 バザー販売を手伝ったことにより、知り合いのママがとても増えました。それだけで私は幼稚園のイベントが憂うつではなくなりました。これで自信がついた私は翌年は役員に立候補!。幼稚園のために活動していると、だんだんとママ友と呼べる方もできてきました。今では充実した生活を送っています。ただ待っているだけではなく、行動することが大切だと思いました。 作画/山口がたこ監修/助産師REIKO 著者:都 うめこ4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2022年11月27日日常では何かと困ってしまうような出来事も多いかもしれませんが、“周りの人の助けによってスカッと解決できた”なんてこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、実際に募集した感謝のスカッとエピソードをご紹介します!幼稚園バスが…我が家には車が1台だけあり、その車は夫が通勤に使用しています。そのため、幼稚園バスに乗り遅れてしまうと、幼稚園を休まざるをえないのです。その日はクリスマス会の日でした。よりにもよって、家を出る時間に娘がトイレに行ってしまい、幼稚園バスに乗り遅れてしまいました。バス停で途方に暮れる娘と私…。そんなとき、いつも利用しているクリーニング屋のおばさんが声をかけてくれました。「私が送ってあげるから!いいから、車に乗りなさい!」と言って、躊躇する私を半ば強引に誘ってくれて、幼稚園にはバスよりも早く到着!おかげさまで娘は楽しみにしていたクリスマス会に参加することができ、とても嬉しそうでした。声をかけてくれたおばさんは、まるでサンタさんのように素敵で、大感謝の出来事でした!(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?困っているときに周りの人が助けてくれると、とてもありがたいですよね。同じように、誰かが困っているときは助けてあげられるような人になれたらいいなと思いました。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月26日2歳差で3人の子どもがいるわが家では1番上の長女が年長になったとき、次女が年少として同じ幼稚園に入園しました。最初は「姉妹一緒に通えると妹も楽しく行けていいな」「行事もひとまとめでラクちん」と思っていたのですが、最初の授業参観を終えた結果、自分の考えの浅さに気がつき、猛反省しています。その理由は……。長女は2階、次女は1階娘たちが通う幼稚園では年少の教室は1階、年長の教室は2階にまとめられていました。さらに2人の教室は真ん中にある階段を挟んで右端と左端。つまり、幼稚園の中で一番離れている2教室なのです。 当時、末っ子の息子は1歳前で抱っこひもの状態、さらに先天性疾患の影響で酸素吸入が必要だったので酸素ボンベのリュックも背負い、1階と2階を往復するのは本当に大変でした。 時間は分かれていたけれどとはいえ、わが家のように2歳差で2人の子どもを幼稚園に入れている親御さんは少なくなかったので、幼稚園のほうでも「きょうだいへの対応」として親と一緒におこなう作業があるような「絶対に親が必要な時間」は学年ごとに分けられていました。 ただ、それ以外の時間はどちらのクラスにいてもよかったので、必然的に甘えん坊で手のかかる次女のほうの教室で過ごす時間のほうが長くなってしまいました。 意外だった長女の涙ようやく授業参観が終わり、次女を連れて長女を迎えに行くと、長女は暗い顔で私に抱きついてきました。そして「お母さん全然こなかった……日直だったから帰りの会も見てほしかったのに全然こなかった……」と言いながら泣き出してしまったのです。 日直のことを知らなかったとはいえ、次女にグズられて「普段しっかり者の長女なら大丈夫だろう」とほとんど2階に行けなかったのは事実。長女をギュッと抱きしめながら「ごめんね」と繰り返しました。 2人の授業参観をひとりでこなすのは無理長女の涙を見て「もう2度と繰り返したくない」と強く思った私は、そのあとから平日の授業参観でも夫に有給休暇を取ってもらうようにしました。お互い移動はせず、それぞれにひとりの子どもをしっかり見て写真や動画を撮り、授業参観後に家族みんなで楽しんでいます。 どうしても夫が行けないときは娘たち2人ともに「お母さんひとりだと2人を公平に見るのは無理」ということを伝えたうえで、「どうしても見にきてほしい時間があったら教えて」と授業参観前に確認するようにしています。 普段聞き分けの良いしっかり者の長女が見せた涙は、今でも私の心に残っています。わが家の場合、親ひとりで「公平に」参観することが思った以上に難しかったです。結果、子どもを泣かせてしまったので、最初からもっと人に頼ったり、前もって子どもに「大変だから無理かもしれない」と伝えておいたりしたらよかったなと思います。 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。 監修者・著者:助産師 松田玲子
2022年11月17日わが家には2人の子どもがいます。上の子が幼稚園に入園したとき、下の子は生後6カ月ころで、寝返りができるようになったばかりでした。幼稚園のクラス懇談会も抱っこひもで息子を抱っこしながら参加。仕事をしていなかったこともあり、クラスの役員を引き受けましたが、下の子を連れての作業はなかなか大変で……。意外と楽しい役員の仕事私の子どもが通う幼稚園では、季節ごとにイベントを企画し準備することが役員の主な仕事。1人目の入園でわからないことも多かったのですが、先生に例年の様子などを聞きながら、他の役員ママたちと一緒に企画するのは、思っていたよりも楽しい時間でした。 イベントで使う道具や飾りはすべて買うと高いので、手作りできる物は材料を準備して作ることに。作業は幼稚園でおこなうので、もしかしたら下の子がぐずるかもしれないけれど、事前に授乳を済ませ、お気に入りのおもちゃを持っていけば大丈夫だろうなと考えていました。 下の子を連れて準備のため幼稚園へ同じように下の子がいる役員のママと、「まぁなんとかなるよね!」と話しながら作業をスタート。下の子を幼稚園から借りたマットの上に寝かせると、最初はご機嫌でした。しかし、作業を始めて15分ほど経ったころ息子がぐずりだし、作業を中断しておむつ替えへ。スッキリしたし遊んでいてねと、おもちゃとともに再度マットへ寝かせようとしたところ、また泣きだしてしまいました。 私は落ち着かせるため、抱っこひもで抱っこをしながら作業を再開。ゆらゆら動いていると下の子は落ち着くのですが、折り紙を折るなど細かい作業がうまくできません。しかし作業に集中してじっとしていると下の子が泣き出すという状況になり、私は困ってしまいました。 残った分は夜な夜な作業…そのあとも下の子は眠かったのかぐずり続け、あやしているうちにどんどん過ぎて行く時間……。他のママたちが私の分も手伝ってくれたのですが、残った分は家に持ち帰ることにしました。家での作業もなかなか進まず、子どもたちが寝てから夜な夜な作業。下の子の夜泣きに対応しながら、期限ギリギリになってなんとか終えることができました。 たいしたことはしていないはずなのに、寝不足のせいかイベントが終わったとたん私は体調不良に。夫にも負担をかけてしまい、私は幼稚園の役員になったことを後悔しました。 簡単と思える作業でも、子どもがいると予定どおりに進まず、その後のイベントでも大変な思いをしました。私は、下の子が幼稚園に入園するときに役員を引き受けるべきだったなと反省。赤ちゃんがいてもじょうずに何でもこなしているママはたくさんいるかと思いますが、私もそんなママになりたいと尊敬します。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年11月16日原黒ゆうこさんの幼稚園のママ友トラブル体験談をマンガ化! ユウコさんの娘、むーちゃんが入園した幼稚園でできたママ友のミカさん。ユウコさんはミカさんと意気投合したものの、次第にミカさんの言動に対して、違和感を覚えるようになります。他のママを批判したり、ユウコさんに「子どもと向き合えていない」と指摘したり……。ミカさんの娘・みきちゃんとむーちゃんが仲良しということもあり、我慢していますが……。「もう、離れたい……」ママ友、ミカさんの幼稚園ママへの陰口や、バカにするような態度は、エスカレートしていきます。でもむーちゃんは、ミカさんの娘のみきちゃんが大好き。「親のせいで子ども同士が気まずくなってしまったら……」と考えると、ユウコさんは変わらずに接するしかありません。そんな中、もう1人のママ友、マサエさんが声をかけてきて……!? 陰口ばかりのママ友…。子どものために耐えるべき…? ミカさんの幼稚園ママへの陰口がエスカレートしていき、距離をおきたいと思うようになったユウコさん。しかし「親のせいで、子ども同士の仲を気まずくさせるわけにはいかない」という思いで、表面上は変わらずに接していまいた。 そこに、4人の子どもを持つ幼稚園の古株ママ、マサエさんが声をかけてきます。 新任の先生に気になることを指摘していた、というマサエさんに「元保育士だもんね! すごい!」とおだてるミカさん。 ユウコさんは、マサエさんが元保育士だったことを初めて知りました。 「来週のランチ会で詳しく話すね」 マサエさんの言葉に、さらに驚くユウコさん。 「ランチ会があるなんて、聞いたこともなかったよ……」 「ユウコさんもおいでよー!」そう声をかけてくるミカさんですが、明らかに顔がひきつっています……。ユウコさんにとって、最初にできた仲良しのママ友、ミカさん。そんなミカさんが、今までランチ会に誘ってくれなかったことにショックを受けます。ユウコさんは、モヤモヤした気持ちのまま、ランチ会に参加することになりました。 園のママたちで開いているランチ会に、自分だけが呼ばれていなかったら、誰しもショックですよね。仲のいいママ友が、自分以外と頻繁にランチをしていたら、なおさら気になってしまうのではないでしょうか。ランチ会に参加することにしたユウコさんですが、今まで誘われていなかった集まりへ急に誘われた場合、皆さんなら参加しますか? 作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ2人の子持ち主婦。実話を基にしたマンガをInstagramに投稿中。出産してから毒親育ちだと気づく。
2022年11月15日長女の元幼稚園関係のママ友グループとは、現在4年目の付き合いになります。今でこそ気楽な付き合いができるようになった面々ですが、幼稚園入園当初を思い出すと、お互いに初めての幼稚園ママ付き合いで、気合いが入り過ぎていたように感じます。異常に高額な物のやりとりをおこなっていたのです……。 意識過剰な初めての幼稚園ママ友付き合い仲良し6人のママ友グループは当時全員が1人目の子どもの入園で、みな幼稚園ママの付き合いは初めてといった状態。最初は必要以上に敬った敬語で話したり、相手の子どもを褒めちぎったりと、妙に気をつかい過ぎていると感じるような関係でした。 ママ友付き合いは子どもの良好な幼稚園生活にも関わってくると思うからか、お互いに構え、肩に力が入り過ぎていたように感じます。当時を振り返り、中でも不思議なことになっていたなと思うのが、異常に高額な物のやりとりです。 お家訪問時にはオシャレなお菓子を持参例えば、よその家に遊びに行かせてもらうときに持参するお菓子。今では数百円のスーパーのお菓子を数点というラフなスタイルになりましたが、当時は輸入菓子やデパ-トのスイーツギフトコーナーにしか売っていないようなお菓子が、それぞれの家を行きかっていました。 初めての訪問の際にはそれなりの物を持っていくのがマナーなのかもしれませんが、週に2日も3日も遊ぶ仲になるとお土産代がバカになりません。なかなかそれをやめようと言い出す人がおらず、わが家も周りに合わせていました。徐々にお菓子の相場は下がりましたが、最初の1年ほどは経済的、労力的に結構きつかったです。 娘の誕生日プレゼントにびっくりお土産の他にも、それぞれの誕生日にあげるプレゼントも異常に高額になっていました。私は幼稚園の子のプレゼントはかけても1,000円くらい、子どもが作った手作りの物でも良いくらいかなと、最初の1年は本当に気持ち程度の品しかあげていませんでした。 しかし、わが子の誕生日にみんながくれた品を見てびっくりしてしまいました。どれも3,000円はするような物ばかりだったのです。 プレゼントのレベルを上げるも負担増娘はグループの中で誕生日が1番遅かったので、みんながどのような物をあげているのか知りませんでした。こんなにきちんとした物をやりとりしていたとはと、私は恥ずかしくなり、翌年からはきちんとした物をあげるようにしました。しかし、あげる相手が5人と、誕生日の頻度も多く、普段のお土産以上に負担を感じました。 ここにクリスマスやバレンタインのプレゼント準備も入ってくるので、やはりお互いに大変でした。自然に年々、値段は下がっていきました。4年目の今が、グループ内の相場は最安になっています。 当初は気合いが入り過ぎていて、交際費にやたらとお金がかかっていました。しかし密な関係になるほどお礼をしたり、イベントをしたりする機会も増えていきました。1回の交際費にお金をかけすぎるとお互いに大変です。日常を共有するような幼稚園ママ友付き合いは、もっとラフで良いはず。今は礼儀は保ちつつも、力が抜けた関係を保つことができるようになり、本当によかったなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。
2022年11月02日■夫が不倫しているのは当たり前!?優紀の息子、篤が幼稚園に入園。すぐにお友だちができ、必然的にそのママたちとも仲良くなるが…。ママ友ができてうれしかった優紀。しかし、ママ友たちは夫が不倫しているのは当然だと思っていて、優紀の夫も「絶対に不倫している」と主張して譲りません。困惑する優紀だったが…。■ママ友たちから浮気調査のレクチャーを受けて…ママ友たちは「純粋なのね」「気づいていないパターンなのかも」と言って、夫の浮気を疑ったことがない優紀を不安にさせます。そして、ママ友から浮気調査のレクチャーを受けることに! その結果、ママ友たちは、会うたびに浮気調査の進捗について聞いてくるようになりました。「自分が鈍感なだけ?」と思った優紀は…。「掃除させて」と言い、夫のカバンやスーツのポケットの中を確認。しかし、ゴミやお店のレシートしか出てきませんでした。そこで夫に許可を取り、スマホをチェックしようとしますが、まさかの拒否! 優紀は初めて夫の浮気を疑います。こちらは投稿されたエピソードを元に7月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■浮気しない人もたくさんいる優紀の夫も浮気しているに違いないと決めつけ、浮気調査の方法まで伝授したママ友たちに、読者の率直な感想は?・失礼な人たち。決めつけはよくない。結局、自分が不幸だから、仲間を増やして安心して、さらに幸せな人が許せないから、引きずり込んで満足したいだけ?・世の中には浮気しない人なんてたくさんいるのにねー。自分が見えてる世界が全てじゃないし。めんどくさ。不倫はステータスだから旦那が浮気すればするほど良い!みたいな人が以前身近にいたけど何が良いのかさっぱり。読者のコメントの通り「世の中には浮気しない人」はたくさんいます。勝手にママ友たちが、証拠もなく「優紀の夫が浮気している」と決めつけるのには、無理があるでしょう。続いて、浮気を疑い始めた優紀が夫のスマホをチェックしようとしたことに対する読者のコメントです。・夫婦でもある程度の距離感は大事。スマホなんて見られたくない・やましいことなくても、人にスマホ見られるのは嫌だ。・私なら、ポケットからゴミしか出てこない時点で詮索するのやめる。3人に詰め寄られて不安になる気持ちも多少は理解はできるけどね。いつも一番近くにいる旦那のことは、失礼なママ友たちより自分がいちばんわかっている。だからママ友の言葉なんて雑音だと思っていいと思う。いくら夫婦でも、相手にスマホをチェックされることには抵抗がありますよね。「親しき仲にも礼儀あり」です。最後は、読者が体験した友だち・ママ友トラブルのエピソードをご紹介します。・友達にもいたなー。男性は絶対に浮気する生き物だって言ってた子。結局その子自身も浮気相手になってたりしたからそういう考えになっちゃったのかなぁ。今は結婚してママだけど、結婚のときのゴタゴタがあり得なさすぎて距離おいたけど、本当にこういう考えの方いますよね~。・初めて就職したところが不倫すすめてくる女性ばっかりの会社でした。私が不倫について否定的なことを言ってしまってから嫌がらせされました。不倫を勧められるだけじゃなく、いかに結婚してる男性と付き合っていることが凄いかを語られ、本当に辛かった。そんな人たちも今みんな結婚したんですよね…。きっとその人たちのその後なのかな?夫婦のカタチは人それぞれです。自分の不幸な夫婦関係を嘆き、仲間を増やしてもしんどくなるだけでしょう。そのパワーを夫婦問題の解決に向けて使いたいものですね。▼漫画「私のママ友付き合い事情/男は絶対不倫する教のママ友」
2022年10月29日どんな選択肢がある?幼児期の子どもの通園先Upload By べっこうあめアマミ私の息子は、幼稚園の入園を考える歳になっても発語が一つもなく、身辺の自立もまだまだできていない状態でした。息子は2歳から療育に通っていましたが、このまま就学まで療育だけ、というのも不安があり、幼稚園探しをすることにしました。当時、まだ息子には障害の診断も出ていなかったので、私には、就学後を見据えて息子に集団に慣れてもらいたいという思いがありました。療育には通い続けたいと思いましたが、そのころわが家が住んでいた地域では未就学児の療育である児童発達支援はいっぱいで、平日週5日通える保証はありませんでした。現実的に考えると、療育と幼稚園に並行して通うのが、最も理想的だと考えました。しかし、動き出してみて分かったのは、発達に課題がある子どもをとりまく、厳しい就園事情でした。そのとき、私立幼稚園、公立幼稚園、保育園の3つを比較検討して思ったことを、障害児の親の私目線でまとめてみたいと思います。※療育や幼稚園・保育園の状況はお住まいの地域によって異なります。このコラムでは、わが家が経験したことをもとに書いています。お住まいの地域の入園基準や園の保育内容、障害がある子どもの受け入れ状況などは、自治体の窓口にお問い合わせください。通園バスや給食、延長保育と親には助かるサービスも!でも発達ゆっくりさんには厳しいことも…私立幼稚園ってどう?Upload By べっこうあめアマミまずは私立幼稚園。私が住んでいた地域では私立幼稚園が最も多かった(※1)ため、息子の就園先として最初に思い浮かびました。自宅から通える範囲の幼稚園を調べたところ、その年に4歳になる学年、年少さんから3年間通えるという園が多かったです(2年保育や4年保育の園もあります)。私立幼稚園のありがたいところは、送迎バスや給食、保育時間のあとのクラブ活動のような活動、延長保育など、充実したサービスで親の負担が少なくなりやすいことかと思います(園によります)。しかし、どんな子どもを受け入れているかは園の方針に左右されるため、息子のように発達に課題があると、入園に難色を示されることが多くありました。私立幼稚園の場合、手厚い配慮が必要な子どもに対して加配の先生をつけることが予算上難しく、園側としても、安全に預かる自信を持てないことが多かったのかもしれません。私が入園を検討した私立幼稚園については、受け入れにシビアな印象を受けました。とはいえ、中にはどんな子どもも快く受け入れてくれる園もあるでしょうし、加配の先生をつけてくれる場合もあると思います。※1令和4年度学校基本調査(速報値)によると、令和4年5月1日現在、全国の幼稚園数は、公立2,920、私立6,152です。また、幼保連携型子ども園の普及も進んでおり、全国の幼保連携型子ども園は、公立913、私立5,742です。文部科学省令和4年度学校基本調査(速報値)公的な施設なので加配をつけてもらいやすい?ただ、数が少なくて…公立幼稚園ってどう?Upload By べっこうあめアマミ息子の入園について、私立幼稚園は難しそうだと感じた私は、次に公立幼稚園を検討しました(公立幼稚園は、自治体の教育委員会の指導の下に運営している幼稚園で、名称の頭に「○○市立」「○○区立」などとついています)。すると、驚くべき反応の違いがありました。これまで私は、私立も公立も、数えきれないほどたくさんの園に問い合わせをしてきましたが、公立幼稚園では一度も難色を示されなかったのです。最終的に私は、息子を公立幼稚園に入園させることに決めましたが、教育委員会の判断として、加配の先生もつけてもらえました。もちろん、これはあくまで息子の場合であり、障害の程度や地域によっては加配の先生はつかないこともあるでしょう。ただ、私の経験では、私立幼稚園よりも公立幼稚園のほうが、加配の先生はつけてもらいやすい傾向にあるように感じました。しかし、公立幼稚園の一番の問題は、数が少ないことです。わが家が当時住んでいた地域には公立幼稚園がなかったため、息子の就園のためには公立幼稚園がある地域に引っ越す必要がありました。そのほかにも、給食や延長保育もないことが多く、親の負担は多くなりがちかもしれません。年齢による「ここまでできないと」感は少ないかも?ただし、保活は必要で…保育園ってどう?Upload By べっこうあめアマミ次に、保育園について触れさせていただきます。保育園は、幼稚園とは入るための方法も入園の基準も対象年齢も、あらゆる面が違います。保育園には「認可保育園」と「認可外保育園」、「認証保育園」などがありますが、認可保育園の場合、入園させたいと思っても、直接園に申し込むことはしません。役所の保育課を通して申し込みます(※2)。入園できるかどうかも、園の裁量ではなく、保育を必要とする理由を数値化した点数で、役所に判断されます。つまり、どんなに入園させたい保育園があって、園側の受け入れ態勢も整っていたとしても、必ずその園に入れるとは限らないのです。保育園に入園するためには保護者側に、就労や病気、妊娠出産、親族の介護、就学など、何らかの保育を必要とする理由がなくてはなりません。でも、もし働きたいという気持ちがあるのなら、「求職中」という理由も期間限定で使えますし、検討してみてもいいのではないかと思います。実は、息子も短期間ですが、保育園に通っていました。一概には言えませんが、その時の感触として、保育園は幼稚園に比べて、子どもに求める発達のハードルが低いことが多いように感じました。保育園も、園によってさまざまだとは思います。ただ、息子が通った保育園は、息子の発達の状況を聞いても特に難色を示さず、受け入れてくれました。保育園では息子に加配の先生はつきませんでしたが、ちょうどいくつかの事情が重なり、手厚い配慮のもと、安心して過ごすことができました。1つは、できたばかりの新しい保育園だったので、園児が少なく、子どもの人数に対する先生の割合が多かったことです。だいたいいつも1人の先生が、息子の側についてくれていました。もう1つは、息子が1学年下のクラスの子どもたちと一緒に保育を受けていたことです。 息子の発達の遅れは大きかったですが、この2つの配慮を受けられたことにより、楽しく園生活を送ることができました。息子の周りの障害がある子どもたちも、幼稚園ではなく保育園に行くことが多かったです。子どもの発達とは別の面で難しい部分はありますが、保育園という選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。※2窓口の名称は自治体によって異なりますどんな環境がいいかは子どもによって、家庭環境によってさまざま、園側とよく話し合ってベストな選択をここまで、私の経験や、幼稚園、保育園探しの中で得た知識をもとにお伝えしてきましたが、幼稚園、保育園事情は地域差が非常に大きいです。違う地域に行けば事情がガラリと変わることもありますし、家庭の事情によっても合う合わないはあります。そして、当然ながら通うのは子どもなので、子どもの性格や特性などによっても適した場所は変わってくると思います。幼稚園や保育園に関する地域の情報を集め、実際に見学に行き、話し合いを重ね、それぞれの家庭、お子さんにとってベストな選択をしていってくださいね。執筆/べっこうあめアマミ(監修:井上先生より)貴重な就園の体験談をありがとうございます。べっこうあめさんが書かれているように、幼稚園や保育園に関する実態は地域差が非常に大きいです。実際に見学に行き、園長や職員さんと話し合いを行い、できれば子どもさんも体験して、どこに就園するのか家族全体で考えていくのが理想です。地域の親の会に所属している先輩の親御さんや、ペアレントメンター(発達障害の子どもを育てた経験のある親)に相談してみるのも良いかもしれません。療育と通園の両立など、働いている親御さんにも無理のないプランが見つかると良いですね。
2022年10月28日あなたはどんなときにファッションに気合を入れていきますか? もしかしたら、気合を入れた服装が原因で空回りしてしまう…なんてこともあるかも!? 今回は、実際にあった体験エピソードをご紹介します!きちんとした服装なのに子どもの幼稚園の入園テストに行った時の話です。子どもが遊んでいる様子を幼稚園側が観察・チェックしている間、保護者はアンケート記入、さらに園長先生と面接がありました。「テスト」、「面接」と名の付くものなので、親の服装はスーツが良いと思い、スーツを着用していくことに。ところが、当日、スーツを着ているのは私だけ。他の保護者は普段の服装で、中には買い物帰りのスーパーの袋持参の方までいました。きちんとした服装をしているのに浮いてしまうなんて…TPOも地域差があるものなんだな、とびっくりしました。(女性/主婦)「騙されないぞ」就職活動を始めたばかりの頃、とある企業の説明会に応募したところ、「普段着でお越しください」という注意書きがありました。「普段着で、とあるけれど、本当に普段着で行ったら自分だけだった」というパターンを私は想像し、騙されないぞ、と当然のようにスーツとネクタイを選択。ところが、他の参加者はみんな普段着で来ており、スーツは自分を含めて2、3人…。座談会の時間では、社員さんから「なんでスーツで来たの?」と聞かれてしまい、「この後他の企業の説明会が…」と嘘をついてごまかしました。今考えると、その企業は大手ながら自由な社風だったので、服装がラフで良いことも納得できました。企業風土も考えた上で、言葉を受け止める必要があることを学びました。(男性/会社員)服装に気合いを入れすぎると思わぬ結果を招くこともあるようですね。ファッションを楽しむのは良いことですが、ぜひ参考にして空回りはなるべく避けたいものです…。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています"
2022年09月28日家では温厚なのに幼稚園では問題だらけ。相変わらずしゃべることはできないし理解力も少ない。もうどうして良いか分からないUpload By カタバミ中度知的障害を伴う自閉スペクトラム症のある息子のまちゃ。何とか年少から2歳上の長女も通う幼稚園に入れたまちゃでしたが、入園直後の4月から、園長先生と担任の先生による個人面談の場を特別に設けられてしまいました。先生のお話によるとまちゃは、ずっと教室に居られず園庭に出ると戻ってこない。先生の話を聞けないし理解していないし、発語もない。周りのお友達を見て同じように行動できない。給食は大好きなカレー以外はほとんど食べないと言います。半年前に同じ幼稚園のプレ幼稚園にも通っていましたが、そのころは落ち着いて座って絵本も聞いていて、そこまでひどくはなかったので私は驚きました。そして、年少の夏休み明けには他害も始まり、お友達をかんでしまいました。毎月発達センターでは小児科医、臨床心理士、言語聴覚士に診てもらっていましたが、すぐに改善するような提案は出てきません。そんなとき、毎週通っていた児童発達支援事業所の指導員さんから「ペアトレ※を受けてみませんか?」と声をかけていただきました。※ペアトレ…ペアレントトレーニングの略称。保護者の方々が子どもとのより良いかかわり方を学びながら、日常の子育ての困りごとを解消し、楽しく子育てができるよう支援する保護者向けのプログラムペアトレ開始。いろいろな障害がある子どもを育てる親御さんと、同じ空間で一緒に学ぶUpload By カタバミ声をかけていただいたペアトレは隔週、同じ曜日の同じ時間帯に1時間半、全部で6回行われる講座でした。まちゃを幼稚園に預けて行きました。約10人の方々にプリントをファイルしたものが配布され「また会えたね」「お久しぶり」と挨拶している方もいました。だいたい年に1回行われていると聞きました。1回目は「ほめ上手になろう」というテーマで用意されたプリントに従って記入して、まちゃと自分のことをみなさんの前で紹介しつつ、わが子をほめるメリットについて知る、ほめるポイントを見つけることなどを講師に質問されたり、プリントに記入したりして勉強して時間が過ぎて行きました。私も普段のまちゃとの関わりを思い出して頑張りましたが、講師の助けもあり、ときには笑いも起きて和やかに時間は過ぎて行きました。何よりも私は子どもと離れて外出をして、障害のある子どもを育てる親御さんと集まり、一緒に過ごしている時間がとても貴重なものに感じました。目の前に座った方の発表を聞き、困りごとがまちゃと似ていると感じて孤独感も薄まりました。「あれ?これってもう…」段々まちゃに合わない内容が増えてくる(参加者の多数決?)Upload By カタバミ確か4回目の「伝え上手になろう」というテーマのときでした。まちゃは周りから言われることは1〜2語くらいまでしか分かりません。周りの方が自分の子どもへの声かけの仕方を考えてどんどん発表していく中で、(これは言葉の理解がまちゃよりずっとできる子ども向けの内容だな…)と感じ、たまにお手伝いをサボる、2歳上のまちゃの姉(長女)を想定して考えることにしました。でも目の前の、まちゃと少し似た症状のある子どもの親御さんはいつまでも声かけが発表できず、「うーん…」と気の毒に感じるほど悩んでおられました。今ならこの方が正解で、私もその方と同様にまちゃに伝わる声かけやそのほかの方法を考えた方が良かったのではないかと思いますし、今も手元に残るそのときに貰ったファイルを読むと、知的障害が重くてももっと考えようのある講座だったのではないかと思います。でも、そのときに私は、ほかの大勢の方が発表している内容に孤独感を覚え、適当にお茶を濁してしまいました。家では困ったことにならないようにまちゃの行動に先回りして解決していましたし、私の前でまちゃは比較的温厚で困っていることは少なく、問題は幼稚園などの家族以外の集団にいるときに多く起きていたので、まあ良いかなと思ってしまっていたのもあると思います。どうやって障害のあるわが子に接したら良いのか分からない! そんな日常でペアトレはきっと意味がある…けどUpload By カタバミ私が唯一参加したペアトレはこんな感じで終わりましたが、まちゃの幼稚園の問題で憔悴しきった私を心配して声をかけて下さったのはありがたかったですし、あのタイミングで障害のある子どもを育てる親御さんたちと接することができたのはとても心強かったです。そのときに疑問に感じていた幼稚園の対応についても、ほかの地域にはマンツーマンの加配というものがあると知ることができたのもこの会のおかげでした。とても意味のある講座だったと思います。今はコロナ禍なこともあり、オンラインでのペアトレがグループではなく個別でもあるそうなので、私のように周りを気にせずにしっかりと子どもの困りごとに集中してトレーニングを受けることができると思います。私は自分の体験から、次回はまちゃに合ったテーマでじっくり選んだペアトレを、オンラインか個別で受講してみたいと思います。執筆/カタバミ(監修:初川先生より)ペアトレに参加された際の経験・気持ちのシェアをありがとうございます。障害のあるお子さんへの対応については、ある程度、うまくいきやすい対応(効果があるといわれている対応)があります。その方法を具体的に、ワークなどを通して学んでいくのがペアレントトレーニングです。カタバミさんが参加されたように、集団で開催されるものも多くあります。集団だとほかの保護者の方のコメントや考え方、また講座前後に交わされる他愛もない会話での情報交換など、さまざまな情報を得られることや、また、同じような状況で頑張っている仲間としての心強さも感じることができますね。ペアトレに一度参加したらそれ以降悩まずにやっていける…とは限らないですし、ある程度の汎用性のある課題をみんなで考えるというセッティングなので、自分の子にぴったり合う内容かというと、少々アレンジが必要ではあります。そうした部分については、個別での相談なども活用して、日常生活に生かしていただければと思います。
2022年09月13日■前回のあらすじ入園希望の幼稚園から、面接日の前に入園を断られてしまった娘。このまま娘は、お友だちの輪に入れないのかと打ちのめされてしまう。■療育の先生が一緒に泣いてくれた…非常事態ということで、まずは「おちびさん教室」のどんちゃんを受け持ってくださっている先生に連絡しました。事の顛末を聞いてくださった先生は、自分のことのように涙を流してくれました。入園を断られたことはもちろんショックだったのですが、私が一番ダメージを受けたのは、幼稚園の園長先生が言った「どんちゃんの発達が追いついたらまた入園を考えましょう」という言葉でした。このとき、療育センターの初診日は少し先で、どんちゃんは未診断の状態。どんちゃんが何を抱えているのかが、はっきりとはわかっていなかった時期でした。だから園長先生の言葉の裏に「どんちゃんは、入園しないでほしい」と言われていると私は受け取ってしまったのです…。でも時は秋口。クヨクヨしているわけにもいかず…。 ■娘にあっている進路とは…?幼稚園に入園を断られた直後に、私がしたことは…。どんちゃんが通っている「おちびさん教室」は、療育園の建物の一室を借りて行われているので、私もどんちゃんも慣れた場所でした。入園できるかは、ギリギリまでわからないのですが、療育園でゆっくりとどんちゃんが成長していけたらと思い、先生と今後について練っていくことにしました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月09日■前回のあらすじついに発達の専門機関である療育センターへ連絡することにした私。考えていたよりも早く初診の日が決まり、少し安心していたものの…!?■幼稚園からの厳しい連絡時は11月。どんちゃんの兄、ぽこちゃんの通う幼稚園では、入園面接が始まる時期です。幼稚園の入園面接よりも、専門機関の受診は後の日程になってしまうため、動き出しが遅かったことをとても後悔していました。しかし…。どんちゃんは、兄・ぽこちゃんの通う幼稚園の面接を受けさせてもらう予定でした。この幼稚園では、在園児に兄・姉がいて、入園希望者が定員以上の場合は、優先的に入園させてもらえることになっていたからです。しかし、残念ながら、どんちゃんは入園面接がある日よりも前に、園長先生からじきじきに入園を断られてしまったのです。 ■娘は「いらない」子なの…?どんちゃんは、定期検診で発達に心配なところがある子どもに勧められる市の親子通園事業「おちびさん教室」と並行して、幼稚園に入園希望の子向けに行われている園庭開放に毎週通っていたのですが…。これまで私は、どんちゃんに関して「心配なこと」はあれど、「打ちのめされること」はほとんどありませんでした。でも、これには大いにヘコみました…。どんちゃんがまるで除け者のように扱われているような気がして…。どこへもぶつけられない気持ちを抱えたままこの日は帰宅しました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月08日幼稚園に入園してまもなくのころ。少しずつ園生活に慣れてきた娘がある日、神妙な面持ちでバスから降りてきました……。そして話をするなり、涙がポロポロこぼれてきました。それは、娘のやさしい気持ちから出てきた涙だったのです……。 娘の気持ちを大事にしたくて… 娘が渡そうとしていたのはツツジのお花でした。大事に大事に持ってきてくれたことを忘れたくなくて、枯れる前になんとかしたくて、即席感はありますがしおりにしました。薄い和紙や模様入りの折り紙などをアクセントにすると、もっとしおりっぽくなるみたいです。わたしのために、お花を選んでくれた気持ちがうれしかったなあ。著者:まるたまの母2018年生まれの娘と2019年生まれの息子の母。子育てや日常のこと、大好きなロック音楽のことなどをテーマに漫画を描いています。Instagram:@marutama_mama
2022年08月28日ずっと楽しみにしていた幼稚園に娘が入園し、笑顔で登園していたのも束の間、ある日突然「幼稚園に行きたくない」と登園を嫌がり、大泣きするようになりました。日に日に登園拒否が酷くなり、そんな娘を見送ることがつらくなる毎日。また幼稚園を楽しめるようになってほしいと願って、娘が再び笑顔で登園できるようになるまで、私が毎日試行錯誤で取り組んだ対処法をお伝えします。子どもの気持ちを共感して受け止める最初に実践したのが、とにかく娘の気持ちを聞くことです。「なんで幼稚園に行きたくないの?」と娘に聞くと、「ママと離れたくないから」「幼稚園、楽しくないから」と少しずつ自分の気持ちを伝えてくれるようになりました。 「そうだよね、ママと離れたら寂しくなるよね、ママも○○ちゃんと離れたら寂しくなったよ」「明日はきっと今日より楽しいことが待っているよ」と、気持ちを共感して娘をとにかくギュッと抱きしめてあげると、徐々に落ち着くようになりました。 幼稚園の様子を先生に確認次に実践した対処法が、幼稚園の様子を先生に連絡ノートを使って直接確認することです。先生に娘の園の様子を確認すると、外遊びや昼食の時間は友だちと楽しく過ごしているけれど、室内遊びになるとママを思い出して寂しくて泣いてしまうことがわかりました。 そこで、娘が帰宅したら外遊びやお弁当の話を中心に聞いて、とにかく幼稚園の楽しかったことを思い出せるような声掛けを続けながら、家での様子を先生に伝えて、連携を取りながら娘の様子を見守りました。 幼稚園のお楽しみを作るお弁当を楽しみにしている娘。毎日リクエストを聞いて、可能なものは作りました。たこさんウィンナーや卵焼き、コロッケなどお気に入りのおかずが入ったお弁当箱をかばんに詰めると、娘も自然と笑顔に! 昼食の時間を楽しみにしながら登園するようになりました。 そして、効果があったもう1つの方法が、絆創膏を手足に貼り、元気が出るお守り代わりにしたことです。娘が幼稚園で涙が出そうなとき、ママが作ってくれた絆創膏パワーでニコニコになれたよと話してくれました。 1カ月続いた娘の登園拒否ですが、娘の気持ちを受け止め、園で楽しかったことをたくさん話し、お楽しみのお弁当とオリジナルお守りを作り続けた結果、再び笑顔で登園できるようになりました。幼稚園に行きたくないと嫌がる娘を送り出すことは私にとって心苦しいことでしたが、再び笑顔で通う姿をイメージしながら、試行錯誤で対処法を見つけ出し、根気強く継続することが大切だと学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!監修/助産師REIKO著者:渡辺あや3歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。
2022年08月07日幼稚園に入園してから同じバス停の仲良しグループの友だちと遊ぶのが大好きになった娘。バスで帰ってくると毎日毎日一緒に遊びたがり、私もできる限り娘の遊びを優先するようにしていました。すると自然に「子どもの友だち遊び」を尊重する方針をとっているほかの家庭の友だち数人と仲良くなり、親密になっていきました……。] 毎日でも友だちと遊びたい娘娘はバスで幼稚園から帰ってくると必ずと言っていいほど友だちと遊びたがり、週に3、4日は一緒に遊んでいました。 同じバス停の家庭のなかには子どもが遊びたいと言っても、家の方針や都合で頻繁には遊ばせない家庭もありました。しかし、良い友だち関係を育んでほしいという思いもあり、わが家はできる限り、遊びたいという娘の思いを優先するようにしていたのです。自然に「子どもの友だち遊び」を尊重する方針をとっているほかの家庭の友だち数人と仲良くなり、親密になっていきました。 娘の友だち遊びを優先するために…バスから降りると娘と友だちは、そのままバス停やマンションのキッズルームで、ときには、一度家に帰ってから公園や誰かの家で遊んでいました。一度遊び始めればたやすく帰ることはできず、夕方まで帰れないこともしょっちゅう。そのため、娘が帰ってくる14時半ごろまでにはすべての家事を終わらせる日々でした。 帰りが遅くなっても大丈夫なように夕飯も最後のひと手間を加えれば食べられる状態にして、用事も極力入れないようにしていました。いつも一緒に遊ぶメンバーのほかのご家庭もそうしていたようなので、仲間意識もあり、わが家もそうしなければという思いもありました。 習い事を始めてもそんなふうに過ごすうち、子どもたちはものすごい仲間意識を持ち、次第に友だちと過ごすことが最優先になっていきました。年中になると習い事をする子も増えましたが、帰宅後と習い事までの隙間時間にも遊び、習い事が終わったあとにも遊ぶような毎日。また、夕方そろそろ帰る時間かなというころに、習い事を終えた子が遊びに加わると、その子がかわいそうだからともう30分~1時間延長して遊ぶ流れになるのです。 帰る時間が遅くなれば夜はバタバタで、時間的余裕がなく私がイライラしてしまうこともしょっちゅうでした。当時まだ1歳に満たない息子がいたわが家には、その生活を負担に感じることも多くあったのです。 「遊びたい」を優先してぐったりの私ここまでして娘の遊びを優先する必要があるのかと感じることもよくありました。息子が生まれたばかりで娘も不安定な時期だったので、なるべく娘の要望には応えてあげたいと努力していましたが、週4で長い降園後の友だち遊びに付き合うのは正直ハード。 休みの日に家族で出かけようという場面でも、駅への道で友だちの誰かに会えば、友だちと遊びたがる娘を優先して予定を変更するということも。友だち遊びが週4以上になる週も多々あり、そんなときには私はもうぐったりでした。 成長とともに友だちと遊びたい熱は落ち着き、小学校に上がった今は、娘はバランスよく友だちと遊べるようになりました。当時を振り返ると、遊びのスケジュールがとてもハードな毎日で、母親がストレスを溜めてまで優先させる必要はなかったのではないかと感じます。しかし、多くの時間を友だちと共有し唯一無二のような友人関係が築けたことは娘にとってはよかったと思います。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2022年07月25日娘が幼稚園に入園する予定の春、夫の転勤が重なってしまいました。見学へ行って決めていた幼稚園へは入園できなくなり、また選び直すことに。転勤先での幼稚園探し、家探し。いろいろ重なり、幼稚園はあわただしく決めることになりました。その結果……。住んでいた街での幼稚園選び娘が3歳の春、年少クラスから幼稚園に入園する予定でした。入園前の春から夏にかけてインターネットで調べたり、ママ友に話を聞いたりして、いくつかの幼稚園に絞り資料をもらっていました。そして秋ごろには、見学に行って娘が一番楽しそうにしていた幼稚園に決定。 夫からそろそろ転勤かもしれないという話を聞いていたので、幼稚園に事情を説明し、転勤がないとわかってから申し込む、ということにしてもらいました。そして年が明けて2月ごろ、やはり4月に転勤との辞令が……。決めていた幼稚園へは通うことができなくなってしまいました。 またゼロから幼稚園の探し直し転勤先は、そのとき住んでいた場所からは飛行機でなければ行けない距離で、入園前に見学をするのは無理だろうなとあきらめていました。その街には住んだことがなく知り合いもいなかったので、まずはインターネットでリサーチ。そのなかから気になる幼稚園に問い合わせをし、募集人数に空きがあるかを確認。 残念ながら第一希望の幼稚園は募集を終了していましたが、まだ園児募集中だった幼稚園2カ所から資料を郵送してもらいました。そして、その資料を娘と見ながら、こっちにしよう! と入園する幼稚園を決定。電話で問い合わせた際に話した先生や事務員の雰囲気、また資料のわかりやすさも幼稚園を選ぶポイントになりました。 引っ越し、そして入園わが家の場合は幼稚園を先に決めてから、そこから近く幼稚園バスが通る範囲内で住む部屋を探しました。引っ越し日の関係で入園式には出られませんでしたが、引っ越し後すぐに入園手続きをすませ、次の週から通うことに。 他の子はもうすでに慣らし保育が終わっていて、娘だけあとから入ることにとても不安でしたが、先生たちのおかげで初日から泣くことなく楽しい時間を過ごせたようでした。 4月に転勤と入園が重なり、あわただしく決めた幼稚園でしたが、結果的に娘が楽しく通える幼稚園に巡りあえてよかったです。ただ今思えば、すぐに入園しなくてはと考えずに、引っ越してからいろいろ見学して、それからゆっくり決めても大丈夫だったのかなと思います。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年07月24日息子は年少クラスから幼稚園に入園しました。親から見てもマイペースな息子。また、おもちゃの貸し借りでは思い通りにならないとかんしゃくを起こす始末。私は息子が初めての集団生活にうまく馴染めるのかが気がかりでした。入園して半年が経ったころ、異年齢保育がはじまりました。3学年まとめてクラス分けをするというものです。すると息子は……。 入園当時はとにかくマイペース息子が幼稚園に入園する前に私が抱えていた心配事は、初めての集団生活でお友だちとうまく馴染めるのか? ということでした。入園前までの1年間は新型コロナウイルスの影響により自粛生活が続いていたこともあり、同世代のお友だちとコミュニケーションをとる機会も少なかったのです。 もちろんみんな同じ状況下ではありましたが、息子の性格はかなりマイペース。おもちゃの貸し借りも思い通りにならないと、かんしゃくを起こすことも……。幼稚園で集団生活を学ぶことで、成長に繋がればいいなと思っていました。 少しずつ息子に変化が…入園して半年が過ぎたころ、それまで幼稚園のことを聞いても様子をあまり話してくれなかった息子の口から、お友だちの名前がよく出てくるようになりました。そして通わせている幼稚園では、このころから異年齢保育という3学年まとめてクラス分けをし、きょうだいのように接するという保育が始まりました。 すると息子は「お兄ちゃんと手をつないでお散歩したの」「お兄ちゃんはこんなことができたの」と、幼稚園での様子を楽しそうに話してくれるようになったのです。 その変化は習いごとでも幼稚園の生活で少し心の成長があったことをうれしく思っていたころ、その変化は習いごとのスイミングでも見られたのです。さまざまな年齢の子どもたちがコーチと一緒にレッスンを受けているなか、自分よりも小さな女の子の手をひいて歩く息子の姿が……。 レッスンが終わったあとに話を聞くと、プールサイドで準備をするときに自ら小さい子の手を引き、やさしく話しかけていたとのことでした。コーチから「今日はお兄ちゃんとして頑張っていたね!」と褒められ喜んでいる息子を見て、自分がしてもらってうれしかったことを、今度は自分がやろうと思ってくれていることに大きな成長を感じました。 幼稚園でお友だちにうまく馴染むことができるのか? と心配していたことは取り越し苦労だったなと感じるほど、半年の間に息子はたくさん学び成長していました。もちろんまだまだ子育ての不安は尽きないけれど、息子の心の成長をしっかり見届けて、良いところはたくさん褒めてあげたいと感じた出来事でした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2022年07月09日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!ママ友の確執に巻き込まれて…子どもが幼稚園に通いはじめたときの話です。入園して間もない私に、気さくに話しかけてくれた優しいママ。とても周りから人気のある人で「上のお兄ちゃんも同じ幼稚園に通っていた」と話していました。そのせいか、知り合いも多く、彼女を中心とした大きなグループが出来上がっていたのですが…。ある日、子どもをお迎えに行ったときのことです。めずらしく子どもが「幼稚園の園庭で遊びたい」と言い出しました。出典:lamire私は子どもを遊ばせながら、その場にいたママとお喋りしていたのですが、視線を感じて振り返ると、あの気さくなママがすごく怖い目をしてこちらを睨んでいたのです…!翌朝登園したとき、いつものように挨拶しましたが、そこにいたママたちに一斉に無視されてしまい…。話しかけても、気まずそうにその場を立ち去ってしまいます…。あとで聞いたところによると、かつて上のお子さんのときに、その気さくなママと園庭で私がおしゃべりしたママが一大バトルを繰り広げたことがあるとのこと。何も知らずただ喋っていただけなのに、いきなり敵対視されて本当に怖かったです…。(女性/主婦)嫉妬深すぎるママ友最近仲良くなったママ友が、異常なほどに嫉妬深くて困っています。例えば別のママ友とランチに行ったことがバレると「なんで誘ってくれないのか」「私のことが嫌いになったのか」と何通もラインを送って責めてきます。子どもじゃないんだからいつでもずっと一緒に同じ行動するなんてありえないのに…正直理解できないです。付き合いをやめようか本気で考えています…。(女性/主婦)こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「ママ友トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月01日こんにちは、シャトーとん奈です。今日は息子のトイレの話です。皆さんのお子様はトイレのお悩みないですか?■え? 朝おうちで排便を済ませる!?我が息子は問題なし!快便っ子!!!そして、出したくなったらどこのトイレでも問題なく出せる!外出先だとちょっと面倒でもあるけど、「トラブル知らずで楽~」と思ってました。でも…幼稚園に入園直前に言われちゃったんです…息子は生まれてからほぼ快便で、自分がしたいタイミング以外でトイレに座ったことがありません。便意をもよおすためにトイレに座るという経験がないので、出すためにトイレに座る、ができるのか…と不安になりました。■出発前にトイレができるように練習開始!案の定、便意を促すためにトイレに座り続けることができない! 「出ないから嫌だ!」とすぐにトイレから出てしまいます。ただ、なんとなくのトイレのサイクルは出来上がりつつあるのか朝9時前後に自分から言い出すことは多かったです。でも、幼稚園にしても幼児教室にしても9時開始が多いため言われたときはもう移動中で、「さっきトイレに行ったときに出してくれたら…」と思うこともしばしば。何回もトイレに座って便意をもよおすように…とチャレンジするも息子に拒否される日々。ママ友に相談してみたり。出ても心配、出なくても心配…、なかなかうんち問題は大変です…。「私、どうだったかな?」「お母さんは私たちのときどうしてた?」と実母に相談してみたら、「もう忘れたわよー!」と笑われてしまいましたが、実母が子どもの頃に言われたことはしっかり覚えてました。幼稚園集団生活が目前に迫ってきてることもあり、入園予定の未就園児クラスの先生にも相談しました。幼稚園の未就園児クラスの先生にも、母子分離タイムでの息子のトイレ問題でご迷惑をおかけしているはずなのに、「今は登園前に出せなくても大丈夫ですよ」と、こちらが安心できる言葉をかけてくださり、ありがたかった!おかげで、登園前にトイレに座るように促しつつも、できなくても気持ちにゆとりを持てました。■入園後、幼稚園ですることが続き悩みの種に…幼稚園に入園しても登園前に排便をすることは少なくて、幼稚園の先生たちのお世話になっていました。息子は緩めの便でお尻を何度も拭かなくてはならず、親の私でも時間がかかります。拭き取れていないと、「お尻が痛い」と後から訴えられることもありました。保育中の幼稚園の先生が、そんな息子のお尻を拭くのは大変だったと思いますし、先生は「大丈夫ですよ」と言ってくれていましたが、いつも申し訳なく思っていました。その後、忙しい先生たちの手をわずらわせてることの申し訳なさや息子から降園後に「お尻が痛い!」と頻繁に泣かれるので、やっぱり登園前に排便は終わらせたほうがいいと判断し、朝トイレに座ってからより熱心に指導していきました。「おうちでうんちした方が、お尻が痛くなりにくいと思うよ」と言うと、本人も頑張ってトイレに座るように。すぐに排便できるようになったわけではなく、登園途中で家に舞い戻る日も多かったのですが、そういった習慣を続けて行くうちに…排便をしてから登園できる日が増えてホッとしています。本人が出す気がなくても「うんちが出るように座っておいで」というと、座り続けると出る…。やはり習慣もあるんですね。しかし今は幼稚園の登園時間に合わせての排便タイムになっているので、小学生になったらまた時間がずれてしばらくは苦労しそうです。「学校でしたくなったら今の子もからかわれたりするのかな?」とか、今から先の心配も出てきてしまうのでした。
2022年06月30日マンモス幼稚園に入園した3歳のわが子がもうすぐ春休みを迎えようとしていたころ、事件は起こりました。夏休みごろから仲良くなりだしたA子ちゃんとの間にトラブルが起きたのです。幼稚園の先生方もしっかりと解決に向かって対応してくださったのですが……。 わが子の手に切り傷が幼稚園に入園し、早くももうすぐ春休みというころ、わが子の指の内側に切り傷があることがわかりました。切り傷の理由を聞いたところ、ハサミを使っているときに間違って自分で手を切ってしまったというのです。 しかし、切り傷の状態を確認してみると自分で切ってしまった傷にしては不自然な形の傷だと感じ、わが子に再度、確認してみることにしました。 友だちにハサミで切られたというわが子子どもにどのようにハサミを持っていたら傷ができたのかと聞いてみたところ、友だちのA子ちゃんにハサミで切られたと言うようになりました。わが子の手の傷の状態を見ると、自分で作った傷というよりも他人から切られたと言われて納得ができるものでした。 けれども、幼稚園の子ども同士がハサミで相手を傷つけるというのも理解できるものではありません。刃物で切られるという体験は今度のことを考えても良くないと思い、思い切って幼稚園に相談してみることにしました。 幼稚園で子ども同士から事実を確認わが子がハサミで手を切られたことを幼稚園に伝え相談したところ、幼稚園側も驚いてすぐにA子ちゃんに事実を確認してくれることに……。先生方に慎重に確認していただいた結果、A子ちゃんがわが子の手を切ってしまったとのこと。 そこで幼稚園側と話し合いの機会を持ち、大ケガに至らなくてよかったけれど、刃物でケガをしないようによく見ていてほしいと伝えました。不安な気持ちは残りましたが、幼稚園の先生方にお願いするしかないと考えました。 予想外の気まずい出来事私としてはわが子がけがをしてしまい放っておくわけにもいかないので幼稚園の先生に相談したのですが、A子ちゃんの保護者の方からすれば大変ショッキングな出来事だったようでした。 その後、A子ちゃんの保護者の方が幼稚園の登園場所で待っていて、私と子どもに泣いて謝る騒動に……。今回のことはA子ちゃんの保護者が悪いわけではないので、A子ちゃんの保護者に今後様子を見ていただけたらと伝えました。 わが子の通っている幼稚園は、子どもの面倒や様子をよく見てくれていると感じていますが、全員に目が行き届いている状態ではありません。親としてはわが子に対して、嫌なことをされたらやめてほしいことを伝えるなど、ケガをする前に逃げるという当たり前のことも教えていかなければと、育児の難しさを痛感した出来事でした。 作画/はたこ著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月26日