算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)は、TAC株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:多田敏男、以下「TAC」)が2022年10月7日(金)に開講する、Web通信講座「大人が学ぶ算数検定・数学検定講座」(以下「本講座」)において、数検の単元別問題集「要点整理」シリーズの数学検定3級・算数検定6級を学習教材として提供し、学習内容を監修いたしました。「大人が学ぶ算数検定・数学検定講座」イメージバナー本講座は、数学検定3級(中学校3年程度)および算数検定6級(小学校6年程度)の出題範囲を中心に学習内容が構成されており、算数・数学を基礎から学び直したい方、数学的リテラシーの向上をめざす方のためのWeb通信講座です。なお、受講申し込みは10月4日(火)から開始され、12月25日(日)までの期間限定で受講料が半額の20,000円(税込)になる新規開講キャンペーンを実施いたします。TAC公式サイト内「大人が学ぶ算数検定・数学検定講座」ページ <本リリースのポイント>(1)Web通信講座「大人が学ぶ算数検定・数学検定講座」を日本数学検定協会が監修(2)算数・数学を基礎から学び直したい方、数学的リテラシーの向上をめざす方のためのWeb通信講座(3)10/4~12/25の期間限定で、受講料が半額の20,000円(税込)になる新規開講キャンペーンを実施■Web通信講座「大人が学ぶ算数検定・数学検定講座」とは小学生時代に算数、中学生時代に数学を学習してきたものの、「算数・数学」と聞いて苦手・嫌いという方は少なくないはずです。しかし、社会人になった今、数学的リテラシーを問われる場面がとても多くなりました。本講座では、機会があれば基礎から算数・数学を学び直したいと思っている方のために、当協会が編集・発行している数検の単元別問題集「要点整理」シリーズの数学検定3級・算数検定6級を学習教材として使用します。オンライン形式のWeb通信講座なので、いつでもどこでも、短期間で算数・数学の苦手分野を効率よく学習になれます。※TAC公式サイトから一部抜粋■本講座の学習内容本講座は、1回約120~150分の講座で、小学校5年・6年の範囲である算数編5回と、中学校1~3年の範囲である数学編6回を合わせた全11回の学習内容で構成されています。算数編では、「分数のかけ算・わり算」「合同な図形」「立体の体積」「比例と反比例」「場合の数」など全21単元、数学編では、「正の数、負の数」「連立方程式」「1次関数」「空間図形」「三平方の定理」「確率」など全23単元を学習します。なお本講座の講師は、小学生の算数から難関大学受験のための数学まであらゆる層の指導経験をもち、数学的リテラシー向上のための企業研修も行う、鈴木伸介氏が務めます。■本講座のおもな対象・算数(小学校5年・6年の範囲)・数学(中学校1~3年の範囲)の学び直しをしたい方・数学的リテラシーを短期間で高めたい方■受講申し込み方法本講座の受講は、「インターネット(TAC e受付サイト)」「TAC受付窓口」「郵送」「大学生協等代理店」の4つの方法でお申し込みになれます。くわしくは以下をご覧ください。TAC公式サイト内「講座申込み方法」ページ 当協会は、今後も、本講座をはじめ、算数・数学を学び直したい学習者や学習指導者の方々の一助となるような学習サポートコンテンツを企画・開発・監修し、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。◆講座概要名称 :大人が学ぶ算数検定・数学検定講座形式 :Web通信講座企画・開発:TAC株式会社監修 :公益財団法人 日本数学検定協会講師 :鈴木 伸介(中小企業診断士、統計調査士、株式会社数学アカデミー 代表取締役)教材 :<算数編>要点整理 算数検定6級 <数学編>要点整理 数学検定3級学習内容 :全11回(算数編5回・数学編6回、約120~150分/回)(第1回:算数編)整数と小数、小数のかけ算/小数のわり算/偶数と奇数、倍数と約数/分数のたし算・ひき算/分数のかけ算・わり算/文字と式(第2回:算数編)図形の角/合同な図形/対称な図形/拡大図と縮図/四角形と三角形の面積(第3回:算数編)正多角形と円/立体の体積(第4回:算数編)単位量あたりの大きさ/割合/比/比例と反比例(第5回:算数編)平均/帯グラフと円グラフ/場合の数/データの調べ方(第6回:数学編)正の数、負の数/文字と式/1次方程式/式の計算(第7回:数学編)連立方程式/式の展開と因数分解/平方根/2次方程式(第8回:数学編)比例、反比例/1次関数/関数y=ax2(第9回:数学編)移動、作図、おうぎ形/空間図形/平行と合同/証明(第10回:数学編)三角形、四角形/相似な図形/円/三平方の定理(第11回:数学編)データの分布/データの比較/確率/標本調査教材発送開始日:2022年10月6日(木)講義配信開始日:2022年10月7日(金)受講期限 :2023年7月31日(月)受講料 :通常40,000円新規開講キャンペーン受講料20,000円(2022年12月25日まで)※上記受講料は、教材費・消費税込み。入会金不要。※教材発送開始日以降のお申し込みの場合、教材の発送は申し込み完了後3営業日後となります。※学習テーマは変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。◆講師プロフィール ※敬称略●鈴木 伸介(すずき しんすけ)鈴木伸介氏早稲田大学理工学部卒業。中小企業診断士、統計調査士、ビジネス数学検定1級AAA、TAC統計検定(R)・ビジネス数学検定・中小企業診断士講座講師、株式会社数学アカデミー代表取締役。小学生の算数から難関大学受験のための数学まであらゆる層の指導経験を有し、これまでにマンツーマン指導した生徒数は380名超、多数の医学部合格者を輩出している。一方で、一般向けに数学の意義や価値を伝え広める活動を精力的に行う。数学検定・統計検定等の対策講座講師、数学的リテラシー向上のための企業研修、企業のデータ分析などに尽力。著書に「もう一度解いてみる入試数学」(すばる舎)。◆「要点整理」シリーズについて当協会が発行する「要点整理」シリーズは、「苦手な分野を効率よく学習したい」「基礎から発展までしっかり学びたい」などの要望に応えるため、2014年に初めて発行した単元別に構成された算数・数学の問題集です。各単元は「基本事項のまとめ」「難易度別の問題(基本・応用・発展)」「練習問題」で構成されており、難易度ごとにステップアップしながら着実に学習を進めることができます。「練習問題」の解答とくわしい解説は、別冊に掲載しています。本シリーズは、数検準1級から11級までの全12冊で構成されています。「要点整理」数学検定3級・算数検定6級 表紙【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月28日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)は、一般社団法人未来の先生フォーラム(所在地:東京都新宿区、代表理事:宮田純也、以下「未来の先生フォーラム」)が2022年9月17日(土)に開催する、オンラインイベント「AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―」(以下「本イベント」)を後援いたします。「AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―」メインビジュアル未来の先生フォーラム公式サイト内「2022年9月開催イベント」ページ 本イベントは、未来の先生フォーラムが毎月開催している、教育関係者によるオンラインイベントの1つとして開催するもので、デジタル化が進む社会におけるこれからの「情報・数学教育」について、有識者を迎えて探ります。<本リリースのポイント>(1)「情報・数学教育」の有識者による教育関係者向けオンライン講演・対談に、日本数学検定協会が後援(2)一般の方も参加できる、これからの「情報・数学教育」を探るオンラインイベント(3)本イベントを通じて、日本数学検定協会が「情報・数学教育」のさらなる発展に寄与することをめざす■イベント内容:きたるAI時代の「情報・数学教育」を探る1990年代に起こった「情報革命」によって、社会にはさまざまなデジタルな情報が飛び交い、身のまわりに情報があふれる高度情報社会となりました。そして、コロナショックによって私たちの日常は、より一層デジタルが当たり前のものとなりました。私たちの未来は、今よりさらにデジタル化が進んでいることでしょう。AI(Artificial Intelligence)など新たなテクノロジーの台頭も見過ごせません。20世紀は「機械の時代」だったのに対して、21世紀は「人の時代」だと言えるでしょう。「機械の時代」では、人間は機械に操られる時代であったとする意見がありますが、この「人の時代」における高度情報社会では、テクノロジーをうまく使いこなすことで真に「人の時代」を創ることができるのではないでしょうか。「情報・数学教育」の重要性は日々増しているといっても過言ではありません。2025年度に大学へ入学する学生から、大学入学共通テストの出題対象に教科「情報」が加わることになりました。本イベントでは、変わる社会を踏まえ、これからの「情報・数学教育」を探ります。学校教育で育んだ数学リテラシーを実社会で生かす産業人材育成をめざし、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に賛同・支援する当協会としても、本イベントを通じて、日本の「情報・数学教育」のさらなる発展に寄与していく所存です。※未来の先生フォーラム公式サイトから一部抜粋。■講演者とプログラム構成本イベントは、未来の先生フォーラムが毎月開催している、教育関係者によるオンラインイベントの1つとして2022年9月に開催するものです。今回は、AI時代の「情報・数学教育」をテーマに、「情報・数学教育」の有識者による講演・対談を行います。講演者には、国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官の小林廉氏、京都精華大学メディア表現学部教授で文部科学省初等中等教育局視学委員の鹿野利春氏をお迎えします。本イベントのプログラムは、AI時代の「情報・数学教育」についての講演および対談を行うとともに、最後には参加者による振り返り会を設けているので、講演内容についてより理解が深まる構成になっています。■参加方法本イベントは、一般の方も、世界中のイベントが集まるイベントプラットフォーム「Peatix」から無料でお申し込みになれます。ただし、一般の方がプログラムの最後に実施する振り返り会にも参加する場合は、有料チケット(税込1,000円)によるお申し込みが必要です。未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方は、振り返り会を含む本イベントのすべてのプログラムに無料でご参加になれます。なお、申し込み期限は、イベント当日の9月17日(土)11:30までとなります。くわしくは、以下をご覧ください。<未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方>MEMBERS会員の方は、MEMBERSサイトからお申し込みください。未来の先生フォーラム公式サイト内「メンバーズイベント参加方法」ページ <一般の方>一般の方は、イベントプラットフォーム「Peatix」からお申し込みください。イベントプラットフォーム「Peatix」 当協会は、本イベントのような理数教育の充実に向けた普及推進イベントなどに積極的に関わることで、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。<参考資料>◆開催概要名称 : 未来の先生フォーラム 2022年9月開催イベントテーマ : AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―開催日時: 2022年9月17日(土)13:30~16:00開催場所: オンライン(Zoomミーティング)参加費 : 無料※一般の方がプログラムの最後に実施する振り返り会にも参加する場合は、有料チケット(税込1,000円)のお申し込みが必要。主催 : 一般社団法人未来の先生フォーラム後援 : 公益財団法人 日本数学検定協会講演者 : 小林 廉(国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官)鹿野 利春(京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員)※以上 敬称略参加方法: <未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方>MEMBERS会員の方は、MEMBERSサイトからお申し込みください。未来の先生フォーラム公式サイト内「メンバーズイベント参加方法」ページ <一般の方>一般の方は、イベントプラットフォーム「Peatix」からお申し込みください。イベントプラットフォーム「Peatix」 申込期限: 2022年9月17日(土)11:30までタイムテーブル:13:30~14:10 特別招待講演「これからの数学教育」(小林 廉氏)14:15~14:55 特別招待講演「これからの情報教育」(鹿野 利春氏)15:05~15:55 記念対談「AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―」(小林 廉氏・鹿野 利春氏)16:00~16:20 参加者振り返り会◆講演者プロフィール ※敬称略●小林 廉(国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官)小林 廉氏国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官(併)文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭を経て令和4年度4月から現職。博士(教育学)。専門は数学教育学。第70回読売教育賞算数・数学部門最優秀賞。平成30年・令和2年日本数学教育学会学会賞(実践研究部門)。●鹿野 利春(京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員)鹿野 利春氏石川県内の公立高校、石川県教育委員会事務局を経て、2015年に文部科学省初等中等教育局 高等学校情報科教科調査官を務め、「情報I」「情報II」などの学習指導要領の取りまとめや、GIGAスクール構想、情報活用能力の育成などを担当。2020年から大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授、2021年から京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員、情報活用能力調査委員、実教出版編集顧問、Life is Tec! 株式会社顧問、株式会社アシアル顧問を兼務。2022年から一般社団法人デジタル人材共創連盟代表理事を務める。【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会 名誉会長)会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。【本イベントに関するお問い合わせ先】一般社団法人 未来の先生フォーラムE-mail: office@mirai-sensei.org URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月07日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、一般財団法人理数教育研究所が主催している「塩野直道記念『算数・数学の自由研究』作品コンクール」(通称「MATH(マス)コン」)の第10回(2022年度)に協賛いたします。また、同コンクールのすべての応募作品のなかからとくに優れた作品には、優秀賞として「日本数学検定協会賞」を授与いたします。同賞の授与は、昨年2021年度にひきつづき7年連続7回めです。なお、今年度の同コンクールの応募作品の受け付けは、2022年8月20日(土)に開始されます。「MATHコン2022」ロゴ塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクール 公式ホームページ ■「なぜ?」「本当?」「どうなる?」からはじまる算数・数学の自由研究今年2022年で10回めの開催となる塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクールは、全国の小学生・中学生・高校生を対象に、日常生活や社会で感じたさまざまな疑問を算数・数学の力を活用して解決する、あるいは、算数・数学の学びを発展させて新たな数理的課題を探究するなかで気づいたことやわかったこと、自らの解決の方法などをレポートにまとめ、作品として応募するコンクールです。テーマは自由で、毎年さまざまなテーマの自由研究作品が集まります。■全応募作品のなかからとくに優れた作品に「日本数学検定協会賞」を授与当協会は、すべての応募作品のなかから、とくに算数・数学の研究として優れた1作品に優秀賞として「日本数学検定協会賞」を授与いたします。今年度は、2022年8月20日(土)に作品の応募の受け付けを開始し、2022年9月5日(月)に締め切ります。受賞作品は2022年12月末にMATHコンの公式ホームページで発表される予定で、2022年12月18日(日)には最優秀賞・優秀賞の受賞者および保護者を招いて表彰式が開催される予定です。なお、同コンクールへの協賛ならびに「日本数学検定協会賞」の授与は、昨年2021年度にひきつづき7年連続7回めです。■2021年度の「日本数学検定協会賞」受賞作品は、シムソン線※と9点円の一般化に関する研究作品昨年2021年度の「日本数学検定協会賞」は、シムソン線と9点円をオイラー・ポンスレ点を用いて一般化(さまざまな事物に共通する性質を抽象し、1つの概念にまとめること)する研究について、初等幾何学(平面図形および空間図形の性質に関する分野)の範囲でまとめた、千葉県在住の齋藤 輝(さいとう あきら/応募当時14歳、中学校3年生)さんが受賞いたしました。算数・数学の実用的な技能を測る数検を実施している当協会は、動的な数学ソフトウェア「GeoGebra」を用いた現代ならではの研究スタイルで、3年間にわたって同じテーマの研究を継続している姿勢と、その作品の完成度を評価して、「日本数学検定協会賞」の受賞を決定しました。※シムソンの定理=三角形ABCと点Dがあり、Dから直線BC,CA,ABに下ろした垂線の足をそれぞれP,Q,Rとおく。A,B,C,Dが同一円周上にあるならばP,Q,Rは同一直線上にある。P,Q,Rを通る直線をDから三角形ABCに引いたシムソン線という。昨年2021年度のオンライン表彰式の様子当協会は、MATHコンのような理数教育の充実に向けた普及推進イベントなどに積極的に関わることで、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。<参考資料>◆開催概要名称 :塩野直道記念 第10回「算数・数学の自由研究」作品コンクール(2022年度)主催 :一般財団法人 理数教育研究所協賛 :株式会社 内田洋行/株式会社 学研ホールディングス/公益財団法人 日本数学検定協会応募資格:小学生、中学生、高校生※海外の日本人学校も含む。※グループで応募する場合は、同じ学校の同学年の応募に限る。(1グループ4名まで)審査 :1. 小学校の部…低学年の部(1~3年)、高学年の部(4~6年)に分けて審査。2. 中学校の部3. 高等学校の部(高等専門学校3年次までを含む)応募期間:2022年8月20日(土)~9月5日(月)(当日消印有効)結果発表:2022年12月末に理数教育研究所公式ホームページ上で発表公式ホームページ: 公式YouTubeチャンネル: ※くわしくは、公式ホームページをご覧ください。【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省、対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会 名誉会長)会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月19日お互いの実家に挨拶に行く際の旅行代を計算していた漫画家の作者と数学者の彼。簡単な割り算も計算ソフトを使おうとする彼は、暗算が苦手なよう。そんな彼が考える“数学者の仕事”とは…?SNSで人気のことり野デス子さんの婚活エッセイ漫画『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』から、数学者の深い一面が見えるエピソードが綴られた第31回をご紹介します。数学者あるある【漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話】Vol.51「計算機で計算できないこと」を計算する、と教えてくれた数学者の彼。また彼の新しい一面を知った漫画家の作者なのでした。Profileことり野デス子/漫画家・イラストレーターSNSを中心にコミックエッセイを更新中。広告、挿絵、研究図解なども描く。なれそめエッセイ『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』のほか、猫エッセイ『ねこのふくらみ』など。作/ことり野デス子
2022年08月05日公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)が実施している、算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)において、2021年度の志願者データを調査・集計して取りまとめたところ、1992年に実施した第1回の検定から2022年3月に実施した検定までの累計のべ志願者数が、700万人を突破したことがわかりましたのでお知らせいたします。数検公式サイト内「検定概要」ページ 「数検」過去5年間の累計志願者数の推移■高校数学が出題範囲の数検2級以上の年間志願者数がコロナ禍以前よりも増加2021年度(2021年4月~2022年3月)の数検の年間志願者数は、およそ354,000人で、2015年度に初めて35万人を突破してから、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた2020年度を除き、継続して35万人を超えました。志願者の年齢層は、中学生や高校生が中心ですが、近年では、幼児や小学生、一般の方も増えており、年齢層が少しずつ幅広くなって、算数・数学の学習人口がさまざまな年代にわたって増加しています。また、過去5年間の年間志願者数を見てみると、2級(高校2年程度/数学II・数学B程度)、準1級(高校3年程度/数学III程度)、1級(大学程度・一般/理数系大学卒業程度)で、増加傾向にあります。これは、2018年以降、国や経済団体から文理を問わず高校や大学などにおける数理・データサイエンス・AI教育の充実が提案されてきていることで、その基盤となる教科「数学」(とくに高校数学の内容)を学ぶことの重要性について、社会的な関心の高まりが出始めていると推察されます。個人受検の様子(2021年)■7/24(日)に実施する「数検」の個人受検は、5/23(月)に申込受付を開始次回の「数検」の個人受検は2022年7月24日(日)で、5月23日(月)から申込受付を開始いたします。個人受検は、年3回実施し、当協会が全国主要都市に設けた会場で受検する方法で、「ネット申込」「LINE申込」「コンビニ申込」「郵送申込」でお申し込みになれます(実施階級:1~8級、かず・かたち検定)。数検公式サイト内「個人受検の申し込み」ページ 当協会は、累計志願者数700万人を突破したことを機に、児童・生徒の学力定着の確認や学習意欲の向上、進学・就職をはじめ、社会人の学び直しなど、生涯にわたる算数・数学の学習活動の一助として活用していただけるような検定事業の運営にこれまで以上に邁進してまいります。【参考資料1】2021年度「数検」階級別志願者・受検者データ 【参考資料2】「数検」過去5年間の推移(志願者数・実施校数) 【実用数学技能検定について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月19日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)は、激変する学校教育を元地方紙記者が取材してまとめた書籍「データサイエンスが求める『新しい数学力』」を監修しました。本書は、株式会社日本実業出版社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:杉本 淳一)が編集し、2022年5月20日(金)に発行いたします。「データサイエンスが求める『新しい数学力』」カバー■本書のおもな内容(日本実業出版社公式サイトから抜粋)本書は、今回の学習指導要領の改訂について、教育関係者が「戦後最大の改革が行われようとしている」と口にするほど激変している教育現場の今を見つめて、これからのあり方を模索するほか、知者として知られる作家・佐藤優氏へのインタビューも掲載した教育ルポです。データサイエンスに関する知見や、それを取り扱う人材の育成が急務とされている現状を受け、数学教育を中心に教育現場にさまざまな変革の波が押し寄せています。たとえば、中学校の幾何の授業では、多面体の構造を学ぶために3Dプリンタを活用していたり、公式を理解し計算ができるという従来のあり方を覆す、生徒同士でディスカッションを行い、探求を深める「教えない数学授業」を導入している学校もあります。この波は学校の授業だけにとどまりません。たとえば都内の私立大学の政治経済学部の入試では「数学」科目が必須化されるなど、「文系と理系」という垣根を超えた数学力が求められてきています。■目次序章 AI、データサイエンスが変える数学のこれから第1章 「文系理系を超えた」数学力の鍛え方第2章 激変する数学教育の現場からI第3章 激変する数学教育の現場からII第4章 動き始めたデータサイエンス教育第5章 ジョブ型時代を生き抜くための“数学力”を持つ人材最終章 佐藤優氏が語る一生役立つ数学の学び当協会は今後も、学習者や学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する学習サポートコンテンツを企画・監修・協力・発売し、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。◆書籍概要データサイエンスが求める「新しい数学力」 AI、データ分析が壊す文系理系の壁【定価】 1,760円(10%税込み)【判型】 四六判並製【ページ数】264ページ【ISBN】 978-4-534-05924-6【発行日】 2022年5月20日(金)【発行所】 株式会社日本実業出版社【監修】 公益財団法人 日本数学検定協会◆著者紹介宮本さおり(みやもと さおり)教育・子育て分野を中心に執筆するジャーナリスト。同志社女子大学卒業後、地方紙記者として文化・教育紙面を担当。2004年、夫の留学にともない渡米し、シカゴで第一子の子育てに専念。2008年から教育、子育て、ワークライフバランス分野を中心に取材活動を再開。2015年から老舗中学受験雑誌「私立中高進学通信」で外部記者として学校取材を担当。近年は「AERA」や「東洋経済オンライン」などで執筆。「東洋経済オンライン」のルポ連載「中学受験のリアル」は毎回人気記事ランキングにランクインする人気連載に成長。2019年、親子のための中等教育研究所を設立。「東洋経済オンラインアワード2020ソーシャルインパクト賞」受賞。プライベートでは大学生と小学生の子をもつ母。【実用数学技能検定について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月18日株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『数学者図鑑』(本丸 諒/著) を2022年5月25日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。◆全編オールカラーでイラストや図解がたっぷりピタゴラス、アルキメデス、ニュートン、ガウス、オイラー、デカルト、パスカル……。歴史にその名を刻んだ偉大な数学者たちでも、その人となりや素顔は意外と知られていないもの。ですが、新しい理論や学説など目覚ましい業績を生んできた数学者たちは、必ずと言っていいほど「変人」だったり、意外な経歴の持ち主だったりします。その足跡は、時に笑いを誘いますし、涙がこみあげてくることもあります。本書では、「数学界の2大巨人」「世界3大数学者」と呼ばれるアルキメデス、ニュートン、ガウス、オイラーなどを中心に30人以上の数学者を取り上げました。彼らのユニークなエピソードと学説との関係や、生まれ育った国の状況など、偉業が生まれた時代背景にも触れていきます。数学者のなかには、ターレスやデカルトのように哲学者を兼ねている人もいれば、ニュートンやパスカルのように、物理学などの業績でも広く知られる人もいます。本書を読むことで、数学と哲学、数学と物理学、といった、数学と他の学問とのつながりや共通点についても学ぶことができます。全編オールカラーで、イラストや図解、写真などがたくさん入った、楽しくてわかりやすい一冊です。◆数学者を身近に感じ、数学の面白さを再認識できる一冊~はじめにより~『坊っちゃん』を書いた夏目漱石と言えば、「ユーモア精神があって、明治期にロンドン(倫敦)で苦労したらしいよ」という話は聞くし、森鴎外と言えば「いかにも冗談が通じにくそう」なイメージがあります。文学者の場合、その作品からもある程度の「人となり」を察することができそうですし(当たっているかどうかは別として)、現代の文学者もその生き方などがテレビや雑誌などで紹介されることも多いようです。その点、数学者はどうかというと、これがさっぱりです。デカルト空間とか、オイラーの等式、ガウス分布……のように数学者の名前だけは出てきても、その人がどのように生きたのか、どんなことに悩んだのか、家族を守るためにどう戦った(逃げた)のか、どんな痛恨のミスを犯したのか、そして、時代や時の政治体制にどのように翻弄されたのか……といったことは、ほとんど知られていません。21世紀の現在、「数学者」といえば大学で講義をしている姿を思い浮かべますが、ほんの200年ほど前までは、数学の研究で生活できる人は少なく、オイラーでさえ地元の大学の教授職に採用されませんでしたし、天才アーベルは最後まで職に就けませんでした。そんななかでも、彼ら「数学者」は数学に魅せられ、必死にもがき、生きた。私は数学の書籍を数多くつくってきた一介の編集者に過ぎませんが、だからこそ、そんな彼らの姿を多くの人に知ってもらい、楽しめる本を出してみたいと思っていました。本書を通じて、数学の面白さを再認識し、「もういちど数学をやってみようか……」という人がひとりでも増えれば、これ以上の喜びはありません。【目次】第1章 古代ギリシアに数学者が誕生したワケ→ターレス、ピタゴラス、ユークリッド、アルキメデス第2章 中世イタリアで代数学が復活した→フィボナッチ、パチョーリ、カルダーノ第3章 たまたま? 確率を考えた異才たち→デカルト、パスカル、フェルマー第4章 時代は微分・積分の確立へ→ニュートン、ライプニッツ、ベルヌーイ一家第5章 巨人ガウスとオイラー→ガウス、オイラー第6章 フランス革命に翻弄された数学者たち→ダランベール、ラグランジュ、フーリエ、コーシー、アーベル第7章 注目すべき数学の異才たち→ナイチンゲール、ルイス・キャロル、ラマヌジャン、チューリング【著者プロフィール】本丸 諒 (ほんまるりょう)◎サイエンスライター。横浜市立大学卒業後、出版社(編集部)に勤務し、サイエンス書の企画・編集を中心にベストセラー書を数多く制作。なかでも数学分野では「超」が3つ付くほどの入門書から高校レベルの微分・積分、統計学、三角関数、さらには大学レベルの複素解析、フーリエ解析、物理数学にいたるまで、幅広いジャンルとレベルを手掛けてきた。また、データ誌(月刊)の編集長としても敏腕を発揮し、大幅な部数増を果たしている。◎「文系と理系をつなぐ本をつくる」ことをモットーに独立し、編集工房シラクサを設立。サイエンス書を中心として、「理系テーマを文系向けにする」ライティング技術には定評がある。日本のトップクラスの科学者(ノーベル賞受賞者含む)へ取材し、ライターとしてまとめた本も多い。日本数学協会会員。◎主な著書(共著を含む)として、『文系でも仕事に使える 統計学はじめの一歩』『文系でも仕事に使える データ分析はじめの一歩』(以上、かんき出版)、『意味がわかる微分・積分』(ベレ出版)、『数と記号のふしぎ』『マンガでわかる幾何』『数学ですごい「脳トレ」』(以上、SBクリエイティブ)、『グラフとクイズで見えなかった世界が見えてくる すごい統計学』(飛鳥新社)などがある。【書誌情報】書名:『数学者図鑑』定価:1,980円(税込)判型:B5判変型体裁:並製頁数:192頁ISBN:978-4-7612-7610-2発行日:2022年5月25日 amazon: 楽天: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月18日勉強中、眠くなると、ペンを持つ手元が乱れてしまいがち。文字は読めないものになり、解いていた問題にも集中できません。高等専門学校に通う、にぼし(@N1Boshi_)さんは、数学の問題を解いていた時、寝ぼけていたといいます。にぼしさんは、ノートに『問14』と書いたつもりでした。ですが、ノートを見ると…。数Bの寝ぼけた俺が書く「問14」がバケモン pic.twitter.com/fdnD1CaIbf — にぼし (@N1Boshi_) April 26, 2022 寝ぼけていたにぼしさんは、部首である『もんがまえ』の中に、『14』を入れて書いています!もちろん、正しい表記は『問14』。にぼしさんは、寝ぼけていたあまり、謎の漢字を創ってしまったようです…。にぼしさんがTwitterに投稿したところ、14万以上の『いいね』が付いたほか、さまざまなコメントが上がりました。・寝ぼけていなくて、勉強中にいつもこの書き方をしていたわ…!・以前、同じことをしていた。普通かと思ってたのに…!・新しい漢字が誕生している。ボーっとしていると創作文字が生まれるのはあるあるだよね。『問14』と3文字で書くよりも、1文字に省略できるため、にぼしさんのような書き方をしている人はいるようです。眠くなっている時にこそ、斬新な発想が生まれるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年04月27日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、算数・数学教員のための情報サイト「SAME(セイム)」を、2022年4月26日(火)に新たに公開いたしました。「SAME」ロゴ情報サイト「SAME」 ■情報サイト「SAME」とは「SAME」は、Society(社会)・Arithmetic(算数)・Mathematics(数学)・Education(教育)の4つを融合させた、算数・数学教員のための情報サイトです。当協会は、社会、算数、数学、教育は、それぞれの立場で「世界で活躍する人材を育成するための学習指導の充実」という“同一”の目標を担っていると考えています。その目標の達成に貢献したいという決意とともに、その先に学習者が“等しく”明るい未来を創造できる世界があるように願いを込めて、「SAME」と名づけました。本サイトでは、当協会における研究の基盤を担い、数学の生涯学習の進展に寄与することを目的として、2016年2月に当協会内に設置された研究機関「学習数学研究所」が中心となってさまざまな情報を発信していきます。「世界は数学という1つの真理でつながっている」という考えのもと、これまで当協会が30年にわたって培ってきた数学に関する検定事業の実績と知見をわかりやすく伝えることで、教育者、教育の場や社会全体に向けて、“同じ”ように算数・数学の魅力を伝えていくことをめざします。「SAME」TOPページ■情報サイト「SAME」の4つの特長(1) 日本数学検定協会の研究機関「学習数学研究所」による質の高い情報を発信(2) 算数・数学教育の研究論文や学会発表の内容を解説(3) 日常生活や身のまわりにある話題を算数・数学の視点から読み解く(4) 算数・数学教育の場で生まれる「悩み」などの一助となるアドバイスを掲載■おもなコンテンツ「SAME」では、おもに以下のコンテンツを順次公開していく予定です。(1) 先生のノート( )算数・数学および算数・数学教育に関する有識者へのインタビューや教育現場からのお話などを通じて、よりよい教育とは何かを考えます。(2) 数検の調査ファイル( )数検の問題や答案を調査・研究し、その結果を発信します。日々の学習指導の改善や充実にご活用になれます。(3) 教室のそと( )社会や生活などの身近なテーマと算数・数学を関連づける話題を提供します。算数・数学が楽しくなるようなトピックを展開します。(4) 数学つどいの広場( )全国の算数・数学教員のみなさまと共有したい指導法やお悩みなどを受け付けます。当協会は、情報サイト「SAME」の公開を機に、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発活動を推進してまいります。◆学習数学研究所について学習数学研究所は、当協会における研究の基盤を担い、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定)を中心とした研究および調査を行い、数学の生涯学習の進展に寄与することを目的として、2016年2月に当協会内に設置された研究機関です。当協会公式サイト内「学習数学研究所」ページ 【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月26日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)」を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、実務における数字の活用能力をWEB上で測定する検定「ビジネス数学検定」の2022年度の検定日を決定いたしました。昨年2021年度と同様に、偶数月(4・6・8・10・12・2月)内に期間を設けて実施いたします。「ビジネス数学」ロゴ「ビジネス数学」公式サイト内「ビジネス数学検定」ページ ■「ビジネス数学検定」実施の背景と目的ビジネス数学検定は、実務における数字の活用能力を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。おもに社会人や大学生などを対象に2006年から当協会が主催している検定で、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。日本では長い間、分数や小数、割合の計算ができないといった社会人、大学生の数学力低下が指摘されるなど、中学校レベルの数学はもちろん、小学校で習う算数の内容をも理解していない人が増えてきています。また近年では、データサイエンス、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成が急務となっています。このような背景があるなか、当協会は、文系・理系を問わず基礎的な数学の力を向上させ、ビジネスシーンで数字を効果的に使いこなすスキルや考え方、統計データの読み方・データの活用方法などを身につけた、数字に強いビジネスパーソンの育成を目的にビジネス数学検定を実施しています。ビジネスに必要とされる5つの力■「ビジネス数学検定」2022年度検定日一覧検定実施期間 :第74回検定 2022/4/1~5/10申込受付期間(コンビニエンスストア決済):2022/4/1~2022/5/6申込受付期間(クレジットカード決済) :2022/4/1~2022/5/9 22:00まで検定実施期間 :第75回検定 2022/6/1~6/30申込受付期間(コンビニエンスストア決済):2022/6/1~2022/6/26申込受付期間(クレジットカード決済) :2022/6/1~2022/6/29 22:00まで検定実施期間 :第76回検定 2022/8/1~8/31申込受付期間(コンビニエンスストア決済):2022/8/1~2022/8/27申込受付期間(クレジットカード決済) :2022/8/1~2022/8/30 22:00まで検定実施期間 :第77回検定 2022/10/1~10/31申込受付期間(コンビニエンスストア決済):2022/10/1~2022/10/27申込受付期間(クレジットカード決済) :2022/10/1~2022/10/30 22:00まで検定実施期間 :第78回検定 2022/12/1~2023/1/10申込受付期間(コンビニエンスストア決済):2022/12/1~2023/1/6申込受付期間(クレジットカード決済) :2022/12/1~2023/1/9 22:00まで検定実施期間 :第79回検定 2023/2/1~2/28申込受付期間(コンビニエンスストア決済):2023/2/1~2023/2/24申込受付期間(クレジットカード決済) :2023/2/1~2023/2/27 22:00まで当協会は、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるため、ビジネスにおいて基礎力として必要とされる数学の検定や研修を実施し、今後も充実させてまいります。◆「ビジネス数学検定」の概要ビジネス数学検定は、インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式で、インターネットに接続できる機器(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)であればいつでもどこでも受検することができます。社会人や学生など幅広く受検できる3級から、データサイエンティストをめざす専門的な領域などを含めた1級まで全3階級です。各階級とも70点でスキルを認定します。1級のみ、A認定(70点以上)、AA認定(80点以上)、AAA認定(90点以上)の認定ランクを設定しています。結果は総得点、および「5つの力」それぞれの得点を表示し、どの部分に強み・弱みがあるのかをレーダーチャートを用いてビジュアルで評価します。また、各階級の認定基準点に到達された方には、オープンバッジを発行いたします。なお1級については、90点以上で「AAA(トリプルエー)」を、80点以上で「AA(ダブルエー)」、70点以上で「A(シングルエー)」のオープンバッジを発行いたします。階級 :3級検定時間 :60分出題数(5肢択一問題) :30問目安 :学生・新入社員認定基準点(100点満点):70点検定料(税込) :4,400円階級 :2級検定時間 :60分出題数(5肢択一問題) :30問目安 :マネジャー認定基準点(100点満点):70点検定料(税込) :6,600円階級 :1級検定時間 :90分出題数(5肢択一問題) :30問目安 :データサイエンティスト入門者認定基準点(100点満点):70点AAA認定 90点AA認定 80点A認定 70点検定料(税込) :8,800円◆「ビジネス数学検定」受検の流れ(1)登録ビジネス数学公式サイト( )にアクセスして仮登録・本登録・動作をチェックします。(2)購入手続きマイページにログインして、ビジネス数学検定の購入手続きをします。(3)受検検定実施期間最終日の22時までに受検します。(4)結果受検後すぐに検定結果が画面上に表示され、認定基準点に到達された方には、後日オープンバッジを発行いたします。※紙の合格証の発行は2020年8月検定をもって終了しました。◆オープンバッジとはオープンバッジとは、世界的な技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に準拠し発行されるデジタル証明・認証のことです。世界では、すでに年間2,400万個が発行され、資格のほかに免許証や卒業証明書など用途はさまざまに広がっています。オンライン上で公開したり、SNSなどで共有できたりするなど、利便性の高さが特徴です。さらに当協会が発行するオープンバッジは、偽造・改ざんが困難なブロックチェーン技術を応用しており、学習・スキルの証明書として信頼性の高いものとなっています。オープンバッジのくわしい情報は、下記のWEBサイトでご確認ください。一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク 「ビジネス数学検定」オープンバッジ一覧(全5種)◆「ビジネス数学検定」サンプル問題ビジネス数学検定サンプル問題【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)」を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、一般財団法人理数教育研究所が主催している「塩野直道記念 第9回『算数・数学の自由研究』作品コンクール」(通称「MATH(マス)コン」)の優秀賞の1つである「日本数学検定協会賞」を決定し、2021年12月19日(日)に東京都内で行われた表彰式で受賞者を表彰いたしました。「日本数学検定協会賞」オンライン表彰式の様子「MATHコン2021」ロゴ塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクール公式ホームページ 受賞したのは、「シムソン線,9点円の一般化とオイラー・ポンスレ点」という初等幾何学に関する研究作品を応募した千葉県在住の中学校3年生です。■「なぜ?」「本当?」「どうなる?」からはじまる算数・数学の自由研究今年2021年で第9回の開催となる塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクールは、全国の小学生・中学生・高校生を対象に、日常生活や社会で感じたさまざまな疑問を算数・数学の力を活用して解決する、あるいは、算数・数学の学びを発展させて新たな数理的課題を探究するなかで気づいたことやわかったこと、自らの解決の方法などをレポートにまとめ、作品として応募するコンクールです。テーマは自由で、毎年さまざまなテーマの自由研究作品が集まります。なお、今年2021年の応募作品数は、合計17,429件でした(2020年は11,397件)。■シムソン線※と9点円の一般化に関する研究作品を応募した中学校3年生が受賞本コンクールに2016年から協賛している当協会は、すべての応募作品のなかから、とくに算数・数学の研究として優れたレポート1作品に優秀賞として「日本数学検定協会賞」を授与しています。今年2021年の「日本数学検定協会賞」は、シムソン線と9点円をオイラー・ポンスレ点を用いて一般化(さまざまな事物に共通する性質を抽象し、1つの概念にまとめること)する研究について、初等幾何学(平面図形および空間図形の性質に関する分野)の範囲でまとめた、千葉県在住の齋藤 輝(さいとう あきら/応募当時14歳、中学校3年生)さんが受賞いたしました。齋藤さんは、中学校1年生のときに、自力で問題を解決できたときの爽快感とその美しさに魅了され、数学に強く興味をもちました。なかでも初等幾何学の研究にはもっとも力をいれているそうです。今回の作品は、齋藤さんが昨年の同コンクールで特別賞を受賞した作品「Simsonの定理の拡張 ~4本のSimson線と大量の垂線が織りなす様々な性質~」と同様に、動的な数学ソフトウェア「GeoGebra(ジオジェブラ)」を用いて研究を進めました。※シムソンの定理三角形ABCと点Dがあり、Dから直線BC,CA,ABに下ろした垂線の足をそれぞれP,Q,Rとおく。A,B,C,Dが同一円周上にあるならばP,Q,Rは同一直線上にある。P,Q,Rを通る直線をDから三角形ABCに引いたシムソン線という。「日本数学検定協会賞」受賞者の齋藤 輝さんの発表の様子また、齋藤さんは今回の研究をとおして、以下のように研究に関するものの見方について大きな変化を感じたそうです。(1)性質の発見がよりスムーズに行えるようになってきた。(2)一般化や拡張などの考え方が身についてきた。(3)数学の論文の書き方を習得した。そのうえで、今回の研究成果を生かして、競技数学や現代数学など、その他の数学の学習にも力をいれていきたいと記し、今回の研究をしめくくっています。算数・数学の実用的な技能を測る「数検」を実施している当協会は、動的な数学ソフトウェア「GeoGebra」を用いた現代ならではの研究スタイルで、3年間にわたって同じテーマの研究を継続している姿勢と、その作品の完成度を評価して、このたびの「日本数学検定協会賞」の受賞を決定しました。なお、齋藤さんの受賞コメントと応募作品への審査委員の講評は以下のとおりです。「日本数学検定協会賞」受賞者の齋藤 輝さん<齋藤 輝(さいとう あきら)さんの受賞コメント>僕の1年間以上にわたる研究成果について、こうした賞をいただくことができてたいへん光栄に思います。まずは、僕に研究の機会をくださった「MATHコン」の運営のみなさまや研究に助言をくださった方々に感謝申しあげます。本研究は、大学受験等ではあまり重視されることのない初等幾何に関するものでしたが、僕は初等幾何特有の美しさに魅力を感じていて、まだまだ研究の余地はあると思っています。研究では苦労した点も多々ありましたが、未知のものを探求していく過程はとても楽しく、良い経験になったと感じています。今回の受賞をきっかけにさらに飛躍し、これからも数学の勉強に熱心に取り組むとともに、将来は数学界だけでなく社会に良い影響をもたらすような研究をしていきたいと考えています。<審査委員の講評>初等幾何であるシムソンの定理の拡張を行った研究です。動的な数学ソフトウェア「GeoGebra」を用いた考察が、現代ならではといえます。考察の様子からも「GeoGebra」を使いこなしていることが伺えます。数式組版システムである「LaTeX(ラテフ)」を用いたレポート作成および数学論文の書き方を踏襲した内容構成から、数学にかける並々ならぬ思いが読み取れます。一昨年から続けて行った研究の完成度が評価できます。当協会は、MATHコンのような理数教育の充実に向けた普及推進イベントなどに積極的に関わることで、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。◆開催概要名称 :塩野直道記念 第9回「算数・数学の自由研究」作品コンクール(2021年度)主催 :一般財団法人 理数教育研究所協賛 :株式会社 内田洋行/株式会社 学研ホールディングス/公益財団法人 日本数学検定協会応募資格:小学生、中学生、高校生※海外の日本人学校も含む。※グループで応募する場合は、同じ学校の同学年の応募に限る。審査 :1. 小学校の部 … 低学年の部(1~3年)、高学年の部(4~6年)に分けて審査。2. 中学校の部3. 高等学校の部(高等専門学校3年次までを含む)※くわしくは、公式ホームページをご覧ください。公式ホームページ: 【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月23日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、算数・数学を使った日々の暮らしに役立つ情報を提供するメディアサイト「ひとふり」を、2021年11月30日(火)に公開いたしました。「ひとふり」ロゴメディアサイト「ひとふり」: ■「ひとふり」とは「ひとふり」は、算数・数学を使った毎日の暮らしに役立つ情報を提供するメディアサイトです。毎日の生活をちょっと賢く、それでいてもっと楽しくなるように数学というスパイスを「ふりかける」ということから、「ひとふり」と名づけました。算数・数学は、私たちの生活のなかにたくさんあふれています。しかし、ふだん、それらを意識している人はなかなかいないのではないでしょうか。「ひとふり」は、算数・数学を使った日々の暮らしに役立つ話題をお届けすることで、算数・数学をより身近に感じて興味・関心を促すことをめざします。「ひとふり」TOPページイメージ■おもなコンテンツ「ひとふり」では、おもに以下のコンテンツを順次公開していく予定です。(1) ママ・パパお役立ち算数・数学について、基本知識から楽しく学ぶコツまで解説します。 (2) 数学×ライフハック算数・数学によって、毎日の生活をより豊かにするための話題を紹介します。 (3) 身のまわりの数学社会のなかで、算数・数学がどのような関わりがあるかを探ります。 当協会は、メディアサイト「ひとふり」の公開を機に、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発活動を推進してまいります。【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4) 数学の普及啓発に関する事業(5) 数学や学習数学に関する学術研究(6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人 日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、数検の公式オンライン学習サービス「スタギア数検」を、株式会社EduLab(エデュラボ、所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:高村 淳一、以下「EduLab」)グループの株式会社教育測定研究所(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹 博之、以下「JIEM」)と共同で開発し、2021年11月15日(月)にサービスの提供を開始いたします。「スタギア」公式ホームページ内 「スタギア数検」ページ 「スタギア数検」ロゴ「スタギア数検」画面イメージ<本リリースのポイント>(1) 幅広いデバイスに対応した数検の公式オンライン学習サービス「スタギア数検」を11/15に提供開始(2) 現行の学習指導要領に対応した中学校数学約800問の問題と解答・解説を収録(3) 戻り学習機能「パワーアップ学習」や「手書き入力」システムなどさまざまな機能で自宅学習をサポート■「スタギア数検」とはスタギア数検は、数検の公式オンライン学習サービスで、中学校1~3年生の現行の学習指導要領の内容・領域に対応しており、検定合格に向けた学習はもちろん、日々の学習にも幅広くご利用になれます。また、パソコン、スマートフォン、タブレットなど幅広いデバイスに対応しているので、隙間時間などを利用してどこでも学習することが可能です。■開発の経緯・背景昨今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止を目的に、学習者の自宅での学習機会が増加しています。こうした動きに呼応し、効率的に自宅で学習できるオンラインサービスの需要が高まり、今後も、オンライン学習への移行がさらに加速していくことが予想されます。さらには、理解度や苦手分野など、学習者それぞれの習熟度に応じたオンライン学習コンテンツの提供は、その重要度がさらに増すものと考えられます。このような背景を受け、EduLabグループは、2021年6月から、「受験」「学習」「情報」の3つの窓口サービスを柱に、総合学習支援の窓口プラットフォーム「スタギア」を提供しています。これまで、「実用英語技能検定(英検(R)※)」の公式オンライン学習サービス「スタギア英検」の提供をはじめ、2021年8月には、「日本漢字能力検定(漢検)」の公式オンライン学習サービス「スタギア漢検」を提供しており、このたび、当協会とEduLabグループが共同で開発した数検の公式オンライン学習サービス「スタギア数検」についても提供を開始する運びとなりました。(※) 英検(R)は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。(※) 「漢検」「漢字検定」および漢検ロゴは、公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です。■特長とメリットスタギア数検は、現行の学習指導要領に対応した中学校数学約800問の問題と解答・解説を収録しており、以下のような特長とメリットがあります。(1) 現行の学習指導要領に対応中学校の現行の学習指導要領の内容・領域を網羅しつつ、教科書などで扱われる小単元ごとに問題を収録しているので、定期テストの準備や入試の基礎固め、検定合格に向けた学習はもちろん、日々の学習にもご利用になれます。小単元ごとに問題を収録(2) 戻り学習機能「パワーアップ学習」を搭載これまでに学習した範囲や前の学年(中学生の学習範囲内)に戻り、基礎的な内容を再度学習することができる戻り学習機能「パワーアップ学習」が、苦手な単元を克服するための学習をサポートします。「パワーアップ学習」画面イメージ(3) 「まとめテスト」で学習内容の定着を確認学習内容が定着しているかを単元ごとの「まとめテスト」で確認することができます。何度でもチャレンジでき、しっかりと復習を重ねることで学力の定着を促します。「まとめテスト」画面イメージ(4) 「手書き入力」システムを導入手書き入力による複雑な数式も認識できる高度なシステムを導入しているため、解答は記述式と選択式に対応しています。スマートフォンやタブレットでも、えんぴつやノートを使った学習と同じ感覚で気軽に学習することができます。「手書き入力」画面イメージ(5) 複数のデバイスで利用可能ブラウザベースのクラウドサービスなので、1つのアカウントで、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、幅広いデバイスでご利用になれます。■利用方法と料金プランスタギア数検には、「ライトプラン」「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」の3つのプランがあり、それぞれ利用料金や学習コンテンツの利用可能範囲などが異なります。くわしくは、「スタギア数検」利用プラン一覧をご覧ください。・ライトプラン :無料(全体の10%程度のコンテンツを利用可能)・ベーシックプラン:500円/月(全体の50%程度のコンテンツを利用可能)・プレミアムプラン:250円~(利用可能範囲は無制限)「スタギア」公式ホームページ内「スタギア数検」ページ コンテンツを利用するには、総合学習支援の窓口プラットフォーム「スタギア」に会員登録(無料)が必要です。「スタギア」公式ホームページ 当協会は、今後も、「スタギア数検」をはじめとした学習者や学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する学習サポートコンテンツを開発し、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。◆「スタギア数検」学習コンテンツ一覧以下のとおり、各学年の単元に対応した学習コンテンツがご利用になれます。<中学校1年生>出題範囲となる階級:数検3~5級単元(大項目) :正負の数、文字と式、方程式、比例と反比例平面図形、空間図形、データの活用問題数 :264問<中学校2年生>出題範囲となる階級:数検3~4級単元(大項目) :式の計算、連立方程式、1次関数、平行線と角三角形と四角形・確率、データの比較問題数 :210問<中学校3年生>出題範囲となる階級:数検準2~3級単元(大項目) :多項式、平方根、2次方程式、関数 y=ax^2相似な図形、円、三平方の定理、標本調査問題数 :298問◆「スタギア数検」利用プラン一覧以下のとおり、「ライトプラン」「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」の3つの利用プランがあり、それぞれ利用料金や学習コンテンツの利用可能範囲などが異なります。<ライトプラン>利用できる方:無料会員の方利用料金 :無料利用期間 :無制限機能制限 :制限あり(利用可能範囲:全体の10%程度)<ベーシックプラン>利用できる方:プライム会員(※)の方利用料金 :500円/月利用期間 :プライム会員契約期間中初回加入後30日間無料機能制限 :制限あり(利用可能範囲:全体の50%程度)<プレミアムプラン>利用できる方:無料会員の方プライム会員(※)の方利用料金 :<無料会員>1か月500円、3か月1,000円、6か月2,000円<プライム会員>1か月250円、3か月400円、6か月600円利用期間 :1か月、3か月、6か月機能制限 :無制限(購入した学年ごとにすべての問題を学習可能)※「プライム会員」は、月額500円で特別割引やさまざまなサービスが受けられる「スタギア」の会員制プランです。◆総合学習支援の窓口プラットフォーム「スタギア」について「スタギア」は、「受験」「学習」「情報」の3つの窓口サービスを柱に、それらが相互に連携することにより、学習者の進学の可能性を最大限に広げる、総合型の学習支援プラットフォームです。またAIを活用して学習サービスや入試関連情報などをリコメンドすることにより、それぞれの学習者に適した質の高い学習機会や情報を提供いたします。◆EduLabについてEdTech(教育×テクノロジー)分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。東京、シアトル、ボストン、ニューヨーク、ダブリン、シンガポール、香港、北京、上海、プネなどを拠点として展開しています。◆教育測定研究所(JIEM)について「教育分野における正しい教育測定技術(テスティング)の研究および、その成果である正しいテスト法の流布・流通を通して、効果的な教育の実践、ひいては個人の能力の発展に寄与すること」を理念とし、「英ナビ・スタディギア」、「英検Jr.」、「TEAP CBT」、「CASEC」に代表される試験サービス、学習サービスを提供しています。また、国・地方公共団体などの試験実施団体より、学力調査事業の実施を受託するとともに、教育機関等に向け、システム・コンテンツ開発の受託、テスト分析・コンサルティングサービスを提供しています。【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人 日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4) 数学の普及啓発に関する事業(5) 数学や学習数学に関する学術研究(6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月15日世界的歌姫ジェニファー・ロペスがプロデュース&主演を務め、世界的ポップスターと平凡な数学教師の恋と結婚をミュージックとダンスで彩るロマンティック・ラブストーリー『MARRY ME』が、邦題『マリー・ミー』として2022年4月22日(金)より全国にて公開されることが決定。併せて、「デイト・アナウンスメント」映像が解禁された。本作は「いいね!」や「フォロワー数」が価値を決める世界で“本当のモノ”を探し求めるふたりの恋の行方を描いた現代的なロマンティック・ラブストーリー。主演を務めるジェニファー・ロペスは、『ハスラーズ』での熱演も記憶に新しいが、今回はまるで本人役のような世界的ポップスターのカットを演じ、抜群の歌唱力と恋に悩むキュートな姿を披露。ジェニファー・ロペス(C)-Getty-Imagesまたカットの新たな恋のお相手となる平凡な数学教師チャーリー役には『ワンダー 君は太陽』のオーウェン・ウィルソン。そしてカットの婚約中のスター・バスティアン役は、コロンビア出身のレゲトン歌手のマルーマが演じており、デビューアルバム「マジア」がコロンビアでゴールドディスク認定されるなど、ラテンミュージック界で最も人気のあるシンガーが本作で映画デビューしたことも話題となっている。監督は『ウソはホントの恋のはじまり』のカット・コイロが務めた。カットとチャーリーの恋物語はもちろんのこと、ジェニファー・ロペスとマルーマのオリジナル新曲「Marry Me」やジェニファー・ロペスの圧巻のパフォーマンスが全編に渡って贅沢に披露されるなど魅力が詰まっている。この度、到着した「デイト・アナウンスメント」では、ジェニファー・ロペスとマルーマによるオリジナル曲「Marry Me」がお披露目。結婚を祝福するに相応しいハッピーでアップテンポな楽曲に仕上がっており、本編への期待が高まる。『マリー・ミー』は2022年4月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マリー・ミー 2022年4月22日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2021年11月05日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する新資格「データサイエンス数学ストラテジスト」の資格試験を2021年9月21日(火)から開始することに先立って、本資格の特設サイトを2021年9月3日(金)に公開いたしました。なお、本資格試験(IBT形式)の申し込み受付および資格試験の開始は、9月21日(火)の予定です。「データサイエンス数学ストラテジスト」特設サイト 「データサイエンス数学ストラテジスト」ロゴ「データサイエンス数学ストラテジスト」特設サイトTOPページ<本リリースのポイント>(1)新資格「データサイエンス数学ストラテジスト」の特設サイトを9月3日(金)に公開(2)資格試験(IBT形式)の申し込み受付および資格試験を9月21日(火)に開始予定(3)学習方法として、「e-ラーニング講座」と「公式問題集」を用意■資格制度新設の背景近年、国や経済団体から価値ある新しいものを創造する基盤として「数学」を重要視する報告書等が相次いで公表され、文理を問わず高校や大学などにおける数理・データサイエンス・AI教育の充実が提案されています。少子化が進み、Society5.0の時代が到来するにあたって、データサイエンス、AI戦略、ビッグデータ、IoT等に対応できる人材の需要は高まっており、今後、国は年間約25万人(リテラシーレベルでは50万人)を育成することを目標に掲げています。このような背景があるなか、当協会は、30年にわたって培ってきた数学に関する検定事業の実績と知見を生かし、データサイエンス戦略(データの把握や分析など)において必要とされる数学的スキル・リテラシーの理解度・習熟度を測定し認定する「データサイエンス数学ストラテジスト」の資格制度を、2021年9月に新設することにいたしました。■資格の概要<中級>受験資格 : なし対象の目安 : 社会人・大学生・高校生数学のレベル(目安) : 数検準2級程度(数学I・Aまで)問題数(5肢択一問題): 30問試験時間 : 90分合格基準 : 60%(18問)以上受験料 : 7,000円<上級>受験資格 : なし対象の目安 : 社会人・大学生・高校生数学のレベル(目安) : 数検2級・準1級および大学初学年程度まで問題数(5肢択一問題): 40問試験時間 : 120分合格基準 : 70%(28問)以上受験料 : 9,000円データサイエンスを主とした事業戦略・施策(データの把握や分析など)においては、数学的なリテラシーが必要とされています。これまで当協会は、算数・数学に関する検定事業や算数・数学への興味関心を高める普及活動で実用的な数学を推奨してきました。このたび新設する「データサイエンス数学ストラテジスト」資格は、データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の2つを合わせて体系化したデータサイエンス数学に関する知識とそれを活用できるコンサルティング力を兼ね備えた専門家として、一定の水準に達した方を認定するもので、中級と上級の2つの階級があります。また資格試験は、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。■資格のメリット本資格を学習および取得することで、以下のようなメリットがあります。<社会人の方>・忙しい社会人が数学をすべて学び直すのではなく、データサイエンスに必要な数学を効率的に身につけられる。・データサイエンスを主とした事業戦略・施策に関わるデータサイエンス数学の一定の知識を理解し、業務データを数値的に解釈して、ビジネス課題の解決に貢献できる。<大学生・高校生・高専生の方(文系・理系を問わず)>・数理・データサイエンス・AI人材としての素養があることをアピールでき、就職先の幅が広がる。・就職後にデータサイエンス戦略(データの把握や分析など)の即戦力として活躍できる。・情報・データサイエンス・AI系学部への進学に活用できる。■受験方法について本資格試験は、個人受験または団体受験で受験できます。個人受験は、「CBT-Solutions」「アガルートアカデミー」のいずれかの外部サービスから申し込み、受験が可能です。団体受験は、企業や学校などで一括申し込みを行って受験するものですが、団体ごとに合わせたプランをご提案いたしますので、まずは当協会までお問い合わせください。<個人受験の流れ>(1)申し込み手続き「CBT-Solutions」または「アガルートアカデミー」の受験申込サイトにアクセスして、「データサイエンス数学ストラテジスト」資格試験の申し込み手続きをします。(2)受験試験有効期限までに、資格試験を受験します。(3)結果試験終了後、合否結果が画面上に表示されます。「合格」「不合格」のほか、総得点、評価コメントなどが試験結果として表示されます。(4)オープンバッジの発行各階級の認定基準に到達された方には、オープンバッジを発行いたします。「データサイエンス数学ストラテジスト」オープンバッジ一覧(全6種)※オープンバッジとは?オープンバッジとは、世界的な技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に準拠し発行されるデジタル証明・認証のことです。世界では、すでに年間2,400万個が発行され、資格のほかに免許証や卒業証明書など用途はさまざまに広がっています。オンライン上で公開したり、SNSなどで共有できたりするなど、利便性の高さが特徴です。偽造・改ざんが困難なブロックチェーン技術を応用しており、学習・スキルの証明書として信頼性の高いものとなっています。オープンバッジのくわしい情報は、下記のWEBサイトでご確認ください。一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク: ■学習方法本資格の学習方法には、「e-ラーニング講座」と「公式問題集」の2種類があります。<e-ラーニング講座>オンライン資格予備校「アガルートアカデミー」が運営している、「データサイエンス数学ストラテジスト」の試験内容に準拠したe-ラーニング講座です。中級コースと上級コースがあり、それぞれ単元ごとに学習することが可能です。<公式問題集>「データサイエンス数学ストラテジスト」の試験問題を解く力、考え方を身につけるための公式問題集です。それぞれ中級・上級相当の本試験2回分の問題を掲載しています。「データサイエンス数学ストラテジスト」公式問題集 中級・上級 カバー当協会は、「データサイエンス数学ストラテジスト」資格制度の新設を機に、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるためのビジネス数学事業をこれまで以上に推進し、今後も充実させてまいります。◆資格試験の詳細について■試験内容「データサイエンス数学ストラテジスト」の資格試験は、以下の4つの学習分野で構成しています。【学習分野(1)】AI・データサイエンスを支える計算能力と数学的理論の理解・確率統計系分野(統計・確率・場合の数 など)・線形代数系分野(行列・ベクトル など)・微分積分系分野(微積分・関数・写像 など)【学習分野(2)】機械学習・深層学習の数学的理論の理解・基礎理論(活性化関数・類似度・最小二乗法)・機械学習(回帰・分類・クラスタリング など)・深層学習(ニューラルネットワーク など)【学習分野(3)】アルゴリズム・プログラミングに必要な数学リテラシー・アルゴリズム(探索・ソート・暗号、計算量)・プログラミング言語に依存しない手続き型思考・数学的課題解決(論理的思考+数学的発想)【学習分野(4)】ビジネスにおいて数学技能を活用する能力・把握力(データ・グラフの特徴の把握 など)・分析力(売上・損益等財務的な分析 など)・予測力(データに基づいた業績予測 など)■問題配分 ※( )は中級学習分野(1) AI・データサイエンスを支える計算能力と数学的理論の理解:50%学習分野(2) 機械学習・深層学習の数学的理論の理解:25% (16.7%)学習分野(3) アルゴリズム・プログラミングに必要な数学リテラシー:12.5% (16.7%)学習分野(4) ビジネスにおいて数学技能を活用する能力:12.5% (16.7%)■受験の際に用意する物試験はインターネット上で行われますが、受験の際には必要に応じて以下の物をご用意ください。・筆記用具・計算用紙・電卓または関数電卓・表計算ソフト(必要に応じて)■資格到達目標(概要・能力)領域1<データ 集計・分析>データサイエンスに必要なデータの集計・分析手法の理解・習熟・データ分析目的の設定、データの収集・加工・集計、比較対象の選定・データのばらつき度合、傾向・関連・特異点の把握・時系列データ、クロスセクションデータ、パネルデータの理解・目的に応じた図表化・可視化(棒グラフ、折線グラフ、散布図) など領域2<数学基礎>データサイエンス戦略・施策に必要な数学の基礎■算数・中学校数学分野・四則計算、グラフ、比例と反比例、単位あたりの大きさ、文字式の計算、方程式、1次関数、三平方の定理、思考力を測る問題■確率統計系分野・平均値・中央値・最頻値、分散、標準偏差、統計基礎・割合、順列・組み合わせ、ニ項定理、確率、確率分布・データの分析、資料の整理・活用、標本調査■線形代数系分野・ベクトルの演算(和とスカラー倍、内積)・行列の演算(和とスカラー倍、積)、行列式・固有値と固有ベクトル■微分積分系分野・指数関数、対数関数、三角関数、2次・多項式関数、写像・数列、関数と極限、微分・積分・偏微分、重積分、微分方程式の基礎 など領域3<機械学習 基礎>データサイエンス戦略・施策に必要な機械学習の基礎・基礎的な理論(活性化関数、距離による類似度、最小二乗法)・教師あり学習(回帰(回帰直線)、分類(線形識別・混同行列))・教師なし学習(クラスタリング、次元削減)・関連研究分野(自然言語処理、データマイニング) など領域4<深層学習 基礎>データサイエンス戦略・施策に必要な深層学習の基礎・ニューラルネットワークの原理、勾配降下法・ディープニューラルネットワーク(DNN)・畳み込みニューラルネットワーク(CNN) など領域5<アルゴリズム・プログラミング的思考>データサイエンス戦略・施策に必要なアルゴリズム、プログラミング的思考・アルゴリズム(探索・ソート・暗号)、計算量理論・特定のプログラミング言語に依存しない手続き型思考、情報理論 など領域6<数学的 課題解決>論理的思考と数学的発想を用いて課題を解決に導く・課題から解答まで矛盾なく導く論理性、一貫性・課題を読み取り、規則性・法則性を発見領域7<コンサルティング>ビジネスシーンでのデータサイエンス戦略・施策の実現方法の検討、提案・顧客、ステークホルダーの要望・意見を聞くコミュニケーション力・戦略・施策の実現方法を検討し、提案するプレゼンテーション力■サンプル問題(問題例)「データサイエンス数学ストラテジスト」中級サンプル問題「データサイエンス数学ストラテジスト」上級サンプル問題【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月03日@shelfallさんが、妻からもらったプレゼントをTwitterに投稿したところ反響が上がりました。投稿者さんが、妻からもらったのはエプロン。その中央に、何やら難しそうな謎の数式が刺繍されていたのです。投稿者さんは、ノートにこの数式を書いて解いてみることにしました。ノート4枚にもわたる計算の末、できたグラフは…。妻からエプロンのプレゼントをもらったんだけど、謎の数式が刺繍してあったので、気になって増減表を書いてグラフを描いたら愛を感じた pic.twitter.com/6N5UCaOf1k — shelfall@FP2級勉強中 (@shelfall) 2020年4月25日 なんときれいなハート型のグラフになったのです!ちなみに妻のエプロンには、答えとなったハート形のグラフが刺繍されていたといいます。サプライズプレゼントにたくさんのコメントが寄せられていました。・愛の方程式とはこういうことか!・自動計算に頼らず、ちゃんと自分で計算したところがすごい。・愛情表現の難易度が高すぎる!中には、「同様のプレゼントをしたところ相手が解けずに終わってしまった」という声もありました。妻は投稿者さんが必ず正解を導き出してくれると信じて、このエプロンを作ったのかもしれません。ペアルックとなるエプロンで、これから人生の難題にぶつかっても一緒に乗り越えられることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月26日菅田将暉が稀代の天才を演じ、山崎貴が監督を務める『アルキメデスの大戦』。この度、戦火が激しくなる中、菅田さん演じる主人公が数学を駆使して戦争を止めようとする姿をとらえたド迫力の最新予告映像が公開された。「ドラゴン桜」で一世を風靡した三田紀房による同名漫画を山崎監督が映画化、最新のVFX技術を駆使して史上最大の戦艦・大和をスクリーンに蘇らせた。この度、解禁となった予告映像は飛び交う砲弾や戦闘機などド迫力の戦闘シーンとともに、菅田さん演じる天才数学者・櫂 直(かい ただし)、山本五十六役を演じる舘ひろし、櫂を慕う美しき財閥令嬢・尾崎鏡子役の浜辺美波、櫂と行動をともにする将校・田中役の柄本佑、櫂と対立する戦艦大和の設計者・平山役の田中泯ほか、笑福亭鶴瓶、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功といった豪華キャスト陣の全員の出演シーンも公開。山崎監督が徹底的にリサーチを重ね、完全再現を目指して描いた“戦艦大和”と、まさにその“沈没寸前”の瞬間も映し出されている。中でも注目なのは、戦艦大和を「計りたい」という菅田さん演じる櫂直の天才、かつ変人ぶり。「数学には世界を変える力がある!」と言い放つ櫂直は、果たして戦争を止めることができるのか!?さらに、菅田さんと舘さんの姿が大きく写し出された本ポスタービジュアルも初解禁。メジャーを手に、鋭く、真っ直ぐな眼差しで見つめる櫂直、そして堂々たる敬礼を見せる山本五十六の姿は対照的。そして海上に浮かぶ戦艦大和の全貌。大和建造計画に立ち向かう2人の男の活躍に期待せずにはいられないビジュアルとなっている。『アルキメデスの大戦』は7月26日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アルキメデスの大戦 2019年7月26日より全国東宝系にて公開Ⓒ2019映画「アルキメデスの大戦」製作委員会Ⓒ三田紀房/講談社
2019年05月17日『ドラゴン桜』の三田紀房による同名漫画を原作に、『永遠の0』の山崎貴監督が再び第二次世界大戦を舞台に、日本の数学者の戦いを描く『アルキメデスの大戦』が、7月26日(金)に全国公開される。この度、その予告編とポスタービジュアルが公開された。物語の舞台は、1930年代に欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。世界最大の戦艦・大和(やまと)を建造する計画を秘密裏に進めていた海軍省に対し、海軍少将・山本五十六は、巨大戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いかを明白にしようと考えていた。そこで山本が目を付けたのは“100年に一人の天才”と言われる、元帝国大学の数学者・櫂直(かい・ただし)だった。ところが、この櫂という男は、数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者。頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつける。「巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず戦争を始める」と。この言葉に意を決した櫂は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、たったひとりで飛び込んでいく。同調圧力と妨害工作のなか、櫂は巨大戦艦の秘密に迫っていく。日本の命運を握る数学者の櫂を演じるのは菅田将暉。また、櫂に助力を求める山本五十六役を舘ひろしが務める。さらに、櫂を慕う美しき財閥令嬢を浜辺美波、櫂と行動をともにする将校を柄本佑、櫂と対立する戦艦大和の設計者・平山を田中泯が演じるほか、笑福亭鶴瓶、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功といった面々が脇を固める。この度公開された予告編では、まさに沈没寸前の危機に見舞われる戦艦大和の姿が映し出されているほか、菅田演じる櫂の変人ぶりを示す場面が切り取られている。戦艦に乗ると、思わずメジャーを手に周囲の長さを測り始めてしまう奇行を見せるのだ。それを指摘されると逆に、「君はこの戦艦を測りたいとは思わないのか?変わってるな」と言い放つ姿がユーモラスだ。ポスタービジュアルでは、鋭く真っ直ぐな眼差しで正面を見つめる櫂、背後では敬礼を見せる山本五十六、そして海上に浮かぶ戦艦大和の姿が確認できる。『アルキメデスの大戦』7月26日(金)全国公開
2019年05月17日トップライター:川筋真貴算数や数学でつまずくきっかけは、解きかたがわからなくなったとき。学年が上がるたびに高度になっていく算数と数学。楽しく学ぶために大切なのは、「解けた!」という満足感です。正解しても、間違えても、1問ずつ解きかたを示してくれる「数学検定・数学計算トレーニング」で、数学力を身につけるトレーニングをはじめてみませんか。タイトル画面、ストアでのアプリ検索結果の画面数学検定・数学計算トレーニングアプリアイコン画像画面を計算用メモに使える、便利機能つき。気軽に挑戦できる数トレアプリ「数学検定・数学計算トレーニング」は、クイズ感覚で学べる数学トレーニングアプリです。「実用数学技能検定(公益財団法人日本数学検定協会)」の数学検定3級(中学3年レベル)から算数検定7級(小学5年レベル)までの合格に向けた勉強をしながら、分数、少数、単位の計算から、方程式、平方根、簡単な文章問題まで、さまざまな計算問題に全問無料でチャレンジできます。親子で楽しむ使い方図形や文章問題も含めて幅広く用意された約1700の問題はすべて無料。7級(小学5年レベル)から3級(中学3年レベル)までのレベル別にチャレンジできるので、自分の数学レベルに合わせて学習できます。起動画面で、挑戦したい級(レベル)→単元→問題のタイトルをタップすると5問1組の問題がスタートします。問題画面の上半分が手書きスペースです。答えにたどりつくまでの途中経過を自由に書き込みながら解いてみましょう。※もっと広いスペースを使いたい場合は、「メモ帳とペン」をタップ。「消しゴム」をタップすると書き込んだ文字や計算式がリセットされます。3つの選択肢のなかから答えを選んでタップ。正解すると「○」、不正解すると「×」が表示され、自分の回答と正解、くわしい解きかたやコツを見ることができます。起動画面の左上にある「☆」→「設定」画面で、それぞれの級(レベル)の正解状態と正解数をリセットすることができます。リセットする場合には、単元ごとまたは全体のリセットが選べます。学ぶアプリ案内人のツボ小学生レベルの問題なんてチョチョイのチョイ!とチャレンジしたら……「あれ、どう解くんだっけ?」と頭のなかにクエスチョンマークが点滅。解きかたを確認して、「そうそう、そうだった!」と思い出しました。問題ごとに解きかたやコツを見ることができるので、得意な単元を伸ばすのにも、つまずいた単元をくり返し解いて克服するのにもイイですね。子どもの毎日の勉強や定期テストの前の復習だけでなく、わたしの脳トレにも役立ちそうです。【DATA】アプリストアのスクリーンショット3点アプリ名:数学検定・数学計算トレーニング(中学・中学生の数学・計算勉強アプリ)[iPhone・iPad]数学検定・数学計算トレーニング(無料!中学生数学勉強アプリ)[Android](Gakko Net Inc./学校ネット株式会社)価格:無料対象学年:小学5年以上【iPhone・iPad】数学検定-数学計算トレーニング-中学生の数学勉強アプリ/id1023362440?mt=8カテゴリー:教育Appレーティング:12+【Android】カテゴリー:教育コンテンツレーティング:12歳以上※紹介した手順・情報は執筆時のものです。川筋真貴(かわすじまき)中学校の国語教員を経てライターに転職。女性向けの媒体での執筆が多く、IT関係からファッション・ペット・インテリアまで、女性のライフスタイルに役立つ記事の作成を得意としている。趣味は長年続けている茶道と御朱印集め。東京都在住。
2018年09月19日天海祐希と佐々木蔵之介の共演で日本が世界に誇る天才数学者・岡潔(おか きよし)とその妻の人生を描くスペシャルドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」が、2月23日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送となる。晴れでもゴム長靴を好み、ヨレヨレのスーツにネクタイはしない。天才ゆえに苦悩し、挫折し、数学という世界に閉じ込められてしまった大阪生まれの天才数学者、岡潔と、潔にふり回されながらも妻として夫を信じぬいた1人の女性、岡みち。夫は誰からも認められず、数学に打ち込むあまり家計は火の車。何の根拠も保証もない。そして、愛する夫が目指しているものすら理解できない。やがて、世界の難問に立ち向かい、1つずつ解決していく岡潔。しかし、日本の数学界は彼を全く評価せず、夫婦は絶望と混乱の渦にのみこまれる…。それでもみちは、狂わんばかりの勢いで数学に取り組む潔の純粋さを理解し、前向きに、ひたむきに、数々の苦難を乗り越えていく。みちの強靭でまっすぐな愛により、やがて夫・岡潔は世界から評価を集める存在に、そして1960年、文化勲章受章を受賞する――。みち役に天海さん、岡潔役に佐々木さんと11年ぶりの夫婦役共演を果たすほか、京都大学の学友で、数少ない潔の親友でもある秋月康夫に生瀬勝久。潔の業績が世界に認められるきっかけをつくった京都大学の数学科教授・木下則雅に立川談春。明治から昭和初期にかけて活躍した天才的将棋士・阪田三吉に笹野高史。潔の父で金銭面での援助も惜しまなかった岡寛治に寺田農。みちと潔の結婚に不安を抱いていたみちの父・小山玄松に渡辺哲。北村眼科医院を開業する北村純一郎に内場勝則。北村の妻でみちの姉でもある北村みよしに萬田久子。貧しい生活ながら天才棋士である夫の三吉を支えた妻・阪田コユウに泉ピン子といったキャストが出演。知られざる大数学者の奇想天外な人生を、かけがいのない伴侶であるみちの目線から描いた読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は2月23日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。(笠緒)
2018年02月23日「ぴあ」調査による2016年10月21日、22日のぴあ映画初日満足度ランキングは、国籍も身分も違うふたりの天才数学者の出会いと奇跡を実話を基に描いた『奇蹟がくれた数式』がトップに輝いた。その他の画像映画の主人公は、イギリス人数学者G.H.ハーディと、独学で数学を学び“アインシュタインと並ぶ天才“と称されたインド人ラマヌジャン。第1次世界大戦下の激動の時代、ラマヌジャンは驚くべき“発見”をしたことで名門ケンブリッジ大学に招聘され、ハーディと出会う。偏見や人種差別などから孤独に陥るラマヌジャンだが、ハーディは彼の発見を証明しようと奮闘し、やがてふたりの間には友情が芽生えていく。本作は“数学”や“数式”をテーマにした、一見すると難しそうなストーリーだが、出口調査では「数学の世界がどのようなものか映画を通して知ることができた」「知識はないが、数式の“見方”に気付かされて楽しめた」「数式の美しさが伝わってくる素晴らしい作品。興味深い描写が多く、今からでもまた数学を学び直したくなった」といった声が聞かれ、“知らないことを知る”楽しみや、“新たな発見”も得られる作品だったようだ。さらに、丁寧に描写された人物の心情や時代背景が、より一層、観客を引き付けたようで、観客からは「学者同士のねたみや葛藤など心理描写が繊細で、映画に入り込みやすかった」「学者としてのラマヌジャンだけでなく、ひとりの人間を取り巻く家族愛や時代背景がとても丁寧に描かれていた」「時代背景が忠実に再現され、色々な視点から考えたり感じたりできた」といったコメントが寄せられた。なお、満足度ランキングは、橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で初共演を果たした感動ストーリー『バースデーカード』が2位に、内村光良とHey! Say! JUMPの知念侑李がふたり一役で主演を務めた『金メダル男』が3位に入っている。(本ランキングは、10/21(金)、22(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『奇蹟がくれた数式』公開中(C)2015 INFINITY COMMISSIONING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED./(C)Richard Blanshard/(C)Kevin Nunes
2016年10月24日まるで境遇の違う、2人の天才の研究と友情を描いた『奇蹟がくれた数式』。このほど本作から、主人公の若き数学の天才、ラマヌジャン(デヴ・パテル)の渡英前、妻とのかけがえのない時間を捉えたシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、第一次世界大戦下のイギリスを舞台に、英国人数学者G・H・ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)と、インドの事務員ラマヌジャン(デヴ・パテル)という、生まれも境遇も全く違う2人の天才が出会い、かけがえのない友情と、歴史を変える数式を証明するまでを描いた実話。届いた映像では、ラマヌジャンがハーディに招かれてイギリスに渡る前、妻と過ごすかけがえのない瞬間を捉えている。この場面は、ようやく定職を得たラマヌジャンが家族を呼び寄せた後、ラマヌジャンが妻・ジャナキ(デヴィカ・ビセ)に数学の魅力を語るひとコマ。ジャナキは、夫が家に帰らず、研究に没頭する理由が分からず、数式がビッシリ書き込まれたノートを手に、「役に立つの?」と戸惑いの色を隠せない。ラマヌジャンはそんな彼女に、「君にはあんまり。でも僕にはすべてだ。もしかしてどこかにきっと理解する人がいる」と自分の信念を伝える。そして、そんな妻に、ラマヌジャンは砂や光の色、水の反射など、身近なものを例えに出しながら、分かりやすく数学の役割を語っていく。「数学におけるパターンは信じられない形を見せる。とても美しい」と楽しそうに話すラマヌジャンを、愛おしそうに見つめる妻・ジャナキ。数学というものの存在の意味と、夫婦がお互いを想い合っていることが伝わってくる映像となっている。この後、2人は離れ離れになってしまうのだが、夫婦の揺るがない愛は、その後もラマヌジャンの大きな支えになっていくのだ。この場面からも、パテル演じるラマヌジャンが人間味あふれるキャラクターであることが伝わってくるが、監督のマシュー・ブラウンは、『スラムドッグ$ミリオネア』など世界的に活躍するパテルをキャスティングした経緯について、「ラマヌジャンをいきいきと表現するために、観客がラマヌジャンを想像し、共感を得られるような人物が必要だった」と語る。そして、「デヴに最初に会った時から、生来のカリスマ、天賦の才能がスクリーンに飛び込むだろうと分かったんだ」と全幅の信頼を置いていたことを明かしている。『奇蹟がくれた数式』は角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月15日こんにちは。深沢真太郎です。ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。今回は「数学」と「伝える」という2つのキーワードを使って、ビジネスコミュニケーション力を高めるヒントをお話ししたいと思います。■池上彰さんの話がわかりやすい理由みなさんは、身近に「わかりやすい話」をする人はいませんか。上司、先輩、お客様、ご友人などなど。おそらく、「この人の説明はいつもわかりやすいなぁ」と思える人が、1人や2人はいることでしょう。テレビに出ている方であれば、池上彰さんや東進ハイスクール講師の林修さんなどはその筆頭かもしれませんね。さて、彼らの話はいったいなぜわかりやすいのでしょうか?ゆっくり話しているから?しかし、それだけはないと思います。アナウンサーのように滑らかに話しているから?正直、そこは本質ではないと思います。私の答えはこうです。「数学的に話しているから」■数学はただ計算をする学問ではない本来、数学とはいっさいの矛盾と無駄な論述を排除して構築していく学問です。もう少し噛み砕いてわかりやすくお伝えするなら、「数学の教科書に無駄な1文はひとつもない」ということになるでしょうか。実際、かつて学んだ数学の教科書に「ところで余談ですが……」とか「少し話が脱線しますが……」などという論述は、まずないはずです。数学の先生で、結論を伝える前に話がいろんな方向に脱線してしまう方がいたとしたら、失礼ながらその方はニセモノです。申し上げたいのは、数学とは単に計算をする学問ではないということ。一切の矛盾がなく、論理的かつ最短距離で結論を説明できる論法を身につける学問なのです。■数学ができるとわかりやすく話せるですから、数学を正しく勉強した方は、話し方がとにかくわかりやすい。先ほどご紹介した東進ハイスクールの林修さんは現代文の講師ですが、数学も大好きだったそうです。実は数学の講師になりたいと思っていたというのは有名な話であり、公式な場でも数学の重要性について発言されています。私から見れば、林修さんは極めて数学的な人物といえます。つまり、現代文が得意な方はおそらく数学も得意になれるのです。逆に、数学が得意な方なら、おそらく現代文も理解できるはずです。■文章も数学的に書くとわかりやすいその証拠に、手前味噌ですが私の文章は読者の方からいつも「読みやすい」とお褒めの言葉をいただきます。ビジネス数学の専門家であり、かつてはコテコテの理系だった私が、文章を褒められる。別に誰かに文章の書き方を学んだわけでもない私が、文章を褒められる。なんだか不思議な気がします。でも、その理由は私が考える限り、たったひとつしかありません。「数学的に文章を書いているから」つまり数学的とは、わかりやすさなのです。*もし誰かに「話がわかりにくい」とか「なにがいいたいのかわからない」といわれて悩んでいるのなら、かつての算数や数学の教科書を読んでみることをオススメします。問題を解いたり、学びなおしたりする必要はありません。とにかく読んでみる。すると、数学の論じ方が少しずつつかめてきます。それを実際のビジネスコミュニケーションのなかで使えば、話は必ずわかりやすくなります。数学そのものがわかる必要はないにしても、「わかりやすい伝え方」はできるようになりたいですね。(文/深沢真太郎) 【参考】※ビジネス数学の専門家深沢真太郎〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube※ビジネス数学ブログ※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
2016年08月07日【パパからのご相談】娘が中3で、受験を控えています。娘は明らかな文系で、国語、社会、英語の勉強は順調ですが、どう頑張っても数学の成績が伸びません。私はもともと理系で数学が得意なほうでしたので、妻から数学を教えるようにと言われ教えていますが、教えたその場ではできても、テストになると途端にできなくなり、努力が点数につながっていない状態です。全ての科目の中で最も数学に時間を費やしているのに、全く成果が出ない現状……。公立高校を志望しているので受験が心配なのもありますが、親として、この状況を何とかしてやりたいです。●A. 数学が苦手な子には、見直すべきポイントがあります!こんばんは。教育アドバイザーの佐々木です。勉強嫌いのお子さんの指導を得意としています。一生懸命やっているのに成果が出ない。これほどつらいことはありませんよね。周囲の人間は間接的にしか関われないので、もどかしい気持ちもあろうかと思います。とくに文系女子にとって、数学ってほかの科目と勉強方法が全く違うので、やりにくい部分も多いかもしれません。数学、算数が苦手な子にありがちなこと。“計算が遅い” という問題です。計算が遅すぎるゆえに、全然進まずに、嫌になって折れてしまうのですよね。数学でなかなかな伸びないとき、確認すべき点は2つです。●(1)計算のやり方を、理解できているか?計算の方法を理解していないと、足すべきところで掛け算してしまうなど、得意な人にとっては理解できないような計算 をやってしまうことがあります。もちろん、本人に悪気はありません。中学生なら、プラスマイナスの計算や文字式の計算でつまずく子がとても多いです。数学でなかなか成績が振るわないのであれば、ここの理解を確認します。特に文字式では、文字が出てくると途端にわからなくなる子がいます。文字式が苦手な子は、文字を数字に置き換えて、具体化して考える ことがコツです(たとえば、30円の品物をa個買ったときの代金を求める問題では、aを具体的な数字にします。「a個じゃなくて、3個だったらどう計算する?」と聞いてあげれば、答えられるでしょう)。●(2)単純計算を「考えずに」やれているか?計算するときに、「えーっと」と考えていたり、指で計算していたりしませんか。計算で考えてしまう ことが、遅さとミスの原因です。たとえば、歩くときに「次は右足?」と考えたら、転びますよね。自転車に乗るときに「よし!ここでブレーキ!」「ここはペダルを踏んで~」と、いちいち考えないはずです。計算のやり方を考えずに、手が勝手に動く状態。脳科学ではこれを、作業記憶 といいます。計算が作業記憶化されているかどうか、チェックしましょう。----------数学・算数については、「文章題の出来」が気になる方もいるかと思います。とはいえ、文章題いかんの前に、数学のつまずきはだいたいこの2つが根本原因です。普段はできているのであれば、この2点が定着しきっておらず、参考書等が近くにある、教えてくれる人がいるから、それをマネしてできているだけの可能性が高いです。数学って、できるようになると、とても楽しいのです。問題を解いて答えにたどり着く喜びを味わえるのは、5教科のなかでは数学だけ 。しかし、この(1)(2)ができていない状態だと、問題の答えまでたどり着けないので、まったく面白くありません。どうしても成果が出ないのであれば、思い切って戻ってみるのです。こういうときこそ、急がば回れ 。まだ受験まで時間があります。ぜひ、夏休みの時間を使って、不安なところをやり直してみてはいかがでしょうか。【参考文献】・『記憶力の脳科学』柿木隆介・著●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)
2016年07月01日学校の教科で子どもに嫌われがちなのは、やっぱり算数・数学。人材サービス会社の「アデコ」が昨年秋に小中学生1,000人に行ったアンケートでは24.9%が、「学研教育総合研究所」が2013年に小学生1,200人に実施したアンケートでは22.9%が、「嫌いな教科」に算数・数学を挙げています。つまり算数・数学は「嫌いな教科」1位の常連なのです。「うちの子は算数嫌いだけど、私も嫌いだったし仕方ないわ……」、そんなママの声が聞こえてきそうです。でも、あきらめるのは早いかもしれません。じつは前述した2調査ともに、「好きな教科」でも「算数・数学」が1位に輝いているのです。どうやら算数・数学は、子どもたちを魅了する力をちゃんと持っているよう。ならば、その魅力を子どもに伝えてあげたいですよね。そこで、「でも、自分も数学が嫌いだったし……」というパパやママにおすすめしたいのが『算数・数学はアートだ! ワクワクする問題を子どもたちに』(ポール・ロックハート著、吉田新一郎訳、新評論)です。■学校の数学はつまらなくて内容のないモノ!本書を書いたのは、ひとりのアメリカ人数学教師。しかも、大学で数学を研究する教授という充実したキャリアをなげうって、小学~高校で教える道を選んだという異色の経歴の持ち主です。そんな著者は、「本当の意味での数学」はすでに失われ、いま行われている算数・数学の指導法は「つまらなくて内容のない、形だけのもの」だと批判します。その批判が、じつに痛快!たとえば、こんな問題があります。「7年前、マリアはあなたの年齢の2倍よりも2歳上でした。あなたが今X歳だとすると、マリアは何歳でしょうか?」いかにもテストに出てきそうな問題ですが、著者は「ある人に対してこれほど複雑な情報を持っているのに、実際の年齢を知らないなんていうことがあり得るでしょうか?それに、そんな不自然で意味のない質問をすることなどありません!」と痛烈なツッコミを浴びせます。さらには著者を代弁するキャラクター・サルヴィアチ氏が登場し、こんなふうに算数・数学をこき下ろしているのです。「学校で学ぶとされている『実用的な算数・数学』をいったいどれだけの人が使っていますか?あなたは、大工さんたちが仕事で三角法を本当に使っていると思っていますか?何人の大人が、分数の割り算や二次方程式の解き方を覚えていると思いますか?」■数学の喜びを体験すると世界が輝いて見えるでは、著者のいう「本当の意味での数学」とはどんなものでしょう?本書は、「パート1・嘆き」と「パート2・喜び」の2部構成。「パート1」で、現在の算数・数学教育がいかにつまらないかを語り尽くし、「パート2」ではいよいよ「数学の魅力」が披露されます。一例として、「奇数を足すと」の項を見てみましょう。著者はまず、「奇数を小さいものから順番に足してみよう」と読者を誘います。1+3=41+3+5=91+3+5+7=161+3+5+7+9=25すると出てきた答えは4、9、16、25。これはそれぞれ2、3、4、5の平方数(2乗)です。つまり、1から順に奇数を足していくとその答えは「足した数字の個数の2乗」になるということに気づきます。著者のいう「本当の数学」はここから。この法則がいつまでも続くのか、なぜ奇数を足すと「足した数字の個数の2乗」になるのかを証明することです。そして試行錯誤の結果、著者は1枚のイラストでそれを証明することに成功します。どうでしょう、5×5の正方形の中には、ちゃんと1、3、5、7、9が入っています。この図は、奇数を足すと「足した数字の個数の2乗」になるという法則が“パターン”になっていて、いつまでも続くものであることを証明しています。このパターンを見つけた瞬間、著者は「突然、息がつけず心臓が止まりそうな瞬間に雲間が晴れて、はっきりと見ることができ」「神の啓示ともいえる感覚」を味わいます。これが、数学の「喜び」だということ。■数学は気晴らしなので役に立たなくてOK!本書は当初、「パート1・嘆き」の部分だけの小冊子としてつくられました。それが数学関係者の間で評判になり、「パート2」を加えて出版されたのです。著者は、「算数・数学は役に立たないものでかまわない」といいます。数学は人類の楽しみのために存在していて、日々の生活における“気晴らし”であり、“ゲーム”であり、“冒険”だから。数学が苦手な人ほど陥りがちだった「こんなことを勉強して、なんの役に立つの?」という疑問は、これで氷解します。役に立たなくていい。ただ楽しめばいい。そうすれば、数学を「好き」と思えるようになると著者は訴えます。もちろん、数学が科学の発展に果たす役割は小さくはありません。ですが、それは、まず子ども時代に数学を楽しんだ結果から生まれる副産物であるべきなのです。本書によって、パパやママの数学に対するイメージが変われば、子どもの将来もまったく違ったものになってくるかもしれません。そんな期待を持たせてくれる一冊です。(文/よりみちこ) 【参考】※ポール・ロックハート(2016)『算数・数学はアートだ! ワクワクする問題を子どもたちに』新評論※小学生の日常生活に関する調査(2013年3月調査)―学研教育総合研究所※全国の小中学生の子を持つ父母1,000人とその子ども1,000人を対象にした調査―アデコ株式会社
2016年06月28日「学生時代に数学が好きだった」と胸を張っていえる人は、どのくらいいるでしょう?OECDが15歳(日本では高校1年生)を対象に実施した学習到達度調査によると、調査対象となった34か国のうち、日本の学生の科学的リテラシーは1位、数学的リテラシーは2位という堂々たる結果でした。しかし、IEA国際数学・理科教育動向調査によると、「数学の勉強は楽しい」と答えた日本の中学生は全体の48%。国際平均の71%を大きく下回っています。テストでは高得点だけれど、勉強は好きではない――そんな人が多いということなのかもしれません。■1日1分で数学的センスは身につく「だからこそ、社会に出てからもう一度、数学を学んだ方がいいと思うんです。それは学生時代の試験勉強とは違う、ビジネスに生かせる数学的センスを養うためです」そう話すのは『Suzie』でもおなじみの、ビジネス数学を提唱する教育コンサルタントの深沢真太郎さん。企業研修やセミナーで「数学的な思考がいかにビジネスに役立つか」を説く一方で、たった3年ほどで数学的な思考にまつわる本を多数出版されています。6月6日に発売された『10戦9勝の数字の使い方』(小学館)は、12冊目の著作。「でも多くの人が、『えっ、社会人になってもまた数学を勉強しなおさなくちゃいけないの?』って誤解をするんですよね。数学的センスを身につけるには、日々のわずかな時間、たとえば1日1分でいいんです。ちょっとしたスキマの時間に数学的なことを毎日続けて、少しずつ時間をかけて数学脳になっていくのがいちばん簡単です」(深沢さん)公式や定理を覚えなおしたり、難しい問題をたくさん解いたりするのは大変ですが、1日1分程度でいいなら、なんとかなりそうな気がします。■数字も漢字もひらがなも全部同じ!でも、「数学的なこと」って?いったい、なにをしたらいいのでしょう?「企業研修やセミナーの最初に、受講者にいつも数字の言葉遊びをしてもらいます。たとえば、『数字を使って自己紹介をしてください』『あなたが恋人のことをどれくらい好きなのか、数字で表してみてください』というふうにね。そうすると『私の身長は160センチです』とか『私は彼のことを90%愛しています。ここからもっと増えていく可能性があります』なんていうふうに話してくれるんです」(深沢さん)なるほど。そう考えてみれば、数字は「数学で使用する特別な記号」ではなくなりますね。「数字って、なにかを表現する“言葉”にすぎないんですよ、なにも難しくないでしょう?『数学が苦手だな』という感覚を克服する第一歩は、数字も漢字もひらがなも全部同じ、いずれもなにかを表現する言葉なんだと認識するところからはじめるといいでしょうね」(深沢さん)数字も言葉。このような考え方をすれば、確かに苦手意識はなくなりそうです。■ビジネスではアタマの使い方が必要深沢さんの新刊『10戦9勝の数字の使い方』には、文系人間にこそ身につけてほしい「ビジネス数学思考」や「論理思考のセンス」のヒントがたくさん。それらが身につけば、ビジネスのさまざまな場面においての問題解決や、議論を展開する際に役立ちそうです。「数学とは、アタマを使うセンスを磨く“スポーツ”だと私は考えています。テストでいい点を取ることが、数学を学ぶゴールではありません。ビジネスに微分積分などの数学的な知識を直接必要とすることも、きっとほとんどないでしょう。ビジネス数学に必要なのは、そういった『知識』ではなく、算数や数学でトレーニングした『アタマの使い方』なんです」(深沢さん)この本を読んでもっと数学脳を鍛えたいなと思ったら、ぜひ『Suzie』のバックナンバーにある深沢さんのコラムを、遡って少しずつ読んでみてください。ジムでトレーニングをするような感覚で数学に取り組めるはずです。(取材・文/宮本ゆみ子) 【取材協力】※深沢真太郎・・・BMコンサルティング株式会社・代表取締役/教育コンサルタント/多摩大学非常勤 講師/理学修士(数学)公益財団法人日本数学検定協会「ビジネス数学検定」で国内最上位を獲得。ビジネスパーソンの思考力や数字力を鍛える「ビジネス数学」を提唱し、様々な大手企業の人財育成をサポートしている。『「仕事」に使える数学』(ダイヤモンド社)、『数学女子智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。』(日本実業出版社)など著書多数。 【参考】※深沢真太郎(2016)『10戦9勝の数字の使い方』小学館
2016年06月18日こんにちは。深沢真太郎です。ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。さて、「短いほうがいいもの」と聞いて、なにを思い浮かべるでしょうか?男性に尋ねると「女性のスカート丈」などといった答えもたまに返ってきますが(苦笑)、たとえば「ビジネス会話」も短ければ短いほどよいもののひとつではないでしょうか。しかし、多くのビジネスパーソン(特に女性)に多い悩みが、「話を簡潔にまとめられず、気がつくとダラダラ喋ってしまい、最後には自分がなにをいいたいのかわからなくなってしまう」といったこと。そこで、そうならないためのコツを1つご紹介しましょう。それは、「数学的に論述する」ということです。■なにを論じるかを最初に定義する数学という学問は、必ず「なにをするか(論じるか)」を最初に定義し、その定義に沿ったことだけを、一切の無駄なく論じていく学問です。具体例があったほうがいいですね。Q.「三角形ABCと三角形DECが相似であることを証明しなさい。ただし、角度Bと角度Eはいずれも直角である。(2つの図形が“相似”とは、簡単にいえば拡大縮小の関係にあること)」■数学的でないAさんが証明した場合A.「三角形ABCと三角形DECはどちらも直角三角形ってことか。あ、直角三角形といえば、なんといっても“三平方の定理”だよね。でも、この問題では使うのかな、使わないのかな……?それから、他に現時点でわかっていることってなんだろう……?正直、図形の問題はあまり好きじゃないんだよな。こんなの、なんの役に立つのやら……。あ、三角形ABCと三角形DECではどちらも角度Cが共通している。これは絶対使うんだろうな。さてさて、この問題はなにを証明するんだっけ?あぁ、相似か。相似といえば“相似条件”。たしか3つあったよな。ということはその3つのうちのどれかに当てはまることを示さないといけないのか……。だとすれば……?」■数学的なBさんが証明した場合A.「この問題は三角形ABCと三角形DECにおける対応する2つの角度が一致することを示す問題。なぜなら、それが示せれば相似条件のひとつに合致するから。(1)角度ABC=角度DEC=90度(2)角度ACB=角度DCE以上より、証明終わり」*AさんとBさん、2人の差は歴然ですね。最初になにを論じるか定義し、あとは必要な言葉だけ使って、その最短距離を進むだけです。そう、数学の証明問題のように。社員研修の現場で数多くのビジネスパーソンを見てきましたが、話が簡潔にまとめられており、かつその内容もわかりやすい人は、たいてい数学的に論述しています。あなたはビジネスシーンで、Aさんのような説明をしていませんか?(文/深沢真太郎) 【参考】※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
2016年03月25日【ママからのご相談】子どもの勉強について相談です。数学で計算はできるのに、文章題になると途端にできません。どんな策を講じるべきでしょうか?●A. ほんのわずかな工夫で、できるようになりますよ!ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木です。数学の文章題になると途端にできなくなってしまうというお悩みですね。数学が苦手な人なら、一度は経験があるのではないでしょうか。これらは「応用力がないから応用力をつけないと」とか「読解力が不足しているから本を読もうね」と、抽象的なアドバイスで片付けられがちです。しかし、応用力も読解力もすぐにはつきません。文章題ができない人に考えられる問題点は2つです。●数学の文章題が解けない理由2つ●パターンがつかめていないまず、解答欄が真っ白で、何も書けないという人は、問題のパターンを見際めることができていません。問題のパターンを心理学ではスキーマ(枠組み) といいます。問題を読んだときに「あ、これは分数の問題だな」「これはXを使って解く問題だな」というように、解き方がイメージできれば、後は式を起こして計算するだけ。一方で、その問題がどの単元でどの枠組みの問題なのか、何を使って解くのかがイメージできないと、何も書けずに終わってしまうことになります。「数学は暗記科目」と時々言われますが、問題のスキーマを覚えていれば対応できる 、という意味でしょう。もし、パターン化が弱いのなら、同じような問題で数字を変えて解かせましょう。「分数の問題が出てきたら、こう解くんだよ」「%が出てきたら分数にして掛け算だよ」ということを何度も繰り返してパターンを作っておくことで対応できます。あるいは、問題を解かずに子どもに解き方を説明させるという練習を繰り返す練習も有効です。よく、文章題には応用力が肝心と言いますが、応用力の問題というよりも、「何を使って解くか」という基本が出てくるようになれば、変わっていくはずです。●数字を追いかけられていない読解力が足りない……というのはありがちな理由ではありますが、これをもう少し分解して考えると、このようなことが考えられます。・問題を解く上で、必要な数字を拾えていない・何を問われているのかが分かっていない前者は、問題を解く上で必要な数字を見逃してしまったり、足すべきなのに早とちりで掛け算をしていたりする人です。後者は、「人数を求めなさい」と言われているのに、解答欄に“個数”を書いてしまった、などのミスがあります。お子さんのミスや計算課程をみれば、どちらなのかわかるでしょう。計算が途中で終わっているなら前者、最後まで書ききっているなら後者です。これを直すには、もちろん“本を読む”こともいいのですが、すぐに効果は出ません。すぐに効果を出したいなら“線を引いて意識づける” のがいいでしょう。数字を見逃してしまう子は、問題を読むときにも鉛筆を持ち、数字が出てきたら丸をつけて注意するクセをつけましょう。そうすれば、読み返しても数字を見落とす心配はありません。答えを書き間違えてしまう子は、問題文の最後に線を引きましょう。「人数を求めなさい」「式をつくりなさい」など、最後に書かれている“問われているもの”をはっきりさせておき、最後にもう一度見て、答えが適切かを確認するクセを付けるのです。----------算数・数学嫌いを悩ませる文章題。しかし、少し勉強のやり方を変えたり、問題を解くときに意識をしてみるだけで変わります。ぜひやってみてくださいね。【参考文献】・『勉強法の科学』市川伸一・著●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)
2016年02月22日●中学時代はむしろ数学が苦手だった「数学者」と聞くと、オイラーやガウス、ラマヌジャンといった歴史上の天才数学者たちが頭に思い浮かび、「数学者たちの頭の中って、いったいどうなってるんだろう?」と、つい考えてしまう。凸幾何学およびポテンシャル論を専門とする数学者である宮崎大学 教育文化学部(2016年4月から教育学部に改組予定) 数学教育講座の坂田繁洋 講師にお話をうかがい、その実態に迫った。○「数学者」を志したきっかけ―「数学者」と聞くと、小さいころからすでに数学がものすごく得意だったのではというイメージがあります。中高時代、数学は好きでしたか?私はむしろ、中学1~2年生のころは苦手なほうでした。文章題が解けなかったんです。数学にハマったのは、それまで通っていた塾を変えて、新しい先生に教えてもらうようになってからですね。特に、三平方の定理がおもしろいと感じました。補助線の引き方を1本見つけられると一気に問題が解けるというところが、ある種のゲーム感覚というか。―大学では「数学科」で学ばれていたそうですが、多くの学科のなかから数学科に進学しようと思った理由を教えてください。もともと学校の先生になりたかったので、高校2年の文理選択の際には、教育学部に行くために文系に進もうと思っていたんです。そうしたら先生たちに「お前はどう考えても理系だろう」と言われてしまい(笑)、理学部や工学部でも教員免許が取れるとのことなので、理系に進みました。さらに、数学科に在籍しているという予備校のティーチングアシスタントの先生から、数学科では数学をたくさん勉強できるうえに、教員免許も取れるという話を聞いて「こんなにおいしい話はない!」と、数学科への進学を決意しました。―教員志望だった坂田先生が研究者の道へ進もうと思ったのは、いつ、どうしてですか?高校3年生のとき、予備校の先生から「πとeはそれぞれ無理数だけど、これらを足した“π+e”が有理数なのか無理数なのかということはいまだにわかっていない※。この問題を解けたら世界中に名前が知られることになる」と教わった際に、「こんなに素朴な問題がまだ残っていて、これを解くだけで賞賛されるなんて、数学の研究はすごい」と感じました。それと同時に、このまま学校の先生になったら高校数学までの世界のなかで考えなければならないと思い、とても窮屈な気持ちになりました。大学で数学を勉強して学者になれば、いくらでも新しいことを発見し続けられるというところに可能性を感じて、そのころから大学院の博士課程に進むことを考えるようになりました。※1+πと1-πはともに無理数だが、(1+π)+(1-π)=2は有理数。無理数+無理数は無理数とは限らない。○高校数学と大学数学の壁―高校数学と大学数学はまったく違うものだ、という話を聞いたことがあります。坂田先生は高校と大学の「壁」を感じることはありましたか?はい、大学1年生のゴールデンウイーク前にさっそくその壁にぶち当たりました。そもそも、大学生は授業に出なくてよいものだというイメージを抱いていたので(笑)、授業が始まったばかりのころはサボっていました。授業が本格化したころを見計らって出席しはじめたのですが、すでにちんぷんかんぷんでした。講義形式と演習形式の授業がありましたが、どちらも大学受験のときとは全然別の感覚で、巻き返しを図ろうと思ってもまったく身に付いてこないんです。課された演習問題に2日~3日かけても解けないことは日常茶飯事でした。そこで先生のところに「3日考えたのに解けなかったのでヒントをください」と相談に行ったのですが、「3日で解けないなら、3カ月あれば解けるんじゃない? 大学の数学とはそういうものだよ」と言われてしまった。高校までは限られた時間のなかで問題を解くという"処理能力"を問われていたけれど、大学は学問をやる場所なのでしっかり理解しなければならないということに気づきました。それからは、講義ノートを読み返したり、問題を解いたりと、休日はカフェや図書館にこもって1日10時間くらい勉強しましたね。こうして大学1年生前期の段階で一生懸命勉強したことで、数学に対する心構えと習慣が身に付きました。―数学に対する心構えと習慣とは、具体的にどういったものでしょうか?高校数学の場合、ひとつの問題に対して、5分~10分考えてわからなかったら解答をみて解法を覚えるというような勉強の仕方があると思います。私はそうでした。そうではなく、5分~10分考えてダメならいったん心を落ち着けてもう一度問題文を読んでみようとか、それでもダメなら明日またチャレンジしよう、といったように、気長にひとつの問題について考えることでしょうか。ちなみに「3カ月あれば解けるんじゃない?」と先生に言われた問題は、その後1週間ほど考えたら解けました。やはり、高校までの習慣がよくなかったと思います。数十分の制限時間内に問題を解くことが求められる高校数学では、少し計算が込み入ってくると自分の方針が不安になってきて、そこで手を止めてしまう。しかし、この問題では、面倒な計算でも、気長に計算して押し切ったら解けるのではないかと考えました。演習形式の授業のなかで、黒板の端から端まで使って説明することになりましたが、私の考えた解答で合っていました。○三角形の公園をいちばん明るく照らすには?―学部生のころにそうして数学の基礎知識を身につけていった後は、誰も解いたことのない問題、いわゆる論文になるような問題に挑むことになると思うのですが、それはいつごろでしたか?修士1年のときです。セミナーで、指導教官が仕入れてきた問題を後輩に紹介していたのですが、それを自分でも考えてみたんです。後輩は解く気がなかったし、先生も問題を出したことを忘れていたのですが(笑)、試行錯誤の跡を先生に見せた際に、これを修士論文のテーマにしようということになりました。―それはどういった問題だったのでしょうか?文部科学省の学習到達度調査(PISA)にあったものなのですが、三角形の公園に街灯を一本立てる際、どこに街灯を立てるのがよいかという問題です。PISAの解答は、「外心(外接円の中心)」だったのですが、それでは納得できず、公園をいちばん明るく照らす「灯心」という新しい中心を考えた研究者がいました。私は、三角形だけでなく、ほかの図形の場合も考えることにしました。数学者はまず、そもそも「灯心」というものはいつでも存在するのかどうかということを考えます。これは早々に解けたのですが、修士論文のメインの結果とするには弱かった。そこで「灯心」が存在する場合、果たしてそれはひとつだけだろうかということを考えました。灯心を2個以上もつ公園が存在することはわかっていたので、この考察には意味があります。その結果、公園が線対称でかつへこみがない(凸領域)ならば、灯心は公園の対称軸上にひとつだけ存在するということがわかりました。―修士論文のテーマは指導教官のアイディアがベースになっていると思うのですが、数学の研究では一般的に、どのようにして研究テーマを見つけるのでしょう。博士課程では、修士論文で用いた計算手法のアイディアを、ほかの"由緒正しい"数学の問題に流用できないか考えてみることにしました。大学1年生のときに使っていた微分積分学の教科書をなんとなく眺めていたときに、熱方程式の解が、修士論文で研究した関数に似ていることに気づいたのです。「これで由緒正しい偏微分方程式に新しいことが見出せた!」と思ったのですが、20年前にすでに同じことを考えていた研究者がいました。そこで私は、公園の問題と熱の問題が両方とも一度にわかる、普遍的な枠組みを作ろうと思ったのです。これが博士論文のテーマとなりました。しかし、これでもまだ人のやっていることの真似ごとをやっているような気がして、何か新しいブレイクスルーがほしいと悩んでいるところではあります。●数学なんて役に立つんですか?○「定理を思いつく」ってどういうこと?―「シャワーを浴びているときに定理を思いつく」という坂田先生のエピソードを聞きましたが、"定理を思いつく"というのは、いったいどういう状態なのでしょうか?「○ならば××」という形の証明の必要な主張を「定理」と呼びます。「定理を思いつく」というのは面白い仮定「○」と結論「××」のペアに気づくことを言います。この段階では正確には「問題を思いついた」と表現すべきでしょうが、証明できたことにして、先走って「定理を思いついた」と言ってしまうことがあります。もちろん、ちゃんと証明もできた後は「定理を思いついた」と堂々と言っています。一方、「○ならば××」という主張は先にあって、その証明をしようとするときに、計算の難しさなどの理由で、途中で行き詰まることがあります。その証明の困難を突破できたときは「定理が得られた」や「定理の証明を思いついた」という表現になりますね。どちらも、シャワーを浴びているときだけではなく、気晴らしにジムで運動をしているときや、テレビをみながらうとうとしているとき、散歩をしているときも経験したことがあります。机に一生懸命向かっているときは、頭が凝り固まっていてつまらないアイディアしかでてこないんですよ。―気晴らしだと思っていても、常に数学のことが頭のどこかにあるということなんでしょうね。「数学なんてやってなんの役に立つのか」と言われることがときどきあると思いますが、これについてはどのようにお考えですか?数学は科学の共通語ですから技術立国である日本の土台を支えています。しかし、数学を直接用いて自分の身のまわりの生活を豊かにしている人はほとんどいないという意味で、数学は役に立たないでしょう。少なくとも私は食事や掃除をするときに数学は使いません。数学を勉強して「あぁ、役立ってるなぁ!」と感じている人は理工系に限ってもごく少数の人たちだと思います。しかし、小中高で学ぶ算数や数学は、多くの人に対して、間接的に役に立っていると思います。数学では「仮定がこうならば結論はこう」と人に納得できるように説明しますが、人と話すときにはこういった習慣が大切です。感情のままに喋って最初と最後で言っていることが違うと、商談や家族会議などの大事なところで人間関係が崩れますよね(笑)。数学を真面目にやっておくと、「こういうことが目的で、現状はこうで、こうしていくと計画的に無理なく目標達成できる」といったように、論理的にものごとを考える習慣を身に付けることができます。これは世の中をまわしていくために人として必要な力だと思います。―なるほど、それは研究や学問の営み全般に言えそうな気もしますが、数学は特にその傾向が強いかもしれません。数学に取り組んでいて、いちばんうれしい瞬間はどんなときですか?世の中の誰も知りえなかったことを自分がいちばん先に発見した瞬間は最高ですね。修士論文の定理が得られたときの感動は忘れられません。教科書を読んでいて詰まったときによくよく考えてみて、理解できた瞬間のおもしろさというのもあります。―数学者としての今後の目標を教えてください。今は学生時代の指導教官が与えてくれたテーマを大きくしているという状況なので、今後はその指導教官に報告した際に驚いてもらえるような、誰も想像しえなかった結果を出したいです。「そんなことがなりたつのか」「よくそんな問題設定が思いついたね」と言われるような問題提起をしたい。そのために、頭を柔軟にして、常に新しい視点を入れていきたいです。また教育のほうですが、民間企業へ就職したい人や主婦になりたい人、どんな道に進むとしても、大学で学問をするということの幸せを味わってくれる学生を増やしていきたいと思っています。最近は、「こんなことは将来の役に立たない」とか「英語は役に立つからやっておけ」といったように効率を優先する風潮がありますが、私は損得を抜きにして、学問にどっぷり浸かることのおもしろさを伝えたい。おもしろくないのであれば、おもしろくないと言い切れるだけ、その学問に向き合ってみてください、と言いたい。そういう価値観があることを学生に紹介していきたいと思っています。
2015年12月25日こんにちは。深沢真太郎です。ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。「論理的に考えて!」「論理的に説明して!」特に若いビジネスパーソンなら、先輩からこんなことを言われた経験もあることでしょう。そこで1つ問題提起。そもそもあなたは、「論理的に考える」「論理的に説明する」ことを誰に教えてもらいましたか?ご両親?小学校の先生?あるいは大人になってから会社の先輩に……?そして失礼ながら、その論理的は本当に正しい「論理的」なのでしょうか。実は深沢の場合、学生時代、数学から「論理的」を徹底的に教えてもらいました。■数学は計算をする学問ではない?言うまでもなく、数学は考える学問です。(好きか嫌いかは別にして……)論理的に考え、難しい問題を解決していく学問です。誤解されている方が多いのですが、数学は計算する学問ではありません。とにかく徹底的に「論理的思考」を鍛える学問なのです。とはいえ、このような説明をされても、ピンとこない方もいるでしょう。そこで、例をあげて、数学と論理的思考の関係を説明します。たとえばある数学の問題を使って、あなたの論理的思考力をテストしてみましょう。さっそく、問題です。「3の倍数は無限にある」この主張は正しいでしょうか?もし正しいなら、それをどう論理的に説明しますか?いくら論理的思考の書籍や研修でフレームワークを学んだところで、いざ実際に使えなければ何の意味もありません。こんな問題に対して「なんとなく正しい気がする」だけでは、ちょっと寂しいですね。■数学的な人は論理的思考のプロ!結論から言うと、「3の倍数は無限」という主張は正しいです。その根拠を、深沢ならこう説明します。「まず、この主張が誤りだと仮定します。つまり、“3の倍数は有限だ”ということですね。そこで、Aという数字を“これより大きい3の倍数はない”数字と定義します。すると、(A+3)という数字も、3で割り切れることになってしまいます。つまり、Aより大きい3の倍数が存在することになってしまい、定義に矛盾します。ゆえに、この主張は正しいと結論づけることができます。以上、証明終わり」この論述に、いっさいの矛盾はありません。そして、ポイントとなる箇所で使っている言葉はすべて論理表現です。つまり、数学を正しく学んだ方は、特に何かを新しく勉強などしなくても、論理的思考など自然に身についているのです。そのため、数学的な人は、論理的思考のプロでもあるのです。■中学校レベルの数学を正しく学ぶそろそろまとめましょう。論理的に考えたり、論理的に説明したりすることが苦手と感じている方に本当に必要なのは、何か?ネーミングだけは立派な“使えないフレームワーク”ではありません。中学校レベルの数学を、正しく学び直すことで論理的思考が身に付けられるものなのです。それは、数学が論理的思考を鍛える学問だから。数学を学ぶのは嫌ですか?そうですよね……(苦笑)恐らく、数学の問題を見るだけでゲンナリしてしまう方もいるでしょう。ならば、問題をいちいち解かずに読書感覚で教科書や参考書を読み進めるだけでもOKです。そのとき、論理表現の使われ方に注目しながら読み進めるのがコツ。たったこれだけで、あなたの論理的思考力が自然に鍛えられますよ。ぜひ、騙されたと思ってチャレンジしてみてください。(文/深沢真太郎)【参考】※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
2015年12月05日