はてなは4月13日、ログリーが提供するネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」に、アドベリフィケーション機能「BrandSafe はてな」を実装し、「BrandSafe はてな for logly lift」として提供を開始した。logly liftは、広告主のWebサイトを解析し、関連性の高い媒体にネイティブ広告として表示する広告配信プラットフォーム。一方「BrandSafe はてな」は、「はてなブックマーク」で使用するWebサイト判定アルゴリズムを基に独自開発したアドベリフィケーション機能となる。これにより広告主は、ブランド保護を目的に、広告配信に不適切なページへの出稿をコントロールできる。また、意図しないページへの広告出稿を避けることで、良質なインプレッションに対して効率的に広告配信をすることが可能だという。
2015年04月14日Crevoは3月26日、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストと、YouTubeを活用した動画広告のA/Bテストの共同調査を行い、その結果を発表した。同調査は、5種類の15秒動画を制作し、(1)~(5)へと順番に配信する「ステップ動画広告」を活用し、合計10種類の動画を「字幕あり・ナレーションなし」となるAパターンと「ナレーションあり・字幕なし」とするBパターンに分類し実施したもの。動画広告の企画・制作をCrevoが、広告運用・分析をネクストが担当した。これによると、動画を順番に配信する方法は、段階が進むごとに広告視聴率が伸び、広告CTRは(1)に比べ(5)では約30%減少。CPC・CPMの高騰に対してCPVの変化はあまり見られなかった。また、視聴継続率については、ナレーションありに比べ、字幕ありの方が高い結果となったほか、サイト訪問後では、ナレーションありを視聴したユーザーの方が滞在時間が長く、詳細ページへの到達率も高かったという。同結果を受けCrevoは、ストーリーを展開させる「ステップ動画広告」がブランディングや認知拡大に効果があるのではと説明。字幕とナレーションの有無では、字幕ありの場合、動画視聴時に字幕を読むので視聴継続率と理解度が高く、ナレーションありの場合は、音声だけでは理解不足となることから、サイト訪問後に積極的に情報を集めようとし、結果として、詳細到達率が高くなるのではないかと分析した。なお、同調査は、2015年1月21日~2月14日の間に、YouTubeが提供する「TrueView インストリーム動画広告」の視聴者を対象に行われたもの。YouTubeでの指標として、CTRやVTR、再生25%ごとの継続率、CPV、CPC・CPMを、サイトでの指標として詳細到達率やCVR、直帰率、滞在時間を採用したという。
2015年03月26日インターネット広告推進協議会(JIAA)は3月18日、昨今注目を集めている「ネイティブ広告」について、掲載に関わる事業者の指針となるガイドラインとして、「インターネット広告掲載基準ガイドライン」を改定し、「ネイティブ広告における推奨規定」を新たに策定したことを発表した。ネイティブ広告は、デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。その形式や機能が、媒体社やプラットフォーマーが提供する記事・コンテンツと一体感があるという特徴から、ユーザーに受け入れられやすい広告体験を提供するものと期待される一方、掲載方法や内容によっては、消費者が騙されたと感じやすいという課題が指摘されている。今回策定されたガイドラインは、消費者保護の観点から、ネイティブ広告を掲載・配信する媒体社、プラットフォーマー、ネットワーク配信事業者が自ら守るべき基準という位置づけにあり、ユーザー(消費者)がネイティブ広告を媒体社が編集する記事・コンテンツだと誤認することのないよう、ネイティブ広告を掲載・配信する事業者は、広告表記および広告主体者の明示が必要であるとしている。同ガイドラインが普及することにより、ネイティブ広告が広告主、媒体社・プラットフォーマーなどの事業者および消費者の三者にとって有益なものとして、より安心して利用される環境となることが期待されている。
2015年03月20日ネットは広告だらけだが、スマートフォンのように画面が小さくなるとより厄介に感じるだろう。また、広告に見せかけてユーザー情報を収集するマルウェアもどきのものもある。そこで、Androidスマートフォンで広告を表示しないための方法を紹介しよう。以下、MakeTechEasierの記事「5 Apps to Get Rid of Annoying Ads on Your Android Device)」から、Androidスマートフォンで広告を除くことができる4つのアプリをピックアップした。○AdAway「AdAway」は広告を遮断してくれるオープンソースのツールだ。ホスト名とIPアドレスをマッピングしたリストを含むhostsファイルをダウンロードできるもので、ファイル内のリストを遮断してくれる。ちなみに、日本語圏用のhostsファイルのソースもダウンロードできる。自分が使っているhostsファイルをWebで公開している人もいるので、参考にしてもよいだろう。必ずアクセスを許可したいドメインがある場合は、ホワイトリストに追加しておいたほうがよいかもしれない。端末のhostsファイルを編集するには、管理者権限であるroot権限を取得する必要がある。初期状態のAndroidではrootとして作業できないので、アプリやツールを使って「root化」しなければならない。ただ、root化するということは、すべてのファイルを操作できることになり、誤操作を引き起こすおそれがあるので、慎重に行っていただきたい。なお、AdAwayはGoogle Playでは入手できず、F-Droidからダウンロードすることになるので、注意して利用されたい。○Adblock Plus for Android広告やマルウェアをブロックできる機能で、もともと、FirefoxやGoogle ChromeどのWebブラウザの拡張機能として提供されていたもの。ユーザーが設定したリストに基づいてフィルタリングしてくれる。追跡機能やソーシャルメディアボタンを無効化する機能もあるが、「許容できる広告」を受け入れる設定もある(もちろん、無効にすれば許容できる広告もブロックしてくれる)。ルート化していない端末でも動くとのことだが、その場合、Wi-Fi経由でのトラフィックのみフィルタリングが行われるため、記事ではルート化を推奨している。AdAwayと同様に、Adblock PlusもGoogle Playでは入手できないので、導入する際は、十分注意されたい。○AppBrain Ad DetectorAndroidスマホにアプリをインストールする時、勝手にマルウェアやスパイウェアがインストールされることがある。AppBrain Ad Detectorはプライバシー上懸念があるアプリや作成されたブックマークやプッシュ通知設定などを検出してくれるツールだ。70種類以上の項目をもとにアプリをチェックするとのことで、同アプリを使うことで、Admob、Millenial Media、ChartBoost、TapJoyなど、アプリに組み込まれている広告ネットワークもわかるという。AppBrain Ad DetectorはGoogle Playから無料でダウンロードできる。○TrustGo Ad Detector広告というよりプライバシー保護にフォーカスしたツールがTrustGo Ad Detectorだ。広告ネットワークが端末からユーザー情報を収集することがあるが、そういう行為を検出できるという。ホーム画面に勝手にショートカットが作成されていたり、デフォルトのブラウザなどの設定が変更されてしまったりした時に役に立ちそうだ。こちらもGoogle Playから無料でダウンロードできる。
2015年03月17日Glossomは3月16日、スマートフォン向けリワード広告ネットワーク「GREE Ads Reward」にて、ユーザーの行動履歴をもとに興味・関心の高い広告を表示する「レコメンド広告配信機能」を追加した。同機能は、「GREE Ads Reward」システム上から取得したユーザーの属性や行動履歴から、そのユーザーにとって興味・関心が高いと推測される広告を選定し、配信するもの。これにより、配信する広告をユーザーごとに最適化することが可能となり、コンバージョン数のさらなる向上が見込めるという。3月16日時点、GREE内「おまけでGREEコインをもらう」ページのオファーウォール上でのみ運用を開始しており、順次「GREE Ads Reward」を利用する媒体に提供する考えだ。
2015年03月17日Facebookは3月3日、「プロダクト広告」の概要を公開した。プロダクト広告は、広告主がFacebookに商品広告を出稿する際に利用できる機能。商品を紹介する手段は目的に応じて複数用意するなど、豊富な機能を備える。「ダイナミックプロダクト広告」は、Facebook利用者のこれまでのWebサイトの閲覧履歴などを収集し、利用者のFacebookを開いたときに興味がありそうな商品を表示できる。「マルチプロダクト広告」は、複数の商品広告を同時に掲載できる。商品ごとに写真やリンクを付けられる。また、「カスタムオーディエンス」では、Webサイトやアプリの利用者の趣味・関心、住んでいる場所などの条件を指定し、オーディエンスを絞り込んでリーチできる。広告に表示する商品は自由に選択できる。例えば、利用者がWebサイトやアプリで見た商品を改めて紹介したり、売れ筋ランキングから商品を紹介できるという。マルチプロダクト広告は、すでにAPIと広告管理ツールの「パワーエディタ」のどちらからでも利用できる。ダイナミックプロダクト広告はすでにAPIリリースしており、パワーエディタへの対応は順次展開予定としている。
2015年03月06日ディオール(Dior)が、女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)がミューズを務めるアイコンバッグ「ビー ディオール(Be Dior)」の新広告キャンペーンビジュアルを公開した。撮影はイタリア人フォトグラファーのパオロ・ロベルシ(Paolo Roversi)が手掛けた。オスカー女優であるローレンスのナチュラルなオーラを捉える舞台として、建築的にピュアでミニマルな場所を選択。白い階段や壁を背景に、ローレンスの持つバッグのデザインがより美しく際立されている。ビー ディオールはスムースレザーやプレシャススキン素材などを用い、ブランドネーム「D.I.O.R」の4文字を象るシルバーフォーム、レザーで覆われたレターチャームなどがあしらわれている。肩から下げたり、クロスボディで持ったりと、スタイルに合わせた持ち方を楽しめる。
2015年03月04日ヤフーは3月3日、Yahoo!ニュース スマートフォン版の「記事全文」ページにて、新たなスマートフォン広告フォーマット「プライムカバー」の提供を開始した。同広告は、ユーザーの行動を妨げることなくスマートフォン画面に広告を表示ができるほか、連続性やストーリー性のある広告展開で認知を高めることができる新しいタイプのブランディング広告フォーマットだ。Yahoo!ニュース スマホ版の記事全文ページに設けられた広告枠を独占し、連続して登場する3つのバナーを利用。ファーストビューにあたるページ最上部の広告枠は、アクセスしたユーザーの目に必ず触れるため、確実にユーザーに訴求することができる。また、320×180ピクセルと大画面でありながら、ページをスクロールすると画面上にとどまりながら少しずつ広告がたたまれ、視認範囲が小さくなっていく仕様を採用し、ユーザーの行動を阻害することなく訴求可能。ページ中ほどには、中部の広告枠(300×250ピクセル)を表示し、コンテンツをはさんでページ下方に最下部の広告枠(300×250ピクセル)が表示される。なお、同フォーマットは、ヤフーの子会社でスマートデバイス向けのリッチ広告を開発・販売するリッチラボが開発したものとなる。
2015年03月03日AMoAdはこのたび、カヤックのチャット&ゲームコミュニティ「Lobi」を運営するLobi事業部とネイティブ広告マーケティングにおける事業提携をし、ネイティブ広告の提供を2015年3月上旬より開始すると発表した。これにより、同社が提供する「AMoAdネイティブ広告」は、カヤックが運営する「Lobi」にて、ゲームユーザーを対象に関心の高い表示方法や広告クリエイティブを、コンテンツ性の高い広告として配信するネイティブ広告の提供を開始する。
2015年03月03日グルーバーは2月25日、同社が提供するネイティブアド・コンテンツマーケティングの効果測定・分析ソリューション「TRIVER」が、ログリーの広告プラットフォーム「logly lift」と計測連携を開始したと発表した。「logly lift」とは、企業のオリジナルコンテンツをメディアのネイティブ広告として配信するサービス。一方、「TRIVER」は、広告主のネイティブアド・コンテンツマーケティングの効果測定と、メディア企業のコンテンツ企画などを支援する、各種分析やレポートをワンストップで実現するソリューションだ。今回の連携により、「logly lift」が連携するPC・スマートフォンを対象とするメディア 延べ40億インプレッションのネイティブアド広告在庫に対し、誘導元メディアからコンテンツページ、広告主サイトまでの来訪経路・閲覧状況分析を「TRIVER」の管理画面上で一元管理できるようになる。
2015年02月26日Facebookは2月24日、Facebook広告の利用者(広告主)の数が世界中で合計200万を突破したと発表した。また、広告管理ツール「iOS版広告マネージャ(英語版)」の提供を開始した。Facebook広告は、Facebookのニュースフィードなどの右側に表示される広告で、企業と個人が広告を出稿できる。個々の利用者の使い方に合った広告を表示できる仕組みとなっており、Facebookページやアプリ、外部サイトへのリンクなどを宣伝できる。Facebookでは、Facebook広告の導入事例を一部紹介している。例えば、米国のノースカロライナ州に住む専業主婦は、生鮮食品宅配サービスの企業を立ち上げ、Facebook広告を利用した。経営は起動に乗り、現在では州内の農家40軒以上とパートナー契約を結んだという。iOS版広告マネージャは米国のApp Storeで配布する。管理ツールでは、広告の作成/編集、予算のスケジュールの編集、パフォーマンスの確認、プッシュ通知の受信などの機能が搭載されている。日本語版の配布は、3月下旬より国内のApp Storeで開始予定だという。Android版は開発中で、2015年内のリリースを目指すとしている。
2015年02月25日電通は2月24日、「2014年(平成26年) 日本の広告費」を発表した。これによると、日本の総広告費は前年比102.9%となる6兆1522億円で、3年連続で前年実績を上回る結果となった。○2014年 インターネット広告費 - 初の1兆円超え市場へ調査によると、媒体費と広告制作費を含む「インターネット広告費」は、前年比112.1%の1兆519億円。このうち、媒体費が8245億円(前年比114.5%)で、制作費は2274億円(前年比104.4%)となった。インターネット広告媒体費は、スマートフォン市場の成長や動画広告、新しいテクノロジーを活用した広告配信の浸透が下支えし、前年を上回る伸び率を示したという。市場の内訳をみると、枠売り広告やアフィリエイト広告が堅調に推移したほか、運用型広告が前年比123.9%となる5106億円と大きく伸長した。枠売り広告ポータルサイト中面のターゲティング商品を運用型広告で代替する動きが進んだものの、自社のブランディングを目的とした広告主のニーズに応える大型広告・リッチ広告の活用や、キュレーションメディアなどの新たなメディアの出現もあり、前年を上回った。また、マーケティングニーズの細分化やユーザーの接触メディアの分散化を受け、ジャンルを特化した各種専門サイトの活用が拡大。従来型タイアップにくわえ、ネイティブ広告やコンテンツマーケティング、動画広告の活用など、新しい動きが本格化した。運用型広告検索連動広告では、PC検索の伸びが落ち着きを見せ、スマートフォンやタブレット検索は大きく伸長する中、全体では堅調に成長。大きく伸びた領域としてはDSP(Demand Side Platform)が挙げられる。動画広告広告主によるブランディング目的での活用を中心に拡大した。なお、マスコミ四媒体を含む詳しい調査結果は、電通公式Webサイトにて閲覧可能。電通報では、調査の解説記事や動画なども公開している。
2015年02月24日サイバーエージェントグループのアドテクスタジオは2月20日、スマートフォンに特化したダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst(ダイナリスト)」で、Facebookが提供する「Dynamic Product Ads(ダイナミックプロダクトアズ) 」のAPIを活用した広告配信を開始したと発表した。Dynamic Product AdsはユーザーのFacebookの使い方を分析し、興味のありそうな商品をFacebookのニュースフィード上にリアルタイム配信する広告手法。Facebookでは専用のAPIを公開しており、利用する企業は、約13億人以上とも言われるFacebookのユーザーへの広告配信することができる。Dynalystは、Dynamic Product AdsのAPIを導入したことで、Dynalystの利用企業がFacebookのニュースフィード上に広告を掲載できるようになる。Facebookへの広告配信が加わり、各媒体・アドネットワーク・SSPを横断したより広範囲な広告枠への配信が可能となる。
2015年02月23日VOYAGE GROUPの連結子会社となるZucksは2月20日、UUUMが運営する「UUUMネットワーク」への広告配信において連携を開始した。これにより、Zucksが運営する「Zucks Affiliate」と契約する広告主のタイアップ動画制作など案件情報を「UUUMネットワーク」のYouTuberに提供する。広告主は、同ネットワークに所属するYouTuberのチャンネル視聴者に対し、商品やサービスの理解促進や購買促進、アプリ利用の促進を期待できる。
2015年02月20日サイバーエージェントの連結子会社となるCyberZは2月18日、シード・プランニングと共同で、「2015年スマートフォン広告市場動向調査」を行い、その結果を発表した。これによると2014年の市場は、前年予想時の2304億円を大きく上回る3008億円(対前年比162%)を記録。スマートフォン(スマホ)の特性を活かした広告媒体や広告フォーマットの登場などスマホ向け広告商品の多様化が進み、広告主のスマホを利用したプロモーション環境は大きく改善されたという。○ディスプレイ広告が市場の成長を押し上げる広告商品別の市場規模では、検索連動型広告市場が1200億円(前年比140%)で、ディスプレイ広告市場が1648億円(前年比193%)、成果報酬型広告市場が160億円(前年比109%)。市場規模全体に占めるディスプレイ広告の構成比が初めて過半数を突破し、市場拡大をけん引する結果となった。○スマホ向けネイティブ広告は今後も拡大傾向同調査によると、ネイティブ広告は、ディスプレイ広告に次ぐ新しいスマホ広告の提供形態として今後も普及が見込まれ、2015年には大手事業者の参入も予想されることなどから出稿ニーズの急速な拡大が予想されるという。○2016年、Web広告の半数をスマホ広告が占めるスマホ広告市場は、2016年以降も持続的な成長を維持する見込み。市場規模は2016年に4737億円となり、Web広告市場全体の55%に達すると予想される。なお、同調査は、2014年11月~2015年1月の間に、スマホ広告市場関係者へのヒアリングや、調査主体・調査機関が保有するデータの分析、公開情報の収集にて行われたものとなる。
2015年02月19日楽天グループのリンクシェア・ジャパンは2月4日、ネイティブ広告ネットワーク事業を展開するサムライトの協力のもと、「成果報酬型ネイティブ広告サービス」の提供を開始した。同サービスは、アフィリエイトプログラムとなる「リンクシェア アフィリエイト」と「TGアフィリエイト」を利用する広告主を対象に、ネイティブ広告ネットワークへの広告配信と、広告クリック後の遷移先に掲載する商品・サービス内容に関する記事形式のコンテンツ作成を行うもの。なお、広告遷移先となる記事コンテンツは、サムライトが社内外にて保有する各分野の専門家や有識者により、広告の訴求内容に応じて作成されるという。
2015年02月05日クックパッドは2月4日、スマートフォンブラウザのクックパッドにおいて、リッチラボが提供するスマートフォン向けリッチメディア広告「プライムウィンドウ」を、広告商品のラインナップに追加した。同商品は、スマートフォンブラウザにて表示するクックパッドのページ背景に1枚の広告画像を掲載し、スクロールの特性を活かしたスマートフォン向けブランド広告として、コンテンツの間から背面の広告クリエイティブをのぞかせることでユーザーの関心を喚起する。同社によると、スマートフォンブラウザによるクックパッド利用者数は、2014年10月時点、月間のべ2300万人を超える。スマートフォン広告売上は広告費全体の約40%を占め、順調に成長しているという。
2015年02月05日オプトグループでアフィリエイトコンサルティング事業を行うクロスフィニティは2月3日、アフィリエイト広告主監視システム「AdWatcher(アドウォッチャー)」の監視対象に、スマートフォン向けWebサイトを追加した。AdWatcherは、クロスフィニティの独自クローラーとデータ分析技術の応用、目視でのパトロール対応を統合した監視システム。これにより、検索連動型広告を含む広告主の競合掲載比較や不正の検出が容易となり、高度なアフィリエイト戦略実行や緻密な運用に効果があるという。今回のバージョンアップでは、iOSかAndroidを搭載するスマートフォン向けWebサイトの監視・不正の検出が可能に。スマートフォン向けASPも追加し、計40以上のASPに対応したことになった。なお、同社によると、アフィリエイト広告主監視システムによる監視対象に、スマートフォン向けWebサイトを含むものは国内初となる。
2015年02月05日GMO TECHは2月3日、スマートフォン向けCPI型広告配信サービス「GMO SmaAD」において、モバイルリッチアドネットワークをグローバルに展開するAarkiのリッチメディア広告制作ツール「Aarki Encore」を導入し、提供を開始した。これにより「GMO SmaAD」では、動画やアニメーションなどを組み込んだクリエイティブ性の高いリッチメディア広告の制作のほか、GMO SmaADに加えAarkiが持つアドネットワークへ広告配信できる。なお、GMO SmaADは、スマートフォン向けCPI型広告配信ネットワークサービスで、広告経由でアプリをダウンロードしたスマートフォンユーザーにポイントやコインなどのインセンティブを付与するリワード広告配信サービス「GMO SmaADリワード」と、インセンティブを付与しないCPI課金によるアドネットワーク広告配信サービス「GMO SmaADアドネットワーク」の2つのサービスで構成する。一方、Aarkiが提供するオンラインリッチメディア広告ツール「Aarki Encore」は、動画やアニメーションなどを組み込んだクリエイティブなリッチメディア広告の制作や、メディア媒体から行う広告枠の買い付けを最適化できるとして、英語・中国語圏のインターネット広告代理店にて幅広く導入された実績をもつ。GMO TECHは今後、Aarkiとの連携によるサービスの販売強化に努めるほか、成長が期待できるスマートフォン集客の分野においてサービスの提供を行っていく考えだ。
2015年02月04日東芝は、コンテンツマーケティング施策の一環として、「SlideShare」にてブランディングを目的とした動画広告の公開を開始した。動画は、同社がホワイトペーパーやインフォグラフィックス等のコンテンツにてグローバルに見込み客獲得を目指す「スマートコミュニティ」をテーマに制作。表現しているロボットの手は「街や人をサポートする」役割を担い、風力や太陽光による発電や街を走行する電気バスなど、ロボットの手によって町並みが進化していく様子をファンタジーのように描いた。東芝は今後、自社Webサイトやブログ、LinkedIn、YouTube、Vimeoなどと同様に「SlideShare」の活用を積極的に行う考えだ。
2015年01月30日セリーヌ(CELINE)が、15SSシーズンの広告キャンペーンビジュアルを公開した。この広告キャンペーンのモデルとして、80歳のアメリカ人小説家のジョーン・ディディオン(Joan Didion)、フランスのバレエダンサー兼振付師のマリ=アニエス・ジロー(Marie-Agnes Gillot)、イギリス人モデルのフレイヤ・ローレンス(Freya Lawrence)の3人を起用。写真を撮り下ろしたのは、写真家のユルゲン・テラー(Juergen Teller)。現在、ルイ・ヴィトンで展開中の「SERIES 2」などの数々の広告キャンペーンなどを手がけている。尚、セリーヌの15SSコレクションは3月中旬に発売される予定。
2015年01月22日マルジュは1月19日、「海外プロジェクト」の第一弾として、台湾アクセスに最適化した広告配信サービスを開始した。アスタは12月時点で、1700社・約2万アプリメディアのアプリデベロッパーが参加し、月間200億インプレッションの広告配信ボリュームを有する広告ネットワーク。同社は、2013年より海外からアスタへのアクセス数が増加したことを受け、「海外プロジェクト推進室」を設置し、海外アクセスにおける広告配信の最適化を検証してきた。これによると、海外アクセスの中でも台湾は、2014年12月時点で10億インプレッション・全体の5%と最も高い伸びを記録したという。今回のサービス開始により、アスタ導入企業は、アスタのSDKとJavaScriptを設置することで国内同様に台湾インプレッションにおけるマネタイズも可能となる。一方、アスタ導入メディアは、アスタの広告費用転換機能を活用することで、台湾への広告配信を実現する。同社は年内に、台湾広告配信ボリュームとして30億インプレッションを目指す考えだ。
2015年01月20日南山大学経営学部の学生たちは、日本鉄道広告協会中部支部と連携し、「歩きスマホの注意喚起」をテーマにした交通広告を制作した。同交通広告は、「いじめられている亀に気づかない浦島太郎」や「シンデレラのガラスの靴に気がつかない王子様」など昔話をモチーフにしたユニークなものとなっている。南山大学経営学部の学生たちが、日本鉄道広告協会中部支部と連携して制作した、歩きスマホの注意喚起広告は、連続・多面駅デジタルサイネージ「シリーズ・アド・ビジョン名古屋」にて放映される。内容は、「スマホゲームのレベルアップに夢中で、いじめられている亀に気がつかない浦島太郎」や、「歩きスマホで舞踏会の写真をシェアし、ガラスの靴に気がつかない王子様」など「浦島太郎」や「シンデレラ」といった昔話をモチーフにしたものになっている。その後、「周り、見えてますか?」、「やめよう、歩きスマホ」と表示され、歩行中のスマートフォンの使用に注意を呼びかけている。放映期間は、2015年1月13日から19日までの7日間。放映場所はJR 名古屋駅中央通り「シリーズ・アド・ビジョン名古屋」。NTTドコモ東海支社が協賛している。
2015年01月14日アドバタイジングドットコム・ジャパンは、広告プラットフォーム「Pictela(ピクテラ)」のプレミアムフォーマット「Devil Format」を日経ビジネスオンラインと共同開発し、12月15日より運用を開始していることを発表した。Pictelaは、複数の動画や静止画像、Facebook・Twitterフィードの表示を組み合わせ、リッチメディア広告を簡易に制作・配信できる広告プラットフォーム。Devil Formatは、AOLが提唱する300×1050ピクセルという大型サイズで提供されるブランド広告主向けのプレミアムフォーマットとなる。Devil Formatでは、圧倒的なデザイン性により、企業のブランドメッセージや商品の魅力をストーリー性を持って強く訴求することが可能だという。
2014年12月26日AgICは、自社開発の「紙の電子回路」技術がNTTドコモのポスター広告に採用されたと発表した。広告は、東京都・丸の内にあるドコモラウンジにて12月18日~25日まで公開されている。ポスターは二重構造になっており、表面は離れた場所にいる男女がスマートフォンを通じて思いを伝えるイラストが描かれている。一方、裏面はAgICが開発した特殊マーカーを使った「紙の電子回路」となっている。サイズが縦728mm×ヨコ2060mm。左右の男女が持っているスマホ部分(PUSH と書いてある箇所)を同時にタッチすると、背面の回路がすべて繋がりLEDが点灯する仕組みとなっている。2枚の用紙を組み合わせることでツリーに光が点灯するように演出している。マーカーの構造には、銀のナノ粒子を含んだ特殊な伝導性インクを利用している。このインクで写真光沢紙や特殊なPET紙に文字や絵を描くと、数秒で乾き、描かれてからすぐに伝導性を示す。この技術を広告表現に活かすことができないかということで、NTTドコモから提案があり、今回のポスター製作に至った。
2014年12月22日アップベイダーは12月18日、Criteoが提供する広告効果測定ツール「AD-X Tracking」と、スマートフォンアプリ向け動画広告配信サービス「AppVador」の連携を開始した。「AppVador」は、スマートフォンメディアに向けて動画広告を配信することで広告主が目指すブランドや商品、サービス認知を実現する動画アドネットワーク。一方、「AD-X Tracking」は、アプリ内のイベントやダウンロード数状況、稼働状況をマーケティングチャネルごとにトラッキング・分析し、モバイル広告キャンペーンの成果の最適化を図るもの。どの広告が最適なユーザーを呼び込み、どのユーザーが長期的な利用をする可能性があるかを分析できる。同連携により、「AD-X Tracking」のさまざまな計測指標・分析機能を「AppVador」を用いて配信した動画広告の効果測定に利用することが可能となる。
2014年12月19日ユナイテッドとヴォラーレは12月15日、資本業務提携を締結し、ネイティブ広告を中心とした広告配信などにおいて連携していくことを発表した。これにより、ヴォラーレは、アプリ広告に特化したアドネットワーク「Appliv AdNetwork」で取り扱うネイティブ広告などのアプリ広告配信について、ユナイテッドのSSP「AdStir」を優先的に利用するほか、ユーザー参加型のスマートフォンアプリ情報サイト「Appliv」に「AdStir」からの広告配信枠を設定する。一方、ユナイテッドは、「AdStir」で契約する各メディアにおいて「Appliv AdNetwork」配信が最大化されるよう特別広告枠を確保する。両社は今後、互いの強みを活かし、ネイティブ広告を中心としたネット広告領域における取引量増大を図りたい考えだ。
2014年12月16日「バーバリー(Burberry)」は15SS広告キャンペーンを発表した。撮影はフォトグラファーのマリオ・テスティーノ。今シーズンは、ナオミ・キャンベルと、11月末に表参道店のオープニングイベントでホストをつとめたジョーダン・ダンの英国を代表するモデル2人が起用された。その他、イギリスのロックバンド「ジーズ・ニュー・ピューリタンズ(These New Puritans)」のドラマーで、メンズフレグランス「ブリット リズム」のキャンペーンに登場しているジョージ・バーネット、同じくイギリスのロックバンド 「オブ・エンパイアーズ(Of Empires)」のドラマーで、15SSバーバリープローサムメンズコレクションのランウエイにも登場したジョージ・ルペイジも登場する。チーフ・クリエーティブ・兼エグゼクティブ・オフィサーであるクリストファー・ベイリーのディレクションのもと、ブランドを象徴するトレンチコートを始め、新作アイコンバッグ「バーバリー・ビー」など、コレクションの代表的なアイテムにフォーカス。同キャンペーンは、2015年1月より公式サイトやSNSなどで露出される。
2014年12月15日博報堂は12月10日、同社の雑誌「広告」のリニューアルを発表した。「広告」は、1948年に広告文化の創造と発展を目的として発行された季刊誌。12月時点で通巻396号が発行され、編集製作は博報堂の社員が中心となって行う。2012年8月号~2014年10月号まで、「恋する芸術と科学」をテーマにさまざまな特集に取り組んできたが、2014年をもって同テーマを一旦終了とする。2015年は、新編集長に同社コピーライターの尾形真理子氏を迎え、「なぜか愛せる人々」を通年テーマに置き新しい体制で再スタートをきる。今後は、毎号、多様な価値観をもつ人々にフォーカスをあて、「人間」を丁寧に見つめていくことで社会の兆しを切り取っていくことを目指すという。尾形氏は、「リニューアル号の特集は『水色の自己主張』。声高に自分の考えを主張するのが『赤』だとしたら、誰かのためにできることを自分なりに続けて、いつの間にか周りの人たちをやわらかく導いていくような主張は『水色』かも。そんなイメージを抱きつつ、多様な『自己主張』と『水色』と結び付けて考えてみた特集を期待ください」と意気込みを語る。
2014年12月11日Facebookは12月3日、Facebookのモバイルアプリ広告の機能を新たにアップデートしたと発表した。リーチ(到達数)とフリークエンシー(表示頻度)の予測性を優先する形で、Facebookモバイルアプリ広告を購入できるようになった。これにより、認知度を押し上げながら、広告が人目に触れる頻度をコントロールできるようになる。アプリのリリース時や更新時など、認知度の向上を目的としたキャンペーンで利用すると効果が高いとしている。また、モバイルアプリ広告が所定の条件を満たす場合に、ニュースフィード上に動画の広告を掲載できるようになったほか、パワーエディタからも動画を使用したモバイルアプリ広告を作成できるようになった。さらに、Facebook広告のターゲット設定オプションでAmazon Fireタブレットが指定できるようになった。今後は、AppleやSamsung、HTCなどのデバイスと同様に、AmazonのFireタブレット利用者にターゲットを絞ることができる。Facebookでは、今回アップデート内容の詳細のほか、「モバイルアプリ広告を年末年始の商戦に活かすためのヒント」をWebページ上で公開している。
2014年12月04日