プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「鶏肉の細切り衣揚げ」を含めた全4品。メインの衣揚げは春巻きの皮でサクサク楽しい食感に。みそ汁には練りゴマを加えていつもと違う味わいを。 鶏肉の細切り衣揚げ 鶏ささ身を使った弾力のあるヘルシーな衣揚げ。春巻きの皮のパリッとした食感ととてもよく合います! ふんわり卵炒め ご飯にのせて丼にして食べてもおいしく召し上がれます。 ジャコおろし甘酢 定番のジャコおろしにユズ汁を加えてユズの香り引き立つ一品に。 くずし豆腐のゴマみそ汁 豆腐に味がしみこんだほんのりゴマの風味が感じられるみそ汁です。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2013年12月03日栃木県宇都宮市は、ギョーザ日本一の座を15年間守ってきた。しかし2011年、なんと浜松市に一位の座を奪われてしまった。なお、2012年8月の時点でも、世帯当たり購入額(総務省家計調査)は、浜松市についで2位。ということで、ただいま一位の座の奪還に燃えている宇都宮。そもそもなぜ宇都宮が「ギョーザの街」になったのだろうか。時代は戦時中にさかのぼる。当時、宇都宮にあった陸軍第14師団は、長く満州に派遣されていた。その兵士が宇都宮に帰ってきた際、現地で食べられていたギョーザを広めたことが「宇都宮ギョーザ」の発祥と言われているそうだ。また、栃木県は、ギョーザに欠かせない野菜である「ニラ」の年間生産量でもいつも全国1位、2位を争っている。安くて栄養のあるギョーザは、寒暖の差が大きい宇都宮では、スタミナ源として好まれてきたという。こうして、宇都宮ではギョーザがよく食べられるようになった。「女子高生は学校帰りにしばしばギョーザを食べる」といわれている宇都宮市だが、実は、もともと自分たちの街を「ギョーザの街」だと思っていたわけではないという。1990年、まちおこしになるものを探していた市の職員が、宇都宮市のギョーザの購入額が日本一ということを知り、「ギョーザでまちおこしをしよう」と発案。これを受けて、観光協会が市内のギョーザマップを作ったり、ギョーザ店が集まって「宇都宮餃子会」を発足させたりといった取り組みが始まったのだという。この街には、「ギョーザの街」の象徴ともいえる「餃子像」もある。現在、JR宇都宮駅西口のバスターミナルに設置されているこの像は、タレントの山田邦子さんが司会をしていたテレビ番組「おまかせ!山田商会」の企画で設置。このまちおこし企画がきっかけで、宇都宮市が「ギョーザの街」として全国に有名になったのだ。「餃子像」は、ビーナスがギョーザの皮に包まれた姿を表現しており、柔らかく加工がしやすいという地元産出の「大谷石(おおやいし)」でつくられている。デザインを現代彫刻家の西松鉱二氏がてがけたという。ちなみに2008年、JR宇都宮駅東口広場に設置されていた「餃子像」を、西口バスターミナルへ移動させる作業中に像が転倒。脚と胴体部分が割れるという悲劇に見舞われている。壊れた「餃子像」は、修復作業を行うとともに表面をキレイにし、西口バスターミナルに移転設置されている。「餃子像」を見る時は、「修復された部分」なども探してみてほしい。宇都宮のギョーザの特徴のひとつは、ギョーザ専門店が多いことだろう。しかも、メニューにはギョーザしかないという店も多い。ご飯などがないところもあるので、注文するときは「やき1、すい1」(焼きギョーザ1枚、水ギョーザ1枚)というのだそうだ。地元でないものからすれば、一体なんのこと?と思ってしまう。また、1皿の値段がとても安い。一般的な価格が1人前200円程度と、学生がおやつに気軽に食べることができる価格に設定されている。さて、その宇都宮ギョーザだが、普段、筆者が食べているギョーザとくらべると肉が少ない。いや、野菜がとても多いのだ。かんだ瞬間、中からとてもやさしい甘みの汁が、じゅわっと口の中にひろがる。タレは、最初は酢が多いように感じるが、ギョーザ自体にしっかりと味がついているのでちょうどよい。表面がカリッと焼き上がっていても、皮にしっかりと弾力が残っているのが印象的だ。実は、こんなに食べられるの?という量を用意していたにも関わらず、どんどん箸が進んでしまい、最後のひとつは家族で争奪戦に。宇都宮のギョーザ、恐るべし。このように、膨大な数のギョーザの店がある宇都宮。駅チカにもよい店はたくさんあるが、時間が許すなら、宇都宮の観光がてらぜひ歩いてまわってみてほしい。少し歩くだけで、駅チカにはない店に出合えるはず。宇都宮には、メニューはギョーザだけという、「ギョーザ一本」で勝負しているお店が多い。これはそれだけ自信があるということ。覚えておくと、店選びの際の参考になるだろう。また、宇都宮のギョーザはサイズ的にも味的にも重くないため、思った以上に食べられる&リーズナブル。おもしろいギョーザやめずらしいギョーザをみつけたら、片っ端から食すのもいいだろう。とは言え、外れなしのギョーザも知りたい欲張りな筆者は、宇都宮出身の友人たちにおすすめ店を聞いてみた。すると、友人の一人には「正嗣」を、別の友人には「香蘭」をすすめられた。「香蘭」のギョーザの、焼く時に使うごま油の香りと、自家製ラー油をおしているのが一方の友人。そして、「正嗣」のパリッとした薄皮と野菜の甘み、「タレ」をおしているのがもう一方の友人。どちらも一歩も譲らず、結局、勝負はつかずにお開きに。このように、宇都宮の人にはそれぞれ譲れない「おすすめ店」があるようだ。数多くの店の中から、自分の「おすすめギョーザ」を探す楽しみも、宇都宮ギョーザの魅力の1つかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日子どもから大人まで幅広い世代に愛され、ご当地グルメとしても人気のギョーザ。博多もギョーザが名物だが、他県のものに比べてサイズが小さい。なぜなのか。早速調査してみた。福岡市随一の繁華街・中洲。ここに昭和24年(1949)から店を構えるギョーザ専門店・宝雲亭があるのだが、いろいろ調べてみると、どうも博多のギョーザの源流がこの店にあることが分かった。話をうかがったのは山田隆博さん。宝雲亭3代目の主人である。まず、「福岡でのギョーザの始祖的存在だと聞いてきたのですが」と話しかけると、「初代はかつて満州で暮らしていたのですが、日本に引き上げてきた時、商売を始めることにしました。そこで、かの地で食べていた水ギョーザをヒントにして焼きギョーザを出したのですね。それが昭和24年のことです」と山田さん。「その大きさは今と同じだったのでしょうか?」との質問には、「わたしもはっきり分からないのですが、満州で食べていた水ギョーザの大きさなんじゃないですかね、きっと。水ギョーザはゆでて食べるので、大きいと膨らんで食べにくい。そのため小さいんですよ」との答え。中国でも地方によって大きさが違うらしいが、あの大きさは満州の水ギョーザサイズだったわけだ。宝雲亭では創業以降、福岡の人の嗜好(しこう)に合わせて、餡(あん)をアレンジしたり、皮がカリッと焼けるよう粉の配合を工夫したりして今に至るそうだ。ではどのようにして小さいギョーザが広まっていったのだろう。「地元のギョーザ通の間で有名な早良区の店やギョーザチェーン店の主人も、もともとこの店で一緒に働いていた仲間なんですよ。その方たちが独立してあちこちに店を出すうちに広まったようですね。そうそう、長崎にある宝雲亭もそのひとつです」。なるほど、そういうことだったのか。宝雲亭のギョーザは、仕込みから完成まで、今も創業当時のままのレシピで作っているという。ギョーザの皮は、パリパリ感とモチモチ感の両方が味わえるだけでなく、モサモサして食べにくくならないよう研究を重ね、絶妙な薄さに仕上げられている。具は豚肉と玉ねぎだけを使い、素材の味が引き立つよう秘伝の味付けを施すだけ。ギョーザに付き物のニンニクを使用していないのが特徴だ。これらの材料を使い、1日に作るギョーザの数は2,000~3,000個。機械は使わず、昔と同じようにひとつひとつ手で行う。作業を見せてもらうと、そのスピード、正確さには驚くばかり。サイズが小さいため全て片手で行われており、その手さばきはまるで一流マジシャンのよう。ほんと、プロの技ってスゴイ。さて、福岡のひと口ギョーザの謎が解けたところで、味見させていただくことに。タレにゆずごしょうを混ぜるとおいしいという山田さんのアドバイスに従っていただいてみると、うん、うまーい!パリッとした皮とジューシーな餡のバランスも最高。余計な味付けをしていないため、素材の風味もしっかり生きている。ゆずごしょうがアクセントになって、いくらでも食べられそう。一皿10個だけど、女性でも3~4皿ペロッと食べるという。食の街、福岡には、ほかに鉄鍋ギョーザ、極小ギョーザ、炊きギョーザなど、ギョーザひとつ取ってもバリエーション豊富。でも、まずは宝雲亭のギョーザを味わってみるべし。● Information 宝雲亭 福岡市博多区中洲2-4-20 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日味の素冷凍食品は“ギョーザ好き”1,000名を対象に、「ギョーザに関する調査」を実施した。同調査の結果、全国の“ギョーザ好き”の意識・実態における地域差や、全国的な共通点などが明らかとなった。最初に「1度に食べるギョーザの個数」について尋ねると、普段食べる個数としては平均が「8.3個」。普段から「10個以上」食べるという人も34%おり、“ギョーザ好き”のギョーザ消費量の多さが明らかとなった。また、ギョーザ消費量の多い宇都宮市と浜松市に住む“ギョーザ好き”が1度に食べるギョーザの個数はほかの都市よりも多く、各都市の平均はそれぞれ「9.6個」、「10.2個」。浜松市では1度に10個以上食べるという人が56%と、過半数を占めた。次に、ギョーザには欠かせない、「つけダレ」について調査。62%が「『つけダレ』にこだわる」と回答した。「試したことがある『つけダレ』」を聞いたところ、1位「ラー油」(90%)、2位「しょう油」(85%)、3位「酢」(82%)という結果に。以下、「ポン酢」(51%)、「具入りラー油(フライドガーリックなどを加えた、新ジャンルのラー油)」(36%)、「タレをつけずにそのまま」(32%)、「ゴマ油」(24%)、「ゆずこしょう」(18%)と続いた。4位の「ポン酢」は、「松山市」(64%)、「宮崎市」(60%)、「京都市」(56%)と、西日本を中心に大きな支持を獲得し、「具入りラー油」は「宇都宮市」(42%)、「ゴマ油」は「那覇市」(38%)、「ゆずこしょう」は「宮崎市」(28%)と、「つけダレ」には、大きな地域差があることが分かった。今回の調査結果についてはWebサイト楽しく食べよう。おうちギョーザ内の、「ギョーザ世論調査」にて公開している。同サイトでは「家族が笑顔になれるギョーザ調査」の結果のほか、さまざまなギョーザレシピ「焼き派 VS ゆで派 ギョーザレシピ対決」や、プレゼントキャンペーン情報など、その他のコンテンツも多数公開している。※同調査は5月23日~5月25日にかけて、インターネットで実施。ギョーザ消費量の多い5都市と、少ない5都市(総務省『家計調査』より選定)を調査対象都市とし、各都市の“ギョーザ好き”100名ずつ、計1,000名を対象に実施。対象都市は、宇都宮市、浜松市、京都市、宮崎市、鹿児島市、松山市、鳥取市、山形市、青森市、那覇市。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日コロッケは子供も大人も大好きなメニューのひとつ。でも、つくる立場で考えると衣を付けたり油で揚げたりと何かと面倒……。そこで今回は衣いらず、しかも揚げないコロッケを紹介する。お手軽さの秘密は”油揚げ”にあった!マイティ節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。材料(2人分)ジャガイモ 大2個 / 豚挽肉 100g / 玉ネギ 1/2個 / 油揚げ 3枚 / サラダ油 大さじ1A(塩、こしょう 各少量 / 醤油 大さじ1 / 砂糖 大さじ1 / 味醂 小さじ1)付け合せ用(レタス・プチトマト・セルフィーユ 適量)つくり方ジャガイモは皮をむき、乱切りにして塩茹でする。やわらかくなったら湯を捨てて粉ふきにし、マッシャーで潰しておくフライパンにサラダ油大さじ1/2を入れて火にかけ、豚挽肉を炒める。肉の色が変わったらみじん切りにした玉ネギを入れて炒め、しんなりしたらAの調味料を加えてタレを煮詰める。1と2を混ぜ合わせる。油揚げは半分に切って裏返し、3をスプーンなどですくって中に詰めたら口を閉じて丸く成形する。フライパンにサラダ油大さじ1/2を引いて4を並べ入れて、転がしながら焼く。焼き色がついたらレタスを敷いた皿に盛り付け、プチトマトとセルフィーユを飾る。「コロッケ種を油揚げに詰めることで、衣をつける手間が省け、また油で揚げずにフライパンで焼くのでお手軽です。油揚げを転がしながら焼くので、皮がサクサクして食感もいいですよ。すき焼き風の味付けにしているのでそのまま食べてもおいしいですが、お好みでソースや醤油をつけても」(マイティさん)。注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日