恋愛で自分の気持ちがわからないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?そのような悶々とした気持ちのときは、映画を観ることで気持ちの整理がつくこともあるようです。今回MOREDOORでは、投稿者から寄せられた『恋愛に悩んでいる人にオススメしたい映画』を紹介します。Aさんがオススメしたい映画映画『花束みたいな恋をした』▼あらすじ東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが……。(amazon.co.jpより引用)気持ちのすれ違いに悩んでいたAさん……長く付き合っていた人と、気持ちのすれ違いを感じて悩んでいた時期でした。このまま付き合い続けるべきか、でもその先に未来はあるのか、自分は幸せになれるのか、でもこの人ほど合う人とこれから先で出会うことができるのかなど、ぐるぐると悩んでいました。この映画と出会ったことで……この映画を観て、たくさん泣いて、どんなに好きな思いがあっても、環境が変われば人の想いや大事にしたい優先順位などが変わってくるのは当然で仕方がないことだと思いました。そして、それは誰も悪くないことなんだなと、ぐるぐる悩んでいた気持ちがふっきれました。彼とは思い切ってお別れをして、同じ未来を見ることのできる新しい人と出会えました。同じように悩んでいる人へ自分の人生の中で忘れられない恋がある人、お互い嫌いになったわけではないけれど別れを選択した辛い経験のある人は、この映画で心に刺さる部分があると思います。出会ったときにファミレスで無邪気に語り合う二人と、最後同じファミレスで向かい合う二人の変わってしまったところ、お互いに対するそれぞれの想いに涙が溢れると思います。(38歳/主婦)気持ちと向き合うきっかけに今回は、『恋愛に悩んでいる人にオススメしたい映画』をご紹介しました。映画を観ることで、自分の気持ちと向き合うきっかけになり、心の整理がつくこともあるかもしれませんね。また、泣くことでモヤモヤしていた心がスッキリすることも……。皆さんも、恋愛に悩んでいる人におすすめしたい映画はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年03月30日初の映画単独主演となる見上愛を迎え、松居大悟監督最新作のラブストーリー『不死身ラヴァーズ』が5月10日(金)より公開。今作をはじめ、2024年は恋愛映画が目白押しとなっている。今春には映画『ハピネス』『四月になれば彼女は』『青春18×2 君へと続く道』『からかい上手の高木さん』など、充実のラインアップ。テーマとして、“人生の中で忘れられない恋愛”を描いている点も共通している。中でも日本映画界を代表する次世代を担う映画監督が手掛ける恋愛映画3作に注目した。山田智和監督、佐藤健×長澤まさみ×森七菜『四月になれば彼女は』川村元気原作、佐藤健、長澤まさみ、森七菜が共演する映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)は、現在と過去、日本と海外で交錯するラブストーリー。かつての恋人から送られてきた手紙をきっかけに、結婚を控えた主人公が、学生時代に写真部だった恋人との幸せな記憶が呼び起こされ、愛を探していく姿を描き、映像作家である山田智和(36)が長編初監督を務めた。藤井道人監督、シュー・グァンハン×清原果耶『青春18×2 君へと続く道』日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)は、『新聞記者』『余命10年』などで知られる藤井道人(37)が監督・脚本を手掛けたラブストーリー。台湾で出会った高校生のジミー(シュー・グァンハン)と、日本人のアミ(清原果耶)。一緒に働きながら距離を縮めた2人だが、アミは突然、日本に帰ることに。それから18年が経ち、ジミーは過去と向き合い、いまを見つめるため日本への一人旅を決意、アミとの思い出の曲を聞きながら列車に乗り、彼女の故郷を目指す。松居大悟監督、見上愛×佐藤寛太『不死身ラヴァーズ』映画『ちょっと思い出しただけ』(2022)で恋人たちの二度と戻れない愛しい日々を描き、多くの映画ファンから支持され、ファンタジア国際映画祭2022で部門最高賞となる批評家協会賞、第34回東京国際映画際にて観客賞とスペシャルメンションを受賞した松居大悟(38)監督の最新作『不死身ラヴァーズ』(5月10日公開)。主人公・長谷部りの(見上愛)が運命の相手と信じる甲野じゅん(佐藤寛太)へ「好き」という思いを伝えるも、両想いになるたびに彼は目の前から忽然と消えてしまう…。しかし、時を経て姿を変えて、何度もりのの前に現れ続けるじゅんへ諦めずに自分の想いを伝え続けるという斬新なラブストーリー。りのがカッコ悪くても「好き」を真っすぐに伝える姿、そして恋の無防備さ、恋をすることから生まれる純粋なエネルギーは広く共感を呼ぶはずだ。「映画も複雑化しすぎている今こそ、恋愛映画はシンプルでピュアなものに」松居監督は今作に込めた思いについて、「『好き』という大前提の気持ちをみんなが忘れていないかなと。映画も複雑化しすぎている今こそ、そういう愛情賛歌のようなことが必要な気がしています」と語る。「1年ずつ時間が遡っていく物語とか、複雑でややこしいことはもういいから(笑)。まずは自分を否定しないで、そういうシンプルでピュアなものが、今一番勇気づけられる気がするんです」と明かしている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん 2022年6月10日より全国にて公開©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会ハピネス(2024) 2024年5月17日より公開嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年03月23日異性・同性に性愛的感情を持たないアセクシャル。「恋愛映画=性愛、ロマンス」の枠組に収まらず、無性愛者が登場する作品が増えることで受け手の想像力と理解が広がるのではないか?映画ライター安藤エヌ氏が提起。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。Surfvoteでは社会におけるさまざまな課題を抽出し、イシューとして掲載しています。イシューは週におよそ3〜5件発行されており、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票しコメントを書くことができます。結果は適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。このたび、10社以上のメディアで活躍する映画ライターの安藤エヌ氏が執筆、課題提起したイシュー「アセクシャル当事者を扱った恋愛映画やドラマが増えるべきだと思う?」について、10月18日に掲載、投票を開始しましたのでお知らせします。本イシューは11月30日まで投票を受け付けています。 問題提起いただいたオーサー 安藤エヌ氏日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。 これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。 セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。安藤エヌ氏Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月19日川村元気の恋愛小説『四月になれば彼女は』が実写映画化。2024年3月22日(金)に公開される。佐藤健、長澤まさみ、森七菜が共演。川村元気の恋愛小説『四月になれば彼女は』実写映画化映画『君の名は。』や『すずめの戸締まり』など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気。2012年に上梓した初の小説『世界から猫が消えたなら』は、世界25ヶ国で出版され累計200万部を超えるベストセラーとなり、その後も『億男』『百花』『神曲』など数々の話題作を生み出してきた。そんな川村元気の恋愛小説『四月になれば彼女は』が映画化される。切なくも壮大な愛の物語『四月になれば彼女は』は、10年の歳月を経て初恋の相手から届いた手紙と、突然失踪した婚約者をめぐる切なくも壮大な愛の物語。東京、ボリビア、チェコ、アイスランドなど世界各国を舞台に、結婚を間近に控えた一人の男性が、愛する人の姿を探し求める姿を描いた“至極の純愛映画”だ。佐藤健×長澤まさみ×森七菜そんな壮大なスケールで描かれるラブストーリーを紡ぐのは豪華キャスト陣。佐藤健、長澤まさみ、森七菜が初共演し、愛する人を探し求める愛の物語を届ける。主人公・藤代俊(ふじしろしゅん)…佐藤健都内の大学病院に勤める精神科医。ある日、突然婚約者の弥生が姿を消す。初恋に痛い思い出を抱えている。学生時代は写真部だった。坂本弥生(さかもとやよい)…長澤まさみ動物園で多くの動物を診ている獣医。「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」と謎掛けだけを残して失踪する。その理由とは……?伊予田春(いよだはる)…森七菜藤代の初恋の相手で元恋人。写真を撮りながら、世界中を旅している。とある事情を抱え、10年ぶりにボリビア・ウユニ塩湖から藤代に手紙を送る。このウユニ塩湖の壮大な絶景も映画の見所の1つ。その後も、ウユニ、プラハ、アイスランドと世界各地から手紙を届ける。なお、映画の藤代のビジュアルは森七菜本人がカメラで撮影した写真を使用している。タスク…仲野太賀藤代が通うバーの店長。藤代の親友でもある。夜な夜な藤代と恋愛について語り合うも、自身も恋愛に悩みを抱える。繊細でどこか物憂げな雰囲気を纏っている。ペンタックス…中島歩藤代と春の大学時代の写真仲間で元写真部部長。藤代と春の過去をよく知る人物。いつもPENTAXのTシャツを着ている。坂本純…河合優実弥生の妹。パチンコ屋の従業員。弥生の独特な恋愛観を知る唯一の存在。小泉奈々…ともさかりえ藤代の務める大学病院の同僚。働きながら子供を育てるシングルマザー。失踪した弥生の事情を知る人物。伊与田衛…竹野内豊春の父親。妻を亡くし、シングルファザーとして春に深い愛情を注ぎながらも、拭いきれない深い孤独を抱える。山田智和が長編映画で初監督メガホンを取るのは、米津玄師の「Lemon」のMVを手掛けた新進気鋭の映像作家・山田智和。抜群の映像美と人間の様を生々しく描き出すセンスで注目されている山田智和が、長編映画で初めて監督を務める。撮影監督は、『余命10年』などのヒット作で監督・藤井道人とタッグを組んできた今村圭佑が担当。音楽は、サザンオールスターズ、Mr.Childrenをはじめ数々のプロデュース・作詞・作曲で名曲を送り出してきた小林武史が務める。映画『四月になれば彼女は』あらすじ四月のある日、結婚を間近に控えた藤代俊の元に、10年前に交際していた初恋の女性・伊予田春から手紙が届く。時を同じくして、藤代の婚約者である坂本弥生が突然姿を消してしまう。初恋の人はなぜ手紙を送ってきたのか?婚約者はどこに消えたのか?現在と過去、日本とウユニ、プラハ、アイスランドが交錯しながら、愛する人の真実の姿を探し求める“四月”が始まる。【作品詳細】映画『四月になれば彼女は』公開日:2024年3月22日(金)原作:川村元気「四月なれば彼女は」(文春文庫)監督:山田智和脚本:木戸雄一郎山田智和川村元気撮影:今村圭佑音楽:小林武史出演:佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊制作プロダクション:AOI Pro.配給:東宝©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2023年05月04日恋人ができると、この人とはどのくらいで結婚できるんだろう…なんて気になることもありますよね。今回はあなたがどのくらいで結婚をするのか、心理テストで診断します。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。Q.あなたは映画を観に行こうとしています。どのジャンルの映画を観ますか?A.SF映画B.コメディ映画C.ホラー映画D.恋愛映画A.SF映画「SF映画」を観ようとしているあなたの結婚スピードは「ゆっくり」。夢見がちな一面もありながらも、地に足のついた考え方ができます。恋人ができたときにも、相手のことを冷静に判断していくでしょう。自分に尽くしてくれる男性を選べる一方、いい面が光っていると悪い面が見えなくなってしまう弱点もあります。相手のいい面と悪い面を客観的に見られるようにしてみてくださいね。B.コメディ映画「コメディ映画」を観ようとしているあなたの結婚スピードは「非常にゆっくり」。結婚の直前まで進展しても、自分が納得できないことがひとつでもあると迷いなく白紙化します。自分の意思や心の声を大切にできるので、相手が結婚する相手にふさわしいかじっくりと判断するでしょう。楽しいことが好きでノリもいいですが、ほんとうに大切なことは勢いでは決められないようです。C.ホラー映画「ホラー映画」を観ようとしたあなたの結婚スピードは、「とっても速い」です。多くの恋で主導権を握ることができるあなた。自分が本当に結婚したいと思う相手ができたときには、生まれ持つ恋のテクニックで相手を虜にし、一瞬で結婚まで進むかもしれません。比較的どんなタイプの男性ともうまく付き合うことができるので、好意を寄せられて困ることもあるのではないでしょうか。そんなときは自分の心の声に素直になるといいですよ。D.恋愛映画「恋愛映画」を観ようとしたあなたの結婚スピードは、「比較的速い」傾向がありますよ。ロマンティックな恋にあこがれを持ちつつも、そんな恋愛はありえないと現実的な一面もあります。恋愛に興味がある分、選りすぐりの相手を見つけるアンテナは敏感といえるでしょう。出会いに対してもアクティブなので、まわりよりも早く素敵な男性を見つけ、スムーズに結婚まで進むかもしれません。あなたはどのくらいで結婚できそうですか?今回の結果を参考に、ぜひこれからの恋愛に活かしてみてくださいね。(監修:NOTE-X)"
2021年06月18日みなさま、こんにちは! アートディレクターの諸戸佑美です。今月から毎月3本程コラムの連載で、話題作から名作まで魅力的な映画をイラストレーションと文でご紹介させていただきます。映画はいつ観ても必ず何かしら心に響くシーンや言葉がありますね。そんな映画を通して様々な世界をお伝えできれば幸いです。2時間後、人生が少し変わるかもしれません。■映画『バレンタインデー』Bitter&Sweetな恋愛映画2月、立春が過ぎるとバレンタインも間近となりますが、「シネマの時間」第一回目は、Bitter&Sweetな恋愛映画『バレンタインデー』という作品。恋してる人も恋してない人も、ロマンチックな気分を楽しんでみませんか。バレンタインデーを迎えたロサンゼルスを舞台に、シャーリー・マクレーンやジュリア・ロバーツ、ジェイミー・フォックス、アシュトン・カッチャー、アン・ハサウェイ他、ベテランから若手までハリウッドを代表する俳優たちの豪華共演で贈るアンサンブル・ラブ・ストーリー。監督は、「プリティ・ウーマン」「プリティ・プリンセス」で知られるキューティー映画の巨匠ゲイリー・マーシャル。年齢も職業も異なる男女15人の様々な恋愛模様とその行方に注目です!■映画『バレンタインデー』のあらすじ2月14日、舞台はバレンタインで盛り上がるロサンゼルス。15人の男女の様々な恋愛模様を、1日の時間の経過とともに様々な角度でみていきます。花屋の青年リードは、同棲中の恋人モーリーに朝一番にプロポーズする。彼女は笑顔で指輪を受け取ったのだが……。一方リードの親友の小学校教師ジュリアは、この日恋人の医師ハリソンがサンフランシスコに出張で不満顔。リードのアドバイスで彼女はハリソンを追いかけようとするが。初めて一夜を共にしたばかりの同じ会社の郵便係のジェイソンと秘書のリズ。バレンタインのディナーを約束する二人だったが、彼女には秘密があった。またエドガーとエステルは、50年以上仲睦まじく連れ添ってきた老夫婦。よりにもよってこの日妻は夫に重大な告白をする。飛行機でたまたま隣り合った洗練された物腰が魅力的な男性のホールデンと女性将校ケイト。会話をするうち意気投合するのですが。有名アメフト選手のパブリシストのカーラとスポーツキャスターのケルビンは、お互いバレンタインが大嫌いな二人。カラーに取材目的で近づいたケルビンだったが、彼女がバレンタインデーを嫌う理由を知ると……。その他、初体験を計画する高校生のカップルや母親と久しく離れ離れになっている少年など、甘く切ないバレンタインデーの恋愛群像劇が繰り広げられていきます。■恋愛なんてと落ち込んでいる人にこそ観て欲しいバレンタインデーは、日本では女性が男性に愛を告白する日で、贈るのはチョコレートということになっていますが、アメリカでは男性から女性に愛を伝える日で花束やプレゼントを贈るのが一般的だそうです。友人や家族で互いに感謝を込めて祝ったり、愛する人に贈り物をする愛の誓いの日なんですね。というわけでバレンタインデーは、花屋さんがお忙し。映画では、そんなロサンゼルスの素敵な花屋さんシエナブーゲを中心に物語が展開していきます。子供から老夫婦まで様々な世代の登場人物がいるので、誰かに共感して観ることができるでしょう。泣いたり笑ったりまさにバレンタインには、Bitter&Sweetなドラマでいっぱい! どんな辛い状況にあってもどこまでも明るくユーモアと愛が溢れておりほろっとさせる場面も。また、ロサンゼルスの風景や街並が魅力的で心をくすぐる演出やインテリア、今回俳優としても登場しているテイラー・スィフトの音楽などもピッタリで見所満載です。美男美女人気スターの演技を鑑賞するだけでも楽しめます。「恋愛なんて」と落ち込んでいる人にこそ観て欲しい、心温まり恋愛したくなる映画です。■心に響くシーンや台詞がいっぱい心に響く台詞もあらゆるシーンにちりばめられておりとても素敵です。例えば、気になった台詞をご紹介すると……「結婚を申し込まれた時、考えたすえ決めるものかな。直感でするものじゃなくて。」「恋は、落ちるものだ。真っ逆さまに。」「あなたさえいればいい。」「ただいてくれればいい。」「会うのが不安?大丈夫。顔を見れば離れていたことなんて一瞬で吹き飛ぶから。」「一つだけ教えてよ。夫婦円満の秘訣は?」「簡単さ。親友と結婚した。」「最高には、最高を。」「愛とは相手のありのままを愛すること。」「移民的思考だよ。常に最悪の事態に備えるんだ。YESなら万々歳じゃないか。」「…好みが似てるの。そういうのがきっかけで今までただの友達だと思っていた人が好きな人に変わったりする。」「バレンタインは数時間残っている。誰かと何処かでどうにかなっちまえよ!」などなど。お気に入りの台詞はありましたか?この他にも、すぐにでも真似して使いたくなるような台詞がいっぱいです。みなさまにとって幸せなバレンタインデーでありますように。■映画『バレンタインデー』作品紹介原題:Valentine’s Day製作年:2010年製作国:米国配給:ワーナー・ブラザーズ映画監督:ゲイリー・マーシャル脚本:キャサリン・ファゲイト、アビー・コーン、マーク・シルヴァースタイン製作:マイク・カーツ、ウェイン・カーツ、ウェイン・ライス撮影:チャールズ・ミンスキー美術:エイドリアン・ゴートン音楽:ジョン・デブニー編集:ブルース・グリーン衣装デザイン:ゲイリー・ジョーンズ(キャスティング)デボラ・アキュラ、トリシア・ウッド■『バレンタインデー』のキャストモーリー・クラークソン(リードの恋人)=ジェシカ・アルバスーザン・モラレス(テレビ局スタッフ)=キャシー・ベイツカーラ・モナハン(ショーンのパブリスト)=ジェシカ・ビールホールデン・ウィルソン(飛行機の乗客)=ブラッドリー・クーパーショーン・ジャクソン(NFL選手)=エリック・デインハリソン・コープランド(医者)=パトリック・デンプシーエドガー・パディントン(エステルの夫)=ヘクター・エリゾンドケルヴィン・ムーア(スポーツキャスター)=ジェイミー・フォックスジュリア・フィッツパトリック(小学校教師)=ジェニファー・ガーナージェイソン・モリス(郵便係)=トファー・グレイスリズ・カラン(秘書)=アン・ハサウェイアレックス・フランクリン(高校生)=カーター・ジェンキンスリード・ベネット(花屋の店員)=アシュトン・カッチャーポーラ・トーマス(リズの上司)=クィーン・ラティファウィリー・ハリントン(高校生)=テイラー・ロートナーアルフォンソ・ロドリゲス(花屋のオーナー)=ジョージ・ロペスエステル・パディントン(エドガーの妻)=シャーリー・マクレーングレース・スマート(高校生/エディソンの子守)=エマ・ロバーツケイト・ヘイゼルタイン(飛行機の乗客/軍人)=ジュリア・ロバーツエディソン(小学生)=ブライス・ロビンソンフェリシア・ミラー(高校生)=テイラー・スウィフトアートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美
2021年04月21日一度でいいから、映画のような大恋愛をしてみたいと思いませんか?今回は、運命や恋愛傾向が表れる干支から、「大恋愛」をする男女カップルTOP10を紹介します。■ 10位酉(とり)年生まれの男性×辰(たつ)年生まれの女性……絵になるカップルおしゃれな酉(とり)年男性と、カッコいい系の魅力を持つ辰(たつ)年生まれの女性。最初はお互い眼中にないのですが、気づいたときには惹かれあり、大恋愛に発展していそう。スタイリッシュなふたりは、絵になるカップルとして周囲からも注目を浴びるはず。■ 9位丑(うし)年生まれの男性×子(ねずみ)年生まれの女性……時間をかけてじっくり熟成おっとりしてマイペースな丑(うし)年生まれの男性と、優しくて気配り上手な子(ねずみ)年生まれの女性。最初は特別な感情を持っていなかったふたり。でも、友達として長く交流するうち、お互いならない存在になっているのがパターンでしょう。時間をかけて熟成した分、ホットな大恋愛へ発展しそう。■ 8位戌(いぬ)年生まれの男性×卯(うさぎ)年生まれの女性……波長ピッタリどちらも人当たりがよくてソフトな雰囲気の持ち主。お互い恋には消極的なため、進展には時間がかかるかもしれませんが、付き合い出すと波長バッチリで、一気に恋の炎が燃え上がるでしょう。大人しくみえるふたりだけに、そのアツアツぶりは周囲を驚かせるかも。■ 7位子(ねずみ)年生まれの男性×申(さる)年生まれの女性……出会ってすぐに意気投合!相性がよく、大恋愛に発展する可能性の高い組み合わせ。申(さる)年女性から見た子(ねずみ)年の男性は、とても話しやすくて楽しい人。一緒にいると瞬く間に時間が過ぎてしまうでしょう。彼も面白いあなたにゾッコンに。お互いの一目惚れから始まるケースも多め。■ 6位巳(へび)年生まれの男性×丑(うし)年生まれの女性……運命的に惹かれあう運命的に惹かれあうカップルです。丑(うし)年女性のマイペースなところが、こだわりが強くて愛情深い巳(へび)年男性の性格とピタリと合致します。そのため、特別な努力をせずとも、ふたりだけの唯一無二の世界を作りあげられそう。他人には理解不可能ながら、誰にも邪魔されないという意味ではとても幸せな大恋愛に。■ 5位亥(いのしし)年生まれの男性×未(ひつじ)年生まれの女性……彼の一目惚れから熱愛がスパーク!好きになったらまっしぐらの亥(いのしし)年男性が、気立てがよい未(ひつじ)年女性に一目惚れするのが、ドラマの序章に。彼の熱くて積極的なアプローチにほだされ、恋がスタート!交際後は、積極的に見えて意外にピュアな亥年男性に、むしろ未年女性のほうがメロメロになりそう。■ 4位申(さる)年生まれの男性×巳(へび)年生まれの女性……出会った瞬間燃え上がる社交家で明るい申(さる)年男性と、一途でマジメな巳(へび)年女性。てんでんばらばらの雰囲気と恋愛傾向を持つふたりですが、ギャップがあるからこそ強烈に惹かれあうことに。お互いの違いや知らなかった一面に気づくたび、メラメラと恋の炎が燃え上がっていくでしょう。[nextpage title=”:気になるTOP3は…”]■ 3位辰(たつ)年生まれの男性×酉(とり)年生まれの女性……ぶつかりあうほど燃え上がる最初は上司と部下、先輩と後輩といった関係で知り合うふたり。互いへのリスペクトが激しい愛に変わるのも、あっという間みたい。気づいたときは、公私どちらでもベストパートナーになっていそう。お互いプライドが高いために衝突することもあるけれど、ケンカするほどラブラブに。■ 2位寅(とら)年生まれの男性×亥(いのしし)生まれの女性……走り出したら止まらない恋驚くほどトントン拍子に深まっていくのが、このふたりの関係。どちらも細かいことは気にしないし、好きになったらまっしぐらな性格のため、出会ったその日に結ばれて……なんてこともありえます。一度恋心に火がついたら誰にも止められない……それが寅(とら)年男性と亥(いのしし)年女性の大恋愛です。■ 1位午(うま)年生まれの男性×午(うま)年生まれの女性……ドラマティックなラブストーリー同じ午(うま)年生まれのふたりは、どちらも情熱的で、激情型の恋愛パワーの持ち主。出会ってすぐに激しい恋に落ち、交際後はまさに映画のようなドラマティックな大恋愛へと発展しそう。予想外のアクシデントやトラブルさえ、ふたりにとっては恋を盛り上げるスパイスになるはず。■ 大恋愛は、身近にあるもの映画のような大恋愛は実は、夢の世界の話ではなく、意外と身近にあるもの。ただし、恋の炎を燃え上がらせるには、特別な結びつきのある相手が必要不可欠です。ぜひ今回のランキングを参考にして、そんな映画のヒーローになってくれるようステキな彼を見つけ出してくださいね。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年04月10日名画と呼ばれる映画は何年たっても色あせることがありません。特に、恋愛映画に登場するテクニックは今でも十分使えるものが多いのです。今回は、クラシカルな恋愛映画に登場する実践可能な恋のテクニックを紹介しましょう。「プリティ・ウーマン」に学ぶ「いい女」になるための努力プリティ・ウーマンは1990年に公開されたロマンティック・コメディ。大富豪と美しいコールガールの恋の行方にハラハラドキドキした方も多かったことでしょう。この映画の主人公のビビアン・ワードは、若く美しいのですが、教養がありません。でも、彼女は生まれや仕事を言い訳にせず、実業家のエドワード・ルイスに釣り合うよう、マナーを学びます。「努力が恋愛テクニック?」と思う方もいるかもしれませんが、「自分の為に努力してくれる人がいる」と知れば、相手はグッくることでしょう。しかも、映画のラストシーンで、ビビアンは学ぶことの大切さを知り、高校に通い直そうと決意してドアを開けると、エドワード・ルイスが迎えにくるのです。自分を成長させようとする努力が恋を実らせた、と示している訳です。なかなか二人の関係が進展せず悩んでいるなら、自分磨きの姿を相手見みせてはいかがでしょう?「ローマの休日」に学ぶ自然体の美しさローマの休日は、1954年に日本公開されたラブロマンスの傑作です。映画の中で二人は結ばれませんが、恋愛が成就するテクニックはたくさんちりばめられています。1つは、ヒロインが自然体であることです。ヒロインは一国の王女様ですが、休日を満喫している様子はどこにでもいる普通の女の子であり、新聞記者のジョーはそこに惹かれていきます。無理に背伸びをせず、ありのままの自分でいることが相手を一番惹きつけるといいことを、この映画は教えてくれるんですね。そして、映画のラストシーンで、ジョーは王女にふたりで取った写真を手渡します。これは、「王女のことを記事にしない」という約束を守ったということを現しています。それを見た王女は密かに涙を流します。二人は結ばれることはありませんでしたが、短い恋は生涯忘れられない思い出になることを予想される素敵なシーンです。約束を守るというのは、人として当たり前のことのように思えますが、恋愛でも重要なんです。恋をしているときは、相手との約束は必ず守りましょう。「フレンチ・キス」に学ぶ潔さフレンチ・キスは1995年に公開されたコメディタッチのラブロマンス映画です。この中で、主人公のケイトは別れた恋人を取り戻すため孤軍奮闘、アメリカからフランスまで渡るのですが、最後はあっさり身を引いてアメリカに帰ろうとしてしまいます。「ここまできて、引き下がるの?」と思うかもしれませんが、その潔さが別の幸せを運んで来て、映画はハッピーエンドで終わるんです。恋はなかなか思い通りにいかないもの。時には相手にすがってしまいたくなるときもあるでしょう。しかし、このときぐっと気持ちをこらえて潔い態度を取ることで、恋が成就することもあるのだとこの映画は教えてくれます。クラシックな恋愛映画のテクニックはさりげない「名画」と呼ばれるクラシックな恋愛映画に登場するテクニックはさりげないものが多いんです。直接的に相手の心を掴むというより、自分を高めることで相手が自分から目が離せなくなる、という感じですね。だからこそ、誰でも実践できやすくもあるので、ぜひまねしてみてくださいね。
2021年01月06日1.アクション映画好きのパートナーなら……「スピード」※画像はイメージです。男性から不動の人気を誇るアクション映画。アクションは、激しくてちょっと苦手……という方も、視点を変えてみて。ヒーローがヒロインを救うという展開は「恋愛映画」だし、女性が活躍する現代では、ヒロインが男性を救う映画も大人気です。アクション映画初心者の方にもおすすめなのが「スピード」。時速80km以下で爆発するバスに乗り合わせたヒロイン・アニーと、乗客を救出するためにバスに乗り込んだSWAT隊員・ジャックの活躍を描いた大ヒット映画です。ハンドルをにぎるアニーと、特殊隊員ジャックの間に生まれてゆく絆。ふたりが唇を重ねるラストシーンは、映画史に語り継がれる名場面です。皆さんは「極限状態ではじまった恋は長続きしない」という格言を知っていますか? 本作、続編が制作されていて、映画の最後にジャックが口にするこの格言が、大きな伏線となっています。パートナーと手に汗をにぎりながら、絆が深まること間違いなし、の一本です。2.SF映画好きのパートナーなら……「アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜」※画像はイメージです。SF映画って、少しとっつきにくいと思われがちなジャンルかもしれません。でも、宇宙や未来を舞台にした映画が好きな方って意外と多いですよね。ご安心ください。SF映画にも、ちゃんと胸キュンできる恋愛映画があります。「アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜」は、「自分にとって大切なもの」を考えるきっかけになるSF映画。主人公は、21歳の誕生日に、父から「お前はタイムトラベル能力がある」と告げられたティム。ただし、タイムトラベルできるのは自分の過去だけ。ティムは、過去に戻り、レストランで一目惚れしたヒロイン・メアリーから電話番号をゲット。メアリーと付き合うことになります。しかし、タイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもティムはメアリーと出会っていなかったことになってしまい……。家族の不幸、父の病、メアリーとの未来という選択肢のうち、どの幸せのためにタイムトラベルを使うかという究極の選択を迫られます。「あのときああしていれば……」「こうしていれば……」恋愛は「たられば」の連続。過去に戻れるとしたら、あなたは誰と再び出会いたいと思いますか?誰もが想像する恋愛の「たられば」を、パートナーと一緒に語ってみてはいかがでしょうか。3.ホラー映画好きのパートナーなら……「ぼくのエリ 200歳の彼女」※画像はイメージです。パートナーはホラー映画好きだけど、こわくて絶対見られない! というあなた。ホラー映画にも、恋愛映画としての名作が存在するのです。「ぼくのエリ 200歳の彼女」の主人公は、どこにも居場所がない孤独な少年・オスカー。ある日、オスカーのとなりの家に少女・エリが引っ越してきます。心を通わせるふたりですが、近所で、謎の殺人事件が起こって……。ネタバレ厳禁の映画ですので、この映画が「バンパイアもの」ということだけ触れておきましょう。「200歳の彼女」というタイトルに隠された、少女エリの秘密とは……。切ない少年と少女のラブストーリーに、ラストシーンは胸をしめつけられること必至です。4.ミステリー映画好きのパートナーなら……「イニシエーション・ラブ」※画像はイメージです。彼はミステリー映画が好きだけど、私は難しいミステリー映画は苦手……。そんなカップルにおすすめなのが「イニシエーションラブ」。恋愛映画だと思っていたら……最後の5分間でミステリーに!?静岡に住む主人公の「僕」。合コンで出会ったマユにひと目惚れし、つきあうことになります。就職し、東京の会社でエリートコースを歩むことになった「僕」とマユは幸せな人生を歩み始めるかのように思えますが、遠距離恋愛ゆえの「危機」がおとずれ……。静岡からはじまる恋愛初期「SIDE-A」と、上京してからの大人の恋愛「SIDE-B」に分かれて進行するこの物語。物語のラストには想像もつかないようなドンデン返しが待っています。衝撃の結末に、となりで映画を観るパートナーの本当の気持ちがわかってしまうかも……!?■おうち時間を楽しんで「どんな映画が好き?」そんな会話から、ロマンチックな夜が始まるかも。コロナでなかなか出かけられない今だからこそ、おうち映画デートで、ふたりの絆を深めて。
2020年12月11日彼氏と一緒に恋愛映画を見ると、キュンキュンしながら楽しい時間を過ごせますよね。お互いへの恋愛感情も一気に盛り上がるかもしれません。そこで、ここでは彼氏と一緒に堪能できる恋愛映画を紹介していきます。「50回目のファースト・キス」彼氏と一緒に楽しめる恋愛映画といえば、50回目のファースト・キスが挙げられます。これは、記憶障害によって昨日起こったことをすべて忘れてしまう女性に恋をした男性の物語です。次の日に会うと自分のことを全部忘れてしまっているので、再び彼女のことを口説いてファースト・キスをするまでを何回も繰り返すのです。男性の彼女に対する一途な思いに胸を打たれることは間違いありません。彼女を一途に愛し、記憶がなくて不安に感じている彼女を笑顔にするために支える男性の姿は、カップル同士で見るとキュンキュンして胸を打たれるはずです。「あと1センチの恋」「あと1センチの恋」もカップル同士で見ると恋愛が盛り上がる映画だと言えます。この映画は、6歳から幼馴染の男女の恋愛模様を描いた作品です。互いに相手への気持ちを素直に伝えられないまま、高校卒業後はそれぞれに別々の人生を歩き始めます。離れ離れになった後も二人は偶然出くわすものの、不運にもすれ違ってしまうのです。幼馴染の関係が崩れることを恐れて「好き」だと打ち明けられないもどかしさに、胸がキュンキュンすることは間違いありません。距離が近づいてはまた離れるという友達以上恋人未満の関係に終始ドキドキしながら、楽しめますよ。「きっと、星のせいじゃない」最後にカップル同士で見るのにおすすめしたいのは、「きっと、星のせいじゃない」です。この映画は、末期のがん患者である17歳のヘイゼル・グレース・ランカスターを中心に進んでいきます。病弱で友達もいないヘイゼルは癌患者の集会に嫌々出掛けて、ガスという骨肉腫が原因で片脚を失った男性と知り合うのです。二人は影響し合い、前向きに人生を歩んでいくというストーリーです。この映画を見ると、とにかくいつか失われてしまうからこそ、愛は一瞬、一瞬が大事なものだということを痛感させられます。お互いがお互いのことを強く想う姿に感動することは間違いありません。恋人と一緒に見ることで、お互いの大切さをさらに認識することでしょう。彼氏と一緒に見たい恋愛映画彼氏と一緒に恋愛映画を見れば、胸がキュンキュンとして恋愛感情が一段と高まりますよね。一口に恋愛映画といっても豊富にありますが、上記ではとりわけおすすめのものを厳選して紹介しました。彼氏と映画を見る際に何を選べばいいか悩んでいるという方は、参考にしてくださいね。
2020年12月05日映画はさまざまな“非日常”を私たちに与えてくれますよね。理想の恋や素敵な異性とのラブロマンスなど、あなたの憧れを叶えてくれるものも少なくありません。そんな映画のジャンルから“あること”がわかるのです。そこで今回は、あなたの好きな映画から「あなたの恋愛スタイル」がわかる心理テストをご紹介いたします。Q.あなたが好きな映画のジャンルは、次のうちどれですか?A:アクションB:ホラーC:サスペンスD:ロマンス【この心理テストで診断できること】「あなたの恋愛スタイル」深層心理において“映画”は、あなたの憧れや理想を投影するもの。そして、その映画のジャンルは、あなたがどのようなカタチで理想を叶えるか、つまり恋愛に向かっていくその傾向を探れます。そのため、好きな映画のジャンルからあなたの恋愛スタイルがわかるのです。■ A:「アクション」を選んだあなた【ギャップで相手のハートをつかむ】あなたは見た目こそ落ちついているようですが、実は内面はかなり情熱的なタイプ。恋愛においてはそういった性質が交互に現れる、いわゆる“ツンデレ”といえるでしょう。みんなと一緒にいるときと、二人っきりになったときのギャップがかなり激しく、嫉妬心も相当のもの。でも、そんなあなたを「かわいい」と感じる人は多いでしょう。しかし、プライドもかなり高いため、一筋縄ではいかないと感じさせていることもあるようです。■ B:「ホラー」を選んだあなた【お世話好きで、尽くし型の恋】あなたは、好きな相手に喜んでもらうのが何よりの楽しみといえる世話好きタイプ。一度好きになると、かいがいしく尽くすでしょう。しかし、それがいきすぎると恋愛面で仕切りたがりの性格が強調されやすくなってしまうことも……。相手に自分の好みや趣味、考え方を押し付けないように気をつければ、トラブルになることはありません。何事も「やりすぎ」には注意すると良いでしょう。■ C:「サスペンス」を選んだあなた【不器用だけど嘘のつけない一途女子】あなたは遊びの恋や二股などができない、恋に対してとても真面目なタイプ。そのため、「恋愛=結婚」と考え、切り離すことができないかもしれません。ある意味不器用ともとれますが、自分に訪れた恋を大切にしていけるでしょう。基本的に嘘が付けない一途な性格なので、浮気をしたり、心変わりしてしまうことはまずないでしょう。誠実な恋を楽しむことが、あなたにとっては一番幸せなのです。■ D:「ロマンス」を選んだあなた【理想の恋を大切にする天然系】あなたは自分の直感を信じており、フィーリングを大切にする性格。そのため、独自の恋愛観を持ち、相手にも譲れないポイントがあるでしょう。基本的には相手に優しく尽くすロマンチストではありますが、として常識を逸脱し周囲から理解されにくいことも。なによりも心のつながりを重視するため、好きな人と一緒にいなくても、愛し合っていれば満足なのかもしれません。一目惚れが多いのもこのタイプといえます。■ おわりに女性には“女優”としての本能が備わっています。映画のワンシーンのように自分の人生を重ね合わせ、ときには聖女を、ときには悪女を使い分けることができるのです。人生は映画のようにハッピーエンドというわけにはいきませんが、少なくとも自分の恋したいという気持ちは表現していくことができますよね。あなたの人生の主役は他ならぬ、あなた自身です。恋のシアターの上では、アクトレスとして演じきってみるのも悪くないかもしれませんよ。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年07月19日恋愛映画が好きな女子は多いですよね。ロマンティックな雰囲気に憧れて恋愛映画に浸るのも良いですが、実は恋愛映画には現実の恋愛でも使えるテクニックがたくさんあることを知っていましたか?恋愛映画の主人公が男性を落としているテクニックを真似して、気になる彼に使ってみましょう!「男と女の不都合な真実」でデート成功テクを学ぶキャサリン・ハイグル主演で相手役はジェラルド・バトラーと間違のないラブコメディ映画。恋愛テクを学べることはもちろん、笑って見たあとは恋愛がしたくなる作品です。主人公のアビーはTVニュースの敏腕プロデューサー。ただし、仕事はできても恋愛は空回りの生活が続いています。しかし、とあることから自身の番組に恋愛指南として出演していたマイクに恋愛においてダメ出しを受けることに。マイクと協力して、アビーが密かに気になっていた隣人コリンとのデートをどうにかとりつけ、恋人関係に発展させるために恋愛テクニックを教えてもらうのですが…。マイクが実際にアビーに授ける恋愛テクニックは、男の本音があけすけで、女性の私たちは驚くことばかり。男性への理想が崩れはしますが、マイクの言うことに残念ながら間違いはありません。「とにかく外見を磨け」「男の話にはウソでも笑っておけ」「悩み相談は男は聞いていないから意味がない」「男に説教はするな」「結局最後は見た目だ」など単純ながらも男性心理をわかりやすく教えてくれるので、実際にデートを成功させるためのテクニックを知ることができますよ。この他にも、男性からデートに誘われる電話ルールも映画を見ればわかってしまいます。「10日間で男を上手にフル方法」を反面教師にするケイト・ハドソンとマシュー・マコノヒーのW主演ラブコメディ映画。ひと昔前にはなりますが、当時はかなり話題になった一作です。主人公であるアンディは女性向けファッション誌の記者。社会派記事の執筆を夢見ながら、女性に向けた恋愛ハウツー記事を仕事としています。そんなとき、同僚のミッシェルが男に振られたことから「〇〇したらすぐに男にフラれる」という逆ハウツー記事を書くことを思いつきます。そのため、実際に誰かと付き合い、男が嫌がることをしまくってフラれなくては!とカモを探し始めるのですが…。アンディが思いついた逆ハウツー記事は、恋愛している女子にとってはヒントに繋がる恋愛テクが溢れています。反対に〇〇しなければ、男性からフラれる確率はさがるので、実際に自分がしてしまっていないかチェックしておくべき!「仕事中に彼に電話する」「映画館でイチャつこうとする」「彼のアソコに名前をつけて可愛がる」「部屋に私物を置く」「置物系のお土産を持ってくる」「女性向けのお店に彼を連れて行く」「気に入らないことがあると泣き出す」など無意識に女子ならやってしまっていることが思い当たるはずです。彼にフラれないためにも、映画を見て自分の行動を思い返してみましょう。「そんな彼なら捨てちゃえば?」で男の本音を知る「そんな彼なら捨てちゃえば?」は、一夜の事情に不倫、長年の片思いなどそれぞれ女性たちの恋愛が、他登場人物たちにつながっていくオムニバス恋愛映画。ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソン、ベン・アフレック、ブラッドリー・クーパーなど豪華出演者で話題になりました。脚本は「Sex And The City」のグレッグ・ベーレントが関わっていることもあり、女子ならつい共感してしまう恋愛事情がちらほら。中でも恋愛テクニックとして使えるのが、主人公のひとりであるジジの恋愛事情。彼女はいつもバーで男性と出会いはするのですが、その後彼から連絡がなくなると、女子にあるあるな恋愛の悩みを抱えています。なぜ彼女には、男性からの連絡がいつもなくなってしまうのか…。それは、彼女が男性が自分に気があると勘違いしてしまいやすいことが原因。「連絡先を交換したから彼は気があるかも」「ヤッたから好意があるかも」「相談に乗ってくれたから好きなのかも」「話が盛り上がったからいけるかも」など、女子特有の勘違いが映画の中では爆発しています。では、男性が女性に気がある時はどんな時なのでしょうか?それは、男性から女性に連絡があった時です。いつまでも連絡のこない彼を待つのはやめて、次の恋に踏み出す大切さを「そんな彼なら捨てちゃえば?」から学べるはずです。
2020年06月22日お家でゆっくりできる時間に、映画鑑賞を楽しむという方は多いはず。実は映画の中には、恋愛上手になるためのヒントがたくさん隠れているんです。今回は、恋愛の参考にしたい映画のヒロインをご紹介します。気になる作品があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。■ 『(500) 日のサマー』(2009年)『(500) 日のサマー』の主人公は、グリーティングカード会社で働くトムという男性。トムは新しく入社してきた社長秘書のサマーに一目惚れをします。二人は好きな音楽をきっかけに意気投合しデートもする仲になりますが、恋愛の価値観が違うため「真剣なお付き合い」には、なかなか至りません……。ヒロインのサマーは、小悪魔的な要素も兼ね備えた、とっても魅力的な女性。トムへの好意は示すけれど、頑なに一定の距離を保ったままです。そんな「手が届きそうで届かない」存在だからこそ、トムはどんどんサマーに夢中になっていったのかも。過度の駆け引きはリスクが高いけれど、好意を見せつつ少しずつ距離を詰めていく計画性は真似したい部分。あとちょっとで振り向きそうなあなたを追いかけるほど、相手はどんどんあなたのことを好きになっていくはずです。■ 『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(2018年)自分に自身がなく、恋愛で積極的になれないという女性にぜひ観てほしいのが『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』。大手化粧品会社のウェブ管理をしているヒロイン、レネーは、自分の顔と体型にコンプレックスを抱いていました。しかし、ある日ジムで頭を強打した彼女は、目を覚ますと、自分が絶世の美女になっていることに気づきます。実際には、頭を打った後もレネーの姿に変化はありません。しかし、「絶世の美女になった」と思い込むことで、彼女は自信を持ち、仕事にも恋愛にも積極的になっていくのです。彼女の変化を目にしたら、きっと勇気が湧いてくるはずですよ!■ 『10日間で上手に男をフル方法』(2003年)『10日間で上手に男をフル方法』のヒロインは、女性向けに恋愛などのHOW TO記事を執筆している雑誌ライター、アンディ。男にわざと振られてその体験をコラムにする「10日間で男にフラれる方法」という企画を行うことになった彼女は、実験相手として、パーティ会場で偶然出会った広告マンのベンを選びました。しかし、ベンは「10日以内に女性の心を掴めば、宝石店の大きな仕事をもらえる」という賭けをしており、二人の恋の駆け引きが始まります…。恋愛映画として普通に楽しむこともできますが、せっかくなら、わざと男性が嫌いな振舞いを連発していくアンディの姿を“逆恋愛マニュアル”としてチェックしてみて!そんな彼女にベンが本気で惹かれていくのはなぜなのかも意識してみると、好かれる女性像が見えてきますよ。■ 『猟奇的な彼女』(2001年)韓国映画『猟奇的な彼女』のヒロインは、美人だけど凶暴な女の子。優しい性格の大学生キョヌが、電車内で泥酔した彼女を助けるところから、二人の出会いは始まります。猟奇的な言動に振り回されつつも彼女に惹かれていくキョヌですが、実は彼女には、辛い過去がありました…。ワガママな女性が甲斐性な男性を惹きつけるのはもちろんですが、老人に席を譲らないと怒ったり、援助交際らしきカップルを注意したりする、正義感の強さも「彼女」の魅力の一つ。楽しそうに笑う姿や、悲しそうな顔を見せるシーンもあり、強がっている彼女がたまに見せる素の一面も、主人公の心を掴んでいるのでしょう。「猟奇的」になれとは言いませんが、ギャップの見せ方は真似したいポイントです!■ 恋を頑張りたくなったら、恋愛映画を観よう!恋愛映画を観ていると、男性を惹きつける態度や言動が学べるだけでなく、恋愛のモチベーションもぐっと上がります。これから恋愛を始めたい人はもちろん、好きな人ができて自分に気合いを入れたい人にもおすすめ!ぜひ、ヒロインたちの言動に注目して鑑賞してみてください!(オルカ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月13日大好きな人とのデートでは恋愛映画が見たくなりますが、デートの時におすすめなのは恋愛モノだけではありません。彼とのデートに最適な映画のジャンルを4つ紹介しましょう。コメディー映画好きな人とのデートはとても緊張するもの。恋愛映画はデートの時に見る映画の定番ですが、ディープなシーンが多い恋愛映画では、ウブなカップルな場合気まずい雰囲気が流れてしまうこともあります。コメディー映画は終始笑えるシーンがたくさん組み込まれおり、二人で思いっきり笑うことで自然と関係を縮めることができます。笑うことでお互いリラックスモードに入り、会話がしやすい雰囲気になるでしょう。笑う時間が長ければ自然と「今日のデートは楽しかった」という印象になり、次もまたデートしたいという気持ちになります。アニメ映画アニメ好きのカップルならば、アニメ映画を見るのも良いでしょう。アニメ映画を見ることで、子どものころのウキウキ感や、純粋な気持ちが蘇ってきます。2人で童心に帰り、子どものような気持ちで思いっきりアニメを楽しむというのも素敵なデートです。日本のアニメは世界に通用するほどのクオリティーで、大人でも楽しめる、感動してしまうような作品がいっぱいあります。ファンタジーな世界観に浸りたい、心を和ませたいという場合は、アニメ映画を楽しんでみましょう。ホラー映画お互いの距離を縮めたい、そんな時におすすめなのがホラー映画です。ホラー映画では、不安や緊張することで起こるドキドキを恋愛感情だと錯覚してしまう「吊り橋効果」を狙うことができます。そのため、デートでホラー映画を見れば2人の関係がもっとラブラブになったり、2人の間に恋が芽生えたりする可能性が高いのです。ホラー映画では怖いシーンを利用して、彼にくっついてみたり、手を握ったりといった楽しみ方もできます。ただ、あまりに怖すぎるホラー映画を選ぶと、彼のカッコ悪い一面やダサい一面を垣間見ることになるかもしれないので気をつけましょう。ヒューマン映画ヒューマン映画は、人との間で起きた問題を通して、家族の絆や人間の温かさなどを再認識できる映画が多いです。好きな人とはいずれ家族になるかもしれませんし、心温まるストーリーの映画を見ることで、目の前の人をもっと大切にしようという気持ちになれます。映画を見終わった後はお互いに心が優しくなり、2人の中はもっと深まるでしょう。
2019年11月22日田中圭主演、映画『mellow(メロウ)』が2020年1月17日(金)に公開。今泉力哉監督によるオリジナル恋愛映画映画『mellow』は、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』といった恋愛映画を手掛けてきた今泉力哉監督によるオリジナルラブストーリー。街で一番オシャレな花屋と“廃業寸前”のラーメン屋を舞台に、不器用な男女の様々な片想いをユーモアを交えながら描いていく。キャスト主演に田中圭主演に抜擢されたのは、『おっさんずラブ』やTVドラマ『あなたの番です』で一躍注目を集めた田中圭。今泉作品初出演となる田中は、独身、彼女無し、好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一を演じる。ヒロインに岡崎紗絵またヒロインを務めるのは、TVドラマ『パーフェクトワールド』に出演した若手女優・岡崎紗絵。物語では、父親から代替わりし今では廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆役を熱演する。その他キャストさらにメインキャラクターとなる女子中学生役には、志田彩良、松木エレナといったフレッシュな顔ぶれが揃う。その他、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎、小市慢太郎らが脇を固める。【詳細】映画『mellow(メロウ)』公開日:2020年1月17日(金)監督・脚本:今泉力哉出演:田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎(友情出演)(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、ともさかりえ、小市慢太郎主題歌:並木瑠璃「花になる」配給:関西テレビ放送 ポニーキャニオン■ムビチケ情報ムビチケ発売日:2019年11月22日(金)全国劇場にて販売特典:オリジナル特製ポストカード付き※販売劇場は公式サイトに掲載。※特典は数量限定。
2019年09月16日エミリー・ブラントが恋愛映画に主演することになった。タイトルは『Wild Mountain Thyme』で、お相手役は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナン。ドーナンの父役をクリストファー・ウォーケン、ブラントの父役をジョン・ハムが演じる。原作は、ジョン・パトリック・シャンリーが書いた舞台劇。映画版でも、シャンリーは脚色と監督を務める。撮影は今月末、アイルランドでスタートの予定だ。ブラントの次回作は、来年公開予定のディズニーの超大作『ジャングル・クルーズ』。文=猿渡由紀
2019年09月04日経済発展が著しい、大都市ムンバイを舞台に、格差のある男女の恋愛を描いたインド映画が、本作『あなたの名前を呼べたなら』だ。主人公はファッションデザイナーの夢を持つ、農村出身のラトナ。夫を亡くした彼女は、建設会社の御曹司アシュヴィンの高級マンションで住み込みメイドとして働くことになる。そんなある日、彼女がアシュヴィンにある“お願い”をしたことから、ふたりの距離が縮まっていく……。経済発展や近代化を遂げ、文化的にも洗練化し続けているインド社会だが、グローバルな視点から見ると、貧富の格差や差別が根強く残っていることも確かだ。『モンスーン・ウェディング』のティロタマ・ショーム、『裁き』のヴィヴェーク・ゴーンバルがここで演じている、メイドと富豪の恋愛関係というのは、インド社会の昔ながらの常識では“あり得ない”ものなのだという。さらに、近年はインドでも所得格差がさらに広がり、貧困層がいっそう貧しくなっている状況をも本作は示唆している。本作で長編デビューを果たしたのは、ムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラ。アメリカで大学教育を受けた彼女は、インドとアメリカ、ふたつの文化にまたがり、双方の価値観でものを見ることができる監督である。そんな彼女は、果たしてこの格差恋愛の行方に、どんな結末を与えるのだろうか。それは、インドの未来を暗示するものになるかもしれない。『あなたの名前を呼べたなら』公開中
2019年08月08日書店員が選ぶ、もう一度読みたい恋愛小説第1位に輝いた『九月の恋と出会うまで』が実写映画化。未来から聞こえてきた誰かの声によって命を救われた志織と、そこで生じてしまったタイムパラドックスにより、志織の存在が1年後に消されてしまうことに気づく小説家志望の隣人・平野。一途に想い合いながらもすれ違っていく切ない大人のラブストーリーの主人公たちを演じるのは、本作が初共演となる高橋一生さんと川口春奈さん。高橋:ここまで純粋なラブストーリーは、もうこの先できないだろうなと思ったんです。今38歳なんですが、これだけまっすぐな人間が、これだけまっすぐに人を想い続けるということを、自分の中で違和感なくできるギリギリの年齢のような気がして。お話をいただけたタイミングが本当によかったと思います。川口さんは年齢もお若いので、まさかラブストーリーでご一緒できるなんて思っていなかったんですけれど。川口:私もこの作品の純朴さに惹かれたのはもちろんなんですけど、何よりずっと一緒にお仕事をしてみたいと思っていた高橋さんがお相手と聞いたので、ぜひやらせていただきたいと思ったんです。高橋:そう言っていただけると、とてもありがたいです(笑)。川口:高橋さんファンの方はもちろん、女性はみんなこの映画を観たら高橋さんのことが大好きになると思います。高橋さんが演じている平野は今まで会ったことがないくらい突拍子もないキャラクターなんですけど、掴みたいのに掴めない不思議な魅力があって、女性なら放っておけなくなると思うんです。高橋:僕もまったく同じ感想で、この映画を観たらみんな川口さんのことが好きになるだろうなと(笑)。それくらい、川口さんが演じている志織は、平野の突拍子もない理論立てになんだかんだ真面目に耳を傾けてくれる、かわいらしくて素敵な女性なんです。川口:実は私、共演する前は高橋さんのこと、もっと寡黙な人なのかなって勝手に思っていたんです。でも、私のくだらない話に、いつも「うんうん」と耳を傾けてくださるし、現場でも常にリードしていただいてすごく助かりました。高橋:僕に対してそういうイメージを持たれる方は多いんですけれど、川口さんは早い段階から距離を飛び越えてきてくださったというか、気さくに話しかけてきてくださったので、すごく嬉しかったんです。川口:高橋さんの演技を近くで見ていてすごいなと思ったのは、職人さんのように計り知れないほど奥深くまでキャラクターを作り込むこと。私は瞬発力でやるほうなので。高橋:僕は川口さんのタイプに憧れます。僕が自由に動いても、それこそ直感で柔軟に立ち回ってくださって。僕には縁がないと思っていたまっすぐなラブストーリーのお相手が、しっかりと芝居を受けてくださる川口さんで本当によかったです。『九月の恋と出会うまで』不思議なマンションに住む志織と小説家志望の平野。ある日、志織は“未来からの声”に命を救われる。しかし平野は志織にタイムパラドックスが生じることに気づく。1年後、愛する志織の存在が消えることを知った平野は、声の主を探すため奔走するが――。3月1日、全国ロードショー。©松尾由美/双葉社©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会たかはし・いっせい1980年12月9日生まれ、東京都出身。俳優。近作にドラマ『僕らは奇跡でできている』『みかづき』など。映画『引っ越し大名!』が8月30日公開。ニット¥32,000(オーラリーTEL:03・6427・7141)パンツ¥26,000(ウル/スタジオ ファブワークTEL:03・6438・9575)かわぐち・はるな1995年2月10日生まれ、長崎県出身。女優。ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~22:54)に和倉楓役で出演中。ジャケット¥52,000 Tシャツ¥18,000スカート¥28,000(以上アンデコレイテッドTEL:03・3794・4037)※『anan』2019年3月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・秋山貴紀(高橋さん)壽村太一(川口さん)ヘア&メイク・田中真維(MARVEE/高橋さん)笹本恭平(川口さん)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年03月03日恋愛映画初主演となる高橋一生と、映画・ドラマ・CMで幅広く活躍する川口春奈が初共演でW主演を務める『九月の恋と出会うまで』。“書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説”第1位の小説を映画化した本作は、時空を超える一途な思いと切ない嘘に涙する大人のラブストーリー。こうした<タイムリープ×ラブストーリー>は、これまでにも数々の名作を生み出してきた、恋愛映画の“鉄板”にして王道のジャンル。それぞれの作品ごとに様々な趣向が凝らされ、国・時代問わず多くの観客を魅了してきた。■過去と未来の交錯が最高に切ない!?『時をかける少女』(1983/1997/2006/2010)タイムリープ能力を持った女子高生と、未来から来た男子との交流を描いている本作。1983年の原田知世主演×大林宣彦監督の実写映画から、2006年の細田守監督によるアニメーション映画など、1965年の筒井康隆の原作発表以来、4度も映画化された。それぞれの作品ごとにテイストやストーリーは若干異なるものの、日本における<タイムリープ×ラブストーリー>の原点ともいえる作品であり、多くの人に感動を届けてきた名作。過去に戻って何かを変えることによって起こる弊害、そして未来を変えるため悪戦苦闘する姿など、SFでありながら、主人公の少女の姿は、観客に身近な存在として強く心に残っている。■過去に戻っても幸せになれない!? 『バタフライ・エフェクト』(2005)主人公は過去に戻れる不思議な能力で何度も人生の分岐点をやり直そうとするものの、選択肢を変えるたびに必ず誰かが不幸に巻き込まれてしまうストーリー。ラストで主人公(アシュトン・カッチャー)が選択するある答えは、観る者が胸をかきむしるほど切ない気持ちにさせ、話題となった。そんな本作は、1作目が大ヒットしたことで2作目、3作目とキャラクターやジャンルを変えて続編も制作された“タイムリープ映画”の名作として非常にファンの多い1作。■過去に戻るより現在を生きろ!? 『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(2014)過去に戻っても解決できない物事がある、というジレンマを描いた上記2作品とは違い、本作は“過去に戻ること”そのものの意味を問うメッセージを発している意欲作。過去に戻る能力を持った一族の男性(ドーナル・グリーソン)とその家族の物語は、どこか懐かしく、また二度と戻れない限りある“現在”を生きることへの素晴らしさを訴え、世界中を感動の渦に包み、日本でもロングランヒットした。■過去と現在で入れ替わり!? 『君の名は。』(2016)いまや日本国内では知らない人はいないと言っても過言ではない、大ヒットアニメーション映画。興行収入250億円を超え、日本の歴代興行収入ランキングでも堂々4位に入るなど、タイムリープものの新たな代名詞となった。タイムリープものが持つ時間のズレが生む“切なさ”と、男女の入れ替わりという“コミカル”な要素を掛け合わすことで、観る人を裏切る予想外のストーリーを生み出し、日本国内にとどまらず、世界でもファンを生み出すほどの社会現象に。ハリウッドで実写映画化が進行中だ。■“未来”が愛する人を消してしまう!?『九月の恋と出会うまで』(2019)<タイムリープ×ラブストーリー>作品は、主人公が過去に戻って何かを変えることの是非や、未来を変えるために奮闘する姿が描かれることが多かった。本作がそうしたこれまでの作品と一線を画す点は、タイムリープの生じる対象が“未来からの声”であるということ。そんな未来からの声に志織(川口さん)が救われたことにより現在が変わってしまい、“タイムパラドックス”が生じたことで物語は動き出していく。その矛盾に気づいた隣人の平野(高橋さん)は、変わってしまった“現在”で、志織に声を届けてくれた“未来の誰か”を見つけ出し、生じてしまった矛盾を解消するよう奔走していく。そんな中、平野が志織を思いやるからこそついてしまう、大人の嘘が切なく、涙を誘う本作。次第に惹かれ合う2人が、どのようにして運命を変えていくのか。ラストまで目が離せない展開が待っている。<タイムリープ×ラブストーリー>という王道の物語には、“時を超える強い愛”が常に伴う。どんな物語でもこの普遍的な要素が、観る人の心の琴線に触れ、数々の感動を生み出してきた。この2つが組み合わさった本作は、新たな大人の恋愛映画の名作として心に刻まれるだろう。『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:九月の恋と出会うまで 2019年3月1日より全国にて公開(C)松尾由美/双葉社(C)2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2019年02月17日寒い冬、外に出かけるのもいいけれど、お家でまったりデートするのもいいですよね。今回は、冬に彼氏と家で観たい、幸せな気分になれる恋愛映画をご紹介します。彼氏と一緒に観たい「幸せな気分になれる恋愛映画」1. 今夜、ロマンス劇場で『今夜、ロマンス劇場で』は、2018年に公開された日本映画です。映画監督を志す牧野健司(坂口健太郎)が、モノクロ映画のヒロイン美雪(綾瀬はるか)に一目惚れ。スクリーンの中から出てきたモノクロの美雪と恋に落ちるのですが、美雪は人の温もりに触れると消えてしまうという特異体質。お互い惹かれ合いながらも、触れると消えてしまう運命を抱えた男女の、切ない恋愛が美しい映像とともに楽しめる一作です。彼氏と一緒に観たい「幸せな気分になれる恋愛映画」2. 50回目のファースト・キス『50回目のファースト・キス』は、2018年に日本でリメイクが公開されたラブコメです。本家は、アメリカで2005年に公開されました。アメリカ版も日本版も両方笑えて泣けるラブコメなのですが、アメリカ版の方が笑って泣ける度が高いと個人的には感じているため、私はどちらかというとアメリカ版をお勧めしたいと思います。ヒロイン・ルーシーは1日で記憶が消えてしまうという障害の持ち主。獣医ヘンリーと恋に落ちますが、翌日には記憶を失ってしまいます。1日しか記憶が持たない女性を愛し、悪戦苦闘しながら関係を続けていこうとするヘンリーの姿にキュンとします。彼氏と一緒に観たい「幸せな気分になれる恋愛映画」3. エターナル・サンシャイン『エターナル・サンシャイン』は、恋愛映画といえばコレ!というくらい好きな作品です。平凡を絵に描いたような男・ジョエルが、破天荒な女性クレメンタインと恋に落ち幸せな日々を過ごしますが、ふとしたことですれ違い、恋愛相手の記憶を自分の中から消す「記憶除去手術」を受けることを決意します。どんなにラブラブなカップルでも、関係が長く続くと、「やっぱりこの人じゃなかったかも」「別れたい」「こんな人と会わなければよかったかも」と思ってしまう一瞬ってありますよね。完璧ではないふたりが、お互いの存在を消したいほど恋をしたことに後悔したりしながらも、自分の心の奥にある本当の気持ちに気がついていくまでの様子が鮮明に描かれています。各国の脚本賞を総なめにした本作は、ストーリー展開がとにかく秀逸。観終わったあとにすぐにもう一回観たくなる映画の代表格でもあります。彼氏と一緒に観たい「幸せな気分になれる恋愛映画」4. 愛しのローズマリー笑えるラブコメが観たいという方に一押しなのは、『愛しのローズマリー』です。主人公のハルは超面食い。女性の中身は気にせず、とにかくルックスが美しい女性ばかりを追いかけている男性です。美女しか視界に入っていなかったハルですが、ある日、特殊な催眠術をかけられて、「内面の美しい女性が美しく見える」ようになってしまったのです。そこで出会ったのは超絶美女ローズマリー。必死に口説きますが、実は、ローズマリーは心こそ美しいのですが、実際は100キロを超える巨体で、ハルの好みとはまったく違う女性だったのです。何も難しいことを考えずに観られて、笑えて、最後はスカッとできる、気分爽快なハッピーエンド恋愛映画です。さいごに今回は、幸せな気分になれるハッピーエンドの恋愛映画を4つご紹介しました。男性でも楽しめる映画ばかりなので、気になった映画がある方は、ぜひ彼氏と一緒にご覧になってくださいね。
2019年01月23日恋の教科書としてドラマや映画のワンシーンをマネしようとする女性がいますが、ドラマや映画は所詮物語…現実とは違います。例えば主人公の女性の行動に男性が惹かれるシーンがあったとして、現実でそれをマネして同じ行動をとっても男性の心が動く可能性はほとんどないでしょう。とは言え、一方でドラマや映画のような恋愛経験がある女性がいるのも事実であり、つまりドラマや映画は参考になるシーンもあれば参考にならないシーンもあるのです。特に、ここでお伝えするシーンをマネしてしまうと全く恋愛に活かせないので要注意です。1. ドラマのような運命の出会いはまずあり得ない!ドラマや映画のシーンで最も参考にならないのは、何と言っても男性と出会うシーンでしょう。大抵の物語では運命的な出会いをしますが、運命の出会いに期待していては男性と出会うチャンスを逃してしまいます。もちろん運命の出会いが訪れる可能性はゼロではないですが、現実的に考えるのであれば自分から行動しなければ男性と出会うことはできません。例えば現実では次のような方法で出会いのチャンスを作りましょう。(1) 学生時代の友人と再会するならSNSドラマや映画では学生時代の友人と再会した末、最終的に結ばれる展開の物語が多いですよね。しかし、実際には何年も会っていない学生時代の友人と偶然再会する確率はゼロに近く、例えバッタリ会ったとしてもお互いが分かるかどうかも疑問です。現実において学生時代の友人と再会したいなら、偶然に期待するのではなくSNSを利用しましょう。例えば本名での登録が必要なFacebook、もしくは連絡先さえ分かっているなら思い切って連絡する…このようにSNSを駆使しなければ再会は果たせないでしょう。(2) 社内恋愛をするならドジは厳禁社内で素敵な男性と出会った末に結ばれる…これは特にドラマであるあるの物語です。また、現実においても社内恋愛は珍しくないため、その意味では社内恋愛はドラマに近い展開を狙えます。しかし1つだけ決定的にドラマと現実で違う点があり、それはドジな女性はモテないことです。社内恋愛をテーマしたドラマでは、主人公の女性は大抵ドジでおっちょこちょいです。視聴者も笑ってしまうようなミスを連発し、それでも頑張る姿に男性が惹かれます。しかし現実だと仕事のミスを連発するドジな女性はむしろウザがられる可能性が高いため、仮に自分がドジだと自覚しているならそれは短所だと思いましょう。2. 付き合う前の微妙な関係…ドラマや映画を参考にすると間違いだらけ!ドラマや映画では、付き合ってからよりも付き合う前の微妙な関係の時期が長く描かれています。そして、この時期においてドラマや映画を参考にするのは厳禁です。なぜなら付き合う前の微妙な関係の時に起こるシーンのほとんどが全く参考にならないからです。参考にならないだけならともかく、中には実践することでその恋を失うほどの致命傷を負ってしまうことすらあります。(1) 心が揺れて他の男性のところに行ったらアウトドラマや映画では、主人公の女性と男性がすんなり結ばれることはなく、例えば女性が他の男性に一瞬惹かれてしまう時期があります。そして、女性はやっぱり元の男性が好きだと気づいて最終的には結ばれる…このパターンが非常に多いですよね。しかし、実際にこれをやってしまうとその時点で恋が終わります。と言うのも、他の男性に惹かれた時点でアウトになるからです。男性心理で考えれば、自分を好きだと言った女性が他の男性のところに行ってしまえば、女性は軽い女だと判断します。その結果女性を嫌いになるわけで、ドラマや映画のように裏切られても女性を待つ男性はほとんどいないでしょう。(2) 付き合う前にキスする男は遊び人ドラマや映画のキスシーンは、大抵付き合う前の状態であるパターンが多いですね。確かに、女性からすれば好きな男性とキスするのは嬉しいかもしれませんが、冷静に考えて付き合う前にキスする男性はどうなのでしょうか。本当にムードによって自然なキスをした場合はともかく、濃厚なキスをする男性は遊び人の可能性が高く、女性がそれに応じた時点で次はセックスを狙うでしょう。このため、現実で付き合う前にキスすると結果的に遊ばれてしまう可能性が高いのです。3. まとめドラマや映画では本来なら最低行為であるはずの不倫や浮気でさえ美しく描いてあり、その点で判断しても現実の恋愛において参考にならないことが分かります。敢えて言えば、あらゆる場面でのセリフは口ベタな女性の参考になるかもしれませんが、行動においてはほとんど参考になりません。「街で懐かしい男性に再会する」、「会社でドジな女性がモテる」、「心が揺れて他の男性の元に行ってしまう」、「付き合う前にキスをする」…特にこれらはドラマや映画だから許されることです。エンディングで流れるとおり、「この物語はフィクションです」であることを忘れてはいけません。written by Ryuka
2018年09月03日未来を選び直す男と女©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktionベストセラー作家のマックスは、実らなかった恋の思い出を新作の小説としてつづり、その小説のプロモーションのためニューヨークを訪れました。彼はこの街でレベッカと出会い激しい恋に落ちましたが、小説のネタを求めて各地にを彷徨うたび、いつしか音信も途絶えてしまいます。しかし、かつての恋人であるレベッカと再会を果たしますが、彼女は別れた後に何があったのかを一切語ろうとはしません。失意のマックスがニューヨークへと発つ3日前、レベッカからモントーク岬への旅が舞い込みます。そこは幸せの絶頂にいた2人が訪れた思い出の場所でしたが......。 艶やかな大人の愛の物語©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktion物語は男の情熱で幕を開け、女の拒絶から一点、戸惑いときめきが交差する思いでの地へのショート・トリップへと進んでいきます。日帰りのはずでしたが、突然のアクシデントから一夜を共にする2人。ですが、その翌日に、予想もしない彼女からの告白が待っていました。1つ謎が解けるたびに、夢の女性から現実の女性へと息を吹き返していきます。忘れられないかつての恋人との再会というロマンティックな展開の先に待っているのは、男と女の恋愛観の決定的な違い。違うからこそ求め合い、理解できないからこそ愛おしい、大人の愛の物語が誕生しました。 味わい深い人生のアンサンブル©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktionアカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『ブリキの太鼓』で世界にセンセーションを巻き起こし、そこ後も重厚なヒューマンドラマや文芸大作で映画史に輝かしい足跡を残してきた、ドイツのフォルカー・シュレンドルフ監督の最新作。78歳になる大監督が長年に渡り企画を温め、艶やかなラブストーリーを完成させました。大切な恋の輝かしい思い出が、未来へ向かう力をくれる、味わい深い物語を是非劇場でお楽しみください。 【情報】『男と女、モントークの岬で』5月25日(土)全国順次公開監督:フォルカー・シュレンドルフキャスト:ステラン・スカルスガルド、ニーナ・ホス、スザンネ・ウォルフ、ブロナー・ギャラガー原題:Return to Montauk
2018年05月29日●マネージャーさんが興奮した『ママレード・ボーイ』漫画家・吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載されシリーズ累計発行部数1,000万部突破、アニメ化もされた人気作『ママレード・ボーイ』が満を持して実写映画化され、27日より公開された。両親のパートナーチェンジ再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希と、同い年の松浦遊の恋物語は多くの女性を惹きつけたが、さらに話題となっていたのは光希の同級生・銀太の存在。「遊派? 銀太派?」と、どちらの男子が好みか人気を二分した銀太を演じたのは、EXILEの最年少であり、FANTASTICSのメンバーとしても活躍する佐藤大樹だ。恋愛映画初出演という佐藤にインタビューした。○参考映像を集めるタイプ――『ママレード・ボーイ』という作品はもともとご存知だったんですか?最初は知らなかったです。お話をいただいたときにマネージャーさんが「すごい作品だよこれは!」と興奮していて、調べてみて伝説的な作品だと知りました。それから原作も読んでアニメも見たので、「銀太役が僕でいいのかな」という気持ちにはなりましたが、不安の反面、やり甲斐もあるし、絶対に頑張ろうと臨みました。――恋愛作品は初ということですが。初めての恋愛作品で、年齢的にも、今、やりたい役でした。すごく嬉しかったですし、完成した作品を観ても、今までにない役をやっている自分が新鮮でした。周囲の方から嬉しい言葉ももらうことができました。――最近は、LDHの皆さんもかなり恋愛映画に出てらっしゃるイメージがありますね。僕も、どんどんやりたいと思っています。会社としても壁はなくなってきていますし、先輩が出ている作品を観て研究もしました。――どんな作品を観て勉強したんですか?いっぱいあります! 廣木監督の『オオカミ少女と黒王子』も観ました。山崎賢人さんの作品や、先輩の岩田剛典さんの作品、ジャニーズさんの作品も、ありとあらゆる恋愛映画を観ました。もともと映画を観るのが好きだし、勉強も好きなんです。役作りのために、とことん自分で参考映像を集めるタイプなので、楽しかったです。――今までの作品でも結構そういう風に参考になる作品を観られてきたんですか?役が来るごとに、「違う自分になるためにはどうしたらいいんだろう?」と考えて、近い作品や監督の作品を観ています。監督のおっしゃる言葉も助けになるんですけど、自分で考えなければいけないところもたくさんありますし、いろいろな作品を見て吸収して反映させるのが、合っているのかなと思います。●レモンサワーに助けられた○グループの存在も知ってもらいたい――前からお芝居もしたいと言われていたそうですね。根っから表現することが好きなんです。お芝居は、普段の自分じゃない自分になれるんですよね。ライブは”自分”なので、役を演じることによって、普段着ない服や髪型、言葉遣いに挑戦できるのが大好きです。――今回の作品では、緊張したシーンや大変だったシーンはありましたか?テニスシーンの後、光希に告白したシーンと、公園のシーンはすごく緊張しました。銀太の見せ場だし、原作でも印象が強いシーンですよね。原作ファンの方が待っているシーンだとも思ったので、緊張しました。監督からも、理由のないNGを何度も出していただいたので、悩んだシーンでしたが、OKをもらった時には達成感を得ることができました。――ふだんはEXILE、FANTASTICSとしてご活躍されていますが、『ママレード・ボーイ』の出演が決まった時、メンバーはどのような反応でしたか?最初は「ついにやるんだ、恋愛映画」という感じでした。FANTASTICSのメンバー全員で試写に行ったら、みんな「変な気持ちだった」と言っていて(笑)。でもエンドロールで、「EXILE」「FANTASTICS」と名前が出てきたことに鳥肌が立つくらい感動しました。作品を通して、グループの存在も知ってもらえたら嬉しいです。――FANTASTICSさんの中では率いる側だと思いますが、銀太は少しコミカルな演技もあって、みんなに見られるのはもしかしたら照れる部分もあるのかな、と思いました。メンバーに、かっこ悪い姿を見られた、というのはあるかもしれないですね(笑)。普段の僕と違うところを見てもらえるのは、狙い通りなのでいいんですが、逆に「普段の大樹が出ていたね」と言われたので、それは今後の参考にしたいです。○「ママレード・サワー」を作って欲しい――佐藤さんは、遊と銀太だったら、どちらがかっこいいと思いますか?映画だったら、遊を選びます。原作だったら銀太を選びますね。シンプルに、亮くんがかっこいいです(笑)。俳優・吉沢亮としての格を存分に発揮されているなと思ったので、単純にすごいなと思いました。――自分が選ぶ視点で(笑)。実際に自分に近いのはどちらですか?絶対、銀太ですね! かっこ悪い部分、めちゃめちゃあるので。全然、プライベートでもあるんだろうなというところばかりでした(笑)。テニスや恋に一生懸命に走る姿は好きなところで、ダンスを始めた頃の自分に似ていて、応援したくなりました。――普段も集団で活動されていて、映画もたくさんの人たちと作られていくと思いますが、コミュニケーションの取り方などで気をつけたことはありましたか?同世代ということもあって、入り口は戸惑うんですけど、今回は「レモンサワー」に助けられました(笑)。監督と亮くんが食事に行く時に、僕も誘ってもらったんですが、亮くんは2度目の座組だったのでもう監督と仲が良くて。僕は初めてだったのですが、やっぱりEXILE=レモンサワーというイメージがあったので、その話で盛り上がりました。そのきっかけをくれたのも亮君だったんですよ。――『ママレード・ボーイ』で「レモンサワー」に助けられたって、なんだかいいですね。感謝しました! いつか「ママレード・サワー」を作ってほしいです(笑)。●光希と茗子、どちらがタイプ?○プレッシャーや決意もあった――他の方の印象も伺えれば。桜井日奈子さんはどのような印象でしたか?日奈子ちゃんはいい意味で男性っぽい。本当に真面目で、長年バスケをやっていたので、体育会系でしっかりしています。年下なんですけど、ふっと会話に入ってきていつの間にか4人で話している機会が多かったです。今まで作品で観ていたときのイメージが変わりましたし、すごい女優さんだなと思いました。――優希美青さんの印象は。4人で過ごされることも多かったそうですね。天然ですごく変わり者で、常にみんなにいじられていて、ムードメーカーでした。彼女が発言したことに対して、みんなで笑うことが多かったです。ただ今回、意外と4人のシーンがないんですよ。それがちょっと心残りでした。――佐藤さんご自身は、光希と茗子、どちらがタイプですか?うーん、光希かなあ。茗子もかわいいけど、映画を観た後だと、やっぱりまっすぐに頑張っている光希が好きになると思います。――では、最後にこの映画を楽しみにしている方にメッセージをいただければ。これだけ、いろいろな世代に愛されてる作品を演じる上で、みんな決意やプレッシャーがあったと思うんです。でも、胸を張ってみなさんに観てもらいたいという作品になっているので、原作を知らない人も知ってる人も、キュンキュンしてもらえます! ぜひ観てください。■佐藤大樹1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。11年、FUNKY MONKEY BABYSの「ラブレター」のMVに出演し俳優デビュー。14年EXILEに加入、17年にはFANTASTICSとしても活動を始める。出演作にTVドラマ『シュガーレス』(12)、『俺たちの明日』(14)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、『HiGH&LOW』(16-17)など。2017年6月には舞台『錆色のアーマ』で主演を務め、アーティスト活動のほかにも俳優としてマルチに活動中。
2018年04月29日●キスシーンはスピードや角度を考えた漫画家・吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載されシリーズ累計発行部数1,000万部突破、アニメ化もされた人気作『ママレード・ボーイ』が満を持して実写映画化され、27日より公開された。両親のパートナーチェンジ再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希と、同い年の松浦遊……という衝撃的な設定に挑むのは今まさに旬をむかえている桜井日奈子と吉沢亮。タイトルにもなっている甘くて苦い「ママレード・ボーイ」を演じた吉沢は、意外にも恋愛映画でヒロインの相手役を務めるのは初めてだという。○周りの反応がすごかった『ママレ』――今回『ママレード・ボーイ』の主演に、というお話を聞いた時の印象を教えてください。単純に嬉しかったです。今まで少女漫画の作品に出させてもらう機会がありましたけど、ちゃんと恋が実る役は初めて。あとはどうしても、噛ませ犬ばっかりやってきた人間なので(笑)。嬉しかったです。――個人的には世代ドンピシャなんですが、タイトルの大きさは意識されましたか?名前は知っていたんですけどこれまで読んだことはなく、でも周りの反応がすごかったですね。どの現場に行っても「『ママレード・ボーイ』をやるんだ」と言われるので、他の人からの熱も感じていました。――映画を拝見して、原作とまた違う雰囲気も面白かったですね。キラキラした少女漫画というのともまた違って。僕は生活感あふれる食事のシーンや家族のシーンが印象的でした。”壁ドン”のようなわかりやすさではなく、2人の距離感が縮んだり離れたりというもどかしさのキュンキュンが詰まっていて、良いなと思いました。2人が恋ということを知って成長していく物語なので、作品としてすごく面白いんじゃないかな。廣木監督は、役として生きることをすごく大切にしてくれるので、やりやすかったです。○保健室のキスに感じた難しさ――難しかったシーンはありましたか?キスシーンですね。芝居の流れということじゃなくて、「綺麗に見せなきゃいけない」という意識が強すぎて、スピード感や角度、タイミング、いろんなことを考えてしまいました。――キスシーン、何回か出てきますが、どのキスが一番難しかったですか?保健室のキスシーンです。自分の感覚で演じていましたが、我ながらそんなスピード感で人にキスしないだろ、と思いました(笑)。でも、やっぱりキュンとする見せ方があるわけじゃないですか。正解だったのかは観てくださる方に委ねますが、こういう作品の主演って難しいなと、感じたシーンでもありました。芝居部分に関しても、どういうことにキュンとするのかなとも考えましたが、遊は意識的にカッコつけてる人間でもないし、彼が出している雰囲気がどこか魅力的、ということなので、考えすぎず、自然に演じるように心がけていました。――吉沢さんご自身が作品を見て「キュン」としたシーンはありましたか?茗子と名村先生の図書室のシーンは、モニターで見ててキュンキュンしました。こっそりキスして、「誰か見てたらどうすんだよ」なんて言われていて、「かわいい〜」と思いながら見ていました。光希に対して大人な意見を語っている茗子が、女の子っぽくなる感じがキュンときました。●"顔面フル活用"はできたのか?○”ラッキースケベ”が起きないかな――吉沢さんご自身が作品を見て「キュン」としたシーンはありましたか?茗子と名村先生の図書室のシーンは、モニターで見ててキュンキュンしました。こっそりキスして、「誰か見てたらどうすんだよ」なんて言われていて、「かわいい〜」と思いながら見ていました。光希に対して大人な意見を語っている茗子が、女の子っぽくなる感じがキュンときました。――ああいう秘密の恋はやっぱり素敵ですよね。あれ、キュンキュンじゃないですか! この作品って、憧れるシチュエーションがいっぱいありますよね。年頃の男女がシェアハウス、というのも妄想はしたことあると思うし。――自身の高校生活でのキュンキュンや、当時の憧れのシチュエーションなどはありましたか?僕の高校生活はキュンキュンしてなかったですね。少年マンガのハプニング的なことが起きないかな、と思ってました。”ラッキースケベ”が起きないかなと思ってたけど、意外とないですね(笑)。○共演者の印象は?――作品の発表時には、吉沢さんの「ついにこの顔面をフル活用する時が来た」というコメントも話題になりましたが、フル活用できましたか?できていたかな(笑)。でもあんまり意識はしてなくて、やっぱりかっこよく見せようというよりは役に生きる感覚でした。――吉沢さんは毎回コメントが面白くて、言語センスがすごいなと思います。つい、ふざけたくなっちゃうんです。爪痕を残そうという意識はないですし、真面目なコメントも大事だと思うんですけど、少しだけ変なことをいれたくなってしまうんです。――撮影中は4人で仲が良かったということでしたが、それぞれの印象をお伺いできればと思います。まず、光希役の桜井日奈子さんは。日奈子ちゃんは光希のまんまでした。かわいらしい部分もあるけど、強い部分を持っている人で、ギャップがあります。現場での居方も堂々としているし、光希だなと思いました。あまり映画の現場を経験したことがないと言っていましたけど、僕のようにふらふらしていないし、自分のやるべきことをわきまえている。女優さんだなと思いました。――銀太役の佐藤大樹さんは。まっすぐ。すげー、まっすぐですね。兄貴肌的な部分もあるし、ちょっと弟っぽい部分もあるし、人に好かれるだろうな。「かわいい〜」と思っていました。そんなに年は変わらないんですけど、すごくいいやつで、爽やかなんです。――茗子役の優希美青さん。すごく面白くて、変なギャップがある人です。天然な部分もあるし、変わってると思います。一番好きな食べ物が、イノシシの肉ですからね(笑)。現場ではムードメーカーで、みんなもいじっていました。――家族のシーンも多かったですが、どのような雰囲気でしたか?両親Sの皆さんが、安定感ですごく支えてくださっていました。現場の雰囲気をいい方向に導いていくださって、すごく頼りになりました。あとは現場の居方も、本当に素晴らしい。ワンカットワンカット、待ち時間も定位置をシェアハウスの中で見つけて過ごされているんです。――先ほども話題になってましたが、現場の居方、模索されているんですか?いつも空き時間とか、ウロウロしてしまうんですよね……。好奇心もありますし、いろいろ周囲を見に行っちゃったりとか、居場所を探してしまうところはあります。●役者としての楽しさ&プレゼントも○ヤバイと噂の"遊"役――最近は駅などでも、吉沢さんの広告がすごくたくさんあって、ますます時代が来ている感じですが、『ママレード・ボーイ』でもまたさらに飛躍されそうですね。これだけ大きな作品で主演をやらせていただくのは初めてなので、反応もドキドキですね。いろんな意見をもらうわけで、ちゃんと受け入れてもらえたら嬉しいなと思います。――すでに「『ママレード・ボーイ』の吉沢さんがやばい」という噂は伺っております。本当ですか? 吉沢がやばいと。じゃあ大丈夫です!(笑)――最後に、吉沢さんにとっての役者としての楽しさはどこにあるのか、教えてください。芝居してる時が、楽しいです。感情的が昂る、切ない、みたいなシーンって、気持ちいい。感情をバッと出すと体的にも気持ち的にも辛いし、きついですけど、やってる瞬間はすごく気持ちいいなと思うんですよね。汚い部分を出せば出すほど、気持ち良くなる。音楽とかもそうなのかもしれないけど、自分にとってはグチャグチャしたものをそれだけさらけ出せる仕事って、芝居ぐらいしかないと思います。何かを表現するということしかないと思うから、楽しい仕事をさせてもらっています。■吉沢亮1994年2月1日生まれ、東京都出身。09年に行われた「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で特別賞を受賞し、デビュー。『仮面ライダーフォーゼ』シリーズ(11-12)で朔田流星役を演じ注目を浴び、その後数々のテレビドラマ、映画に出演。17年には『銀魂』など5本の映画に出演するなど今最も勢いのある若手俳優である。主な出演作に、『アオハライド』(14)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『斉木楠雄のΨ難』(17)など。今年の公開作として本作のほかに『悪と仮面のルール』『リバーズ・エッジ』『レオン』『あのコの、トリコ。』などがある。
2018年04月28日伊坂幸太郎の恋愛小説集『アイネクライネナハトムジーク』が実写映画化。2019年9月20日(金)、全国の映画館にて公開される。伊坂幸太郎の恋愛小説集を実写映画化伊坂幸太郎は2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞など数多くの賞を受賞した人気作家。今回は、伊坂の初にして唯一の恋愛小説集で42万部を売り上げるベストセラーとなった『アイネクライネナハトムジーク』が実写映画化される。”アイネクライネナハトムジーク”とは、”ある小さな夜の曲”という意味を持つモーツァルトが作曲した作品の1つ。「劇的な出会い」を待つだけの男、佐藤を主人公としたいわゆる"ダメ恋愛映画"。不器用で愛おしい面々が織りなす、心温まる愛や恋の物語だ。三浦春馬×多部未華子が“不器用な男女”に物語に登場するキャラクターを紹介。キャストには、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の三浦春馬や『あやしい彼女』の多部未華子をはじめとする人気キャストの顔ぶれが揃う。佐藤役(三浦春馬)物語の主人公。マーケティングリサーチ会社勤務の「劇的な出会い」を待つだけの男。本間紗季役/通称シャンプーさん(多部未華⼦)偶然佐藤と出会う⼥性。フリーター。織田一真役(矢本悠馬)佐藤の学生時代からの親友。ちょっと変わり者。居酒屋で働く。織田由美役(森絵梨佳)一真の妻。学生時代モテモテのマドンナ。織田美緒役(垣松祐里)高校生。一真と由美の生意気な娘。久留米和人役(萩原利久)高校生。何かと美緒が気になる。美奈子役(貫地谷しほり)織田由美の同級生で、現在は美容師。声しか知らない男性に恋をする。板橋香澄役(MEGUMI)美奈子の美容室の常連。何かと美奈子を気にかけている。<その他キャラクター>藤間役(原田泰造):佐藤の会社の上司。妻と娘に逃げられる。斎藤さん役(こだまたいち):仙台駅まで弾き語りを続ける不思議なミュージシャン。ウィンストン小野役(成田瑛基):日本人初のヘビー級ボクシング世界チャンピオン。セコンド役(サンドウィッチマン):ウィンストン小野をリングサイドで支える。亜美子役(八木優希):高校生。美緒や和人のクラスメイト。監督・今泉力哉メガホンを取るのは、"ダメ恋愛映画の旗手"とも称される今泉力哉。伊坂が『こっぴどい猫』を見て感動し、「映像化できるのは今泉監督しかいない」とラブコールを送り実現した。緻密な構成と巧みな演出で、リアルで新しい恋愛群像を描いてきた今泉が、どのようにして伊坂ワールドを変換するのか期待が高まる。斉藤和義との交流により小説が誕生、主題歌・音楽も担当主題歌「小さな夜」と劇中音楽を、シンガーソングライターの斉藤和義が担当する。主題歌は、斉藤が映画用に書き下ろした、物語の重要な鍵となる楽曲だ。なおこの作品の誕生には、伊坂と斉藤との交流が大きく関わっている。伊坂は斉藤の楽曲「幸福な朝食退屈な夕食」を聞き、当時勤めていた会社を退職。執筆活動に専念することを決めたというほど、斉藤の大ファンだった。後に斎藤から"出会い"をテーマに作詞を依頼されることになるのだが、「苦手な恋愛モノでも、作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆したという。それが『アイネクライネナハトムジーク』第1章の"アイネクライネ"というわけだ。これを受けて斉藤は、楽曲『ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜』を制作。さらに、この曲のシングル初回限定盤に付属される特典用小説として、伊坂が第2章となる"ライトヘビー"を書き下ろした。ストーリーギターの弾き語りが心地よく響く仙台駅前。大型ビジョンからは、ボクシング世界戦のタイトルマッチに沸く声。「劇的な出会い」を待つだけの男・佐藤(三浦春馬)は、妻と娘に出て行かれた会社の先輩のことを思いながら、この時代に街頭アンケートを実施している。それに快く応えるリクルートスーツの女。手には「シャンプー」の文字。大学を中退し居酒屋で働く佐藤の親友は、なぜかみんなの憧れの美人妻をゲットしすでに娘をもつ。美人妻の同級生は声しか知らない男に恋をしている。運命って、奇跡って、幸せって?音と音がつながってリズムやメロディが生まれるように、誰かと誰かが出会って絆や物語が生まれる――これは、不器用で愛おしい面々が織りなす、心温まる愛とか恋の物語。作品情報映画『アイネクライネナハトムジーク』公開時期:2019年9月20日(金)、全国ロードショー原作:伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)監督:今泉力哉出演:三浦春馬、多部未華⼦、⽮本悠⾺、森絵梨佳、恒松祐⾥、萩原利久、成田瑛基、⼋⽊優希、こだまたいち、MEGUMI、柳憂怜、濱⽥マリ、藤原季節、中川翼、祷キララ、伊達みきお、 富澤たけし、貫地⾕しほり、原田泰造主題歌:⻫藤和義「⼩さな夜」
2018年03月14日●友情を超えた、眩しい絆の物語第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。メガホンをとった三木孝浩監督は、恋愛映画の名手としても知られているが、今回は薫と千太郎の友情が物語を動かしていく。知念、中川、小松という若手トップクラスの俳優陣や同作の見どころについて、三木監督に話を聞いた。○未成熟な人間がもがく姿を描きたい――恋愛映画のイメージが強い三木監督ですが、今回は薫と千太郎、2人の友情がメインなのかなと思いました。恋愛映画のイメージ、強いですか?(笑) 僕は、大きなくくりで「青春映画」が多いということなんだと思います。だから恋愛も青春映画だし、友情も青春映画なんですよね。「未成熟な人間が、自分のあるべき姿に向かってもがく」ところに美しさを感じるし、キャラクター達がすごく愛おしくなるので、描くのが好きなテーマです。もがく対象が恋愛のときもあれば、部活のときもあり、音楽や友情だったりもする。でも目指すものがそれぞれ違うだけで、根底には未成熟な人間の成長があります。――今回の『坂道のアポロン』では、これまで恋愛映画で使われていた手法を、2人の友情を描くときにもとられていたというお話でしたが。普通のラブストーリーに使う手法を、薫と千太郎の関係を描くときに応用したところはありますね。たとえば薫が千太郎を見る時の音楽や映像表現は、女の子が魅力的な男の子を見た瞬間の演出にしています。「強烈な魅力を放つ千太郎に、どんどん反発しながらも惹かれていく薫」という図を、一種のラブストーリーに見えてもいいかな、くらいの感覚で撮っていました。というのも、この作品は単なる友情の話ではなく、それぞれが奥底に孤独を抱えながら、「独りじゃない」と思わせてくれる相手に出会う物語だからなんです。薫と千太郎が音楽を通じて「自分がここにいていい」という証明を見つけて、互いに存在理由を見出していく。その友情を超えた結びつきは、律子の目線で見るとすごくうらやましく感じるし、映画を観た方が「その中に入りたい」と思ってくれたら、世界観が描けているということなのだと思いました。――夜の教会に2人で並んでいるところや、2人で坂道を駆け下りていくところなど、あまりにもまぶしすぎて……。手を取ってダッシュするって、映画『卒業』のような駆け落ちパターンですからね(笑)。しかも笑顔で駆け下りていく。でも、薫と千太郎だったら「そうだよな」と納得してしまう感じがありますし、観客の方にも愛おしく見えたらいいなと思いました。●期待以上の演奏シーンに、監督もキュンキュン○律子のキュートさは小松菜奈ならでは――一方で、律子と薫もキュンとするシーンが多くて、糸電話のシーンやキスシーンも素敵でしたよね。糸電話も、昭和の時代設定だからこそ描けるアナログ感でしたね。電話も携帯ではなく家の電話ですし、なかなかコミュニケーションを取れない難しさがある。でも顔を見合わせることがやっぱり一番のコミュニケーションというところが、この時代を描く面白さだったりもしますし、今までにない空気感を出せたのですごく楽しかったです。――出演者の方も少しレトロポップ感のある顔立ちなのかなと思いました。特に菜奈ちゃんは、60年代のファッションがすごく似合うんですよ。元々、モデルもやっているので何でも似合うんですけど、あのキュートさは、なかなか出せない。やっぱり、菜奈ちゃんだなと思いました。――三木監督は、映画を観てキュンとしたりするタイプなんですか?めちゃめちゃします(笑)。もう、キュンキュンしてますね。――撮影中もキュンキュンされているんですか?かなりしています(笑)。でも今回何が一番キュンと来たかって、完成披露のときの舞台挨拶かな。その場でピアノを演奏した知念くんと、ドラムを演奏した大志くん、2人の目線が合った瞬間は、もうキュンキュンしました。映画の演奏シーンも、千太郎と薫が「よしいくぞ!」と目を合わせたり、相手の演奏を見て「すごいな」と笑顔になっていたりする瞬間、2人は笑顔なのに、観ているこっちは泣けてくるんです。彼らが音楽を演奏している姿を見て、孤独を抱える2人が本当に幸せそうな表情をしているところが、やっぱりグッときました。演奏シーンでは互いの目線を撮るときに、2つのカメラでそれぞれ顔に寄っていたんですが、モニターを並べて見ていたら、「これだけ演奏を練習してきたけど、もう、表情だけでシーンが成立するんじゃないか?」という気持ちになりました。これまでの準備や練習があって、感情も高めて来たからこそ、この表情が出来るんだなと思いました。表情だけで2人のすべてが伝わる、それくらいの演技をしてくれたんです。○アニメ版に刺激された――映画を拝見しても、よくあの演奏を……とびっくりしました。やはり演奏シーンはすごく大事に撮られていたんですか?原作も素晴らしいですし、僕も元々アニメ版を観ていたので、文化祭のシーンのすごさは身に染みていました。プレイヤーの動きをトレースして、もはや音楽が流れていなくても音の伝わるようなアニメーションになっていて、すごいと思っていたのに、それを自分が撮らなきゃいけない。これを実写でやるとなると、役者に相当負担がかかると思いました。実際に若い年代の俳優さん達がやらなければいけないと考えると、最初は「それは無理じゃないかな」と、思ったくらいです。でも目標としては、遜色ないものを作りたかったですし、特にこだわって作った部分でした。――演奏シーンをプロの方の吹き替えにしようと考えたりはしなかったんですか?最初は、手元はプロのプレイヤーに任せるという選択肢もあるのかな、と思いました。でもこちらの想像以上に、2人が演奏曲を完璧にトレースできていたので、もう本当に、感動しましたね。嘘をつかなくてすむというのは、監督として本当に幸せな事です。本人が演奏しているというリアリティがあるからこそ、感動できるというのは大きいです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月07日石田衣良の恋愛小説『娼年』を、松坂桃李主演で映画化。2018年4月6日(金)より、全国で公開される。石田衣良の恋愛小説を映画化原作は、2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説。「娼夫」として生きることになった主人公・森中領(もりなかりょう、通称:リョウ)が、一人の人間として、男性として成長する姿を描き、性の極限を表現したセンセーショナルな内容が話題となった。また2016年には三浦大輔演出、松坂桃李主演で舞台化され、原作に忠実にセックスを描いたストーリーと松坂桃李の体当たりの演技が注目を集めた。今回の映画では、再び三浦大輔と松坂桃李がタッグを組み、舞台とは一味違う映像表現の限界に挑戦する。キャスト松坂桃李が体当たりの演技に挑む主演を飾るのは、2018年に『不能犯』、『孤狼の血』などが立て続けに公開を控える松坂桃李。「娼夫」として女性の欲望や奥深さに触れ、一人の人間として成長していく主人公リョウを演じる。舞台に引き続くキャスティングとなり、映画という枠でどのような表現に挑むのか、期待が高まる。秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」のオーナーで、リョウが想いを寄せる御堂静香には『無限の住人』、『帝一の國』などの映画をはじめ、ドラマ、舞台と幅広い活躍を見せる、元宝塚歌劇団の真飛聖。女性の心の闇や性を大胆かつ繊細に演じる。静香の娘・咲良役には、冨手麻妙。「パッション」に入るための"情熱の試験"の場でリョウの前に現れる。過去には『新宿スワン』、『みんな!エスパーだよ!』に出演。その他にも、リョウが「娼夫」として出会う様々な客たちとして、魅力的な登場人物たちが登場する。わけありの泉川(いずみかわ)夫妻の夫役には西岡徳馬、上品な老女役には舞台に引き続き江波杏子が扮する。監督は舞台化も手掛けた三浦大輔メガホンを取ったのは『何者』、『裏切りの街』を手掛けた三浦大輔。映画監督としてだけでなく劇作家、演出家としても活躍する。三浦監督は映像化について「色んな意味で舞台化よりさらに困難な作業になりましたが、原作の石田衣良さんの小説の意思を受け継ぎ、性描写に関しては一切妥協せず、でも、よりポップに描き切ったつもりでいます。結果、あまり前例がない、新しいエンターテイメントが産まれた予感がしています。」と語っている。ストーリー主人公の森中領は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける女性専用コールクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。詳細『娼年』公開時期:2018年4月6日(金) TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー出演:松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戸瑠李、西岡德馬、江波杏子脚本・監督:三浦大輔原作:石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会■特典付きムビチケカード 1,400円 <数量限定>発売日:2月10日(土)特典:オリジナルポストカード3枚セット(場面写真2点+スペシャルショット1点)※取扱映画館など詳細は映画公式サイトにて要確認。
2017年12月22日いつもヒロインの傍にいるけど、報われない…そんな二番手男子は、恋愛映画の必須要素!『オオカミ少女と黒王子』ではヒロインを優しい言葉で陰ながら支えようとする、内気なメガネ男子・日下部(吉沢亮)や、『ヒロイン失格』ではチャラい面がありつつも、次第に本気でヒロインのことを好きになっていく、学校イチのイケメン・弘光(坂口健太郎)など、過去の恋愛映画でヒットした作品には、イケメンで優しいけれど、なぜか報われない男子たちの存在感が光る作品がズラリ。そんな中、今年の秋は、2つの“先生と生徒の恋”を描く作品に、まったくタイプの異なる2人の二番手男子が降臨する。先生を想うヒロインを一途に、優しく支える…変幻自在の実力派若手俳優・健太郎『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)少女コミックを代表する純愛名作として親しまれ、7年間に渡って別冊マーガレット(集英社)で長期連載した、累計発行部数570万部突破の大ヒットコミック「先生!」が実写映画化。『僕等がいた』以来、5年ぶりとなる“恋愛映画”への出演を果たす生田斗真と、『三度目の殺人』でも進化を見せる女優・広瀬すずが初共演を果たした。ぶっきらぼうだが生徒思いの教師・伊藤(生田さん)。そんな伊藤に生まれて初めての恋をする純粋でまっすぐな高校生・響(広瀬さん)。響の一度芽生えた感情は止まらず、不器用ながらもその素直な気持ちを伊藤へぶつけていく。そんな純粋でまっすぐな想いに心を動かされながらも、響のことを想うがゆえに「俺はやめとけ」と突き放してしまう伊藤。そんな先生の態度にショックを隠し切れない響を強く励まし続けたのが、同じ北高校の弓道部部長・藤岡勇輔だ。演じたのは、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『サクラダリセット(前編/後編)』などの話題作に立て続けに出演し、今冬には初主演映画『デメキン』の公開を控える健太郎。不良高校生から地味系男子まで、幅広いキャラクターを変幻自在に演じ分けてきた健太郎さんが今回チャレンジしたのは、部活動を通し出会った響に対して最初はそっけない態度を見せつつも、“先生”への初恋に戸惑い、思い悩む彼女を優しく支える、原作の中でも特に人気の高いキャラクターだ。少々ぶっきらぼうながら、そっと寄り添うように話を聞いてあげる藤岡の“さり気ない優しさ”は、どこか伊藤先生と似た一面を持ち、響にとっても徐々に大きな存在となっていく…。藤岡と響の切ない恋の予感も感じさせる2人の距離に注目だ。■“一途男子”から一転!坂口健太郎が、恋心ゆえに嫉妬に狂う役どころに!『ナラタージュ』(10月7日公開)高校教師と生徒として出会った2人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる『ナラタージュ』。「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生の恋愛小説を原作に映画化した。孤独な高校時代を送っていた泉(有村架純)と、そんな泉に居場所を与え、救いの手を差し伸べた葉山(松本潤)は、卒業後再会する。葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再び想いが募っていく。2人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を知らされる。葉山を忘れようと決意したとき、泉の目の前に現れるのが、自分のことを想ってくれる小野だった。小野を演じるのは、話題作への出演が続く坂口健太郎。『ヒロイン失格』を経て、『君と100回目の恋』では“一途男子”を見事に演じ切った坂口さんは、本作では、泉の葉山への想いに気づき、嫉妬のあまり自分を抑えきれなくなる小野を熱演する。坂口さんの、いまだかつて見せたことのない表情や演技にも注目だ!そのほか、心優しい“最高”の幼なじみと、政府が選んだ“最良”の結婚相手で揺れる『恋と嘘』(10月14日公開)、ちょっと切なくてキュンとする片恋ラブストーリーを描く『覆面系ノイズ』(11月25日公開)、さらに妄想とリアルの2人の彼氏(?)の間で揺れ動く『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)などにも、二番手になり得る男子の存在が…。思わず応援したくなる彼らの恋の行く末にも注目しながら、恋愛映画をチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2017年09月18日こんにちは!ひめまるです。梅雨ですね。雨の日のデートって出かけるのが億劫で、ついつい一緒に映画なんか見てしまいません?これもさ、どうせみるなら二人の仲に効果のあるものがいいじゃない?見終わった後に二人がちょっと仲良くなれるジャンルを考えて見ました!それもジブリ映画で!普段彼に対して強いS子さんは、すこし優しくなれる映画がおすすめ。二人の関係が慣れてくると強さばかりが目立つようになるから、あなたのかわいい部分が出せるといいですね。特に相手がS男くんだと、お互い意見を曲げたくなくてぶつかったりすることもあるはず。そんな時は気持ちがやさしくなるために、「となりのトトロ」でほっこり。主人公のひたむきさで新鮮な気持ちを再度感じてみてください。お母さんの病気に対する姉妹の不安な気持ちとお互いの思いやりに号泣間違いなしです。相手がM男くんの場合、S子さんの思い通りになってしまうので、つい、上からの態度に出ちゃいがち。そんな二人には物語のなかに入り込むような「ハウルの動く城」がおすすめです。二人で異世界に迷い込めばお互いの関係も新鮮に。「守りたいものができた、君だ。」と彼に言ってもらえるかもしれません。笑彼に合わせがちなM子さんは、ちょっとアクション系がおすすめ。二人の関係が慣れてくると相手から飽きられる要素にもなるから、もう少し個性を出す関係にできるといいですね。特に相手がM男くんだと、二人してぬるい間柄。相手に合わせあって仲良しなのはいいですが、刺激ってさらに愛を深めるから!だからここは壮大な作品「風の谷ナウシカ」で主役感を味わいあってください。見終わった後は、二人とも風の谷を守った達成感でいっぱいです。そして相手がS男くんの場合自分の価値観が押しつぶされちゃってるはず。そんな時は「天空の城ラピュタ」。二人で冒険し、わくわく頑張る主役たちに混ざって最後は一緒に「バルス」と叫んでいることでしょう。この梅雨の時期、ジブリで仲良し大作戦をぜひどうぞ。
2017年06月19日劇場で最新作を楽しむのも良いけど、外に出るのはどこも混んでて嫌だな…という人に、今回は「おうちで楽しめる」オススメ恋愛映画をご紹介。恋人と「おうちデート」で観るもよし、お一人様でもこれから恋愛がしたくなるような作品をピックアップ。お酒を片手に、様々な恋愛事情をゆったりと楽しんでみてはいかが?■『アニー・ホール』(1977、アメリカ)N.Y.でコメディアンとして活躍する主人公・アルビーの、映画のタイトルでもあるヒロイン“アニー・ホール”との出会いから別れ、それまでとそれからを描いた、ウディ・アレン監督&主演のヒューマンドラマ。自分の物差しでしか物事を量れず、“私を会員にするようなクラブには入りたくない”という考えが、恋愛において「来るものを拒み、去るものを追う」スタンスになってしまう、なんともパセティックな主人公(或いはアレン自身?)。2度目の離婚後に出会ったのは、主人公とはまるで正反対の性格を持つダイアン・キートン演じるアニー。楽観的で、快活で、やや危なっかしい彼女は、考えを行動に移すのが凄まじく早い。“自分のスペース”が欲しいアルビーは時に困惑を隠しきれず、さらに人間的に成長し、だんだん自分の手から離れていくアニーがなぜだか気に食わない。アニーもそんな関係に窮屈感を覚えずにはいられなくなり、やがて2人の関係には溝が…。複雑で、時には痛みを伴うけれども、なぜ人を愛さずにはいられないのか?そんなテーマが描かれた本作。脱構築されたストーリー(アレンが直接‘こちら側’に語りかけたり、バラバラになった時間軸を使って都合の良いように説明したり、関係の無い街の人に突然話しかけ、インタビューを取るなど)が、主人公のシニカルな人生観や性格などが、幸せな記憶や細かく散りばめられたジョークと程よく混ざり合い、ふくらむことで、本来ニューヨークチーズケーキのように胸焼けしそうなへヴィーなテーマも、サンドウィッチをつまむような感覚で観ることができる。また、ファッションや音楽も楽しめる本作。60年代N.Y.のトラディショナルなアイビールックからテニスファッション、さらには西海岸のヒッピーファッションまで登場するD・キートンの着こなしは要チェック!中でもべストやタイ、ツイードのブレザーなどメンズの服をさらりと着こなしたアニーのファッションは、当時「アニー・ホール・ルック」と呼ばれるほどアイコニック的な人気を誇り、独立したジェンダーを感じさせるアニーのリベラルさが体現された“シティガール”なスタイルは、いまでもマネしたい着こなし。そして、ビリー・ホリディの名曲をD・キートンがカバーするシーンなど、長年映画でN.Y.とジャズを根付かせ続けたアレン監督作品ならではの音楽づかいにもぜひ注目してみて。■『ONCEダブリンの街角で』(2006、アイルランド)掃除機修理屋(ストリート・ミュージシャン)の男と、街で花を売り歩くチェコ移民の若い女がアイルランド・ダブリンの街角で出会い、楽器屋での彼女のピアノに心動かされた男は、一緒にセッションしてみないかと持ちかける。やがて一緒に演奏することで喜びを実感し、音楽を通して心を通わせていくも、徐々にそれぞれの抱える問題が明らかになり…。本作で監督を務めたジョン・カーニーと言えば、最新作『シング・ストリート未来へのうた』や『はじまりのうた』等、非常に優れた音楽映画を世に送り出している監督の1人だが、音楽映画といっても、単にサントラが良いとか、「音楽ファン」のみに向けた専門的で囲われたそれではない。登場人物のストーリーやドラマとともに、日常に寄り添った音楽が映画に、そして私たちにまであたたかい希望を与え、普段音楽をあまり聴かない人に対しても、「音楽の持つ素晴らしさ」をシンプルに、かつダイレクトに届けてくれる非常に豊かな音楽性を持っている。中でも本作は、上の2作に比べると、かなりシンプルでオーガニックな作品であり、その分自然な形で挿入される歌はメッセージ性が濃く、父親のバイクを借りて出かけるドライブデートのシーンや、ダブリンの街角を散歩するなどの、2人のささやかな「幸せ」もあたたかく響いてくる。カーニー監督の作品の背景には、自身の生い立ちや、アラン・パーカー監督作『ザ・コミットメンツ』に深く影響を受けていることもあり、ダブリンを舞台した労働階級の人々や、移民などの社会的マイノリティの人々を描いたものが多い。しかし、恵まれた社会環境では決してないものの、あえてその背景を美化したり、またはよりデフォルメして描いているわけではなく、それぞれの置かれた状況や抱える問題を“ありのまま”に受け止めた上で、そこで奏でられる音楽がそれぞれの人物を「癒し」ていく。よって、作品内の楽曲たちには悲しみも喜びもそこに含まれており、そしてそれらはあまりにも清々しく、素晴らしいものとなっている。本作で登場する2人はカップルではない。現実的に言うと、2人はカップルにはなれないのだ。なぜなら、女は祖国・チェコに夫がおり、現在はダブリンのアパートで1人の幼い娘と自身の母親を暮らしているから。男は、愛していた女に裏切られ、別の男と暮らすその女がいまも忘れられずにいる。ここで描かれるのは、音楽によって紡がれていく“一度限りの恋”。絶妙な距離感のある2人の恋、そしてそれぞれが選んだ「結末」を見逃さないで。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ONCEダブリンの街角で 2007年11月3日より渋谷シネ・アミューズほか全国にて順次公開
2017年05月05日