子どもの習いごとのコーチ、担任の先生など、子どもの指導役が「年の近い男性」であることは意外に多いものです。男性指導者には、女性と違った視点や接し方などがあり、子ども、特に男の子にとってはメリットがたくさんありますよね。けれど、心理カウンセラーとしてお仕事をしていると「子どもの男性指導者」との付き合い方でトラブルを抱えてしまう事例もちらほら聞こえてきます。その内容は「向こうからアプローチされて困っている」といったものから、反対に「会うたびにときめいてしまう自分がいる」といったものまでいろいろです。もしも当事者になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?今回は、子どもの男性指導者とのほどよくうまい付き合い方について考えていきます。■男性指導者と子どものママ「え、こんなことが?」トラブル事例子どもの指導をしてくれる男性と、子どものお母さん。その2人の間で生まれるトラブルにはどんなものがあるのでしょうか。例えば、子どもをサッカークラブに通わせていれば、子どもと指導者との関係を良好に保つために、コーチに対して親しみのある接し方をするのは自然なことですよね。しかし、あるときコーチから「今日もおキレイでしたね」といった内容のメールが届いたらどうでしょう。子どもの先生だからとやさしく接していたことで「もしかして俺に気があるのかも」と勘違いされ、好意をもたれてしまうことも現実にあります。なかにはコーチからのアピールが露骨すぎて「あのママ、先生にえこひいきされているわよ」とあらぬウワサを保護者のなかでたてられてしまうケースもあるようです。 反対に、一生懸命指導してくれる熱意あるコーチの姿に、子どものママが好意を抱いてしまうこともあります。子どもの習い事を見に来ているつもりが、ついついコーチの姿を目で追うようになってしまった…。このような事例も少なくありません。では、こうしたトラブルやお悩みには、どう対処すれば良いのでしょう。■大炎上?「男性指導者とのトラブル」子どもを巻き込まないためには?男性指導者と自分との間でこれ以上の問題が起こらないようにするためにはどうしたらいいのか? まずは指導者からアプローチされている場合について考えていきましょう。このパターンはメールや電話など、相手からなにかしらのアピールをされている状況が多いことと思います。普通に考えれば無視すればよいだけ…ですが、子どもの指導者という立場の人を無下もなく拒否してしまうのは、母親として躊躇(ちゅうちょ)してしまうでしょう。では、どうすればいいのか。それにはいくつかの対処法が考えられます。例えば、以下のような対処が有効です。・メールの返信は、ほかのママたちもアドレスに加え、一斉送信にする。・2人っきりでは話さないようにする。・質問があるときは、ほかの保護者と一緒に直接聞きにいく。・必要のないプライベートなことは話題に出さない。・相手のプライベートについて聞かない。男性指導者からのアプローチには、上記のような具体的な行動が効果的です。メール連絡や質問などは第三者にも開示して、2人きりの話にならないようにしたり、プライベートな話題は出さないようにしたり…。こうした行動はすぐにでもトライしやすいと思います。では反対に、自分が相手に好意を持ってしまったときはどうしたらいいのでしょうか。この場合は、自分の気持ちが指導者に、あるいは周囲にもれないようにすることがとても大事です。好きな人がそばにいると意識しなくても目で追ってしまう…のは誰しも経験のあることではないでしょうか。こうなるのはごく自然なことですが、好意というものは客観視するのがなかなか難しいもので、自覚はなくても周囲に気づかれてしまう恐れがあります。周囲に気づかれ、あらぬウワサをたてられないためには、相手と極力接触しないことです。子どもではなく、指導者を見ている視線は必ず誰かに気づかれる。そう意識しておくだけで、気持ちは引き締まるでしょう。また、指導者に会うときだけ化粧が変わる、見た目を気づかうなどの行動も他人から見ると「あれ?」と思わせる変化となります。その点も注意するようにしましょう。■トラブル予防! 男性指導者との「線引き」向こうから「おや?」と思える不審なアプローチがあったときに頭に浮かぶのは、自分の返答次第で子どもに不利益が起きるかもしれない…といった不安ではないでしょうか。その不安がよぎるからハッキリとした拒絶の言葉を伝えること、行動することがためらわれてしまうものです。けれど、こうしたトラブルは抱える時間が長いほど心を憂鬱(ゆううつ)に、トラブルも大きくなりがちです。難しいかもしれませんが、子どものことはいったん横に置いておき、早めに「線引き」をすることが大切です。もし、どうしても身動きがとれないと思ったときは、心から信頼できるほかの保護者に相談してみるのもいいでしょう。フタを開けてみたら、実はほかの保護者にも男性指導者から猛烈アピールがあった…なんてことも少なくありません。「なんだ、私だけじゃなかったのか」とホッとして、ほかの保護者と共同戦線がはれる場合も。さらに、習いごとの送迎をお願いしたり、試合を一緒に見に行ったりと、夫に顔を出してもらうのも効果を発揮します。教え子のママに近づこうとする男性指導者の場合、夫という存在を目にすると気持ちがなえ、アピール行動がおさまることもあるようです。一方、ママが男性指導者に、本気で好意を持ってしまったケース。そこで一度、立ち止まって考えてほしいのが、今の生活をすべてなくしても一緒にいたいと思えるのかどうかということです。これをじっくり自問してみましょう。指導者という立場のため、相手のことが現実以上に美化されて見えていないでしょうか? 今の生活になにかしらの不満があり、相手は自分を別の世界に連れていってくれる王子様のように思ってはいないでしょうか? 気持ちをフラットにして、じっくり考える時間を持ってみると、本当の自分の気持ちが見えてくるかもしれませんね。ただ、指導者の存在が自分の活力となっている場合は、その気持ちを持ち続けるのは、決して悪いことではないと私は思います。元気な人と接すると、自分も元気になってきますよね。例えば、手の届かないアイドルに憧れるように、日常にちょっとしたうるおいを与えてくれる存在ととらえるなら、それもまたアリなのかもしれません。
2018年10月07日「自分が理想とする子育てと、夫が思う子育ては、ちょっと違うなぁ…」と感じることはありませんか? 「言っていることが夫婦それぞれに違ってしまうと、子どもが混乱してしまいそう…」、そう考えるお母さんも少なくないようです。今回は、夫と妻で子どもの接し方が異なる場合について考えていきましょう。■子どもへの接し方「夫婦で違うと子どもはどう感じる?」子どもへの接し方が違うとは具体的にどういうことなのでしょうか。例えば、夫は「わが子が行きたい学校ならどこでも良い」と教育に寛容。でも妻は、「あの学校が良さそう」と私立をすすめる。あるいは「何かしらスポーツをさせたい」と考えている夫に対し、ケガを負うのが心配で気乗りしない妻などがあげられるでしょう。生活面での違いもあります。夫は部屋が散らかっていても全然平気。だから子どもが散らかしてもまったく注意しないけれど、妻は子どもに「整理整頓!」「いつでも片づいた状態に!」と細かく注意…。こんなふうに接し方にかたよりがあると、子どもは「お母さんがいるときだけ片付けよう」「お父さんとお母さんとで態度を変えてもいいかな」など、相手や状況に応じた言動、ふるまいをしてしまうことがあるかもしれません。■子どもへの接し方「違うことによるメリット・デメリット」実は、夫婦で子どもへの接し方が異なることは、必ずしも悪いことばかりではありません。違う場合のメリットとして「子どもを追いつめずにすむ」というのがあげられるでしょう。夫婦2人で「○○しなさい」と同じことを子どもに言った場合、それに応えられなかったとき、子どもには逃げ場がありませんよね。ボケとツッコミではないけれど、片方が厳しくしたら、もう片方がやさしく子どもに接するというのはバランスが良いんですね。一方、デメリットとしては、前述したように子どもが混乱することです。例えば、父親は「大人の言うことは必ず正しいわけじゃない。大事なのは自分の考えに従うことだ」と言う。でも母親は「先生から話を聞かないって注意されているんでしょう? 先生の言うことはちゃんと従いなさい」と言ったとしましょう。この場合、子どもはどうしたら良いのでしょうか。どちらかを受け入れれば、どちらかを拒否してしまうことになり、混乱してしまいますよね。■子どもへの接し方「ゴールはどこ?」夫婦ですりあわせを夫婦で子どもへの接し方が違う場合、子どもが混乱しないために「言っていることは違っても、その先の着地点が同じであること」をお互いに確認することが大切です。例えば、前述の例で言うと、父親は「自発的に動ける人になってほしい」という思いがありますよね。一方、母親の言葉からは「先生や友だちなど周囲の人の話に耳を傾け、受け入れる人になってほしい」という思いが感じられますね。一見、まったく違う接し方、教育方針のようにも感じますが、どちらも「わが子が幸せに生きていけるように」という思い、目指すべきゴールは同じ。父親と母親の間で接し方が違っても、「子どものために」という目指すゴールが同じであれば、子育てにおいて問題ではありません。「周囲の人々の話を聞きながら、自分で判断し行動できる子どもになってほしい」という思いが子どもに伝わっていればいいのです。しかし、接し方の違いが子どもに混乱を引き起こしているようなら、どちらかのアプローチがうまく機能していないということ。あらためて夫婦で話し合い、どんな子どもに育ってほしいのかのゴールを再設定する必要があるでしょう。決して「パパ(ママ)はあんな風に言っているけどそれじゃダメなんだ」などと、子どもの前で相手の言うことを否定しないこと。「それは○○という意味で言ってるんだよ」というように、相手の主張も認めたうえで子どもに話しましょう。そのためにも、どんな接し方が好ましいのかを夫婦ですりあわせることが大事です。夫婦それぞれの子育て。行動や接し方は違っても「わが子のために大切にしたいこと」が同じであれば問題ありません。子育てはゴールの確認とすりあわせが大切なのだと思います。
2018年08月21日“ 文筆家ひとみしょうのお悩み解決”に送られたお悩みの中から、ピックアップしてひとみしょうがアドバイスしていきます。〜「ショウさん・女性」のお悩み〜こんにちは、ひとみしょうさん。私は妻子ある方と知り合い、連絡や電話を毎日2ヶ月ほどして再度会った際に体の関係を持ちました。しかし、その後から彼の態度がおかしいと感じ問いただすと、私と関係を持った際に自分は何をしているんだと急に真面目な自分が目覚めたと言い出したんです。だったら、連絡を取るのをやめようと提案しても、私とは友達としてこれからは接したいと言います。友達だと別れもないしこれからもずっと連絡が取れると、、、実は私の事がタイプでは無いとか、僕たちは合わないと思うとか言ってくれたらまだスッキリするのに友達として連絡を取り合いたい気持ちがモヤモヤします。男性はどういう気持ちでこんな事を言うのでしょうか?〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜男って3種類に分けることができますあなたと体の関係を持ったときに「自分はなにをしているんだと急に真面目な自分が目覚めた」のは、彼の本心です。また、「友達としてこれからは接したい」という彼の意見も、彼の本心です。この2つの本心を、それぞれ順番に見ていきましょうか。まず「自分はなにをしているんだと急に真面目な自分が目覚めた」という彼の本心について。男の恋愛に対する姿勢って、3種類に分けることができます。1)好奇心旺盛で、いわゆる「色事」に恐怖心を抱かない人2)それなりに慎重に生きている人3)「そっち関係」がからっきしダメな人以前、ベテラン風俗嬢に聞いたのですが、エッチも同じだそうです。「男はみなサル」なんて世間では言われているようですが、1)すごいテクを持っている熟練者or神様も失笑なさるほどかなり勘違いしている「好きモノ」2)それなりにエッチを楽しむ人3)さっぱり使い物にならない人例えば、男同士で酒を飲んでいい感じに酔った時、誰かが「キャバクラにでも行こうか」と言った場合、「おれは帰るわ」と言う男がかならずいます。「たまには風俗でも行こうか」と言うと「いや、おれは遠慮しとく」と言う男がかならずいます。そういう男子(男性)は、2)か3)のカテゴリに属している人です。彼は「自分の遊びの限界値」を知っているのかもしれないあなたが何歳なのかわからないので憶測で書きますが(できれば年齢は書いていただきたいです。20代、30代とか、ざっくりした書き方でもいいので)、妻子ある男性って特に、過度に慎重な人が多いですよ。「過度に慎重=あまり不倫向きではない」ということです。なので、あなたは「よそを当たる」ほうがいいかもしれないです。慎重な人は死ぬまで慎重だから。まれに、すごくマジメな大企業の経理部長が、女にハマって会社の金を横領して捕まっていますが、慎重な人が狂ったら、おかしなことしかしないので、「それなりに上手に遊べる男性」を探したほうがお互いにとっていい、という見方もできます。さらに言えば、彼は「自分の遊びの限界値」を知っているのかもしれない。「おれはこれまでさほどたくさん遊んでこなかった。そんなおれが今、この女性にハマってしまうと、家庭も仕事もふいにしちゃうかもしれない。ということは今のタイミングで友達に戻ったほうがいいのだろう。まだ友達に戻ろうと思えば戻れるしな」と、彼は思っているのかもしれない。「友達としてこれからは接したい」という彼の意見について2つ目。「友達としてこれからは接したい」という彼の意見について。この彼の意見に対して、あなたは「じつは私のことがタイプではないとか、僕たちは合わないと思うとか言ってくれたらまだスッキリする」と言っている。僕はその気持ちがうまく理解できないです。きっと僕以外の男もうまく理解できないと思うかもしれない。男って、相手の女性がタイプじゃなかったら、こういう言い方はしないんですよね。というか、そもそも寝ないです。タイプじゃない女性を前に、男は勃起しないから。勃起しなければ、女性に恥をかかせてしまうことになりますが、女性に恥をかかせたいと積極的に思う男はいないから。あなたが20代くらいだと、彼の「友達として接したい」という言葉を額面通り受け取れなくても仕方ないのかな、と思います。たとえば彼が30代後半か、それ以降の年齢であれば、彼が男として背負っているものを、あなたはまだリアルに想像できないでしょう。やっぱり「女子」としてキラキラした恋心に心奪われるでしょう。それでいいんです、若いってそういうことだから。でも彼はなにもあなたのことを適当にけむに巻こうと思って「友達」を提案したわけではないです。お互いにやっててつらいと思うなあなたが40代かそれ以上の年齢であれば、彼の「友達」という提案を額面通りに受け取れないというのは、いささか問題があると僕は思います。40代にもなれば、男女お互いに性差を超えて「人として」理解しあわないと、どうしても話が始まらないことがあるからです。よく若い女子が「告白する勇気がありません」と相談してきます。それに対して、僕はあれこれと答えてきましたが、ぶっちゃけ話をするなら「勇気がないと始まらないことがこの世にはある」というのが、僕の本心です。同様に40歳も過ぎれば、男とか女とかに関係なく「人として理解しあえるなにか」がないと、恋愛なんて始まらないです。互いの人間理解があって、その上で不倫なり、エッチ抜きの不倫なりがある、という構造じゃないと、お互いにやっててつらいと思うな。こっちとあっちを分けて考えてみるということで、「男性はどういう気持ちでこんな事を言うのでしょうか?」の答えは、「友達だと別れもないしこれからもずっと連絡が取れると思ったから」そう言った、です。つまり、エッチなしであなたと良好な関係を構築したいor維持したいと思っているということです。それくらいあなたは彼にとって魅力的な、手放したくない女なのです。それでも彼がエッチしよう、と言わないのは、上に書いたように、彼が2)か3)のカテゴリの住人だからです。彼とはプラトニックな恋をするといいです。あなたがカラダを満たしたいと思っているのであれば、そういうのはよそでどうにか満たす、という方法をとるといいのではないでしょうか。彼にこっちもあっちも両方を望むのは、ちょっと難しいというか、彼はそういう類の男ではないように僕は感じました。(ひとみしょう/文筆家)
2018年07月21日この10年間で、小学生のクラス内暴力が約14倍に増えたという調査があります。昔は「じゃれ合い」とされていた行為が「暴力」とみなされるようになったことも急増の理由の1つですが、感情のコントロールが苦手な子どもが増えていることが原因です。小学生の中でも特に低学年の暴力の伸び率が高い結果となっています。小さい内から感情のコントロールを教えていくにはどうしたら良いのでしょうか?感情をコントロールできない子どもの特徴子育て中の親は、子どもが自分の感情をコントロールできず爆発してしまう状況に直面することがあると思います。まずは感情のコントロールができない子どもの特徴を知っておきましょう。●思い通りにならないと大声を出す・泣く感情のコントロールがうまくいかないと、自分の思い通りにならない時に大声を出したり泣き出したりします。例えば、欲しいお菓子を買ってもらえるまで床にひっくり返って暴れるなどです。●自分の邪魔をする相手に暴力を振るう感情のコントロールが苦手な子は、自分のやりたいことを邪魔する相手につい手を出してしまいます。おもちゃで遊んでいる時に他の子が側に来ただけでも邪魔されたと感じてしまいます。●自分の感情をうまく言葉にできない自分の心の中の苛立ちをうまく言葉にできず、それが行為になって表れてしまいます。「ばかやろう」などの暴言を吐くのも、自分の感情に整理がつけられないことから発してしまいます。●自分の考えを相手に押し付ける相手の話を聞かず自分の考えややり方を押し付ける傾向があるのも特徴です。集団で遊ぶ時に、自分がやりたいルールを押し付けようとします。周りが自分に合わせてくれないと、ふてくされて遊びから抜けることもあります。理解できていなくても正しい在り方を教える必要がある感情をコントロールできるかどうかについては、小さい内から親の関りが重要です。暴力を振るう子どもの親は、「子どもだからこれくらい許されるでしょ」と考える傾向にあります。例えば、公共の場で走り回ったり、よその人に乱暴な口を子どもがきいても注意をしない親がいますよね。「子どもだからやってもいい」ではなく、子どもの内から何がいけなくてどうすればいいかを教えていくのが大人の役目です。子どもが小さくて理解できないから教えないのではなく、そういう時期から繰り返し教えることで感情をセーブできる子どもが育ちます。また親から「〇〇しなさい」と命令されて育つと、人から価値観を受け入れてもらう経験が乏しくなり、自分も誰かの価値観を受け入れられることが出来ず「ムカつく」「ウザい」などの言葉を連発する傾向にあります。感情をコントロールできていない時こそ教えるチャンス子どもが感情をコントロールできていない時、何とかしないとと親はまず考えますが、実は子どもに対応を教えるチャンスです。ケース別に対応を見てみましょう。●けんかで相手を叩く特に兄弟げんかでは、エスカレートすると殴り合いになることもあります。お互いの言い分をしっかり聞く事と、「今回はお兄ちゃんが正しいと思うよ」「でもここは悪かったから謝ろうね」などと伝えましょう。●思い通りにならないと声を上げるレストランなど公共の場で大声を出されると、大人は焦ってしまいとにかくその場を収束しようと、子どもにスマホを与えるような対応が多いです。確かにその場は一旦収まるかもしれませんが、それでは感情をコントロールできるようにはなりません。食事の場であれば一旦外に出て落ち着かせ、まずは「皆が静かに食べられないよね」など理由を説明します。「落ち着くまで中に入れないんだよ」と毅然とした態度を取ります。ルールを守れないと損をするという経験が、感情のコントロールに必要です。●暴言を吐く家庭内で気を付けていても、外の世界やTVなどから色々な言葉を覚えて使うようになります。これは仕方ないことであり社会が広がった証拠でもあります。子どもには何が良くて何が悪いのか分かりませんので、「ママはその言葉、相手を傷つけるから嫌いだな」などとその都度伝え理由も説明しましょう。感情をコントロールできない子どもへの接し方子どもが感情をコントロールできない場合、親はどのような態度で接したらよいのでしょうか。接し方を間違えるとさらにエスカレートする恐れもあります。ポイントを押さえておきましょう。1.感情的にならない子どもが困った行動をすると、つい怒鳴ったり無理にやめさせようとしてしまいます。しかし親が感情をぶつけると子どもの興奮はおさまりません。親は感情を押さえて穏やかに接しましょう。声のトーンを下げて落ち着いて話すことを心がけます。2.意見に耳を傾ける大人の物差しで決めつけず、子どもの意見をしっかりと聞くことが大切です。親が話を聞いてくれることは子どもに安心感を与え、暴れる前に自分の気持ちを話してくれるようになります。3.子どもの気持ちを言葉で表す子どもはやりたいことや言いたいことがうまく表現できなくて暴力や暴言などの問題行動を起こしてしまいます。何をしたいのか、何が嫌なのかを親が代弁してあげることが効果的です。「〇〇がしたかったんだね」「疲れたからイライラするんだね」など、伝えたいことをまとめてあげましょう。「こういう時はこう言えばいいのか」など、子ども自身が学ぶことにもなります。4.一貫性を持った態度をとる場合によって対応が異なると子どもは混乱します。子どもと接する時は、その時の気分などで対応が変わらないように一貫した態度を取りましょう。また、夫婦で違うことを言うのもよくありませんので、夫婦間で話し合って方針を統一しておきましょう。感情のコントロールは大人でも難しい時があり、子どもであれば尚更です。親が無理におさえつけてやめさせるのではなく、子どもの気持ちをしっかりと聞き想像し言葉にすることで、子は徐々に落ち着いて考えることができるようになってきます。「うちの子はすぐキレて困る」と嘆く前に、子がどんな風に考えているのかをよく探ってみるところから始めてみましょう。
2018年05月01日他の男性と比べて口数が少ない彼。頼りがいを感じて好意を寄せるけれども、多くを語らない彼の場合、何をきっかけにどう仲良くなればよいのか、迷ってしまいますよね。そこで今回は「多くを語らない男性と親しくなるコツ」をお伝えします。きちんとした身なり口数が少なくしっかりした男性の場合、考え方も堅実で、保守性が強い傾向があります。セクシーさで勝負しようとしたら「はしたない」と一蹴されかねません。この場合は、日本人らしい清楚な服装や身なりが正解です。アクセサリーをじゃらじゃらつけるよりも、小ぶりのアクセサリーを1カ所に絞り、必要以上に肌を露出しないようにしましょう。そうするだけで、彼から高評価を得られます。正しい日本語で接する続いて意識したいのが正しい日本語です。このタイプの男性は、正しさを意識している場合が少なくありません。特に年を重ねているアラフォー、アラフィフ世代の場合にはその傾向が強いはずです。なんちゃって敬語ではなく、正しい敬語を使いましょう。目上の方や年上の方には折り目正しく言葉を使うことで、きちんとしていると思ってもらえます。彼から「気を使わないでいいよ」と言われてから言葉遣いを徐々に崩していくと、なおさら好印象になります。嘘偽りのない誠意ある態度最後に意識したいのが誠意ある態度でかかわることです。恋愛テクニックでは彼を褒めることを推奨することも多いですが、多くを語らずに本質を見抜く相手にそれをすると「浅ましい」とマイナスなレッテルを張られてしまうことがあります。良くも悪くも見ている相手のため、本心で向き合うことを意識しましょう。思ってもないことを口にせず、誠意誠実を意識して接するだけで「ほかの人と違う」と思ってもらえ、接近してもらいやすくなります。いかがでしょうか。一般的な恋愛本や恋愛テクニックで書かれている内容がすべての人にうまくいくわけではありません。特に堅実で口数が少ない相手の場合、本質を見抜く目を持っている可能性も高いです。しっかり本心で向き合って、誠意ある態度と正しい言葉遣いで、他の女性とは違うと思ってもらい、彼の心を射止めましょう。
2018年02月04日子育てをするお母さんお父さんを困らせる、子どものイヤイヤ期。すでにこの時期を迎えているご家庭もあれば、我が子がいつからイヤイヤ期に突入するのかと心配されているご家庭もあるのではないでしょうか。そんな困った時期を乗り越えるために、親御さんが知っておきたい子どもへの接し方や対応についてご紹介します。『魔のイヤイヤ期』はいつから?子どものイヤイヤ期は、2歳前後から始まります。子どもによって時期が早まったり遅れたりするため、思わぬタイミングでイヤイヤ期が始まることも少なくありません。この時期の子どもは、「イヤ」という言葉を使って、身の回りに起こるさまざまなことへ反抗するのが特徴です。たとえば親御さんが与えた食事を「イヤ」と言って食べなかったり、抱っこをするのも歩くのも「イヤ」と否定したり、外出先で癇癪を起こしたり……何をしてもイヤイヤと否定されてしまうため、お母さんお父さんはヘトヘトに疲れてしまいますよね。イヤイヤ期の子どもは、思っていることを上手に伝えられずに、それらが「イヤイヤ」という言葉や態度に変換されているのです。そのため、“抱っこをするのも歩くのもイヤ”という矛盾した状況に陥ってしまうことがあります。しかし、このように反抗するのは、子どもが自己主張を覚え始めた証拠でもあるのです。親御さんは、子どもとどう接したらよいのか分からずに困ってしまうかもしれませんが、イヤイヤ期はお子さんが1人の人間として成長するために欠かせない時間でもあります。対応や接し方に工夫をして、この時期の育児を乗り越えていきましょう。イヤイヤ期の子どもへの適切な対応・接し方イヤイヤ期の子どもへの対応が難しいのは、子どもの言うことをすべて聞き入れて屈するのも、その反対に怒って押さえつけようとするのもNGだからです。子どものやりたい放題にさせてしまうと、“泣けば何でも思い通りになる”という風に覚えられてしまうため、却って良くありません。だからといって、「イヤ」と言う子どもを押さえつけてしまうのは、自我の発達を妨げることにつながるため、教育上でも問題があります。そんなイヤイヤ期の子どもへの対策としては、まず子どもに共感してあげることが大切です。「イヤ」と言われたら「そうね、イヤだよね」と言って、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげてください。あるいは、抱きしめたり背中をさすったりして、スキンシップをはかってもよいでしょう。お子さんの気持ちが落ち着いてきたら、子どもが自分で納得してから行動をするように、誘導してあげます。「××しなきゃだめでしょう」と怒ってしまうと、子どもは反対に意地になってしまうことがありますから、なるべく「××してみようか?」と子どもに選択肢を与えるような声がけをしてください。それでも気持ちが落ち着かないときは、あとはじっくりと待ってあげるしかありません。親御さんが対策をしたところで常に上手くいくとは限りませんが、いつも辛抱強く子どものことを待ってあげられるような心の余裕を持てるといいですね。イヤイヤ期の乗り越えるための具体的な対策最後に、親御さんがイヤイヤ期を乗り越えるための対策をご紹介します。■嫌がることを遊びに変換してあげるもしも子どもが嫌がることがあったら、それを遊びに変換して伝えてみましょう。「お風呂でお母さんと一緒に遊ぼう」「お出かけをしたあとに公園で遊ぼう」など、子どもが嫌がることに楽しい遊びを加えて、提案してみてください。子どもの遊びたい気持ちや、楽しいことを続けていたい気持ちをとらえて、納得してから行動できるように誘導します。■抽象的な言葉を使わないで指示をする子どもからの問いかけに、つい抽象的な言葉で対応してしまっていないでしょうか。たとえば「ちょっと待ってね」「早くしてね」は、子どもにとって分かりにくい指示です。言われた側は「それってあとどれくらい?」「どれくらい早くすればいいの?」とイライラしてしまうかもしれません。「片付けが終わったらね」「これからお出かけするからお靴を履いてね」と、具体的な言葉を使って指示してあげましょう。■叱るラインを定めるあらかじめ子どもを叱るラインを決めておくと、親御さんの気持ちの上での負担が減りますし、子どものわがままが増長されてしまうのを防げます。分かりやすい線引きとしては、癇癪を起こしているのかわがままを言っているのかの違いがあります。癇癪を起こすというのは、自分の感情を上手にコントロールできないことですから、子どもが落ち着くまでゆったりと見守ってあげましょう。反対に、相手が困ると知りながら言うわがままは、適切に叱る必要があります。■するべきことができたら褒めてあげる子どもが泣いたり癇癪を起こしたりせず、するべきことができたときは、しっかりと褒めてあげましょう。イヤイヤ期を乗り越えた子どもは、少しずつ自分の感情をコントロールできるようになってきます。親御さんが子どもの「イヤ」を受け止めて、できたことを1つずつ褒めてあげることで、自己肯定感を育んであげてください。まとめ子どものイヤイヤ期を乗り越えるための対策をご紹介しました。何をしても「イヤ」と言われてしまう状況に、お母さんお父さんが、ついカッとなって怒ってしまうこともあるでしょう。しかし、この時期が子どもの成長に欠かせないものであることを理解すると、お子さんとの接し方が変わるかもしれません。ご紹介した対策を利用しつつ、上手にイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。青木いくこ:もうじき6歳になる娘と、2匹の猫と一緒に暮らすママライター。子育てにお悩みのママたちが、読んで少しでも楽になれるような記事を目指して執筆中。
2017年11月15日気になる彼のことどれくらい知っていますか?誕生日、血液型、家族構成…いろいろありますが、一番最初に得られる情報は「見た目」ですよね。この見た目から彼の性格が分かったら、嬉しくありませんか?今回はドイツの医師クレッチマーが唱えた体格と性格の相関関係の説を元にお話します。ぽっちゃりさんの性格傾向まず、気になる彼は“ぽっちゃりタイプ”の場合、ぽっちゃりさんには、優しく社交的なタイプが多いそう。面倒見がよくて人当たりの良い彼。でもこのタイプは気分の浮き沈みが激しい面も。元気でとっても快活な時もあれば、なんだかすごく落ち込んで自信が無くなっちゃう時もある彼。そんな彼には、気分のムラに付き合ってくれる優しい女性か、逆にそんなの気にしないような潔い女性が合っているかも。痩せ型さんの性格傾向次に、気になる彼は“瘦せてるタイプ”という場合、このタイプの男性は少し神経質なところがあったり、変なところにはよく気が付くのに肝心なことに鈍感だったりすることが多いよう。女の子に対して「あれ、少し太った?」なんて言っちゃうようなところがあるかも知れません。でもそれだけ洞察力に優れ、的確なんです。こんな彼には悩みを相談したりアドバイスを求めてみましょう。ズバッと言われてしまうこともあるかも知れませんが、あなたが「すごい!ありがとう!」と素直に受け入れることで二人の関係も近づくかも。筋肉質さんの性格傾向最後に、気になる彼は“マッチョタイプ”という場合、彼はずばり、良くも悪くも粘着質。目標に向かってコツコツと努力する良い面もあるし、その粘り強さが少ししつこく見えてしまうことも…。でもこのタイプの彼は、好きになったら連絡もマメ、コツコツと信頼を築き上げるタイプです。彼のマメなアプローチにしっかりと応えていくことが、距離を縮めるよい方法かもしれません。勿論これは統計上の話で、100パーセント全ての人が当てはまる訳ではありませんが、心理学を勉強する人なら必ずと言っていいほど習う理論。信憑性は高いと言えます。一目ぼれしちゃった時や気になる彼の性格を少しでも知りたい…!なんて時に使ってみてくださいね。
2017年08月23日恋愛、仕事、遊びとなんでも同時進行できる女性と違って、男性は一つのことに集中したら他に手をつけられない性質があります。特に20代後半から30代の男性は、仕事に一生懸命で恋愛する余裕がないという人も多いもの。好きになった相手が仕事モードの時、付き合っている彼が仕事モードになった時、大人女子はどう振る舞えばよいのでしょうか。片思いの場合と付き合っている場合、それぞれ最適な接し方をご紹介します。片思いの場合仕事モードの男性に恋してしまった場合、かなりの根気が必要です。長期戦を覚悟できないのであれば諦めて他の男性を探した方がよいでしょう。どうしても諦めたくないのであれば、覚悟を決めてください。男性は仕事モードの時、他のことに振り回されたくないと思っています。それ故に恋愛モードの女性を近付けないよう振る舞うことも。恋愛の匂いをさせないよう注意しながら適度に近付きましょう。その際は女性らしさを感じさせる仕草や気遣いを忘れないようにしてくださいね。なぜなら、仕事がひと段落ついてふと恋愛したいなと男性が思った時、確実に恋愛対象に入るためです。仕事モードが長く続いた男性の周りには恋愛対象になる女性というのはそう多くいないはず。恋愛モードになった男性に一番に目を止めてもらえるよう、チャンスを待ちましょう。付き合っている場合付き合っている彼が仕事モードの場合、寂しいかもしれませんが男性は恋愛のことを忘れてしまうと思ってください。連絡がないことや会う時間が作れないことを責めてはいけません。あなたはあなたで、自分の時間を充実させて過ごしましょう。そして時折、彼の負担にならない程度のメールを送ったり、短い時間でも会うことができたらとびきりの笑顔を見せたり、あなたが彼女でよかったと思ってもらえるように振る舞うのです。特別な女性になるために片思いでも付き合っていても、仕事モードの男性と恋愛する場合、ひたすら待たされることになります。男性にとって仕事は生き甲斐とも言えるくらい大切なもの。それを理解し寄り添うことができれば、彼の特別な女性になれるはずですよ。
2017年07月06日こんにちは、栗原達也です。今回は「気の合わない部下との接し方」について話をします。「気の合わない部下がいるんです。どうつきあったらいいですか」…そういう相談を受けることがある。誰とでも仲良く、楽しくやっていけたら、どんなにいいだろうと思うよね。一日の大半、人生の長い時間を過ごす職場環境において、そこは人づきあいのトラブルがない場所であってほしいものだ。実際は、人にはそれぞれ事情があるし、なにか悩みごとを抱えていたり、体調が悪かったりということが影響して、人間だからね、うまくいかない日だって当然ある。誤解したり、ケンカしたり、人間関係っていうのはたくさんのドラマにあふれているものだ。だからといって、気が合わないという理由で避け続けるわけにもいかないよね。それはいずれ職場の雰囲気を悪くしたり、仕事がうまく回らなくなったりと、大きな問題に発展する可能性を秘めている。なんとかしようと思うのは当たり前のことだ。どんな困難にも解決策は必ずあるもの。僕はさっきのような悩みを打ち明けられたとき、次のようにアドバイスしているんだ。 たとえば、気の合う部下に対する態度について考えてみよう。自然と励ましたり、「頼りにしているよ」と声をかけたり、なにかしてもらったら感謝の気持ちも素直に出てくるだろう。おたがいにわかりあえているという安心感と信頼がそこにはあるから、その関係性をよりいいものにする振る舞いがスッと出てくるんだよね。でも、そうでない場合は、同じような態度ではないだろう。できるだけ事務的に済まそう、波風を立てないように、あまり関わらないようにしようと遠ざけてしまう。それでは、やはりいつまで経っても、関係性は改善しないし、避けているぶん、なにか見落としてしまったり、連絡ミスなどがあったりして、業務そのものにも支障が出てくる可能性もある。では、どうすればいいかというと、気の合う部下と同じように接することだ。つまり、平等にすることが大事。苦手な部下ほど意識的に話しかけよう。「こいつ、イヤだな」と思った時点で、もう不公平さが生まれてしまっているものだから。うまくやっていけている部下と同じように声をかけて、「よろしくね」「ちょっと確認してもいいかな?」などと仕事を媒介としたコミュニケーションをするんだ。そうすればそのうちおたがいのいいところ、仕事に対するスタイルなどがわかりあい、認めあえるだろう。誰だってストレスは抱えたくないもの。ちょっとした気づかいで、環境が変わるってことはよくあることだし、カンタンにできることだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年06月30日「男性との接し方がわからない」「会話を続かせることが出来ない」30代を迎えたのに男性と自然に接することが出来ない、むしろ20代の頃の方が気さくに楽しく話せていたのに、結婚を意識する年齢になって男性との距離感や接し方の正解がわからないという人が多くいます。今回は30代女性が失敗しがちな男性との接し方を3つ紹介します。この3つの失敗を参考に男性への接し方を変えていきましょう。自分の話ばかりしてしまう男性と話すときに、自分だけがしゃべり続けてしまい、男性を疲れさせてしまうパターンです。女性同士で話す感覚で男性と話すと、どうしても女性の方が多くしゃべってしまいます。男性は基本的に女性の話を聞こうと思っているので、女性のおしゃべりには慣れてはいるのですが、ここで注意しなくてはいけないのは「この子、自分の話ばかりしているな」と思われ、気遣いのできない女性、コミュニケーションの取れない女性と思われてしまうことです。自分の話をしたら、「あなたはどう?」と必ず男性に話を振ることを意識しましょう。男性の話にはちょっとオーバー気味にリアクションを取ることも大事です。もし男性の話にわからないところがあったら、「それってどういうことなの?」と素直に聞きましょう。ここで知っているフリをして広げられない話をテンション低く続けるよりも、質問をした方が男性はその素直な一面に好感を持ちますし、話も弾みます。性別を意識をし過ぎてしまう挨拶や会話など男性と接する機会に性別を意識し過ぎてしまい、ぎこちなくなってしまうパターンです。男性によく思われたいという心理があるから意識してしまうのですが、混乱してしまう時には「この人は私に興味がない」と考えることが有効です。男性だから自分に興味があると思ってしまうと、変に意識してしまいますが、自分に興味がない人には変な意識を持つことが少なくなります。この考え方は緊張している時や注目を浴びている時にも有効なので、実践することが出来れば、大人の女性としての凛々しい振る舞いが出来るようになります。男性にビビってしまう女性よりも男性の方が力が強い、身体が大きい、態度が大きい、という印象があって、男性への接し方をビビってしまう人がいます。そんな時にはあるマインドセットをするだけで心が落ち着きます。「男性と女性は対等な立場である。」男性と女性には確かに力の差が存在しますが、しかし現在の日本は力の差を埋めることが出来る法律や意識が存在します。それらを自信にすることで男性に対して過度にビビることなく、当たり前の対応が出来るようになります。ビビってしまうのは怯えているという感情なので、怯える必要がないという考えを自信という形で頭に植え付けることで解決することが出来ます。30代女性が失敗しがちな男性への対応や解決策を、失敗例から学ぶことで人生へ活かしていけると思います。もし当てはまるものがあったなら、すぐに実践することで、あなたの女性としての魅力を磨くことが出来ます。
2017年04月27日好きな女性に対する男性の脈ありサインは多々ありますが、中には偶然にしか過ぎないものがあることも事実です。その一方で、男性の気持ちを確実に確認する方法があり、それはあなたへの接し方に注目することです。何しろ好きな女性と接するわけですから、男性が意識するのは当然ですし、それが接し方に表れるのです。あなたの全てに共感するあなたの趣味や好み、さらには考え方など、言うことやること全てに共感する男性はあなたのことが好きです。本来ならこうしたものは人それぞれ違いますし、違うからと言って仲良くなれないわけではありません。しかし、男性は好きな女性に対しては全てに対して共感しようとするのです。なぜならそれが、あなたに好かれるきっかけになると思うからです。実際にはそれだけであなたの気持ちが動くことはないでしょうが、好きな女性の言動には全て頷きたくなるのが男性心理です。質問が多いよく考えてみると、友達との会話の中ではそうそう質問する機会はありません。実際に会話の内容を振り返ってみると、自分にあった出来事やその感想、友人のうわさ話、愚痴や悩みの相談や趣味のことが大半です。そんな中、会話時に質問の多い男性は、あなたのことを好きな可能性が高いです。質問の目的は二つあり、一つは大好きなあなたのことをもっとよく知るための情報収集です。もう一つは、会話したくても会話のネタが思いつかないため、質問するという名目であなたと会話するのです。許可をとってから電話する男友達があなたのことを好きな場合にありがちなことです。友達である以上、あなたに電話することもあるでしょうから、その時は当然あなたのスマホが鳴ります。しかし、電話をしてくる前に丁寧に「今電話してもいい?」とLINEなどで確認してくる男性がいます。そして、そんな特徴の男性はあなたのことを好きな可能性が高いのです。もっとも、その時の電話の内容が余程深刻なものならそうとは限りませんが、何でもない用件ならほぼ100%あなたが好きと言えるでしょう。これは男性に限らず、好きな異性に電話する時に出る人間の特徴でもあります。これらは言わば確実な脈ありサインです。あるあるネタのような軽い脈ありサインを参考にするのもいいですが、このように自然に出てしまう脈サインを参考にすることで、より正確に男性の気持ちを知ることができます。男性の気持ちを読むのが苦手な女性は、ぜひ参考にしてください。
2017年02月16日2歳に近づいてくるころからはじまる「アレやだ」「コレもいやだ」「やだ・やだ・やだ」のイヤイヤ期。第一次反抗期といわれることもある2歳児は“魔の2歳児”とも呼ばれています。まさにイヤイヤ期真っ盛りのお子さんをもつ方もこれから始まるイヤイヤ期にドキドキしている方も必見の、2歳児のイヤイヤ期を上手に乗り越えるためのコツを6つご紹介します。2歳児のイヤイヤ期とは? 子どもは、2歳前後から、「○○しようね」と促しても「イヤだ」と自己主張するようになってきます。それまでは、素直にママやパパなど周りの大人の言うことを聞いていたのに、反抗しているような様子を見せてくるのが、イヤイヤ期と呼ばれる状態です。▼なんでも自分でやりたがるまだうまく自分でできないことでも、自分でやりたがるようになります。たとえば、“靴下を履く”“お茶をコップに注ぐ”など、これまで大人がやってあげていたようなことを「自分でやる!」と主張しはじめるのはイヤイヤ期の大きな特徴です。主張はするものの、まだまだできないことも多いため、挑戦したもののうまくいかずにイライラして泣いたり、暴れたりします。それでも、自分でやらないと気が済まないのが2歳頃のイヤイヤ期なのです。▼まずイヤがるママやパパから何か提案されると、本当はやりたいことであったとしても、まずは「イヤ」と否定してしまうのもこの時期の特徴です。「お散歩に行こう」「ヤダ」、「ごはん食べようか」「イヤ」と何を聞いても、最初に返ってくる答えは「ヤダ」や「イヤ」なので、一緒にいて疲れてしまうというママやパパも多いのではないでしょうか。「イヤ」と言ったものの、本当はやりたかったことである可能性も高いため少し経ってから「やっぱり行く/やる」と言い出すこともしばしば起こります。そんなときにも「そういう時期だから仕方ない」と割り切った対処法にするようにしましょう。▼夜泣きをすることも授乳することもほとんどなくなり、離乳している子も多い2歳のイヤイヤ期に突然夜泣きがはじまることがあります。2歳過ぎからはじまる夜泣きは、怖い夢を見たり、昼間にあったことを思い出していたりすることが理由だと言われています。特にイヤイヤ期は、日中に「イヤイヤ!」と激しく興奮したことで、夜中にその気持ちを思い出して泣いてしまい、夜泣きしやすくなる時期です。ひどいときには、一度起こして「大丈夫だよ」と安心させてあげると収まることがあるため、試してみてくださいね。▼イヤイヤ期って結局どんなものなの? 早い子で1歳半頃からその兆候が見られるようになってくることがありますが、2歳を過ぎ2語文(2つの単語を組み合わせること)以上の長い文を話せるようになってくると、より主張する機会が増えてきます。それは、それまで「こうしたい」という自我がなかったり、自分の思いを言葉で表現したりできなかった状態から、「ぼく/わたしは、こうしたい」という思いが芽生え、言葉で言い表せられるようになってきた証拠でもあります。イヤイヤ期の様子を“魔の2歳児”と表現し、「言うことを聞かなくなる手のかかる時期」だとする見方も多くありますが、これは“自我の芽生え”という大事な成長過程のひとつです。「イヤイヤ」が出てきたら「自我が芽生えてきたな」「順調に成長している証だ」と考えて受け止めてあげましょう。イヤイヤ期はいつから始まっていつ終わるのかイヤイヤ期は「この日からはじまって、○週間で終わる」という決まった期間はありません。個人差も大きいため、同じ兄弟でもイヤイヤ期があっとう間に終わってしまう子もいれば、「まだ終わらないの」と長く感じてしまう子もいます。一般的に、自我が芽生え、言葉が出てくる2歳頃からはじまり、3〜4歳頃にかけて徐々に収まっていくといわれています。終わるタイミングも、ある日突然「イヤイヤ」と言わなくなるのではなく、徐々に自分でできることが増えていき、自分の思いとそのときしなければならないことの折り合いを心のなかでつけることができるようになっていくことで、少しずつ変化が現れるようになっていきます。「いつかはイヤイヤとの格闘も終わる」と気長に構えておくと、ママやパパの気持ちもラクになっていきます。それまでは、コツを押さえた対処法で乗り切るようにしましょう。2歳児のイヤイヤ期にしつけは必要? 「2歳児のイヤイヤ期でのしつけがその後にかかってくる」と言われることもありますが、2歳の自己主張をすべてわがままと捉えて叱ってしまうと、ママやパパも疲れてしまいます。家庭のルールを決め、主張している内容によって必要なときにはしつけをするスタイルを取れるように、まずはママとパパとで話し合っておくのがおすすめです。具体的には、「自分で何かしたい」という欲求から、大人がやってあげようとしたことを「自分でやる」と主張しているときにはできるだけ聞いてあげるようにしても、夜寝る時間になっても「○○したいから寝ない」という主張を通そうとするのは「いけない」こととして言い聞かせるようにするなどです。イヤイヤ期の自己主張は、成長の過程においては重要なポイントとなるものです。ただのわがままなのか、成長のために必要な自己主張なのかの判断は難しいところもありますが、「言うことを聞かせたいのは、ママやパパの思い通りにしたいからではないか」「家のルールに沿えていないことなのか」を常に意識しながら対応し、必要なときにしつけをするようにしていきましょう。2歳児のイヤイヤ期に上手に対応する6つのコツ2歳児のイヤイヤ期にも上手に対応するためのコツを押さえておくことで、ママやパパも笑顔で気持ちよく過ごすことができるようになっていきます。まずは、そのコツを知り対処法を変えてみるようにしましょう。1.時間に余裕をもつと心のゆとりが生まれる イヤイヤ期に、大人がイライラさせられてしまう原因のひとつが“時間”です。特に朝は、サッと準備をして家を出たいのに「靴下や靴を自分で履きたい!」と主張し、やってあげようとするとイヤイヤされてしまうと、待っている間中、大人はイライラしてしまいます。このイライラを解決するコツは大人が“時間に余裕をもつこと”です。家を出るには15分かかると見込んで計画を立てておけば、スムーズに準備ができて5分で出られたらラッキーと思えるようになります。さまざまな場面で想定の倍以上の時間がかかると予想し行動していると、大人がイライラしてしまう回数も減っていき、心のゆとりができるため笑顔で対応してあげることができます。イヤイヤ期には、とにかく時間に余裕をもてるようにすることを最優先にして考えておくのがおすすめです。2.“急がばまわれ”で気の済むまでまずやらせる 急いでいるときほど、「自分でやる!」と言われても「時間がないからママ/パパがやるね」と、自分でやらせずに手を出したくなってしまいます。自分でやりたいと思っているのに、手を出されると子どもは泣いて暴れることもありますよね。結局、やってあげることもできず時間だけがどんどん過ぎてしまったり、無理やりやってあげてしまったことでその後ずっと子どもが不機嫌になっていつもならできることもできなくなったりというパターンも多く見られます。急いでいるときに、「自分で」と主張されたら、まずは気の済むまでやらせてみましょう。まだ自分でうまくできないことであっても、まずはやりたいという気持ちを受け入れてやらせてあげ、途中で「手伝ってもいい?」と声をかけてから手をだすようにします。子どもが自分から「ママやパパにやってもらいたい」という気持ちになるよう、うまくできなくてイライラしてきそうなタイミングを見計らうのがコツです。 “急がば回れ”と心でつぶやきながら、まずは見守るようにしてみましょう。3.選択肢を提示して”選ばせる”「○○して」と声をかけると「イヤだ」という答えが返ってきてしまいます。そのため、何かをやらせたいときには、「自分でやるのと、ママ/パパがやってあげるの、どっちがいい?」と視点を“すべきこと”をするかしないか、ではなく“だれがやるのか”に変えた質問するようにしましょう。イヤイヤ期の子どもにとって大切なことは「自分で選んだ」という事実です。「○○しなさい」「ママ/パパがやってあげる」と伝えてしまうと、「イヤだ/いいよ」の2択から選ぶことになってしまい、多くの子どもは「イヤ」を選んでしまいます。ところが「自分でやるか、やってもらうか」の2択を提示されると、“自分でママやパパにやってもらうことを選んだ”ことに満足してくれるため、無理やりやってあげようとするよりも、スムーズに受け入れてくれることも多くなるのです。選択肢はどちらも“やってほしいこと”にするか、“自分でやるかやってもらうか”にしておくと失敗せずに促すことができます。4.イライラしたら深呼吸あれこれ対策をたてていても、イヤイヤ期にはどうしてもイライラしてしまうものです。特にひどいイヤイヤ状態に陥って、どこでも寝そべってイヤイヤしてしまうようなときには、イライラも増していきます。イヤイヤ期の子どもと接していて、イライラしてしまったときにはまず深呼吸をするようにしましょう。特に、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸方法がおすすめです。子どもが危なくない状況であれば目を閉じて深呼吸するのも効果的です。5.多少泣かせてもひとりになって落ち着く時間をつくる家のなかでイヤイヤされてイライラして怒ってしまいそうになったときには、多少泣かせたままにしても、トイレや別の部屋に行って、ひとりになる時間をもちましょう。何十分も離れてしまうのは危険ですが、5分程度であれば安全性を確保している部屋に置いておいても大丈夫です。思わず手が出そうになってしまったときにも落ち着く時間をもつことは効果的です。息が詰まりそうだと感じたときには、別室でひとりになるようにしましょう。6.イヤイヤは大事な成長過程だと理解するイヤイヤ期は、心の成長にとってとても大事な成長過程のひとつです。自己主張をし、自分でやろうとする気持ちが育ってきた証拠でもあり、“自分の気持ちとすべきこととの折り合いをどうつけていくか”や“我慢を覚える”ということにもつながっていきます。イヤイヤ期真っ盛りには、とにかく早く終わってほしいと願うものですが、面倒な時期ではなく、子どもの成長を強く感じられる期間だと考えを変えて対応するようにしてみましょう。イヤイヤしている姿を見て、「自己主張できるようになってきたなんて順調に成長しているな」と思えるようになったら、ママやパパにとってもこの時期が楽しいものとなっていくはずですよ。イヤイヤ期にパパにしてほしいこと子どもと接している時間はママのほうが長いというケースも多く、イヤイヤ期に対応するのもママであることは多いものです。何もかもが一筋縄ではいかないイヤイヤ期には、ママもイライラしたり、フツウに過ごすだけでもぐったり疲れてしまったりします。そんなときに、パパにしてほしいことは「大変だということを理解する」「ママと話し合って家庭のルールを認識しておく」の2つです。まずは、どうしてママがそこまで疲れているのかイヤイヤ期の大変さを理解してあげましょう。子どもと一緒に過ごすことで大変さを知ることもできますが、まずはママの話を聞いてあげるのがおすすめです。日々どんな大変なことがあったのかを聞いておくことで、子どもの姿をイメージしやすくなります。話を聞くときにはアドバイスしようとするよりも、ただママの話を聞いてあげるようにすることもポイントです。また、ママを休ませてあげたいと子どもと一緒に過ごすときに、パパがママとは違った対応をしてしまうと子どもは「どちらが正しいのか」がわからず混乱してしまうことがあります。ママと話し合って家庭のルールを把握し、イヤイヤ期の接し方を身につけておきましょう。2歳児なのにイヤイヤ期がない!? 2歳を過ぎてしばらく経ってもイヤイヤ期が一向にやってこないように思える子もなかにはいます。「イヤイヤ期がなくていい子だな」と思っていたら自己主張がうまくできない子だったということもあるため、まったくないときには注意して見てあげることも必要です。しかし、なかには、ママやパパの自然な対応が子どもに合っていて、自己主張はしっかりしているものの、いわゆるイヤイヤ期と言われる状態になっていなかったり、それをイヤイヤ期だと認識していなかったりするケースも見られます。イヤイヤ期は、絶対あるものでも必ず大変になるものでもありません。「イヤイヤ期がないかも?」と思ったときには、「自分はこうしたい」「自分でやってみたい」という自我がしっかり芽生えているかを見てあげ、問題なく成長している様子が見られれば心配ありません。「ないと思っていたら突然はじまった」ということもあるので、「そのうちはじまるかもしれない」とおおらかな気持ちで構えておくことをおすすめします。イヤイヤ期の子どもと接していると、イライラしたり、つい叱りすぎてしまったりとママやパパも疲れてしまいがちです。今回ご紹介した6つのコツを押さえて上手に乗り越えて、家族みんな笑顔で過ごせるようにしていきましょう!<参考>『乳児保育の実践と子育て支援』榊原洋一・今井和子編著/ミネルヴァ書房/2007年4月20日初版第4刷発行
2017年02月01日普段どんなに陽気な彼も落ち込むときはあるもの。彼が仕事やプライベートなことで自信を失っていたら、あなたならどうやって彼を励ましてあげますか?あなたの励まし方によっては、彼はあなたとの相性の良さを実感するかもしれません。彼の心をどう支えてあげられるのかって、関係を維持するためにも大切なポイントになりそうですよね。そこで今回は、彼が落ち込んでいるときに効果的な接し方についてリサーチ。ぜひ押さえておきたいポイントをまとめたのでご紹介します。■1.とりあえず話を聞いてあげる「話して楽になることってあると思うから、解決はできなくてもとりあえず『どうしたー?』『悩んでいることがあれば、吐き出しちゃった方が楽だよー』って促してあげます」(24歳/女性/販売)誰かに話しを聞いてもらうだけで、だいぶ自分の気持ちが楽になることって多いですよね。彼がどんなことで悩んでいるのか、それは分からなくても、とりあえず彼がいつもと違う様子だと察知して、あなたなりに心配しあげることって、とても大事です。また、話を聞いてあげる際はなるべく彼が話しやすくなるように、あなたの頼もしさを感じさせられると◎。「何かあったなら話してごらん。力になれるかもしれないし、なれないかもしれないし」と、ちょっと茶化しながらも聞く姿勢を示してあげると、迷っていた彼も話そうという勇気が持てると思います。■2.彼の気持ちに寄り添ってあげる「私は似たような体験があれば話してあげます。あとは、彼がどんな悩みを抱えていようとも、彼の味方になってあげることかな。彼が打ち明けるのを渋っているときは、そのことを言ってあげますね」(26歳/女性/サービス)彼の悩み事によっては、アドバイスが難しいこともありますよね。たとえば彼の仕事のこと。彼と仕事内容が違う場合、下手にアドバイスをしたら、彼のプライドを傷つけてしまうかもしれないし、かと言って何も声を掛けてあげられないのも、恋人としては辛いものがありますよね。そんなときは、彼がどういう言葉が欲しがっているのか、よく観察してみましょう。そのうえで、たとえ具体的なアドバイスを送れなくても、「何かあったらいつでも話してくれていいからね。〇〇の味方にになってあげるから」と言ってあげられると、彼もあなたの気持ちを嬉しく感じて、プレッシャーが和らぐのでは。■3.食べ物で癒す「彼がひとり暮らしなら、大好きなものを作ってあげます。自炊している男性でも、落ち込んでいるときって作りたくないと思うから」(21歳/男性/大学生)食事が喉を通らないほど、悩んでしまうことってありますよね。そんなときって悩み過ぎていることが多いですが、本人にとっては大きな悩みを抱えているもの。頭からその悩みが離れない状態で、しんどくなってしまっているはずです。彼がひとり暮らしなら、彼の好物のアイスや食べ物を買ってプレゼントしてあげてもいいですし、家に上がってから揚げやコロッケとかを作ってあげるのもいいのでは?彼の好物を聞き出して「じゃあ、作ってあげるよ!」と提案できるだけでも、彼はあなたの行動に背中を押されて、「もう一度頑張ろう」と思うかもしれませんね。■4.一緒に散歩をする「部屋のなかにいると、ずっと悩みっぱなしになっちゃうと思うから、コンビニに買い物に出掛けるとか。散歩をするとか。彼を誘って外に足を運ぶと、案外リラックスするんじゃないかな」(24歳/女性/大学院生)彼が仕事やプライベートのことで悩んでいて、デートする気力がない。そんなときは「気分転換に散歩いこ!」と誘って、彼を積極的に外に連れ出してあげて。彼が乗り気じゃなくても「コンビニの〇〇、すごくおいしいよ。一緒に買いに行こう?」と誘って、ちょっと強引に連れ出してみては。一歩部屋から外に出るだけでも、外部からの刺激を受けて頭のなかがシャキッとするので、グルグルと考えていた彼の頭のなかがスッキリしそうです。■おわりにいかがでしたか。難しく考えず、こうしたポイントをちょっと意識できるだけでも、彼はあなたの配慮に喜んでくれるのではないでしょうか。(柚木深つばさ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月22日緘黙症(かんもくしょう)とは?出典 : 緘黙症(かんもくしょう)とは、発声器官には問題がなく、言葉を理解したり、言語能力があると分かっている人が、ある特定の場面や状況で話すことができなくなってしまう精神疾患です。たとえば、家庭の中や家族とは元気よく話せるが、幼稚園や学校では無口になり、話すことができなくなってしまいます。これは、言葉の遅れや、発声障害で話すことができないのではなく、精神的な原因があるのではないかと言われています。緘黙症には、場面緘黙症(選択性緘黙症)と全緘黙症の2つの種類があります。場面緘黙症の場合、話すことを期待されている特定の場面で、話す言語能力があるにも関わらず話せなくなってしまいます。全緘黙症とは、どの場面でも話せなくなってしまう場合を指す言葉です。緘黙症は、医学的な診断名としては「選択性緘黙症」と名付けられていますが、日本では「場面緘黙症」と呼ばれるのが一般的です。"選択"という日本語が、能動的に本人が場面や状況を選んで黙っているような印象を与えやすいため、誤解を避けるために「場面緘黙症」と呼称する人が多いようです。実際、場面緘黙症のある本人は、話したくても話すことができません。医学的な診断名が"選択"性緘黙症となったのも、場所を選ばされざるを得ないという意味合いで"選択"という言葉が使われていると考えられます。このコラムにおいては、比較的一般的な呼称である場面緘黙症を用いて症状や対策等を詳しく説明していきます。場面緘黙症の症状出典 : 主な症状は、ある特定の、話すことを求められる社交場面や状況で話すことができなくなることです。場面緘黙症のある子どもの多くは、家族に対してや、家庭では活発に話しますが、学校やそのほかの社交場では話すことができません。また、家庭の中や家族などの親しい人とも、あまり話すことができない場合があります。話さない代わりに、擬声音を出したり、指をさしたり、筆談したりすることもあります。場面緘黙症のある子どもの年齢が低い場合、つきまといやかんしゃくを起こすこともあります。場面緘黙症の診断出典 : 診断基準には、大きくわけて、2014年に出版されたアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計のマニュアル』第5版)と世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)の二つがあります。ICD‐10では、小児期の情緒障害に含まれています。これは、ICD-10では、場面緘黙症は、子どもが発症する疾患という見方が強いことを示しています。一方、DSM-5 において場面緘黙症は、不安障害の一種とされており、不安や恐怖心が一因になっているのではいかという見方をしています。今回はDSM-5の診断基準をご紹介します。1.ある特定の状況、場面以外では話すことができるが、そのある特定の社会的状況、場面では常に話すことができない。2.この疾患により、学業上、職業上の成績が適正に評価されない、または対人コミュニケーションを円滑に行えない。3.この疾患が少なくとも一カ月続いている。4.場面に応じた知識があり、会話の楽しさを知っているが、話すことはできない。5.コミュニケーション症(例:小児期発症流暢症)ではうまく説明されず、自閉スペクトラム症、統合失調症またはその他の精神病障害の経過中にのみ起こるものではない。場面緘黙症は、5歳前後で発症することが多いですが、話す機会の増える学校へ行き始める時期まで、症状が顕在化しないことが多いです。研究では、成長とともに場面緘黙症の症状が改善するというものもありますが、研究段階であり、確証はありません。一方、青年期、成人でもまれに場面緘黙症を発症します。場面緘黙とその他の疾患との関係出典 : 場面緘黙症は不安障害の一種と考えられていますが、その他の疾患・障害との併存もしやすいようです。以下では、場面緘黙症との併存が多い疾患・障害について説明していきます。場面緘黙症の併存症で最も多いものは、他の不安障害との併存です。不安障害群の中でも、社交不安症が最も多く、次いで、分離不安症や限局性恐怖症が多いと言われています。2000年にアメリカの学会でクリステンセンが発表した説によると、発達障害は、不安障害と同じくらい場面緘黙症と併存しやすいと言われています。コミュニケーション障害、発達性協調運動障害、軽度精神発達遅滞、アスペルガー症候群などとの併存が多いようです。夜尿症(Kristensen, 2000)、聴覚に関する疾患(Bar-Haim, et al., 2004)などを合併している場合が、場面緘黙症でない子どもに比べて多いという報告もあります。参考: Kristensen, 2000, Selective mutism and comorbidity with developmental disorder/delay, anxiety disorder, and elimination disorder.場面緘黙症の相談先出典 : 場面緘黙症は、発症時期である5歳前後だと、まだ学校に通っておらず、他人と話す機会がそもそも少ないため、症状が見落とされがちです。また学校に通い始めてからも性格の問題だと片づけられてしまうこともあります。ですが、場面緘黙症は、本人が好きで黙っているわけではなく、本人が話したくても話せない状態であることに注意が必要です。子どもが場面緘黙症かもしれないと心配になったら、以下で紹介する相談先に早めに相談に行くことをおすすめします。保護者や周りの人が少しでも早く症状に気づければ、困難の乗り越え方を手助けすることも可能になりますし、生活しやすい環境を整えてあげることができるかもしれません。一方、支援や治療を受けずにいると、症状改善が遅れたり、社交不安障害などの二次障害が発現するリスクが高くなります。家族だけで抱え込まず、専門家や周りの人たちの協力を得ながら、本人にあった接し方でサポートすることが大切です。1. 保健センター市区町村ごとに設置された、地域の健康づくりの場です。保健師さんが常駐しており、子どもの発達に関する悩みの相談を受けてくれます。場合によっては医療機関や療育施設の紹介をしてくれます。2. 子育て支援センター子育て家庭の支援に特化している機関です。自治体運営や医療機関に委託運営されており、保健師さんまたは看護師さんが相談に乗ってくれます。中には、療育指導を実施をしている子育て支援センターもあるので、お近くのセンターに問い合わせてみてください。3. 児童相談所都道府県ごとに設置されており、児童福祉を専門とした機関です。医師、児童心理士、児童福祉士がおり、相談に乗ってもらえます。必要に応じて発達検査を行ってくれる場合もあります。また、全国共通児童相談所ダイアルがあり、189番にかけると24時間365日、児童福祉に関する相談を受けてくれます。青年・成人の方で場面緘黙症のある方にとっては、電話や対面での相談はなかなかハードルが高いと思います。webで予約できる相談機関、病院や、メールで相談に乗ってくれるところを探すことをおすすめします。1. 精神保健福祉センター都道府県ごとに設置されており、精神保健の向上を専門とした機関です。ここでは電話相談、施設によってはメール相談を受け付けているところもあります。また、精神障害者向けのデイケアを行っているところもあります。以下は全国の精神保健福祉センターの一覧です。全国の精神保健福祉センター一覧2. 心の耳厚生労働省が行っている、働く人向けの心のポータルサイトです。ここでは、メール相談を受け付けており、場面緘黙症の症状でうまく話せない方や、電話や面接に大きなハードルを感じる方におすすめです。以下はそのリンクです。働く人の「こころの耳メール相談」3. 相談事業所など上記の他にもお住まいの地域の自治体に相談窓口が設置されている場合がほとんどです。電話や対面での相談が多いのですが、お住まいの地域の自治体に確認してみましょう。場面緘黙の治療・支援機関出典 : 上記の相談先で紹介された病院へ行くことをおすすめします。直接病院へ行く場合は、心療内科や精神科を受診してみましょう。その上で、必要があればカウンセリングを受けていきましょう。この他にも、子どもに対しては療育施設や発達支援センターで療育を行うことで、場面緘黙が緩和されるケースもあります。場面緘黙症は情緒障害の一つとして、公的な支援が受けられます。情緒障害児短期治療施設では、情緒障害を持つ児童に対して医学的な観点から、心理治療を中心に生活、教育支援を行う場所です。最近では虐待を受けていた児童や、不登校の児童が多く治療・支援を受けているようですが、場面緘黙症による不登校を抱えている児童もいるようです。詳しくはこちらを参照ください。情緒障害児短期治療施設(児童心理治療施設)ネットワーク家庭でできること出典 : 子どもが安心できる環境をつくる子どもの不安を取り除いてあげましょう。リラックスし、安心した環境を整えることが重要です。2. 答えや反応を無理やり求めることはしない話せないからといって、強制的に声を出させたり、答えさせるとかえって不安感、不信感が増します。そして話さないからといって、声をかけない、無視するのもよくありません。積極的に声をかけ、言葉による反応がなくても、表情や動きでコミュニケーションをとれるように工夫してみましょう。3. 非言語コミュニケーションの活用言葉を発することができなくても、ジェスチャーや筆談でコミュニケーションをとってみましょう。例えば、首の動きで、うなずいたり、首を振ったりして、YES、NOの意思表示ができるように促すことも一つの方法です。4. できたことを褒める今まで話すことや、感情表現できなかった場面や状況で、話すことや感情表現ができた場合は、どんな小さなことでも褒めてあげましょう。本人の自信につながります。場面緘黙症を取り巻く環境出典 : 日本では、場面緘黙症という疾患に対する治療法は確立されておらず、研究もまだまだ進んではいません。しかし、場面緘黙症のある子どもや人を支援する団体や。情報発信機関は多くあります。以下では、そうした支援団体の取り組みを紹介します。場面緘黙症を持つ方々の生活の役に立つかもしれません。場面緘黙症は、教育法上の情緒障害とされており、特別支援教育の対象です。具体的には、通級や支援学級で適切な支援を受けられます。通級とは、在籍は普通学級ですが、週1、2度、普通学級を抜けてその子に合った特別支援を受けられます。特別支援学級とは、在籍は支援学級となり、子どもの障害などに合わせた教育が受けられます。学校教育法「かんもくネット」という団体が提供している、「状況によっては声が出づらいです」と書かれたカードです。公共交通機関の使用時や、災害などの非常時に、周囲の人に場面緘黙であることを知らせる上で役立つかもしれません。以下からダウンロードして印刷し使うことができます。当事者用提示カード1. Free candle息を吹きかけてろうそくを消すゲームのアプリです。声が出ない場面でいきなり声を出す練習をするのではなく、息を吐くところから徐々に慣れていく練習をすることが出来るのが長所です。 おしゃべり猫のトーキングトム話しかけると、猫のキャラクターがおかしな声で返してくれるボイスチェンジャーです。ゲーム感覚で声を出す訓練ができます。その他にも、ボイスレコーダーアプリや筆談アプリなどあるので、必要に応じて探し、活用してみてください。まとめ場面緘黙症は、単にその人が内気であったり人見知りというわけではなく、本人が話したくても話せなくなってしまう状態です。性格のせいだと決めつけず、心配な場合は一度相談に行くと良いでしょう。直接相談に行くことが難しい場合は、メールを活用した相談窓口も活用してみましょう。場面緘黙やその治療法の研究はまだまだ発展途上ですが、支援グッズや、地域ごとの支援団体は多く存在します。本人に合うツールを活用して、コミュニケーションの支援をしていきましょう。本人が安心できる環境を整えたり、ジェスチャーやうなずきなどの非言語コミュニケーションも織り交ぜながら、焦らず、本人が伝えたい気持ちを受け取り、寄り添っていくことが大切です。
2016年09月05日広汎性発達障害(PDD)とはUpload By 発達障害のキホン広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders:略称PDD)は、コミュニケーションと社会性に障害があり、限定的・反復的および常同的な行動があることを特徴として分類される発達障害のグループ です。世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)の診断カテゴリでは、このグループには自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害という5つの障害が含まれています。広汎性発達障害の中でも特に自閉症やアスペルガー症候群がよく知られていますが、自閉症の半数以上が知的障害を伴うのに対して、アスペルガー症候群は言葉の発達の遅れが伴わない「知的障害のない自閉症」と言われています。また、知的障害のない自閉症は「高機能自閉症」とも呼ばれますが、アスペルガー症候群との定義の違いが曖昧で、専門家によって異なります。さらに、広汎性発達障害は、最新の診断基準であるアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神障害のための診断と統計のマニュアル』第5版テキスト改訂版)では自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害というカテゴリに変更されています。広汎性発達障害の障害名、症状の中には自閉症スペクトラム障害の概念では除外されたものも含まれています。ですが、行政や医療機関で広汎性発達障害の名称を使用している場合も多いこと、すでにこの名称で診断を受けた人も多いことから、本記事では『ICD-10』の診断カテゴリに準拠して広汎性発達障害の名称でご説明します。広汎性発達障害の子どもの生活での4つの困難と対処法出典 : 広汎性発達障害の主な症状は・対人関係・社会性の障害・コミュニケーションの障害・特徴的なこだわりや興味の3つが挙げられます。その他、広汎性発達障害のある人の多くに「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」などの感覚に対して特定の刺激に苦痛や不快感を感じる「感覚過敏」や感覚の鈍い「感覚鈍麻」という症状が見られると言われています。このような特徴を持つ広汎性発達障害の人は、どのようなことを困難に感じるのでしょうか。以下に4つの困難と対処法を述べたいと思います。広汎性発達障害のある子どもは、人の感情を読み取って人の気持ちに共感したり、想像したりすることが難しい傾向にあります。また、比喩やたとえ話も理解しにくい傾向があります。そのため相手の気持ちを考えずに、思ったことをストレートに口に出してしまって相手を傷つけたり怒らせたりしてしまうこともあります。対人関係を築くのが苦手でコミュニケーション障害もあることから、広汎性発達障害の子どもにとって友達を作ることは困難な作業です。例えば、一緒に遊びたいなと本人が思ったとしても、友達を誘う方法自体が分からないこともあります。【対処法】「君太ってる」「あのひと臭い」など、相手を傷つけるような発言をした場合は「そんなこと言っちゃダメ!」と抽象的に叱らずに「太ってると言われると○○さんは悲しいと思うから言わないで」と相手の気持ちを推測できるように促し、具体的に何を言ってはいけないかを提示してあげましょう。相手の気持ちを理解する練習をすることで、言っていいことと悪いことの区別をつけさせるのが大切です。他人とのコミュニケーションをとるのが難しい場合、具体的に友達の誘い方を教えてあげたり、親が遊びの場を作ってあげることも大切です。例えば療育機関などで、社会的スキル訓練や、集団療育を行うことも有効です。広汎性発達障害のある子どもの多くは感覚の過敏性や鈍さを抱えています。電車の音や騒音などにとても強く反応してしまうことがあります。赤ちゃんの泣き声などにも強い拒否反応を示し、自分が癇癪を起したりパニックになったりする子もいます。また、体に触れられることを嫌ったり、温度に敏感でお風呂に入りたがらなかったりなど、少しの刺激でも本人のストレスに繋がってしまい、パニック状態を起こしてしまうこともあります。【対処法】無理に触ろうとはせず、機嫌がいい時や心の準備ができているような時に声かけをしてあげましょう。「今からお風呂にはいろうね、お風呂で○○して遊ぼうか」「今から背中を触るね」など、いきなり体を触らずに声かけしてあげると心積もりができるようになります。にぎやかな場所へいく場合はイヤーマフを使用してみたり、なぜその音が鳴るのか、どうして賑やかなのかを落ち着いているときに説明してあげるとよいでしょう。それでも嫌がる場合は無理をせず、苦手なものを避けてあげるのも一つの手です。広汎性発達障害のある子どもは、こだわりが強く、変化が苦手な場合が多いです。規則や法則など、一定の安定したルーティーンを好むため、少しでも自分のマイルールが侵されることを嫌がることがあります。よって、イレギュラーな対応や予定の変更についていくことができず、癇癪やパニックを起こしてしまうこともあります。【対処法】「○時になったら○○するよ。約束ね」と一緒に時計をみて確認し、一つひとつ理解を促すようにスケジュール管理を行うようにしましょう。言葉で言っても理解しづらそうなときはイラストや写真などを使うのも有効です。見通しが立つと安心することが多いので、予定をあらかじめ把握し、お子さんに伝えてあげるようにしましょう。広汎性発達障害のある子どもは、集団内で暗黙に共有されている「常識」や"空気"を理解するのが難しい傾向にあります。人との距離感や場に合った振る舞いなど、抽象的で境界線がはっきりしないことについて理解が難しく、友達が表情で悲しさや怒りを伝えてきても、感情を読み取れないこともあります。【対処法】指示は分かりやすく伝えるようにしましょう。例えば静かにしなければいけない場面の場合、具体的にルールを短い言葉や文字で示してあげることが大切です。また、「会場内は静かにしましょう」というアナウンスだけでは、何をすべきかがわからないので、「お絵描きしながら静かに待ちましょう」など具体的にどうすればいいかを指示の中にいれると良いです。広汎性発達障害の子どもへの日常の接し方のコツ9選これまで、広汎性発達障害の子の困難とそれらの対処法をご紹介してきました。以下では、広汎性発達障害の子の日常生活の子育てにおいて、どのようなことに気をつければ良いかを紹介します。出典 : 広汎性発達障害のある子どもは聴覚刺激よりも視覚刺激を利用すると効果的な場合もあります。紙に文字を書いて説明するのもよいですが、言語能力の発達に遅れが見られる場合は絵や写真、図表にして説明すると理解しやすくなります。例えば、時間管理をする際はタブレット上に大きいタイマーを表示して、視覚的に「あと何分あるか」を提示しながら取り組んだりするといいと思います。耳よりも目から入った情報の方が記憶にも残りやすいと言われているので、遊びやスポーツのルールを伝える際も紙に書いて説明するとよいでしょう。曖昧な表現を理解することが難しいため、できるだけ具体的な表現や手順を使うことが大切です。例えば、「ちょっと」ではなく「何分、何個」という具体的な数を使って話したり、片付けの際も「ちゃんと片付けて」「キレイにして」ではなく「おもちゃ箱におもちゃを入れる」といった具体的にやるべきことを伝えます。ついつい曖昧な表現を使いがちですが、どうすれば伝わりやすくなるかを常に頭に入れて指示するようにしましょう。その際、上記で挙げた絵や写真を使うのも効果的です。広汎性発達障害の子どもを持つ保護者は、できないことや、やめさせたい行動が多く目につき子育てが不安になってしまうこともあるかもしれません。ですが否定的な言葉を使ったり、大声で叱ることは控え、できるだけ褒めることを心がけることも子育てのコツの1つです。褒めることで「褒められた→嬉しい→またやろう」とやる気を促すことにも繋がります。また、子どもによっては大げさに褒められることを嫌う子もいますので、その子にあった褒め方をしていきましょう。広汎性発達障害のある子どもは、他人と比べて自分ができていないと感じて自信を失ったり、自暴自棄になってしまうケースもあります。子どもの得意分野を見つけて、できることをさらに増やし、成功体験を積むことが大切です。例えば食べ物が好きな子であれば調理やお菓子作りを教えたり、家事を手伝ってもらったりすることも今後の生活に役立ちます。広汎性発達障害のある子どもは、人の気持ちを理解するのが苦手な傾向があります。そのため、嬉しいことは嬉しい、嫌なことは嫌と、気持ちをはっきり言葉にして伝えることも大切です。友達とケンカした際も相手がどう思っていたかを伝え、どう対処すれば良かったかなどを、絵や文字にして具体的に教えることが大切です。頭ごなしに否定してしまうと、やる気をなくしたり、物事自体を拒否するようになってしまいます。まずは子どもの気持ちに寄り添い、なぜそういうことをしてしまったのか子どもの考えを聞いたり、どうすればよかったのかを一緒に考えることが大切です。子どもが興奮したり、泣きわめいてしまった場合、落ち着いてから話をするようにします。広汎性発達障害のある子どもは、急な予定の変更や初めての場所が苦手です。場合によってはパニックとなってしまう可能性もあります。こういった状況を避けるため、できるだけ予定を早めに伝えておき、初めての場所でも子どもが安心できるように、事前に写真やビデオを見せるなど、工夫をしてみましょう。広汎性発達障害のある子どもは、推測することが苦手な場合が多いです。そのため遊びの中でルールを自然に理解することが難しいこともあります。あらかじめ、絵や図にしてルールを予習をしておくと、子どもが理解しやすくなります。また、自由時間といった何をすればよいか曖昧な時間も不安になってしまうことが多いので、何をするとよいか、選択肢を提示したり、選ばせてあげるとよいでしょう。自分ひとりだと子育てのコツが掴みづらい場合は、ペアレントトレーニングのような子育てトレーニングや療育相談を受けることも有効です。専門的なトレーニングを受けた講師から、子どもにあった子育て方法を学ぶことができます。これらのプログラムでは、子どもが危険な行動をとったときに上手に止める方法や褒め方のコツなどを知ることができます。広汎性発達障害の子どもに接する際に注意するべきこと普通の子には当たり前にとる対応や反応でも、広汎性発達障害の子だとパニックを起こしてしまうこともあります。以下のポイントを頭に入れておいて、広汎性発達障害の子とよりよいコミュニケーションがとれるようにしましょう。出典 : ついつい大声で叱りたくなる気持ちも分かりますが、大声は広汎性発達障害のある子どもにとってトラウマとなる可能性があります。怒られるという恐怖心で何もできなくなってしまうこともあります。一度深呼吸をして落ち着く、感情的になったら一度その場を離れるなどして、冷静になってから具体的に悪いことを伝えて、どうすればいいかを指示するようにしましょう。手をひらひらさせたり、ぴょんぴょん飛び跳ね続けたりするなど、広汎性発達障害のある子どもの中には同じ行動を長時間続ける常同行動が見られる場合があります。これらは視覚支援によって見通しを持てる環境を作ったり、コミュニケーションスキルを学んだり、適切な遊びにかえることなどで改善することが多いです。無理に止めさせようとするとパニックに陥ることもあるため、何回やったら終わりと決めたり、何か違うことに集中するための課題などを与えてあげたりするとよいでしょう。何度伝えても伝えたことができない場合、「どうしてできないんだろうか」と悩んでしまう人もいますが、「今日はできなかったな」ぐらいの気持ちで受け止めてみることも大切です。また、自分では上手く伝えていると思っていても、子どもにとっては理解しづらい可能性があります。絵や図などを使い、伝え方を変えてみるなど工夫してみましょう。他の子にとっては当たり前でも、広汎性発達障害のある子どもにとって困難なことは多々あります。親としてはつい他の子と比較したり、同じことができないことに悩んだりすることもあると思います。しかし大切なのは、子どものできることや、頑張っていることに目を向けることです。それらのことを褒めたり認めていくことは、子どもの成長に繋がっていきます。まとめ出典 : 広汎性発達障害のある子どもの子育ては、その子の特性を理解し、視覚的な情報の活用や事前の予告など、工夫を学んでいく必要があります。一人で悩まずに、療育機関や支援センターなど周りの環境を上手く利用しましょう。ペアレントトレーニングや療育相談など、様々なサービスがありますので、地域の情報を探してみましょう。参考文献: 田中康雄 (2014) 『発達障害の子どもの心と行動がわかる本』 西東社
2016年08月18日子育て研究所代表の佐藤理香です。先日、お子様が思春期を迎えたママが「もう小さな子どもでもないし、大人でもないし、接し方が難しい!」と言って嘆いていました。子どもが思春期に入ると、これまで以上に衝突したり、 葛藤したりする機会が増えると思います。口をきかない、全く話をしなくなったというケースも聞きます。これは思春期特有の心理状態が影響しているためで、成長のための重要なプロセス です。子どもの心の状態を理解できれば、反抗的な態度や不安定さにも慌てることなく対応できます。今回は、思春期の子どもの心理と接し方をお伝えしていきます。●思春期を迎える子どもの心思春期のとらえ方は男女差があるようですが、おおよそ10~18歳ごろといわれています。この時期の子どもには、次のような変化がみられるようになります。●依存と自立に揺れる思春期の子どもは、依存(甘えの行動)と、自立(反抗的な行動など)の行ったり来たりが激しくなります。親に干渉されて「うるさい」と怒鳴ることもあれば、「聞いてよ~」と甘えてくることもあるなど、子ども自身が葛藤する時期 なのです。精神科医の明橋大二氏によれば、“甘えない子が自立する”のではなく、“甘えた子が自立する”のだといいます。親に依存しながら甘えてくる言動も、反抗的な行動も、子どもの自立につながるステップなのですね。●自我意識の強まりこの時期の子どもは、大人への準備をし始めるので体に大きな変化が見られるようになります。体毛や胸のふくらみ、初潮など外見的な変化とともに、異性への関心も強くなります。また、交友関係が複雑化し、友達の言動から大きな影響を受け始めます。自分と他人の違い、自分は周囲からどう見られているかなど、他人との比較や競争で劣等感や敗北感を感じることもあり、心理的にはストレスが多く不安定な状態になりやすい時期 といえます。●子どもとの接し方思春期の心の変化をお伝えしましたが、一緒に生活する親御様はやはり心配になるものだと思います。続いては、子どもとの接し方と、その前提となる考え方についてお話しします。●親にはどう接してほしいか? 子ども目線で再考するご自身が中学生や高校生だったころを思い出してください。学校生活や部活動、友達に遊びと、思い出すことは家庭以外のことが多いのではないでしょうか。この時期は、周囲の環境から影響を受けやすいので、記憶のインパクトは家庭外のことが多くなります 。では、親との関係はどうだったでしょうか?「いつも叱られてた!」という人、「親は何も言わなかった」という人、中には「記憶がない」という人もいることでしょう。これは、親からの干渉を嫌っていた表れともいえます。しかし、親は要所要所で関与してくれたはずです。べったりではなく、子どもが必要とするときに支えてあげるというスタンスが大切なのです。●子どもはただ受け入れてほしいだけ!?思春期の子どもは、知恵や知識、思考力がついてくるので、物事に自分なりの考えを持つようになります。思春期は“対話が重要”と言われることが多いですが、対話すらままならないということもあります。そのような場合でも、子どもからの発信が必ずあるものです 。その発信がどのようなものであれ、はじめから否定したり、話を遮ったりしたら子どもが心を閉ざしてしまいます。大人は正解を知っていることが多いので、考えを誘導したり、押し付けたりしたくなりますが、まずはそこをガマンすることがポイントです。子どもが話しだすのを待つ、そして落ち着いて聞くという受け入れの心を持ちましょう。●家庭は甘え&リラックスができる場所に子どもを尊重して対応しようとしてもうまくいかないこともあります。感情のタイミングや個性、家庭の事情もありますので通り一遍の正解はありません。しかし、これだけは重要だということがあります。親の愛情 です。家庭では甘えてよい、好きなようにリラックスして時間を過ごせるのだという安心感が必要です。そして、子どものことを愛していて、どんなときも必ず味方であること、これを言動で継続的に示すことが大事なのです。ふと子どもがもらす悩みや葛藤、心配や不安をキャッチできるように、喜びを共感できるように、家庭は子どものすべてを受け入れるという場所になるとよいですね。【参考文献】・『見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子』明橋大二・著●ライター/佐藤理香(株)
2016年08月04日もしあなたが同僚の男性と体の関係を持ってしまったとき、あなたはどんな行動をとりますか?思いがけずそんな関係になってしまった場合、どう接してよいかわからなくて悩むこともありますよね。毎日職場で顔を合わせるわけですから、急になれなれしくしたり、変に冷めた態度をとって相手の男性に「困るなぁ」なんて思われたら嫌ですよね。では、体の関係を持った後「男性はどんな風に接してもらえるとありがたいのか?」男性たちに“本音”をヒアリングしてみました!圧倒的に多かった意見は?一番多かったのは「今まで通り普通に接してほしい」という意見でした。当然ながら男性は職場の人間関係がギクシャクするのは絶対に避けたいと思うもの。変に避けられたり、逆になれなれしい態度をとられるのは困るということでした。ましてや男性が既婚者であれば「周囲に勘ぐられるような態度は本当に勘弁してほしい」と思うようです。ところが、表面上は今まで通りに接してほしいけど、「誰も気づかないレベルで親しげな態度をとられると、ちょっと嬉しい」といった意見もありました。誰も見ていないところでさりげないボディタッチがあったり、二人っきりのときにポロリと敬語ではなくタメ口が出たりする瞬間に、ドキっとすることもあるそうなのです。あまり連絡しない方がいい?意外にも「気まずいからもう顔を合わせたくない」「連絡は取りたくない」といったネガティブな反応を示す男性はほとんどゼロ。むしろ「あわよくば、そういった割りきった関係でもう一度…」と考える男性が多いようです。他の男性と仲良くされるのはイヤ?また、関係を持った後に、その女性が他の男性社員と仲良くすることに対して、「嫉妬する」「嫌な気持ちになる」というような意見は特になし。むしろ「自分だけが、彼女のあんな一面を知っている」というような優越感を感じることもあるそうです。しかしこれはあくまでも、相手の女性に自分もそれなりの好意を持っている場合のみ。お酒の勢いで、苦手なタイプと想定外の関係を持ってしまったような場合は、嫉妬を誘うような行動をされると困惑してしまうでしょう。もちろん「酔った勢いとはいえ、苦手なタイプとはさすがにそういう関係になりません」という男性がほとんどでしょうが……。結論、今まで通りの態度をとることが一番無難な方法と言えそうですね!
2016年06月09日部下のことをしっかり見てくれて、いざというときには責任をとってくれて、ミスをしたら一緒に謝ってくれる。ドラマやCMに出てくるような理想の上司に出会えることは、そうそうありません。むしろ、苦手な上司の方が多いものです。でも、ずっとイヤだイヤだとストレスをためるより、そんな上司とでもうまく付きあえるようになる方が、より気持ちよく働くことができます。大丈夫、上司も人です。攻略法があるのです。上司のタイプ別にその方法を紹介します。■ひとりよがりなワンマンタイプひとりよがりなワンマンタイプの上司の場合は、まずその上司の価値基準を知りましょう。何をよしとして、何を問題とするのか? 何を言ったら喜んで、何を言ったら機嫌を損ねるのか? どれだけの結果を出せば満足するのか?それらを分析したら、まずはそれに従ってみましょう。このタイプは意外と実力があるので、自分自身にも学べる点があるものです。また、自分に酔っていることが多いので、部下が思う理想の上司像をうまく擦りこむことができれば、そうなろうと努力し協力的になってくれるでしょう。■エラそうに理想論だけ語って何もしない役職に就いたとたん、エラそうに理想論だけ語って何もしない上司もいます。そういう人が直属の上司になった場合、残念ですが、すべての仕事は自分や同僚などの部下がするものと諦めましょう。上司はあくまで飾り物。そう思ってしまう方が気は楽です。でも、その上司の邪魔をせず、お世辞をひとことでも言えば機嫌がよくなるので、単純といえば単純。あいさつを忘れず、仕事の進め方と結果を報告し、時折軽い相談でもすれば、あなたのことを敵視することはありません。ただし、一緒に飲みに行ったりなど、仕事上以外の付きあいは極力しないこと。便利な子分と思われてしまうのもシャクですからね。■とにかく気弱で上の意向ばかり伺う人年功序列のせいで、その器ではないのに役職についてしまった気弱で上の意向ばかり伺う上司も困りものですよね。とにかく決定ができないから物事が進まない。何かというとすぐに上の意見を伺おうとするから、仕事がとどこおる。こんな人が上司の場合は、影のリーダーシップは自分や同僚が取るようにしましょう。また、ひとつ上の上司と親しくするのも手です。不安に思っているのはそのひとつ上の上司も同じはず。だから、ひとつ上の上司はあなたのことをよく覚えてくれるかもしれません。他部署との関係を友好にしておくのも一案です。上司の代理として相談や報告ができるほどに。そうすれば、気弱な上司は安心してあなたに仕事を任せるでしょう。あと、このタイプはいい人の場合が多いので、子どもの熱によるいきなりの早退や有給取得など、会社の規定のなかにあることに関してはきっと協力してくれるはずですよ。人との付きあいの基本は、その人を観察して理解すること。そして、それに合わせて対応することです。それは上司も同じ。仕事の満足度は、かなりの部分が人間関係で決まるもの。仕事を楽しく充実させるためにも、上司をよく知り、その上司とのベストの付きあい方を見つけられるといいですね。
2016年04月06日こんにちは、ママカウンセラーの赤井理香です。今回は、精神科医の和田秀樹さんの著書から、感情的になりやすい人の特徴と感情的な人への接し方についてお伝えします。●感情的になる人は自分の思い込みにこだわる人本書の中で、感情的になりやすい人は、ものごとをまともに受け止める傾向があると伝えています。感情的になる人の特徴として、以下のように述べています。**********よく言えば真面目なのですが、悪く言えば「硬い」とか「融通が利かない」 ところがあります。だから相手のことばや態度に悪意を感じると、それをまともに受け止めて「なんだ、こいつは!」とか「わたしがなにをしたっていうの!」と腹を立てます。ちょっとした皮肉や嫌味でも、受け流すことができなくてカチンと来ます。相手の挑発に乗りやすいのです。**********なぜ、相手の嫌な態度をまともに受け止めてしまうのかという理由について、「こうなるはずだ」という思い込みが強すぎるのが原因と述べています。「わたしの考えに賛成してくれるはずだ」「わたしは間違っていない」「ここはこうするしかない」という思い込みが強いほど、予想と違うことを言われたときに、自分への悪意として受け止めてしまいがちだそうです。では、そんな思い込みが強くて感情的になりやすい人には、どう接すればよいのでしょうか?次に、感情的になりやすい人への接し方についてお伝えします。●感情的になる人の言葉を“あっさり受け入れる”本書の中で、理屈が正しくてもいい結果にはならないと伝えています。「自分の方が正しい」「相手は自分を下に見ている」といった、白黒にこだわる思考や、どちらが上か優位性に対するこだわりが、感情的な相手との関係を悪化させます。**********つまり、感情というのは押されれば押し返そうとします。相手が強く出てくれば、こちらも負けまいと強く出てしまいます。**********強く押すと押し返されるのが“感情”なので、押し返そうとせずに“あっさり受け入れる” ことで、相手は拍子抜けし、感情を悪化させないで済むのですね。●「それもそうだね」と一呼吸おく本書の中で、本心を伝えながらも、相手とリラックスした関係を築くのに有効な受け止め方を紹介しています。**********「それもそうだね」とか、「なるほどなあ」「そういう考え方もあるね」といった柔らかい受け止め方をします。こういう態度はものすごく大切なことです。自分の意見はあくまで1つの見方。他人の意見もまた1つの見方。その場で決着をつける必要はありません。**********自分の感情と違ったとしても、相手の感情も「それもそうだね」と、受け入れることで、敵味方、正しい正しくないと言った、二元論の考え方にとらわれることなく、リラックスした関係につながる のですね。筆者も、感情の渦に巻き込まれそうになったときには、「そうだね」と、一呼吸おくことを心がけようと思います。----------感情的な人の特徴と接し方を知って、自分が“感情的”にならず、“穏やか”でいられるようにしたいですね。【参考文献】・『感情的にならない本』和田秀樹・著●ライター/赤井理香(働くママ応援家)
2016年03月20日最近、こじらせ女子が話題になっていますよね。自分の女性性に自信が持てないあまり、女性らしい魅力をアピールできない彼女たちですが、実はそうした悩みを持っているのは女性だけではないって知っていましたか?今回は男子にスポットを当てて、彼らがこじらせ男子になってしまった原因について探ってみましたのでご紹介します。気になる彼が当てはまっていないか、要チェックですよ。■1.夢見がち型「男子でも少女漫画のような恋に憧れている人って多いみたいです。ラノベや恋愛ゲームの影響が強いのかな。恋愛の期待値が大きくなっちゃうみたい」(24歳/女性/販売)恋愛経験が乏しいぶん、恋愛に対する憧れが強く、その憧れと現実のギャップでさらにまた恋愛がしにくくなるという悪循環です。現実はなかなかマンガやアニメのような、美人で性格が良くてといった女性がおらず、例えお目当ての子が見つかったところで、振り向いてもらえず自分が傷つくばかり・・・・・・。だったら2次元のキャラクターを眺めていた方が楽しいというのが彼らの主張です。もしお目当ての彼がこうしたタイプなら、あなたから積極的に、且つ優しくアプローチしてあげることで、彼も心を開いて関係にも少しずつ進展が得られるかもしれません。■2.内弁慶型「基本ネガティブであまり喋らないのに、ネットだと饒舌ってタイプっていますよね」(22歳/男性/大学生)いまやコミュニケーションツールの1つになっているSNS。ですが、便利なあまりスマホ、PCにかじりっぱなしで、リアルのやり取りがなくなり、コミュ障になってしまっている男子は少なくないようです。なかには日頃の鬱憤をSNSで饒舌に晒している人も多く、そうした行動を取ってしまうのも彼らのネガティブ思考、社会人経験の浅さが原因になっていると言われています。彼らのようなタイプを好きになった時は、あなたが積極的に外に連れ出してあげて、外でしか得られない楽しみを共有してあげて。一緒に運動したり、買い物をしたり、場合によっては登山、釣りもいいでしょう。外出すると気分もリフレッシュするので、彼の胸の中でつっかえている不満や不安も取り除けるかもしれません。■3.日本男児型「男らしさに押し潰されている男性。経済的に不安定だから、思うように年収を得られなくて悩んでいる男性を見ると、他人事とは思えません」(24歳/男性/公務員)女性よりも年収や職業、地位などで「社会的な男らしさ」を男性は意識するもの。実際に社会でもこういった部分が満たされている人が「デキる男」とされるフシもありますよね。しかし、最近は先行き不透明な時代。なかなか仕事がうまく行かなかったり、そうした現状に男性としての価値に悩んでいる男性は少なくないようです。こうしたタイプは無理に男性らしさを背負う必要がないと、あなたが精神的にサポートしてあげることが大切です。あなたが心強い味方であることが分かれば、彼も知らず知らず力が入っていた肩の力が抜け、異性として意識される確率も高そうです。■4.アンニュイ型「『面倒くさい』『また今度じゃダメ?』と、やる気がない後輩を見ると、しゃんとしてって言いたくなる」(25歳/女性/会社員)デートの誘いをしても「近場じゃダメ?」「家デートでいいじゃん」と、どこかやる気なさげな彼ら。恋愛に対して積極的になれないのは、ゆとり世代に見られる金銭的に余裕がないことも影響していそうです。彼らのやる気を引き出すためには、彼の好きなものに共感してあげる姿勢が大切です。普段の行動をしっかりと観察しながら、彼の好きなものに興味を持って接してあげることで、彼も少しずつ日々の行動に変化が表れるかもしれませんよ。■おわりにいかがでしたか。もしこうしたこじらせ男子が身の回りにいたなら、逆にあなたのサポート次第では恋をするチャンスに変えることができそう。温かく見守ってあげることで彼本来の良さが輝き、いい関係を築くこともできるかもしれませんね。(柚木深つばさ/ハウコレ)(新部 宏美/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年06月06日新入社員が入社して1ヵ月過ぎ。全体研修も終わり、自分の下に後輩が配属された人もいるのでは? 今年の新卒はどんな世代なのでしょうか? その特徴と、彼らが求める理想の上司像、そして彼らとの接し方について紹介します。■2015年度の新卒は、1992年4月2日~1993年4月1日生まれ今年、新卒入社をするのは1992年4月2日~1993年4月1日生まれの人たち。インターネットで「92年生まれ」と検索すると、「不遇の92年生まれ」と出てくるのをご存じですか?というのも、バブル崩壊直後の不況の時代に生まれ、小学校からはゆとり教育、高校を入学する2008年4月には爆弾低気圧が直撃。おかげで新しい制服も雨でびしょびしょになったとか。加えて、高校2年生になる2009年には新型インフルエンザが大流行し、修学旅行が中止・延期する学校が相次いだそう。高校を卒業する2011年3月には、東日本大震災が起こり、お祝いどころではない自粛ムードに。2013年の成人式では、全国的で大荒れの天気となり大雪や大雨の中での開催に。とどめは、大学の卒業旅行シーズンには世界各国でテロが起こり、行き先を変更・中止となる事態まで…。そんな不遇を経験してきた世代であり、逆に“92年組”という団結力があるように感じます。ちなみに入社式が行われた4月1日も雨が降り、「さすが92年組!」とネットで話題になったとか。不運もネタにするようなポジティブさも持ち合わせているかもしれません!? とはいえ、大学入学時からスマホを持つような世代でもあります。SNSを駆使したセルフブランディング・人脈作りなどを積極的に行ってきたでしょう。自分の意見を発信しやすい環境で成長してきたため、自分なりの考えも持っているはず。いわば、“意識高い系”かもしれません。でも意識高くさまざまなアンテナを張ることは、彼らにとって当たり前のこと。世間が“意識高い系”と揶揄することに、不快感を持っている方もいます。■人柄がよく親しみやすそうな上司が理想2015年度新入社員を対象に産業能率大学が行った「理想の上司」アンケートでは、女性部門だと1位が天海祐希さん。なんと6年連続で第1位に輝きました。リーダーシップがあり的確な指導をしてくれそう、という理由が挙げられています。ただし以下は変動があり、2位はタレントのベッキーさん、3位はアナウンサーの水卜麻美さん! 明るくて人柄がよく、親しみやすそうな上司も理想なのが、2015年度の特徴だといえるでしょう。このようなことを踏まえて、今年の新入社員には、上司&部下、先輩&後輩という上下関係がはっきりした接し方よりも、新入社員を尊重した上で、指導していくように接するのが良さそうです。たとえば、なにかミスが起きた場合も、新卒の考えなどを一度聞いた上で、アドバイスをするといったような具合です。夢を持って入社している新卒も多いはずなので、頭ごなしに怒るのではなく、相手の熱意をそぎ落とさないような方法で、指導していきましょう。あまり注意しすぎると、「ゆとりなので」「どうせ92年組なので」などと、自虐を言い訳に使われてしまうかもしれません!? やはり後輩には好かれたいもの。毎年、入社してくる新入社員といえども、世代背景などを知り、今年の特徴を理解するのも大切ですよ。
2015年05月11日モテる女子は、かわいさはもちろん、それだけじゃなくてちゃんとモテる接し方を知っています。もちろん生まれつきこういうことが無意識にできる子もいますが、水商売なんかを経験した女子は、こういうテクを身につけるので急にモテ期に突入したりするんですよね。ようは、モテ女子が実践する異性との接し方を学べば、みなさんも今よりもモテるようになるということです。そこで今回は、元No.1キャバ嬢のナナミ・ブルボンヌさんに「恋愛上手な女子が実践する異性との接し方」について聞いてみました。■1.上目遣い「モテる女子は、話すときはつねにナチュラルに上目遣いをしています。背が小さめの女子はもちろん自然にこうなるので、男子にモテるんですねたとえば男子が170くらいで、女子が160ちょっとあるとき、そのままだとあんまり上目遣いになりませんよね。でもモテる女子は、上目遣いになるまで男子の近くに寄っていくんです。なるほど。こうやれば上目遣いになるのはもちろん、男子との距離も縮まるから、男子は余計にドキドキしてしまうのにも納得ですね。■2.自然に触る「『やだぁ』とか言いながら、自然にボディタッチができる女子も、モテますね。手や肩などあんまりいやらしくない部分をさりげなく、だけど頻繁に触ると、狙っている感じが出ずに、『この人は自然とボディタッチをする人なんだな』と思わせられるので、誰でもできると思いますよ」2人で話す、というコミュニケーションでも、ボディタッチのあるのとないのとでは親しくなるまでの早さが全然違うんだそうです。こういうさりげないボディタッチなら、やりすぎたからといって「あいつビッチじゃね?」と思われる心配もないので、たくさんやってみるべきですね。■3.バカなフリ「男子にバカにされるのが上手な女子もモテます。男子って、女子をバカにするのが気持ちよくて仕方がないんですよ」わざと言い間違えてみたり、あるものを知らないフリをしたりして「お前バカだな~」と言わせてみましょう。男子からバカにされたくなんかない!という女子も多いと思いますけど、あくまで演技のつもりでやれば、我慢できるはず。■4.2人で食事をする「商談などをするときには、食事の場でするのがよいとされています。これは、人と言うのはなにかを食べているときに幸福感を覚えるので、その時間を共有する相手にも好意を持ちやすいからなんですね。これはもちろん恋愛に活かせます」気になる男子と一緒に話をするときにも、「ちょっとご飯食べない?」と誘ったり、お菓子を買ってきて食べながら話したりするだけでかなり違ってくるみたいですね。食いしんぼうな子は恋上手?■5.してみたいことを言う「『最近の○○って映画が見たい』とか『○○が食べてみたい』とか、普段から好きなことや行ってみたいところを頻繁に言うことはモテでは重要。理由は簡単です。日頃からそういう話をしておくことで、男子が『じゃあ行く?』と誘いやすくなる環境を作っているんですね」最近は、自分から積極的に女子をデートに誘えない男子が増えてますね。なのでこれからこのスキルはどんどん大切になっていくはずです。■おわりにどうでしたか?なんだかどれもたしかにさりげないんだけど、じつは意外とできてないことばかりな感じがしました。みなさんも、日頃の男子との接し方をちょっとだけ意識して変えてみるだけで、だいぶ反応が変わってくるはずですので、頑張ってみてくださいね!(遣水あかり/ハウコレ)(島村 遥/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年04月20日自分の思ったように部下や後輩が育たない…と悩みを持ったことはないでしょうか。「これだからは最近の新人は…」と相手のせいにしてしまいがちですが、本当は上の接し方が悪いというケースもたくさんあるのです。例えば、研修のテーマや育成手法として、話題にあがることの多い「コーチング」についても多くの誤った認識をしていることが多いようです。今回はそんなコーチングに対して抱きやすい代表的な誤解を、3つご紹介いたします。○誤解1 コーチは役に立つアドバイスをするべきコーチングの手法では、クライアントとなる個人やチームが自らの力で解決策を見出すことができるようになるという点を重視します。コーチは、解決策を見出す過程でフレームワークを提供したり、発見や洞察を深めるサポートを提供する形で関わります。直接的なアドバイスや指示を行うことはありません。例えば、部下が提出した提案書に対して、「私ならここはこうする」という直接的なアドバイスではなく、「この部分はどういう意図で作ったの?」といった質問を活用することで相手の洞察を深め自発的な解決を促します。○誤解2 コーチは問題解決をするべきコーチングでは相手の仕事や生活の中にある大切な目標に対する「実践」を重視します。コーチングで大切にしていることは、問題解決ではなく、常に目標を照らし、実践・実現に向けて継続的に支援することです。例えば、部下から「AとBだったらどっちがいいと思いますか?」という質問をされた場合、「そりゃAに決まっているだろ」と答えるのではなく、「目標達成のためには、どっちだと思う?」といった質問で目標を再認識させ、実践の方向性を見出すことにつなげます。○誤解3 コーチは相手の行動を改善し、弱みの克服を促すべきコーチングは相手の強みや、能力の可能性をベースにした成長機会を見出すことに着目します。目標達成のために何が正しいのか、何が必要なのか、何を望んでいるのかに根ざしていく手法ですので基本的には弱みの克服や望んでいない行動改善を促すことはありません。例えば、部下がミスした時に「君はプロセス管理が苦手だね。この機会に改善しよう。」という言い方ではなく、「次回より良い結果を出すためにどんなことができるかな?」といった質問でアプローチしてみるとよいでしょう。いかがでしょうか? あなたが誤解しているために、部下の芽を摘んでしまっていることがいかに多いかに気づきましたか。コーチングを活用することで部下の育成に新しい選択肢を持つことをおすすめします。<著者プロフィール<林健太郎全世界に20,000人以上の会員となる訓練を受けたコーチが所属する、国際コーチ連盟(ICF)の日本支部代表理事。エグゼクティブ・コーチとして多くのグローバル企業の経営幹部へのコーチングを手がけている。国際ビジネスに精通し、グローバルリーダー育成を専門とする。2014年10月12日にはICFの会長が来日し講演を行う「コーチング・カンファレンス 2014 in Japan」を開催。パネリストの一人として参加を予定している。※画像はイメージであり、本文とは関係ありません
2014年10月07日ママになると一度は「イヤイヤ期」という言葉を聞いたことがあるかと思います。このイヤイヤ期、大抵のお子さんが通る道。ママにとってもかなりの試練の時期といえるでしょう。今回は、イヤイヤ期の意味、対応の仕方や接し方について触れてみます。■年齢別イヤイヤ期、1歳と2歳、3歳の違いは?イヤイヤ期は、早い子だと1歳台から始まります。自我が目覚め、自分のやりたい!を常に優先したくなったり、ダメ!と行動を遮られると泣いてしまったりすることがあります。ただ、この時期はまだ、ほかのことへのすり替えが通用するので、「これやってみる?」と興味を別のことにうつすことで大抵の場合、解決できることが多いでしょう。■魔の2歳児だんだん厄介になってくるのが2歳頃からです。「魔の2歳児」という言葉があるように、とにかく徹底的に自我を通します。言葉を話せるようになってくる一方で、伝えたいことをうまく言葉で伝えられないストレスも抱えるようになってきます。自分でできることもかなり増えてくるので、ママがよかれと思って手伝おうものなら大変です。洋服を着替えさせてあげたら、「イヤー!」、靴を履かせてあげたら、「イヤー!」なんて話は、ママたちからもよく聞きます。中には、「どうしてもパジャマを脱がなくて仕方ないから保育園にパジャマのまま連れて行った」「私(ママ)が洋服を選んだのが気に入らなくて裸で1時間大泣き」ということも。2歳になると「意地を張る」ということも出てくるので親子にとっても持久戦になってきます。■3歳になると言い聞かせてみる3歳以上になると会話も成立してくるので子ども自身のストレスも減ってきますが、中には自分のこだわりを残し、そこを遮られると怒る子どももいます。例えば、子どもがいつも決まったテレビ番組を観てから着替えているのに、用事のために早く出かけなくてはいけなくなったとします。そこで急かしたり、テレビを見せなかったりすると怒り出す子どももいます。その場合、いつもの流れでは支度が間に合わないので、先回りして前日の夜などに、「明日は早く家を出るから、テレビ観る前にお着替えをすまそうね」と、お話しして言い聞かせておいたり、早く起きて先にご飯を食べ、テレビ→着替えで間に合う流れをつくったりするなど、お子さんのこだわり行動を崩さずに対処する必要があります。■イヤイヤ期は自我の目覚め、成長に必要なぜイヤイヤ期は存在するのでしょうか? それは、今まで受動的だった子供が、「自我」を確立し、周囲の大人に対して「僕は(私は)ひとりの人間なんだよ! 選択権を持っているんだよ!」とアピールしだす時期ともいえるでしょう。自分という個を主張→欲求に対して抑圧を受ける→怒りを生じる、ということを繰り返すことで、自分の気持ちや行動をコントロールするスキルを学ぶ大切な時期でもあります。■イヤイヤ期の対応・接し方イヤイヤ期の時、ママは「お子さんが自分で選択することを認める」というヘルプをしてあげることが一番です。そして、お子さんの感情が爆発してしまった時には、ママはできるだけイライラを抑えながら、「●●したかったのね」「ママがこうしちゃったから嫌だったね」などと考えられる理由を挙げて、お子さんの気持ちを代弁してあげましょう。その上でどうしても欲求に応えられないことに対しては、「でも●●したら危ないよ」などとさとすゆとりが大切です。ただやみくもに抑制したり、怒ったりしてしまうとお子さんは「自分で選択することはいけないことだ」と思ってしまい、近い将来、伝えたいことをママに言えなくなったり、ママに反抗することで興味を引こうとする、という行動を取りがちになったりしてしまいます。ママも人間だからつい目の前のことに困ったり、イライラしたりしてしまいますが、そこは一呼吸おいて、「どんな子に育ってほしい?」と自問自答。ぐっとこらえて子どもに寄り添ってみてくださいね。
2014年08月13日「彼の家に遊びに行く」で最も緊張するのは「彼の家族との接し方」ではないでしょうか。特になかなか年上の方とかかわることのない学生たちは、親世代の方に気に入られるなんてどうしていいかわからないのでは?そこで今回は女子たちに「彼の家族となかよくなるポイント」を聞きました。彼の部屋にこもりっきりにならず、彼の家族と打ち解ける方法をさぐってみましょう。■1.まずはしっかり挨拶をする「人見知りなのでなるべく彼の家族と会いたくないな~って思っていました。コソコソばれないように部屋に上がり込んだりしてたんだけど、バレバレだったみたいで。挨拶もしないなんて礼儀がない子ねって言われてたそうです(ショック!)。それから挨拶はきちんとしてます!」(18歳/学生)彼に「挨拶は別にいいから」と言われたとしても、ここだけはきちんとするようにしましょう。「あの子、コソコソ息子の部屋に行って、しかも全然出てこない!」なんて印象悪すぎます。最初の関門さえ突破してしまえば、だいぶラクになりますよ。■2.彼の兄弟となかよく「彼氏の兄弟となかよくなると、結果的に家族に気に入られやすい。元々子供好きだから自分も楽しいし、ちいさい弟や妹とたくさん遊ぶと『あのおねえちゃん、つぎいつくるの~?』って母さんに聞いてたからまたおいでって彼氏に言われるよ」(20歳/アパレル)彼の両親と仲良くなるのはちょっとハードルが高い!なら、まずは兄弟と仲良くなることを意識して。味方が増えたら、彼の家でも心強いです。「彼氏のお姉ちゃんと仲良くなりすぎて、別れた今でもよく二人で会います」(24歳/金融)など、もはや友達になれてうれしいという意見も。■3.ご飯は残さない「よく夕飯をごちそうになるのですが、出されたご飯は無理しても全部食べるようにしてます。一度『おいしそうに食べてくれて嬉しい』と褒められたので。自分も料理するからわかるけど、やっぱり残されると悲しいですもんね」(22歳/学生)好き嫌いがあるとかなり大変でしょうが、ここは頑張りどころです。後日彼に「ご飯本当に美味しかったです、ありがとうございました」と伝えてもらい、さらなる好感度アップを狙うもよし。■4.ひたすら笑顔「家族と話すときはとにかく笑顔を絶やさず、聞き役に徹することが大切じゃないかな。いい格好しようとすると荷が重いしね。元カノは自分で発言するような子だったみたいなんだけど、あまりウケはよくなかったみたい」(22歳/事務)彼の家族にもさまざまなタイプがありますが、打ち解けたかなと感じるまではキャラを出しすぎないのがよさそうです。笑顔と聞き役さえ徹底していれば、まずは合格ラインに立つことができるでしょう。■おわりにいかがでしょう。初めて彼の家族に会うときは緊張してしまいがちですが、それは相手方も同じこと。あまり意識しすぎず、基本さえ外さないようにすることが大切なようです。彼の家族とも打ち解けて、家族ぐるみで応援してもらえる恋愛を目指していきましょう。(倉持あお/ハウコレ)
2014年06月23日敬う気持ちが大切いろんな上司や先輩がいると思いますが、目上の人に対する接し方や態度は気をつけたいもの。失礼な態度では、どんなに仕事ができても評価が下がってしまうこともあります。そこで今回は、マイナビニュース会員の女性517名に、目上の人に対する接し方・態度で気をつけていることについて教えていただきました。>>男性編も見るQ.上司・先輩に対する接し方・態度で気をつけていることを教えてください(複数回答)1位タメ口で話さない39.6%2位返事をする36.8%3位言葉遣い36.0%4位あいさつ33.9%5位お礼をいう31.1%■タメ口で話さない・「いくらフレンドリーな職場であっても、やはり最低限のけじめはつけるべき」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「以前、先輩・同期と3人で話をしていたとき、先輩に対してタメ口を使ってしまった。ひたすら謝ったが気まずかったから」(27歳/生保・損保/営業職)・「礼儀として必要だから」(29歳/学校・教育関連)■返事をする・「自分の存在を示す最低限のことだと思う」(32歳/ソフトウェア/技術職)・「取りあえず『はい』と言うことが大事」(25歳/生保・損保/専門職)・「返事をしないことで、周りからも印象が悪くなるから、どんな質問に対しても返事は必ずする」(28歳/不動産/事務系専門職)■言葉遣い・「失礼が無いよう、言葉遣いには気をつけています」(29歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「目上の人にはきちんとした話し方をする」(32歳/その他)・「話す前に一度、頭の中で整理してから話すようにしている」(34歳/自動車関連/技術職)■あいさつ・「コミュニケーションの基本だと思うから」(26歳/学校・教育/事務系専門職)・「忙しいときでも、必ずあいさつをする」(26歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「ふだんの会話をする前に、あいさつ時に相手の調子を確認しておきたくて気をつけている。あいさつのほうがよほど緊張します」(24歳/情報・IT/技術職)■お礼をいう・「それは知ってる、と思っても、せっかく教えてくれたので必ずお礼は言う」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)・「ちゃんとお礼を言うことで感謝の気持ちを伝える」(26歳/団体・公益・官公庁/事務系専門職)・「人間関係が良くなるから」(29歳/通信/事務系専門職)■番外編:礼儀が大事!・失礼な態度「失礼にならない最低限の態度は心がけているつもりです。ただ、意見が微妙に違う状態で話し合いをしているときに丁寧語が嫌みに聞こえたらしく、逆切れされたことがあります」(25歳/医薬品・化学/事務系専門職)・言い訳をしない「すぐに謝る」(25歳/医薬品・化学/事務系専門職)・明るく振る舞う「職場の雰囲気をよくするのが大事だからです。ミスしてしまっても落ち込むけれど、明るくまじめに努めていれば時が解決してくれます」(24歳/生保・損保/営業職)総評1位は、「タメ口で話さない」でした。上司や先輩に対しては、普段から気をつけているようですね。ついうっかり口から出てしまったがために、その回復が大変だった、なんてことにならないようにしたいものです。2位は「返事をする」でした。返事をするのはすべての基本、という意見が多数。目上の人に対しての礼儀を示すためにも、基本をしっかり守ることが重要だといえるでしょう。3位は「言葉遣い」です。敬語はもちろん、正しい日本語を使うことも大切なことですよね。4位は「あいさつ」。仕事はあいさつから始まるといっても過言ではありません。あいさつで相手の調子を量ることもできるというコメントも寄せられました。5位には「お礼をいう」がランクイン。感謝の気持ちを伝えることで、人間関係が円滑になることもありそうですね。礼節を重んじた態度で接することによって、上司や先輩との関係がよりいいものになっていくことでしょう。(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2012年7月23日~2012年7月28日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性517名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】男性のしぐさでこれだけはやめてほしいと思うものランキング【女性編】自分より年上の世代に対して、ひとこと言うならランキング【女性編】新人で入社してきたら使いづらそうなキャラランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月09日