ワコール(WACOAL)が展開する「ウンナナクール(une nana cool)」から、イラストレーター徳田有希とのコラボレーションアイテムが登場。2017年3月24日(金)より、全国のウンナナクール直営店にて販売される。ネットで話題となったオリジナルキャラ「ひとがたくん」をはじめ、どこかシュールでキュートな女の子や生き物をパステルカラーで描き出す徳田有希。今回登場するアイテムも、甘くキュートでありながら、少し独特で不思議な世界観を放つイラストが用いられている。登場するのは、ノンワイヤーブラジャーや、ショーツ、ハラマキ、パジャマなど。アイテムには、クラゲや魚など海の中の生き物を淡いピンクやブルーで描いたイラストや、雲がぷかぷかと浮かぶ青空のイラストをプリント。柔らかく不思議なオーラを放つ女の子を演出してくれる。また注目は、アンバサダーに就任した「でんぱ組.inc」の最上もがだ。パジャマを着た最上もがが徳田のイラストの世界に迷い込むというストーリーのアイテムのPR映像も公開された。奇妙で可愛い映像がアイテムのイメージにマッチしているので、是非チェックしてみて。【詳細】ウンナナクール×徳田有希 コラボアイテム発売日:2017年3月24日(金)販売店舗:全国のウンナナクール直営店、ワコールウェブストア、ZOZOTOWN■アイテム例ノンワイヤーブラジャー (JB3630) 3,000円+税ショーツ (JF1630) 1,200円+税ハラマキ (JF4371) 1,400円+税パジャマ (JP6176) 5,200円+税【問い合わせ先】株式会社ワコールお客様センターTEL:0120-307-056(平日9:30~17:00)
2017年03月27日東京大学は12月10日、老齢ネコの脳にヒトのアルツハイマー病と同一の病変が形成され、神経細胞が減少することを明らかにしたと発表した。同成果は同大大学院農学生命科学研究科のチェンバーズ ジェームズ助教、内田和幸 准教授、中山裕之 教授、京都府立医科大学の徳田隆彦 教授、同大大学院医学研究科の石井亮太郎 助教、建部陽嗣 特任助教、麻布大学獣医学部の高橋映里佳氏、宇根有美 教授、大阪市立大学大学院医学研究科の富山貴美 准教授らの研究グループによるもの。「Acta Neuropathologica Communications」に掲載された。アルツハイマー病では、βアミロイドと高リン酸化タウと呼ばれるタンパク質が蓄積し、海馬の神経細胞が脱落することによって認知症を発症する。βアミロイドの沈着はヒト以外の哺乳類に脳でもみられるが、同研究グループがこれまでの研究でチーターとヤマネコの脳で発見した以外では高リン酸化タウの蓄積と海馬の神経細胞脱落は動物では見つかっていなかった。今回の研究では、ペットとして飼育されていたネコを死亡後に解剖して脳を詳しく調べたところ、8歳頃から脳にβアミロイドが沈着し、14歳頃から高リン酸化タウが蓄積することが判明。高リン酸化タウが蓄積した神経細胞では、神経原線維変化と呼ばれるアルツハイマー病に特有の病変が確認された。また、神経原線維変化を構成するタウ蛋白質のアイソフォームがヒトのアルツハイマー病と同じであり、神経原線維変化が形成されたネコでは、海馬の神経細胞が減少していることがわかった。これらの結果から、老齢のネコではβアミロイドと過剰リン酸化タウが脳に蓄積し、海馬の神経細胞が脱落することが明らかとなった。さらに、ネコの脳に蓄積したβアミロイドは他の動物種と比べて凝集性が弱く、海馬の神経細胞内にβアミロイド-オリゴマーと呼ばれる毒性が高いβアミロイドが蓄積していることが判明した。βアミロイドのアミノ酸配列を動物種間で比較したところ、ネコはほかの動物と異なる配列を有していることがわかった。神経原線維変化が発生するヤマネコやチーターなどのほかのネコ科動物も、このネコ型βアミロイドを共通して保有しており、ヒトのアルツハイマー病患者の脳においてもβアミロイド-オリゴマーが検出されていることから、この結果は神経原線維変化の形成においてβアミロイド-オリゴマーが重要であることを示していると考えられている。同研究グループは今後、ネコの脳を研究することで、βアミロイドとタウタンパク質の関係が明らかにされ、アルツハイマー病の病態解明と治療法開発につながることが期待されるとしている。
2015年12月10日