出産を機に家を建てることを決意し、娘のナナちゃんが2歳の時に新居を構えることになったナナちゃんファミリー。引っ越し先で通い始めたプレ幼稚園で、ジロウ君ママに誘われて一緒に帰ると、距離の詰め方に小さな違和感を感じます。その後も、出会って間もないのに「家に遊びにいきたい」と言われて何度も断りしましたが、人を招いたことを知られてしまったので、ジロウ君ママも招くことになりました。ですが、家に来るとインテリアの値段やブランド、いつ買ったかまで事細かに聞かれて、詮索されているように感じて疲れてしまいました。ジロウ君ママの質問責めに気疲れしたナナちゃんママは、「やっぱり幼稚園だけのお付き合いでいいかな」と思います。それからは、何度か「家に行きたい」と言われましたが、断り続けました。残念そうなジロウ君ママの姿には心が痛みましたが、「自分がストレスなく過ごせる方が大事!今後も家に人は呼ばないスタンスでやっていこう」と心に決めます。しかし、ジロウ君ママはどうやったらナナちゃんママと仲良くなれるか考えを巡らせて……。 うちに遊びに来て ジロウ君ママの「家に行きたい」と言うお誘いを何度か断ると、今度は「うちに来て」と誘われるようになりました。 人の家にお邪魔するのも気を使うので、断るナナちゃんママですが、悲しそうなジロウ君ママを見ていると心が揺らぎます。 家で会うことはありませんが幼稚園で会うと雑談する仲の2人。そんなある日……。 「野菜が実家からたくさん送られてくるから、今度送られてきたらおすそ分けするね」と言うジロウ君ママ。 申し出はありがたいのですが、悪いと思ってナナちゃんママはお断りしたのですが、後日……。 後ほどラインで「ジャガイモをあげるから、来てね」と連絡が来ました。 「何かをいただくのに手ぶらで行くのも悪いな〜」と思い、途中でパンをいくつか購入して、向かいます。 ジロウ君の家には迷うことなく到着し、手土産のパンを渡すと「ジャガイもを取りに行ってくるね」と言って、一旦奥に行って戻って来ました。 その手にあったのは……。「食べきれないから取りに来て」と言われて、家まで貰いに行くと渡されたのは、ジャガイモ一個でした……。 ジャガイモ1個だったら、家まで取りに行かずにスーパーで購入した方が早いですよね。お土産のパンを買うより安いかもしれません。皆さんならこんな時どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年01月06日ママ友と聞くと、悪口や噂話などのトラブルがつきものというマイナスなイメージしかなく、私はなかなかママ友をつくることができませんでした。しかし、出会ったあるママ友が、ママ友のイメージ、そして私の幼稚園生活、人生を大きく変えました。ある日公園でバッタリ…息子と公園で2人で遊んでいたある日、後ろから「あっ、○○君とママさん!」と声をかけられました。振り向くと、幼稚園の同じクラスの子どもとそのママのAさんが立っていました。 突然声をかけられたことに動揺していると、「お会いできてうれしいです。前からお話ししてみたくて。よかったら一緒に遊んでもらえませんか?」とニッコリ笑いながら話してくれました。 共通の趣味が判明し意気投合!Aさんはいつもニコニコしていて、幼稚園の先生のお手伝いなどもさりげなくされているのが印象的だった方。そして今回、話すうちに好きな芸能人が一緒であることがわかり、一気に意気投合! 連絡先を交換し、好きな芸能人情報の連絡をとり合ううちに、ママ友というより昔からの友だちのような関係に。その後、Aさんは私がほかのママたちとも仲良くなれるように、自然な形でママ友の輪のなかに入れてくれました。 ママ友Aさんが魅力的な理由ママ友同士で話をしていると、誰かの悪口になったり、誰かの噂話になったりという展開になりがちでしたが、Aさんは絶対に悪口を言わず、噂話もしません。私の子どものことはもちろん、幼稚園にいる子どもたちや先生の良いところ、おもしろかった話など、いつも明るい話題を振ってくれます。 そのため、私はもちろん、同じクラスのママの多くがAさんのことを信頼して好感を持っています。また、自分の子どものことについて自慢することはありませんが、他人から褒められたときは謙遜しすぎず「褒めてくれてありがとう!」と素直に喜んでくれるのも素敵だなと思います。 マイナスなことを口にせず、気さくに話してくれるAさんの周りは、いつも明るい雰囲気が漂っています。ほかのママさんたちもAさんがいないところで「Aさんといると何だか元気になるよね」と話しているほど。私はママ友というと何かとトラブルがつきものというイメージがありましたが、こんなに素晴らしいママ友と出会えたことでママ友っていいなと思うようになり、また幼稚園生活、そして人生がいっそう楽しくなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2023年01月06日JAグループでは「みんなのよい食プロジェクト」の一環として、次代を担う子どもたちに、日本の主食であるお米や、農業への関心と理解を深めてもらえるよう、バケツを使って手軽にお米づくりが体験できる「バケツ稲づくり」事業を令和5年度も実施いたします。種まきから収穫、脱穀、そしてお米を炊くところまで、誰でも簡単にできるのが特長です。関連資材をまとめた「バケツ稲づくりセット」=写真を、全国の小学校・幼稚園・保育園などの教育機関等に無償(送料別途)で提供します。学校では、総合的な学習の時間や社会科の食育教材として、ご家庭では、昔の田園風景を伝える家族団らんのツールなどとして活用されています。バケツ稲づくりセット配布数は、平成元年の事業開始から昨年度までの実績で1,120万セットを超えました。■学校やご家庭のベランダでお米づくりを体験してみませんか希望する学校や幼稚園、保育園、認定こども園、子ども会などの教育機関、公共施設、公益法人、自治会など団体からの申込受付は、令和5年1月10日(火)より開始します。個人からの申込受付は、令和5年3月6日(月)より開始します。令和5年の配布は、27万セットを用意しています。配布予定数が無くなり次第、受付終了となります。表1: パソコン・スマートフォンからお申し込みいただけます■セット内容(1)種もみ・肥料セット(発芽率の高い種もみを選んでいます)、(2)バケツ稲づくりマニュアル、(3)お名前シール(児童のお名前、栽培開始日を記入して、バケツ側面に貼付できます)■ご提供数27万セット ※バケツ稲づくりセットのお届けは日本国内に限ります。■受付期間学校・団体・法人受付:令和5年1月10日(火)~個人受付:令和5年3月6日(月)~・発送時期:令和5年3月6日(月)以降、順次発送します。・配布予定数がなくなり次第、受付を終了します。(6月中旬終了予定)■申し込み方法〈インターネットお申し込み先〉「バケツ稲」で検索して、「バケツ稲づくりセットのお申し込みフォーム」から、お客様情報を入力の上、送信してください。お申し込み受付完了後、折り返し確認メールをお送りします。申し込みサイトURL ・右のQRからも、お申し込み方法等の詳細をご確認いただけます(1)学校・幼稚園、保育園、認定こども園、子ども会などの教育機関・公共団体・公益法人の場合… 学校・団体用お申し込みフォーム よりお申し込み・学校・団体からのお申し込みは、1梱包につきお届け先地域別宅配料金(送料)をご負担いただきます(着払い)。※送料は、現金の他に郵券(切手)でのお支払いが可能です。(2)個人の場合… 個人用お申し込みフォーム よりお申し込み・個人のお申し込みは、1~5セット分まで、全国一律276円の送料をご負担いただきます(着払い)。※送料は、現金の他に郵券(切手)でのお支払いが可能です。(3)JA・JAグループの場合… JA・JAグループ用お申し込みフォーム よりお申し込み・管内の学校・団体からのお申し込みをお取りまとめいただいたき、フォームへご入力ください。■問い合わせ先JAグループ バケツ稲づくり事務局〒110-8722 東京都台東区秋葉原2-3 日本農業新聞TEL.03-6281-5822 受付時間: 午前10時~午後5時(土・日・祝・年末年始はのぞく)■主催一般社団法人全国農業協同組合中央会(JA全中)■後援文部科学省、農林水産省、全国都道府県教育委員会連合会、全国市町村教育委員会連合会、全国連合小学校長会■協賛全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、全国厚生農業協同組合連合会、(株)日本農業新聞、(一社)家の光協会、(一社)全国農協観光協会、(公社)米穀安定供給確保支援機構■推薦全国小学校理科研究協議会、全国小学校社会科研究協議会、全国小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会、日本理科教育協会、日本理化学協会、日本生物教育会■ バケツ稲づくりに積極的に取り組んでいるみなさんの声(山口県)美祢市立大田小学校美祢市立大田小学校では、5年生21人で総合的な学習の時間を使い、バケツ稲づくりに取り組みました。6月から栽培を開始し、穂が実る頃までは、JA山口県の営農指導を受けていたので栽培も順調でした。しかし、途中から「天敵」のスズメが登場し、穂がどんどん食べられるというハプニングに見舞われてしまいました。皆でネットを張ったり、ダンボールや袋を使ってカカシを作ったりと、あらゆる知恵を絞り必死に守ろうとしましたが、来る日も来る日もスズメの食べ残しの殻が増えていくばかりでした。そんな中でも子どもたちは観察を続け、困ったときには学級で話し合う様になりました。皆で意見を出し合いながら試行錯誤を繰り返していく姿を見て、指導者としてもバケツ稲づくりに取り組む機会を作って本当に良かったと感じています。収穫時には、お米一粒一粒をとても大切に扱い、丁寧に数えていました。これも、子ども達自身がお米作りの大変さを実感したからだと思います。収穫できた21人分のお米は、JAから分けていただいた分と合わせて炊き、栽培期間中の苦労を噛みしめながら皆で味わいました。(新潟県)新潟大学附属長岡小学校5年 板垣 礼子さんバケツ稲づくりを通じてお米に興味を持ち、研究を始めた小学生がいます。新潟大学附属長岡小学校(新潟県長岡市)の5年生、板垣礼子(いたがき・れいこ)さんは「葉耳(ようじ)=写真」の役割について研究し、筑波大学が主催する朝永振一郎記念「科学の芽」賞において令和4年度は努力賞、令和5年度は最高賞の「科学の芽」賞を受賞しました。板垣さんの声をご紹介します。小学校4年生の時にJAにいがた南蒲の農産物直売所「ただいまーと」で「バケツ稲づくりセット」を貰ったことがきっかけで、バケツ稲づくりを始めました。その中で、稲の茎に白い輪と産毛の様なものを発見したのですが、それが「葉耳」との出会いでした。この、きれいでかわいく、不思議な感じのする「葉耳とその産毛」の役割が知りたくて、5年生まで研究を続けました。来年は、葉耳ができる6月頃に葉耳を水没させて、その成長を観察したいと思います。もっと葉耳のヒミツに近づけるに違いありません。葉耳の役割の解明が、米作りにとって意味のある発見につながれば、とても嬉しいです。研究は難しいこともたくさんありますが、旅行をしているようなわくわくする体験です。来年の挑戦が楽しみです。(熊本県)子ども食堂でバケツ稲づくり(JA熊本市)楡木(にれのき)子ども地域食堂「なごみ」では、野菜等の定植から収穫、調理を行い食すことで自然の恵みや豊かさを学べる食育活動を行っています。最近はコロナ禍もあり、お菓子やパンなど簡単に食べられるものが増えたため、私たちの主食であるお米を育てる体験を検討していました。また、自治会と小学校より指導者の高齢化で食農教育ができないと相談があり、JA熊本市と連携し、手軽にできるバケツ稲づくりに子ども食堂と楡木小学校で取り組むことになりました。毎日の水やり当番や、スズメなど鳥獣の対策に試行錯誤しましたが、次第に子ども同士の連携や絆が深まり交流が生まれました。子ども達からは「お米づくりの大変さを知り、作ってくれる人に感謝して食べたい」との声もあり、収穫の喜びや生産者への想い、食の大切さを実感できた学びの場になりました。バケツ稲づくりは初めての取り組みでしたが、相談したJA熊本市には連携に快諾いただき種まき、定植、稲刈り、脱穀から精米まで合計4回出前授業としてご指導いただきました。自治会の方々も夏休みや休日、稲刈りなど色々な場面でご協力頂き、子ども達にとって身近で大切な存在となりました。今回の活動で、地域の方々からは食育体験が継続できたことに感謝されています。今後も子ども達のための食育活動として、バケツ稲づくりを続けたいと思っています。ありがとうございました。(岐阜県) 食農教育活動の取り組み(JAいび川)JAいび川は、子どもたちに食と農のつながりを伝えるとともに次世代との新たな関係づくりを目指し、食農教育活動に取り組んでいます。地域の農家さんと連携して、田んぼでの田植えや稲刈りの活動を中心に、お米づくり学習を毎年実施しています。バケツ稲は、田んぼが用意できない学校や、食農教育にこれから取り組む学校への導入資材として活用しています。八幡支店運営委員会は、支店管内にある市橋保育園と連携して、「みんなでつくろう!いちはしカレー!」をスローガンに、同園と取り組みを進めました。支店運営委員らが定期的に足を運び、園内で年長児11人とカレーの食材となるナス、ニンジン、トマト、ピーマンのプランター栽培やバケツ稲づくりを支援しました。カレー作り当日は、同JAが不足分の米や豚肉を提供し、地場産食材がたっぷり入ったカレーが完成しました。参加した園児らは「自分でカレーを作るのは初めてだったけど、最後まで頑張って作った」と話しました。同支店の加納喜弘支店長は「活動を通して支店の課題だった次世代とのつながりづくりを実現できた」として、次年度も同様の食農教育事業を継続して取り組むと意気込んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月06日現在私は小学生の息子2人を育てています。息子たちはこれまでたくさんのかわいい言い間違いをし、私たち夫婦をほっこりさせてくれました。そんな中でも、今でも時々思い出しては、クスッと笑ってしまう、次男のエピソードをお話しします。次男はなんでも長男のまねっこ当時2歳だった次男は、なんでも6歳の長男のまねをしたがりました。兄が好きなおもちゃは弟も好き。兄がする遊びは、ルールがわからなくても一緒に遊びたいようです。 長男の動きをまねして、言うこともまねします。長男が何かしたり、言ったりしたあとは「〇〇(次男の名前)もーーー!」と言うのがいつもの流れでした。 「僕」を卒業した長男長男は当時、自分のことを「僕」もしくは自分の名前で呼んでいました。しかし、幼稚園で覚えてきたのか、いつの間にか「俺」を使うようになったのです。お兄ちゃんとはいえ、まだまだ幼い長男が少しカッコつけて「俺」と言う姿はとてもかわいらしく、私は「俺」を使うようになった理由を聞いてみたくなりました。 予想通り幼稚園のお友だちが使っていたようで、長男は「お兄ちゃんになると僕って言わないみたい。お兄ちゃんは俺って言ってもいいらしいよ」と言いました。 さっそく次男も挑戦!ここでまねをせずにはいられない次男。ところがうまく言えず「ありぇ? ありぇ?」と苦戦していました。しかし、「俺」は自分のことを言うんだ!ということは理解できた様子。長男が「おやつ食べたい」言うと、次男もさっそくいつもの「〇〇もー!」と言おうとしますが……、「お、お、おいもー!」。おいも?? 「おいも食べるー!」と次男。次男は「俺も」がうまく言えず「おいも」と言ってしまうのです。そのため次男が、長男のまねをして「おいも食べるー!」と言うたびに、周りの人から「次男くんはお芋を持ってきたの?」「次男くん、お芋が好きなんだね!」と勘違いされます。その後も次男は長男が何か言うたびに「おいも! おいも!」と主張を続けます。長男も思わず「次男くんは俺みたいにお兄ちゃんになりたかったんだろうけれど……、お兄ちゃんじゃなくて、お野菜になっちゃったね!」と言いました。私も夫も「そうだね」と言い、かわいい次男の言い間違いを3人で微笑ましく思っていました。 次男はその後も数々の言い間違いをして、家族を笑わせてくれました。すっかり成長した次男ですが、「俺も!」と言うたびに、昔を思い出します。小学生になった今でも「高菜チャーハン」を「田中チャーハン」と間違い続けています。たくさんのクスッと笑える思い出をくれる次男にいつも感謝しながら、これからも楽しんでいきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2023年01月05日出産を機に家を建てることを決意し、娘のナナちゃんが2歳の時に新居を構えることになったナナちゃんファミリー。引っ越し先で通い始めたプレ幼稚園で、ジロウ君ママに誘われて一緒に帰ると、距離の詰め方に小さな違和感を感じます。その後も、出会って間もないのに「家に遊びにいきたい」と言われて何度もお断りしましたが、幼稚園でナナちゃんが先生に「友達が家に遊びに来た」と話していたのを聞いたジロウ君ママは「私も行きたいな」と言い出して……。他の人を招いたことを知られてしまったので、ジロウ君ママを家に招くことになりました。ですが、家に来ると家やインテリアの値段やブランド、いつ買ったかまで事細かに聞いてきます。詮索されているようで疲れてしまったナナちゃんママ。家に人を招くのをやめようと思うナナちゃんママの気持ちとは裏腹に、ジロウ君ママは「もっと仲良くなりたい」と口にして帰宅しました……。 幼稚園だけの付き合いで ジロウ君ママの質問責めに気疲れしたナナちゃんママは、ジロウ君たちが帰ったあとに振り返ってみると、子どもたちはあまり遊んでいなかったことに気づきます。「やっぱり幼稚園だけのお付き合いでいいかな」と思い、「家に来たいと言われてもはっきり断って距離を置こう」と決心します。 それからは、何度か「家に行きたい」と言われましたが、「ごめんね!」と断り続けました。 残念そうなジロウ君ママの姿には心が痛みましたが、「自分がストレスなく過ごせる方が大事!今後も家に人は呼ばないスタンスでやっていこう」と心に決めます。 しかし、ジロウ君ママはどうやったらナナちゃんママと仲良くなれるか考えを巡らせていたのです……。 相手の家には招かれたことがないのに、自分の家にばかり来たいと言われても困ってしまいますよね。皆さんは人を家に呼びたくない時は、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年01月05日ある日、「幼稚園へ行きたくない」と泣き出した4歳の息子。息子は泣きながら理由を説明してくれて、お友だちに言われた言葉に傷ついていることが分かりました。しかし、同時にその原因は息子にあることが分かったのです……!!友だちから遊ばないと言われた理由は……!夏休み中、突然息子が「幼稚園へ行きたくない」と泣き始めました。夏休みは息子と一緒に自宅で過ごしていたのですが、急にそんなふうに泣き出すなんて、何か理由があるに違いないと私は思いました。 理由を聞くと「△△くんから、よだれが出てるから〇〇とはもう遊ばない、ごめんねって言われたんだ」と涙ながらに訴える息子。夏休みに入ってから約2週間、息子はずっとこんな悲しい気持を抱えていたのかと考えると、私も思わず涙が出てきました。 4歳でもよだれが出続けている息子たしかに、息子は4歳でも集中したり、笑いすぎたりすると口が大きく開いてしまってよだれが出てきてしまうタイプです。これまで、「よだれゴックンしようね~」と声かけはしてきましたが、なかなか直すことができずにいました。 コロナ禍で飛沫に気を遣っている家庭の子どもからしたら、とても不潔なものに思えたのかもしれません。どのように対応すればよいのか、考えました。 よだれを出さない練習をすることに親子でしっかり向き合うことで、息子は「よだれを出さないよう意識すること」と「友だちに嫌なことを言われたときの対応」を学ぶ良い機会だと感じました。 「よだれが出てるから遊ばないって言われたなら、よだれを出さない練習をしよう、遊べない理由がなくなるでしょ?」と息子に言うと「わかった!」と息子本人もよだれを出さないように意識することに前向きな反応を見せました。 息子に起きた変化は……前向きになったとはいえ、実際には「よだれを出さないように意識すること」は、息子にとってはとても難しいことのようでした。息子はテレビやブロック遊び、本を読んでいるときなど、なにかに集中しているとどうしても口が開いてしまって、よだれが出てしまいます。 よだれを出さないように意識させるために、私が息子を見てよだれが出そうなタイミングで「よだれ、ゴックンしようね」と、その都度息子に伝えるという地道なトレーニングを続けました。そして徐々にですが、息子は集中しているときでもよだれを飲み込めるようになってきたのです。 「友だちに嫌なことを言われたときの対応」に関しては、自分の気持ちと相手にどうしてほしいのかを言葉で伝える練習をしました。始業式の日は、息子に「△△くんに、遊んでくれるか自分で聞いてきてね、応援してる」と伝えました。 始業式の日、私は息子が自分で問題に対処できたかドキドキしながら自宅で待ちました。息子は帰宅すると「△△くん、これからずっと一緒に遊んでくれるって!」と満面の笑みで私に教えてくれました。ひとつのつらい経験を自分で乗り越えられた自信が表情に出ているような気がして、私も誇らしい気持ちになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:石垣 まり5歳男児のママ。大学病院で4年間助産師として勤務し、現在は筆耕業務をおこなっている。副業として、妊娠・出産・育児・芸能などの記事を執筆中。
2023年01月04日公園で子どもを遊ばせていた投稿者さん。すると子どもがいるところにゲートボールのボールが飛んできて、子どもはボールを返そうとするのですが……。今回は、実際に募集した「公園トラブルエピソード」をご紹介します。公園でご老人に……幼稚園の仲良し組で近所の公園に出かけたときのことです。その日は休園日だったので午前中に行くことにしたのですが、公園に着くとゲートボールをしている方々がいました。邪魔にならないように子どもたちは隅の遊具で遊んでいたのですが……。ゲートボールのコースは公園の敷地全体に渡っていたので、コースから外れるとボールが遊具まで転がってくることがありました。子どもながらに親切心でボールを返そうと触った瞬間「勝手に触らないで!!」と怒られてしまいました。私たち親も子どもたちもびっくりです。「公園はみんなで楽しく遊ぶ場所」ということは幼稚園児でも知っていることなのに。あんな風に歳はとりたくないな……と悲しくなりました。(40歳/専業主婦)怒鳴られ衝撃……公園で子どもを遊ばせているとゲートボールのボールが飛んできて、子どもが返そうとしたところ老人が怒鳴ってきて衝撃を受けたという体験談。皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月02日長女が年中さんのころ、クラスに馴染めておらず、私はいつも心配ばかりしていました。そして育児書を読み漁っていた時期、たまたま会った友人のお母さんに言われた言葉でハッと我に返ることができたのです。 クラスに馴染めない長女長女は内向的で友だちができるのに時間がかかるタイプです。当時はひとりっ子だったので、家で子どもは長女しかおらず、お友だちとの関わり方がわからないのかなと私はいつも心配していました。 「幼稚園に行きたくない」と泣く日も多く、初めての育児で不安が募るばかりの私。図書館に行っては育児書コーナーの前にかじりつき、どの本も自分に問いかけているかのように感じられました。 育児書を読み漁る私「ひとりっ子の育て方」「心を強くする子に育てる方法」などの類の本はいつも家にありました。「うちの子はこの本に書いてることができていないから友だちができにくいのかな」「こうしたら心が強くなるんだ」など、育児書を読んで長女と照らし合わせたり、育児書通りに実践したりしていました。 もちろんそれでもすぐにうまくはいかず、また次の育児書を借りに図書館に行く……、そんな日々を繰り返していた気がします。 ハッとして泣きそうになった友人の母の言葉ある日、長女を幼稚園に送った後、学生時代から仲の良い友人の家に遊びに行きました。そこで子育てのことをいろいろ話していると、友人のお母さんが立ち寄り、久しぶりに3人でお茶をすることに。友人のお母さんは数年前に引退した、元保育士さんです。 長女のことや育児書のことを話していると、友人のお母さんは、「育児書なんかより○○ちゃんのことを見てあげなよ。育児書には○○ちゃんのこと書いてないでしょ」と言いました。その言葉に私はハッとし、泣きそうになったのを覚えています。 「育児書に長女のことは書いていない」。どうしてこんな当たり前のことに気付かなかったんだろうと思いました。育児書がよくないわけではもちろんなく、参考にするのはいいと思っています。でも、それから私は育児書を読むより長女と向き合い、長女が家では居心地良くいられるように楽しく一緒に遊ぶことを意識するようになりました。そうすることで長女らしくいられたのか、長女の笑顔が増え、私も自然に笑顔が増えたような気がします。 現在小学4年生の長女は、お友だちもいますが1人の時間もほしいのか、あっさりした友だち付き合いをしています。「そんなに悩まなくても大丈夫だよ」とあのころの自分に言ってあげたいです。 著者:石井ゆうき9歳と2歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。お金にまつわることに興味があり、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2023年01月01日わが家の長女は幼稚園の年中さんです。ある日の夜、急に「嫌なことがあった」と悲しげに言い出した長女。何があったのか尋ねてみると、長女が体験したある出来事を話してくれました。その出来事を聞いて私はビックリ……。長女が悲しそうに話した嫌な出来事とは……ある日夕ごはんを食べているときに、長女が急に「今日ね、幼稚園で嫌なことがあったんだ……」と言いました。どうしたのか尋ねてみると、クラスのお友だちが急に叩いてきて、やめてと言ってもなかなかやめてくれなかったとのこと。 そのときの長女の表情がとても悲しそうで今にも泣きそうだったので、それほど嫌だったのだろうなと思いました。あんなに悲しそうに幼稚園の話をすることは初めてだったので少し驚きましたが、ちゃんと嫌だったことを私に話してくれたことはすごくうれしかったです。 娘がとった対応に感動叩かれてなかなかやめてくれなかったとき、どのようにしたのか聞いてみると、友だちに言ってもやめてくれなかったから、隣のクラスの先生に言いに行ったらやめてくれたとのことでした。そのときちょうど担任の先生は不在だったようです。 自分で解決しようとしたこと、うまくいかなくて周りに助けを求められたことはとても良かったよ! と長女に話しました。親としては、娘が叩かれたことは悲しいけれど、自分で対応しようとした姿に成長を感じました。 幼稚園は小さな社会!長女は引っ込み思案で、なかなか自分の思ったことを周りに言えないタイプだと思っていたので、集団生活をするなかでそこが一番気になっていた点でした。しかし、親から離れてお友だちや先生と過ごすなかでたくさん成長し、自分でしっかりSOSが出せるようになったことは、とても大きな成長だなと思います。 見えないけれど、親から離れて自分なりの社会で生活していくなかで、これからも多くの経験をして、人として成長してほしいと願うばかりです。 幼稚園に通う前はいつも一緒にいたので、娘がどんな経験をしているかほぼ把握していました。そのときとは違って幼稚園に行っている間は娘がどうしているのか見えません。親としては不安な気持ちはあるものの、親と離れた場所だからこそ子どもにとって新しい経験に出会え、成長する機会でもあるのだと考えれば、うれしくも思います。これから親から離れて過ごす時間が多くなりますが、幼稚園という集団生活で自分が生き抜く力をつけていってほしいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:北川なつみ5歳、3歳、1歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。
2023年01月01日娘のくるくるヘアを愛しく思っていた私。しかし、毎日のように他人から娘の髪の毛について話題にされることや、初対面のママからのアドバイスで、「娘の髪ってそんなに変なの?!」と感じるようになってしまいました。この件から私が学んだことについてご紹介します。 くるくるヘアがかわいらしい娘娘は生まれたときはストレートヘアだったのですが、髪の毛がだんだん伸びてくるうちに癖が現れ、1歳を過ぎたころには縦巻きカールのようなくるくるヘアになっていました。 この髪質は束ねるだけでもおしゃれな雰囲気になるし、触るとふわふわで気持ちがいいのです。私はこのくるくるヘアを純粋にかわいいと感じていて、娘のチャームポイントだととらえていました。 話題はいつも娘の髪の毛。そんなに変…?当時田舎に住んでいたこともあり、散歩やスーパーで出会った見知らぬ人と会話するのは日常茶飯事でした。話しかけられる内容はいつも決まって「髪の毛かわいいね」「天然パーマはどっちの遺伝なの?」と、娘の髪の毛に関する話題。最初は純粋に娘のことをほめてくれているんだな、赤ちゃんと関わりたいんだなと思っていました。 しかし連日いろいろな人から娘の髪について話しかけられるうちに、「こんなに髪の毛について触れられるってことは、他人から見て娘の髪ってよっぽど変なのかな?」と感じるようになっていきました。 初対面ママのアドバイスに傷ついたある日、子育て支援センターで、場の流れから初対面のママと話すことになりました。するとそのママは「それにしても娘さんの髪の毛かわいいですね!知り合いの小学校高学年の子もくせ毛なんですけど、毎朝セットするのが大変らしいですよ」とのこと。 髪の毛の話題にナーバスになっていた私は「そうなんですねー」と受け流したのですが、そのママのアドバイスはさらに加速。「●●美容室なら幼稚園児でも縮毛矯正ができるみたいですよ! 娘ちゃんも、もうちょっと大きくなったらできるからね」と言ってきたのです。私はこの発言を聞いて「娘の髪の毛は矯正しなければいけないくらいひどいっていうこと?!」と感じ、とても悲しくなってしまいました。 私は娘の髪の毛をかわいいと思っていたのですが、あまりにも他人から指摘されるので、今はなんだかコンプレックスのように感じています。この件から学んだのは、初対面で相手の外見について触れないほうがいいということ。誉め言葉や悪意のないアドバイスだとわかっていても、私は傷ついてしまいました。自分は関わる相手に悲しい思いを極力させないように慎重になろうと、この出来事を教訓にしています。 作画/山口がたこ著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2022年12月31日主婦、葵さんは、幼稚園のママ友、典子さんが苦手。典子さんは嫌味が多く、マウントを取ろうとしてくるところがあり、おまけにちょっとセコイのです……。典子さんにせがまれて、葵さんは妹と一緒に、典子さんと苦手なママ友3人組をコストコへ連れて行きました。しかし、「会員証1枚につき、入店できるのは家族1名」という決まりになっていたため、典子さんとママ友たちは入店できず、ママ友と典子さんは言い争いに。やがてママ友3人組は入店を諦めましたが、典子さんは憧れのコストコを前に、入会を決意しました。そして紹介割引はないのかと店員さんに相談し始めたのです……! ママ友たちはそんな典子さんを見て次々に非難しました。紹介割引制度はないと店員さんに言われ、唖然とする典子さん。さらに、ママ友の1人に、「いい加減にしましょうよ。行きたいなら入会する。ケチろうとしたからこんなことになったんですよ」とはっきり言われました。 他のママ友たちにも、「旦那さんがトップ営業マンって嘘?」「これくらい払えますよね?」などと煽られた典子さんは……!?買い物中、終始無言の典子さん 入会費を払う際に店員さんに割引の相談をする典子さんを見て、飽きれたママ友たちが次々に典子さんを攻め立てました。 旦那さんが本当にトップ営業マンなのかも疑われ、「本当なのよ!」と豪語。そして、「払えばいいんでしょ、払えば!」と言って渋々支払いました。 1年以内に解約すればお金が戻ってくることを知らない様子の典子さんは、思わぬ出費とママ友たちからの攻撃でどんより。 入店後、葵さんと妹は「帰ってロール寿司パーティでもしよっか」と言って、デザートを選び、買い物を楽しんでいました。一方、2人の後ろをついて歩く典子さん。どんよりした空気は変わることはなく、買い物中も終始無言でした。 帰りの車内は、行きとは正反対で、典子さんとママ友たちはひと言も話しませんでした。 これで典子さんからコストコに行きたいと付きまとわれることはないと悟った葵さん。「今日は美味しいお酒が飲めるぞー」と張り切るのでした。 ◇◇◇ 解約するとお金が戻ってくることは、典子さんにすぐに教えてあげて欲しいところですが、葵さんは長く付きまとわれ、ちょっと懲らしめたいと思ってしまったのでしょうか? それほどまでに関係が悪化してしまったということなのかもしれません。 自分本位で物事を強引に進めてしまったがため、予定外の出費に、ママ友たちと険悪ムードという、悲惨な結果になってしまった典子さん。どんなときも相手への配慮を忘れないよう、心に留めておきたいですね。それからどうしてもいやなときは、勇気をもって断ることも大切なのかもしれませんね。作画:篠江ぴず著者:ライター 葵幼稚園に通う娘をもつ主婦。ある時、同じ幼稚園に通うママ友の典子さんに声をかけられるが、何かとマウントを取られうんざり……。そんな時、典子さんにせがまれ一緒にコストコへ行くことに……!?
2022年12月31日今回は、娘が幼稚園に入園したときのこと。娘が1歳半のときに、息子が生まれました。年子の育児はとても大変で、丸田マノさんは、当時のことをしばらくは思い出すことができないほどでした。しかし、娘の入園を機に、丸田マノさんは、いろいろなことを思い出しました。息子のお世話をしようとすると、構って欲しい娘が怒りだしたこと、離乳食と幼児食と大人の食事を作るのが大変だったこと。そして……。 とうとう娘が幼稚園に 上の子である娘が幼稚園に通い出しました。すると、丸田マノさんはいろいろなことを思い出しました。下の子が生まれてから、育児が大変だったこと、そして途中から娘が第二の母として、下の子のお世話に活躍してくれたこと。 いつの間にか娘は、自分でくつ下をはいたり、ボタンを留めたり、ご飯も自分で食べたりできるようになったことを振り返り、丸田マノさんは少ししんみり。 そして幼稚園に入園するまでの日々がとても楽しかったと、娘さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。 「まーちゃん、いってらっしゃい」 丸田マノさんは、ありがとうの気持ちとともに、幼稚園バスに乗る娘を見送ったのでした。 ◇ ◇ ◇ 幼稚園に通い出したころ、娘さんはニコニコと登園していて、丸田マノさんと、息子さんが泣いていたのだとか。丸田マノさんのSNSでの投稿に「私も見送るとき毎日泣きそうになる」「急な成長に親の方が戸惑いますよね」と多くのママから共感の声が届いていました。わが子の新生活の第一歩を覚悟し、見守るのも、ママ・パパの大切な役割なのですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2022年12月31日私のママ友は夫婦で保育室を経営しており、ご縁もあって息子を2歳児クラスに預けることになりました。しかし、預けてみてわかったママ友の保育士としてのプロ意識。その情熱を押し付けられた私は、疲れ果ててしまったのです。 最初は融通の利く保育室だと思っていたこの保育室はママ友夫婦が経営していて、0~2歳児クラスを5人まで預けることができます。ママ友夫婦以外にも保育士が数人いて、5人の園児を3人の先生が見るという、とても目が行き届く環境。 そしてありがたいことに、布団は持ち込み不要、園児が少ないため病気の感染リスクも少ない、汚れた服は洗ってくれるなど、とても手厚い保育室でした。当時2歳児だった息子も、集団生活が苦手なのもあり、少人数の保育室は良い環境でした。 徐々に私が宿題を与えられるようになる私は働いていますし、ただ安全に預かってもらえればそれで十分だと思っていました。しかし、ママ友夫婦は保育士として理想が高すぎる夫婦だったのです。 「毎日30分洋服の脱着の練習をさせて」「トイレトレーニングをしっかりやらせて」など、発達が遅めの息子にはハイレベルな宿題を私に出してきました。私は、息子のペースに合わせてゆっくりでも良いのではないかと思いながらも、言われたことをする日々でした。 4者面談で今後の進路を押し付けママ友夫婦と私と夫で面談が2回もありました。普段の息子の様子を教えてくれるのはよかったのですが、息子の翌年の進路を幼稚園にしたいと考えていた私たちに、ママ友は「絶対保育園が良いよ!」と言ってきたのです。そのほうが息子は絶対可能性が伸びると強い説得。 しかし、それでも私たちは幼稚園を希望すると伝えると、ママ友は不機嫌な顔をしてこう言ったのです。「もっと仕事も育児も頑張らないとダメよ!」私はすでに身を削りながら頑張っていました。これ以上何を頑張れば良いのかと悩んだ私は、翌日ウツ状態になり寝込んでしまいました。 距離感のミスだったと感じた保育室を卒園した息子は、現在幼稚園に通っています。息子にとっては良い保育室でしたが、保護者への宿題が多くて驚いてしまいました。ママ友という立場から、先生と保護者という立場に変わり、関係が崩れたような感じがします。 これは距離感を間違ってしまったなと思う瞬間でした。ママ友は理想の教育方法を教えたくてたまらない様子でしたが、私はママ友のように子育てのプロではありません。当時はママ友の期待に応えられない無力さえ感じる一方、教育指導が負担になっていました。 保育園にはいろいろな先生がいますが、ここまで熱心な先生は初めてでした。保育士としてプロ意識を持つことは非常に素晴らしいです。しかし、保護者が皆、器用に子育てができるわけではありません。家庭の事情もありますし、ママのできる力量もそれぞれ。当時ママ友にママとして否定された私にこう言ってあげたいです。「あなた以上のママはいない。自分のペースで大丈夫だよ」と。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:松野椎香今年小3長男、小1娘、年中次男を持つ3児の母。実家は両家共に遠方。次男は知的療育中。調理師免許。書道セラピスト。筆文字やピアノ弾き語りが趣味。心理カウンセラーの資格取得を目指して日々勉強中。
2022年12月30日40代に入り、子どもが大きくなって仕事量を増やすと、これまで付き合っていた友人との時間が減り疎遠になってしまった人もいます。子どもが小さいときは、子どもと一緒にママ友とお出かけしたり、親だけでお出かけすることもありました。しかし、子どもたちが大きくなり接点が減ると、次第に連絡を取ることが少なくなった体験談を紹介します。★関連記事:「SNSに反応するのに疲れ…」41歳で出産、年の離れたママ友たちとの付き合い方を学習【体験談】子どもの入園を機にパートを開始子どもが幼稚園に入ると、これまでの子どもにつきっきりの時間から解放されました。幼稚園に子どもが通っている時間は自分ひとりの時間ができ、家事の他にも何か始めようかと考えるように。ひとりの時間が増えてパートを始めるママ友も多かったです。かくいう私も下の子が幼稚園に入るタイミングでパートを始めました。ママ友でパートを始める人が増えると、子どもたちが遊んでいても、家事がまだ残っているからと、パートのある日は皆で集まったりせず、それぞれの家庭ですべきことをするようになったのです。たまにおしゃべりしたりお茶をしたりすることはあっても、子どもが小さいときのように、頻繁に一緒にお出かけするということはなくなりました。ママ友との時間が減少パートを始めてから、生活は家庭のことが中心でしたが、職場のことや仕事に関することも生活の一部となりました。そうすると、今までの関心事の他に知りたいことも増えて、仕事に関するお出かけもするようになったのです。パートを始めるまでは、スーパーや子どもに関するもの、家庭に関するところばかりに出かけていました。それが今では仕事関係のお出かけが増え、行動範囲が広がったと感じたものでした。これまで、何か楽しいことや新しいお店ができたときは、一緒にママ友と話したり出かけたりしていましたが、ほとんどしなくなりました。私は子どもが幼稚園や小学校、中学校では子どもつながりでママ友と会ったり話したり、イベントを一緒に過ごすことが多くありました。しかし、子どもが高校生になると学校も皆バラバラになり、ママ友と連絡を取らなくなっていきました。一緒に10年間通っていたパン教室がなくなり、道で会ったときに会話する程度となり、寂しいと感じることもあれば、仕方がないことだと感じることもあります。40代は教育費のかかる時期でもあるので、仕事に専念する人も多いと聞きます。教育費の捻出に今は励む時期なのだと割り切るようにしました。ひとりでのお出かけや娘と過ごすように仲の良いママ友とお出かけしたくても仕事や家庭のこと、自分の将来のために勉強するなど、なかなか私のお出かけしたいタイミングとは合いません。電話やSNSで話しはするものの、お出かけする機会が減り、無理に合わせるのもお互いに申し訳ないので、用事があるときは断ったり断られたり。そんなこんなで、ひとりでぶらっと出かけることが増えました。結婚してからひとりで電車に乗って出かけることはなくなり、42歳で離婚後もひとりで出かけることをしていませんでした。久しぶりにひとりで電車で目的もなく、ただブラブラしに出かけることに少し戸惑ったものです。あらかじめお目当てのお店を決めて出かけてみるものの、すぐに用事が済んでしまうので、そのあとの時間を持て余していました。ちょうど出かけるための目的を探していたところ、他県でひとり暮らしをしている娘が遊びにおいでというので喜んで行くように。電車で3時間半かけて会いに行き、久しぶりに娘とお出かけしたのですが、なかなか新鮮でこれからも娘とお出かけしたいと思いました。まとめ子どもがまだ幼稚園に入る前や入園間もないころは、ママ友とお出かけすることが多かったです。とても楽しく、今では良い思い出です。ママ友と縁が切れたわけではありませんが、今はお互いにすることがあり、共に遊ぶことがなかなかできません。ひとりで出かけたり、娘と出かけて今を楽しむようにしています。また、ママ友とお出かけする日も来るかもしれません。そのときは、そのときを楽しもうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きびのあやとら著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2022年12月30日3歳6カ月で入園した息子は幼稚園が大好き。上の子のときのように、別れ際に泣いたり行き渋ったりすることは一度もなく、同級生ママたちからは「スムーズに園の門でバイバイできてうらやましい」と言われるほどでした。しかし、わが家の場合は幼稚園に到着するまでが大変で、壮絶な登園トラブルに初日から悩まされていたのです……。 家を出た瞬間から「もう歩けない」息子は自宅から500mほどの距離にある幼稚園に徒歩で通っています。起伏もなく整備された歩道なので、子どもでも歩きやすいはず。それなのに息子はほぼ毎朝、マンションのエントランスを出た瞬間からしゃがみこみ「もう歩けない」と言い出すのです。 息子は寝起きもよく、朝食もしっかり食べます。朝からどうしてそんなに?というくらい元気にあふれているのに、家を一歩出ると毎朝飽きることなくうずくまって歩かなくなりました。 遊びを取り入れていろいろ試したものの幼稚園自体は大好きで、早く行って先生やお友だちと遊びたい気持ちはある息子。厳しく叱りつけて嫌な気持ちで登園させてしまうと、せっかくの「幼稚園大好き!」な気持ちが損なわれるかもしれないと思った私は、なんとか叱らずに歩かせようと知恵を絞りました。長めのひもを用意して電車ごっこをしたりかけっこをしたり、「歩くとカッコイイよ」とおだてたり、「そこの電柱まで歩いてみようか」と励ましたり、考えつく限りの工夫をして歩かせる努力をしたのです。 もう諦めるしかない?ママ友や幼稚園教諭をしている友人にもアドバイスをもらいながらあれこれ試す日々が続きましたが、入園から2カ月経っても状況は変わりませんでした。とにかく「歩かない」「抱っこ」の一点張り。時には道路にひっくり返って泣き叫んで抱っこを要求することも。同じクラスの女の子が、お行儀よくママと手をつないで登園する姿がまぶしくてたまりませんでした。結局は少しだけ抱っこしてまた少しだけ歩く、というのを繰り返し、徐々に歩く距離を伸ばしていきました。最終的にスムーズに歩けるようになったのは、入園から半年以上経ったころでした。 見守ってくれた人たち幼稚園が大好きな一方で朝は少し不安な気持ちもあり、その思いが「抱っこして」という甘えになっていることは理解しつつも、毎朝のことなので「いい加減にしなさい!」と声を荒らげてしまうこともありました。 また、「どうして他の子は当たり前にできることがこの子はできないのだろう」という虚しさを感じることもありました。でもそんなとき、道ですれ違うお散歩中の人や地元のお店の人に「頑張ってるね!」「今日も元気だね!」と声をかけてもらい、そのやさしさが胸に沁みました。 わが家は上の子も徒歩通園でしたが「歩かない」というトラブルは一度もなかったため、まさか「手をつないで一緒に歩く」、ただそれだけのことがここまで大変だとは想像もしていませんでした。育児の「大変さ」は人それぞれであること、またどんなときもやさしい眼差しで見守ってくれる人がいることを実感した息子のイヤイヤ期でした。 監修/助産師 松田玲子作画/ぐら子著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2022年12月30日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!幼稚園の帰り道、明日の給食について娘さんが話してきて……?明日の給食はね… 「先生ね、明日の給食はどんぐりだよって言ったの」と、さざなみさんの娘さん。 さざなみさんは「へえー楽しみだね」と言いながら、それはきっと「丼(どんぶり)」だなと思っていました。 そして、娘さんは「どんぐり食べたことないから、食べられるかわからない」と先生に言うと……。幼稚園の先生は「スプーン貸してあげるから大丈夫だよ」と声をかけてくれたのです。 それを聞いた娘さんは、ホッとした表情を浮かべていました。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんは娘さんから、給食の話を聞いたとき、「どんぐりをスプーンでジャラジャラ食べるのかな……」と思ったらほっこりしたそう。丼(どんぶり)とどんぐりを聴き間違えて、先生にどうやって食べるのか確認する娘さん、かわいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年12月29日今回紹介するのは、「態度教育」を実践する神奈川県相模原市の「虹ヶ丘(にじがおか)幼稚園」です。挨拶や礼、姿勢を正すなど社会生活で基本となる“しつけ”を大切にする指導をおこなっています。また「ヨコミネ式教育法」を導入し、豊かな人間力の育成を目指すカリキュラムも注目。幼稚園生活の全体を通してさまざまな力を育てる虹ヶ丘幼稚園の教育法に迫ります。 虹ヶ丘幼稚園ってどんなところ?●小学校生活にも通じる「生活習慣」「善悪の区別」「立腰」の3つに重点を置いた態度教育●人間力(心の力・学ぶ力・体の力)を育てる「ヨコミネ式教育法」●三点倒立・跳び箱8段もお手の物!それぞれのレベルに合わせた運動カリキュラム●年間で1,000冊の絵本を読了する子どももいる「読書教育」 神奈川県相模原市にある虹ヶ丘幼稚園は、「人間としてどんなときにも生き抜いていける力をつけること」を教育理念に掲げ、「態度教育」や「ヨコミネ式教育」に力を入れています。 姿勢を正すことや自分の頭で考えることは、小学校生活ではもちろん、自立した社会人として生きるための”根っこ”になります。「絶対できる」を合言葉に、子どもひとりひとりに合った環境・課題を与え、可能性を伸ばす教育が特長です。 PICK UP!人生の根っことなる部分を育てる「態度教育」とは? 虹ヶ丘幼稚園では、「生活習慣」「善悪の区別」「立腰(りつよう)」を3本の柱として態度教育がおこなわれています。生活習慣ではしつけの基本となる部分を、善悪の区別では普段の生活の中から良し悪しの判断を、立腰では姿勢を正して過ごすということを学んでいきます。初めはなかなか指示通りにはできませんが、子どもたちは何度も繰り返すうちに自然と身についてくるのだそう。実際に態度教育をおこなっていくことで、子どもたちの気持ちの切り替えがうまくできるようになったり、ひとつの言葉を言うだけで背筋が伸びるようになったりと、目に見える効果も実感できるそうです。卒園児のパパやママからも「小学校に行っても、虹ヶ丘幼稚園で身につけたことがきちんとできている」と喜びの声をいただくこともあるのだとか。 PICK UP!活動を通して豊かな人間力をはぐくむ「ヨコミネ式教育法」 さらに同園では、人間力をはぐくむ「ヨコミネ式教育法(※)」を取り入れており、心の力・学ぶ力・体の力の3要素を伸ばすカリキュラムを実践しています。※ヨコミネ式教育法とは、横峯吉文氏が考案した「子どもの自ら学ぼうとする力」を大切にする教育法ヨコミネ式教育法では体の力が注目されがちですが、同園が特に重視しているのは「心の力」です。園でおこなっている運動や学習は、心の力を身につけるためのひとつの手段。読み・書き・計算・体操・かけっこ・音楽などさまざまなカリキュラムを毎日20分ずつおこない、持続力や集中力を身につけていきます。日々の活動でさまざまなことができるようになった子どもたちは、達成感を味わい「〇〇もやってみたい!」とますますやる気に。この積み重ねが、心の力につながるのです。 また、園児たちはヨコミネ式教育法の教材を使って、数字や文字の勉強もしています。自由遊びの時間には、足し算や引き算をして遊んでいる子もいるそう。普段から遊び感覚で学習に親しめる環境が整っています。 PICK UP!“絶対できる!”を合言葉に運動能力を高めていくカリキュラム 運動神経を司る小脳は、6歳ごろまでに9割完成すると言われています。知性の発達には運動が密接に関係しているとも考えられているため、虹ヶ丘幼稚園では体の力を伸ばすカリキュラムも重視。一人ひとりのレベルに合った課題を与え、「絶対できる」を合言葉に、子どもたちは難しい技にもチャレンジ! ヨコミネ式教育法では、三点倒立や跳び箱8段といったイメージが強いかもしれませんが、実は「かけっこ」が重要視されています。かけっこは、運動能力の基礎。走ることで姿勢が良くなり、脳の働きにもつながるそうです。 こんなところもステキ!1,000冊の絵本を読了する子どもも!「読書カリキュラム」 「本読みは理解力につながる」という考えから、園内の各教室には100冊以上の本を常備。文字が少ない赤ちゃん向けのものから長編の絵本まで、子どもたちが自分自身で読めるように多様な本が用意されています。子どもたちは本が大好きで、人気の本はボロボロになるほど読みこまれているのだそう。3歳児から文字を覚え、読書を続けることで次第に文字量の多い絵本に挑戦するようになっていくそうです。本の内容に感動したり、語彙が増えたりと、情緒面にも良い影響がもたらされます。また、読書記録をとっていることも、子どもたちの読書意欲をかき立てている取り組みのひとつ。なんと、3年で1,000冊もの絵本を読了する子もいるのだとか! 1,000冊を達成すると、理事長から表彰状と特別な竹のしおりが贈られるとあって、それを目標に読書に取り組んでいる子もいるそうです。態度教育やヨコミネ式教育法に基づいたカリキュラムに注力する虹ヶ丘幼稚園。幼稚園で身につけたことが小学校生活でも活かされ、子どもの成長を実感するママやパパも多いそうです。 「心の力」「体の力」「学ぶ力」を養うためのカリキュラムは、それぞれの活動が相互に働きあい、豊かな人間力を高めることに役立っています。子どもの可能性や「学びたい!」という意欲を引き出すことは、自立した社会人として生きるための”根っこ”を培う大切なステップとなるのではないでしょうか。
2022年12月28日幼児教室「キッズスクール アップル富ヶ谷」を運営する特定非営利活動法人フィールホーム(所在地:東京都渋谷区)の代表理事、宮武 直也は「落ちこぼれ保育士、起業しました!」を出版いたしました。「キッズスクール アップル富ヶ谷」URL: 表紙■出版背景宮武 直也氏はこれまで幼稚園、保育園、そしてベビーシッターとして、常に子どもたちと向き合い、現場に関わってきました。そんな中で見えてきたのが、保育と保育士に関する多くの問題です。このもどかしさを肌で感じ、独立して保育に関わることを決意。そこで見たのは、今、各所で叫ばれ始めている子どもたちの“年落ち”問題。でも、今の日本では、保育園も保育士も足りません。保育士は人間関係のストレスも多く、道半ばでその世界を離れる人が非常に多いのです。そんな方たちにお伝えしたいのが、保育士資格と経験を生かした「独立」と「起業」です。「保育士は保育園で働くしかない」と考え、低賃金を理由に保育園を辞めると同時に、その経験を眠らせてしまうのは、あまりにもったいないことです。そして、多くの保育士の方が、その知見を活かして支援に関わることで、本当に必要としている方に支援が届き、社会全体で子どもたちを育んでいける優しい社会になればと思い、出版に至りました。■書籍の特徴*独立資金0円…もう起業するしかない!?この本では、私自身の経験をお話しながら、保育士資格を生かした独立・起業のノウハウを余すことなくお伝えすると同時に、決して綺麗ごとではない苦労の数々もお話していきます。幼児教育と小学生教育の第一人者の石川 幸夫先生(石川教育研究所代表)は「劣等生保育士でも掴み取れた成功への道がこの本で語られています。」とコメントしています。note( )にて制作秘話公開中■ご利用の流れ*「Amazon」にて「落ちこぼれ保育士、起業しました!」を検索、または書籍概要のURLより商品ページで購入手続き*「Amazon kindle」のアプリをダウンロードし、アプリ内で購入した書籍をダウンロード。■書籍概要書籍名 : 「落ちこぼれ保育士、起業しました!」提供開始日: 2022年12月23日(金)料金 : 500円販売方法 : 電子書籍(Amazon kindle)URL : ■関係者プロフィール石川 幸夫(株式会社石川教育研究所 代表取締役/教育研究家)現在、幼児教育と小学生教育の第一人者と言われている。幼児教育のパイオニアである故 水野 茂一先生、故 七田 眞先生と共に活動、我が国の幼児教育会をリード。40年に及ぶ実績と研究から研修指導を受けた先生は5万名を越える。塾の専門誌「月刊私塾界」において18年と長期にわたり連載中。教育に関する報道においてメディア出演等でも活躍中。石川 幸夫先生宮武 直也(特定非営利活動法人フィールホーム 代表理事/保育士)専門学校で幼稚園教諭、保育士の資格を取得。卒業後は幼稚園教諭として3年、保育士として1年、独立してベビーシッターとして3年。ベビーシッターとしては神奈川売上No.1となり、特定非営利活動法人フィールホームを設立。認可外保育施設「クレッシュ富ヶ谷」、幼児教室「キッズスクール アップル富ヶ谷」を設立し、講師として石川メソッドを実践中。著者 宮武 直也■会社概要屋号 : 特定非営利活動法人フィールホーム代表者 : 代表理事 宮武 直也所在地 : 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-9-15設立 : 2019年5月事業内容: 認可外保育施設「クレッシュ富ヶ谷」の運営幼児教室「キッズスクール アップル富ヶ谷」の運営子育て支援イベントの企画・運営幼児教育・保育の研修保護者・家族向けの親子育ち研修資本金 : 0円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】特定非営利活動法人フィールホーム 事務局TEL : 03-4361-3562お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月28日■年始限定イベント『しんちゃんとあそぼう 大ビンゴ大会inふたば幼稚園』開催!「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」にある、野原しんのすけが通う幼稚園を再現した新エリア「ふたば幼稚園」にて、『しんちゃんとあそぼう 大ビンゴ大会inふたば幼稚園』を2023年1月1日(日)~1月3日(火)の年始限定で開催いたします。本イベントでは、「ふたば幼稚園」に遊びに来たしんちゃんが、人気キャラクターをモチーフにした財布やポーチなど豪華景品が当たるビンゴ大会を開催します。そのほか、しんちゃんと一緒に写真撮影もできるので、ぜひしんちゃんに会いに「ふたば幼稚園」に遊びに来てください!▲「ふたば幼稚園」▲景品(イメージ)▲景品(イメージ)『しんちゃんとあそぼう 大ビンゴ大会inふたば幼稚園』概要実施期間:2023年1月1日(日)~1月3日(火)各日12:00~12:30場所:「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」内「ふたば幼稚園」(兵庫県淡路市楠本 2425-2)対象:下記チケット購入者のみ参加可能大人モーレツセット4,600円/小人モーレツセット3,300円/キッズぶりぶりセット2,800円/ふたば幼稚園単品チケット1,800円※上記価格は全て税込※大人チケットは12歳以上、小人チケットは11歳以下で身長120cm以上かつ体重25kg以上※大人と子供のエリアを分けて、安全に配慮して実施いたします※詳細は公式HPをご確認くださいH P: お問合せ:株式会社ニジゲンノモリ「ニジゲンノモリ」運営事務局Tel 0799-64-7061ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 1993-2022ホーム : オラと遊ぼう!ニジゲンノモリ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月28日「不思議なほど当たる」と話題のアンフィン(立木冬麗)先生が、2023年の【牡羊座】の運勢を占います!牡羊座ママの運勢5月17日までは12年に一度の最高運となるので、12星座で一番ツイています!やらないで後悔することがないように、すべて欲張って大丈夫ですよ。仕事も家庭もすべてトップ水準、出世することもありそう。シングルママであれば3月には大恋愛運が到来♡再婚につながるような、素敵な人と出会えるでしょう。2023年は妊娠出産にもラッキーイヤーです。また、GW、夏休みはビッグレジャー運が出ているので、みんなが羨むようなレジャーを楽しめそう。海外旅行に行くこともできます。そして5月18日以降は大金運が到来、初めての株などで儲けることもできるかも!ただ、健康面だけは要注意。特に腸、婦人科系の弱い人、アレルギー体質の人は問題が浮上しやすくなりそうなので、7月、8月は気をつけて。牡羊座キッズの運勢生まれ持った能力が高まる1年です。もともと何事にも積極的で行動力があり、元気な子どもです。目を離すとどこへ行ってしまうかわかりません。うっかり目を離しての迷子、ケガには気を付けてあげたいもの。運動能力がぐんぐん伸びていくので、体操、スポーツ、バレエなどで柔軟性、持久力をつけてあげることはよいことです。また、有名幼稚園のお受験は10月9日までであれば、うまくいく可能性があります。特に私立の一貫校の付属幼稚園が狙い目!ラッキーメニュー豚肉の生姜焼き、キムチ鍋、すき焼きラッキーナンバー3、6、99あわせて読みたい🌈枕の向きで運勢が変わる?!運気アップの秘訣を教えます
2022年12月28日「不思議なほど当たる」と話題のアンフィン(立木冬麗)先生が、2023年の【山羊座】の運勢を占います!山羊座ママの運勢5月17日まで12年に一度のラッキー不動産が到来、引っ越しには最高の時期となります!家探しをしている人は、お気に入りの物件と巡り合えますよ。また、地元に戻ることを考えていたらすぐに実行しましょう。自宅にはハッピーな運気が舞い込んでくるので、おめでたいことがあれば盛大にお祝いするのが吉。ひな祭りは子どもの友だちやママ友を招待して、ホームパーティーを開いてみて♪5月18日以降は12年に一度の大恋愛運が到来して、あなたの魅力急上昇でモテモテに♡もしあなたがシングルママであれば、真実の恋が訪れる予感。妊娠出産運も高まることから、今年は念願のベビーが誕生するでしょう。パパもあなたもしっかり働くので、下半期は金運も上昇し、少し贅沢な旅行もできそう。また、お稽古先での発表会や個展などがあれば、入賞することもあるかもしれません。山羊座キッズの運勢成長が遅く感じられる山羊座の子どもですが、今年はぐんぐんと成長します。3月までは体調が不安定なので通院することもありますが、それ以降は元気はつらつで活動的になります。音楽、ダンス、創作活動などで才能を発揮することもありそう!幼稚園や保育園のお遊戯会、習い事では目立つ役が回ってくるかもしれません。ただ、8月は保育園、幼稚園でトラブルが起こる可能性があるので気をつけて。体調面も熱中症、下痢に要注意。また、今年は恋心が芽生えそう。12月生まれであれば素敵な子と出会って、初恋が訪れるでしょう♡ラッキーメニュー鉄火丼、ビーフシチュー、しゃぶしゃぶラッキーナンバー7、8、13あわせて読みたい🌈枕の向きで運勢が変わる?!運気アップの秘訣を教えます
2022年12月28日児童発達支援事業所「てらぴぁぽけっと仙台教室」を運営する株式会社Irevotion-アイレボーション-は、発達障がいのある未就学児に必要な療育を無料で支援するため、2022年12月25日にクラウドファンディングを開始しました。「GoodMorning」クラウドファンディングサイト 小集団療育■当社の活動について株式会社Irevotion-アイレボーション-は、仙台市で発達障がいやグレーゾーンの0歳~6歳までのお子様を療育していく児童発達支援事業所「てらぴぁぽけっと仙台教室」を運営しています。仙台市は通所受給者証が発行されるまで6カ月以上(もっと伸びる可能性もあります。)の時間がかかっており、その間お子様に必要な療育が受けられていないのが現状です。早期療育が必須とされている中で、私たちは通所受給者証が発行されるまでの期間、無償にて療育を提供しております。■プロジェクトを立ち上げた背景仙台市には【独特な就学前療育体系】が存在しており、早期支援が必要なご家庭が多数いらっしゃいます。早急な受入体制が必要と判断し、このプロジェクトを立ち上げました。・療育が必要な未就学児に対して、受給者証が発行されない。また、発行される場合には長期間の時間がかかり、その間に必要な療育ができない。・【専業主婦(夫)家庭】と【共働き家庭】では、受給者証の日数が異なり平等な療育ができていない。・療育センター、保育園、幼稚園、こども園などとの併用があまり進んでいない。※特に満4~6歳に療育センターに通う場合は我々の様な事業所と併用ができない。・療育施設の自由な選択ができない。この様な背景がありプロジェクトを立ち上げました、仙台市の地域発展と療育の発展に力を注ぎ活動しております。■このプロジェクトで実現したいこと子供を核とした、仙台市の地域活性化と療育の発展。▼児童発達支援▼ ※児童福祉法第6条2項2の2現在、発達障がいのお子様が増加してると言われています。生まれつきの脳機能の発達の障害です。外見からは分かりにくく、症状は十人十色。【困った子】【親が怠けている】等の批判をされることも増えています。ですが、特性に合った学びや環境を整えることで軽減されていきます。個々に合わせたケアが必要です。現代の子供と親が抱える不満や悩みを解決し、子供と親が共に幸せな道を歩んでいける環境作りを提案したいと思っております。■資金の使い道・実施スケジュール▼【第一目標】1,200万円・通所受給者証が発行されるまで(6ヶ月以上)の期間に療育を受けられないお子様へ無償療育をする為の資金。※1ヵ月に約200万円の経費が必要です。・施設の強化、安定を図り、より良い療育ができる環境づくり。・仙台市の療育の発展のための周知活動資金。・より良い療育を提供するため専門職員(理学療法士・言語聴覚士・作業療法士・公認心理師・臨床心理士)の採用資金。▼【第二目標】3,000万円・仙台市に施設の増加。(1施設1日10名までしか受け入れができない為。)・通所受給者証が発行されるまで(6ヶ月以上)の期間に療育を受けられないお子様へ無償療育をする為の資金。※1ヵ月に約200万円の経費が必要です。■プロジェクト概要プロジェクト名: 早期療育が大切!発達障がいのある未就学児のために必要な療育の提供をしたい!期間 : 2022年12月25日(日)~2023年1月31日(火)URL : 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。■リターンのご紹介(一部)3,000円 :純粋支援+お礼のメッセージ5,000円 :純粋支援+お礼のお手紙10,000円~:純粋支援+ホームページに氏名または協賛企業として掲載(金額により掲載期間が変動します)■これまでの活動・幼稚園・保育園・こども園・児童館・発達相談支援センター・仙台市役所健康福祉局・その他関係機関への周知活動。・0歳~6歳までの未就学児への療育支援。通所受給者証を発行されるまでの期間に無償にて療育支援。・発達障がいのあるお子様に対して発達支援(本人支援・移行支援)・家族支援・地域支援。・通所受給者証の発行手続き支援。・受給者証が発行されなかった方に対しての相談支援。■早期療育の大切さ!【科学的根拠のある治療法 ABA-応用行動分析学-】で療育。米国では発達障がいや自閉症に関して保険適用でABA-応用行動分析学-の療育が全国半数を超えました。問題行動の軽減、スキル向上、コミュニケーション増加などに用いられ目覚ましい成果をあげています。特に自閉症児への療育はABA早期集中療育とも呼ばれ、2~3歳の頃から早期療育により、その効果はより発揮されます。近年ではABA早期集中療育が公費で実施される州もあり、療育としてABAがとても有効だということが証明されています。てらぴぁぽけっと仙台教室では科学的根拠に基づいた療育プログラムを用いて、お子様一人一人に合わせた個別支援に取り組んでいます。▼ABAのエビデンスや論文、報告書の一覧になります。・応用行動分析学と作業療法ー自閉症スペクトラム障害児に対する早期介入を中心にー※「応用行動分析と作業療法」ABAの色々なやり方と作業療法との親和性について書かれています。作業療法 第39巻 第1号 ・発達障害専門センター 代表理事の神尾 陽子先生の研究報告書です。 ・学校支援の行動分析的アプローチの動向 ―内外論文から―※学校教育の中にABAを取り入れてみての率直な報告書です。 ・厚生労働科学研究費補助金障害者政策総合研究事業障害児支援の質の向上を図るための各種支援プログラムの効果検証のための研究※内山先生、井上先生等の療育の第一人者方々の論文(課題や効果検証)が集まっています。 ■てらぴぁぽけっと仙台教室のご紹介事業所名:てらぴぁぽけっと仙台教室所在地 :宮城県仙台市青葉区木町通2-2-8 第6ダイワビル2階事業内容(カリキュラム、運営体制、受入人数や営業時間等):→全国的にも珍しく療育に特化している点。【小集団+個別】療育を【マンツーマン2時間】を行います。科学的に証明されている手法のABA-応用行動分析学-を使い、お子様一人一人にあったプログラムを組み上げて療育をします。一日の受け入れ人数は10名までとなります。特に仙台では受給者証の兼ね合いで、療育が進んでいませんので、仙台教室では専門職員のみを雇用し、レベルの高い支援ができるように心掛けております。※現在は、言語聴覚士、公認心理師、認定心理士、児童発達支援管理責任者を雇用しております。法人名:株式会社Irevotion-アイレボーション-受給者証が発行されない、お子様へ無償で療育支援を行っています。■最後に未就学児のお子さまを対象に個別のABAセラピーをおこなっています。ABA-応用行動分析学-は【行動】に焦点を当てるのが特長。「今できていることは何だろう?」「次、どんな事ができるだろう?」と常に可能性を見つけ、スモールステップで成功体験を積み重ねていきます。発語、語彙の習得、困った行動を減らし正しい行動を増やす、集団での指示理解、会話のやりとり、ソーシャルスキル、身辺自立など…お子さまが一つ一つ新しい行動を獲得することで、より安心して、より豊かに生活できるよう手助けします。★ABA-応用行動分析学-を基に、ひとりひとりのお子さまに合わせたマンツーマン・セラピーを実践します。★セラピーの前後には小集団活動も!就園・就学を見据えた支援をおこないます。★個別・集団といったあらゆる環境の中で、お子さまの「できること」をひとつひとつ増やしながら発達をサポートします。★マンツーマン・セラピーはそれぞれの個室で、小集団活動は広いプレイルームで。個別も集団も可能な設備を揃えています。★保護者さまやご家族の思いを受け止め、共感し、寄り添う支援を心掛けています。【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社Irevotion-アイレボーション- お客様相談窓口MAIL: info@irevotion.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月27日旦那さんと息子の3人家族のきりぷちさん。育児中に起こった出来事をマンガで紹介します。最近、息子のそうちゃんは幼稚園に行くときになると、「今日は行かない」とグズるようになりました。きりぷちさんが「どうして?」と聞くと、きりぷちさんの胸に顔をうずめて、「母さんとずっと一緒にいたい」と泣くそうちゃん。そうちゃんが幼稚園でどのように過ごしているかを聞いて、きりぷちさんは思わず涙ぐんでしまいました……。「今日は幼稚園に行きたくない!」 幼稚園に行くときになると「今日は幼稚園いかない」と、そうちゃんはグズることが増えました。お母さんのきりぷちさんが理由を聞くと、「母さんと一緒にいたいから」と泣きながら言いました。 そして、そうくんは幼稚園へ行くとお庭にでたときに、「母さん、きて」と、きりぷちさんを呼んでいることを話しました。 想像したきりぷちさんは切なくなり、そうちゃんを涙ぐみながら抱きしめました。 「今日はお休みして母さんと遊ぼう」 そう言いかけましたが、ぐっとこらえます。そうちゃんはきりぷちさんと離れるときに慣れていないだけで、幼稚園に行くと楽しい時を過ごしていることを、きりぷちさんは知っているからです。 寂しさは自分から断ち切ってあげなくてはと、きりぷちさんは自分の思いにふたをしました。 そして、いつか心から笑顔で登園できる日まで、ずっとそうちゃんを応援していることを、心に誓ったのでした。 ◇◇◇「幼稚園、休んでいいよ」という方がきりぷちさんにとってどれだけラクだったでしょう。こうやってお互いに葛藤しながら、きっと子どもも親も成長していくのですね。きりぷちさんの応援が、そうちゃんに届きますように♡著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち同世代の夫と息子(3歳)の3人家族。高齢出産のダメージを残しつつ、息子と走り回れるよう体力作りに邁進中。たとえ老眼になっても、息子の成長は見逃さない!!インスタで育児漫画を描いている。
2022年12月27日近所の公園に3歳6カ月の娘と遊びに行くと、たまたま娘の幼稚園のお友だちも遊びにきていて一緒に遊ぶことに。年少さん同士で一生懸命自分の考えを話す様子に癒されていたのですが、私はふと娘の様子に違和感を覚えたのです。 「貸して!」が言えない娘砂場で一緒に遊んでいたとき、お友だちが娘のスコップを見て「かーしーて!」と娘に言うと、娘も「いーいーよ!」と言って、自分のスコップをお友だちに貸すことができました。 娘がお友だちと交流できている様子がとてもうれしかったのですが、しばらくして娘がお友だちに貸したスコップを使いたくなると、何も言わずに、じーっとお友だちが使っている自分のスコップを見つめていたのです。 言葉での意思表示をしていなかった公園でのお友だちとのやりとりから、最初は私は娘が恥ずかしくて「貸して」と言えないのかな?と思いました。しかし、普段の生活の様子を思い返してみると、娘は「貸して」だけが言えないのではないことに気づきました。たとえば、お水が飲みたいときも娘はコップを持って「ママ!」と呼ぶだけです。 口の周りを拭きたいときも「んー!!」と言うだけ。絵本を読んでほしいときも、絵本を私に渡して、私が「読むの?」と聞くのを待っています。私は娘が言葉で意思表示をしていなかったことに気付き、これではいけないと私の娘への関わり方を反省しました。 成長のチャンスを奪っていたのは私専業主婦だった私は、娘が幼稚園に入園するまでの3年間、一度も娘を誰かに預けることなく毎日一緒に過ごしていました。その結果、私は娘の視線や表情から娘の気持ちを察するのが得意になり、娘が何も言わなくても何を求めているかわかるようになったのです。 そして、「ママ、あのね、えっとね……」と考えながら話す娘の話を私は最後まで聞かずに、「あぁこれがしたいのね」と勝手に察して、娘の希望を叶えてしまっていました。このことが娘の成長の妨げになっていたことに気付き、成長のチャンスを奪ってしまってごめんね……と、申し訳なく思いました。 娘の話を最後まで聞き、娘が言葉で意思表示するまで動かないことに。言葉が出ないときは、「色鉛筆の色が出なくなった? こういうときは、色鉛筆を削ってって言うんだよ」など、具体的に伝えるようにしました。うまく気持ちを伝えられずに涙が出ることもありますが、少しずつ言葉で意思表示ができるようになってきました。手伝いたくなる気持ちを堪えて、成長する娘を見守ろうと思います。 作画/そら 監修/助産師 REIKO著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2022年12月26日病院は助けてくれるところ!わが家の凸凹兄妹の兄、タケルは、小さなころからしばしば泣きすぎては呼吸困難を起こし、夜中の病院に駆け込んでいました。3歳ごろからは喘息の発作も起こすようになり、定期的に通院して呼吸器も使っていたので、病院に行けば苦しいのが治ると学習したようです。予防接種などのほかの用事で病院に行くときも、特に嫌がるそぶりを見せることはありませんでした。Upload By 寺島ヒロ小さいころからしょっちゅう病院に行っていたということは、良いことなのかは分かりませんが、注射や白衣の人を怖がったりすることもなく、むしろ「ハカセかっこいい!」と、憧れていました。大学に入って購買部で最初に買ったのも白衣だったぐらいです。病院大好き!な大きな理由タケルが病院を好きな理由はもう一つありました。それは、病院の先生や看護師さんは、タケルの「変わったところ」を受け入れてくれたということ。小さなころから「ハカセキャラ」だったタケル。幼稚園では、自分の興味のあることばかりをまくし立てるので、クラスのお友達とはほとんど対話できていませんでした。幼稚園は私立で、「良いことは見つけては大いに褒め、好ましくない行動は無視」が基本的な教育方針だったため、先生方に話を聞いてもらうこともほとんどありません。タケルのマシンガントークは「好ましくない行動」だったのです。「自分も変わった子だった」先生の寄り添い当時通っていた病院の先生は、発達障害の専門ではありませんでしたが、「こういう子どもってたまにいる。自分もそうだった」と言ってくださって、タケルの話をよく受け止めてくれました。多くの時間を割いてくれるわけではないのですが、タケルが言いたいことを短い言葉でまとめてくれて、的確に答えを返してくれていました。看護師さんや、ほかのスタッフさんも同様で、病院の機器を見たタケルが「それは何ですか?」「どういうものですか?」といちいち尋ねても嫌な顔一つせず、丁寧に教えてくれていました。Upload By 寺島ヒロ家か!?と突っ込みたくなる状態にそこまではまあ良いのですが…ちょっと困ったこともありました。タケルには何かに熱中すると、なかなかやめられないという特性もあります。病院の待合室で、ブロックやパズルなどを始めてしまうとそっちに熱中してしまい、診察室に呼ばれても行かなかったり、診察が終わっていても帰らなくなってしまうのです。Upload By 寺島ヒロ診察室に行かないときは、しばらくすると大好きな白衣の先生が待合室まで呼びに来てくれるので、手持ちの遊びから気がそれ、診察に進むことができましたが、問題は帰らないときです。正直、こちらは打つ手がなく、「お母さんお腹すいたからごはん食べよう!」などと、理由をつくっては引きずるようにして帰っていました。ごはんを理由に帰ったときは、ごはんを食べ終えると「お腹いっぱい?じゃ帰ろうか!」と言われることもしばしばあり、どっちが家なんじゃ!と、おかしかったです。自分の「陣地」じゃなくなった?プレイスペースからの卒業今に病院に住むと言い出すんじゃないか?と思うほど病院が好きだったタケルですが、10歳の誕生日を境に喘息の発作を起こすことが減り、病院に行く頻度も下がりました。そうすると、たまに病院に行っても帰りしぶるような様子も見られなくなりました。しばらく行かなかったことで、自分の「陣地」ではなくなったのかもしれませんね。優しかった先生方のことと共に、今では良い思い出です。執筆/寺島ヒロ(監修:藤井先生より)病院の先生や看護師さんとのやりとりを通じて、タケルさんの居場所になっていたのですね。喘息発作が落ち着くと共に、少しずつ病院からも卒業された様子で、タケルさんの居場所が病院以外にも広がって、世界が広がったのかもしれませんね。マシンガントークは、好きなことを人に伝えるという点では良いところで、状況に応じず話しすぎるという点では好ましくない点なのかもしれません。好きなことを人に伝えられたという、良い点に注目されたことで、病院がタケルさんの好きな場所になったのですね。
2022年12月26日積水ハウスは、11月30日に「都市の生物多様性フォーラム」を開催しました。ネイチャー・ポジティブがテーマである当フォーラムは、独自の取り組みである「5本の樹」計画の成果や、教育・ウェルビーイング分野等への新たな展開の発表、各分野の第一人者の方々とのパネルディスカッションを行いました。12月にはCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第2部が開催され、世界的にも生物多様性保全への意識が高まっており、会場やオンライン視聴を含め、多くの方にご参加いただきました。フォーラムの登壇者【登壇者のご紹介】<基調講演>積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)<ご来賓挨拶>環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様<都市の生物多様性 活動報告>公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様<パネルディスカッション>東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 八木 隆史<司会>フリーアナウンサー 木佐 彩子 様■「5本の樹」計画の成果を数値化。生物多様性保全の推進に貢献当フォーラムのテーマは「5本の樹」から始めるネイチャー・ポジティブです。ネイチャー・ポジティブとは、自然を増やすなどの意味を持つ言葉で、企業などが生物多様性保全を考える際によく使われるキーワードです。2001年から積水ハウスが取り組んできた「5本の樹」計画は、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いのもと、地域の在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。住まいの庭から地域の自然とつながり、生態系ネットワークの形成を目指しています。これまで1800万本以上をお客様と共に植栽してきました。2019年より行ってきた琉球大学との共同研究では、20年前と比較して住宅地に呼び込める鳥の種類が2倍、蝶の種類が5倍になったことが明らかになり、2021年に世界初の定量評価の仕組みを構築しました。自然を回復させ積極的なネイチャー・ポジティブな活動として「第30回地球環境大賞」の大賞や「第5回エコプロアワード」大臣賞の環境大臣賞受賞等、高く評価されています。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩≪新たに定量化手法の活用、教育、ウェルビーイングの3分野へ展開≫フォーラムの基調講演では、積水ハウス代表取締役の仲井より「5本の樹」計画から始まるネイチャー・ポジティブの新たな展開が発表されました。「今後の新たな展開が3つあります。まずは『5本の樹』計画での定量化の手法が、都市緑化機構様によって全国87ヶ所の企業緑地の評価に用いられます。次に教育分野への展開として、横浜市や長野県上田市との環境教育の連携が決定しています。最後にウェルビーイング分野への展開として東京大学と生物多様性と健康に関する共同研究を開始します」「生物多様性の豊かな庭の自然とのふれあいが、住まい手の自然に対する行動やメンタルヘルスに及ぼす影響などを科学的に検証することは世界初の試みのようです。積水ハウスのグローバルビジョンは“「わが家」を世界一幸せな場所にする。”です。一つ一つの小さなお庭から自然と触れ合うことにより、感性を育み、健康で幸せに過ごしていく、そんな生活の一助になれるよう、今後も『5本の樹』計画の活動を継続していきます」≪企業のネイチャー・ポジティブへの取り組みが求められる時代へ≫次に、国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏より、COP15開催直前情報とあわせて、国際会議を通じた世界の声や企業に求められることをビデオレターでご紹介いただきました。ビデオレターで出演された国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏「12月7日にカナダで開催されるCOP15第2部では、生物多様性というテーマで、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)の議論が行われる予定です。2050年までに『人と自然の共存する社会』を作りだすために、近い将来である2030年までに我々が一体どんな行動をすればよいのか。自然を回復の軌道に乗せる『ネイチャー・ポジティブ』の考え方は、重要なキーワードです」「これまで生物多様性は配慮と考えられてきました。マイナスをゼロにする考え方です。しかし今後は、ポジティブ、つまりプラスを求めていく時代がやってきます。人間は、食べ物だったり、服であったり、そして住居であったり、さまざまな自然を使っていかなければ生きていけない生きものであります。しかし今後は、人間が使った以上に自然が回復されていく、そんな時代が求められようとしています。この中でとても大切なのは、『ネイチャー・ポジティブ』を定量的に把握し、定量的に議論できる状況に持って行くことが重要です。「自然を守り回復させつつ、社会課題も解決されるよう私たち自身の仕事をデザインしていく『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』も重要なキーワードです。国際的には、この『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』にもっと投資をしていこうという動きが起こっていくと言われています。企業における主流化、企業の役割もCOP15の非常に大きなテーマです。事業のバリューチェーンやポートフォリオにおいて、生物多様性にどれだけプラスの影響を与えるかをモニタリングして透明な形で開示する動きもあります。未来を見据えた投資や消費ができるように、世界330社を超える企業から情報開示を義務化すべきだという声もあります。世界の動きもありながら、大事なのは持続可能な未来に向けて我々がどんな行動をしていくこと『5本の樹』計画のように人と自然をつなぎ、自然を回復させることに関わり、理解が深まることを祈念いたします」≪社会課題の解決と経済成長実現で新しい資本主義へ貢献≫続いて、環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏より政府全体における環境政策の動向と環境教育プログラムについてご紹介いただきました。環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏「現在、政府全体で、経済社会の課題解決のため、新しい資本主義の実現を目指しています。なかでも、全省庁が取り組んでおり、我が国が直面する最重要社会課題のひとつに、一刻の猶予も許されない『気候変動問題』があります。環境省では、『炭素中立型経済社会(カーボンニュートラル)・循環経済(サーキュラーエコノミー)・自然再興(ネイチャーポジティブ)の同時達成』により持続可能性をめぐる社会課題の解決と経済成長を同時実現することで、新しい資本主義に貢献することを目指しています」「2030年、2050年と息の長い取り組みを続けていく上で重要なのが教育。現在、自然共生・生物多様性分野に対する様々な教育プロジェクトが行われています。自然体験学習については学校教育法に規定があり、義務教育の中で自然体験活動を促進して、自然を尊重する精神や環境の保全に寄与する態度を養うことを目的としています。これまでも多くの小学校が宿泊を伴う体験活動を取り組んでおり、その中で自然体験活動を行っている学校は87.9%です。地域の生物多様性の親近感や、生物多様性の保全意欲を高める自然体験学習は、その他の環境課題への関心を育む上でも重要であり、そこへ企業の皆様が参加していくことに大きな意義があると考えています」「環境施策に関して、今後、強化したい取り組みのひとつに『ビジネスにおける生物多様性の組み込み』が挙げられます。配慮ではなく、本業として生物多様性を取り込んでいただけるかどうかが非常に重要です。その成果を正確に評価し、環境教育など様々な分野へ発展することが今後の論点となっていきます。積水ハウスの『5本の樹』計画が方法論として確立され、様々な分野や関係者の方々に展開されていくことは、ビジネスにおける生物多様性の主流化への重要な一歩になることでしょう」■緑の認定「SEGES(シージェス)」と生物多様性評価の取組みフォーラム中盤では、公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏より、都市緑化機構が行っている緑の認定「SEGES」のご紹介と、琉球大学理学部教授、株式会社シンクネイチャー代表取締役の久保田教授とともに分析を行ったSEGES認定緑地と生物多様性評価についての活動報告がありました。公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏「公益財団法人都市緑化機構は、2013年に内閣府の公益認定を受けた財団となります。緑をつくり、守り、育てる活動に関わる市民・事業者・公共団体等による取り組みを支援するとともに、都心の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通じて緑豊かなまちづくりに貢献する活動を行っています。SEGES(シージェス)は緑の評価・認定の取り組みです。民間事業者が所有管理する緑地の価値と取り組みが、市民や環境社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価し、認定する制度のこと。『そだてる緑・都市のオアシス・つくる緑』の3つの部門で、社会貢献性及び環境貢献性の観点から評価を行い、緑地を認定しています。SEGES認定緑地の場所と保全の重要性を把握し、その効果を見える化することが、認定緑地による生物多様性保全の貢献につながると考え、久保田先生とともに分析を行っています」久保田教授と行っているSEGES認定緑地の場所が持つ生物多様性のポテンシャルの評価分析についても、菊池 佐智子氏からご報告いただきました。≪認定緑地へのネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図りたい≫「認定企業の皆さんから『所有している緑地が適切に評価できるのか』『生物多様性の保全に向けてどのように緑地管理や運営をすればいいのか』といった声が寄せられています。そういった認定緑地へネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図り、また認定緑地の生物多様性評価の観点を強化することでESG投資やSDGs関連の課題解決に向けた指標や方法論の検討を進めたいと考えています。それぞれの認定緑地と周辺緑地の関係性を見たときに、どのような生物多様性の価値があるのかを明確に示すことができると考えております。企業が自社の緑地とその取組みを通じて、自然との関わりを見直すことがアーバンネイチャー・ポジティブの実践につながると期待しています」以上のフォーラム前半では、自然回復への貢献が数値で実証された積水ハウスの「5本の樹」計画の活動や、「ネイチャー・ポジティブ方法論」を各地へ展開することで、日本全体のネイチャー・ポジティブの後押しにつながることが明らかになりました。世界的な見解や企業に求められることや環境への意識醸成を目的とした教育の在り方まで幅広い内容となりました。■生物多様性保全の社会的価値を考えるフォーラム後半では、生物多様性の第一人者でもある多様な分野の専門家の方々に登壇いただき、多くの示唆に富んだパネルディスカッションを行いました。子どもと自然、健康と自然、企業と自然といった多面的な視点から生物多様性の保全やネイチャー・ポジティブについて議論がなされました。会場には、里山とのかかわりの深い写真家の今森氏、都市のまちづくりや幼保育分野で活躍される村松氏、グローバルな目線や企業のESG投資に精通した河口氏をお迎えしました。冒頭では、積水ハウスの昨年の取り組みと今年のテーマをご紹介しました。昨年は、「5本の樹」計画を皆様と一緒に広げていけるよう「ネイチャー・ポジティブ方法論」の2つの情報を共有しました。まず1つ目は、単なる樹木図鑑にとどまらず、どの植物にどんな鳥や蝶が集まってくるかの相関関係までご紹介する「庭木セレクトブック」を無料で公開しました。「庭木セレクトブック」は、一般のご家庭にとどまらず、今後は学校などの教育機関への提供が予定されており、環境教育の支援を行います。もう1つは、生物多様性の保全に関する評価の分析について、科学的なノウハウを公開しました。「5本の樹」計画を取り入れ植栽した樹木の種類や本数を数値化したデータを、琉球大学の久保田教授がまとめた生物多様性のビッグデータを使用して分析するという具体的な方法です。これを活用していただいたのが、都市緑化機構の取り組みです。続いて、フォーラムの冒頭で積水ハウスとの共同研究が発表された、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏よりウェルビーイング分野に関する内容がビデオレターで紹介されました。≪人と自然のふれあいから生まれる好影響≫曽我氏「ネイチャー・ポジティブな社会へ導く上で、自然との日常的なふれあいは重要な役割を担います。人と自然とのふれあいにより、健康を向上させるだけではなく、人々の生物多様性保全に対するポジティブな態度や行動を醸成できるなど、ポジティブなフィードバックが得られます。最近の研究から自然とふれあうと、人間はいろんな面で健康になることが分かっています。まずは、体の健康です。高血圧・肥満になりづらい、循環系疾患の予防になることが分かっています。次に、心の健康です。鬱症状の低下やストレスを減少させます。2年前に行った研究では、コロナ禍で日常的に窓から緑を見ていた人あるいは緑地に出かけていた人は『自尊心が高い』『人生満足度が高い』『幸福感が高い』などのポジティブな感情が増えることが分かり、人の精神的な健康が高まる可能性が示唆されています。また自然の質が重要であることも明らかになってきました。質は生物多様性のことを指しています。研究でも生物多様性が豊かな公園の方が、より心理的な回復効果が高いことがわかりました」≪日常的な自然体験は大きな可能性を秘めている≫曽我氏「また生態系保全の態度・行動の醸成に関する研究行い、例えば『ガーデニング経験者の方が生態系を理解していること』『幼少期の自然体験頻度が高い方が生態系保全に対するポジティブな行動が増えること』がわかっています。日常的な自然との関わりの場となる家の庭は大きな可能性を秘めていると考えます。今後積水ハウスとの共同研究によって、庭が人間の健康や社会の生物多様性生態系保全の態度・行動に対して、どういった効果を及ぼすのかを明らかにしていきたいと考えています」東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏次に、会場でのディスカッションが繰り広げられました。積水ハウス環境推進部の八木がパネルディスカッションの司会進行を務めました。―写真家の今森さんには「5本の樹」計画を立ち上げる当初から、多くのアドバイスをいただいています。最近の活動や生物多様性の動きについて、どうお考えでしょうか≪日本人の自然観を取り戻す里山の活動≫今森氏「写真を撮る行為は『内に入り込む・被写体を知る』と『被写体から離れる・客観的に見る』という二面性があります。自然についてお話しすると『内に入り込む』、つまり自然の中に入り込んでそこで生きる命と出会って、その命の気持ちになって物事を見ることが希薄になっていると感じています。もともと日本人が持っていたそのような感覚を取り戻す意味合いで、人と自然が一緒に生きる共存空間である里山の活動を始めました。人と自然の関わり度数は、日本においては農業環境、農地が高く、都市は希薄になっていきます。そのような中で、積水ハウスの『5本の樹」計画によって、緑のネットワーク化ができれば、農地の生きものたちが都市でも生きていけるようになるのです。現状、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息していることがわかっています。これらをどう守るか。人と自然の関わりがある里山に生息する生きものの特徴は、環境を戻すとすぐに復元すること。人が根気よく環境を戻していくことはすごく大切です」パネルディスカッションの様子―これまでも今森さんから多くのことを学んできましたが、それを「5本の樹」計画に取り込んで、里山と都市の間を繋いでいく存在になれたらと思います。次は、村松さんです。「5本の樹」計画の効果を測るために生きもの調査などを行っていたときから関わっていただきました。最近の活動と生物多様性の動きを教えてください。≪身近な自然、アクセスできる自然の存在が子どもを育む≫村松氏「小さな子どもたちにこそ、多様な自然の中での機会が大切であるというニーズを受けて、乳幼児の自然とのふれあい、自然を通じた子育て支援やまちづくり、幼稚園や保育園の先生を中心とした保育ナチュラリスト養成講座に取り組んでいます。子どもたちは『生きものにどこまで近づけるかな』『どんなふうに触ったらいいかな』と目の前にある生きものとの距離感や力加減を全身で学んでいます。小さな子どもたちにとって、目線の高さにふれあえる自然があることは大切です。例えば、街中の小さな低木でも子どもたちにとっては迷い込めるジャングルになります。子どもたちが生きものを見つけて、自然の中で周りの環境も含めてよく観察したとき、同じ場所にその生きものを返そうとしてくれることがあります。どの樹も同じように見えるけれど、その生きものにとってはその樹こそが大事と考えるからこそ。その感覚を培うためにも、身近な自然の存在が重要です。小さな子どもたちが日常的に自然にふれあう様子を見て、周りの大人たちももう一度自然のおもしろさに気づき、その価値を感じていくことにもつながっています」パネルディスカッションの様子―「5本の樹」計画の庭が子どもたちにそのような機会を与えてあげる場所になればいいなと思います。続きまして河口さんです。昨年のフォーラムでもご参加いただきました。ESG経営の専門家として自然資本を重視される中、最近の活動について教えてください。≪もっと身近に生物多様性保全を考えるために≫河口氏「不二製油グループはカカオやパームなどの植物原材料を調達する企業です。森林破壊や児童労働といった社会課題も話題になりながらも、我々は企業の努力としてマレーシアやインドネシア、アフリカでの森林破壊をしない原材料を調達する努力をしています。またアフリカでは、女性組合をサポートし『環境再生型農業』を導入すること、多品種の作物を作ることで生物多様性を満たしながら農家の方たちの収入源になる活動を行なっています。また、私個人的には生物多様性をもっと身近に引き寄せて考えるために『自然の存在なしでは人間は生きてこられなかった』という原点に立ち返り、日本文化と生物多様性を結び付けたらどうかと考えています。私自身が習っている俳句の季語は、生物多様性の宝庫でもあります。今まで生物多様性に興味のなかった人にも関心を持ってもらう活動として、NGOと共同で俳句や茶道などの文化から身近な生物多様性を考えるセッションを行い、生物多様性を身近に感じていただく努力をしています」パネルディスカッションの様子―次に、生物多様性の社会的価値について皆さんへお話を聞いていきます。今森さんは里山の活動を通じて、子どもたちと生物多様性の関係について変化を感じたことはありますか。≪生態系のネットワークへの意識を向ける関わりを≫今森氏「23年間にわたり里山で昆虫教室をやっていて思うのが、子どもたちの好奇心や虫に対する知識は昔と変わっていません。変わった点は、子どもたちが自然環境を知らないことです。カブトムシのことはよく知っているけれど、カブトムシが生息している環境や自然のことは知らない。椎茸を栽培するクヌギが育って伐採し、また数十年経って伐採するというサイクルのなかに幼虫が生まれて育って暮らしています。子どもの頃に、環境や生きものに興味を持つことは、とても大切。庭といった小さな自然は、大きな自然に続く窓のような役割になると思います」―次に村松さんにお聞きします。自然遊びを通じて、幼稚園の先生や保護者の皆さんの反応がどのように変化したのか教えてください。≪子どもと自然の関わりが、大人への環境教育につながる≫村松氏「私が自然遊びに通う保育園では、振り返りの際に、先生の発言が2つの面で変わっていくのを感じています。1つは自然に対する発言、もう1つは子どもに対する発言です。先生の中には、自然が苦手な方や、ご自身が幼少の頃に自然遊びをした経験が少ない方も多いのですが、自然に関する質問がどんどん科学的、哲学的になっていくのです。また、多様な自然の中で、子どもたちも多様であることに気づいて、子どもたちひとりひとりの違いに寄り添うようになっていきます。」―子どもだけでなく、それによって大人も育っていっている、勉強になっていることを感じました。少し視点を変えまして、河口さんにお聞きします。企業の新しい役割として積極的な情報開示について、どうお考えでしょうか。≪企業は積極的かつ丁寧に情報を開示していく≫河口氏「企業もお手盛りでなく、いろんな研究機関や専門家を巻き込んで客観的に丁寧に伝えていくことは非常に重要だと感じています。投資家がESG投資の観点で、企業の生物多様性保全の取り組みに注目しています。気候変動に関しては脱炭素の観点で企業評価ができるようになっており、生物多様性に対する評価も一歩前進しています。現在私がアドバイザーを務めている日本最大級の運用会社では、所有している日本株について生物多様性のチャンスとリスクを業種ごとに分析し、12/8のサスティナブルレポートにて公開します。投資家の間でも、各企業の生物多様性の取り組みを正しく評価していくために、企業側の積極的かつ丁寧な情報開示が必要になってくると思います」―ありがとうございました。本日のフォーラムも、それに繋がってくれればと感じています。最後に積水ハウス「5本の樹」に期待することを、ぜひ教えてください。今森氏「日本古来の里山の環境を取り戻すことは、日本人の自然観を取り戻すことです。今、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息し生物多様性が群を抜いて高く、コンクリートが増える都市に行くに連れ低くなります。そんな中で積水ハウスの『5本の樹』計画の庭が点で増えていくと、生態系のネットワークが面になっていくと思います。自宅の庭だけではなくて、そこから一歩飛び出して背後にあるコアな自然(例えば大きな公園や神社、農地など)とどう関わっているか、そこに生息している生きものとどう関わっているか。『5本の樹』計画を通じて、そんなことに興味を持っていただければと思います」村松氏「つながりがキーワードだと感じました。『5本の樹』が多様な自然や生きものとつながっていく、子どもたちが人と自然をつなぎ、子どもと大人がつながっていく。子どもも大人も快適に過ごせる都心のまちづくりで、自然が果たす役割は大きいと感じています。これからの『5本の樹』計画の取り組みに期待しています」河口氏「昨年のフォーラムで、『5本の樹』計画のデータベースをオープンにして、日本や世界の生物多様性に寄与したいという、仲井社長の強い思いをお伺いしました。今年は企業や教育等、日本国内での展開の広がりを感じましたが、今後は、効果が評価され、手法が応用できる部分は国際的にも広げたいと考えています。どこの国においても、誰にとっても、その場にある自然は本当に貴重なものです。『5本の樹』計画を、リミットを設けずに、どんどん広げていっていただきたいと思います」パネルディスカッションの様子―本フォーラムが、私たちの暮らしを豊かにしてくれる自然資本を再認識するきっかけとなることを願っています。積水ハウスは、未来の子どもたちに豊かな自然と恵みを残すために、今後も人と自然の共生社会を目指していきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。約90分間にわたるフォーラムは、ひとりひとりの小さな行動が積み重なり、自然を回復するネイチャー・ポジティブにつながることを深く理解する機会となりました。生物多様性の保全や自然回復は、人間にとっても健康や幸福感などの好影響がたくさんあることや、企業活動の主軸に組み込むための追い風や、生物多様性保全効果の定量化による手法論の拡大への期待など、多くの勇気と希望がありました。2030年、2050年の未来を見据えて積水ハウスでは、さらなる生物多様性への取り組みを推進していきます。・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト(アーカイブ視聴はこちらから) ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み ・動画 都市の生物多様性とネイチャー・ポジティブ ~積水ハウス 「5本の樹」計画~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日人間関係でモヤモヤすることはありますか?自分が何もしなくても、うっかりトラブルに巻き込まれてしまった…なんてこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、身勝手な義両親とのトラブルを描いた漫画、「懐古主義な義両親」を紹介します。『懐古主義な義両親』クルミは夫・ヤナギとかわいい娘の3人で暮らしていました。しかし義両親はクルミが育休を終えて仕事復帰すると知った途端、猛反対!「仕事も育児もしてたら家事が疎かになるだろうが!」と、自分の考えを押し付けてクルミを困らせます。幼稚園にまで!?出典:lamire義両親はクルミの仕事復帰を反対するだけでなく、なんと勝手に幼稚園に突入して、娘の入園を阻止しようとしていました…!ヤナギは我慢できず、義両親に絶縁宣言!義両親たちは大好きな孫にも会うことができなくなり、意気消沈するのでした。義両親の行動力がすごすぎる…!嫁の仕事復帰を反対するために幼稚園にまで乗り込むとは…すごい行動力ですね。その行動力をもっといい方向に使えたらよかったのですが…なかなかうまくはいかないみたいですね。読者の感想ここまで干渉してくる義両親なんて絶対に嫌です。私ならなにを言われるか分からないので、できるだけ子どものことや家族のこと、自分の仕事のことなどは伝えないように気をつけます。(匿名)なぜ働くことを許せないのか…義母の頭の中でだけ、堂々巡りのなにかこだわっている考えがあるのか…理解に苦しみます。結婚は家と家との繋がりも大事ですが、まずは夫婦の意向が大切なのではないでしょうか。(41歳/webライター)(lamire編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年12月23日年子を育てている丸田マノさん。大変そうな育児の様子を見て、上の子が3歳になると、周囲は幼稚園への入園をすすめてくることがありました。それでも、丸田マノさんは幼稚園にはいかせませんでした。その理由はただ1つでした……。 入園させなかった理由は… 丸田マノさんは、周囲の人たちから「年子は大変だから幼稚園に通わせたら」と4年保育をすすめられることがありました。しかし、4年保育には入園させませんでした。 理由はただ一つ、丸田マノさんが寂しかったからでした。 毎日の公園や、図書館でお絵本選び、夕方のおやつタイム、子どもたちと一緒に過ごすその時間は、丸田マノさんにとって愛おしい時間だったのです。 年子の子育ては確かに大変。だけれど楽しくて仕方がないと感じていたのです。 たとえ子どもたちの記憶に残らなくても、丸田マノさんの中で幸せな思いでとして残ればいい、そう思いながら1年を大切に過ごしたのでした。 ◇ ◇ ◇子どもの入園のタイミングは、家庭によってそれぞれ違うけれど、丸田マノさんのように寂しく感じるママは多いのではないでしょうか。入園までの親子だけの時間、毎日を大切に過ごして思い出がたくさん作れると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2022年12月21日限局性学習症(学習障害/LD)の診断がおりている娘わが家の娘は小学6年生です。小学1年生のときに限局性学習症(学習障害/LD)の診断がおりました。娘は小さなころから周りの人や物に対して興味の薄い子どもでした。また、赤ちゃんのころは起きている時間はほぼ泣いていて私は常にヘトヘトでした。私が娘の発達に違和感を抱いたのは幼稚園年中のころでした。娘は本を読んでいると、段落を飛ばしてしまうことがよくありました。娘は本を読むことがあまり好きではなさそうだったので、私は早く読み終わるためにわざと段落を読み飛ばしているのかと思いました。娘に都度そのことを注意すると「文字が見えなくなる」と泣いて訴えるようになりました。私は「もしかしたらディスレクシア(読字障害)があるのかもしれない…」と思い幼稚園の先生に相談しましたが「気にしすぎですよ」と言われました。その後も多動だったり気になる部分はありましたが、年長になり就学児健診も特に引っかからなかったのでそのまま娘は地域の小学校の通常学級へと就学をしました。Upload By ユーザー体験談小学校でも相変わらず読み書きに苦労していて…しかし、娘の勉強の様子は相変わらず。不安に思った私は療育に通わせようとしましたが、地域の療育は通所受給者証がないと通えず、診断がおりていない娘は療育が受けられないと断られてしまいました。なんとかしようと、かかりつけの小児科で紹介状を書いてもらい、教育委員会で知能検査を受けました。結果をカウンセラーさんに説明をしてもらいましたが、語彙力は高いけれど、読む力がとても低かったとのことで「娘にはやはりディスレクシアがあるのだろう」と思いました。その結果を元に診断をしてもらい、なんとか受給者証を発行してもらい、療育に通うことができるようになりました。また、小学校では通級にも通い始めました。娘のディスレクシアの症状とは。私の対応方法小学1年生のころの娘は普段の会話は大人っぽいのに、読む力が低いために教科書をすらすらと読むことができませんでした。当時の娘の症状としては…・段落の消滅前後の段落が見えなくなってしまい、次にどこを読めばいいのか分からなくなってしまうようでした。手づくりの段落かくしを活用して毎日音読をしました。Upload By ユーザー体験談・1~10の数字の理解が難しいおはじきやおもちゃなどの視覚支援グッズを使い、何度も何度も親子で数の復唱を繰り返しました。・かくかくした文字が読めない、読みづらいカタカナやアルファベットが読みづらかったようです。伸ばし棒、小さい「っ」などの入れ方にも戸惑っていました。こちらもとにかく繰り返し音読、書きとりを行いました。・同じ記号(数字、文字、絵含む)が続くと読めない同じものが続くと混ざって見えてしまい、数が分からなかったり、文字は溶けて見えると言い、正しく読めませんでした。0の数も続くと数えられないですし、ペイズリー柄などは柄が溶けて、マーブル模様のように見えてしまうようでした。図工の時間などに、クラスのみんなで同じテーマで絵を描くと、テーマは同じでもそれぞれみんな個性が出て私には違う絵に見えますが、娘には全て同じ絵に見えてしまい、同じものがたくさん並んでいると、さらにクラスメートの複数の絵が全て溶けて見えてしまうと言っていました。Upload By ユーザー体験談学習の困りはたくさんあったけど…母の苦労と娘の努力そんな学習の困りがたくさんあった娘でしたが、毎日音読を繰り返し、数字も根気よく復唱、苦手な書きとりもなんとかコツコツと積み重ね、小学6年生の今ではカタカナと段落の読字困難については寛解し、読めるようになりました。文字が溶けるなどの現象も、点つなぎやぐるぐる迷路などのワークをやることでだんだんと良くなっていきました。娘がカタカナが読めるようになったときにはとても感動したことを覚えています。本当に読めるようになるのかという長く暗いトンネルの中、毎日私が繰り返し娘とやってきた努力は決して無駄ではなかったのです。Upload By ユーザー体験談また、聴覚優位なので、音読アプリや私が最初に一度読むのを聞くと、その後すらすらと音読できるようになることに気づきました。通級の先生にもこのような日々の気づきを共有して合理的配慮を実施することで娘も成長したのか、小学5年生のときに受けた全統一テストの国語では、配慮なしでも平均点より上を取ることもできました。娘は今、通常学級に在籍し、週1回通級に通っていますが、勉強に苦労している姿を見て私は「特別支援学級のほうがいいんじゃない?」と提案したことがありました。ですが娘には「通常学級に通いたい」という強い意思がありました。大変でも勉強や宿題はほかのクラスメートと同じようにやることを選んだ娘。私が今できることは娘のことを一番に考え、サポートをしてあげることだと思います。これからの中学への進学のこと、そして高校受験の際に受けられる合理的配慮などを調べて、娘が楽しく自分の人生を生きていけるように今後も支えてあげていきたいと思います。Upload By ユーザー体験談イラスト/吉田いらこエピソード参考/アトマキマキ(監修:鈴木先生より)一般的にIQでワーキングメモリーの低いお子さんは読むことが苦手で、処理能力の低いお子さんは書くことが苦手といわれています。読めないと書けないのでまずは平仮名・カタカナ・漢字の読む練習を徹底して教えます。集中が長く続かずに覚えられないお子さんにはADHDの不注意優勢型の並存をしている可能性があるためADHD治療をすすめることもあります。自閉スペクトラム症のあるお子さんはマイペースなため処理能力の低いことが多いです。特に同時処理が低い場合は板書を写すのに時間がかかるため最近ではタブレットで黒板の写真を撮っている子どもも珍しくありません。SLD(限局性学習症)は医療というよりも教育の問題の部分が多いです。特別支援学級などでトレーニングする必要がありますが、ほとんどの学校ではマニュアルがないのが現状のようです。
2022年12月21日みなさんは、義両親や親戚の皆さんとどのようにお付き合いをされていますか?義実家の方々との関係に、色々と気を遣っている方は多いのではないでしょうか。「本当はうまく付き合いたいけど、どうしても合わない…!」と悩んでいる方も、きっといらっしゃいますよね。今回はみなさんから寄せられた「義実家でのエピソード」をご紹介します。わがままな義母地方出身だった嫁の私と、その実家をバカにしてマウントを取っていた東京生まれが自慢の義母。夫も義母のことは苦手で早々に家を出たかったというくらいでしたが、我が家に子どもが生まれてからは「ウチの孫!」という態度が強くて失礼な発言が増えました。我が家に義父と遊びに来ると、1週間程度滞在してやりたい放題…。さすがにうんざりしていたのですが、そのワガママに付き合わされて1番うんざりしていたのは当時幼稚園児の長男でした。孫がスカッと…!ある年の夏休み、仕事で帰省できない代わりに遊びに来た義両親でしたが、やはりいつもの通り義母のマイペースとそれを制御できない義父。夫の出勤後に出した朝食が気に入らずぶちぶち文句を言っていた義母…。すると、長男が「嫌なら食べなくていいよ」と言い放ち、私もびっくり。さらに長男は私に向かって「ママ、早く○○のおばあちゃんとこ(私の実家)に遊びに行こう」と言い、義母は呆然。正直、ざまぁ!と思いました。孫の一言に衝撃…!幼稚園児の幼い孫が、義母をスカッと成敗したことに驚きました。孫は自分のお母さんが、困っていることに気付いていたのかもしれませんね。適度な距離を保ちたい…!いかがでしたか?義実家とのトラブルで疲れてしまうという方も多いはず。今まで他人だったのにも関わらず、家族として付き合っていくのは大変ですよね。適度な距離感を保ちながら、上手に付き合えるといいですね。
2022年12月21日