スーパーマーケット大手「オーケー」創業者で代表取締役会長の飯田勧(いいだ・すすむ)さんが2日午前10時37分、肺炎のため死去した。享年96。4日に同社公式サイトで発表された。サイトでは「弊社創業者であり代表取締役会長の飯田 勧は、2024年4月2日、肺炎のために永眠いたしました。生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と伝え、「なお、通夜・告別式は近親者のみの家族葬で執り行われる予定です」とした。続けて「ご遺族の意向により、ご供花・ご香典・ご弔問などは固くご辞退させていただきます」とし「後日、お別れの会を執り行う予定ですが、現時点で詳細は未定です。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます」と記した。
2024年04月04日皆さんは、職場での悩みはありますか? 今回は「欠勤で罰金を要求する店長」にまつわる物語とその感想を紹介します。子どもが肺炎で入院保育園に通う子どもと暮らす、兼業主婦の主人公。娘が熱を出すたび、仕事を休まざるを得ませんでした。しかし店長は子どもが理由で休むことを、あまりよく思っていないようです。そんなある日、子どもが風邪をこじらせて肺炎になり、入院することになりました。入院に付き添うため、職場へ休みの連絡を入れると…。店長は有給を使わせないと言い、さらに「罰金4万円ね」と要求してきたのです。罰金の理由出典:Youtube「スカッとドラマ」まさかの要求に「子どもが理由で休んだら罰金を払う?」と驚愕する主人公。しかし店長は「ご不満でも?」と強気な態度で…。主人公はこれまでに子どもが理由で4回休んだため、罰金は4万円だと説明した店長。その言葉を聞いて主人公は「そんな…」と絶句するのでした。読者の感想子どもの入院という仕方のない理由にもかかわらず、罰金を要求されるなんておかしいです。違法であることを知らない店長に驚きました。(30代/女性)子どもが理由で休むことを許さずに従業員を苦しめる店長が許せないですね。しかも罰金だなんてブラックすぎるので、このような職場では働きたくないです…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月21日「この肺炎は、子供から高齢者まで、幅広い世代に感染します。なかでも5歳から15歳以下の子供に感染しやすく、全体の約5割を占めるともいわれています。ただし、子供からの飛沫や接触によって、家庭内感染で大人にうつるケースも多く、65歳以上の高齢者が感染した場合、重症化しやすいので注意が必要です」こう警鐘を鳴らすのは、日本感染症学会専門医で、東京歯科大学市川総合病院呼吸器内科の寺嶋毅教授。全国でインフルエンザが猛威を振るうなか、さらに別の感染症の危険が日本に迫っている。9月以降、中国で“マイコプラズマ肺炎”による呼吸器疾患の患者が急増し、現在も北京などの大都市の医療機関では、病床が不足する事態が続いているという。世界保健機関(WHO)は中国に対し、感染防止策の徹底を呼びかけているが、すでにお隣の韓国でも、“マイコプラズマ肺炎”による入院患者が、この1カ月で2倍以上に増加するなど、世界的な感染拡大も懸念されている。■2~3週間の長い潜伏期間を経て発症“マイコプラズマ肺炎”とは、一体どのような感染症なのか。「肺炎マイコプラズマという病原体によって引き起こされる感染症です。主な症状は発熱、咳、倦怠感など。風邪のような症状にとどまる人から、気管支炎、そして肺炎になる人まで症状には幅があります。成人の場合、基礎疾患がなくても過剰な免疫反応で重症化することがあるので、特に注意が必要です」(寺嶋教授、以下同)“マイコプラズマ肺炎”は、感染してから2~3週間の潜伏期間があるそう。長い潜伏期間を経て突如襲ってくる。また、発症当初は比較的症状が軽く、出歩くことで人にうつしてしまうことが多いことから、“歩く肺炎”と呼ばれている。国立感染症研究所のデータによると、近年“マイコプラズマ肺炎”の国内患者数は、4年に1回、オリンピックが開催される年に増える傾向にあった(ロンドンの2012年、リオデジャネイロの2016年)。2020年に増えなかったのは、より強い感染力を持った“新型コロナ”のパンデミックの影響だといわれている(グラフ参照)。その4年後が、来年2024年なのだが、すでに予兆はあるという。“インフルエンザ”をはじめとする、感染症の罹患者の多さだ。「いま、子供たちを中心に夏に流行するといわれている、アデノウイルスが引き起こす“咽頭結膜熱(プール熱)”、さらに“溶連菌(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)”の感染者が急増しています。今後、中国や韓国のように“マイコプラズマ肺炎”が日本にも広がると、全国の医療機関にも影響が出てくるでしょう。特に発熱外来や小児科の混乱が予想されます」さまざまな感染症の波が押し寄せてきているのはなぜか。寺嶋教授は、コロナ禍の約3年間で、世界中で防疫措置が取られてきた結果、感染症に対する免疫の蓄積が失われてしまったことが原因ではないかと分析している。もし、免疫のない状態で“マイコプラズマ肺炎”の病原体が国内に大量に持ち込まれたら、中国や韓国のように、一気に感染爆発することもありえるという。■新型コロナと同じ予防対策が有効日本でも流行が広がった場合、最も警戒すべきことは、いま猛威を振るっている“インフルエンザ”との同時感染である。「過去に、同時感染したという報告はいくつもあります。当病院で同時感染された患者さんのケースでは、熱が39~40度まで上昇。呼吸が苦しくなり、酸素吸入が必要な状態まで肺炎が広がりました。つまり同時感染すると症状が重くなるということです。最悪の場合、死に至る可能性もあります。それだけに、早期発見と適切な治療が重要となってきます」さらに、コロナ患者の検査をしたら、“マイコプラズマ肺炎”の病原体も見つかったというケースも報告されており、“新型コロナ”との同時感染もある。寺嶋教授は、流行が重なれば“マイコプラズマ肺炎”と“インフルエンザ”、そして“新型コロナ”の“トリプル感染”の可能性も理論的にはありえるという。「日本ではまだ“マイコプラズマ肺炎”は流行していませんが、これからの年末年始、帰省する人や国内外へと移動する人がかなり増えることが予想されます。年末にも日本に上陸すれば、感染リスクが最も高くなる可能性があります」“マイコプラズマ肺炎”は、高齢者が感染すると重症化しやすいリスクがある。さらに“インフルエンザ”や“新型コロナ”との同時感染で、死に至る危険性もある。そうならないためにも、感染対策がより重要となってくる。コロナと同様に、外出時はマスクを着用、手指の消毒。帰宅後には手洗い、うがい。そしてできるだけ人混みを回避することなどが、基本的な感染対策になるという。「実家に帰省されるご家庭も多いと思いますが、もし自分や子供に軽い咳や微熱の症状があった場合は、帰省を控えたほうがいいでしょう。実家の両親にうつす可能性があります。初期症状の場合は、市販の咳止め薬や解熱剤で和らげることはできますが、治療には抗菌薬が必要です。抗菌薬は、医療機関を受診しないと処方されません」少しでも風邪のような症状が出たら、“マイコプラズマ肺炎”を疑い、できるだけ早く医療機関で受診することをお勧めします!
2023年12月27日肺炎とはどんな病気?肺炎が起きる原因は?肺炎とは、肺胞と呼ばれる肺にある空気の袋やその周辺組織に炎症が起きることで発症する病気です。全世界において、子どもの主な死亡原因ともいわれていますが、日本のような先進国では死亡に至ることはまれです。肺炎のよくある症状として、咳、発熱、呼吸困難などが挙げられます。肺炎にかかると肺胞内は膿や液体で満たされ、酸素の摂取量が減少し、呼吸時に息苦しさを感じます。また、肺炎と似ている症状を呈する病気として上気道炎や気管支炎があります。肺炎との違いは、炎症の起きる場所にあります。まず、気道は鼻から始まり、咽頭喉頭(喉の奥~首のあたり)、気管と続きます。気管が枝分かれしたものが気管支であり、何度も何度も枝分かれを繰り返して細い気管支となっていき、最終的には肺胞という酸素と二酸化炭素の交換を行う器官となります。鼻腔、咽頭喉頭までに炎症が生じたものを上気道炎(いわゆる風邪の多く)、気管支に炎症が及んだものを気管支炎、肺胞まで炎症が及んだものを肺炎と呼びます。肺炎は、呼吸状態が悪化して苦しい状態になっていることもありますし、悪化することで治療が長引いたり入院治療が必要となることもあるので、呼吸が苦しそうだったり、ぐったりしているという場合には、なるべく早く医療機関を受診するようにしましょう。参考:肺炎の概要|MSDマニュアル家庭版参考:肺炎について(ファクトシート)|厚生労働省肺炎は原因となる病原体によって、主に以下のように分類されます。・ウイルス性肺炎・細菌性肺炎・非定型肺炎ウイルス性肺炎とは、何らかのウイルスに感染することによって発症する肺炎のことです。肺炎を起こす主なウイルスはRSウイルス、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルスなどがあります。細菌性肺炎とは細菌感染により生じる肺炎のことです。主な細菌としては、肺炎球菌やHib(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)などが挙げられます。ウイルス性肺炎を単独で発症することもあれば、細菌にも感染して細菌性肺炎を併発することもあります。非定型肺炎は、ウイルスとも細菌とも違う病原体で生じる肺炎のことです。マイコプラズマ肺炎やクラミジア肺炎などが該当します。そのほかにも、食べ物などの誤嚥(本来気管に入ってはいけないものが入ること)で起きる誤嚥性肺炎、有機物の粉塵や化学物質を繰り返し吸い込んだことによるアレルギー反応により引き起こされる過敏性肺炎、「間質」と呼ばれる肺胞の壁に炎症が生じる間質性肺炎などが存在しますが、小児では後者2つはまれです。参考:知っておきたい関連領域のトピックス―小児のウイルス性肺炎―堤 裕幸参考:症状からアプローチするインバウンド感染症への対応感染症クイック・リファレンス細菌性肺炎|一般社団法人日本感染症学会参考:症状からアプローチするインバウンド感染症への対応感染症クイック・リファレンス非定型肺炎|一般社団法人日本感染症学会肺炎はうつる?肺炎の初期症状、診断方法、子どもに多いマイコプラズマ肺炎の特徴は?肺炎を引き起こした病原体の種類によっては、人にうつるものもあります。感染経路はさまざまありますが、主な感染経路は、感染者がくしゃみや咳をすることで発生する飛沫によるものです。ウイルスや細菌を吸い込むことで感染します。典型的な症状は、咳、痰、発熱、胸痛、ぐったりしている、呼吸困難、多呼吸、食事量の低下などがあります。全てがみられるとは限りません。小児の場合には、胸郭が薄くやわらかいため、大人に比べて呼吸の状態を目で見て判断しやすいです。呼吸状態が悪い場合(苦しい場合)、小児では努力呼吸が顕著になります。例えば、肋骨の下(お腹との境界)や胸骨上窩(胸骨の上、両側の鎖骨の間)がべこべことへこむように呼吸をしたり(陥没呼吸)、お腹を動かして呼吸をしたり(腹式呼吸)、といったことがみられるようになります。洋服の上からでは分かりにくいことも多いので、呼吸状態を確認する時には、上半身を裸にしてみてあげてください。普段の呼吸状態を時々観察しておいて、比較をすると分かりやすいかもしれません。また、呼吸の数も普段より多くなります。乳児の場合、肺炎が重症化すると低体温、痙攣といった症状が生じるリスクもあるとされています。肺炎の診断には、視診(努力呼吸や呼吸数)、聴診、酸素飽和度の値、胸部X線検査、胸部CTスキャンなどが参考になります。多くの場合、診察所見と胸部X線検査によって診断に至りますが、場合によっては胸部CTスキャンを行うこともあります。肺炎の種類の中に、子どもの発症が多いといわれるマイコプラズマ肺炎があります。マイコプラズマ肺炎は「肺炎マイコプラズマ」という名の微生物に感染することによって生じる肺炎のことです。患者のうち80%程度が14歳以下の子どもというのが特徴の一つです。通年見られますが、冬にはやや増加するという特徴もあります。マイコプラズマ肺炎は咳や頭痛、発熱、だるさなどの症状がよく見られ、熱が下がっても咳は3~4週間続くことが多いといわれています。マイコプラズマに感染しても気管支炎ですむことも多いですが、中には肺炎まで進行し重症化する場合もあります。治療にはマイコプラズマに効果のあるマクロライド系などの抗菌薬が用いられます。近年抗菌薬がきかない耐性菌も増えてきていますが、その場合もほかの種類の抗菌薬に変更して治療を行うことが可能である場合が多いです。基本的に症状は軽いことが多いですが、重症化した場合には入院治療を行います。呼吸が苦しそう、食事がとれていない、発熱が続くなど心配な点があれば医療機関に伝えるようにしましょう。参考:肺炎-解説-|東京都こども医療ガイド参考:肺炎の概要|MSDマニュアル家庭版参考:肺炎について(ファクトシート)|厚生労働省参考:マイコプラズマ肺炎に関するQ&A|厚生労働省肺炎の予防法は?かかったら、どのくらいで治る?治療に使われる薬や、入院の目安肺炎は日常生活や予防接種である程度予防することができます。主なものとしては、・外出から帰ったときは手洗いをしっかりする・家族で咳をしている人がいるときはマスクをする・咳をしている人と別の部屋で過ごす・大人の場合は禁煙をする・ワクチンを接種するなどです。ワクチン接種は肺炎そのものを予防するというより、百日咳やインフルエンザなど、合併症として肺炎を引き起こす可能性がある病気を予防するものが多くなっています。子どもが受けることのできるワクチンは積極的に接種していくといいでしょう。細菌による肺炎の治療では抗菌薬を使った治療を行います。比較的軽症の場合は、飲み薬で自宅で治療できることも多いですが、重症化した場合には入院して酸素投与や点滴での抗菌薬投与が行われることもあります。入院治療では数日で呼吸状態が改善し、1週間程度で退院という流れが多いですが、長期化することもあります。また、ウイルスによる肺炎の場合は抗菌薬は効果がありませんが、細菌とウイルスに同時に感染していることも考えられるため、抗菌薬が処方されることもあります。長引く咳や胸の痛みや息苦しさなど気になる症状がある場合は、医療機関の受診を肺炎はさまざまな原因で肺胞やその周辺組織に炎症が起きることで発症する病気です。咳、痰、発熱、努力呼吸、多呼吸などの症状があらわれます。治療は肺炎の原因によっても変わってきますが、細菌が原因の場合は抗菌薬を使った治療が行われます。軽症の場合は飲み薬による治療ですが、重症化した際は入院治療を行う必要も出てきます。日常的な手洗いやワクチン接種などの予防法がありますが、万が一呼吸が苦しそう、食事がとれていない、発熱が続く、ぐったりしているなどの気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。
2023年12月24日俳優の大和田獏さんが、2023年4月23日に自身のInstagramを更新。2020年4月に亡くなった、妻で俳優の岡江久美子さんに対し、想いをつづりました。岡江さんは当時、新型コロナウイルス感染症による肺炎で急逝。ドラマ『お美津』(TBS系)をはじめ、数多くの作品への出演や、情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)でMCを務めるなど、多様な才能を見せていた岡江さんの訃報に、多くの人が悲しんでいました。夫である大和田さんも、岡江さんが亡くなった当時、悲しみに暮れていた1人。3年が経ち、大和田さんは改めて岡江さんの訃報にコメントしました。今日4月23日は妻の命日でした。あれから3年が過ぎました。長かったのか?早かったのか?沢山方々の追悼の思いが我家に届きました。またはなまるマーケットの関係者の皆様が、偲ぶ会を開いてくださり参加させて頂きました。色々な写真やイラストが飾らせて、懐かしいはなまるのVTRが流れる中で集まった大勢の皆さんと沢山の思い出話を和やかにお話しさせて頂きました。改めて大勢の方々に愛され支えられた幸せな人生だったと思いました。大きく開いた心の穴は埋められないですが、皆さまのお心が嬉しく大きな力を頂いています。思い出す事が供養と思い幸せな思い出を糧に妻の様に前向きに生きて行こうと思います。感謝‼️bakuowadaーより引用※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 大和田獏(@bakuowada)がシェアした投稿 岡江さんが亡くなって3年が経過しても、「大きく開いた心の穴は埋められない」という大和田さん。それでも、多くの人からもらったコメントが、日々の原動力になっていることを明かしています。大和田さんの投稿に対し、ファンからは「読んだだけで涙が出てきます」「絶対に岡江さんを忘れません」といった反応が上がりました。大切な人を喪うのは悲しいこと。岡江さんがいなくなった大和田さんの悲しさは、耐え難いものだったことでしょう。年月が経過しても心にできた穴は埋まらないものの、少しずつ大和田さんは前に進んでいるようですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月24日「来年の3月まで、新型コロナとインフルエンザの流行が発生する可能性が極めて高い」10月21日、閣議後の記者会見で、加藤勝信厚生労働大臣はこう発言した。昭和大学医学部の二木芳人客員教授(臨床感染症学)が解説する。「新型コロナウイルスの流行が始まって2シーズン、世界的にインフルエンザの流行は低水準でした。ところが今シーズンは、日本より一足早く冬を迎えたオーストラリアで、インフルエンザがコロナ拡大前と同じ程度に流行しました。2年あまり日本でインフルエンザの流行がなかったことから、インフルエンザの免疫を獲得している人の割合が少ない。そのうえ、水際対策が大幅に緩和され、海外からの旅行者が増えるなか、日本でもインフルエンザの流行が広がることが危惧されているのです」現在は新規感染者数の横ばいが続いている新型コロナウイルスだが、こちらも冬から第8波の流行が起きると予測されている。この冬、ピーク時には全国で新型コロナ感染者が45万人、インフルエンザ感染者が30万人と、合わせて75万人の感染者が出るケースを政府は想定しているのだ。2つの感染症の同時流行“ツインデミック”が現実味を帯びるなか、もっとも懸念されるのが新型コロナとインフルエンザの2種類のウイルスに同時に感染する“フルロナ”だ。そもそも、2つのウイルスに同時に感染するということはありうるのだろうか?二木教授が語る。「通常、ヒトが1つのウイルスに感染すると、別のウイルスには感染しにくくなる『ウイルス干渉』という現象が起きます。ところが新型コロナとインフルエンザのウイルスでは、ウイルス干渉が起こらずに、両方に感染する事例がアメリカやブラジル、イスラエルなどで報告されています」気がかりなのが、フルロナになってしまった場合、重症化リスクが高まることだという。重症化が懸念される症状の一つが、肺へのダメージだ。「肺炎では、インフルエンザでは二次感染型肺炎、新型コロナでは肺の中でウイルスが増殖するウイルス性肺炎をそれぞれ起こすリスクがあり、単独感染よりも同時感染のほうが重症化しやすいことが考えられます」■コロナとインフルの病原性が“足し算”される日本でも、長崎大学の研究グループが、フルロナが肺炎の重症化につながる恐れがあることを論文にまとめており、昨年10月に英オンライン学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。同研究グループの一人、長崎大学高度感染症研究センターの木下貴明助教が解説する。「コロナウイルスの重症化リスクの高い変異株(D614G)と、インフルエンザのウイルスをハムスターに同時感染させて検討したところ、肺炎においては単独感染よりも重症化し、さらに回復が遅れることが明らかになりました。現在、重症化リスクが低いとされるオミクロン株でも研究を続けていますが、フルロナのほうが単独感染よりも重症化しやすい傾向にある実験データを得ています。新型コロナとインフルエンザのそれぞれの病原性が足し算されたようなイメージだと認識しています」二木教授が語る。「政府としては、まずは75万人の感染者が出ないような予防対策を考えてもらいたいし、家庭や個人としてもそれぞれの感染予防を心がけておくことが重要。重症化するリスクの高い方は、オミクロン株対応のワクチンとインフルエンザのワクチン両方を接種することを積極的に考えてください。また、新型コロナのほうがインフルエンザよりも飛沫感染が起こりやすい面がありますが、どちらも有効な予防法は、これまで行っていた感染対策と基本的に同様です。手指の消毒、屋内で人と会話するときのマスク着用、室内換気を心がけましょう」新たな局面を迎えることになりそうなコロナ第8波。日ごろの感染対策を改めて確認しておく姿勢が私たちに求められている。
2022年11月03日今年2月、病院を受診したのに自宅療養とされ、コロナで命を落とした2人。厚労省の作成したずさんな指針が、か弱い生命を脅かしている――。「肺炎かも、と診断されたときに入院させてもらえていたら、娘は死なずに済んだかもしれない」言葉を詰まらせながらそう話すのは、京都府在住の川谷茂樹さん(仮名・39)。妻と2歳・1歳・生後11カ月の彩香ちゃん(仮名)の5人家族だったが、今年2月26日、彩香ちゃんをコロナ感染で亡くした。その1週間前の19日、臨月だった妻が出産前に受けたPCR検査で陽性と判明。その後、家族全員に感染がひろがった。「みんな無症状でしたが、彩香だけ21日の夜に38.8度の熱が出て。翌朝は下がったので、それを保健所に伝えたら『自宅療養でいいですね』と言われて。でも、私ひとりで3人の子を見ていたので、彩香だけでも妻と同じ病院に入院させてほしいと思っていたんです」しかし、「無症状でも入院できますか」と尋ねた川谷さんへの返答は「無理ですね」のひと言だった。「23日の夜になって、彩香がコンコンと咳をし始めたんです。翌朝になるとゼーゼーと苦しそうで」川谷さんは、慌てて保健所に連絡し「受診できる病院を探してほしい」と依頼。ところが保健所からは、「今日受診できるところがありません」という返事が……。「私は驚いて、『どこかないですか?』と食い下がったんですが『無理ですね』と。それで、仕方なく1日待ったんです」翌25日、川谷さんは彩香ちゃんを連れて、紹介された舞鶴赤十字病院を受診。しかし、「ここでの診察が不十分だった」と川谷さんは後悔をにじませる。「聴診器をちょっと胸にあてて、喉を見ただけで1分もせずに終わったんです。『肺炎の疑いがあるけど、ゼーゼーは鼻が詰まっているだけ』と。コロナだから早く帰ってほしいのかなと感じたくらいです」帰宅後、保健所から届いたパルスオキシメーターで測定するも、乳児の小さな指では正確な数値が測れない。処方された薬を飲ませても呼吸の改善は見られず、翌日、彩香ちゃんの容体が急変した。「朝食後、彩香の顔色が急に悪くなって。急いで再度、舞鶴赤十字病院に駆け込みました。でも、『今日は診られません』と断られて」その後、受け入れ可能な病院が見つかったが、到着したとき、すでに彩香ちゃんの息は途絶えていた。入院中だった妻が到着するまでの約4時間、医師は蘇生措置をしてくれたが、彩香ちゃんが息を吹き返すことはなかったという。「彩香は、よく食べて、よく寝る、いい子でした。音楽に合わせて手をたたくくらい成長していたんです」後日、京都新聞に掲載された府のコメントに川谷さんは愕然とした。「保護者が自宅療養を希望した」「府の対応に問題はなかった」と、書かれていたからだ。「自宅療養を希望したわけではありません。保健所は、私たち家族を“最優先”で対応したと言いますが、それならなぜ肺炎疑いの乳児を入院させてくれなかったのか。二度と、彩香のような犠牲者を出さないために検証してほしい」本誌の取材に対し、舞鶴赤十字病院は、「ご遺族にはお悔やみを申し上げる」としたうえで「医師は適切に診断したと考えている」と回答。京都府は、「お子様の感染時の課題について精査中で、改善が必要な課題が見つかり次第、解決策を検討する」と回答を寄せた。■検査結果だけ伝えられ診察は一切ナシ静岡市在住で重度知的障がいのある藤澤大眺(だいち)さん(24)は、2月12日にコロナを発症。診察や治療を受けられず、4日後の16日に死亡した。彼の名前からとった「生活介護だいち」という、障がい者の通所事業所を営む弟の雄偉(ゆうい)さん(23)は、こう振り返る。「兄は『アーアー、ウーウー』などという表現でしか気持ちを伝えられませんが、いつもニコニコして穏やかなんです。でも、その日は様子がおかしい。触れると熱いので体温を測ったら40.4度もあって」雄偉さんは救急車を要請し、市立静岡病院に搬送された。PCR検査を受け「30分ほどで結果が出る」と言われ2人で陰圧室で待ったが、1時間たっても誰も来ない。「兄は持参した水を飲み干していたのに、水ももらえなくて。不安から自分の腕をかんだりする自傷行為をし始めていたんです」雄偉さんは「誰か来て!」と2時間ドアをたたき続け、助けを求めた。医師や看護師と目が合ったが、みんな通り過ぎていった。ようやく医師が「陽性」と告げに来たが、診察は一切ナシ。「パルスオキシメーターの値が正常」だからと、解熱剤だけ渡され、帰宅を促された。「パルスオキシメーターは、兄が1秒もたたずに外してしまったから測れていないはず」後日、病院に数値を確認すると、「94%かな、95%かな」と曖昧な回答が返ってきたという。■ずさん対応の元凶は厚労省のガイドライン「だーだん(大眺さんの愛称)、早くよくなるといいね――」自宅に戻って数日間、雄偉さんは、そんな声かけをしながら大眺さんのそばで看病を続けた。「解熱剤を飲んでも39度前後の熱が続いていました。痰が絡んだような咳をして、喉も痛そうで……」容態が急変したのは、発症から4日後の2月16日。「朝食後、横になっている兄の顔を見ていたら急に青ざめていったんです。抱きかかえて、『だーだん!』と呼んでも反応がなくて」その後、救急車で再び搬送された静岡病院で死亡が確認された。「障がい者が重症化しやすいことは、海外では当たり前のこと。最初に救急搬送されたとき、適切な診察と治療を受けられていたら、兄は助かったかもしれません」静岡病院にこの対応について問い合わせると「個別の事案にはお答えできない」と回答。静岡市は、「病院が適切に対処するはず」の一点張りだった。3月30日には、都内でも10歳未満の男児がコロナで死亡。いまだ状況は改善されていないようだ。『倉持仁の「コロナ戦記」』(泉町書房)の著書があるインターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁さんは、医療放棄の原因を指摘する。「いちばんの問題は、厚労省が酸素飽和度の値や基礎疾患の有無だけで、入院の可否を決めるようなガイドラインを作っていること。現場がそれに甘んじていることも問題です。コロナ診療においても、誰もが医療にアクセスでき、医師が患者を診て総合的に判断する本来の医療体制を構築しなければ、感染が拡大している子どもや弱者に、さらなる犠牲が出てしまう」これ以上犠牲者を増やさないために、早急な検証が望まれる。
2022年04月07日誤嚥性肺炎を防ぐ! おうちでできる「のど筋トレ」 【DVD付】日本人の死亡原因上位の誤嚥性肺炎。その主な原因は、声を出さない、運動をしないなど、不摂生が積み重なること。誤嚥はクセになってしまうので、のどまわりの筋肉を鍛えて、負のスパイラルをストップさせよう! 「のど筋トレ」はオリジナルソングを使って楽しくできるトレーニング。DVDを見ながらおうちでひとりでも続けられる!<目的>●誤嚥性肺炎の予防●健康増進と身体機能向上●心肺機能向上と免疫力アップ●運動不足解消<こんな方に!>●最近、食事中にむせるアナタ●5年後の健康が心配なアナタ●最近、声を出す機会が減ったアナタ●きついトレーニングは続かないアナタそんなアナタの悩みを、のど筋トレが解決します!<内容>専門家に聞きました!誤嚥性肺炎とのど筋トレ(監修:西山耕一郎[耳鼻咽喉科医・ 嚥下相談医]/髙橋健一[呼吸器科内科医])声を出しながらウォーミングアップ噛む力を鍛える運動飲み込む力を鍛える運動吐き出す力を鍛える運動声の力を鍛える運動<プロデュースをしたスポーツボイスとは?>マイケル・ジャクソンのツアーコーラスメンバーから伝授された発声法をベースに日本で独自開発された、世界で初めての「ボイトレ健康法」です。歌手や俳優といったプロ向けのノウハウを「より多くの方が、より楽しく健康になれるように」開発されたもので、15年の活動実績で累計15万人が受講、年齢や性別を超えた多くの参加者から好評を博しています。 <スポーツボイス参加者の声>・脳梗塞の後遺症で歩行に支障があり、リハビリのつもりで参加したが、今は疲れもなく歩行の不安が消えて、一週間忙しく出歩いている(60代男性)・パーキンソン病を患い、担当医にスポーツボイスの内容を伝えたところ、とても良いから続けるように言われました(60代男性)・病気で2回腹部を切開した。その後、腹に力が入らず声もかすれた感じだったが、今は腹に力が入り声も力強くなった(70代男性)・最初は音楽を聴きながらリズムが取れずに苦労したが、いつの間にか気持ち良くリズムが取れて身体を動かすことが出来るようになった(70代男性)・80歳を超えたが自分のペースでやれるのが良い(80代男性)・合唱の時に自分が思っている以上に声が出て驚いた。半信半疑だったけど、続けてると変わるのね。子どもたちと一緒に気持ちよく歌えそう(60代女性)・口まわりの筋肉をトレーニングしたことで、口角が上がるようになりました(60代女性)・習い事で、こんなに長く楽しく続けられたことがなかったので、家族も驚いています(60代女性)・全然動けてないし声も出てないかもしれないけど、何より楽しい。スポーツボイスのレッスンはどんなことがあっても休みたくない!(70代女性)・詩吟の大会で大きな賞をとれるようになったのは、スポーツボイスのおかげです(70代女性)・カラオケに行って歌声の変化に驚いた。レッスンも楽しくて嬉しい(40代女性)商品詳細誤嚥性肺炎を防ぐ! おうちでできる「のど筋トレ」 【DVD付】定価:3,080円(10%税込)仕様:B5判/64ページ発売日:2022年1月26日ISBN:978-4-636-10166-9商品コード:GTB01100237 amazonにてご予約受付中 : 【著者関連商品 好評発売中】最強の声と体を手に入れる! マッスルボイトレ定価:1,650円(10%税込)仕様:A5判/128ページISBN:978-4-636-96217-8商品コード:GTB01096217 お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月18日父親に千葉真一さん、母親に野際陽子さんを持つ、俳優の真瀬樹里(まなせ・じゅり)さん。2021年8月19日に千葉さんが新型コロナウイルス感染症による肺炎の悪化で亡くなったことについて、コメントを発表しました。同年7月末に感染が発覚したという千葉さん。その後自宅療養をしていたものの、症状が悪化し、入院したといいます。父は、7月末に新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしておりました。症状悪化の為、8月8日に入院し、10日前後に一度持ち直しましたが、その後再び肺炎が悪化し、回復することができませんでした。私は一報を受け、仕事後駆けつけましたが、最期に立ち会うことはできず…しかし、顔を見て、お別れと伝えたい事をいうことはできました。苦しんだとは思えないほど、穏やかな顔をしておりました。@JuriManaseーより引用千葉さんの最期には立ち会うことができなかったという、真瀬さん。「まだ現実感がありません。ただただ悔しいです…」と想いを明かします。2017年に亡くなった母親の野際さんとともに、天国から見守ってくれていることを信じて仕事にまい進するとつづりました。天国から、両親が見守ってくれていることを信じて、胸を張って見せられる仕事ができるよう、精一杯生きていきたいと思います。@JuriManaseーより引用 pic.twitter.com/28SVhLUMnJ — Juri Manase * 真瀬 樹里 (@JuriManase) August 19, 2021 ・天国から見守ってくれていると思いますよ。・突然の訃報に驚きました。ご冥福をお祈りします。・はじめは自宅療養だったのですね。本当に悔しい想いだと思います。千葉さんは、きっと真瀬さんをはじめとした子供たちの活躍を天国から見守ってくれていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年08月20日俳優の千葉真一さんが新型コロナウイルスによる肺炎のため、19日に亡くなったことが分かった。82歳だった。千葉さんのマネージメント事務所・アストライアは、公式ツイッターで「弊社でマネージメントをしておりました、千葉真一が昨日、17時26分に永眠いたしました」と報告。「ここに謹んでご通知申し上げますと共に生前は何かとご厚情にあずかり誠にありがたく厚く御礼申し上げます」とつづった。1968年にスタートしたドラマ『キイハンター』で主演を務め、アクションスターとしての地位を確立。『仁義なき戦い』(73)、『魔界転生』(81)、『里見八犬伝』(83)などの映画に出演し、『柳生一族の陰謀』(78)では第2回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。『戦国自衛隊』(79)で主演と日本映画初のアクション監督を兼務し、第22回ブルーリボン賞でスタッフ賞を受賞した。そのほか、映画『キル・ビル』(03)、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)、大河ドラマ『風林火山』(07)など数々の国内外作品に出演した。千葉さんは先月末に新型コロナウイルスに感染。自宅療養を続けていたが症状が悪化したため、8月8日に入院していた。
2021年08月20日2021年8月19日に俳優の千葉真一さんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による肺炎で亡くなったことが分かりました。82歳でした。産経ニュースによると、千葉さんは肺炎が悪化し、同月8日から入院していたといいます。葬儀・告別式は近親者で行う。関係者によると、千葉さんは肺炎が悪化して今月8日から入院していた。産経ニュースーより引用アクション俳優として、日本のみならず海外でも活躍活躍していた千葉さん。息子の新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さんたちも、千葉さんを継ぐような人気の俳優です。【ネットの声】・信じられない…。コロナウイルスがとても憎いです。・千葉さんにはさまざまなことを教えてもらいました。かっこいい人だった。・スーパースターをも奪っていくコロナウイルス…。言葉が出ません。コロナウイルスの感染者、重症者は増加し続けています。よりいっそう一人ひとりが感染対策への意識を持つ必要があるでしょう。千葉さんのご冥福をお祈りします。[文・構成/grape編集部]
2021年08月20日お笑いタレントの志村けんさんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による肺炎で亡くなってから、2021年3月29日で1年が経ちます。多くの人にショックと悲しみを与えた訃報。また、改めてコロナウイルスの恐ろしさを知ったニュースだったでしょう。70歳で生涯に幕を閉じた志村さん。ネット上では「いまだに信じられない」「フラっとテレビに出てきてくれそうな気がする」などの声が上がっています。志村けんさんへのメッセージを受け付け志村さんの出身地である東京都東村山市では、2020年5月に、志村さんへのメッセージをウェブサイト上で募集し、遺族へと届けていました。また、同年8月には東村山市の存在を全国の方に知らしめた恩人などとして、志村さんを名誉市民に選定。2021年3月で志村さんの一周忌を迎えるにあたり、東村山市は、再びウェブサイト上でメッセージの受付を開始しました。コロナウイルスの感染防止のためにも、来訪や献花、供物は遠慮するよう呼び掛けています。多くの皆さんの志村さんへの尽きることのないお気持ちに何らかの形でお応えできればと市のホームページで皆さんの「お気持ち」を再び3月31日(水曜)までお受けし、ご遺族にお届けさせていただきます。緊急事態宣言につきましては昨日をもって解除されましたが今後の再拡大が危惧されているところです。市といたしましては、引き続き感染拡大への警戒を怠らずに市政運営を続けております。皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症再拡大防止、駅・グリーンバス利用者等通行者の交通安全確保等の観点から、「志村けんの木」付近への来訪、献花・供物等につきましては何卒ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。東村山市ーより引用メッセージは、東村山市のウェブサイトで2021年3月31日まで受け付けているとのこと。寄せられたメッセージが、遺族を通して志村さんへと届くといいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月28日2020年12月21日、落語家の林家こん平さんが誤嚥性肺炎で亡くなったことが分かりました。サンケイスポーツによると、林家さんは同月17日に誤嚥性肺炎で亡くなり、19日に家族葬を済ませたとのこと。演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)に出演し、一発ギャグが人気を呼んだ林家さん。2004年からは多発性硬化症を患い、闘病をしていたといいます。新潟県の米どころ出身のこん平さんは中学卒業後、故林家三平師匠の東京・根岸の自宅に押しかけ入門。日本テレビ系「笑点」に出演して人気者となり、「1、2、3、チャラーン」のギャグで一世を風靡(ふうび)した。2004年ごろから難病の多発性硬化症を患いリハビリを続けてきた。こん平さんは、中学卒業後、芸で身をたてようと米1俵を担いで上京。ラジオで聞いて好きになった三平のもとに押しかけた。「笑点」に出演しボケ役を務めたことをきっかけに、「こん平」の名は世に広まり、一躍人気者になった。サンケイスポーツーより引用ネット上では、訃報にお悔みの声が相次ぎました。・笑点のオレンジ担当といえば、私の中で、こん平師匠です。ご冥福をお祈りします。・長い間お疲れ様でした。もう「チャラーン」が聞けないと思うとさびしいです。・笑っているお姿しか浮かばないな。ただただ、悲しいです。・天国でも、5代目圓楽師匠や歌丸師匠と大喜利をしてほしいな。お茶の間にたくさんの笑いを届けてくれた林家さん。あの明るい笑顔を、多くの人がずっと忘れないでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。[文・構成/grape編集部]
2020年12月21日肺炎のため、入院をしていたお笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、2020年10月19日に朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で久々に仕事復帰。病状の回復を報告しました。加藤浩次細菌性の肺炎だった加藤さんは同月8日、金曜日に発熱。熱以外の症状がなかったため病院でPCR検査を受けましたが陰性だったといいます。土日は家で様子を見ていましたが、熱が上がり、解熱剤を飲まないといけない状態になったとのこと。そのため、月曜日にかかりつけの病院を再度受診したところ「普通の風邪ではない」と医師が判断し、PCR検査を再度受けたそうです。その際に紹介状をもらい大学病院を受診。CTスキャンを撮ったところ、肺に影が見つかりそのまま入院になったといいます。加藤さんの肺炎は結果的に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)ではなく、細菌性の肺炎という診断になったと説明していました。大学病院でCTスキャンを撮ったら肺に影があると。肺に影というのは新型コロナウイルス感染症でもあるんですって。でも影の出方が(コロナウイルス)とは全然違うんですって。新型コロナの場合は左右に出たりとか、てんてんと出たりとか。僕の場合は右側だけ影が出ている状態で、お医者さんは新型コロナウイルスじゃないと。PCRも陰性だし、肺炎だとなった。スッキリーより引用その後、抗生剤を投与し、同月16日の金曜日に退院することができたといいます。加藤さんは、今回のことを振り返って思うことを語りました。みなさん新型コロナってなっているかもいわれていますけど、違う病気の可能性もありますから。そこを僕は身をもって思った。病院の先生もまず、新型コロナウイルスを疑うんだけど、そこを疑っている間にほかの病気が進行する可能性もあるんだということを重々みなさん、本当に考えておかないと。新型コロナにばかり頭奪われちゃうじゃない。高齢者の方でも普通には肺炎になっている方もいらっしゃるでしょうし。スッキリーより引用病気で食欲が落ちたせいなのか、見た目も少しほっそりしていた加藤さん。「みんなに痩せた痩せたといわれて、妻にも『そんなに目が大きかったっけ?』といわれた」と話していました。ネット上では加藤さんの回復に安堵する声が多数寄せられています。・入院したって聞いて心配してたけどよかった。熱が続くってつらいですよね。・おかえりなさい!復帰した姿を見て、安心しました。無理はなさらずに。・本当によかったです。『スッキリ』に加藤さんがいないのはさびしい。コロナウイルスに気を取られるあまり、ほかの病に気付きにくくなってしまうケースは多いでしょう。体調が悪い時は油断せず、病院にかかって適切な診断を受けることが大切です。加藤さんのようなケースもあるということを、しっかり認識しておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月19日俳優の渡哲也(本名:渡瀬道彦)さんが10日、肺炎のため都内の病院で死去した。78歳だった。石原プロモーションは、公式ツイッターに文書を掲載し、「弊社 渡哲也(本名:渡瀬道彦)が長きにわたり病との闘いの末去る令和2年8月10日午後6時30分に肺炎のため享年79をもって都内の病院にて旅立ちました。ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。「葬儀につきましては、静かに送ってほしいという故人の強い希望により本日、家族葬というかたちで執り行わせていただきました」と伝え、「誠に勝手ながらご香典、お供物、ご弔電、ご供花などの儀は故人の遺志により固くご辞退申し上げます」と記した。そして、「尚、お別れ会・偲ぶ会等の実施につきましては、故人の意向により執り行いません。何卒、故人の遺志をご理解いただけますようお願いいたします。皆様のお心の中にて故人への祈りを捧げていただけますことを心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2020年08月14日2020年8月14日、俳優の渡哲也さんが逝去したことが分かりました。78歳でした。サンケイスポーツによると、同月10日に肺炎で逝去したとのこと。すでに近親者のみで密葬を行っています。複数の関係者によると、入院先の東京都内の病院で親族に看取られ、静かに息を引き取ったという。2015年6月に心筋梗塞の手術を受けて以降、入退院を繰り返し、ここ数年は呼吸器疾患などで自宅療養を続けていた。サンケイスポーツーより引用渡さんは、俳優・石原裕次郎さんが創立した石原プロモーションが制作した連続ドラマ『大都会』や『西部警察』シリーズなどに出演。渋い演技が好評を得て、数多くの作品で活躍しました。ご冥福をお祈りいたします。渡哲也さんについての記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2020年08月14日私の従兄は関東に住んでおり、緊急事態宣言が発令される前に新型コロナウイルス陽性と診断を受けたそうです。従兄が発熱したとき、東京ではすでに1日の感染者数が2桁となっており、小池知事がロックダウン(の可能性も視野に……)と発言してスーパーから生活用品がなくなる事態がおきていました。聞いた話ではありますが、従兄が発熱してから新型コロナウイルスの検査を受けるまでの過程と、その後の保健所の対応をお伝えしていきたいと思います。 発熱して保健所に問い合わせたら従兄は風邪症状もなく急な発熱が3日間あったため、新型コロナウイルスの感染を疑って保健所に電話相談しました。保健所の方からはインフルエンザの検査をまず病院で受けるよう指示され、「陰性だったら翌日新型コロナウイルスの検査をしましょう」と言われたそうです。 結局インフルエンザは陰性で、39度から熱が下がらず再度保健所に相談。すると、「まだ新型コロナウイルスの検査を受ける状況ではない」と、昨日から回答が一変! この時点では検査をしてもらえなかったそうです。 高熱が下がらない日々が続いて…その後も従兄は39度の熱が下がらず、土日を挟んでしまったため月曜日に再び病院を受診し、胸部レントゲンで肺炎像を確認。病院側から保健所に新型コロナウイルスの検査を要請してもらい、従兄はやっと新型コロナウイルスの検査ができる状況に。 しかしながら、検査ができたのはその2日後だったそうです。そして検査結果はさらにその2日後……。検査の結果、従兄は新型コロナウイルス陽性と診断されたそうです。 肺炎でも軽症?従兄は新型コロナウイルス陽性とわかり、やっと対処してもらえると思ったら、保健所からは「自宅療養か自治体が借り受けたホテルでの療養をしてください」と言われたそうです。 従兄は50代前半で持病はないものの、高熱と咳などの肺炎症状がありました。呼吸器をつけるほどの症状がなければ軽症扱いになると保健所から説明を受け、自宅療養を選択したとのことです。 従兄は長引く高熱と肺炎もあったのに、これを軽症と判断されてしまうのはいささか疑問です。新型コロナウイルス検査を受けるための基準の認識は各自治体で違いがあるため、必然的に感染者を増やしている状況に思います。感染を拡大させないためにも、3密と外出の自粛を守らなければという意識がさらに高まりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年06月05日「収束のための1カ月」と安倍首相が語った5月が終わり、ついに、東京を含むすべての都道府県で緊急事態宣言が解除された「新型コロナウイルス」。5月7日にはエボラ出血熱の治療薬だった「レムデシビル」が新型コロナウイルスの治療薬として国内初の薬事承認を受け、中旬からは医療機関での使用が認められた。また、新型インフルエンザの治療薬として開発された「アビガン」も承認こそ遅れているものの、その存在は早くから注目を集めており、すでに国内でも3,000例近く投与されているという。これらの薬に共通していえることは「ウイルスの増殖を抑え、症状を改善する」こと。5月半ばには抗原検査キットが国内初承認を受け、PCR検査を補完する存在として期待されているが、こうした医療品が続々と承認・使用されるようになっていけば、ウイルスへの向き合い方も、おのずと新しい段階に入っていくことになるだろう。つまり、今後は、引き続き感染予防には注意を払いながらも、「もしも感染した場合は、重症化や最悪の事態を免れるための対策をとる覚悟」を持つ必要があるのだ。免疫に詳しい、順天堂大学大学院医学研究科の竹田和由先生は次のように語る。「ワクチンが開発され、一般化するのはもう少し先のことでしょう。また、一般的にウイルスは、人口の大多数であるおよそ7割が感染して免疫を獲得する『集団免疫』ができあがることで収束に向かっていくものですが、この獲得にもまだまだ時間がかかるはず。新型コロナウイルスが世界中でここまで感染が拡大した以上、『自分も感染している、または感染する可能性がある』と考えたうえで、重症化しないよう自衛する工夫が必要といえるでしょう」現在、働き方や、人とのコミュニケーションの取り方において模索されているのが「WITH コロナ」という考え方。ウイルスの根絶を目指すのではなく、共に生きることを前提とするものだ。これは「健康の維持」においても同じで、新型コロナウイルスと“上手につきあう”ことにも目を向けなければならない段階に移りつつあるといえるだろう。そのためのポイントが「肺機能」。新型コロナウイルスによって脳梗塞など、血管全体に影響を及ぼす病気の発症も懸念されているが、その代表的な症状は「肺炎」だ。これまで30年以上呼吸器の診療にあたってきた日本赤十字社医療センター呼吸器内科医の生島壮一郎先生は、「肺炎の重症化を防ぐためには、肺の予備力を保つことが重要」と語る。「じつは、健康なときの日常生活で使われているのは肺のごく一部。ふだん肺の上部は血流が少なくほとんど休んでいる状態なのですが、激しい運動をしたときや、発熱により体内の酸素が足りなくなった際に、その力が必要になります。これが『肺の予備力』です。しかし、肺がんで肺の一部を切除した人や、喫煙によってCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの既往症がある人はこの予備力が低下。肺炎になりやすく、かつ、重症化しやすくなってしまうのです」そこで、日ごろから肺を守り肺の予備力を保っておくことが、一般的な肺炎と同様、新型コロナウイルス肺炎の予防においても重要であると生島先生は続ける。そのうえで欠かせないのが「気道クリアランスの維持」だ。「気道クリアランスとは、大気中に無数に存在する細菌やカビ、ウイルスを排除するべく体に備わっている防御機構のひとつです。のどの奥にある気管支の内側の粘膜には細かい線毛がびっしりと生えていて、異物が入ってくると上へ上へと動いて、その異物を押し出そうとしてくれます。その表面には川のように粘液が流れているので、これが異物を絡めとり、排除してくれるのです」そもそも肺炎とは文字どおり、細菌やウイルス感染による炎症が、気道・気管支を越えて肺の肺胞に及んだ状態を指す。「気道は『空気の通り道』と書くように、人体にとっては大気と通じる『外界』との接点とも考えられます。そういう意味では、毛細血管がある『肺胞』から先が“体内”である、という捉え方もできるわけです。そうすると、肺胞のすぐ手前で機能する気道クリアランスは、体を自宅にたとえたときに『玄関』あるいは『門扉』といえる存在かもしれません。ここで悪者を追い払わないと、侵入されて、家中を荒らされてしまう。そんな場所といえるでしょう」肺は気道クリアランスを中心とした一連のチームワークによって守られているが、この気道クリアランスも免疫力同様、加齢により機能が低下する。「線毛自体の働きが鈍くなるほか、粘液の流れが悪くなったり、乾燥する可能性が考えられます。さらに、高齢になれば筋力も低下するため、せっかく異物を粘液で塊(痰)にしても、気管支の筋肉(膜様部)や呼吸筋、喉頭筋の働きが弱いために外に吐き出すことができず、喉の辺りにとどまってしまうことも。年齢を重ねるほど、肺の予備力と気道クリアランスを保つ生活を心がけましょう」「女性自身」2020年6月16日号 掲載
2020年06月04日間質性肺炎(かんしつせいはいえん)の治療のため5月12日から一時休養していたお笑いコンビ・メッセンジャーのあいはら(本名:會原雅一/50)が、あす3日より仕事復帰することがわかった。2日、所属する吉本興業が発表した。あいはらは、5月上旬に体調不良を訴え、大阪市内の病院で検査を受けたところ、「間質性肺炎」との診断を受け、入院して治療に専念。なお、2回受けた新型コロナウイルスの PCR検査はともに陰性だった。そして、入院先の病院の医療スタッフの献身的な治療により快復、5月29日に退院。その後の経過も順調で、担当医師より仕事に復帰してよいとの許可が下りたという。復帰最初の仕事は、本人のyoutubeチャンネルの収録で、3日18時から配信予定。退院後、最初の肉声出演となる。4日以降、テレビやラジオ番組にも本格的に復帰する。あいはらは「ご心配をおかけしてすみません。思っていたより早く仕事に戻ることができて大変うれしく思っています。無理せず頑張りますのでよろしくお願いします」とコメントしている。
2020年06月02日お笑いコンビ・メッセンジャーのあいはら(本名:會原雅一/50)が「間質性肺炎(かんしつせいはいえん)」治療のため一時休養することが12日、わかった。所属する吉本興業が発表した。あいはらは、今月5月上旬に体調不良を訴え、大阪市内の病院で検査、治療を受けたところ「間質性肺炎」と診断。担当医師と相談した結果、当面の間入院し治療に専念することとなった。なお、担当医師の指導のもと、新型コロナウイルスのPCR検査を2回受け、いずれも陰性との結果だったという。仕事復帰時期に関しては、治療の経過をみて、医師の判断に従い、関係各位と相談の上で調整する。吉本興業は「関係各位、ファンのみなさまには大変ご心配、ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解賜りますよう、お願い致します」と呼びかけている。
2020年05月12日2020年4月30日、俳優の志賀廣太郎さんが誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため、71歳で死去したことを所属事務所が明らかにしました。所属事務所は以下のようにコメントを伝えています。弊社所属俳優の志賀廣太郎が、2020年4月20日午後8時20分、誤嚥性肺炎のため満71歳で永眠いたしました。2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。レトルーより引用志賀さんは同月20日に亡くなり、遺族の意向によって葬儀は近親者のみで執り行われたとのこと。お別れ会の実施については、予定しているものの、新型コロナウイルス感染症による一連の状況を見ながら、遺族や所属していた劇団と相談の上決めたいとしています。映画やドラマなど、数多くの作品にバイプレーヤーとして出演した志賀さん。ネット上では「とても残念です」「素晴らしい俳優さんでした」といったお悔みの声が多数寄せられました。心よりご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年04月30日俳優の志賀廣太郎さんが20日、誤嚥性肺炎のため亡くなったことが30日、分かった。所属事務所・レトルが、公式サイトを通じて発表した。71歳だった。所属事務所は、「弊社所属俳優の志賀廣太郎が、2020年4月20日午後8時20分、誤嚥性肺炎のため満71歳で永眠いたしました」と報告。「2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした」と明かし、「ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とつづった。「ご遺族の意向により、葬儀は4月29日に近親者のみにて執り行われました。誠に勝手ながらご香典ご供花の儀はご辞退申し上げます」とし、「なお、『お別れの会』等の実施につきましては、新型コロナウイルスに関連する一連の状況を見極めながら、ご遺族や所属劇団の青年団と相談の上開催させていただく予定でおります。決定しましたらご報告させていただきますので今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」と結んでいる。志賀さんは『アンフェア』(06・フジテレビ系)、『三匹のおっさん』(14~・テレビ東京系)、NHK連続テレビ小説『純と愛』(12)、『マッサン』(14)、『とと姉ちゃん』(16)、大河ドラマ『篤姫』(08)、『龍馬伝』(10)など、数々の人気作の名脇役として活躍した。
2020年04月30日俳優の片岡鶴太郎が23日、オフィシャルブログを更新し、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった女優の岡江久美子さんについて言及した。片岡と岡江さんは、テレビ朝日系ドラマ『終着駅シリーズ』で、長く夫婦役を演じてきた。片岡は「岡江久美子さん!悲し過ぎます!!」と題してブログを更新し、「今日午後3時過ぎ、事務所マネージャーから岡江久美子さんの訃報を聞きました!!」と明かし、「えーっと、絶句のまま、言葉を失いました! 余りに唐突で!余りにショックで!!」と記した。そして、「まだ、私の隣には、岡江久美子さんの体温も、御声も、若く美しい御顔も、存在して居ります!! 岡江久美子さん! 悲し過ぎます!! 辛過ぎます!! 寂し過ぎます!! 岡江さん!岡江久美子さん!!信じられません!」と胸の内をつづった。岡江さんは今月3日に発熱し、6日に容体が急変して入院。ICU(集中治療室)で治療を受け、その後、PCR検査で新型コロナウイルス感染が判明していたという。
2020年04月23日女優の岡江久美子さんが、新型コロナウイルスによる肺炎のため都内の病院で亡くなったと、テレビ各局が報じた。63歳だった。岡江さんは今月3日に発熱し、6日に容体が急変して入院。ICU(集中治療室)で治療を受け、その後、PCR検査で新型コロナウイルス感染が判明していたという。突然の訃報に、ネット上では「信じられない」「岡江さんの死がショックすぎる」「岡江さんマジか…」「岡江さん…?嘘でしょ、まって、え?」「岡江さん、悲しすぎる」「フェイクニュースだと言って」「岡江さんんんんいやだ!いやだ!!」「え…岡江さん嘘でしょ…?」「岡江さんもコロナかかってたのか…はやすぎるよ…」「岡江さんも信じたくないよ」と、衝撃と悲しみの声が広がっている。
2020年04月23日肺炎のため19日に緊急入院した元NHKアナウンサーで現在フリーの住吉美紀が、PCR検査の結果、陽性と判定され、新型コロナウイルスに感染していることが22日、明らかになった。所属事務所が公式サイトで発表した。サイトでは、「本日、4月19日のPCR検査の結果、陽性判定となり、新型コロナウイルスへの感染が確認されました」と報告。「今後は、医師のご指導のもと、一日も早い回復を目指し、引き続き入院治療に専念して参ります」と伝え、「ファンの皆様、リスナーの皆様よりの暖かいメッセージには、この場を借りまして厚く御礼申し上げます」とした。パーソナリティーを務めるTOKYO FM『Blue Ocean』(月~金曜9:00~11:00)は20日より欠席。元TBSでフリーの吉田明世アナが代役を務めている。
2020年04月22日新型コロナウイルスの猛威が、拡大している。3月29日に志村けんさんが亡くなり、新型肺炎の恐怖を身近に強く感じた人も多いのではないだろうか。また、緊急事態宣言により自粛モードに拍車がかかることも予想される。「そうなると、経済的に困窮する人がますます増えてくるでしょう」と話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。そこで、国の支援について荻原さんが解説してくれたーー。■自営業やフリーは無利子・無担保で80万円まで融資可能に!世界的にみても、アメリカでは3月28日からの1週間で約665万人が失業保険を申請。これは前代未聞の記録です。また、6月までにアメリカの失業率が30%を超える、世界ではリーマン・ショック超の約2,500万人が失業するなど厳しい予測が続きます。日本でも、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めになる方が、1,000人を超える見通しです(3月31日・厚生労働省)。こうした事態を受け、国はまず、学校の休校措置に伴う休業補償を行いました。子どもの世話で休む社員に有給休暇を与える会社を対象として、1人当たり1日最大8,330円を補助するものです。ただ当初、休業補償の対象は会社員だけ。自営業者の運転資金には無利子・無担保の融資を始めていましたが、フリーランスに補償がない状況に世論が反発しました。ほどなくフリーランスにも補償を広げたものの、日額はわずか4,100円。それも休校措置に伴うもの限定で、イベント自粛などへの補償はなく不満は募っています。そんななか、国はやっと、3月25日から「個人向け緊急小口資金等の特例」として無利子・無担保の生活資金融資を始めました。対象はコロナ関連で困窮するすべての方で、仕事が激減したフリーランスや雇い止めにあった非正規社員、休業を余儀なくされた自営業者なども生活資金を借りられます。融資制度は2つあり、いずれも無利子・無担保です。1つは休業などで一時的にお金が必要な方に最大20万円。返済期限は2年です。もう1つは失業などで、生活に困窮している方向けです。2人以上の世帯なら月20万円まで、単身者なら月15万までを3カ月間借りられます。たとえば夫婦なら、3カ月で最大60万円の融資が受けられ、返済期限は10年です。しかも、これらは併用できるので、融資額は最大80万円です。さらに返済期限時にまだ困窮が続いていれば、返済が免除されます。もちろん生活が安定し返済するのがいちばんですが、万が一の場合の返済免除は安心ですよね。手続きは地域の社会福祉協議会が窓口です。混雑が予想されるので、まずは電話でお申し込みを。イギリスはフリーランスなどに、月約33万円を上限に所得の8割を補償すると発表。ドイツやフランスなどの支援策と比べても、日本はフリーランスや小規模な自営業者への支援が少なすぎます。また、4月3日には所得が減少した世帯限定で、1世帯当たり30万円の現金給付が発表されました。支援策も随時追加され変わっていくと思いますが、とにかく一刻も早く、手厚い支援が必要です」「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月10日「肺炎で亡くなった人のことを、後でCT検査をして、これでコロナウイルスなのかどうかというのは、いちいち判断しているんですよ」4月6日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、そう語ったのは政治評論家の田崎史郎氏(69)だ。いま、この発言が波紋を呼んでいる。ことの発端は、番組のコメンテーターでテレビ朝日局員の玉川徹氏(57)が、新型コロナウイルスの死者数の正確性に疑問を呈したことに始まる。行政がPCRの検査数を絞っているので、一般的な肺炎による死者数のなかには、把握されていない新型コロナウイルスによる肺炎の死者が混じっているのではないかという疑念だ。「(発表されている死者数は)感染が確認された人で、亡くなった人の死者数でしょ?」そんな疑問を玉川氏が言い終わる前に、ややかぶせ気味で否定したのが田崎氏だ。以下、やり取りを見てみよう。田崎氏「そうじゃなくて、肺炎で亡くなった人のことを、後でCT検査をして、これでコロナウイルスなのかどうかというのは、いちいち判断しているんですよ」玉川氏「全部じゃありませんよ」田崎氏「全部やってるんですよ。その結果として、今の死者数が出てきてるんで」玉川氏「それは、今までずーと最初からですか?」田崎氏「最初から」玉川氏「最初からすべての病院に対して、1日に400人以上亡くなる人を全員PCR検査をやってるんですか?」田崎氏「PCRじゃなくて、CT検査をしなさいということを言ってるんですよ」ここで、司会の羽鳥慎一アナウンサー(49)が話題を変えて、結論の出ぬままやり取りは終わった。安倍晋三首相(65)とたびたび会食するなど、官邸と近い関係として知られている田崎氏。これまで誰も聞いたことがなかった新情報にツイッター上は騒然となった。《俄には信じられないのですが、これは事実なんでしょうか。この状況で嘘なら大問題ですよ。》《評論家生命を掛けて本当ですか?》日本放射線科専門医会によると、新型肺炎の発症者の肺をCT検査したときにあらわれる「すりガラス影」は、新型コロナウイルスに限らず、一般的なウイルス性肺炎にもみられることから、「CTで本症の確定診断を行うことはできない」(同会ホームページより)という。つまり、新型コロナウイルスに感染しているかどうはCT検査だけでは確定できず、PCR検査が不可欠となるのだ。それでは、肺炎による死亡者に、PCR検査は行われているのだろうか。翌日7日の「モーニングショー」では肺炎死亡者の実態について報道。肺炎患者への死後の検査件数を同番組が東京都に問い合わせたところ、“3件”という答えが返ってきたという。だが、直前まで緊急事態宣言についての解説を行っていた田崎氏はすでに退席。前日のコメントについての補足や訂正などはなかった。この結果を受けて、番組内で「調べていない以上、わからないんですよ。もしかしたら、新型コロナで亡くなっている人はもっといるのかもしれない」と語った玉川氏。最後は、評論家の青木理氏(54)のこんな懸念で締めくくられた。「僕はある専門家の方に伺ったら、日本はコロナの死者が今のところ少ないですよね、と。で、この後、増えていくのでしょうけど、でもひょっとすると、年間10万~12万人くらい肺炎で亡くなっているけど、1年か2年くらい経ってみて、あれ、この年、肺炎で亡くなっている方は多かったよねと、これってやっぱりコロナだったんじゃないの、みたいなことでわかるんじゃないかって言う専門家の方もいらっしゃるわけですよ。そんなことで、はたしていいのかと?」
2020年04月07日お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこ(41)が、新型コロナウイルスに感染したことが4日、明らかになった。所属する吉本興業が発表した。黒沢は3月21日昼に発熱症状が見られたが、当日の夕方には平熱に。医師の指導により2日間の自宅療養を経て、3月25日に撮影のため稼働した。しかし、味覚・嗅覚異常の症状が残存し、26日に味覚・嗅覚異常が新型コロナウイルス感染の一つの症状であるとの報道もあったことから、その後の仕事はすべてキャンセルしていた。そして、4月1日に受診した医療機関において、CT検査を行ったところ、肺炎の診断を受け、最終的にPCR検査を受診。その結果、4月3日夜に新型コロナウイルスに感染していると診断された。黒沢は、3月21日以降は平熱に戻っており、肺炎の症状も治まり、咳などの呼吸器症状もないとのこと。だが、味覚・嗅覚が感じづらくなっている状況が続いており、早期回復を目指し、自宅にて療養に努めているという。吉本興業は「医療専門家、行政機関の指導のもと、黒沢かずこの体調管理を徹底してまいるとともに、引き続き、お客様、所属タレント、関係各位の皆様、社員への安全確保を最優先に新型コロナウイルス感染予防、拡大防止を実施してまいります」としている。
2020年04月04日脚本家・俳優の宮藤官九郎が、新型コロナウイルスに感染したことが、31日に所属劇団・大人計画の公式サイトにて発表された。前日である30日には、腎盂炎を患ったことで、月曜日のパーソナリティーを務めるレギュラーラジオ『ACTION』(TBSラジオ 月〜金曜 15:30〜)を欠席していた宮藤。31日夜に、同時に新型コロナウイルスに感染していることが判明したという。劇団は「現在、腎盂炎の発熱と腰の痛みは快方に向かっております。と同時に、新型コロナウイルス感染による症状は、発熱があるのみです」と容体を明らかにした。4月2日に初日を迎える予定だった、ウーマンリブvol.14「もうがまんできない」は、すでに4月12日までの公演中止を発表済み。4月14日からの上演を目指しているが、今回の影響による公演の状況、及び宮藤の活動に関しては、改めて今後発表していくという。○宮藤官九郎 コメントまさか自分が、と過信してしまいました。罹った今も、なんで自分が? と信じられない気持ちです。腎盂炎の腰の鈍痛も消え、さあこれから…という時に。チケットを買って下さった皆さまにも、役者、スタッフにも、家族にも悲しい思いをさせてしまい、本当に申し訳ございません。幸い、落ち込んだり、泣いたりする体力はあるし、肺炎や風邪の症状も今はありません。少しでも早く、元気な姿をお見せできるよう、治療に専念します。
2020年03月31日新型コロナウイルス肺炎のため3月29日に亡くなった志村けんさんに関して、主演を務める予定だった映画『キネマの神様』の監督・山田洋次がコメントを発表した。新型コロナウイルス検査の陽性が確認され、入院・闘病中だった志村さん。所属事務所である「株式会社 イザワオフィス」は、本日30日に「弊社所属タレント 志村けん(本名=志村康徳) が、令和2年3月29日 午後11時10分、 新型コロナウイルス肺炎のため、満70歳で逝去いたしました」と公式サイトにて報告した。映画『キネマの神様』は、松竹映画100周年のメモリアルイヤー記念作品で、原田マハの同名小説を基に、志村さんと菅田将暉がW主演で主人公を二人一役で演じることがアナウンスされていた。しかし先日、志村さんが同作への出演を辞退していた。志村さんの逝去に関して、同作の山田監督は「言葉を失うほどの衝撃です」「日本の喜劇の世界の宝」などとコメントしている。以下、山田洋次監督コメント全文『キネマの神様』の出演辞退でがっかりしていたぼくにとって、言葉を失うほどの衝撃です。志村けんさんは日本の喜劇の世界の宝でした。その存在がどれほど貴重だったかを、彼が少しでも自覚して健康に留意してくれていたら、と彼の早死が口惜しく、残念で残念で仕方ありません。山田洋次なお、ゲスト出演したNHK連続テレビ小説「エール」は予定通りに放送されるという。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2020年12月、全国にて公開予定©︎2020「キネマの神様」製作委員会
2020年03月30日