東京・西新宿にある住まいづくりの情報センター「リビングデザインセンターOZONE」(読み:オゾン、運営:東京ガスコミュニケーションズ株式会社)では、「住まいとワークスタイル」をテーマにイベントを行います。これからの暮らしとワークスタイル「職住融合」時代の働き方と暮らしは、住宅・インテリアにも様々な変化をもたらしました。働き方も住み方も選択肢の幅は拡がりを見せ、リモートワークしやすい環境づくりや、家族が集まって仕事場を共にするスペースづくりが注目されています。今回はBlue Bottle Coffeeや石巻工房など、空間設計・インテリア・プロダクトを手掛ける建築家の芦沢啓治氏へのインタビューをウェブサイトにて公開します。また、リモートワーク、副業、多拠点での仕事をする人など、さまざまな働き方に取り組むパネラーからのメッセージを、館内展示およびウェブサイトでご紹介します。現在仕事を楽しんでいる人、これまでの働き方に変化をもたらしたい人、ライフワークを探したい人、それぞれのワークスタイルを考えてみませんか。【イベント概要】1. ウェブサイト●インタビュー「建築家 芦沢啓治が語る ワークスタイルとこれからの住まい」建築家の芦沢啓治氏に「住まいのワークスタイル」をテーマにWEB OZONEへインタビュー記事を掲載。空間設計をはじめ、インテリア、プロダクトも手掛け、様々なプロジェクトに携わる芦沢氏の視点を通じて、改めてこれからの暮らし方を見直していくきっかけづくりを提案します。インタビュー : 芦沢啓治氏(建築/芦沢啓治建築設計事務所 代表)インタビュー詳細はこちら: 建築家 芦沢啓治が語る ワークスタイルとこれからの住まい●商品紹介「私らしく、働く、暮らす」寛ぐ、働くなど様々なシーンで使用できる収納家具や、姿勢を変えたり、休憩を取りやすい畳敷きの小上がり、家族が集いやすい一枚板のテーブルなどを情報誌「OZONE PRESS」および、ウェブサイトでご紹介しています。詳細はこちら: 2. OZONE館内展示●パネル展示【十人十色な暮らしと働き方】オフィスで働く人、自宅で働く人、家族との生活やライフワークに合わせ、生活拠点を変える人。働き方の選択肢が増えれば、大切に思うことやこだわりも多様になります。OZONE館内で建築家やデザイナー、エッセイストなど12人のパネラーによるこだわりのワークスタイルをパネルでご覧いただけます。パネラー : 西村琢氏(ソウ・エクスペリエンス株式会社代表)/大平一枝氏(作家・エッセイスト)/寺田尚樹氏(建築家)/宮崎晃吉氏(建築家)/中原慎一郎氏(株式会社コンランショップ・ジャパン代表)/細川亜衣氏(料理家)ほか会期 : 3月14日(木)~5月28日(火)会場 : OZONE3Fエントランス詳細はこちら: 十人十色な暮らしと働き方●建築家事例展示「ワークスタイルのある住まい」家づくりの相談・建築家紹介サービスである「OZONE家design」に登録している7組の建築家が手掛けたライフワークを楽しむ家づくりの事例をパネル展示します。仕事だけでなく趣味や地域コミュニティなど、ワークライフを楽しむ住まいの事例をご覧いただけます。会期:3月28日(木)~5月28日(火)会場:OZONE3Fエントランス3. 来館型トークイベント「家事の中に見る、暮らしのワークスタイル」開催日:2024年4月21日(日)講師 :大平一枝氏(作家・エッセイスト)/有賀薫氏(スープ作家・料理研究家)会場 :OZONE5Fセミナールーム定員 :60名作家でエッセイストの大平一枝氏、料理研究家の有賀薫氏によるトークイベントを開催します。生活の中で欠かせない仕事である「家事」。これまでに食事を作るという家事の中心ともなる台所・キッチンを多数取材してきた大平氏、料理研究家としてキッチンを仕事場とする有賀氏に、生活の内外での働き方やワークライフバランスについてお話いただきます。申込・詳細はこちら: トークイベント 「家事の中に見る、暮らしのワークスタイル」大平一枝氏トークイベント 「家事の中に見る、暮らしのワークスタイル」有賀薫氏 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日~シニア期に合った住まい選びのためにご活用ください (11/10 申込締切)~公益社団法人全国有料老人ホーム協会(理事長:中澤俊勝、所在地:東京都中央区)では、消費者の皆様にシニア向け住まいについて少しでも知っていただけるよう、「シニアの住まいトレンドブック」を発行いたしました。この度、先着1000名様に無料でプレゼントいたします。(お一人様1冊限り)シニア向け住まいでの生活をよりリアルにイメージしていただくため、介護保険サービスの使い方や、お客様サービス向上にむけた各ホームの取組みを紹介しています。また、消費者の皆様がシニア期の住まいについて考える際に、何を確認しておけばよいのか、どんな点に注意して探したらよいのか等、相談事例等も紹介しながらポイントをまとめております。◆申込方法以下①②のいずれかでお申し込みください。なお、お申込は日本在住の方で、賞品の発送先も日本国内に限定させていただきます。※誤発送防止のため、お電話でのお申し込みは受付けておりませんのでご了承ください。①お申込みフォーム高齢者向け住まいの情報冊子無料プレゼント! : ②はがき〒・住所・氏名・電話番号・「シニアの住まいトレンドブック希望」と明記のうえ、以下宛先までお送りください。〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14-7階(公社)全国有料老人ホーム協会「シニアの住まいトレンドブック」送付希望係まで◆申込締切2023年11月10日(金)当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。電話やメールでの当選結果のご質問にはお答えできませんので、ご了承ください。「シニアの住まいトレンドブック」の発送は、12月上旬を予定しております。いただきました個人情報は、今回の「シニアの住まいトレンドブック」の送付に使用いたします。協会概要設立:1982年2月所管:内閣府/老人福祉法第30条規定事業:消費者保護、事業の健全な発展、行政連携、のための各種事業を実施。お問い合わせ先〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14アイ・アンド・イー日本橋ビル7階公益社団法人 全国有料老人ホーム協会事業部井田電話/03-3272-3781 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月18日グループホームで利用者とトラブル・退去することにはじめに、自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害があるお子さんの保護者の方から、成人したお子さんの住まいについてご相談を受けたケースをご紹介します。グループホームに入居したものの、ほかの利用者とトラブルをたびたび起こしてしまいました。施設の方と話し合いを重ね、最終的には退去することに。再び実家で一緒に暮らし始めたのですが、これからの事を考えると不安が募ります。本人の意思を確認し、家族で無理のない選択をUpload By 専門家体験談「親なきあと」についてのご相談では、「仕事」「お金」と並び「住まい」に関するお悩みがよく聞かれます。まず、このお子さんが利用していたグループホームとは、国の障害福祉サービスの一つで共同生活援助のことです。一つの住居の利用者数の平均は6名程度ですので、ほかの利用者と一緒に過ごすのが苦手な人の場合は、ストレスをためてしまうことがあります。共同生活援助(グループホーム)障害者につき、主として夜間において、共同生活を営むべき住居において行われる相談、入浴、排せつ又は食事の介護その他の必要な日常生活上の援助を行います。引用:障害福祉サービスについて|厚生労働省「親なきあと」のことを考える際に大切なのは、ご本人の希望と、親御さんの思い、どちらも大切にしながらできるだけ無理のない選択をすることです。親御さんが将来に不安を感じている一方、お子さんも実家を出て生活したいと考えているかもしれません。共同生活が難しいということであれば、一人暮らしという選択肢についても考えてみましょう。実際に、福祉サービスを利用しながら一人暮らしをしている人も多くいます。アパートなどで生活しながら利用できる福祉サービスについては、主に2つ考えられます。まず、介護が必要という状態でなければ、「居宅介護」という選択肢があります。居宅介護居宅において、入浴、排せつ及び食事等の介護、調理、洗濯及び掃除等の家事並びに生活等に関する相談及び助言その他の生活全般にわたる援助を行います。引用:障害福祉サービスについて|厚生労働省常に介護が必要という状態であれば、「重度訪問介護」を受けられる可能性があります。ただし、地域によってかなり状況が異なるため、相談支援事業者で計画相談支援を受けると良いかもしれません。重度訪問介護重度の肢体不自由者又は重度の知的障害若しくは精神障害により行動上著しい困難を有する障害者であって常時介護を要するものにつき、居宅において入浴、排せつ及び食事等の介護、調理、洗濯及び掃除等の家事並びに生活等に関する相談及び助言その他の生活全般にわたる援助並びに外出時における移動中の介護を総合的に行うとともに、病院等に入院又は入所している障害者に対して意思疎通の支援その他の支援を行います。(日常生活に生じる様々な介護の事態に対応するための見守り等の支援を含む。)引用:障害福祉サービスについて|厚生労働省ご相談いただいた親御さんには、上記のほかに日常生活自立支援事業、成年後見制度についてもご説明をしたうえで、現在つながっている支援者や通所している事業所の方を含めて検討いただくようお伝えしました。学生の頃からショートステイを定期的に利用もう一つのケースをご紹介します。知的障害のあるお子さんが中学1年生のころに、親御さんが遠い親戚の実家に行かなければならず、初めてグループホームのショートステイを利用することになりました。親御さんが迎えに行って帰宅したあと、特にお子さんに変わった様子はなかったのですが、その5年後に再び同じショートステイを利用したところ、帰宅していきなり「気持ちが悪い」と言い、嘔吐してしまったそうです。医師に診てもらっても特に健康状態などに問題はないとのこと。親御さんは心配になり念のためショートステイ先にどんな様子だったか聞いてみたところ、理由が判明。どうも周りの人たちに気を遣って我慢をするなど「いい子ちゃん」をしていたようだったのです。その無理が自宅で出てしまったということですね。そこで、親御さんは「もしも、自分たちがいなくなったらどれだけつらい思いをするのだろう」と考えて、それからは毎月ショートステイを利用するようになりました。もともと人が好きなお子さんだったので、少しずつ慣れてワガママも言えるようになり、家にいるときの何倍も楽しそうに、ウキウキとショートステイに出かけるようになったそうです。お子さんが成人してから「住まい」について考え始める親御さんが多いかと思いますが、もう少し早くから準備を始めることで、親子にとってより良い選択ができるかもしれませんね。短期入所(ショートステイ)居宅においてその介護を行う者の疾病その他の理由により、障害者支援施設、児童福祉施設等への短期間の入所を必要とする障害者等につき、当該施設に短期間の入所をさせて、入浴、排せつ及び食事の介護その他の必要な支援を行います。引用:障害福祉サービスについて|厚生労働省(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年10月02日ウルトラファインバブル関連製品を取り扱う株式会社S.K.H.(所在地:大阪府、代表:林 裕貴)は、日刊工業新聞の特集ページ「日本のトップランナー企業」にて8月4日に掲載されたことを報告いたします。■掲載された内容ウルトラファインバブルの説明洗濯機用ウルトラファインバブル発生器『ピッコロ』の紹介アクアビュルブランドの説明弊社の歴史と今後の目標<メディア詳細>タイトル:日本のトップランナー企業発行元 :日刊工業新聞■会社概要商号 : 株式会社S.K.H.代表者 : 代表取締役 林 裕貴所在地 : 〒542-0082 大阪府大阪市中央区島之内1-20-7設立 : 2004年8月事業内容: ウルトラファインバブル発生器 製造・販売資本金 : 1,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社S.K.H. 本社・営業TEL : 06-6251-2477会社代表メール: info@aquabulle.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月07日不動産情報サービスのアットホームは、全国のアットホーム加盟店を対象に実施したアンケート調査の結果をもとに、『「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキング』を発表しました。■不動産のプロが選ぶ環境に配慮した条件・設備、第1位「複層ガラス」に不動産のプロである不動産会社のスタッフに「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」を聞いたところ、1位は「複層ガラス」に。2位「共用部などでのLED照明の設置」、3位「太陽光発電システム」と続きました。1位の「複層ガラス」は外気の遮断で冷暖房の削減につながります。不動産のプロに選んだ理由を聞いたところ、「冷暖房機器の効率アップによる電気代削減が期待できるから」「省エネルギーだから」といった声が多く寄せられました。また、環境に配慮する点以外にも「防音に効果的」「結露防止になり、カーテンのカビなども予防できる」「防犯対策にもなる」など、さまざまな面から人気の設備であることが分かりました。2位の「共用部などでのLED照明の設置」は、不動産会社からは「24時間点灯している共用部の照明の節電につながる」「交換時期が長く、ごみを減らすことにつながる」といったコメントがありました。24時間365日点灯している共用部の照明をLEDに変えることは、環境に配慮できるだけでなく、電気代節約や交換の手間軽減、夜間に突然切れてしまうリスクの予防につながり、不動産会社にとっても入居者にとってもメリットのある設備のようです。3位の「太陽光発電システム」は太陽光のエネルギーを直接電力に変換する発電方式でCO2削減などにつながります。東京都では、2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減する「カーボンハーフ」に向けた太陽光発電設置義務化に関する新たな制度が2025年4月から始まります。不動産会社からは「クリーンエネルギー化につながる」「初期投資が高くても長く使うなら電力の削減に有効」といった声が寄せられました。また、東日本大震災を経験しているエリアからは「停電時に助かる」というコメントもありました。災害に備えるという面でも重要な設備であることが分かりました。■不動産のプロが選ぶ「注目しているトピックス」1位は「ソーラーシステム」不動産会社に環境に配慮した住まいについて注目しているトピックスを聞いたところ、1位は「ソーラーシステム」でした。次いで、2位「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」、3位「エコ住宅」が続きました。1位の「ソーラーシステム」は太陽の熱エネルギーを太陽集熱器に集め、給湯や冷暖房などに活用するシステム。不動産会社からは「ガスや電気代の節約につながる」「不動産購入後に検討され、設置される方も非常に多い」といった声が寄せられました。2位の「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」は年間のエネルギー消費量を収支ゼロまたは概ねゼロにする住宅のこと。不動産会社からは「光熱費が高騰しているので消費量がゼロになるのは魅力的」「今後のスタンダードとなる」といったコメントがありました。3位の「エコ住宅」は自然エネルギーが最大限生かされた住まいのことです。注目している理由を聞いたところ、「最近の異常気象等から地球環境を考慮した場合、自然エネルギーの活用が一番有用と思えるから」といった声がありました。■プロの3人に1人が「環境に配慮した住まいを探す人が増えている」と回答不動産会社に環境に配慮した住まいを探す人が増えているか聞いたところ、33.4%と3人に1人が「はい」と回答しました。省エネルギーやサステナビリティなどの環境に関連する言葉が飛び交う昨今、住まいにおいても環境に配慮したいという意向が現れてきているようです。■<調査概要>調査対象:全国のアットホーム加盟店有効回答数:844サンプル調査主体;アットホーム調査方法:インターネットによるアンケート調査調査期間:2023年4月13日~4月20日(エボル)
2023年06月09日東宝ハウスで採用「住まい」の魅力に付加価値を!IT機器の設定・トラブル解決を行う日本PCサービス株式会社(本社:⼤阪府吹⽥市、代表取締役社⻑:家喜 信⾏、証券コード:6025、以下「当社」)は、株式会社東宝ハウスホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐井川 稔、以下「東宝ハウス」)と業務提携し、住まいのIoT環境を整え、緊急時のサポートまで対応する『e-おうち』の提供を2022年5月31日(火)より本格開始します。お家の中のあらゆるデジタル機器のサポート!機器保証・サポート付きインターネット【月5,500円~】背景当社は独立系の企業として、パソコンやスマホをはじめデジタル機器の設定・トラブル解決を全国・年中無休・最短即日でサポートしています。また創業当初より、自動車のロードサービスやホームセキュリティサービスのように定額会費で日常の困りごとからトラブル解決まで対応する“デジタル機器・ネットワークのまるごとサポート”を目指しており、63万人以上の会員さまにご利用いただいています(2022年2月時点)。社会のDX化で、一般家庭でもデジタル活用が進む一方、デジタル機器・ネットワークトラブルの原因を自身で特定し、解決するのは容易ではなく、日常生活にも影響を及ぼします。これまで以上に住まいのIoT環境に、万が一の備えが必要です。東宝ハウスは創業46年を迎え、関東エリアを中心に地域密着型で不動産売買の仲介事業を展開しています。不動産流通各社の仲介実績では全国TOP10(※)にランクインし、9万件を超える実績があります。物件引き渡し後も、アフターサポート「TOHO HOUSE CLUB」を展開し、住まいのトラブルやメンテナンスサービスなど、お客さまの暮らしをサポートしています。昨今、IoT導入済み物件の増加やIoT家電が普及する中、求められるアフターサポートにも変化が見られます。※引用元 住宅新報2021年6月1日号「主要不動産流通各社の2020年度(2021年3月期)の売買仲介実績」 デジタル機器・ネットワークに関する相談東宝ハウスには、物件販売時に「インターネット回線はどこにするのがよいか」「新居への入居に際してスマート家電を購入したが設定方法がわからない」 「備え付けのIoT機器が手持ちのスマホと連動しない」など多岐に渡る相談が、物件を仲介した担当者に寄せられます。新たな住まいでIoT機器を活用し、より便利・快適に過ごすために環境を整えたい、一方で使いこなすのが難しいという実態がありサポートが必要とされています。そこで「TOHO HOUSE CLUB」の新ラインナップとして、新居での生活に『e-おうち』が付加価値を提供します。お客さまは定額費用内でネット回線も、引っ越しに伴うネット開通後の設定、新生活スタート後も機器の使い方相談・修理・トラブル解決まで「住まい」のIoT環境を整えることができ、緊急時も修理などの突然の出費も心配ありません。また、東宝ハウスは担当者だけでは対応できない専門的なサポートもお客さまに提供でき、アフターサポートをより充実させるとともに、現場の効率化も可能になります。サービスは東宝ハウスWebサイト、および物件購入時に担当者より必要とするお客さまへ案内します。当社では今後も各企業と連携し、エンドユーザーが抱えるデジタル課題を解決するサービス提供を拡充を進め、各社のサービス付加価値の向上とDX社会を支える役割を目指します。e-おうちについてe-おうちならパソコン・スマホ・ゲーム機の修理を年2回まで保証!家族のデジタル機器をまとめてサポート電話・リモートによる相談が使い放題!ネット開通まではモバイルルーターを無料レンタル。ネット開通後の面倒な設定、緊急トラブル解決はプロが駆けつけ(店舗・宅配も可)最短即日でサポート。家族みんなのサポート&ネット回線込み:5,500円~/月(税込)※『e-おうち』加入希望の TOHO HOUSE CLUB 会員さまは、営業担当者から配布するチラシに記載の3桁の紹介コードを受付時に入力ください。株式会社東宝ハウスホールディングス代表者:代表取締役社長佐井川 稔設立:1976年2月所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 25階事業内容:不動産経営コンサルタント業他東宝ハウスホールディングス: TOHO HOUSE CLUB: 日本PCサービス株式会社【証券コード:6025】代表者:代表取締役社長家喜 信行設立:2001年9月資本金:3億6005万円所在地:大阪府吹田市広芝町9-33事業内容:IT機器の修理・設定・トラブル解決など総合サポート・定額会員サービス他日本PCサービス: ドクター・ホームネット: e-おうち: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月31日ホリデーライフを重視し湘南に移住夫の優樹さんがエンジニアで、妻の幸代さんが音楽家というT夫妻は5年前に都市部から湘南に越してきた。「最初は職場に近い場所で探していたのですが、普段から休みの日は散歩したり自然を楽しんだりしていたので、休日を楽しめる場所がいいねということで雰囲気が気に入った湘南を選びました」と幸代さん。しかし、湘南での住まい探しは難航したと優樹さんは話す。「最初は注文住宅を意識していなくて、建売や中古物件も視野に入れて探していました。でも私たちのこだわりが強くてなかなか決まらなくて。これだけ見て決まらないならずっと決まらないと不動産屋さんに言われることもありましたね」。こだわりの一つに、音楽家である幸代さんが仕事で使うグランドピアノの置き場所がある。レッスンやリハーサルをする際、来客が玄関からピアノのある部屋にすぐアクセスできる動線を作りたかったが条件の合う家はなかなか見つからない。そこで“作る”仕事に携わる夫婦が理想を求め選んだのが注文住宅だった。左側にある玄関から続く階段を上がると、家族が集まるようにと広く、光の集まるLDKがある。南側は玄関上に位置するはめ殺しや均等に配置された三連窓などを設け、前が公園という好立地を最大限に活かした。ウッドデッキへの床は一段高くなっており、ここで座ったり横になったりしてくつろぐこともできる。家族のつながりと開放感がある住まいを目指して良い物件が見つからず悩んでいた時に出会ったのが湘南隠れ家不動産だった。「気になる中古物件をウェブで紹介していたので見に行ったのがきっかけです。一緒に物件を探したり話しているうちに、それ程こだわりたいならと注文住宅を勧められました」と笑顔で振り返る優樹さん。施工会社と施主をつなげる湘南隠れ家不動産はT夫妻にZen建築事務所を紹介した。「お会いして、作り方もお人柄も誠実だと感じたので決めました。夫も職人のカンだと言って意見が一致して」と話す幸代さん。T夫妻が大事にしたのは、家族が集まり、お互いの顔が見えることと、開放感のある住まいにすること。「なるべく壁を少なくして、立つ所立つ所に窓があるようにするなど開放感や空間のつながりを作りました」と設計を担当したZen建築事務所の前場さん。屋根の形を三角にし、高さを演出することで開放感を与える。また上部に壁を作らないことで、天井に使われているベイスギの通直な木理を活かし上に抜けるような印象に。キッチンは“子供がぐるぐる回れるように”とアイランドキッチンに。背面やサイドにも窓を設け北向きでも採光が充分にできる。棚はZen建築事務所の造作。階段を挟んでLDKの反対側にあるワークスペース。「今は子供のスペースになっています。将来的には子供が宿題をする横で、親が作業して一緒にいられるようにと思っています」と幸代さん。光を届け開放感を与えるつくり南側が公園で視界が開けているというT邸の特徴を活かすため、南側にあるルーフバルコニーにつながる掃き出し窓や、はめ殺しを設置。家族が集まる2階のLDKに充分な採光と開放感を与えた。優樹さんもLDKが一番居心地がいいと言う。「リビングのソファに座って、外を見たり、スキップフロアで寝そべって窓からのお日様を楽しんだりします」。玄関は吹き抜けで、入って正面には2階に続く階段があり開放感を感じる。“お帰り”と“ただいま”を1階と2階で言いあえる玄関にしたいというT夫妻のこだわりの一つ。家族の帰宅だけでなく、家の中でどこにいるのか分かるようにと家族のつながりを感じる空間づくりを目指した。音楽家である幸代さんの仕事部屋である音楽室は南側の玄関横にある。窓が少なくなりがちな防音仕様の部屋だが、あえて窓を大きく取ったことで、仕事にも良い影響があるという。「ピアノに座った時に木々の緑や、パパと子供が公園で遊んでいる様子を見ることができて、閉ざされずにインスピレーションが得られる場所になっています」。ロフト。星や飛行機が見える天窓はお子さんたちもお気に入りで、毎日月の観察をしているそう。ウッドデッキは優樹さんの造作。この下に音楽室がある。元々は音楽室の前にウッドデッキをつくる予定だったがZen建築事務所の提案で上に設けた。2階にあるリビングを見た時に明るい印象にしたいという希望で作られた玄関。右側の部屋が優樹さんのワークスペース。小さくても自分のスペースが欲しかったと話す優樹さん。「2階からご飯できたよとか会話ができるように階段部分の壁を空けてもらいました」。想定外のアクセントカラーがシンプルな空間で映える湘南に移り住んでからT夫妻には大きな変化があった。お子さんが2人生まれ、4人家族に。お子さんがいることを想定して建てたと話す幸代さん。「子供はぐるぐる回るのが好きだと聞いたので、アイランドキッチンにしたり、構造を迷路っぽくしたり。子供部屋は、こもってほしくないので日当たりの悪いところにしたりして」。お子さんが加わったことで、LDKを階段で挟んだ所にあるワークスペースは、お絵かきをしたりする空間に。シンプルな作りだった階段の2階部分には転落防止用の柵を付けた。「ホワイトとウッドカラーがベースのシンプルな空間を目指していたのですが、今はカラフルな子供のオモチャや絵が部屋のアクセントカラーになっています。子供が産まれたことでコンセプトと変わったところもありますが、それも家族の物語として楽しんでいきたいです」と幸代さん。理想を求め建てたT邸だが、家族が増えたことで理想を超えるカラフルな物語が描かれ始めている。防音材と二重サッシ、換気扇も特殊なものを使用し作られた音楽室。ピアノから振り返ってパソコンを使えたり、キーボードを置いたり、レッスン時に使う造作の机がある。ここから公園の木々を楽しんだり、お子さんたちが遊んでいる様子を見ることができる。くつろぎ感のある寝室。大きくとった窓からはお隣の庭の借景が楽しめる。南向きで光があたる所に、家族が長い時間過ごすLDKと音楽室を置いた。設計Zen建築事務所有限会社所在地 神奈川県藤沢市構造 木造枠組壁工法規模 地上2階延床面積105.16㎡
2022年03月28日必要最低限の面積で建てる「最初の想定ではとりあえずの仮の住まいでした」と話すのは建築家の加藤さん。1000㎡ほどもある広い敷地は不確定な要素が多かったため、敷地のどの場所にどの程度の規模の自邸を建てるかを決めるのが難しかったという。そこで、加藤さんは必要最低限のスペースのある家を、10年間程度住むぐらいのつもりでつくってみたらどうかと考えた。「面積は約32㎡で、住宅ローンを組みたくなかったので、必要最低限の予算でキャッシュで建てました」。外構や工務店経費なども含めた総工費は約720万だったという。奥さんの実家の敷地に建てられた加藤邸。隣には祖母の家が立つ。工費を抑えるために天井はサッシと同じ高さに抑えたが、これが床と同レベルのテラスの存在と相まって外との連続性、さらには開放感を創り出している。最低寸法からつくる建てた当時は夫婦と子ども2人の4人家族。まさに必要最低限の広さといっていいが、一般的な家づくりのように、確定している面積から間取りを決めていくのではなく、空間を使うときの最低寸法からつくっていったら32㎡ほどの面積になったということらしい。「キッチンはこのように使うからこのくらいの面積でいいよねとか、ダイニングだったらこれくらいだねという具合にきめていきました。そうしてつくっていった結果、32㎡という大きさになったんです」浴室やトイレ、洗濯スペースなどもぎりぎりの寸法を割り出していった。こうしたことは一般の人にできることではないが、さらにまた建築家ならではの工夫も。「可動の収納棚はすべて奥行き60cmで設定しているんですが、これを中途半端に45cmとかにするとふつうに1段としてしか使えない。15cm延ばすことによって倍の収納量を確保しています」テラス側から見る。加藤邸はこの空間のほかに、奥に寝室と浴室、トイレなどがあるのみ。可変性のある家必要最低限の大きさを決めるほかに、設計時の基本コンセプトはさらに2つあった。ひとつは可変性で、これは基本的に決められないことは決めないでおくという方針ともなった。「建てる前に机上でぜんぶ決めないといけないのは理不尽ではないかと思っていて、むしろ住んでからわかることのほうがたくさんある。キッチンの位置とか決めないといけないことは決めるけれどもそうではないものは住みながら自然にここにほしいと思った時に付け加えたりできるようにしています」奥行き60cmの棚を使った見せる収納。右のクローゼットには今の季節に着るものだけが収まっている。それ以外の服は奥さんの祖母の家の2階に置かれている。そのためにとりあえず間仕切りの壁は必要最低限のものを設けるにとどめているが、さらにまたこれとは別種の可変性も仕込まれている。壁・天井には構造用の合板が張られているが、これが仕上げ材としても優れものなのだ。「石膏ボードとビニールクロスという一般的な組み合わせは住宅には実は向いていないのではないかと思っていいます。石膏ボードはビスがきかないし付けるとボロボロになってしまうので何かを付けたりはずしたりができないんですね。でもこの合板だとそれができるし、さらに穴が開いたり傷が付いても気にならないんです」。つまりこの合板が、生活に伴う変化にも耐えうるものにしているのだ。構造用のラーチ合板が張られた室内。木目や節がはっきりとしているため、傷などがついても目立たない。また、ある程度室内が散らかっていてもそれがストレスに感じられることはないという。モノの強度と見た目の強度穴が開いたり傷がついても気にならないのは、木目の模様や節が目立って、この合板が材料としての強度だけでなく見た目の強度も併せ持っているからだが、このあたりが加藤さんが「ダサかっこいい」と表現するもうひとつのコンセプトを可能にしている。「予算が限られていて水栓ひとつとっても高価なものは使えないので、安価なものであっても空間がかっこよくなるようにベースを整えていく」という加藤さんの考え方は、この構造用合板など素材感や色味のある仕上げを使うことで可能になっているのだ。キッチンに限らず設備類はすべて安価なものを使っているというが、この空間ではそれがチープな印象を与えずまたトータルな印象も乱すことがない。加藤さんが以前仕事スペースとして使っていた場所にはソファが置かれている。サイズに合うものを購入したという。いちばん上の棚にあるのは模型ではなく、レゴでつくったサヴォワ邸やファーンズワース邸など。玄関ドアを開けるとその先に見えるのは奥さんの祖母の家。玄関のドアを閉めた状態。洗濯スペース、左に浴室とトイレがある。寝室には長男用にロフトベッドを増設。また、寝ながら映画が見られるように天井を白く塗ってスクリーンにした。室内で竹馬をしたりもするが、そうしたことで付いた傷は生活の痕跡としてこの住宅への愛着を生むと考えている。子どもたちの成長の記録が棚の側板に刻まれているが、この空間では変に浮くこともなく逆にしっくりとおさまって見える。増築という選択肢とりあえず仮の住まいとして建築したが、「隣の敷地がまだ空いているのでそこに増築するのもいいね」という話を建てて2年ほど経ってから奥さんとするようになったという。「ローンを組んだつもりで定期を積み立てていって、満期になったタイミングでその金額の範囲内でそのとき決まったこと――子ども部屋をつくるとか仕事部屋をつくるとか――をしていくというのを5年単位くらいで繰り返したら面白いんじゃなか」と考えるようになったのだそうだ。このアイデアはこれからの時代にフィットしているのではとも考えているという。「終身雇用制が崩れてしまいまた今はコロナ禍もあったりといった状況で借金をして住む場所を固定してしまうことがリスキーだと感じている人はたくさんいると思うんです。増築を続けていくというのは都心だと難しいですが、住宅ローンを組まないでも建てられるひとつの例としてまずやっていこうかなと思っています」必要最低限の広さとはいえ、人の動きや身体感覚などを計算して空間をつくっているため、家族5人が揃っても窮屈な感じはまったく受けない。テラスの上にかかるタープは夏の強い日差しを避けるために付けたが、見た目の心地よさにも大いに貢献している。夏にはテラスの上にテントを張ってキャンプをすることも。祖母の家側から見た加藤邸。手前側に増築してもいいかなと考えている。住みはじめて3年ほど。住み心地はいいが「広いとはまったく思わないですよ。やっぱり狭いです」と加藤さん。でも「窮屈でどうしようもないとはまったく思っていない。期間限定で考えているから何かあれば増築すればいい」と話す。「設計者なのでいつでも図面は描けるので、狭さが今よりも気になったら広げればいいと思っています。フックとかを必要なったら付けるのと同じように、ほしくなったら建てればいいじゃないかという気持ちでいるんです」。この気軽ともいえる構えがこの家を「窮屈」と感じさせないひとつの秘訣にもなっているのだろう。加藤邸設計N.A.O|ナオ所在地神奈川県秦野市構造木造規模地上1階延床面積約32㎡
2022年02月07日工房を兼ねた理想の家づくり本業の看護師の仕事のかたわら、登山用品の製作・販売を行う佐山さんが目指したのは、奥さんと1歳のお子さんの家族3人が心地よく暮らせる住居と自身のブランド「SAYAMA works」の工房を兼ねた家。2019年末から家づくりをスタートし、今年5月八王子市に理想を叶えた住まいを実現させた。佐山さん夫妻が設計を依頼したのは、ディンプル建築設計事務所を主催する堀泰彰さんだ。「堀さんとは、2018年のお正月に登った東京都最高峰の山・雲取山の山荘で出会いました。そのときは、お互いに素性を明かさず、日本酒を飲みながらお話ししただけだったのですが、その後SNSを通じて交流をもつようになりました。HPで拝見した堀さんの手がけた事例がどれも素敵だったことに加え、 “山”という共通の趣味があったため、イメージも共有しやすいのではと思い、家づくりをお願いしました」(佐山さん)。正面外観。左側が住居、右側が工房の入り口となっており、中からは玄関土間を通じて行き来できるようになっている。東側外観。連続する2つの切妻屋根によってリッジライン(山の尾根)を表現した。白と木を基調としたシンプルなデザインの内装。1階洗面スペース。白と黒のコントラストがシンプルながらも洗練された印象を与える。1階の主寝室。窓からはたっぷりの光が差し込む。階段ホールから2階を見上げる。視線の先には、LDKとつながるテラスが見える。切妻屋根がつくる開放感のあるLDK家づくりにあたり、佐山さんと堀さんは土地探しからスタート。住居とともにSAYAMA worksの工房兼ショップを併設するため、どちらの用途でも両立できることをポイントに土地を選んだ。「災害リスクなどを考慮しながら、交通アクセスのよさも重視し、高台に立地するこの場所になりました。国道に面していますが、車の往来が激しくなく落ち着いた雰囲気だったので、住居としても、店舗としても理想的な場所でした」(佐山さん)。プラン作成において、夫妻が要望したのは、「のびやかに過ごせる生活空間」。佐山さんは「夫婦ともに身長が高いので、以前の住まいでは窮屈に感じることが多かったんです。堀さんには身長に合わせたスケール感、そして風通しのよさや開放感のある空間を要望としてお伝えしました」と語る。堀さんは夫妻の要望をもとに、1階に主寝室、浴室や洗面室などの水回り、工房を設置、2階にメインの生活空間となるLDKを設けたプランを作成。ポイントとなったのは、佐山邸を印象づける連続する二つの切妻屋根だ。「リッジラインをイメージしたこの二つの切妻屋根は45度の角度で重なっており、内部空間にもそのまま生かされています。そのため、LDKは間仕切らずにつながりのあるワンルームでありながらも、ゆるやかに分節されています。また、天井にも高さが生まれ、視線が抜けるおおらかで開放的な空間が生まれました」(堀さん)。光が通り抜ける開放感のある2階LDK。東側のキッチン方面を見る。「道路に面した東側には、視線の抜けを意識して大きな窓を設けています」と堀さん。家族の交流の中心となるリビング。「遊ぶスペースも広くなったので、子どもも楽しそうに過ごしています」と佐山さん。垂木現しが美しい天井。「なるべく自然の雰囲気が感じられるように、木の質感のある空間を目指しました」(堀さん)。将来的には子ども部屋として使用する予定の洋室。立派な現し梁が空間にアクセントを与える。念願の実店舗をオープン佐山さんがSAYAMA worksを始めたのは2016年。もともと登山が趣味だった佐山さんは、当時盛り上がりをみせていたガレージブランドの波にのり、一からミシンを覚え、サコッシュ作りから登山道具の製作をスタートしたという。「はじめは仲の良いアウトドアショップの店員さんからのオーダーだったのですが、次第に別の人からもオーダーされるようになり、オリジナルブランドの開設に至りました。2017年頃からはバッグの製作もはじめ、山岳レースとして有名なトランスジャパンアルプスレースの選手の方にも実際に使用していただいています」(佐山さん)。“山”を通じて出会った堀さんとともに、理想の住まいを実現させた佐山さん一家。この住まいでの暮らしが始まってから約半年が経つ。「家族3人のびのびと暮らすことができています。堀さんと打ち合わせを重ねながらつくりあげていった、という過程があるからこそ、この住み心地が生まれたのではないかなと思っています」(佐山さん)。また、今年11月からはSAYAMA worksの実店舗としての営業を本格的にスタートした。「これまでWEBストアを中心に展開していたSAYAMA worksの製品を直に手に取っていただける実店舗のオープンは念願だったので、とても嬉しいですね」と微笑む佐山さん。これからも「家族のやすらぎの住まい」と「SAYAMA worksを支える工房」を両立したこの家で佐山さん一家の豊かな暮らしが紡がれていくことだろう。1階に設置したSAYAMA worksの工房兼ショップ。展示会などのイベントも計画しているという。軽量で強度の高いティッシュケースや収納ポーチなど、機能性の高いアイテムが豊富なラインナップで用意されている。壁面には有孔ボードを採用。佐山さんが機能面・デザイン面を徹底的にこだわったというバックパックなどがディスプレイされている。佐山邸 設計ディンプル建築設計事務所 所在地東京都八王子市 構造木造2階建
2021年11月22日新生児期の赤ちゃんが成長して動き始めると、家の中の安全面が気になります。今回、日刊住まいライターが、おさない娘のためにリビングの安全対策を実行。ジョイントマット、コーナーガード、ベビーサークル、プレイマットの4つのセーフティグッズをそろえました。結果、ケガをする危険がなくなっただけでなく、ご近所への音問題もクリア。さっそく、レポートします。子どもと暮らす家で行った赤ちゃんと過ごす部屋づくりの参考にしてください。■ 角やコンセント穴、転倒の危険などが気になり、安全対策を意識わが家は、夫と1歳の娘、そして筆者の3人暮らしです。まだ娘が新生児のころはあまり意識をしていなかったのですが、寝がえりをしたり動き出したりしてからは、家の中の「テーブルやドア角」「コンセントの穴」…あらゆる危険箇所が気になってきました。まずは子どもと毎日過ごすリビングルームの安全対策を見直すべく、さまざまなセーフティグッズをチェックしました。購入してよかったと、筆者が個人的に感じた4アイテムを紹介します。■ 硬い床対策に、木目調の大判サイズ!タンスのゲン「ジョイントマット」まず、家のなかで気になったのは、リビングの床の壁の硬さでした。フローリングですが、子どもにとっては硬い床。そこで、床にはジョイントマットを敷くことに!6畳用大判サイズ32枚入りで、販売価格は4999円(税込み)。洋室にもなじみやすい、木目調ナチュラルデザインのジョイントマットを敷きつめました。ほどよい弾力性で安心!寒い時期に寝転んでもひんやりしない点もうれしかったです。■ 家具の角をしっかりガード!西松屋「コーナーガード」部屋の壁やドアなどのあらゆる角にも注目。家具の角には、ぶつかってしまっても衝撃を和らげてくれるゴッツン対策のコーナーガードを装着することに。そこで購入したのが、ベビー用品を多くそろえる、西松屋の「コーナーガード・ブラウン」(Mサイズ・2個入り、251円・税込み)。両面テープつきで取りつけも簡単です!■ 用途に合わせて形を変えられる!ネビオ「ベビーサークル」クエットホワイトカラーで部屋になじみやすいベビーサークル「ネビオ」の「クエット」。販売価格は1万4800円(税込み)です。こちらを購入するまでに、たくさんの商品を見たのですが、安全な素材、ナチュラルカラー、柵の高さなどで筆者の条件をすべてクリアしたのがクエットでした。素材はポリエチレンなので、汚れやお手入れがしやすいです。木製だとささくれてケガをすることがありますが、そのような心配もありません。また、子どもが成長しても、すぐに乗り越えられないよう、柵の高さもこだわりました。ちなみに、1歳の娘の身長80cm程度に対し、クエットの柵の高さは63.5cmでちょうどいい!購入の決め手となったのは、ベビーサークルの形をさまざまに変えられるところ。使用するパネルの枚数や組み合わせを変えると、四角からラウンド型、L字型など部屋に合わせた形に変えられます。また、危険な場所から赤ちゃんを守る「パーテーション」としても使用可能です。娘はテレビが大好き!「画面に触りたい、近づきたい!」と、どんどんテレビに接近!「もし、倒れてしまったら」と心配だったので、これでひと安心です。テレビから一定の距離を保ち、テレビ鑑賞できる環境が整いました。■ 厚みがあるから、転んでも安心!ネビオ「プレイマット」プレット厚みがあり、転んでも安心のプレイマット、ネビオの「プレット」は、販売価格1万4800円(税込み)です。床の対策には、おもにジョイントマットを使用していました。しかし、普段オモチャで遊んだり、ご飯を食べたりする場所となると、床は響きやすいうえ、吐き戻しや食べこぼしでしょっちゅうジョイントマットやカーペットを洗濯するはめに…。そんな悩みを解決してくれたのが、「プレット」でした。サイズは約2畳分と広々。クッション性のある厚さ3cmのマットで、騒音を緩和してくれます。表面は撥水加工のあるポリウレタン素材のカバーで、ふき取り掃除OK!掃除もラクにできるようになりました。紹介したアイテムがベストということではありません。それぞれの家庭の事情に合わせて取捨選択を。赤ちゃんや子どもと過ごすリビングルームでは、快適で安全な環境を整えたいものです。
2021年08月11日家で過ごす時間が長くなり、庭やベランダで気軽にリフレッシュしたい、というニーズが高まっています。日刊住まいライターも、工具なしで簡単に設置できるウッドパネルを自宅のベランダに敷いてみることに。殺風景だったベランダが快適になり、大満足しています。どんなウッドパネルを選んだのか、取り付けの手間はどれくらいかかるのか、使用してみての感想などについて詳しく語ります。■ 汚れが目立つベランダをもっとおしゃれにしたい!筆者宅のベランダの床は、防水加工はされていますが、掃除をサボると汚れが目立ちやすいのが悩みのタネでした。とくに花粉の多い時期や雨の多い時期はすぐに汚れがつきます。コロナの影響で外出がしにくくなったこともあり、ベランダをもっとリラックスできる空間にしたいと思い始め、以前から気になっていたウッドパネルを購入することにしました。購入したのはグッドライフウッド楽天市場店で購入した「人工木ウッドパネル」という商品です。筆者が購入したのは約30㎝×30㎝の商品で、カットして使用することも可能です。■ 人工木のウッドパネルだから軽くて扱いやすい。価格もお手頃必要なウッドパネルの枚数を算出するのが手間だなと思っていたら、敷きたい場所のサイズを入力すると必要なウッドパネルの枚数を計算してくれるので、とても簡単でした。筆者宅のベランダは長さ4m、幅は1.4mほど。さっそくサイズを入力すると、52枚のウッドパネルが必要ということが分かりました。ウッドパネルは1枚約290円。トータル1万円くらいで抑えたいと思っていたので、40枚購入することに。価格は11,000円ほどでした。残りのスペースには余っていた人工芝を敷くことに。届いたウッドパネルは1枚750g。とても軽くて驚きました。人工木なので撥水性があり排水穴もあるので、雨の後なども乾きやすそうです。汚れが気になった場合もブラシなどでこすり洗いが可能なので、お手入れがしやすいのもうれしいポイント。■ ジョイント式なので工具は不要。15分ほどで完成ウッドパネルを敷く前に枯れ葉や砂埃がたまったベランダをきれいに掃除しました。ウッドパネルはジョイント式なので、はめ込むようにつなげていくだけで完成。工具も必要なく、15分ほどで終了。ウッドパネルが足りなかったスペースには、家にあった人工芝をカットして敷きました。人工芝のグリーンが入ることで、さらに明るい印象になりました。汚れが目立ち殺風景だったベランダが、ウッドパネルと人工芝を敷いただけでガラッと印象が変わりました。■ ウッドパネルは熱くなりやすいので靴や敷物と組み合わせてウッドパネルを設置してから何度かベランダで過ごしてみましたが、2階の南側ということもあり、天気のいい日はウッドパネルがかなり熱くなります。4月の比較的過ごしやすい気温でも、晴れの日は裸足だとかなり熱く、長時間立ってはいられませんでした。天気のいい日にウッドパネルを敷いたベランダで過ごす場合は、レジャーシートや大判サイズの布などをウッドパネルの上に敷いたり、椅子やクッションを用意したりするといいと思います。もちろん靴やサンダルの用意も忘れずに。もっと日差しが強くなる真夏にはサンシェードなどを取り入れることも検討しています。ウッドパネルを敷いたベランダで過ごしてみて感じたのは、まわりの視線が気にならず、よりプライベートな時間を楽しめること。ベランダはあるけれどあまり活用できていない、外出できないときでも気軽にリフレッシュするスペースがほしい、という方は検討してみてはいかがでしょうか。
2021年05月23日在宅時間が増え、住まいに求められるニーズが変化!テレワークやオンライン授業などの増加で、家族の在宅時間が増えました。この新しい生活様式に加え、大気汚染・水質汚染など環境問題の悪化や、少子化・単身世帯の増加など家族の在り方も変化を続け、それにともない住まいのニーズが変化し、求められる機能も変わってきています。今回は、最近特に人気の機能的なスペースについてご紹介いたします。1位パソコン/プリンター置き場(テレワーク)スペース間取りのようすです。コロナ渦でニーズが増えたものが、プリンター置き場を設置したテレワークスペースです。こちらのリビングには、IKEAのミッケという幅1m×奥行50㎝ほどのコンパクトなデスクを設置しています。机の前には、ディノスで販売されている幅90㎝の突っ張り式スペースラックを設置して、本や書類の収納場所にしています。テレワークスペースのようすです。このテレワークスペースですが、幅1mとコンパクトなので、リビングに設置しても邪魔になりません。お子様が小さいうちは、リビング学習スペースとしての兼用も可能です。2位ウォーターサーバー置き場小さいお子さんがいるご家庭や、健康に気を使う人の多くは、ウォーターサーバーを利用しています。おいしい冷水や温水がいつでもすぐに使えたり、重たい水を買ってくる必要がないというメリットがあります。間取りのようすです。こちらは、キッチン収納の横に設置したウォーターサーバーです。ウォーターサーバーはお料理で使うことも多く、キッチンに置くことが理想的です。キッチン調理台の横か後ろに設置できれば、邪魔にならず動線がスムーズになります。ウォーターサーバー置き場のようすです。ウォーターサーバーは電気で動くため、コンセントも必要になります。コンセントが近くにない場合は、延長コードなどを検討しましょう。また、新築やリフォームの際は、あらかじめウォーターサーバーの設置場所を検討するとよいでしょう。3位ファミリークローゼット日本の家庭でも、女性が働く共働きが主流になってきました。しかし、家事はいまだ女性が多くを担っており、女性の負担は増える一方です。そこで少しでも家事をラクにするために考えられたものが、ファミリークローゼットです。ファミリークローゼットとは、家族の衣類を一か所にまとめて収納するクローゼットのことです。一か所にまとめることで、洗濯物をたたんだ後に、子ども部屋や寝室などの各個室に収納する手間が省けます。間取りのようすです。こちらは、ディノスのハンガーラックを使ったファミリークローゼットです。ファミリークローゼットになるハンガーラックを置く場所は、部屋の動線上が邪魔にならず便利です。ファミリークローゼットのようすです。こちらの間取りでは、リビングと和室を行き来する動線上に置きました。市販のハンガーラックを置くことで、簡単にファミリークローゼットが設置できます。4位ホワイトボードいまの家族の主流は、両親は共働き、子どもは塾に習い事と、家族がそれぞれに忙しい時間を過ごしています。そのため、家族のすれ違いも多くなりがち。そんなときに活躍するのがホワイトボードです。家族の予定や伝言しなくてはいけないことを書き込んだり、学校からのお便りや集金袋などをマグネットやピンで止めておきます。このホワイトボードですが、家族の集まるリビングに設置すると便利です。間取りのようすです。こちらはLDKの一角をテレワーク&リビング学習コーナーにして、そこにホワイトボードを設置した例です。壁に、貼ってはがせるホワイトボードシートを使いました。自由な大きさにカットできるので、場所をとらず設置できます。ホワイトボードのようすです。このホワイトボードシートには、磁石がつくタイプのものもあります。家族が集まるスペースにホワイトボードがあるため会話が増え、また伝達ミスなどの見落としも少なくなります。5位写真飾りコーナー子どもの成長は、両親にとって大きな喜びですよね。部屋に写真を飾るスペースを設ければ、いつでも子どもの成長ぶりを親子で確認することができます。しかし、子どもの写真飾りコーナーは、作り方によっては生活感や雑多感が出てしまいがちですので注意が必要です。そこで、おしゃれな写真飾りコーナーをつくるためのポイントとしては以下の3つの方法があります。1.コーナーの壁紙の色を変える2.スポットライトやフロアライトなどの間接照明を設置して、光をあてる3.額のサイズをバラバラにして、ディスプレイを工夫する間取りのようすです。こちらはリビングの壁に設置された、写真飾りコーナーです。写真飾りコーナーのようすです。コーナーの壁紙の色をグレーにして、サイズのバラバラなブラックフレームに写真を入れて飾っています。このフレームですが、種類は木製やアルミ製・樹脂製などがあります。素材を統一すれば多少色が違っていても統一感が生まれます。ニーズに合わせて、住まいのアップグレードにトライ!いかがでしたか?多様化していく生活様式や家族に合わせ、人気になっている機能的スペース。簡単に設置できるものばかりなので、家庭のニーズに合わせて設置し、住まいをアップグレードしてみてはいかがでしょうか。
2021年05月02日株式会社パイインターナショナル(豊島区)は2021年3月11日(木)に書籍『日本の住まいで楽しむ北欧インテリアのベーシック』を刊行いたします。北欧インテリア=ナチュラル、シンプルだけではありません。長年、北欧の家を訪ね見てきた著者が日本の家と北欧インテリアの相性が良い理由をひもときながら、リノベーションを重ねた自邸での実践方法を紹介します。住まいのベースとなる部分の作り方や、色・デザインを積極的に楽しみ、取り入れるアイデア。それは「こうでなければ」というルールではなくて、知っておくとアレンジもできる基礎でありベーシックな考え方です。そこをうまく捉えられれば、日本でも北欧の住まいのような「普通」に素敵なインテリアが叶えられます。著者コレクションの北欧の食器、テキスタイル、映画書籍のコラム付き。著者:森百合子北欧の旅や暮らし、デザインを中心に執筆。著書に『3日でまわる北欧』シリーズ(トゥーヴァージンズ社)、『北欧のおもてなし』(主婦の友社)、『いろはに北欧』(学研プラス)などがある。NHKEテレ『趣味どきっ!』、NHK総合『世界はほしいモノにあふれている』など、メディア出演や講演の分野でも活躍中。1章北欧の家で見つけたインテリアのベーシック北欧の家3軒拝見北欧インテリアの5つのベーシック1.住まいのベースは白2.灯りはいくつも重ねる3.素材とモチーフは自然から4.色と積極的に付き合う5.自分らしさを大切にする2章日本で北欧インテリアのベーシックを取り入れるわが家の白いベースのつくり方わが家の灯りの選び方わが家の自然の取り入れ方わが家の色との付き合い方わが家の自分たちらしさの表し方部屋が楽しくなる小さなアイデア3章リノベーションで実践したベーシックと工夫森家のリノベーション物語部屋別リノベーション&インテリア紹介他エッセイ&コラム『日本の住まいで楽しむ 北欧インテリアのベーシック』イメージ書籍概要書名:『日本の住まいで楽しむ北欧インテリアのベーシック』商品の詳細はこちら仕様:B5判変型(255×190mm)/ソフトカバー/128Pages(FullColor)定価:本体1,700円+税ISBN:978-4-7562-5458-0C0077発売日:2021年3月11日著者:森百合子発売元:パイインターナショナル書籍に関するお問い合わせ株式会社パイインターナショナル〒170-0005東京都豊島区南大塚2-32-4TEL:03-3944-3981ホームページへフェイスブックへツイッターへインスタグラムへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年03月19日今回は老後の住まいに関して賃貸か持ち家かという事をテーマに解説していきます。老後を迎える時に一つの不安として年金だけで生活できそうにないという事が挙げられます。その時、居住に関する費用負担が重く圧し掛かってくるかもしれませんよね。一体どっちが得なのか?またメリットやデメリットについても解説していきますので、是非最後までお付き合い下さい。高齢者の住まい事情について始めに今の高齢者の持ち家率に関してお話しておきたいと思います。今回は老後の定義として、65歳以上を老後とします。では65歳以上の方が一体どれくらいの割合で持ち家を所有しているのか、また賃貸の割合を解説します。意外と高い持ち家率65歳以上の高齢者世帯は8割もの方が持ち家を所有している事が、厚生労働省の調べで分かっています。2割は賃貸にお住いという事です。そして、単身者の高齢者で持ち家を所有している方は6割となっており、単身世帯の方が割合少ないという結果になっています。また調べてみて判明した事ですが、65歳以上の方がいらっしゃる世帯のうち、3割に当たる居住が1970年以前に建築された建物であるという事が分かりました。今から50年前に建てられたという事になります。持ち家での生活で困っている事は?持ち家を所有している事で、安心して帰る場所がある事は大変良い事だと思います。また慣れ親しんだ土地でもあると思いますので、愛着などもあるでしょう。しかし、先程の調べでは築50年以上もの物件が3割ある事が分かりました。その中で、住宅でのお困りごとについて内閣府がアンケートを取っていますが、一番の困りごとは、住まいのあちこちが古くなり傷んでいるという事でした。いわゆる経年劣化という事ですね。当然ですが、家は日々雨風を凌ぎ、日当たり等も調整してくれます。半面、傷むことは必ずある事でしょう。長年住んでいるのであれば尚更ですね。住宅を購入する時に注意すべき点は?先程は住宅の傷みが気になるという事を解説しましたが、それもそのはずです。購入した時は傷んでもなく、綺麗なままですよね。しかし、購入する際にまだ随分先の老後の事を考えて購入するでしょうか?恐らく購入時には家族構成も異なっているはずです。多くの購入理由に、子供が大きくなり、自分の部屋が欲しい、家が狭くなった等が挙げられます。その子供も自立し家を出ていく事が多いでしょう。すると、大きかった家も気づけば2人での暮らしになります。この様に、買う時にどうしても気づけない点があるという事は知っておいて欲しいですね。また当時は最新の自宅でも時間が経てば、構造や造りが高齢者に向いてない造りになる事もあります。例えは古いですが、随分昔は玄関が土間でしたが、今では土間の自宅を見る機会が激減しました。土間を上がる際の高さは高齢者にとっては大変ですし、かえって危険な場合もありますよね。住宅は持ち家(戸建て)?マンション?賃貸?それぞれの特徴、メリット・デメリットを解説します8割もの方が持ち家を所有している事実がありますが、細分化すると戸建て、マンションに分けられます。また賃貸という選択肢もあります。ここからはそれぞれの住まいの特徴やメリット、デメリットを解説していきたいと思います。[adsense_middle]戸建ての特徴は?まず戸建てから解説します。戸建てはご存知の様に資産になります。不動産として所有する事ができ、また相続として誰かに引き継ぐ事も可能です。そして売買する事や、場合によって人に貸す事も可能です。日本家屋として建築方法は日々進化しており、最近では免震構造や耐火性能を兼ね備えた災害に強い住宅が一般的です。また太陽光等の設備を設置する事により、自宅の電力分の費用を賄う事も可能で、電力を販売する事も可能になってきています。一般的には木造家屋が多く、土地の広さによっては庭を持つこともでき、家庭菜園や広い駐車スペース、知人などを招いてBBQなど行う事も可能です。戸建てのメリットメリットとして、資産になる事、引き継ぐ事が出来る事、販売する事が出来れば大きな換金性がある事です。また2階建てや3階建てといった居住空間を保つことも可能な為、上空に面積を広げる事も可能な点はマンション、賃貸に無いメリットと言えます。またローンさえ払い終われば、支払いとしては毎年の固定資産税・火災保険くらいになりますので、老後を迎える際には、支払いの面を考えても十分にメリットはあると言えそうです。戸建てのデメリットデメリットとしては、首都圏などではまず立てる事が難しく、郊外に建てる事が多い点でしょう。これは地価や建築許可の問題もありますが、一般的には郊外に建てる事が殆どです。そして先程も解説しましたが、建てた時と、先々とでは使い勝手や住まいの広さが変わってくるという事でしょう。子供が自立した場合などを考えると、かえって広くなってしまい、老後2人での生活となれば広さを持て余す事になります。また水回り、屋根、外壁等劣化し易い部分のメンテナンスは発生する事が想定されます。タイミングにもよるでしょうが、高額な費用が発生する事になりますので、別途貯蓄等をしておく必要があります。そして引っ越しがすぐには出来ない点も挙げられます。自動車等と異なり、買い手が見つかるまで時間が掛かりますので、換金性はあるものの、流動性は低い点はデメリットと言えます。老後を想定した場合は広すぎると庭や家の掃除、メンテナンスが徐々に大変になる事を想像しておいて下さいね。マンションの特徴は?次にマンションです。マンションも戸建てと同じく資産になります。特に上空に高く建設されるため、多数の世帯を一ヵ所に集める事ができます。またオートロックや防犯カメラ、管理人等がいるため、防犯性が戸建てよりも高い事が特徴です。特に、駅に近い場所に建設される事が殆どで、公共の交通機関へのアクセス等はし易いのが特徴です。階層が高くなればなるほど、値段も上昇する傾向にあり、相場に関しては住まいの自治体によってピンキリですが、高いもので億を超える物件もあります。間取りは当初より設定されているため、先々の家族構成等を視野に入れておく事が重要です。マンションのメリットマンションのメリットですが、戸建て同様に資産となります。立地はかなり好条件な物件が多いので、販売されるとすぐに売り切れる事もあります。上階になると部屋からの景観は良く、場所によっては夜景等一望できたり、花火大会の花火を見下ろしたりできる物件もありますので、大人も子供も住んでいて楽しめる点はメリットです。また物件の立地が良い事もあり、戸建てよりも高い値段ではありますが、売却すると購入した際よりも高値で売れる事もありますので、その点は戸建てには無いメリットと言えますね。マンションのデメリット続いてデメリットです。マンションの場合、住宅ローンを支払い終えた後には固定資産税・火災保険と戸建てと変わりはありませんが、マンションの修繕積立費、管理費が発生し続けます。これはマンションの外壁や共用部分等の修繕に使われる事になり、築年数が経っている物件は修繕積立費が高くなっていく傾向にあります。また左右上下に人が住んでいますので、騒音などの問題も出てくるでしょう。戸建てと同じですが、すぐに買い手が見つかれば良いですが、売却出来ない場合もあるので流動性は低いと言えます。災害に強そうなマンションですが、免震性能を改ざんしてある物件が発覚した事もありました。また昨年記憶に新しいのは台風19号の被害です。雨、風は問題ありませんでしたが、水害により、タワーマンションのエレベーターが使用できない事態に陥り、復旧までに時間がかかりましたね。特にタワーマンションは人気が高く、高層階は特に人気です。しかし、災害によるエレベーターが使用できないという事で、便利なはずの生活が一変しました。もし老後この高層階に住んでいたら、1階まで階段で降りる事はできますか?こう考えると高層階に入居する場合、老後も住み続けるのかどうなのか考えるべきなのかもしれません。賃貸の特徴は?最後に賃貸物件です。賃貸物件は戸建てタイプもあればマンションタイプ、アパートタイプ、メゾネットタイプ等、様々な形態があります。広さも様々で、一人暮らし用の間取りやファミリータイプ等、物件によっては家具家電まで付いている所もあります。またペットを飼う事も出来る物件も最近では増えており、スマートフォンのアプリには賃貸物件を検索できるものもあります。築年数が短い物件等は入居が早くに決まる事が多く、仕事で転勤等が決まった際には直ぐに引っ越す事も可能なので、戸建て、マンションにはない特徴を持っています。賃貸のメリット賃貸物件のメリットは、引っ越しなど自由に出来る点でしょう。資産では無い為、賃貸契約さえ結べば入居できますし、お気に入りの物件など見つかればすぐに移動できます。また家族構成が変わった場合等にも柔軟に対応できる点はメリットです。4人家族から2人家族になったので、部屋を少なくしたい時は1LDKや2LDKの部屋を探したり、また家賃も安くしたいのであれば、探す事も可能ですので自在性がある事は大きなメリットでしょう。老後を迎える場合、年金生活などで暮らす時には賃貸物件は一役買ってくれるかもしれません。賃貸のデメリットではデメリットはなんでしょう。まず挙げられるのは、住み続ける限り永久に家賃を支払う事です。住宅ローンと違って期間に定めが無いので、家賃と更新料、保証料等を支払い続ける事はデメリットですね。また自在性がある為、近隣の方の入れ替わりが激しい事が想定できます。今までは静かだったのに、今度来た人は騒がしい等、トラブルになる事もあるでしょう。また物件によっては駐車場が1台のみだったりする事も。2台3台と保有している世帯ではそれだけで、別で駐車場を借りなければなりません。入居する際も、敷金、礼金といった初期費用が高額な物件もあります。退去時には返金が無い場合も。そして老後を迎える場合、注意点としてですが、高齢者だけでの契約が出来ない事もあります。理由は高齢になればなるほど、理解力の低下、孤独死等オーナーにとっては避けたい事由が発生するリスクが高まるからです。賃貸は借り手にとっては助かりますが、オーナーの観点から考えると、収益を得る為の物件ですので、事故あり物件にしたくないのが本音ですし、空き部屋も埋めたいでしょう。この事から高齢者単独での契約は出来ない事が多いので、憶えておいて下さいね。家賃とローンはどちらが良いのか?さて物件に関する特徴、それぞれのメリット・デメリットを解説しましたが、ここでお金に関して触れると、家賃を支払うかローンを組むのかという点に行きつきます。一体どちらが老後には良いのでしょう?[adsense_middle]支払額を比較してみましたここで支払いの総額を比較してみたいと思います。ざっくりとした計算ですが、下記の条件で比較してみます。30歳夫婦で65歳定年、平均余命より90歳まで生きると仮定Aパターン:住宅を購入し35年ローンを組む/物件価格4,000万円/金利0.7%/月107,408円の支払い/頭金、ボーナス払い無Bパターン:賃貸に居住し続ける/月の家賃を10万円と設定まずAパターンですが、毎月の返済額を35年間払い続けると、総支払額で45,111,360円になります。この金額には固定資産税は含まれていません。次にBパターンですが、毎月10万円をローン支払いと同じ期間支払い続けると4,200万円となります。賃貸には固定資産税はありません。また更新料は含まれていません。それでは90歳まで計算しますが、ここでは固定資産税、更新料を共に含んで計算してみます。固定資産税は年間15万円とし、更新料は年間1万円とします。Aパターンであれば総額54,111,360円となり、固定資産税だけで900万円になります。Bパターンでは総額72,600,000円となり、住宅を購入するよりも遥かに支払い額が多くなる事が分かります。総額の支払いだけ見れば購入する事が得金額的な損得だけであれば購入する事が得になる事が分かりました。老後の居住費を支払わなくて済む点は大きなメリットです。購入者の意見として、老後の安心の為という事が最も多い回答です。反面、賃貸では老後の支払いが不安であるという回答が多いです。金銭面での不安が募るようであれば、住宅を購入する事を考える必要はあるでしょう。しかし、自由に色んな所で生活したいという考えであれば賃貸でも良いかもしれません。老後の賃貸住まいに関するまとめ今回は老後の住まいについて解説してきましたが、どちらが正しいという事では無く、老後を安心して生活したいのか、どうなのかという点が焦点だと思います。これからも長生きはするでしょう。その時、自分は何歳まで生きるのかという事もシビアに検討し住まいを考えておきましょう。
2020年01月24日ハーフと10kmの部が日本陸連公認札幌市内開催のシーズン最初の公認レース「日刊スポーツ豊平川マラソン」は、2020年5月5日に開催します。種目は、ハーフ(公認コース)、10km(公認コース)、5km、3kmの4種目になります。後半のペース配分が大切豊平川河川敷を走るコースで、往路は緩やかな下り、復路は緩やかな上りとなります。ゴール付近は、坂を少し上るので後半に勝負となるコースです。後半は、向かい風になることもあるので、風も考えたペース配分をおすすめします。コースは、大会以外にもいつでも走ることができるのでトレーニングを兼ねて、事前に走ってみるのも良いかもしれません。ランニングを楽しむ会場は、真駒内セキスイハイムスタジアムがスタート・フィニッシュ場所となります。同大会は、順位を競わないファンランの部もあるので気軽に誰でも参加できます。心地よい春風を感じながら河川敷を走ってみませんか。(画像は公式サイトより)【参考】※「日刊スポーツ豊平川マラソン」公式サイト
2020年01月14日マンションの大家でもあり、日刊住まいライターとしても活動するアサクラさんが、最近注目しているのが、「D.I.Y.TILE」のタイルシート。シートを貼るようにして、本物のタイルが手軽に設置できる便利なDIY商品です。実際に使ってみた際に気づいたことや使用感などについて、レポートしてくれました。■ 壁の塗り残しを「D.I.Y.TILE」のタイルシートでカバーしたいそもそも、僕が「D.I.Y.TILE」のタイルシートを使ってみようと思った理由はというと……便器の取り替えの際にペンキが塗れていない部分が見えてしまった壁です。グレーがかったライトブルーのアクセントカラーは、この部屋のために調色してもらったものなので、おいそれと塗り直せません。業者さんに相談したら、全面塗り直すしかないとのこと。費用もかかる上に、入居者さんがお住いの部屋ですから時間を取るのも難しいです。そこで、「D.I.Y.TILE」を思い出したのでした。「貼るだけ簡単」のタイルシートなら、入居者さんに迷惑をかけることも少ないですし、本物のタイルならではの本格的な仕上がりも期待できます。■ タイル選びに迷ったら、店員さんに相談だ問題は「どんなタイルを選ぶか」ですね。「D.I.Y.TILE」のタイルシートは種類がとにかく豊富。こちらは代官山にあるショップの写真。豊富なラインナップからひとつを選ぶのは、なかなか難しいです。そこで、現場の写真を見せてスタッフの大塚友麻さんに相談してみました。すると「目立つ色を選ぶよりも、なじむ色を選ぶのがいいと思います」とのアドバイスが。たしかに強めの色や個性的な形を選ぶと、好みが分かれる気がします。入居者さんからは「大家さんにお任せします」と言っていただきましたが、あまり冒険しすぎるのも怖いです。アドバイスに従って、壁のブルーに近い色か、白系のカラーを中心にいくつかピックアップしてみました。いっそ柄物もありかな、などなど迷います。どれも決め手に欠けるなあと悩んでいたら、大塚さんからこんな提案が。「便器がツヤのあるホワイトなので、これはどうでしょう?」「便器が丸みのあるかたちなので、なじむと思いますよ」。なるほど。エッジがシャープなものよりもこちらのほうが丸みのある便器とマッチする気がします。全然、自分の目には入っていなかったけど、これはいいかも。やっぱり「餅は餅屋」。悩んだら、プロに訊くのがDIY成功の秘訣です。というわけで、この「プチコレ」に決めて3枚購入。1枚750円なので、3枚で2250円なり。このタイプは目地を後付けしないのでいいので、ただ貼るだけでOK。シート以外には何も買う必要がありません。■ 丁寧に作業しても30分もかからない簡単さに驚く後日、入居者さんにお時間をいただいてタイルを貼りました。冒頭で紹介した塗り残し部分に仮置きして、大まかな位置を決めます。簡単に済ませるならこのままざっくり貼ってしまってもいいのですが、今回は入居者さんのお部屋なので、なるべく丁寧に作業していきます。使った道具はこちら。あると便利なのが、写真上の水平器です。こんなふうに丸で囲った部分の気泡を真ん中に合わせれば水平が取れます。これがあると「貼ってみたら傾いてた(泣)」なんて事態が防げます。水平器を定規に横線を引いたら、中心に印をつけます。この印とシートの中心を合わせながら、線に平行してタイルを貼ります。こうすれば、水平も取れて中心もずれないので、大失敗は避けられます。1枚貼ったら、続いて2枚目をならべて貼りますが、今回は便器の幅とのバランスを考えてはみ出る部分を1列だけカッターでカットしました。目地は塩化ビニール製なので簡単に切れますし、タイルに沿って切れば定規も必要ありません。カットしたら、1枚目の目地に合わせて慎重に貼りつけましょう。この要領で3枚目も反対側に貼ります。ちなみに、端の目地については付属の塩化ビニール目地を残すやり方もありますが、今回は端の目地をカットしてタイルの横面(小口)を見せて仕上げました。いろいろ細かく説明しましたが、あっという間に完成。本物のタイルなので、質感も抜群です。水平器を使いつつ丁寧に作業しても所要時間は30分ほど。ざっくりやったら数分で完了するかもしれません。タイルのDIYにチャレンジして苦労した経験も多い僕からすると「こんなに簡単でいいわけ?」と思ってしまうくらい。これで本物のタイルが手に入るのが「D.I.Y.TILE」の魅力ですね。■ いちばん多いのがチャイルドミラーへの貼り付けタイルの良さは掃除がしやすいこと。手洗いの水はね部分がタイルでカバーされたので便利になりました。インテリア面だけでなく実用面にも優れているのがいいですね。「D.I.Y.TILE」スタッフの大塚友麻さんによると、僕のように水回りをリメイクするのに使う方は多いとか。特に多いのがチャイルドミラーへのDIYなんだそうです。チャイルドミラーとは洗面ミラーの下に設置された子ども用の横長のミラーのこと。画像提供:D.I.Y.TILE蛇口の後ろにあるので汚れやすく、不要と考える人も多いそうで、ここにタイルシートを貼ってリメイクするのです。画像提供:D.I.Y.TILEそのほかキッチンやトイレのリメイクも多いそうで、レンジフードを交換した際にサイズや形のちがいでできたスキマのスペースを隠すのにシートを貼る人もいるそうです。いろいろな活用法があるんですね。■ 本物のタイルを手軽にインテリアに取り入れられる「D.I.Y.TILE」のショップでは、洗面やトイレの施工例も見ることができます。インテリアがどうも殺風景だなと思ったら、タイルシートでリメイクするのも楽しいかもしれません。ちなみに、僕は自分の部屋用に「木枠」と「シート一枚」を購入しました。木枠を「BRIWAX」という木製用ワックスで塗ってから、シートを木枠に貼りつけ、額縁風に壁に飾ってみました。鍋敷きにすることを想定して作られた木枠ですが、こういうアレンジもおすすめです。タイルを手軽にインテリアに取り入れられる「D.I.Y.TILE」のタイルシート、ぜひ試してみてください。【D.I.Y.TILE 代官山】東京都渋谷区代官山町14-11 1F営業時間:11:00~19:00(不定休)電話番号:03-6685-1685
2019年12月20日〔パナソニック〕と聞くと、やはり「家電」のイメージがありますよね。実は〔パナソニック〕は、暮らしや住まいをワクワクさせるヒントが沢山つまったライフスタイルスタジオ〔RELIFESTUDIOFUTAKO(リライフスタジオフタコ)〕を〔二子玉川蔦屋家電〕2階に設置しています。果たして〔パナソニック〕が手掛けるライフスタイルとは?〔パナソニック〕が手掛ける〔リライフスタジオ フタコ〕とは?〔パナソニック〕は現在、私たちにとって身近な家電をはじめ、住宅設備、リフォームなど幅広く展開しています。そんな活動の1つとして昨年オープンしたばかりの〔リライフスタジオフタコ〕は、〔二子玉川蔦屋家電〕を運営する〔カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)〕が企画協力。新しいライフスタイルの提案拠点を目的とした施設です。〔リライフスタジオフタコ〕のテーマは大きく分けると2つ。①ライフスタイルシミュレーション「様々なライフスタイルを体験・発見」②コンシェルジュサービス「住まいと暮らしの相談ができる」それぞれ紹介していきます!ライフスタイルを体験・発見〔パナソニック〕が誇る最新の家電や住宅設備、〔CCC〕がチョイスした書籍や雑貨・インテリアを掛け合わせたスタジオ内は、生活のあらゆるコーナーを展開しています。例えば先日は、話題のストロー知育工作「STEM教育」ワークショップが開催され、お子さまが楽しみながら学べると好評のようです。他にもダン先生の「子どもアートワークショップ」など、親子で楽しく学べるワークショップが満載です♪〔リライフスタジオフタコ〕では、まだ未発売となっている〔パナソニック〕の最新技術を体験することができる点も魅力の一つです。例えば「ハンサムに働こう。」のコーナーでは、視野角を調整できるパーテーションとノイズキャンセリング機能で、集中力を高める《WEARSPACE》を体験できます。実際試してみましたが、なるほど…!これは集中ができそうです。四角い囲いの中に入った砂、こちらなんだと思います?こちらはなんとIHの囲炉裏です。昔懐かしい囲炉裏にIHの技術を取り入れ開発されました。非売品ではありますが、これは驚きました!実際に展示、販売されている《パナソニックIroriDining》で新たな食卓を体験することができます。囲炉裏を囲む日本文化はだんらんの原点、そんな囲炉裏に集うくらしを再現したキッチンは理想の暮らしが叶いそうです♪住まいのアレコレはコンシェルジュに相談してみましょう!例えば、水道管の調子が悪い、トイレの電灯スイッチが壊れてしまった、という身近なお困りごとから、本格的なご自宅のリフォームまで〔リライフスタジオフタコ〕では一級建築士の免許を持つスタッフや専門スタッフが対応する相談コーナーを設けています。リフォームはもちろん大金が掛かるお話、すぐにというわけではなく、少し興味がある方でも相談をしてみればきっと新たな生活をイメージできるはずです。ゆったりとしたソファーに座りながら100インチのモニターで実際のリフォームの現場をタイムラプス動画で見ることができます。スケルトンになった自宅がプロの技により生まれ変わる様子は見ているだけで楽しめます♪他にも、暮らしにこだわった住まいの事例が紹介されています。あなたの理想の暮らしがみつかるかも?キッズスペースも常設!〔リライフスタジオフタコ〕内にはキッズスペースも常設しています。子育てのヒントやアイデアも、様々な角度から用意し、ゆったりと座れるソファーには〔二子玉川蔦屋家電〕1階の〔スターバックス〕からコーヒーをテイクアウトしてティータイムを楽しむこともできます。週末は家族そろって〔リライフスタジオ フタコ〕に行ってみましょう♪住まいのリフォームと聞くと「まだ我が家には関係がなさそう」と思う方もいるかもしれませんが、ご自身の新たなライフスタイルを考え直す機会として、〔リライフスタジオフタコ〕に行ってみてはいかがでしょうか。きっと新たなライフスタイルが見つかりますよ。イベントは月に15回程度、頻繁に開催されていますので、ぜひホームページをチェックしてみてくださいね♪〔リライフスタジオ フタコ〕ホームページはこちら!〔リライフスタジオ フタコ〕イベント情報はこちら!
2019年06月18日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 窓と緑の関係性がめちゃカッコいい何年か前にご紹介したディンプル建築設計事務所・堀 泰彰さんの自宅を再訪しました。再建築不可の戸建て住宅をリノベーションした、とても素敵なお宅。窓と緑の関係性がめちゃカッコいいんです。人なつこい猫ちゃんもいて、いちいちサマになるなぁ。■ 小さな飛び出し坊やと遭遇毎度おなじみくだらない小ネタですみません。でもまた遭遇したもので、つい。こんな小さな飛び出し坊やと遭遇。仙川という駅のTiny Cafeのカウンターでのことでした。■ 「住まいの設計2019年6月号」絶賛発売中!「住まいの設計2019年6月号」絶賛発売中です!巻頭特集は「暮らしに寄り添うハウスメーカーの家」積水ハウス、旭化成ホームズ、大和ハウス、パナソニックホーム、BESSなど人気メーカーさんの施工事例だけでなく、人気ハウスメーカー15社の特徴が一気にわかる「ハウスメーカーの基礎知識」も読みごたえがあります。ハウスメーカーとの家づくりを検討している方はぜひ(購入して)ご覧くださいね。
2019年05月26日千葉県千葉市に建つ平成11年築、専有面積82.60平米のマンションに住むOさん夫妻。長年住み続けてきた住まいを、インテリアショップのTIMBER YARD(ティンバーヤード)に依頼してリノベーションしました。「わが家は3LDKでふたり暮らしには不要な個室が多く、水回りにも不具合が生じていたので、思い切ってリノベーションをしようと考えました」と振り返ります。そのきっかけとなったのは、妻が単身赴任でロンドンに滞在したことだったそうです。■ 木のぬくもりあふれる上質さが魅力!「ロンドンで住んでいたフラットは築100 年ぐらいの物件だったのですが、リノベーションされていて住み心地がよく、キッチンや水回りの設備はビルトインですっきりとしていて家事動線がコンパクトでした」と妻。リノベの設計・施工は家具、雑貨の販売から住宅まで手掛けるインテリアショップ、TIMBER YARD(ティンバーヤード)に依頼しました。間取りで大きく変更したのは、バルコニーに面したLDKです。LDに隣接していた個室をなくし、独立型だったキッチンをオープンにすることで、明るく開放的なLDKを実現しました。LDの床はホワイトオークの無垢フローリング。キッチンや収納など、家具はすべてウォールナットで造作したものです。収納力がたっぷりで、食器や調理器具などがすっきりと収まっています。アイランドカウンターの天板には、インテリア性も高い人工大理石のデュポンコーリアンを使用しました。夫の希望で、LDKの一角にはたっぷりの蔵書を収める本棚を造作。オープンスペースではあるものの、2列にすることで“こもり感”のある空間としました。寝室の床もホワイトオークで統一。壁の一部をグレーのアクセントウォールとしました。奥に少し見えているのは、書斎コーナーです。書斎コーナーは以前、クローゼットがあった部分を利用したもの。ウォールナットの造作家具に「セブンチェア」を組み合わせています。■ ロンドンでの住まいをヒントに自分らしいインテリアを実現玄関収納もウォールナットで造作したものです。収納力がありながらも圧迫感は出ないよう、浮遊感のあるデザインになっています。玄関の隣は、市松模様の床がオシャレなトイレ。「ロンドンで住んでいた家のトイレの床がモノトーンの市松模様で、それがとても気に入っていたんです」と妻。トイレと同様に、水回りはモノトーンでまとめてあります。洗面室と浴室の間仕切りにはガラスを使うことで、広さを演出しました。ディンプレックスのタオルウォーマーも空間のアクセントになっています。洗面カウンターの下には、ミーレの洗濯機と乾燥機を振り分けて設置。妻がロンドンで住んでいたフラットを参考に、設備機器をビルトインしたものです。機能的なのはもちろん、デザイン的にも素敵ですね!こだわりのセレクトはコレ!TIMBER YARD(ティンバーヤード)にリノベを依頼した理由を尋ねると、「ショップでは趣味のよい家具や雑貨を扱っていて、こちらにお願いすればすごく素敵なリノベが実現するのではないかと思いました」と夫。そのTIMBER YARD(ティンバーヤード)で夫妻が初めて購入したのが、こちらのベッド。上質な北海道産の木材と、熟練した職人の技術によって生み出された「北の住まい設計社」のベッドだったそう。このベッドが、リノベを依頼するきっかけになったといいます。スタッフと相談しながら同ショップで購入した家具は、他にもあります。写真左は夫妻がひと目ぼれしたという、ハイメ・アジョンがデザインしたダイニングテーブル「アナログ」(21万2760円)。アルネ・ヤコブセンによる「アントチェア」を合わせています。右のブルーの「スワンチェア」(53万2440円)は妻用、ペールピンクの「フリチェア」(42万9840円)は夫用のパーソナルチェアです(価格はすべて税込み)。「好きなものに囲まれているから、外出していても“早く家に帰りたい”と思うようになった(笑)」と夫妻。家具も含め、隅々にまで好みが反映できたからこその言葉ですね。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.29』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.29日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】大満足! なキッチン& ダイニングのつくり方【第2特集】イイね! 団地リノベ2018【第3特集】気になる! インテリアショップのリノベ※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工/TIMBER YARD(ティンバーヤード)撮影/山田耕司
2019年05月16日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 気がつくと床にびろーんと先日は江東区方面にて、お宅撮影でした。nuリノベーションさんの施工例です。こちらの方、フラットコーテッドレトリバーっていう犬種だそうですが、とっても人懐こくて、キュルキュルした目で見てくるところがめちゃくちゃ可愛いかったです。気がつくと床にびろーんとなってて、いちいちビックリしましたが、床が気持ちいいんでしょうね。オトナっぽいインテリアにもぜひ注目してくださいね。■ 釜めしって癒されます横浜方面にて、お宅撮影がありました。リノベ不動産さん物件です。こちらの洗面室の床、タイル?とおもいきや、クッションフロアなのです。華やぎますね。シックなネイビーのキッチンカウンターもオシャレさんです。こちらはリビングダイニングのオープン棚。「おつまみ」の本が気になりますね。撮影帰りに通りかかった釜めし屋さんでお昼を食べたのですが、ちょっぴり懐かしい感じの素敵なお店で、美味しかったです〜。観光地に来たような?気分も味わえておトクだなと思いました。
2019年05月11日最近のペットブームによって、動物と暮らす人が本当に増えてきましたね。「住まいの設計」でも、“ペットのいる家”の実例特集は大変人気があります。しかし、ペットを飼うには苦労も付きものですね。皆さんはペットと暮らしていて、どのような苦労があるのでしょうか?そこで、「日刊Sumai」の読者に、その現状について聞いてみました。■ Q1 あなたはどんなペットを飼っていますか?最近は猫を飼っている人のほうが多いといわれていますが、「日刊Sumai」の読者は犬を飼っている方が40%以上でトップでした。Anurak / PIXTA(ピクスタ)また、ウサギやハムスターなどの小動物を飼っている人も少数ながらいました。gonbe / PIXTA(ピクスタ)そのほかに多かったのが、グッピーなどの熱帯魚や金魚、メダカを飼っている方。kokano / PIXTA(ピクスタ)金魚鉢のような小さなモノから本格的な水槽で飼っている方など、飼い方はさまざま。なかには庭に水槽を置いてメダカを飼っているという方もいました。■ Q2 ペットを飼うきっかけはなんでしたか?「以前、祖母が猫を飼っていた」「自分が子どもの頃犬を飼っていた」「妻が実家でウサギを飼っていたから」など、もともと飼っていたのでペットが家にいることが当たり前と思い、新居に入ったタイミングで飼い始めたという方が多かったようです。skrb88 / PIXTA(ピクスタ)それ以上に多かったのが「子どもが欲しがったから」という方。なかには、ペットと暮らすことが子どもの成長に役立つと思って買い始めたという方もいました。ほかに多い回答としては「野良猫がそのままいついた」「保護猫を譲り受けた」「殺処分にされてしまう保護猫がかわいそうで」なども。はやけん / PIXTA(ピクスタ)また「近所のペットショップでずっと売れ残っている犬がかわいそうで」という変わり種の回答もありました。■ Q3 ペット飼っていて困ったことはなんですか?やはり「床が家具を傷つけてしまうこと」「どこにでも排泄をしてしまうこと」が圧倒的に多かったです。てつ / PIXTA(ピクスタ)それ以外は個別のケースがたくさんあるようで、その他の回答が多くなっていました。具体的には「ウチの猫はすぐに外に出てケンカをしてくる。しかも必ずケガをしてくるから困る」「保護犬のせいか臆病で、散歩に出るとおびえる」「ウチの犬はあまり運動をしたがらないので、どんどん太って困る」とさまざまでした。やはりペットの数だけ悩みがある!?■ Q4 ペットの困りごと対策法を教えてください。Q3で上位の回答になった「床や家具を傷つけてしまう」「どこにでも排泄をしてしまう」に関しては、さまざまな対策を取っているようでした。床や家具対策は、保護シートを付けること、猫用の爪とぎの場所をつくったというのが、いちばん多い回答でした。Graphs / PIXTA(ピクスタ)ちなみに爪とぎの場所は家具から遠ざけることが大事だそう。排泄問題は、「こまめに掃除するしかない!」という半ば諦めの回答が目立ちました。ほかには「何度も注意して言ってきかせる」というものも。こちらは犬にしか通用しないかも!?餌の好き嫌いについては、毎回ペットが食べるように促すしかないという意見が多かったようです。やはりペットを飼うには根気が必要なようですね。■ Q5 ペットのための設備で欲しいものはありますか?1位は「空気清浄機」、2位は「消臭クロス」と、どちらも臭い対策のアイテムが上位にランクイン。y_seki / PIXTA(ピクスタ)「室内飼いなので、部屋が臭ってしまうから」「お客さんが来たときに、ペット臭いと思われないために」という意見が目立ちました。「消臭クロス」も同様の理由が多く、なかには「臭いがキツいので、空気清浄機と消臭クロスとダブルで使っている」という人も。次に多かったのが「ペットドア」。こちらは猫を飼っている人からの回答が多く寄せられました。「階段が危ないから」「臆病な猫なので、お客さんが来たらすぐに逃げられるように」「いたって普通の家なので、猫が楽しんで移動できるかと思って」と、さまざまな理由があった。ほかに「いちいちドアを開けにいくのが面倒」という理由も。よっし / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?ペットはそれぞれ性格が違うので、飼うときにはさまざまな注意が必要です。こちらの記事を参考してくれたら、嬉しいです。住まいの設計2019年2月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「猫だってハッピーにしてほしい!猫と一緒に暮らすための家」 【第二特集】「自分らしいインテリアと暮らしています」
2019年05月06日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 飛び出し坊やのプロトタイプ!?先日滋賀と京都で目撃した「飛び出し坊や」ですが、なんと自宅近辺でも発見!しかもプロトタイプだ!娘が通っていた小学校の正門前ですが、彼女が通っていたころにはいなかったのに。じわじわと全国制覇を狙っているような気がします。■ レデッカーの隙間ブラシですと!そんなお宅にあるのは、やはりマキタの掃除機。その隣にあるのは棕櫚のほうき。その隣にある、すぐーく便利そうなものは?レデッカーの隙間ブラシですと。いいですねえー。即チェックしました。■ 『住まいの設計6月号』5/15発売です!『住まいの設計6月号』が5/15発売になります!巻頭特集は「暮らしに寄り添うハウスメーカーの家」。ハウスメーカーの家というと規格型の家でしょ、などと思うのは大間違い。昨今では建てる人の要望を、様々な提案で応えてくれるいうのは常識なのです。もちろん住宅性能や安全への対策も申し分なし。個性的で安心を担保できる住宅を建てたいなら、今号の特集をご覧ください。第2特集は「WE LOVE CATS&DOGS ペットも人もゴキゲンになれる家」。好評のペットシリーズ。今号では猫ハウスとでも呼べるような家やドーベルマンやミニチュアピンシャーと暮らすための家をご紹介します。アンガールズ・田中卓志さんの建築家自邸探訪で訪ねたのは、都内の住宅密集地に建つ、建築家の事務所併用住宅。ほかにもハウスメーカーや住宅設備の情報など、盛りだくさんの内容でお届けします。
2019年05月05日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 協力的なボーイズに感動先日はお宅撮影が2軒。午前の部は、北区にてアズ建設さんの戸建てリノベでした。1年生と5年生のボーイズたちがとても協力的でおばちゃん感動。キッチンがまたおしゃれなのです。ボーイズたちのお部屋はそれぞれロフトベッドがあり、おうちの形の間仕切り?がついててとってもフォトジェニックでした。■ いちいち可愛い!オカメインコ昨日の午後の部は、西東京市方面にてスタイル工房さん物件です。可愛いオカメインコちゃんがいて、最後に室内に放して撮影させていただきましたとっても可愛い声で鳴いたり、お父さんお母さんの肩に止まったり(逃げたり?)、鏡で自分を見たり(鏡大好きだそうです)いちいち可愛いかったです。ちなみに「自然素材でリノベしてよかった!」っていう特集です。誌面では元気すぎる6歳男児も大活躍してますのでぜひご覧くださいね!■ 人気ブロガー・ちきりんさんにインタビュー!すでに日刊Sumaiで2本の記事人気ブロガー・ちきりんさんが自宅をフルリノベ。リノベする人に伝えたいこと5つ人気ブロガー・ちきりんさん流リノベ会社の選び方&リノベ会社に言いたいことを配信していますが、人気ブロガー・ちきりんさんが『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50の こと 』(ダイヤモンド社)を出された、ということで発売直後に一番乗りでインタビューさせていただきました!著書も何冊か持っていますし、ブログ「Chikirinの日記」も大好きで、会社のデスクでお昼を食べながら読むのを楽しみにしている、あのちきりんさんに会える!ということでかなりテンション上がりました〜。ただ、お顔出しを一切していないので、もしかしてコワイ方なのかな、本に書いてあることをまた聞いたりしたら怒られないかな、などと行く前はあれこれ気を揉んでいましたが、とても気さくでお話が面白くて、こちらの聞きたいことをちゃんと汲んでそれ以上のものを返してくださる、ほんとにデキる方だなと感じました。連休明けにあと2本、リノベの費用に関する記事と、写真も交えたリノベ後のちきりんさん宅の記事を配信予定ですのでどうぞお楽しみに〜。
2019年05月04日今回ご紹介するのは、日刊Sumaiでも取材させていただいた静岡県裾野市に自社工場&店舗を構えるソファブランド「マニュアルグラフ」のオーナー鈴木さん邸。家族と友人と、生活の一瞬一瞬をとことん楽しむ住まいは、ブランドコンセプトの「FUN! SOFA!」ならぬ、「FUN! HOUSE!」を実現しています。■ 「暮らしを楽しむ」に妥協は無し!鈴木さん一家は、夫妻と3人の子どもの5人家族。夫の実家の隣にあった、祖母が住んでいた築50年ほどの家を建て替えることになったことがこのFUN HOUSE誕生のはじまり。ものづくりのプロであるご主人は、「同世代の建築家と一緒に家づくりをしたい」と、インターネットでインテリアなどのテイストが合う建築家を探したそう。そして設計の依頼を受けたのは、「こぢこぢ一級建築士事務所」の小嶋良一さん。「FUN! SOFA!(ソファを通じて暮らしの楽しみを届ける)」というマニュアルグラフのブランドコンセプトを家づくりでも実現したいと、「FUN! HOUSE!」をテーマとする住まいをリクエストされました。要望を受けてまず小嶋さんが提案したのは、1階南側にウッドデッキとつながるLDKを配し、リビングとその吹き抜けを中心に各室がつながる大らかなプラン。リビングには薪ストーブやオリジナルのソファが置かれ、家族が集う空間は楽しい雰囲気に包まれています。子どもの友達とママ友が集まり、料理を持ち寄ってパーティを開くことも多いという鈴木さんの家。この日も彩り鮮やかなサラダやパエリアなど子どもたちが大好きなメニューが、次々と並べられていきます。ダイニングテーブルは天板にオークを使用したオリジナル。パーティに慣れているだけあって、盛り付けも美しい!テーブルと横並びに配されたキッチンは、カウンターを備えたオープンスタイル。子どもと一緒に盛り付けをしたり、みんなでテーブルに料理を運んだりと、ひとつなぎの空間はとにかくにぎやかです。■ 賢さが命!機能性抜群なキッチン鈴木さん邸が毎日FUNである理由。それはゆったり、そして機能性抜群なキッチンから生まれているようです。「調理スペースが広いことやシンク下にゴミ箱を入れられること」キッチンは、使い勝手を重視した具体的な要望を伝えたという奥様。そこで小嶋さんは、機能性に富み、コストパフォーマンスに優れるシステムズヤジマのシンプルなオーダーキッチンを採用しました。キッチンは片側が壁に接したペニンシュラ型で、対面式のテーブルカウンターをプラスしたスタイルです。カウンターでは子どもたちが宿題をしたり、ご主人がノートパソコンで仕事をしたりしながら、キッチンに立つ奥様と自然と会話が生まれます。ステンレスの天板には傷が目立ちにくいバイブレーション仕上げを採用。コンロは本格調理が楽しめる高火力ガスコンロ!プロ仕様のデザインで料理のモチベーションがあがります。奥様のご要望のシンク下のダストボックススペース。通路がゆったり使えることで動きもスムーズ!キッチンの側面はタイル仕上げ。100角タイルをあえてずらして貼ることで、味わいのある雰囲気を醸し出しています。さらに玄関からホールを通らずに直接入れるドアを設置。重ーい荷物を持って帰宅しても、食材をすぐに置けるのでとっても便利!これはまさに主婦であれば誰もが欲しがるドアですね。リビング側からキッチン&ダイニングを眺めると、その空間が“ひとつなぎ”であることが分かります。リビングの吹き抜けにより2階のセカンドリビングや子ども室、ロフトともつながっていて、キッチンにいても家族の気配を感じることができます。【Kitchen Data】キッチン本体……オーダー(システムズヤジマ)シンク……特注BO08885NO+水栓金具……KVK KM708Gガスコンロ……ハーマン DW35F2JTKSTレンジフード……アリエッタ SBARF-901LS食洗機……パナソニック NP-45MD6WAA■ 自然とFUNが生まれる!家族が集う空間家の隅々に広がるFUNを見ていきましょう。リビング中央にはこの家のためにデザインされた特製ソファが配置され、まさにここは家族のくつろぎの場!「最近新体操を始めた長女は、薪ストーブの前のスペースで練習していますし、子どもたちが2階のセカンドリビングで遊ぶのを見上げるのも楽しい」とご主人。リビング南面に配されたウッドデッキも、家族のお気に入りのスペースです。ウッドフェンスやパーゴラにはつる性植物が絡まり、自然を身近に感じさせ、気持を落ち着かせてくれるそう。ウッドデッキの植物の成長を楽しみつつ、夏にはプールやテントを出して遊んだり、ろうそくの明かりで夕涼みしたり……。お家でアウトドアな感性を存分に養うことができそうですね。吹き抜けに面した2階セカンドリビングは、天窓から明るい日差しが降り注ぐ空間。正面に子ども室が3つ並び、左手に寝室が配されています。床は1階と同じく幅広のオークフローリング、天井は構造材表し。木の温もりに包まれて心までゆったり。FUN HOUSEは、適度な“こもり感”をも感じられるスペースが。ご主人の趣味室兼納戸として利用しているロフトは「ひとりになりたいときは最適」なんだとか。2階寝室の床には落ち着いた雰囲気を演出するカーペットを採用。壁に飾られている絵や無造作に吊されているように見える照明にもセンスが光ります。あらゆるFUNであふれる、鈴木さん邸の外観は、レッドシダー縦張りの外壁が特徴的。パーゴラのつる性植物が成長し、緑の庇となるのが待ち遠しく、道行く人も楽しめるように道路側にも緑を配しているんだそう。リビングを中心に、家族がお互いの気配を感じながら楽しく過ごしている様子が存分に伝わってくる鈴木さん邸。「FUNHOUSE」はとにかく楽しい!友人も自然と集う家、というのも納得です。いかがでしたか?今の時代、ただ楽しめる家づくりなら簡単かもしれません。しかし住まいのプロである鈴木さん邸は、単に楽しいだけではなく、そこに確かな家族の繋がを感じさせてくれます。そして奥様がストレスを感じないように作業できるキッチン、個を大切にするスペースなど、表向きはFUNでありながらも家族への思いやりで溢れた住まいとなっていました。もっと詳しく見たい方は「住まいの設計2017年11-12月号」を参考にしてみてくださいね。設計/小嶋良一(こぢこぢ一級建築士事務所)撮影/桑田瑞穂住まいの設計2017年11-12月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「自然とつながる家づくり光と風、緑を取り込む家」 【第二特集】「Happiness Kitchenみんなのシアワセキッチン&ダイニング」
2019年05月02日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ レトロ可愛いがいっぱい!横浜方面にて、団地リノベの撮影でした。今回リライフプラス初登場のピーズサプライさん物件です。エレベーターなしの5階ですが、そのぶん素晴らしい眺望で、富士山がとっても近くに見えました。室内はレトロ可愛い雰囲気で、どこをどう撮ってもおしゃれです〜。バス停近くのレトロな商店街にもキュンときました。6/17発売『relife+vol.33』の団地リノベ特集に掲載予定です。どうぞおたのしみに〜
2019年04月27日これは筆者が2軒目に購入した住まい・小さな一戸建てを売却したストーリーです。前々回、前回に続いて、今回もその一戸建てを購入した約12年前の経緯からお話しています。■ 概略だけの物件情報だけど、運命の予感?実際に見つけた画面は、たったこれだけ。立川市の1,680万円の売地でした。まず、2,000万円以下で立川駅から徒歩圏というのが非常に珍しかった。いえ、見たのは初めてでした。この物件の土地は南向きで、古家が付いているらしい。もしこの建物をリフォームできれば、無謀な目標予算2,000万円も夢ではないかもしれない!真夏日、これを最後の物件と夫と約束して見に行ったところ……、そこには簡素な2階建て・昭和な木造住宅が建っていました。見た瞬間「悪くない、まだ十分に使える建物だ」と思いました。とはいえ、内部の状態は著しく汚れていて間取りも細切れ、外部はごく小さな庭があるだけで、肝心の駐車スペースもありません。それでも「これなら、いえ、これを買いたい」という意志を夫婦共に固められる物件だったのです。その日に申込書を書き、一番手をゲットしました。Good morning / PIXTA(ピクスタ)つまり不動産屋に一番に問い合わせし、見に行ったのが私達だったのです。毎日ネットをチェックし、多くの物件を検討していたからこそ、写真の1枚もない新着情報に対し、即座に行動を起こせたのだと思います。■ 正式購入する前に立ちはだかったこととは?80万円の値引き交渉も通り、価格1,600万円の契約へとコマを進めるのですが……。購入の必須課題、それは住宅ローンを組むこと!Naoaki / PIXTA(ピクスタ)今回は夫でなく、筆者自身に貸してくれる銀行をいくつも当たりましたが、受け付けてくれたのはたったの2行だけ。KazuA / PIXTA(ピクスタ)まずは大手で金利の安い方がよいだろうと、誰でも知っているメガバンクを選んだら、信じられないことが次々に起こりました。一番驚いたのは、審査も通って金銭消費貸借契約、いわゆるローンの契約日。金額はじめ、すべて事前に記入しておいてくださいと言われたので、持参した記入済の契約書を前にし、担当者はまったく悪びれない表情でこう言い放ったのです。「審査にちょっと間違いがありまして、融資金額は100万円下がります。もう一度、ここで契約書を書き直してください」と。あの家を買うためにローンは組みたくても、さすがにこれを鵜呑みにはできませんでした。「今日は契約しません!」と言って引き上げた翌日、上席の方から連絡があり、双方歩み寄って折り合いをつけた後も別の問題が起きてしまい、結局その銀行は、こちらからお断りしました。■ ようやく本格的始動へ審査が降りていたもう一方の金融機関で無事に契約し、物件の引き渡しを受けて合鍵をもらい、夫と二人で玄関を開けた時の嬉しさは、一生忘れないと思います。リノベのプランも、ほぼ決まりつつありました。ごく普通の木造家屋なのに、デザイン性のある階段や吹き抜けをつくり、なんと駐車場もあります!詳しくは次回に。「えーまた続く?いつになったら売却の話になるんだ!?」と思われた方には申し訳ありません。購入やリノベの経緯にも、何か皆さんの参考になる部分があると信じて書いていきますので、続きます。
2019年04月26日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 人気リノベ会社代表(女性です)のご自宅へ大田区にて、お宅撮影でした。人気リノベ会社代表(女性です)の方のご自宅です。いや〜家だけじゃなくてご本人の考え方、お仕事への取り組み方がカッコよくて、こういう大人になりたいな〜って思いました(そんなに年齢変わらないけど)。可愛いトイプードルちゃんが2名いらして、寡黙なカメラマンY田さんが時折可愛い、って呟いてたのが印象的でした。6月売りのリライフプラスでどーんとご紹介しますので、お楽しみに。■ めちゃくちゃ物静かなトイプードルちゃん別の日には、世田谷方面にて、エムデザインさん物件の撮影がありました。ペデスタルシンクがおしゃれですね〜。小物も含め完璧です。めちゃくちゃ物静かなグレーのトイプードルちゃんも可愛かった!おやつの馬肉が出てきたらちょっとだけテンションアップしてましたよ。既存をカッコよくリメイクしたキッチンもすてきでした。
2019年04月20日これは、筆者が2つ目に購入した住まいの一戸建てを売却したストーリーです。今回も、前回に続き、その一戸建てを購入した約12年前の経緯からお話します。■ 熱はどうにも止まらない?「一戸建て欲しい病」「階段や吹き抜け空間のある一戸建てに、大切な多くの雑貨たちと一緒に住み替えたい!」これが、私達が一戸建てがほしかった一番の理由でした。その他、他にもある数々の理由は前回の記事をご覧ください。物件探しの当初は、土地ばかり探して見ていました。デザイン性のある階段や、吹き抜け・ロフト等にも凝りたいので、その場合ゼロからプランニングする新築が適していると思ったからです。ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)狭小住宅ばかり紹介した本も買い漁って、プランやコストを研究しました。■ 設定した条件4つ一戸建てを探すときに、私達が設定した条件は以下の4つでした。閑香 / PIXTA(ピクスタ)土地・建物合わせ2,000万円前半まで(←非常に厳しい)エリアは中央線を第一希望・第二希望で京王線と小田急線その3路線に接続する線も入れて、都心通勤可能な範囲床面積は55平米以上取れればよいhaku / PIXTA(ピクスタ)これら、4つの条件をもとに物件探しを始めたのですが、予想以上に難航してしまい……。■ 出会うのは難アリ物件ばかり!行き詰まる計画平日のうちにくまなく物件をピックアップしておき、休日に車で現地をまわる日々が続きます。駅から遠いテラスハウスの調査・左手前が当時の愛車もともと夫婦共に大の不動産・建築好きなので、物件を見に行くこと自体は苦になりません。しかし1,000万円前後の土地となると、何かしら難のある土地ばかり……例えば、駅から近いけど線路沿いや、道路に挟まれた中洲のような三角形だったり……。リフォーム前提に中古物件も見ましたが、住宅ローンが出にくいテラスハウスや、躯体だけの薄いビルなどばかりでした。こちらの予算に無理があるので、当然の話なんですけどね。少しでも買えそうであれば、多少の難は目をつぶって突き進もうとする筆者に対し、夫は、駅からの距離といった利便性のみならず、環境や雰囲気的な面で気になる点があると、GOサインを出しません。■ 最後の物件は出会いか?別れか?TATSU / PIXTA(ピクスタ)「買う」「買わない」で絶えず話し合っていると、お互い疲れも出始めてきます。そもそも「欲しい病」にかかっていたのは、私だけだったのです。突っ走っている自分が、どうやら夫に時間的にも精神的にも負担をかけてしまっている……。やはり計画に無理があった、ここは一旦延期する方が良いかとなりかけた矢先、それでも習性的にやっていた毎朝のネット検索で、昨日までは無かった新着物件が目に飛び込んできたのです。こ、これは!tomcat / PIXTA(ピクスタ)物件情報は町の不動産屋さんが出したごく簡単なもので、写真もありませんでした。しかし今まで多くを検索してきただけにこの物件、かなり希少と判断し、即座に情報元の不動産会社に電話をかけたのです。つづく
2019年04月14日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 3月はネコ祭!3月はネコ祭でした。こちらのお宅はリビングの吹き抜けにキャットウオークとネコ階段、地窓やハイサイドライトなど、ネコちゃんが退屈しない仕掛けを考えてあります。家の中はちょっと和モダンで、まったーりと過ごせそうな居心地のよさを感じるお宅でした。■ 猫鍋的なハンモック!?こちらのお宅は、リビング上部から階段側面の壁一面にネコ階段兼お昼寝コーナー、書斎の天井にもキャットウオークと猫鍋的なハンモックまでつくっていました。入ってはいけない個室以外はすべてネコドアでつがなっている、という徹底したネコちゃんの家。いろいろなネコ仕様のお宅を見てきましたが、天井に固定されたものは珍しいですね。■ 家中あちこち、いい感じ先日は滋賀のa.un建築設計事務所さんの自邸へ。中古住宅を購入し、のんびりリノベしながら暮らしています。昭和感溢れる台所、たまらん系ですね。リノベした部分はこんな感じ。家中あちこち、いい感じでした。
2019年04月14日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 20代シングル女子のお宅にドキドキ…先日は品川方面にて、お宅撮影が2軒ありました。午前の部は20代女子シングルのお宅。なんかドキドキしちゃいました。こちらの素敵な食器棚はお祖母様から譲り受けたものだそうです。いまお洋服とかもそういうの流行ってるそうですからね、逆にオシャレですよね。LDKの入り口に洗面コーナーがあるのも良い感じ。モダンな柄のタイルにも注目!です。■ セイロを使いこなす!デキる男子のキッチン午後の部も、同じ品川区内にて。カフェ?お料理教室?と思ってしまいそうですが、男性シングルのお宅なんです。この日は広報担当さんもスタッフも全員女子(年齢差はともかく)ということもあり、時折黄色い声?も洩れ聞こえるくらいテンション高めの撮影でした。キッチンだけでなく、食器や家電、調理器具も超充実。ちなみにお施主さんの最近のイチオシはセイロ、とのこと。デキる男子って感じですね〜コンクリート現し?塗装?と思ってしまう寝室のクロスにも注目です!■ TOKYO リノベーションミュージアムが汐留にオープン!4月13日(土)TOKYO リノベーションミュージアムが汐留にオープン!ということで、記者発表会に行って来ました。ムロツヨシさん、石田ゆり子さんによるトークセッションも。ゆり子さんが登場した瞬間、それまで黙々とメモしたり入力したりしてた男性たちのテンションが上がったように感じました。とってもお美しかったです!リノベ関連の本や雑誌がたくさん見られるコーナーもあり、私が担当した『マンションリノベアイデアブック Best48 』も発見。ありがたや〜リノベーションをテーマとしたトークセッションでは、お二人が好きなインテリア、理想の間取りについてのお話聞くことができましたので、ぜひ記事をご覧くださいね!
2019年04月13日