メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自信がない…」という、めろさん(25歳・販売)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。めろさんのお悩み自分に自信がなくて、決断しないといけないときに迷って不安になってしまい決められない。心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりめろさんは決断しないといけないときに決められない人なんですね。きっとめろさんは、自分で好きに決めたらいいことを決められなくておどおどしてしまい、相手に決定を委ねたり「どうしたらいい?」って聞いて「だから、めろさんの好きにしたらいいから!」ってイライラされちゃうタイプではないでしょうか。そしていつもイライラされるから、これ以上イライラされないように「自分で決めなきゃ!」と思う、けど、これでいいのか確信が持てなくて、他人の顔色を窺ってしまいまた苛立たれる。そして一層自分に自信がなくなって、小さく縮こまる。そんなループに嵌っているのではないかなと想像してしまいました。めろさんは私の決めたことは間違っている。私の決めることはうまくいかない。私の決めることは否定される。私の決めることは非難される。私の決断は笑われる。私の決断はバカにされる。そんなふうに思っていないでしょうか? もしかして、今まで生きてきている中で、自分の意見を否定されて恥ずかしい思いをしたことがあるのかもしれません。又は自分の意見を堂々と立派に語る人が身近にいて「自分はあんな風には決められない」と思い込んでしまったのかもしれません。何をきっかけにそれを思うようになったのかは分かりませんが、「自分は否定される」と思っているといろいろなことが決められません。「自分は認められる」と思っている人でも、出した意見を否定されることはもちろんありますよ? だけど、自分の決断=自分自身になっていなければ、自分の決断を否定されても自分自身を否定されたようには感じないものです。意見を出す側が確固たる自信を持って意見を出しているわけじゃないように、その意見を却下する側も、確固たる自信を持って却下しているわけじゃないことなんて多々あります。「(なんとなく)今回はダメ」「(なんとなく)根拠が足りない気がするからダメ」など、なんとなく提示された意見に反対することってあんがい多いものです。なんとなくなのだから、それに対して自分が傷つくなんてバカらしいことです。もちろん却下する側も、確固たる自信をもって「それはダメ」と言ってくれる場合もあります。それは相手に却下する根拠があるのだから、その根拠を教えてもらったらいいんです。なんとなく反対しているのか、確固たる自信をもって反対しているのか、の見極めは何度か相手の反応を受け取ってみないと分からない経験の域だったりします。いずれにせよ、自分がなんらかの選択をして相手に提示しない限り聞けない話ですですので、なにか決断の機会が来たら、なんでもいいから決めて、それを相手に伝えてみてください。そして、それに対する反応を受け取ってみてください。「決められないから困ってるんじゃないか」と言うのであれば、「AとBどっちがいいか決めて」と言われた時に最初に挙がった方を選ぶと、今の時点で決めておいてください。そして「Aがいいな」と堂々と伝えることを体験してください。「なんで?」と聞かれたら「なんとなく」って満面の笑みで答えたらいいです(笑)。大事なのは返ってくる時の相手の反応に慣れるということです。何度か繰り返しているうちに「なんだ、決めても大丈夫なんだ」ということが腑に落ちると思います。そのころにはきっと、AとB“自分は”どちらがいいのか、少しずつ分かるようになっていると思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「別れることは問題放棄すること?」というMariaさん(37歳・専門職)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。Mariaさんのお悩み彼がお金に困っているのでデート代や食費、旅行代を立て替えたり、お金を貸したりしています。彼には返済する気があるようで時折少額を返してくれますが、お金が足りなくなったら私に借りればいいと思っていることが最近わかりました。 別れたいと思うのですが、別れると自分が困難を乗り越えられないんじゃないかとか、今後新しいパートナーができても問題を解決する力がないんじゃないか、と考えてしまいます。別れるという選択をしたら、問題を乗り越えられない人間になるのでしょうか?心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりMariaさんは「別れたいと思う」と書いていらっしゃいますね。けれど、その彼と別れる自分は「問題解決できない自分」のような気がしてしまうのでしょうか。いえいえ、勇気を出して決断して別れることがこの場合は「問題解決」なのだと思いますよ。しかも彼への気持ちは「別れたい」のですよね。もし「別れたくない」のでしたら、別れない方向での別のアドバイスになるのですが。Mariaさんは、その彼を使って「問題解決できない自分」そして「大切にされない自分」という、どこかで思いこんでしまったセルフイメージを何度も感じたいのかもしれません。Mariaさんは過去に、何かの問題を解決できないままだったとか、逃げてしまったなどの記憶はありますか。人間ですから、解決できないことや、曖昧なまま終わってしまったことや、避けてしまった、逃げてしまった出来事などもあるかもしれません。けれども、どんな選択をしても、Mariaさんにとってはそれが最善の選択だったと思いますし、その出来事によって経験されたことが、必要だったのだと思います。そして、今の彼との「お金の貸し借り」を経験することになりましたよね。彼とのお付き合いで「どんな自分」を感じたのでしょうか。彼と付き合って、お金を貸して少額しか返してもらえない自分は「どんな自分」ですか。大切にされてると思いますか。幸せを感じていますか。もしそうでないとしたら、もうそんな自分をやめてもいいと思います。彼と別れてもきっと大丈夫です。「お金が足りなくなったら借りればいい」と思われる彼女をやめることが十分問題解決です。そして別れてその彼にお金を貸さないこと、全額返してもらうことが、彼にとっても必要な経験なのかもしれないです。人って不思議ですよね。目の前の人やお金を使って「自分が自分をどんな人間だと思っているのか」を何度でも見たいのです。確認したいのです。Mariaさんはもう「問題解決ができる人、大切にされる人」として生きて行ってくださいね。実は今までもそうだったのですから。そして、これから出会うはずの新しい彼との間に、何か問題が出てきたとしても、それはその時に考えればいいこと。まだ起こっていない不安を先に感じて、あらぬ妄想をして足を止めなくてもいいですよ。これからどんな素敵な人たちに出会うかわかりません。心配するよりもワクワクしていたほうが素敵な出会いがあるはずです。Mariaさんに贈る魔法の言葉は「どうせ私は自分の問題を解決できるし。っていうかしてきたし」「どうせ私は大切にされる人だし」です。たくさん呟いていてください。次の彼とのデートには是非お財布を忘れて出かけることをオススメします。これから幸せな恋愛をなさってください。きっと大丈夫です。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「こわくて結婚できない」という、やゆよさん(33歳)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。やゆよさんのお悩み付き合っている彼が結婚をしたがっていますが、私はこわくてできません。私はいつも付き合っている人と『ずっと一緒にいる』ということが信じられません。相手が冷めるか、自分が嫌になるか、という未来しか想像できず、結婚が良いものだと思えないです。本当はちゃんと幸せな家庭を持ちたいと思っています。でも、できる気がしません。今の彼も年下だし、頼りないし、いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かないと思います。だからと言って、他の人だったら上手くいくとも思えない。私はどうしたら良いですか?心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりやゆよさん、こんにちは。高橋かのんです。せっかくそんなお相手がいるなら、結婚、してみましょうよ! と軽く言っちゃいます(笑)。やゆよさんもおっしゃっているように、これは相手が彼だからの問題ではなく、やゆよさんの中の問題のようですよね。本当は幸せな家庭を持ちたいけど、今の自分では、誰とでもそうできる自信がないという悩み。そもそもとして思うのですが、そんな自信や確信なんてなくていいのではないかと思うのです。「ずっと一緒にいたい」とは思っても、どうなるかは誰にもわからないのですから。今は、離婚も多々あることですから、もう少し気軽に考えてもいいのかもしれませんよ。とにもかくにも、今、せっかくここまで自分について感じているのですから、まずは、今の時点て、もう少し深く向き合ってみましょうか。私も、中学生の頃すでに、なぜか結婚しても離婚するだろうと思っていた記憶があります。その頃は漠然と思っていたのですが、今思うに、両親を見ていて、結婚にいいイメージが持てなかったからだと思います。離婚すればいいのにと思っていましたし、子供のために離婚できないと言っている母に、子供を思うなら尚更してほしいという思いと、自分が足手まといになっているような気がして、それなら、子供なんて産まなきゃよかったのにとさえ思っていました。やゆよさんは、何を見て、何を経験して、良いイメージが持てなくなったのでしょうね。そして、それは、本当でしょうか。疑ってみてほしいのです。実は、勝手にそう思っていることも多いからです。私の母も、結局のところ、父(もう亡くなっていますが)が好きなんだなあと今ではわかります。イメージって大事ですから、結婚っていいなと思えるご夫婦と、たくさん関わることもオススメしますよ。「いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かない」とのことですが、そんなあなたを知った上で、彼は結婚したいと言ってくれています。素敵じゃないですか。そのままでいいということです。でも、そういう自分がイヤということであれば、イライラの原因も掘り下げて向き合ってみるのもいいでしょう。相談内容からの可能性としては、自分の頼りなさを嫌っているだけかもしれません。彼を頼りなく思って、自分がなんとかしなくてはと無理してがんばっていませんか? そんな自分が自分でも心許なくて苦しいのだとしたら、お互い頼りなくて共倒れになってもいい、という覚悟で自分でがんばるのをやめて、彼を頼りにしてみてください。自信がなくて結婚に踏み切れないことも相談してみるといいと思います。あるいは、実はないものねだりで、勝手にどんどん決めていくリーダーシップのある人より、少々頼りないくらいの相手がよくて、やゆよさんは自分が決めていきたい、頼りにされたいタイプなのかもしれませんしね。いずれにしても、まずは「彼が頼りないから、やっている」と思っていることをやめてみたらわかります。お楽しみに。さて、冒頭で、結婚してみればと言いましたが、実のところ、形は関係ないと思っています。してみればと言われて、どう感じたでしょうか。まずは、その答えに従ってみるのでいいと思います。大事なのは、二人の居心地であって、二人の今を大事にしていけばいいのではないでしょうか。でも、もしも、ここでお伝えしたことをした上でも、ずっと怖がって「してみたいけど、できない自分」を感じて、どうようかと悩み続けるのであれば、いっそ、してみてもいいのかもしれません。何事もしてみないとわからないこともありますからね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月14日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「彼氏ができる気がしない」という、あやかさん(22歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。あやかさんのお悩み人見知りがあり、出会いもなく一度も彼氏いたことなく周りの男の人にはいい人。「幸せになってほしい」とか言われる始末で恋愛の対象にならないし、初めての人だと全然話せないんで、こんなんじゃ彼氏とか結婚とかもできない気がするので一生一人かなと不安に思います。男の人からは、好きとは言われるけれど友達としての好きだから、恋愛対象として見られてないというか…女の人として見られてないのが悲しいなと…。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあやかさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あやかさんも人見知りさんなのですね。そうですよねぇ、恋愛や結婚ができなくて一生一人かなと思ってしまうと、なんだか楽しくなさそうですもんねぇ。私もすごい人見知りさんで初めての人にはうまく話せなくて、出会いも恋愛経験もとても少ないのですよ。なので、今回のあやかさんのご相談を担当させていただきたいなぁと思いました。そして、そんな私は22歳の時に女友達のお誕生会に誘われて珍しく出かけて行き、そこでひょっこり出会って、ひょっこり結婚しました。人見知りさんでも結婚できちゃうんですよね。自分でもびっくりしちゃいました(笑)人見知りは結婚できない、出会いはない、と決めつけてしまうと『ない』のほうばかりが見えてしまって、人見知りも結婚できる、出会いも少しはある、の『ある』のほうがまったく見えなくなってしまうのですよね。あやかさんは周りの男の人に『いい人』と言われるのですね。いい人ってどんな人なのかなぁと考えていたら、私も自分の気持ちを抑えて『役に立つ人』『面倒見のいい人』『お世話を焼く人』『悩みの相談に乗る人』と、そうやって『他人にとっての都合のいい人』ばかりをやっていたことを思い出してしまいました。役に立ちたくて『助けてあげる人』を一生懸命やっていましたが、もしこれをやっているのでしたら、自分で気づいて、もうやめてしまいましょうね。そして、自分の本当の気持ちに気づいてあげてほしいなぁと感じました。人見知りさんって、とても恥ずかしがり屋さんでシャイだから、もしかしたら自分の思いや気持ちを伝えるのがとても億劫で苦手なのかもですよね。そしてついつい弱みや欠点・弱点を隠してカッコつけちゃう、その気がないフリをしちゃうのかもしれないですよね。そこで、あやかさんにやってもらいたいことは、自分の本当の気持ちを知るということ。『私は◯◯が好き』『私は◯◯が嫌い』『私は◯◯が嫌だ』『私は◯◯が嬉しい』という感じで、まずは自分の気持ちを言葉にして身体から出してあげてほしいと思います。そうして自分が本当は何をどう思っているのか、何をどうしたいのか。そして、あやかさんのステキなところはどこですか? 弱みはなんですか? 欠点はどんなとこですか? 何がバレることが怖いですか? そんな自分の長所や短所、弱みや欠点を含めての『自分』を知って、自分をさらけ出して打ち明けてほしいなぁと思いました。ご相談を読ませていただいて私が感じた、あやかさんにつぶやいてほしい魔法の言葉は、・人見知りでもいい・一生一人でもいい・一生一人で不安になってもいい・いい人をもうやめてもいい・いい人をもうやらなくていい・ずうずうしい人でいい・恋してもいい・好きになってもいい・頼ってもいい・もう頑張らなくていい・もう我慢しなくてもいい・男の人に好きって言ってもいい・あなたのここに好意を持っています。と伝えてもいい・自分の気持ちを打ち明けてもいい・自分の気持ちを最優先にしてもいいです。どうぞつぶやいてみてくださいね。今日は七夕ですね。あやかさんの願いがどうか叶いますように。そしてどうぞ肩の力が抜けた自然体の自分でステキな恋にめぐり逢われますこと私もとっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。職場でのたち振る舞いに悩むという、にゃんたさん(38歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。ひまわりさんのお悩みこんばんは。最近、職場で自分をどのように表現したらいいのかわかりません。仕事も卒なくやれているとおもいますが、他人の目が気になります。いや、むしろ嫌なこともハッキリ言いますから、自分を出していないとは思えません。年齢も高くなってきていますので、責任ある仕事も任せて貰えます。若い世代が多く、彼女らは楽しくやっていると感じてしまいます。また年上の人に対しても寛容でなくなっているなと思います。人数が少ない世代で、早くから厳しい仕事を求められたのに、今になって若い世代が甘やかされていてずるいと感じているのかもしれません。割り切った付き合いをすればいいとわかっていますが、周りがオープン過ぎるのに嫌悪感をもってしまいます。どのように考えたら良いでしょう。心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこの状況をどのように考えたらよいか、とのことですが、まずこんな風に見てはいかがでしょうか。周りがオープンすぎるのではなく、にゃんたさんが心をぎゅっと固く閉じてしまっている。閉じていると、開いている人が気に障るように感じるものですよね。また、自分を出しているし嫌なことはハッキリ言っているとのことですが、もしかしたらそれは自分を表現しているというよりは、本音を違う形の変化球に変換するのが得意なのかもしれません。本当は仕事を頑張ってきたことを認めてほしかったり、若い世代には先輩としてもう少しリスペクトを持ってほしかったり、という腹が立つような寂しい気持ちが本音でありつつ、正直それが人に知れるとカッコ悪い。それを隠す代わりに強い態度で出たり、孤立することで自分を守ってしまうのです。つまりあなたが心を閉じてしまったのは、周りが分かってくれないと感じて、拗ねてしまったのかもしれませんね。心が閉じると、ますます本音が言えなくなってしまいます。その状態で「認められたい」という気持ちが満たされないままでいると、もっと大変な役割を背負うなど頑張り続けることで認めてもらえるまで周囲に無言のアピールをしたくなります。やりがいのある仕事に携われるのは素晴らしいことですが、仕事が本当に好きで頑張っている場合は、あまりそこは気にならないものですよね。他人の目が気になってしまうにゃんたさんは、周囲からどんな反応を求めていると思いますか? ありのままの本音をのぞいてみてください。たとえば…できる人だと思われたい正当に評価してほしい若い世代から慕われたいもっとリスペクトしてほしい頑張って来た自分をすごいって言ってほしいなどなど。ここで見つけた本音は、会社に入るずっとずっと前からあなたの中でくすぶっている思いかもしれません。社内ではなくもっともっと前に出逢っている人で、この気持ちをぶつけたい本当の相手がいるとしたら、それは誰だと思いますか? きっとあの頃は言えなくて、自分の頑張りを無言でアピールしたり、大変な役割を背負うことで認められようとしてきたことがあったかもしれません。ちょっと昔の記憶に意識を向けつつ、自分の気持ちに向かい合ってみてください。「私のことを認めてよ!」と言いたい人は誰ですか? そして本当は何て言いたかったですか? そこに気付いていくと、あなたが心を閉ざしてしまう時のパターンが見つかったり、強がりではなく本音で人と関われるようになっていきますよ。当然、社内のコミュニケーションも変わってくるでしょう。これはどんな状況でも当てはめることのできる「目の前の問題はダミー」という心のお話でした。参考にしてみていただけると嬉しいです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月30日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「片思い中、でも自分から動く勇気ナシ」というあずきさん(29歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■あずきさんのお悩み私は、今片思いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなかあきらめることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりあずきさんこんにちは、心屋流心理カウンセラーの小林威之です。片思いの相手を忘れられず、かといって具体的な行動もとれない自分をもどかしく感じているのでしょうか? あずきさんは今のこの状況、現実をどう感じていますか? 恋に臆病になっていて意気地が無くつまらないと感じてしまう現実でしょうか。それとも、今は会えないけどもしかしたら何かのタイミングで会えるかもしれないし、その時のためにちょっとぐらい背伸びしたオシャレしてみようかな、とウキウキした現実でしょうか。同じ現実でも、あずきさんの感じ方考え方で、つまらない現実にも楽しい現実にもなります。もちろん、片思いの方にあずきさん以外の素敵なパートナーが現れるかもしれないし、ずっと連絡が取れないままかもしれません。もしそうなら、会えない片思いの人にずっと恋をしてウキウキしている自分ってバカバカしく思ったりしますか? もし今あずきさんの中にウキウキしている自分がいるなら、そちらの方を信じて欲しいのです。勇気が無く具体的な行動を起こせない自分を責めるのではなく、今度いつ会えるのかなとか、ちょっとキレイになったんじゃないって褒めてもらえるとか(笑)いい雰囲気でデートしているとか、そんな能天気なイメージを大切にしてみてください。そんなことをしても何も変わらないって思われるかもしれませんが、今見ている現実はあずきさんの心を映しています。あずきさんの心が沈んでいれば、つまらない現実に。ウキウキしていれば、幸せな現実に映ります。現実が幸せに映ると、今まで見えなかった幸せが見え始めます。今まで嫌だと思っていた上司が本当はいい人だったとか、周りの人が助けてくれたりとか。無理だと諦めていたことがなんとなくうまくいくんじゃないかって思えたりそう感じ始めたらドンドン現実がステキな方向へ変わり始めます。そして、もちろん落ち込むときもあります。かわいい洋服も買って、バッチリメイクもしてみて、髪型も変えてみて。そんなことしている自分がバカバカしく感じたりもします。そんなときほど、あずきさんがあずきさん自身のイチバンの応援団になってほしいのです。応援するって「がんばれー、がんばれー」って自分に叱咤激励するのではなく、「今日は元気でないんだね」「それでもいいよ」「ゆっくり休も」って、自分をヨシヨシと子供をあやすように癒してあげてください。グジグジしたネガティブな自分も大切な自分です。ネガティブな自分を否定すればするほど自分のことが嫌いになりますので。本気で恋をしているなら両思いも片思いも関係ありません。どんな恋もあずきさんをステキに輝かせてくれます。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月23日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家業を継いであげたいがプレッシャーが…」という、はるさん(32歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。■はるさんのお悩み一年前に父の会社に入社しました。まったく経験のない仕事内容で自分の仕事を覚えるのに必死で一年なんとか乗り切りました。父は会社の経営を私に任せるといつも私に話します。働いている社員は自分より年上、私より経験もあり、そういった職員へ注意をしたり指示をださなければいけません。社員とはギクシャクし父からはお前ならできると言われます。家業を続けてあげたいと思いますが、自分ができる自信がありません。これからどうしたら良いのでしょう。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより私も自分の親の会社を継ぐか継がないかの選択権があった人間です。ですので、多少なりともはるさんの気持ちは分かるような気がします。その会社は祖父が共同経営で立ち上げた会社で、婿養子の父が跡を継いでいました。子供の頃から言葉で明確には言われないけど、婿養子をとってその人に会社を継いでもらうか、私が会社を継ぐかという“雰囲気”が漂っていました。雰囲気だけです。一度だけ、社会人になってから「うちの会社を継ぐ気はあるか」と聞かれたことがありますが、正式に継いで欲しいと言われた事はありませんでした。結局どうしたかと言うと、私は父の会社は継ぎませんでした。その後、経営がうまく行かず同業他社に買収されて(というか、買収してもらって)祖父達の立ち上げた会社はなくなりました。会社を継ぐなんて荷が重すぎると思って、入社もしなかった会社でしたが、継いでいたらとても大変だっただろうな、と思います。そんな経験を経て、私がはるさんに言いたいことは、はるさんが継ごうが継がなかろうが、大きな流れの中ではたいしたことではないということです。私の祖父も父も繋げるものであれば、繋いで行ってほしいという願望はあったと思います。入社はしませんでしたが、アルバイトに行ったことはあり、古くから勤めている社員さんに「3代目、頼むよー」って言われたこともあるので挨拶程度だとしても、社員さんの中でも多少の期待はあったのでしょう。私ですら感じていた「期待」です。はるさんは、その両肩にのしかかる「期待」を感じているのではないかな、と思います。はるさんは、「お父さんの期待を裏切ってもいい」って言えますか?繰り返しますが、はるさんが継ごうが継がなかろうが、大きな流れの中ではたいしたことではないです。ここにきて「継ぐのをやめる」って言うのもアリです。でも、数ある人生のなかで会社の経営者になるチャンスを持っている人もなかなかいないですよね。別の視点でのお話もさせてもらいたいと思います。私が最初に勤めた会社にも社長の血縁がいました。彼は同期入社だったので親しくしていましたが、分からないことは素直に聞いて、実直に働いていました。見た目は遊んでいそうな感じだったのですが(笑)その働きぶりと素直な性格に先輩社員たちもすっかりその彼のことを気に入っていました。「ちゃんとしなきゃ」という気負いがなかったのも良い影響を及ぼしたのではないかなと思います。こういう2代目なら歓迎されるんだろうな、というのも横で見ていて分かりました。社員さんたちは、雇われているということを分かっていますし、経営側に回ろうとも思っていないです。自分たちが安定して働き続けるために、後継者である、はるさんのことを疎んじたりはしないはずです。基本的には信頼したいはずですもん。そうは言っても、どうしたって長年勤めてくれている社員さんと比べたら、経験もスキルも足りないわけです。はるさんには求められてる役割が、社員さんとは違うんです。そして、現経営者であるお父様とも違います。だから「経営者としてしっかりしなきゃ」と思う必要はないです。継いでいくとしても魔法の言葉は一緒です。「お父さんの期待を裏切ってもいい」お父さんのような立派な経営者にならなくてもいいです。お父さんががっかりするようなトップになっていいです。ダメでできなくて、社員さんに甘えてばかりの経営者でいいです。できなくて、ダメで、甘えて、仕事してもらうそんな愛されるトップになってください。そしてそのできないダメダメなトップになった先に、自然と発揮される自分の底力を信じてみてください。大丈夫です。はるさんは、あのお父様に「おまえならできる」と見込まれている人なのですから。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「頼りない彼と結婚を考えられません」というみちさん(30歳・看護師))からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■みちさんのお悩み彼が頼りないひとで結婚を考えられません。年齢のことも考えるとあまり時間もなくて別れるかどうか悩みます。いい人で優しい人だけど頼りないし、私はあまり性交渉が好きじゃないのに求められ断るのも辛くなってきました。嫌いじゃないけど好きかと聞かれても正直わからなくて踏み出せません。私はバツイチ子供なしなんですが、元旦那といるときには悩まなかった内容で困ってます。またなんでも元旦那と比べてしまうのも嫌な自分がいます。よいアドバイスがあれば聞かせてください。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりみちさん、こんにちは。いかり屋圭子です。一言アドバイスするとしたら「彼に失礼だから別れたらいかがでしょうか」でした。失礼しました。この言葉を聞いて、みちさんはどう感じますか。 少し感じてみてくださいね。「いや、まだ別れたくないわ」もしくは「そうか、やっぱり別れたほうがいいか」のどちらでしたか。みちさんは、結婚に何を求めていらっしゃいますか。今の彼よりも頼りがいがあり、セックスを求めない方が現れたらその方に乗り換えますか。もしくは今の彼と同じだけれども高収入や、さらに条件がいい方が現れたらどうしますか。結婚に対して、人それぞれ求めるものや、イメージが違うと思いますので一概には言えませんが、結婚する前からセックスを断りたくて、そしてそれが辛いということですが、結婚したら更に、断ることに罪悪感を感じるのではないかと思います。彼のことを日々、「頼りない」と思い心の中で責めて、一方セックスについては罪悪感を感じる。そんな結婚生活になるかもしれません。どうでしょう? みちさんは、今の彼と別れないまま、ほかにもっといい人が現れたら、今の彼と別れて新しい人のところに行きたいのではないかと感じてしまいました。けれど、新しい出会いというものは「彼がいない状態」の時に来るものだと思います。世界は広いし、男性は多いし、みちさんはまだ若いです。みちさんは、きっと「損をしたくない」方なのかもしれませんね。みちさんの心の中にはまだ「元夫」の居場所があるのかもしれません。ある方の言葉によると、誰かと結婚したいかしたくないかは、本当は瞬時に判断できるものらしいですよ。人間も動物ですからね。直感が働くそうです。たぶん今のまま彼と付き合っていたら、遅かれ早かれ彼の方から別れたいと申し出るのではないかと思います。だから、みちさんは自分の気持ちがはっきりするまでしばらくウダウダとしていればよろしいかと思います。今回は辛口の回答になりました。そして、この回答を読まれて、みちさんがどう感じるかで決まるのではないかと思います。本当はみちさんの中ではもう答えは出ているのだと思います。考えてみてくださいね。そして「損してもいい」という言葉をつぶやいてみてください。損してもいい自分は何を選択するのか。損得ではなく、自分の心は本当は何を求めているのか。自分に聞いてみてください。答えは自分だけが知っていますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼がネガティブ思考でツライ」という、なつきさん(27歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■なつきさんのお悩み初めまして。よろしくお願いします。私の悩みは、彼氏がかなりのネガティブ思考だということです。 気持ちの浮き沈みがすごく激しくて、なんの前触れもなく「今日はイライラしてるから」「ごめん、だけどほっといて」「誰とも話したくない」など、言われてしまう事が良くあります。そうなってしまった日はもうなにもできず、ただ気持ちが回復するのを待つことしかできないです。それが私にとってはかなり苦しいです。 彼氏にはすごく苦しかった過去があり、今もツライ状況にあるのを知っているので、ネガティブに陥ってしまうのは仕方がないとわかっているのですが、私は放っておくことができないです。なんとしても苦しみから救って幸せにしてあげたいです。前向きになってもらいたいから、自己啓発本を何冊も読んで勉強したり、今の彼氏のツライ現状を早く解決できるように、いろいろ情報を集めたり、微力ですが自分のできることから始めています。 心が楽になるような言葉かけも考えてメールするようにしていますが、ある日「口だけではなんとでも言える」と言われてしまいました。普段は本当に優しくて思いやりに溢れた素敵な彼氏なのですが…。これからも彼氏がネガティブになる度に、ただ心配して待つことしかできないのは本当にツライです。何に怒りを感じて、何にイライラしてるのか話してもくれず、ただ心を閉ざしてしまうので、もうどうしてあげたらいいのかわからず…。 頻度も多いのでこっちも本当に苦しいです。私はどうしたらいいでしょうか。やっぱり、ただ見守ることしかできないのでしょうか。どうか、アドバイスよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりはい、どうもしなくていいので、見守ってあげてください。「しかできない」というより、それが今の彼へ最大級の愛情表現になると早く気づいてくださいね。何に愛情を感じるかは、人によって違います。もしかすると、なつきさんは、自分が辛いときにしてほしいことを、彼に押し付けているのかもしれませんよ。そんなすれ違いは、男女の間でよくあるパターンだと言えます。彼は、ちゃんとしてほしいことを言ってくれていますよね。その言葉をまずはちゃんと受け取って、尊重してあげてください。では、なぜ、そっとしておくことができないのでしょうか。ご自身でも書いていらっしゃるように、それは自分が苦しいからです。じゃ、なんで、そんなに苦しいかと言うと、「ネガティブでいることは悪いこと、苦しいこと、早く脱しないといけないこと」と思っているからではないでしょうか。さらに、「ネガティブでいると○○になる」と思って、怖がっているかもしれません。何を心配しているのですか。その自分を感じてみてくださいね。つらいときに、必要とされない私はダメだ、愛されていないと思ってしまっていたり、救うことで存在意義を感じようとしているパターンもありますよ。頼まれもしないのに、彼の問題を解決しようと、もっと言えば、彼をなんとかしようとしなくていいのです。そうやって動くあなたから、彼にどんなメッセージが伝わっているかといえば「ネガティブでいるあなたはダメよ」になっている可能性が高いです。彼からしたら苦しいですよね。彼は、あなたが救わなければいけない人ではありません。ネガティブになっても、ちゃんとひとりで復活できるし、あなたを必要とするときには声をかけてくれると信じてくださいね。そして、その間は、彼の分もリラックスするつもりでゆったりと過ごして。楽しいことをしていたっていいのです。そして、実はもっと大事なことは「自分のネガティブな部分を許すこと」です。自分がネガティブになることも禁じていませんか? なってはいけないと思っていませんか? そんな自分の一部をないものとして切り捨てているから、彼がわざわざネガティブになって、見せてくれていると思ってみてください。無理やりポジティブになろうとせず、じっくりネガティブな自分も味わってみてください。先ほど「彼がネガティブになると何が心配で、何を怖がっているか」と聞きましたが、自分のネガティブを見る手始めにちょうどいいですね。彼のネガティブを問題視してなんとかしようとするのではなく、その彼と関わることで自分の中に湧き上がるネガティブと向き合ってみてくださいね。いやがらずに感じて、認めて、なんともしようとせずに、そんな自分がいるなぁとただ味わってみてください。そして、彼は大丈夫と信じてあげてくださいね。きっと、彼との関係も変わってきますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月02日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「嫌いなはずの母親と同じ行動を…」という、ハルさん。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ハルさんのお悩み娘たちから子離れしたいのです。夫、今年26歳になる会社員の娘、21歳大学生の娘、実両親の6人家族です。 母はいわゆる毒母で、ずっと支配、干渉されて暮してきました。その不都合に気づいてからは母に対する怒りでいっぱいです。しかし、私も娘たちのことが気になって仕方ないのです。口出しをするまい…とは常に意識しているつもりですが、娘たちの様子が心配でたまらないのです。成人した彼女たちを信頼する、見守る…って並大抵の努力ではないですね。世の中の母親はどのようにして乗り越えていらっしゃるのでしょうか。娘の職場、大学とも近場なので、私の方から一人暮らしをすすめるわけにはいかないので、その他のアドバイスがあればよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりハルさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。そうですよねぇ…。お母様に干渉されて支配されて苦しんで来られた経験を持たれてあるからこそ、娘さんたちを苦しめずに子離れしたいですよねぇ。ハルさんにお尋ねなのですが、成人したお子さまたちを安心して見守ることができず、常に見張っておられるのは 何かが怖いからではないかなとお見受けいたしますが、母親のハルさんが娘さんたちを放っておいたら、どうなりそうで怖いですか? 誰に怒られそうですか? 誰を悲しませそうですか? 誰に恥をかかせそうですか? 実は、私にも24歳の社会人と22歳の大学生の二人の娘がいます。私も、もうほんとに子供たちには自由にしてあげたいと願いつつ、願いつつ、願いつつ…あれやこれやとついつい口出ししてしまっていました。そして私の母も、私に対して服装から行動・言動に生活態度、学歴や仕事に至るまで いちいち支配的に価値観を押し付けては、逐一口を出してくる人でした。それは正しくないからああしなさい、あなたは間違っているからこうしなさいと、今 思い出しても辟易します。そしてそんな母親そっくりな自分に気づくとげんなりと嫌気がさしてしまいますね。そんな私のように、子供を信頼して安心して見守ることができず、常に見張っている人は、頭の中に支配的で干渉しているお母さんが住んでいて、子育てにもいまだに いちいち口出しをされているのです。そしてお母さんに恥をかかせないように、お母さんの自慢の娘になれるように、お母さんに認めてもらえるようにと、子供たちを監視続けて口出し続けてしまいます。そんな自分の子供を信頼して安心して見守りたい方に効果的なつぶやきの言葉は…お母さんそっくりでもいいお母さんのようになってもいいお母さんみたいに干渉してもいいお母さんの期待に応えなくていいお母さんに恥をかかせてもいいお母さんに怒られてもいいお母さんに嫌われてもいいこれらの言葉を幾度もつぶやいていると、子供たちのママの私が、まず、自分の頭の中に住む母親の口出しから自由になっていきました。そうして自分の好きなことを好きなようにするようになりました。今までやってみたいのにやってみなかったことも、自分で選んでできるようになりました。そうすると、目の前の子供たちが、ママの私の期待通りにいかなくてがっかりさせるようなことをしても、笑われたり恥をかかせたとしても、ママの私がどうにかしてあげなくても、子供たちは自分たちでそれぞれいろんな経験をして、自分たちの幸せへと辿り着くのだなぁと思えるようになりました。ハルさんもどうぞ幾度もつぶやいてみてくださいね。そのうち、なぜか笑えるようになっていきますからね。今回このご相談を担当させていただいて、自分の子育てと自分自身を振り返られることになり、いくつも気づかせていただくことができました。ハルさんご相談ありがとうございました。どうぞハルさんが笑って、今までやってみたかったことや好きなことを のびのびと自由にゆるやかに楽しまれる日々を過ごされますよう楽しみにしています。
2015年05月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。事実ではないことを周りに言いふらされているという、ひまわりさん(35歳・福祉)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ひまわりさんのお悩み小さい頃からずっと苛められています。それもパターンがあって、私に嫌なこと言われたとか、たたかれたとか、事実ではないことを周りに言いふらし、同情を得ています。私の話は誰も信じてくれません。死にたい、死にたいと思いながら、生きていたらいつか良いことがある! と思ってきましたが。どうしたらよいのでしょう。相手は憎くありません。なぜそのようなことをするのか、どうしたら止めてもらえるのか知りたいです。私の何が相手にそうさせるのでしょうか? 弱さ? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこんにちは。周りの人に事実ではないことを言いふらされても相手は憎くないというのはあなたの本音ですか? 私も幼少期から中学生くらいまでは特に気が弱くて、自分の気持ちを主張できず、相手にあることないこと決めつけられてしまい何も言い返せない、という時期が続きました。いわゆるいじめにも遭いました。どうして自分はこうなんだろう? と責めたり反省するばかりで、今思えば周りの人たちに魂をまるごと渡してしまったかのような人生を送っていました。ご相談を読ませていただいた限りでは、あなたの周りの人が本当に事実を言っているのか、そうでないのかは私には確認できません。ただ、もし本当にそうであれば、そんな風に他人に粗末に扱わせているのが自分自身であることに少しずつ気づいていく必要があるのかもしれません。あなたはいつの間にか、どうせ自分は価値がない人間だと思い込むようになってしまってはいませんか? 自分が自分をそうやっていじめてしまっていると、他人にも自分を粗末に扱うことを許してしまいます。それはあなたが望む生き方でしょうか。生きているといいことがある。本当にそうでしょう。そして、もしそのいいこと=生きてて良かった、と思えるためには、自分の気持ちを少しずつ表現することを諦めないでみてください。ちゃんと「やめてほしい」「そうされると悲しい」と、自分の気持ちを相手に伝えてみるのです。伝えて初めて、事実関係が確認できます。もしかしたら悪いように言われていることがあなたの思い込みであることも分かるかもしれませんね。自分は嫌われている、というメガネをかけていると、他人の行動が全て自分の悪口を言っているように見えてしまうことがあります。そしてもし実際、悪く言われていたとしても、やめてほしいと言う勇気を持ちましょう。揉めてもいいのです。言いたいことを言って嫌われることもあるでしょう。たとえ、都合が悪い思いをしても、傷ついても、自分が自分の応援団であることです。そのためには、まず、ちゃんと怒ってください。自分のために。怒りは自分を守る感情でもあります。怒れない自分を責めるのではなく、誰かを責めるのではなく、「私はこう扱われて腹が立った」と自分の尊厳をちゃんと守ってあげるのです。悔し涙を流してみてもいいです。ここに相談できるあなたは、ちゃんと感情を感じられる人です。こうしたい、こうなりたい、が分かる人。だからこそ、自分の感情に嘘をつかない練習をまずは始めてみてくださいね。あなたは好きな人と楽しい時間を通してもっともっと豊かに人生を生きられる人ですから。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月19日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、心の中で他人を悪く評価する自分が嫌い、という春野さん(28歳・医療関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■春野さんのお悩み私は昔から他人の目、評価がすごく気になります。小学時代いじめにあったこともあり、余計ビクビクして過ごしてきました。相手を傷つけるのは恐怖であり、自己主張しません。そのかわり心の声がおしゃべりになりました。心の中で相手の話す内容に○×をつけてしまう癖があり、相手にこうすればいいのに、とか心の中で評論してる日々です。どうしたらこの腹黒い習慣から抜け出せるのかそんな自分が嫌で苦しくてたまりません。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより春野さん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。他人に対してダメだしをしてしまうそんな自分があまり好きになれないのでしょうか? 私もこの心理カウンセラーという職業をやる前は普通のサラリーマンでしたので職場で上司や同僚などなど周りの人の様子を伺っては、「あんなことしてるから失敗するんだ」とか「もっと人のこと考えて行動すればいいのに」とか何かとケチをつけていました。(もちろん言葉にはせず心の中だけやってましたが)きっとそんな自分は心の狭いダメなやつだったかもしれませんが、価値が無いとか魅力が無いとか能力が無いとか、そんな全部ダメダメな人ではなかったと思います。人は最低な部分、最高な部分その両方を必ず持っています。疲れたり、自分に自信が無くなってしまうとつい最低な部分の方に目を向けがちになります。そんなときは、最低な部分を自分から無くそうとするのではなく、「あーー今日は疲れてるんだな」「最近ちょっと頑張り過ぎているのかな」という自分へのシグナルだと思って、少し休息を取ってみてください。頑張り癖のある方は、つい誰かと比べてはまだまだ頑張れるとアクセルを踏み込んでしまいがちになりますが、今の自分の状態を誰かと比べる必要はありません。毎日自分が定時で帰っていて、同僚が残業していても自分が疲れたと感じていたら有給休暇を使ってみてください。それくらい自分のことを大事にしてほしいのです。春野さんが自己主張できなかったり、誰かに○×をつけたり腹黒いところがあるのが問題ではなく、それらを使って春野さんが自分自身を責めてしまうのが問題だと思っています。人は誰でも、怒りだったり、妬みだったり、僻みだったり、恐れだったり、そんなマイナスな感情も持っています。その感情と上手に付き合うのが、自分らしく生きられるコツだったりします。そのためにはまずは、自分の中にそのマイナスな感情があることを認めて、許してあげることから始めてみてください。自分のことを許すのは、感覚的にピンとこないかもれませんがマイナスな感情を感じたら何もせずぼーっとやり過ごしてみてください。特にアレコレ自分のことを批評せず、「あー今わたしイライラしてるなー」とか、「つい文句ばっかり浮かんでくるなー」とか、頭に浮かんできたことをそのまま消えるまでぼーっと浮かべておいてください。無理にかき消したりする必要はありません。それができたら、次は休息をとったり美味しいものを食べたり、ステキなカフェに行ったりと自分の好きなことをしてみてください。精神的に辛い状況で考えても、いいことは何も浮かびません。自分を甘やかすぐらいが丁度いいくらいです。当たり前のことかもしれませんが、それがなかなか実行に移せないので悩んだり苦しんだりしてしまうのです。リラックスしてゆるゆると過ごしてみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月12日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもができなくて悩んでいます」という、ななさん(29歳・営業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。 ■ななさんのお悩み結婚2年目、子どもができなくて悩んでいます。1日も早く子供がほしいと思い、結婚半年から不妊治療を行っております。特に悪いところは見つからずタイミング指導を受けています。仕事もあり、体力的に疲れていていいタイミングでできなかったり生理が来てしまったりしたときの落ち込みやイライラが募る一方で、最近は小さい子供を見るのも嫌になってきてしまった自分がいます。子供は好きなはずなのに、友達の妊娠報告やSNSなどでの子供の誕生日やイベントの投稿を見る度に悲しい気持ちになってしまいます。このイライラが体によくないんだと分かりつつも、このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です。ちょっと風邪をひいたり花粉が辛くても、妊娠してるかもしれないと期待して薬を我慢しなくてはいけないときは、こんなにまでしてなんで子供がほしいのか分からなくなるときもあります。周りから祝福されたり友達と子供の話で盛り上がったり、それがしたいためだけに子供がほしいと思っているのか、自問自答の日々です。どうしたら気持ち穏やかに過ごせるのでしょうか。このままでは、いつもは穏やかで優しい旦那との仲も悪くなってしまうのではないかと不安です。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりもしかしたらななさんは、心のどこかで、子供を持てない自分は『不完全』だ。と思っていませんか? 中学を卒業したら、高校へ行って。高校を卒業したら、大学へ行って。大学を卒業したら、ちゃんと稼げるように働きなさいね。ほどよい時に、贅沢は言わないから、普通の人と結婚してね。しばらくしたら、孫の顔が見られるのよね。「おばあちゃん」なんて嫌だけど、孫の顔は見たいわ。ななにはそういう「普通の幸せ」を歩んでもらいたいの。そんな「幻聴」が聞こえていませんか? 「だんなの期待を裏切ってもいい」「親の期待を裏切ってもいい」「子供が産めなくてもいい。それでも私は愛されている」そう呟いてみてください。どんな気分になりますか? 「このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です」と書かれていますね。ガッカリさせてしまいそうで不安なんですよね。そうですね。ガッカリされるでしょう。子供がいたらよかったなぁと思われるでしょう。でもそれは、ななさんが楽しんで生きていて、ななさんが笑っていて、ななさんが自分のことを大事にしているのが大前提だと思います。その上でさらにななさんの子供もいたら最高にいいなぁ、という願望なんです。こうするのが良い、と思われがちな“普通”や“一般的”にとらわれていると、ライフイベントの適齢期が来るたびに悩みに落ちます。学生を卒業して、一般企業で働き続けられない自分をダメだと思ってみたり。結婚適齢期を過ぎても結婚できない自分をダメだと思ってみたり。出産適齢期を過ぎても出産できない自分をダメだと思ってみたり。子供が教科書通りに成長しないのをダメだと思ってみたり。…キリがありません。たとえば私の場合で言うと、結婚適齢期を過ぎても結婚できていない女にあたるのかなと思います。やっぱり“人並みに”結婚したいと思う時もありますよ。“親の期待”に応えたくて結婚したいという思いを持っていた時もあります。一般的に結婚していた方が“良さそう”だから結婚したい、という思いが強かった時期もあります。いまはわりと落ち着いていて、「結婚してもしなくても、どっちもアリかな」という感じです。やっぱり友達と会えば、「結婚考えてる人とかいないの?」という話題になったりする時もあります。こういう話題も挨拶のようなものです。たんに「結婚していない」という状況なだけなのに、そこに×をつけていると、こんな話題にも過敏に反応したりします。「うん、私はいま結婚していないね。いつかするのもいいね。しないならしないで楽しくやっていけそうだよね」って思っていたら、素直に「いい人いたら紹介して」って言えたりするものです(笑)。ななさんもね。「子供がいてもいなくてもいい」「旦那や親をがっかりさせてもいい」と、呟きながら、子供のいない人生に思いを馳せてみてください。「がっかりさせてもいい!」と腹をくくれたらそれはそれでアリだな。とふっと肩の力がゆるんだりします。「でもやっぱり欲しいな」と思っても、もちろんよいです。そんなふうに揺れてもいいんですよ。気持ちは揺れて当然ですよ。欲しいものは欲しいんですもの。でも、なくてもアリなのかもしれない。そんなふうにあっちいってこっちいってとゆらゆらしていると、肩の力がふわっと抜けます。そんな時にきっといい知らせが届くものなんじゃないかなと思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「やりたいことはあるが、将来が不安」というURさん(29歳・家事手伝い)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■URさんのお悩み今、家事手伝いをしています。周りからは、すぐ結婚しても大丈夫というくらいしっかり家事をこなしています。実際、一度お見合いの話もきましたがこのままの私では駄目だと思い、お断りしました。 両親の応援もあり、何かにつけできない理由を探して、やりたかったけどやってこなかったことを仕事にしようと、できることから、今がんばっています。しかし、それはすぐに収入につながりませんし、自立できるかどうかも不安な仕事です。でも、できるやり方を模索しながらがんばっています。ですが、他の人から見れば家事手伝いに変わりないし、この夢がうまくいく保証もありません、こんなことをしていないで普通に働かないと駄目なのかなと諦めどころを探してしまいます。けど、もう諦めたくありません。こんな時は、どんな風に考えていけばいいのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりURさんへ、初めまして、いかり屋圭子です。今まで何かにつけてできない理由をつけてやらなかったこと、をやり始めたのですね。そして今度こそ諦めたくないのですね。けれど、それはすぐには収入に結びつかないし、うまくいく保証もないのですね。その不安な気持ちはわかります。けれど、URさん、やりたいことがすぐに収入に結びつかないというのは「当たり前」なのですよ。ですから、その「やりたいこと」を収入につなげようとするのをいったん横に置いておいてください。「やりたいこと」と「収入」を結びつけて考えないでくださいね。幸いURさんのご両親はURさんのやりたいことを応援してくださっているようですよね。今のURさんは「家事手伝いは職業ではない」「仕事をして収入を得るべき」「うまくいくことをやるべき」「このままの私ではダメ」「自立するべき」というような思いこみがあるように感じます。いかがですか。こんなに色々「べき」があると、身動きがとりにくくなりますね。まず、家事手伝いをしている自分についてOKを出してください。家事手伝いをしている自分で胸を張ってください。しかも「すぐ結婚しても大丈夫なくらいしっかり家事をこなしている」のですよね。それは素晴らしいことですよ。URさんが家事を受け持ってくれることで、助かっている人(家族)がいますよね。収入に結びつかなくても家事は立派な仕事です。逆に家事をする人がいないと外で働いてくる人は困るわけですから。自立についてですが、「自立しなければいけない」と自分にプレッシャーをかけるのは逆効果です。実家にいられる自分、応援してくれるご両親がいることを「ラッキー」に思い、いつかタイミングがくれば自立するだろうくらいに思っていてくださいね。人にはそれぞれタイミングがあります。ずっと親元で暮らす人もいれば、若いうちに自立する人もいます。それは自然な流れです。年齢を気にして焦らなくてもいいと思います。そんなURさんには「自立しなくてもいい」という言葉をつぶやいていて欲しいです。そして、やりたいことがあるのならば、親に迷惑をかけても、収入につながらなくてもやればいいと思います。そう、URさんに今足りないのは、そういった覚悟と勇気かもしれません。やりたいことをして、それを収入につなげられる保証は誰にもありません。けれど、成功していく人というのは「やり続けた人」です。失敗しても、そこで諦めずに続けた人が結果を出すのです。いつまで経ってもやり始めない人は失敗することもありませんが「収入に結びつく」こともありません。ですから、結果を恐れず、やりたいことを今やること。しかも、URさんには実家という居場所と家事手伝いという役割があります。今の状況に感謝しながらガムシャラにそのやりたいことに取り組んでみたらいかがでしょうか。私のことになりますが、30歳で離婚した時は専業主婦でした。離婚して初めて一人暮らしをして、すぐに父が他界してしまった為、実家の会社に2年勤め、その後32歳で転職しました。私は専業主婦と子育てが夢だったので、夢破れて、しかも心の深いところで頼っていた父を亡くして、一人で生きていけるのか大変不安でした。けれど51歳の今も自分で収入を得ていますし、ここ数年は自分がやりたかったこと、自分を活かせると思っている仕事をしています。46歳の時に会社が日本撤退して、急に仕事を失いましたが、やりたいことだけをしようと覚悟して、2年半くらいほとんど収入がない時期を過ごしました。けれど今こうして生きています。突出した才能も資格もありませんし、今も何の保証もありませんが、会社勤めの時よりも幸せで自分が喜んでいるのを感じています。会社が無くなった時に、安定した収入や、保証を得られそうな「会社に勤める」という選択肢を選んでいたら、今の人生はなかったと思います。怖くても先が見えなくても、やりたいことをやる、と決めて選択したことが今の状況を作ったと思っています。「保証がない道を進む」という損を受け入れる覚悟を、あの時無意識にしていました。そして、疲れがたまって苦しかった会社員生活も、日々目の前の事に取り組んでいたら、自ら辞めなくても自然に終わりが来ました。不思議なものです。人生は先の見えない冒険です。冒険が失敗しても、また立ち上がっていけばいいのです。収入に結びつけることを先に考えるのではなく、やりたいことをやる勇気を持ってください。収入も自立もきっと勝手に後からついてきます。そのタイミングは誰にもわかりませんが、神様は勇気を出した人を応援してくれると思います。想像できない奇跡は勇気を出した人のところに起こりますよ。これからも家事を楽しんで、親のすねをかじりつくしてやるくらいのつもりで実家に寄生してみてくださいね。いつか、ご両親とは別れる日がやってきます。それまで一緒に暮らせること、自分が好きなことをやらせてもらえること、応援してもらえることに感謝しながら、焦らず今の暮らしを楽しんでください。そう、URさんは「今のままでいい」「今の自分でいい」と思えた時に変化が訪れることでしょう。肩の力を抜いて楽しみにしていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「責められてる気がしてイライラしてしまう」という、みのむちさん(26歳・福祉職)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■みのむちさんのお悩みできないと思われるのがとてもイヤで、人から何か言われると責められてる気がしてカッとなりイライラしてしまいます。 普段から人に怒られるのが嫌で、自分の意見を言えません。 その為に軽く見られるのか、職場などで人からいじられたりクドクドと怒られることが多く、イライラしたり落ち込んだりします。 認めて欲しいのに… 。プライベートでもパートナーからはよく「自分の感想を言っただけで責めてるんじゃないよ。なぜ怒ってるの?」と言われます。 心配して聞いてくれたのに、それさえも責められている気がしてイライラをぶつけてしまい、最後は険悪な雰囲気になります。常にファイティングポーズでガードをしてるような毎日から抜け出したい…。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりこんにちは、高橋かのんです。お悩み、拝見いたしました。みのむちさんは「自分のことをよくご存知だなあ」が私の印象です。そう、責められてる「気」がするだけですよ。それを「気のせい」といいます(笑)。誰も責めてはいないのです。では、なぜ、そんな「気」がしてしまうかというと、人ではなくて自分が一番自分のことを責めているからです。特に「できない」ことをすごくダメなことだと思っていらっしゃるようですね。だから、そんな自分が他人にバレることを怖がって、隠そうと頑張っているのです。それが、みのむちさんにファイティクグポーズをさせ、疲れさせている素ですよ。さて、バレたら、どうなると思っていますか? バカにされる? 見捨てられる? 怒られる? 文面から察するに「怒られる」でしょうか。そして、その結果「見捨てられる」かな? 小さい頃、もしかしたら、怒られて見捨てられるんじゃないかと不安になった経験があるのかもしれませんね。だから、人から少しでも「できない」と感づいたようなことを言われようものなら、逆ギレしてしまう…、それを「図星を突かれた」といいます(笑)。そのセンサーも人並み以上というワケです。心配されるのも「できないから心配されるのだ」とセンサーがキャッチしてしまったら、ありがたく受け取れないですものね。ご自身もおっしゃっているように「怒られたくないから、自分の意見を言わない」結果、「怒られる」という本末転倒なことになってますよね? 実は、私たちは、なぜか、そんな風に避けたいことを避けようとして、結果、それを招いていることがよくあるんです。そろそろ、そのうまくいかないやり方をやめませんか? 「自分の意見を言うと、怒られる」これが大勘違いです。「自分の意見を言うと、喜ばれる」って、何度もつぶやいて、いったん信じてみませんか? 我慢しなくていいのです。人の意見に合わせなくてもいい(もちろん、合わせるときがあってもいい)のです。あなたの意見を聞きたがっている人はたくさんいます。パートナーもとても真摯に向き合ってくれる方ですね。人と違う意見を言うことは、批判でも、口答えでもありません。どちらが正しいでもないのです。きっと自分の意見を言うようになったら、人の意見(感想)も一意見として、「そう思うんだね」と受け取れるようになると思いますよ。そして、その違いにも興味を持って聞けるようになるでしょう。意見は違っているから面白いのです。違う意見のときがあるから、意見が合ったとき、うれしいのです。さて、お題の「ファイティングポーズな毎日から抜け出すには?」ですが、簡単ですよ。「できなくてもいい」とたくさんつぶやいて、できない自分を、まず自分が許すこと。認めること。実は、きっと、もう周りにはバレてることでしょうから、隠さないこと(笑)。できないところは、できる人に活躍してもらう部分です。喜んで助けてもらいましょう。きっと、助ける人もうれしいはずですよ。なんでも一人でできたら、周りの人の出る幕がなくて、寂しいじゃないですか。ましてや、できるふりなんて、水臭いじゃないですか! そして「怒られてもいい」と覚悟を決めること。避けようとしないこと。ぜひ、自分の意見を言ってみてくださいね。毎日、無防備に、持ちつ持たれつ、過ごしていきまょう。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「自分から終わらせた不倫なのに苦しい」という、スモモさん(35歳・パート社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■スモモさんのお悩み35歳。最近不倫をやめました。でも、先が見えず…。不倫は反対派でした。まさか自分が? と戸惑いながらも恋は落ちるものなんだと、理性とは何なんだろうと考えさせる出会いでした。何も求められない関係。それを理解して周りにバレないように気遣ったり我慢したり。相手の奥さんへの罪悪感。でもコントロールできないダメな自分…。彼も私の苦しさは分かっているし、彼は離婚できない自分に同じように苦しんでいました。傷の舐めあいの様な二人だったのかもしれません。時々彼から、お前は俺のものだからなと支配欲のような失う怖さの裏返しのような言葉を言われ続け、私は何も求められないのに求められる苦しさと我慢の限界で距離を置きそのまま別れました。今でも好きです。でも、怖いです。ずっと悩み、苦しみ、その生活から解き放されたのに…スッキリしません。正しい選択をしたはずなのに…。お互いの幸せの為に選んだ道なのに…。結婚も出産もしたいから、未来のない不倫を卒業しようと決意したのに…。時間が解決してくれると頭では分かってます。自分の好きなこと、仕事に集中すればいいのもわかってます。自分磨きに時間を使えばいいとわかってます。でも、スッキリしません。先を考えれば新しい恋なんてできるのか不安ですし、彼が家族と表面的には何も変わらず幸せに過ごしていると思うと吐き気がするほどの嫉妬に襲われます。結局、彼を妬んで恨んでいるのでしょうか? 私が本心では求めていたから、いけないのでしょうか? その本心を不倫だからと言わずに、我慢していたからいけないのでしょうか? 今、自分が何を反省し、何に気付き、何を受け入れ、どこに向かっていけばいいのかわかりません。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりスモモさんへ、はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。不倫されていたのですね。しかも不倫反対派だったのに…。そんな正当な自分と、間違ったことをしている不当な自分が戦っていて、不倫って苦しいですよねぇ…。私も過去に数年間不倫という恋愛をしていた経験があり、その頃ずるずると腐れ縁のようにお付き合いを続けている優柔不断な相手にも自分にも嫌気が差していました。そして、今のスモモさんのように自分で決めてお別れすることもできたので、今回のご相談を担当させていただきたいと思いました。スモモさんも書いておられますが、周りにバレないように気遣ったり我慢したり。そうなんですよね…。間違ったことをしているダメな自分の苦しい気持ちを誰かに話す勇気もなく、デートの時の飛び跳ねるようにうれしい乙女心を友人たちにのろけることもできず、自分の中に湧き出て来る気持ちは、お腹の中にどんどん溜まっていく一方でした。スモモさんも、さぞ苦しかったでしょうねぇ…。正しい良い子の自分と、間違ったことをしている悪い子の自分が裁いたり戦ったりしていて、そしてバレないようにビクビクとして、いつも罪悪感を連れて歩いているような、そして一番にしてもらえないミジメでかわいそうな情けない自分をまざまざと見せつけられることを繰り返す、そんなとても苦しくてさみしい思いをしていました。そして、私もスモモさんと同じで覚悟を決めて別れても全然スッキリなんてしなかったですよ。自分の存在を必要としてくれることや、役に立ててるような気分がうれしくて、自分で決めたとはいえ お別れしてからも大好きだったし、スッキリなんてちっともしなかったです。そして、数日後に気づいたのは、「ああ…そうか…私フラれちゃったんだなぁ…。大好きだったのになぁ…フラれちゃったんだなぁ…。さみしいなぁ…ミジメだなぁ…ひとりぼっちだなぁ…」と、あまりのショックで、わぁんわぁんと子どものように泣いて滝のような涙を流しました。お別れは私からお伝えしましたが、私を選ぶという行動を起こしてくれることもなく、結局はフラれちゃったという事実にやっと気づいて、ちゃんと傷ついて、それを受け容れることにしました。不倫というのは、満たされていない自分の心の隙間に入り込み、自分の存在や自分の価値、こんな自分でも役に立てることを、外に外に認めてほしいからするのだろうなぁ〜と、その時 私はそう思いました。ご相談内容全文を読ませていただいて私が気づいたことは、『正しい』『正しくない』というような判断基準が、スモモさんのご自分の本当の気持ちまでを裁いて我慢して抑えつけてばかりで、とても苦しそうに感じました。そして、スモモさんが もしも不倫ではない独身同士の恋愛だったとしたら、自分の素直な気持ちや本音を、我慢したり遠慮せずにお相手に伝えることは、できますか? 例えばこんな感じです。私は○○○がしたい。私は○○○は、したくない。私は○○○してほしい。私は○○○してほしくない。私は○○してくれてうれしい。私は○○されたようで悲しい。私は○○が嫌。私は○○が好き。私は○○が嫌い。そして、私を一番大切にしてほしい。私を大切に扱ってほしい。『正しい』『正しくない』よりも、スモモさんがスモモさんの気持ちを一番大切に扱ってあげてくださいね。そして、今すぐスッキリしないでもいいですよ。大好きなままでいいと思いますよ。どうぞ安心して、まだまだどっぷりと落ち込んでみてくださいね。そうすると、いつの日か今の私のように、あの頃の自分を懐かしがれる日もやって来ますのでね。スモモさん 苦しい胸の内をご相談くださって、ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら 【注目】不倫の悩みは占いで解消! あなたを本気にさせたあの人、信じても良い?【不倫愛の結末開示!】 この不倫愛に隠された、あの人の本心や、2人の関係性を揺るがしかねない出来事を余さずお伝えします。 >>その他の不倫に関する占いはこちら
2015年04月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「完璧主義から解放されたい」という、よっちさん(33歳・小学校教諭)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■よっちさんのお悩み周りと自分を比べてしまい、羨んだり、妬んだりしてしまいます。人格者とまではいかなくても、そういう感情を持たないように生きていきたいのにできない自分は、どのようにしたら自分の感情を抑えることができるでしょうか。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりつい周りと自分を比べて凹んでしまうこと、ありますよね。劣等感を刺激されるといいますか。ただ、よく考えてみると、他人を羨ましい、妬ましい、と思ってしまうときというのは、「自分にはまだ発揮しきれていない能力や魅力があるんだよ!」とあなたの心が叫んでいるときでもあるかもしれません。誰かを妬むというのは、当然あまり心地よいものではありませんね。でもその負の感情も、あなたがあなたらしく生きようと願うからこそ湧いてくる、とっても大切な感情なのです。ご相談を読ませていただき、すこし不自然に感じてしまったことがあります。それは「そういう感情を持たないように生きていきたい」。「自分の感情を抑えたい」というところ。気持ちはとても分かります。つまり自分を不快にする負の感情はなるべく持たずに生きていきたいということですよね。もちろん、そう生きられたらきっと毎日穏やかです。誰だって負の感情はあまり感じたくないものですから。ただ、それが本当に幸せでしょうか。怒り、悲しみ、妬み…。いわゆるマイナスの感情をなかったことにしようとすればするほど、人は自分を押し殺し、心を鈍感にさせてしまいます。実際、そうしてきた人たちがどんなことで悩んでいるかご存知ですか? それは「やりたいことが分からない」「毎日が平凡すぎてつまらない」というものです。無難な生活を望んでいたにもかかわらず、自分の好き嫌いさえも分からなくなってしまい、無味無臭で、日々の小さな喜びも感じられないというジレンマに陥ってしまうのです。マイナスに針が振れないようにするということは、その逆の喜びや楽しみに対しても鈍感になってしまうということです。心が豊かな人は、針がどちらへ傾くことも許しています。毎日を楽しく豊かに過ごすためには、負の感情を味方につけてみることです。なぜなら、それこそ宝物だからです。誰かを羨ましいと感じたとき、心の中で「羨ましい~!」「悔しい!」ってちゃんと叫んでいますか? 「あの人ばっかりずるい!」「私だって〇〇なのに!」「私だって認められたい! 見てほしい!」お腹の中に湧いた感情をちゃんと受け止める、それが自分を大切にすることの基本の基です。そして、あなたが思うあなたの才能や魅力をちゃんと自分で認めてあげるのです。私だって結構イケてるのに! 実はこんなにすごいのに! って。まずは自己満足でいいのです。妬みが湧くときって、自分が自分を褒めたいときなのですから。こんな風に、自分の喜怒哀楽や個性をもっともっとあなた自身が楽しんで行きましょう。決して、湧いてきた感情をなかったことにしない。それが負の感情だったとしても。それができると、いま以上に人間関係が充実し楽しいものになっていきますよ。もめることがあっても、それをプラスに変えられるように成長したり、上辺ではなく、本心で語り合える人たちとどんどん繋がって行けるのです。そのうち、心から「大好き!」と思える人が増えるでしょうし、ひょっとしたらこれまであなたが羨み、妬んできたような人たちも大好きな人に変わっているかもしれません。なぜならそれは、気になる人はあなたの鏡だからです。あなたもその人たちと同じ魅力があるということに気づいてくださいね。もっともっと、突き抜けて、自信持ってはみ出していこう! そう、あの羨ましい人たちみたいに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月07日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、足の痛みの恐怖から自由に行動できず、精神的にも不安定になっているという、ミッフィーさん(音楽関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ミッフィーさんのお悩み足の痛みの不安と恐怖で、立つ歩くの行動を制限してしまっています。常に足のことばかり気になってしまいます。鼻が締め付けられる症状で、精神科で安定剤を処方されていますが治りません。不安からきていると言われていますが、原因もよくわからず…。悲しい気持ちになったり、呼吸が落ち着かない症状などもあり、仕事もあまりしていないし、親に依存している生活で、心身共に不安定で不安や焦りが強くなってきています。悩みがごちゃごちゃですが、よろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりミッフィーさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。質問を拝見させていただきました。足の痛みから自由に思うような行動ができず、そのために精神的にも不安定になり、親に依存している状態から抜け出せずにいる現状から、ますます悩みが深まっているのでしょうか。周りの人が何気なく苦労なくやっていることが自分にはできないと感じるときほど、もどかしさが溢れてくると思います。そんなときに、人と比べてはいけないとか、オンリーワンだとか、感謝しようとか、無理やりポジティブな考え方をする必要はありません。ポジティブ思考は人生を明るく楽しく生きるためのとても素敵なツールですが、万能薬ではありません。苦しいとき、辛い時にポジティブ思考で乗り切ろうとするのは、息切れしている自分に鞭を使ってまだ走らそうとしているようなものです。ですので、苦しいとき辛いときほど、まずはそのネガティブな感情に寄り添うことの方が大事です。何がミッフィーさんを悩ませているのか、その正体を探そうとする必要は無いです。ただその感情から逃げずに寄り添う。じっくり感情を味わうところから始めてみてください。もしかしたら、自分のことをとてもミジメに感じるかもしれません。情けないだったり、恥ずかしいと感じるかもしれません。でもそういったネガティブな感情が、自分の中にあるのをちゃんと感じて受け止めてあげる。それが勇気だったり自信だったり、自分のことを信頼するだったりに変わってきます。将来に対する不安はお金持ちな人でも、健康な人でも、友達に恵まれている人でも、幸せそうな人でも、どんな人でも持っていたりします。ミッフィーさんは親に頼りきりになっている今の状態が、将来を不安にさせているのでしょうか。依存してはダメ、ちゃんと自立しないといけないと思えば思うほどドンドン苦しくなっていきます。なぜなら自立できていない自分を否定し続けているからです。自分自身を否定し続けると、自信も無くなり素敵な未来をイメージするのも難しくなります。ですので、依存している自分もちゃんと認めてあげてください。依存する自分を認めるとは、ちゃんと「助けてほしい」と伝えることです。親に限らず兄弟、職場の人、友達、もしかしたら初めて会った人でも、ちゃんと「助けてください」と伝えることです。嫌な顔されるかもしれませんし、断られるかもしれません。文句も言われるだろうし、面倒くさがられたりもします。でもそれでも「助けてください」と言ってみてください。依存している自分を認めると、自信が生まれて自立できます。矛盾しているようですが、人生の答えは思いがけない方向からやってきますので、諦めず自分のペースでゆっくりやってみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月31日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「素直に感情を出せない」というバンビさん(34歳・接客業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■バンビさんのお悩みどこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできなくて、自分に対しても家族や人に対しても素直になれず、良くも悪くも思い込みが激しいから人との関わりが怖い所があります。素直に生きていきたいけど、自分を信じきれていないところに長い間悩んでます。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより心から笑ったり素直になれないのは自分を抑えているから、ということもあるかもしれません。私の話をしますが、私も「どこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできない」人でした。昔から優等生で、大人しくしていないといけない、いい子でいないといけない、と思って過ごしているうちに、はしゃいだり浮かれたりするのは自分のキャラではないと思うようになりました。そう生きているうちに、他人から「キャラじゃない」と思われるようなことは恥ずかしくてできなくなってしまっていました。なんで心が動かないか…。それは心が動くことを避けているからです。建前の気持ちを「変だ」といわれても、笑われても恥ずかしくないけど、心から湧き出た気持ちを「変だ」と言われると悲しくて恥ずかしいのです。だから本心を出さないようにしました。でも本心に気づいてしまうとどうしても出したくなってしまいます。だから本心に気づかないように自分の気持ちに鈍感になりました。そうしているうちに自分の気持ちが分からなくなりました。すると、当然心から笑ったりできません。楽しくないんですもの。友達なんてできません。何を考えているか分からない人に、人は近寄ってきません。そんな風に窒息しそうな毎日を送っていました。そんな私が、「変だと思われてもいいや」「笑われてもいいや」「理解されなくてもいいや」「私はこれが好きなんだ」と、人前で裸になるくらいの恥ずかしさに耐えながら、自分の気持ちを少しずつ出すようになっていきました。そうは言っても、ずっと意識して鈍感力を高めてきたのでなかなか自分の気持ちも分からなかったりします。それでも気づいた気持ちを、タイミングがずれても外にだす「訓練」をしました。そう、これは訓練です。そんな訓練を続けているうちに気づいたら私は、自分の気持ちを外に溢れ出すことができる人になっていました。先日、自分の「好き」を全開に出してみました。好きなアイススケーターに会いにいって、その時の喜びを外に向かって出してみたんです。出してみたというより、昔に比べて感情の蓋が無くなっていたので、勝手に溢れてしまったという感じだったのですが。その時の周りの反応は「可愛い!」「いいなー!」「そんなふうに好きを出してもいいんだ!私ももっと出していく!」と肯定的なものばかりでした。「そんな様子初めて見る!」という声も出ました。そう。昔の私はこの反応がイヤだったのです。「キャラじゃない」「意外」「そんな人なんだ、知らなかった」既に出来上がっている型にはまった自分でなければ恥ずかしい。と思っていたんですね。そんなの、とてもおもしろみのない人間ですよね(笑)。ですからそんな人は「恥ずかしいけど出してみる」という、心の露出狂になってやる! くらいの意気込みで過ごしてみるといいかもしれません。そうしてみると「なんだ、みんな、裸だったんだ。私だけ服を着てたんだ。逆に恥ずかしいわ!」ということに気づいたりします(笑)。素直に生きるということは、自分の本心をさらけ出して、傷つくかもしれない覚悟をするということなのかもしれません。私の体験談がバンビさんの参考になれば幸いです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「親と喧嘩をして家を出てしまった」というゆうさん(26歳・派遣社員)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ゆうさんのお悩みこんにちは。私が相談させていただきたいのは親子関係です。些細な誤解から両親と大喧嘩に発展し、悪い方へ話がこじれていく一方だったのが辛く、家を飛び出してしまいました。今は罪悪感でいっぱいです。どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう…、私はなんて親不幸な娘なんだろう…と、毎日押しつぶされそうになりながら生活しています。今からでも両親に謝って和解した方がいいのでしょうか。ご助言いただけると嬉しいです。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりゆうさんへ、こんにちは、いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。些細な誤解からご両親と大喧嘩になり家を飛び出てしまったのですね。罪悪感でいっぱいのようですが、家を出たことは良かったかもしれませんよ。ゆうさんもご両親も頭を冷やすために、物理的な距離が必要だったのかもしれないです。そしてたぶん、時間の経過と物理的な距離のおかげで、ゆうさんは自分の言動や行動を少し冷静に見ることができているのですよね。「どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう」と書いていらっしゃいますが、そもそも、喧嘩している最中には誤解は解けないものです。加えて、無理に解こうとすると余計にこんがらがりますから、その時はそれで良かったのですよ。誤解は解こうとすると解けないので、ほっておくのが良いですよ。これは経験から申しています。放っておくと自然に解けていったりするものです。ゆうさんのした行動は、その時できる最善であったと思いますよ。ですからご自分のことをもうこれ以上責めないでくださいね。罪悪感を無くすのは、自分が持たないと決めるだけです。そして、ゆうさんが書いていらっしゃる文章をそのまま、ご両親が書いていると思って読んでみてください。些細な誤解から娘と大喧嘩に発展し、悪い方へ話がこじれていく一方だったのが辛かったようで、娘が家を飛び出してしまいました。今は罪悪感でいっぱいです。どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう…、私はなんて悪い親なんだろうと、毎日押しつぶされそうになりながら生活しています。今からでも娘に謝って和解した方がいいのでしょうか。いかがですか。どう感じますか。もしかしたら、ご両親もゆうさんと同じように罪悪感を感じ、自分達を責め、そしてゆうさんのことを心配しているかもしれません。いや、きっと心配していることでしょう。ご両親も絡まった誤解を解きたいと思っているのではないでしょうか。そして、ゆうさんに誤解されたと思っているかもしれません。そこで私からのアドバイスですが「和解する」と思って会うのでなく、ゆうさんの正直な気持ちを伝えに行ったらいかがでしょうか。「罪悪感でいっぱいで、親不孝な娘だと思って毎日押しつぶされそう。無理してでも誤解を解けばよかったと思っている」というそのままの気持ちです。ごめんなさいという言葉になるかもしれませんね。そして、ゆうさんが一番わかって欲しかったのは何でしょうか。どんなこと、どんな気持ちでしょうか。人はわかって欲しい生き物です。わかってもらえただけで安心してホッとします。それは、ゆうさんもご両親も同じはずです。100%わかってもらえなくても、100%わかってあげられなくても、わかってあげようとする気持ちはたぶん相手に伝わると思います。「両親に謝って和解する」などと固く考えず、喧嘩というものは人間関係の中では「当たり前にあるもの」と受け入れて、気まずさに気がつかないふりをして、「ごめんね。実は私ね…」と深刻にならずにお話に行かれたらいかがでしょう。親子ですから。誰よりもゆうさんのことを思っている方達ですから。何度喧嘩しても大丈夫ですし、仲直りしてもいいですよ。ゆうさんに呟いて欲しい言葉は「私がいるだけで親は幸せだし」「どうせ愛されてるし」です。「大丈夫」という気持ちをもってご両親に会いに行ってくださいね。応援していますよ。そしてご報告お待ちしています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月17日人気風水芸人の出雲阿国さんと心理カウンセラー・心屋仁之助さんの対談最終章。人を幸せにするのは得意なのに、自分を幸せにするのは苦手な現代女性が「究極にハッピー」になるためのヒント、盛りだくさんでお届けします。これを実行すれば、あなたも即「勝ち組女子」になれるかも!?<<【前回】はこちら(いらないものを処分して、自分の気持ちがよくなるものを配置する風水で幸せを呼びこむ方法は、阿国さんご自身が実証済みです。なんと、心理学的にも、同じセオリーが存在するようです。合コンで勝ちたいならゲスくなれ!心屋:自分が「これがほしい!」「こうなりたい!」と思ったら、自分の心にとって気持ちよくないものを捨てる作業が必要なんです。でも、できない人が多い。それは「ものを大切にしなさい」という昔からの教えや「いつか使えるかもしれない」という“もったいない精神”の呪縛のせいです。例えば鉄板焼きのコースで、最初から出されるものを全部食べていたら、お目当てのステーキが出る頃にはお腹が膨れてしまうでしょ?阿国:一番食べたいのに!心屋:そう。そのステーキをおいしく食べるためには、自分の腹具合と相談した上で、食べたくない料理は無理に食べないという選択をすればいい。居酒屋でも、食べたくもないお通しを出されたら、手を付けず、自分が食べたいものを食べて幸せになればいいんです。阿国:まさに!合コンでモテる女の子って、興味のないものは容赦なく残すんです。で、「阿国これ食べていいよ」ってトマトサラダとかを押し付ける。私ががんばって食べている横で、自分が好きな料理を「もう一皿食べた~い♥」とか言い出して、男の子も「しょうがないなあ~」って甘やかすんですよ。で、私がお腹いっぱいになって最後にちょっと残すと男の子から「残してもったいない」とか言われて「えーーーー!?」みたいな(笑)。やっぱり〈いい人〉が損をして、〈厚かましい女〉が幸せになっていくんですよね。心屋:そう。僕も昔はそうでしたが、今は、コースのステーキを最初に出してもらうこともありますよ。大好きなステーキをお腹に入れて、食べ足りなかったらコースのなかからちょこちょこ出してもらう。コース料理=世間が決めたルールだとしたら、100%言いなりにならなくていいんです。阿国:めっちゃわかります!私も〈厚かましい女〉になりた~い。合コンに30分遅れてきて、いきなりデザートを食べだすあの子みたいに!心屋:アハハハハ!それが幸せになる秘訣!阿国:デザートを食べながら男の顔をパーッと見て、「このメンツないなー」って思ったら「ごめーん」って帰るんですよ。残された男子をなぜ私たちがフォローしなきゃいけないのか……(泣)。でもそういうことですよね。自分が幸せになるためには、自分の好きなことをやって、やりたくないことは無理にやらない。すごく大事だと思います。心屋:そういう女は〈ゲスい〉よね。でも、ゲスい女がおいしい思いをして、〈いい人〉や〈いい人〉のふりをする腹黒い女が損をする。だったら、嫌われる覚悟で自分のやりたいことだけをやったほうがいい。勇気がいることやけど、幸せになるにはそれが必要。阿国:なかなかその勇気をもつのは難しいけど。――「勝ちコン風水」など本当に実践で効く風水テクニックを生み出すために、数々のコンパを経験して来た阿国さんだからこそ、思い当たるフシがありすぎてどんどんヒートアップ!彼女の体験談に、部屋中が大爆笑に包まれます。そして対談はいよいよクライマックスへ。ゲスい人は傷つかず悩まないから幸せ!心屋:自分の趣味じゃない置物や服をもらったとしたら、もったいない精神以前に、贈り主に悪いから捨てられないという人が多いけれど、それを捨てる勇気。そして相手から「あれ、どうした?」と質問されたら「あ、捨てたよ」と言える勇気(笑)。それができると、自分が人に同じことをされても傷つかなくなるから悩み事も減って幸せに近づけます。阿国:そっか!あと一つ、気になってることがあるんです。私が「これをやればもっとよくなる」って一生懸命伝えても、なかなか踏み出さない人って多いんですよ。絶対に「損をしたくない」みたいで。私自身は風水を始めた頃、「いいよ」って言われたことはとりあえず試してみたんです。毎朝5時に起きてトイレ掃除や玄関掃除をがんばり、塩風呂に入る…そんな自分がすごく楽しくて。それで実際に自分の気持ちも状況もどんどん変わっていったからオススメするのですが、「本当に効くんですか?」って聞いてくる人たち。「何人たりとも私に損をさせるな」っていう人がこんなに多いんだ?ってびっくりしました。損得勘定で考えないで、一回ぐらい掃除してみればいいのに!心屋:「損したくない人」っていうのは「自分にはお金が入ってこない」と思ってる人です。お金を稼ぐのは大変だ、と思い込んでいるから損をするのがイヤなんだよね。阿国:自分で自分に呪いをかけて、今より幸せになれるはずがないって思い込んでるんですね。心屋:そういう人たちはみんな、自分を罪人だと思ってる〈いい人〉だからね。その点、ゲスい人はいちいち傷つかないし、人の気持ちを読まないし、悩まない。だからすごい幸せなの。ここで一つ、ゲスくなれるとっておきの方法を紹介します。「私、素敵なんですけどなにか?」を口癖にしましょう。阿国:それいいですね(笑)!言う勇気のない人は、風水を取り入れてヘアメイクやファッションを変えて、少しでも自信をつけてほしいです。心屋:そしてどんどんゲスい女になって幸せになりましょう。鉄板焼きのコースではまず肉を焼いてもらって、合コンにいい男がいなかったら「じゃあ!」ってさっさと帰る。阿国:自分が幸せになることを躊躇しちゃダメってことですね。2015年は、風水的には明暗が別れる年なんです。ハッピーな考え方をすればするほどハッピーになるし、うじうじしている人はどんどんドツボにはまっていく。ジャッジメントの年なんです。心屋:そうなんですね。では、どんどんゲスくハッピーに!阿国:Let’sゲスですね(笑)!いろいろ勉強になりました。ありがとうございました!心屋:こちらこそありがとうございました。楽しかったです。――心理学で〈内側〉から「ゲスく」なってみるもよし、風水で〈外側〉から「とりあえず変わってみる」もよし。いずれにせよ、誰にも遠慮せず、自信を持って行動することが幸せへのヒントになるようです。(文=須永貴子)まず試してみませんか?阿国流・合コン実践「勝ちコン風水」サイトではあなたの自信にプラスになる、風水テクニックをたくさん紹介しています♪詳しくはこちら心屋仁之助(こころやじんのすけ)「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム」心理カウンセラー。現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー活動やカウンセリングスクールを運営。その独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、たったの数分で心が楽になり、現実まで変わると評判。著書多数、累計で250万部を超える。公式ホームページ:「心屋」で検索公式ブログ:「心が風に、なる」心屋仁之助さん最新刊!『心屋仁之助のなんか知らんけど人生がうまくいく話: 「あの人」「あのこと」――考えすぎないでいこう』 (王様文庫)出雲阿国(いずものおくに)TVで活躍中の風水芸人。明るいキャラクターとハッピーな発想で風水を行い、数々の芸人を開運させる。一見敷居の高い風水を、阿国ならではの噛み砕いた説明・ネーミングセンスで、簡単&ポップに解説。「ウラ風水」「ゲス風水」「勝ちコン風水」など、よりパーソナルな悩みに対応する風水術を編み出し、さらに九星をかけあわせることでより綿密にし、人気を博している。公式ブログ:未婚の女子は南東の風にあたれ出雲阿国さん最新刊!『未婚の女子は南東の風にあたれ はたらく女子のHAPPINESS風水』(KADOKAWA/中経出版)★プレゼント★サイン入り著書『未婚の女子は南東の風にあたれ』を3名様に差し上げます!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:3/31(火)風水をもっと知りたい方は出雲阿国さん監修モバイルサイト「風水芸人◆出雲阿国」へ「笑っていいとも」「ぷっすま」「人志松本の○○な話」など、TVで話題沸騰中の勝ちスパイラル風水。数々の芸能人を開運させた風水術を、芸人ならではのポップなネーミングとわかりやすい説明でレクチャーします!こんなコーナーがあるよ!★勝ちスパイラル風水阿国の風水指南コーナー♪今すぐカンタンにできる♪☆風水でザックザク!~お掃除編~金運の神様に振り向くお掃除の仕方とは!?☆風水でモテモテ!~メイク編~恋愛勝ち組になるためのメイクをご紹介!★あなたの家相チェック!おうちの間取りから今の運勢を占いましょう!恋愛運、仕事運、金運、対人運、結婚運、健康運が診断できます。あなたのお部屋は何点!?その他にも沢山のコーナーがあります♪アクセスはこちらから!docomo au softbank 対応月額324円
2015年03月14日人気風水芸人の出雲阿国さんと心理カウンセラー・心屋仁之助さんの対談第2弾。「幸せになれない」と悩む現代女性が気持ちや行動をチェンジするためのあれこれをお話します。アラサー女子代表である阿国さんの過去の恋バナにも要注目!<<【前回】はこちら(いろいろな恋の相談を受ける阿国さん自身、かつてだめんずの彼氏に悩んでいたそうです。だからこそ「風水でダメ恋から抜けだしてみんなに幸せな恋をしてほしい!」とアツい思いを心屋さんにぶつけます。そして心屋さんが語る、だめんずにハマる女性の特徴とは?だめんず好きは自称〈罪人〉阿国:風水を始める前は私自身もそうだったんですが、だめんずに傷つけられている女の子は、風水と心理学を使ってぜひダメ恋から抜け出してほしいですよね。私は風水を始めて自分が変われて、自信がついて、だめんずグセがなくなったんです。具体的に言うと、身の回りを心地いいものにしようと思って、まずはタオルをふかふかのものに変えてみた。玄関マットを敷き、絵やお花を飾って部屋をオシャレにしたら、仕事の先輩たちが「お前最近いいね!」って言ってくれるようになりました。で、「え?いいの?私、捨てられたばっかりですよ」って答えたら「そうなの?」って大笑いして。そのうち「阿国、いい感じだね」って女友達も戻ってきたし、新しい人間関係ができたり、仕事も増えてお金にも困らなくなってきて。それが本当にうれしかったから、「風水いいよ!」ってみんなにススメてるのですが。心理学的には、どうすればダメ恋から脱出できるんですか?心屋:だめんずから離れられない人、男をだめんずにする人は根本的に、自分を〈罪人〉だと思っているんです。阿国:つみびと?なんの罪ですか?心屋:お母さんを幸せにしてあげられなかった罪ですね。それは、前編で話したように、子供の頃から培われた勝手な思い込みです。「お母さんを幸せにしてあげられなかった罪を背負った私は、世のため人のために役立つことで罪を償いたい」と思って頑張る。だめんずを更生させるために尽くしても当然うまくいかないから、「やっぱり私はダメなんだ」と思ってしまう。逆に、男に尽くしすぎてだめんずにしてしまったときも、「私のせいだ」と自分を責める。そして罪人の意識がどんどん大きくなっていくんです。阿国:私も「この人はさみしい人なんだ。私がこの人をなんとかしなきゃいけない。私がいないとこの人は生きていけない」と思って、彼を応援することが自分の生きがいになってました。今はあのときの自分はどうかしてたと思いますけど(笑)。心屋:よかった(笑)。人のために我慢すればするほど、「私はこんなに我慢しているのに報われない」という不幸のループに陥ってしまうよね。そういう人からは、みんな離れていってしまうし。阿国:まさにそうでした!「その若さで男の人を養ってあげているなんてえらいね」って誰も褒めてくれなかった(笑)。それどころか呆れてみんな離れていきました……。私自身、悪縁切りの風水はすっごく効果的でした。実行することで別れる意志を確認できる効果もあるし。ところで、心理学的に罪人の呪いから解放される方法ってありますか?心屋:自分は罪人ではないと気づくだけ。ハイ終了。阿国:シンプル~(笑)。おおもとに立ち返って、自分は無罪だということに気づいて、自分はもっと幸せになるべき人間だという意識をもつことですね。それにしてもお母さんの影響力って大きいんだ…。風水も「成人するまでは母親から運気をもらう」という考え方なので、共通するものを感じます。――風水と心理学の合わせ技を繰り出せば、しつこいだめんずも撃退できそうですね。風水と心理学には〈母親〉という大きくてつながりが強い存在が共通することもわかって、ますます話は盛り上がります。「可哀想で不幸な私」は自分の思い込み阿国:幸せのカタチは人それぞれなのに、「結婚しなきゃいけない」と思わせる社会のプレッシャーってすごく良くないなと感じます。だから世間体や常識を気にする〈いい人〉ほど、「結婚できないと恥ずかしい」し、「何か欠陥があると思われたくない」から、みんなと同じ幸せを手に入れなきゃと思ってしまう。ところで、そういう素直な〈いい人〉って、効果的だと聞いて風水を始めると、本当に良いカモになっちゃうことがあるんです。それこそ龍の置物を買ったり、水晶を買ったり…。もちろんそういうアイテムを使うのもすごく良いことだし、実際に買って幸せになった人もたくさんいます。でも、個人的にはどちらもあんまりオシャレじゃないなって感じてしまう。例えば、龍の置物を飾ったら「玉の輿運アップ」って言われてるのですが、もし私が家の玄関に龍を置いたら、彼氏が「よぉ~し、今日は抱くぞ~!」って気分で来ても、正直萎えると思うんです(笑)。それよりも私は、普段の生活の中でカジュアルに楽しめるような風水をオススメしたいなと。同じ「玉の輿」効果がある風水術なら、私だったら足のケアをします。足のキレイな女はステータスの高い男を捕まえるって言われているので!でも、こっちはそう伝えてるつもりでも、受け取り方ってその人によって本当に違うんですよね。さっきお話した素直な〈いい人〉の例ですが…結婚したいと本気で思っているけれど出会いがないと悩んでいる女の子がいたとします。恋愛運アップのために、南東の方角にピンクのバラの花を4本飾ったのに「なにも変わらない」と言う。よくよく話を聞いていくと、合コンも婚活もなにもしていないんです。花を飾れば玄関のチャイムが鳴って「僕と結婚してください!」という男性が現れると思っている。外に出ることができないんですよね。行動しないで出会えるなんて、そんなにおいしい話はないですよ~(笑)!心屋:そういう人は、「私は今、不幸せである」という前提があるんです。「私は男も金も家もないから不幸せだ」という人は、それらを手に入れたら自分は幸せになれると思っているけれど、いざ手に入れてもまた自分に足りないものが目に入るから、永遠に「私は不幸である」と思い続けるんですね。阿国:「これが足りていない人は周りから幸せじゃないと思われる」という世間体の呪いですよね。心屋:そう!そこで僕らはまず、「あなたには今、男も金も家もないけれど、その状態が幸せなんですよ。まさか、ほしいものが全部手に入った状態を幸せだと思ってないよね?」と言います。病気でも幸せな人は幸せだし、健康でも不幸な人はいる。結婚をして不幸な人もいれば、独身で幸せな人ももちろんいる。上司や部下に悩まされて自分はなんて不自由なんだろうと嘆く人は、独立しても結局不自由なの。自由な人は、組織にいようが自由にやれます。阿国:「可哀想で不幸な私」スタートじゃなくて、「私は今幸せだけど、もっとこれがほしいなー」と考えるべき。心屋:そうそう!今の自分を幸せだと思えば、不思議と欲しいものがあっちから近づいてくる。「私は不幸だからどうしてもこれを手に入れたい!」と追いかけるとシャーッと逃げられる。阿国:わかります。そういう意味では、風水は今の自分を幸せだと感じるための一工夫。風水と心理学は、本当に共通する部分が多いなと思います。――風水と心理学って共通点がたくさんあるんですね!両方を取り入れれば、身も心もハッピーになって、何があっても落ち込まない女性になれそうな気がしてきました。次回は「なりたい自分=超絶幸せな自分」になるための、とっておきの方法をお届けします。お楽しみに!(文=須永貴子)阿国さんも実証済み!効果抜群の「縁切り風水」実は”3つのもの”を”ある場所”に飾るだけ!ちょっとイケないウラ風水、試してみませんか?詳しくはこちらをチェック!心屋仁之助(こころやじんのすけ)「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム」心理カウンセラー。現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー活動やカウンセリングスクールを運営。その独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、たったの数分で心が楽になり、現実まで変わると評判。著書多数、累計で250万部を超える。公式ホームページ:「心屋」で検索公式ブログ:「心が風に、なる」心屋仁之助さん最新刊!『心屋仁之助のなんか知らんけど人生がうまくいく話: 「あの人」「あのこと」――考えすぎないでいこう』 (王様文庫)出雲阿国(いずものおくに)TVで活躍中の風水芸人。明るいキャラクターとハッピーな発想で風水を行い、数々の芸人を開運させる。一見敷居の高い風水を、阿国ならではの噛み砕いた説明・ネーミングセンスで、簡単&ポップに解説。「ウラ風水」「ゲス風水」「勝ちコン風水」など、よりパーソナルな悩みに対応する風水術を編み出し、さらに九星をかけあわせることでより綿密にし、人気を博している。公式ブログ:未婚の女子は南東の風にあたれ出雲阿国さん最新刊!『未婚の女子は南東の風にあたれ はたらく女子のHAPPINESS風水』(KADOKAWA/中経出版)★プレゼント★サイン入り著書『未婚の女子は南東の風にあたれ』を3名様に差し上げます!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:3/31(火)風水をもっと知りたい方は出雲阿国さん監修モバイルサイト「風水芸人◆出雲阿国」へ「笑っていいとも」「ぷっすま」「人志松本の○○な話」など、TVで話題沸騰中の勝ちスパイラル風水。数々の芸能人を開運させた風水術を、芸人ならではのポップなネーミングとわかりやすい説明でレクチャーします!こんなコーナーがあるよ!★勝ちスパイラル風水阿国の風水指南コーナー♪今すぐカンタンにできる♪☆風水でザックザク!~お掃除編~金運の神様に振り向くお掃除の仕方とは!?☆風水でモテモテ!~メイク編~恋愛勝ち組になるためのメイクをご紹介!★あなたの家相チェック!おうちの間取りから今の運勢を占いましょう!恋愛運、仕事運、金運、対人運、結婚運、健康運が診断できます。あなたのお部屋は何点!?その他にも沢山のコーナーがあります♪アクセスはこちらから!docomo au softbank 対応月額324円
2015年03月13日人気風水芸人の出雲阿国さんが、テレビでの共演以来、「もう一度会いたい!」と思っていた心理カウンセラー・心屋仁之助さんと再会。それぞれの立場から、風水と心理学の共通点や、女性が幸せになるための心のスイッチの切り替え方についてお話することになりました。恋愛に役立つヒントも盛りだくさんなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。元気いっぱいのキャラクターが魅力的な出雲阿国さんと、テレビで見た通りダンディーな心屋仁之助さん。お2人が入ってくると、そのオーラで室内がパッと明るくなったように感じられました。ひさしぶりの再会に感激しつつ、対談がスタートします。幸せのキーワードは〈大阪のおばちゃん〉阿国:私はいつも、一生懸命「悩みがあるならとりあえず風水をやってみて!」とみんなに伝えています。それは、うまくいかない状況とか抱えている問題や悩みを自分の力で解決するのはすごくカロリーを使うし苦しい作業だけど、風水を取り入れることは簡単だから。部屋や服や香りやメイクで〈外側〉から変えると、自分がこれまでの自分じゃなくなり、心がワクワクし始めて、内面的にも少しずつ変わっていく!という考え方が、風水の大前提。例えば失恋直後、何もできない…みたいな状態のときにカーテンを変えたり、布類を全部洗ってみたり。ちょっとした風水的な行動をすることで、全てがうまく回り出すんですね。その結果、心も見た目もキラキラし始めて…あの子、なんかいいな!あ、新しい恋が始まった!なんてステキな展開になるから、風水って本当にスゴイと思うんです。それに対して、心屋さんの心理学に基づいた考え方は心、つまり自分の〈内側〉を変えていこうという話ですよね。ってことは、自分の外側と内側、両方の変え方がわかったら、全員悩み事がなくなってイケイケになるってことかなと。そこで、女性が幸せになるための方法をお話したくて対談をお願いしました。心屋:僕は風水の知識がほぼないんやけど、ある人から「風水は自分の気持ちがよくなる空間作り」と教えてもらって「なるほどな」と。でも、心理学的に「自分の気持ちがよくなる空間を作ること」=「自分が幸せになること」に抵抗を感じる人がいるんです。阿国:私に相談してくださる方にもいます。すごく幸せになりたいと思っているのに、いざ幸せを目の前にすると遠慮してしまう人。心屋:そういう人は、自分のことを貧民のように思ってしまっているんです。「私なんてこの程度でいいのよ」と思っているから、もしもシンデレラのようにきれいなドレスを用意されても、遠慮してダッシュで逃げる。でもシンデレラは平気でドレスを着て、ガラスの靴を履いて、カボチャの馬車にも乗れた。阿国:それで王子様の前にしゃしゃり出る(笑)!心屋:シンデレラに用意されたものはつまり、風水でいうところの〈外側〉ですよね。そこに跳び込む勇気がなかったら、彼女は幸せにはなれなかった。なぜ勇気がいるかというと、自分に素晴らしいステージが用意されていることが恥ずかしいから。それをどうやったら乗り越えられるかというと、恥ずかしいまま乗り越えるしかない。阿国:そこで遠慮して意地悪なお姉さんたちに譲っちゃダメですよね。王子様はひとりしかいないんだから。心屋:そう!自分が幸せになるためのキーワードは〈大阪のおばちゃん〉のように〈遠慮しない〉ということですね。――キーワードは〈大阪のおばちゃん〉!これ、なかなか勇気の要ることですが、シンデレラになれるなら、今すぐ〈遠慮しない女〉を目指さなきゃですね!〈いい人〉の定義は、人生に悩む人阿国:日本人は、誰かを幸せにしてあげるのはとっても上手なのに、自分で自分を幸せにしてあげることがすごく苦手。コンパで友達と「いいな」と思う人がかぶると身を引いて、カップルが成立するように面倒見ちゃう子が売れ残っていく。〈いい人〉が損する感じがします。心屋さんはご著書で「悪者になってもいい」「嫌われてもいい」と書かれてますよね。心屋:はい。〈厚かましい女〉でいいねん(笑)。阿国:私のモバイルサイトにはお悩み相談のコーナーがあるのですが、よく「厚かましいのはよくない」って思っている方から投稿があります。幸せになりたいけれど、「自分だけ幸せになっちゃダメ」って思っている、〈いい人〉なんです。心屋:〈いい人〉の定義は、人生に悩む人。〈悪い人〉は、悩まない。どんな人が〈いい人〉になるかはほぼ確定していて、子供の頃に自分のお母さんを「大変そうだな」「苦労してるな」と思っていた人。僕の講演会で質問すると、9割の人が手をあげます。阿国:逆だと思ってた!でもたしかに、お母さんが苦労していたら、いろいろなことを我慢しそうですね。心屋:そう。自分よりもお母さんの幸せを第一に考える健気な気持ちを引きずったまま大人になり、〈いい人〉になってしまうんです。阿国:だから「あなたどうぞ」と人を優先しちゃう。自分が幸せになるためには、遠慮は大敵なのに。心屋:僕は〈いい人〉には「親不孝になる」ことを推奨してます(笑)。阿国:朝帰りしたり、「ババア!」呼ばわりしちゃうとか?心屋:そうそう(笑)。阿国:(笑)ええー!でも、言いたければ、ですよね?心屋:うん。やってみてください(笑)。〈いい人〉は頭の中で、「お母さんは不幸な人だ」というレッテルを貼っているから思い浮かぶのはお母さんの悲しそうな顔ばかり。お母さんが笑っていても「無理して笑ってる」とねじ曲げて解釈するほど(笑)。でも、そんなことはないんです。子供から優しくされて喜んだり、無視されて悲しんだり、旦那さんと喧嘩して愚痴を言ったり、そういったすべてを含めてお母さんは幸せなんです。自分の子供に幸せになってほしいと思っている。自分で勝手に背負っている「悲しい顔をしたお母さん」という荷物を下ろすには、親に冷たくしたり、親が悲しむ行動をとってみてください、と僕は講演会で話してます。――親不幸をすると幸せになれる!?これは面白いことを聞きました!風水も心理学も「幸せを躊躇しないこと」が共通点。どちらもちょっとだけ勇気を出すことが幸せに向かう良いきっかけになるんですね。次回は超絶「だめんず好き」だったという阿国さんの実体験をご紹介。風水、そして心理学で「ダメ恋」から脱出する方法がわかります。お楽しみに!(文=須永貴子)「やる気を上げたい!」、「前向きになりたい」〇〇を〇〇の方角に置くだけ!?今スグ実践!勝ちスパイラル風水♪あなたにぴったりの風水テクニックとは?詳しくはこちら!心屋仁之助(こころやじんのすけ)「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム」心理カウンセラー。現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー活動やカウンセリングスクールを運営。その独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、たったの数分で心が楽になり、現実まで変わると評判。著書多数、累計で250万部を超える。公式ホームページ:「心屋」で検索公式ブログ:「心が風に、なる」心屋仁之助さん最新刊!『心屋仁之助のなんか知らんけど人生がうまくいく話: 「あの人」「あのこと」――考えすぎないでいこう』 (王様文庫)出雲阿国(いずものおくに)TVで活躍中の風水芸人。明るいキャラクターとハッピーな発想で風水を行い、数々の芸人を開運させる。一見敷居の高い風水を、阿国ならではの噛み砕いた説明・ネーミングセンスで、簡単&ポップに解説。「ウラ風水」「ゲス風水」「勝ちコン風水」など、よりパーソナルな悩みに対応する風水術を編み出し、さらに九星をかけあわせることでより綿密にし、人気を博している。公式ブログ:未婚の女子は南東の風にあたれ出雲阿国さん最新刊!『未婚の女子は南東の風にあたれ はたらく女子のHAPPINESS風水』(KADOKAWA/中経出版)★プレゼント★サイン入り著書『未婚の女子は南東の風にあたれ』を3名様に差し上げます!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:3/31(火)風水をもっと知りたい方は出雲阿国さん監修モバイルサイト「風水芸人◆出雲阿国」へ「笑っていいとも」「ぷっすま」「人志松本の○○な話」など、TVで話題沸騰中の勝ちスパイラル風水。数々の芸能人を開運させた風水術を、芸人ならではのポップなネーミングとわかりやすい説明でレクチャーします!こんなコーナーがあるよ!★勝ちスパイラル風水阿国の風水指南コーナー♪今すぐカンタンにできる♪☆風水でザックザク!~お掃除編~金運の神様に振り向くお掃除の仕方とは!?☆風水でモテモテ!~メイク編~恋愛勝ち組になるためのメイクをご紹介!★あなたの家相チェック!おうちの間取りから今の運勢を占いましょう!恋愛運、仕事運、金運、対人運、結婚運、健康運が診断できます。あなたのお部屋は何点!?その他にも沢山のコーナーがあります♪アクセスはこちらから!docomo au softbank 対応月額324円
2015年03月12日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「孤独感を感じてしまう」という、ゆみりさん(41歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆみりさんのお悩みわたしは「孤独」という気持ちになります。仲良くなりたい人へ話しかけたり、フォローしたりが苦手。たぶん私が聞き上手でない、ということなのかと。どんな場面でもそうです。家族でも友達でもつきあう人とも。大切にしたい人に、わたしも大切にしてもらえるように受け止められたいのですが、なかなかそう感じられず孤独感をずっと持っています。わたしはいつでも外野な気分。どうしたら、大切と思ってもらえるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆみりさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。大切にしたい人を大切にして、同じように自分も相手から大切にしてもらえる。それって、なんて幸せなんだろうって思いますよね。だから、そうなれるように、頑張る。でも、叶わなくて孤独を感じてしまう…とっても悲しい中にいることと思います。私も、愛されるために尽くす人でした(笑)。思うように愛されないと余計に「愛し方が足りないから?!」って思って、もっと頑張ってみたりして。だって、してほしかったら「まず自分から与えよ」なんてこと言われますものね。はたまた、ゆみりさんのように、「私の何がいけないんだろう」ってダメな所探しをしては、克服しようと頑張って、その繰り返しだったり。でもね、そもそものスタートが違ったんだな~って、今は思います。なぜなら、「愛されるために、頑張る」「仲良くなるために、頑張る」ってことは、裏を返せば、「頑張らなければ、愛(仲良く)してもらえない」と思っているってことなんです。でも、そんなことありません。そんなことしなくても、何もしなくても「どうせ、ただいるだけで愛されてるし、仲良くなっていくし」。そう信じることからスタートしてみませんか? その前提に立って、まず、今ままで、そのために頑張っていたことを全部やめることから始めてほしいのです。そしたらね、頑張ってた頃には見えなかったものが、見えてきますよ。それは、あなたが望むようにではないかもしれないけど、あなたと同じ表現方法じゃないかもしれないけど、何もしてないのに周りの人が与えてくれる優しさが、大切に仕方が。そして、やめて空いた時間を、自分のために使ってください。周りの人は、あなたが「自分を扱うのと同じように扱ってくれる」と思っておいてくださいね。だから、人から大切にしてほしかったら、「自分を大切にすること」からです。自分を大切にするって何でしょう? わからないという人が結構います。今まで、「相手が何をしてほしいか」「どうしたら喜んでくれるか」ばかり考えていませんでしたか? もしかしたら、そのために無理をしたり、自分を犠牲にしてることすら気づかないくらいに、相手の期待に応えること、察することに一生懸命だったかもしれません。ええ、ええ、私も「それが愛でしょ」くらいに思ってました(笑)。なのに、喜ばれなくて時に悲しくなったり、不安になったり、同じものを求めて苦しくなったり…。もう、そんなことしなくていいですから、今度は、自分の心に聞いてあげてほしいのです。自分は、何をしたら喜ぶ? 楽しい? 幸せ? そのために、うんとうんと時間もお金もかけてあげてくださいね。それをするのに、時には、勇気が必要かもしれませんよ。覚悟して! そう、あなたは外野なんかじゃないんです。あなたが中心なんですよ! そして、そんな風に過ごして楽しく幸せに包まれた自分のオーラ(空気・雰囲気)のようなところに、いろんなご縁で出会った人たちを迎え入れるイメージでいるといいんじゃないかな~って思います。そして、余裕ができて、大切な人たちに、何かしてあげること自体が楽しいことなら、そのときこそ、自分にしてあげるのと同じように、どうぞ誰かにしてあげてくださいね。真ん中の自分が満たされて、周りへ注がれていくシャンパンタワーのように! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「就職活動前で、どうしても自信が持てない」という、あずさん(大学生)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■あずさんのお悩み現在、大学三回生でもうすぐ就職活動が始まるのですが、どうしても自分に自信が持てず、「こんな自分は社会から必要とされていない」と、弱気になって、何も持っていない自分を責めてしまします。少しでも実力を身につけようと資格を取っても、全く満足できずに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。一旦こうして落ち込んでしまうと、就職活動自体に拒否反応を起こしてしまい、「やりたいこともないのに、働きたくない」と思ってしまいます。どういうふうに考えたら就職活動に前向きに取り組めるのでしょうか。教えてください。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあずさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あずさんの文章はとても簡潔にまとめておられ、200を超えるご相談者の中でもすぐに目に留り、お答えしたくなりました。文章表現がとてもお上手ですね。もうすぐ就職活動が始まられるのですね。我が家にも大学生の娘が二人おりまして、上の子がやっと終わったところです。就職活動って、緊張しちゃって身構えてしまいますよね。どうしても自分に自信が持てずに、「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」と、拗ねていじけて心を閉ざす無限ループにどんどん陥ってしまうのですよね。私も資格さえ取れば自信がつくと思い、次々と取得してみたりしましたが、貯金は減り、手応えのある自信を持つことができなくて、他の人みたいに必要とされたいのに必要とされない自分、不器用な自分、うまくできない自分、自信のない情けない自分をずっとずっと責めていました。「どうせ私なんて」と拗ねていじけまくって、自分の可能性を奪って、自分を閉じ込めて、閉鎖的に消極的に生きて来ました。そんなふうに、自分で自分をいじめるしんどい生き方をずっとしていました。ですが、今はとても楽に生きていますよ。就職活動に前向きに取り組みたいあずさんのお力になれればと思いますので、アドバイスをお伝えしていきますね。実は、自分が自分に「どうせ私なんて」と自分を侮辱して見下して卑下している限り、「どうせ私なんて」という位置に居続けるような現実の出来事が起こり続けます。「思考が先、現実が後」なのです。なので、私はまず思い癖・口ぐせをこんなふうに変えてみました。「どうせ私なんてすばらしい」「どうせ私はすばらしい」「どうせ私は愛されてる」「どうせ私なんて必要とされてる」「どうせ私なんて居るだけで価値がある」「どうせ私は愛されてる」そうすると、あれ? 私はすばらしいのかも…あれ? ひょっとしたら、私は必要とされてるのかも…あれ? もしかしたら、私は愛されてるのかも…という現実の出来事が見えて来ますので、ホントかなぁ…っと思ったり、照れくさかったり気恥ずかしかったりしましたが、素直に受け取ってみました。特に、「自分が自分をいじめる生き方」をしなくなるように、「どうせ私は愛されてる」は多めに呟くようにしています。今まで自分を卑下していた言葉や思い癖を上回るように、何百回、何千回も数えきれないほど呟き続けました。これは今でも時々自分に呟いているのですよ。そうやって、自分の内側をひとつひとつ自分で満たすこと。自信はないままの、そんな自分をそのまま認め、そのままさらけ出して、たくさんの失敗と恥をかきながら、時にすごく落ち込んでへこんだりも経験し、実際にひとつひとつ自分の身で行動し、体験して、自分で自信を育ててみましたよ。あずさんも「どうせ私なんてすばらしい」などの魔法の言葉をたくさん自分に呟いて、その言葉を胸に、ぜひ行動してみてくださいね。今回、このコラムが掲載される日は、女の子のお節句、ひな祭りの日なのだなぁ~と感慨深く思っていると、ふと懐かしいことを思い出しました。うちのふたりの娘たちが生まれた頃に、おじいちゃんやおばあちゃんはじめ、祖父母の姉妹に、ひいおばあちゃんやおじさんおばさんまでみんなでこぞって、ひな壇や鞠や被布をプレゼントしたがったのでした。子どもたちは、ただ生まれてきただけなのに、とてもとても何かをしてあげたかったようでした。あずさん。あのね、必要とされてないひとなんて、ひとりも居ないと私は思いますよ。よかったらお母さまお父さまに、あずさんの幼い頃のひな祭りのお話しをどうぞ聴いてみてくださいね。きっと心温まるやさしいお話しを受け取れることと思いますよ。どうぞあずさんがご自身のすばらしさを受け取られ可能性がひらかれますこと、楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月03日画家の智内兄助による展覧会「智内兄助 展」が3月13日から4月12日まで、「ギャルリー ためなが 大阪」で開催される。智内は東京藝術大学で油彩画を学んだ後、80年代に入ると和紙にアクリル絵の具で描くという、日本画と西洋画の境界を越えた技法を確立。00年にはパリで個展を開催するなど海外に進出しており、昨年秋にはロンドンでも個展を開催した。その作品はロスチャイルド家で募集されるなど、世界中で注目されている。同展では「ユートピア(Utopia)」と題された作品群を展示。陣内が近年取り組んでいる、花々や山々といった日本人の原風景に迫っている。出展される主な作品は、夜空の青と桜のピンクのコントラストが美しい「天宮花明かり」をはじめ、「地の産声・室戸」「西予島の元」など。作品に共通して登場する色鮮やかな蝶が、幻想的な世界観を演出している。他にも、東京国立博物館の所蔵作品を参考に、神前や仏前に供えた花を描いた「立花 春夏秋冬」も出品される予定だ。中でも注目なのが、衣桁や屏風にたくさんの衣装を掛け並べた様子を描いた“誰が袖図”の一つ「秋草武蔵野誰ヶ袖」。これは江戸時代のはじめに多く描かれたもので、静物画として見るだけでなく、描かれた着物や香炉の姿に、そこには存在しない遊女などの人物を偲ぶことが出来る。なお、展覧会の前日である3月12日のレセプションには、智内も参加する予定だ。【イベント情報】智内兄助 展会場:ギャルリー ためなが 大阪住所:大阪府大阪市中央区城見1-4-1ホテルニューオータニ大阪1階会期:3月13日から4月12日まで時間:11:00から20:00まで休館日:なし
2015年02月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「完璧主義から解放されたい」という、ななさん(41歳・契約社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ななさんのお悩み私は完璧主義から解放されたいと思っています。仕事ではミスが無いように、友人たちとのメールでは誤解を生まないように正しい文章で、など、どの場面でも常にきちんとしていようと思ってしまいます。常に相手の顔色を伺ってしまいます。そして、自分の思った通りの結果になると、とても気持ちがよく、反対にそれができなかったときは、ものすごく不安になり、自分のことをなんてダメなヤツだと責めてしまいます。達成したときの快感は気持ちいいものですが、そうでなかったときの不安に押しつぶされる時間がとても苦しく、完璧主義で自分を縛っていることが辛いです。アドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりななさん、こんにちは。完璧主義から解放されて自由になりたい、一方できちんとしていなければという気持ちが働いてしまい、つい自分を縛ってしまうことが辛いのですね。自分が自分を見張ってしまう、そんな状況なのかなと思います。心が常に張りつめた状態が続くと、とても疲れますよね。本当はもっとのびのびしたいのに、皆みたいに仕事も雑談も自由に振る舞いたいのに、できない。気づけば毎晩のように「あれがダメだった」「こうすればよかった」と、その日あった出来事や雑談レベルの会話まで思い返してはひとり反省会など開いていないでしょうか。私はよくやっていました。つい自分を縛って監視してしまう。そんなとき心の中には、人には見せてはいけない本当の自分がいるのではないかな? と思います。その本当の自分とは、タイミングが計れなかったり、空気が読めなかったり、相手の期待に応えられなかったり…つまり「ダメ」な自分のこと。今は信じられないかもしれませんが、本当はその「ダメな状態」が実は、一番あなたがノビノビ幸せにいられる状態なんですよ。他人はそこを可愛いと思ってくれていたり、お茶目だと楽しんでくれているもの。ただ、今はご自身がそこを許せないので、他人にも見せてはいけない、認めてはもらえない、と、どんどんクローゼットの奥に押し込めて人には見えないところに隠してしまうのですよね。一旦他人の目を気にし始めると、いつの間にか言動の軸が自分の素直な気持ちよりも、他人目線になってしまいます。辛さの原因はここではないでしょうか。でも、もういい加減、完璧主義を卒業したいのですよね。そんなときは、頑張ってボロを隠さないでいてください。他人をもっと信頼してゆだねて、ダメなまま人に頼ってみてください。そして、他人のことももっと許してあげてみてください。たとえば…ミスを許す。既読スルーを許す。お店で不快な対応をされたときも「ま、いっか!」と言ってみる。予想外の反応が返って来ても笑ったり流してみたりする。すると徐々に、ご自分にもOKが出せるようになるでしょう。できない って言えるようになったり、多少ミスをしても「てへ!」と笑って元気に再出発できるようになったり。自分が作っている「べき」というルールが緩んだり。自分と他人を緩めてあげることで、周りはあなたのことを何とも思っていない(ダメな評価はしていない)ことが見えてきます。むしろ、そのままの状態で受け入れられている、ということを身を持って知ることができるかもしれません。そう、たとえあなたが完璧にできたとしても、できなかったとしても、周りは「いい意味で」そこまで期待していないのですよ。自分だけが自分を見張り他人を見張り、ダメ出ししている。「頼る」ということは、信頼を寄せるということ。相手にも、自分にも。「できない」を認めてもがっかりされない。「助けて」を言っても惨めにならない。むしろ、豊かになるかもしれない。そして、人は頼られ、誰かの役に立てると嬉しいもの。あなたがやっと心を開いてくれた、と喜んで手を貸してくれる人が増えるかもしれません。もうそろそろ、他人の懐の中に飛び込む勇気を持ってみてください。きっとあなたは思っている以上に愛され、受け入れられ、楽しまれているかもしれませんよ。これからの毎日がより楽しいものとなりますように。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「究極のかまってちゃん」という、らそさん(22歳・看護師)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■らそさんのお悩み私は究極の「かまってちゃん」でとても困ってます。普段から淋しがりやで誰かに認めてもらいたい欲が強いのですが、それが無意識に行動や発言、表情に出てしまっているみたいなんです。1人で過ごすことも苦手で、寂しすぎるとその感情に押しつぶされて死んでしまいたいとまで考えてしまう時もあります。どうしたらいいでしょうか。どうか教えてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりらそさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林です。誰かに認めてもらいたい、という気持ちがつい強くなりすぎて感情かうまくコントロールできない、というのは周りからみてわかりずらい悩みだけに、とてもつらい悩みだと思います。まずは、つい無意識に出てしまう「認めてもらいたい」という欲求が行動や発言、表情に出てしまっても、出してしまった自分を責めないでいてあげてくださいね。もしかしたら、誰かに嫌な顔をされたり疎ましく感じられたりするかもしれませんが、そんな自分を一番責めているのは何より自分だったりしますので。もし、認めてもらいという気持ちが表に出てしまった時は、「ああ、今私寂しかったんだな」と、誰かにちゃんと見て欲しかったんだなって、自分のことをヨシヨシしてあげてくださいね。自分で自分のことを慰めるのは、なんだか変な感じがするかもしれませんが、らそさんの気持ちが落ち込んでいるときに、無理に元気を出そうとしたり周りに心配かけないように、今の感情を押し殺してなんでもないふりをすればするほど心の中にいるもう一人の自分が暴れ出してしまいます。そのもう一人の自分は、純粋で無邪気な子供のような自分ですが、その自分との折り合いが悪くなればなるほど感情のコントロールが効かなくなります。ですので、たまには心の声を聞いてあげて、そのもう一人の自分の言うことも聞いてあげてくださいね。例えば、早めに仕事を切り上げてステキなカフェでゆっくり過ごすとか、着てみたかったカワイイ服を着てみるとか、行きたいところに行ってみるとか、そんなところから始めてみてくださいね。最初はよくわからないかもしれませんが、そのうち何をしたら自分が喜ぶのか、どうしてあげたら楽しいのか幸せなのかがわかってきます。そうすると感情の起伏が治ってきますので。誰かに認めてもらいたいという気持ちが大きくなってきたとき、その人に認めてもらおうとすることはそんなに悪いことではありません。きっとそのときは心が落ち着くと思います。ただ、らそさんが本当に認めてほしい人は目の前にいる人ではありません。それは社会人として、立派な女性として頑張って努力されてきた結果本来持っていたステキで女性らしい部分をどこかに置き忘れてしまっているのかもしれません。ですので、本当に自分の淋しさを満たしてあげたいなら、自分の心の声を聞くようにしてあげてくださいね。そのためには、何よりリラックスしてのんびりできる、らそさんのお気に入りの場所を探すところから始めてみてください。きっとステキ自分と出会えますので。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月17日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚に焦りを感じ始めてしまった」というめぐみさん(27歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■めぐみさんのお悩みこのくらいの年齢の、独身女性にありがちだと思うのですが、将来への不安があります。私は子供のころからずっとなりたいと思っていた住宅設計の職業についています。なりたい職業がある、さらに希望通りの仕事につけている人なんて一握りだと思うのでとても恵まれていると思っています。担当したお客様家族に喜んでもらえることも嬉しく、そのためなら残業もそんなに苦ではありません。一方で、自分は? と不安になります。お客様のために休日出勤もあり、平日休みの1人暮らしで出会いもなく、友人にもなかなか会えません。年齢的にも第一次? 結婚ラッシュで、友人をうらやましく思ってしまいます。かといって流行りの街コンに行くタイプでもないし…と思ったり、自分磨きにかける時間がない! と言い訳して努力しない弱い自分もいます。自分が育ててもらったように、家庭もいつかほしいと思っているのにこのまま私は毎日会社と家の往復で1人で生きていくことになるのかな? と考えて不安で仕方ありません。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりおっしゃる通り、そのくらいの年齢以降の独身女性にありがちのお悩みですよね。ひとつ質問したいのですがめぐみさんはどうして「結婚したい」のでしょう? もしかして「結婚」というものをしたほうがよさそうだ。と、思っていませんか? 世間的に、親のために、周りを見渡してもやっぱりそろそろ結婚をしておいたほうがよさそうだ。結婚していないと一人前と認められない。結婚もできない女と見なされる。そんな風に思ってはいないでしょうか。たしかに今の日本では一般的にそういう風潮があるかとは思います。でも、「結婚」が必要ない人っていると思うのです。結婚しない人生を選ぶ人がもっと増えたっていいのではないかと思うくらいです。めぐみさんは今、ずっとやりたかった仕事についていて充実していることかと思います。では、どうして今、そのやりたい仕事ができているの? って聞いたらどうでしょう? もちろん、自分でそうなるために努力した部分もいっぱいあるとは思いますが「たまたま」いまそのやりたいことをさせてもらえているという感覚はありませんか? めぐみさんが、結婚している友達をみて「いいなー」と思う感覚と。めぐみさんが、やりたいことができていない人から見られて「いいなー」と思われる感覚は同じなんです。たまたま、流れに乗ってやりたいことをしている。たまたま、流れに乗って結婚をしている。その人に必要な流れが、その人のためにやってきているんです。結婚の流れ、恋愛の流れが来ていない時に、なんとかして流れを引き込もうとするのは、川の流れを変えるくらい、エネルギーのいることだと思います。ですから、いったん「結婚」への執着を捨ててみるのも手ではないかなと思います。その上で、めぐみさんにひとつアドバイスをするとしたら。自分磨きをする前に、街コンに行ってください。そもそも「街コンに行くタイプ」ってなんでしょう? 「自分磨きをしてから」というのは「ヒトサマにお見せできる自分になってから」ということですよね。そんな風に思っていたら、いつまでたってもヒトサマにお見せできる時は来ませんよ。今のままのめぐみさんで、仕事ができる真面目な女が街コンに行ったら、浮くのかもしれませんね。でも、たくさんの人の中に似たような人がひとり紛れ込んでも、だれにも見つけてもらえませんよ。逆に言うと、そこはめぐみさんの個性が際立つ場なのかもしれません。もしくは、めぐみさんが想定する通り、その場所は馴染むことができず居心地の悪い場所なのかも知れません。行ってみないと分かりません。ですので、いまのそのままのめぐみさんの姿で。自分磨きをする前に街コンに行ってください。検討をお祈りしております。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、ミトンさん(33歳・美容師)から「横柄なお客様にどう接したらよいのか」というご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ミトンさんのお悩み美容師をやっているんですが、お客様の中には、お客という立場を利用して権力を振りかざす人がいます。 素敵なお客様の方が沢山いらっしゃるのに、そういう方を担当すると振り回されて傷付いて何日も心が支配されてしまう自分がとても嫌です。 接客業だからどんな状況でも笑顔で接しなくてはいけないと思いますが、横柄で理不尽な人に笑顔で対応している自分にもゾッとします。 同僚達はうまいことコントロールして接客という仕事をこなしているのに、私はもうこれ以上傷付きたくないって気持ちでいっぱいです。 でもこれを乗り越えて頑張りたいので、どうしたら心を支配されずに済みますか? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりミトンさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。時々横柄で理不尽に権力を振りかざすお客様がいらっしゃるのですね。そして、不愉快な気持ちに支配されて傷ついてしまうのですね。思わず自分が美容院に行った時に、どんな言葉遣い、振る舞いをしているか思い返してしまいました。私は、美容師さん達より年長なことがほとんどなので、初対面でもフランクな言葉で話したりします。ですます調ではありますが、時々崩しますし、「雑誌を変えてもらえる?」のように伝えたりします。けれど、心の中ではアシスタントの美容師さんにも敬意を払っております。もし私がミトンさんの美容院に行ったらどういう印象を与えるのかしら。ミトンさんは、お客様のどのような言葉や態度に横柄さを感じますか。それは言葉遣いでしょうか。お話される内容でしょうか。それとも表情でしょうか。声の大きさや高さ? 思い出してみてくださいね。ミトンさんは、「接客業だから、どんな状況でも笑顔で接しなければ」と思っているようですが、そんなことはありませんよ。今までいろんな有名美容院にお世話になりましたが、人気があり、腕もいい美容師さんで、ニコリともされない方がいらっしゃいました。むしろ、感じが悪いかもしれない。けれど、腕が確かで非常に信頼できるので通っていました。考えてみれば、私などは、やたらニコニコ笑顔で話しかけてくるアシスタントさんよりも、笑顔がなくても、静かに黙々と作業してくれるアシスタントさんが好きかもしれません。話しかけずにほっておいてくれる方が好きかもしれません。お客様の好みは実はさまざまです。ミトンさんも、時には笑顔を作ろうとせず「真顔(まがお)」で接客してみてください。それでも特に何も問題がないことがわかるかと思います。「笑顔で接客するべき」は、もしかしたらミトンさんとその美容院の「べき」なのかもしれません。普段は笑顔でも、自分が耐えられない時は笑顔を作れなくても大丈夫ですよ。そして、横柄で理不尽な態度を見ると誰を思い出しますか? たぶん昔、そんな人が身近にいたかもしれないですね。お父さんでしょうか。お母さんでしょうか。その人の態度を見て、ミトンさんは「横柄にしてはいけない。理不尽なことをしてはいけない」と思ってしまったかもしれません。そんなことを自分はするべきではないし、あってはいけないと考えたかもしれません。けれど「横柄」も「理不尽」もこの世の中に普通にあります。ミトンさんがそれらを排除しようとすればする程、そんな人が目の前に現れます。ですので、ミトンさんも横柄で理不尽な人になってみましょう。それは職場でなくてもいいし、お客様の前でなくてもいいのです。そこは使い分けてもいいですよ。たとえば、お客様が全員帰られた後に、タオルを洗面台にぶつけて叫んでもいいですし、罵詈雑言を吐いてもいいのです。バーカ、バーカ、と悪態ついてもいいのです。むしろついてください。お客様に腹が立った思いに蓋をしないでください。理不尽さを感じたら誰でも腹が立つと思いますし、悲しくなります。それは自分のことを大切に扱ってもらえなかった悲しみかもしれませんね。そして、実はそのお客様の心にも「自分を大切に扱ってもらいたい」という思いがあり、たぶん人一倍であり、それが横柄な態度になっている可能性もあります。下からの態度で接してくるミトンさんにイライラしている可能性もあります。大切にされない自分を見ているような気がするからかもしれません。同じ根っこを持っているんですね。ミトンさんがご自分をもっと大切にすると、目の前から、横柄で理不尽なお客様がいなくなる可能性が高いですよ。お客様を大切にする前にまず自分を大切にし、扱うこと。それは宝石を扱うようにお願いします。下記の言葉をつぶやいてみてください。小さいミトンちゃん、大切にしなくてごめんね。(小さいミトンちゃんの部分は子供の頃に呼ばれていたニックネームでお願いします)小さいミトンちゃん、わかってあげられなくてごめんね。小さいミトンちゃん、もう大丈夫だよ。小さいミトンちゃん、怖かったね。小さいミトンちゃん、よく頑張ったね。もう頑張らなくてもいいよ。小さいミトンちゃん、あなたは大切な宝物だよ。ずっと一緒にいようね。いかがですか。どんな気持ちになりますか。今後、もしそのようなお客様に当たったら無理に笑顔を作らず、笑顔は封印して、心の中でこの同じようにつぶやいてください。大切にしなくてごめんね。あなたは大切な人だよ。わかってあげられなくてごめんね。大丈夫だよ。怖くないよ。心の中でつぶやくだけでいいです。何かが変わるかもしれませんから、お楽しみに。そして自分がお客様の立場になる時、たとえばコンビニで買い物をした時にも、「ありがとう」は言わず、笑顔も作らずにお釣りをもらってください。できるだけ頑張って横柄な態度をとってみてください。それでも大丈夫とわかるはずです。ここはコンビニさんの胸を借りてみましょう。そう、むしろ感じの悪い美容師さんを目指すのもいいかもしれません。技術と心があれば私のようなお客さんにはわかります。伝わります。Let's be 感じの悪い美容師! 応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月03日