2021年10月に『Rust』(原題)の製作現場で起きた、主演アレック・ボールドウィンの銃誤射により撮影監督のハリナ・ハッチンズが亡くなった事故について、アレックが遺族と和解したことを報告した。「私たちは、撮影監督のハリナ・ハッチンズの遺族との民事訴訟において、和解に至ったことをご報告します。この困難なプロセスを通じ、だれもがハリナのご子息にとって最善を尽くしたいという明確な希望を持ち続けていました。この悲劇的でつらい状況を解決するべく、尽力してくださったすべての方に感謝します」とインスタグラムに投稿。事故当時9歳だったハリナの息子を思いやった。アレックが転載した「Deadline」の記事によると、和解の一環としてハリナの夫マシュー・ハッチンズ氏が『Rust』の製作総指揮に就任し、中断となっていた製作を2023年1月に再開するという。キャストはアレックを含め、主要キャストが続投とのことで、ジェンセン・アクレスやトラヴィス・フィメルらが出演するとみられる。ハリナとともに大けがを負い、命を取り留めたジョエル・ソウザ監督も再びメガホンを取る。ソウザ監督は、「自分のマット(ハリナの夫)とハッチンズファミリーが関わってくれるのなら、自分自身のヒーリングの試みとしても、映画を完成させるために戻るということに意味があると思いました」「この映画におけるあらゆる私の努力は、ハリナの遺したものを称え、彼女の誇りになることに捧げられます」とコメントしている。(賀来比呂美)
2022年10月07日12月2日(金)に全国公開される『⽉の満ち⽋け』より、有村架純と目黒蓮のメイキング写真と撮影現場レポートが到着した。原作は、1983年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビューしてから、『ジャンプ』『Y』『身の上話』などを手がけ、昨年は『鳩の撃退法』も映画化された佐藤正午の第157回直木賞受賞作。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”という名の女性の存在で交錯する、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした”奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリーだ。主人公・小山内堅を大泉洋、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃を有村架純、正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦を、単独での映画出演は初となる、Snow Manの目黒蓮、小山内の妻・小山内梢を柴咲コウが演じる。そして、正木瑠璃の夫・正木竜之介には田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆいには伊藤沙莉と、豪華キャストが集結し、壮大な愛の物語を確かな演技力で彩る。2021年の11⽉から12⽉にわたり撮影された本作。 有村と目黒の撮影は主に、劇中の80年代パートで舞台となる高田⾺場で⾏われた。現在も⾼⽥⾺場にある名画座“早稲⽥松⽵”を80年代⾵に作り込み、瑠璃と三⾓の2度⽬の再会シーンが撮影された時は、突然のふたりの登場に思わず⽴ち⽌まる歩⾏者が続出。だが有村、⽬⿊共に最後まで役に集中し、⼤きな混乱もないまま撮影は無事終了した。同じく高田⾺場近くの川沿いでは、瑠璃と三⾓の微笑ましい初デートシーンを撮影。憧れの⼥性と奇跡的な再会を果たし、どこか舞い上がっている様⼦の三⾓が初々しいこのシーンも、廣⽊監督の求める⾃然さ、リアリティが徹底されている。実は台本にはない動きやセリフが当たり前のように追加されているのだが、有村も⽬⿊もどこまでがセリフか分からないほどナチュラルな佇まいで臨んでいた。また、このシーンは、道路に⼤きく張り出したクレーンカメラが⼀度もカットを割ることなく、⻑回しでふたりを追い続ける。4分近いシーンとあって現場には⼼地いい緊張感が漂っていたが、撮影合間よく晴れた空を⾒上げて「天気いいね」と談笑するふたりは、役を通じて打ち解けている様⼦だった。今回、本作にて初共演となるふたり。有村は⽬⿊について「⼀⾔⼀⾔を⼤切にセリフを⾔われる⽅だなと思えたので、瑠璃として気持ちを動かしながらやり取りができたと思います」と話した。対する⽬⿊は有村について「役としてもリードしてくれましたし、僕としてはすごく⼼が救われました。役者さんとしては引き出しの多さに⽇々驚かされました」と語っている。今回、公開された初デートシーンのメイキング写真でも、次第に緊張もほどけてきた様⼦のふたりが、監督を交えディスカッションをする姿が捉えられている。『月の満ち欠け』12月2日(金) 公開
2022年10月04日大泉洋主演の映画『月の満ち欠け』が12月2日(金)に全国公開される。この度、撮影現場のレポートと、メイキング写真が到着した。原作は、2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える同名のベストセラー(岩波書店刊)。著者・佐藤正午の最高傑作と名高い純愛小説だ。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が“瑠璃”という名の女性の存在で交錯。本作は「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした”奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリーである。主人公・小山内堅に大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦は、単独での映画出演は初となるSnow Manの目黒蓮が演じた。小山内の妻・小山内梢には柴咲コウ。そして、正木瑠璃の夫・正木竜之介には田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆいは伊藤沙莉と、豪華キャストが壮大な愛の物語を確かな演技力で彩る。監督は『余命1ヶ月の花嫁』(2009年)、『ストロボ・エッジ』(2015年)ほか、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一。脚本には『映画 ビリギャル』(2015年)、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(2018年)など、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける実力派の橋本裕志。日本映画界が誇る最高のキャストとスタッフが集結した。2021年の11月から12月にわたり撮影された本作。とある一軒家スタジオで行われていた撮影は、18歳になった小山内瑠璃(菊池日菜子)の誕生日を、大泉洋演じる主人公・小山内堅と妻・梢(柴咲コウ)、そして瑠璃の親友・緑坂ゆい(伊藤沙莉)の3人で祝うシーンだ。ゆいがホームビデオカメラで撮影し、小山内が梢とのなれそめを語る場面では「本当にカメラ回ってる?」など大泉の細かいアドリブが炸裂。柴咲ら3人もつい笑顔になり、終始賑やかな雰囲気で撮影は進んでいく。愛妻家の小山内は家族との時間を大事にしており、見ているこちらが照れてしまうほどラブラブな夫婦。絵に描いたような幸せな家族の、愛に満ち溢れた日常の1コマだがこの直後、小山内は梢と瑠璃を交通事故で失い、一気に不幸のどん底へ。「僕がこんな笑顔でいられるのも今日までですよ」と苦笑いする大泉。「この後どうなるかを知っているだけに、赤ちゃんの瑠璃を抱いているシーンから既に切なかったです」と心境を語った。小山内のことを結婚から20年近く経っても愛し続けている梢を演じた柴咲は「梢は柔和で愛情深い人。しかし物腰の柔らかさの中にも、ブレない信念や強さが潜んでいる人という印象を感じたので、そういった部分を大切に演じました」と役作りで意識した点を明かす。また夫婦役を演じた大泉と柴咲は映画『青天の霹靂』で共演経験があるからか息の合った演技を披露。本作のプロデューサーであり、映画『騙し絵の牙』で大泉とタッグを組んだ新垣弘隆は、今回のキャスティングについて「おふたりの相性の良さは分かっていましたし、並んだ姿を想像すると理想的な小山内夫妻そのものだと思いました。普段はお茶目で柔和な雰囲気でいながら、内面に秘めた思いや意志の強さがある梢は柴咲さんにマッチすると感じました。おふたりの夫婦としての説得力は予想以上でした」と語る。しかし、そんな幸せなシーンの撮影から一変。別の日のとある現場には、妻と娘を失った失意を表現するために、短期間で自主的な減量を敢行した大泉がいた。頬がげっそりし、そこに肌のシミや白髪などを付け足し55歳の小山内の姿を作りあげていく。「普段は老けてみられるのは嬉しくありませんが、今回ばかりはスタッフに『老けましたねぇ』と言われるのが嬉しいです(笑)」と大泉自身もその仕上がりに満足げな表情を浮かべた。新垣プロデューサーは「大泉さんは皆さんがよくご存知の明るいポジティブな一面をお持ちですが、今回の小山内は幸せのピークから一気に突き落とされるキャラクター。光と影、その深みや落差を魅力的に演じ分けられるのは大泉さんしかいないと思いました。ベストオブベストなキャスティングでした」と自信を覗かせた。『月の満ち欠け』12月2日(金)全国公開
2022年09月27日チリに住むウィリアンズ・モロ・フローレンスさんが夕方、自宅の近所まで愛犬の散歩に出かけた時のことです。古い建設現場を通りかかると、何かに気付いた愛犬が道路の反対側に行こうとしました。ウェブメディア『The Dodo』によると、愛犬がウィリアンズさんを誘導しようとしていた先に、1匹の犬がいたのだそうです。その犬はウィリアンズさんに向かって激しく吠えます。ウィリアンズさんは、周囲の状況を見て、すぐに理由を悟りました。吠えている犬がいた場所にはたくさんの深い穴があり、その穴の1つに別の犬が落ちて、出られなくなっていたのです!地上にいる犬は、穴に落ちた犬を助けてほしくて、必死に吠えていたのでしょう。ウィリアンズさんは走って自宅に戻り、水と食べ物とロープをもって、建設現場に戻りました。そして、ウィリアンズさんは穴の中に入っていき、落ちた犬を救助。助け出された犬は、すぐに地上で待つ犬のほうに駆け寄って行ったそうです。2匹はそっくりで、兄弟と思われます。犬たちはすぐに、ウィリアンズさんがもってきた水を飲み、食べ物を食べていたそうです。しかし、彼の後を歩いてついてくる体力がなかったといいます。困った彼はその場でSNSに2匹のことを投稿し、助けを求めました。すると投稿が、動物保護活動をしているヴァレスカ・トレス・タピアさんの目に留まります。すでに夜中になっていたにもかかわらず、ヴァレスカさんは現場に駆けつけて、2匹を連れて帰りました。彼女は犬たちを、エンジェルとサルバドールと名付け、お風呂に入れて、伸びた毛をカットしてあげました。2匹はぴったりと寄り添って離れようとせず、お互いだけを信用しているように見えたそうです。ウィリアンズさんが地域のコミュニティグループに投稿した2匹の動画には、「なんてひどいことをする人がいるんだ」「かわいそうに。怖かったよね」などの声が上がっています。ヴァレスカさんは2匹が離ればなれにならないように、一緒に引き取ってくれる人を募集しました。しかし、結果として彼女自身が2匹の里親になることに決めたといいます!こうしてエンジェルとサルバドールは、これからもずっと一緒にいられることになりました。見つかった状況から、2匹は誰かに捨てられたと思われます。2匹がどのくらいあの場所にいたのかは分かりませんが、毛の伸び具合から推測すると、長い期間を必死で生き延びていたのでしょう。これまでつらい思いをしてきた分、これからはヴァレスカさんからたっぷりと愛情をもらって過ごしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月17日2022年7月28日、俳優の阿部寛さんが、主演を務めた映画『異動辞令は音楽隊!』の舞台挨拶に登場。明かした撮影中の裏話に、ファンが和んでいます。阿部さんが演じた成瀬司は、犯罪撲滅を一心にキャリアを積んできた刑事。しかし、違法すれすれの捜査などが上司からの評価に響き、警察音楽隊に異動になったという物語です。舞台挨拶に同じく登場していた、成瀬の部下である坂本翔太を演じた、俳優の磯村勇斗さんは撮影現場で、カブトムシを見つけてポケットに入れた阿部さんの目撃談を聞いたといいます。磯村さんが、阿部さんに詳細を聞いてみると…。確かに。夏場の撮影で肩にクワガタが飛んできました。小さかったので、これはポケットに入れておこうと。それを見ていた照明のスタッフさんが「もっと飛んできていますよ」といって、カブトムシを3匹くれたんです。阿部さんのエピソードに、磯村さんは笑みがこぼれたようです。撮影現場の裏話が多くのファンの耳に届くと、「ほほ笑ましい」といったコメントが上がりました。・阿部さん、かわいすぎだろ…。キュンとしちゃったわ。・心が穏やかになる、こういうニュースだけを知りたい!・また一段と、好感度が上がりました!子供の頃、夏にクワガタやカブトムシを見つけては、嬉しさのあまり虫かごに入れていた人もいるでしょう。阿部さんは、子供の頃に抱いていた純粋な心を、大人になった今でも持ち続けているといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日映画『バイオレンスアクション』が8月19日(金)に公開となる。この度、橋本環奈が挑戦した本格アクションシーンの撮影秘話を収めた現場レポートが到着、メイキングカットも初公開された。原作は累計発行部数70万部超え、オンラインアクセス数1000万PV超えを記録した小学館『やわらかスピリッツ』で連載中の浅井蓮次と沢田新による同名コミック。ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋。ケイはそこのナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕ヒットガールなのだ。どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後にする。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。主人公・菊野ケイ役を務めるのは橋本環奈。さらにケイに急接近するヤクザの金庫番テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉ら豪華キャストが揃った。さらに佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史ら強烈俳優陣も出演。登場キャラクターたちが次々にスリリングなアクションを見せる本作では『進撃の巨人』、『銀魂』シリーズ、『シン・ウルトラマン』など話題作のアクション監督を務めた田渕景也率いるスタントチーム・Gocooがアクション面をサポート。田渕とアクションコーディネーターの遊木康剛が中心となり、俳優陣を指導した。撮影について遊木は「原作はリアルなアクションですが、映画としてエンタメ寄りのアクションを作りました」と語る。派手さ、楽しさが重視されたアクションシーンは、数々の作品でアクションを経験してきた橋本でも「今までで1番動いた作品」と断言するほど過酷な撮影となったもよう。2022年1月にクランクインした本作。序盤に撮影したのは、ケイ(橋本)・渡辺(鈴鹿)・店長(馬場)・ヅラさん(岡村)の“ぷるるん天然娘特急便”チームと、くっきー!演じる大男とのラーメン屋でのバトルで、ワイヤーをつけた橋本が壁を使って高い位置まで駆け上がり、その反動で思い切り大男を蹴るシーンだった。橋本は練習しながら動きを頭に入れ、キックの瞬間の足の形まで細かく確認。そして本番では、顔ギリギリで空中を蹴るというプラン通りの動きを見せ、くっきー!が思わず「本当に蹴られるかと思った……」と顔面蒼白になったほどの高いアクション技術を披露した。その2日後にはラブホテルでのアクションシーン。スタジオ内に作られたセットには、ヤクザ風のアクション俳優たちがズラリ。現場には活気と緊張感が充満している。銃の扱いを練習してきた橋本も、撃ち方、どこで何発撃つか、目標地点などを再確認。そしてファーストカットへ。3発を撃った橋本は、衝撃に動じることなく芝居を続行した。高度な演技が求められる撮影について、彼女は「ケイのアクションって実はすごく細かいんです。相手の武器を奪ったり、力を入れずに手首を回転させたり。ハイレベルなアクションでした」と振り返っている。続いてはワイヤー1本で腰を吊られた橋本が、横向きのまま回転して銃を撃ちまくる、華麗にして難易度の高いガンアクション。いざワイヤーで吊られ、撮影が始まる。すぐにOKが出たものの「これはキツイ……」と本音を吐露。しかし休むことなく、回転しながら二丁拳銃で見せる動きを、直前まで念入りにイメージ。カットごとにOKを出し続け、しっかりと期待に応えた。それを見た瑠東監督は「昔からアクション映画が好きだったので、本格的なアクション映画を作れて嬉しい」と嬉しげ。数多くのアクションシーンだけでなく、ふんだんに盛り込まれたコメディ要素にも期待してほしい。『バイオレンスアクション』8月19日(金)公開
2022年07月21日二宮和也主演の冒険ファンタジー映画『TANG タング』の現場レポートが公開。二宮さんが三木孝浩監督と話し合いながら真剣に撮影に挑むメイキング写真も到着した。本作は、二宮さん演じるゲーム三昧で妻・絵美(満島ひかり)に捨てられたダメ男・健と、記憶をなくした迷子のロボット・タングが大冒険を繰り広げ、その旅路での出会いを通して成長し、絆を育んでいく物語。昨年3月から5月にかけて行われた今作の撮影。3月26日に二宮さんと満島さんがクランクインし、都内にある洋館風のハウススタジオにて、華やかなホームパーティのシーンから撮影がスタート。室内には色とりどりの花やバルーンが飾られ、テーブルには丸寿司やブルスケッタ、生ハムサラダなど豪勢な料理が並んだ。健の姉・桜子役の市川実日子も登場し、室内で10数名がそれぞれ動くシーンのため、グラスを持つ、持たない、といった細かなセリフのニュアンスについて、三木監督と入念に確認する満島さんと市川さんは、真剣な中にも笑顔を絶やすことはない。待ち時間中も3人で談笑するなど、チームワークは早くも抜群。そして、このシーンのハイライトといえる瞬間、絵美が開けたシャンパンのコルクが大きく弧を描いて飛んでいき、最後尾にいた健がキャッチするシーンが訪れる。実際には、コルクを正確に飛ばすのは難しいため、そう見せるために長テーブルやエキストラの面々を挟んだ満島さんと二宮さんがタイミングを合わせないといけない場面だったが、二宮さんの飛んできたコルクをキャッチする演技の上手さにより、こちらもスムーズに撮影完了。二宮さんは「ここからどうなっていくか想像がつかない。タングとの会話も実際には1人で演じますからね」と気を引き締めつつ、「ロボットとの共演に縛られ過ぎず、いい芝居を優先したい」と初日をふり返った。4月2日には、健とタングの出会いのシーンが千葉県内の牧場で撮影。木の幹に寄りかかるタングを健が見つけたことから、2人の大冒険が始まる本作。この出会いのシーンは、陽が落ちるまでに撮りきらなければならない全編ロケ撮影となっており、早朝から各スタッフが準備に奔走し、今回はタングを自在に動かすため、大掛かりなCG処理が必須とあって、撮影自体も特殊な工程を踏む必要があり、撮影前からかなりの試行錯誤が予想された。そんな中でも二宮さんは常に自然体。重要なシーンとあって、監督からは細かいリクエストが出され、二宮さんは即座に理解し、疑問があればすぐ確認するなど柔軟に対応。また、初対面となるタングを前に冗談を飛ばす、さりげなく抜きの時間を作り、現場の空気を穏やかにキープしていたという。タングの撮影には、いくつかの過程を踏む必要があった。タング本体は取扱注意の一点物のため、手足や首を動かすシーンにおいては、専門のスタッフが黒子的にタングを動かし、二宮さんと演技を合わせていき、シーンによっては腕だけのパーツなどを使って撮影。そこから、細部まで作り込んだ「本番用」と「簡易版」を使い分け、さらには合成あり/なし、実景のみ等、一つのシーンにおいても無数に撮影が生じ、それに合わせて二宮さんは同じシーンを何度も繰り返さねばならない状況だったが、集中力は一切途切れず、常にフレッシュな演技を披露していたそう。撮影の合間に二宮さんは「CGと合成を使う現場らしさを感じています」と語りつつ、「人間がポップにやらないと、CGに追いつけない」とこだわりを明かした。二宮さんのクランクアップは5月10日。旅の最終地点、海岸線が一望できる岬にて、物語の終盤に用意された健とタングの絆が光るエモーショナルなシーンを撮影。全体の撮影スケジュール自体も、実景の撮影以外はこの日で終了となった。クランクアップを迎えた際には「本当にうれしいです」と充実感をにじませ、三木監督も「みんなが手探りだったけど、考え抜いてタングと一緒に成長できた」とコメントを残している。『TANG タング』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TANG タング 2022年8月11日より全国にて公開Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo ©2022映画「 TANG 」製作 委員会
2022年07月14日いよいよ7月8日(金)より公開となる主演に岩本照(Snow Man)、ヒロインに生見愛瑠を迎えた映画『モエカレはオレンジ色』。この度、本作の貴重な撮影現場の裏側を捉えた幕間映像「モエカレ通信#2」が公開された。また、救助隊員になる前の若かりし蛯原の姿を捉えた新場面写真も公開となった。原作は『月刊デザート』(講談社)にて、現在連載中の玉島ノンによるマンガ。通称『モエカレ』。主人公の蛯原恭介を演じる岩本は今回が映画単独初主演、佐々木萌衣を演じる生見は映画初出演かつヒロイン初挑戦だ。また岩本演じる蛯原の同期でライバルでもある姫野恒星役に鈴木仁、同じく同期の風間慎一郎役に上杉柊平、後輩の児嶋元気役に浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、さらに先輩である新堂一馬役に古川雄大。さらに生見演じる萌衣のクラスメイト三鷹柊人役には藤原大祐、桐谷紗弓役に永瀬莉子が出演。監督を映画『赤い糸』(2008年)、『一週間フレンズ。』(2017年)の村上正典が務める。公開された映像は、「モエカレ通信#2」と題した劇場で上映されている本作の幕間映像の第2弾。消防士姿でハードな訓練をこなしていく岩本の真剣なまなざしや可憐な身のこなし、そして笑顔が絶えない撮影合間の様子がたっぷり詰まった貴重な映像となっている。実際の消防訓練にも参加した上で撮影に挑んだという岩本が、身体能力抜群なトレーニング姿を披露し、共演者の上杉や浮所、古川を驚愕させる場面も。そんな中、浮所は果敢にも岩本との”下剋上バトル”に挑戦!腕相撲対決に全力で挑むも、腕どころか表情さえ微動だにしない岩本の様子に焦る姿が。明星市消防局の日常を見ているかのような、和気あいあいとした撮影現場の雰囲気が伝わってくる。一方、高校生チームの生見、藤原、永瀬もクラスメイトを演じた撮影を満喫した様子。生見の「本当の青春みたい」という言葉通り、自撮りした写真をめぐって笑い合う3人や登校風景のメイキング映像からも、3人の仲の良さが窺える。また、救助隊チームのメンバーも上杉「こんなに笑った現場久しぶりかも」、古川「充実していました」、浮所「現場の雰囲気がスクリーンからも伝わるかなと!」と全員が口を揃え、チームワークは抜群。岩本は「いっぱいキュンキュンしてほしいなって思います!」とコメントし、チームで作り上げたこの夏1番のピュアラブストーリーに期待が高まる映像となっている。あわせて、救助隊員になる前の蛯原の新場面写真も公開。前髪を下ろし、やや幼さを感じさせる蛯原にはどのような過去があるのだろうか。「モエカレ通信#2」では、雨に打たれながらも気持ちよさそうに手を広げる、若かりし頃の蛯原を演じた岩本と古川のメイキング映像を見ることもできる。『モエカレはオレンジ色』7月8日(金)公開
2022年06月23日Instagramなどで公開されている『工務店の日報』は、工務店での日常や建築現場での『あるある』を漫画化し、人気を集めています。工事中の現場では、看板やバリケードなどさまざまなものが置かれているのを見かけますね。その中で、現場で働く人が『つい気になってしまうもの』とは…。やたらとかわいい通行止めのバリケードや、上目遣いの作業員が描かれた看板、通行案内をする人形…!工事現場で見かける、いろいろなグッズ。たしかに一度気になりだすと「どういう経緯で作られたのだろうか…」と疑問に思ってしまいます。投稿を見た人たちからは、共感の声などが寄せられていました。・私もずっと同じことを思っていました。いろんな種類があって面白いです。・「かわいいデザインにしてから、工事へのクレームが減った」とテレビで聞いたことがあります。・小さい子供が親しみを持てるようにするためとか。謎ですよね。工事の現場を通る際は、つい気にして見てしまいそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年05月27日窪田正孝、本田翼、広瀬アリスらTVドラマの面々が再集結した現在公開中の『劇場版ラジエーションハウス』の撮影現場の裏側を写した“裏ジエーションハウスカット”が到着した。2019年連続ドラマ、それから2年後を描いた昨年のシーズン2に続き、完結編となる劇場版は、先週、全国336館で公開を迎えた。鑑賞者からは「劇場版でもラジハのチームワークが最高!」「笑いあり、驚きあり、涙あり、集大成として素晴らしい映画」とチームラジハの活躍に改めて心動かされた人たち多く、作品満足度93.4%を記録(東宝調べ)。GW映画としては、邦画実写No.1の大ヒットスタートとなった。そんな大ヒットを記念して公開された今回のメイキング写真では、撮影中の仲睦まじい姿が収められている。ドラマシーズン1から共に作ってきた鈴木雅之監督とキャストとの一コマや、長時間の撮影でもタフに笑顔を絶やさない窪田さん。真剣に役と向き合う本田さんや、リラックスした様子の広瀬さん。夫婦役で出演する山崎育三郎と若月佑美の2ショットも到着した。『劇場版ラジエーションハウス』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ラジエーションハウス 2022年4月29日より全国東宝系にて公開©2022 横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会
2022年05月03日映画『朝が来る』の現場で撮影助手の腹を蹴ったなどと『文春オンライン』で報じられた河瀬直美監督が28日、制作プロダクション・組画の公式サイトを通じてコメントを発表した。『文春オンライン』によると、事の発端は2019年5月の映画『朝が来る』撮影現場でのトラブル。カメラを覗いていた河瀬監督は、撮影助手が方向を修正しようとして体に触れたことに激昂して腹を蹴り上げ、そのことが原因で助手含め撮影チームが降板したという。これを受け、河瀬監督は組画名義の文書で、「10キロ近いカメラを抱えて撮影をしていました。エスカレーターに乗り、移動しながらの手持ちの撮影は、安全面への配慮もあり、緊張感の伴うものでした。俳優の演技が終わるかどうかのタイミングで、撮影部の助手の方がカチンコの方向にカメラを向けるためイージーリグという河瀬の身体に装着されているカメラの補助器具を引っ張って誘導しようとしたようですが、咄嗟のことで河瀬は重心を保てず、転倒しそうになりました」と当時の状況を説明。「両手が塞がって自由が効かない河瀬にとって、急な体の方向転換は恐怖でしかなく、防御として、アシスタントの足元に自らの足で抵抗しました」と暴行疑惑を否定した。そして、「その後、現場で起こった出来事を両者ともが真摯に向き合い、話し合った結果、撮影部が組を離れることになりました。撮影を継続させるための最善の方法だと双方が納得した上でのことです」とし、「今回の記事により『朝が来る』という作品が傷つけられ、関係各位、スタッフに不快な想いをさせてしまったことが残念でなりません。今後も、映画界で活躍する本作のスタッフたちが、現在携わっている目の前の作品に集中できることを望んでいます」と吐露。「現在、河瀬を信頼して、お仕事をいただいている方々には、記事を読んで不快な想いをされていることと思います。この場を借りて、お詫び申し上げます」と関係者に向けての謝意を示し、「常に人に対して真摯に向き合ってお仕事をさせていただいているつもりでも、行き届かないことが多々あるかと存じますが、今後とも精進して参りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます」と結んでいる。また、撮影助手との連名の文書も公開。「文春オンラインの記事に関してこの場をかりてご報告させていただきます。3年前の撮影時の出来事に関して、既に当事者間で解決をしていることであります。当時、現場で起こった出来事を両者ともが真摯に向き合い、話し合った結果、撮影部が組を離れることになりました。撮影を継続させるための最善の方法だと双方が納得した上でのことです。今回の記事により『朝が来る』という作品が傷つけられ、関係各位、スタッフに不快な想いをさせてしまったことが残念でなりません。今後も、映画界で活躍するスタッフたちが、現在携わっている目の前の作品に集中できることを私たちは望んでいます」と記し、撮影助手が匿名であることについては「現在携わっている現場へのご迷惑を鑑みてのこととなります」と補足している。
2022年04月28日「最初、現場に入って深津さんが『(On the)Sunny Side(of the Street)』を歌ってくださったら、もう監督とかも涙して、みんなで泣きながら撮影してるみたいな、感動的な気持ちでした」4月1日の『あさイチ』でこう語ったのは、3代目ヒロイン・ひなたを演じる川栄李奈(27)。8日で朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』が最終回を迎える。「川栄さんが印象的なシーンと語ったのが第90話、恋人・五十嵐(本郷奏多)との別れのショックで寝込んだひなたに、母・るい役の深津絵里さんが『Sunny Side~』を歌ってひなたの名前の由来を明かす場面でした。『カムカム』は女性3代の物語ですが、上白石萌音さん、川栄李奈さんがオーディションで選ばれたのに対し、深津さんはNHKから直々の“ご指名”でした。最終週では再び、深津さんが歌う場面が出てきます。まさにクライマックスのシーンです。やはり“真の主役”は深津さんなんです。明るく気さくな人間性に加え、共演者や監督、スタッフとの意思疎通も率先してやられます。チーフディレクターも、絶えず現場をうならせる彼女の女優魂に『このチームの柱は深津さん』と断言していました」(制作関係者)深津のこだわりは、るいの現在の髪形にも表れていた。「1999年から、るいが短髪にしたのは、深津さん自身が’99年当時、ベリーショートだったから。このころは『彼女たちの時代』や、『天気予報の恋人』『カバチタレ!』と、勢いのあったフジテレビで毎年のように連ドラ主演をしていた時期と重なります。深津さんご本人の発案で、そんな時代背景を今回の役に取り込んだのです」(前出・制作関係者)また、深津には撮影現場での「マイルール」があるという。「現場では台本を読んでいる深津さんを一度も見たことがありません。というのも、深津さんは台本そのものを現場に持ち込むことがないそうです。週初めのリハーサルの段階から、その週の収録の全シーンを頭にたたき込んで臨んでいたと聞きます」(NHK関係者)深津にとって、今回の『カムカム』は’08年のドラマ『CHANGE』(フジテレビ系)以来、13年ぶりの連ドラ出演だった。「初の朝ドラ出演に加え、十数年ぶりの連ドラ撮影だったにもかかわらず、深津さんは終始堂々とされていました。もちろんNGはほとんどありません。もともと台本覚えが得意だと話していた川栄さんですが、尊敬する深津さんが自分の出演シーンと関係のないところまですべて暗記して現場入りしていることを知って『私ももっと頑張らないと!』と心を新たにしたそうです」(前出・NHK関係者)今作で17歳の役から演じた大黒柱・深津の存在が『カムカム』を伝説に変えた――。
2022年04月07日ノーマン・リーダスが、「ウォーキング・デッド」の撮影現場で負傷し、脳震盪を起こしたことが明らかになった。同ドラマは現在、最終シーズンとなるシーズン11の撮影を米ジョージア州で行っている。ノーマンは3月11日(現地時間)、最終話の撮影中に脳震盪を起こしたというが、その経緯は不明だ。ノーマンの代理人によれば、「彼は順調に回復しており、まもなく撮影に戻れることでしょう。心配してくださり、ありがとうございます」とのこと。ファンからは、「深刻な状態ではないようで、本当によかった。お大事に」「早くよくなりますように」とお見舞いメッセージが多数寄せられている。ノーマンは2015年にも同ドラマの撮影現場で腕を切るケガをしたことがある。ダリル役でシーズン1から出演しているノーマンは、同ドラマで「最も長く出演し続けている俳優」の一人。ダリルは、原作には登場しないドラマ版のオリジナルキャラクターでありながら、長く人気を集めている。また、メリッサ・マクブライド演じるキャロルとダリルの「名コンビ」のファンも多い。「ウォーキング・デッド」はまもなく完結するが、複数のスピンオフドラマの製作が決定しており、ダリル&キャロルのスピンオフドラマも作られる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2022年03月17日小林香が作・演出を手がけるオリジナルミュージカル「The Parlor」が、美弥るりかを主演に迎え4月29日より上演される。そこでキービジュアル撮影現場に潜入、作品の魅力に迫った。タイトルにある“PARLOR”とは、3代にわたる女性たちが大切にしてきた場所を意味する。そこは曾祖母の時代には談話室に、祖母の時代には美容室に、母の時代には喫茶室へと姿を変え、そこに集う人々の憩いの空間となってきた。そして娘の時代へ……。美弥は母の死後、そんなPARLORを離れ、アメリカで成功をおさめた孤高のゲームクリエイター・円山朱里を演じる。撮影が行われたのは、都内にある築75年以上の洋風建築。建物内にはさまざまなアンティーク家具が並び、PARLORを訪れた人々の歴史を表しているかのようだ。そんななか美弥は、赤いラインの入ったパンツに、柄物のショート丈のジャケット、その奥には蛍光グリーンの鮮やかなタートルネックという衣裳で登場。抜群のスタイルとミステリアスな雰囲気を併せ持つ美弥だけに、難しいこんな組み合わせですらしっくりと着こなしてしまう。作・演出の小林も撮影現場に同席。作品の世界観や役どころに合わせ、随時アドバイスを与えていく。撮影は、ベロア地のソファに座ってのカットからスタート。小林が「今日の美弥さんは一段と賢そうでいいね。ゲームクリエイターっぽい」といたずらっぽく笑うと、美弥も「それは良かった」と微笑み、一気に場が和む。だが美弥演じる朱里には暗い過去があり、小林からも「笑顔はなしでOK」とのひと言が。すると美弥も瞬時に対応。傷を抱える朱里の内面が伝わるような、切なくも寂しい表情に目が釘づけになる。撮影は少しずつ場所を変えて進んでいく。外からの柔らかな光に包まれた美弥が、窓際に佇むカットでは、その場にいた一同から思わず「わー、きれい!」と歓声が上がるほど。デザイナーからも、「絵になり過ぎて言うことがないです」と太鼓判を押されていた。PARLORに集う人々の姿を通し、現代におけるさまざまな問題が浮かび上がる本作。そしてそのなかには、ジェンダーに関するものも。現場で小林から美弥に投げかけられた、「子供のころピンクの服を着ていた?当たり前のように赤いランドセルを使っていた?」という言葉も、実は物語の核心を突く重要な問い。もしかすると小林の稽古はすでに始まっていたのかもしれない。その後も撮影は順調に進み、1時間ほどで終了。その仕上がりをモニターでチェックしていた美弥も、「大丈夫です」と満足気な表情を見せる。作品の世界観が少しだけ垣間見えた撮影。ここから稽古場へ、そして本番の舞台へと向かうなかで、本作はいかなる熟成を遂げていくのか。信頼厚い小林と美弥だけに、その期待値は高く設定しておいても問題なさそうだ。取材・文:野上瑠美子
2022年03月03日「SixTONES」松村北斗が、メインキャストとして出演する映画『ホリック xxxHOLiC』の撮影期間中(撮影は2020年)に25歳の誕生日を迎え、その際にサプライズでお祝いされたオフショットが公開された。共演者と蜷川実花監督から、作品のモチーフでもある蝶やピンクと紫の花でデコレーションされたケーキが贈られ、和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくる今回のオフショット。笑顔で写るキャストたちだが、劇中の松村さんが演じる百目鬼は、クールでミステリアスな四月一日(神木隆之介)の同級生という役どころ。友情に厚いといったギャップが魅力だ。百目鬼という人物について蜷川監督は「喋らない役って、すごく難しくて、しかも人気のキャラクター。一体どうしたらいいものかと、結構悩みましたね」と明かし、「松村くんは、SixTONESの撮影をしたことがあって、その時に、この子面白いなって、ずっと心に残っていて。プロデューサー陣と話していたときに、急に思い出して、彼なら百目鬼に合うと思った。そこから急に動き出しましたね」とふり返っている。そして、撮影を終えた松村さんは「監督は『全部良いカット撮っているから大丈夫だよ』とおっしゃってくださっているので、作品を待ち望むファンの気持ちで、完成を心待ちにしています」とコメント。掴みきれない役柄に苦戦し、不安があったと語る松村さんだが、持ち前のストイックさで、誰もが心を奪われる百目鬼を魅力的に演じ切っている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年03月03日トイレットペーパーにいたずらする猫は少なくなく、飼い主による『被害報告』は後を絶ちません。コロコロと動かすと、どんどん紙が出てくることに、猫は面白さを感じているのでしょう。保護している猫たちとの日常を、Twitterに投稿している飼い主(@kodou428)さん。ある日、トイレに行くと、トイレットペーパーがチリチリに破られていたのです…!事件現場と犯人 #猫 #猫好きさんと繫がりたい #保護猫 #猫のいる幸せ #猫のいる暮らし #cat #茶トラ #ハチワレ #子猫 #仔猫 pic.twitter.com/YxvDCWGNai — 我が家の猫’s『kodou428』 (@kodou428) February 13, 2022 トイレの床に散らばった、トイレットペーパーの残骸。散らかったトイレットペーパーの上に、堂々と居座る1匹の猫は、飼い主さんをじっと見つめています。事件を起こしたにもかかわらず、気にせずに居座る猫からは、かえって清々しさすら感じます…!【ネットの声】・はっきりと現場を見られているのに強気な顔に笑った。・めっちゃいい顔してる。「楽しかった!」という気持ちが伝わってくるなぁ。・今は飼い主さんに見られて止まっているだけで、まだまだ遊ぶ気だと思った。猫の表情から察するに、懲りずにまたトイレットペーパーで遊ぶかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年02月15日3月12日(土)に公開される、結婚式が舞台の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』。そのメインとなる披露宴シーンの撮影秘話を収めた現場レポート&メイキング写真が公開された。本作は、芸人・タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。監督は『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞した大九明子。主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などが、抱腹絶倒の波を巻き起こす。ほかにも、中尾明慶、皆川猿時、六角精児、尾美としのり、浅利陽介、前野朋哉、池田鉄洋、片桐はいり、臼田あさ美、宮尾俊太郎、泉澤祐希、佐藤晴美ら、多彩なキャストが勢揃い。ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルは幸せな式を迎える、はずだった。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走。式はとんでもない方向へ!?中越は披露宴スタッフと共に 数々の問題を解決しようと奔走するが、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れる。果たして、絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは、全ての難題をクリアし、最高の結婚式をふたりに贈ることができるのか。2021年3月に行われた披露宴シーンの撮影は、新郎新婦をはじめ同僚、友人、親戚など、エキストラ含め総勢60名以上のキャストが集結。そんな大掛かりな撮影に、監督は時折マイクを使い、ていねいにシーンの狙いを説明していた。監督が撮影で最も大切にしたのは、“結婚礼賛映画”ではないという点だという。「結婚しようが別れようがいろいろな人生があって、それでも輝いて前向きに生きている。その中でたった1日の“結婚式”という舞台で、様々な人が集まり全力で祝うお祭りを描けたら」と、本作に込めた想いを明かした。大九監督が「お祭りを描きたい」と語ったように、クライマックスとなる余興シーンの撮影は、本当にお祭りのような賑わい。参列者たちの熱い想いによって波乱の展開となった披露宴を収拾すべく、プランナー中越の施策が大爆発。俳優たちはそれぞれの演目の最終確認をし、参列者は揃って席に着き、中越たちプランナーチームも慌ただしく会場を行き来する。カメラは、天井ギリギリまで上がるクレーン含めて3台用意。まずは全体を通してのテスト。会場が暗くなると、クレーンカメラが中央の和太鼓をとらえ、別のカメラがステージ上とフロア全体を狙う。余興を演じるキャストはもちろんのこと、参列者たちも巻き込んだ圧巻の演出に、会場の熱気は最高潮に。約4分間の長回しとなったシーンに、監督の「OK」がで出ると、キャストからもスタッフからも大きな拍手が。モニター前では監督が「カッコイイー!」と、誰よりも盛り上がっていた。数々のトラブルやクセ者を、プランナー役として受け止めた篠原は「この作品は、心が温まって、楽しくって、笑いがあって、涙があって、よくありがちな言葉かもしれませんが、本当にそういう風に思います。そして、キャストの皆様の素晴らしい演技で、本当に笑ってしまうくらいに面白いシーンがたくさんあるので、是非期待して頂きたいなと思います」とコメントを寄せている。『ウェディング・ハイ』3月12日(土)公開
2022年01月28日先月、映画『Rust』(原題)の撮影現場で、主演のアレック・ボールドウィンが使用していた拳銃が誤って実弾を発砲、撮影監督のハリナ・ハッチンスが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが大けがを負った。この事故を受け、これまで『スカイスクレイパー』『ランペイジ 巨獣大乱闘』などの銃を多用するアクション映画に出演&製作してきたドウェイン・ジョンソンは、今後自身の製作会社「セブン・バックス・プロダクションズ」が携わる映画、テレビ、すべての作品で、本物の銃を使わないと宣言。「(本物の銃から)ゴム銃に切り替えてポスト・プロダクション(撮影後の作業)になんとかすればいい」と、あとからVFX(視覚効果)で対応すると話した。『Rust』の事故については、「1人の命が失われた。彼女の家族と、現場にいたみんなのことを気の毒に思う。アレックのことも。ずいぶん前からの知り合いなんだ」と関係者を思いやった。「映画ビジネスが大好きなんだ」というドウェインは、だからこそ安全のための基準や手順は絶対に守らなければならないし、そういう環境を作っていることを自負しているというが、「それでも事故は起きてしまう」と指摘。「こうしたレベルの事故が起きるのは、本当に胸が痛むこと」と悲しみ、再度「絶対に本物の銃は使わない」と宣言した。ドウェインは『レッド・ノーティス』のプロモーションで「Variety」誌とのインタビュー中に『Rust』の事故について触れた。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】レッド・ノーティス 2021年11月12日よりNetflixにて配信
2021年11月05日《文:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美》米国ニューメキシコ州サンタフェで撮影中だった映画『ラスト(原題:RUST)』の撮影現場で、米俳優アレック・ボールドウィン(『ミッション・インポッシブル』シリーズ)が使用していた拳銃が誤って実弾を発砲。直撃されたハリナ・ハッチンス撮影監督が亡くなり、その後ろに立っていたジョエル・ソウザ監督も肩に重傷を負うという悲劇が起きた。いくら銃の国アメリカとはいえ、映画の撮影現場に実弾が紛れ込むなどあるまじきことで、映画業界をショックに陥れている。安全第一の撮影現場でいったい何が起きたのか?長年にわたりハリウッド撮影現場で仕事をしてきた筆者が現場目線で解説する。映画撮影チームは軍隊のつくりに似ているハリウッド映画製作の舞台裏は軍隊にも似た厳しさがある。特に、米国映画俳優組合(SAG)や映画関係の裏方を総括しているIATSEなど、「ユニオン」と呼ばれる労働組合員で構成されている映画プロダクションは人件費が膨大になり、分刻みで何千何億というお金が流れ出ていく。映画の製作現場は、予算と時間との戦いに勝ち、映画製作というミッションを成功させるためにたくさんの人間が動く。非常によく出来る現場アシスタントにどういう経歴の持ち主なのか聞いてみると、往々にして「もと米軍兵」という答えが返ってきたのを思い出す。軍隊で、ルールを重じる精神と命令を安全に遂行する訓練を受けた人材は、撮影現場が求める能力にピッタリである。部外者にとっては「そんな細かいことにまで気をつけるの!?」「またその注意事項繰り返すの?」といったルールが最前線で働く映像スタッフたちの安全を守っている。今回の事故ではそのルールがきちんと守られていなかったことから、人命が失われる大事故につながった。撮影現場では無数のルールがある。それはすべて、もとを正せばすべては安全面から派生しているルールだ。分かりやすい例で言うと、例えば食事係のスタッフが、傾いている三脚を目にしても、親切心で直してあげるのは“ルール違反”となる。正しい行動は、即時にカメラ部に声をかけて状況を知らせる。もしも三脚が思ったより重く食事係のスタッフが腰を痛めてしまったら?三脚上のカメラが落下して大破したら?などなど、責任の所在を見極めて自分の部署以外のものには無断で手を触れないというのがアメリカ撮影現場での鉄則だ。逆に、自分が管轄する部署では、ルールに則り責任ある行動をとるのがプロである。だがプロと言われているスタッフの中にも、経験不足がゆえにルールを全うできない人、あるいは経験があり過ぎて(!?)ルールを怠る人間もいる。事故の予兆:すでにあった危険信号アレック・ボールドウィンが出ているとはいえ『ラスト』は低予算映画。低予算映画は往々にして切り詰めなければいけない品目が多い。だが、切り詰める品目を間違えると、『ラスト』のような惨事に見舞われる。『ラスト』で銃関係の事故があったのは今回が初めてではなかった。10月16日にも誤射があったのだ。本来であれば、プロダクション内部で調査が厳しく行われ、拳銃管理の責任者がクビになることもあるはずが、当時は何も処理されていなかった。『ラスト』で拳銃の管理責任者だったハンナ・グティエレス・リードはたった24歳。父親がハリウッドでも有名な拳銃管理の大御所でハンナは親の七光的に業界入りした。『ラスト』が管理責任者としては、たった2度目という経験の浅さだった。ハンナは事故の数週間前に地元ポッドキャストのインタビューでこう語っている。「仕事をオファーされた時に、自分がまだ経験不足なのではと心配になって断りかけた」。様々な作品で使用される撮影小道具それでも拳銃の管理を任せたのは何故か。シガラミもあるだろうが、メインの理由は予算との兼ね合いだろう。一番大きな出費となる俳優の出演料を値切ることは非常に難しい。よってしわ寄せがくるのは、スタッフへのギャラだ。しかし危険な銃を扱うスタッフを経験の浅い人間に任せるばかりか、最初の事故が起きたときに誰もケガをしなかったことから、ルールに反して知らぬふりをしているプロデューサーたちにも大きな責任があると思われる。(アレック・ボールドウィンはプロデューサーのひとりとして名を連ねている)撮影現場におけるAD(助監督)の大切さ出来るスタッフはギャラが高い。特に米国におけるADは、高給取りであるうえに製作陣営で非常に上の立場にある。日本のバラエティ番組などでよく制作ADがイジられる場面を目にするが、米撮影現場ではありえない光景なのだ。米国の1st AD(第1助監督)は、準備の段階から撮影の流れにおいて最高指揮官となり、安全面や時間の仕切りにおいては、監督の上をいく権限を持ち合わせている。監督が無理を言い出したりすれば、出来ないことは出来ない、危険すぎる時にはストップをかける絶対的な権限を持っている。出来るADは、撮影を円滑に進行させるための知識、細部への注意、冷静さ、そしてリーダーシップが必要で、この特殊技能を備えたADはギャラも非常に高い。超低予算映画で、「格安」ADを雇ったことから、撮影がボロボロになったという話をよく聞く。ADの存在はそれほど大切だ。『ミッション:インポッシブル』第7弾撮影現場ADは、必ず撮影現場でセーフティー・ミーティングと呼ばれる「朝会」を召集する。これは安全対策注意事項を、スタッフのみんなと共有するための集まりで、撮影準備の仕事が途中でもミーティング参加を優先する。これは火器や武器などが使用される現場ではなおさら大切だ。未然に事故を防ぐために、一般常識も含めて安全ルールをおさらいする場は非常に大切である。忙しい時には「面倒」に思えるミーティングだが、忙しいときだからこそ、決められたルールを丁寧に守ることが事故防止につながる。『ラスト』でADを務めていたデイヴ・ホールズは、以前から撮影現場上での安全管理を怠っていたという証言が寄せられている。過去に、Huluの映画作品でホールズ助監督と仕事をしたことのある、パイロテクニック担当マギー・ゴールは、ホールズ助監督が現場でセーフティー・ミーティングを行っていなかったと証言している。無視されたルールが悲劇の引き金撮影現場で使用される拳銃は、オモチャだろうが本物であろうが、武器責任者の手を離れるのは、俳優がその拳銃を劇中(あるいはリハーサル)で使用している時のみと決まっている。武器責任者は拳銃が安全であるかを確認する定められた手順を経るのがルールだ。撮影現場に実弾が紛れ込むこと、ましてやシーンで使用される銃に挿入されること自体が異常だが、もし万が一紛れ込んでいたらこの時点で判明するのが道理なのだ。武器責任者が自分で銃を確認したあとは、助監督の目の前に持っていって再度証明する。引き金を引いた時、異物がつまっていて発射されたりしないか、拳銃の弾を入れるところや銃の筒を助監督の目の前でチェックして再確認する。そして俳優をはじめスタッフの中でも、不安を感じる人たちがいないように、助監督を通じて逐次コミュニケーションをとる。『英雄の証明』の撮影で使用された銃の小道具俳優に拳銃を手渡すのは、武器の責任者のみ。拳銃を助監督から俳優に手渡すことからしてルール違反になる。映画の撮影現場は銃をはじめ重機や配線、危険なスタントなど一歩間違えば命に関わる状況に囲まれている。だからこそ事故を防ぐためのルールが存在するのだ。ルールがあっても人間はミスを犯す。今回が初めてではない撮影現場における銃の死傷事故をめぐり、撮影に本物の拳銃を使用すること自体が疑問視されている。「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」など、すでに銃使用シーンをデジタル化している番組もある。これから事故の真相が明らかになるにつれハリウッドの銃に対する態度も影響を受けることになるだろう。(text:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)
2021年11月04日21日(現地時間)、西部劇映画『Rust』(原題)の撮影現場でリハーサル中に主演のアレック・ボールドウィンが小道具の銃を誤射し、撮影監督のハリナ・ハッチンズが亡くなった。監督のジョエル・ソウザも負傷し、重体となっていたが一命を取り留めた。アレックは「一人の妻、母親、そして深く尊敬されていた私たちの仲間であるハリナ・ハッチンズ。彼女の命を奪った悲劇に対する私の衝撃と悲しみは、言葉では表せません」とコメント。警察の捜査に「全面的に協力する」ことを誓い、「彼女のご主人、ご子息と連絡を取り、支援を申し出ます」と表明した。その言葉通り、アレックは早速23日(現地時間)の朝に、ハッチンズの夫のマシューさん、息子のアンドロスくん(9)と撮影地のニューメキシコ州サンタフェのホテルで朝食をとる姿が目撃されている。関係者は「People」誌に「正直に言って、彼(アレック)は調子がよさそうには見えなかった」と語っており、一行は「間違いなく悲しみに暮れていた」という。その前日、マシューさんは「Daily Mail」紙にアレックと話したことや「非常によくサポートしてくれています」と明らかにしていた。「捜査中のことに関する事実や過程についてコメントすることはできませんが、みなさんからの思いやりの心には大変感謝しています」と語っている。(Hiromi Kaku)
2021年10月25日Netflixの2つの作品の撮影が中断されたことが分かった。「Deadline」などが報じた。先週木曜日、「ブリジャートン家」シーズン2の撮影現場において新型コロナウイルスの陽性者がスタッフから出たために、撮影が24時間中止に。翌日の金曜日に撮影を再開するも土曜日に新たに1人陽性者が出た(キャストかスタッフかは不明)ため、Netflixは無期限で撮影を中止することに決めたという。「ブリジャートン家」はNetflixきっての人気ドラマで、先週発表されたエミー賞で12ノミネーションを受けた。ファンが次のシーズンを心待ちにしている。「ブリジャートン家」の撮影中断が決定した一日後に、同じ憂き目にあったのがNetflixの『Matilda』(原題)だ。こちらはロアルド・ダール著「マチルダは小さな大天才」(1988)を原作としたウエスト・エンドのミュージカルを映画化するもので、天才的な頭脳を持ち、超能力を発揮するようになる主人公の少女マチルダの物語。エマ・トンプソンが悪魔のような校長、ラシャーナ・リンチがマチルダを気にかける優しい先生を演じる。『Matilda』の現場では、ファースト・ユニット(第一班)内で陽性者が出たため10日間の撮影中断が決定した。セカンド・ユニット(第二班)は撮影を継続するという。両作の撮影が行われているイギリスでは、新型コロナウイルスの「デルタ株」が猛威を振るっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年07月19日ニュージーランドで撮影中のドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」の製作現場の安全性を問う記事が、「ニュージーランド・ヘラルド」紙に掲載された。同紙によると同ドラマの撮影中に「少なくとも3人が負傷」しており、そのうち手術が必要な2人についてAmazonスタジオは「WorkSafe」(ニュージーランドの労働の安全衛生を監督する機関)に積極的な報告もしていないとのこと。これを受け、Amazonスタジオは「ニュージーランド・ヘラルド」紙と「Variety」に対し、声明を発表。「私たちはキャストとクルーの健康、肉体的、精神的な福祉を非常に真剣に考えています。製作チームはこれからも、最優先事項としてWorkSafeから義務付けられていることを全面順守します。撮影現場での活動が安全ではない、規則に従っていないという主張や報道は完全に正しくないものです」と反論した。負傷者の1人は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ワンダーウーマン 1984』などでスタントを務めてきたベテランスタントウーマンのダイナ・グラントで、脳に損傷を負い手術が必要な状態だという。その手術のためにクラウドファンディングが立ち上げられ、目標額が6万ニュージーランド・ドル(約470万円)に設定された。1995年から6シーズン放送されたドラマ「ジーナ」で、ダイナにスタントダブルを務めてもらった主演のルーシー・ローレスが寄付を呼びかけ、現時点で目標額を大きく上回る約10万ニュージーランド・ドル(約780万円)が集まっている。(Hiromi Kaku)
2021年07月05日古田新太主演、松坂桃李共演の映画『空白』が、9月23日(木・祝)に公開される。この度、撮影現場よりメイキング映像が公開された。本作は、第43回日本アカデミー賞三冠を獲得した『新聞記者』『ヤクザと家族』など、意の作品を生み出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画し、『ヒメアノ〜ル』『BLUE / ブルー』などの吉田恵輔が監督した、オリジナル脚本による映画作品。本作に登場するのは、漁師としての腕はいいが、人生に対して不器用な男・添田充(古田)。ある日突然ひとり娘の花音(伊東蒼)を失ったことで、唯一の目撃者であるスーパーの店長・青柳直人(松坂)の神経がすり減るほどに追い詰めてしまう。被害者の家族である自分が加害者になるまでに、周囲の人間を巻き込んでいってしまう姿が描かれていく。さらに充の元妻・松本翔子(田畑智子)、充の弟子として一番近くで充に寄り添う野木龍馬(藤原季節)、花音の担任教師・今井若菜(趣里)、事故加害者の母親・緑(片岡礼子)、そして青柳を最後まで擁護するスーパーの店員・草加部麻子(寺島しのぶ)と、出演陣には豪華な顔触れが揃った。メイキング映像では、出演者たちが現場でぶつかり合うなど、異様な熱量の高さが垣間見れる。また、動画の中で見られる古田の撮影当時のインタビューでは、「真相を暴くサスペンスではない」といった、本作の見どころにも触れられている。『空白』9月23日(木・祝)公開
2021年06月25日菅田将暉が漫画家、Fukase(「SEKAI NO OWARI」)が天才的な殺人鬼を演じる映画『キャラクター』。この度、本作の撮影現場に「SEKAI NO OWARI」メンバーが訪問した際のオフショット写真が到着した。もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔をキャラクター化して漫画を描いて売れてしまったとしたら――?本作は、そんなアイディアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント作品。本作が俳優デビューとなるFukaseさんは、オファー当初は断るつもりだったというが、プロデューサーの熱い思いが届き、事前に演技の勉強をすることを条件に出演を決意。ワークショップに参加するなど約1年半の期間をかけて準備を行ったという。そんな出演をためらっていたとき、FukaseさんはメンバーのSaoriにも相談。「ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました」と語るSaoriさんは、「役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、『絶対やってみなよ!』と後押ししました」とふり返っている。Saoriさんをはじめ、Nakajin、DJ LOVEが現場を訪問すると、3人に気づいたFukaseさんはすぐにメンバーの元へ。血だらけの特殊メイクを施した姿にSaoriさんは「凄いね!」と興奮気味。そして、挨拶にやってきた菅田さんに、Saoriさんが「(Fukaseは)いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮った、と報告があるんです」と明かす場面も。さらに菅田さんに促され、演じる主人公・山城のアトリエのセットの中まで足を踏み入れた3人は、細かなセットの小道具や美術に感動していたという。Fukaseさんが本作で演じているのは、山城と出会い、運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角。実際に現場でFukaseさんの芝居を見たSaoriさんは「殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、『あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ』と本能的に思ってしまい、色んな意味で鳥肌が立ちました」と明かし、「『貴方ならきっと出来る』とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。『自分も頑張ろう!』と思いました。側で見ていて刺激的でした」とFukaseさんへメッセージを寄せた。『キャラクター』は6月11日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キャラクター 2021年6月11日より公開©2021 映画「キャラクター」製作委員会
2021年05月19日4人組バンド・SEKAI NO OWARIのメンバーが、ボーカル・Fukaseが出演する映画『キャラクター』(6月11日公開)の撮影現場に訪問していたことが19日、明らかになった。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。Fukaseは本作への出演をオファーされた際、当初は断るつもりだったという。しかしプロデューサーの熱い思いが届き、「事前に演技の勉強をする」ことを条件に出演を決意、ワークショップに参加するなど約1年半の期間をかけて準備してきた。当初、映画出演をためらっていたFukaseは、メンバーのSaoriにも相談し、「(映画に出ることで)これからの音楽活動にもきっといい影響があるはずだから挑戦してみたら?」とSaoriが背中を押してくれたと明かしている。そんなFukaseの『キャラクター』撮影現場に、SEKAI NO OWARIのメンバーが訪問していたことが明らかになった。プロデューサーに促されてセットの中まで進んだNakajin、Saori、そしてDJ LOVEは多くのスタッフによって映画が作られていることに驚きを隠せず、広いセットのあちこちに目を配らせていた。そんな3人に気づいたFukaseはすぐにメンバーの元へ。血だらけの特殊メイクを施されたFukaseの姿にSaoriは「すごいね!」と興奮気味の様子で、メンバーが訪問していることに気づいて挨拶にやってきた主演の菅田に、Saoriは「(Fukaseは)いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮った、と報告があるんです」と明かしていた。Fukaseが「こんな家族みたいな感じの訪問になって……」と照れながら話すと、菅田も「たしかに家族感ありますね(笑)」とSEKAI NO OWARIならではのメンバーの仲の良さを目の当たりに。さらに菅田に促されて山城のアトリエのセットの中まで足を踏み入れた3人は、細かなセットの小道具や美術に感動した様子で、劇中の漫画「34」などの美術を手に興味津々、Fukaseや菅田らの説明に耳を傾けていた。○Saori コメント・Fukaseさんが役者にチャレンジする事に対してどう思いましたか?ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました。また、役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、「絶対やってみなよ!」と後押ししました。・実際に現場でFukaseさん(の芝居)をご覧になった印象殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、「あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ」と本能的に思ってしまい、色んな意味で鳥肌が立ちました。・役者としてのFukaseさんへのメッセージ「貴方ならきっと出来る」とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。「自分も頑張ろう!」と思いました。側で見ていて刺激的でした。
2021年05月19日菅田将暉主演、SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseも演技に挑戦した映画『キャラクター』が6月11日(金)から公開される。この度、本作の撮影現場にSEKAI NO OWARIのメンバーが訪問していたことが明らかになった。映画は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔をキャラクター化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画である。主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは、若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じた。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(もろずみ)を演じるのが、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseである。アーティストとして魅了してきた彼が俳優として、謎だらけの両角を独特の存在感と美しさで熱演。さらには、小栗旬、高畑充希、中村獅童と超豪華キャストが集結し、全編クライマックス級の息もつかせぬ怒涛のストーリーが展開されること間違いなし。Fukaseはオファーされた際、当初は断るつもりだったという。しかしプロデューサーの熱い思いが届き「事前に演技の勉強をする」という条件で出演を決意、ワークショップに参加するなど約1年半の期間をかけて準備してきた。当初、映画出演をためらっていたFukaseは、メンバーのSaoriにも相談し「これからの音楽活動にもきっといい影響があるはずだから挑戦してみたら?」とSaoriが背中を押してくれたと明かしている。そんなFukaseの『キャラクター』撮影現場に、SEKAI NO OWARIのメンバーが訪問。プロデューサーに促されてセットの中まで進んだNakajinとSaori、DJ LOVEは多くのスタッフによって映画が作られていることに驚きを隠せず、広いセットのあちこちに目を配らせた。そんな3人に気づいたFukaseがメンバーの元へ。血だらけの特殊メイクを施された彼の姿にSaoriも「凄いね!」と興奮気味の様子。さらに挨拶にやってきた菅田に、Saoriは「(Fukaseは)いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮った、と報告があるんです」と明かす。それに対し、Fukaseが「こんな家族みたいな感じの訪問になって…」と照れながら話すと、菅田も「たしかに家族感ありますね(笑)」とコメント。さらに菅田に促され、山城のアトリエのセットの中まで足を踏み入れた3人は、細かなセットの小道具や美術に感動した様子で、漫画『34』などの美術を手に興味津々、Fukaseや菅田らの説明に耳を傾けていたそうだ。SEKAI NO OWARIメンバーからの後押しを受け、初の映画出演に向けて多くの努力を重ねて臨んだ映画『キャラクター』。新たなフィールドでのFukaseにも注目してほしい。Saori(SEKAI NO OWARI)・コメント――Fukaseさんが役者にチャレンジする事に対してどう思ったか?ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました。また、役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、「絶対やってみなよ!」と後押ししました。――芝居をしているFukaseの印象殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、「あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ」と本能的に思ってしまい、色々な意味で鳥肌が立ちました。――役者としてのFukaseへのメッセージ「貴方ならきっと出来る」とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。「自分も頑張ろう!」と思いました。側で見ていて刺激的でした。『キャラクター』6月11日(金)公開
2021年05月19日紺野りさの人気漫画を実写化する映画『胸が鳴るのは君のせい』より、2020年10月に撮影が行われた本作の現場オフィシャルレポートが公開された。甘く切ない青春映画の主演を務めるのは、ジャニーズJr.で唯一「VS魂」のレギュラーメンバーに抜擢された「美 少年」浮所飛貴。今回、映画初出演にして初主演となった浮所さんが演じる有馬隼人は、普段はクールで飄々としているが、男友達同士の他愛もない会話で笑顔を見せることもあれば、つかさに対してふとした瞬間に優しい表情を見せることも…と、相手との距離感やシチュエーションによって見せる表情が微妙に変化する。そんなクールさと明るさのさじ加減がカギとなるため、浮所さんはカットがかかる度に監督に声のトーンや表情、顔の向きや体勢、歩き方まで細かく相談していたという。役との向き合い方については「自分がどう映っているか第三者の方に見ていただくことも大切だけど、自分自身の演技を見ることで成長できることもあると思う。自分の演技を見て、違うなと思った部分があれば監督にお願いしてもう一回撮らせていただいたり、やるならとことん徹底的に詰めたいと思って取り組みました」とコメントしている。一方、白石聖演じる本作のヒロイン・篠原つかさは、有馬に告白するも玉砕。しかし、決して諦めずに有馬を一途に思い続けるという、真っ直ぐでピュアなキャラクター。「少女マンガの王道のヒロインというよりも、かっこいいヒロイン。フラれても有馬を一途に思い続ける姿は、『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」とキャラクターを分析した白石さんは、不意打ちの優しさにときめく表情や、片想いの切なさを思わせる儚げな視線といった、恋するつかさの心の変化を絶妙に演じ分けた。また撮影では、重要なシーンでは気持ちを切り替え、少し離れたところで集中力を高める場面もあり、その姿は白石さんとつかさがリンクしているように見えたという。なお、4月24日(土)より全国合計2万枚限定特典付きムビチケ前売券が発売。特典は、有馬とつかさの恋する表情を収めた「ドキドキを挟み込む!胸が鳴り止まない♪オリジナルクリアファイル」。クールで優しい有馬と明るくしっかり者のつかさ、2人の眩しい笑顔が1枚のクリアファイルに収められている。『胸が鳴るのは君のせい』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:胸が鳴るのは君のせい 2021年6月4日より全国にて公開©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
2021年04月07日6月4日(金)から全国公開となる浮所飛貴主演『胸が鳴るのは君のせい』より、2020年10月に撮影が行われた本作の現場レポートが解禁された。本作は累計発行部数250万部を突破した紺野りさの同名少女コミックを原作とした青春ラブストーリー。転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描く。有馬を演じるのは映画初主演となる美 少年のメンバー、浮所。またこれまで数々の話題作に出演を果たし2021年大注目の若手実力派女優の白石聖がヒロイン・篠原つかさ役を演じる。そしてふたりの恋のライバルに板垣瑞生、原菜乃華。先日追加キャストとして、河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗らの出演が発表された。今注目の若手実力派俳優が揃っていることから、SNSを中心に大きな話題だ。映画初出演にして初主演を任された浮所飛貴演じる有馬隼人は、普段はクールで飄々としているが、男友達同士の会話で笑顔を見せることもあれば、つかさに対して優しい表情を見せる瞬間もあり、距離感や場面によって見せる表情が変化するキャラクター。そのさじ加減が鍵となる難しい役どころのため、カットがかかるたびに浮所は声のトーンや表情、顔の向き、体勢、歩き方まで細かく相談をし、監督と2人3脚で“有馬隼人”という役を作る。役との向き合い方については「自分がどう映っているか第三者の方に見ていただくことも大切だけど、自分自身の演技を見ることで成長できることもあると思う。自分の演技を見て、違うなと思った部分があれば監督にお願いしてもう1回撮らせていただいたり、やるならとことん徹底的に詰めたいと思って取り組みました。」と語るなど、本作に対する浮所の熱量も伺えた。また白石聖が演じる篠原つかさは、有馬に告白し玉砕ししても決して諦めずに有馬を一途に思い続けている、ピュアな魅力にあふれたヒロイン。白石自身は「少女マンガの王道のヒロインというよりも、かっこいいヒロイン。フラれても有馬を一途に思い続ける姿は『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」と役を分析しながら、不意打ちの優しさにときめくきゅんとした表情や、片思いの切なさを思わせる儚げな視線など、恋するつかさの心の変化を絶妙に演じ分ける。重要なシーンでは気持ちを切り替え、少し離れたところでじっと集中力を高めている白石の姿は、演じるつかさの芯の強さと通じるようで、まさに白石とつかさがリンクしている様だ。また、いよいよ4月24日(土)より、全国合計2万枚限定の特典付きムビチケ前売券が発売となる。特典は有馬とつかさの恋する表情を収めた「ドキドキを挟み込む!胸が鳴り止まない♪オリジナルクリアファイル」。こちらを手に入れて、迫る公開に備えよう。『胸が鳴るのは君のせい』6月4日(金)より全国公開<オリジナルクリアファイル特典付きムビチケ前売券>料金(税込):一般1,500円発売日:4月24日(土)発売方法:【映画館窓口】※特典付き上映劇場はこちら( )。※販売開始時間の詳細は、販売予定の劇場にお問い合わせください。※一部劇場を除きます。【メイジャー通販サイト】※特典は付きません。※ムビチケカードのデザインは1種です。※本作品では小人券の発売はございません。※舞台挨拶等、特別興行には前売券がご利用いただけない場合がございます。予めご了承ください。※ムビチケカード1枚につき、特典は1つです。※クリアファイルはお一人様一会計につき、4枚までの数量制限がございます。予めご了承くださいませ。※特典はなくなり次第、ムビチケカードのみの販売となりますのでお早めにお買い求めください。※デザインはイメージです。
2021年04月07日大泉洋主演×吉田大八監督のタッグで贈る映画『騙し絵の牙』より、俳優だけでなく監督としても活動する池田エライザ、斎藤工、塚本晋也が吉田監督の撮影現場をふり返るコメントが到着。新たな場面写真も公開された。モデルや女優として活躍し、映画『夏、至るころ』の企画・原案・監督も務めた池田さんは、監督の現場での印象について「すごく紳士的でスマート」と言い、「『あともう少しこういうエッセンスを足して欲しい』とおっしゃるので、答えだけ渡されるわけではなく、『こうやってみてはどうだろう』と提案していただけるので、チャレンジングな感じが楽しいです」と語る。一方、『blank13』や移動映画館プロジェクト「cinema bird」など、多岐に渡る活動を行う斎藤さんは、外資ファンド代表役として本作に出演。「吉田大八というフィルムメーカーの大ファンとして、その一部になれたことがとても光栄です」と思いを述べ、吉田組は「すごくロジカルな繊細でとても大胆な現場」だったそうで、「僕の場合は、現場の空気感やノリみたいなものを、生モノだからといって優先して撮っていってしまうのですが、それってどこか無責任でもあって、準備したものと出来上がりの差が多く有るんですね。でも大八監督はその差はほとんど無いんじゃないかっていうくらい職人的な現場だと思います。さらに重箱の隅をつつくような内容じゃないところが面白いというか、とてもユーモアに富んでいて、遊びの利いた内容の裏側の緻密さというところにプロフェッショナルさを感じます」と監督の演出をふり返る。映画については「日本映画の強さが集合していると思いました。言葉です。日本語という言葉で展開していくものの緻密さみたいなもの。日本語で構成された秀逸な一枚の騙し絵というか。味付けがソースでもケチャップでもなく、醤油ベースであるという(笑)。今の時代だからこそ、より意味を持っていると思います」と話している。『鉄男』『KOTOKO』『野火』『斬、』など海外でも高い評価を得ている塚本さんは「吉田監督の映画だから出演させていただきたいというのは勿論あったんですけれど、自分の役がどうかの前に、脚本全体が面白かったので、とにかくこの映画に参加したいという思いがありました」と脚本が気に入ったそうで、今作では高野(松岡茉優)の父で本屋の主を演じているが「役も共感がすごくあって。僕が、本に頬ずりするほどの“本フェチ”といってもいいくらいの本好きなものですから、紙の質感がある本が、段々売れ行きが悪くなって、ネットの世界にどんどん移行していく、本が置き去りになっていくことに、心配とか、不安とか、懸念みたいなものがあったので、そのことを一本のドラマの中で解決していくような映画に思えました」と明かす。また「他の監督に呼んでいただいた時は、監督目線で全然行かない」という塚本さん。「『自分だったらこうするのになと思わないんですか?』と訊かれるんですが、全くそういう風には思わなくて、監督の個性を浴びに行くのが楽しみなんです。吉田監督は自分の中に一貫した強いビジョンがあって、そのことに良い意味で頑固で崩さないこだわりの強さを感じました。最初に脚本を読んだ時に、感情を豊かに分かりやすく出す演技モリモリ感で読んでいたんですけれど、(現場では)自分のシーンも意外に『あっさりやって』という感じだったんです(笑)。そのあっさりの中の日常のリアリティの雰囲気の中に情感をかもし出していくということが分かったので、そのことになるべく応えようとしていました」と吉田組での日々を回顧している。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。※塚本晋也の「塚」は正しくは旧字(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月20日「“スーパー戦隊の聖地”といわれるロケ地で、撮影初日にいきなり爆破シーンを経験しました。爆音は一瞬『怖い!』と思ったけれど、“これが特撮の現場か!”と刺激を受けましたね」満面の笑みを浮かべてそう語るのは、3月7日スタートの『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系・日曜9時30分〜)に出演する榊原郁恵さん(61)。同作は『秘密戦隊ゴレンジャー』(’75年)からスタートした「スーパー戦隊シリーズ」45作品目の記念作品。郁恵さんは、なんと“シリーズ最年長ヒロイン”に抜擢!主演のゼンカイザーこと五色田介人(駒木根葵汰)の祖母で、駄菓子カフェ「カラフル」の店主を演じる。「ヒロインと呼ばれるのは、いまだに恥ずかしいです。撮影は1年にわたるのですが、それほどの期間同じヘアスタイルでいたことがなくて……。ずっと同じ髪形を保てるのか心配なんです(笑)」夫の渡辺徹(59)も、この抜擢には大喜びだったとか。「主人はスーパー戦隊シリーズが好きなので、『いいね〜よかったね』と。ふだん仲よくしている柴田理恵さんからも、『友達役として、全身タイツ姿で駆けつけるよ!』と、声をかけてもらいました(笑)」「カラフル」のセットは、郁恵さんを喜ばせるものであふれているという。「壁のポスターに、40年以上前の私のレコードのタイトルが書いてあるのを発見して、1人でクスッと笑ってしまいました。カメラには映らないけど、店のカウンターの中に、お好み焼きやもんじゃが作れる材料もちゃんとあるんです。カメラには決して映らないところにまでこだわっているのかと驚きました」’77年のデビューから40年以上を経た今も、自然体で美しい笑顔は変わらない。その若々しい“郁恵スマイル”を保つ秘訣を聞いてみると……。「朝は、鏡を見て“笑顔チェック”を欠かさないようにしています。口角がきちんと上がっているか、確認するんです。そして、主人を送り出すときにも必ず笑顔のチェック。『ミッキー(マウス)ちゃん、ミッキーちゃん。はい、ニィー(笑顔をつくって)』と声をかけるんです。自分でやるのは恥ずかしいですけどね(笑)」不要不急の外出は控えつつも、日常での“新発見”を欠かさないように心がけているそう。「じつはいまって、夜空がとってもキレイなんですよ!そんな空を見ながら深呼吸すると、“自分はふだん浅い呼吸をしているんだな”と気づかされるんです」健康のためにしている日課は、愛犬の「シュガー」と「コーン」との30分ほどの散歩。体に負荷をかけるために、上り坂を小走りで駆け上がる。「坂の手前にある観音様と薬師堂には、いつも手を合わせて感謝の気持ちを伝えています。体重2.5キロの小さなシュガーとコーンも坂を駆け上がってくるのですが、その必死な姿がもう愛らしくて……。この時節、免疫力アップのために根菜、葉物などを食事に欠かさず、バランスよく取ることを心がけています」いまでこそ健康に気を使い、運動やバランスのよい食事を心がけているという郁恵さん。若かりしころは、“年を取るのは当たり前”と考え、アンチエイジングケアにも抵抗を感じていたと語る。「なので、エステに行き始めたのも遅かった(笑)。ただ年齢を重ねていくうちに、“美しさを保ちたいなら、何もせずほったらかしにしてはいけない”と思うようになりました。メークを落とすときも、以前のように顔をこするのではなく、オイルタイプのものを使って、優しく洗い流すようにしています」「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月19日