「廣木隆一」について知りたいことや今話題の「廣木隆一」についての記事をチェック! (1/9)
ロックバンド・クレイジーケンバンドの結成時から2022年までメンバーとして活動した廣石惠一さんが16日に脳出血のため死去した。64歳。バンド公式サイトで発表した。サイトでは「廣石惠一氏逝去のお知らせ」とし「1997年の結成時から2022年までクレイジーケンバンドのメンバーとして活動された廣石惠一氏が、令和7年3月16日、脳出血のため64歳で逝去されました」と伝え「謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心から故人のご冥福をお祈りいたします」と記した。クレイジーケンバンドは、1997年結成。1998年のデビュー以降、数多くのジャンルを柔軟に取り入れたミクスチャー音楽を代表するバンドとして活躍。廣石さんはクレイジーケンバンドの結成当初からドラムス・パーカッションを担当していた。
2025年03月25日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が21日、自身のXを更新。YouTubeチャンネル『毎週キングコング』で“今後の活動”に関する報告を行うと予告したことが、さまざまな憶測を呼んでいることを受けて、訂正した。西野は「一部報道にて「キングコング解散」との見出しが掲載され、多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。本日の投稿が誤解を招く表現であったことは事実であり、深く反省しております。「解散」や「活動休止」といった事実は一切ございません。誤解を与えてしまったことを重く受け止め、ここに訂正させていただきます」と伝えた。その上で「この度、キングコングに関係するメンバーが違法賭博(オンラインカジノ)問題に関与していた事実が判明いたしました。本件は極めて重大な問題であり、決して看過できるものではございません。つきましては、本件の経緯および今後の対応について、当事者として説明する場を設けることといたしました」と記した。先立って発表された文書は西野と梶原雄太の連名で、「キングコングから大切なご報告」と題し「本日は、皆様に私たちの今後の活動に関する重要なご報告がございます」とし、「これまで長きにわたり、多くの方々に支えられながら活動を続けてまいりましたが、私たち自身、これからの活動について真摯に向き合い、何度も協議を重ねてまいりました」といきさつを説明。「そして、その結果、一つの決断に至りました。突然のご報告となりますことをお許しください」と伝えた。続けて「なお、通常であれば毎週日曜日に配信している『毎週キングコング』ですが、今週は特別に本日3月21日(金)22時に配信いたします」と、YouTubeの内容を告知。「詳細につきましては、そちらの動画内にてお伝えいたしますので、ぜひご覧いただければ幸いです」と呼びかけた。■西野亮廣の報告全文【ご報告とお詫び】一部報道にて「キングコング解散」との見出しが掲載され、多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。本日の投稿が誤解を招く表現であったことは事実であり、深く反省しております。「解散」や「活動休止」といった事実は一切ございません。誤解を与えてしまったことを重く受け止め、ここに訂正させていただきます。この度、キングコングに関係するメンバーが違法賭博(オンラインカジノ)問題に関与していた事実が判明いたしました。本件は極めて重大な問題であり、決して看過できるものではございません。つきましては、本件の経緯および今後の対応について、当事者として説明する場を設けることといたしました。今夜10時配信のYouTubeチャンネル『毎週キングコング』で全て正直にお話しさせていただきます。本件に関しまして、ご関係の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。何卒、ご確認いただけますようお願い申し上げます。西野亮廣(キングコング)
2025年03月21日キングコングの西野亮廣(44)と梶原雄太(44)が21日、それぞれのXで「大切なご報告」とした文書を発表。その内容について西野が音声プラットフォーム「Voicy」で心境を語った。発表について「言い出しっぺは僕なんですけどね。2人で話し合って、こうしていこうということが決まりました」とコメント。「突然のご報告になってしまうので、びっくりされる方もいらしゃると思いますが…どんなかたちであれ僕たち2人は納得しているので応援してほしいなと思います」と呼びかけた。詳細についてはきょう21日、午後10時からのYouTube『毎週キングコング』内で明かすとし、「あおるようで申し訳ないですね」と吐露。「僕たちの現時点での結論です」「すぐに受け止められない方もいるかもしれませんが、時間がかかるかもしれませんが受け止めていただけるとうれしいなと思います」と語った。キングコングは21日、それぞれのXで「大切なご報告」とした文書を発表。「本日は、皆様に私たちの今後の活動に関する重要なご報告がございます」とし、「これまで長きにわたり、多くの方々に支えられながら活動を続けてまいりましたが、私たち自身、これからの活動について真摯に向き合い、何度も協議を重ねてまいりました」といきさつを説明。「そして、その結果、一つの決断に至りました。突然のご報告となりますことをお許しください」などと伝えていた。
2025年03月21日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が11日深夜、自身のXを更新。情報経営イノベーション専門職大学の客員准教授を務める人物が、自身に対する“作り話”を投稿したと伝えた。これを受け、同大学の学長・中村伊知哉氏が反応し、准教授の投稿について謝罪し「当該客員准教授との契約を解くとともに、学長としてお詫び申し上げます」と呼びかける事態へと発展。ORICON NEWSの取材に対して、中村氏は、12日朝に緊急会議を開き、当該准教授との契約を解いたと明かした。西野は、当該の准教授が自身について「ダウンタウンの真似をして横柄」とした投稿(現在は表示制限)を引用して「こういう作り話でネガキャンされることが、本当によくあるのですが…僕は映画館でこんなことをしたことはありませんし、そもそも『フォレスト・ガンプ』は僕が中学生の時に公開された作品なので、映画館で観ていません。公開当時は「キングコング西野」でもありません。そして、ダウンタウンさんは決して「横柄」ではありません」と訴えた。この投稿を受けて、学長の中村伊知哉氏が「客員准教授がご迷惑をおかけし、申し訳ありません。緊急会議を開き処分を決定します。まずは学長としてお詫び申し上げます」と謝罪。その後「当学の客員准教授が不適切な投稿をしたことで、西野亮廣さんにご迷惑をおかけしています。当該客員准教授との契約を解くとともに、学長としてお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません」と報告した。現在、当該の准教授について同大学のホームページを確認すると「お探しのページは見つかりませんでした」と表示されている。
2025年03月12日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が11日、自身のXを更新。先輩芸人であるダウンタウンへの思いをつづった。西野は「浜ちゃんの『フレンドシップ』を聴いて、泣きそうになってる」と10日に一時休養が発表されたダウンタウン・浜田雅功(61)が、H Jungle with tとして1996年にリリースした、日本テレビ系ドラマ『竜馬におまかせ!』の主題歌「FRIENDSHIP」を聴いたと報告。続けて「自分は、こんなにもダウンタウンが好きだったんだな。また、お二人に会いたい。絶対に会いたい」と感情をあらわにした。この投稿に「大好きなお二人にまた会えるとよいですね。。私もフレンドシップ聴いてみます」「アカン、ホンマ泣けてきた。西野さんありがとう」「小室さん、色褪せないいい曲を作りましたね」などの声が上がっている。
2025年03月11日タレント、キャスター、元ファッションモデルの廣岡まりあが9日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「青色が強くなりそうな予感」中日ファン廣岡まりあ、同じく中日ファン"人気芸人"トークショーのMCを担当!「【まりあの世界遺産ノート㉙】岩手県平泉にある世界遺産 #中尊寺中尊寺といえば#金色堂 が有名ですよね!✍️✨」と綴り、自身が写った写真など数枚の画像をアップした。「【世界遺産クイズ】Q. 旧覆堂 の近くにある銅像は誰のもの?(5枚目)」など、さすが世界遺産検定マイスターといった廣岡の投稿にファンも興味津々のようだ。 この投稿をInstagramで見る 廣岡 まりあ | Maria Hirooka(@maria_hirooka)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「まりあちゃん、中尊寺は絶対行ってみたいところ。投稿観て、気持ちが高まったわ☺️」といったコメントが寄せられている。
2025年02月11日CBCアナウンサーで気象予報士でもある友廣南実が13日、自身のXを更新した。【画像】CBC美人気象予報士アナ・友廣南実、『巨大まねきねこ』とお揃いポーズでパシャリ!可愛すぎる笑顔に癒されるファン続出「⚡️東海ティーンズバトル⚡️素晴らしいパフォーマンスを披露してくださったパフォーマー方、会場にお越しくださった皆さま、ありがとうございました✨」と綴り、白のトップスとジーンズに身を包んだ自身の写真をアップ。「9人のパフォーマーに共通していたのが、輝く笑顔。惹きつけられました。」と、その感動を語った。友廣は、11日に公開収録が行われた東海エリアのティーンズが熱いパフォーマンスバトルを繰り広げる「東海ティーンズバトル」でMCを務めた。⚡️東海ティーンズバトル⚡️素晴らしいパフォーマンスを披露してくださったパフォーマー方、会場にお越しくださった皆さま、ありがとうございました✨9人のパフォーマーに共通していたのが、輝く笑顔。惹きつけられました。こちらの模様は3月に放送予定です! pic.twitter.com/HWtkl148bh — 友廣 南実【CBCアナウンサー】 (@tomohirominami_) January 13, 2025 この投稿には「ファッション似合うし、笑顔が爽やか」「お疲れ様でした普段の みぃちゃんとは違うファッションも魅力的やなー」と、フォロワーからその美しさを称賛するコメントが数多く寄せられている。
2025年01月13日中学生モデルの廣住このはが12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】FRUITS ZIPPER・櫻井優衣が久々の自撮り供給!? キュートな寝起きショットにファン騒然!「あなたに夢中です♡」と自撮りショットを公開した。「#地雷系#地雷系女子」とあざとい写真になっている。 この投稿をInstagramで見る 廣住このは(@kkk.08.kkk)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「かわいすぎるよ(><)♡」「かわいいですこの姫」などの声が寄せられている。
2025年01月12日お笑い芸人、絵本作家、そして実業家としても活躍する西野亮廣が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】東野幸治、西野亮廣の事務所に突撃訪問!「新世界の創造主」に再会し話題に!!「今日からしばらくカルガリーにいます。」と綴り、自身が写った写真1枚をアップした。電車の中で脚を組み、顎に手を当てた西野の『アー写』風ショットがカッコ良すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る Akihiro Nishino(@japanesehandsome)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「おはようございます☃️クリスマスシーズンのカルガリーは、素敵でしょうね〜」といったコメントが寄せられている。
2024年12月12日実業家としても活躍するお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が24日、自身のXを更新。【画像】キングコング西野大絶賛!時間限定シアタールームのビジュアル画像に「色味最高だな」「一緒に仕事をしなくなる(自然と関係がフェードアウトする)人の9割が『ZOOM会議の態度が悪い(何故か、終始ふてぶてしい)』なのですが、」と綴り、ZOOM会議における「態度」について語った。さらに、友人の経営者からも同様の経験を聞いたことがあるとのことで、「ZOOM会議で態度の悪いスタッフ」は、企業にとって大きなリスクになることを指摘している。彼は「こういった教育は会社全体で徹底すべき」と強調しており、この投稿は多くの共感を呼びそうだ。一緒に仕事をしなくなる(自然と関係がフェードアウトする)人の9割が「ZOOM会議の態度が悪い(何故か、終始ふてぶてしい)」なのですが、友達の経営者に聞いたら、友達も同じ理由で取引先との関係を終わらせたことがあったそう。…— 西野亮廣(キングコング) (@nishinoakihiro) October 24, 2024 この投稿にファンからは「仕事はどれだけこなせれるかだけでなく態度とか性格も同じくらい重視なのですね!!」などのコメントやいいねが寄せられている。
2024年10月25日実業家でお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が22日、自身のXを更新した。【画像】人気お笑い芸人、先輩との爆笑エピソードをSNSで報告!先輩が「乗り込んでくる」!?「朝起きたらミギー(寄生獣)みたいなのがいたので写真を撮っておきました」と綴り、寝癖で髪がぴょこっと立った姿が映し出されている。寝癖を「寄生獣」のキャラクターに例えるユーモラスな表現が、多くのファンの笑いを誘った。西野は「えんとつ町のプペル」をはじめとする芸術活動からオンラインサロンの経営など多岐に渡る活躍を見せている。このようにして様々な情報やビジネスチャンスにアンテナを張っているのかも知れない。朝起きたらミギー(寄生獣)みたいなのがいたので写真を撮っておきました。 pic.twitter.com/jVECIS2AbS — 西野亮廣(キングコング) (@nishinoakihiro) October 21, 2024 この投稿にファンからは「西野さん人間離れしてると思ったら そーゆーことなのか」、「おはようシンイチ」などのコメントや多数のいいねが寄せられている。
2024年10月22日お笑いコンビ、キングコング・西野亮廣が自身のXを更新した。【画像】「身も蓋もない…」NYで高い評価を受けるあの人が受けたアドバイスとは?「日本にいる才能ある友人達をブロードウェイのスタッフに紹介できるようになったことが最近の幸せです。 みんなで世界に行きたい。」と綴り、1枚の写真を投稿。様々な国の人々が西野を中心に集合しており、皆笑顔で写る写真を公開した。日本にいる才能ある友人達をブロードウェイのスタッフに紹介できるようになったことが最近の幸せです。みんなで世界に行きたい。 pic.twitter.com/s3zvJFV6lB — 西野亮廣(キングコング) (@nishinoakihiro) September 12, 2024 この投稿にはファンから「それは素敵なことですね✨これからも世界を驚かせてください」、「みなさん、めっちゃいい顔されてますね」などのコメントやいいねが寄せられている。
2024年09月13日妻夫木聡と渡辺謙がテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」にて共演。脚本を北川悦吏子、監督を廣木隆一が務める。本作は、人生に悩む医者と余命宣告された患者の2人が、人は何のために生き、何を残すのかという永遠の問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンドラマ。人生に悩む内科医・佐倉陸を演じるのは、シリアスからコメディまで様々な役を演じ、映画『ある男』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど数々の話題作へ出演する妻夫木聡。テレ東のドラマに初出演で初主演となる。また、陸と旅をする余命宣告を受けている男・成瀬翔を演じるのは、日本を代表する俳優であり、映画『ザ・クリエイター/創造者』などハリウッドでも活躍を続ける、渡辺謙。今回、体重を7キロ減量して役作りに挑んだという。物語を綴るのは、「ロングバケーション」や「ビューティフルライフ」など、数々のラブストーリーを生み出した脚本家・北川悦吏子。北川さんのデビューはテレ東で1989年に放送したドラマ「月曜 女のサスペンス」の中の一遍「赤い殺意の館」での共同脚本。それから30年以上の時を経て、テレ東に帰還。妻夫木さんが北川作品に出演するのは「オレンジデイズ」(TBS)以来20年ぶり。渡辺さんの出演は初となる。北川悦吏子Photo by LESLIE KEEさらに、監督は映画『月の満ち欠け』『母性』などの廣木隆一。3月6日(水)には文藝春秋よりノベライズ文庫が発売される。妻夫木聡×渡辺謙よりコメント到着「今回、北川悦吏子さんとご一緒するのは約20年振りとなりました」という妻夫木さん。「生きる上での、喜び、哀しみ、希望、絶望、その全てを受け止めて僕は陸と共に旅に出たいと素直に感じました」と脚本への思いをコメント。「渡辺謙さんにはとにかく感謝しています。謙さんがいなければ僕は陸になることはできなかったでしょう」と明かし、「こんなにも役と共に生きた感覚を得られたのは久しぶりでした」と手応えを語る。妻夫木聡(佐倉陸 役)また、渡辺さんは「自分の体験から本当に苦しむ患者の気持ちはドラマでは描けないと感じていた」ゆえに、「かねてから医療に関するドラマを固辞していた」という。だが、「北川さんは難病と向き合い、独特の死生観を持たれていた。彼女の感じてきた『生きること』『死に向かうこと』それを演じてみたいと思った」と出演を決めた理由を語った。渡辺謙(成瀬翔 役)脚本家の北川さんは「生きるって何だ?死ぬって何だ?人間ってどうだ?この15年来、脚本家としてどうしても書きたいと思っていたテーマだ。書いてみたら意外にも愛の話になった気もする」と話しながら「妻夫木聡くん、渡辺謙さん、廣木隆一監督、得難い方々に集ってもらい、作品は、命を持つ生き物になった」とコメント。プロデューサー・祖父江里奈(テレビ東京 制作局ドラマ室)は、「北川さんが、ご自身の経験と募る思いと言葉の数々を込めて産み出したこの大切な作品をテレビ東京に托してくださったのは本当に嬉しく、また身が引き締まる思いです。生と死を描く物語でありながら、どこか爽やかさや瑞々しさを感じさせるのは北川さんならでは」とコメント。「それを妻夫木聡さん、渡辺謙さんというこれ以上ないお二人に演じていただけることになりました。妻夫木聡さんと北川悦吏子さんの『オレンジデイズ』のタッグ再び、となれば私を含め多くの人々が心躍るはず。そして、悩み抜いた末、出演を決めてくださった渡辺謙さんには感謝してもしきれません。さらにこの物語を廣木隆一監督がご自身の地元・福島で撮影してくださいました。風光明媚な景色の中で撮られた数々のシーンはどれも叙情的で見応えがあり、また監督を慕う多くの才能あるスタッフが集結しテレビドラマとしては最高のクオリティに仕上がりました」と自信を覗かせている。テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」は5月6日(月・休)20時~テレビ東京ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日1月5日(金) より公開されるシネマ歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那(とうなすや ふしぎのくにのわかだんな)』と新宿末廣亭が、タイアップキャンペーンを実施することを発表した。本作は、宮藤官九郎が作・演出を手掛け、中村勘九郎、中村獅童、中村七之助が出演する奇想天外な人情噺で、『唐茄子屋政談』や『大工調べ』など古典落語の要素が詰まった新作シネマ歌舞伎だ。新宿末廣亭では、本作の新宿ピカデリーまたは東劇での座席指定券(半券も可)、またはチケット購入画面を末廣亭の窓口で提示すると、割引料金で寄席落語を楽しむことができる。併せて、『唐茄子屋 不思議国之若旦那』の公開を記念した応援上映が開催されることが決定した。江戸の芝居小屋を現代に復活させた情緒溢れる平成中村座で上演された舞台を収録した本作。江戸の芝居小屋といえば、見物客たちが「●●屋!」などの大向うをかけたり、ゲラゲラと笑い声をあげたり、時にはお弁当をつまみながら自由に楽しむ場だった。応援上映でも、声を出しての応援や大向こう、拍手・手拍子をしながら鑑賞できる。応援上映は、1月12日(金) より1日1回、東劇にて開催される。<タイアップ情報>『唐茄子屋 不思議国之若旦那』を観て新宿末廣亭へ行ってみよう!タイアップキャンペーン【内容】新宿ピカデリーまたは東劇の『唐茄子屋』座席指定券(半券可)またはチケット購入画面を新宿末廣亭の窓口でご提示いただくと、一般料金から500円割引で寄席落語をお楽しみいただけます。※一般料金:3000円→2500円(学生料金)となります。■割引キャンペーン期間2024年1月21日(日)~2月29日(木) まで ※ただし、1月31日は除く。■割引対象となる人数『唐茄子屋』半券を提示した本人1名+同伴1名まで割引対象※新宿ピカデリー、東劇以外のチケット半券やチケット購入画面はキャンペーン対象外となりますので、ご注意ください。※新宿末廣亭の一般料金のみ、割引の対象となります。シニア料金、学生料金、小学生料金からの割引は不可。※新宿末廣亭窓口で、当日券(自由席)ご購入の場合のみ適用。※ご鑑賞後の割引は行いません。必ず、ご鑑賞前に座席指定券・チケット購入画面を窓口にてご提示ください。シネマ歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那』作品詳細:キャンペーン詳細:<上映情報>『唐茄子屋 不思議国之若旦那』「若旦那応援上映」1月12日(金) より東劇にて1日1回を予定※詳細な上映時間は各劇場HPをご覧ください。東劇HP:【チケット販売スケジュール】■WEB会員:上映3日前 17:00~非会員:上映3日前 21:00~■窓口販売上映2日前劇場オープンより
2024年01月04日かまぼこの老舗「鈴廣」から、伊達巻を使用したスイーツが登場。2023年7月22日(土)より、鈴廣かまぼこの里 汐風カフェ、鈴廣かまぼこ 御殿場店などで販売される。伊達巻を使用した新感覚スイーツ慶応元年に創業したかまぼこの老舗「鈴廣」は、正月の食べ物というイメージがある伊達巻を使用したスイーツを展開。しっとりとした食感と上品な甘さが特徴の「小田原伊達巻」を丸ごとペースト状にして、3種の伊達巻スイーツを考案した。中でも注目は、伊達巻とクリームチーズを練り込んだ「伊達巻ジェラート」。まるでチーズケーキのようになめらかで濃厚な味わいながら、最後まで飽きの来ない絶妙な甘さに仕上げた。バナナの果肉感&伊達巻の上品さを味わうスムージー「伊達巻スムージー」にも注目。凍らせたバナナとペースト状の伊達巻を合わせ、爽やかな酸味を加えた一品だ。水を一切加えていないため、バナナの濃厚な味わいを堪能できるドリンクとなっている。外はカリッと中はしっとりなチュロス外はカリッと、中は伊達巻特有のしっとりとした食感がポイントの「伊達巻チュロス」もラインナップ。表面にはシナモンシュガーをまぶし、噛んだ瞬間爽やかなシナモンの香りを感じることができる。食べ歩きにぴったりのサイズで、小腹が空いた時や食後のデザートにもおすすめだ。【詳細】鈴廣 伊達巻スイーツ発売日:2023年7月22日(土)■伊達巻ジェラート 480円販売場所:鈴廣かまぼこの里 汐風カフェ、鈴廣かまぼこ 江の浦店、鈴廣かまぼこ 御殿場店■伊達巻スムージー 400円販売場所:鈴廣かまぼこの里 汐風カフェ■伊達巻チュロス 350円販売場所:鈴廣かまぼこの里 あげかま屋 すず天【問い合わせ先】鈴廣かまぼこ株式会社 カスタマーセンターTEL:0120-07-4547(フリーダイヤル)※受付時間:9:00~18:00
2023年07月23日ぴあ創業者の矢内廣が創業50周年を機に初めての自伝『岩は、動く。』を発売した。本書では、自身の生い立ちから、情報誌『ぴあ』の創刊、「チケットぴあ」のスタート、幾度と経験した経営危機や発明のエピソードなどが語られる。書籍には「不可能という名の大きな岩は、信念を持って一生懸命に押していると、一緒に押してくれる人がまず一人現れ、そのうち何人にもなり、皆んなで押してるうちに動き始め、一度ゴロンとすると、ゴロンゴロンと転がります。こうして、動かないはずの岩が何度も動いたのが、ぴあの50年でした。」と書かれており、『岩は、動く。』が本のタイトルになっている。■目次抜粋・幼少時代のあだ名は「哲学者」・起業の原点は「甘納豆紙芝居」・情報誌「ぴあ」命名の種明かし・浅利慶太と押した「起動スイッチ」・ぴあが迎えた「とんでもない」相談役・一度は「断った」株式上場・コロナという「天災」とどう対峙したか・「これからの50年」に向かってほか『岩は、動く。』著者 矢内廣発行・発売ぴあ株式会社発行日2022年12月30日定価2420円本体2200円+税判型四六・上製(ハードカバー)本体242P
2022年12月30日12月1日(木) 映画『月の満ち欠け』公開前夜祭舞台挨拶が実施され、大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、そして廣木隆一監督が登壇した。まずは来場した観客、そして全国322館の劇場でのライブビューイングに参加している観客へ向け「全国の皆さんも見てくれていますか? いよいよ明日公開、気合を入れて盛り上げていきたいと思っています」と大泉が挨拶。自身の故郷に「札幌~!」と呼びかけも。つづいて「この映画が色んな方々のもとに旅立っていってくれたらいいなと思います」(有村)、「いよいよ公開ということで今はドキドキ・ワクワクしています」(目黒)、「東京も寒くなって来て、そんな時期に心があたたまるピュアな映画を皆さんにお届けできるのが楽しみです。私の初めての映画出演は廣木監督の作品で、20年以上ぶりにまたご一緒できて光栄です」(柴咲)、「短い時間ですが最後までよろしくお願いします」(廣木)とそれぞれ挨拶を述べた。実は昨日、大泉の「GQ MEN OF THE YEAR 2022」ベスト・アクター賞授賞式と、有村が第47回報知映画賞、主演女優賞受賞が発表となったばかり。映画公開を前におめでたいニュースが続き、会場からは改めて盛大な拍手が沸き起こる。「賞をいただいたのはずいぶん久しぶり。ただ、マネージャーが授賞式に出るスケジュールが無いと慌てて断りそうになっていたものですから、『そりゃ(賞)貰いたいよ!』と言って無理矢理スケジュールを空けてもらいました」と裏話を明かす大泉。有村は「本当に信じられなくてびっくりして、マネージャーに何度も本当に? と確認しました。受賞した『前科者』は思い入れが沢山ある作品だったので嬉しいです」と喜びを語った。大泉洋主演を務めた大泉は「映画は子どものような感覚なんです。僕らの手を離れてここから皆様の元に作品が行くのが嬉しくもあり、寂しい気持ちも」と率直な思いを述べた。「宣伝が終わったら目黒蓮とももう会えなくなると思うと寂しい。まだまだバラエティタレントとして育てたかった」と会場の笑いを誘った。「だいぶ育ててもらいましたね。もっと鍛えてもらいたいです」と目黒が答えると、「それならばね、なんで今日厚底の靴を履いて来たんだ! 俺と出る時は厚底履くなって言ったろ!」と大泉のぼやき節が炸裂。すると、「実は今日スタイリストさんに厚底の靴とそうでない靴の2つを用意していただいていて、僕はまた大泉さんにぼやかれたいと思って『こっちで!』と(厚底の靴を)選びました(笑)」と目黒が明かすなど、本作の撮影から宣伝活動を通じてすっかり仲良くなった2人の阿吽の呼吸が発揮された。目黒蓮有村は「撮影が終わっても公開まで宣伝や取材等ふとした時に作品の事を思い出すんです。いざ公開となったら、良い意味で“さよなら”と送り出すことが出来る」としみじみ語った。目黒は「初めての単独での映画出演なので、皆さんの手に届いた時リアクションが楽しみです」。柴咲は「人を失った人の悲しみ・思いやりがきちんと込められている作品になると思ったので参加しました。年末が近づいて今年を振り返ることも多くなりましたし、昨今の情勢で不安になることもあったり、大切な人を失った方もきっといらっしゃると思います。そういった方々に寄り添えるような映画に携われて良かったです」。廣木は「映画はお客さんに観ていただいて完成するものだと思っています。どんな風に届くかわかりませんが、どうか可愛がってください」と映画公開への思いを述べた。柴咲コウ本作では“生まれ変わり”がテーマの1つとして描かれる。11月に行われた試写会では、キャスト陣が生まれ変わったらなりたいものをそれぞれ発表した。今回は、「自分がもし生まれ変わりだとしたら、前世がなんだと思うか」という質問が。大泉は「確か昔ローカル番組で調べたら空き缶だった(笑)。北海道の王様みたいな人だったと言われたこともありますね。なので北海道の王様でした!」と回答。有村は「北欧が好きで、以前番組で初めてノルウェーとフィンランドに行ったら呼吸がしやすくて、フィーリングが合う気がして、その後1人で訪れた際にもなんだか自分の居場所のような気がして。私も調べてもらったらスウェーデンかデンマークにいた人と言われたことがあって、もしかしたら前世は北欧に関係しているのかな」と答えた。目黒は「僕は牛です。マイペースなところが牛っぽい」と回答。幼少期は食べるのが家族の誰よりも遅かったというエピソードも披露した。柴咲は「武士。古美術店で刀が並んでいるとぞくぞくして『欲しい!』と思っちゃいます。時代劇系の映画に出ると私も侍がやりたいと思う」と答えた。廣木からは「ミズスマシ」という意外な回答が飛び出した。「ウシがいて、ブシがいて、ムシがいるんですね」と大泉が締め、再び会場の笑いを誘った。また、本作は登場人物4人とも八戸の出身であることから急速に親交を深めたり、瑠璃と三角が運命的に出会うのが高田馬場であったりと、実在の場所が運命の場所になっている。そこで、自身の思い出の中で「ここは自分の運命を変えた場所」についても質問が。有村は「先程も話した北欧です。人って勝手に涙が出るんだ、そんなことあるんだと思うくらい絶景に出会いました」と人生観を変えた経験を話す。有村架純一方の大泉は「僕はやっぱり北海道ですかね。大学でSnow Manの皆に会えたことが……」と語り出すとすかさず「TEAM NACSですよね?!」と目黒からツッコミが。他のキャスト陣が笑顔で見守る中、その後も2人の絶妙な攻防は続いた。最後に、廣木監督が「僕は生まれ変わりを信じていて、この作品のテーマのひとつとしても描いています。様々な視点で見てもらえると嬉しいです」と観客へメッセージを述べた。そして、キャストを代表して主演の大泉より「撮影中は辛いシーンがあったけれど、家に帰って娘の寝顔を見ると身の回りの当たり前がとてもありがたいことだと思えて、全てが奇跡の連続だと思えました。僕も生まれ変わってももう一度会いたい人は沢山いるし、いま出会っている皆とはまた生まれ変わっても会いたいな。そんな事を考えられる映画です」と挨拶し、「皆さんハッシュタグ“#月の満ち欠けみたよ”をつけてSNSでつぶやいてください!」と公開初日に先駆け一足早く作品を鑑賞する観客へ向けて口コミのお願いも欠かさずしっかりアピールし、イベントを締めくくった。<作品情報>映画『月の満ち欠け』上映中映画『月の満ち欠け』ポスタービジュアル (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)監督:廣木隆一脚本:橋本裕志主演:大泉洋出演:有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子関連リンク公式HP:::
2022年12月02日映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)の公開前夜祭舞台挨拶が1日に都内で行われ、大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、廣木隆一監督が登場した。同作は佐藤正午による同名小説の実写化作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角(目黒蓮)。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”(有村架純)という名の女性の存在で交錯する。「自分の前世は何だったと思う?」という質問に、有村は「北欧が好きなんですけど、20歳ぐらいの時に初めて番組でノルウェーとフィンランドに行かせてもらって、すごく呼吸がしやすくて、フィーリングが合うというか大好きな場所かもしれないと思ったんです。また24歳の時に今度は1人で行ったら、その時もやっぱり自分の居場所みたいな感覚を持って、その後前世を見てもらったら『スウェーデンかデンマークにいた人』みたいなことを言っていただいて、関係してるのかなって、ちょっと思いました」と明かす。一方、大泉は「私もずっと北欧を回ったことあるんですが、人間が崩壊しました。崩壊しかけました」と言い出し、有村は驚く。大泉は「美しいフィヨルドを延々と車で回らされまして。隣に風船のムンクさんを積んでたんですけど、おかしくなりました。あまりにも綺麗な景色が続き過ぎて。私はね、どうやら北欧の人じゃない。ものすごく息苦しくなりました」と『水曜どうでしょう』の企画を振り返るが、有村には伝わらない様子。有村が「じゃあ、合わないですね」とさらっと切り捨てると、大泉は「合わないんだよ! 僕と有村さん、ちょっと違いました」と苦笑していた。
2022年12月01日映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)の公開前夜祭舞台挨拶が1日に都内で行われ、大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、廣木隆一監督が登場した。同作は佐藤正午による同名小説の実写化作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角(目黒蓮)。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”(有村架純)という名の女性の存在で交錯する。公開前日となり、大泉は「宣伝が終わってしまうと思うと、目黒蓮と会わなくなるので、そこも寂しいないうのはありますね。まだまだ目黒蓮をバラエティタレントとして育てていきたい。本当に育てきれたのかな? と。まあでも大きく成長してくれました」としみじみ。「もっと鍛えていただきたいなと思います」という目黒に、大泉は「であればやっぱり言いたいんだけども、あれだけ言ったのに、なんでお前今日厚底の靴履いてきた!? もともとでかいんだから、俺と出るときに厚底履くなつったろ?」と詰め寄る。目黒は「この前大泉さんに『厚底履くな』とぼやいていただいて。今日はスタイリストさんに2つ靴を僕の前に置かれたんですよ。片方はこれ(厚底)、もう片方は底が全然ない靴。また、大泉さんにぼやかれたいなと思って、こっちで、と言いました」と説明。大泉は「わかる、もう俺の悪態が癖になっちゃってるんだろうね。悪態がないと生きていけない。欲するのよ、俺の悪態は! 悪態セラピーだからすっとするんだよね、言われると」と納得し、目黒は「会って一発目がぼやきだった」と喜んでいた。また「あなたにとって運命の場所は?」という説明に、大泉は「私は大学受験に失敗しましたけれども、北海学園大学に行ってSnow Manのみんなに会えたことが……」と話し出し、目黒が「いやいやいや、全然違いますよ。びっくりした! TEAM NACSですよね」とツッコミ。大泉は「TEAM NACS? TEAM NACSってなんですか? ああ、(目黒が)TEAM NACSさんですか? 僕がSnow Manですよ?」とボケ続ける。目黒は「僕がSnow Manです」と主張しつつ、「でも、今もわかりました。『あ、嘘ついて笑いいくな』と。ツッコミの準備し出しといてよかった」と満足そうな様子だった。最後には大泉が「映画側からもお願いされてまして、今はSNSに同じハッシュタグでつぶやくとか、威力があるわけでしょ? 皆さんぜひぜひですね、#目黒蓮厚底の靴履いてんじゃねえよ」と語り出し、目黒は「違います違います! それをトレンド入れちゃだめです」と指摘する。大泉が「#大泉洋はSnowMan」と別の案を出すと、目黒も「それは違いますね。もっと大事なことがあるじゃないですか」とツッコミを続け、最終的には大泉が「#月の満ち欠け見たよ、で感想書き込んでいただければと思っております」と推奨するハッシュタグを示していた。
2022年12月01日※編集部注:本記事はネタバレも一部含んでいます。知らない状態で映画をご覧になりたい方はご注意下さい。映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。原作者の湊は今作について「書いているときも映像が浮かんでいて、ルミ子(戸田)の最後の表情などが頭の中にあるんですけど、映画を見たら『あ、この台詞はこんな表情で言ってたんだ。清佳(永野)、こんな顔で聞いてたんだ』というのを2人に教えてもらったような感じがしました」と絶賛し、「全部上書きされました」という。戸田は「恐縮です」と言いつつ、「最後に『愛してる』と言いながら(清佳を)抱きしめているシーンがありましたけど、あそこの表情、間違えたなと気づいたんです」と明かし、会場を驚かせる。「湊さんがどういう意図であのシーンを書かれたのかわからないんですけど、あの時、大地真央さん演じる母を自分に投影すべきだったって気づいて。本当は笑顔で清佳を愛してるって抱きしめるべきだったんじゃないかなって思ったんです。いかがですか?」とその場で原作者に尋ねた。湊は「今それを聞いて『あ、そうか』と教えてもらってる感じなんですけど、いつもルミ子の中にある『これが正しいことなんだろうか』とか『今、最善の行動はどういうことなんだろう』というのは、全部自分の母親がいてのことで、『母だったらどうするだろう』『こうしたら母は喜んでくれるんじゃないか』というところから来ている。大地さんの笑顔をルミ子が思い浮かべて『愛してる』というのも、『あ、そうか』と思ったり」と戸田の見解を認める。さらに「でも、ルミ子はやっと『あそうだ。今はこれ愛してるなんだ』にたどり着いた感じが、映画の時の表情になったんだろうなって」と、湊が今回の戸田の表情についての見解を述べると、戸田は「そうなんですよ!」と頷く。湊が「でも私は、その『愛してる』の奥に大地さんが見えました」と太鼓判を押すと、戸田は「ありがとうございます」とほっとしていた。
2022年11月24日映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』でも共演し、息ぴったりの2人。「初日を迎えちゃったので、戸田さんと過ごす時間もだんだん終わりに近づいているということなので、皆さんを置き去りにして楽しみたいと思います」と言っていた永野だが、印象に残っているシーンを聞かれると「私がルミ子さんに『ママ、手伝うよ』と言ってバケツを取る時に『触らないで!』と言われるところ」と明かす。永野はさらに「まだ戸田さんとの撮影日数を重ねていなくて、けっこう初めでまだちゃんと会話もできていない状況だったので、ちゃんと距離もあってのあのシーンだった。本気でグサッてきたのを覚えてますね。『触らないでって言われた!』みたいな感じで」と語る。「そこからちょっとずつ戸田さんとお話ししよう、戸田さんの懐に入りたい、と思って挑んだ日々だったと思います」と振り返った。
2022年11月23日映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。作品にちなみ、どんな母親になりたいかという問いに、戸田は「(母親役の)大地(真央)さんを通した母を見ていて、いつでも笑顔でいるお母さんってやっぱり素敵だなと思ったんです。なので自分も笑顔で過ごせるために心のゆとりを持てるようになりたいし、穏やかな家庭を築きたいなと思いました」と語る。一方永野は「自分が母親になるイメージがまだまったくできないんですけど」と悩みつつ、「自分が母と仲良いいので、その日の出来事だったりいいことも悪いこともなんでも共有できる母になりたいなとは思います」と答える。司会から「本当に仲が良いんですね」と声をかけられると、「仲良しなんです。えへへ」と照れ笑いを浮かべていた。
2022年11月23日映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)の公開直前イベントが21日に東京・早稲田松竹で行われ、大泉洋、目黒蓮(Snow Man)、廣木隆一監督が登場した。同作は佐藤正午による同名小説の実写化作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角(目黒蓮)。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”(有村架純)という名の女性の存在で交錯する。作中に出てくる小山内夫婦(大泉&柴咲コウ)について、目黒は「のろけるというか、好きなところを言葉にし合うじゃないですか。ああいう感じ、憧れますね」と明かし、大泉は「まだまだ、夫婦に夢を持ってるから」と横目で見る。大泉が「のろけませんよ。そういう夫婦もいるでしょうけども。少数派でしょうね」とたたみかけると、目黒は「それでも僕はそういう人になりたいですね」と訴え、大泉は「今すごい株を上げに行った!」とつっこんでいた。自身がどういう夫か聞かれると、大泉は「僕なんかもう、亭主関白日本代表」と、明らかに嘘をついているトーン。目黒から「大泉さん、そういう感じじゃない気がしますよね」と指摘され、大泉は「尻に敷かれてた方が円満ですから。互いのいいところを言い合う夫婦もいいですけど、言わなくなるのにふっと褒められたりする瞬間もたまらなく嬉しいですから。たまにふっと褒められると『ああ!』みたいな」と実際の夫婦生活について明かした。また、「好きな女性の仕草は」という質問には、大泉が「女性ということじゃないですけど、娘の仕草みたいなものはたまらないですね。一緒に歩いてて、ふわっとパパの手をつないでくる瞬間というのは、いいですね」としみじみ。「タクシーとか普通に乗ってても、腕を取って組んでくる感じとか。たまらなくかわいいですね」と父親の顔を見せ、さらに「だから、彼女とかからそういうことをされても、やっぱり嬉しいでしょうね。裏を返すと、妻からされないですね」と苦笑していた。
2022年11月21日映画『月の満ち欠け』(12月2日公開)の公開直前イベントが21日に東京・早稲田松竹で行われ、大泉洋、目黒蓮(Snow Man)、廣木隆一監督が登場した。同作は佐藤正午による同名小説の実写化作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角(目黒蓮)。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”(有村架純)という名の女性の存在で交錯する。作中にも出てくる早稲田松竹にサプライズ登場した3人。観客の行儀のいい反応に、大泉は「こういう舞台挨拶あるあるなんですけど、特にこの映画とかはジーンとくる系の映画ですから、出てもあんまり盛り上がらない。見る前のお客さんってうわ〜ってなるんだけど、こういう昨日は下手したら泣いてらっしゃるから」と苦笑する。「出る前になんかもう『サプライズですから大変なことになると思います!』と言われ、カメラマンからも距離が短いのでゆっくり歩いてくださいって言われてたんだけど、あれくらいの盛り上がりでゆっくり歩くのがきつい」とぼやいた。大泉はさらに「しかも俺ぐらいになると、先頭歩いてるとそろそろ『俺見てねーな』って。なんかもうみんな目黒蓮見てるから、『見られてねーけど』『知らねーけど』って感じ」と様子を再現し、「上映後にサプライズで! とかいうんですけど、忘れてましたわ、この感じ。いわゆる感動系の映画の後って、そう人間変われないんですよ。映画会社側のミスでしょうね」と語る。目黒も「確かに歩きづらかったですね。でもそれくらいこの作品に浸ってくださったのかなとは感じました」と苦笑していた。この日は1日中2人で一緒だったそうで、目黒は「僕、大泉さんがこれから嘘つくなというのが、顔でわかるようになりました」と告白。「これから嘘言って笑いを取りに行こうとしてる、大泉さんの準備段階の顔があるんです。ちょっと上を向き出して『あ、これいくな』というのがわかる」とその様子を真似する。一方大泉は、目黒について「僕の毒舌をそのまま受けちゃう子って、あんまりいないんです。たいがいの人は言い返してくるんですけど、そのまま受け止めて『いやいやいや、そんなことないじゃないですか』とか言うのが新鮮で、新しい笑いの形ができてるなって気がして、割といいコンビ。終わったら2人でやっていきたいかなあ」と希望する。コンビ名を聞かれた大泉が「洋ちゃんアンドめめ」と提案すると、目黒は「言う前に恥ずかしくなるのやめてもらっていいですか?」とツッコミ。大泉は「曲とか作ってもらって2人で出したいですね。なんなら監督も入って3人でもいいと思ってます。アーティストっぽいし、ラップかなあ? この感じ」と思案していた。
2022年11月21日映画『あちらにいる鬼』(11月11日公開)の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子、廣木隆一監督が登場した。同作は作家・井上荒野が実の父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の関係をモデルに綴った同名小説の実写化作。人気作家の長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎(豊川悦司)と男女の関係になる。一方、白木の妻である笙子(広末涼子)は、夫の手あたり次第とも言える女性との関係を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。出家シーンでは実際に剃髪をして挑んだ寺島。剃髪に触れて「廣木監督とやるからには廣木さんのために剃るかと…。監督も剃髪をしているようなものなので、『僕もいるから』みたいな感じで励ましてくださいました」と笑わせ「豊川さんは『剃った後の頭に呪文が書いてあったら面白いね』とピリピリしている中でも柔らかい言葉をかけてくださって、広末さんは剃った後の頭をクリクリと触ってくれたりして楽しかった。実際に剃ったことでより心の動きを感じ取ることができて、剃って良かったと思います」と納得の表情だった。すると豊川は「絶対彼女だったらやるだろうと思った。とても男前の人なので。ウジウジと言っていた時期もありましたが、そう言いながらも結局はやるだろうなと」と確信を込め、廣木監督も「絶対やるだろうとみんなが思っていた」と明かすと、当の寺島は「それがもうプレッシャーでしかなかったんですよ!」とツッコむ。広末には「良い頭の形をしていて、気持ち良くて…! 精神的にも肉体的にも大変な役だったと思いますが、剃髪後のみはるはまるで少女のようでした」と好評だった。豊川演じる白木篤郎は、2人の女性の間を行き来するキャラクター。豊川は「撮影でもふたりの間を行き来していたので、今日はどっちだっけ? と思ったりして…。“あちらにいる女優”じゃないけれど、そういうことは今まで経験したことがなかったので、必然的に白木篤郎という人の気分になっていましたね」と設定を通して役柄を理解していったと語る。寺島は「映画での豊川さんは白木篤郎にしか見えず。豊川さんでなければ誰ができるの?というくらいに凄いと思った」と絶賛で、広末も「カットがかかった後に豊川さんは『ごめんね』と仰ってくれて。白木篤郎とはこんなに違う人なのに、役だとそのものの雰囲気を出せるのかと…。不思議な経験をさせていただきました」と成り切りぶりに舌を巻いていた。公開の直前の11月9日は故・瀬戸内寂聴さんの1回忌。井上夫妻と寂聴さんは同じ墓地に眠っているそうで、天国にいる3人に向けて広末は「きっと笑いながらこの映画を観てくれていると思う」と期待し、豊川も「懐かしく思って観てくださっていると思う」としみじみ。主演の寺島も「3人同じ場所でお酒を飲みながらワイワイ楽しく観てくださっていたら嬉しい」と思いを馳せながら「“あちらにいる鬼”というタイトルに込められた想いは作品を観てそれぞれが考えていただけたら。この映画が長く上映されるように、宣伝のほど宜しくお願いします!」と観客にアピールしイベントを締めくくった。
2022年11月12日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、第41回バンクーバー国際映画祭に正式招待作品され、廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地での舞台挨拶に登場した。本作は『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』の公開も控える人間ドラマの名手・廣木隆一監督が、『告白』など数々のベストセラーを生み出してきた湊かなえの同名小説を映画化したエンタテインメント作品。繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開いた戸田、永野をはじめ、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオら実力派キャスト陣が集結し、ひと際キャラの濃い母娘たちを熱演している。先日、北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭にて、正式招待作品として華々しくワールドプレミアが行われ、湊かなえと共に、廣木隆一監督が現地での舞台挨拶に登場。2018年『ここは退屈迎えに来て』以来4年ぶりのバンクーバー登場とあって、新作を心待ちにしていた現地の観客から拍手喝采で出迎えられた。左から)廣木隆一監督、湊かなえ廣木監督といえば下積み時代、世界最大のインディペンデント映画祭として有名なサンダンス映画祭に見出されアメリカに留学後、2003年の『ヴァイブレータ』で国内外40以上の映画祭で大きな注目を浴びた。今ではヴェネチア、トロント、ロッテルダム、上海、釜山、香港など、世界各地の映画祭でその名を轟かせており、世界が新作を待ちわびる監督のひとりだ。今回バンクーバー国際映画祭では、観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的に今年から新設され、最優秀賞を争う対象となる「ショーケース」部門からの出品となった。映画祭のプログラミングチームは「今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です」と選出理由を語っている。さらに「監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました」と、女性の繊細な心情を描くことに定評のある廣木監督の手腕を絶賛した。「戸田恵梨香の狂気がすごかった」第41回バンクーバー国際映画祭の様子満員御礼となった上映会場では、ところどころで笑いが起きたかと思えば、終盤にはすすり泣きが響くなど、目の肥えた観客たちからもリアクションは上々だったようで、「とても深いストーリーで心が揺さぶられた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声や表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった」との声が寄せられた。『母性』の制作について廣木監督は「ナレーションで全てを説明するようなことはしたくなかったので、役者さんのリアルな芝居を引き出すことに注力しました。戸田さんも永野さんも、それぞれのキャラクターの感情とリアルな芝居というものを一生懸命に追求してくれて、脚本に書かれていることを基に、毎回素晴らしいものを組み立てて撮影に臨んでくれたので、それを見るのが楽しみでした」と振り返った。また観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と問われた際は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭に置いて作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と自身の信念を明かした。その言葉に頷くように、湊かなえも「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情も違うんだと見て分かる、廣木監督だから撮れた奇跡の映画だと思います」と太鼓判を押した。なお『母性』は、10月24日に開幕した第35回東京国際映画祭でも、特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。廣木監督の新たな代表作として、日本国内でも話題を集めそうだ。『母性』11月23日(水・祝)公開(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月28日湊かなえ原作映画『母性』に出演する戸田恵梨香と永野芽郁、監督の廣木隆一が、10月27日(木)本日、「第35回東京国際映画祭」において完成報告会を実施した。先日開幕した「第35回東京国際映画祭」にて、特別招待上映作品(ガラ・セレクション部門)に出品されている本作。用意された座席数を大きく超える取材申請を受けていた『母性』完成報告会。ブラック基調のエレガントな装いで登場すると、大きな拍手に包まれた。本作が初共演となった戸田さんと永野さん。母と娘の視点が交錯して描かれ、一つのシーンでも180度違った演技を要するという難役を演じきった2人は、劇中ではそれぞれの愛情がゆがんでスレ違ってしまう関係性ながら、戸田さんが「親子ほどの歳が離れているのか調べたくらい、永野芽郁さんの母なんて演じられるのか?と最初は心配もありましたが、私が演じた母・ルミ子が“(理想の)母になれなかった”人であるものの、現場では芽郁ちゃんが私のことを母として見てくれていたので、私もなんとか成立させられたなと思っています」と感謝を伝え、「永野さんはとにかく涙がポロポロ流れてくるので、どうやって泣いているんですか?と初めて役者さんに訊ねました。すると永野さんからは、“悲しいと思ってお芝居しています”と返ってきました(笑)」と明かす。永野さんも「戸田恵梨香さんが主演だと最初に聞いていたので、脚本も開く前に、戸田さんだったらやります!と決めたくらい、いつかご一緒したかったので純粋に嬉しかったです。スイッチが入った時の戸田さんは、“怪物”というか(笑)、おそろしいぐらいに誰も言葉がかけられないような感じでグワっと(役に)入っていくので、間近でそれを見させて頂けたのはすごく貴重な経験になりました」とふり返った。娘を愛せない母と、母を愛せない娘。それぞれどのように役づくりをしていたのか問われると、戸田さんは「役についてや、そのシーンをどうやって成立させようか、という話はしていたと思います」と言い、永野さんも「“これはどうしたらいいんでしょうか?”わたしからたくさん相談ばっかりさせていただいてました」と続け、廣木監督は「2人がとても良い感じで、かなりハードなシーンも距離をしっかりとってそこにいてくれたので、僕はすごくやりやすかったです」と讃えた。また大変だった撮影について、戸田さんは「火事のシーンは大変でした。私の目線と、娘の目線、そしてそこにある事実の3つの視点があって、自分の中でしっかり理解しながらその時々のお芝居をしなくてはいけないし、火事の演出も加わる。スタッフの皆さんとももちろん、大地真央さんや(子ども時代の)娘役の役者さんとも意思疎通を取ることをすごく大事にしました。ここだけは視点が3つあるので作品全体を通してみても面白いと思います」と語る。一方、永野さんは「落ち葉の上に倒れるシーンが、本当に虫がすごくて…動いちゃいけないのに耳のあたりで音がすると勝手に体が動いてしまう…(笑)。動きたいけど動けない葛藤が大変でけっこうドキドキしました」と明かすと、戸田さんは「顔の近くをちらちら飛んでるのを払ってました(笑)」と和やかな裏話を披露した。9月に開催された「バンクーバー国際映画祭」でのワールドプレミアをふり返り、湊さんと共に現地参加した廣木監督は、「現地の観客の反応が結構面白かったんですよ。ここで笑うのか!とか。高畑さんは、出てくるだけで観客が笑う準備をしているし、(祖母、母、娘の)3人で歩くシーンでも意外な笑いが起きていた。やっぱり親子関係のあり方は少し違うのかなと感じました」と生で体感してきた観客の熱を伝えた。このあとに迎える日本での初上映・ジャパンプレミアのチケットは即完。戸田さんは「私が作品を観て感じたことと、皆さんが感じる世界のギャップがある作品だろうと思い、皆さんの感想を聞くのがとても楽しみです」と心境を語り、永野さんも「私自身も、(演じていて)これで合っているのかな、と色々感情を駆け巡らせて挑んだ作品なので、皆さんがどう見てくださるかとても楽しみです」と上映にむけて期待を寄せた。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月27日11月23日(水・祝)に公開となる映画『母性』が北米最大の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品として上映された。この上映には廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地で参加した。ハリウッド映画の撮影地としても知られ、ロサンゼルスの北に位置する事から通称“ハリウッド・ノース”と呼ばれているバンクーバーで開かれるバンクーバー国際映画祭は、1982年に始まり「映画芸術を通じて各国の相互理解を深め、映画産業の活性化を図る」をテーマに掲げ、毎年約300作品が上映され、これまでにもポン・ジュノ監督や三池崇史監督作品のプレミア上映を行うなど数多くのアジア人監督を輩出してきた歴史を持つ映画祭。この度、本作は、世界各国から集められた18本の長編映画によって構成され、バンクーバーの観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的として今年から新設され、観客賞の対象にもなっている「ショーケース」部門への出品。非常に大きな期待を集めながら、ワールドプレミアが開催された。現地には、過去に『ここは退屈迎えに来て』などでもバンクーバー国際映画祭へ度々招待されている名匠・廣木隆一監督と、原作の映像化作品が世界中で熱烈な支持を集める原作者・湊かなえが参加。コロナ禍の影響で昨年ようやく一部の映画館上映が復活していたものの、本格的にリアルなイベントを催せるのは実に3年ぶり。650人収容の歴史ある会場は満席で、観客の熱気に包まれる中、ふたりが少々緊張の面持ちで舞台挨拶に登場すると、映画祭の完全復活を待ちわびていた満員の観客からとびきり盛大な拍手が。廣木監督は久々のバンクーバーの観客からの温かい歓迎に「今日はありがとうございます。上映後もQ&Aセッションがあるのでたくさん質問してください。そして映画を楽しんでください」と喜びもひとしおの様子。そして今回が映画祭初参加となった湊は、「キャー!」という歓声もあがる中「今日はありがとうございます。話すとネタバレになってしまうので(笑)、とにかく映画を楽しんでください」と目を輝かせて挨拶した。そして、残念ながら現地での参加は叶わなかった主演の戸田恵梨香から、サプライズでこの日のためだけにメッセージ映像が届いていることが明かされた。「その場所でみなさん、そして原作者の湊さん、廣木監督にお会いしたかったのですが、伺うことができず本当に残念です。この映画は母性に運命を狂わされた、母と娘の物語を描きます。ルミ子は、母親を深く愛していながら、なぜか自分の娘には同じ気持ちを抱くことができない、稀有なキャラクターです。母性とは何か、そしてその資質はいつ得られるのでしょうか。バンクーバーの皆様、ご来場のみなさまがこの映画をどんなふうにご覧になって、どんな感想をお持ちになるのか、とても楽しみにしています。どうぞお楽しみください。」とメッセージが流れ上映開始となった。本編上映後にはQ&Aセッションも本編上映中も所々で笑いが起きたり、すすり泣きが聞こえるなど世界初上映となった本作に集中している観客たち。エンドロールが流れ始めると同時に拍手が起こり、エンドロール中も再び起こる拍手。そして終了後、監督と湊が客席から大喝采に包まれながらステージに登壇。興奮冷めやらぬ中行われたQ&Aセッションで、まずMCからの本作を監督することになった経緯を聞かれた廣木監督は「プロデューサーが僕が湊さんの作品を作ったらうまくいくのではとオファーしてくれた」とコメント。原作者としてキャスティングに参加したかとの質問に湊は「そこはいつも気になるところかもしれませんが、原作者はこの人にやって欲しいと頼むことはなくて、決まったら報告を受けるだけなんです。今回は母のルミ子が戸田恵梨香さんだと聞いて、え!戸田さん!もう母親役やるの!と驚いたのですが、完成した作品を観て感激して鳥肌がたちました。今本を読み返しても戸田さんの顔しか浮かばないほど、戸田さんにしかできないと思いました」と大絶賛。続いて今日ここで観れてとてもハッピーという観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と質問が。廣木監督は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭において作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と答え、湊が執筆活動において「本を書くときにどこの国に向けてとか、この国の人に受けたいとは考えていなくて、人間の心の奥底にあるものは共通なのだと思います。きちんと人間の内面を描いていれば、どこの人にも通じると思います」と話すと監督も思わず「Me, too!」と同調し笑いを誘う場面も。さらに男性から「女性は2種類あると本編に出てきたが、種類を見分ける方法はあるか」と質問が出ると会場から笑いが。湊は「男性は常にいいところだけを見て不都合なことから目をそらそうとします(笑)、辛いとき、大変なときに逃げずに目をそらさずに見ていたら、どちらか見分けがつくと思います」との答えに、女性が多く集まった会場からも納得といった空気が流れていた。そして「本作は日本でどう受け止められると思うか」の問いには「母娘の在り方はたくさんあり、正解はないもの。そこに疑問を持ってもらえると嬉しいです。自分だったら母と娘どちらを助ける?私ならどっち?と考えられる。日常の母娘の中で考えるのはいいことだと思います」と廣木監督。湊は「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。私の小説は同じ物事も視点が変わると違って見えることを書くことが多い。『母性』でも同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情とか違うんだと見てわかるのが、廣木さんじゃないとできなかったと思います」とコメントした。初めて聞く湊の監督への気持ちに廣木監督は「良かった~!」と嬉しさを見せていた。人物の繊細な心の機微や、謎めいた物語の先に待つ衝撃的で大胆な展開など、日本だけにとどまらず海を越えてそのテーマ性や内容に熱視線が送られている本作。それを証明するように時間いっぱいまで多くの質問が集中し、“母性”が万国共通で人生の大きなテーマとなることが浮かび上がる濃厚なディスカッションが繰り広げられていた。ワールドプレミアで世界でもっとも早く本作を鑑賞した、目の肥えたバンクーバーの観客からは、上映終了後に「とても面白かった!ユーモアもあって魅了された」「自分にも母と娘がいて、自分はどの母なのかと思って観ていた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声とか表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった。今日見れて良かった」など、それぞれがそれぞれの立場で本作を楽しんだ様子が伝わってきた。Q&Aセッション後、ロビーにふたりが姿を現すと、そこには興奮冷めやらぬ観客の、長蛇の列が。ふたりは最後まで一人一人と言葉を交わし、写真を撮って観客に応えていた。バンクーバー国際映画祭観客賞は、日本時間10月10日(月・祝)の映画祭終了後に発表予定。日本に先駆け世界を惑わせたはじめた『母性』。日本でも10月24日から始まる第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。『母性』11月23日(水・祝)公開■イベント情報第35回「東京国際映画祭」10月24日(月)~11月2日(水)開催開催地:日本・東京日比谷・有楽町・銀座エリア公式サイト:
2022年10月07日新宿末廣亭が、8月下席初日8月21日(日) の昼夜公演を動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」にて8月23日(火) 19時よりディレイ配信することを発表した。都内で唯一の木造建築の寄席「新宿末廣亭」は、戦後復興とともに寄席演芸の発信を担ってきた"話芸の殿堂"。配信が実施される8月下席には、昼の部のトリに三遊亭歌る多、夜の部のトリに林家正雀が出演するほか、落語協会のきらめくオールスター勢が登場する見逃せないプログラムとなっている。また、本配信は通常の視聴券(2,000円)に加え、現在新宿末廣亭が実施しているクラウドファンディング価格をセットにした「クラファン付きチケット」も発売。クラファン付きチケットは、新宿末廣亭クラウドファンディング価格のうち10,000円コース、30,000円コース、50,000円コースにそれぞれ視聴券を組み合わせた全3コースとなっている。視聴券は本日8月17日(水) 18時より発売される。なお、新宿末廣亭では8月31日(水) までクラウドファンディングを実施しており、こちらでは10,000円コース、30,000円コース、50,000円コースに加え、100,000円コースと1,000,000円コースが追加。100,000円コースでは千社札と招待券に加え、場内に1年間名前が掲示される。そして1,000,000円コースでは、新宿末廣亭の通常興行で使用できる年間パスポート2名分と湯呑み、パスケース、Tシャツ、扇子(3種)、ミニ提灯、はっぴ手ぬぐい、クリアファイルの末廣亭グッズ全部盛りセットが返礼品として付属。100,000円コースは壁面のスペースが埋まり次第終了、1,000,000円コースは限定10セットとなっている。■クラウドファンディング付きチケットはこちら:<公演情報>【動画配信】末廣亭クラファン カウントダウン月間「新宿末廣亭8月下席 初日 昼の部 / 夜の部」2022年8月23日(火) 19:00~※2022年8月31日(水) 23:59までアーカイブ配信【出演予定】■昼の部三遊亭 歌実 / 柳家 わさび / 風藤松原 / 三遊亭 志う歌 / 五明楼 玉の輔 / 林家 楽一 / 隅田川 馬石 / 林家 彦いち / ぺぺ桜井 / 鈴々舎 馬風 / 柳家 さん喬 / ロケット団 / 三遊亭 円歌 / 古今亭 文菊 / 林家 あずみ / 三遊亭 歌る多■夜の部林家 彦三 / ストレート松浦 / 三遊亭 金馬 / 入船亭 扇辰 / アサダ二世 / 古今亭 志ん輔 / 柳家 小菊 / 柳家 花緑 / 鏡味 仙志郎・仙成 / 柳家 喬太郎 / 春風亭 一朝 / 林家 正楽 / 林家 正雀※都合により一部内容が割愛となる可能性があります。※収録当日、都合により出演者が変更することがございます。■チケット料金※視聴券は、昼の部・夜の部でそれぞれ別売り。視聴券:2,000円視聴券(クラファン10,000円付):12,000円視聴券(クラファン30,000円付):32,000円視聴券(クラファン50,000円付):52,000円■発売期間2022年8月17日(水) 18:00~8月31日(水) 18:00チケットはこちら:【クラウドファンディング返礼品】10,000円:千社札2枚&ご招待席1枚30,000円:千社札10枚&ご招待席5枚50,000円:千社札20枚&ご招待席10枚新宿末廣亭 クラウドファンディング 10,000円、30,000円、50,000円コース返礼品一覧<クラウドファンディング情報>新宿末廣亭では、8月31日(水) までクラウドファンディングを実施しています。※支援金は末廣亭の銀行口座への直接振り込みにて受付詳細はこちら:【返礼品】10,000円:千社札2枚&ご招待席1枚30,000円:千社札10枚&ご招待席5枚50,000円:千社札20枚&ご招待席10枚100,000円:場内お名前掲示(1年間)&千社札2枚&ご招待席5枚1,000,000円:末廣亭年間パスポート(1年間有効・通常興行のみ)&末廣亭グッズ全部盛りセット新宿末廣亭 クラウドファンディング 100,000円コース返礼品一覧新宿末廣亭 クラウドファンディング 1,000,000円コース返礼品一覧新宿末廣亭 公式HP
2022年08月17日新宿末廣亭が、チケットぴあとのコラボレーション企画として「新宿末廣亭クラウドファンディング付チケット」を発売することを発表した。本企画は、寄席定席の老舗・新宿末廣亭が実施するクラウドファンディングの目標額達成を支援するための特別プログラムで、チケットはクラウドファンディング価格と8月公演の日時指定入場料がセットになっている。券種は10,000円コース、30,000円コース、50,000円コースの全3種で、それぞれ価格に応じた千社札と招待券が付属。チケットは8月4日(木) 10時より一般発売が開始される。千社札&招待券セットとなる公演は、8月中席・夜の部と8月下席・昼の部と夜の部。8月中席では会期中5日間のみ、人気講談師・神田伯山が全日怪談ものでトリを務め、8月下席では落語協会オールスター勢が日替りで登場する。なお、新宿末廣亭では8月31日(水) までクラウドファンディングを実施しており、こちらでは10,000円コース、30,000円コース、50,000円コースに加え、100,000円コースと1,000,000円コースが追加。100,000円コースでは千社札と招待券に加え、場内に1年間名前が掲示される。そして1,000,000円コースでは、新宿末廣亭の通常興行で使用できる年間パスポート2名分と湯呑み、パスケース、Tシャツ、扇子(3種)、ミニ提灯、はっぴ手ぬぐい、クリアファイルの末廣亭グッズ全部盛りセットが返礼品として付属。100,000円コースは壁面のスペースが埋まり次第終了、1,000,000円コースは限定10セットとなっている。■クラウドファンディング付きチケットはこちら:<公演情報>末廣亭クラファン カウントダウン月間「新宿末廣亭8月中席・夜の部 神田伯山主任公演」2022年8月11日(木・祝)、8月16日(火)~19(金) 新宿末廣亭※夜の部(16:45 開演 / 開場 20分前)【チケット】自由席:3,000円自由席(クラファン10,000円付):13,000円自由席(クラファン30,000円付):33,000円自由席(クラファン50,000円付):53,000円※全席種とも整理番号付き自由席。※前売り券は、チケットぴあのみでの取り扱い。末廣亭クラファン カウントダウン月間「新宿末廣亭8月下席・昼の部 / 夜の部公演」2022年8月21日(日)~30日(火) 新宿末廣亭※昼の部(12:00開演)、夜の部(16:45開演)【チケット】1F指定:3,000円1F指定(クラファン10,000円付):13,000円1F指定(クラファン30,000円付):33,000円1F指定(クラファン50,000円付):53,000円桟敷右:3,000円桟敷右(クラファン10,000円付):13,000円桟敷右(クラファン30,000円付):33,000円桟敷右(クラファン50,000円付):53,000円桟敷左:3,000円桟敷左(クラファン10,000円付):13,000円桟敷左(クラファン30,000円付):33,000円桟敷左(クラファン50,000円付):53,000円※全席種とも座席指定券。※前売り券は、チケットぴあのみでの取り扱い。■チケット発売日(※上記共通)ぴあプレミアム会員先行:2022年7月26日(火) 11:00~2022年7月28日(木) 11:00先行抽選プレリザーブ:2022年7月26日(火) 11:00~2022年7月31日(日) 23:59一般発売:2022年8月4日(木) 10:00~チケットはこちら:【返礼品】10,000円:千社札2枚&ご招待席1枚30,000円:千社札10枚&ご招待席5枚50,000円:千社札20枚&ご招待席10枚新宿末廣亭 クラウドファンディング 10,000円、30,000円、50,000円コース返礼品一覧<クラウドファンディング情報>新宿末廣亭では、8月31日(水) までクラウドファンディングを実施しています。※支援金は末廣亭の銀行口座への直接振り込みにて受付詳細はこちら:【返礼品】10,000円:千社札2枚&ご招待席1枚30,000円:千社札10枚&ご招待席5枚50,000円:千社札20枚&ご招待席10枚100,000円:場内お名前掲示(1年間)&千社札2枚&ご招待席5枚1,000,000円:末廣亭年間パスポート(1年間有効・通常興行のみ)&末廣亭グッズ全部盛りセット新宿末廣亭 クラウドファンディング 100,000円コース返礼品一覧新宿末廣亭 クラウドファンディング 1,000,000円コース返礼品一覧新宿末廣亭 公式HP
2022年07月27日