「辰五郎って、いざとなると口八丁手八丁でわれ先に逃げ出す。共演者の芳根京子ちゃんからも、『こんな情けない主役っていますか?』と爆笑されました」そう語るのは、『連続ドラマW大江戸グレートジャーニー〜ザ・お伊勢参り〜』(WOWOWにて6月6日22時スタート、全6話)で主演を務める関ジャニ∞の丸山隆平(36)。江戸時代のお伊勢参りを描く今作で、かつては江戸で最強の賭博師と名をはせたが、ツキに見放され借金まみれ、ひょんなことから伊勢神宮参詣の旅に出ることになった男、辰五郎を演じた。撮影は、丸山の出身地でもある京都の撮影所で行われた。「ちょくちょく自分のなじみの店に行っては癒されましたね。それに、撮影所のスタッフさんと一緒にいると、同じ京都弁だからか居心地がよくて。まるでもう一つ実家ができたような気がしました」また、撮影期間中はプライベートでも役のままだったと語る。「酒に酔うと口調が辰五郎になったりして。でも、そんなふうに役が自分の中に染み渡るって、役者の醍醐味じゃないかな。何をやるときも辰五郎でいることは、いちばんの役づくりだったと思います」原作・脚本は、映画『超高速!参勤交代』でエンタテインメント時代劇ブームを巻き起こした土橋章宏。旅を通して各地の名産品が登場するのも注目だという。「そばもタコ飯も、何もかもおいしかったし、その土地に江戸時代からずっと根づいていることが素晴らしいと思いました。僕自身の忘れられない味は大分のとり天。13年前に関ジャニ∞で回った47都道府県ツアーのときに初めて食べて、なんじゃこりゃ!?と驚くほどうまかったのを覚えています」「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年06月01日老舗ならではの風情に癒される! 昔ながらのそば屋さん観音様の御膝元、浅草にある「尾張屋」は、創業以来変わらぬ味わいを守り、地元民のみならず、遠方から訪れる観光客からも支持されている老舗のそば屋。浅草通りに面した「尾張屋」は全体的に和の雰囲気で、格子戸の入り口がどこかなつかしさを感じさせます。店内はカウンターとテーブル、座敷を合わせて68席。壁に掛けられた木の看板が歴史を感じさせ、老舗の風情を感じる落ち着いたお店です。創業は幕末! 明治から続く浅草の老舗そば屋「尾張屋」創業は幕末、百数十年の長きに渡り幅広く愛されてきた老舗の「尾張屋」は、浅草を代表するそば屋です。「尾張屋」の店名は、初代がお世話になっていたとされる浅草寺の門番、新門辰五郎が付けたもの。「尾が張るように勢いよく」というめでたい意味を込め「尾張屋」という名前になったそうです。落語家や力士、歌舞伎座の役者など著名人も足繁く通い、知る人ぞ知る名店です。しかし敷居は高くなく、1日に2回訪れる人もいるほど。気軽に立ち寄れる雰囲気が創業以来愛され続けている要因と言えます。女性客に人気のヘルシーそば! 具だくさんの「おかめ」食材にこだわる「尾張屋」のそばは、毎日挽く最高級の国産そば粉から作られるコシのあるそばに、鰹のほんだしが効いたおつゆが抜群の相性。女性客からの支持が高い「おかめ」は、お麩、だし巻き玉子、たけのこ、三つ葉、ナルト、かまぼこ、おかめゆばなど、さまざまな食材を使ったヘルシーそばです。「おかめ」の盛り付けのイメージは人の顔を型取ったもの。具だくさんということもあり、「尾張屋」の人気メニューのひとつです。はみ出る海老天は必食! インパクト大の「天ぷらそば」丼からはみ出るほど大きな海老天が2本ものった「天ぷらそば」。運ばれてきた時のインパクトが大きく、食べる前から期待感のある名物そばです。特注のごま油を使いサクッと揚がった海老天は、香り高くさっぱりした仕上がり。食欲がそそられる秘密は、そばの風味を邪魔しないごま油の香ばしい香り。厳選された本鰹のみを使用した透き通るような汁からはやさしい香りがし、上品な一杯となっています。出会いを大切に想うおもてなしの心「一期一会」「尾張屋」は創業以来変わらぬ味で、参詣の善男善女や浅草の地元民との出会いを大切に一期一会の心でのおもてなしを心がけているお店です。毎日のように来店するお客さんには、日常食として質のいいそばを提供し、参拝の帰りに立ち寄るお客さんにはまた来たいと満足してもらえるように長年そばを打ち続けています。日頃から多くのお客さんでにぎわう「尾張屋」ですが、雨の日は客足が落ち着く傾向があるそう。風情を感じながらゆっくりとそばを味わいたい人は、そういった日を狙って来店してみるといいでしょう。都営地下鉄浅草線・東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩6分、雷門通り沿いに「尾張屋」はあります。日本の歴史や背景が感じられる浅草。明治時代から続く老舗のそばを味わってみませんか?スポット情報スポット名:尾張屋住所:東京都台東区浅草1-7-1電話番号:03-3845-4500
2017年12月06日