漫画家・水木しげる初の大型展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」が、2022年7月8日(金)から9月4日(日)までの期間、六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューにて開催される。漫画家・水木しげる初の大型展覧会が開催妖怪研究に没頭し、その創造性溢れる作品を通して、現代日本人に「妖怪」という文化を根付かせた漫画家・水木しげる。水木の生誕100周年を記念して開催される本展は、東京シティビューの壮大な景色を舞台に、その唯一無二の妖怪世界が楽しめる展覧会だ。貴重な妖怪画100点以上を展示会場では、“百鬼夜行”の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画を100点以上に渡って公開。「ゲゲゲの鬼太郎」にもメインキャラクターとして登場したお馴染みの妖怪「塗壁(ぬりかべ)」や、古くなり粗末に扱われた草履が化けた「化け草履」、狸が化けて人を驚かすという「大かむろ」など、奇妙で怖くも、時に愛くるしい貴重な妖怪画の原画が展示される。水木自身が所蔵する妖怪関係資料も初公開また、江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者・柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料もあわせて初公開することで、日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかを紐解いてゆく。ナイトツアーやワークショップなど特典付きチケットもなお、妖怪に出会いやすいといわれる「逢魔が時」にガイド付で展覧会を楽しめるナイトツアーや、オリジナルの妖怪図鑑が作れる親子キッズワークショップなど、様々な特典が付属するチケットも発売予定となっている。開催概要「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」開催期間:2022年7月8日(金)〜9月4日(日) ※会期中無休会場:東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:00)※情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や休業となる可能性あり。<チケット情報>東京シティビュー専用オンラインサイト、プレイガイド(ローソンチケット)にて販売通常チケット料金:・一般 2,200円・シニア(65歳以上) 1,900円・高校/大学生 1,600円・4歳~中学生 1,000円※前売券は当日券より300円OFF)特別割引チケット販売期間:2022年4月27日(水)12:00~7月7日(木)23:59お得なペア割:3,600円特典付きチケット:後日販売予定(親子キッズワークショップ+展覧会チケット、ナイトツアー付き展覧会チケットほか)※チケットの詳細は公式WEBサイト(より。©水木プロダクション【問い合わせ先】TEL:03-6406-6652(東京シティビュー)
2022年04月30日鳥取県出身の漫画家・水木しげる先生は2022年3月8日に生誕100年を迎えます。これを記念し、2022年3月6日(日)に「まんが王国とっとり 生誕100年 水木しげる生誕祭」を鳥取県境港市で開催し、先生の出身地で生誕をお祝いいたします。なお、新型コロナ感染拡大防止のため、米子市公会堂でのトークイベントは、境港市よりオンライン配信(無観客)での開催に変更いたします。※生登壇予定の今野宏美さん、庄司宇芽香さんはオンライン(ZOOM)配信にて出演いたします。1922年に生まれた水木しげる先生は、鳥取県境港市で育ちました。代表作には「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」などがあります。生誕100年を記念した本イベントでは、水木しげる記念館前庭でお祝いのセレモニーを行います。さらに、水木家の武良布枝さん、原口尚子さん、武良悦子さんによる「水木家スペシャルトーク」や「アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』声優陣によるスペシャルトークショー(VTR)」、「水木しげる生誕100周年記念プロジェクト続報発表」などトークイベントを境港市からオンライン配信します。■イベント概要1セレモニー・日時3月6日(日)午前10時20分から40分まで・場所水木しげる記念館 前庭(境港市本町5番地)・内容オープニング、主催者あいさつ、水木家へのバースデーカード贈呈、バルーンリリース・出演者鳥取県知事、境港市長、水木家(武良布枝さん、原口尚子さん、武良悦子さん)2トークイベント境港市からオンライン配信(無観客)により開催します。・日時3月6日(日) 午後2時30分から(約1時間30分)・内容オープニング、主催者あいさつ、水木家スペシャルトーク水木しげる生誕100周年記念プロジェクト続報発表スペシャルトークショー(事前収録したVTRを配信します)など・出演者鳥取県知事、境港市長、水木家(武良布枝さん、原口尚子さん、武良悦子さん)<オンライン(ZOOM)出演>今野宏美(こんの ひろみ)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期ネコ娘役庄司宇芽香(しょうじ うめか)/ アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期ねこ娘役<スペシャルトークショー(VTR)出演>野沢雅子(のざわ まさこ)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」初代鬼太郎役、第6期目玉おやじ役高山みなみ(たかやま みなみ)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期鬼太郎役高木渉(たかぎ わたる)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期ねずみ男役沢城みゆき(さわしろ みゆき)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期鬼太郎役古川登志夫(ふるかわ としお)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期ねずみ男役・視聴方法まんが王国とっとりYouTubeチャンネルにて配信します。( )視聴無料※新型コロナウイルス感染状況によっては、内容等を変更する場合があります。■SNS企画①「生誕100年 水木先生へメッセージを届けよう!」生誕100年を記念して、SNSでのお祝い企画を2月14日から開始します。投稿いただいたエピソード等を生誕祭オンライン配信内で紹介も!?開催期間:令和4年2月14日(月)~3月8日(月)23:59まで①Twitterでまんが王国とっとりツイッターアカウント@mangatottoriをフォロー!②「水木先生の作品・水木しげるロード・生誕祭での思い出」や「水木先生へのお祝いメッセージ」をハッシュタグをつけて投稿!③上記で参加完了参加いただいた方の中から、抽選で10名様に「生誕95~100年記念特製グラスタンブラーセット(非売品)」をプレゼント!詳しくはこちらをご参照ください。 ※当選者の方の送料負担はありません。■SNS企画②「妖怪仮装でお祝いしよう!」Twitterで、水木作品の妖怪仮装をした写真投稿を募集します!投稿いただいた妖怪仮装写真等を、生誕祭オンライン配信内で紹介も!?開催期間:令和4年2月14日(月)~3月8日(月)23:59まで①Twitterでまんが王国とっとりツイッターアカウント@mangatottoriをフォロー!②水木しげる作品の仮装をした写真をハッシュタグ(#鳥取県 #水木しげる生誕祭100 #生誕祭妖怪仮装)を付けて投稿③上記で参加完了<妖怪仮装の注意事項>・水木しげる先生の作品に登場する妖怪とキャラクターの仮装に限定します。(それ以外の仮装や水木先生本人の仮装はご遠慮ください。)・「帽子だけ」「ワンポイントの飾りだけ」などは特典応募の対象外とします。・何の妖怪・キャラクターの仮装をしているかわかるようコメント又はハッシュタグを必ず添付してください。参加いただいた方の中から、抽選で100名様に「生誕100年記念特製グラスタンブラー(非売品)」を贈呈します!(送料は、当選者負担となります。)詳しくはこちらをご参照ください。 【水木しげる氏プロフィール】漫画家にして、妖怪画、妖怪研究の第一人者。1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。【まんが王国とっとりとは】鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生、「遥かな町へ」「父の暦」の谷口ジロー先生、「名探偵コナン」の青山剛昌先生など多数の著名な漫画家を輩出している。国際マンガサミットを開催した2012年に「まんが王国とっとり」を建国し、まんがの力を観光や地域振興に活かすさまざまな取り組みを進めている。©水木プロダクション■イベント詳細は、鳥取県まんが王国官房公式HP及びまんが王国とっとり公式Twitter、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」公式HP及び映画鬼太郎誕生&悪魔くんアニメ公式twitterにて順次お知らせまんが王国官房公式HP: まんが王国とっとり公式Twitter: (@mangatottori)アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」公式HP: 映画鬼太郎誕生&悪魔くんアニメ公式twitter: 【本リリースに関するお問い合わせ先】鳥取県 交流人口拡大本部 観光交流局まんが王国官房担当:鳥羽TEL:0857-26-7232FAX:0857-26-8307Email: tobay@pref.tottori.lg.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月07日日本を代表する漫画家・水木しげる氏の故郷であり山陰屈指の観光地である鳥取県境港市。水木しげる記念館・水木しげるロードと妖怪いっぱいのまち「境港市」が、水木しげる先生の描いた「妖怪」や漫画「ゲゲゲの鬼太郎」などのキャラクターをモチーフにした「SNSで応募しよう!可愛いキャラ弁&キャラスイーツコンテスト」を2022年2月4日(金)から3月8日(火)まで開催いたします。コロナ禍でおうち時間が増えた今だからこそ、ご家族や友人を誘ってチャレンジを!公式サイト <応募受付期間>2022年2月4日(金)~3月8日(火)<応募資格および応募点数>どなたでも何点でもご応募いただけます。<写真の募集テーマ>ご自身が作った、水木しげる先生の描いた「妖怪」や漫画「ゲゲゲの鬼太郎」などのキャラクターをモチーフにしたキャラ弁またはキャラスイーツの写真※ご自身が作ったキャラ弁またはキャラスイーツなら、過去の写真でもOKです。<応募方法> (※特設サイト<応募上のご注意>をご一読のうえご応募ください。)(1)「水木しげる記念館」のInstagram(@mizukimuseum)またはTwitterアカウント(@mizukimuseum)をフォロー!※受賞連絡に必要ですので、必ずフォローしてください。(2)あなたが作った、水木しげる先生の描いた「妖怪」や漫画「ゲゲゲの鬼太郎」などのキャラクターをモチーフにしたキャラ弁&キャラスイーツを写真に撮って、公式アカウントをフォローしたInstagramまたはTwitterの写真投稿にハッシュタグ #境港妖怪キャラ弁 を付けて投稿してください。※他のハッシュタグ #境港市 #水木しげる記念館 などを一緒に付けてもOKです。※必ずご本人様が作ったキャラ弁またはキャラスイーツであることが条件です。※過去に他コンテストで入賞していない作品であることが条件です。※応募方法詳細と注意事項を特設サイト に記載しております。<賞>最優秀賞:1名 特産品豪華詰め合わせ(3万円相当)優秀賞 :3名 海産物詰め合わせ(1万円相当)佳作 :30名 水木しげる記念館 ペア入場券(1,400円相当)<審査>境港市 観光振興課内にて、厳正な審査を行い決定します。※「いいね!」数も考慮する場合があります。<受賞発表>2022年3月中旬に、特設サイトで発表します。※投稿作品及び受賞作品は、特設サイトでご紹介します。※入賞者には、公式アカウントよりダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。ご連絡後、1週間以内にご連絡をいただけない場合、入賞は無効となりますのでご注意ください。※公式アカウントを必ずフォローしてください。フォローしていない場合は無効となります。※Instagramでの作品投稿の場合は、Ver5.0以降をお使いください。<主催>境港市 観光振興課 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月04日鳥取県出身の漫画家・水木しげる先生は2022年3月に生誕100周年を迎えます。鳥取県では、この記念すべき年の幕開けをお祝いするため、「生誕100周年お祝いタペストリー」を水木しげる記念館前庭に展示することとし、1月16日(日)にお披露目式を開催しました。なお、これを記念して鬼太郎グッズと特製クリアしおり(タペストリーデザイン・非売品)が抽選で当たる「ツイッターフォロー&リツイートキャンペーン」を実施します。「水木しげる生誕100周年お祝いペストリー」お披露目式の様子(左から、ねこ娘、境港市長 伊達憲太郎、鳥取県知事 平井伸治、ゲゲゲの鬼太郎)■タペストリーお披露目式・日時2022年1月16日(日)15:30~15:50・場所水木しげる記念館前庭・出演者鳥取県知事 平井伸治、境港市長伊達憲太郎、ゲゲゲの鬼太郎、ねこ娘・内容知事及び市長挨拶、鬼太郎・ねこ娘登場、タペストリーの披露※タペストリーは2022年8月末まで展示します。■お祝いタペストリーの見どころ (タペストリーサイズ横幅7m、高さ2m)★水木しげる氏を囲むように同氏作品に登場するキャラクターが並ぶ、インパクトのある華やかなデザインです。多くのキャラクターとともに記念すべき年の幕開けをお祝いします。★「水木しげる生誕100周年記念ロゴ」を右上部に配置し、オフィシャルタペストリーとして格調高く仕上げています。★人が並んで立てる高さにタペストリーを設置するため、好きなキャラクターと一緒に並んで撮影することができ、フォトスポットとしても楽しめます。■お祝いタペストリーを記念したツイッターフォロー&リツイートキャンペーン生誕100周年お祝いタペストリーの設置を記念して「ツイッターフォロー&リツイートキャンペーン」を実施!まんが王国とっとりツイッターアカウント@mangatottoriをフォローし、かつ対象ツイートをリツイートした方の中から抽選で鬼太郎グッズと特製クリアしおり(タペストリーデザイン・非売品)をプレゼント!詳しくはこちらをご参照ください。 ■その他【水木しげる氏にまつわる最新の話題】「まんが王国とっとり生誕100年水木しげる生誕祭」を令和4年3月6日(日)に鳥取県内で開催することが決定しました。詳細は、今後鳥取県まんが王国官房公式HP及びまんが王国とっとり公式ツイッター(@mangatottori)でお知らせしますのでご注目ください。【水木しげる氏プロフィール】漫画家にして、妖怪画、妖怪研究の第一人者。1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。【水木しげる記念館とは】水木しげる氏の生い立ちや作品の世界観を体感できるミュージアム。鳥取県境港市の水木しげるロードの東側に位置し、2003年3月8日(水木しげる氏の81歳の誕生日)に開館、鳥取県を代表する観光施設として多くの観光客が訪れている。館内にはゲゲゲの鬼太郎などお馴染みの妖怪が顔をそろえる展示スペースや同氏の仕事場の再現などがあり、ファンならずとも必見の施設である。妖怪研究家、そして漫画家水木しげる氏の原点がここにある。【まんが王国とっとりとは】鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生、「遥かな町へ」「父の暦」の谷口ジロー先生、「名探偵コナン」の青山剛昌先生など多数の著名な漫画家を輩出している。国際マンガサミットを開催した2012年に「まんが王国とっとり」を建国し、まんがの力を観光や地域振興に活かすさまざまな取り組みを進めている。©水木プロダクション【本リリースに関するお問い合わせ先】鳥取県 交流人口拡大本部 観光交流局まんが王国官房担当:岩谷TEL:0857-26-7801FAX:0857-26-8307Email: iwatanik@pref.tottori.lg.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月17日歌手で俳優の泉谷しげるが19日、オフィシャルブログを更新。18日に訃報が伝えられた田村正和さんとの思い出をつづった。投稿冒頭、泉谷は「田村正和さんの訃報には驚くしかなかった」と率直な思いを吐露。テレビドラマの共演経験が何度かあったそうで、「その頃は乱暴者キャラで生意気だったオイラだったもんで、田村正和の"孤高"な振る舞いが理解できず、気分は勝手に“一触即発"だったかも(笑) 」と振り返った。続けて、「それにしても正和センパイの演技の素晴らしさったら〜とにかく、読めない! どう来るかわからない〜素晴らしすぎ!」と絶賛。「演技することに対して興味持ってなかったオイラを、大袈裟に目覚めさせてくれた人でもあった」と、役者として大いに影響を受けたことを明かした。また、「色男だが痩せてて声は小さいが、オフでは意外と男らしいところも」と語る泉谷。「オイラが、ロケ弁当が冷えてて美味しくない〜とブーたれてると『出されたモノはありがたく黙って食え!』と正和センパイに怒られてしまったではないか……」と、2人の関係性がうかがえる共演秘話も披露した。そして「オイラは“天才”と共演してたことに気づき〜愕然としたもんさ」と改めて田村さんを讃え、最後は「『古畑任三郎』に出たかったな…」と漏らしながら、「本当に心よりの哀悼を」と追悼した。
2021年05月19日歌手で俳優の泉谷しげるが30日、オフィシャルブログを通じ、20日に誤嚥性肺炎のため亡くなった俳優・志賀廣太郎さん(享年71)を追悼した。泉谷は、「志賀廣太郎さんが逝くなンて…」と題してブログを更新。「オレは信じないからなノリさん、早く治して『三匹のおっさん』の戦列に復帰してくれよ」「ノリさんしか出来ないことイッパイあるンだからさ」と、共演していた人気ドラマシリーズ『三匹のおっさん』(テレビ東京系)の役名で志賀さんに語りかけた。そして、「志賀廣太郎さんとは『三匹のおっさん』で初めて共演したンだが、舞台の人だからなのか、声の良さは三匹の中でピカいち」「アノ声にヤラれた人は多いハズ」と魅力を伝え、「かなり悪条件の中での撮影が続いても、文句ひとつ云わず黙々とこなしてたなぁ」「オレは、文句ばかりで『老人虐待ドラマか!なンだこの冷えた弁当わ!』コトあるごとに制作側に噛みついてたが、志賀さんは何故かいつもニコニコ」「物知りで、スマホいじり得意で、気づくと居眠りしてるマイペースおじさんだった」と思い出を回顧。「役がら機械いじりの好きなノリさんは、いつも新兵器を発明し、ドラマのラストに『ノリオ○○スペシャルー!』とカッコよく悪者退治をしてくれた女性にモテモテの回ではオレはノリさんにヤキモチやいたっけ(笑)」と偲びながら、「あンたの代わりは誰にも出来ん~唯一無二の存在なンだからさ」「病になった時も『生命に影響なし』と云ってただろ?」「オレは信じない」「だから冥福も祈らない」「早く戻って来てよ」「また『三匹のおっさん』三人でやろう」と再び志賀さんにメッセージを送り、「会いたい」と結んでいる。
2020年04月30日大竹まことさん撮影/矢島泰輔ラジオやテレビでの歯に衣着せぬ発言に、多くの人が溜飲を下げたり、賛同したり、逆に流行りの“炎上”の的になることもある大竹さん。担当編集者は大竹さんのその「正論」に注目し、「正論を言いにくい時代にあって、恐れずに自らの意見を発言できる」勇気に共感したという。そんな大竹さんの今の思いを1冊にしたいと、口説くこと5年。■おいしいどら焼きで説得を「口説かれて4年目まではノーだった。俺のどこをいいと思ってくださったのかはわからないけれど、盆暮れに欠かさずおいしいどら焼きを持ってこられたら、人は説得されますねぇ。(最初はやる気がなくても)5年目にやってみようと口説き落とされることがあることを知りました」昨今は著者の発言をライターがまとめる書も多い中、本書は正真正銘、大竹さん自身が綴ったもの。パソコンは使えないので、1000円ほどの万年筆で記した。1冊まとめて執筆するのは難儀ゆえ、月刊誌での連載をまとめる形を取ったというが、「連載の途中から、締め切りに1週間ほど遅れても大丈夫とわかって、毎回ギリギリまで書けなかったのか、書かなかったのか……。締め切りがないと書けませんよねぇ」1年にわたる連載を加筆・修正して仕上がった本書は、5章に分けられた15のテーマ(論)がまとめられている。「ひとつのテーマにつき、原稿は4000文字。書いていて、核心に近づくことができる話もあれば、最初の意図とは別のところにたどり着くこともあって。ほとんどの話が、あっちいったり、こっちいったりしています」1テーマ、4000文字の原稿は、本のページに換算すると9~11ページ。大竹さんが言う「あっちいったり、こっちいったり」の話は、予定調和に流れないからこそ、面白く、大竹さんの話をその場で聞いているような気分を味わえる。思えば、人は面と向かって話をするとき、その大筋をとらえながら、枝をあちこちに広げていくものだ。本書は、目次にある見出しを見て、今日はこのテーマ、明日はこのテーマという読み方もできる。実際、私自身も最初から最後まで読み終えた後は、その日の気分で、1テーマずつ読んでいる。■すまん、若者よさて、この5月、古希を迎えた大竹さんだが、「70(歳)になって気づいたことはひとつもない。ただ老いていくだけだね、腰が痛くて、起きるのも、靴はくのも大変。年をとったらこんなに大変だって、誰も教えてくれなかったし」と毒づく。本書の最後に、「すまん、若者よ。君たちに伝える言葉をこの年寄りは持っていなかった」と読者に詫びを入れているが、思わず付箋を貼りたくなるような読者へのエールも並ぶ。《負けを知らずにどうする。長いスランプも後には得がたい経験となる》(『炎上』)《年寄りが泣くのはなにも涙もろくなったからではない。若い時には想像することのできなかった、新しい感情を手に入れたからだ》(『国家に翻弄された民たちの物語』)《近道を選ぶな。近道はただ単に近いだけだ》《頑固になるな。頑固はそこで考えをやめてしまった私のような人のことだ》《最低一回は振られろ》《変態になれ。奇人になれ。群れから抜け出せ》(すべて『春にそなえよ』)《逆境を克服した者だけが何かを手に入れる》(『花水木』)……こうして並べてみると、少々説教くさく感じてしまうかもしれないが、どれも話の流れの中のワンセンテンス。たぶん、大竹さんは説教が苦手だ。それは本書を読めば、誰もが感じるだろう。■褒められるとうれしいから忘れない「本ですから、一応いろいろ言うけどね。言うけど、そのことを聞いちゃいけない、真に受けてくれるな、みたいなトコもある。俺はもちろん、年寄りはろくなことを言ってないんですよ」東京生まれの東京育ちの人は、こんなふうに照れるのだ。そんな大竹さんに「15の話の中で、好きなものは?」と聞くと、「う~ん、どれだろう」としばし迷った後に、「井上陽水さんの歌から始まる『傘がない』はジャーナリズムの話を書きました。いつも何も言ってくれない編集さんがちょっと褒めてくれて、褒められるとうれしいから忘れないね」と言い、「その次に書いた『国家に翻弄された民たちの物語』の中の映画の話、『オン・ザ・ミルキー・ロード』もよく覚えています。政治が不安定だったり、戦争だったりしても、人が心を揺さぶられるのは文化の中にあることなんだと、この映画を見て思ってね。俺のような文化から遠い男が言うのもなんだけど」と続けた。タイトルの『俺たちはどう生きるか』の答えは、明確には記されていない。けれど、大竹さんの言葉は、その余韻で何かを感じさせてくれる。それだけで十分だ。ひとつだけはっきりとしたことは、「いい大人になっても迷いは尽きない」らしいということ。それはそれで、大竹さんからのゆるっとしたエールにも感じる。ライターは見た!著者の素顔大竹さんの直筆原稿も収録されている本書。「字も汚いし、漢字も書けないし。若いころに1度フライデーをされたときの言い訳が“女の子に漢字を教わっていた”(笑)。ホテルで何の漢字教わってたんだ!って言われたけどね」。12年続くラジオ番組収録後のインタビューだったが、当日のゲストは作家の山崎ナオコーラさん。「書くってどんなこと?」という質問に「パンツを下ろすことです」と答えた山崎さんの言葉を聞いて、直筆原稿掲載についても納得。読者はもちろん、子どもや夫、身近な人とともに読みたい1冊。(取材・文/池野佐知子)【PROFILE】●おおたけ・まこと1949年、東京都生まれ。1979年、斉木しげる、きたろうとともに『シティボーイズ』を結成。不条理コントで東京のお笑いニューウエーブを牽引している。2010年、映画『シティボーイズのFilm noir』では脚本・監督を担当。現在、文化放送『大竹まことゴールデンラジオ!』、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』ほかに出演。
2019年09月30日松崎しげるが主催するエンタテイメント音楽フェス「黒フェス」が本日9月6日に東京・豊洲PITで開催される。9月6日は日本記念日協会が認定した「松崎しげるの日」(クロの日)にあたり、フェスの開催もこの日に合わせたかたちとなっている。“白黒歌合戦”を掲げた本イベントの出演者には、主催者の松崎しげるをはじめとして、ももいろクローバーZ、純烈、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)を筆頭に、渡辺美優紀、東京ゲゲゲイ、氏神一番(カブキロックス)、大橋純子、竜馬四重奏と言った個性的なラインナップとなっており、バラエティに富んだパフォーマンスが期待できそうだ。また、当日はたいめいけんや日いづる、パティスリー・ビィズ・ショコラのフードが楽しむこともできるのも醍醐味のひとつとなっている。本イベントでしか味わえない感動と興奮と合わせて、是非とも楽しんでいただきたい。■公演情報「黒フェス2019~白黒歌合戦~」日時:2019年9月6日(金)開場:17:00/開演:18:00場所:東京・豊洲PIT
2019年09月06日「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげるとのコラボレーションドレス「ラ レーヴ イリュゾワール2019」が、ジュリエットエジュスティーヌ(Juliette et Justine)から登場。2019年9月2日(月)まで受注受付を行う。水木しげるとジュリエットエジュスティーヌによる2019年のコラボレーションは7月に次ぐ2度目。第2弾となる今回の「ラ レーヴ イリュゾワール2019」は、2015年に発売した人気アイテムを再販するもので、ドレスには水木しげるによるLPレコードのジャケット「妖怪幻想」に採用されているイラストレーションをあしらった。軽く透けるチュール素材のスカート部分に、「妖怪幻想」の妖怪画をプリント。胸元のドレープとストラップにあしらったブラックのレースも、妖美な世界観を引き立てている。なお、池袋サンシャインシティ文化会館ビルで8月10日(土)から開催される「ゲゲゲの妖怪100物語」でもコラボレーションドレスが展示される。【詳細】ジュリエットエジュスティーヌ×水木しげる コラボレーションアイテム第2弾受注受付期間:2019年8月8日(木)12:00~9月2日(月)12:00※納期は2020年2月上~中旬。取扱店舗:ジュリエットエジュスティーヌECサイト価格:ラ レーヴ イリュゾワール2019 55,000+税色展開:カラー、モノクロ【問い合わせ先】TEL:06-6415-0156
2019年08月12日歌手の泉谷しげる(71)が8月4日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。今年6月に渋谷で開催された「泉谷しげる全力6時間ライブ!」の舞台裏や現在の自身の音楽に対する想いを赤裸々に語り、話題を呼んでいる。番組では本番5日前のリハーサルから、ライブ当日のステージや控室内の様子までを完全密着。2時間×3部構成の計6時間で、全60曲をボロボロになりながら歌いきる泉谷の様子がVTRで放送された。スタートから辛口の泉谷節全開で観客を煽る泉谷。中盤以降はステージ上で時折疲労の表情を浮かべながらも、観客からの歓声に再び息を吹き返すシンガー・泉谷しげるの生き様が。またライブ開始4時間経過後の最後の休憩時間には即興のサイン会を実施。一緒にライブを盛り上げるファンへの感謝も忘れなかった。フィナーレでは、泉谷ライブ名物の腕立て30回も披露。そのまま観客席へと飛び込んでいく71歳の姿にスタジオ内でも歓声が。ライブ終了後の控室では「今までは自分の(音楽の)才能を(観客に)押し付けていればいいと思ってたけど、そうじゃないんだね。楽しみ優先というか、幸せ優先じゃないといけない」と肩で息をしながら笑顔で答えていた。スタジオで改めてライブを終えての感想を尋ねられた際に「生意気なことを言うかもしれないけど、いくら体が年食っても、ボロボロになってきても、心は老けてないだろっていうのが(ライブ開催の)のテーマなんですよ」と強く答えた泉谷。同番組のゲストで同世代の歌手・武田鉄矢(70)も「泉谷大将を見てると、人気ってこれくらいがちょうど良いですね。ドームの万単位ってお客様じゃないけど、自分の声が届くところにお客様がたくさんいると芸人って生きていける」と泉谷の生き様に敬意を表していた。ネット上でも泉谷ライブの反響は大きく、番組放送直後から“泉谷しげる”がトレンドにランクイン。絶賛の声が上がっている。《ワイドナショーで泉谷しげるさんのライブの裏側を観て、生き様がカッコイイと思った。厳しいところもあるけど、芯が通ってて。一度ライブ行ってみたいと思った》《「歳をとって体が老けていっても心が老けなかったらいい」 これ本当に心に響いた》《たのしみ優先。幸せ優先。かっこえーな 泉谷しげる 心は老けてねーぜ》
2019年08月05日「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげるとコラボレーションアイテムが、ジュリエットエジュスティーヌ(Juliette et Justine)から登場。2019年7月31日(水)まで受注受付を行う。本コラボレーションでは、おどろおどろしくもコケティッシュな魅力を持つ「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪たちが全面プリントされたドレスを展開。ハリのあるシャンタン生地使用した丸みのあるコクーン風スカートに、妖怪が透けて見える柔らかなシフォン素材のドレープをあしらい、妖美な世界観を表現した。ドレスは、妖怪たちの魅力を引き出すショートタイプと、エレガントなロングタイプの2つのスカート丈を用意し、それぞれフルカラーとモノクロの2色をラインナップする。また、ミステリアスな花々をプリントしたオーバーニーソックスも登場。黒ベースの緑やピンクの植物に、“目玉おやじ”がアクセントとして顔を出している。なお、横浜そごう美術館で開催中の「水木しげる魂の漫画展」では、7月7日(日)までコラボドレス展示している。【詳細】ジュリエットエジュスティーヌ×水木しげる受注受付期間:2019年7月1日(月)12:00~7月31日(水)12:00※12月上旬にお届け。取扱店舗:国内卸売店及びジュリエットエジュスティーヌECサイト※主な取扱先:ATELIER PIERROT 東京・大阪・新宿、Maison de Rosenkureuzer、COSMOS、J.a.m価格:・ティミディテ2019(カラー/モノクロ) 46,000円+税・ティミディテ ロングver.(カラー/モノクロ) 46,000円+税・キュリオジテ2019 3,500円+税【問い合わせ先】TEL:06-6415-0156
2019年07月05日展覧会「水木しげる 魂の漫画展」が、2019年6月8日(土)から7月7日(日)までの期間、そごう横浜店6階のそごう美術館にて開催される。「水木しげる 魂の漫画展」は、時代を超えて愛されている妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるにフォーカスした展覧会。幼少期に見た『地獄極楽絵図』に心を奪われてから様々な経験を経つつ、魂を込めて漫画を描き続けた水木の“妖怪”作品が集結する。会場では、少年天才画家と呼ばれた少年期の作品、人気作品の生原稿や原画など貴重な資料、愛用の道具、妖怪ブロンズ像など約300点を展示。作画スタイルの解説や関連映像の放映も実施するほか、2018年に発表され今回初公開となる『妖怪と図像 その姿かたち』など3点の妖怪画は見逃せない作品だ。また、水木しげるの長女であり水木プロダクション代表の原口尚子によるスペシャルギャラリートークも開催。見て、聞いて、学んで、“水木ワールド”とも呼ぶべき多彩な画業の魅力を感じてみて。【詳細】水木しげる 魂の漫画展会期:2019年6月8日(土)~7月7日(日)開催時間:10:00~20:00(最終入場19:30)会場:そごう美術館住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1入館料:大人 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料<スペシャルギャラリートーク「父の日に語る~父水木しげる~」>開催日:6月16日(日)開催時間:14:00~(約30分)会場:そごう美術館展示室内参加費:無料
2019年06月17日「ゲゲゲの妖怪100物語」が、東京・池袋 サンシャインシティ文化会館ビルで開催される。「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげる。本イベントは、怖いけれど、どこか愛嬌があって憎めない、ある種“身近”なものとして水木が描き出した妖怪の世界を五感で楽しめる企画展。会場には、漆黒の部屋の中で妖怪の気配を体感出来る「妖気の部屋」や、迷宮のような空間に、古来から日本各地に伝わる多様な妖怪たちが待ち受ける「妖怪大迷宮」、妖しくも美しい女妖怪たちに焦点を当てた「女妖怪の棲む城」、妖しい光に満ちた洞窟にふと妖怪たちが現れる「妖光の洞窟」など、100の妖怪物語を表現した様々な体験型展示が用意されている。また、併設のグッズショップ「妖怪百貨店」には、「ゲゲゲの鬼太郎」にまつわる商品が集結。雑貨からアパレルまで、本イベント限定商品を含む豊富なラインナップのアイテムが販売される。【開催概要】「ゲゲゲの妖怪100物語」開催期間:2019年8月10日(土)〜8月26日(月)※会期中無休会場:池袋 サンシャインシティ文化会館ビル 2F 展示ホールD時間:11:00〜20:00(最終入場 19:30)入場料:一般(大学生以上) 1,500円(当日 1,700円)、小人(5歳〜高校生) 1,000円(当日1,200円)、ペア券(大人) 2,800円(当日 3,000円)※当日券(団体)は20名以上の団体料金(前売価格入場)前売券発売日:5月11日(土)予定前売券・当日券の取り扱い:セブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスその他©水木プロダクション【問い合わせ先】TEL:0570-06-1234(イベントダイヤル)※〜8月26日 11:00〜20:00
2019年04月28日10月12日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、麻生周一の漫画を山崎賢人主演、福田雄一監督で実写化、昨年公開され大ヒットした『斉木楠雄のΨ難』を地上波初放送する。「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の同名コミックを原作に、「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」、映画『銀魂』シリーズなどを世に送り出してきた福田監督が脚本と演出を手掛け、独特のギャグセンスが繰り広げられるエンターテインメント・コメディに仕上げた本作。主演には数々のコミック映画化作品で主演、メインキャストを務め、最近では「グッド・ドクター」でその演技力が高く評価されたのも記憶に新しい山崎賢人。コメディ初主演となる山崎さんの演技にも注目だ。また斉木に想いを寄せる照橋心美役に『セーラー服と機関銃-卒業-』『ハルチカ』などで女優として急成長中の橋本環奈、斉木の自称相棒・燃堂力役には「フランケンシュタインの恋」『泣き虫しょったんの奇跡』などの新井浩文。さらに「サバイバル・ウェディング」の吉沢亮、『君と100回目の恋』などの笠原秀幸、「今日から俺は!!」『森山中教習所』の賀来賢人、『50回目のファーストキス』などで知られるムロツヨシ、「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ数々の福田監督作品に出演してきた佐藤二朗ら豪華キャストが集結した。斉木楠雄はテレポートや千里眼、テレパシーなど無限の力を持つ超能力者だが、フツウの人生に憧れる彼は目立たないように生きてきた。しかし彼のクラスメイトたちは、個性的すぎる変人ばかり。あまりにもバカすぎて斉木でも思考を読むことができない燃堂、脳内で生み出した悪の組織と戦い続ける中二病の海藤(吉沢さん)、熱すぎる学級委員長の灰呂(笠原さん)、ヤンキーだった過去を隠す転入生の窪谷須(賀来さん)、そして妄想が強すぎる学園一の美少女・照橋(橋本さん)。斉木は毎年文化祭の日は温泉にテレポートしていたが、トラブルが起きた場合翌年から文化祭が中止されることが決まり、仕方なくトラブルを回避しようと決意する。しかし案の定うさんくさいマジシャンの蝶野(ムロさん)のイリュージョンショーを始め、美少女コンテスト、灰呂が企画したマラソン大会、窪谷須の過去を知って現れたヤンキー軍団、謎の組織から海藤のもとに送られてきた謎の手紙など…学校内ではトラブルのモトが続々発生。テレパシーで危機を未然に察知した斉木は超能力を駆使して問題を解決しようとするが、照橋につきまとわれて自由に動けなくなる。果たして斉木は文化祭を平和に終えることができるのか…というストーリー。金曜ロードSHOW!『斉木楠雄のΨ難』は10月12日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:斉木楠雄のΨ難 2017年10月21日より全国にて公開ⓒ 麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会
2018年10月12日「ゲゲゲの鬼太郎」の作者としておなじみの水木しげる。NHK朝ドラにもなった夫人のエッセイにより、その人柄も広く知られることとなった国民的漫画家だが、彼の作品に幼少期から当たり前のように接してきたという“イキウメ”の前川知大が水木ワールドに挑む舞台「ゲゲゲの先生へ」が、10月8日に東京芸術劇場 プレイハウスで開幕した。本作は前川のオリジナル。水木作品の舞台化でも、水木自身を描いた評伝劇でもないが、ファンとして深く知る前川が、水木の膨大な作品群から登場人物や言葉、エピソードを借りて、ひとつの作品に編み上げた。主演の佐々木蔵之介は、水木が最も愛したキャラクター“ねずみ男”をモデルにした根津(ねず)役を演じる。ほか、松雪泰子、白石加代子ら、あやかしの世界を表出させるにふさわしいムードの俳優陣が集まった。【チケット情報はこちら】完全暗転の中、上手で演奏するパーカッションの音がおどろおどろしくも力強く響く幕開き。舞台奥から這いつくばる形で、根津(佐々木蔵之介)が登場する。20年の眠りから覚めたという根津の正体は、半分人間半分妖怪の“半妖怪”。人間の見た目をしているが、据わった目が投げかけるねっとりとした視線はやはり、普通の人間のそれではない。「うるさいわねえ」などしばしばオネエ言葉が混ざるのは、モデルの“ねずみ男”の片鱗か。その根津のあばら家に、人間のカップル(水田航生、水上京香)が迷い込んでくる。謎の怪物の出現で混乱している都会から逃げてきたふたりで、女は妊娠中。なお障子に畳、ちゃぶ台のセットからすると昔話のようだが、時代設定は平成60年という(元号が変わるため)絶対に到来することのない近未来。ビジュアルと設定のこのアンバランスが、より作品に不気味さと深み、批判性を与えている。彼らが暮らす時代には人口が激減し、希少な妊婦と赤子は政府の管理下に置かれる。それから逃れようとこの廃村に迷い込んだふたりに根津は、詐欺師だった自分がなぜ“半妖怪”になったのかといういきさつを語る……。観劇後、不思議な夢を見ていたかのようでいて、ピリリとスパイシーな感覚が残る。水木の人生観に基づく、現代人へのけして甘くないメッセージが響いたからかもしれない。水木作品同様、本作の妖怪たちは人間よりも人間臭く、人間たちこそが怪物のようだ。選択肢の多すぎる現代における“本当の豊かさ”を、思わず考えさせられる。敬愛する作家の魂を、まるでイタコのように自身に乗り移らせて書いた、あの世とこの世のコラボレーション? 前川から水木への恋文兼感謝状のようなこの作品は、現代に生きる私たちに大切なものを届ける。東京公演は10月21(日)まで。その後全国を周る。取材・文:武田吏都
2018年10月10日水木しげる回顧展「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」が、松坂屋名古屋店 松坂屋美術館で開催される。期間は、2018年4月28日(土)から6月10日(日)まで。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」など数多くのヒット作を“この世”に送り出してきた水木しげる。2015年11月、93歳で“あの世”へと旅立ったが、漫画家としてだけではなく、作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されていたことは、今も皆の記憶に鮮明に残っていることだろう。「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」は、水木プロダクションの全面的な協力のもと、人間・水木しげるのこれまでの活躍を讃え、“この世”に遺したものを徹底的に振り返る展覧会だ。第1章から第6章まで、6つの章に分けて水木の人生を追っていく。展示内容は、少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画と原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品の数々を揃える。また、エッセイ原稿や妖怪・精霊像コレクション、私物なども展示。計約390点が会場を埋め尽くす。また、会場ではここでしか買えないオリジナルグッズも販売する。【開催概要】追悼水木しげるゲゲゲの人生展期間:2018年4月28日(土)~6月10日(日) ※会期中無休時間:10:00~19:00(最終日は18時閉館、入館は閉館30分前まで)場所:松坂屋名古屋店 南館7階松坂屋美術館住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目16番1号入館料:一般1,000円・高大生800円・中学生以下無料
2018年04月06日12月17日放送の第9話で平均視聴率15.7%を記録したドラマ『陸王』(TBS系)。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続く池井戸潤氏の原作ドラマとあって、スタート前から注目を集めていた同作。第8話でも最高視聴率17.5%を記録しており、最終回を前に「視聴率20%超え」の期待がかかっている。 そんなドラマの好調の理由とは、いったい何なのか。元芸人の山下しげのり記者(49)が分析する。 今回、僕が注目したいのは視聴率ではなく陸王の個性的なキャスト。通常のドラマより芸人さんが多く出演していることが目につきます。 レギュラー陣では小藪千豊さん(44)、桂雀々さん(57)、「春やすこ・けいこ」の春やすこさん(56)、「かしまし娘」の正司照枝さん(84)、「げんき~ず」の宇野けんたろうさん(35)など。ゲストでも木村祐一さん(54)、ヨネスケさん(69)、鳥居みゆきさん(36)、「シティーボーイズ」の斉木しげるさん(68)、内場勝則さん(57)などです。 なぜこんなにも芸人のキャスティング率が高いのでしょうか。伊與田英徳プロデューサーのインタビューをみると、ドラマにおける演技やストーリーについて新鮮な演技やあざとさがないことを重視されているようです。つまりプロデューサーが求めているのは“自然さ”と“新鮮さ”ということになります。 新鮮さという点では、普段からあまりドラマに出ていない芸人のほうが新鮮な演技になるのも頷けます。また自然さという点でも、芸人は普段からコントで極力自然な演技を心がけています。なぜならフリの演技に少しでも違和感が生じると、その違和感にお客さんが気を取られてしまう。そうするとオチの部分がブレてしまい、笑いが半減するからです。 しかし芸人がいくら新鮮で自然な演技をしていても、輝けるのはやはり俳優陣の熟練された本物の芝居があってこそ。そうした太い屋台骨があって初めて、イレギュラーな芸人陣の演技が際立つのではないでしょうか。
2017年12月19日「モテキ」「孤独のグルメ」など、深夜ドラマの名作を数多く生み出してきたテレビ東京のドラマ24。記念すべき50作目を迎える2018年1月クール作品として、創刊50周年を迎える集英社「週刊少年ジャンプ」編集部と全面タッグ、主演・伊藤淳史による「オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~」を放送することになった。数多くのファンに愛され続けてきた「週刊少年ジャンプ」が、その長い歴史の中で生み出してきた伝説的な作品から最新話題作まで、ドラマ内に続々と登場するという本作。「チビノリダー」で一世を風靡し、芸歴30年を超える伊藤さんも新たなヒーローに変身する。究極のジャンプ愛、炸裂ドラマ!物語は、主人公・月山浩史が、とある“秘密クラブ”と出会うところから始まる。そこは「週刊少年ジャンプ」を好きな人たちが集まる場所。「ジャンプ」の名作マンガ、人気エピソード、お気に入りのキャラクターなど、大人たちが“ジャンプあるある”を語り合うその秘密クラブで、悩みや葛藤を抱えながら生きる人たちの人生に触れ、主人公の月山も少しずつ影響されながら変わっていく。やがて、ヒーローに憧れていた月山は覚醒!さらにほかのメンバーも覚醒しはじめ、ついには地球規模の災いに巻き込まれる――!?本作で伊藤さんが演じるのは、かつて「週刊少年ジャンプ」が大好きで、夢中になって読んでいたが、現在はほとんど読んでいない、という飲料メーカーの営業マン・月山浩史。独身、彼女ナシ。正義感が強く、名前の「ひろし」から「ヒーロー」とのあだ名で呼ばれていた。自身でも将来は絶対ヒーローになれると思っていたが、現実は厳しく、大人になるにつれ、ヒーローではいられないことに気づく。いまでは“ことなかれ主義”で、リスクを避け、面倒なことは大嫌いな大人になってしまった…という青年。豪華出演者も全員コスプレ!伊藤さんほか、共演者には注目の実力派たちが集結!朝ドラ「ひよっこ」ほか、数多くの映画・ドラマにひっぱりだこの佐藤仁美が、「ジャンプ」のヒロインに憧れる婚活中の女医・木暮美樹に。日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」や現在「陸王」にも出演中の若手俳優・馬場徹は、主人公・月山のライバルとなる有能な豪腕営業マン・黒塚朝日役。「MEN’S NON-NO」専属モデルであり、個性派俳優としても注目度上昇中の柳俊太郎が、将来に迷う漫画家志望の若者・金城真治役を務める。さらに、「ジャンプ」創刊号からの読者というベテラン俳優・斉木しげるが、少年ジャンプ秘密クラブ「オー・マイ・ジャンプ!」のマスター・土田跳躍に。そして、日本アカデミー賞も受賞している名優・寺脇康文が、「聖闘士星矢」のファンで “無駄にダンディ”な金融マン・水川康介役に。彼らが、劇中で見せるコスプレ姿にも要注目だ。なお、「NARUTO」ファンで引っ込み思案の女子大生・火村智子役、格闘アクション漫画のキャラターを彷彿とさせるアツい男・大嵐寿三郎は、後日解禁されるという。伊藤淳史の推しは「キャプテン翼」「ドラゴンボール」主役を務める伊藤さんと「ジャンプ」の関係は、「子どもの頃に読んでいましたけど、最近は僕が演じる役柄同様、なかなか読めていませんが、『キャプテン翼』とか、『ドラゴンボール』が大好きでした!」と告白。劇中では、キャラクターのコスプレはもちろん、実在の漫画家の回想シーンなどもあるそうで、「僕がコスプレするキャラクターに関しては、あまりにも“ヒーロー”ですし、皆さんの中でもイメージがすごくあると思うので、あくまでもドラマの中での“浩史が作り上げるキャラクター”ということで許してもらえれば」と語り、「来たる2018年、週刊少年ジャンプ創刊50周年、ドラマ24の50作目という節目で、見てくださる皆様に元気を与えたいと思います。それぞれ、コスプレをされた共演者の皆さんとお芝居するのが、凄く楽しみです」と意気込みを語っている。ジャンプ愛あふれるキャスト陣からも熱いコメント■馬場徹(黒塚朝日役)台本を読んだ時は、(自分のキャラクターを聞いて)どんな感じのドラマになるのか、想像できなかったです。「週刊少年ジャンプ」の中では、「遊☆戯☆王」が好きで、小学生の時に「遊☆戯☆王」カードをお年玉で買って集めていました。伊藤さん演じる月山と、僕が演じる黒塚の関係性が変化していくところは見どころでもあると思うので、そこをうまく表現できたらと思います。■柳俊太郎(金城真治役)「ドラマ24」の記念すべき第50弾作品かつ、日本の宝である「週刊少年ジャンプ」とのコラボ作品に参加させていただくことをとても嬉しく光栄に思っております。「週刊少年ジャンプ」の「キャプテン翼」を読みサッカーを始めたので非常に思い入れがあります。僕が演じる金城真治は、熱く純粋であるからこその不器用さがとても愛おしい人間です。その彼の熱さと純粋さと向き合いながら僕なりに金城真治を作り上げていきたいと思います。■斉木しげる(土田跳躍役)「週刊少年ジャンプ」は創刊号から読んでいて、今回のお話をいただいた時は本当に嬉しかったですね。役柄も魅力的で、こういう役をやってみたかったです。コスプレは仕事で戦隊もの等たくさんやっていますが、まさか今回のキャラクターを自分がやるとは(笑)。僕は日頃、漫画は文化だと言っているのですが、「週刊少年ジャンプ」が若者たちに何故そんなに影響を与えたのか、何が彼らを夢中にさせたのか、そして現実社会と漫画の世界の関わり合い方を、ドラマを通して楽しんでいただけたらと思います。■佐藤仁美(木暮美樹役)女子なので、「週刊少年ジャンプ」は読んでいなかったんですが、今回、キャリアウーマン的なブルゾンちえみさん的な役かと思っていましたが、肛門科の女医という役で、設定が面白いなと思いました(笑)。今後もウラ設定が付いてくるかもしれないので、そこにも注目していただきたいです。今回、色々なコスプレが趣味という役柄で、いくつかコスプレをしますが、実写版ではないので完璧を求めず、“あくまでコスプレ”という事をふまえて見ていただければと思います(笑)。■寺脇康文(水川康介役)子どもの頃、漫画家になりたかったくらい漫画好きでしたし、もちろん「週刊少年ジャンプ」も毎週読んでいたので、ドラマのお話をいただいた時は、とても興味を持ちました。「週刊少年ジャンプ」の中では、「ハレンチ学園」「トイレット博士」「男一匹ガキ大将」「マジンガーZ」「すすめ!パイレーツ」「アストロ球団」などが好きでした。今回はコスプレも楽しみです。ちょっとバカバカしいドラマと思うかもしれませんが、演じる僕らが真面目にやることで、思いがけない素敵なドラマになるかも!!お楽しみに!!ドラマ24第50弾特別企画「オー・マイ・ジャンプ! ~少年ジャンプが地球を救う~」は2018年1月12日(金)より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月11日人気作家・有川浩の小説を原作に、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演でテレビ東京にて3シリーズにわたって放送されたドラマ「三匹のおっさん」が、2018年1月2日(火)、新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」として放送されることが決定。今回三匹のおっさんが立ち向かうのは、史上“最凶”の敵!シリーズ初の地方ロケ・日光の観光名所で“三匹”が大活躍、華麗なアクションも披露されるという。■あらすじ重雄(泉谷しげる)は、商店街の福引で「日光の旅」を当て、清一(北大路欣也)と則夫(志賀廣太郎)も家族を伴って同行する。日光江戸村を訪れた3人は、スター女優の花沢ゆかりが出演する映画ロケを見学中、ゆかりのバッグを盗もうとする男を発見。犯人を追いつめて、警備員に知らせる。お手柄の3人はゆかりに感謝され、旅館で酒肴の接待を受ける。何でもバッグの中には思い出の品が入っていたという。地元に帰った3人は、少年時代に通った町はずれの映画館を訪れる。そこに何とゆかりが現れて…。映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれた「三匹のおっさん」が思い出の映画館を悪の手から守る――!「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」などがドラマ化・映画化された有川氏の小説を原作に描く本シリーズ。タイトル通り、主人公はおっさん3人。定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した腕に覚えありの剣道の達人“キヨ”こと清田清一。同じく武闘派の柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主“シゲ”こと立花重雄。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営“ノリ”こと有村則夫。かつての悪ガキ3人が私設自警団「三匹のおっさん」を結成し、詐欺や窃盗から社会問題までご町内の悪を成敗するというストーリーだ。ドラマでは、北大路さんが“キヨ”、泉谷さんが“シゲ”、志賀さんが“ノリ”を演じ、2014年1月、2015年4月、そして今年1月と、3シーズンにわたって放送された。■キャストのコメント到着今作について北大路さん、泉谷さん、志賀さんの3人は、「さわやかで、明るくて、リズムがあってね、平和で楽しくて、愛らしいドラマだと僕は思う」(北大路さん)、「お屠蘇飲みながら、あるいはおミカン食べながら、楽しんでもらえれば」(志賀さん)、「家族が一緒に見られるドラマってなかなかないからな~。子どもと一緒に見られる番組が少ないから何とかしてくれと言われるんだよ、俺に言われても困っちゃうんだよな。でもよくぞ、これができてよかったと思いますよ、ほんとに」(泉谷さん)とコメント。また、キヨの孫・祐希(大野拓朗)やノリの娘・早苗(三根梓)が就職し巣立とうとするなど、家族の絆もテーマの一つとなっているという今回。泉谷さんは「やっぱり、家族が見て思い当たるところを見つけてくれるとありがたいかな!そういえばお父さんお母さんに優しくしていないな、とか。大人も子どものことほったらかしだな、とか。そういう風に思ってくれればいいね」と話し、志賀さんも賛同。北大路さんは、ある小学生の女の子からラブレター(?)をもらったそうで、「『三匹のおっさん見ています。頑張って!格好いい!次はいつやるの?』ってね。で、『応援ありがとう。君も頑張ってね。おじさんも頑張るからね』って返事を書いてね。そういうお子さんたちも見てくれるんじゃないかな」と微笑ましいエピソードも披露した。“三匹のおっさん”のほかにも、大野拓朗、三根梓、西田尚美、甲本雅裕、藤田弓子、中田喜子ほかお馴染みのキャストたちが登場する。新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」は2018年1月2日(火)21時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月16日人気ギャグ漫画『斉木楠雄のΨ難』を、『銀魂』や『勇者ヨシヒコの冒険』などヒットメーカーの福田雄一が映画化、誰にでもわかるど真ん中の笑いが決まりに決まり、好評上映中だ。○かなりの大物、山崎賢人斉木楠雄は超能力者。だが、その能力を周囲にひた隠しにしながら、高校生活を送っている。本人はひっそり生活したいのに、超能力のないひとたちのほうが騒がしく、大暴れして、楠雄はいつも巻き込まれてしまう。年に一度の大イベントである文化祭でもアクシデントが続出し、ついには地球滅亡の危機が。楠雄はそれを食い止める損な役回りを被る。楠雄の髪の色はピンクで、超能力によってそれを皆に気づかれないようにしていたり、目ヂカラが強すぎるため緑のサングラスで力を封印していたりと、いろいろ気遣いしている涙ぐましさを誰も知らない。楠雄はあくまでクールに振る舞う。騒がしいのは、彼を産み育てた両親と、学校の先生や生徒たちだ。騒がしい人たちをシニカルな目で見ている楠雄を演じているのは、山崎賢人(さきは、大が立)。今夏公開された『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章』の主人公・仗助役の記憶も新しい。漫画の実写化に欠かせない俳優といえば、ルパン三世、銀魂、花男(花より男子)……など代表作をもつ小栗旬が筆頭に上がるが、山崎賢人も負けてない。少女漫画から少年漫画まで幅広く漫画の実写化に寄与している。いまや、30代代表の小栗、20代代表の山崎といった感じか。山崎賢人ファンにはいまさら説明するまでもないが、2010年に俳優デビューし、2015年、国民的テレビドラマ、NHKの朝ドラ『まれ』ヒロインの相手役で全国区の人気を得た後、『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』『オオカミ少女と黒王子』ほか少女漫画の実写化作品に次々と出演し、多くの女性客を魅了した。10月期は、日曜日のテレビドラマの雄・日曜劇場『陸王』(TBS 毎週日曜21:00~)にもレギュラー出演中だ。少女漫画の憧れ男子を演じることだって誰もができるものではないが、少年漫画の仗助と斉木楠雄を演じることは、それよりもかなりのチャレンジ。山崎賢人、「すんっ」として見えて、かなり大物なのではないか。○なみなみならぬ精神性の持ち主彼がかなりのチャレンジャーであることは、『斉木楠雄~』の撮影中、毎日のように福田監督と食事をして、カラダが大きく大食漢の監督に対抗して、次々食べていたというエピソードからもわかる。「へんなところで挑戦してくるんですよね」(福田)「福田さんの胃袋に挑戦しようと思って」(山崎) (キネマ旬報NEXTvol.17より)対象がなんであれ、挑戦しようとカラダを張るなみなみならぬ精神性が、「すんっ」と澄ました顔の裏にたぎっているにちがいない。こわいもの知らずの狂犬(大げさに言ってみました)の彼が演じた仗助と楠雄の共通点といえば、難易度が高すぎて(注目度も高すぎて)、多くの人が尻込みしそうというところ。それと、ふたりは方向性が違うとはいえ、見た目がハデだ。山崎がすごいのは、実際いたらびっくりするような髪型や服装をいともたやすく着こなし、これは漫画ならではであって実写は難しいだろうという大方の予想を気にしないかのように堂々として見えるのだ。堂々というか飄々というか、どや!という力んだ感じが見えないのがいい。こわいもの知らずとは、字のごとく、こわいことを知らないからこそ、それをやすやすと超えることができるということでもある。○ほとんどしゃべらない斉木楠雄それにつけても斉木楠雄はすごい。上映時間中、ほとんどしゃべらない。正確にいえば、しゃべり続けているのだが、それはすべて後から録音(アフレコ)したモノローグなのだ。なにがすごいって、撮影している間、山崎賢人は、ほとんど黙っていたことになる。周囲が、過剰なまでにおばかなノリで大騒ぎしているのを見つめながら、笑うこともなく淡々とし続ける我慢大会を乗り切ることはやはり常人ではない。とはいえ、やっぱりつい笑ってしまいそうにはなったらしいが、耐え続けただけでも立派だ。しかも、ピンク色の髪に、妙な頭飾りと緑色のメガネというおかしな格好をして、ただただじっと立っている行為を、成立させてしまうのは、やはりある種の超能力である。伊達に少女漫画の実写化作で、壁ドンという妙技を決め続けてきていないな~と妙な感動と尊敬を覚えてしまった。『斉木楠雄』には、福田組常連で、芸達者の佐藤二朗やムロツヨシを筆頭に、ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』で大躍進した賀来賢人、『銀魂』から『斉木楠雄』と続いて出演し吹っ切れまくった吉沢亮と橋本環奈などが出ていて、魑魅魍魎のごとく動き回っている。両親役の田辺誠一と内田有紀も弾けている。みんなの大熱演のなかで、ひとり涼しげに「すんっ」とし続け、決して埋もれることのない山崎賢人。これほどコストパフォーマンスの良い俳優は、なかなかいない。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年10月28日●自分の新しい一面を発見様々な作品で支持を受け、若手トップスターとして人気を誇る俳優・山崎賢人。新境地となるコメディに挑戦したのが、10月21日に公開され、公開2日で興行収入およそ2億円の大ヒットスタートを記録した映画『斉木楠雄のΨ難』だ。週刊少年ジャンプ連載の人気コミックを、福田雄一監督がメガホンを取り実写化した。生まれつき強力な超能力を持った斉木と、その周囲の濃すぎるクラスメイトたちの活躍を描いた同作では、クールな斉木が心の中でツッコミを入れる姿が肝となっている。初の福田組で、周りの演技を受け止める役割となった山崎に、同作での苦労や撮影の裏側について話を聞いた。○念願のコメディ作品に挑戦――今回は福田監督から指名とのことでしたが、初めての福田組はいかがでしたか?めちゃくちゃ楽しかったです(笑)。『勇者ヨシヒコの冒険』を観てから福田さんのファンで、ぜひご一緒したいと思っていました。2年前に福田さんが舞台を観に来てくださって、その時に「『斉木楠雄』やらない?」と言われて、「やります!」って即答です(笑)。そこから時は経ってしまったんですけど、『ヨシヒコ』の他の作品も観ていて、とにかく福田さんの笑いの世界があるので、「どうなるんだろうな」とワクワクしていました。「何か準備してったほうがいいですか?」と聞いたら、「何も! 何もいらない! 何も持ってこないで! 何もなくていいから!」と言われました。初日が、照橋さんの妄想のシーン。照橋さんが斉木を好きになっちゃうきっかけのシーンだったんですけど、(照橋役の)橋本環奈ちゃんの振り切り方がすごくて、「これはやばいぞ」と思いました(笑)。最初が「おっふ」(照橋の美貌に見とれた男子が驚嘆して思わず発する声)のシーンだったんですけど、「おっふ……」くらいかな、と思ってたんですよ。そしたら福田監督から「アワアワアワ~! 照橋さん! おっふおっふ!!」と、手と足一緒に動かすくらいの感じと言われて、「さすが、こういうことか」と思い、そこから振り切ることができました。――振り幅がすごかったですが、自分の新しい一面を見つけたというところはありましたか?とにかく、福田さんを笑わせたないなと思っていました。福田さんが笑ってくれてると安心したんです。福田組常連の賀来賢人さんからは「福田組は2回目からが怖いよ。何をやったら笑ってもらえるのかを考えていくと、怖くなる」と言われたので、早く2回目をやりたいです。もともとお笑いを見るのは好きで。サンドウィッチマンさんやロバートさんが好きで、すごいなと思っていたんですが、笑わせる側・見てもらう側の自分の姿は、新しい発見でしたね。映画を観て、何も考えずに笑えるのが1番幸せだと思うので、アトラクションに乗るような感じで来ていただければ嬉しいです。●斉木に近づく人は距離が近い○これまでのイメージがあるからこそ面白い――念願のコメディ作品とのことですが、山崎さんにとって『斉木楠雄』はどのような位置づけになりそうでしょうか?……代表作です(笑)。多分、僕のこれまで演じてきた役のイメージもあるからこそ、面白いと思うんです。集大成です(笑)。この作品をきっかけにまた、別のイメージを持っていただけるんじゃないかな、とも思っています。自分自身も楽しんでいきたいですし、いろいろなことに挑戦して行って、見てくださる方にも楽しんでいただきたいと思います。――斉木はずっと無表情ですが、演じる上で難しかったのはどのような部分でしたか?笑いを耐えることでした。吉沢亮、新井(浩文)さん、環奈ちゃん、賀来くん、ムロ(ツヨシ)さん。斉木に近づいてくる人たちは、みんな距離が近いんですよ。あの中で笑いを耐えるのは、結構きつかったです。賀来くんにはすごく触られてましたし(笑)。最終的には、体重を全部かけられましたからね……。スンってしていないといけないのに、賀来くんの体重がかかってくると僕の体も斜めになるから、それもちょっと面白くて。――橋本環奈さんもすごかったですよね。すごすぎました。あれだけ美少女なのに、あんな顔ができるんだ、みたいな。その顔する? と思いました。あの表情とナレーションのギャップがすごいんですよ。○吉沢亮がつられてしまう――共演者の方々と、どうやって演じるかといった相談をされたりしましたか?あまりなかったですね。斉木は心のなかでつっこんでいるので、掛け合いというよりは、みんなが仕掛けてくるのを、ずっと無表情で受け止めているような。静の演技の感覚です。斉木がスンってしてるから笑えるんですよね。――もし福田監督と2回目を一緒にするなら、もっと崩されたりするかもしれないですが、そこはいかがですか?何の抵抗もないです。本当に今回って、みんな役に合っていたと思うんですよね。吉沢亮なんか、「この役をやるために生まれてきた」と言っていたくらい(笑)。だから、もし次があるなら、自分はどういう感じなら笑ってもらえるんだろうな、と考えちゃいますね。もっと料理されてみたいし、自分でも準備していきたいです。ビジュアルに関してはどういうものでも、全然オッケーです! 新しい扉を開けに行きたい。――それでは最後に、「このシーンが1番笑いがこらえられなかった」など、オススメシーンがあれば教えてください。海藤(吉沢)と、燃堂(新井)の屋上のシーンかな。笑いをこらえるのが、とってもきつかったです(笑)。俺が笑いまくってしまったので、最初は完璧にやっていた吉沢亮が釣られちゃって。「こいつら、文化祭を襲う気だあ!」というセリフを、笑いながら言ってしまっていて、申し訳なかったです。――今の言い方、かなり海藤でしたね。海藤、好きなんです(笑)。●【プレゼント】山崎賢人サイン入りチェキ<応募〆:11月1日>山崎賢人のサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年10月27日から2017年11月1日23:59まで■内容:山崎賢人サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年10月27日全国公開中の『斉木楠雄のΨ難』に出演している俳優の田辺誠一、賀来賢人、同作でメガホンを取った福田雄一監督。同作でタッグを組んだ3人が10月22日(日)朝に放送される「ボクらの時代」に出演。“映画”“家族”…この3人ならではのトークを繰り広げる。「ボクらの時代」は俳優、ミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー。今回は“1つの作品”でつながった3人がゲストとして登場。雑誌「メンズノンノ」のモデルから俳優へと進出。80年代後半から90年代の“トレンディ”時代を駆け抜け『ハッシュ!』『害虫』では報知映画賞など各賞を受賞。最近では「ボク、運命の人です。」で亀梨和也演じる主人公の上司役を演じるなど、名脇役として数多くの作品に出演している田辺さん。連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインの兄役、大河ドラマ「花燃ゆ」での沖田総司役などで注目され、その後映画『森山中教習所』で主演。「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」など数々の福田監督作品をはじめ、「Nのために」で共演した女優の榮倉奈々との結婚も話題を呼んだ賀来さん。放送作家としてバラエティ畑で活躍。そこから「33分探偵」「コドモ警察」などの個性派ドラマで注目され、「勇者ヨシヒコ」『HK 変態仮面』シリーズなどの人気作を続々に世に送り出し、この夏には『斉木楠雄のΨ難』と同じく「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミックを映画化した『銀魂』を大ヒットさせた福田監督。田辺さんは、高校時代にコントを制作したり、映画制作に夢中だったと語り、なぜ撮る側から演じる側に進んだのか?23歳で役者の道に進んだ理由を明らかにする。賀来さんは、若い頃の貧乏生活をふり返り、水道を止められたこともあるエピソードを披露。また、次々と出てくる同世代の若手俳優に焦りを感じているといい、彼が意識する若手俳優を激白。福田監督は、結婚を機に、無職から放送作家に。“笑い”についての難しさと、三谷幸喜や宮藤官九郎のすごさを熱弁する。また、家庭を持つ3人が、それぞれの結婚がもたらした変化についても言及。田辺さん&賀来さんは、俳優同士の結婚とその日常についてなど、プライベートトークも展開!結婚&子どもの誕生でどのような変化があったのか?ここでしか繰り広げられない貴重な30分をお見逃しなく。『斉木楠雄のΨ難』は生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る斉木楠雄と、普通の生活に憧れる楠雄の周囲のトラブルメイカーなクライメイトたちが織りなすギャグコメディ。主人公・斉木楠雄役には数々のコミック原作映画で主演を務めてきた山崎賢人。斉木に想いを寄せるヒロイン・照橋心美役に橋本環奈。そして転校を機に優等生キャラへとイメチェンを図ろうとしている元暴走族総長・窪谷須役に賀来さん、田辺さんは楠雄の父親役で出演している。『斉木楠雄のΨ難』は全国にて公開中。「ボクらの時代」は10月22日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年10月21日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回は『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)に主演の山崎賢人(23)について、福田雄一監督に話を聞いていく。山崎は2010年に俳優デビュー、『管制塔』(11)で映画主演デビューを果たした後、様々な作品で活躍する。2015年には、NHK連続テレビ小説『まれ』で幅広い人気を獲得。また『ヒロイン失格』(15)、『orange-オレンジ-』(15)で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。最新作となる映画『斉木楠雄のΨ難』では、タイトルロールとなる超能力高校生・斉木楠雄を演じる。○山崎賢人の印象この漫画を読んだ時に、「山崎賢人しかいない」と思い、そう思ってしまったばかりに、なかなかクランクインできませんでした(笑)。山崎くんが忙しすぎるために、全然、スケジュールが組めなくて。もう別の人でやるしかないんじゃないか、という所までいったんですけど、頑として山崎賢人でやることを譲りたくありませんでした。それは嫁に言われたから、というのもあるんですけど(笑)、ビジュアルやキャラを考えた時に、日本中を見渡しても山崎賢人が1番うまくやるだろうなと思っていましたし、映画を観てもらえればわかっていただけると思います。思っていたイメージと1ミリも間違いなかったことは現場でもわかったし、単純に明確に言えばこの役に合っていたということですね。僕が山崎賢人の"や"の字も知らない時から、嫁が「山崎賢人っていいよ」と言っていました。基本的にうちは嫁なんです。うちの嫁はだいぶ嗅ぎつけるのが早かったですよ。「いいから見てみ」と言われても、今のようにたくさんの作品に山崎くんが出てなくて、何を見ればいいのかもわからなかったほどですから。僕みたいな年齢のおじさんが見るドラマじゃないけど、「どうしても山崎賢人と吉沢亮の芝居を見ろ」って、毎週『水球ヤンキース』を見せられました(笑)。それくらい、山崎くんが10代の頃から見ていました。○撮影現場での様子やりやすいと思ったのは、山崎くん自身が楽しんでいてくれたから。基本的にはクールな斉木が、照橋さん(橋本環奈)の想像の中では崩れる、という遊びをやりたかったんですよ。今まで確実にやったことがないことだろうから、そのトライを自分なりに楽しんでくれたことは作品にとっての収穫でしたし、今まで山崎くんを見てきた方からすれば新しい山崎賢人でしかないから、そこを出せたのは、僕にとっては「どうだ」っていう感じですね。やっぱり山崎くんのキャリアを考えた時に、新しい山崎賢人を見せたいという所がありました。そういうのを、楽しいと思ってくれない、「苦手だ」という人もいると思うんです。でも、山崎くんが楽しいと思ってくれていることは、初対面の時からずっと感じていました。案外やらせてもダメかも、とか、ふざけすぎちゃって逆に面白くなくなるかも、というパターンもあるんです。山崎くんは、いい塩梅を見せてくれました。○映画『斉木楠雄のΨ難』でのおすすめシーンやっぱり、照橋さんの妄想の中で、はじけているシーンですね。山崎くん自身の遊びが効いているシーンとして、大きいです。あとの絡みは割と受けの芝居ですから。ちゃんと受けるというのが『斉木楠雄』の1番のキーポイントなんですけど、今まで見たことがない山崎賢人を、と思うと照橋心美絡みのシーンが一番面白いですよね。
2017年10月20日10月21日公開の映画『斉木楠雄のΨ難』で、念願のコメディ作品に初主演する山崎賢人さん(「崎」は正しくは「たつさき」)。超能力を持ちながら、ひたすら普通の生活がしたいと望む主人公・斉木楠雄を演じています。笑いをこらえるのに必死だったという笑顔あふれる現場で作られた作品は、当然ながら爆笑必死の最高傑作。青春もの、胸キュンもの…数々の作品に出演し、役者としての経験を重ねてきた山崎さんに、コメディならではの難しさ、殻を破った新たな自分について語っていただきました。■福田監督の“笑い”のこだわりに衝撃! 「これはやべぇぞ!」――今回、福田雄一監督からのご指名で初タッグが実現したそうですね。「勇者ヨシヒコ」シリーズを観てから、僕も福田さんとご一緒したいなと思っていました。3年くらい前に福田さんが舞台を観に来てくださって、そのときに「『斉木楠雄のΨ難』っていうのがあるんだけど、やらない?」と直々に声をかけていただき、「やります!」と(笑)。――即答ですね(笑)。福田組について、撮影前のイメージはいかがでしたか?福田さんの世界にはとにかく“笑い”があるので、「どうなるんだろうな」って自分自身ワクワクしながら衣装合わせに行きました。撮影に入る前、監督に「僕、なんか準備して行った方がいいですか?」と聞いたら、「何もいらない。何も持ってこないで」と言われて…。――実際の撮影に入ってからはいかがでしたか?撮影初日が、(橋本環奈演じる)照橋さんが斉木を好きになるきっかけとなる夏休みのシーンだったんです。そのときの環奈ちゃんの振りきり方がすごすぎて。鼻の穴も広げるから、「そこまでやるの!?」と。斉木楠雄の心の声(かなりクール)とのギャップもあるので、内心これはやべぇぞって(笑)。斉木の妄想シーンの最初は「おっふ」(美少女の照橋を見た男性陣が、頬を赤らめながら口にする言葉)だったんです。「(軽く手を上にあげて)おっふ」くらいの感じかなと思っていたら監督が、「(両手をバタバタ上下に動かして)あわあわあわ…照橋さん、おっふ、おっふ」って(笑)。「監督さすがっす!」。やっぱり違うって思って、そこから吹っ切れましたね。 ■笑いをこらえるのに必死の撮影現場――「早く2回目がやりたい」――すごく楽しそうな撮影現場ですね。めちゃくちゃ楽しかったです。斉木は(無表情で)スンっとしているのですけど、周りのみんながすさまじいので、笑いを耐えるのがすごくキツかったです。超楽しかったんですけど(笑)。撮影中は、とにかく「福田さんを笑わせたいな」と思っていました。福田さんが笑ってくれると安心というか…。でも福田組常連の賀来(賢人)さんには「福田組は2回目からが怖いよ」って言われて。「何をやったら笑ってくれるのかって考えていくうちに、やばくなるぜ」と。だから早く2回目がやりたいです。――2回目以降、さらにいろいろなことを要求されそうですが…。何も抵抗もないです! デビュー作でも、裸でデッサンされてますし(笑)。今回、みんなそれぞれが本当に役に合っています。(海藤瞬役の)吉沢亮くんも「この役をやるために僕は生まれてきた」みたいな話をするくらい。逆に自分は、次にどういう役を演じれば笑ってもらえるんだろうなぁとか思っちゃいますね。――今後もコメディについては、料理されてみたいという感じですか?料理されてみたいし、自分でも準備していきたいですね。ビジュアルに関しては、どんな要求をされてもまったく問題ないです。――今回、「新しい扉を開けてしまった…」という感じですね。そうですね、開けに行った感じです!――では、撮影をとおして発見した、自分の新たな一面はありますか?「笑いに対する貪欲さ」は発見かもしれません。お笑い番組を見ていても、やっぱり芸人さんはすごいなって思います。たとえば、サンドウィッチマンさんとかロバートさんとか…。ロバート秋山さんの『クリエイターズ・ファイル』はかなり見ていて、ツボですね。すごく好きです。――映画の中で、笑わせる立場を経験できましたね。「笑える」って、一番幸せなことだと思っているんです。週末にレジャー施設のアトラクションに乗るような感じで、「遊びに行かない? 笑いに行かない?」って。だから映画を観て楽しめて、笑えるというのは魅力的ですよね。■山崎賢人の集大成! いままでのイメージがあるからおもしろい――念願のコメディ作品ですが、ご自身にとってどんな作品になりそうですか?代表作です!(笑)――(笑)。これまでの山崎さんのイメージとは違うと感じました。いままでのイメージもあるからこそ、壁ドンのシーンとかもおもしろいんじゃないかなと思っています。照橋さんの「『ヒロイン失格』も『オオカミ少女と黒王子』も観てねぇもんな!」っていうナレーションのあと、斉木が壁ドンしたら校舎が崩れる…みたいなシーンがあるんです。そんなところにこれまでの出演作が生かせたことを考えたら、やっぱりこの作品が集大成ですね(笑)。――クールを飛び越えて無表情という斉木を演じる上で、一番難しかったのは?笑いをこらえるっていうところですね。斉木に近づいてくる人は、みんな距離が近いんですよ。賀来さんには、顔をすごく触られていましたし。窪谷須(賀来賢人)は、メガネを外すと、まったく目が見えないから、斉木にすごく寄りかかってくる。最終的には、窪谷須に体重を全部かけられるんだけれど、そのおかげで斉木の眼鏡がズレてくるのがおもしろくて。でも斉木はスンってしてなきゃいけない。監督からも「メガネがズレるから、それを無表情で直してこう」と言われて「はい、わかりました」って(笑)。あの中で笑いをこらえるのは、結構キツかったです。――では、とくにオススメのシーンを教えてください。海藤と燃堂(新井浩文)との屋上のシーンかな。もう笑いをこらえるのが大変だった。吉沢くんも最初は完璧にやっていたのに、俺の笑いにつられてしまって最後の最後で笑っちゃったりして。ちょっと申し訳なかったです。――山崎さんも、吉沢さん演じる海藤役も似合いそうですね!海藤のキャラ好きです、笑いのツボ的に。ずっと吉沢くんと「海藤やばいよね」って話していました。――現場の中で、共演者の演技などから「斉木楠雄」に生かしたことはありますか?みんなそれぞれのキャラの笑いがあったと思います。これだけおもしろい人がいる中で、斉木は妄想シーンとかだけで笑わせるのは難しいですよね。でも、斉木がやるとおもしろくなるんです、ふだんスンとしているから(笑)。だから共演者の演技に影響されるというよりは、斉木は斉木なままでいるという感じがしました。――共演者のみなさんと、演技についてお話しされましたか?みんなが仕掛けてくるけど、斉木は心の中のツッコミなので、芝居での掛け合いはあまりなかったです。だから演技について話すというよりも、(自分の感覚的にも)心の中でツッコんでる感じで。観客って言うと語弊があるかもしれませんけど、別のところから自分を観ているような感覚で演じていました。――ちなみに、山崎さんが使ってみたい超能力は?心の声は読みたくないなって思いますけど…。何か物を動かすっていうのが最高ですね。布団とかに寝ていて、テレビのリモコンにちょっと手が届かないときに、超能力を使って手元に移動させる。でも斉木だったら、そのまま「ピッ」ってテレビ点けられそうですけどね、リモコンとか使わなくても(笑) ■斉木と真逆の学生時代! 周りに「左右されまくりです(笑)」――斉木の周りには変わった友達がいっぱい集まってきますが、山崎さんの学生時代はどうでした?自分がふざける方で、ツッコミではなかったですね。でも、イジられるのは好きじゃなかったかな。みんなで一緒にふざけてたって感じかな。――斉木と似ているところはありますか?ないです(笑)。たぶん…でも、もしかしたらなんとなくは似ているところがあるかもしれないですね。――斉木は周りに左右されない感じの男の子ですが?僕は、左右されまくりです(笑)。――(笑)。では、いまになって学生時代にやっておけばよかったと感じることは?もっと楽しめばよかったなっていうのはありますね。けれどその分、何度も高校生役をやらさせていただいているので、ラッキーだなって思います。――斉木は友達も個性的ですが、バカップルとも言える両親も印象的でした。あんな両親に育てられたら、ご自身だったらどんな風に成長すると思いますか?う~ん、ツッコミ的な冷静な感じにはなりそうですよね。いや、ならないかなぁ…自分もバカになっちゃうかも(笑)。でも愛し合っている理想の夫婦かなとは思います。――それでは最後に、仕事に育児に頑張っているママたちへのメッセージをお願いします。いつもお疲れさまです! この作品は、年齢とか性別とか、何にも関係なく、みんなが楽しめる映画だと思います。難しいことを考えずに、とにかく笑える。笑えるって、すごく幸せなことだと思うので、何も考えずに劇場に行ってもらえたらうれしいです。取材中に発生したちょっとしたアクシデントに、「斉木楠雄のΨ難だ!」と周囲をキョロキョロ見渡すなど、茶目っ気たっぷりだった山崎さん。さまざまな役柄を演じてきた彼の集大成とも言える『斉木楠雄のΨ難』は、大人も子どもも大爆笑間違いなし。ぜひとも親子で、劇場に足を運んでみてくださいね。映画『斉木楠雄のΨ難』生まれながらに超能力を与えられた斉木は、普通の生活がしたいと切実に望んでいた。だが、彼の周りには次から次へとワケありクラスメイトたちが集まってくる。舞台は年に一度の文化祭。斉木は、災難だらけの一日を無事にやり過ごすことができるのか…!?出演:山崎賢人 橋本環奈 新井浩文 吉沢亮 笠原秀幸/賀来賢人 ムロツヨシ 佐藤二朗 脚本・監督:福田雄一 原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 公式サイト:
2017年10月13日麻生周一の漫画を、山崎賢人主演で実写化する話題の映画『斉木楠雄のΨ難』。10月21日(土)の公開に先駆け、映画撮影時から続く山崎賢人と賀来賢人の“W賢人”問題に終止符を打つべく、本作監督の福田雄一がバラエティ構成作家を務めた公開記念特番「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」が放送されることが決定した。今回本番組の演出を手掛けたのは、映画で脚本・監督を務めた福田雄一。映画撮影時から続く、斉木楠雄役の山崎さんと窪谷須亜蓮役の賀来さんの“W賢人”問題に終止符を打つべく、バラエティ構成作家として久々に立ち上がったのだ。そんな福田監督が仕掛けるのは、「負けたら改名!3番勝負」。“W賢人”の2人が、負けたら“ポン太”に改名するという真剣勝負に挑む!勝負の行く末を見守る審査委員長には、斉木に想いを寄せる照橋心美役の橋本環奈、副委員長には中二病の海藤瞬役の吉沢亮。そして、司会は福田監督が務め、もはや映画の宣伝でもなんでもない、福田監督が本気で挑んだ、最高の深夜バラエティになっている。先日行われた完成披露試写会で、“賀来ポン太”と改名することになったと発表し、「カクポンと親しみを込めて呼んで」とノリノリになっていた賀来さん。どういう経緯で賀来さんが“賀来ポン太”になったのか、その真相がここで明らかになる。「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」は10月8日(日)深夜1時25分~日本テレビにて放送。※一部地域では視聴頂けない場合があります『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月06日山崎賢人をはじめ、再現度が高すぎると評判の超個性的キャラクターたちが続々登場する『斉木楠雄のΨ難』。このほど、昨今の“福田組”で覚醒をみせる、いま大注目の賀来賢人が演じた窪谷須亜蓮の爆笑必至なキャラクター場面写真をシネマカフェが独占入手した。賀来さん扮する窪谷須とは、生まれながらにしてとんでもない超能力をもちながら、普通の高校生活を願う主人公・斉木楠雄(山崎さん)の日常を揺るがす、ワケありのクラスメイト。斉木の高校へ転校を機に、優等生キャラへとイメチェンを図ろうとしている。しかし、見た目は真面目そうだが、実は暴走族の元総長というひと癖もふた癖もあるキャラクターなのだ。朝ドラ「花子とアン」や大河ドラマ「花燃ゆ」、ドラマ「Nのために」など、若手俳優の中でもひときわ演技派として注目を集める賀来さんだが、本作と同じく福田監督が手掛けたドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」では、池杉=“いけすぎ”という名の通り、いきすぎたオーバーアクションや変顔の数々を披露。アクの強いキャラクターで大きな話題を呼んだばかり。福田監督が手がけたAmazonプライムオリジナルドラマ「宇宙の仕事」や、舞台「ヤングフランケンシュタイン」にも出演を果たすなど、ムロツヨシや佐藤二朗といったベテランの福田組常連メンバーと競演し、若手の福田組代表格と呼べる存在となった。しかも、本作で演じた窪谷須は、元は超絶ヤンキーということもあり、時折、不良の血が騒ぎ、普通の生徒ではありえない行動をとってしまうことも…。視力が低く、メガネを取ると目つきが悪いキャラクター設定ということから、劇中では「目に力を入れすぎて、ものもらいができた。それくらい頑張った」とふり返っている。見た目と中身のギャップあるキャラクターには爆笑間違いなし。賀来さんが演じる窪谷須のぶっ飛びぶりに、期待していて。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月02日人気ギャグ漫画を実写映画化した『斉木楠雄のΨ難』の完成披露試写会が9月28日(木)、都内で行われ、主演の山崎賢人をはじめ、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督が登壇した。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載されている麻生周一氏の人気ギャグ漫画。超能力のせいで、次々と災難に巻き込まれる高校生・斉木楠雄(山崎さん)の日常をコミカルに描く。頭についた超能力の制御装置が外れて、パワーのコントロールを失った楠雄は、壁ドンをしただけで校舎が崩壊し、同級生は次々と石化。ついには世界滅亡の危機を招いてしまう。コメディ演技に挑んだ山崎さんは「笑いをこらえるのが大変でした」と、ワチャワチャした共演陣との演技に四苦八苦したのだとか。頭の中で冷静にツッコミを入れる役どころだったが、つい噴き出してしまったこともあり、福田監督は「実際、笑っちゃってるシーンも2つくらい使っています」と明かしていた。とはいえ、本作の映画化が決まった際に、福田監督は山崎さん主演を熱望したそうで、「コメディアンとして、本当にすてきだったし、コメディに向いていると思います。これからも何度もご一緒したい」と再タッグに意欲を見せていた。この夏大ヒットした福田監督の『銀魂』では、菅田将暉&岡田将生が出演する“Wまさき”問題が勃発したが、今回は山崎賢人&賀来賢人の“W賢人”問題が!そこで白黒ハッキリつけるため(?)、同日収録されたプロモーション用番組で、2人が勝負に挑んだそうで、結果、敗北した賀来さんが映画のPR期間中に限り“ポン太”に改名することに。本人も「ポン太ですっ!」とご機嫌に挨拶し、まんざらでもない様子だった。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月28日主演・山崎賢人、脚本&監督・福田雄一で贈る爆笑の話題作『斉木楠雄のΨ難』。このほど、山崎さん演じる主人公・斉木楠雄と、彼らのワケありクラスメイトたちもとらえた場面写真が初解禁された。現在、『銀魂』も大ヒット中の福田監督が、なんと若手イケメン俳優の山崎さんを主演に迎えて、「週刊少年ジャンプ」にて連載中の大人気ギャグコメディを映画化する本作。今回初解禁する場面写真では、生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄(山崎さん)と、彼を取り巻くクラスメイトたちの姿が初めて映し出されている。まずは、天下無敵の美少女であることを自覚している、学園のアイドル照橋心美(橋本環奈)が、なぜか気になってしかたがない斉木にしつこくつきまとっているシーン。また、高校生離れした外見でかつ、とんでもないケツアゴを持った自称・斉木の“相棒”燃堂力(新井浩文)、中二病にどっぷり浸かり、“漆黒の翼”として“謎の組織(ダークリユニオン)”と戦っている設定の海藤瞬(吉沢亮)、見た目は真面目だけど、実は暴走族の元総長の窪谷須亜蓮(賀来賢人)らお騒がせトリオが降臨!真顔なのになぜか笑えてくる1シーンを切り取っている。そして、本気になりすぎるとすぐにお尻が出ちゃうけど、信頼が厚い熱血の学級委員長の灰呂杵志(笠原秀幸)に、“カンチョー”をおみまいする燃堂の姿も!それに対して、お尻丸出しで驚きの表情を見せる灰呂のサービスショット(?)を含む、エンターテイメント性あふれる本作の“カオス”な世界観を存分に映し出した場面写真ばかりとなっている。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が“おっさん”に扮して町内にはびこる悪を斬る痛快&勧善懲悪ドラマ「三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~」のDVD-BOXが7月19日(水)に発売になることを受けて、特典映像の「三匹のおっさん 座談会トーク」に収録予定の、キヨ(北大路さん)、シゲ(泉谷さん)、ノリ(志賀さん)によるメッセージが到着した。同作は、かつての悪ガキ3人組=キヨ、シゲ、ノリの“三匹のおっさん”が私設自警団を結成。還暦オーバーの身でありながら、町内トラブルの数々を解決していく痛快人情ドラマだ。昨今世の中で話題の民泊詐欺、モンスターペアレント、オレオレ詐欺など誰にでも忍び寄る身近な悪を扱い、視聴者の高い支持を獲得。シリーズ化され、第3弾を迎えた。注目の特典映像「三匹のおっさん 座談会トーク」内でキヨ役の北大路さんは、「我々の周りには問題はたくさんあります。全部が全部自分で対応することはできないけれど、一番身近で何か気になることがあったら、キヨとしての正義感をもって、そのテーマにぶつかっていきたいと思う」と熱くコメント。キヨを演じながらキヨに教えられたことを明かした。シゲ役の泉谷さんは、「おそらく仕事的にも人生的にも人が欲しいものは、もしかしたら拠り所じゃないかと思うんだよね。そういう拠り所の一個になっていればいいかなって」と心情を吐露。ノリ役の志賀さんも、「拠り所という意味では、友情もあるでしょう。多くの人たちとのつきあいがいまの僕を作っています。人を大事にする、その気持ちだけは忘れないようにしようと思っています」と“三匹のおっさん”と出会って身に染みた想いを語っている。なお、映像特典には、「メイキング映像集」、「三匹ファミリー 2ショットインタビュー」、「視聴者参加!爆笑記者会見」、「本邦初!三匹の監督 スペシャルインタビュー」などを収録する予定。いまだから明かせる裏話など、作品の魅力を深堀する映像特典にも注目をして!「三匹のおっさん3 ~正義の味方、みたび!!~」DVDは7月19日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2017年07月18日「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の麻生周一の漫画を、山崎賢人主演で実写化する『斉木楠雄のΨ難』。この度、本作の主題歌が幅広い世代に人気を誇る「ゆず」の書き下ろし新曲「恋、弾けました。」に決定。あわせて主題歌入りの予告編も到着した。生まれながらに与えられた、とんでもない超能力を隠して高校生活を送る斉木楠雄(山崎賢人)。毎年恒例の一大イベント文化祭で、なぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡!?斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか――?『HK 変態仮面』シリーズや『銀魂』、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が監督を務める本作。主演の山崎さんが、最強の超能力を持ってしまったばかりに、日々災難に見舞われてしまう主人公・楠雄を好演するほか、斉木に想いを寄せる照橋心美役を橋本環奈、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役を新井浩文、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬役を吉沢亮。さらに笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗らが個性豊かなキャラクターに扮している。このほど公開された予告編では、何でもできてしまう“超能力者”斉木楠雄が、たかが文化祭なのに地球滅亡の危機に見舞われるだけでなく、存在感抜群の普通じゃない仲間たちからの恋と友情の嵐に巻き込まれる、Ψ難だらけの様子が描かれる。楠雄や心美を始め、超個性的なクラスメイトたちも次々と登場する本映像。ラストでは、心美に壁ドン…と胸キュンシチュエーションかと思いきや、壁ドンしたところから建物が崩壊するというとんでもない超能力が発動!まさに“この映画、ヤバイ”と思わざるを得ない予告編となっている。そして、今回発表された「ゆず」の楽曲「恋、弾けました。」も、この予告編で披露。「ゆず」が実写映画の主題歌を担当するのは、2014年公開の『銀の匙 Silver Spoon』以来、約3年半ぶり。今年20周年を迎え、新曲も連続リリースしたばかりの「ゆず」は、「今回の曲は、聴いていて脳内が弾けてアドレナリンが出まくる、アップテンポでサイキックで胸キュンなナンバーです」と楽曲について話し、「原作も読ませていただき、作中から様々なヒントを得て、楽曲に反映させました。映画とともに、ぜひ『恋、弾けました。』も楽しんでください」とメッセージ。さらに映画については「それにしても、実写のクオリティが高い!」と絶賛!また福田監督も、「この曲、大好きですっっ!俺っっ!この曲が映画の中で流れると思っただけでワクワクします!すみません!小学生みたいな感想で!ただ、大好きなんです!この曲!」と大絶賛している。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月14日