シュア・ジャパンは同社の公式TwitterとFacebookで、10月22日に新製品を発表することを予告した。同社は、TwitterとFacebookに「#ShureNEXT FIND OUT ON OCT.22.2015」と記された画像を投稿。米Shure、ShureUK、Shure Deutschland、ShureBeneluxなどもTwitter上に同一の画像を投稿していることから、全世界同時発表になることが予想される。発表される製品のカテゴリや数など、日程以外のヒントは発信されていない。
2015年10月19日●最新技術を投入したプレミアムな仕上がりマンフロットは10月16日、GITZO (ジッツオ)ブランドの新製品発表会を都内の本社で開催した。今回リリースされたのは、センターボール雲台 3種類、トラベル三脚 8種類、トラベラー一脚など。マンフロットブランドのミニ三脚「PIXI EVO」も同時に発表した。発表会の冒頭、マンフロット 代表取締役社長の川﨑剛氏がそれぞれのブランドについて解説した。マンフロット、ジッツオともにイギリス拠点の企業グループ「Vitec Group」に属するブランドであり、マンフロットは入門用からプロ向けまで幅広いラインナップを展開する総合映像ブランドとのこと。一方、ジッツオは三脚のプレミアムブランドとして位置づけられており、それゆえ高価なプロ用機材という色合いが強いとのことだ。両ブランドの違いは製造工程にも表れており、マンフロットの工場は大量生産を念頭に置いてあるためオートメーション化が進んだ設備となっているのに対し、ジッツオはセル方式によりイタリアの職人が一つ一つ手作業で製造しているそうだ。○最新技術を投入したセンターボール雲台今回新たに発表した「センターボール雲台」は、GH1382TQD、GH1382QD、GH3382QDの3種類。動きのスムーズさとロックの精密度を最重視しており、従来とは全く異なるメカニズムを採用した。雲台の動きのキモとなるボール部分には、二硫化タングステンをコーティングし摩擦を軽減。ロック機構は最小限の力でブレなく固定できる機構となっている。独立型のパンロックにより、パノラマ撮影時などにおいて水平調整がしやすくなったのもポイントだ。カメラを固定するプレート部分もスクリューノブタイプのロックに変更し、小型・軽量化を実現。直感的な操作も可能となっている。また、GH1382QDとGH3382QDではフリクションコントロールを新たに装備。ロックノブとは別に機能するため、少ない回転で確実にボールをロックできる。希望小売価格は、GH1382TQDが49,000円、GH1382QDが57,000円、GH3382QDが69,000円。GH3382QDのみ2016年1月の発売予定となっている。●高剛性素材「Carbon eXact」を採用○新型三脚は自転車にも使われる高剛性素材を採用携帯に便利な「トラベラー三脚」と「トラベラー一脚」は、堅牢性とユーザビリティが向上。三脚は従来の1型、2型に加えて、よりコンパクトな0型も新たにラインナップに加わった。トラベラー三脚は、0型4段のGT0545Tから、2型4段のGT32545GTまでの4種類で10月29日発売。トラベラー一脚は2型6段のGM2562Tの1種類で11月27日発売。仕様と価格は下図の通りだ。脚部分は最新のマウンテニア三脚と同様、より堅牢性の高い「Carbon eXact」チューブを採用し、チューブ径も大きくなっているため、安定性が向上している。こちらの素材は高級ロードバイクのフレームにも使われているもので、剛性の高さは折り紙付きとのこと。トラベラーGロックというコンパクトなロックにすることで前モデルよりも伸高がアップ。人間工学に基づいたデザインはすっぽり手に収まり、脚を伸ばす際にすべての脚ロックを一度に解除することも可能だ。内部にはOリングが封入されているので、埃の侵入を低減してくれるのもありがたい。そのほか、交換が可能になった石突、ローアングル撮影に便利なショートポールの標準同梱、携帯性を向上させるストラップも付属している。
2015年10月19日毎日使ってすこやかな肌をキープ2015年10月13日、オルタナティブから新製品が発売されることが発表された。株式会社ロフトと松山油脂株式会社が共同で開発するウオッシュ&ケアブランド「オルタナティブ」。このオルタナティブは、肌の変化を感じ始めた女性へ向けて研究開発された製品だ。毎日たっぷり使っても安心の価格帯で、普段使いしやすいエイジングケアシリーズが揃っている。商品ラインナップは洗顔用石けんや化粧水などのウオッシュ&ケアアイテム、ボディ用のスクラブやシャンプー、トリートメントまで揃っており頭から爪先までトータルにケアをすることが可能だ。期待の新製品今回発売が発表された新製品はモイストハンドクリームとボディトリートメントローションの2商品。10月上旬から全国のロフトにて入手することができる。モイストハンドクリームはグレープフルーツやローズマリーが爽やかに香るハンドクリーム。この爽やかな香りの秘密はブレンドされた3種類の天然精油だ。今、巷で話題のアルガンオイルも配合されている。アルガンオイルは美肌効果やエイジングケア効果、抗酸化作用が高いとして注目されているオイル。べたつかず指先までさらりとのびて、指先までしっかり潤いをキープする。ボディトリートメントローションもハンドクリームと同じ爽やかな香り。入浴後の肌になじませるだけでしっとりと柔らかな肌へと導く。カッサでマッサージをするときに使うのもおすすめだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ロフトプレスリリース(@Press)
2015年10月15日NTTソフトウェアは10月14日、社内外のビジネスコミュニケーションをタイムリーに行う新製品「ProgOffice Enterprise(プログオフィス エンタープライズ)」を12月より販売すると発表した。同製品では、ビジネス活用の多いクラウドサービスとコミュニケーションツールを連携させる。「電話」「メール」「チャット」などの連絡手段を、Sansanの「名刺管理」、セールスフォース・ドットコムの「営業管理」などのさまざまなクラウドサービスと連携し、同じ画面上に表示する。社外への連絡時には、名刺情報と営業情報を連携して、よく連絡する人や営業状況に応じて顧客一覧の表示順序や状況表示を更新する。また、Salesforce.comの日報情報に応じて、最適な連絡手段を名刺情報と連動してナビゲート。トラブル対応時であれば「電話」を表示し、「メール」をグレーアウトするといった動作も可能となる。一方で社内への連絡では、相手が会議中のステータスであれば電話をグレーアウトするなど、相手のスケジュール状況に応じた連絡手段を表示できる。現在利用しているクラウドサービスがあれば、およそ10分で連携し利用できるようになるという。また、NTTドコモのオフィスリンクとの連携により、通話料コストも削減できるとしている。価格は1ライセンスが月額500円(税別)で、年間契約、100ライセンスからの提供となる。
2015年10月15日カスペルスキーは10月13日、個人向け総合セキュリティソフト「カスペルスキー 2016 マルチプラットフォームセキュリティ」を発表した。同製品では、ユーザーのサイト閲覧履歴の追跡を止める「Webトラッキング防止」機能を搭載するなど、プライバシー保護を強化。システム変更コントロール機能では、ユーザーが意図しないブラウザ設定の変更が行われることを防ぐため、設定変更を監視する。ほかにも、Mac版ではこれまで対応していなかった「ネット決済保護」機能や、Android向けには、子供がデバイスを使う際に有害サイトへのアクセスブロックを行う「保護者による管理」機能も用意した。価格は、1年1台版が3980円(税込)、1年5台版が4980円、1年で同一世帯の端末10台までインストールできる「1年プレミアライセンス」が6980円などとなっている。○セキュリティソフトは「重くない」「1年間に検知された脅威の数をご存知ですか?」と新製品発表に登壇したカスペルスキー 代表取締役社長の川合 林太郎氏は初めに記者に質問を投げかけた。カスペルスキーが昨年1年間で検知した脅威の数は、61億6723万3068件にのぼるという。これは、同社による検出数のため、実数はさらに大きな数字になる。データ量で言えば6.17PB(ペタバイト)に達し、「テラ(バイト)ですらない」と、川合氏も驚きを隠さない。こうした攻撃は、当然Web経由で行われており、オンライン上の攻撃数は14億3266万467件、ユニークホスト数も976万6119件と膨大な数字になる。こうした攻撃は「自分には関係ない」と思われがちだが、同社によると攻撃を受けているPCは全体の38%になるという。「今年の脅威の数も、警察庁の発表などでは減っているとしていたが、Q1、Q2の半期集計で、昨年比18.5%伸びている」(川合氏)こうした状況で、セキュリティソフトの必要性は依然として高いものとしており、日本人がネットにおける脅威を不安に感じている調査を引き合いに出した。ただ、不安に思う一方で、「セキュリティソフトは重い、高い」という意識から導入していないユーザーも多いという。「重いと思われがちだが、第三者機関で、カスペルスキーだけでなく、日本で著名な他社ソフトも含めて、Webサイトの閲覧やファイルダウンロード、ファイルのコピーやプログラムのインストールなど、通常のユーザーアクティビティに対する負荷を計測したもので『遅くない』と認定されている。ソフトウェアがやっていることは多岐にわたっており、ブラウザの起動、閲覧サイトが怪しいサイトに接続していないかというチェック、読み込みの際に認証、スクリプトなど、様々なチェックを行っている。これらを皆さんが自分でできるかというと難しいと思う。こうしてセキュリティを守っている。また、カスペルスキーには3000人が在籍、セキュリティリサーチャーを含む1000人が研究開発に従事しており、日々、年中、全世界のオンライン上の脅威を検知している。パッケージ版3年契約の製品の価格を日数(3年)で割るとカスペルスキーの時給は11.8円程度にしかならない。この時給でユーザーさんを守るのはなかなか大変だ(苦笑)。様々な攻撃キャンペーンを検出しているカスペルスキーですし、ぜひ、ご理解いただければと思います」(川合氏)
2015年10月13日●2シリーズをフルモデルチェンジオーディオテクニカは10月8日、新製品発表会「audio-techinica experience」を開催。ハイレゾ対応ヘッドホンなど19製品を初公開した。発表会には音楽評論家でラジオパーソナリティのピーター・バラカンさんが登場。試聴ブースではアナログレコードとハイレゾ音源の聴き比べを行うなど、会場に集った関係者を大いにうならせる内容となっていた。今回発表されたのは、低音重視の「SOLID BASS」シリーズから8製品、プロ向けの「ART MONITOR」シリーズから4製品、「EARSUIT」シリーズから2製品。特にSOLID BASSシリーズとART MONITORシリーズはフルモデルチェンジとなり、ハイレゾ対応プロダクトを投入している。○ヘッドホン販売台数6年連続ナンバーワン発表会ではまず、オーディオテクニカ 代表取締役社長 松下和雄氏が登壇。ヘッドホン発売から40周年を迎えたオーディオテクニカの取り組みと近況を語った。同社はヘッドホンの国内販売台数において、6年連続で首位を獲得。松下氏は「ハイレゾ需要の高まりを感じていると同時に、アナログ音源も脚光を浴びている」とし、アナログとハイレゾという相反する高音質オーディオに注力する姿勢を表明。実際に今回の新製品にも、ハイレゾ対応ヘッドホンとアナログレコード用のカートリッジを投入した。アナログ関連製品は今後も開発を続けていくとのこと。○ヘッドホン2シリーズをフルモデルチェンジART MONITORシリーズは、ドライバーユニットを全面改良し「ATH-A2000Z」「ATH-A1000Z」「ATH-900Z」「ATH-A500Z」をラインナップ。ウイングサポートを改良し装着感を向上させている。また、立体縫製のイヤーパッドを使用することで、長時間リスニングの際も疲れにくい。ハイクラスのATH-A2000Zには国内の職人が丹念に作ったアルミハウジングを採用し、音の駆動力を大幅に改善している。高いファッション性と高音質を両立させたEARSUITシリーズでは、ATH-ESW9の後継「ATH-ESW950」と、ATH-ES700の後継「ATH-ES750」を発表。EARSUITシリーズは、男性がスーツ姿で装着しても違和感がないようシックなデザインを採用。ハイレゾ音源を再生できるほか、リケーブルに対応している。ATH-ESW950は音響特性に優れたシカモア材を使用。繊細なサウンドを再現する。そして、今回特に力が入っているSOLID BASSシリーズは、オーディオテクニカのイメージを「中高域が良く伸び、解像度が高い」というものに変革した、重低音強化ラインだ。SOLID BASSシリーズからは、ヘッドホン3機種、イヤホン4機種を発表した。ヘッドホン、イヤホンともに重低音を犠牲にせずハイレゾを楽しむため、新設計の専用ドライバーを搭載。また、最上位イヤホン「ATH-CKS1100」には2カ所のチャンバー(空気室)を設けることで、きょう体内部の空気をコントロールしている。●ピーター・バラカンさん登場○ピーター・バラカンさん登場発表会の終盤では、ゲストとして音楽評論家でラジオパーソナリティのピーター・バラカンさんが登場。アナログオーディオへの思いを語った。パーソナリティを務めるラジオの「名盤片面」コーナーで、アナログレコードの名曲をリスナーに届けているバラカンさん。CDに比べて曲送りに手間がかかるのは「面倒」としながらも、音楽を丁寧に聴くようになること、時間に余裕を持って聴けることがアナログレコードの魅力であるという。また、現在のアナログ再浮上について「ブームでは終わらないだろう」と分析。実際に、アナログオーディオに触れたことがなかった若者が、その音質のよさに気づくシーンを何度か目撃してきたという。ハイエンドなプレーヤーだけでなく、「コンシューマー向けの手が届くアナログオーディオ製品が充実してくれれば」と、メーカーに普及価格帯の製品をリクエストする場面もあった。○SOLID BASS最上位モデルを試聴発表会後に開放された試聴ブースでは、発表されたばかりの新製品をさっそく手に取ることができた。筆者はSOLID BASSシリーズの最上位ヘッドホン「ATH-WS1100」と同じく最上位のイヤホン「ATH-CKS1100」を、FiiOのポータブルプレーヤー「X5」とオーディオテクニカのポタアン「AT-PHA100」につないだ状態で試聴した。低域の重厚感にフォーカスされがちなSOLID BASSシリーズだが、ヘッドホン・イヤホンともに高域も伸びる。特にヘッドホンATH-WS1100は、ボーカルのかすれ声や息づかいが繊細に表現されていた。イヤホンATH-CKS1100は、低域のキレがよくスピード感が高い印象。それでいて重厚感があるので、力強く伸びる高域をきちんと支えられている。リズムセクションの量感が重ためで、ロックバンドの演奏とマッチしていた。
2015年10月09日ワコムは、同社が9月4日に発表した新製品の発売日を発表した。「Bamboo Spark」、「Bamboo Smart for Samsung Galaxy Note」、「Bamboo Alpha」は10月16日、「Bamboo Fineline 2」は10月2日。販売店は同社の直販オンラインショップ「ワコムストア」および一部家電量販店。今回発売される新製品は、手書きノートをデジタル化してアイデアを編集・共有できるデジアナ文具「Bamboo Spark」をはじめ、極細ペン先を採用したiPad専用スマートスタイラスペン「Bamboo Fineline 2」、Sペン対応のSamsung製デバイスで使用できる「Bamboo Smart for Samsung Galaxy Note」、静電容量方式のタッチスクリーン端末に対応したスタイラス「Bamboo Alpha」の4製品。また、各製品の発売日は「Bamboo Spark」、「Bamboo Smart for Samsung Galaxy Note」、「Bamboo Alpha」の3製品が10月16日、「Bamboo Fineline 2」が10月2日。いずれの製品もオープン価格となっており、ワコムストアでの参考価格は、「Bamboo Spark」が1万9,224円、「Bamboo Fineline 2」が8,078円、「Bamboo Smart for Samsung Glaxy Note」が5,184円、「Bamboo Alpha」が1,382円となっている。なお、ワコムストアでは発売に先駆け、事前販売予約の受付を開始している。なお、10月1日には東京都・表参道においてBamboo 新製品体験会の開催が予定されている。
2015年09月30日トレンドマイクロは、10月1日より総合サーバセキュリティ対策製品の新バージョン「Trend Micro Deep Security(以下、Deep Security)9.6」を提供開始すると発表した。Trend Micro Deep Securityは、ウイルス対策、IPS/IDS(侵入防御)、Webレピュテーション、ファイアウォール、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視を 1つのソリューションとして実装した総合サーバセキュリティ対策製品。新バージョンでは、エージェントレス型セキュリティ対策を提供しているDeep Security Virtual Applianceが、ハイブリッドクラウドの基盤ソフトウェアの最新バージョンであるVMware vSphere 6.0に対応。また、新たに有償オプションとして「Trend Micro Deep Security for SAP Systems」を提供。これにより、サーバに保存されたSAPのデータに対して不正プログラムの検索・駆除を実施する。このオプションの価格は、新規で220万円、更新で110万円(いずれも税別、1年間のスタンダードサポートサービスを含む5~24ライセンス数分の使用許諾料金)。さらに、新しくWindows Server Core、Debian 6 、7、SUSE Linux Enterprise Server(SLES)12、Oracle CloudLinux 7、Oracle Linux 7のプラットフォームに対応する。トレンドマイクロは本製品により今後1年間で売上25億円を目指す。
2015年09月29日パイロットコーポレーションは24日、摩擦熱で筆跡を消せる筆記具「フリクション」シリーズの新製品として、シリーズ中最も細い軸を採用した消せるボールペン「フリクションボールスリム ビズ」を発売した。価格は税抜1,000円。「フリクション」シリーズは、摩擦熱で筆跡を消去できる特徴を持つ筆記具。今回発売された「フリクションボールスリム ビズ」は、同シリーズの中で最も軸が細く、軸径7.4mmとなっている。ボール径は0.38mm。また、ボディにはステンレスを使用。軸にはステンレスの色をそのまま使い、頭冠の色をブラック、ワインレッド、ブルーと3色取りそろえた。ペン先の出し入れは、クリップを押して行うクリップスライドノック式を採用。細い軸を採用したことで、手帳やスーツのポケットなどへ収納可能となるなど携帯性が高まり、ビジネスシーンを中心とした利用を見込んでいるということだ。
2015年09月24日ティントリジャパンは9月24日、オールフラッシュで構成した仮想化専用ストレージの新製品「Tintri VMstore T5000 オールフラッシュ シリーズ」の販売を開始した。2Uサイズの筐体内で最大5000台の仮想マシンの安定稼働が可能。従来から展開するHDDとフラッシュのハイブリッド構成ではカバーしにくかった筐体全体でのスループット/IOPS向上のニーズに応えた。あわせてストレージOSの最新版「Tintri OS 4.0」と、管理ソフトの最新版「Tintri Global Center 2.1」の提供も開始した。新製品の提供にあたり9月17日に記者向けのラウンドテーブルを開催。米ティントリでChief Sales Officerを務めるマイクマクガイア(Mike McGuire)氏、ティントリジャパン職務執行者社長の河野通明氏、技術本部長の村山雅彦氏らが参加し、Tintriの事業概況や、オールフラッシュ製品投入の意義、新製品の技術解説を行った。まず、マクガイア氏がグローバルでのビジネス概況について「2015年現在、VMstore上で40万超の仮想マシン(VM)が稼働しており、来年には100万に達する見込みだ。出荷台数は2000台、顧客は800社に達した」と説明。2011年に仮想化基盤に特化したストレージTintri VMstoreをリリースし、2012年に日本法人を設立して以降、製品の機能やラインアップ拡充を進め、市場のリーダーとして認知されていることを強調した。主力製品のVMstoreは、同一筐体内でvSphere、Hyper-V、RHEV、Openstack環境を同時稼働できるマルチハイパーバイザー対応や、VM単位でのワークロードの最適化(QoS設定)、ハイブリッド環境での99%のフラッシュヒット率などが大きな特徴だ。適用領域は広く、サーバ仮想化、仮想デスクトップ、クラウド事業者のサービス基盤向けで、それぞれ3分の1ずつを占める。トヨタ自動車、ソニー、T-MEDIAホールディングス、NTT、京都大学、パナソニックなどがユーザーだ。マグガイア氏は、グローバルでの製品展開について、「サーバ仮想化からハイブリッドクラウドへ進展していく顧客にニーズに応えてきた。現在は、クラウドマネジメント、データデータマネジメント、データセンター内でのスケールをテーマに製品開発を進めている。将来的には、VMのスケールアウト、VMのアナリティクス、ハイパーバイザーのさらなる統合、コンテナへの対応を進める方針だ」と説明した。オールフラッシュ製品を市場に投入する意義は、職務執行者社長の河野氏が説明した。ティントリはそもそも、HDDとフラッシュを組み合わせ、VM単位でのQoSにより、コストパフォーマンスと安定稼働を実現することが特徴だ。既存製品で、企業のほとんどのワークロードに対応することができるという。ただ、既存製品ではカバーしきれない用途もあった。具体的には、大規模なデータベースファームやデータウェアハウス(DWH)、ビッグデータ解析、3D CADのようなハイエンド用途向けVDI基盤、より高いVM集積度が求められるケースなどだという。顧客のなかには、こうした新しいユースケースに特化してストレージを利用したいニーズがあり、また、オールフラッシュを指定した提案も増えてきた。そこで、ラインアップを拡充し、そうした用途にこたえることにしたという。「既存のハイブリッド製品とオールフラッシュ製品を8:2程度の割合で展開していく」(河野氏)とした。既存のハイブリッド構成とオールフラッシュ構成の違いや適用範囲については、技術本部長の村山氏が説明した。同氏によれば、オールフラッシュ製品は、既存製品と比較して、2.8倍の仮想マシン集約率、1.9倍のランダムIO性能、1.8倍のスループット性能、仮想マシンあたりの消費電力が2分の1以下といった特徴があるという。適用範囲は「大規模DWHなどワーキングセットサイズが通常のアプリケーションよりも大きな仮想マシン、3D CADのような大容量かつ高速性が必要なハイエンド用途向け仮想デスクップ、より省スペース、省電力など、高い集約率が求められるケースを想定している」(村山氏)とした。また、記者説明会には、パートナーのネットワールド 代表取締役社長 森田晶一氏がゲストスピーカーとして参加。「昨今の仮想化、クラウド環境向けストレージでは、アプリケーションやデータの中身を把握する機能へのニーズが顕在化しつつある。たとえば、写真やビデオなどのファイルにタグをつけて細かい粒度で管理できるようにするものだ。ティントリは、そうしたVMアウェア、アプリケーションアウェアなストレージのリーダー的存在だ」と話し、ティントリの特徴をマーケットに訴求していくと訴えた。オールフラッシュ新製品は、最大5000VM/容量73TBに対応する「T5080」と、最大2500VM/容量36TBに対応する「T5060」の2機種をラインアップ。T5000シリーズに搭載されるOSである最新版のTintri OS 4.0では、新たにT5000シリーズ向けにUI変更したほか、vSphere環境でのファイル単位でのリストア機能の提供、Hyper-V環境でのRestore VMとRefresh vDisk対応、Hyper-Vホスト自動検知、SMB3暗号化・マルチチャネル対応などを行った。また、最新版のTintri Global Center 2.1では、リアルタイム分析の強化、複数のVMを対象にしたグループ単位でのQoS設定、ストレージ間移動でのポリシーの維持、PowerShellとREST APIでの複数ストレージのノード管理などを新たに追加した。参考価格(1ノード、税別)は、Tintri VMstore T5080が7,400万円、同T5060が5,000万円。Tintri Global Center 2.1は80万円から(いずれも税別)。
2015年09月24日ヤマハ発動機は9月18日、垂直多関節ロボットの新製品「YAシリーズ」8機種を12月10日から販売すると発表した。同シリーズは、各軸の動作速度と手首負荷能力が特徴の6軸ロボット「YA-RJ」「YA-R3F」「YA-R5F」「YA-R5LF」「YA-R6F」、肘軸による自在なアーム動作を可能とした7軸ロボット「YA-U5F」「YA-U10F」「YA-U20F」および、これらを駆動制御する新型コントローラ「YA-C100」というラインアップとなっている。同社は、複数の役割をこなすことができる同シリーズを導入することにより、製造の現場が多品種少量生産へとシフトする中で主流になると考えられているセル生産方式などの高速自動化に対応できるとしている。各ロボットの価格はオープンで、ヤマハは8機種合計で年間400台の販売を見込んでいる。
2015年09月18日●冬のラバーズコレクションや、G-SHOCK&BABY-Gペアモデルが充実カシオ計算機の2015秋冬・時計新製品発表会、今回のテーマは「The PREMIUM INNOVATION より革新的に、より独創的に。」だ。女性用ウオッチで印象的だったのは、BABY-GとSHEENの方向性がより差別化され、ブランドのキャラクターとターゲット層、着用場面などが明確になったこと。もともと、BABY-GはG-SHOCKの妹分でカジュアル系、SHEENは働く女性がオンタイムでもオフタイムでも身に付けられる……と、割とはっきりした違いがあったが、一層わかりやすくなった。BABY-Gは彩度やコントラストが高く、ボールドなラインを多用し、一方のSHEENは、繊細さや美しさをより意識したデザインへと、これまで以上に大きくシフト。自分のライフスタイルに近いブランドとモデルをさらに明瞭に、迷うことなく選べるようになるだろう。(掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。掲載価格はすべて税別)○ユニフォームをイメージした、スポーティーなBABY-Gスポーツユニフォームにインスパイアされたデザインと、便利な機能を搭載した「BGA-2100」「BGA-210」シリーズが登場。ユニフォームのゼッケンフォント、カラー、素材といった要素をウオッチデザインに投影。加えて、アルミ着色ベゼルとインデックスのホログラムが質感も向上させている。毎日をアクティブに楽しむ女性のキャラクターと、ライフスタイルを手首で物語るアイテムだ。GBA-2100は、タフソーラー電波ウオッチ仕様。4色展開し、価格は2万4,000円で10月発売。BGA-210は、3時位置にアナログインダイヤルを持つデュアルダイヤルワールドタイム仕様。ワールドタイムとホームタイムの一発入れ替えも可能だ。5色で展開し、価格は1万7,000円で11月発売。○今冬のラバーズコレクションのモチーフは「メンフクロウ」冬はラバーズコレクションの季節。今年も悪魔と天使をモチーフとしたペアモデルで登場する。今年のテーマは「メンフクロウ」。「一度ペアになると生涯添い遂げる」ことから、恋人たちの象徴とした。なお、ラバーズコレクションはホワイトとブラックの2セットで展開。ホワイトは「LOV-15A」で「GA-110」タイプのアナデジコンビモデルのペア、ブラックが「LOV15B」で、「DW-D5600」タイプのバンパー付きスクウェアケースデジタルのペアとなる。ちなみに、LOV-15Aのダイヤルにはメンフクロウの羽根をイメージしたパーツが組み込まれている。価格は、LOV-15Aが3万3,500円。LOV-15Bが2万6,500円。ともに11月発売。●大人の上質が香るシンプルなSHEEN○大人の上質が香るシンプルなSHEEN「SHW-1800」シリーズ女性らしい繊細さと煌めきを追求するSHEENにおいて、新しいシンプルさを導き出したのが「SHW-1800SG」と「SHW-1800BSG」、そして「SHW-1800D」。12時、3時、6時、9時のメタルインデックスは花びらをイメージ。凛とした可愛さとともに、シャープでスマートな印象を与えている。タフソーラー電波時計をはじめ、10気圧防水、りゅうずで操作できるシンプルワールドタイム、微調整できるファインアジャストブレスレットなど便利な機能を搭載。聡明な女性の手元でキラリと光るシリーズだ。価格は、シルバーダイヤルのSHW-1800Dが4万7,000円、ピンクゴールドダイヤルのSHW-1800SGとSHW-1800BSGが4万9,000円。10月発売。○ダイヤルを艶やかに彩るスワロフスキーの輝き「SHE-3040」シリーズ上記のSHW1800と対照的ともいえる文脈で登場するのが、SHE-3040シリーズだ。ワイドフェイスを採用、ダイヤルの見切り部分にスワロフスキークリスタルを散りばめ、ジュエリーのエレガントな輝きを手元に添える。IP処理されたメタルブレスレットを装着した「SHE-3040SGJ」と「SHE-3040GJ」、カーフストラップを装着し、スワロフスキーエレメントがマルチカラー仕様の「SHE-3041GLJ」の3モデルで展開。なお、すべてのモデルのケースにIP処理が施されている。価格は、SHE-3040SGJが2万2,000円、SHE-3040GJが2万4,000円、SHE-3041GLJが2万円。12月発売。
2015年09月17日エムディーエスは、手書きのアナログデータをデジタルデータに変換するノートブック「Evernoteコレクション」の新製品として、「Evernoteスマートノートブック(スレートグレー)」と「Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)」を発売する。モレスキンアトリエおよびモレスキンオンラインストアでの先行発売は本日9月16日より。一般発売は10月15日からとなる。価格はEvernoteスマートノートブック(スレートグレー)が3,100円、Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)が3,670円(ともに税抜価格)。「Evernote(エバーノート) コレクション」は、Evernoteモバイルアプリと連携し、手書きのアナログデータをデジタルデータに変換して、手軽にEvernoteに取り込めるノートブック。「MOLESKINE+(モレスキンプラス)」のひとつとして販売されている製品だ。今回発売される「Evernote スマートノートブック」には特殊な罫線が施され、文字だけでなくアイデアのスケッチなどの書き込みもデジタルデータとして管理できるのが特徴。角が丸い長方形+ゴムバンドという「モレスキン」のデザインを踏襲しつつ、カバーには「Evernote」のロゴマークとしてお馴染みの"象"と、さまざまなイラストをデボス加工であしらったハードカバーが採用されている。中紙は、メモだけでなく日々の記録やクリエイティブツールとしても使えるように、横罫と方眼が240ページずつ用意される。カラーは既存の「ブラック」に加え、カジュアルなシーンでも活躍する「スレートグレー」が新色として追加された。また、モレスキン オンラインストアの限定色として、鮮やかなグリーンも発売されるということだ。サイズは幅130mm × 高さ210mm(ラージサイズ)。一方の「Evernote ビジネスノートブック(XLサイズ)」は、ビジネスにおけるミーティングでの使用を想定した作りになっているのが特徴。ページレイアウトが上下ふたつのセクションに分かれ、ページ上部にはほかのメンバーとの共有事項を、下部には個人的なメモや質問事項などを書き込むといった使い方が可能だ。データを取り込む際は、共有事項のみか、あるいはページ全体かを簡単に選択できる。ページ右上に備わるリマインダーボックスにチェックを入れると、プロジェクト管理に最適なリマインダー機能が自動で起動する仕組みだ。すべてのページにはページ番号が記載されており、巻末に設けられた「INDEX(インデックス)」ページと照らし合わせることで、検索も容易になっている。今回の新製品では、よりたくさんの書き込みに対応できるように、より大きな「エクストララージサイズ」(幅190mm × 高さ254mm)が新ラインナップに追加された。中紙は横罫240ページ。なお、両製品ともにゴムバンドと栞ひも、最終ページに配した拡張ポケットのマチ部分に、「Evernote」のキーカラーであるグリーンが使われている。さらに特典として、タグ付けができるスマートステッカー4枚(2種)と、Evernoteの有料版サービスを3ヵ月間試用できるプレミアムコードが付属する。
2015年09月16日●より優雅に、より薄くなったOCEANUS Mantaカシオ計算機の2015秋冬・時計新製品発表会、今回のテーマは「The PREMIUM INNOVATION より革新的に、より独創的に。」だ。昨今、腕時計におけるイノベーションを考えると、どうしてもGPSに目が行きがちだ。しかし、ことビジネスウオッチにおいては、そのほかにも革新的技術をもってなすべき課題が数多くある。優美なフォルム。快適な操作性……。ここでは、研ぎ澄まされた技術の数々が集約されたメタルアナログウオッチの新製品をご紹介しよう。(掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。掲載価格はすべて税別)○より優雅に、より薄くなったOCEANUS Mantaフルメタルアナログウオッチ「OCEANUS」(オシアナス)のプレミアムライン「Manta」(マンタ)に、新製品「OCW-S3400」が登場。GPS機能は搭載しないが、その代わりにMantaのアイデンティティともいえる優美なスタイリングと仕上げの美しさを徹底的に追求。タフソーラーや電波時計機能を搭載しながら、ケース厚わずか10.7mmを実現した。ケースやバンドの素材はチタン。チタンカーバイト処理で硬度をアップ、ケースやベゼルの一部には、高級時計の研磨技術であるザラツ研磨で美しいミラー面を創出した。裏ぶたはより硬度の高い64チタン製で、ケースが薄くても十分な強度を確保できる。フェイスもワイド化。大きくエッジのシャープなインデックスは、表面にスパッタリング処理を施して美しさと視認性を向上。カシオ独自の遮光分散型ソーラーセルにより受光効率を上げることで、漆黒のダイヤルと見事なコントラストを実現している。OCEANUSのアイデンティティである「オシアナスブルー」も美しい。そのほか、最新のMT-G「MTG-G1000D」にも搭載されたデュアルコイルモーターをワールドタイムのインダイヤルに採用。表情のある回転動作を楽しめるとともに、電子式りゅうずの直観的な操作性と合わせて快適な時刻設定が可能だ。価格は18万円で、10月発売予定。詳しくは別記事『カシオ、ワールドタイム機能が使いやすくなった最上級「OCEANUS Manta」』を参照いただきたい。●クレイジーケンバンドとコラボした「OCW-G1000CK」○500本限定! クレイジーケンバンドとコラボした「OCW-G1000CK」OCEANUSのアンバサダーとしても活躍する「クレイジーケンバンド」。その音楽への飽くなき追求心と大人の粋な遊び心が、OCEANUSの妥協のない物作りの姿勢と優雅なお洒落さに共鳴。そして誕生したのが「CRAZY KEN BANDコラボレーションモデル Limited Edition」だ。GPSハイブリッド電波ソーラー搭載の「OCW-G1000」をベースモデルに、ボーカルの横山剣氏こだわりのブラック(DLCコーティング)を採用。ダイヤルには、バンドのルーツともいえる横浜のレンガ模様が描かれている。また、通常「GLOBAL POSITIONING SYSTEM」の文字が入る位置に「CRAZY KEN BAND」と入っていたり、りゅうずトップに「69」と刻まれていたりするのも洒落が効いている。世界限定500本で、裏ぶたには横山剣氏のシルエットとシリアルナンバー入り。スペシャルギフトボックスが付属。価格は24万円で11月発売。●スポーティー&ダイナミックが魅力のフルメタルウオッチ「EDIFICE」○電波時計でより幅広い層にアピールする「EQW-T630D」スポーティーでダイナミックなデザインが魅力のフルメタルウオッチ「EDIFICE」からは、デュアルダイヤル・ワードタイム仕様の電波ソーラーモデル「EQW-T630D」だ。Bluetoothによるスマホ連携でヒット中の「EQB-510」。そのボールドなダイヤルデザインを継承しつつ、スマホ連携機能の代わりに電波時計を搭載することで、より幅広いユーザー層にアピールする。アクセントカラーをライトグリーン(EQW-T630D)、ライトブルー(EQW-T630DB)、ピンクゴールド(EQW-T630DC)とする3モデルのバリエーションで展開、「EQW-T630DB」はベゼル、「EQW-T630DC」はベゼルとケース、バンドがIP処理されたブラックとなる。価格は、EQW-T630Dが3万9,000円、EQW-T630DBが4万2,000円、EQW-T630DCが4万9,000円。
2015年09月15日アドビ システムズは、Adobe Creative Cloudのビデオ製品に追加された数々の新機能を発表した。これらは、オランダ・アムステルダムで9月11日~15日に開催される放送業界のプロフェッショナル向け展示会「IBC 2015」で披露されたのち、Creative Cloudを通じてユーザーへの提供が開始される。今回発表された新機能には、UltraHD(UHD)のサポートや色彩技術の向上、タッチ操作のサポートといったアップデートが含まれるほか、マルチデバイス動画配信プラットフォーム「Adobe Primetime」の配信および収益化機能をHTML5ビデオにも拡大され、TV Everywhereの認証プロセスを簡単かつ効率化する有料テレビ会社向けのツールが新たに提供される。「Premiere Pro CC」が4K/8Kの高精細映像編集に対応するフォーマットにネイティブ対応したほか、映像における色彩表現の強化、HDRワークフローのサポートなどを実現している。「After Effects CC」については、色彩の再現性や調整機能が強化され、カラーワークフローに対応するためにARRI RAW、Rec. 2020や新たなUltra HDおよびHDRのフォーマットへの対応が強化されたということだ。また、「Premiere Pro CC」、「After Effects CC」、および「Character Animator」がタッチ操作に対応したほか、「Audition CC」には映像作品などの長さに合わせて音楽の長さを調整するRemix機能が搭載されたという。さらに、Creative Cloudに含まれるすべてのデスクトップ用ビデオ製品において「Creative Cloud Libraries」機能が強化され、「Adobe Stock」からの画像を含むアセットをAfter EffectsとPremiere Pro上で即座に表示可能になるという。このほか、「Adobe Media Encoder」のパブリッシュ機能が、従来のYouTube、Vimeo、Creative Cloudに加えて新たにFacebookをサポートし、SNSでのプロモーションやキャンペーンの公開がより簡単になったということだ。なお、IBC 2015では、来年2月に公開予定の映画「Deadpool」やアダム エプスタイン編集の映画「Staten Island Summer」、カラーグレーディング アーティストとして受賞歴を持つデイドヴァレンティックなどの事例を挙げ、Creative Cloudと「Premiere Pro CC」によるワークフローへの移行が進んでいることが紹介されるほか、マルチデバイス動画配信プラットフォームである「Primetime」の導入事例として、HBO Now、Showtime、MLB、Sony Pictures Entertainment、RTL Group、Shomi、Voo、Starz(Parsifal)の各社が提供を開始したサービスについても紹介されるということだ。これらに関して、同社のプロフェッショナル ビデオ製品担当シニアディレクター、ビル ロバーツ氏は、「アドビはすばらしい品質の映像をより簡単に作成できるよう、ビデオと映画のワークフローを再定義しています。映像によってストーリーを語る際に色彩は不可欠な要素ですし、色を補正しない映像は意図した効果を発揮することができません。さらにUltraHDへ移行しようとしている今、映像品質の重要性はさらに高まっています。アドビはCreative Cloudを進化させ続けることによって、制作会社がテレビやスマートフォンなどのあらゆる画面に向けた魅力あるUltraHDコンテンツをより容易に作成できるよう支援しています」とコメントしている。
2015年09月11日Cerevoは3日、スマートスポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」の新製品として、スノーボードなどでの利用を想定したアクションカメラ「REC-1(レックワン)」、ワイヤレスヘッドセット「BONE-1(ボーンワン)」を開発したと発表した。同社は今年1月にXONブランドの第一弾製品として「SNOW-1」を発表していた。SNOW-1はスノーボーダー向けの製品で、滑走時に荷重のかけ具合や重心の位置を測定したり、スノーボードの角度・角速度を検出できるバインディング。取得したデータはスマートフォンに転送され、専用アプリを通じてデータを確認できる。今回発表されたREC-1、BONE-1は、いずれも、このSNOW-1と組み合わせて使用できる製品となる。REC-1は、無線LAN機能を搭載したフルHD/60fps対応のアクションスポーツカメラ。SNOW-1との組み合わせで、スノーボーダー視点で撮影した動画と、SNOW-1の測定データを重ねて表示することができる。IPX4準拠の防水性能も備える。撮影した動画は専用アプリに取り込むことで、SNOW-1のデータと同時に表示。動画の再生は無線LAN経由でのストリーミングのほか、動画をスマートフォンに取り込み、再生することもできる。BONE-1は、Bluetooth 4.1対応のワイヤレスヘッドセット。SNOW-1の専用アプリと連携することで、SNOW-1で測定したデータのフィードバックをリアルタイムに音で通知してくれる。首掛け式になっており、ゴーグルを邪魔せずに装着でき、骨伝導型のため、周囲の音を聞きながら滑ることもできる。
2015年09月04日ヤマハ発動機は31日、125ccスクーターの新製品「フィーノ125(Fino 125)」を、9月中旬からタイ市場に導入すると発表した。製造・販売はタイのグループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)が行う。フィーノ125には、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を具現化する"BLUE CORE"思想に基づき開発した空冷125ccエンジンを搭載。現行「フィーノ」の115ccから排気量をアップしながらも従来同等の燃費と走行性を両立させており、2014年導入の「グランドフィラーノ(Grand Filano)」、2015年導入の「GT125」に続く「BLUE CORE」エンジン搭載モデルとなる。また、ダイヤモンドカットレンズのLEDヘッドライト、BLUE COREエンジンにベストマッチした新フレーム、"フィーノDNA"をしっかりと引き継ぎつつ、ディテールにこだわった高級感あるスタイリングなどを採用。タイで流通しているエタノール混合燃料(E85)にも対応する。フィーノは2006年の導入以来、ファッション性の高いAT(オートマチック)スクーターとしてタイの幅広い年齢から人気を博している。2013年にはモデルチェンジを行い、FI(電子制御式燃料噴射装置)採用による低燃費化に加え、スタイル・諸機能をさらに充実させており、初代から9年を経た今でも、タイにおける同社の主要モデルとなっている。
2015年08月31日ヤマハ発動機は25日、軽量コンパクトな水冷・直列2気筒エンジンを搭載するスポーツモデル「MTシリーズ」の新製品、「MT-03」と「MT-25」を10月10日に発売すると発表した。MT-03とMT-25は、"大都会のチーター"をコンセプトに開発し、MTシリーズ共通のシャープで躍動感ある独創的なスタイリングに仕上げた新製品。「YZF-R3/R25」をプラットフォームにMT-03は320cc、MT-25は250ccのエンジンを搭載している。エンジンは、コンパクトな燃焼室内で混合気の縦渦を積極的に生成させ、素早い燃焼促進による優れた出力・トルク特性を引き出す、水冷・直列2気筒・DOHC・4バルブ・FI(フューエルインジェクション)を搭載。フレームには、剛性バランスに優れた軽量ダイヤモンド型フレームを採用している。そのほか、市街地での機敏な走行性を支えるライディングポジションや、ステアリングマウントで装備した新デザインの1灯H4ヘッドライト、ヘッドライト上部左右のLEDポジションランプ、ネイキッドらしさと凝縮感のある樹脂製タンクカバーを備える14L燃料タンク、左右別体のアルミダイキャスト製アシストグリップなどを採用。カラーリングは、MT-03とMT-25ともに「マットシルバー1」「ブラックメタリックX」「レッドメタリック7」の3色を展開。価格は、MT-03が55万6,200円、MT-25が52万3,800円(いずれも税込)。
2015年08月25日日清製粉グループの日清フーズは20日、2015年秋の家庭用常温製品の新製品23品目、リニューアル品14品目、合計37品目を発売した。○「あえるだけパスタソース」に「逸品」登場60周年を迎えた「マ・マー」ブランドからは、個食シーンの増加と時短・簡便ニーズの高まりを受け拡大してきた「あえるだけパスタソース」市場に、高付加価値製品「逸品」シリーズを投入する。「逸品」シリーズの「マ・マー あえるだけパスタソース 逸品 たらこ 生風味」「マ・マー あえるだけパスタソース 逸品 からし明太子 生風味」は、1食当たりのたらこ量を同社従来品に比べ33%増量。たらこには柚子果汁、からし明太子には柚子胡椒を配合するなどの高付加価値商品とした。価格は各270円。また、逸品以外の「あえるだけパスタソース」シリーズは、「ミートソース」「ナポリタン」「カルボナーラ」「チーズクリーム」の4品を追加。既存品6品もパッケージをリニューアルする。価格は200円~230円。○「青の洞窟」のラインナップを拡大20周年を迎えた「青の洞窟」ブランドからは、レギュラーシリーズに1品を投入。さらに、ワンランク上の「青の洞窟PREMIUM」シリーズは2品を投入し、既存品のパッケージもリニューアルする。また、本年春に発売した「青の洞窟スープ」に2品を追加する。「青の洞窟PREMIUM 熟成ベーコンのカルボナーラマスカルポーネチーズソースを添えて」「青の洞窟PREMIUM 熟成ベーコンのポモドーロマスカルポーネチーズソースを添えて」は、熟成ベーコンを使用するとともに、別添のマスカルポーネチーズソースでコクのある味わいを狙った。「カルボナーラソース」は、生クリーム、パルメザン、卵黄のコクが加わった濃厚な味わい、「ポモドーロソース」は、イタリア産完熟トマトの旨みある味わいで仕上げた。価格は各350円。「青の洞窟 あさりのクリームスープ」は、ハーブが香るクリームスープに、あさりの旨みを強調したスープ。「青の洞窟 魚介のトマトスープ」は、トマトの酸味に、カニ、あさり、ほたての旨みを重ね濃厚な味わいとした。価格は各300円。「マ・マー マカロニグラタン」シリーズには、「マカロニたっぷりグラタンセットチーズソース用」(147円)、「北海道産かぼちゃを使ったチーズクリーム用マカロニグラタンセット」(207円)を追加。「から揚げ粉シリーズ」では、「たつ田揚げ粉まぶしタイプ」(141円)を復活発売する。※価格はすべて税別価格
2015年08月23日エアバス(本社:仏トゥールーズ)は8月6日、新日鐵住金とチタンおよび鉄鋼製品における協力関係拡大に向けた覚書を締結したことを発表した。今回の覚書締結は、新日鐵住金とエアバス両社がチタンと鉄鋼製品の開発と供給に関係する長期的なビジネス機会を探ることを目的としている。覚書締結は仏・トゥールーズのエアバス本社で行われ、新日鐵住金の松木教彰チタン・特殊ステンレス事業部長とエアバス・グループのオリヴィエ・コーキール材料部門会長およびエアバスのラファエル・デュフロ金属鍛造・鋳造調達責任者の間で交わされた。1月にエアバスは新日鐵住金と純チタンシートの供給契約を更新し、5年間契約を延長している。今回新たに覚書を結ぶことによってエアバスは新日鐵住金との協力関係を強化し、チタンと鉄鋼材料に関係するビジネスの拡大および研究活動を促進していくという。
2015年08月06日メイクアップブランド「LUNASOL(ルナソル)」より8月21日(金)に発売となる新製品のテーマは、上質なショコラの世界「魅惑浄化」。甘くとろけるようなツヤとビターな深みが重なり合うことで生まれる、上質なショコラの世界に魅了された繊細かつ奥深いメイクで、色、質感、香り、すべての感覚を味わいながら極上のひとときを提案する本製品の発売に先立ち、7月4日(土)、東京・代官山にてフードアーティスト・諏訪綾子を迎えたイベント「Taste of LUNASOL」が開催された。食を「感覚的コミュニケーションの素材」と捉え、ゲストや顧客にメッセージを伝えるための食「コンセプトフード」というスタイルを確立したフードアーティストである諏訪さん。同イベントで諏訪さんが手がけた作品「Taste of LUNASOL」のコンセプトは、「甘さの中に奥深い苦みを含んだショコラのとろけるようなツヤ、重なり合うビターな深みを、感覚を研ぎすませてあじわうことで、身もこころも浄化するようなテイスト」。会場では、21日発売の新製品「セレクション・ドゥ・ショコラアイズ」のカラーを基調に、チョコレートやドライフルーツ、ナッツ、スパイスなどの食材を使用した食べることのできるインスタレーションが展示されたほか、参加者にはスパークリングショコラやショコラの様々な表情を楽しめるコンセプトフードが振る舞われた。この日用意されたコンセプトフードとしてサーブされたのは、大きなショコラボール。続いてサーブキャストが取り出したのはパウダーのケースに入れられた食用のラメパウダー。ショコラボールの上からブラシでパウダーをまぶすと、一筆でプレートの上の世界が一変!さらにあたたかいショコラソースがかけられると、ボールが溶け、中からは数種類のチョコレートのほかフレッシュなフルーツやドライフルーツ、チョコレートのソルベなど9種類もの食材が姿を現し、会場からは感嘆の声が沸き起こった。諏訪さんは「魅惑浄化」というワードからのコンセプトフードについて、「“魅惑”と“浄化”って、言葉だけ聞くとギャップがあるように思えるのですが、さまざまなテクスチャや温度やあじわいが重なっていくほどに魅惑的になりながら、感覚はどんどん浄化されていくような、すべての感覚が美しく融け合うテイスト」と語った。招待客は、諏訪さんの紡ぎ出す空間に酔いしれながら、トークショーやメイクアップアーティストによるメイクアップショー、さらにはアイテムの使用体験など盛りだくさんのイベントを満喫した様子だった。「ルナソルセレクション・ドゥ・ショコラアイズ(カネボウ化粧品)」は8月21日(金)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日●操作が簡単になったエスプレッソマシンデロンギ・ジャパンは7月16日、「"Better Everyday"新製品発表会」を開催した。代表取締役社長の杉本敦男氏のほか、イタリアから駆けつけたデザイナーのフランチェスカ・チェスター氏、エリザ・ロマネット氏も登場。デロンギが追求し続けている「Better Everyday」を体現する新製品群を紹介した。イタリア・トレヴィーゾで誕生したデロンギの日本法人であるデロンギ・ジャパンは、2015年で設立から20周年を迎える。今回、それにふさわしい新製品群を一挙に発表した。まずは写真とともに紹介する。○マグニフィカS カプチーノ スマート コンパクト全自動エスプレッソマシン「デロンギ マグニフィカS カプチーノ スマート コンパクト全自動エスプレッソマシン」(ECAM23260SB)は、「ラテクレマシステム」と「カフェジャポーネ」を同時に搭載するデロンギ初のモデルだ。ラテクレマシステムとは、ミルクが最も甘くなる60~65℃で淹れるとともに、きめ細かくなめらかな泡を実現する機能。カフェジャポーネとは、ハンドドリップ風の蒸らし機能によってレギュラーコーヒーを抽出する機能。カフェジャポーネは日本向けに開発された独自のメニューだ。これまで搭載されていたカスタマイズ機能をあえて省き、好きなメニューを選んでボタンを押すだけの操作とした。5種類のメニューがプリセットされており、2倍量を淹れる「2×」ボタンも設置。わかりやすく、簡単に操作できるようにこだわったという。豆の量、豆挽きの大きさは好みに応じて調整可能だ。発売は10月初旬。価格はオープンで、推定市場価格は130,000円前後。○マルチダイナミックヒーター 900W「デロンギ マルチダイナミックヒーター 900W」(MDH09-BK、MDH09-PB)は、5つのモジュールのオン・オフを細かく繰り返して温度を微調整する「オートアダプティブテクノロジー」によって、±0.5度の範囲で室温をキープできるヒーター。2014年に発売された「MDH15-BK」は1,500Wモデルだったが、今回900Wモデルをラインナップに追加する。ピュアホワイト+マットブラック、マットブラック+マットブラックの合計2色を用意する。発売は9月1日で、希望小売価格は税別75,000円だ。○デロンギ ディスティンタコレクション「デロンギ ディスティンタコレクション」は、スクエア(四角)とサークル(丸)を合わせた形「スクエアクル」デザインとマットなメタリックカラーを採用するシリーズ。電気ケトル(KBI1200J)とオーブン&トースター(EOI406J)をラインナップする。カラーはスタイルコッパー、フューチャーブロンズ、エレガンスブラック、ピュアホワイトの4色だ。電気ケトルは容量1L。取っ手の側に目盛のついた水量計を備える。オーブン&トースターは最高220℃まで設定できる。容量8.5Lでコンパクトなサイズだ。発売はいずれも10月1日で、希望小売価格は電気ケトルが12,000円、オーブン&トースターが18,000円(いずれも税別)。○パワーブレンダー ブレンデックスデロンギ パワーブレンダー ブレンデックスは、特殊な形状の「マルチゾーンブレード」を採用するブレンダー。マルチゾーンブレードの上刃と下刃の間にスペーサー(空間を確保するための器具)を設けることで、かく拌エリアを拡大。ムラなく効率的にかく拌できるようになった。発売は10月1日で、希望小売価格は税別24,000円だ。マルチミル、スパイスミルが付属する。次ページでは、デロンギ・ジャパンのこれからの戦略、デロンギのデザインコンセプトなどについて紹介する。●「本物」にこだわったものづくり発表会には、デロンギ・ジャパン 代表取締役社長 杉本敦男氏が登壇。デロンギが大切にしている「Better Everyday」というスローガンについて説明するとともに、今後の戦略を明らかにした。○「本物」を届けることでBetter Everydayを実現今回の発表会のタイトルにもなっている「Better Everyday」。デロンギが追求するのは、それを毎日使うことによってユーザーの生活が豊かになるような「本物」を作ること。今後も本物にこだわりつつ、デロンギ・ジャパンとしては具体的に3つの戦略を掲げる。1つめが「ブランド訴求」。これはデザインや使いやすさ、技術、品質といった面から、デロンギブランドをアピールしていくというもの。2つめの「カテゴリーフォーカス」では、さまざまなジャンルを幅広く手がけるのではなく、ヒーターやコーヒーなどのカテゴリを深めていく。3つめが「日本発の商品企画」。例えば、前ページでも紹介したマルチダイナミックヒーターは日本発の「負担を感じないようなヒーティング」というアイディアが具体的な形となったものだ。このような日本発の企画を、イタリアのチームとより密に連携をとって製品開発に落としこんでいく。杉本氏は「毎日使える、より良いものを作り続けていくことで、飛躍していきたい」と結んだ。○国によってアプローチは異なるイタリアからやってきた、シニア・デザイナー フランチェスカ・チェスター氏と、ディスティンタコレクションを手がけたデザイナー エリザ・ロマネット氏も発表会に登場。デロンギのデザインコンセプトなどを説明した。イタリアではデザインがテクノロジーと同等に重要視されており、製品開発などの会議にはデザイナーが最初から参加するのが一般的だそうだ。フランチェスカ氏いわく、文化や歴史、トレンドを研究し、製品開発に活かすことが重要だという。製品カテゴリによっても、販売する国によっても、アプローチの仕方は異なり、デザインの途中では「どこの国で販売するのか?」を必ず意識するそうだ。ディスティンタコレクションを手がけたエリザ氏は、今回の新製品について「クラシカルなデザインながらも新しさを取り入れた。一見するとシンプルだが、実は複雑な形。四角と丸を合わせたような形は現在と過去のフュージョンという意味も持っている」と述べる。○コンセプトルーム会場には、今回発表された新製品を展示したコンセプトルームも用意された。「長い海外生活から日本に戻り、デザインの仕事に携わる30代夫婦」のお気に入りのものを並べた部屋がコンセプトだ。
2015年07月16日仏Parrotは7月16日、「MiniDrones」の新製品13種を9月より販売すると発表した。新製品は3つのグループに分かれていて、内訳は、ジャンプできる地上走行型ロボット「Jumping」が2タイプ6モデル、アクロバットな飛行が楽しめる「Airborne」が2タイプ5モデル、ドローンと水中翼船を組み合わせた「Hydrofoil」が1タイプ2モデルの計13種類となっている。各製品は、無料操縦アプリ「FreeFlight 3」を使用し、スマートフォンやタブレットで操作する。地上走行ロボット「Jumping」には「Jumping Night」と「Jumping Race」の2タイプが追加された。「Night」は高出力のLEDを搭載しており、暗い中でも走行できることが特徴。また、4GBの内蔵メモリが搭載されたほか、マイクとスピーカーが追加され音声の録音・再生が可能となった。最高速度は時速7kmで、最大80cmの高さまでジャンプできる。「Diesel」、「Buzz」、「Marshall」の3モデルで展開し、価格は2万5800円(税抜き)。「Jumping Race」では、最高速度が時速13kmまで強化されており、オンボードコンピューターの制御により高速でも高い安定性を実現している。ジャンプは最大で75cmとなっており、「Jett」、「Max」、「Tuk-Tuk」の3モデルがある。価格は2万6800円(税抜き)。「Airborne」は機体重量が54g(外像非装着時)という超軽量の小型ドローンで、空中に投げると自動的に起動する独特のシステムを採用している。こちらもJumpingと同じく2タイプが発表された。「Airborne Night」は「Jumping Night」と同様で、LEDを搭載することにより暗所での飛行を可能とした。最高飛行速度は時速18km、外装非装着時で稼働時間は9分。「SWAT」、「Mac Lane」、「Blaze」の3モデルがあり、価格は1万7800円(税抜き)となっている。もう一方のタイプである「Airborne Cargo」の特徴はカスタマイズが可能であること。パイロットのフィギュアやブロック玩具などを乗せて、自分のオリジナルドローンを作り上げることができ、最大でおよそ30gまで乗せることができるという。こちらも最高飛行時速は18km、外装非装着時の稼働時間が9分となっている。「Mars」、「Travis」の2モデルが用意され、価格は1万3800円(税抜き)。「Hydrofoil」では、ドローンを船体に取り付けることで、水上移動を実現。水上移動時はドローン部が船体から垂直に立ちあがり、水面から5cmほど浮いた状態で移動する。もちろん、ドローン部を船体から取り外せば、普通のドローンのように飛行させることが可能だ。稼働時間は7分、最高速度は空中時で時速18km、水上時で10kmとなっており、同社は淡水での利用を推奨している。「Orak」と「New Z」の2モデルがあり、価格は2万1800円(税抜き)となっている。
2015年07月16日●噂の真偽は?Appleが7月14日にiPod新製品発表を計画していると話題になっている。新製品が噂されているのはiPod touch、iPod nano、iPod shuffleの3種類で、特にiPod touchについては2012年秋にリリースされた第5世代製品以来のアップデートとなり、プロセッサも64ビットベースのもので大幅にパワーアップする見込みだという。すでにAppleの決算で販売台数報告も行われることがなくなったiPodだが、気軽に音楽を楽しむデバイスとして、まだまだ健在のようだ。○7月に発売は唐突な印象同件はフランスの情報サイトiGenが7月10日(現地時間)に報じている。噂情報サイトとしては比較的信頼性が高いといわれるiGenだが、同誌によれば7月14日が発表日となっているものの、Appleがさらに日付を前倒ししてくる可能性もあるという。この手の製品の特徴として、発表後、即オンラインを含むApple Storeでの販売開始というパターンが多いが、原稿執筆時点(日本時間で13日昼)ではオンラインストア上に恒例の「Coming soon」表示が現れておらず、噂の真偽も含めてもう少し様子を見たほうがいいかもしれない。もし本当にこのタイミングで製品が発表されるのならば、今週前半くらいをみておくといいだろう。正直なところ、このタイミングでのiPod新製品発表は非常に唐突な印象がある。なぜなら、iPod touchについては初代モデルから一環して「秋の音楽イベント」といわれる、音楽と新学期シーズンをテーマにしたAppleの製品発表会が9月(例外的に第5世代のみ10月)に行われ、ここで新製品が発表され続けてきたからだ。この時期は特に米国において新学期シーズンと呼ばれる商戦期の1つで、学生向けの製品キャンペーンがよく実施されている。AppleはここにPCの新製品(特に安価なノート/オールインワン型のMac)や音楽プレイヤーを投入してきており、「やや高価なiPhoneよりは維持費も安価なiPod touch」という形で、街頭広告でも秋のシーズンはiPod touchの広告が全米で大々的に展開されてきた。その意味では、7月中旬という時期は新学期シーズンにはやや早く、もし製品が実際に投入されるのなら、AppleにおけるiPodの位置付けが(iPhoneを購入できないユーザーや学生をターゲットとしたものから)変化している可能性が高い。●リフレッシュの意味合い○iPod touchがリフレッシュされる理由iPod touchの現行モデルである第5世代は、搭載プロセッサがApple A5と旧式で、これはiPhone 4Sの世代に相当する。Appleによれば、iPod touch第5世代はiOS最新版のiOS 8に対応しており、さらに今秋正式リリースが見込まれるiOS 9の対応リストにも含まれている。これは、同じA5を搭載するiPhone 4SとiPad 2が依然として最新iOSのサポート対象に含まれているからという理由もあるが、iOS 9の更新が終了して次のiOS世代へと突入すると、すでに4~5年以上も旧ハードウェアをサポート対象に含めていることになり、2~3年周期が通例のAppleとしては異例の長さだ。おそらくは、そろそろA5世代の製品もサポート対象から外れる時期が近付いており、iPod touchのリフレッシュも、こうしたサポート期間の問題が一因ではないかと考えている。毎年新製品が出てくるiPhoneに比べ、iPod touchは冒頭にも説明したように現行モデルの時点ですでに3年近く放置されており、おそらく次の更新サイクルも2~3年後だろう。華々しく発表するものではないものの、そろそろ刷新しておかなければいけないということで、"サイレントリリース"が行われるのかもしれない。●次期iPodはどうなる?○スペックはどうなる? 何が変わる?iGenによれば新型iPod touchのプロセッサは64ビットになるということで、少なくともA7以降の世代のものが選択される。これは世代でいうとiPhone 5S、iPad Air、iPad mini 3にあたるが、おそらくAppleは旧OSのサポート終了を「64ビット対応」で揃えてくるのではないかと予想する。そのため、iPhone 5以前のユーザーはそう遠くないタイミングでiOSアップデート対象から外れる可能性があることを認識しておいてもいいかもしれない。なお、新型iPod touchのRetina対応や画面サイズなど、プロセッサ更新以外の情報はiGenでは示されていない。iPod nanoとshuffleについては基本的にカラーバリエーションの追加のみで、ゴールド、エレクトリックブルー、フクシア(赤紫)のほか、旧カラーのブラック、ピンク、グレイなどが用意されるという。ゴールドモデルというのは、いかにも最近のAppleらしいバリエーションだ。このiPodのカラーバリエーションはiTunes 12.2のプロモーション画像ですでに登場していたことで噂になっており、そのリリース予定日である7月14日という日付も、もともとはプロモーション画像の中で出てきたものだ。そのため、iGenの噂の信憑性をさらに高める形になっている。Appleは同社会計年度で2014年度までiPodの販売台数と売上を別集計として報告していたが、2015年度からは「その他製品」のカテゴリで一緒くたにまとめ、詳細な数字を出していない。現在のAppleの業績におけるiPodビジネスの貢献度は非常に微々たるものだが、それでも製品カテゴリを殺さずにユーザーに新製品を提供し続けるというのは、それだけAppleが音楽や既存ユーザーを大事にしているということの証左なのかもしれない。
2015年07月13日ソニーは7月11日より、サイバーショットシリーズの新製品「RX100 IV」(DSC-RX100M4)と「RX10 II」(DSC-RX10M2)の先行展示を東京・銀座 ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて開始する。両製品ともに、発売は8月7日を予定している。RX100 IVとRX10 IIは、ともに世界で初めて、メモリーを一体化した1型積層型CMOSセンサー「Exmor RS」(有効2,010万画素)を搭載した高級コンパクトカメラ。データの読み出し速度を従来の5倍に高めたほか、40倍・960fpsのスーパースローモーション動画撮影、歪みを抑えた1/32,000秒のアンチディストーションシャッター、全画素読み出しの4K動画撮影(QFHD 3,840×2,160/25p、最長29分まで)などの新機能を盛り込んでいる。RX100 IVは24-70mm(35mm判換算)のZEISS Vario-Sonnar T*レンズを搭載。絞り開放値はF1.8~F2.8となっている。本体サイズはW101.6×H58.1×D41.0mm、重量は298g。RX10 IIは光学8.3倍・24-200mm(35mm判換算)のZEISS Vario-Sonnar T*レンズを搭載。絞り開放値はズーム全域でF2.8となっている。本体サイズはW129.0×H88.1×D102.2mm、重量は813g(バッテリーとメモリースティック PRO Duo含む)。
2015年07月07日EMCジャパンは6月18日、企業のデータ保護戦略を推進するためとして、「EMC Data Domain DD9500」を始めとするデータ保護製品群の提供開始を発表した。2015年6月から提供開始予定。価格は、「Data Domain DD2200」の4TBモデルが112万5,000円(税別)から。新製品のうちData Domain DD9500は、58.7TB/時のパフォーマンスを持ち、1.7PBの容量を提供する。価格は個別見積。Data Domain DD2200は、小規模オフィス向けの2Uで最大4TBの実効容量を保護するとのこと。EMC Data Protection Suite 2015は柔軟なライセンス・モデルを採用し、さまざまデータ保護要件に合わせた最適な組み合わせで個々の製品を利用できるとのこと。「CloudBoost Connector」「Data Protection Search」「Data Protection Advisor 6.2 SP1」 の各製品を含む。CloudBoost Connectorは、ユーザーの既存のEMCデータ保護ソリューションとクラウド環境をシームレスに統合し、バックアップの長期保管を実現するという。プライベートおよびパブリック・クラウドへの長期保管を実現し、月単位/年単位のコピー・バックアップ・データのクラウド転送が可能。Data Protection Searchは、オープンソースのElasticSearchテクノロジーを利用して、企業規模のバックアップを「EMC Avamar」と「EMC NetWorker」の双方から検索可能にする。「Data Protection Suite」ユーザーのための検索機能を備え、メタデータまたは全文検索により結果の抽出が可能。Data Protection Advisor 6.2 SP1では、サポートアプリケーションの拡充、「Data Domain」解析の機能拡張、「ProtectPoint」環境の解析およびレポート、オブジェクト・サーチ機能といった強化を実施した。Data Protection Suite 2015の価格は個別見積であり、CloudBoost ConnectorおよびData Protection Searchは、Data Protection Suite 2015ライセンスに含まれる。EMC ProtectPointは、プライマリ・ストレージからData Domainへの直接バックアップを可能にし、従来必要であったバックアップ・インフラを不要にすることで、コスト削減を実現するというソフトウェア。従来と比較して20倍高速なパフォーマンスを持つといい、Oracle/SAP/IBM DB2との統合やアプリケーション・オーナーによるバックアップ/リストアのコントロールが可能とのこと。価格は個別見積。
2015年06月19日ヤマハ発動機は8日、250ccの水冷・直列2気筒エンジンを搭載するスポーツモデル"MT"シリーズの新製品「MT-25」を、6月よりインドネシアにて販売すると発表した。製造および販売は、同国のグループ会社PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)が行う。MT-25は、2014年から先進国市場を中心に導入している「MT-09」「MT-07」の日常的な速度域で楽しめるスポーツ性や"MT"シリーズの世界観を、250ccクラスに展開したモデル。アセアン・先進国市場で高評価を得ている「YZF-R25」のエンジン、フレームなどのプラットフォームをベースに開発することで、優れた走行性とコストパフォーマンスを両立した。主な特徴は、市街地での機敏かつ快適な走行に適した乗車姿勢、"MT"シリーズ共通の"マスフォワードシルエット"と"マス集中感"を具現化したデザイン、中高速で高揚感のある2気筒エンジン、軽快なハンドリングに貢献する165kgの軽量な車体設計などとなっている。価格は、ジャカルタ店頭小売価格で4,600万ルピア。MT-25は今後、事業規模拡大を担うグローバルモデルとして、先進国市場を含めた世界各国への投入も予定してる。
2015年06月09日米Qualcommは2日、台湾・台北市で開催中のComputex 2015ででプレスイベントを開催。同社製品と他社製品の比較や、中国Allwinnerとの提携、802.11ac対応の新チップを発表した。○Sanpdragon 810と他社製品のパフォーマンス比較プレスイベントの最初に登壇したのは、Qualcomm Technologies(Qualcommの技術開発企業)マーケティング担当副社長のTim McDonough氏。同氏は、Qualcommのスマートフォン用チップセットSanpdragon 810(X10 LTE内蔵)と他社製品の比較を行った。ただし、具体的なメーカー名は明かさずに、A社、B社、C社としてそれぞれ中国、米国、韓国の企業であるとした。比較は、モデムとアプリケーションプロセッサのカタログスペックで行なわれており、このうち、B社を除く、A社とC社に関しては、ベンチマークやカメラによる撮影性能など実機での比較も行なわれた。Qualcommは、過去にプロセッサの発熱量を他社と比較するため、スマートフォンの上にチョコレートなどを乗せて溶けるかどうかを見せるというデモを行なったことはあった。そのときも具体的な企業名は公開していなかった。しかし、今回は企業名は出していないといってもスペックなどを調べれば、どこの製品であるかがわかる程度にまで情報が公開されており、かなり強烈な比較となっていた。○中国Allwinnerとの提携で新興市場を攻めるまた、同氏は、中国でAllwinner Technologyとの提携を発表した。AllwinnerもQualcommと同じく、ARMベースのアプリケーションプロセッサを製造しているファブレスの半導体メーカー。いわば競合メーカーである。低価格な新興国向けのスマートフォンなどは、中国などの半導体メーカーが、メインボードのリファレンス設計だけでなく、筐体設計、液晶部品などスマートフォン全体の設計情報、製造方法などに関する情報を含む総合的な「ソリューション」を提供する。これにより過去に携帯電話を作ったことがある程度の技術力を持った製造メーカーであれば、スマートフォンの製造に乗り出すことができる。これはかつてIntelなどが行った方法と同じだ。新興国向けのスマートフォンやタブレットに採用されているSoCは、このようにして採用が決まっていく。先進国ではスマートフォンやタブレットの成長は鈍化しているが、新興国では依然として高い成長率があり、新興国を狙うことで、半導体メーカーも大きく成長できるわけだ。これに対して、Qualcommなどのハイエンド指向の半導体メーカーは、新興国向けの競争に取り残されつつある。それは、中国の製造企業との関係が薄く、また、中国などの半導体メーカーのような総合ソリューションを提供していないからだ。今回のAllwinnerとの提携は、Qualcommが本格的に新興国企業をターゲットにしたことを意味する。ゼロから立ち上げるよりも、すでに関係の深い企業と提携することで、短時間で中国の製造メーカーへのアプローチが可能になる。実は、この手法を使うのはQualcommがはじめてではない。すでにIntelは、2014年に中国の半導体メーカーを買収、2015年にも、Rockchipとの提携を発表し、この分野に対して攻勢をかけている。○160MHzに対応した802.11acチップを発表さて、2番目に登壇したのは、Qualcom Atheros 副社長でプロダクトマネジメントのIrvind Ghai氏。同氏は、新しい無線LANチップQCA9984とQCA9994を発表した。同チップは、MIMO技術を使い、複数のクライアントと同時通信を可能にするMU-MIMOを採用しており、複数の機器がある場合でも、機器1台が利用できるバンド幅を確保でき、通信効率が高い。発表した2つのチップのうち、「QCA9984」は家庭向け無線ルーターなどを想定したもので、一方の「QCA9994」は企業向けアクセスポイントを想定したものだ。どちらも802.11ac対応のMU|EFXとよばれるシリーズに属するチップとなる。802.11acで最大4ストリームの同時通信が可能で、同時に4クライアントがバンド幅80MHzを使って並列に通信できる。また、複数のストリームを束ねて高速な通信を可能にすることもできる。また、2ストリーム(160MHz)の場合、非連続のチャンネルを使うことも可能になり、無線LANが過密な場所でも高いスループットを達成しやすいという。最後に登場したPeter Carson氏(Qualcomm Technologiesのマーケティング担当シニアディレクター)は、発表済みであるUEカテゴリー10となるLTEモデムを紹介した。また、すでに多くの事業者がカテゴリ6でサービスを行なっており、カテゴリー9がすでにテストや開発段階にあるとした。
2015年06月04日●HomeKit対応製品その1米Appleはこのほど、スマートホーム技術「HomeKit」対応製品として5メーカーの製品を公表した。一部発売を開始したものもあり、今後の対応製品とエコシステムの拡大につながるかが期待される。HomeKitはAppleが2014年に明らかにしたスマートホーム戦略で、iPhoneやiPadなどiOS端末から音声認識技術ベースのデジタルアシスタント機能「Siri」により対応する家電やデバイスを制御できる。HomeKitに対応する製品には「Works with AppleHomeKit」という認定ロゴがつけられる。今回、Appleは自社Webサイトに以下のメーカー5社のHomeKit対応製品を掲示した。○Insteon Hub Pro米Insteonは、電球やドアなどを制御したり、スケジュール機能によりデバイスの起動を自動化する「Insteon Hub Pro」を提供する。複数のデバイスを同時に制御することも可能で、アプリやSiriにより操作できる。同製品はすでに発売中で、価格は149.99ドル。○Caseta Wireless Smart Bridge照明・調光の米Lutron Electronicsは、2014年に発表した制光装置「Caseta Wireless Smart Bridge」をHomeKitに対応させる。これにより同製品の所有者は「Caseta Wireless Lightning Starter Kit」を利用して、同制光装置をSiriやアプリから制御して電気を消したり照明を調節したり、スケジュール化が可能になるという。Caseta Wireless Lightning Starter KitはHomeKit対応Smart Bridge、Caseta Wireless Dimmerなどを含み、価格は229.95ドル、すでに発売を開始した。●HomeKit対応製品その2○ecobee3 Smarter WiFI Thermostat with Remote SensorカナダのEcobeeは、リモートセンサーが付いたWi-Fiサーモスタット「ecobee3 Smarter WiFI Thermostat with Remote Sensor」を提供する。ecobee3は3.5インチフルカラーLCDタッチスクリーンをもち、直感的に操作できるのが特徴。温度の制御だけでなく、室内に人がいるかどうかなどを感知するセンサー技術を持ち、複数の部屋の温度を効率よく管理できるという。EcobeeのWebサイトによると、HomeKit対応版の価格は249ドル、発売は7月7日からで、6月23日より事前予約を受けつけるとのことだ。○Elgato EveドイツのElgatoは「Elgato Eve」シリーズで展開する4製品「Elgato Eve Door & Window」「Elgato Eve Energy」「Elgato Eve Weather」「Elgato Eve Room」をHomeKit対応として提供する。Door & Windowはドアや窓の開閉状態をチェックできるもので、Energyは電源に装着することでデバイスのエネルギー使用量を測定でき、Siriを使って電源のオン・オフが可能。Roomは、センサーを利用してトルエンなどの総揮発性有機化合物(VOC)をはじめ室内の空気の状態や温度、湿度をiOS端末でチェックできる。Weatherは庭など外部の温度、湿度などを調べられる。値段はEve Energyが49.95ユーロなどとなっており、4製品とも事前予約を受け付け中だ。○iHome Control SmartPlug米SDI Technologiesのコンシューマー家電事業iHomeは、「iHome Control SmartPlug」を発表した。Elgato Eve Energyと同様に電源プラグと扇風機など電気製品との間に挟むもので、Wi-Fiに対応することで電力消費量を測定したりSiriや専用の「iHome Control」アプリを利用して遠隔から操作できる。6月15日より事前予約を受け付け、6月末から7月にかけて発売する。
2015年06月04日VAIOは25日、2015年5月25日から29日まで、六本木ヒルズのイベントスペース「Hills Cafe/Space」にて、全VAIO製品のタッチ&トライが行えるイベント「VAIO Cafe」を開催する。この「VAIO Cafe」の開始に先立ち、同日発表された新製品「VAIO Pro 13 | mk2」と、21日に発表した「VAIO Z Canvas」のプレス向け説明会が行われた。「VAIO Pro 13 | mk2」(バイオ プロ 13 マークツー)の紹介では、同機の大きな特徴として、ビジネス利用に耐えうる堅牢性の高さが説明された。満員電車での加圧や振動を想定した150kg加圧振動試験や、不意の落下を想定した90cm6面落下、置いた際にPCの角への衝撃をテストする5cm高からの5000回落下試験、閉じた状態でペンを挟み込む試験などの耐久テストを実施している。また、キーボード面には、強度の弱い部分に補強リブを追加し、剛性をアップさせながら打鍵感やタッチパッドの操作性も高めた。底面ではビスの配置を変更し、剛性をアップさせた。一方、米国のクリエイター向けイベント「Adobe MAX」をはじめ、多くの展示会やイベントで試作を展示し、実際に使用したクリエイターの声を取り入れて製品化した「VAIO Z Canvas」は、フラッグシップ機として高密度実装による性能の高さやクリエイター向けに特化したペン入力機能などが紹介された。同機は搭載するTDP 47WのCore i7 CPUを、立体交差させた薄型ヒートパイプ2本と3基の新開発大型ファンを組み合わせた独自の放熱設計で冷却し、高パフォーマンスを実現。また、VAIO独自のスタンド機構「フリースタイルスタンド」は、ばねやカム、ダンパーの配置や強度を細かく調整し、片手で押し戻しができる機構となっている。「VAIO Cafe」の営業時間は11時から23時。なお、各日19時から21時まではイベントが行われる。初日となる25日には、VAIOファン限定の「VAIO meeting 2015#2」が開催され、VAIO Z Canvas設計者による開発秘話や、ライブ制作の様子が披露される予定だ。
2015年05月25日