『そして父になる』の是枝裕和監督のもと、福山雅治と役所広司が弁護士と殺人犯として対峙する『三度目の殺人』。このほど、待望の初映像となる特報と、福山さん、役所さん、さらに広瀬すずの3人の姿を映したティザービジュアルが解禁となった。勝利にこだわる弁護士・重盛が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されたのだ。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を1つ1つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。本作は、是枝監督が近年描いてきたホームドラマとは一転、オリジナル脚本で描く心揺さぶる法廷心理ドラマ。真実は必要ないと信じる弁護士・重盛を福山さん、重盛に対峙する殺人犯・三隅を役所さんが演じ、物語の鍵を握る被害者の娘役に『海街diary』以来、是枝作品2作目の出演となる広瀬さん、被害者の妻役に斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、本事件の担当検察官に市川実日子、重盛の父で30年前に三隅が関わった事件の裁判長を橋爪功が演じている。本作の初の映像となる特報では、「自白してるんだろ?だとしたら間違いなく死刑だろう」と、真実は“いらない”と信じる弁護士・重盛(福山さん)の姿から始まる。だが、「本当のことには興味ないかな、重盛さんは」と語る三隅に、ありふれたはずの裁判が変容していく。取調室で繰り広げられる重盛演じる福山さんと、三隅演じる役所さんの演技は、淡々としていながらもそれぞれが気迫に満ちており、ひとときも目がそらせない緊張感に包まれている。また、併せて解禁となったティザービジュアルで映し出されているのは、解禁された映像とは打って変わり、役所さん演じる三隅と広瀬さん演じる被害者の娘・咲江が、親しげに雪合戦に興じている様子をとらえている。2人に挟まれた福山さん演じる重盛の姿は、彼らとは対象的だ。三隅と少女は、いったいどんな関係なのか?果たして、重盛は真実を掴むことができるのか…?真っ白な雪と鮮烈な赤色に彩られたタイトルとのコントラストが、視線をとらえて離さないビジュアルに、本作への期待は膨らむばかりだ。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日福山雅治を始め、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎ら豪華キャストで贈る『三度目の殺人』。この度、本作の音楽をニーノ・ロータ、モリコーネに続くイタリアの“巨匠”作曲家、ルドヴィコ・エイナウディが担当することが決定。いま世界で最も愛されているクラシック作曲家・エイナウディだが、日本映画の音楽を手掛けるのは今回が初めてとなる。勝利にこだわる弁護士重盛(福山雅治)がやむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所広司)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。始めから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸をひとつひとつ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、2013年に全国公開し、国内興行成績32億円の大ヒットを記録した『そして父になる』の是枝裕和監督と、福山さんの2度目のタッグとなる本作は、是枝監督がオリジナル脚本で描く法廷心理ドラマ。キャストには福山さん演じる弁護士・重盛に対峙する殺人犯・三隅役の役所さんをはじめ、広瀬さん、斉藤由貴、吉田さん、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功といった豪華なキャスティングも注目を集めている。そして今回、世界でCDセールスが150万枚を突破、さらに楽曲(パソコンを中心としたストリーミング)再生回数がなんと5億4千万回以上を記録する、ヨーロッパではカリスマ的な人気を誇るエイナウディが、是枝監督の熱烈なラブコールににより、本作の音楽を担当することが決定。この半年、脚本を書きながら毎日エイナウディの音楽を聞いていたと言う是枝監督は、「自分が書いたストーリー、撮っている映画と、彼の音楽が自分の中では完全に一体化しています」と明かし、「エイナウディさんの音楽は凄く『映像の浮かぶ音楽』なんですよね。そこが今回選ばせていただいた一番の理由です」と起用理由を語った。また「今回の映画では『人間が人間をさばけるのか』とか、けっこう難しいテーマに取り組んでいるのですが、ビジュアルのイメージとしては“火”だったり、雪の“白”だったり、血の“赤”だったりと、すごく明快に、と思っています。そこにエイナウディさんの音楽がすごくフィットするのではないかな、と思っています」とコメント。一方エイナウディも、「このプロジェクトに関わることができて大変うれしいです。是枝監督のことを尊敬しておりますし、是枝監督の過去の映画もとても素敵だと思っておりましたので非常に光栄です」と喜び、「映画の中には雪のシーンがありましたが、雪の中では周りの音があまり聞こえなくなって、自分の中にある気持ちや感情を感じさせてくれると思いますが、そのような部分を音楽で表現できたらと思っています」と話した。また2人は、2月下旬にエイナウディが来日した際、映画を撮影中の都内のスタジオを訪れ初対面。スタジオ内のモニターで撮影中の映像をエイナウディに見せながら、シーンの意味や、そこに求める音楽の意図を熱く説明するなど、世界的なクリエイター2人はすぐに意気投合し、和やかに語り合っていたそう。さらにスタジオでは主要キャストたちとも対面。約1時間ばかりの短いスタジオ滞在だったが、監督の熱い想いと音楽の役割の説明、そし撮影現場の雰囲気から、エイナウディは確実にたくさんのイメージを受け取ったようだ。今後、エイナウディは4月にコンサートのために再び来日し、その後撮影完了した映像を確認しながらの音楽制作に入る予定だという。監督のイマジネーションと完全に一体化したエイナウディの美しい音楽が、一体どんな風に映画を彩るのか、音楽も含めますます本作の完成が待ち遠しい。『三度目の殺人』は2017年9月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月10日「東京タラレバ娘」や4月スタートの「恋がヘタでも生きてます」など、出演ドラマが続く田中圭が、内藤剛志が主演を務める人気ミステリー「警視庁・捜査一課長」の第2弾に参戦。若手刑事として“捜査一課長”の内藤さんとコンビを組むことになった。本作は、2012年7月、「土曜ワイド劇場」からスタートし、2016年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマに、最終回2時間スペシャルでは12.3%の高視聴率を獲得するなど、大好評を博した人気ミステリードラマ。今回、新メンバーに田中さんを迎え、一段とパワーアップして1年ぶりに帰ってくる。物語の舞台は、警視庁の花形部署、捜査一課。400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長は、いわゆるキャリアが占めるほかの警察要職とは異なり、ヒラ刑事からはい上がってきた“叩き上げ”が務める特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決め、重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。しかし、本作の主人公の一課長・大岩純一(内藤さん)は、決してスーパーマンなどではなく、苦悩の中、重責を乗り越え、部下を導いていく姿はまさに“等身大のヒーロー”であり、“理想の上司”。演じる内藤さんは、1980年の映画デビューから長い下積み時代を経て主演俳優に上り詰めた、一課長の生き様を地で行く“叩き上げ”の役者。“連ドラの鉄人”である内藤さんが、シーズン2でも“熱き魂を持つ男”に挑む。また、実力派人気俳優・田中さんが、大岩捜査一課長の側近中の側近である運転担当刑事・刑部公平(ぎょうぶ・こうへい)として新たに参加。指揮官として重圧と闘いながら決断を下していく大岩の葛藤を間近で感じることによって、刑事として、人間として大きく成長していく姿を追っていく。本作で田中さんと5度目の共演という内藤さんは、「“この人に勝ちたい!”…そう感じさせるぐらいのお芝居をする、素晴らしい俳優さん」とその印象を語り、「ライバルのつもりで挑みます!ガツガツ行きますよ!」と、笑顔で宣戦布告!? とはいえ、「刑部は大岩の世代からは理解しがたいところもある、“規格外”ともいうべきキャラクター。普通の上司と部下ではなく、“こんな関係性があってもいいな”と思わせるような、“いまだかつて誰も見たことがないようなコンビ像”を目指したいですね!」と抱負を語っている。一方の田中さんは「内藤さんのことが大好きなので、今回、がっつり絡むのがとても楽しみです。内藤さんの熱い想いに乗って、チームの輪に入って頑張りたい」と、撮影開始を心待ちにしている様子だ。「内藤さんとは心と心で通い合えること、どんな芝居でも受け止めてくれることがわかっているので、それがこのシーズンから参加する僕の“光”となっています」と明かす。また、「僕が演じる刑部は、一課長に憧れていて、ゆくゆくは自分が後を継ぎたいと考えている男。イマドキの若者という一面もあるかもしれませんが、自分なりに“楽しいヤツ”として役を形成していきたいと思っています。内藤さんと僕は世代も離れているし、演じるキャラクターもまったく異なりますが、“この2人だからこそできるコンビ”、“違うのになぜかまとまっている2人”になるのが、理想ですね」と、田中さんも内藤さんとのコンビに期待を寄せている。もちろん、これまでのシリーズを支えてきた “大福”のニックネームを持つ平井真琴(斉藤由貴)や、“見つけのヤマさん”こと小山田管理官(金田明夫)ら、個性的な面々も再び集結。彼らのセリフの応酬も、刑部の加入によってさらにパワーアップ!新たなチームワークを武器に、熱き人間ドラマが展開されていくという。シーズン2は、スリリングな事件展開はいうまでもなく、前作でも好評を博した“知って得する東京最新情報”や“東京の知られざる新名所”などをストーリーに織り込み、2020年の東京オリンピックに向けて急速な変化を遂げつつある“東京のいまの姿”を描いていく。さらに、妻・小春(床嶋佳子)や愛猫・ビビとの日常生活から大岩が事件のヒントを見つけ出していくお馴染みの展開もありつつ、クライマックスで大岩一課長が発する“捜査員への大号令”、刑事たちが総出で繰り広げる“東京一斉大捜査”など、本作らしい魅力も満載となりそうだ。「警視庁・捜査一課長」season2は4月、毎週木曜20時~テレビ朝日系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日福山雅治が勝利至上主義の弁護士を演じ、是枝裕和監督とタッグを組むことが決定している最新作のタイトルが、この度『三度目の殺人』に決定。また共演に広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介らの出演が決定した。勝利にこだわる弁護士重盛(福山雅治)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所広司)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸をひとつひとつ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、2013年に全国公開し、国内興行成績32億円の大ヒットを記録した『そして父になる』の是枝監督と福山さんがタッグを組む本作は、是枝監督がオリジナル脚本で描く法廷心理サスペンス。福山さん演じる弁護士・重盛に対峙する殺人犯・三隅には、是枝組初参加の名優・役所広司が演じ、福山さんと役所さんの初共演が実現した。そして今回、新たにキャストが発表!物語の鍵を握る少女で被害者の娘・山中咲江役に、映画やCMなどいま引っ張りだことなっている広瀬さん。『海街diary』以来、是枝作品2作品目の出演となる。また、被害者の妻・山中美津江役に斉藤さん、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士・摂津大輔役に吉田さん、重盛の事務所に所属する若手弁護士・川島輝役に満島さんが出演。「是枝さんの作品の中で生れる時間が凄く幸せ」と話す広瀬さんは、「どんなシーンでも咲江が見ているもの、感じていることを私と同じ感覚で感じてくださって、言葉をくれる監督はやっぱりとても心強く、凄く気持ちがいい」と語り、「少女だからこそ見える世界を大切に、強く立っていたいです」と意気込んでいる。また斉藤さんは「卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性の役で、演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることが出来ます」とコメントしている。さらに、重盛の弁護士事務所の事務員・服部亜紀子を松岡依都美、検察官・篠原一葵を市川実日子、重盛の父親で、30年前に三隅が関わった事件の裁判長だった彰久役を橋爪功が演じる。<以下、キャスト陣コメント>■斉藤由貴今回、是枝さんの映画に参加させていただくこと、とても楽しみにしておりました。いただきましたのは、卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性の役で、演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることが出来ます。得難い演技経験を積めることに感謝しています。■吉田鋼太郎数々の賞を受賞し、国内外で高い評価を得ている是枝監督とご一緒できるという事で大変光栄に感じると同時にどのような現場になるのか多少の緊張を感じつつ撮影に入りました。 作品の世界観が監督の中でしっかりと出来上がっていて、それを的確に役者に演出してくださるので、いつの間にかその世界に引きこまれていました。まだ撮影中ですが、本当に出来上がりの楽しみな作品です。■満島真之介是枝監督の新たな挑戦を直に体感できること。 福山さんはじめ、最高の大先輩方とご一緒させてもらえること。身が引き締まります。 映画の世界にいる喜びと、感じられる人生の大切なこの時を、思い切り楽しみたいと思います。■松岡依都美是枝監督とは『海よりもまだ深く』以来2作品目となります。「是枝作品」に再び出演する事が1つの大事な目標でしたので今回のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです。監督と素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と共に最高の作品をお届け出来るように楽しみながら頑張りたいです。■市川実日子事件や裁判を、自分とは別世界のことのように思っていたけれど、実は、自分も関係していることなのかもしれない。初の裁判見学へ行った日に、なぜかそう感じました。 初めて参加させて頂く是枝組は、なんというか、とても紳士的な空気が流れています。現場で静かに、じーっと耳を澄ませていらっしゃる是枝監督。是枝監督、事件、裁判。どんな作品になるのか、今、緊張でいっぱいですが、観客としてもたのしみです。■橋爪功是枝監督とは過去に『奇跡』『海よりもまだ深く』でもご一緒させて頂いていますが、今回の現場も静かに進行しながらも、心地の良い緊張感に包まれています。本作の脚本を読んで、法廷心理サスペンスではありつつも、心の奥を垣間見る人間ドラマだと感じました。役柄(主人公・重盛の父親役で元裁判官)も少し難しくあるのですが、演じながら今からとても出来上がりが楽しみな作品です。『三度目の殺人』は9月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月21日アーティストで俳優の福山雅治が主演し、是枝裕和監督がメガホンをとる映画『三度目の殺人』(9月公開)の出演者が21日、明らかになった。同作は、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』以来2度目となる福山×是枝監督タッグのオリジナル脚本作品。福山は勝利にこだわる弁護士・重盛を演じ、役所広司演じる殺人犯・三隅と対峙することになる。今回発表された出演者は、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功の7名。是枝監督の『海街diary』(2015年公開)で「第39回日本アカデミー賞新人俳優賞」「第89回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞」を受賞した広瀬は、再び是枝作品に出演することとなる。『海街diary』の際、広瀬には台本が渡されず、現場で是枝監督の口述によりセリフを入れるという子供への演技指導の手法がとられたが、今回は女優として台本を持って挑戦する。物語の鍵を握る、被害者の娘・山中咲江という役を演じることとなるが、広瀬は「どんなシーンでも咲江が見ているもの、感じている事を私と同じ感覚で感じてくださって、言葉をくれる監督はやっぱりとても心強く、凄く気持ちがいいです」と語った。一方、是枝監督は広瀬について「女優としての成長を作品ごとに感じているのでもう一度きちんと自分の作品の中で向き合ってみたいと思いました」と起用の理由を明かした。広瀬が演じる咲江は「背負ってるものが多いにも関わらず、人のせいにしない、被害者としてではないあり方をする、今の時代に希有な強さをもった少女」であり、広瀬の「芯の強さ、何者にも寄りかからず自分の足で立っている感じ」に期待を託した。斉藤は、咲江の母親であり被害者の妻である山中美津江を演じる。是枝監督は斉藤について「30年前から部屋にポスター飾るほど憧れた女優さん」と熱い思いを明かした。是枝監督は「念願叶って映画に出演いただきます」と喜び、撮影では斉藤の「役がおりてきたときの入り込み方と、その一方でご自身の演技を冷静にみている姿」にすごみを感じたという。そして「斉藤さんと広瀬さんはよく通る、少し影のある声質が似ていて、母娘役に選んだ理由のひとつです」と2人の共通点を語った。また、吉田は福山演じる重盛と司法修習で同期だった弁護士・摂津大輔役としてともに事件解明に奔走し、満島は重盛の事務所に所属する若手弁護士・川島輝役で福山と初共演する。さらに松岡は重盛の弁護士事務所の事務員・服部亜紀子役、市川は事件の担当検察官・篠原一葵役、橋爪は重盛の父で元裁判官の重盛彰久役に決定した。
2017年02月21日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が舞台『人間風車』に出演することが31日、わかった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、”童話ホラー”と呼ばれた。主役の平川を演じる成河は、26日にミュージカル『わたしは真悟』を終え、3月からは『髑髏城の七人 Season花』を控えるなど、2017年も引っ張りだこ。成河は「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込みを語った。 ヒロイン・アキラを演じるミムラは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と作品への意欲を示す。サム役の加藤諒は、「2000年と2003年に上演され、観劇された方々に笑いと恐怖と感動を与えた偉大な作品に出演させていただく事になりまして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしております‼」とコメント。バラエティでもブレイク中だが、実力派キャストとの共演に「喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合いを入れた。 東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪他、各地での公演も予定されている。■演出・河原雅彦コメント 僕もかつて出演させてもらったファンタジーホラーの傑作『人間風車』を演出させてもらう日がくるとはなんとも感慨深いわけで、この作品が持つ行き場のない悲哀と苛立ちと恐怖を僕なりのタッチで増幅してみようと、後藤さんの想いも合わさって、ちょっとした変更を試みるわけで、ま、観た人の心に嫌というほどまとわりつくような爪痕を残せるよう、いっちょやってみます。
2017年01月31日女優・上白石萌音の連続ドラマ初主演作となるドラマ「ホクサイと飯さえあれば」がTBSで1月24日(火)今夜から放送スタート。また、上白石さん演じる山田文子の母親を斉藤由貴が演じていることも発表された。かつて掲載誌の休刊に伴い惜しまれつつ終了した、鈴木小波による北千住が舞台の伝説インドアご馳走マンガ「ホクサイと飯」。その後「ヤングマガジンサード」にて「ホクサイと飯」の8年前の物語を描いた「ホクサイと飯さえあれば」が復活連載。本ドラマは同作をベースしたものとなる。“食べるシーン”が一切ないという異色のグルメドラマである本作。主人公・山田文子(ブン)役を、『舞妓はレディ』で映画初主演を務め『ちはやふる』『溺れるナイフ』など話題作、人気作に続々と出演。200億を超える興収を記録、世界的ヒットになった『君の名は。』ではヒロイン役の声優も担当、昨年10月にはカバーミニアルバム「chouchou」で歌手としてメジャーデビューも果たした上白石さんが演じるほか、池田エライザがブンと同じ大学に通う、美味しいゴハンに目がなくコミュ力が高い女子大生の有川絢子(ジュン)を、前田公輝がジュンの幼馴染で高校教師の柑田川永太郎をそれぞれ演じて共演。さらにアニメ「進撃の巨人」などで知られる大人気実力派声優・梶裕貴がぬいぐるみの“ホクサイ”役で声優を担当する。そして今回ブンの母親役を斉藤さんが担当することが明らかに。KDDIの「au森家シリーズ」TVCMではコミカルな母親を、NHKの連続ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」ではいわゆる“毒母”と、違う面を持つ母親を演じている斉藤さんが、本作では娘をこよなく愛し、週に一度は娘に電話をしてしまう元気いっぱいのとても愛らしい母親役を熱演。2012年放送の「恋味母娘」以来の親子共演となることに「萌音ちゃんのお母さん役は今回で2回目だったのでお手のものでした」とコメントしている斉藤さん。上白石さんについて「萌音ちゃんはお芝居が本当に上手なので、安心しています。逆に学ぶことも多いです」とその演技力を絶賛した。第1話「変身のサンドイッチ」 では商店街で買い物して残金が67円になったところで空腹に襲われ街をさまよっているブンが、パン屋でパンの耳をもらっている絢子を見かけ、ジュンが微笑みかけてくるも人見知りの激しいブンはその場から逃げ出してしまい――というストーリーが展開。「ホクサイと飯さえあれば」は1月24日(火)深夜1時28分よりTBSにて放送開始。(笠緒)
2017年01月24日歌手で女優の斉藤由貴(50)が、昨年12月12日~19日に約1年ぶりの単独ライブとなる「X’mas live 2016」を開催し、デビュー曲「卒業」を含む全13曲を披露。ビルボードライブ大阪での最終公演では、ハイレゾ収録が実施された。これにはある思いと狙いがあった。近年頻繁に耳にするようになった「ハイレゾ」。正式名称「ハイレゾリューション」は高解像度を意味し、CDよりも情報量が多く、スタジオで録音したマスター音源により近いことから、アーティストの息遣いや演奏がクリアに伝わるのが特徴だ。今回のライブ音源は、13曲のうち8曲をヤマハミュージックメディアが運営するスマートフォン向け音楽配信サービス「mysound」で独占配信。担当者が経緯を明かす。「斎藤由貴さんの知名度、ファン層の広さも決め手になりました。昔好きだった方は現在40~50代、中にはオーディオにこだわる方もいらっしゃると思います。また、昨今のCM出演で若い世代にも注目を集める存在となっております。そして、グループ会社のヤマハミュージックコミュニケーションズよりCDをリリースさせていただいており、また、約1年振りの単独ライブをされるというお話を頂き、タイミング的にもベストで今回の取り組みを実施させて頂きました」日本レコード協会が男女2014人(16~69歳)を対象に行なった実態調査(2015年9月)によると、ハイレゾの認知度は約50%で、利用意向率は約19.4%にとどまった。一方で、GfKジャパンが昨年12月に発表した「ハイレゾ音源ダウンロード市場レポート」では、ダウンロード数が2014年の2倍超という結果に。市場規模が拡大する中で、一般リスナーの獲得が今後の鍵となる。「ハイレゾを手軽に体感頂くために二つの課題をクリアしました。『環境』と『音源』の提供です。ハイレゾは視聴環境に大きく左右されます。現在流通しているスマートフォンの約半数がハイレゾファイルを再生できない仕様となっております。我々が提供する無料の音楽再生アプリ『mysoundプレーヤー』を使えばどのスマートフォンでもハイレゾ音源の再生が可能になります。また、ハイレゾ音源の豊さを実感していただくには、まず体験してもらう事が重要と考えております。そして、どの音源を購入したら良いかわからないのも一般リスナーの悩みとなっているかと思います。弊社サービスでは無料のサンプル音源を用意しておりmysoundプレーヤーで簡単にダウンロード~再生が行えます」(前出・担当者)「アーティストが楽曲に込める『想い』というものをよりピュアに伝えて行きたい」という同担当者。一昨年、デビュー30周年記念コンサートで「デビューから30年経って、今の私にしかできない表現もある」と語っていた斉藤の思いもリスナーに届ける。
2017年01月18日映画『三度目の殺人』が、2017年9月9日(土)に公開。監督は是枝裕和。福山雅治×役所広司の法廷サスペンス弁護士・重盛の目を通して、弁護を担当する殺人犯・三隅の心の奥に潜む真意を凝視し、心理を想像していく法廷サスペンス『三度目の殺人』。キャストには、是枝監督と2度目のタッグとなる福山雅治が弁護士役に。そして殺人犯は、日本を代表する俳優・役所広司が演じる。さらに、物語の鍵を握る少女で被害者の娘に広瀬すず、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、そのほか市川実日子や橋爪功など、日本映画界を代表する名優が脇を彩る。次々と変容していく事実に翻弄される弁護士ストーリーは、勝利にこだわる弁護士・重盛(福山)が、やむをえず、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所)の弁護を担当するところから始まる。三隅は、解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されていた。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく。是枝監督は本作品の開発にあたり、入念な準備を行っており、弁護士や検事たちへの取材に加え、実際に作品の設定通りに弁護側、検事側、裁判官、犯人、証人役に分かれて模擬裁判を行っている。さらに、そこで出てきた各立場からのリアルな反応や行動、言葉などの要素を脚本に取り込み、本物さながらの緊張感が伝わる脚本にしあげている。また、『三度目の殺人』への制作にあたって、次のようにコメント。「福山さんにオファーをするにあたり、近年描いてきたホームドラマに一度区切りをつけ、かねてより挑戦したいと考えていた法廷劇を選びました。そして福山さんに対峙する殺人犯役を、監督としてはある種の覚悟が必要な俳優である役所さんにお願いしました。弁護にあたり真実を知る必要はないと考えていた主人公が、犯人と交流していくうちに事件の真実を知りたいと思うに至る過程を描く心理劇です。役所さんの胸を借りるかたちで、福山さんをいじめ、揺さぶっていきたいと思います。」。福山雅治の衣装はジョルジオ アルマーニなお、今作で福山雅治が着用する衣装は、ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)が提供した。2ボタンのノッチドラペルスーツや、タイ、カシミアのコート、ネイビーニットなどのバリエーションが登場する。人物に接近したクローズアップによる撮影も多く、細部までこだわり抜くジョルジオ アルマーニの本領を見て取ることができるだろう。日本アカデミー賞最優秀作品賞など6冠達成「第41回日本アカデミー賞」では、最優秀作品賞を受賞。その他、是枝裕和監督は最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀編集賞を獲得し、役所広司、広瀬すずもそれぞれ最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞を受賞した。主要6部門で最優秀賞を受賞した他、音楽賞、撮影賞、照明賞、録音賞では優秀賞を受賞。授賞式において、是枝裕和監督、役所広司はジョルジオ アルマーニのタキシードを着用した。概要『三度目の殺人』公開日:2017年9月9日(土)全国ロードショー監督:是枝裕和出演:福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功製作:フジテレビョン アミューズ アミューズ アミューズ アミューズ ギャガ配給:東宝 ギャガ(C) 2017 フジテレビョン アミューズ ギャガ
2017年01月13日女優の斉藤由貴が24日、東京・有楽町のニッポン放送で第42回『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のスタート直前会見を行った。1975年から放送がスタートした同番組は、目の不自由な人を支援するチャリティ番組の草分け的な番組。毎年12月24日から25日にわたって生放送される。42回目を迎えた今年は、斉藤由貴がパーソナティを務めることになり、24日12時からの放送直前に、報道陣向けの会見に臨んだ。同番組のメインパーソナリティは、1991年に東山紀之と務めて以来、25年ぶり2回目となる斉藤。「25年前は、右も左も分からない状態でしたが、たくさんの方々にご協力をいただきながら24時間を走り抜けました。その時から倍の月日を生きてきた訳ですが、目が不自由な方への音が出る信号機設置を目的に、リスナーの皆さんに募金を呼びかけていきたいと思っています」と意気込み、「前回はまだ25歳でピチピチの時でしたから乗り切れました。今回は見当もつかないのが正直なところです(笑)。たくさんの方々が差し入れを持っていくと仰ってくださったので、そういうものに元気をもらって乗り切りたいですね。眠りづらくなる飲み物やサプリがいいです(笑)」とリクエストした。クリスマスイブの正午から24時間、同番組のメインパーソナリティということで、クリスマスという大切なイベントに家族と過ごせないことになるが、「今朝、家を出る時に子どもたちが寝ていました。長女は布団の中から手を振りながら『メリークリスマスイブ!』と声がけをしてくれ、次女は『マミーがいないとヤダ』と泣いていました。でも大ママと一緒に見に行くと言ってくれたので、応援してくれると思います」と心配はない様子だった。
2016年12月24日バカリズムが脚本を手掛けるドラマ「かもしれない女優たち2016」が10月10日(月)に放送される。この度、本ドラマに出演するキャストとして、広末涼子、井川遥、斉藤由貴ら豪華女優陣の名前が明らかになった。2015年6月、竹内結子、真木よう子、水川あさみの3女優が共演し、バカリズムさんが脚本を担当した「かもしれない女優たち」。女優本人の少しのリアルをもとに練り上げたファンタジーな新感覚ドラマで、2015年上半期SNSで最もコメントされたドラマとしても話題となった。そしてこの度、前回よりもパワーアップして完全新作を放送!主演に広末さん、井川さん、斉藤さん(登場順)の豪華3女優を迎え、「彼女たちが自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていたのだろうか…?」というバカリズムさんの妄想設定のもと、“そうだったかもしれない世界”で生きる本人を本人が演じる。今回は、「全く売れなかった」という人生の中、健気に生きるどん底の生活、そこからの大逆転を描く物語となっている。なお、主演の3人のほかにも藤木直人、竹内結子、夏帆、リリー・フランキーら超豪華キャストも集結する。ドラマ「ビーチボーイズ」が女優人生のターニングポイントだったという広末さんは、「あのとき『ビーチボーイズ』に出演してなかったら?」という設定で、女優への道を諦めきれずハウスキーピングなどのバイトをして食いつなぐ30代半ばの売れない女優・広末涼子役。イケメンとの新婚生活を妄想したり、同い年の売れてる女優・竹内結子に嫉妬したり…とひとり苦労しながらも、仕事に精を出す日々を送っている。一方、写真集「グッドバイブレーション」が映画出演のきっかけとなった井川さんは、「あのとき写真集を出してなかったら」という設定で、忘れられた癒し系モデルとして芽が出ないまま、アラフォーで無謀にも女優への転身を図っている井川遥役。ひょんなことから藤木直人と付き合い小さな幸せをかみ締めつつも、なかなか進展しない恋人関係にしびれを切らし始め、暴言がバンバン登場するという。そして「スケバン刑事」が女優への道のきっかけとなったという斉藤さんは、清純派アイドルのイメージを壊すのが怖くてスケバンの道を進まず、そのまま一発屋アイドルで終わってしまった斉藤由貴役。好奇心旺盛な性格で、10代の青春を取り戻すべく大学に通い、20歳前後の若者に混じって合コンに参加したりしている…。バカリズムさんの脚本に出演するのは初だという広末さんは「ワクワクしながら脚本を読みました。撮影が始まってからは、特殊な面白い設定を楽しませていただいてます。皆さんにも、たくさん笑ってもらえるような作品にしたいです」と自身も楽しんで演じられたと語り、井川さんは「久しぶりのコメディ、バカリズムさんの脚本、とにかく楽しみでした」とコメント。斉藤さんは「広末さん、井川さんがホントに魅力的な女性で、ご一緒出来るのが嬉しい」と共演者について話し、「バカリズムさんの脚本は、心情を丁寧に追っていく会話劇なので、テンポなリズム感を大切に、なるべくちゃんと本を読み、セリフをきちんと覚えたいと思います。どうか、この不思議な世界感をお楽しみください」とメッセージを寄せた。「かもしれない女優たち2016」は10月10日(月)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月03日女優の広末涼子、井川遥、斉藤由貴が主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ『かもしれない女優たち2016』が、10日(21:00~22:48)に放送される。このドラマは、バカリズムが脚本を手がけ、3女優たちが「自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていただろうか…?」という設定の物語を、本人役で演じるというもの。竹内結子、真木よう子、水川あさみが出演した昨年に続く、第2弾となる。今回は、3女優たちが「全く売れなかった」という人生の中、そこからの大逆転を描く物語。「あのとき『ビーチボーイズ』に出演してなかったら?」という設定で、女優を諦めきれず、ハウスキーピングなどのバイトをして食いつなぐ、30代半ばの売れない女優を演じる広末は「バカリズムさんの脚本で演じさせていただくのは初めてなので、ワクワクしながら脚本を読みました」と語る。井川は「あのとき写真集(『グッドバイブレーション』)を出してなかったら?」という設定で、癒やし系モデルとして芽が出ないまま、アラフォーで無謀にも女優への転身を図る役。「バカリズムさんの世界観にしっかりと浸かりながら、関監督のもと、このパラレルワールド楽しんでいきたいです」と意気込んだ。そして、清純派アイドルのイメージを壊すのが怖くて『スケバン刑事』に出演せず、一発屋アイドルのままで終わってしまったという役を演じる斉藤は「心情を丁寧に追っていく会話劇なので、テンポなリズム感を大切に、なるべくちゃんと本を読み、セリフをきちんと覚えたい」と演じる上での意識をハナシている。バカリズムは「僕の勝手な妄想です。笑いながら気楽にお楽しみください」と予告。共演には、広末が同い年で嫉妬している売れてる女優役で竹内結子、井川の恋人役で藤木直人、斉藤がママを務める夜のバーの常連客としてやってくる売れてる女優として夏帆も登場する。
2016年10月03日お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)のきょう23日放送の第7話で、キーマンとなる役を演じる。このドラマは、驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・藤堂比奈子(波留)の活躍を描くサスペンスで、鑑識官・三木役を演じる斉藤は、同作が連続ドラマ初レギュラー。7話では、比奈子らが事件の謎を追う中で、自殺者が書き起こしていた言葉「AID」の謎に、三木が迫っていく。斉藤は、慣れない現場に「失敗ができないというプレッシャーもありますし、正直まだ楽しいという感覚はわからないですね」というが、「顏の力が僕は強いので、表情を意識して演じています」と、特徴を生かした演技を語る。それでも、周囲からは「何もやっていないのに顔がうるさ過ぎる」と言われているそうだ。キーマンとなる7話は「台本をもらったときは、登場する場面が多くて吐きそうになりました(笑)」と言うものの、「出番をたくさんいただいているのでありがたかったですね」と感謝。「今回は攻撃的な部分もあり、新しい三木が見られると思います。濃い三木、濃い斉藤さんを堪能していただいて、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです」と、見どころを話している。
2016年08月23日蓬莱竜太作、栗山民也演出による舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』が7日、PARCO劇場にて開幕した。今夏で一時休館となる劇場の最後の新作は、母親に対する三姉妹それぞれの記憶から、家族の在り方を問う愛憎劇だ。志田未来(三女・シオ役)、鈴木杏(次女・優役)、田畑智子(長女・美咲役)、斉藤由貴(母・峰子役)の実力派女優の競演で、“亡き母の遺骨とともに旅する三姉妹”の設定のもと、母と娘の葛藤の物語が展開する。初日前日に行われた最終舞台稽古での会見で、三姉妹を演じる女優陣は「母が観たらどう思うのか、気になる」と語り、斉藤からは「子どもが観たらショックを受けるかも(笑)」といった言葉が出たほどに、母娘の関係性に深く斬り込んだ衝撃の舞台が立ち上がった。【チケット情報はこちら】三女シオの独白から始まった序盤では、異国を旅する三姉妹の珍道中が愉快に描かれる。訪れた国は、どうやら旅のひと月前に亡くなった母親が行きたがっていた場所らしい。だが母の遺骨を持ってきた理由は、けして穏やかな追慕だけではない。いまだ解けない怒りや悔恨の入り交じった感情で母を振り返る時、場面は過去の出来事へと転換する。現実の旅と過去の回想を繰り返すなかで、三姉妹は母へのわだかまりや受けた傷をお互いにぶつけ合い、今直面している苦悩、秘密を明らかにしていく。父親不在の家で娘三人と実母を養ってきた母・峰子は、自らの欲望のままに奔放に生き、娘たちに厳しく当たる。斉藤は、娘を持つ母親とは思えない妖艶な美しさを振り撒きながら、その傍若無人なふるまいの中に、不器用な愛情を巧みに潜ませていく。“長女への期待”という呪縛に苦しみ、虚勢を張りながらも弱さ、粗忽さがこぼれ落ちる美咲。田畑は人間の脆さ、愛しさを表情豊かに、真摯に伝えてくる。優が抱える母との思い出は姉と妹ほどの深刻さはなく、どこか滑稽でもある。鈴木は軽妙な表現で緊迫した空気を救い、現実の悩みに前向きに立ち向かう姿で観客の共感を誘う。母との関係に一番こじれた根を生やしているのがシオだ。幼い頃は思いを口にできずに泣くばかりだったシオが、死の直前の母に対して、親子の立場が逆転したかのように激しい怒りをぶつける。ハッとさせられるほど険しい顔つきを見せた志田の、シオの成長を鮮やかに表出した力にうなる。母への嫌悪が自らの恋愛、結婚を迷わせたと思い込み、「自分は普通の女じゃない」と悩む三姉妹。「母に似ている」という言葉で攻撃し合った姉ふたりが、いつしかその思い出を嬉しそうに語る姿に嫉妬するシオ。オンナたちの面倒臭い、こんがらがった感情は、身に覚えがあり過ぎて胸のうずく人も多いはずだ。そんな繊細なドラマを生み出した蓬莱の視点にあらためて驚嘆するとともに、生にもがく三姉妹への栗山の温かな眼差しを、敬虔な空気の漂う美しいラストシーンに痛感。演劇ファンに愛された劇場のラストを飾るにふさわしい、余韻をいつまでも留めておきたい秀作だ。公演は7月31日(日)までPARCO劇場にて上演。その後、宮城、広島、福岡、大阪を周る。取材・文:上野紀子
2016年07月08日女優の志田未来(23)が、7日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、「結婚相手を見極めるためにやっておきたいこと」について語った。志田は、今月7日から31日まで東京・渋谷のパルコ劇場で上演される舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』に出演。前日に行われた公開舞台稽古と囲み取材に、共演の斉藤由貴(49)、鈴木杏(29)、田畑智子(35)と共に出席し、終了後に同番組の取材を受けた。番組で恒例となっている企画「エンタメまるごとクイズッス」に協力した志田は、「将来結婚する前、相手の性格を見極めるために一緒にやっておきたいことがあります」と打ち明け、「さて、それは何でしょう?」と出題した。答えは「富士山に登る」。志田は「相手の性格をしっかり見極めたい」と言い、「富士山に登る時、酸欠になったりとか困難がたくさんあると思うんですけど、その中で相手がどれくらい自分を助けてくれるかというのを、はかりたいです」と真意を語った。すると、鈴木が「富士山クリアしたら、『次はエベレスト』みたいなことはないの?」と冗談交じりに確認。照れくさそうに「富士山でOKです!」と答える志田に、斉藤は「だけど結婚するのかな。結婚しなさそう……」と将来を占うと、志田は「え!?」と驚きながら「今の一番ショックでした!」と笑っていた。
2016年07月07日PARCO劇場一時休館を前に、最後の新作となる舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』が7月7日(木)、開幕する。蓬莱竜太(作)と栗山民也(演出)のタッグで立ち上がる本作は、母と三姉妹、それぞれの記憶から家族の在り方をみつめる愛憎劇だ。志田未来(三女・シオ役)、鈴木杏(次女・優役)、田畑智子(長女・美咲役)、そして斉藤由貴(母・峰子役)の豪華な顔合わせによる女優競演が話題となっている。“亡き母の遺骨とともに旅に出た三姉妹”の設定のもと、母と娘の心の闘いがどのように描き出されていくのか。開幕間近となったある日の稽古場を覗いた。舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』チケット情報稽古場いっぱいに設置されたセット、その舞台面は奥に向かって緩やかに上がる傾斜となっている。志田、鈴木、田畑の三姉妹が舞台袖の位置にスタンバイし、一幕から立ち稽古が始まった。姉妹それぞれの独白台詞に、演出の栗山は目を閉じて集中して聴き入っている。時に首を振りながらも芝居を止めることなく、演出助手に小声で指摘部分を告げていく。序盤で描かれる三姉妹の“異国の珍道中”では、テンポのよい台詞の掛け合いにそれぞれの性格が浮かび上がってきて面白い。しっかり者のようで思わぬ失敗にアタフタする美咲を、田畑が表情を豊かに変えてチャーミングに表現。次女の優は、姉と妹の動向を眺めて楽しんでいるような楽観的な素振りが笑いを誘うが、鈴木はその裏に隠し持つ苦悩を巧妙にちらつかせていく。姉ふたりに比べて三女のシオは、その表情から感情の揺れを読み取り難く、謎めいた存在だ。だが志田の朴訥な振る舞いからは、いかにも末っ子らしいマイペースさがにじみ出ていて微笑ましい。ちぐはぐなようで濃いつながりを確かに感じさせる三姉妹のやりとりは、小気味良く響く長崎の方言も相まって家族のあたたかみを伝えてくる。旅立つ前に亡くなった母親への追憶をきっかけに、場面は過去へと転換する。母親役の斉藤が舞台に現れるや、三姉妹の呼吸に緊張が走った。怒りや戸惑いや後悔の混ざった、母とのやるせない思い出が反すうされる。自分が母親であることに釈然としない、そんな表情をたたえた斉藤が醸し出す浮遊感は、この先のミステリアスな展開を期待させる吸引力がある。一幕半ばまで通したところで芝居は止められた。栗山は椅子を舞台面まで持ち出して、女優4人と至近距離で向き合って座り、ここまでの注意点をこと細かに語り出した。「生活感が絶対に出てしまう言葉ってあるじゃない?」「大きい声じゃなくて、魂を込めた声で」「笑えるところはおおいに笑わせないと。これは探っていく芝居だからね」。食い入るように栗山を見つめ、その言葉にうなづき、時にその場で瞬時に演じてみせる女優たち。見事に色合いの違う魅力と、確かな実力をたずさえたこの4人が探り出す家族の姿、その答えを、名残惜しい劇場空間とともにじっくりと味わいたい。公演は7月7日(木)から31日(日)まで。取材・文上野紀子
2016年07月04日お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、波瑠主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(7月12日スタート、毎週火曜22:00~22:54 ※初回は21:00~2時間SP)で、初の連続ドラマレギュラー出演を果たした。このドラマは、内藤了の猟奇犯罪ミステリー「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズが原作。波瑠演じる新人刑事・藤堂比奈子は、驚異的な記憶力と、殺人犯への異常な探究心で、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査に当たっていく。この中で斉藤が演じるのは、"オタク鑑識官"と呼ばれる敏腕鑑識官・三木健だ。もともと俳優志望で、文学座の研究生だった斉藤。今回のオファーに「僕で大丈夫ですかね(笑)。まだなんか信じられないんですよね」と興奮しながら、「演技のお仕事ができるのが、うれしくてしょうがないですね」と喜びを語る。衣装合わせでは、予想以上のスタッフの多さに「え、オーディション!?」と思ったほど。今回は"異常犯罪"を扱う作品で、怖いシーンも多い中、コミカルなキャラクターを演じることに「ひとつクッションになるような役をいただけてありがたいです」と感謝し、「大げさで、少し気持ち悪い部分を出せたらいいかなと思って演じます」と、意気込みを示している。
2016年06月25日大切な人と来たくなる、安らぎの銭湯日暮里駅から徒歩3分。下町情緒ある賑やかな路地を一本入ったところに、「斉藤湯」があります。80年以上前から、地元の人々に親しまれる老舗銭湯は、2015年にリニューアルオープンされました。手入れの行き届いたキレイな店内手入れの行き届いたキレイな店内は、女性一人でも気兼ねなく立ち寄れるようにと、3代目店主である斉藤勝輝さんのこだわりが随所に感じられます。実際、改装前は男女比9:1だったところが、6:4ほどまでに女性客が増えたそう。中に入るとフロントの壁には、愛湯家である著名人のサインがずらり。実は、斉藤湯では、年に数回”銭湯寄席”を開催。週末の営業時間前に、子供からお年寄りまで30~40人ほどがロビーに集い、落語を楽しみます。終了後は、お客さんも総出で片付けて、開店の準備。終わったら、みんなでお風呂に入ってから帰る。他にはない、下町のアットホームな雰囲気が味わえる瞬間です。湯上りには樽生ビールをそしてここ「斉藤湯」で見逃せないのが、バーカウンター風なフロントで飲める樽生ビール。ビールマイスターの資格を持つ店長のボブさんが、こだわりの一杯を注いでくれます。「居酒屋で飲むよりウマい!」と評判で、多い時は1日80杯ほど売れることもあるとか。グラスのサイズも4種類、ミニ(200円)、小(300円)、中(400円)、メガ(900円)揃っています。ちょっとだけ飲みたくなる、女ゴコロをくすぐるサイズ展開。湯上りの美味しいビール片手に、おしゃべりに花が咲いて、つい時間を忘れて長居してしまいそう。店舗情報店名:斉藤湯TEL・予約:03-3801-4022住所:東京都荒川区東日暮里6-59-2アクセス:日暮里駅から徒歩3分営業時間:14:00~23:30定休日:金曜日
2016年05月19日蓬莱竜太作、栗山民也演出の『母と惑星について、および自転する女たちの記録』が7月に上演される。再開発計画によって一時閉館することが決まったパルコ劇場における、最後の新作舞台だ。描かれるのは、3姉妹と母の愛憎物語。三女を演じる志田未来と母に扮する斉藤由貴が、意気込みを語った。【チケット情報はこちら】今回の顔合わせは、昨年の『オレアナ』で初舞台を踏んだばかりの志田にとって、とても心強いものだったようだ。「斉藤さんはとても尊敬する女優さんです。斉藤さんが現場に入られると現場にいい空気が流れるんです。舞台はまだまだわからないことだらけなので、いろいろ学んでいけたらと思っています」(志田)。斉藤も、「間違いなく、稀有な演劇体験ができると思います」と期待する。テレビドラマ『小公女セイラ』と『信長のシェフ』での共演経験から、志田の女優としての才能を嗅ぎとっていたからだ。「役の感情をきちんと自分の感情とリンクさせて、ひと言ひと言に魂を込められる。そんな女優の種を持っている人だなと感じていたので、今回もきっと、演技の光合成みたいなことが起きるんじゃないかと楽しみなんです」(斉藤)。そんな実力派のふたりが演じるのは、確執のある娘と母だ。しかも、物語は母親が亡くなったところから始まる。「今回の役は好きだなと思った要素がふたつあるんです。最初から死んでいること。そして、娘たちに最低な母親だと思われていること。どんな人物で何があったのか、ワクワクしますよね(笑)」(斉藤)。娘のほうも、3姉妹それぞれに事情を抱えている。「まだ完成台本がないのでわからないんですけど、母に対しても3人それぞれ違う思いがあったりするようなんです。脚本の蓬莱さんは、母という存在から“命”を考える作品にしたいとおっしゃっていました。そして、そのなかに笑いもあるコメディにしたいと。稽古でいろいろ探っていけたらなと思います」(志田)。斉藤が付け加える。「きっと、私は娘たちにひどい振る舞いをするのだと思います。娘にもさまざまな問題や悩みがあるのでしょう。でも、最終的にはろ過してろ過して、ものすごく純粋な愛情のひと雫が現れる気がします。それをお客さまに持って帰ってもらえたら」(斉藤)。ふたりの言葉からは、作品に役に、丁寧に向きあおうとする真摯な思いがのぞく。次女の鈴木杏、長女の田畑智子が加わって、女優たちはどんな母娘を見せるのか。現パルコ劇場の締めくくりにふさわしい、愛おしい作品になりそうだ。舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』は7月7日(木) から31日(日)まで、東京・PARCO劇場で上演。その後、宮城、広島、福岡、大阪を周る。東京公演のチケット一般発売は5月14日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2016年05月13日世界40カ国語以上で翻訳されている児童書を実写化した映画『パディントン』のブルーレイ&DVDが8月3日(水)に発売されることが決定し、豪華特典の内容が発表された。その他の画像本作の主人公は、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた“紳士”なクマのパディントン。親切なブラウン夫人に救われたパディントンが、ブラウン一家にお世話になりながら大冒険を繰り広げる様が描かれる。ベン・ウィショー、ニコール・キッドマンら豪華キャストが出演しており、日本語吹替版ではパディントン役の松坂桃李をはじめ、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめらが声優を務めている。ブルーレイ&DVDには、特報や予告映像のほか、日本語吹替キャスト(松坂、木村、古田)によるアフレコ風景&インタビュー、松坂、三戸らが登壇した舞台挨拶の様子などを収めた特典映像が収録される。さらにスペシャルBOXには、赤い帽子に青のコートが印象的なパディントンのオリジナルマスコットや、オリジナルポーチ、ブックレットといった愛らしいグッズが封入され、ファンにはたまらない特典内容となっている。“キモい”が口癖のブラウン家の長女ジュディを演じた三戸は、「パディントンにキモいって言うのはすごく気が引けました(笑)。でもパディントンと暮らす中でだんだん心を開いていって成長するジュディがとても頼もしくてとても愛しく感じました。最初は皆さんもジュディの事をなんだこの子は!?って思うかもしれませんが、変わっていくジュディの心境も注目して観ていただけたら嬉しいです!」。さらに「なんと“クマ語”に挑戦しています!みなさんもDVDを観てぜひ“クマ語”を練習してくださね!」とコメントを寄せている。『パディントン』8月3日(水)発売ブルーレイ(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):6700円+税ブルーレイ(通常版):4700+税DVD(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):5800円+税DVD(通常版):3800+税発売元:キノフィルムズ販売元:ポニーキャニオン(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear, Paddington AND PB are trademarks of Paddington and Company Limited www.paddington.com
2016年05月13日パルコ劇場で1990年の幕開け以来、450組以上のカップルが読み続けてきた朗読劇の金字塔「ラヴ・レターズ」。現パルコ劇場ラストイヤーとなる本年、「ラヴ・レターズ LOVE LETTERS ~2016 The Climax Special~」と題し、若手俳優・柳下大と、タレントで女優のイモトアヤコ出演でこの名作を上演することが明らかになった。「ラヴ・レターズ」は、1989年ニューヨークで初演されるやいなや、全世界で上演され静かなブームを巻き起こし、パルコ劇場でもこの一つの台本を、年齢も個性も異なった様々なカップルが読み続けてきた。昨年も、様々なジャンルの演者たちがペアとなり本作を上演しており、1月には松田凌と内田理央、梶裕貴と岡本玲らの上演が話題となった。そして今回出演が決定したのは、演劇雑誌「演劇ぶっく」の読者が選ぶ「えんぶチャート2015」俳優部門10位を獲得し、3年連続トップ10にランクインしている若手舞台俳優・柳下さんと、「世界の果てまでイッテQ!」での体を張ったロケが話題となり、また女優としてもキャリアを積んできているイモトさん。今年、役者になって10年目という節目を迎えた柳下さんは、「いつか出演したいと思っていた『LOVE LETTERS』に出演できてとにかく嬉しく思っております」と喜びを語り、相手役のイモトさんについては「以前御一緒させていただいた事はありますが、2人だけで作品を表現するのは初めてなので、どのような化学反応が起きるかいまから楽しみです」と、期待を寄せた。一方のイモトさんは、2014年の三谷幸喜演出による舞台「君となら」で初舞台を踏み、今回が2度目の舞台となる。「いつもは顔や体の動きをふんだんに使い表現しておりますが、今回は朗読劇ということで、声で伝えるという初めての挑戦です」と話す様子から、いままでとは違うイモトさんを垣間見ることができそうだ。また同時に「少々の緊張もありますが、それ以上にとても楽しみであります」と心境を語った。また、「ラヴ・レターズ LOVE LETTERS ~2016 The Climax Special~」では、5月15日(日)に青木玄徳&遠藤久美子、5月18日(水)に谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)&斉藤由貴のペアでの上演も予定。かけがえのないあなたへ贈る、リーディングドラマ「ラヴ・レターズ」。パルコ劇場での最後の公演に、ぜひ足を運んでみては?柳下さんとイモトさんが出演する「ラヴ・レターズ LOVE LETTERS ~2016 The Climax Special~」は6月27日(月)、パルコ劇場(渋谷パルコ パート1)にて公演。(cinemacafe.net)
2016年05月12日俳優の内藤剛志が9日、東京・江戸川区のイトーヨーカドー葛西店で行われた、テレビ朝日系主演ドラマ『警視庁・捜査一課長』(14日スタート、毎週木曜20:00~20:54 ※初回は2時間スペシャル)のイベントに登場し、ファンとの交流を楽しんだ。同作は、400人の刑事を統率する、内藤演じる大岩純一捜査一課長が、苦悩や重責を乗り越え、時には自ら捜査に乗り出して、真犯人に向かっていく姿を描く作品。この日は、朝に大阪・朝日放送で『朝だ! 生です旅サラダ』の生放送に出演していた内藤だが、東京にとんぼ返りして午後のイベントに登場し、その元気の理由を聞かれて「肉です!」と即答した。京都で長い撮影がある際は、ショッピングモールで大量に買い出しをするそうで、このイベント会場にも親しみを持った様子。「俳優は隠れる必要もないと思うので、普通のおっさんです。61(歳)のおっさんが変装することもない」と庶民派の一面を見せた。内藤の役柄について、イベントの司会を担当したテレビ朝日の久保田直子アナウンサーは「こんな上司が会社にいたらいいのになぁ!と思います」と憧れるのまなざしで、内藤も「理想の上司であり、理想の夫であり、理想の父であるという風に演じたい」というが、「ものすごいヒーロをやろうとしている訳ではないです」と説明。その上で、「たった一言『ありがとう』と言うだけで、人間の関係は変わるかもしれない。刑事ドラマではありますけど、すばらしい人間関係を作っていくという部分でも見ていただきたいと思います」と、作品に込めたメッセージを語った。イベントでは、内藤が抽選で選んだ2組に、野菜と果物が入った直筆サイン入りエコバッグをプレゼント。当選者には10歳の子供もおり、内藤は「幅広い人に見てもらいたいのでうれしいです」と喜びながら、「(自分と会ったことを)学校で思い切り言って自慢して! あんなおじいちゃんかよって言われるかもしれないけど」と笑わせた。さらに、大岩をサポートする斉藤由貴演じる平井真琴が、ゲン担ぎで大福をよく食べるというキャラクターであることから、内藤から会場に集まったファンへ大福を手渡しでプレゼント。なかなか一般の人たちとふれあう機会がない内藤は、一人ひとりに笑顔で話しかけながら、楽しそうに大福を配り続けていた。同作は『土曜ワイド劇場』で5作にわたって放送されてきた人気シリーズ。同枠からの連ドラと言えば、『相棒』『スペシャリスト』といったヒット作品が並んでいるが、内藤は「自画自賛になっちゃいますけど、面白いんですよ!」と自信を持ってアピールした。
2016年04月09日1966年生まれのミュージシャンが一堂に会するイベント「ROOTS66 -Naughty 50-」が、いよいよ3月25日(金)仙台サンプラザホールからスタートする。「ROOTS66 -Naughty 50-」は、宮田和弥[JUN SKY WALKER(S)]、大槻ケンヂ、田島貴男[ORIGINAL LOVE]、斉藤和義、渡辺美里、スガ シカオ、斉藤由貴、吉井和哉、トータス松本ら、総勢20名以上の1966年生まれのミュージシャンが集結するライブイベント。2006年に東京と大阪で開催されたが、彼らが50歳となる今年、規模を拡大して開催されることになった。公演は3月25日(金)仙台サンプラザホール、3月27日(日)日本武道館、4月3日(日)大阪城ホールの計3ヵ所。各地でオリジナル曲、カバー曲を交えた豪華共演が繰り広げられる予定だ。なお、大阪公演のチケットは発売中。そして全来場者に、イベントの公式パンフレットであるオールカラー100Pの『ROOTS66ぴあ』が配られる予定。出演アーティストの撮り下ろし写真やコメント、増子直純、斉藤和義、 田島貴男、スガ シカオ、斉藤由貴によるスペシャルクロストークなどを掲載。さらに、出演者のルーツとなったマンガ、アイドル、テレビ番組などが紹介されている。イベントとあわせて、こちらもぜひチェックしておきたい。
2016年03月25日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日斉藤和義、渡辺美里、スガシカオ、ウルフルズのトータス松本、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉、UNICORNの阿部義晴、ジャズピアニストの塩谷哲、斉藤由貴、ORIGINAL LOVEの田島貴男、筋肉少女帯の大槻ケンヂ、JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥……。この錚々たるベテランミュージシャンの共通点はわかりますか?じつは全員、1966年生まれなんです。■実は出生数が激減した1年だった!1966年は、実感十二支で言うと「丙午(ひのえうま)」。この年には気性の激しい子が生まれるという迷信が根強く、その前後の年にくらべて出生率が極端に低下しています。出生数も1965年には182万人ほどだったのが、1966年には136万人に減少。しかし翌年の1967年には193万人に跳ね上がっています。小学校などでは当時、この学年だけ上下の学年よりも1クラス少ないというケースが見られたそうです。■長く活動を続ける1966年生まれしかし、冒頭に挙げた人たちをはじめ、1966年には個性的な創作を続けて高い人気を誇っているミュージシャンが多数。いずれも20年以上の活動歴があります。全体的な人数が少ないことを考えると、1966年生まれは、日本ではこの100年間の中でもっとも“息の長い人気ミュージシャン率”が高いと言えるかもしれません。■柿ピーやポッキーも1966年誕生彼らが生まれた1996年は、ビートルズが初来日を果たし、ロングブーツとミニスカートが大流行。若者文化が大きく花開いていた年ともいえそうです。さらに、インスタント麺の『サッポロ一番』や『明星チャルメラ』が生まれたのもこの年。また、柿の種とピーナッツを組み合わせて商品化した『柿ピー』や、準チョコレート菓子の『ポッキー』が誕生したのもこの年です。いずれも、50年後のいまでも愛され続けている商品ですよね。1966年生まれというのは、ミュージシャンだけでなく人気商品も数多く生まれ、息長く愛されているんです。■1966年生まれの有名人は他にもちなみにミュージシャン以外でも、1966年生まれのスゴイ人が大勢います。たとえばスポーツキャスターの長嶋一茂さんや、バレーボール元日本代表選手の益子直美さん、お笑いタレントの今田耕司さん。他には、声優の富永みーなさん、『HUNTER×HUNTER』などで知られる漫画家の富樫義博さん、『花より男子』で知られる漫画家の神尾葉子さん、エッセイストの酒井順子さん、映画監督の瀧本智行さんなども1966年生まれです。*そんな1966年生まれのミュージシャンが大集合する音楽イベント「ROOTS66」が、この春、仙台・東京・大阪で開催されます。昔なら50歳といえばもういい大人、それどころか、おじいちゃん扱いされかねなかった年齢。しかし、「いまどきの50歳はみんなフレッシュでヤンチャ!」だということがよくわかるイベントになりそうです。(文/宮本ゆみ子)【参考】※ROOTS66 -Naughty 50-
2016年01月28日全世界で興収320億円を超える大ヒット作『パディントン』の公開記念舞台あいさつが1月16日に、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、日本語吹替え版でパディントンを演じる俳優の松坂桃李をはじめ、パディントンを迎えるブラウン家の母親を演じる斉藤由貴、長女ジュディ役の三戸なつめが登壇した。舞台あいさつ/その他の写真松坂はクマ役のオファーを振り返り、「最初は衝撃的で、いや、無理ですって(笑)。何度も確認しましたし、大丈夫なのか不安もあった」。ところが実際にパディントンの愛らしさに触れると、「もうとにかく可愛くて、早く皆さんに届けたいという思いになった」と今ではキャラクターへの思い入れは格別。世界的ヒットを受けて、すでに続編の製作が決まっており、「日本での公開は、皆さんの応援がカギ。また会いたいので、よろしくお願いします」と早くも声優再登板に名乗りを上げた。斉藤は「(オリジナルの)ニュアンスを大切にしつつ、自分なりに何か上乗せできるか意識した」と役作りを語り、「とても映像が美しくて、かえって月並みな言い方になりますが、見ているだけで素敵な気持ちになる作品。侮るなかれ、です」とアピールした。一方、昨年末からパディントンとともに精力的なプロモーションを展開した三戸は、「公開は嬉しいですけど、たくさんの思い出ができたので、パディントンと別れるのはさみしいですね。また会えたら、故郷の奈良に一緒に行き、シカと遊びたい」としみじみ語った。『パディントン』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月16日松坂桃李が1月16日(土)、都内で行われた『パディントン』の公開記念舞台挨拶に登壇。劇中で可愛らしい失敗をするクマのパディントンにちなみ、「甥っ子にお年玉をあげようと思ったら、お金がなくて(笑)。慌てて銀行で下しました」と最近の失敗談を明かした。この日はパディントン役の松坂さんに加えて、パディントンを歓迎するブラウン一家のお母さんを演じる斉藤由貴、ブラウン一家の長女でしっかり者のジュディ役を担当した三戸なつめが出席。「子どもに冬休みの宿題を一生懸命やらせたのに、3学期初日に家に忘れていって…」(斉藤さん)、「前髪が短いので、ヘアアイロンをかけるときに、おでこを火傷してしまう」(三戸さん)とこちらもユニークな失敗談を語った。世界40か国以上で翻訳された児童文学を、『ハリー・ポッター』のプロデューサーが実写化した本作。ペルーからやって来た礼儀正しいクマが、ロンドンで出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、慣れない都会暮らしでドタバタを繰り広げる冒険ファンタジーで、すでに世界興収で321億円を超えている。クマ役の吹替えオファーに、「あまりに衝撃的で、何度も確認した」と戸惑いを明かす松坂さん。それでも「パディントンが終始可愛くて(笑)。とにかく早く、この可愛さを皆さんに届けたかった」と主人公の可愛らしさに“瞬殺”だったのだとか。「パディントンのように紳士的に、そして真摯に仕事に向き合えれば。パディントンのような優しい気持ちを持ち続けたい」と今年の目標を話していた。「子ども向けの作品に思われるかもしれませんが、侮るなかれ」とアピールする斉藤さん。三戸さんは封切りを前に、パディントンとともに数々のプロモーションに参加しており、「たくさん思い出ができたから、これでしばらく会えなくなるのは、すごくさみしい。奈良出身なので、今度会ったら一緒にシカと遊びたい」と別れを惜しんでいた。『パディントン』は全国で公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月16日“紳士なクマ”が主人公の映画『パディントン』が来年1月に公開されるのを記念して、今月23日(水・祝)から東急線でモバイルスタンプラリーが開催されることが決定した。その他の画像23日(水・祝)から東急の渋谷駅(PickUpランキン渋谷ちかみち)、代官山駅(かまわぬ代官山店)、学芸大学駅(改札外東口付近)、都立大学駅(改札外正面柱沿い)、自由が丘駅(北口改札外)、田園都市線三軒茶屋駅(中央改札外)、駒沢大学駅(改札外脇)、二子玉川駅(改札外)の8か所にパディントン像が設置され、3駅をまわって、専用ページにアクセスしてスタンプを集めると、パディントンが首にまいているオリジナルの手ぬぐいが抽選で100人にプレゼントされる。手ぬぐいは、日本語版のキャストを務めた松坂桃李、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめ、イメージソングを担当したAI、ポール・キング監督、原作者のマイケル・ボンドが手ぬぐい専門店「かまわぬ」とで共同デザインしたもの。さらに、設置されたパディントン像は、チャリティオークションにかけられ、落札額はすべて子どもたちに役立てられる団体に寄付される。スタンプラリーは来年1月17日(日)まで、オークションの入札は1月31日(日)まで行われる。本作の主人公パディントンは、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた紳士なクマで、『007』シリーズのベン・ウィショーがパディントンの声を演じ、ニコール・キッドマンや、ジム・ブロードベント、ドラマ『ダウントン・アビー』のヒュー・ボネヴィルらが出演。全世界40か国で翻訳されている児童書を実写映画化した作品で、すでに公開された国々では好評を博している。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM). Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited.
2015年12月21日全世界40か国で翻訳されている児童書を実写映画化する『パディントン』の日本語版で、松坂桃李のほか、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめが声優として参加することが発表され、それぞれが担当するキャラクターが描かれた新ポスターが披露された。その他の写真本作は、ペルーのジャングルから家を探すため、イギリスの首都ロンドンへやってきた紳士なクマが、ブラウン一家と出会い、住む家が見つかるまでの間、一緒に暮らしながら繰り広げる笑いあり、涙あり、ハプニングありの冒険を描くもの。「『パディントン』が小さい頃から大好きだった」という木村が演じるのは、パディントンをつけ狙う謎の美女・ミリセント。ニコール・キッドマンが演じており「彼女が表現したお芝居を日本語でいかにわかりやすく声だけで表現していくかに気を配って演じました」とコメント。一家の父・ブラウンさんを演じる古田は「声優の仕事は好きなので、ふたつ返事で『やらせてください』と引き受けました」といい、「洋画の吹き替えはあまり経験がないので楽しくやれました。(声優を担当したブラウンさん役を演じるヒュー・ボネヴィルは)ブレスとか呼吸の位置が非常に独特な俳優さんだったのでちょっと難しかったですが、面白かったです」と明かした。一家の優しいお母さん・ブラウン夫人(サリー・ホーキンス)を担当した斉藤は「メリー・ブラウンというキャラクターは“物語の挿絵画家”という設定で、家の中のインテリアのしつらえなどもとてもセンスのよさが滲み出るもので、そういう女性の吹き替えができたのはとても嬉しかったです」と話し、中学生の娘・ジュディ役の三戸は、劇中でパディントンからクマ語を教わる場面があるといい、「パディントンの可愛い世界観や、家族の絆にも注目して観ていただきたいです! 私のクマ語も是非聞いてください!^ ^」とコメントを寄せた。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear, Paddington AND PB are trademarks of Paddington and Company Limited
2015年11月17日