バスクチーズケーキブームの火付け役となったあの【ガスタ】を手がける戸谷尚弘シェフによるカヌレ専門店「LE TREIZE(ル トレーズ)」がガスタのある白金高輪駅のほど近くに開店。開店早々行列のできる人気店となっています。厳選した素材を使用してひとつひとつ蜜蝋(ミツロウ)を塗った銅型で丁寧に焼き上げるカヌレ。カリッと香ばしい外側ともっちりしっとりとした内側をとことん追求したという3種類のカヌレをオープンめがけて行って来ました!・2日目以降のしっとりも美味しい焼き立てならではのカリッとした食感だけでなく、2日目以降のしっとりとした食感も楽しめるそう。ではご紹介します!■飛び切りおしゃれなガラス張りの店内場所は白金高輪にできたタワーマンションの1F。ガラス張りでまるでフランスにあるようなオシャレな店内。店名の「ルトレーズ」はフランス語で「13」という意味で、シェフがフランスで修業を始めた2013年が由来だそう。カヌレを焼く銅の型のディスプレイが可愛い!店内にズラリと並んだピンク色の箱がたまらなくキュート。■カヌレの味は3種類!カヌレ ド ボルドー(¥400税込)、カネル(¥420税込)、ノワゼッティーヌ(¥450税込)の3種類。「カヌレ ド ボルドー」がプレーンのカヌレで、ナッツとチョコが焼き込んである「ショコラノワゼッティーヌ」とシナモンが香る「カネル」。それぞれの実食レポを早速お伝えしましょう!■これが本物の味!「カヌレ ド ボルドー」¥400(税込)フランス産発酵バターを使用したプレーンなカヌレは、肉厚の皮が厚くて歯ごたえはまさにカリッカリ!全体にラムとバターが香る濃厚でクリーミーな風味。内側はもっちりしてクリームみたいに舌でとろける美味しさです。自称カヌレ好きの筆者も全面降伏、これが本場の味だったか!と思い知りました。■贅沢チョコとナッツの「ショコラノワゼッティーヌ」 ¥450(税込)2番目は、カヌレの中にナッツとチョコが入っている「ショコラノワゼッティーヌ」。ナッツはイタリアのピエモンテ産ヘーゼルナッツ、チョコはフランス産ミルクチョコレートとなんとも豪華。皮のカリカリ食感とヘーゼルナッツのカリッとした食感が交互に来て、ねっとりミルキーなチョコがラム酒香る生地の中から出てくる瞬間の幸せったら。3つの中で食べごたえはこれが一番。■当社比一番人気の「カネル」 ¥420(税込)オーガニックのシナモンを使用したカヌレです。シナモン強めのスパイシーなカヌレ、こんなカヌレは初めて!食べた後もラム酒がふわーっと香って余韻に浸ってしまいます。筆者の周囲では、男女共にこれが一番おいしいという声が多かったまさに大人の味。コーヒーはもちろん、スパークリングワインやウイスキーなどのお酒にも合いそうですよ。贅沢な食べ比べ。カリッモチっが止まらない!とにかくこの触感と香りは食べてみないとわからない、究極のカヌレ。連休のお出かけに散歩がてら訪ねてみるのもオススメです♪
2023年04月28日埼玉県立近代美術館では、2023年2月25日(土)より、『戸谷成雄 彫刻』を開催する。日本の現代美術を代表する彫刻家・戸谷成雄(とや しげお/1947-)の半世紀にわたる活動を振り返り、その創作の原点を検証する展覧会だ。長野県に生まれ、1998年より埼玉県秩父郡のアトリエを拠点に制作している戸谷成雄は、1975年に愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻を修了。1984年より制作をはじめた「森」シリーズで高い評価を得た。国内での展覧会はもちろん、ヴェネチア・ビエンナーレ(1988年)や光州ビエンナーレ(2000年)など多くの国際展で活躍し、2009年には紫綬褒章も受章した。同展では、初期作品から近年の最新シリーズまで約40点を展示。「森」「ミニマルバロック」「視線体」などの代表的なシリーズを網羅する。なかでも、初公開となる2点の人体彫刻《男Ⅰ斜面の男》と《器Ⅲ》といった学生時代の作品をまとめて見ることができるのは、同展のみの特典だ。さらに、西暦79年、ベスビオ火山の噴火により壊滅した古代ローマの都市・ポンペイに着想を得、初の個展に出品した《POMPEII・・79》の再制作など、その後の戸谷の制作を方向づけた貴重な初期作品も公開される。また彼の大きな転換点となった、海岸沿いで過去作品の一部を燃やした1983年のパフォーマンスの映像記録や、そこから派生して生まれた彫刻のシリーズ「地下の部屋」も紹介。これらは彼の代表的な「森」シリーズに至る模索期の作品としても重要だ。会期中は、同館館長で美術評論家の建畠晢との対談や、学芸員の作品解説などの関連イベントも。詳細は同館ホームページで確認を。<開催情報>『戸谷成雄 彫刻』会期:2023年2月25日(土)〜5月14日(日)会場:埼玉県立近代美術館休館日:月曜日(5月1日は開館)開館時間:10:00〜17:30 (入室は17:00まで)料金:一般1,200円、大高960円公式サイト:
2023年02月14日“彫刻”の概念の再構築を試み、一貫して“彫刻とはなにか”を追求し続けてきた日本を代表する彫刻家・戸谷成雄の個展が、10月16日(土)より千葉・市原湖畔美術館にて開催される。作品に刻み込まれた土地の記憶や自然への想像力を、鉄芯を埋め込んだ木のブロックをチェーンソーで彫り刻む《森》シリーズで知られる戸谷成雄。その作品には、文明論的近代批判、人間への洞察、土地の記憶、自然への想像力が深く刻み込まれている。同展では、ダムの建設により誕生した人工湖のほとりにたたずむ同美術館の時空間をひとつのインスピレーションとして、巨大なヴォイド(アトリウム空間)を中心に、<森><土地><水脈>に連なる作品を展観。森をさまよい、その根源におりていくように、戸谷の豊穣な作品世界を体感できる。「視線」「表面」「内部と外部」「地上世界と地下世界」「自然と人間の関係」「近代」のメタファーとしての展示空間と、戸谷の彫刻世界との化学反応を楽しみたい。≪森≫(2017-2018)≪双影景≫(2001)撮影:山本糾≪落下≫(1992)_撮影:成田弘【開催概要】「戸谷成雄森―湖:再生と記憶」会期:2021年10月16日(土)~2022年1月16日(日)会場:市原湖畔美術館時間:10:00~17:00、土曜・祝前日は9:30~19:00、日曜・祝日は9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合開館翌平日)、12月27日(月)~1月3日(月)料金:一般800円、大高生・65歳以上の方600円※関連展示『湖の記憶』、常設展『深沢幸雄/高橋甲子男/鶴岡洋版画展』も同時開催
2021年09月17日スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『CASA DE GAZTA(カーサ デ ガスタ)』のゲタリアイスです。バスクチーズケーキブームの火付け役、『GAZTA』に、バスク菓子が並ぶ『メゾン・ダーニ』、さらにこの春、バルもできてと、気づけばバスク化している白金高輪。実はそのどの店のお菓子も「バスクは僕の第二の故郷なんです」という、戸谷尚弘シェフが手がけている。スペインとフランスをまたぐ食の都バスク地方の美しい海とお菓子に魅せられて、ビアリッツの老舗パティスリー『ミルモン』に入り経験を積んだ彼は、溢れるバスク愛を胸に、今度はチーズスイーツ専門店『CASA DE GAZTA』を始める。シグネチャーはスペイン・バスクの港町ゲタリアにあるミシュラン一つ星レストラン、『エルカノ』の流れを汲むチーズアイス。コースのシメに食べたアイスの感激をオーナーシェフに伝えた戸谷さん、なんと厨房へ招かれレシピを教えてもらえたのだそう。新店で使うチーズは、北海道「美瑛ファーム」のフロマージュブラン。このアイスのためだけに菌の種類など試行錯誤して作った、酸味に広がりがある特別なチーズがアイスになる。船型のカップに盛られたアイスは、純白にイチゴソースの赤が眩しい。口にするとヨーグルトみたいにさっぱりしつつ、乳味豊か。その口溶けはどこまでも滑らかで儚く、冷たい幻のようだった。テイクアウトカップは、ゲタリアの町の入り口にあるシンボル的な赤い船をイメージ。スプーン袋のオールを手においしい船出へ。「ゲタリアイス」¥750。そのほか、『GAZTA』とは別スタイルのタルト仕立てのバスクチーズケーキ(イートインのみ)から、チーズのショートケーキやミルクレープまで、国境を超えたチーズスイーツが揃う。CASA DE GAZTA東京都港区白金1-14-3-1F TEL:03・3473・74959:00~19:00無休6月18日オープン予定。チコスイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。※『anan』2021年5月19日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子取材、文・chico(by anan編集部)
2021年05月12日桜田通、渡部秀、廣瀬智紀、横浜流星、戸谷公人で2016年に公開されたオムニバス映画『シュウカツ』の第2弾『シュウカツ2』が、来春公開されることが決定。続編となる本作では、渡部さん、染谷俊之、戸谷さん、溝口琢矢を迎えることが発表された。『シュウカツ』は、ブラック企業・面接官との就職トラブルなど、社会問題とも言える“就職活動”が題材。面接官たちに半ば軟禁され、投げつけられる難問・奇問に返答し、内定を獲得しようともがく学生たちが主人公のサバイバル・サスペンスだ。その奮闘する学生にいま旬の俳優たちが扮し、オムニバスで描く。本作で各話に主演するのは、「仮面ライダーオーズ/OOO」や『進撃の巨人』、また「科捜研の女」にレギュラー出演する渡部さん。「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」「剣豪将軍義輝」「グランギニョル」などの舞台に出演しする染谷さん。「仮面ライダーディケイド」海東大樹/仮面ライダーディエンド役や舞台・声優としても活躍する戸谷さん。そして、「ドリフェス!R」DearDreamのメンバーとしても人気沸騰中の溝口さん。さらに、前作で監督や脚本を手掛けた千葉誠治が再びメガホンをとった。『シュウカツ2』は来春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月17日anan手みやげ大賞準グランプリに輝いたアイテムをご紹介します!そして、おいしいものを知り尽くし、手みやげを持参する機会も多い、10人のエキスパートに、今オススメの「手みやげ」を聞きました。■本場・フランス仕込みの美味しさ!『メゾン ダーニ』ガトー・バスク焼き菓子の焼きたてのおいしさを届けられること。しかも、それが日本ではまだ珍しいフランスの郷土菓子、そのうえ本場仕込みとくれば、納得の受賞です。美食で知られるフランス・バスク地方。ここの郷土菓子ガトー・バスクに魅了され、本場にある老舗で修業を積んだ戸谷尚弘さんが、今年、パティスリーをオープン。焼きたてがいちばんと、風味のいいスぺイン産のアーモンド粉を使った生地に、フランス産のブラックチェリーのジャムを詰め、一日に何度も何度も焼いている。焼きたてはサクサク。2~3日経つと、また違うしっとりとした食感になり、変化を楽しんでもらえるのも、ポイントが高い。◇6個入り¥2,7001個¥450。4個箱入りもあり、ガトー・バスクの説明や食べ方を記したしおりも付く。●東京都港区白金1‐11‐5TEL:03・5449・64207:00~19:00火曜休--------------------------------------このほかにも、以下ではanan手みやげ審査委員会メンバーがオススメする手みやげを大公開!ぜひ参考にしてみて。「喜ばれるのは『スーチェ』のクッキー、『ローザー洋菓子店』のチョコレート、『ミッシェルバッハ』のクッキーローゼ。スーチェは新顔だけれど、味は一級品。若い女性がおひとりで作られていて入手するのが難しいのですが、知らないものを差し上げて喜んでもらいたい時に活躍してくれます」(フードエッセイスト・平野紗季子さん)「『白髭のシュークリーム工房』の焼き菓子、『アテスウェイ』のロールケーキ、『セキネ』の肉まんとシューマイでしょうか。アテスウェイのロールケーキは、季節によって内容が変わる点も◎」(料理研究家・瀬尾幸子さん)「私のベスト3は、冷えたゼリー(ダイエットが…、腹まわりが…、いまお腹一杯で…と言われにくい)、季節のカットフルーツ(現代人はフルーツに飢えているから)のほか、『銀座あけぼの』のもちどら(もちもちの食感とあんこでほっとすると評判)です」(タレント・壇蜜さん)「ベストは『リョーコ』のチョコレートクッキー。賞味期限が比較的長く、ぎょうぎょうしくないので、相手の方がプレッシャーに感じることがありません。ネットでお取り寄せがあたりまえの今、それができない“特別感”も大事かと。そして、なんといってもおいしい!!」(ananでおやつの連載を執筆・深澤里奈さん)「『グラッシェル』のアントルメグラッセもおすすめ。見た目の華やかさ、インパクトもさることながら、味わいが繊細で豊か。そもそもアントルメグラッセ自体がまだ珍しく、喜んでもらえます。もしその場で残しても、冷凍保存して少しずつ食べられるのもポイント」(anan連載「Food news」を執筆・chicoさん)◇せお・ゆきこ料理研究家。シンプルで飽きのこない料理を提案し、幅広いメディアで活躍。『おつまみ横丁』など著書多数。◇ひらの・さきこフードエッセイスト。食にまつわるエッセイを各媒体で執筆。著書に『生まれた時からアルデンテ』がある。◇ふかざわ・りな本誌で長年、おやつの連載ページを執筆するなど、和洋菓子に精通。新しいスタイルの茶の湯も提案する。◇だん・みつさまざまな経歴を持ち、タレントとして活躍するほか、現在は週刊新潮にてエッセイを連載中。◇ちこanan連載「Food news」の“chicoのお菓子な宝物”を執筆。究極の甘いもの好きライター。※『anan』2015年12月2日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中根美和子文・齋藤優子
2015年11月25日