果たして2024の大賞作品にはどの作品が輝くのか?株式会社カンゼンが創設し、第11回が開催される「サッカー本大賞」。選考委員による最終選考・読者賞の投票期間を終えました。本賞は、2023年度(1/1~12/31)に発売されたサッカー本(技法書、漫画をのぞく)すべてを対象に選考委員によって決定されます。果たして大賞作品にはどの作品が輝くのか? 発表をお楽しみに!【サッカー本大賞2024 授賞式】日時4月24日(水)18:30~19:30場所神田明神 明神会館<司会>井上マー<サッカー本大賞選考委員>(五十音順、敬称略)金井真紀、佐山一郎、陣野俊史、幅允孝「サッカー本大賞2024」の優秀作品(発売日順)「サッカー本大賞2024」の優秀作品『戦術リストランテVII「デジタル化」したサッカーの未来』(ソル・メディア)西部謙司(著)戦術リストランテⅦ 「デジタル化」したサッカーの未来 : 『森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語』(星海社)五百蔵容(著)[新刊案内] 2023.02.09 | 森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語 | 星海社 : 『サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-』(エクスナレッジ)ひぐらしひなつ(著)X-Knowledge | サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち- : 『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(木星社)エドゥアルド・ガレアーノ(著/文)/飯島みどり(訳)mokusei publishers : 『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)島沢優子(著)オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉 - 竹書房 : 『もえるバトレニ モドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚』(ソル・メディア)長束恭行(著)もえるバトレニモドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚 : 『フットボールヴィセラルトレーニング無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編/実践編]』(カンゼン)ヘルマン・カスターニョス (著) / 進藤正幸(監) / 結城康平 (訳)フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】 - 株式会社カンゼン : 『ドイツサッカー文化論』(東洋館出版社)須田芳正(著) / 福岡正高(著) / 杉崎達哉(著) / 福士徳文(著)ドイツサッカー文化論 : 『モダンサッカー3.0 「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ』(ソル・メディア)アレッサンドロ・ビットリオ・フォルミサーノ (著) / 片野道郎 (著)モダンサッカー3.0「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ : 『それでも前を向く』(朝日新聞出版)宮市亮(著)朝日新聞出版最新刊行物:書籍:それでも前を向く : 『聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜』(アスリートマガジン)今西和男(著)書籍「聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜」 | 広島アスリートマガジン オンラインショップ : サッカー本大賞2024【サッカー本大賞とは】良質なサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする。2014年(平成26年)に設立された、サッカーに関する書籍を対象にした賞です。良い本はサッカーの見方を豊かにしてくれます。また、日本でサッカーがナンバー1スポーツになり、世界に誇れるサッカー文化を築いていくためには、高い志と情熱をもって作られた良質なサッカー書籍がもっともっと多く世に出て、多くの人に読まれて欲しいと思っています。サッカー本大賞の創設はそうした思いが出発点になっています。選考委員(五十音順、敬称略)金井真紀(かない・まき)1974年生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『サッカーことばランド』(ころから)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『聞き書き世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』(カンゼン)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。佐山一郎(さやま・いちろう)作家、編集者。アンディ・ウォーホルズ『Interview』誌と独占契約を結んでいた『Studio Voice』編集長を経て84年、独立。主著書に『東京ファッション・ビート』(新潮カラー文庫)、『「私立」の仕事』(筑摩書房)、『闘技場の人』(河出書房新社)、『サッカー細見 ’98~’99』(晶文社)、『デザインと人』(マーブルトロン)、『雑誌的人間』(リトル・モア)、『VANから遠く離れて −評伝石津謙介−』(岩波書店)、『夢想するサッカー狂の書斎−ぼくの採点表から−』(カンゼン)、『日本サッカー辛航紀 愛と憎しみの100年史』(光文社新書)。Instagram: @sayamabar陣野俊史(じんの・としふみ)1961年生まれ。文芸評論家、フランス語圏文学者。長崎生まれ。サッカー関連の著書に『フットボール・エクスプロージョン!』(白水社)、『フットボール都市論』(青土社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)、翻訳書に『ジダン』(共訳、白水社)、『フーリガンの社会学』(共訳、文庫クセジュ)など。幅允孝(はば・よしたか)有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄氏が設計・建築し、市に寄贈したこどものための図書文化施設「こども本の森中之島」では、クリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。神奈川県教育委員会顧問。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン担当 :サッカー本大賞実行委員会伊藤 真TEL :03-5295-7723MAIL : soccerbook_award@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月18日2024年4月17日、サッカー元日本代表でドイツ1部リーグのフランクフルトに所属している、長谷部誠選手が今シーズン限りでの引退を発表しました。同日、フランクフルト市内のクラブハウスで記者会見を開き、引退の理由について語っています。引退発表の長谷部誠「指導者の道に」長谷部選手が所属するドイツリーグの『ブンデスリーガ』の試合は、同年5月18日に最終戦を迎える予定となっており、リーグ終盤での引退発表となりました。サンケイスポーツによると、長谷部選手は会見の冒頭で「シーズン終了後に現役を引退します。今日発表することにしたのは、チームと一緒にシーズンのラストスパートに集中したいから」とのこと。また引退の理由については、体力の衰えや引退後、指導者の道に進みたいという意向があると説明しています。終始、笑顔で会見に臨んだ長谷部選手は最後に、自ら「メディアの皆様にお礼を申し上げます。選手とメディアは難しい関係ですが、互いにリスペクトし合い、接することができました」と、感謝を述べ会場から拍手が沸き起こりました。日本代表では、キャプテンとして歴代最多の81試合に出場した長谷部選手。会見の最後に、自身のことだけでなくメディアにもねぎらいの言葉を掛けている様子に、日本代表で培ったキャプテンシーの高さを感じますね。長谷部選手の引退を知った人からは、たくさんのコメントが寄せられました。・お疲れ様でした!夢と希望をありがとう。偉大な主将です。・日本代表のキャプテンといえば、長谷部選手の顔が真っ先に思い浮かびます。・ゆくゆくは、日本代表の『長谷部監督』にも期待したいです!残り僅かとなった現役生活でも、チームのために尽力するであろう、長谷部選手。引退後は長年の疲れを取りながら、指導者として新たな道を歩んでいくのでしょう。『長谷部コーチ』から指導を受ける選手の活躍が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月18日元サッカー日本代表でフランクフルト所属の長谷部誠(40)が日本時間17日、記者会見を開き、今季限りで現役を引退すると発表した。長谷部は「今発表の理由は、ブンデスリーガでのラストスパートに集中したいからです。ブンデスリーガ6位を目指します」との思いを告白。「家族などと相談して、今が良い時期と総合的に判断しました。娘にはまだ言っていません。学校で話してバラしてほしくなかったからです。(手をつないで)娘と息子とピッチに入りたい」と明かした。今後については「まだ長くドイツに残ることを想像できます。休暇や親に会うために日本帰国。ドイツでコーチライセンスの取得をしたいです」とした。長谷部は、2006年2月にA代表デビュー。W杯では南アフリカ大会(10年)、ブラジル大会(14年)、ロシア大会(18年)と3大会連続でキャプテンを務め、日本代表の精神的支柱としてチームをけん引してきた。18年に代表引退を表明していた。
2024年04月17日■これまでのあらすじアユは優しい夫と娘の3人暮らし。夫は忙しいが育児を邪魔されないのをいいことに、娘には女の子らしい服を着せ、女の子らしい遊びを強要する毎日。あるとき、危うく本性がバレそうになるが笑顔で乗り切った。が、幼稚園に入ってからの娘は反発するようになり、ピアノを辞めると言い出し…。かわいいスカートの制服を履かせて、ピアノを習わせて、女の子らしさに磨きをかける。そのために、この幼稚園に入園させたのに…!私の方針とは真逆を行く華恋に、「このままじゃ幸せになれない…」と、過去のトラウマがよみがえってきました。そこに追い打ちをかけたのが、華恋のズボン制服姿。私は一気に頭に血が昇ってしまい…。次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月17日最近は少なくなってきたとはいえ、少年サッカーの現場で怒鳴る指導スタイルは存在します。周囲のチームにも影響されて大声で怒鳴る指導スタイルになっているお父さんコーチの方もいるのでは。今回は、かつては怒る指導をしていたけれど「サカイク」に出会って指導スタイルがガラッと変わったお父さんコーチにお話を聞きました。チームの保護者にも「180度変わった」と言われ、我が子との親子関係にも変化があったそうです。写真は少年サッカーのイメージサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>■違和感を感じつつも、周囲と同じように怒る指導をしていた和歌山県の岩出市サッカースポーツ少年団でお父さんコーチとして活動する谷さんは、お子さんがチームに所属したことでお父さんコーチとしてサッカーに関わるようになりました。「サカイク」に出会って指導スタイルが「180度変わった」以降サッカーの魅力にますますハマり、子どもたちがサッカーを楽しめるようにと指導者ライセンスやレフェリーの資格取得など日々学び続けていますが、かつては「怒る指導者」だったそうです。「違和感は感じつつも、 よそのチームも結構怒鳴って怒っている指導者もまだまだいて、先輩たちがそうしているからと自分も怒ることが多かったです」と語る谷さん。実際、厳しい指導をしているコーチが見ている学年は県大会で上位に入ったり、結果を残していたこともあり、結果だけ見たら厳しい指導をした方が勝てるのかなと思っていた時期があったそう。■厳しい指導を受けた子たちがサッカーをやめていくのを聞いて......ですが、ずっと違和感を感じ続けていたそう。子どもたちの競技人生を考えた時に、小学生年代から厳しい指導を受けた子たちが高校、大学、社会人になってもサッカーを続けているかというとそうでないことに気づいたのだとか。強豪校に進学して選手権やインターハイに出場した子が、大学以降サッカーをやめてしまったり「もうサッカーはいいや」と離れてしまう子たちがいるのを目の当たりにして、サッカーは元々楽しいからやるのに、厳しい指導や出場機会の問題でサッカーが面白くなくなってしまうことに心を痛めていたと教えてくれました。■サカイクの考え方の方がしっくり来たもともと谷さん自身が「自分の子とは自分で決めさせる」という親御さんの考えのもとに育ってきたこともあり、「怒って指示する指導で子どもたちが伸びるのか」という疑問を持っていたと言います。そんな時にたまたま「サカイク」に出会って、サッカー少年少女の保護者の心得10か条を知り、「育成に対する考え方とか、自分にとってはこっちのほうがしっくりくるかもと思ったんです」と振り返ります。「子どものことを否定せず、大人は見守り環境を作る考えに共感した」と、サカイクを知って以降は色んな記事を読んで情報をアップデートしている毎日だそう。■勝ち負けも大事だが「サッカーって楽しい」が大前提サッカーには勝敗があり、プレーする選手は勝ちたいと思うもの。監督やコーチ、保護者のみなさんだってわが子のチームに勝ってほしいと思うのは当然です。ですが、何をしても勝てばいい、というものではありません。その年代ごとのサッカーの理解であったり、原理原則をしっかり押さえて勝利を目指す。それが指導者としての力量であり、中学、高校と競技人生を続けていくために大事なことではないか、と谷さんは言います。「チームとして勝ち負けも大事だけど、サッカーって楽しいよね」が大原則にあるうえで、攻撃や守備の目的を教えるスタンスで指導にあたっているとのこと。サッカーを始めたころから辛い思いでしかなければ、それを続けたいとは思わないものですよね。「サッカーって楽しい」という気持ちを育むことは、やる気やサッカーに取り組む姿勢にも影響するものなので、指導者や保護者の皆さんは大事にしてほしいものです。■保護者の方にも「180度変わったね」と言われた谷さんはサカイクに出会い、自分が抱えていた違和感は間違いじゃなかったと確信したそうです。子どもたちを伸ばす大人の在り方に共感し、指導スタイルを変えたと言います。以前は違和感を感じながらも周囲のチームの影響もあり、怒る指導をしていましたが、サカイクに出会ってからは怒らなくなったそう。簡単なミスに対して指摘したり、失点した際はハーフタイムで叱責したりしていたのを全く言わないようにして、選手たちにどうして失点したのかを考えさせ、話を聞いてから谷さんがアドバイスをするようなやり方に切り替えたのだとか。それまでの指導方法と真逆のやり方に、最初は保護者も「どうしたの?」と戸惑いがあったそうですが、谷さんが指導についての考え方やスタンスを伝えていくことで「そういうのが良いよね。コーチ、180度変わったね」と言ってくれたそう。他のチームの指導者からも「子どもに対するジャッジが適切になったよね」「選手にとって何が良くて何がダメか分かりやすくなってる」と言われたのだと谷さんは嬉しそうに教えてくれました。■親たちの声かけも変わった谷さんの指導スタンスに保護者の多くも共感してくださり、今では応援の声かけも変わったそう。以前はそこまで保護者の声援がなかったとのことですが、最近は「ナイスプレー」などポジティブな声かけが増えたそうです。谷さんが変わったことで、保護者の皆さんも子どものサッカーに楽しんで関われるようになっているようです。■我が子との関係性にも変化が谷さんの周囲の変化はチームの保護者だけではありませんでした。以前は親子で同じチームに所属していましたが、指導者目線と親目線もあり息子さんに厳しく当たってしまうこともあったそう。ですがサカイクに出会って「親は子どもを応援しよう」という基本スタンスを改めて心に刻み、プレーへのダメだしはしない、勝とうが負けようが褒めるところはちゃんと褒める、試合後の会話は「今日も一生懸命だったね」から始めるなど、接し方を変えたそう。息子さんがチームを移籍したこと、谷さんが変わったことなどタイミングが重なったのはあるかもしれませんが、以前より息子さんが本音で話してくれるようになった気がする。「親子関係が良くなりました」と谷さん。サッカーの話も含めて、いろんな話ができるようになったことを嬉しそうに話してくれました。大人の接し方次第で子どもが変わり、チームも雰囲気が良くなった体験でした。皆さんも参考にしてみてはいかがでしょうか。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>
2024年04月17日昨年5月3日の誕生日をもって63年の歌手生活を引退していた橋幸夫(80)が15日、都内で“謝罪会見”を実施。歌手活動の再会を発表した。橋は、歌手活動の引退後は大学に通いつつ、書画の道へ進んでいた。全国の画廊をめぐる中、ファンからの声や自身の思いも募り、橋は「歌えないかな」と夢グループの石田重廣社長へ相談。石田社長から「歌を歌いたいならば、皆さんに謝ればどうなのだろう」と提案され、謝罪会見を開くことになった。橋は、「自分で引退するという清々しいことは自分だけの言葉だったのかな、と。もちろん引退会見にはそういう気持ちもありましたが、こんなに大勢のファンの方が私を支援してくれたのか、と。万人のファンの皆様に対して、反省しきりにだんだんなってまいりました」と復帰する理由を説明した。石田社長と一緒に頭を下げると橋は「声が出ないわけじゃない。声が出るまではやりたい」と決意を新たに。そして「亡くなる時が最後だと思います。もう辞めません!」と生涯現役宣言。「もう引退会見は辞めましょうね」と石田社長が語り掛けると、「(引退会見したら)私、殴られますよ」と苦笑いだった。復帰ステージは26日に大宮ソニックシティ小ホールで開催される『橋幸夫フィルムコンサート&トークショー』となる予定。橋は2021年10月、80歳誕生日である昨年5月3日をもって歌手活動から引退することを発表していた。昨年5月1日のラストコンサートを開催し「本当に最後です。感無量という言葉がありますけど、心の中はやることがいっぱい」と話していた。橋は1943(昭和18)年5月3日生まれ。中学2年から作曲家・遠藤実さんに師事し、高校2年の1960年、「潮来笠」でデビュー。舟木一夫、西郷輝彦さんとともに“御三家”と呼ばれて絶大な人気を誇った。1962年には吉永小百合とデュエットした「いつでも夢を」で第4回日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦にはデビューした年から17年連続19回出場した。モンゴル親善大使や各地の観光大使、介助犬サポート大使など多岐にわたる活動のほか、認知症の実母の介護生活を綴った『お母さんは宇宙人』など多数の著書を出版。2020年7月にデビュー60周年を迎えた。
2024年04月15日元Jリーガー・林陵平氏が、日本テレビ系夜の報道番組『news zero』(月~木後11:00、金曜後11:30)のサッカー解説者に新たに就任した。15日の放送から出演する。林氏は、現役時代に東京ヴェルディを皮切りに、柏レイソル、モンテディオ山形、水戸ホーリーホックなどでプレーし、2020年シーズンをもって現役を引退。Jリーグ通算成績は300試合出場67得点だった。21年からは、東京大学・運動会ア式蹴球部の監督に就任し、3年間指揮した経歴を持つ。また、自他ともに認める「サッカーマニア」であり、現役時代からテレビ解説や専門誌コラム執筆を行うほど国内外のサッカーに精通している。現在は海外サッカー、Jリーグ、代表戦の解説者として各放送局に引っ張りだこ。まさに「今もっともホットなサッカー解説者」となっている。23年12月9日のサッカー天皇杯決勝で試合解説を務めた際には、川崎フロンターレの家長昭博選手の「ボールを預けても決して失わない、まるで大銀行のような」プレーぶりを「家長バンク」と表現。家長選手の抜群のキープ力をひと言で端的に表したフレーズに、SNS上では、「林語録出ました」「本当好き」「フレーズが良い」「ホントこの人の解説聞いていて楽しい」など大きな話題になった。また、2月に出版した『林陵平のサッカー観戦術』は、サッカー本としては異例の大ヒットを記録している。新サッカー解説者に就任するにあたり、林氏は「このような大役を仰せつかったこと、とても光栄に思っております」と喜びのコメント。「Jリーガーだった現役時代の経験、そして解説者として培った知識を活かして、全力で仕事に取り組んでまいります。『news zero』は老若男女の視聴者がいらっしゃいますので、これまで以上に誰にでもわかりやすいサッカー解説を心掛けながら、サッカーの魅力を存分にお伝えしていきたいと思っています」と意気込んだ。
2024年04月13日サッカー選手の身体作りのメソッド株式会社カンゼンは、これまでになかったサッカー選手のための自重をコントロールする「基礎体力」の型を言語化した『サッカー フィジカルのプレーモデル』(三浦哲哉 著、須佐徹太郎 監修)を2024年4月16日に刊行いたします。『サッカー フィジカルのプレーモデル』書影これまでになかったサッカー選手のための自重をコントロールする「基礎体力」の型世界で活躍するトップ・オブ・トップのサッカー選手の動作的特徴として、「スプリント」「減速・加速」「方向転換」の速さが挙げられる。それらを支えているのが、「弾むバネ」「沈むバネ」「しなるバネ」の3つのバネである。また、身体的特徴として、「上半身の姿勢の良さ」「腹~腰回り、下腹部の筋群の発達」「自由度の高い股関節」がある。本書では、現代サッカーを制するために必要不可欠な3つのバネの作り方を中心に、中学生年代から大学生年代かつプロ選手まで適用できる、これまでになかったサッカー選手のための自重をコントロールする「基礎体力」の型を提示する。サンプルページ1章身体作りへの興味須佐の眼「基礎体力」=「身体支配力」2章トップ選手の共通点3章「サッカー フィジカルのプレーモデル」と「型」5章上半身の機能とサッカーエクササイズ集エクササイズ集目次『サッカー フィジカルのプレーモデル』目次①『サッカー フィジカルのプレーモデル』目次②はじめに監修者はじめに1章身体作りへの興味須佐の眼「基礎体力」=「身体支配力」2章トップ選手の共通点3章「サッカー フィジカルのプレーモデル」と「型」須佐の眼唐手から「型」を考える須佐の眼ステレオタイプ化と鋳型化の問題4章「弾むバネ」「沈むバネ」「しなるバネ」須佐の眼「姿勢」「アジリティ」「受け方」「ドリブル」「タックル」5章上半身の機能とサッカー須佐の眼「骨盤と肩甲骨のリズム」「前傾姿勢(上体の前屈)」「胸の入れ替え」6章「基礎体力」のトレーニングは何歳から?コラム「基礎体力」の観戦術エクササイズ集おわりにプロフィール著者:三浦哲哉(みうら・てつや)1980年4月25日生まれ、岩手県出身。理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。大船渡高校、順天堂大学、専門学校社会医学技術学院卒。整形外科クリニックでの理学療法士業務と並行し、サッカーを中心にトレーナー活動を経験。タマリバクラブ(ラグビー、2005~08年)、慶應義塾体育会ソッカー部(10~20年)、全日本大学選抜(13~15年)、ユニバーシアード男子日本代表(15年)でトレーナーを務めた。監修者:須佐徹太郎(すさ・てつたろう)1955年11月11日生まれ、福岡県出身。阪南大学名誉教授。小倉高校、筑波大学体育専門学群を経て、同大学大学院体育科学研究科博士課程満期退学。86年から2021年まで阪南大学サッカー部監督。35年間で総理大臣杯優勝2回、関西学生リーグ優勝12回(春・秋含む)、石丸清隆(現・愛媛FC監督)、梁勇基(現・ベガルタ仙台クラブコーディネーター)、脇坂泰斗(現・川崎フロンターレ)など60人以上のJリーガーを輩出。15年ユニバーシアード男子日本代表チームリーダー。書誌情報書名:『サッカー フィジカルのプレーモデル』ISBN:978-4-86255-719-3著者:三浦哲哉監修者:須佐徹太郎ページ数:264P判型:A5判定価:2,310円(本体2,100円+税)発売日:2024年4月16日出版社:カンゼン商品URL: Amazon : Rakutenブックス : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月12日サッカー選手にとって大事なパーツである足の爪。あなたのお子さんは足の爪をご自身で切っていますか?保護者がされているでしょうか?先日サカイクで行ったアンケート結果では、このようになりました。【Twitter】【Instagram】インスタグラムでのアンケートでは、「6年生以降も親が切っている」という回答が最多に。今後は自分で切るようになる年齢だと思いますので、正しい爪の切り方やケアの方法を、引き続き、爪専科の高山定也さんに教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください。(取材・文:前田陽子)最高のパフォーマンスを発揮するためにも足の爪は大事なパーツ<<関連記事:ボールを蹴ると爪が痛い、割れた!「足の爪」が与えるサッカーへの影響と正しいケアサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■巻き爪防止の爪の形爪は1枚ではなく、薄い爪が3枚ミルフィーユ状に重なって構成されています。爪の先が2枚に分かれた経験がある人も多いと思いますが、一番上の爪が剥がれたり、欠けたりすると2枚爪の原因になります。その原因は乾燥によるものです。爪にも保湿が大切なので、ハンドクリームを塗る、ネイルオイルをつけるなどして保湿しましょう。足の爪は基本的にスクエアオフにします。スクエアオフとは、少しだけ角を落とした形のこと。こうすることで引っ掛かりや、巻き爪を防ぎます。【スクエアオフ】■爪切りはNG、やすりを使って長さを調整長さは白い部分が1㎜ほどに揃えます。白い部分が全くなくなってしまうのは深爪です。爪は一度にカットするのではなく、少しずつ切り揃えましょう。爪切りで切ると断面ができて、2枚爪の原因になるので、爪やすり(バッファー)などで整えるのが良いです。爪やすりは、高価なものだとダイヤモンドを使った物などもありますが、100円ショップなどで安価に手に入るもので十分です。【正しい長さの爪】【深爪】■爪のケアは入浴後に足の爪の長さは、2週間に1度くらい長さを確認しましょう。爪切りなどを使用するほど伸びていない状態で確認できれば、爪やすりで整えるだけで十分です。爪の手入れは入浴後がおすすめです。長さを揃えるだけでなく、保湿もこの時間に行いましょう。入浴時には爪の間などに入った砂やゴミなどを丁寧に洗い流すことも忘れずに。爪と肌の間から雑菌が入ることも多々あります。爪ブラシがあると便利です。■爪切りを使って切るときの注意巻き爪予防爪と皮膚の間にテーピングなどをしてから爪を切ると、深爪や巻き爪の予防ができます。巻き爪になった爪はカットするとさらに巻き爪が進んでしまいます。また、巻き爪を経過して深爪すると爪切りで皮膚を傷め、そこから雑菌が入り思わぬ感染症になることも。巻き爪は自然治癒しませんが、爪を伸ばすことで好転することもあるので、巻き爪になったら爪を伸ばす努力をするよう、医療機関で伝えられます。■爪が割れたときの対処無理に剥がさず、病院へケアをしていても、プレー中の接触などで爪が割れてしまうことはあります。その際は、剥がしたりせず、テーピングなどで保護します。痛みが酷い、出血が止まらない場合は病院に行きましょう。人工爪を使用するなど対応方法はありますが、プロならまだしも、育成年代の子どもたちは痛いときはサッカーを休むことも、長引かせない秘訣です。また、爪と皮膚の間にある甘皮は細菌が入らないようにする役目を持っています。小学生では足のみならず手の甘皮を処理する必要はありません。その代わり、入浴後にクリームを塗るのを習慣にするなど保湿の意識は持ちましょう。■最高のパフォーマンスのためにも大事なパーツだから、しっかりメンテナンスをサッカーで最大限のパフォーマンスをするためにも、爪は大切なパーツです。爪があることで走ったり、ボールを蹴ったりすることができます。自分の体を自分で理解することが高パフォーマンスにつながります。親御さんたちは子どもの爪に保湿?と思うかもしれませんが、乾燥で割れるのは大人と同じです。爪の長さを保ち、毎日清潔にして、保湿する。体をメンテナンスするように、爪をケアしてケガのなくプレーできる環境を整えましょう。高山定也(たかやまさだなり)元サッカー選手。現在は医療・福祉系衛生用品を扱う株式会社スマイルズ代表取締役、一般社団法人日本爪技工士協会代表理事。「爪専科」を運営。現在はスポーツ分野でのサービス提供に向け準備中。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!
2024年04月11日サッカー元日本代表で、J1リーグ「ジュビロ磐田」所属のゴールキーパー・川島永嗣選手(41)が10日、自身のインスタグラムを更新。「夜桜デート」とつづり、妻“顔出し”のラブラブ夫婦2ショットを公開した。先週末に花見をしたときの自撮りショットで、しっかりと桜が写るように2人は“密着”。夫婦の仲むつまじさがあふれ出た1枚となっている。この投稿に対し、ファンからは「可愛い」「美男美女」「美しすぎます」「わぁ~夜桜デート素敵 ラブラブですね~」「ステキご夫婦」など、さまざまな反応が寄せられている。川島選手は2014年9月に結婚。15年12月に第1子となる長男、20年5月に第2子となる長女、21年11月に第3子となる次女が誕生した。
2024年04月11日息子本人は友達と一緒のクラブでサッカーを楽しんでいるが、公式戦の出場時間が短い事や監督の指導方法が気に入らず常に文句を言っている妻。本人はサッカー以外にバレーボールも好きで、妻はバレーボールに転向させたがっているが、試合に出れないサッカーじゃなくバレーボールに転向させるべき?と悩むお父さんからご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、親御さんがどうしたらいいのかアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<高熱でも試合に行かせる?学校行事よりも優先?チームの保護者が熱心すぎて怖いです問題<サッカーパパからの相談>この春小学校3年生になった子の父親です。子どもがクラブチームに入っていますが、公式戦になると出場時間が短いです。妻は監督の指導方法が気に入らず、常日頃から監督の文句を言っています。(特に遠征で行っても、出場時間が短いのは納得がいかないと苛立っています)息子本人は友達と一緒が良いと言っており、特に気にしていない様子です。また、息子はバレーボールも好きで家で遊びでやっています。妻はサッカーを辞めさせてバレーボールをやらせたいみたいですが、息子本人はどっちにするか決められないそうです。私としては、今のチームのままで良いとは思いますが、いかがでしょうか?サッカーじゃなくバレーボールに転向すべきなのでしょうか。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。私の連載はこれまでお母さんからのものが多かったです。試合に出られなくてつらそう、チームで仲間にいじめられている、コーチの暴言に苦しんでいる。いずれも、わが子のこころに寄り添うからこそ生まれた悩みでした。最近は、それと似たような相談がお父さんからも寄せられるようになりました。以前ならお父さんたちは子どものサッカーに対し、技術を教えるとか体の使い方やスポーツ障害など、どちらかと言えば目に見えるものに注目する傾向がありました。それが、徐々に子どものこころの部分に目を向けていただけるようになった。とても良い傾向だと感じています。■サッカーかバレーかはどんな専門家でも判断できないさて、本題です。小学3年生の息子さんが公式戦で出場時間が短いためバレーボールをやらせてみたいお母さんと、今のままで良いと考えるお父さんとで意見が割れている。そこが今回のご相談の論点のようです。お父さんは「サッカーじゃなくバレーボールに転向すべきなのでしょうか」と直球で質問されています。サッカーかバレーか?この二択です。しかしながら、正直言って返答しかねます。これは私を含め、どんな専門家でも判断できるものではないでしょう。なぜならば、サッカーをやるか、バレーをやるかは息子さんが決めることです。これは、もう小学3年生だから自分で決められるでしょ?といったものではなく、どんなに小さくても危険が伴うことや害を及ぼすものでない限り、子どもに決めさせるべきです。私は何々すべきといった言葉はあまり好きではないのですが、どのスポーツをするかといったことは子どもに決めさせてください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■子育ては「スキル」愛情があればどんなやり方も許されるわけではないお父さん、子育てはスキルです。愛情があればどんな子育てでも許されるわけではありません。親が高学歴で高収入だから良い子が育つわけではありません。いくら何らかの教養があっても、アップデートされた子育ての知識とスキルを身につけていなければ、ゆがんだ子育てになる場合もあります。その象徴として、私が企画した書籍『高学歴親という病』(成田奈緒子著/講談社α新書)は昨年、ベストセラーになっています。そして、私がここで伝えたいのは、この「子どもにすべて決めさせる」というスキルです。このスキルを身につけず、ついつい子どもがやることを親が決めてしまう。干渉してしまうケースが見受けられます。その場合、親御さんは子どもよりも、すでに大人である自分たちの見識や知見のほうが正しいと思ってしまい、その子に良かれと考えたうえで、あれやこれやと指図してしまうのです。実はその言動が「子どもに何かを決めさせる」という、子どもが生きる力を身につける重要な機会を根こそぎ奪っている。そのことに気づいていません。■決めささせるスキルが重要な理由その①決めさせるスキルがなぜ重要か。理由は二つあります。ひとつは、決断という行動には、決めるための情報集め、他者の意見を行く寛容さ、周囲とのコミュニケーションなどさまざまな能力が鍛えられるからです。サッカーかバレーか、自由研究は何にするか、といったわかりやすい決断以外でも、宿題をいつやるか、誰と何をして遊ぶか、女子に告るか告らないかといった日常的なものも含めて、何かを「決める」という行動をどれだけ多くやらせるか。そこが子育ての質を左右すると私は考えています。■決めささせるスキルが重要な理由その②二つめは、自分のことは自分で責任を取らせる教育につながるからです。決めさせてもらえず、親のひと声で人生が決まっていく。そうすると、その先で困難なことがあったり、ネガティブなことが起きると、決めた親を子どもは恨みます。決められたレールを懸命に走っていたのに、脱線事故が起きてしまえば、例えば子どもはこう言うでしょう。「お父さんやお母さんが○○をしろって言ったからやったのに、コーチは怒鳴ってばかりだし、仲間からは意地悪をされる。もう嫌だ」選択をさせることの重要性は、コロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授の著書『選択の科学』で解き明かされているのでぜひ読んでみてください。本の表紙には「選ぶことこそ力につながる」とあります。この本には、私たちが生きるうえで選ぶという作業がいかに重要かが膨大な事例をもって書かれています。整備された環境にいるはずの動物園の動物は、野生の動物たちよりはるかに平均寿命が短い。なぜならば、餌や行動など自分で選択することができないから。企業の社長や幹部といった重い責任を伴う人たちの平均寿命は、生涯を従業員として終えた人たちよりも長い。ハードな毎日を送っているはずなのに長生きなのは、ある程度指示通りに動く従業員と違って裁量権や選択権があるからだそうです。つまり、どんなことも自由に選ぶ権利を与えられることで、人はエネルギーを蓄える。逆に誰かに従い続けることは私たちが考えている以上に、ストレスフルなのです。■子どもにサッカーをさせているのは将来選手(プロ)にするためなのか(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)もし、お母さんがコーチの指導法が気に入らなくて、そこにお父さんも賛同できるなら一度話し合ってみてはいかがでしょうか。ただ、学びを自分から入れないコーチはそうそう変われません。息子さんは機嫌良くサッカーを楽しんでいる。そうであれば、それでいいではありませんか。サッカーやバレーの選手にするために子育てをするのではありませんよね?よりよい未来を切り開ける力を授けること。子育ての原点に、ぜひ立ち戻ってください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年04月10日■ママたちの手伝いは断ってパパたちにぶりっ子サッカー教室主催のバーベキュー大会で、その事件は起きました。バーベキューの準備を手伝わなかった若菜は、なぜか恭介とふたりで追加の買い出しに行っていました。そのことにモヤっとしてしまった晴子。パパたちの前だとよく働く若菜に、他のママたちもモヤっとしました。人の夫をパパ呼びしてる!? 確信犯のママ友に限界!樹くんがいつの間にか恭介のことを「パパ」と呼んで懐いていたことに、複雑な気持ちになった晴子。しかし、若菜まで恭介を「パパ」と呼んでいたことには衝撃でした…。こちらは投稿されたエピソードを元に2023年10月21日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■何普返事してるの? パパじゃないでしょ!まずは、若菜のことを「天然」で片付けようとしている危機感のない晴子に対してのコメントをご紹介します。こういう女は天然ではなく、確信犯の「養殖女」でしょ!という意見が。・天然なわけないやん。・天然ってこういう人のこと言うんだっけ?これはただのビッチですよ。・よその旦那の汗なんか拭かない、普通。・天然ちゃうちゃう、養殖。・旦那も旦那でちゃんと距離を取らないのも悪い。奥さんにベッタリな他人の旦那がいたらモヤモヤするんでしょう?・断らない旦那もキモい。・それでパパに文句言うと「そんな事ないよ、ママの思いすごしだよ」って言われるんでしょ。あー、養殖女って本当やだ。・すごっ。この人、さっき女性陣の頼みを全部断ってた人でーす!・あざとすぎて不快レベル。私なら張り倒して、絶縁する。・私なら、うちの夫に触った時点で危害を加えちゃうかも。バーベキューって火も刃物もあるでしょ?・天然なわけないじゃん。人の旦那になにやってんの。私なら大きな声でみんなの前で「人の旦那にベタベタするの止めてくんない? キモいんだけど」って言っちゃう。次にご紹介するのは、若菜の子どもの樹に「パパ」と呼ばれたことに対して、嫌悪感を感じている読者たちのコメントをご紹介します。まず、この時点でアウト。なぜ恭介は、普通に受け入れているの?・みんなの前でパパ呼びされるのは、息子が一番嫌だろうなー。「僕のパパなのに」ってなってそう。・パパ呼びされて、この旦那さんは平気なの?・普通は他人をパパなんて呼ばないよ! 今すぐ止めさせなって!・旦那は何普通に返事してるの? パパなの?違うでしょ!・旦那をシメようか。・旦那バカなの?「さすがにおかしいですよ。」ってなんで言わないの?・この手の女は同性から嫌われることをものともしないもんねー。実の夫に告げ口するのが一番なのかな?・旦那さん、我が子までも不安にさせるのですか? よその子がパパ呼びしてるときの我が子の表情を見てください。・嫉妬深い私なら絶対考えられないわ。すぐ指摘しちゃう。・パパって呼ばれて「お!食べたか?」ってやってる旦那が悪いよ。自分の妻と子が嫌な思いすることわかっててやってるなら、妻子よりこの親子が大事って事だよねって言われても仕方ない。こういうのを拒絶できないのは「優しさ」じゃないからね。最後にご紹介するのは、パパ呼びがエスカレートして、ついに若菜自身が恭介を「パパ」と呼んだことについてです。これについては、さすがに読者たちも黙ってはいられないと思ったよう。若菜に対してというよりも、その嫌悪感の矛先は恭介に向いたようです。鼻の下伸ばしてる場合か!というツッコミが殺到!・ついにパパ呼び。・二人でスーパーに買い物行って、誰か見られて噂にされるとか考えないんだな、この旦那も。他所の人妻にパパと呼ばれて、何鼻の下伸ばしてるんだか‥。・いや、注意しようよ。・こういうのって、本人は言いにくいだろうなって思うから、私が無関係のママなら代わりに言ってあげたい。旦那が恥かくように大声で、「いつから〇〇さんのパパになったんですか? 鼻の下伸ばしちゃってみっともないですよ! 奥さんや周りの目も気にしないでイチャイチャして、私の旦那なら離婚考えちゃうなぁ」って。・旦那もまんざらでもない顔をすな。・この女にはムカつくけど、それ以上に主人公夫婦にムカつく。次じゃなくて、すぐ言えよ! 勝手にパパ呼ばわりされて、息子がどんだけ傷つか考えなよ。親としてダメだろ。・ただただ気持ち悪い。・あの女が息子を操ってやらせてるんだろうか…。男を釣る道具にされてかわいそうに。旦那も旦那で「本当のパパに悪いから、ユウト君パパって呼ぼうな」とか言えないの? ユウト君も戸惑ってるじゃん。奧さんも「次言おう!」じゃなくて今言えよ。・子どもの前とか関係なく、私なら怒鳴り散らすなぁ。どーせ泣きつくんだろうけど。「人の旦那にくっつくな! キモいんじゃ!」って追い打ちかける。あやふやな態度をする恭介に対して、厳しい意見をいう読者たち。あざといを通り越して、もはや非常識なのではと思う行動をする若菜に対して、晴子はどう対応していくのでしょうか? ▼漫画「ママ友が夫を狙ってる?」
2024年04月10日許せない…!恋人たちの公共の場での行為「通勤中、混雑している電車内で席を確保する男子高校生いました。ある駅で乗ってきた女子高校生に声をかけたかと思えば、その女子高校生はどうやら彼女のようで…。彼は『席確保しておいたよ』と言い、彼女も当たり前のように『ありがとう』と言って2人は大声でキャッキャしていました…。すべての行動が信じられなかったです」(30代/女性)恋人同士の仲のよさを示すラブラブな行動、それ自体は何の問題もありません。しかし、それが公共の場で行われると、周りの人にとっては不快な気持ちになることも。今回は、公共の場におけるカップルの行動のOKとNGラインについて紹介します。[nextpage title="bK00d0j0P0U0}D00oY'NY+"]手をつなぐ、腕を組むは大丈夫まず、カップルが手をつないだり、腕を組んだりすること、これは全然問題ありません。「2人は仲がいいな」や「新しく付き合い始めたのかな」と、優しい視線を送る人もいるようです。ご老人のご夫婦が腕を組んで歩いている様子は、見る人を「あんな夫婦になりたい」などと、温かい思いにさせることもあります。カップルのラブラブ行動の中でも最初の一歩、公共の場での手をつないだり腕を組んだりすること、これは大方の人が問題ないと考えるでしょう。肩や腰に手を添えるも可交差点での信号待ちや、長い列に並んで待つ間に見かけるような光景ですね。この行動も大部分が許容範囲で、気にもとめない人がいるようです。しかし、男性が女性を強く抱き寄せるような行動などは不快感を覚える人もいますので、その点は注意が必要です。[nextpage title="SNS0x0n2N0nQw0Ru;"]SNSへの2人の写真や動画カップルの間で、SNSを用いての恋人との仲よさを示す写真や動画の投稿。投稿自体がNGということではなく、投稿するために撮影している最中に、周囲の人々や環境に迷惑をかけたり、危険な状況を発生させたりするのはNGだと思う人がいます。また、こうした自己満足的な行動には社会的な批判もあるため、どんなに素敵な写真や動画であっても、ネットへの投稿は慎むべきでしょう。ラブラブは2人だけの所で楽しみましょう自分たちは「ラインを越えていない」と思っていても「ラインを越えている」とみなす人もいるのです。もし全力でラブラブしたいなら、2人きりの場で楽しむべきでしょう。(愛カツ編集部)
2024年04月09日『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』(4月19日公開)の公開直前イベントが9日に東京・blue-ing! で行われ、声優の浦和希、海渡翼、サッカー元日本代表の佐藤寿人、久保竜彦、本山雅志、日本サッカー協会 宮本恒靖氏が登壇した。同作は、累計発行部数3,000万部を突破したコミック『ブルーロック』(講談社)初の映画化作。劇場版では、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”を描いている。○■サッカー元日本代表 佐藤寿人・久保竜彦・本山雅志、『劇場版 ブルーロック』イベントに登場イベントでは、『劇場版 ブルーロック』の大ヒットを祈願し、「天才 凪よりうまいのは俺だ! ビタ止めトラップチャレンジ」という企画を実施。元日本代表3人と浦・海渡が、飛んできたボールをトラップし、床に置かれた的にぴったり止められるかに挑戦した。フットサルの経験はあるという浦がトップバッターで登場し、4度目の挑戦で見事に成功。続くサッカー経験者の海渡は見事に1発で成功させ、会場を沸かせていた。元日本代表の3人は、ボール1個分の大きさしかない的の中心へのビタ止めに挑戦することに。先陣を切った佐藤は、高く投げ込まれたボールをつま先でコントロールする華麗なトラップを披露。「これで興行収入100億円突破ですね!」と笑顔を見せた。続く本山も、バックスピンを利用した技ありなトラップで見事に成功。これには浦と海渡も「うおぉ~!! すごい!」と目を輝かせていた。そして最後の挑戦者となった久保は、ビーチサンダルで登壇しており、佐藤から「足の裏は(使っちゃ)ダメですよ」と声をかけられるも、フリに応えるようにボールを踏みつけるようなトラップを披露し、笑いを誘った。その後、ボール出しをしていた宮本とパスを続けた後に、しっかりと的の中心にボールをビタ止めし、成功させていた。
2024年04月09日声優の浦和希と海渡翼が、9日に東京・blue-ing! で行われた『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』(4月19日公開)の公開直前イベントにサッカー元日本代表の佐藤寿人、久保竜彦、本山雅志、日本サッカー協会 宮本恒靖氏とともに登壇した。同作は、累計発行部数3000万部を突破したコミック『ブルーロック』(講談社)初の映画化作。劇場版では、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”を描いている。○■浦和希&海渡翼、自分が天才だと思う才能明かすアニメ『ブルーロック』で潔世一を演じる浦と、蜂楽廻を演じる海渡。元日本代表の佐藤らと共に登場した浦は「正直この並びに僕が立っていることを、幼少期に想像できたかと言うと絶対にできていないと思う」と興奮気味に話し、海渡も「まさか自分がここに立てるなんて夢にも思わなかった」と驚きを表現した。イベントでは、今作の主人公・凪が天才と呼ばれていることにちなみ、「自分が天才だなと思う才能・エピソード」についてトーク。浦は「家に帰る天才」と回答し、「今まで高校・大学と通ってきたんですけど、一番早く家に帰っている自信があって。誰よりも早く帰りたいから、最短ルートを毎日考え続けていた」と説明する。声優として活動する現在も変わっていないようで、「アフレコスタジオに行くんですが、帰り道はどこから行けば一番早いかをずっと考えてます(笑) 今日(の帰宅ルート)もいま頭の中で組み立てています」と明かすと、海渡から「今やってんの!? もう帰る準備万端?(笑)」とツッコまれてしまっていた。一方の海渡は「姿をくらます天才」と回答。「存在感ないんですよ(笑) 人と話しているときも、みんな盛り上がってるけど意外と僕の姿は認識されてなくて、会話からはじき出されていることが結構多いんです……」と笑いを誘う。学生時代にやっていたサッカーでもその才能は発揮されていたそうで、「ドリブルしてるときなぜか抜けている、相手を抜いた瞬間が見えないとよく言われていた」と振り返ると、宮本氏は「ゴール前にいきなり現れる選手がいて、そういう選手に(ゴール)を決められる。そういう意味ではサッカーでも活きるところがある」と分析していた。
2024年04月09日みなさんはお子さんのサッカーで一番期待することは何ですか?とにかく上達してほしい、試合に勝たせたい、プロになってほしい、など技術や成果に期待することもあるでしょう。もちろん上手くなれば本人も楽しいし、試合に勝てば嬉しいもの。ですが、育成年代である小学生の保護者の皆さんには「勝たせたい」「上達させたい」の前に、大事にしてほしいことがあります。サカイクでは、サッカー歴や上手い下手、チームの強弱に関わらずすべてのサッカー少年少女の保護者に大事にしてほしい親の心得として「サカイク10か条」を発表しています。ページをDLしてチームの保護者に配布することもできるので、入団時に配布しているチームもあります。今回はサカイク10か条を保護者に配布したチームに、その後の変化などを伺いました。写真はサカイクキャンプサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>■卒団式、保護者会で10か条配布これまでサカイクの理念に共感いただき、チームでもその考えで育成に携わっているという野登SC(三重県)の堀口さん。保護者の皆さんにも知っていただきたいと、昨年の保護者会で10か条を配布し、オンラインでサカイクキャンプの菊池健太コーチからサッカー少年の親としての在り方をお伝えする機会を設けました。保護者に10か条を伝えて約1年、チームには変化があったようです。■保護者に10か条を教えたいと思った理由堀口さんが「保護者会での10か条説明」に応募したきっかけは、親御さんたちに「子どもファースト」とはどんな応援のスタンスなのかを知って欲しかったからだそう。昨今は、保護者の応援マナーや親の方が熱くなってしまいわが子を潰してしまうケースについての情報を目にすることもあり、サッカーをする子どもを応援したいけど、どんな風にするのが良いのかわからない......。と感じている方も多いもの。そういった保護者のみなさんに、10か条のチラシをお渡しし、どうしてそれが大事なのかをサカイクのコーチが説明することで「なるほど、そういう感じなんだ」と理解いただくことが出来たようです。「今では声のかけ方なんかも含め、10か条の考えをベースに子どものサッカーを見てもらえているのかな、と思います」と堀口さんは嬉しそうに教えてくれました。■親も子どものサッカーを楽しもう子どもがサッカーを始める時は、ただ純粋に楽しんでくれればいい、サッカーを通じて幸せになって欲しいと思っていたはず。それなのに、気づくと「自主練しない」「やる気が見えない」「ケガで休んでる間みんなから遅れるのが不安」など、どんどんイライラや焦りが出てきて子どものサッカーが楽しめなくなることもよくあります。子どもの方も、保護者の過度な期待や焦りを感じてしまうとサッカーを心から楽しむことが出来ませんよね。小学生年代はまだまだ育成の入り口。「サッカーが楽しい」という気持ちを育てることが、その後の成長にもつながるのです。そのためには、親御さんももっと気を楽にして子どものサッカーを楽しむことが大事なのです。それをサカイク10か条ではお伝えしています。この新チームがスタートしたタイミングで、保護者のみなさんと共有していただければ幸いです。【4/12(金)まで】希望チームへの10か条配布を受け付けていますお申し込みはこちらから>>サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>
2024年04月09日『パリオリンピック2024 女子サッカー』を想定した戦いである。3月28日(木) 『2024シービリーブスカップ』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「北朝鮮との『パリ五輪アジア最終予選』で監督以下、選手がしっかり結果を出してくれた。『パリ五輪』では女子サッカーからしっかりパワーを送る大会にしていきたい。そのための準備の非常に重要なアメリカの大会に臨む。みなさんのご支援にいい結果、メダルを獲得して応えるためにもいい遠征にしていきたい」池田監督「我々なでしこジャパンは先月DPRコリアとの最終予選を勝ち抜いて『パリ五輪』出場権を獲得することができた。本当にタフな戦いを乗り越えた選手を改めて称えたいと思うし、不確定なことが多い中サポートしてくれたスタッフ、国立へ足を運んで応援してくれたファン・サポーター、テレビで応援してくれたファンに改めて心から感謝したいと思います。ありがとうございます。『パリ五輪』まで4か月を切った中、今回のアメリカでの『シービリーブスカップ』、5月末の活動を有意義に使い、『パリ五輪』へ向けてしっかり準備していきたい。昨年の『W杯』が終わり、アジアの『2次予選』『最終予選』、そして『五輪』とそういう中でチームの成長、選手の成長を促していきたい」なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)67試合64失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合5失点大場朱羽(ミシシッピ大学)0試合0失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)149試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)77試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)75試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)18試合6得点守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)6試合2得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)11試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)80試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)7試合0得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)48試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)35試合1得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)32試合11得点宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)33試合9得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)19試合4得点浜野まいか(チェルシー/イングランド)6試合0得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)3試合0得点古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)4試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。昨年12月の右足首骨折からの復帰となる宮澤のコンディションについて問われると、池田監督はこのように説明した。「宮澤選手については我々のメディカルチームが所属クラブとコンタクトを取り、リハビリの状況を把握し、『シービリーブス杯』に向けて、試合に出られる状況だと理解して招集した。彼女のコンディションやどう戦うかについてはこれから考えるが、限られた『五輪』までの活動の中でピッチ上もそうだが、ピッチ外の積み上げも必要だと思い、今回メンバーに呼んだ」池田太監督1週間前の『パリ五輪』の組み合わせ抽選で『FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』優勝のスペイン、ブラジルと同組になったことについて改めて見解を求められると指揮官は?「『五輪』出場は12か国、どこと当たっても厳しい戦いになることは承知していた。ポットが決まった時に組み合わせもある程度見えてきたので、ポット1ではまたスペインかフランスか、ポット3ではブラジルかコロンビアか、わかっていたのでそれほど大きな驚きはなかった。ただスペインとはアンダーカテゴリーから何度もやっているので、縁を感じる。『W杯』からの積み上げ、監督が変わったチームもあるので、我々のやってきたことのベースを含めてやれることを増やすことを今回の遠征でもやっていきたいし、そんな中選手たちがどう戦っていき、どう対応するのか、見ていきたい」本番を見据えて『シービリーブス杯』で確認したい点を質問されると。「『五輪』のベニュー移動を含む中2日での戦いを『シービリーブス杯』でシミュレーションになると思う。移動し、短い時間で次の相手に準備をすることを体感できるのはスタッフを含めていいシミュレーションになると思う。ブラジルになるか、カナダになるかは1戦目次第だが、ブラジルとは昨年3回やっているので、お互いにまた違ったことにトライする部分も出てくるのかなと思っている。この『シービリーブス杯』で『五輪』に向けて、やれることを増やしていく、確認と同時に進めていかないといけない。またチームを作っていくのと同時にメンバー選考、限られた人数で戦わないといけない部分の見極めも含めて、この『シービリーブス杯』、5月の活動で総合的に考えていきたい」代表復帰となるGK大場、DF守屋について評価を聞かれると、池田監督はこう答えた。「GKは『W杯』から山下選手、平尾選手、田中(桃子)選手と積み上げてきた中で、今回GKの層を広げるという意味で大場選手を招集した。(『パリ五輪』は登録メンバーが18名となるため)GKを3~4名呼べるならまた別だが。彼女以外も組み合わせを含めて、いろいろ経験させたいと思っているし、DFとどういうコミュニケーションを構築していくかはトレーニングを含めて考えている。試合だけではなく、トレーニングから関係性を構築していければと思っている。守屋選手は自チームでしっかり活動しているし、彼女の持っている上下動はなでしこの力になると思うし、日頃の成長を我々のチームに生かしてくれると思い招集した」昨年の『シービリーブス杯』は日本のファンは映像で見られなかったが、今年は配信があることについて佐々木委員長は見解を述べた。「昨年は日本のみなさんに見てもらえず失礼しました。今回は配信につなぐことができた。本来ならばテレビ放映で見ていただきたいところだが、今回の配信でぜひ多くの方に見てもらえたらと思う」佐々木則夫JFA女子委員長『パリ五輪』での初戦・スペイン戦まで3か月半あまり、なでしこジャパンはアメリカでどのような戦いぶりを見せるのか。『2024シービリーブスカップ』準決勝・アメリカ女子代表戦は4月6日(土)・メルセデスベンツスタジアム(アトランタ)、カナダ女子代表orブラジル女子代表と対峙する決勝o3位決定戦は9日(火)・Lower.comフィールド(コロンバス)にてキックオフ。試合の模様はJFATVにてライブ配信。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年03月29日一般社団法人こもろ観光局では、3年連続移住者の転入超過による人口の社会増を達成し、移住者による新規店舗の増加や老舗企業の新たな取り組みなどで魅力的なコンテンツが増加しています。そこで今回は、多くの軽井沢通が通う長野県小諸市の名店、イベントをご紹介します。また2024年4月1日からは小諸城址懐古園「桜まつり」も開催されます。4月中旬が見頃!小諸城址懐古園「桜まつり」も日本さくら名所100選にも選ばれた小諸城址 懐古園では、2024年4月1日(月)~25日(木)小諸城址懐古園「桜まつり」を開催します。園内には、ソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヒガンザクラ、八重で濃い紅色の花を咲かせる小諸発祥といわれる「コモロヤエベニシダレ(小諸八重紅枝垂)」など、品種ごとに開花時期も異なる桜が約500本咲き誇り、長い期間桜をお楽しみいただけます。また市内には、飯綱山公園や花川親水公園などの桜の名所が点在しております。【800年以上の歴史あるコンテンツや、こだわりの老舗企業トレンドを取り入れた特徴あるお店まで軽井沢通が通うまち小諸のお店を紹介】■KOMORO HONJIN OMOYA(小諸本陣主屋)江戸時代、参勤交代で旧北国街道小諸宿を通った大名や公家などが休泊した小諸本陣主屋をリノベーション、イタリアンレストラン「KOMORO HONJIN OMOYA」として2023年秋にオープン。地元産の食材にこだわった食事やワインが楽しめます。長野県小諸市大手1丁目6-14■彩本堂「コーヒーサイフォン」を使い、さまざまな飲み物を提供している「サイフォンの専門店」です。日本各地から取り寄せた日本茶の数々や、高品質なスペシャルティコーヒーを、四季折々の美しい盆栽を眺めながらお愉しみいただけます。非日常の贅沢なひとときをお楽しみいただけます。長野県小諸市荒町2丁目5-3※その他多数。詳細は出典元のプレスリリースをご確認ください。【小諸市春のイベント情報<桜まつり期間中関連イベント>】■小諸城址懐古園「桜まつり」小諸観光の中心地である「小諸城址 懐古園」は、日本さくら名所100選や日本100名城にも選ばれた小諸城の跡地。大手門や石垣、三の門などが400年前の姿のまま残されており、江戸時代の趣が感じられる公園です。園内には、ソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヒガンザクラ、八重で濃い紅色の花を咲かせる小諸特有の「コモロヤエベニシダレ(小諸八重紅枝垂)」など、約500本の桜が咲き誇り、期間中は例年6万人以上の見物客で賑わいます。桜まつりの期間中には、本丸の天守台や曲輪の石垣などがライトアップ(日没から21時まで)。美しい夜桜をお楽しみいただけます。開催期間:4月1日(月)~25日(木)お問合せ先:0267-22-0296小諸市懐古園事務所【小諸城址懐古園内イベント情報】・4月1日(月)~4月25日(木):小諸城址懐古園夜桜ライトアップ期間中毎日日没から21時まで・4月6日(土) :侍フォトコンテスト 小諸城 春の陣こもろ観光局懐古園内10:00~14:00・4月7日(日) :ピアノ・フルート・バイオリンによる演奏会コピーヌクラブ 藤村記念館前庭11:00~、13:00~・4月24日(水)、25日(木):懐古神社例大祭懐古園園内に屋台が立ち並びます。・小諸市動物園 :土日、祝日、ふれあいイベント開催・草笛教室 :期間中の土日小諸草笛会懐古園内あずま屋13:00~15:00・ボランティアガイド :観光案内所 2日前予約(0267-22-0568)※その他多数のイベントあり。詳細は出典元のプレスリリースをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年03月28日10か条チラシを希望するチームに配布します(申し込みはこちら)■子どものサッカー歴、サッカーの上手い下手、チームの強弱関わらず、すべての保護者が大事にしてほしいこと4月になり新チームのスタート時期、保護者に向けて少年団/クラブの方針をお伝えする機会を設けるチームも多いと思います。保護者の中には我が子に「うまくなって高いレベルでプレーしてほしい」と期待をかける親御さんもいるでしょう。ですが、小学生など育成年代においては、結果よりも先に大切にしてほしいことがあります。それが、こちらの「子どもが心からサッカーを楽しむためのサカイク10か条」です。既存メンバーの保護者も、この春からチームに入った子の保護者も、子どもがサッカーを楽しんでほしいと思うならぜひ心得てほしい10の項目です。この保護者に大切にしてほしい「サカイク10か条」のチラシを、先着100チームにお送りします。ご希望のチームは以下のフォームよりお申し込みください。【応募】サカイク10か条チラシ申し込みはこちら>><チラシイメージ>■サカイクが「親の心得」を作った理由プレーする子ども自身が、サッカーの面白さや楽しさ、プレーする喜びを感じることが大切なのです。それを知る前に、結果ばかりを要求されると、子どもたちはサッカーから心が離れていってしまいます。プレーするのは子ども自身。まずは、子どもたちが心からサッカーを楽しめるよう、親がサポートしてあげることが大切です。そのために、親はどうサポートすればよいのかをまとめたのが「サカイク10か条」です。子どものサッカーに関わるお父さん、お母さんに大切にしてほしい親の心得となっています。子どもが心からサッカーを楽しむための「サカイク10か条」1.子どもがサッカーを楽しむことを最優先に考えよう2.今日の結果ではなく、子どもの未来に目を向けよう3.子どもの力を信じて、先回りせずに見守ろう4.子どもは小さな大人ではないことを理解しよう5.コーチやクラブの考えを聞いてみよう6.ダメ出しや指示ではなく、ポジティブな応援をしよう7.あなたが子どもの良いお手本になろう8.子どもの健康や安全に気を配ろう9.サッカー以外のことを大切にしよう10.笑顔で子どもとサッカーを楽しもうサカイク10か条の説明を見る>>子どもがサッカーを心底楽しみ、自ら伸びていくのに必要な「親・大人の接し方」のガイドラインになるものです。新チームがスタートする今、チームと保護者の皆さんで共有してください。【応募】サカイク10か条チラシ申し込みはこちら>>
2024年03月25日日本コカ・コーラは25日、サスティナビリティーの取り組みの一環として、高齢者や障がいのある人が便利にコカ・コーラ社の自動販売機を利用できるよう、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON(コークオン)」のアクセシビリティ機能を拡充した新バージョンを公開した。アプリ操作画面の視覚情報だけでなく、スマートフォンのバイブレーションの触覚情報や、音声読み上げなどの聴覚情報を活用できるようにしたもので、最新の「Coke ON」に更新することで、全国48万台の「Coke ON」対応自動販売機で利用できる。また同社によると、今回発表するスマートフォンアプリの機能を使用して、自動販売機を探しドリンク購入をアシストする一連の仕組みを導入するのは、国内初となる。今回公開した新バージョンは、アプリ内の文字や操作ボタンのサイズを拡大。さらに、2024年4月下旬には、音声で自動販売機内の製品を選択できる機能の追加も予定している。これらのすべての機能は、スマートフォン本体の音声読み上げ機能と組み合わせることもでき、高齢者、車いすをご利用の人、障がいのある人を含む、多くの方にとっての自動販売機のアクセシビリティを改善することができるという。なお同アプリは、2018年に自動販販売機の高いところにあるボタンに手を伸ばさなくても、手元のスマートフォン操作だけでキャッシュレスでドリンクが買える「Coke ON Pay」、2023年12月には、文字の大きな「クイックメニュー」、スマートフォンのバイブ振動と連動した「近くの自販機を探し、接続する」機能を導入した。さらに、アクセシビリティ改善の取り組みの一環として、「Coke ON」では、株式会社ミライロが提供するデジタル障害者手帳「ミライロID」との連携を4月8日より開始。「Coke ON」から、「ミライロID」の認証を行うことにより、「Coke ON 障がい者割引」の対象となり、ドリンク購入時にもらえる「Coke ON」スタンプがいつでも2倍になるほか、サブスクリプションサービス「Coke ON Pass」の割引などの特典を利用できるようになる。
2024年03月25日私たちの社会は基本的に、マジョリティ(多数派)に合わせた構造をしています。いくらバリアフリー化が促進され、時代とともに少しずつ環境が変化しても、障がい者も快適に暮らせる『優しい社会』への課題は山積みといえるでしょう。そのため、たびたびネットでは障がいを持つ人からの問題提起が話題になり、さまざまな視点から意見が飛び交います。「障がい者はお礼をいう必要があるか」に、猪狩ともかが持論2024年3月17日、アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかさんが、X(Twitter)を更新。猪狩さんは2018年4月、強風で倒れた看板の下敷きとなり、脊髄を損傷。両足が動かなくなり、車いすでの生活を余儀なくされてしまいました。一時は自分の足で踊れなくなることに強いショックを受けるも、再び前を向き、『車いすアイドル』として新たな道を歩み始めた経緯があります。突如、車いすでの生活を送ることになった、猪狩さん。1人の中途障がい者として、時々耳にするこんな意見に、疑問を抱くことがあるといいます。健常者にとって普通の体験をしているだけなのに、なぜ障がい者は感謝をしなくてはならないのか?例えば車いすユーザーの場合、電車に乗降するといった、健常者にとって『当たり前のこと』1つでも、他者の協力を必要とします。そういった、『健常者では当たり前のようにできること』にお礼をすることについて、「障がい者に対する感謝の強要ではないか」という意見も上がっているのです。猪狩さんは、1人の車いすユーザーとして、持論をこのように展開しました。車椅子ユーザーとして手助けをしてもらったら感謝の気持ちを持ちたいと常に発信しているのですが、時々「感謝の気持ちを強要している」とか「普通の体験をしているだけなのに感謝の気持ちが必要なのか?」など色々な意見をいただきます。感謝ってそんな理屈で考えるものなのでしょうか?「ありがとう」って言った方も言われた方も気持ち良くなれる無敵な言葉だと思うんです。言える機会があればどんどん言った方がいいと思うんです。ありがとうって漢字で書くと「有難う」ですよね。難が有るときこそありがとうなんです。自分が困難で困っている時、手助けしてもらった時こそ「ありがとう」なんです。“強制されている”や、“言わなければならないという義務感”なんて全くないんです。そこに理由や理屈なんて必要ありません。ただただ気持ちの良い言葉として発してます。ありがとうって言ったほうがお得なんです@igari_tomoka3ーより引用前述したように、社会はマジョリティに合わせた仕組みになっているため、障がいを抱えている人の生活には、さまざまな困難が生じます。きっと、他者の助けを得ることによって、「ありがとう」という言葉の中に「ごめんなさい」という謝罪の気持ちも含まれるため、何度も口に出すことに苦痛を感じる人もいるのでしょう。猪狩さんは1人の車いすユーザーとして、そういった気持ちを汲みとった上で、「自分はただただ、お互いに気持ちのいい言葉として告げている」とコメント。障がいに関する介助に限らず、「ありがとう」といわれた立場の気持ちを想像し、『幸せになれる言葉』として発しているといいます。猪狩ともかの持論に「考えさせられる」の声最後には、「世界中が『ありがとう』であふれるようになったら素敵ですよね」とつづった、猪狩さん。投稿は拡散され、さまざまな意見が寄せられています。・毎日何をするにもお礼をいうのは苦痛も感じるんだろうけど、自分はこのポジティブな考え方が好きだな。・考えさせられた。障がいの有無は関係なく、やっぱりお礼は大切だと思う。・自分も障がいがあるけれど、同意見です。こうして『1人の意見』として発信してくれたことに感謝します。もちろんこれは猪狩さんの意見であり、一人ひとり考えは異なるため、明確な『正解』はありません。しかし、猪狩さんの考え方に、多くの人が1つの意見として考えさせられたようです。障がいに限らず、誰しも立場が違えば、見える景色や考え方は大きく異なるはず。そういった議論を積み重ねることで、時には溝が深まることもあれば、相互理解が深まることもあるでしょう。多くの人が社会の『見えない壁』について考えることが、いろんな人が過ごしやすい社会の形成につながっていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年03月24日読者投票もスタート! あなたが選ぶ2023年、最も面白かったサッカー本は?株式会社カンゼンが創設し、第11回が開催される「サッカー本大賞」。選考委員による一次選考が終了し、優秀作品を選出した。サッカー本大賞2024 優秀作品が決定読者投票もスタート!カンゼンが創設し、4月に第11回の開催を予定している「サッカー本大賞」。本賞では、2023年度(※1/1~12/31)に発売されたサッカー本(※ただし読み物に限る。いわゆる技法書 、テクニック本は選考対象外。)すべてを対象に選考委員によって決定される。現在、選考委員による一次選考が終わり、下記11作品が優秀作品として選出ている。この中から最終選考を行い、大賞が決定。授賞式で発表される。現在、カンゼンが運営するフットボールチャンネル上では読者賞の投票も開始している。「読者賞」は読者の投票を行い、決定される。 読者賞受賞作はサッカー本大賞同様に授賞式にて発表される。※読者賞の投票締め切りは4/12(金)「サッカー本大賞2024」の優秀作品(発売日順)『戦術リストランテVII「デジタル化」したサッカーの未来』(ソル・メディア)西部謙司(著)戦術リストランテⅦ 「デジタル化」したサッカーの未来 : 『森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語』(星海社)五百蔵容(著)[新刊案内] 2023.02.09 | 森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語 | 星海社 : 『サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-』(エクスナレッジ)ひぐらしひなつ(著)X-Knowledge | サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち- : 『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(木星社)エドゥアルド・ガレアーノ(著/文)/飯島みどり(訳)mokusei publishers : 『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)島沢優子(著)オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉|書籍|竹書房 -TAKESHOBO- : 『もえるバトレニ モドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚』(ソル・メディア)長束恭行(著)もえるバトレニモドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚 : 『フットボールヴィセラルトレーニング無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編/実践編]』(カンゼン)ヘルマン・カスターニョス (著) / 進藤正幸(監) / 結城康平 (訳)フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】 - 株式会社カンゼン : 『ドイツサッカー文化論』(東洋館出版社)須田芳正(著) / 福岡正高(著) / 杉崎達哉(著) / 福士徳文(著)ドイツサッカー文化論 : 『モダンサッカー3.0 「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ』(ソル・メディア)アレッサンドロ・ビットリオ・フォルミサーノ (著) / 片野道郎 (著)モダンサッカー3.0「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ : 『それでも前を向く』(朝日新聞出版)宮市亮(著)それでも前を向く : 『聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜』(アスリートマガジン)今西和男(著)書籍「聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜」 | 広島アスリートマガジン オンラインショップ : 【読者投票はこちらから!】『サッカー本大賞』読者投票! あなたが選ぶ2023年、最も面白かったサッカー本は? : サッカー本大賞2024【サッカー本大賞とは】良質なサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする。2014年(平成26年)に設立された、サッカーに関する書籍を対象にした賞です。良い本はサッカーの見方を豊かにしてくれます。また、日本でサッカーがナンバー1スポーツになり、世界に誇れるサッカー文化を築いていくためには、高い志と情熱をもって作られた良質なサッカー書籍がもっともっと多く世に出て、多くの人に読まれて欲しいと思っています。サッカー本大賞の創設はそうした思いが出発点になっています。選考委員(五十音順、敬称略)金井真紀(かない・まき)1974年生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『サッカーことばランド』(ころから)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『聞き書き世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』(カンゼン)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。佐山一郎(さやま・いちろう)作家、編集者。アンディ・ウォーホルズ『Interview』誌と独占契約を結んでいた『Studio Voice』編集長を経て84年、独立。主著書に『東京ファッション・ビート』(新潮カラー文庫)、『「私立」の仕事』(筑摩書房)、『闘技場の人』(河出書房新社)、『サッカー細見 ’98~’99』(晶文社)、『デザインと人』(マーブルトロン)、『雑誌的人間』(リトル・モア)、『VANから遠く離れて −評伝石津謙介−』(岩波書店)、『夢想するサッカー狂の書斎−ぼくの採点表から−』(カンゼン)、『日本サッカー辛航紀 愛と憎しみの100年史』(光文社新書)。Instagram: @sayamabar陣野俊史(じんの・としふみ)1961年生まれ。文芸評論家、フランス語圏文学者。長崎生まれ。サッカー関連の著書に『フットボール・エクスプロージョン!』(白水社)、『フットボール都市論』(青土社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)、翻訳書に『ジダン』(共訳、白水社)、『フーリガンの社会学』(共訳、文庫クセジュ)など。幅允孝(はば・よしたか)有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄氏が設計・建築し、市に寄贈したこどものための図書文化施設「こども本の森中之島」では、クリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。神奈川県教育委員会顧問。サッカー本大賞 受賞作品一覧【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン担当 :サッカー本大賞実行委員会伊藤 真TEL :03-5295-7723MAIL : soccerbook_award@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月21日春間近、いよいよおでかけが楽しいシーズンが近づいてきました。週末のおでかけプランをあれこれ考えているママパパにおすすめしたいのが、家族みんなで行くスポーツ観戦。とくに最近のサッカー試合の会場では、観戦しながら子どもも大人も楽しめるワクワクの仕掛けがいっぱい! サッカーのことはあまりよくわからない… そんなママたちでも、家族みんなで楽しい時間を過ごせるので、実はおすすめのおでかけスポットでもあります。日本代表に選出された長友佑都選手をはじめ、パリ五輪世代の松木玖生選手や荒木遼太郎選手など、Jリーグ屈指の注目選手が所属するFC東京のホーム試合では、サッカー観戦以外にも楽しめるイベントやここでしか味わえないグルメなども盛りだくさん! 今回はその一部をご紹介します。また、4月のホーム試合チケットプレゼントもあるのでお見逃しなく。■誰もが盛り上がる演出、豊富なイベント!FC東京のホーム試合ではサッカー観戦をさらに盛り上げるため、季節ごとにさまざまなイベントが開催されています。サッカーのことをあまりよくわかっていない… という方でも会場の演出にワクワクドキドキ、きっとお子さんと一緒にその臨場感を楽しめるはず。※これまでに開催している一部イベントの紹介となります。開催イベントはHPにてご確認ください。▼花火があがる!特殊効果花火や炎、レーザーによる特別演出も。▼青赤に染まるストリート駅からスタジアムまでが青赤一色! スタジアムまでの道中も楽しめます。▼試合前の演出で盛り上がる!フラッグパフォーマンスや、バルーンリリースなどさまざまな演出が。▼ゲストも来場する!幅広いカテゴリーのゲストが来場! 試合をさらに盛り上げてくれます。▼賑やかな青赤パーク選手や来場したゲストたちがトークショーなどを実施! 飲食売店も豊富なのが嬉しい。▼チームマスコットは「東京ドロンパ」!ダンスやさまざまなパフォーマンスでスタジアムを盛り上げてくれる「東京ドロンパ」。運が良ければ試合会場で会ったり一緒に写真を撮ることができるかも。▼アトラクション子どもが楽しめるアトラクションが毎試合ごとに設置されています。■ここでしか食べられないグルメも!有名店のキッチンカーなどが盛りだくさん球場内にはここでしか食べられないグルメも盛りだくさん。おいしいものをたべてお祭りのようなワクワク感を感じながらサッカー観戦ができるのも、楽しい週末の楽しみ方。誰もが知る、予約が取れないと有名な『肉山』も出店! スタジアムなのに美味しいお肉を食べられるのが嬉しいですね。「EL CAMION by T.Y.HARBOR Brewery」によるFC東京のオリジナルクラフトビール「F.C.TOKYO BEER in AO-AKA PARK」も。子連れのおでかけには“食事の心配”はつきもの。「飲食売店ってすごい並ぶんでしょう…?」そんな不安があっても大丈夫。一部の店舗では行列に並ばずに、売りきれる心配もなく希望する時間にお店に行って商品を受け取ることができる事前販売・決済の「モバイルオーダーサービス」を提供しています。事前に商品を購入することで長時間子どもを連れて列に並ぶこともなし! 試合に間に合わなかったり、食べ逃すこともありません。■充実のオフィシャルグッズ!「青赤」を身につけて応援しようさらに気分を盛り上げて楽しむなら、選手たちと同じユニフォーム、色を身に着けるのがおすすめ。お子さんと一緒に家族みんなでさらに気分が上がるはず!今シーズンのFC東京のユニフォームは新エンブレムのデザインへ一新。デザインはNew Balance(ニューバランス)が手がけたもの。選手たちとお揃いにして試合を楽しんでみてはいかがでしょう。クラブのシンボルでもある青と赤のストライプをグラデーションで表現。襟・袖・裾部に「アシンメトリー」のパターンを採用した東京らしいスタイリッシュなイメージに。東京都のシルエットをモチーフにしたモノグラムパターンを採用し、首都・東京を代表するクラブとして、ファン・サポーターとクラブが一体になりゲームへ臨むデザインとなっています。「そもそも初めての観戦…どうやって準備して楽しめばよい?」「どんな選手がいるの?」そんなサッカー観戦初心者さんにもわかりやすいように、観戦までのステップや選手情報、グッズ情報をご紹介しています。詳しくは「FC東京 初めての観戦ガイド」をご参考くださいね。\ FC東京初めての観戦ガイド / ■観戦チケットが当たる!!FC東京のホーム試合にご家族をご招待なんだかお祭りみたいで家族みんなで楽しめそう! 子どもにもプロサッカー選手の試合をみせてあげたい! そんなふうにサッカー観戦にご興味を持ったご家族を、4月7日(日) FC東京のホーム試合にご招待します。以下の試合情報、応募要項をご確認の上、ふるってご応募くださいね。\ 試合情報 /特別な演出、スタジアムグルメ、ゴールの歓喜。国立競技場ならではの特別なサッカー観戦が楽しめる!2024 明治安田J1リーグ 第7節 FC東京 vs 鹿島アントラーズ日時:2024年4月7日(日) 17:00キックオフ場所:国立競技場 \ 応募方法 /本記事をご覧になった方の中から抽選で1組様(4名まで)に「4月7日(日) FC東京 vs 鹿島アントラーズ戦 観戦チケット」をプレゼントします。以下の応募方法を必ずご確認の上、ご応募ください。【応募期間】2024年3月19日~2024年3月31日 18:00まで【応募方法】step1. ウーマンエキサイト編集部のX(旧Twitter)公式アカウント「 @WomanExcite 」とFC東京のX(旧Twitter)公式アカウント「 @fctokyoofficial 」をフォロー ↓step2. 編集部が投稿した 本記事のツイート を、応募期間中にリツイートして応募完了【当選発表】ご当選者には、2024年3月31日以降にX(旧Twitter)のダイレクトメッセージにてお知らせします。★応募受付は締め切りました★※ご連絡時期は変更となる場合がございます。予めご了承ください。※鍵付きアカウントは応募状況の確認ができないため、無効とさせていただきます。予めご了承ください。※当選者にはウーマンエキサイト編集部からダイレクトメッセージにてご連絡をするため、応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いいたします。ダイレクトメッセージでの「QRチケット発券」のお知らせをもって「当選のご連絡、賞品のお届け完了」とさせていただきます。※未成年の場合は、親権者の同意を得た上でキャンペーンにご応募ください。
2024年03月19日介護・福祉サービスを展開するサンケアホールディングス株式会社(本社:石川県金沢市、代表:高畠 樹)が、被災した元の高齢者施設を離職せずに別の施設で働ける「在籍型出向(雇用シェア)」で雇用維持する支援を開始します。3月27日(水)に金沢市にて相談会を行います。職員と入所者の様子(1)【被災した高齢者施設を取り巻く多くの問題】能登半島地震で被災した高齢者施設で、職員の離職が相次いでいます。施設の休業や自宅の損壊で仕事を続けられなくなり、避難や移住で通勤利便や収入維持を優先せざるを得ないため、不本意な離職が目立っています。一方、被災した高齢者施設では入所者を別の施設に避難させる動きが一段落しましたが、受け入れ先では人手不足となり介護スタッフが疲弊している環境もあります。また、介護人材は求人倍率が高く、被災地での人口流出は復興後の採用困難が予想され、介護サービスの継続が危惧されています。これらは国会でも医療・介護・福祉の再生支援として、再び住み慣れた土地に戻ってこられるような生活の基盤の重要性が示されました。県でも復興に向けた医療・福祉提供体制のあり方を検討されています。【被災した介護サービス従事者向けの相談会開催】当社では被災した元の施設を離職せずに別の施設で働ける「在籍型出向(雇用シェア)」で雇用維持する支援を開始、3月27日(水)に金沢市で相談会を開催いたします。相談会では被災された介護・福祉サービス従事者に向けて会社概要・被災地支援の取組の説明、職種に応じた勤務地・雇用形態・就業条件等の相談、希望者にはその場で面接も行います。雇用形態は移住者向けの長期雇用と避難者向けの在籍型出向及び短期雇用があり、常勤・非常勤などの働き方や勤務地など相談者の意向を調整して決定します。勤務地は石川・富山・埼玉・兵庫4県のグループ傘下57事業所となり、どの職場も元の居所から100km程度離れているため無条件で会社規定の家賃補助の対象となります。親族が被災された状況におかれている当社職員126名を対象に被害状況に応じて最高8万円まで支給する独自のお見舞金制度が設けられ、被災者の就職も制度が適用されます。【ほっとする方言で好きな介護職を続けたい】金沢市内の特別養護老人ホームでは、在籍職員の被災家族が介護補助スタッフとして働いています。「未経験で始めた介護の仕事にも少しずつ慣れて、避難による入所者との会話では能登の方言がこぼれ、ほっとするひとときもありながら働けています」と働く喜びの声も届いています。当社では、1.5次避難所のいしかわ総合スポーツセンターで要介護者のケアをボランティアで行なっていました。その際に避難所の実情を知った代表が「被災地支援の一環としてより良い環境でケアを受けられるように」と数百万円の設備投資によって社屋を改築しました。改築によって1月末より5床を新設し、既存事業所での臨時入所を含めて60名余りの避難の要介護者の受け入れ先として介護サービスを行なっており、同郷の要介護者のケアに関われる環境があります。代表コメント「本相談会ではこれまでの取組みとの繋がりが深く被災地で働けなくなった介護スタッフにも仕事ができる環境を整えることで“ひとの「生きる」を照らしたい。”という企業理念を体現していく所存です。」《相談会の概要》開催日 : 2024年3月27日(水)時間 : (1) 10:30~ (2) 13:30~ (完全予約制)場所 : サンケアホールディングス株式会社 本社石川県金沢市入江3丁目160番地1対象者 : 令和6年能登半島地震により被災された方予約専用: 0120-300-602 (平日9:00~18:00受付) (24時間受付) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日ミニストップ株式会社(代表取締役社長:藤本 明裕 本社:千葉県千葉市)は、サステナビリティ活動の取り組みとして、環境省が実施する令和5年度 製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業をきっかけに、ミニストップの代表的な商品で、創業以来販売をしております「ソフトクリームバニラ(食べるスプーン付)」のカーボンフットプリント(CFP)を算定しました。今回、その原材料の調達から生産、流通、使用等を経てリサイクルや廃棄に至るまでのライフサイクルにおけるCFPの算定結果をもとに、今後CO2削減に向けた取り組みと、ソフトクリームを中心にした社会課題の解決につなげる取り組みを進めます。1.CFP算定結果、食べるスプーンとプラスチック製スプーンの比較今回行ったソフトクリームバニラ(食べるスプーン付)のCFP算定数値は、0.2479kgCO2eqとなりました。2023年6月から全店で提供を開始した食べるスプーンでは、お客さまが召し上がった後の廃棄に関わる部分で、年間約44t相当のプラスチック削減に貢献、二酸化炭素排出を約121.88t-CO2抑えることにつなげておりました。この度、原料調達から生産、消費など、ソフトクリームバニラ(食べるスプーン付)に関わる全工程を、カーボンフットプリントにて、より精緻な算定を行った結果、プラスチック製スプーンと比較し、食べるスプーンのほうがCO2削減になることが分かりました。ソフトクリームバニラ (食べるスプーン付) CFP算定数値 0.2479kgCO2eq(画像はイメージです。)【食べるスプーンとプラスチック製スプーンのCFP比較】(画像はイメージです2.CO2削減への取り組み今回算定したソフトクリーム(食べるスプーン付)のCFPの結果を元に、ミニストップにおいては、流通段階における輸送の部分で、CO2削減に向けた取り組みを進めていきます。加えてサプライチェーン全体での削減に取り組みを進めてまいります。【ライフサイクル別算定範囲】(画像はイメージです。)3.環境省の「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」について本事業は、国民の皆さまが脱炭素に貢献する製品・サービスを選択できる社会の実現に向けて、CFPの算定・表示を通じた排出削減の取組とビジネス成長を両立させる、先進的なロールモデルとなる企業の創出を目指す事業です。2023年度の本モデル事業には、当社を含む5社が参加しています。当社は環境省から委託されたボストン コンサルティング グループの支援のもと、CFPの算定、表示、活用方法の検討を行いました。【参考】・環境省の報道資料:製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業への参加企業について ・ボストン コンサルティング グループのプレスリリース:「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」参加企業を決定 4.本モデル事業への参加の背景と目的ミニストップは、イオン サステナビリティ基本方針のもと、事業を通じ持続可能な社会の実現へ向けて取り組んでおり、5つの環境方針と3つの環境目標を設定し、取り組みを実施しております。本取り組みにあたっては、「環境」「社会」の両側面で、グローバルに考え、それぞれの地域に根ざした活動を、多くのステークホルダーの皆さまと共に積極的に推進してまいります。これらの活動目標のもと、①商品のCO2排出量の定量化や可視化は、脱炭素化への貢献に向けた一歩であること、②CFPは当社の温室効果ガス排出量(Scope3)※の削減及び、消費者の脱炭素に向けた行動変容のツールとして、より精緻な数値の算定手法の一つであると考えたことから、本モデル事業へ応募し、参加させていただきました。本取り組みを通してCFPの算定や表示、活用手法を習得し、CO2排出削減に向けた目標や対策の検討を継続的に行ってまいります。ミニストップのサスティナビリティの取り組みについて ※ Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出Scope3:Scope1、Scope2 以外の間接排出で、サプライチェーンからのCO2 排出量5.ソフトクリームを中心とした社会課題の解決への取り組みソフトクリームを中心とした取り組みとして、33年実施してきた花の輪運動の継続・強化や、小・中学生へのチャイルドインターンシップを実施する活動などを実施しています。今後も、環境にも、からだにもやさしい商品の開発の継続並びに、店内外も含めた取り組みを行い、社会課題の解決につなげて参ります。ミニストップ_ソフトクリームを通じた笑顔あふれる社会づくりイメージ画像ミニストップ_ソフトクリームイメージ(環境にやさしい)ミニストップ_ソフトクリームイメージ(地域とのつながり・社会貢献)ミニストップ_ソフトクリームイメージ(からだに優しい) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月18日他のスポーツも経験して4年生ぐらいでサッカーに絞る子もいるチーム。子どもたちは楽しそうだが、保護者の中には「始めるのが遅かったから周りに追いつけない」「下手で周りにバカにされたり辛い思いをさせたくない」という人がいる。何歳から始めても大丈夫だと理解してほしいが、子どもにサッカーの理解を早くさせる方法と保護者にわかってもらう方法はある?とのご相談。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、他の子より遅めに始めた子たちにサッカーの理解を促しチームで活きる選手になる方法を教えます。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<男女混合チーム、練習強度や戦術、試合のメンバー選出において注意点はある?指導の注意点を教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。小学校のスポ少で指導している者です。幼少期から始めている子もいますが、他のスポーツをいくつか体験して小4位から入団する子もいるチームです。以前より連載を拝見しておりますが、以下のようなことをよく仰っておられると思います。「(U-10ぐらいなら)サッカーがどんなものなのかを、すでに理解しておかなくてはいけない年齢」10歳以降にサッカーを始めた子に、早く理解させるためにはどんな手順で教えると良いとか、こんなメニューを取り入れると伝わりやすい、というものはありますか。幼少期から始めないと周りに追いつけない、上手くなれなくてバカにされ辛い思いをさせたくない、という認識を持つ親たちもいるので、いくつから始めても大丈夫だと理解してほしいと思っています。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。10歳だと小学4年生か5年生ですね。その学年から始めれば差があるのは仕方がないことです。そして、その差を早く埋める方法は基本的にはありません。一緒に1年生から始めた子どもたちにも、体の動かし方や頭の中の理解度をみるとすべての学年で個人差は出ています。■始めるのが遅くてもそのうち他の子とそん色なくできるようになる親が焦る必要はないただし始めるのが遅かったとしても、サッカーの理解度は低いながらも、説明されたら周りの子と同じように理解できます。遅いから云々と気にせずにやっていけば、いつの間にか他の子とそん色なくできるようになります。そういう子をたくさん見てきました。親御さんや本人が「技術が遅れている」と必要以上に感じてしまうのは、周りの子どもたちの影響もあるかと思います。先にサッカーを始めた子どもたちは、チームの影響を受けています。よくあるのはドリブル中心で攻めるケースです。そうすると子どもはみんなボールを持ったらすぐにドリブルをするので、始めたばかりでドリブルが足につかない子どもは「僕は下手だ」と落ち込んでしまいます。その姿を見ている保護者も、ご相談文に書かれているように焦ってしまいます。日本の少年サッカーチームは足元のコントロールスキルを磨く指導に多少偏っている向きがあります。そんな環境で「試合に出られるように」とチームに合わせた技術を求めようとすれば、なかなか追いつけないでしょう。遅く始めた子どもたちは相当大変だと想像します。サカイク公式LINEアカウントでadidasの人気スパイクがあたる!■最初はボールスキルでなく戦術面を教えるしたがって、そういう子どもたちにはまず戦術面を伝えましょう。どんなふうに動いたらボールがもらえるのか。ボールをもらうためには周囲に相手守備がいないフリーの状態にならなくてはいけない。そうなるにはどうしたらいいのか。そういうところから入っていくと、他の子どもたちと同じように動けるはずです。ボールをもらえるようになっても足元の技術は少し時間がかかるかもしれませんが、ミスしても叱らずに「いいところでボールをもらえているよ。あとはコントロールを磨けばいいだけだから」と言ってあげれば、子どもはコントロールすることに高い意識をもって練習できます。ぜひそういうところから取り組ませてください。それに、あとから入ってきた子どもがフリーのポジションをとるのが上手くなるケースも多いです。■元日本代表の中澤佑二さんも始めたのは小6基礎体力があれば伸びる大学生から始めて日本代表になった人もいます。ジェフで以前監督をされた清雲栄純さんがそれにあたります。同じく元日本代表の中澤佑二さんは小学6年生から始めたと聞きます。私自身、高校1年でサッカーを始めました。1年生で入部したときはリフティングが3回しかできませんでした。悔しくて朝一人で練習したのですが、1週間で100回できるようになりました。高校年代は、スポーツの能力が一番伸びる時期です。基礎体力が人並であれば、本気で取り組めば伸びるのだと実感できました。■他の競技の動きが役立つ幼少期はマルチスポーツであるべき次に希望されているメニューです。フリーでもらうためにポゼッションを高める練習をしますが、360度どこでもボールを出していい鳥かごなどは初心者にはわかりづらいかもしれません。したがって、攻める方向、守る方向が決まっているような設定で行うといいでしょう。そして数的優位が起きやすいよう、2対1や3対2といった攻めるゴールのあるメニューをやります。多いほうにいくとひとり余るからチャンスが出来ることをまずは理解してもらいます。さらに、攻撃する側にゴールを二つ設けます。攻撃する側は右と左のゴールを目指せるわけです。2対1だと守る相手は1人です。自分がボールを持ったとき、ゴールされたくない相手が目の前にやってきたら、例えば左を見るとフリーな子がいた。その子に出してあげると、その子が点を取れます。そうなると「何のためにパスするか」ということがわかってきます。スムーズにゴールするためにはどちらが得か。目の前の相手を無理にドリブルで抜くよりも、フリーの味方に渡してその子に決めさせればいい。そんなことがわかってきます。■先に始めた子より技術が無くてもチームで活きる選手になれる可能性がある(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)もう一点。遅く始めた子どもは最初のほうはまだ技術がおぼつきません。うまくコントロールできないことがわかっている相手に勇んでボールを奪いに来られます。すると、その子は目の前がふさがってゴールへ向かえなくなる。そうすると、相手がボールを取りに来る前にボールを離してしまおうとします。そうすれば無理にボールをキープして相手をよける必要もない。つまり、判断よく球離れがいい選手になれます。このように技術があまりなくても、チームで生きる選手になれる可能性が出てきます。そう考えると、逆に技術があるからこそずっと持ってしまう。パスをする判断を覚えられないというマイナス面もあるわけです。しかしながら、日本ではそのような判断力やパスをする能力を見られる指導者が決して多くありません。それを「技術が上がっている」というふうにとらえられません。足元で上手くコントロールできる子、小さいときからサッカーをしていてボールタッチが柔らかい、ドリブルが上手い子に目を奪われがちです。また、どこに動いたらいいかといったトレーニングメニューはこの連載の過去の記事でも述べているのでぜひ参考にしてください。池上さんの連載一覧はこちら>>池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年03月15日一橋大学公認の学生団体澁澤塾が、社会の課題や困りごとに参加できる新しいSNS「Surfvote」で課題提起。近年関心の高まっている「サステナブルな商品」に対する意見を募集します。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「あなたは『サステナブル』な商品を購入しますか?サステナブルな消費を推進するうえでの現状や課題とは?」について、世界消費者権利デーの3月15日にSurfvoteに掲載、ユーザーの意見投票を開始しました。 あなたは「サステナブル」な商品を購入しますか?サステナブルな消費を推進するうえでの現状や課題とは?昨今、環境問題やエネルギー問題への意識の高まりにより世界各国で、環境・社会・経済面において持続可能な商品である「サステナブルな商品」への注目が集まっています。経営コンサルティングファームのボストンコンサルティンググループが実施した全国の15歳から69歳までの消費者を対象とした「サステナブルな社会の実現に関する消費者意識調査」では、「環境負荷をかけない商品を買いたいと思っている層」は全体の68%であったが、そのうち37%は行動に踏み出せていないという結果がわかりました。行動に踏み出せていない理由として第一に挙げられたのが「どんな商品が環境負荷が低いのかよくわからない」という声。サステナビリティへの意識は高いにもかかわらず、行動へ移すことが出来ていない層は、適切な情報アクセスが出来ていないという仮説のもと、Surfvoteでもこのテーマについてイシューを作成し、サステナブルな商品を購入したいか?ひろく意見を募集することにしました。イシューはこちら: このイシューを書いた学生団体澁澤塾澁澤塾は「大学生活をデザインしよう」をモットーに掲げている、一橋大学内最大規模のコミュニティ団体です。 澁澤塾は、「もっと早くから自分のやりたいことについて考えておけばよかった」「何か新しいことをやってみたいけど、何をすればいいのかわからない」といった悩みを持つ学生、ひいては一橋生全員が「自分のやりたいこと」を考え、実行できるような機会づくりをしています。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社 Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月15日株式会社エクスクリエは、マーケティングに活かすべきテーマ・課題を直近の社会情勢から考える『月刊よげんの書【3月号】』のセミナーを3月22日(金)にオンラインで開催します。毎月行っているセミナーの3月号となります。よげんの書は、生活の変化や経済・環境の変化など、社会課題を背景に少し先の生活を考えるマーケティングコンテンツです。企業や個人がマーケティングで取り扱うべき時代のトレンド予測を、みなさんと共有するために定期的にセミナーを開催し、毎月10のよげんを発表しています。お申込み(無料) : セミナー概要喫緊の社会課題を背景に、少し先の生活を考えるためのマーケティングセミナーです。日本国内に限らず、世界の経済、政治、エンタメなど、多角的な視点とデータで「今」を捉えることで、企業や個人がマーケティングに取り入れるべき時代のトレンドを掴むヒントを得ることができます。2020年9月から定期開催をしており、生活者向けの商品を開発するメーカーのみなさまや、広告代理店のみなさまを中心に、のべ5,000名以上の方にご覧いただいています。事業や商品の次の展開を考える上で、おさえておくべきトピックを確認する機会として、ご活用いただいています。10年以上、社会に対する『よげんの書』を書き発表を続けてきた、「ソーシャリング・ラボ 大久保惠司」氏を講師に迎えています。プログラム16:00~17:00月刊よげんの書【3月号】の発表ソーシャリングラボ 大久保氏と、舟久保より、よげんの書【3月号】を発表します。喫緊の話題をテーマにするため、セミナーで取り上げる内容を随時更新、変更しております。その為、事前に発表するテーマの開示はしておりません。ご了承ください。月刊 よげんの書【2024年2月号】で興味・関心が高かったテーマ先月開催した月刊 よげんの書【2024年2月号】で参加者の興味・関心が高かったテーマは以下でした。●ひとり消費に寄り添う商品・サービスが増える●高いモノの方を選んで買う消費スタイルが進む●AI時代に良い失敗が価値を生むようになる月刊 よげんの書【2024年2月号】で興味・関心が高かったテーマ「ひとり消費に寄り添う商品・サービスが増える」月刊 よげんの書【2024年2月号】で興味・関心が高かったテーマ「高いモノの方を選んで買う消費スタイルが進む」参加者からの声(一部抜粋)●なんとなく気にしていたこと、気づいていなかった気づきを改めて提示していただいたため、与件の整理になりました。●一つ一つテーマが簡潔で、説明が分かりやすい。テンポが良い。テーマが分野に偏りがなく、気づきも多い。「月刊:よげんの書」アーカイブ動画 公開中 : 「月刊:よげんの書」開催報告 公開中 : 開催内容詳細・日時:2024年3月22日(金)開始 16:00終了予定 17:00・会場:オンライン開催(ZOOMを利用)※申込者にURLをご連絡します。・定員:300名※ご応募多数の際はご参加いただけない場合がございます。・費用:無料・締め切り:3月22日(金)AM10時お申込み(無料) : 講師紹介大久保惠司氏大学卒業後、広告代理店にてプランナーとして大手電機メーカー等の広告・販促プロジェクトを手がける。1991年に独立。主にハイテク系企業の広告・PR企画業務に従事。1997年に株式会社ウォータースタジオに取締役チーフプロデューサーとして参画。あらゆる業界のブランディング・商品開発プロジェクトを手がける。2008年、株式会社コプロシステムにおいて、主に商品開発系のマーケティングを支援する「商品計画研究所」を立ち上げ、多数のプロジェクトに参画。その後、ブランドとUX(User Experience)の融合を提案する「コプロシステム Brandux Design」において、携帯電話キャリア、電機メーカー、食品メーカー、住宅メーカー等、様々な企業のブランディング、商品開発、サービス開発に関するプロジェクトを多数手がける。2018年、株式会社コプロシステムの取締役を退任。フリーエージェントとしての活動を開始する。新たな活動拠点として「ソーシャリング・ラボ」を立ち上げ代表となる。2003年、2016年、Good Design賞を受賞舟久保竜クチコミマーケティング、マーケティングリサーチの企画提案・営業などに従事。主にNBメーカーの商品開発・販促企画のアイデア創出に関わる。会社概要豊かな体験価値を提供することで顧客のライフタイムバリューを最大化することを目的に、ソーシャル&セールスプロモーションのサービスを展開しています。クライアントのマーケティング課題を解決し、事業の成長に貢献することを目指します。会社名:株式会社エクスクリエ 設立:1972年3月3日本社:〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F代表者:代表取締役社長高栖祐介 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月15日兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」代表である昌子力さんは、Jリーガーであり元日本代表である昌子源選手の父親です。親としてそして指導者としての2つの視点から、サッカー少年・少女を育てる保護者として大事なこと、心得についてお聞きしました。前編では親の立場から幼少期の源選手のサッカーへの関わりについてお話しいただきました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)Jリーガー昌子源選手の父・昌子力さんに、サッカー少年の保護者としてしていたことを伺いました(柳瀬心佑)子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>■指導者ではあるが、息子のプレーを見たことはほとんどなかった―――源選手のジュニア時代のお話からお聞かせください私は基本的には自分が指導するチームがありましたから、そもそも息子の試合を見る機会があまりありませんでした。息子がチームに入ったきっかけは、たまたまフレスカ神戸というクラブが近所の幼稚園に出張指導していたんです。そのときの子どもたちが小学校に上がるときにフレスカ神戸はチームを立ち上げて活動を始めていたのです。それが息子の2歳、3歳上の年代の上手な子たちでした。息子はその先輩やお友達に誘われて入れてもらいサッカーを始めました。そのチームは近所の公園で練習していたので仕事休みの木曜日にたまに見ることはあったのですが、土日の試合においては何回か見た程度でした。息子の送り迎えも皆無でした。それでも6年生のときに関西トレセンに選ばれ、私も協会スタッフとして会場入りするので、息子を車に乗せて行ったことがあったのですがそれが初めてだったくらいです。■質問を続けていたら、その日のプレーを事細かに覚えて帰ってくるように私は息子の試合を見ていない分、親として息子の様子を知りたいという気持ちは当然ありました。ですので帰宅してきた息子に夕食のとき質問するわけです。「今日どうやった?」「どこでやったん?何時頃までやってた?」「点入れたん?」とか......。あまり矢継ぎ早にあれこれ質問したら息子も面倒くさくなるだろうから、頃合いを観ながら適度な間を作りながら質問をしていました。すると息子が質問に答えて、という繰り返しが日常になりました。やがてあの子は父親に教えてあげようと考えたのか、その日のことをとても克明に細かく覚えて帰ってくるようになったんですね。「今日はこうやった、ああやった、こんなプレーをしたよ」みたいに。でも私は「へえすごいやん」と言うだけでした。「そんなときはこうすんねん」とか「そんなんじゃアカンねん」とかも一切言わずにね。そのうち本人が試合に出なかったときでもしっかりその日あったことを覚えて帰ってくるようになりました。プロ選手になってからのプレーを観ていると息子がなにか物を俯瞰して見ているような感覚さえ感じましたが、今から思えば子どもの時にその日の試合の様子や出来事を覚えて帰るというところから、"試合をやりながら全体を観る"という能力が養われたのかもしれませんし、小さい時の質問のやりとりが影響したのかもしれないと思っています。■サッカーについて息子に質問し、話を聞いて肯定するだけだった私は息子(源選手)に対しては質問して感嘆して同調することしかしなかったですね。話を聞いてやって肯定して、って感じでした。小学校のときは仲間に喜びを求めてみんなでワチャワチャやって楽しいですが、年齢が上がってくるにつれてサッカーの内容が難しくなったり、悩みが出てきたりします。それは私たち親子も一緒で、常にプラスのやり取りばかりが続くわけではなかったです。息子は夢がかなってプロ選手になりましたが、何事でもチャンスのタイミングや場所を何となく掴める子と、ちょっとそれをポロポロ逃してしまう子がやっぱりいると思うんですよね。そういう能力を育てるレシピがあれば良いのですがそのようなものはない訳ですから、それに近いものという意味では自分で見極める力や大人に相談できる力をつける事が大事だと思います。そのためにも子どもの話を引き出す大人の質問力が大切だと思っています。■家では自主練も遊びでのサッカーもほとんどしてなかった息子は小学生時代に、自分でボールを持って近所の公園でリフティングするとか、友達とボールを蹴るとかもほとんどしてないと思います。本当に家ではサッカーをしなかったんですよ。自宅が六甲山の麓だったので、いつも麓の川へ行って、天然の滑り台みたいな岩で遊んだり、近所の家のテラスで遊んだりとかしていました。源がサッカーをしているのをほとんど見たことがないのです。小学1~2年生頃はお友達を誘って極たまにミニゲームをやったことはありますが......。サッカー以外の遊びで運動能力が養われたというのもあると思います。その後選抜に選ばれて、関西トレセンにも選ばれてと経験値やステージが上がっていく訳ですよ。協会スタッフとしてたまに試合を観たりしましたが、幼少期から勘は良かったと思います。自らボールを持ち仕掛けていくか、ボール周辺の密集近くにいるかでした。ボールの周辺にいるがためにこぼれ球を拾っては点を取るし、味方が危ない時も自分が守るし、チャンスもピンチも俺が決めるみたいなタイプでしたね。それに加えてちょっと足が速かったりしたので、そんなところを評価されたのだと思います。■「お子さんには教え込まれたでしょう?」への返答時折、私がサッカー指導者をしているものですから「お子さんにはさぞかし教えて仕込まれたでしょう?」などと言われますが、「実は全く教えていないんですよ」と言うと、次に返ってくるのは「元々の素材が違いますからね」という言葉です。多少は持って生まれたものはあると思います。妻が結構運動能力高くて、ソフトボールでは日本リーグの選手でしたし、サッカーでも当時のLリーグの神戸FCレディースというチームに所属し西が丘競技場など幾多のサッカー場でもプレーしてるんです。2つの球技でトップリーグプレーヤーだったことや、さらにバスケットボールやバレーボールをやっても確かに上手いんです。そういう母親の持つ身体能力が、受け継がれているとは思っています。私の能力はほとんど受け継いでいないですが(笑)。■「サッカー辞めたい」と言われたとき、心底「辞めていいよ」と思った理由息子は中学からガンバ大阪ジュニアユースに入団したのですがそこでは宇佐美貴史らと同学年でした。当時めちゃくちゃ強い年代で周囲の期待も大きく、スタッフもかなり気合が入っていました。しかしながら体が小さかった息子は当時のコーチにかなり理不尽な扱いを受けたり、チームメンバーのいじめにもあって、中3へ上がる前にサッカーを辞めたんですよ。そのときは息子も親に気を使ったのか、ユニフォームを泥で汚して練習した振りをして帰宅したりしていました。母親が練習着の異変に気付き問うてみると、「もうサッカーはしたくない」と言いましたね。私はそれに対して「全然かまわないよ。無理してやることないし、辞めてもいいよ」と。父親の仕事がコーチだから、辞めるのは......と考えていたみたいでしたが、本当に心底もう辞めてもいいよと思いましたね。というのは、私も仕事柄プロを目指していた子がドロップアウトしてしまうのを過去たくさん見てきましたから、我が子もあんなふうになるぐらいだったら、もっと気楽に生きたらええんちゃうか、なんていう気持ちがありました。それでサッカーを一旦辞めたのですが、そんなときに私がインストラクターを務めていたB級ライセンスの受講生に米子北高の中村真吾コーチ(当時、現監督)がいて、城市徳之監督(当時)が大阪体育大学の後輩という縁もあって、米子北高の練習会に参加させてもらったんです。本人も久しぶりにボールを蹴ったこともあり、帰ってきた息子の表情は久しぶりに見る晴れやかな顔でした。数日後、本人が「俺、米子北に行くわ!」と言うてきたのでに行かせることにしました。米子北はかなり校則、躾が厳しい学校であったことや、寮生活を通して自主自立を育てられたと思います。また、ある程度ボールを扱える子がいても、攻守の切り替えの早さや連続したプレーを求めるチームスタイルで、加えてそれを徹底させていく強さのあるサッカー部でしたから、体力も根性もついて、あの子にとっては足らないものを補ってもらえてよかったみたいです。■子どものサッカーに対して何も言わなかったことが何よりの指導だったそこで何か物事が私の中でもスーッと1本に繋がった感じがしましたね。小さいときはやっぱりスキルをキチンと身につけて、15歳から17歳ぐらいで持っている技をより早く強く連続して発揮できるように持っていくのが絶対に必要だなと思いました。結局、源にはちょっとした身体能力があったかもしれないけど、あの子の実践するサッカーに対して何も言わなかったことが、何よりの指導だったんやと思っていますよ。あの子が自分で失敗をして自分でケツを拭かなあかんような環境に入ってこそ、これをやったらあかんのやな、ここまではええねんな、とかが理解できたようでした。■いつも何かに頼る環境にいると成長できないその後、鹿島アントラーズに加入してからのあの子を観て一番驚いたのは、喋れる選手になったことですね。実は中3のときに彼の持つ正義感に驚くことがありました。それを元々持っていたのか、そのときに芽生えたのかは分からないですけど、そういうことと相まって、色々な経験したからこそ自信を持って物を言えるんだろうなと。頼りないと思っていた子だったのに、インタビューでもちゃんと答えたり、自分の思いを言葉にしたりできるようになっていました。親が知らないだけで、子どもってまがりなりにも30年生きてきて色々な経験をして色々な人に出会って、ときには怒られときには褒められ、成長する度に自分の中で基準ができて行くわけですね。結局、たまたまうちの子はそういうふうになったけど、いつも何かに頼るような環境にいたら、そうはならなかったんじゃないかと思うんです。親離れ、子離れなんていう言葉で言うと簡単だけど、今は子離れできない親が多いんでしょう。最近は、子どもだけで過ごす時間があまりない感じがしますが、それはそれで親離れを遅らせる一つの要因になっているのかもしれません。■親が色々助けるのは学ぶ機会を失わせ、自立を遅らせる――何かその辺りで源選手と今どきの子というのは育ち方自体が違うかなと思います。家内も割と「子どもは子どもだ」と言っていました。子育てでは両親の仲がいいとか、子どもより父親(配偶者)を優先させることが一番重要だと。どういう意味かというと、例えば子どもの事は放っておいて夫婦でどこかへ遊びに行く。「あんたはサッカーでしょ、私たちは遊びに行くから。何時までには帰るからあんたもそれまでに帰っておいで」ぐらいでいいんですよと。我が家は割とそんな感じで子離れができていたんじゃないですかね。子どもの試合にも用事があればわざわざそれをキャンセルしてまで観に行くということはほとんどなかったですからね。親がいろいろ助けてやると、自立がやっぱり遅れる。本来経験すべきこと、失敗とか、ときには危ない目に会うとかを学ぶ機会を失わせているなと思います。それに加えてサッカー指導者も情報を与え過ぎ、準備のし過ぎだと感じます。丁寧すぎるんだと思いますね。後編では、ご自身の経験や指導者をしてきた中で実感している「保護者の心構え」についてお伝えします。子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年03月14日息子のサッカーについて良く思っていない妻。本当はサッカーと無縁の芸術分野を愛する子にしたい理想があったのに、サッカーをしている息子が対極な事に心穏やかでなく、我が子と衝突ばかり。サッカーが好きじゃない妻と息子が折り合いをつけるにはどうしたらいい?と家族間の関係性に悩むお父さんからご相談をいただきました。子どものサッカーが原因で家庭が......、と言う悩みを持つ方、少なくないですよね。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、思春期を迎え手に負えなくなる前にやった方が良いことをアドバイスします。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子は補欠。私は若いママたちのノリについていけず孤独。サッカーが苦痛です問題<サッカーパパからの相談>5年生の息子と妻の関係について相談させてください。息子のサッカーについて、妻はあまり良く思っていません。理由としては、・クラブには、問題児とされている子や粗雑な子が多く、息子が悪影響を受けている・サッカーばかりになってしまい、勉強や他の習い事とのバランスが取れていない・試合が多すぎて、土日に家族全員で過ごす時間が取れない(息子は上級生の試合にも召集されている為、ほぼ毎週試合がある)・ママ友の人間関係が面倒くさい(○○君の方がうまいのに~、△△君は~、といった話に付き合わされるのが嫌)といったところです。それぞれに、そういった面があるのは事実ではありますが、本音は別のところにあります。妻は、息子を「芸術や音楽を愛する穏やかな子」にしたかったのですが、それとは対極のタイプに育ちつつある為、心穏やかではないのです。息子や私の前でそういったことを口にすることはありませんが、本音は隠せないもので、言動の端々に本音が垣間見えます。その影響もあってなのか、最近息子と妻の関係が急激に悪化しているように見えます。息子は妻の言う事について事あるごとに悪態をつき反抗し、聞き入れません。(ちなみに私の言う事は聞きます)また、そのような態度や言葉遣いはサッカーの友達が原因だと思っているので、ますますサッカーに否定的になる、という悪循環に陥っています。息子の言動にサッカーの友達関係が一定程度影響している事は間違いないと私も感じていますが、品行方正にというのも難しい年ごろではあるので、あまり細かいことに口を出しても......、とは思います。息子の言動は褒められたものではないですが、この年代の男の子としてはまぁこんなもんだろうというのが私の印象です。少なくとも自分が子どもの頃よりはまだ良いかなと......。前置きが長くなってしまいましたが、・サッカーが好きではない妻と息子がどう折り合いをつけるのが良いか・言葉遣いや立ち振る舞い等にはどの程度まで干渉すべきかといったところにアドバイスを頂ければ幸いです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。短いご相談文の中で察するだけなので、間違っていることもあるかと思いますが、あくまで参考にしてください。■お父さんも不安だと思うが、息子さんもネガティブな感情を持っているお父さんが、息子さんとお母さんの関係性の悪さにこころを痛めている様子がメールから伝わってきました。お母さんがご自分の理想の息子像があるばかりにサッカーを快く思っていないことはよくわかりました。お母さんと息子さんの諍(いさか)いがあるため、家庭に波風が立っている。そこをお父さんはとても嫌な気持ちだし、不安なのだと思います。私にこうやって相談されるくらいかですから、家庭の外の誰かに話せないのでしょう。しかし、お父さん以上に息子さんがいかに不安でネガティブな感情を持ちながら過ごしているか。そこを重くとらえてください。子どもにとって家庭は安全基地です。特に日本の子どもは学校でもスポーツの現場でも「ちゃんとやれ」「真面目にやれ」と抑圧される傾向があります。そうではなく、自分の意見や気持ちを安心して表現できる状態である「心理的安全性」が健やかな成長には必須です。その点をよく考えて「わが家」として、わが子にとって安全基地であるかどうかを話し合いましょう。お母さんが悪いとか、お父さんにも責任があるといった責任のなすり合いではなく、ともに反省すべきは反省し「じゃあこうしていこう」と二人で具体的な方法を探しましょう。サカイク公式LINEアカウントでadidasの人気スパイクがあたる!■お父さん自身がどう育てたいか、自身の「子育ての根幹」を考えてみようまた、相談文のなかにお父さんの子育て観や教育観が書かれていませんでした。私はそこが気になりました。お父さんは息子さんのサッカーについてどう感じておられるのでしょうか?例えば「息子の人生なのだから、息子の好きなようにさせたい」と考えているのでしょうか?恐らく母子の様子を書くのに精一杯だったでしょうか。きっとお父さんなりの考えがおありかと思います。そこをまずはお母さんに伝える必要があります。話し合う際、お父さんはどうしたいのか?ここを明確にしましょう。相談文には「品行方正にというのも難しい年ごろではあるので、あまり細かいことに口を出しても」「息子の言動は褒められたものではないですが、この年代の男の子としてはまぁこんなもんだろうというのが私の印象」と、どちらかというと対処法について触れられています。無論、どう対処すればいいかという相談なのでそうなったのかもしれませんが、できれば枝葉末節ではなく子育ての幹をどうするかを考えましょう。まず幹のほうをお父さんなりに考えてください。そこから対処法も生まれるはずです。以下の五つを参考にしてください。■その①子どもは親の私物ではない。親の理想を押し付けるのではなく本人の意思を尊重してひとつめ。子どもは親の私物ではありません。親とは違う個性であり、子どもにも人権があります。お母さんも、お父さんも、ご自分の理想ではなく、本人の意思を尊重することがまずは重要です。そのなかで忘れてはいけないのは「小学生の本分は勉強」だということです。昨今、サッカーさえ上手ければ勉強できなくてもいいといった感覚で育てられている方は少なくありませんが、アスリートとしてあわよくばプロになったとしても、30歳前後で引退するのがサッカー選手です。自分のできる範囲で自分で計画を立てて勉強とサッカーを両立することが求められる。そのことをご両親がお子さんに伝えることが重要です。その際に感情的にならず「お父さんとお母さんはこう思うよ。ただし、君の人生だから自分で決めて自分から取り組もう」と主体性を育むことに軸を置きましょう。■その②家庭は安心安全に過ごせる場所にすべき二つめ。子育ての幹のひとつにありますが、家庭は安心安全に過ごせる場所にすべきだということ。親としての一番の役目は安全基地を用意することではないか。そのほうが子どもは意欲的に取り組みます。それは脳科学で立証されています。私たちの脳の中、大脳に「線条体」という大脳基底核の主要な構成要素のひとつがあります。意思決定(依存や快楽)などその他の神経過程にも関わると考えられています。その線条体は、他者から褒められたり、認められたりすると活発に動き、人は意欲的になります。逆にけなされたり、否定されたり、嫌なことを言われると、線条体はぴたりと止まってしまいます。子どもが親から小言ばかり言われると「そうやって言われるとやる気なくすんだよ!」とよく逆切れしますね。これは脳科学的に正解。当然の反応なのです。したがって、子どもの仲間を悪く言うのはやめることを夫婦のルールにしてください。息子さんも含め、子どもは全員成長の途中です。「社会で子どもを育てる」この言葉を知りませんか?そのためには、互いにどう振舞えばよいのかは、自ずとわかるはずです。■その③自分が親にされて嫌だと思っていたことを、知らずにわが子にもしがち三つめ。ご夫婦で、互いに自分がどう育てられたのかを情報共有しましょう。なぜならば、自分が育てられたように育てるケースが多いからです。私たちは、親にされたことが嫌だなと思っているのに、知らず知らずの間に似たような子育てをしてしまっています。例えば、過干渉を受けた人は自分もわが子を過度に干渉しがちです。■その④ここがダメ、なぜなら○○が悪いから、など子どもを「分析」しすぎている四つめ。相談文を読むと、とくにはお母さんになりますが両親ともに子どもに対するジャッジメントが非常に多いと感じます。うちの子はこう。うちの子はここがダメ。なぜならば友達が悪いから。そんなふうに何の根拠もない極めて主観的なジャッジを下します。そのように分析することに、実は意味はありません。必要なのは子どもの話を聞くことです。■その⑤家族の対話を増やす何が楽しいのか。何を難しく感じているのか。何に困っているのか。家族の中に対話を増やしましょう。これが五つめです。大人が冷静に、感情に乗っ取られずに、子どもに傾聴することがとても重要です。夫婦も家族も本音で話し合うことです。すでに伝えましたが、子どもは親とは別人格です。親が行動や思考をコントロールできると思わないこと。ジャッジするのではなく、わかろうと努力することが大切です。ただし、すべてわかることはあり得ません。わが子でもわからなくて当たり前です。なぜならば別人格なのですから。■今のままでは先が思いやられる、まず親が変わることから始めよう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そのうえで、君をわかりたいんだというメッセージを送り続けること。もう11歳。思春期はすぐそこまで来ています。今のままでは先が思いやられます。子どもを変えるのではなく、まず親が変わる。お母さんを変えるのではなく、まずお父さんが変わることです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年03月13日