メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「髪が脱毛している」という、きなこさん(28歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■きなこさんのお悩み髪の毛が脱毛しています。この現状を受け入れようと毎日自分の考え方を前向きになろうと頑張っているのですが、落ち込んでしまって苦しいです。髪が抜けるということを気にしている自分に問題があるのであって、きっと周囲は髪があろうがなかろうが気にしないと思うのです。半年以上悩んでいい加減くるしさから解放されたいです。生やすという努力は散々やってきたので、髪がないという自分を受け入れて楽になりたいです! アドバイス宜しくお願い致します。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりきなこさん、こんにちは。お悩み読ませていただきました。ああ…そうですよねぇ…。髪の毛が抜けてしまうという現状…とてもつらいですねぇ…。とても悲しいですねぇ…。半年以上も悩まれて、もう前向きになろうと頑張っているのに。頑張れば頑張るほどに落ち込んでしまって、とても苦しいですよねぇ…。きなこさんのお悩みを読ませていただいていて、うちの下の子が生後1ヵ月の頃のある日、生まれつきの心臓病を告げられたことをふと思い出しました…。普通の子と違う心臓…10万人にひとりの心臓…何かの間違いであってくれればいいのに…何かの間違いであってくれればいいのに…と。ママの私が現状をどうしても受け容れられずに毎日毎日、とても悲しくて暗い気持ちになり、落ち込んで苦しんで、夜中にこっそりよく泣いていました。この頃にね、ママがしっかりしなくちゃとか、なんとか前向きにならなくちゃとか、なんとか前向きになれるようにといろんな人がいろんなことを言ってくれたのだけれどもね、それもとてもありがたかった。けれどもね、それがなんだか『しっかりするべき』『前向きになるべき』となって、前向きになろう、前向きになろうとする度にうまくいかなくて、くじけてしまい…。だから私はダメなんだ…またダメだ…もっと頑張らないと…と。そうやって日々自分を責め続け、自分がとても苦しかったように思います。きなこさんが、今苦しんでおられるのも、このような状態なのではないかなぁ…っと思います。なのでね、その苦しさを終わらせるために、まずやってほしいことは、前向きになろうとがんばることを一切やめてみてくださいね。そしてね、自分が感じたくない自分の本当の気持ち、悲しい気持ちやつらい気持ち、暗い感情、ネガティブな気持ちをどうぞ充分に感じてあげてください。自分の暗い感情を感じるのって、なんだか自分が鬱陶しくて嫌ですよね…。でも、この感情をきちんと感じてあげないで。押さえ込んだまま前向きになろうとするから、心がとてもとても苦しくなってしまうのです。その苦しみを終わらせるためにも、きなこさんの心にある暗い感情をひとつひとつ言葉にして声に出しながら 感じてみてください。悲しいよぉー…つらいよぉー…怖いよぉー…寂しいよぉー…もう、いやだよぉー…もう、助けてよぉー…そうやって ひとつひとつの暗いネガティブな気持ちにどっぷりと浸って、充分感じてあげてくださいね。私もね、うちの下の子との母子入院が始まった夜にね、古い大きな大きな病院の薄暗い小さな小さな食堂で、涙をぽろぽろポロポロこぼしながら、鼻水をたらたらタラタラ流しながら、母乳を出すために食べてたおうどんをすすりながら…「かみさま、下の子を助けてください」って「かみさま、上の子がさみしくないようにお願いします」って「かみさま、もう助けてください」って。おうどんなのか、涙なのか鼻水なのかもうぐちゃぐちゃになって、たくさんたくさん泣きました。私は、ひょうきんで陽気な人だから、自分の悲しい気持ちやつらい気持ちに自分で寄り添ってあげることがとてもとても苦手でした。けれどもこの時、たくさんたくさん泣いて、たくさんたくさん落ち込んで、たくさんたくさん苦しんで、充分悲しんだその後で、自分の気持ちにウソをつくことなく、ちゃんと気持ちが上がってこられるようになったと感じています。そうすると、現状もやっと自分で受け容れられるようになったような気がします。きなこさんも自分の悲しい感情をどうぞ充分に感じてくださいますように…。ご相談ありがとうございました。また心から笑える日が待ち遠しいですね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「出産後になっても彼が籍を入れたがらない」という、ゆんさん(22歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆんさんのお悩み去年妊娠し、未婚の状態で今年子どもを出産しました。付き合っている彼氏との子どもで入籍もするつもりでした。が、今月にはいって彼は迷っていると言い出しました。責任感がつよく頭では3人で暮らすのが一番良いことだとはわかっていても、このままでは仮面夫婦みたいになると思うって言われました。私は一緒にやっていきたいのですが…。気が乗らない彼とどうすればよいのでしょうか。子どもは5ヶ月になり実家で暮らしています。家族と悩んでいます。よいアドバイスをいただけないでしょうか。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより未婚の状態で子育てをされていて、そばに頼れる彼がいないことは、とても不安が多いかと思います。その中でも子育てをちゃんと続けていらっしゃるのは、とても素晴らしいですね。ゆんさんはできれば彼と一緒に暮らしたいと望んでいらっしゃいますが、今一歩踏み出せずにいる彼の気持ちを大切にしたいという優しさも素敵だと思います。しかしながら、いつまでも変わらない現状にヤキモキし、不安だけがつのるのも出口の無いトンネルを歩いているようで気力がどんどん減ってしまうと思います。この現状でゆんさんの気力を減らす原因は、彼と一緒に暮らせないことよりも、ゆんさんが自分の人生の主導権を彼に委ねていることが原因ではないかと思っています。それは、仮面夫婦になってしまうかもしれないという彼の意見を、そのまま信じて彼の意思に反さないようにゆんさんが行動されているからなのではないのでしょうか? 仮面夫婦になるかどうかは、まずは一緒に暮らしてみないとお互い理解できませんし、何よりどういった形がお互いの幸せかを、ちゃんと向き合って導き出そうとすることが大切だと思います。そうはいっても、彼が全くゆんさんの願いを聞き入れず頑に一緒に暮らすことを拒むかもしれません。それでもどんな状態であれ、ゆんさんが彼と一緒に暮らしたいことをちゃんと伝えつづけることが大事です。彼がゆんさんの願いを聞き入れるかどうかは、関係ありません。ゆんさん自身が、彼と一緒に暮らしたいと心から思っているのであれば、ちゃんと伝えてみてください。直接会ってでもいいですし、会えない場合もあるのであれば電話でもメールでも手紙でも、どんな形であれ彼にその思いをちゃんと届けてみてください。そうすることで、ちゃんと伝えられたゆんさんがゆんさん自身のことを信頼できるようになります。それが自信に繋がっていきます。最終的にどんな手をつくしても、彼と暮らせない場合もあるのかもしれません。恨む気持ちも出てくるのも仕方のないことです。そこで自暴自棄になったり勝手に諦めたりせず、周りの人にちゃんと助けてもらいながら、もう一度ゆんさんの人生を立て直してみてください。家族、友達などからの視線も気になるかもしれませんが、何よりもまずはゆんさん自身がどうなれたら幸せか、それを第一に考えて自分なりの答えが見えたら、それに素直に従うことが自分らしく生きられる方法だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人見知りが激しくて友達ができない」という、まめっちさん(33歳・事務職)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まめっちさんのお悩みいい年してお恥ずかしいのですが、私は人見知りがかなり激しく、仲良くなるのにすごく時間がかかります。慣れるまでなかなか笑うこともできず、最初は話しかけてくれていた人にも愛想が悪いと思われ、だんだん話しかけられなくなることが多いです。最近、少し話せるようになった方で、すごく仲良くなりたいと思う方がいるのですが、今日会ったときこそ笑顔であいさつしようと思っても、いざ目の前にその人が来ると、気づかないふりをしてしまったり、かろうじて無表情でおじぎのみになってしまい、その人からも見放されそうで怖いです。どうすればいいのでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりお悩みを拝読しました。人見知りが激しくて人と仲良くなるのに時間がかかるのですね。でも今、仲良くなりたい人がいらっしゃるのですね。人は誰かと仲良くなりたいものです。ところで、まめっちさんは「仲が良い」ということをどんな風にイメージされていますか。いつも笑顔で挨拶しあい、会話が弾み、休憩時間やお昼は共に過ごし、アフター5は一緒に出かける。いろんな話ができる。そんな風に自分なりにイメージされていることがあるかもしれません。まずは一度「仲良くなる」ということを手放してみませんか? というのは、「友達がいない」と悩んでいる人に限って「友達」の定義をとても狭くしていたりすることがあるからです。友達がいる、いないで悩まない人は、そもそも「友達」にこだわっていなかったりします。むしろ、「とても仲がいい人」がいなくたって、そこで悩んでいないのです。「友達」を広い定義でとらえているのかもしれませんね。まめっちさんが、人見知りが激しいのでしたら、そのまま時間をかけてゆっくりと人と近づいていくことをお勧めします。自分の性質「人見知り」なところを無視して人と仲良くなろうとすると、それは苦しいです。むしろ、「自分は人見知りなので、人と打ち解けるのに時間がかかる」ということを最初に明らかにしてしまうと、自分も相手も楽になるのではないかと思います。挨拶することも照れてしまうとのこと。笑顔で挨拶はもっと難しいことですね。目を見ることも最初は恥ずかしいこと。なかなか話題が提供できなくても、そんな自分を恥じないでくださいね。誰でも、知らない方と出会い、毎日関わりあっていくのはお互いに手探りです。そこで、自分の「人見知りなところ」にバツ印をつけないで下さいね。挨拶した後、話題が提供できずに沈黙でいることを怖がらないで下さい。もしかしたら相手の方も同様な気持ちかもしれませんよ。笑顔で挨拶してくれなかった「あの人」がいたとしたら、その人も、人見知りで照れているのかもしれません。沈黙になった場合は「その人」も話題が提供できずに悩んでいるかもしれません。そう、人と自分は似ていたり同じだったりします。人見知りで、仲良くなるのに時間がかかることを悩んでいるのは、まめっちさんだけではありません。時間はかかるけれども仲良くなりたいという気持ちを伝えれば、悪い気持ちになる人はたぶんあまりいないと思います。また、その方に「見放されそうで怖い」と書いていらっしゃいますが、まだ仲良くなっていない段階でそのような不安を持たれるということは、過去に人に見放されたようなご経験がおありでしょうか。思い出してみてくださいね。もし誰かに見放されたような思いが心に残っているとしたら、今の不安は「思い出し怖い」です。過去に怖かった思いを、同じような状況になると自動的に思い出して、怖がっている可能性があります。過去の出来事は、終わったことであり、また勘違いや間違った記憶で覚えてる可能性も高いです。大人になった「自分」は、自分を守ってあげられます。たとえ、人に見放されたような感じがしても、自分が自分を見放さない限り、人と繋がっていくことは可能です。たぶん、まめっちさんが思っているよりも他人は優しく、まめっちさんのことを受け入れてくれるはず。笑顔で挨拶できなくてもいい。目をそらしてもいい。仲良くなれなくてもいい、と。一度仲良くなりたい思いを手放して、気楽にその人と会ってください。「その人」を「自分」だと思って会ってみてくださいね。きっと何かが変わるはずです。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「遠方に行ってしまった習い事の先生に片思い中」という、あずきさんのお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバイスしてくれました。■あずきさん(29歳 事務)のお悩み私は、今片想いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなか諦めることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりあずきさん、相談内容を拝読しました。転勤された習い事の先生が好きで忘れられないのですね。悶々とされているのですね。シャイなあずきさんの様子が目に浮かびました。あずきさんは、どうしてその先生のことを諦めようと思いますか。連絡先がわからないからでしょうか。立場が先生と生徒だからでしょうか。先生は自分に関心がないと思うからでしょうか。もしくは、想像ですが年齢が違うからでしょうか。あずきさんは私に「諦めたほうがいいですよ」と言って欲しいわけではないように感じました。一歩踏み出すこと、行動できない自分をなんとかしたくてアドバイスを求めているように感じましたが、いかがですか。もし「諦めたい」ということでしたら、「時間が解決しますよ」とお伝えしたいです。でもきっと違うのではないかしら。それで納得できますか。人を好きになるというのは不思議なことですよね。理屈ではなく、説明のつかないものです。「何かをすることができないし、する勇気もない」と書いていらっしゃいますが、本当は「私には勇気がない」と思っているだけなのでは。実は「勇気」は誰の中にもあるんですよ。ただ、勇気を出す時は「恐怖」を感じることがあると思うのです。まだ経験したことがない世界に足を踏み入れる怖さ、自分を受け入れてもらえないかもしれない怖さ、そして、もしかしたら両想いになってしまうかもしれない怖さ。きっとどれも「怖い」かもしれませんね。特に「受け入れてもらえないかもしれない」と考えたら怖くて怖くて、先生に連絡なんてできないと思うかもしれません。恥ずかしい、悲しい思いはしたくないかもしれません。でも……確かめてみないとわかりませんよね。頭の中で考えている間はそれは単なる「想像であり妄想」に過ぎません。自分の中だけで答えを出しているに過ぎません。ずっと年月が経った後、このまま先生に連絡をしないのと、勇気を出して連絡をしてみるのではどちらが後悔しなさそうでしょうか。先生の気持ちを確かめないままで、諦めることができそうでしょうか。諦められそうでしたら、時間が解決するのでそのままでいてくださいね。私からのアドバイスはまず、習い事のところで先生の連絡先を調べ、先生に連絡をしてみることです。怖いですか。怖いですよね。そんなあずきさんへの魔法の言葉は「どんな結果でもいい」「どうせ私は愛されてるし」です。二つの言葉をつぶやいていてください。その先生が今、あずきさんにどういう気持ちでいるかはわかりません。もしかしたら、先生も好意を持って下さっているかもしれないし、一人の生徒として見ているだけかもしれません。あずきさんにとっての最悪は振られることかもしれません。でも、もし先生も好意を持っていてくださったらラッキーですよね。それを確かめる方法は一つだけ。あずきさんが連絡をしてみること。信じられない素晴らしい結果が待っているかもしれません。または悲しい思いをするかもしれません。先生と友達になれるかもしれません。いずれにしても「大事な人生の経験」です。どんな結果でも受け入れる覚悟をして連絡してみてください。私のように中年まで生きてくると、恋愛において、振られたことも人生の素晴らしい一ページです。一つの恋を無くした後は必ず次の恋があります。その為にも相手の気持ちを確認することが必要になってきます。恋愛はどちらかが好意を伝えるところから始まりますよね。諦められるのでしたらそれでいいのです。でも諦められないと思うのでしたら、自分の中には「ない」と思っていた「覚悟」と「勇気」を出して行動してみてください。勇気は最悪の結果を受け入れる覚悟を決めると出せます。そして勇気を出した人を神様は応援してくださるそうですよ。大丈夫です。たくさん恋をしてください。たくさん失恋もしましょう。怖くないです。その分、魅力的な自分になれますよ。勇気を出したらきっと、あずきさんにとって良かったと思えることが待っていると思います。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「何をやってもうまくいかないと思い込んでしまう」という、チロシさん(35歳 派遣社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。■チロシさん(35歳 派遣社員)のお悩み小さい頃、父親に「お前は人間のクズだ」と叱られ、それから自分で自分に「私は人間のクズだから何をやってもうまく行かない」と、思い込んでしまい、そこから逃れられないでいます。いまだ独身、経済的にも自立できず、うまく行きそうになった恋愛も自分で壊してしまいました。今の状態を維持するのにいっぱいいっぱいで、どこにも居場所が無いような気がします。居づらく、生きづらいです。どうしたらいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりチロシさん こんにちは。心屋ジェニーです。やさしく守って欲しかったお父さんに、そんなこと言われたのですねぇ…。それは、さみしかったですよね…。小さな頃って 安心を与えて欲しかったのに寂しい言葉を言われてしまった、というのは大人の私が思うよりも ずっとずっと痛くてつらかったでしょうねぇ…。そして、それから自分で自分に「私は人間のクズだから何をやってもうまく行かない」と言い聞かせて染み付けてしまったのですね…。どこにも居場所が無いような気がして、居づらく、生きづらい…。チロシさん…、とても苦しいですね…。私も母から「あなたは何をやってもうまく行かない」、「あなたが何をやってもうまく行くはずがない」と言われたことから、とてもショックで傷つき、自分で自分にそう言い聞かせて、思い込んでしまって生きてきました。そして、私はずっとそれを信じて守って 生きて来たから「何をやってもうまく行かない人」、「何をやってもうまく行くはずがない人」になってしまっていました。母親からそれを言われたときに、私もまだ子どもだったから、親の言うことがすべてだと思い込んでしまったよう…。ですが、母親と言えども、たった一人の人に言われただけです。何度も何度も言われはしましたが、100人も200人もの人たちから1000回も2000回も言われたわけではありません。チロシさん、考えてもみてください。子どもの頃だって、うまくいったこともありますよね? 時間はかかったけど自転車だって乗れるようになったり、さか上がりができるようになったり。「うまくいかない」を自分に言い聞かせていたので、うまく「いかない」ことばかりをついつい集めてしまいがちですが、うまく「いった」ことも数えてみたら、記憶の中からいくつもいくつも出て来ると思います。そして、親の見立ては大体間違っています。私もふたりの子の親ですが、自分の忙しさや機嫌に合わせて、ついつい幼い子どもたちに酷い言葉を投げつけてしまっていました…。とってもごめんなさいね…。私たちは ひとりひとりすばらしい存在です。チロシさんも私もすばらしい人です。親の見立てが間違っていたので、もう信じなくてもいいです。失礼しちゃうわねー、まったくーですっ。では、なんだか心が自由で楽しくなって、ひょっとしてすばらしいのかもーになれる言葉をお伝えしますね。「どうせ私 めっちゃすばらしい人かもっ」「どうせ私 何でもあっさり カンタンにできてもいいかもっ」「私はここに居てもいいかもっ どうせ私めちゃめちゃ人気者らしいしっ」「どうせ私 スーパーすばらしい人だしっ」この言葉たちを、今まで自分に言い聞かせていた言葉以上に、どうぞ繰り返し繰り返したくさん自分に呟いてあげてくださいね。ご相談ありがとうございました。心が自由に楽しくなれますようお祈りしています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「男性に対する恐怖心がある」という、はさみさん(18歳)のお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。■はさみさん(18歳)のお悩み小学校6年間と中学校2年間に、私の髪質のことや外国人のような容姿のことなどを悪く言われたり、ときには暴力を振るわれたりして、男子からいじめられていました。また、小さい頃から父親は怖い存在でしかなく、暴言、暴力もありました。そのせいか男性に対する恐怖心があって、好きな人ができても相手が怖くて、あまり自分から親密になることができません。たとえ相手から近づいて来られても、私が遠ざけてしまいます。今はもう大学生なので男性に対する恐怖心を克服したいです。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより好きな人と仲良くなりたい、もっと親密になりたいと思っても、過去の辛かった経験がはさみさんの一歩前に出ようとする勇気を阻むのですね。「あの時の同級生の男子みたいに私を嫌うかもしれない」、「お父さんといるときのように嫌な思いをするかもしれない」、そんな思いでつい二の足を踏んでしまうのも無理はありません。もし、好きな人に対して恐怖心が湧いてきたら、しばらくその恐怖心をそのままじっと感じてみてください。無理に恐怖心を打ち消したり、無かったことにする必要はありません。そんなときはまず、「私は今、あの時のことを思い出して怖がっているんだなぁ」と、そのイヤな思いをした時の自分に「怖かったね」、「さみしかったね」、「辛かったね」、「助けてほしかったね」などと、そのときの自分がかけてほしかった言葉をかけてあげましょう。イヤな感情は、無理やり心の奥底に閉じ込めようとすればするほど、どんどん暴れだします。ですので、まずはちょっと苦しいですがそのイヤな感情を十分に感じてみてください。そして、「よくがんばったね」、「もう大丈夫だよ」と、自分を安心させてあげましょう。昔、お父さんや同級生の男子から嫌がらせを受けて男性をなかなか信じられないと思います。そして何より、そんな経験をしたはさみさん自身がはさみさんの女性としての魅力を信じきれていないのではないでしょうか? でも、昔そのような経験をしたのは、はさみさんに原因があるのではなく、お父さんや同級生たちの都合です。「私は昔そんな経験をした。だけど、そんなこととは関係無く、私には男性から大事にされる価値も魅力をいっぱい持っている。だからもう私は男性に大事にしてもらってもいいんだよ。やさしく守ってもらっていいんだよ」そう自分に教えてあげてくださいね。「どうせ私めっちゃ可愛いし」、「どうせ私お姫様みたいだし」、「どうせ私めっちゃ魅力的だし」こんな、ちょっと恥ずかしいくらいの言葉をつぶやいてみるのもオススメです。そうやって自分の魅力を受け入れながら、はじめは、オドオドしたままでも、ビクビクしたままでも、たどたどしいままでもいいので、好きな人に一歩ずつ近づいてみてください。その自分の怖さを隠そうとせず、そのままのはさみさんを相手に見せてあげてください。大丈夫、きっと受け入れてもらえると思います。そして、もしチャンスがあれば「私、昔同級生やお父さんからイヤな思いをしたから、ふとしたときに怖く感じるときがあるの」と、感じた気持ちをそのまま素直に伝えられるといいかもしれませんね。はさみさんが自分自身の魅力を受け入れて一歩前に進む勇気を見つけられると信じています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人と上手く付き合えない」という、ひよここぼれさん(35歳 無職)のお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバ イスしてくれました。■ひよここぼれさん(35歳 無職)のお悩み人とうまく付き合うことができません。すごくストレスがたまってしまい、一つの仕事場に居続けられません。だからといって、仕事を辞めて一人でずっとやりたいことだけやって過ごしても、心が休まりません。人の目や評価を気にしすぎなのかもしれませんが、物心ついた頃からこの思考回路なので、人と楽しくいられる状態を知りません。仕事をしたらしたで辛い、独りでいてもつらい。助けてください。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりひよここぼれさん、こんにちは。お悩みを拝読しました。人と楽しくいたい。人とうまく付き合いたいのですね。人は生きていく限り誰かと関わっていきますから、できるだけ気持ちよくうまく付き合っていきたいものですよね。人と一緒にいたいのに、そうできない苦しみが伝わってきます。ひよここぼれさんは、うまく付き合うというのはどういう状態だと思っていらっしゃいますか。たとえば、気の利いた話題を提供できるとか、会話がスムーズにできるとか、人に共感できるとか色々あるかと思います。ひよここぼれさんがどのように考えていらっしゃるかはわかりませんが、私が考える、人とうまく付き合えるというのは「そのままの自分」で人と関わり合えることではないかと思っています。たとえば、話すのが好きであれば、話したいことを話せること。聞くのが好きであれば、人の話を上手に引き出して聞くこと。黙っているのが好きなのであれば黙ってそこにいられること。人付き合いが苦手ならば、その苦手意識を隠そうとせずにさらけ出してしまうこと。そう、どんな人でもどんなタイプの人であっても、人とうまく付き合うことは可能だと考えます。ひよここぼれさんはどんなタイプでしょうか。もし、今の自分ではうまく人付き合いができないと考えているならば、今の自分のまま、人といてもいいのだと、まずは自分に許可してみてくださいね。自分は「そこにいてもいい」と許可してみてくださいね。人付き合いの初めは、人からではなく自分からだと思います。居心地の悪そうな人がいると、周りの人も居心地の悪さを感じるかもしれません。ですので、まずは自分がその場所に居心地よくいてみましょう。最初は「居心地がいいふりをしてみる」でもいいと思います。「人の目や評価を気にしすぎ」と書いていらっしゃいますが、もしかしたら自分をよく見せたいという気持ちがあるのかもしれませんね。そして、自分の欠点を隠そうとなさっているのかもしれません。自分をよく見せようとすると自然に「緊張」してしまうものです。自分の欠点を隠そうとすると、会話がぎこちなくなるし、深いコミュニケーションに発展しません。ありのままの自分で人と接する覚悟を決めてみてくださいね。そして、もし気まずい思いを感じた時は、その気まずさに気がつかないふりをしてみてください。気まずさというのは大概勘違いだったりしますよ。これは練習です。練習するうちにそれは習慣になり、そして性格になります。人付き合いというのは「数稽古」を積むとうまくできるようになるものかもしれません。そう、ひよここぼれさんもできるようになるのです。焦らずに安心して取り組んでみてくださいね。・最初は何も話せなくてもいい・話題を提供できなくてもいい・上手に話題を引き出せなくてもいい・そこにいられるだけでいい・そこにいて、ニコニコ笑っているだけでもいい・そして、場合によりニコニコしていなくていいありのままの自分でその場にいてください。みんなといてもいいのです。人と一緒にいてもいいのです。自分がいることでシラケている気がしても気のせい。自分が話題に入ったことで話が盛り下がったように感じても気のせい。にしてみてください。自分が人に×をつけなければ人もひよここぼれさんに×をつけません。気まずくなったり、沈黙が訪れても「それが普通」だと思っていてくださいね。実は「それは普通のこと」です。そして最後に大事なことを。周りの人も案外と「人付き合いが苦手」と思いながら人と接していたりします。人と付き合うのが得意だと思っている人のほうが少ないかもしれませんよ。楽しい時もあれば気まずい思いをする時もある。それが人間関係です。ひよここぼれさんが苦手に思っている方たちも、実は恐る恐る人と付き合っているかもしれないのです。どうぞ怖がらずにチャレンジしてみてくださいね。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「トラウマを超えて、楽に生きたい」という、端っこさんのお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバ イスしてくれました。■端っこさんのお悩みはじめまして。電話で心理カウンセラーの仕事をしている、端っこです。私には悩みがあります。 男性と女性の両方に性的に嫌なことをされた事を上手く受け止められません。保育園のお昼寝の時の男の子たちによる性的ないたずらにはじまり、親友だと思っていた女性からの性的な嫌がらせ、お付き合いした既婚者の変態プレイ。どれも嫌だったけど、キチンと抵抗しなかった自分が嫌で嫌でたまりません。今でもセクシーな女性を汚いって思うし、男性は気持ち悪いし、人が怖いです。 元々はカウンセリングを受ける立場で、自分が楽になりたくて、心理学を学び、ご縁があって今の仕事を頂きました。だけど、いざ現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまい、愛のあるカウンセリングができていない気がします。胸が痛くて上手く寄り添う事ができないんです。私がこの痛みを乗り越える事ができたら、クライアントさんにもっと愛のあるカウンセリングができるのでは無いかと思っています。何より、楽に生きたい。お力を貸していただけませんか? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより端っこさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご自身が楽になりたくて、心理学を学ばれてご縁があり、私と同業者さんなのですね。わぁーなんか嬉しいです。どうぞよろしくお願いしますね。端っこさんは、現在心理カウンセラーのお仕事に就いておられるけれども、ご自身の過去の体験から恋愛相談に上手く寄り添えないので愛あるカウンセリングができていないような気がする、何より楽に生きたい、というお悩み読ませて頂きました。嫌悪感を抱いている過去のセクシャルな体験や、その時その時に、キチンと抵抗しなかった自分を嫌っていること、そして、今でもセクシーな女性を汚いと思われていて、男性は気持ち悪くて、人が怖いのですね…とてもしんどいですよねぇ…。ご自身が体験された過去の嫌な出来事を文字に表すことも、こちらへご投稿頂くことも、とても勇気が必要だったのではないでしょうか…。ご自分が楽に生きるために、よく勇気を出してくださいましたね。ひとつひとつ、一緒にひも解いていきましょうねぇ。まずですね、自分の心に触れて欲しくない傷を隠していると、それがバレてしまわないかと心配したり、バレたらどうしようと不安になったり、あの人もあの時の私みたいになったらと怖さに怯えたりして、心がザワザワして落ち着かず苦しくなります。端っこさんが現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまって胸が痛んだり、セクシーな女性を汚いと思われたり男性を気持ち悪く感じたり、人が怖いのは、そのためではないかなぁ…と思います。心にある触れて欲しくない傷というのは、強烈に恥ずかしかったことや、酷くみじめだったこと、とても情けなかったり、ショックを受けたり、わかってもらえなかった悲しい気持ちや、痛烈に感じた寂しさ、そして罪悪感など。できれば人に知られず隠しておきたいような、そんな気持ちです。この「心にある触れて欲しくない傷」を隠し抱えたまま人とコミュニケーションを取ろうとするともう二度と味わいたくないあの時の気持ちを、また感じてしまうのかもしれない…という恐怖が「人が怖い・人が嫌い」という感覚を自分に持たせ、拗ねたりいじけたり、心を閉ざしたりして距離を置き、自分の身を守ろうとしてくれるのです。で・す・が…、いつまでも本当の自分自身を表に出せず生き辛くとても苦しく、楽しく生きることができません。そこでね、端っこさんが楽に生きられるようになるためにまず、心の傷のほうを身体から出して先に癒していきますね。それでは、少しだけでいいので幼児期を振り返って頂きたいのですが、保育園のお昼寝の時、男の子たちによる性的ないたずらをされた時にね、小さな端っこちゃんは、まさかそんなことをされるとは思ってもいなかったので、びっくりして飲み込んじゃった言葉があるのではないかなぁーと思います。その時 本当は言いたかった言葉…喉の奥でギュッと閉じ込めてしまったままになっている その言葉を身体から吐き出してあげたいので、今から自分で次の言葉をちょっと声に出して読んでみてくださいね。『やめて…』『やめてー…』『もうやめてよ!』『そんなことしないでー!』『こわいよぉー…』『お母さん助けてー』『かなしいよぉー…』『もうしないでよぉー…』 この他にも その時、小さな端っこちゃんが言いたかった言葉を今声を出してちょっと言ってみてくださいね。『 』『 』『 』…いかがですか? 今、どんな気分でしょうか? あの時、出せなかった気持ちや言葉・声を身体から出してあげるといつも戦っているように身構えていた全身の力がふぅ~っと脱力して行くのではないかなぁーと思います。そして、そんな体験をされた端っこさんだからこそ、同じような体験をされたクライアントさん方々の気持ちに寄り添えわかってあげられる気持ちや、伝えられる気持ちがあるのだと思います。ご相談される勇気と出逢えたご縁がとっても嬉しかったです。どうもありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。 今回は、「我慢したり愚痴ったりばかり…うまく心の関係が築けません」という、かずしさん(33歳 保健師)のお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバ イスしてくれました。■かずしさん(33歳 保健師)のお悩み過去にお付き合いしてきたパターンとして、ふられるのが怖いために思ったことをストレートに言えない、というのがありました。不満を言ったり怒ったりしようとするけど、それで相手が逆に怒ったりしてしまうとすぐに自分の意見を撤回してみたり。こういう関係性は嫌だなーと思っていたこともあり、今までと違うタイプの方と付き合い始めてみました。すると今までならあり得ないほど、思ったことを何でも言えるようになったのですが…彼が言い返さないのをいいことに逆に失礼なことまで言い過ぎているような気がします。しょっちゅうダメ出ししています。これはこれで、立場が逆転しただけで関係性としては同じで不健康だなと思うのですが、どうしていつもこうなってしまうのか悩んでいます。依存心が隠れてそうだなと思ったり、自分の我慢が映し出されてるのかなと思ったりしますが、まだ解決策が見つかりません。と、いうか行動に移せずにいます。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりふられるのが怖いために、言いたいことがストレートに言えなかった以前の彼達と、言いたいことは何でも、失礼なことまで言えてしまう今の彼と。自分がどうしてそういう態度になってしまうのか不思議ですよね。そんな関係ですと、なかなか心からのコミュニケーションはとれませんね。まず、相手が怒ったりしてしまうと自分の意見を撤回してしまうのは何故でしょう。かずしさんは、怒っている人を見るのが嫌という気持ちがありますか。人と揉めるのが嫌という気持ちがありますか。もしそうだとしたら、過去に「よく怒っていた人」を思い出してみてください。その人が怒るたびに、どんな気持ちがしていましたか。もしかして自分が悪いと責めていなかったでしょうか。それはたぶん勘違いです。相手は相手の事情で怒っていたかもしれません。そして、怒っている人は何かを怖がっている人でもあります。怖い何かから自分を守るために「怒る」という表現をしている可能性があります。怒り出した彼を見たら心の中で「怖くないよ~」とつぶやいてみて下さいね。聞こえないようにね。そして、彼に怒る権利をあげて下さい。不機嫌になる権利をあげて下さいね。かずしさんは自分の意見を撤回せず、黙っているだけでもいいかもしれません。二人の意見を無理に合わせようとしなくてもいいかもしれません。意見が違う彼のことを「そうなんだ」と黙って見てみてくださいね。人と自分は異なる感情を持ち、違う意見を持っています。全く同じ感情と気持ちを共有している状況のほうが珍しいかもしれません。いや、そんな状況はないのかもしれません。だからこそ、自分の思いを相手に伝えてコミュニケーションをとることが大事なのですね。また「自分の我慢が映し出されているのかな」と書いていらっしゃいますが、かずしさんは何を我慢していると感じていますか。普段から言いたいことを我慢してしまう癖がありますか。言いたいことが言えないのは「どうせ言ってもわかってもらえない」や「どうぜ私の意見はたいしたことがない」や「どうせ本当のことを言ったら人を傷つけてしまう」などの思いが隠れている場合があります。その無意識の「どうせ」を思いきりひっくり返してみましょう。「どうせ私の話はわかってもらえる」「どうせ私の意見をみんなが聞きたがる」「どうせ本当のことを言うとみんなが喜ぶ」とこんな感じです。日頃からブツブツつぶやいてみてくださいね。怪しさ満載ですが楽しいですよ。そして「自分の本音を言おう」と思ったときに思い出してください。「本音は人を傷つけない」し「怒らせない」のです。そう、本音は「ぶつけるもの」ではなく「伝えるもの」です。相手への不満を伝えるときは、相手の行動を指摘するのではなくて「そのことで自分はどう感じたのか、そしてどのようにしてくれたらうれしいのか」を伝えてください。「感情を伝える」ことと「感情的になること」は別ですから、一呼吸おいて落ち着いてね。自分の意見をストレートに言える相手と、言えない相手がいて、しかも場合によって失礼なことまで言えてしまうということについてですが、なんでも言えてしまう相手に対しては「どんな自分を出しても受け止めてもらえる」という安心感を持っていないでしょうか。何を言っても嫌われない、もしくは嫌われてもいいという気持ちでお話していないでしょうか。人は「この人になら受け止めてもらえる」と感じると、自分の素を出すことができます。そして人は「素の自分」を出したときに本来の輝きを出せると思います。「素の自分」とは、自分が「ダメ」と思っている部分も含めてのありのままの自分です。「ダメだと思っている部分」を隠したままお付き合いすると、それがばれないように隠そうとして、その結果長所まで消してしまうことがあります。もしかして、今の彼には「自分のダメな部分」もさらけ出していないでしょうか。だからこそ、何でも言えてしまうのかもしれません。さらに、彼に失礼なことを言ってしまう時、実は自分のダメで隠したいと思っているところを指摘している可能性があります。彼を通して自分の「素の姿」を見ていることもあります。かずしさんが自分の欠点だと思っている部分を許せるようになると、今の彼に対しての失礼な発言は無くなるのではないでしょうか。人には必ず長所と短所がありますよね。それを鏡のように見せてくれるのが恋愛のお相手です。自分のダメな部分を見せていると逆に愛される。怖いかもしれませんが事実です。気まずくなることや揉めることを怖がらずに、自分のダメな部分を出して許していきましょうね。陰ながら応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。 今回は、「心からやりたい仕事を探している」という、しげゆいさん(35歳 パート)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。■しげゆいさん(35歳 パート)のお悩み私はずっと「心からやりたいと思える仕事」を探しています。今、なんとなくパートをしていますが、それは時給が良いからという理由です。やりがいや楽しさが見いだせないでいます。自分自身が働いていて、苦しささえも楽しさに変えられるくらいのやりがいを見つけるには、これから心持をどうもてばよいのかアドバイス、いただけたらうれしいです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりしげゆいさん、こんにちは。“やりがいや、楽しさが見いだせないでいます”。そうそう…そういえば私もしげゆいさんの年齢の頃、確かそうでした。仕事は1日の大半を過ごすので、やりがいや、楽しさが見いだせないとなんだかつまんないですもんね。「時給が良いから」、「休みが多いから」、「親が安心するから」、「就業時間が都合良いから」、「安定しているから」などを基準に選んでしまうといつしか自分の心がどこか冷めてしまい、情熱や達成感だったり充実感だったりの感激や感動することが難しくなってしまいますよね。以前の私も、そんな風に仕事をしていたのですが、40歳を過ぎて、やっと今の仕事に出逢うことができ、いろんな方々のお力をお借りして助けてもらいながら今は情熱的で暑苦しい私(笑)で働くことができています。以前の私はというと、子育ても介護も一段落してなんだか燃え尽きてしまったように、これといった夢もなくボーっと生きていたのですが、シングルマザーとして子供たちの大学生活費の仕送りという現実に毎月追いかけられていながらも、自分のエンジンの掛け方も忘れてしまったように無気力にあきらめ、上手に生き続けていた私がいました。「たいへんそうなのはイヤだな」、「面倒くさそうだな」、「しんどそうなのも嫌」と、いつもそうやってあきらめる理由を上手に探して逃げていました。そんな頃、うちの心屋仁之助塾長が40歳過ぎたら死んでも天職に出逢えない。それでも天職をみつけたいのなら、自分には「できるはずがない」と自分があきらめてきたことに隠れていると。「食わず嫌いなこと」や「私にはできない」そんなことの中に隠れていると定期勉強会で話してくれたのです。天職って、うらやましいですよね。三度の飯よりも寝るよりも好きなことが仕事になったら、私も人生で1度くらい天職が見つかるといいなとその時思いました。しげゆいさんは、あきらめてきたことがありますか? 私は、お恥ずかしいのですがあきらめてきたことだらけなのです。実は、その自分のあきらめてきたことのもうひとつ奥に隠れているのが「恥をかくこと」、「うまくいかないこと」、「嫌われること」、「笑われること」、「失敗すること」、「後ろ指をさされること」、「怒られること」、「悲しませること」などの『怖さ』なのですが、自分を守るためや自分の親や兄弟姉妹を守るために、それらの怖さを気づかぬまま避けていたりします。「恥をかいてもいい」、「うまくいかなくてもいい」、「嫌われてもいい」、「笑われてもいい」、「失敗してもいい」、「後ろ指さされてもいい」、「怒られてもいい」、「悲しませてもいい」という言葉で緩めて、自分に許可を出してあげてみてはいかがでしょうか?そして、心からやりたい仕事を見つけたい人には、「1、夢中になれることを探すこと」、「2、夢中になれることを続けること」、「3、あきらめてきたことをやってみること」、「4、挑戦してみること」をぜひぜひやってみてくださいね。しげゆいさんの心が動く「心からやりたいと思える仕事」にしげゆいさんが見つけ出逢われますこと私もとっても楽しみにしています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年11月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助塾」。 今回は、「35歳になっても恋ができない」という、九曜さん(35歳 会社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバイスしてくれました。■九曜さん(35歳 会社員)のお悩みこの歳になっても恋愛できません。一人でいるのは寂しいし、結婚もしたいし、子どもも欲しいです。誰のことも特別に思えなくて気持ちばかり焦っています。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんより九曜さん、こんにちは。35歳という年齢を気にされているようですね。もしかしたら、周りにいらっしゃる方達がすでにご結婚されているのかもしれませんね。私も30歳で離婚した時は、もう人生は終わったような気がしてしまい不安に感じたものです。けれど49歳という年齢の今、まだ恋もできるし結婚もできると思えますし、周りにそういう方達もいらっしゃいます。30代はまだまだ若くこれからです。恋愛にも結婚にもそれぞれの「時期」がありますから、まずは「この歳になっても」という考えを横においてみたらいかがでしょうか。年齢を重ねることは人生経験を積むことであり、その分魅力も増えているはずです。焦らなくても大丈夫。そして、九曜さんは恋愛できない自分をどのように感じていらっしゃいますか。恋愛できない自分はダメ。特別に思える人に出会えない自分はダメとバツをつけていらっしゃらないでしょうか。「私なんて」と思っていらっしゃらないでしょうか。恋愛はある日突然落ちるもの。その日は誰にもわかりません。ですから、いつ恋に落ちてもいいように「特別な自分」を磨き続けて準備しておきましょう。それは、美味しい食べ物を食べることでもいいですし、今まで着てみたいと思いながら買わなかった洋服を着たり、思いきって髪型やメイクを変えてみるなど、まずは自分に手間と時間とお金を使ってみることです。旅行に出かけてもいいし、お部屋をとことん片づけるのもいいかもしれません。自分を「特別な人」として大切にしてみる。自分史上最高の自分を日々見つけにいくのです。それは同時に「ダメな自分」を許すことでもあり、一人ぼっちで寂しい自分を十分に感じることでもあります。そんな自分を「それでもいい、人に知られてもいい」と優しく認めることでもあります。不思議なもので人は、その人が短所と思っているところを愛してくれたりします。「特別に思える誰か」を探すのではなく、その方に「特別な自分」を探してもらいませんか。自分はいつでも恋に落ちる準備ができているし、結婚も子供もいつでもOKよ、と心から思えた時、ふと隣を見たらそこにその方はいるかもしれません。陰ながら応援しております。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年10月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助塾」。 今回は、「結婚を控えているけど、家族が心配…」という、ゆいさん(27歳 福祉)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。■ゆい(27歳 福祉)のお悩みもうすぐ結婚を控えています。しかし、私の家族が心配という理由から、なかなか気持ち的に踏み切れずにいます。5年前に父が他界し、母と姉と妹がおり、姉は結婚し地方にいます。父が他界してからは私が実家にお金を入れ、なんとか生活している状況です。母はパート、妹は23歳ですが、今まで働いたことがなく家で家事をしています。働いてもらいたい気持ちはありますが、妹が外に出るのが怖いと言う気持ちがあるようでそれを理解し、強くは言えません。背中を押そうと何度か一緒に探そうと声もかけましたがうまく進みませんでした。結婚してもお金を入れるつもりですが、今までみたいにたくさん入れることが出来ません。私もずっと働いてきたのでそろそろパートに移行したい気持ちもあります。これからはあまり私ばかり頼りにしないでくれと言ったら母も妹も私から見捨てられた気持ちになるのではないかと思い強くも言えません。なにをどうしたらいいかわからず日々考えこんでしまいます。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりゆいさん、もうすぐご結婚なのですね、おめでとうございます。私も結婚経験者ですが、結婚前って幸せなのだけれど『決めること』『決心すること』『決断すること』が、次々押し寄せて来て、気持ちが慌ただしくなってしまい、心がどこか不安になりがちですよね…。ご相談を読ませて頂いたのですが、22歳から5年間もお父様の代わりに大黒柱となって、経済的にも精神的にもご家族を支えて来られたのですね。自分の買いたい物も欲しい物もグッと我慢することもあったのではないでしょうか、本当によく頑張られましたね。そして、そんな がんばり屋さんのゆいさんをお母様も妹さんもとても頼りにされているご様子なのですね。私は早くに相手家族と同居し、結婚して子どもたちを授かって、家族のために家族のためにと、ついついひとりでがんばって来たがんばり屋さんだったのですが、私が頑張れば頑張るほど、家族が『頑張らない』『頑張れない』ということが最近になってようやくわかりました。私が頑張って、頑張って役に立って活躍すればするほど、家族の 頑張る機会・役に立つチャンス・活躍の機会・自立のチャンスを奪っていたのです。そうです、私が奪っていたのです…。なので、私が頑張ること、私が役に立とうとすることをひとつひとつやめてみました。ついついひとりで頑張ってしまう癖が付いていたので、はじめは難しかったのですが、少しずつ少しずつ家族に頼って、任せて、放っておくことにしました。そして、私は、自分の人生を楽しむようにしました。そうすると、家族は、きっと嫌な気持ちになるだろうと思っていたのですが、それはまったくの私の思い違いだったようで、信じて頼って任せていた子どもたちは、のびのびいきいきと自立して行き、自分たちの望む遠くの大学へと進学して行きました。片意地を張って頑張っていた私は、なんだか呆気にとられて肩の荷が下り、楽になりました。何をあんなに頑なにひとりで頑張っていたのかしら! と。・自分を信じてもらえる・人の役に立てる・人に頼られる・自分に任せてもらえるこれって、自分の存在を認めてもらえたようで、とても嬉しいですよね。もしかしたら、この嬉しさを知っているから、お姉さんは思いきって地方にお嫁に行かれたのかもしれないですね。ゆいさんご自身が22歳から大黒柱をやって来たのだから お母様と妹さんもきっとできる、私も大丈夫だったのだからどうせ大丈夫と、まずちょっと信じてみてくださいね。そして、自分自身のためにも新しい家族との生活のためにも、また、今まで自分が頑張ることで奪って来たかもしれないご家族の活躍の機会・自立のチャンスを奪わないためにも勇気を出して、思いきって打ち明けてみてくださいね。・今まで、お父様の代わりに頑張って来たこと・結婚すること・長く働くためにパートに移行すること・実家にお金は入れないこと・大黒柱を任せることきっとビックリするお返事がきけると思います。ゆいさん どうぞお幸せになってくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年10月15日全国約451店舗を展開するシャトレーゼは、同店の原点である和菓子屋「甘太郎」創業者の、菓子作りに対する想いを継承した和菓子「菓心源助最中(かしんげんすけもなか)」を、9月7日より販売する。「菓心源助最中」は、上質な香り高い最中皮にじっくり3日間かけて炊きあげ、粒がしっかり残った丹波大納言の味わいが感じられる、ぜいたくな味わいの最中。京菓子の原材料として栄えた京都の周辺地域では、良質の小豆を栽培しようと各地の小豆を持ち運び、より優れた小豆の選抜を繰り返した。丹波大納言が生まれたのは江戸時代の1705年(宝永2年)で、当時は京都御所も多くの特徴を持った小豆を賞味し、「大納言は殿中で、抜刀しても切腹しないですむ」ところから、煮ても腹割れのないこの小豆を「大納言小豆」と名づけたといわれる。丹波大納言は京都、兵庫の限られた地域でしか収穫できず、年間収穫量は500トン以下と北海道の大納言小豆(約6万トン)に比べ1%にも満たない稀少品。北海道の大納言小豆は量産型で、寒さの中で育つようにと豆の皮が厚いのに対し、丹波大納言小豆は小収穫型で、豆の皮も薄く、大粒であることが特徴だ。今回発売される菓心源助最中は、白州名水で高級素材の丹波大納言をじっくり炊き上げ、うすい糖蜜で3日間ゆっくりと蜜をふくませ、やわらかく、ふっくらしたかのこ豆を、厳選された糸寒天と砂糖でじっくり練り上げたこだわりの最中餡(あん)。通常は炊き上げた小豆をすぐに練り上げるが、3日間じっくり糖蜜をふくませることで、やわらかく、粒がしっかり残り、つややかでふっくらとした上品な甘さの餡に仕上がるという。その最中餡の粒をつぶさず、最中種に餡をはさむことで、餡の粒が残り、大粒の丹波大納言小豆と香ばしい最中種の味わいが奏でる逸品に仕上がった。「菓心源助最中丹波大納言」が126円。カットした栗が入った「菓心源助最中栗」も同じく126円。シャトレーゼの創業者は、1955年、今川焼き風のお菓子「甘太郎」の店を山梨県甲府市に出店・創業。1964年にアイスクリーム業界に参入し「大和アイス株式会社」を設立し、1967年「株式会社シャトレーゼ」に社名変更した。お菓子を販売する「シャトレーゼ」ほか、ワイナリー、大型リゾート施設、ゴルフカントリークラブなどを展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日