阿部寛はメールを見て驚いた。送り主は仲間由紀恵。14年におよぶ「トリック」シリーズの終幕を飾る『トリック劇場版 ラストステージ』の撮影最終日。全てのシーンの撮影を終えたという報告と共にスタッフ、キャスト陣で撮った記念写真が添付されていた。そこに阿部さんの姿はない…。数日前にすでに自らの出演シーンは全て撮り終えていたからだ。「その1週間くらい前です。(意外と)あっさり終わりました。その日のラストシーンですらなくて、(スタッフも)『はい、移動です』って感じで、極めてサラリと…(苦笑)。だからメールを見てびっくりしました。泣いてる人までいるよ!って(笑)。その場にいないのが悔しかったですね」。上田らしい、いや『トリック』らしいと言うべきか…。目の前にいるのは役からすっかり離れ、落ち着いた佇まいの仲間さんと阿部さんなのに、語られるエピソードの中の2人は山田奈緒子と上田次郎そのものである。自称・超売れっ子天才美人マジシャン(金欠・貧乳)の山田と、騙されやすい天才物理学者(巨根・童貞)の上田のコンビが、殺人事件や怪奇現象の裏に隠されたトリックを暴いていく人気シリーズがついに幕を下ろす。人気作品を次々と生み出す堤幸彦監督にとっても歴代最長のシリーズとなったが、その中核を担った2人のコンビネーションはどのように生まれたのか――?14年前、仲間さんは20歳。不安と緊張を胸に連続ドラマの撮影に臨んでいた。「民放初主演ですごく緊張してました。阿部さんに生瀬(勝久)さんと周りは大先輩ばかりで…。掛け合いということもよく分かってない中で、最初は一生懸命、投げるばかりで、阿部さんが全てを受け止めて方向性から何から決めてくださいました」。阿部さんにとっても上田というコミカルで奇妙なキャラクターは未知の領域。「最初は手探りだった」と言いつつ、グイグイとコミカルな方向へと足を踏み出していった。これまでにない3枚目のキャラとして、上田の人物像が固まっていく過程を阿部さんはこうふり返る。「最初は『カッコよくいこうか?』って考えてたんです。(同じ堤作品の)『ケイゾク』の渡部(篤郎)さんみたいに。いろいろ可能性を模索したんだけど、それがこうなるとは…(苦笑)。連ドラで上田が大ウソを吐いた回があったんです。シューマッハがどうのって(※上田がF1世界王者のシューマッハに運転を教えたのは自分だと主張する)。そのあたりで観念しました(笑)。当初、台本を読んだときは疑問だったんです。『これを言って成立するのかな?』って。でも、連ドラが毎話、出来ていき、完成したものを見てまた作っていくわけですけど、『確かにこれは面白い!』って思うようになっていきました」。山田と上田の2人のコンビネーションも回を追うごとに深まり、それがまたそれぞれのキャラクターをはっきりと際立たせていくことにも繋がった。決して山田も上田も人間として成長はしないのだが…。仲間さんは、シーズンを重ねる中で覚えた“駆け引き”の面白さをこう語る。「シーズン1では上田にやられっぱなしでしたけど、シリーズを重ねていくうちに掛け合いが面白いと思うようになりました。上田の言うことに反応したりアドリブで返したり。最初のうちは笑いが止まらなくてNGを連発していました(笑)。シーズン2は『今度は笑わないぞ』と決意して臨んで、気の抜けない現場だと実感しつつ楽しかった。蒔田(光治)さんの脚本を読み込み、回を重ねるごとに奈緒子というキャラの幅が見えてきました。最初は上田さんに対しても敬語なのに、だんだん変わっていって、呼び捨てになって、殴ったりウソついたり…。そういう中でだんだん、私も観念していきました(笑)」。阿部さんも掛け合いの中での仲間さんの変化をひしひしと感じていた。「最初の頃の奈緒子は、過去やいろんなものに精神的にも囚われていて、そこに上田が土足で踏み込んでいくような感じで、まさに仲間さんの目の中に入っていくような芝居でした。それがシリーズが進むにつれて、奈緒子がだんだんと手強くなってきた(笑)。殴り返してきたり、一筋縄ではいかなくなってきて。今回、久々にお会いしてやってみると、やっぱり安心感を持ってやらせてもらえるんですよ。僕がどんな芝居をやっても助けてくれるという信頼感があるんです」。「長いような、あっという間だったような――」。仲間さんは14年という歳月をそんな言葉で表現する。「今回で本当に終わりですが、あの世界観は私たちの知らないところでずっと続いているような気がします。終わってせいせいするという気持ちでもないし、寂しさもあるけど、一生お別れという気もしない…不思議な感じです」といまだはっきりとした実感を伴わない別れを語る。阿部さんは、堤監督からもメールを受け取った。それは仲間さんからメールを受け取った撮影最終日よりもさらにずっと後のこと。編集の最終段階でスタジオから送られたものだった。「『編集していて、涙が止まらくなった。寂しいです』って。あの強い堤さんらしくない…いや、普段は強い人だからこそ、メールで本音をのぞかせて、寂しさを語ってくれたんだなと思います」。ラスト近く、これまでの14年の山田と上田の姿が映し出される。「14年間、一緒に歩いてきたから、パッと見せられてもどこのシーンなのかすぐに分かるんですよ」と阿部さん。「ホントに『やめてよ!』って思いましたね」とスクリーンに映し出された20代前半の姿に仲間さんは苦笑する。その声は照れくさそうで、そして少しだけ寂しげだった。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2014年01月08日3月末より放送開始となるNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の撮影現場の様子が1月7日(火)、報道陣に公開され、主演の吉高由里子を始め、仲間由紀恵、浅田美代子、ともさかりえ、高梨臨が会見に出席した。山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校、教師生活を経て、翻訳者への道を進み、やがて「赤毛のアン」を翻訳する村岡花子の明治から昭和にかけての波乱に満ちた人生を描く本作。花子は10歳でこれまで育った環境と全く異なる東京のミッション系女学校に編入し、そこで英語を学び、翻訳者となる上での基盤を作り上げていく。劇中の姿で登場した吉高さんは「まだ始まったばかりのような気持ちで慣れないところもありますが懸命に臨んでいます」とニッコリ。男子禁制の女学校とあって、キャストも女性ばかり。撮影の合間の共演陣との会話について問われると「むき出しの女子会トークです。多分、(記事に)書けない」といたずらっぽい笑みを浮かべつつ、「強気に“朝の顔”と言い張って2014年はいきたい」と宣言し報道陣の笑いを誘う。果たしてどんな内容が?と気になるところだが、花子の生涯の親友となる蓮子を演じる仲間さんは「そこはあまりツッコまれない方が…」と微妙な笑み。自身も女子校出身ということで「本当の女子校はもっとすごいものがありますからね(笑)。明るい女子会トークが繰り広げられてます」とフォローしていた。高梨さんは、朝ドラ初挑戦となるが「毎日、勉強になります。両親が必ず見ているドラマに出るというのは素直に嬉しいです」と語る。「面白い方が多いので楽しいです。前日のリハーサルの本読みで、私が漢字を間違えて読んでたんですが、仲間さんが後でこっそりとみなさんに聞こえないように教えてくださいまして。天使のような先輩です」と笑顔を見せた。ともさかさんは英語教師役ということで、かなりの分量の英語のセリフがあるそうで「受験勉強のようです」と苦笑。役柄の性格の点でも厳格な女性とあって「撮影が終わるまでに何本、眉間にシワが増えるか不安です(苦笑)」と悩みの種は尽きないよう?浅田さんは女学生たちを見守る寮母を演じているが、舞台となった学校のモデルが東洋英和女学院であることに触れ、かつて同校を受験し「面接で挨拶がきちんとできなくて落ちました(苦笑)」と告白。「それなのに先生をやっていいのかと…」と自虐的に語り、会場は再び笑いに包まれた。浅田さんは現場の様子について「主演の吉高さんが明るくて、和やかです。チームワークが良くてキャピキャピしてます。女学校のシーンは画面が明るくなりそう」とまさに寮母さながらの温かいまなざしで語っていた。NHK連続テレビ小説「花子とアン」は3月31日(月)より放送開始。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年01月07日(画像は株式会社扶桑社プレスリリースより)謎めく美しさ仲間由紀恵印象的な瞳と、つややかな黒髪で、見る人を引きつけて離さない仲間由紀恵さん。常にCMにひっぱりだこの彼女ですが、現在はテレビドラマにも出演中で、常に人気の高い女優さんのひとりです。しかし、そのプライベートはあまり知られてせん。彼女は控えめな性格のようで、今までメディアに対して、積極的に自分自身について語ることはほとんどありませんでした。そんな謎めく美しい彼女が、雑誌「Numero TOKYO」12月号で珍しくその心内を語っています。ロングインタビューで「素」の自分同誌面では、ロングインタビューを受けて、普段は見られない「素」の自分をみせてくれている彼女。今年デビュー20周年を迎え、これまでのこと、これからのこと、様々な角度から彼女に迫ります。また、彼女の自宅で撮影されたというデジカメ日記も公開されるということで、仲間由紀恵のプライベートをのぞき見できるめったにないチャンスです。新作主演映画が公開色んな役をこなせる実力派の女優さんですが、その原点ともいえる作品が「TRICK」でしょう。2000年から始まったこのドラマは大人気となり、今までに3度映画化されています。そして、来年1月にシリーズの劇場版第4弾が公開されます。今回で完結編となるということで、ファンには見逃せない映画です。これからも人気が高まりそうな仲間由紀恵さん。新年から美しく映画館を彩ってくれそうです。<参考>▼株式会社扶桑社プレスリリース肌荒れ、倦怠感、貧血・・・原因不明の「ちっちゃい体トラブル」は、まとめてポイ! 再び注目されている成分とは?
2013年11月12日NHK BSプレミアムで6月30日(土)・7月1日(日)(ともに午後9時~)の2夜連続ドキュメンタリー「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」が放送される。太平洋の大海原にぽつりと浮かぶ小笠原諸島は、謎に満ちた巨大な生物が集う世界有数のスポット。巨大海洋生物の「命の揺りかご」となっている不思議の海の神秘と謎を、女優・仲間由紀恵が二夜連続で追いかける。●ダイオウイカVSマッコウクジラ古くからヨーロッパなどで、船を襲う怪物“クラーケン”として恐れられてきたダイオウイカは、全長18メートルに達する世界最大の無脊椎動物で、地球上の生物で最大級の眼球を持つ巨大生物。そのダイオウイカと深海で激しい闘いを繰り広げているといわれるのが、数千メートルの深海にも潜る“潜水王”マッコウクジラ。そのダイオウイカとマッコウクジラの“ヘビー級”の闘いが頻繁に目撃されている海域に、仲間由紀恵が乗り込み追跡する。夏はスカッと晴れて、海面が鏡のようになる凪(なぎ)の日が多い小笠原諸島も、春や梅雨は、雨や風の強い日が続き海況が悪くなることも。今回の撮影も、なんとか海には出られたものの、波は高く、実はお父さんがマグロ漁船の漁師さんで「船には強い方」という仲間由紀恵も、帰京後「実はあの時は相当きつかった」と打ち明けたほど。●歌うザトウクジラほ乳類最長の“腕”といわれる巨大な胸びれを持つザトウクジラ。毎年冬から春にかけてザトウクジラが数多く集まる小笠原は、世界有数の繁殖地。小笠原に集まった繁殖期のオスたちは、何と同じメロディーをもった不思議な歌声を発するのだとか。なぜオスたちは歌うのか。そしてメスたちはなぜ小笠原で命がけの子育てを行うのかに迫る。さらに、仲間由紀恵は“ボニンブルー”と呼ばれる紺碧の海でダイビング。海中には、クジラと小笠原の歴史を物語る「あるもの」が眠っていた…。※仲間由紀恵・番組取材会の様子は こちらから 謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~放送日時第1回:6月30日(土)午後9:00~11:00 BSプレミアム第2回:7月1日(日)午後9:00~11:00 BSプレミアム・ 番組公式HP (公式サイトではPR動画が視聴できます!)
2012年06月28日6月5日(火)、NHK放送センターにて「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」の取材会が開催された。この番組は、仲間由紀恵の初となる長期ドキュメンタリー取材が実現。謎に満ちた巨大な海洋生物が集う世界有数のスポットである小笠原諸島で、スキューバダイビングや2級小型船舶免許なども持ち、沖縄で育ち海をこよなく愛する仲間が、その神秘に迫る。会見では、ロケを終えて、あるときはその過酷さ、そしてそれを超えた感動を情熱的に語った。放送は6月30日(土)・7月1日(日)ともに午後9:00~11:00(BSプレミアム)の2夜連続放送。世界自然遺産にも指定されている小笠原は、海の怪物“クラーケン”として恐れられてきた世界最大の無脊椎動物・ダイオウイカの目撃例で世界一といわれている。また、そのダイオウイカと深海で壮絶なバトルを繰り広げているというマッコウクジラが集まる、マッコウ・ポイントという不思議な場所も存在する。空港がない上、6日に一度しか定期船がでない“日本で一番遠い島”だが、仲間はぜひ一度訪れたいと以前から熱望していたという。仲間は、今まで見てきた海と比べて、小笠原の海を「野生的で男っぽい、パワフルな海」と印象を語った。荒々しい岩場や、大きな珊瑚礁に包まれていると感じ、大胆さと神秘が入り混じる海を実感したようだ。仲間は、当ドキュメンタリーをこう振り返る。「相手は野生の動物なので、もちろん計画通りにいかない大変さがあったり、撮影中はほぼ毎日船に長時間乗って動物たちを追いかけて…ときには気分が悪くなってしまいそうな瞬間もありました。けれど、マッコウクジラのブロー(潮吹き)を見て、全てが報われた気がしました」大変珍しいものとして、マッコウクジラのジャンプを見ることができたり、またドルフィンスイムといって野生のイルカと泳ぐことも実現したという。「相手は野生のイルカ。最初は、私に興味を持ってくれるのかと心配していたら、ふと近づいて私の目を覗き込んでくれて、アイコンタクトをしてくれたんです。たぶん2~3秒なんですけど、自分にとっては10秒以上の出来事に感じた。その後も近くに沿って泳いでくれたり、少し離れてもまた戻ってきて寄り添ってくれたりしたんです」ほ乳類最長の“腕”といわれる巨大な胸びれを持つザトウクジラも、船のすぐ真横に現れたという。マッコウクジラ・ザトウクジラ、ダイオウイカなどこれらの想像以上の巨大な生物が息づく小笠原の海に触れ、仲間は「私たちよりも大きな生物がこの海で存在していることを実感することによって、地球自体をより間近に感じ、捉えることができた」と語った。仲間由紀恵が臨場感豊かに伝える、巨大海洋生物の“命の揺りかご”小笠原。2夜連続の壮大なスケールで放映されるこの番組で、神秘の生物、そしてそれらと共存していく地球と人間の存在を、仲間とともに体感しよう。謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~放送日時第1回:6月30日(土)午後9:00~11:00 BSプレミアム第2回:7月1日(日)午後9:00~11:00 BSプレミアム・ 番組公式HP
2012年06月12日女優の仲間由紀恵が出演するNHKの長編ドキュメンタリー「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」が6月30日(土)と7月1日(日)の2夜連続で放送が決定。これに先駆け6月5日(火)、仲間さんが出席しての取材会がNHK放送センター(東京・渋谷)にて行われた。巨大海洋生物が集う世界有数のスポットである小笠原諸島に仲間さんが渡り、世界最大の無脊椎動物であるダイオウイカやその天敵のマッコウクジラやザトウクジラを生で目撃すべく海に出る。沖縄県出身で自身もスキューバダイビングや小型船舶の免許を持ち、海に慣れ親しんできた仲間さんだが小笠原諸島について「この島にしかいない植物や生物が生息しており、一度は行ってみたいところでした」と明かす。住所の上では“東京都”ではあるが、船が出る竹芝からおよそ1,000キロ離れており、仲間さんは25時間半もの船の長旅。島には2週間ほど滞在し、毎日船で移動しながら巨大生物を追いかけたという。特に、古くは西洋で船を襲う怪物“クラーケン”として恐れられていたダイオウイカは、これまで深海を泳いでいる姿が映像に収められたことがなく、目撃されることも稀な生物だが仲間さんは「運よく出会うことができました!」と満面の笑み。どれくらいの時間をかけてどのように出会ったのかは「見てのお楽しみ」とのことだが、「ドキュメンタリーという仕事はドラマなどとは違って、もちろん台本やシナリオはあるんですが相手がどこにいるか分からない野生の動物ということで計画通りに行かない大変さがありました」と苦労を述懐。だからこそ、これらの生物に出会ったときの感動はひと潮のようで「いままでの苦労が吹き飛びました。私たちの何倍もの大きさの生物が、あんなに力強く生きて動いてるということに感動しました」と興奮した面持ちで語った。また、小笠原で仲間さんはイルカの群れと泳ぐ“ドルフィン・スイム”も体験したそう。「初めは不安でした。『(イルカと)アイコンタクトしてください』と言われるんですが、『できるかな?』と思ってました。それが実際に潜ってみると、2匹のイルカが近づいてきて本当にこちらの目を覗き込んでくれるんです。緊張しながら見返したら、フッと泳ぎ始めたので頑張って泳いで付いていきました」と神秘体験の感動を明かした。番組を通じて伝えたいことを問われると仲間さんは、クジラの群れが世界中の海を巡っていることに触れ「大きな地球をグルグルと行ったり来たりすることが、もしかしたらそんなに大変なことじゃないのかも?と思えるくらい大きな生き物でした。そう思うと、同じ地球で生きているということで地球をもっと近くに感じることができた気がして、環境というものがとても尊いものに感じました。小笠原の美しさと巨大な生物のダイナミックさを感じていただき、彼らとこれからも共存するために私たちはどんなことに気を付けなくちゃいけないのか?ということも考えていただけたら」と語りかけた。「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」は6月30日(土)、7月1日(日)の2夜連続で21:00よりBSプレミアムで放送。
2012年06月05日フジテレビ系スペシャルドラマに登場!女優・仲間由紀恵が主演するフジテレビ系のスペシャルドラマ「悪女たちのメス」の完成披露試写会が5日、東京都内お台場の同局で行われた。この「悪女たちのメス」は、大病院の脳外科部を舞台に、冷徹に治療を続ける天才女医と医療コーディネーターの対立を描いていく医療サスペンスドラマ。あの人気ドラマ「アンフェア」シリーズの秦建日子氏書き下ろしの新作ドラマだ。天才女医を仲間が演じ、対する医療コーディネーターを瀬戸朝香が演じる。放送は9日、21:00~の予定となっている。悪女も本人は人間味が魅力?!仲間と瀬戸の2人があいさつに立ったこの日は、2人ともシックなブラックドレスで登場。悪女サスペンスの雰囲気たっぷりの魅力も放っていたが、仲間が手にしたマイクのカバーを落とすというハプニングも。「普段はマイクのカバーを落とすような人間味のある私ですが、強い女性としてボロが出ないようにそれを隠していました」と撮影に関して語るなど、笑いも誘い、会場を沸かせていた。この2人の共演は1999年放送のTBS系ドラマ「P.S.元気です、俊平」以来のこと。ひさびさの共演だが、息もぴったりなようで、「瀬戸さんは以前からさわやかで悪女なところはない」と仲間が褒めると、瀬戸は「そうでもないですよ」と苦笑いで返すなど、悪女?とも人間味?ともとれる女優としての成熟した魅力を、両者ともみせていた。作品中でみせる2人の姿にも期待だ。元の記事を読む
2011年12月07日100万部突破のベストセラー小説をドラマ化した『テンペスト』が3Dで映画化され、主演の仲間由紀恵、谷原章介と高岡早紀が28日に都内で完成報告会を行った。その他の写真『劇場版テンペスト3D』は、女性に学問が禁じられていた19世紀の琉球王朝を舞台に、女に生まれてきたヒロイン・真鶴(仲間)が、父の王宮入りの願いを叶えるべく男・孫寧温として生まれ変わり、王国を立て直すまでの波乱万丈の人生を描く。この日、鮮やかな真鶴の琉装で登場した仲間は、3Dのホログラム映像によって作られたバーチャルの孫寧温と初対面するというパフォーマンスを披露。見事に寧温と息の合った動きを見せた仲間は、「実は私のほうからは寧温が見えないんです。なので入念なリハーサルを重ねて位置とか確認したんですが、無事成功してよかった」と安堵の表情を見せた。また、王国を愛するがゆえに、寧温と対立する聞得大君を演じた高岡も琉装で登場し、「本作では仲間さん演じる寧温をたくさんいじめさせていたきました。仲間さんもノリノリだったので、かなり気持ちの良いいじめっぷりが観られると思います」と笑顔で撮影を振り返った。最後に仲間は、「舞台、ドラマ、映画と長きにわたり携わってきた『テンペスト』は、一生自分にとって財産に残る体験となりました。沖縄の壮大な自然や美しい景色を3Dで観てほしいです」とPRした。『劇場版テンペスト3D』2012年1月28日(土)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2011年11月28日パナソニックの「キレイを贈るクリスマス」パナソニックは、2010年に引き続き、”Panasonic Beauty"のイメージキャラクターを今年も務める仲間由紀恵と亀梨和也のCMを11月からオンエアを開始した。今年は「キレイを贈るクリスマス」のテーマで、色々なキャンペーンも用意している。「表参道ヒルズジャック!仲間由紀恵と亀梨和也があなただけにメッセージ!?」が11月2日から開始されている。12月1日から25日までに表参道ヒルズに行き、自分の名前を携帯から応募すると、30分ごとに抽選で自分の名前が、表参道ヒルズ前の歩道に面した西館の外壁”ストリートボード“広告に、流れるという楽しい企画。「キレイを贈るクリスマス」のプレゼントキャンペーンも!好評だった昨年の「キレイを贈るクリスマス」プレゼントキャンペーンが今年も11月16日から12月31日までの期間、実施される。対象商品1点につき1口で応募ができる。「キレイを贈るクリスマス」賞品Aコース10名様/仲間&亀梨セレクト(デザインマーク入り)シャンパン&グラスセットBコースペア30名様/HOTスパつきリゾートホテル宿泊コース※下記よりご希望の施設をお選びいただきます。- リゾナーレ志摩 (オーシャンビューツイン)- リゾナーレ八ヶ岳 (スタンダードデザインルーム)- リゾナーレ熱海 (スーベリア70㎡)※宿泊期間は2012年4月28日~5月5日を除く2012年2月1日~6月末まで※朝食、夕食付き。スパトリートメント付。※スパ予約が一杯の場合、また休館日、満室の場合はご予約いただけません。また、宿泊施設までの交通費はお客様負担となります。予めご了承ください。Cコース100名様/オリジナルフォトフレーム(デザインマーク入り)元の記事を読む
2011年11月05日映画『武士の家計簿』の初日舞台挨拶が12月4日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で行われ、主演の堺雅人、共演の仲間由紀恵、草笛光子ら主要キャスト9人と森田芳光監督が出席した。本作は会計処理の専門家として加賀藩を支えてきた猪山家の八代目で天才的な数学感覚を持つ直之(堺さん)が、莫大な借金を抱えた家計の窮地を知恵と家族の協力を得て乗り切っていく姿を描いている。劇中で猪山家の面々が鯛の塩焼きにお目にかかれなかったエピソードにちなみ、出席者は全員鯛色のワンポイントアイテムを装着。赤いポケットチーフをのぞかせた堺さんは、「“鯛色”が、だんだん伝言ゲームになって橙色なのか朱色なのか分からなくなった」と苦笑い。初日を祝って、実物の鯛の塩焼きが登場すると「鯛色をいま、確認しています」とめでたさを祝うより、直之ばりの細かい神経を発揮し、会場の笑いを誘った。直之の妻・お駒を演じた仲間さんは冒頭、客席の男性ファンから「日本一のお嫁さん!」と声援を浴び「ありがとうございます、お褒めの言葉」と恭しくお辞儀。桜色の艶やかな振袖姿でしっとりした色気を振りまいた。猪山家のおばばさま役を演じた草笛さんは「この家族がいまの日本だと思ってもらえれば。日本はいま、いろいろ大変。でもリーダーがいません。猪山家はこのリーダー(直之)があって一家がまとまり難局を切り抜けていく。意味のある映画です、出演できて誇りに思っています」ときりりとした口調で日本の現状をチクリと批判しつつ、作品のメッセージを訴えた。ほかに中村雅俊、西村雅彦、藤井美菜らが出席した。『武士の家計簿』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:武士の家計簿 2010年12月4日より全国にて公開© 2010「武士の家計簿」製作委員会■関連記事:堺雅人インタビュー「幕末の負け側ばかり演じてきて、勝手に三部作って呼んでます」グランプリ女性の強心臓ぶりに森田芳光監督「怖い」シネマプロットコンペ授賞式堺雅人仲間由紀恵の加賀友禅振袖姿にウットリ堺雅人主演!『武士の家計簿』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント堺雅人と仲間由紀恵が夫婦で節約に奮闘!『武士の家計簿』試写会に35組70名様ご招待
2010年12月04日仲間由紀恵が11月8日(月)、堺雅人、松坂慶子らと共に出席した映画『武士の家計簿』(森田芳光監督)の完成披露試写会で艶やかな加賀友禅の着物姿を披露した。幕末の加賀藩を舞台に代々、会計処理の専門家・御算用者を務める猪山家の八代目・直之(堺さん)が、天才的数学感覚をもって家計を立て直し、家族を守って生きる姿を描く物語で、舞台でロケ地となった金沢にちなみ、女性キャストが加賀友禅を着て登場。振袖姿の仲間さんは「なかなか着る機会がないですから、ありがたく光栄な気持ち」と色っぽくうつむき加減。冒頭には男性ファンから「由紀恵ちゃん、誕生日おめでとう!」と先月30日の誕生日を祝福され、「バースデーの言葉をいただいてしまいました。嬉しいです。31になりました」と照れ気味。仲間さん、松坂さんの間に立った堺さんは「まさに両手に花」とウットリ見とれていた。仲間さんは劇中では対照的に、切り詰めた生活をする直之の妻・お駒を熱演しており「あるものだけで工夫しながら楽しんでいく。そんな心の豊かさを撮影していて感じました。それはとても温かいものだと思います」と優しい笑顔。堺さんも「他愛のないおしゃべりをしてご飯を食べている食事のシーンが印象に残っています。言葉の合間に出る互いを思いやる気持ちは、いまも昔も変わらないんじゃないかと。言葉じゃない部分はやっていて楽しかった」と“清貧の撮影”をふり返っていた。ほかに西村雅彦、中村雅俊、子役の大八木凱斗、森田監督が出席した。映画『武士の家計簿』は12月4日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:武士の家計簿 2010年12月4日より全国にて公開© 2010「武士の家計簿」製作委員会■関連記事:堺雅人主演!『武士の家計簿』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント堺雅人と仲間由紀恵が夫婦で節約に奮闘!『武士の家計簿』試写会に35組70名様ご招待ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡ちゃん“サムライシネマ”応援団長就任「まさかこんな風になっちゃうとは」堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年11月08日仲間由紀恵、阿部寛らが5月8日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた映画『TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(堤幸彦監督)の初日舞台挨拶に出席した。自称・売れっ子奇術師・山田奈緒子(仲間さん)と石頭の天才物理学者・上田次郎(阿部さん)の凸凹コンビが数々の超常現象の謎に挑む人気ドラマシリーズの劇場版第3弾で、ドラマスタートから10周年。仲間さんは「続けてこられたのはみなさまのおかげ。私にとっては大切な作品」。阿部さんも「感無量です。これからも『TRICK』をやっていきたいと個人的には思っています」と揃って感慨深げ。客席から大声援が飛び交う中、観客のひとりが劇中の仲間さんのキメ台詞をマネて「まるっと…」と言おうとして噛む場面があり、仲間さんは「噛みましたね?」と即、ツッコミ。会場の笑いを誘い、共演の生瀬勝久からは「10年経って仲間さんがこんなにおしゃべりが上手になるとは。何を素人に突っ込んでいるんですか!」と逆に突っ込まれた。一方、レギュラー共演陣の野際陽子も「ロケ弁はひどかった」、「老い先短いですから、大ヒットを味わってから死にたい」。シリーズ初参加で、劇中、仲間さんらと対決する霊媒師役の戸田恵子も「派手な格好をさせていただきましたが、朝からあの恰好は大変でつらい日々でございました」とストレートな物言いで観客を笑わせた。同じシリーズ初参加の佐藤健が「元々、『TRICK』の大ファンで、『TRICK2』を劇場で観たときに続編あるのかな?って思っていたら、あった。だからみなさんが愛し続けてくれれば、15周年とか…」と堤監督に“4”のおねだり。堤監督は「中途半端な数字がいいんじゃないですか?13.5周年とか」とシリーズの作風そのままのトボけた回答。客席を沸かせていた。『TRICK 霊能力者バトルロイヤル』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:劇場版TRICK(トリック) 霊能力者バトルロイヤル 2010年5月8日より全国東宝系にて公開© 2010「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」製作委員会■関連記事:「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」4年ぶりの最新作『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』試写会に15組30名様ご招待三浦春馬&佐藤健がN.Y.の中心で鍋をつつく?5日間の旅を収めたDVD発売!『TRICK』10周年大感謝祭を開催!最新劇場版の公開も決定、佐藤健ら出演
2010年05月08日