レジェンドたむら(@onani_shun)さんがTwitterに投稿した、ちょっとしたハプニングに反響が上がっています。リノベーションをしてこれから新居とする自宅を見に来た、投稿者さん。中古物件のため、以前住んでいた人の荷物が残ってないかを管理会社を含めた数人で確認しました。…しかし、ある場所だけ確認するのを忘れていたのです!そこには、とんでもない忘れ物がありました。それがこちら。新居確認しにきたら前の人が焼いた芋が残ってたんだがwwwwwwwwwww pic.twitter.com/z97r5m1Elh — レジェンドたむら (@onani_shun) April 20, 2021 焼き芋、忘れていますよー!きっと、家を確認した全員が、魚焼きグリルに忘れ物があるとは想像していなかったでしょう。前の住人は、ここで芋を焼いたことをすっかり忘れていたのでしょうか。引っ越した現在も、気が付いていないかもしれませんね。とんでもない忘れ物は反響が上がり、驚きの声が寄せられていました。・斬新すぎる!いい感じに焼けた頃に、何か用事でもできたのだろうか。・引っ越し祝いかな?じわじわ来る…。・『ダイニング』メッセージかもしれない。この家は、リノベーションをするため、掃除はしていないとのこと。また、このキッチンも壊す予定だといいます。引っ越しをする時は、魚焼きグリルにも忘れ物がないかしっかり確認してから家に別れを告げるようにしたほうがいいかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2021年04月21日私は相当なうっかり者で、昔から忘れ物の多い子でした。前日から準備しておくという以前にそもそも頭の中からキレイさっぱり忘れている状態なので、いつも使うその場でようやく思い出してあたふたしていました。まぁ別に自分が困る分にはいいんです、自業自得だから…。■しかし子どものことは別問題!! でも娘の持ち物を忘れまくってしまうのは本当に申し訳ない!!!特に一旦全部持ち帰ってキレイに洗うものは、かなりの確率で入れ忘れてしまうんです。週明けに遊び用の外靴を入れ忘れてしまって、通園用の靴がぐちゃぐちゃになってしまった事が何度あるか…自分のミスで忘れるたびに娘が困っていると思うと本当にいたたまれないし申し訳ない気持ちでいっぱいになります。そしてとうとう一番やってはいけない事をしちゃいました。水泳セットを忘れてプールに入れなかった…!! しかもお迎えの時にみんながプールバッグを持っているのを目にするまで、忘れた事に気づかなかったっていう…うちの幼稚園はプールセットを忘れた場合も連絡はしないルールなので、娘は月に1度の大好きなプールを元気なのに見学する羽目になったわけです。■謝る私に娘が口にした言葉は… ママを責めるどころか楽しかったと言い張る娘に罪悪感MAX。 どんたけ優しいんだよキミはっ!!もっとママにプンスカ怒ってもいいんだよぉぉぉ!!優しくされればされるほど、自分が憎たらしくて仕方ないです(泣)自分のことならいくらミスってもいいけど、子どもにしわ寄せがくるなんて最低です。もうちょっとしっかりしないといけないけど、それができたら今まで苦労はしなかったわけで…。罪のない娘のためにも、何とかもう少しマシな人間になりたいと葛藤する最近の忘れ物事情なのでした。
2020年11月20日柴犬・ハルさんと暮らす、石原 雄(@K5dbZRmjNe77i5r)さん。ある日、石原さんは、庭にいたハルさんに「お留守番ね」と伝えて外出しました。しかし、しばらく歩いたところで、スマートフォンを忘れたことに気が付きます。「ハルさんに帰ってきたと勘違いされてしまう」と思いつつ、石原さんは自宅へと引き返すことにしたそうです。飼い主の帰宅に興奮した柴犬が…?先月おきた出来事犬に全力で轢かれた話 pic.twitter.com/oETODR8h3q — 石原 雄 (@K5dbZRmjNe77i5r) July 1, 2020 「ご主人〜〜〜〜!!!」小走りで玄関に向かう石原さんに、興奮したハルさんが突撃してきたのです!宙に浮くほどの衝撃を受けた石原さん。手首を負傷したり、頭が激しく揺れて脳震盪が起こったりしたものの、受け身を取ったおかげで頭を打たずに済んだといいます。身体を痛めた石原さんに対し、ハルさんはなんと無傷!引いているような表情のハルさんに「薄情だな!」といいつつ、「犬を無駄に興奮させてはいけない」と、教訓を得た石原さんでした。投稿には5万件以上の『いいね』とコメントが寄せられています。・申し訳ないと思いながらも、吹いてしまった!これは痛そう!・私は興奮した飼い犬に、頭突きをされたことがあり、悶絶しました。・私も愛犬に、まったく同じようなことをやられた経験があります。結構痛いですよね…。石原さんと同様、興奮した愛犬に巻き込まれ、痛い思いをした人が一定数見受けられました。石原さんの手首が、早く治ることを祈るばかりです![文・構成/grape編集部]
2020年07月03日幼稚園や保育園と違い、毎日の時間割に加えて学習用具も増え、持ち物の管理が課題になってくる小学生。「小学校に入ったら、忘れ物ばかり」「お友だちはこんなに忘れ物していないみたい」などと頭を抱えている親御さんの声もよく耳にします。だからといって、我が子のためと思って親がすべてを管理したり、また忘れ物しがちなことを悲観しすぎたり叱ってばかりいたりするようでは、改善の余地はありません。大人である自分だって忘れ物をすることはあるのだから……と大きな心で、原因と対策を考えていきましょう。忘れたことを責めるのはもってのほかうちの子は特別に忘れ物が多い子なのでは?と思い悩んでいる親御さんは少なくないと思いますが……そもそも、多くの子どもは忘れ物をするもの。そういうものだ、と割り切って考えることも必要です。何かに夢中になっていると、忘れ物をしてしまう子どもたちはたくさんいます。気を配らなければいけないことがたくさんあると、忘れてしまうこともあります。忘れてしまったことを叱るよりも、どうしたら忘れないか、考えることが大切です。(引用元:小笠原恵著(2011年),『うちの子、なんでできないの?親子を救う40のヒント』, 文藝春秋.)また、低学年の子どもの場合、子ども自身でも忘れ物を減らしたいとは思っているけれど、忘れ物をしないための対処法がわからず繰り返してしまうということもあります。だからこそ、好き好んで忘れ物をしたわけではないのに厳しく責められたら、子どもは「自分はダメな子なんだ」と自信を失くしてしまう場合があるので要注意です。忘れたこと自体がショックなのに、さらに叱責までされるのは、大人でも子どもでもひどく落ち込んでしまいますから。忘れ物対策が学力向上にもつながるもう小学生なのだから、勉強や運動、習い事などほかのことに意識を向けたいのに。忘れ物のことばかりで思い悩むなんて……と気落ちするのはもったいないことです。忘れ物への対策を練る時間は、決して無駄ではありません。「忘れ物をなくそう」という意識がウッカリすることやケアレスミスを減らし、忘れ物をしないようになることで、学習や物事への取り組みが積極的になり、先を読む力も養われ、子どもにとってプラス面がたくさんあります。(引用元:SHINGA FARM|忘れ物と学力は関係する!? 子どものタイプ別で正しい対応法をご紹介!)子ども能力開花くらぶ代表の田宮由美氏によると、忘れ物を減らそうとする努力は学力向上にもつながるのだそう。次の日の持ち物をしっかり確認する、朝にもう一度持ち物チェックをするなどが習慣化されると、テストのときも「最後に答えを確認しておこう」となるのです。いつも取りこぼしていたケアレスミスがなくなれば、テストの点数はもちろん上がりますよね。続いてご紹介する忘れ物対策は、学習環境を整える・親子での意識を高めるという意味でも有効なものばかり。具体策を講じて忘れ物が減った頃には、生活面も学習面もよりよいものになっているはずです。忘れ物をなくすために親子でできること東京学芸大学教育学部特別支援科学講座准教授の小笠原恵氏は、忘れ物も「子どもが大きく成長するチャンス」と言います。「次はどうしたら失敗しないで済むか、具体的に教えてあげることは、ただ叱るより有効な場合が多くあります」とのこと。忘れ物ばかりする子どもを叱るよりも、どうすればいいのかを教えたり一緒に考えたり、親子で具体的に策を練って実行に移してみましょう。■朝に持ち物を点検できるくらいの余裕を持つ夜にしっかりと準備をしていたとしても、朝になって時間に追われドタバタと玄関を出るようでは、忘れ物をする可能性も大きくなります。ランドセルの中身はそろっていても、上履き袋を持って出るのを忘れたり、体操着袋を置いていってしまったり。玄関を出る直前にもう一度手荷物を確認することができるくらいの時間の余裕が必要です。■日頃から整理整頓を心がける机の周りやランドセル置き場などは、定位置を決めたり、学習教材を教科ごとに分類したり、よく使うものが取り出しやすいようにしておいたりということが重要です。見た目上はスッキリしていたとしても、重要なプリントが適当なノートに挟まっていたり、毎日のように学校に持っていく教科書が引き出しの奥に入っていたりするようではNG。一度親子で片付けをしながら、いろいろな物の置き場所の見直しをしてみるのもいいかもしれません。■否定的な言葉を使わず、頑張っていることを褒める日頃から「いつも忘れるんだから」「うっかりしてばかり」などという決めつけの言葉は使わないようにしましょう。親がそう言い聞かせることで、子ども自身が「自分は忘れ物ばっかりする子どもなんだ」と思い込んだり、周りからもそのような先入観で見られるようになったりしてしまうことも。ただ忘れ物をするだけの事実よりも、その思い込みから脱却することのほうが、子どもにとっては困難なもの。「忘れ物しないように、最近頑張っているね」など、前向きになる言葉かけを心がけましょう。親が学校まで届けるかどうかは臨機応変に子どもが登校したあとに忘れ物をしたことに気がついたら、届けるか届けないか……。悩みどころだと思いますが、届けてしまえば、忘れた当人は「次は忘れないようにしよう」という意識が低下します。保育士として15年以上保育業務に携わる市川由美子氏は、「忘れ物をすると自分が困るといった経験をしておかないと、『忘れ物をしないぞ』という責任感が芽生えません。とはいえ、忘れ物の種類によっては、届けてあげないと周りに迷惑がかかる物もありますので、臨機応変に対処しましょう」と言っています。お弁当や水筒などの貸し借りができない必需品や、衛生的に困るものなどは届けないと大変なことになりますが、教科書などは隣の席の子に見せてもらうなどして切り抜けられます。また、上履きや体育の帽子などは、学校側が忘れた子ども用に用意している場合も多いものです。事前に「もしも忘れてしまったら」の対処法を親子で確認し合っておく、というのもいいかもしれません。肯定し、前向きに捉えることも大切忘れ物の原因と対策についてまとめました。親があまりにも思い詰めたり、子どもへの関わりが忘れ物のことばかりに集中しすぎてしまったりするのは、親の精神衛生上もよくありませんし、親子関係を悪化させる原因にもなりかねません。花まる学習会代表でNPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長の高濱正伸氏と、花まるグループ西郡学習道場代表の西郡文啓氏は、共著書『ちゃんと失敗する子の育て方』で、「しょっちゅう忘れ物をするのは『それくらい抜けているほうが、世の中生きやすい』というように、注意したくなるようなことも見方を変えれば『良いところ』かもしれません」と述べています。心配だからと言って、子どもの人生の道筋をつけてやったり、親の言う通りに生きて行くように育てたりすることが親の役目ではありません。めざしたいのは、子どもが自分で考えて正しい道を選択できるように、失敗しながらも自力で立ち上がって歩いていけるようにすること。もし「自分は心配しすぎる傾向にあるかも?」と思ったら、いっそのこと、ちょっと子どものことを考えるのをやめてみましょう。(引用元:楠本佳子(2016),『12歳までに「勉強ぐせ」をつけるお母さんの習慣』, CCCメディアハウス.)そして忘れ物をせずに過ごせた日は子どもにとって「あたりまえ」の日ではく、花マルの日。「今日は忘れ物しなかったね」と褒めてあげれば、忘れ物で困ることもないだけでなく成功体験だと認識するようになり、忘れ物をしないよう自発的に心がける姿勢を見せてくれるようになるはずです。***「子どもの忘れ物だけに目を向けるのではなく、整理整頓を促したり、日頃から関心を持ち、親子の会話があれば、持ち物や授業に必要な教材などについて、忘れることを予防できるはず」と言うのは、前出の田宮由美氏。親子のコミュニケーションを密に取りながら、少しずつ忘れ物を減らして自立へとつなげていけるといいですね。文/酒井絢子(参考)All About|子どもの忘れ物が多いのは親の責任?! 親子の会話3STEPで忘れ物対策ベネッセ 教育情報サイト|子どもの忘れ物、防止するコツとやってはいけないこととは?SHINGA FARM|忘れ物と学力は関係する!? 子どものタイプ別で正しい対応法をご紹介!楠本佳子(2016年),『12歳までに「勉強ぐせ」をつけるお母さんの習慣』,CCCメディアハウス.小笠原恵(2011年),『うちの子、なんでできないの?親子を救う40のヒント』,文藝春秋.高濱正伸・西郡文啓 (2018年),『ちゃんと失敗する子の育て方』,総合法令出版.
2020年04月08日「自分の身の回りのことは自分でする」のが当たり前になる小学生。わが家でも息子が小学校に入学後は、本人に翌日の準備をさせ、私が忘れ物チェックをしていました。しかし、あることがきっかけで、その確認を止めました。今回の記事では、わが家が忘れ物チェックを止めた理由と、その結果起きたことについて紹介します。持ち物準備は自立への第一歩小学生は、幼稚園時代に比べ、「自立」を意識して行動することが多くなります。持ち物の準備はその代表例です。息子が幼稚園に通っている間は、私が常に登園準備をしていました。小学校に入ってからも、しばらくは息子が準備したものが足りているか、忘れ物はないかを確認していたのですが、ある日ふと思ったのです。「準備できていないものが多すぎる…」このままでは息子は、いつまでたっても忘れ物をしていることに気づかないのでは?そう思った私は、ゴールデンウィークが明けて数日後、あえて忘れ物チェックを止めてみることにしました。同時に、担任の先生にも、「息子の忘れ物グセを直すため、少し様子を見たい」と伝えました。あえて失敗させると、忘れ物はなくなる!?息子の小学校では、連絡帳に自分で翌日の持ち物を書きます。そして、忘れ物があった場合は、その日の欄外に忘れたものを赤字で記載するルールになっていました。私が確認を止めてからというもの、下敷き、鉛筆の削り忘れなど、赤字で連絡帳の枠が埋まる日が続きました。2週間ほど過ぎたある日、息子は赤白帽子を忘れたため、大好きな体育の授業に参加できませんでした。息子もさすがにとても落ち込んだようで、連絡帳には先生から「とても悲しがっていましたよ」とのメッセージがありました。その日の夜、息子と話す時間を設けました。・忘れ物をすると、自分が困るし、相手に迷惑をかけることもある・毎日決まっている持ち物は、チェックリストを作って家の目立つところに貼る・当日の朝はバタバタしていて確認できないので、前日の夜にチェックリストと連絡帳を確認するこれらはもちろん入学当初にも話していた内容ですが、残念ながら本人にはそこまで大事なことだという認識はなかったようです。今回、自分が辛い経験をしたことで、やっと覚えてくれる気になりました。なお、毎日決まっている持ち物のチェックリストは、写真のような感じでダイニングスペースの壁に貼っています。最初は私が作成していましたが、息子がひらがな、カタカナを書けるようになった段階で、自分で書いてもらうようにしました。コピー用紙に直接文字を書き込んでいるだけなので特に工夫はないのですが、このリストを指さし確認しながら日々チェックするようにしています。ボロボロになったら、その都度書き直しています。早めの対策が吉!忘れ物は少しずつでも減らしていこうわが家の場合、息子の忘れ物グセについて、小学校入学後に「直すのには時間がかかる」と気づきました。一度注意されればすぐ直るものだと甘く考えていたのですが、入学当初の1か月では、何度指摘しても直らず、本人が気にしている様子もなかったのです。それはきっと、私が先回りして忘れ物がないようにすべて用意してしまっていたからだと思います。幼稚園の頃から過保護にならずに、「自分のものは自分で準備する」環境をもっと用意しておけばよかったというのが反省点です。5月に忘れ物フォローを止めて以降、6月には週に2-3回、7月には週に1回程度にまで忘れ物をすることが減りました。1年生が終わる間際の今は、忘れ物がゼロではありませんが、月に数回あるかないかです。また、忘れ物チェックが定着してくると、息子のほうから「〇〇の申込書は?」「音読カードにママの名前書いてくれた?」と声をかけてくれることが増えていきました。体育での失敗経験から、「忘れ物してはいけない」という意識が息子の中にも芽生え、少しずつ自立の心も芽生えてきたのかなと親としても頼もしく感じています。子どもの忘れ物グセを直すのは、思った以上に根気が必要!ぜひ親子で早めに対策をたててみてください。<文・写真:ライターnanahi>
2020年03月02日部屋に置いてあるもの以外に、宿泊施設のフロントに頼むと借りられるものがあるって、みなさん知っていますか?浴衣やアメニティ以外で、「これも!?」と意外に思うものをピックアップしてみました。ぜひこれからの旅行の参考にしてくださいね。乾燥した部屋でもゆっくり寝られる「加湿器」お部屋に空調やエアコンをつけっぱなしで寝ると、肌やのどが乾燥してしまいますよね。多くの宿泊施設では、加湿器の貸し出しをやっているので、借りてみるのも◎。枕元に置いて寝てみると、翌朝のどがイガイガせずに済むかもしれませんよ。女性にうれしいサービス「美顔器」「ヘアアイロン」など一般的なシティホテルやビジネスホテルなどでは、ヘアアイロンをよく貸し出ししています。また、女性向けのサービスに特化したホテルでは、美容に関する電化製品の貸し出しを行っているところも!忘れても安心「携帯充電器」「携帯の充電器を忘れた!」となると、結構ショックを受けますよね。決して安いものではないから、コンビニで買うのもはばかられるもの。そんなときは、ホテルで充電器の貸し出しをしていないか尋ねてみましょう。ホテルによっては、スマートフォン自体を貸し出ししているところもありますよ。緊急時も対応「ソーイングセット」「シャツのボタンが取れた」「子どものズボンが破けた」なんて衣服のハプニングは、旅行中にはつきもの。そんなときは、フロントでソーイングセットが借りられます。家に帰ってからではなく、今すぐ直しちゃいましょう!寒いときは我慢せずに「ヒーター」大抵、宿泊する部屋に暖房は付いているものですが、それでも寒いときはヒーターを貸し出ししているところがあるので確認を。また、寝るときだけ寒さが気になるなら、毛布の追加貸し出しが可能なところもありますよ。熱があるかもと思ったら「体温計」「体調が悪い」と思ったら、体温計の貸し出しをやっている宿泊施設もあるので借りてみてはいかがでしょうか。薬事法上、ホテル側で薬は出せませんが、お願いすれば氷を入れた袋などをサービスしてくれるところもあるので、まずは相談してみましょう。歩くのがツラい家族がいたら「車いす」バリアフリー化されている多くの宿泊施設では、車いすを貸し出ししているところがあります。怪我などで歩くのが困難になってしまったご家族やご友人がいたら、我慢せずに、車いすで移動してみてくださいね。突然の雨でも憂鬱になる必要なし「傘」フロントでは、傘の貸し出しをしているところが多くあります。天気予報が外れたり、急に天気が変わることがあったら、ぜひフロントに相談してみてください。旅館だと、風情のある和傘を貸してくれるところもありますよ。暇な時間も盛り上がる「ボードゲーム」「テレビゲーム機」など宿泊施設によっては、ボードゲームやカードゲームなどの貸し出しを行っているところが多くあります。空いてしまった時間があったら、借りて友人やご家族と遊んでみてはいかがでしょうか。中には有料でテレビゲーム機の貸し出しをしているところも。宿泊先で貸し出ししていないか、ぜひチェックしてみてくださいね。宿泊施設のサービスを知ってお得な旅を部屋に置いてあるもの以外で、宿泊施設のフロントに頼むと借りられるものの一部をご紹介しました。忘れてしまって困ったときや、荷物の量を減らしたいときなど、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。ご紹介したものは宿泊施設によって借りられない場合がありますので、ご利用前に必ず宿泊施設の予約サイトや電話で確認してみてください。みなさんの次の旅行が少しでもステキなものになりますように♪宿泊や国内ツアーの予約は〔楽天トラベル〕をチェック!
2019年10月17日旅行先で替えの下着を忘れてしまった経験はありませんか?今回は、そんなときに使える、便利な旅行の知恵をご紹介します。手洗いした下着も、次の日の朝までに乾かせますよ。ぜひ参考にしてみてください。替えの下着を忘れてしまったら、迷わず手洗い!旅行や出張で、うっかり替えの下着を忘れてしまっても、ホテルにあるもので手洗いして、朝までに乾かすことができます。まずは、手洗い。ホテルにはだいたい石鹸があるので(なければボディーソープでも可)、洗濯洗剤代わりに使って手洗いしていきます。朝までに乾かす方法!洗った後に問題になるのが脱水ですよね。朝までに乾かすとなると、ある程度水分を絞らないといけません。そこで、ホテルの部屋に必ずあるタオルを使います。まずは、乾いたタオルの上に手で絞った靴下を広げて、次に、端からクルクルと海苔巻きのように巻いていきます。巻きおわったら、左の写真のように雑巾を絞るようにひねるか、右の写真のように半分に折って上に重しを置いてしばらく待てばOKです。これで、部屋干しでも乾くレベルまで脱水できます。脱水できたら、あとは、ハンガーなどにかけておけば朝には乾いているはずです♪下着に限らず、水着などの脱水にもオススメです。手洗いで済ませれば、荷物もコンパクトに!今回は、旅行先で手洗いした下着を、朝までに乾かす知恵をご紹介しました。替えの下着をつい忘れてしまったときに助かるのはもちろん、手洗いできれば、下着をたくさん持っていかなくて済むので、荷物をコンパクトにしたいときにも活用できます。みなさんもぜひ試してみてください。宿泊先や国内のツアーは〔楽天トラベル〕をチェック♪
2019年10月17日我が家の子どもたちは常に「あれがない!」「これがない」と叫んでいるような気がします…。夏休み前のエピソードなのですが宿題をやろうした次女が…!?筆箱がないのは困る!学校でも家でもつかうんだし…。探しても探してもないので、これは学校に忘れてきたのでは?やっぱりなかった~。失くしたものが筆箱なので、買い替えない訳にもいかず…。でも失くしたら買ってもらえるとは思われたくないわけで!ここはシンプルで使い勝手はいいけど、次女の好みではなく、でも使うことは拒否しない…そんなギリギリの筆箱を買うことにしましょう!まあやっぱり喜んではいたのですが…。「これはお母さんの筆箱で、貸してるだけだからちゃんと自分の筆箱を探しなさい」と念を押すことに…。その1週間後…予想もしないところから発見された、次女の筆箱…。やっぱり家の中にあったんだ~~!!
2019年08月17日今回は我が家の上の子チーム《小学生》のお話です。小4の長男小2の長女小1の次男3人の小学生がいる我が家。そんな我が家が度々直面するのが『忘れ物問題』です。元々の性格にもよると思いますが、長女は言われなくても自分から前もって用意をするタイプです。そんな長女に対して言われても用意せず、頻繁に忘れ物を繰り替えす長男&次男。長男が初めて小学校に入ったときは、忘れ物や失敗をしないように先回りして色々手をかけすぎていた私。しかし、色んな方の話を聞くと《失敗も経験させたほうがいい》という意見が多く…『実際に失敗することで、今度からは自分で注意するようになる』という事を期待して、本人に任せるようにしました。忘れ物をして困った経験を繰り返すうちに、自分でも気をつけるようになるだろうと思っていたら… 長男の性格が『まあ、どうにかなる!』というタイプで、今もガッツリ忘れ物してます(笑)考え方によっては、《忘れ物をしたとしても慌てず動じず、その場で臨機応変に行動できている…》とも考えられるのですが困るのが『お手紙』の問題。本人の自主性に任せすぎていると一向に手紙が私の手元に届くことなく、気がつくといつのものか分からない手紙の山…(大体はぐちゃっとなってる)その手紙の中に『とうの昔に先生に提出されているはずの手紙』が混ざっていたときなんかもう… 今年から1年生になった次男。初めてということもあり最初の頃はお手伝いをして慣れてきた頃に自分で用意をさせてみると…どうやら次男も長男タイプのようで、ちょこちょこ忘れ物をし、お手紙も促さないとなかなか出してくれません(笑)口や手を出しすぎても良くない。しかし任せきりにしすぎるのもちょっと…。親としての願いは『子ども本人の自立と自活』。小学生ともなれば『見守る』と言うこともとても大事になってくると思うのですが、そのあたりの線引きに日々悩んでおります。これからも周囲の意見を参考にしながら、試行錯誤やっていきたいと思います!!
2019年06月26日幼稚園が半日保育の日。家の冷蔵庫が空っぽだったことを思い出し、幼稚園の帰りにコンビニに寄ってお昼ごはんを買うことにしました。商品を選び、いざレジでお会計をしようとしたところ、財布がないことに気づき…。■コンビニに救世主現る!レジで困っていたところ、見たことのある後ろ姿が目に入ってきました。私はカバンの中身を入れ替えることが多いのですが、財布を入れ忘れたのをすっかり忘れていたのです。入園してまだ1週間…、コンビニで挨拶をする程度のママに「お金貸して」なんて声をかけられるとは夢にも思わなかったでしょう(汗)快くお金を貸してくれたママにはただただ申し訳なかった…!!!借りたお金は翌日お礼のお菓子と一緒に返し、そのあと同じ過ちは繰り返すまいとスマホに電子マネーアプリをインストールしたのでした。
2019年06月12日子どもの忘れ物対策、どうしていますか?今の時期は、新調しなくてはならないものや、サインして提出しなくてはならないものも多いですよね。これらすべてを母親がひとりで管理して、忘れ物がないようにするのは、かなりの労力だと思います。ちなみに現在10歳の娘と、7歳の息子は、ほとんど忘れ物をしません。それは筆者が「ダメ母」であるがゆえなのです。娘の幼稚園スタート、あれもこれも忘れてしまう…新しい生活が始まった4月。入園した娘はたくさんの手紙を持ち帰ってきました。筆者は、それらの手紙をきちんと読み込まず、スタート時から数々の忘れ物をさせてしまいました。幼稚園での芋掘りで軍手忘れる大失敗数々の忘れ物のなかでもいまだに話題になるのが、芋掘りの軍手のこと。園バスから、開口一番「軍手がなかった!」と叫びながら降りてきた娘。その日は、園内の小さな畑で、小さなお芋を1人ひとつ掘るイベントがありました。入園説明会で先生から「ほんの少し土を触るだけなので、砂場遊び用のプラスチックのシャベルを持参してほしい」と聞いていました。しかし、その後の園からのお知らせの手紙に別途持ち物として、「軍手」が書かれていたのです。話を聞いていたのですっかり油断して手紙を見ていませんでした。娘は悲しんでるわけでも、怒っているわけでもなく、ただただ、初めての集団生活で自分だけ必要なものを持っていなかったことに、とても衝撃を受けていました。そして、「私の持ち物を確認する意識はここから芽生えた」と、娘は言います。明日の持ち物を私に伝えて来るようになった娘その後も、忘れ物やミスをちょいちょい犯してしまう母。遠足の際には体操帽子と麦わら帽子を間違えて持たせ、工作で使用する牛乳パックを用意し忘れ、園に提出しなければいけない手紙を忘れ…。その様子を見ていた娘の中で、何かが芽生え、育っていったのでしょう。年中になったある日のこと、私に明日の持ち物を伝えてくるようになりました。今では提出物とともにボールペン、ハンコを持ってくるように幼稚園時代から「持ち物の管理は母に任せておけないのでは?」と気がつき始めた娘。現在は、必要な道具は自分で準備し、家の中にないものは私にメモを書いてくれるようになりました。提出しなくてはならないプリントは、持ち帰ったその日にボールペン、ハンコとともに私のところへ持ってきます。そして息子は、それをずっと見てきて、母はまったく信用ならないと思っていたのでしょう。幼稚園入園直後から持ち物を告げてくるようになりました。最近では朝の支度で慌ただしくしている私を見て、前日に学校の準備だけでなく、着ていく服まで並べてあるときがあります。ダメ母を育てたのは完璧主義のお母さん私はなぜ忘れ物やうっかりミスが多いのか?その始まりを考えると、私を育てた母に行き着きます。彼女はすべて先まわりして準備してくれるタイプでした。そのせいなのか、私は自分自身で予定の把握をしたり、持ち物の準備などをするのが、いまだに苦手です。誰かがやってくれると心のどこかで考えてしまうクセが抜けないのです。そんな私を見て、子どもたちは自分自身で考え、準備を整えるようになりました。忘れ物をさせないよう管理するのは親の役目だと思いますが、最近は結果オーライで、こんなパターンがあってもいいのではないかなと思っています。子どもの自立心を育みたいなら、ほんの少し手を抜いて、少しだけ困った体験、失敗した体験をさせていくのもありなのかもしれませんよ。<文・写真:フリーランス記者あんぱんだYO>
2019年05月10日■雨の日の夜、息子から驚きのひと言「子どもが学校で困るとかわいそう…」と思って、ついつい手を出してしまいがちですが、それが日常化しまくって感謝の心まで忘れてしまうのはナシですよね…。■連絡帳とルール作りで忘れもの対策!私がフォローしてしまうので「ママがなんとかしてくれる」って思ってるっぽいぞ…と、これまでフォローしすぎたことを反省。最低限のフォローにして、ルールを作り、忘れ物は自己責任にしました。最近は怒られて気が引き締まったのか、事前に言ってくれるようになりましたが…まだ不安。ずっと続いてほしいなと思います。
2018年11月09日専門家・プロ:陰山英男質問小5の息子が忘れ物や時間を守れないので困っています。とにかく忘れ物が多く、掃除当番などを忘れて帰ってしまったということもありました。時間も守れず、塾や習い事などにもよく遅刻しています。絵を描くことやゲームなど、好きなことをしていると集中しすぎて、時間を忘れてしまうようです。わたしが働いているので、塾や習い事がある日は、携帯のタイマーが鳴るようにセットしてみましたが効果はありませんでした。お友だちと遊ぶことよりも、一人でいるほうが好きですし、学校の行事などにも消極的で、協調性があまりないようです。好きじゃないことは、できるだけやりたくないという傾向が強く、夏休みの宿題もギリギリまでやる気配がありませんでした。小さいころからそういう傾向はありましたが、成長すれば改善するのではないかと思っていました。もしかしたら、発達障害なのではないかと思うこともあります。担任の先生には「そこまで心配しなくてもいい」と言われましたが、やはり心配です。カウンセリングを受けたほうが良いのでしょうか?また、ほかに改善する方法がありましたら教えてください。回答極端な忘れ物でお悩みですね。その内容を読みながら、わたし自身の子ども時代みたいだと思わず笑ってしまいました。わたしも子どものころから極端に忘れ物が多く、ずっと先生に叱られていました。そしてそれは大人になっても直らず、最近は何か忘れたとき、「歳からくる健忘症かな」と言うと、家族から「以前からずっとそうだった」と突っ込まれます(笑)。ネガティブに考えずに、対策を立てましょう天才的な野球選手である長嶋茂雄氏も忘れ物がひどく、野球場に子どもを連れて行っておきながら子どものことを忘れて、ひとりで帰宅したというのは有名な話です。ですから、お子さんのことはネガティブに考えないことが一番だと思います。人には長所短所が必ずあります。なかには、そう簡単には直らないような欠点をもつ場合もあるでしょう。また学校の先生も大丈夫と言っておられるなら、障害かどうかと心配されることもないと思います。それよりまず大切なのは対策です。メモを取る習慣とその時間を確保することわたし自身が忘れ物対策としてやっていることは、ことあるごとにメモをし、それを何回も見ること。メモはいつも持ち歩いているカバンの決まった箇所にしまい、毎朝、電車に乗ったらそこからメモを取り出してチェックする。このように、習慣にするための環境をつくっているのです。でも、そうは言ってもそれがなかなかできないからこそ、悩んでいるわけですよね。なぜそれができないか?それはメモをしたり、それを見る時間が確保されてないからではないでしょうか。本当に大切なのは、この時間の確保なのです。そのためには、朝食や夕食というような毎日決まった時間の前後に、今日明日中に必ずやることとあわせて、メモを書いたり、そのメモを読んだりする時間を確保するといいでしょう。その時間の確保がないままメモの重要性を子どもに伝えても、言いっぱなし、聞きっぱなしになってしまうのです。ひとりの時間を減らすことも忘れ物防止に最初はメモ帳に自分で書くことが難しい場合もあるでしょう。それならメモも工夫をして、自分のメモ帳に書かせるのではなく、冷蔵庫などに付箋で掲示してみたり、リビングにわが家の掲示板を用意し、そこに予定を書き込んだりするようなところから始めるのもいいでしょう。こうすれば家族全員で予定などを確かめる時間を作ることになりますから、家庭内全体の日程を確認することもできます。日程の確認が自分だけのことではなく、家庭のものとなる分、習慣化しやすくなります。気になったのは、ひとりでいることが多く、絵を描くことやゲームなどをしていることが多いということです。お子さんは、ひとりでいることに慣れて、それが心地よくなってしまっているのかもしれません。すると、どうしても自分の都合で動くことになりますから、忘れ物が増えます。休日などには友だちと外で体を動かすように促すことも、意外と忘れ物を減らすことにつながるかもしれません。友だちと遊ぶ時間が楽しみになってくれば、その予定を確かめることも楽しいことになるでしょう。最後に、確認の時間を取り習慣化に成功した、わたしの経験をひとつ。わたしは仕事でよくホテルに泊まるのですが、朝、部屋から出るとき、必ずといっていいほど、エレベーターのある方向とは違う方向に歩き出していました。そして、その理由を「方向音痴だから」と自分で思っていたのです。しかし、今はそうしたことはほとんどありません。なぜなら今は、最初部屋に入るとき、エレベーターからどう歩いてきたか、部屋の前の廊下ではどんなものが見えたか、確かめるようにしているからです。面倒でもその時間を必ずつくります。そして、出るときはすぐに歩こうとせず、入ったときのことを思い出してから歩き出すようにすることで、違う方向に行ってしまうことがなくなったのでした。このように、大人になってからも習慣づければ、解決することができます。お子さんもメモを取ることが習慣になり、困ることが減ってくれば、忘れっぽい性格をどう補うか、自分でも考えるようになるでしょう。最終的に困るのは本人なのですから。陰山英男(かげやまひでお)1958年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒。兵庫県朝来町立(現朝来市立)山口小学校教師時代から、反復学習や規則正しい生活習慣の定着で基礎学力の向上を目指す「隂山メソッド」を確立し、脚光を浴びる。2003年4月尾道市立土堂小学校校長に全国公募により就任。百ます計算や漢字練習の反復学習を続け基礎学力の向上に取り組む一方、そろばん指導やICT機器の活用など新旧を問わず積極的に導入する教育法によって子どもたちの学力向上を実現している。近年は、ネットなどを使った個別の小学生英語など、グローバル人材の育成に向けて提案や実践などに取り組んでいる。2006年4月から立命館大学教授(立命館小学校副校長 兼任)に就任。現在は、立命館大学 教育開発推進機構 教授(立命館小学校校長顧問 兼任) 。全国各地で学力向上アドバイザーなどにも就任し、学力向上で成果をあげている。また、北は北海道,南は沖縄まで、全国各地で講演会を実施している。過去には、文部科学省 中央教育審議会教育課程部会委員,内閣官房 教育再生会議委員,大阪府教育委員会委員長などを歴任。著書多数。Webサイト
2018年09月12日みなさんは、家族や家庭内の問題について、どのように解決を図っていますか?わが家には今年小学生になった息子がいるのですが、この息子がしょっちゅう忘れ物をするという問題に頭を抱えていました。そこで突発的にやってみたのが“家族会議”。わが家ではこれを機に、家族会議を月1実施するようになりました。今回は初めての家族会議の様子と、効果についてお伝えします。息子の忘れ物問題を家族会議にかけることに家族会議を行う前は、母である筆者が1人で悩んでいました。母親が一緒に準備をしたほうがいいのか、持ち物リストを作って1人で準備させたほうがいいのか、忘れ物をして困るのは自分自身だから、放置して自分で気づかせるのがいいのか…など、どうするのがベストなのか答えを出せずにいました。そのうちに、そもそも息子の問題を母親がなんとかしようという考え自体に違和感が…。そこで思いついたのが家族会議です。家族全員で問題をシェアすることによって、新しい考えがでてくるのではないかと思い、急きょ家族会議を開くことにしました。会議はいつもとは違う雰囲気で「今日は会議で遅くなるんだよ」と普段から父親に聞いていたので、会議というワードには敏感だった息子。家族会議と聞いて、大人の仲間入りを意識したのか、なんとなくうれしそうにしていました。みんなにお茶を配り、ホワイトボードとノートを用意して開始です。「家族会議1回目のテーマは、息子の忘れ物対策についてです!」このようにあえて敬語を使うことで、普段の会話とは違うということを演出しました。発言をするときは挙手、発言中にほかの人は口を挟まない、などその場でルールを決めながら行い、出てきた意見はノートに書きだしました。最終的な決断は、問題を抱えている息子自身に委ねました。息子が選んだのは「家を出る5分前に、母親が最終チェックをする」というもの。これは息子自身が提案した意見です。これで解決しない場合は、また次回の会議で話し合おうということで話を終えました。会議で得たもの今回の会議では、3つの効果を感じました。1つ目は、当初の目的だった問題の解決ができたこと。ひとまず一件落着です。2つ目は、冒頭で触れたように、家族の問題を家族間でシェアできること。問題が小さければ小さいほど、子どもと母親で完結してしまいそうですが、普段学校での話を聞くことの少ない父親も、会議に加わることによって様子を知ることができたようです。3つ目は、子ども自身が考え、決断できたこと。親が先まわりすることなく、子ども自身に問題意識をもたせることができ、また結論を子どもに出させることで、責任感につなげることができた気がします。自分で決めたことと、親に指図してやることでは、大きく意味合いが異なるのではないでしょうか。なお、わが家には息子のほか、4歳の娘と0歳の赤ん坊がいるのですが、4歳の娘は早々と飽きてしまいました。会議を行うには、それなりの年齢でないと難しいようです。今は月に一度家族会議を実施し、その時々でテーマを変えて楽しんでいます。キャンプの場所選びなどは娘も話に加わってきますし、子どもの意見をとり入れると意外と見えていなかったことが見えてきたりもします。「子どもがいつも遊んだものを片づけない」「パパが脱いだものをそのままにする」など、家庭内に悩みがあれば、一度家族会議で話し合ってみてはいかがでしょうか?<文・写真フリーランス記者:沖田かへ>
2018年08月29日家を出た直後に忘れ物に気づいて慌てて戻ったりすることはありませんか?あるいは、玄関で靴を履いた後に忘れ物に気づくというのもまた「なんで靴を履く前に思い出さないかな〜」と肩を落としてしまいがちな事例です。でも、忘れ物って、そういうものなんですよね……。急いでいるときや、小さいお子さまがいると、わざわざ荷物を取りに戻るのが面倒くさいですよね。忘れ物をしないようにするためには、どんなアイディアがあるのかを筆者の知り合いにリサーチしてみました。■ 実践しているアイディアは?早速、忘れ物をしないように、どのようなアイディアを実践しているかをご紹介します。「下駄箱に、ポケットティッシュやエコバッグなどの収納スペースをもうけておくと良いですよ。小物類は忘れがちなので」(30歳/パート) 「デジカメの充電器はバッグ置き場の脇のコンセントを使用しています。バッグに入れて持ち歩くものは、なるべくバッグのそばに置いておくのがバタバタしている時でも忘れないためのコツです」(35歳/フルタイム)「私はハンカチを忘れやすいのですが、忘れると実際かなり困るんですよね。だから服や鞄と一緒に収納しています」(36歳/フルタイム)■ 毎日通る「動線上に定位置を確保」することがポイント働くママさんのアイディアを見てみると、ある共通点が浮かんできました。それが“動線上に物を置く”ということです。支度をして出かけるまでの間に通る道を思い出してみてください。自室から玄関まで、もしくはリビングから玄関までなど、もちろん例外はあるでしょうが、多くの場合は出かけるまでに使う経路はほとんど同じなのではないでしょうか。その動線上に、外出に必要なものをどんどん設置していってみてください。その時、目に入るところに置き場所を設けるということも重要です。ちなみに筆者は、自室で着替えとメイクをし、洗面所に立ち寄ってから玄関に向かうことが多いのですが、通り道(廊下や玄関)にものを移したら、以前よりも忘れ物が減りました。チンク / PIXTA(ピクスタ)特に顕著だったのは、出かける直前に吹きかけるスプレータイプの日焼け止めを忘れなくなったことでしょうか。khukri / PIXTA(ピクスタ)以前は頻繁に忘れてショックを受けていましたが、玄関に移してからというもの、ほとんど忘れることはなくなりました。いかがでしたか?動線を意識するだけで、忘れ物に気づいて戻るという面倒くささは格段に減るはずです。物の置き場が定まっていなかったり、あちこちにうっかり置き忘れてしまうような人は定位置を決めるところから始めてみると良さそうですね。ぜひ試して、効果を実感して!
2018年06月27日もはや見慣れてしまった「忘れ物」にまつわるやりとり…Upload By ラム*カナわが家では、この春次男の入学式があり、兄弟そろって同じ小学校に通い始めました。年度初めは学校でもいろいろな準備や手続きがありますが、そのなかの一つに集金があります。最初の集金ってわりと金額が大きいですよね。1円単位までと金額が細かく、お釣りがないように提出しなければなりません。数日しかない締め切りまでに急いでピッタリ用意したかったので、兄弟それぞれの集金額を早く知りたくて長男のプリントを急かしたんですが…。Upload By ラム*カナはい、よく見る光景です。そしてこれまたよく言う「入れたはずなんだけどなー」というセリフにも要注意。入れたつもりの記憶にいつの間にかすり替わってしまい、実際は入れていないというこの現象。自信を持って“入れたはず”と思い込んでいるせいで、見直しをしなくなってしまい、忘れ物につながってしまうんですよね。それだけではありません。忘れ物は1日一つ、とは限らないUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナプリントの話からわずか10分後のことです…。整理整頓も苦手な長男は、物を紛失してしまうことも多々あります。ランドセルにも学校の机にもお道具箱のなかにもないなんて…!はぁー、どうしたもんだかなぁー、と頭を抱えていた私でしたが、翌日が運よく授業参観だったので机のなかを覗ける機会を得られました。これぞ奥の手!?直接確認できる、授業参観の日!Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナ心の声「あるじゃん!!」Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナ心の声「あるじゃん!!」長男の忘れ物が多い原因にはいろいろあると思います。・入れたつもりになってしまう・探しかたが下手(視界に入っているのに見つけられない)などなど…。今回はたまたま授業参観があったから私が探せる機会がありましたが、いつもはそうはいきません。先生に特性は伝えてあるので気にして見てくれてはいますが、これからはやはり長男自身が身の回りのことをできるようになることが、どうしても必要です。何か方法はないものか…と考え、ひとつ試してみることにしました。学校に着いてから必ず見るであろう連絡帳に目立つように書いてみたのです。Upload By ラム*カナ「連絡帳に書いた物、しっかり入れてね」と口頭で伝えただけでは、どうしても頭にとどまりにくいタイプなので、視覚的に刺激できるよう書いてみました。毎日ページが変わるので、その都度私もイラストを書き換えて楽しみながら伝えています。これをし始めてからは、忘れ物がぐんと減ったので、少しずつでいいから長男の力になってくれたらいいな、と思っています。
2018年05月16日小学校の懇談会で先生がおっしゃいました。「親心としてはつい『もう四年生だし』と思いがちですが、『まだ四年生』でもあります。自立へ向けてサポートしつつ、しっかりと目は離さず、今一度気にかけてあげてください」「特に教科書や持ち物の準備は、お子さま1人に任せていると、どうしても大事な時に大事なものを忘れてしまって、授業がスムーズに進みにくいという事もございますので、ちょ~~っっと気にかけていただけると助かります」あ……あああ。耳が痛い。まるで私に向けてのメッセージかと思いましたよ。たしかに、私も持ち物の準備は低学年の時ならまだしも、中学年にもなると普段は全然気にかけていません(新学期や、長期休み明けには持ち物が多いので一緒に用意するぐらい)。息子もいい加減なのに、親の私もいい加減なものだから、もしかしたら大事な時に大事なものを忘れてしまったことも一度や二度じゃないかもしれません(確証はないけれど)。忘れ物のないように私もフォローしていかなければ……と今一度気を引き締めたところで、先生のお話を聞いた感想をわが子の話に絡めながら一人ずつ発表していくという企画が催されました(わぁぁん! 苦行!!)。その中で特に印象的だったのが、「(先生は、子ども任せにしないでくださいとおっしゃったけれども)逆に子ども自身がものすごく心配性で、ランドセルの中身を何度も何度も確認したり、忘れ物がないか一緒にチェックしてほしいと頼んできたり、『大丈夫よ』と声をかけても本人は毎日すごく心配している。こういう子にはどう声掛けすればいいのか」といった意見。しかも、同じような悩みを抱えているお母さんが複数いたのです。「うちの子もすごく心配性で……」と悩むご家庭のお子さんは全員女の子でした。いい加減な男子の親の私にとっては抱えたことがない悩みだったので、すごく新鮮だったのですが、このお話を聞いてふと思い出しました。私自身にも思い当たる節があったんです。私も小学生の頃一時期、同じように忘れ物がないかものすごく心配で眠れなかった時期がありました。寝る前に明日の用意を済ませて、その時点でしっかりと確認したはずなのに、布団に入ると「あれ入れたかな……」「あそこにちゃんと入ってるかな?」と不安になってくるのです。勉強机に置いてあるランドセルの中を確認しに行くためには、布団を抜け出して別の部屋に行かなければなりません。ドアを開けるとガラガラと音がする引き戸だったため、布団から抜け出したことが音ですぐに分かってしまいます。寝なくちゃいけない時間なのに、布団から抜け出しているところを母親に見つかると叱られるんじゃないかな。でも明日の用意がきちんと出来ているか、やっぱり気になるし……。今やらなくても明日の朝チェックすればいいんじゃないのかな。 でも今確認しないと落ち着いて寝れない……ドキドキドキドキ。布団から抜け出すことについてドキドキするし、なんとか落ち着かせようとするのですが、暗闇の中で考えれば考えるほど不安になってきて、結局なんとも言えない気持ちでランドセルを確認しに行きます。そうするとやっぱりちゃんと用意はできていて、ホッと安心して布団に戻るのですが、今度は別のものがきちんと入ってるかどうかが気になって不安になってくるのです。どうしてこんな心配性になったのかは残念ながら覚えていませんが、ある時急に極度の忘れもの心配性になったのです。私の個人的な感覚ですが、女の子の方が小さいころは怖がりな気質な子が多いように思います。実は私、男の子3人を子育てしていく中で、女の子の感覚の繊細さに驚かされる事がよくあります。例えば、アニメの一場面にしても少し暗い画面になると「こわい」と言ったり、少し高いところに登っても「こわい」と言ったり、「え!? これのどこが怖いの!?」と思うことでも怖がるのは女の子の方が多いように思います。恐怖や危険を察知する感覚が男の子に比べてすごく繊細な気がします。ケガや事故に遭う確率が男性のほうが高いと言われていますが、その理由は女の子の方が「怖そうなもの」を察知する能力がより繊細で、少しでも危なそうだなと思ったらその時点で止めるからじゃないかとも思います。私も、とても怖がりな女の子でした。私の場合、「忘れ物をしたら先生に怒られちゃう……」と不安に思ったり、「忘れ物をしたら、こうなって、こうなって、こうなっちゃうんじゃないか……」と一人勝手にシュミレーションをして緊張してしまっていたんだと思います。実際には怒られたこともないのに、怒られたり恥をかくことを怖がっていたんだと思います。先生に怒られたらどうしようと怯え、お母さんに怒られたらどうしようと怯え、当時はどうしたらいいのか、どうしてほしいのか自分でもよくわかっていなかったのですが、大人になった今ならわかります。もし、今、当時の私に戻って気持ちを具体的に表現するならば(当時は気持ちを説明することができませんでした) 、言われたくない言葉があります。言われたくない言葉 その1「また!?」系何度も確認してしまう作業を「またやってるの!?」と言われるのはつらいです。「またやってる」なんてことは言われなくても自分でもわかってるんです。でも、自分でもどうしたらいいか分からないからやってしまうのであって、そこを「また?」と言われたら、気持ちを押しこめて一人で抱え込んでしまうことになります。言われたくない言葉 その2「だから大丈夫だってば!」きっと安心させたくて「だから大丈夫だってば!」と言ってくれてると思うのですが、これもちょっとプレッシャーになります。大丈夫だと思いたいのに不安になってしまう、この気持ちを汲んでほしいと思います。ということで、周囲の大人がどう接してくれれば安心できていたのかと考えてみました。■不安なときに、大人に言って欲しかったことまず1つ目に一緒に確認作業に付き合ってほしいということ。お父さんでもお母さんでもいいから、不安に思う時には一緒に付きあってほしいのです。年齢や学年に関係なく、「一緒に付き添ってほしい」と望むうちは付き添ってほしい。2つ目に大丈夫だと安心できる目に見える何がが欲しいということ。例えば持ち物を一緒に確認するだけでなく、紙に持ち物をリストアップしてチェックしてほしいです。目で見て確認できる「チェックリスト」や「写真」があれば、わざわざランドセルまで行かなくても布団の中で安心できます。3つ目に、助けてくれる人がいるんだという安心感を与えてほしいということ。仮に忘れ物をしてしまったとしても、「お母さんが届けてあげるから大丈夫」とか「お母さんがかわりに謝ってあげるから大丈夫」という自分のかわりに誰かが何とかしてくれるっていう安心感が欲しいです。 自立する上で親がかわりに何かをしてあげるというのはよろしくないと思われるかもしれませんが、とにかく得体のしれない不安に駆られている時には、誰かがなんとかしてくれるっていう安心感が欲しいんです。「大丈夫。忘れ物なんてしてないよ」と励ますよりも、「忘れ物をしていたとしても助けてあげるから大丈夫よ」という言葉をかけてくれたら、とても安心したと思います。小さいうちに心配性だからといって、必ずしも大きくなっても心配性が続くわけではないと思います。私の場合は大きくなってからは全然心配症ではありませんし、むしろもうちょっと心配したほうがいいんじゃないかと思うぐらいです。またその逆で、小さいころは奔放だったけれど、大人になって心配症になったという人もいるでしょう。いずれにせよ、子どものころの気質がずっと続くわけではないと思うので、「こんなに心配性で大丈夫だろうか…」とむやみに心配することはないかな? と個人的には思います。不安な気持ちになってしまう時期は誰にでもあると思うので、わが子が不安な気持ちになった時には、無理に前向きな気持ちにさせようとせず、不安な気持ちが和らぐように一緒に付き添い、「ママが助けてあげるよ、ママがかわりに謝ってあげるよ」と声をかけていきたいと思います。大人だって、一番大事な人に「かわりに謝ってあげる」「助けてあげるよ」って言われたらすごく安心すると思いませんか?実際にはかわりに謝ってもらわなくとも、その言葉だけですごく安心できると思います。「欲しい言葉が聞けた」。これだけでも、とても勇気が湧くものです。【お知らせ】前回の 「どうか子どもの癖を否定しないで。爪噛みをしていた私が思うこと」 の記事下アンケート「Q. これまで、子どもの癖で気になった癖はありましたか?」のアンケート結果はこちら↓
2018年04月26日2年生。本人も気に病むほど、注意欠陥の特性が顕著になって…出典 : 我が家の小2息子、小学校入学以降、注意欠陥障害(ADD)特性が目立ち始め、この年齢の男子のそもそもの特徴もあいまって、順調に「アホ男子化」している今日この頃。授業参観=息子にとってのイレギュラーな環境では、ますます注意力散漫になったことは以前のコラムでお伝えしたが、あんなものははっきり言って序の口だった。「今日の授業で空のペットボトルが必要なんだよ!」と朝に報告したり、「実はあの日、新聞紙が必要だったんだよね」と翌日以降に告白するのは通常運行。最近では宿題など、毎日コツコツと何かをこなすことが困難になってきた。要は、エネルギー出力が安定しないのだ。何日も溜め込み、ある日一気に集中して片付けている。自分も息子同様にADDの傾向があるため、「あれ?私もこんなだったっけか?」と小学生時代を振り返ってみるが、似たもの親子とはいえ別個人。宿題も提出していたし、忘れ物も少なかった。私のチェックが甘かったのかと反省し、一応声かけを繰り返すようにしているが、ままならないことは多々ある。息子自身もそんな自分が歯がゆいと感じているようで、「自分は将来どうなってしまうのか」と不安そうに呟いた夜もあった。親子の心配をよそに先生は太鼓判!?個人面談で耳にした「息子の成長」とは出典 : 担任の先生は、私たち母子に揃って発達障害があることをご理解してくださっている。対策について相談しようと思っていた矢先の6月、個人懇談が行われた。「息子さん、随分と成長しました!」着席するや否や、先生がそんなことを笑顔でおっしゃるものだから、私は面食らってしまった。毎日宿題を提出できないことや忘れ物が増えたことは決して退化ではないが、成長とは呼びにくい。ポカンとする私に、先生はどのように成長したのかを説明してくださった。■成長①以前であれば、苦手な作業(息子の場合は絵など)に関しては遅々として進まず、手すら出そうとしないこともあった。今では「自分ではここまでできるけれど、この先を進めることが難しい。手助けかヒントをもらえないだろうか」というように申告してくる、もしくは自分なりの代替案を提示してくるようになった。■成長②以前は、宿題や忘れ物をしてもこちらから指摘されるまではそのままだった。今では宿題や忘れ物に関しても自分から報告してくる、そして「何か借りられる物があれば貸して欲しい」と自分から願い出てくるようになった。つまり、自分のウイークポイントを把握し、失敗や不得手をリカバーしようという姿勢が見られるようになったということだ。家で息子はそんなことを口にしなかったから、私は更に驚いてしまった。そう言われると…うん、確かに大きく成長している。「できないことや失敗自体は悪いことじゃないんですよね。特性上、受け身になってしまうのも仕方ないと思っていました(息子と私は受身型と呼ばれるタイプの自閉症スペクトラム=ASDも持っている)。そんな息子さんがここまでできるようになったのは、本当に素晴らしいことですよね!」ー昭和50~60年代に、私は学童期を過ごした。そのころといえば、失敗をすれば教師に叱責され、廊下や教室の後方に立たされるなど、見せしめのような懲罰を課せられることが当たり前の時代。出典 : 「私も小学生のとき、あんな先生に出会いたかったな…」我が子の特性を尊重し、温かく見守っていただけているありがたさと、ほんのちょっぴり息子をうらやむ気持ちを抱きながら、私は自転車のペダルを踏み、帰路についた。生きていくために必要なのは、失敗や不得手に対する怯えではないUpload By 鈴木希望ミスしないように注意したり、スキルを磨くことはもちろん大事だが、実際社会に出てみると、失敗や不得手をリカバーしようとする努力を要される場面の方が多いと私は感じている。はっきり言って、うまくできなかった事実そのものに目くじらを立てているのは時間の無駄なのだ。そんな時間があれば、他人に助けを求めることを含め、問題を解決するための具体的な行動を起こした方が良い。成人発達障害当事者の中でも、自分がした失敗を気にするあまりに思考がネガティブスパイラルに陥ってしまったり、また失敗をすることを恐れて行動できなくなってしまうことが少なくないようだ。「あのね、失敗や不得手に怯えて行動しても、何もいいことないからね。かえって失敗が増えるのよ。これ、経験談。注意と怯えは別物。急ぐと焦るも別物でしょ?あ、関係ないか」私も相談を受けることがちょくちょくあって、だいたいこんな風に答えている。と、偉そうに書いているが、かくいう私もつい最近までこれができなかったし、今も少しだけ苦手である。ASDの特性上、抱え込みやすい(誰かに頼るという発想が即座に浮かびにくい)というのもあるが、どこかに「失敗や不得手は悪いこと、叱責されるべきこと」という感覚が残っているのかもしれない。とにかく、「生きていくために必要なのは、失敗や不得手への怯えではなく、それが起こったときに対処しようとする姿勢」ということで担任の先生と意見が一致し、私は嬉しい。もし今もどこかで無意味な懲罰が行われているのだとしたら、一刻も早く滅してほしいと願ってやまない。ーさて、息子の宿題や忘れ物に関する対策だが、「これまでどおりの声掛け、学校と家庭の連携」という話でまとまった。帰宅した息子に早速確認だ。「息子さんや、連絡帳を見せてくれないかい?」「あ、連絡袋ごと学校に忘れてきた」「オイ!!!!!!」出典 :
2017年07月12日さすがにもう、準備段階では忘れ物ナシ!Upload By かなしろにゃんこ。小学校の頃から旅の仕度が苦手な息子でしたが、大学生にもなると持ち物リストを作って確認しながら準備を進めていくようになりました。「着る服は一日ずつまとめて袋に入れておくことにした!」と言う息子。ずっと前からそうしなさいってお母さん言ってたけどね…やっと分かってくれたんすね!と思いながら旅に送り出したのでした。帰宅後、テキパキと片付けていたのですが…Upload By かなしろにゃんこ。家族みんなが使う"クシと寝ぐせ直し"、なぜ持ち出したまま?家族が毎日使っている洗面用具やクシと寝ぐせ直しのスプレーを持って行くと言ってカバンに入れた息子でしたが、旅行から帰ってきて汚れた洗濯物は提出するものの、洗面用具などをなかなか出さないのです。旅行カバンには旅のしおりやらお土産なども入ったままになって、部屋に転がっています。Upload By かなしろにゃんこ。みんなが使う物だから早く出してちょうだいと毎日お願いしていたのですが一週間経ってもカバンの中に入れたままです。「お母さんはクシと寝ぐせスプレーを待っているんですけど!」と怒って部屋にいる息子に話しかけると、「出してほしい?…でもダメなんだ…出せない理由があるんだ…教えてほしい?」と息子はニヤリとしました。もうイヤな予感しかしません。ホテルの洗面所に置いていた物は全て置いてきてしまったというのです。その理由を聞いて思わず吹き出してしまいました、「この子らしい!」と。それも帰り仕度の最中に忘れ物の確認をしに洗面所のドアを開いて洗面台を見たのに、集合時間に慌てていて、仕度の最中に一瞬違うことを考えてしまったため注意が抜けてしまったというのです。そして「忘れ物ないネ!OK」と何故か思い込んでしまったとのこと。あまりにお決まりのパターン過ぎて、親子で大爆笑Upload By かなしろにゃんこ。そういうことならば仕方ないと納得できました。数々の忘れ物もこうしたことが原因だったんだな~と分かってきました。脳が別のことに注意を向けると今やるべきことの優先順位が一瞬で変わってしまって、本来優先して働くことが目に入っていたとしても、そこに意識はフォーカスしていかないのだと。息子も自分でナゼ忘れたのかを分析できるようになって、忘れ物をするメカニズムをご丁寧に解説してくれました(笑)。もう忘れちゃったものはしゃーないです。裏切らないねーと笑いがこみ上げてきて親子で爆笑したのでした。
2017年07月04日新学期を迎える4月、生活スタイルも大きく変わるご家庭も沢山あるのではないかと思います。そこで今回は、忘れ物をしない収納の仕組みから時間管理の方法までご紹介していきます。子ども部屋でお子様は何をしますか?寝る・着替える・遊ぶ・勉強する…改めて考えてみると子ども部屋と一言でいっても色々な動作・行動をすることがわかります。この動作ごとにモノ(家具)を配置して「子どもの動作がスムーズになるようにする」のがポイントです。朝、笑顔で「いってらっしゃい」「いってきます」言っていますか?入園・入学・新学期。新しい節目の時期となりました。朝起きる時間、家を出発する時間、用意するもの、着る洋服…様々なコト・モノが変化します。特に、幼稚園入園を迎える家庭では初めての集団生活ということもあり、親子共々不安もでてきます。その結果、毎朝目に付く持ち物や時間ばかりが気になって「用意は終わったの?」「早くしなさい!」とついガミガミ言ってしまう…というのはよく聞く話です。でも、本当は親だって朝からガミガミ何度も言いたくないし、子どもだってガミガミ言われる前に自分でやりたいと思っているはず。朝玄関のドアを開けるとき、笑顔で「いってらっしゃい」「いってきます」を言っていますか?笑顔で玄関を…1日をスタートするためのモノや時間を片づけて環境を味方に付けましょう!朝の準備をスムーズにするためには〝子ども部屋”の配置からまずは、モノの片づけ。ボックスを並べて1つ1つにモノを収めていく、引き出しの中に仕切りを作って細々したモノをきれいに並べていく…モノの片づけというとこういったことが思い浮かぶかもしれませんが、本当にそれが一番大切なことなのでしょうか?朝の様子を思い浮かべてください。着替えていると思っていたのにおもちゃで遊び出していた…宿題していると思ったのにマンガを読んでいた…こんなことはありませんか?こんなふうに注意が散漫して準備に時間がかかったり忘れ物をしたりすると、朝からまたガミガミいうことにも。ここで大切なのは、1つ1つのモノの収納ではなく子ども部屋のゾーンの配置です。例えば、写真のように「寝るゾーン」「遊ぶゾーン」「読むゾーン」「着替えるゾーン」のように配置します。もちろん共有のものがあるので100%ゾーンを分けるのは不可能かもしれませんが、着替えているときにおもちゃが目につかない配置、勉強机に座ったところからはマンガが目に入らない配置など苦手を配慮したゾーンわけができると今するべき動作に集中できるようになります。ちなみに、わが家では楽器のおもちゃがいつの間にか増えたので「奏でる」というゾーンも作りました。好きなことをいつでもすぐにできるようなゾーンがあると子どももストレス発散になるようです。リビング学習を叶えるランドセル置き場の5つのポイント最近では子ども部屋で勉強するのではなく、リビングやリビングの近くで勉強するリビング学習が「子どもが賢くなる」と人気です。それを狙ったというわけではありませんが、わが家も子ども部屋で宿題することはほとんどありません。宿題は「どこでするか」よりも「きちんとやって提出する」ことをわが家では最優先にしているので、リビング以外にもダイニング、廊下、ベランダと家中どこでも勉強OKの言わば”自宅内ノマドスタイル”を謳っています。そうなると、ランドセル置き場にも変化がでるので、わが家を例に「ランドセル置き場をつくる際の5つポイント」をご紹介!わが家はリビング横の和室に兄弟2人分のランドセル・教科書を収納できる棚を置いています。【ポイント】・同じ棚を共用するときも「ここが自分の収納スペース」とわかるように人別にゾーンがを分ける配置に例)長男が左、次男が右、真ん中や一番上の段は共有ゾーン・学校用品スペースは毎日出し入れする場所なのでモノはできるだけ簡単に出し入れできるように。例)ランドセルは持ち上げるのではなく直置きに近いキャスター付きのランドセルカートをDIY・ハンカチ・ティッシュなど次の日の用意をするときに必要なものも同じスペースに引き出し収納・学習に使うだろう図鑑・地球儀も同じ棚へ・文房具のストックも自分たちで管理できるようひとまとめに収納(多めにストックを収納することで”いつでもここにある”という安心感が生まれるのか必ずチェックするようになりました)・そもそも扉などのないオープンラックにすることで出し入れのしやすさをプラスランドセルを定位置に戻さない、忘れ物が多い、すぐに散らかる…何かと悩みの多いランドセルスペース。でも、あっちの部屋、こっちの部屋と移動しなくても用意が完結するようにモノをまとめ(動線を整える)、更に、出し入れが楽になるようワンアクション収納を心掛けた配置で子どもでもきれいを維持しやすく、用意もすぐにでき、忘れ物をしない環境になります。意外と盲点?!お手紙の仕組み小学生になると出てくる問題がお手紙問題。手紙を出し忘れたことで提出物や持ち物を忘れたり、印鑑を押し忘れていたり、当日の朝に「○○がいる。」と言われガミガミの原因になることも…。そんな時に便利なのはキッチンに1つだけ付けたフック。連絡帳入れを100円ショップの大きめのポーチにして手紙もそこに入れて持ち帰り(わが家は学校がこのスタイルでした)、ポーチには紐を付けておくだけでこのフックが連絡帳の定位置に。洗い物を出すついでなど何かをするときに一緒に連絡帳も出せるので子どもも面倒くささがなくなり、お手紙の出し忘れがなくなります。低学年の間は毎日連絡帳のチェックが必要な学校もありますし、そうでなくても小学生はサインしたり印を押す機会が多いので、ペンと印鑑(シャチハタ)もキッチン内のフックの近くに常備していおくと更に便利ですね。ちなみにわが家は電子レンジの扉を下した状態で机代わりにして作業をすることが多いです。「早くしなさい!」はもう言わないはじめての時間管理〝やることマグネット”さて、次は時間管理の話。幼稚園に入園した途端、「〇時までに家を出る」「〇時のバスに送れずに乗る」と子どもははじめて時間に区切りのある生活になります。大人は当たり前のように時間に合わせて準備を進めますが、子どもはそうもいかずいつまでも朝ご飯を食べていたり、着替えないといけないのにTVを見始めたり…、そうなると朝から何度も「早くしなさい!」という声が飛び交い、結果険悪なムードで玄関を出るはめに。そもそも「早くしなさい!!」と何度言っても子どもには「何を?」「どんなくらい早く?」がわからないのです。それは時間が目に見えないということが大きな問題点なのかもしれません。そんなときにサポート役にしたいアイテムの1つにしたいのが「やることマグネット」。*リンクつけてください時計と朝(夜も)やること(トイレ、食事、歯磨き、着替えなど)を絵で表したアイコンにし、それをマグネットに印刷することでボードに貼ることができます。絵で表しているので時計や字が読めない小さな子どもでも「時計の針がこの形になるまでに、これとこれとこれを終わらせる」と自分で理解できるように。「終わったら(違うゾーンに)マグネットを移動する」というルール1つで子どもは達成感を感じ、親は今子どもがどんな状態なのかが聞かなくてもわかることができるのでガミガミが激減します。販売しているマグネットでなくても紙に絵を描くのでも十分です。絵が好きな子どもなら描くところから一緒にしてみるのも愛着がでていいかもしれませんね。一番の目的は、”時間を見える化”するということ。モノを全部出して必要なものを使いやすい場所に並べるというモノの片づけと同じように、時間もやらないといけないことを一度書き出して見えるようにしてから並べて把握する。「やることっていっぱいあるんだな」「いつも歯みがきを忘れそうになるんだよね」「朝は忙しいから”明日の用意”はやっぱり前の日にした方がいいよね」、時間が見えることで子ども自身もたくさんの発見があります。ここで初めて「早くしなさい!」の「何を」「どれくらい早く」が理解できた上でできるに繋がってきます。ただママがガミガミうるさいし怖いから(笑)、なんとなく言われるがままにせかされるままにやっておこうとは雲泥の差ですね。まとめ新学期、不安もありますがやっぱりワクワクも多い時期。そのワクワクをたくさん受け止められるよう、モノや時間の片づけで環境を自分のサポート役することができます。今日”できた”の気持ちは、明日も”できる””やりたい”の気持ちに繋がります。困ったときは見直すベストタイミング!参考になればうれしいです。今日も笑顔で1日をスタートできますように。【制作協力】キッズオーガナイザー中村佳子さん収納のアイデアをもっと見る
2017年03月29日気を付けていても、ついついしてしまうのが、忘れ物。特に、絶対に必要なモノを忘れてしまった時の動揺たるや!仕方なく取りに帰るものの、大きな時間ロスになってしまいますね。今回、30代社会人の男女100人に「忘れ物トラブルで、今まで何時間くらいロスしたと思いますか」と質問してみたところ、トータル46時間もロスしていたことが分かりました。これは大変な時間ですよね!それでなくても忙しい社会人は「時間が足りない」と嘆いている人も多いのに……。このアンケートでは、忘れ物トラブルでよくやってしまうモノ、時間をくって最も辛かったモノなどを聞いてみたのでご紹介します。■みんながついやってしまう忘れ物とは?「うっかり忘れやすく、しかも絶対戻らなきゃいけないモノ」、これが一番やっかいです。でも、急いでいる時などはやってしまいますよね。そこで、「一番よくやる忘れ物は何ですか」と聞いてみたところ、たくさんの回答を貰いました。「財布。どうしても必要だったので戻ったが、予定がずれ込んでブルーになった」「会社の傘をよく忘れる。1回の時間は短いけど、ホントしょっちゅう」「車のナビを自宅に忘れて戻ることが多い。1日に1時間はムダにしている」「スマホは命なので、忘れたら絶対戻る。トータル30時間くらいかな」「作った弁当を何度も忘れてしまう。ついつい……」どれも身近なものが多い印象です。傘などは、外に出て雨が降っていることを確認するまで存在を忘れていたり。まさに「忘れ物あるある」ですよね。他にも定期などの日常生活の必需品を上げる人が多かったです。■みんなが最もキツかった忘れ物とは?それでは、「時間ロスして最もキツかった忘れ物」はどのようなものでしょうか。忘れたらとんでもないコトになってしまうとしたら……?冷汗ものです。時間をロスしてでも取りに戻るのは仕方ないのかもしれません。「家の鍵をかけたかどうか忘れて戻るとき。トータル1,000時間は無駄にしてると思う」「代えのきかない資料。顔が真っ青になった。これでトータル10時間のロス」「旅行で使う新幹線他の切符をすべて忘れて、全力で家に戻った。間に合ったが一番キツかった……」「面接なのに、印鑑と身分証を忘れた。片道2時間のロス、連絡しておいたが最悪だった」「社員証!ないと会社に入れないので……。1時間に1本の電車を乗り継いで、家に帰った」どれも忘れたら大変なものばかりです。大切な物だからこそ、気が付いたときは顔面蒼白なんてことも。時間もロスをしますが、気苦労も半端ではありませんね。いかがでしたか。忙しいときや急いでいるときは、持ち物の確認がおろそかになりがちです。バッグを変えたときなども、必要物を入れ忘れてしまったり。対策としては、前日に準備を整えておくことや、出かける前に持ち物をチェックするクセをつけること。必要なものはポーチにひとつにまとめて、カバンを変えるときも1回で入れ替えられるようにするなど、工夫はいくらでもできます。自分に合った忘れ物対策を実践するようにしましょう!(文/齊藤カオリ)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月17日(水)調査対象:全国30代の男女100名
2015年02月15日「電車の忘れ物」と聞くとやはり傘の忘れ物が多いイメージがあります。しかし実際のところはどんな忘れ物が多いのでしょうか?また、変わった忘れ物はあるのでしょうか?JR東日本・広報部さんに忘れ物について聞いてみました。――電車の忘れ物ですが、どんなものが多いのでしょうか?やはり傘が一番多いのですか?いえ、忘れ物で一番多いのは傘ではないんです。昨年度の忘れ物センターのデータで調べますと一番多いのは実は「衣類」なんですね。――そうなんですね!傘が一番多いものだと思っていました。衣類というのは服とかでしょうか?服の忘れ物もありますけど、多いのはマフラーや帽子、そして手袋などですね。特に手袋は非常に多かったりします。――冬場に忘れてしまいがちなものが多いのですね。手袋は片方だけ忘れてしまうケースも多そうです。では次に多いのは何でしょうか?次に多い忘れ物は「傘」です。――傘は2番目に多い忘れ物だったんですね。電車の忘れ物のイメージとしてはダントツなんですが(笑)。傘はどれくらいの数が忘れ物として届いているのでしょうか?傘は昨年度で約30万本忘れられていますね。――30万本とか、皆さん忘れすぎです(笑)。全部が500円のビニール傘だとしても、1億5千万円分の傘が忘れられている訳ですよね……。恐ろしい。次に多いのはどんな物なのでしょうか?次に忘れ物として多いのは「書類」ですね。――書類というのは、会社で使い資料とかそういった類のものでしょうか?どういった内容物なのかは詳細はわかりませんが、恐らくはそういったものだと思いますね。――もし大事な書類とか、内部機密が書かれていた場合は恐ろしいことになりそうですね(笑)。そのほかに、意外と多く忘れられているものって何がありますか?意外と現金の忘れ物が多いんですよ。忘れ物の中でも全体の4番目くらいに多い忘れ物なんです。――現金ですか!? それは意外ですよね!お金は大事ですから、そうそう忘れるものではないと思うのですが、そうではないのですね。小銭なども多いですからね。総額でいくらになる、などは調査していませんが……。――チリも積もれば……じゃないですけど、もしかするとすごい金額になるかもしれせんね(笑)。あとはどんなものが多いのですか?封筒なんかも非常に多いですね。――封筒もうっかり忘れるような物ではないイメージがあるんですが、世の中わからないものですね。よく「骨つぼ」の忘れ物があった、なんて話がありますけど、そういった変わった忘れ物はあるのでしょうか?それが変わった忘れ物というのは案外ないものなんですよ(笑)。――そうなんですね。やっぱり変わった持ち物だと、持ち主もより注意するんでしょうか(笑)。あと物によっては、個人が特定されてしまう恐れがあるので公表できなかったりするので……。――なるほど。しかし傘の30万本というのは驚きですね。純粋にもったいないです。忘れ物はできるだけしないよう、注意していただけると私たちも幸いです。――はい!気をつけます!意外にも、忘れ物で一番多いのは衣服ということでした。傘よりも多いということは、相当数の忘れ物があるということですよね。また、現金が多いというのも驚きでした。変わった忘れ物がほとんどない、というのは少し残念。やはり骨つぼなんてのは都市伝説なんですかね?ともかく、忘れ物は自分にとっても鉄道会社にとっても良いことなし。できるだけ忘れ物をしないよう気をつけましょうね!(高橋モータース@dcp)
2012年11月18日傘はもちろん、買ったばかりの商品など、電車には毎日いろいろな忘れ物が残されているそうです。誰も届け出なかった忘れ物は、鉄道忘れ物市で販売されています。百貨店の催事場などでも開催しているので、ご存じの方も多いでしょう。今回は、鉄道忘れ物の知られざる魅力に迫ります。鉄道忘れ物専門の販売店、鉄道忘れ物おおにしさんで、詳しくお話をうかがいました。■一番多い商品は傘!「店頭に出している商品で一番多いのは『傘』だと思います。中には新品同様のブランド傘もあります。ただ、同じ種類の傘を何本もストックできるわけではありません。そのため、ほとんどすべての商品が1点もの。売れてしまえば、次はいつ同じ傘が入ってくるのか、私たちにもわかりません」■貴金属やブランド品など、高価な品物もあります「いわゆる高級品も扱っています。宝石を使用したアクセサリーや、18金のもの等、貴金属もありますよ。使用していないブランド品が入荷されることもあり、未使用品の場合は新古品として販売します。新古品は人気ですが、数が少ないですから、見つけられるかどうかは運次第といった感じですね。サイズも1種類しかありませんから」■何で忘れたの?という商品も「ちょっと変わった商品では、松葉づえがありましたね。数本ありましたが、現在は1本になっています。あとは、魚釣りに使用するすくい網とか。また、寒くなるにつれて、着る物も増えてきます。電車の中は暖房が効いていますから、脱いだ上着を忘れてしまう人も多いようです。靴の忘れ物も結構あります。買ったばかりの新品を忘れているケースもあれば、スポーツジムか何かの帰りに忘れるんでしょうか、スポーツシューズも多いですね」■何が入荷されるのか、予測できないことが醍醐味(だいごみ)です「一般的なリサイクルショップなら、『こういった商品を積極的に買い取ろう』とか、ある程度計画できますよね。でも、私たちの店舗では、お客さまからの持ち込み品は一切扱っていません。全て、鉄道の忘れ物なんです。毎月、忘れ物がまとめて届いて、その中身を確認してみるまで、何が入荷されるのかは私たちにもわかりません。良い品物がたくさん入っていたり、意外な物が入っていたり、本当に予測できないのです。そこが、鉄道忘れ物市の面白いところではないでしょうか」■気に入った商品との「出会い」「私たちは『出会い』と呼んでいますが、お客さまが気に入った商品を見つけられるかどうかは、本当に運次第なんです。中には、ほとんど毎日のように顔を出してくださるお客さまもいます。そして、気に入った商品と出会える日もあれば、出会えない日もある。『こんな品が欲しいけど、いつ入るの?』と聞かれても、『さぁ、わかりません』としか言えません」どんな商品が置いてあるのかもわからない。入荷予定がわからない、入荷するかどうかもわからない。取り寄せもできない。そんなお店ってなかなかありませんよね。しかし、これこそが、鉄道忘れ物の大きな魅力です。松葉づえを買った人は、もしかするとついさっき足をひねったのかもしれません。前から欲しかったブランド品が、新古品として安く売られていることもあるでしょう。そんな「出会い」に期待してしまいます。普段の買い物とはちょっと違った楽しさを求めて、鉄道忘れ物市に出掛けてみてはいかがでしょうか。(OFFICE-SANGA 森川ほしの)
2012年11月15日トラベル・ブーメランJTB法人東京とブーメランイット・ジャパンは、旅行先での忘れ物や落し物を回収するサービスを受けられる『トラベル・ブーメラン』を販売開始しました。ブーメランイット・ジャパンが展開している落し物回収サービス「マイブーメラン」をベースに、旅行中の忘れ物や落し物を回収する目的でカスタマイズしたサービスです。ホームページで旅行前に購入したトラベル・ブーメランのラベルナンバーと切な所持品を登録し、忘れ物をした場合は専用サイトに紛失物を報告します。発見時はラベルデータで照合と確認をしたうえ、回収の手配をして所有者に返還します。商品はキーホルダータイプシールタイプがセットとなり、価格は 1,050 円(税込)、サービスは登録日より開始、有効期間は翌月から起算して1年間有効になります。現段階では、 法人・団体向けに販売し2011 年度で 10,000 個の販売を目指としています。あくまで紛失物の返還を100%保証するものではなく、見つかった場合に戻ってくる保険のようなサービスです。
2011年01月28日