2004年の開設以来20年にわたり、クスッと笑える嘘ニュースの数々を提供してきた人気サイト「虚構新聞」。信じられないニュースを聞いた時「虚構新聞かと思った!」という表現が使われるなど、日本のネットカルチャーとして広く知られ、アニメや漫画などにも登場しています。20周年のエイプリルフールに合わせ、ネットから飛び出したリアルの展覧会を企画しました。執筆する社主UK氏がひとりで書き上げた1,000本以上の記事を選りすぐって、さまざまな形で展示、来場者がリアルに「虚構新聞」の世界を感じることのできる展覧会を開催します。会場のArt Beat CafeNAKANOSHIMAでは、会期中限定の「虚構新聞展コラボメニュー」が登場。「虚構新聞」の記事の世界を味覚でも体感していただけます。(会期中は別途入場料要。)展覧会のみどころ『虚構新聞社20年史』歴代虚構新聞ニュースと現実世界と比べてみたら…『時代が追いついた謝罪広告集』虚構新聞がスクープし、その後、現実になってしまったものや事件『実体化!虚構新聞記事』本当はないはずのものを実体化しました。虚構の世界を体感して!『初公開 社主デスク』虚構新聞記事が執筆されるデスクがフォトスポットに『コラボメニュー』会期中限定メニューを展開、ホントのような嘘メニューが登場します(本当にお召し上がりいただけます)【開催概要】●タイトル: 創刊20周年記念虚構新聞展会期: 2024年3月27日(水)~4月8日(月)※4月2日(火)休営業時間: 午前11時~午後7時会場: Art Beat Cafe NAKANOSHIMA(大阪市福島区福島1-1-20)●入場料: 前売800円(プレイガイドのみ)当日1,000円(会場のみ)※小学生以下無料●前売券: チケットぴあ・ABCぴあにて販売中(Pコード:994-657)●主催: 朝日放送テレビ株式会社(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年03月22日2004年の開設以来20年にわたり、クスッと笑える嘘ニュースの数々を提供してきた人気サイト「虚構新聞」。信じられないニュースを聞いた時「虚構新聞かと思った!」という表現が使われるなど、日本のネットカルチャーとして広く知られ、アニメや漫画などにも登場しています。20周年のエイプリルフールに合わせ、ネットから飛び出したリアルの展覧会を企画しました。執筆する社主UK氏がひとりで書き上げた1,000本以上の記事を選りすぐって、さまざまな形で展示、来場者がリアルに「虚構新聞」の世界を感じることのできる展覧会を開催します。公式HP: 会場のArt Beat Cafe NAKANOSHIMAでは、会期中限定の「虚構新聞展コラボメニュー」が登場。「虚構新聞」の記事の世界を味覚でも体感していただけます。(会期中は別途入場料要。)虚構新聞展 キービジュアル【展覧会のみどころ】『虚構新聞社20年史』歴代虚構新聞ニュースと現実世界と比べてみたら…『時代が追いついた 謝罪広告集』虚構新聞がスクープし、その後、現実になってしまったものや事件『実体化!虚構新聞記事』本当はないはずのものを実体化しました。虚構の世界を体感して!『初公開 社主デスク』虚構新聞記事が執筆されるデスクがフォトスポットに『コラボメニュー』会期中限定メニューを展開、ホントのような嘘メニューが登場します(本当にお召し上がりいただけます)干しバウムクーヘン 700円(税込)ベルリンの壁丼(サラダ・スープ付) 1,000円(税込)カフェラテ(虚構) 650円(税込)【開催概要】●タイトル : 創刊20周年記念 虚構新聞展会期 : 2024年3月27日(水)~4月8日(月)※4月2日(火)休営業時間 : 午前11時~午後7時会場 : Art Beat Cafe NAKANOSHIMA(大阪市福島区福島1-1-20)●入場料 : 前売800円(プレイガイドのみ) 当日1,000円(会場のみ)※小学生以下無料●公式HP : ●公式X(旧Twitter): ●前売券 : チケットぴあ・ABCぴあにて販売中(Pコード:994-657)●主催 : 朝日放送テレビ株式会社※「虚構新聞」とは虚構新聞は社主UK氏の個人運営による日本のテキストサイト。「実際にありそうで存在しない」ネタをニュースとして新聞風に掲載。2004年春に設立され、以来およそ20年、社会問題や時事ネタを面白おかしく風刺した記事を発信し続けている。記事はユーモアや皮肉に満ちており、多くのネットユーザーから支持されているが、時として真実と区別がつかないほどリアルなものもあり、誤解を招くことも。そのため、記事の冒頭に「虚構新聞」という文字を大きく表示、虚構であることを明示している。また記事が後日実現してしまうことも数回あり、その際には謝罪広告を掲載している。2012年に文化庁メディア芸術祭でエンターテイメント部門の審査委員会推薦作品にも選ばれている。虚構新聞: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日ダウンタウンの浜田雅功が新聞社の編集長役を務める、読売テレビの関西ローカル特番『ツッコミたくなる事件簿 浜田新聞社』が、17日午後3時から放送する。番組の舞台は“浜田新聞社”。同新聞社で扱うネタは、普通の新聞の一面を飾るような大ネタではなく、実際に起きた、思わず「なんでこんな事件起こしたの!?」とツッコミたくなるような、おバカな事件ばかり。この日も、浜田雅功キャップの元、ネタ会議が行われ、石田明・井上裕介(NON STYLE STYLE)、森田哲矢(さらば青春の光)、アンミカ、小島健(A ぇ! group)というさまざまな個性を持つ記者たちが、全国各地で実際起きた、思わずツッコミたくなる特ダネ事件を持って集まる。そこへ、浜田新聞社の融資担当・松本若菜が現れる。スタジオMCをつとめることが多い浜田が、新聞社の編集長役でコントに。新聞社の融資担当として、浜田の相棒をつとめるのは、俳優の松本若菜。個性派揃いの記者役の5人も巻き込んだコントに注目だ。また、番組で取り上げられる、実際に起きた“ツッコミたくなる事件”をドラマVTR で紹介。その犯人役を演じるのは、竹中直人、浅野ゆう子、小手伸也、岡崎体育、そして鈴木福という、ドラマ・映画で活躍している一流俳優陣。数々の作品で名演技を見せる彼らが、どんな“おバカな犯人役”を演じるのか。中埜勝之プロデューサーは「ダウンタウン浜田さん、松本若菜さん、そして個性派ゲストによるアドリブ満載のコント!そして、竹中直人さんはじめ一流俳優の方々に、体を張っておバカな犯人役を演じて頂いたドラマ!90分全てが見所です。ぜひご覧ください!」と呼びかけている。ドラマパートの詳細は、後日解禁予定となる。
2024年03月04日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪鏡についたうろこ汚れは、水垢が原因です。ここでは、新聞紙を使った浴室の鏡のうろこ汚れ除去方法を詳しく解説します。1. 浴室の鏡につくうろこ汚れの原因とは?浴室の鏡につくうろこ汚れの正体は「水垢」です。水道水に含まれるミネラルが固まって、白いうろこ汚れが付着します。シャワーの水が鏡に付いて蒸発することで、うろこ汚れが残るのです。また、シャンプーや洗顔料によって灰色の「石鹸カス(酸性石鹸)」が付着することもあります。早めに除去することが大切です。2. 新聞紙を使った浴室の鏡のうろこ汚れ除去方法新聞紙は浴室の鏡のうろこ汚れ除去に役立ちます。以下は、簡単に実践できる方法です。ぜひ試してみてください。鏡を水でぬらして、新聞紙で乾拭きします。新聞紙を丸めてクシャクシャにし、鏡を拭くという方法です。新聞紙のインクは油汚れを除去する効果がありますので、皮脂汚れにも効果的です。定期的にこの方法で鏡を掃除すれば、キレイな状態を長く保つことができます。しかし、固く付着したうろこ汚れは落ちないことがありますので、他の掃除方法も試してみてください。3. 新聞紙以外を使った浴室の鏡のうろこ汚れ除去方法新聞紙以外にも、浴室の鏡のうろこ汚れ除去に役立つアイテムがあります。以下に紹介します。重曹とクエン酸、お酢を使った方法はどれも効果的です。重曹は研磨作用があり、皮脂汚れや石鹸カスなどにも効果があります。クエン酸は酸性で、うろこ汚れの中和に効果があります。お酢も酸性で、クエン酸と同様の効果が期待できます。レモン汁を使ってもOKです。4. 浴室の鏡のうろこ汚れを予防するコツ浴室の鏡をキレイに保つためには、うろこ汚れの付着を予防することが重要です。以下のコツを実践してみましょう。鏡に付いた泡はすぐに洗い流しましょう。洗顔料やボディーソープには、水垢の原因となるミネラルが含まれています。また、水滴が付いたままにしないように注意しましょう。水滴が乾くと、ミネラルが残って水垢になります。浴室の湿気をしっかりと除去するために、換気をしましょう。浴室の鏡のうろこ汚れ除去方法を実践し、キレイな状態を長く保ちましょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月18日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪新聞紙を有効活用できる方法として、折りたたむだけで作れる「箱」がおすすめです。本記事では、新聞紙で作る箱の使い方や作り方を解説します。基本の箱から丈夫な箱まで、さまざまなタイプの作り方を紹介します。新聞紙で作る箱の活用方法新聞紙で作った箱の活用方法を紹介します。新聞紙が材料としておすすめな理由やその魅力について解説します。1. ゴミを入れる新聞紙のメリットは、使い終わった後にすぐに捨てられることです。例えば、毎日発生する生ゴミを入れるゴミ箱として新聞紙の箱が最適です。野菜のクズや魚の骨などの細かいゴミを作った箱に入れることができます。テーブルの上に置いておけば、ナッツの殻や使った後のティッシュの入れ物としても便利です。ゴミが溜まったら簡単に捨てることができますし、箱の形になっているために中身がこぼれにくく、水分を吸収することでにおいも軽減されます。また、新聞紙を重ねて箱を作ったり、厚みのある広告を使ったりすると、より丈夫な箱になります。新聞紙は再利用することができるため、費用がかかりません。2. 小物入れにする新聞紙の箱にお菓子や小物を入れれば、散らかりません。汚れてしまっても捨てるだけでよく、収納する場所も必要ありません。小物入れとして使った後、ゴミ箱として再利用することもできます。子どもにおやつを入れて渡し、食べ終わった後に中にゴミを入れてもらうなど、さまざまな使い方ができます。お土産やプレゼントのラッピングにも活用できます。新聞紙をカットして使用すると、小さな箱にすることができますし、カラフルな一面広告を使うことでオシャレな仕上がりになります。新聞紙の代わりに包装紙や折り紙を使用することもおすすめです。新聞紙を使った簡単な箱の作り方新聞紙1枚だけで作れる箱の折り方を紹介します。長方形の紙なら問題なく作ることができますので、小さい箱を作りたい場合は新聞紙をカットしておきましょう。1. 新聞紙を半分に折ります。2. さらに半分に折って4分の1の大きさにします。3. 上部が三角形になるように開きます。4. 裏側も同じように三角形に開きます。5. 中の面を開いて表側にします。6. 三角形の両端を中央に向かって折りたたみます。7. 裏側の両側も同じように折りたたみます。8. 三角形の逆側を折り返し、反対側も同じように折り返します。これで新聞紙の箱が完成です。折りたたんだ状態なら場所をとらないため、一度にたくさん作ってストックしておくことができます。ただし、1枚の新聞紙で作った箱は水に弱く、生ゴミ用のゴミ箱には適していません。また、手順5で三つ折りにすると縦長の箱になります。小さな箱や深めの箱を作りたい場合におすすめです。折りたたむ幅を大きくすることで細くなりますので、自由に形を調整することができます。バラけにくくて頑丈な箱開口部をもう一度折りたたむことで、箱をバラけにくくし、頑丈さを増すことができます。この頑丈な箱ならば重い根菜を保存することも可能で、冷蔵庫に入れても土や玉ねぎの皮が飛び散ることはありません。また、新聞紙を使っているため消臭効果もありますので、使用した後のオムツ入れとしてもおすすめです。結論箱を作れる方法を知っていれば、新聞紙の活用方法が広がります。ゴミ箱や小物入れなど、さまざまなシーンで活躍することでしょう。慣れれば簡単に作ることができますので、まとめて作ってストックしておくと便利です。作り方によって形や頑丈さが異なるため、用途に応じて使い分けることをおすすめします。新聞紙をカットして小さな箱を作ったり、使う新聞紙の面を工夫してみるなど、自分なりにアレンジしてみるのもいいでしょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月06日日本テレビの報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話を基にテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化した「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」が放送決定。PR動画が公開された。本作は、芳根京子と江口のりこがW主演。芳根さんが演じるのは、コロナ禍直前の2019年に日本テレビに入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者、和泉令役。江口さんが演じるのは、2003年に日本テレビに入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者、真野二葉役。そして、和泉と真野とともに働く先輩記者、社会部デスクの平尾成美役を木村佳乃が演じる。平尾は、地下鉄サリン事件が起こった1995年に日本テレビに入社、女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)となった報道一筋の記者。さらに、1981年に日本テレビに入社、女性で初のテレビ報道記者となり、オウム真理教代表の麻原彰晃が逮捕される瞬間を中継した記者、曽根昭子を仲間由紀恵が演じる。1995年5月16日、オウム真理教の代表、麻原彰晃が逮捕された。その日、8時間にわたってテレビ中継で現場の様子を伝えた記者は女性だった。「女を事件現場に行かせるなんて」という世間の声を跳ね返した瞬間だった。時代は昭和から平成、令和へと移り変わる。自然の脅威によって1万5900人もの人々が命を落としたときも、賑やかな街々が静まりかえるパンデミックが起こったときも、真実を伝えるために記者たちは現場へ向かった。「女には無理」と言われながら、女性記者たちが歩んできた道を踏みしめてきた。私は諦めない。先輩が諦めなかったから――。キャスト陣よりコメント到着芳根さんは本作のオファーに「この企画、凄い」と思ったそうで、「実際にあった事件とドラマがリンクし、当時のニュース映像が使われたりと、報道局の協力がないと成立しない、普通のドラマではないというのを台本からも感じとれて」とコメント。社会部記者・和泉を演じるにあたり「同世代の3人の記者の方にお話を伺い、それぞれのキャラクターの面白い部分や繊細な部分をいただいて、和泉令というキャラクターを作り上げました」という。「仕事の向き合い方や先輩たちとの距離感、恋人との付き合い方など、コロナ禍直前の2019年に入社したZ世代ならではの悩みにぶつかる姿に、共感していただけることがあるかもしれません」と期待を込めて明かした。江口さんは、「私が演じる真野のモデルの一人である方と実際にお会いさせていただいて、お会いする前までは報道記者はどういう仕事でどんな感じで働いているのかを訊こうと思っていた」と明かし、「実際にお会いするとその記者の方がとても素敵で、私自身その方にとても興味を持ちまして、どうしてテレビ報道記者を目指したのか、きっかけは何だったのかなど、お話しさせていただきました」とふり返る。「報道フロアに速報として事件が入ってきて、その事件をニュース番組で放送するまでの流れを初めて知って、こういうことをするんだという驚きと発見があり面白いと思いました。視聴者の方にもそこの部分をちゃんと伝えることが出来たら」と語った。「私が演じる曽根は、日本で初めて女性でテレビ報道記者になった方がモデルの一人になっていて、女性差別と闘いながら大ニュースの中継にも抜擢をされた女性」と、役柄を語る仲間さん。「報道記者は、事件現場で自分の集めてきた情報と考えで目の前にある事件を深掘りしていくたくましいお仕事だなと改めて思いました。危ない現場もあると思いますし、今の私から見ても女性で現場の第一線に行くという気力がどこから湧いてくるのか、どんな信念があるのかはすごく興味深かったです」と語る。そして木村さんは、出演オファーに「絶対にやらせていただきたいと思いました」とコメント。「自分なりに研究し撮影に挑みました。私が演じる平尾のモデルの一人である下川(美奈)さんのことは、昔から番組で拝見しており、実際にお会いしてお話を伺うこともできました。そこで、記者らしく見えるようなアドバイスを沢山いただき、撮影の参考にさせていただきました」と明かしている。日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」は3月5日(火)20時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月05日新聞紙が家に溜まってきたら、都度まとめて捨てる。こうしているご家庭は多いでしょう。しかし、まとめるのも、それを捨てるのも意外と力がいるもので、面倒に感じてしまいがちです。どうせなら、新聞紙を有効活用していきましょう。X(Twitter)にて、防災に役立つさまざまな情報を発信している警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)が、『新聞紙でゴミ袋を簡単に作る方法』を紹介しています。新聞紙でゴミ袋を作る方法自他共に認める不器用な私。新聞紙でゴミ袋を折るのは難しくて覚えられませんでしたが、私でも簡単にできる方法がありましたので紹介します。新聞紙には湿気を吸収し、臭いを消す効果があります。覚えておくと避難所生活で便利ですよ。捨てるのも簡単なのでぜひお試しを。 pic.twitter.com/f0EvKqmyif — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) September 21, 2023 1.新聞紙を1枚広げると、長方形のようになります。この長方形の長辺の端に沿って、丸型のゴミ箱の口を寝かせた状態で置きましょう。2.ゴミ箱の口を新聞紙の上に置いたら、ゴミ箱を長方形の長辺に沿って転がして、新聞紙を巻き付けます。3.ゴミ箱の口に沿って新聞紙を巻き付けたら、ちょうどゴミ箱の口から新聞紙が筒状に伸びる形になっているはず。その筒状になった先端部分を、まとめてねじります。しっかりと新聞紙の先をねじって、ゴミ箱の中に押し込んだら、完成です。この投稿に、「超便利!これは普段使いにもよさげ」「目からウロコ」「不器用な私でもできそう」などのコメントが寄せられました。この方法なら、手先が不器用で自信がないという人でも、簡単に作ることができます。ぜひお試しください。最近はレジ袋も有料化されているため、買い物時にもらった袋をゴミ袋に使う、というのもなかなかできません。そんな時に、捨てるはずだった新聞紙をゴミ袋として利用できれば、節約になります。なお、自治体によっては新聞紙等でくるんだ状態でゴミを捨てることを禁止している地域もあるので、ゴミ捨てはそれぞれのルールに従ってください。新聞紙には、湿気を吸収して臭いを消す効果があります。新聞紙のゴミ袋は簡単に捨てられるので、普段使いはもちろん、災害時にも役に立てられるでしょう。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年01月14日毎日のように届く新聞は、朝刊だけであってもすぐにたまってしまいます。古い新聞を読み返すことは少ないからと、たまったら処分してしまう人は多いのではないでしょうか。新聞紙は、私たちに情報を提供してくれるだけではありません。古い新聞紙は、家の中のさまざまなことに活用できます。処分してしまう前に、新聞紙の活用方法をチェックしましょう。時短や節約に役立つライフハックを多数紹介するちーゆ(chi_yu.)さんは、Instagramでたまった新聞紙の活用術を紹介しています。これを知ってしまうと、古新聞が手放せなくなるかもしれません。活用術1.窓掃除筋が残ったり拭いたのにくもったりと、意外と難しいのが窓の拭き掃除です。新聞に使われているインクが、窓掃除を楽にしてくれます。まずは、新聞紙を1枚丸め、水で濡らしましょう。きつく丸める必要はなく、ふんわりとで問題ありません。水で濡らす時は、新聞紙全体がしっかり濡れるようにしましょう。丸めて濡らした新聞紙で、窓を拭いていきます。水滴が残りますが、気にせず拭いていきましょう。乾いた新聞紙を1枚用意し、扱いやすいサイズに折ります。その新聞紙で乾拭きをしていきましょう。窓掃除はこれで完了です。新聞のインクには、手あかや油分を分解する力があります。つや出し効果もあるので、まさに一石二鳥です。濡らした新聞紙は、窓のサッシにも使えます。窓掃除のついでに、サッシもきれいにしてしまいましょう。活用術2.ゴミ箱の消臭夏場は特に感じやすくなりますが、ゴミ箱を開けたら嫌な臭いがする…ということはありませんか。新聞紙は、ゴミ箱の消臭にも使えます。新聞紙を捨てているように見えますが、これが消臭方法です。新聞のインクには、油分を分解する力だけでなく、臭いを吸収する力もあります。ゴミの日まで臭いに耐えられないという人は、すぐに試してみましょう。活用術3.揚げ油の廃棄から揚げやコロッケなど、暑い日でも揚げ物が食べたくなります。揚げ物が続くと必要になるのが、油の廃棄です。ここでも新聞紙が活躍します。空の牛乳パックを用意して口を全部開き、中に新聞紙を入れましょう。この上から油を注ぐので、新聞紙はなるべく奥まで入れます。新聞紙を入れ終わったら、油を注ぎましょう。油がしっかりと新聞紙に染み込んだら、口をテープなどで固定し、燃えるゴミとして捨てられます。普段は専用の凝固剤を使っているという人も、コスパを抑えられる新聞紙と空の牛乳パックを試してみてはいかがでしょうか。なお、温度が高い油を吸わせると、自然発火する恐れがあります。十分に冷ましてから、新聞紙に吸わせるようにしましょう。さらに油を吸わせた後に水も吸わせるとより安全です。猫を飼っているお宅であれば、丸めた新聞紙は猫のおもちゃにもなります。掃除の後は、新聞紙で遊ぶ愛猫を見て癒されましょう。誤飲しないよう、サイズには気を配りましょう。新聞紙はリサイクルできますが、掃除などに使うのもまたエコ活動です。今まで読んだら捨てていたという人は、ぜひちーゆさんの活用術を試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月14日毎日のように出るゴミ。ゴミを入れるゴミ箱もできるだけ環境に優しいものを選べるといいですよね。HSP整理収納アドバイザーとして活動されているyuri(yurimochi.home)さんは、手軽に試せる新聞紙を利用したゴミ箱作りの方法を紹介されています。その便利な使い道とともに、身近な材料で簡単に実践できるのがうれしいアイディアです。ゴミ箱の手作り手順新聞紙を1枚取り、最初の折り曲げられた状態のまま置きます。この時、上に開く部分がくるように配置します。次に、新聞紙の下端から中央の線に向かって折ります。新聞紙をひっくり返して、縦3等分に折ります。折り返した下部分を重ねて折り込みます。上下を再びひっくり返して、中央まで三角形に折りたたみます。三角形の部分を折り込むことで、ゴミ箱が完成します。この簡単な手順で、新聞紙を再利用して環境に優しいゴミ箱を手作りできます。さらに、ゴミ箱の角を潰せばマチ付きにもなります。このゴミ箱をキッチンの近くに置いておけば、キッチン周りで出たゴミもサッと捨てられて便利です。新聞紙は油を吸収する性質があるため、油汚れが付いたゴミでも捨てられる点が嬉しいポイントです。また、新聞紙は軽いので、穴あけパンチで開けた穴にフックをかければ、浮かせたゴミ箱もOKです。色々な場所にゴミ箱を設置できるこの新聞紙のゴミ箱は、こんなところにゴミ箱があったらいいな、と思うところに手軽に置いておけるのもメリットです。例えば玄関にゴミ箱を置いておけば、不要なチラシやDMは中へ持ち込まずとも玄関先で仕分けておくことができて便利ですね。ゴミの取り扱いについての注意点多くの自治体では中身が見える状態でゴミを出すことを推奨しています。新聞紙のままでゴミ出しするのではなく、中身が見える状態にしてからゴミ出しするようにしましょう。新聞紙を活用したゴミ箱は、環境への配慮と便利さも兼ね備えたナイスアイディアです。ぜひ、自身の暮らしに取り入れて、エコなライフスタイルを実践してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月02日インド北部、カースト最下層として差別を受けるダリト(ダリット)の女性たちが立ちあげた新聞社「カバル・ラハリヤ」(ニュースの波)の女性記者たちを追ったドキュメンタリー映画『燃えあがる女性記者たち』の公開日が、9月16日(土)に決定。その予告編が解禁となった。本作の舞台は、インドで最も人口の多いウッタル・プラデーシュ州(人口2億人)の中心部。同州は、悪名高いレベルの汚職、女性に対する暴力や社会的少数者への残忍な抑圧が行われていることでも知られる。問題をさらに複雑化しているのは、同州の多くの地域が、メディアにとって闇の地域のままであること。このような背景の中、インドで唯一、カースト最下層に属する女性たちが運営する新聞社「カバル・ラハリヤ」(KL)の仕事ぶりを、本作では目撃できる。KLの主任記者である32歳のミーラは残忍なレイプ事件を取材しており、物語が展開するにつれ、ウッタル・プラデーシュ州に蔓延する暴力、そしてダリト女性であることの難しさが浮き彫りになる。貧しいダリトの家庭に生まれ、14歳で結婚したミーラは、保守的な文化に逆らい教育を受け、KLの記者になった。当時、創刊15年目を迎えた同紙は、デジタルニュースに移行。ミーラはこの取り組みを任され、同社を地域の有力なデジタルニュース社に変革するため、読み書きがあまり得意ではない人も含め、専門的な研修を受けた28人の記者からなるチームを率いる。彼女のチームが初めてデジタルデモクラシーを経験する中、汚職、女性に対する暴力、壊れた道路や不十分な公衆衛生などの問題を報じた彼女たちの映像は人気を集め始め、男性が経営するほかの大手メディアをざわつかせる。映画では脅迫、危険、希望、そして犠牲に満ちたこのストーリーを、主人公のミーラと彼女の活発な”弟子”スニータの視点から見ることになる。なお、公開に伴い、本作を手掛けたリントゥ・トーマス、スシュミト・ゴーシュ監督も来日予定。各界からオピニオンコメントも到着している。スシュミト・ゴーシュ(左)、リントゥ・トーマス(右)監督『新聞記者』のモデルとなった望月衣塑子(東京新聞記者)は、「カースト制のさらに下に位置する『ダリト』の女たちが作り出したメディアが、身分差別社会インドを変革する。侮蔑する男をものともせず、貧困に苦しむ人々と為政者のギャップにカメラを向け続ける。『怯むな、前に進め』。メディアに携わるあらゆる人々がみるべき映画だ」とコメント。また、安田菜津紀(メディアNPO Dialogue for People 副代表/フォトジャーナリスト)は、「カーストの壁、家族という呪縛、世間の目、そして女であること――幾重にも折り重なり、のしかかる差別構造の中、消されてきた声を拾い続ける記者たちの姿は、暗闇の中でなお輝く、民主主義の灯そのものだ」とコメントを寄せている。『燃えあがる女性記者たち』は9月16(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月04日10年ほど前から図書館によく行くようになりました。そこで毎回見かけるのが、テーブルで新聞を広げるおじいさんたちの姿。眼鏡を掛けながら新聞を広げるその姿を見るたびに、子どものころによく見た祖父の姿がよみがえり、懐かしさをかみ締めていました。そして、懐かしさとともに、あのころ感じていた疑問も、ふと思い出したのです。「なぜ祖父はいつも新聞を読んでいたのか?」と。★関連記事:「次の誕生日に死ぬわ」認知症を患っている祖父が唐突に宣言…!? #40代親バカ母 13子どものころに祖父母に抱いた疑問子どものころ、祖父母の家に行くといつも同じ光景が広がっていました。テレビが流れたままの居間で、座って新聞を広げている祖父と、その横で針仕事などをしている祖母。年中出しっぱなしのこたつのテーブルの上にはいつも何かしらの食べ物(お菓子や漬物、果物など)とお茶が置いてあって、祖父母はそれを時折口に運びつつ、眼鏡を掛けたり外したりしながら、それぞれの作業に没頭していました。そんな祖父母の姿は、家で見る自分の両親の姿とはまったく違っているのに、父方の祖父母も母方の祖父母も、他の親戚の老夫婦や友人の祖父母も、なぜか似通っていて、子どもながらに「夫婦は、年を取ったらこうやって過ごすものなのか」という思いとともに、3つの疑問を抱きました。1つは、なぜ眼鏡を着けたり外したりするのか。もう1つは、なぜ一年中こたつがあるのか。そして、なぜ祖父はいつも新聞を読んでいるのか。「どうしても知りたい」というほどの疑問でもなかったので、特に誰かに聞いたりもしなかったのですが、毎回疑問に思っていました。2つの疑問は解けたけれど子どものころに抱いた3つの疑問のうち、2つは、年齢を重ねるにつれて自分なりの答えが出ました。1つ目の「なぜ眼鏡を着けたり外したりするのか」については、単純に老眼だったのだろうと思います。2つ目の「なぜ一年中こたつがあるのか」については、いくつか答えの候補があるのですが……。まずは、こたつ布団の上げ下ろしが大変だったのではないかということ。それから、年齢とともに暑さ寒さを感じる感覚も鈍くなるので、あまり気にならなかったのではないかということ。他にも、寒暖差の激しい地域であることや、古い家で床が冷たいからなどが思い当たりました。こうして残る疑問は1つになったわけですが……。最後の1つはなかなか理由が思い当たりませんでした。実は小さいころに一度だけ、「新聞っておもしろいの?」と祖父に尋ねたことがあります。そのときの答えは「たまにおもしろい記事があるよ」でした。子どもから見れば、小さい文字が恐ろしくたくさん並んでいて、大層難しい読み物のように感じていただけに、楽しいから読むわけではないのかとますます謎が深まった瞬間でもありました。そんな疑問でしたが、年を経て、おじいさんになった父から回答を得ることになったのです。年を経て現在の父が、同じ姿にあれから時がたち、リタイアした父もまた、祖父たちと同じように新聞を読むようになりました。今までも毎朝読んでいる姿は見ていたのですが、リタイア後は読み方が変わりました。以前は全体を流し読みし、特定の記事だけをじっくり読むような読み方でしたが、最近は端から端までじっくり読むように。そのせいか、以前は新聞を縦半分に折り畳んで読んでいたのが、今はテーブルに広げて読むように。父は老眼がひどいこともあり、新聞を読むときは必ず老眼鏡を掛け、傍らに虫眼鏡を用意しています。そして、眼鏡を着けたり外したりする代わりに、虫眼鏡を出したりしまったり、近付けたりしているのです。そんなある日の会話中、父は「昔は年寄りってなんであんなにじっくり新聞を読んでいるのだろうって思っていたけれど、今ならわかる」と言うのです。父いわく、「時間ができて、今まではじっくり読めなかった記事もじっくり読めるようになった」ということが時間をかけて新聞を読むようになった元々のきっかけだけど、「その結果、読みたい記事も増えた」とのこと。また、昔に比べて集中力などが落ちて、本を読むのがつらくなってしまったけれど、新聞の記事はちょうど読み切りやすい長さになっているから、ついそちらを読んでしまうということでした。まとめ子どものころは読書好きだった父ですが、社会人生活の中で本を読む習慣が薄れてしまい、リタイア後、久しぶりに本を読んで大層驚いたそうです。集中力が落ちてしまいずっとは読めない、記憶力と理解力が落ちて度々前のページに戻らなければ話わからないなど、1冊読むのが大変で、おっくうになってしまったとのこと。一方、新聞は毎日内容が変わる短編集のようなもので、読みやすいのだそうです。そんな理由があったのかと非常に驚きました。それと同時に、年齢による衰えで読書もつらくなるのだと衝撃を受けた私は、「時間ができてから読もう」ではなく、長く読書を楽しむためにも、今から日々の読書習慣を持ちたいと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/やましたともこ著者/おおさわ (40歳)長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。
2023年06月23日坂口健太郎が主演を務め、葵わかな、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦らが共演する「Dr.チョコレート」に西野七瀬が出演することが分かった。敏腕新聞記者・奥泉渚役として“Dr.チョコレート”を追う。本作は、謎多き義手の元医者と天才外科医の10歳の少女という、運命を分かち合う2人が少女の両親を殺害した陰謀の謎を追う、怒涛の展開がクセになるノンストップ・ドクター・エンターテインメント。本作で西野さんは大手新聞社のエース記者、奥泉渚(おくずみ なぎさ)を演じる。バイタリティーに溢れ、数々の社会の不祥事を持ち前の食い込み力と徹底的な調査で暴いてきた奥泉が狙う次なるスクープは、極秘手術の条件は、現金1億円とチョコレートという謎の医療スペシャリスト集団「Dr.チョコレート」の正体。「Dr.チョコレートはただの都市伝説」と取り合わない上司にたてつきながら、独自取材を続けていた奥泉は、偶然乗り合わせた飛行機内での出来事をきっかけに、野田哲也=Teacher(坂口さん)に出会う。その嗅覚で何かを感じ取った奥泉は哲也に接近するが、いつしか、取材対象としてだけではなく、哲也に心惹かれていく。Teacherとの関係は一体どこへ向かうのか…。■西野七瀬コメント敏腕新聞記者、しかも仕事人間の女性という役柄はこれまでに演じたことのない役柄で、自分でもどんな風になるのか想像もつかない分、純粋に楽しみです。奥泉は、普通はそれは言わないな、とか、え!それやっちゃうの!?というラインをぐいぐいパワフルに乗り越えていき、それが記者としての得意分野・持ち味になっているキャラクターだと思います。その強さや、予測不能さ、でも、ちょっと憎めないようなちゃっかりした可愛さや、女性らしい心の揺らぎもあったり、奥泉のいろんな面を、面白くそして魅力的に見ていただけるように演じていきたいです。「Dr.チョコレート」は4月22日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月23日毎日配達される新聞紙は、読み終わったら大量のゴミとなり、処分するまでスペースを設けて保管しなければなりません。しかし、そんな使い終わった新聞紙を活用する方法があるようです。今回ご紹介するのは、ちーゆ(chi.yu_)さんの投稿。ぜひみなさんも試してみてください。新聞紙は窓の拭き掃除に活用できる使い終わった新聞紙は、窓の拭き掃除に利用できます。やり方は簡単で、新聞紙をコンパクトにたたみ、水に濡らし、窓を拭くだけ。その後は、乾いた新聞紙で乾拭きすれば、窓をきれいに掃除することができます。どうせ捨てる新聞紙なら、雑巾代わりに活用したいところです。 この投稿をInstagramで見る ちーゆ ︴ずぼら夫婦のゆるシンプルライフ(@chi.yu_)がシェアした投稿 また、窓の冊子など、ゴミのたまりやすい細かいところにも新聞紙を活用しましょう。新聞紙は折りたたんで厚みを調節できるため、掃除しにくいくぼみにもするすると入ってくれます。消臭や油の処分にも便利ちーゆさんが次に紹介するのは、新聞紙による消臭です。こちらもやり方は簡単で、臭いが気になるゴミ箱に新聞紙を丸めて入れるだけ。生ものやたばこの臭いなど、頑固な臭いに消臭効果を発揮してくれます。また、面倒な油の処分にも新聞紙が活躍してくれます。まずは空の牛乳パックを用意し、そこに丸めた新聞紙を入れます。後は、使い終わった油を新聞紙入りの牛乳パックに入れるだけです。ちーゆさんのInstagramのコメントでは、他にも新聞紙をゴミ袋として活用している人もいるそうです。いろいろなものが値上がりしている昨今、消耗品の購入もできるだけ抑えたいところ。新聞紙を上手に活用して、生活に役立ててみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日3月28日発売予約受け付け中日向坂46新聞23年春 金村美玖、小坂菜緒、濱岸ひよりの豪華振袖グラビアネット通販版はオリジナルブロマイド付きAタイプ32面表紙スポーツニッポン新聞社は、アイドルグループ日向坂46の専門紙「日向坂46新聞の第5号・2023年春号」(通算第5号)を3月28日から発売します。ダブル表紙の1つは、1月に成人式を迎えた20歳のメンバー3人、金村美玖、小坂菜緒、濱岸ひよりの豪華振袖グラビア。3人の新成人の晴れ着姿が見られるのは、世界でたった1つ、この日向坂46新聞だけとなります。また、ネット通販では全4タイプを販売。それぞれ、表紙4種類(金村&小坂&濱岸の2種、別途2種)のオリジナルブロマイド付きです。紙面内容は、4月1、2日の「4回目のひな誕祭 in 横浜スタジアム」の大特集。また、ハマスタが本拠のDeNA三浦監督とメンバーのスペシャル対談が実現しました。全32ページオールカラー、オールオリジナル記事&グラビアでお届けします。【商品概要】「日向坂46新聞23年春号」●判型:タブロイド判32ページ、オールカラー●定価:ネット通販版660円<タイプA-①、タイプA-②、タイプB-①、タイプB-②>コンビニ版550円(いずれも税込み)●発売日:2023年3月28日●発行:株式会社スポーツニッポン新聞社●発売場所:ネット通販(Amazon、セブンネットショッピング、HMV&BOOKS online)コンビニ、駅売店など【URL】・タイプA-[1] オリジナルブロマイド付セット<Amazon> <セブンネットショッピング> <HMV&BOOKS online> ・タイプA-[2] オリジナルブロマイド付セット<Amazon> <セブンネットショッピング> <HMV&BOOKS online> ・タイプB-[1] オリジナルブロマイド付セット<Amazon> <セブンネットショッピング> <HMV&BOOKS online> ・タイプB-[2] オリジナルブロマイド付セット<Amazon> <セブンネットショッピング> <HMV&BOOKS online> 【お問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社販売局Tel: 0120-4612-10Mail: customer@sponichi.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月11日キーラ・ナイトレイ主演、リドリー・スコット製作でアメリカを震撼させた“ボストン絞殺魔”事件を描くオリジナル映画『ボストン・キラー:消えた絞殺魔』が「Disney+(ディズニープラス)」スターにて3月17日(金)より独占配信。キービジュアル&予告編映像が解禁された。本作は、1960年代初期に米ボストンを震撼させた連続殺人鬼“ボストン絞殺魔”事件を解決へ導いた2人の女性新聞記者の勇敢な姿にフォーカスし、新たな視点で描いた実話に基づくクライム・サスペンス。女性がアパートで殺されている事件が立て続けに発生した。共通しているのは、被害者が犯人を怪しみもせず自宅に入れていたこと、そして殺された女性の大多数はストッキングでの絞殺されていたことだった。当時はDNA鑑定の技術も発達していなかったため、すぐに犯人逮捕には至らなかった。そんな中、連続殺人事件の関連性にいち早く気づき、報道したのが1961年にボストンで創刊された「Record American」の新聞記者だったロレッタとジーン。自らの命を危険にさらしながらも調査を進めていく彼女たち。自分の家族との時間を犠牲にして真実に迫っていく。解禁された予告編では、連続殺人事件に興味を持ったキーラ演じる新聞記者ロレッタが独自で証拠を探り、事件の真相を暴こうと奔走する様子が映し出される。この事件を引き続き報道しようはするロレッタだったが、男性記者たちは聞く耳を持たなかった。そんな中、連続事件の被害はますます拡大、さらにロレッタの身にも危険が迫る...。あわせて解禁となったのは、電話片手に背後を気にするロレッタが映るキービジュアル。強いまなざしが印象的だが、「男性は仕事、女性は家庭」という考えが“当然”とされた当時のアメリカで、警察や男性の記者が彼女たちをジャーナリストとして認めてくれず相手にされない中、諦めずに事件の真相究明に尽力する姿にも注目だ。キーラ・ナイトレイ主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでお馴染みのキーラ・ナイトレイ。そして、同僚の女性記者ジ ーン・コール役には『ゴーン・ガール』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のキャリー・クーン。さらに、プロデューサーには『最後の決闘裁判』『オデッセイ』 『ハウス・オブ・グッチ』などの監督を務めた巨匠リドリー・スコットをはじめ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 のケヴィン・J・ウォルシュ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』で製作を務めたジョシー・マクナマラが名を連ねている。『ボストン・キラー:消えた絞殺魔』は3月17日(金)よりディズニープラスのスターにて配信。(text:cinemacafe.net)
2023年02月26日株式会社サイバーエージェントの連結子会社BABEL LABELとNetflix合同会社が、今後5年間にわたる映画やドラマの製作および世界190カ国への配信を目的とした戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。BABEL LABELは、世界で通用するハイクオリティな日本発の映像コンテンツを生み出すという共通目標のもと、2021年にサイバーエージェントグループへ参画したコンテンツスタジオ。Netflixシリーズとして配信された『野武士のグルメ』『余命10年』『新聞記者』といった作品を監督した藤井道人をはじめとするクリエイターが所属。『新聞記者』は、第4回アジアコンテンツアワードで作品賞、主演女優賞、New Comer賞の主要3部門にノミネートされた。『新聞記者』メインビジュアル今後5年間の⻑期提携では、大型企画の開発とハイクオリティな映像コンテンツを製作。すでにNetflix作品として大型企画が進行しており、BABEL LABELとNetflixが手掛ける今の時代を表現した日本発の映像コンテンツを、Netflixを通じて世界中へ届ける予定だ。<コメント>■BABEL LABEL 代表取締役社⻑ 山田久人この度のパートナーシップディールによってBABEL LABELの作品がより世界中に届けられることを嬉しく思っております。Netflixの皆さまと一緒に企画を開発していくことでBABEL LABELの強みであるストーリー開発により磨きをかけ、日本発のコンテンツスタジオとして世界中にたくさんのヒット作を生んでいけるよう精進してまいります。■BABEL LABEL 監督 藤井道人Netflixとの出会いは6年前。『野武士のグルメ』で監督をさせてもらった時から、クオリティにこだわる姿勢に共感し、『100万円の女たち』『新聞記者』と、納得のいく作品を作る機会をいただきました。現在手がけているNetflix作品の未発表企画もそうですが、そうしたプロジェクトを通して日本の映画やドラマが、より多くの海外の観客に観てもらえる方法や、モノづくりの環境がより良くなっていくようにNetflixと共に考え、そして革新していきたいと思っております。■Netflix コンテンツ部門 バイス・プレジデント 坂本和隆藤井道人監督をはじめとするBABEL LABELが描く挑戦的かつ豊かなストーリーテリングに、これまでに何度も心を打たれました。昨今Netflixでは、日本発の作品が世界のTOP10作品に入るほど注目が集まっていることを実感しており、今回の取り組みを契機に、一層日本や世界の視聴者これまで見たことのないエンターテイメントを届けられることをお約束します。BABEL LABEL公式サイト:
2023年01月16日12月16日(金) 公開のドキュメンタリー映画『戦場記者』より、本作を紐解くスペシャルインタビュー映像が解禁された。本作は、世界の紛争地を飛び回ってきた日本人記者の視点から“戦場の今”を映し出すドキュメンタリー映画。ガザ、ウクライナ、アフガニスタンなど世界の戦地における国際ニュースだけでは知りえない戦争の残酷さを現実として突きつける作品となっている。この度、解禁となった映像では、中東を中心に世界中を飛び回る記者・須賀川拓の紛争地取材に掛ける想いを語るインタビューに加え、須賀川と同じ職場で共に働き、見守ってきたTBSロンドン支局長(当時)・秌場聖治や、共に取材地へ同行しているカメラマンの渡辺琢也から見たテレビ記者としての須賀川を語るシーンも収められている。その中で須賀川は、「“戦場”と“日常”は紙一重」と様々な紛争地を取材した彼だからこその見方を率直に語る。さらに「空爆された現場はもうこの世の地獄。でもその反対側の道には、これまで通りの日常がある。従来のテレビは、その瓦礫(の映像)から入るんです。瓦礫しか見せない。でもそうじゃないんです。瓦礫の隣を見ると、ケバブ屋がケバブを焼いている。そして『いらっしゃい。いらっしゃい』と言っている。そういった映像を見せることを今まであまりしてこなかった、してこられなかったんです。1分2分3分ではできない。今は映画やインターネットを含めて表現の幅が広がったので、それをちゃんと見せることができる。いろんな考え方があると思うんですけど、あの空爆の現場だけ見せたら、かわいそうだけで終わっちゃうんですよ。『大変そうだな』、『かわいそうだな、遠く離れたところで』って。でも戦争って、それだけじゃないんですよね。表現の幅が狭かったからできなかったことが、今これだけ拡がったからできるようになった。」と、ウェブ動画や本作のような映画といった試みによって、これまで時間の制限ゆえに戦争の現実をごく一部しか報じられなかったテレビ報道の枠を超えていけるようになったと話す。そんな須賀川に対して、秌場聖治は「須賀川はすごいですよ。ずっと喋っていることができる人はあんまりいないんですよ。それはそこまでに勉強してきて、普段から蓄積してきた知識みたいなものがあって初めて喋れる。その引き出しをガッと開けて、そこから掴んで喋るっていうことができる人っていうのはそんなに多くはない。テレビ記者として大事なスキルだと思います」と須賀川の強みを語る。さらに取材で何度も須賀川に同行しているカメラマンの渡辺琢也は「須賀川さんとか、色々な日本の記者が現場に行ってレポートすることが大切なんだと思います。現場に日本人がいることに意味がある」と、須賀川だけではなく、日本人特派員が現場に入りレポートすることの重要性を強調している。また、本作の公開に合わせて緊急帰国することになった須賀川監督と、ゲストによる生配信スペシャル特番が12月17日(土)に配信されることが決定。ジャーナリストの峯村健司氏と政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏をゲストに迎え、『戦場記者』にまつわる話から、ウクライナ戦争をはじめとする世界情勢、進化するジャーナリズムなど多岐にわたる内容で深堀りする。『戦場記者』スペシャルインタビュー映像『戦場記者』12月16日(金) 公開【映画『戦場記者』スペシャル特番開催概要】配信日時:12月17日(土)21:00~22:30予定(生配信)配信サイト: 「共感シアター」()※オンラインで出演者が集合トークしている模様をお届けします。ゲスト:須賀川拓監督/峯村健司(ジャーナリスト・青山学院大学客員教授)/ナザレンコ・アンドリー(政治評論家)聞き手:奥浜レイラ
2022年12月13日8月26日発行、Amazonなどは8月12日から予約開始エンタメユニット「すとぷり」を一冊まるごと大特集した「すとぷり新聞」が、2022年8月26日に発売です。8月27、28日にベルーナドームでファイナルを迎える初の全国5大ドームツアーの大特集。さらには、大相撲の番付風のすとぷりオリジナル楽曲の人気ランキング、すとぷり流行語大賞2022の大予想企画、8月1日発売の初EP「Are You Ready?」特集、メタバースSTPR WORLDや夏の苺文化祭!!のガイドMAP、メンバー考案の“妄想1面スクープ記事”など、いろんな記事が盛りだくさん。さらに、新聞4ページ分の特大ポスター付きと、隅から隅まですとぷり尽くしの新聞になります。タブロイド判、オールカラー全32ページで、定価660円(税込み)。全国の駅売店、コンビニエンスストアなどで販売。Amazon、セブンネットショッピング、HMV&BOOKS onlineでは、8月12日から予約販売を開始します。【商品概要】「すとぷり新聞」●判型:タブロイド判●頁数:32ページ●価格:660円(本体価格600円)●発売日:2022年8月26日(金)●発行:株式会社スポーツニッポン新聞社●発売場所:全国の駅売店、コンビニエンスストア、Amazon、セブンネットショッピング、HMV&BOOKS online、アニメイトなど【URL】Amazon セブンネットショッピング HMV&BOOKS online アニメイト通販 【ご掲載に関するお問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社販売局Tel: 0120-4612-10Mail: customer@sponichi.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月12日大阪国際大学(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)人間科学部心理コミュニケーション学科では、2021年度より大阪日日新聞(代表取締役:吉岡利固、本社:大阪府大阪市)と協働し、学生が記事を作成し、出版を目指すアクションプロジェクト(大阪日日新聞プロジェクト)を行っています。このプロジェクトでは、学生が自ら問題を発見し、その問題に関する調査・取材を行います。そうしたプロセスを通して、活字離れが顕著な若者世代に対して「新聞」というメディアの重要性や自身の成果が積み上げられる楽しさや苦労を認識してもらうことが目的です。これまで26名の学生が参加し、新聞社の審査を通過した7つの記事が大阪日日新聞に掲載されています。これまでの掲載された記事では、大阪市生野区における多文化共生/大阪市水道局のシェアオフィスの導入/聴覚障がい者の生活/大阪市西成区での炊き出しと支援活動/大阪市生野区の空き家問題/国内移住者の選択/保護犬活動とNPOと、学生自身の多岐に渡る問題関心とテーマが挙げられています。2022年度においても、プロジェクトを支えてくださっている大阪日日新聞関係者2名の外部講師の熱心な指導のもと、「ヴィーガンとSDGs」「ソロキャンパーのつながり」「京都府3町村合同の地域活動の取り組み」「視覚障がい者と社会の取り組み」「福祉施設職員の困難」「ジオキャッシングと村おこし」をテーマに学生が記事掲載に向けて全力で取り組んでいます。短い時間のなかで学生たちは時に苦労を抱えますが、参加学生からは取材と記事作成を通じて得られる高い達成感があるとの声があがっています。また、2021年度の成果を巨大新聞パネルとしてオープンキャンパスに展示し、高校生や保護者の方々が閲覧できるようにしていますが、「学生が作ったとは思えない」「興味をもって読めた」など非常に好評を得ています。今後も、新聞社と連携して、学生ならではの視点を深め、学生の主体性・問題発見/情報発信力・行動力・社会的責任の向上を目指していきます。【本件に関するお問い合わせ】大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師尾添侑太住所: 大阪府守口市藤田町6-21-57TEL: 06-6902-0791(代)FAX: 06-6907-4372Mail: y-ozoe@oiu.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日不要になった新聞紙や雑誌などを捨てる時、意外に面倒なのが紐で縛る作業。ビニール紐でまとめる場合、何となく縛っている人も多いのではないでしょうか。うまく縛れず、運ぶ時に紐が緩んでバラバラと落ちてしまった…なんてことも。そこで今回は、溜まった新聞紙や雑誌をしっかりと縛る方法を紹介します。まずは、新聞紙をまとめられる長さに切った、ビニール紐を用意しましょう。写真のように、くるりと円状にセットします。紐が交差している部分に新聞紙を置き、右上の輪っかの部分に、左側にある紐を下からくぐらせ、左斜め下へしっかりと引っ張りましょう。手前の紐を、交差している部分へ上からくぐらせ、紐の両端を持って縛ります。たるみが出ないよう、上下にギュッと引っ張りましょう。最後に、蝶結びをして完成です。簡単なようで、新聞紙や雑誌などを縛る際は意外とコツがいるもの。この方法であれば、たるみも出ず、しっかりと縛ることができます。また、まとめてゴミ出しをする際は、重くなりすぎないよう、自分で持てる範囲内で分けてまとめるのがおすすめです。今回の縛り方は、段ボールを捨てる際や荷造りの際にも役立ちます。気になった人は、ぜひ試してみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年04月26日「愛子さまは3月17日に初めての記者会見に臨まれます。非常にプレッシャーがかかる状況のなか、お一人で質問にお答えになります」そう語るのは皇室担当記者。「成年皇族の仲間入りをされた愛子さまには、皇室のイメージを刷新する存在として大きな期待がかかっています。注目が集まるゆえ、一言一句に神経を巡らさなければなりません」(前出・皇室担当記者)そんな“試練”を前に、愛子さまは現在、ひそかに準備を進めているという。宮内庁関係者が語る。「お父上の天皇陛下も、同じく20歳を迎えられたタイミングで初めて公式記者会見に臨まれています。それから40年以上、毎年会見を開かれていますから、ご自身の経験を愛子さまにお伝えになっているといいます。とくに記者への対応では“ユーモアを大切に”とお教えになっているそうです」陛下はお若いころから、答えるのが難しい質問に対しても柔軟に返答されていた。28歳の誕生日会見では、結婚の見通しを富士登山にたとえて「七、八合目ぐらいといったところでしょうか」「山頂は見えていても、なかなかそこにたどりつけないという感じ」と、お答えに。雅子さまとの婚約会見では、将来のお子さまの人数について質問を受けたが「コウノトリのご機嫌に任せて……というふうに申し上げておきましょう」とかわされた。お妃選びやお子さまに関しては、国民も大きな関心を持っている。陛下はそうした質問にも理解を示しつつ、ユーモアを交えて精いっぱいの回答をされてきたのだ。象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう語る。「現在の天皇皇后両陛下は、ときにユーモアを交えながら、しかし真摯にメディアに対応することで、会見からその人柄が見えて、好意的な評価につながりました。記者会見では“敵対的”には見えないように、等身大で話すようにと、愛子内親王にアドバイスされているのではないでしょうか」3月の愛子さまの会見では、陛下ゆずりのユーモア返答術が見られるだろうか――。
2022年02月11日●『新聞記者』での役作りと藤井道人監督との仕事について第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』を藤井道人監督自らの手で新たに紡いだNetflixシリーズ『新聞記者』。進行形の政治問題やスキャンダルに真正面から切り込むチャレンジングな作品で、米倉涼子、綾野剛、横浜流星という実力派陣の共演がかなった。それぞれ新境地に挑んだ彼らだが、米倉は「お二人からたくさんのエネルギーをもらった」としみじみ。撮影を振り返りながら、3人がお互いから受けた刺激を明かした。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信。権力の不正を追及する東都新聞社会部の記者・松田杏奈(米倉)が、事件を闇に埋もれさせないように必死で証言を集め、真相を追っていく物語で、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、映画版にはなかった視点から現代社会の問題を浮き彫りにしていく。――リアリティを追求した作品でもありますが、役作りにおいてはどのようなリサーチをされたのでしょうか。米倉:藤井監督と一緒に東京新聞さんを訪ねて、女性記者やベテラン記者の方にお話を伺いました。新聞社のフロアを回せていただき、どのように新聞ができ上がっていくのか、またどのような気持ちで記事を書いているのか、記事に注目してもらうためにどのように動いているのかなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。横浜:僕が演じた亮は、普通の若者であり、ある出来事をきかっけに環境が変化していく役どころです。演じる上では、もともと政治や社会にあまり興味がなかったけれど、どんどん知りたくなっていく……という亮と同じ気持ちになれたらと思っていました。また新聞配達に関しては、実際に作業されている場所に行って、折り込みのやり方や配達の仕方を教えていただきました。日常的に亮がやっていることとして表現できるように、新聞を持って帰って家でも折り込みの練習もしていました。綾野:僕は役作りをする上では誰にもお会いしていません。官僚の方々にも、それぞれに向き合っている正義があるはずなので、村上を演じる際にも誰かの主観を入れるわけにはいきませんでした。松田さんや、亮さんの生きている姿を素直に受け取ること、そして台本に描かれている時間で村上を作り上げていこうと思いました。――米倉さんは、藤井監督とは初タッグとなりました。藤井監督とのお仕事の印象を教えてください。米倉:映画界にはこんなイケメンがいるんだなと思いました(笑)。初めてお会いしたときに、「思ったようにやってください」と言ってくださって。背が高いのに、腰が低い方だなって(笑)。――現場での藤井監督はいかがでしたか?米倉:いざ撮影に入ると、藤井監督はものすごく粘り強くて一歩も引かない(笑)。私は地上波のドラマを主戦場として活動をしていたので、映画のチームの方々にはほとんどお会いしたことがありません。だからこそ新しい世界に飛び込んだという印象も強く、撮影現場ではとても緊張していました。まだ勝手がわからない部分も多かったので、またぜひ藤井組でリベンジしたいなと思っています。――綾野さんと横浜さんは、藤井監督とのお仕事を重ねられています。藤井組に参加する喜びとは、どのようなものでしょうか。横浜:藤井監督から今回のお話をいただいたときに、「映画版では描ききれなかった部分を流星に託したい」と言っていただき、とてもうれしいことだなと感じました。同時にその思いに応えるためには相当な覚悟が必要だと思いましたが、藤井監督はいつも僕たちに寄り添ってくれて、いい作品をつくるためには一切の妥協をしない方。そういう藤井監督だからこそ身を任せられるし、いつも“自分も知らなかった自分”のようなものを引き出してもらえる。話していても感覚や考え方が似ているなと思うところも多く、僕にとって一緒にいると安心する方です。綾野:藤井組に一貫して言えるのは、芝居だけに集中できる環境があるということだと思います。作品づくりの現場では分担することが大事ですが、そうでない事もあります。藤井組は、俳優部が芝居以外のことはすべて、各部署に任せてしまえるような器の広さがある。それは、藤井組にいるそれぞれが努力して作り上げた器に他なりません。藤井監督は各部署に対するリスペクト心や、分かち合うことをとても大事にしている方。藤井組は、そういった監督を中心に、各部署の尊厳を慮ることで進化しているんだなと感じています。●綾野、米倉のプロ意識に感銘横浜も先輩たちから学び――チャレンジングな作品でお三方の共演がかないました。共演されて、お互いに刺激を受けた部分も大きかったでしょうか。米倉:剛くんと流星くんからは、こうして見ているだけでもそれぞれのオーラとエネルギーがある方だということがわかりますよね。今回ご一緒させていただいて、俳優という仕事に対してものすごく真面目に向き合っているお二人だなと実感しました。剛くんとは、病室で会話をするシーンがとても印象的です。本作は『新聞記者』というタイトルではありますが、松田という新聞記者を通していろいろな人の正義や責任を視聴者の方にお届けする作品だと思っています。そういった意味では、病室での村上さんの姿を見たときに、彼がみんなの重荷を背負っているということがひしひしと伝わってきてとても心を打たれました。剛くんは今回身体づくりにも励んでいらっしゃって、本当にストイックだな! と。綾野:病室のシーンは、僕もものすごくシビれました。刺激的な時間でしたね。横浜:お二人の現場でのたたずまい、役への向き合い方などすべて、すごいなと感じる瞬間ばかりでした。一緒にお芝居をさせていただけることが幸せだなと、毎日喜びをかみ締めながら撮影していたのを覚えています。米倉さんはとてもフランクに現場を引っ張ってくれて、いつもいい雰囲気づくりをしてくださいました。亮が松田さんに会いに行き、彼女の信念や本音を聞く場面がありますが、そのときの松田さんの目からいろいろなものが伝わってきて、僕も感情を動かされました。また綾野さん演じる村上は、亮の大切な人を追い詰めた側の人間で、亮にとっては憎むべき立場の人。でも剛さん演じる村上の姿を見たときに、憎むべきなのかよくわからない気持ちになったんです。剛さんの村上には、そう思わせてくれるものが詰まっていた。作品への向き合い方や、役への入り込み方など、僕ももっと深く考えながら臨んでいくべきだなと刺激を受けました。綾野:米倉さんには、もっと早く出会い、その背中を体感したかったと思いました。積み上げてこられたプロ意識が、きちんとご自身の中に存在している、もっと言えば纏われている。なにより今年またブロードウェイに挑戦されるというニュースを見たときに鳥肌が立ちました。とてつもないことをされている。僕にはまだ到底想像ができない世界観ですが、「もっともっと」と、ものすごく元気が出たんです。気持ちが溢れてきました。そういった意味でも、人を動かす力があるんです。一方で、僕は流星くんからもいつも心を動かされています。僕の言葉で彼に色をつけてもあまり意味がないと思いますが、流星くんは今、無色無属性にいろいろなカラーをまといながら七色になって発光をしようとしている。ここからさらに一緒に上がっていけたらと。――本作自体も、見た後にもっと社会について知りたくなるような人の心を動かす力を持った作品だと感じます。みなさんは本作に参加したことで新たに発見したことや、気づきを得たことはありますか。米倉:初めての藤井組で、初めてお会いする俳優さんもたくさんいらっしゃいました。「こうやってお芝居をしていくんだ」と刺激を受けることも多く、剛くん、流星くんからもたくさんのエネルギーをいただきました。今はまた新しい扉を開いていきたいという思いでいっぱいです。記者という仕事について取材をする中では、今を生きて、声なき声を届けようと頑張っている記者の皆さんがいることを知って。完成作を観ても、いろいろな思いを抱えて生きている人がいるんだと実感することもあり、私自身とても勉強になることが多かったんです。お二人とご一緒できたこともそうですが、本当に出会えてよかったなと思える作品になりました。綾野:僕も、劇中で起きる出来事を自分の肉体を通して感じることで、たくさんの気づきがありました。米倉さんと流星くんを通して感じたことも多くありましたし、そこを目指して走っていたような撮影期間だったと思います。今回は肉体的な役作りもしていますが、それも松田さん、亮さん、村上の3人が顔を合わせるシーンに向けて作り上げていったもの。あのシーンから感じられるものを、視聴者の方々にもぜひ受け取ってもらえたらうれしいです。今回、米倉さん、流星くんと初めて共演をさせていただき、藤井組で新しい風を感じながら作品に臨むことができました。生きている限り前進と改めて感じさせてくれたように思います。横浜:これまでは同世代との共演も多かったですが、本作で先輩方と一緒に作品をつくっていくという経験をさせていただいて、僕にとっては学ぶことばかりの撮影期間でした。また僕も亮と同じように政治や社会について興味、関心が薄いところがあったように思いますが、亮として生きることで、ニュースの見方や捉え方にも変化が起きたり、世の中に起きている出来事を他人事としてではなく、もっと自分のこととして考えられるようにもなりました。社会で生きている一人の人間としても、ものすごくいい時間を過ごすことができたなと感じています。■米倉涼子1975年8月1日生まれ。神奈川県出身。1993年モデルとしてデビュー。1999年に女優へ転身。近年はドラマ『35歳の高校生』(13年)、『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(18年)などに出演。『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)は10年続く人気シリーズとなった。ミュージカルでも活躍しており、2008年に『CHICAGO』の日本版でミュージカルに初出演。2012年7月には『CHICAGO』でブロードウェイデビューを飾り、2017年、2019年と、3度ブロードウェイ主演を果たし、2022年4度目のブロードウェイ公演も決定している(東京凱旋公演は12月)。■綾野剛1982年1月26日生まれ、岐阜県出身。モデル、音楽活動を経て、2003年に『仮面ライダー555』(テレビ朝日系)にて俳優デビュー。2007年に映画『Life』で長編映画初主演を果たし、2009年、映画『クローズZERO II』に出演。2010年にドラマ『Mother』、2012年の連続テレビ小説『カーネーション』などで注目を集め、2013年、映画『横道世之介』『夏の終り』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『そこのみにて光輝く』(14年)、『怒り』(16年)、『日本で一番悪い奴ら』(16年)など代表作も多数。藤井道人監督とは、映画『ヤクザと家族 The Family』(21年)、ドラマ『アバランチ』(21年)でタッグを組んでいる。■横浜流星1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。直近の出演作に、主演映画『きみの瞳が問いかけている』(20年)、主演映画『DIVOC-12 「名もなき一篇・アンナ』、映画『あなたの番です劇場版』、主演ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』、ドラマ『私たちはどうかしている』(20年)、ドラマ『着飾る恋には理由があって』(21年)に出演。現在はTBS×ハリウッド共同制作日曜劇場ドラマ『DCU』に出演中。今後、主演映画『嘘喰い』が2月11日公開、映画『流浪の月』が5月公開予定、主演映画『アキラとあきら』の公開が8月26日控えている。
2022年01月28日2019年6月に劇場公開された映画を全6話のドラマとして新たに描くNetflixシリーズ「新聞記者」。今日の総合TOP10入りし、話題を集める本作について、米倉涼子・綾野剛・横浜流星・藤井道人監督が貴重な撮影裏話を語るスペシャル映像が解禁された。配信直後の週末から、Netflix日本における「今日の総合TOP10」1位となり、SNS上でも「見始めたら止まらなくなり最後まで5時間一気見してしまった」「役者さんや作り手のエネルギーが画面からはみ出してくるような、すごい熱量」「凄いドラマを観てしまった…!」と大反響を巻き起こしている本作。この度解禁されたのは、米倉さんらが具体的な3つのシーンを一緒に見ながら撮影秘話を語るスペシャル映像。まずは、米倉さん演じる不屈のジャーナリスト魂を持つ東都新聞社会部記者の松田杏奈と、横浜さん演じる新聞配達をしながら大学に通う就活生の木下亮が初めて出会うシーン。米倉さんは「こんなに背骨が曲がってたなんて…」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せるが、松田の「声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う」という台詞について「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせて頂いて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた“声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と本作のテーマとなる重要な裏話を披露。人生の帰路に立つ亮に対し、松田が絞り出すように言葉を伝えるこのシーンは「緊張した!」と正直に明かす米倉さん。その大事な言葉を伝えられた横浜さんは、就職活動中の亮のシーンをふり返り「藤井監督が描きたかった“一般市民”の目線を任せてもらったのですけれど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」とNetflix版で新たに加わった大学生・亮に起きる変化に注目してほしいと語る。すると綾野さんが、亮の「なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ」という台詞について「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘、まさにこの台詞を書いた藤井監督からは「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られると、米倉さんも思わず納得した様子。3つ目は、綾野さんが演じる、国民に尽くすという理想を持ちながらも運命に翻弄されるエリート官僚・村上真一が抑えていた感情を一気に爆発させるシーン。綾野さん自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影をふり返る。本シーンで村上から絞り出される「申し訳ありません」という台詞については「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」という本作屈指の壮絶なシーンも、テイクを重ねて撮影したという裏話を明かしている。Netflixシリーズ「新聞記者」は配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月21日Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』より、主要キャストである米倉涼子、綾野剛、横浜流星、そして藤井道人監督が撮影秘話を語るスペシャル映像が公開された。2019年6月に劇場公開され、大ヒットした映画『新聞記者』。同作は近年の政治事件やスキャンダルなどに真正面から切り込み、タブーに挑戦した衝撃的な内容が話題を呼んだ。ドラマは、映画版とは違った角度から、新たな物語としさらにスケールアップし、1月13日(木)から全世界に配信されている。ドラマには、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈役に米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星と、豪華キャストが集結。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務める。配信直後の週末から、Netflixの日本における今日の総合TOP10にて1位となった本作。この度、米倉、綾野、横浜、そして藤井監督が3つのシーンを一緒に見ながら撮影秘話を明かすスペシャル映像が公開された。米倉演じる松田と、横浜演じる亮が初めて出会うシーンでは、米倉が「こんなに背骨が曲がってたなんて……」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せる。一方で、松田の『声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う』という台詞について「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせて頂いて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた”声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と本作のテーマとなる重要な裏話を披露。人生の帰路に立つ亮に松田が絞り出すように言葉を伝えるこのシーンで米倉は「緊張した!」と正直な感想を明かした。その大事な言葉を伝えられた横浜は、就職活動中の亮のシーンを振り返り「藤井監督が描きたかった”一般市民”の目線を任せてもらったのですけど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」とNetflix版で新たに加わった普通の大学生・亮に起きる変化に注目してほしいと語る。綾野が亮の『なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ』という台詞について「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘すると、まさにこの台詞を書いた張本人である藤井監督から「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られると、米倉も思わず納得した様子を見せた。そして、綾野演じる村上が抑えていた感情を一気に爆発させるシーンでは、綾野自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影を振り返る。本シーンで村上から絞り出される『申し訳ありません』という台詞については「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」という本作屈指の壮絶なシーンも、テイクを重ねて撮影したという裏話を明かした。最後は米倉がたった一言を言うためにNGを繰り出す様子も収められ、キャスト・監督の仲睦まじい様子が微笑ましい映像になっている。Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』全世界独占配信中
2022年01月21日常に努力を怠らず、挑戦し続ける女優人生を歩んでいる米倉涼子。“かっこいい女性”といえば一番に思いつく一人でもあるが、主演を務めたNetflixシリーズ『新聞記者』(全世界独占配信中)では、元気でパワフルという彼女のパブリックイメージや、代表作であるドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の“失敗しない医者”とは対照的な役柄にトライ。米倉は「吐息にも力を込めず、なるべく内股で歩いて、かっこつけない(笑)。つらいなと感じることもありましたし、大きい声を出したい! と思うこともありました」と笑顔を見せつつ、「本当に出会えてよかったと思える作品になった」としみじみ。新境地に飛び込んだ心境や、充実感を語った。○■かっこつけないヒロインに挑戦「ものすごく緊張していた」近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。米倉は、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を演じている。松田は権力の不正をとことん追及する“闘うヒロイン”だが、記者としての使命感を抱きながらも、徒労感や葛藤をにじませ、折れそうな心を必死に奮い立たせているような女性でもある。米倉は「最初はもっと強いキャラクターを作っていこうと思っていた。強さを表に出していこうとしていた」そうだが、映画版に引き続きメガホンを取った藤井道人監督からは「もっと声を小さくして。もっと優しい松田さんにしてください。そこから自分の思いを訴えていってほしい」と指示があったという。「藤井監督が大きな挑戦をさせてくれました。“削ぐ”という作業が必要なキャラクターで、本来の自分ともかけ離れているし、これまで私が求められてきたのとはまったく違う役柄でした」と告白する。米倉の持ち前の力強さや華やかなオーラを封印した役柄となったが、「なるべく内股で歩いて、歩幅も大きくせず、ポケットに手を入れてはいけない。かっこつけない!」と役作りを笑顔で振り返りながら、「つらいな、苦しいなと感じたり、大きな声を出したい! と思うこともありました。不安や戸惑いもあり、フラストレーションも溜まる(笑)。毎日がドキドキの連続で、本作の撮影はものすごく緊張していたことを覚えています」と心境を語る。○■刺激を受けた新境地への挑戦「また新しい扉を開いていきたい」実際にロケ地となった東京新聞で働く記者へのリサーチを重ね、松田役に反映していったという。米倉は「新聞記者としての日々はどのようなことが起きるのか、どうして新聞記者になりたかったのか、家に帰ったらどんなことをしているのか、いろいろなお話を聞かせていただきました」とリアルを追求し、「松田の自宅の壁にポストイットを貼りたいとか、電動歯ブラシで歯を磨きたいなどの提案もさせていただいた」とアイデアも注ぎ込んだ。演じる上でもっとも大切にしたのは、「取材対象者となる人たちに、『あなたたちの声を伝えたい』と思っていることを示す」こと。「松田は『新聞記者です!』と前に出ていくのではなく、新聞記者という目線を通して、いろいろな痛みや傷を抱えた人の思いを聞いて、心を開いていく立場だったんだなと感じています」と媒介としての役割を重視し、松田の心に寄り添っていった。不安や戸惑いを覚えながらも、また役者としての新たな扉を開いた米倉。「初めての藤井組で、初めてお会いする俳優さんもたくさんいらっしゃいました。『こうやってお芝居をしていくんだ』と刺激を受けることも多く、エネルギーもたくさんいただきました。今はまた新しい扉を開いていきたいという思いでいっぱいです。最初はまだ藤井組の勝手がわからない部分もあったので、ぜひリベンジしたい!」と藤井監督との再タッグも希望。「取材をする中では、今を生きて、声なき声を届けようと頑張っている記者の皆さんがいることを知りました。完成作を観ても、いろいろな思いを抱えて生きている人がいるんだと実感することもあり、私自身とても勉強になることが多かった作品です。本作は世界に向けて配信されますが、政治家と一般市民の間にある考え方のギャップというものは、きっとどの国の人も共感できる問題であるはず。日本で起こり得る問題に興味、関心を持ってくれる方が少しでもいたらうれしいです」とたくさんの発見、学びがあったことを明かしていた。■米倉涼子1975年8月1日生まれ。神奈川県出身。1993年モデルとしてデビュー。1999年に女優へ転身。近年は『35歳の高校生』(日本テレビ系)、『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)などに出演。『ドクターX~外科医・大門未知子~』((テレビ朝日系)は10年続く人気シリーズとなった。ミュージカルでも活躍しており、2008年に『CHICAGO』の日本版でミュージカルに初出演。2012年7月には『CHICAGO』でブロードウェイデビューを飾り、2017年、2019年と、3度ブロードウェイ主演を果たし、2022年4度目のブロードウェイ公演も決定している(東京凱旋公演は12月)。
2022年01月21日●「映画版を超えられると思っていた」進行形の政治問題やスキャンダルに真正面から切り込み賛否両論を巻き起こした映画『新聞記者』(2019)が、さらに進化して全6話のNetflixシリーズとして13日より配信されている。第43回日本アカデミー賞では3冠を達成するなど、高い評価を受けた劇場版を超える意気込みで本作に臨んだというのが、映画『新聞記者』から引き続きメガホンを取った藤井道人監督。初タッグとなった米倉涼子、これまでも作品を共にしてきた綾野剛、横浜流星といった役者陣への並々ならぬ信頼感をはじめ、『新聞記者』とドラマ『アバランチ』の共通点、相違点までを語った。○■もう一度やる意味「“声なき人の声”を世界に届けられる」権力の不正を追及する東都新聞社会部の記者・松田杏奈(米倉)が、事件を闇に埋もれさせないように必死で証言を集め、真相を追っていく本作。松田だけではなく、政治家、官僚、司法関係者、市井の人々などそれぞれがもがきながら自身の正義を見つけていこうとする様を描き出し、映画版以上に深さと広がりを持った作品として完成した。Netflixシリーズ『新聞記者』の監督オファーを受けた時には、「一度映画として完成したものをセルフリブートとしてドラマ化するということで、自分がこの作品をもう一度やる意味って何だろうと考えた。『僕じゃない方がいいのでは?』とも思った」と正直な胸の内を語る藤井監督。葛藤がありながらも飛び込む決意をしたのは、映画版も手掛け「僕を見つけてくれた人であり、大切なパートナー」と絶大な信頼を抱く河村光庸プロデューサーからの声がけと、「僕は初めて携わった連続ドラマがNetflixシリーズ『野武士のグルメ』だったんです。キャリアの土台となっているメディアで、恩義のある方とまたお仕事できることも大きかった」という思い。“もう一度やる意味”については、「エンタテインメントとして、“声なき人の声”を世界に届けられる。政治や社会に対して1ミリでも変えようとしている人がいるという姿を世界に向けて伝えられるとしたら、これはやる意味があることだなと感じています」と力強く語る。2019年に公開された映画版が高評価を受けたが、「新しく作れば、映画版を超えられると思っていた」とキッパリ。「映画版はとても評価をしていただきましたが、個人的には僕の勉強不足や経験不足が露呈した部分があったと思っています。再びチャンスをもらえるならば、取材回数を増やして、もう一度勉強し直すこともできる」と奮い立ったそうで、「新聞というメディアの歴史についても学ぶ時間が足りなかった。また新聞記者の方々や官僚の皆さんがどのような気持ちでいるのかも、脚本に即した取材しかできなかった気がしています。その点、今回は脚本がまだできていない段階から取材を進め、新聞記者の方々はどのような不安、恐怖を抱えて仕事に向き合っているのか、そういった心情の部分も取材することができました」と感情の部分をより掘り下げていったと話す。○■米倉涼子は「頼りになる“みんなのお姉ちゃん”」画面の隅々まで、実力派俳優たちが顔を揃えている。藤井監督にとって、主人公・松田役の米倉とは初めてのタッグ。米倉の座長ぶりには、感謝することばかりだったという。「河村さんから『米倉涼子さんが松田を演じてくれたら、おもしろいことになる』というお話があって。米倉さんとの初対面はものすごく緊張しました」と笑顔をこぼしながら、「米倉さんには、とても華がありますよね。一見、浮世離れしたスーパースターに見えるんですが、ご一緒してみるとものすごく人間味のある方で。常に監督に寄り添おうとしてくれるし、スタッフ一人一人に声をかけてくれる。現場では、頼りになる“みんなのお姉ちゃん”みたいな感じでした。僕は猫背なので『毎日これで肩甲骨を伸ばしなさい』とストレッチのグッズをくれたり、食生活の心配までしてくれて(笑)。米倉さんが真ん中にいてくださったからこそ、僕は俳優部全員とガチンコで戦えたと思っています」としみじみ。さらに「感情でお芝居をされる方」と米倉について分析。「松田が『権力に屈しないといけないんですか?』とデスクに食らいつくシーンがあります。そこで米倉さんは、バーッと涙を流した。台本には“涙を流す”とは書いていなかったんです。カットがかかった後、米倉さんは『泣くつもりじゃなかった。ごめんね』とおっしゃっていましたが、僕はその芝居にものすごくグッときました。松田として生きているからこそ、出た涙だった。すばらしかったです」と語るように、米倉が松田の繊細な心の揺れまでを表現している。●綾野剛と横浜流星は「自分と似ている」○■綾野剛のストイックな姿勢に感心エリート官僚の村上真一役には、前作『ヤクザと家族 The Family』、ドラマ『アバランチ』でも共に戦ってきた綾野剛を藤井監督自ら抜てきした。「『ヤクザと家族 The Family』は繊細さや野生味など、どちらかというと剛さんの素に近い部分を撮ることができた映画。今回の村上役は、剛さん本人とはものすごく遠いところにいるキャラクターだと思います」と綾野にとっても新境地となる役柄となった。村上は「国民に尽くす」という理想に燃えて経済産業省に入省しながらも、次第にその理想が崩れ、苦境に立たされていく役どころ。綾野は肉体改造にも励み、村上の葛藤を体現した。タッグを重ねている綾野について、藤井監督は「剛さんのお芝居のアプローチは、精神から追い込んでいくようなやり方。村上は自分の信じていたものが壊れて、だからこそ食事も喉が通らなくなり、痩せていく。剛さんは、いつもキャラクターのメンタルを考えながら身体づくりをしていくんです。村上の精神に寄り添うことはとても孤独な作業で、相当大変だったと思います」とストイックな姿勢に感心しきり。本作のイベントでは綾野が「ベスト3に入るぐらい精神的にキツい役だった」と苦笑いを浮かべるひと幕もあったが、藤井監督によると「4日間くらい水抜きをしていましたし、本当に大変だったはず。でも剛さん、ものすごく楽しそうでしたよ(笑)」とのこと。「『ヤクザと家族 The Family』で剛さんと信頼関係が築けたからこそ、村上役をお願いできた。“初めまして”の方にはなかなかお願いできない役です」と打ち明け、「剛さんはとても誠実な方。ものづくりに対してお互いに『80点じゃダメだ、もっと越えていこう』という意識があるので、僕たちは似た者同士なんだと思います」と微笑む。○■“自分だから撮れる横浜流星”を捉えたかったもう一人、藤井監督が「自分と似ている。兄弟のよう」と話すのが、新聞配達をしながら大学に通う木下亮役の横浜流星だ。政治に無関心だった亮が、次第に自分ごととして社会に向き合っていく姿が描かれる点は、Netflix版の大きな特徴。藤井監督は「再び『新聞記者』を作るとしたら、自分に近い視点を入れたかった。亮はほぼ、僕自身です」と告白する。「流星とは、彼が10代の頃から知っている仲です。ドラマ、映画、広告など、日本で今もっとも求められている俳優の一人だし、かっこいい流星を撮れる人はたくさんいると思います。僕は彼を兄弟のように思っているので、彼の人間性や彼の良さをわかっている“自分だからこそ撮れる流星”を捉えたかった。亮というキャラクターは、とても静かな役柄です。多くを語らないけれど、表情一つで彼の葛藤がわかるような芝居を撮りたかった。流星は見事にそれに応えてくれて、僕にとって彼のベストアクトだと思うものが撮れたと思っています」と自信をのぞかせ、「よく流星とも、『僕らは似ているよね』と話すんです。体育会系出身だし、ものづくりの現場以外でのコミュニケーション能力が低かったり…(笑)。これからもずっと一緒にやっていきたい役者です」と再会を願っていた。●『新聞記者』と『アバランチ』の共通点と相違点○■藤井監督が感じている“映像の持つ力”とは?本作だけではなく、謎の集団が巨悪と闘うドラマ『アバランチ』でも「正義とは何か?」というテーマに向き合っていた藤井監督。“映像作品の持つ力”について、今どのように感じているのだろうか。藤井監督は「“ノーボーダーであらゆる思いを伝えられる”ということが、映像の持つ力なのかなと思っています」と思いをめぐらせ、「話す言葉が違っても、映画言語で世界中とつながることができる。映像作品を通してそれぞれの国の社会情勢を学べたり、文化、歴史を知ることだってできる。今回も『新聞記者』という作品を通して、僕たちが社会的なテーマに真摯に取り組んでいる姿勢が一人でも多くの人に届いたらとてもうれしいなと思っています」と語る。『新聞記者』と『アバランチ』について、「共通点はあると思います」という藤井監督。「どちらも内閣情報調査室についても描いていますし、エンタテインメントを通して正義や“声なき声”に注目している。『アバランチ』は劇場型でファンタジーな部分もあり、なおかつ攻撃性のあるドラマにしたいと思っていました。一方の『新聞記者』は綿密にリサーチをして、作品にリアリティを与えていこうとした。アプローチは真逆でありながら、観てくださった方が何かを考えるきっかけになれるような作品になったと思います」と胸を張りながら、「『アバランチ』は剛さんに誘っていただいて参加しました。剛さんからのお誘いならば、無条件で『頑張ります! 力になりたいです!』と前のめりになります」と大きな笑顔を見せていた。■藤井道人1986年8月14日生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。伊坂幸太郎原作の映画『オー!ファーザー』(14)で長編監督デビュー。以降『青の帰り道』(18)、『デイアンドナイト』(19)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20)、『ヤクザと家族 The Family』(21)など精力的に作品を発表しており、今後も『余命10年』(3月4日公開予定)など待機作が控える。2019年に公開された映画『新聞記者』では、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む6部門を受賞したほか、映画賞を多数受賞。
2022年01月16日Netflixシリーズ『新聞記者』(全世界同時独占配信中)より、女優の米倉涼子が演じる主人公・松田杏奈の新場面写真が13日、公開された。近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(19)。全6話のドラマとして新キャストで新たな物語を描くNetflix版では、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜流星が演じ、監督は映画版に引き続き、藤井道人氏が務める。この度、同作が本日より配信スタートしたことを記念して、米倉演じる松田の新場面写真が公開。鋭い視線から泣き顔、遠く未来を見つめる儚げな姿など、様々な表情が捉えられている。米倉は松田を演じるにあたり、リアリティを追求した。監督から渡された約2,400字に及ぶキャラクターシートを何度も読み込んだだけでなく、同作の撮影が行われた東京新聞へ藤井監督とともに事前に訪れ、同年代の記者に取材を敢行。「どんな靴を履いてますか?」「どんなバッグを持っていますか?」「ネイルはどのくらいしますか?」など事細かに質問しながら、実際の記者たちの仕事ぶりを何時間も観察して、ひたすらメモに落とし込んでいった。
2022年01月13日2019年に公開され大きな話題を呼んだ映画『新聞記者』を新たな物語として作り上げたNetflixのドラマシリーズ「新聞記者」より、新たな場面写真が解禁された。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星と、豪華キャストが集結した本作。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務める。新たに解禁された場面写真では、主人公・松田の鋭い視線から泣き顔、遠く未来を見つめる儚げな姿など、米倉さんのこれまでの役柄とはひと味違う表情が切り取られている。主演を務めた米倉さんはこれまで、国民的人気を誇るドラマ「Doctor-X~外科医・大門未知子~」シリーズなど、圧倒的存在感で様々な“闘う女性”を演じてきた。そんな彼女が本作で扮したのは、いかなる同調圧力にも屈せず、政権の疑惑を追及する新聞記者・松田杏奈。「声なき声を届ける」という信念を貫き、官邸記者会見で忖度なしの質問を連発する彼女は一見、世間が米倉さんに抱く「強い女性像」そのものに見える。だが実は、様々な葛藤や孤独を抱えた人間味溢れるキャラクターだ。強さだけでなく繊細で複雑な役どころに加えて、松田杏奈を単純な正義のキャラクターにはしたくなかった藤井監督の想いにより撮影は数テイクに及んだ。これまで数多くの強い女性を演じてきたがゆえに、その強さを抑えることに苦悩した米倉さんだが、決して妥協することなく、1人の人間の感情を表現することにこだわる監督の要求に全力で応戦。持ち前の力強いオーラをあえて封印し、使命感だけでなく微かな徒労感、葛藤などを絶妙に表現し、重層的で血の通った記者を見事体現してみせた。それはまさに、これまでの米倉さんのパブリックイメージを一新させる、新たなヒロイン像の確立でもある。そして、撮影は映画版に引き続き、Netflix版も東都新聞編集局のシーンは東京新聞編集局で行われている点も注目。当初、藤井監督の中には、映画版と同じ場所での撮影に抵抗があったが、編集局の窓から国会議事堂が見えるロケーションや、本の積まれ方一つとっても新聞社でないと出ない雰囲気など、東京新聞編集局より最適なロケ地はないと再認識。そのリアルな空気感は物語に緊張感をもたらしている。そんなリアリティへの追求は、米倉さんの役作りも及ぶ。監督から手渡された松田のバックボーンが書かれた約2400字に及ぶキャラクターシートを何度も読み込み、そこから髪型を作り上げたという。また、米倉さんは監督とともに東京新聞へ事前に出向き、記者への“逆取材”を敢行。同年代の記者に「どんな靴を履いていますか?」「どんなバッグを持っていますか?」「ネイルはどれくらいしますか?」など事細かに質問。さらには実際の記者たちの仕事ぶりを何時間も観察しひたすらメモに落とし込んでいった。記者も顔負けの粘り強い徹底した取材による役作りが、リアリティのある芝居へと繋がっている。そんな彼女の熱演にも注目したい、期待の社会派ドラマシリーズだ。「新聞記者」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月13日Netflixシリーズ「新聞記者」が1月13日(木)より世界同時配信される。第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、3部門を受賞した映画『新聞記者』を、藤井道人監督自らの手で、新たな物語として築き上げた。真実を追究し続ける東都新聞記者・松田杏奈が、政府が起こした公文書改ざん事件の真相を追う本シリーズ。新聞業界の異端児と呼ばれる主人公の記者・松田を米倉涼子が、エリート若手官僚として職務に邁進する村上真一を綾野剛が演じた。さらに政治には興味も知識もない、新聞配達のアルバイトをしている就活中の大学生・木下亮を横浜流星が担当している。異なる世界に生きてきた3人が、あるスクープをきっかけに交わり始める。そこには、それぞれの正義と意志、思いがうごめきあうのだ。3者3様の輝きを放ち作品に臨んだ米倉さん、綾野さん、横浜さんに「新聞記者」撮影にまつわるエピソードや、彼らが仕事をする上での正義・大事にしていることなどを聞いた。米倉:我慢、ですね。普段、私はボディランゲージがすごく多いんです。話しているときに手がすごく動くし、言葉とともに身体で表現することも多い。けど、松田を演じる上では、思いを溜め込みながら自分の思いは我慢することを意識していました。綾野:自分の精神状態を追体験しない、ということでした。「あのときこうだったら」という感情は完全に捨てました。人は、何でもない会話の中で“たられば”があるからポジティブにもなれたりする。採択していることを捨てたので、きつかったですね。横浜:僕が意識したことは何だろう…一番は素直にいることですかね。まっすぐに。変に「こうしよう」というのを決めずにいました。亮は、いろいろな人たちの言葉や出来事に影響されて揺れ動いていくので、その人たちの言葉をしっかり素直に受け取って、自分がそのとき“思って”行動できたらいいなと。一般市民として若い皆さんにも共感してもらえるように、という役でもあるので、だからこそ自分も亮とともに学んでいけたらと思いました。――それぞれのバックグラウンドを見せながら、シーンが交差していきます。皆さんの出演パートをご覧になって、いかがでしたか?米倉:それぞれのシーンを作品として見たときに、ひとりひとり、それぞれの役作りがものすごく強くて。それぞれの思いが、なんていうか…背中にのしかかっているような気がしました。綾野くんの役と私の役は、最初はそれこそ敵対しているんですけど、それでも見ていると、その人の気持ちになれるというか。流星くんの新聞配達をやっているシーンも、私は1回も(現場で)見ていなかったのもあって、「あ、こんなに穏やかに何の問題もなく生活を送っていた彼に、ふとした瞬間に、あんな出来事がのしかかるんだ」と思いました。辛い経験をし、自分で道を切り拓いていくまでの流れを、ひとりの人生の例としてこの6話で見て追いかけていけるんです。すべての人の見方になれる、すべての人の思いになれるような、細かいところまで設定と演出をしている作品という印象を、すごく受けました。綾野:松田さんが見ているまなざしの先に何が映っているのか、毎話どんどん変わっていきます。もともと断定していたものが、どんどん変わっていく。表情の柔軟さが、今、世の中に足りていない気もしている中で、真実はひとつですが、真実の見方はたくさんあることを体現されている(米倉さんの)お姿に、とても感銘を受けました。流星君の亮さんは、ある種、国民代表としての立ち位置で生きていた。亮さんという青年が、これから自分が国民のひとりであるという自覚を持って進んでいく。6話が終わった後、その先にある彼の瞳には何が映っているのかということが全てです。僕たちが一番大事にしなきゃいけない、国を作り動かし豊かにするのも、やはり国民のまなざしひとつで大きく変わるんだな、と。おふたりに共通して思っているのはまなざしで、その瞳の中に映っている未来でした。横浜:ある大きな出来事が亮に振りかかり、米倉さん演じる松田と出会っていくんですけど、僕は亮と同じ気持ちでした。松田がまっすぐに真実を追究する姿を見て、亮は影響され成長していきます。現場でご一緒させてもらっている僕も、亮と同じで尊敬する気持ちというか「この人についていきたい」という思いになりました。剛さんの村上は、自分の中で一番敵だと思っている人。でも、そんな人にもその人のいろいろな思いがある。そのことを感じたので(共演シーンの)部屋で会ったとき、何も言えない気持ちになったんです。亮としてなのか、自分としてなのか、よくわからなくなるというか。お二方とも言葉よりも行動で見せてくれる人だったので、僕はそれを吸収しないといけない、という思いで現場にいました。藤井監督との現場に、米倉さん「こんなに毎日緊張するってないんじゃないのかな」――藤井監督とのお取り組みについても伺いたいです。綾野さんは『ヤクザと家族 The Family』、「アバランチ」と続いていますよね。綾野:藤井監督とは『ヤクザと家族 The Family』(2021年公開)に次いで本作が2作目。声を掛けていただいたとき、素直に嬉しかったです。新たな「新聞記者」の一員として参加できる事、そして、米倉さんと流星君とご一緒できる事、なにより藤井監督とまた現場で魂を揺さぶり合いながら戦えると思うと。どれだけ苦しくても、どれだけ愛せるか。特に藤井監督とは、そういう想いでやっています。――米倉さんは初めての藤井監督、いかがでしたか?米倉:初めて参加させていただく組だったので、藤井監督のことも、クルーも、すべての方を存じ上げなかったんです。衣装合わせのとき、最初に藤井監督とカフェでお話をしたんですけど、すごく「うんうん」と聞いてくれたので、実は「不思議な方だな」と思っていました(笑)。いざ撮影に入ると、ものすごく入り込みやすくて、見たことのない撮影現場でした。大人になってから、とにかくこんなに毎日緊張するってないんじゃないのかなというぐらい…毎日すごく緊張しましたし、応えたい思いにもなりました。その分、悔しい思いもしたので、どこかでもう1回リベンジしたいです。――横浜さんは『青の帰り道』や、最近では『DIVOC-12』の短編でもご一緒していました。本作では藤井監督から「ベストアクト」ともコメントが出ていますが、いかがでしたか?横浜:藤井さんが「映画版では描き切れなかったところを託したい」と言ってくださったときは、本当に幸せなことだと思いましたし、だからこそプレッシャーも責任もあり、覚悟を持っていました。現場では、藤井さんのチームにはやっぱりすごく信頼感があって、身を任せられました。本当に、ほかにはない雰囲気があるんです。締めるところは締めて絶対に妥協しないので、僕は亮として生きていて、毎回自分の知らない自分みたいなものを引き出してもらえました。だからこそ楽しいし、生きてるな、という感じがしました。米倉さん&綾野さん&横浜さんの正義とは…「嘘をつきたくない」「愛と熱狂」「自分は自分」――普段仕事をしていると、どうしても妥協してしまう瞬間があったりもしたので、「新聞記者」を見て、何よりも自分の正義みたいなものを大事にしていきたいと思いましたし、そう感じる視聴者が多いと思います。皆さんはお仕事する中で、譲れないこと、自分の中の正義など、どういうものでしょうか?米倉:私はメディアやすべてのことに対しても、とにかく嘘をつきたくない、という思いだけかな。別に私自身のことを隠したいとも思っていないのに、なんでわざわざ隠さなきゃいけないことがあるんだろう、とも思うんです。嘘をついてしまうと、理由をくっつけていって、とてつもない大きなサンドイッチみたいになっていっちゃうでしょう。芯が見えなくて倒れちゃいそうになっちゃうと思うので、言わないことはいいのかもしれないけど、嘘をつくことは嫌だなと思います。横浜:僕はまだまだ未熟者だし、この年齢で代わりなんてたくさんいるから、やっぱり比べられることもあります。でも「自分は自分だ」と思って、自分の芯をぶれないようにすること、ですかね。いろいろ言われますけど、ぶれないように。そこは変わらないようにしたいです。綾野:熱狂、です。いつでも愛と熱狂、していたい。妥協されたことがあるというお話をされていましたが、選択の余地もないことは確かに妥協かもしれません。ですが結果どんな小さなものでも選択をしたという事は、きっと妥協ではない気がしています。選択できなくなったときに、自分たちがどう立ち向かうのか。自分たちは常に選択できるような環境作りを、トップダウンではなくボトムアップしていくことがとても大切ですし、いろいろな人たちの言葉を聞いて、感じていくことがとても大切だと思っています。ちゃんと選択していくこと、その環境作りを熱狂を使って、愛を通してやれたらと思っているんです。2021年見た中で、3人がお勧めする作品とは…?――2021年ご覧になった中で、一番ご自身を熱狂させたお勧め作品は何でしたか?綾野:僕は「ペーパー・ハウス」は、かなり熱くなりました。米倉:ああ、私も「ペーパー・ハウス」かな~!スペイン語を練習しているのもあるから。――米倉さん、原語でご覧になっているんですね…!?米倉:そうですけど、もちろんサブタイトルもつけていますよ!…でもね、絶対自分ではやりたくない作品(笑)。泥だらけになりたくないもん~。綾野:泥だらけになりますけど、シーズン1だったらまだ大丈夫じゃないですか?米倉:確かにね。一番最初のバーで教授と飲みながら…ぐらいまでだったら、やってもいいかな(笑)。ドキュメント(「ペーパー・ハウス: 人気の秘密に迫る」)を見ていたら、泥だらけだったから「ああ、無理!!」と思ったの。綾野:俺、デンバー好きなんです。真っ直ぐで。あとトーキョーも好きです。米倉:トーキョーねー!私はナイロビも好きだった!綾野:流星は?横浜:俺、見られてないんです。見たいです!――横浜さんは、2021年印象的だった作品、何でしたか?横浜:僕は、素直に『ヤクザと家族』。綾野:嬉しい。横浜:本当に、心がえぐられましたね。試写室で観たんですけど、終わった瞬間に、藤井さんと剛さんにすぐ(感想を)送りました。そのぐらい、なんかずっと浸っていて、すぐには立ち上がれなかったです。同時に、「なんで自分(出て)いないんだろう」って…。綾野:(笑)。嬉しいよ。そういう意味だったら、「FAMILIA」聴いたときもかな(※『ヤクザと家族』主題歌)。2021年の中では最大の出来事でした、「総合芸術って美しいな」と結実した瞬間でした。(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月11日Netflixシリーズ『新聞記者』(1月13日全世界同時配信)より、横浜流星演じる就活生・亮の新場面写真が5日、公開された。近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。全6話のドラマとして新キャストで新たな物語を描くNetflix版では、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜流星が演じ、監督は映画版に引き続き、藤井道人氏が務める。このたび、横浜流星演じる、新聞配達をしながら大学に通う就活生・亮の新場面写真が公開された。スーツに身を包み、緊張した面持ちで就活に臨む姿や、同じく新聞配達と就活に励む繭(小野花梨)と配達作業をしたり、仲良く談笑する姿など、大学生らしい日常が映し出されている。さらには、新聞に興味がなかった亮の目に、「栄進学園問題」の記事がふと留まった姿も切り取られている。リアルな政治・社会状況とリンクする本作において亮は、政治には興味も知識もなく、新聞の一面に踊る「栄進学園問題」も遠い世界の出来事だと思っている、市井のキャラクター。そして、藤井監督自身の視線が強く反映されたキャラクターでもある。実は、映画『新聞記者』でも市井のキャラクターとして、コンビニ店員を描けないか提案をしていた藤井監督。スケジュールの都合で実現することはできなかったが、今回ドラマ版の監督を引き受ける際に“自身に近い視点を盛り込む”ことを条件として提示、「新聞配達をしながら大学に通う亮。あのキャラクターはほぼ、僕自身です」と言い切るほど、映画版でやり残したことを全6話のドラマで描き切った。そんな、藤井監督がどうしても描きたかったキャラクター・亮を演じたのは、若い世代から絶大な人気を誇り、話題作への出演が尽きない横浜流星。『青の帰り道』(18)以来、約4年ぶりの藤井組に参戦した横浜が10代の頃から公私ともに強い絆で結ばれた関係だ。藤井監督は横浜について、「華やかな役を演じることが多いけれど、素顔の流星は生真面目で実直な人」と評し、自身とものごとの捉え方や感じ方が近い横浜だからこそ、亮を演じてほしいと熱望。「流星の一番の魅力は目だと思うんです。説明せずとも、目に感情が宿るというのは、万国共通する演技の一つ」と絶賛し、「あまり知られていない彼の魅力がすごく引き出せたと思います」と、自信をのぞかせている。「亮」という役に込められたのは藤井監督の視点だけではない。実は『青の帰り道』でも“リョウ”を演じた横浜。これは単なる偶然ではなく、自身を投影する役には親友の名前でもあるこの役名を付けるようにしており、藤井監督の並々ならぬ決意がうかがえる。さらには、亮が新聞配達をする際にバイクが進む方向にも、こだわりの演出が隠されている。新聞も政治も興味がなく、周りに流されるように就活をしていた物語の前半では坂道を下っているが、あるきっかけで米倉演じる松田記者と出会い、自分の意志で未来を切り拓こうと奮闘するようになってからは、坂道を登っていくショットが映し出される。心情とバイクの進行方向をリンクさせることで、より一層、亮の感情が視覚的に伝わる仕掛けとなっている。
2022年01月05日