日本という豊かな国に暮らしていると、教育を受けられるということを特別なものとして考える機会はあまりなかったかもしれません。けれども、世界には教育を受ける権利を求めて、命の危険におびやかされている少女もいます。そんな少女たちの声に耳を傾けてみませんか。Photo provided by 10x10 Educate Girls, Change the World, © 2011世界の最新ニュースと情報をお届けしているCNNが、少女の権利向上を目指した2つの特別編成を6月から開始します。まず、6月22日(土)22~24時に、世界で高い評価を受けているドキュメンタリー映画『Girl Rising-少女たちの挑戦-』が、日本初放送されます。映画『Girl Rising-少女たちの挑戦-』は、厳しい生活環境の中、夢を失わず、教育を求めて立ち上がる、ハイチ、アフガニスタン、エチオピア、ペルー、エジプト、シエラレオネ、ネパールの7ヶ国7人の少女たちを追った作品です。監督は、ドキュメンタリー作品でアカデミー賞ノミネート歴のあるリチャード・E・ロビンス、そして少女たちのナレーションは、アカデミー賞受賞のケイト・ブランシェット(ハイチの少女)、アン・ハサウェイ(アフガニスタンの少女)、メリル・ストリ―プ(エチオピアの少女)といった豪華俳優陣が担当しました。メリル・ストリープは、「この映画は私たちがよく知っていることを描いています。つまり、女性や少女に教育の機会を与えることは、家族、社会、そして世界の経済に、前向きで良い影響を与える、ということです。この映画を見て、知ってください。この映画は希望を届けます。世界がより良い明日に向かうための、あたり前で、大切で、明確な希望です」とコメントしています。また、6月24日からは、CNNの特別シリーズ『A Girl’s World (少女の世界)』を放送していきます。このシリーズでは、アルゼンチン、ドイツ、香港、パキスタン、南アフリカ、トルコ、米国の7ヶ国7人、16歳の少女たちの目から見える、新鮮で、どこか身近な日常を、教育、習慣、環境、社会、信念、家族などの切り口で紹介していきます。Photo provided by 10x10 Educate Girls, Change the World, © 2011ハンドカメラを手に、原動力、悩み、夢など彼女たちの見る日常を、自身の言葉で語っていきます。このシリーズは、10月11日国際ガールズ・デーの週に、ウィークリー・スペシャルを放送して締めくくられます。 CNNインターナショナル編成担当上級副社長マイク・マッカーシーは、「『Girl Rising-少女たちの挑戦-』は、少女の権利向上のためにとても大切な、教育の重要性を教えてくれる物語です。また、『A Girl’s World』は、現世代の少女たちが、日々どのようなことに直面し、考えているのかを追ったシリーズです。これら少女たちの物語は、現実を映し出し、驚きに溢れ、世界中でシェアするべきものです」と話しています。日本ではなかなか想像すらできない、世界中の少女たちの現実を、これらの映像を通して知ることができれば、自分自身の現在の生活を見直すきっかけにもなるのではないでしょうか。・CNNj ウェブサイト 公式サイト 【「Girl Rising-少女たちの挑戦-」放送時間 】CNNj:6月22日(土) 22~24時、23日(日) 10~12時ほか CNN/US:6月17日(月) 10~12時 (予定) ※プレミアムチャンネルです。 番組の詳しい情報は、 Girl Rising日本語情報サイト まで
2013年06月06日日本教育文化研究所は、幼稚園児・小学生・中学生・高校生の子供を持つ男女1,030人を対象に、子供に対するしつけ・道徳教育に関する調査を行った。概要は以下の通り。調査結果では、8割の保護者が家庭における「しつけ」を重視しているとする一方で、半数以上が教育機関での道徳教育にも期待している事が分かった。中でも、教育機関に期待する理由としては、「客観的な道徳教育を受けられると考えているから」が約6割と最も多く、「子供が素直に受け入れてくれそう」(45.9%)、「より質の高いしつけや道徳教育をしてくれそう」(25.0%)が続いた。保護者が我が子に身につけさせたい具体的な内容として、家庭においては、「日常のあいさつ」(78.9%)、「感謝や謝意を伝える言葉」(75.3%)が特に多く、「ウソをつかない」(40.7%)、「約束を守る」(36.2%)、「思いやりの心を持つ」(35.1%)等も多く見られた。一方、教育機関に求める道徳教育においては、「人と協力する」(48%)が最も多く、次いで「決められたルールや規則を守る」(43%)、「日常の挨拶」(35.7%)の順に、他者とのコミュニケーションを取っていく上で、必要不可欠なことを重視している姿勢が伺える。また、調査では、保護者自身の幼少期におけるしつけの体験についても尋ねており、その内の約半数が自身の幼少期に「厳しくしつけされたと思う」と答えている。家庭で受けたしつけについて「良かったと思う」と答えたのは約6割、しつけが「身に付いた」という人が約7割を占めていることから、しつけや道徳教育の重要性を保護者が身を持って認識していることが伺える。その他に、子供のしつけをお願いしたい著名人として、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹さんが圧倒的な支持を集めたほか、ドラマのイメージから武田鉄矢さん、偉人では坂本龍馬等が挙がった。■『子供に対するしつけ・道徳教育に関する調査』調査概要・調査期間:2013年3月14日(木)~3月15日(金)・調査方法:インターネットリサーチ (調査会社保有のパネルを使用)・調査対象:幼稚園児・小学生・中学生・高校生の子供を持つ男女(エリア:全国)・有効回収数:1,030サンプル ※子供(長子)の性×学齢別に下記割付に沿って回収・詳細分布:男子(計515):園児(幼稚園)103/小学生(低学年)103/小学生(高学年)103/中学生103/高校生103女子(計505):園児(幼稚園)103/小学生(低学年)103/小学生(高学年)103/中学生103/高校生103・調査内容-家庭での「しつけ」の重視度-学校・幼稚園での「道徳教育」内容認知-学校・幼稚園での「道徳教育」期待度とその理由-家庭で子供に身につけさせるべき大切なこと-学校で行う道徳教育において、子供に身につけさせるべき大切なこと-自身が家庭で受けてきた「しつけ」について【厳しさの度合い/良かったと思うか/身に付いたと思うか】-「しつけ」や「道徳教育」の負担の度合いの変化-「しつけ」をお願いしたい人物-日本人として身につけておかねばならないこと-子供に身につけさせるべき道徳性について 等 引用元:PR TIMES
2013年06月04日横浜銀行は15日、「教育資金贈与信託」の取り扱いを開始した。「教育資金贈与信託」は、2013年度税制改正によって創設された制度に基づくもので、祖父母などが孫などへ教育資金を一括贈与した場合に、贈与税が非課税となる信託商品。同行は朝日信託の信託契約代理店として、顧客と朝日信託の信託契約を媒介する。あわせて同行は、2013年度税制改正によって創設された制度に基づく、教育資金贈与のための預金サービスの準備も進めているという。今後も魅力あふれる金融機関の実現をめざし、顧客にとって価値の高い金融サービスの提供に取り組んでいくとしている。委託者教育資金を贈与する個人の顧客で、孫などの直系尊属(曾祖父母・祖父母・父母など)にあたる人受益者教育資金の贈与を受ける個人の顧客で30歳未満の人(未成年者の場合、親権者などの代理が必要)信託期間孫などの30歳の誕生日の前日までの期間信託金額10万円以上1500万円以下(孫など一人あたり)非課税となる上限金額受益者一人につき1500万円まで(うち塾などの学校等以外への支払いは500万円までが対象)期間2013年4月15日(月)~2015年12月31日(木)までの間に信託されたものに限る教育資金の交付方法受益者の支払いの請求をもとに、あらかじめ指定された預金口座に振り込む信託報酬・費用等設定時報酬:5万2500円(税込み)管理報酬:教育資金の支払い1回につき1050円(税込み)教育資金贈与信託の申し込みに合わせて、またはすでに遺言信託・遺産整理業務・その他個人信託のいずれかを契約している顧客は設定時報酬、管理報酬が無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月16日中学校から勉強しているのに、なかなか話せる段階までいかない日本の英語教育。外国ではどうなのでしょうか。それぞれの母国でどれくらいの割合の人が英語を話せるか、また、どんな教育をしているのかを、日本に住む外国人20人に聞いてみました。■50%が話せる。教科書がほとんど全部英語で書いてある(インド/女性/30代後半)インドでは小学校から英語教育が始まります。テレビも英語のチャンネルがあるなど、身近なもののようです。エリアによって17もの言語がある国なので、外国に行く時だけでなく、別の地域の人と話すためにも勉強しておく価値があるとか。■約30%が話せます。私立では幼稚園から英語で教育されます(エジプト/男性/40代後半)エジプトでは通常、日本と同じく中学校あたりから英語教育が始まりますが、私立では幼稚園から高校までの授業は原則として英語とフランス語のみだそうです。公用語のアラビア語も含めたら、3カ国語も理解できるようになるなんてすごいですね。■都会では25%くらいだと思う。小学校から英語教育、授業中は英語オンリー(中国/男性/20代後半)日本の大学でも英語で授業をするところが増えてきました。中国では小学校からなのですね。ところが面白いことに、30年ほど前の中国では外国語といえばロシア語だったそうです。今の時代は、どこの国も英語に向いています。■現時点で86%。母国語(オランダ語)は英語とドイツ語の中間のような言語なので有利。英語は必須言語のため、優秀な先生や学校が多い(オランダ/男性/30代前半)オランダでは2012年から、英語学習の開始年齢が7歳から5歳に引き下げられました。脳細胞が一番多くて活発なうちに始めよう!という政策だそうです。■100%に近い。学校に通えば話せるようになります(スウェーデン/女性/40代前半)オランダと並んで英語力が高いといわれているスウェーデン。本格的な英語教育は早くても小学校3年生からですが、テレビや音楽などで日常的に英語に触れているといいます。スウェーデン人同士でも、英語で話すこともあるそうですよ。■日常会話なら若い人はほぼ全員話せると思いますが、中年以上の人はあまり話せません。普通は中学校に入ってから週2回勉強します(ロシア/女性/20代後半)■割合では分からないが、40代以下はほとんど話せる。小学校の1年生か3年生から学ぶ(フィンランド/女性/50代前半)■若い人は英語が話せますが、40歳以上の人は話せない事が多いです。学校での英語レッスンもあるし、学校の後に英語の教室に行く事もあります(アルゼンチン/男性/20代後半)ロシア、フィンランド、アルゼンチンの方はそれぞれ全く違う国にも関わらず、似た回答ですね。ここ数十年の間に世界中が英語教育に熱心になってきているということでしょうか。■「話せる」と「理解できる」を混合するフランス人が多いですが、7~8割は英語が少し理解できると思います。一応学校では学びますが、基本的にあまり英語を話そうとしないのがフランス人です(フランス/女性/20代後半)これはよく耳にする話ですね。「国際社会なんだから、英語が話せるようにならなきゃ!」なんて焦りなど、みじんも感じられません。「私はこれでいい」という自信が逆に新鮮な気がします。とはいえ、やはり英語が話せると世界が広がりますよね。外国人から、日本人は恥ずかしがりすぎ!という声をよく聞きます。他国のように学校で勉強している間に話せるようにならなくても、習った文法や単語は頭の中にためておいて損はないはず。基礎はあるのですから、自信を持っていきたいものです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日日本政策金融公庫はこのほど、今年2月~3月に国の教育ローンを利用した勤務者世帯を対象に実施した「教育費負担の実態調査結果」を発表した。同調査は、7月に郵送にて行われ、5,083世帯から有効回答を得た。それによると、高校入学から大学卒業までに必要な費用は、子ども1人当たり1031.7万円。高校卒業後の入学先別に見た場合、私立大学に入学した場合の累計金額は、理系で1,141.0万円、文系で1,025.8万円、国公立大学では854.0万円となった。詳細を見ると、入学費用は、高校が48.1万円、高専・専修・各種学校が83.6万円、短大が88.0万円、大学が94.4万円。私立大学では、理系で102.9万円、文系で95.6万円、国公立大学では82.3万円となった。なお、国公立大学へ入学した場合は、入学しなかった学校への(私立大学など)への納付金(11.9万円)の負担が大きい。1年間の在学費用は、高校が96.6万円、高専・専修・各種学校が146.3万円、短大が146.7万円、大学が149.9万円。私立大学では、理系で175.1万円、文系で148.1万円、国公立大学では108.5万円となった。年収に占める在学費用(小学校以上に在学中の子ども全員にかかる費用の合計)の割合は平均38.6%(前年37.7%)で、この10年間の中で最高となったことが判明。分布状況を見ると、負担割合「40%以上」が最多で31.1%。また、年収階層別に見た場合、「200万円以上400万円未満」の層では平均負担割合が58.4%と、年収の半分以上を占めていることがわかった。教育費の捻出方法を尋ねたところ、最も多かったのは「教育費以外の支出を削っている(節約)」で60.6%。以下、「奨学金を受けている」が56.6%、「子ども(在学者本人)がアルバイトをしている」が41.5%、「預貯金や保険などを取り崩している」が24.3%、「残業時間やパートで働く時間を増やした」が21.0%と続いた。節約している支出内容については、「旅行・レジャー費」が58.4%でトップ。次いで、「衣類の購入費」が50.7%、「食費(外食費を除く)」が50.3%、「外食費」が48.9%、「保護者のこづかい」が39.3%となった。子どもを留学させたいかとの質問に対しては、14.8%が「留学させたい」、37.9%が「条件が合えば留学させてもよい」と答え、これら2つを合わせると半数以上の52.8%を占めた。しかし、「子どもを留学させるうえで重視すること、障害になること」を「留学費用」と回答した割合は、「留学させたい」または「条件が合えば留学させてもよい」と答えた世帯で77.6%、「留学させることはできない」と答えた世帯で94.8%に上っており、子どもの留学を考える際、費用が大きな障害となっていることが明らかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日楽天リサーチは11月5日・6日の2日間、日本の英語教育に関するインターネット調査を実施した。調査は楽天リサーチに登録しているモニターの中から、未成年の子供を持つ16歳から69歳の男女計1,000人を対象に行った。「日本の英語教育に満足しているか?」と尋ねたところ、86.6%が「満足していない」と回答した。その理由については、「実用的な英語力が向上しない授業内容(68.8%)」、「英語を話す機会が少ない(66.4%)」、「受験英語と実践英語の乖離(かいり)(60.2%)」がトップ3。勉強しても使えないことへの不満という点で共通しているようだ。次に、「自分の子供にグローバルな視点を持ってほしいか?」と聞いたところ、93.6%が「はい」と回答。「子供に国際競争で戦える能力を身につけさせたいと思うか?」という質問では、「思う」が83.3%だった(やや思う32.0%、思う29.3%、かなり思う22.0%の計)。「子供に国際競争で戦える能力を身につけさせたいと思う」と回答した人を対象に、「そのためにどのような英語教育が必要だと思うか」と質問。すると1位は、「ネーティブや専任教師、国際経験のある教師の積極的な採用(54.4%)」、2位が「受験英語から実践英語に授業・勉強方法を切り替える(52.8%)」、3位が「英会話に重点を置く(51.5%)」だった。さらに、「国際競争に勝てる人材に育てるために、海外留学をさせたい(あるいは、すでにさせている)か」と尋ねると「はい」が33.1%、「いいえ」が17.0%、「分からない」が49.9%。「はい」と回答した人に、海外留学の期間を聞いたところ、「1年以上2年未満」が42.0%で最も多く、次は「半年以上1年未満」(20.8%)だった。最後に、学校以外の教育機関で英語を学ばせているかどうか質問。意外にも、79.5%が「いいえ」と答えており、学校の英語教育に不満はあっても、それ以外の手段で英語を学ばせていない親が多いことが明らかとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日近畿日本ツーリスト(以下KNT)の関西国際交流センターは、オンライン英会話運営会社のレアジョブと業務提携し、英語教育サポート事業をスタートする。KNT関西国際交流センターは、KNTの国際交流の専門セクション。国際理解教育とキャリア教育をテーマに、良質の経験(感動)と新しいコミュニケーションの形を開発・提供している。このほど、レアジョブと提携し、スカイプを利用したオンライン英会話レッスンを提供するレアジョブのコンテンツを販売。小学校から大学までの各教育機関に対し、海外語学研修の事前ブラッシュアップなど英語教育プログラムを提案。単なる海外渡航サポート業務から、教育サポート事業への展開を目指していくという。レアジョブは全てのレッスンが外国人とのマンツーマンレッスン。講師はフィリピンの最難関フィリピン大学の現役卒業生、関係者(研究者など)を中心とした優秀なスタッフが務める。平日深夜や土日に自宅でレッスンを受けられ、25分あたり129円からという格安のレッスン料も特長となっている。また、KNT特別サイトを開設し3カ月継続で4カ月目受講料全額キャッシュバックといった特典も提供していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日日本公文教育研究会は、0歳~2歳の乳幼児と母親向けの新しい教育サービス「Baby Kumon(ベビークモン)」を、この6月より全国約8,000の公文式教室で開始する。日本公文教育研究会が大学教授等と共同して行った研究によると、0歳児~2歳児を中心とした乳幼児期に母親が行う「歌いかけ」「読み聞かせ」が、母子関係の構築と子どもの発達に寄与することが確認された。「歌いかけ」は母親と子どもとの交流に特に強く結びついて、主に「親子のきずな」を継続して発展させる役割を持ち、「読み聞かせ」は親子の情緒的な交流から、やがて物事を知る手段になるという。この研究は各種のシンポジウムや日本子育て学会、日本発達心理学会等でも発表されている。Baby Kumonは「親子のきずなをはぐくみ、まなびの土台をつくる」をコンセプトに、歌と読み聞かせを中心とした親子のやりとりを家庭で楽しむための新教育サービス。絵本や歌本、CDなど各種教材を使い、子どもの発達に合わせた親子のコミュニケーションを行える。さらに、公文式教室でくもんの先生のサポートを毎月1回受ける「Baby Kumonタイム」も設定される。受講料は月額2,100円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日