大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第10のテーマ、「自己実現」とはなにか。(後編)をお届けします。10.「自己実現」とはなにか。(後編)学業を修めて社会に出て、ひとつの仕事に就き、その仕事を定年まで続けて、引退後は晴耕雨読でのんびり暮らす。たとえばこのような人生を送った人には、第10ハウスのテーマ「キャリア、社会的立場」は、ごくわかりやすいものに思えるかもしれません。一方、様々な事情から社会的に複雑な道のりを歩んできた人、若いときに学びの機会が得られなかった人、結婚して仕事を辞めて家庭に入った人、「ヤングケアラー」のような立場に立たされ、ほとんど仕事を選べなかった人などの中には、「自己実現とは何か」というテーマの前で、怒りや痛みを抱きながら立ち尽くす思いをしている人が少なくありません。人に誇れるような社会的立場、収入がなければ、人生は失敗なのか。自分は幸福では無いのか。昨今では「承認欲求」という言葉が一般的になりました。「マウンティング」「キラキラ」といった言葉もよく見かけます。人から、社会的存在としてどう見えているかということを、だれもが気にしています。古い時代の第10ハウスのテーマに「評判」があります。社会的評判。人間が人生を賭けて目指す、最も高いところにあるものは、「社会的評判」なのでしょうか。社会的に評判がよければ、それこそが人生最大の幸福なのでしょうか。どんなに人からうらやましがられても、個人として幸福でなければ、なんにもならない。そう考える人もいます。パートナーや子供達から愛され、人から尊敬され、たくさんの友に囲まれることこそが人生の幸福であり、金や立場、名誉などはどれほどあっても意味がない、と語る人もいます。そうした話に耳を傾け、深く頷きながら、「そんな風に割り切れるのは、老人か宗教家だろうな」とシニカルに考える人がいます。「やりたいことをやるのが、一番だ」と言いきる人もいます。その「やりたいこと」がなんなのか、まるで解らずに、「やりたいことのない自分」を責めている人もいます。「やりたいこと」と言われて、ゲームをしたり遊びに行ったりすることを思い浮かべる人がいます。一方、「なんらかの活動をして社会的に名をなす」「儲かるビジネスをする」ことを「やりたいこと」と捉える人もいます。所属する組織の中で、どんどん地位を上げ、大きな権力を持とうとする人もいます。その権力をもって「世の中をよくしよう」と考えていたのに、いつか、権力を持って維持することだけが喜びとなっている人もいます。社会的に大きな力を持てば持つほど、それを失うことが怖くなり、自分の内側に閉じこもってしまう人がいます。自己実現とは、何なのでしょうか。社会的な成功や幸福とは、どんなものなのでしょうか。この問いへの答えは、たぶん、生きている人の数だけ存在するようにも思われます。私の知人に、生まれつきの重病と闘いながら生きた人がいます。その人は幼い頃「そう長くは生きられない」と言われながら、何度も危険な橋を渡りつつ、なんとか大人に成長しました。20代の頃、比較的病状が安定していたときに障害者採用で会社勤めをしましたが、数年で体調が悪化し、退職せざるを得ませんでした。病気のため、結婚したり子供を生んだりすることもありませんでした。退職した後、体調のよいときはボランティアをしたり、町内会の資料作成などの仕事を引き受けたりしました。老いた両親の体調が悪くなると、自分も辛い中で、なんとか面倒を見ました。たくさんの本を読み、映画を見、世の中のことを知ろうとしていました。病気のために足が悪くなっても、出かけるのが好きなお母さんを、色々な場所に連れ出しました。やがて病状が悪化し、50代の若さで亡くなりました。私たちは、自分の人生の全体を知ることはできません。いつも途中までしか解りません。もとい、死ぬ間際に「これが自分の人生だった」と総括することができる人もいるでしょう。ただ、私が知人の人生をこんなふうに短くまとめたようには、本人が捉えることは難しいのではないかという気がします。素晴らしい頭脳の持ち主だった知人が、「もし、病気がなかったら、どうだっただろう」と想像したくなることはありました。でも、病気のせいで知人の人生が「自己実現」を阻まれたのかというと、それはちょっと違うのでは無いかという気もするのです。もちろん、本人の思いと、他人の認識は全く異なります。知人自身は、自分の病を恨んでいたかもしれません。ただ、私から見れば、知人の人生は本当に力強く、ひたすら尊敬に値するものでしかありません。どんな有名人の人生、どんな成功者の人生とくらべても、知人の人生はなんらひけをとるものではありません。それどころか、私の目には、だれの人生よりもたちまさって感じられます。ドラッカーは「なにをもっておぼえられたいですか?」と問いかけました。たとえば自分が死んだ後で、自分のことを思いだしてくれた人が、「あの人はこんな人だった」と語るとして、それはどんな表現だったら満足か、というのです。「あの人は野球の名選手だった」「あの人は名監督だった」などと言われたい人もいるでしょう。「あの人は素晴らしい職人だった」「ユニークな芸術家だった」「多くの人の命を救った医師だった」などと言われる人もいるでしょう。「情熱的な営業マンだった」「誰よりも愛されたガイドだった」「最高の父親だった・母親だった」「かけがえのない親友だった・恋人だった」等と言われたい人もいるかもしれません。人の人生は一言でまとめられるようなものではありませんが、その人と関わった人には、なんらかの記憶と印象が残ります。私は知人の印象を、「誇り高く、強く、人間として限りなく尊敬できる人生を送った人だった」と記憶しています。第10ハウスがもし「評判」ならば、ドラッカーの問いは正鵠を射ています。「なにをもって記憶されたいか?」という問い、そしてそのあとには「そう記憶してもらえるような生き方をしているか?」と続きます。その答えこそが、第10ハウスの幸福の答え、なのだろうと思うのです。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2021年7月25日更新)
2021年06月25日お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望が9日、公式YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。動画「【岩尾×後藤】12年ぶりの2人きりトーク【楽屋トーク】」内で、相方の後藤輝基とコントをしなくなった理由を明かした。以前、フットボールアワーとしてではなく、1人でコントライブを定期的に開催していた岩尾。「コントを自分で作って、後輩の役者をやってる子とかにやってもらったりするわけ。俺がボケてツッコんでっていう感じではないお話っぽいコントを書いたりするから、(後藤と)それ一緒にやる感じじゃないなと思って」と、その経緯を説明した。現在はコロナ禍など諸事情が重なり中断しているが、今後もコントライブは開催していきたいと考えている。しかし、それはあくまでも岩尾個人で。「フットボールアワーでというより、後藤とやる感じちゃうんかなと思ったのは『アメトーーク』の“相方のツッコミ最高〜芸人”」だと言い、その当時のことを振り返っていく。それは番組内で、コンビ間のツッコミをシャッフルするコーナーがあり、東京03のコントにツッコミとして後藤が入ったときのこと。岩尾は「飯塚(悟志)さんの代わりに『金を出せ!』みたいに入っていくねんけど、03のところにお前が入ってきた途端、急に『花月(吉本興業の劇場)やなあ」と思って」と回顧。「(東京)グローブ座でやってる東京03にお前加わった瞬間、『うわ……花月やもう』って」「もうコントとか合えへんのや」と、後藤のコントに違和感を覚えた瞬間があったことを明かした。
2021年06月12日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第10のテーマ、「自己実現」とはなにか。(前編)をお届けします。10.「自己実現」とはなにか。(前編)「私は今、子育て中なので、占いに『仕事』と書いてあっても、関係がありません。どのように読んだらよいでしょうか?」「今は仕事をしていないので、占いに『目標達成』『ミッションのスタート』『社会的立場やキャリア』などの表現が出てくると、自分のことではないと思ってしまいます」過去にこうしたご質問を、しばしば頂いてきました。「仕事」か、「家庭」か。現代ではかなり変化も出てきましたが、それでも尚、この命題が多くの女性の目の前に置かれる状況は、少なくとも日本の社会では、続いていると言わざるを得ません。星占いで用いる第10ハウスは、一般には「仕事」「キャリア」「職業」などを象徴するといわれます。実際、「私の適職は何ですか?」などのご質問があればまず、第10ハウスに注目する占い手が大半だと思われます。もちろん、それ「だけ」では回答できませんが、まず最初の一歩として第10ハウスの様子を見るのは王道です。雑誌の記事等で占いを執筆する上でも、第10ハウスに星が入れば「目標達成」「仕事が忙しくなる」「キャリアの転機」などと書くことになります。では、第10ハウスは本当に、「子育てや介護で、主に家庭の中のことを担っている人」には、「関係がない」のでしょうか。ホロスコープの円で、第1ハウス-第7ハウスカスプのライン、これは言わば「地平線」、あるいは「地面」です。ゆえに、第1ハウスから第6ハウスの半円は、「地面の下」です。一方、第7ハウスから第12ハウスは「地面の上」です。ホロスコープを読む上で、地面の下にあたるハウスは「内側の世界、プライベート、原点、個人」を象徴し、地面の上にあるハウスは「外界、他者、パブリック、世の中、集団」を象徴する、と大きく捉えることができます。もちろん、各ハウスの機能を細かく見ていけば、12ハウスのテーマには「隠遁」があったり、6ハウスは「義務、責任」だったりと、簡単に「プライベートか、おおやけのことか」というふうに割り切ることは難しいのですが、ハウスのイメージを掴む上では、「見えている空は外界で、見えない部分はインナースペース」と捉えると、だいぶ解りやすくなります。そう考えると、9、10、11ハウスあたりは、ホロスコープにおいて「もっとも広い場所」「最も遠い場所」です。一人の人間として生まれて、成長とともにどんどん行動範囲を拡大した結果、たどり着くのが9ハウスから11ハウスあたりというわけです。12ハウスになると、第1ハウス、つまり「スタートライン」が視野に入ります。私たちはぐるっと世界を巡って、最終的にはなんらかのかたちで、またもとの世界に戻ろうとするものなのかもしれません。人生において目指していく、一番遠い場所。人生でたどり着ける、一番高い場所。これが第10ハウスのイメージです。とするなら、たとえば幼い頃から「結婚して温かい家庭を作り、子供を育てる」ことを夢見ていた人は、第10ハウスは「自分が創り上げた家庭」であっておかしくありません。実は、古い時代のホロスコープ解釈では、第10ハウスのテーマとして「子供」が置かれていたこともあるのです。かつて、各種産業の家族経営や世襲が一般的だった時代には、家を継いでくれる確かな子供を持つことは、社会的使命に近いものでした。場合によっては、その人自身の社会的評判や地位に直結することだったのです。いまだに「家の跡継ぎを産み育てること」を子供に要請する人々は存在します。子供を育てることは、社会的なテーマだったのです。一方現代では「子供を持つことは、あくまでプライベートなこと」なのでしょうか。そう考えている人もたくさんいますが、本当は、そうではありません。もし本当に子育てが個人的生活だけに帰属するテーマであるなら、たとえば義務教育という考え方や子供のための各種施設、青少年を保護するための法律などは、存在しなくてもよいはずです。子供は未来の大人であり、社会の構成員です。どんなに親子が親しく深い愛情で結ばれていても、親と子供は別々の人間であり、子供には子供の社会的権利があります。子供もまた「他者」です。子供と関わるということは、個人としての情愛の問題だけに留まりません。それは、かつて以上に社会的な活動なのです。会社で同僚や上司や顧客と関わるのと同じように、社会的関わりという側面を多量に含んでいるはずです。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2021年6月25日更新)
2021年05月25日数多くの有名お笑いタレントを輩出している、吉本興業。公式のInstagramでは、タレントたちの若かりし頃の写真や、履歴書の証明写真などを公開しています。2021年5月2日、お笑いコンビ『フットボールアワー』のツッコミ担当、後藤輝基さんの若かりし頃の写真を公開し、多くの反響が寄せられました。27年前のフット後藤、現在の姿とのギャップが話題に鋭いツッコミと軽快なトークが持ち味で、テレビ番組のMCを務めるなど活躍中の後藤さん。今でこそツッコミのイメージが強いですが、後藤さんはかつて『エレキグラム』というコンビで、ボケを担当していたのだとか。ボケ担当だった、後藤さんの27年前の姿がこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】吉本興業(@yoshimoto.official)がシェアした投稿 尖ってる…!!履歴書の証明写真というこの写真には、キリッとした目つきと顔周りはシュッとしている、後藤さんの姿が。現在の柔らかい印象とは大きく違いますね。服装や髪型も相まって、まるでアイドルグループのメンバーにいそうです。一瞬、同一人物か迷ってしまうほどのギャップに、ネット上ではこのような反応がありました。・かっこいい…。普通にタイプです!・アイドルグループ『A.B.C-Z』の河合郁人くんみたい!・え、本当に同じ人!?尖っていた時期もかっこいいですね。27年前の姿で、かつボケ担当だったと思うと、ギャップに驚いてしまいますね。今も昔も、存在感のある後藤さん。これからもたくさんの笑いを届けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年05月03日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。前回に引き続き、第9のテーマ、遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(後編)をお届けします。9.遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(前編)はこちら >>9.遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(後編)「自分は誰なのか」、すなわち「アイデンティティ」は、とても危険な概念でもあります。なぜなら、簡単に差別意識やナショナリズム、排外主義などに結びつくからです。特に、ごく狭い視野の中で、小さな世界だけの経験で生きている人は、「他者」「異邦人」が理解できず、ゆえに「怖ろしい」「危険」と感じ、ほとんど無意識に排除しようとします。人間は「わからない」ものは、幽霊から虫から、すべて「こわい」のです。でも、ごく広く旅をした人なら、「アイデンティティ」の捉え方も変わります。日本にいる間は「関西の人は苦手」「九州は怖い」などと感じている人も、遠く海外に旅に出て、現地で日本人に出会ったら、相手がどこ出身だろうと「仲間!」と感じられます。同じく、宇宙人の集団に囲まれたとき、地球の人間に出会えたなら、「仲間!」と思うはずです。広く旅をし、深く学んだ人は、「わからない」を「わかる」に変えていきます。更にそのプロセスで、「わからない」ものとのつきあいかたを身につけていきます。どんなに賢くても、どんなに多くを学んでも、全てを知り尽くすということはできないでしょう。ゆえに、この世界には常に「わからないもの」が残っているわけですが、そうした「わからないもの」も、いつか「わかるようになる」可能性があります。むやみに恐れたり排除したりするのではなく、「わからない」という状態を受け止め、「わかるかもしれない」道を探すのです。広い世界を旅し、深く学んだ人は、差別や排外主義的な観念に陥りにくくなります。「理解できる」と思える範囲が広く深くなるからです。「私は何者か」を、限りなく広い世界のなかで捉え直し続ける作業は、自分以外の人々を幸福にする力を授けてくれます。なぜなら、誰も排除されたり、差別されたりしたくないからです。人間は「自分だけが幸福ならそれでいい」とは、いかないのです。開きなおってそう思ってみても、心のどこかに罪悪感がうずきます。自分が誰かを、特に相手の行為とは関係なく「怖い、いやだ」と感じたとき、そう思われた相手は、多少なりとも傷つくのです。学ぶこと、旅することは、それ自体が本来、楽しい体験です。ですがさらにここで、第9ハウスのテーマとして、「なぜ学び、なぜ旅をするのか」という問題が出てくる気がします。この「なぜ」は、おそらく倫理や道徳といった、私たちが社会集団を作って暮らす上で欠かせない概念、「善」というものと結びついているのではないかとも思います。本稿のテーマである「幸福」について考えると、第9ハウス的「幸福」は、ただ自分一人の幸不幸に留まらないように思われます。「道徳的であろう」「善くあろう」とすることは、他者の存在が前提となっています。たいていは、「自分以外の誰かのために」、道徳的であろうとするのです。つまり、第9ハウスの「旅、学び、宗教、法律」というテーマには、「集団の中で生きるにあたり、いかに他者の幸福を大事にするか」という観念が組み込まれています。徳の高い人は、幸福なのです。そして、徳の高い人とは、他者に対して誠実に、真実に振る舞える人のことを意味します。「自分とは誰なのか」を探しに出かけたとき、究極には「自分は結局、善い人間であり、正しく生きようとしている人間だ」という答えにたどり着かなければならないはずです。もし「自分は弱く卑怯で、クズのような人間だ」という答えにたどり着いたとしたら、まだ旅が終わらないでしょう。そこから「では、どうすればいいのだ?」という問いが生まれてしまうからです。第9ハウス的な幸福とは、社会集団の中で生きる上で、より「善いもの」はなんなのかを探し当てる、ということに結びついている気がします。利他心、集団性、アイデンティティ。社会の中で何を「崇高なもの」とするか、そしてそこにどう到達するかということが、一つの大きなテーマとなっているのです。「古代の人類は、ある場所に住んで一定期間を過ぎると、その場所を捨てて別の場所に移動していくという生き方をしていたのだ」という記事を読んだことがあります。一つの場所に住み続けた後では、ゴミや排泄物などが蓄積されます。そのうち住環境が悪くなってくるので、その場所をあとにして移動していった、というのです。現代にも、似たようなことはあります。たとえば、ある土地や集団において、嫌な辛いことが起こると、私たちはその場所から遠く離れたところで「人生をやりなおす」ことができます。そこでは、自分自身というものを「生まれ変わらせる」ような体験をする人もいます。「長距離の移動」はこんなかたちでも、人間のアイデンティティと結びついています。第9ハウスは、ホロスコープの中でもっとも「広い世界」「遠い世界」を象徴しています。この世界がどんなに大きいか、ということは即ち、一人の人間がどんなにちっぽけか、を実感することに他なりません。その上で尚、何か高く善いものを求めて生きようとする人間の不思議な指向性が、第9ハウスという場所にぎゅっと詰まっている気がします。もし、科学技術が発達した遠い未来、「人間とは/私とは何か」が、完璧な形でわかってしまうような時代が来たら、人間はもはや、誰も旅をしなくなるかもしれません。星占いもまた「私とは何か」「人生とは何か」を問いかける道具となることがあります。ゆえに「自分とは何か」が判明するような時代が来たら、星占いも、消えてなくなるのかもしれません。>>次回もお楽しみに(2021年5月25日更新)
2021年04月25日芸能事務所のエイベックス・マネジメントが13日、元モーニング娘。でタレントの後藤真希が新型コロナウィルスに感染したことを報告した。同社は公式サイトを通じ、「当社所属の後藤真希が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしましたので、ご報告をさせていただきます」と発表。「4月11日に発熱等の症状があったため4月12日にPCR検査を実施したところ、本日4月13日に医療機関より新型コロナウイルスに感染しているとの連絡がありました」と経緯を説明した。「現在、本人は軽症ではありますが、今後も保健所、医療機関等の指導の下、治療に専念してまいります」とし、ファンや関係者に向けて「いつも応援して下さっている皆様、仕事関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしますことを、心よりお詫び申し上げます」と記している。
2021年04月13日今回ご紹介するのは、『きかんしゃトーマス』の劇場版最新作『きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』。ゲスト声優として参加した賀来賢人さんと後藤淳平さんにお話をうかがいました。【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 78「大切なメッセージを伝えている作品です」イギリスで原作となる絵本が誕生してから昨年で75年、日本でTVアニメの放映がスタートしてから30年。根強い人気を誇る『きかんしゃトーマス』シリーズの劇場版最新作は、発明と進化でより良い未来を目指す物語を描いた『きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』です。舞台は、トーマスたちが暮らすソドー島で催される、未来の発明ショー。発明家たちが、ダンスする巨大ロボットや自動ミルクシェイクマシーンなどを披露する姿にみんながワクワク!ところが、楽しい発明品の数々に目を奪われているすきに、発明家ルースが手掛けた空飛ぶ車の設計図が何者かに盗まれてしまいます。トーマスと仲間たちは、力を合わせてこの大騒動に立ち向かいます。ゲスト声優として、日本から来た世界最速を誇る超特急のケンジ役に賀来賢人さん、怪しげな2人組を乗せたきかんしゃサニー役に後藤淳平さんが参加。物語を盛り上げます。ーーゲスト声優のオファーをいただいたときに、どう思いましたか?賀来さん『きかんしゃトーマス』シリーズは、僕自身が子どものころに観ていましたし、誰もが知っている素晴らしい作品です。オファーをいただいてすぐに飛びつきました。後藤さん僕は常日頃、自分の子どもに自慢できるような仕事をしたいと思っているんです。だから僕もオファーに飛びつきました。『きかんしゃトーマス』のゲスト声優のお仕事以上に、自分の子どもに自慢できる仕事はないだろうと。ーー後藤さんは、賀来さんの主演作『今日から俺は!!』がお好きだそうですね。実際に、賀来さんとお会いした印象は?後藤さん“今日俺”のキャラとは全く違う、優しい方だなと思いました。パパ同士ですから、おすすめの公園など、パパトークもさせていただき、楽しかったです。ーーもし、おふたりが同じ公園にいらしたら、ちょっとした騒動になりそうですね(笑)。後藤さん僕は景色に溶け込むタイプだと思います(笑)。賀来さんもしかしたら、どこかの公園でニアミスしているかもしれません。ーー声の演技で心がけたことは?賀来さん監督さんといろんな方法を試した結果、ケンジの表情をマネながら発声するやり方がしっくりと来て。声優のお仕事の新たな魅力を発見しました。良い経験をさせていただきました。ーーお気に入りのシーンは?賀来さんケンジがパニックになるシーンです。声だけでなく、動きもつけながら全力で演じました。妄想するシーンも好きです。ケンジの新しい一面を出そうと、楽しみながら演じました。ーー後藤さんは、笑うシーンで苦労されたとか。後藤さん最初に僕が陰湿な笑い方をしてしまって。監督に「そうじゃないんですよ」とダメ出しされてしまいました。賀来さん笑い声は難しいですよね。ーー賀来さんも後藤さんも演じるキャラクターにすごく似ていて、驚きました。賀来さん今回、そういうオファーだったんですかね?(笑)うっすら似ている方を探したという。後藤さんもし、そういう理由でしたら、超ラッキーですよね(笑)。ーーもし、後藤さんのお子さんが本作をご覧になって、「ケンジが一番かっこよかった!」と言ったら?後藤さんその点は大丈夫です。「なんでサニーじゃなくてケンジやねん!」なんて、ジェラシーはありません(笑)。ーー最後に、『きかんしゃトーマス』シリーズの魅力と、本作の見どころを教えてください。後藤さんきかんしゃという人気の乗り物に顔をつけたら、愛されますよね。もしかしたら、現実の世界でも電車同士が喋っているのかもしれない、乗り物にも感情があるかもしれない、なんてことを想像しながら観ると、より楽しめると思います。僕が演じたサニーの見どころで言えば、サニーは誰かの役に立ちたい気持ちから、初めてのことに挑戦していきます。サニーが勇気を出して挑戦する姿を見ていただきたいです。賀来さんトーマスたちは、よそ者であるケンジを当たり前のように仲間として受け入れ、助け合いながら問題を解決していきます。子どもから大人まで楽しめるエンタメでありながら、大切なメッセージを教えてくれる、素敵な作品です。ぜひ家族一緒に、映画館で楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話トーマスにちなんで、乗り物の思い出を聞くと「新幹線で、憧れの長渕剛さんの2列前に座ったことです。恐れ多くて声を掛けることはできませんでしたが、そのとき、相方の福徳は長渕剛さんのすぐ後ろの席に座っていたんです。正直、うらやましかったですね」(後藤さん)、「たまたま、通路をはさんだ隣の席に友人がいて。東京から福岡まで移動する間、なごやかに世間話をしたことを覚えています」(賀来さん)。Information『きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』3月26日(金)より全国公開ゲスト声優:賀来賢人(ケンジ)、後藤淳平(サニー)配給:東京テアトル© 2021 Gullane(Thomas)Limited.© 2021 HIT Entertaimment Limited.文・田嶋真理 スタイリスト・小林新(賀来賢人さん)中村陽子(後藤淳平さん)ヘアメイク・西岡達也(賀来賢人さん)タカダヒカル(後藤淳平さん)文・田嶋真理 スタイリスト・小林新(賀来賢人さん) 中村陽子(後藤淳平さん) ヘアメイク・西岡達也(賀来賢人さん) タカダヒカル(後藤淳平さん)
2021年04月09日●2人の子供とは「友達のような関係になれたら」「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』で、声優初挑戦を果たしたお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平。悪だくみに巻き込まれてしまう機関車・サニーの葛藤を、見事に演じている。2児の父親でもある後藤だが、本シリーズは「親子2世代にわたって観ている」そうで、「子供たちが喜ぶ仕事ができるのは、うれしいですね」とにっこり。「子供が生まれてからは特に、妻に感謝することばかり」という彼が、子育てのモットーを語った。■「子供たちが喜ぶ仕事ができるのは幸せ」未来の発明ショーのために、世界中の発明家たちがソドー島に大集合。トーマスがショーを盛り上げようと奮闘する中、思わぬ大騒動が巻き起こる様を描く本作。後藤は、発明品を盗み出そうとする2人組バズ&バーニーに連れられて、ソドー島にやってきた機関車・サニーを演じている。初声優のオファーを受けて、後藤は「僕も幼い頃は、学校行く前によく『きかんしゃトーマス』を観ていました。今回のお話をいただいて『ヨッシャー!』と思いながら、なんで僕を選んでくれたんやろうと意外にも感じました」と驚きもあった様子。「うちの子も観ていて、僕が『きかんしゃトーマス』の映画に出ることを話したら、ものすごく喜んでくれました。そういう仕事ができるのは、幸せですね。家には、トーマスのプラレールもありますよ! おもちゃ箱に入れておいたら、スイッチを切り忘れていたプラレールから、夜中に急に汽笛が鳴ってびっくりしたりして」と目尻を下げる。サニーは、悪だくみに巻き込まれながらも、本当は誰かの役に立ちたいと葛藤している機関車。後藤は「人間味があるなと思いました」とサニーの印象を吐露する。「サニーは“役に立ちたい、信頼してほしい”と思っているのに、その思いが先走ってしまって、逆に信用を失ってしまうようなところもあって。“自分のやっていることがうまく伝わらない”というもどかしさって、きっと誰もが経験しているものだと思います」と語り、「僕も芸人としてデビューして間もない頃は、なかなか結果を出せなくて。“こんなに面白いことをやっているのに、どうして気づいてくれないんだろう。なんで売れないんだろう”と、もどかしく思っていました。そういった気持ちとサニーの思いは、少し重なる部分があるなと思いました」と共感しきり。「僕の場合は、誰かと比べないことが大事なんだなと気づいてから、そのモヤモヤが少し晴れてきたような気がします。あとは、どんなに“しょうもない”と思えることでも、やり続けていたら、いつか形になるものなのかなと思っています」と継続の重みを噛み締める。■「子供がすくすくと育っているのは妻のおかげ」父親目線で観ると、改めて本シリーズの魅力を実感することもあったという。後藤は「“なにかを勉強しよう”と思わぬうちに、自然といろいろなことが学べるのが『トーマス』のいいところだと思います。子供と一緒に観るには、最高やなと思います」とコメント。「たとえば本作では、サニーが仲間の機関車を助ける場面があります。あそこは僕もすごく感動しました。また、悪いことをしてしまったら、きちんと謝る機関車もいる。普遍的なことや、大事にしたいことがたくさん描かれているなと思いました」としみじみと語る。2人の男の子の父親である後藤にとって、子育てのモットーにしていることはどんなことだろうか。すると、「2人とも男の子なので、友達のような関係になれたらいいなと思っています。威厳のある父親というよりは、同じ目線で話せる関係でいたいなと。次男はまだ5歳ですが、僕のことを『淳平』って呼ぶんですよ(笑)。僕も『今日は仕事行くの、面倒くさいな』とか、あえてダメな部分も見せるようにしています。そうすることで、思春期や反抗期になっても、なんでも相談してくれる関係になれたらいいなと思っています」と理想は“友達のような関係”だという。「僕も含めて、家に3人の男の子がいる感じかもしれないですね」とも明かし、「叱るときには、妻がきちんと子供を叱ってくれる。僕が友達のような立場でいられるのも、完全に妻のおかげですし、2人がすくすくと育っているのは、すべて妻のおかげ。家族にとって、絶対的な存在です。なかなか口に出して感謝を伝えられていないので、もっと『ありがとう』と言わないとダメですね」と照れくさそうに話す。●子供が誕生したタイミングで働き方を実行■「一つ一つのクオリティは確実に上がった」彼らにしかない独創的な発想力と世界観で、観客を魅了し続けているジャルジャル。子供が生まれた時期と同じくして、働き方にも変化があったという。「子供が生まれたからというわけでもないんですが、ちょうど同じくらいのタイミングで、健康的なスケジュールで働くことを心がけるようになりました。忙しくてバタバタしているよりも、なるべく夜中までは働かないようにして、休みもきちんと取る。相方の福徳(秀介)も同じ考え方なんですよ」。さらに「25、6歳くらいまでは、めちゃくちゃ忙しかった」と述懐。「1日を乗り越えるのがやっとというような、スケジュールで働いていましたね。明日のスケジュールもわからないような状態で、そうすると心の余裕もなくなってしまう。でもそういった経験があったからこそ、“これはちょっと考え方を変えなければいかんな”と気づくことができた。きちんと休みを取るようになってからは、もっとネタの細かいところまでこだわるようになったと思いますし、一つ一つのクオリティは確実に上がったような気がしています」と働き方改革をしたことで、「今すごく楽しいし、充実しています」と笑顔を見せる。演じたサニーは「誰かの役に立ちたい」と奮闘するが、後藤もお笑い道を邁進することで「いつの間にか誰かの役に立っていた」と思える瞬間があると、うれしそうに話す。「基本的には、“福徳と2人でなにかやる”ということが楽しくてやっているんですが、その結果、『YouTubeの配信、いつも楽しみにしています』とか、『これがあるから、毎日頑張れます』とコメントしてくれる方もいます。『ジャルジャルさんを知って、ライブに行ったことで救われた』というお手紙をもらったこともあります。めちゃくちゃうれしかったですし、本当にやっててよかったなと思いました」と“笑いの力”を実感し、「これから年齢を重ねても、“その年齢だからこそできるネタ”というのがあると思います。笑ってくれる人たちがいるということもやりがいに、これからも楽しんでいきたいです」と力強く語っていた。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』は3月26日より公開。■後藤淳平1984 年3月20日生まれ、大阪府出身。2003年にお笑いコンビ・ジャルジャルを結成。2007年「NHK 新人演芸大賞演芸部門」大賞。2013年「ABC お笑いグランプリ」優勝、2020 年「キングオブコント2020」優勝。三谷幸喜監督の『記憶にございません』(19)に出演するなど、俳優としても活躍している。
2021年03月27日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第9のテーマ、遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(前編)をお届けします。■9.遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(前編)これを書いているのは2021年3月ですが、「旅行」を考えるのがまだまだ難しい状況です。でも、今回のテーマ、星占いでの「第9ハウス」は、「旅と学びと宗教の部屋」なのです。どうしても「旅」を語らないわけにはいきません。いわゆる「コロナ禍」で、私たちは「不要不急の外出を避ける」ことを求められています。「楽しみのための旅行」は、不要不急の最たるものです。少なくとも今の社会で「旅」は、人間が生きていく上で、絶対必要なものではない、とされています。ですが、長い人間の歴史を考えると、「旅=長距離の移動」は、また別の意味合いを持って見えてきます。というのも、私たち「ホモ・サピエンス」は、アフリカに起源を持ち、そこから世界中に広がったのです。祖先の長旅の結果として、私たちは今ある場所に住んでいる、と言えます。もとい、人間がどこで発生してどう拡がったか、という問題には諸説あるようですが、とにかく大陸や海を越える「移動」は起こっていたのです。私たちの祖先が「旅をした」理由は、これまた諸説あるようです。食べものを求めてなのか、気候変動のためなのか、集団同士の闘争・戦争のためなのか、疫病から逃れるためなのか、etc,.とにかく人間はごく古い時代から、山を越え海を渡り、長い長い距離を超えて、今のように世界中に住まうようになりました。もし宇宙人が地球にやってきて、人間を長期的に観察したなら、「旅は人間の習性だ」と考えるでしょう。「フンコロガシはフンをまるめる」のと同じように、「人間は旅をする」のです。なぜ、現代を生きる私たちもまた、旅をするのでしょうか。異文化に触れ、しばしば不自由な思いをし、時には身を危険にさらしても、「どこか知らない世界に行ってみたい」と考えるのは、なぜなのでしょうか。第9ハウスの向かい側は、第3ハウスです。第3ハウスも、「旅と学び」がテーマになっています。ただ、第3ハウスはコミュニケーションやショートトリップなど、比較的「近距離・身近」な世界間の移動を担います。それに対して第9ハウスの移動は、宇宙旅行まで管轄するような、ごく遠くまでの旅です。第3ハウスの記事()で、私は大阪大学の仲野先生へのインタビューのエピソードをご紹介しました。「なぜ学ぶのか」「なぜ旅をするのか」という疑問に、仲野先生は「知ることが楽しいから」と応えられたのですが、さらに私が執拗に聞いていったとき、こう仰いました。「自分が生きてる世界を知りたい、っていうことでしょうね。世の中ってどんなもんか知りたい。好奇心でしょうね。それは、自分というものがどういうものが知りたい、ということでもあると思います。納得して死んでいきたい。」私たちは「自分がなんなのか」を知るために、常に外界に答えを求めます。自分が「何と同じ」で、「何と違う」か。その情報を集めることで、次第に「自分」の像をつくっていきます。友だちと遊ぶとき、しきりに「○○ちゃんと同じ!」「○○ちゃんは違う」というふうに、自分と他人の一致/相違点を探していく幼児をよく見かけます。親と自分が似ていることを無意識に確認し、そこで見つけた特徴が、自分のアイデンティティに組み込まれます。一方、親と全く違う性質を見つけたら、それもまた、自分自身の個性としてアイデンティティの部品となります。ある集団の中で「自分だけ違う」ことを痛烈に恐れるのは、大人になってからも続く傾向ではないかと思います。一方で「自分探し」をするために、あえてハデな格好をしてみたり、際立った行動を取ってみたりする人もいます。帰属意識と、差異を見いだして独立しようとする気持ち。その両者が複雑に絡み合って、「自分はこういう存在だ」という思いが形成されます。「自分がなんなのか」を知るためには、私たちは常に外部にコンタクトを取らねばなりません。よその家に遊びに行って初めて「自分の家とは違う文化」に出会います。自分が住む地域を離れて少し離れた場所に出かけたとき、新しい方言に出会い、自分の話し言葉の特殊性に驚かされます。さらに遠く海外に出ると、自分が日本人であるということを発見します。人類が宇宙旅行を夢見、宇宙人を探しに出かけたいと考えているのは、自分がどんな宇宙人と同じで、どんな宇宙人と違うかを知りたいからではないかと思います。つまり、「人間とは何か」が知りたいのです。今は地球上の動物との比較でしかわかりませんが、「他の星」の知的生命体と人間を比べたら、「人間ってこうなのか!」と、その時初めてわかることがあるはずです。私たちには「自分が誰かを知りたい」という願いがあります。「自分が何者なのか」がよくわからないとき、私たちはそれを必死に探そうとするだろうと思います。たとえば、親を「知る権利」ということが、昨今問題になっています。自分の産みの親が知りたい、という切なる思いは、否定できるものではないように思われます。第9ハウスのテーマに「宗教」があります。古い時代、庶民が旅に出る理由として、ごく一般的なのが宗教的な「巡礼の旅」でした。これだけでも、宗教と旅が密接に結びつくのは納得できます。さらに、いくつかの宗教は「人間とは何か」「わたしとは何か」に、ある程度の答えを与えてくれます。世界の創造神話にはじまり、その神を信仰する者だということ自体が「アイデンティティ」になり得るのです。「クリスチャン」「ムスリム」などの呼称が、即「わたしは何者か」という問いへの、ひとつの答えになります。遠く高い知恵に触れて、地上の自分のなんたるかを知る、ということは、「宇宙人に出会って、人間とは何かを(より深く)知る」ということと、わずかに通じるものがあるような気もします。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2021年4月25日更新)
2021年03月25日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。前回に引き続き、第8のテーマ、自分の人生は「自分だけのもの」なのか。(後編)をお届けします。■8.自分の人生は「自分だけのもの」なのか。(後編)必要なものを、必要なだけ受けとる。リスクは最低限に抑える。いつも冷静に、自分の欲望に振り回されることなく、自分の損得をきちんと考えて行動する。こうした態度は確かに、大人として望ましい生き方です。ただ、ここには、ある視点が欠けています。それは、人間を生かしている「生命力」の視点です。幼い子が力の限り、長い時間泣き叫びます。じっとしていることができず、常に走り回っている子供がいます。若いときは何でも大笑いし、大興奮し、妄想を膨らませ、バカなことをたくさんしでかします。大人になってからも突如、自分の燃えるような衝動を抑えられない瞬間が訪れます。損をすると半ばわかっているのに自分の全てを賭けてしまう人がいます。ちょっとした好奇心から、違法なものに手を出してしまう人がいます。愛したものにのめり込み、没頭し、耽溺し、おぼれこんで生活が破綻する人もいます。明日早起きしなければならないとわかっているのに、深夜になってもゲームをやめられない、本を閉じられない、ドラマを見ずにいられない、といった経験に、心当たりはないでしょうか。カッとなって怒鳴り散らして後悔したり、勢いで告白してやっぱり後悔したり、職場で号泣して後悔したり、上司を殴りつけて後悔したり、といったことは、珍しいことではありますが、現実問題「よく見る光景」です。こんなふうに、私たちは自分で思う以上に、限りなく激しいエネルギーを生きています。若いときほどそれはむきだしに表れます。一方、大人になってうまく制御できるようになったと思えた瞬間、びっくりするような内なる荒波に飲み込まれてしまうことも、よくあるのです。人生の「出入り口」のリスクの問題は、私たちのこうした「生命力」に直結しています。なぜなら、外界との「出入り」が発生するのは、私たちが生きているためだからです。死んだら、呼吸も、食事も、すべての「出入り」が止まります。私たちは冷たくなり、もう、エネルギーの激しい燃焼と、それにともなう「出入り」は起こらないのです。もとい、人生にはもうひとつの「出口」があります。それは「出産・育児」です。自分の生命力は、自分という個体の中ではかならず終わりますが、新しい人間に燃え移って、継承されていきます。一人の人の人生から、もう一つ別の新しい人生が「放出される」のです。子供を生み育てることもまた、大きなリスクを引き受ける営為です。でも、私たちの内なる激しい生命力は、そのリスクを負って、命を次世代につなげていきます。こうして考えてみると、「幸福」とは、かなり複雑なものであることに気づかされます。というのも、多くの人が「しあわせになりたい」と願うとき、最初に念頭に置くのは、自分自身の幸福であるはずです。ですが、「自分の幸福とは何か」を考えていくと次第に、愛する人や子供の幸福が最大の条件となることは、珍しくありません。さらに、「幸福とは何か?」という問いの答えが「苦しみや悲しみが訪れないこと」となる場合もあります。これは、ここまで長々と述べてきた「ゲートの開閉」の問題です。喜びやゆたかさが私たちの生活に入ってくるとき、責任や義務、罪悪感などが一緒に流れ込んでしまうことも、よくあります。幸福は、自分一人だけの世界では、完結しないのです。私たちの人生は、常にいくつもの「出入り口・ゲート」によって、外界と繋がっています。ゆえに、私たち自身の幸福を考えるときはいつも、その出入り口から出入りするものに考えが及ぶのです。出入りするものは、完全にはコントロールできず、出入りの際には常にリスクが伴います。そのリスクが現実のものとなったとき、多くの人が自分を責めますし、他人が自分を責めてくることもあります。でも本当は、それを「責める」ことは、ナンセンスなのです。ゲートの開け閉めを失敗して、受け入れるべきではないものを受け入れてしまう経験を、ほとんど全ての人が持っているはずです。一方、ゲートの開け閉めの賭けに運良く勝っただけなのに、「自分は自力で成功したのだ」と信じ切っている人は、少なくありません。時限爆弾の青い線と赤い線のどちらを切るか、ノーヒントで決めなければならないような瞬間を、私たちは人生の中で、けっこうしばしば、経験しているのです。そこで爆弾をバクハツさせてしまったとして、その人の責任を問えるでしょうか。法的にはもちろん、そこがしばしば、問われます。裁判の場では、それこそが「争点」になります。でも、私たちが自分個人としての人生や幸福を考える場合は、どうでしょうか。あるいは、自分にとってごく大切な人の人生について考えるときは、どうでしょうか。かけがえのない大切な人が、赤か青か、間違ったほうを切ってしまったなら、私たちは基本的に、全力で相手をサポートしようと思うはずです。自分もまた、同じ目に遭わないとも限らないことが、わかるからです。幸福がもし、人間の心の中に生まれるものだとするなら、私たちが幸福になるにはまず、「ゲートの開け閉めの失敗について、自他を責めるのをやめる」ことが必要なのかもしれません。人生には、誰のせいでもないことが、たくさんあります。新型コロナウイルスに感染した人を責めるのがナンセンスであるのと同じように、そこで犯人捜しをするのは、無意味なのです。もちろん、たくさんの警告を受けながらも「自分だけは大丈夫」「このくらいは大丈夫だろう」といった無根拠な自信で行動し、感染してしまった人々に、医療従事者の方々などが苛立ちを感じるのは当然だと思います。ただ、失敗は誰にもあります。それをどのように反省し、他の人々への教訓とするかは、また別の問題と言えるでしょう。ひとつだけたしかなのは、「リスク管理」と、「失敗した人を直接的に非難する」こととは、別のことだという点です。世の中には、取り返しのつかない失敗というものも、存在します。人間は、そういう失敗を「する」のです。「絶対にやってはならない!」と声を上げるのも大切ですが、「そもそも、人間とは、そういうことをする生き物なのだ」というところから思考を始めるほうが、近道なのではないかと思うのです。いいことも悪いことも「誰のせいでもなく」起こります。そのことを引き受けてどう生きるか、ということが、第8ハウスの幸福のテーマなのではないかと、私は思っています。>>次回もお楽しみに(2021年3月25日更新)
2021年02月25日俳優の賀来賢人とお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平が8日、都内で行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』(3月26日公開)の公開アフレコイベントに出席した。「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作となる本作。賀来は、新登場のキャラクターである日本からきた世界最速の超特急・ケンジの声を、後藤は、2人組バズ&バズーの悪だくみの仲間ながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車・サニーの声を演じた。賀来は「小さい頃から『トーマス』を見て育ちましたし、子供ができてまた『トーマス』を見る機会があって、その矢先にオファーをいただいて、ケンジの顔が僕に似ているなと。見れば見るほど運命なんじゃないかと思い、オファーを受けさせていただきました。ケンジにすごい親近感があって」とオファーを受けた心境を告白。後藤も「『トーマス』は僕も通ってきていますし、子供も通ってきて、親子2世代でお世話になっているので、アフレコに参加させていただけるというのは本当に幸せなことです。ありがとうございます」と本作参加の喜びを語った。賀来と後藤はこの日が初対面となったが、賀来は「テレビで活躍されていて、番組も見ていたので、初めましてな感じがしない。勝手に会ったことあるくらいな」と親近感を語ると、後藤は「うれしい」とにっこり。そして、後藤が「僕もドラマや映画で見させてもらっていて、息子も大ファンなので、僕が『トーマス』に出ることと同じくらい、賀来さんとパパが一緒に仕事するということで子供はテンション上がっていました。『今日から俺は!!』は全部見て、映画も見て」と明かすと、賀来は「ありがたいです」と喜んでいた。
2021年02月08日2020年に社会現象を巻き起こした、漫画『鬼滅の刃』。アニメ化や映画化されたこともあり、本編が完結した2021年2月現在も、幅広い世代から人気を集めています。後藤真希の『画力』に驚愕!2021年2月4日、タレントの後藤真希さんがInstagramを更新。後藤さんは、『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの中でもっとも好きだという、『伊黒小芭内(いぐろ・おばない)』を描いたそうです。ファンを驚かせた、作品をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 後藤真希(@goto_maki923)がシェアした投稿 …うますぎる!!!特徴的な髪型や目の色、常に首元に巻き付いているヘビの『鏑丸(かぶらまる)』まで、忠実に描かれています!鉛筆とボールペンを使ったのでしょうか。思わず目を奪われる画力ですね。ちなみに、後藤さんは同年1月29日にも、『鬼滅の刃』の登場キャラクターである『竈門禰豆子(かまど・ねずこ)』や『胡蝶しのぶ(こちょう・しのぶ)』の絵を描いていたようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 後藤真希(@goto_maki923)がシェアした投稿 こちらの絵はボールペンのみで描いたとのこと。各キャラクターの特徴を見事にとらえた、素敵な作品ですね。後藤さんの絵を見た人からは、「いい意味で意外」「すごく上手」「ほかのキャラも描いてほしい」など、驚きの声が上がりました。現在2児の母親でもある、後藤さん。もしかしたら、子供にお願いされて描いた作品なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月05日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」が11月から連載再開! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第8のテーマ、自分の人生は「自分だけのもの」なのか。(前編)をお届けします。■8.自分の人生は「自分だけのもの」なのか。(前編)人間のからだには様々な「門」「出入り口」があります。口や鼻の穴、目や耳、汗腺や尿道、肛門、膣など、私たちの身体にはたくさんの入り口や出口があって、外界と常になにかしら、やりとりしています。この「口」がふさがってしまうと、命が危険にさらされます。それに似て、生活・人生にも、様々な出入り口があります。たとえば「がま口」がそうです。お金が入ってくる口と、出て行く口です。性交によって「他者を受け入れる」ことも「ゲート」のテーマです。「入学」「入門」「入居」など、どこかに自分を丸ごと預けるような「入り口」もあります。一方、古来「脱出」「出奔」「脱獄」「家出」など、穏やかでない「出口」の使い方もあります。「コロナ禍」で私たちは、マスクで口を塞ぎ、ウイルスの出入りに常に気を配る状態になりました。出口や入り口は、出入りしてほしくないものが出入りしてしまう危険をはらんでいます。しっかり閉めておかなければ、望ましくないものが入ってきますし、中からどんどん大事なものが流出してしまう場合もあります。とはいえ、閉めっぱなしでは使えないのです。どんなにマスクをして気をつけていても、食事をするときには、マスクを外さなければなりません。マスク自体、呼気と吸気を通すように作られていなければ、私たちは窒息死してしまいます。星占いで用いる第8ハウスは、ホロスコープの「出入り口」のような場所です。その対岸の第2ハウスもまた、ゲートです。実際、古く第2ハウスは「ハデスの門」などと呼ばれました。金庫も財布もきちんと閉めておかなければなりませんが、開かなければ用をなしません。厳重に管理されなければならない「ゲート」のイメージは、古くから星占いの世界に刻み込まれていたようです。私たちの人生は、外界に向かって開かれなければなりません。でも、無防備に開かれっぱなしの状態では、容易に傷つけられ、大切なものを奪われてしまいます。人生の玄関、人生の裏口、人生のがま口。こうしたものを、危機感をもって管理する姿勢を、誰もが持っています。ただ、その危機感の「強弱」は、人によって振り幅が大きいものでもあります。警戒心の強い人もいれば、ユルユルの人もいるのです。また、経験によって、その管理運用の方針は大きく変わります。たとえば、子供の頃の経済的な環境は、大人になってからのその人の経済活動を大きく左右します。性的な問題で傷を負わされた人は、その後長く、「ゲートを閉ざした状態」になることは珍しくありません。外界に向かってデリケートな部分を「ひらいた」とき、私たちは傷を負うリスクを引き受けることになります。そして、実際に、傷を負ってしまうことがあるのです。これは、若いうちだけでなく、いくつになっても起こりえます。ゲートから何が入ってきて、何が出て行くのか。私たちは、ゲートの開け閉めだけはある程度自分でできますが、「門をたたいてくる相手」を、管理することはできません。どんな人に愛を告白されるのか、いつどんな人がオレオレ詐欺の電話をかけてくるのか、自分を口説いている相手は本気なのか遊びなのか、そうしたことを「コントロール」することはできないのです。「何が来るか」ということ自体は、制御不能なのです。私たちにできることはただ、「ゲートを開くかどうか」の判断だけです。オレオレ詐欺の被害に遭った人や、性犯罪の被害者などに「警戒が足りなかった」「やられるほうが悪い」という言葉を投げかける人がいます。「自分さえしっかりしていれば大丈夫」「他の人が引っかかっても、自分は冷静で賢いから、決して引っかからない」と考える人は、驚くほどたくさんいます。でも現実には、そうではありません。人生の「ゲート」を自ら開くとき、私たちは一様にリスクを負うのです。そして、人生の「ゲート」を開かないときも、私たちは人生のチャンスを逃し、ひとりぼっちで苦しみながら生きることになるリスクを負うのです。リスクは、どちらにも存在します。「ノーリスク」で生きることはできないのです。第8ハウスから「幸福」を考えたとき、まず「リスク」というテーマが浮かびます。自分の人生に何を容れ、何を拒絶するか、という判断がそこにあるからです。たとえば、親族からの莫大な遺産を、あえて「受けとらない」という判断をする人がいます。全額を寄付したり、誰かに譲ったりする人は、少なくありません。「受けとることによる、なんらかのリスク」を回避するための判断だったのでしょう。厳しい親の言うことを聞いて、恋愛を一切拒否して育ち、大人になった人がいます。既に十分いい大人になってしまってから、この人は親に「早く結婚しなさい」と言われ、激しい戸惑いと怒りを感じたそうです。一切のリスクを回避するために、「ゲート」を完全に閉ざして生きてきたため、それをどのように開けばいいのか、わからなくなってしまった、ということなのだと思います。ゲートの開き方は、経験によって学び取られなければならないのです。一方、育った環境からの影響で、自尊心が非常に低く、「何でも受け入れてしまう」という人もいます。人からの「求め」や人からの褒め言葉を、渇いた人が塩水を飲むように、ずっとごくごく飲み続けてしまうのです。渇きはおさまらず、心には痛みが蓄積していきます。ゲートが開きっぱなしで、「受け入れることのリスク」が一切回避されないまま、傷つき続けてしまう人は、決して少なくありません。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2021年2月25日更新)
2021年01月25日歌手の後藤真希が19日、自身の公式YouTubeチャンネル「ゴマキのギルド」で、モーニング娘。時代に後輩ができた際の心境を語った。「【モッパン】韓国料理食べながらゆきりんとNGなしの質問コーナー」と題して公開された動画には、AKB48の柏木由紀も出演。モー娘。3期の後藤は、4期の辻希美、加護亜依らが加入する際、「私は絶対、4期と仲良くならない」と決めていたという。後藤は「私が3期生で入ったばっかりで半年も経ったか経たないかぐらいのときに(4期の)オーディションが行われて、『私っていったい何だったんだろう』と思った」と言い、「絶対仲良くならないからって決めてたのに、初めて会った日に即効、自分が1番最初に仲良くなっちゃって。私の意志弱い、みたいな(笑)」と述懐した。そして後藤は、「私、すごいお世話したいんだなって。辻・加護とかはすごい子どもだったから、本当にとんでもないことをいっぱいやるわけ。そういうのを母親の感じで注意したり、一緒に面白いことをやったり。後輩が入ってくると成長するなと思った」と振り返った。
2020年12月25日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。前回に引き続き、第7のテーマ「パートナーシップ」と幸福。(後編)をお届けします。▼ 7.「パートナーシップ」と幸福。(前編)はこちら■7.「パートナーシップ」と幸福。(後編)「私は結婚に向いていない」「結婚に興味がない」と言いつつ占いを求める人の言う「結婚」は、「世間的に言う結婚」のことだろうと思います。「世の中一般にイメージされるような『結婚』」「保険やハウスメーカーのCMに出てくるような、ステレオタイプの『結婚』とその役割概念」に、「興味がない」のでしょう。「自分に何らかの形で『合う』と思える誰かと、人生の一部を共有して、助け合って生きていく」ということなら、もしかしたら、「興味がある」と感じられるかもしれません。心の片隅にそうした関心、あるいは仮説があるからこそ、こうしたご質問を寄せられたのではないかと思うのです。もちろん、全ての方がそうだというわけではないと思います。ご相談にはそれぞれ、共通する部分がある一方で、まったく誰のものとも重ならない、とても深いものが含まれているからです。たとえば「同性愛でなくとも同性同士で結婚できる世の中になるべきだ」という考え方があります。これは、結婚制度というものを考える上で、とても大事な発想だと思います。パートナーシップとは、ただ、人が人と、協力し合って生きていくことです。そのことに、部外者が何の意見をはさめるものでしょうか。パートナーシップは、「創造」されねばならないのです。どこかにあるテンプレートに、無自覚に自分をはめ込むような「結婚」は、危険なのです。サイズも見ず、試着もせずに、かたい革靴を買うようなものです。パートナーを得ても、ちっとも幸福になれない人もいます。いわゆる「モラハラ」や「DV」「ワンオペ育児」など、パートナーによって不幸になる人も、たくさんいます。その一方で、パートナーと生きていることがなにより幸福だと感じる人もいます。この違いは、どこにあるのでしょうか。パートナーシップを結ぶことで幸福になるには、おそらく、いくつかの条件が必要なのだろうと思います。そして、その条件もまた、全ての人に当てはまるというものではないでしょう。「誰にでもぴったり合う靴」が存在しないのと同じです。ただ、こんなことを私は想定します。パートナーシップによって幸福になる条件のひとつ、それは、お互いの関係の中で、「缶詰が開く」体験があることです。人の心の中には、固く閉じている場所がたくさんあります。でも、閉じた場所の中に格納されたものは、そのままでは成長しないのです。ナカミが腐敗して膨張し、どうにもならなくなることもあります。そして、その「閉ざされた場所」「缶詰」を、一人で開けることは、なかなか難しいのです。ある人と出会い、生きる時間を共有する中で、その「缶詰」のようなものが開きます。中にはそもそも「隠しておきたかったもの」「触れたくなかったもの」が入っているので、ちょっと困った事態になる場合も、よくあります。自分一人では状況を収拾できず、出会えたその人に手をかしてもらうことになります。そのとき、幸福に向かうためのパートナーシップが結ばれます。白雪姫のガラスの棺が壊れる瞬間、鉢かづき姫のかぶった鉢が壊れる瞬間、シンデレラの片方の靴が脱げてしまう瞬間などは、まさに、「缶詰が開く」瞬間です。これらは初潮や破瓜のメタファーだと解釈されることも多いようです。でも、それ以外にも「バランスが崩れる」「缶詰がふくれてはじける」瞬間は、人生の中でたくさんあります。私たちが成長を重ね、他者と巡り会ったとき、なんらかのきっかけで、心の中で閉ざされていた部分が開かれます。それは一見、トラブルのように見えることもしばしばです。ですがその瞬間にこそ、奇跡のような「関わり」が生じ、新しい人格と関係性が生まれ出すのです。こうした体験は、人生の中でたった一度のことではなく、何度も繰り返されていくことなのではないでしょうか。「美女と野獣」で野獣の顔から王子の顔に変わる瞬間や、おやゆび姫が死にそうなツバメを介抱するくだりなどは、「一人では収拾できなくなった状況を、助けてもらう」体験に重なります。内なる弱さや醜さが現れ出ても、それに向き合ってくれる「誰か」が現れたとき、私たちは相手を初めて、「もう一つの自分の生命」として認識し始めるものなのかもしれません。そんなことは怖くてできない、と思われるでしょうか。でも、時々「心の機が熟す」と、そんなことが自然に起こる場合も、少なくないようです。>>次回もお楽しみに(2021年1月25日更新)
2020年12月25日歌手の後藤真希が19日、AKB48・柏木由紀の公式YouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」にゲスト出演し、モーニング娘。時代について語った。後藤は、9月30日放送の『テレ東音楽祭 2020秋』で、柏木含むAKB48メンバーと初コラボ。センターポジションに就き、ヒット曲メドレーを披露した。「【コラボ】後藤真希さんに聞きたいこと全部聞いてみた!!」題して公開された動画で、後藤は「世間の人たちがちらほらと、『モーニング娘。の中でセンターだ』と言っているのは聞くんだけど、自分でセンターって意識したことが1回もないし、なったことも1回もないと思っていた」と説明した。柏木が「えぇ!? 絶対センターですよね?」と驚くと、後藤は「恋のダンスサイト」のジャケット写真を例に挙げ、「真ん中で笑った顔でいる気がするんだけど、たまたまあの位置があたしの位置だっただけで。別にセンターという意識はまったくなかったから、(『テレ東音楽祭 2020秋』での)AKB48さんたちとのコラボで、初めて『私、センターってやつをやるんだ』みたいになった」と語った。さらに柏木が「そのときのモーニング娘。さんって『センターが誰々』と言われなかったんですか?」と聞くと、後藤は「言われない。『ザ ピ~ス!』の時に初めて『今回は石川梨華を盛り上げたいから安倍(なつみ)と後藤、サポート頼むよ』と言われたぐらいで、そういうのない」と答えていた。
2020年12月25日初詣での混雑を避けるため、年内に参拝する「師走詣で」。2020年の干支は子(ねずみ)のため、ねずみにゆかりのある神社をお参りするのも運気アップに効果的だという。京都を中心に年間100件以上の神社ツアーでガイドを務める神社探究家の浜田浩太郎さんに、注目の「子神社」を解説してもらった。■ねずみは縁起のいい生き物?古来より干支のねずみは、五穀豊穣や商売繁盛の神で、多産であることから子孫繁栄を願う縁起のいい生き物です。火事や天変地異が起こる前に、安全なところへ移動する習性から、中国では「未来を知る神獣」としても崇められています。お伽噺「おむすびころりん」にもねずみが登場しますが、働き者のやさしいおじいさんとおばあさんには財宝を与えたことから、お金をもたらす財力の象徴とも言われています。■そもそも、ねずみにゆかりのある神社とは?ねずみにゆかりのある神社は、実は全国的には少ないんですよ。ねずみと関連する神様は、因幡の白兎で有名な大国主命(オオクニヌシノミコト)です。大国主命は須佐之男命(スサノオノミコト)の娘を娶るために、3つの試練を与えられますが、2つの試練をクリアして、「野に放たれた鏑矢をとってくる」という最後の試練に挑んだ時、ねずみが現れ、洞穴に逃げるよう伝えてくれます。さらに、ねずみは鏑矢も探してきてくれたのです。そうした縁から、大国主命の像にねずみがよくみられるようになりました。大国主命をお祭りしている神社として、以下の6カ所をピックアップします。【日光二荒山神社】栃木県日光市二荒山(男体山)を御神体とし、古来より修験道の霊場として崇敬されてきた由緒ある神社。東照宮、輪王寺とともに、境内は「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。二荒山神社の主祭神・大己貴命(オオナムチノミコト)は大国主命の別名。子年の今年は境内に黄金に輝く“開運のねずみ像”が設置されている。【駒繁神社】東京都世田谷区1056年に前九年の役に出征する源頼義・義家父子が、この神社で祭られている「子の神=大国主命」に武運を祈ったとされている。奥州合戦に出征する源頼朝が、先祖の戦勝祈願を思い出し、愛馬(駒)を松に繋いで参拝したところから、駒繁神社と呼ばれるようになった。【気多大社】石川県羽昨市能登半島の付け根、日本海に面して鎮座する北陸の大社。祭神は大己貴命(=大国主命)で、出雲から船で能登に入り、国土を開拓して、守護神としてこの地に鎮まったと伝わる。中世・近世の間は歴代領主から手厚い保護を受けた。国の天然記念物の社叢(鎮守の森)「入らずの森」でも知られている。【大豊神社】京都市左京区平安時代初期に宇多天皇の病気平癒を祈って、藤原淑子が創建したと伝えられている。祭神として祭られている大国主命を守護するように、希少な“狛ねずみ”が2体鎮座している。1体は学問を象徴する巻物を持ち、もう1体は長寿を象徴する水玉を抱えている。【出雲大社】島根県出雲市日本神話などで創建の伝承が語られるほど由緒のある大社。祭神は大国主命。神有月(神無月=10月)には全国から八百万の神が集まり、神議が行われるとされる。縁結びの神・福の神としても名高く人気で、全国から参拝者が訪れる。ここでは多くの神社での作法・二拝二拍手一拝ではなく、二拝四拍手一拝で拝礼する。【大国主神社】大阪市浪速区敷津松之宮とも言われ、地元では「木津の大国さん」とも呼ばれ親しまれている。付近の町名(浪速区大国町)や駅名(大黒町駅)の由来にもなっている。主祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)と大国主命。打ち出の小槌と米俵を持った希少な“狛ねずみ”が2体鎮座している。“3密”を避けるためにも、縁起のいい生き物であるねずみの開運パワーにあやかるためにも、「師走詣で」に出かけてみては?
2020年12月21日歌手の後藤真希が6日に自身のYouTube公式チャンネル『ゴマキのギルド』で、「残酷な天使のテーゼ」歌唱動画を公開した。後藤は11月1日に、アニメ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌であるLiSAの「炎」歌唱動画をUP。現在290万回を超える再生数を記録するなど大きな話題になっている。今回は“後藤真希が歌ってみた”企画の第2弾となり、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマで、シングル発売から25年が経った今でも国内外問わず多くの人に愛されてる高橋洋子の楽曲「残酷な天使のテーゼ」をセレクト。視聴者からは既に400件近くのコメントが寄せられており「歌がやっぱ上手い…」「ちゃんと後藤真希の歌になってるからすごい」「歌の上手さもそうだけど、声質が最高なんだな」「包容力ある歌声」と、歌唱力や透き通った歌声を褒める声から、「歌ってるときの表情がデビューの頃からずっと好き」「歌い終わった後の笑顔マジ最高」など、表情や表現力魅力についての反響も。また「超超超超良い感じの歌い方」「16ビートが身体に染み付いてるの見ると泣ける」と、ファンならではのコメントも見られた。後藤は20日、デビュー20周年を記念した初のオンラインイベントを行う。
2020年12月07日お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基が2日、YouTubeチャンネル「ジュニア小籔フットのYouTube」に公開した動画に出演。霜降り明星・粗品とのエピソードを披露した。「『風が吹けば桶屋が儲かる』のシステムでエピソードトークに挑戦」と題して公開された動画で、後藤は幼少期に憧れていた人物に芸能界に入ってから会えるようになったが、憧れていたことを伝えられず、ある程度関係性ができてから「あの番組観ていました」などとやっと言えると明かした。しかし、「時代変わりました」と後藤。「ある特番で、司会やったんですよ。で、メイク室に行ったら、そこに座っていたのが、霜降り明星の粗品。あんまり接点ないんですよ。何回か共演はしたけど、ガッツリしゃべったことはほぼない」と述べ、「メイク終わった粗品がどっかに行ったんですよ。で、1~2分後にメイク終わったはずの粗品がメイク室来たんですよ」と回顧した。そして「(粗品が)『後藤さんちょっといいですか? 好きです』って言ってきたの。僕、ドキッとして。そんなことないじゃないですか。メイク中に好きですって」と振り返り、「『どうしてん?』って言ったら、『フットさんの漫才、ずっと見てたんです。おしゃべりする機会もなかったので、せっかくなので言いに来ました』って」と話した。続けて、「『1回戻って言いに来るって、よっぽどやな! そうかそうか、ありがとう!』って、懐広い先輩みたいな言い方して。で、鏡見たらメイクさんが困るくらい、顔、真っ赤っかになってた(笑)。うれしいというか恥ずかしいというか」と述べ、「変わりましたよ、時代は。そんなこと俺らの時代はなかったから。そういうのは伝えていかなダメなんですよ」と説いていた。
2020年12月06日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」が11月から連載再開! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第7のテーマ「パートナーシップ」と幸福。(前編)をお届けします。■7.「パートナーシップ」と幸福。(前編)「私は結婚できますか」。占いの場で、もっともよく投げかけられる問いです。更に言えば、このバリエーションほんとうに多岐にわたります。「いつ結婚できますか」「あの人と結婚できますか」は当然ながら、最近はそれ以上に、こんな問いかけが目立ちます。「私は結婚に向いていないのですが、結婚すべきなのでしょうか」「私は結婚とは縁がありませんし、諦めていますが、このまま仕事で生きていくだけなのでしょうか」「恋愛をしたいとは思わないのですが、この先、一人なのも寂しい気がします」「結婚や恋愛に全く興味が持てません、これは問題がありますか」これらはみんな、結婚やパートナーシップと「自分」とのあいだに、ある距離を置いた問いかけです。特に「私は結婚に向いていない」「興味が持てない」という問いかけは、意味深です。というのも、もし本当に結婚に向いていなくて興味がないなら、なぜその「占いへの問いかけ」がなされたのでしょうか。もちろん、「周囲から結婚を勧められるが興味が持てない、どうしたらよいか?」という悩みもあるでしょう。でも、この悩みは、決して「周囲を黙らせるにはどうすればよいか」ではないのです。「周囲がこんなに言うのに、自分が結婚に興味を持たないのは、自分が間違っているのだろうか」という悩みになってしまうのです。世の中には生まれつき、恋愛感情を持たない人もいます。また、恋の感情はあっても、傷つくことを恐れて誰も愛そうとしない人もいます。その判断を責めることは、誰にもできません。一方、世の中には「恋愛感情」以外のもので結びついているパートナーシップもたくさんあります。たとえば、子供を持つために結婚する、子供を育てるためにパートナーシップを維持している、という人は、たくさんいます。「恋愛をしていなければ結婚できない」という風潮は、歴史的に見れば、ごく最近のものです。むしろ一昔前は、お見合い結婚が「ふつう」でした。恋愛して結婚をすることは、ちょっと「変わったこと」だったのです。一昔前の「夫婦」は、恋愛感情ではないもので結びつくことが前提でした。それは、信頼や尊敬、そして、生活を営む上での役割分担の了承、さらに「家業」や「家」を運営し継承していくという責任感、現代で言えばビジネスパートナー的な感覚も強かったはずです。自分とぴったり合った人間、一緒にいて限りなく楽しい人間、自分を全面的に肯定し、味方になってくれる人間。決して自分の邪魔をせず、迷惑もかけず、いつでも受け入れてくれる人間。その人の周りの人間関係が自分を傷つけず、経済的にも負担をかけてこない人間、そしてなにより、自分も好意を持てる人間。もしそんな完全な相手がいたなら、ほとんどの人が「一緒に暮らしてみたい」「一人でいるよりずっといい」と思うのではないかと思います。もちろん、現実問題、そううまくはいきません。「好き」と思う気持ちさえ、時間が経てば変わってしまうのが人間です。好きで結婚したはずなのに、いつのまにか長いことパートナーを毛嫌いして生きている人もいるほどです。「恋愛感情」はたいてい、4年程度で消えてしまうものだ、と言われています。「パートナー」という言葉自体が何を表しているのか、それは人によって、千差万別です。「恋愛をして結婚をする」ということと、「人生を共に生きるパートナーを得る」ということは、部分集合的にしか重ならないのではないか、という気がします。結婚という形をとらずにパートナーシップを結ぶ人たちも、最近は増えているようです。また、結婚していても一緒には暮らさない、というカップルもあります。一人で生きることは古来、決しておかしなことでも、めずらしいことでもありません。さらに、「性」は2つだけではない、ということは、昨今常識として浸透しつつあります。こう考えていくと、「パートナーを得る」「パートナーと生きる」ということは、世の中の「結婚」という形式に自分を当てはめていくようなこととは、大きく違うのだと思います。世の中で一般的に言われる「結婚」という枠組みに、むりやり自分を当てはめようとする必要はないはずなのです。親や親族が「結婚しろ」「なぜ早く結婚して子供を持たないのだ」と急かすとき、彼らは「世間的な結婚の枠組み」のイメージしか、抱いていません。でも、その枠組みに自分をムリヤリ押し込むようなことは、おかしな話です。「自分」は、彼らのものではないからです。自分は自分のものだからです。もちろん、社会的責任を思って「結婚」に身を投じる人もいるかもしれません。それは、その人自身の価値観で、尊重されるべきです。ただ、それを他人に強要したり、その価値観が「善」で、他は悪であると主張したりすることは、間違っているはずです。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2020年12月25日更新)
2020年11月25日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニア、フットボールアワーの後藤輝基が11日、YouTubeチャンネル「ジュニア小籔フットのYouTube」に公開された動画に出演。他番組のロケに遭遇した経験を語った。「【車中トーク】YouTube社長から4人に届いた手紙とは!?【開封動画】」と題して公開された動画で、後藤は「あれどうします? 完全にプライベートで外出かけてて、向こうでロケをやっていると。その時にどんな感情になります?」と切り出した。後藤は1年ほど前に、ベビーカーを押していたところ、たまたまテレビ朝日系番組『じゅん散歩』の収録現場に遭遇したという。「そのまま通り過ぎるのもな、でも横に避けていくのも…ちっさい男やのうと。もし何かあったときには、スイッチ入れて『たまたまここ来たんですよ!』みたいなことを言われへんのかという葛藤で、ベビーカーの持つところをギュッと握りしめるみたいな(笑)。あそこで何かはかられてるような気がする」と述懐した。それを聞いてジュニアは、「中華街で『じゅん散歩や!』ってなって。以下同文やわ(笑)」と苦笑いし、「やっぱり向こうも面倒くさいと思うで。裏被ってないかとか、事務所通して電話せなアカンとかなるやん」と語った。さらにジュニアは「ハワイに行ったらさまぁ~ずさんがロケしてて、後輩も『さまぁ~ずさんロケしてますよ!』って背中グイグイ押してくるねんけど、『ちょっとやめとけお前…』って(笑)」と振り返った。そして後藤が「そのときって、俺が小さいみたいになることもあるじゃないですか。いかへんかったから。あれもうたまらんわ」と嘆くと、ジュニアは「でも、これ(『ジュニア小籔フットのYouTube』のロケ)やってるときは(芸能人を)絶対捕まえるけど。肩組んで『何してんねん!』って」と笑っていた。
2020年11月17日元『モーニング娘。』でタレントの後藤真希(ごとう・まき)さんが、2020年10月6日にインスタグラムを更新。大人っぽい秋のメイクとネイルを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 秋メイクに秋ネイル♡ 最近のメイクの中で1番テキトーに仕上げたものの、それぞれのパーツにそれなりにカラーをのせてるからパキッとした感がある…。 ネイルの仕上げはマットコーティングをしてあります。 艶が程よく消えていて良きでした♡ #秋ネイル #秋オレンジメイク #眉毛赤オレンジ #口元暗め赤オレンジ #マットネイル #チェックジャケット #目元ピンポイントラメ #10月9日なにやらギルドチャンネルで発表します #オウキチャンネルではNiziU踊ってみたよ #みてねー 後藤真希 (@goto_maki923)がシェアした投稿 - 2020年10月月6日午前3時45分PDT「最近のメイクの中で1番テキトーに仕上げた」といいつつも、その腕前はまさにプロ!オレンジブラウンのシャドウやリップを駆使し、大人かわいい秋メイクを完成させています。また、ネイルもくすんだグリーンや赤を使用したこだわりの仕上がりに。後藤真希さんのセンスのよさに脱帽です…。この投稿を見たファンは「いいオンナ感…」「見惚れてしまいました」と絶賛。「真似したい!」「ぜひ、やり方を教えてください!」といったリクエストの声も寄せています。・美が際立っている!・秋メイク、似合ってますね。ネイルも最高です。・相変わらずの美しさ!やり方を動画で解説してほしい…。後藤真希のインスタには美しすぎる写真が満載!後藤真希さんはインスタグラムに仕事のオフショットやプライベート感満載の写真を投稿しています。そして、アイドル時代から変わらぬスタイルや美貌に驚く人が続出!投稿があるたびに「美しい」と注目されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 撮影でした♡ スタッフの皆様に頂いたケーキと花束!!! 連日お祝いしていただけて幸せ者です…。 ありがとうございました。 #花束 #苺たっぷりbirthdayケーキ #唐突なポーズ #全身鏡みたら何故かこうなった #ナチュラルメイク #歳を重ねるとナチュラル傾向へ #888888!!!!!! #おめでとうのコメント数に目がまん丸 後藤真希 (@goto_maki923)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午前4時36分PDT この投稿をInstagramで見る 誕生日を迎えた今日♡ 35歳になりました! 沢山のメッセージをありがとうございました♡ そして、今日はAKB48のみなさんとの合同リハでした! 誕生日をお祝いしてくれました〜っっっ!! とっても豪華な誕生日でした! ありがとうございます♡ #誕生日 #AKB48の皆さん #35歳になっちまいました #私服じゃないよレッスン着 #現役アイドルに混ざってみた #ケーキが可愛い #テレ東音楽祭リハ 後藤真希 (@goto_maki923)がシェアした投稿 - 2020年 9月月23日午前4時48分PDT この投稿をInstagramで見る 寒がりだからかな?このくらいのニット? これニットだよね??? 私には丁度良い〜♪ #秋服 #秋コーデ #多分ニット #ニットじゃなきゃ何? #寒くなってきた #テレ東音楽祭に出演します #リールにもアップしたよ #みてね♡ 後藤真希 (@goto_maki923)がシェアした投稿 - 2020年 9月月17日午前4時42分PDT この投稿をInstagramで見る JEANASISの新しいボトムスが涼しくてgood♡!!!! 他にも新作getしたからまた今度♪ 髪の毛大分伸びてきたよ。頑張って伸ばしてます。 #jeanasis #新作アイテム #ニットパンツ @jeanasis_official 後藤真希 (@goto_maki923)がシェアした投稿 - 2020年 7月月20日午前2時22分PDT後藤真希ってどんな人?後藤真希さんは、1999年8月に行われた『モーニング娘。』のメンバー追加オーディションに合格し、芸能界デビュー。翌月にリリースされた大ヒットシングル『LOVEマシーン』ではセンターを務め、大型新人として注目を集めました。その後も『モーニング娘。』の中心メンバーとして活躍し、トップアイドルとしての地位を確立。2002年に『モーニング娘。』を卒業した後も、『ハロー!プロジェクト』のメンバーである松浦亜弥さんや藤本美貴さん、安倍なつみさんとともに歌手活動を続けています。同時に女優業も行い、映画『青春ばかちん料理塾』では主役に抜擢。大河ドラマ『義経』(NHK)にも出演するなどマルチに活躍していました。そんな中、2010年1月に母である時子さんが自宅の3階から転落し、死去。それからはほとんど活動できない日々が続き、2012年1月に正式に活動休止を発表しました。そして2014年6月に本格的に芸能界に復帰。同年に、3歳年下の一般男性と結婚し、翌年に女の子を出産しました。2017年には2人目の子供である男の子を出産し、現在は2児の母親として育児と仕事を両立しながら活動しています。後藤真希さんのさらなる活躍に注目ですね!後藤真希の夫との結婚生活と、弟の活動に驚き![文・構成/grape編集部]
2020年10月07日元モーニング娘。でタレントの後藤真希が9日、自身のインスタグラムでモー娘。時代の写真を公開し、話題を呼んでいる。後藤は「今日はLOVEマシーンでデビューした大切な日!懐かしい写真掘り出してみた!いつもありがとう!」と、自身のデビュー日であることを報告し、ファンに感謝。文章とともにモー娘。時代の写真を投稿した。この投稿に、ファンから「おめでとうございます!どの写真みても、あ!あの頃だ!ってすぐ分かっちゃいます笑」「私にとっての永遠のアイドルはごまきだけです!大好きです!おめでとうございます!」「真希ちゃんデビュー21周年おめでとうo(^▽^)oエモ過ぎる写真ばっかりで泣ける!」「かわいすぎる」など、多くのコメントが寄せられている。後藤は1999年の9月9日にデビューしてから、今年で21年目を迎える。2002年にモーニング娘。を卒業し、その後はソロで活動。現在34歳となった後藤は、アパレルのプロデュースや美容商材の広告など30代等身大のライフスタイルを提案し、活動を続けている。また、最近では自身のYouTubeチャンネル『ゴマキのギルド』にてゲーム実況動画を公開し、注目を集めている。
2020年09月10日お笑いトリオ・四千頭身の都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大、モデルの“ゆきぽよ”こと木村有希が16日、モンスト公式YouTubeチャンネルで行われた生配信イベント「おうちからLIVE配信!四千頭身の初降臨チャレンジ」に登場した。同イベントは、アニメ「モンスターストライク」シリーズの劇場版第三弾『モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け』の11月公開決定を記念して開催。モンスト初の完全リモートCMに出演する四千頭身が、ゲストにゆきぽよを迎え、リモートで期間限定クエストにチャレンジした。モンスト初心者のゆきぽよは、お笑い養成所時代からモンストユーザーだったという四千頭身から教えてもらいながらプレイ。4人はトークを繰り広げながらプレイを楽しみ、徐々にコツをつかんでいったゆきぽよも「すっごい楽しかった。またやりたい!」とすっかりハマっていた。3人の中で誰が一番教え方が上手だったか聞かれると、ゆきぽよは「都築くんの一言一言が一番わかりやすかった」と答え、都築は大喜び。また、3人の中で絶対付き合いたくない人を聞かれると、「後藤くん。怖い。人が変わったかと思った」とゲームに熱中し言葉遣いが荒くなっていた後藤を挙げ、後藤は「影響力あるやつが言うな。直すわ」と反省していた。
2020年06月17日前回 からのあらすじ(全6回)父親としての自覚を持って家族を支えるつもりだったのに、いつの間にか家に居場所がなくなったゆうすけは…ゆうすけとケンカしたせいで、ルイ起きちゃった…また、寝かしつけは最初からやり直しか…私は、赤ちゃんのお世話で自分がこんなに追い詰められると思ってませんでした…。自分のペースで食事や睡眠が取れないこと、赤ちゃんの命を守るプレッシャーにどんどん不安が膨らんでしまったこと、そして私が追い詰められているのに、ゆうすけは以前と変わってなく、なぜか気持ちがすれ違ってしまうこと…同じような思いをしている人は、たくさんいるようです。さらに、この時期に溝が深まり「夫なんて…いない方がまし」と諦めて、夫婦仲が冷え冷えと冷え切ってしまう夫婦も多いようです。出産後は「産後クライシス」という夫婦の危機が起こりやすい時期であることを知って欲しい…そして、夫婦でなぜすれ違ってしまうかを考えるキッカケになればと思います。 「夫婦の危機」連載 過去記事を見る休日遊びに出かける夫にモヤモヤ…私は24時間休めないのに…/産後クライシス(1)作画: tomekko
2020年05月25日俳優のムロツヨシとお笑いトリオ・四千頭身の後藤拓実が23日、インスタライブでコラボレーションした。これは、22日の日本テレビ系バラエティ番組『有吉の壁』(毎週水曜19:00~)で放送された「なりきりの壁を越えろ!スターの自宅公開選手権」で、後藤が、ムロが毎朝やっているインスタライブの様子をパロディしたことがきっかけで実現したもの。後藤は、実はムロがサラサラのロン毛で、ホクロもメイクだったという設定を披露しており、第一声「すいません! 怒ってますか?」と登場。これに対し、「ゲラゲラ笑いながら見てた。バカだなあって(笑)」というムロが「ものまねをしてもらうのはうれしいですよ。ムロツヨシが朝のインスタライブをしてるのを世間はそんな知らないのに、よくそこをピックアップしたな」と驚くと、後藤は「知ってほしかったんです。毎朝元気を届けてくれているので」と淡々と説明した。ライブ視聴の人数が前日の倍という4.5万人に達する中、ムロは、後藤の肌の色が、背景にあるカーテンの色と同じであることを発見。さらに、マットも同じ色だということに爆笑し続け、完全にハマってしまった。それを受け、後藤が「まさかこんな回になると思わなかったです。ものまねさせていただいたことを主に話すと思ったら、朝からカーテンの紹介をするとは…。ネット通販じゃないですか」と困惑すると、ムロは「たぶん売り切れるわ、そのカーテン(笑)」と笑いが止まらない。さらに、後藤とのコラボが終わっても、思い出し笑いしながら、「どうか後藤の肌色のカーテンを思い出して、今日も楽しい1日をお過ごしください(笑)」と呼びかけていた。
2020年04月23日後藤真希が美容についてぶっちゃける2020年4月15日、後藤真希は「YouTubeチャンネル開設しました~!」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。美容(ライフスタイル)のYouTubeチャンネル『ゴマキとオウキ』と、ゲーム実況をメインにしたYouTubeチャンネル『ゴマキのギルド』の2つを開設したことを報告した。『ゴマキとオウキ』では、後藤真希が好きなことや興味があることをメインに発信。美容やネイルなどについてアップしていく。第1回は普段使っているコスメについて詳しく紹介している。後藤真希は、外出が難しい状況の中で、家で過ごす時間が楽しくなったり、息抜きになったりしたら嬉しいとしている。ママになっても美しい後藤真希後藤真希は1985年9月23日生まれ、東京都江戸川区出身。1999年にモーニング娘。3期メンバーとしてデビュー。現在はavex managementに所属し、美容誌・ファッション誌を中心に活躍している。2015年に第1子、2017年に第2子を出産。ブログ、インスタグラムなどを通じて、等身大のライフスタイルを積極的に提案している。インスタグラムのフォロワー数は55万人を超えている。(画像は後藤真希オフィシャルブログより)【参考】※後藤真希オフィシャルブログ※後藤真希オフィシャルインスタグラム※avex management
2020年04月20日元モーニング娘。でタレントの後藤真希が17日、自身のツイッターとインスタグラムを更新し、シンガーソングライターのピコ太郎が発表した“手洗いソング”「PPAP-2020-」のカバーを披露。久々のダンス姿に「可愛い」という声が続出している。後藤は「ピコ太郎さんのPPAP-2020-を踊ってみました」とコメントを添えて、笑顔で踊っている動画を公開。「#ピコ太郎さんとコラボ」「#ppap2020」「#踊ってみた」「#手洗いダンス」「#手洗いうがい」とハッシュタグを付けた。後藤の久々のダンス姿に、ファンから「美しい!」「可愛すぎる~~!!!」「めちゃくちゃ可愛いです」「ごっちん超可愛い」「久しぶりにダンスしてる姿が見れて嬉しかったです」などと歓喜の声が上がっている。後藤は先日、YouTubeチャンネルを2つ同時に開設し、こちらも話題に。それぞれの動画内で、「とても大変な時期で、おうちで作業される方が多いと思いますが、私のYouTubeチャンネルが少しでも皆様の楽しい時間に繋がればいいなと思っています」と語っている。
2020年04月17日元モーニング娘。でタレントの後藤真希がこのたび、2つのYouTubeチャンネルを開設した。一つは、ゲーム実況をメインとしたゲームチャンネル「ゴマキのギルド」、もう一つは、自身のライフスタイル(コスメ、スキンケア、ネイル等)を紹介するライフスタイルチャンネル「ゴマキとオウキ」。サブチャンネルではなく、2つともメインチャンネルとして展開していくという。後藤は、YouTubeチャンネル開設について「好きなことや興味のあることをメインとしYouTubeチャンネルを立ち上げました」「とても大変な時期で、おうちで作業される方が多いと思いますが、私のYouTubeチャンネルが少しでも皆様の楽しい時間につながればいいなと思っています」と、それぞれの動画内でコメントしている。ゲーム実況チャンネルの初投稿動画は、『モンスターハンター:ワールド』の実況動画。後藤といえば、芸能界のモンハン女王と呼ばれるほどの腕前で、総プレイ時間は88,000時間を超えると言われ、同タイトルの別シリーズではCMに起用されるなど、ゴマキのモンハン好きは周知の事実。動画では、自撮りで家電量販店で購入したゲームソフトを紹介したり、ゲーム実況の準備をする様子など、プライベート感満載な姿が垣間見られる。ライフスタイルチャンネルでは、日頃から肌の状態に合わせたさまざまなスキンケアを試し、美容(成分)にとても詳しいということで、初回は普段使用しているコスメを紹介する内容に。プチプラコスメも使用しており、視聴者も真似しやすい、取り入れやすい内容になっている。
2020年04月15日川下大洋・三上市朗・後藤ひろひとが大阪で活動してきたユニット「大田王」が、東京では初となる公演「TOKYO大田王 2020~THAT’S GOING TOO FAR ~」を、4月2日(水)から赤坂レッドシアターにて上演する。川下、三上、後藤に話を聞いた。【チケット情報はこちら】三上が「僕らは元々、イギリスのコメディグループ『モンティ・パイソン』とか、アメリカのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で育ってきた世代で。僕自身、今でも海外のコメディアンに憧れているところがあるのですが、そういうことをやりたくて始めたユニットです」という「大田王」。’96年に川下大洋と三上市朗が「田王」として活動スタートし、翌年、後藤ひろひとも加わったコントオムニバス公演のユニットだ。川下が「コントと言ってもあくまで演劇の一貫。その中でパワーのある笑いが生まれます。これだけ舞台で遊べるんだ、というものを観ていただけると思いますよ」と話すように、所謂お笑い芸人のコントとは違う笑いが生み出される公演だ。後藤が「『大田王やるよ』って言われると毎回ちょっとうんざりするんだけど(笑)、会っちゃうと楽しくてしょうがないんだよな」と笑う3人は、もう30年ほどの付き合い。作品づくりは3人全員でやるといい、「本番2週間前に集まって、『さあ、なにしよう』というところから始めます。それぞれが台本も書くし、演出もします」(後藤)。モチーフになるのは、『スター・トレック』や『スター・ウォーズ』など誰もが知る映画作品。その作品選びの基準は三上で、「三上の『あのコスプレをしたい』がスタートです(笑)。熱意がすごいんですよ」(川下)。今回のモチーフは『男はつらいよ』だが、それも三上が「寅さんの恰好ってできそうでしないじゃないですか」と熱く語る。劇場で観る三上からはちょっとイメージできない姿だ。長く大阪での上演にこだわってきたが、東京での公演を望む熱い声も多く、今回の上演に至った。初めての東京公演だが「どれだけ期待してもらっても、それより上のものをお見せします!」(後藤)とキッパリ。ちなみに「僕らは汚い笑いの取り方はしないですよ」(三上)と、カッコいい大人たちの掌で転がされる、楽しい時間になりそうだ。三人に加え石丸謙二郎(青年座)、多田野曜平(テアトル・エコー)、久保田浩(遊気舎)ら個性豊かな面々が集い、「早めに来ていただくと、楽しいことが待っているかもしれません」(川下)という本作は、4月2日(水)から5日(日)まで東京・赤坂レッドシアターにて上演。取材・文:中川實穗
2020年03月13日