2019年7月18日に京都府京都市で起きた、アニメ制作会社である株式会社京都アニメーション(以下、京都アニメーション)での放火事件。36人が死亡、32人が重軽傷を負った痛ましい事件は、世界中の人に衝撃を与えました。2024年1月25日、同事件で殺人罪などに問われた被告の裁判員裁判が開かれ、京都地裁は死刑判決を言い渡しました。京アニ放火事件、被告に死刑判決これまでの公判で、事件の動機について「同社の小説コンクールで自作小説を落選とされたのに、アイディアを盗用された」「同社の関係者から監視されていた」などと述べていた被告。ただし、盗用や監視については被告が抱いていた妄想であり、責任能力の判断では、こうした妄想が事件にどの程度影響していたかが争点だったといいます。判決で増田裁判長は、被告の妄想が動機につながっていることを認定。起訴後に精神鑑定を行った医師の意見を踏まえ、被告が妄想性障害だったことも認めた。そのうえで被告の性格について「独善的で猜疑心が強く、攻撃的な性格傾向を有していた」と指摘。京アニへの恨みから放火による大量殺人を選択したのは、被告の攻撃的な性格傾向に基づいており、犯行自体に「妄想の影響はない」と判断した。産経ニュースーより引用裁判長は被告の刑事責任能力について「心神喪失でも心神耗弱でもなかった」として、完全責任能力を認定。求刑通り、死刑判決を下しました。京都アニメーションの八田英明社長は、この日の判決を受けてこのように胸中を明かしています。判決を受け、京アニの八田英明社長は「法の定めるところに従い、然るべき対応と判断をいただいた」とのコメントを発表した。八田氏は長期の審理に携わった裁判員や司法関係者に謝意を示した上で、「判決を経ても、無念さはいささかも変わりません。亡くなられた社員、被害に遭った社員、近しい方々の無念を思うと、心が痛むばかりです」と心境を明かした。その上で「事件後、当社に加わった若人も少なくありません。これからも働く人を大切に、個々のスタッフが才能を発揮できることを心がけ、可能な限り、作品を作り続けていきたいと考えます」とした。産経ニュースーより引用事件から約4年半が経ち、ようやく下された判決。世間の関心も高く、多くの人が真剣にその判決を見守ったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月25日京都アニメーション放火殺人事件で36人の殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)。その裁判員裁判の第8回公判が9月20日、京都地裁で開かれた。被害者参加制度を利用した遺族や代理人が初めて被告へ直接質問を行ったのだが、青葉被告が驚くべき“逆ギレ”の反論をしたことにネット上では唖然とする人が続出した。各メディアによると、20日の被告人質問では、亡くなった作画監督の女性の夫からの「放火殺人をする対象者に家族や子どもがいることは知っていたか」という質問に青葉被告は謝罪した上で、「そこまで考えていなかった」と回答。事件当時、入社4ヶ月で死亡した女性の母親からの「(青葉被告が主張する)“盗作”のアニメの制作の後に入った社員がいたことは考えなかったのか」という質問にも、「そこまで考えが及ばなかった」と話した。それまでは淡々と質問に答えてきた青葉被告だが、遺族側の質問に苛立ちを見せる場面も。遺族の代理人弁護士が「犯行前に別の選択肢はなかったのか?」と問うと、青葉被告は「逆に聞きますけど、それはこんなことするなら、さっさと死んでくれということですか」とムッとした声で反論。これには「あなたが質問する立場ではない」と裁判長が制止。さらに、京アニに対して怒りをあらわにし、「京アニが(作品を)パクったときに何か感じたのでしょうか。ただ被害者という立場だけ述べて、良心の呵責はないのですか。自分の立場では罰を受けないといけないと思いますが、京アニが不問なのはどうかと思います」などと話し、今も京アニに対する憤りがあるかと問われると「ございます」と言い放ったという。前日の公判で、事件を振り返った今の心境について「行き過ぎたと思っている。小説一つでそこまでしなきゃならなかったのかというのが、今の正直な思いです」と後悔を口にしていた青葉被告。そのため、公判中に飛び出した“逆ギレ”にネット上では「全く反省してない」「これが本心」などと批判が殺到した。《こうやって生きてきたんだろうな。叱られてもぼくわるくないもんって》《彼の中ではいまだに「自分は悪くない。悪いのは京アニ。」何だろうな…》《青葉の言動、一語一句が息苦しくなる。遺族の方の心情はもちろんそれ以上で言葉が見つからない》《治療中の「変わらざるをえない」という言葉はどうなってしまったのか・・・》《たとえ相手に自らのアイデンティティを否定されたとしても、引き替えに命を奪う事は明らかに釣り合いが取れていないのだと、未だに認識できていない》
2023年09月21日中村倫也がミステリ作家を演じる「ハヤブサ消防団」の7話が8月31日に放送。連続放火犯の判明からの衝撃展開に「お前が犯人だったのか」や「しんどい展開」など衝撃の声が上がっている。池井戸潤の同名小説が原作の本作は、移住先の田舎で起こるミステリーに主人公が迫っていく物語。ハヤブサ地区に移住した小説家・三馬太郎を中村倫也、太郎と交際を始めた映像ディレクター・立木彩を川口春奈、消防団の仲間で友人の藤本勘介を満島真之介、呉服屋店主・徳田省吾を岡部たかし、養鶏場の社長・宮原郁夫を橋本じゅん、町役場勤務の森野洋輔を梶原善、山原林業の社長・山原賢作を生瀬勝久が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最新作の書籍化を記念して太郎(中村倫也)のサイン会が都内の書店で開催される。そしてそれにあわせて藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)らハヤブサ消防団のメンバーも東京へと研修旅行にやって来る。一同は久々の旅行、そして大都会に大はしゃぎ。その後、6人は中山田(山本耕史)が予約してくれた素敵なフレンチのお店で食事をすることに。そこで勘介は、自分たちが不在の間にハヤブサで火事が起きないか心配だと不安をもらすが、それを聞いた太郎は意を決して「放火犯は今、ハヤブサにいない」ことを告げる。そして連続放火犯の名を一同の前で明かし――というのが7話の展開。以前太郎の家が放火された際に、少し変わったエンジン音を聞いた太郎は、密かに消防団員の車の音を調べ、犯人の目星をつけていた。また、染み抜きに使われるベンジンが落ちていたことなどから推理し、犯人が呉服屋の店主・徳田(岡部たかし)であることを告げる。すると徳田は言い訳もせず、少し待ってほしいと店を出ていくのだった。しかし翌日、徳田は水死体で発見される。さらに太郎たちがハヤブサに戻ると村はアビゲイル騎士団を匂わすモチーフをつけた人で溢れかえっていた。この衝撃の展開にSNSでは「みんなのためなんや!ハヤブサのためなんや!って盲信してるカルト宗教の指示に従って放火するとかさぁ……簡単に人の正義感を歪めてしまうアビゲイル騎士団恐るべし」「お前が犯人だったのか?」「カルトに占拠されたハヤブサ、怖い」「しんどい展開」などの声が上がっている。のどかで平和だったはずのハヤブサ地区は、アビゲイル騎士団に奪い取られてしまうのか?今後の展開からもますます目が離せない。【第8話あらすじ】東京から戻り、多くの人でにぎわうハヤブサ地区に驚いた太郎(中村倫也)は混乱しながらも、恋人である彩(川口春奈)の家へと急ぐ。ところが太郎の前に現れたのは、“アビゲイル騎士団”の後継団体、“聖母アビゲイル教団”の弁護士・杉森登(浜田信也)と太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)だった。そして杉森は、彩は自分たちの仲間であり、もう太郎には会わないと宣言。彩も一瞬だけ姿を見せるが、太郎から目をそらしてすぐに扉の向こうに消えてしまう。さらにハヤブサ地区に集まった聖母アビゲイル教団の信者たちはすでにハヤブサ地区の空き家に多数の入居をはじめており、その浸食の速さに消防団のメンバーは驚く。このままではハヤブサが教団に乗っ取られてしまうという危機感を募らせた消防団は、八百万町の町長・村岡信蔵(金田明夫)に働きかけるが――。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月01日中村倫也がミステリ作家を演じる「ハヤブサ消防団」の6話が8月24日に放送。中村倫也が演じる主人公・三馬太郎が放火犯の正体に気づくラストの展開に「考察が追いつかない」や「まさか」の声が上がっている。池井戸潤の同名小説を原作とする本作は、スランプ気味だった小説家が田舎に移住し謎に巻き込まれていくという物語。過去に凄惨な事件を起こした宗教団体「アビゲイル騎士団」の登場で、謎がさらに深まっている。ミステリ作家の三馬太郎を中村倫也、映像ディレクターでアビゲイル騎士団に入団していた過去を持つ立木彩を川口春奈、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光を古川雄大、消防団のメンバーで火事の被害を受けた山原賢作を生瀬勝久が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。彩(川口春奈)の過去を受け入れ、交際をスタートした太郎(中村倫也)。苦戦していた連載小説も最終回の評判はすこぶるよく、彩とともに過ごす何気ない日々に幸せを感じていた。そんな中、太郎は以前から次の放火のターゲットになると目をつけていた民家に太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)が出入りしているのを見かける。その直後、太郎の背後に消防団メンバーの山原賢作(生瀬勝久)が登場。実は、賢作は3年ほど前に真鍋の姿をハヤブサ地区で見かけ、不審に思ってひそかに見張り続けていたらしい。そこで2人は消防団に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかという推理を伝え次の放火の標的を探るべく聞き込みを開始する。その矢先、警告なのか、太郎の住む“桜屋敷”で炎が上がり――というのが6話の展開。無事に火を消しことなきを得る太郎だが、その後消防団のメンバーしか知らないはずの新刊のタイトルを真鍋が知っていたことから、消防団の中に真鍋と内通している人物がいるのではと疑問を持つ。そして江西和尚(麿赤兒)の協力を得た太郎は、犯人が誰か確認するため居酒屋「さんかく」で消防団と飲んでいるところに和尚を招く。そんな太郎のラストの「犯人がわかりました」発言に、SNSでは「考察が追いつかない」「放火犯はまさか…」「消防団員のわちゃわちゃが好きすぎて、犯人がいなければいいと思ってしまう」といった声が上がっている。また考察が盛り上がる謎に満ちたストーリー展開に「考えれば考えるほどみんな怪しい」「まだまだ二転三転しそうな予感」「どんどん面白くなってきましたね」など興奮の声が上がっている。果たして放火の犯人は誰なのか。またルミナスソーラーとは一体どんな組織で、何のためにハヤブサの土地を買っているのか。散りばめられた伏線の回収に、今後も期待が高まる。【第7話あらすじ】最新作の書籍化を記念して三馬太郎(中村倫也)のサイン会が都内の書店で開催される。そこで藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)らハヤブサ消防団のメンバーもそれに合わせて東京へと研修旅行にやって来る。一同は久々の旅行、そして大都会に大はしゃぎ。だが、食事の席で勘介は自分たちが不在の間にハヤブサで火事が起きないか心配だと不安をもらす。するとそれを聞いた太郎は意を決して「放火犯は今、ハヤブサにいない」ことを報告。そして自身が突き止めた連続放火犯の名を一同の前で明かすのだった。ところがその直後、さらなる衝撃の事態が太郎たちに襲いかかり――。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月25日中村倫也が田舎で消防団員になったミステリ作家を演じる「ハヤブサ消防団」の3話が8月3日に放送。連続放火犯のヒントが登場し「みんな怪しくてわからない」や「犯人、誰~?めっちゃ気になる」などの声が上がっている。池井戸潤の同名小説が原作の本作は、スランプ気味だったミステリ作家が自然豊かな田舎町に移住したことで遭遇する謎に迫っていくという物語。消防団に魅了され入団を決めた主人公・三馬太郎を中村倫也、町おこし企画で関わることになった映像ディレクター・立木彩を川口春奈、担当編集者の中山田洋を山本耕史、消防団メンバーで友人の藤本勘介を満島真之介が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ハヤブサ地区の町おこし動画用のシナリオを書き上げたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は、映像ディレクター・立木彩(川口春奈)と打ち合わせ。以前のそっけなさは消え、頼もしく企画を進めてくれる彩だが、実は“大事なこと”を太郎に隠していた。そんな中、太郎は亡き父が遺した昔のアルバムから、ほかの写真とは異質の雰囲気を漂わせる、美しい女性(小林涼子)のポートレートを見つける。以前ポストに入っていたシャクナゲの花を手に穏やかに微笑む彼女が気になった太郎は、謎の女性の素性を調べはじめる。その矢先、東京から担当編集者の中山田洋(山本耕史)が来訪。太郎の陣中見舞いというが、実際はハヤブサでゴルフや釣りを楽しむのが目的で、居酒屋で顔を合わせた消防団のメンバーともすっかり意気投合する。しかし翌日、山奥の渓流まで釣りに出かけた太郎と中山田は、帰路で迷ってしまう。しかもその山は、かつてハヤブサで自ら命を絶った女性の幽霊が出るといわれており――というのが3話の展開。その後、迎えにきてくれた勘介(満島真之介)と賢作(生瀬勝久)と無事合流でき、難を逃れた太郎たち。しかし翌日賢作の作業場が放火にあってしまう。賢作は煙を吸って生と死の淵を彷徨うが、分団長の郁夫(橋本じゅん)の救命処置により何とか息を吹き返した。そして後日、賢作が郁夫につい最近設置したという防犯カメラの映像を見せると、そこには放火犯の姿がうつっていた。その後、犯人の車に消防団員の帽子があるシーンが流れたことから、SNSでは「いったい放火犯は誰っ?ハヤブサ消防団の中に居るのか…」「とにかくキャストが豪華なので、誰が黒幕でもおかしくないのがすごい。みんな怪しい…」「まだ序盤だし、裏がある??」などの声が上がっている。果たして放火犯は誰なのか?誰もが怪しく見える展開に、今後も目が離せない。【第4話あらすじ】亡き父の法要のため“随明寺”を訪れたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は、これまで放火された人々は寺への寄進額がいずれも飛びぬけて高いことに気がつく。そんな中、三馬はすっかり消防団のメンバーと仲良しの編集者・中山田洋(山本耕史)から、太郎が脚本を執筆した町おこしドラマ企画が町長・村岡信蔵(金田明夫)のダメ出しを受けて中止になったと聞かされる。立木彩(川口春奈)から何も聞かされていなかった太郎は、彼女に本当のことを尋ねるが、彩は完成した脚本を町長に見せて考え直してもらうつもりだったと訴える。しかし太郎はウソをつかれたことがやるせなく、2人の仲は険悪になってしまう。そんな中、村岡がドラマのかわりに考案した町おこしイベントが開催される。ハヤブサに残る伝説にちなんでツチノコを捜索するという催しだが、消防団の面々も駆り出されることに。太郎たちはそこで、村岡にドラマ企画の再考を直談判する彩を見かける。さらに、村岡に挨拶する太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業スタッフ・真鍋明光(古川雄大)の姿も目撃。ルミナスソーラーは、町の中枢にも巧みに入り込んでいるようで――。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月04日「埼玉にある実家が放火されてしまったんですよ。犯人は僕が捕まえたんですが、可愛がっていた後輩芸人でした」衝撃のエピソードを語るのは、元吉本芸人のエッグ矢沢(37)。おかずクラブ、ニューヨーク、鬼越トマホークなど売れっ子の多いNSC(吉本総合芸能学院)東京校15期で、田村淳がMCを務めた人気バラエティ『クイズ☆タレント名鑑』(TBS系)などに出演していた。’16年に吉本興業を退社後もYouTubeなどを中心に活動を続け、芸人仲間も数多いエッグだが、なぜ後輩に実家を放火されてしまったのか。「昨年7月、福岡でイベント出演する日の朝でした。起きたら親戚や消防関係の方から20件くらい着信があって……。室内は荒らされて通帳などが盗まれていたので、最初は空き巣にやられたのかと思っていました」両親はすでに他界しており、事件当日、家に誰もいなかったのは不幸中の幸いだった。犯人は後日、意外な形で逮捕されたという。「思い出がつまった実家がぐちゃぐちゃでした。翌日が現場検証で、10日後から取り壊しと決まったのですが、僕は“犯人は必ず現場に戻ってくる”という予感があって、崩れかかった実家で寝泊まりしていたんです。取り壊しが始まった日のことでした。よく面倒を見ていた後輩芸人Aが、なぜか家の前にいて作業員と会話していたんです。事件のことはごく身近な人にしか伝えていなかったので、“怪しい”と直感が働きました。声をかけると逃げたので捕まえて、『おまえか?』と聞いたら『違う』と。混乱しましたが、警察に連絡をしました。事情聴取の間は“違ってくれ……”という思いだったので、自白したと聞いたときは腰が抜けましたね」事件は新聞でも報じられた。容疑者のAは事件の前から吉本興業を退社しているが、定職には就いていなかったという。「Aのカバンの中からうちの通帳も出てきました。現在は裁判を待っている状態なので、詳しい動機などはわかりませんが、僕に対してなんらかの恨みがあったのでしょう。彼の両親からは謝罪を受けています。事件から半年以上がたちますが、今も毎日のように思い出しますし、夢に出てきて目が覚めることもあります。まだ感情が整理できていません」吉本興業を退社後は、ミャンマーで出家し、主にタイや福岡で活動してきたエッグ。いまだ事件の精神的ショックからは回復していないが、この春、結婚することができた。相手は20代のタイ人会計士だ。「彼女とは昨年春、僕が謎の高熱のためにタイのサムイ島で入院していたときに出会いました。しっかりしていて会話が合うし、ケンカしても仲直りができる。僕もいろんなことがありましたが、コロナ禍も収束に向かっているし、前に進もうということで結婚を決断しました」これからは夫婦でタイのサムイ島を拠点に活動していくというエッグ。芸人とビジネスの2足の草鞋になるという。「吉本を退社する時、後悔するんじゃないかという不安がすごくありました。周りの芸人やスタッフさんたちからも、辞めないほうがいいと何度も言われました。退社から7年たちますが、後悔したことは一度もありません。芸人と会うことが少なくなって寂しいと思うことはあるけど、自分の仕事を自由に判断して、フットワーク軽く動けるのが合っているんでしょうね。夢は叶っています」大きな苦難がありながらも、組織に縛られずグローバルに活躍する生き方はまさに破天荒。これも新しい時代の芸人の生き方なのだろう。
2023年04月14日米ジョージア州アトランタのピーチツリーシティにある大型スーパーマーケット「ウォルマート」で8月24日、大規模な火災が起こった。放火の疑いで逮捕されたのは、わずか14歳の少女だったとCBS NEWSなど米国の主要メディアが報じている。通報を受け、消防隊が現場に到着したのは8月24日の午後7時20分頃。地元テレビ局の46NEWSによると、幸いにもケガ人は出なかったが、消火作業は翌朝まで続いたという。ピーチツリーシティ消防署のジェフ・フェルメット署長は「ソーシャルメディアで流れた出火当時の写真やビデオから、出火原因の特定や容疑者の絞り込みを行うことができた」と記者会見で述べたと、46NEWSは伝えている。8月30日の夜に捜査令状が発行され、捜査員が容疑者の自宅へ。事情聴取の結果、14歳の女子中学生が拘束され、第一級放火罪で起訴された。明確な放火の動機は見当たらず、何らかの組織活動に参加していた形跡もないと当局が発表したと、前出の46NEWSは報じている。SNS上には、「TikTokチャレンジではないか」と推測する声も上がっている。
2022年09月02日2019年7月18日、アニメ制作会社『京都アニメーション(通称:京アニ)』の第1スタジオで発生した、放火殺人事件。2022年7月18日で、事件発生から3年が経ちます。同日、京都府伏見区にある、京都アニメーションの第1スタジオ跡地では追悼式が行われ、関係者約120人が出席しました。また、京都アニメーションは、YouTubeで追悼のための映像を配信。映像は、同日18日の24時まで閲覧することが可能です。三年目の追悼式の映像配信は終了いたしました。配信映像は本日7月18日(月)終日まで弊社YouTube公式チャンネルにてご覧いただけます。 — 京都アニメーション (@kyoani) July 18, 2022 多くの人に衝撃を与えた、痛ましい事件。京都アニメーションの追悼式や追悼映像の配信に対し、ネットからは、さまざまな声が寄せられました。・京アニの作品が大好きです。謹んで哀悼の意を表します。・追悼の場を用意してくれて、ありがとう。二度とこんな事件が起きないようにと、心から祈ります。・犠牲者の方々のご冥福を心から祈ります。いつまでも、1人のファンとして、京アニを支えていきたいです。遺族のほか、ともに仕事をしていた京都アニメーションの社員や、関係者の精神的なつらさは計り知れないものでしょう。しかし、京都アニメーションは、事件後も新たな作品を生み出し続けています。前を向いて作品を生み出し続ける京都アニメーションを、応援したいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月18日京都アニメーションで放火殺人事件が発生してから、7月18日で1年を迎えた。京都市伏見区の第1スタジオが全焼し、社員36人が死亡。33人が重軽傷を負った大惨事は、世界中を震撼させた。各メディアによると同日に事件現場で追悼式が行われ、八田英明社長や遺族らが参加したという。また京アニはYouTubeで、追悼のための映像を配信。事件発生時刻の午前10時35分に、黙とうが捧げられた。国内外からは、亡くなった方々への冥福を祈るメッセージが寄せられている。「人を大切にし、人づくりが作品作り」を企業理念に掲げている京アニ。京都新聞によると、八田社長は今後について「建物を新しく建てるのが再建ではない。一番大きいのは心。作品を作り続けることを大事にしたい」と語ったという。いっぽう犯行に及んだ青葉真司容疑者(42)も、事件当日に全身に重度のやけどを負った。一時は重篤な状態が続いたが、皮膚の移植手術など高度な医療技術で回復。容体が安定し「勾留に耐えられる」との判断を受け、5月27日に逮捕・送検された。現在は事件当時の刑事責任能力や精神状態を調べるため、精神鑑定が行われている。身柄を確保された当時、「京アニに盗作された」と動機を供述していた青葉容疑者。日経新聞によると、京都府警は青葉容疑者が「いっぽう的に恨みを募らせて犯行に及んだ」との見解を示しているという。逮捕後、京アニ作品『ツルネ―風舞高校弓道部―』が「場面の一部が自分の小説と似ている」と主張していると判明。同作は18年10月から19年1月までNHKで放映されていた。これについて京アニ側は、「同一、類似の点はない」と盗用を否定しているという。「青葉容疑者は『ツルネ』の放映期間中にネット掲示板で、京アニに対して『パクってやがる』など書き込んでいたといいます。過去に“学園もの”で小説を応募しましたが、形式面の不備で落選。応募作品の内容が確認される前に、除外されていたそうです」(全国紙記者)青葉容疑者に対して、厳しい声が広がっている。《妄想のある人が必ずしも犯罪を犯すわけではないし、例え盗作を確信していたとしても犯行が許容される理由にはならない》《1万歩譲って仮に盗用があったとしても、あんな事件を起こして良い理由にはならない》《青葉真司氏には、ちゃんと罪と向き合い、罰を受けて償ってほしい。法で裁かれて、事件の真相を全てつまびらかにしてほしい》治療を担当した医師は17日、NHKの取材に応じ「事件が迷宮入りしないため救命に尽力した」と語った。青葉容疑者には事件と向き合い、自らの言葉で説明してもらうことを望んでいる。
2020年07月18日2019年7月18日に京都市伏見区で発生した、アニメ制作会社『京都アニメーション』の第1スタジオが放火された事件。スタジオの1階に侵入した男性が、ガソリンをまいて火を付けて全焼させました。建物内にいた社員36人を殺害、30人以上を負傷させた痛ましい事件は、日本のみならず世界を震撼させました。京都アニメーション「奪われた仲間は戻ってこない」産経ニュースによると、2020年5月27日、男性の逮捕を受け、京都アニメーションが代理人弁護士を通じてコメントを発表したそうです。京都アニメーションのコメント全文は以下の通りです。「容疑者に対し、改めて寄せる言葉はありません。行いと結果がすべてです。容疑者が自らの行いにどのような弁解をしようが、結果についていかなる反省の弁を述べようが、命を奪われた仲間たちが戻ってくることも、傷つけられた仲間たちの傷が癒やされることもありません。遺族やご家族、友人の方々は今も、そしてこれからも、取り返しのつかない現実と向き合っていかなければなりません。それは、私たちも同じです。会社としては当然、法の定めるところに従い、容疑者に対する刑事責任については最大限、追及されるものと承知しております」産経ニュースーより引用このコメントに対し、ネット上では悲しみの声が相次いでいます。・涙が出ました。本当にその通りだと思います。・胸が痛い。願いが叶うなら、あの日の前に時間を戻してほしいです。・京アニのコメントを見てまたつらくなった。日本の宝は戻ってこない…。男性自身も一連の事件で重いやけどを負って入院し、治療を受けていましたが、同日京都府警は「一定程度回復して取り調べなどにも耐えられる」と判断し、逮捕に至ったとのこと。男性の犯行動機がどんなものだったとしても、たくさんの命を奪った卑劣な行為は、許されることではありません。亡くなった人は帰ってきませんが、遺族の心が少しでも癒えるよう祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日暖房器具の使用や空気の乾燥などにより、火災が多く発生する季節となりました。消防庁の調べによると、平成26年1月から6月における出火原因の第一位は「放火」です。「放火の疑い」を含めると全体の17.1%を占め、第二位「たばこ」9.5%の2倍近い件数となっています。また、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府など、大都市を抱える都道府県で放火の発生件数が多くなっています。今回は、放火の被害に遭わないための対策と、放火被害の備えとして、火災保険の上手な入り方を紹介しましょう。放火の発生には特徴がある?東京消防庁が発表している「平成25年中の住宅火災・放火火災の実態」をみてみると、放火の特徴がみえてきます。それでは、放火には、どのような特徴があるのでしょうか。放火以外の火災は、冬から春にかけての乾燥する時期に多発します。しかし、放火は季節の影響をうけません。また、人々が活動をする朝から夜にかけては放火以外の火災が多いのに対して、放火は日が沈む夕方から人々が眠る深夜にかけて多く発生するのが特徴です。放火の発生状況を曜日別でみてみると、月曜日が他の曜日よりも若干多いようです。家族や財産を放火から守る方法は?放火については以下のような対策が効果的です。近隣の方々とパトロールをする深夜でも玄関灯や門灯を点けておく侵入感知センサーや防犯カメラを設置する門扉・車庫・物置などの施錠を忘れない燃えやすい物は人目のつかない場所に整理整頓しておくごみ出しのルールを守る自転車のかごに物を放置しない車両カバーは防炎製品を使用するすぐに取り入れるには難しいこともありますが、できることから対策をしていきましょう。いざ、火が出てしまったときのために、どう備えたらいい?どんなに注意を払っていても、火が出てしまうことはあります。火災によりすべての物が燃えてしまっても、すぐに元通りにできる経済的余裕があるならいいのですが、そのような方は多くはないですよね。特にローンを抱えていらっしゃる方には、やはり火災保険が頼りになります。ここからは、火災保険の上手な入り方についての4つのポイントを説明します。ポイントその1.保険金額を正しく設定する建物の保険金額は、同じものを再築・再取得するのに必要な金額「再調達価額」を基準とするのが一般的です。分譲マンションや建売住宅の場合、購入金額には土地代などが含まれているので、購入価格と保険金額が同じにならないことに注意が必要となります。また、被災後の生活が心配だからと、評価額よりも高い保険金額で契約した場合、実際に損害が発生した時には、評価額を超える部分の保険金は支払われません。この場合、多く支払った保険料がもったいないですね。反対に、保険料の支払い金額を抑えるために、評価額よりも低い金額で契約した場合、支払われる保険金が損害額から減額されることがあります。少しの節約のつもりが、いざというときに充分な補償が受けられない可能性があります。このようなことがないように、適正な保険金額で契約することが大切です。ポイントその2.不要な補償を外す火災保険では一般的に、火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、水災、盗難、水濡れ、破損・汚損などがセットになっています。ご自分の環境で不要と思われる補償を外すことができる商品もありますので、検討されてはいかがでしょうか。特に水災は、マンションの中高層部にお住まいの方には必要性は低いかも知れません。ただし、高台に建つ戸建てにお住まいの方も、水災の補償は必要ないのではないかと思われがちですが、大雨による土砂崩れは水災の補償に含まれますので、土砂災害の危険性がないか、水災の補償が本当に不要かどうか、よく検討しましょう。ポイントその3.免責金額を高く設定する免責金額とは、損害の一定額を自己負担する金額のことで、商品によって異なりますが一般的には5,000円から10万円程度で、契約時に設定します。免責金額を設定すると支払われる保険金は、「損害額-免責金額」になります。例えば、保険金支払対象の損害額が200万円、免責金額が10万円の場合、支払われる保険金は、200万円-10万円で190万円となります。損害があった場合の自己負担金額は高くなりますが、この免責金額が高いほど、保険料負担は軽くなります。ポイントその4.保険期間を長くする保険期間を長期にし、保険料を一括払にすることによる割引も、保険料を軽減させる一つの方法です。ただし、地球温暖化によって自然災害の将来予測がしにくくなっていることから、現在は最長36年ある長期契約ですが、基準となる料率の適用期間が10年に変更されたため、今年10月以降に契約となる火災保険の契約期間は10年までとなる見込みです。一度契約してしまうと、なかなか見直しをしない火災保険ですが、いざというときに役に立つ補償内容になっているのかどうか、一度じっくりと見直されてはいかがでしょうか。コラム執筆者プロフィール 中垣 香代子(なかがき かよこ)CFP(R)/2級ファイナンシャルプランニング技能士損害保険会社に約10年勤務後、子育てに専念。約20年間の専業主婦の後、ファイナンシャルプランナーとなる。「老後のお金サポーター」として、相談業務の他、40~50歳代女性にお金の知識をわかりやすく伝える活動をしている。また、自身の経験から、経済的理由で進学をあきらめるお子さんが一人でも減ることを願い、就学支援の情報発信にも力を入れている。老後のお金を一緒に考える事務所 所長。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年01月13日1審判決を支持2005年12月、広島県福山市で経営していた喫茶店に火をつけ、当時50歳の夫を殺害したとして逮捕・起訴された辻富美恵被告(51)の控訴審判決が10月28日、広島高裁でなされた。複数のメディアが報じた。判決で竹田隆 裁判長は、無期懲役を言い渡した1審の判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。事件のいきさつ辻被告は2005年12月28日の夜、「兄を紹介する」などと言って夫を喫茶店に呼び出し、睡眠薬で眠らせたあと液体燃料をまいて放火し、夫を殺害。9日前に結婚したばかりの、夫名義の生命保険金などを得ようとしたうえ、2006年3月~12月にかけて遺族厚生年金約105万円をだまし取ったとされる。産経ニュースによれば、2審で弁護側は「出火当時は現場におらず、辻被告が犯行を行うのは不可能」などと主張したが、裁判長は「時刻を偽装するメールなどは犯行の意志を強く推認させる」などとして弁護側の主張を退けた。
2010年10月31日木造の自宅に灯油をまく2004年7月に青森県の中泊町(当時の中里町)の自宅に放火をし、火災保険金を騙し取ったとして女性3人が逮捕されるという事件が発生した事は、複数のメディアが報じた。容疑者は40代の女性2人と50代の女性1人。事件は3人が共謀して塚本良恵容疑者(47)の自宅に灯油をまいて火を放ち、木造2階建ての住宅や車庫などを焼いたという。※画像はイメージ保険金は1,800万円超その後2005年2月25日、契約していた農業協同組合から火災保険金1,871万5,137円を騙し取った。塚本容疑者は亡父の名義であった家にも火を放った疑いがもたれている。報道によれば3人は知人で、「生活が苦しかった」などと理由を述べているという。本年の9月2日には、福岡市の20代のアルバイトが建物に放火をした罪で3年の懲役を言い渡される事件があり、また9月17日には元市議会議員が放火と詐欺未遂で懲役7年の判決が下された。
2010年09月30日