女性から「共感しかない」と大反響を呼び、手塚治虫文化賞 短編賞を受賞した“生理”の擬人化コミックを、二階堂ふみ主演で実写化する映画『生理ちゃん』の公開日が11月8日(金)に決定。登場人物たちにそっと寄り添う生理ちゃんのブサカワな場面写真が到着した。「生理」をポップに擬人化し、大きな話題を呼んだ小山健のコミック「生理ちゃん」。WEBメディア「オモコロ」で連載開始後、女性たちの多くの共感を呼び、累計1,000万PV超え、昨年6月には書籍化。さらに、早くも今年7月には第2弾「生理ちゃん 2日目」の発売が発表されている大ヒットコミックが原作だ。主演の二階堂さんが演じるのは、女性ファッション誌の編集部でバリバリ働く青子。仕事中でもデート中でも容赦なくやって来る生理ちゃんを、青子は常に背負いながら何気ない顔でやり過ごす。そんな煩わしい生理ちゃんだけど、悩んだ時や迷った時も青子の一番そばにいてくれる…。到着した写真でも、青子にそっと寄り添うラブリーでブサカワな生理ちゃんの姿が写し出されている。また、もうひとりの主人公、伊藤沙莉演じるりほは、青子の働く編集部で清掃のバイトをしながら、人生を半ば諦めている人物。SNSで毒のある投稿を続けているりほにも、生理ちゃんは容赦なくやてくる…。ほかにも、生理パンチをお見舞いする場面や、青子の妹で受験生のひかる(松風理咲)など、女性たちにそれぞれ寄り添う生理ちゃん。実写姿になり、インパクト増した生理ちゃんを存分に楽しめる写真となっている。『生理ちゃん』は11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:生理ちゃん 2019年、公開©吉本興業 ©小山健/KADOKAWA
2019年07月08日6月30日よりスタートした「あなたの番です」の第2章「あなたの番です-反撃編-」。この度、本作の主題歌が手塚翔太が歌う「会いたいよ」だと判明した。衝撃的な展開とスピード感で、第1章の視聴率を超える数字を記録し話題となっている「反撃編」。中でも視聴者の注目を集めたのが、田中圭演じる主人公・手塚翔太が、原田知世演じる妻・菜奈を想い嗚咽するシーンで流れた、歌手名&曲名一切不明のバラードだ。歌詞の内容がまるで翔太の妻・菜奈に向けた想いそのものの様に描かれ、Twitterでは「あなたの番です、反撃編で流れてた曲は誰が唄ってるんだろう?」「あなたの番です反撃編で流れた曲って翔太くんが歌ってるんじゃないの!?」「あなたの番です!の挿入歌田中圭なの!? めっちゃいい曲だった!!」「挿入歌って田中圭くんかな? それにしてもいい曲すぎん…」などと話題となっていた。そんな中、明日の第12話放送に先駆け、「THE MUSIC DAY」にゲスト出演した田中さんが、この楽曲は手塚翔太によるものであると発表。「会いたいよ」というタイトルで、「反撃編」の主題歌であることが明らかに。なお、同曲はアーティスト名:手塚翔太として、明日7日(日)0時より各種音楽ダウンロードサービスにて配信開始される。<第12話あらすじ>木下(山田真歩)の部屋に踏み込んだ翔太(田中圭)と黒島(西野七瀬)、二階堂(横浜流星)たち。部屋中埋め尽くされた事件の資料や凶器、薬品、人体解剖図…。木下の正体とその目的とは一体…!?翔太は、木下が集めたマンション住民のゴミを半ば強引に持ち出して調べ始める。各部屋のゴミから複数の交換殺人ゲームの紙をはじめ、怪しい証拠品が次々と出てくる。二階堂がそのデータをパソコンに入力。調べていくうちに黒島のゴミから香典袋が見つかり、翔太は彼女に疑念を抱く。翔太は、二階堂のために鍋を作って304号室を訪ねるが、「他人の手料理は苦手」と断る二階堂。しかし、翔太は犯人を捕まえるまで毎日、二階堂のために料理を作ると大まじめに告げる。そして、二階堂からもっと菜奈(原田知世)の情報が欲しいと言われた翔太が部屋に戻ると、なぜか尾野(奈緒)が菜奈の書斎に…。「あなたの番です-反撃編-」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年07月06日講談社の少女漫画雑誌『なかよし』の原画展が、2019年10月4日(金)から12月25日(水)まで、東京・文京区の弥生美術館にて開催される。日本で現存するマンガ雑誌の中で最も長い歴史を持つ1954年創刊の『なかよし』は、2020年1月号で65周年を迎える。今回の原画展は、この創刊65周年を記念して開催されるものだ。会場にはこれまで『なかよし』に掲載された、手塚治虫『リボンの騎士』、武内直子『美少女戦士セーラームーン』、CLAMP『魔法騎士レイアース』および連載中の『カードキャプターさくら クリアカード編』、安野モヨコ『シュガシュガルーン』などの貴重な原画を展示。その他、美内すずえ『妖鬼妃伝』、あさぎり夕『なな色マジック』、猫部ねこ『きんぎょ注意報!』、PEACH-PIT『しゅごキャラ!』など、名作の原画を並べる。また、2018年に逝去したあさぎり夕のスペシャル追悼コーナーや、上北ふたご 原作/東堂いづみ『プリキュアシリーズ』など現在の『なかよし』連載陣を紹介する展示コーナーも設置。立川恵『怪盗セイント・テール』、征海未亜 シナリオ/吉田玲子『東京ミュウミュウ』など懐かしの付録展示も行う。原画展限定のオリジナルグッズや、弥生美術館とのコラボレーションカフェメニューにも注目だ。展示は、前・中・後期の3期制。会場構成、出展作家は変わらないが、カラー原画が入れ替わるので、ファンにはぜひ足を運んでほしい。なお、この原画展で展示される原画を収録したスペシャル図録が、2019年9月頃に発売される予定だ。【詳細】講談社『なかよし』創刊65周年記念 原画展会期:2019年10月4日(金)~12月25日(水)※月曜休館 ただし10/14、11/4(祝月)開館、翌10/15、11/5(火)休館※作品保護のためカラー原画の展示替えがある。前・中・後期の3期展示で、会場構成、出展作家は変わらず、原画のみが入れ替わる。会場:弥生美術館(東京都文京区弥生2-4-3)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円※隣接の竹久夢二美術館も観覧可能。※団体料金、他割引サービスあり。詳細は、弥生美術館公式サイト等を確認。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012(10:00~17:00)
2019年07月06日「あの名作がジュエリーを纏って永遠に輝く 世界で唯ひとつのジュエリー絵画展」が、東京・銀座のIDC OTSUKA銀座本店にて2019年6月22日(土)から6月30日(日)まで開催される。ジュエリー絵画とは?ジュエリー絵画とは、輪郭の線画以外はすべてに宝石を用いたラグジュアリーで優雅な絵画のこと。熟練した職人が一つ一つ手作業で宝石を敷き詰めて制作しており、細かい部分は宝石を砕き、パウダー状にして貼り付けている。ジュエリーカミネの登録商標となっている。人気キャラ約80点の作品を展示販売会場では、人気キャラクターをモチーフにした約80点のジュエリー絵画を展示・販売する。その中でも目玉となるのが、手塚治虫『リボンの騎士』のサファイア姫が身に着けたものをイメージした「サファイア姫の王冠」。ジュエリーカミネの自社鉱山で採掘された、時価3億円67カラットのスターサファイアから製作されている。なお、同作品は今回が東京圏初披露となり、土日限定で特別展示される。また、同展示にあわせて「サファイア王冠ネックレス」、池田理代子直筆サイン入り「ベルサイユのばらジュエリー絵画」を数量限定で販売する。そのほか、手塚治虫作品としては、『リボンの騎士』『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラック・ジャック』『ジャングル大帝』を展開。さらにハローキティやマイメロディなどのサンリオキャラクター、『うる星やつら』や『らんま1/2』、『犬夜叉』などの高橋留美子作品も登場予定だ。これらは全て、色褪せない天然石を使用しているので、時を経ても輝きを失わない唯一無二の逸品。各絵画ともサイズ展開も豊富なので、この貴重な機会にお気に入りの1枚を探してみては。【詳細】あの名作がジュエリーを纏って永遠に輝く 世界で唯ひとつのジュエリー絵画展日時:2019年6月22日(土)~6月30日(日)営業時間:10:30~19:00会場:IDC OTSUKA銀座本店1階■「サファイア姫の王冠」特別展示日時:2019年6月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日) 4日間限定展示■作品詳細・池田理代子作品 全12種(SS/SR/XS/S/M/L/XL3) 29,800円~1,680,000円+税※サイズにより価格は異なる。※(有)池田理代子プロダクション監修。すべての製品に保証書付き。※XSサイズ以上の製品に世界限定のシリアルナンバー付き。・手塚治虫作品 全33種類(SS/SR/XS/S/M/L/XL3/XL7) 29,800円~6,000,000円+税※サイズにより価格は異なる。※手塚プロダクション監修。すべての製品に保証書付き。※全ての製品に世界限定のシリアルナンバー付き。・サンリオキャラクター作品 全31種類(SS/SR/XS/S/M/L/XL3) 29,800円~1,480,000円+税※サイズにより価格は異なる。※サンリオ監修。すべての製品に保証書付き。※XSサイズ以上の製品に世界限定のシリアルナンバー付き。・るーみっくわーるど 高橋留美子作品 全18種類(SS/SR/XS/S/M/L/XL3) 29,800円~1,350,000円+税※サイズにより価格は異なる。※XSサイズ以上の製品に世界限定のシリアルナンバー付き。・ジャポニズム作品 全13種類(SS/SR/XS/S/M/L) 29,800円~980,000円+税※サイズにより価格は異なる。※すべての製品に保証書付き。※全ての製品に世界限定のシリアルナンバー付き。
2019年06月22日原作は手塚治虫、上演台本・演出を中屋敷法仁、主演を五関晃一(A.B.C-Z)が務める舞台『奇子(あやこ)』が7月に上演される。手塚治虫の“黒い”作品群の代表作を初めて舞台化する本作について、中屋敷に話を聞いた。【チケット情報はこちら】中屋敷がかねてから舞台化したかったという本作。初めて読んだのは小学生のときで「父がファンで、家には手塚治虫の作品がたくさんあったのですが、そのなかでも子供心に『これは読んではいけない作品だ』と理解していました」と振り返る。それもそのはず。そこに描かれているのは、東北の大地主一族の不貞によって産まれた“奇子”の物語。一族の体面のために地下室に幽閉され育った美しい奇子が、ある日世に放たれる――という、少女監禁や近親相姦などセンセーショナルな描写が多い作品で、大人が読んでも衝撃は大きい。手塚治虫にはさまざまな名作があるが、なぜこの『奇子』なのかを尋ねると、中屋敷は「演劇のよろこびは、生身の俳優と生身の人間を観て、普段僕らが出会えない人間の本性と向き合えることだと思う」と語り、そのうえで「僕にはこの『奇子』が手塚治虫作品の最高傑作…最高怪作」だと明かす。それを“今”やるのは、昭和が終わり平成を経て令和へと移りゆく時代の空気が作品とマッチしているから。「時代に取り残されていく人々がいたり、時代の流れが人の悲しみや怒りのようなものをないがしろにしたり、そういう“時の流れの残酷性”をまざまざと感じられるのが今なんじゃないかと思いました」「“観たくないけど、観なきゃいけない”というような…目を背けられない、目を背くことを許さない作品にするのがテーマです」という本作で、五関をはじめ出演者に求めるのは、本性。「俳優の皆さんの本性に触れなければ進めないんじゃないかというシーンがいくつかありますし、自分の過去の体験や、自分が持っているある意味みにくい本性みたいなものを手掛かりにしていかないと、役を手繰れないんじゃないかと感じています。稽古中、すごく恥ずかしくなるんじゃないかな」「今ってさまざまな技術やメディアがあって、“人間のふりをしてる人間”をたくさん見ると思うのですが、“本当に生身の人間を見るってこういうことだ”“これこそ生身の人間なんだ”というものを、手塚治虫と、この俳優たちと、『奇子』という世界で表現したいです。人間を見るのにうんざりしている人にこそ観てほしい。人間ってこんなに醜くて美しくて愛おしいものなんだということを感じてほしい」と中屋敷が語る、手塚治虫生誕90周年記念事業PARCOプロデュース2019『奇子』は、7月19日(金)から28日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。その後、水戸、大阪を巡演。取材・文:中川實穗
2019年05月17日鉄拳「自分のやりたいことが仕事になるというのはいちばんいいこと。初めてパラデル漫画を見たとき、震えましたよ。パラパラ漫画の単なる進化というよりも、パラパラ漫画とストップモーションアニメ、両方合わさった進化っていう感じがして。粘土も使ったり。これどうなってるの?全然わかんない!ってビビりました」本多「うれしいです!僕、鉄拳さんのこと、大師匠と思ってますから。自分が漫画を描くようになってあらためて鉄拳さんの漫画を見ると、背景もびっちり描いてる作品とか、ストーリー性とか、すごすぎてしびれます」イラストが紙から飛び出すパラデル漫画で話題の芸人、本多修(35)。フリップネタからパラパラ漫画中心の活動にシフトし安定の人気を誇る、鉄拳(46)。2人の芸人漫画家が初共演で初対談!絵を描く道を進むことになったきっかけ、苦労、今後の目標を語り合った。鉄拳「’11年の大震災の後、僕は一発屋ということもあって仕事が全然なくて、マネージャーに『吉本辞めます。仕事辞めます』って言ったんです。そしたら、もともとフリップに絵を描くネタをやっていたので『パラパラ漫画を描く仕事はどうか?』という話がきて。『振り子』という作品が話題になってからは途切れずに依頼が続いています」本多「僕はコンビで活動してたんですけど、1年半くらい前に寝坊して仕事関係の方に迷惑をかけてしまい、3カ月謹慎をいただいて……。その間に絵が好きなので描くようになったんです。パラパラ漫画と現実のものをミックスさせたら面白いかもと思って、2分くらいの短いものをツイッターに載せたらバズったという。おかげさまでバイトも辞めて。人生ガラッと変わりました」鉄拳「今は1日どのくらい描いてる?」本多「夜にひたすら描いてます。締切り前だと1日10時間くらい。1作品2~3週間で完成って感じで」鉄拳「僕も夜型。やっぱり10時間くらいやってて、でも1時間に1回休憩入れてるので、実質8時間くらいかな。2~3カ月で1作品完成。もうほとんど出かけず、ずっと家にいます。ひたすらコタツ机に向かってます」■作品を生み出すそれぞれの方法本多「依頼があるときは、テーマとか尺があるのでそれに合わせて考えるんですが、鉄拳さんはどうですか?」鉄拳「尺はあまり決まってないことが多いんですが、大まかにストーリーを指定されることもあります。だいたい僕の場合は感動系が多いですね。息子が反抗期を経て大人になって親の大事さがわかるようなパラパラ漫画描いてもらえませんか?みたいな」本多「僕はオチをおまかせされることが多いので、描き始めてからこうしようああしよう、って決めていきます」鉄拳「パラデルの技法はまさか独学?」本多「はい。自分で考えてます」鉄拳「え……自分で!?どうしてそんなに頭がいいんですか?」本多「やりたいイメージはあるけど最初はわからなくて、やっていくうちに徐々にできるようになりました。iPadを使うんですけど、まずは何枚も描いて、それを撮影して、加工します」鉄拳「加工って?」本多「イラストアプリに移動させて、また描く、みたいな」鉄拳「いや、その時点で意味がわからない。ヤダ進化。ホントついてけない(笑)」本多「僕は背景を描かないので、写真や粘土と組み合わせたりして特徴を出してます。鉄拳さんみたいに一枚一枚人物や建物の角度を微妙に変えていける画力がないですから」鉄拳「パラパラ漫画のよさってそこしかないんですよマジで。アニメーションは進化してて、1秒間に12枚とか20何枚とか使ってますよね。僕の場合は1秒6枚なんで、ただの退化(笑)。手塚治虫先生や、昔のアニメーターさんがやってたことを僕もやってるだけなんです。パラデル漫画は当分の間は誰もマネできないんじゃないかな。出てくるキャラもいい味出してるよね」本多「感動的なストーリーは描けないので、パラデル漫画を愛してもらうのは難しいって考えたんです。そこでキャラクターがいるといいんじゃないかと思って、ぱらおとぱらみを作りました。僕の家に住んでる設定でツイッターでコメントさせたりしてます」鉄拳「ツイッターでつぶやく話を考えて何時間もたっちゃう僕と大違い(笑)」■漫画家として――苦労と楽しみ鉄拳「描き直しはやっぱりつらいです。ほぼ描き終わったところで服を替えてくれと言われて、100枚くらい描き直したこともあります」本多「つらすぎますね。僕はアイデアが浮かぶまでサウナに入るとか、自分との闘いがけっこうあります。描き直しじゃないですけど、後半10秒だけ12パターン違うのを作ってって言われたときは!死にそうでした」鉄拳「『10秒くらいの一つお願い』とか軽く言ってくるからね!」本多「鉄拳さんのは10秒増やすだけで60枚増える!」鉄拳「60枚で2~3日はかかる(笑)」本多「絵を描くこと自体が好きでよかったですけどね。ぱらおとぱらみには生きてるかのように愛着わいてますし」鉄拳「そう、描いてるだけで楽しいんですよね。特に始めたころはハイテンションで頑張っちゃう(笑)」本多「はい!今僕まさにそうです」鉄拳「今後の目標ってありますか?」本多「鉄拳さんの漫画と僕のぱらおとぱらみがコラボできたら最高です!」鉄拳「それ最高!オリンピック関連の作品とかやりたいですね!あ、でも本多さんにだけ依頼がきたとしたら……そのときは声をかけてくださいよ!」本多「いやもちろん、鉄拳さんに依頼がきたときにもお願いしますよ!」
2019年04月15日ネイキッドは愛媛・道後温泉本館にて、手塚治虫の漫画『火の鳥』をテーマとしたプロジェクションマッピングショー「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」を開催。2019年4月27日(土)よりスタートする。観覧は無料。「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」は、2019年1月よりスタートした重要文化財・道後温泉本館の保存修理工事を機に発足した「道後REBORNプロジェクト」のメインコンテンツとして実施されるもの。明治の改築から125年を迎える道後温泉本館を舞台に、手塚プロダクションが作成したオリジナルアニメーション作品「火の鳥”道後温泉編”」と連動したストーリーを展開する。オリジナルアニメーションは、過去と未来を行き来する"火の鳥"を主役とした内容。道後温泉本館二の湯入口上部に"火の鳥"が設置され、そのオブジェを中心に道後温泉にまつわる歴史絵巻の音と光のプロジェクションマッピングショーが展開されていく。さらに、古事記にも登場し、近年では手塚治虫が自身の作品で新しい表現を生み出すなど、発展し続けてきた擬音表現「オノマトペ」を、コンセプトである"進化"の象徴としてプロジェクションマッピングの演出に盛り込む。【詳細】「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」開始日:2019年4月27日(土)開催時間:19:00〜21:30場所:道後温泉本館住所:愛媛県松山市道後湯之町5番6号料金:無料
2019年04月13日矢部さんに会えるチャンス!トークライブやサイン会も開催3月23日(土)よりイオンモールつくば店の3Fイオンホールにて「大家さんと僕+α展」が開催中です。そして3月30 日(土) 12:00には矢部太郎さんも登場し、スペシャルゲストと一緒にトークライブを開催。気になるスペシャルゲストはインパルス・板倉さんです。どんなトークライブになるか、楽しみですね!トークライブ終了後には、書籍「大家さんと僕」を購入のお客さま対象にサイン会も実施され、生の矢部さんに会えるチャンスです。作品の展示のほか、フォトスポットなど楽しめるコーナーも充実。観覧料はなんと無料なので、皆様ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか? イベント情報はこちらをご確認ください。 ※諸事情により開始時間、出演者、イベント内容が変更になる場合がございます。予めご了解の程お願いいたします。※サイン会の参加には、参加券が必要となります。参加券は、書籍「大家さんと僕」購入者対象に配布致します。※サイン会参加者多数の場合、先着順とさせて頂く場合もございますので、ご了承ください。 イオンモールつくば※年中無休305-0071 茨城県つくば市稲岡66-1営業時間 10:00~21:00※一部異なる店舗がございます。
2019年03月26日岡本太郎や手塚治虫らの作品も並ぶなか、展示された9点の絵。それらは靴職人でタレントの花田優一(23)の描いた作品だった。3月7日から10日まで開催されていた東京都内で開催されていた『アートフェア東京2019』。国内外の画廊やギャラリーが出展していたが、なんと花田優一自身のブログによれば彼の作品は9点とも初日で完売したという。《おかげさまで今回展示した絵は昨日、初日にすべて完売致しました。自分の絵が作品を愛してくださった方々のところへ行くことの喜びは計り知れません》(9日付ブログ)9点の内訳は60万円の100号作品が1点、34万円という30号作品が4点、12万円の4号作品が4点。本当に完売したのなら1日で244万円を売り上げたことになる。会場に来ていた優一もご満悦だった。「絵は描きためていたものもずいぶんあるので、こういう機会に出品させてもらいました。靴職人は廃業?いえ、絵のほうと靴とで並行してやっていければいいと思います」だがギャラリー関係者は言う。「アートフェアのHPには、花田優一さんの作品は2点しか掲載されていません。つまり残りの7点は、フェア開催目前に急いで描いたものなのかもしれません」確かに優一のブログでは、2月24日付で100号のキャンパスが届いたことを報告しているが、1週間後の3月3日付で掲載された写真には、すでに完成した作品が写りこんでいる。“靴を作らない靴職人”と揶揄された優一だが、今後は“絵を描くのは早い靴職人”として活動していくつもりなのだろうか。
2019年03月12日岩田剛典、高畑充希、池松壮亮、戸田恵梨香ら主役級の俳優たちが出演する映画『町田くんの世界』。この度、本作で主演とヒロインに大抜擢された“演技経験ゼロ”の新人2人のオーディション映像が到着した。『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞 最優秀作品賞を含む計6部門を受賞し、“史上最年少”での最優秀監督賞受賞となった石井裕也監督が、前代未聞の豪華キャスト×現役高校生の超新人を主演に迎えた本作は、第20回手塚治虫文化賞 新生賞受賞作家の同名漫画の実写化作品。本作では、演技経験ほぼゼロの超新人を主演に起用しており、今回そんな1000人超えのオーディションから大抜擢された町田一役・細田佳央太と猪原奈々役・関水渚が自己紹介する場面、合格後に石井監督と北島直明プロデューサーから共演者を告げられるシーンが収められている。本作に登場する豪華キャストたちの名前が役名と共に発表されると、驚きを隠せず思わず素のリアクションが出る細田さん。一方、関水さんは硬直状態からあまりのプレッシャーで泣きだしてしまう様子がとらえられている。「異彩を放っていて、この人と組めば間違いないと思わせられた」と監督を言わしめた細田さんは、「噛み付いていくしかないぐらいの勢いでやろうと思います」と意気込み。最後には、本編一部が初公開され、2人が演技するシーンを見ることができる。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年03月01日「このごろ、60代で亡くなった人をやたら思うんですよ。小津安二郎先生とか手塚治虫さんとかね。いつぽっくり逝ってもおかしくない年齢になったんだな……。目の前の仕事を大事にしよう。じっくりかみしめながら一生懸命に、と思っています」そう語るのは、『愛しあってるかい!』など人気作に出演し、’90年代のトレンディドラマの火付け役を担った俳優の陣内孝則(60)。昨年、還暦を迎えた。3月に再演されるミュージカル『プリシラ』(3月9~30日/東京・日生劇場にて)は、陽気な3人のドラァグクイーン(女装家)たちが、ショーに出演するためオーストラリア大陸の砂漠を旅する物語。出会いやトラブルを経て、明るく生きているが、それぞれに心には悩みや問題を抱えている。「僕の役、バーナデットは性転換していて、ほかの2人とも世代が離れているんです。だから、どこか取り残された感がある。体はしなやかに動かないし感覚も違うし。半面、誇り高い。苦労して時代と闘って生きてきたんだね」(陣内・以下同)演出は宮本亜門。宮本は、陣内が初めて出演した舞台『リトルショップ・オブ・ホラーズ』(’84年)で振付を担当したという縁がある。「亜門さんはね、僕をキャスティングするわりには歌を評価してくれてないのかな。『できるだけ歌わないで。歌詞をセリフにしちゃっていいから』って。これ、演出家がうまく歌えない役者によく言うことなの(笑)」度肝を抜くど派手なメークや衣装が似合うよう、去年の夏から体重を10キロ落としたそうだ。「カットフルーツでファスティング(断食)的にね。この作品、22回もの衣装替えが大変!衣装といえば、ユナクくんなんか乳首が見えただけで客席のファンはキャ~!となるから、ついアドリブで『乳首を出せばいいというものじゃないのよ』とか言っちゃったりして。それがまたウケてしまって(笑)」どうやらこの調子でキュートなアドリブの嵐を巻き起こすようだ。「セリフをかむと『じゃ、もう1回言うわよ』って。失敗しても笑ってごまかしちゃう(笑)」そんな本作から見えてきたものは……。「女装すると解放されるんですよ。タガが外れて大胆になって、言いたいことをズケズケ言えるようになる。“こうあらねばならない”という縛りがなくなるんですよね。でも、自分は女性らしくあろうとするほどベースは男性的でないと。男と女は表裏一体だと感じます」
2019年02月25日元祖シェアオフィス「トキワ荘」の街、南長崎で“シェアキッチン”がOPEN! 豊島区南長崎活性化プロジェクトとして、2019年1月22日に公民連携シェアキッチン「コマワリキッチン」が誕生しました。実は空き家問題が深刻化している豊島区……。区と民間が一丸となって、街を活性化していく活動が徐々に広まっています。「コマワリキッチン」もその一環で、豊島区南長崎の商店街にあった空き店舗がシェアキッチンとして生まれ変わりました! 飲食店営業と菓子製造の許可を取得しているので、食品衛生責任者の資格取得者であれば、自分の家号で製造・販売が可能です。店内にはイートインスペースも設備。【施設設備】業務用3口ガスコンロ&コンベクションオーブン、冷凍冷蔵庫、対面冷蔵ショーケース コマワリキッチンではキッチンスペースを借りることができるだけではなく、作った料理やお菓子などを販売することもできるそう。(※食品衛生責任者の資格取得者のみ)また料理教室や食育イベントの開催にも利用可能で、「食」を通した様々なコミュニュケーションの場所となります。その他に起業するためのアドバイスを受けられる“起業塾”も開催されるなど、新たな創業の起点としても広く活用される予定です。 また、南長崎といえば“トキワ荘”があった街として有名ですよね。手塚治虫や藤子不二雄など日本を代表するマンガ家達が集い、刺激を受け合いながら、名作を生み出していった“トキワ荘”は、元祖シェアオフィスと言っても過言ではありません。2020年3月にはトキワ荘の復元施設としてマンガ・アニメミュージアムが建設される予定で、コマワリキッチンのオープンを皮切りに南長崎の新しいまちづくりが本格始動していきます。 「コマワリキッチン」という名前に込められた想いとは……。 コマワリには漫画の“コマ割”とかけられていて、それぞれのシーンでそれぞれの登場人物のストーリーが輝く場所となるように、という想いが込められているそう。またトキワ荘の一コマ(一室)で漫画家達が切磋琢磨していたように、切磋琢磨できる場所として活用されていく姿を重ね合わせると、改めて素敵な空間だと感じますよね。 【利用料金】※会員料金は月額、税込金額ドロップイン会員(月5時間)¥15,000シルバー会員(月15時間)¥21,000ゴールド会員(月30時間)¥35,000プラチナ会員(月50時間)¥55,000追加延長料金/時間¥1,500起業塾(全5回) ¥15,000 問い合わせ先:コマワリキッチン運営局TEL:050-1749-7251住所:東京都豊島区南長崎2-3-3 エクウス南長崎1階HP:
2019年02月08日●監督は、イケメンに変な声を出させる冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、現在ヒット中の映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)。「12人全員一致」で集団安楽死するため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。北村が演じた9番のノブオは爽やかな好青年だが、そんな彼がなぜ自殺したいと決意したのか……北村はノブオについて、「普通の少年」と語る。○■役を暗く作りがちになってしまっていた――かなり特殊な設定の物語で、しかも同世代が集まって……という作品ですが、最初に内容を聞いたときはどういう印象でしたか?『十二人の死にたい子どもたち』というタイトルですが、それぞれの生き方や人生という話にもなってくるし、エンタメとして面白いものができそうだなと思いました。これだけ役者がそろって、堤監督のもとで、みんなが真摯に映画と向き合えば、面白いものできそうだなというのが、率直な感想でした。――これまでの取材でも、現場が特殊で大変だった……というお話を聞いております。いやあ、過酷でした。会話劇なので、座って話しながらの40分長回しもあったり、各々きついところがありました。まっけんは長ゼリフが大変だし、それを見守ってる方も撮られているから大変だし、同じく寝てるとまんくんも……。それぞれが自分自身と戦いながら撮影してたんじゃないかな。物語としても、一人一人にスポットを当てられる瞬間がちゃんとありますから、各々課題があったと思います。この男子3人(新田、北村、高杉)なんて、みんなメガネかけてますからね。――そこはちょっと気になっていました。たまたまなんですが(笑)。自殺願望があって集まっているという役だから、どうしても最初はみんなが暗く作りがちで、トーンが被ってしまう、という問題もありました。各々がクリアにして行って、みんなでこの映画が出来上がった気がします。――堤監督については、どういう印象を抱いていたんですか?誕生日が一緒なので、「11月3日生まれのすごい人」としてよく名前を拝見していました。映像業界に革新的な撮影技法を取り入れた方ですし、作品も見ていたので、撮影も楽しみだったんです。だからこんな豪華なキャストのみんなと堤監督で映画を作れる、ということだけで、撮影前からワクワクしていました。――よく意識していた方と、今回ついに一緒だったんですね。堤監督か、手塚治虫か、みたいなところで(笑)。憲法が公布された日でもあるし、11月3日生まれって芸術肌の人が多いらしくて、シンパシーを感じます。監督と会った時も、資料で見ていただいてたのか、真っ先に「誕生日が一緒だね」と言っていただきました。本当にユーモアのある方だったし、ブラックジョークも面白くて。イケメンに変な声出させがちだと思うんですが、今回、まっけんが矛先を向けられてました。間近で見ていて「あ、堤さんのフェチが出てる」と思いました(笑)。●橋本環奈は…「華がある人」――若手実力派の皆さんで演技合戦、という面もあったと思いますが、いかがでしたか?みんながみんな個性的で、お芝居も色があって、意外と僕の役は普通の少年だったので、「普通に見える少年も、自殺の決意に至るんだ」というところを体現したいと、演じていました。それが、誰かの刺激になればいいなと思いつつ。元から知っている人たちのすごさも肌で感じたんですが、僕は萩原利久くんがすごかったな、と思いました。飄々として明るくて能天気でふんわりした空気の利久が、タカヒロを違和感なく演じていましたし、台本読みの段階で完成していたんです。「すごい子だな」と思い、感動しました。――全員にスポットが当たっていますし、本当にそれぞれ刺激を受けそうな現場ですよね。結局お芝居も、誰か一人が突き進んでいくのでは面白くならないと思うんです。ちっちゃくて些細なお芝居の積み重ねで良い作品ができるのかな、とも思います。今回の『十二人の死にたい子どもたち』は本当に13人、さらに堤監督を入れた14人が同じ歩幅で進んでいった感覚があって、すごく心地良い時間だったし、完成した作品を観たときに純粋に面白くて、関われて良かったな、と思いました。○■あんなにフラットな女性はいない――今回は、取材した方に他の方の印象を聞いておりまして、黒島さんから見た北村さんは「大人子どもな人」だそうです。黒島さんとは、現場ですごく話したわけではないんですけど、同じ空気感があったように思いました。僕は環奈ちゃんやまっけんと共演経験があり、花ちゃんとは久しぶりに会ったので、結構喋っていました。そこに、物静かに輪の中にいる黒島さんがいて、人を観察しているんだろうな、と思います。――北村さんの写真が好きだともおっしゃってました。本当ですか! 黒島さんも写真を勉強されているんですよね。率直に嬉しいです。――くじで引いた方へのメッセージをお願いしているので、あと2枚なんですが、北村さんもぜひ1枚引いていただければ。お、4番の環奈ちゃん。「華がある人」って、こういう人なんだろうなと思います。自然と人が集まってくるし、どこかで「もっと見たい」と思わせる。だからこの映画における4番という立ち位置に、絶大な効果があると思いました。――セリフでも、ノブオが「本当にかわいいね」と言ってましたよね。ありましたね(笑)。僕は、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で共演したんですが、環奈ちゃんは人と接するときに「そんなフラットに来る!?」くらいの絶妙な距離感で、すごくサバサバとしたところがある。僕は、よく中身がおじいちゃんと言われるくらいなので、気が合いました。昔同じイベントに出ていたこともありましたし、もちろん、僕には想像できない時間もあるかもしれないですけど、あんなにフラットな女性はなかなかいないと思います。■北村匠海1997年生まれ、東京都出身。2008年、『DIVE!!』で映画初出演。2013年にはダンスロックバンド・DISH//のメンバー(Vo.&G)としてメジャーデビュー。音楽・映像それぞれのフィールドで活躍する。初主演作『君の膵臓をたべたい』(17)では、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な作品に『セーラー服と機関銃 –卒業–』(16)、『あやしい彼女』(16)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『恋と嘘』(17)、『勝手にふるえてろ』(17)など。
2019年01月30日手塚治虫の生誕90周年を記念した舞台『悪魔と天使』が2019年1月19日からKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉ほかで開幕する。開幕まで2週間を切ったある日、都内で行われている稽古を取材した。本作は、手塚治虫の幻の作品と呼ばれる『ダスト8』を原作にした、初の舞台作品。物語は、平成から元号が変わる時、豪華列車トワイライトエキスプレス号の大事故という惨事から生き延びた生還者の人生が中心に描かれる。彼らは事故を起こす直前に「生命(いのち)の山」に接触し、その破片である「生命の石」の力で再び生命を得ることができた。人間たちが死と向き合った時、どう生きるかの葛藤やどう対処するのかを問う形で展開していく舞台だ。この日は、2幕の3つのシーンを計3時間にわたって見学した。モトイキ シゲキの演出のもと、立ち位置やセリフの言い回しなどを丁寧に何度も同じシーンを繰り返す。海江田沙月役の観月ありさ、九條小百合役の高島礼子、柏木守役の野村宏伸による緊迫したシーンは、それぞれの思いをぐっと抑えた大人な芝居。視線ひとつで空気をつくることができるのはさすがだった。渋井新役の佐藤B作と、大前田十蔵役のぼんちおさむのシーンは、アドリブが飛び交う。楽しみながら稽古をしている様子がよく伝わり、笑いが絶えない現場だった。岬慎吾役の白石隼也と吉沢エリ子役の黒川智花が出演するシーンでは、白石が積極的にセリフの言い回しなどについて自身の意見を述べている姿が印象的だった。何しろ初の舞台化作品だ。脚本も芝居もまだまだこれから進化を遂げていくはず。どんな全体像になるのか、楽しみだ。出演は観月ありさ、白石隼也、野村宏伸、黒川、鍵本輝(Lead)、矢部昌暉(DISH//)、向山毅(SOLIDEMO)、木全寛幸(SOLIDEMO)、中島早貴、黒田こらん、ぼんちおさむ、松澤一之、佐藤B作、高島礼子ほか。1月19日(土)~2月3日(日)神奈川・KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉、2月9日(土)・10日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホール、3月1日(金)~3日(日)愛知・御園座にて上演する。なお、声の出演を予定していた女優の市原悦子が1月12日に亡くなった。代役は、本作品で“小坂徳子”役の黒田こらんが務める(2役)。取材・文・写真:五月女菜穂
2019年01月17日『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石井裕也監督が、安藤ゆきによる第20回手塚治虫文化賞受賞作「町田くんの世界」の実写映画化に挑戦。6月7日(金)より全国公開されることが決定した。石井裕也監督は、2009年の商業デビュー作『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞。その後も様々な作品を世に送り出し、2013年公開の三浦しをんによるベストセラーを映画化した『舟を編む』では、第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞をW受賞する快挙を達成。さらに第86回アカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品にも選出されるなど各映画賞を総なめ。石橋静河と池松壮亮が共演した2017年公開『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』では、第12回アジア・フィルム・アワードで名だたる監督たちを抑え、監督賞を見事受賞。手掛けてきたほぼ全ての作品が、海外の国際映画祭への招待や数々の賞を受賞するなど、国内だけでなく海外にも多くのファンを持つ日本が誇る若き実力派監督だ。■新しい時代の幕開けに相応しい挑戦――石井監督がいままでの概念をぶっ壊す!派遣OLが病気の父に代わって田舎のしじみ工場の経営に奮闘する姿を描いた『川の底からこんにちは』。玄武書房の辞書編集部に配属された主人公が訳あり編集部員たちと協力しながら新辞書「大渡海」を編纂する姿をユーモラスに描く『舟を編む』。ベストセラー同名詩集をもとに、東京に生きる男女の切ないラブストーリーを描いた『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』など、これまで石井監督が手掛けてきたのは、ごく普通の生活を生きる人間たちや家族。そして石井監督が最新作の題材に選んだのは、別冊マーガレットで2015年から2018年まで連載されていた漫画「町田くんの世界」。監督自身初となる漫画原作で、しかも昨今続く少女漫画原作の映画化という、自身も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへチャレンジする。これまで人間をおかしくも、その本質を描いてきた石井監督。平成の時代が終わり、新たな時代に公開となる本作では、今回様々な新たな試みに挑戦。このデジタル全盛の時代に逆行する35mmフィルムで全編を撮影するなど、常識にとらわれない手法を取り入れながらキャリア集大成を目指す。石井裕也(監督・脚本)コメント人を好きになる気持ち、愛とかそういうものは、普通であれば恥ずかしくて口に出すのもはばかられますが、やはりどう考えても人間にとって必要なこと。それが今、本当にやるべき題材だと感じ、それをまったくてらいもなく、恥ずかしげもなくやってる“少女漫画原作の力”に僕も乗っかりたいと思いました。この作品では、本当に例外的なことをやりまくっています。まさか自分が少女漫画原作をやるとは思っていなかったので、逆に振り切れたというか、冒険的になれたし、映画的な自由を得られたんだと思います。安藤ゆき(原作)コメント1人の人間から生まれた小さな作品がたくさんの人が構築する大きな企画になっていくということは、わくわくする一方で不思議な気持ちでいっぱいです。この映画の関係者の1人になれたことを幸福に思います。■ストーリー運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん。しかし、彼には困った人は絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力が…!?そんな町田くんに訪れた突然の出来事。優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る!『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月16日大丸心斎橋店は、「懐かしのアニメ セル画・版画展」を2019年1月23日(水)から29日(火)まで開催する。世界中で人気を博す日本のアニメ。本展では、世界中にファンを持つ日本アニメにスポットを当て、手塚治虫の「鉄腕アトム」をはじめ、「銀河鉄道999」、「魔女の宅急便」、「サザエさん」、「ルパン三世」、「セーラームーン」、「アンパンマン」など、昭和から平成を代表する人気アニメ作品の手書きセル画をメインに展開。さらに、石ノ森章太郎ら有名漫画家の直筆原稿・原画なども展示・販売する。なお、会場にはポストカードやミラーなどを揃える、オリジナルグッズ販売コーナーも設置予定だ。【詳細】懐かしのアニメ セル画・版画展会期:2019年1月23日(水)~29日(火)場所:大丸心斎橋店 北館1階特設会場営業時間:10:00~20:30入場料:無料
2019年01月14日毎年たくさんの人が訪れ、盛り上がりをみせる北海道・札幌で開催される冬の定番イベント「さっぽろ雪まつり」。開催期間は、つどーむ会場は2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)まで。大通会場・すすきの会場は2019年2月4日(月)~2月11日(月・祝)までとなっています。2019年で第70回目を迎える本イベントの見どころや穴場スポット、混雑回避方法などをご紹介します。第70回「さっぽろ雪まつり」の見どころハードロック・ジャパン×初音ミク&バンドリの巨大雪像!※雪像のイメージ“音楽の楽しさ”をテーマに、バーチャルシンガー・初音ミクと、人気アプリゲーム「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」の戸山香澄がスペシャルセッションを繰り広げる、15m級の大雪像「Hard Rock Family Live~初音ミク&戸山香澄 on Snow Stage~」が登場します。18:00~22:00の時間には、ハイクオリティなプロジェクションマッピングによるミュージックショーを実施。音と光、映像が織りなす2人のハードロックな世界を楽しんで。■場所STV広場(大通会場)■期間2019年2月4日(月)~2月11日(月・祝)雪まつり会場唯一のスケートリンク「J:COMふれあいリンク」※前年の「スケート教室」の様子大通会場1丁目の「J:COMひろば」には、野外スケートリンクが登場します。2019年2月4日(月)には、お子さまを対象としたスケート教室も開催。例年、スペシャルゲストを迎えて開催されるスケート教室は大盛り上がり。2019年は、国内外で活躍する安藤美姫さんが講師を務めます。■場所J:COMひろば(大通会場)■期間2019年1月31日(木)~2月3日(日) 10:00~20:002019年2月4日(月)~2月11日(月・祝) 9:00~21:00■利用料金(貸靴料を含む)大人:税込1,000円/小学生以下:税込500円【札幌市民限定】大人:税込500円/小学生以下:税込300円■「J:COM&J SPORTS Present安藤美姫スケート教室」日時:2019年2月4日(月) 11:00~/14:30~対象:未就学児~小学3年生(各回20名ずつの計40名)参加費:無料応募期間:2018年12月21日(金)10:00~2019年1月13日(日)23:59申し込み: J:COMオフィシャルWEBサイト内特設ページ 応募フォーム幻想的なライトアップ※前年の様子約1.5kmの雪と氷のドラマが展開する大通会場と、“氷を楽しむ”をテーマに、幻想的な氷像が立ち並ぶ「すすきのアイスワールド2019」(すすきの会場)では、夜になると幻想的な灯りが雪像を照らしだしますよ。より美しく演出される雪像に感動すること間違いなしです。■場所大通会場・すすきの会場■期間2019年2月4日(月)~2月11日(月・祝)■時間大通会場 22:00まで/すすきの会場 23:00(最終日 22:00)まで子供から大人まで遊べるスノーアクティビティ※前年の様子札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム(愛称:つどーむ)では、大人から子供まで遊べるアクティビティが豊富。スノーラフトやチューブスライダー、雪の結晶観察など、北海道の自然の中で雪にふれあって楽しんで。記念撮影にぴったりなフォトスポットもあるのでぜひチェックしてくださいね。■場所:つどーむ会場■期間:2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)■時間:9:00~17:00前年に開催された第69回「さっぽろ雪まつり」約254万人が来場し、大盛況のなか幕を閉じた第69回「さっぽろ雪まつり」。つどーむ会場は2018年2月1日(木)~2月12日(月・祝)、大通会場、すすきの会場は2018年2月5日(月)~2月12日(月・祝)まで開催され、合計203基の雪氷像が訪れる人々を出迎えました。可愛らしいミニオンやピカチュウの雪像などで、会場は大いに賑わいを見せていました。ファイナルファンタジーXIV“白銀の決戦”ファイナルファンタジーXIV“白銀の決戦”大通会場の見どころのひとつだった大雪像では、プロジェクションマッピングと融合した「ファイナルファンタジーXIV“白銀の決戦”」が目玉として登場。孤高の竜騎士エスティニアンと、宿敵のニーズヘッグとの対決が描かれました。手塚治虫 生誕90周年記念オールスターズ手塚治虫 生誕90周年記念オールスターズ『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』などを代表作として持つ、誰もが知る漫画家・手塚治虫氏の生誕90周年を記念した作品も登場しました。老若男女問わず人気で、多くの人々が写真を撮っていました。2018年「国際雪像コンクール」「国際雪像コンクール」では、タイの作品「タイの闘鶏ガイ・チョン」が優勝し、マカオ(中国)の作品「ハーモニー」が準優勝となりました。細かい部分まで美しく作られており、立体的な造形に目を奪われました。市民雪像陸上自衛隊の作品のほか、市民の方々が製作した雪像が並ぶエリアもありました。前年に映画が公開された『ミニオン』のキャラクターや、清宮選手など話題となった人たちの雪像などが並びました。すすきの「アイスワールド」の氷像すすきの会場では、透明感が美しい氷像がズラリと並びました。「氷彫刻コンクール」が開催されており、最優秀賞に輝いた作品「フュージョン」は素晴らしいの一言。鱗など細かい部分まで再現された龍の氷像は、息をのむ美しさでした。北海道の食が一堂に集結雪像だけでなく、北海道ならではの食を堪能できるエリアも。ジンギスカンやカニなどの定番北海道グルメのほか、スープや中華まんなども並びました。寒さの厳しい季節なので、多くの人で賑わう人気のエリアでした。会場以外でも楽しめる穴場スポット札幌テレビ塔札幌テレビ塔から見た風景テレビ塔の展望台から、雪まつりの会場を見下ろすことができます。上から眺める景色はまた格別の美しさですよ。さらに、屋内なので寒さに耐える必要なく雪像を鑑賞することができます。夕方以降はライトアップを見る人々で混雑が予想されるので、早めの時間帯に訪れましょう。大通ビッセ大通公演沿いにある商業施設「大通ビッセ」。ビル内にあるカフェやレストランから、大通会場の雪像やイルミネーションを眺めることができます。食事を味わいながら「さっぽろ雪まつり」を優雅に楽しむひとときを満喫してみませんか。混雑回避方法隣駅から徒歩で向かう大通会場の最寄り駅の「大通駅」は、非常に混み合います。「札幌駅」や「西11丁目駅」など、ひとつ隣の駅から歩いて向かってみてはいかがでしょうか。およそ15分ほどで着くので、歩くことが苦手でない方はおすすめです。午前中や日中が狙い目ライトアップが行われるため、夜の時間帯が混雑します。最大のピークは19時以降で、陽が落ち始める夕方から混雑がスタート。混雑を避けたい方は、日中に訪れることをおすすめします。特に朝の時間帯は来場者が少なく、じっくりと作品を見ることができるでしょう。少し早起きをして、朝のお散歩を兼ねた雪像鑑賞はいかがですか。「雪まつり」に行く際に気を付けたいこと※前年の様子逆走禁止!ルートを守って楽しく鑑賞東西に長いカタチをしている大通り会場は、西方面へは北側通路を、東方面(テレビ塔方面)へは南側通路を一本通行に進みます。イベント中はたくさんの方が訪れる「さっぽろ雪まつり」。いざこざ回避のためにも決められたルートを守るようにしましょう。ゆっくり一周回って、雪像を楽しんでくださいね。滑りにくい靴を用意して期間中、たくさんの方に踏みしめられた雪の道はとっても滑りやすくなっています。防滑靴の用意や、靴裏にスパイク状のものを付けるなど、転んで怪我をしないようにしっかり対策をしましょう。防寒対策をしっかりと!この時期の札幌の気温は0度以下が基本。底冷えする寒さなので、風を通さないタイプのダウンやフェザーコートなどしっかり着込んでおきましょう。雪道を歩いて足先も冷えるので、靴下も厚めのものがおすすめです。耳あてや手袋などの防寒アイテムがあるとより安心ですね。平成最後の「さっぽろ雪まつり」で冬を満喫しよう※「さっぽろ雪まつり」のイメージテレビのニュースなどでも取り上げられる、北海道が誇る雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」。雪で作られたとは思えないような見事な作品が、所狭しと並びます。雪像の数々やアトラクションなどで、平成最後の冬を満喫してみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:第70回「さっぽろ雪まつり」 大通会場催行期間:2019年02月04日 〜 2019年02月11日住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目~12丁目電話番号:011-281-6400
2019年01月10日手塚治虫の生誕90周年を記念した舞台『悪魔と天使』が2019年1月19日(土)より神奈川・KAAT神奈川芸術劇場大ホールにて開幕。12月19日、東京都内で製作発表会が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、手塚治虫の幻の作品と呼ばれる『ダスト8』を原作にした、初の舞台作品。物語は、大事故の惨事から生き延びた8人の人生が中心に描かれる。彼らは事故を起こす直前に「生命の山」に接触し、その破片である「生命の石」の力で再び生命を得ることができた。人間たちが死と向き合った時、どう生きるかの葛藤やどう対処するのかを問う形で展開していく舞台だ。主演の観月ありさは、精霊の悪魔キキモラと海江田沙月の2役を演じる。観月は「素晴らしい作品に出演させていただくことになり、本当にありがたいなぁと思っております。まだ稽古に入っていないので、これからどういう風になっていくのか、とても楽しみです」と語る。『ブラック・ジャック』や『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』など子どもの頃から手塚作品に触れてきたという観月は「ぜひ原作の『ダスト8』も、舞台版『悪魔と天使』も、みなさんの心に残るような作品に出来たらいいなと思っています。頑張って最後までやっていきたいと思います」と意気込んだ。精霊の天使キキモラと岬慎吾役の2役を演じる白石隼也は「原作を読んで、人間の欲望の恐ろしさ、そして心からの純粋さというものを感じました。これからみなさんといい舞台を作っていけるように、頑張りたいと思います」とコメントした。不死身の身体を手に入れたらどうしたいかと記者に問われた観月は「いろんな国に行って、生活をしてみたい。ヨーロッパなど、日本とは懸け離れた文化のところに行って生活をしてみたいです。今、いちから語学を勉強するのは大変ですが、これから50年も100年生きられるとなると、語学もイチから勉強できるので、夢が膨らみます」と話す。一方の白石は「暴飲暴食をしたいです。何を食べても、病気になったり死んだりしないと思うので。夜にラーメンを食べたいなと思った時に食べたいですね」と庶民的な願望を語り、笑いを誘った。出演は観月、白石のほか、野村宏伸、黒川智花、鍵本輝(Lead)、矢部昌暉(DISH//)、向山毅(SOLIDEMO)、木全寛幸(SOLIDEMO)、佐藤B作、高島礼子ら。1月19日(土)から2月3日(日)まで、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、2月9日(土)・10日(日)大阪・梅田芸術劇場、3月1日(金)から3日(日)愛知・御園座にて上演する。取材・文・撮影:五月女菜穂
2018年12月25日手塚治虫さんが1970年代に連載していた大人向け漫画『ばるぼら』が、稲垣吾郎さん、二階堂ふみさん主演で2019年末に映画化されることが発表されました。監督は手塚治虫さんの長男である手塚眞さん。手塚治虫さん最大の異色作といわれた作品がどのように映像化されるのでしょうか。映像化不可能といわれた問題作『ばるぼら』1970年代に手塚治虫さんが描いた連載漫画『ばるぼら』は、英語、フランス語でも出版され世界中にコアなファンを持つ怪作です。芸術とエロス、オカルティズムなどを描いた異色の作品で、“黒手塚”全開の世界観が広がっています。その独特な世界観から「映像化不可能」と言われていました。日本、ドイツ、イギリスの共同制作となる本作には、クリストファー・ドイルさんが撮影監督として参加。カンヌ国際映画祭での受賞歴もある彼の、耽美的で退廃的な映像の美しさにも注目です。ストーリー耽美派の天才として名声を得ていた小説家「美倉洋介」は、異常性欲に悩まされていました。ある日、ホームレス同然の自堕落な少女「ばるぼら」と出会い、美倉のマンションで居候させることに。ばるぼらにミューズのような魅力を感じた美倉は、愛と混沌の世界へと落ちていきます。難しい世界観を表現するキャスト・スタッフ稲垣吾郎さん「日本財団パラアリーナ」贈呈式より異常性欲に悩まされる小説家「美倉洋介」を演じる稲垣吾郎さん。愛と欲望に取り憑かれてしまうキャラクターは、稲垣さんにとって新たな挑戦だったそう。愛をむき出しにしていく姿は、今の稲垣さんでなければ演じられない役です。二階堂ふみさん「月刊モトーラ世理奈・夏 写真 二階堂ふみ」より二階堂ふみさんが演じたのは、自堕落だが魔性の魅力を放つ「ばるぼら」。謎多き少女の不思議な雰囲気を見事に演じきっています。『アトム』のようなポップな手塚作品と違い、『ばるぼら』はちょっと怖くなるような感覚になったそうです。手塚眞さん監督として参加した手塚眞さんは、映画監督など映像全般に携わるクリエーターです。父親である手塚治虫さんの作品を「家族みたいなもの」と語っています。原作の中からエッセンスを抽出し、ひとつの作品にまとめたとのこと。予告の10倍はすごい、と作品への強い自信や思いが感じられます。映画『ばるぼら』詳細情報公開日2019年末※詳細日程は未定原作手塚治虫『ばるぼら』キャスト稲垣吾郎、二階堂ふみ渋川清彦、石橋静河、大谷亮介、渡辺えり ほかスタッフ監督:手塚眞撮影監督:クリストファー・ドイル音楽:橋本一子(C)2019 Barbara Film Committee
2018年12月25日お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」の作家部門賞を受賞し5日、都内で行われた発表会に出席した。今年、『大家さんと僕』で「第22回手塚治虫文化賞」短編賞を受賞し、作家として注目を集めた矢部。受賞の喜びを誰に伝えたいか聞かれると、「もうお伝えすることは叶わないんですが、『大家さんと僕』のモデルにさせていただいた大家さんにお伝えしたいです。僕のことをみなさんが興味持ってくださっていることをすごい喜んでくださっていたので」と答えた。現在は、大家さんとの思い出の詰まったアパートから引っ越したとのこと。MCの今田耕司が、また大家さんのいるところに引っ越したのか尋ねると、「前の大家さんを思い出しちゃうので、大家さんのいないところに引っ越しました。管理人さんがいらっしゃる…」と話した。「Yahoo!検索大賞2018」は、「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年に比べて検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもの。集計期間は2018年1月1日から11月1日まで。
2018年12月05日稲垣吾郎(44)都内で行われた主演映画「ばるぼら」(来年公開予定)の製作発表会見に出席したことを、各スポーツ紙が報じた。今年生誕90年を迎えた故・手塚治虫さんによる“異色の大人向け作品”が初めて実写化。主人公は、稲垣演じる異常性欲に悩む売れっ子小説家。二階堂ふみ(24)演じる自堕落な謎の女性・ばるぼらに翻弄される姿を描き、メガホンを手塚さんの長男・手塚眞監督(57)がとるという。「日・独・英の合作映画で、大規模な海外ロケも行われたようです。手塚さんの作品は海外にも多く、海外のメディアも記事の配信を希望。そのため記事の解禁時間は海外メディアの要望も汲み取ったうえで、日本時間の午後9時になりました。異例の事態といえるでしょう」(会見を取材した記者)同作は、海外映画祭への出品も視野に入れているという。同時に期待されているのが、稲垣の世界進出だ。「SMAP時代は中華圏で絶大な人気がありましたが、欧米では無名の存在。脇役で実力を磨いてきた稲垣さんが、これまで培ったものをぶつけています。エキセントリックな役ですが、海外の映画ファンからは高い評価を受けそう。海外の劇場でスタンディングオベーションを浴びる日も、そう遠くなさそうです」(映画業界関係者)来年2月には主演映画「半世界」の公開も控えている。俳優として飛躍の1年となりそうだ。
2018年11月22日稲垣吾郎と二階堂ふみがW主演を務める、手塚治虫原作映画『ばるぼら』の予告編とポスタービジュアルが公開された。手塚治虫生誕90周年を記念して初映像化される本作は、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した問題作。手塚氏の禁断のアダルトマンガが、今回日本、ドイツ、イギリスの国際共同製作でついにベールを脱ぐ!メガホンをとったのは、手塚治虫の実子であり『白痴』『ブラックキス』など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞監督。撮影監督にはウォン・カーウァイ監督作品などの映像美で知られる鬼才クリストファー・ドイル。また、稲垣さんが異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家、二階堂さんが自堕落な性格のフーテン女を演じる。物語は人気小説家の美倉洋介(稲垣さん)が、新宿駅の片隅でホームレスのように酔っ払った“ばるぼら”(二階堂さん)に出会い、一緒に生活するように。奇妙な魅力に惹かれ、ばるぼらにはまっていく美倉だが、ばるぼらの背後には悪魔崇拝の教団の存在が見え隠れする…というあらすじだ。そして先日行われた製作発表会見と合わせて、予告編も解禁!美倉がお色気たっぷりの下着美女と抱き合うも、突然美女がばるぼらに殴られる衝撃的なシーンから始まり、本作の独特の世界観を覗くことができる。『ばるぼら』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年11月21日手塚治虫の禁断のアダルトマンガを初映画化した『ばるぼら』製作発表が11月20日(火)、「手塚治虫生誕90周年記念会」式典内にて行われ、W主演を務める稲垣吾郎、二階堂ふみ、手塚氏の息子である手塚眞監督が出席した。稲垣吾郎、二階堂ふみを絶賛「夢だったのかな」初共演となった両者。二階堂さんについて、「初めてスクリーンで観たときに、衝撃が走りましたし、いつかご一緒したいと思っていた」とした稲垣さん。実際に共演してみての感想を聞かれると、「二階堂さんならではのばるぼらで、存在しているようで、していないような…夢だったのかな、と思わせてくれた」と話し、「もうばるぼらに会えなくなっちゃうのかな…って寂しくなっちゃうような。それもひとつの夢だったかなと、そんな気がします。誘(いざな)ったのは二階堂さんだったのかな、と思った」と初体験となった思いを告げ、二階堂さんのたたずまいを絶賛。二階堂さんは「光栄です」とペコリと頭を下げていた。禁断の愛、エロス、スキャンダル、オカルティズムなど様々なタブーに挑戦した問題作から「映像化不可能」と言われてきた『ばるぼら』が、手塚氏の生誕90周年を記念し、初映像化。人気小説家の美倉洋介(稲垣さん)は、新宿駅の片隅でホームレスのように酔っ払ったばるぼら(二階堂さん)に出会い、一緒に生活するように。奇妙な魅力に惹かれ、ばるぼらにはまっていく美倉だが、ばるぼらの背後には悪魔崇拝の教団の存在が見え隠れする…。稲垣吾郎「愛がむきだしになった僕を、楽しんで!」撮影監督にクリストファー・ドイルが参加するなど、海外のスタッフも参加した本作。二階堂さんは、「初めてのことばかりだったので、勉強させていただきました。すごく刺激的で、スタッフも外国の方が結構いたので、日本語のときもあれば英語のときもあって。言葉でつながっているのではなく、アートは感覚で共有するものなんだなと改めて感じた現場でした」と、その興奮を静かに伝える。手塚監督が「英語、日本語、中国語も混じっていたね」と言うと、稲垣さんも「不思議でしたね。非日常的だった!」と思い出すリアクション。1970年代に連載していた原作が、現代版の映画化となったことについて、稲垣さんは「子どもの頃から拝見させていただいて、ずっと身近に感じてきた手塚先生なので、光栄です。怪作と言ってしまいますけど、自分にとって新しい挑戦で、このタイミングじゃなきゃ演じられない役かな、とすごく感慨深いものがありました」と強い意志を覗かせた。さらに「愛がむきだしになった僕を、皆さんに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と、印象に残る言葉で作品をPRした稲垣さんだった。『ばるぼら』は2019年全国にて公開。(cinamacafe.net)
2018年11月21日漫画家・手塚治虫氏の禁断のアダルト漫画『ばるぼら』を、稲垣吾郎と二階堂ふみのW主演で映画化することが決定。20日、都内で制作発表が行われ、稲垣、二階堂、メガホンをとる手塚治虫氏の実子である手塚眞監督が出席した。禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、さまざまなタブーに挑戦した問題作を、手塚治虫氏の生誕90周年を記念して映画化。異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家・美倉洋介を稲垣、自堕落な性格のフーテン女・ばるぼらを二階堂が演じる。日本、ドイツ、イギリスの製作者が集結する国際共同製作で、手塚眞監督に加え、撮影監督として鬼才クリストファー・ドイルが参加した。手塚眞監督は、『ばるぼら』映画化を決めた理由について「子供の頃から読んでいて、非常に思い入れのある作品。今まで監督として表現してきたことと、父親の作品の接点が感じられたので、自分がやれる作品だと確信して選びました」と説明。時代設定は原作は70年代だが、現代に変えたという。また、稲垣と二階堂の起用について「手塚漫画がすごい似合う」「2人とも魅力的な俳優でいつか仕事したいと思っていて、『ばるぼら』はお二人にぴったりだと思いました」と明かし、「期待以上のことをやっていただいた」と感謝した。稲垣は「(手塚作品を)子供の頃から拝見し、舞台で『七色いんこ』をやらせていただき、手塚作品で育ったようなものなので光栄です」と手塚作品への参加を喜び、「その中でも“怪作”である『ばるぼら』をやらせていただくのは自分にとって新しい挑戦。愛がむき出しになった僕をみなさんに楽しんでいただけるんじゃないかと思います」とコメント。「監督とクリストファー・ドイルさんのコラボレーションによる世界観が本当に美しく、自分の好みにも合っていましたし、そこで演じた時間は夢のようなふわふわしていた時間で、今まで経験したことがないような出来事でした」と撮影時の不思議な感覚を明かした。二階堂は「父親が手塚治虫先生の作品がすごい好きで、『火の鳥』や『鉄腕アトム』を見て、手塚先生はきっとこういう方なんだろうなというイメージがあったんですが、そのあとに『ばるぼら』を読むと難しいというか、どっちの手塚先生が本当の手塚先生なのか謎ができるような感覚でした」と打ち明け、「現場では『これは黒い部分の手塚先生だよね』って話をしながら、みんなで考えながら答えを探している感覚でした」と撮影を振り返った。初共演となった稲垣と二階堂は、お互いの印象も告白。稲垣は「初めて二階堂さんをスクリーンで見たときに衝撃が走り、いつかご一緒させていただきたいと思っていました」と明かした上で、「存在しているようで存在していないような、夢だったのかなと思わせてくれるような、もうばるぼらに会えなくなっちゃうのかなって寂しくなってしまうような…夢を見ていた感じがしました。二階堂さんの演技で表現して引っ張ってくれて感謝しています」と語った。二階堂は「稲垣さんは物心ついたときからずっとテレビで拝見していた方。現場では役で毎日顔を合わせていたので、私自身も不思議な感覚でした」と語り、「稲垣さんは文学を感じる方というか、初めて難しい本を手にしたときのような感覚。知りたいって思うし、でも自分の未熟さや大人になりきれない部分を感じさせられるような感覚の方。どんどん自分の中に眠っているばるぼらを起こされるような方でした」と独特な例えで印象を表現。稲垣は「光栄です」と受け止めていた。
2018年11月21日手塚治虫の傑作を舞台化した、鈴木拡樹主演「どろろ」の全キャストとビジュアルが公開。本公演のオフィシャルHP先行販売がスタートしているほか、一般発売は来年1月13日(日)10時より開始される。■ストーリー時は戦国。醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。そして時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。そんなある日“どろろ”という幼い盗賊は、ある男に出会う。それは、鬼か人か――。両腕に刀を仕込む全身作り物の男“百鬼丸”は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた…。■ビジュアル・コメント到着主演・鈴木拡樹(百鬼丸役)主演の鈴木さんが演じるのは、百鬼丸。生まれる際に十二体の鬼神に奪われた身体を取り戻すために旅をしており、目が見えない代わりに他者の存在を炎のような光として認識し、義手に仕込んだ刀を振るって闘う人物だ。<コメント>この「どろろ」への出演が発表になった直後から、多くの先輩方からも反響をいただいています。僕たちが演じるからには、若い世代にも、この名作「どろろ」を知っていただきたいですし、そうなるように頑張っていきたいです。「どろろ」は戦い方や表現がすごく独特です。稽古中に戦い方のパターンを増やしていければ、舞台にした意味も生まれてくると思います。手探りで作り上げている最中ですが、本番には、舞台にしかできない「どろろ」をお届けできていると思います。ぜひ観に来てください。北原里英(どろろ役)どろろ役は、元「NGT48」で舞台「新・幕末純情伝」で主演も務めた北原里英。根は優しいが、一方で生意気かつ強かな一面も持つどろろ。鬼神に襲われていた所を百鬼丸に救われて以来、共に旅をするようになる。<コメント>学生の頃、実写映画の「どろろ」を観ていました。自分の好きな作品に出演できるのはすごく嬉しいです。原作のある、見た目も決まっている役を演じるということで、緊張しています。万全の状態で臨めるように、今からどんどん「どろろモチベーション」を上げて行き、本番では、最高の出来になったらいいな、と思います。皆様のご来場、お待ちしております。有澤樟太郎(多宝丸役)多宝丸役には、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」やミュージカル「刀剣乱舞」に出演する有澤樟太郎。多宝丸は、百鬼丸の弟だが彼が兄であることを知らないが、父・醍醐景光から百鬼丸の腕の良さを聞きつけ、百鬼丸の存在を気にしている…。<コメント>手塚治虫さんの舞台に出演することが決まり、率直に嬉しかったです。個人的には、演出の西田大輔さんの演出を受けられること、そしてずっと共演したいと思っていた鈴木拡樹さんとご一緒できるのも楽しみです。アニメも同時展開するということで、「どろろ」がよりすごく盛り上がると思います。舞台では、生の良さを全面に出せるよう、これから役を深く掘り下げていきます。皆様のご来場、お待ちしております。■そのほかのキャストもさらに、百鬼丸と対峙する賽の目の三郎太役にミュージカル「テニスの王子様」などの健人。妖刀&似蛭に取り憑かれた浪人・仁木田之介役にハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の影山達也。戦で両親と生き別れた浮浪孤児・助六役に田村升吾。そのほか、赤塚篤紀(琵琶丸役)、児島功一(寿海役)、唐橋充(醍醐景光役)、大湖せしる(縫の方)が出演する。なお、来年1月より放送予定のTVアニメ「どろろ」では、同役で鈴木さんがTVアニメの声優に初挑戦。同アニメでは、どろろ役を鈴木梨央、琵琶丸役を佐々木睦が演じることが決定している。舞台「どろろ」は2019年3月2日(土)~梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪)ほか、東京、福岡、三重にて上演。TVアニメ「どろろ」は2019年1月7日より毎週月曜日TOKYO MX、BS11にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年11月20日六本木ヒルズ展望台東京シティビューで『藤子不二雄A展 -Aの変コレクション-』がはじまりました。そのオープニングセレモニーに藤子不二雄A氏と女優の宮沢りえさんが登場。おふたりの親交や展覧会の見どころについて語ってくれました。84歳のマンガ王と宮沢さんが登場!【女子的アートナビ】vol. 129オープニングセレモニーが開かれたのは、夜景の広がる会場エントランス。現在84歳のマンガ王、藤子不二雄A氏と特別ゲストの女優、宮沢りえさんがステージに登場されました!宮沢さんとの関係について、藤子氏は「ふだんは『りえちゃん、(本名の安孫子素雄から)あびちゃん』と呼び合う仲」と明かし、「ぼくはずっと長いことりえちゃんの応援団長をしていて、毎年4月の(宮沢さんの)誕生会になると、ぼくは必ず最初にあいさつをするという非常に光栄な役目をしているんです」と説明。宮沢さんが「今日は『あびちゃん』を封印して『先生』と呼んでいたのですけど…」と照れながらいうと、「先生といわれたのはじめてです」と藤子氏がうれしそうに応じていました。展覧会の感想は?一足先に会場を見た宮沢さんは、「写真スポットがいっぱいあって、今はSNSにのせる写真を撮られる方が多いので、すごく楽しいと思います」とコメント。「いっぱい写真を撮って宣伝してほしいです」とアピールしました。同展には、藤子氏が上京して間もないころに住んだトキワ荘を再現した空間があります。この部屋を見た藤子氏は「えらいスッキリしていて、きれいすぎちゃってびっくりしています」と笑顔で語りながら、当時憧れの漫画家、手塚治虫氏からトキワ荘の部屋やテーブルを引き継いだことなど思い出話を披露。宮沢さんは「トキワ荘のエピソードに触れると、いつもうらやましいなと思います。そこにいた人たちはみな伝説をつくって…育つ場所だったんですね」と感動した様子でした。『笑ゥせぇるすまん』に善悪を教わった…また、会場のなかほどには『笑ゥせぇるすまん』ゾーンもあります。ここでは貴重な生原稿や作品1話を丸ごと楽しめるほか、おなじみの名場面「ドーン」の前で写真を撮ることもできます。この人気漫画について、おふたりは次のようにコメント。藤子不二雄A氏ぼくはブラックユーモアの小説が大好きだったんで、そういうものを書いてみようと思い、『笑ゥせぇるすまん』の前身となる『黒イせぇるすまん』を書いたんです。この方向ならいけるな、と思って(それまでの路線から)ガラッと変わりました。宮沢さん子どものとき、『笑ゥせぇるすまん』に世の中の善と悪を教えてもらったなと思います。ユーモアの中に哲学とか善悪とかいっぱいつまっていて、今読んでもとてもおもしろいし、シュールでくすっと笑ってしまいながらも、次の日になったら、あの『笑ゥせぇるすまん』が出てこないように祈るというか…(笑)。藤子不二雄A氏ぼくは意図したわけではないのだけれど、(主人公)喪黒福造の犠牲になるのは中年のおやじなんです。喪黒にそそのかされて、変なことに手を出したためにとんでもないめにあう。一度も女性を犠牲にしたことはないんです(笑)。あびちゃんの漫画を読んで!最後に、おふたりからのメッセージをご紹介。宮沢さん会場には、若い方にも感じ取っていただけるものがいっぱいあると思います。展覧会をきっかけに、あびちゃんの漫画がたくさんの人に読まれるとうれしいなと思います。いいものは時代を越えても劣化しないし、とってもキラキラしています。それをみなさんに感じてもらいたいです。藤子不二雄(A) 氏みんな手塚治虫先生に憧れて漫画家になった。今の漫画はどんどん進化して、世界でも人気になり、日本が誇るべきものになったと思うんです。若い人たちの新しい作品もライバルではなく憧れて読者として読んでいます。りえさんの応援団から漫画の応援団に変わろうかな(笑)。藤子氏の最後のコメントにすかさず「私の応援もお願いします!」と宮沢さんが応じるなど、おふたりの会話は最後までテンポ良く楽しいものでした。『藤子不二雄A展 -Aの変コレクション-』は多彩な作品群やキャラクターに出会えるほか、藤子氏が所蔵する貴重な資料なども展示。さらに、会場はすべて撮影可能でSNSにアップもできるので、写真をいっぱい撮ってシェアして楽しんでみてくださいね!Information会期:~2019年1月6日(日)時間:10:00~22:00(最終入場21:30)料金:一般¥1,800/大学生・高校生¥1,200/4歳~中学生¥600/シニア¥1,500会場:六本木ヒルズ展望台東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
2018年10月20日手塚治虫の不朽の名作漫画を原作にした舞台「七色いんこ」が10月4日より開幕。主人公“七色いんこ”を演じる乃木坂46の伊藤純奈、いんこに恋心を抱く刑事・千里万里子を演じるけやき坂46の松田好花に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、代役専門の天才役者で実は泥棒の“七色いんこ”を主人公にした犯罪活劇。脚本は畑雅文、演出は三浦香が手掛ける。今作が舞台初主演となる伊藤は「私自身、普段の活動のなかでもお芝居は唯一の“ちょっと自信があるもの”なので、今回主演が決まって、もう少し胸を張っていいのかなという気持ちにもなりました」と喜ぶ。もともと観劇することが好きだったという伊藤だが「今回ご一緒させていただく演出の三浦さんの作品はいくつも観ていたので、お名前を聞いて“ええ!”って嬉しくて。先日観た作品は影の使い方まで印象的でしたし、細部まで綺麗に演出される方なので、そういう三浦さんの頭の中についていけるように必死でやりたいです」。松田は、今年4月に上演されたけやき坂46メンバーの舞台『あゆみ』から2作目。「『あゆみ』は衣裳も全員真っ白だったし、本当に芝居だけで役柄を表現しないといけなくて。そのぶん学ぶものが大きかったし、またお芝居ができたらいいなと思っていました。今回出演できるのが素直に嬉しいです」と笑顔をみせた。自身が演じる七色いんこについて伊藤は「いんこは代役をすることで泥棒を見逃してもらうのですが、“演技がうまい”という設定があるので、そこがプレッシャーですね(笑)。初めての男役はやっぱり不安ですが、立ち姿や佇まいを研究します!」。松田は「私が演じる千里万里子は元スケバンで気の強い女性。だけど恋には奥手でそれがかわいいんですよ」お互いの印象を「純奈さんは1歳しか変わらないのに大人な印象。やさしいし、今回恋する相手役ですけど、本当に好きになってしまいそうです(笑)」(松田)、「私は一応、好花ちゃんよりも先輩なので、どうしたらいいんだろうと思って。普段はあまり人見知りしないのですが、今回は先輩らしくしなきゃってドキドキしています」(伊藤)。乃木坂46とけやき坂46が、舞台で共演するのは本作が初。「これから一緒に仕事をする機会も増えたらいいなと思うし、乃木坂46とけやき坂46の架け橋になれたら」(伊藤)公演は10月8日(月・祝)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。取材・文:中川實穗
2018年10月05日モレスキン(MOLESKINE)は、漫画「鉄腕アトム」をデザインした限定版ノートブック2種を発売。鉄腕アトムの生みの親、手塚治虫は、創造性、才能、想像力の化身ともいえる存在で、700以上のマンガや多くのアニメを世に残した。1952年に初めて鉄腕アトムを世に送り出し、のちにマンガの神と称された手塚治虫は、ストーリー性、キャラクターたちの感情が映し出された大きな目元、生き生きとしたリアルな動きが伝わるペンさばきといったテクニックにいたるまで、現在に根付くマンガの美学に大きな影響を与えた真のパイオニアである。今回発売される限定版ノートブック(3,300円)では、1つは足元のジェット噴射で空を飛ぶアトムの姿が表紙に登場。もう1つは、人類を守るためにさまざまな姿で飛び交うアトムの姿が複数描かれている。中表紙には物語の舞台が描かれ、アトムのステッカー、ゴムバンドが付属している。限定版ノートブック「鉄腕アトム」は、全国のモレスキン取り扱い店舗にて販売中。
2018年09月19日あなたはいつも食べている野菜の種に、二つの種類、固定種(こていしゅ)とF1種(えふわんしゅ)があることを知っているだろうか。種に関する法律の廃止や改正への動きなど、実は最近ホットな種の話について。また、小さな種から始まる、食の未来の選択肢について。家庭菜園向けのタネを専門に扱う「野口種苗研究所(のぐちしゅびょうけんきゅうじょ)」に勤務したのち、現在は「東京生まれ、無農薬育ちの野菜」を栽培する「Ome farm(青梅ファーム)」で、種のスペシャリストとして活躍する島田雅也(しまだ まさや)さんに聞いてきた。島田雅也さん固定種それぞれの土地で長期間にわたり育てられ、自家採種を繰り返すことによって、その土地の環境に適した遺伝的要素を蓄積し、安定していった品種の総称。F1種異なる性質を持った種を人工的にかけ合わせて、さまざまなニーズ(「形が均一」「特定の病気に強い」など)に応じて作られた雑種。別名「一代雑種(いちだいざっしゅ)」と呼ばれるため、二代目から採取できないという誤認も多々見受けられるが、採取は可能である。誤認の大きな理由は、異なる形質の親をかけ合わせると、一代目は両親の形質のうち優性だけが現れるが、二代目は逆に劣勢形質も現れ、そのためニーズに沿ったものが作れず、誰も好んで採取をしないから。F1種がよく批判の対象となる大きな要因は、基本的に市場のニーズに合わせて一回限りの採取を前提としているためだと考えられる。*注意点として、この“優勢”と“劣勢”の概念について。異なるものをかけ合わせた場合、先行して表出する性質を優性、後続する性質を劣性と呼称するため、これはどちらか一方がより優れた性質であるという意味ではない(これらの仕組みは遺伝学の基礎「メンデルの法則」に詳しい)。交通事故が変えた運命。元メッセンジャーが種屋見習いになったワケ今ではその豊富な知識を生かし、青梅ファームで種の管理を任されている島田さんだが、現在に至るまでの道のりは数奇なもので、そもそも、「農家にだけはなりたくなかった」というのだから驚きだ。大学卒業から十余年、思ってもいなかった農業の世界へ島田さんを種のスペシャリストに変貌させた野口種苗研究所は、その世界では全国でも屈指の信頼と実績を誇る老舗。漫画の神様と評された手塚治虫氏の代表作、「火の鳥」の初代編集担当というほかにない経歴を持つ野口勲(のぐち いさお)さんが店主を務めている。そんな環境へ運命的に潜り込んだ島田さん。あまりの急展開に、「あのときは家族に迷惑をかけたなあ」と話しつつ当時を振り返ってくれた。種屋って農家が種をまかない時期は仕事が減るので、冬はほぼ休業状態になるんです。だから普通、花や肥料も扱ったりするんですけど、野口は「種しか扱わない」が信条だったので、ぼくらスタッフは冬の間、自由に自分の時間を作ることができました。ぼくは冬の間は、主にT.Y.FARM(現 青梅ファーム)の手伝いをしていました。種を買いに来た彼らが「人手が足りない」って言うから、「じゃあ手伝うよ」って。で、そのうちチームで進める農業に魅力を感じ始めて。野口も理解してくれたので、昨年12月に野口種苗研究所を退職して、今は青梅ファームの種苗担当です。まあ相変わらず人手が少ないので、種だけでなく、農作業全般なんでもやっています。思わず育ててみたくなる。明るい種の話。今年4月に主要農作物種子法(以下、種子法)が廃止されて久しいが、その是非を巡る議論は相変わらず農業界を中心に続いている。廃止されたばかりの種子法を復活させようという動きもあるほどで、その余波はまだ収まる気配をみせない。また、種子法廃止に合わせたのか、種苗法の改正も検討され始め、島田さんのような野菜農家にとっても、種をめぐる今後の動きは気を揉む問題になりつつある。主要農作物種子法通称「種子法」。主要農作物である米、大豆、麦の種子の安定的な生産及び普及を促進するための規定を定めた法律。1952年に制定され、2018年4月1日をもって廃止された。この廃止で民間企業の参入が促され、市場の多様化が予想されるが、自由競争ゆえの弊害(供給の不安定化、価格の高騰)も懸念されている。種苗法植物の新品種開発者に付与される権利と保護の規定について定めた法律。主に品種登録を行った者が、その種を育てる権利を占有できるという趣旨が定められている。いろんな種が明日も100年後も芽吹くためには、しかめっ面だけでなく、ぽこっと咲いて出たような、明るい笑顔も必要だ。島田雅也(しまだ まさや)
2018年09月19日モレスキン(Moleskine)と「鉄腕アトム」がコラボレーション。限定版ノートブック「鉄腕アトム」が全国モレスキン取り扱い店舗にて発売。今シーズン、モレスキンから登場する2種の限定版ノートブック「鉄腕アトム」は、日本のマンガ家の芸術性と精神性を称えたコレクション。「鉄腕アトム」の生みの親である手塚治虫は、1952年に「鉄腕アトム」を送り出した後“マンガの神”として愛されてきた人物だ。彼が描くキャラクターは、大きな目元やリアルな動きが特徴。そんなキャラクターたちの生き生きとした表情を限定版ノートブックに落とし込んだ。1つは、足元のジェット噴射で空を飛ぶアトムの姿を表紙に描いたもの。そして、アトムの姿を複数描いたモデルも登場する。中表紙には、「鉄腕アトム」の物語の中に飛び込んだようなユーモラスなイラストを添えて。さらにアトムのステッカー、ゴムバンドが付属する。【詳細】モレスキン 限定版ノートブック「鉄腕アトム」3,300円+税発売日:2018年8月24日(金)取り扱い店舗:全国モレスキン取り扱い店舗
2018年09月16日