「若さ」が最大の武器だと思い込んでる人も多いですが、未熟な行動や発言は、実は男性を遠ざける原因になりかねない、という事実を忘れてはいけません。恋愛や結婚を考えている年上の男性から「面倒だな」と思われ、振られてしまった過去がある女性もいるでしょう。ですが、その失敗はあなたが若いからこその行動や発言が、年上の彼を傷つけてしまったからではないでしょうか?ここでは、本音で語る男性の意見を取り入れて「年上彼氏が失望する年下女性の行動」を紹介します。感情に任せた行動をする「感情を落ち着かせることは、年齢と共に学んでいく技術だと思うんです。若い彼女が自己中心的な行動をしてしまうと、悩んでしまいます」(27歳/男性/事務)ちょっとした感情的な行動でも、年上男性にとっては大きなストレスになるかもしれません。例えば、忙しい彼に対して「会って」と何度もしつこくLINEを送る、小さなトラブルで機嫌を悪くする、などは年下だからといって許されるものではありません。彼の仕事を理解しきれない「社会人になると、常に彼女を最優先にはできません。それでも、彼女は表面上は理解しているつもりかもしれませんが、その態度は逆に追い込まれた気がします」(28歳/男性/販売)たとえば、予定していたデートが急に彼の仕事によってキャンセルになったとき、あからさまに不機嫌な態度をとることは、彼から見れば迷惑な行動となります。「年上なんだから」と言う「『年上だから〜』と言う女性には、疲れてしまいます。そういう態度では、年下の男と付き合えばいいのにと思ってしまいます」(29歳/男性/デザイナー)自分のわがままを通すために「年上なら〜」というのはよくないですね。それよりも、自分の意見をはっきりと伝えること大切です。金銭感覚が合わない「年下女性とのデートでは、どうしてもこちらに経済的な負担が大きくなるのは事実です。彼女を誘うのはいいですが、毎回のデートで全額払うのは正直に言って辛いです」(26歳/男性/営業)金銭感覚はカップルにとって大きな問題です。相手の収入状況にもよりますが、たまには「今日は私が払うね」と言ってみると、彼からの印象を大きく変えるかもしれません。必要以上のワガママは警戒される今回紹介した男性の意見を参考に、バランスよく男性に甘えることを学ぶといいでしょう。「年下だから」というだけでは、男性をうまく理解することは難しいかもしれませんね。(Grapps編集部)
2023年11月08日以前は、かわいく振舞っていれば男性に好評だったのに、最近は微妙な顔をされることも……。そんなふうに、モテ仕草と紙一重だけど、「無邪気でかわいい」とはまた違う、「男性から見て子どもっぽい言動」があるんです。大人の男性には苦笑いされ、年下男子には幻滅される、そんなNG態度とはどんなものなのでしょうか。■ キャピキャピしすぎている「男の前でだけ、女同士で「かわいい~」って褒めあう子とか、自分たちのことを話すとき『女子的には~』っていう人、苦手です。作った感満載のアニメ声で話してくる子みたいな、ウソっぽい天真爛漫さが苦手ですね。妙にキャピキャピしてるというか……。この年になれば演技してる女ってだいたいわかるしね」(32歳・男性)幼いこととかわいさを混同している女子には、知性を感じないという男性が多いです。必要以上にはしゃいだノリや、「若い女子であること」にこだわる態度には、若さやかわいさではなく「イタさ」を感じるという声も……。にじみ出る素のかわいさではなく、「かわいく見られたい!」という必死さが、男性の幻滅を呼ぶようです。■ わからない・できないふり「先輩女子に仕事のことを質問して、甘えた口調で『えっわかんなーい』『できなーい』って言われるとびっくりしますね……。仕事なのに空気を読めない感じも、後輩に知らないアピールする強引さも、どっちも微妙です」(27歳・男性)男性は教えたがり。それを信じていつでも「知らなーい!もっと教えて♡」なんて言ってませんか?中高生ならいざ知らず、大人になると、優越感をくすぐる女子より「ちゃんと意見交換ができて刺激がある人」が尊敬できるし、本命視できるという男性が多いです。また、社会人ともなれば男性もお疲れ気味。「教えてあげる優越感より、自分だけが話を盛り上げる辛さのほうがデカい」と感じます。若手女子と並んで「知らなーい♡」と言ってしまうことがあるなら……客観的に見ておきたいものでしょう。■ すぐけなす・攻撃的「毒舌気取りの子、攻撃的な子って、いくらかわいい顔をしていても余裕がなくて嫌ですね。僕は体を鍛えているんですが、『夏までに少し絞って、細マッチョ目指すぞ』って言ったら、彼女が『鍛えすぎてゴツいよ。もう細マッチョじゃないじゃん』って。わざわざ嫌な言い方する意味あります?普通に頑張ってねって言うのはダメなんですか?」(29歳・男性)攻撃的な性格と子どもっぽさは一見そこまで関係ないように見えますが、女子のツッコミが男性の心を傷つけていることがあります。余裕がないから、「言葉を選べない」「失礼なことを言ってかまってもらうしか、コミュニケーションを知らない」と、男性は感じるよう。きつい口調が「思いやりのない子」に見えるのも、不評な理由です。■ いつまでも親頼み「いつもお弁当持参の同僚の女子が、ランチに誘ってきたので『珍しいじゃん』と聞いたら『今日はお母さんがお弁当を作れなくって、1000円くれたの♡』って。お昼代までもらってるの?と驚いたら『だって私、家にお金入れてるもん!!』だって……。月3万しか家に入れないなら、僕はそれはできないな」(30歳・男性)一人暮らしで、自分でお弁当を作る男性も多い中、ほとんどお金を入れずに実家に住み、お母さんの作ったお弁当を食べ、作れない日はお金をもらう……。そんな女子は「子どもっぽい」と思われてしまうことも。内心自分でも甘えすぎと思っていることを指摘されたからといって、逆ギレするのもNGですよ。■ 「若いころと同じ」では、変な男が寄ってくる未熟さ、敷居の低さをアピールすると、年齢を重ねるとイタくなります。また、自分を低く見せたときに引っかかる男性は、年齢に応じた経験が少なく、いい年をして女にムダな夢を見るのをやめられない人でしょう。年齢に応じた自分の見せ方に、敏感になる必要がありそうです。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年07月23日歌舞伎、落語、浮世絵など、ニッポンを代表する伝統が生まれた江戸時代。265年も平和が続いた時代を支えた江戸っ子たちは、「江戸しぐさ」と呼ばれる独特のマナーを身につけていました。NPO法人江戸しぐさ(を参考に、江戸の商人たちが築きあげたマナーから現在に生かせる知恵を拝借しましょう。■江戸っ子の心遣いは現代でも使える「江戸しぐさ」とは、「江戸商人のリーダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動哲学」であり、「自然を大切にし、円満な人間関係を維持し、異文化と共生する知恵」のことだといいます。まず始めに、こんなしぐさができればポイントアップ!という「江戸しぐさ」3つを見ていきましょう。1.譲り合いの精神を学ぶ「こぶし腰浮かせ」「江戸時代、渡し船はお互いさまの乗合船」であり、「狭い船の中で譲り合うのは当たり前。ちょっと腰を浮かし、こぶし一つぐらいを譲れば、わけなく空き席ができた」という教えです。他者と何かを共有するときは譲り合わなくてはいけないのは当然のことですが、疲れているとどうしても心が狭くなってしまい、電車の中で、お年寄りが立っていてもついつい寝たふりをしてしまう……。そんなときにふと思い出したいのが「こぶし腰浮かせ」です。漠然と「譲り合い」と思うよりも「こぶし一つ、譲ろう」と考えてみる方が、具体的で実行に移しやすそうです。2.ちょっとした心遣いがカッコイイ「傘かしげ」「狭い道路ですれ違うとき、ちょっと傘を倒して、お互いに軽く会釈を交わす姿」のこと。傘がぶつかり合うことを防ぐ、ちょっとした心遣いですが、相手を尊重し、思いやる心の表れです。3.江戸っ子のコミュニケーション術「束(つか)の間(ま)付き合い」江戸っ子は見ず知らずの人とも上手にコミュニケーションを図りました。それは「見知らぬ人も仏の化身と考えた」ためであり、だれとでも顔を合わせたらあいさつをし、一期一会を大切にするように心がけました。これが「束(つか)の間(ま)の付き合い」です。近所付き合いさえも失われつつある今日、「束の間の付き合い」をしている人は少ないのではないでしょうか。また知らない人だからといって、店やレストランで悪態をついたり、車内で化粧したり、友人知人には見せられない行動をとってしまうことはありませんか?「見知らぬ人も仏の化身」と思えば、そんな行動も慎めるかもしれません。■ビジネスに生かしたいしぐさ江戸の商人は「建前にこだわる武士を上手に相手しなければならなかった」ために、さまざまな知恵を生み出しました。その中から、ビジネスに生かしたい知恵を拝借しましょう。1.はいはいの修養と逆らいしぐさはいはいの修養とは「まずハイと返事をして、人の意見を聞きなさい。その内容をじっくり吟味してもし疑問や意見があれば、『ところで、この点はいかがでしょうか』と伺いをたてなさい」という意味です。決して「ハイ」、「ハイ」と聞き流すわけではありません。口うるさい上司にひとこと言いたい……とのどまでことばが出てきても、そのことばをまず「ハイ」に言いかえてみませんか?そして、「ハイ」と返事したからには行動に移すのが江戸っ子。それができず、「前後のことに見境なく気軽に返事だけして、実際はやらない」ことを「逆らいしぐさ」と言ったそうです。覚悟のある行動がともなうからこそ、「ハイ」に意味がもたらされるわけです。2.うかつあやまり「江戸では踏まれても先に謝れ」と言ったとか。けんかを防ぐ考え方であり、「自分がうかうかしていたから足を踏まれた」という、危機管理ができていないことへの自戒の意味も物語っています。海外では、「謝る=負けを意味するので、自分から謝ってはならない」という思考の国もあり、日本でも「なぜ謝らなければならないのか」と問う人が増えているのではないでしょうか。しかし、江戸っ子は嫌な空気を一掃する魔法のことばとして「うかつあやまり」を使っていたわけです。謝罪の意味を勝ち負けに限定せずに広い意味でとらえ、一歩下がった大人の対応ができること。これこそが世渡り上手な江戸っ子の知恵です。■江戸っ子の生きざまを学ぶ最後に紹介したい「江戸しぐさ」は「陽に生きる」です。これは、多種多様な仕事を創(つく)りだす名人で、宵越しの金を持たない、と言われた江戸っ子の生き方に由来します。「朝起きたらお天道さまに手を合わせ、自分の能力に自信を持って、前向きに、陽気に生きる」こと。そんな明るさと、上を向いて歩く前向きな姿勢が、周囲に晴れやかな空気を運んでくれる秘策なのかもしれません。こうしてみると、江戸っ子マナーには今でいうコミュニケーションのエッセンスが詰まっているように思います。何気ないしぐさの一つ一つに、今日という日への感謝や他人への情愛が込められています。その心を、平成の世から見習いたいと思います。(蘭景×ユンブル)【関連リンク】【コラム】明日から使いたくなる「日本人もあまり使わない日本語」とは?【コラム】「明日モルディブで待ち合わせね」……。おもしろ寝言集【コラム】伝統工芸への道!押絵人形師ってどんな仕事?
2011年06月30日