商業施設の授乳室を利用したときのことです。生後5カ月の娘に授乳したあと、夫が待っているはずのソファ席で待ち受けていたのは……!? たった5分の間に、2回も衝撃体験をするとは思いませんでした。わが家のダメパパエピソードをご紹介します。 用事の前に、お気に入りの授乳室へあれは、娘が生後5カ月ごろの出来事でした。おうち探しのため不動産で話を聞く予定だった私たち家族。約束の時間まで1時間弱あったため、今のうちに授乳しておこうと商業施設の3階にある授乳室に寄ることにしました。しかし、このあと私は二段階の衝撃体験をすることになるのです。それもたった5分の間に……。 そこの授乳室は比較的新しくきれいで、設備も整っており、私のお気に入りでした。鍵のかかる個室2つとおむつ交換台が3つ、そしてお子さんやご家族が過ごせるコの字型の大きなソファとテーブルがあり、授乳スペース以外は男性も入れるタイプの授乳室です。夫と2人でわちゃわちゃと娘のおむつ替えをしたあと、私は娘とスマホだけ持ち授乳スペースへ向かいました。 外で待っていたのは夫ではなく……この日は休日にしては珍しく貸し切り状態だったので、ベビーカーと荷物番の夫はソファに座って待っているとのことでした。個室の中にもゆったりできる椅子と丸テーブルがあり、静かな環境で落ち着いて授乳ができました。「このあとしばらく飲めないからたくさん飲もうね〜」と10分ほどの授乳をし、娘を抱えて個室を出ました。隣の個室もまだ空いており、おむつ交換台にも人は見当たりません。本当に今日は空いてるな〜と思いながらソファに目を向けると、そこにいたのはなんと夫とはまったくの別人でした……! ソファの真ん中でドカンとあぐらをかき、下のスーパーで買ったと思われるお弁当をガツガツと食べている初老の男性。授乳室に似つかわしくない男性を見た私は、なぜか軽く会釈をしてしまうほどにプチパニックになり、足早に外に出ました。 授乳室の外にも夫の姿はなく、心臓をバクバクさせながら電話をかけると、同じフロアの本屋にいると言うので急いで向かいました。本屋の表に出てきてくれていた夫に駆け寄り、「なんで中で待っててくれなかったの!? 今ね、授乳室で明らかに子連れじゃないおじさんがごはん食べててね、めっちゃ怖くて……」と興奮気味に話す私に夫が衝撃のひと言を放ったのです。 夫の「ダメパパ行動」に呆れた!夫「あ、やっぱりあの人子連れじゃなかったよね?」私「え? おじさんが授乳室にいること知ってたの?」夫「そうそう、そのおじさんがあとから入ってきてさ、明らかに不審だったから本屋に逃げてたんだよ」私「は!? 娘と妻がまだ中にいるのに? お店の人に報告するとかもなく? ただ自分だけ逃げたの? ありえないんですけど!!」 授乳室を不正使用していたおじさんにもですが、それよりもなによりも夫の「ダメパパ行動」に衝撃を受けたのでした。 その後、本屋の店員さんに状況を伝えて、警備の方に授乳室を見に行ってもらいました。反感を買うのも怖いので私たちは撤退。今回は幸い鍵のかかる個室で、おじさんもごはんを食べることが目的のようだったので危害はなかったのですが、本当に怖かったです。本来安心して授乳やおむつ替えができる空間ですが、ルールを守れない人もいるんですね。娘と自分を守れるのは夫ではなく自分だけだと確信した体験だったので、今後はより気をつけようと思いました。 この体験から授乳室も絶対安全ではないと学んだため、鍵あり個室の授乳室以外は使わなくなりました。あと、夫に期待をしすぎないようになりました(笑)! イラストレーター/ライコミ著者:ずんちゃんママ無痛分娩で出産した1児の母。娘と夫と3人暮らし。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月24日■前回のあらすじお産の進みが急激だったため、その反動で後陣痛がかなり強く起こり、痛み止めを飲んでも治らず、結局3日間ほど痛みに耐えることに。スピード出産だったため、夫が準備してくれたテニスボールを使ったり、ペットボトルで飲み物を飲んだりする暇もありませんでした。こんにちは! 宝あり子です。■後陣痛が痛すぎた分娩室でしばらく待機したのち病室へ戻ってきました。陣痛がまだ続いているかのような痛みでつらかったです。後陣痛は出産して子宮が元の大きさに戻ろうとして収縮する際に起こる痛み。後陣痛が強く起こっていたため、先生の回診時おなかを確認するたびに…。「子宮の戻りがいいね! 痛いけどこれは良いことだから!」と言うだけでした。子宮が戻りが良くてよいことなのだと思いますが、とにかく痛くてつらかったです。痛み止めを出してもらいましたが全然痛みは落ち着きませんでした。■新生児がかわいすぎて授乳室が天国だったしかし、そんな痛みを抱えながらも授乳の時間がやってきました。新生児室に次女を迎えに行くと、「宝ちゃんいらっしゃい! 宝ちゃんベビーかわいいね!」と助産師さんが優しく出迎えてくれました。切迫早産入院で知り合いの助産師さんたちが多かったので、次女がおなかにいるときから見守ってくださった助産師さんたちが、生まれた次女のことをかわいがってくれてうれしかったです。長女のときはうまく授乳ができず、だんだんと授乳の時間が怖くなってしまいましたが、次女のときは…。上の子の時は初めての授乳、初めてのおむつ替えに悪戦苦闘。新生児を愛でる余裕があまりありませんでした。しかし、今回は二人目なので生まれたばかりの次女はもちろん、授乳室の新生児みんなかわいすぎて生まれたての赤ちゃんが見られる授乳の時間が毎回、楽しみでした。そして、長女のときはうまく授乳ができませんでしたが、今回は…。初授乳で吸いついてくれましたが、授乳後の体重は増えていなかったので母乳を飲めていない状況でした。とはいえ、ミルクで元気に育ってくれた長女を見ているので今回は安心して「飲めなかったらミルクがあるし」と思うことができました。しかし、まさかの出来事がありました。 ■母乳指導に来た助産師さんがすごかった「そこのあなた! 赤ちゃんがまったく母乳飲めてないよ!」と病院の提携先の助産院から母乳指導に来た助産師さんに言われました。「足を開いてドシっと構えて!」「猫背になってるから姿勢を正して胸を張って!」と矢継ぎ早に言われました。さらに…。次女の頭をグイグイ押してきて正直「この助産師さん怖い」と思いました。しかし、助産師さんが授乳を手伝ってくれたあとに体重を計ったらなんと体重が増えていました!これにはビックリ。かなり厳しい助産師さんで授乳室の空気はピリっとしていましたが、その実力はすごかったです。さらに、その助産師さんが「退院後、授乳でうまくいかなかったらお手伝いするからうちの助産院に来なさい」と言ってくれました。長女の新生児期に「母乳のことで助産院に相談していたら何か違っていたのかな?」という気持ちが少しあったため、今回この助産師さんに出会ったのも何かの縁だと思い、退院後にこの助産師さんがいる助産院の母乳外来に行ってみました。※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明するものではありません。
2024年03月28日私は先日娘を出産し、今は義実家で同居中です。最近の悩みは、授乳している部屋に義父が入ってくること。孫の顔を見たいからだと言うのですが……。私が母乳派だと知った義父。そのときの様子が妙に浮かれていたので、気にはなっていたのですが……。悪い予感は的中。ある日私が寝室で授乳をしていると、探し物をしているふりをして部屋に入ってきたのです。 最近ではわざわざ授乳を見にくるようになっているような……。孫の顔を見ているだけだと言いますが、そうは思えない態度の数々に私は気持ち悪さを隠せません。 私が気にしすぎなの…!?今まで私たちの寝室には家族の荷物がいろいろと置いてあったため、義母がこの際だからといろいろ片付けてくれました。結果、私たちの部屋には夫婦の荷物しかありません。これで、義父が探しものをしに入ってくることもなくなりました。 プライベートな空間が保たれるとホッとした私ですが、義父はこれを知ると急に激怒。これでは私たち母子が部屋にこもりっきりになって良くない、子どもは家族みんなで育てるものだなどと言うのです。 そして数日後には、義父は何の理由もなく無断で寝室に入ってくるように。さすがの私も声を荒らげると、私のことを被害妄想の激しい女だ、自意識過剰すぎると失礼なことを言ってきたのです。 そして、「嫁のくせに調子に乗るな! そんなに俺がイヤだったらこの家から出ていけ!」 と私に向かって吐き捨てました。 義母に相談し、ある作戦を決行!翌日も、義父は私たち母子の姿が見えなくなると家のあちこちを探し始めました。そして携帯電話で連絡までして、場所を突き止めてきたのです。「家族なんだからコソコソするな!」「そんなに見たいなら来てもいいですよ?」「寝室にいますから」私から許可が出ると、義父は鼻の下を伸ばしながら部屋にやってきました。自分は祖父だから孫が成長しているところを見届ける権利がある、そう言って堂々とやってきましたが、その後大慌てで逃げ出すことになるとは思ってもみなかったでしょう。じつはこれ、義母と私が仕掛けたワナだったのです。 義母は私が思い悩んでいることに気づいており、心配して声をかけてくれました。そこで私が義父のことを相談したところ、ドッキリをしかけて義父をこらしめることになったのです。 これは身代わり作戦で、私のふりをした義母が授乳をしているように見せかけるというもの。予想通り、義父は義母に気づいてぎょっとし、家を飛び出していきました。本当に孫を見にきたのであれば、慌てることも逃げ出す必要もないはず。この反応を見て、義父の本心がわかりました。 この作戦のことは夫にも伝えており、私と一緒に部屋の様子をうかがっていました。夫は義父には下心などないと思っていたようですが、慌てて逃げる様子を目の当たりにして猛烈に怒りを覚えたようです。詰問するために、義父の逃亡先へ乗り込んでいきました。逃げる先はいつも近所の友だちのところと決まっているので、その友だちにも自分のした悪事がバレることに……。 逃げた先で…余罪が発覚!?義母はさっさと義父の荷物をまとめ、外に出しました。二度と帰ってくるなと、義父には伝えたそうです。そして、再び逃げた先は親戚の家。 しかし義母がすでに事情を話していたため、非難と説教の嵐だったそうです。そして、余罪まで発覚。ここぞとばかりに、親戚のお嫁さんたちが暴露し始めたそうです。義父は私にしたのと同じように授乳しているタイミングで部屋にはいるなど、あきれた行為を繰り返していたと言います。 怒りが頂点に達した義母は、離婚手続きを始めました。義父はいくら謝っても許してもらえず。行き場を失って途方に暮れているようですが、自業自得です。 私はゆっくり授乳できるようになり、ストレスのない産後を過ごしています。これまでのことは忘れるようにして、娘を大切に育てていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ お嫁さんが気を遣っているのをいいことに、何をしても許されるというような義父の態度は許せないですね。まずは家族に話すのがいいと思いますが、難しい場合は法務局の女性の人権ホットライン(0570-070-810)に相談するなどして、落ち着いて暮らせる方法を見つけていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月25日小さな子どもを連れて外出した際、安心して授乳できる空間があると、心強いですよね。しかし、日本では赤ちゃん100人に対して、授乳室はわずかに3%程度しかありません。※出生数が約810,000人に対し授乳室は約30,032室(引用:Babypeko HPより)「従来の授乳ブースはカーテンタイプが多いからセキュリティ面が不安」「多目的“トイレ”で授乳なんて……」などと悩む方が多いのが現状です。これらの課題を解決するために、ベビーカーのまま入室できる鍵付きの設置型授乳ブース『Babypeko(ベビペコ)』が、東京駅の地下1階に設置されました。今回MOREDOORでは、販売元のGREATEST DAY株式会社の代表取締役CEO・中塩屋久美子さんに、インタビューを実施。導入にいたるまでには、中塩屋さんご自身のママとしての経験と、授乳ブースをめぐるさまざまな葛藤がありました。Babypekoを設置することになった背景ーーーBabypekoを新丸の内ビルディング地下1階に設置することになった背景を教えてください。●中塩屋さん:Babypekoをデビューさせるなら、公共交通機関に近くどこからでもアクセスしやすい場所がマストだと考えていました。そこでターゲットを東京駅周辺と定めて、多くのビルを所有する『三菱地所』へダメ元でコンタクトを取りました。すると奇跡的にも弊社の要望を聞いて頂けるチャンスをいただき、たくさんの障壁を乗り越え、今回の設置に結びつけることが出来ました。●中塩屋さん:多くの商業施設では授乳スペースが配置されているも、あるのは上層階。泣いている子をあやしながらエレベーターを探したり、ベビーカーを持ち運ぶのって本当に大変ですよね。そのため、ママやパパが電車を降りてすぐにほっと一息つける場所として利用できるよう、三菱地所との連携で、丸ノ内線東京駅の改札からすぐの通路に授乳スペースを設置することに。実際に利用した方からは「駅から出てすぐがありがたい」「しっかり授乳ではなくちょっとした休憩所としても使える点がいい」といった反響を頂いています。特に力を入れたのは安全面ーーー『箱型タイプ』と『円柱型タイプ』を提供しているBabypeko(ベビペコ)。設置型授乳ブースがカタチになるまでに力を入れたことや大変だったことはありますか?●中塩屋さん:まず大切にしたのは、ベビーカーのままでの入室が可能という点です。また私自身、育児をしながらカーテンの授乳室で「他の人に見られてしまう不安」を感じた経験から、鍵をかけられるという安全面に力を入れました。●中塩屋さん:さらに防犯システムとしてセコムを導入しました。貧血になってしまったり、妊娠中のママさんなどが体調を崩されてしまった際に、ブース内のボタンひとつでセコムの担当者へ直接連絡することができます。●中塩屋さん:また、設置場所が多くの人が行き交うことから、授乳ブースに「天井がないのは不安」「背の高い人から覗かれてしまうのでは」と声がありました。しかし、消防法という高いハードルにぶつかり……。利用者からの不安な気持ちと消防法のどちらもクリアするために解決策を模索し、『目隠し板の増設』をすることにしました。火災が起きた時のことを考慮するため、天井に格子状の板を取り付けていましたがそれを外し、スプリンクラーの水が室内に入り込むように工夫。また従来のBabypekoの高さをさらに高くするため、約40㎝の目隠し板を取り付けました。全体の高さが約2.5mとなり、天井との隙間を狭くすることで、外部から覗き見されない安全な授乳ブースを実現。「もう、大変な思いをしなくていい」と世の中の親御さんたちに伝えていきたいと思っています。背景には歯がゆい経験がーーー今回の取り組みに至ったきっかけは?●中塩屋さん:実は以前、他社(業界最大手)が展開している個室のベビーケアルームの販売代理店をしていました。その時の活動を通じて、施設の方が「子育て世代に必要なものではあるけれど……」と必要性を認識いただく一方で、高額な費用や決裁権の問題に直面し、モヤモヤしていたんです。さらに従来の授乳ブースは、ベビーカーを外に置く必要がありました。授乳をするとき、ベビーカーを置いて、荷物を全て持ち、さらに赤ちゃんを抱っこして中に入るママたちの状況をみて「一人で利用することのハードルの高さ」を感じ“どうにかしたい”と。私にできることは、デザイン性や最先端の技術を敢えて取り入れず、少しでも施設側が導入しやすいよう価格を抑えた商品を作り提供することではないか。そうすることで施設側の選択肢を広げ、ママやパパが安心して利用できるようなブースを全国にたくさん増やしていけるのではないかと思いました。そうした思いから理想に近い商材を探し、宮城県の『みやぎ・どこでも授乳室プロジェクト』にたどり着いたんです。宮城県のプロジェクトとはーーー宮城県のプロジェクトはどのように知りましたか?●中塩屋さん:まずは自分の理想に近しいブースを作っている企業がないか、授乳室などのワードをしらみつぶしに検索しました。そして宮城県内で試験的に運用していた『みやぎ・どこでも授乳室プロジェクト』にたどり着き、この授乳ブースの販売をさせてもらえないかと直接交渉。その後、製作を担当された木材会社を紹介してもらい、何度か打ち合わせを重ね、ようやく自身の理想に近いプロジェクトの展開につながりました。その時は、素直に「嬉しい!これだ!」と思いましたね。今後のBabypekoについてーーー今後の展望はどのようにお考えですか?●中塩屋さん:施設側に負担をかけたくないため、広告収入を導入しました。授乳スペースの設置を無料で行っていただけるので、スピード感をもってどんどん全国に展開していきたいと思っています。また、授乳スペースをカスタマイズできるようにしていきたいです。利用者や施設側の要望に合わせて、壁面の色やデザインを調整し、安心できる空間を提供したい。ママやパパがほっこりする色合いや、お子さんにも楽しんでもらえる絵本のようなデザインを取り入れ、居心地のよい授乳スペースをお届けしたいです。そして、鍵付き授乳ブースといえばベビペコと認識してもらい、全国の駅や施設に設置してもらいたいですね。どこかでベビペコを見かけたら、SNSなどを通して発信してくださると嬉しいです!子育てをする家族や社会に伝えたいことーーー最後に、子育てをする家族や社会に対してメッセージをお願いします。●中塩屋さん:現在、育児をされているママやパパの中には、SNSやニュースで育児に関する不安な出来事を耳にすることがあるかもしれません。「一人で階段で困っているとき周囲の手を借りていいのかな?」そんな時、周りを見回してみてください。手を差し伸べてくれる人がいるかもしれません。周りにいる人に助けを求めることをためらわなくても大丈夫です。また上の世代の方の中にも、見守りたいと思ってくださっている方もたくさんいるはず。「お節介なんじゃないかな」と感じている方もいるかもしれませんが、子育て中のママやパパはきっとちょっとしたことで手助けしてもらえると温かい気持ちになると思います。私自身も、困っている方を見かけたら声をかけたいと思っています。怖い出来事ばかりではなく、優しい世界もあります。一緒に育児を支え合っていけたら嬉しいです。※画像出典:GREATEST DAY株式会社様、PRTIMES(MOREDOOR編集部)
2023年12月22日皆さんは、義家族とのお付き合いに悩んだことはありますか?今回は、義家族に衝撃を受けたエピソードを紹介します。イラスト:シメジリンゴ義実家を訪れて…授乳の時間に…突然の訪問者…義父の行動に衝撃!授乳しようとした部屋に突然入ってくる義父…。義父も用事があるのかもしれませんが、授乳中は母親も赤ちゃんも安心できるように配慮してほしいものです。夫に相談してみてもいいかもしれませんね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月25日DRESS読者のみなさま、はじめまして。ランジェリースタイリストの土井萌です名古屋でランジェリースタイリストとして活動しております。私は2児の母です。今回は妊娠中、授乳中と大変お世話になった授乳用ブラジャー選びについてお話させていただければとおもいます!妊娠中はどんなブラをつけるのが正解?※ 画像はイメージです(以下、同様)。妊娠したらブラジャーはこのままで良いの? と悩まれる方も多いのではないでしょうか。妊娠中どんなブラジャーをつけているプレママさんが多いかインスタグラムでフォロワーさまにアンケートをとってみました。1位授乳ブラ2位産前と同じブラ3位ブラトップ、ナイトブラこのような順番になりました。ダントツ1位は授乳ブラ!産後も使用できることから妊娠中も選ばれる方が多いですね。授乳ブラと普通のブラジャーの違いとは?まずは、授乳ブラは普通のブラジャーとどう違うのかお伝えします。授乳ブラは名前の通り授乳中にバストを出しやすい機能があるものを指します。・カップをめくりやすい設計になっているもの・ストラップの付け根からカップを外せるもの・授乳パッドがズレにくいようにカップの内側に授乳パッドを入れるところがあるもの・ボタンでバストトップのあたりが開閉するものなどなど。たくさんの種類があります。その他、普通のブラジャーと違うのは、授乳前後のバストのハリや、体型の変化に対応しやすいように伸縮性のある生地や作りになっているところ。あと、カップ部分にワイヤーが入っていないものが多いです。授乳ブラは授乳中の戦友。身体と心に優しいものを選んで妊娠すると体型がどんどん変わっていくなかでバストも乳腺が発達し、刺激に敏感になります。優しく支えてあげることがとても大切です。もし産前と同じブラをつけるのであれば、アンダーサイズ、カップサイズをバストの変化に応じて変えていけたら良いと思います。授乳中もワイヤー入りのブラをつけると、乳腺をつぶしてしまい、乳腺炎の原因になってしまうと大変です。授乳中にもしワイヤー入りのブラをつけるのであれば、ワイヤーがバストをつぶさないサイズ、バストをつぶさない着方を徹底していれば大丈夫だと思います!いろいろな種類があるなかで妊娠、授乳中にブラジャー選ぶ際に気をつけていただきたいことは、「あなたの身体と心に優しいもの」を選ぶことです。妊娠中や産後はホルモンバランスも崩れて、体調も崩れて、子育ても始まって。ママさん本当に大変なんですよね。授乳は1日に何度もあります。夜中でも授乳がある方も多いですよね。何年も授乳される方もいらっしゃいます。授乳ブラは授乳中の戦友だと思ってます。少しでも楽! 便利! と思えるものを使ってもらいたい。バストトップにかゆみがでたり、つわりで締め付けが気持ち悪かったり、身体や体調にでる変化も十人十色です。無理して着心地の悪い、しんどいブラを使うのはやめましょうね。お身体を第一に考えてあげないと、心にも負担がきます。無理しないでくださいね!あなたの一番近くで支えてくれる、授乳ブラ妊娠中、産後は精神的にもしんどいと思われる方いらっしゃるのではないでしょうか。余談ではありますが、私はふたり目が産まれてすぐ、いろんな悩みが重なって、産後うつの症状が出て苦しかったときがあります。産後、体型は崩れ、バストも下がって鏡に映る自分を見るのがイヤでした。でもバストに関しては、しっかり支えられる授乳ブラに出会って、「これで私のバストが流れたり垂れるのを防げられるー!」と感動したんです。自分の悩みが解決すると気持ちって晴れやかになりますよね。私はその授乳ブラをつけると無敵になった気になりました! 大げさに聞こえると思いますが、そのころのわたしにはそれくらい嬉しい出会いだったんです。妊娠前は補正力強いランジェリーでずっと過ごしていたので余計に。ランジェリーは、身体と心を変えるパワーがあると私はよくお伝えしています。身体に合うものも大切だし、自分のお気に入りのデザインで気持ちが高まるものをつけるのも大切です。気持ちが変わると優しくなれる、いつもと変わらないはずの毎日のなかに楽しさを見つけられる! だからあなたの心にも優しいもの。1番近くであなたを支えてくれてるのでそれがお気に入りだと最高です。無敵になれる!? 土井萌さん推しの授乳ブラをご紹介ちなみに私が「無敵やん!」と感動した授乳ブラはこちらです。「スイートマミー」日本製ノンワイヤー美胸メイクブラストラップオープン授乳ブラジャーバストに当たる面はコットンで優しい。ストラップでパチっとカップがめくれるのにその外したストラップはアンダーと繋がっているので、授乳後に外れたストラップを探さずに済むのでとても楽なんです。また、脇高設計で、サイドにボーンが2本入っています。バストを脇や背中に逃がさない作りが最高です。授乳ブラでボーンが2本入っているものはこちらしかまだ出会えてません。体型も気になる方には、とくにおすすめです。自分に合った授乳ブラでマタニティライフ、子育て時間を楽しく笑顔で過ごすことができますように。最後までお読みいただきありがとうございました。とっても嬉しいです。Text:土井 萌土井 萌 プロフィールランジェリースタイリストランジェリーによってコンプレックスが解消し、自分に自信を持てた経験から「ランジェリーで体型も心も変わる」ことをお客さまにお伝えしている。自身の妊娠や出産をきっかけに、産後のママさんのために予算・好み・ライフスタイルに合わせたランジェリー選びをお手伝いしたいという気持ちが高まり、ランジェリースタイリストになる。子ども大好きな元保育士の二児の母。補正下着フィッター歴11年目。一般社団法人日本ランジェリースタイリスト協会ランジェリーを通して、人々の人生を豊かに。を理念にランジェリースクール『ランジェリーカレッジ』の運営とランジェリーの専門家『ランジェリースタイリスト』の育成をしています。
2023年09月15日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ陣痛の末、無事に赤ちゃんが誕生。我が子を抱きながら夫婦は、「この子にはこの先、つらいことが待っているかもしれない」と思い、「大丈夫。私たちがついてるからね。ひとりじゃないからね」と声を掛けるのだった。■まるで合宿!?■ごめんねと思う日も…産後は赤ちゃんのお世話にてんやわんや。特に、鼻と口がつながっている赤ちゃんに授乳するのは難しく、苦労するのでした。試行錯誤して前向きになれる日もあれば、寝不足のせいか、赤ちゃんに「ごめんね」と思って泣いてしまうこともあって…。次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!
2023年08月04日胸が小さいことがずっとコンプレックスだった私。大人になってからはどうしようもないことだと割り切っていました。しかし、出産して授乳をする段階になって、否応なくこの問題に向き合わなければならず……。小胸で挑んだ授乳体験記をお伝えします。覚悟を決めて受けた授乳指導初めての出産後、休む間もなく始まった授乳指導。Aカップにも満たない胸がずっとコンプレックスだった私は、はじめは指導を受けるため助産師さんに胸を見せることも抵抗がありました。 しかし、授乳室に集まり当たり前のように胸を出して授乳をしている他のママたちを見て、母親なのだからと覚悟を決め、授乳指導を受けたのです。 小胸授乳の実態…!そもそも胸がなくても母乳はちゃんと出るのか?という心配もありましたが、助産師さんからは、小胸のほうが出が良かったりもすると励まされ、慣れない授乳に努めました。 しかし、胸の膨らみがないので赤ちゃんに乳首をくわえさせるのもひと苦労。すぐに口から外れてしまい、全然うまくいきません。 胸がある人よりも真下を見なければならないので首や肩も痛く、だんだん授乳が苦痛になりました。 つらいことは止めてみた1人目のときは母乳神話をうっすら信じていたこともあり、生後6カ月までは混合栄養で頑張りましたが、2人目のときには2・3カ月で早々に完全ミルクに切り替えました。 うまくいっていれば母乳のほうがメリットが多いのかもしれませんが、私にとって授乳は苦痛のほうが多く、母乳をやめたことでむしろ気持ち的にもラクになれたのです。 1人目のときは母乳で育てていないことに罪悪感を覚えることもありましたが、振り返ってみると、母親がつらい思いをしてまでこだわることではなかったと感じます。つらいことを頑張るよりも、ストレスを減らして子育てを楽しんで、と当時の自分に言ってあげたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:澤崎 凪
2023年06月27日授乳服って必要なの? 産前に買う? 産後に買う? どんな服を買えばいい? 授乳服はわからないことがいっぱいですよね。助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、授乳時の服装についてマンガで解説してくれました。助産師さんならではの視点に注目です!授乳のときに便利な授乳服。しかし、妊娠中に用意しても、実際はあまり着なかったというママもいます。また、母親学級を担当していると、妊婦さんに入院時の持ち物に授乳服が必要かと質問されることがあります。 今回は、助産師の立場から授乳服についてお話ししたいと思います。 授乳服とは?授乳服とは、服を脱がずにおっぱいを出すことができ、授乳するときに肌の露出が少ないことから、冬の寒さ対策や外での授乳時に便利なものです。おっぱいのところにスナップやファスナーがついているタイプや、布が重なってめくるタイプなどさまざまなデザインのものが市販されています。授乳服は使用期間が短いので、購入枚数を抑えるか、あまり授乳服には見えない授乳期間が終わっても着ていられるようなデザインの洋服を選ぶと良いかと思います。また、友人から譲り受けたり、フリマサイトで購入したりする方もいらっしゃいます。 出産直後に授乳服をおすすめしないわけ授乳のときは、できるだけママと赤ちゃんの体が密着して、赤ちゃんにおっぱいを乳輪のところまで深く加えてもらうことが大切です。新生児の慣れないころの授乳の場合は、密着できるようにママの洋服を上半身脱いでもらった状態でおっぱいの練習をすることがあります。また、おっぱいの形や大きさによっては、授乳服では難しいこともあります。出産後の入院期間は、前開きのパジャマであれば授乳の妨げにならず、問題ないかと思います。 授乳時に適した洋服外出をするようになるころなら、お子さんもママもだいぶ授乳に慣れてくるころになるかと思います。授乳服を使うのはこれくらいの時期になってからがおすすめです。授乳服は、赤ちゃんが深く吸い付きやすいように、おっぱいの部分がなるべく広く空くようなタイプを選ぶといいと思います。 授乳服以外でおすすめなのは以下の服装です。・前開きのシャツ・ジップアップパーカーの下にTシャツ・前開きのワンピースやサロペット・赤ちゃんを中に入れられるくらい、ゆったりとしたサイズのチュニックやトレーナー、セーター・前ボタンが3〜4個ある、またはファスナーが付いていて胸元ぐらいまで開けられるシャツ 外での授乳には授乳ケープも併用すると安心です。 夜間や部屋着の服装でおすすめなのは以下のものです。・前開きタイプのパジャマ・襟元が大きく空いたシャツ(襟元を伸ばしておっぱいを片方ずつ出して授乳する)・前開きのベストや腹巻き(冬の時期に授乳中ママの体が冷えないようにするため) フォーマルな服装の場合お宮参り、友人や親戚の結婚式など、授乳中にイベントに参加することもあるかと思います。授乳用のフォーマル服は便利ですが、使用頻度も少なく購入を悩むところですね。授乳が終わったあとでも着られるようなタイプのものを選んだり、上下分かれているタイプのものを選んだりしても良いかと思います。 初めてのママは妊娠中に授乳の様子をイメージするのは難しいかと思います。授乳服はお店やネットで情報収集をしておいて、産後お出かけをする時期に購入されると選びやすいかと思います。 作画/はたこ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年05月23日よく「授乳は母と子が密着し、幸せを感じる時間」と言いますが、実は私、第一子のときから、授乳の時間が…嫌いでした。授乳中に幸せな気持ちになったことがほとんどなく、子どもがおっぱいをくわえた瞬間から、とにかく嫌な気持ちになっていました。■次男の卒乳が早くて大喜び長女のときは、一人目ということで「ミルクより母乳をあげなければ!」と思い込んでいたのと、長女が哺乳瓶嫌いで、なかなかミルクを飲んでくれず、母乳をがんばるしかなかったので、必死に授乳。8ヶ月のときにやっと卒乳しました。長男は体が大きかったため、私の母乳じゃ足りず、ミルクも飲んでいましたが、基本的におっぱい大好きっ子だったので、ほぼおしゃぶり代わりでくわえていました。しかし結局、寝かしつけで毎回おっぱいをくわえさせるのが嫌になり、9ヶ月で強制的に卒乳。上の二人がそんな感じだったので、次男が産まれたとき、「嫌だけど、この子も8、9ヶ月ぐらいまでは授乳しないとダメかな…」と思っていました。ところが、次男が生後2ヶ月のとき、長男同様、身体が大きかった次男が、母乳の出が悪い私のおっぱいを嫌がるようになり…。もうやめていいの!? と大喜びで卒乳しました。 ■母乳じゃなくても子は育つ生後2ヶ月で母乳をあげていないというと周りから、「え! なんで!?」と言われましたが、そこは3人目…まったく気にせず(笑)。現在、1歳4ヶ月になる次男。母乳は2ヶ月しか飲んでおらず、1歳まで完全ミルクでしたが、とっても元気!もともと大きく生まれたので(出生体重3800g)、身体は大きいですが、太っているわけではなく、横も縦も大きい…がっしりとした体型。ご飯も、もりもり食べています。長女のときは、授乳の時間が嫌いなんて、私はおかしいのだろうかと悩んだこともありました。それでも、「変」と言われるのが嫌で、誰にも相談せずにいましたが、今となっては…。結局、母乳じゃなくても、子は育つ!母乳じゃないと愛情が伝わらないなんてこともない!哺乳瓶に入れたミルクも立派な授乳! と思っています。
2023年03月02日第1子の妊娠中、母親学級やネットで「授乳中は母子の貴重なコミュニケーションの時間。スマホやテレビを見ずに、しっかり赤ちゃんを見てあげて」と教わった私は、穏やかで子どもファーストなママになろう! と心に誓いました。しかし、出産後10日も経たないうちに、授乳が苦痛に。特に夜間は孤独と睡魔に襲われて、何度も心が折れそうになりました。「赤ちゃんはこっちを見ていないのに、じっと顔を見ておかないといけないの?」とまで考えてしまうくらい、精神的に追い込まれてしまって……?肩の力を入れ過ぎていた授乳タイム ある日の深夜、あまりの睡魔に襲われて「眠気覚ましにちょっとだけ」とスマホで「ママのための掲示板」を見てみると……。 するとそこには「今、授乳中! 眠いけれど頑張ろうね」「私も授乳中! こっちは寒いよ~風邪ひかないようにね」など、リアルタイムで授乳中のママの書き込みがたくさんあったのです。その掲示板を見ると「あぁ、頑張ってるのは私ひとりじゃないんだ!」と心強く感じました。 それ以来、夜間どうしても眠くなったときだけ「授乳中のスマホ」を解禁。すると、あれだけ苦痛だった授乳も少しラクに思えてきたのです。おっぱいを飲むわが子が「かわいいな」と思える心の余裕も生まれました。 母親学級などのアドバイスはためになり、ありがたいものです。でも、それを「守ること」に縛られて育児が楽しめなくなるのは本末転倒。育児にはわが子と同じく自分自身も労われる「さじ加減」が必要なんだな、と気づかされました。 作画/yacco監修/助産師 松田玲子著者:高橋慶子 5歳と3歳の男児のママ。旦那が激務でワンオペ育児中。42歳の今、体のあちこちにガタが来ているのを痛感。どうすればママがラクに子育てをできるかを毎日試行錯誤しています。
2023年02月17日赤ちゃんが生まれると、毎日何度も授乳が必要になりますね。私の場合、最初のころは、眠くて抱っこしたままウトウトしてしまったりすることもありましたが、もっと授乳タイムを有意義にしようと考えました。今回は、私が授乳タイムに心がけていたことをお伝えしたいと思います。とにかく眠かった…産後すぐの授乳タイム赤ちゃんが生まれてすぐの産院にいる間は、初めての授乳にとにかく必死!という方が多いのではないでしょうか? 私もとにかく必死で、助産師さんにアドバイスをもらいながら授乳をしていました。体がつらいときは助産師さんが赤ちゃんを見ていてくれたので助かりましたが、問題は退院後。時間との戦いの日々だったと感じます。 疲れた体は睡眠を欲しましたが、それでもゆっくり眠れる時間もなく、授乳をしながらウトウトする毎日が続きました。抱っこをしていないと赤ちゃんが泣きやまないこともしばしばでした。 音楽を聴きながらリラックス赤ちゃんが生後1カ月を過ぎ、私の体調が落ち着いてきてからは、毎日何度もある授乳タイムをもっと有意義にできないだろうかと考えるようになりました。そこで、妊娠中に胎教のためにかけていた音楽をかけながら、授乳するよう心がけたのです。 胎教音楽を聴いていると、妊娠中のことを思い出して懐かしく感じ、私自身もリラックスできました。赤ちゃんも聞き覚えがあるからか、なんとなく落ち着いていた気がします。童謡や自分の好きな曲を流すなどして、赤ちゃんも自分もリラックスして授乳ができる環境をつくりました。 語りかけでコミュニケーションをとりながらまた、できるだけ授乳をしながら赤ちゃんに話しかけるようにしていました。「おいしい?」「今日はいい天気だね」など、赤ちゃんのほうを見て語りかけます。 授乳中に赤ちゃんと自分の目と目が合うとうれしくなりますよね。疲れているときは授乳が作業的になりがちでしたが、話しかけることによって、授乳中に赤ちゃんとコミュニケーションをとることができました。 「音楽」と「語りかけ」。胎教でしていたことを、そのまま授乳タイムにも心がけました。授乳中に妊娠中のことを思い出すと、いまこうやって目の前に赤ちゃんがいるということを感慨深く感じ、幸せな気持ちになります。 監修/助産師 松田玲子著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2023年02月09日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、冬の授乳やママのおっぱいトラブルについて教えてくれました。寒い冬の授乳は乳房トラブルも起きやすくなります。悩んでいるママも多いのではなでしょうか? ぜひ参考にしてくださいね。冬の授乳は寒くて大変かと思います。身体の冷えなどから、乳房トラブルも起きやすい時期です。そこで今回は、冬の授乳で実はNGなことについてお話ししていきます。 布団から出るのがつらい!添い乳に注意夜間の授乳は、眠さと寒さで布団から出るのがおっくうになりやすいですよね。そんな時に、添い乳をされるママがいます。添い乳は、ママの身体も休まるし、赤ちゃんも授乳後よく眠ってくれることもあり、夜間の授乳にとりいれているママも多いかと思います。 しかし、添い乳は赤ちゃんのラッチオン(吸いつかせ方)の姿勢が崩れやすく、吸い方が浅くなったりすることが多くなります。そのために、白斑や乳管塞栓の原因となりやすく、乳腺炎などのトラブルにつながることがあります。 赤ちゃんの顎をおっぱいに密着させて吸わせ方が浅くならないように注意する、添い乳を連続して行わないようにするなどを意識的におこなっていくことが大切です。 冬の授乳時の服装は?冬の授乳時の服装は、厚手のものは浅吸いの原因となり、トラブルになることも。冬の厚手の洋服が、授乳の姿勢で必要なママと赤ちゃんとの密着を邪魔してしまうこともあります。 具体的には、ママの厚手のセーターやトレーナーなどは、授乳時に服をまくり上げると首元にたまって授乳しつらくなったり、授乳服などで乳首だけ出したような状態で吸わせていると、赤ちゃんの顎が乳房から離れる姿勢になり、赤ちゃんとママの間に距離ができて浅く吸う原因となることがあります。浅吸いが続くと、乳房が傷つきやすくもなるので注意しましょう。 また、赤ちゃんの洋服が厚手のものであったり、寒くならないようにおくるみをしている場合も授乳時に距離ができる原因にもなります。冬はエアコンで部屋を暖めたり、急速に暖かくなるヒーターなど利用して授乳時に厚着になりすぎないように注意していきましょう。 乾燥してる冬は水分不足になりがち?授乳中は、母乳に水分が必要となるのでママの水分が不足がちになります。夏は、喉が渇くので水分をたくさんとっている人でも、冬になると水分摂取が少なくなってしまいがちです。水分不足はママが体調を崩しやすくなる原因になります。喉の渇きがなくても意識的にとるようにしましょう。 身体を冷やさないように、温かい飲み物がおすすめですが、お湯を沸かして入れるのも育児中は面倒になりがちです。水筒やマグカップなどの保温効果があるものを活用して、こまめにとるようにしていきましょう。 まとめ寒くなると、おっぱいがつまってしこりができたり、乳腺炎になるママが増える傾向があります。乳房トラブルを予防して、冬の授乳を乗りきりましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年12月22日年末年始はお酒好きにとっては誘惑が多い時期です。ふと、「授乳中だけど、ちょっぴりなら飲んでも大丈夫かしら……?」と思った大酒飲みの私。授乳中にお酒の誘惑に負けた結果、大変な結末を迎えることになってしまいました。そのときの体験をお伝えしたいと思います。授乳中の飲酒はOK? 助産師さんの見解「ネットには“少量なら大丈夫”とかいろいろなことが書いてあるけれど、お酒の強さは個人差があるし、大丈夫だと確証できないから飲酒はすすめられないわ」というのが、子育て支援センターで会った助産師さんからのお言葉でした。私はお酒の勉強会に出向くほどのお酒好きなのですが、子どもが立て続けに生まれ、気がつけば3年近く断酒状態でした。2番目の子どもが生後10カ月になったころ、ちょっとだけお酒が飲みたくなってきたのですが……。 「ちょっとだけ」で終われなかった!ある日、実家に子どもたちを預けて夫婦でディナーに行けるチャンスが! こんな機会は滅多にありません。そしてお店はイタリアンで、ワインが欲しくなりました。「あとでおっぱいを搾ればいいか……」と、はじめは1杯だけのつもりが「あと1杯だけ……」と、気がつけばビール1杯とワイン3杯も飲んでしまったのです。お酒ならではのふわっとした心地よさに、判断力も大鈍り。しかしこの後、助産師さんの言いつけを守らなかった私にまさのバチが当たったのです。 子どもが発熱! 役立たずの酒おっぱい非日常を楽しんだあと嬉々として家路につくと、なんと乳飲み子が38度の発熱! しかし、最強アイテム・おっぱいが使えません。育児用ミルクをあげても、抱っこをしても、子どもはグズグズしておっぱいに顔をこすりつけてきます。私は「ごめんよぉぉ……」と申し訳なく思いながら、この日は徹夜で抱っこしました。8時間後に耐えきれず授乳してしまいましたが、「大丈夫かなぁ……」と内心ハラハラで、断酒時の何倍もストレスを感じるはめに。私はこれに懲りて、断乳まで禁酒を決意したのでした。 「飲酒はすすめられない」という助産師さんの助言をちゃんと守っていれば、こんなことにはならなかったのに……という、授乳中の飲酒失敗エピソードでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:吉田麻里関西在住。1歳と3歳の兄弟を育児中。夫は激務で、実家は遠方、いわゆるワンオペ育児を遂行中。趣味は、お金をかけずに楽しむ方法を模索すること、街歩き、日本酒のきき酒。
2022年12月05日■前回のあらすじお料理が得意で少しやきもち焼きな義母は、義父が嫁の料理を褒めると怒りモードに。義母の怒りで我が家は地獄の空気になり、自分の家なのに居心地が悪いのでした。癒しの授乳タイムが…お義母さんはこのあとお昼までゆっくり過ごして帰られました。鍵かかってるもんだと思い込んでたからこの時は本当にお義母さんが鍵壊して入ってきたんだと思ってびっくりしたよね。(失礼)赤ちゃんのミルク飲んでるところってかわいいから見たくなる気持ちはとてもわかる。でも母乳出してる母親の方は乳も出してるから見られて嬉しいものではないよね。でも義母さん米も大根もめちゃくちゃ重いのに頑張って1人で運んで来てくれてさーーー、もーーー…ありがとうございまーーーーす!!!!※現在義母との関係は良好です。次回、念願のハーフバースデーの記念撮影に家族でおでかけ…でも絶対に波乱が待ってる!次回に続く 「お義母さんとドキドキ敷地内同居」(全16話)は22時更新!
2022年11月14日義実家で授乳するときに、義父からの視線が気になっていました。 授乳中に増していくストレス⋯⋯。しかし良好な関係を壊したくない思いで、言いたいことをためこんでしまった結果、我慢しきれずについきつく言ってしまいました。そんな嫁(私)と義父の授乳問題についてお伝えします。気になる視線長女が生後3カ月のころ、夫の実家に1カ月ほどお世話になったことがあります。義父は仕事をリタイアしており、1日中家にいました。義父は私の娘を抱っこしたり、あやしてくれたり、かわいがってくれて本当に助かりましたし、とてもうれしかったです。しかし、1つ気になることが。私が授乳するために娘を連れて部屋を移り授乳をしていると、その部屋に入ってくるのです。「これって当たり前のことなの?」と疑問に思いながらも、義父とはいえ夫以外の男性の視線がなんだか気になりました。 やわらかく気持ちを伝えたたところ…授乳中は義父に部屋へ入ってきてほしくないことを夫から伝えてほしいとお願いをしました。義父との良好な関係を壊したくなかったので角が立たないよう、夫から「授乳中は部屋に入らないほうがいいんじゃないかな? 女性は普通嫌がると思うよ」と、やわらかく言ってもらったのです。しかし義父の返答は「胸を見ているんじゃない。乳を飲んでいる孫を見ているだけだから」と言って状況は変わらず。なんだか「私が自意識過剰なのかな?」 とも思いましたが、不快な気持ちとストレスは増える一方でした。 はっきり言わせていただきます!ある日、いつものように私は義父を意識しつつ授乳の部屋に移動しました。するとまた、義父が授乳部屋に入ってきたのです。私はもう我慢の限界で、「お義父さん、授乳中は絶対に部屋に入ってこないでください。胸を見ているとか見ていないとか関係ないんです。不快です。お願いしますね!」と、きつく言いました。義父は「わかった」と言い、それから授乳中は部屋に入ってこなくなりました。この一件があったあとも、義父は相変わらず孫をかわいがってくれるし、私と義父の関係も変わらず良好なので、もっと早期にはっきり伝えておけばよかったです。 不快な気持ちを義父に伝えることは難しかったですが、はっきり言わないと義父は気持ちを理解できないと思ったのです。しかし我慢しすぎて余裕がなくなる前に言えたら、もっとやさしく伝えられたのかなと反省もした出来事でした。 著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2022年11月12日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、ちょっと困った授乳中のママの行動について教えてくれました。授乳中だから薬を飲めない、薬を飲むから母乳をやめなきゃいけないなど自己判断でしていませんか?授乳中のママより、「今は授乳中だから薬は飲めない」、「薬を飲んでいる間は母乳をあげられない」などとお話しされていることがあります。無理をして体調不良が長引いたり、授乳を無理にやめることによって乳房トラブルになったりすることもあります。実は、授乳中に飲めないお薬というのは、とても少ないのです。今回は授乳中の内服のお話です。 薬の成分は母乳中には出てこないの?授乳中にお薬を使用する場合、赤ちゃんへの影響が気になると思います。母乳はママの血液から作られます。ママが飲んだお薬は母乳中に分泌されますが、多くのお薬では母乳中に含まれるのはとても少ない量になります。さらにお薬が含まれる母乳を飲んでも、赤ちゃんの血液に届くまでにその量はどんどん少なくなっていくので、赤ちゃん自身にお薬の影響がでる可能性はとても低いといわれています。 月齢が大きくなって離乳食がすすんだり、ミルクとの混合栄養の場合はお薬の影響はより少なくなります。 お薬を飲む場合、必ずしも母乳をあげられないということもないですし、母乳をあげるために薬を飲まないようにする必要はありません。正しい情報をもとに、医師や薬剤師と相談しながら決めていくことが大切です。 授乳中の薬について、どうやって相談すれば良い?診察時に医師へ授乳していることを必ず伝えましょう。授乳が可能であったり、授乳に影響の少ない内服薬を処方してもらうようにしましょう。処方が院外処方の場合など、薬剤師と話ができる場合は、医師から処方された薬が授乳に影響するかどうか相談してみるのもいいでしょう。他の薬の方が適していると判断した場合は、薬剤師より医師へ薬剤の変更依頼などをしてくれることもあります。 また、影響が少ないと聞いても心配な場合、薬剤成分の血中濃度が高い時期を避けて授乳する方法もあります。授乳直後に内服する、血中濃度が高い時間帯を薬剤師に確認しその時間を避けるなどでもいいでしょう。 調べる方法は?国立研究開発法人国立成育医療研究センターのサイトで検索する方法があります。商品名ではなく成分名で検索するので、注意してください。薬の添付文章はネット検索もできます。しかし、医師や薬剤師からは授乳中も大丈夫と説明をうけたのに、説明書やネットで調べると授乳を避けるようにと書かれていることもあり、不安になることもあるかもしれません。科学的な裏付けが乏しい場合には、無難に「授乳を中止」と記載されてることもあるのです。知識を持つために自分で調べてみるのはいいですが、実際に服用するときは医師に相談しましょう。 授乳を一時的に中止する場合医師や薬剤師から説明を受けて、理解した上でママ自身が一時的に授乳を中止することを選択した場合は、乳腺炎など乳房トラブルにならないようにケアが必要です。通常の授乳回数に合わせて搾乳する様にしましょう。授乳を中止にする期間によっては、授乳を再開した時に分泌量が落ちてしまうこともあります。セルフケアに心配がある場合は、母乳外来や地域の助産院、助産師に相談してみてください。授乳中の内服については、医師・薬剤師と相談しながらママや家族が納得して選択できるようにすることが大切です。無理せずに、ママが1日でも早く体調を回復して元気に過ごせることが、赤ちゃんと家族にとっても大切だと思います。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年09月12日■前回のあらすじ「いい物」を買ってきたと意気揚々と現れた義父。取り出したのは、昨夜の半額セール品・天然本マグロのお造りでした。言われるままに味噌汁を作り、義父と食卓を囲む美月。朝から生臭いマグロを食べさせられ気分が悪くなる中、「また明日も来るから」と義父は言い残して帰っていくのでした。■義父の突撃朝ご飯、再び!■義父に授乳を見せるなんて…!産後間もない不安な精神状態の中、肉体的にも精神的にも追い詰められていくのでした。次回に続く「ヤバすぎる義父と絶縁した話」(全47話)は21時更新!
2022年09月03日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夜間授乳を「する」「しない」のラインについてお話ししています。夜間授乳することのメリット・デメリット、夜間授乳をしたほうがいい場合などを詳しく解説!夜間ぐっすり眠っている赤ちゃんを、起こして授乳するべきか悩んでいるママは多いかと思います。赤ちゃんやママのおっぱいの状況によっては、必ずしも夜間に赤ちゃんを起こさなくてもいい場合があります。 うちの子は起こしたほうがいいの? 夜間起こして授乳しなくてもいいケースとは?赤ちゃんの授乳間隔は3〜4時間毎と言われますが、赤ちゃんが成長と共に、母乳を1回に飲める量が増えてきたり、離乳食が進んでくると夜間の授乳間隔が空いてくることがあります。 夜間に、赤ちゃんが長く眠ってしまった場合に、無理に起こして授乳しなくてもいい場合は、以下になります。 ・正期産で2,500g以上で生まれた、病気などがない元気な生後1カ月以降の赤ちゃん・発熱などがなく元気な状態・体重増加が良好(1日18〜30gの体重増加が認められる)。体重が成長曲線内にあり、上昇がみられる・日中の排尿が1日6〜8回みられる(1回量は50g以上、紙おむつのチェックラインの色が変化する程度)・生後10カ月以降で、離乳食も3回食に進んでいる・赤ちゃんを起こして授乳してもあまり飲まない、起こしたあとに機嫌が悪くなり再度の寝かしつけが大変 夜間授乳することのメリット・デメリットは?【赤ちゃん側のメリット】・授乳回数が増えることで、母乳を飲む量が増えて多くの栄養を得ることができる。・夜間覚醒して、授乳することで再度深い眠りにつくことができる。安心する。【赤ちゃん側のデメリット】・眠りが中断される。授乳後に、再度寝入ることに時間がかかる場合もある。 【ママ側のメリット】・授乳回数が増えることで、母乳を作るのに必要なホルモンが分泌されて、母乳分泌が増えやすい。・定期的におっぱいから母乳が飲み取られるので張りすぎによる痛みや苦痛が軽減されたり、乳腺炎の予防になる。【ママ側のデメリット】・眠りを中断することにより、睡眠不足になることがある。・起こしても赤ちゃんがあまり飲まないことがあり、授乳により刺激されたことにより余計に乳房が張りやすくなることがある。 こんな場合は起こして授乳がおすすめ新生児のうちは、1回の哺乳量が少ないため、授乳回数が少ないと1日の飲むトータル量が減ってしまうことがあります。そのために、生後1カ月までは4時間以上眠ってしまうようでしたら起こして授乳することが必要です。また、生後6カ月未満であれば、6時間以上授乳間隔が空く場合には、起こして授乳するようにしましょう。その他に起こして授乳したほうがいい場合としては、 ・体重増加が1日18g未満。成長曲線を下回っている・出生時の体重が2,500g未満で、早産、または心疾患や内分泌疾患などの何か病気がある・離乳食を1回食で始めたばかり、またはあまり食べない・ママが母乳量を増やしたい、今の量を維持したい・ママが乳腺炎などの乳房トラブルを繰り返している・授乳間隔が空くと張ってつらい。授乳の代わりに搾乳をする場合、搾乳ができない、または搾乳を大変に感じて起こして授乳させるほうがラク赤ちゃんがぐっすり眠っていると、せっかく眠っているのに起こすのがかわいそうに感じたり、もっとママも眠りたいという気持ちがありますよね。ママと赤ちゃんの状況に合わせて、夜間の授乳の負担が減るといいですね。 <参考>メディカ出版母乳育児支援ブック篠原和子「授乳の頻度と長さ」 作画/はたこ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年08月22日私の家系は、みんな母乳がよく出たと聞かされていました。妊娠中は、「きっと私もすんなり母乳が出るだろう」と根拠のない自信がありました。しかし、出産していざ授乳しようとしたとき、母乳がまったく出ず、赤ちゃんへの授乳が苦痛に感じるようになってしまったのです……。母乳がよく出る家系祖母、実母、姉は全員、子どもを完全母乳で育てていました。赤ちゃんの泣き声を聞いただけで母乳が出てしまったり、母乳分泌過多で乳腺炎になってしまったり、大変だったとよく聞かされていたものです。 「きっと私も出産したら母乳が自然に出てくる」と思い込み、母乳が出ないという未来はまったく想像していませんでした。むしろ、母乳が出すぎて乳腺炎になるかもしれない、と心配していたのです……。 まさか…母乳がほとんど出ない私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産。愛するわが子への初めての授乳は、つらいものでした。出ると信じて疑わなかった母乳が、ほとんど出なかったのです。授乳後に息子の体重をスケールで量るたび、1gも増えていないことに落胆しました。 産後2週間健診のとき、搾乳器を使って胸が痛くなるまで母乳を搾り取っても、多くて40ccが限界。息子の体重が平均より少ないと判断され、育児用ミルクの量を増やすように保健師さんから言われてしまいました。 母から「母乳は出てる?」と聞かれたとき、いたたまれない気持ちになり「たくさん出ている」と嘘を付いてしまったことも……。また、乳首が短いため乳頭保護器を使いながらの授乳にも苦戦。息子がせっかくうまく吸ってくれても、乳頭保護器が邪魔をして、せっかく出た貴重な母乳が流れてしまうことが何度もありました。産前にイメージしていた授乳と現実のギャップで、次第に私は授乳が苦痛になっていました。 息子が生後2カ月になって母乳が安定息子の夜泣き対応で毎日寝不足でしたが、母乳が出る方法をいつも検索してさらに眠れなくなっていました。母乳を諦めて完ミにしようか悩んだときもありましたが、半分意地になって授乳を続けた結果、息子が生後2カ月のころに安定して完母になりました。 しかし、生後5カ月から離乳食を始め、だんだんと授乳の回数や時間も減ったことで徐々に母乳が出なくなり、最後は息子のおしゃぶり代わりのように……。そのため、息子が1歳のときにおっぱいを卒業しました。 母乳分泌過多の人、私のように母乳がなかなか出ないなど、いろいろな理由で授乳に悩む人が、私の周りでは多かったです。今思うと、初めから母乳がすぐに出る人は少ないと思います。妊娠中、授乳についてもっと知識を付けていたら、あそこまで自分を追い込まずに子育てができたかもしれないと感じた体験でした。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年07月24日商業施設の授乳室を利用したときのことです。生後5カ月の娘に授乳したあと、夫が待っているはずのソファ席で待ち受けていたのは……!? たった5分の間に、2回も衝撃体験をするとは思いませんでした。わが家のダメパパエピソードをご紹介します。 用事の前に、お気に入りの授乳室へあれは、娘が生後5カ月ごろの出来事でした。おうち探しのため不動産で話を聞く予定だった私たち家族。約束の時間まで1時間弱あったため、今のうちに授乳しておこうと商業施設の3階にある授乳室に寄ることにしました。しかし、このあと私は二段階の衝撃体験をすることになるのです。それもたった5分の間に……。 そこの授乳室は比較的新しくきれいで、設備も整っており、私のお気に入りでした。鍵のかかる個室2つとおむつ交換台が3つ、そしてお子さんやご家族が過ごせるコの字型の大きなソファとテーブルがあり、授乳スペース以外は男性も入れるタイプの授乳室です。夫と2人でわちゃわちゃと娘のおむつ替えをしたあと、私は娘とスマホだけ持ち授乳スペースへ向かいました。 外で待っていたのは夫ではなく……この日は休日にしては珍しく貸し切り状態だったので、ベビーカーと荷物番の夫はソファに座って待っているとのことでした。個室の中にもゆったりできる椅子と丸テーブルがあり、静かな環境で落ち着いて授乳ができました。「このあとしばらく飲めないからたくさん飲もうね〜」と10分ほどの授乳をし、娘を抱えて個室を出ました。隣の個室もまだ空いており、おむつ交換台にも人は見当たりません。本当に今日は空いてるな〜と思いながらソファに目を向けると、そこにいたのはなんと夫とはまったくの別人でした……! ソファの真ん中でドカンとあぐらをかき、下のスーパーで買ったと思われるお弁当をガツガツと食べている初老の男性。授乳室に似つかわしくない男性を見た私は、なぜか軽く会釈をしてしまうほどにプチパニックになり、足早に外に出ました。 授乳室の外にも夫の姿はなく、心臓をバクバクさせながら電話をかけると、同じフロアの本屋にいると言うので急いで向かいました。本屋の表に出てきてくれていた夫に駆け寄り、「なんで中で待っててくれなかったの!? 今ね、授乳室で明らかに子連れじゃないおじさんがごはん食べててね、めっちゃ怖くて……」と興奮気味に話す私に夫が衝撃のひと言を放ったのです。 夫の「ダメパパ行動」に呆れた!夫「あ、やっぱりあの人子連れじゃなかったよね?」私「え? おじさんが授乳室にいること知ってたの?」夫「そうそう、そのおじさんがあとから入ってきてさ、明らかに不審だったから本屋に逃げてたんだよ」私「は!? 娘と妻がまだ中にいるのに? お店の人に報告するとかもなく? ただ自分だけ逃げたの? ありえないんですけど!!」 授乳室を不正使用していたおじさんにもですが、それよりもなによりも夫の「ダメパパ行動」に衝撃を受けたのでした。 その後、本屋の店員さんに状況を伝えて、警備の方に授乳室を見に行ってもらいました。反感を買うのも怖いので私たちは撤退。今回は幸い鍵のかかる個室で、おじさんもごはんを食べることが目的のようだったので危害はなかったのですが、本当に怖かったです。本来安心して授乳やおむつ替えができる空間ですが、ルールを守れない人もいるんですね。娘と自分を守れるのは夫ではなく自分だけだと確信した体験だったので、今後はより気をつけようと思いました。 この体験から授乳室も絶対安全ではないと学んだため、鍵あり個室の授乳室以外は使わなくなりました。あと、夫に期待をしすぎないようになりました(笑)! イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子著者:ずんちゃんママ無痛分娩で出産した1児の母。娘と夫と3人暮らし。
2022年07月20日商業施設の授乳室を利用したときのことです。生後5カ月の娘に授乳したあと、夫が待っているはずのソファ席で待ち受けていたのは……!? たった5分の間に、2回も衝撃体験をするとは思いませんでした。わが家のダメパパエピソードをご紹介します。 用事の前に、お気に入りの授乳室へあれは、娘が生後5カ月ごろの出来事でした。おうち探しのため不動産で話を聞く予定だった私たち家族。約束の時間まで1時間弱あったため、今のうちに授乳しておこうと商業施設の3階にある授乳室に寄ることにしました。しかし、このあと私は二段階の衝撃体験をすることになるのです。それもたった5分の間に……。 そこの授乳室は比較的新しくきれいで、設備も整っており、私のお気に入りでした。鍵のかかる個室2つとおむつ交換台が3つ、そしてお子さんやご家族が過ごせるコの字型の大きなソファとテーブルがあり、授乳スペース以外は男性も入れるタイプの授乳室です。夫と2人でわちゃわちゃと娘のおむつ替えをしたあと、私は娘とスマホだけ持ち授乳スペースへ向かいました。 外で待っていたのは夫ではなく……この日は休日にしては珍しく貸し切り状態だったので、ベビーカーと荷物番の夫はソファに座って待っているとのことでした。個室の中にもゆったりできる椅子と丸テーブルがあり、静かな環境で落ち着いて授乳ができました。「このあとしばらく飲めないからたくさん飲もうね〜」と10分ほどの授乳をし、娘を抱えて個室を出ました。隣の個室もまだ空いており、おむつ交換台にも人は見当たりません。本当に今日は空いてるな〜と思いながらソファに目を向けると、そこにいたのはなんと夫とはまったくの別人でした……! ソファの真ん中でドカンとあぐらをかき、下のスーパーで買ったと思われるお弁当をガツガツと食べている初老の男性。授乳室に似つかわしくない男性を見た私は、なぜか軽く会釈をしてしまうほどにプチパニックになり、足早に外に出ました。 授乳室の外にも夫の姿はなく、心臓をバクバクさせながら電話をかけると、同じフロアの本屋にいると言うので急いで向かいました。本屋の表に出てきてくれていた夫に駆け寄り、「なんで中で待っててくれなかったの!? 今ね、授乳室で明らかに子連れじゃないおじさんがごはん食べててね、めっちゃ怖くて……」と興奮気味に話す私に夫が衝撃のひと言を放ったのです。 夫の「ダメパパ行動」に呆れた!夫「あ、やっぱりあの人子連れじゃなかったよね?」私「え? おじさんが授乳室にいること知ってたの?」夫「そうそう、そのおじさんがあとから入ってきてさ、明らかに不審だったから本屋に逃げてたんだよ」私「は!? 娘と妻がまだ中にいるのに? お店の人に報告するとかもなく? ただ自分だけ逃げたの? ありえないんですけど!!」 授乳室を不正使用していたおじさんにもですが、それよりもなによりも夫の「ダメパパ行動」に衝撃を受けたのでした。 その後、本屋の店員さんに状況を伝えて、警備の方に授乳室を見に行ってもらいました。反感を買うのも怖いので私たちは撤退。今回は幸い鍵のかかる個室で、おじさんもごはんを食べることが目的のようだったので危害はなかったのですが、本当に怖かったです。本来安心して授乳やおむつ替えができる空間ですが、ルールを守れない人もいるんですね。娘と自分を守れるのは夫ではなく自分だけだと確信した体験だったので、今後はより気をつけようと思いました。 この体験から授乳室も絶対安全ではないと学んだため、鍵あり個室の授乳室以外は使わなくなりました。あと、夫に期待をしすぎないようになりました(笑)! イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子著者:ずんちゃんママ無痛分娩で出産した1児の母。娘と夫と3人暮らし。
2022年07月20日フランスで3歳の長男と1歳の次男を育てている私。長男の授乳は1歳1カ月まで続けました。次男を妊娠中は授乳の大変さをすでに経験していたので、今度は「1歳になるまでに断乳しよう」と適当に考えていたのです。しかし、実際に次男が1歳を過ぎた今、授乳を終了する時期に悩み始めた私……。そんなとき、助産師の姉の言葉で私の悩みが吹き飛ぶのでした。初めての授乳長男のときの授乳は初めての経験でわからないこともたくさんあり、とにかくストレスでした。私は長男が生後10カ月になるころまで夜間授乳もしていて、毎日寝不足で「もうやめたい!」と嘆くことも多々。 そして長男が1歳を過ぎたころ、私は2人目の妊娠を意識し始め、生後13カ月で授乳をやめたのです。授乳をやめたときは「あ~これで少し負担がなくなる!」とスッキリした気分さえありました。 まったく違う2回目の授乳次男を妊娠していたときは、「産後はまた授乳のストレスが始まる」と授乳に対して少しマイナスのイメージを持っていました。しかし、実際次男を出産すると、一度経験があるためか、授乳のコツや泣いている赤ちゃんの扱い方もわかっていて、産後から驚くほど授乳を楽しめたのです! また、3人目は妊娠を希望していないので、これで最後かと思うと授乳の時間が愛おしく感じ、断乳の時期がわからなくなってきました。 助産師の姉の言葉ある日、助産師の姉に授乳をやめるタイミングについて相談してみました。姉は「授乳をやめるタイミングは人それぞれ。仕事を始めるなどのきっかけがなく、時間に余裕があるなら無理してやめなくてもいいんじゃない? おっぱいは栄養もあるし、母と子のコミュニケーションのひとつだし」と。 私は「確かに。授乳が苦痛じゃないならまだ続けててもいいんだ」と言うことに気づけたのです。そして私は、次男が1歳1カ月になる今でも幸せそうにおっぱいを飲んでいる様子を眺めながら授乳を楽しんでいます。 長男の授乳はとてもストレスで、授乳を楽しむ余裕なんてまったくありませんでした。しかし、次男の授乳は長男のときの経験が生かされ、気持ちに余裕もあって授乳を心から楽しめているのです。姉の助言で私は「もう経験できない今の幸せな時間をもうちょっと続けていこう」と自信を持てるようになりました。これからも自分のペースで授乳をしていこうと思います。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年07月18日日本初の授乳服を販売しておりますLVUCO MOM(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:末次 薫)は、特許取得の授乳服「スマージュ」の販促強化を2022年7月から実施しました。「スマージュ」詳細: 半袖タイプ再販■商品の特徴*日本初の授乳服2018年12月に特許を取得し、国内唯一の販売権を得ました。今までにない次世代の授乳服としてTikTokを中心の認知度をあげており、「スマージュ」を見た視聴者のコメントが500件ほどよせられ、「周りに配慮された授乳服」だと好評です。*授乳ケープがいらない授乳服従来の授乳服は、洋服に授乳口がついているというだけで、授乳している赤ちゃんを隠すために授乳ケープとセットで使う必要があります。「スマージュ」は授乳服と授乳ケープを一体化させ、わざわざ授乳ケープをつけることなく、人前でもどこでも授乳が可能です。*多機能な授乳服「スマージュ」の一番のポイントは、フロント部分のファスナーで開閉できること(特許取得)です。開けことで赤ちゃんを見ながら授乳口までスムーズに誘導ができ、閉めることでフリルと一体化し普段着になります。360度のフリルで授乳口が全く見えないデザインで授乳服とは気付きません。ご愛用の皆様にもファスナーが好評で「しっかり授乳できるのにちゃんと可愛い」とレビューいただきました。*ファッションを楽しむ授乳服授乳期のママは授乳しやすいようにオーバーサイズの服を着がちです。ファッションを楽しむより、授乳メインで服を選びます。「スマージュ」は授乳機能はもちろんのこと、オフショルダー風のデザインが可愛いとのコメントも多数です。また授乳中ではないけどデザインが可愛いからとお買い求めいただいたお客様もいらっしゃいます。長袖タイプのカラー展開■商品概要商品名 : スマージュ種類 : 長袖タイプ価格 : 6,490円(税込)サイズ : フリーサイズカラー : ベージュ、モカ、カーキ、ブラック素材 : コットン100%発売日 : 2021年6月6日(日)販売場所: LVUCO MOM公式サイトURL : オリジナルボックス■会社概要商号 : LVUCO MOM代表者 : 代表取締役 末次 薫所在地 : 〒815-0071 福岡県福岡市南区平和1-21-57-311設立 : 2018年1月事業内容: 授乳服の企画、販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月05日子どもが産まれると、義実家との付き合いも増えますよね。なかなか義実家と馬が合わないと苦労します…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!授乳をしろと言う姑まだ子どもが授乳中だった頃、義実家に行く用事があるときは地獄でした。自分の実家でさえ、授乳は別部屋で母乳を与えました。それが当たり前だったのですが、義実家へ行くと授乳の時間になっても別部屋を用意してくれません。旦那になんとか話してもらって隣の部屋に移動させてもらいました。出典:lamireすると姑は「もうここでおっぱいあげればいいのに」「出し惜しみして」「そんな恥ずかしいことじゃないのに」と聞こえるように言ってました。義父や20代前半の旦那の弟が2人もいるのに、どう考えても嫌です。特に義父は気にしないのか、私が抱っこしていても子どもの顔に近づいて触ってくるのでとても嫌です。私は母親でもありますが、まだ20代の恥じらいのある女性でもあります。旦那の家族とはいえ、男性の前でなぜ授乳しなくてはいけないのでしょうか。姑の前だけでも嫌ですし、本当に憂うつでした。同じ女性でも姑の考え方はとても嫌いですし、嫁だから何しても平気だと思っていたようです。本当に苦手な義実家でした。(53歳/会社員)子どもを連れていき…子どもを出産して義実家に連れて行った際の話です。子どもに対面して義父と姑は終始ご満悦で楽しいムードだったのですが…。まだまだ新生児なのですぐにグズったり、オムツを替えたり、授乳したり…ずっと赤ちゃんを触れないからか、ちょっと不満げな様子が見られるようになり、母親の私が気疲れするように。そんなとき、姑が「ちょっと疲れているだろうから、息子の部屋で休んだら?」と。私は子どもと離れたくなかったので「大丈夫です」と断ったら…。「言うこと聞きなさい」と強めに言われ、無理に別部屋に行って休むことになりました。私の意見を尊重してくれない姑にモヤモヤしました。(女性/主婦)いかがでしたか?子どもの世話をするだけで大変なのに、義実家トラブルまであっては大変ですね。少しは嫁の気遣いができないのでしょうか…?以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月14日■前回のあらすじ生後10ヶ月で断乳することを決意したえなり。自分の都合で断乳してしまうことへの罪悪感と寂しさで授乳のたびに涙が…しかし、断乳を急がないとならない現実が重くのしかかるのでした。■夫よ! 頼んだ! ■心配で眠れない…衝撃的なものとは一体なんだったのでしょうか?※この作品は個人の体験を元に描かれており、特定の授乳方法を提案・否定する意図はありません。気になる症状がある場合は、専門機関へご相談ください。次回に続く「えなりの断乳奮闘レポ」(全10話)連載は12時更新!
2022年06月02日子育てには笑い話や、やらかした話はつきものですよね。 どんな親子にもそんな話が1つや2つあるみたいです。 今回はそんなパパママから募集した子育て体験談をご紹介します!夜泣き初めての子育てで1番苦労したのは夜泣きでした。授乳をしておさまるものならばいいのですが…授乳しても、抱っこをしても泣き止まないときは地獄のようでした。隣で眠っている旦那は、こんなにも泣いているのに、まるで狸寝入りをしているかのように目覚めず…イライラが募って大変でした。何をしても無理なときはさっとあきらめることを学び、泣き声をBGMとして聞けるようになりました。(女性/専業主婦)お風呂上がりある日の2歳と5歳の娘達とお風呂上がりのときに起きた出来事です。下の子はイヤイヤ期でお風呂上がりはすぐにオムツを履いてくれません。裸で走り回ったりニコニコしながら歌を歌いダンスを踊ります。上の子はそれを見てゲラゲラ笑っているだけで何度注意してもパジャマを着てくれません。私は2人に何度もお願いと注意をしましたが騒いで聞いてもらえず、かなり精神的にきていました。そんなときに下の子がお漏らしをしてしまい…。「だから言ったじゃん〜!」と私が泣きながら叫ぶと夫が心配して駆けつけてくれて、お漏らしの処理をしてくれました。そんな私の姿を見た2人はそれからやっと大人しくパジャマを着てくれるようになりました。子ども達とのお風呂上がりの時間は毎日苦労しています。(女性/専業主婦)いかがでしたか?楽しいこともあれば、辛いこともあるのが育児。今しかない子どもの瞬間を、ぜひ楽しんで過ごしてみてはいかがでしょうか?以上、子育てエピソードでした。次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月30日授乳服って必要なの? 産前に買う? 産後に買う? どんな服を買えばいい? 授乳服はわからないことがいっぱいですよね。助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、授乳時の服装についてマンガで解説してくれました。助産師さんならではの視点に注目です!授乳のときに便利な授乳服。しかし、妊娠中に用意しても、実際はあまり着なかったというママもいます。また、母親学級を担当していると、妊婦さんに入院時の持ち物に授乳服が必要かと質問されることがあります。 今回は、助産師の立場から授乳服についてお話ししたいと思います。 授乳服とは?授乳服とは、服を脱がずにおっぱいを出すことができ、授乳するときに肌の露出が少ないことから、冬の寒さ対策や外での授乳時に便利なものです。おっぱいのところにスナップやファスナーがついているタイプや、布が重なってめくるタイプなどさまざまなデザインのものが市販されています。授乳服は使用期間が短いので、購入枚数を抑えるか、あまり授乳服には見えない授乳期間が終わっても着ていられるようなデザインの洋服を選ぶと良いかと思います。また、友人から譲り受けたり、フリマサイトで購入したりする方もいらっしゃいます。 出産直後に授乳服をおすすめしないわけ授乳のときは、できるだけママと赤ちゃんの体が密着して、赤ちゃんにおっぱいを乳輪のところまで深く加えてもらうことが大切です。新生児の慣れないころの授乳の場合は、密着できるようにママの洋服を上半身脱いでもらった状態でおっぱいの練習をすることがあります。また、おっぱいの形や大きさによっては、授乳服では難しいこともあります。出産後の入院期間は、前開きのパジャマであれば授乳の妨げにならず、問題ないかと思います。 授乳時に適した洋服外出をするようになるころなら、お子さんもママもだいぶ授乳に慣れてくるころになるかと思います。授乳服を使うのはこれくらいの時期になってからがおすすめです。授乳服は、赤ちゃんが深く吸い付きやすいように、おっぱいの部分がなるべく広く空くようなタイプを選ぶといいと思います。 授乳服以外でおすすめなのは以下の服装です。・前開きのシャツ・ジップアップパーカーの下にTシャツ・前開きのワンピースやサロペット・赤ちゃんを中に入れられるくらい、ゆったりとしたサイズのチュニックやトレーナー、セーター・前ボタンが3〜4個ある、またはファスナーが付いていて胸元ぐらいまで開けられるシャツ 外での授乳には授乳ケープも併用すると安心です。 夜間や部屋着の服装でおすすめなのは以下のものです。・前開きタイプのパジャマ・襟元が大きく空いたシャツ(襟元を伸ばしておっぱいを片方ずつ出して授乳する)・前開きのベストや腹巻き(冬の時期に授乳中ママの体が冷えないようにするため) フォーマルな服装の場合お宮参り、友人や親戚の結婚式など、授乳中にイベントに参加することもあるかと思います。授乳用のフォーマル服は便利ですが、使用頻度も少なく購入を悩むところですね。授乳が終わったあとでも着られるようなタイプのものを選んだり、上下分かれているタイプのものを選んだりしても良いかと思います。 初めてのママは妊娠中に授乳の様子をイメージするのは難しいかと思います。授乳服はお店やネットで情報収集をしておいて、産後お出かけをする時期に購入されると選びやすいかと思います。 作画/はたこ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年05月25日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「産後に義実家で強制同居」を漫画にしてご紹介します!「産後に義実家で強制同居」出典:lamireリビングには義父と義弟がいるのに…出典:lamireいかがでしたか?いくら隠れているとはいえ、異性がいる環境で授乳は辛いですよね…。もう少し義実家に気を遣っていただきたいものです…。適度な距離を保ってお付き合いしてくのがいいかもしれません。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/crono)"
2022年04月14日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが授乳回数が多い赤ちゃんについてお話ししてくれました。回数が多くて順調なサイン、おなかが空いていなくても母乳を飲むワケなど詳しく解説! 母乳育児をされているママの相談で、「生後3カ月過ぎたら授乳回数が減ってくると聞いたのに、全然減っていかない」「家にいると暇だからか飲みたがる回数が増える」というものがあります。ママは大変かと思いますが、授乳回数が多いことは赤ちゃんにとってよくないことなのでしょうか? 授乳回数が多い、間隔が不規則は母乳育児の特徴母乳育児をされている場合、新生児のころは、1日10〜14回授乳すると言われています。その後も徐々に減ってくることもありますが、それでも10回前後の授乳回数が平均的です。育児用ミルクを補足して混合栄養をされている場合は、これより少ない回数になることが多いでしょう。 赤ちゃんの胃は小さく1回量が少なく、そのときに必要な量を小分けに飲んでいくことで消化機能に負担を少なくして飲むことができます。哺乳瓶の場合は、飲みやすいため胃を広げてより多く飲むことができます。また、母乳は育児用ミルクより消化がいいために、授乳間隔が1時間半〜2時間程度のことが多いです。そのため、自然と授乳回数が多くなります。 回数が多くても大丈夫! 母乳育児が順調であるサイン母乳が順調であるサインをお伝えします。回数だけでなく、赤ちゃんの発育や夜間の様子なども見てみましょう。 ・体重増加が1日18〜30g(生後4カ月以降で1日10〜15g)で、成長曲線内で緩やかにでも上昇がみられる。・日中が1〜2時間おきの授乳でも、夜間に3〜4時間程度授乳間隔が空くときがある。・赤ちゃんが、日中など周りの音が気になって授乳に集中できないことがあっても、夜間や昼寝前など眠気が出てくる状況のときに他の時間より長めに授乳できている 母乳を飲むのはおなかが空いているだけじゃない?授乳をしてもくわえたり軽く吸うだけであまり飲まずに終わってしまうことがあります。量を飲まないのであれば、母乳をあげる必要がないのでは?と思う方がいます。 母乳を吸う行為は、赤ちゃんに安心を与えると言われています。眠い、機嫌が悪いなどの不快な気持ちが、ママに抱っこされて母乳を吸うことで落ち着くことがあります。年齢が上がっても、転んで痛かった、夜怖い夢をみて起きてしまった、ママと離れて寂しかったなど嫌なことがあったときに癒されることもあります。 月齢が上がった方が授乳回数が増えたというお話はよく聞きます。授乳回数が多いとママは大変なこともあるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては必要な行為だったりします。授乳を今しかできないお子さんとのスキンシップやコミュニケーションの1つとして、無理のない範囲で続けていただけるといいかなと思います。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年03月27日