業務用情報端末メーカーでありコミュニケーションサービス事業を展開するオーディーエス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:砂長 潔)は、鳥取県教育委員会より昨年度に引き続き令和6年度のGIGAスクール運営支援センター業務を受託しましたことをご報告します。当社は、長年培ってきた修理ノウハウと、教育現場に精通するスタッフを通じて、次世代の子供たちを育む教育環境の更なる向上に貢献すべく、ICT機器を活用した教育の充実をサポートしてまいります。令和6年度鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務受託本件ニュースリリースページ: 鳥取県では、令和4年度より、県立学校においても1人1台端末を活用した教育活動が段階的に始まったことに伴い、生徒及び教職員が授業等で活用するタブレットやその関連機器・各種アプリケーションの基本操作などに関するサポートを充実するため、「鳥取県教育委員会GIGAスクール運営支援センター」が開設されました。また、さらに加速する教育のデジタル化に対応していくため、令和5年度から鳥取県教育センター内に、ICTの利活用促進とハード整備・セキュリティ管理を一体的に担う「教育DX推進課」を新設するとともに、令和6年度から「鳥取県学校教育DX推進計画」が策定され、情報を主体的に活用し持続可能な社会の創り手となる資質・能力を持った人材育成を目指して、教員のICT活用指導力向上および基盤整備充実等に取り組み、教育DXが推進されています。【期間】令和6年4月 ~ 令和7年3月【業務内容】・県立学校の生徒及び教職員のタブレット基本操作や設定、Google Workspace for Education の各種アプリケーションの基本操作や設定、関連機器やネットワークに関することの支援・Google管理コンソールの操作支援(アプリケーションの設定等)・GIGAスクール運営支援センターウェブサイトの運用(教職員向け Q&A集の作成および更新)その他【オーディーエスの教育機関向けICT支援サービス事業について】当社のサービス拠点は鳥取県倉吉市に位置し、自社の業務用情報端末(タブレットPC)や映像・音響機器などの修理業務を長年おこなっており、経験豊富な修理スタッフによる修理体制とテクニカルサポートやヘルプデスクおよびサポート業務を円滑に行えるシステムが構築されています。近年では多数のスタッフが ICT支援員やGoogle for Education認定の資格を取得し、GIGAスクール構想でデジタル化が進む学びの環境を多方面から支えるべく「ICT支援サービス」を展開しています。教育機関向けICTソリューション●掲載画像はすべてイメージです。実際とは異なる場合があります。●記載されている内容、仕様等は予告なしに変更することがあります。最新情報および詳細情報はWeb上にてご確認ください。[商標について]ODSロゴは、オーディーエス株式会社の登録商標です。iPad はApple inc.の登録商標です。Google for Education は、Google LLC の商標です。鳥取県のロゴは、鳥取県の許諾のもとに使用しています。その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。【お問い合わせ/自治体、学校法人、法人企業の方】オーディーエス株式会社 鳥取事業所〒682-0925 鳥取県倉吉市秋喜243番地コミュニケーションサービス部 中村Tel : 050-3381-5115(平日 9:30~17:00)Mail: call_service@ods.co.jp Web : ■オーディーエス株式会社本社所在地:〒101-0041東京都千代田区神田須田町2-5 東京神田須田町ビル8階資本金 :1億円(2022年9月時点)設立年 :2022年9月1日代表者 :代表取締役社長 砂長 潔事業領域 :ソリューション事業(業務用・施設用途向けハードウェア事業)コミュニケーションサービス事業(企業様向けアウトソーシング事業)当社は、業務用タブレットPCメーカーの「ODS株式会社」とPC製品・AV製品の修理全般、コールセンターを核にしたサポートを行う「ODSコミュニケーションサービス株式会社」の2つの会社の事業を吸収し、2022年に新生「オーディーエス株式会社」として誕生いたしました。それぞれ国内のメジャーなPCメーカーと音響機器メーカーが前身であり、長らく蓄積してきた、もの作りのノウハウと徹底した顧客志向が財産であると捉えています。各企業様との出会いとお付き合いを最重要視しており、お取引先様の「業務の効率化」や「お客様満足度の向上」への貢献を通じて、「企業価値向上」や「ブランドイメージの向上」、「次の時代を見据えた新たなValue」を提供してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月17日学校、教育委員会と交渉し、5年生まで探し続けた息子の居場所現在11歳の息子は、6歳でADHD(注意欠如多動症)、軽度知的障害(知的発達症)と診断を受けました。就学相談では特別支援学級を勧められましたが、近所に友達を作りたいからという希望があったため、1年生のうちは通常学級に、2年生からは特別支援学級で卒業までお世話になる形でという話になりました。ですが息子のが落ち着ける居場所を見つけるまでには困難があったのです……。明るくて元気で人懐っこい性格の息子なので、たくさんの友達と楽しく過ごしてくれたらと思ったからでしたが、入学後は、学校で癇癪を起こされては対応できないと言われ、限られた時間の登校、オンライン授業や放課後登校という生活をすることになってしまいました。息子の居場所がない……悩み、試行錯誤しましたが、現在はその生活から抜け出すことができています。癇癪を起こすと強制帰宅のルール1年生の時「急に暴れます」と先生から言われました。かかりつけ医からは、暴れるのには必ず理由があると聞いていたので、「なにかきっかけはありましたか?」と聞いても先生からは思い当たりませんと言い切られてしまい……。学校の対応に不安を覚えましたが、2年生になれば特別支援学級に移るので支援していただけるだろうと思っていました。2年生になり特別支援学級へ移ったのですが、学校の統廃合によって場所が変わり、校長先生も変わりました。当然クラスメイトも変わりましたので、その変化に適応するのが大変だった息子は、夏休み前に学校で癇癪を起こし、先生にものを投げてけがをさせてしまいました。そして2学期からは、「落ち着かないのでお迎えにきてください」という急な連絡が頻繁に入るようになりました。10月になると給食をひっくり返すなどの行為が出るようになり、それをすると強制帰宅のルールができました。私は給食前後の時間になると、手元のスマホの着信音にびくびくするようになりました。かかりつけ医からは息子が『給食をひっくり返したり癇癪を起こせばお迎えに来てもらえる』という誤学習してしまっていると指摘されましたが、学校へ相談しても呼び出しは変わらず続きました。Upload By ユーザー体験談3年生にあがってからは、特別支援学級の主任の先生から私立の特別支援学校の見学を勧められました。ただ、息子のIQ(知能指数)だと特別支援学校に通うには高く、難しいかもしれないとも言われました。先生から「親御さんが『癇癪を起こしても学校で面倒を見てくれ』と言ったら我々はやるしかないんです」と言われたことがあったのですが、この言葉は学校で対応できないから移ってほしい(でも移るのは現実的に難しい)としか聞こえませんでした。私は(もう学校は息子をみてくれる気持ちはないのかもしれない)と感じました。ケース会議では『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』3年生の11月から付き添い登校をすることに決まりました。私がいることによって息子が安心し、癇癪を起こさないのではないかとの学校からの提案で、3、4時間目と給食だけ参加し、途中癇癪を起こすようなら帰宅してほしいと言われました。そんな中、学校、教育委員会、区の職員などでケース会議がありました。ですが結論はでず、ただ『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』と告げられました。そうすると、なおさら今いる特別支援学級にお世話にならないといけません。でも特別支援学級からは特別支援学校を勧められ……。うちの子の居場所はどこにもないの?と途方に暮れました。Upload By ユーザー体験談4年生になっても、3、4時間目と給食、そして放課後登校が続きました。それ以外の時間は犬の散歩やサイクリングをしていたのですが、息子は学校へ行くことができないことにストレスを貯めているようでした。ある日先生に「なぜオンライン授業はできないんでしょうか」と聞いたところ「そういう方法がありましたね」と言われやっとオンライン授業が始まりました。ですが、オンライン授業をしても息子の存在を忘れられていることや、教材を事前にもらえないこと、手を挙げているのに分かってもらえないことが頻繁に起き、この方法では……と限界を感じていました。また、学校に問い合わせても回答が2週間かかるなど対応が後手後手になっていると感じ、包括的に担当してもらうべくスクールソーシャルワーカーに介入してもらうことになりました。学校(担任、主任、管理職)、医者、訪問看護、SSW、区の担当、相談支援専門員でケース会議が行われました。医師のもう少し長い時間学校へ行かせてあげてほしいとの訴えは、他の児童の安全確保、本人が穏やかに活動を進めることが最優先とのことで退けられる形となりました。進展がないまま冬休みとなりました。4年生最後になると、最後の授業+帰りの会+放課後の時間を数回過ごすことができましたが、癇癪などが起きるとそれについて指摘され、まだ学校で長い時間過ごすのは不可能と判断されました。このまま息子の小学校生活を終わらせたくない5年生、3年ぶりに担任の先生が変わりました。新しい先生はしっかりした先生で、今までの対応が一変しました。まず、オンライン授業の質が格段に上がり、連絡や相談事なども管理職にすぐ伝わるようになりました。本人も学校が楽しそうな様子をみせるようになったのですが、ただ、先生は放課後に会議があることが多く、そういう時は放課後登校がなしになりました。どんどん学校へいる時間が減ってしまう……これに限界を感じ、どうすればよいか本当に悩んでいました。この頃から同じ世代の子たちと関わって過ごさせたいという親の気持ちが強くなりました。友人に特別支援学校の先生がいるのですが、相談したところ、今のクラスでこれからも放課後登校を続けるよりも、支援の手厚い特別支援学校に転校したほうが本人も安心して楽しめるのじゃないかとアドバイスをうけ、ダメもとで特別支援学校への転校を目指すことにしました。このまま、息子の小学校生活が終わってしまうのが心配だったのです。Upload By ユーザー体験談医師を含めた関係者でのケース会議が行われました。医師は朝から学校に行きたい息子にとって特別支援学校はベターな方法であると伝え、SSWも同意してくれました。困難を極めた年度途中での特別支援学校への転校。「僕も毎日朝から来て良いの?」と不安げな息子に涙しかし、年度途中での特別支援学校への転校は困難を極めました。私は各所へ相談、交渉しましたが「前例がない」の一言で退けられました。それと同時に、特別支援学校への見学も始めました。息子は全ての学校に対して「行きたい」と前向き。息子が学校へ行きたがっていることを胸に私は交渉を続け、ついに年度途中に転校した前例を見つけ、そのことをケース会議で伝えると、ついに転校が許諾されたのです。転校することになった特別支援学校で入学前面談をしたとき、「どうだった?」と聞かれた息子は「すごく楽しかった!また来たい!」と前のめり。それに対して先生が「来週から来るんだよ」と言うと、「僕も毎日朝から来て良いの?」と不安げに、でも期待をもったまなざしで先生を見つめていました。学校に毎日行くなんて許可をとるまでもなく当たり前のことなのに、来て良いのか確認をするほど不安になっている様子に、親として涙が出そうになりました。先生は「そうだよ!毎日来るんだよ。来週からは給食も食べるよ。スクールバスにも乗ってくるんだよ!早起き頑張るんだよ」と温かい声がけをしてくださいました。そして5年生の10月、ようやく特別支援学校での生活がスタートしたのです。Upload By ユーザー体験談「学年で1番楽しそうにしていますよ」ついに見つけられた息子の居場所転校後は不適応行動も癇癪もほとんどなく、楽しく通えるようになって、まるで夢のようです。学校も癇癪を起したら帰宅なんてことはもちろんないですし、そもそもそうならないような環境作りがなされています。不安になった時や疲れた時、イライラした時にどう気持ちを表現するかといった練習をしているのですが、少しずつできるようにもなってきました。学校のお友達のことを細かく報告してきたり、みんなで取り組む体育のダンスや音楽の演奏が楽しいということも口にします。担任の先生との面談では、「学年で1番楽しそうにしていますよ。居場所ができて、自分が求められている、大切にされているというのを感じていると思います」とも言われました。学年の先生方がチームとなって支えてくれています。ぐっと落ち着いた息子を見て、医師が言っていた「環境設定の大切さ」とはこういうことかということを実感しています。小学生の大切な時期に、集団に関われなかった息子ですが、現在人との関りを増やし大きく成長中です。もともと人が大好きな性格を生かして、得意なところをたくさんのばしていってほしいと思います。特別支援学校に転校してから「みんな仲間」という意識が生まれています。そのような経験をいかし、人を大切にするという気持ちが育っていってほしいです。でも、一歩一歩ゆっくり元気に成長してほしい……それに尽きるかもしれません。イラスト/まるエピソード参考/お気楽ママ(監修:初川先生より)通常級で入学し、特別支援学級に移ったものの癇癪が続き、安定した登校が叶わず、特別支援学校に移ってようやく“居場所”と感じられるようになられたエピソードをありがとうございます。お子さんの障害や特性によって、環境になじみにくい、安心感を得づらい面はあるのかもしれません。ただ、それはお子さんだけの課題なのではなく、それをふまえて学校側がお子さんを理解し、見通しや予告を伝え、つらくなったときはどうするかについて一緒に検討し、仮に短時間からの登校であったとしても、少しずつ時間を伸ばしていくための長期的な方針によるものとして実施するなど、環境側の受け入れを整えていく。そうした相互作用の中で、教室や学校が落ち着いて過ごせる場所、居場所となり、お子さんも安心感を得てゆくものだと思います。ただ、通常級、特別支援学級、特別支援学校それぞれ児童の数に対しての教員数が決まっているので、特に通常級では多くの児童を一人の先生が見ているがゆえに、「急に暴れます」(きっかけを気づくことが難しかった)ということが起きてしまうなど、できることには限界があります。5年生の時に担任された先生によって、だいぶスムーズに進む面も出てきたように、良くも悪くも担任の先生とのめぐり合わせという要素もあります。完全にフィットする場を見つけるのは確かに難しい場合も多く、関係者が集まっての支援会議やケース会議など、知恵を持ち寄る面ではよいものの、なかなか好転しない場合は保護者からするととても疲弊されたろうと思います(※スクールソーシャルワーカーにも入っていただいたとのことですが、自治体によってスクールソーシャルワーカーの申請・活用方法が異なることがあります。このあたりは担任の先生や特別支援コーディネーターの先生にお問合せください)。とても大変な道のりの末に特別支援学校への転籍が認められ、今はとても充実した学校生活が過ごせているとのこと、何よりです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月02日~新校舎「さつき」にて実施~麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)は、千葉県工業系高大連携推進委員会へと加盟をすることになり、千葉県工業系高大連携推進委員会との調印式を3月19日(火)に麗澤大学新校舎「さつき」にて実施をしました。千葉県工業系高大連携教育協定は平成16年3月11日に千葉県高等学校工業教育研究会加盟11校と理工系7大学が工業教育の振興を図るべく締結された教育協定です。2024年4月に本学が新学部として工学部を設置し、更に千葉県の工業教育の発展に貢献するために加盟をしました。【今後の連携内容】(1)公開実験の実施(2)高大連携プログラムへの教員参加(3)高大連携開放科目の聴講(4)開放科目の履修(5)大学教員による出前授業の開催(6)大学の実験施設見学の開催(7)高校生と大学生との共同研究(8)図書館の利用など調印式において本学学長徳永澄憲は、「本日竣工式を終え、生まれたばかりの新校舎で、千葉県工業系高大連携加盟校間における連携教育協定に加盟できたことをうれしく思います。2024年4月からは工学部が新設されます。文理横断型の新しい学びを実現し、千葉県のものづくり人材の育成に貢献してまいります。」とコメントしました。千葉県工業系高大連携推進員会、相浦敦(あいうらあつし)委員長は「近年の社会の動きを見ると生成AIなどの技術が凄まじい勢いで進展するとともに、データサイエンスなど、理工系の学部が注目されており、ものづくりを基本とする工学、工業教育の重要性は増しています。本日の調印式を契機に教育並びに研究活動に対し長期的視野に立ち、継続性のある連携の在り方を模索し、発展的に協力・連携し未来のものづくり人材の育成に寄与していくものであればと思っています。」とコメントしました。【麗澤大学について】麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。麗澤大学公式HP : プレスリリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日テレ東では、あす24日午後4時から「テレ東フェムテック委員会【生理!妊娠出産!更年期!世界の女性の悩みSP】」を放送する。国際女性デー(3月8日)に合わせた番組では「日本とどう違う?世界の女性のお悩みぶっちゃけ」をテーマに25ヶ国の事情を大調査する。2020年に放送した『生理CAMP2020』で多くの女性が悩みを抱える生理にまつわる情報をイチ早く特集し、SNSや各メディアを中心に大きな反響を呼んだ。そこで、これまで閉じた世界で扱われるイメージのあった“女性の性と健康”に関する話題をあえてオープンに取り上げ、前向きなイメージで発信すべく同番組が2022年にスタート。配信コンテンツ、地上波特番などを経て、今年2024年は国際女性デーがある3月に放送。日本と世界25ヶ国の性教育から生理、妊娠、避妊、出産、更年期までの事情を大調査し、黒沢かずこ(森三中)、庄司智春(品川庄司)、ゆうちゃみらをスタジオに迎え、世界各国の女性のお悩みをぶっちゃけながら、明日から使える、ためになる情報を発信し、さまざまな悩みや価値感に寄り添っていく。今回の放送では、親子で受ける日本の小学校や受けない権利もあるアメリカの性教育、スウェーデンで逆に心配になった性教育など世界の性教育を特集。また、いつか訪れる?気になる更年期についての悩み、世界の生理事情、「妊娠・出産どうしてる?」、女性特有の悩みをテクノロジーで解決することを目指す、今話題の「フェムテック」(フィーメール×テクノロジー)として世界から集まったフェムテックグッズなども紹介していく。プロデューサーの工藤里紗氏は「日本への外国人旅行客も増えてきたということで、ずっと気になっていた外国女性の方々のカラダや健康のお悩みを大調査!すると、国や文化が違っても女性たちの悩みや知りたいことに共通点がたくさん!一方で、国の教育や制度には大きな違いが? 『フェムテック』を入り口に、生理、妊娠、出産、避妊、更年期、性教育など日本と外国の違いを調べると、さまざまな課題と同時に同じ悩みを持つ同じ人間としてのつながりも感じるように。カラダや健康のことはプライベートなこと。皆が皆オープンに語るものではないと思う一方、知ることによって何かがラクになったり、医療機関の受診につながることも。知ることは、何かの第一歩。そんな「知る」きっかけを番組で気楽に楽しんで見ていただけたらと思います!お一人で、家族で、パートナーと…どうぞ!」とコメントしている。
2024年03月23日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)が、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大橋善光)と共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、この度、顧客満足度調査「イード・アワード2024プログラミング教育」※において、「最優秀賞(総合満足度第1位)」を受賞しました。同調査において、プログラボは2022年から3年連続での最優秀賞受賞となります。※教育情報サイト「リセマム」を運営する株式会社イードが実施(参考URL: )プログラボ教育事業運営委員会が運営する「プログラボ」は、『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』との教育理念のもと、現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府9県で82校に、約8,000名が在籍しています。また、自治体等へのプログラミング教育の導入支援や「プログラボ」が実践する学びをベースにした企業、教育機関、自治体向けの研修事業などを行っています。今後も1人でも多くの方の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。【参考1】株式会社ミマモルメの概要1 本社 大阪市福島区福島3丁目14番24号2 資本金 1億円(阪神電気鉄道株式会社100%出資)3 設立 2017年8月8日4 代表者 代表取締役社長 小坂 光彦5 事業内容 あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ 株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月22日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。‘’「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第二回は、神奈川県鎌倉市教育委員会の教育長である、高橋洋平氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール 高橋洋平 氏宮城県登米市出身。 中学校教員や市教育長を務めた父親と障害を持つ叔母の影響を受け、教育の道を志す。 東北大学教育学部を卒業し、文部科学省に入省。 学校教育のデジタル化や福島県庁での震災復興、米国の大学で教育研究、コンサルティング会社教育チームマネージャーなど、多角的に教育に携わる。2023年に鎌倉市立小中学校の教育行政を牽引する教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部正しいことを、子どもたちの「今」に合わせて実装するーー本日はよろしくお願いいたします。さまざまな視点・キャリアから教育に向き合ってきた高橋さんですが、まずは教育に対してのお考えの原点にあるものを教えていただけますでしょうか。原点には間違いなく福島で過ごした時間があります。私の在任当時、避難指示区域となった町村の子どもたちは、避難先に建てられたプレハブの仮設校舎などに通っていました。学校を訪ねるたびに、本当に可哀想だな、早く村に戻してあげたいなという一心で、県庁の学校再開支援チームをリードしていたんです。ーーそこで、今の教育に対する価値観にもつながる体験をされた。除染などにより放射線量が下がり避難指示が解除され、新しい学校の整備ができた時の、仮設校舎の閉校式での出来事でした。教育関係者と喜びを分かち合っていた私たちでしたが、ある小学校6年生の女の子から「仮設って言わないで。この学校は仮設なんかじゃない」って言われたんです。ーー仮設なんかじゃない。とても重い言葉です。もう、頭をガツンとやられるような、本当にショッキングな言葉でした。Upload By 発達ナビ編集部ーー子どもたちのためにと奔走するあまり、見えていないものがあったと。はい。その子が先生や友人と学びあった6年間は仮設なんかじゃなく、「本物」ですからね。人生に仮の時間なんてあってはならない。過去の震災に囚われ、未来の復興を見て、当時の私には子どもたちの今が見えていなかったんです。だから、「仮設」や「被災者」、「障害者」などもそうですが、一方的な決めつけではなく、目の前のその人と向き合って仕事をしたいと、強く思っています。ーーその経験が、今のインクルーシブ教育への想いにもつながっているんですね。能登地震でも学校を含め甚大な被害がありました。関係者の尽力で他校を間借りしたりして学校が再開されており、これからさまざまな面で復興が進んでいくことと思われます。何をもって本当の復興というかは本当に難しく、数字などで一律に「ここまでいったら復興!」と決められるものではなく、復興には一人ひとりの形があるのだと考えています。いずれにしても自分の力で立ち上がり、自らの幸せを掴んでいくことが、復興なのかなと考えています。それはまさにインクルーシブな学びにも通じて、それぞれの個性や特性を持ちながら、それぞれの学びや幸せを勝ち取っていくということのように思われます。東日本大震災でもコロナ禍でもさまざまな分断が生じましたが、そういった分断を乗り越えていけるような学びや対話の形を、これからも追い求めていきたいです。ーーインクルーシブ教育について文部科学省が示す方針については、どのように捉えられていますか?インクルーシブ教育を含め文部科学省が示す方向性は、基本的にはいつも正しいことを言っているなと感じます。でも、その正しいことを子どもたちや学校教育の現場において、真に正しいものにどのように落とし込んでいけるかが大事なことです。福島での経験を踏まえて、鎌倉で実践していきたいと、今はそう思っていますね。鎌倉は多彩な文化にも恵まれ、そして海や山という自然も近くにあり、学ぶ場としてとても豊かだと思っています。そして何より、多様な人がこの街を選んで、関わってくれている。まさに街としてもインクルーシブな環境の中で、鎌倉らしい教育の形をつくっていきたいです。Upload By 発達ナビ編集部その場所ならではのテーマやキーワードを見つけ、街の共感を得て推進するーーインクルーシブ教育の中でも、「鎌倉らしさ」について紐解いていければと思っています。鎌倉市が見据える未来について、教えてください。鎌倉では、世界に誇れる持続可能な町、そして共生社会を市民と共創するというビジョンを掲げています。 市民一人ひとりがお互いに尊重し合って、支え合って、自らが望む形で社会との関わりを持ち、生涯に渡って安心して自分らしく暮らしていくというものです。とてもインクルーシブな考え方を持ったビジョンだと思っています。ーー鎌倉市の教育が目指す方向と、重なる部分が大いにあると。はい。まずは自分自身を認め、そのうえで他者を尊重し、違いがあるからこそ学びがあると理解する。その上で、他者と協働しながら持続可能な共生社会の創り手へと育っていく。そんな視点に基づいているのが、鎌倉市の教育が目指す基本的な考え方です。鎌倉らしさで言うと、一つは「如意」という禅の言葉があります。Upload By 発達ナビ編集部ーー「如意」ですか。歴史ある鎌倉らしい言葉です。いわゆる如意棒の「如意」であり、意のまま、自由自在という禅の言葉です。自分の良さと可能性を認め、他者を価値ある存在として尊重し、目指したい方向を合わせながら進んでいく。自分だけでなく社会として自由自在で幸福であることを尊重する。Well-beingに通じる言葉だと思っており、教育で目指すべき姿であるなと感じています。ほかにも、この街らしさで言うと「鎌倉野菜」にもヒントがあるかなと。ーー「鎌倉野菜」はブランド化されて全国的に人気ですよね。山に囲まれた鎌倉の狭い土地であり、かつ多様なレストランからのオーダーを受けて、色とりどりの野菜が少量多品種で生産されています。七色畑とも呼ばれ、インクルーシブ教育が目指すべき姿も重なる、そんな風に思っています。弱みは強みに変わるし、活躍の場を通じてスタイルがつくられ包摂される、鎌倉の教育の姿にも取り入れていきたいなと。その土地ならではの教育の形、キーワードを見つけることは、関係者の目線も揃いやすく、大切なことかなと感じています。Upload By 発達ナビ編集部一方で、難しいのは、歴史ある鎌倉の資材を活用することのみに縛られてしまうと、発想としてプロダクトアウトなんですよね。教育においては、やはり子どもたちを起点としたマーケットインで考えていないと、意味のある形に落とし込めないと思います。やはり学習者中心の視点で考えなければならない。これは忘れてはいけないポイントの一つです。ーーなるほど。そんな鎌倉市の教育においての課題はどのあたりにありますか?どの教育委員会でも重要なテーマとして扱われていますが、学校に行くのがつらい子どもたちが増加しています。学校教育の構造も変わっていかなければなりません。子どもたちが学校にフィットしていない本質的な原因に目を向けながら、さまざまな方々と連携してプロジェクトを進めているところです。民間との協業に力を入れ、魅力的な人や資金のリソースを確保するーー不登校のお子さんに対する取り組みについて、具体的に教えてください。「かまくらULTLAプログラム」という取り組みをご紹介させていただきます。こちらは、不登校や学校に行くことがつらいと感じている子どもたちを対象にした、一人ひとりが学習の個性や特性に応じて自分らしく学んでいく方法を見つけていくことを目的とした探究プログラムです。鎌倉らしい森、お寺、海、テック企業などの地域特性を活かしながら、色んな分野のプロである大人たちと一緒に活動をします。海のプログラムでは、「タコから学ぶ生物多様性からの自己理解」をテーマに、漁師さんのお話を聞いたり、「気持ち悪いー!」とか言いながらもタコを触ったり、パエリアにして食べちゃったり、体験を通して学んでいきます。そうやって保護者の方がいないところで、1つの探究テーマを通して、自らの学習の特性を踏まえて学び方を自己調整しながら学んでいくプログラムです。Upload By 発達ナビ編集部ーー不登校の子どもたちにとって、非常に有意義な場をつくることができているんですね。森のプログラムでは、浄智寺の朝比奈住職の得意料理でもあるカレーをいただいたのですが、その上に鎌倉野菜の素揚げを乗せました。敏感な子も多く、「絶対食べられないよ」と言っていたのですが、ペロリと食べていましたね。「どうして食べられたの?」と聞いてみたら、見たことがない野菜だから挑戦してみたと話してくれました。他にも浄智寺の井戸水の飲み比べをしてみたり、五感を思う存分活用した伸び伸びとした学習に、鎌倉のエッセンスを加えて、独自のプログラムを展開しているんです。ーーお話を伺っているだけで、子どもたちの目が輝いている様子が浮かんでくるようです。本当にそうなんです。例えば工作や絵やダンスやプログラミングなど、子どもたちそれぞれに得意な表現方法があります。得意な学習スタイルで、自ら学びのハンドルを握り、自分らしく学びを掴み取っていくという方向に、教育が変わっていかなければならないのだと思っています。このプログラムは、それぞれの子供たちが学びに向き合っていくエネルギーを高めることができていると感じています。海のプログラムの終わりに「なりたい自分になれたよ!」って叫んでくれたお子さんもいて。大人たちも感動していましたね。ーーとても感動的なエピソードです。一方で、子どもたちが何が得意で、どんな個性を持っているか見えづらいという、学校現場の悩みもあるようです。そのために私たちは、アセスメントという形で学びの特性をできるだけ把握できるように努めています。話すのが得意なのか、聞くのが得意なのか、対人関係や関心分野、表現の特性までを可視化していきます。このデータは、もちろん本人や保護者の方にも共有して、ご家庭での理解にも役立てていただいています。子どもによってはあえて苦手な学び方にチャレンジしたりということも見られるようになってきました。学校ではLITALICO教育ソフトのプログラムも活用しながら、定点観測的に継続して積み上げていき、その後の学びと接続していけるように取り組んでいるところです。特別支援学級を中心に先生と活用してフィードバックを重ね、教育の現場でも役立っています。Upload By 発達ナビ編集部ーー「かまくらULTLAプログラム」での実践を経て、今後の展望を教えてください。手応えを感じているので、学びの多様化を進めるために、体験型のプログラムを軸とした新しい「学びの多様化学校(不登校特例校)」をつくる計画を進めています。1学年10人ほどを想定していまして、学校に行きづらさを感じている子どもたちの学習の進度や特性に合わせて、個別最適の学びが得られる場として令和7年の開校を目指しています。こうした施策を進めていくことで、従来の学校とも相互に刺激を与え合って、学びの選択肢を増やしていきます。通常の学校に通えない子の受け皿やセーフティネットにという言い方はあまりしたくなくて、自分らしく学べ、こういう場なら行ってみたいと思ってもらえるものにしていきたい。こうした取り組みを通して、今学びとつながれていない子どもたちの可能性にしていきたいと思っています。ーー民間との連携で言うと、ほかにはどのようなことをされていますか?「鎌倉スクールコラボファンド」という取り組みをしています。これは、プロジェクト型学習やプログラミング学習、デジタルを活用した個別最適な学びなど、学校が魅力的な企業や大学、NPO等とのコラボレーションを通して、社会に開かれた教育課程を実現していくために、クラウドファンディングで資金調達をするものです。Upload By 発達ナビ編集部寄付を個人や企業から募り、教育委員会でプールすることで、子どもたちの学びにとって必要な領域に、スピード感を持って柔軟に使っていくことができます。このようなアジャイルな資金の活用の仕方はやはり公費だけでは難しく、クラウドファンディングだからこそ実現できた形となります。第4弾となる今回の募集でもなんとか目標達成して調達できました。ーー他の市区町村にも横展開できるような、インクルーシブ教育の土台をつくるためにも活用できそうなモデルですね。そうですね。このスクールコラボファンドの取り組み自体も、他自治体にも広がりを見せています。もちろん私たちのノウハウも共有しますので、今後も全国の自治体に波及していってくれたら良いなと思います。私たちもさらに進化させていきたいと計画しているところです。Upload By 発達ナビ編集部ーーたくさんの視点をいただきありがとうございました。最後に、鎌倉市としてこれから大切にしていく、教育に対しての想いについて教えてください。これからの学校教育の現場には、子どもたちが自分で学びを選ぶという形が求められてくると思います。大人に一方的に教えてもらう教育ではなく、子どもたちが主体的に自ら掴み取っていく学びの環境をいかにデザインできるかが試されてくる。福島の復興で被災者自身が自分の力で立ち上がり、自ら多様な幸福を掴み取っていった時と同じように、子どもたちに一方的に与える学びでなく、多様な子どもたちを信じて委ねながら、共に学んで成長していきたい。そんなことを日々考えながら、鎌倉市のインクルーシブな学びのためにできることに力を尽くしたいと思います。インクルーシブ教育推進のために、まずは子ども以上に大人がワクワクしながら働けているか高橋さんは最後に、個別最適で協働的な学びとか、探究的な学びを教育で実現したいと言うのなら、それ以前に大人がワクワクと自分の仕事に向き合えているかが大切なのではないか、と話されていました。教育委員会自身、あるいは教育長自身が、そういう学びであったり、仕事の仕方をできてるかどうかを常に見直さなければいけないと、自分に言い聞かせているようです。言葉や枠組みが先行しがちなインクルーシブ教育の本質を突いた、示唆のある言葉だと感じました。Upload By 発達ナビ編集部引き続き、この連載では全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2024年03月19日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)が、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大橋善光)と共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、2024年5月に「プログラボ 箕面」を開校します。「プログラボ 箕面」は、2024年3月に開業する北大阪急行「箕面萱野駅」の近隣に位置しています。年長~中学生を対象に、「ビギナーI」コースと「スタンダードI」コースの2コースを開講します。2025年以降は北大阪急行「千里中央駅」に位置する「プログラボ 千里中央」で発展的なコースを受講いただくことができます。プログラボ教育事業運営委員会が運営する「プログラボ」は、2016年に『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』の教育理念の下、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を持ち、「主体性をもって多様な仲間と協働できる」真に社会に求められる人材を輩出したいという思いでスタートし、実践しています。現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府9県82校に、約8,000名が在籍しています。「プログラボ」では、様々な活動を通じ、今後も1人でも多くの子ども達の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。2020年度以降、ロボットプログラミングにとどまらず、ICTを活用したものづくり体験「プログラボクリエイターズ」、理科実験とものづくりを組み合わせた「サイエンス講座」など、新たな講座を開講し、未来を担う子ども達に対して広くSTEAM教育(※)を実施することで教育理念の実現を目指しています。また、プログラボでは、自治体等へのプログラミング教育の導入支援や研修事業を行っています。※ STEAM教育とは、「Science:科学」、「Technology:技術」、「Engineering:工学」、 「Art:教養・芸術」、「Mathematics:数学」の頭文字をとった言葉です。ロボットやAIなどの科学技術が急速に発展している中で、新たな価値や変化を生み出すことのできる人材を育てるため、海外ではこれらの領域を重視した教育が盛んに行われています。開校する「プログラボ 箕面」の概要は、次のとおりです。【「プログラボ 箕面」の概要】(1)住所大阪府箕面市坊島4-1-1 Second M内(箕面萱野駅徒歩2分)(2)対象者未就学年長~小学生(3)開設コースビギナーI・スタンダードI(開校曜日:土曜日/月に3回)※開校日はプログラボHPよりご確認ください。(4)体験会体験会は千里中央校で随時ご受講いただけます。無料体験会の開催日程はプログラボHPをご覧ください。予約はプログラボHPからお申込みいただけます。( )(5)お問合せ先0570-200-710(ナビダイヤル)(9:30~17:30土・日・祝日を除く。)【2024年度新規ご入会キャンペーン実施中】2024年4月8日(月)消印有効で入塾書類をご郵送いただいた方には、初回2か月の授業料がお得になるキャンペーンを実施しています。この機会にぜひご検討ください。【参考1】株式会社ミマモルメの概要1 本社 大阪市福島区福島3丁目14番24号2 資本金 1億円(阪神電気鉄道株式会社100%出資)3 設立 2017年8月8日4 代表者 代表取締役社長 小坂 光彦5 事業内容 あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ 【参考2】ロボットプログラミング教室「プログラボ」の概要1 教育理念私たちは、ロボット・プログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。「夢を実現するチカラ」とは(1)学びに対する喜び・意欲知識と論理的な思考方法を身につけ、それを実践することで、学ぶ喜びを体感し、意欲的に学ぶ姿勢、問題解決力を養います。(2)視野や興味の幅を広げ、それを深く追求する心身のまわりのさまざまな物事に興味を持つ好奇心と、興味を持った物事に対して深く掘り下げる探究心を育みます。(3)自らの力でやり抜く精神失敗を恐れず、試行錯誤を重ね、主体性と最後までやり抜く力を育てます。2 対象者 未就学年長~高校生3 内容主に「教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3」や「レゴ(R)エデュケーション SPIKE (TM)プライム」を用いて、モーターや各種センサーを使ってロボットを組み立て、ビジュアルアイコンを使ったソフトウェアでプログラミングを行います。4 2024年度料金体系(月額料金のみで、入会金・教材費は不要)株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日皆さんは、他人の教育論に困惑した経験はありますか?今回は「自分の教育論を押しつける義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言夫は義母の言いなりで…義母の言いなりになっている夫に、困り果てていた主人公。義母は「子どもにわがままを覚えさせるな」という極端な教育論を押しつける人物で、夫もそれに従っていました。ある日、娘がほしがっていた赤のランドセルを購入。しかし「オレンジがいいわよ」という義母の一言で、夫は赤のランドセルを捨ててしまったのです。娘はひどく傷つき「パパ嫌い」と言うようになりました。離婚を決意した主人公は、母も含めて義母と話し合うことにします。しかし反省せず、自分が正しいと思っている義母は…。母にイヤミを…出典:モナ・リザの戯言「娘さんの教育に失敗されましたね」と母にイヤミを言いました。母は「いいえ、失敗したのはあなたです」と言い返します。その後、主人公は「あなたとはやっていけない」と容赦なく夫に言い放つのでした。読者の感想我慢することはときには大切だと思いますが、娘のものを勝手に捨てるのはひどすぎますね…。娘を傷つけるのは教育論ではなく、ただの嫌がらせだと感じました。(30代/女性)ランドセルは娘の好みの色にしてほしいですよね…。家族の教育方針に、義母が口出しするのはよくないと思いました。(50代/女性)
2024年02月19日PVC Award実行委員会は、PVC(塩ビ)素材の特長を活かした魅力ある製品を表彰するコンテスト“PVC Award 2023”展示会を東京(3月)と名古屋(4月)で開催します。PVC Award 公式サイト: 入賞作品PVCは、省資源で耐久性、難燃性、リサイクル性に優れたプラスチック素材です。私たちは本コンテストを通して、PVCの特長を活かして社会に貢献している製品の発掘を目指しています。実のところ、今回は防災や環境負荷低減に貢献する作品が多かった点も特徴的でした。展示会を通して、できるだけ多くの方にPVC製品の魅力に触れていただきたいと思います。■開催概要<東京会場>会場 :GOOD DESIGN Marunouchi 所在地 :東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)開催期間:2024年3月2日(土)~11日(月)開場11時~20時(11日17時まで)<名古屋会場>会場 :ウィンクあいち 所在地 :愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)開催期間:2024年4月9日(火)~11日(木)開場10時~18時(11日16時まで)※展示会の来訪者による人気投票でオーディエンス賞が決定します。奮っての来訪と投票をお願いします! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日つくば市教育委員会(教育長:森田 充)、東北大学大学院 情報科学研究科 堀田龍也研究室(所在地:宮城県仙台市)、東京書籍株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:渡辺 能理夫)、および株式会社Lentrance(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 穂隆)は、学習者用デジタル教科書の学習履歴データの活用に向けた共同実証研究成果報告会を2024年2月19日(月)に開催いたします。■成果報告会概要演題 : 「学習履歴データの分析によって見えてきたデジタル教科書の利用実態と学習傾向」発表者 : 東北大学大学院情報科学研究科 堀田 龍也 教授東北大学大学院情報科学研究科 長濱 澄 准教授日時 : 2024年2月19日(月) 15:30~16:45対象 : つくば市内の公立小中学校教員(各校1名)/メディア関係者形式 : オンラインによる開催申込 : 参加を希望される方は、以下URLよりお申込み下さい(2/16(金)17:00まで) ■タイムフロー1. つくば市教育長 森田 充先生ご挨拶2. 本プロジェクトの主旨・概要3. 成果報告1 -家庭学習におけるデジタル教科書利用実態と学習傾向4. 成果報告2 -授業中におけるデジタル教科書の利用実態と個人差による操作傾向5. 現状の全国的な動向に照らし合わせた上での本プロジェクトの成果と今後の可能性6. 質疑■これまでの取組み2022年12月には、2021年度の報告書を公開し、学習者用デジタル教科書の使用開始直後と3カ月後で生徒の英語力の変化や、音読課題に対する取り組み状況の改善が見られたことを報告しています。2022-2023年度は、東北大学を中心にさらに研究を深め、家庭学習時における学習者用デジタル教科書の活用傾向を基に生徒を複数のクラスタに分類し、音読課題や定期テストの結果との関連を調べました。その結果、クリック回数やアクセスページ範囲、端末利用時間やログイン頻度など複数の指標で中程度以上の結果を示したクラスタにおいて、音読課題や定期テストの得点が高いことが分かりました。表1:予備分析におけるクラスタごとの各特徴量の平均値(標準偏差)図1:クラスタごとの各単元での音読課題得点「中学校英語科デジタル教科書の家庭学習時の操作ログと音読課題や定期テストとの関連に関する試行的検討(宮西ほか,日本教育工学会研究報告集,2023(2) 235-236)」よりまた、授業中の累積クリック数を基に時系列クラスタリングによって生徒を分類したところ、一部の生徒が、教師からの指示に対する反応が相対的に遅れている傾向にあることが分かりました。図2:授業の流れと各活動の所要時間(網掛けは教師がデジタル教科書を使うように指示した活動)図3:累積操作数の時系列データの時系列クラスタリングの結果これらの結果については、教師による働きかけや個人差による影響もあると考えられることから、研究チームでは、引き続きデータを集め、より詳細で一般的な活用傾向の分析を進めると同時に、教師の働きかけが生徒の活用の仕方に与える影響等についても研究を進めていきます。■本研究に関する報告書・学術論文等◆共同実証研究開始 プレスリリース:2021年10月「茨城県つくば市教育委員会・東北大学 堀田龍也研究室・株式会社Lentrance」との『クラウド版デジタル教科書』の学習履歴データ活用に向けた共同実証研究」 ◆2021年度報告書公表:2022年12月「学習者用デジタル教科書・教材から得られる学習履歴データ分析実証研究 2021年度 報告書」概要版 ◆東北大学研究チーム 学術研究一覧(1)2022年12月3日 日本教育工学会研究会 発表報告集「中学校英語科デジタル教科書の家庭学習時の操作ログに基づく端末利用の実態把握の試行的検討」 (2)2023年3月 国際学会(Learning Analytics and Knowledge Conference)ポスターセッション「A Trial Study on Understanding Operational Tendency of DeviceUse Based on Operation Logs during Home Study Using Japanese Authorized Digital Textbooks」(3)2023年7月 国際会議(AACE EdMedia + Innovate Learning 2023)ポスター発表「A Trial Study of Understanding the Actual Conditions of the Time and Frequency of Device Use Based on Operation Logs of Japanese Junior High School English Digital Textbooks during Home Study」(4)2023年7月29日 日本教育工学会研究会 発表報告集「中学校英語科デジタル教科書の家庭学習時の操作ログと音読課題や定期テストとの関連に関する試行的検討」 (5)2023年9月17日 日本教育工学会秋季全国大会 講演論文集「中学校英語科家庭学習における音読課題を前提にしたデジタル教科書の利用に関する一考察」(6)2024年3月2-3日 日本教育工学会春季全国大会 (発表予定)「中学生の家庭学習における英語デジタル教科書の音声機能活用と音声に対する意識の変化に関する一検討」(7)2024年3月 国際学会(Learning Analytics and Knowledge Conference)ポスターセッション(発表予定)「A Trial Study on Understanding the Influences of Japanese Certified e-Textbook Usage in Classroom on Academic Performance Changes」(8)日本教育工学会論文誌(未公表)「デジタル教科書の操作ログを用いた一斉授業の授業進度からの相対的な遅れの把握の試み」【東京書籍株式会社】代表 : 代表取締役社長 渡辺 能理夫所在地 : 〒114-8524 東京都北区堀船 2-17-1資本金 : 8,000万円創業 : 1909年事業内容: 教科書並びに教育図書の出版・販売、一般図書の出版・販売、教材・教具、教育ソフト等の製造・販売URL : ※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月14日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)が、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大橋善光)と共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、2024年5月に埼玉県では初となる「プログラボ 武蔵浦和」(埼玉県さいたま市)を開校します。「プログラボ 武蔵浦和」は、JR東日本グループの株式会社JR中央線コミュニティデザイン(本社:東京都小金井市、社長:高(※1)橋好一)が運営する教室で、JR東日本武蔵浦和駅の高架下会議室を活用して開校されます。プログラボ教育事業運営委員会が運営する「プログラボ」は、2016年に『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』の教育理念の下、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を持ち、「主体性をもって多様な仲間と協働できる」真に社会に求められる人材を輩出したいという思いでスタートし、実践しています。現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府9県82校に、約8,000名が在籍しています。「プログラボ」では、様々な活動を通じ、今後も1人でも多くの子ども達の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。2020年度からはロボットプログラミングにとどまらず、中高生向けのAI開発講座「AIラボ」など新たな講座を開講し、未来を担う子ども達に対して広くSTEAM教育(※)を実施することで教育理念の実現を目指しています。また、プログラボでは、自治体等へのプログラミング教育の導入支援や研修事業を行っています。※STEAM教育とは、「Science:科学」、「Technology:技術」、「Engineering:工学」、「Art:教養・芸術」、「Mathematics:数学」の頭文字をとった言葉です。ロボットやAIなどの科学技術が急速に発展している中で、新たな価値や変化を生み出すことのできる人材を育てるため、海外ではこれらの領域を重視した教育が盛んに行われています。開校する「プログラボ 武蔵浦和」の概要は、次のとおりです。【「プログラボ 武蔵浦和」の概要】(1)住所埼玉県さいたま市南区別所7丁目177-6(JR武蔵浦和駅高架下会議室)(2)対象者未就学年長~小学生(3)開設コースキンダー、ビギナー、スタンダードII(4)体験会2024年2月以降、随時開催予定です。無料体験会の開催日程はプログラボHPをご覧ください。予約はプログラボHPからお申込みいただけます。( )(5)お問合せ先0570-200-710(ナビダイヤル)(9:30~17:30 土・日・祝日を除く。)【2024年度新規ご入会キャンペーン実施中】2024年4月8日(月)消印有効で入塾書類をご郵送いただいた方には、初回2か月の授業料がお得になるキャンペーンを実施しています。この機会にぜひご検討ください。【参考1】株式会社ミマモルメの概要1 本社 大阪市福島区福島3丁目14番24号2 資本金 1億円(阪神電気鉄道株式会社100%出資)3 設立 2017年8月8日4 代表者 代表取締役社長 小坂 光彦5 事業内容 あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ 【参考2】ロボットプログラミング教室「プログラボ」の概要1. 教育理念私たちは、ロボット・プログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。「夢を実現するチカラ」とは<1>学びに対する喜び・意欲知識と論理的な思考方法を身につけ、それを実践することで、学ぶ喜びを体感し、意欲的に学ぶ姿勢、問題解決力を養います。<2>視野や興味の幅を広げ、それを深く追求する心身のまわりのさまざまな物事に興味を持つ好奇心と、興味を持った物事に対して深く掘り下げる探究心を育みます。<3>自らの力でやり抜く精神失敗を恐れず、試行錯誤を重ね、主体性と最後までやり抜く力を育てます。2. 対象者未就学年長~高校生3. 内容主に「教育版レゴ(R) マインドストーム(R) EV3」や「レゴ(R) エデュケーション SPIKE(TM)! プライム」を用いて、モーターや各種センサーを使ってロボットを組み立て、ビジュアルアイコンを使ったソフトウェアでプログラミングを行います。4. 2024年度料金体系(月額料金のみで、入会金・教材費は不要)※校舎により対象学年・名称が異なる場合があります。(※1)高ははしごだか株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月13日株式会社ビードリームが企画・運営を担う立命館大学主催「教育開発DXピッチ最終報告会 D.I.G.」は、立命館大学大阪いばらきキャンパスにて2024年2月29日(木)に開催いたします。立命館大学 教育開発DXピッチ最終報告会「D.I.G.」開催【イベント詳細】~「立命館大学 教育開発DXピッチ」について~立命館大学教学部および教育・学修支援センターでは、学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」を具現化するため、デジタル技術を活用した新しい教育手法開発および実践にチャレンジする教職員を支援して参りました。このたび、2022年5月に開催した教育開発DXピッチで受賞した3チームが、2年にわたるプロジェクトの成果を報告するイベントを、立命館大学大阪いばらきキャンパスB棟2階(立命館いばらきフューチャープラザ2階)グランドホールにて開催いたします。本イベントでは、成果報告に加えて展示・体験ブースを設置し、教職員によるR2030の教育創造に向けた取り組みの一部を体験することができます。さらに、教育DXに関連するツール等を紹介する企業による出展も予定しています。日時:2024年2月29日(木)13:00~17:00場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟 2階(立命館いばらきフューチャープラザ 2階)※JR茨木駅より徒歩約5分参加:無料 事前申込制(学園関係者のみ)イベントタイトル「D.I.G.」とは、活動してきた事を単語(キーワード)で表現し「DEVELOPMENT(開発)・DISCOVERY(発見)」の「D」「INSIGHT(洞察)・IDEA(着想)」の「I」「GENERATOR(生成)・GROWTH(発展)」の「G」の頭文字をとっております。「DIG」という単語自体にも地面などを「掘り起こす」という意味があり、それを「イベントロゴ」で表現しております。「イベントのキービジュアル」は受賞チームが取り組んできた活動を掘り起こした鉱石に見立てております。未来を想い、様々な成果や発見という色とりどりの「功績=鉱石」を手に入れ、豊かな未来を実現するため、今回のイベントを通して鉱石を「磨き続けていき宝石へと変えていく」という願いを込め制作いたしました。■立命館大学 教育開発DXピッチ最終報告会「D.I.G.」 □受賞チーム紹介(1) Ritsumeikan Writing Support Group 学生が自分の書いたレポートに対し、フィードバックを受けられる環境を作ることを目標に、AIを活用したフィードバックシステム「Ri:write」の開発に挑戦しています。(2) プロジェクト発信型英語プログラム 英語教育の新しい形を提案し、学生が最新の技術やサービス(AI自動翻訳や発音強化アプリ、XR空間など)を使って、英語で発信するための支援環境を作ることに挑戦しています。(3) 学生の自分探しを応援する探究型AIコンシェルジュ 自然言語処理技術を使い、学生の潜在的な興味や関心等をもとに、学生に合った大学の授業や研究室を提案するアプリの開発に挑戦しています。未来の教育の目撃者になる!掘り起こされた原石を磨け【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】イベント運営委託 株式会社ビードリーム担当 : 山本 剛也(やまもと まさや)E-mail: masaya@beedream.co.jp TEL : 075-256-2405 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月09日皆さんは、友人とトラブルになった経験はありますか? 今回は「姑息な仕返しをする同級生」にまつわる物語とその感想を紹介します。委員会決めで…高校生の主人公は、幼なじみと「同じ委員会に入ろう」と約束していました。しかしそれを知った同級生に「俺も同じ委員会に立候補しようかな〜」と嫌がらせをされてしまいます。結局じゃんけんで決めることになり、主人公は無事に勝利。幼なじみとの約束を守ることができたのです。しかし数日後、同級生に姑息な仕返しをされ…。同級生に激怒出典:Youtube「スカッとドラマ」主人公は激怒して「お前どういうつもりだよ?変な噂を流した犯人、お前だろ?」と問い詰めます。すると同級生は「そうだけど。今投稿を消してももう拡散されてるだろうね」と開き直りました。その後は怒り心頭で、同級生と言い合いになり…。仲違いして、主人公と同級生は高校卒業まで話すことはなかったのでした。読者の感想じゃんけんに勝っただけで変な噂を流され、主人公がかわいそうに感じました。嫌がらせをしてくるような意地悪な友人とは、最初から距離を置いたほうがいいですね。(20代/女性)幼なじみと同じ委員会に入るため、主人公がじゃんけんに勝つことができてよかったです。じゃんけんに負けたからと、変な噂を流す同級生には呆れてしまいました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月30日メジャーリーガーの大谷翔平選手(29)が全国の小学校に寄贈したグローブを、大分県別府市が子供たちに届けるよりも先に市役所内で展示したことが物議を醸している。大谷選手は昨年、ニューバランス社製のグローブを全国の約2万校の全小学校に3つずつ届けると発表。昨年末からすでに寄贈は始まっており、「野球しようぜ!」というメッセージとともに届いた“大谷グローブ”に歓喜する子どもたちの声も各地で報じられた。そんな中、別府市の長野恭紘市長(48)は自身のSNSで、1月17日に《キター!!》と大谷グローブが到着したこと報告。そして《私が観るだけではもったいない!という事で、市役所正面入口に当面飾ります!》と投稿。すると《学校に配られた物を勝手に展示するのは納得がいかない》《市長の私物のように感じる》《さっさと子供たちに使わせて》などと批判的なコメントが殺到した。そうしたコメントに対し長野市長は《渡さないとは言っていない。見てみたい市民に見てもらおうよ。そう言うのが教育ではないのかな?子供子供って、それこそ親や教育者を語るなら子供にそう言って聞かせるのが努めだと思いますね》と反論し、更なる批判を招く事態に。その後、長野市長はSNSを非公開にし、同市では1月29日までの予定だった展示期間を25日までに短縮するなど対応に迫られることとなった。長野市長は24日の定例会見で「グローブの管理方法について校長から不安の声があがり、1月30日に開かれる定例校長会でグローブを配布、それまで市役所で展示すると市教委が決定した」と話し、「近いうちに小学校に送る予定だったが、前段階として市民や子どもに喜んでほしかった」と展示に至った理由を説明した。そこで、「グローブの展示を決定した」という別府市の教育委員会に、展示に踏み切った経緯を聞いた。担当者が明かす。「保管方法に学校側も不安があったため学校現場からの要望もあり、他の自治体の事例なども参考にして問題点を整理する時間が必要でした。また、校長先生方が集まる会議が30日に予定されていましたので、取り扱いの留意点など共通認識をした上で、そのときに趣旨と注意事項を説明して校長先生1人1人に手渡すという予定を組んでおりました。それまでの約1週間、小学生以外の方にもお見せできる機会があるのであれば庁舎に展示して、 幼稚園の子どもや中高生にもお見せできるんじゃないかと。ネットで検索をしたところ、各地の自治体で”大谷グローブ”を展示している事例も結構あったので、それであれば問題ないだろうと判断いたしました」今回の炎上騒動を受けて、SNS上では複数の小学生児童の保護者らから《学校に届いていてもケースに保管されていて子どもが使えない》との声が上がっているが、学校側も慎重にならざるを得ない部分があると話す。「どこまで学校現場の判断に任せるのかというようなところが、先生方も不安なんだと思います。フリマサイトに出品された事例もいくつか目にしてますし、本当に送ってくださった方の気持ちを思うのであれば、紛失したり盗難にあうなどないように、我々としては事前に整理する期間を設けたということが発端なんです。とはいえ、寄贈された学校としてもどういう風に使っていくかは学校の規模などによっても事情が異なると思いますが、学校で安全に保管するために展示するとなると、結局は子どもが使えないという保護者のご意見はごもっともですよね」実は、各校への配送準備が整うまで“大谷グローブ”を受け取った自治体が庁舎内などで展示する例は各地で出ている。決して別府市に限ったことではなかったにもかかわらず、ここまで炎上した一因は市長のSNS投稿にあったようにも思えるがーー。「そこはちょっとわからないですが、なんだか大谷選手にも申し訳ないなと思っていて。もちろん私物化するつもりなんかないですし、教育委員会としては、今年卒業した中学1年生の“小学生だったら見られたのに”という声もあったりして中学生にも見せてあげたいし、甲子園を目指してる高校生とか、WBCを見て“野球をやってみたい”と思った幼稚園のお子さんにも見せてあげたい。大谷選手の思いをみんなで活かそうと思ってやった結果がこんな風になってしまって残念ですが、私は個人的には展示をしてよかったなと思ってます」実際に展示を見に来た市民からも喜びの声が上がっているという。「おばあちゃんとかは学校に行く機会もないので、“私、今日来てよかった”という声も、もちろんありました。昨日ヤフーニュースで“炎上記事”を見て“今日までと聞いたので見に来ました”という人もいました」教育現場の善意が発端となった今回の騒動、大谷選手もこれ以上の炎上は望まないだろう。
2024年01月25日公益財団法人東京都島しょ振興公社は伊豆諸島・小笠原諸島(以下「東京諸島」)の産業・観光振興を促進し、地域経済の発展と住民の生活・文化の向上を図ることを目的として、地域振興 事業、特産品展示販売事業などを行っています。昨年7月より、アンテナショップ「東京愛らんど」にて東京諸島のSDGsの取組みをシーズンごとに紹介していく企画展示イベント「東京愛らんど SDGs ギャラリー」を開催しています。第1弾では、島と共に生きる人々の日常や、店頭で販売している特産品の背景にあるSDGsなどを紹介しました。現在開催中の第2弾では、サステナブルなファッションとも呼ばれる着物に注目し、東京諸島の4島の伝統的な衣装を紹介しています。そして、その集大成イベントである1月11日(木)のトークショーには、「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2022」の「世界を変える30歳未満の30人」に選ばれ、東京の島しょ地域のブランド化や活性化に取り組んでいる「東京宝島推進委員会」の委員であるモデル、ラジオナビゲーター・長谷川ミラさんが登壇し、東京諸島のSDGsの取組みをもとに、ファッション×SDGsについて語っていただきました。八丈島の伝統衣装・黄八丈を着用し登場した長谷川さんは、着物を着用するのが二十歳の成人式以来とのこと。「私は衣服をどれだけ長く使えるかを一番大切にしています。黄八丈の着物は、孫の代まで色褪せないといわれる染色技術が特徴ということで、まさにサステナブルなファッションですね」と共感しました。また、今回のトークショーのステージには大島の「あんこ衣装」、新島「大踊」、神津島「島娘」の伝統衣装も用意され、長谷川さんは、MCによる各衣装の特徴を興味深く聞き入っていました。サステナブルな取組みといえば、長谷川さん自身も関心が高い分野の一つで、きっかけはイギリス留学中。「美大で専攻していたファッションに絡めて発信ができないかと興味を持ちました。あまり難しく考えず、40、50代まで着られるファッションに注目する、自分らしい服選びをするなど身近なことから取り組めれば」とのこと。東京諸島のSDGsの取組みをシーズンごとに紹介していく企画展示イベント「東京愛らんど SDGs ギャラリー」をご覧になった長谷川さん。「地産地消はSDGsの中でも重要な取組みだと思うのと、青ヶ島で作られる焼酎には一つ一つ違いがあるとのことで、インバウンドにも注目されるのでは」と語り、最後に「東京諸島でのSDGsをトレンドで終わらせずにあたりまえにしていきたい。東京諸島には様々な魅力があって日頃体験できないようなことが出来るので、若者にもぜひ足を運んでもらいたい。私は今年中に新島に行きます!」と宣言。イベントは幕を閉じました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月12日いずみさのワークライセンスセンター(大阪労働局長登録第149号 運営大阪府公安委員会指定株式会社いずみさの自動車教習所)は、テールゲートリフターの操作の業務に係る特別教育を実施しています。労働安全衛生規則等の一部改正により、トラックでの荷役作業時における安全対策が強化されました。これにより2024年2月1日から床下格納式・後部格納式・垂直昇降式・アーム式等のテールゲートリフターを使用した荷役作業には、学科講習4時間及び実技講習2時間(1日で修了、6カ月以上の実務経験を有する方は教育の一部が免除されます。)の特別教育の受講が当センターで受付中。当センターでは、テールゲートリフターの取扱いのみならず、転倒・墜落・下敷き事故等が多発するカゴ台車(ロールボックスパレット)の操作方法や、数種のカゴ台車を用意しそれぞれの特徴等についても実技講習で体得していただくことにより、労働災害の防止に努めます。この他、フォークリフト・玉掛け・小型移動式クレーン・高所作業車・ガス溶接等の技能講習、その他の特別教育、またドローンスクールも実施しております。開催スケジュール等、まずはお気軽にお問い合わせください。 総合受付・学科講習会場大阪労働局長登録第149号いずみさのワークライセンスセンター (運営 大阪府公安委員会指定 株式会社いずみさの自動車教習所) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日「バケツ稲づくり」では、種まきから収穫まで、誰でも簡単に体験できるのが特徴です。JAグループでは、次代を担う子どもたちに、日本の主食であるお米や農業への関心と理解を深めてもらえるよう、「バケツ稲づくりセット」を、全国の小学校・幼稚園・保育園などの教育機関等に無償(送料別途)でご提供します。■付録の栽培マニュアルで、初めてのバケツ稲づくり体験でも安心!バケツ稲づくりセットの内容は 1.種もみ・肥料セット 2.お名前シール 3.バケツ稲づくりマニュアルです。マニュアルでは写真とイラストでわかりやすく解説しているので、初めての方でも安心。ホームページにはバケツ稲づくりを通じた学習のヒントも掲載しています。※ホームページのURLと二次元コードは下記の通り ■学校負担を軽減し、さらに取り組みやすくなりました今回は、送料の費用負担が難しいといった声に応えるべく、市町村の教育委員会で管内小学校等への配布数をとりまとめ、送付先を教育委員会指定箇所に限定した場合(申込時に教育委員会とりまとめの旨明記)、送料無料にて送付いたします。 ※市町村により対応は異なります。教育委員会や学校などの教育機関、保育園、こども食堂など団体からの申込受付は、令和6年1月10日(水)より開始します。個人からの申込受付は、令和6年3月4日(月)より開始します。在庫が無くなり次第、受け付けを終了します。上記の二次元コードからご注文いただけます。■バケツ稲づくり体験をした保育園の事例兵庫県の高砂市立米田こども園では児童の食育に力を入れており、その一環でバケツ稲づくりに取り組んでいます。令和5年10月には、園児自ら稲刈りを行いました。太田良子園長は「JA兵庫南や地域ボランティアの協力もあり、園内でバケツ稲づくりをしました。日々生長する稲を見て、お弁当を残さず食べきる子が増えました」と笑顔で話します。同園では、今年もバケツ稲づくりを実施する予定です。▲育った稲を収穫する児童*この事業は国産農畜産物の消費拡大を目指すJAグループの『みんなのよい食プロジェクト』の一環として実施しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月28日自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年12月19日(火)に鳥取県立倉吉総合産業高等学校の全校生徒 約430名と2023年12月20日(水)に鳥取県立米子高等学校の全校生徒 約440名に向けて、自転車の安全について学ぶ「自転車通学安全講習会」を実施いたしました。講演では、講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)から、鳥取県内高校生の自転車事故の特徴や自転車事故が起こりやすい状況について、鳥取県警察が公開している倉吉市や米子市で自転車事故が発生しやすい場所を例に気をつけるポイントを説明しました。また、加害者になってしまった場合に賠償金が発生してしまうリスクや自転車を運転しているときに行ってしまいがちな危険な運転、事故にあわない・起こさないための注意点を話しました。2023年4月より施行されたヘルメット着用努力義務化で注目されるヘルメットについては、動画を交えながら「ヘルメットを被っていなかった場合、衝突時や転倒時に頭や脳に15倍の影響があり、死亡リスクは4倍になる」と伝え、他にも女子生徒向けに髪の毛の美容の観点からもヘルメットを被ることの重要性を紹介しました。最後にまとめとして、自転車の安全のためにタイヤやチェーンのチェック方法などメンテナンスのポイントを伝え、「通学自転車は毎日乗るため、BAAマークなどが付いた安全な自転車を選び、自動車の車検と同じように定期的にお店でメンテナンスをすることが重要です」と解説しました。ルール・マナーだけでなく自転車のメンテナンスの大切さについても理解いただき、一人一人が自転車の安全について考える機会となりました。【参加した生徒の感想】[倉吉総合産業高等学校 生徒]ヘルメットを被っていない場合の衝突や転倒による衝撃が脳に及ぼす影響の動画を見て、改めてヘルメットを被る事が重要なのだと感じました。また、鳥取県の高校生の自転車事故で被害者になるケースは少ないけれども、加害者になる割合が高いという結果が印象的で、被害者にも加害者にもならないように心がけたいと思いました。[米子高等学校 生徒]自分は自転車通学をしているので自転車に乗る機会が多いのですが、事故を起こして賠償金を払うようなことになりたくないので、これからはヘルメットを被って、自転車のメンテナンスもしっかりして、安全な運転を心がけたいと思います。講演の様子1(倉吉総合産業高等学校)講演の様子2(倉吉総合産業高等学校)講演の様子3(米子高等学校)《講師略歴》遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤 まさ子 氏《自転車の安全利用促進委員会》自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 《BAAマーク》BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月25日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)が、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大橋善光)と共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、2024年4月に「プログラボ 晴海」(東京都中央区)と「プログラボ 立川」(東京都立川市)を開校します。「プログラボ 晴海」は、東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、社長:山村明義)が、「プログラボ 立川」は株式会社JR中央線コミュニティデザイン(本社:東京都小金井市、社長 高(※1)橋 好一)が運営する教室になります。プログラボ教育事業運営委員会が運営する「プログラボ」は、2016年に『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』の教育理念の下、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を持ち、「主体性をもって多様な仲間と協働できる」真に社会に求められる人材を輩出したいという思いでスタートし、実践しています。現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府9県81校(※)に、約8,000名が在籍しています。「プログラボ」では、様々な活動を通じ、今後も1人でも多くの子ども達の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。※2024年1月に愛媛県松山市に開校予定の1校及び本お知らせの2校を合わせ、全国で84校に拡大します。2020年度からはロボットプログラミングにとどまらず、中高生向けのAI開発講座「AIラボ」など新たな講座を開講し、未来を担う子ども達に対して広くSTEAM教育(※)を実施することで教育理念の実現を目指しています。また、プログラボでは、自治体等へのプログラミング教育の導入支援や研修事業を行っています。※ STEAM教育とは、「Science:科学」、「Technology:技術」、「Engineering:工学」、 「Art:教養・芸術」、「Mathematics:数学」の頭文字をとった言葉です。ロボットやAIなどの科学技術が急速に発展している中で、新たな価値や変化を生み出すことのできる人材を育てるため、海外ではこれらの領域を重視した教育が盛んに行われています。開校する「プログラボ 晴海」「プログラボ 立川」の詳細は、次のとおりです。【「プログラボ 晴海」の概要について】(1)住所東京都中央区晴海五丁目5番6-102号(2)対象者未就学年長・小学生・中学生(3)開設コースエンター(対象:年長)、ビギナー(対象:小1~小2)、スタンダード2(対象:小3~)他のコースについては、順次開講する予定です。(4)体験会2024年2月1日(木)から開催予定です。無料体験会開催日程はプログラボHPをご覧ください。予約はプログラボHPからお申込みいただけます。( )【「プログラボ 立川」の概要について】(1)住所東京都立川市柴崎町3-5-21 井上ビル2階(2)対象者未就学年長・小学生・中学生(3)開設コースキンダー(対象:年長)、ビギナー(対象:小1~小2)、スタンダード2(対象:小3~)他のコースについては、順次開講する予定です。(4)体験会2024年2月10日(土)から開催予定です。無料体験会開催日程はプログラボHPをご覧ください。予約はプログラボHPからお申込みいただけます。( )【お問合せ先】0570-200-710(ナビダイヤル)(9:30~17:30 土・日・祝日を除く。)【2024年度新規ご入会キャンペーン実施中】2024年4月8日(月)消印有効で入塾書類をご郵送いただいた方は、初回2か月の授業料がお得になるキャンペーンを実施しています。この機会にぜひご検討ください。【参考1】株式会社ミマモルメの概要1 本社 大阪市福島区福島3丁目14番24号2 資本金 1億円(阪神電気鉄道株式会社100%出資)3 設立 2017年8月8日4 代表者 代表取締役社長 小坂 光彦5 事業内容 あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ 【参考2】ロボットプログラミング教室「プログラボ」の概要1 教育理念私たちは、ロボット・プログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。「夢を実現するチカラ」とは(1)学びに対する喜び・意欲知識と論理的な思考方法を身につけ、それを実践することで、学ぶ喜びを体感し、意欲的に学ぶ姿勢、問題解決力を養います。(2)視野や興味の幅を広げ、それを深く追求する心身のまわりのさまざまな物事に興味を持つ好奇心と、興味を持った物事に対して深く掘り下げる探究心を育みます。(3)自らの力でやり抜く精神失敗を恐れず、試行錯誤を重ね、主体性と最後までやり抜く力を育てます。2 対象者 未就学年長~高校生3 内容 主に「教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3」や「レゴ(R)エデュケーション SPIKE(TM) プライム」を用いて、モーターや各種センサーを使ってロボットを組み立て、ビジュアルアイコンを使ったソフトウェアでプログラミングを行います。4 2024年度料金体系(入会金、教材費は不要)■コースキンダー(対象:未就学年長)■授業時間50分×月2回■月額料金(税込)8,140円■コースエンター(対象:未就学年長)(※)※東京メトロ運営校舎でのみ開校ビギナー(対象:未就学年長~小学2年生)スタンダード1(対象:小学1年生~3年生)■授業時間50分×月3回■月額料金(税込)11,770円■コーススタンダード2(対象:小学3年生~中学生)アドバンスト1(対象:スタンダードII修了者)■授業時間90分×月3回■月額料金(税込)14,850円■コースアドバンスト2(対象:アドバンストI修了者)アドバンスト3(対象:アドバンストII修了者)エクスプローラ(対象:アドバンストIII修了者)■授業時間90分×月3回■月額料金(税込)15,950円(※1)高ははしごだか株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日株式会社京阪流通システムズ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:松下靖)では、若手社員を中心に構成するおまつり委員会として、クリスマス スペシャル企画「サンタがおうちにやってくる!?(以下、本企画)」を実施いたします。2015年から2019年の過去5回実施してきた本企画は、京阪沿線の3つのショッピングセンターである京阪シティモール、京阪モール、KUZUHA MALLでご応募いただいた方の中から抽選で当選者を決定し、おまつり委員会がサンタクロースに扮してサプライズ訪問をするというスペシャル企画。2020年以降は、コロナ禍を契機におまつり委員会がミッションとして掲げる“リアルにしかできないこと”を見つめ直し、2020年はオンラインでおまつりサンタとお話する「サンタとクリスマスを楽しみ隊‼」、2021年・2022年はご応募いただいた方の夢をサンタと一緒にかなえる「おまつりサンタがあなたの夢をかなえ隊‼」を実施し、お客さまとの繋がりを大切にしてきました。2023年は、のべ314世帯のお子さまとクリスマスの忘れられない思い出を作り、ご好評をいただいてきた「サンタがおうちにやってくる!?」を復活させることで、より多くのお客さまへ夢をお届けします。なお、この取り組みは、京阪グループが推進する、“SDGsを実現するライフスタイル”を企画・提案する「BIOSTYLE PROJECT」の一環で、GOOD for Localsのテーマをベースによりよい地域にしていくためのアクションのひとつと位置づけています。今後もおまつり委員会はサステナブルな社会を目指しながら、「リアルにしかできないこと」を追求し、イベントを企画・実施してまいります。過去の「サンタがおうちにやってくる!?」「おまつりサンタがあなたの夢をかなえ隊!!」の様子―イベント概要―【タイトル】おまつり委員会presents クリスマス スペシャル企画 「サンタがおうちにやってくる!?」【内容】おまつり委員会がサンタクロースに扮してお子さまにプレゼントをお届けします!専用フォームからご応募いただいた方の中から抽選で当選者を決定。当選者と事前にサンタクロース訪問日時、訪問場所、サンタクロースからお子さまへ伝えてほしいメッセージやプレゼントの渡し方など細かくご相談させていただきながら、「家族とのクリスマスの一生の思い出」を共に創出いたします。また、後日企画に関してSNS等で発信予定です。【お届けまでのスケジュール】・応募期間:2023年11月17日(金)~12月3日(日)・当選通知:2023年12月初旬、メールにてご連絡※当選者の発表はメールでのご連絡をもってかえさせていただきます。※当選結果についてはいかなるご質問にもお答えできかねます。・お届け日:2023年12月24日(日)・25日(月)のいずれか※プレゼントは応募者さまにご用意いただき、当日のご訪問時におまつりサンタがお預かりいたします。【応募方法】京阪シティモール・京阪モール・KUZUHA MALLに掲出する館内ポスターやSNSなどから2次元コードを読み取り、専用の応募フォームにアクセスの上、必要事項を入力して送信。(応募フォームは11月17日(金)よりアクセスいただけます。)【対象】サンタクロースの存在を信じている未就学児※記載の内容は11月14日(火)時点のものです。※イベントの詳細は11月17日(金)に発信予定の京阪シティモール・京阪モール・KUZUHA MALLのホームページまたは館内ポスター、SNS、おまつり委員会公式Instagram(@omatsuri_iinkai)などをご確認ください。※イベントは都合により予告なく内容が変更・中止となる場合がございます。●おまつり委員会活動実績2023年9月 KUZUHA MALL BEAUTY COLLEGE「コスメでお絵描きワークショップ」2023年10月 ファミリーレールフェア2023「おまつり委員会とつり革でエコバッグを作り隊!」おまつり委員会公式Instagram(@omatsuri_iinkai)にて活動報告やイベント情報を発信中です。SDGsを実現するライフスタイルを提案する 京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。▶ 本取り組みは、BIOSTYLEの概念を事業化する取り組みとしてBIOSTYLE事業認証を受けています。▶ 「BIOSTYLE PROJECT」について詳しくはこちら ■会社概要商号:株式会社京阪流通システムズ代表者:代表取締役社長松下靖本社:〒540-0032大阪市中央区天満橋京町1-1 KEIHAN CITY MALL 3FTEL:06-6944-3087FAX:06-6944-3047設立:平成14年8月8日事業内容:ショッピングセンター等の商業施設の経営、プロパティマネジメント事業資本金:100百万円URL : ■各店舗情報京阪シティモール/TEL:06-6944-5088(代表)〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1-1アクセス:京阪電車・Osaka Metro「天満橋」駅・大阪シティバス「天満橋」下車すぐ駐車場約500台/提携駐車場含(有料、お買い物での優待あり)営業面積:約32,000㎡店舗数:約100店舗URL : 京阪モール/TEL: 06-6353-2525 (代表)〒534-0024 大阪市都島区東野田町2-1-38アクセス:京阪電車・JR・Osaka Metro「京橋」駅下車すぐ駐車場約200台(有料、お買い物での優待あり)営業面積:約28,300㎡(京阪百貨店、Kぶらっと、KiKi京橋含む)店舗数:約170店舗URL : KUZUHA MALL/TEL: 072-866-3300 (代表)〒573-1121大阪府枚方市楠葉花園町15-1アクセス:京阪電車「樟葉」駅下車すぐ駐車場約3,000台(有料、お買い物での優待あり)営業面積:約72,000㎡店舗数:約230店舗URL : 231113_systems.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月14日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向があり、幼稚園に通い出すと担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられて困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいきます。新年度は幼稚園から次男の園外療育を提案され、6月から幼稚園と療育園との並行通園がスタートしていました。幼稚園の夏休み中、療育園の園長から大事な会議があるので夫と一緒に出席するよう連絡が入りました。幼稚園の園長や教育委員会も参加し、息子の今後に関わる大事な話し合いだと言われ、ゆーとぴあさんは不安を覚えるのですがーー。 まだ年中なのに…。息子の就学についての会議スタート 療育園にて開かれた、年中の次男の就学に向けた会議。幼稚園の園長と担任、療育園の園長と担任。市の幼児科と幼児相談科の職員、そしてゆーとぴあさん夫婦。総勢8名の大規模な話し合いが始まりました。 会議の後半では、幼稚園と市の幼児科から現在の週2の幼稚園で息子に加配の先生がついていることが問題に挙げられます。園長からはさらに、次年度から幼稚園をやめて全日療育園にするという考えはないのかと、ゆーとぴあさん夫婦を責めるような口調で迫られてーー。 ◇◇◇ 幼稚園と療育園、市の教育委員会。そしてゆーとぴあさん夫婦という4者の物々しい会議では、次男の通園状況についてシビアな意見が飛び交います。幼稚園と療育園の通園配分や園の加配については、ゆーとぴあさん夫婦で意見できるものでもないので答えに困ってしまいますよね。楽天的な夫は会議の連絡があったときもあまり深刻に思っておらず、当日もメモを取る準備もないまま参加していますが、なんと答えるのでしょうか? 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月07日教育と探求社は、高校の教員や教育関係者を対象としたウェビナー「探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―」を2023年11月2日にオンラインで開催いたします。このウェビナーでは、教育で日本の未来を変革するための議論と最新情報を提供します。探求型人材が日本の未来を拓く教育と探求社は、19年にわたり、探究学習を開発・普及させてきました。主体性と創造性を育む様々なプログラムを学校現場に届けてまいりました。学習指導要領が変わり、探究学習は着実に広まりつつあります。しかし、大学受験という壁を越えるために、生徒たちがせっかく身につけ始めた野性味ある学びが抑制され、受験のプロセスのなかで、過度に既存のルールや現在の社会に適合した人材が生み出される傾向があります。このシンポジウムでは、中学から高校、大学までの連続性を保ちながら、野性味を失わずに知識と専門性を習得する方法に焦点を当てています。<本ウェビナーのホスト 宮地 勘司のコメント>「失われた30年」と呼ばれる時代を超えても、日本の変革は遅々として進んでいません。世界が急速に変化し、新たなチャレンジに向かう他国と比べて、日本人は変化を恐れがちで、未来への自信を失いつつあります。このウェビナーでは、私たちが内に秘めた「野性味」を取り戻し、よりすばらしい未来を築くためには、教育を変革する必要があるという視点を共有します。■企画概要◯日程2023年11月2日(木)19時00分~20時30分◯形式Zoomウェビナーによるオンラインセミナー◯テーマ探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―◯対象教育関係者、高校の先生など(約100名)◯内容 (予定)◎キーノートスピーチ「想定外と板挟みの時代における大学教育とは?」登壇者 鈴木 寛氏(東京大学 教授、慶應義塾大学 特任教授、社会創発塾塾長)◎トークセッション「大学における探究学習の今とこれから」モデレーター :鈴木 寛氏パネリスト :伊藤 羊一氏(武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長、Musashino Valley 代表、LINEヤフーアカデミア 学長、Voicyパーソナリティ)パネリスト :岩田 千栄美氏(桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 特任講師)パネリスト :早田 吉伸氏(叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 教授、産学官連携・研究推進センター長、県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS) 教授)ホスト :宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 代表理事)◯主催株式会社教育と探求社このウェビナーは、教育に情熱を持つ方々、探求学習の実践に取り組む教育者、そして教育が未来にどのように影響を与えるかに関心を抱く先生方の参加をお待ちしています。参加登録および詳細情報はウェビナー専用Peatixページでご確認いただけます。 ■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は2004年の創業以来約2,000校で導入され、合計36万人の生徒が学んでいます(2023年3月現在)。代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日株式会社土屋のWell-being委員会は2023年9月28日、介護業界にはびこるアルコール依存症からの脱却を目指し、人気アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー・山口達也氏を講師に迎え、依存症に関するイベントを開催しました。元TOKIO・山口達也氏と、株式会社土屋代表取締役・高浜敏之の対談株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜敏之、在籍人数:2,521人)・ホームケア土屋は、重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービスを全国で展開し、高齢者向けデイサービスや訪問看護も行うソーシャルビジネス企業です。当社は従業員の幸福度を高めることを目標に、2023年2月に当社代表取締役のかねてからの念願であるWell-being委員会を発足。委員長には代表取締役・高浜敏之が就任し、自身のアディクション経験を踏まえて従業員の「より良い暮らし」に向けて動き始めました。同年9月、Well-being委員会初のイベント開催として、アルコール依存症に関する講演活動を行う元TOKIO・山口達也氏をゲスト講師として迎え、アルコール依存症の実態や治療方法について社内研修を行いました。今回は、障害者運動の本拠地・東京都国立市にある第二本社で行われた山口達也氏と、同じくアディクション経験者である当社代表取締役・高浜敏之の対談より、介護業界の隠れた問題であるアルコール依存症についてお伝えします。元TOKIO・山口達也氏による講演■イベントの概要第一部:山口達也氏の講演自身の芸能活動の話を交えながら、アルコール依存症の治療決断に至った出来事や脱却への道について、詳細な実体験と共に語られました。第二部:山口達也氏と高浜敏之の対談アルコール依存症経験を持つ両者による、治療過程における自助グループ(アルコール依存症等の当事者が集まり、自身が抱える問題を乗り越えるために話や支援を行うグループ)の実際、アルコール依存症と介護業界の関係についてのトークおよび質疑応答が行われました。第二部のレポートはこちらから↓URL: ■イベントの目的Well-being委員会主催の当イベントは、社内におけるWell-beingの向上、ならびにアディクションの全体像を知ることで、依存症の兆候のある社員が歩む方向を変えるきっかけとなるべく、研修および啓発活動として行われました。また、日本社会自体が「失敗した人」に対して非常に厳しい社会である中で、過去の大きな失敗を経ながらもリカバリーし、日々を歩む山口達也氏のごとく、当社においても会社の中にしっかりとしたリカバリーできる環境を作り、やり直せるチャンスを与えられる会社でありたいとのメッセージが込められています。株式会社土屋代表取締役・高浜敏之■代表取締役・高浜敏之が語る「介護業界にはびこるアルコール依存症」アルコール依存症は、介護業界の隠れた問題の一つであると認識しています。私自身、介護職として障害当事者に向き合い、マイノリティの権利回復運動に邁進していた35歳の頃、いわゆる「底つき」体験をし、アルコール依存症の診断を受けました。その後、生活保護の制度を受けながら自助グループに通い、アルコール依存症からの回復を目指してリハビリの日々を送っていましたが、他者のために奉仕する対人援助の仕事に就く方は、困っている人を何とかしたいという思いが強く、自分自身の「つらい」という声を大切にするのが苦手な傾向にあります。そうした中で、アルコールに耽溺したり、ギャンブルあるいは対人関係に依存することが多々あり、自助グループや依存症のセミナーでは介護士や看護師、ソーシャルワーカー等の対人援助の方が圧倒的に多い実状があります。また、当社でも少なからず依存症の兆候が見られる社員がおり、人を支えるという営みと依存には根深い関係があると思わざるを得ません。人を支えることは非常に大切ですが、程度を超えると自身の心身を破壊するリスクになり得えますし、人を支えたり誰かを助けることに依存する「共依存」も介護業界の問題の一つです。とはいえ、そうしたものに依存せざるを得ない何物かを自分が持っていることが往々にしてある中で、ただ依存対象を断ち切ると苦しさだけが残ります。だからこそ、依存対象に代わる健全な場所や建設的なものが必要だと考えています。そうしたことから、今後も当社では従業員の「幸せ」を追求し、さまざまな形のWell-being活動を推進していきます。元TOKIO・山口達也氏と当社職員■さいごに当イベントにおける山口達也氏の飾り気のない、赤裸々なトークは、アルコール依存症の実態と苦しみ、そして気づきを、聴く者の心に鮮明に浮き上がらせるものでした。トーク後には当社職員からもさまざまな意見・感想・悩みが打ち明けられ、山口氏はその一つ一つに真摯に対応され、助言くださいました。Well-being委員会では先日、アサーティブ・コミュニケーション研修を実施。来期よりはマインドフルネス導入や1on1研修などを進めていく方針です。なお、当イベントを機に、当社では経費でアルコールを飲むことが禁止され、社のカルチャーとして、心身の健康を軸とするWell-beingを目指す方針が打ち出されました。【関連URL】<公式サイト> <公式X(旧 Twitter)> <公式YouTubeチャンネル> 【会社概要】会社名 :株式会社土屋所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F代表取締役:高浜敏之設立 :2020年8月事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、介護保険法に基づく居宅サービス事業、講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月26日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、宮崎県教育委員会主催のもと、2023年10月20日(金)ひなた武道館大会議室で行われた『令和5年度県立学校・私立学校生徒指導主事連絡協議会』にて、自転車通学指導セミナーを実施し、県内の高等学校等の教職員約70名が参加されました。当日の様子1当日の様子2宮崎県は、県全体の事故件数は減少傾向にあるものの、高校生の通学時1万人当たりの自転車事故件数では、宮崎県は全国ワースト10位(2022年)と高い傾向となっています(当委員会調査)。本講演では、宮崎県の高校生に自転車事故の多い要因について考えるほか、本年4月より施行されたヘルメット着用努力義務化によるヘルメットの重要性、また他都道府県の自転車通学指導の好事例紹介を交えて解説、講演いたしました。また、講演後は、「実践している自転車教育についての意見交換と、それを踏まえて、事故削減に向けてどのようなアプローチをしたら有効か」をテーマに各学校の教職員で話し合っていただきました。講師の遠藤まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「成人に比べ車の運転免許を持っていない高校生は道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。」と強調し、「万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、自転車保険の加入、またヘルメット着用はしっかりと指導していきましょう」と伝えました。また、自転車も「乗り物」だということを自覚し、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、定期的にメンテナンスをすることの重要性について解説いたしました。秋は文化祭などの行事が多い上、想像以上に日暮れが早まり事故が増える傾向にあります。ルール・マナーだけでなく、子どもの成長、そして季節に応じた「リスク」を見極めた指導や、自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただき、他県の指導事例を参考に教職員の皆様が自転車通学の安全指導について考える機会となりました。【参加した教職員の感想】・他校の様々な取り組みなど具体的な事例が多く、今後の指導に活かせる内容だった。・ヘルメットの有無が非常に大事だと思った。自転車の定期的なメンテナンスや、BAAなどの安全マークについても知ることができ参考になりました。■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤 まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2≪2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/宮崎県≫2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/宮崎県 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日インクルーシブ教育システムとはインクルーシブ(inclusive)とは「包摂的な」「包み込む」という意味を持っており、インクルーシブ教育とは「誰も排除せず、すべてを包み込む教育」とされています。現在の日本の学校ではマジョリティ(多数派)の子ども中心のつくりとなっています。例えば、障害のない子ども、シスジェンダー(生まれたときの性別と自分が自認している性別が一致している)の子ども、家庭環境が安定している子どもなどです。しかし、実際の社会の中には障害のある子ども、性的マイノリティの子ども、外国にルーツのある子ども、社会的養護が必要な家庭の子どもなどもいます。そのようなマイノリティ(少数派)の子どもたちが排除されないように、マジョリティ、マイノリティ関係なく誰もが当たり前に通常の学校に通えるように教育システムを変えていくことがインクルーシブ教育においては必要です。日本では、障害者の権利に関する条約を踏まえて、インクルーシブ教育システムの構築が進められています。インクルーシブ教育システムとは文部科学省でこのように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。引用:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要|文部科学省このコラムでは、・インクルーシブ教育って?・インクルーシブ教育の実践例・合理的配慮の手順・インクルーシブ教育の課題・インクルーシブ教育を広めるために保護者ができることなど、インクルーシブ教育についてのギモンから、課題まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】メリット、デメリットは?実践例や保護者ができることなどインクルーシブ教育を分かりやすく解説!ここからはインクルーシブ教育・インクルージョン研究者/一般社団法人UNIVA 理事の野口 晃菜先生にインクルーシブ教育についての質問にお答えいただきます。(質問)「インクルーシブ教育」という言葉を最近よく聞くようになりました。「みんな一緒に」という考え方ということなのでしょうか。一体どのようなものなのか分かりやすく教えてほしいです。(回答)多様な子どもがいることを前提とした教育です。教育の形を何も変えずに、ただ多様な子どもが同じ場にいるだけではインクルーシブ教育ではありません。インクルーシブ教育のためには、学校教育の在り方そのもの、例えば先生や子どもの人数、カリキュラム、学校経営や学級経営、授業づくりの在り方などを見直し、変革していく必要があります。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、「インクルーシブ教育」について関心があります。今世界や日本で実際に行われているインクルーシブ教育にはどのようなものがあるのでしょうか。(回答)通常の学級における授業のスタイルや学級経営のスタイルを、多様な子どもがいることを前提に変えている学校がたくさんあります。例えば、教科書を使って、先生が黒板に板書をして、一斉指導をするスタイルではなく、一人ひとり自分のペースに応じて学ぶ授業スタイルや、テーマに沿ったプロジェクト型学習を自分で計画して進めるスタイルの授業など。一人ひとりが違う興味関心があり、得意な学び方が異なり、休み時間の過ごし方も異なる、など、多様な子どもがいることを前提とした学級経営や授業づくりをした上で、個々に必要な合理的配慮をすることがポイントです。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、特性から学校で苦労していることが多くあります。このような場合インクルーシブ教育のために合理的配慮などをお願いできるのでしょうか。先生への伝え方や手順、あると役立つものなども教えていただけるとうれしいです。(回答)合理的配慮は、障害者差別解消法という法律において義務付けられています。ぜひ合理的配慮を学校に意思表明してください。お子さんの年齢や特徴にもよるかと思いますが、なるべくお子さんとどのような合理的配慮が学校であるとよいか、まずは話し合ってみてください。ポイントは、まずは学校においてお子さんが学ぶ上でのバリアがどこにあるのかを先生と話すこと。その上でそのバリアを解消するための合理的配慮について話し合うことです。もし学校側が保護者の方が提案した合理的配慮が難しいという場合、その理由を聞いてみてください。その上で、どのような合理的配慮であれば可能かを、ぜひ話し合ってみてください。可能であれば、その場に子どもさん自身が参加されることをお勧めします。担任の先生のみでなく、特別支援教育コーディネーターや管理職の先生にも同席をしてもらうと、いろんなアイディアがでてくると思います。「バリアをどう解消するか?」という観点からぶれずにみなさんで対話をしてみてください。学校における合理的配慮の事例は、国立特別支援教育総合研究所のインクルDBにたくさん掲載されています。そのほかにも、私が編著として9月に出版した書籍「LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない! - 合同出版」にも合理的配慮の事例や、そのためのプロセスがたくさん掲載されていますので、参考にしてみてください。参考: インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)|国立特別支援教育総合研究所参考:LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない!|合同出版Upload By 発達障害のキホン(質問)インクルーシブ教育がもっと日本に浸透すればいいのにと思っています。広めていくためにはどのような課題があるのでしょうか。(回答)インクルーシブ教育は障害のみの話ではなく、子どもたちは多様であることを前提とした教育です。そのためには、障害分野のみでインクルーシブ教育の議論をしたり、制度をつくるのでは限界があります。日本には不登校状態の子どもも、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの子もたくさんいます。学校教育そのものをどのように変えていくのか、より大きな視点での議論が必要です。教育施策の中で優先順位を上げていくために、より多くの人が知り、関心を持てるような工夫が必要です。そもそも教育そのものにもっと予算が割かれることも必要です。Upload By 発達障害のキホン(質問)通っている学校などでもっとインクルーシブ教育を知ってもらうために、保護者としてできることはあるのでしょうか。(回答)上記のご質問への回答とも重なりますが、まずはご自身のお子さんにとって今の学校で学ぶ上でのバリアはなにかを明らかにし、その解消方法として合理的配慮の意思表明を学校にしていただくことができることかと思います。学校はまだ合理的配慮に慣れていません。みなさんの行動により、学校にとって合理的配慮がどんどん当たり前のものになっていくと思います。また、ぜひその経験を周りの保護者とも共有してみてください。Upload By 発達障害のキホンインクルーシブ教育にまつわる関連コラム(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月21日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)が、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大橋善光)と共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、南海放送株式会社(本社:愛媛県松山市、社長:大西康司)とフランチャイズ契約を締結し、2024年1月にロボットプログラミング教室「プログラボ 松山本町」(愛媛県松山市)を開校します。プログラボの四国での開校は初めてとなります。南海放送は、愛媛県で最も歴史のある民間放送事業者(日本テレビ系列局)です。テレビ放送・ラジオ放送・アプリ等のデジタル媒体を通じて、愛媛県民に様々な情報を届けています。また多くの県民が参加するイベントや各種事業も数多く実施しています。「私たちは、愛媛主義」を掲げ、地域振興に寄与する取組みを行っています。未来を担う子供たちに対し「自分で考える力」を養い、地域社会貢献・人材育成のために「プログラボ」を開校するほか、近隣の小学校を中心とした出張授業・課外授業や、自治体等へのプログラミング教育の導入支援も検討していきます。プログラボ教育事業運営委員会が運営する「プログラボ」は、2016年に『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』の教育理念の下、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を持ち、「主体性をもって多様な仲間と協働できる」真に社会に求められる人材を輩出したいという思いでスタートし、実践しています。現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府8県81校に、約8,000名が在籍しています。「プログラボ」では、様々な活動を通じ、今後も1人でも多くの子ども達の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。2020年度からはロボットプログラミングにとどまらず、中高生向けのAI開発講座「AIラボ」など新たな講座を開講し、未来を担う子ども達に対して広くSTEAM教育※を実施することで教育理念の実現を目指しています。また、プログラボでは、自治体等へのプログラミング教育の導入支援や研修事業を行っています。※STEAM教育とは、「Science:科学」、「Technology:技術」、「Engineering:工学」、「Art:教養・芸術」、「Mathematics:数学」の頭文字をとった言葉で、ロボットやAIなどの科学技術が急速に発展している中で、新たな価値や変化を生み出すことのできる人材を育てるため、海外ではこれらの領域を重視した教育が盛んに行われています。開校する「プログラボ 松山本町」の詳細は、次のとおりです。【「プログラボ 松山本町」の概要について】(1)住所愛媛県松山市本町一丁目1番1号 南海放送株式会社本社内(伊予鉄道大手町駅より徒歩5分、伊予鉄道市内電車西堀端駅より徒歩1分)(2)対象者未就学年長・小学生・中学生(3)開設コースプレビギナー、プレスタンダード(2024年1月~3月までのコースです。4月からのビギナー、スタンダードI・IIにつながります。)他のコースについては、次年度以降に順次開講していきます。(4)体験会2023年11月から開催予定です。無料体験会開催日程はプログラボHPをご覧ください。予約はプログラボHPからお申込みいただけます。 (5)お問合せ先0570-200-710(ナビダイヤル)(9:30~17:30 土・日・祝日を除く。)【参考1】株式会社ミマモルメの概要1 本社大阪市福島区福島三丁目14番24号2 資本金1億円(阪神電気鉄道株式会社100%出資)3 設立2017年8月8日4 代表者代表取締役社長 小坂 光彦5 事業内容あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ 【参考2】南海放送株式会社の概要1 本社松山市本町一丁目1番1号2 資本金3億6千万円3 設立1953年10月1日4 代表者代表取締役社長 大西 康司5 事業内容愛媛県の民間放送会社。テレビ放送(日本テレビ系列局)、ラジオ放送、イベント等各種事業。「私たちは、愛媛主義」を掲げ、メディア力、コンテンツ力を通じて、地域振興に寄与する。6 ホームページ 【参考3】ロボットプログラミング教室「プログラボ」の概要1 教育理念私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。「夢を実現するチカラ」とは(1)学びに対する喜び・意欲知識と論理的な思考方法を身につけ、それを実践することで、学ぶ喜びを体感し、意欲的に学ぶ姿勢、問題解決力を養います。(2)視野や興味の幅を広げ、それを深く追求する心身のまわりのさまざまな物事に興味を持つ好奇心と、興味を持った物事に対して深く掘り下げる探究心を育みます。(3)自らの力でやり抜く精神失敗を恐れず、試行錯誤を重ね、主体性と最後までやり抜く力を育てます。2 対象者未就学年長~高校生3 内容主に教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3やレゴ(R)エデュケーションSPIKE(TM)プライムを用いて、モーターや各種センサーを使ってロボットを組み立て、ビジュアルアイコンを使ったソフトウェアでプログラミングを行います。4 料金体系(入会金、教材費は不要)株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月17日取手市教育委員会では、子どもたちへの食への興味や関心、理解を深めるためさまざまな取り組みを行っています。このたび、公益財団法人パナソニック教育財団の助成により、取手市立取手西小学校で、最新のICT機器を活用して学校給食に関連付けた生活科の授業を実施しました。給食室で稼働するkubi(左)と揚げパンを仕分ける調理員(右)■給食室模擬探検授業の概要給食室模擬探検授業は、9月27日(水曜日)、取手西小学校(取手市稲70)で実施されました。給食調理を観察する児童と工程を説明する学校栄養士授業では、給食室に設置した「テレプレゼンスロボット(※1)」と呼ばれるICT機器(kubi ※2)を、教室にある数台のタブレットとつなぎ、大型提示装置にも同じ動画をうつしだします。教室にいる児童が「kubi」を遠隔操作し、調理が進む給食室の状況をリアルタイムで観察します。タブレット端末から給食室の様子を観察栄養士による映像解説や現場にいる調理員とのオンライン交流によって、自身が食する給食に、より深い理解と関心を持てるよう促します。さらに、給食後の食器洗いや片付けの状況もリアルタイムで観察しました。自分たちの食べ残しや給食用生ゴミ処理機から作った堆肥などを見ることを通じて、食品ロスへの意識づけを行うとともに、生活を支えてくれる人々への感謝の気持ちを育てます。○※1 テレプレゼンスロボットとはテレプレゼンスロボットとは、ロボット本体とタブレット越しのビデオチャットを組み合わせることで、遠隔地とリアルタイムでのコミュニケーションをとれるもので、パソコンやスマートフォンで操作することができます。○※2 kubiとは日本語の「首」を由来とするテレプレゼンスロボットです。左右に300度、上下に90度、自由自在に稼働します。■参加した児童の感想参加した児童からは「給食室は、少ない人数でいろいろな役割がある人が働いていた」「お皿は汚れをきれいに落とすため、1回だけでなく、何回も洗う必要があると分かった。」「おいしい給食を作ってくれている調理員さんに感謝したい。もったいないので、食べ残しをしないよう気をつけたい。」といった感想が寄せられました。映し出される給食室の映像に興味しんしん■学校関係者コメント取手西小学校 校長 石塚 康英本校では先進的な教育の実現に向け、各種研究助成等への応募を積極的に行っています。テレプレゼンスロボットも、こうして獲得した資金で整備をしました。児童がタブレット端末でロボットを操作しながら、日常の教室では経験できない「新しい景色」に触れることでその世界を広げ、自分事としての課題意識を高めた上で、自分の思いや考えを豊かに表現してほしいと願っています。取手西小学校・石塚 康英校長■学校給食を通じた取手市教育委員会の食育への取り組み取手市教育委員会では、これまで、子どもたちの食への興味・関心を深めるため、さまざまな観点からユニークな取り組みを進めています。○食品ロス削減取手市教育委員会は、国が定める毎年10月の食品ロス削減月間をはじめとして、子どもたちが給食と各教科を中心とした学びを通して食品ロスを意識することで、「残さず食べる」、「食べ物への感謝の心を持つ」など望ましい食習慣を身に付けることができるよう取り組んでいます。令和4年10月から学校給食で提供する一部根菜(ニンジン・ダイコン・レンコン)の皮をむかない取り組みを始めました。これは、本来食べられる根菜の皮が捨てられてしまう食品ロスを減らそうと提案されたものです。さらに、皮をむかない一部根菜や茎まで使うブロッコリーを中心に組み立てたSDGs給食が市立小学校・中学校で提供されています。食品ロス削減に配慮した「SDGs給食」市公式ホームページ「学校給食において一部根菜の皮をむかずに提供しています」 市ホームページ「SDGs料理 チリビーンズ、ブロッコリーのマリネ、揚げパン(学校給食のレシピ)」 ○取手市立永山小学校での「デザート選挙」実施社会科で選挙制度について学んだ小学校6年生たちが、令和5年3月の給食で提供される卒業のお祝いデザートを本格的な選挙形式で選びました。デザートの材料や献立に関心を持ち、食育の視点の一つである「食品を選択する能力」を養うとともに、選挙のやり方や意味を学び、選挙への関心を深めるための取り組みです。お祝いデザート選出選挙の投票用紙や候補の掲示本物の投票箱で実施されたデザート選出選挙市公式ホームページ「永山小学校でデザート選挙を実施しました」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?麗澤大学大学院(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)学校教育研究科は、2023年12月3日(日)に「道徳教育学セミナー」をオンラインで開催します。本大学院学校教育研究科は、日本において初めて道徳教育に特化した大学院として2018年に設立。小中学校の教員でも教育現場を離れることなく、道徳教育の理論と実践を学ぶことができることが特徴の大学院です。道徳教育の理論と実践の融合を通じて、「特別の教科道徳」に精通した教員や専門研究者の養成に取り組むとともに、教育学における新領域「道徳教育学」の開拓に向けた研究と教育を日々行っています。学校教育研究科では毎年、道徳教育学の最新の動向と論点を概観し、今後の研究に新たな視野を開くことを目的に、道徳教育学セミナーを一般公開形式で開催しています。7回目の開催となる今年度のテーマは『道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」』。本セミナーは2部制で開催されます。第1部では、前文部科学省道徳教科調査官で十文字学園女子大学教授の浅見哲也(あさみ てつや)氏による講演を実施。第2部では、本大学院修了生で、現在、東京都公立中学校道徳指導教諭として活躍中の三浦摩利(みうら まり)氏と千葉県公立中学校教諭で、千葉県長期研修生(道徳)として本大学院に所属する田中大輔(たなか だいすけ)氏も加わり、浅見講師とディスカッションを行います。第2部終了後には、参加者を交えた全体討議を予定いたしております。本セミナーの概要と講師のプロフィールは以下をご確認ください。【道徳教育学セミナー】■日時:2023年12月3日(日曜日)9時〜11時20分■場所:オンライン(Zoom)※参加者は、自由に入退室可能■テーマ:道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?■講師:浅見 哲也(十文字学園女子大学教授、前文部科学省道徳教科調査官)■主催:麗澤大学大学院学校教育研究科■対象:参加自由■参加費:無料■申込方法:申込フォームより要申し込み申込フォームはこちら : 【講師プロフィール】浅見 哲也埼玉大学教育学部卒業。埼玉県深谷市教育委員会課長補佐、深谷市藤沢小学校校長等を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を歴任。現在、十文字学園大学教育人文学部教授。主な著書に『道徳科授業構想グランドデザイン』、『こだわりの道徳授業レシピ』など。2007年文部科学省優勝教員表彰。麗澤大学について麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】麗澤大学学校教育研究科による道徳教育学セミナー開催.pdf : 麗澤大学WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月05日「関西演劇祭2023」実行委員長発表会見が4日、東京・神保町よしもと漫才劇場にて開催され、女優の南野陽子が実行委員長に就任することが発表された。会見に臨んだ南野は「パワーあふれる瞬間を見せていただけるのが楽しみ」と期待を口にしていた。2019年9月にスタートした「関西演劇祭」は、“つなぐ”をテーマに、劇団・観客・審査員やスタッフなど、参加するすべての人をさまざまな形でつなぐ演劇祭。5回目となる今年も、全国から多数のエントリーから、選りすぐりの10劇団が魂の芝居を見せる。南野は、実行委員長という大役に「申し訳ないという思いがあります」と胸の内を明かすが「自分も舞台に立たせていただいていますが、俳優の友人もさまざまなジャンルの舞台に立っているので、観劇することが多い」と演劇は身近な存在だという。「演劇をやっている人たちはちょっと変わった、熱い思いを抱えている人間らしい人が多い」と語った南野。そんな情熱を世に送り出すきっかけとなるのが本映画祭。南野は「パワーあふれる瞬間を見せていただけるのはとても楽しみです」と期待に胸を膨らませているというと「まずは観客の視点で楽しみたい」と語った。会見には、フェスティバルディレクターの板尾創路、スペシャルサポーターの野上祥子、三島有紀子、岡田健、スーパーバイザーの西田シャトナーも参加した。5年にわたりフェスティバルディレクターを務める板尾は「この演劇祭に参加した人は、趣旨の通り、繋がっている人が多い」と開催後に飛躍を遂げている人がたくさんいることを特長にあげ、第3回ベストアクター賞に輝いた寺井竜也とは映画『リボルバー・リリー』で作品を共にしたようで「僕は知らなかったのですが、前半綾瀬はるかさんと絡んでいるシーンもあって、『くそ―』って思いながら見ていました」と笑う。板尾にとって、演劇祭出身者が活躍するのは「うれしい反面、悔しい。仕事の上ではライバルですから」と発言し、会場を笑わせていた。若い力の活躍が期待される演劇祭。南野は現在放送中の特撮ドラマ『仮面ライダーガッチャード』にも出演し、若手俳優と芝居をする日々だが「いまの若い子たちはすごくお芝居がうまい。感性も豊かでなんでも器用にこなす。私が若いころはこんなにもできたのかな……と思うことがあります」と賞賛すると「若い人との現場ではとても学ぶことが多いです」と本演劇祭でも多くのことを吸収しようと目を輝かせていた。
2023年10月04日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでにインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどう捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第一回は、神奈川県葉山町教育委員会の教育長である、稲垣一郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール:稲垣一郎 氏東京目黒生まれ。早稲田大学を修了後、私学の教員、その後に県立高校の教員を経て、特別支援学校の高等部で3年間知的部門に勤めた後に、県の教育委員会で教育行政に12年携わる。教頭、副校長として通信制、専門学科を経て横浜北部学区の荏田高校で校長職、湘南高校で5年間校長職、2021年4月から葉山町の教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部インクルーシブ教育という言葉すらない、多様な人が自然に共にいる未来を目指すーー本日はよろしくお願いいたします。稲垣さんのご経歴を拝見したのですが、特別支援学校での指導経験もあるそうですね。はい、当時は養護学校と呼ばれていましたね。その前にいた学校で、下肢に障害がある生徒を担任した時に、障害のあるお子さんについてもっと知らなければいけないなと感じまして。インクルーシブなんて概念はない時代でしたけど、希望を出して知的障害のあるお子さんが通われる特別支援学校へ赴任することになりました。ーーそれまで指導してきた生徒とは、接するうえで異なる部分もあったのでは?そうですね、そこで自閉的傾向のあるお子さんのいるクラスを受け持ったんです。その子は自分の殻に閉じこもる傾向のあるお子さんで、入学式の日は体育館にすら行ってくれなかったんですよね。「そろそろ行ってみねえか?」なんて2人で話して、それで私たちの入学式は終わりましたよ(笑)。ーー前途多難なはじまりを経て、そこでの経験はどのような糧となったのでしょうか。そんな子どもたちと接することで気付かされたのは、「教師の意思で何かを無理矢理してもらう考え方は、この子たちには通用せんな」ということでしたね。でも、一人ひとりスピードは違えどちゃんと成長していくので焦る必要はなくて、保護者の方と小さな成長の喜びを共有することが大切。教育とは常に待つことである、そんなことを学ばせてもらいました。Upload By 発達ナビ編集部ーー以降のキャリアでは教育行政などに関わられた後に、名門と名高い湘南高校の校長に就任されます。湘南高校は中学校でオール5の生徒が集まるような学校だったのですが、当然ここに来ると順位がついてしまうんですよね。でもそこで見た光景は、成績上位の子どもが下位の子どもを馬鹿にしない風景でした。ーーなぜそのような風景が見られたのでしょうか。成績が下位の子でも、歌が上手かったりバスケが上手かったり、誰しも特別に得意なことがあるんです。それを認め合う姿を見て、これこそ完全にインクルーシブでオルタナティブなんだと感じましたね。葉山でもその姿を現場で何度も伝えているんです。ーーなるほど。一方で湘南高校の例とは異なり、日本の教育はこれまで「分断」の道を辿ってきたかと思います。障害があれば、特別支援学級や通級に行くものだと捉えている人が多いですよね。そうですね。例えば欧米では当たり前に、街で目が見えない人がいたら手を差し伸べるなど、誰かが困っていたら誰かが支援することが自然と根付いているように思います。でも、日本では障害がある人とない人で、そもそもの教育の場から区別してきてしまった。最近やたらとインクルーシブ教育という言葉を聞くようになったのは、そんな日本の分断されてきた背景があるからこそ。だから、インクルーシブ教育なんて言葉がいつか存在しなくなるほど、ごく自然に多様な人が一つの場所に混ざり合う社会にしていくことが求められているんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部進む方向を示して目線を合わせ、取り組みを常に見える化し不信感を取り除くーーそして、現在に繋がる葉山町教育長としての取り組みが始まります。葉山に来て3年目ですが、人的な配置も含めて教育への支援が非常に手厚いと感じています。特に小・中学校に入っている教員ではない支援員さんはその多くが町の保護者の方で、葉山の教育に何らかの形で参画をしたいと思ってくれていることを非常に有り難く感じますね。元々PTAの役員をしていた方が集まってできた、学校を支援する組織もあります。そういう方々の個別の相談にもいつでも乗るように意識しています。ーー町の人が主体的に教育に参加されているのは素敵です。葉山町に来られてから、具体的にはまずどのような課題に取り組まれましたか?この町は先生も教育委員会もみんな熱心なので全方向に一生懸命取り組まれていて、その反面でどこに向かっているのかが見えないところがありました。だからまず、選択と集中をしていくために指針をつくったんです。これを見れば葉山の教育方針が分かるというものをつくりました。葉山町支援教育推進指針「葉山町支援教育推進指針」共生社会の実現に向けたインクルーシブな環境づくり 、社会情勢や教育的ニーズを踏まえた継続的な「あり方」の検討をベースに、 「すべての児童・生徒ができるだけ共に学び共に育つ仕組みづくり」、「多様かつ個別の教育的ニーズに合わせた連続性のある教育の実現」、「切れ目ない支援体制の構築」について示したもの。ーー指針をつくるうえで、特に意識されたことはあるのでしょうか。指針の受け手である子どもたちと保護者の方にとって、どういう教育理念を持っていたとしても反対するレベルのものは入れないようにしています。町や子どもたちに対する眼差しを持って、誰もが根本で共感できて目線を合わせることができるラインで選定しています。議論や対話をする必要があるのは教員ですが、そこはちゃんと議論をして解決していきますね。ーー誰もが共感できる指針。その後はどうしたんですか?指針はスタートラインでしかないので、その後に会議体を持つことにしました。各学校の支援担当の先生や校長先生、加えて外部の識者を呼んで、何が課題で今後はどこに進んでいくかを現場と識者が融合して話す場を年3回つくっています。ほかにも毎月校長会議があって、そこでディスカッションもしますし、校長先生や現場の先生を個別に呼んで話すこともしょっちゅうあります。教育長室の扉は常に町に対して開いているんです、もちろん飲みの場も多いのですが(笑)。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長と現場の距離が近いんだなと感じます。さて、インクルーシブ教育という視点でのテーマとなりますが、葉山町として具体的に取り組まれていることを教えてください。私が就任する以前からあるのですが、不登校のお子さんが小学生も中学生も通うことができる「ヤシの実教室」という教育支援教室がありますね。小学校の一部の場所を活用していて、自由をモットーに自分たちのやりたいことをして良い場なんです。通った時間については、所属する小・中学校の出席にあてられるようになっています。この教室に通って、気付けば学校に戻っているお子さんもいますね。また、「ことば・きこえの教室」という場もあります。言葉や聞く力、コミュニケーションについて心配のあるお子さんと保護者の方から相談を受け、必要な指導や支援を行う教室です。特別支援学級の対象ではないけれど、課題を抱えているかもしれないお子さんが通って、適切な個別指導が受けられるようになっています。個別課題がクリアできればこの教室からは卒業します。Upload By 発達ナビ編集部ーー分断ではなく、支援が必要な子どもたちのための場が設けられていると。さらに、どの学校にも支援級があります。土地柄オルタナティブスクールも多くて、年に1回程度お互いの活動を報告する会議で連携を取りながら、町全体として子どもの居場所づくりに取り組んでいるんです。ーー葉山町の特長の一つとして、教育長はSNSでの発信も多くされていますよね。そうですね。組織として動くだけではなく、それを町の人々に届けることも大切と思っています。だからSNSを通しても、私の考えは常にオープンにするようにしていますね。新しいことに取り組む際に、見えないことが不信感につながると考えているので、発信は大事なことです。結局のところ私たちがやっていることに革新的なことはなくて、進むべき道を明確にし、そして教育現場で今何が行われているかをちゃんと見える化していく地道な作業をしているだけ。でも、それこそがきっと推進のためには必要なことなんですよね。稲垣教育長のnote短期的ではなく、中・長期的な視点で、一人ひとりの学びと成長に向き合うーーインクルーシブ教育を推進する中で、具体的にどんな困難がありましたか?困難……。家が少し遠いので、毎日通勤するのが大変なことくらいですかね(笑)。というのは半分本気で半分冗談で、物事を推進する中でハードルがあったり人と人との軋轢が生まれたりするのは当たり前のことなので。だから、ハードルがあるから推進できないとあきらめるのではなく、そういうものだと開き直ってでも力強く進めることが必要なんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーーそれでも、組織の中の一部には不安な空気もあったかと思います。それは当然あると思うので、だから単純に言うと「稲垣があれだから仕方ないよね」と私を悪者にしてあきらめてもらって、それで進んでいけばと。結果それが町のためになったら何よりです。ーーインクルーシブ教育推進のために、今まさに取り組んでいることも教えてください。実証実験として、LITALICOの教育ソフトの導入を進めています。誰もが凹凸があり、好き嫌いがあり、勉強の得意苦手があるので、自分をどう活かしていくかを子どもたち自身が理解していくことが大切だと考えているんです。支援が必要なお子さんの指導においても、教員の経験や感覚だけではなく、明確な軸を持てるのが良いと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生や生徒にとって必要な体制を揃えていかれるのですね。はい。そして今年、この3年間で各校の校長先生とも話し練ってきた葉山町としてのスクールミッションを出します。これは教育委員会が葉山の学校に対しての指針となる3本柱と考え方を明確にしたもので、このミッションを受けて各学校がスクールポリシーを出す計画になっています。各学校での個性を最大限活かしながら、目線の先はしっかりと葉山町全体で足並みを揃えていくための取り組みです。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。「楽校」という言葉からも葉山町の目指す方向がイメージできます。そして、インクルーシブ教育の考え方にも繋がるのですが、葉山の長柄小学校と南郷中学校を小中一貫校として統合します。昔から中1ギャップという考え方がありますが、葉山でも例外ではなく中学から学校に行かなくなる子たちが増えてしまう現状があるんです。だから、義務教育の6年+3年を一連の流れで考えることで、中・長期的な視点で少しでも成長を滑らかに支援していきたいと思っています。9年間で同一の指導方針を持てることは、子どもたちが夢を見つけて進路を決めるうえでも良いことです。それに、中学校の先生が小学校に来てもいいし、小学校の先生が教えた子がどうなったか見に行く、そんな交流も生まれると思います。何より生徒も喜ぶし、先生も喜ぶ、それが日常化していってほしいですね。ーーなるほど。それではインクルーシブ教育を推進する中で、変わってきた印象はありますか?一番変わったのは組織だと思います。結局教育長としての仕事も組織論として捉えることが多くて、どう職員室をマネジメントするかが大切だと捉えているんです。インクルーシブはもちろんですが教育には答えがないので、仕事においてたとえしくじってしまっても挑戦してもらうことを大切にしています。成功することが至上命題という考え方を捨てて、結果が元々目指していた場所から変わってしまってもそれで良いとすることが必要。当初はネガティブな捉え方もあったかと思うのですが、前向きな発言が波及してきて組織全体として挑戦を積み上げられているという実感がありますね。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざまな視点でお話をいただきありがとうございました。最後に、今後のビジョンを教えてください。ポリシーをつくることでブレない教育理念がちゃんとあって、そこに向けてきちんと学校が自走していくことが今後の理想だと思っています。そしていつか、子どもたちがこの町に戻ってきてもらって、新しいサイクルを生んでくれたら理想です。子どもたちが成長して20年後に振り返った時に、小・中学校の大切な時間を葉山で過ごせてよかったなと思ってもらえたら、それ以上のことはありません。この連載を重ねることで、皆さまの中でインクルーシブ教育への解像度が上がりますように稲垣さんは謙遜をされていましたが、隣に寄り添っていた教育委員会の課長は「今の教育長ほど一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添っている人を見たことがない」とおっしゃっていました。その姿勢こそが先生方や保護者の方の教育へのモチベーションにも繋がり、同じ目線で進んでいくための原動力になっているようにも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2023年09月20日