V6の岡田准一が9月16日に、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで行われた主演作『図書館戦争 THE LAST MISSION』の完成報告会見に出席。「社会派アクションとして説得力を持たせるのが課題だった。2作目はハードルが高いが、あらゆる面で前作を超えていて、映画としてレベルが上がった」と強い自信を示した。その他の写真メディアを取り締まる法律“メディア良化法”が施行された世界を舞台に、図書館の自衛組織・図書隊が読書や表現の自由を守ろうと戦う姿を描く有川浩氏の人気シリーズ。2013年に公開された『図書館戦争』(興収17億2000万円)から約2年半ぶりとなる続編では、1冊しか現存しない『図書館法規要覧』が一般展示される“芸術の祭典”会場の警備にあたる堂上篤(岡田)ら特殊部隊(タスクフォース)が、過去最大のピンチに立たされる。会見には岡田をはじめ、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、松坂桃李、石坂浩二、佐藤信介監督が出席。「続編が作れるのは、第1作を応援してくださった皆さんの声のおかげ。その分、プレッシャーもあった」(榮倉)、「映画のラストで、号泣しちゃいました。大好きな役なので、また演じたいですね」(福士)とシリーズへの熱い思いを語った。一方、シリーズ“初参戦”となった松坂は「皆さんのチームワークがうらやましい。一緒にご飯に行ったとか、そういうお話も全部初耳。それくらい孤独でした」と嫉妬心。クランクアップ当日、岡田に対し“壁ドン”したというが、「すっかり忘れていた…」(岡田)、「ニュースを見て、僕が壁ドンしていないことになっていて(笑)。福士くんの壁ドンのほうが印象に残っているんだなと思った」(松坂)。また、田中は岡田メソッドと称する特訓を「しんどいですよ」と振り返った。『図書館戦争 THE LAST MISSION』10月10日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年09月16日無人戦闘機ドローンを使った現代の戦争を描く『ドローン・オブ・ウォー』。このほど、対テロ戦争の知られざる真実と“兵士”の異常な日常をリアルに映し出した本作から、主人公のドローン操縦士を演じたイーサン・ホーク、副操縦士を演じたゾーイ・クラヴィッツら、豪華キャスト陣のインタビュー映像がシネマカフェに到着した。アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)は、ラスベガスの基地に設置されたコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、1万キロ余りも離れた異国でのミッションを遂行している。1日の任務を終えると、車でラスベガスの歓楽街を通り抜け、整然と区画された住宅街のマイホームへ帰り、美しい妻・モリーとふたりの幼い子どもとの生活に舞い戻るトミー。こうした毎日が、彼の日常であり、異常な現代の戦争の姿だった…。アメリカ本土から遠隔操作によるドローンを使った現代の戦争は、操縦士自身に危険が及ばない、ターゲットに気付かれずに攻撃可能、だが、罪のない民間人を巻き添えにする可能性が高いという利点と問題を抱えていた。本作では、その恐ろしい実態をあぶり出し、アメリカ国内の“戦地”と“家庭”を行き来するドローン操縦士がPTSDに悩まされる様子を描く。イーサンが演じるトミー・イーガン少佐は、かつて有人戦闘機F-16のパイロットとして、200回以上の出撃を経験してきたベテランパイロット。しかし、現在では、家族の待つ自宅とエアコンの効いた空軍基地内のコンテナを行きする生活を送りながら、クリックひとつで殺害するドローン操縦士の任務に違和感を感じている。上官であるジョンズ中佐(ブルース・グリーンウッド)に実機パイロットへの復帰を懇願するも、トミーのドローン操縦の腕前は高く評価され、受け入れてもらえない。そんな中、過酷なミッションの連続に次第に精神が蝕まれ、アルコールに依存するようになる役どころだ。本作でトミーを支える副操縦士役・スアレス役を演じ、『マッド・マックス 怒りのデスロード』での好演も記憶も新しいゾーイ・クラヴィッツは、そんなトミーのキャラクターを「“箱”に閉じ込められた実戦のパイロット」と評し、「多くの人のように彼も新しい方向性に順応しようとするも抵抗がある」と、職場でのトミーの心情について語っている。一方で、トミーの妻役を演じ、今年のエミー賞ノミネート作品「マッドメン」に出演するジャニュアリー・ジョーンズは、安定した生活の中で愛し合っていた夫が何もできないほど壊れていく様子をもの悲しく語る。イーサン自身も、今回の役どころについて「彼が抱える問題は共感できると思うよ、兵士のプライドの問題だ」と語り、続けて「国や信条のために命を捧げる覚悟でいるが、前線から距離をおいてみると、国のために人を殺していいのか疑念がわく」と、PTSDにとらわれながら葛藤する兵士の心情に言及する。トミーが、自身の人生を取り戻すために選んだ選択とは…?この問題作が問いかける真実を、彼らが語る映像からも確かめてみて。『ドローン・オブ・ウォー』は10月1日(木)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日1941年12月8日の開戦から4年にわたって続いた太平洋戦争。戦後70年となる今年、NHKにて「戦争の時代」を記録した映像を国内外から収集し、最新のデジタル技術を駆使して映像のカラー化に挑んだ「カラーでみる太平洋戦争~3年8か月・日本人の記録~」が終戦記念日である8月15日(土)に放送される。太平洋戦争が続いた4年もの期間、各地の戦場での記録映像を始め、国内の動きを伝えるニュース、庶民が撮影した銃後の暮らしなど、膨大な映像が残されているが、その大半はモノクロである。徹底した色彩考証を行った上で、最新のデジタル技術を駆使して、フルカラーで蘇った映像には、雪のアリューシャン列島での行軍から、熱帯の島々での激戦、戦時下の日常や庶民の表情、そして終戦の日の鮮やかな青空、次の時代に向かってたくましく動き出された人々の姿など、この4年間の日本人の歩みが刻まれている。番組は当時の人々の日記や手記に残された言葉を織り込みながら、カラー映像で太平洋戦争の4年をふり返っており、昨秋放送して大きな反響を呼んだNHKスペシャル「カラーでよみがえる東京」に続く試みとなる。カラー化により、どこか遠いものに感じていた白黒の歴史が、身近で生々しい「今につながる記憶」へと姿を変える。終戦記念日となる15日、カラーで目の当たりにする戦争の風景は現代を生きる私たちの心に何を訴えるのだろうか。「カラーでみる太平洋戦争~3年8か月・日本人の記録~」は8月15日(土)20時~総合テレビにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日女優の二階堂ふみが8月6日(木)、都内で行われた主演作『この国の空』公開記念トークイベントに出席。戦時下を生きる19歳の主人公を演じ、「再び戦争を起こさないために、映画を通して、平和な日本と向き合い、考えてもらえれば」と思いを語った。芥川賞作家・高井有一による「谷崎潤一郎賞」受賞の同名小説を脚本家の荒井晴彦が映画化。二階堂さん演じる主人公・里子が「私は愛も知らずに、空襲で死ぬのでしょうか…」と空襲におびえながら、それでも懸命に生き抜き、ある男性との出会いを機に、少女から女へと開花する姿を描いた。イベントには里子の母親を演じる女優の工藤夕貴、そして70年前、原爆が広島に投下された8月6日に東京大空襲でご家族6名を亡くし、孤児となった戦争体験者の海老名香葉子さんが出席した。工藤さんは、いまの二階堂さんと同じ歳のとき、東京大空襲を描いた『戦争と青春』(今井正監督)に出演しており、「時がめぐって、20歳くらいの子どもを抱える母親を演じるのは感慨深い」としみじみ。「戦争経験はないが、撮影当時に今井先生から教わったことが、今回の土台になった」と語った。一方、海老名さんは「戦争映画ではあるが、文芸作品のような印象を持った。戦時下の人の情や気持ち、生き方を描いている」と本作を評し、二階堂さんの“東京弁”を「きれいな言葉づかいで良かったですよ」と絶賛。「私が味わった悲しみや苦しみを、いまを生きる人々に経験させたくない。二度と戦争を起こさないように」と戦争体験を語り継ぐ強い思いを示していた。『この国の空』は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この国の空 2015年8月8日よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開(C) 2015「この国の空」製作委員会
2015年08月06日東京都・原宿の太田記念美術館は、浮世絵の中で今まで注目を浴びることのなかった、戦争画を紹介する展覧会「浮世絵の戦争画 -国芳・芳年・清親」を開催する。開館時間は10:30~17:30。入館料は一般700円、大高生500円、中学生以下無料。同展は、太平洋戦争が終結してから70年の節目に、これまで注目を浴びることのなかった浮世絵の戦争画について紹介するもの。泰平の世を描いた享楽的な絵という印象を持たれることも多い浮世絵だが、江戸から明治にかけて、「戦争」を題材とした浮世絵が連綿と描かれ続けていたという。源平時代や戦国時代といった歴史上の合戦を題材としたものから、幕末の戊辰戦争、明治時代の西南、日清、日露戦争など、同時代に勃発した戦争を題材としたものまであり、同展ではこれらの戦争がどのような目的で描かれ、また、どのような形で表現されているかについて検証される。また、歌川国芳、月岡芳年、小林清親といった浮世絵師たちは、戦争を題材とした作品をいくつか描いているものの、これまで戦争画そのものに注目が集まることがなかったためほとんど紹介される機会が無かったが、戦争画を通して、有名浮世絵師たちの知られざる一面も紹介されるということだ。また、関連企画として、学芸員が同展の見どころを解説するスライド・トークが開催される。開催日時は7月3日、7月9日、7月18日の各回14:00から40分程度。参加費無料(要入場券)。
2015年06月26日ヤフーは6月23日、戦争の記録や当時を知る人々の持つ記憶を100年後の世代に伝えるプロジェクト「未来に残す、戦争の記憶~100年後に伝える、あなたの思い~」を開始した。終戦から70年の節目を迎え、当時を知る人々の情報(一次情報)が、徐々に風化しつつある現状を踏まえ、同プロジェクトでは、新聞社や通信社などの報道機関が所有している戦争当時の記録や、戦争体験者のまだ記録されていない生の声、戦争体験者から聞いたエピソードなどの記憶をデータとして残すことを目的としている。これにより、100年後の未来を生きる人たちに戦争について知るきっかけを提供することを目指す。企画の1つでは、「100年後の未来へ。みんなで思いを伝えよう」と題し、当時を知る人から聞いた戦争の記憶などをユーザーから投稿してもらう。投稿されたデータは100年間保有し、100年後にYahoo! JAPANが運営するサービス上で公開する。また、「未来への手紙」と題された企画では、海老名 香葉子さんや北乃 きいさん、高田 延彦さん、田原 総一朗さんなど約20名の著名人が参加。戦争体験者と戦争当時を知らない人のそれぞれの立場から100年後に伝えていきたいメッセージを掲載している。ほかに、報道機関と連携した企画として、報道機関の協力の下、各社が実施する戦後70年の特集企画のリンク集を掲載。また、報道機関所有の写真や記事などを生かした企画も展開していくという。
2015年06月24日終戦70年を迎える今年8月15日「終戦の日」に、フジテレビは戦争を知らない世代の代表として、小栗旬、松坂桃李、福士蒼汰、有村架純、広瀬すずを迎え、戦争を学ぶドキュメンタリー番組「私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる今日、聞いておかなければいけない声がある~」を放送することが決定した。終戦時に10歳以上だった、戦争の記憶がある世代の人口は、この15年でほぼ半減。(2000年時の65歳以上人口は2,204万人、2015年現在の80歳以上人口は1,013万人)これら生き証人の世代が減少し、対照的に戦争を知らない世代が増加、もはや親、子、孫の3世代に渡って戦争を知らない家庭も少なくない。そんな現代だからこそ、戦争を知らない若者5人が、自分と同じ年頃を戦争のまっただ中で過ごした戦争体験者に会い、自分の言葉で問いかけ、戦争とは何かを学んでいく番組だ。小栗さん、松坂さん、福士さん、有村さん、広瀬さんといま最も影響力のある5人は「私たちに戦争を教えてください」と、それぞれのテーマに向きあい、日本全国へ、さらにはハワイ・パールハーバー、ペリリュー島などへと飛ぶ。取材は6月初めからスタート。小栗さんは、ハワイと長野に行き、真珠湾攻撃に参加した元ゼロ戦「天才」パイロット・原田要さんと、パールハーバーで攻撃を受け沈められた米海軍戦艦アリゾナの元乗組員などに話を聞く。小栗さんは「戦争が人にいったい何を与えるのか?想像はできても実態として体験していないものなので理解することができない。あの真珠湾攻撃を実際に体験した方から直接お話を聞くことができ、本当に貴重な体験をさせていただいたと思います。ぼくたちは戦争というものを体験したくはないし、世界からも争いがなくなってほしいと強く強く思う」と語った。パラオ・ペリリュー島に取材へ行った松坂さんは、1万人の日本兵のうち、生存者わずか446名というパラオの激戦地で生存者のうちのひとりとなった元日本軍兵士に話を聞く。取材を終えた松坂さんは「近寄れば近寄るほど本当に自分は戦時中の日本のことを何も知らなかったんだと思いました。忘れられる怖さを強く感じました」と語っている。福士さんは神風特攻隊の生存者、千玄室さんに出会う。千さんは、生き残ったものの、多くの友人を無くした喪失感をいまだに抱き続けているという。「今も仲間の声が聞こえる、顔が思い浮かぶ」という千さんの言葉に涙が止まらない福士さんは「自分には信じ難く、イメージしづらいことでした」と語る。有村さんは国内最大の地上戦の舞台、沖縄に飛び、悲惨な地上戦の中を生き抜いたひとりの女性と出会う。激戦地で逃亡の途中、家族とはぐれ、たった一人で戦場をさまようことになった幼い少女が見た光景、それはあまりに壮絶なものだったという。「現代では子どもが、死ぬということ、自分の死に方なんて考えないはずです。でもそういうことをその歳で考えさせてしまう戦争という環境はすごく残酷だなと強く感じました。戦争には世間で語られていることよりも、もっともっと計り知れない重いものがあると思います」と話した。最後に広瀬さんは、目の前に死が迫る中で生まれた恋を追体験する。福島の原町陸軍飛行場近くにあった牛乳店の看板娘、当時15歳の加藤美喜子さんは、特攻隊員と恋をし、文通していた。加藤さんのもとを訪ね、特効隊員たちが書き残した言葉を目にし、テープに録音された当時の肉声を聞く。広瀬さんは「10代の私達からすると学校の授業でしか戦争について考えた事がありませんでした。自分の知らない世界や想像もできないことがそこにはいっぱいあるんだろうな、と思います」。残酷な戦争という現実と向き合っていた戦争体験者たちが語る言葉を耳にし、どのような変化が生まれるのか。この5人の若き俳優、女優たちの姿を通して、若い世代にも“戦争”について考えるきっかけになるはずだ。終戦70年ドキュメンタリー企画「私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる今日、聞いておかなければいけない声がある~」は8月15日(土)、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月21日「V6」岡田准一を主演に、有川浩による人気シリーズ小説を実写化し大ヒットとなった映画『図書館戦争』。この度、続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』の公開に加え、ドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」含めた“図書館戦争プロジェクト”が6月19日(金)にオールアップを迎え、岡田さんを始めヒロインの榮倉奈々、岡田さん扮する堂上のバディ役を務めた田中圭からコメントが到着した。本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。主人公・堂上篤を演じた岡田さんを筆頭に、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明など豪華キャストが出演した映画『図書館戦争』の続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』に加えこの秋、TBSにて放送されることが明らかになった「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」。この“図書館戦争プロジェクト”は続編を望むファンの熱い想いによって始動した。昨年12月から始まり約半年で撮影を終えた『LAST MISSION』。映画と同じく主要キャストが勢ぞろいしたなか、新たな豪華キャストに松坂桃李・中村蒼・土屋太鳳が加わった。ドラマスペシャルでは、郁の両親が関東図書基地を訪れることにより、堂上との関係性にも変化が…。純朴な2人の心の距離に注目だ。そして、堂上の同期・小牧幹久(田中さん)と小牧の幼馴染・中澤毬江(土屋さん)の繊細かつ純粋な恋愛模様も堪能することができる。さらには柴崎麻子(栗山さん)に急接近する朝比奈修二(中村さん)、そしてそれを複雑な心持ちで見守る手塚光(福士さん)。こちらの三角関係も気になるところ。ただの恋愛ドラマに囚われない、「図書館戦争」ならではのテーマが存在しているところが、ドラマスペシャルでも一番の魅力となっているという。<オールアップしたキャスト陣コメント>■岡田准一(堂上篤役)今回の現場では、前作から役柄の関係性と共に榮倉さんとの距離感が変わり、前作より更にコミュニケーションが深まったと思います。田中さんとは何年も仕事をご一緒してきたので、まさに“堂上と小牧”のように信頼しながらバディとして自然にいられました。佐藤組は特殊な空気が流れている現場で、「撮りきれるのか」という撮影をスタッフ・キャストが一丸になって、まさに戦いながら撮影を行っていきました。そういう意味でも、本当にチームワークが良く、一緒に乗り越えていけたと思っています。■榮倉奈々(笠原郁役)撮影最後のシーンでリペリングに挑戦したのですが、楽しかったです。下を見てしまうと怖くなりましたが、キャスト・スタッフのみなさんが必死に頑張っている姿を見て来たので、これだけはスタントなしでやりたいとお願いしました。特に仙台での撮影はいままで以上に激しく長いアクションシーンがあり、記憶が薄れたほどでした。どんなシーンだったか覚えていないくらいなので、作品の完成が楽しみです(笑)。タスクフォースのみんながいたので撮影を乗り越えていけました。■田中圭(小牧幹久役)とても楽しい現場でした。でも遂に終わってしまったとすごく寂しい気持ちです。小牧は堂上の同期であり、バディ、友達、上司…様々な思いで「堂上」と名前を呼んでいたなとふり返って懐かしく思います。小牧という役は、自分で演じた役の中では珍しく分かりやすいヒーローのようなキャラクターでした。そのため、回を重ねるごとに新鮮で、ただただ楽しかったです。そして遂にドラマの方では土屋太鳳さん演じる“毬江”が登場し、“小牧”という人物像が色濃く現れたと思いますので楽しみにしていてください。前作よりもはるかにスケールアップした2つの「図書館戦争」。ますます期待で胸が高鳴る「図書館戦争プロジェクト」から今後も目が離せない。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月20日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。映画化となる『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』(10月10日公開)とドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」のロケ地のひとつ新潟県十日町市にある十日町情報館での撮影がこのほどすべて終了し、撮影で使用していた「図書館の自由に関する宣言」パネルを十日町情報館に贈呈するイベントが行われた。岡田准一演じる堂上篤、榮倉奈々演じる笠原郁らが働く武蔵野第一図書館の一部として劇中に登場する十日町情報館は、書架が階段状になっており、非常に開放感がある造り。文字通りこの「図書館戦争」シリーズの“顔”となる図書館として、劇中で象徴的な役割を果たしている。そこに掲げられた「図書館の自由に関する宣言」は、パート1の映画撮影時(2012年)に撮影用に制作したもので、パート2の映画およびスペシャルドラマ撮影時にもそのまま使用された。「図書館の自由に関する宣言」とは、あらゆる図書館が守られるべき自立的規範として、日本図書館協会が採択したもの。全国の図書館にポスターで掲げられているものだ。このたび、十日町市民、ロケ応援団、十日町情報館関係者らによる手厚い撮影協力へのお礼として劇中で使用したこのパネルを贈呈することとなり、佐藤信介監督、主演の岡田さん、榮倉さんが目録を関係者に手渡した。佐藤監督は「ここにある文言は、日本各地の図書館にポスターとして貼ってある文言です。それを有川浩先生が見て、この『図書館戦争』という小説が生まれたという逸話のある重要なものです。劇中では、この文言をポスターではなく金属プレートのパネルにするということで、検閲から本や図書館の自由を守るという強い思いを表しました。ぜひ受け取っていただきたいと思います」と語った。「この場所が大好きで、すばらしい図書館だなと思っています」と話す岡田さんは「映画やドラマの大事なシーンをいつもここで撮影しました。この宣言のプレートの前で郁(榮倉さん)の頭をなでるというデレッとしたシーンを撮るんです(笑)。前作のラストシーンもここですし、僕にとっても思い出深い場所です」とコメント。さらに榮倉さんも「この図書館ではキーポイントとなるシーンを毎回撮らせてもらっていますし、ここから見渡せる館内の景色もやっぱりすばらしいと思います。知っている人はもちろん、初めて『図書館戦争』を見る人にもこの作品の世界観を伝えるためには大切な場所だと思います」と取材地への熱い思いを語った。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日シリーズ累計570万部を突破した有川浩の大人気小説を原作に、主演に岡田准一&榮倉奈々を迎えて2013年に実写化された『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争 THE LAST MISSION』の、ファン待望の本編映像が“図書館記念日”である本日、解禁となった。熾烈を極めた小田原の攻防戦から1年半、メディア規制の圧力は強まるばかり。不当な検閲に対抗できる唯一の組織・図書隊に所属する笠原郁(榮倉奈々)は、防衛部の精鋭集団・図書特殊部隊の中で、上官の堂上篤(岡田准一)からの厳しい訓練指導にも耐え、堂上班の一角を担う存在となっていた。そんな中、堂上、笠原が所属する関東図書基地に警備の依頼が入る。それは、図書隊に唯一残されたある一冊の本を守ること。やがて図書隊の存続を揺るがす事件へと発展する…。いま「図書館戦争」史上、最大の戦い【LAST MISSION】が始まる!前作は、興行収入17.2億円、初日に実施したアンケートでは驚異の満足度98.2%という記録を叩き出した大ヒット作。原作の魅力でもある“ラブ要素”と“アクション要素”が絶妙なバランスで描き出され、公開後から早くも続編を熱望する声が上がっていた。そんなファン待望の続編となる本作では、「実写化する際の希望キャスト」アンケートで1位に選ばれたベストキャスティングの岡田さんと榮倉さんはもちろん、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二ら今をときめく豪華キャスト&スタッフが再結集!今回、公式サイトにて解禁となった本編映像でも、お馴染みのキャストたちの熱演ぶりが映し出され、前作に引き続き展開が気になる笠原と堂上教官の胸キュンシーンや、本格的なアクションシーンが満載。前作よりハードでキュンとして、さらにドラマチックな恋のツンデレ・エンターテインメントになること間違いなしの本作を、いち早く本編映像で楽しんでみて。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は2015年10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開(C) “Library Wars” Movie Project
2015年04月30日市原隼人が主演を務める三池崇史監督の最新作『極道大戦争』に出演するリリー・フランキーとピエール瀧の撮影終了直後のオフショット写真と、場面写真が解禁された。リリー・フランキーの出演シーンは、ほとんどがアクションシーンだったといい、「今回はすごく爽快感がありましたし、撮影が終わったあとも高揚している感じでした」と大興奮した撮影を振り返りコメントを寄せた。その他の画像映画は、伝説のヤクザ・神浦に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。リリー・フランキーは本作で、最強伝説をもつヤクザヴァンパイアの組長・神浦を演じており、冒頭から、対立する極道の組長・羅漢(ピエール瀧)との激しい抗争シーンが登場するという。リリー・フランキーは「アクションシーンを演じること自体が初めてだったので、分からないことばかりだったのですが、撮影はとても楽しかったです。これまでは、自然体な感じの役で呼んでいただくことが多かったので、汗を流すとか、身体を動かすということを、ほとんど経験したことがなくて。そういう意味でも、今回はすごく爽快感がありましたし、撮影が終わったあとも高揚している感じでした」とコメント。ピエール瀧とは公私ともに親交が深く、『凶悪』以来の共演となるが、「今回、瀧を斬るシーンがあったんですが、瀧だったら刀が当たってもいいかなと(笑)。なので、やりやすかったです」と語った。一方、ピエール瀧は、「リリーさんにバッサリ斬られるところのアクションシーンは、リリーさんのことを一切信用していませんでした。ずっと、これ当たるんじゃないかと思ってました」と本音を明かした。劇中で組長・神浦(リリー・フランキー)は、敵対する羅漢(ピエール瀧)との抗争の後、何者かに殺されてしまい、その神浦の遺志を受け継いだ影山(市原)が、敵討ちの刺客と戦いながらヤクザヴァンパイアとして覚醒していく姿が描かれる。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年03月19日「SMAP」の草なぎ剛が主演を務めるドラマ「銭の戦争」(関西テレビ・フジテレビ系)の撮影が全て終了し、このほどそのクランクアップの様子、さらに主演の草なぎさんを始め、ヒロインを演じた大島優子、木村文乃が撮影をふり返った。元エリート・白石富生(草なぎ剛)が身を持ち崩し転落…自分をどん底に陥れた闇金の世界で復讐を果たそうと奮闘する姿を描いた本作。先週放送された第10話では、赤松(渡部篤郎)から奪った20億円を倍に増やそうとするも、未央(大島優子)の良心に救われ、金の亡者になる寸前で踏みとどまった富生。最終話では、その20億円をめぐって赤松との熾烈なバトルを繰り広げることとなる。草なぎさんと共にクランクアップを迎えた、富生の相手・未央役の大島さんは、国民的アイドルグループ「AKB48」卒業後、初の連続ドラマとなったが「卒業後初のドラマがこの作品で本当に良かったなと思います」と語る。「とてもいい現場で、現場に来るのがとってもとっても好きでした。なにより笑顔が多い現場だったので、リラックスして挑むことができました」と挨拶した。大島さんから「本当にお世話になりました」と一礼された草なぎさんは「とんでもありません。じゃあ、これあげます!」と、スタッフから託された花束をそのまま渡そうとして、「スタッフのご厚意を!」(大島さん)とツッコまれるなど、最後まで富生と未央さながらのコンビ感を見せていた。一方、もうひとりのヒロイン・梢役を熱演した木村さん。クランクアップ時には草なぎさんから「すごく楽しかったです。未央とは違う立ち位置で、大人っぽくてとても素敵でした。梢を文乃さんが演じてくれて、僕もすごくやりやすかったです。セリフで『怪物だ』とか言ってすみませんでした」と謝罪の言葉を贈られたが、木村さんは「最後の最後まですっごく楽しい撮影でした!草なぎさんやジュディ(・オング)さんたちに支えられて、時々かまっても下さって、ありがとうございます(笑)」とはにかみながら感謝の言葉で応えた。2人がハグを交わしていると、その場にいたジュディさんが「ダメよ、触れたら(笑)!」と、梢の母・早和子としての“厳重注意”をしスタッフを爆笑させていた。2人のヒロインを始め共演キャストやスタッフたちの苦労を労った草なぎさんは、演じた富生という役をふり返り、「こんなにも一つの役を通していろんな感情が芽生えたのは初めてでした。人に対して優しくなったり、憎たらしくなったり、人に対する色んな思いやりのあり方を感じる事ができました。復讐劇とはいいながら、様々な感情が絡み合ったドラマだと思います」と思い入れたっぷりの様子。そして改めて「皆さん本当にお疲れさまでした。今、胸がいっぱいで何を言っていいか分からないんですけど…本当に楽しかったです!」と目に少し涙を浮かべながら、「いい作品といい役に巡り合えてすごく勉強になりましたし、ドラマってたくさんの可能性を秘めているんだということを改めて実感できた作品でした。今後も皆さんと一緒にいいドラマを作っていきたいと思います」と熱い思いを語っていた。「銭の戦争」最終回は、3月17日(火)22時~15分拡大SPで関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日「V6」岡田准一と榮倉奈々を迎えて、有川浩による人気シリーズ小説を実写化した映画『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争-THE LAST MISSION-』の製作が決定し、昨年12月からクランクイン、日本各地でのロケを敢行してきた本作だが、遂に3月2日(月)にオールアップ。この度、主演の岡田さんと榮倉さんからコメントが到着した。図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”から1年半後。昭和から正化の世となって33年。あらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行されて以来、武力も厭わぬ検閲によって公序良俗を乱す表現を取り締まろうとする“メディア良化委員会”と、読書・表現の自由を守るために検閲に対抗する図書館の自衛組織“図書隊”の抗争は、より激しいものとなっていた。不当な検閲から図書を守るため、日夜厳しい訓練と、戦いの中に身を置く、関東図書隊のタスクフォースに所属する堂上篤(岡田准一)と笠原郁(榮倉奈々)の2人の知らぬ間に、図書隊にとって過去最大の戦闘が開始されようとしていた…。前作の監督も務めた佐藤信介がメガホンをとる本作。主人公の堂上篤役には、『永遠の0』で日本アカデミー賞2冠という快挙を成し遂げた岡田准一。ヒロインであり、タスク・フォース唯一の女子隊員・笠原郁役には、『娚の一生』で話題を呼んだ榮倉奈々。スタッフ・キャスト一丸となって約3か月間の撮影を駆け抜けた。過酷な日程の中、撮影を終え「寂しい」と語る岡田さん。「大変なシーンの連続でしたけど、“これが『図書館戦争』”ということをみんなで合言葉にして、笑顔で乗り切ることができました。朝の5時に市街地を走るアクションシーンでアップしましたが、いかにも『図書館戦争』だなと思いました(笑)」とコメント。役柄についても前作と変化があったようで「前作とは堂上のキャラクターのスタンスを変えて、より等身大の人間として演じました。上官として、役柄とリアリティを追求するために、榮倉さん、田中くん、福士くんら、タスクフォースのメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、コンビネーションが重視される芝居を、みんなで自然に出来るよう頑張りました」と語った。榮倉さんは、「実に『図書館戦争』らしいハードな現場の日々でしたが、前作の終了時から身体作りを始めて、いつ続編があっても良いように準備していたので乗り切ることができました。トレーニングの効果が映像に出ているといいなと思っています」と続編に力を入れていたことを明かす。さらにアクションシーンについても「続編では岡田さんとのアクションシーンが多くありましたが、岡田さんにアドバイスをもらいながら撮影に臨むことができました。(岡田さんは格闘技の)師範の資格を持っている方に間近で相談できて、しかも分かり易く指導を頂けたので、とても恰好いいシーンになっていると思います」と自信をみせる。本作では、小牧幹久役に田中圭、笠原と同期の手塚光役に福士蒼汰、笠原と同部屋でよき理解者・柴崎麻子役に栗山千明ら前作からの最強チームが集結し、図書館内での戦闘シーンなどにも挑み、1作目で作り上げた作品世界に、さらなるリアリティを加えているという。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は2015年10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日6月公開の映画『極道大戦争』の最新画像が公開になった。本作は“ヤクザヴァンパイアに噛みつかれるとヤクザ化してしまう”という設定を盛り込んだエンターテインメント大作で、市原隼人が主演を、三池崇史が監督を務める。その他の画像本作は、伝説のヤクザ・神浦に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんらが出演する。このほど公開された画像は、主人公の影山亜喜良ら登場人物たちがズラリと並び、鋭い視線をこちらに投げかけている姿をとらえたもの。画像の隅にはなぜかカエルの姿があり、右下には牛乳瓶がデザインされている。三池監督はこれまでの作品でも、任侠もの、アクション、ラブストーリー、人間ドラマ、コメディなど様々なジャンルの“定番”をおさえつつ、観客が油断したところで“アッと驚く仕掛けや展開”を盛り込み、観客を楽しませてきた。本作は“噛みつかれるとヤクザになる”という飛び道具的な設定が用意されているが、このほど公開された画像から推測すると、観客をさらに驚かせ、熱くさせる展開が待ち構えているようだ。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年02月19日市原隼人が主演を、三池崇史が監督を務める映画『極道大戦争』に、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんらが出演することが発表された。本作は“ヤクザヴァンパイアに噛みつかれるとヤクザ化してしまう”という設定を盛り込んだエンターテインメント大作で、特報映像も公開になった。特報映像本作は、伝説のヤクザ・神浦(リリー・フランキー)に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。成海は影山を支えるヒロインの杏子を、高島は神浦組の若頭を、青柳、渋川、瀧は極道ものを、優希はヤクザヴァンパイアに変身する高校生を演じる。本作はヤクザ映画、アクション映画など様々な要素を凝縮した作品で、かつてVシネマ、低予算映画で観客の度肝を抜く作品を連発してきた三池監督が“原点回帰”を掲げて挑む大作だ。三池監督は「観客の皆さんには、自分の物差しで計算できるものだけでなく、こういう映画もあっていいんだと、おもいっきりこの作品を楽しんでもらいたいなと思います」と語っており、観客の“予想”を遥かに超える作品になりそうだ。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年02月03日有川浩の同名小説を岡田准一と榮倉奈々の共演で実写化した『図書館戦争』の続編となる『図書館戦争-THE LAST MISSION-』の製作が決定し、ふたりのコメントが公開された。本作は岡田、榮倉のほか田中圭、福士蒼汰ら前作の主要キャストが続投し、来年10月に公開される。その他の画像映画『図書館戦争』は、国家によるメディア検閲が横行する近未来を舞台に、読書・表現の自由を守るために図書館が組織した自衛組織“図書隊”と、国家権力のバトルを、ハードなアクションや青春ラブコメディの要素を絡めて描いたエンターテインメント作品。『…-THE LAST MISSION-』では、前作で描かれた図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”から1年半後を舞台に、過去最大の難敵に立ち向かう堂上篤(岡田)と笠原郁(榮倉)ら図書隊の姿が描かれる。岡田は「続編をやらせていただけることをうれしく思います。また『図書館戦争』の世界に入ることができるのが今から楽しみです。前回を超えるスケールを目指し、前作同様のスタッフ、キャストの皆様とともに頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語り、榮倉は「前回の撮影から1年半、ついに来たかという感じです。台本をいただいて、前作で岡田さんからしごかれた思い出がよみがえりました(笑)。個人的に郁ちゃんの成長した部分を披露したいと思っていたので続編と聞いてうれしく思っています。みなさん成長した郁の姿を楽しみにしていてください」とコメント。前作に引き続きメガホンを執る佐藤信介監督は、「前作から続編を望む声が多く、その声に押されて実際に取り組むことができて、スタッフはもちろん、キャストも喜んでくれています。近未来とはいえ、現実の日本で起こる戦争を題材にした作品は他にないと思いますし、そこに恋愛ドラマも入っている映画は無いと思っています」といい、「続編は、1作目より人間ドラマもアクションも、さらにパワーアップをさせて、他のどの作品でも味わえない見たこともない世界を作り上げていきたい。一度、戦いを終えた仲間でもあるので、実現できると思います」と語っている。原作者・有川氏は「続編がこんな形で叶ったのは、『図書館戦争』を愛してくださった方々の起こした奇跡です。奇跡をスクリーンで見届けるのを心待ちにしています。皆さんもぜひご一緒に!」とコメントを寄せている。『…-THE LAST MISSION-』には、岡田、榮倉、田中、福士のほか、西田尚美、橋本じゅん、栗山千明、石坂浩二が出演することが発表されており、12月中旬にクランクインを迎える予定。『図書館戦争-THE LAST MISSION-』2015年10月公開
2014年12月04日シリーズ累計280万部を突破した有川浩の人気小説『図書館戦争』が、岡田准一、榮倉奈々の初共演で実写映画化されることが決定した。その他の情報『図書館戦争』は、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められ、武力行使が許される近未来の日本を舞台に、不当な検閲から“本”を守る、自衛組織“図書隊”の隊員たちによる奮闘や恋愛を描いたヒューマンドラマ。『砂時計』『GANTZ』2部作などを手がけた佐藤信介が監督を務める。物語は、岡田演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉演じる新米女性隊員の笠原郁を軸に、ふたりの恋愛模様やアクションシーンも繰り広げられるという。ふたりの配役について原作者の有川は、「『ダ・ヴィンチ』の読者アンケートでも一位になったキャスティング」だといい、「映像化の企画段階のイメージキャストは複数の役者さんが挙げられるものですが、堂上と郁は最初期からこのおふたりしか挙がっておらず、お任せしたいと思いました」とコメントを寄せている。岡田は「原作者の有川さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう、撮影に臨みたいと思います」といい、榮倉は「原作を読ませていただきました。SFファンタジーの中で描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたいと思っています。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。また、佐藤監督は「本を守るという、特別な使命を持った“図書隊”の過酷なバトルがある一方で、コミカルで瑞々しいラブストーリーでもある。それが『図書館戦争』の魅力であり、多くのファンを生んだ秘密ではないかと思いました。有川先生の生み出された、他では決して味わえないこの世界を、映画化できることにとても興奮しています」とコメントしている。撮影は10月にクランクインし、2013年のゴールデンウイークに公開される。『図書館戦争』2013年GW 全国東宝系にて公開
2012年08月01日