俳優やファッションモデルとして活躍している成田凌(なりた・りょう)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな成田凌さんが結婚しているかどうかや、熱愛が報じられた相手について、明かした恋愛観など、さまざまな情報をご紹介します!成田凌は結婚してる?熱愛が報じられた相手は広瀬すずや戸田恵梨香?成田凌さんについて「結婚してるの?」「彼女はいるの?」と、恋愛事情が気になっている人が多いようです。2020年10月現在、成田凌さんは結婚していません。2017年には、スポーツ新聞などで女優・ファッションモデルの広瀬すずさんとの交際が報じられました。 この投稿をInstagramで見る 広瀬すず(@suzu.hirose.official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月13日午後9時48分PDT報道によると、2人は2015年放送のドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)で共演したことをきっかけに知り合い、2016年の秋頃から交際をスタートさせたといいます。しかし、広瀬すずさんの所属事務所は、成田凌さんとの交際を「事実無根」と否定。広瀬すずさん本人も、2017年1月5日に更新したブログで「事務所のほうからお伝えさせていただいた通りです」と否定していました。その後、同年にスポーツ新聞などで女優の戸田恵梨香さんとの交際が報じられた、成田凌さん。あけましておめでとうございます✨昨年も…印象に残る作品がたくさんありました☺️今年は…どんな作品に巡り会えるでしょうか本年もよろしくお願い致します! #戸田恵梨香 pic.twitter.com/ocZ6hkYooj — Erika Toda Staff (@erikatodastaff) December 31, 2019 報道によると、2人は同年7~9月にかけて放送されたドラマ『コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)で共演したことをきっかけに、交際をスタートさせたといいます。当時、2人の所属事務所は「プライベートは本人に任せています」と、交際を否定していませんでした。2018年には、一部週刊誌でセブ島で旅行を楽しんでいる姿が報じられるなど、順調な交際を続けていたように見えていた成田凌さんと戸田恵梨香さん。しかし、その後、破局したことが報じられました。成田凌は黒島結菜にメロメロ?「好きです」と大絶賛成田凌さんが、2019年12月17日深夜放送のトークバラエティ番組『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演。映画『カツベン!』で共演した女優の黒島結菜さんを大絶賛する一幕がありました。 この投稿をInstagramで見る 黒島結菜マネージャー(@yuinakuroshima_official)がシェアした投稿 - 2019年12月月24日午後6時04分PSTこの日、番組MCを務める笑福亭鶴瓶さんとさまざまなトークを繰り広げた、成田凌さん。その中で、映画『カツベン!』の出演者に関する話題になると、笑福亭鶴瓶さんは次のように語ります。こないだ来たわ、(黒島結菜さんが)『A-Studio』に。結菜がもう、めちゃめちゃかわいらしいなあの子。あれ、なんなん!?チマタの噺ーより引用すると、成田凌さんがこんな驚きの発言をしました。(僕も)ちょっと好きですもん。チマタの噺ーより引用この発言に対し、「俺も好き」と共感した笑福亭鶴瓶さん。笑福亭鶴瓶さんは、自身がMCを務めるトーク番組『A-Studio』(TBS系)で過去に共演した女優の森川葵さんに電話。森川葵さんが黒島結菜さんと仲がいいということで、「俺(黒島結菜さんが)好きやから、一緒にご飯食べに行こう」とお願いしたといいます。さらに、笑福亭鶴瓶さんは「『カツベン!』の世界のあの子と普段と全然違う」と、黒島結菜さんを絶賛。これには、成田凌さんも「全然違うんですよ!あれ、なんなんですかね。画面に映るとハンパじゃないことになるんですよね、黒島結菜って」と共感する様子を見せていました。 この投稿をInstagramで見る 成田凌(@_ryonarita_)がシェアした投稿 - 2019年12月月11日午前12時42分PSTその後も、黒島結菜さんについて「ちゃんと大学で写真を学び、真面目で…僕も好きです」「かわいくて、きれいで、おばあさんになってもずっときれいだろうな」と大絶賛した成田凌さん。成田凌さんと笑福亭鶴瓶さんのやりとりを見ていた視聴者からは、次のようなコメントが寄せられました。・鶴瓶さんも成田凌くんも、黒島結菜ちゃんのことが好きすぎる!・確かに黒島結菜ちゃん、かわいいよね。・2人もべた褒めしてたけど、『カツベン!』の黒島結菜さんは本当に魅力的でかわいくて仕方ないので、ぜひ見てほしい!成田凌が明かした恋愛観は?成田凌さんが、2020年9月9日放送の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)に出演。恋愛観を語る一幕がありました。この日、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』で共演したアイドルグループ『関ジャニ∞』の大倉忠義さんとともにインタビューに応じた、成田凌さん。恋愛に関するさまざま質問をマルとバツの札を上げて答えていきます。まず、「好きになったら7年間片思いでいられる?」という質問に対し、2人はバツの札を上げ、大倉忠義さんはこのように語りました。例えば連絡先を知っていて、2回目ぐらいの連絡とかで反応が悪かったら、僕はもう終わりますかね。第一印象でお互いがガッと来なければ、もうダメなんですよ。めざましテレビーより引用これに対し、成田凌さんも「僕もです」と共感する様子を見せます。続いて「恋愛は流されやすいタイプ?」という質問に対し、マルの札を上げた2人。成田凌さんは「微妙なところだなあ」と迷った様子を見せていましたが、どうやら恋愛に関しては流されやすいタイプのようです。そして番組終盤、「人にキュンとする瞬間はどんな時?」と質問された成田凌さんは、次のように答えました。すごく品のある、かわいらしい人が「うまっ!」とか雑な言葉とかを使ってたりすると、「いいな」って思う時がある。めざましテレビーより引用どうやら、成田凌さんは女性のギャップに弱いようですね。成田凌さんのこれからの活躍も応援しています!成田凌 プロフィール生年月日:1993年11月22日出身地:埼玉県血液型:O型身長:182cm所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツファッション雑誌『MEN’S NON-NO』の専属モデルオーディションに合格したことをきっかけに、現在の所属事務所『ソニー・ミュージックアーティスツ』に入所。2013年から同誌の専属モデルとして活躍する一方、2014年にドラマ『FLASHBACK』(フジテレビNEXT ライブ・プレミアム)で、俳優デビューする。以降、数多くの映画やドラマに出演。また、映画『君の名は。』や『天気の子』では勅使河原克彦の声を務めるなど、幅広い活躍を見せている。成田凌のインスタに「カッコいい!」の声熱愛が報じられた彼女・戸田恵梨香と破局した?[文・構成/grape編集部]
2020年10月19日関ジャニ∞の大倉忠義が主演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の大ヒット記念舞台挨拶が10月6日、都内で行われ、共演者の成田凌とメガホンをとった行定勲監督の2名が登壇。大倉の人形を“抱いて”登場した成田は、シューズの色も大倉のメンバーカラーであるグリーンを選ぶなど、不在の大倉への愛を爆発させていた。また、行定監督は大倉からメールが届いたと明かし「いやあ、すみません。(舞台挨拶に)行きたかったと……。もうちょっと落ち着いたら、何かやりたいっすねとも言っていたので、何か面白いことができれば」と今後、大倉が出席する御礼イベントの開催に期待を寄せていた。多くの女性から支持を得る水城せとなの同名コミックを映画化。7年ぶりの再会を果たした主人公・大伴恭一(大倉)と、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉(成田)の切ない恋愛模様を軸に「人を好きになることの喜びや痛み」を繊細に描き出す。映画が大ヒットを記録する中、成田は「今までの(出演)映画でも、友だちがダントツで見てくれていて、とてもうれしい」と手応え十分。ただ「母親が唯一、感想を言わなかった作品。見る前は『これから見るよ』って盛り上がっていたのに、音信不通になった」と複雑な表情も。それでも「ゲイの皆さんの評判もいいんです。リアルに感じてくれたことが、うれしい」と喜びを語り、「見るたびに感想が変わると思うので、“追いチーズ”していただき、大切な人に直接感想を伝えていただければ」とさらなる飛躍を祈っていた。行定監督は「映画がどんどん入れ替わっていて、ロングランが難しい時代なので、映画をつないでくれた観客の皆さんの記憶に残ることがうれしい」とヒットに安どの面持ち。また、「これが成田凌の代表作になってくれたら」と話していた。なお、8月18日~31日に開催予定だった香港国際映画祭のクロージング作品に決定していた本作が、10月末~11月の間で実施される同映画祭上映企画にて、クロージング上映されることが決定した。映画祭から「香港国際映画祭は、これまで行定勲監督の素晴らしい作品の数々を招待しており、監督には映画祭にもご出席頂いています。最近では『リバーズ・エッジ』と『ピンクとグレー』を上映し、観客に熱烈に受け入れられました。『窮鼠はチーズの夢を見る』も、多くの人々を惹きつけるであろう若者の心情と恋愛の鼓動を見事にとらえています。第44回香港国際映画祭のクロージング作品にこの並外れた作品を選出できたことをとても光栄に思います」とメッセージが届いた。また、現在、台湾と韓国での上映も決定している。取材・文・写真=内田 涼『窮鼠はチーズの夢を見る』全国公開中
2020年10月06日夢を見るなら恋愛成就に繋がる素敵な夢を見たいものです。好きな人と両想いになる夢を予知夢にするには相応の工夫が必要です。見たい夢をコントロールする方法について学びましょう。日頃から前向きな考えを持つように意識する就寝中に見る夢は直前までの行動が大きく影響するとされています。強いストレスを感じたまま眠ってしまうと、うなされるほどの悪夢になってしまうことも珍しくありません。また、ネガティブな思考に陥った状態では見る夢も陰鬱な内容になりがちです。好きな人と両想いになるハッピーな夢を見るには常に明るく前向きな状態であることが重要です。何事にもポジティブに接し、ストレスを感じても溜め込まずに発散させるなど、心に大きな負担をかけないように心がけます。就寝前に楽しい話を見聞きしたり、達成感を得るために簡単なクイズを解くのも効果的な方法と言えるでしょう。好きな人と楽しく過ごす様子を想像する夢によっては寝る直前まで考えていたことがそのまま続くことがあります。これは脳の思考を司る部分が就寝後も働き続けているために起こる現象ですが、この現象を上手に利用することで好きな人と恋仲になる夢を見ることが容易になります。好きな人と一緒に過ごしている状態を強く思い浮かべ、そのまま眠れば続きを夢で見ることも難しくありません。上手に夢を見るには理想とする光景を具体的に思い浮かべるだけの想像力が欠かせません。小説や詩を読み、想像力を育むことが重要と言えます。恋愛に関するおまじないを試してみる人類の歴史と夢に関するおまじないは密接な関係にあります。古くは予知夢を見て吉兆を占うこともあり、それは恋愛も例外ではありません。好きな人と両想いになるにはまずは夢の中で深い仲になることが重要とされたのです。良い夢を見るためのおまじないは様々な種類があり、特に恋愛については年齢や職業、趣味など細かい条件別に決められていると言っても過言ではありません。また、おまじないは単に良い夢を見たいと願うだけではなく、夢を見る本人の緊張を緩和させるリラックス効果もあります。心身共に落ち着いた良好な状態を保つことで脳に余計な負担を与えず、見たい夢を自由にコントロールすることができるようになります。どんな夢を見たいのかを明確にすることが大切好きな人の夢を見るためには心を落ち着かせて緊張を緩和させるのが効果的です。また、見たい夢の内容を思い浮かべ、イメージを具体的にまとめる必要もあります。距離感や生活スタイルなど、本当に恋人同士になった後の事柄を考えるのが両想いになるための夢を見る条件と言っても過言ではありません。
2020年09月23日大倉忠義、成田凌出演で水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化した『窮鼠はチーズの夢を見る』。すでに本作を観た映画ファンから「切なすぎる」「今ヶ瀬の心情に合っていて、絶妙」といった声が上がっている印象的な名シーンの誕生秘話が明かされた。成田さん演じる今ヶ瀬が大倉さん演じる恭一の帰りをひとり、部屋で待っているシーンで彼が観ているのがジャン・コクトー監督『オルフェ』(1950年)。元カノとヨリを戻すかもしれない恭一に対して「俺と寝てください。これを拒まれたら、もう二度と、触らない」と今ヶ瀬が懇願するそばで、テレビのモニターには『オルフェ』の一篇が流れ、「これからする事を理解しようとしないで」という意味深な字幕が映されている。予告編でも使用されているシーンだ。行定監督は本編の中で『オルフェ』を起用した理由として、「脚本には『今ヶ瀬が映画を見ている』と書いてあるだけで作品の指定はありませんでした。私が『オルフェ』がいいと思いました」と言う。「『オルフェ』は死の世界と現世という境遇の違う者が惹かれ合うが、相手のことを想い、別離を選択する“犠牲愛”を描いた映画です。今ヶ瀬は恭一への想いが溢れ、抑えられなくなったとき、ひとり『オルフェ』を見ながら、恭一への愛を貫き、自分に引き寄せることで本当に彼のためになるのか。自分が犠牲になって別れた方がいいのかと苦悩している。その逡巡する気持ちに『オルフェ』の登場人物たちの逡巡する気持ちと重なりぴったりだと思いました」と明かす。そして、もう一つの理由として、「香港出身の俳優、レスリー・チャンとお会いした時に、好きな映画が『オルフェ』だと聞いたことがありました」と語る行定監督。「彼はその時、自分は常に“自己犠牲”を意識して生きていると語っていました。社会に対して自分を偽って生きていることも含めて、何かのために自分を犠牲にしていると感じていた。その彼の寂しさや憂いがとても印象に残っていたんです。その姿が今ヶ瀬と重なりました」と、香港が生んだ大スターにして、いまは亡きレスリー・チャンとの秘話を打ち明けている。『窮鼠はチーズの夢を見る』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年09月14日公開中の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の貴重なメイキング映像が公開された。本作は、人のを好きになることの喜びや痛みを圧倒的な心理描写で描く水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作に、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』などの作品で知られる映画監督・行定勲がメガホンを取ったラブストーリー。受け身の恋愛ばかりしてきた主人公・大伴恭一と7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉の狂おしくも切ない恋を描いている。主演・恭一役務めるのは、関ジャニ∞でドラムを担当する大倉忠義。今ヶ瀬を近年話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務める。今回公開されたのは、SNSで大きな話題を呼んだ恭一が今ヶ瀬に耳かきをしてもらう姿を収めた場面のメイキング映像。耳かきをねだる今ヶ瀬を冷たくあしらうも、「やってあげましょうか」と尋ねられると何の躊躇もなく「いいの?」と返事をする恭一。今ヶ瀬は嬉しそうに、「僕、上手いですよ」と笑顔で自分の膝を叩き、恭一は今ヶ瀬に膝枕されながら耳かきをしてもらう。メイキング映像には、監督・スタッフらが見守る中、これまで誰かに耳かきをやったことがないという成田が、慣れない手つきで大倉に耳かきを行う撮影風景が描かれている。このシーンは本編で一瞬しか映らないため、耳かきをされながら思わずうっとり微笑む大倉の姿が収められた貴重な映像となっている。『窮鼠はチーズの夢を見る』TOHOシネマズ日比谷ほか、絶賛上映中
2020年09月13日映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、大倉忠義、成田凌、行定勲監督が登場した。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。全国102の劇場でライブビューイングが行われた同イベント。大倉は「約3万人の方がライブビューイングでいらっしゃるということで、短い時間ですがいい時間を過ごしたいと思います」とさらっと発言したが、成田は「3万3,000人と裏で聞いて、僕はどきっとしたんですけど、大倉くんは素直に受け入れてましたね。さすがだなと思いました」と驚く。多くの人に届けられることに対し「本当に良い時代に公開することができたなと思っています」と喜んだ。成田の演じた今ヶ瀬がかわいいと評判でもあったが、大倉は「今ヶ瀬はかわいいけど、ダメなやつ(恭一)を好きになってる今ヶ瀬もダメなんですよ!」と語る。「多分周りにもいると思うんですよ、『あんな人やめときな』みたいなことが。でも結局そういう人が好きという人がいるわけじゃないですか。それがかわいいんですよ。だから複雑です」と心境を表す。行定監督も「成田がだんだんかわいくなっていったよね。男同士の恋愛で、男が好きな男だから男でいいんだよ、と言ってたけど、だんだん女性性が出て、不思議だよね。喋り方も柔らかくなっていったし」と振り返る。成田は「順番通りに撮ってもらえたのでそうなっていったけど、割と無意識」と明かした。さらに行定監督が「大倉は成田に対してあんまり優しくないのよ、現場で」と暴露すると、大倉は「ダメだなと思いつつも、距離感がすごい大事だなと思ってたんですよ。本当は空いてる時とか『飲みに行こうよ』という感じの雰囲気ではあったんですけど、そこまで近づいちゃうとそれはそれで違うかなとか思ってると、ちょっと冷たくなっちゃってたみたいです」と弁解する。大倉が「でも、しゃべってましたけどね? 普通に」と確認すると、成田が「はい、喋ってました」と一言で返し、大倉は「反応が悪い」と苦笑していた。
2020年09月12日水城せとなの人気コミックを、大倉忠義と成田凌をキャストに迎えて映画化した『窮鼠はチーズの夢を見る』が公開されている。監督を務めた行定勲はこれまでにも『ナラタージュ』『劇場』など、恋愛関係にある人物を主人公にした作品を数多く手がけているが、本作では「恋愛のプロセスを順を追って省略することなく、丁寧に描けた」と振り返る。穏やかで美しい妻と暮らしながら、仕事で知り合った女性となりゆきで不倫関係を続けている大伴恭一の前に、大学時代の後輩、今ヶ瀬渉が現れる。卒業後、興信所で探偵として働いている今ヶ瀬は、恭一の不倫現場を抑えた写真を手にオフィスを訪れ、ふたりは7年ぶりに再会する。不倫の証拠を隠したい恭一は、今ヶ瀬に懇願するが、彼の返答は「ずっと好きだった」という告白だった。その後、妻と離婚し独身になった恭一の家に、今ヶ瀬が転がり込んでくる。ストレートに想いを伝え続ける今ヶ瀬と、“流されやすい”性格ゆえ少しずつ状況を受け入れていく恭一。ふたりの生活は続いていくかに見えたが、恭一の元恋人との再会や、今ヶ瀬の嫉妬がふたりの関係を引き裂いていく……本作は恭一と今ヶ瀬の関係が変化し続ける様を高精細な描写で綴った作品で、ふたりの心は常に揺れ動き、その距離や関係も目まぐるしく変化してくが、それがわかりやすいセリフや劇的な展開によって描かれることはない。「“見せつける”ものが好きじゃないですよ」と行定監督は笑顔を見せる。「この映画をすでに観たある人が『ドラマの掘り下げが弱いんじゃないか?』って言ったそうなんですけど、僕としては『ドラマには興味ないから』って反論もあるんですよ(笑)。ドラマや葛藤がないと人間が憤りを感じたり、自分の愚かさを省みたりしないと思っているから、ドラマを展開させたり、“掘り下げが足りない”なんて言葉が出てくるわけですよね? でも、この映画の登場人物はドラマがなくても十分に葛藤しているし苦悩しているんですよね。それに人間って思ったよりも強いから、そんなにも日常的に苦悩したり葛藤したりはしないものだと思ってるんです。もし仮に死にたくなるようなことが起こったとしても、きっかけは、そんなにドラマティックなことではなくて、日常のささいなことだったりするかもしれない。ふと頭によぎったことが死と直結していたりするのかもしれない。そういう脆さがあるのもまた人間で。だから、ドラマを掘り下げるみたいなことにはあまり興味が持てないわけです」恭一の部屋に転がりこむ今ヶ瀬、それを完全に受け入れるわけではないが流されるままにしている恭一。先ほどの“ドラマの掘り下げが足りない”と言った方はもしかしたら見落としてしまったのかもしれないが、この映画では大きなドラマこそ起こらないものの、大倉忠義と成田凌はシーンごとに感情を細やかに変化させ、両者の距離は近づいたり離れたりしながら止まることなく刻一刻と変化していく。この物語は恋愛を描いた作品を多く手がけるも“関係が停滞したふたり”を描き続けてきた行定監督にとって新機軸なのではないだろうか。「明らかに停滞している、あるサークルの中から逃れられない人たちがその中をぐるぐると回っていて、そこから抜け出す発露みたいなものを見つけ出す瞬間が映画の醍醐味というか。それは良くも悪くも逸脱なのかもしれないですけど、そこが見つかると映画になるなって発想がずっとあったんです。でも、『窮鼠…』は最初から停滞の中にないんですよね。発見とか、次の扉が開いていく展開になっている。それは観客が離れないように話をどんどん先に進めていくテレビドラマの類の物語で、僕としては得意ではないはずなんですよ」しかし、行定監督は映画のラストに出てくる“あるセリフ”に出会い、この映画を手がけたいと思ったという。「ラストに出てくるあのセリフに出会った時に、このセリフに行き着くための顛末をどう描くのか? それを脚本家と作業するための枠組みにしましたし、今までに自分でも感じたことのない愛の物語になると思ったんです」自分の感情をストレートにぶつけ続ける今ヶ瀬と、それを受け入れるのか、単に流れているのか“一見したところは”わからない恭一。ふたりの関係は恋人でも、元恋人でも、憧れでも、意地でも、単なる欲望でもない。相手を好きになる理由がない。相手を好きな理由がわからない。監督が語る通り、本作は多くの観客が登場人物の感情に似たものを感じたことがあり、その苦悩や迷いがわかるのに、その正体が一体、何なのか説明できない愛の物語を描いている。「成瀬巳喜男の『浮雲』にも似た感じがこの映画にはあって、根本的に相手のことをどんな感情で捉えているのかよくわからないというか、例えば人を好きになると“この人の顔が好きだな”とか“自分のことを好きと言ってくれるから好き”とか(笑)何かしら定義づけますよね? でもこの映画のふたりはそれとは明らかに違う向き合い方で、ふたりはそれが一体、何なのか手探りで見つけようとしている。だから、曖昧さがいつもより増しているのかもしれないですよね。なぜこんな感情になるんだろう?って。この映画におけるふたりの恋愛はまだ完全に明確な状態じゃない。そこが魅力なのかもしれないです」なぜそんな感情になるのかわからないまま、恭一と今ヶ瀬は変化を繰り返し、やがて監督が出会った“あるセリフ”にたどり着く。恭一と今ヶ瀬は映画の最後の最後でどこに行き着くのだろうか?「この映画では、恋愛のプロセスを順を追って省略することなく、丁寧に描けたと思っているんです。ふたりは進み続けて、これ以上はないだろうなってのが、この映画のラストのイメージとしてありました。それは“行き止まり”で、その淵に立つってのはよっぽどのことだと思うし、ここに来たことがふたりのこの後の人生に大きな影響を与えるんだと思う。でも、“淵まで行ける幸せ”ってのもあると思うんですよね」『窮鼠はチーズの夢を見る』公開中
2020年09月11日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行してから、マスク着用の機会が増えた2020年。電車や新幹線など、密な空間になりやすい公共交通機関を利用する際には、特に感染予防を意識している人も多いでしょう。成田空港の柔軟な姿勢が分かるサービス飛行機も密閉された空間のため、航空会社はさまざまな工夫をしています。成田空港の第3ターミナルにある案内カウンターには、こんなPOPが置かれていました。マスク着用が難しい方向けに『せんすマスク』をご用意しています。ご希望の場合は、お気軽にお申し出ください。世の中には、感覚過敏や病気などによりマスクやフェイスシールドを着用したくともできない人がいます。そういった人々が外出先で、事情を知らない人から非難の目を向けられることもあるとか。別の方法で口元を覆うことができれば、双方とも安心して公共交通機関を利用できるかもしれません。そこで、成田空港はマスクやフェイスシールドの代替として、株式会社クリスタルロードが運営する感覚過敏研究所が考案した『せんすマスク』を試行として採用!第1ターミナル駅コンコースご案内カウンター・第2ターミナル駅コンコースご案内カウンター・第3ターミナル出発階の案内カウンターにて配布を行っています。『せんすマスク』はプラスチック製のため水に強く、ウェットティッシュやアルコールジェルで拭いても問題ありません。成田空港内では、感染対策としてマスク着用が強く要請されています。しかし、どうしてもマスクの着用が難しい人の選択肢として、『せんすマスク』の配布を行っているとのこと。航空会社によってマスク着用についてのルールが異なるので、搭乗の際には事前に利用する航空会社への問い合わせが必要であることも呼び掛けています。12歳で株式会社クリスタルロードの取締役社長となった、加藤路瑛(@crystalroad2006)さんは、ユニバーサルデザイン化に力を注いでいる成田空港の決断への感謝をTwitterに投稿。【報告】成田空港を利用される方で、感覚過敏や病気などによりマスクの着用が困難な場合、「せんすマスク」をお渡ししています。お困りの際は第1、第2、第3ターミナルの案内所にお越し下さい。成田空港さんの取り組みによって空だけでなく交通機関のマスクに対する考え方も変わるかもしれない。続 pic.twitter.com/UH4bC2XJXh — 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 多様性の社会を目指し、「マイノリティとマジョリティの境界線を曖昧にしたい」との想いをつづっています。加藤さんの取り組みや成田空港の姿勢は注目を集め、さまざまな声が上がりました。・これは日本らしくてセンスがいい!・何も覆いをしていないよりも、断然いいと思う。・『せんすマスク』を使ったら、「この人はマスクを着用できないけど、ちゃんと気を使ってくれているんだ」って思ってもらえそう。『せんすマスク』にはかわいい絵柄付きのほか、口元が見える『透明バージョン』や『半透明バージョン』、逆に口元を隠す『マットブラック』や『半透明ブラック』もあるとのこと。感覚過敏のためマスクが着けられないことを表したシールなどと併用すれば、より周囲の人に事情が伝わりやすいでしょう。コロナウイルスの終息はまだ先。多くの人が暮らしやすい工夫を広めていきたいですね。感覚過敏研究所『せんすマスク』投稿全文はこちら【報告】成田空港を利用される方で、感覚過敏や病気などによりマスクの着用が困難な場合、「せんすマスク」をお渡ししています。お困りの際は第1、第2、第3ターミナルの案内所にお越し下さい。成田空港さんの取り組みによって空だけでなく交通機関のマスクに対する考え方も変わるかもしれない。続 pic.twitter.com/UH4bC2XJXh — 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 せんすマスク配布を行なって案内カウンターは次の3つです。・第1ターミナル駅コンコースご案内カウンター・第2ターミナル駅コンコースご案内カウンター・第3ターミナル出発階ご案内カウンター他の案内カウンターでは配布されていません。— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 実は航空会社や船会社からも相談を受けています。Withコロナの時代に、交通機関も安全性を考えながら、マスク着用が困難な人について向き合ってくれています。公共交通が取り組んでくれたら、きっと様々な理由でマスク着用が困難な人の外出や移動も可能になる。みなさん、もう少し待って下さい!続— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 何よりも、ユニバーサルデザイン化に力を注いでいる成田空港さんの決断に感謝したいです。「せんすマスクはマスクなのか?」という一部の方からの声も届きましたが、「成田空港は、せんすマスクをマスクと認定します。」と言って下さった時、感動しました。ありがとうございます。続— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 交通機関、大型施設などのマスク着用に関するご相談も承れます。DMまたは、感覚過敏研究所のお問い合わせフォームからご連絡ください。続— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 そしてみなさんにお願いです。せんすマスク使って下さい!みんなで使えば、誰がマスクを着用できないか分からない世界になります。それが真のダイバーシティだと思うのです。もちろん安全性第一なので、食事中の会話などの飛沫防止だけでもいいのです。続 — 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 マイノリティーとマジョリティーの境界線を曖昧にしたい。これが僕の目指す多様性社会です。本来は境界線は曖昧なはずなのです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。終— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 3, 2020 補足1:せんすマスクは飛沫防止の代替案として、アルコール消毒や水拭きできることも重視していて、使用後は消毒をして袋などにしまうことを推奨しています。 pic.twitter.com/BngXPNoQ5X — 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 4, 2020 補足2:感覚過敏などの理由でマスクやフェイスシールドを着用できない人の意思表示カードもあります。こちらはダウンロードして自由にご利用いただけます。 — 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) September 4, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年09月10日「もっと不器用になりたい」。ふと、成田凌の口からこんな言葉が漏れた。現在、26歳。俳優デビューは、まだ数年ほど前のこと。劣等感を抱く新米医師から夢見る活動弁士、厄介な殺人鬼まで、様々な人間と化してきた成田さんだけに、おそらく「不器用」か「器用」かと問えば後者なのだろう。しかしながら、作品ごとに見せる自在な変化は、“役になりきる”という、ある種の「不器用さ」の賜物のようにも見えていた。役に没頭しすぎない「冷静でいなきゃできない」「役に引っ張られるとか、そういうの全然ないんです(笑)。撮影中も、役と自分を分けている…はずですし。とは言え、分かれきってはいないと思いますけど。ただ、(役に)没頭しすぎるほうが危険な気はして。演じるって、冷静でいなきゃできないことだとも思う。抑えたり、出したり。頭で考えながらしなきゃいけないことは絶対にあって。感情のままドバッと行くほうが気持ちいいかもしれないけど。素直に生きちゃいけない場だと、僕は思っています」。「そんなふうに考える自分が嫌いですけどね」と呟いてからの、冒頭の一言。「言わなきゃよかった(笑)」と茶目っ気まじりの後悔を見せるが、作品を重ね、キャリアを充実させていく中、その“冷静な器用さ”は見抜かれ始めているよう。「監督など作り手の方々からは、『映画を撮りたい人でしょ?』と言われます。実際、そういう気持ちもありますし。全体を見て、『ここはこうだから』と理論的に考えたくなる。だから、共演者の方々と、それぞれの考えを持ち寄り、互いに意見を交換し合いながら作り上げていく時間が楽しい。面白いですよね、作品づくりって」。そんな成田さんの出演作『窮鼠はチーズの夢を見る』で演じた今ヶ瀬渉は、「僕自身とは距離がある人」。大学時代の先輩・大伴恭一(大倉忠義)に再会した今ヶ瀬は、ずっと溜め込んできた彼への恋心をぶつけ始める。優柔不断で流されやすい恭一を、ぐいぐいとねじ伏せるかのように。役は周りが作ってくれるもの「どう演じるかではなく、どう見えているのか」「大抵の人は気持ちを抑えながら恋をしていくものだと思いますが、今ヶ瀬は抑えない。それどころか、傷つくこと前提で進んで行く。素直と言えば素直だけど、わがままと言えばわがままですよね。無理なのに、理想を持っている。分かっているのに、傷つく。ちょっと先の未来が見えているのに、そこへ向かう。これまでも、これからも、僕にそんなことはできません(笑)」と笑う成田さん。思いのまま突き進む今ヶ瀬を、「感情のまま」演じることはやはりなかった。「恭一がどう思うか。そんな芝居の仕方でした。僕個人として今ヶ瀬をどう演じるかではなく、今ヶ瀬は恭一にどう見えているのか。そんなことばかり考えていましたね。どの作品もそうですけど、僕の役は周りが作ってくれるもの。人って、自分が何をしたいかじゃなく、ある意味自分以外が決めるものですし。演じる感覚としては、いないものというか。結局は、周りから見たらどんな存在なのか。それが中心にあります」。やはり“冷静な器用さ”を滲ませるが、そのスタンスが最も功を奏したシーンの1つに、ベッドシーンが挙げられるのではないか。恭一と今ヶ瀬の間を行き来する満たされる気持ちも、満たされない気持ちも伝わってくる大事な場面だが、撮影には技術的な調整も伴う。「綺麗ですよね。自分で言うのもなんだけど、すごく綺麗でよかった。でも、恥ずかしかった…。あれして、これしてって、見せ方とか考えなきゃいけないことが山ほどあるし、心が疲れます(笑)。撮影していて心が一番疲れるのが、ベッドシーンかもしれない。しかも、さらにアフレコで音を録るわけで…。恥ずかしい…。人を演じるって、恥ずかしいものなんだなと思いました(笑)」。恋愛映画は誰かの「振り返る時間になればいいな」作品のことを考え、相手や周りを考える人が明かした「恥ずかしい」という感情。ほっこりさせられる半面、自身の恥じらいなど微塵も感じさせない仕上がりに俳優魂を感じるが、「演じるときは、ですよね。これが自分の人生となると、もっと“自分”です」と笑う。「『俺、どう見られてるの?』って。気にもなりますし。でも、自分のことを誰がどう思うか、一番分かり得ないのは自分かもしれない。昨日、映画館に行ったんです。僕も出演している『糸』が上映されていて。カップルの方たちが来ていたんですが、『ああ、彼らの目に俺の芝居はどう映るのかな』って。でも、それは彼らにしか分からないし、不思議な感覚でした。もちろん、特定の誰かのために芝居しているわけじゃなく、誰かしらに伝わればいいなと思ってやっているんですけど」。ちなみに、成田さんが映画館で観たのは『映画ドラえもん のび太の新恐竜』。「ドラマの撮影終わりに、友人に誘われて。『でも、観なさそうだよね』と言われ、『いや、観るよ』と。観るんですよ、『ドラえもん』!」と、意外な一面(?)を見せる。一方、演じる側としては『窮鼠はチーズの夢を見る』しかり、「やっぱりラブストーリーは多くなる」そうだ。「みんなすることだし、どこかに絶対持っている小さなものを、でかでかと発表する感じが面白い。なんてことなければないほど考えなきゃいけないことも多くて、その時間が楽しいです。『窮鼠』もそうなんですけど、そうしてできたものが、誰かにとっての振り返る時間になればいいなと思っていて。観てどうこうしてほしい、じゃなく、ちょっと振り返ってみてほしい。人のことを見ているほうが、意外と自分のことも見られるから。『あ、ちょっと待てよ。自分』って。そうなるんですよね、恋愛映画って」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Maho Korogi)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年09月09日今週9月11日(金)ついに公開を迎える映画『窮鼠はチーズの夢を見る』。この度、本作で共演した大倉忠義&成田凌によるスペシャル対談映像がYouTubeにて公開された。今回の映像では、“大倉忠義と成田凌がお答えします!窮鼠はチーズの夢を見る 即答テスト!”と題して、カードの質問に10秒以内に回答するという企画にチャレンジ。主人公・大伴恭一を演じた大倉さんが、原作漫画の第一印象や今ヶ瀬(成田さん)の可愛いシーンを、成田さんが脚本の印象などと、作品の魅力を語っている。また、2人の素顔も垣間見れる後編の予告も登場。公開日の9月11日には、対談映像後編が公式サイトおよび公式SNSにて公開される。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年09月08日9月11日(金)より公開となる映画『窮鼠はチーズの夢を見る』のスペシャル対談映像が公開された。本作は繊細な心理描写で人気を獲得している水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作に、ベルリン映画祭で国際批評家連盟賞を2度受賞し、日本の映画界を牽引する行定勲がメガホンを取ったラブストーリー。受け身の恋愛に流されていた主人公・大伴恭一が、7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉から秘めたる想いを打ち明けられ、戸惑いながらも歩み寄っていく姿を映し出す。単独主演を務め、恭一役を演じるのは『100回泣くこと』の大倉忠義。恭一に好意を寄せる姿が共感を呼ぶ今ヶ瀬を、『愛がなんだ』『カツベン!』に出演した実力派・成田凌が務める。公開された特番は「大倉忠義と成田凌がお答えします!窮鼠はチーズの夢を見る 即答テスト!」と題し、カードの質問にふたりが10秒以内に回答するというもの。ふたりが作品の魅力を余すことなく語りながら、それぞれのキャラクター分析や劇中の印象的なシーンについて触れている。大倉は好きなセリフとして、今ヶ瀬の「心底惚れるって、その人だけが例外になっちゃうてことなんですね」を挙げて「素晴らしい言葉」と振り返ると、成田も「分かる」と大きく頷いていた。この対談の後編は9月11日(金)、公式サイトおよび公式SNSで公開される。●YouTube特番『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年09月08日9月11日(金)より公開となる映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の新場面写真が公開された。本作は繊細な心理描写で人気を獲得している、水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』が原作。ベルリン映画祭で国際批評家連盟賞を2度受賞し、日本の映画界を牽引する行定勲がメガホンを取ったラブストーリーだ。劇中では受け身の恋愛に流されていた主人公・大伴恭一が、7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉から秘めた想いを打ち明けられ、戸惑いながらも歩み寄る姿が描かれる。恭一役を演じるのは『100回泣くこと』の大倉忠義。彼に好意を寄せる姿が共感を呼ぶ今ヶ瀬を、『愛がなんだ』『カツベン!』に出演した実力派・成田凌が務めた。新たに公開されたのは、今ヶ瀬(成田)が恭一(大倉)に全力で愛をぶつける一途な姿を切り取った場面写真。成田の細い首元や鎖骨などが際立っており、切なく恭一を見つめる表情から片想いの苦しさが垣間見える。成田は本作の出演を振り返り「苦しい役でした。僕の演じた今ヶ瀬は、瞬間を生きるというか、苦しいと分かっていても自分から飛び込んでいくところがある。本作ほど純粋で苦しくて切ない作品はないと思い、そこに強く惹かれました。苦しい役ってやりたいんですよね。初めに脚本を読ませていただいた際、どちらの役でもいいから絶対にやりたいと、行定監督に伝えました」とコメント。さらに原作の熱狂的なファンが多い役柄を演じるにあたり、「原作に合わせて減量しました。フォルムは丸いけど細くて骨ばっている感じにしたくて。他にも、今ヶ瀬の好きでたまらないっていう気持ち表現することを意識しました」と役作りのダイエットも明かした。大倉は「成田くんは本当に可愛くて、今ヶ瀬そのものだった。動きがしなやかだし、よかったです。一緒に演じてみると、とても柔らかい空気を作ってくれたので、最後までいい距離感でいられました」と大絶賛。また「今ヶ瀬は勝手にやって来て、勝手に困って、勝手に去って行ったり……感情のまま、ある意味、身勝手で我慢しない。でも、ものすごく弱くて敏感な部分も持ち合わせています。僕はそういう今ヶ瀬に憧れます」とも語り、本作で演じた今ヶ瀬への強い思い入れを語った。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年09月03日普段はとても仲がいいのに、友だちや恋人と大ゲンカする夢を見たことはありませんか?そんな夢を見た朝は「もしかして本当は私って嫌われているのかも…」と、なんとなく不安になってしまいますよね。ケンカする夢は、夢に出てきた登場人物で意味合いが変わってきます。夢の中で争っていたのは誰でしょうか?夢占いでメッセージを読み解いていきましょう。■仲のいい友だち現実に仲のいい友だちとケンカする夢を見た場合、過剰すぎる思いのエネルギーを夢の中で発散しているのであって、凶夢ではありません。また、ケンカする夢は相手にとって、これからいいことが起こることを暗示している場合も。仕事での昇進や臨時収入など、うれしい出来事を期待できるので、ぜひ友だちに伝えてあげましょう。■あまり仲のよくない友だち現実に仲がこじれている友だちとケンカする夢は、その友だちとの関係が改善していく未来を示しています。仲のいい友だち同様、この場合も相手に対して強い思いが過剰な行動となってあらわれたもの。夢で相手から攻撃されていたなら、近い将来、相手から仲直りにつながるようなアクションがありそう。逆に、自分が相手を攻撃していた場合、トラブルを解決する鍵はあなたからの働きかけにあるようですよ。■恋人関係がうまくいっている彼と大ゲンカする夢を見る人も多いですよね。これは悪夢ではなくむしろ吉夢で、恋人にうれしい出来事が舞い込むことを暗示しています。近い将来、2人で一緒に喜べることがあるかもしれません。それは彼からのプロポーズの可能性も!?恋人と最近、うまくいっていない場合も、近いうちに関係を改善できるという未来からのメッセージです。トラブルや困難を乗り越えたことで、今まで以上に2人の絆が強まるはず。■家族関係性にもよりますが、家族というのは身近であるがゆえにストレスもたまりやすい存在。家族とケンカする夢は、現実でバランスのいい関係性を保つため、お互いの思いを夢の中で発散しながらネガティブな気持ちを消化しているのです。基本的に家族とケンカをする夢は、日常の様々な問題を乗り越えながら、これからも家族みんなで仲よくいられるといった吉夢であることがほとんどでしょう。■職場の上司や取引先の人現実的に少し距離感のある関係の人とケンカする夢は、実のところ「もっと親しくなりたい」といった気持ちが隠されています。特に、夢であなたのほうからケンカを仕掛けた場合、心の中で本当は仲よくなりたいと思っていることがほとんど。また、相手が仕掛けてきたのなら、相手のほうがあなたと親しくなりたいという気持ちがある様子。近々ご飯に誘われたり、一緒に仕事をしたりする中で仲を深めていくのかもしれません。■見知らぬ人一般的に、夢の中での見知らぬ他人は本人の分身と言われています。知らない人とケンカする夢は自分自身と戦う、つまり「自己葛藤」をあらわしています。自己葛藤を克服することで大きな喜びを得られるため、ケンカの勝敗に関わらず、激しければ激しいほど吉夢です。あなたのもとにうれしいニュースが飛び込んで来るはずなので、ぜひ期待して待っていましょう。■ネガティブな夢が吉夢のケースもケンカする夢を見たときは、気持ちが落ち込んでしまいそうになりますが、ケンカした相手によって意味は変わるものの、概ね吉夢だと思ってよさそうです。逆に、友だちや恋人と仲よく過ごしている夢の場合、近々相手とトラブルがある可能性を示唆しているので、くれぐれも関係をこじらせないよう注意してくださいね。
2020年08月27日大倉忠義、成田凌共演の『窮鼠はチーズの夢を見る』から、屋上で過ごす本編シーンと、行定勲監督、大倉さんから撮影時をふり返ったコメントが到着した。この度解禁となったのは、休日の昼下がり、お互いの洗濯物が干された屋上で、ビールを飲みながらくつろいだり、はしゃいだりする恭一(大倉さん)と今ヶ瀬(成田さん)の日常のひとコマを収めた本編映像。行定監督は「脚本上ではただ二人がいるっていうことしか書いていない」という屋上のシーンに関して、「あの場面は二人ともほとんど素です」と撮影秘話を明かし、大倉さん自身も「素で楽しみました」とふり返っている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月27日9月11日(金)より公開となる映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の本編映像が公開された。本作は繊細な心理描写で人気を獲得している水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作に、ベルリン映画祭で国際批評家連盟賞を2度受賞し、日本の映画界を牽引する行定勲がメガホンを取ったラブストーリー。受け身の恋愛に流されていた主人公・大伴恭一が、7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉から秘めたる想いを打ち明けられ、戸惑いながらも歩み寄っていく姿を映し出す。単独主演を務め、恭一役を演じるのは『100回泣くこと』の大倉忠義。恭一に好意を寄せる姿が共感を呼ぶ今ヶ瀬を、『愛がなんだ』『カツベン!』に出演した実力派・成田凌が務める。今回公開された本編映像は、恭一と今ヶ瀬が休日の昼下がりに屋上でじゃれ合い、あるゲームを巡ってはしゃぐ姿を収めた場面。お互いの洗濯物が干された屋上でビールを飲みながらくつろいでいると、恭一がおもむろに今ヶ瀬の胸を指さす。「ここ」と言うと、今ヶ瀬はハニカミながら首を横に振って仕返し。恭一は驚きながら、「なんで分かるの!?」と尋ねると、今ヶ瀬は「分かるんですよ」とドヤ顔を見せる。人目をはばからずにはしゃぐふたりの姿で幕を閉じるこの映像は、恭一と今ヶ瀬の日常が特別幸せなものに感じられる瞬間だ。行定監督は屋上のシーンに関して、「脚本上ではただふたりがいるっていうことしか書いていないんです。何をやったらいいだろうと考えているうちに浮かんだのが、「ちちくりあい」って言葉があるよねと。男なら誰でもやったことがあるんじゃないかと脚本家と話をしていて。それで、じゃあ実際にふたりにやらせてみようかなと(笑)大倉と成田は「なんですか、これ」って言いながらも楽しそうにやってくれましたね。あの場面はふたりともほとんど素です」と撮影秘話を明かす。大倉も「乳首の場所を当て合うくだらないゲームは、自分も中学時代にやったことがあって(笑)。懐かしい気持ちになりながら、素で楽しみました」と振り返った。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
2020年08月27日映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)の夏休み限定イベントが27日に都内で行われ、大倉忠義、成田凌、行定勲監督が登場した。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。男性同士のラブストーリーとなったが、大倉は台本をもらった時の心境を「率直に『ああ、こういうテーマなんだ』というくらいで、特別何か思うこともなかったです。周りにもそういうセクシャリティな人もいるし、不思議に思うところはなかった」と振り返る。成田も「僕もです。すごくスッと入ってきました。男同士ですけど、男女でも女性同士でも、変な人は変だし、綺麗な人は綺麗だし、というすごくまっすぐな作品だなと思った。純度が高ければ高いほど、いろんな感情が増えていく矛盾が感じられたので、どうやって役を作っていこうか、すごくワクワクしたのを覚えてます」と明かした。作中での成田のかわいさについて話が及ぶと、大倉は演じた恭一の心境について「かわいいけど、かわいいって思わないように逃げてる部分もある」と分析。さらに「でもそれは、演じている時よりも完成した映画を観てて思いました。『こんなに瞳がうるうるしてたのか』と思いました」と感想を述べる。成田は「まとってる空気、オーラが凄く濡れていたらいいなと思って」と役作りについて説明し、「目をうるうるさせるのは、もう、『んっ!』てします。『潤え!』って」と、撮影前に目をぎゅっと瞑る様子を再現して見せた。成田が大倉に耳かきをするシーンもあったが、「気持ち良かったですよ」と言う大倉に、成田は「うそです!」と苦笑。大倉が「めちゃめちゃ怖がってやってくれるので。なかなかないですよね、ラブストーリーでも耳かきのシーン」と振り返ると、行定監督は「男女のラブストーリーだったらカットしちゃうんですよ。男同士のラブストーリーだから、恋情が高まってくプロセスが丁寧に入ってる。そこのリアクションは、見てて楽しいんです。『男同士っていいなあ』って現場で言ってましたからね」と楽しんでいたという。またクランクアップ時には、成田が大倉にこっそりキスをしたというエピソードも。「お酒が進んでたんで、帰りにサヨナラのキスをされた」と明かす大倉に、成田は「ほんと、それだけの。当たり前だなと思って。僕が大倉くんにお疲れ様でした、ちゅって」と状況を説明する。大倉は「あれで作品が終わったんだな、というね」、成田は「ピリオドキスです」としみじみしていたが、実は見ていたという行定監督は「結構激しかったからね。爆笑してたよ。そのあとみんな男同士で連鎖してましたからね」と語った。
2020年08月26日大倉忠義と成田凌が共演する、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を描いた映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、撮影時のメイキング写真が公開された。主人公・大伴恭一を演じる大倉さんと、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉役の成田さんが、行定勲監督と共に撮影に臨む、真剣な表情を切り取った今回のメイキング写真。2人のキャスティングの経緯について行定監督は「恭一は、もともと脚本家が大倉くんをイメージして書いていたんです。彼の人柄、雰囲気、クールに見えて笑顔がファニーという“わからなさ”が恭一に重なると」と話し、成田さんについて「どの作品でもひとつひとつテイストが違う役者」という印象だと話す監督は、「彼は脚本を読んで、恭一と今ヶ瀬、どちらの役でもいいからこの映画に参加したいと表明してくれました。原作で、恭一の成長を表す大事なセリフがあるのですが、それを生かすためには恭一を若い設定にしては生きないと考え、成田くんには今ヶ瀬を演じてもらうことにしました」と明かす。そんな行定監督の演出について「細かい仕草やポイントとなるシーンは行定監督に委ねていました」と大倉さん。「基本的に、僕は細かいお芝居を作り込んでいかないんです。でも現場でしか見えないものもありましたし、成田くんを目の前にして初めて生まれる感情もあるので、フラットなスタンスを心がけていた気がします」と撮影をふり返る。一方、成田さんは「行定監督は、何かをして欲しいとは言わず、“こういう気持ちだよね”って一緒に考えてくれるというか、寄り添ってくださる方でした」と話した。さらに行定監督は2人に演出した印象として「大倉くんは予想以上に素晴らしかったです。引き出しをたくさん持っていて、表現に無駄がない。感情表現が難しい恭一という役を、彼はさりげない色気で伝えることができる。成田くんは比較的キャラクターを作り込んでくる良さがありました。成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で」と2人を絶賛している。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月15日9月11日(金)に公開される映画『窮鼠はチーズの夢を見る』のメイキング写真が公開された。本作は、繊細な心理描写で読者から圧倒的な共感を呼ぶ水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作に、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』など、様々な愛の形を写し取ってきた行定勲監督が実写映画化したラブストーリー。受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、主人公・大伴恭一が7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉から「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられ、戸惑いながらも少しずつ心を開いていく様を描く。恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』に続き、単独主演を務める大倉忠義。恭一への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬を、『愛がなんだ』『カツベン!』などの成田凌が務めた。公開日が近づく中、今回新たに公開されたのは撮影時のメイキング写真。大倉と成田が、行定監督とともに撮影に臨む真剣な表情を切り取っている。ふたりのキャスティングの経緯について、行定監督は「恭一は、もともと脚本家が大倉くんをイメージして書いていたんです。彼の人柄、雰囲気、クールに見えて笑顔がファニーという“わからなさ”が恭一に重なると。成田くんはどの作品でもひとつひとつテイストが違う役者だという印象です。彼は脚本を読んで、恭一と今ヶ瀬、どちらの役でもいいからこの映画に参加したいと表明してくれました。原作で、恭一の成長を表す大事なセリフがあるのですが、それを生かすためには恭一を若い設定にしては生きないと考え、成田くんには今ヶ瀬を演じてもらうことにしました」とコメント。また、行定監督の演出について大倉は、「細かい仕草やポイントとなるシーンは行定監督に委ねていました。基本的に、僕は細かいお芝居を作り込んでいかないんです。でも現場でしか見えないものもありましたし、成田くんを目の前にして初めて生まれる感情もあるので、フラットなスタンスを心がけていた気がします」と振り返った。成田は「行定監督は、何かをして欲しいとは言わず、‟こういう気持ちだよね“って一緒に考えてくれるというか、寄り添ってくださる方でした」と撮影時の様子を明かす。さらに、行定監督はふたりを演出した印象として、「過去の出演作を観ていたのでふたりとも演技ができることはわかっていたけれど、大倉くんは予想以上に素晴らしかったです。引き出しをたくさん持っていて、表現に無駄がない。感情表現が難しい恭一という役を、彼はさりげない色気で伝えることができる。成田くんは比較的キャラクターを作り込んでくる良さがありました。成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で」と語り、大倉と成田を称賛した。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年08月15日「関ジャニ∞」大倉忠義と俳優・成田凌が共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、咲妃みゆ演じる恭一の妻の場面写真が到着した。恭一(大倉さん)と今ヶ瀬(成田さん)、揺れ動く2人の狂おしくも切ない恋を、時に繊細に、時に大胆に描き出す本作。今回到着した場面写真には、本作で映画初出演を飾った、元宝塚雪組トップ娘役の咲妃さんが演じる恭一の妻・大伴知佳子が写し出されている。知佳子は恭一の浮気を疑い、興信所に不倫調査を依頼。その調査を担当したのが今ヶ瀬。奇しくも、恭一と今ヶ瀬の久々の再会のきっかけを作ることとなってしまう。1枚は、何不自由のない生活を送りながらも、夫への不信感を募らせている知佳子の表情が切り取られ、またもう1枚は、恭一と久しぶりのショッピングデートを楽しんでいる場面だ。撮影をふり返り、咲妃さんは「タイトな撮影スケジュールでしたので、私がNGを出して撮影に支障をきたしてはいけない!!!!と必死でしたが、見かねた大倉さんが優しく話し掛けてきてくださり、気持ちが救われました」とコメント。また「撮影中の大倉さんは、いつも冷静に集中力を高めていらっしゃった印象です。とても難しいお役だったはずですが、内面を隠した上での感情表現一つ一つに凄みがあり、相当綿密に役作りに励んでいらっしゃるんだと思いました。真剣な眼差しで、時には笑顔を交えながら行定監督と意見交換していらっしゃるお姿が眩しかったです!」と大倉さんとの共演を振り返った。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月13日大倉忠義、成田凌出演の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』から、2人が演じた恭一と今ヶ瀬のエモいセリフと尊すぎる表情を収めた6種の新ポスタービジュアルが一挙解禁となった。今回、新たに解禁となったのは、原作にも登場する印象的なセリフと場面写真を組み合わせたポスタービジュアル6種。大倉さんと成田さんが共に、一番胸に響いたとして挙げている「恋愛でじたばたもがくより、大切なことが人生にはいくらでもあるだろう」という恭一が今ヶ瀬を諭すセリフ。また、今ヶ瀬の度重なるアプローチに翻弄されていく恭一の心情が伝わってくる「こういう幸せも、あるんだろうか」や「俺は、お前を選ぶわけにはいかないよ」なども。狂おしい恋を予感させる究極にエモいセリフが、ふたりの尊い表情と共にデザインされた貴重なビジュアルばかり。また、すでにに解禁されているポスタービジュアル、原作者・水城せとな氏によるイラスト版ポスタービジュアルと併せ、代官山 蔦屋書店(9月4日(金)~20日(日)予定)や六本木 蔦屋書店(8月24日(月)~9月18日(金)予定)などで、連張りでの掲出も決定している。※掲出される店舗・場所によって掲出枚数が異なる。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月05日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が主演を務める、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)の本編映像が31日、公開された。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。今回解禁された本編映像は、恭一が今ヶ瀬に耳かきをしてもらう姿を収めた場面。夜、リビングで本を読んでいる恭一の膝に転がり込んできた今ヶ瀬が「耳かきして」と甘えるも、恭一は「嫌だよ」と冷たくあしらう。しかし、今ヶ瀬が「やってあげましょうか」と尋ねると、恭一は何の躊躇もなく「いいの?」と返事をする。今ヶ瀬が起き上がり、嬉しそうに「僕、上手いですよ」と笑顔で自分の膝をポンポンと叩くと、恭一は今ヶ瀬に膝枕されながら耳かきをしてもらう。成田は「やったことがないから怖かったですね。最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)。遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです」と撮影時を振り返る。「大倉さんに嫌われないように気を遣っている部分もありました。その気持ちが今ヶ瀬の気持ちとリンクしていたからなんです。とにかく嫌だと思われる瞬間を作らないようにしていましたね」と明かした。一方、大倉は成田との共演について「成田くんは、動きがしなやかで本当に可愛いかったですね。彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立ち振る舞いも良かったのかもしれません」と語り、自然体で心地の良い空気感に包まれたシーンに仕上がっている。
2020年07月31日9月11日(金)に公開される映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の本編映像が公開された。本作は、水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作に、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』の行定勲監督が繊細な表現力と確かな演出力で写し取るラブストーリー。主人公・大伴恭一が7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉から「昔からずっと好きだった」と告げられ、戸惑いながらも少しずつ渉に心を開いていく姿を描く。恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』に続き、単独主演を務める大倉忠義。そして、恭一への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬を、『愛がなんだ』『カツベン!』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務める。今回新たに公開された本編映像は、恭一が今ヶ瀬に耳かきをしてもらう姿を収めた場面。リビングで本を読む恭一の膝に転がり込み、「耳かきして」と甘えるも、恭一に「嫌だよ」と冷たくあしらわれた今ヶ瀬が、嬉しそうに耳かきをしてあげる和やかなシーンが映し出されている。成田は「やったことがないから怖かったですね。最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです」と撮影時を振り返り、大倉は成田との共演について、「成田くんは、動きがしなやかで本当に可愛いかったですね。彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立振る舞いも良かったのかもしれません」とコメントしている。●大倉忠義コメント成田くんは、動きがしなやかで本当に可愛いかったですね。彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立ち振る舞いも良かったのかもしれません●成田凌コメントやったことがないから怖かったですね。最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです。撮影中は、大倉さんに嫌われないように気を遣っている部分もありました。その気持ちが今ヶ瀬の気持ちとリンクしていたからなんです。とにかく嫌だと思われる瞬間を作らないようにしていましたね。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年07月31日多くの女性から支持を得た水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を、大倉忠義×成田凌の共演で実写化する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』。この度、本作の“耳かきシーン”を切り取った、場面写真と本編映像が到着した。映像は、大倉さん演じる恭一が、成田さん演じる今ヶ瀬に耳かきをしてもらうシーン。読書中の恭一の膝に転がり込んできた今ヶ瀬が「耳かきして」と甘えるも、「嫌だよ」と冷たくあしらう恭一。しかし、今ヶ瀬が「やってあげましょうか」と言うと、何の躊躇もなく「いいの?」と、恭一は今ヶ瀬に膝枕されながら耳かきをしてもらうのだ。このシーンについて成田さんは「やったことがないから怖かったですね」とふり返り、「最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです」とコメント。「大倉さんに嫌われないように気を遣っている部分もありました。その気持ちが今ヶ瀬の気持ちとリンクしていたからなんです。とにかく嫌だと思われる瞬間を作らないようにしていましたね」と大倉さんとの共演を明かす。一方、大倉さんは成田さんについて「動きがしなやかで本当に可愛いかったですね」と印象を語り、「彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立ち振る舞いも良かったのかもしれません」と共演をふり返っている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年07月31日9月11日公開の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の一般試写会が、8月24日(月)~8月28日(金)の5日間連続で開催されることが決定した。同作は、水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作としたラブストーリー。『100回泣くこと』引き続き、単独主演を務める大倉忠義が主人公・大伴恭一を演じる。そして、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』『カツベン!』に出演した実力派俳優・成田凌が担当。『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』など、繊細な表現力で様々な愛の形を提示してきた行定勲がメガホンを取り、恭一と渉の切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描き出す。今回、劇場公開に先駆け、「#恋の夏#窮鼠の夏窮鼠はチーズの夢を見る・夏休み限定特別試写会」と題して、一般試写会を連日実施することが決定。それに伴い、花火が煌めく夏休み限定のスペシャルビジュアルも解禁された。行定監督は、「映画を観ていただける喜び!しかも、5日間連続で、皆様の反応や感想を直に感じられるなんて、この上ない喜びです。今までにない新しいカタチの愛の模索する2人の男の姿を描いたこの映画を、観客の皆様がどんな風に観ていただくのか、今から楽しみです」と歓喜のコメントを寄せている。花火大会や音楽イベントが軒並み中止になる中、当日は本作ならではの演出が行われるとのことで、夏の大切な思い出の一日になりそうだ。なお、本企画は開催日毎に応募先が異なり、各サイトや公式サイトにてそれぞれ募集告知が行われているので注意してほしい。「#恋の夏#窮鼠の夏窮鼠はチーズの夢を見る・夏休み限定特別試写会」日程:8月24日(月)~28日(金)■上映時間:130分●場所:スペースFS汐留<東京会場>8月24日(月)Fan’s Voice月25日(火)Filmarks月26日(水)映画公式月27日(木)ダイアンボヌール月28日(金)fan’svoice●朝日生命ホール<大阪会場>8月28日(金)ダイアンボヌール●ユナイテッド・シネマキャナルシティ13<福岡会場>8月25日(火)ダイアンボヌール『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年07月21日大倉忠義、成田凌出演の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が、9月11日(金)に公開される。この度、新しい場面写真が公開された。原作は、水城せとなのコミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』。『100回泣くこと』に続き、大倉が単独主演を務め、主人公の恭一を演じる。そして、恭一へ想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』『カツベン!』などに出演する成田凌が演じる。メガホンを取るのは『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』の行定勲監督。本作では、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、ときに繊細に、ときに大胆に描き出していく。この度、新たに公開された場面写真は、いずれも今ヶ瀬が部屋でくつろぐシーンをおさめたもの。1枚目は、自室のベッドで煙草をくわえるカット。その手には、かつて学生時代に恭一からもらったピンクのジッポーライターが握られている。2枚目は、恭一の部屋のソファに座っているカットで、誕生日のお祝いに恭一からプレゼントされたワインを大事そうに抱えている。同じく、恭一の部屋のハイチェアの上で小さく体を丸めて座る3枚目のカットは、今ヶ瀬のお気に入りのスポットで、いつしかそこは2人の恋愛を象徴する大事な場所へと変化していくことになる。どのカットも愁いを帯びた顔で1点を見つめており、恭一に対して切ない恋心を抱く今ヶ瀬の心情がそのまま切り取られている。その様子は、行定監督も「成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で。彼は、恋をしている高揚感に満ちた表情、特にキラキラと潤んだ瞳を表現するのが難しいと言っていたけれど、お芝居をし始めると不思議とそうなっていました」と太鼓判を押している。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年07月15日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が主演を務める、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)の場面写真が15日、公開された。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。今回、新たに解禁された場面写真は、いずれも今ヶ瀬が部屋でくつろぐシーンをおさめたもの。1枚目は、自室のベッドで煙草をくわえるカットで、その手には、かつて学生時代に恭一からもらったピンクのジッポーライターが握られている。2枚目は、恭一の部屋のソファに座っているカットで、誕生日のお祝いに恭一からプレゼントされたワインを大事そうに抱えている。同じく、恭一の部屋のハイチェアの上で小さく体を丸めて座る3枚目のカットは、今ヶ瀬のお気に入りのスポットで、いつしかそこは2人の恋愛を象徴する大事な場所へと変化していくことになる。どのカットも愁いを帯びた顔で1点を見つめており、恭一に対して狂おしいほどの切ない恋心を抱く今ヶ瀬の心情がそのまま切り取られている。行定監督も「成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で。彼は、恋をしている高揚感に満ちた表情、特にキラキラと潤んだ瞳を表現するのが難しいと言っていたけれど、お芝居をし始めると不思議とそうなっていました」と太鼓判を押した。
2020年07月15日水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化した、大倉忠義(「関ジャニ∞」)・成田凌出演作『窮鼠はチーズの夢を見る』から、新場面写真が解禁となった。今回新たに解禁された場面写真には、いずれも成田さん演じる今ヶ瀬が部屋でくつろぐシーンが収められている。1枚目は自室のベッドで煙草をくわえるカット。その手には、かつて学生時代に大倉さん演じる恭一からもらったピンクのジッポーライターが。2枚目は恭一の部屋のソファに座っているカットで、誕生日のお祝いに恭一からプレゼントされたワインを大事そうに抱えている。同じく、恭一の部屋のハイチェアの上で小さく体を丸めて座る3枚目のカットは、今ヶ瀬のお気に入りのスポットで、いつしかそこは2人の恋愛を象徴する大事な場所へと変化していくことに――。どのカットも愁いを帯びた顔で1点を見つめており、恭一に対して狂おしいほどの切ない恋心を抱く今ヶ瀬の心情がそのまま切り取られている。そのどこか儚げな姿に、思わず今ヶ瀬の恋を応援したくなる愛くるしい写真ばかりだ。その様子は、行定監督も「成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で。彼は、恋をしている高揚感に満ちた表情、特にキラキラと潤んだ瞳を表現するのが難しいと言っていたけれど、お芝居をし始めると不思議とそうなっていました」と太鼓判を押す。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年07月15日鮮やかな緑に覆われた住まい多摩川からほど近く、自然の趣きが残る東京・世田谷区の住宅地。鮮やかな緑のツタに覆われた外観が印象的なこの家に暮らしているのは、デザイン会社「nakanaka graphic」を営むグラフィックデザイナーの中川寛博さんと同じくグラフィックデザイナーの岸恭子さん、そして小学6年生のご長男。この家が完成したのは2015年。設計は、中川さんが学生時代に知人の紹介により知り合ったというキューボデザイン建築計画設計事務所の猿田仁視さんに依頼した。「シンプルなデザインを求めていたので、当初は外壁も単純に真っ白のイメージをしていました。ですが、白い壁だと雨だれで汚れてしまう、と猿田さんからアドバイスをいただいたので、それならば、と以前から憧れを持っていたツタのある家にしたいと思いました」(中川さん)。中川さんの要望により、家とコンクリートの間にはツタを植えるための土のスペースをつくった。完成当初は真っ白だった壁も、4年後には屋根まで届くほど成長したツルが壁面を這い上がったという。5年がたった今では白い壁が見えなくなるほどに緑で覆われている。「ツタの種類はオオイタビという常緑の植物です。最初は、うまく成長するか不安だったのですが、思い描いていた形となって嬉しいです」(中川さん)。建築家・猿田さんより「GREEN WALL」と名付けられた中川邸の外観。もともとは真っ白い壁だったが、竣工から5年が経ち、緑に覆われた完成形となった。玄関を入って、左を向くとホールとなっている。突き当たりには水回り、左には寝室がある。北側にあたる右の階段の側壁には大小さまざまな窓が設けられ、外壁に挟まれた中庭からの光が取り込める。階段下にある作り付けの本棚と机。仕事や勉強、あるいは趣味の場として使用している。階段を上がった先にある個室は、現在在宅ワークをしている岸さんの仕事場となっている。将来的にはご長男の勉強部屋として活用する予定。柔らかな光で満ちた心地よい空間以前は、今の住まいの近くのマンションで暮らしていたという中川さんご一家。ご長男が小学校入学のタイミングで家を建てようと考えていたという。「まずは土地を探し始めたのですが、なかなか良い土地と出会えず、一度は探すのをやめていた時期もありました。そんなときに近所の土地を散歩がてら探していたら、ちょうど良いこの土地が見つかりました」と中川さん・岸さんご夫妻。家づくりにあたり、建売の物件やハウスメーカーも訪ねたというご夫妻だが、自分たちの理想の住まいを追求するべく、建築家の猿田さんに依頼することになったという。「風致地区ということもあり、さまざまな制約があるなかで猿田さんが最初に提案してくださったのが、北側に外壁と挟んだ中庭のあるプランでした。制約や狭小という性質の中で、最大限に光を取り込む配慮をしていただいたので、この最初のプランから、ほとんど変更せずに現在の形となりました。北側採光なので部屋に入ってくる光が柔らかくて、すごく心地が良いです」(中川さん)。内観については、白を基調としたシンプルな空間を希望していたご夫妻。色味のバランスや窓の位置など細部まで打ち合わせを重ねて、コンパクトながらも必要な要素をしっかりと詰め込んだ理想的な住まいを実現させた。「窓からはあんまり外の家が見えないので、目線が気にならないところがすごく落ち着きます。中庭があることによって、閉じつつも開放感があるのが、この家の特に気に入っているポイントです」(岸さん)。中2階ともいえるL字型のロフト。ご長男の寝室から、ご夫妻の趣味のスペースへとつながっていく。作り付けの棚には本がずらり。同じく作り付けの机は、主に岸さんの裁縫スペース。正面からは1階全体を望むことができる。反対側には、中川さんのレコードコレクションが並ぶ。2階のリビング。北側の窓から入る光と、奥に見える天窓からのたっぷりの光によって、居心地の良い自然な明るさで満たされている。右手前にある階段を降りるとロフトへ通じる。キッチンの配置やカラーリングは、岸さんと猿田さんが相談して決めた。手前の作業台は、窓を出窓にすることで生まれた。中庭へ出るベランダは、中川さんのお気に入りの場所。変化を楽しむ暮らし主に本や雑誌の装幀のデザインをしている中川さん・岸さんご夫妻。昨今の新型コロナウィルスの影響により、現在は在宅で仕事を行なっているという。「もともと外で仕事をしていたのですが、子どもを見ることもできるので結果的に良かったと思っています。在宅ワークでも、気持ちの良い光が入ってくるので、1日中ストレスなく過ごすことができています」と話す中川さん。岸さんも「最初はくつろぐためだけの家でしたが、今は仕事場という面も持つようになりました。この先も、家がどう変化していくか楽しみです」と笑顔で語る。はじめは真っ白だった外壁が、時間をかけて緑に覆われたように、経年変化を楽しんでいく住宅として設計された中川さんご一家の住まい。「これからはツタに花を加えて、表情を変えられればなと考えています」と中川さん。変化を楽しむご一家の豊かな日々がこれからもこの住まいで紡がれていくことだろう。手がけた仕事には、ワインカタログやワインラベルのデザインも。額縁に飾られているポスターは、ワインの産地が描かれており、デザインは中川さん、イラストは岸さんが担当した。一時期、石集めがマイブームだったというご長男の石コレクションが飾られている。ご長男がお小遣いで購入したという“ニュートンのゆりかご”。1階の水回り。浴室と洗面を仕切るガラス窓によって、視線が抜ける開放的な空間に。1階にあるご夫妻の寝室。壁には小物を置くのに適した作り付けの棚が設置されている。バスルームのモザイクタイルは、建築家の猿田さんより提案されたという。「最初は真っ白のタイルを考えていましたが、このモザイクタイルはデザインも良くて、何より汚れも目立たないので、今はこのタイルを選んで良かったと思っています」(中川さん)。浴槽からは中庭を望むことができる。「窓からの景色は緑のトンネルみたいでとても綺麗です。夜には月を眺めることもできるんです」(中川さん)。週に1回は、高枝切りばさみを使い、緑の手入れをしているそう。「油断すると、すぐボウボウになってしまうので手入れが大変です」と中川さん。
2020年07月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と俳優の成田凌が出演する、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)のイラスト版ポスタービジュアルが11日、公開された。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。この度公開されたのは、映画のポスタービジュアルを原作者である水城せとなが描き下ろしタモの。キャストと同じポーズ、表情をした原作のキャラクター、そして背景までもがイラストで再現されている。水城は「今回、映画化するにあたり、キャラクターを美化することなく、ちゃんと生身の人間として撮ってもらえる予感がしていました。実際その予感は当たって、本当に幸せな実写化になったと思います。大倉さんと成田さんはキャラクターの本質を的確にとらえて演じてくださいました。ぜひ、ご覧いただきたいです」と太鼓判を押した。
2020年07月11日大倉忠義(「関ジャニ∞」)と成田凌が初共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』がこの秋公開。この度、本作の原作者・水城せとなによる描き下ろしイラスト版ポスタービジュアルが公開された。本作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、多くの女性から支持を得た水城氏の「窮鼠はチーズの夢を見る」と「俎上の鯉は二度跳ねる」の映画化。今回到着した水城氏によるポスタービジュアルは、すでに公開されている大倉さんと成田さんによる大伴恭一&今ヶ瀬渉のビジュアルと同じポーズ、表情、そして背景までもがイラストで再現されている。「今回、映画化するにあたり、キャラクターを美化することなく、ちゃんと生身の人間として撮ってもらえる予感がしていました」と話す水城氏は「実際その予感は当たって、本当に幸せな実写化になったと思います。大倉さんと成田さんはキャラクターの本質を的確にとらえて演じてくださいました。ぜひ、ご覧いただきたいです」と太鼓判を押している。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年07月11日