タレントでアイドルの新谷姫加が、1月30日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)のグラビアページに登場している。話題の舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』に出演する新谷姫香。同誌では、ツンデレをテーマにしたグラビアで猫のようなミステリアスな姿を見せている。「応援していただいている方にはツンだと言われますね。でも新しく応援して下さる方にはデレちゃいます。もし恋人ができたら、最初はツンツンだけど、どんどんデレデレするタイプかな」と複雑な女心を明かした新谷。今回のグラビアでは、黒と白のランジェリー&水着を披露しており、"ツン"と"デレ"を上手く演じ分けている。ほか、同誌では、桃月なしこが表紙&巻頭グラビアで眩しすぎる美ボディを、フジテレビ系のドラマ『リビングの松永さん』に出演している大久保桜子が魅惑のランジェリー姿を披露。また、『美少女図鑑AWARD2023』3冠の白濱美兎が水着姿で抜群のスタイルを露わにしており、ミスFLASH2024のグランプリに輝いた白石時の初ソログラビア、NGT48・本間日陽のラストビキニが掲載されている。【編集部MEMO】新谷姫加は、1998年5月30日生まれ。青森県出身。身長163cm。スリーサイズは上からB83・W62・H88。2015年にアイドルとしてデビュー。現在は舞台や雑誌を中心に活躍しており、美貌だけでなく演技の評価も高い。2024年2月から明治座創業150周年ファイナル公演の舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』に栞役として出演する。
2024年01月30日アイドルグループ・パラディークの新谷真由が11月11日に発売した1st写真集『まゆのとなり』の未公開カットで構成された電子版『新谷真由ファースト写真集「まゆのとなり」アザーショットSPECIAL EDITION』(3,190円 秋田書店)が1日、配信スタートした。「もしも新谷真由が僕の彼女だったら……」をテーマに、石垣島・竹富島で撮影を敢行した同作。澄み渡った青いビーチやプールではしゃいだり、バーベキューやマリンスポーツをしたり、自転車や水牛車に乗って島内を回ったりと、2人きりの旅行を全力で楽しむ“彼女感”あふれるカットが掲載される。さらに、ホテルの部屋では今までに見せたことのない大人っぽい表情や、持ち前のプロポーションを全面に活かした本人史上“最大露出”の大胆ショットを披露している。○■新谷真由 コメント新谷真由の全部が詰まっていて、見どころ満載の写真集となりました! 印象的だったのは、衣装を着てないことです(笑)。特に、お風呂での撮影がギリギリすぎてドキドキしました(笑)。他には、写真集のためにずっと温めておいたオーバーオールも印象に残っています。写真集の打ち合わせの時に、最初に「自分からオーバーオールをやりたいです!」と言わせていただいたくらいなので、実際に着ることができて嬉しかったです! 私の隣にいるような目線で、今まで見せたことない表情だったり、かわいい、カッコいい、綺麗……今まで見たことのない、いろんな新谷真由が見られると思います。新谷真由の“となり”にいるような気持ちでぜひ見てください!
2022年12月01日アイドルグループ・パラディークの新谷真由が、11月11日にファースト写真集『タイトル未定』(秋田書店 3,300円/128ページ A4判)を発売することが13日、わかった。自身初の写真集となる同作は、「もしも新谷真由が僕の彼女だったら……」をテーマに、石垣島・竹富島で撮影を敢行。澄み渡った青いビーチやプールではしゃいだり、バーベキューやマリンスポーツをしたり、自転車や水牛車に乗って島内を回ったりと、2人きりの旅行を全力で楽しむ“彼女感”あふれるカットが掲載される。さらに、ホテルの部屋では今までに見せたことのない大人っぽい表情や、持ち前のプロポーションを全面に活かした本人史上“最大露出”の大胆ショットを披露している。本人コメントは以下の通り。■新谷真由グラビアを始めてからひとつの目標として「写真集」というのがあったので、今回その夢を叶えられて本当に嬉しいです。ファンの皆さんにも「製本された写真集が欲しい!」と言われていたので、良い報告ができるなぁとウキウキでした! 普段から見てくださったり、応援してくださっている皆さんのおかげです。ありがとうございます!石垣島と竹富島で撮影していただいたのですが、その場所でしか撮れない素敵な写真ばかりで、景色なども楽しんでもらえると思います。普段のグラビアではあまり大胆に脱ぐことはないのですが、写真集ということでギリギリを攻めました(笑)!一番印象に残っているのは、白いオーバーオールを着て撮影したこと。写真集を出す時に「絶対に着たい!」と思っていた衣装だったので、実際に着ることができて嬉しかったです。お風呂で泡々になったり、ランジェリーだったり、いつものグラビアでは見られない大胆なショットだったり、写真集ならではの表情だったり。可愛い、カッコいい、きれい……この写真集で、新谷真由の全部がわかっちゃうと思います!アイドルの私が好きな人も、グラビアの私が好きな人も、そうでない人も! たくさんの方に見ていただきたいです! 写真集を見て、もっと私のことを好きになっちゃってください!
2022年09月13日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の新谷ゆづみさんです。アイドルを卒業し俳優の道へ。初主演映画が近日公開!「さくら学院」での活動を経て、俳優の道に進んだ新谷さん。「みんなで一丸になって作った作品が、誰かの気持ちを救うことがある。だから俳優という仕事に魅力を感じます。人の心に何かを届けられるって素敵ですよね」。1月29日公開の映画『麻希のいる世界』では初主演を務める。「冷たく見えて、実は燃えるような熱量を秘めた作品なので、“裏”を感じていただけたら嬉しいです。演じるのは楽しいのに、スクリーンに映る自分を見るのは恥ずかしくて苦手。出演作を直視できないのが悩みです(笑)」父から送られてくる写真が私の癒し。日常の写真を送り合っています。地元の写真を見ると、恋しくなりますね。映画でW主演を務めた日髙麻鈴さんと。劇中だとこんな距離感ではないので、貴重なオフショットです(笑)。「mol‐74」のMVに出演しました。「Replica」という曲で、ずっと聴いています。世界観も素敵なバンド!しんたに・ゆづみ2003年生まれ。’19年公開の『さよならくちびる』で映画初出演。ラジオ『新谷ゆづみのひとりゴト。』をアプリ「AuDee」で配信中。Instagramは@yuzumi_shintani※『anan』2022年1月12日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年01月11日水野美紀と矢島弘一がタッグを組んで上演する舞台『2つの「ヒ」キゲキ』が10月7日(木)から新国立劇場 小劇場で開幕。初日の舞台に先駆け、ゲネプロ・囲み取材が行われ、水野と矢島に加え、和田雅成、剛力彩芽が公演への意気込みを語った。本作は、水野と矢島が「悲喜劇」をテーマにそれぞれ脚本を書き下ろし、1幕と2幕でひとつの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品だ。矢島が手がける1幕は「パンティーアナキズム」と題した女子高生の物語。この時代に馴染めない桜子は、同級生からはイジメられ、家族とはうまくいかない毎日を送っていた。隕石が衝突して燃え尽きるように、周りの人と衝突し、「私は誰からも支配されたくないし、誰のものでもない」という思いの中に生きていたある日、桜子はクラスメイトのパンティーを手にする。その時から、何かが変わり始める。1幕では、閉塞的な学校生活、そして思春期の悩みや戸惑いが、苦しいくらいにじっくりと描かれた。それは、きっと誰しもが感じたことのある息苦しさで、共感を覚える人も多いだろう。ある出来事をきっかけに、そこから抜け出し、“成長”していく桜子の姿に、自らの生き方も改めて考えさせられる。また、笑顔が魅力的な剛力が、1幕では笑顔を封印し、葛藤し続ける主人公をみずみずしく演じる姿も印象的だ。続く2幕は、水野による「テクタイト」が上演される。本作の舞台は、とある舞台公演の千秋楽。謎に包まれた主演俳優の過去が暴かれ、混乱する中、幕が開く。しかし、ある瞬間から、時間の狭間でみんなが劇場に取り残されてしまう。舞台を観に来た謎の「小田島」と呼び合う集団と主演俳優たち、それぞれの過去や想いが交錯していく。1時間強の作品でありながら、タクトだけでなく小田島たちの過去まで丁寧に描かれ、群像劇のような重厚さを感じる2幕。重くどっしりとした物語が中枢にありながらも、小田島たちのもたらす笑いがスパイスを与える。ドタバタな“おばちゃん”たちの母性と愛が光っていた。また、タクトを演じる和田の熱演も見どころのひとつ。難しい役どころを、表情をコロコロ変えて演じきり、観客の目を惹きつける。脚本・演出/小田島愛役/小田島水役:水野美紀コメント「今回は、矢島さんの作品と私の作品という全く違う毛色の2本を並べて上演するという珍しい試みを行っています。読み応えのある短編小説を2編読んだような、そんな読後感を味わっていただけたらと思います。私は、通常は2時間弱の脚本を書きますが、今回は1時間強に凝縮して詰め込むという挑戦をしています。そのスピード感は今の時代にも合っているのかなと思いますし、きっと楽しく観ていただけるのではないかと思います。脚本、演出、出演を担当したので、ずっと鼻血が出そうでしたし、禿げそうで、切り替えが思うようにいかないことがありましたが、キャストの皆さんに助けてもらってここまで楽しく作り上げられました。とても観やすい尺になっています。劇場に来られるのが難しい方は配信でも、ぜひ観ていただけたらと思います」脚本・演出/舞台監督役:矢島弘一コメント「私の書いた1幕は、校内のヒエラルキーに巻き込まれた女子高生が、とある事件に遭遇し、それをきっかけにして成長していく姿を描いた物語です。主演は剛力さんで、桜子という世間でいうと面倒臭いタイプの女性の役です。彼女は、生きにくい世の中で自分自身がどう生きていこうか、ずっと葛藤しています。世の中に対する皮肉を盛り込んだ作品です。今回、どちらもエネルギッシュな作品になっていると思います。お客さまにはこれが応援歌になるかはわかりませんが、この時代にあった『生きるとはなんぞや』という作品2つが1つになっていると思います。総合して、両方セットで楽しんでいただけたらいいなと思っています」内山正晴役/タクト・望役:和田雅成コメント「矢島さんの作品では、主人公・桜子のクラスメートの男子を演じます。中盤では桜子に影響を与える人物です。矢島さんには、自分たちが隠している嫌な部分や人間のリアルな部分を引き出していただき、人間ってこうだよなというのをお芝居で教えていただきました。水野さんの作品では主人公のタクトを演じています。水野さんはパワーがある方なので、演出されている時も、舞台上にいらっしゃる時も引っ張っていってもらいました。今、僕の持っているものすべてで勝負させていただいている作品になっていると思います」中村桜子役/小田島X役:剛力彩芽コメント「私が矢島さんの作品で演じるのは、常に何かに葛藤している女の子です。それは誰しもが持っている感情だと思うので、バランスよく表現できたらいいなと思います。久しぶりの制服なので、大丈夫かなと思いましたが(笑)、衣装合わせで『全然いける』と言っていただいたので安心して女子高生になりきろうと思います。水野さんの作品の役柄は、難しい役ではありますが、根底にあるものは母性です。今回は、真逆なキャラクターを演じさせていただいているのでやりがいがあります。どちらの作品も感情がきちんと伝わったらいいなと思ってお芝居しています」【公演概要】 タイトル:舞台『2つの「ヒ」キゲキ』脚本・演出:1幕「パンティーアナキズム」矢島弘一2幕「テクタイト」水野美紀キャスト:水野美紀和田雅成剛力彩芽富田翔真凛椎名鯛造宮下貴浩福田ユミ水原ゆき南部麻衣竹内真里久保田武人西野優希永松文太猪俣利成中原果南竹若元博(バッファロー吾郎)日程:2021年10月7日(木)~10月14 日(木)劇場:新国立劇場 小劇場東京都渋谷区本町1丁目1番1号チケット料金:S席12000円A席8000円高校生以下5000円※ご来場特典付き※全席指定・税込【ご来場者特典】本公演は、国が新型コロナ対策として効果を認めている光触媒の抗菌コーティングを提供している、株式会社バベル様にご協力を頂いております。みなさまが少しでも安全に過ごせます様、ご自身でお手軽に抗菌出来る本公演限定ルミコートをご来場特典としてプレゼントさせて頂きます。 * チケット好評発売中!Confetti(カンフェティ): 配信決定!!本公演をPCやスマートフォンでお楽しみいただけます! ※WEB予約のみでの受付となります。カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。<10月8日(金)18:30公演>[配信期間]10月8日(金)18:30~10月15日(金)23:59<10月12日(火)18:30公演>[配信期間]10月12日(火)18:30~10月19日(火)23:59[視聴券販売期間]10月7日(木)12:00~各配信終了4時間前まで※※セブンーイレブン決済時の支払締切は各配信終了3時間前です。公式サイト:2-hi-kigeki.com公式Twitter: お問い合わせ: 2hikigeki@gmail.com 宣伝衣装協力:ISSEY MIYAKE INC.企画・プロデュース:宮下貴浩・水野美紀・矢島弘一共同プロデューサー:中道正彦主催:水野美紀×矢島弘一『2つの「ヒ」キゲキ』企画 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月08日元「さくら学院」の新谷ゆづみ、日高麻鈴がW主演、『さよならくちびる』の塩田明彦監督の最新作『麻希のいる世界』が2022年1月公開されることが決定した。重い持病を抱え、生きることへの希望が持てない高校2年生の由希はある日、破局的で美しい歌声を持つ同級生の麻希と運命的に出会い、バンドを結成する。そこに密かに由希へ思いを寄せる軽音部の祐介も加わり、由希の日常は一変していく――。1983年のデビュー以来、話題作を精力的に発表し続け、海外からの評価も高い塩田明彦監督。その最新長編監督作である本作は、塩田監督作中でも特にファンの多い『害虫』(2002)や『抱きしめたいー真実の物語ー』(2014)、『さよならくちびる』(2019)を想起させる要素も多く、塩田監督の世界観が存分に表現された。キャストは元「さくら学院」の新谷ゆづみ、日高麻鈴によるW主演。『さよならくちびる』で2人と出会った塩田監督がその魅力を最大限引き出すため、今回彼女たちを想定して書いたオジリナル脚本を見事に演じきった。共演に、今年から本格的に俳優活動をスタートさせた「あのときキスしておけば」「この初恋はフィクションです」の窪塚愛流。また、日本の映画やドラマ界においてなくてはならない存在となった井浦新らが参加。井浦新さらに、劇中歌を「ナンバーガール」として出演したFUJI ROCK FESTIVAL'21での演奏も話題となった向井秀徳が提供。塩田監督作品で向井さんの楽曲が流れるのは、『害虫』『カナリア』(2004)に続いて3度目となる。『麻希のいる世界』は2022年1月29日(土)より渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館ほかにて公開。※日高麻鈴の「高」は、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)
2021年09月11日森七菜、中村倫也共演で話題を呼んでいる「この恋あたためますか」の4話が11月10日放送。森さん演じる樹木と古川琴音演じる李思涵の“友情”と、仲野太賀演じる新谷の“不意打ちキス”に多くの反応が寄せられている。本作は夢破れコンビニアルバイトを続けるヒロインが、バイト先のコンビニチェーン社長と出会ったことから、「一番売れる」スイーツを開発することになり、それとともに2人の甘い恋も爆誕する“スイーツ×ラブ”ストーリー。コンビニ「ココエブリィ」でバイトしながらコンビニスイーツについて配信し、話題を呼んでいる井上樹木に森さん、「ココエブリィ」改革のため外資系企業から社長として送り込まれた浅羽拓実に中村さん。樹木が気になる「ココエブリィ」スイーツのパティシエ・新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」スイーツの企画を担当しており、浅羽と過去に関係があった北川里保に石橋静河。「ココエブリィ」商品部スイーツ課課長だった一岡智子に市川実日子。浅羽を敵視する「ココエブリィ」専務・神子亮に山本耕史。樹木と仲の良いバイト仲間の李思涵に古川さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。樹木と新谷、里保はリンゴを使ったスイーツ作りに取り掛かることに。だが浅羽と里保が抱き合っているところを見てしまった樹木は仕事に身が入らず、スイーツ作りも上手くいかない。そんななか樹木は浅羽と里保が過去に付き合っていたことを知ってしまう…というのが今回のストーリー。帰宅した樹木は思涵の呼びかけも無視し、食事を作り始める。里保が浅羽の元カノだったことから話し始め「そもそも私なんかが社長と釣り合うわけない。何を勘違いして、舞い上がってたんだろう」と号泣する樹木に、「今日は料理当番いいよ。寿司でもピザでもじゃんじゃん頼め」と返す思涵。そして「今夜は朝まで付き合ったる」とゲーム機のコントローラーを手にする…。樹木を励ます思涵の友情に「スーちゃん(古川琴音)がめっちゃいい娘」「樹木ちゃんに寄り添ってくれるスーちゃんが有難い」などの声が続々。「古川琴音ちゃんのお芝居やっぱり好き」「恋あたの古川琴音メッチャ急上昇」など古川さんに改めて注目するツイートも。結局、リンゴを使ったスイーツも見事完成。産地の山梨出張の帰り、全員で食事しようと提案する浅羽に里保との関係を気遣い、会社に戻ると伝え帰宅しようとする樹木。そんな樹木の想いを察し、彼女を自宅まで送る新谷。新谷はバイクを降り自宅に帰ろうとする樹木を引き留め、キスをする…。「まさかのキスシーンに叫んじゃいました」「新谷くんが大好きです!!!!!!キスシーン叫びました」など、まさかのキスに驚きの声とともに「まこっちゃん幸せになって欲しいです」と、SNSには新谷へのエールの声も寄せられている。(笠緒)
2020年11月10日株式会社新谷酵素が女性の悩みに耳を傾け開発“活きている酵素”にこだわった製品作りを行う「株式会社新谷酵素」から、女性特有の悩みを解決するためのサプリ「WOMEN’S 新谷酵素」シリーズが誕生した。女性の悩みに耳を傾け、自然由来にこだわって作られたサプリメントだ。漢方やハーブを中心とした自然の力で解決「WOMEN’S 新谷酵素」シリーズとして新たに発売されたのは、「こころとからだの雨降りにさよなら」と「ゆうがたクツきつなんとかしてよね」の2種。いずれの商品とも、自然の力を高めるために「新谷酵素」を配合。「こころとからだの雨降りにさよなら」は、乱れた女性のバランスを整えるハーブ「チェストツリー」と、「ローヤルゼリー」、「イソフラボン」も配合し、バランスを穏やかに整え、女性の“月イチサイクル”をサポートする。夜になると足がむくむという悩みにこたえる「ゆうがたクツきつなんとかしてよね」は、めぐりを良くすることで、体の水分量をコントロール。すっきりを促す栄養素を豊富に含む「コーンシルク」の他、女性の悩みにアプローチする植物「シシウド」、「メリロート」を配合した。価格は税込みで、「こころとからだの雨降りにさよなら」の84粒入りが3,218円、30粒入りが1,598円。「ゆうがたクツきつなんとかしてよね」は、56粒入りで2,030円となっている。(画像はWOMEN’S 新谷酵素シリーズブランドサイトより)【参考】※WOMEN’S 新谷酵素シリーズブランドサイト
2019年05月23日ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』などの脚本を手がけた、矢島弘一が主宰する劇団“東京マハロ”。その最新作『余白を埋める-エリカな人々2019-』が、5月2日(木・祝)、東京・東京芸術劇場シアターイーストで幕を開ける。そこで脚本・演出を担う矢島と、客演の中島早貴に話を聞いた。【チケット情報はこちら】『エリカな人々』とは、松坂世代の男女が織り成す会話劇で、2009年、2014年、2016年と再演を重ねてきた東京マハロの代表作。矢島自身、「自分が世に出たきっかけであり、大事な作品」と位置づける。だが今回はタイトルも改めリライト。後輩の子供の通夜に参列するため、かつての野球部の面々が久しぶりに再会し…というところから物語は始まる。「前回から3年経っているので、やはり今とはすでに時代背景が違うんですよね。松坂世代の登場人物たちは前作だと35歳で、本作では40歳手前。人としても成長していますし、逆に苦しくなっている部分もある。いろいろなことに妥協しているというか、もっと人間臭い感じになったと思います」その中で中島演じる雫は、松坂世代な登場人物たちとはひと回り以上も下の20歳の女性。矢島が狙うのは、「芯の強さはあるけど周りには軽く見られてしまう、可愛くて天然な女性」だという。だが中島自身は、「グループ(※℃-ute)で活動していた時は気づかなかったんですが、私すごく我が強いみたいなんです。雫としてはもっとほんわかした感じにしないといけないのに、ついグサッとするようなセリフの言い回しをしてしまって…」と、自らの性格と役柄との隔たりに苦戦しているようす。しかし中島が劇団公演に参加するのは初とのことで、その魅力にこう声を弾ませる。「今回めちゃくちゃ勉強になるなと思っていて。経験豊富な劇団員さんばかりなので、たくさん皆さんとお話したいですね!あと作品としてはすごくナチュラルな会話が続くので、そこに嘘があってはいけないですし、テンポ感や自然なやり取りなどを学んでいけたらなと思います」昨年から7人の劇団員が新加入し、一気に劇団力を増した東京マハロ。矢島は「僕はこのメンバーと家族をつくったと思っていますし、ずっと共に歩んでいきたいと思っています。だからこそ作品づくりに対してはよりドライに、いいものをつくるということに徹底していきたいなと。その点、今回もゴールデンウィークの休日を使って観に来てもらっても、決して恥じない作品になっていると思います」と、自信をのぞかせた。『余白を埋める-エリカな人々2019-』は5月2日(木・祝)から6日(月・祝)まで、東京・東京芸術劇場シアターイーストにて。取材・文:野上瑠美子
2019年04月26日ユースケ・サンタマリアが主演するドラマ「警部補・碓氷弘一」の第2弾が、「警部補・碓氷弘一 ~マインド~」のタイトルで11月25日(日)に放送されることが決定。新たなバディとして、志田未来を迎えることも分かった。■「警部補・碓氷弘一」とは――「ST警視庁科学特捜班」シリーズで知られる今野敏の「碓氷弘一シリーズ」を映像化した本作。昨年4月に放送した第1弾は、原作シリーズ第4弾の「エチュード」をドラマ化。相武紗季演じる美人心理捜査官・紗英とコンビを組み、連続通り魔事件に隠された二重、三重のトリックを解明。碓氷(ユースケさん)が紗英の心理分析能力を巧みに引き出しつつ、事件解決へと導いた。■第2弾は「マインド」を映像化!第2弾となる今回は、原作シリーズの「マインド」を、「ドクターX~外科医・大門未知子~」や「火の粉」「限界団地」などの社会派サスペンスまで手掛ける香坂隆史が脚色し、「SP」「BORDER」の波多野貴文監督で初ドラマ化。同日の同時刻に2件の自殺と2件の殺人事件が発生し、碓氷ら捜査一課第5係は事件の関連性について捜査を開始。さらに同日の同時刻に都内で盗撮・強姦未遂など合わせて3件の事件が発生していたことが判明する。碓氷らは、科警研から紗英の後輩で心理捜査を担当する梓と共に捜査を続けていると、被疑者が犯行について一切の記憶を失う、という奇妙な共通点を見出す。そして、コンビを組んだ碓氷と梓は、心療内科の院長・瞳にたどり着くのだが…というストーリーだ。■新たなバディに志田未来、鍵を握る人物に小雪!今回ユースケさん演じる碓氷刑事のバディ役として、志田未来演じる篠宮梓が初登場し、科警研の心理捜査官として碓氷と共にミステリアスな事件の謎に挑む。さらに、2人の前に現れる事件の鍵を握る心療内科クリニックの院長・水沢瞳役で小雪が出演。ミステリアスな事件の演出する謎めいた美女として碓氷らの前に現れ、真相に迫ろうとする彼らを言葉巧みに翻弄するという。ほかにも、碓氷の同期・高木隆一に滝藤賢一、碓氷の後輩で若手刑事“洋梨”こと梨田洋太郎に三浦貴大、碓氷との別居を解消した妻に紺野まひる、捜査一課第5係をまとめる係長・鈴木滋に佐野史郎と、前回に引き続き個性派俳優陣が集結する。■ユースケ・サンタマリア、新相棒志田未来は「キレ者」今回の放送決定に主演のユースケさんは、「第2弾のお話をいただいたときはうれしい驚きでした。キャスティングにもスタッフのこだわりがあって、ものすごく豪華かつ面白い組み合わせになりました」と喜びを語る。新たな相棒となる志田さんについては、「本当に頼りになる相棒です。かわいいやら頼もしいやら。キレ者の役でしたが、未来さん本人もキャリアが長いのでキレ者という感じ。凄みも感じられましたし。ご結婚もされてハッピーオーラの中、すごく楽しく、気を遣うことなくやれました」と共演をふり返り、また小雪さんについても「ミステリアスな謎の女性を小雪さんが演じてくれたのは嬉しかったですね。一緒のお芝居は初めてでしたが、さすがの安定感。僕と未来さんが力を合わせて立ち向かってもなかなか勝てない。そういう意味で、今回の役は小雪さんでバッチリだったと思います」とコメント。内容については「とにかく最近のスペシャルドラマの中では群を抜いて面白い」と自信を見せており、「『僕(ユースケ)が主役だから見ない』というのはやめて欲しいですね(笑)。思わず引き込まれてしまう展開ですので一回見て欲しいです。見たら気に入ってくれると思います」とアピールしている。日曜プライム ドラマスペシャル「警部補・碓氷弘一 ~マインド~」は11月25日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月20日俳優の玉木宏が1月13日(土)、都内で行われた主演作『悪と仮面のルール』の初日舞台挨拶に登壇した。翌14日に38歳の誕生日を迎える玉木さんのために、大好きな“肉”を贅沢に盛り付けた特製ケーキがサプライズで登場し、玉木さんは舌鼓を打っていた。皿に盛りつけられたのは、約4キロもあるアンガス牛のTボーンステーキ。その周りにバラをかたどったA5ランクのローストビーフが飾り付けられるという、まさに肉ざんまいな一皿だ。早速、アンガス牛の塊を頬張った玉木さんは「ものすごく甘いですね!」と大満足の様子だった。■玉木宏、新木優子、吉沢亮らキャスト陣集結狂信的な父親によって“純粋悪”になることだけを望まれ、育てられた14歳の文宏は、思いを寄せる養女・香織を守るため、父親を殺害。憎悪する父親の面影を恐れた文宏は、整形し、新谷弘一というまったくの別人として生まれ変わり、香織を陰から見守るが…。芥川賞作家の中村文則による同名サスペンス小説を映画化した。舞台挨拶には玉木さんをはじめ、新木優子、吉沢亮、中村達也、中村哲平監督が出席。玉木さんにとって、特に思い入れが強いのはラストシーンだといい「最初、脚本では空港のロビーという設定だったんですが、どうにか原作通り、車の中に変えていただいた。原作でも大好きなシーンですし、映画の核になるシーンに仕上がった」と誇らしげ。■新木優子「現場の気持ちが1つになった」同じシーンで共演する新木さんも「現場の気持ちが1つになった。撮影しながら、すてきなシーンになると思ったが、想像を超える映像になっていた」と安どの表情を浮かべた。また、原作の大ファンだという吉沢さんは「気合いが入っていた」と回想し、「玉木さんと対峙するシーンでは、気持ちを共有しながら、瞬間瞬間を大事にした」と新境地といえるテロリスト役について話していた。また、主人公の兄を演じた中村さんは「普段から悪役が多いし、だいたい登場して30秒くらいで死ぬことが多かったんですが(笑)、今回は長めのセリフをいただき、めったにない機会なので、一生懸命に覚えた」のだとか。しかし、現場ではセリフに加えて、動きの段取りも多くあったそうで「覚えたセリフが飛びそうだった」とふり返った。『悪と仮面のルール』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月13日玉木宏が主演を務め、芥川賞作家・中村文則による「ウォール・ストリート・ジャーナル ベストミステリー10小説」選出の小説を映画化した『悪と仮面のルール』。このほど、“悪”に染まった玉木さんや新木優子&吉沢亮らキャストが顔をそろえる予告編映像が完成、さらに注目シンガー・Uruが手がける主題歌もお披露目された。世界で注目を集める人気作家の傑作小説を、玉木さんや新木さん、吉沢さん、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明と、若手からベテランまで豪華キャストで映画化することで話題を呼んでいる本作。予告編は、11歳の主人公・久喜文宏が、父・捷三(村井國夫)から、自分はこの世に災いをなす絶対的な悪として創られたことを告げられるシーンから始まる。やがて、父が自分を完全な“悪”にするために、初恋の女性・香織に危害を加えようと企てていることを知り、父を殺害して失踪する文宏。そして、映像は1人の男が顔の包帯を外すシーンに転換。現れるのは、失踪から十数年後、整形手術を施した久喜文宏(玉木宏)の顔だ。顔を変え、過去を捨てた文宏は、別人・新谷弘一として探偵・榊原(光石研)に依頼し、再び初恋の女性・香織(新木優子)に近づく。彼の目的は、影から香織を守ること。文宏は香織を守るためであれば手段を選ばず、相手はもちろん自分の命さえ投げ出す冷酷な殺人者として行動を始めるが、文宏の帰還を知った兄・幹彦(中村達也)や、日本を騒がせているテログループのメンバー・伊藤(吉沢亮)が現れ、香織を狙い始める…。さらに、文宏の目の前に刑事・会田(柄本明)が現れる。「あなたの周りは、よく人が死にますねぇ…」「目的は1つ、1人の女性を守りたかっただけ…」そう言い寄る会田に、文宏は「だとしたら、狂ってますね」と言い捨てるが…。過去を捨て、初恋の人のために殺人を続ける文宏の狂気と悲しみが伺える本映像。実力派俳優陣が演じる強烈なキャラクターたちが織りなす、サスペンスフルな展開に期待十分。また、映像では、Uruによる主題歌「追憶のふたり」も初披露。神秘的な存在感で“謎のシンガー”として注目を集め、話題のドラマ「コウノドリ」の主題歌も担当するUruさん。本作のための書き下ろされた楽曲は、聴く者を包み込むような歌声が、壮大なサスペンスを彩り、“殺人者”文宏、そして彼が全てを懸けて守ろうとする女性・香織の運命に寄り添い、物語をさらに盛り上げる。「お前、人間恨んでるだろ」「もう、お前に幸福はない…」。文宏が背負った壮絶な運命を示す言葉と、苦悩する文宏の姿。“悪”になるために創られ、過去を捨てた男が、それでも生きる本当の理由とは?自らの運命に対峙し最後に下す決断とは?哀しい殺人者の心に潜む闇と、愛に生きようとする切ない想いが交錯する壮大なサスペンス&切なすぎるドラマが幕を開ける。『悪と仮面のルール』は2018年1月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月17日日本国内のみならず、アメリカをはじめとした海外でも注目を集める日本人作家・中村文則の傑作「悪と仮面のルール」が、俳優・玉木宏主演で初映画化されることが決定。監督には、CMや「関ジャニ∞」「UVERworld」のMVなどを手掛ける中村哲平が務める。財閥家・久喜に生まれた少年・文宏は、10歳になった年、自身の出生の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だということ。そして“悪”となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられる…。その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き見た光景から地獄とは何かを予期する。想いを寄せ合う相手、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしている。地獄とは、彼女のすべてが自分を悪にするために、父の手により損なわれてしまうことだと――。香織を守るために、文宏は父を殺すことに。奇しくもそれは、父が望んだ悪に近づくことでもあった。父を殺害した後、文宏は心身を喪失し、歪み、次第に望まない父に似ていく。彼を慮りつつも、父の面影におびえる香織に、文宏は彼女の前から去ることを決意。香織と別れた文宏は、顔を捨てて別人・新谷に成りすまし、彼女を影から見守り続ける。そんな中、彼女の身を狙う存在を排除した文宏は、その裏で糸を引く人物と出会う。その人物とは、父と同じ歪みを持つ、久喜家の者、文宏の兄だった。そしてまた彼女を守るために、文宏は再度罪を犯すことを決意する…。原作は、2002年のデビュー以来話題作を発表し続け、2005年の「土の中の子供」で芥川賞を受賞した中村氏の同名小説。中村氏の作品への評価は国内に止まらず、「The Wall Street Journal」では年間ベスト10ミステリーに2012年・2013年と連続で選出され、2014年にはノワール文学(=犯罪や暴力を主題に据えた小説)への貢献を讃えるアメリカの文学賞「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初めて受賞し、世界的にも注目されている。今回映画化される「悪と仮面のルール」は、これらの世界的な評価を決定的なものにした話題作だ。今回、久喜文宏/新谷弘一役を演じる玉木さんは、「非常にデリケートで難しい役柄」とコメントし、「文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました」と意識したポイントを明かした。また、「特異な作品だからこそ、『善悪』『真の愛』『家族』『友人』のことを、改めて見つめ直すきっかけになるのでは」と完成への期待を語っている。原作者の中村氏は、「素晴らしい役者の方々に演じていただけて光栄です。現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました。大変楽しみにしています」とコメントを寄せている。『悪と仮面のルール』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月22日●「こわいと思われても仕方がない」ベッキー、川谷絵音、ショーンK氏(ショーン・マクアドール川上氏)、甘利明大臣(当時)、宮崎謙介議員(当時)、読売巨人軍の笠原将生・松本竜也・高木京介選手(いずれも当時)……彼らに共通するのは「それまでひた隠しにしてきた"秘密"が『週刊文春』によって白日の下にさらされ、人生が激変した人」である。文春砲、文春無双、センテンススプリング……異名が増え続ける約55人の精鋭部隊を引っ張るのが、2012年から編集長に就任した新谷学(51)という人物。「なぜスクープ連発?」などの取材が殺到したことから、すでにご存知の方も多いはず。しかし、個人的に気になっていたのはその「人柄」である。きっと能面のごとく心理状態を明かさないような、とんでもなく不気味なオーラをまとった人物に違いない。衝撃的なスクープの数々に引っ張られ、記事を読むたびにあらぬ妄想が膨らんだ。実像を確かめるべくアポを取ったところ、その先入観はあっさり覆されてしまう。そして、その「人柄」こそが「スクープ連発」の原動力につながっていたと知ることに。注目を集める人物に会いに行き、その人柄と言葉に触れるインタビュー連載「話題の人」の第1回。以下は当初の予定を超えてまで語った(最後は立ち上がりながら、去り際のギリギリまで話してくれた)、約1時間15分、約9,000字の記録である。※本記事に収まりきらなかった内容は後日、約7,000字の特別編として掲載。――取材が殺到していますね(Yahoo!ニュース特集、ダイヤモンド・オンライン、編集会議、AERA、IT mediaなど)。英国のエコノミストや米国のウォールストリート・ジャーナルからも来ました。同じ話を何回もしているので、今日は新鮮で面白い話をできるといいんですが。――過去にここまで注目されたことは?いえ。取材を受けたことは何回かありますが、1月からこれだけ立て続けなのは初めてです。――「来る者拒まず」ですか?すべて受けているわけではないですが、『週刊文春』のことを今まで知らなかった方にも知っていただけるチャンスではありますからね。「思ったよりも真面目に作っている」ということも含めて、週刊誌に対する偏見を取り除いて、本来の姿を伝えるチャンス。みんなが注目してくれている今は貴重な機会でもあるので、生かすべきだと思っています。――編集長就任が2012年。どのあたりから風向きが変わった印象ですか。今年の1月3日に復帰したんですが、劇的な変化を感じているのはそれ以降です(※休養の経緯は後述)。編集方針は大きくは変わっていないんだけれども、それまでは一進一退というか、スクープで売れることもあれば、思ったより売れないこともある。いずれにしても部数が徐々に下降している状況でした。他誌も同じですが、昨年は落ち幅が大きかったのでかなり危機感を抱いていました。それが1月になってこんなふうに転換できるとは思ってもみなかった。今はもちろんいい。大切なのは、「これをどこまで持続させて行けるか」です。○警戒されることの長所と短所――『週刊文春』の影響力に注目が集まっています。周囲の警戒心も高まっているのでは?確かに警戒されますね。それには良い面と悪い面があって。「文春には正直に話さないとマズイ」という空気が出てきているので、そういった意味で雑誌のクリエイティビティは上がりました。でも、近寄りがたい存在になってしまうとなると話は変わってきます。そうならないように、なるべく皆さんに親しんでいただける媒体でありたい。こういうインタビューを受けるのは、その一環でもあるんです。編集長ってどんな人間なんだろう。みなさん、きっと思われると思います。「人権を無視し、首狩り族のように次々といろんな人の人生をめちゃくちゃにして、金儲けして喜んでいる人間」だと。私自身はそんな人間ではないつもりなんですが。――正直に言います。こうしてお会いする前は、そういう近寄りがたいようなイメージでした。ですよね(笑)? やっていることだけ見ると、こわいと思われても仕方がないのかもしれません。――そんな編集長でも、人付き合いの中から生まれた仕事は?ジブリの鈴木(敏夫)さん、ドワンゴの川上(量生)さんと食事に行った時のことです。当時の局長が鈴木さんと仲が良くて、私も連れて行ってもらいました。すごく面白い方々だったので、一緒に組むと何か面白いことができるんじゃないかなと何となく感じて。特に川上さんは感覚が編集者っぽいというか、「逆張り」を意識されている。みんなが「右」という時にあえて「左」を見ようとするのは編集者にとってすごく大事なセンスだと思っているんですが、そういう「常識のウソ」に囚われない方と感じたので、こういう人と組むと面白いかもなという印象が漠然とありました。食事の後にすぐに連絡して、2人の時間を作ってもらって、その場で連載を打診しました。「考えてみます」とおっしゃっていたんですが、編集部に戻ったらすでにメールが届いて「1回分書いてみました」と(笑)。それですぐに連載をはじめたことがありました。川上さんとはデジタル展開についても話をして、当時はじまったばかりの「ブロマガ」で「週刊文春デジタル」をスタートしました。『週刊文春』のコア読者とドワンゴ会員は両極というか、年齢層が全然かぶらないところにもすごく可能性を感じたんです。もともとの週刊文春読者の会員も今はかなり増えましたが、ドワンゴの読者が中心だったころは、AKBやジャニーズなどアイドル系のものを取り上げると一気に入会が増える。コア読者とは全然違うリアクションが、すごく面白かったですね。乃木坂の時とか特にすごかった。乃木坂目当てで読んだ人が、他の記事を読んで「意外と面白いな」と思ってくれる。そんな流れを少しずつ積み上げていければ、というかなり先行投資的な試みでした。――どちらも決断が早いですね。その点でいうと川上さんはすごいですよ。佐村河内さんのゴーストライター問題を取り上げた後、新垣(隆)さんがよく編集部に来ていたことがありました。新垣さん、うちに来てよく出前とか食べてたんですよ(笑)。彼はすごく親しみやすい人なんです。その頃、周りに「新垣さんに文春のテーマ曲を作ってもらいたいなぁ」「曲名は『交響曲HARIKOMI』」と冗談っぽく言っていて(笑)。川上さんと会った時も同じようなことを話したら、「それいいですね! うちでやらせてください!」と興味を持ってくれて。ドワンゴの23時間テレビの目玉企画にしたいと言われて、オーケストラの費用も持ってくれると。即決だったので、私も急いで佐村河内さんばりの"指示書"を書きました。「張り込みをしている記者の焦燥感と高揚感を表すような超絶かっこいい曲を」というイメージを伝え、映画『仁義なき戦い』のサントラと一緒に新垣さんに渡しました(笑)。完成したのはそれから2週間後。イメージ以上に素晴らしい曲でした。すごい再生数だったみたいですよ。「交響曲HARIKOMI」(笑)。●部下と飲まない信頼関係――出会いって大切ですね(笑)。毎日誰かに会うようにされているんですか。無理に心掛けなくても、日々いろいろな方から誘っていただいています。やっぱり、人と会うのが面倒くさくなると、編集者としては失格でしょうね。「未知の人と会うこと」を面白がれないと。人と会うことが億劫になったらダメです。――最近はいろいろな方が近づいてくるんじゃないですか? 怪しい方含め。まぁ……いろいろ来てます(笑)。でも、なるべく門戸は閉ざしたくない。幅広い人と付き合うようには心がけています。情報は人から人にもたらされるものなので、人が寄ってくれば情報が集まってくる。そういう求心力は、意識しています。個人としてもそうありたい。花田紀凱さん(元『週刊文春』記者で現在は月刊『WiLL』編集長)も『週刊文春』をよく「磁石のような雑誌」とおっしゃってましたが、かくありたい。「一緒にいると面白いことができそう」と思ってもらえることが大事です。○復帰3号目の完売で涙――編集部内の空気はいかがですか。毎週木曜日に次号のプラン会議が行われていると聞きました。今まで以上に盛り上がっているのでは?やっぱり明るいですね。雑誌って分かりやすくて、売れていると当然活気が出てくる。やっぱり売れ行きは最高の燃料です。現場がいちばん盛り上がるのは、やっぱり自分たちが作った雑誌が世の中に評価してもらうこと。そして、たくさん売れること。これ以上にうれしいことはないです。――こうした反響は、社内でどのように共有されているんですか。例えば、「完売」は編集長自ら発表を?そうですね。デスク陣には数字は共有していますが、現場の記者にはデスクから伝わったりとか。完売すると営業部の担当者が、墨で「完売御礼」と書いた紙を持って来きます。「平成」の発表みたいに、「完売になりました!」と私が声を張り上げると、みんな「おー!」と拍手をして盛り上がります(笑)。――2年ぶりの完売でしたよね(1月28日号 甘利大臣の金銭授受疑惑)。そうです。それは盛り上がりますよ。正直言って涙が出ました。2年4カ月ぶりの完売。復帰してから3号目での完売だったので、思わず涙が出た。本当にうれしかった。今まで苦労をかけた現場の仲間と一緒に、もう一度、世の中に評価してもらえる雑誌を作れた。その喜びは言葉にできませんでした。――つまらない質問で申し訳ないのですが、「完売」打ち上げみたいなものは?特にないですが、編集局長賞はもらっています。局長のポケットマネーです。今年に入って、ベッキー取材班、甘利取材班、野球賭博取材班が表彰されました。それで取材班ごとに、飲みに行ったりご飯を食べに行ったりしています。これだけ立て続けに受賞したことは今までないですね。ASKAさん、佐村河内さんのスクープでももらいましたが。――ほかのインタビューを読むと、とても部員や記者のモチベーションを重視なさっていると感じます。スクープをとった人がそのまま書き手になるそうですね。経験の浅い新人でもですか?そうですね。経験が浅いとスクープをとれないのが現実なんですけど。ただ、そのルールは崩したくないんですよね。やっぱり「自分たちが何で飯を食っているのか」ということを肌身で感じてほしい。とっておきの良いネタをとってくれば、原稿を書くことができる。話題性がありそうな話であれば、優秀な取材班を自分の下につけてもらえる。それで4ページ以上、右トップ、左トップを書くことができる(広告・中吊りなどで左右にある見出しのことで、その号の目玉となる記事)。うちは社員と特派記者と分かれてるんですが、共存関係です。特派記者の場合は、固定給とは別に、スクープを書いたら原稿料を極力多めに出します。それもモチベーションになりますよね。社員は人事異動で3~4年で変わりますが、特派の場合は専属契約。毎年私と契約更改するわけです。そこで一年間の働きについて意見交換した上で、昇給とか現状維持とか、そういう話をします。そこでは1対1で、率直に具体的にその記者に対して、どこを評価しているのか、さらに何を期待しているのかを話します。最近よく聞かれる質問が「文春はなぜスクープをとれるのか」。ほかのインタビューでも答えていますが、それは「狙っているから」です。スクープは狙わないとなかなかとれないものなんです。うちの記者たちはみんな野心をもって、情報のアンテナを高く掲げて日々走り回っています。――総合週刊誌で実売部数11年連続1位を走り続けています。現場のモチベーションがその原動力になっていると思いますが、なぜこれだけトップの座を維持できていると思いますか。たぶん、うちが一番「戦い方」を変えてないんだと思います。私が記者として原稿を書いていた頃、あるいはデスクの頃と基本的には変わっていません。私が編集長になって急にスクープ路線になったわけではないんです。体制をより強固にしたとは言えると思いますが。他誌はヘアヌードブームに乗って一気に上がって、下がっていった。『ポスト』と『現代』は「死ぬまでセックス」という高齢層をターゲットとした企画で盛り返しましたが、それも一時的。企画もの、頭で考えたプランは、どうしてもそういう波ができてしまう。うちの場合はスクープ路線なので、常に目の前の生ネタを追い続け、それをフルスイングしてうまくジャストミートすればホームランになる。そんな戦い方を続けています。○部下を差別せず、現場とネタにフェア――編集長になられたのが2012年。編集部に入ったのはいつですか。1995年、地下鉄サリン事件があった年でした。普通、新入社員は『週刊文春』に配属されることが多いんですが、私はスポーツ雑誌『Number』に4年間在籍しました。大学の時にヨットをやっていたんですが、スポーツ経験者は『Number』に配属されることが多かったんです。その後は『マルコポーロ』という雑誌に2年間。入社7年目、30歳で『週刊文春』に入りました。だから、すごく遅い週刊誌デビューだったんです。『週刊文春』に配属されて思ったのは、「編集者」と「記者」の違い。週刊誌でもデスクや編集長になると「編集者」的な仕事になってきますが、デスクになるのは36~7歳ぐらい。それまでは一記者なので、編集者としての仕事とは全く違いました。とにかく目の前の相手にどうすれば話してもらえるか、の連続です。――『週刊文春』で初めて編集長を経験されたわけですね。編集長として心がけていることは何ですか?1つはとにかく「明るい」こと。編集長が暗くなると、編集部が暗くなる。売れようが売れまいが、仕事がうまくいこうがいくまいが、常に明るくすることが大事。レッツポジティブです。編集長は明るくないとダメなんです。疲れ切って暗い顔した上司なんか嫌だと思いませんか? 編集長は常に明るく、門戸を開いて。だから、できるだけ席にいるようにして、みんなが気軽に話せる雰囲気作りを心がけています。それからもう1つは、現場に対してフェアであること。ネタをとった人間が記事を書くというのは分かりやすい例ですが、人間の好き嫌い、キャリアが長いとか短いとか、性格が良いとか悪いとか、そういうことに目を向けるよりも、ネタに対してフェアであるべき。特定の人間ばかりを重用することもありません。特定の人間とばかりご飯に行ったり、飲みに行ったりとか。そういうことは一切しないと決めています。だから、特別なことがない限り、現場の人間とは食事に行きません。1人と行ったら、ほかとも行かないといけなくなるので。ただ、社員とは、入社年次ごとや異動の時期に1人最低1回は食事に行きます。全部同じ店と決めていますが。特派の記者に関しては「特派会」という懇親会が年に最低でも1回はあるので、そこには必ず顔を出して、なるべく多くの人間と話をします。毎年の契約更改時には、1人最低でも30分は話します。そうやって、信頼関係を築く努力をしています。編集長は大きな力を与えてもらっているわけです。編集長が「行け」と言えば、どこまでも行くのがうちの武器。そういう権限を持っている人間が恣意的な、組織を私物化しているような動きをすることは絶対に許されないと思うし、そういう風な疑いを持たれることだけでもダメだと思う。そこにはすごく気を使います。55人もいますからね。偏ったところがあると、不満分子が生まれる原因にもなります。●"かわいい仲間"のもとに「必ず戻ってやる」――足並みが揃わなくなると雑誌にも影響が出始めると。ええ。やっぱり、疑心暗鬼になるじゃないですか。私の周りを固めてくれているデスク陣にも、差が出ないように気をつけます。うちのデスクはみんな優秀。そして、これは全員に言えることですが、みんな僕にとっては本当に「かわいい」存在。人として大好きです。だからこそ、差があると思われるようなことはしたくない。――それは歴代編集長のカラーなんですかね。どうでしょうか。今の話は、私の考えです。デスクになった時に考えていたのは、どうしたら、いいデスクになれるか。現場から力の入った報告があったら、薄い反応は絶対にせず、「おー!そうか!」と明るく返す。そうしたらきっとみんなうれしいですよね? よく書けている原稿には、「今週はいいぞ!」と褒める。もちろんなんでもかんでも「いいぞ!」ではバカになってしまいますから、ダメな時はきちんと「ここがダメだ」と指摘する。原稿に対して、真剣勝負してくれるデスク。自分が記者だった頃も、本腰を入れて向き合ってくれるデスクは好きでした。自分の中での理想のデスク像、編集長像というのがあって、できるだけそこに近づきたいと思っています。――"明るさ"を心がけているとのことですが、新谷編集長の仕事、やっぱり楽しいものですか(笑)?もちろん楽しいですよ(笑)。仕事は楽しくないとダメですよ。やらされ仕事ほど辛いものはないので。「なんで俺はこんなことをやっているんだ」と思いながらやる仕事はつらくてしょうがないですよ。張り込みでも、そこには大きな意味があってやっているわけですから。現場のモチベーションを重視しているのは、まさにそこ。一人ひとりが当事者意識を持って、雑誌づくりに参加することがすごく大事です。そのもととなるのは、私はきめ細かいコミュニケーションしかないと思っている。デスクにできるだけ具体的に、記事のテーマ、ポイント、報じる意義をしっかり分かりやすく伝えて、デスクは原稿を書く"カキ"に伝える。カキは、サポート役となる"アシ"に。指先まで神経が行き届いているような指揮命令系統が、大事なんです。ついでに言うと、私がデスクを越えて現場の人間に指示するのは絶対にNG。デスクがカキを飛び越えてアシに指示するのもダメです。重要な指示を飛び越えてするのは、絶対にやってはいけないことです。少なくとも、自分はデスクの頃から肝に銘じていました。それが崩れてしまうと、デスクの言うことを現場が聞かなくなって、「編集長に直接言えば話が早い」となってしまいますからね。――例えが正しいのか分かりませんが、新選組もそんな感じでしたよね。そうですそうです。戦闘集団であればあるほど、そこは大切だと思います。昔、新選組を研究したことがありました。戦闘集団はどのように指揮すれば機能するのか。デスク時代、新しい編集長が来た時に「お前を中心にやる」と言われたことがあって、自分が期待されているのが「土方歳三なのか、沖田総司なのか」と聞いたら「両方だ」と言われたことがありました。現場を引き締めた上で、ネタをとってくるのかと(笑)。それを全うできたか自分では分かりませんが、新選組という組織は参考になりました。『週刊文春』の55人を指揮するというのは、やっぱり大変なんです。フェアじゃなければならないとか、指揮命令系統を崩してはいけないとか、そういう破ってはいけないルールが自分の中にはあるんです。これは突然思いついたようなことではなくて、この仕事をしていると、「ここは犯すべからず」という部分が自然と分かってきます。○休養を経て気づいたこと――『AERA』(3月7日号)のインタビューに「3カ月の休養で心身ともにリフレッシュできました」と書いてありました。休養の前後で心境の変化は?※『週刊文春』10月8日号で6ページにわたって春画を掲載。文藝春秋は「編集上の配慮を欠いた点があり、読者の信頼を裏切ることになった」として、新谷編集長に3カ月の休養を取らせた。現役編集長への「休養」命令は異例のことで、新聞など多くのメディアが取り上げた。いちばん変わったのは、ものすごく元気になったということ(笑)。もともと元気だったのに、3カ月も休んだらものすごく元気になりますよ。一切仕事はせず、人と会ってばかりいました。旅行は一度一人で行きました。熊野三山。熊野詣は楽しかったなぁ。みんな心配して連絡くれたんですよね。200人近く会ったのかな。新聞に名前が載ったりしたので、仕事関係の人以外にも小学校、中学校、大学、友達、恩師、野球部の監督、バイト先の仲間。懐かしい人も含めて、すごくいっぱい連絡くれたんですよ! 「今は時間があるだろうから会おう」みたいな人がたくさん(笑)。一人でも多くの人に会いました。それはすごく楽しくて、リフレッシュにもなった。今、私は51歳です。働きざかりの年齢でこれだけ休めることはなかなかありません。そんな機会ができたことで、自分の人生を見つめ直すことができた。いろいろな懐かしい人も含めて会うことによって、自分がどんな人間なのか、昔から私のことを知る人たちの話を通して自分がどのような存在なのか客観的に見られるようになります。それにくわえて、彼らの目に『週刊文春』がどのように映っているのか。よく読んでくれている人、そうではない人も含めて話を聞くことで、どんな雑誌と思われていて、何を期待されているのかを知ることができました。マスコミ業界外の目を通して『週刊文春』と「自分」を見つめなおす。そういう意味での"リフレッシュ"でもありました。――そして、復帰早々の完売。ええ。元気になって戻ってきたら『週刊文春』のかわいい仲間たちが迎えてくれた。このメンバーと一緒にバッターボックスに入ってまたフルスイングできる。それはうれしくてしょうがなかった。絶好球が来たら打つぞ! って(笑)。完売になってますます元気になるし、ますます情報提供は増える! それはイケイケどんどんになりますよ(笑)。――報道で休養を知った人もいたとはいえ、わざわざ連絡をくれるのは、そういう人間関係が築けていたということじゃないんですか?いやぁ。ただ、面白がってくれてるだけですよ(笑)。何が起こったんだろうって。僕はすごくポジティブな人間なんです。3カ月暗くなってても、つまらないじゃないですか。せっかくだから今しかできないことをやろうと。あとは「必ず戻ってやる」と。やっぱり現場に対して、すごく申し訳ないという思いがありました。去年は現場が特につらかっただろうから。本当につらい戦いだった。そういう時期に現場を放り出す形で、自分一人だけ戦線から退いてしまう。3カ月後に絶対戻るからそれまでなんとか耐えてくれ。その思いはずっと抱き続けていました。――休養中、『週刊文春』は読んでいたんですか。もちろん読んでいました(笑)。
2016年04月14日2016年1月29日に発売される『BRIGADOON まりんとメラン Blu-ray BOX 特装限定版』のウェブCM完全版とロロ役の新谷真弓のインタビューが公開された。『BRIGADOON まりんとメラン』は、2000年7月~2001年2月までWOWOWスクランブル枠で放送されていたTVアニメーション(全26話)。誰もが知っている過去とは違う、1969年の東京を舞台に、主人公の浅葱まりんが、紺碧の銃剣士メラン・ブルーとの出会いをきっかけに、モノマキアと呼ばれるさまざまな刺客たちとの戦いに身を投じていく姿を描く。11月20日より先行公開されているウェブCMは、米たにヨシトモ監督がナレーション原稿を担当。さらに、当時次回予告を担当していたロロ役の新谷真弓がナレーションを務めている。本CMは、12月より地上波版が放映予定となっている。また、アニメの公式サイトでは、新谷真弓のインタビューを掲載。インタビューで新谷は、本作は"あなたの力でBD化プロジェクト=BDA(ブルーレイ・ディスク・アソシエーション)"の投票では1位を取ったことがなく、「Blu-ray BOXにならないと思っていた」と告白。「作品の根底にあるのは"愛情"」と前置きしつつ、「愛情の裏側には憎しみとか恨みとか、愛情と対になっている感情もありつつ、誰でも体験するような思いとか生きててぶつかる壁みたいなものも作品中で描かれている」と力説している。続けて新谷は、「途中でまりんはすごく悲惨な目にあったりとかもするんだけど、結局誰かの愛情に助けられる所が印象的で、見ていて辛いこともあるけど、でも、やっぱり見ちゃう!」と作品が持つ魅力に触れる。今回のCMで15年ぶりにロロの声を演じたことについては、「ファンの皆様をがっかりさせてはいけないな」と迷っていたことを明かし、「でも、やっぱり演じられてうれしいです」と喜びを語った。そして今回、BD-BOXの裏面イラストも初公開された。イラストは、本作でアクションマスターを務めたまさひろ山根氏の描き下ろし。さらに、米たにヨシトモ監督編集による新規PV2バージョン「風の蒼、海の翠【full size】~碧き銃剣士の記録~」「出逢いをア・リ・ガ・ト・ウ…。【full size】~にじいろ少女の日記~」(各約1分30秒)のほか、放送当時に制作された「店頭上映用作品紹介PV」(約16分)が映像特典として収録される。加えて、「サンライズフェスティバル2015」で展示された色紙をイラストカードにした「祝15周年!お祝いイラストカードセット(木村貴宏、まさひろ山根、中谷誠一、西田亜沙子、糸島雅彦、阿部宗孝、寺岡巌)」(全7枚)が新規追加特典として封入されることが発表された。『BRIGADOON まりんとメランBlu-ray BOX特装限定版』は2016年1月29日にバンダイビジュアルより発売。価格は36,720円(税込)となる。なお、本商品は、「Amazon」とバンダイビジュアル公式通販サイト「バンダイビジュアルクラブ」のみで販売となる。(C)サンライズ
2015年11月22日