仕事で失敗したり、人にショックなことを言われたり…。誰しも落ち込むことはあるもの。そんな時のために備えておきたいのが、「レジリエンス」。これがあれば、心の回復OK!映画やドラマ、バラエティ番組を中心に活躍する戸次重幸さんと一緒に、自身のレジリエンス度もチェック。レジリエンス マスタートレーナー・久世浩司さんが指南してくれました!「レジリエンス」とは心理学用語で、「精神的な回復力」を表す言葉。落ち込むことがあっても、それを柔軟に受け止め、すぐに立ち直ることができる能力。単なるポジティブシンキングとは違い、負の感情とも向き合う、今注目されている力。そんな「レジリエンス」を鍛えると、生きるうえでどんなメリットが?「大きくは3つあります。一つは、ストレスに対して強くなれるので、心の健康が保てるということ。また、自分ならやり遂げられるという自信から、目標に果敢に挑戦できます。そして、環境に何か変化があった時にも、柔軟に対応できるのです」(レジリエンス マスタートレーナー・久世浩司さん)鍛える方法は、日々トレーニングをするのではなく、落ち込んだ時がそのスタート。「まずはネガティブな感情に“底打ち”をしてから、もとの心理状態に回復するステップへ。さらに、時折、自分の強みを自覚して、折れないハートを育てましょう」ではさっそくあなたのレジリエンスをチェック!下の項目をチェックし、当てはまるものが多いと感じたら、レジリエンスが弱っているサインなので、鍛えるステップを実践して。レジリエンスの強弱は、状況次第で変わるので、随時確認を。□仕事の悩みでくよくよしがち□自分の強みがわからない□将来のことを考えると不安□睡眠をとっても、元気になれない□人に相談せずに一人で抱え込む□他人と比べて自分の欠点を気にする□うまくいかないと、自分のせいだと思う□失敗すると、次もできないと考える□趣味など、ストレス解消法がとくにない□自分では無理だと、すぐに諦めるいかがだったでしょうか?ここからはレジリエンスを鍛える方法をお教えします!レジリエンスを鍛えるSTEP1:ネガティブな感情をコントロール。心が折れた時に、まず始めるのが、このステップ。「精神的なダメージから回復するには、その原因となるネガティブな感情に対処するのが先決。ネガティブな感情は、ポジティブな感情よりも強く記憶に残るため、放置したままでは、いつまでも落ち込みから抜け出せません。そんなネガティブな感情の実態を知ることが回復への第一歩。心を落ち着かせて、自分の感情を俯瞰で観察してみましょう。すると、例えば“怒り”など、その感情の正体がわかり、冷静になれます。そして、それを切り離すことが大事です」【コントロール術1:感情をクールダウン。】ネガティブな感情と向き合うためには、まずはザワザワした心を落ち着かせることが必要。「そこで取り入れたいのが呼吸法。乱れた感情を静めるのに、思考の力だけではうまくいかないからです。おすすめは、科学的に効果が証明されている『3分間マインドフルネス呼吸法』。静かな場所で椅子に座ってリラックス。鼻から息をゆっくり吸ったら、それより長く鼻から息を吐きます。呼吸に意識を向けて、3分行って」【コントロール術2:もやもやを「ラベル付け」。】次は、自分の中のネガティブな感情を客観的に判断して、それとは一定の距離を置く作業。「ネガティブな感情は、意図的に心を客観視しない限り、それが怒りなのか何なのか、本人には分からないです。そこで感情の『ラベル付け』を実践。自分の中のもやもやを“見える化”するのです。例えば、今、自分は怒っているんだな、と思えば『怒り』のラベルを。それによりある程度心は静まり、冷静さを取り戻せます」【コントロール術3:気晴らしをする。】せっかく心を静めても、またぶり返してきやすいのが、ネガティブ感情の厄介なところ。「そんなしつこい感情を断ち切るには、意識を別の興味に向けること。例えば運動は、エクササイズなどある程度ハードなものを。体を使うことに集中するため、負の感情から注意をそらすことができます。また、一日の終わりに『感謝日記』をつけるのも効果的。前向きさが加わり、レジリエンスも高まります」【コントロール術4:思い込みに対処する。】「そのネガティブな感情は、もしかすると思い込みかも。例えば、後輩の仕事ぶりに『不満』があったとしても、それはあなたが勝手に『こうあるべき』と決めつけているからでは。対処法は3つ。思い込みを手放すイメージをすると『追放』できます。もう一つは、いくら思い込みでもそれが自分の信条と悟ったら『受容』すること。あとは、その思い込みはほかの考え方に転換できないかと模索して『手なずける』ことです」◎戸次さんの場合「僕が落ち込んだ時に思い出すのは、『カーネギー名言集』にあった、“どんなに苦しい経験も、時間が経てば大したことではないと思える”という意味の言葉。確かにその通りで、気持ちが切り替えられます」とつぎ・しげゆきチームナックスのイケメン枠。なのに、二枚目キャラには収まらない気の毒な事態が常々起こるため、ファンの間では“Mr.残念”と呼ばれることも。本人いわく、その原因のほとんどがお酒のせい(笑)。久世浩司さんレジリエンス マスタートレーナー。ポジティブサイコロジースクール代表。著書は、『マンガでやさしくわかるレジリエンス』(日本能率協会マネジメントセンター)。ブルゾン¥58,800パンツ¥34,800(共にRAINMAKER TEL:075・708・2280)Tシャツ¥23,000(DESCENTE ALLTERRAIN/DESCENTE BLANC DAIKANYAMA TEL:03・6416・5989)※『anan』2018年3月7日号より。写真・芹澤信次スタイリスト・小林洋治郎(Yolken)ヘア&メイク・横山雷志郎(Yolken)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年03月04日人生相談をぶった斬る。教えて、TEAM NACS!結成21年目、チームナックスのメンバーに人生相談をしました。果たして5人の答えは…?“好みのタイプ”にまつわる悩み「すごく気の合う親友がいるのですが、気が合いすぎて男性の好みのタイプがまるかぶり。合コンに行っても、同じ人を気に入ってしまうので、忖度し合って結局何もせぬまま終わるパターン。困っています」(25歳・生保)音尾琢真:この人は互いに気を遣い合っていると言ってるけど、もしかしたら友達は抜け駆けしているかもしれないよね。大泉 洋:で、何が問題なの?戸次重幸:好きになる相手が友達とかぶっちゃうってことでしょ。でも、自分がアプローチしたいと思っていて、抜け駆けしたくないんなら、彼女に「私、行こうと思うんだけど」って言ったらいいと思うんだよね。安田 顕:俺なんか、譲っちゃえばって思ってるけど。森崎博之:えっと…どういうこと?安田:俺の場合、譲ったらその女の人への興味はなくなるから。戸次:そうそう。もしかしたら友達も、安田さんみたいな考えの人かもしんないじゃん。大泉:でも、そうもいかないんじゃないの?友達と彼がうまくいくのを見てるのも、それはそれでツラいんじゃないの?戸次:じゃあ、合コンに行く前に決めておいたら?「今日はあなたが行っていいけど、次の合コンは私が行くからね」とか。話し合えばいいんです。森崎:それだけ気が合うってことは、その友達とは一緒にいても楽しいんでしょうから、話し合うことが一番の解決になるのではないでしょうか。大泉:結局は、ふたりとも幸せになりたいわけじゃないですか。だったら、いい友情もいい恋愛も諦めずに追い求めていいんだと思います。いまは悩んでいるかもしれないけれど、どちらも諦めずに、いい方向にさえ向いていれば、そのうち解決法が見つかるはずです。安田 顕さんA型、2人兄弟の弟。お酒と音楽をこよなく愛する。音尾琢真さんO型、2人兄弟の弟。ヘアメイクの所要時間は最短。カレー好き。森崎博之さんO型、妹を持つ長男。今も北海道在住。家庭菜園で野菜を栽培。戸次重幸さんO型、姉を持つ弟。測量士補の資格あり。メンバー内で最後に結婚。大泉 洋さんB型、2人兄弟の弟。猫嫌いの海老アレルギー。娘を溺愛中。写真右から、大泉さん・ニット¥20,000(SCOTCH&SODA/SCOTCH&SODA Harajuku TEL:03・6712・6919)戸次さん・ニット¥20,000(lot holon/lot holon〈wjk base〉TEL:03・6418・6314)森崎さん・ニット¥14,500(SCOTCH&SODA/SCOTCH&SODA Harajuku)音尾さん・ニット¥41,000(BOGLIOLI/BOGLIOLI Tokyo TEL:03・6256・0297)安田さん・ニット¥14,500(SCOTCH&SODA/SCOTCH&SODA Harajuku)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年3月7日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也(ラインヴァント)白石義人(ima.)横山雷志郎(Yolken)文・望月リサ撮影協力・AWABEESUTUWA(by anan編集部)
2018年03月03日明石家さんまと強烈キャラクター評論家軍団とパネラーたちによる爆笑トークで楽しませる「ホンマでっか!?TV」。2月7日(水)今夜の放送回は演劇ユニット「TEAM NACS」の大泉洋、安田顕、森崎博之、戸次重幸、音尾琢真の5人がゲスト出演する。今夜のゲスト「TEAM NACS」は北海道学園大学演劇研究会出身の5人による演劇ユニット。1996年の「LETTER~変わり続けるベクトルの障壁」から公演を重ね続け、2004年の「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」で初の東京公演を果たすと、大泉さんの作・演出による「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」では全国6都市64ステージで53,000人を動員する人気に。映画『探偵はBARにいる』シリーズをはじめ『駆込み女と駆出し男』などで知られる大泉さんをはじめ『俳優 亀岡拓次』や『銀魂』など知られる安田さん、『ミックス。』などへの出演で知られる森崎さん、放送中のドラマ「電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~」に出演中の戸次さん、『無限の住人』などの音尾さんとメンバーの5人それぞれも俳優としても活躍しているのはご存じの通り。この「TEAM NACS」メンバーは全員“パパ”ということで、今回は評論家軍団が「子どもの意見と自分の意見のどちらを優先させるか」「子どもの前で奥さんの手料理がおいしくないときに、無理しておいしいと言うかおいしくないとはっきり言うか」など様々な質問からメンバー5人の中で誰が1番「良いパパ」「ダメなパパ」なのかを見分けていく「ダメな人がすぐ分かる!ホンマでっか!?人間性診断」を実施。また「ホンマでっか!?どっち派討論会」では、音尾さんから「新しく趣味を始めるときは、形から入る派か、入らない派か」という議題が投げかけられ、「物を先に揃えるか揃えないか」などさんまさん、マツコ・デラックス、大泉さん、音尾さんらが持論を熱くぶつけ合う。また戸次さんが「歯磨きをするとき、歯ブラシを一度水につける派か、つけない派か」という議題を提示する。今回出演した「TEAM NACS」メンバーだが大泉さんが3月3日(土)より全国東宝系にて公開される『映画ドラえもんのび太の宝島』に声優で出演しているほか、安田さんが現在公開中の映画『不能犯』に出演、森崎さんが出演する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』が3月3日(土)より全国にて公開。戸次さんは主演作『神と人との間』が現在公開中、音尾さんも『祈りの幕が下りる時』が公開中とそれぞれ活躍中。個性的な5人の俳優と、こちらも超個性派な評論家軍団のトークで楽しむ「ホンマでっか!?TV」は2月7日(水)今夜21:00~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月07日現在、フジテレビ「ノイタミナ」枠にてアニメ版も放送中、累計発行部数185万部を突破した人気コミックの実写化、小松菜奈と大泉洋W主演映画『恋は雨上がりのように』。この度、本作の第2弾キャストとして8名が発表された。今回発表されたのは、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、濱田マリ、戸次重幸、そして吉田羊と、いま注目のフレッシュな顔ぶれから演技派の俳優陣。まず、「トットちゃん!」で黒柳徹子役を演じ話題を集めた清野さんが演じるのは、小松さん演じるあきらの親友で陸上部のキャプテン・喜屋武はるか。またあきらのアルバイト先、ファミレス・ガーデンの大学生バイト・加瀬亮介を、連続テレビ小説「ひよっこ」の磯村さん。あきらのクラスメイトでバイト仲間の吉澤タカシを、『きょうのキラ君』「僕たちがやりました」の葉山さん。あきらのバイト仲間・西田ユイを、「コウノドリ」や連続テレビ小説「ひよっこ」の松本さん。他校の陸上部ながら、密かにあきらのことを目標にしてきた倉田みずきを、「南くんの恋人~my little lover」『未成年だけどコドモじゃない』の山本さんが演じる。そして、ファミレス・ガーデンのウェイトレス・久保を濱田さん、大泉さん演じる近藤の旧友で人気作家の九条ちひろを戸次さん、あきらの母・橘ともよを吉田さんと、演技派が脇を固める。またあわせて、あきらと近藤がそれぞれ写るビジュアルも公開。ポスターなどのスチール撮影は、本編の撮影も行った写真家・市橋織江が担当しており、独特の目線や色彩感覚で透明感溢れる本作の世界観が描き出されている。『恋は雨上がりのように』は5月25日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月24日女優の小松菜奈と俳優の大泉洋がW主演を務める映画『恋は雨上がりのように』(2018年5月公開)の第二弾キャストとビジュアルが24日、明らかになった。同作は眉月じゅんによる人気同名コミックを実写化。「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクインしている。陸上の夢を怪我で断たれた女子高生のあきら(小松)が、冴えないファミレスの店長・近藤(大泉)の優しさに触れ、28歳差の片思いをする。2018年1月からはフジテレビの「ノイタミナ」枠ほかにてアニメも放送中。あきらの親友で陸上部のキャプテン・喜屋武はるか役に清野菜名、あきらがアルバイトをするファミレス・ガーデンのバイトの大学生・加瀬亮介役に磯村勇斗、あきらのクラスメートでバイト仲間でもある吉澤タカシ役に葉山奨之、あきらのバイト仲間・西田ユイ役に松本穂香、密かにあきらのことを目標にしてきた南高校陸上部のエース・倉田みずき役に山本舞香と、フレッシュで次世代を担う若手俳優陣が出演。さらに、あきらとともにファミレス・ガーデンで働くウェイトレス・久保役に濱田マリが出演。また近藤の旧友で人気作家の九条ちひろ役にTEAM NACSの戸次重幸が出演し、大学時代からの仲間である大泉と戸次が役柄でも旧友を演じることとなる。またあきらの母・橘ともよ役には、小松とCM共演中の吉田羊が、映画初共演となる。公開されたビジュアルは、あきらと近藤の絶妙な距離感や、すれ違いながら不器用に惹かれ合い影響し合う2人の繊細な世界観を表現した。本編の撮影も行った写真家・市橋織江が、ポスターなどのスチール撮影も担当し、透明感溢れる“恋雨”ワールドを描き出した。Ⓒ2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会©2014 眉月じゅん/小学館
2018年01月24日“日本一チケットが取れない”演劇ユニット「TEAM NACS」の第16回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」が、4月1日(日)に全国47都道府県の映画館にてライブ・ビューイングされることが決定した。森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人からなる演劇ユニット「TEAM NACS」。2015年に行われた前作「悪童」では初のライブ・ビューイングを行い、公演と合わせると過去最多となる90,000人を動員した。ファン待望の本公演は、大阪・森ノ宮ピロティホールを皮切りに、全国6都市、56公演で上演。今回も熱視線を集め、プラチナチケットになっている。2012年の「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」以来となる演出をリーダー・森崎博之が務める本作は、メンバーの故郷である北海道が二分されていたかもしれない、という知られざる歴史上の出来事をベースに壮大なスケールで物語が展開されていく。今回ライブ・ビューイングされるのは、4月1日(日)の千秋楽。前回より規模を拡大し、全国122か所の映画館に生中継する。なお、チケットは2月3日(土)12時~オフィシャルファンクラブ「ThankCUE」先行(抽選)ほか各先行が行われ、その後3月17日(土)12時~一般発売(先着順)がスタートする。「TEAM NACS 第16回公演 PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて ライブ・ビューイング」は4月1日(日)全国47都道府県の映画館にて上映。※開場時間は映画館によって異なる(cinemacafe.net)
2018年01月19日桂正和による累計発行部数1,400万部の恋愛SF漫画を野村周平と「乃木坂46」西野七瀬ほか若手俳優たちの共演で初ドラマ化した「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」が1月13日深夜から放送開始。伝説的コミックのリブートに視聴者の反応は…?今回のドラマ化にあたっては時代設定を現代に移し、原作の続編として映像化。野村さんは原作漫画の主人公・弄内洋太の甥で高校生の弄内翔を演じる。25年の時を経て現代に蘇った“ビデオガール・天野アイ”を「乃木坂46」のエースとして、モデルとしても活躍している西野さんが演じ、そのほか飯豊まりえ、清水尋也、大友花恋ら次世代のエース候補として期待される若手俳優も共演。25年後の大人の姿として登場する原作のキャラクターは戸次重幸、村上淳が演じる。第1話では両親の離婚で伯父であり原作の主人公である弄内洋太(戸次さん)の家に引っ越してきた翔が、テープが入ったままの壊れたビデオデッキを発見し。デッキを直して再生したことで“天野アイ”が出現。そしてラストには洋太がアイと再会する…という展開だった。野村さんと西野さんという大人気の2人が共演するとあって、キャストが発表されてからというものネットを中心に両者のファンが熱狂。その熱量を保ったまま放送が始まったため、オンエア前からSNSにはコメントの嵐が。放送が始まっても「七瀬まだかなー」「どんな演技するのかな」「早く西野七瀬を出さんかい!」という声がネット上に溢れかえり、古いブラウン管から“アイ”が登場すると「なーちゃん出てこい!うちのTVから笑」と、翔に自分を投影して白熱する投稿も。ちなみにデッキにテープが引っかかっていたため、アイも画面の中からなかなか出れ来れないなど細かい部分まで作りこまれた演出も面白い。1話ではバスタオル姿で野村さん演じる翔に「一緒にお風呂に入ろう」と誘う場面などもあり「この西野七瀬は劇薬」「野村周平、そこ代われ」「西野七瀬と同居生活できるってどんな神イベですか」などの声が続々アップされ続ける事態に。コミック原作の実写ドラマでは原作の“再現性”も話題になりがちだが、アイの「髪型の再現ばっちり」といった声や「子供の頃にいとこの兄ちゃんの部屋でこっそりドキドキ読んでた電影少女だ」など好意的な反応が多数。直接原作を映像化するのではなく続編とすることで、原作のエッセンスを取り入れつつドラマのオリジナリティを出したことで、原作ファンからも野村さんや西野さんファンからも高評価を受けているよう。早速「2話が待ち遠しい!!」というツイートがSNSに上がっていた。(笠緒)
2018年01月14日「唯一、悟にとって普通でないことがリバイバルの現象で、それ以外は基本的に普通の人。なので、普通というものをすごく心がけて演じました」 そう語るのは、俳優の古川雄輝(30)。これまでにアニメ、実写映画化されてきた人気漫画『僕だけがいない街』が、Netflixで3度目の映像化を果たした。自分だけ何度も同じ時間が巻き戻る現象「リバイバル」に悩まされる主人公・藤沼悟を、古川が演じている。 「悟は漫画家になりたくても慣れていない。何かしらのゴールを目指し、でも、うまくいかずに悩んでいる。多くの人が抱いていることだと思いますが、僕自身もそこに共鳴するところはありました」(古川・以下同) ある日、悟は18年前の小学5年の時代までリバイバルしてしまう。そこからある事件の謎を追うことになり、物語はミステリアスな展開をみせていく。激しいアクションシーンもあるが、撮影中に大変だったことを聞いてみると。 「水の中に入るシーンがあって、富士山のふもとにある池に共演者の戸次重幸さんと一緒に入る撮影がいちばん大変でした。言葉だけじゃ伝わらないかもしれないけど、富士山のふもとの池って、4月でもものすごく冷たいんです。設定が夏なのでTシャツ姿。言葉にはできない撮影でした」 そのいっぽうで楽しかった出来事についてはこう話す。 「撮影に入るまえに、北海道に視察に行ったり、岡山、静岡でロケを行ったりしたのですが、僕も監督もマージャンが好きなので、時間ができたときは各地で監督とマージャンしました。次の日がオフのときに『じゃ、行きますか』という感じで」 古川とマージャン!?意外な組み合わせと思いきや、以前からの趣味なのだそう。 「すごくそういった役をやりたいんですけど、なかなか。もうちょっと年を取ったらオファーがあるかもしれないですね。けっこううまくできる自信はあります」 本作は世界190カ国に配信されている。物語の面白さはもちろんのこと、日本の美しさも堪能することができる。 「原作自体、日本でも海外でもものすごく人気がありますし、北海道の雪景色や富士山、桜など、日本の景色がきれいに映されているので、そういう部分も楽しんでいただけたらと思います」
2018年01月04日谷崎潤一郎の小説を原案に映画化するプロジェクト「TANIZAKI TRIBUTE」。3作品のうち先日、渋川清彦と戸次重幸がW主演する『神と人との間』の予告編が公開されたが、この度、片山萌美、淵上泰史、でんでんらが出演する『富美子の足』の予告編とポスタービジュアルが公開された。■TANIZAKI TRIBUTEとは…世界でも高い人気を誇る、言わずとしれた近代日本文学の大文豪・谷崎潤一郎。これまで数多くの作品が映画化されてきたが、今回「TANIZAKI TRIBUTE」では、『神と人との間』(内田英治監督)、『富美子の足』(ウエダアツシ監督)、『悪魔』(藤井道人監督)と、年齢もキャリアも異なる3人の映画監督が描きたい作品を選び、それらの作品を原案に現代劇として甦らせる。富豪の老人・塚越は、デリヘルで見つけた富美子を愛人にし、彼女の美しい足を偏愛し、悦びを感じる日々を送っている。塚越はフィギュア作家の甥の野田に、富美子の足の等身大のフィギュアを作るように依頼。しかし、野田の作ったフィギュアに満足しない塚越は業を煮やし、「富美子の足を理解するために舐めてみろ!」と命令するのだが…というストーリー。■キャストに片山萌美、淵上泰史、でんでんその中のひとつ「富美子の足」は、大正8年、谷崎氏が33歳頃の作品。芸者遊びに精を出し、さらに芸者の富美子を妾にし身の回りの世話をさせ、彼女の美しい足に戯れることに悦びを感じる日々を送る塚越老人を主人公に描く物語だ。今回はその原作を、『桜ノ雨』のウエダ監督がさらに現代劇に昇華。富美子の足に強い偏愛を示す塚越をでんでんが演じるほか、グラビアでも注目を集める女優・片山萌美が富美子を、『ダブルミンツ』「恋がヘタでも生きてます」の淵上泰史が野田を演じる。さらに追加キャストとして、塚越の親友・角次郎役を田村泰二郎、富美子の母・喜代子役を武藤令子、塚越の娘・初子役を山田真歩、そして喜代子を世話するボランティア・田中役を福山翔大が演じることも決定した。■「舐めろ」!? 女の足が男たちを狂わせる…衝撃の予告編公開された予告編では、富美子の足に惚れ込む異常な塚越の姿が垣間見える。野田に富美子の足のフィギュアを作らせるも、出来栄えに納得しない塚越は、「舐めろ!」と強く命令。拒否する野田だったが、その足の美しさが野田の心を急速に変えていき、足を舐めるシーンも登場。また富美子も、塚越が自分の財産をすべて相続すると言ったものの、なかなか他界する気配がないことにイライラが募り、野田への暴力をもっても精神的に不安定になる一方。「私の足は呪われている」と富美子自身が語るように、周りの男たちの人生を次々狂わせていく様子が分かる予告編となっている。『富美子の足』は2018年2月10日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。『神と人との間』は2018年1月27日(土)、『悪魔』は2018年公開。(cinemacafe.net)
2017年12月11日西野七瀬(乃木坂46)、野村周平がW主演を務める1月スタートの土曜ドラマ24「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」。このたび、西野さん演じる電影少女を現代に蘇らせる上で欠かすことのできない共演者として、飯豊まりえ、清水尋也、大友花恋といった豪華な10代俳優が決定。さらに原作漫画のキャラクターを戸次重幸、村上淳が演じることが明らかになった原作は「週刊少年ジャンプ」黄金期を支えた作家・桂正和の代表作。累計発行部数1,400万部の恋愛SF漫画の金字塔が初のドラマ化、時代設定を現代に移し、原作の続編として2018年リブート版「電影少女」として蘇る。野村さん演じる高校生・弄内翔が片思いをしている学校のマドンナ・柴原奈々美役には、飯豊さん、翔の幼馴染で親友の古矢智章役には清水さん、翔の中学の一つ下の学年で翔に想いを寄せる可愛らしい後輩・大宮リカ役を大友さんが演じる。また、原作漫画の主人公であった弄内洋太を演じるのは、演劇ユニット「TEAM NACS」の戸次さん。原作漫画では、ビデオテープからアイを呼び出した張本人であり、現在は絵本作家になって全国を飛び回っている洋太。原作漫画の最後、洋太と暮らした“天野あい”は人間に…。そして、原作の続編となる本ドラマでは洋太は42歳に。翔(野村さん)や、今回ビデオから出てきたアイ(西野さん)とどのように接するのか、物語の行方が気になるところ。そして、原作漫画でダンサーとして登場していた清水浩司役には村上さん。原作では、天野あいのおかげで、病床に伏していた最愛の人・夏美と再会を果たした。25年前、あいによって救われた清水は、本ドラマでは、かつて大ヒット映画をあてたものの、いまでは仕事がないプロデューサーとして登場します。続編「電影少女2018」オリジナルのフレッシュなキャラクターと、原作漫画のオリジナルキャラたちの25年後が交差する、時間を超えたドラマには注目だ。■キャストコメント到着飯豊さんは「アイちゃんとは対照的な現代の女の子で、人間らしい女性です。なるべくお芝居を置きにいかないようにして、ナチュラルに感情のままに演じてみています!ドラマの中で徐々に変わっていく奈々美ちゃんの心の想いの変化などにもぜひ注目していただけたら嬉しい」とコメント。「今回の作品には(大友)花恋ちゃんもいます。セブンティーンモデル同士でのドラマ共演というのは珍しいので雑誌読者の方にも、ぜひ見てもらいたいなと思います」と語っており、大友さんとの共演も楽しみだ。清水さんは、「初めて原作を読ませて頂いたとき、愛情故のすれ違いや嘘に胸を苦しめられました。恋愛に潜む感情が繊細に描かれていて、読み進める手が止まりませんでした」と明かす。「(演じる)智章は、翔や奈々美を引っ張るリーダー的な存在で、アニメに対する熱量の大きい青年」と語り、「周平くんが皆を引っ張って下さっているおかげで、僕も肩の力を抜いてお芝居をすることができています」と撮影も順調な様子。「『電影少女に出演することになったよ』と伝えたときの両親の反応に私はすごく嬉しくなりました」と語るのは大友さん。「私も期待しながら原作を読んで、みんながみんなを大切に思う切なすぎるすれ違いにページをめくる手が止まりませんでした。私は1人後輩になりますが、先輩を一途に想う可愛らしいリカという女の子として生きられることがとても楽しみです」と期待を込めて語っている。土曜ドラマ24「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」は2018年1月13日(土)より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。Amazonプライム・ビデオでは放送1週間前から独占先行配信。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日2016年にTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」。このたび、Netflixでの配信日が12月15日(金)に決定、併せて主演の古川雄輝をメインにしたキーアートがお披露目された。主人公・藤沼悟は、時が巻き戻る【リバイバル】(=「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面まで過去に戻る現象)により、母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる。自身が小学5年のときに起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていく、というサスペンスストーリー。累計部数429万部を突破し、TVアニメ化や実写映画化も話題を呼んだ大人気コミック「僕だけがいない街」が、原作完結後、初めてドラマ化される本作。原作は続きが気になる極上のサスペンスとして評価されたが、今回は新たな解釈の試みが注目を集めている。主演を務めるのは、イケメンで帰国子女というルックス&経歴ともに“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さん。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』や『ライチ☆光クラブ』など話題作に続けて出演、2016年度下半期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で演じたインテリ好青年役で一気に知名度を上げた。さらに、主演作にして日韓合作の映画『風の色』、福士蒼汰主演の話題作『曇天に笑う』が待機中で、2018年も飛躍が期待されている。そのほか、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香といった実力派のキャストが勢揃いする。このたび到着したキーアートは、古川さん演じる藤沼悟が、両手で頭を押さえる姿が印象的なビジュアル。中央には、小学生時代の悟(内川蓮生)と18年前の連続児童誘拐殺人事件の被害者となった悟の同級生・雛月加代(柿原りんか)がフラッシュバックのように浮かび上がっている。加代が被害者になるのを食い止めるべく奔走する悟が、彼女を心配そうに見つめる表情も目を引く。さらに、背景には苫小牧の工場風景が広がり、真っ白な雪原の中央には赤のランドセルがぽつんと残され…。ポスター全体にはプリズム反射による光線がかかり、まさに、いまにも【リバイバル】に巻き込まれそうな、過去と現在が交わる様が鮮烈なビジュアルとなっている。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)より世界190か国以上で配信。(text:cinemacafe.net)
2017年10月30日近代日本文学の大文豪・谷崎潤一郎の作品を原案に映画化する「TANIZAKI TRIBUTE」の3作品のうち、渋川清彦と戸次重幸がW主演する『神と人との間』の予告編とポスタービジュアルが到着した。『グレイトフルデッド』『下衆の愛』の内田英治監督と、『リュウグウノツカイ』『桜ノ雨』のウエダアツシ監督、そしてメジャー映画からインディーズ 映画、テレビドラマまで数多くの作品を手がける俊英・藤井道人監督の3人が、谷崎潤一郎氏の短編作品の中から自分たちの描きたい作品を選び、それらの作品を原案に3本の現代劇として甦らせるという本プロジェクト。今回予告編が解禁された『神と人との間』を手掛けたのは内田監督。原作は、谷崎氏が実生活で親友である佐藤春夫に、自分の妻・千代を譲る「細君譲渡事件」の大スキャンダルをモデルにしたといわれる作品。出演者には、映画業界の監督やプロデューサーが「最も使いたい」と声を揃える渋川清彦と、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー・戸次重幸がW主演で名を連ね、町医者の穂積(渋川清彦)と、親友で漫画家の添田(戸次重幸)、そしてふたりに思いを寄せられる朝子(内田慈)の3人の歪んだ三角関係が描かれる。町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚する。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけたりとサディスト化するのだった。かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。映像では、添田が穂積に朝子が好きだと告げるシーンからスタート。添田と朝子は結婚するものの、添田は愛人を作り、朝子を虐待、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかける。かつての親友に馬鹿にされ、挑発されながらも一心に朝子を思い続ける穂積。しかし、ある事件をきっかけに純愛が憎悪へと変貌…それを予感させるシーンが所々にインサートされ、これから3人の関係がどうなっていくのか気になる仕上がりとなっている。また、本作は10月25日(水)より開幕する「第30回東京国際映画祭」の日本映画スプラッシュ部門への出品が正式決定。来年の劇場公開に先駆け、ワールドプレミアが行われる。「TANIZAKI TRIBUTE」では、『神と人との間』のほかにも、片山萌美と淵上泰史らを迎えウエダ監督が『富美子の足』を。吉村界人、大野いと、前田公輝らを迎え藤井監督が『悪魔』を手掛ける。『神と人との間』は2018年1月27日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。『富美子の足』『悪魔』は2018年、全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月23日「オーランドー」の公開フォトコール及び囲み取材が、9月23日(土)の舞台初日に先がけて、9月21日に執り行われた。舞台「オーランドー」チケット情報公開フォトコール(舞台本編の一部の上演)では、舞台序盤のシーンを公開。広々とした舞台上に、主演のオーランドーを演じる多部未華子がぽつりと現れた後、すぐさまコーラス(コロスと同義)の役割を担う小日向文世、戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹らのそうそうたる役者陣が揃い踏む。彼らが次々とテンポよく時代背景などの説明を行い、この後の展開への期待を盛り上げる。その後、一変、エリザベス女王に扮した小日向が再度登場。オーランドーを気に入ったエリザベス女王がキスをする場面も。女王の寵愛を一身に受けるオーランドーだが、ロシアの姫君であるサーシャ(小芝風花)にひと目惚れをする……というところまで上演し、囲み取材へと移行。普段は物静かな印象ながら、舞台上では若さを謳歌する美貌の青年貴族・オーランドーを堂々と演じていた多部だが、記者から改めて舞台への意気込みを問われると「頑張りたい」とはにかんでみせた。本公演を上演する神奈川芸術劇場の芸術監督であり、演出を手がける白井晃は、「おひとりに10役近くずつ演じていただくということで、演者の皆さん大変だったと思うが、小日向さんの七変化ぶりなど、非常に楽しんでいただけるものになったと思っている」と自信を覗かせる。特徴的な仮装をしている小日向は、記者からその点を指摘されると「こんな衣装を着られるような芝居に出られるとは思っていなかったので、本当に芝居を続けていてよかった」と顔を綻ばせて、喜びを露わに。戸次、池田、野間口らは稽古の長さに言及。「稽古が長く、休憩時間が短い!」(戸次)と言いながらも、稽古終わりに全員で食事に行ったエピソードなどを披露し、カンパニーの結束力の高さをアピールした。最後に、多部演じるオーランドーの相手役を演じる小芝は「頑張って多部さんを誘惑して振り回したい」と意気込み、笑顔で会見は終了した。舞台「オーランドー」は9月23日(土・祝)から10月9日(月・祝)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。その後長野、兵庫、東京を巡演。チケット発売中。
2017年09月22日20世紀のイギリス人作家ヴァージニア・ウルフの代表作「オーランドー」が、白井晃の演出を得て日本初演される。ある晩目が覚めると女性になっていた貴族オーランドー。その姿のまま、16世紀から20世紀まで生き続け……。性も時代も超える主人公・オーランドーに多部未華子。ほか小日向文世ら全6名のキャストで、20役を演じ分ける。KAAT神奈川芸術劇場で連日行われている稽古を見学した。【チケット情報はこちら】この日行われていたのは、終盤の第五幕。エリザベス女王役・小日向の、山のようなシルエットのスカートがまず目を引く。その横には凛としつつも可憐な多部のオーランドー。ふたりを取り囲むように、椅子に腰掛けたコーラス(コロスと同義)の3人(戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹)がいる。彼らに注目していると、少々面食らうことが起きた。朗々と語りを担っていたかと思えば、すっくと立ち上がり装置を機敏に袖に片付けたり、舞台上に並べるなどし始めたのだ。スタッフともみまごう働きっぷり。「なんで(裏方用の)黒い服着てないんだって感じでしょう?(笑)。コーラスの僕らがステージングの手助けをすることがこの作品の見どころのひとつなので、一歩一歩踏みしめて(小道具の)旗を立てますよ!」と戸次。この作品のコーラスは、それぞれ5役ほどこなしながら裏方的な働きもし、とにかく大忙し。今や売れっ子の3人の貴重な姿が見られる。シーンが進むとそこに小芝風花も加わり、華奢な体で装置を動かしていく。「私は前半はサーシャ(少年オーランドーの恋人)として出ています。すごく大変そうにしながらも、このお三方がひそひそ声で話していたりするのを見ると楽しそうで、早く加わりたくて。サーシャは難しくてまだよくわからないというのが本音ですが、こっちはめっちゃ楽しい!」と小芝。ちょっとドジでかわいい、コーラス三人衆の妹分といったところか。この日の稽古ではラストシーンまで到達。稽古開始から2週間が経過し、全場面の演出がひととおりついた形に。「一巡目といったところですが、これまでわりと手探りだったのでホッとしました。いつもみたいに感情がぶわっと出る役でもないのに、今の段階でなんとなく面白さを感じていて。新鮮な気持ちを味わっています」と池田は言う。そして「白井さんは『とりあえず枠だけ決めました。ここからどうはみ出ます?』っていうのが好きな方。だからここからぶっ壊す作業ですよ」とは、白井との顔合わせが3度目の野間口による見解。いかようにも解釈や想像の膨らむ原作に乗っかり、白井版「オーランドー」は破壊と創生を繰り返す。舞台『オーランドー』は9月23日(土・祝)から10月9日(月・祝)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。その後長野、兵庫、東京を周る。神奈川公演については、関係者席開放につき、在庫追加のうえ、チケット好評発売中。取材・文武田吏都
2017年09月19日俳優・松田翔太と「SHINee」テミンが初共演を果たすドラマシリーズ「ファイナルライフ-明日、君が消えても-」が、Amazon プライム・ビデオの新しい日本オリジナル・シリーズとして、9月8日(金)より配信されることが分かった。本ドラマは、全く違った境遇で人生を歩んできた2人の男が出会い、警察の秘密組織“特殊班”として同じチームで次々と起こる難事件を解決していくシリーズ。松田さんが演じるのは、疾走した母親を探しながらも、現在は特殊班のエースとして日々命がけの事件を追う刑事となった男・川久保稜。「花より男子」「LIAR GAME」シリーズや、『イニシエーション・ラブ』など様々な作品に出演し、“桃ちゃん”こと桃太郎に扮し出演する「au三太郎シリーズ」のCMで人気を博している松田さん。本作では母親からの愛に恵まれず、貧困に苦しみ最愛の弟を失うという悲しい過去を背負っているという役どころに挑戦する。また、「SHINee」のメンバーでありソロとしても活動し、7月には武道館公演を成功させたばかりのテミンが演じるのは、アメリカで最高レベルの医大を首席で卒業するほどの頭脳をもち、最愛の彼女と幸せな日々を過ごしていた折、脳にある恐ろしい実験を施され、全ての記憶を失ってしまうというソン・シオン役。今回初めて日本のドラマに出演するテミンは、「日本語や英語のセリフに奮闘しながら頑張りました!言葉以外での細かい表現がたくさん必要な役柄だったので難しかったですけど、悩んだりアドバイスを聞いたりしながら頑張ったので、ぜひ楽しみにしていてください!」とファンへメッセージを寄せた。さらに、2人が共に愛することとなる運命のヒロイン・綾辻佳菜役を瀧本美織、稜とシオンが所属する特殊班のメンバー・浅田拓人役を「TEAM NACS」の戸次重幸、叶理沙役を野波麻帆、班長・本田賢一役を哀川翔が演じることも決定している。Amazon オリジナル「ファイナルライフ-明日、君が消えても-」は9月8日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信開始(全12話)。※毎週金曜日に1話更新予定(初回のみ1・2話同時配信)。(cinemacafe.net)
2017年08月24日ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が、元動物行動学者の准教授にして結婚相談所の所長を演じ、連続ドラマ初主演を果たす婚活ミステリー「あいの結婚相談所」。その第1話の“ワケあり相談者”として、実生活では結婚して幸せいっぱいの加藤晴彦、市川由衣、小沢真珠が登場することが分かった。本作は、山崎さん演じる藍野(あいの)所長が、依頼者の行動や心理を動物や昆虫の生態を例にとりながらズバズバと分析。歯に衣着せぬ物言いで、さらには「恋は邪(よこしま)なもの」と依頼者とお相手の恋愛を禁じるなど、とても“優良な結婚相談所”とは思えない…。しかし、どんな依頼者にも理想の結婚を実現させ、なんと「成婚率は100%」!そのため、入会金は200万円と超高額なのだった。そんな“毒舌ヒーロー”藍野のカウンセリングに身を任せる相談者には、毎週“ワケあり”の人たちがゲスト出演。それぞれがどんな“ワケ”を抱えて「あいの結婚相談所」のドアをノックするのか?彼らの希望する条件とは?そして、山崎さん扮する藍野所長は彼らにどのようなカウンセリングを行い、理想の結婚のカタチを提示するのか、が見どころとなる。第1話では、「成婚率100%!理想の相手が必ず見つかる!」がうたい文句だが、入会金は200万円の「あいの結婚相談所」に、相談にやってきた会社社長の里子(小沢真珠)が「この世に100%なんてあるわけない!」と藍野所長にかみついている。とはいえ、藍野に「一生独身でいいんですか?」と言われ、里子は渋々200万円を支払い、結婚相談所を後にする。続いては、一流証券会社の社員・横田(加藤晴彦)がやってきた。横田はビルの屋上から景色を眺めていたところを、飛び降りと勘違いした“ヒロイン”シスター・エリザベス(高梨臨)が無理やり制止。そのとき渡された結婚相談所のチラシを見てやってきたらしい。実はイケメンの横田に、シスターは早くも心奪われて…。証券マンとしてハードな日々を過ごしてきた横田は、現在休暇中。藍野所長から結婚相手の条件を聞かれた横田は、「この先の人生を一緒に自然の中でゆったり過ごせる人」だという。そこで藍野は条件に合う女性・瑞絵(市川由衣)を選び出し…!?今回、一流証券マンとして登場する加藤さんは、「僕は結婚してすごく良かったと思います。例えば、結婚して子どもが生まれるということは、この地球上でいろいろな可能性が生まれているということ。それだけでも結婚は大事なこと、素敵なことだと思うし、いろいろな人のつながりが生まれるわけです」と自身の結婚観をコメント。「このドラマでも単に“結婚”だけを描くのではなく、実はそこに、当人同士だけではない人たちの助け合いなどが隠れているということを描いていると思います。つまりは1人で生きていくということではない、と。『結婚相談所』というタイトルですが、たくさんの人に見てもらっていろいろ考えて欲しいですね」と、本作に期待を込めている。また、俳優の戸次重幸と電撃婚といわれた市川さんも、「私は結婚して1年ちょっとですけど、良かったと思うことばかり。誰かがいてくれることで気持ちが強くなれるというのもそうですが、子どもが生まれて気持ちや感情が豊かになりました。すごく涙もろくなって、すぐに感動したりするようになりました」と明かす。さらに「山崎さんの歌うシーンを間近で見ることができたのですが、目力がすごくて(笑)。ミュージカルスターを目の前で見ることって滅多にないこと。貴重な体験をさせてもらいました」と、“プリンス”山崎さんとの共演にも大満足(?)の様子。そんな山崎さんについて、小沢さんは、「(相談所に)相談に来ておきながら藍野所長に信じられない!と文句を言うんですが、山崎さんはとにかく爽やかでこの役がピッタリ。私は文句ばかり言いますが、この方にお任せすれば大丈夫、信用できると思いました(笑)」とコメント。「私も結婚して子どもがいるのですが、仕事を終えて家に帰ってからが大変で。いつ台本を覚えようか、と思うぐらいです(笑)。それだけ両立は大変でもあるのですが、その大変さと同じぐらいの幸せを感じているので。結婚してパワーに繋がったという部分もあります」と明かし、「今回の私の役が結婚を熱望するように、やっぱり結婚はいいものなのでしょうね(笑)」と、しっかりアピールもしていた。金曜ナイトドラマ「あいの結婚相談所」は7月28日(金)より毎週金曜23時15分よりテレビ朝日系24局にて放送。(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月04日松田龍平が“おじさん”役を演じる映画『ぼくのおじさん』。この度、5月10日(水)のDVDの発売を記念して、「プール de シネマ」第2弾として貸切の試写会を開催することが決定した。本イベントでは、プレミアムフライデーが掲げる「ちょっと豊かな金曜日」になるよう、「ホテルのプールで映画を鑑賞する」という普段体験出来ないプレミアムな体験を提供する。先日開催された『大奥』『またまたあぶない刑事』に続き、今回の第2弾では昨年11月に公開された、主演・松田さん×監督・山下敦弘の新しいタッグが放つ、ホームコメディ&ロードムービー『ぼくのおじさん』を上映する。原作は、芥川賞作家・北杜夫が持ち前のユーモアを存分に発揮し、和田誠のイラストと共にいまもなお幅広い世代に愛され続ける同名作。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学4年生のぼく=春山雪男。作文コンクールの課題は「周りにいる大人について」。お小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない。スポーツも全然ダメで、何かにつけて屁理屈ばかり…ぼくは、居候の“おじさん”について書いてみることにした。ある日おじさんは、お見合いで 出会った、ハワイの日系4世の美女・稲葉エリーに一目ぼれ。だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイに帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗で落ち込むばかり。しかし奇跡が訪れ、おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くことに!おじさんの恋は一体どうなってしまうのか…というストーリー。松田さんのほか、雪男役には大西利空、おじさんが一目惚れするマドンナに真木よう子。また戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎、キムラ緑子、戸田恵梨香ら実力派豪華キャストが集結。作品の舞台になったハワイをイメージさせるプールで、映画を観ながら温水のプールにてゆったりとプレミアムな時間をお楽しみあれ。<プール de シネマイベント概要>・日時:5月26日(金)17時30分開場、18時30分上映・場所:ジェクサー・フィットネスクラブ 大宮・料金:無料 ※水着着用(アロハなどハワイをイメージさせる上着着用も可)・参加者:100名事前申込制・申込期間:4月17日(月)~『ぼくのおじさん』DVDは5月10日(水)より発売。(cinemacafe.net)■関連作品:ぼくのおじさん 2016年11月3日より全国にて公開(C) 1972 北杜夫/新潮社(C) 2016「ぼくのおじさん」製作委員会
2017年04月12日俳優集団・TEAM NACS 戸次重幸が18日、都内で行われた映画『一週間フレンズ。』(2月18日公開)初日舞台挨拶に、共演の川口春奈、山崎賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督とともに登場した。原作は、葉月抹茶が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。20代前半の若手俳優・女優が集まった舞台挨拶。20歳の古畑は「すごく感想が気になっているので、ハッシュタグ”#一週間フレンズ”をつけてつぶやいてください。後でエゴサしてみたいと思います」と、日常的にSNSに触れていることをうかがわせた。一方、担任の先生・井上役として登壇した43歳の戸次は誰よりも大人のコメントを見せた。「ただいまご紹介に預かりました。担任・井上をやらせていただきました、戸次と申します」と、礼儀正しく挨拶。「公開初日、一日千秋の思いで待っておりましたけど、今日から一人でも多くのお客さんに見ていただけることを祈りまして、この場に立たせていただいております」と、来賓のスピーチとしても遜色ないくらい流暢に語り、「どうぞよろしくお願いいたします」と頭を下げた。また、監督から「いちフレ・公開記念証書」を授与される際も、腰を90度に折り礼儀正しさで卒業式を再現。ステージから降りる際には一人早く降りてしまって戸惑っていたものの、客席でのフォトセッションでは証書の筒を振って笑顔を振りまいていた。
2017年02月18日俳優の山崎賢人と女優の川口春奈が18日、都内で行われた映画『一週間フレンズ。』(2月18日公開)初日舞台挨拶に、共演の松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督とともに登場した。原作は、葉月抹茶が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。同作の公開を記念して、村上監督からキャストに「いちフレ・公開記念証書」の授与が行われた。また、W主演となった山崎と川口は互いのメッセージ入りの証書を交換することになった。まず山崎から川口に証書が渡されたが、山崎は「公開記念しょうしょう……証書!」と、初めからカミカミで会場はを見守りモードに。さらに「現場ではいろいろありがとう。ユーモアたっぷりな春奈ちゃん最高!」と、全力でシンプルなメッセージを贈り、笑いが起こっていた。一方川口は、「公開記念証書。あなたの長谷くんにいっぱい助けられました。本当にありがとう」と真摯なメッセージ。「人としても役者としても、本当にまっすぐで、全力で嘘がない賢人さんが大好きです。ありがとう」と、愛情たっぷりに締めくくり、W主演の2人は固く握手を交わした。
2017年02月18日女優の川口春奈が2月18日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作『一週間フレンズ。』の初日舞台挨拶に登壇し、「試写室で事務所の社長の隣で、鼻水をたらして泣いてしまった。純粋にいい作品」と思い入れが強い本作の封切りに感激していた。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の藤宮香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹が織りなすピュアで切ない青春ストーリー。シリーズ累計発行部数170万部を超える、葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した。舞台挨拶には川口さんをはじめ、祐樹役でダブル主演を務める山崎賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督が出席した。自分の出演作を観て「初めて泣いた」という川口さんは、「いつもは客観的になり、反省も多いんですが、この作品はいい表情をしているし、世界観もきれい。胸を張って、早く全国の皆さんに観てもらいたいと思える」と自信を示した。クールなイケメンを演じるイメージが強い山崎さんは、本作で愚直な高校生役に挑み「意識したのは、まっすぐどこまでも全力でやること。汗水たらした方が、共感してもらえるかなと」と役作りについて語った。戸次さんは本作で、川口さん&山崎さんらを見守る担任教師を好演。この日は、妻で女優の市川由衣が、有楽町で行われた出演作『愚行録』の初日舞台挨拶に登壇しており、くしくも、同じ日に夫婦で出演映画の舞台挨拶への出席を果たした。『一週間フレンズ。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年02月18日俳優の妻夫木聡が2月18日(土)、都内で行われた主演作『愚行録』の初日舞台挨拶に出席。「今日は『何でも上手にできるように』とジョーズの絵が入った勝負パンツを履いています。あまりに履き過ぎて、穴が開いて、自分で縫いました」と“秘密”を明かしていた。第135回直木賞の候補になった貫井徳郎氏の同名小説を映画化。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は1年前に発生し、未解決のままになっているエリートサラリーマン一家殺害事件を取材しながら、被害者一家を取り巻く羨望や嫉妬、駆け引きといった人間の“愚行”を目の当たりにする。「直感で出演したいと思った。確実に心に傷あとを残してくれる映画」(妻夫木さん)。舞台挨拶には妻夫木さんをはじめ、主人公・田中の妹を演じる満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が出席した。妻夫木さんと満島さんは、映画『悪人』をはじめ、共演経験があるだけに「ひかりちゃんだったら、付き合いも長いから、(演技について)話し合いなしで、通じ合っている部分があり安心していた。女優さんとして尊敬している」(妻夫木さん)、「右に同じです。妻夫木さんがお兄ちゃんじゃなければ、演じられなかった」(満島さん)と互いに全幅の信頼を寄せていた。また、市川さんは昨年、夫で俳優の戸次重幸との間に第1子となる男児を出産して以来、初めての公の場に。「3日ぐらい前に息子を抱っこして予防接種に行ったら、帰りにギックリ腰になりまして…。いまも、立っているのがやっとです。コルセットをして、ここに立っています」と“秘密”を披露していた。『愚行録』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愚行録 2017年2月18日より全国にて公開(C) 2016「愚行録」製作委員会
2017年02月18日女優の川口春奈が18日、都内で行われた映画『一週間フレンズ。』(2月18日公開)初日舞台挨拶に、共演の山崎賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督とともに登場した。原作は、葉月抹茶が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。映画を見た川口は自分の出演作を観て、初めて涙してしまったという。川口は「隣に事務所の社長さんと観たんですけど、二人とも鼻水垂らして泣いてしまいまして……」と告白し、「純粋に、本当に良い作品だなと思って。みんな良い表情をしてて、綺麗な世界観で」としみじみと振り返った。川口は、普段は自分の出演する作品について「反省だなと思うことも多々ある」と説明しながら、同作については「胸を張って、みなさんに早く観てもらいたいなと思ってしまいました」と自信を見せた。ドS男子などの役をすることも多い山崎は、今回まっすぐ男子を好演。「全力の方が、汗水たらしている方が、見てる人にも共感してもらえるかなと思って。かっこ悪くてもまっすぐぶつかっていくというのを頑張りました」と役作りを語った。
2017年02月18日映画『一週間フレンズ。』の公開前夜祭が2月17日(金)、東京・新宿ピカデリーで行われ、ダブル主演を務める川口春奈、山崎賢人が出席した。シリーズ累計発行部数170万部を超える、葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した本作。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の藤宮香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹(山崎さん)のピュアで切ない青春ストーリーが描かれる。川口さんは「壁がなくてスーッと入っていけました。(長谷は)明るくまっすぐなキャラクターですが、山崎くんが演じる長谷くんが大好きになりました」とはにかみながら、山崎さんとの初共演をコメント。山崎さんも「春奈ちゃんも壁を感じさせない人で、自然と話しかけられた」とそのフレンドリーな人柄をふり返った。イベント中、MCのマイクが不調になるハプニングが起こると、山崎さんは自分が持つマイクをさっと手渡すナイスフォロー。これには川口さんも「だから、みんな好きになる」と山崎さんの心づかいに感心しきりだった。本編中の注目シーンを問われた川口さんは、「下駄箱で2人が見つめ合うシーン」と即答。「クラインイン初日の最初のカットで、緊張したし、照れや恥ずかしさ、初々しさがある」と語ると、山崎さんも「時系列ではもっと後のほうのシーンなので、いい緊張感がありましたし、『初日に撮ったんだ』と思って観てもらえれば」と話していた。全国封切り日にあたる2月18日(土)には、同じ新宿ピカデリーにて、川口さんと山崎さん、共演する松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督が登壇し、初日舞台挨拶が行われる予定になっている。『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年02月17日映画『一週間フレンズ。』でW主演を務める女優の川口春奈と俳優の山崎賢人が、1月30日(月)今夜放送の世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」にゲストで登場する。今回は「オーストラリア空港税関」、「ラスベガス警察」、「イギリスの捨て犬を補助犬にするプロジェクト」に密着。番組おなじみのオーストラリア空港税関では、自分の荷物の中身も知らないというベトナムから帰国したオーストラリア人女性や、度を超える大量の贈答品とともにパキスタンかやってきた歌手で詩人の男性など、とんでもなく怪しい人たちと鋭く厳しい空港税関とのかけあいが繰り広げられる現場の様子が紹介される。また世界一の娯楽都市・ラスベガスでは街の治安を守る「ラスベガス・メトロポリタン・ポリス」のパトロールにカメラが密着。華やかな街で浮かれる“お騒がせ”な人から犯罪者まで彼らの取り締まりの様子をレポート。また捨て犬を難病を患う人々や発作に苦しむ人々のための補助犬にするプロジェクトでは、救助センターで過ごす元捨て犬が補助犬候補生として、病気で苦しむ人と共に過ごす3か月の訓練を取材。補助犬の育成をサポートするドッグトレイナーと愛情に飢えていた犬、一人では外出もままならない補助犬を必要とする人々、彼らが一体となって変わろうとする感動の映像は必見だ。今回のゲスト、川口さんと山崎さんがW主演を務める映画『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。葉月抹茶の人気漫画を原作に“友だちの記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織と、初めて彼女に会った日から心惹かれ、「友だちになってください」と想いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹が織り成す真っ直ぐで特別な恋物語が描かれる。藤宮香織を川口さんが、長谷祐樹を山崎さんが演じ、2人の担任の井上先生役に戸次重幸、香織の母・志穂役に国生さゆり、父・隆之役には甲本雅裕といったキャスト。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友だちになって下さい」と声をかける。が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友だちのことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて――。2人の先に待つ未来は劇場で確かめて。「世界まる見え! テレビ特捜部」は1月30日(月)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年01月30日葉月抹茶の人気漫画を原作に、川口春奈と山崎賢人がW主演を務める映画『一週間フレンズ。』。今回は、主人公の2人を温かく見守る“大人たち”に注目していきたい。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて――。本作は“友達の記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織と、初めて彼女に会った日から心惹かれ、「友達になってください」と想いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹が織り成す真っ直ぐで特別な恋物語。そんな主人公の2人を温かく見守る“大人たち”には、ベテラン勢が集結している。まず、香織と祐樹の担任の井上先生役には、演劇ユニット「TEAM NACKS」のメンバーであり、役者としてだけでなくバラエティー番組でも活躍する戸次重幸。井上先生は、香織の事情を知り、祐樹を温かく見守る人物で、香織に友達になろうと声をかける祐樹の姿を見て、香織が抱える記憶障害を祐樹に打ち明ける人物。初めは2人を心配しながらも、ひたむきに想いを伝え続ける祐樹を見て次第に応援するようになるのだ。そして、香織の母・志穂役を女優・国生さゆり、父・隆之役として実力派俳優の甲本雅裕が出演。特殊な記憶障害を抱える香織を想い、父親・母親、それぞれの優しさで香織のことを見守り、支えていく…。脇を固めるベテラン勢が、恋愛に関してだけではなく“登場人物全員が大切な誰かを想う”、そんな温かさ溢れる優しさと深みを作品へもたらしてくれる。高校生たちの青春を、影ながら応援する大人たちの姿は、香織と祐樹の恋を見守る観客たちともきっとリンクするはず。あなたの大切な誰かを思い出すかも?『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年01月27日2月18日公開の映画『一週間フレンズ。』の完成披露試写会が12日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、川口春奈、山崎賢人、松尾太陽(超特急)、上杉柊平、高橋春織、戸次重幸、古畑星夏、村上正典監督が出席した。シリーズ累計170万部を突破し、アニメ化、舞台化もされた葉月抹茶の同名コミックを映画化した本作。毎週月曜日になると友達のことを忘れてしまう少女・藤宮香織(川口春奈)と、その彼女に会った日から惹かれ、何度忘れられても思いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹(山崎賢人)が織りなす切なくも淡い恋物語を描く。1周間で友だちの記憶を忘れてしまう藤宮香織役の川口は「今日やっと皆さんにお披露目ができるということで、皆さんがどんな風に思ってくれるのか楽しみにしていました。楽しんで帰ってくださればうれしいです」とあいさつ。演じた藤宮香織というキャラクターについては「難しかったですね。ちょっとした表情だったり日常の中の成長だったりと、変わっていく姿を丁寧に繊細にやることが香織にとっては大事だと思いましたので気をつけて演じました」と回顧。その相手役の山崎は「毎週月曜日に新鮮な気持ちで藤宮さんと会って友だちになりたいという気持ちを全力で出し、とにかく走り回りながらやらせていただきました」と振り返った。その2人は意外にも本作で初共演。山崎の印象ついて川口が「優しくて格好良くてちょっと面白くてちょっと抜けていて、そりゃ~モテるなと思いました。とにかく真面目で真摯に役に向き合っていて、すごく刺激的で素敵な方でした」と絶賛。川口から褒め言葉をもらった山崎は照れ笑いを浮かべながらも「春奈ちゃんは藤宮さんという難しい役をやりながらオンオフの切り替えがプロでした。すごく繊細なお芝居をされたんですけど、カットがかかった瞬間に変顔をしてくれた時、仲良くなれると思いましたね」と明かすと、川口は「それぐらいみんなは気を許せる仲間だったし、すごい和やかな雰囲気だったからみんなに甘えた感じはあります」と同世代の共演者が多かったせいか、撮影中は気を許した様子だった。映画『一週間フレンズ。』は、2月18日より全国公開。
2017年01月13日葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した『一週間フレンズ。』の完成披露試写会が1月12日(木)、都内で行われ、ダブル主演の川口春奈と山崎賢人が出席。初共演を果たした感想、お互いの印象などを語り合った。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹(山崎さん)のピュアで切ない青春ストーリー。川口さんは「優しくて、カッコ良くて、面白くてちょっと抜けている部分もあり、かわいいし、そりゃ、モテるなと」と山崎さんに惚れ惚れした様子。さらに「とにかく役に対して真面目で、同世代として刺激を受けた」と話していた。一方の山崎さんも、「春奈ちゃんは難しい役なのに、オンとオフの切り替えがプロ。カットがかかった瞬間に変顔してくれたこともあった」と敬意を込めて、ふり返った。主人公の香織は、過去のトラウマや病気と闘う役どころで、「難しかったです。少しずつしか成長しない女の子なので、ちょっとした表情や変化を丁寧に、繊細に演じることを大切にした」と川口さん。ひたむきで天真爛漫な等身大の高校生役に挑んだ山崎さんは、「毎週毎週、新鮮な気持ちで『友だちになりたい』という思いを全力で表現した」と新境地を語った。完成披露試写会には川口さんと山崎さんに加えて、祐樹の親友・将吾を演じる「超特急」のタカシこと松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、クラスの担任教師を演じる戸次重幸、村上正典監督が駆けつけた。『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月12日川口春奈、山崎賢人をW主演に、累計発行部数150万部超の人気原作コミックをアニメ、舞台に続いて映画化した『一週間フレンズ。』。このほど、昨年11月14日にクランクインした本作が、12月16日に無事、撮影終了。川口さん、山崎さんを中心に明るく和気あいあいとなった撮影現場のレポートとメイキング写真が到着した。本作は、“友達の記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織(川口さん)と、そんな彼女に会った初めて日から心惹かれ、「友達になってください」と想いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹(山崎さん)が織り成す真っ直ぐで特別なピュア・ラブストーリー。川口さんと山崎さんは本作が初共演ながらも、すぐに意気投合し、明るい主演の2人が中心となって、終始笑いと温かさがあふれる撮影になったという。まず、初日は香織と祐樹が挨拶を交わしたり、交換日記を受け取ったりとやり取りを重ねていく“学校の玄関”での撮影が行われ、まだお互いに距離感を測っている様子でほどよい緊張感が漂っていた。その後、クラスメートに見つからないよう隠れながら渡す交換日記を場面の撮影では、照れ笑いしながら見つめ合う姿に、監督やプロデューサー陣が“香織と祐樹がいる!”と、思わず息を飲むほどのケミストリーが!「孤独な香織といつも前向きな祐樹という、魅力的なキャラクターを誰が演じることができるのか、プロデューサー陣で真剣に悩み、考え抜きました」と石塚慶生プロデューサーが語る主演2人のキャスティングは、見事に功を奏した。「山崎さんは、初日の段階ですごく祐樹にハマっていて、イメージにぴったりだと思いました」と川口さん。山崎さんの無邪気で真っ直ぐな笑顔が、“笑っているのに切ない”といった絶妙な長谷祐樹の表情に重なり、川口さん自身も影響されたという。一方、山崎さんは、「香織はすごく難しい役で大変だったと思いますが、川口さん自身はとてもいたずら好きの面白い人。初日から打ち解けられました。藤宮さんは自分からは話さない役だけど、川口さんはカットがかかった瞬間に変顔していたり(笑)、とにかく切り替えがすごいなと。役とのギャップも印象的でした」と語り、それぞれにリスペクトしあっていた様子だ。また、本作はクランクインの場所となった都内の高校と、足利の廃校や、原作アニメと同様に聖蹟桜ヶ丘周辺エリアを舞台にオールロケで撮影され、祐樹の親友役・将吾を演じる「超特急」のタカシこと松尾太陽、祐樹の幼なじみ・沙希役の高橋春織、九条役の上杉柊平、教師役の戸次重幸、「ますだおかだ」の岡田圭右らが集結。高校生のころからすでに女優の仕事をしていた川口さんは、学校行事にあまり参加できず、浴衣を着てお祭りに行ったり、文化祭で盛り上がったりと、本作では自身が経験してみたかったことが満載だったとか。「男女関係なくワクワク話せて、そこがすごくいいなと思いました」と楽しそうに撮影をふり返り、ほかキャストからも“充実した撮影期間だった”という声が多数寄せられている。和気あいあいとした雰囲気の中、育まれたキャストたちの仲の良さは、高校生たちが放つキラキラとした眩しさ、原作の世界観そのものとしてスクリーンにも投影されていることだろう。特に、初日からお互いに大きな信頼感をもって撮影に臨めたという主演の川口さん、山崎さんは、撮影の日々を重ねながら、少しずつ変化していく香織と祐樹の友達以上恋人未満という絶妙な2人の関係性をこまやかな演技で表現。誰かを大切に思う気持ち、それを伝えるほんの少しの勇気、相手に向き合う純粋なひたむきさ、そして、初めて知る恋の痛みなどを体現した、切なくも淡くキラキラした青春ラブストーリーを作り上げている。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日主演に香里奈を迎え、加藤シゲアキ(NEWS)、椎名桔平ら豪華キャストが集結する来年1月期放送の新ドラマ「嫌われる勇気」。この度、本作の主題歌を大塚愛が担当することが明らかになった。なお、大塚さんがドラマの主題歌を手掛けるのは、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の「PEACH」以来、9年ぶりとなる。2013年の発売以来、各界で話題をふりまき大ベストセラーとなっている同名著書をを原案に、本作は大胆にも刑事ドラマにアレンジしてお届け。香里奈さん演じる「世界一嫌われている女刑事」庵堂蘭子の生き方を通して、「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマとなっている。香里奈さんが蘭子を演じるほか、蘭子とコンビを組む捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄役を加藤さん(NEWS)、蘭子のことをよく知る帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人役に椎名さん、そのほか升毅、戸次重幸、丸山智己、飯豊まりえら若手から実力派までが集結する。今回大塚さんが歌う主題歌のタイトルは「私」。大塚さんは、「ドラマの最後に似合う楽曲を」という制作側のオーダーや、他人から嫌われることをいとわず、自由に自分の人生を全うするがごとく生きる蘭子のキャラクターから、聞くと一歩前に踏み出したくなるようなアップテンポな曲調を創作。歌詞も蘭子の性格や気持ちを大塚さん独自のワードセンスで表現するという。なお、主題歌「私」は2017年2月15日(水)にリリースされる。楽曲について大塚さんは「聞き終わった後に、“明日も頑張ろう”と強い心を持てるような楽曲を目指しました。香里奈さん演じる蘭子さんの凜とした姿に、背中を押されるような女性がたくさんいたらいいなと思います」と込めた思いを語り、蘭子については「私、おべっかが嫌いなんです。それを言われたときに、すごく分かってしまうので。そういう意味で、蘭子さんは、おべっかを使って無駄に人の気持ちを上げたりしないので、優しい人だと感じました」とコメント。また先日、ポスター撮影中の香里奈さんのところへ、大塚さんが陣中見舞いを行った。初対面となった2人だが、すぐに意気投合。お互いの印象について「大阪時代から、雑誌の表紙などでお見かけしていましたが、凜としたキレイさがあって、やっぱり別格」(大塚さん)、「テレビでしかお見かけしていなかったですが、本当に華奢でかわいらしい女性」(香里奈さん)と語る。主題歌を聞いた香里奈さんは「メロディーがきれいで、すごく耳に残りました。アップテンポな曲調と、刑事ドラマのミックスが面白い」「このドラマとすごくマッチしているので、聞けば聞くほど、もっと聞きたくなるような楽曲です」と絶賛している。さらに制作陣からは、大塚さんのドラマ出演オファーが飛び出し、「皆さんの邪魔はしたくないので(笑)。もし出演させていただくにしても、香里奈さんの後ろで信号待ちをするエキストラで十分です(笑)」と大塚さん。一方香里奈さんは「笑顔がキュートなので、そのギャップで犯人役がいいと思います(笑)」と打診していた。もし大塚さんの出演が実現すれば、映画『東京フレンズ The Movie』(2006年)以来、およそ11年ぶりとなる。「嫌われる勇気」は2017年1月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月15日香里奈を主演に迎え、2013年の発売以来各界で話題をふりまき大ベストセラーとなった著書を、刑事ドラマとしてアレンジしてドラマ化する来年1月期放送の新ドラマ「嫌われる勇気」。この度レギュラーキャスト陣として、升毅、戸次重幸、丸山智己、桜田通、飯豊まりえら若手から実力派まで豪華共演者が発表された。刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属された。係長の半田陽介(升毅)は青山に、蘭子と組んでモデル殺害事件に加わるように命じる。青山は、刑事の三宅隆俊(桜田通)から教えられ、携帯電話を持たない主義だという蘭子を探しに行く。青山が蘭子を探し当てたとき、青山の携帯が鳴り、第2の殺人が起きたと告げられる。蘭子は青山の携帯を取り上げ、情報を得ると現場へ急行。第2の被害者もモデルだった。鑑識課の梶準之助(正名僕蔵)と、刑事の浦部義孝(丸山智己)が遺体を調べているところに、蘭子と青山が到着。浦部はふたりに周辺の聞き込みに行くよう指示するが、蘭子は無視して遺体を調べ始める。さらに蘭子は、遺体を見た帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が明かした見解も、安易な妄想だと一蹴する。別の日、モデル連続殺人事件の捜査会議が開かれ、刑事の小宮山正明(戸次重幸)が概要などを説明していた。捜査に関わる刑事が勢揃いするなか、蘭子は参加せずにパソコンに向かっていた。マイペースな蘭子に、青山はうんざり。半田に相談すると、別の任務を与えられる。青山が訪れたのは帝都大学の研究室で、そこには警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)がいた。大文字は、庵堂の下の配属だという青山に、庵堂を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。本作は、“世界一嫌われている女刑事”庵堂蘭子の生き方を通して、「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマ。キャストには、主人公・庵堂蘭子役を香里奈さん、蘭子とコンビを組む捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄役を加藤シゲアキ(NEWS)、蘭子のことをよく知る帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人役の椎名桔平が出演。そして今回、本作のレギュラーキャストとして豪華キャスト陣が追加発表!警視庁刑事部捜査一課8係のメンバー、組織を無視した行動ばかりする蘭子に、日々頭を悩ませている係長・半田陽介役にドラマや映画、舞台と活躍する升毅さん。半田の部下で捜査現場のリーダー的役割を担う、出世が第一の計算高い刑事・小宮山正明役に演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーの戸次さん。8係きっての武闘派でことあるごとに蘭子と対立するが、自称「FBI仕込み」のプロファイリングで誤った推理を披露する刑事・浦部義孝役に雑誌、CM、ドラマ、映画と様々なジャンルで幅広く活躍する丸山さん。無口なネットオタクで、もっぱらデジタル捜査を担当している刑事・三宅隆俊役に映画『orange-オレンジ-』や舞台でも活躍する桜田さん。また警察の依頼で解剖を担当し、事件の見解について蘭子と張り合うことも多い、帝都大学医学部法医学講座の助教授・相馬めい子役に、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でブレイクした相楽さんがキャスティング。そのほか、蘭子の観察眼に一目を置き、「さすが庵堂蘭子」が口癖の警視庁鑑識課主任鑑識官・梶準之助に正名僕蔵。孤高を貫く蘭子を尊敬し、先輩である梶をイジるのが日課の理系女子、警視庁鑑識課鑑識係・村上由稀菜に岡崎紗絵、椎名演じる大文字教授の助手を務める間雁道子に飯豊さん、帝都大学文学部心理学科の准教授・土方登志郎役に寿大聡らも参加する。「嫌われる勇気」は2017年1月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月14日