メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「責められてる気がしてイライラしてしまう」という、みのむちさん(26歳・福祉職)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■みのむちさんのお悩みできないと思われるのがとてもイヤで、人から何か言われると責められてる気がしてカッとなりイライラしてしまいます。 普段から人に怒られるのが嫌で、自分の意見を言えません。 その為に軽く見られるのか、職場などで人からいじられたりクドクドと怒られることが多く、イライラしたり落ち込んだりします。 認めて欲しいのに… 。プライベートでもパートナーからはよく「自分の感想を言っただけで責めてるんじゃないよ。なぜ怒ってるの?」と言われます。 心配して聞いてくれたのに、それさえも責められている気がしてイライラをぶつけてしまい、最後は険悪な雰囲気になります。常にファイティングポーズでガードをしてるような毎日から抜け出したい…。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりこんにちは、高橋かのんです。お悩み、拝見いたしました。みのむちさんは「自分のことをよくご存知だなあ」が私の印象です。そう、責められてる「気」がするだけですよ。それを「気のせい」といいます(笑)。誰も責めてはいないのです。では、なぜ、そんな「気」がしてしまうかというと、人ではなくて自分が一番自分のことを責めているからです。特に「できない」ことをすごくダメなことだと思っていらっしゃるようですね。だから、そんな自分が他人にバレることを怖がって、隠そうと頑張っているのです。それが、みのむちさんにファイティクグポーズをさせ、疲れさせている素ですよ。さて、バレたら、どうなると思っていますか? バカにされる? 見捨てられる? 怒られる? 文面から察するに「怒られる」でしょうか。そして、その結果「見捨てられる」かな? 小さい頃、もしかしたら、怒られて見捨てられるんじゃないかと不安になった経験があるのかもしれませんね。だから、人から少しでも「できない」と感づいたようなことを言われようものなら、逆ギレしてしまう…、それを「図星を突かれた」といいます(笑)。そのセンサーも人並み以上というワケです。心配されるのも「できないから心配されるのだ」とセンサーがキャッチしてしまったら、ありがたく受け取れないですものね。ご自身もおっしゃっているように「怒られたくないから、自分の意見を言わない」結果、「怒られる」という本末転倒なことになってますよね? 実は、私たちは、なぜか、そんな風に避けたいことを避けようとして、結果、それを招いていることがよくあるんです。そろそろ、そのうまくいかないやり方をやめませんか? 「自分の意見を言うと、怒られる」これが大勘違いです。「自分の意見を言うと、喜ばれる」って、何度もつぶやいて、いったん信じてみませんか? 我慢しなくていいのです。人の意見に合わせなくてもいい(もちろん、合わせるときがあってもいい)のです。あなたの意見を聞きたがっている人はたくさんいます。パートナーもとても真摯に向き合ってくれる方ですね。人と違う意見を言うことは、批判でも、口答えでもありません。どちらが正しいでもないのです。きっと自分の意見を言うようになったら、人の意見(感想)も一意見として、「そう思うんだね」と受け取れるようになると思いますよ。そして、その違いにも興味を持って聞けるようになるでしょう。意見は違っているから面白いのです。違う意見のときがあるから、意見が合ったとき、うれしいのです。さて、お題の「ファイティングポーズな毎日から抜け出すには?」ですが、簡単ですよ。「できなくてもいい」とたくさんつぶやいて、できない自分を、まず自分が許すこと。認めること。実は、きっと、もう周りにはバレてることでしょうから、隠さないこと(笑)。できないところは、できる人に活躍してもらう部分です。喜んで助けてもらいましょう。きっと、助ける人もうれしいはずですよ。なんでも一人でできたら、周りの人の出る幕がなくて、寂しいじゃないですか。ましてや、できるふりなんて、水臭いじゃないですか! そして「怒られてもいい」と覚悟を決めること。避けようとしないこと。ぜひ、自分の意見を言ってみてくださいね。毎日、無防備に、持ちつ持たれつ、過ごしていきまょう。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「自分から終わらせた不倫なのに苦しい」という、スモモさん(35歳・パート社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■スモモさんのお悩み35歳。最近不倫をやめました。でも、先が見えず…。不倫は反対派でした。まさか自分が? と戸惑いながらも恋は落ちるものなんだと、理性とは何なんだろうと考えさせる出会いでした。何も求められない関係。それを理解して周りにバレないように気遣ったり我慢したり。相手の奥さんへの罪悪感。でもコントロールできないダメな自分…。彼も私の苦しさは分かっているし、彼は離婚できない自分に同じように苦しんでいました。傷の舐めあいの様な二人だったのかもしれません。時々彼から、お前は俺のものだからなと支配欲のような失う怖さの裏返しのような言葉を言われ続け、私は何も求められないのに求められる苦しさと我慢の限界で距離を置きそのまま別れました。今でも好きです。でも、怖いです。ずっと悩み、苦しみ、その生活から解き放されたのに…スッキリしません。正しい選択をしたはずなのに…。お互いの幸せの為に選んだ道なのに…。結婚も出産もしたいから、未来のない不倫を卒業しようと決意したのに…。時間が解決してくれると頭では分かってます。自分の好きなこと、仕事に集中すればいいのもわかってます。自分磨きに時間を使えばいいとわかってます。でも、スッキリしません。先を考えれば新しい恋なんてできるのか不安ですし、彼が家族と表面的には何も変わらず幸せに過ごしていると思うと吐き気がするほどの嫉妬に襲われます。結局、彼を妬んで恨んでいるのでしょうか? 私が本心では求めていたから、いけないのでしょうか? その本心を不倫だからと言わずに、我慢していたからいけないのでしょうか? 今、自分が何を反省し、何に気付き、何を受け入れ、どこに向かっていけばいいのかわかりません。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりスモモさんへ、はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。不倫されていたのですね。しかも不倫反対派だったのに…。そんな正当な自分と、間違ったことをしている不当な自分が戦っていて、不倫って苦しいですよねぇ…。私も過去に数年間不倫という恋愛をしていた経験があり、その頃ずるずると腐れ縁のようにお付き合いを続けている優柔不断な相手にも自分にも嫌気が差していました。そして、今のスモモさんのように自分で決めてお別れすることもできたので、今回のご相談を担当させていただきたいと思いました。スモモさんも書いておられますが、周りにバレないように気遣ったり我慢したり。そうなんですよね…。間違ったことをしているダメな自分の苦しい気持ちを誰かに話す勇気もなく、デートの時の飛び跳ねるようにうれしい乙女心を友人たちにのろけることもできず、自分の中に湧き出て来る気持ちは、お腹の中にどんどん溜まっていく一方でした。スモモさんも、さぞ苦しかったでしょうねぇ…。正しい良い子の自分と、間違ったことをしている悪い子の自分が裁いたり戦ったりしていて、そしてバレないようにビクビクとして、いつも罪悪感を連れて歩いているような、そして一番にしてもらえないミジメでかわいそうな情けない自分をまざまざと見せつけられることを繰り返す、そんなとても苦しくてさみしい思いをしていました。そして、私もスモモさんと同じで覚悟を決めて別れても全然スッキリなんてしなかったですよ。自分の存在を必要としてくれることや、役に立ててるような気分がうれしくて、自分で決めたとはいえ お別れしてからも大好きだったし、スッキリなんてちっともしなかったです。そして、数日後に気づいたのは、「ああ…そうか…私フラれちゃったんだなぁ…。大好きだったのになぁ…フラれちゃったんだなぁ…。さみしいなぁ…ミジメだなぁ…ひとりぼっちだなぁ…」と、あまりのショックで、わぁんわぁんと子どものように泣いて滝のような涙を流しました。お別れは私からお伝えしましたが、私を選ぶという行動を起こしてくれることもなく、結局はフラれちゃったという事実にやっと気づいて、ちゃんと傷ついて、それを受け容れることにしました。不倫というのは、満たされていない自分の心の隙間に入り込み、自分の存在や自分の価値、こんな自分でも役に立てることを、外に外に認めてほしいからするのだろうなぁ〜と、その時 私はそう思いました。ご相談内容全文を読ませていただいて私が気づいたことは、『正しい』『正しくない』というような判断基準が、スモモさんのご自分の本当の気持ちまでを裁いて我慢して抑えつけてばかりで、とても苦しそうに感じました。そして、スモモさんが もしも不倫ではない独身同士の恋愛だったとしたら、自分の素直な気持ちや本音を、我慢したり遠慮せずにお相手に伝えることは、できますか? 例えばこんな感じです。私は○○○がしたい。私は○○○は、したくない。私は○○○してほしい。私は○○○してほしくない。私は○○してくれてうれしい。私は○○されたようで悲しい。私は○○が嫌。私は○○が好き。私は○○が嫌い。そして、私を一番大切にしてほしい。私を大切に扱ってほしい。『正しい』『正しくない』よりも、スモモさんがスモモさんの気持ちを一番大切に扱ってあげてくださいね。そして、今すぐスッキリしないでもいいですよ。大好きなままでいいと思いますよ。どうぞ安心して、まだまだどっぷりと落ち込んでみてくださいね。そうすると、いつの日か今の私のように、あの頃の自分を懐かしがれる日もやって来ますのでね。スモモさん 苦しい胸の内をご相談くださって、ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら 【注目】不倫の悩みは占いで解消! あなたを本気にさせたあの人、信じても良い?【不倫愛の結末開示!】 この不倫愛に隠された、あの人の本心や、2人の関係性を揺るがしかねない出来事を余さずお伝えします。 >>その他の不倫に関する占いはこちら
2015年04月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「完璧主義から解放されたい」という、よっちさん(33歳・小学校教諭)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■よっちさんのお悩み周りと自分を比べてしまい、羨んだり、妬んだりしてしまいます。人格者とまではいかなくても、そういう感情を持たないように生きていきたいのにできない自分は、どのようにしたら自分の感情を抑えることができるでしょうか。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりつい周りと自分を比べて凹んでしまうこと、ありますよね。劣等感を刺激されるといいますか。ただ、よく考えてみると、他人を羨ましい、妬ましい、と思ってしまうときというのは、「自分にはまだ発揮しきれていない能力や魅力があるんだよ!」とあなたの心が叫んでいるときでもあるかもしれません。誰かを妬むというのは、当然あまり心地よいものではありませんね。でもその負の感情も、あなたがあなたらしく生きようと願うからこそ湧いてくる、とっても大切な感情なのです。ご相談を読ませていただき、すこし不自然に感じてしまったことがあります。それは「そういう感情を持たないように生きていきたい」。「自分の感情を抑えたい」というところ。気持ちはとても分かります。つまり自分を不快にする負の感情はなるべく持たずに生きていきたいということですよね。もちろん、そう生きられたらきっと毎日穏やかです。誰だって負の感情はあまり感じたくないものですから。ただ、それが本当に幸せでしょうか。怒り、悲しみ、妬み…。いわゆるマイナスの感情をなかったことにしようとすればするほど、人は自分を押し殺し、心を鈍感にさせてしまいます。実際、そうしてきた人たちがどんなことで悩んでいるかご存知ですか? それは「やりたいことが分からない」「毎日が平凡すぎてつまらない」というものです。無難な生活を望んでいたにもかかわらず、自分の好き嫌いさえも分からなくなってしまい、無味無臭で、日々の小さな喜びも感じられないというジレンマに陥ってしまうのです。マイナスに針が振れないようにするということは、その逆の喜びや楽しみに対しても鈍感になってしまうということです。心が豊かな人は、針がどちらへ傾くことも許しています。毎日を楽しく豊かに過ごすためには、負の感情を味方につけてみることです。なぜなら、それこそ宝物だからです。誰かを羨ましいと感じたとき、心の中で「羨ましい~!」「悔しい!」ってちゃんと叫んでいますか? 「あの人ばっかりずるい!」「私だって〇〇なのに!」「私だって認められたい! 見てほしい!」お腹の中に湧いた感情をちゃんと受け止める、それが自分を大切にすることの基本の基です。そして、あなたが思うあなたの才能や魅力をちゃんと自分で認めてあげるのです。私だって結構イケてるのに! 実はこんなにすごいのに! って。まずは自己満足でいいのです。妬みが湧くときって、自分が自分を褒めたいときなのですから。こんな風に、自分の喜怒哀楽や個性をもっともっとあなた自身が楽しんで行きましょう。決して、湧いてきた感情をなかったことにしない。それが負の感情だったとしても。それができると、いま以上に人間関係が充実し楽しいものになっていきますよ。もめることがあっても、それをプラスに変えられるように成長したり、上辺ではなく、本心で語り合える人たちとどんどん繋がって行けるのです。そのうち、心から「大好き!」と思える人が増えるでしょうし、ひょっとしたらこれまであなたが羨み、妬んできたような人たちも大好きな人に変わっているかもしれません。なぜならそれは、気になる人はあなたの鏡だからです。あなたもその人たちと同じ魅力があるということに気づいてくださいね。もっともっと、突き抜けて、自信持ってはみ出していこう! そう、あの羨ましい人たちみたいに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月07日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、足の痛みの恐怖から自由に行動できず、精神的にも不安定になっているという、ミッフィーさん(音楽関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ミッフィーさんのお悩み足の痛みの不安と恐怖で、立つ歩くの行動を制限してしまっています。常に足のことばかり気になってしまいます。鼻が締め付けられる症状で、精神科で安定剤を処方されていますが治りません。不安からきていると言われていますが、原因もよくわからず…。悲しい気持ちになったり、呼吸が落ち着かない症状などもあり、仕事もあまりしていないし、親に依存している生活で、心身共に不安定で不安や焦りが強くなってきています。悩みがごちゃごちゃですが、よろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりミッフィーさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。質問を拝見させていただきました。足の痛みから自由に思うような行動ができず、そのために精神的にも不安定になり、親に依存している状態から抜け出せずにいる現状から、ますます悩みが深まっているのでしょうか。周りの人が何気なく苦労なくやっていることが自分にはできないと感じるときほど、もどかしさが溢れてくると思います。そんなときに、人と比べてはいけないとか、オンリーワンだとか、感謝しようとか、無理やりポジティブな考え方をする必要はありません。ポジティブ思考は人生を明るく楽しく生きるためのとても素敵なツールですが、万能薬ではありません。苦しいとき、辛い時にポジティブ思考で乗り切ろうとするのは、息切れしている自分に鞭を使ってまだ走らそうとしているようなものです。ですので、苦しいとき辛いときほど、まずはそのネガティブな感情に寄り添うことの方が大事です。何がミッフィーさんを悩ませているのか、その正体を探そうとする必要は無いです。ただその感情から逃げずに寄り添う。じっくり感情を味わうところから始めてみてください。もしかしたら、自分のことをとてもミジメに感じるかもしれません。情けないだったり、恥ずかしいと感じるかもしれません。でもそういったネガティブな感情が、自分の中にあるのをちゃんと感じて受け止めてあげる。それが勇気だったり自信だったり、自分のことを信頼するだったりに変わってきます。将来に対する不安はお金持ちな人でも、健康な人でも、友達に恵まれている人でも、幸せそうな人でも、どんな人でも持っていたりします。ミッフィーさんは親に頼りきりになっている今の状態が、将来を不安にさせているのでしょうか。依存してはダメ、ちゃんと自立しないといけないと思えば思うほどドンドン苦しくなっていきます。なぜなら自立できていない自分を否定し続けているからです。自分自身を否定し続けると、自信も無くなり素敵な未来をイメージするのも難しくなります。ですので、依存している自分もちゃんと認めてあげてください。依存する自分を認めるとは、ちゃんと「助けてほしい」と伝えることです。親に限らず兄弟、職場の人、友達、もしかしたら初めて会った人でも、ちゃんと「助けてください」と伝えることです。嫌な顔されるかもしれませんし、断られるかもしれません。文句も言われるだろうし、面倒くさがられたりもします。でもそれでも「助けてください」と言ってみてください。依存している自分を認めると、自信が生まれて自立できます。矛盾しているようですが、人生の答えは思いがけない方向からやってきますので、諦めず自分のペースでゆっくりやってみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月31日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「素直に感情を出せない」というバンビさん(34歳・接客業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■バンビさんのお悩みどこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできなくて、自分に対しても家族や人に対しても素直になれず、良くも悪くも思い込みが激しいから人との関わりが怖い所があります。素直に生きていきたいけど、自分を信じきれていないところに長い間悩んでます。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより心から笑ったり素直になれないのは自分を抑えているから、ということもあるかもしれません。私の話をしますが、私も「どこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできない」人でした。昔から優等生で、大人しくしていないといけない、いい子でいないといけない、と思って過ごしているうちに、はしゃいだり浮かれたりするのは自分のキャラではないと思うようになりました。そう生きているうちに、他人から「キャラじゃない」と思われるようなことは恥ずかしくてできなくなってしまっていました。なんで心が動かないか…。それは心が動くことを避けているからです。建前の気持ちを「変だ」といわれても、笑われても恥ずかしくないけど、心から湧き出た気持ちを「変だ」と言われると悲しくて恥ずかしいのです。だから本心を出さないようにしました。でも本心に気づいてしまうとどうしても出したくなってしまいます。だから本心に気づかないように自分の気持ちに鈍感になりました。そうしているうちに自分の気持ちが分からなくなりました。すると、当然心から笑ったりできません。楽しくないんですもの。友達なんてできません。何を考えているか分からない人に、人は近寄ってきません。そんな風に窒息しそうな毎日を送っていました。そんな私が、「変だと思われてもいいや」「笑われてもいいや」「理解されなくてもいいや」「私はこれが好きなんだ」と、人前で裸になるくらいの恥ずかしさに耐えながら、自分の気持ちを少しずつ出すようになっていきました。そうは言っても、ずっと意識して鈍感力を高めてきたのでなかなか自分の気持ちも分からなかったりします。それでも気づいた気持ちを、タイミングがずれても外にだす「訓練」をしました。そう、これは訓練です。そんな訓練を続けているうちに気づいたら私は、自分の気持ちを外に溢れ出すことができる人になっていました。先日、自分の「好き」を全開に出してみました。好きなアイススケーターに会いにいって、その時の喜びを外に向かって出してみたんです。出してみたというより、昔に比べて感情の蓋が無くなっていたので、勝手に溢れてしまったという感じだったのですが。その時の周りの反応は「可愛い!」「いいなー!」「そんなふうに好きを出してもいいんだ!私ももっと出していく!」と肯定的なものばかりでした。「そんな様子初めて見る!」という声も出ました。そう。昔の私はこの反応がイヤだったのです。「キャラじゃない」「意外」「そんな人なんだ、知らなかった」既に出来上がっている型にはまった自分でなければ恥ずかしい。と思っていたんですね。そんなの、とてもおもしろみのない人間ですよね(笑)。ですからそんな人は「恥ずかしいけど出してみる」という、心の露出狂になってやる! くらいの意気込みで過ごしてみるといいかもしれません。そうしてみると「なんだ、みんな、裸だったんだ。私だけ服を着てたんだ。逆に恥ずかしいわ!」ということに気づいたりします(笑)。素直に生きるということは、自分の本心をさらけ出して、傷つくかもしれない覚悟をするということなのかもしれません。私の体験談がバンビさんの参考になれば幸いです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「親と喧嘩をして家を出てしまった」というゆうさん(26歳・派遣社員)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ゆうさんのお悩みこんにちは。私が相談させていただきたいのは親子関係です。些細な誤解から両親と大喧嘩に発展し、悪い方へ話がこじれていく一方だったのが辛く、家を飛び出してしまいました。今は罪悪感でいっぱいです。どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう…、私はなんて親不幸な娘なんだろう…と、毎日押しつぶされそうになりながら生活しています。今からでも両親に謝って和解した方がいいのでしょうか。ご助言いただけると嬉しいです。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりゆうさんへ、こんにちは、いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。些細な誤解からご両親と大喧嘩になり家を飛び出てしまったのですね。罪悪感でいっぱいのようですが、家を出たことは良かったかもしれませんよ。ゆうさんもご両親も頭を冷やすために、物理的な距離が必要だったのかもしれないです。そしてたぶん、時間の経過と物理的な距離のおかげで、ゆうさんは自分の言動や行動を少し冷静に見ることができているのですよね。「どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう」と書いていらっしゃいますが、そもそも、喧嘩している最中には誤解は解けないものです。加えて、無理に解こうとすると余計にこんがらがりますから、その時はそれで良かったのですよ。誤解は解こうとすると解けないので、ほっておくのが良いですよ。これは経験から申しています。放っておくと自然に解けていったりするものです。ゆうさんのした行動は、その時できる最善であったと思いますよ。ですからご自分のことをもうこれ以上責めないでくださいね。罪悪感を無くすのは、自分が持たないと決めるだけです。そして、ゆうさんが書いていらっしゃる文章をそのまま、ご両親が書いていると思って読んでみてください。些細な誤解から娘と大喧嘩に発展し、悪い方へ話がこじれていく一方だったのが辛かったようで、娘が家を飛び出してしまいました。今は罪悪感でいっぱいです。どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう…、私はなんて悪い親なんだろうと、毎日押しつぶされそうになりながら生活しています。今からでも娘に謝って和解した方がいいのでしょうか。いかがですか。どう感じますか。もしかしたら、ご両親もゆうさんと同じように罪悪感を感じ、自分達を責め、そしてゆうさんのことを心配しているかもしれません。いや、きっと心配していることでしょう。ご両親も絡まった誤解を解きたいと思っているのではないでしょうか。そして、ゆうさんに誤解されたと思っているかもしれません。そこで私からのアドバイスですが「和解する」と思って会うのでなく、ゆうさんの正直な気持ちを伝えに行ったらいかがでしょうか。「罪悪感でいっぱいで、親不孝な娘だと思って毎日押しつぶされそう。無理してでも誤解を解けばよかったと思っている」というそのままの気持ちです。ごめんなさいという言葉になるかもしれませんね。そして、ゆうさんが一番わかって欲しかったのは何でしょうか。どんなこと、どんな気持ちでしょうか。人はわかって欲しい生き物です。わかってもらえただけで安心してホッとします。それは、ゆうさんもご両親も同じはずです。100%わかってもらえなくても、100%わかってあげられなくても、わかってあげようとする気持ちはたぶん相手に伝わると思います。「両親に謝って和解する」などと固く考えず、喧嘩というものは人間関係の中では「当たり前にあるもの」と受け入れて、気まずさに気がつかないふりをして、「ごめんね。実は私ね…」と深刻にならずにお話に行かれたらいかがでしょう。親子ですから。誰よりもゆうさんのことを思っている方達ですから。何度喧嘩しても大丈夫ですし、仲直りしてもいいですよ。ゆうさんに呟いて欲しい言葉は「私がいるだけで親は幸せだし」「どうせ愛されてるし」です。「大丈夫」という気持ちをもってご両親に会いに行ってくださいね。応援していますよ。そしてご報告お待ちしています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「孤独感を感じてしまう」という、ゆみりさん(41歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆみりさんのお悩みわたしは「孤独」という気持ちになります。仲良くなりたい人へ話しかけたり、フォローしたりが苦手。たぶん私が聞き上手でない、ということなのかと。どんな場面でもそうです。家族でも友達でもつきあう人とも。大切にしたい人に、わたしも大切にしてもらえるように受け止められたいのですが、なかなかそう感じられず孤独感をずっと持っています。わたしはいつでも外野な気分。どうしたら、大切と思ってもらえるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆみりさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。大切にしたい人を大切にして、同じように自分も相手から大切にしてもらえる。それって、なんて幸せなんだろうって思いますよね。だから、そうなれるように、頑張る。でも、叶わなくて孤独を感じてしまう…とっても悲しい中にいることと思います。私も、愛されるために尽くす人でした(笑)。思うように愛されないと余計に「愛し方が足りないから?!」って思って、もっと頑張ってみたりして。だって、してほしかったら「まず自分から与えよ」なんてこと言われますものね。はたまた、ゆみりさんのように、「私の何がいけないんだろう」ってダメな所探しをしては、克服しようと頑張って、その繰り返しだったり。でもね、そもそものスタートが違ったんだな~って、今は思います。なぜなら、「愛されるために、頑張る」「仲良くなるために、頑張る」ってことは、裏を返せば、「頑張らなければ、愛(仲良く)してもらえない」と思っているってことなんです。でも、そんなことありません。そんなことしなくても、何もしなくても「どうせ、ただいるだけで愛されてるし、仲良くなっていくし」。そう信じることからスタートしてみませんか? その前提に立って、まず、今ままで、そのために頑張っていたことを全部やめることから始めてほしいのです。そしたらね、頑張ってた頃には見えなかったものが、見えてきますよ。それは、あなたが望むようにではないかもしれないけど、あなたと同じ表現方法じゃないかもしれないけど、何もしてないのに周りの人が与えてくれる優しさが、大切に仕方が。そして、やめて空いた時間を、自分のために使ってください。周りの人は、あなたが「自分を扱うのと同じように扱ってくれる」と思っておいてくださいね。だから、人から大切にしてほしかったら、「自分を大切にすること」からです。自分を大切にするって何でしょう? わからないという人が結構います。今まで、「相手が何をしてほしいか」「どうしたら喜んでくれるか」ばかり考えていませんでしたか? もしかしたら、そのために無理をしたり、自分を犠牲にしてることすら気づかないくらいに、相手の期待に応えること、察することに一生懸命だったかもしれません。ええ、ええ、私も「それが愛でしょ」くらいに思ってました(笑)。なのに、喜ばれなくて時に悲しくなったり、不安になったり、同じものを求めて苦しくなったり…。もう、そんなことしなくていいですから、今度は、自分の心に聞いてあげてほしいのです。自分は、何をしたら喜ぶ? 楽しい? 幸せ? そのために、うんとうんと時間もお金もかけてあげてくださいね。それをするのに、時には、勇気が必要かもしれませんよ。覚悟して! そう、あなたは外野なんかじゃないんです。あなたが中心なんですよ! そして、そんな風に過ごして楽しく幸せに包まれた自分のオーラ(空気・雰囲気)のようなところに、いろんなご縁で出会った人たちを迎え入れるイメージでいるといいんじゃないかな~って思います。そして、余裕ができて、大切な人たちに、何かしてあげること自体が楽しいことなら、そのときこそ、自分にしてあげるのと同じように、どうぞ誰かにしてあげてくださいね。真ん中の自分が満たされて、周りへ注がれていくシャンパンタワーのように! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「就職活動前で、どうしても自信が持てない」という、あずさん(大学生)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■あずさんのお悩み現在、大学三回生でもうすぐ就職活動が始まるのですが、どうしても自分に自信が持てず、「こんな自分は社会から必要とされていない」と、弱気になって、何も持っていない自分を責めてしまします。少しでも実力を身につけようと資格を取っても、全く満足できずに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。一旦こうして落ち込んでしまうと、就職活動自体に拒否反応を起こしてしまい、「やりたいこともないのに、働きたくない」と思ってしまいます。どういうふうに考えたら就職活動に前向きに取り組めるのでしょうか。教えてください。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあずさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あずさんの文章はとても簡潔にまとめておられ、200を超えるご相談者の中でもすぐに目に留り、お答えしたくなりました。文章表現がとてもお上手ですね。もうすぐ就職活動が始まられるのですね。我が家にも大学生の娘が二人おりまして、上の子がやっと終わったところです。就職活動って、緊張しちゃって身構えてしまいますよね。どうしても自分に自信が持てずに、「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」と、拗ねていじけて心を閉ざす無限ループにどんどん陥ってしまうのですよね。私も資格さえ取れば自信がつくと思い、次々と取得してみたりしましたが、貯金は減り、手応えのある自信を持つことができなくて、他の人みたいに必要とされたいのに必要とされない自分、不器用な自分、うまくできない自分、自信のない情けない自分をずっとずっと責めていました。「どうせ私なんて」と拗ねていじけまくって、自分の可能性を奪って、自分を閉じ込めて、閉鎖的に消極的に生きて来ました。そんなふうに、自分で自分をいじめるしんどい生き方をずっとしていました。ですが、今はとても楽に生きていますよ。就職活動に前向きに取り組みたいあずさんのお力になれればと思いますので、アドバイスをお伝えしていきますね。実は、自分が自分に「どうせ私なんて」と自分を侮辱して見下して卑下している限り、「どうせ私なんて」という位置に居続けるような現実の出来事が起こり続けます。「思考が先、現実が後」なのです。なので、私はまず思い癖・口ぐせをこんなふうに変えてみました。「どうせ私なんてすばらしい」「どうせ私はすばらしい」「どうせ私は愛されてる」「どうせ私なんて必要とされてる」「どうせ私なんて居るだけで価値がある」「どうせ私は愛されてる」そうすると、あれ? 私はすばらしいのかも…あれ? ひょっとしたら、私は必要とされてるのかも…あれ? もしかしたら、私は愛されてるのかも…という現実の出来事が見えて来ますので、ホントかなぁ…っと思ったり、照れくさかったり気恥ずかしかったりしましたが、素直に受け取ってみました。特に、「自分が自分をいじめる生き方」をしなくなるように、「どうせ私は愛されてる」は多めに呟くようにしています。今まで自分を卑下していた言葉や思い癖を上回るように、何百回、何千回も数えきれないほど呟き続けました。これは今でも時々自分に呟いているのですよ。そうやって、自分の内側をひとつひとつ自分で満たすこと。自信はないままの、そんな自分をそのまま認め、そのままさらけ出して、たくさんの失敗と恥をかきながら、時にすごく落ち込んでへこんだりも経験し、実際にひとつひとつ自分の身で行動し、体験して、自分で自信を育ててみましたよ。あずさんも「どうせ私なんてすばらしい」などの魔法の言葉をたくさん自分に呟いて、その言葉を胸に、ぜひ行動してみてくださいね。今回、このコラムが掲載される日は、女の子のお節句、ひな祭りの日なのだなぁ~と感慨深く思っていると、ふと懐かしいことを思い出しました。うちのふたりの娘たちが生まれた頃に、おじいちゃんやおばあちゃんはじめ、祖父母の姉妹に、ひいおばあちゃんやおじさんおばさんまでみんなでこぞって、ひな壇や鞠や被布をプレゼントしたがったのでした。子どもたちは、ただ生まれてきただけなのに、とてもとても何かをしてあげたかったようでした。あずさん。あのね、必要とされてないひとなんて、ひとりも居ないと私は思いますよ。よかったらお母さまお父さまに、あずさんの幼い頃のひな祭りのお話しをどうぞ聴いてみてくださいね。きっと心温まるやさしいお話しを受け取れることと思いますよ。どうぞあずさんがご自身のすばらしさを受け取られ可能性がひらかれますこと、楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「完璧主義から解放されたい」という、ななさん(41歳・契約社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ななさんのお悩み私は完璧主義から解放されたいと思っています。仕事ではミスが無いように、友人たちとのメールでは誤解を生まないように正しい文章で、など、どの場面でも常にきちんとしていようと思ってしまいます。常に相手の顔色を伺ってしまいます。そして、自分の思った通りの結果になると、とても気持ちがよく、反対にそれができなかったときは、ものすごく不安になり、自分のことをなんてダメなヤツだと責めてしまいます。達成したときの快感は気持ちいいものですが、そうでなかったときの不安に押しつぶされる時間がとても苦しく、完璧主義で自分を縛っていることが辛いです。アドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりななさん、こんにちは。完璧主義から解放されて自由になりたい、一方できちんとしていなければという気持ちが働いてしまい、つい自分を縛ってしまうことが辛いのですね。自分が自分を見張ってしまう、そんな状況なのかなと思います。心が常に張りつめた状態が続くと、とても疲れますよね。本当はもっとのびのびしたいのに、皆みたいに仕事も雑談も自由に振る舞いたいのに、できない。気づけば毎晩のように「あれがダメだった」「こうすればよかった」と、その日あった出来事や雑談レベルの会話まで思い返してはひとり反省会など開いていないでしょうか。私はよくやっていました。つい自分を縛って監視してしまう。そんなとき心の中には、人には見せてはいけない本当の自分がいるのではないかな? と思います。その本当の自分とは、タイミングが計れなかったり、空気が読めなかったり、相手の期待に応えられなかったり…つまり「ダメ」な自分のこと。今は信じられないかもしれませんが、本当はその「ダメな状態」が実は、一番あなたがノビノビ幸せにいられる状態なんですよ。他人はそこを可愛いと思ってくれていたり、お茶目だと楽しんでくれているもの。ただ、今はご自身がそこを許せないので、他人にも見せてはいけない、認めてはもらえない、と、どんどんクローゼットの奥に押し込めて人には見えないところに隠してしまうのですよね。一旦他人の目を気にし始めると、いつの間にか言動の軸が自分の素直な気持ちよりも、他人目線になってしまいます。辛さの原因はここではないでしょうか。でも、もういい加減、完璧主義を卒業したいのですよね。そんなときは、頑張ってボロを隠さないでいてください。他人をもっと信頼してゆだねて、ダメなまま人に頼ってみてください。そして、他人のことももっと許してあげてみてください。たとえば…ミスを許す。既読スルーを許す。お店で不快な対応をされたときも「ま、いっか!」と言ってみる。予想外の反応が返って来ても笑ったり流してみたりする。すると徐々に、ご自分にもOKが出せるようになるでしょう。できない って言えるようになったり、多少ミスをしても「てへ!」と笑って元気に再出発できるようになったり。自分が作っている「べき」というルールが緩んだり。自分と他人を緩めてあげることで、周りはあなたのことを何とも思っていない(ダメな評価はしていない)ことが見えてきます。むしろ、そのままの状態で受け入れられている、ということを身を持って知ることができるかもしれません。そう、たとえあなたが完璧にできたとしても、できなかったとしても、周りは「いい意味で」そこまで期待していないのですよ。自分だけが自分を見張り他人を見張り、ダメ出ししている。「頼る」ということは、信頼を寄せるということ。相手にも、自分にも。「できない」を認めてもがっかりされない。「助けて」を言っても惨めにならない。むしろ、豊かになるかもしれない。そして、人は頼られ、誰かの役に立てると嬉しいもの。あなたがやっと心を開いてくれた、と喜んで手を貸してくれる人が増えるかもしれません。もうそろそろ、他人の懐の中に飛び込む勇気を持ってみてください。きっとあなたは思っている以上に愛され、受け入れられ、楽しまれているかもしれませんよ。これからの毎日がより楽しいものとなりますように。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「究極のかまってちゃん」という、らそさん(22歳・看護師)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■らそさんのお悩み私は究極の「かまってちゃん」でとても困ってます。普段から淋しがりやで誰かに認めてもらいたい欲が強いのですが、それが無意識に行動や発言、表情に出てしまっているみたいなんです。1人で過ごすことも苦手で、寂しすぎるとその感情に押しつぶされて死んでしまいたいとまで考えてしまう時もあります。どうしたらいいでしょうか。どうか教えてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりらそさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林です。誰かに認めてもらいたい、という気持ちがつい強くなりすぎて感情かうまくコントロールできない、というのは周りからみてわかりずらい悩みだけに、とてもつらい悩みだと思います。まずは、つい無意識に出てしまう「認めてもらいたい」という欲求が行動や発言、表情に出てしまっても、出してしまった自分を責めないでいてあげてくださいね。もしかしたら、誰かに嫌な顔をされたり疎ましく感じられたりするかもしれませんが、そんな自分を一番責めているのは何より自分だったりしますので。もし、認めてもらいという気持ちが表に出てしまった時は、「ああ、今私寂しかったんだな」と、誰かにちゃんと見て欲しかったんだなって、自分のことをヨシヨシしてあげてくださいね。自分で自分のことを慰めるのは、なんだか変な感じがするかもしれませんが、らそさんの気持ちが落ち込んでいるときに、無理に元気を出そうとしたり周りに心配かけないように、今の感情を押し殺してなんでもないふりをすればするほど心の中にいるもう一人の自分が暴れ出してしまいます。そのもう一人の自分は、純粋で無邪気な子供のような自分ですが、その自分との折り合いが悪くなればなるほど感情のコントロールが効かなくなります。ですので、たまには心の声を聞いてあげて、そのもう一人の自分の言うことも聞いてあげてくださいね。例えば、早めに仕事を切り上げてステキなカフェでゆっくり過ごすとか、着てみたかったカワイイ服を着てみるとか、行きたいところに行ってみるとか、そんなところから始めてみてくださいね。最初はよくわからないかもしれませんが、そのうち何をしたら自分が喜ぶのか、どうしてあげたら楽しいのか幸せなのかがわかってきます。そうすると感情の起伏が治ってきますので。誰かに認めてもらいたいという気持ちが大きくなってきたとき、その人に認めてもらおうとすることはそんなに悪いことではありません。きっとそのときは心が落ち着くと思います。ただ、らそさんが本当に認めてほしい人は目の前にいる人ではありません。それは社会人として、立派な女性として頑張って努力されてきた結果本来持っていたステキで女性らしい部分をどこかに置き忘れてしまっているのかもしれません。ですので、本当に自分の淋しさを満たしてあげたいなら、自分の心の声を聞くようにしてあげてくださいね。そのためには、何よりリラックスしてのんびりできる、らそさんのお気に入りの場所を探すところから始めてみてください。きっとステキ自分と出会えますので。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月17日千葉興業銀行は、ちば興銀「経営塾」創設10周年記念事業として、同塾の卒業生を中心に視察団(ちば興銀「経営塾」の卒業生13名を中心に計16名)を結成し、経済成長が著しいベトナムの投資環境調査を実施した。このたびの視察では、南シナ海に沿って南北に長く延びるベトナムの文化・風土の違いをより理解するため、首都ハノイ(北部)と経済の中心であるホーチミン(南部)の両都市を訪問したという。首都ハノイでは、同行が業務提携するベトコムバンク本店を訪問し、現地の金融事情や同行が提供する金融サービスを調査。また、ホーチミンでは参加者の関心が高い日系商業施設や工業団地の見学に加え、現地で不動産事業を展開している日系企業による地元不動産事情に関するブリーフィングを開催。さらに、現地の会計事務所では、ベトナムの経済情勢や投資環境の一般的な情報から、法人設立や投資ライセンス取得に関する具体的な内容まで調査を行ったとしている。参加した塾生からは、「『百聞は一見にしかず』の体験ができ、勉強になった」「活気のある現状を目の当たりにし、さらに興味が湧いた」等の感想があり、たいへん有意義な視察会となったという。ちば興銀「経営塾」とは、2004年9月に千葉興業銀行の発起により創設された次世代を担う若手経営者を塾生とした任意団体。将来の千葉県経済をリードする事業経営者の育成・創出をめざしている。同行は外部機関との連携等により、東南アジア諸国(ASEAN)への進出や国際化支援を積極的に展開している。これからも「地域のお客さまのベスト・コンサルタント」となることをめざし、取引先企業の役に立てる情報発信に努めていくとしている。
2015年02月12日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚に焦りを感じ始めてしまった」というめぐみさん(27歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■めぐみさんのお悩みこのくらいの年齢の、独身女性にありがちだと思うのですが、将来への不安があります。私は子供のころからずっとなりたいと思っていた住宅設計の職業についています。なりたい職業がある、さらに希望通りの仕事につけている人なんて一握りだと思うのでとても恵まれていると思っています。担当したお客様家族に喜んでもらえることも嬉しく、そのためなら残業もそんなに苦ではありません。一方で、自分は? と不安になります。お客様のために休日出勤もあり、平日休みの1人暮らしで出会いもなく、友人にもなかなか会えません。年齢的にも第一次? 結婚ラッシュで、友人をうらやましく思ってしまいます。かといって流行りの街コンに行くタイプでもないし…と思ったり、自分磨きにかける時間がない! と言い訳して努力しない弱い自分もいます。自分が育ててもらったように、家庭もいつかほしいと思っているのにこのまま私は毎日会社と家の往復で1人で生きていくことになるのかな? と考えて不安で仕方ありません。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりおっしゃる通り、そのくらいの年齢以降の独身女性にありがちのお悩みですよね。ひとつ質問したいのですがめぐみさんはどうして「結婚したい」のでしょう? もしかして「結婚」というものをしたほうがよさそうだ。と、思っていませんか? 世間的に、親のために、周りを見渡してもやっぱりそろそろ結婚をしておいたほうがよさそうだ。結婚していないと一人前と認められない。結婚もできない女と見なされる。そんな風に思ってはいないでしょうか。たしかに今の日本では一般的にそういう風潮があるかとは思います。でも、「結婚」が必要ない人っていると思うのです。結婚しない人生を選ぶ人がもっと増えたっていいのではないかと思うくらいです。めぐみさんは今、ずっとやりたかった仕事についていて充実していることかと思います。では、どうして今、そのやりたい仕事ができているの? って聞いたらどうでしょう? もちろん、自分でそうなるために努力した部分もいっぱいあるとは思いますが「たまたま」いまそのやりたいことをさせてもらえているという感覚はありませんか? めぐみさんが、結婚している友達をみて「いいなー」と思う感覚と。めぐみさんが、やりたいことができていない人から見られて「いいなー」と思われる感覚は同じなんです。たまたま、流れに乗ってやりたいことをしている。たまたま、流れに乗って結婚をしている。その人に必要な流れが、その人のためにやってきているんです。結婚の流れ、恋愛の流れが来ていない時に、なんとかして流れを引き込もうとするのは、川の流れを変えるくらい、エネルギーのいることだと思います。ですから、いったん「結婚」への執着を捨ててみるのも手ではないかなと思います。その上で、めぐみさんにひとつアドバイスをするとしたら。自分磨きをする前に、街コンに行ってください。そもそも「街コンに行くタイプ」ってなんでしょう? 「自分磨きをしてから」というのは「ヒトサマにお見せできる自分になってから」ということですよね。そんな風に思っていたら、いつまでたってもヒトサマにお見せできる時は来ませんよ。今のままのめぐみさんで、仕事ができる真面目な女が街コンに行ったら、浮くのかもしれませんね。でも、たくさんの人の中に似たような人がひとり紛れ込んでも、だれにも見つけてもらえませんよ。逆に言うと、そこはめぐみさんの個性が際立つ場なのかもしれません。もしくは、めぐみさんが想定する通り、その場所は馴染むことができず居心地の悪い場所なのかも知れません。行ってみないと分かりません。ですので、いまのそのままのめぐみさんの姿で。自分磨きをする前に街コンに行ってください。検討をお祈りしております。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、ミトンさん(33歳・美容師)から「横柄なお客様にどう接したらよいのか」というご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ミトンさんのお悩み美容師をやっているんですが、お客様の中には、お客という立場を利用して権力を振りかざす人がいます。 素敵なお客様の方が沢山いらっしゃるのに、そういう方を担当すると振り回されて傷付いて何日も心が支配されてしまう自分がとても嫌です。 接客業だからどんな状況でも笑顔で接しなくてはいけないと思いますが、横柄で理不尽な人に笑顔で対応している自分にもゾッとします。 同僚達はうまいことコントロールして接客という仕事をこなしているのに、私はもうこれ以上傷付きたくないって気持ちでいっぱいです。 でもこれを乗り越えて頑張りたいので、どうしたら心を支配されずに済みますか? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりミトンさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。時々横柄で理不尽に権力を振りかざすお客様がいらっしゃるのですね。そして、不愉快な気持ちに支配されて傷ついてしまうのですね。思わず自分が美容院に行った時に、どんな言葉遣い、振る舞いをしているか思い返してしまいました。私は、美容師さん達より年長なことがほとんどなので、初対面でもフランクな言葉で話したりします。ですます調ではありますが、時々崩しますし、「雑誌を変えてもらえる?」のように伝えたりします。けれど、心の中ではアシスタントの美容師さんにも敬意を払っております。もし私がミトンさんの美容院に行ったらどういう印象を与えるのかしら。ミトンさんは、お客様のどのような言葉や態度に横柄さを感じますか。それは言葉遣いでしょうか。お話される内容でしょうか。それとも表情でしょうか。声の大きさや高さ? 思い出してみてくださいね。ミトンさんは、「接客業だから、どんな状況でも笑顔で接しなければ」と思っているようですが、そんなことはありませんよ。今までいろんな有名美容院にお世話になりましたが、人気があり、腕もいい美容師さんで、ニコリともされない方がいらっしゃいました。むしろ、感じが悪いかもしれない。けれど、腕が確かで非常に信頼できるので通っていました。考えてみれば、私などは、やたらニコニコ笑顔で話しかけてくるアシスタントさんよりも、笑顔がなくても、静かに黙々と作業してくれるアシスタントさんが好きかもしれません。話しかけずにほっておいてくれる方が好きかもしれません。お客様の好みは実はさまざまです。ミトンさんも、時には笑顔を作ろうとせず「真顔(まがお)」で接客してみてください。それでも特に何も問題がないことがわかるかと思います。「笑顔で接客するべき」は、もしかしたらミトンさんとその美容院の「べき」なのかもしれません。普段は笑顔でも、自分が耐えられない時は笑顔を作れなくても大丈夫ですよ。そして、横柄で理不尽な態度を見ると誰を思い出しますか? たぶん昔、そんな人が身近にいたかもしれないですね。お父さんでしょうか。お母さんでしょうか。その人の態度を見て、ミトンさんは「横柄にしてはいけない。理不尽なことをしてはいけない」と思ってしまったかもしれません。そんなことを自分はするべきではないし、あってはいけないと考えたかもしれません。けれど「横柄」も「理不尽」もこの世の中に普通にあります。ミトンさんがそれらを排除しようとすればする程、そんな人が目の前に現れます。ですので、ミトンさんも横柄で理不尽な人になってみましょう。それは職場でなくてもいいし、お客様の前でなくてもいいのです。そこは使い分けてもいいですよ。たとえば、お客様が全員帰られた後に、タオルを洗面台にぶつけて叫んでもいいですし、罵詈雑言を吐いてもいいのです。バーカ、バーカ、と悪態ついてもいいのです。むしろついてください。お客様に腹が立った思いに蓋をしないでください。理不尽さを感じたら誰でも腹が立つと思いますし、悲しくなります。それは自分のことを大切に扱ってもらえなかった悲しみかもしれませんね。そして、実はそのお客様の心にも「自分を大切に扱ってもらいたい」という思いがあり、たぶん人一倍であり、それが横柄な態度になっている可能性もあります。下からの態度で接してくるミトンさんにイライラしている可能性もあります。大切にされない自分を見ているような気がするからかもしれません。同じ根っこを持っているんですね。ミトンさんがご自分をもっと大切にすると、目の前から、横柄で理不尽なお客様がいなくなる可能性が高いですよ。お客様を大切にする前にまず自分を大切にし、扱うこと。それは宝石を扱うようにお願いします。下記の言葉をつぶやいてみてください。小さいミトンちゃん、大切にしなくてごめんね。(小さいミトンちゃんの部分は子供の頃に呼ばれていたニックネームでお願いします)小さいミトンちゃん、わかってあげられなくてごめんね。小さいミトンちゃん、もう大丈夫だよ。小さいミトンちゃん、怖かったね。小さいミトンちゃん、よく頑張ったね。もう頑張らなくてもいいよ。小さいミトンちゃん、あなたは大切な宝物だよ。ずっと一緒にいようね。いかがですか。どんな気持ちになりますか。今後、もしそのようなお客様に当たったら無理に笑顔を作らず、笑顔は封印して、心の中でこの同じようにつぶやいてください。大切にしなくてごめんね。あなたは大切な人だよ。わかってあげられなくてごめんね。大丈夫だよ。怖くないよ。心の中でつぶやくだけでいいです。何かが変わるかもしれませんから、お楽しみに。そして自分がお客様の立場になる時、たとえばコンビニで買い物をした時にも、「ありがとう」は言わず、笑顔も作らずにお釣りをもらってください。できるだけ頑張って横柄な態度をとってみてください。それでも大丈夫とわかるはずです。ここはコンビニさんの胸を借りてみましょう。そう、むしろ感じの悪い美容師さんを目指すのもいいかもしれません。技術と心があれば私のようなお客さんにはわかります。伝わります。Let's be 感じの悪い美容師! 応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「女性らしいことを楽しむことができません」という、智さん(19歳・大工)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■智さんのお悩み女性らしいことを楽しむことができません。服を買いに出掛けたり、メイクをしたりできないのです。ファッション誌を手に取ることにさえ罪悪感がありできません。でも、たぶん人並みかそれ以上に興味はあります。誰も家にいない時にならできます。物心ついた頃から、家計を苦しめてはいけない、病気がちの母を心配させてはいけない、両親の期待通りに生きなければいけないと、したいことを我慢してきました。それで、小さい頃から自分の身だしなみは後回しにして、全然気にもならないというふりをしてきました。今は自分の収入で欲しい物を買うことができるのですが、ずっと我慢し続けた19年が、私を自由にしてくれません。両親のイメージする私とは正反対の私が苦しんでいるんです。特に女性らしいことがしたい、という思いに一番締め付けられています。どうしたら罪悪感に勝てますか? この先、20代になる前にどうにか乗り越えたいんです。助けてください! ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんより智さん、こんにちは。うん、うん、女性らしいこと、すればいいですよ。だって、せっかく女の子に生まれたんですもの。女の子を楽しみましょう! 自分のしたいこと、よーく、わかってますね。これは、できるできないじゃないのです。するだけ! 自分を縛ってるのは自分だけですから!! そりゃー、怖いかもしれません。だって、ずっと、してはダメだと思ってきたのですから。でもね、怖いけど、するの。してみるの。怖いのは、最初だけだから、ね。怖くなくなるのを待たなくていいの。他にも、したいこと、全部しよう。我慢してきたこと、全部しよう。自分の人生のハジマリ、ハジマリ。おしゃれにお金をかけてもいい。お母さんを心配させてもいい。両親の期待に応えなくてもいい、がっかりさせてもいい。わたしだけ楽しんでもいい、幸せになってもいい。デスヨ! お金を使うのって、ほんと、怖いですよね。私もね、18歳でひとり暮らし始めたとき、買うものがいっぱいあって、どんどんお金使って、使う自分が怖かった。ずっと、倹約、倹約で生きてきたから…。自分が、どんどんお金を使ってしまう人になっていくような、金銭感覚が狂っていくような気がして怖くて怖くてね、母親に泣きながら電話したことがありました。 号泣しながら「お金使っちゃうよー」って。そしたら、「面白い子だねー、必要なもの買うんだから、いいんだよー」って笑われました(笑)。で、今はね、「自分が楽しむためにお金を使ってもいい」って思ってる。というか、そこにお金を使うことが、みんなハッピーになることだし、一番いい使い方だってわかったから! それから、「両親のイメージする私とは正反対の私が出せない」ってことですが…ということは、これまでイメージ通り(だと思って)男の子っぽくしてきたってことよね。もしかして、お仕事も大工さんという男性っぽいものを選んだのかしら?! 実は、女性らしいことや格好にブレーキがかかって、男の子っぽくしている人の多くが、私のカウンセリング経験上、親に「男の子が生まれることを望まれた」って人か多いの。「女で生まれて、ごめんなさい」って思ってたりする…。でもね、だとしても、だからと言って、ご両親も女の子に男の子として生きることを望んでるわけじゃないと思いますよ! あなたが男の子の代わりをしなくていいの。ご両親に聞いてみてね。もしも、小さいときご両親に男の子っぽい服装を着せられたし、両親に聞いたら「男の子がよかった。男の子っぽくしててって言うはず!」と言うなら、100歩譲って言われたとして…そしたら、そろそろちゃんと教えてあげましょう。「私、女の子だよ」って。「現実みてよ、本当の私を見てよ」って言えばいい。「苦しかったよ」って言えばいい。そして、ご両親がどうあれ、もう本当の自分を見せていい。いつでもどこでも、本当の自分でいていい。本当の自分の人生を始めましょう! 女の子は楽しいですよー! カモーン! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人に気を遣いすぎる、人目を気にしすぎる自分が疲れます」という、サムさん(31歳 パート社員(主婦))のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■サムさんのお悩み私は、13歳の頃から過敏性腸症候群で悩まされ、かれこれ現在も悩まされてます。高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした。19歳で結婚し、出産。しっかりした親にならなくてはと必死でした。自分一人で抱え込み、いっぱいいっぱいになったり、周りの目を元々気にするタイプで、ものすごく周りに気を遣い、曲がったこと、嘘が大嫌いで、心配性です。家庭内での自分が、本当の自分だと思います。会社でもいい顔して、友人にも、といっても少ない貴重な友人ですが、いい顔してしまってる自分。自分の予定があっても、何か頼まれると断れません。「助けてあげたい」「力になりたい」と思いそちらを優先し、自分の予定を無理してでもあけて、あとで切羽詰まり、パニックになるのです。この過敏性腸症候群も、13歳の時より、ものすごくひどくなり、外食でも後ろに誰かが座ったり、自分が自由にトイレにいけない状況に陥ると、ものすごく不安になり、おなかを壊します。渋滞が怖くて公共交通機関も使えず、車も家族以外の人とは乗れません。集会や、卒業式や面接にも参加できないくらいです。今までこのような状況を前もってわかってるときは、1日前から断食したりしてましたが、体調を崩すので…こんな病が治ったらものすごく幸せなのに、といつも思います。人と話すときも、集中して聴きたいのにおなかの調子が悪くなり、聞けなくなります。こんな自分に、自信がなくなりました。自分自身が変わりたいと思い、心屋さんの「自分をすり減らしてる人へ」の本を購入し読みました。そしてこのサイトに出会ったので、助けていただけるならと思い、綴りました。解決にいたれば幸いです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりサムさんへ。はじめまして、心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。サムさんへアドバイスさせていただくにあたり、ひとつお約束していただけますでしょうか? 「私はもう幸せになってもいい」と言っていただけますか? 自分が幸せになることをもう許可してあげてくださいね。お悩み読ませていただきました。サムさんは人目が気になり気を使い過ぎて、ご自身の気疲れが溜まってしまって、13歳の頃からおなかを壊されてしまったのですねぇ…。私も気疲れが多かったようで13歳で腸の大病で大きな手術をしました。そして、私もよくおなかゆるゆるさんなのです。新幹線や飛行機にもトイレがあってほんとに助かりますよねぇ。それからサムさんは19歳で結婚出産されたのですね。ずいぶんと頑張って来られたのでしょうねぇ。家事や子育ても大変だったでしょう…。サムさんよくがんばって来られましたねぇ。そして、人目を気にして周りを気遣ったり、立派な親になろうと頑張ったり、自分を後回しにしてまでも他人を優先して、人を助けたい、人の役に立ちたいと行動して来られたのですねぇ。けれども、そうやってサムさんの本当は言いたいこと、本当はやめたいこと、本当はしたいことを、ギューギューに抑えつけて自分を我慢し続け、ずっと自分にウソをつき続けて来たのでストレスが蓄積してしまい、そうやってサムさんのお身体の一部がとうとう壊れてしまったように感じました。そうして、「もう嫌だよぉ…もう助けてよぉ…」と、ずっと泣き叫び続けているように思いました。ご相談でも、「高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした」とサムさんご自身が書かれてありますように、素の自分を出すということに、また目を向けてもらいたいなぁと思います。自分自身を取り戻すために、周囲に嫌われてもいい覚悟で、素の自分を自分で、もう認めて許してあきらめて、周囲にも、もうさらしてしまって、楽になってもらいたいなぁと思います。例えば、こんな感じです。実はおなかがゆるゆるだということ。実は役立たずなやつだということ、実は損得ばかり考えてるズルいやつだということ、実は嘘つき、など。こんな感じで、素の自分を隠さず認めて、許してあきらめて、さらけ出してしまえば、サムさんご自身がどんどん楽になれると思いますよ。それから、幼い頃の家庭での役割を、大人になってからの社会でも無意識に担ってしまうので、ひょっとしたらサムさんは、ちいさな頃に、お母さんを助けて力になってあげたかったのではないでしょうか? そして、お母さんの期待に応えたかったのではないかなぁと感じましたが、いかがでしょうか? 期待に応えたかったのに期待に応えられなかった自分や、役に立ちたかったのに役に立てなかった自分を責め続けて、本当の自分を抑えつけて我慢をし続けていたりしませんか? その我慢を解放してあげることで、サムさんが穏やかに緩やかになれると思いますので、ちょっとこの言葉を言ってみてくださいね。「お母さんの期待に応えなくていい」「ウソをついてもいい」「隠してることがバレてもいい」「もう立派じゃなくてもいい」「おなかがゆるゆるのままでもいい」「役に立たなくてもいい」「助けてもらってもいい」「気づかなくてごめんね」「嫌ったりしてごめんね」「そのままでいいよ」「私は 私で いいんだよ」「気遣いをやめること」「自分の本心を大切にすること」「自分を最優先にすること」サムさん、そのままでも自分が幸せになることを、自分にもう許してあげてくださいね。サムさんが笑いながら穏やかに過ごされる日が来ますこと楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子供を産みたいと思えない」という、ゆんさん(30歳・主婦)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ゆんさんのお悩み子供を作るべきか…。できれば夫婦で暮らしていきたいと思っています。でも周りからは子供をつくるプレッシャーが。主人はあまり子供がほしいとは言いませんが、姪っこや甥っこにデレデレ。私は子育ては大変そうだし、ストレスがたまりそうで、全く子供がほしいと思えません…。子供がきらいなわけではなく、子供を見てかわいいと思いますが、自分で産んで育てたいという気持ちにまでならないのです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりゆんさん、こんにちは。今は「子供を産んで育てたいという気持ちにはならない」これが今の素直な気持ちなのですね。普段カウンセリングやセミナー活動をさせていただきながら出逢う女性の中で、今はまだ子供を持ちたいという気持ちになれないと悩む人は、子供が欲しくて悩んでいる人と同じくらいいるように感じています。子供は天からの授かりもの。分かっているけれど、あれこれ考えてしまうのが人間ですよね。いま、ゆんさんが「子供を欲しいと思わない」という気持ちも「子供が欲しい」と同じようにごく自然な感情のひとつだと思います。ですから、今そう感じている自分に×を付けるのではなく、「私はそう思っているのだな」ということを肯定してあげてください。同じく、子供が欲しいと思っている人は、「私は欲しい」と思う気持ちを、他人や状況にかかわらず、まずは自分が受け止めてほしいと思います。「私は子供欲しくない!」「夫婦二人で過ごしていきたい!」…ああ、いま自分はそう思っているのだな、とただ受け止めるのです。そこに良い悪いのジャッジは不要です。他人の期待や常識に振り回されると、自分の気持ち以上に「べき」が基準になってしまいます。放っておくと自分軸を見失うばかりでなく、他人に受け入れられそうなことしか口にできなくなってしまいますよね。ここまで行くと、とても苦しいです。ですから、「べき」ではなく「『今は』欲しくないのだ」と感じている「自分」を認めてあげてください。その上で、もう一つ気になることがありましたね。それはご主人が子供好きであること。彼の気持ちを思うと、欲しくないと思ってしまっている自分が申し訳なく、後ろめたさを感じてしまいませんか。実は私自身もそうでした。ゆんさんが子供を欲しくないと思う理由は「子育てで大変そうだし、ストレスがたまりそう」とのこと。ここに子供というテーマを通して心の中にある不安があぶり出されているだけだとすると…? 問題は子供そのものではないことも考えられそうです。あなたは普段から我慢が得意だったり、相手の期待に応えようとしてストレスを溜めたりしていないでしょうか? もしくは一人で頑張ってしまい、気が付くと孤独を感じたりはしていませんか? もし子育てが始まったら、今以上に我慢を強いられるのではないかという不安に襲われてしまっているだけかもしれません。一旦子供のことは置いておいて、ご主人に甘えたり頼ったり愚痴や不満も含め、いろんな話をしてみませんか? そうする中で、勇気を出して今の気持ちを伝えてみてもいいかもしれません。何かを誤解したり、決めつけていることも、お互い分かって来るでしょう。ご主人との関係がより安心できるものになれば、今の悩みは悩みではなくなってしまうかもしれません。子供を持つ・持たないって、女性誰もが直面するテーマですよね。だからこそまずは自分の気持ちにとことん素直にいてあげてください。放っておいても人の気持ちは育っていきますから、結論は急がなくてもいいのです。まずは、今もこの先も、ご主人と仲良くお幸せに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚できるのかしら」とお悩みの、ぱんさん(31歳・医療職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ぱんさんのお悩み一度就職した会社をやめ、改めて専門学校に通い今の職業に就きました。仕事にも慣れ大変ながらも充実しています。しかし年齢を考えると常に頭にあるのは結婚のことばかり。現在彼氏もおらずそれが引け目のように感じます。周りは結婚して子供もいる友達も多く、置いていかれている気がしてなりません。これから愛する人と出会い結婚できるのでしょうか? 自分のペースでとも思うのですが。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりぱんさん、初めまして。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。ご結婚についてのお悩みですが、ぱんさんにとって「結婚」とはどういうものと考えていますか? 結婚についてポジティブなイメージが湧いてきますか? それともちょっとネガティブなイメージが出てきますか? もしかしたらポジティブとネガティブが両方でてくるかもしれませんね。ぜひ紙に書きだしてみて、そしてその出てきたイメージとじーっと向き合ってみてください。意外と頭で考えていたときでは気づかなかった感情を味わえると思います。ぱんさんが本当に幸せと感じることは心からじんわりとしてきたり、嫌だなってネガティブに感じていたことは実はなんとなく上手く乗り越えられそうな気がしてきたり。自分が結婚に対して持っているイメージを再確認してみることで、もしかしたらどこかで拾ってきてしまった結婚に対する心のブレーキを無理なくゆっくり外せることがあります。そうは言っても相手がいないと始まらないと思われるかもしれませんが、ぱんさんにステキな結婚相手を見つけるコツを教えちゃいます。それはお付き合いしている、いないに関わらず男性と食事に行ったときには「おごってもらう」のです。当然お会計の時には財布を出さず、ニコニコしていて男性が支払い終わったら「ありがとう」と言う…。これだけです。ポイントはお付き合いしている、していないに関わらず男性なら年上、年下関係なく誰でもおごってもらってみてください。食事に限らず、コーヒーショップやコンビニでも構いませんし自動販売機で買うジュースでも構いません。そんなところから、男性であればチャンスがあれば誰でも構いませんのでやってみてください。そんなことをして結婚相手が見つかるのかと思われたかもしれませんが、ぱんさんはお仕事が充実されていてお忙しい毎日を送られてると思います。一旦就職された後、改めて勉強されて今の職場にお勤めということで、ぱんさんが本当にやってみたかったお仕事をされていることでしょう。とてもステキで素晴らしいことだと思います。ただもし、もしですが今、努力とか頑張りが強めになっているのであれば、そこを緩めていただくと結婚相手が見つけやすくなります。つまり、ぱんさんが頑張れば頑張るほど、周りにはダメでできない人が現れます。それは、ぱんさんが「頑張る」をするためには周りには「頑張れない人」が必要なのです。ですので、努力や頑張りつまり「自立」の部分を少し緩めて、人に頼りやさしくされるという「依存」の部分を増やす。その依存を増やすには「おごってもらう」のが効果的だったりします。「自立」と「依存」のバランスがぱんさんにステキな結婚をもたらしてくれますので、ぜひ愛され上手な女性になってみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月06日年末の大掃除は終わりましたでしょうか? 年末年始はテレビも特集番組ばかりになり、家族揃っての恒例行事も終わるとやることがなくて退屈だったりするものです。そんな時に、心の大掃除はいかがでしょう? 一人でできるお金のかからないオススメの大掃除。私たちは日々、頭の中のたくさんの思考とともに暮らしています。私たちの頭は一日中いろいろなことを考えています。無意識のうちにいろいろな想念が浮かび上がっては消えていきます。悩んでいる時、うまくいかない時、進めない時などは、頭の中は思考でいっぱいで、息苦しくなっていたりします。そんなとき、私は大きな紙を用意して頭の中を書き出す(掻き出す)作業をします。どのくらい大きな紙かというと、おすすめなのは模造紙です。ちょうど、2014年12月も終わろうとしています。12月のカレンダーの裏なんかもちょうどいいですね。模造紙と書きやすいペンを用意します。そして、今あなたが頭の中に思っていることを書き出していきます。大学ノートの大きさに慣れている私たちは、はじめはどこに何から書いていいのか分からなくて戸惑うかと思います。それでもまずひとつテーマを決めて書き出すと次から次へといろいろなことを思い出すでしょう。・今の悩み・なりたいもの・目標・欲しいもの・嫌なもの・今日の予定・明日の予定・買い物リストなど、思いついたものをどんどん書いていきます。自分にとって「意味がありそう」と思う大きなテーマから、書くまでもないかと思うような小さなテーマまで。思いついたものをどんどん書く。丁寧に書く必要はないです。誰かに見せるものではありません。あらかた書き終えたら手が止まることもあるでしょう。そうしたら、美味しいお茶でも淹れて一息つきましょう。それまでに書いたその紙を眺めながら、お茶を飲んでいるとまだ次に書くことを思い出すのではないでしょうか。これを一日がかりでやってみてください。一日がかりです。壮大な「頭の大掃除」です。自分の頭の中にあるものを全部絞り出すつもりで全部書いて、もうどこを探しても何も出てこないと思ったらおしまいです。さあ、あなたの目の前にあなたの頭の中身が広がっています。あなたの頭の中にモヤモヤと広がっていたものが全部目に見えるカタチで出てきました。この爽快感はやった人にしか分かりません。書き出した紙は何に使うわけでもありません。とっておいてもいいですが、ビリビリにやぶって捨ててしまっても大丈夫です。後になんの形に残るわけでもないのに、これで私は人生が前に進みだしました。だまされたと思って、この年末年始、あなたの頭の中の大掃除をしてみませんか?
2014年12月30日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「大好きな彼が忘れられない」という、ゆうさん(20歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆうさんのお悩み7年前から一人の人を引きずっています。新しい恋をしたい。前に進みたいのですが、今でも忘れられません。いつまでもこのままではないか、と怖くなります。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆうさん、こんにちは。ご相談いただき、ありがとうございます。そんなに好きになれる人に出逢えたこと、とても素敵だと思います。ずっと好きでいる自分に落ち込む必要なんてないですよ! そんなゆうさんに、「次は僕を好きになってほしい」と思う男性はたんさんいるんじゃないかしら。ところで、ゆうさんは、今、彼を忘れようと頑張ってないですか。実は、それ、逆効果なんです。なぜなら、忘れようとするときには、何を忘れるんだっけ?と忘れる対象、つまり、彼を思い出すように脳はできているからです。忘れようとすればするほど、思い出すようになってるんです(苦笑)だから、無理に、忘れようとしなくていいの。大切な思い出としてとっておいてね。しかも、いきなり嫌いになれるわけもないのだし、好きでいていいじゃないですか。彼を好きでいた一途でかわいい自分も一緒に、大事にとっておいてね。ちなみに、その頃の自分が嫌いだったり悔いがあると、引きずる原因になったりしますよ。例えば、本当の自分が出せなかったとか、あの時、ああしていれば…とか。ゆうさんは、どうかしら? そんなときは、自分を許すことから始めましょう。本当は、どうしたかった? どうできてたらよかった? でも、できなかった。悲しかったね。悔しかったね。うんとうんと感じきりましょう。でもね、それが、あの時の自分の精一杯だったんだよ。あれでも最高に頑張ったんだよ。もう責めなくてもいいよ。不器用で、けなげでかわいかったよ。きっと、次は、大丈夫。そして、次の恋に行くためにはだけれど…ゆうさんは、会った時にある程度わかる派かな。友達からだんだんと好きになっていく派かな。前者なら、そのうち、ある日突然、出逢っちゃうから大丈夫(笑)。 こんなことで悩んでたことすら、忘れちゃう。後者なら、彼より好きなれるかどうかって考えないで、いろんな人のいいところを見つけて、気軽にお友達を増やしていけばいいんじゃないかしら? それから 「恋はするものじゃなくて、落ちるもの」って名言があるように、好きな人を「見つけよう」と頭で考えてがんばるのはやめて、今の素直な気持ちに従って、まずは自分のしたいことをしてみませんか。 あなたがあなたらしく楽しんでいる姿は魅力的でしょうし、そんな中で、自然体でいられる人と巡り合えるのではないでしょうか。そうならなかったとしても、楽しいからどうでもよくなって…そしたら、そんなときに現れちゃうものくらいに思ってみて! そして、それが、また、その彼かもしれないし、人生何があるかわからないものです。ご縁があれば、また、チャンスだってあるかもしれない。それまでに、うんといろいろ経験して、キラキラしていましょうよ。最後に、心屋流らしく魔法の言葉として、ゆうさんが一番恐れていることから自由になるために、こんな言葉を呟いてみましょうか。「ずっと、一人でもいい」「好きな人ができなくてもいい」そして、次の恋に向けて、こんなのもどうぞ。「どうせ、私、惚れっぽいし~」確かに、恋は刺激的だし、毎日にトキメキやウキウキ、ハリをもたらしてくけれど、それが全てじゃないから。恋をしていても、していなくても、幸せに楽しく過ごしてね。そして、うっかり落ちてしまうであろう次の恋を応援しています!【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年12月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます」という、ゆーこさん(27歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ゆーこさんのお悩みネガティブ思考で自分をどうしても好きになることができず、自分は幸せになる資格はないと思ってしまいます。そのためか恋愛もなかなかできず、交流を広げたりすることができません。そのためどんどん引きこもってしまい、仕事もプライベートも上手くいかず、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せず、自分は何をしても無駄なんだ、自分は何をしても可愛くはなれない、幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます。どうしたらポジティブに自分を好きになり変わることができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりゆーこさん 超が付くほどネガティブ思考の心屋ジェニーです。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ゆーこさんのお悩みを読ませていただいて、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。という部分に、そうそうそうそうそう! ついついやっちゃう、やっちゃう、と思わず激しくうなずいて同感してしまいました。なんだか私と同じような方が居てくれて嬉しいです(笑)。そして、このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せずと文面にはありますが、ゆーこさんご自身がこちらのサイトにお悩みをご相談くださいましたことが、もうすでに1歩を踏み出されておられます。そして もう変わり始めておられるように、私は感じていますよ。私もゆーこさんのように思っていました。ひがみっぽくってひねくれているネガティブ思考な自分の責め癖や後悔癖、否定的・批判的な考え方に振り回されて、ほんとに疲れますよねぇ…。幸せそうな人の幸せを妬み、楽しそうな人の楽しんでいることにひがみ、いちいちひねくれて受け取る性格や、社交的にできない自分、魅力が足りない自分、面白みに欠けてる自分、どうせ無理という消極的な自分…。そんなネガティブ思考な自分が、私はとてもとても嫌でした。そんな私が、実際に変われた方法をお伝えしますので、これを自分で実際にやってみると すこしづつでもちゃんと変われますので、どうぞやってみてくださいね。まずこの言葉を声に出して言ってみてください。ネガティブでいいーネガティブな自分のままでいいーネガティブな自分のまま、幸せになってもいいーひがんでもいいー妬んでもいいーいちいちひねくれてもいいー社交的にできない自分でもいいー魅力が足りない自分でもいいー面白みに欠けてる自分でもいいーどうせ無理という消極的な自分でもいいーネガティブでいいーネガティブな自分のままでいいーネガティブな自分のまま 幸せになってもいいーそうして、そのままの自分を まず言葉で受け容れてみてください。ネガティブな自分を、もう丸ごと認めました。ネガティブな自分を、もう丸ごとあきらめました。ネガティブな自分を、もう丸ごと受け容れました。ネガティブな自分を、もう丸ごとさらしました。ネガティブな自分を、もう丸ごと打ち明けました。ネガティブな自分を、もう丸ごと隠すことをやめました。そうして、次は行動に移してみてください。そのままの自分を、そのまま隠さずに打ち明けてみたり話してみたり、さらしてみたりしました。これはちょっと勇気が必要でしたが超ネガティブな私にもできましたので、どうぞやってみてくださいね。そうしたらそのうちに、なんだか自分が楽になったのです。そうしてるうちに、なんだかよかったとか、安心するとか楽だとか言われるようになったのです。そして、気づくと自分のネガティブさがウケて大笑いされたり、なぜだか好かれるようになってしまったのです。私、ネガティブのままなのに(笑)。私は 相変わらずネガティブなままなのですが、なんだか幸せな気分にもなれるようになったのでした。そして、自分の気持ちがそうなってしまうと、幸せな人を見たとしても「ああそうか、私もそうなってもいいんだなぁー、私もあんな風に幸せになってもいいんだなぁー」と、やっとそう思えるようになってきました。ゆーこさん ご相談ありがとうございました。どうぞ ネガティブな自分のまま幸せになってみてくださいね。そして、たくさんの隠れネガティブさんたちにも届きますこととっても楽しみにしています。
2014年12月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼を怒らせてしまい1ヵ月連絡がありません」という、emiさん(40歳・公務員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■emiさんのお悩み8年間付き合った彼から「嫌な思いを我慢しても一緒にいたいのか、それとももう我慢ができないか。時間を掛けて考えたいと思います。」のメールをもらい、1ヵ月連絡がありません。これまで何度か、私の軽い気持ちですねたりいじけたりしたメールで彼を嫌な気持ちにさせてしまいました。顔を合わせて同じことを言えば、ちょっとすねてかわいいと思えても、メールではそれが伝わらず、私はなんでこんなことでそんなに怒るの? と思ってしまいます。でも彼にしたら、とても嫌な気持ちにさせられていたようです。彼を怒らせるのは、いつもメールが原因です。言い訳すれば、かえって逆なでしてしまうことになり、どうやって仲直りすればいいのか、アドバイスをお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより長くお付き合いしてきた男性からこう告げられ、とてもショックですね。お辛いと思いますが、1ヵ月連絡がない中で、emiさんも冷静に考える時間が持てたでしょうか。これからのことですが、たとえ彼とこの先どうなったとしても、emiさんには自分らしくノビノビできる幸せが待っていることに変わりはないと思います。そのために、いまお伝えしたいことを書かせていただきますね。もしかしたら、あなたはもともと素直になれず意地を張ってしまうような一面がありませんか? 相手にはその素直なあなたの気持ちが上手に伝わっていない可能性があるような気がしました。これまで、あなたはどの程度、素直な気持ちを彼に伝えて来たでしょうか。もしかしたら、素直な気持ちとは、あなたにとって口にするとちょっと悔しくなるような、相手に負けるような、そんな恥ずかしい気持ちかもしれません。そんな「本音」は言わない代わりに、変化球を投げる方が得意ではありませんでしたか? 実は男性にとって、女性が投げる直球と変化球の違いはとても分かりづらく、どんな球も真に受けてしまうところがあるようです。例えば、本音は「もっと一緒にいたい」。ところが、口から出るのは「あなた、私のことどうでもいいと思っているんでしょ?」だったとします。意地を張ってしまうと本音がつい相手を責める言葉になり、「もういい、知らない!」と彼を冷たく突き放すような、真意が全く伝わらない変化球になってしまいます。この変化球とは「心にもない言葉」、そして本音の裏返しでもあります。あなたにとっては真意ではないそれらの言葉を、いちいち彼が真に受けていたとしたら…? 彼がそっぽ向いてから、「そういうつもりはなかった」と、言い訳したり誤解を解いたり面倒な仕事が増えていたのはこういうことなのかもしれません。変化球を投げたくなる時は、どういう時でしょう。それは相手の真意を確かめたくなる時。つまり、心の中で実は愛されている自信が持てない、と不安に感じているときでもあるのです。いかがですか? つまりお互い「相手に愛されている自信が持てない」という共通点があったかもしれませんね。さて、ここで質問です。彼が大切にしているものが何か、あなたは知っていますか? 男性は基本的に、愛する女性を喜ばせたり、彼女の役に立つことで心の栄養を得てゆくもの。更に、自分の愛情表現が不器用だと自覚しているからこそ、それを豊かに受け取ってくれる女性にとても励まされ、もっと愛したいと思う気持ちが育つようです。emiさんの彼が「我慢を重ねてきた」と言うのですね。それはきっと、彼なりにあなたを理解しようとか、愛情を示そうという努力を続けてきたことが表現されているような気がします。彼が大切にしてきたものとはつまり、あなただったのではないでしょうか。相手が大切にしているものをこちらは「本当に知っているか?」これを疑うことがとても大切なのです。私たち女性はついつい、自分が思った通りの愛情表現をしてくれないとダメ、とハードルを上げたくなってしまいますね。そのハードルを超えようとする男性の姿にこそ愛情を感じるのが女の困った性(さが)。最初は男性も、努力しよう! と頑張ってくれてはいても、励ましもなく我慢が続くと「もう頑張れない」「自分は彼女の望みを叶えることはできないのではないか」と自信を失ってしまうのだそう。そう、これからemiさんがパートナーに伝えていくべきことは言い訳でも弁解でもなさそうです。「あなたの気持ちを分かってあげられていなかったようで、ごめんなさい」「本当はもっと一緒にいたい」他にどんな言葉がありますか? もう意地を張るのはおしまい。自分の素直な気持ちを伝え、相手の愛情を信頼して受け取る勇気を持ってみましょう。あなた自身が将来、素直な気持ちで幸せなパートナーシップを築いて行けますように。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年12月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「元気で明るくなりたいのにどうしたらいいかわかりません」という、ゆかたんさん(26歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆかたんさんのお悩み過去との付き合い方に悩んでいます。とくに過去の自分のあやまちや失敗にとらわれ、心がしんどくなる時があります。このモヤモヤを消化して元気に明るい私になりたいのですが抜けられず、どうしたらいいのかわかりませんので、仁さん、どうか助けてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりゆかたんさんこんにちは。心屋塾認定講師の小林です。仁さんに代わってお答えします。なかなかポジティブな考え方ができず、つい過去のできなかったこと、うまくいかなかったことに焦点を当ててしまうのがダメだと思われているのでしょうか? 確かにポジティブで明るいということは、エネルギッシュで生き生きしていて、周りの人からも認めてもらえそうな気がしますので、とてもステキではあります。しかし、ポジティブで明るければ全ての問題が解決するわけではありません。ゆかたんさんの仕事だったり、家族や友人のこと、パートナーのことだったり、やってみたいこと好きなことに対して全て「ポジティブで明るい自分」で乗り切ろうとすると、ガソリンが切れてしまった車みたいに動けなくなってしまいます。もしかすると、今「ポジティブで明るい自分」になりきれないなら、ガス欠をおこさないように心と体が、自然とブレーキをかけて温存していてくれているのかもしれません。そこで無理に動かそうとすると、心と体がついてこないので、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるかのように、全然前に進まないけど疲労感だけが残っている状態になってしまいます。ですので、まずは緩めるのは「ブレーキ」ではなくて「アクセル」の方であることを覚えておいてください。ブレーキを踏んだままでは、いくらアクセルを踏んでも前に進みません。今のままアクセルを踏むように、明るくなろうポジティブになろうとすると、ブレーキがかかっているので前に進まないのですが、ブレーキを外そうとすると「怖い」という感情が出てきます。この「怖い」が心と体のブレーキになっているんですね。「怖い」のまま、振り切るようにアクセルを踏み込んでポジティブに明るくしようとすると、ふとアクセルを緩めた時にこの「怖い」がやってきて、あわててアクセルをまた踏み込んでしまうんですね。この繰り返しがとてもゆかたんさんを疲れさせて、やりたいことだったのがある日突然つまらなくなり、好きだったものが見たくもなくなり、周りの目を気にしだして自信もどんどん無くなっていきます。ですので、まずはその「怖い」と仲良くなってほしいのです。また失敗してしまうという不安、また誰かを傷つけてしまうという恐れ、どんなネガティブな感情も大切なゆかたんさんの感情です。そんなネガティブなこと考えていてはダメって自分で自分を責めるのではなく、怖かったんだね、不安だったんだね、大丈夫だよ、きっとうまくいくよって、ゆっくり優しく声をかけてあげてみてください。ネガティブな感情から逃げるのではなく、ちゃんと向かい合うことこそが本当の勇気だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月25日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の特技を活かして成功したい!」と悩むRioさん(25歳・介護員兼 音楽療法士)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■Rioさんのお悩みこんばんは。北海道の音大OGです。私は小さい頃からピアノ講師が夢でした。しかしいざ社会人になると、大手の音楽教室は小遣い程度の収入。専門学校の保育科ピアノ講師さえ、空きがない現状。中学から音楽科で学んできた身としては、生活のためとはいえ介護をするのはいたたまれません。社会人3年目。いい加減、音楽を活かせる仕事がしたい。学生の時は声楽を学んだこともあり、TV番組の「うたのおねえさん」になりたいと本気で考えています。自分の気持ちに正直に、人生を成功させたいです!! どうか、哀れな小娘を救ってください。お願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりrioさんはピアノの先生になりたかったんですね。それは大手の音楽教室に雇われないとできないことなのでしょうか? 雇われてもお小遣い程度で食べていけないとのことですが、それでは現状の介護職との二足のわらじだったらどうですか? 両立させるには介護職はきびしいということでしたら、やりたい仕事をやるために「生活のための仕事」に転職してみたらいかがでしょうか? その上で、本業がお休みの時にピアノの先生をしてみるというのはどうですか? その選択肢の中には「開業」という手もあると思います。自分のおうちもしくはレンタルスペースでピアノ教室をはじめる。そんな本も出ていますし、ノウハウもネット上に溢れています。もちろん、その通りにしたからといってすぐに軌道に乗るわけではないと思います。お客様(生徒さん)に来ていただくためには、商品(講師としての自分)が魅力的に見える売り出し方も考えなくてはいけないでしょうし。教室をするための場所も整えないといけないでしょう。いずれにせよ、いろいろな努力を必要とするとは思いますがそれでも、夢だった仕事を現実のものとするための努力は楽しいものです。私も、心理カウンセラーを仕事にしよう。個人事業主としてやってみよう。と思った時にまず思ったのが、「食べていける気がしない」という不安でした。いままで自分でお客さんをとって、稼ぐという働き方をしたことがないのです。当然の不安だと思います。そんな時に、まず私がしたのは、「自分で自分を売り込んで、お客さんを集めて、お金をいただく」という練習をすることでした。具体的には、私の場合はパステル絵の教室を開いてみました。パステル絵の教室を開ける場所を探して、自分のブログで告知をして、集まってくれた生徒さんからお金をいただく。という「経験」を積んだのです。もちろん、ぜんぜん生徒さんが集まらなくて、ゼロの時もありました。人生はトライ&エラーです。うまくいかなかったら、「どうしたらうまくいくだろう?」と次の手を考えるのです。そういった試行錯誤をゲームのように楽しんでみることが、大事だと思っています。うまくいってもうまくいかなくてもいい。これ、試してみたらどうなるかなぁ? という軽い気持ちで挑戦することが、ひとつの失敗を大きく捉えすぎること無く、気楽に「ああ、だめだったなぁ。次どうしようかなぁ」と考えられるのです。そのために、生活の基盤は別で持っておく方がいいと私は思います。だから「両立」はいかがですか? と最初に提案させていただいたんです。生活するための収入源を確保したまま、やりたいことに挑戦する。やりたいこと一本でいけそうな気がしてきたら、生活のための仕事とピアノ講師の割合を変えていけばいいんです。ピアノ講師でもうたのおねえさんでもそうですが。「ひと晩寝て、目が覚めたらうたのおねえさんになっていた!」というものではないですよね。今いる場所でできる小さな一歩が必ず、どんなことでもあるはず。それを「こんなことしても…」と思って、やりはじめもしないからずっと同じ場所に居続けるのです。rioさんが今できる一歩ってなんでしょうね? スタート地点の「今」からゴールの「ピアノ講師・うたのおねえさん」に向かっていくにあたって、やるといいことを思いつく限り書き出してください。その中に今日、今からできることってありませんか? それをまずはやってみてください。「千里の道も一歩から」昔の人の言葉は何かと的を射ていると思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、レオさん(33歳)からの悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。みなさんはご自分のことを「ダメな人間だ」と感じることはありますか? そしてそんな「ダメな自分」は「愛される価値がない」と責めたりすることはありませんか? でも、それって本当でしょうか。いかり屋圭子さんが、その心理の秘密について優しく回答してくれました。■レオさんのお悩み罪悪感をずっともっていて、どうしたら自分を許せるようになるか教えてください。 高校を中退してからずっと物事がうまくいかず、予備校を経て大検を受けたのに、大学も中退して、自動車学校やパソコン教室など、親にたくさんお金を使わせてきました。 今もメンタルクリニックに通い、お小遣いかせぎのアルバイトするのがやっとです。健康保険料の払込み用紙を見ると、払えない自分を無意識にダメだと思ってしまい、親に申し訳なくなります。自分を罪悪感から解放するには、どうすればいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりレオさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。罪悪感を手放せないのですね。高校を中退してからずっと物事がうまくいかなかったのですね。それは苦しかったと思います。実は私も同じように「人生が思うようにうまくいかない」という悩みをずっと抱えていましたので、少しは理解できるつもりです。レオさんは自分の事を、何事も長続きしない人間、お金を稼げない人間、親に迷惑をかける存在だと思っているかもしれませんね。そして、努力できないそんな自分を「ダメな人間」だと罰しているのかもしれません。けれど私には、学校を途中で辞めて、ご両親にたくさんお金を使わせるレオさんは、人生を自分の思う通りに「うまく」生きてるように思えるのです。そんなこと、あるわけがないと思いますか。いいえ、あるんです。自分はダメな人間だということを証明することを無意識のうちにうまくされています。レオさんは、今、親御さんにどう思われていると思いますか。たぶん「ダメな奴」と思われていると思ってはいませんか。それなのに、どんなに迷惑をかけても、お金を使わせても、ご両親はレオさんを見捨てないですよね。それは何故だと思いますか。レオさんがどんな奴でも、学校を途中で辞めても、長続きしなくても、お金を稼げなくても、健康保険料を払えなくても、無条件に「愛しているから」だと思うのです。もし、叱ることがあっても、怒ることがあっても「愛している」と思うのです。だから、もうレオさんもご両親の愛情をただただ無条件に受けとりませんか。ダメな自分でいることで、ご両親から愛されていないこと、ご両親が不幸せなことを証明しようとしなくていいのです。そして自分はダメな奴だと証明しなくていいのです。何故ならば、「愛されているから」、ご両親は「幸せ」だからです。自分は愛されていないと思っている人は、外側に価値を見つけようとします。それは学歴であったり、キャリアであったり、資格であったり、見た目であったり、収入であったり、ブランドものだったりします。けれど、自分は愛されていると感じられていれば、何もできなくても、何も持っていなくても安心して生きていられます。人に迷惑をかけることすら大丈夫だと思うはずです。愛されていると感じられている時、人は周りの人を信じられるし、周りの人を信じられる自分のことを信じています。ご両親が「ダメなレオさん」を愛していることを信じてみませんか。レオさんは「親に迷惑をかけている、親に愛されていないダメな自分」という無実の罪を償おうとしているように思います。そしてそれにより、償う対象のご両親を無意識のうちに「加害者」にしてしまっていたかもしれません。レオさんに無実の罪を着せた「加害者」です。もうそんな自分を苦しめることはやめましょう。何も償わなくてもいいし、何も証明しようとしなくてもいいし、そのままのレオさんでいいんです。そう「自分の思う通りにうまく生きてきた」というのは「罪人としての人生」です。罪悪感を持っている人は、その罪を償いながら生きています。レオさんの場合は、「自分はダメな人間」として生きることにより、自分の心を傷つけることが、償う方法なのかもしれません。けれど、どんなに償っても、そもそも罪はないのですから、刑期に終わりがありません。終わらせるのはただひとつ。「そもそも罪はなかった」と認めることです。認めていくには、無条件に親に愛されてもいい。親に迷惑をかけてもいい。ダメな自分でもいい。ああ、頑張って生きてきたなあ。これらの言葉をつぶやいていてください。愛されているダメな自分を受け入れ認めてあげると、ご両親の愛も信じられるはずです。ダメが全てではない、ダメなところもあるけれども、頑張って生きてきた、ずっと愛されていた自分を見つけるはずですよ。レオさんが思っている以上に、人間の愛って、ご両親の愛って大きいのです。レオさんがご両親を思うように、ご両親も思っていてくれていますよ。人生は思い通りにいってないと思っていたかもしれませんが、実は思い通りにいっている「道の途中」です。安心して心と身体を休めてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼の元カノに嫉妬してしまう」という、わかさん(28歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■わかさんのお悩み彼の過去の恋愛に嫉妬しないためにはどうしたらいいでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりわかさん、こんにちは。短いご相談の中にも、彼の過去の恋愛に嫉妬して、苦しむ姿を想像してしまいました。好意と恋愛感情をわけるひとつに、独占欲があります。ですから、彼が好きなら、嫉妬はごく自然な感情だと思いますよ。まずは嫉妬してしまう自分を許してあげてくださいね。彼の過去の恋愛を意識してしまう、どんなことがありましたか? 元カノとのツーショット写真が出てきたとか、彼が元カノの話をするとか…。かわいいヤキモチは、恋愛のスパイス。もしも、それを表すのは、よくないと我慢してきたのなら、「捨てて」「話されるとイヤ」って伝えてみて。そのとき、「どんな気がしてしまうからか」を一緒に伝えられるといいですね。それでも、激しい嫉妬で苦しいなら、それは、古傷から来ているかもしれません。それには、先ほどの「どんな気がするのか」が鍵になります。例えば「元カノへの思いが残っているからだ」とか「私よりも元カノが一番なのかも」とか。更に、そう思うと、どんな気持ちが湧いてきますか? 例えば、「ちゃんと愛されてない」「いつか、いなくなってしまうんじゃないか」などです。振り返ると、もしかして、その思いって、今回が初めてではなかったりしませんか? だとしたら、わかさんがそう思ってしまうのは、彼や元カノは関係ありませんよ。わかさんがそう思ってしまうのは、彼や元カノは関係ありませんよ。ほとんどは、お父さん、お母さんに向けられている思いなのです。「どうせ、愛されてるし」って、いっぱい呟いてくださいね。そして「(彼の)一番になりたい! (のになれない)」という思いが強いようなら、それもご両親への思いなのですが、お姉ちゃん(下に妹弟がいる)に多かったりします。わかさんは、どうですか。両親の愛情を一身に受けてきた第一子が、下の子が生まれたことで、両親(愛情)を取られた! そのせいで、自分は愛されなくなったと勘違いすることが多いのです。そして、下の子の面倒を見ることで愛されようと頑張ってしまう。すると、大人になっても、自分が愛されたい、認められたいと願う相手に、自分より目をかけられている人を見つけては嫉妬するパターンにハマることもあります。もし、「そうかも」と思ったなら、「みんなが、弟(妹)をかわいがって、寂しかったな~、悲しかったな~」とその頃の気持ちをちゃんと味わって、わかってあげてほしいのです。そして「なのに、よく頑張って、弟(妹)世話したね~、たまに意地悪したけど~(笑)」ってあの頃の自分をねぎらってあげてね。そして、「元カノに負けたくない」といろいろ頑張って疲れてしまっているなら、元カノの亡霊を吹き飛ばし自由になる魔法の言葉は、「元カノ/弟(妹)に負けてもいい。っていうか負けてるし」です。すごーく抵抗があるかもしれせんが「負けたくない」と思ってしまうのは、悔しいかな「負けている」と自分がどこかで思っているからなのです。最後に、改めて、元カノをどんな風に考えたらいいかというと、「今の大好きな彼を作ってくれた功労者」です。出会い、付き合うって、凄いタイミングだと思うんです。元カノとの別れがあったから、今、わかさんとのお付き合いがある。そして、元カノとの関係で彼もたくさん学んだ結果、今、わかさんを選んでいる。極端な言い方をすれば、元カノの前に出逢っていたら、わかさんと付き合っていない可能性もあるのです。元カノが頭にチラついたら、チョー上から目線で「ご苦労であった。さがってよい。あなたはあなたの幸せを」って言ってお引き取りいただきましょう。わかさんは、これからも、もっともっと彼との関係を深めていける人なのですから、今を大切に、素敵な未来を。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「嫌なことでも断れない」という、わん子さん(29歳・トリマー)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■わん子さんのお悩み私は何か言われると嫌とは言えないのが悩みです! 仕事で「これやって」と言われれば、嫌だなぁと思ってもやるしかないと思ってしまいます。お休みの日でも用事を頼まれると「お休みしたいなぁ」と思っても、口にしたら相手を怒らせたりダメと言われるんじゃないかと思って言うことができません!どうにか相手に上手く伝える方法はありますか? ■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりわん子さん、こんにちは。相手に上手に伝える方法はいくらでもあります。ただ、その「方法」だけ知っていても、うまく使える人と使えない人が出てくると思います。わん子さんの場合は、もう少し奥の方を見ていくとより効果が上がるような気がしますので、そこをお伝えしますね。わん子さんと同じように「いや」と言えない人は割と多くいると思います。実はこういう方々は、断れないこと自体がイヤというよりも、断ったとき相手にどう思われるかが怖くて言えない、という人がほとんどです。では、わん子さんはどう思われそうで怖いのだと思いますか? 実はそれはもう「相手を怒らせたり ダメと断られるんじゃないか。そう思うと言えなくなってしまう」とおっしゃっていますね。そう。つまり、断ったりイヤだと伝えると相手を怒らせてしまう、と思っている。自分の意見が受け入れてもらえないのではないか、と思っている。つまり、行動する前に先回りして相手の反応を決めつけて怖がっている、ということが分かります。そしてもしかしたら、怖がりながらも心の中では「どうして私ばっかり損な役回りなんだろう」とお腹の中ではイライラや怒りもあるかもしれませんね。この状態になると、自分は何を言っても無駄だと諦めてしまい、自分一人で我慢したり、無理するようになります。それが無意識に態度に出てしまうからこそ、上手に断れなくなってしまうのではないでしょうか。では、どうして「自分の反対意見は受け入れてもらえない」と思うようになってしまったのでしょうか。そのきっかけを振り返ってみましょう。というのは実は、こう思うようになったのはつい最近のことではないからです。意外な記憶が思い出される人もいるでしょう。もしかしたら、いつの頃からか、周りの空気を読んで「自分の意見を言わない方がいいんだ!」と半分ふてくされながら決めたことがあったかもしれません。何事も、何か自分の意思を伝える前に「どうせ受け入れてもらえない」という前提があると、断るときだけでなく、大事な場面で何も言えなくなってしまいますね。これは悲しいことだと思います。あなたは本当に受け入れられない人ですか? 意見を聞いてもらえない人ですか? そこを疑ってみるといいかもしれません。その上で、断って相手が怒ったとしても、「ごめんね」と誠意を伝えつつ、あなたはあなたの気持ちを大切にしてみてください。最初は勇気が要るかもしれませんが、今まで5回引き受けてきたとしたら、うち2回は断ってみる。慣れて来たら頻度を増やす。そうしているうちに、断れるようになるだけでなく、相手がお休みが欲しい時に快く代わってあげられるようにもなるでしょう。また、自分の意見を交えてもっと深いおしゃべりができるようになっているかもしれません。自分一人の中に溜めず、いやだな、断りたいという気持ちも相手を信頼して伝えてみましょう。それでダメだと言われたら、そのときまた考えればいい。今、わん子さんにとって大切なことは、自分は分かってもらえない人という決めつけを緩め、相手と自分を信頼してコミュニケーションを取ること。少しずつトライしながら、お仕事もプライベートも楽しんで行かれますように! 応援しています。
2014年10月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「好きな人がいますが、男の人とお付き合いしたことがなく、前に進むことがとても怖い」という、ラムさん(35歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ラムさんのお悩み35歳なのに、今まで男の人とお付き合いしたことがありません。この歳になれば同級生はもちろん後輩も結婚出産していく中で、焦りがあります。今までには飲み会やら紹介などもありましたし、私のことを良いと思ってくれる方も少しですがいました。しかし、そういう人に限って私の好きなタイプとは真逆なんです。そういう人から好かれても嬉しいというより、気持ちを押し付けられてるようで窮屈に感じてしまいますし、経験がないのでどうしたらいいのかわかりません。接客業なので、プライベートまで人に合わせるのが疲れてしまって…。 現在、好きな人はいますが過去に振られた経験しかないので、前に進むことがとても怖いです。私はどうしたら恋愛&結婚ができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりラムさんこんにちは、心理カウンセラーの小林威之です。今回のどうしたら恋愛と結婚ができるかというご相談ですが、まずは質問をさせて頂きます。ラムさんが考える「ステキな恋愛、結婚」とはどんな感じですか? その答えをマジマジと見つめてみて、本当にその答えがラムさんの心がときめく答えなのでしょうか? そこがポイントだと思っています。ラムさんが本当に望んでいる恋愛や結婚であれば、いずれその幸せがやってくると思います。ただ、ラムさんが心から望んでいるものとは違うもの、例えば、友達、同僚から幸せそうに見られたい、つまり見栄をはってしまっていたり、親が喜んでくれそうな相手を探していたり、テレビや雑誌などの情報で「これが幸せな恋愛、結婚」っていうのをまるまる信じていたり、ラムさんの心の中にある幸せに目を向けず外側ばかりに目を向けていると、幸せが近づきそうで意外と遠かったりします。自分の外側ばかり気にしているとつい力が入ってしまったり、よく見られたいと思って頑張りすぎたり、失敗したくないって思って二の足を踏んでしまったり、なんだか誰かを好きになってもとても疲れてしまうと思います。まずは自分が心から幸せって感じることに注力してみてください。話題が豊富でいっぱい話してくれる人が好きなのか、逆に私の話をたくさん聞いてくれる人が好きなのか、一緒に旅行に行ってくれる人が好きなのか、まったりカフェで一緒に過ごしてくれる人が好きなのか。はたまたイケメンが好きでもいいですし、お金をいっぱい持っている人が好きでもいいです。どんな「好き」にでも○×をつけないでいてあげてくださいね。自分が描いた幸せの中にステキな恋愛や結婚がありますので。彼氏や友達、仕事や会社、ましてや親やお金、ブランド物が私を幸せにしてくれるわけではありません。相手に合わせるのではなく、自分の幸せに相手にも付き合ってもらう感じです。お互いがそんな感じならとても幸せですよね。そして恋愛がうまくいくコツとして、相手に対して「あ、なんかイヤな感じがするな」って思ったとき、もちろん直ぐに次の人を探してもいいのですが、まず試して頂きたいのが、「お父さんみたいな人を好きになってもいい」ってつぶやいてみてください。ついお父さんのイヤな部分、嫌いなところを持っている男の人を遠ざけている時があります。昔、自分がイヤな思いをしたとして、その嫌いな部分を彼氏が持っていても、もしかしたら、あなたの幸せに付き合ってくれる人なのかもしれません。あきらめるには、ちょっともったいないと思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月14日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「真似すること、されることが嫌だ」というきらりんさん(36歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■きらりんさんのお悩み私はカウンセラーを目指して少しずつ叶えようとしておりますが、ある一つの感情が邪魔をします。それは「真似をしてはいけない」です。「こんなことを体験して克服した…、そのことをブログの記事にしようと思うのですが、他のカウンセラーさんが同じようなことを書いていた…じゃあ真似になるから辞めよう…、こんな専門のカウンセラーになろう! でもあの人が同じような専門でやってるから無理だわ~、真似になる…辞めよう」という具合で真似をしたらいけないって思ってしまいます。そして逆も、すごくイヤで真似されるのもイヤなんです。髪型真似された…、服装真似された…、持ち物真似された…。どうしたら真似しても良いと気持ちを切り替えられるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりきっと、きらりんさんには、誰かに真似をされて嫌な気持ちになった経験があるんですね。「髪型を真似された。服を真似された。持ち物を真似された。」そのときどんな気分になったんでしょうね。「私の盗られた!」「私の物なのに!」「私が特別なのに」といったところでしょうか。きらりんさんは、「自分だけのもの」「自分だけの特別感」というものに憧れや渇望にも似た気持ちを抱きませんか? ためしに次の言葉を言ってみてください。「私だけを見て」「私の物を盗らないで」「私だけ特別扱いして」「私のこと好き?」言ってみてどうでしょう? 何かが心の琴線に触れませんか? 「あのとき」本当は心の奥に湧いた言葉。言いたかったけど、言えなかった言葉のような感じがしないでしょうか? もし、ここに挙げた言葉を言ってみることで、心の奥底にある本当の気持ちが揺れ動くような気がしたなら「ああ、私は特別でいたかったんだなぁ」と気づくだけで、まずは良いと思います。ところで、きらりんさんは「守破離」という言葉を聞いたことはありますか? 辞書を引くとこのように書かれています。守破離【剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。】私は楽器やペン習字や日舞を習っていたので、よくこの「守破離」という言葉を意識します。なにをはじめるにせよ、最初は「守」ばかりです。きらりんさんの嫌悪されている「真似」です。先生の、師匠の真似をする。お手本通りになぞっていく。先生のように演奏しよう。お手本の文字をなぞろう。先生のように舞おう。その姿勢は、私にとってはカウンセリングでも同じでした。師匠である心屋仁之助さんの真似をしようと思っていました。楽器もペン習字も日舞もカウンセリングも、「真似よう、真似よう、真似よう、真似よう」としているので、似てきます。が、どうしてもお手本そのものにはなれません。どうしても、どうがんばっても目指しているのもそのものにはなれません。それはもちろん目指しているものと比べて、欠けている部分もあるのですが、出ている部分もあったりします。出ている部分は自分ではなかなか気づかなかったりしますけどね。それが個性というものだったり、独自性というものなのではないでしょうか。私はそう思います。どうしたって、自分色が出てきてしまうんです。どの分野にせよ、ほぼすべてが真似や模倣からはじまっています。完全100%オリジナルの物が生み出せるのは真の天才というべき人だけなのではないでしょうか?(100%オリジナルなんていう物があるのかどうか分かりませんが)きらりんさんは、「あんなふうになりたいな」「憧れるな」と思う人の真似から初めていいんですよ。むしろ徹底的に真似してください。たぶん、最初は自分の独創性のなさに嫌気がさして、すぐやめたくなると思います。そんな時はこうつぶやいてみてください。「つまらなくてもいい」「二番煎じ、三番煎じでもいい」と、つぶやきながら、つまらないブログを書き続けてみてください。単調な、どこまで続くとも知れない人真似の先にきらりんと輝く個性が光り輝くはずです。大丈夫です、きらりんさんの中にはかならず個性が詰まっていますから。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、サンディさん(46歳)からの介護の悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。 みなさん、まだまだ親は元気だし、なんて気楽に捉えていませんか。でも、いざという時ご両親を、そしてもしかしたら彼の親御さんも面倒をみる覚悟やプランはできていますか。なかなか他人事とは言えなさそうです。■サンディさんのお悩み介護の仕事を23年続けながら、87才の母と17才の愛犬をみています。どちらも認知症です。特に愛犬は昼夜問わず泣き叫ぶようになりました。 犬好きのご近所さんとペットホテルに日中はお世話になっています。母は毎日デイサービスに行っています。最近、家族のことを人任せにしておいて、介護の仕事をしているのはおかしいのでは? と思うようになりました。まずは家族を大切にすることが一番のように思えます。好きで続けてきた仕事ですが、一度辞めて、限りある家族との時間を過ごした方が良いのでしょうか? 経済的な不安も少しあります。辞めるべきか、続けるべきか悩んでいます。アドバイスよろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりサンディさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。認知症のお母様と愛犬の介護と、仕事のことで悩んでいらっしゃるのですね。「辞めるべきか続けるべきか」正解は誰にもわかりません。どちらを選んでもいいと思います。たぶん、どちらを選んでも、また悩むこと、悔やむことはあるかもしれません。けれど、大事なことは、サンディさんが今、本当に選びたいのはどちらなのでしょうということです。家族の介護を選んだら、経済的な不安を少し感じることでしょう。仕事を選んだら、限りある家族との時間を犠牲にしているようで自分を責めてしまうかもしれませんね。いずれにしても、何か、嫌な気持ちを抱えることはありそうですね。決めるのはあくまでサンディさんですが、ほんの少しだけアドバイスできるとしたら、お金は後からでも得ることができると思います。が、ご自身でも書かれているように、家族との時間には「限り」があります。いつか終わりがきます。またサンディさんのお仕事は「介護職」ということで、常にある一定の需要は見込めるお仕事です。たぶん、一度辞められても、また就職することは十分可能だと思えます。そんな、ごく一般的なアドバイスをさせていただいた上で、サンディさんは、今どう感じますか。お仕事を辞めて、家族の介護につこうと思うでしょうか。もしくは、やはり仕事を続けようと思うでしょうか。どうぞ、「自分が心からそうしよう」と思うほうを選んでみてください。お母様のために、ではなく、愛犬のために、でもなく、「自分がそうしたい」と思うほうを選んでみてください。「こうするべき」「ああするべき」という「べき」は何もありません。ここでもう一度、ご自身が書かれた相談文を読まれてみてくださいね。本当は、もうどちらにするかわかっていらっしゃると思えました。そして、サンディさんならどちらを選んでも大丈夫です。自分の気持ちを最優先にして、その選択に自信を持ってくださいね。優しいサンディさんのことを陰ながら応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月30日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人一倍頑張ってきたけど、何もうまくいきません」という、いちじくさん(36歳・団体職員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■いちじくさんのお悩み今まで人一倍頑張って挑戦してきましたが、何もうまくいきません。夢も必ず直前で事件がおきて破れます。七転び八起きというようにしてきたつもりですが、今は明日に希望が持てません。 ですが、自分がどれだけ幸せか理解してるつもりです。衣食住も確保され、家族、友達も大好きですし、仕事もあります。笑いも生活にあります。これ以上望んではいけないのでしょうが、楽しい明日が描けません。そして、焦燥感にかられます。どうしたら希望が持てるのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりいちじくさんへ。こんにちは 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。いただいたご相談を読ませてもらったのですが、いちじくさんは人一倍頑張って来られたのに、うまくいかないことばかりだったご様子で、自分の心で感じることを、いつしか封じ込めてしまわれたように感じました。衣食住や友達や仕事もあって理屈では一見幸せのようですが、封じ込めてしまった心がとても虚しくうずくまって泣いているように感じます。嬉しい、楽しい、さみしい、かなしい、悔しい、怒り、喜びなど心が感じることを忘れてしまってあるように思いました。私が長年そうだったのですけど、いちじくさんのように私も人一倍頑張り屋さんでした。親の都合と家庭の事情で幼稚園4つ小学校3つ中学校2つの転校を繰り返したので自分の居場所を作ろうとする度、壊されて奪われてしまう感じが何度もしていました。なので、高校はどんなに嫌なことがあっても自分の感情も気持ちも圧し殺して歯を食いしばって我慢して入学した学校を卒業しました。そうして社会人になったのですが、私の心は楽しくなかったのです。理屈や理論で頑張って来ましたが、心を閉じてしまっていたので、自分自身が何を感じているのかさえわからなくなっており、自分も他人も信用せず信用できずにいました。甘えることも迷惑かけることも自分に禁止して、頼ることも任せることもできずに、何でも我慢して、何でも遠慮して、ひとりでずっと頑張り続けていました。そして、いつも満たされず誰かや何かと比較して焦っていて、自分を急き立てて追い立ててしまい、心は虚しくてちっとも豊かではありませんでした。私は人一倍こんなに頑張って来たのに、何が間違っていたんだろう…と途方に暮れる日々を過ごしました。いちじくさん、夢を次々と叶えているうちの塾長を見ているとね、自分がが頑張るのをまったくやめているのですよ。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せているのですよ。そうすると周りの人たちが次々と腕前を発揮してくれて、勝手に夢を叶えてくれるそうなんです。そこで、実は私もまだやり始めたばかりなのですが、今頑張ることをやめてみています。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてお仕事も来月から3ヶ月間お休みすることに決めたのです。そうしたら、そのお休みを覚悟した日からいつも無意識に焦っていた気持ちはなぜか日に日に消えてしまったように感じなくなり、なんだか助けられて支えられて守られているようなことが次々起こり、とても穏やか気持ちなのです。今まで私ばっかり頑張っていたと思っていたのだけれど、いろんなところで、いろんなカタチで、いろんな方々に助けられて支えられて守られていたことが見えなかったのかもしれません。自分で手柄をあげることばかり必死で、頑張ることばっかりに意識を取られていて、人のやさしさや心の豊かさに気づけなかったのかもしれません。いちじくさんも自分が頑張るのをどうぞやめてみてくださいね。周りのひとに頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてみることをお試しくださいね。いちじくさんの焦燥感が日に日に消えて感じなくなり穏やかに過ごされますこと、とっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月23日