長女が赤ちゃんだった頃、4、5歳の子どもを育てている友人たちが「子どものウソ」について盛り上がっていたことを覚えています。いつかそんな日がくるのかなと思っていたところ、娘がウソをつくことがあり…。今回は、子育ての過程でぶつかることの多い「子どものウソ」についてお伝えします。娘のウソ3つのエピソード娘の「ウソ」に向き合ってみると、ウソにも種類があることがわかってきました。「怒られたくないからつくウソ」「空想的なウソ」「気を引くためのウソ」の3パターンです。それらに対してわが家ではどのように対処してきたか、ウソのエピソードとともに紹介します。怒られたくないからつくウソ最初のウソは3歳の頃。おしっこはトイレでするのに、ウンチだけはトイレでできずオムツにしてしまった時、「ウンチしてない!」と言って隠すようになったことでした。その時は私も娘自身も「ウソ」という認識をあまりしていなかったのですが、今思えばこれが初めてのウソだったように思います。なかなかウンチがトイレでできない娘に対して、「どうしてトイレでしないの!?」「何度言ったらわかるの!」とつい感情的に接してしまい、「ママに怒られたくない」という一心で、絶対にバレるウソをついたのだと思います。その時は私自身にオムツがはずれない焦りがあり、「していることは明らかなのに、どうしてそんなこと言うのだろう」と、さらに腹を立てていたことを思い出します。2年たった今思い返すと、私が追い詰めてしまったことが原因であることは明らかで、どうしてきちんと娘に向き合えなかったのだろうと反省します…。空想的なウソほかにあったのは、空想的なウソ。これは子どもと接していて多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。娘は4歳頃までは「この前ぞうさんに乗ってお散歩したよね~!」などと、空想や想像の世界のことを現実に起きたように話したりすることがあり、何が本当で何がウソかわからない…なんてこともありました。最初は「うちの子大丈夫かな」と心配しましたが、誰かを傷つけたり、困らせたりするウソではないので、わが家では、話にのって、親子で空想を楽しんでいました。むしろ「発想が豊かでいいね」と褒めるくらいに(笑)。5歳になった娘は、空想と現実の線引きができるようになったようであまり言わなくなり、今となっては懐かしい思い出です。気を引くためのウソこれが一番難しいウソのパターンのように思います。これは娘が5歳になってからのエピソードです。娘は保育園のプログラムの一環でスイミングに通っています。いつも通りスイミング道具を持って通園した1時間後、「今日はスイミングをお休みすることになったと娘さんが言っていますが、聞いていますか?」と先生から連絡がありました。もちろん娘とそんな話はしていません。スイミングを休むには親の承認が必要なため、娘なりに考え「お母さんと決めた」と先生にウソをついたようでした。今までのウソとは違い、ちょっとマズいなと感じたので、帰りに先生とゆっくりお話しをすることにしました。そこで先生から「マジメな〇〇ちゃんがただ行きたくないだけでウソをつくとは考えにくいですね。お母さんの気を引きたい気持ちがあるのではないでしょうか」と言われました。まさにその時期は、下の子がイヤイヤ期真っ最中で毎日手を焼いていた私。その様子を知っている先生の言葉にドキリとしました。先生からは「妹さんのいないところでゆっくり2人だけの時間を作り、いつも以上に愛情表現をしてみてあげてください」とアドバイスされました。この出来事の後、すぐに2人きりで出かける時間を作りました。重苦しい雰囲気にならないよう大好きなアイスクリームを食べながらじっくり話を聞いてみると、ポロポロと娘の本音が。「ママはいつも妹ばかり気にしているよね」「たまには私も抱っこしてほしいな」と。きっかけは娘のついた「ウソ」でしたが、その時の娘の気持ちを知ることができたことは本当によかったと思います。反省点から学んだことは最初にきちんと話すわが家では最初、人を傷つけない小さなウソは、「もうウソつかないでよ~」という感じで軽く流していました。でも後から考えると、最初に軽く流してしまったことで、娘も私もウソをつくこと・つかれることに慣れてしまったような気がします。大きなウソでなくても、最初のうちにきちんと「ウソをつくということ」について話すべきでした。ウソついたことに対して叱るというより、「ウソばかりつくと信じてもらえなくなっちゃうよ」「信じてもらえないことって、とても悲しいことなんだよ」ということを伝えるのが大切だと感じています。子どもの前でウソをつかないもうひとつの反省点は「子どもは親の姿をよく見ている」ということ。わが家の次女はアレルギー持ち。食べられないものがたくさんあるため、次女がどうしても食べたがったとき、「これは“辛いから”食べられないよ~」と言ってしまうことが何度かありました。そうするとある日、長女が次女に対して同じことを言っているではありませんか!私がウソをつく姿を見てマネしていたのです。改めて自分の言動には気をつけようと気が引き締まりました。子どもがウソをついた時、自分がついたウソを振り返ると、もしかしたら思い当たることがあるかもしれません。ウソの背景に目を向けるウソをついたことに対してあまりにキツくしかると、怒られないためにさらにウソをついてしまう可能性があります。そして子どもはますます本当のことが言いづらくなってしまいます。そこで、わが家では、ウソに対して厳しくしかるよりは「ウソの背景に目を向ける」ことを意識しています。どうしてウソをつこうと思ったのか、そうすることでどうなったらいいと思ったのか、そんなことを意識し、本当のことを話してくれた時には「話してくれてありがとう」「あなたのことを信じているよ」ということをきちんと伝えるようにしています。心理士の友人の「ウソは成長」という考え方心理士の友人は前々から「子どもは4歳頃になるとウソをつき始めるよ。でもそれは成長の証、正常な発達をしている証拠だから、あまり気にしないようにね。むしろいろいろな想像ができるようになったと喜ぶべき!」と話していました。確かに「これをしたら怒られる」「ウソをついたらママが私を見てくれる」などといった想像ができなければ、ウソをつくこともありません。それだけ複雑に物事を考えられるようになっていることは、大きな成長だと感じます。そんな話を聞いていたため、あまり動揺せずに娘のウソを受け入れられました。人を傷つけたり、危ないことにつながるウソでなければ、どーんと構えることも大切かもしれません。子どもには子どもなりの考えがあり、子どもたちの世界があります。それを頭ごなしに否定するのではなく、まずは子どもの考えを丁寧に聞いてみることが大切だと思います。ゆっくり聞いていくと、子どもの頭の中が少し見えてくる気がして、私も落ち着いて対応することができます。忙しい毎日でつい感情的に怒ってしまうことも多いのですが(苦笑)、これらの経験や友人の言葉を心に留めておくことで、私も子どもたちと一緒に成長していこうという前向きな気持ちになれています。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2020年12月21日こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は「新型コロナウイルスで大変だった1年を振り返って」のお話です。新型コロナウイルスが流行し始めた頃、4歳になりたての甥と1歳の姪は、一緒に仲良く過ごすのが難しい状態でした。甥は大人を独占して遊ぶのが好きでしたが、姪はまだ目が離せない年齢。甥は姪に対して愛情半分・ヤキモチ半分で、可愛がるつもりが怒らせたり、意地悪して泣かせたり…穏やかに過ごすことができませんでした。その上、夏休みに入る頃には太陽光が恐ろしくてなかなか外には出られず、屋内施設へは感染予防のため出かけられず、ほとんど家に缶詰状態に。家にこもりっきりの生活は甥のストレスを増幅させ、そのストレスの矛先は妹である姪に向かいました。甥は姪をつぶし、跳ねのけ、おもちゃを奪い…。狭い家の中で兄妹が一緒にいればトラブルだらけで、とても気がめいったのを覚えています。いつまでこんなことが続くのか…。憂鬱な日々でしたが、「今この瞬間が一生続くわけではない、必ず夏は終わる!」「諸行無常…諸行無常…」と、ブツブツ呪文のようにつぶやき、なんとか夏を乗り切りました。そうして、夏が終わりすっかり秋に変わった頃。いつの間にやら兄妹の関係は全く変わっていました。一緒にグルグル回って遊んでみたり、泥団子を作って遊んだり、同じ本を読み聞かせたり、一緒に遊んで楽しめるようになったのです。甥は姪に乱暴な振る舞いをすることが減り、一方的に姪のおもちゃを取るのではなく交換の相談をするようになったりと、姪の意思を尊重する振る舞いが増えてきました。2歳になった姪も甥と対等に付き合えるほど自己主張をしっかりするようになり、やられっぱなしではなくなりました。夏の期間は、早くこの時が終わらないかとすがるように「諸行無常」と唱えていましたが、今は変わっていく兄妹の様子をしみじみと眺めています。終わりが見えない間は本当に毎日泣きそうでしたが、ひとつの季節の終わりとともに、成長の早い子ども達も大きく変化し、いつの間にか厳しい時期は過ぎていました。今年は新型コロナウイルスによって辛いことの多い年でしたが、この状況も刻一刻と変化をしています。来年は大人も子どもも皆が笑顔で過ごせる時が戻って来るよう祈っています。
2020年12月17日2歳半になる息子。朝起きると、いつも「ママー、ママー」とくっついてきます。私はイラスト仕事が深夜まで続くこともあり、朝なかなか起きられないこともあるので、ほとんど息子の方が早く目が覚めます。というか、保育園に行く何時間も前に起きてしまうので、本音を言うともう少し寝ていてほしい…!しかしそんなこと息子にはおかまいなしです!「ママ! 早くリビングに行こう! おもちゃで遊ぼう!」と、朝から本当に元気です。時々、本当に本当に眠すぎて、全く目が開かないことがある私。ダメ元で息子に、「あと5分だけ…あと5分だけ寝かせて…」と言ってみることもありますが、そうなるとイヤイヤが発動してしまいそうになるため、あきらめて目を覚まします。しかし最近、パパのとある一言でママがいなくてもリビングへ行ってくれるようになったのです。それは、「朝ごはんあるよ」という一言。とにかく食べることが大好きな息子は、「朝ごはんあるよ」「牛乳あるよ」ということを聞くと、ママがいなくてもいいや! という感じで、くるっと背を向け、リビングまでダッシュで向かっていってしまうのです…。パパがいたってダメで、ママがいないとリビングへ行かない! と泣いていたはずの息子が、ある日突然ママより食べ物を優先するようになっていました…。これも成長なのか…!ちょっと寂しさもありますが、いろんなことがわかるようになってきて驚くことが増えました。私ももう少し仕事の効率を上げて、深夜まで作業せずに毎朝パッと目覚められるようにしなければ…。息子の成長に合わせて自分も成長しようと誓った今日この頃です…。
2020年11月09日そもそも「成長ホルモン」とは…まず初めに「成長ホルモン」について説明しておきましょう。成長ホルモンとは脳下垂体前葉というところから分泌されるホルモンで、「成長作用」と「代謝作用」という2つの作用があります。成長作用として、筋肉や骨の成長を促す作用があります。一方、代謝作用には、糖質や脂質、タンパク質の代謝を促進する作用があります。また、脂肪分解を促す作用もあります。なぜ「美のカギは成長ホルモンにある」と言えるのか?このように成長作用と代謝作用を持つ成長ホルモンですが、それではなぜ「美のカギは成長ホルモンにある」と言えるのでしょうか。その理由は、成長ホルモンによって「ダイエット効果」と「美肌効果」が期待できるからです。ダイエット効果成長ホルモンが分泌されることで、基礎代謝アップにつながる効率良く脂肪を燃焼させることができるという2つの効果が期待できることから、ダイエット効果につながると言えます。1.基礎代謝アップにつながる成長ホルモンが分泌されると、筋肉や骨の成長が促進されます。その結果除脂肪体重がアップします。除脂肪体重が1kg増えると、基礎代謝は1日あたり50kcal程度アップすると言われています。2.効率良く脂肪を燃焼させることができるまた、成長ホルモンには、前述したように脂肪分解を促す作用があります。脂肪細胞にある中性脂肪を分解し、血中への遊離脂肪酸の動員を促進させようとします。そのため、ただ有酸素運動を行うよりは、成長ホルモンを分泌させた上で行ったほうが、分解された脂肪がエネルギーとして使われるようになり、より効率良く脂肪を燃焼させることができると言えます。出典:byBirth美肌効果成長ホルモンによる美肌効果として、ターンオーバー(肌代謝)の正常化お肌の潤いを保つお肌の老化防止という3つの効果が期待できます。1.肌代謝の正常化ターンオーバーは約28日の周期で繰り返されます。しかし加齢と共にこの周期が長くなってしまいます。するとお肌の張りを失う他、シミやシワの原因にもなります。成長ホルモンが分泌されることで、ターンオーバー開始にスイッチが入り、ターンオーバーが正常に行われるようになります。2.お肌の潤いを保つお肌の潤いを保つ成分であるヒアルロン酸は、線維芽細胞によって作り出されています。成長ホルモンには線維芽細胞を活性化させる働きがあり、それによってお肌の潤いを保つことが可能になります。3.お肌の老化防止お肌の老化は、紫外線からのダメージや水分量の低下によってもたらされると言われています。成長ホルモンには紫外線からのダメージを回復させたり、水分量の低下を防いだりする働きがあるので、お肌の老化防止効果も期待できます。出典:byBirth成長ホルモンの分泌を促進させる「2つの方法」ダイエット効果と美肌効果をもたらす成長ホルモンですが、成長ホルモンの分泌を促進させるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法として、「筋トレ」と「睡眠」の2つが挙げられます。方法1:筋トレ成長ホルモンを分泌させるには筋トレが有効です。しかし、ただ闇雲に筋トレを行っても、成長ホルモンは分泌されません!成長ホルモンは乳酸が蓄積されることで分泌されます。乳酸は筋肉内が低酸素状態にあると発生します。そのため、筋肉に中程度の負荷をかけてセット数を多めにし、酸素の供給が回復しないようにセット間の休憩を短めに設定するようにします。具体的には、筋トレを10回反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行うようにします。出典:byBirth方法2:十分な睡眠また、成長ホルモンを分泌させるには、十分な睡眠も必要となります。成長ホルモンは、眠り始めの「ノンレム睡眠」のときに多く分泌されると言われています。ノンレム睡眠とは、体も脳も休んでいる、深い眠りの状態のことを言います。十分な睡眠をとるには、就寝前のスマホチェックを避けるようにしましょう。なぜならブルーライトは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を阻害すると言われているからです。出典:byBirth「美しさ」は努力次第でものにすることができる!出典:byBirth今回は、美のカギは成長ホルモンにあると言える理由と、その分泌を促す方法についてお伝えしました。成長ホルモンが分泌されることで「ダイエット効果」と「美肌効果」という2つの効果が期待できることから、「美のカギは成長ホルモンにある」と言えます。成長ホルモンの分泌を促進させるには、「筋トレ」と「十分な睡眠」が必要です。そのため筋トレを中心とした運動と十分な睡眠を取るように心がけることで、お肌や体を美しいものに変えることができます。努力次第で、誰でも「美しさ」をものにすることができるのです!「自分にはムリ…」と諦めていませんか?最初から諦めてしまうと、できるものもできなくなってしまいます。諦めずに自分の可能性を信じましょう!今回の内容をヒントに、是非「美しい体作り」に取り組んでみてくださいね。
2020年10月06日小さい頃は「子どもの歯が抜ける」のも一大イベント。でも時が経つと、こうなっちゃいますよね…!?■ 親も子も、ナアナアになっていくその歯、いつ抜けたやつ??っていう歯がたくさんある…(汗)。昨日、のまめの歯が抜けたんだけど、今まで抜けた歯がずっと残っていたことに気づいたところ(笑)。抜けた乳歯の保管方法は、各家庭いろいろあると思うけど、私の家は昔ながらの方法で、下の歯は屋根に投げ、上の歯は縁の下…はないので庭に埋めています。屋根の上に投げるイベントはお父さんと一緒に投げる、という決まりになっていて(娘たちの力じゃ落ちてくる可能性が)、休日に一緒に投げてたんだけど、これが何本も続くとなあなあになる。どこかにしまうから忘れてしまうので、これみよがしにキッチンのカウンターに置くことにしたよ! 今度の休みにまとめて投げてしまおう(汗)。
2020年10月03日わが家の娘・おこめちゃんは現在4歳。その成長速度に驚かされる毎日です。0歳~3歳までの「はじめての経験」とはまた違った、4歳の成長。今この瞬間を覚えておきたいと筆を執りました。質問から提案、創作まで!話す言葉が増えた会話をしていて、ふと少し前の話せなかったときのことを思い出すと、いつの間にこんなに会話が成り立つようになったのかと驚きます。話す内容も今では、「恐竜は何を食べるの?」といった質問、「おやつはアレを食べたいな」という提案、「明日はお休みだよね?」の確認、おままごとで作りだされた創作など多岐にわたります。と言っても、まだたどたどしい単語も多く、時折くり出されるおもしろいワードに大笑いしています。最近大笑いしたのは、トイレに行かない言い訳や自分の脳内会話ならぬ腹内会話でおしっこさんやうんちさんとお話すること。ほほえましく聞き入ったのは、「明後日」など数日後を指すときは「明日の明日の明日の…」と律儀に日数分を数えたりすることです。細かい遊びもできるように!4歳になって遊びもたくさん増えました。トランプなどのルールも覚えられるようになったり、折り紙も楽しむように。以前は全然折れなかった折り紙ですが、つい先日折り鶴まで完成させました。その時に見た、器用に動く指先にとても驚かされました。まだまだ小さい指が、それぞれ器用に役目を果たしている様子は、目の離せないおもしろい光景でした。食べるものが増え、おかわりが多くなった私が親になってこんなにも嬉しいことだったのかと知ったのが、子どもの「おかわり」です。おこめちゃんが大きな声で言う「おかわり」は、さほど料理が得意でない私にはかなりの活力。明日もがんばれる嬉しい言葉です。4歳になって食べられるもの、食べる量が増え、おかわりの回数も増えました。ただし、好きな料理が入ったお皿ばかりがカラになり、それだけでお腹いっぱいになることもしばしばです。ホカホカ湯上りはその日の満足度バロメーター私の最近の一番のお気に入りは、お風呂上りのホカホカの笑顔。巻いたタオルからのぞく顔が大好きです。わが家の場合、寝る前の少したわむれる時間でもあり、おしゃべりも楽しみます。1日の出来事が多い時は、矢継ぎ早に話が飛び、いかに充実した日だったかがわかります。一種のバロメーターと言えそう。覚えておきたい一瞬を書き留めて毎日の育児に、赤ちゃんのころからの記憶もだんだんと薄れがちに。4歳の今、些細なことも覚えておきたいと時折メモを残すようにしました。読み返すと、少し前のことでもかなり面白いです。みなさんの覚えておきたい一瞬はどんなシチュエーションでしょう!その一瞬を書き留めておくといいかしれません。<マンガ・文:ライターちゅん>
2020年09月29日小さなころから虫が大の苦手だった私。そんな私に、「息子が昆虫にハマる」というもっとも恐れていた事態がやってきました。好きなことはとことんハマってほしいと思う親心と、嫌いなものは嫌いという私自身の気持ち。いくら親であっても、子どもの興味や行動に制限をかけてよいものかと葛藤しながら過ごしたこの夏。そこで得た思いもよらぬ成長と変化とは…。子どもの意思をひとりの人間としてきちんと尊重しなければならないなと思わせてくれた経験を紹介します。蚊も殺せなかったほどの筋金入りの虫嫌い私は、子どもが生まれて、やっと素手で蚊を退治できるようになりましたが、昔から小さな虫はもちろん大きな虫は見るだけでも失神しそうなほど苦手でした。息子が産まれてからずっと、「この子が大の昆虫好きになったらどうしよう」と漠然とした不安を抱えていました。その一方で、「虫を嫌がる私を見て虫嫌いの男の子になったらどうしようと」いう矛盾した不安も。そして幼稚園の年中になった今年の春、近所のおじいさんに虫かごをもらったのをきっかけに、突然その日はやってきました。息子はダンゴムシ、テントウムシ、青虫、チョウなどを捕まえることにどんどん夢中になり、ついに「持って帰る!家で飼う!」と言い出したのです。昆虫で深まった父と息子の絆当初、私は「虫を飼うのはイヤだ」と主張。しかし、夫は、「生き物を飼うことも大事な勉強になるし、本人も望んでいるのにその機会を奪うのか」とケンカに。そこで、私は一切関与せず、夫と息子が一緒に世話をするという条件で、渋々、玄関の外で虫を飼うのをOKしました。すると、今までママべったりだった息子に変化が。昆虫担当のパパと2人で早起きをしてお世話をするようになり、父子の絆がぐーーっと深まったのです。夜中のカブトムシ狩りにも挑戦!そして夏休みのある日、暗いのが苦手でママべったりで甘えん坊の息子が、パパと2人だけで夜中のカブトムシ狩りにいくことに!行く直前までは、「やっぱり行かない」「ママも一緒に来て」「車で待ってるから、パパが取ってきて」と葛藤を繰り返していましたが、最後は自分で行く!と決めて出発しました。途中で泣かないかな、眠くなってぐずらないかな…と心配は尽きず、夫からのLINEでの報告を頼りに、眠れずに帰りを待ちました。なんと帰ってきたのは夜中の2時!何よりも驚いたのが、息子が目をキラキラと輝かせしっかりと起きて帰ってきたこと。興奮冷めやらぬまま、今日起きたことを一生懸命話しながら寝入った姿を見て、私が昆虫を飼うことをダメと言っていたら、この子のこんな姿は見られなかったのだなとしみじみ。イヤイヤながらも、息子の好きなことをやらせてあげてよかったなと、心から思った瞬間でした。それでも私は虫が嫌い。でもうれしいことも!息子には、正直に私は虫が苦手なことを伝えたうえで、息子の好きという気持ちを尊重するように心がけました。息子も私は虫が苦手なことは理解し、「家の中には絶対入れない」「責任をもってお世話をして、死んでしまったとしてもその後まできちんと処理する」「虫を触った後は手を洗う」と決めたルールをきちんと守ってくれています。このひと夏でセミを素手で捕まえることができるまでに成長した息子は、家に虫が現れたときに「オレに任せて!」と捕まえて窓の外に逃がしてくれるまでになりました!ある日、公園でセミを捕まえた息子。2歳の妹のお友達に「見てみる?怖くない?触ってみる?」と聞きながらセミを見せてあげていました。無理強いしたりすることなく、相手の好き嫌いや怖くないかを優しく聞く姿を見て、「みんなが昆虫を好きなわけではない」「好きな子も嫌いな子もいて、どちらが良いでも悪いでもない」ということを、息子なりに理解できていることを感じてとても嬉しくなりました。虫を通して成長した夏夏の初め、捕まえたセミはすべて持って帰りたいと言って聞かなかった息子。いろいろな昆虫をお世話し、命のはかなさを知り、子孫を残す使命などを図鑑で学び、夏の終わりには捕まえたセミを観察した後に、「元気でねー!」と自分でリリースできるように成長しました。真っ黒に焼けた肌で、この夏に出合った昆虫の絵を描く姿は、どこかもう立派な少年のようです。自分の好きなことには、好きなだけ熱中してほしいと思っていましたが、昆虫に関しては自分の虫嫌いとの葛藤がありました。虫捕りに行きたいとねだる息子に、どうしても気乗りしない私…。ひょいとバッタを捕まえるママ友を見て、息子に申し訳ない気持ちになった日もありました。今回、昆虫をきっかけに、親である自分の気持ち以上に、子どもの好きな気持ちを尊重していかなければいけないと気づかせてもらいました。子どもは親の望むように進むとは限りません。そんなとき、ひとりの人間として、その子の思いをきちんと尊重し、そしていつも最前列で応援していられる存在でいたいなと感じさせてくれたこの夏の経験でした。私もほんの少し、親として成長できたかなと感じています。<文・写真:ライターさつき>
2020年09月11日恋人と交際していく中で、愛を深めるだけではなくお互いに成長していけたら…素敵ですよね!付き合うことでお互いが成長するには、どのようなタイプの男性を恋人として選ぶべきなのか紹介します。アドバイスをくれる男性お互いに成長していくためには、相手に気を使わずにアドバイスができることがとても重要になってきます。恋人に直して欲しいところがあるのに、相手を思いやって言えないのであっては…成長は見込めませんよね。なので彼氏とお互いに成長したいのであれば、気を使わずにアドバイスを送ってくれる男性を恋人にすることが必要。ただし、せっかく彼氏がアドバイスをしてくれても、自分が聞き入れないようだと意味がありません。また自分からアドバイスをするばかりで、こちらからの助言を全く受け入れてくれない男性は選ばないように注意してください。成長していくためには、相手からのアドバイスをお互いに素直に聞き入れることが大切だと覚えておきましょう。自分に足りないものを持っている男性「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあるように、成長していく上で他人の行動はとても参考になりますよね。ということは、反対に見習いたくなるような男性を恋人に選べば、お互いを参考にしながら自分も成長していけるに違いありません。そのためにも恋人にする男性には、自分に足りていないものを持っている男性を選ぶことがポイント。例えば、自分に几帳面さがないようであれば、恋人には真面目で誠実な男性を選んだり、インドア派なのであれば、あえてアウトドア派な男性を選んでみるのも方法のひとつ。お互いにないものを持っている相手は刺激的にうつるので、比較的関係も長続きしやすいはず。お互いを見習うことで新しい世界や知識が広がるため、ステップアップももちろん期待できますよ。何事にも前向きな性格の男性人が成長していくためには、ポジティブな考え方がとても大切です。何かあるたびに落ち込んだり傷ついたりと、お互いに暗い雰囲気が漂っているようなカップルだと、成長するどころか後退してしまう可能性もあります。そのため恋人にする男性は、基本的には前向きな性格の人を選びましょう。もし2人がピンチに陥ったとしても、彼氏が前向きな性格ならネガティブな考えを捨てて、困難を乗り越えていけるはずです。またそんな彼を見習って、相手が落ち込んだ時は自分が励ますこともできますよね。二人で一緒に嫌なことを吹き飛ばしていく姿勢は、恋人としての関係をより強くし、人間的にも成長ができるでしょう。付き合いながらお互いに成長することができるのは理想のカップルですが、なかなか難しいのが現実…。しかし恋人にする男性次第では、お互いに成長しながら付き合うことは可能なのです。もし交際していく中で成長を求めるのであれば、恋人にする男性はしっかりと見極めていきましょう。
2020年09月05日4年保育のため2歳で幼稚園に入園した息子はちょっぴり慎重派。入園してすぐに風邪をこじらせて入院したことがあったので、心配性の私はほとんど息子に水遊びをさせていませんでした。それに泥が服につくとお洗濯がちょっと大変なので…。そのせいか、もともと慎重派の息子はすっかり水嫌いに。困ったなぁ、もう少し水に慣れてくれたらいいな、と思っていると…。後ろから先生の声がしました。子どもの遊び方は母の想像のナナメ上!そして夏休みになりました。夏季保育のため8月に2日間の登園日があります。その日はどろんこ遊びの日で、保護者が園庭の様子を見学することができます。ちゃんと遊べてるかな、泣いてないかな。私は心配しながらそっと園庭をのぞいてみました。すると…そこには意外な息子の姿があったのです。キラキラ光る虹を見つけた息子の成長園庭で、どろんこ遊びゾーンのど真ん中にごろんと寝転んで空を見上げる息子の姿を見たときの私は…ただただ、驚くばかり!息子は、先生がまいていた水の中にキラキラ光る虹を見つけて、それをじっと見つめていました。その日から、息子は水遊びを楽しめるようになりました。息子の目がキラキラ輝いているのを見ていたら、「水遊びをしてもし風邪を引いたら、風邪が治るまでそばにいればいいんだ」と思えた私。失敗しちゃいけない、気をつけなくちゃいけないと思う気持ちがふと軽くなって、肩の力が抜けました。息子が見つけたキラキラの虹は、今までに見た中で、一番の思い出の虹です!<まんが・文:しみず宇海>
2020年08月16日わが家の長女は赤ちゃんのころは比較的大きめで、生後6カ月で9kgほどありました。そのせいか寝返りもなかなかせず、やっと成功したのは生後8カ月ころ。しかし、うつぶせの状態になると嫌がって大泣きし、四つん這いにはならず、結局ハイハイもしないまま大きくなりました。そんな長女の成長をご紹介します。 体が重いせい…?生まれたときは3,200gだった長女。その後順調に体重が増えていき、生後6カ月ころには9kg近くになっていました。ちょっと増えすぎ……?と感じつつも、市の健診では問題なし。 ただ、寝返りもなかなかできず、うつ伏せになることをとても嫌がり、初めての子だったこともあって「大丈夫かな? 体が重いせいかな……?」とちょっと心配になっていました。 生後10カ月を過ぎてもハイハイしない10カ月健診の問診票で、「ハイハイをしますか?」という質問がありました。ということはこの時期になるとハイハイするものなのか……と、そのとき気付いたのです。 長女はハイハイどころかやっと寝返りができるようになり、相変わらずうつ伏せの体勢は嫌がって泣く始末。四つん這いの姿勢になることなんてまったくありませんでした。育児書やインターネットの情報には、「ハイハイはたくさんしたほうがいい」「ハイハイをたくさんしたほうが足腰が強くなる」といったことが書かれており、「うちの子は足腰が弱いまま成長するの……?」と不安に。 健診で先生に相談すると、「ハイハイしないまま大きくなる子もいるし、体は特に異常がないから大丈夫。おうちでたまにうつ伏せで遊んだりして、様子を見てくださいね」と言われました。 結局ハイハイしないまま1歳に長女はうつ伏せは嫌うものの、立っちは大好きな様子。ハイハイをしないまま生後10カ月ころからつかまり立ちをし、ちょうど1歳になった月には歩けるようになっていました。その後の成長は目覚ましく、歩けるようになったと思ったら走り出し、もちろんハイハイもできるように。 その後、子どもが持つ可能性を引き出すことを目的とし、体操や勉強に熱心なヨコミネ式の保育園に入園した長女。何の問題もなく体操もできるようになり、かけっこもクラスで1番速い女の子に。 ハイハイしないことでその後の発達や成長を心配したこともありましたが、小学生になった今でも運動神経は良く、大きな怪我や病気もない健康体です。そしてあんなにぽっちゃりさんだった体はすっかりスリムになり、痩せすぎかな……と感じるほどに。赤ちゃんのころが懐かしいと感じます。 その後第2子は尻ばい、第3子は早くからずりばいとハイハイと、本当に三者三様の成長ぶりでした。でも、3人ともその後の発達や成長に問題はなく、元気に育っています。子どもの成長過程や順序は本当に個人差があるんだな~と、今となっては実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2020年07月22日人見知りで怖がりだったわが娘。未就園児の頃、地域の子育てひろばに行っても積極的に友達に話しかけることができず、高いところに登るような遊びは「イヤだ!怖い!」としり込みしていました。実は母の私もビビリなほう。「ヤバい、これは似てしまったのか」と思いつつ、それでも、子どもには度胸のある子に育ってほしい!という勝手な願いがありました。そこで、心がけた私の3か条!どんどん効果が出てきたので紹介します。その1失敗OK!チャレンジ自体を褒める声かけを娘は精神面では少し成長の早いタイプだったこともあり、怖いという気持ちと、失敗すると恥ずかしいという思いが強いようでした。小さな公園で丸太渡りをするのも怖がり、自分より小さい子が上手に渡っている姿を見ると、チャレンジすることすらやめてしまいます。「一緒にやってみよう!」と誘い、チャレンジしたことを「すごい、頑張れたね!」と褒め、ハードルの低いものから挑戦させるようにしました。そして、「大丈夫、もうちょっとで渡れるよ!」と応援し、簡単なものでもできたら「いいね、うまい!」とたくさん声かけをしました。もし失敗しても、「惜しかったね、頑張ったからすごいね!」とチャレンジ自体を褒めて、親がニコニコしているように心がけました。わが家は夫がプラス思考で度胸のあるほう。自分やまわりの人がちょっと失敗した時にも、あまり不機嫌になったりすることなく、「わっはっは!」と笑い飛ばすような人です。ここは、その姿勢をできるだけマネしてみようと実践したのです。子どもは身近な大人の様子にとても影響されるものですね。徐々に、娘もチャレンジを楽しむように変化していきました。その2人前で披露する機会を積極的につくる!恥ずかしがり屋で、人前に積極的には出なかった娘。かくいう私も、緊張しやすいタイプで、発表の場や仕事の大舞台では心臓がドキドキした経験が多かったです。これは小さい頃から慣れさせるしかない!そう思った私は、人前で歌ったり踊ったりする機会を積極的に作り、応援することにしました。娘は音楽が好きだったので、「お歌を聞かせて!」と家の中でも発表させて盛り上がったり、家族や友人とカラオケを楽しんだり。発表会にも積極的に参加。少しずつ、娘が人前でも堂々と話したり、歌ったり、ピアノを弾いたりするようになっていきました。小2になると、自分からピアノコンクールにチャレンジしたいと言い出し、堂々とステージで演奏を披露できるまでに成長しました。その3ママが苦手なことはパパや先生に任せる!娘のケガを心配するあまり、活発な動きを教えるのが苦手な私。娘が年中のころ、補助輪なしの自転車練習を始めたのですが、「そこ、気をつけなきゃ!」「あ、危ない!」「そうしたら転んじゃうよ!」と、マイナスの言葉ばかり発してしまいました。すると、びっくりするくらい同じような言葉を、娘自身も発するようになり、思いきって乗れないのです。これはマズイと危機感を感じた私は、すっぱりと娘の自転車指導から手をひき、思いきりのよい夫にお任せすることに決めたのです。これが大成功!パパの指導が始まって数日で、娘は多少転びながらもイヤがることなく練習し、上手に乗れるようになったのです。冬になると、夫から「家族でスキー行こうよ!」と言われましたが…。若い頃、恐怖心が抜けずに上手くなれなかった私。娘に教えるどころか、自分のことで精いっぱいになって、家族で楽しむどころではないと、二の足を踏んでいました。でも、娘には怖がらずに滑れるようになってほしいという願いはあるのです。そこで、スキーは先生にお任せ!スキー教室で基礎からしっかり教えてもらうことを選びました。こちらも大正解でした。教室から帰ってきた娘は自信に満ちて、ひとまわり大きくなったかのようでした。「滑れたよ!また行きたい!」と言い、その後も何度か先生にお世話になり、少しずつレベルアップしています。ちょっと力を抜いて見守っていきたい私は当初、「何でも自分が教えてあげなくちゃ」と気負ってばかり。そして、自分が苦手なことは子どもも苦手になってしまうのではないかという不安さえ抱いていました。でも、自分の苦手な面を客観的に見られたら、あとは割り切って得意な人のマネをしたり、お任せしたりする。そして、サポートしてくれた方々に感謝する。その方が、結果的にみんながハッピーになったように感じています。これからはちょっと力を抜いて、子どもの成長を見守っていきたいと思います。<文:ライターOtoka>
2020年07月19日幼稚園や小学校に通っていると、友達とケンカしたりもめたりといったトラブルがおこりがち。現在小2の息子も幼稚園の3年間でいろいろな友達トラブルがあり、悲しかったりイヤだったりという経験をしました。しかしそこから学び、成長できたことはたくさんあったと感じています。今回は息子が幼稚園で経験した友達トラブルとその時の対応、その後の息子の成長についてお伝えします。【年少】活発な子ども同士で毎日取っ組み合い!友達にパンチされたと聞いて…入園後、幼稚園にすっかり慣れてきた〇月ころ、帰宅後に「今日もAくんと遊んだ」と嬉しそうに話すようになった息子。同時に、「Aくんにパンチされた」とも言うように。親としては少し気になりましたが、本人は気にする様子はなく楽しんで幼稚園に通っていたので見守ることに。その後、幼稚園に行く機会があった時に、担任の先生にそれとなく聞いてみました。すると、「2人は毎日取っ組み合いのケンカをしています。あ、今日もやりあってましたよ!」と意外な答えが返ってきたのです。ぶつかるのは2人がよく似ているから先生の話によると、クラスの中でもひときわ活発な2人は、お互いリーダーシップをとりたがったり、やりたい事がかぶったりすることが多々あるためぶつかってしまうそう。しかし、取っ組み合いになっても殴り合っても、ケガにつながるほど攻撃することはなく、男の子らしく「決闘」を楽しんでいるようにも見えるとのこと。そのため、よほどヒートアップした時は止めるものの、それ以外は見守っているのだそう。それを聞いて私は驚きました。入園前、公園でいつも遊んでいた友達とはいつも穏やかに過ごしていて、息子がそのようなケンカをしたところを見たことがなかったのです。今思うと、息子がそれまでに出会った友達は、息子の提案についてきてくれるタイプの子だったのだと思います。息子にとってAくんは、一緒にいると楽しいけれど、初めて出会う自分の思い通りにならない相手。先生の言葉に納得し、Aくんのママとも情報を共有しながら、その後も見守ることにしました。しばらくすると2人は親友に。毎日ぶつかる中で相手への気持ちの伝え方、時には相手に譲ることを身につけていったようです。【年中】年長の輪に入り、いじわるをされるママ友から聞いた「息子が蹴られてる」という話年中になると、自由遊びの時間には、Aくんとともにさらに活発な年長の男の子たちの輪に入って遊ぶことが多くなりました。ある時Aくんのママから、「年長さんに蹴られてるってAから聞いたよ、大丈夫?」と言われました。そこで息子に聞いてみると、年長の中に1人いじわるな子がいて、一方的に蹴られたり、仲間に入れてもらえないことがあるとのこと。私は「イヤだったら他の子と遊んだらいいんだよ」と話しましたが、本人はどうしても年長のみんなと一緒に遊びたいそう。年長からしたら年中に対して足でまといのように感じて、悪気はなく仲間外れにしてしまうこともあるかと思い、しばらく様子を見ることにしました。あだ名をつけられたり、蹴られたりが続くある日、息子から「年長の子たちにイヤなあだ名をつけられて、ずっとやめてくれない」との話が。さすがに心配になり、すぐに先生に相談をしました。先生はいつも遊んでいるメンバーを集めて、全員の言い分を聞いたうえで、年長の子たちを厳しく叱り、息子へ謝罪させてくれました。年長の子たちは息子を邪魔に感じていたわけではなく、なんとなくあだ名をつけてしまったことがわかり、それからは仲良くしてくれました。しかしその中で1人だけ、先生の見ていないところで蹴るなど、いやがらせをする子が。その子は、息子だけではなくターゲットと決めた何人もの子にイヤなことをしていました。息子にその子から何かされてイヤだった時は、その都度私や先生に話すように伝えました。すると先生も見守りを強化し、イヤなことをされることはなくなっていきました。トラブル回避の方法を知り、やられる側の気持ちを知ったこのトラブルは、お互いに関わり方を学んだ年少の時のAくんのケンカとは違い、一方的ないじわるに巻き込まれて起きたことです。しかし、そのおかげで、「イヤなことをされたら、自分から親や先生に伝えること」という回避の方法を学ぶ機会になったと思います。また、子どもは悪気なく友達にイヤなあだ名をつけることはありがちですが、やられる方の気持ちを知ることができたこともよかったと思います。【年長】荒れた年中の子のターゲットに!友達と仲良く平和に過ぎていった年長の日々…だったのですが3学期にまたもトラブルが。年下の子から叩かれたり、暴言を吐かれる息子の園では、年長と年中が縦割りで同じクラスで過ごします。ある日幼稚園に息子を迎えに行くと、保育室から息子が出てきません。部屋をのぞくと、年中のBくんとともに先生の前に立っているのが見えました。先生はBくんに「きちんと、ごめんなさいをしなさい」と叱っています。Bくんがふて腐れながら「ごめんね」と小さく言うと、やっと息子が出てきました。先生が「お母さん、お待たせしてすみませんでした。Bくんが連日ごめんねが言えなかったので今日は絶対に謝れるようにしたくて、時間をもらいました」と話されました。私は、息子もなにかBくんにイヤなことをしたのだと思い聞いてみたのですが、そうではないよう。Bくんはイライラして暴れてしまうことがあり、活動の時にふらふらと立ち歩いてしまうことも。そんな時、息子が活動に参加するようサポートしていたら、叩かれたり暴言を吐かれたりするようになったそう。さらに息子は絶対やり返さないため、Bくんがイライラした時にターゲットにされがちだということでした。私は、息子からそんな話は聞いていなかったので驚きました。帰り道、ゆっくり話を聞いてみると、息子は「別に痛くないし、気にしてないから言わなかった」と。「どうしてやり返さないの?」と聞くと「年長の方が力が強いのに、年中を叩いたらダメだから」となんとも頼もしい言葉が!その後もBくんからの攻撃は続き、たびたび、居残りして謝られることがありました。Bくんにひっかかれ、少し腕が赤くなって帰ってくることも。相手の思いに寄り添い、許す力が育っていたケガをした日はBくんのママから電話がありました。「本当にいつもごめんなさい。きつく叱ってるんですが、たびたび痛い思いをさせてしまって…。卒園前の楽しい時期に…。もうなんて謝ったらいいのか」と泣きそうな声で。Bくんのママもどうしたらいいのかわからないという様子が伝わってきて胸が痛くなりました。私は「うちは大丈夫ですよ!そんな時期もありますよ、うちの子もBくんのことは気にかけてるので、卒園までに仲良くできるといいですね」と明るく答えました。その後もBくんから、「死ね!」「やくたたず!」などの暴言を度々吐かれる息子。私は、毎日息子に「大丈夫?」と聞いて、「あなたは何も悪くないからね」と話すようにしました。先生方も必死にBくんと向き合い、私と息子もBくんが落ち着くよう協力する形になっていきました。それでもなかなか落ち着かず、Bくんのママは毎日幼稚園に付き添いで通うようになりました。ママが付き添うようになって息子が攻撃されることはなくなり、息子の卒園前にはママなしでも穏やかに過ごせるようになったそうです。最後の登園の日、息子はBくんと、2人仲良く笑顔で写真を撮りました。この一件で、私がBくんのママに穏やかに対応できたの、息子のBくんと向き合う姿勢が頼もしかったから。自分のされたことよりも、Bくんについて考えることができていたことは、本当にすごいなと感じ、幼稚園での大きな成長を感じた出来事でした。幼児期こそ人間関係を学ぶ時期幼稚園でいろいろな友達トラブルに直面した息子。小学校に入ってからは友達ともめることは今のところないよう。色々な子がいる中で、器用にこなしていると感じています。小学校に上がると幼児期のように先生や親の目が届きにくくなります。ぜひ幼児期のうちに、大人の見守る中で友達とぶつかって人間関係を学んでほしいと思います。小さなわが子が悲しんでいると早く解決してしまいたくなるのが親心ですが、子どもが友達トラブルにあったら、親の役目は子どもの心のケアと、先生や相手のママとの情報共有だと思います。子ども自身が乗り越える強さと器用さを身に着けられるようにサポートしてあげたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2020年07月06日この春、新1年生となった長女。内気な性格なので、私は「お友達はできるかな」「学校生活できちんと自分の意見が言えるかな」などと心配していました。しかし長引く休校中のある過ごし方をきっかけに、変化が見えてきたのです。そのきっかけと変化とは?こすり出し絵から、違う絵の描き方を探すようにわが家の6歳と4歳の娘は、休園休校中はお絵描きをして過していることが多いです。ある日、私が、コインの上に画用紙を置き、それをこすりだして見せたところ大喜び!今までにない手法のお絵描きが新鮮だったようで、コインだけでなく、草花なども使い、こすりだし絵をし始めました。最初は「この葉は赤で塗りたい!こっちは黄緑!」と色を変えて楽しんでいたのですが、だんだん「コインをこすり出すときはコインを指で挟むと動かなくてきれいに浮かび上がる!」、「凹凸があれば形が浮かび上がるから、ザルやお風呂のタイルもこすってみよう!」など工夫をするようになってきました。しばらくは、こすり出す物を変えて楽しんでいたのですが、そのうちに、物足りなくなったよう。私のスマホを使って、お絵描きの技法を調べはじめました。「クレヨン、お絵描き、いろいろ」と検索して、出てきた「スクラッチアート」や「ぼかし絵」「グラデーションアート」に自ら工夫して取り組むようになったのです。やりたいこと、工夫の仕方を口に出すように私のスマホを持ち出して、「チューリップの葉っぱが波打っているのを上手に描きたいから、写真を撮ってから絵を描きたい!」と様々な角度から何枚も写真を撮ってから絵を描いたり、「ぼかし絵を描くときは手でこするより、ティッシュを使うとほんわかと柔らかい絵になるから私は好き!」と妹に伝える姿を見て、私はびっくり。なぜなら、長女は、自分の思っていることやしたいことをを伝えるのが苦手で、私はそれをとても心配していたのです。幼稚園時代は、大好きな優しい先生が相手でも、「お部屋が寒かった」、「セロテープがなくなったので新しいのを補充してほしい」ということさえ伝えられずにいました。私や妹に対しても、自分の意見を言うことがあまりなかったので、今回の絵について、自分の思いをしっかり話す姿を見て、その変化に驚いてしまいました。男性の担任の先生と電話で話している!5月のある日、小学校から「担任の先生が自宅でどのように過ごしているか、元気で過ごしているかなどの確認の電話をします」と連絡がありました。私は、「この子は、担任の先生には入学式以来1度も会っていないし、40代くらいの男性で、普段あまり接していないタイプだから、話をするのは無理だろうな。絶対何も話さず私と代わるだけよね」と思っていました。しかし、先生から電話がかかってくると、長女は「ママのスマホを使っていろいろ調べながら、絵を描いている時間が大好き。ママも妹も一緒だから楽しいです」などと、明るい声で話しているではありませんか。私は「あの消極的な娘が楽しそうにしゃべってる!」とまたもやびっくり。家族以外の人には返事はするものの、自分のことを話しているところを見たことがなかったので本当に驚きました。一見マイナス要素の強い休校だったが…長女が新1年生になるタイミングでの今回の休校。卒園してから長い期間、家族以外の人とコミュニケーションをとらないために、長女の人見知りに拍車がかかったらどうしようと心配ばかりしていました。しかし、長女は時間をかけて好きなことと向かい合う中で、「自分の気持ちを人に伝えたい!」という『伝える力』が身についたようです。また、同時に、「どうすれば上手にかけるか」などの『工夫する力』や、妹に「こうしたら上手に描けるよ」、「手伝ってあげようか?」といった『相手を思いやる心』が芽生えたようにも感じます。好きなことに没頭する、工夫して作品を作り上げる、それを家族に褒められるということを繰り返す中で、長女の中に自信が育まれていったのだと思います。休校という時間は、立ち止まって滞っているような印象を持っていましたが、子どもは日々成長していることを実感。自分の好きなことに時間を気にせず没頭することができたおかげで起きた変化は、ほかのお子さんにも当てはまるのではないかと思います。今後の生活の中でも、できるだけ時間をかけながら、彼女の興味や好きなことが「本人の自信」として育つように関わっていきたいです。
2020年05月29日『1いいね』につき、1日成長する赤ちゃん。皆さんは、ご存知ですか。今、Twitterで話題になっている赤ちゃんで、投稿しているのはたろう(な気分)(@OONO_TARO_B)さんです。1いいねにつき1日成長する赤ちゃん365いいねごとに誕生日が来ます pic.twitter.com/YUVeLMT9Wu — たろう(な気分) (@OONO_TARO_B) April 11, 2020 2020年4月11日にスタートし、『365いいね』ごとに誕生日を迎えます。スタートすると、あっという間に1歳の誕生日がきて、2歳、3歳のイヤイヤ期まで同日に。Happy birthday1095いいね、ありがとうございます✨3歳になりました遅れて来ちゃいましたイヤイヤ期…これじゃなかったみたいです… pic.twitter.com/IlGUs9K36V — たろう(な気分) (@OONO_TARO_B) April 11, 2020 4歳の時にはずっと欲しかった仮面ライダーの変身ベルトのプレゼントをしてもらい、5歳になると「ヘイ!しり~っ」とお尻を丸出しにしています。ややおふざけが過ぎるヤンチャな男の子のようです。ちなみに、この時点でもまだ4月11日…。Happy birthday1825いいね、ありがとうございます✨5歳になりました毎日おふざけが過ぎます…来年ちゃんと小学生になれるのでしょうか… pic.twitter.com/fAnRgIL9yG — たろう(な気分) (@OONO_TARO_B) April 11, 2020 そして、あっという間に小学校へ入学。「こんな調子で通学は大丈夫なのだろうか?」という親の心配をよそに、すぐに親友ができ、3年生になるとその親友が転校してしまい大ショック。落ち込んでいるのも束の間、10歳には初めての恋を経験します。結局、4月11日の1日で13歳まで成長してしまいました。すごいハイペースです…。Happy birthday4745いいね、ありがとうございます✨13歳になりました中学に入るとバスケ部に入部しました。そして、淡島くんが帰ってきました。ふざけすぎて担任の松田先生に一本背負い食らわされたらしいです。 pic.twitter.com/E2qR9fPbqC — たろう(な気分) (@OONO_TARO_B) April 11, 2020 その後、大好きな音楽の世界を目指して専門学校へ入学。「将来は日本武道館!」という夢を持ちながら、アルバイトに明け暮れ、恋愛をして青春真っ盛りな日々。泣いて、笑って、悩んで、落ち込んで…。人間の于洋曲折がストーリーから垣間見られます。Twitter上では「泣ける」「このシリーズ、本当に最高」と絶賛の声が寄せられる一方、「どこまで年を取ってしまうんだ」と早すぎる成長に不安の声も。そして、5月24日時点で67歳に。山登りを愛する好々爺になっているようですが…多くのファンは「この先が見たい」と思いつつも、終わってしまうことへの不安も感じているようです。サイドストーリーなども描かれているので、気になる方はツイートを追ってみてくださいね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年05月25日子どもの成長って、毎日確実に階段を一段一段のぼる(そして後ろには戻らない)イメージでした。だけど、子育てをしてみると、実際には急に一段飛ばしてみたり、散段降りてみたり…の繰り返しのような気がします。(当たり前かもしれませんけど…)それを繰り返しているうちに、「結構のぼっている」…みたいな。子どもとずっといっしょにいると、そのことをつい忘れそうになるので定期的に思い出すようにしています、というお話です。■娘は「しっかりしている」と言われるタイプ■「できる」と思い込まず、今の娘と向き合うおとなのような言い回しや行動も含めて4歳らしさなのかもしれませんね。あれもこれも出来るようになり日々成長する娘に、つい安心(油断)して、突き放してしまいそうになるときがあります。(忙しいタイミングで抱っこをせがまれたときとか…)そんなときのために、時々こんなことを考えて、忘れないように胸に刻んでいます。
2020年05月19日子供の成長は、とても早いですよね。子育てをしている人は、日々の子供の成長が1番の楽しみなのではないでしょうか。そんな子育てについて、キタハラナナエ(@pina_engei)さんが描いた、『娘との生活を漫画にしました』という投稿がTwitterで話題となっています。(3/3) pic.twitter.com/HIC6UVhbvz — キタハラナナエ (@pina_engei) May 4, 2020 自然の中でさまざまなものに興味を持ちながら成長していく娘。日々の成長を楽しみにしているけれど、「そんなに早く大きくならないで」とも思う、母親の裏腹な想いにじんわりと心が温まりますね。この漫画には多くのコメントが寄せられました。・自分の娘と重なる部分が多くてつい、涙が出てしまいました。・かわいくてキュンとしました!うちの子もイヤイヤ期で困っていましたが、この漫画を読んで気持ちが軽くなりました。・嬉しいはずなのにどこかさびしいような気持ち、分かります。子供は、かけがえのない存在ですね。中には、「自分の母親も、私を育てている時にはこんな気持ちだったのかなと、母親に会いたくなりました」というコメントもありました。子を育てる親の、温かな気持ちに気付かせてくれる素敵な作品ですね。母の日や父の日には、「ありがとう」と感謝を伝えたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月08日子どもの成長は、親にとってとてもうれしい半面、時に寂しさをもたらすものでもありますよね。「子離れ」は、パパやママたちにとって大きなハードルとなる場合もあるかもしれません。今回は、そんな「子どもの成長」に対する親の向きあい方について、アンケートをもとに考えてみたいと思います。■「子どもの成長」による寂しさを感じている親は?アンケートでは、子どもの成長で寂しさを感じたことがあるか聞きました。その結果、「ある」、「少しある」と答えた人が83%となり、8割以上の人たちが子どもの成長に寂しさを感じたことがあるとわかりました。Q.お子さんの成長で寂しさを感じたことある?ある 52.4%少しある 30.6%ほとんどない 11.5%ない 5.2%その他 0.3%■寂しさを感じる瞬間1、手をつながなくなったときまず、どのようなときに親が「寂しい」と感じるのか、コメントをもとに見ていきましょう。「小1のとき、買い物中いつものように手をつないでいたら同級生の子が見え、手を振り払われました」(埼玉県 30代女性)「小学6年生までは手をつないできて、 私の手を下の子と取り合いしてたのに 中学に入学した途端に手をつないでくれなくなりました…。寂しい」(佐賀県 40代女性)「『ママ~!』と言って泣いていた息子が懐かしいです。 抱きついてくることもなくなり、言葉や態度がだんだんと男っぽくなりつつ、寂しい限りです」(福島県 40代女性)「どこに行くにも手をつないで歩いていたのが、いつの間にか一人でどこでも行くようになっていました。 寂しくもありうれしくもあり、ちょっと複雑です」(神奈川県 40代男性)成長にともない、手をつないだりするスキンシップを嫌がるようになることは、自分自身に置き換えてもわかります。それでもその行動は、親にとって寂しさを感じるものですね。■寂しさを感じる瞬間2、“ひとりで”できるとき子どもが小さいうちは、親が助けてあげるシーンが生活におけるさまざまなところで起こります。そうした行動を一人でできるようになったときに、寂しさを感じているママやパパももいるようです。「着替えが一人でできるようになったり、一人でご飯を食べられるようになっったりとうれしい半面、『ママの手助けは少しずついらなくなるのかなぁ』とさみしいと思ってしまいます」(広島県 30代女性)「座布団に収まって寝ていた新生児期から早7年。1つのベッドで寝ていた娘がとうとう一人で寝るようになりました。布団からはみ出る足を見て、大きくなったなぁとうれしくもあり、寂しい気持ちにもなりました」(神奈川県 30代女性)「娘は6年生になった途端、風呂に一緒に入らなくなりました。『成長だよね?』と話していましたが、しばらくは寂しさもありました」(千葉県 40代男性)「習い事で毎週歩いて一緒に行ってたのですが、ある日『1人で行けるから大丈夫だよ!』と 言われたとき寂しかったのと成長したなと複雑な思いでした」(宮崎県 20代女性)子どもが生まれてすぐ、衣食住に関する何もかもに手を差し伸べる状態となり、親としても手伝ってあげることが当たり前となっていきます。しかし、子どもによって個人差はあるにせよ、いつかは一人でできるようになるため、その日が突然訪れると「寂しい」と感じるのは無理もない気がします。■寂しさを感じる瞬間2、子どもの世界が広がるときさらに、家族よりも友だちとの約束を優先するなどの行動によってさみしさを感じている親もいるようです。「休日、朝から暗くなるまで友だちとの遊びに夢中な小6の息子。『家族でどこか出かけよう』と誘っても、面倒くさがられてしまいます。順調な成長、『遊んでくれる仲間がいて幸せだね~』と思いつつ、ちょっと寂しい気もします」(神奈川県 40代女性)「親と遊ぶのが当たり前だったのに、小学校に上がったら子ども自身でお友だちと遊ぶ約束を取り付けてくるようになった。親離れが始まっているなぁと寂しくなりますね」(神奈川県 30代女性)「入園前まで、息子にとってはママと一緒に過ごす時間が一番幸せな時間だと感じてくれていたのが、いまは『お友だちのおうちに行きたい』と行ったり、休みの日でもお友だちのことを思い出したりしています。息子の世界がどんどん広がって、”家庭”という小さな世界から外に目を向けているのを感じると、成長はうれしいけど、何だか寂しくも感じます」(滋賀県 30代女性)保育園や幼稚園に行き始めると、それまで家庭だけだった子どもの居場所が新しく増えることに。小さいうちは、子ども同士が遊ぶ時でも親は一緒でしたが、これも学校に通い始めるくらいの年齢になると、子ども同士だけの関係性が増えていきます。子どもだけの世界はより広がっていき、最終的には自立していく…。親としては最大にうれしいことであり、もっとも寂しさを感じるときなのかもしれません。■寂しさを感じる瞬間4、節目の行事さらに卒園式や入学式などの節目の時に寂しさを感じるという声は、多く寄せられていました。「長男が中学生になっての初めての授業参観で、校内で会った時にそっぽ向いて無視されたときに、学校内で呼んではいけないと思いました」(神奈川県 30代女性)「ピアノを習っています。 足台の調整を徐々に替える瞬間や、発表会やコンクール、オーディションの舞台で堂々としていく姿をみるとうれしい半面、寂しくて。なんだか私の手が届かない所にいってしまう感じの、なんとも言えない気持ちになります」(神奈川県 40代女性)「今年の春、卒園式で卒園証を代表で受け取る我が子の姿。緊張しながらも立派にやり遂げ、はにかんだ顔が忘れられません。小さく産まれて他の子より何でも一番最後だったのに、大きくなったなぁ。うれしく思うと同時に、その姿がまぶしくて寂しかった」(宮城県 40代女性)思わずその情景が頭に思い描けてしまうような、もらい泣きをしてしまいそうなエピソードが多く寄せられていました。たしかに、行事で見かける子どもの姿はいつも以上に成長して見えるものですよね。筆者自身も、幼稚園の卒園式で見かけた長男がとてもたくましく見えて、入園した頃の小さかった姿を思い出しながら、胸に迫るものがあったことを思い出します。■寂しさを感じる瞬間5、身体の成長そして、物理的に体のサイズが大きくなったことに対して、成長を感じて寂しくなるという意見も寄せられていました。「重くて抱き上げることができなくなったこと。喜ぶべきことではあるけれど、寂しく思います」(神奈川県 40代女性)「抱っこもできなくなりましたし、小さい頃の写真や昔着ていた服などを見るたびに、『あの頃はかわいかったな』と感じます」(福島県 30代女性)「私より背が高くなり、服のサイズも私より大きくなった時ですね。 成長がうれしいし、反面寂しさも感じます」(愛媛県 40代女性)「久しぶりに手をつないだら、背が大きくなっていた時。片手で抱っこできないほど重くなっていた時。まだ小学生だけど、もう小さい時には戻れないんなだなぁとしんみりする」(千葉県 30代女性)確かに体が大きくなってくると、抱っこすらできなくなってきて、子どもの成長をあらためて感じることがありますよね。■成長は寂しさではなく「宝物」一方で、子どもの成長に寂しさは感じないという声も一定数寄せられていました。「甘え下手なクール男子だからか、自分の性分なのか、一つ一つの成長が喜びではあったけど、寂しくはないなあ。ああ、これでまた自分でできる事が増えてうれしいな、親はまた一つ楽になるなみたいな」(三重県 30代女性)「さまざまなイベントを迎えるたびに、『ここまで育ってくれてありがとう! 母としての経験をさせてくれてありがとう!』という思いはありますが、寂しくはないですね」(神奈川県 40代女性)「『成長したなぁ』と感じる瞬間が子育てにおいての宝物」という言葉もあり、胸にグッときます。たしかに、成長は寂しく感じるだけのものではなく、子育てを頑張ってきたからこそもらえる「宝物」だと言えそうです。■子どもの自立のために「今」できること最後に、子どもの成長に関して寄せられたコメントをいくつかご紹介したいと思います。「成長がうれしくもあり、それと同時に子どもにしてあげられることが少なくなっていると日々感じます。子どもが小さい頃は、子育てに余裕がなく毎日大変だと思っていましたが、子どもたちが大きくなった今は、そんな忙しい日々を懐かしく思います」(三重県 40代女性)「今はまだ『ママ~見て~!』ってうるさいけど、だんだんと減っていくんだろうなと思うと寂しいですね。世の子どもが巣立ったお母さんは寂しさを飲み込んで送り出したんだなと思うと偉大ですね」(北海道 30代女性)「1人で寝るようになった時。1人でお風呂に入れるようになった時。1人でバス、電車に乗れるようになった時。1人で自分の生き方を決め1人で玄関を出て行く後ろ姿を見た時。どのお父さんもお母さんも、お子さんの成長を楽しみ喜びながらもどこか寂しさを感じていらっしゃるんでしょうかね」(三重県 50代女性)ここまで、子どもの成長で感じる寂しさについて考えてきました。多くのママ、パパたちが子どもの成長をうれしく思う一方で、寂しさを感じていることがわかります。子どもの成長にともなって、親の出番はどんどん減っていきます。親の手を借りずに一人でできることが増える、家庭よりも大切な子どもだけの居場所ができる、そしてついには独り立ちするなど、子どもは一人で生きていくためのステップを一つずつ登っていきます。子どもが安心してそのステップを登れるように背中を押してあげることも、親にしかできない大切な役割のように思えます。そしておそらく子どもが自立して初めて、それまでの子どもとの時間が貴重な物だったと、強く実感するのではないでしょうか。いま、家で過ごす時間が増えて、あらためて子どもと向き合う家庭も多くあるかと思います。これまでの忙しい時間で気がつかなかった子どもの成長、さらには子どもの考えに触れる機会ともいえるかもしれません。久しぶりに一緒に歩いてみたり、ときにはケンカしたりしながらも、一緒にいられる時間を大切に過ごせたらと思います。Q.お子さんの成長で寂しさを感じたことある?アンケート回答数:4573件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年04月12日子どもの成長に気づくのは、ふとした瞬間。2年生になった新学期の朝のエピソードです。■ふとしたことで子の成長に気づく長期休み明けは荷物が多いよね。泣くな!昨年までは、休み明け荷物が盛り沢山すぎて学校まで車で送っていってたんだけど、今年は自分たちでヒョイっと持っていってたよ。1年生のときに比べて格段に体力ついてるなって感じました。すっかり頼もしくなっちゃって…(涙)。とはいえ、小学生といえども荷物の多さで肩こりや猫背になることもあるから、やりすぎは注意してほしいよ(汗)。(こまめは始業式や入学式の荷物が少ないときから小分けにして持っていってたので、それはそれで賢いなと思ったよ)
2020年04月11日先月にあった、イチコの幼稚園の最後の発表会。園長先生の最後の言葉がとても印象的でした。■年少から年長への成長とは。園長先生の感動の話じ…じーん…!入園して、ひとりで遊んだり友だちと揉めたり。みんなで遊んだり友だちと相談したり…。いろんな経験をして、ここまで大きくなったんだなぁとあらためて感じました。そうやって子どものことを思って保育をしてくれている先生方にも感謝! かわいがってくれる気持ち、子どもたちにとって力になっているんだろなぁ…。そしてこの話、幼稚園だけに当てはまるものじゃないような気もします。■人との出会いはすべて人生の糧になる普段の生活で、私が子どもを思ってしてること、しつけや遊びや声かけや家事…そこに詰まった愛情も、子どもたちの力になっているのかもしれない。さらに、これは子どもに限った話じゃないんですよね。きっと大人の私にも、周りの人から今までもらった愛情や思いやりが詰まってるんだなぁと思います。幼稚園の頃の先生や、小さい頃に出会った人って忘れちゃってるけど、その人の思いやその人との経験は糧になってるんだろうなぁ…。そうやって今の自分があるんだろなぁ…。イチコはもうすぐ卒園。きっと数年後には幼稚園の先生のことを忘れちゃうんだろなぁと思います。それでも、先生の愛情や先生とした経験はイチコを作る土台のひとつ。卒園しても、大人になっても、先生からいただいた愛情や経験をパワーにして、人生を楽しんでほしいです!二太郎君の一時保育の思い出もご覧ください!>> 「初めは泣いて通った一時保育…小さいと思ってたけど大きく成長した姿に感動」 \モチコさんの「育児ノイローゼ」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月26日娘の成長はもちろんうれしいのですが、それと同時に突きつけられる自分の小ささ…! ちょっと切なかった成長の記録です(泣)■スマホの充電器がなぜか子ども部屋にこの後、充電器やスマホ類は100円均一で購入した大きなガラスジャーに放り込んで管理することになりました。ムギももうすぐ1年生。かんしゃくもほとんど起こさなくなり、きまぐれに片付けなんかもしてくれて、頼もしい限りです。ホントにありがとう…!■トランプで母子対決、勝者はもちろん…?こんな感じなので、毎日こどもと遊ぶ保育士さんたちは、素晴らしすぎるなと思います。もし、私が保育士さんだったらこのストレスでどうにかなってしまうんじゃないか…?娘とスピードをしながら、そんなことを考えていました。
2020年03月04日はじめまして!あん子と申します。この度、ウーマンエキサイトさんで連載させていただくことになりました!我が家は、のんびり夢みがちな長女14歳、思い立ったら猪突猛進!ゴーイングマイウェイな次女11歳、夏の暑さにも、冬の寒さにも負けず毎日外遊びに全力!な三女2歳の年の差三姉妹と、楽天家の夫の五人家族です。どうぞよろしくお願いします。今回は、2歳を迎えたばかりの三女の話をしたいと思います。先日、お姉ちゃんの次女が部屋の中でつまずいて転んでしまい、泣いていました。普段滅多に泣かない次女が泣いていたこともあってか三女がお姉ちゃんの頭をよしよしして心配そうに何度も「大丈夫?」と声をかけていました。すると三女は何かに気づいたようで一目散に走り出しました!どうしたのかな?とキッチンで洗い物をしながらその様子を見ていると「こぉり!あれぇ!」とキッチンのベビーガードの前で冷蔵庫を指差しながら私に何か伝えたいようでした。「どうした?氷はないよ」と私は言ったのですが…。あっ!待てよ。そう言えば氷と娘が呼んでいるものを思い出しました。保冷剤です。見せると「それぇ!」と満面の笑みを浮かべた三女は次女の元へ戻り保冷剤を渡していました。ぶつけた時や高熱がでたときは、必ずお姉ちゃん達が同じように保冷剤を持ってきて冷やしてくれていたことを三女は、覚えていたみたいです。あぁ、思いやりのある子に成長してくれて嬉しいなぁとしみじみ感じました。子どもは見てないようでちゃんと見ているんだ。気づかないだけでちゃんと成長しているんだと改めて気づかされた日でもありました。こんな優しい子に育ってくれてありがとう!二人を思いっきり抱きしめたい!二人のもとへ早く駆け寄りたい…!!足が勝手に動き出しました。廊下は走っちゃダメだよ。小学校の頃、先生に言われた言葉を思い出しました。どんな時でも焦りは禁物ですね。子どもを育てるということは自分を育てるということ。親は親として子どもとともに学び成長していくのだと思います。そんな毎日の慌ただしさで忘れてしまいそうな日々の日常を綴っていけたらと思います。今後ともよろしくお願いします!
2019年12月17日あるお休みの日、旦那が仕事だったので、子どもたちと家で過ごしていた私。やることもなく、天気も良かったので、子どもたちと一緒に車を洗おうと思ったのですが…娘も息子も、それぞれ遊んでいました。そこで、私が外にいることを二人に伝え、娘に「弟を見ていてねと」声をかけました。車は家の玄関の前に停めていました。私は念のため、子どもの泣き声が聞こえても気がつくように、家の窓を開けて外に出て、しばらく一人で車を洗っていたのですが…■息子が一人で家から出てきた息子が一人で家から出てきました。そして、外にあるおもちゃで遊び始めました。私は、息子の様子を気にしながら、引き続き車を洗っていたのですが、家の中から、ドタバタと音が聞こえてきました。娘は「何をやってるんだろう?」と気にしつつ外にいると、家の中から、裸足で娘が飛び出してきました。「どうしたの!?」と聞くと、娘は弟を見た瞬間… ■膝からくずれ落ち、涙を流す娘膝からくずれ落ち、涙を流しました。娘に「ちょっと弟を見ていて」と言うことは、私にとってクセみたいになっていたのですが、娘は私が思っていた以上に、責任感をもって、この言葉をとらえてくれていたようでした。少し前まで、テレビを見始めたら、弟が何をしていても気にも留めていなかった娘でしたが、弟がどこにいるかを必死で把握しようとしてくれました。私は、そんな娘の成長をとてもうれしく感じました。弟が外にいたことを確認して、安心した娘は、私のところに来て…激怒。た…たしかに。娘の成長に感動したのもつかの間…何度も謝るハメになった私でした(笑)
2019年12月12日パパと息子の男2人旅のきっかけわが家のパパは出張が多い仕事のため、生まれたときからママと2人で過ごす時間が多かった息子。ほぼワンオペの毎日だったため、お風呂や寝かしつけ、出先でのトイレも「ママと一緒がいい!」が常でした。「パパは出張だから、今日はママと二人きりだよ」と話すと、「大丈夫!僕がママのこと守るから!パパいなくてもいいよね」と言うことも。パパはそんな息子を見て、頼もしいやら、寂しいやら、複雑な気持ちだったようです。そんな中、パパが一念発起!息子と2人で旅に出ることに!息子にも私にも「自分をもっと頼ってほしい」と思ったとのこと。このとき息子は3歳11か月。初めてパパと2人だけでの旅のスタートしました。2人旅での息子とパパの様子今回の旅の行程は…・東海道線特急踊り子号に乗車・静岡にて2泊・大井川鉄道のトーマス号を見て、ジェームスの修理工場に行く・日本平ロープウェイに乗る・新幹線のぞみで帰宅おおまかな行程はパパが決め、私がしたのはホテルの予約のみです。そして、いざ「行ってきます」の時間。「あれ?ママは行かないの?」と気づいた様子の息子。「みんなで行きたい!ママが行かないなら僕も行かない!」と言い出しました。パパは「先に行っていよう!」と言いながら、強制的に玄関のドアを閉めました。泣いて出発した息子に私の不安は募りましたが、その後の連絡で、家を出て5分もたつと大好きな都営バスに乗ることができて、自然に笑顔になっていたとのこと。以前から乗りたがっていた踊り子号に乗り、見たがっていた大井川鉄道のトーマス号を見て、大好きなイクラのお寿司を食べ、息子は終始大興奮だったようです。「ママの話、一切してなかったよ!俺でも大丈夫だな」と、パパは得意げでした。実際に、ママを思い出して泣くといったことは一度もなかったようです。パパは、息子が喜んでいる様子を見てうれしかったそうですが、今までほとんどなかった2人きりの時間に疲れて、宿に着くころにはぐったり。たくさん動き回り、普段とは違う目線で危険はないかと気を張っていたようで、夜は8時に息子と一緒に寝てしまったそうです(笑)。2晩とも、2人は朝までぐっすり眠ったそうで、パパが心配していた夜泣きはまったくなかったとのことでした。子どもが生まれて初めての1人時間に私は…一方、息子の出産後、初めてのひとり時間を手に入れた私。計画段階では、普段会えない友達と会って、ジムに行って、エステに行って…と考えていたのですが、実際は大掃除をして、断捨離をして…。あっという間に1日目が終わってしまいました。そして2日目は、朝から晩まで予定をつめ、4年分遊びつくしました(笑)。家族と離れた時間に寂しさをまったく感じなかったわけではありませんが、音楽を聞きながら衣替えをしたり、時間を気にせず食事をしたりといった何気ないことがとても新鮮に感じられました。帰ってきてからの3人の心境の変化2人旅を通して、息子はパパの頼りがいに気づいたようです。「僕のパパってさー、かっこいいよね」と、いつも言うようになりました。また、毎日のように「パパ、今日帰ってくる?」と聞くように。出張のときは「あと何回寝たら帰ってくる?」と、帰りを楽しみに待っています。パパは、やはり自分にも懐いてくれるとよりかわいいのだそうです。以前にもまして息子が喜びそうなお出かけの提案や、休日に息子の習い事の送迎を積極的にしてくれるようになりました。私はべったりだった息子がママ離れしていったようで、少し寂しくも感じました。でも、すべて「ママじゃなきゃダメ」だったのが、パパもOKになりトイレに一緒になったり、寝かしつけしてくれるようになったことで、本当に身も心もラクになりました。子どもの成長と関係性の変化を実感できたパパと息子の2人旅。パパははりきって次回の旅を計画中です。<文・写真:ライターゆかダコ>
2019年11月18日日々、両腕にズッシリと感じる重みに、子どもたちの成長をうれしく思いつつ…。抱っこについて感じたことことをちょっとだけ…■小学生息子に抱っこをせがまれる息子の場合、ここまで本気の「移動手段としての抱っこ」はさすがに毎日ではありません(たまにある)が、意外に終わらない「抱っこして!」いや、正直うれしいけれども…。今のところ軽々と運べちゃうけれども…。そろそろ「20kgの本気抱っこ」は腰にきそうだから…!■思春期になってもハグするよ!「だっこして!」と求めてくるうちはいっぱいしてやろうという気持ちとともに、「それはそうとハグは一生するぞ」という思いがあります。今はまだ、一番身近な私や夫に向けられる愛情。だけど、いずれはどこかの誰かにも向けられるときが来る…。そのときの愛情表現の練習台としても、今は思う存分、抱っこやギュウに応じています。成長の過程においては、「ハグとか言ってる場合か!」という微妙な親子関係になる時期もあるでしょうが、「それはそうとハグは一生するぞ」の気持ちを忘れずに過ごせたらな~と思っています(のんき?)。
2019年11月12日3歳になり、お手伝いをしたがるようになってきたハル。ただ子どものお手伝いは、親の仕事が増える&よけいに時間がかかることが多く、せがまれる度に「親の度量が試されている!」と感じてしまいます。今回は、思い切って彼を信じてみることにしたのですが…。■うれしいけど、親は大変な面もお手伝いって、「してもらうほうがむしろ大変!」ということがとても多いです。子どもの成長のためにも、お手伝いをさせてあげられる心の余裕を持ちたいいものです…。■大泣きされ…息子の料理デビューお手伝いの申し出を一度は断ったものの、かなり泣かれてしまい、彼に小麦粉をつけてもらうことにしました。■苦手なお肉も自分で作るとおいしいねお手伝いボーイとほめちぎりガール! 少し心配はあるものの、良いコンビになってくれそうで、うれしくなった母でした。
2019年10月02日怒ったり泣いたりふてくされたり、忙しいお年頃(イヤイヤ?)の娘。そんな彼女とのある日のエピソードです。■「ごはんを食べて」と言っただけで!?食べて欲しいときに「食べて」と言わずになんと言えば!? と、一瞬戸惑いましたが「モグモグゴックン!」なら良いそうです。いたって普通の調子で言ったつもりですが、おねむでごきげんナナメの娘には命令口調に聞こえたのかな? 「食べてって言わないで!」と怒られました。続きまして、こちらは「捨てる」に対する娘の反応です。■日常の言動にも突然イヤイヤする娘「ゴミだらけになるでしょうが」という言葉を飲み込み、リサイクルもしくは再購入の意味を込めてこの場は「またね〜」でやり過ごしました。ちなみに「サヨナラも悲しいからイヤ!」だそうです。日常的な言葉や動作から、こちらが意識していないようなニュアンスを勝手にくみ取って突然泣き出すとか…予測不能すぎて…。ビックリしますが、娘なりの感じ方や考え方があるようなのでいったんは受け止めて言い換えます。しかしその上で、「お母さんはこういう意味で言ってるよ」と、ひとつひとつ誤解(?)を解くようにしています。内心「そんな反応ってある!?」と思いつつ、これも成長なのかな〜と思うとかわいいです。
2019年09月24日あなたが成長できないのは、心にブレーキがかかっているから。その“自分ブレーキ”を外したら、今度は“成長アクセル”を踏むこと。数多くの企業の人材育成に関わってきた吉田行宏さんにお話を聞きました。心のブレーキを外したら、アクセルを踏んでさらに成長させる!自分を成長させるにはブレーキを踏まないことと同時に、もう一つ必要になってくるものがある。「“自分ブレーキ”を踏まない覚悟ができたら、今度は成長をさらに加速させるために、アクセルを踏むことを意識しましょう」(吉田さん)自分の意識や行動を前向きに引っ張る、いわば起爆剤となる“成長アクセル”は、2つある。「1つ目は“こだわり・自分軸”になります。人生やライフスタイルにおいて譲れない価値観、将来の夢やビジョン、目的などです。2つ目は“動機”で、仕事やさまざまな行動で重視しているモチベーションのこと。この2つの“成長アクセル”を明確に持てるようになると、行動の指針が定まって、成長スピードを速めてくれます」まずは、自分の成長アクセルは何なのか、考えてみよう。1つ目のアクセル:自分の方向性を決め、目標設定をしよう! 「こだわり・ 自分軸」人生で迷った時に支えとなるのが、“こだわり・自分軸”というアクセル。「つまり、自分は、どう生きたいのか?もっと具体的に言えば、たとえば、仕事や決めた目標はとことん極めたい、でも仕事も大事だが家族との時間もしっかり持つでも構いません。自分軸がしっかりしていれば、人生が横道に逸れそうになってもブレません。このアクセルを強く踏み込むには、こだわりや軸を自分だけでなく誰かのためなど、他者利益も含めて考えられると、より強くなります」2つ目のアクセル:動機の大きさが成長のアクセルになる。「動機」“動機”には大きく4つのゾーンがある。自分が何を仕事や毎日の行動のモチベーションとして重視しているか、あらためて見つめ直そう。「自分はなぜ働くかの日々の原動力です。4つのどれが正解かはありませんが、自分が選んだものが最初の目標になります。そして、目標があることでそこを目指す心理的なアクセルを踏めるのです。最終的な目標は、すべての動機をバランスよく強く持てるようになること。そうすれば成長スピードを大きく上げられます」よしだ・ゆきひろ若手リーダーの育成支援を行う会社アイランドクレアを設立。著書に『成長マインドセット心のブレーキの外し方』(クロスメディア・パブリッシング)。※『anan』2019年7月31日号より。イラスト・いいあい取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2019年07月29日何をやっても停滞感があったり、自分が成長できていないと感じる時、どうすれば現状を変えられるのか?成長できないのは、心の中にあるブレーキを踏んでいるから。心の中の“自分ブレーキ”を解除。成長アクセルを踏み込む技術。たとえば、勉強しても身につかない、仕事で努力しても望んだ結果が得られないなど、自分の成長が止まって停滞しているような気持ちになるのは、よくあること。「成長が止まっているように感じられる理由はいろいろありますが、まずお伝えしたいのは、自分が人生の主役だと自覚できていないから、ということです。人に命じられたり、顔色を窺って生きている限り、主役にはなれません。誰かにやらされるのではなく、自分でやりたいことを決めることが大切。主体的な生き方をすれば、仕事だけでなく人生そのものが楽しめ、大きなブレイクスルーにつながります」と、数多くの企業の人材育成に関わってきた吉田行宏さん。その一方で、人には主役より脇役の方がラク、という意識もあるもの。見方を変えればそれは、主役になるほど自分の成長に向き合えていない、ということかも…。「自分が主役!」と自信を持って言い切るためにはどう成長すればよいのか?“自分ブレーキ”をキーワードに詳しく解説します!あなたが成長できないのは、心にブレーキがかかっているから。仕事にせよ、自分磨きにせよ、目先の成長を求めてやみくもに頑張ったとしても、なかなか結果は伴わない。実は、成長を妨げているものは、自分の心の中にある。「自分の殻を破って成長したいと思っているのに、なかなか成果が出ない…。それは、無意識のうちに心の中で“自分ブレーキ”をかけてしまっているからなんです。もちろん努力も必要ですが、まずはそのブレーキを外さないと、成長のための努力も実を結びにくい。人は誰しも悩み、失敗することや、自分のプライドが傷つくことを恐れます。その悩みや葛藤がブレーキとなって、行動を抑制してしまい成長を妨げています。僕はこれを、心の中の2つの“自分のブレーキ”と呼んでいます」では、心の中にある2つの“自分ブレーキ”とは、どんなもの?1つ目のブレーキ:自分の意思や行動では制御できない…。「コントロールできない悩み」たとえば、太っていることが悩みだとしたら、それは食生活を見直せば改善できるかもしれない。改善できれば悩みではなくなるし、そのための努力は成長につながる。その一方、改善しようがない悩みは解決策もなく、悩めば悩むほど行動することができない。すなわち、成長するための意識を持てない、負のスパイラルに。“コントロールできない悩み”との向き合い方1.悩みを自覚する。まずは、自分がコントロールできない悩みを抱えているかどうか確認。もし悩んでいたら、自覚することだけでも、ブレーキを外しやすくなる。2.悩まない覚悟を決める。それでも人はついつい悩み、ブレーキをかけてしまうもの。ひとまず半年や1年など期間を決めて、そのことでは悩まないと覚悟を決めてみよう。3.悩みを他人のせいにしない。人のせいにしていればプライドは傷つかないが、自分にできることを考えて行動する思考を身につけると、悩みづらくなるし、自身の成長にもなる。4.結果で悩まない。最善の選択をしたとしても結果は選べない。どうなるかわからない結果について気をもむより、そこまでの過程に集中した方がいい結果に結びつく。5.他人事の悩みで悩まない。相手の機嫌や他人がする噂話など、自分ではどうにもできない問題で悩んでいても仕方がない。他人のことに振り回されなくなるとラクになる。2つ目のブレーキ:見た目は立派な大人だけど中身は幼い子供のまま!?「大きな子供」ブレーキの2つ目は“大きな子供”と呼ばれる。いい大人なのに、注意されると過剰に反応したり、自分の考えがなく優柔不断…。自覚していなくても、自分の中にもそんな大きな子供がいるかも?「感情や精神の一部が子供のままで、大人同士のコミュニケーションでは出ない部分が顔を出している状態のことです。これが発動すると怒りや恐れ、見栄など負の感情に囚われ、論理的思考力が低下し、成長を妨げる原因になります」。大人に育てるには、まずは存在を自覚して。あなたの中に大きな子供はいませんか?妙に一つのことが気になる。他人にNOと言われるとカチンとくる。他人の趣味に興味がない。嫌いと思うと近寄るのもイヤ。他人の真逆の意見にもすぐ納得する。自分はいつも正しいと思っている。その場しのぎのウソや言い訳をする。人から指示されないと動けない。大きな子供を大人に育てる3つの方法1.自分の中の大きな子供の存在を認識する。誰しも、大なり小なり子供っぽい部分を持っているもの。まずは、自分にもあるものだと理解しておくと、そういう心境になりそうな状況でも、落ち着いて対応できる。2.もう自分は子供じゃない、大人になったんだと言い聞かせる。自覚できるようになれば、大きな子供ブレーキが出そうになっても、今はもう小さくて無力な存在の子供ではないと、繰り返し自分に言い聞かせることでストップがかかる。3.周囲の大きな子供も、愛情を持って大人に育てる。自分の中にいるのだから、周りの人にもいて当然。周りの大きな子供にも、同じように愛情を持って接することが、自分の中の大きな子供を大人にするということを意識しよう。よしだ・ゆきひろ若手リーダーの育成支援を行う会社アイランドクレアを設立。著書に『成長マインドセット心のブレーキの外し方』(クロスメディア・パブリッシング)。※『anan』2019年7月31日号より。イラスト・いいあい取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2019年07月28日幼稚園時代の先生のアドバイスについての話です。これが結構苦労しました。家でもトランプやウノをつかって遊びながら覚えさせてました。(色と数字覚えるのにウノがちょうどいいです!)卒園間近のある日、面談で担任の先生にこんなことを言われました。当時の私は、「本人も一生懸命頑張っているのにそんな言い方しなくても!」と腹が立ったのを覚えています。「出来ない子」みたいに言われた気になったんですよねえ。そして小学生になって…算数の解き方を数時間かけて教えてやっと納得した様子の次女。しかし…あのときの言葉を今実感しています!!確かに理解するまで時間がかかるし、教えてもすぐ忘れるので、何度か繰り返し教えないといけない…。これは親のフォロー必須だ…。担任の先生のアドバイスはものすごく的確だったのです。あの時、先生は本当に次女のために思って言ってくださったんだな~と、2年後の今、とっても感謝しています…。お会いすることがあったらお礼を言いたいと思います。
2019年06月08日先日、3歳の娘がはじめて「将来の夢」のようなものを話してくれました。しかし動画に残そうと試みると…■子どもが語る「将来の夢」気になるのが親心! 「火事を通報する人」…それメチャクチャ大事なことだけど、いや、そうじゃなくて!「カガクシャ」のお話は?聞き方が悪かったのかな?録画し始めた途端に内容を変えるのは何でなの?言いたいことはいろいろあるけれど、とにかくかわいいなと思いました。聞くたびに、話すたびに内容がコロコロ変わる子どもの「大きくなったら何になりたい」ですが、「今(この瞬間)、興味があるもの」がわかるのでとてもおもしろいですよね。■子どもが興味を持ったことを応援してあげたいちなみに息子が3歳で初めて話してくれた「大きくなったら」は「バナナをつくる人」でした(バナナが一番の好物だった)。「アレになりたい」「コレをしたい」と、子どもがいろいろなことに関心を持ってくれるだけで親としては、うれしいです。どういう方向に向かって成長していくかはわかりませんが、親としては、興味を持ったら「やってごらん!」と背中を押して、うまくいかなかったら「戻っておいで」と言える「いつでも帰れる場所」のような存在でありたいというのが理想です。とりあえず今は、いっぱいいろいろなことを経験させてあげられたらな~と思います(そのために必要な心の余裕と経済力のために、今日も働くのです)。
2019年04月09日