21世紀のアートワールドの主要プレイヤーとして世界から注視される村上隆さんが、最新作をひっさげて京都の街に降り立つ。日本での展覧会は8年ぶり。“もののけ”、そして“京都”がテーマである。現代美術の最前線が描く、京に蠢(うごめ)くもののけたち。岩佐又兵衛《洛中洛外図屏風(舟木本)》、曾我蕭白(しょうはく)《雲龍図》などの村上版超大作をはじめ、京都祭礼行事や茶華道から着想した作品など、170点余りのうち約160点が新作という超人的な構成だ。引用される作品はいずれも江戸期の京都で花開いた琳派や狩野派、そして近年、高い評価を得る曾我蕭白、伊藤若冲(じゃくちゅう)ら「奇想の系譜」の画家たちによる日本絵画史上の傑作ばかり。「村上版」においては、京の町に漂うもののけの気配がより濃厚に描かれる。全長約13mの大作、村上版《洛中洛外図》は、祭りや遊里、歌舞伎や浄瑠璃に興じる二千数百人の人々が登場。賑やかな都の様子を俯瞰して描くものの、その頭上には禍々しい髑髏(どくろ)の形を帯びた錦雲がたなびいている。平安京のインスタレーションでは、八角形の部屋の東西南北に町を守護する神獣(青龍、白虎、朱雀、玄武)の大型絵画を配置。中央には京都のへそと呼ばれる六角堂から着想を得た《六角螺旋(らせん)堂》がたたずみ、周囲をもののけがさ迷う。華やかな表層を1枚めくるとハレとケガレが隣り合う、もう一つの都の姿が立ち上がってくるようだ。「村上版」を含め、新作のテーマを設定したのは、京都市京セラ美術館・事業企画推進室ゼネラルマネージャーを務める高橋信也さん。「村上隆さんが京都で展覧会をする必然性を、私は確信していました。江戸期の京都の美術に並々ならぬ関心を持っていることは、村上さんの絵を見ればよくわかります」これらの絵画のうちに村上さんが見出したのは、現代のアニメや漫画にも通底する「スーパーフラット」という原理。一点透視図法が浸透する以前、日本の絵師たちは2次元の紙の上でさまざまな構図を試みた。一瞬を切り取る独特のタイミング、四角い平面の中を緊張感を持って成り立たせる事物の配置の仕方など。そして村上さんは現代のアニメや漫画の1シーンやコマ割りでも、同じ方法で効果をあげていることを発見。2000年の「スーパーフラット宣言」以来、自身の創作においてこの原理を用いる姿勢を貫いている。「現代美術とは1917年にマルセル・デュシャンが発表した《泉》(男性用便器を用いたレディメイド作品)以降、新しい認識をもたらさないものは認めないという、欧米の作ったルールに則って運営される視覚分野の1ジャンルです。その分野で村上さんは、古典的な技術も含めて日本美術のオリジナルな方法、つまり『スーパーフラット』で挑戦し続けるトップランナーなのです」西洋美術にとって未知の領域として評価されているという、その絵画はどのように作られるのか。例えば1枚の絵画に対して、シルクスクリーンを何百版と重ねる工程を経る。そして仕上げに透明な樹脂を塗ると、ぺらっと薄いセル画のように見えるのだという。が、横から見るとキャンバスの上にスクリーンを重ねた分の厚みがあり、完全なペインティングであることがわかる。「海外の人にどうやって描いたのかと聞かれますが、全く新しい視覚体験に近いものだと思います」村上さんの著書『想像力なき日本』に現代美術とは“作家が生きていた時点での現代”を時代を乗り越えて伝えるもの、という言葉がある。「現代」を一番パワフルに表現しうる手段として「スーパーフラット」で真っ向勝負する村上さんのよりどころが京都にある。この地と向き合って生まれた最新作の数々、気迫と美しさに触れてみてほしい。日本初公開。全長18mの赤い龍は圧巻。「奇想の系譜」の画家、曾我蕭白の《雲龍図》に衝撃を受け、筆で描いた。美術史家の辻惟雄氏と共にボストンで開催した展覧会の目玉となった。日本では初公開。村上隆 Takashi Murakami《雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》》 Dragon in Clouds – Red Mutation:The version I painted myself in annoyance after Professor Nobuo Tsuji told me,“Why don’t you paint something yourself for once?”2010年 作家蔵 Collection of the Artist©2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.神獣が守る村上版「平安京」が会場に出現。(左)平安京を模したインスタレーションでは、さまざまな姿のもののけがさまよい、人間と共存していたさまを描く。村上隆 Takashi Murakami《想像を超えた宇宙の活性を想起する》Invoking the Vitality of a Universe Beyond Imagination2018年作家蔵Collection of the Artist©2018 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.(右)本作品には髑髏のモチーフがちりばめられ、生と死が隣り合う平安京の不穏な気配を漂わせている。村上隆 Takashi Murakami《竜頭 Gold》 Dragon Heads -Gold 2015年作家蔵 Collection of the Artist, Courtesy of Galerie Perrotin©2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.京都で活躍した絵師たちの代表作を大胆に再解釈。尾形光琳から着想を得た作品。正面を向く顔のある花は「スーパーフラット」の象徴的モチーフ。村上隆 Takashi Murakami《金色の空の夏のお花畑》(参考画像)Summer Flower Field under the Golden Sky2023年©2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.村上隆むらかみ・たかし1962年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。英国の雑誌『Art Review』が発表する「アート界で影響力のある100人」に10年連続で選出。今年はブルックリン、香港ほか、世界各地で個展を開催予定。撮影:Museum of Fine Arts, Boston©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.「京都市美術館開館90周年記念展 村上隆 もののけ 京都」京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ京都府京都市左京区岡崎円勝寺1242月3日(土)~9月1日(日)10時~18時(最終入場は17時30分まで)月曜休(祝日の場合は開館)一般2200円ほかTEL:075・771・4334※『anan』2024年1月31日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2024年01月29日アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)から、コンセプトストア・ファーストハンド(Firsthand)の限定バックが、ファーストハンド レイヤード ミヤシタパークなどで販売。大きなリボンのウエストバッグファーストハンドは、フリークス ストア(FREAK’S STORE)などを手掛けるデイトナ・インターナショナルが運営するショップ、またはそのオリジナルブランドだ。アウトドア プロダクツとのタッグによる今回のバッグは、全2種類。いずれも、大胆なリボンのディテールが印象的だ。ウエストバッグは、まるでリボンそのものを身に着けるようなデザイン。結び方や形なども変形できるので、持ち方によってさまざまなアレンジを楽しめそうだ。また、ウエスト部分に巻いてウエストポーチとしてはもちろん、斜め掛けや肩掛けなど、スタイルに応じて持ち方も変えられる。2WAY仕様のポケット付きショルダーバッグフロントの2つのポケットにリボンをあしらったショルダーバッグも用意。長さのある紐が歩くたびに揺れる、女性らしい見た目がポイントだ。メインポケットにはしっかりとマチがあるため、必需品などの収納にもぴったり。また、取り外し可能なショルダー紐を取り、ハンドバッグとしても使用できる。【詳細】ファーストハンド アウトドア プロダクツ限定バック販売店舗:ファーストハンド レイヤード ミヤシタパーク、デイトナパーク(オンライン)住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 レイヤード ミヤシタパーク ノース2F営業時間:11:00~20:00TEL:03‐6805‐1828価格:・別注リボンウエストバッグ(ブラック、ベージュ) 9,900円・別注2ポケットリボンバッグ(ブラック、ベージュ、オリーブ) 12,100円
2024年01月21日2000年生まれのシンガーソングライター・Haruyが、ファーストアルバム『CIRCLE』を2月14日(水) に配信リリースすることが決定した。本作には、これまでに発表された2枚のEPから各2曲と、2023年にリリースされたシングル2曲、さらに新曲4曲を含む全10曲を収録。新曲は、生前のHayata Kosugiがアルバムのために制作していた「Saintwood」のほか、TAIHEI(Suchmos,賽)が作曲した「Fancy you」、Haruyの弾き語り曲「Rowboat」とインストゥルメンタル「Construction」とバラエティに富んだ内容で、これまで魅せてきたHaruyの魅力とこれからの期待感が膨らむ新しい表情が詰め込まれている。リリースに先駆けて、新曲「Fancy you」が1月24日(水) に先行配信されることが発表された。同曲は今まで以上にクールなHaruyの表情が際立つダンサブルなナンバーで、アルバムへの期待感が高まる1曲となっている。また、アルバムの発売を記念した東名阪ツアーの開催が決定。Haruyにとって初のワンマンツアーとなる今回は、3月17日(日) に大阪・梅田Shangri-La、3月27日(水) に東京・渋谷クラブクアトロ、3月31日(日) に愛知・新栄Shangri-Laで行われる。サポートメンバーは昨年のツアーに引き続き、TAIHEI、JINYA(D.A.N.)、IPPEI(SANABAGUN.)の3人が務める。チケットは先着先行を1月17日(水) まで受付中。『Haruy Tour CIRCLE』チケット情報はこちら!()<配信情報>Haruy「Fancy you」1月24日(水) 配信リリース配信リンク:<リリース情報>Haruy 1stアルバム『CIRCLE』2月14日(水) 配信リリースHaruy『CIRCLE』ジャケット【収録内容】1. Saintwood作曲:Hayata Kosugi / 作詞:Haruy2. Lovely作曲:Hayata Kosugi / 作詞:Haruy, Hayata Kosugi / Produced by Hayata Kosugi3. Fancy you作曲 TAIHEI(Suchmos / 賽) / 作詞:Haruy, TAIHEI(Suchmos / 賽)4. Swimmer作曲:Hayata Kosugi / 作詞:Hayata Kosugi / Produced by Hayata Kosugi5. SENA作曲:Haruy / 作詞:Haruy6. Rowboat作曲:Haruy / 作詞:Haruy7. Frozen作曲:櫻木大悟 / 作詞:Haruy / Produced by 櫻木大悟(D.A.N.)8. Construction作曲:Haruy9. Moonrise作曲:Haruy, TAIHEI(Suchmos / 賽),市川仁也(D.A.N.),澤村一平(SANABAGUN.) / 作詞:Haruy10. Room作曲:市川仁也 / 作詞:Haruy / Produced by 市川仁也(D.A.N.)配信リンク:<ツアー情報>『Haruy Tour CIRCLE』3月17日(日) 大阪・梅田Shangri-LaOPEN17:15 / START18:003月27日(水) 東京・渋谷クラブクアトロOPEN18:30 / START19:303月31日(日) 愛知・新栄Shangri-LaOPEN17:30 / START18:00サポートメンバー:TAIHEI(Suchmos・賽)、JINYA(D.A.N.)、IPPEI(SANABAGUN.)【チケット情報】前売り:4,200円 / 当日:4,700円※オールスタンディング※ドリンク代別途必要■Haruy OFFICIAL WEB先行 ※先着受付期間:1月17日(水) 23:59まで()関連リンクYouTube
2024年01月10日2024年も楽しみな展覧会が続々と開催予定。【西洋美術ほか編】に続く第2弾では、今年開催が予定されている企画展のなかから、「日本美術」をテーマにした企画や、日本の現代アーティストの個展などをピックアップして紹介します。※各展覧会の会期等は変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。国宝舟橋蒔絵硯箱本阿弥光悦作江戸時代・17世紀東京国立博物館蔵年明け早々から注目の展覧会が続々と開催される。そのひとつが東京国立博物館 平成館で開催される特別展『本阿弥光悦の大宇宙』(1月16日〜3月10日)だ。本阿弥光悦は、戦国から江戸時代初期にかけて、さまざまな造形にかかわって傑出した品々を生み出し、それらは後代の日本文化に大きな影響を与えた。蒔絵や螺鈿(らでん)などの漆工品、書や茶碗などジャンルを軽々と飛び越えて名品を作り出すだけでなく、プロデューサー的役割も務めた光悦は、晩年には「光悦村」という法華信仰で結ばれた美術工芸分野の職人たちが集まる場所まで作りだす総合芸術家だった。同展では、彼の作品、人物像、厚い信仰など様々な角度から彼について紐解いていく。村上隆《琳派のお花と抽象的図像》(参考画像)2023年 デザインデータ φ150 cm (C)2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.日本を代表する現代美術家として世界的に活躍する村上隆の個展『村上隆 もののけ 京都』(京都市京セラ美術館、2月3日~9月1日)も開催される。村上は日本の伝統的な絵画表現から、アニメや漫画、ゲームなどの表現、さらには日本社会のありかたそのものをフラットに取り込み、作品にすることで、人々にアートやその意味を問いかけ続けてきた。国内では8年ぶり、東京以外では初の大規模個展となり、京都以外への巡回はなし。同展に並ぶ作品約170点の多くが新作であり、京都で活躍した画家たちにインスパイアされた作品も複数用意されているという。彼の代表的なモチーフ“お花”の作品はもちろん、「DOBくん」なども登場する。喜多川歌麿《吉原の花》寛政5年(1793)頃ワズワース・アテネウム美術館Wadsworth Atheneum Museum of Art, Hartford.The Ella Gallup Sumner and Mary Catlin Sumner Collection Fund江戸幕府公認の遊廓として、独特の秩序と格式をもって約250年の間続いた吉原。もちろん、この場所で辛酸を舐めた女性たちの歴史も忘れてはならないが、吉原には日夜多くの人々が集い、最先端の流行、文化の発信地としても機能していた。東京藝術大学大学美術館で開催される『大吉原展 江戸アメイヂング』(3月26日~5月19日)では、吉原の歴史や文化、美意識について、喜多川歌麿の浮世絵をはじめ絵画、工芸品、そして妓楼の立体模型などを通して紐解いていくもの。高橋由一が明治期に描いた重要文化財《花魁》や、鏑木清方《たけくらべの美登里》など、明治以降に描かれた吉原像も見逃せない。雪舟筆国宝《秋冬山水図》室町時代(15世紀)東京国立博物館蔵日本美術史上最も重要な絵師ともいわれる雪舟。室町時代に活躍した雪舟の作品のうち、現在6件が国宝に指定されており、これは一人の作家としては最多の数だ。なぜ、雪舟の評価がこれほどまでに突出しているのか?どのようにして「画聖」と称されるまでになったのか?京都国立博物館で開催される特別展『雪舟伝説ー「画聖」の誕生ー』(4月13日~5月26日)は、近世において雪舟がどのように受容されてきたかをたどることで、雪舟の評価が形成されてきた道のりを検証していく。プレスリリースには大きく「雪舟展ではありません」と記されているが、《四季山水図巻(山水長巻)》や《秋冬山水図》など、国宝に指定された雪舟作品6件は全て通期で展示。さらに長谷川等伯や伊藤若冲など幅広い雪舟の“フォロワー”たちの作品から、雪舟が与えた影響を多角的に紐解いていく。竹久夢二《アマリリス》(1919年頃)夢二郷土美術館蔵2024年に生誕140年、没後90年を迎える竹久夢二。甘くセンチメンタルな「夢二式美人」画で一世を風靡した夢二は、デザイナー、文筆家としても活躍。今なお多くのファンを集めている。『生誕140年YUMEJI展大正浪漫と新しい世界』(東京都庭園美術館:6月1日~8月25日、夢二郷土美術館:9月7日~12月8日、ほか25年に3か所で開催)では、岡山の夢二郷土美術館が2022年に新たに発見し、所蔵した油彩画《アマリリス》や、2015年にアメリカで発見された油彩画《西海岸の裸婦》などから、希少ゆえに今まで語られてこなかった夢二の油彩画の魅力を紹介。さらに、同じく近年発見された夢二の渡欧時、渡米時のスケッチブックから素描作品など、およそ170点を展示。新たな発見や最新の研究をふまえ、夢二の新しい側面を浮かび上がらせていく。塩田千春 《The Eye of the Storm》 2022年画像提供:バンコクアートビエンナーレ(C)JASPAR, Tokyo, 2023and Chiharu Shiota赤や黒の毛糸やロープでその土地にちなんだ記憶やものを編み込み、生きることや存在について問いかけるダイナミックかつ繊細なインスタレーションを発表し続けている現代美術アーティスト塩田千春。現在はベルリンを拠点に活躍する塩田の故郷である大阪では16年ぶりの個展『塩田千春つながる私(アイ)』(9月14日~12月1日)が大阪中之島美術館で開催される。同展は、パンデミック以降に意識せざるを得なくなった他者との「つながり」をテーマに、3つの「アイ」(私/I、目/eye、愛/ai)を通じてアプローチしていくというもの。大阪中之島美術館の広がりのある空間を使ったインスタレーションを中心に、初期の絵画やドローイング、立体作品、映像など多様な手法を用いた作品が紹介される。田中一村《アダンの海辺》 1969年個人蔵 (C)2024 Hiroshi Niiyama50歳にして奄美大島に単身で渡り、独自の筆致で亜熱帯の植物を描き続けた田中一村(1908~1977)。東京都美術館で開催される『田中一村展奄美の光 魂の絵画』(9月19日〜12月1日)は、知られざる孤高の画家の生涯を約200点で紹介する過去最大規模の大回顧展だ。69歳でその生涯を閉じるまで作品を発表する機会に恵まれなかった一村だが、近年、そのストイックな人生と濃密な描写が注目され、再評価が高まっている。同展では、奄美の田中一村記念美術館の協力の元、神童と称された幼年期から最晩年に奄美で描かれた作品までその全貌を紹介。近年新発見された資料などをふまえた構成で、一村の真の姿を明らかにする。Photo by Neo Sora (C)2017 Kab Inc.昨年3月に71歳で逝去した坂本龍一のメディア・アートの分野における足跡を紹介する『坂本龍一トリビュート展音楽/アート/メディア』が現在、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にて開催中だが、今年の年末には、坂本の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する日本では初となる最大規模の展覧会『坂本龍一展(仮)』(12月21日~2025年3月30日)が東京都現代美術館で開催される。先鋭的な音楽活動で時代を切り拓いてきた坂本だが、2000年以降はさまざまなアーティストと協働し、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に思考、実践してきた。同展では、生前から坂本が同展のために構想していた新作に加え、これまでの代表作を美術館の屋内外にダイナミックに展示。坂本の先駆的、実験的な創作活動の軌跡をたどっていく。2024年を迎えた現在でも、4月以降の展覧会スケジュールを公表していない美術館も多いため、これからも新しい展覧会情報はまだまだたくさん出てくるはず。「ぴあ/アプリ」では、今年もアートに関する最新情報をお届けしていきます。2024年もよろしくお願いします。文:浦島茂世
2024年01月03日展覧会「日本の山海」が、東京・白金台の松岡美術館にて、2024年2月27日(火)から6月2日(日)まで開催される。日本画家がとらえた「日本の山海」四方を海に囲まれ、豊かな山林を有する日本。人々の暮らしに恵をもたらす一方で、時に猛威を振るう自然は、古くから信仰の対象とされてきた。しかし近代化が進むと、信仰や生活のためではなく、調査研究やレジャーとして山に登る人が増加。1894年には志賀重昂(しが しげたか)のベストセラー『日本風景論』が出版され、芸術家を含む日本人の景観意識に大きな影響を与えた。日本風景画&志賀重昂の文章を並べて紹介展覧会「日本の山海」では、「松岡美術館の創設者である松岡清次郎が自然に見出した美しさにも、志賀重昂の影響があるのではないか」という仮説のもと、日本風景画を志賀重昂の流麗な文章とともに紹介。近世以降の日本画家が描いた山や海から、日本の自然美を堪能することができる。9点の“富士の絵”注目は、日本最高峰の名山である“富士山”を捉えた作品たち。志賀重昴は『日本風景論』で「『名山』中の最『名山』を富士山となす」と記している。富士山は明治時代以前にも崇敬をあつめ、名山として認識されており、絵画にあらわされてきたが、「富士山が日本一の名山である」というイメージは明治時代以前にはなかったものだ。展覧会には、狩野常信の《富士三穂図》をはじめ、橋本雅邦の《春景富岳図》や下村観山の《富士》など、江戸時代から昭和時代にかけて描かれた9点の富士の絵が登場。それぞれの時代の日本画家が捉えた富士山を概観できる。竹内栖鳳や寺崎廣業“西の栖鳳、東の廣業”と並び称される、竹内栖鳳(たけうち せいほう)と寺崎廣業(てらさき こうぎょう)の作品も展示。モチーフを切りつめ群青の海を抽象的にとらえた竹内栖鳳の海景画《晴海》や、写生と装飾性が調和した寺崎廣業の風景画《春海雪中松図》などを間近で観ることができる。横山大観《黎明》&山下新太郎の油彩画もさらに、横山大観の手による《黎明》や、山下新太郎の油彩画《黒部峡谷鐘釣附近》、池上秀畝の《巨浪群鵜図》など、日本の山海を描いた多種多様な作品がラインナップする。【展覧会概要】展覧会「日本の山海」会期:2024年2月27日(火)~6月2日(日)[前期]2月27日(火)~4月14日(日) [後期]4月16日(火)~6月2日(日)※絵画作品の一部入れ替えがある。会場:松岡美術館住所:東京都港区白金台5-12-6開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)※毎月第1金曜日は10:00~19:00(入館は18:30まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,200円、25歳以下 500円、高校生以下・障がい者手帳の所持者 無料※会期や開館情報は変更となる場合あり(最新情報については、美術館ホームページなどを要確認)■同時開催「アジアのうつわ」■通年企画「古代エジプトの美術平穏と幸せへの願い」【問い合わせ先】松岡美術館TEL:03-5449-0251
2023年12月30日「7年経って『身を切る改革』のカット総額は6億4000万円に上っています」国会で「身を切る改革」の成果を誇った日本維新の会の馬場伸幸代表。その瞬間、こんなヤジが飛んだ。「万博3000億!」12月8日の衆議院予算委員会での一幕だ。いま、日本維新の会が党是としてきた<身を切る改革>に疑問の声が相次いでいる。《どの口が言うのかな?大阪万博こそムダ》《身を斬る改革だと威張るなら、大阪万博を即刻辞めなはれ!!》《青天井の万博費用を棚に上げて身を斬る改革をドヤ顔でアピールしてますけど、説得力まるでなし》全国紙の在阪記者はこう語る。「誘致決定時には1250億円だった会場整備費はどんどん膨らみ、安全確保の費用なども含めると総額3187億円に。しかも、会場である夢洲(大阪市此花区)のインフラ整備費用は別にかかる。これもあわせると、もはやいくらかかるかもわからない状態です。あれだけ、身を切る改革だといって公共施設を廃止し、バスの運転手の給料まで削ってきたのに、自分たちがやりたい万博だけは湯水のごとく税金を使うのかと、多くの人があきれている状態です」■松井知事が言い出した夢洲。危うくなると「国家事業」と交通の便が悪く、大掛かりなインフラ整備が必要となる夢洲での万博開催を言い出したのは日本維新の会だった。’16年に、松井一郎松井府知事(当時)が“私の試案”として夢洲での万博開催をぶち上げたのだ。「’14年の時点で、すでにカジノを含む統合型リゾート(IR)を夢洲に誘致する方針を示していたことから、カジノのための万博と言われています。民間企業が運営するIRのために、税金を使ってインフラを整備すると言っても理解は得られませんが、公共事業である万博のためと言えば、言い訳が立つためです。しかし、巨額のインフラ費用だけがかかるだけではなく、地盤が軟弱な埋め立て地を選んだことで会場建設費もかさむことに。予算拡大や工期の遅れの一因となっています」選挙公約では「大阪・関西万博の成功」を掲げ、これまで万博誘致の成功を実績として誇ってきた日本維新の会。しかし、工事の遅れなどで雲行きが怪しくなると一転して、「万博は国家事業」だと強調するように。そして、12月11日、日本国際博覧会協会の副会長でもある吉村洋文大阪府知事は、運営費が赤字になった場合でも、万博は国の事業なので「府や大阪市で負担しない」と言い放った。これにはネットなどでも大ブーイングが。《自らの失策には税金をジャブジャブ使う。「身を切る改革」なんて二度と言うな》《成功したら維新万博、失敗しそうだから国のイベント。大阪の身を切る改革w》《万博にかけるお金と比べりゃ、維新の身を切る改革6億円なんて屁みたいなもんや》今後は身を切る改革をアピールするたびに、万博問題に言及されることになりそうだ。
2023年12月13日ケリー・ライカート監督作『ファースト・カウ』より新たに場面写真が解禁。さらに監督がキャスティングについて語ったコメントも到着した。西部開拓時代のオレゴン州を舞台に、料理人のクッキーと中国人移民のキング・ルーが、ドーナツ作りを通して少しずつ友情を育んでいく姿を描く本作。この度解禁されたのは、未開の地で繰り広げられる、2人の男たちの旅路を映し出した場面写真11点。本作の物語の核となるのは、料理人のクッキー(ジョン・マガロ)と中国人移民のキング・ルー(オリオン・リー)の友情だ。森の中で毛皮猟師の一団と一緒に逃げ回るクッキーが、とある事情で追われる身となったキング・ルーと出会い、彼をかくまうところから物語は始まる。広大な自然の中で偶然引き合わされ、のちに熱い友情を築きあげていくこととなる2人だが、彼らをキャスティングした経緯をライカート監督は、「ジョン・マガロのことは『キャロル』(15)でよく知っていて、初めて彼とスカイプしたとき、彼自身にクッキーの要素が多いと思いました。彼が引き受けてくれるか、はっきりしなかったので、決まったときはものすごく嬉しかったです」とふり返る。そして、『キング・ルー役は、キャスティング・ディレクターのゲイル・ケラーが必死に探してくれ、私たちは何百人もの役者をみました。オリオンには3、4回朗読をやってもらったのですが、どれもかなり面白かった記憶があります」と明かしてくれた。さらに、2人の行方を大きく左右する長官を、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)や『ネバーランド』(04)など、名作に多数出演するイギリスを代表するトビー・ジョーンズが演じ、物語に彩りを添える。奇跡のように美しい瞬間が映し出される場面写真では、クッキーとキング・ルーが温かい光に包まれながらたたずむ様子や、オレゴンの地に初めて牛が降り立つ場面、緑が生い茂る大自然の中で2人が出会うシーンや、トビー・ジョーンズ演じる長官の姿も見られる。本作の魅力の一つでもある、まさにアメリカの原風景といえる、広大な未開拓の地の美しい自然の景色が垣間見える場面写真となっている。『ファースト・カウ』は12月22日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月08日灘(兵庫)・伏見(京都)の酒蔵8社からなる「日本酒がうまい!」推進委員会は、日本伝統の食文化である「日本酒」の魅力を発信・提案しています。今回、推進委員会としては初の東京開催、「灘と伏見の日本酒をお楽しみいただけるイベント」を実施します。フォトジェニックなランタンの灯りを眺めながらの日本酒飲み比べや、プレミアムな日本酒が当たる日本酒ジャンボガチャなど、秋の夜長をお楽しみいただける企画です。日本酒ランタン夜市ロゴ日本酒ビギナーの方にも楽しんでいただけるラインナップ若い世代や外国人観光客の方々など、日本酒をあまり飲んだことのない人にも楽しんでいただけるバラエティに富んだラインナップ。親しみやすいフレーバーもあり日本酒の先入観が変わるかもしれません。「灘・伏見の日本酒3杯にオツマミ付き」の飲み比べセットをご提供!灘・伏見の日本酒3杯飲み比べとお酒に合うオツマミがついて、1,000円(税込)のセットでご提供。お好みのお酒を3種選べます。ランタンの灯りと東京スカイツリー(R)のベストショット秋の夜空とスカイツリーが映える、幻想的な空間の中でお酒を楽しんでいただけます。「眺めてうまい!」を体感ください。「まわしてうまい!日本酒ジャンボガチャ」登場!高さ2.4mのモンスターカプセルが登場。1回500円で灘と伏見自慢のプレミアムな日本酒や、酒蔵オリジナルグッズが当たります!日本酒の魅力をたっぷり味わいつくせる、まさに「まわしてうまい!」体験をお楽しみください。<企画協力>スマイルタンク株式会社●タイトル : 日本酒ランタン夜市~秋の東京スカイツリータウン(R)で乾杯!~●開催日時 : 2023年11月10日(金)15:00~21:00(試飲チケット販売終了20:30)11月11日(土)14:00~20:00(試飲チケット販売終了19:30)●開催場所 : ソラマチひろば(東京スカイツリータウン(R)1階)東京都墨田区●「日本酒ランタン夜市」イベントページ: ●主催 : 「日本酒がうまい!」推進委員会●後援 : 大阪国税局日本酒ジャンボガチャデザインランタンイメージ飲み比べセットイメージ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月30日映画『ファースト・カウ』が、2023年12月22日(金)に公開される。ドーナツで“アメリカンドリーム”を夢見る男たちの友情物語『ファースト・カウ』は、ケリー・ライカートが監督を務める映画作品。⻄部開拓時代のオレゴン州を物語の舞台に、甘いドーナツでアメリカン・ドリームを夢⾒る男たちの友情物語を描く。原作は、ジョナサン・レイモンドの⼩説『The Half-Life(原題)』の物語に惚れ込んだ監督ケリー・ライカートが映画化を熱望し、⻑年の構想の末に実現したという。映画の冒頭では、詩⼈ウィリアム・ブレイクの⾔葉「⿃には巣、クモには網、⼈間には友情」を引⽤し、ドーナツ作りを通して2 ⼈の男の間に少しずつ友情が芽⽣えていく過程を美しく描写。「友情とは何か」という本質を描き出す。さらに、豊かな⾃然が息づくアメリカの原⾵景を切り取った映像美や⼼地よい⾳楽にも注目だ。主人公・クッキー…ジョン・マガロアメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理⼈。森の中で⽑⽪猟師の⼀団と⼀緒に逃げ回っていた中、キング・ルーと出会い意気投合する。キング・ルー…オリオン・リーとある事情で追われる⾝となった中国系移民。広大な自然の中でクッキーと出会い、かくまってもらったことから友情を築きあげていくことに。長官…トビー・ジョーンズクッキー、キング・ルーの2人の行方を大きく左右する仲買商。お茶にミルクを入れるために牛を呼び寄せる。クッキーとキング・ルーはそんな仲買商の豪邸に夜な夜な忍び込み、この地にたった一頭しかいない牛の貴重なミルクを盗んでドーナツ作りに使っている。監督はケリー・ライカート監督を務めるケリー・ライカートは、1964年、フロリダ州マイアミ生まれ。1994年の『リバー・オブ・グラス』でデビューした後、⻑らく⽇本でケリー・ライカートの作品を観られる機会は限られていたが、2021年にケリー・ライカート監督特集上映が⾏われると、その作品性の⾼さから異例の満席回が続出し、⼤きな話題を呼んだ。なお、『ファースト・カウ』の原作となる⼩説『The Half-Life(原題)』を執筆したジョナサン・レイモンドは、これまでケリー・ライカート作品の脚本を多数⼿がけている。『ファースト・カウ』は世界の映画祭で披露されると世界中から絶賛を集め、第70回ベルリン国際映画祭⾦熊賞にノミネート。『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノをはじめ、ジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、濱⼝⻯介ら、名だたる監督たちからも称賛されているという。尚、『ファースト・カウ』の本国配給はA24が担当した。映画『ファースト・カウ』あらすじ⻄部開拓時代のオレゴン州、アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理⼈のクッキーと、中国⼈移⺠のキング・ルー。共に成功を夢⾒る2⼈は⾃然と意気投合し、やがてある⼤胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である⽜からミルクを盗み、ドーナツで⼀攫千⾦を狙うという、⽢い⽢いビジネスだった︕作品詳細映画『ファースト・カウ』原題:First Cow公開日:2023年12⽉22⽇(⾦)監督:ケリー・ライカート脚本:ケリー・ライカート、ジョナサン・レイモンド出演:ジョン・マガロ、オリオン・リー、トビー・ジョーンズ
2023年10月23日Courtesy of Gucci9月22日22時(日本時間)に、グッチのクリエイティブ・ディレクターに就任したサバト・デ・サルノによるファーストショー、「SPRING SUMMER 2024 WOMEN’S COLLECTION」がミラノのGUCCI HUBで開催されました。Courtesy of GucciCourtesy of GucciCourtesy of GucciCourtesy of GucciCourtesy of GucciCourtesy of GucciCourtesy of Gucciサバト・デ・サルノ/Courtesy of Gucci# GucciAncora# GucciSS24サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)サバト・デ・サルノ(1983年3月31日生まれ)は、イタリア南部ナポリ チッチャーノの出身。高校で理系コースを修学後、ミラノに移り、ファッション スクールの名門であるカルロ・セコリ・ファッション・インスティテュート(Carlo Secoli Fashion Institute)に入学し、ウィメンズ ウエアのデザインとパターンメイキングを学びました。2003年にプラダ(Prada)に入社し、アシスタント・パターンメーカーとしてファッション業界でのキャリアをスタート。2006年よりニットウエア メーカーのアンナプルナ(Annapurna)でアシスタント・デザイナーとして経験を積み、2008年にドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)のウィメンズ ニットウエアおよびジャージー コレクションのヘッド・デザイナーに就任しました。2009年、ローマに移り、ヴァレンティノ(Valentino)に入社。同社での14年間でさまざまなポストを歴任し、2020年からはメンズ & ウィメンズ ウエアを統括するファッション・ディレクターを務めました。そして2023年1月28日、サバト・デ・サルノはグッチのクリエイティブ・ディレクターに任命されました。プライベートでは、2019年にベルギーのブリュッセルでダニエレと結婚。2人は愛犬であるダックスフントのルーチェとともに、ローマ、ミラノ、ブリュッセルを行き来する生活を送っています。サバト・デ・サルノは、旅を愛する探検家です。また、コンテンポラリーアートと、希少なバッグとアウターウエアを中心とするヴィンテージ ファッションの熱心なコレクターでもあります。お問い合わせ:グッチ クライアントサービス0120-99-2177www.gucci.com
2023年09月23日「モンスター・ヴァース」をベースにした待望のSFドラマシリーズ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」から、ファーストルックが初公開された。ゴジラとタイタンの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという衝撃の事実が発覚した後の世界を舞台にした「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は、父親の足跡をたどり、自分たちの家族と特務機関「モナーク」との関係を探る2人のきょうだいを描く。手がかりを追ううちにモンスターの世界へと足を踏み入れた2人は、(カート・ラッセルとワイアット・ラッセル演じる)陸軍将校のリー・ショウへとたどり着き、1950年代の出来事と、半世紀を経てショウが知る事実によりモナークが脅威に直面する状況へと迫っていく。3世代にわたるドラマチックな物語から、隠されていた秘密、そして驚愕の出来事が、人々の生活に影響を及ぼす可能性があることが明らかになり…。「モンスター・ヴァース」は、人気の高い様々な巨大生物が登場し、相互につながった物語が展開する壮大なエンターテインメント・ユニバース。2014年の『GODZILLA ゴジラ』から始まり、2017年の『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、そして2021年の『ゴジラvsコング』まで、「モンスター・ヴァース」の興行収入は全世界で合計20億ドル近くに達し、待望の続編『Godzilla x Kong: The New Empire』(原題)でさらに拡大が続いていく。本シリーズ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」には、カート・ラッセル、ワイアット・ラッセル、アンナ・サワイ、カーシー・クレモンズ、渡部蓮、山本真理、アンダーズ・ホーム、ジョー・ティペット、エリサ・ラソウスキが出演。共同開発を担当するのは、クリス・ブラック(「セヴェランス」「スター・トレック エンタープライズ」「アウトキャスト」)とマット・フラクション(「ホークアイ」)。「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマンが最初の2エピソードの監督を務める。Legendary Televisionが手掛けるこのシリーズは、ブラック、フラクション、シャックマンとともに、Safehouse Picturesのジョビー・ハロルド(「オビ=ワン・ケノービ」『トランスフォーマー/ビースト覚醒』)とトーリー・タネル(「栄光へのスピン」「Underground」)、アンディ・ゴダード(「カーニバル・ロウ」「ダウントン・アビー」)、ブラッド・ヴァン・アラゴン(「イエロージャケッツ」「カーニバル・ロウ」)、アンドリュー・コルヴィル(「セヴェランス」「スター・トレック:ディスカバリー」)がエグゼクティブプロデューサー。ゴジラのキャラクターを所有する東宝株式会社からは、松岡宏泰と有田武将がエグゼクティブプロデューサーとして参加。東宝は、映画フランチャイズでの長期にわたる連携から「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の権利をLegendaryに許諾した。なお、Apple TV+では本作のほかにも、壮大な世界観のドラマの提供を拡大。世界的ヒットシリーズ「サイロ」、アイザック・アシモフの受賞小説を基にデヴィッド・S・ゴイヤーが制作した「ファウンデーション」に続き、アカデミー賞と2度にわたるエミー賞ノミネートのプロデューサー、サイモン・キンバーグとデヴィッド・ヴェイルが手掛けるSFドラマシリーズ「インベージョン」は8月23日(水)にシーズン2がスタートする。「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は秋、Apple TV+にて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年08月20日鉄人28号やマジンガーZ、機動戦士ガンダムに代表される巨大ロボットアニメ。その日本独自のアニメーション文化を徹底解剖する展覧会『日本の巨大ロボット群像』が、2023年9月より福岡市美術館、2024年2月より横須賀美術館で開催される。「巨大ロボット」のデザインと映像表現の歴史を辿る本展では、ロボットアニメの元祖といわれる『鉄人28号』から近年のアニメーションに登場する巨大ロボットまで、その設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証する。巨大ロボットという空想上の存在にリアリティを与えるため、どのような創意工夫が凝らされ、いかにしてファンを魅了してきたか。「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない展覧会だ。6月27日、本展覧会の記者発表が東京都内で行われた。登壇者は、本展監修者であり福岡アジア美術館学芸課長の山口洋三氏、ゲストキュレーターの廣田恵介氏、五十嵐浩司氏の3名。また、ゲストとして、メカニックデザイナーの宮武一貴氏が登場した。本展の見どころを情熱たっぷりに語った記者発表の様子をここで紹介したい。左から山口洋三氏、宮武一貴氏、廣田恵介氏、五十嵐浩司氏まず語られたのは、本展を作り上げる上で掲げたテーマだ。・巨大ロボットの“本物”を見た人はいる?・アニメの制作素材は、すべて2次元である。廣田氏は、「本物の巨人ロボットを見た人はいますか?」と記者たちに問いかけた。お台場の実物大ユニコーンガンダム立像をはじめ、数々の実物大の巨大ロボットが全国各地に存在するが、それらは立っているだけのモニュメントでしかない。ではテレビや映画館で見た巨大ロボットはどうか。どんなに大きなスクリーンに映し出されても、設計上の寸法とは程遠い。アニメの原画は?これもやはり本物のロボットとは言えないだろう。要するに、「巨大ロボットの“本物”は、人々の頭の中にしか存在しない」のである。「美術館という立体的な場所で、人の頭の中だけに存在する巨大ロボットの“本物”を展示するにはどうすればいいか、それを一番に考えた」と廣田氏は語る。原画を並べるだけでは表現できない、我々の頭の中にいる“本物”のロボットを体感できる展示。この前段を聞いただけで、誰もがワクワクするような内容だ。続いて、本展の見どころ4点が解説された。一つずつ順を追って紹介したい。① 巨大ロボットの「メカニズム」に注目!「飛び出す絵本の中に入り込んだ感覚を味わってほしい」と廣田氏。『勇者ライディーン』のゴッドバードを含む3種の形態を表現するため、三面の立体パネルを用意。アニメの制作資料を並べるだけでは伝えられないライディーンの変形の魅力を感じさせてくれるという。勇者ライディーン (C)東北新社ちなみに、本展で紹介するロボットは全て展示方法を変えているとのこと。それぞれのロボットに真摯に向き合う展覧会であることがわかる。② 気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!全国各地に存在する実物大のガンダム像は、足元から見上げることしかできない。しかしこの展覧会では、ガンダムをなんと地面に展示。来場者がその上を歩ける革新的な展示方法だ。「美術展に行くことの面白さは、自分の体を尺度にして展示物の大きさを体感できること。ぜひ自分の手や足とガンダムの大きさを比べてみてほしい」。そう廣田氏は語った。また、『太陽の牙ダグラム』の顔(=コックピット)の実物大模型も展示。アニメの設計寸法通りに制作中であるというその模型は、本展の関係者ですら、本当に人が入れるコックピットなのか、まだわからないという。アニメーション用に設計した巨大ロボットが、実際に存在したら、乗り込めるのか、座れるのか。本展に訪れて確かめてほしい。ほか、宮崎駿氏が生み出した『ルパン三世』に登場するロボット兵ラムダも実物大で展示される。③ 「内部メカ」にもえる!永野護氏が生み出したゴティックメード等、内部構造から逆算して考えられたロボットを、かなり大胆な展示方法で表現。ほか、ロボットが合体するシーンで緻密に描かれる内部構造にも注目。その見どころを集めた映像作品の上映もあるようだ。④ メカニックデザイナー・宮武一貴による圧巻の巨大絵画を展示!本展のために、日本を代表するメカニックデザイナーの宮武一貴氏が縦259㎝・横582㎝におよぶ巨大絵画を描き下ろした。宮武氏は「デザイナーとして巨大な絵を描くことは想定していない。描く姿に魂を与えられるかが課題だったが、描いているうちに宿るという自信があった。精神的にこたえるものもあったが、ペンを持つとからだが自然に動いた。皆さんにどう接してもらおうか思いながら描いた。完成した作品をぜひ会場で見てほしい」とコメント。廣田氏は、巨大絵画の制作を宮武氏に依頼した理由として、「巨大ロボットという架空のものを扱うにあたり、お寺の仁王像や日本橋の麒麟像のように、神がかったものを会場内に置きたかった。宮武さんはイラストレーターではなくデザイナー。宮武さんの絵は構造を伝えるための絵であり、巨大ロボット制作の出発点である。今回の展示のコンセプトを表現できるのはデザイナーである宮武さんであると考えた」と話した。また、宮武氏とイラストレーターの加藤直之氏が生み出した『宇宙の戦士』に登場する機動歩兵の展示も、加藤直之氏の全面監修で制作。機動歩兵に入れるような工夫を施した疑似装着システムなる展示も、会場でぜひ目の当たりにしてほしい。宇宙の戦士(1977年)加藤直之・宮武一貴 (C)スタジオぬえ以上が記者発表で語られた見どころである。本展で紹介される作品タイトル数は約45タイトル。これまでのロボットアニメ展とは全く違う展示になることは間違いない。我々の頭の中にしか存在しない巨大ロボットが、一体どのように目の前に現れるのか。9月9日の開幕が待ち遠しい。記者発表の最後に本展監修者の山口氏から伝えられたセリフを引用して、このレポートを締めたい。「刮目して待て!!」<開催概要>日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-(英訳)Giant Robots: The Core of Japanese Mecha Anime〇巡回会場・会期福岡市美術館(2023年9月9日~11月12日)※チケット購入はこちら※チケットぴあ限定のお得な図録付きチケットは6月30日(金) 10時~数量限定販売横須賀美術館(2024年2月10日~4月7日)以降、京都(2024年夏)など追加巡回を調整中。●展覧会『日本の巨大ロボット群像』WEB::
2023年06月30日衝撃の続編『エスター ファースト・キル』が7月7日(金)よりPrime Videoにて独占配信されることが分かった。2009年に日本公開され、その巧妙かつ驚きのラストで話題となった『エスター』の続編であり、その前日譚を描いた本作。聡明で、画才もある可憐な少女エスター。だが彼女に隠された真実を知った時、その結末に世界中が恐怖に飲み込まれ話題となった。日本でも大反響を呼び起こした前作から14年。エスターはいかにして凶暴性を秘めたサイコパスへと覚醒したのか…?前作『エスター』では、裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まったが、本作では、その前に暮らしていたオルブライト家を舞台に、彼女の衝撃的な過去が明らかとなっていく。当時12歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが23歳(※本作撮影時)にして子役を再演したことでも大きな話題に。監督は、『ザ・ボーイ~残虐人形遊戯~』(20)のウィリアム・ブレント・ベルがつとめ、脚本を『パラサイト 禁断の島』(19)のデヴィッド・コッゲシャルが手掛けた。また、オルブライト家の母親役に『ボーン』シリーズ(02~07)のジュリア・スタイルズ、父親役には『逆行』(15)のロッシフ・サザーランド、息子役に『傲慢な花』(22)のマシュー・アーロン・フィンラン、そして事件に関わる刑事役には『GODZILLA ゴジラ』(14)のヒロ・カナガワが出演している。『エスター ファースト・キル』は7月7日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:エスター ファースト・キル 2023年3月31日より TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開© 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.
2023年06月23日公益財団法人日本城郭協会(理事長:小和田 哲男)は、小和田理事長を審査員長とする審査会にて第2回日本城郭協会大賞の選定を行い、日本城郭協会大賞に「久野城址保存会」の受賞を決定しました。併せて城郭城址の維持・整備を自主的に行うボランティア団体等を賞する日本城郭文化振興賞に「可児市山城連絡協議会」を、城郭文化の普及に寄与した個人・団体を賞する特別賞を「香川元太郎氏」と「島充氏」に授与することを決定いたしました。また、今回から城郭管理者として特筆すべき成果を挙げた自治体等を別枠で顕彰することとなり、「福島県白河市」と「福山城」に調査・整備・活用賞を授与することを決定し、本日4月6日(城の日)に発表しました。それぞれの受賞理由は以下の通りです。◆「日本城郭協会大賞」久野城址保存会(静岡県袋井市)久野城址保存会は昭和52年に宅地造成計画が持ち上がった城址を残すべく、当時約200人の地元有志で結成された団体。袋井市指定史跡化を目指した活動の結果、昭和54年に認定された。史跡化が実現して以降は、単に城址の保存と顕彰だけを目的とするのではなく、城址を地域のシンボルとして、地域活動や地域づくりの核と位置づけ、平成元年からは市全域の保存会へと飛躍・発展させるため、法人会員を募集する等、組織の強化・拡大を図るとともに、会員自らの会費により保存会活動を展開している。団体結成以来、地元の北小学校6年生を対象にした久野城教室を毎年開催したり、年数度の広大な城址の草刈りを行うなど、長きにわたる地道な取り組みを評価した。久野城址久野城址保存会 草刈り大作戦◆「日本城郭文化振興賞」可児市山城連絡協議会(岐阜県可児市)岐阜県可児市には、小さな村の城から地域支配の拠点となった大規模な城まで多様な城跡が残っている。とりわけ天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いの際に改修された遺構が良好な状態で残っている城跡が多く、その特性を地域団体がよく理解し、継続的な整備活動を行っている。山城を地域の誇りとなる資源としてとらえる行政(文化財課・観光交流課)と連携し、保存と活用のバランスを考えた整備活動に取り組んでいる。また城跡の持つ魅力や整備活動の成果を多くの方に知ってもらう機会として、行政や専門家、企業や他地域の城跡の整備に関わる団体、山城ファンが一体となったイベント「山城に行こう」を開催しており、保存整備・活用のあり方のモデルとして評価した。可児市山城連絡協議会 ガイド風景可児市山城連絡協議会 久々利城守隊◆特別賞 香川元太郎(かがわ げんたろう)(イラストレーター)香川氏の姿なき戦国時代の山城を見事に可視化した鳥瞰イラストは、城ファンの理解の手助けになり、今や城の本質に迫るための教科書となっている。緻密で丁寧な作品群は専門家から信頼も厚く、イラストの範疇を超えた学術資料に匹敵すると評価する。同氏の長年にわたる膨大な山城イラスト作品制作実績を評価した。◆特別賞 島充(しま みつる)(模型作家)島充氏は城郭模型の製作を長年にわたって行っており、多くの作品が各地で常設展示あるいは巡回展示されている。島氏が製作した城郭模型は、天守や城郭建造物、あるいは城郭全体を対象としたものであり、その模型は復元模型・破損状況模型・再建工事中模型など多岐にわたる。特に天守および城郭復元模型は学術的成果物として他の模型製作者と一線を画すものである。復元模型の制作にあたって、島氏は古写真や古絵図などの各種資料を渉猟し、それをもとにして綿密な復元考察を行っている。その研究成果物である城郭復元模型は、それまでの復元研究で見落とされてきた点や誤って復元された点が完璧に修正されたものである。また、模型の製作技術は全国一と高く評価され、城郭のもつ荘厳さや華麗さにおいて実物を目の当たりにしているがごとくに詳細かつ写実的に再現しており、芸術作品としての価値をも示すものである。城郭復元模型の価値を学術的かつ芸術的水準に高めた点において、島充氏の業績は並ぶ者がないと高く評価した。◆調査・整備・活用賞 福島県白河市~東日本大震災で被災した石垣を復旧した白河小峰城跡~白河小峰城は史跡指定後の2011年3月11日に発生した東日本大震災で、東北地方の城郭の中でも最大級の被害を受けたが、2022年に本丸西側から北側にかけて取り囲む「帯曲輪」の整備が完了し、一般公開が始まった。石垣の再建は難しい作業となったが、震災から11年を経て完全復活を果たした。江戸時代の伝統工法を用いつつ、大きさや形状、加工の痕跡を記録する「カルテ」も作成された。これらの手法は、熊本地震で石垣が大破した熊本城(熊本県)、西日本を襲った豪雨や台風の被害を受けた丸亀城(香川県)などの修復にも参考とされ、石垣復旧のモデルケースとして認知されている。災害大国の日本で、大震災による苦難を経つつ、石垣という文化財を後世に守り伝える取り組みを評価した。◆調査・整備・活用賞 福山城福山城の天守外観復元 ~全国唯一の北側鉄板張りを復元~福山城は城郭自体は戦後の復元城ではあるが、福山藩の城下町としての町おこしが熱心で、市役所を中心に、市民も参加し、近年、オペラなどの文化事業にも取り組んでいる。2022年の事業の中心である「令和の大普請」の目玉として、かつて天守北側に張られていた黒塗り鉄板を復元。2022年8月、77年ぶりに真っ黒の頑丈そうな重みのある城壁が完成した。報道にも大々的に取り上げられ、全国に城郭の話題を提供した功績を評価した。受賞者の表彰は6月の日本城郭協会総会にて執り行う予定です。また、年末にパシフィコ横浜にて開催される「お城EXPO2023」(主催:お城EXPO実行委員会)にて受賞者による記念講演等を予定しています。◆第2回日本城郭協会大賞審査員小和田哲男(協会理事長・文学博士・静岡大学名誉教授)三浦正幸(協会評議員・工学博士・広島大学名誉教授)千田嘉博(協会理事・文学博士・奈良大学教授)中井均(協会評議員・滋賀県立大学名誉教授)加藤理文(協会理事・文学博士)小和田泰経(協会理事・静岡英和学院大学非常勤講師)萩原さちこ(協会理事・城郭ライター)安形哲夫(協会会員・株式会社ジェイテクト前社長)森忠彦(毎日新聞元編集委員)宮代栄一(朝日新聞編集委員)多可政史(読売新聞文化部)◆公益財団法人日本城郭協会日本城郭協会は、昭和30年に設立後、昭和42年に文部省の認可を受け、「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的として城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。主要な事業としては「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。◆日本城郭協会大賞2022年に公益財団法人移行10周年を記念して城郭文化の振興に貢献した団体・個人を顕彰する制度として創設しました。第1回の日本城郭協会大賞は「大東市・四條畷市(国指定史跡につながった飯盛城跡の発掘・調査)」が受賞、日本城郭文化振興賞は「番場の歴史を知り明日を考える会(鎌刃城跡の啓発・普及・保存活動)」が受賞、そして日本城郭文化特別賞として「春風亭昇太師匠」が受賞しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月06日2009年に日本公開され、カルト的人気を誇るホラー映画の最新作『エスター ファースト・キル』が、いよいよ日本公開。この度、撮影当時23歳ながら子役を演じた主演イザベル・ファーマンが、撮影トリックや自身の“エスター愛”について語るインタビュー映像が解禁となった。前作『エスター』では、裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まる。彼女は聡明で、画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていく…はずだった。彼女の真実を知ったとき、その結末に世界中が恐怖に飲み込まれ話題となった。本作では、オルブライト家を舞台に彼女の衝撃的な過去が明らかとなる。当時12歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが23歳(※本作撮影時)にして子役を再演。今回解禁されたインタビュー映像では、ブロンドヘアが印象的な26歳現在のファーマンの姿が披露される。公開から14年経ったいまでもカルト的人気を誇る前作『エスター』は役者人生の原点だと語るファーマン。まず、脚本家のデヴィッド・レスリー・ジョンソンから前日譚の製作が始まっていることを聞かされるが、その時点ではエスター役のキャスティングが決まっていなかったという。そこで、ファーマンはウィリアム・ブレント・ベル監督に直談判し、彼女の続投が決定した。並々ならぬエスターへの強い愛着があるファーマンだが、不安もあったようで「役者としては自信があったけど、撮影のトリックが不安だった。安っぽく見えないかとか、説得力がなかったらどうしようとかね。でも前作でエスターの秘密は明かされているから、撮影は楽しむことができた」とコメント、エスターの本当の姿が明かされているからこそ、ファーマンを子どもに見せる撮影の自由度は上がったことに触れる。実際にはエスターの周りの人が厚底の靴を履いて演技するなど、CGに頼らない撮影トリックが採用されている本作。前作を撮影した10歳の時とは全く異なる状況で、同じ人物を演じるのは難しいとファーマンはふり返る。一方で、「過去に戻るのは役者として貴重な経験だった」とも語る。「子役で演じた役に再び挑戦するなんてこれまでになかった試みだと思う。なかなか大変だったけど、底力を発揮できたと思う。厚底力と言うべきか(笑)」とジョークを交えながらも自信を覗かせた。エスターを誰よりもを愛し、理解しているファーマンが再びスクリーンに帰ってくる。その姿に注目だ。『エスター ファースト・キル』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エスター ファースト・キル 2023年3月31日より TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開© 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.
2023年03月31日モデルでタレント・ゆうちゃみが、27日(23:00~)にABEMA SPECIALで配信されたバラエティ番組『ぜにいたち』#61に出演し、ファーストキスの苦い思い出を告白した。同番組は、お笑いコンビ・かまいたちがMCを務め、「Life is Money 人生は、金だ」をキーワードに、稼ぎや節制にまつわるものをレポートするドキュメントバラエティ。27日に配信された#61では、何も知らない相方にキスを仕掛けて、唇を奪えるまでの時間を競う企画「相方のくちびる泥棒選手権」を実施。ザ・マミィの酒井貴士とダイヤモンドの野澤輸出が仕掛け人として登場した。選手権を前にスタジオでは、ファーストキスについてトークが展開。濱家隆一が「中学3年生の時に、受験勉強をしていた実家のコタツで当時の彼女と」と自身の初キスを振り返ると、ゆうちゃみは「うわ~! エロい!」と反応する。そして、自身のファーストキスについては「高校1年生の時だったけど、最悪だった」と切り出し、「当時の彼氏とカラオケに行ったら、急に『キスって知ってる?』と聞かれた」と回顧。続けて、「『知らへん。したことないし』って答えたら、『教えたろか?』って言われて、キモくてドン引きした」と苦い思い出であることを明かした。
2023年02月28日カルト的人気を誇る『エスター』の前日譚を描く続編『エスター ファースト・キル』より場面写真が解禁された。昨年の12月に日本公開が発表されるとYahoo!検索ランキング3位(12月22日AM11時時点)を獲得し、Twitterの国内トレンドにランクインするなど、前作から14年経ったいまでも圧倒的人気を見せつけた本作。この度到着したのは、SNSでも話題となった、25歳のイザベル・ファーマンが再演する10歳のエスターの姿を捉えた新場面写真。4年間行方不明だったエスターがオルブライト家の家族と再会するシーンをはじめ、父に抱きつき甘える姿は可愛らしい10歳の少女そのもの。ピアノを弾きこなし、画才もあり聡明で才能豊かなエスター。だが、実は彼女は失踪した娘とは全くの別人だったのだ…。大雪の中、車の前に立ちはだかるエスターの顔にはうっすらと返り血が見られ、娘が別人だと知った母のトリシアが銃を構える場面も。果たしてエスターの過去に一体何があったのか?謎が深まるとともに、今後の展開がますます気になる場面写真の数々となっている。『エスター ファースト・キル』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エスター ファースト・キル 2023年3月31日より TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開© 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.
2023年02月21日カルト的人気を誇る『エスター』の前日譚を描く『エスター ファースト・キル』より、矢島晶子がナレーションを務める本予告映像と日本版ポスタービジュアルが解禁。さらに日本語吹替版の制作も決定した。本作は、2009年に日本公開され、その驚愕のラストが大きな話題を呼んだ人気ホラー『エスター』の前日譚(エピソードゼロ)を描いた最新作。本作では、前作で裕福な一家、コールマン家に引き取られる前、エスターが暮らしていたオルブライト家を舞台に彼女の衝撃的な過去が明らかとなる。当時12歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが25歳にして子役を再演。監督は、『ザ・ボーイ~残虐人形遊戯~』(20)のウィリアム・ブレント・ベルがつとめ、脚本を『パラサイト 禁断の島』(19)のデヴィッド・コッゲシャルが手掛けた。この度解禁された予告映像では、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役や、『ホーム・アローン』シリーズのケビン役など、子役の吹き替えも多く担当する人気声優・矢島晶子がエスターとしてナレーションを務め、惨劇の舞台となるオルブライト家で起こる恐怖の物語が語られる。映像は、4年前に失踪した娘が保護されたことを知った母のトリシアが、エスターを迎え入れるところから始まる。幸せな時間が戻ってくると喜ぶ一家だが、やがてトリシアはまるで別人のような娘の変貌に疑念を抱き始めるのだった。前半は“本当の家族”と楽しく過ごす人形のように可憐なエスターの姿が映し出されるが、その愛らしさに騙されてはいけない…。再び観客を震撼させる恐怖を予感させる、衝撃映像満載の予告映像となっている。また、怖いのが苦手という人向けに【映画公式サイト限定】でナレーションが異なる「エスターかわいい♪」バージョンも用意されているのでチェックしてみてほしい。さらに前作と同様、矢島晶子がエスターを演じる日本語吹き替え版も制作・公開が決定している。併せて、日本版ポスターも解禁。「この娘、やっぱり変だ。」というコピーとともに、エスターの愛らしさと恐ろしさが表裏一体に映し出され、その二面性が表現されたビジュアルに仕上がっている。本作で明らかになる4年前のエスター失踪事件の衝撃の真実とは?エスターの過去に一体何があったのか?その先に待つ想像を絶するどんでん返しに、期待が高まる。『エスター ファースト・キル』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エスター ファースト・キル 2023年3月31日より TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開© 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.
2023年02月10日「リュイユ」とは、フィンランドの伝統ある織物の名称で、寝具や壁掛け、敷物などとして生活を彩ってきたテキスタイルのこと。そのリュイユの歴史を概観する日本初の展覧会が、京都国立近代美術館で、2023年1月28日(土)から4月 16日(日)まで開催される。今回紹介されるトゥオマス・ソパネン・コレクションは、フィンランド国立博物館と並び称される著名なリュイユ・コレクション。同展は、その所蔵品の中から、18世紀から現代までの作品約40点を厳選し、リュイユの歴史をたどる試みとなる。16世紀から寝具として身近にあったリュイユの歴史の転換期となったのは、1900年のパリ万博だったという。ロシア支配下のフィンランドが初めて独立したパビリオンを設けたこの万博で、画家アクセリ・ガッレン=カッレラがデザインした斬新な作品《炎》が、ナショナル・ロマンティシズムの一端を担い、リュイユが国家のアイデンティティを表す織物と見なされるようになったのだ。1917年にロシアから独立したフィンランドは、1950年代頃から、シンプルで美しく、機能的なデザインのプロダクトで国際的な評価を高めていく。ガラスや陶芸と並び、リュイユもその「フィンランド・デザイン」の一翼として、数々の国際展で受賞を重ねた。同展では、特に1950年代以降に国際的に活躍したデザイナーたちの代表作が多数並ぶのも見どころとなっている。色彩の豊かさや織り手の手技を間近で感じられるのも、大きな魅力だ。色の異なる1本1本の糸を織り合わせることで、まるで点描画のように多彩な階調の柔らかな色面が生まれるのが、リュイユの特色のひとつ。また、すべて手織りで制作された出品作からは、1879年の設立以来、伝統的な技術や装飾模様を守りつつ、新たなデザインの織物化にも取り組んできた「フィンランド手工芸友の会」の職人の真摯な仕事ぶりも見てとれる。写真では伝わらない微妙な色の階調と手技を、ぜひ会場で実見したい。ウフラ = ベアタ ・ シンベリ = アールストロム 《採れたての作物》 1972 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクション Photo: Katja Hagelstamイルマ ・ クッカスヤルヴィ 《ファサード》 1986 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamリトヴァ ・ プオティラ 《赤い塔》 1960 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamアイノ ・ カヤニエミ 《おとぎの国》 2015 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamメリッサ ・ サンマルヴァーラ 《紅葉》 2020 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstam<開催情報>『リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション』会期:2023年1月28日(土)~4月16日(日)会場:京都国立近代美術館4F コレクション・ギャラリー時間:10:00~18:00、金曜(2月3日・10日、4月14日除く)は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般430円、大学130円※金曜は夜間開館割引あり公式サイト:
2023年01月10日展覧会の中止が相次いだ20年、21年を経て、再び多くの展覧会を見ることができるようになった2022年。さらに2023年もバラエティに富んだ展覧会が続々と開催される予定だ。ここでは、今年注目すべき展覧会のなかから、「日本美術」を中心に「ファッション」「建築」「現代美術」をテーマにした展覧会をピックアップして紹介します。※新型コロナウイルスの影響などにより、各展覧会の会期等が変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。日本美術の分野では、画家の個性が際立つ展覧会が目白押しだ。まず最初に紹介するのは、修繕工事のため23年4月より長期休館に入る三菱一号館美術館で開催される『芳幾・芳年― 国芳門下の2大ライバル』(2月25日〜4月9日、北九州市立美術館7月8日~8月27日)。幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳に学んだ兄弟弟子であり、良きライバルだった落合芳幾と月岡芳年。芳幾は明治に導入された新しいメディア「新聞」を舞台に新聞錦絵を描くようになり、一方の芳年は、国芳から継承した武者絵を展開し、歴史的主題の浮世絵を開拓していった。同展では、30歳前後で明治維新を迎え、“最後の浮世絵師”と呼ばれる世代の二人の作品を紹介しながら、激動の時代に彼らがいかに浮世絵の生き残りを図っていったのか探っていく。高橋由一《鮭》重要文化財1877(明治10)年頃東京藝術大学蔵2022年は「国宝」を特集した展覧会が話題を呼んだが、2023年は「重要文化財」に焦点を当てた展覧会が開催される。東京国立近代美術館の『重要文化財の秘密』(3月17日~5月14日)では、高橋由一の《鮭》や、萬鉄五郎の《裸体美人》など、明治以降に制作され、重要文化財に指定された作品のみで構成される。しかし、重文に指定された作品のなかには発表当時は物議をかもした「問題作」だったものも多かったという。なぜ、問題作は「名品」と呼ばれるようになったのか?作品の魅力とともに、私たちの価値観の変遷にも迫っていく。北野恒富《五月雨》1938年、大阪中之島美術館大阪中之島美術館で開催後、東京へと巡回する『大阪の日本画』(大阪中之島美術館 1月21日〜4月2日、東京ステーションギャラリー 4月15日〜6月11日)は、近代大阪の日本画が会期中150余点も勢ぞろいする史上初の展覧会だ。北野恒富や島成園、菅楯彦や矢野橋村など、50名を超える大阪の画家たちの作品は、伝統や格式にとらわれず、自由でのびのびとした表現のものばかり。東京とも京都とも異なる、個性的な芸術や文化が育った都市・大阪生まれの日本画の魅力を浮き彫りにしながら、「大阪画壇」についても紐解いていく。甲斐荘楠音《幻覚(踊る女)》1920年頃、京都国立近代美術館一度見たら忘れられない強烈な妖艶さを漂わせる人物画で知られる“京都画壇の異才”甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)の実に四半世紀ぶりとなる大回顧展も大きな注目を集めそうだ。『甲斐荘楠音の全貌』(京都国立近代美術館 2月11日〜4月9日、東京ステーションギャラリー 7月1日〜8月27日)では、大正期から昭和期の京都画壇で活躍した、その画業についてのみならず、戦前に映画界へ転身を果たした映画人・演劇人としての甲斐荘についても光を当て紹介。近年発見された甲斐荘が手掛けた時代劇衣裳なども展示し、ジャンルを超えて鮮烈な個性を放ったその生涯を展観する。重要文化財《五百羅漢図》吉山明兆筆南北朝時代・至徳3年(1386)京都・東福寺蔵(中央)第1号幅※展示期間東京会場:3月7日(火)〜3月27日(月)京都会場:10月7日(土)〜10月22日(日)(右)第20号幅※展示期間東京会場:3月28日(火)〜4月16日(日)京都会場:10月24日(火)〜11月5日(日)(左)第40号幅※展示期間東京会場:4月18日(火)〜5月7日(日)京都会場:11月21日(火)〜12月3日(日)毎年、日本各地の古刹の名品を紹介する展覧会が開催されているが、今年は、鎌倉時代前期、円爾(えんに)によって開山され、京都五山のひとつに数えられる禅寺のひとつ、東福寺に注目だ。東京国立博物館で開催される特別展『東福寺』(3月7日~5月7日、京都国立博物館10月7日~12月3日)では、「画聖」とあがめられた絵仏師・明兆(みんちょう)の大作《五百羅漢図(ごひゃくらかんず)》の現存する全47幅を修理後初公開(会期中展示替えあり)するほか、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品など、東福寺の寺宝約200件を紹介。大陸から日本に禅宗文化がどのようにもたらされ、花開いていったのかをじっくりと紐解いていく。そして、「いま」を如実に映し出す、現代アートやファッション、建築の展覧会も忘れてはいけない。ヤン・ヘギュ展示風景「ヘギュ・ヤン:コーン・オブ・コンサーン」マニラ現代美術デザイン美術館2020年撮影:アット・マキュランガン※参考図版『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』(森美術館 4月19日〜9月24日)は、知らなかった世界、見たことのなかった世界に触れるきっかけを作る展覧会。物事の見方や観点が複数化した現在、現代アートはもはや「美術」や「図画工作」の枠には収まりきらない存在となっている。この展覧会では、国語・算数・理科・社会などの学校の教科を現代アートの入口に設定。現代アートへの新しいアプローチの仕方も提案してくれる。また、展覧会では、展示作品の約半分が森美術館の収蔵品であることも注目ポイントだ。昨年もパリの一流メゾンを紹介する展覧会がいくつか開催されたが、2023年に登場するのは『イヴ・サンローラン展』(国立新美術館 9月20日〜12月11日)だ。イヴ・サンローランはわずか21歳でクリスチャン・ディオール(DIOR)のデザイナーに就任し、その後、自身のブランドを発表。以降「モードの帝王」として君臨し続けた。彼の没後日本初となる大回顧展では、イヴ・サンローラン自身によるルック110体のほかアクセサリー、ドローイング、写真などを一堂に紹介。ジャンプスーツやサファリルック、そして画家・モンドリアンの作品にインスパイアされたカクテルドレスなど、多様な文化や歴史から刺激を受けながら生み出された彼のクリエイションをたっぷり見られるのが嬉しい。《リトル・アイランド》2021年ニューヨーク撮影:ティモシー・シェンク建築のジャンルでは、『ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築』(東京シティビュー 3月17日〜6月4日)に注目したい。ヘザウィック・スタジオは1994年にロンドンで設立され、世界各地で革新的なプロジェクトを手掛けている今、世界で最も注目されているデザイン集団のひとつだ。2023年竣工予定の「麻布台ヒルズ/低層部」の設計など、日本でも活躍が著しい彼らの展覧会では、《上海万博英国館》や、《グーグル・ベイ・ビュー》など、主要プロジェクト28件を一挙に公開。さらに彼らが手掛け50年ぶりにデザインがリニューアルされたロンドンの2階建てバスの高さ4mを超える原寸大模型(部分)が東京シティビューの吹き抜け空間をいかして展示される予定だ。この記事で紹介した以外にも、さまざまな展覧会や芸術祭が全国各地で開催される。2023年も展覧会巡りを存分に楽しみたい。文:浦島茂世
2023年01月02日日本歯磨工業会(所在地:東京都中央区、会長:濱 逸夫)は、「歯みがきで心と体を健やかに」を目指すためのお口のケアのコツや歯みがきグッズの選び方・使い方などを親しみやすく楽しくご紹介する歯みがき情報サイト「みがこうネット」( )を全面リニューアルし、12月20日(火)に公開します。歯みがき情報サイト「みがこうネット」トップ画面「みがこうネット」では、毎年新たな情報を加えて充実化させてきた様々なお口の健康情報を14のコーナーに再編し、画像も増やして探しやすく見やすいデザインに一新しました。子育て、働く世代、シニアなど年代別のお口のケア、歯間ブラシや洗口液の選び方や使い方、子どもが喜んで歯をみがくようになると評判の「歯みがき電話」、アニメ、クイズ、おかず・おやつレシピなど、楽しくためになる多彩な情報が埋もれずに見渡せるよう配置しました。また、お口の健康について生活者の関心が高く検索されることの多い「だ液」「口臭」「むし歯」「歯周病」などのキーワードで知りたい情報を探せるようにしました。さらに、パソコン、スマートフォンなど、閲覧する端末の画面サイズに応じて、文字、画像のサイズやレイアウトを自動調整して見やすく表示するレスポンシブWebデザインを採用しています。「みがこうネット」は、今後も、お口のケアのコツや、お口の健康が心身の健康にどう寄与するかなどの健康情報を、クイズやイラスト募集などの参加型キャンペーンなども交えながら、楽しくわかりやすく発信してまいります。◆14のコーナーの概要紹介・年代別お口のケアのコツ:とっておきの歯みがきのコツを年代別に厳選して楽しく紹介・歯みがきグッズ選び方・使い方:ハミガキ・ハブラシ・洗口剤・歯間清掃用具を解説・パパ・ママ・キッズ歯育て講座:妊婦と0才~12才の子どもの歯みがきを先輩ママが伝授・みがかない子に「歯みがき電話」:お子さまの歯みがきを楽しく応援する娯楽ツール・お口の健康「シニア講座」:シニア世代の歯と口に起こることやお手入れのコツを紹介・アニメ「がんばれ!みがく君」:ビジネスマンみがく君と同僚の楽しい歯みがきドラマ・むし歯予防「フッ素講座」:むし歯予防に効果のあるフッ素の安全性や効果を解説・歯みがきクイズ:何度でも挑戦して答えていくことで歯みがきの物知り博士になれる・歯医者さんに行こう!:予防歯科、ホワイトニング、矯正、インプラントなどを紹介・紙で工作「歯みがきカレンダー」:立体工作のカレンダーで毎日の歯みがきをチェック・人に教えたくなるお口の健康豆知識:だ液、口臭、むし歯、歴史、雑学知識を紹介・おかず・おやつレシピ:かむ食感や栄養がテーマの簡単クッキングレシピ集・はみがきQ&A:ハミガキに関するよくあるご質問への一問一答集・キャンペーン:プレゼントなどがもらえる年2回実施の参加型キャンペーンを紹介◆キーワードで探すインターネット検索で「みがこうネット」に来訪する方の多くの方が入力するキーワードを中心に「だ液」「口臭」「むし歯」「歯周病」「シニア」「子ども」「おとな」の7つのキーワードでコンテンツを探せるようにしています。◆日本歯磨工業会について国民の口腔衛生の普及・向上に寄与するとともに、健康産業として歯磨及び関連業界の発展を図ることを目的とした団体で、行政官庁、関連業界、消費者団体等との情報交換、歯磨剤に関する情報提供、口腔衛生に関する健康啓発情報の情報発信を行っています。例えば、毎年6月4日から始まる「歯と口の健康週間」に協力し、歯磨剤を通じての口腔衛生の普及・向上を図るキャンペーンを行い、ISOなどの国際会議で歯磨剤等の国際規格作成にも協力しています。1971年6月に設立、会員14社、賛助会員14社が参加し、業務委員会、広報委員会、広告委員会、技術委員会、薬事委員会で活動しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日トッド・フィリップス監督が、『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux』(原題)よりファーストルック画像を公開した。ホアキン・フェニックス演じるアーサー・フレック/ジョーカーが、アーカム精神病院とみられる場所で天井を見上げ、ひげを剃られているという画像。「待ちきれない」といった期待の声から、「(これが)ミュージカルになるなんて信じられない」とダークなテイストの画像からミュージカルが想像できないという声まで、様々な感想が寄せられている。また、フィリップス監督が「1日目。ぼくらのジョーカー」とキャプションを添えたことから、「2日目はレディー・ガガでしょ?」「レディー・ガガの画像を早く!」と、続編にハーレイ・クイン役で登場するレディー・ガガの姿を催促する声も。ガガは今年8月、SNSに『ジョーカー』続編のタイトル、2024年10月4日の公開日、とともにティザーアニメーションを投稿し、自身が同作に出演することを発表した。グラミー賞を10回以上受賞している歌手であり、MVやライブで見せるダンスもお手のもの。近年は『アリー/スター誕生』や『ハウス・オブ・グッチ』で俳優としての才能も開花させ、アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた経験も持つ。ハーレイ役を演じることは多くの映画ファンに受け入れられている模様だ。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2022年12月12日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ファーストタッチが思い通りにできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、自分の所に来たボールを最初にコントロールする「ファーストタッチ」は、相手を交わすときにも、前方にいる味方にパスをするときにも大事になります。しかし、初心者のうちはその判断が難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ファーストタッチが上手にできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】<前方にスペースがあるとき>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.子どもが親の背中を回ったら足元にボールを出す3.子どもは前方にコントロールして目印に向かい、親にパスを返す4.効き足と逆の足で挑戦する<相手がボールを取りに来た場面を想定>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.親は子どもに向かってボールを転がしたら、追いかける3.子どもはボールを取られる前に左右どちらかに交わす4.相手との距離を見て取りに来るギリギリの所をファーストタッチで大きくずらすなど、試合の場面を想定して動く【トレーニングのポイント】・前にスペースがあるので、ボールをもらったら前に運ぶことを意識。・効き足と逆の足でも挑戦してみる・ボールが来てから動き出すのではなく、ボールを迎えに行きながら動きの中でファーストタッチを行う・足元に止めると相手に引っかかってしまうので、大きく左右に交わすことを意識・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月21日日本舞踊家集団 弧の会による、『弧の会 日本舞踊公演 コノカイズム~弧の会 ジュニア育成プロジェクトVol.2~』が2022年12月27日 (火)にかめありリリオホール(東京都葛飾区亀有3丁目26番1号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 日本舞踊の普及と新たな創造に挑む 男性舞踊家ユニット<弧の会>ジュニア育成プロジェクト第二弾!本公演は《次世代への継承》を主軸とした企画【ジュニア育成プロジェクト公演】と銘打ち、昨年東京銀座にて開催され大好評を得、本年もVol.2公演として【かめありリリオホール】に弧の会&ジュニアが登場!!演目『若獅子』流派を越えて結成された若手邦楽囃子方集団・若獅子会の創作曲 に共鳴した弧の会が、五穀豊穣、疫病退散などを祈りつつ舞われる「三番叟」をベースに振付を施し、「御柱祭」に次ぐ回数の上演を 重ねています。 伝統文化の未来を見据えつつ清新に舞い踊ります。『二つ巴』「二つ巴」とは大石内蔵助…大石家の家紋。『仮名手本忠臣蔵』で有名な「七段目」と「十一段目」を日本舞踊化した作品。内蔵助が祇園一力茶屋で遊興に耽りつつ討入に向けた準備や駆け引きを行う場面、そしてクライマックスの討入を素踊り・群舞で表現します。『渦潮』穏やかな海から渦潮へ。阿波踊りの賑いに、渦潮に住む竜神も示現し共に舞い踊る。 再び静かな海に戻り巡礼の旅は続く…。巡礼の人々が眼にしたさまざまな光景をモチーフに若獅子会が作曲、弧の会が振付しました。今回はジュニアが果敢に挑みます。『御柱祭』長野県諏訪市に伝わる天下の奇祭「御柱祭」をモチーフとした弧の会の代表作。神への祈りと祭に命を懸ける男たちの熱い姿を、鼓童の楽曲を用いて舞踊化。日本舞踊の創作作品としては類を見ない80 回に迫る再演を全国各地で重ね、大反響を呼んでいます。日本舞踊家集団弧の会特色の異なる数々の流派が存在する日本舞踊界において「日本の踊りの素晴らしさを未来へ繋げよう」という熱い思いから、第一線で活躍中の男性舞踊家たちが流派を超えて結集したユニット。1998年結成以来、紋付・袴のみの「素踊り」を基本に、迫力に満ちた新作舞踊を次々と発表。昨年より「弧の会ジュニア育成プロジェクト」を立ち上げ、日本舞踊家を目指す次世代の育成に着手するなど、普及活動にも幅広く精力的に取り組んでいる。その活動の方向性とクオリティは各方面より高い評価を受け、熱い注目を集めています。公演概要『弧の会 日本舞踊公演 コノカイズム~弧の会 ジュニア育成プロジェクトVol.2~』公演日時:2022年12月27日 (火)17:30開場/18:00開演会場:かめありリリオホール(東京都葛飾区亀有3丁目26番1号)■出演者日本舞踊家集団 弧の会(泉 徳保、市山 松扇、猿若 清三郎、西川 扇衛仁、西川 大樹、花柳 榮輔、花柳 寿美藏、藤間 勘護、藤間 章吾、藤間 仁凰、若柳 吉優、若柳 里次朗)弧の会ジュニア(泉 寛裕、市山 幸、市山 扇雄右、今給黎 知季、岡田 美桜、猿若 瑛貴、西川 一樹、西川 央樹、平部 咲樹、牧 緒理英、吉岡 可穗、若柳 吉優也、若柳 元秀)■スタッフ企画・構成・演出/弧の会舞台監督・美術/滝善光照明/原昌男音響/宮崎裕之(predawn)主催・制作/古典空間チラシデザイン/天ほか■チケット料金一般前売:5,000円当日:5,500円小学生~大学生:1,000円(全席指定・税込)【カンフェティ 良席多数あり!】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月12日第4話で、ようやく足並みがそろった『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の主人公・和佳(奈緒)と、さんし船団丸の漁師たち。魚の直販『お魚ボックス』の売り上げも好調で、将来性を見込んだ銀行が融資をしてくれることにもなり、これまでの和佳の苦労も報われたように思えました。とはいえ、一難去ってまた一難。第5話では、片岡(堤真一)が『お魚ボックス』の事業から抜ける危機が訪れそうです…。さらに、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手、琴平祐介(渡辺大知)の正体も明らかに。『ファーストペンギン!』第5話あらすじ和佳が発案した、「お魚ボックス」の売上は好調。その将来性を見込んで、銀行が融資をしてくれることになった。設備も整い、漁師たちの報酬もアップ。さらに事務員として山藤そよ(志田未来)が加わったことで漁師たちのモチベーションは急上昇!活気に満ちた日々が訪れたのだが…。ある日、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手・琴平祐介(渡辺大知)が、「大事な話がある」と言って東京からはるばる和佳に会いにきた。そんな二人の姿を、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が偶然目撃。杉浦は何かを思いついた様子で、不敵な笑みを浮かべ…!?一方、和佳が「先生」と会っていると知った片岡洋は、どんな男なのかとモヤモヤ…。そんな中、杉浦から片岡に連絡が入り、謎に包まれた「先生」の正体が明らかに!杉浦の話を聞いた片岡は、「わしゃもうボックスなんかやらんけぇの!」と事務所を飛び出してしまい…!?『ファーストペンギン!』第4話は、2022年11月2日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月01日「文化と伝統としてのウィーン舞踏会」など、オーストリアの文化を日本に紹介する日本・オーストリア文化交流会~クライネ・クローネ(代表:クローネマキコ、本部:東京都千代田区)は2022年11月12日にウィーン舞踏会 in東京を開催します。ウィーン舞踏会 in東京は、ウィーンの社交界文化としての舞踏会という世界を楽しんで頂く機会を創出することを目的として、クライネ・クローネが2010年から毎年開催している、日本で唯一の「夜会」です。今年はオーストリア大使館関係者やウィーンの元貴族もご招待し、通常のイブニングパーティーやダンスパーティーとは異なる日本では希少な、大変華やかな“非日常”の場です。女性はイブニングドレス、男性は蝶タイで正装し、オーストリアのワインや料理、ウィンナーワルツを楽しんで頂く、しかも、踊れなくても楽しめる場となっています。東京・神戸合わせて今年で15回目となる「夜会」は、ウィーンオペラ座舞踏会(オーパンバル)が、2023年に三年ぶりに開催されることを願いつつ開催いたします。2021年「ウィーンの夜会」~クライネ・クローネ20周年+1を記念して~での、ダンスパフォーマンス■ウィーン舞踏会inTokyoについて<名称>“ウィーンの夜会 2022”~オーパンバルに思いを馳せて~Der Wiener Abend 2022 -Mit den Gedanken am Opernball-<日時>2022年11月12日(土)受付開始・ドアオープン 17:40、開始18:00<場所>学士会館201号室 東京都千代田区神田錦町3-28Tel:03-3292-5936<内容>ウィーン舞踏会風オープニング、オペラ曲など演奏、ヨハン・シュトラウス協会による舞踊披露、ウィンナーワルツとカドリールタイム、他。お食事(ビュッフェ)とフリードリンク付き<規模>数十名(昨年の実績、コロナ前は100名以上)<ドレスコード>【女性】ロング・イブニングドレス【男性】燕尾服、タキシード又はダークスーツに蝶ネクタイ後援:オーストリア大使館文化部/オーストリア文化フォーラムウィーン市詳細: をご覧ください。<ご参加費>クライネ・クローネ会員 15,000円 非会員 17,000円(学割あり)ビュッフェのお食事の様子■お申し込み方法以下URLよりお申し込みください。 締め切り:11月5日(土)、それ以前でも定員となりました時点で締め切らせて頂きます。※新型コロナウイルス感染症対策につきましては、学士会館のガイドラインに則ります。※夜会の翌週11月19日(土)には、ウィーンからこの「夜会」のために来日するウィーンの元貴族でありダンスインストラクターによる、マナーセミナー&ウィンナーワルツレッスンも開催します。■日本・オーストリア文化交流会~クライネ・クローネについて2000年11月にクライネ・クローネ(小さな王冠、の意味)として設立、2010年1月に現名称に改称。ヨーロッパ社交界や舞踏会に憧れる方々への情報提供や参加コーディネート、デビュタント*も送り出している。国内では、オーストリアの文化を紹介し楽しむセミナーや交流会等の各種イベント、ウィーン舞踏会を再現したフォーマルな「夜会」、宮廷風ダンスやウィンナーワルツ練習会等の活動を、オーストリア大使館の協力も得ながら展開。代表のクローネマキコはタウンFMラジオ番組に毎月出演、オーストリア・ウィーン文化についての楽しいトークを披露している。*デビュタント:“社交界デビューする人”の意味。かつては王侯貴族の子女たち。現代でも白いドレスと王冠で踊る■代表クローネマキコのプロフィール日本・オーストリア文化交流会~クライネ・クローネ代表。日本カドリールダンス協会主宰。銀行員時代に、「お婆さんになってしまう前に!」とウィーン舞踏会参加の夢を自身で叶え、これまでに渡墺50回以上、オペラ座舞踏会など参加120回を超える。王宮舞踏会にて「デビュタント」も経験。現地貴族や、ハプスブルグ家末裔のプリンセスとも交流がある。国内外での様々なイベント開催を通じ、社交文化と文化交流の普及促進をしている。2019年には「マツコの知らない世界」でも紹介された。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日現在の日本社会が抱える問題を縮図したようなストーリーや、キャスティングの絶妙さが受け、第1話放送以降、着々と人気を高めているドラマ『ファーストペンギン』(日本テレビ系)。『お魚ボックス』をめぐり、漁協から敵対視される主人公の岩崎和佳(奈緒)ではあるものの、第2話では、孤軍奮闘する彼女を助ける人たちの存在も出てきました。その1人が、和佳のママ友である、山藤そよ(志田未来)。『お魚ボックス』の注文数を増やすため、東京との往復を繰り返し多忙な日々を送るシングルマザーの和佳に代わり、そよは、和佳の1人息子・進(石塚陸翔)を夜の間だけ預かってくれる頼もしい存在です。ママ友の力を借りながら、1人営業活動に励む和佳でしたが、その裏では、敵対する漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が吹聴した、「和佳は詐欺師である」という噂が広まりつつありました。『ファーストペンギン!』第3話あらすじ「お魚ボックス」の注文を増やすため、岩崎和佳は東京の飲食店に営業をしに行くことに。息子の進(石塚陸翔)を昼は保育園、夜はママ友・山藤そよに預けて、東京との往復を繰り返す多忙な日々を送っていた。そんな中、進は誕生日を迎える。この日も和佳は東京に出かけており、進は片岡洋(堤真一)たちと一緒に、船団の事務所で帰りを待つことに。しかし、和佳は約束の時間を過ぎても帰って来ず、片岡が何度電話をかけても繋がらない。翌朝になっても連絡がつかない和佳のことを、漁師たちは「男と一緒なのでは?」と疑い始めるが、片岡だけは、「子供の誕生日に母親がそんなこと…」と和佳を信じようとする。しかし、そこに磯田高志(吹越満)が会社の出納記録を持って飛び込んでくる!片岡が和佳に預けていた船団の口座から、大金が引き出されていたことが発覚し……!?『ファーストペンギン』第3話は、2022年10月19日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年10月18日奈緒主演、森下佳子が手掛けるオリジナル脚本ドラマ「ファーストペンギン!」の爽快感あふれるポスタービジュアルが公開された。本作は、奈緒さん演じる人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳と、堤真一演じるベテラン漁師・片岡洋が、凸凹バディとなり、漁業の世界で大革命を起こす、ウソみたいに爽快なホントの話。完成したビジュアルは、大きなタイを片手に笑顔がはじける和佳と、彼女に勢いよく肩を組まれ驚く片岡の凸凹バディ感が目を引く。また、奈緒さんと堤さんが手にしている魚は、和佳のモデルとなった坪内知佳が率いる漁船団「萩大島船団丸」から取り寄せた新鮮な天然魚。背景のイラストでは、子どもが描いたようなタッチの海の生き物が描かれており、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるドラマの世界観が表現されている。「ファーストペンギン!」は10月5日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年09月21日Photo by SANDER MUYLAERTボッテガ・ヴェネタがWINTER22キャンペーンのビジュアルを公開。新クリエイティブ・ディレクター マチュー・ブレイジーのファーストコレクションのキャンペーンとなっている。ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ ディレクター、マシュー・ブレイジーによる初のWINTET 22 キャンペーンは、写真家や撮影監督、モデルまで、 多角的な視点により生み出された魔法の産物。マチューのファンデーション コレクションは、ミラノのサン・ フェデーレの舞台裏から旅を始め、ベルギーのホルスト フェスティバルに移り、再びイタリアに戻り、 南海岸で終わります。このキャンペーンは、主にフィルムで撮影された 41 枚の写真と動画で、 静かな力というブレイジーの概念が生き生きと表現されている。ボッテガ・ ヴェネタは実用性を兼ね備えたレザーグッズを中心に取り扱ってい ます。バッグはどこに行くときも共にあるという考えに基づいています。 タイムレスなファッションさえも超越したスタイルであり、 これは静かな力の一部なのです。-マチュー・ブレイジーPhoto by SANDER MUYLAERTPhoto by LOUISE AND MARIA THORNFELDTPhoto by LOUISE AND MARIA THORNFELDTPhoto by SOLENE GUN
2022年09月02日奈緒が“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを演じる、実話のドラマ化「ファーストペンギン!」に、堤真一が漁船団を率いる昔気質の漁師役として出演することが決定。コメントが到着した。多くの敵が潜む海に、なかなか飛び込むことができない臆病な動物、ペンギン。勇気ある1羽が飛び込むと、仲間たちも次々と荒海へと向かうことができる。その「勇気ある1羽目」=「ファーストペンギン」のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話をモデルに、「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などの森下佳子のオリジナル脚本で紡ぐ本作。主人公・岩崎和佳役を演じる奈緒この度、漁船団「さんし船団丸」を率いる船団長・片岡洋(かたおかひろし)役に堤真一が決定。本作が日本テレビの水曜ドラマ枠初出演となる。堤さんが演じる片岡洋は、真っすぐで情に厚く、周囲から頼られる親分肌。しかし、「男とはこうあるべき」「漁師とはかくあるべき」という価値観にとらわれ、見栄っ張りな側面がある。都会から移り住んできた若きシングルマザー・岩崎和佳(奈緒さん)と出会い、“浜の立て直し”のオファーを持ち掛ける張本人。しがらみだらけの“漁業の世界”で、真っ向からタブーに切り込もうとする和佳とぶつかり合い、ケンカを繰り返しながらも、少しずつ絆を深め、共に新事業の立ち上げに挑む仲間に。和佳の前では、子どものようにスネたり、ヤキモチを焼いたり、癇癪を起こしたりと、何かと扱いづらい存在。だが、不思議とどこか憎めない、チャーミングな役どころとなる。堤真一「明るさやエネルギーをもらえる作品になる」「元々ドキュメンタリーや報道番組を通じて、ドラマのモデルとなった実話については知っていました」という堤さん。「脚本の森下さんとは一度ご一緒したい!と願っていましたので、今回実現して、とても嬉しいですし、先々の展開が今から本当に楽しみ」と期待を口にする。演じる片岡洋については、「頑固なところがあって、古い価値観からなかなか脱却できない、新しいことをしたいと言うわりには、全然動けない…そんな昔ながらの人物」と分析、奈緒さんら共演陣にも期待を寄せ、「メンバーが素晴らしい!奈緒さんとも話していたのですが、このメンバーで飲みに行ったら楽しいだろうなぁ…って。今の状況では、実現できないので残念ですが…。とにかく楽しい現場になると思います」と語る。「『ファーストペンギン!』というタイトルも好きですし、主人公の成長の記録を描いたドラマになると思います。彼女が何と戦い、周りの人がどう変化していくのか…そういった姿が見られるドラマです。明るさやエネルギーをもらえる作品になると思います」とアピールした。「奈緒さんが新鮮な感性を持って、経験値豊かな堤さんに向かっていく」一方、脚本家・森下さんは「大胆なくせに小心で、熱いくせにしょげやすく、惚れてるくせに暴言を吐き、頑固なくせに妙なとこは素直、夢はあるのに現実にがんじがらめ、片岡というこの漁師は矛盾だらけ、『矛盾』こそが彼のキャラクターといってもいい人物です」ときっぱり。とはいえ、「1人の大人として未来への責任を果たそうと彼なりに悪戦苦闘している。堤さんなら、この『矛盾』だらけの大人の男を人間くさく愛すべき人として表現してくださるに違いない!と、今からワクワクしております。奈緒さんが新鮮な感性を持って、経験値豊かな堤さんに向かっていく。その状況は、劇中の和佳と片岡の有様にそのままかぶるような気もします。そんなところも密かに楽しみにしております」と明かしている。新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年08月16日