次回に続く(全6話)は毎日21時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2022年08月10日株式会社東洋経済新報社は、教育に関する深掘りした情報を提供するメディア『東洋経済education×ICT』主催で、教員、各地域教育委員会など教育従事者の皆様を対象としたウェビナー『いま必要なデジタル・シティズンシップ教育 基礎編 -「危険性の強調」から「賢く活用できる力」の育成へ-』を2022年9月3日(土)にオンライン配信で行います。「デジタル・シティズンシップ教育」を取り入れる前に、知っておくべき基礎情報これまで日本では、情報社会の危険性を強調して、ICTを安全に使うための知識やスキルを学ぶ「情報モラル教育」が行われてきました。しかし、GIGAスクール構想が着々と進行している今、これまでの「情報モラル教育」ではカバーしきれないことが明らかになり、世界では一般的になりつつある、自らが善しあしを判断しながら賢くICTを活用できる力を身に付ける「デジタル・シティズンシップ教育」に注目が集まっています。GIGAスクール構想を意味のあるものにするためにも、この教育を取り入れることは教育界全体にとって最重要事項といえます。今回は基礎編として、情報モラル教育との違いは?「デジタル・シティズンシップ教育」を実践する際のポイントは?など、「デジタル・シティズンシップ教育」を取り入れる前に、知っておくべき基礎情報を法政大学キャリアデザイン学部教授の坂本 旬氏を迎えてお伝えします。■セミナー概要セミナー名: いま必要なデジタル・シティズンシップ教育 基礎編-「危険性の強調」から「賢く活用できる力」の育成へ-開催日時: 2022年9月3日(土)14:00~15:30 終了予定開催形式: オンラインライブ配信(Zoom)参加費: 無料(事前登録制)主催: 東洋経済education×ICT申込: (画像はプレスリリースより)【参考】※申し込みURL
2022年08月06日子どもができたらどういう保険に入れば良いの?YouTube・ままのてチャンネルでは、ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子先生に、「子どもができたときの保険」について伺いました。見直したい保険のポイントや検討した方が良い保険、すでに入っているかもしれない保険を詳しく解説しています。※この動画は2019に撮影した内容です。どういう保険に入れば良いの?パパやママのもしものときを考えて、子どもが独立するまでの生活費や教育費の保障がある保険に入っておくことがおすすめ。収入保障保険を考える。※子どもの教育費はひとり2,000万円程度と解説していますママのための医療保険ママが病気になってしまったとき(長期入院なども)、シッター代などがかかる可能性も。その場合に備えて、ママが医療保険に薄く入っておくのもおすすめ。子どもが活発になってきた頃の保険自転車事故や身近な事故を保障する個人賠償責任保険は、絶対に入った方が良いとする理由を解説。特約などですでに入っているケースも?他にも、どのような保険に入っておくと安心かを丁寧にご紹介しています。5分程度で視聴できる動画なので、ぜひ家事や育児の合間にチェックしてみてくださいね。動画は字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪動画目次0:39 どういう保険に入ればいいの?1:47 収入保障保険ってなに?3:01 ママのための医療保険3:54 子どもが活発になってきた頃の保険4:36 家族みんなを守ってくれる保険※この動画は2019年8月に公開したものです。あらかじめご了承ください。鈴木さや子先生×ままのてチャンネルの動画災害に備えた保険【FPが解説】災害に備えて入るべき保険|どの保険に入ればいいの?保険の判断基準を伝授!0:41〜まずは火災保険をチェック!1:56〜自動車保険もチェックしよう3:08〜災害用の保険には入った方がいいの?4:20〜保険に入るべきかの判断基準とは?ふるさと納税【超簡単解説】ふるさと納税のやり方や仕組み!ワンストップ特例やおすすめ返礼品は?|ファイナンシャルプランナー解説0:13〜ふるさと納税はどんな制度?1:21〜どうやって申し込めばいいの?2:15〜シミュレーションをしてみよう3:22〜ワンストップ特例制度はどんなもの?4:14〜ふるさと納税は災害支援もできる?賢く貯金【賢く貯金:前編】財産を貯めるコツをファイナンシャルプランナーが解説1:07貯蓄上手ってどんな人?2:17貯金ができる体質になろう3:31キャッシュレスは貯蓄につながる?子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。お役立ち&楽しい漫画動画をたくさん配信しているので、ぜひチャンネル登録してくださいね。
2022年07月15日生きる上でなくてはならないお金。だからこそ、子どもには正しい知識を身につけてほしいと願うものです。でも、親である私たちはお金について学校で習う機会が少なかった世代。お金に対して、苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。「お金の知識に自信がなくても、大丈夫。お金の教育は “生きる力を育むこと” で、“知識”よりも先に伝えるべき大切なことがあるんです」と話すのは、金融教育ディレクターの橋本長明さん。日本銀行出身でお金についての講演も多数おこなっている橋本さんですが、「じつは私も資産運用は苦手で…」と苦笑い。親しみやすい人柄とポジティブなわかりやすい解説で、2月に上梓された 『すてきな相棒! おかね入門』 (リトルモア 刊)も評判をよんでいます。そんな橋本さんに、家庭でいつからどのようにお金の教育をしたらいいのか、2回に渡ってお話を伺います。前編の今回は、 親が知っておくべきことや4つの基礎教育についてです。橋本長明 プロフィール金融教育ディレクター、ブランディングディレクター、選曲家ほか。東京生まれ。大学卒業後、日本銀行入行。静岡支店、情報サービス局、金融広報中央委員会事務局、調査統計局などに10年在籍し退職。日銀では、学校教育における金融教育の概念作りや「金融教育元年」事業に注力したほか、広報、ブランディング、景気分析などを経験。その間、いろいろな個人活動で人々と出逢い、現在は金融教育やブランディングを軸とした講演・執筆活動、企業や個人のブランディング、銀行の金融教育企画・運営、選曲家/DJ、ISETANの企画など、人や社会が楽しくなり、何かを考えるきっかけを創る活動をしている。文化服装学院特別講師、日本FP協会会員。「お金の教育」とは “生きる力を育むこと”この春から高校の授業で “債券” や “投資信託” が教えられることになった、というニュースはご存知ですか? じつは2020年には小学校、2021年には中学校ですでに新たな金融教育がスタートしています。このタイミングでお金の教育をはじめなきゃと考えるご家庭も多いかもしれません。でも、何からはじめていいのか悩みますよね。「“お金の教育”というと、イメージで投資や資産運用など、金融商品やお金を増やすテクニックの話に偏りがち。でも、そもそもお金自体に価値はありません。だって無人島にお金を持っていってもただの紙切れで、何の役にも立ちませんよね。お金は、使う場所があってこそ機能するもの。あくまでいまの経済社会のなかで役立つ “便利な道具”なんです。まずそこをきちんと理解したうえで、その道具=お金を使ってどんな夢や目標を叶えたいか、どんな暮らしをしていきたいかを考えることが重要です。それを理解していないと、お金だけを追い求めたり詐欺に関与してしまったり、人生が大きく狂ってしまいます。まずはお金とは何か、そのお金を使ってどうなりたいかをお子さんといっしょに考えてみましょう!」選曲家/DJの顔も持つ橋本さんのご自宅兼オフィスには、大切にしているレコードやアートが並ぶ。大好きで集めているという愛らしい鳥モチーフのオブジェも。もともと先進国の中では遅れをとっていた日本の金融教育。しかし、キャッシュレス社会でお金を使う実感が乏しくなるなか、成年年齢が18歳に引き下げられて、高校生のうちからクレジットカードや住宅ローンが組めるようになったことなどから、金融教育の授業が必修化されました。また、少子高齢化が進み、自分たちで資産形成しなくてはならない状況が差し迫ってきていることから、幼い頃から金融リテラシーを身につけて、お金の管理をできるようにしておくことが重要視されるようになってきました。「そういう時代だからこそ、自分の軸をしっかり持って、将来叶えたいことは何なのか、そのためにお金がどれだけ必要なのか、その必要な分をどうやって稼ぐかという思考プロセスを経ることが大切。たとえば、子どもが“大金持ちになりたい!”といったら、“何のために?”と問いかけてみましょう。その答えが、“お菓子がたくさん食べたいから!”でもいいんです。自分がどうなりたいか、そのために何が必要かを考えると、社会の仕組みを知ろうとするし、どういう社会にしていきたいかを考えることにもつながります。また、その過程で決断する力も育まれていくはずです。お金の教育は、広義にいえば“生きる力を育む”こと。日本の金融教育プログラム(金融広報中央委員会<事務局:日本銀行情報サービス局内>)でも掲げられているんです」基礎教育 1:お金の価値観まずは、お金そのものには価値はなく、道具であるという認識を持たせること。つぎに、その道具を使って自分はどうなりたいのか考えること。そしてその過程を経てから、金融教育の基礎教育である4つの分野「お金の価値観」「お金を使う」「金銭管理」「お金を稼ぐ」をマスターするといいそう。「お金の価値観では、お金自体に価値はないと覚えてもらうことです。1万円札の場合、製造費用は約22円。国の信用で1万円となるが、戦争・紛争などで紙屑のようになることも。一方、お金には『価値交換、価値尺度、価値保存』という3つの大変優れた機能を有した、経済社会にはなくてはならない便利な道具。生きるため、夢や目標を叶えるために必要であり、道具であるお金を追い求める人生はおかしいんです」金融広報中央委員会では、小学生から高校生まで年代別に教えるべき金融教育の目標をまとめています(※)。金融広報中央委員会(事務局:日本銀行情報サービス局内)とは、政府や日本銀行、地方公共団体や民間団体等が協力して、中立公正な立場から、暮らしに役立つお金の情報提供や、金融教育の支援をおこなっている団体。橋本さんは日本銀行時代にこの委員会にたずさわり、まだ身近ではなかったお金の教育に親しみを持ってもらえるようブランディングに尽力するなど、いまの金融教育のベース作りに注力しました。※金融広報中央委員会「 金融教育プログラム 学校における金融教育の年齢層別目標 」(2021年3月改訂版)基礎教育 2:お金を使う前出の 金融教育プログラム でも、小学校低学年では“ものやサービスを購入するとき、お金を払う必要があることを理解”とあります。そしてもうひとつあるのが、“実際にものやサービスを購入する”こと。これが基礎教育の「お金を使う」にあたります。「使う」とは、「消費」と「投資」、そして「浪費」の3つに分類できます。くわしくは後編で!「実際にお金を使う経験をさせるときは、現金を使うことがポイントです。実際のお金に触れて人とやりとりしないと、リアルな体験にはなりません。また、お金を使って何かを購入する前に、それは自分にとって必要なもの=ニーズ(needs)なのか? 欲しいもの=ウォンツ(wants)なのか? ニーズ or ウォンツを考えさせるのが大切です。たとえば、鉛筆。勉強に使うために足りない分を買うならニーズ、鉛筆の絵柄が気に入って家にあるのに買うならウォンツになります。それを考えることで無駄づかいを防ぐことができるし、ウォンツなら我慢しようかと問いかけることもできます」基礎教育 3:金銭管理ニーズかウォンツかを考えてお金を使ったり、お小遣いやお年玉でもらったお金を貯金しようなどと自分で決断できるようになったら、「金銭管理」を学ぶチャンスです。金銭管理にはお小遣い帳が最適。ロードマップでは小学校中学年(3~4年生)から実践することが推奨されています。お小遣いの学習では、子どもたちの将来の健全な金銭管理能力を養うほか、「お金は無尽蔵なものではなく、働く対価としてやってくる」、「我慢することの大切さ」、「目標に向かって努力すること」など、道徳的なこと、社会における大切なことを学ぶことができます。「お小遣い帳って大人でも挫折することがありますよね。正確につけようと神経質になるよりも、お金を使ったら記録するという習慣をつけることが大切。スタート時期はいつからでもいいので、1年間を目標につづけてみてください。私が監修した お小遣い帳 には、最初に今月の夢や目標を書く欄があったり、ニーズ・ウォンツの記載もできるようになっているので、お子さんとの対話のきっかけにもなるはずです」基礎教育 4:お金を稼ぐお小遣い帳をつけるようになるとお金の出入りがひと目でわかるようになるので、「お金を稼ぐ」ことについても興味が沸いてくるかもしれません。ここでいうお金を稼ぐとは、お金を得るにはどんな手段があるかを知ったうえで、働き方を考えること。そして働くとは、お金を稼ぐためだけではない。働く時間は、人生の多くを占めることになるから、その多くの時間を使って、単にお金を稼ぐだけではもったいないよね! という話に繋げていきます。(これについては、後編でご紹介します)。実際に子どもがお金を稼ぐことはなかなか難しいのですが、お手伝いのお駄賃(対価)としてお金をあげるというルールを決めているご家庭もあるのではないでしょうか。「アメリカではお手伝いを報酬制にしている家庭も多いですよね。働いた対価としてお金がもらえるということを幼いうちから体現できるのはいいこと。お金をあげないとお手伝いをしなくなるかもと心配される親御さんもいるようですが、子どもって頼りにされたり人の役に立つのがうれしいもの。たとえお金を渡し忘れても続けてやってくれているという声はよく聞きます。もしお手伝いが適当になってしまったり、逆に回数をねだられる不安があるなら、ひと月にこれだけやったらいくらというサブスク制にするのもおすすめです」次回の 後編 では、具体的に子どもにお金に関する質問をされたときにどう答えるべきかや、 親がした方がいい行動・NGな行動 について、Q&A形式でご紹介します。 「すてきな相棒! おかね入門」 橋本長明 著(リトルモア刊) 日本銀行出身・金融教育ディレクターの著者が今こそ伝えたい、「おかね」との付き合い方。おかねの知識やマナーから、経済のしくみ、将来の自分を思い描くヒントまで授業形式でさまざまなワークをこなしながら、楽しくポジティブに学べる本です。今までにない切り口で、子どもも大人もいっしょに考える「おかねってなに?」。取材・文/佐々木彩子 撮影/村上未知(*を除く)
2022年07月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「世界の女子教育」です。ジェンダー意識に限らず、構造的な問題にも関わる。世界では、6歳から17歳の約1億3200万人の女子が教育を受けられていません。また、非識字人口の約3分の2が女性。発展途上国では約3人に1人の女子が、18歳未満で結婚(児童婚)を強いられています。これらは貧困が大きな原因になっています。女子教育が遅れている地域は主に新興国や発展途上国ですが、「ジェンダー意識が低いから」という単純な理由に限りません。これは産業構造やコミュニティの維持と深く絡んだ問題なんですね。古い慣習のなかでは、女性は家を守り、男性が外に働きに出る暮らしが根付いています。一方では、女子が1年でも長く初等教育を受けると、その子が将来手に入れられる収入が11%アップするという世界銀行の調査結果もあります。つまり、村の豊かさを得るためにも、女子に教育が必要であることを知ってもらう必要があります。カンボジアのある農村部では、男は外へ出稼ぎに行き、女性とお年寄りが留守を守っていました。女性たちは稼ぐ力がないので、病気になっても現金が手元になく亡くなるケースも。そこで日本のNGOが入り、地域に溜め池を作り、家庭菜園で付加価値の高いハーブを作り、それを都市部の自然食品店に売るなどして、女性たちが現金収入を得られるようになりました。このような知恵は、教育を受けることによってより手に入れやすくなります。アフガニスタンのタリバン政権は、3月に女子の高等学校の再開を撤廃しました。ナイジェリアでは過激派組織、ボコ・ハラムが教育を受ける女子をさらい世界を震撼させました。「ボコ=西洋式」「ハラム=禁じる」。イスラム原理主義的な考えでは、女子教育は西洋的だからと禁じられています。日本でも複数の大学の医学部入試で、女子の合格者数を減らすために女子を不利に扱う判定基準があったことが判明しました。それも、女性はキャリアを離れる時期があるとか、深夜勤務をさせられないといった思い込みがあり、男性医師の数を増やそうとする作用が働いているのでしょう。男女平等に教育機会を得ることにより、逆に、男性にとっても生きやすい社会になるという認識が広がるといいなと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2022年7月13日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年07月08日ガソリンや小麦粉など、身近なものの物価上昇が続く今日この頃。子育て世帯なら住宅ローンや子どもの教育資金、自分たちの老後など、これからまだまだお金が必要に…。将来への備えが足りるか不安なママも多いのでは?先が見通しにくいこのご時世、家計をスマートに管理してお金を貯めたいのはみんな同じ。でも節約ばかりでは家の中もギスギスしてしまいますよね。理想は、自分たちらしい心地よい日々を送りながら未来へも備えられる暮らしです。そこで今回は、多忙なママたちもすぐ実践できる、貯蓄力アップにつながる「お金の習慣」をご紹介! お金の専門家・ファイナンシャルプランナー風呂内亜矢(ふろうちあや)さんのコメントもご紹介します。今すぐ見直したい! 2つの「お金の習慣」子育てや家事、仕事に追われるママが、お金をしっかり管理していくのは本当に大変なこと。「うまくまわしている」つもりでも、気づかぬ浪費グセがあったり、家計管理に手間をかけすぎていたり…。視点を変えることで、そうしたムダを省ければ、貯蓄力アップにつながるでしょう。そこでママたちにおすすめしたい「お金の習慣」は、次の2つ。どちらも、とてもシンプルですぐに実践できます。1:「現金払い」の頻度を減らしてみる2: ネットショッピングの支払い方法を見直す【その1】「現金払い」の頻度を減らしてみる今はお金を払う方法もいろいろありますが、「キャッシュレス決済と現金利用に関する調査」(※1)によると、最もよく利用する決済手段の1位は「クレジットカード」(42.9%)、2位が「現金」(27.1%)でした。また、6割以上の人が現金とキャッシュレスを併用しているという結果に。※1:ビザ・ワールドワイドが2021年12月17~20日に全国20~60代男女800人を対象に実施したインターネット調査近年、キャッシュレス決済ができる場面が増えていますが、場所によっては現金で払ったほうが早いと感じることも。でも、現金払いは知らないうちに手間が発生している可能性もあるのです。お釣りのやり取りが発生したり、そもそもお財布に現金を準備するためにATMで引き出していたり…。利用履歴を振り返るにも、現金の場合はレシートの保管や記帳が必要となります。そこでおすすめしたいのが、現金払いのキャッシュレス決済への切り替えです。現金での支払いは、あとから「何に使ったんだっけ?」ということもしばしば。どうしても使途不明金が多くなりがちですが、支払いと同時に銀行口座からすぐに引き落とされ、即口座に反映されるデビットカードなら、いつでも利用履歴を確認できるので “支払いの見える化” が可能です。また、口座の残高以上は使えないので使いすぎの心配もありません。Visaデビットなら、スーパーやドラッグストア、レストラン、ファーストフード店やカフェ、コンビニ、本屋さんなど、ネットショッピングを含め日々の買い物に使えます。店頭やレジにVisaのタッチ決済対応マークがあれば、タッチ決済(非接触決済)することができ、支払いもスピーディ! 利用履歴もスマホからいつでも確認できるので、隠れていたムダも見えやすくなり、スマートな家計管理ができるようになります。とはいえ子育て中のママは、学校や習いごとにまつわる支払いなど、どうしても現金が必要な場面も多いもの。だからこそ、“現金は用途が決まっている項目だけ”と決めて引き出す、強い“意識”が必要です。「ママたちは“現金が必要な場面”に直面することが多いため、習慣的に現金を利用し、キャッシュレス決済ができるシーンでも現金を使ってしまう可能性がありそうです。現金以外で払えるシーンはキャッシュレスに切り替えることで、現金を温存した上でATMに通う回数を減らせます。ATMの利用手数料は上昇傾向なので、使う頻度を減らしていけると、家計としても有利です」(ファイナンシャルプランナー 風呂内さん)現金払いしていたものを、現金と同じように使えるデビットカードに切り替えていくことで、ATMで現金を引き出す回数も減り、ATMに並ぶ時間と利用手数料の削減にもつながりますね。【その2】ネットショッピングの支払い方法を変えてみる子育て世代に便利なネットショッピング。食材、子どもの服、生活雑貨まで、何でもそろいますね。うまく利用すれば、買い物の交通費や時間が節約できる一方で、気軽さゆえについ使いすぎてしまうことも。ネットショッピングはクレジットカード払いが一般的ですが、「使いすぎてしまわないか不安」という人は、支払い方法をデビットカード払いに切り替えてみるのも一案です。実は「デビットカードをよく使う人は貯蓄力が高い」というデータもあります。「キャッシュレス決済と現金利用に関する調査」(2021年12月 ビザ・ワールドワイド調査)では、最もよく使う決済手段が現金であるユーザーの 28.6%が「月々の貯蓄をしていない」と回答したのに対し、デビットカードを最もよく使うユーザーでは17.6%にとどまりました。デビットカードなら、わが家の貯蓄額をいつでもこまめに確認することができます。“家計を見える化”しやすいデビットカードの特長が、貯蓄習慣確立の助けになっているのかもしれません。貯蓄力アップのカギは「家計の見える化」モノの値段が上がれば、お金の価値は下がる一方。家計がどんぶり勘定だと、子どもの成長につれて、家計はどんどん苦しくなってしまう可能性も。子どもが小さいうちから「お金を貯める習慣」をつけておくことが大事です。そのための第一歩が“家計の見える化”。「着実な貯蓄を行うには、一定の貯蓄割合を決めて、機械的・自動的に継続していくことが重要です。“できるだけお金を使わずに残った分を貯蓄しよう”という試みは、続けるのが難しいことが多いです。利用するとすぐに引き落とされ情報が反映されるデビットカードなら、我が家の貯蓄額をいつでもこまめに確認ができ、利用履歴も自動的に残ります」(ファイナンシャルプランナー 風呂内さん)現金だとこまめに家計簿をつける必要がありますが、利用するとすぐに引き落とされ、口座にも即反映されるデビットカードなら「家計も見える化」しやすいため、かんたん&スマートな家計管理が叶います。現金払いしていたものをデビットカードへ切り替えていけば、ATMへ並ぶ時間や手数料の節約に。お金の出入りをシンプルにすることで、ムリなくお金を貯めやすくなります。子どもたちの「金融教育」に向けてデビットカードの使い方を知ろう限られた収入の中でお金を貯めていくには、わが家に必要なものをムダなく選びとり、お金の出入りもシンプルに管理していくことが必要になってきます。デビットカードならお金の出入りをリアルタイムで見える化できるので、使いすぎを防げて貯蓄力もアップ。お金を何に使ったかも自動的に記録されるので、家計簿をつける暇がない忙しいママにもぴったりです。ちなみにデビットカードは、“デジタルネイティブ”と言われる高校生の利用者からの満足度が高い(※3)という調査結果も。15歳から持てるので(※2)、子どもたちにとってはお金の流れや使い方を学ぶよい機会になっています。※3:ビザ・ワールドワイドが2021年12月17~20日に全国20~60代男女800人を対象に実施したインターネット調査(デビット利用者・高校生の回答より)将来、わが子にデビットカードで金融教育をするときに備えて、今のうちにママが便利さやメリットを体感しておくのもよいかもしれませんね。決済方法の多様化やネットショッピングで生活は便利になる一方、お金の出入りや使い方がますます複雑になる時代。デビットカード利用を習慣化して、お金の出入りをいかにシンプルにできるかが、家計管理や貯蓄の成否の分かれ目になりそうです。 \ラクラク 家計の見える化!/Visaデビットカードをチェック! Visaデビットでシンプル家計管理!貯蓄習慣を身につけようVisaデビットは、銀行口座から即時で支払われるカードです。口座残高以上の金額は使えず、限度額も設定可能。スマホアプリで預金残高と支払履歴がいつでも見られるので、お金の動きをシンプルに管理できます。▼ポイントも付くので現金よりお得スマートな家計管理をして貯蓄習慣を身につけたい子育てママにぴったりです。※利用特典は発行会社によって異なります。詳しい条件等については、発行会社にご確認ください▼Visaのマークがあるお店なら現金感覚で使える!紛失や盗難、不正利用のモニタリングは24時間365日対応。万が一のときでも、不正利用分については責任を負いません。また、銀行口座を持っている15歳以上の方なら、申込可能! ※発行会社によって異なります。詳しい適用条件等については、発行会社にご確認ください \口座からそのままお買い物/Visaデビットカードをチェック! ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢(ふろうち・あや)1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者、全国銀行協会 金融経済教育活動懇談会委員、日本FP協会評議員。「コツコツ続けてしっかり増やす! つみたて NISA の教科書」(ナツメ社)など約20冊の書籍を執筆・監修し、お金に関する情報を発信。また、キャッシュレス決済についてはNHK「クローズアップ現代+」や日本テレビ「スッキリ」などでも解説。ATMの利用は3年間に2回程度のキャッシュレス実践派。 [PR] ビザ・ワールドワイドファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢さんコメント 出典元リリースはこちら
2022年06月15日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!教育ママが口を出してきて…うちの息子が高校受験のときの話です。うちの地域は、幼稚園からずっと一緒というママ友が多かったのですが、その中のママ友がいわゆる教育ママでした。噂では中学受験に失敗して、公立の同じ中学校に通うことになったとのこと。うちの息子は、特に塾など通っていなかったのですが、成績もよく内申も良かったので高校受験の際に、地元の公立の進学校にするか息子の好きな科学分野に特化した高専にするか迷っているときでした。そのことをどこからか聞いて知ったそのママ友が、「進学校だと落ちたときに私立になるよ」とか、「高専落ちて公立受けるとなるとまた受験費用かかるよ」とか、全て落ちること前提で口出ししてきたのです。「もっとレベル下げて、確実に受かるところにしたほうがイイんじゃない?」とも言われました。私は、息子が決めることだからと無視を決め込みましたが…。結果として息子は、好きな分野を極めたいと高専を受験し無事合格。そのママ友の息子さんは、そこそこの公立を落ちて、滑り止めの私立に通っているそうです。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月30日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「教育熱心がすぎるママ友」小学1年の息子がいる私には、教育熱心なママ友が1人います。授業参観でほとんどの子が手を挙げる中、彼女の子は手を挙げていませんでした。それに対して小声で「○○!手を挙げなさい!成績悪いと中学入試に響くよ!」と応援をしていました。他の子からも「あいつのかあちゃんウケる」と笑われてしまい、余計に手を挙げられずにいました。やめなよと制すると「うちはあなたのところと違って中学入試させるんだから!」と謎にマウントを取られてしまいました。「金銭感覚が謎なママ友」コロナ感染者が出たことで、園児たちも必ず不織布マスクをつけて登園することになりました。娘は立体マスクを短時間しか着けられず、なんとか慣れてほしいという思いから10枚で400円のキャラクターのマスクを購入しました。ママ友の1人にマスクの値段を聞かれたので答えると「え!高すぎ〜!」と言われて複雑な気持ちになりました…。そのご家庭は毎月のように旅行に出かけているからです。そんなママ友にたかが数百円のマスクのことを指摘されるなんて思わず、すごくモヤモヤしてしまいました。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月15日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「ボスママの独自の教育」ママ友コミュニティの中心にいる人…いわゆる”ボスママ”には、独自の育児理念を持っている方が少なからずいらっしゃるようで…。わたしの子どもが通っていた幼稚園で知り合ったボスママもそういうタイプでした。彼女自身も豪気で、園の経営者や担任の先生との衝突も辞さず…という方だったのですが、お子さんもまさに同じタイプ。よく言えば元気で活発でもの怖じをしない男の子、悪く言えば非常に乱暴なお子さんでした。そのボスママさんは当時、得意げに「うちの子には、誰かに乱暴されたり、喧嘩を売られたりしたら『やり返せ』と教育している。殴られたら殴り返さないと!男の子なんだからそれくらいできないとダメ!」と語っていました。そういう考え方もあるかもしれませんが、暴力に暴力で返すのはとてもよくないと思うのです…。それを「それくらいできないとダメ!」とは…正直かなり驚きました。「パパ似の子ども」保育園のママ友たちとの会話でモヤっとしたことがあります。私は子どもが2人いて、下の子は男の子で顔立ちがパパ似です。息子を見ても「めちゃくちゃパパそっくり。小さいパパだね。パパにしか見えない」など、とにかくパパにそっくりなことを強調して言われます。確かに、本当にパパそっくり。ただ、私にも似てるところはあるし、何より痛い思いをして産んだのは私なのになぁ…と、その言葉を言われるたびにモヤモヤしていました。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月12日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「教育熱心なママ友」私の住んでいる地域では小学校受験は珍しく、ほとんどが公立学校に通う子が多いです。しかし、幼稚園に1人教育熱心なママ友がいます。「うちの子は〇〇小学校受験するのよ、公立だとうちの子と価値観合わない子が多そうだし?」「みんな受験しないの?あんな野蛮な子が多い公立なんてやめた方がいいよ?」とまくし立てるように言ってきます。少し考えていたところに水を差すような話し方をするので、イラッとして逆に受験したくなくなりました。「自慢話ばかりのママ友」保育園で問題児的存在だった男の子のママが結構お喋り好きで、周りに子どもの自慢話ばかりしてました。我が子が保育園でやんちゃばかりしているとも知らずに…。「この保育園では成長できなかった、これがダメで、あれがダメで…」と文句を言いつつ、その子が小学校受験するということを自慢げに話して回ってました。実際受験は失敗し、地元の小学校に行くらしいです…。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月08日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「教育熱心なママ友」ママ友は「小さいことからの英才教育が大切だ」と言っていて、一歳から習いごとに通わせているそう。うちは習いごとをまったくやっておらず、1歳くらいなら母親の愛情をそそぐことが子どもの心の安定につながる、と考えているので、ママ友の主張にいつもモヤっとしてしまいます…。そのお子さんは現在3歳ですが、「数字が全部言える!」とか「あいうえおもかける!」とか、発達についてのマウントを取って来て正直うるさいです…。「子どもを注意しないママ友」幼稚園の帰りにママ友と話していたときの話です。私は車でお迎えに来ていて、車の近くで雑談していました。子どもは近くの広場で遊んでいたのですが、ママ友のお子さんが私の車のそばに来て、タイヤを蹴ったりボディーを叩いたりしはじめました。「車はやめてね」と優しく声をかけたのですが、一向に辞める気配がなく…。それを見ていたママ友は一切子どもに注意せず、ずっと喋り続けています。人のお子さんですし、ママ友の手前強く注意するわけにもいかず、そのまま車はおもちゃになりっぱなしでした…。最後に「子どものすることだからしょうがないわよねー」と一言…。もう一緒に遊ばせたくありません。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月08日現在第2子妊娠中、3歳になる長女を育てています。長女がこども園に入園したてのとき、偶然図書館で会った同じクラスのママがいました。そのママに私は勝手に教育ママ認定されてしまい、たくさんのママに誤解されて伝わってしまったときの体験談です。 図書館で会った同じクラスのママ3歳の長女は図書館が大好きです。絵本を読むのも、図書館の職員さんに会うのも好きです。本人が好きだから図書館に通っているくらいで、「子どもに早期教育を!」なんて教育的な目的は持っていません。 長女がまだ2歳でこども園に入園したてのとき、いつものように図書館に行くと同じこども園に通うママとその子どもに会いました。他愛のない話をしながら「こんなに小さなうちから図書館に通うなんて、教育熱心なんですね!」と言われたことは覚えています。ただ、それがそのママからの誤解だとはこのときは思いもしませんでした。 勝手に教育ママ認定されていた!後日、長女のお迎えのときにそのママに会いました。立ち話をする中でなんだか妙に「Wちゃんママ(私)は教育熱心だから」と話を振られます。「なんだかおかしいな」と思い話しこんでいくと、どうやらそのママの中で「図書館に通う=教育ママ」と変換されたよう。それに拍車をかけたのが私と夫の職業で、私は元塾講師&夫は学校の先生。 私自身はこのことをこのママに言っていないので、どこからどんなふうに伝わったのかは謎です。とりあえずこのママの中では「Wちゃんママは教育熱心」となっているようでした。しかもこのママは顔が広く、「Wちゃんママは教育ママ」と同じクラスのママにことあるごとに言っていたようです。入園したばかりの私は教育ママとして話しかけられることが多くなりました。 あわてず騒がず受け流す正直教育ママと誤解されるのは不本意でしたが、他のママと話すきっかけができたとポジティブに考えるようにしました。最初は習い事のことだったり、通信教材の話題を振られたりすることが多かったです。 けれど話をしていくうちに「この人全然教育ママじゃないぞ?」とわかってくれる人が多く、入園から半年くらい経ったときには、教育ママのレッテルはほとんどなくなっていました。最初に勘違いしたママも、今では少し教育関係の話を振られることが減ったので、次第にイメージが変わりつつあるのだと思います。 このママ自身、子どもへの教育熱が高い人だったようで「同志がいた!」と思ったのかもしれません。勝手な教育ママ認定にはいささか困りましたが、逆にたくさんのママと話すきっかけができて結果オーライだったかなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2022年03月14日幼稚園のママ友との複雑な人間関係の話…。@palulu_diaryさんの『【#20】「どういう教育してるのよ!」怒りが収まらない強子さんの家へ直接謝罪をしにいくと…【ようこそママ友グループへ】』を紹介します。避けては通れない幼稚園のママ友関係…。あなたのママ友グループ内でも起こりえる話です…。前回、ある厄介な事件が起きてしまいましたね…。なんと若菜さんの息子が強子の娘に怪我をさせてしまったようです…。強子に電話をかけ直すと…電話では埒が明かないので…なんとか穏便に済ませたいのに…このタイミングで息子の反撃が…!とりあえず謝って、強子の怒りをおさめたい若菜さん…。でも息子からすると、自分は悪くないのに謝らなければいけない状況に不満があるようです。確かに息子の言い分はごもっとも…。でも強子みたいなタイプの母親には火に油を注ぐだけ…。今回は『【#20】「どういう教育してるのよ!」怒りが収まらない強子さんの家へ直接謝罪をしにいくと…【ようこそママ友グループへ】』をご紹介致しました!次回、「謝罪の言葉もないの?」息子の言葉を聞いた強子はますます怒りがヒートアップし…(恋愛jp編集部)(イラスト/@palulu_diary)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2022年02月25日子どもにはしっかり勉強して良い学校に行って、良い職業に就いてほしいと願う母。ですが、当の息子はゲームばっかりで、全く勉強に身が入らない様子。「将来のために勉強すべき」「塾に行くべき」と“べき論”で息子に向かう母に、息子は反抗をして…。■子ども将来のことを思って入塾を決めた母私は10歳の康太と夫の真司の3人家族で暮らしています。私は大学受験時で志望していた難関大学に入れなかったことから就職活動では相当苦労し、就きたい仕事にはつけませんでした。その時に学歴がいかに大切か身をもって知った私は、将来康太が苦労しないように、しっかり勉強をさせなければならないと感じています。康太はまだテストの結果は返ってきていないと言ったものの、もう出ている頃ではないかと怪しんでいました。さらに、テスト用紙の裏にはたくさんの裏にはたくさんの落書き。3年生の時はここまで悪くなかったのに…。成績が落ちたこと、そして息子に嘘をつかれたことに大きなショックを受け、感情的になっていました。康太には塾のことを話していませんでしたが、「プロの講師から勉強を教わるべき」と考え、私は半ば強引に入塾を決めました。康太は嫌がるだろうけれど、早く行動を起こさないと、どんどん周囲に成績で取り残されてしまい、昔の私のように後悔をしてしまうと思ったのです。康太は乗り気ではありませんでしたが、康太に聞くことなく、私は難関中学への合格実績もある進学塾の入塾を決めました。そして、康太は毎週月・木・土曜日通うことに。塾に入れば、成績はなんとかなると安心しきっていたのですが…。■息子が自分に嘘を!?塾からの思いがけない連絡でした。塾側は康太から親が迎えに来てくれるから大丈夫という言葉を信じていたそうですが、この日も5分も経たずに帰ったため、さすがに体調を心配し先生が電話をかけたといいます。2週間も嘘をついて早退して、いったいどこに行っていたんだろう…私は戸締りもせず、康太を探すために飛び出しました。夫の言葉で少し冷静になった私は、康太の無事よりも塾に行っていなかったことばかり気にしていたことを反省。そして、康太と話し合おうと決めました。康太の将来のために「塾に行かせるべき」だという考えは、なかなか変えることができなかったものの、康太が苦しんでいるのが伝わってきて、私はちゃんと康太の気持ちを聞こうと決めました。すると康太は…こんなにすぐ辞めさせていいのだろうか…ある程度のストレスや辛抱があるからこそ、成績が伸びるのでは…?そう思ったのですが、私は塾を辞めさせることにしました。康太がこれまで自分に気を使って勉強したり塾に通っていたことを知り、ショックを受けた恵美でしたが、あることを思いつきます。ずっと「勉強すべき」「塾に行くべき」と思っていた恵美が、今自分にできることをと考え、起こした行動とは!?■読者から教育ママにアドバイス自身の後悔もあり勉強は大事だと息子に言い続けた恵美。ですが、息子は母親に隠し事をするようになってしまいました。恵美の教育は間違っていたのでしょうか。読者の意見は?・これは母親が間違っていると思います。点数で一喜一憂しない! 間違い直しは一緒にやること、間違える問題に出会えたと言うことはチャンスと思えるようにならなければ子どもは勉強できるようにはならないと思いました。・子供を叱るよりも自分自身が向上する姿勢を見せることも大切。子どもに「やれ」ではなく「お互いに頑張ろう」。教育ママは自らも向上を目指す生涯学び続ける人間というのがこれからの時代に必要ではないかと感じます。・最初っから母親一人が浮かれていたため、無理に通っても長くは続かないろうとわかってはいました。勉強を本人がやる気になるどころか、逆にやりたくないと思う方向に母親が追いやっていたのは明白。父親が間に入らなければどうなっていたことか。・親離れ、子離れへの第一歩を無事に歩み出すことができて本当によかったと思います。子どもも大人も失敗と後悔を繰り返して成長していきます。お母さん、貴方の後悔は自分自身の努力で晴らしていくことを強くお勧め致します。世の中は不思議なこと、わからないことが満ち溢れています。生きている限り学び続ける事柄が無限にあります。・過去にとらわれて「導いてあげなきゃ=支配したい」だったダメ母。やっと目を覚ましてくれましたね。・息子で自分のできなかったことを叶えようとした、わが子を道具にしていた過ちをようやく脱皮してよかったです。・学校での小テストは今現在の理解度を確認するためのものであり、タイミング等もあるので、はっきりいって水物です。子どもの理解速度は個人差があります。時代は学ぶことの意味、楽しさ、面白さを知り、自主的な学習を習慣化することに意味があります。義務教育時代の、ぶっちゃけ、小学生時代の成績はあまりアテにはなりません。結果としての点数よりも、その点数に至る過程に注目してあげてください。点数に結びつかなかった部分は、即ち、お子さんが戸惑い、あるいはつまづいている場所なのですから。大人の見栄や価値観から点数にとらわれ、其れが故に騒音を捲し立てる行為は “学びの本質から引き離す”ことにほかなりません。・子どもの成績の浮き沈みに過剰反応してはいけないと思います。「好きこそものの上手なれ」です。ご子息が通っている教室はITに適応しているのでしょう。そのうちコンピューティングに興味を持つかも知れませんよ。その時は「数学」が必要になることを教えておいた方がよいでしょう。親は子どもの将来のために、子どもが必要とする情報をオトナの立場から提供することも教育の一環だと思います。夢を実現するためには「現実的な努力」が必要であることは否定できませんから。中には教育に携わっている方でしょうか、とても参考になるご意見が寄せられました。お子さんの教育について悩むようなことがあれば、ぜひ色々な方のエピソードを読んで参考にしてみてください! ウーマンエキサイトでは、親子関係はどうあるべきかをテーマにした漫画を多数紹介しています。▼漫画「教育ママの子育て」
2022年02月11日「私の育児は絶対に正しい」と自信をもって娘の教育に励んでいた投稿者さん。熱心に取り組んだ甲斐あり、娘は勉強のできるいい子に育ったはずなのに、頭が真っ白になるような言葉を投げかけられるのでした。私の教育は間違っていたの!?■優秀なはずの娘がついた嘘私は朱音。小5の娘・結衣がいます。そして、同じ町内に私の妹・紗枝の家族も住んでいて、紗枝の娘の莉子ちゃんも、結衣と同じ小学5年生です。私は結衣の将来のために、幼い頃からしっかりと教育をしてきました。一方、妹の紗枝の家では莉子ちゃんがあまり勉強が得意ではないらしい上に、紗枝も「うちは子どものやりたいことをやらせるって決めている」と言い放つ始末。そんなある日、小学校の個人面談がありました。結衣は、学校のテストはほぼ満点だったため、担任の先生の言葉は、信じがたいものばかりでした。まさか、今まで良い点数のテストだけを私に見せていたなんて…。結衣に嘘をつかれていたことがわかり、私はショックで、家に帰るなり結衣を問い詰めました。結衣の将来のため――そう思った私は、翌日から放課後は遊ばせず、塾のない日は家でもっと勉強するよう言いました。娘の勉強量を増やした一週間後。満点に喜んだのも束の間、結衣の答案をよく見ると、式が間違っているのに答えだけあっているものや、唐突に正しい答えが書かれているものがたくさんあったのです。勉強を頑張っていると思っていた結衣が、実は解答をカンニングしていることに気づいた私は、まず夫の弘毅に相談することにしました。「娘のため」と夫は言うけれど、ずっと「結衣のため」だけを考えてきたのは私。それなのに私の育て方が悪かったかのように言う夫に怒りがおさまらず…。私の育児は絶対に正しいと確信したかった私は、妹の家を訪ねることにしました。■結衣の言葉に頭が真っ白に結衣の家を訪ねた帰り。莉子ちゃんが成績が上がらないのは、やっぱり親が見ていないからだと思いました。でも、成績のことをあんなに楽しそうに話すなんて、うちでは考えられない…。自分とは真逆の育児をしている妹の家のほうがいいなんて…。私は結衣の言葉に、頭が真っ白になってしまいました。そして、莉子が珍しく泣いて訴えた姿に、これまでの育児が間違っていたんだともわかりました。でも、一体何がどう間違っていたのか、いくら考えてもわからなくなってしまいました…。このストーリーに読者の反応は…?■主人公の心の葛藤に共感して涙勉強のできるいい子に育っていたとばかり思っていた娘からの涙の訴えで、自分が毒親になってしまっていたことに気付いた朱音。読者の方からの感想をご紹介します。・毒親離れって本当に大事だと思いました。毒親の呪いは物理的に離れても解くことができなくて、自分から考えを変えていかないと本当の意味で開放されないなって思いました。・これはママのケアも同時進行でやらないと意味がない。子どものケアだけしても、ママの母親への気持ちを満たしてあげないと根本的な解決にはならない。・主人公は本当の意味での勉強ができていたわけではないのではと感じました。自分は間違っていないと主張し、「疑う」「深く考える」ということができていないので、正解が1つに決まる問題を解いて点数になるような勉強だけを勉強だと思っているのではないかと思います。本来、答えが幾つにもなるものを考えるのが学問なのに、この厳しさでは娘さんの人生も豊かにならないですし、受験でも困りそうです。それ以前に娘さんの心の傷が心配ですし、親戚を落ちこぼれと断じる姿勢が歪みを植え付けていないか心配になりました。・こんな親、絶対嫌だ。勉強は大切なのは大きくなった後になって思うけど、勉強が全てではないし、こんなに縛られてたらそりゃこうなるよねーっていう状況な気がする。朱音と同じような経験をした方からの感想も届きました。・私も40前のいい大人なのに、いまだに母親に好かれたい気持ちがあるので、この主人公の心の葛藤に共感して泣いてしまった。・うちの親もそうやって気づいてくれたら良かった…。・この手の呪縛は一生この子に取り付く。「大丈夫」「もう平気」「うん、わかった」と言っても それは母親を安心させるため、すべて嘘。毒親が子供の頃にかけた呪いは一生続くんだ。・全く同じ毒親持ちです、お陰で人間不振、人間嫌いになりました。・私も母の呪縛とともに育った長女です。主人公の気持ち、内容は違うけどわかる。私の場合は毒だけじゃなく愛情もかけてもらっていたので、呪縛があったことに気づいたのは結婚して実家を出て数年経ってからでした。・この連載記事で描かれているほどではないけれど、私の実家もかなり似た傾向がある家庭だったので、結衣ちゃんの気持ちが手にとるように理解できてしまいました。暴力や性的虐待、あるいは不倫や酒・ギャンブル依存等ほどわかりやすく重大な不和状態ではなくとも、その後の人格形成や人生に大きな悪影響を及ぼし得るものなのだということが、他の読者の方にも伝わればいいなと思いました。教育に熱心になりすぎるのは、子どものためなのか親自身の問題はないのか考える必要がある…。そんなことを思わされるエピソードでした。ウーマンエキサイトでは、親子関係はどうあるべきかをテーマにした漫画を多数紹介しています。▼漫画「子どもを縛るママと尊重するママ」
2022年02月06日最近よく耳にする「教育改革」という言葉。「まだまだ学校は先だし……」と思っていませんか。この数年で保育園の在り方も大きく変化しています。パパママが過ごした子ども時代とは全然違う教育の現場。大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は、「最近の教育改革について、小さい子を持つパパママたちは絶対知っておいた方がいい」と言います。知っておくべき教育改革のポイントを伺いました。 いま日本は、保育・教育の大転換期!?詰め込み教育はもう古い! 続々と変化する教育現場今、日本の保育・教育は転換期にあると言われます。5年前、幼稚園教育要領や学習指導要領などが10年ぶりに改訂されました。知識の詰め込み教育ではなく、「非認知能力」を育てる教育へ。今、その内容が段階的に取り入れられています。 出典:「新学習指導要領について」P2(文部科学省) 既に保育園などでは遊びの場が変化し、小学校で英語やプログラミング教育、中学校で介護体験が導入されるなど、子どもたちは変化の時代を生きています。 非認知能力とは?これから伸ばしたい3つの力盛んに謳われる「非認知能力」とは何でしょうか。非認知能力とは点数では測れない、学力とは別の「生きる力」のこと。ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンによる40年以上の追跡調査「ペリー就学前プログラム」の結果から、非認知能力の重要性が明らかになりました。 非認知能力の育成を大きく意識して改訂したのが新しい学習指導要領。学びを通して「何ができるようになるのか」を重視し、次の3つの資質能力を育むことを目的としました。・知識や技能・思考力や判断力、表現力・学びに向かう力、人間性 「子どもたちのこの3つの資質能力を育てていきますよ、という教育改革です。学習指導要領とは日本全国の教育を平準化するための基準です。保育園から大学まで、つまり0歳から大学生まで一貫してこういう考えになったんです。教育に一本筋が通ったのは初めてです」と小崎先生は評価します。 年代別にみる改革のポイント保育園、幼稚園はどう変わってきた? ちいさな子どもがいるパパママ世代が気になるのは、保育園や幼稚園の変化ではないでしょうか。乳幼児が通う保育園や幼稚園などでは、学校改革に先駆けて2018年度から改訂が始まっています。子どもたちの「3つの資質能力」を引き伸ばすため、「させる」保育(教育)から「したい」を大切にする保育(教育)へとシフトしています 。自然環境を生かした活動を取り入れたり、挑戦する機会を積極的に増やしたり、子どもたちの能動的な「やりたい!」の力を大切にする現場へと変化しているようです。 「改訂が実施された2018年からもう4年。保育現場はだいぶ変わってきました。『子ども主体の保育』がより先鋭化している。子どもたちの生活や遊びの環境の構成を丁寧に整え、非認知能力を意識したり、遊びの環境を考えたりして、非認知能力を育てるためのさまざまな工夫をしています。幼い時にしっかり遊んでいろんな経験を積ませてあげることで、子どもたちは成長していく。それが結果的に非認知能力を育てます」(小崎先生) 小学校で英語やプログラミングを、中学校で介護体験を学ぶ時代に 小中学校の現場でも一人1台タブレットやノートPCなどのデジタルデバイスが配布されるなど、教育改革は始まっています。小学校では、英語やプロミングを導入。ヒト型ロボットPepperを利用したプログラミング授業や、子どもたちだけで授業を進める公立小学校も。机がコの字型に並べられるなど、教室にも変化が見られます。 中学校では2021年から家庭科の授業で介護体験が必修に。以前から続く保育体験に追加されました。 高校の家庭科で資産形成、投資信託!?今年4月から行われる教育改革の目玉は、高校の家庭科で「投資」を教えるようになること。「投資をしなさいということを教えるのではなく、資産運用や資産について消費者教育として教わるということです」。この背景には、4月から成人年齢が18歳になることが関連しているそうです。「18歳が一つの大人のラインになったので、この社会で自立して生きていけるような教育になったんです」と小崎先生は解説します。 大学入試にも変化が教育改革を受けて、大学入試にも大きな変化がありました。2021年から入試は「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」へ。より表現力や思考力、判断力が問われるようになりました。 「これまでとは異なり、知識だけでなく同時に思考力や社会全体の関心などが問題に反映される傾向になってきました。選択肢も多いもので、9つから1つを選ぶ問題もあって、知識量だけでは回答できないものも出てきています」(小崎先生) 今から準備しておけることはある? では、小さな子どものいるパパやママたちは今からどんな準備をしておけばいいでしょうか。 「塾や習い事がだめなわけではない。でもその知的な部分だけに熱心に関わる必要もない」と小崎先生は言います。大事なことは丁寧な関わりと豊富な経験なのだとか。 「子どもが小さいうちから丁寧な関わりを意識して、遊びの幅を広げた豊富な経験も意識しておくといいですね。安心して遊べる環境の中で、子ども達の「好き!」「不思議!」「おもしろい!」などという感覚を大切にしてあげてください。それは例えば、一緒に料理をする、お花に水やりをする、公園で砂遊びをする、虫を捕まえる、といった身近なことでいいんです。釣りやキャンプなど、パパやママの趣味を生かして、体験を広げてあげるのもいいでしょう。また、認めながら褒めていくと、子どもたちには粘り強さが育ちます。幼稚園にお任せしているから、習い事しているからいい、というわけではないんです」 パパが参加しなくてはもったいない! この時代の子育てはきっとおもしろい!さらに価値観が多様化する日本の未来。今回の教育改革は、子育てをスタートさせたばかりのパパママにとって大きな指針となりそうです。変革を肌で感じるこの時代の子育ては、見方によっては面白いかもしれません。小崎先生はパパが積極的に参加しないのは「もったいない」と言います。 「これだけ保育や教育が多様化して、さまざまな視点や取り組みがなされてきている今、子育てや教育のこと全てをママに押し付けるのはもちろん、任せてしまうのはママも大変です。パパが教育に無関心では子どもにパパの経験や知識が伝わりません。もったいない! 子どもの教育は未来への先行投資です。わが子に適した教育のあり方を、パパから積極的に考えてほしいですね」 取材・文/大楽眞衣子 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年01月29日■前回のあらすじ好きな絵にのめりこむ康太は毎日生き生きしているが、やはりテストの点が低いままなのが心配な恵美。自分が学歴で苦労したからこそだったが、夫の言葉をきいて、康太を応援することを決める。 >>1話目を見る 康太のプレゼントはタブレットがいいとのこと。タブレットがあれば、家でもデジタルアートの勉強ができるんだそうです。電子機器を買い与えることに否定的だったけれど、応援すると決めた私は、夫と話し合い、タブレットを買ってあげることを決めました。康太が描いてくれたのは家族3人が笑っている本当に素敵な絵で、私はそれを見て康太の才能や成長を感じ、胸を打たれました。プレゼントをあげて喜んでもらう予定だったのに、私の方が康太からたくさんのかけがえのないものをもらったような気がしました。ただ小学生の段階で算数に躓いてしまうのは、今後勉強への意欲も失うきっかけにもなるということは夫とも共有。最近では、康太と夫は、毎朝10分の計算チャレンジを競いながら行っていて、少しずつ成績もアップしだしています。勉強は、今後も康太にとって一番興味を引く方法を模索していければと思っています。今回の出来事で「~すべき」と、がんじがらめになっていた自分を抜け出し、本当に大切な親のありかたに気づくことができた気がします。今回の出来事で「~すべき」と、がんじがらめになっていた自分を抜け出し、本当に大切な親のありかたに気づくことができた気がします。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月10日■前回のあらすじデジタルアート教室に通い始め、笑顔が増えた息子の康太。なんと自分から勉強もするように。良い調子だと思ったが、やはりテストの点数は低いまま…。このまま絵に集中させていいのか悩む恵美だった。 >>1話目を見る デジタルアートにのめりこむ一方、勉強がおろそかになった康太。やはり、このまま放っておくべきではない。また塾へ入れるべきではないか。もっと康太に合った塾に…などとまた「べき論」にとらわれる私なのでした。真司に言われて、自分の学歴コンプレックスゆえに、過干渉だった自分に気づかされました。勉強をおろそかにすることを受けいれるのは難しいけれど、康太の好きなことを応援してあげようと決めました。そうして2学期も終わりに近づき、もうすぐ康太の誕生日がやってこようとしていました…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月09日■前回のあらすじ塾をやめたいという康太の気持ちを尊重した恵美。勉強に関して不安はまだあるが、康太が興味のあるイラストの教室を体験させてみると、康太は珍しくキラキラした目で通いたいと口にする。 >>1話目を見る 私は、康太の意思を尊重し、週に一度、デジタルアート教室に通わせることに決めました。いちど康太のやりたいようにやらせてみようと思ったのです。ただ成績が不安だった私にとっては、勇気のいることでした。絵に集中することは、やはり将来に悪い影響が出るんじゃないか…。どうしてもそう考えてしまう私がいたのです。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月08日■前回のあらすじ早退しているときいた康太を探しに行くと、公園で絵を描いているところを発見。康太の話を聞いてみると、周りと同じようにできない状況が苦しかった様子。恵美はどうすればいいのかわからなくなってしまい…。 >>1話目を見る 塾に行かせることが康太の将来のためだという考えは、なかなか変えることができません。それでも康太が苦しんでいるのが伝わってきて、私はちゃんと康太の気持ちを聞こうと決めました。そして私は塾を辞めさせることにしました。こんなにすぐ辞めさせていいのだろうか…ある程度のストレスや辛抱があるからこそ、成績が伸びるのでは…?今辞めることが本当に康太のためになるのか…。でも、康太がこれまで私に気を使って勉強したり塾に通っていたことを知り、ショックを受けたのも事実。どう康太と関わっていけばいいかわからない。悶々とするなかで、ある日ふと真司が言っていたデジタル関連のイラスト制作について調べてみようと思い立ちました。これまであまり強い意思表示をしたことのなかった康太ですが、初めて自分から「通いたい」と言いました。ここしばらく、私から距離を置くような行動を取っていた康太。でも今日はキラキラした目をして、私に主張したことに驚きつつ、そんな康太を目の当たりにして、私はある決断を下すことに…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月07日■前回のあらすじ様々な塾を検討し、嫌がる康太を押し切って入塾を決めた恵美。これで安心と思ったものの、康太はみるみる元気がなくなり、恵美のことも避けている様子。挙句、塾からはいつも早退していると連絡があり…。 >>1話目を見る いったい早退してどこにいっていたんだろう!? 私は戸締りもせず、康太を探すために飛び出しました。夫の言葉で、私は少し冷静になりました。康太の無事よりも塾に行ってなかったことばかり気にしていたことを反省し、康太ときちんと話し合おうと決めました。聞きたいことはたくさんあったのですが、夫から「俺が話すから恵美は横で聞いてて」というので、いったん従うことに…。4教科が苦手なままだと、中学に行ったらもっと苦労するし、さらにその先までを考えると、康太自身が将来を選ぶときに選択肢が減ってしまう。私の時のように…。私は塾から逃げることを勧めるような真司の話に、すぐに同意することはできませんでした。 しかし今、目の前の康太が苦しそうにしている様子は、私にとっても苦しいものでした。気づかないうちにできていた「私と康太との間の溝」をどう埋めればいいのか、私はわからなくなってしまいました…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月06日■前回のあらすじ40点のテストを隠されていたことがショックで息子の康太に怒鳴ってしまう恵美。しかし康太はまったく聞く耳を持たず…。このままだと取り返しがつかなくなると思った恵美は康太の入塾を決めるが…。このままだと取り返しがつかなくなると思った恵美は康太の入塾を決めるが…。 >>1話目を見る 善は急げ!です。私はさっそく塾を調べました。康太は乗り気ではありませんでしたが、私は色々な塾を見てまわり、難関中学への合格実績もある規模が小さい進学塾の入塾を決めました。塾長と話し合い、康太の成績状況から主要4教科すべてを見てくれることに。毎週月・木・土曜日通うことになりました。康太が塾に入れば、これで成績はなんとかなると安心しきっていたのですが…。塾からの電話の内容は、康太は休まず来ているものの、この2週間教室に入っても早退しているという報告でした。康太から親が迎えに来てくれるから大丈夫という言葉を信じていたそうですが、この日も5分も経たずに帰ったため、さすがに体調を心配し先生が電話をかけたとのこと。2週間も嘘をついていただなんて…。康太は一体どこへ行っていたのでしょうか?次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月05日■前回のあらすじ恵美は夫と息子の3人暮らし。息子には自分のように学歴で苦労してほしくないと思っているが、そんな母の心は露知らず、息子は友達とゲームばかりして勉強しない…。そして案の定、テストの点は壊滅的だった。 >>1話目を見る 40点のテストを隠していた康太。きっと康太は、いつもあれこれと口うるさい私に怒られたくなくて嘘をついていたのでしょう。でも私はこの時そこまでの考えが及ばず、康太が嘘をついたことと、テストを私に見せずに捨てたこと、そして信じられない点数の低さがショックで、感情的になっていました。康太には塾のことを話していませんでしたが、プロが勉強を教えるのが一番だと思い、私は半ば強引に入塾を決めました。康太は嫌がるだろうけれど、「塾に入ってよかった」と思う日がきっと来る、そう信じていました。何よりも早く行動を起こさないと、どんどん周囲に成績で取り残されてしまい、将来取り返しがつかなくなると思ったのです。昔の私のように…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月04日私は西川恵美、45歳。10歳の康太と夫の真司の3人家族で暮らしています。私は大学受験時に志望していた難関大学に落ち、滑り止めで受けた大学に入学。就職活動では相当苦労し、結局選択肢が狭くなって、就きたい仕事にはつけませんでした。その時に学歴がいかに大切か身をもって知り、「学歴さえあれば苦労せずに済む…」そう学んだ私は、将来康太が苦労しないように、しっかり勉強をさせなければならないと感じています。子育ての大部分を担うのは専業主婦の私ですが、夫の真司は仕事で忙しいなか、康太を気にかけてくれています。そして夫からの何気ない言葉で、私は康太に疑いを持ち始めたのです…。息子が前回のテストを隠していたことが発覚。まさかの40点…裏にはたくさんの落書き。3年生の時はここまで悪くなかったのに…。成績が落ちたことはもちろんですが、息子に嘘をつかれたことにもショックを隠し切れませんでした。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ユキミ
2022年01月03日■前回のあらすじ娘と向き合おうと決めた朱音だったが、放課後に歌の練習があると聞き、無意識に圧をかけてしまう。朱音は笑顔で「行って大丈夫だよ」と告げるが、それでも「勉強」「一番」にこだわる娘を見て、自分が娘を縛り付けてきたことに気づく。 >>1話目を見る 私が反省の日々を過ごす一方で、結衣はミュージカルの練習に励む毎日を送っていました。私も結衣も少しずつ少しずつ相手の顔色をうかがうことは少なくなり、思ったことも言葉に出せるようになってきました。私はまだ結衣にとって何が負担で、何がツラいのかを理解できている自信はありません。でも結衣の本音を今度こそきちんと聴けるようになりたい―。そしていよいよミュージカル本番の日が来て…。結衣の成績ばかり気にしていたときは、紗枝の教育法をどこか見下してしまっていたところがありました。でも実は紗枝の「子どもの好きなことを伸ばす」方針は、子どもにとってとても重要だと今回学ばせてもらいました。紗枝は、小さい頃から自分の気持ちや考えを尊重していたからこそ、母に囚われることなく自分の道を歩くことができ、そして今も娘の莉子ちゃんの個性を尊重して寄り添っているのでしょう。私は「自分」を見失い、母の指示がなければどう行動すればいいのかわからなくなっていました。そんな自分を嫌だったはずなのに、結衣に同じことを押し付けてしまった。そんな私が、心から笑って過ごす日が来るなんて…。でも今になってようやく、私が笑わなければ結衣も笑えないのだと気づいたのです。母に縛られていた心はまだ何度も私を苦しめるかもしれません。そして私が結衣にかけてしまった呪いを解くには、まだまだ時間がかかるかもしれません。それでも夫や紗枝の手を借りながらも、結衣の成長をしっかりと見守りながら、笑顔で支えていきたいと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年01月02日■前回のあらすじ未だに娘がテストを隠していると知ってショックを受ける朱音だったが、妹は、娘が嘘をつくのは朱音を悲しませたくないからだと伝える。娘の本心が見えていなかったと感じた朱音は、気持ちを入れ替えようとするが…。 >>1話目を見る これまでどうしても勉強の話ばかりをしてきてしまった私。娘の言葉を聞こうと思ったのに、学校で行うミュージカルのために放課後練習するという話に、つい強い口調で反応してしまいました。どうして結衣を問い詰めるような言葉しか出てこないのだろう…。自分で自分が嫌になりながら、結衣の気持ちに寄り添うにはどう話せばいいのか悩みながら話そうとするのですが…。どれだけ娘に対してひどいことをしてしまっていたのか。結衣との会話のひとつずつが胸に突き刺さってくるような想いでした。常に会話の中に「勉強」と「一番」が織り込まれてしまう結衣。私は改めて自分がこれまでにしてきたことの重大さに気付かされました。そして私自身もどんなに変わりたいと願っても、とっさの言葉や表情までを変えるのには一朝一夕とはいかず、最初は意識していないと結衣を傷つけるかもしれない言葉が出てしまいそうになっていました。そして…。次回に続く(全10話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年01月01日■前回のあらすじ「子どもには自分と同じ過ちはしてほしくない」と思い続けてきた朱音だったが、妹から今の育児は「お母さんと一緒だ」と言われてしまう。さらに、娘が点数の悪いテストを妹に預けていると聞かされて…。 >>1話目を見る 紗枝は、結衣の頑張りをたくさん褒めてくれました。でも私は、結衣が未だにテストを隠していることを知り、悲しみと怒りで自分でもどうしていいのかわからなくなっていました…。「またやってしまった…」。気づいた時には、私の口から無意識に問い詰めるような言葉が出てしまったのです。眠っている結衣が無意識に握った手から伝わる温かさ…。その温もりさえも久々に感じたことに気づいて、私は今までの結衣に対する態度を猛省しました。そのはずだったのに…。次回に続く(全10話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2021年12月31日■前回のあらすじ母に褒められることだけを考えて生きてきた朱音は、自分自身がどんな人間なのかがわからず、就活の面接で苦戦する。ようやく入社できた法律事務所で出会った夫と結婚し、朱音は自分の居場所を見つけられた気がしていたが…。 >>1話目を見る 結婚をして、初めて母から開放されたように思いました。でも、今度は結衣を産んで母になると「子どもには自分と同じ過ちは犯してほしくない」というプレッシャーがのしかかってきたのです。自分と紗枝の人生を比べると…何もかも紗枝のほうが優れている。そう思った私は…。私は「なぜ母は紗枝にばかり甘かったのか」という長年の疑問を紗枝に投げかけました。しかし紗枝から戻ってきたのは「母からまだ解放されていない」という指摘でした。紗枝の意見は、何一つ間違っていない。そう思うのだけれども、私はその言葉を受け入れることができませんでした。いまだにテストの点数を隠そうとする結衣。どうしてもそんな行動をする結衣への怒りがこみ上げてしまい…。次回に続く(全10話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2021年12月30日■前回のあらすじ自分の子育てのどこが間違っているのかわからない朱音に、夫は「勉強しない子が“悪い子”なわけではない」と伝える。子どもの頃から、良い成績を取らないと母親に認めてもらえないと思っていた朱音は…。 >>1話目を見る 夫から「勉強しない子が“悪い子”というわけではない」そう言われた私。私は何を間違っているのかわからず、過去の自分のことを思い出していました。成績の良い私しか認めなかった母に育てられた私は、名門大学には受かったものの就職では失敗続きで…。母に褒められることだけを考えて生きてきた私は、自分自身がどんな人間なのか、自分自身が何をしたいのかを見失っていました。どんなに就職活動での面接の練習をしても、試験官を目の前にすると真っ白になってしまう私。きちんと自立した女性になりたいと思い描いたけれど、それは叶わず…。それでも同じ事務所で働いていた弘毅と出会い、3年の交際期間を経て結婚。私はようやく、自分の居場所を見つけられた気がしました。それなのに…。次回に続く(全10話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2021年12月29日■前回のあらすじ自分の教育は間違っていない。そう信じたかった朱音は、あえて放任主義の妹を訪ね、自分の子育ては正しかったんだと確信する。ところが娘は、家事も育児もテキトーに見える妹の家が「うらやましい」と涙を流して…。 >>1話目を見る 自分とは真逆の育児をしている妹の家を「うらやましい」と言う娘を見て、これまでの育児が間違っていたんだとわかりました。でも、一体何がどう間違っていたのか、いくら考えてもわかりません。勉強しない子が“悪い子”ではない…。今まで考えもしなかった言葉に、私は自分自身の過去を思い返していました。当時から、「どうして妹ばかり甘やかされるんだろう」と思っていました。でも、子どもながらに「それは妹に期待をしていないからなんだ」と自分を奮い立たせて、勉強をがんばり続けたのです。母は私をほとんど褒めなかったけれど、私はきちんと結衣のテストが良ければ褒めて認めている。私がずっと欲しかった「よくできたね」を結衣に伝えているはずなのに…。次回に続く(全10話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2021年12月28日