スターフェスティバルとヤフーは11月10日、弁当の売り上げの一部が東北復興支援への寄付になる店舗「三陸ごちそう玉手箱~復興デパートメント~」をオープン。東北3県のこだわり食材「金華サバ」「会津地鶏」「岩中豚」などを使用した弁当5種の販売を開始した。○東北のこだわり食材を使った弁当5種「三陸の隠れた旨いを詰め込んだ玉手箱二段」(1,700円)は、石巻のブランド魚・金華サバを脂ののり切った身がとろけるような味噌煮をメインに、会津地鶏のささみのトマト煮と秘伝の燻製モツなどを入れた。「仙台黒毛和牛牛めしVS岩手県産岩中豚の塩カルビ重」(1,470円)は、「仙台黒毛和牛」をのせた特製牛めしと、塩だれで「岩手県産岩中豚」の脂の甘みをジューシーに引き出したカルビ重がダブルで楽しめる。「三陸産イラコ穴子ちらし寿司弁当」(1,000円)は、高級魚に例え"沖はも"とも称される「イラコ穴子」に独自開発の火入れ法を行い、江戸時代から続く専門店特製のたれをからめて仕上げた。「石巻産炙り金華〆サバめし」(1,350円)は、金華サバを特製の酢でまろやかに〆たのち、さらに香ばしく炙って仕上げた。「会津地鶏の鶏づくしわっぱめし」(1,100円)は、会津地鶏のささみ、手羽先、鶏そぼろをあわせた。弁当の配達は、最速で11月13日。配達対象地域は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県(離島など一部エリアを除く)。○売り上げの一部は復興支援金にスターフェスティバルが運営する弁当宅配&ケータリングの総合モール「ごちクル」とヤフー運営の東北復興支援を目的としたECモール「復興デパートメント」では、2012年7月から売り上げの一部が寄付になる「石巻爆速復興弁当」の販売をスタート。これまでに136万9,650円(10月末現在)の寄付金を集めた。まもなく震災から丸5年を迎えるにあたり、東日本大震災の記憶を忘れることなく、これからも支援を継続していきたいという決意からリニューアルにいたったという。今回発売する弁当は、石巻だけでなくもっと広い地域の「おいしい」を知り、食べてもらいたいという思いから、岩手・宮城・福島3県のこだわり食材をふんだんに使用。ごちクルと復興デパートメントが共同開発した。食材は東北の生産者から適正価格で仕入れており、弁当を食べることで東北の生産者の生活を支えることにつながるだけでなく、弁当の売り上げの一部(1%)は東日本大震災の復興支援のために活動する団体への寄付金になるとのこと。※価格は配達料・税別。
2015年11月10日ワンアジア 2015 実行委員会(実行委員長:青柳陽一郎)は12日と13日の2日間、復興支援とアジアフードのイベント「ONEASIA 2015 がんばろう 東北復興フェス×アジアフードの歩き方 with 地球の歩き方」を「代々木公園イベント広場」で開催する。同委員会は、震災から4年が過ぎてもいまだ復興の途上にある東北被災地を支援するため、5月に二子玉川で「トウホクトモニプロジェクト復興祭2020」を開催した。今回は会場を代々木公園に移し、被災地物産展や交流イベントを加えた。また、アジア各国からも多数の復興支援があったことを国内でも伝えていくために、アジアフードフェスティバルを同時開催するという。「がんばろう 東北フェスタ」には石巻市、大船渡市をはじめ、東北地方の物産展が出店する。また、東北復興支援に賛同したアーティストによるステージも開催される。「アジアとの関係」をキーワードに、ベトナムや中国・インドネシアで公演実績のあるサンプラザ中野くんをはじめ、メガネっ子アイドルの時東ぁみはベトナム語で歌う楽曲も披露する予定。「アジアフードの歩き方」には中国・東南アジア・インドなど、幅広いアジア地域の食が集結。また、会場では留学生による運営ブースが設置され、留学生の目を通した日本を紹介する。各国の留学生が「復興へのメッセージ」「将来の夢」「日本の好きな部分」などをそれぞれの国の言語や日本語で伝える。ブースにはボードが設置されており、来場者からのメッセージを募る。さらに会場横の野外ステージでは北京国立中国戯曲学院より歌舞団が来日し、中国の伝統的芸能を披露する。中国戯曲学院は演劇教育の最高学府の1つで、中国唯一の高級演劇芸術の人材育成大学であり、全国各地で活躍するスペシャルメンバーが勢ぞろいするとのこと。普段、日本国内では見ることができないスペシャルコンテンツが、中国大使館と中国国家観光局の協力により披露されるという。上演される予定の中国南西部の「四川劇変面」と「太極拳演武」はその表現力と中国独特の文化を取り入れた演目。四川劇変面は顔に着けたマスクを一瞬のうちに次々と変えていき、怒りや喜びなどの喜怒哀楽を表現。太極拳演武は通常太極拳とは異なり、スピード感あふれる演技だという。一回約30分のステージを両日とも1日三回公演する予定。両イベントを合わせ、出店数は全部で約60ブースを想定している。今回は会場での通訳や運営においても留学生の力を借りて実施されており、"ワンアジア"の名前の通り、アジア全体の人々によって成立するイベントになっているとのこと。開催時間は両日とも10時~19時で、会場は渋谷区の「代々木公園」内イベント広場。後援は復興庁、外務省、東京都、大船渡市、国際機関日本アセアンセンター、一般社団法人東京和僑会の予定で、ダイヤモンド・ビッグ社の「地球の歩き方」が協力している。
2015年09月04日日本俳優連合(日俳連)がチャリティイベント「日本俳優連合チャリティー・イベント2015 "東日本大震災復興支援 俳優・声優文化祭で復興支援 今年もやるよ☆大集合!"」の記者会見を7月31日、東京・芸能花伝舎にて行い、声優の島田敏、山寺宏一、平野文、田中真弓、水落幸子が出席した。同イベントは、東日本大震災復興支援を目的に日俳連が毎年行っているチャリティイベントで、今回で4回目を迎える。今年は10月11日、東京・西新宿の小学校跡地を利用した「芸能花伝舎」にて開催される。イベントの特徴は、準備・運営・当日のイベント等をすべて日俳連所属の俳優・声優が行うこと。実行委員長の島田敏によれば、今回のイベントは「買って食べて遊んで楽しんで」がコンセプト。イベント当日は山寺宏一、山口勝平、井上和彦、内田直哉、生天目仁美、松本梨香、山口由里子、飯塚昭三、井上喜久子、田中敦子ら人気声優が多数参加。サイン会&ミニオークション、岩手・宮城・福島の物産品販売、ステージイベント、バザー、手芸教室やカフェ、講座などが行われ、その全てを日俳連の俳優・声優が参加運営する。しおがま文化大使でもある山寺は「いろいろなイベントに参加してきましたが、このイベントはどことも違う本当に手作りのイベントなんです。業者さんは一切入っていません! 実行委員長を中心に高山みなみさんをはじめとした役者さんたちが事務的なことも全て担当しているんです。支援のためのお金を集めることも大切ですが、東北の皆さんに忘れてないよ、という気持ちを届けることも大事だと思います。まずはたくさんの人に来て頂いて、楽しんでもらえたらと思います」とイベントをアピールした。平野は「また一年たって東日本大震災の復興イベントを手作りで届けられるのがうれしいと思います。我々にとってもなかなか仕事場でもお目にかかれないレジェンド声優にお会いできる楽しみな機会でもあるんです。去年参加して、物産展の品揃えの豊かさに驚いたんですが、セレクトしているのが高山みなみちゃんだと聞いてびっくりしました。私は食いしん坊なので(物産販売に)どんな東北のものが出てくるか楽しみにしています」と語った。高山は、PRビデオの編集といった本当に細かい作業にも携わっているという。田中は「以前大槌町に行ったことがあるんですが、『お前たちは俺の仲間だ!』とか言うと子供たちがすごく喜んでくれて、アニメーションの力を感じます。チャリティオークションなどもありますので、私も私ができることをこつこつやって参りたいと思います」と語っていた。会見では当日販売予定の石巻カレーや、東松島の主婦が制作する靴下で制作した人形「おのくん」などもお披露目。昨年までの物産展や屋台にまつわる思い出として、島田は「以前「おらが丼」を出品して頂いた際、いろいろな店を楽しんでほしいからハーフで出そうと提案してくれた復興食堂さんはこのところ休業していたのですが、用地を見つけて再開に向けて動き出したそうです」とうれしそうに語っていた。水落によれば、昨年はサイン会の出番が終わった声優がそのまま物産展で売り子を買って出たりする光景も見られたとのこと。田中は「私は乾物担当でした!」と、乾物コーナーで売り子を担当した体験を語り、「わかめや海産物、ちりめんがすごくおいしかった。ふりかけがおいしくてしばらく朝晩朝晩食べて助かりました」とコミカルに語って会場を和ませた。平野は物産展で「赤べこ」ならぬ「青べこ」を販売したことを紹介し、「赤べこは家を守るものなんですが、東北は一度津波で全てを失いました。それでも海は必要なんだ、もう一度海と共に生きようという想いを込めたのが青べこなんです」と商品に込められた想いを語っていた。そして山寺は、「昨年のイベント当日は司会に専念してたんですが、私も宮城出身なので(池袋の)宮城ふるさとプラザには良く行って、牛タンカレーなんかをしょっちゅう食べるんですが、「石巻カレー」は僕もたべたことがないので、ぜひ当日は食べたいと思います」と期待を寄せていた。声優たちの手作りの文化祭的な「東日本大震災復興支援チャリティイベント」に参加するためには、往復はがきでの申し込みが必要で、締切は8月31日必着。当選者にのみ入場券がわりの返信はがきが届き、落選の場合は返信はがきは換金後、義援金に加えられる。イベントの詳細や応募の方法については、「日本俳優連合 チャリティー・イベント 東日本大震災復興支援2015」公式サイトまで。
2015年08月04日パーク ハイアット 東京が9月から11月まで、秋の豊かな実りを堪能できる特別メニューを提供する。40階の懐石・会席料理の「梢」では、復興への願いを込めたスペシャルプログラム「東北ヒーローズ」を展開する。13年の初回には、岩手県、宮城県、福島県のメニューを提供した同プログラム。今回はその続編として、月替わりで秋田県、山形県、青森県の食材を用いたメニュー(昼 4,700円、夜 9,700円)を用意。期間は、秋田県が9月5日から9月30日まで、山形県が10月6日から11月3日まで、青森県が11月5日から30日まで。11月29日には3県の生産者を迎えた一夜限りのスペシャルディナーも開催する予定だ。1階の「デリカテッセン」では9月21日から10月12日まで、鴨コンフィ、舞茸、南瓜などの秋ならではの食材をたっぷりと使ったキッシュ(1ピース 税込700円、ホール 税込4,200円)に加え、南瓜と茸のスープ(税込650円)が提供される。また、41階の「ピーク ラウンジ」では10月14日から27日まで、旬の食材を盛り込んだワンプレートランチのオータムバージョン(1,800円)を平日限定で展開。鴨肉のロースト、またはサーモンのポワレをメインに、彩り鮮やかなミネストローネ、みずみずしいラディッキョのサラダなど秋野菜をふんだんに使用したメニューが添えられている。41階のオールデイダイニング「ジランドール」では10月15日から25日まで、土着品種の葡萄にこだわり、伝統的な製法で卓越したワインを生み出すイタリア・ピエモンテ州の「エルヴィオ・コーニョ」のワインと、ワインに合うイタリアンコースディナー(グラスワイン3杯付き/1万5,000円)を提供。初日には「エルヴィオ・コーニョ」のオーナーであり、ワインメーカーも務めるヴァルテール・フィッソーレを招き、20名限定のディナーイベントも開催する。52階の「ニューヨーク グリル」では10月19日から25日まで、ニューヨークのレストラン「バルヴァネッラ(BALVANERA)」のオーナーシェフのフェルナンド ナヴァス(Fernando Navas)を招き、スペシャルなディナーコース(2万1,000円)を用意する。フェルナンド ナヴァスは、6,000人の応募者から選ばれたシェフ50名のひとりとして勤務したスペインの「エルブリ(elBulli)」などで経験を積み、14年に「バルヴァネッラ」をオープン。母国であるアルゼンチンの伝統料理をベースに、スペインやアメリカで培われたスタイリッシュなエッセンスをプラスし、素材の持ち味を生かしたオリジナリティー溢れるメニューを展開している。
2015年07月31日KDDIは5月22日、同社本社ビルのある東京都千代田区の飯田橋で「KDDI復興支援マルシェ」を開催した。東日本大震災の復興支援として開催しており、今回が3回目の取り組み。今回は、本社ビル一帯の街区「アイガーデンエア」のホテルエドモントやダイワハウス、大塚商会と共に2008年より開催している、「アイアイフェスタ」と同時にマルシェを催した。KDDIでは、復興支援として以前より東北の企業や自治体、組合を支援。今回も継続的に支援している岩手県大槌町の「大槌湾ほたて養殖組合」がマルシェに出店し、被災地の知名度向上や販売網の拡大に寄与している。今回のマルシェには、復興庁大臣の竹下 亘氏が来場。KDDIの代表取締役会長 小野寺 正氏と共に復興支援となる市場の視察を行っていた。冒頭に挨拶を行った竹下氏は、依然として復興が完全に終わっていない東北の現状を来場者に話した。「未だに被災地の多くは、家が建ったり商店街も復活していません。津波で流されたところは、高台に住宅地を作って家を建てている最中です。また、被災地の悩みとして"風評被害"もある。問題がないにもかかわらず、東北の被災地というだけで食べ物を使ってもらえない。また、福島県の会津地方では、修学旅行が以前の半分以下にまで減少した。会津地方は100km以上離れて何も影響がないにもかかわらず、こうした状況でまだまだ苦しんでいる」(竹下氏)ただ、大臣によると東北も前を向いて進んでいるようだ。「必ず復活するぞと、日本の底力を見せてやるぞと、東北も自立に向かって歩みを始めている。そうした中で、今回も復興フェアとして、こうした企業のご支援をいただき感謝している。本当は復興大臣政務官として小泉(進次郎)くんがいるので、彼が来られれば今いる20倍の人が来て貢献できたかもしれないが(笑)。復興期間を10年とする中で、来年から後半の10年になる。前半は復興だけだったが、後半は復興創生期間として位置づけている。これは、復興にプラスして地方創生を行い、地方から世界に発信していくという目的のものだ」(竹下氏)その後に行われた囲み取材で、KDDIの小野寺氏も同様に復興支援を企業として支援する必要性を語りつつ、「企業として、支援は必ずやらなくてはならないこと。ICTを活用して新しい産業を生み出していかなくてはならない」とした。先に触れた「大槌湾ほたて養殖組合」は、その新しいアイデアによる支援の一つを実践しており、組合がこれまでFAXと電話でしか受け付けていなかった販売チャネルをWebに拡大。KDDIが持つWebページ開設などのソリューション提供や、これまでスマートデバイスを利用してこなかった漁業関係者に利用してもらえるようなICT教育も行っている。KDDIでは、こうした取り組みを通して単純な復興支援だけでなく、東北の人々による自立的な復興の側面サポートを今後も続けていくという。
2015年05月22日新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)で、ラーメンを通した復興支援企画「気仙沼 かもめ食堂復活プロジェクト」として出店していた「かもめ食堂」が、地元凱旋オープンに向け4月5日に卒業することが決定。門出を祝い、気仙沼の魅力を発信する「気仙沼の笑顔ウィーク」が3月6日よりスタートした。2012年2月2日にスタートした「気仙沼 かもめ食堂復活プロジェクト」は、東日本大震災の津波によって店舗跡地が全壊した宮城・気仙沼のシンボル的な老舗食堂「かもめ食堂」を復活させるというプロジェクト。被災地である気仙沼にすぐに復活させることが難しい状況の中、3年間限定でラーメン博物館に復活出店し、首都圏から気仙沼の魅力を発信してきた。そしてついに、4月5日に「かもめ食堂」がラーメン博物館を卒業することが決定。今年7月をめどに気仙沼に帰郷して現地でオープンする。ラーメン博物館では、「かもめ食堂」の門出を祝って、3月6日から4月5日まで「気仙沼の笑顔ウィーク」を開催。館内に「気仙沼酒場」が誕生し、特別展示「気仙沼の笑顔」、「気仙沼物産コーナー」を実施している。「気仙沼酒場」は地下2階の広場にオープン(平日17:00~22:00、休日12:00~22:00※時間変更の場合あり)。気仙沼の名物料理や名酒を、昭和の街並みの中で味わうことができる。また、1階展示ギャラリーの特別展示「気仙沼の笑顔」では、復興に向けて笑顔で頑張る"人"にスポットをあてて、気仙沼の過去、現在、未来を紹介する。さらに、1階ミュージアムショップ内に「気仙沼物産コーナー」を設け、気仙沼で作られた物産を販売している。なお、地下2階の「かもめ食堂」では、地元へ帰郷する際に提供する新メニュー「さんまラーメン醤油味」(900円)が登場。香油に気仙沼産のさんまを使用し、気仙沼産のさんまを使ったつみれ、気仙沼のふのりをトッピングした、一杯で気仙沼を表現したメニューとなっている。
2015年03月08日ラルフ ローレン(Ralph Lauren)は東日本大震災の復興支援として、昨年と同様に3月11日における表参道店の売上金のうち10%を寄付する。ブランドでは今年2月にも「桜リッキーバッグ」を販売し、その売り上げは復興支援のために寄付された。今回の寄付金もNPO法人の「さくら並木ネットワーク」を通じて、被災地での桜の植樹やメンテナンスに利用される。当日は表参道店のエントランスに桜のディスプレイが行われる予定。一足早い春の訪れを楽しみながら、被災地へとお見舞いの心を送りたい。
2015年03月06日三越伊勢丹ホールディングスが、11年3月11日の東日本大震災から4年目を迎えるにあたり、昨年に引き続いて東日本復興支援チャリティキャンペーンを実施する。今年で2回目の開催になる同キャンペーンは、「どんぐりバッヂ」(300円)を発売し、その収益金を「瓦礫を活かす 森の長城プロジェクト」に寄付するというもの。「どんぐりバッヂ」は宮城県南三陸町の震災被害木を使用し、すべて南三陸町の地元の人々の手によって加工される。昨年は計4万3,496個を売り上げ、695万9,360円の寄付金が集められた。今年用意したバッヂは、絵本作家の仁科幸子による“笑顔”をデザインした3種類。販売員1人1人の笑顔がグループの枠を超えて、人と人との絆を結び、その輪を広げていきたいとの思いが込められた。なお、「瓦礫を活かす 森の長城プロジェクト」では、震災で大量に発生した瓦礫や津波堆積土などを利用して海岸線に盛土を造成。その上に、東北の森で拾ったシイ・タブ・カシ類のどんぐりから育てた苗を植えることで、次にくる津波から「いのちを守る森の防潮堤」を築いている。13年度からは、同グループの販売員が三越伊勢丹グループの代表として植樹などの本プロジェクト活動に参加した。取り扱い店舗は、三越日本橋本店、銀座店、千葉店、恵比寿店、多摩センター店、札幌店、仙台店、新潟店、名古屋栄店、名古屋星ヶ丘店、広島店、高松店、松山店、福岡店、伊勢丹新宿本店、立川店、松戸店、浦和店、相模原店、府中店、新潟店、静岡店、丸井今井札幌本店、函館店、岩田屋本店、久留米店、ジェイアール京都伊勢丹、JR大阪三越伊勢丹など全国の三越伊勢丹グループ百貨店計28店舗をはじめとした全85店舗。
2015年03月03日キヤノンは、「復興支援フォトコンテスト」を開催することを発表した。東日本大震災の復興支援活動の一環として開催するフォトコンテストだ。応募期間は2015年3月11日から2015年5月11日まで。キヤノンが、東日本大震災の発生した2011年より行っている復興支援活動の一環。このフォトコンテストは2014年から開催され、今回が2回目。写真とメッセージの募集を行い、応募作品から、最優秀賞1名、優秀賞2名、希望・元気賞6名の計9名を選出する。最優秀賞受賞者には、キヤノンのカメラが授与される。また応募1件につき100円が、復興支援活動を行っている認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンに寄付される。募集テーマは「東日本大震災の復興に向けて、被災地での希望・元気をあらわす写真」、「東日本大震災の復興に向けて、被災地での希望・元気を届ける写真」。サブテーマとして「人物」、「自然」(花・空・風景など)、「その他」(復興の様子など)が設定されている。結果は6月に「復興支援フォトコンテスト」Webページにて発表される。詳しくは、「復興支援フォトコンテスト」Webページ(3月11日10時公開開始予定)を参照のこと。
2015年02月20日東北復興支援として、デザイナー・芦田多恵が南三陸の縫製技術者とコラボレーションして生み出すアイテム「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」にバレンタイン、ホワイトデーに最適な新作「メッセージベア」が加わった。メッセージベアはテディベアタイプ。デニムに刺繍が施されたエレガントな男の子とヘッドアクセサリーと首飾りがアクセントの女の子の2 種類が登場。いずれもハート型のポケットにメッセージカードが入る。価格は1万6,000円。ブティック アシダ 代官山本店、ブティック アシダ 銀座、ブティック アシダ 御堂筋、三越日本橋本店タエ アシダコーナーにて販売中。3月12日から18日まで東急百貨店渋谷本店3階にポップアップショップがオープンする。ミナ・タン チャームは被災地の手作り品ではなく、イタリア製テキスタイルや付属品を用いた被災地からの“高品質な商品”を追求。売り上げから販売経費を除いた金額が製作に携わった人達に支払われる。
2015年02月11日伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越で、アートを通じて東日本の復興を支援するプログラム「KISS THE HEART」を開催している(チャリティー募集期間は2月17日18時まで)。三越伊勢丹グループが主催する同プロジェクトは、国内外で活躍するアーティストの作品を上記各店ショーウインドーで発表し、展示終了後にインターネットを通じてチャリティーオークションを行う社会貢献事業として2012年にスタートした。チャリティーオークションの収益金は、東日本大震災被災地の子供達を支援する活動として、姉妹校である東北芸術工科大学と京都造形芸術大学が教育支援を行うプロジェクト「こども芸術の家」に消費税を除く全額が寄付される。2015年より新たな企業メッセージ「this is japan.」を掲げる同社。今回3回目となる同プロジェクトのテーマは誕生から400年を迎える日本の伝統美術・琳派に着目し、「LOVELY RIMPA」とした。プロデューサー後藤繁雄がキュレーションした9名のアーティストの「扇面アート作品」が各店のショーウインドーを彩る。伊勢丹新宿店では、現代美術家の名和晃平、フォトグラファーの鈴木親、デザイナーの仲條正義、画家・絵本作家のミロコマチコ、フォトアーティストの赤石隆明。日本橋三越本店では、ファッションデザイナーでITSジュエリー部門グランプリ・スワロフスキー賞の受賞も記憶に新しい中里周子、ガーデンデザイナーの吉谷桂子。銀座三越では、現代美術家の鬼頭健吾、椿昇がそれぞれ参加している。アート作品の展示期間は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店が2月16日、銀座三越は2月15日まで。展示会終了後に行われるオークションの応募受付は、「KISS THE HEART」特設サイト()にて2月17日18時まで随時行っている。販売価格は3万円。
2015年01月30日デザイナー・芦田多恵は、宮城県南三陸町の復興支援の一環として、南三陸の仮設住宅に入居する縫製技術者とコラボレーションし、マスコット付きキーホルダー「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」を12月10日から、伊勢丹新宿店と日本橋三越本店で販売する。今回で2度目の販売となるミナ・タン チャームは、ウマのキーラ(1万5,000円)、ペガサスのリア(1万8,000円)、ネコのミナ(1万5,000円)、キリンのサン(1万3,000円)、イヌのリック(1万4,000円)に加え、初登場のヒツジのエリザベス(1万5,000円)、ジョージ(マフラー付き/1万4,000円)、セーラ(1万2,000円)の合計6種類が全てハンドメイドで販売される。伊勢丹新宿では、伊勢丹のタータン柄(マクミランイセタン)のオリジナルのパッケージに入り販売される。このチャーム販売を通じた復興プロジェクトは、2013年7月、南三陸町の長期的な復興支援を目的として、株式会社ジュン アシダが“Support Tohoku Eternal Project(S.T.E.P)”を発足。同社は芦田多恵によるデザイン及び技術指導、商品を制作する工程で生まれる高級輸入生地の残布や半端なパーツを提供し、プロジェクトをサポートする。チャームの売上金額から販売経費を除く金額が、工賃として縫製技術者に支払われるという。ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)の“MINA”は南三陸、“TAN”は「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」ブランドの「TA」に由来するほか、千利休の孫である「宗旦(そうたん)」の“TAN”でもあるという。この宗旦には逸話が残されている。ある寺の住職が庭に咲いた一輪の白玉椿を宗旦に見せようと思い小僧に届けさせるが、小僧は途中で転び、せっかくの花びらは飛び散ってしまった。しかし、宗旦は花を失った枝や花びらを生かし、花のない枝を茶室の床の間に生け、花びらを巻き散らすことで、茶室には宗旦特有の風情が生み出されたという。このように、同復興プロジェクトには、「いっときは美しく栄えていたものが価値を失ってしまっても、人のまごころを吹き込むことでふたたび輝きを取り戻させ、かかわるすべてのものを生かすことができる」という想いがある。洋服の生地やパーツとして価値のあったものが、洋服を制作した結果として残布や半端なパーツになってしまっても、今ふたたび“ミナ・タン チャーム”として生まれ変わってほしいという願いが込められているという。このミナ・タン チャームは、伊勢丹新宿店では本館4階「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」ショップ横(12月25日まで)、日本橋三越では本館3階ライトウェル(12月16日まで)で販売される。
2014年12月09日LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ(LVMHグループ)は7月2日、東日本大震災の被災者と復興支援の一環として福島県相馬市に「LVMH 子どもアート・メゾン」(福島県相馬市中村2-2-15)をオープンした。被災した子供達の心のケア、学力向上、情操教育と芸術活動の拠点となる場所の提供を企図。施設は相馬市によって運営され、NPO法人相馬フォロアーチームによる心のケア活動や、施設内に所蔵された絵本や書籍の読み聞かせなどを実施する。木造2階建ての施設はドーナツ状で、壁面を利用した菜園や自然と触れ合える中庭を備える。2日のオープニングセレモニーには、施設の設計を手掛けた建築家の坂茂(ばん・しげる)らが参加。市教育委員と音楽プログラムを開始した、一般社団法人エル・システマジャパンによる相馬子どもオーケストラが演奏を披露した。坂は、紙を建築資材に用いて仮設施設を造る復興支援を世界各地で行っている。東日本大震災では女川町に仮設住宅や集会所を設営した。LVMHグループは、岩手県山田町「田の浜地区コミュニティーセンター」再建、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」による宮城県気仙沼の復興と「森は海の恋人運動」支援を行っており、今回のLVMH子どもアート・メゾン建設により特に被害が大きかった東北3県の支援プロジェクトが実現した。
2014年07月04日「ANGIE的復興支援」の第2回目は、新緑の中、神々しい雰囲気で“龍笛(りゅうてき・おうてき)”を奏でる山下進さんをご紹介します。“龍笛”とは、平安時代から伝わる日本の宮廷音楽「雅楽」で使われる管楽器です。雅楽には3つの管楽器があり、東儀秀樹氏が専門に演奏しているのは篳篥(ひちりき)です。“演奏家山下進”の誕生 ~ 龍笛との出逢い ~20代の頃はハードロックのバンドを組んでいたという、やんちゃな一面もある山下さん。勤めていた会社で新規事業部に抜擢され、張り切っていました。多くの仕事を抱え、時間に追われる日々が続き、あまりの忙しさに、ストレス発散のバンド活動もできなくなっていきました。次第に、体の疲れは心にまで影響し、自律神経失調症やパニック障害になってしまったのです。そんなとき、東儀氏のCDを聴き、笛の音に助けられました。宮城県雄勝町(現 石巻市)出身の山下さんは、室町時代から伝わる「胴ばやし獅子舞」で、子どもの頃から太鼓や篠笛(しのぶえ)を演奏してきました。篠笛と龍笛は同じ横笛。自分にも吹けるかもしれないと、始めてみたのです。龍笛が体調不良を治してくれた!?雅楽の譜面は縦書きで、カタカナです。演奏は長くて10分。精神統一し、ゆっくりと、細く長い呼吸法で練習していたら、体調不良が治ったというのです!無気力になりがちなときに、「あえて、新しいことを始めたのがよかった」と話す山下さん。雅楽というと、ちょっと敷居が高いイメージがあり、山下さんがボランティアに行っても、聴き手が緊張してしまうそうです。そのため、まずは、みんなが知っている童謡や美空ひばりさんの曲を演奏します。馴染みのある曲に、自然と口ずさみ、緊張が解れたところで雅楽の譜面曲を演奏します。感動のあまり、涙を流す方もいらっしゃるそうです。自分の体調だけではなく、聴く人にも癒しと浄化作用をもたらしています!異色のコラボが実現!「世界平和記念聖堂の補修保存のための チャリティコンサート(広島市)」では、教会で演奏しました。日本の神道とキリスト教のコラボです。笛の音だけではなく、山下さんの優しく艶のある生声も聴ける動画はこちら。東北楽天ゴールデンイーグルスのホームゲームで、国歌斉唱の伴奏もしました。女性演奏家が増えています!山下さんが教える龍笛と篠笛教室には、20~30代の女性の受講生が多いそうです。笛の音色に惹かれ、心身の健康のためにも習う人が増えています。未来の“女楽師”が誕生するかもしれません!これからの夢について、多くの弟子と共に、外国の方へも日本の音楽を広く伝えていきたい、親子教室や学校で子ども達に教えたい、と語ってくれました。雅楽に親しんでいただくため、月1回、喫茶店での演奏もしています。近日の予定をお知らせいたします。■日時:5月11日(日)14:00~15:00/6月7日(土)14:00~15:00■場所:純喫茶星港夜(シンガポールナイト)宮城県仙台市青葉区上杉1-12-1TEL022-222-2926何かボランティアしなきゃと思うかもしれませんが、自分の好きなことが、人の役に立つこともあるのです。好きなことでなら、ボランティアも長く続けることができるかもしれません。写真提供:山下 進氏※教室や講演に関するお問い合わせ公式ブログ・ Facebook※参考日本雅楽會/食べログ
2014年05月04日ヤフーは3月11日、2011年3月11日から3年目が経つことに合わせてYahoo! JAPANのトップページで「東北の復興への思い」を表現した特集を行なっている。今回、同社のソーシャルアクション室 プランナーの永 順太郎氏とCOO事業推進本部 スタートページ・プロダクトマネージャーの堀口 義介氏に、東日本大震災に対するヤフーのこれまで、これからについて話を伺った。Yahoo! JAPANのトップページ全体を利用した取り組みでは、広告企画が話題になることが多いが、1年前にも東日本大震災の復興を支援する取り組みの一環でトップページ変更を行なっている。堀口氏は、昨年のトップページ変更を「震災前後で被災地の環境は大きく変わってしまったが、見上げる空は震災前も今も変わらない想いを込めた」と振り返る。被災3県の磐梯山(福島)や室根山(岩手)、蔵王連峰(宮城)という代表的な山々を重ね合わせて表現することで、東北への意識を忘れないでほしい気持ちを表わしたが、今回は衛星写真を利用することで、「3年目、3.11は東北が注目されるべきだと思い、東北自身をそのまま利用した」のだという。「今回はスマートフォン向けにも最適化サイトを作るため、PC向けと合わせて多くの方に"気付き"を持ってもらえると思う。普段、ヤフーがこういう取り組みを見てほしいというのはあまりない。365日のうち360日が白背景で粛々とやっているからこそ、このような大事な日に1日だけこの取り組みができるし、見てほしい」(堀口氏)下記の動画かYahoo! JAPANのトップページを見てもらえるとわかるが、日本地図の上に、通常のヤフートップのリンク、そして白い雲が別々のレイヤーで表現されており、復興への取り組みを行なっている被災地住民の取り組みを紹介する「東日本大震災から3年 つながろう、明日も」にグラフィカルに遷移しているのが見て取れる。復興の取り組みを紹介するページでは、被災主要3県、あまちゃんの三陸鉄道や福島県産の農作物生産者の6エピソードをヤフー社員が生身で取材している。堀口氏は「私たちが提供するコンテンツは、基本的にパートナー企業のコンテンツをいただいて掲載しているが、震災については実際に足を運んで話を伺うことに重点を置いた」と取材の意義を語る。コンテンツ製作側としても尽力した永さんも「石巻復興ベースがあり、地に足を付けているからこそできたことだと思う。そこを接点として復興デパートメントの取り組みや"アカモク"のブランド展開支援といった被災地が立ち上がれるような支援ができている」と、被災地との密接な関係作りが重要な要素だとする。もちろん、ビジネス視点だけではドライになってしまうとも話し、「Yahoo!ショッピングに東北のものを入れれば良いという話ではなく、より深いものを伝えた方がヤフーユーザーの方にも被災地を知ってもらえるし、暖かい想いも込めて被災地の商品を購入してもらえると嬉しい」と、この取り組みを通して知ってほしい被災者の苦悩をくみ取ってほしい想いを話した。被災地のと関係作りという点では、石巻復興ベースが果たしている役割は非常に大きい。「復興ベースは自由な場所。近所の人がフラッと入ってきて、おばちゃんたちが井戸端会議をやっていたり、学生が宿題をやりに来たりしている。ヤフー社員が5人ほど地元に移住して運営しているが、本来はネット企業の社員というところでサービスを作るのが基本なのに、その枠をはみ出してネット企業以上のやってやろうとしている。この姿勢は復興支援だけではなく、仕事としても見本になる」と堀口氏は話す。永氏も「彼らのやろうとしていることは応援したい」と同調していた。●震災からの復興は3年で終わるわけではない永氏はソーシャルアクション室でLinks for GoodというNPO活動の支援事業を担当している。東北のNPOやボランティアの支援を続けている中で「地元の人にも、復興デパートメントなどのヤフーの取り組みが震災3年目と区切られてしまうことだけは避けたかった」という思いがあったことを話す。「4年目から更に頑張って、5年とか10年という目線でやっていくことを震災の復興支援ページでは表現したかった。(石巻復興ベースでは)最初はなんだこいつらと思われていたかもしれないけれど、一緒に復興への取り組みを進めていく中で得たものがページに載っている」(永氏)震災の復興支援ページでは、被災3県の人々の写真を映し出し、「どういう人なんだろう」と深く"人間"を知ってもらう為の記事を提供している。また、東日本大震災の重要なキーワードである「放射能」についても目を背けることなく、現状を知ってもらう為に福島大学准教授 小山良太氏に福島の農業の"今"を聞く記事を掲載している。「福島県の現状は、未だに放射能汚染による警戒区域が残っていることは確かだけど、安全と科学的に実証されているところが多い。福島県の農業、生産者の支援という点で、小山教授に話を聞いて、『こういう検査をやっているから、福島県産の農作物は大丈夫なんだ』ということをお答えいただいている。原発問題では、感情論やヒューマン系の話になりがちになるが、科学的な検査・調査というデータを見せることでフラットな立ち位置で話を見てほしい」(永氏)2013年のコンテンツでは復興支援者の話をメインに構成していたが、今年は被災者を中心に話を組んだという。「被災者の方が現在の状況を正確に伝え、読者に響くのではないかと考えた。被災地は悲壮感が漂っているわけではなく、頑張っている人が多く居る。もちろん、支援はまだまだ必要だし、ヤフーとして募金もやっているが、この特集でお願いしたいことは足を運んでほしいということ。地元の人は『人が来るだけで良い』と思っていると思う。お金だけではなく、『見てもらう』『来てもらう』『知ってもらうこと』が一番大事だ」(永氏)ヤフーは現地へ足を運んでもらうことを目的としたツール・ド・東北を2013年に開催しており、今年も9月14日に開催予定だという。●東日本大震災における検索ワードを視覚的に振り返るヤフーでは、このトップページの取り組み以外にも「Yahoo!検索、「3.11」で検索するだけで寄付ができる震災復興チャリティー」なども行なっている。Yahoo!検索の震災にまつわるほかの取り組みとしては、Search for 3.11 ビジュアライザという、インフォグラフィック(視覚的に情報を伝える画像)のような検索データ可視化コンテンツを公開した。下記の動画でも見られるが、Search for 3.11のWebサイトであれば、自由な年月日で検索ワードを見ることができる。これは、東日本大震災に関連する検索ワードを抽出して、検索数を文字の大きさで表わし、時間の経過と共に検索ワードがどのように移り変わっていったかを確認できるもの。現在に至るまで3年間の検索キーワードが視認しやすく表示されており、震災当時の世の中の混乱ぶりがうかがえる。2012年3月11日、2013年3月11日の少し前は地震に関する検索ワードが徐々に増えるなどの傾向も見て取れるため、「3.11と検索することが寄付になるし、東日本大震災というものを改めて考えてもらうキッカケになってもらえれば」(ヤフー広報部)としている。
2014年03月11日アートを通して東日本復興をサポートすると同時に、未来を担う若手アーティストたちを支援するプログラム「キス・ザ・ハート(KISS THE HEART)#3」が1月22日より三越伊勢丹首都圏基幹3店舗でスタートした。トーキョー・フロントライン(TOKYO FRONTLINE)がプロデュースする同プログラムは、2012年にスタートし今年で3回目。今年は「ラブ・アンド・ピース・ウィズ・アーツ(LOVE & PEACE with Arts)」をテーマに、震災からの再生の力を風化させることがないよう、再度東北に焦点をあて、21組のアーティストが参加した。作品は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越のショーウィンドーに約1ヶ月間展示される。3月9日には、展示作品のチャリティーオークションを開催。オークション落札額は東北でアートと子供をテーマに活動する「こども芸術の家」に全額(消費税分を除く)寄付される。また、2月8・9・11日にはこども芸術の家の活動が親子で体験できるワークショップも開催。いずれも会場は銀座三越9階にある銀座テラス/テラスコート(参加費無料、事前予約必要)。参加アーティスト:伊勢丹新宿店:池崎拓也/Ina Jang/大山エンリコイサム/KOHSHI/小牟田悠介+JaQwa+AUTORA FACTORY PLATE/コムロタカヒロ/茂田真史/柴田英里/長井朋子/宮島達男×三宅一生+Reality Lab./森永邦彦日本橋三越本店:石井亨/金丸悠児/高畠依子/福田彩乃/藤元明/山縣良和銀座三越 : 荒井良二/小山泰介×名和晃平/松下徹/横田大輔【ショーウインドーでの作品展示】キス・ザ・ハート#3日時:伊勢丹新宿店:2月17日まで*一部の作品は2月15日まで日本橋三越本店:2月24日まで*2月18日は店舗休業日銀座三越:2月23日まで*2月17日は店舗休業日【チャリティーオークション】日時:3月9日16:00から17:30(受付15:00から)場所:銀座三越9階 銀座テラス/テラスコートオークションプレビュー:3月5日から8日料金:参加無料、「キス・ザ・ハート#3」公式ホームページより事前予約が必要募集期間:1月22日10時からから2月21日10時まで定員:100名
2014年01月23日2011年3月11日に起きた東日本大震災後から、「誰かのためにプロジェクト」を立ち上げ、被災地への復興支援活動を継続的に行ってきたAKB48。当プロジェクトの一環として、新たな復興支援ソング「掌(てのひら)が語ること」を、3月8日午後6時から全世界に向けて無料配信することが、所属レコード会社より発表された。同曲は、「誰かのために-What can I do for someone?-」に続くAKBの復興支援ソング第2弾。プロジェクト特設サイト()からダウンロードすることができ、ダウンロードしたファンから義援金の寄付を募り、日本赤十字社を通じて被災地に送る。 また、3月11日には、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各専用劇場でチャリティーライブを開催する予定。2013年も継続して、AKB48は被災地への支援活動を行っていく。■「誰かのために」プロジェクト 主な活動経歴・配信限定楽曲「誰かのために-What can I do for someone?-」による収益を全額寄付することを発表・義援金口座ヘのファンからの募金と2011.3/16に発表したAKB48プロジエクトから義援金(5億円)を含めた¥617,691,133を寄付(2011.3/15発表)・3月末横浜アリーナでのチャリティイベントで集まった募金¥4,137,593を寄付(2011.3/29)・AKB48握手会で集まった募金¥32,255,873を寄付(2011.5/16)・震災以降発売のAKB48のシングル・アルバムからの一部金を義援金として寄付することを発表・5/17以降のAKB48握手会やモの他イベントなどで集まった募金¥14,831,486 (2011.9/15 発表)・今と未来を支援する「ウルトラマン基金」のマイクロバス寄贈活動と「AKB48」がコラボレーションさせて頂き「ウルトラマン」と 「AKB48」のラッビングパスを贈呈(20119/16)・20119/15付発表のプレスリリースにて、被災地支援活動の継続と、23rdシングル震災復興応援ソング「風は吹ている」の収益金の一部を義援金として寄付することを発表・義援金口座ヘのファンからの募金とCDの販売収益の一部、そして「誰かのために」プロジエクトからの義援金(5億円)を含めた¥585,259,888の寄付を決定(2012.2/18発表)・2012/3/11東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジエクト』がAKB48劇場にて行われた。 AKB48 「誰かのためにプロジェクト」特設ページ AKB48 オフィシャルホームページ
2013年03月04日Yahoo! JAPANが事務局を務めるオープンプロジェクト「復興デパートメント」は14日、プロジェクトの開始から1年を迎えた。「東北の本当に美味しいもの、良いものを全国の人に届けたい」。そんな想いから始まった小さなプロジェクトが、発足から1年を経て、プロジェクトへの参加生産者数は50以上に、また商品数は500点を超えるなど大きく成長しているという。さらに、Yahoo!ショッピングへ出店するストアの一般的な1年での成長例を大きく上回るストアが誕生するなど、当初の目標である「生産・小売の1年以内の復活」を合言葉に、順調な歩みを進めているとしている。同プロジェクトでは、第1フェーズ(立ち上げ-1年)の目標として「Eコマースの開始とサポート体制の構築」を掲げてきた。インターネットやEコマースに不慣れな生産者も参加できるよう、各地域で運営代行型で取りまとめを行う「復興デパートメント支部」を使った展開を進めてきたが、その展開が軌道に乗ったこともあり、14日からさらに、生産者個人が東北の商品を販売できる場を提供すべく、「Yahoo!バザール」との連携による、「Yahoo!バザール×復興デパートメント」を開始した。「Yahoo!バザール」は、”あなたがお店になる”をテーマに、個人間での商品売買を促進するサービス。このたび復興デパートメントにこのシステムを導入することで、まずはお試しでECを始めてみたいという人や、運営代行を頼むほどではないが自分で店舗を持つのは難しいという生産者にも、気軽に復興デパートメントプロジェクトに参加できるようになったという。また「復興デパートメント」の取り組みは、すでに第2フェーズに移行しつつあり、「利益の出せる事業活動の地盤づくり」を目指し、”売れる”商品のプロデュースなどを進めている。「復興デパートメント」プロジェクトでは、今までもこれからも、東北の人たちと全国の人たちを結びつけ、地域の復興をめざした活動を続けていくとのこと。さらにインターネットでの商品販売だけにとどまらず、さまざまな人や企業と連携し、新たな地域活性化モデルを構築していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日WEB上で保険の管理が無料でできる「保険帳」を運営するエクスファンディアは、同サイトにて「東日本大震災の復興のシンボル(象徴)となる人物とは?」というアンケートを実施。22歳から60歳までの男女672名の回答を集計した。調査期間は4月26日から9月3日。総合第1位となったのは、お笑いコンビの「サンドウィッチマン」。男女別でも共に1位、30代でも1位を獲得した。被災地の宮城県仙台市出身であり、気仙沼での震災実体験と「東北魂」の合言葉で、募金や復興イベントにて活躍。地元大学生と東北の復興を考えるテレビ番組の司会も務める等、現在も多方面にわたり、復興支援をサポートしている。第2位はお笑い芸人の「江頭2:50」。20代で1位、30代では2位。男性では3位だが、女性では2位を獲得した。福島第一原発の放射能漏れ事故により、物資の運搬を拒否するドライバーが多くなっていた震災後間もない時期に、自らハンドルを握り2トントラックで福島県いわき市に自費で購入した救援物資を届けている。第3位はシンガー・ソングライターの「長渕剛」。40代で1位、男性2位、女性4位と幅広く票を獲得した。震災直後、被災地宮城県を訪れ、避難所や復旧作業にあたる自衛隊基地を慰問。また、昨年の紅白歌合戦では、石巻市から中継出演し、復興応援ソング「ひとつ」を歌唱した。現在も、自身がMCを務める被災地向けのラジオ番組等を通じ、脱原発を訴えている。以下、4位にSMAP、5位に西田敏行が続いた。政界からは、「枝野幸男」(当時内閣官房長官)が「渡辺謙」(俳優)と並んで総合15位タイで最高。「野田首相」は、「なでしこジャパン」(日本代表女子サッカーチーム)と並んで20位タイという結果だった。当時の首相「菅直人」は、「ベッキー」(タレント)と並んで22位タイとなっている。なお、今回のアンケートは、選択式ではなく自由回答形式。思い浮かぶ人物名の記入を求めたが、「思い浮かばない」、「そんな人はいない」等の回答が全体の31.7%を占めた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日百貨店業を営む小田急百貨店は9月1日~18日、中小企業庁が東日本大震災被災地復興支援のために主催している「にっぽん元気マーケット」に協力し、「カワイイと素敵を見つけよう!(KAWAII&SUTEKI from EAST JAPAN)」をテーマに、参加企業の商品を集めた販売会「にっぽん元気マーケット in 小田急百貨店」を新宿店本館2階で行う。今回の販売会では、ファッションジャーナリスト・生駒芳子氏が出展事業者の中から雑貨を扱う13事業者を選定。鮮やかなピンク色の南部鉄器や、こけしの製法を生かしたLEDライトなど、従来の工芸品が持つシックな色合いや伝統的な形にとらわれることのない、新しい発想を取り入れた商品を「カワイイ」と「素敵」という視点で紹介し、販売する。なお、「にっぽん元気マーケット」は、東日本大震災により販路を喪失した中小企業の新たな販路開拓を支援する事業である。2012年7月から、被災地域の産品や産地をアピールする商談会・イベントを都内で開催している。百貨店で行うのは今回が初めて。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日イデーショップ 自由が丘店、イデーショップ ヴァリエテ(渋谷、池袋)をはじめイデー全店では「ama project」のブレスレットの取り扱いを開始した。赤いビーズは「情熱」を、緑のビーズは「希望」を意味する、なんとも可憐なブレスレット。ブレスレット本体のニットデザインを横尾香央留氏が、パッケージデザインを建築家の谷尻誠さんが手掛けている。「ama」はラテン語で『愛』という意味を持ち、また南三陸町の女性をイメージした『海女』との掛詞にも繋がる。「ama」 は震災直後に国境なき医師団から臨床心理士として派遣され現地入りした西前律子氏、大手雑誌社パリ支局長として20年パリに在住した作家 村上香住子氏、海外緊急支援活動に従事してきた北原聡子氏ら3人の女性によって結成された有志のグループで、仮設住宅を拠点に、主に女性を対象に心のケアと活動の場を提供し、現地の方々による現地の方々のための手芸活動を支援している。このブレスレットは、30代から80代の方々が集まり一本一本想いをこめて編まれており、村上香住子氏の旧友でもある女優のジェーン・バーキン氏もパッケージに直筆の応援メッセージを寄せている。純粋なファッションアイテムとして気軽に楽しみながら、支援にも参加できる素敵なブレスレットだ。ama project ブレスレット 価格:3,150円(税込)取り扱い店:・イデーショップ 自由が丘店・イデーショップ 二子玉川店・イデーショップ 東京ミッドタウン店・デリエ イデー (丸の内)・イデーショップ ヴァリエテ (池袋西武)・アタッシェ ドゥ イデー (ルミネ有楽町) ・イデーショップ オンライン 「イデー」ブランドサイト内記事はこちら
2012年08月27日近畿日本ツーリストは昨年に引き続き、東北の「追悼」と「復興」のための花火大会を開催するプロジェクト、「LIGHT UP NIPPON」に賛同し、大会運営を手伝うボランティアを募る「LIGHT UP NIPPON 花火ボランティアツアー2012」の販売を、専用サイトから開始した。ツアーは復興支援金2,000円含む15,000円から。同ツアーは、「0泊3日世界遺産平泉観光付き」、「0泊3日松島観光付き」などの合計14コースを設定している。現地でのボランティア活動は、当日の花火打ち上げ場所周辺、開催場所となる市町村、そして地元の方が集まる観覧会場周辺の交通整理と自主警備などの予定となっている。ツアーの発着は東京駅近郊で、往復専用バスを利用する。ツアー詳細は同ツアーホームページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日損保ジャパンは、被災地で復興に取り組む次世代リーダーを支援する会社のプラットフォームである「みちのく復興事業パートナーズ」への参画を決定したことを発表した。「みちのく復興事業パートナーズ」とは、NPO法人ETICが東日本大震災の復興支援に向け、企業同士が協力し被災地の復興に取り組む次世代リーダーを支援するために設立したプラットフォーム。被災地の次世代リーダーと参画企業の情報交換や、企業からの経営資源(人・情報・ノウハウ)提供、現地派遣などを通じて、被災地の復興につながる活動に取り組んでいる。東日本大震災発生から1年以上が経過し、今後は中長期視野な支援およびマネジメントスキルをもった企業人材へのニーズが高まってきていることから、同社は、7月17日から9月21日の期間に、被災地の復興に取り組む団体のサポート役として計10人の社員を派遣する。社員は、被災地での医療・看護・介護分野における課題解決をテーマに、地域コミュニティ再生に力を入れている「全国訪問ボランティアナースの会キャンナス被災者支援チーム東北」に派遣され、キャンナス東北事務所、石巻市、気仙沼市の仮設住宅や集会所などで、運営サポート業務に取り組む予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日みずほ銀行は、「個人向け復興国債」と「個人向け復興応援国債」を6月7日から29日まで募集している。「個人向け復興国債」は固定3年と固定5年と変動10年の3種類。いずれも半年ごとに利子を受け取ることができ、変動10年は、半年ごとに翌年半年間の利率が決定する。「個人向け復興応援国債」は変動10年のみで、当初3年間の適用利率は年率0.05%(税引前)で4年目以降の利率は半年ごとに変動する。4年目以降は半年ごとに翌年半年間の利率が決定する。発行の日から3年目にあたる利払い日に残高が100万円以上ある場合は、新たに発行される「東日本大震災復興事業記念硬貨」が、残高1000万円ごとに1万円金貨1枚、100万円ごとに1000円銀貨1枚が財務相より贈呈される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日福島農業の復興を手がけるNPO法人FAR-Netは、ダノンの支援をうけ、震災復興と酪農業界活性化を目指し「ミネロ牧場」を福島市にオープンする。23日に丸の内で記者発表が行われた。会見では、FAR-Net理事の岡正宏氏が震災による酪農業界への被害を語った。同氏によると、3.11の震災以降、原発事故などで被災した酪農家は72戸にものぼり、現在再開しているのはわずか11戸であるという。今回オープンする「ミネロ牧場」は、被災酪農家の雇用を創出し、また、福島酪農の復刻と生産基盤の確保を目的として開設された。現在原発事故により休業を余儀なくされた酪農家5名の雇用が決定しており、今後も参加者を募っていくという。また、同牧場の放射線リスク対策については、2011年10月にIRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)の監査をうけ、安全性が確認されている。飼料に関しては、「牛の口は人の口」と同氏は述べ、安全な生乳を届けるために牛の飼料には主に輸入飼料を用いると語った。「ミネロ牧場」開設のもう一つの目的は、共同型酪農経営モデルを実践することであるという。酪農経営は家族によるものが通常であり、そのため経営規模は小さく、新規参入が困難といった問題があった。同牧場はこうした問題を解決すべく、共同経営の形態を採用。土地や整備などの規模を拡大し、後継者不足といった問題にも対応することができる。また、酪農教育プログラムや牧場体験プログラムといった活動を行うことによって、酪農関係者だけではなく、学生や一般の人々にも業界への理解を促進してゆくという。「ミネロ牧場」は福島市松川町水原にてオープンされる。開始時期は7月を予定しており、48,401平方メートルの広大な敷地で、乳牛150頭を飼育し、2015年までには年間1,700トン生乳を生産していく予定。会見には福島の酪農家代表として田中一正氏も同席し、「震災復興のために役立ち、社会へ貢献できるような牧場を運営していきたい」と語った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日みずほフィナンシャルグループは23日、震災復興支援の一環として、東京都が5月より展開する“ふくしま⇔東京キャペーン”に協力すると発表した。具体的には、東京都が展開する“ふくしま⇔東京キャペーン”の内容を、みずほ銀行のさまざまなチャネルを通じて、広く利用者に案内するとともに、グループ社員に対しても福島県産品の販売斡旋等を実施する予定。(1)「駅ナカ」での福島県産品の販売(2)イベント等を利用した福島県産品のPR(3)都庁内食堂等での福島県食材の消費拡大(4)「ふくしまへいこう!」観光PR(5)企業・団体への福島県産品販売等に係る協力要請(6)通信販売による福島県産品の消費拡大【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日協和発酵キリンは5月19日から11月23日まで、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として、「子どもの笑顔づくり支援 協和発酵キリン卓球教室」を昨年に引き続き開催する。場所は岩手県、宮城県、福島県の10会場。特別指導には、元全日本チャンピオンでオリンピックに4度出場した松下浩二氏が参加する。この卓球教室は、卓球を通じて被災した子どもたちの元気と笑顔を取り戻したいとの思いから、同社が2011年11月に開始。昨年は岩手、宮城、福島の3県5会場で、小中学生を中心とした約1,500名を対象に開催された。今年は同3県で開催回数を10回に増やし、松下氏が代表を務めるヤマト卓球、地域の卓球協会の協力を得て、各県在住の小中高生を各回300名程度募集して行われる。指導にあたるのは松下氏のほか、創部39年目の名門「協和発酵キリン 男子卓球部」のメンバー。技術指導はもちろん、「いのち」とまっすぐ真摯(しんし)に向き合うことの大切さを伝えるなど、コミュニケーションのなかから、子どもたちの夢と希望の創造、豊かな心の成長を支援することが目的だ。このほか、卓球を通じて仮設住宅の住民や障がい者の人々の親睦をはかる卓球交流会を開催。同社による「被災地に笑顔の輪を広げる活動」は、今後もさらに展開されてゆく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日「LIGHT UP NIPPON」実行委員会は、昨年に引き続き、8月11日に東北沿岸の被災地十数カ所で同時に、追悼と復興の花火大会「LIGHT UP NIPPON 2012」を開催する。「LIGHT UP NIPPON 2012」は、被災地の太平洋沿岸十数カ所で、追悼と復興の祈りを込めた花火を、同時に一斉に打ち上げるイベント。公式テーマ曲・「赤とんぼ」(by 坂本龍一)のリズムにあわせて一斉に花火を打ち上げる。約3分の「赤とんぼ」に合わせた花火は「追悼」の祈りを込めて、そしてその後の花火は、「復興」の祈りを込めて開催地ごとに自由に演出する。花火を遠方から見る人のために、ローカルラジオ局の電波を利用して、19時から「赤とんぼ」を一斉配信。手元のラジオ端末やスマートフォンなどで聞けるようにする。運営費用は、一般からの募金と、協賛企業からの協賛金で賄う。打ち上げ花火数は、集まった協賛金、募金額によって変動する。■「LIGHT UP NIPPON 2012」開催概要(予定) ・日時:2012年8月11日(土)(雨天決行、荒天中止) ・開催予定地岩手県・・・野田村、宮古市田老地区、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市宮城県・・・気仙沼市、石巻市雄勝、塩竈市福島県・・・相馬市、南相馬市、会津美里町、広野町、いわき市 今年も昨年と同様に協賛・寄付を募集しているが、今回、売り上げの一部を「LIGHT UP NIPPON 2012」の開催費用に充てるコラボレーション商品を、協力企業と開発。中でも、映画の興行収益やDVDの売り上げの一部が寄付に変わるのは、非常にめずらしい取り組みとなる。■映画『LIGHT UP NIPPON』上映、DVD販売(協力企業:「新宿バルト9」、「TSUTAYA」ほか) ・「LIGHT UP NIPPON」の密着ドキュメンタリー映像をまとめた映画『LIGHT UP NIPPON』が7月7日~20日まで「新宿バルト9」ほかでロードショー、DVD も劇場にて限定販売。上映と同時に、7月7日から一部の「TSUTAYA」店舗にてDVDレンタルもスタート。■「LIGHT UP NIPPON 酒」(協力企業:赤武酒造、男山本店、夢心酒造、株式会社ローソン) ・岩手・宮城・福島の酒蔵とのコラボによる「花火に変わるお酒」を、5月11日より都内30店舗のローソンで販売。各酒蔵でのHPでも順次販売開始予定。■LIGHT UP NIPPON 酒 Hanabeer(ハナビール)」(協力企業:ベアレン醸造所) ・岩手県盛岡市を拠点とする地ビールブルワリー「ベアレン醸造所」とのコラボでできた特別ラベル。6月11日より販売開始。■「LIGHT UP NIPPON 浴衣」(遊禅庵) ・7月初旬より、オリジナル浴衣を販売開始。大人用-9,900円(予定)/子ども用-7,900円(予定)。■「TAKAHASHI HIROKO デザイン 浴衣」(協力企業:「HIROCOLEDGE」) ・ジャンルの垣根を越えた幅広い表現活動を行なっているアーティスト・高橋理子(たかはしひろこ)が、「LIGHT UP NIPPON」をイメージして制作した浴衣を販売。1反35,000円(税・仕立て別途)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日野村アセットマネジメントは、東日本大震災の被災地の復興支援を目的の一つとした投資信託「東日本復興支援債券ファンド1105」の第2期決算における寄付金を、野村證券などと合意の上決定した。寄付額は、第2期に受け取った信託報酬のうち、ファンドの日々の純資産総額の0.2%(年率)に相当する4752万4781円に、第1期からの繰越分を加えた合計金額は5158万8730円となった。このうち4900万円を東日本大震災からの復興支援の目的で寄付する。寄付先は青森県、岩手県、宮城県、福島県の5県および仙台市に「寄付金」として、震災孤児などの生活や学業を支援する目的で「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄付金」で、各地方公共団体への手続きが整い次第、寄付を行うとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日メットライフアリコ生命は、「JICE東日本大震災復興支援プログラム メットライフアリコ社員寄付 子ども支援プログラム」の助成先を決定した。このプログラムは、公益財団法人日本国際交流センター(JICE)と協働し、東日本大震災ならびに原子力発電所事故に伴い、被災した子どもたちを支援する活動として、被災地で子育てに関わる人たちの取り組みを応援する目的で昨年の12月から実施しているもの。メットライフアリコの社員からの寄付と、同寄付に対して会社が同額を拠出するマッチングギフトによる寄付を原資としている。2011年12月15日から2012年1月31日までに助成対象となるプロジェクトを公募した結果、全国から187件の応募があり、審査の結果、21団体(助成金額1,500万円)の助成を行うことを決定した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日