『2024年本屋大賞』を受賞した、宮島未奈氏の『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)が週間7.0万部を売り上げ、4月19日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」で先週4/15付の41位から急上昇し、初の1位を獲得。累積売上部数は21.2万部となった。本作は宮島氏のデビュー作で、滋賀県大津市を舞台に主人公・成瀬あかりの中学2年生の夏から高校3年生の夏までを描いた物語。中2の夏休みの始まりに成瀬が、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映り変なことを言い出す。さらに『M-1』に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。全力で我が道を突き進む成瀬の姿を描いた作品になっている。本作は、10日に発表された全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2024年本屋大賞』の大賞をはじめ、実に“14冠”に輝いている。「オリコン週間“本”ランキング」は「2008年4月7日付」よりスタート<クレジット:オリコン調べ2024年4月22日付:集計期間:2024年4月8日~4月14日>
2024年04月19日全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2024年本屋大賞』の大賞作品が10日に発表され、『成瀬は天下を取りにいく』(著者:宮島未奈新潮社)が大賞に選ばれた。同作は宮島氏のデビュー作品となっており、都内で行われた授賞式に参加した宮島氏は「滋賀のみなさん、見ていますかー!?」と興奮しながら、物語内容にちなみ「(主人公の)成瀬はM-1に挑戦するのですが、M-1を獲った芸人さんたちはM-1覇者として活動していく。本屋大賞は(小説家にとって)M-1だと思っているので、これから本屋大賞作家としての看板を背負っていきいます」と喜びとともに責任を感じていた。『成瀬は天下を取りにいく』は、滋賀県大津市を舞台に主人公・成瀬あかりの中学2年生の夏から高校3年生の夏までを描いた物語。中2の夏休みの始まりに成瀬が、コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映り変なことを言い出す。さらにM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。全力で我が道を突き進む成瀬の姿を描く。著者の宮島氏は1983年静岡県富士市生まれ、滋賀県大津市在住。京都大学文学部を卒業。2021年『ありがとう西武大津店』で第20回『女による女のためのR-18文学賞』大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞で話題に。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビューし、40万部突破を果たすとともに『本屋大賞』をはじめ14冠に輝いた。今年1月には続編となる『成瀬は信じた道をいく』を刊行し、こちらも発売前重版が決まるなど話題を集めている。今回で第21回目となる今回の本屋大賞は、2022年12月1日〜2023年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象。一次投票を2023年12月1日より今年1月8日まで行い、全国の530書店、書店員736人が投票。その集計の結果、上位10作品が「2024年本屋大賞」ノミネート作品として選び、改めて二次投票では342書店より443人からの投票で今回大賞作品が決まった。■2024年ノミネート作品最終順位1位:『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈(新潮社)2位:『水車小屋のネネ』津村記久子(毎日新聞出版)3位:『存在のすべてを』塩田武士(朝日新聞出版)4位:『スピノザの診察室』夏川草介(水鈴社)5位:『レーエンデ国物語』多崎礼(講談社)6位:『黄色い家』川上未映子(中央公論新社)7位:『リカバリー・カバヒコ』青山美智子(光文社)8位:『星を編む』凪良ゆう(講談社)9位:『放課後ミステリクラブ1金魚の泳ぐプール事件』知念実希人(ライツ社)10位:『君が手にするはずだった黄金について』小川哲(新潮社)■歴代大賞作品(書名、著者、出版社※敬称略)第1回:『博士の愛した数式』小川洋子(新潮社)第2回:『夜のピクニック』恩田陸(新潮社)第3回:『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー(扶桑社)第4回:『一瞬の風になれ』佐藤多佳子(講談社)第5回:『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮社)第6回:『告白』湊かなえ(双葉社)第7回:『天地明察』冲方丁(角川書店)第8回:『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)第9回:『舟を編む』三浦しをん(光文社)第10回:『海賊とよばれた男』百田尚樹(講談社)第11回:『村上海賊の娘』和田竜(新潮社)第12回:『鹿の王』上橋菜穂子(KADOKAWA 角川書店)第13回:『羊と鋼の森』宮下奈都(文藝春秋)第14回:『蜜蜂と遠雷』恩田陸(幻冬舎)第15回:『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)第16回:『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)第17回:『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)第18回:『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ(中央公論新社)第19回:『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(早川書房)第20回:『汝、星のごとく』凪良ゆう(講談社)
2024年04月10日「ザ・トラベルナース」の6話が11月24日にオンエア。寺島しのぶ演じる塔子の“暴露”に浅田美代子演じる千晶が“応戦”…2人のバトルに「いつも以上に面白い」といった声と共に、院長の息子・太郎を気遣うコメントも寄せられている。本スーツケースひとつでいろんな街を渡り歩き看護に従事する、優れた資格を持ったフリーランス看護師であるトラベルナースをテーマに、「ドクターX」の中園ミホが脚本を手掛け、パンデミック後の超高齢化社会でもっとも混沌としている看護の世界に焦点を当てた痛快医療ドラマとなる本作。医師の指示で医療行為を行うことができるNP(=Nurse Practitioner)としてアメリカで働いていたトラベルナースの那須田歩に岡田さん。医療従事者を目指す貧しい人たちを支援するフローレンス財団の理事長でありながら、「天乃総合メディカルセンター」で働く九鬼静に中井さん。病院や医師たちと部下の看護師たちの間に挟まれる「天乃総合メディカルセンター」看護部長・愛川塔子には寺島さん。上層部の意向に沿う塔子に不満を抱く「天乃総合メディカルセンター」ナースの金谷吉子には安達祐実。若手ナース・向坂麻美には恒松祐里。ナースの弘中スミレには宮本茉由。間食が大好きなナースの森口福美には野呂佳代。「天乃総合メディカルセンター」の外科医・郡司真都には菜々緒。「天乃総合メディカルセンター」院長・天乃隆之介の長男で内科医の天乃太郎には泉澤祐希。事務長の西千晶には浅田さん。九鬼とも付き合いがある院長の天乃隆之介には松平健という面々も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は天乃院長と事務長の千晶が塔子に夜勤の看護師数を減らすと通告。塔子が頭を悩ませるなか金谷は、彼女の“リーダーとしての資質”に疑問を抱き抗議。そんななか元ボクサーの患者・六川源太(六平直政)が病室で暴れ出す。天乃院長たちから責任を問われた塔子はついに院長らに怒りをぶつける…というのが今回のストーリー。「院長も事務長も現場の苦労は何もわかってくれてない」と抗議の声を上げた塔子は、続けて「院長は自分の愛人を事務長にしてる。そんなの最低ですよ!」と言い放つ。バカバカしいと一笑に付す天乃だが、千晶は「とっくの大昔に別れてるわよ」と愛人だったことを認める。すると息子の太郎が激しく動揺しながらも「母さんには言いません!」と発言。その場に同席した歩と真都も驚きと困惑に包まれる…。SNSには「今日のトラベルナースなんかいつも以上に面白い」「部長ついにはっきりと言った!」などといった声とともに、「事務長奥さんかと思ってたww 太郎「母さんには言いません!!」ww」「父親の元愛人と職場が一緒の息子って複雑な心境だろうな」と太郎を気遣うコメントも。この件でいったんはクビを宣告された塔子だが、静が天乃に“直談判”して復帰することに。そのお礼として塔子は静のもとに日本酒を持参、乾杯しようとするのだが、静がいきなり苦しみ出し…不穏なラストには「バッドエンドは勘弁してな…」「歩ちゃん&静さんコンビだけはくずさないで」「静さん…大門未知子先生に診て貰って」といった感想も送られている。【第7話あらすじ】筋線維芽細胞腫が再発した三上礼(荒木飛羽)は、ガンの進行が早く脳転移も見つかり外科的治療が極めて困難な状態になっていた。礼は映画祭でシナリオ大賞を受賞、賞金で映画を作ろうと撮影計画を練っている最中だった。しかし母親・三上七海(青山倫子)から治療に専念するよう言われた礼は一切抵抗せず、ずっと夢だった映画製作を断念しようとする…。「ザ・トラベルナース」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年11月25日波瑠主演「ナイト・ドクター」の第8話が8月23日放送。田中圭演じる成瀬が下した今後の“決断”に「ありがとう」「応援したい」といった声が集まるとともに、岸優太演じる深澤にも「かわいすぎ」など多くの反応が寄せられている。病院スタッフの働き方改革を目指し設立された夜間救急専門の「ナイト・ドクター」。そこに集った年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちの“青春群像医療ドラマ”を描いていく本作。母を亡くした経験からナイト・ドクターを志した朝倉美月を波瑠さんが演じるほか、美月と「あさひ海浜病院」で再会した成瀬暁人に田中さん。朝倉のことが好きな深澤新に岸さん。桜庭瞬に北村匠海。高岡幸保に岡崎紗絵。本郷亨に沢村一樹。入院中の深澤の妹、心美に原菜乃華。心美の彼氏、岡本勇馬に宮世琉弥といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。成瀬が里中(古舘佑太郎)から脳外科に誘われているところを見た美月。成瀬に話を聞くと、脳外科の高梨英樹部長(益岡徹)からも脳外科医を目指すよう勧められていると言う。だが成瀬は自分をナイト・ドクターとして受け入れてくれた八雲院長(小野武彦)や本郷に恩を感じ、脳外に移るかどうか決めかねていた。そんななか、くも膜下出血の患者が運び込まれる。執刀にあたる成瀬だが通常の動脈瘤ではないため手術を断念。成瀬は高梨のもとに手術を頼みに行くが、居合わせた里中に患者の画像を見せると自分が執刀すると答える…というのが今回の展開。画像を確認して「僕やりますよ」と答える里中を見て、思わず「えっ」と声を出してしまう成瀬。後輩に“追い抜かれ”ショックを受けるその姿に「後輩があっさり判断してしまったのはショックやろな」「僕やりますよ…!!!後輩君はできるってことか…うわぁああああ…プライドが…」「うわきっつ、、、、後輩にできること自分にできないってやつ…ううううう」「プライドボロボロどころの話じゃないわ」など、成瀬の衝撃に共感した視聴者からのコメントが続々と投稿される。一方、深澤は心美、勇馬、そして朝倉と“ダブルデート”に。心美から渡されたノートに記されたアドバイスに従い、自分の良さをアピールしようとする深澤だが、出発の際に朝倉を助手席に案内しようとするも、朝倉に「私が運転する」と言われ自分が助手席に座るはめに。さらにキャンプ場では“隠れ細マッチョ”を見せるべく、腕まくりをして筋肉をアピールしつつ火起こしに挑戦。しかしここでも、朝倉は自分で軽々と火起こししてしまいアピール失敗…。そんな深澤には「めちゃくちゃ心美のノートチェックする深澤先生かわいすぎて倒れる」「キャンプのシーン可愛かったなあノートお腹にしまってるの笑った」などの声も。その後、有名な料理人が脳卒中で運ばれてくる。高梨らが不在で翌朝でないと戻らない状況のなか、成瀬は自ら執刀。腫瘍からの出血がひどいことから、そこで高梨らが手術を引き継ぎやすいよう処置を施す。そのおかげで翌日の手術は無事成功、里中から「優秀な医者が夜にいてくださって、本当によかったです」と謝意を伝えられた成瀬は、ナイト・ドクターを続けながら脳外科の研修にも参加することを決める…というラストだった。この展開に「ゴールテープをきる人だけがいてもダメ。バトンを渡す人たちみんなが必要」「昼から夜へのバトンタッチがうまくいった!これが目指すべき昼夜交代制だよね」などの反応とともに「ナイトドクターに残るって言ってくれてありがとう」「ナイトドクターとしてのやりがいも同時に見つけ成瀬自身で答えを出した。一つだけに絞らないという選択、いつまでも応援したい」といった声も寄せられている。(笠緒)
2021年08月23日波瑠、田中圭、岸優太、北村匠海、岡崎紗絵らが出演する「ナイト・ドクター」第7話が8月16日放送。田中さん演じる成瀬がスイカ割で見せた意外な“ギャップ”と、“将来への迷い”に多くの視聴者から様々な反応が寄せられている。病院スタッフの働き方改革を目指し設立された夜間勤務専門の救命医チーム“ナイト・ドクター”。本作はナイト・ドクターとして夜の医療を担う年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちの青春群像医療ドラマとなる。母を亡くした際の経験から医師になって、「あさひ海浜病院」のナイト・ドクターとして勤務する朝倉美月に波瑠さん。かつて美月と共に働いた経験がある成瀬暁人に田中さん。美月に恋心を抱いている深澤新に岸優太。生まれつき心臓に病を抱えている桜庭瞬に北村さん。頭の回転が早く責任感も兼ね備えた高岡幸保に岡崎紗絵。美月たちの指導医となる本郷亨に沢村一樹といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美月は高岡から合コンに誘われるが興味ないと断る。幸保は益田舞子(野呂佳代)と合コンへ向かうが、元カレの大輔(戸塚純貴)から、浮気相手と結婚し子供も授かったと連絡が来て、落ち込んだ美月は合コンに参加することに。しかし幸保が自らを看護師だと偽って合コンに参加していることを知らず、自分と幸保がナイト・ドクターだと明かしてしまう。すると男性たち全員が看護師の舞子に注目。美月は幸保と揉めてしまう。一方、成瀬は医大の後輩で脳外科医の里中悟(古舘佑太郎)と病院内で出会い、ナイト・ドクターとして勤務していることに驚かれ、脳外科に誘われる。その夜、病院をたらい回しにされた患者が運び込まれる。その患者は1話で美月が救助したホームレス(神尾佑)だった。次に搬送されたのは14歳の風見まどか(藤嶋花音)。手術が必要だと判断する幸保だが、付き添いの父、信行(林泰文)は拒否。“夜間勤務の医師ではなく昼に勤務する医者に手術をお願いしたい”と言われた幸保は憤慨する…というのが今回のストーリー。夜勤明け、桜庭から屋上に来るよう呼び出される美月。行ってみると成瀬、深澤、高岡らの姿も。そこにスイカと棒を持って現れた桜庭は皆でスイカ割りをしようと言い出す。よろめきながらスイカに近づき棒を振り下ろすも大外れだった成瀬に「成瀬先生のスイカ割り可愛すぎてもう3回連続で見た」「仕事ではバリバリ指導して、手術こなすのに」「現場でのかっこ良さとのギャップがイイ」といった反応多数。そんな成瀬だが、桜庭から将来のことを聞かれ「もう1度脳外科医にチャレンジすべきか迷ってる」と解答。この答えに「成瀬先生の技術なら脳外科医目指したくなるよね」「成瀬先生は脳外科に行くんでしょうか…でもあんだけ優秀ならナイトドクターもったいないような気もする…」「いいチームになってきたけど、脳外に行っちゃうのかな…」と不安を感じる視聴者からの声が。一方「脳外とナイトドクター、どっちを選んでも応援したい」「脳外行ってもいいけど成瀬先生の出番はよろしく頼む」といった声や、「成瀬先生が脳外科医になったドラマもやってくれてもいいんですよ…?」と、成瀬メインでの“続編”を希望する声も。成瀬の今後を巡り、視聴者の様々な想いがSNS上を駆け巡っている。(笠緒)
2021年08月17日波瑠主演の「ナイト・ドクター」。その第5話が7月19日オンエア。ラストでみせた成瀬の笑顔に「笑顔が増えていくといいな」など喜びの声が上がるとともに、岸優太と「ジャニーズJr.」羽村仁成の共演にも注目が集まっている。病院の働き方改革のため「柏桜会あさひ海浜病院」に設立された、夜間勤務専門の救命医チーム“ナイト・ドクター”。そこに集められた年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが織りなす青春群像医療ドラマとなる本作。あさひ海浜病院のナイト・ドクター、朝倉美月を波瑠さんが演じ、以前も美月と共に働いた経験があるナイト・ドクターの成瀬暁人に田中圭。妹が入院中のナイト・ドクター、深澤新に岸さん。心臓移植を受けたことがあるナイト・ドクターの桜庭瞬に北村匠海。交際していた男性と別れたナイト・ドクターの高岡幸保に岡崎紗絵。ナイト・ドクターたちの指導医、本郷亨に沢村一樹。深澤の妹・心美に原菜乃華。心美の彼氏・岡本勇馬に宮世琉弥。桜庭の母親であさひ海浜病院を含む柏桜会会長の麗子に真矢ミキといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美月は成瀬が訴えられている事を知る。成瀬は訴訟の詳細について話さなかったが、美月は八雲徳人院長(小野武彦)から成瀬が手術を担当した子供の母親に訴えられているのだと教えられる。その母親、秋山真紀(山本未來)が病院を訪ねて来たため、成瀬が訴訟を抱えていることが病院スタッフの知るところになってしまう。一方、病院には越川法子(紺野まひる)に付き添われた子供の日向(正垣湊都)が運び込まれる。法子と日向の関係に不審な点があり話を聞くと、日向が本当の親は虐待されているのを見かね、法子が自分の子どもとして育てていることが判明。日向は非常に珍しい難病で脳出血を起こしており、親の承諾なしに手術はできないが、成瀬は自分1人で手術を行うと言い出す…というのが今回のストーリー。日向の手術を成功させたのち、真紀に謝罪、結果訴訟は取り下げられることに。それを聞いた成瀬の表情に「謝罪のところの成瀬先生がすごく胸が痛かった」「あの表情でどれだけ心を痛めていたのかが分かる。色々な思いがあったんだね」「心の中にあったモヤモヤが一気に晴れたように表情柔らかくなった」などの声が上がる。ラストで見せた笑顔にも「最後みんなに心開き始めて笑顔見せてくれたし良かった」「これから成瀬先生も笑顔が増えていくといいな」「チームがまとまってきたね」といった感想も。また真紀の息子役で「ジャニーズJr.」羽村仁成が出演。羽村さんは2015年放送の「お兄ちゃん、ガチャ」でも岸さんと共演しており「羽村くんナイトドクター出るの!!岸くんとの共演だね」「岸くんと羽村くんがドラマで再び共演することがエモすぎて泣いた」など、2人の“再共演”にも数多くの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年07月19日アイドルグループ・でんぱ組.incが15日・16日、成瀬瑛美卒業公演「ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! ~バビュッといくよ未来にね☆~」を東京・豊洲PITで開催し、16日公演のアンコールで新メンバー加入による新体制を発表した。本編で“えいたそ”こと成瀬を送り出した後のアンコールに、メンバーの古川未鈴、相沢梨紗、藤咲彩音、鹿目凛、根本凪、そして新メンバー5人の総勢10人が登場。ヒャダインこと前山田健一によるファンタジックな新曲「プリンセスでんぱパワー! シャインオン!」をサプライズ披露した。続けて、今年11月に10年目を迎えるでんぱ組.incにとって思い入れの強い楽曲「Future Diver」を、10人でパフォーマンス。今回新メンバーとして加入したのは、愛川こずえ、天沢璃人(RITO/meme tokyo.)、小鳩りあ、空野青空(ARCANA PROJECT)、高咲陽菜(虹のファンタジスタ)の5人。meme tokyo.、ARCANA PROJECT、虹のファンタジスタはでんぱ組.incと同じくディアステージ所属のユニットで、今後も兼務して活動する。新体制初のイベントは、ファンクラブ限定で3月下旬に開催する「でんぱ組.inc 公開ダンスリハーサル」を予定しており、詳細は後日発表。また、2月16日の公演はStreaming+、ZAIKOにてオンライン配信中で、アーカイブは22日23時59分まで視聴できる。
2021年02月17日5月16日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠は、綾瀬はるかと坂口健太郎の共演で贈るロマンティックラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』を地上波初、本編ノーカットでオンエアする。映画監督を夢見る青年・健司が通い慣れた映画館のロマンス劇場で出会ったのは、ずっと憧れていた映画の中のお姫様・美雪だった。モノクロ映画の世界からカラフルな現実の世界に飛び出した美雪は、色のついた世界を体験していき、2人は次第に惹かれあっていく。しかし、彼女にはある秘密があった…という完全オリジナル作品である本作。「のだめカンタービレ」で世界のドラマの祭典“ソウルドラマアワード”の最優秀監督賞に日本人として初めて輝き、『テルマエ・ロマエ』シリーズや昨年大ヒットした『翔んで埼玉』などの映画やドラマ「ルパンの娘」など数々の作品を手掛けるヒットメーカー・武内英樹がメガホンを取り、『信長協奏曲』をはじめ、小説家としても「ガールズ・ステップ」「桜のような僕の恋人」などを発表するなど注目を集める宇山佳佑が脚本を担当。モノクロ映画の中から現実世界に飛び出してきたヒロイン、美雪には大河ドラマ「八重の桜」や多くの感動を呼んだ「義母と娘のブルース」に、映画『海街diary』や『本能寺ホテル』なども話題を振りまいた綾瀬さん。彼女に恋をする映画監督志望の青年、健司には連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「東京タラレバ娘」で注目され、『君と100回目の恋』「シグナル 長期未解決事件捜査班」「イノセンス 冤罪弁護士」などで活躍する坂口さん。2人を取り巻く登場人物として、健司に密かに思いを寄せる映画会社の社長令嬢、成瀬塔子には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の本田翼。健司が勤務する京映撮影所の超ポジティブな看板スター、俊藤龍之介には『億男』「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の北村一輝。連続テレビ小説「まんぷく」や「監察医 朝顔」の中尾明慶、「きみが心に棲みついた」「ドロ刑-警視庁捜査三課-」の石橋杏奈らも出演。綾瀬はるか主演の大ヒットドラマを映画化した『奥様は、取り扱い注意』は近日公開予定。土曜プレミアム『今夜、ロマンス劇場で』は5月16日(土)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年05月16日小説やマンガを原作とする実写映画が数多く製作される中、完全オリジナルで挑む綾瀬はるか×坂口健太郎共演の映画『今夜、ロマンス劇場で』。この度、本作の新たなキャストとして、本田翼、北村一輝らの出演が明らかになった。映画監督を夢見る青年・健司(坂口さん)の前に、彼が長年憧れ続けたスクリーンの中のお姫様・美雪(綾瀬さん)が現れるところから始まる本作。今回はそんな物語をよりロマンティックに彩る新たなキャストが発表。現在放送中のドラマ「奥様は、取り扱い注意」に出演し、『鋼の錬金術師』のヒロイン役でも注目を集める本田さんが演じるのは、健司に密かに思いを寄せる映画会社の社長令嬢・成瀬塔子。美雪と健司を取り合う三角関係を繰り広げるという。また60年代が舞台の本作。可憐でレトロなファッションにも注目だ。そして、撮影所の看板作品をいくつも抱える大スター・俊藤龍之介役を、『テルマエ・ロマエ』シリーズ以来の武内英樹監督作品となる北村さんが演じる。社長令嬢という役柄、経験したことのない設定の時代背景に「自分にとっては全て新たな挑戦の作品」と語ったのは本田さん。「監督から細やかなアドバイスを頂き撮影に臨むことができました。またクラシカルで上品な衣装が多く身につけるだけで作品の世界に自然に入りこめたと思います。切ない想いを抱える控えめな女性を精一杯演じさせて頂きました。完成がいまから楽しみです」とコメント。また、台本を読んで泣いたと明かす北村さんは、「年代問わず楽しめる、王道のラブストーリーです。私は『蒲田行進曲』の銀ちゃんのような役どころで監督のアイディアでインパクトのある俊藤龍之介に仕上がっています。その辺りも楽しんで頂ければ嬉しいです」と自身の役柄についても語っている。そのほか、健司と同じく映画監督を志す良きライバルであり友人でもある山中伸太郎役を中尾明慶。牧野の通いつめる映画館“ロマンス劇場”の支配人・本多正役を柄本明。そして、物語のカギを握る役どころとして石橋杏奈、加藤剛が出演する。『今夜、ロマンス劇場で』は2018年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月16日日曜劇場『ごめん、愛してる』にて、“自由奔放なサックス奏者・塔子”を演じている大西礼芳(おおにしあやか)さん。そんな彼女がドラマ内でしている「赤シャドウメイク」が素敵!真似したい!と話題なのです。一重に近いまぶたでありながら、印象的な目力を持った大西さんのメイクは、我々日本人の参考になりそうな予感です。どんなメイクなの?真似の方法は?大西礼芳さん演じる塔子さんのメイクごめん、愛してる【公式】さん(@gomenaishiteru)がシェアした投稿 – 2017 7月 9 2:08午前 PDT塔子さんは、大人で妖艶、そしてつかみどころのない女性です。同性目線だと、「友達にはなりたくないタイプ」に思えてしまうかもしれませんが、男性目線では、一度その魅力にはまってしまうと抜け出せない。そんな“罠”のような色香を持っています。その妖艶さをさらに際立てるのが、目尻を中心に、広く入れた赤のアイシャドウ。大西さんのすっきりとしたまぶた、それに大きくするどい眼光がより強調され、吸い込まれてしまいそう。このメイク、一重まぶたや奥二重の女性が、トレンドの赤シャドウメイクを取り入れる際にとっても参考になるので、ドラマを見る際は、塔子さんのまぶたに注目をしてみてください。これまで、「赤は腫れぼったく見えてしまう」と避けていた一重まぶたさんは特に要チェック!!塔子さんに学ぶ!一重さんの赤シャドウメイク術1.上下のまぶた全体にベージュのアイシャドウを入れるまずは、赤のアイシャドウを入れる前の下準備。上下のまぶた全体に、肌よりワントーン暗いベージュのアイシャドウを塗ります。こうすることで、目周りのホリや骨格を強調することができますよ。上のまぶたはアイホールの骨のくぼみ部分まで。そして下まぶたは、涙袋全体に入れましょう。こうすることでまぶたが引き締まって見え、あとから加える赤が腫れぼったく見えてしまうのを防げます。2.赤茶のアイシャドウを黒目の上から目尻にかけて広く入れるベースを整えたら、いよいよ赤シャドウの出番です。赤の中でもややブラウン寄りの落ち着いたカラーを選び、黒目の上から目尻にかけて、アイホールのくぼみまで広げるイメージで大胆に入れてください。ぱっちり二重さんは、まぶた全体に赤を入れて問題ありませんが、一重・奥二重さんはこのように、目尻側のみに入れてあげるのが腫れぼったく見せないポイントとなります。ちょうど眉尻あたりまで色が入るよう、本当の目尻より、やや長めに入れてあげると、目が横に大きく見えます。これまでの「赤メイク」と言えば、アイラインの要領で細く入れていた方が多いと思いますが、大胆に広げてこそ、塔子です!勇気を持って入れてあげると、新たな扉が開き、魅力が開花をします。3.アイラインは限りなく細く入れ、目尻にスーっと流す一重・奥二重さんのアイラインは、まぶたに色移りをしないよう、“とにかく細く”が鉄則です。まぶたが重なっているところに関しては、まつ毛の間を埋めるイメージで、さらに細くを意識してください。まつ毛の密度が高めの方は、引かないのもアリでしょう。そして、目尻よりややはみだした赤のアイシャドウに合わせる要領で、目尻部分だけスーッと伸ばしましょう。やや太さを出してあげることで、目力が加わり、アイメイク全体が引き締まります。ハネ上げるなどはせず、そのまま目のアーチの延長戦上に伸ばすと、自然なアイメイクになりますよ。4.まつ毛はあえてカールさせずマスカラも控えめにこのメイクの主役はあくまで赤のアイシャドウ。ここでは、まつ毛をしっかりとカールさせずに、あえて強調をしないようにしましょう。いわゆる“すだれまつ毛”にしてあげることで、流し目風になり、さらに妖艶なまなざしに。マスカラも控えめに、一度塗り程度がベターです。目尻のアイラインもややしっかりめに入れているため、ここでまつ毛まで目立たせてしまうと、一気に派手すぎるメイクになってしまうので気をつけて!アイシャドウ・目尻のアイラインを際立てるべく、ほかの要素はなるべく削りバランスを取りましょう。もう「腫れぼったい」なんて言わせない!塔子さんの赤シャドウテクで一重の魅力を倍増させよう!!赤シャドウメイクのトレンドは、これまで、日本人に多い一重さん・奥二重さんにとっては鬼門のような存在でした。ですが、取り入れ方次第では、そんな心配なんて消えてしまうほど、とびきりセクシーで魅惑的な瞳に仕上がります。むしろ、パッチリ二重さんより断然、日本人らしいまぶたの女性のほうが、このメイクって似合うんじゃない?!そう思わせてくれる塔子さんに釘付け。クライマックスに向かうドラマの結末も気になるけれど、魔力のように男性を引き寄せて放さない、そんな塔子さんからも目が離せません。特に、彼女の魅力をさらに高めている、アイメイクは今後もさらに注目したいところ。塔子さんのメイクテクニックを真似し、一重の魅力を倍増させませんか?
2017年08月25日アイドルグループ・でんぱ組.incの成瀬瑛美が10日、東京・渋谷MODIで写真集『でんぱ組.inc アートフォトブック⑤ 成瀬瑛美』(発売中 950円税抜 小学館刊)の発売記念イベントを行った。人気アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーとして活躍している成瀬瑛美の同写真集は、『でんぱ組.inc アートフォトブック』シリーズ第5弾となるもの。グループでは元気印の彼女だが、同写真集では明るいキャラクターを封印してセクシーな水着姿を披露するなど、等身大の女性としての素顔が見られる1冊となっている。写真集を手にして「この企画をいただいてから何度も打ち合わせをして準備段階から力を入れました。だから出来上がった写真集を見てめちゃくちゃうれしいし感動しています」と満足げの成瀬。内容については「普段はあまり見せない"大人"がテーマになっていて、セクシーショットがいっぱい掲載されています」と説明し、「オススメはお尻だけのカット。自分の身体がアップになっているとは気づかず、普通に後ろ姿を撮っていると思ったら出来上がりを見てビックリしました(笑)」と苦笑い。そのお尻を「"プリティーケツ"ですかね(笑)」と命名した。これまでの活動でも撮影はあったものの、同写真集での本格的なグラビア撮影は「めっちゃ恥ずかしかったです(笑)」と赤面しながら振り返った成瀬。とはいうものの、撮影する内に「ノリノリで撮影するようになりました」と手応えを掴んだ様子で、「水着は恥ずかしいけど、ちょっとやる気が出てきました。水着だけじゃなく、知らなかった自分に気付けるようなものを撮りたいです」と次回のグラビア撮影にも意欲を見せていた。
2017年06月11日●キャスター就任から4カ月フリーアナウンサーの雨宮塔子(45)がTBS系報道番組『NEWS23』(毎週月~木曜 23:00~24:10/金曜 23:30~24:15)にキャスターとして加入してから4カ月経った。17年ぶりに古巣TBSにレギュラー復帰を果たした雨宮は、就任発表時に「日々の臨場感…ニュースをお伝えできることがすごく楽しみ」と胸を膨らませていたが、実際にキャスターとして駆け出し、どんな思いでニュースを伝えているのだろうか。この4カ月を振り返っての感想や自身の変化、久しぶりの日本での生活などについて話を聞いた。――7月25日に加入されてから約4カ月経ちました。あっという間のような、長かったような…。1日が長かったり、すごく短かったり、時間の感覚が日によって違うんです。オンエア直前までどうなるかわからないようなバタバタのときはあっという間ですね。――初日に「外から見ているのと全然違う」とおっしゃっていましたが、想像していた感じとかなり違ったのでしょうか。外から見ているのと、一員としてやるのとは、やはり違いましたね。あの臨場感…そうそう、テレビってこうだったなと思いました。――約4カ月やってみて驚いたこと、新たな発見は?朝起きて世の中に何が起こっているかわからない、というのは新たな感覚ですね。何か事件が起きると、取材に行くディレクターたちは早朝に起こされる。そういう世界なんだなと感じました。駒田(健吾)キャスターは何もないように祈っしまう日もあるみたいです(笑)――雨宮さんは、最初のときと比べると、最近はすごい落ち着かれているなと感じます。今でも緊張はあるんですけど、緊張してばかりもいられないので、"伝える"ということに集中しようとしているからでしょうか。――客観的に自身を見て、変わっているなと感じますか?全方位的に神経を動かしているというのは、最初よりあるかもしれないです。進行がバタバタでもVTRが流れるときはそこに神経を集中させたいという思いもあり、いろんなジレンマはあるのですが。――番組のために日々努力されていることはありますか?ニュースの引き出しを増やすといった知識的なところは意識しています。TBSにいる間は、全局流れていて自然に情報が入ってくるので、ずっとさらされているという感じですね(笑)――これまでの放送で、特に印象に残っている回は?たくさんありますね。1日に1回は心が引っ張られるニュースがあります。政治ネタより社会ネタですね。――最近だと?ジャングルジムの火災(アートイベントで展示物の木製のジャングルジムが燃え、5歳の男児が死亡した事故)。私も似たようなものに子供を連れて行ったことがあり、事故に遭ったご両親のお気持ちを想像すると胸が潰れます。――星浩キャスター、そして、駒田健吾アナ、皆川玲奈アナ、宇内梨沙アナとのチームはいかがですか?星さんは何でも答えてくださるんです。「こんなこと聞いちゃう?」というような聞きづらい雰囲気をまったく出されないので、何でもわからないことを聞いています。駒田キャスターたちにも楽しく支えてもらいながらやっています。――ここまでやってみて、ご自身の中で課題だなと思っていることは?"視聴者の目線で"というのがどういうことなのか、具体的にわかるようになってきて、そこを意識していきたいと思っています。例えば、やわらかいネタがあったかと思ったら残酷な事件もあったりして、それが前後に並ぶとどう見えるのか全体像を把握しないといけないなと。ディレクターたちが命がけで作った一つ一つの大事なVTRをどうつないでいくか、スタジオ部分は私たちの役割なので。――事前の打ち合わせで、どうつなげたらいいか話し合いをするんですか?事前に意見を言い合ったりしますが、取り上げるヘッドラインが急に変わることもあるんです。それに対応する瞬発力も私たちの役割だと思っています。――『NEWS23』でこんなことをやりたいと目標として考えていることは?やはりフランスが私にとっては身近なので、フランスの文化、社会に関することができれば。中継という形ができなかったとしても、何かしらフランスに関わっていきたいです。●テレビ復帰を通して伝えたかった思い――雨宮さんといえば、TBS時代は『チューボーですよ!』などバラエティ番組を中心に活躍されていた印象が強く、『NEWS23』での"報道の顔"は最初はとても新鮮でした。自分自身、根本は変わっていないんですが、フランスに暮らして17年、子供が生まれて子供を守っていかないといけないという状況になり、フランスはデモや政治活動の多い国ですし、そこで生きていく中で自然とニュースが身近なものになりましたね。――バラエティと報道の違いに驚いたことはありましたか?やはり報道は急に差し替えになったりするので、瞬発力が大事だなと。臨機応変な対応が求められます。――復帰後、過去に出演していた『どうぶつ奇想天外!』に出演されましたが、バラエティ番組にも機会があれば?バラエティも好きなのでもちろんですが、『NEWS23』との兼ね合いが大事ですね。――12月24日の『新チューボーですよ!』最終回にも出演されるそうですね。そうなんです。22年間続いていた番組が終わってしまうのは寂しいですね。――これから出てみたい番組というのはありますか?具体的には…。今は生活のほとんどが『NEWS23』なので、現実的にはなかなか難しそうです(笑)――復帰されてから、いろんな方との再会があったと思いますが、特に印象に残っていることは?女性の入局同期の多くが頑張って続けているんです。同期会もやったんですが、みんな元気でいてくれるのがうれしいなと思いますね。――あらためて…フランスに住んでいた雨宮さんが17年ぶりにテレビの世界に復帰するというのは、すごい決断だなと。それだけこのテレビのお仕事がお好きなんだろうなと思いました。それもあるんですが、私と同じような境遇の方の背中を少しでも押せることになればなというのもあるんです。45歳くらいの年齢で子供がいたら、私が選択したような道はなかなか取られないと思うんですが、こういう形もあるんだって伝えられたら。子供を第一に考える日本の美徳も大好きですが、女性の方たちにもうちょっと自分も大事にしていいんじゃないかっていうメッセージになれば…自分を大事に生きてほしいです。――そうだったんですね。TBSを退社してフランスに行かれたときも、ものすごい決断だなと思いました。私は自分の心に嘘がつけないんです。それを自分のわがままと言われればそうなんですが、それを許してくれるどころか背中を押してくれる家族もいて、恵まれているなと感じています。――ご自身の生き方において、自分磨きとして心がけていることはありますか?特には…でも、日々もまれているんです。いろんなことが起こって、それに対処するしかない、ベストを尽くすしかないという。こうして与えていただいた機会ですから、全身全霊で向き合っていきたいですね。その結果、自分も人として成長できれば言う事はありません。●久々の日本生活と子供の声――久しぶりの日本での生活に驚いたことはありませんか?フランスに住んでいるときも、年に2回は毎年帰っていたので、そこまで驚いたことはないです。でもやっぱり、日本は日本なんだなというのは日々感じますね。――どういうところに日本らしさを感じますか?こうでなきゃいけない的な感じが…日本は縛りがあって、もったいないなと思います。その人らしさを阻害する要素がてんこ盛りだなと。あと、いい意味でも悪い意味でも他人のことに興味がある。フランス人は個人主義だし、そこまで他人に興味がないんです。もちろん大事な人には興味ありますけど、第三者とか広い範囲には興味がないんです。いい意味で放っておいてくれるんですけど、日本はそうではないですよね。――『NEWS23』がある平日はどんな生活をしていますか?98%『NEWS23』という生活ですね。残りの2%くらいが食事や睡眠。感覚的にはそんな感じです(笑)。心にグッとくるニュースはずっと引っ張ってしまうので、車に乗っていても電車に乗っていても、常にそういうことを考えてしまいますし。――土日は休まれていますか?はい。土日のどちらかは休んでいます。――休日はどんなことを?一人暮らしをする家の準備などに追われて、まだどこかに出掛けるということはあまりできていないので、これからいろんなところに行ってみたいですね。北から南まで、国内でも行ってない場所がたくさんあるので、行けたらうれしいです。――キャスターに就任されてからフランスに戻りましたか?10月に一度戻りました。すごく寒かったんですが、寒さすら愛おしく感じました。街自体もやはりいいなと。離れてあらためて自分の好きな国だなと思いました。――キャスターに就任するときに、お子さんが背中を押してくれたとのことでしたが、その後、仕事に関して何か言われたことはありますか?子供たちが直接私に言うということはないんですが、同じくらいの年齢の子供がいてよく一緒に遊んでくれている親しい友人から聞いたりします。「『自慢のママだよ』って言っていたよ。愛されてるね」とか、「まっすぐ育っているから大丈夫だよ」といった報告をしてくれています。プロフィール雨宮塔子1970年12月28日生まれ、東京都出身。成城大学文芸学部英文学科卒業後、1993年にTBSに入社し、バラエティ番組や情報番組などで活躍。1999年3月にTBSを退社し、単身、フランス・パリに渡り、フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年パリ在住のパティシエ青木定治氏と結婚。2003年長女を、2005年長男を出産。2014年に結婚生活を解消。2016年7月『NEWS23』(TBS)のキャスターに抜擢され、拠点を日本に移す。著書に『金曜日のパリ』(小学館)、『それからのパリ』(祥伝社)、『パリ アート散歩』(朝日新聞出版)など。11月25日に、結婚を解消してから日本での新しいキャリアを引き受けるまでの3年間の生活を描いた新刊『パリに住むこと、生きること』(文藝春秋)を発売。撮影:蔦野裕
2016年12月12日フリーアナウンサーの雨宮塔子が11日、映画『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)のトークショー試写イベントに登壇した。7月25日のTBS系報道番組『NEWS23』で17年ぶりにキャスター復帰を果たして以降、初のイベント参加となった。本作は、クリント・イーストウッド監督と主演トム・ハンクスのアカデミー賞コンビによるヒューマンドラマ。2009年にアメリカ・ニューヨークのハドソン川で起こり"奇跡"と称賛された航空事故の生還劇の知られざる真実に迫る。雨宮は「クリント・イーストウッドにやられたというか、らしい…一見スポットライトを浴びがちな部分とは違う視点で捉えているところがやられた」と映画の感想をコメント。主演のトム・ハンクスについては「コミカルな役が彼は好きで、純粋な心を持った主人公をやらせたらピカイチ」とした上で、「こういうシリアスな社会派のものもぴったりはまっていた」とうなった。トム・ハンクス演じるサリー機長の決断が鍵となることにちなんで、ニュースキャスター復帰は大きな決断だったのではと聞かれると、「決断といえば決断」と返答。サリー機長の決断について「エンジン停止から不時着まで208秒の間に決断するが、40年間のキャリアでの経験値から判断したと思う」とし、「決断ってその瞬間するものではなく、自分が今までどう生きてきたかというのがそういう形で出るもの」との考えを示した。そして、自身のキャスター復帰は「フランスで17年間生きてきたことの延長線上。ずっと日本にいたとしたらなかった決断かなと思う」と語った。また、「子供をフランスに置いてきている。いたらいたですごく気になり、不器用なので両方中途半端になると思う」と離れ離れに暮らしている子供たちについて話し、「今見てくれている前の夫や奥さまを信頼しつつ、ちゃんとやってくれているか…『どうしてる?』と言いたくなるんですけど、どーんと任せた方がいいのかなと。そういう意味ではある程度任せて、お引き受けしたからには全力でこっちをという考えでいる」と思いを打ち明けた。最後に、本作について「アメリカ映画っぽくない。自分がヒーロー的に扱われるのを嫌がる機長さん」と述べ、「彼としては自分の仕事を精いっぱいやっただけ。ほかの方もそれぞれできることを最大限にやった。そのメッセージ性…私たちに投げかけるテーマとしては今の時代に合っている」とコメント。「自分のできることを精いっぱいやって、結果こういう素敵な奇跡を生むというのは訴えるものがある。自分にとってできる最大のこと…特に自分ではなく人のことを考えたときに、というのは温かいテーマだと思う」としみじみ語った。
2016年09月11日フリーアナウンサーの雨宮塔子(45)が25日、古巣であるTBSの報道番組『NEWS23』(毎週月~木23:00~24:10/金23:30~24:15)にキャスターとして生出演。17年ぶりに同局にレギュラー復帰を果たした。星浩キャスターから「今夜から新しい仲間が加わることになりました」と紹介されると、「雨宮塔子です。このたび、私にとっては大変なじみ深いTBSで伝統のある『NEWS23』に携わらせていただくことになりました」と笑顔であいさつ。「本当に感慨深い思いでいっぱいです」と心境を語った。そして、「キャスターとしましては、星さんをはじめとするスタッフとともに、視聴者の皆さまの本当にお知りになりたい事実を深く掘り下げて、わかりやすくお伝えできるよう全力を尽くしたいと思います」と抱負を語った。また、キャスターを引き受けた理由を聞かれると、「伝えたいということはこの17年間ずっと思っていたんですが、最終的に背中を押してくれたのは子供たちで、そういう思いがあるので…心は決めてます」と決意を伝えた。この日は、社会現象となっている『ポケモンGO』や、注目の都知事選の最新情報、リオ五輪などのトピックを紹介。最後に星キャスターから「久しぶりのスタジオはいかがでしたか?」と聞かれると、雨宮アナは「外から見ているのとここにいるのと全然違うなという、本当に人ごとでした。でも今日やってみて熱い現場が…」と語り、久しぶりの感覚をかみしめているようだった。(C)TBS
2016年07月26日TBS系報道番組『NEWS23』(毎週月~木23:00~24:10/金23:30~24:15)にレギュラーキャスターとして加入するフリーアナウンサーの雨宮塔子(45)がこのほど、東京・赤坂の同局で取材に応じ、意気込みを語った。雨宮は、7月25日より出演する。雨宮は1993年にTBSに入社し、バラエティ番組や情報番組を担当。1999年の退社後は絵画の研究などをするために渡仏していたが、このたび古巣TBSに17年ぶりにレギュラー復帰することとなった。「育てていただいたTBS看板番組に携わることができて本当に幸せ」と喜びを述べ、「やるからにはみなさんの思いに応えたい。全力で、でも気負わずに全力でやらせていただきたい」と笑顔で意気込みを伝えた。そして、「生活基盤がパリなので、見に余るお話ながらすぐとはいかなかった」とし、「年末に携わらせていただいた『報道の日』(同局)で自分にとっての報道を考える機会があったことと、子供をはじめとする周りの大事な人たちが背中を教えくれたことで決断することができた」と決め手を説明。何よりも「子供が一番」だと言い、「子供のリアクションを常に見定めながら決めてきた」と明かした。目指すキャスター像は、「なごみながらも伝わってくる、いい意味で怖くないキャスター」。「星(浩)さんがすごい記者だと思うので、星さんの魅力を私が入ることでより伝わるとうれしい」と語り、今後楽しみにしていることを聞かれると、「16、7年ぶりですべてが生放送というだけでワクワクする。日々の臨場感…ニュースをお伝えできることがすごく楽しみ」と胸を膨らませた。長いパリ生活については、「ずうずうしくなった。よく言えばちょっとのことでは動じなくなった」と自身の変化を説明。「すごい怖がりで、書かれたりすること言われたりすることに反応していたが、自分にとって大切なこと大切な人がはっきりしているので、そこは動じない…面の皮が厚くなった」と笑った。昨年末にキャスターとして出演した『報道の日』で、自身が暮らすパリのテロのニュースを報じた雨宮。気になるニュースを聞かれると「やはりテロ問題。身近で味わったことなので、注目というかその場にいたい」と答え、「私なりに伝えていける機会があったら」と話した。(C)TBS
2016年07月19日フリーアナウンサーの雨宮塔子(45)が、TBS系報道番組『NEWS23』(毎週月~木23:00~24:1/金23:30~24:15)にレギュラーキャスターとして加入することが28日、明らかになった。7月下旬より出演する。雨宮は1993年にTBSに入社し、バラエティ番組や情報番組を担当。1999年の退社後は絵画の研究などをするために渡仏していた。昨年12月30日にTBSで放送した『報道の日』ではキャスターとして出演し、報道・ニュースの分野でも高評価を得た。『NEW23』はこの春リニューアルし、元朝日新聞社・特別編集委員の星浩氏がキャスターに就任。雨宮とはリニューアル前からキャスター就任を打診していたが、周辺環境が整い、7月下旬からの参加という運びとなったという。同番組には、報道のベテランである星浩キャスター、働き盛りの40代前半男性としての駒田健吾アナ、若い世代の女性キャスターである皆川玲奈アナ、宇内梨沙アナが出演。TBSは、雨宮の加入により「老壮青の感覚で伝えるニュース番組となる」とし、「『NEWS23』の"リニューアルの完成形"にご期待ください」と呼びかけている。
2016年06月28日