刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした2.5次元作品「舞台『刀剣乱舞』(刀ステ)」の5周年記念展を、池袋パルコ パルコファクトリーにて2021年9月10日(金)から9月27日(月)まで開催する。その後、名古屋、大阪・心斎橋での巡回展も開催予定だ。舞台『刀剣乱舞』5周年記念展舞台『刀剣乱舞』は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた"刀剣男士"を率い、歴史を守るために戦う人気刀剣育成シュミレーションゲームを原案とする演劇。2019年には、三日月宗近役の鈴木拡樹を主演に迎え、舞台版キャストが出演した実写映画『映画刀剣乱舞』が公開された。衣裳や舞台セット、カーテンコールの番傘などを展示舞台『刀剣乱舞』5周年展では、『刀剣乱舞』の5年間の公演をたどるゾーンをはじめ、衣裳や直近の公演で使用した舞台セットの紹介、公演時のカーテンコールで象徴的に登場する番傘展示等、“刀ステ”の魅力をダイナミックに伝える展示を行う。オリジナルグッズも販売また、会場では展示に加え、5周年展オリジナルグッズも販売。展覧会の詳細は、追って発表される。尚、刀ステファンサイト会員向けのチケット先行抽選予約は2021年8月18日(水)18:00から受付を開始。一般発売は、2021年8月28日(土)10:00から受け付ける。【詳細】舞台『刀剣乱舞』5周年展会期:2021年9月10日(金)~9月27日(月) 11:00~20:00 ※入場は閉場時間30分前まで ※最終日は18:00閉場会場:パルコファクトリー(池袋パルコ 本館7階)住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:500円 ※入場特典ポストカード付き※小学生以下無料 ※入場特典の進呈は有料での入場が対象。※状況により、営業時間の変更、入場者数の制限、休業の場合あり。※名古屋、大阪・心斎橋に巡回予定。■チケット詳細<刀ステファンサイト会員向け 先行抽選予約>対象期間:2021年9月10日(金)~9月13日(月)受付期間:2021年8月18日(水)18:00~8月22日(日)23:59まで抽選結果確認期間:2021年8月26日(木)12:00~入金期間:2021年8月26日(木)12:00~8月27日(金)23:00まで※刀ステファンサイト会員先行の申込みには会員登録(有料)が必要。※受付期間中に登録している人が対象。<一般発売>日時:2021年8月28日(土)10:00~Lコード:39855
2021年08月21日株式会社Gloture(本社:東京都港区、代表取締役:CHENJUNYI)は、GREENFUNDINGにて、見た目も切れ味もまるで日本刀のような銘入れできる一生ものの刺身包丁「110層ダマスカス鋼高級刺身包丁」のクラウドファンディングを本日より開始いたします。プロジェクト概要キャンペーン期間6月18日〜7月31日プラットフォームGREENFUNDINGキャンペーンURLあなただけの高級包丁で料理をもっと楽しく豊かに◎高級110層ダマスカス鋼による、美しくて鋭い切れ味◎真空熱処理と深冷処理による一生ものの硬度◎ローズウッドとバッファローホーンによる高級感あふれる持ち手◎好きな言葉を刃に刻印!世界に一つだけの包丁をあなたの手に◎特別セットとして刃がぴったり収まるレザーケースをご用意◎ギフトにも最適な化粧箱に入れてお届けします独特な模様を持った煌めく刀身。高級ローズウッドとバッファローホーンを用いたつやのある持ち手。「110層ダマスカス鋼高級刺身包丁」は、手にするだけであなたの料理スキルをひと回りもふた回りも引き上げてくれるはず。世界に一つだけの包丁にすることができる銘入れ特典のほか、今回はセットにレザーケース(オプション)もご用意。この個性あふれる高級包丁で、毎日の料理を心ゆくまで楽しんでください!高級110層ダマスカス鋼の美しくて鋭い切れ味刃には2種類の高硬度鋼を使用し、見た目も美しい高級110層ダマスカス鋼に。日本刀をも彷彿とさせるような刀身の刃先には、鋭い切れ味をさらに引き上げる15°の黄金角度を採用しています。この独特な輝きを放つ「110層ダマスカス鋼高級刺身包丁」を手にすれば、あなたの包丁さばきもまるでプロの料理人のように滑らかに動くことでしょう。真空熱処理 & 深冷処理の一生ものの硬度細長い刀身だからこそ、注意をしたのはその硬度。硬度の他にも鋭さや耐久性をさらに上げるために、通常は熱処理だけで加工を終わらせるところを、真空熱処理、および直後に急冷凍する深冷処理を施しました。ローズウッドとバッファローホーンによる高級感あふれる持ち手持ち手には、家具材としてなら最高級品として扱われるローズウッドと、丈夫かつ軽量で高級車の内装にも使われるバッファローホーンを使用。それぞれシックな色調が、高級感ある見た目をさらに盛り上げてくれます。好きな言葉を刃に刻印!世界に一つだけの包丁をあなたの手に今回ご用意の3本セット、5本セットのリターンなら、お好みで包丁の刃にお好きな言葉を記入することができます!自分の名前や座右の銘を入れて、世界に一つしかない包丁を手に入れましょう!(*銘入れを希望される方は、リターンをお選びいただく際に、該当欄にご希望の言葉をご記入ください。また、ご希望されない場合は、該当欄に「なし」とご記載ください)*注意*必ずお読みください●ご注文時に合計10文字までのテキストを入力ください。画像データ提出での加工は承れません。●文字の種類は漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字となります。●実際の文字デザインは書体見本のものとなります。●文字位置および文字サイズは加工装置の都合により工場側で調整します。●加工は刃の片側のみとなります。●複数の包丁を注文された場合はすべて同じ文字内容となります。包丁ごとに内容を変更することは致しかねます。●工場側のミスによりメッセージ内容に間違いが生じた場合を除き、デザインの再修正は対応いたしかねます。*銘入れを希望される方は、リターンをお選びいただく際に、該当欄にご希望の言葉をご記入ください。特別セット:高品質レザーケース今回は特別セットとして、タンニン革でできたレザーケースもご用意。独特に光る刃、高級感あふれる持ち手にぴったりのデザインです。ギフトにも最適な化粧箱に入れてお届け「110層ダマスカス鋼高級刺身包丁」は高級感ある化粧箱に入れてお届け。結婚祝いや引越し祝い、ご両親への贈り物などにも最適です。大切な人に向けて心のこもったメッセージを入れて、この一生ものの包丁をプレゼントしてください!※配送時期は11月下旬を予定していますが、配送スケジュールはメーカーの生産状況および運送業者の配送状況に左右されることがありますこと予めご了承ください。XINZUO®︎の包丁は海外でも高評価です!M、ブルガリア★★★★★XINZUOの包丁はまるで芸術です!アートとして壁に飾っても遜色ないと思います。昔買ったドイツ製の包丁と比べてもレベルが違います。星5の評価じゃ足りません!L、ノルウェイ★★★★★この包丁はとても質が良くて、私はとても満足しています。A、アメリカ★★★★★メーカーはとても頼りになるし、製品はとても質が高くプロフェッショナルです。R、イギリス★★★★★品質が最高です!刃は研ぎ澄まされていて、たった一振りで腕に生えた産毛を剃り落とせるほどでした。持ち手の部分はしっかり磨かれており、刃はピカピカで、模様もとても美しいです。もちろん、見た目も高級感があります。プレゼントとして誰かに送っても、喜ばれること間違いなしです!M、オーストラリア★★★★★製品の品質がとてもよく、職人のプロの技を感じることができます。世界に一つだけの包丁で毎日の料理をもっと楽しく包丁は、料理をすればほとんど毎回使うもの。だからこそ、どうせ使うのであれば愛着の持てる、一生ものの包丁を使いませんか?XINZUO®︎の「110層ダマスカス鋼高級刺身包丁」なら、鋭さはもちろん、耐久性も随一。ダマスカス鋼ならではの美しい輝きを放つ紋様に、あなただけの銘入れを施せば、まさに一生の宝物になることでしょう。外出自粛で自宅で料理する機会が増えている中、ぜひこの「110層ダマスカス鋼高級刺身包丁」を手に取って、何でもスパスパ切れるその切れ味を楽しんでください。驚きの切れ味を前に、料理はもっと楽しく豊かになるはずです。製品仕様刃先110層ダマスカス鋼柄ローズウッド、バッファローホーン硬度60±1HRCシャープネスレベル6.0-8.0N国際レベル製造中国、広東省※刃の向きは右利き用になります。XINZUO®︎匠の技術で生活に感動をXINZUO®︎は、様々な種類の包丁を生産、開発しているプロの職人が集まるメーカーです。現在すでに20年以上の歴史があり、包丁の町として名高い中国の陽江市を拠点としています。製品はどれも国際規格に準拠しており、世界中の様々な市場で高い評価をいただいています。同メーカーの別製品もクラウドアンディング中!キャンペーンはこちらからプロジェクト概要キャンペーン期間6月18日〜7月31日プラットフォームGREENFUNDINGキャンペーンURLについて株式会社Gloture(グローチャー)は近未来のライフスタイルを提案するショップ「GLOTURE.JP」を運営しております。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年07月02日世代を超えて大人気の漫画『鬼滅の刃』。続編の映像化も期待される中、個性的なキャラクターとともに、それぞれの持つ『日輪刀』という刀に注目が集まることもあります。子ども向けの玩具のみならず、煉獄杏寿郎の約1/1サイズの日輪刀の予約が、開始数時間で終了してしまったことからも、その人気がうかがえます。今回は、そんな日輪刀を、なんと330円で作ってしまったというshow0rangeさんのInstagramをご紹介します。 この投稿をInstagramで見る ワタセ ショー (@show0range)がシェアした投稿 ※矢印をクリックすると、次の画像をご覧いただけます。左が竈門炭治郎、右が我妻善逸の日輪刀だそうです。110円の刀が、こんなにもかっこよく生まれ変わるものなのですね。この投稿には、感動の声とともに「私も作りたい」という声も多く寄せられ、さっそく100円ショップに走ったという人も。そういう私も、この投稿を見せてからというもの、7歳の息子に作ってほしいとせがまれ続け…先日ようやくダイソーで、刀を発見できたので、作ってみました。テープも、わが家の近所の店では50円弱でしたので、300円ほどで完成!煉獄杏寿郎の刀をリクエストされ、模様と鍔に苦労した私としては、製作の際には、簡単なデザインの日輪刀を選ぶことをおすすめします。小学校教師をしているワタセ ショー さんのInstagramには、ほかにも手作りの『鬼滅の刃』のハンコや漢字テストが並んでいます。『鬼滅の刃』ファンの人は、ぜひ漢字の問題にもチャレンジしてみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年01月24日ミュージカル『刀剣乱舞』(以下、刀ミュ / dアニメストア、DMM.comで配信)4作目、「つはものどもがゆめのあと」は第1作「阿津賀志山異聞」に続いて三日月宗近(黒羽麻璃央)、小狐丸(北園涼)、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)の4振りが集合。そこに“源氏の重宝”と言われる髭切(三浦宏規)と膝丸(高野洸)が新たに加わる。向かう時代は平安末期から鎌倉初期。鎌倉幕府を成立させまいとする時間遡行軍の目論見を阻止することが目的になる。「阿津賀志山異聞」の際、主である義経の死に苦しんだ今剣が自ら隊長に名乗り出る。彼が再び試練を乗り越え精神的に強く成長するのか気になるうえ、髭切と膝丸が主(声:茅野イサム)から受けた密命とは何かという新たな謎も。「阿津賀志山異聞」よりも源義経(荒木健太朗)と源頼朝(冨田昌則)の歴史パートが深く描かれ、物語は大きくうねっていく。なるほどこう来たかと膝を打つ快作である。はじまりは小狐丸による舞「あどうつ聲」から。能の「小鍛冶」に登場する伝説の名刀・小狐丸ならではの能の風情を感じる曲と舞だった。小狐丸はこの能に登場しているものの実際存在したか定かではない。歴史を守ることが刀剣男士の使命ではあるがそもそも「史実」とは何か「つはものどもがゆめのあと」はそこに切り込んでいく。○■見ていて心配になるくらいの今剣歴史といっても現代人はその目で見たことはなく、書物で語り継がれてきたことしか知らない。その書物もどこまで事実かわからないことも多い。「勧進帳」が人気の義経、弁慶の関わりや、主として弁慶の存在も確実なところはわからない。とすると、今剣、岩融、髭切、膝丸の存在も危うくなってくる。今回はずばりそこをテーマにすることで、いっそう狂おしいほど胸をかきむしられるような刀剣男士たちの心情が描かれる。4作目にして、舞台装置の階段がこれあまでのザッツ大階段というようなものとはうって変わり、段鼻(踏み板の先端)が凸凹してうねっている。これは単なる装置のリニューアルではなく、この物語の重要なセリフ「自らの存在を疑ったことはあるか」(岩融)を表すような、信じていた歴史はほんとうに正しいか否か、その揺らぎのようにすら見えてくる。刀剣男士たちは、このうねる階段の上をまっすぐ全力で上がったり下りたり飛んだりし続ける。6振りの太刀筋も迷いを振り払うかのように美しい。いったいどこまで刀剣男士たちは苦しまないとならないのか。とりわけ今剣。「阿津賀志山異聞」から時間が経過しているからまだいいとして、こんなに悩む役、演じていたら病みそうで心配になってしまう。中盤、今剣が奏でる琵琶の調べから「散るは火の花」の歌で見せる源平合戦。ドライアイスの煙が床を這う幽幻の美が圧巻。そしてここから源氏同士の悲劇の内紛になっていく。今剣の精神状態が心配されるが、気丈。でもじょじょに自分は存在しないんじゃないかと気づいていく。これだけ愛おしく想っている義経と関係がなかったとしたら……という切ない片思い。なんで毎回、今剣は苦しめられるのか。可哀想に。でも今剣は頑張り続ける。○■1作目から進化した役者たち ※この先作品のネタバレに触れます今剣役の大平峻也は小天狗らしく身のこなしが俊敏。翔ぶときに膝をぐっと高く上げ、ぴょんぴょん跳ねて相手を撹乱する。小刀の軽やかな扱いも小気味良い。闘いのときはピリッとしているが、義経にだけは表情を崩す。そのギャップがたまらない。今剣を見守る岩融を演じる佐伯大地は、薙刀を振り回す腕の動きが豪快。「阿津賀志山異聞」のときは「ははは」という笑いが書き文字みたいだったがだいぶ自分のものになってきていた。勇猛果敢だが心根はすごく優しいというキャラをみごとに演じている。今剣が自身に関する重大な事実に気づいてないことにいちいちハラハラする表情や、武蔵坊弁慶(田中しげ美)へのはにかんだ表情も良かった。今回、今剣と岩融は「五条大橋の出会い」や「勧進帳」など伝承されている義経と弁慶の数々の名場面を演じるために稽古を積み重ねるが、大平峻也と佐伯大地も今剣と岩融を演じるために稽古と本番を繰り返してきたことをひしひしと感じた。三日月宗近役の黒羽麻璃央は「阿津賀志山異聞」のときは瞬間瞬間でしゅっと背筋を伸ばてキメることが何度かあったが、今回はいつでも当たり前に優雅な感じになっていて、それが三日月宗近役のもつエリートの余裕のようなものに感じられる。蓮の華を掲げ歌う「この花のように」のたおやかさと凛々しさ。小狐丸役の北園涼は小狐だけど大きいので、今剣とはまた違う翔ぶ動きをする。階段から大きく跳ぶ躍動感はかなりのもの。今回「阿津賀志山異聞」に続いて今剣が中心に話かと思いきや、三日月丸宗近に重きが置かれていて、小狐丸は、三日月宗近のように闇に隠れて見えない想いをわかりながらも、刀剣男士としての使命に三日月宗近を引き戻そうとする。花びらが舞うような映像のなか、手足の長いふたりの華麗な闘いは鮮烈だった。三日月宗近を見張る密命を帯びていた髭切、膝丸。初登場らしく新鮮な雰囲気を醸す。ちょっと斜に構えて冷めた現代っ子的な感じがするふたり。一見、似て見えるが、髭切の三浦宏規はちょっとのんきでやさしい雰囲気があって、アクションもくるくると回転して軽やか。膝丸の高野洸はアクロバットが得意だから側転が鮮やかに決まる。公演中止になってしまった舞台『タンブリング』2020ではバック転も披露してくれそうだったので残念だったなあと思いながら配信を見た。6振り、それぞれ役割が違うが、共通して感じたのが果てしない孤独とアイデンティティが定かでない不安感をそれぞれがそれぞれのやり方で押し殺す悲哀。三日月宗近以外は自分が本当に存在するかわからない。実体がある三日月宗近は仲間のためにルールを破ろうと、藤原泰衡(加古臨王)にすべてを背負わそうとする。戦の天才・義経が生き残ったら戦乱の世になる。そうならないためにも義経は死なねばならない。加古臨王の苦渋の演技。泰衡と三日月宗近が蓮の華を見る場面は今剣と義経、岩融と弁慶、そして三日月宗近と藤原泰衡とエモさ三連弾は心臓保ちません……。○■寺山修司『毛皮のマリー』を連想さてここからは演劇好きの演劇に寄ったレビュー。「三百年の子守唄」のレビューで、本多忠勝を演じる蜻蛉切に物吉貞宗が「別の存在なんです」「なろうと思わなくていんです」「忠勝さまへの思いを戦にぶつければいいんです」と助言するセリフが演技論のようだと書いた私は、「つはものどもがゆめのあと」もさらに物語のなかに演技論が塗り込められているように感じた。小狐丸の「あどうつ聲」では「打つ」という言葉に関連する言葉をあげていくなかのひとつに「打つのは芝居」とある。「阿津賀志山異聞」で岩融が歌った「名残月」を聞いた三日月宗近が、岩融には「苦悩」があるが、今剣には「憧憬」や「思慕」が感じられるというのも、同じ歌やセリフでも歌ったり演じたりする人によって違うものになるということ。岩融と今剣は義経と弁慶の名場面を演じて再現しようと稽古に励んでいて「勧進帳」も演じようとするが、これこそ「演技」を演じる芝居である。「勧進帳」のネタバレになるが、義経と弁慶が敵の眼を避けて逃げていく際、関所で怪しまれ、弁慶は勧進帳を読み上げるふりをする(赤塚不二夫のお葬式のときのタモリの弔辞の元ネタ)。なんとか誤魔化せたと思ったら、身分を隠した義経が義経に似てると呼び止められてしまい、弁慶はおまえのせいでこんなことになったと泣く泣く主人を激しく打つことで難を逃れる。麗しい主従関係の物語なのである。この芝居は登場人物、みんなが「やさしい」と言う三日月宗近。誰かを思って芝居を打つことの尊さ。刀剣男士も自分のアイデンティティーがわからない不安を隠し、互いを慮っている。空で光る三日月がその大半を闇に姿を隠すかのように、何もかも背負おうとして何も語らない三日月宗近に代わって髭切が三日月宗近を演じるという体(てい)で語る。あれこれと「演じる」尽くし。ラスト、義経と弁慶が客席からはけていくとき「これからは逃げて逃げて逃げ続けてーー」というセリフがある。これで思い出したのは「役者はただ、じぶんの役柄に化けるだけ。これはお化け。化けて化けてとことんまで化けぬいて、お墓の中で一人で拍手喝采をきくんだ……」という寺山修司『毛皮のマリー』のセリフだった。人の数だけ真実があり、記憶がある。たとえ歴史上に存在していなくて物語のなかだけだとしてもそれを書いた人、読んだ人が、演じた人、その物語を信じた人がいるならば、それは間違いなく本物。演じるということはそういうことなのである。ラストの歌「ゆめのあと」(一瞬、ギターのギューンって音が効果的)は「傷跡」「焼け跡」「夢の跡」と「跡」に関する言葉が並び、冒頭の「打つ」尽くしとつながっていて、脚本が凝りに凝っている。第2部、オープニングのアンサンブルのダンスが1部の幽玄さを踏襲するかのようにふわりとしていて、その撮影の仕方も素敵だった。1部にも出てきた無数の鳥たちの映像が向きを変えて使用されていた。2部の階段はまっすぐな大階段になっていた。6振りの初登場の衣裳はスカートみたいな回るとふわっと広がるものでバレエを観ているみたいな印象を受けた。義経と弁慶の剣舞もかっこいい。あらゆる芸能リスペクトを感じる。ここでもはやお馴染み、待ってました!という感じのみんなの二の腕披露合戦がはじまる。中性的な今剣も、腕を出すと男性の腕だなーと思った。そして三日月宗近の脇と背中の美しさの大盤振る舞い。眼福でした。
2020年05月12日新型コロナウイルス感染防止のためたくさんの舞台が中止や延期になっている。『刀ミュ』ことミュージカル『刀剣乱舞』もそのひとつで、最新作ミュージカル『刀剣乱舞』 〜静かの海のパライソ〜は東京公演が途中で中止、兵庫・熊本・宮城公演の全公演が中止になってしまった。5月15日から予定されている東京凱旋公演はいまのところ中止・延期の発表はないが心配なところ。急なお休みを余儀なくされているキャスト、スタッフの想いはいかばかりか。過去の『刀ミュ』を配信(dアニメストア/月額400円で配信のほか、24日20:00からDMM.comにて無料配信)で観てレビューすることで、想いを馳せてみたいと思う。まずはミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~のレビューを。なお、お読みになる方にはすでに舞台や配信でご覧になっている方も多いと思うが、刀ミュが気になっているけれど未見の方もいると思うので、基本的な情報は記し、かつネタバレし過ぎないように気をつけて書くのでご了承いただきたい。○■伝説の始まりを感じさせる導入『刀ミュ』とは、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた"刀剣男士"を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞』を原作にして制作された2.5次元ミュージカル。まず、2015年にトライアル公演を実施、それをアップデートした作品が16年、ミュージカル『刀剣乱舞』~阿津賀志山異聞~として上演され、以後、シリーズ化されている。第1部・刀剣男士が史実を守るべく闘う物語、第2部・刀剣男士たちが歌い踊り語るショー形式の2部構成がデフォルトである。『刀ミュ』は日本史を知っていると楽しめる。阿津賀志山とは日本史の「阿津賀志山の戦い」の舞台となった、福島と宮城の県境にある場所。鎌倉時代、文治5年(1189年)、源頼朝軍と藤原泰衡軍がそこで闘ったとされる。源頼朝軍と藤原泰衡軍の前に、有名な義経の物語があって、兄・頼朝のために働きながら、反感を買い、悲しき最期を遂げる。そんな彼に忠義を尽くし続けた人物が武蔵坊弁慶である。「阿津賀志山異聞」の冒頭は、鎌倉時代、源義経(荒木健太朗)と武蔵坊弁慶(田中しげ美)の壮絶な戦いの場からはじまる。刀剣男士6振りの登場はその後。6本の刀が大地に刺さり、そこから三日月宗近(黒羽麻璃央)、小狐丸(北園涼)、石切丸(崎山つばさ)、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)、加州清光(佐藤流司)が出現し、テーマ曲「刀剣乱舞」をまさに乱舞する。やがて伝説化していく刀ミュのはじまりにふさわしい登場の仕方である。舞台装置は舞台中央奥の大階段が場面に応じて2つに分かれるという、主に2パターンで様々な場面に対応している。大階段上、大人数で刀を振るうアクションは見せ場である。映像もふんだんに使用され、刀の残像が弓なりにしゅっとなる瞬間も鮮やか。刀剣男士はふだん、桑を振るって畑仕事をしているが、歴史修正主義者が暴れると、その時間、その場所へ向かって、史実を守るために闘う。今回は、新選組・沖田総司の刀だった加州清光が、主(声:演出を手掛ける茅野イサム)から隊長に任命され、阿津賀志山へ。メンバーは三日月宗近、小狐丸、石切丸、岩融、今剣だが、三条派と言われる彼らが加州清光には苦手で……。○■個性豊かな刀剣男士たちが登場加州清光は、新選組・沖田総司がもっていた刀で、ほかの5振りは鎌倉時代や平安時代の刀である。加州清光ひとりだけ、生きてきた時代が違うのである。物語は主に、加州清光が無茶な戦いをする新選組と共に生きてきたことと、いま刀剣男士となって感じることとの葛藤と、義経と弁慶を史実どおり死ぬ流れにもっていかなくてはならず苦しむ、今剣と岩融の物語の2本を主軸に進んでいく。三日月、小狐丸、石切丸は少し引いた視点で加州清光や今剣を見つめているふうに描かれている。史実では、義経の死後、頼朝の軍勢が藤原泰衡を滅すことになるが、歴史修正主義者たちによって、死んだはずの義経が生き返ってきた。この間違った流れを阻止することが刀剣男士のミッション。だが、今剣は義経に強い思慕があり、久方ぶりに会った義経を死なせることに迷う。今剣は、6振りの中で最も小柄。血気盛んなリーダー・加州清光、しゅっとして優雅な三日月宗近と小狐丸、戦が嫌いで祈祷師的な独特のスタンスを持つ石切丸、大柄で豪快な岩融の間を、軽快に動きまわり、その無邪気さが、主人への執着を無理もないものに感じさせる。今剣を演じる大平峻也は動きが機敏で、6振りの中のいいアクセントになっている。淋しげに「きらきら」を歌う場面はいじらしく、今剣と彼を支える岩融の関係性も切ない。○■ためらいが描かれた作品今剣の持ち主だった義経と岩融の持ち主だった弁慶は、刀ミュ以前からも人気である。歌舞伎にもなっていて、兄に愛されなかった義経の悲劇と、忠義の人・弁慶は長いこと日本人に支持されてきた。「判官贔屓」という言葉もあるほどである。「阿津賀志山異聞」ではいわゆる弁慶義経の話がたっぷり描かれない分、義経の刀・今剣と、弁慶の薙刀・岩融のブロマンスが描かれ、それによって義経と弁慶の関係もわかるようになっている。逆にその間接的な描写のほうが萌えるといってもいいかもしれない。後半になると、弁慶と岩剣の場面があって、「弁慶の泣きどころ」ネタに笑い、じゃれあうときの弁慶のためらいの間にキュンとなる。そう、「阿津賀志山異聞」には「ためらい」が描かれている。もともと、人を斬る武器として生まれた刀たちが、人間になったことで「心」をもち、人を斬ることにためらいが生まれ、それに悩む。三日月宗近と加州清光が歌う「矛盾という名の蕾」は、武器として生まれてきた最後の世代・加州清光と、もっと長い歴史を知っている三日月宗近が、互いの考えを語り合い、己の宿命を実感していく歌。「命 奪い合う『物』として生きるしかなくて」と言葉を噛み締めながら歌う加州清光、最後に歌を重ねる加州清光と三日月宗近。ふたりのファルセット気味の声の重なりが心に響く。ちなみに、配信版は20分ずつくらいにチャプターを分かれているが、そのたび停止になることはなく、そのまま次のチャプターに続くようになっている。歴史の中で悲劇の死を遂げた義経の気持ちに寄り添い、今剣の気持ちに寄り添い、自分たちの「役割」について想いを馳せながら、最初は苦手だった仲間とも歩み寄っていく加州清光。江戸時代、刀がその役割を終える最後の時代に立ち会った加州清光が、時代のなかで正しく消えていかねばならない生命に立ち合う仕事を行う者たちの隊長であることにも深い意味を感じながら、ラストの「キミの詩」を聞いた。○■舞台の愛おしさを感じるショータイム第2部は、6振りが歌って踊るショータイム。義経、頼朝、泰衡も参加して楽しめ、俳優たちに自然な笑いがこぼれるところも見られる。役と素が混ざった感じが2部の楽しさ。ここでは、客席も映り、観客が掲げたペンライト(推しのシンボルカラーがある)が輝き、俳優たちの一挙手一投足に反応する声も聞こえてくる。こういう映像は『刀ミュ』に限ったものではないが、新型コロナウイルスで無観客公演を配信するという試みも行われたいま、改めて観客ありの映像を見ると、演じる人たちと観客の両方でできている舞台を愛おしく感じる。もちろん、正規の上演ができないなか、無観客配信を行うことで、チケットを買ったにもかかわらず見られなかった人へのフォローになるし、スタッフやキャストの経済的なフォローになるかもしれないし、さらには新しい観客との出会いなど前向きに考えられることもある。だが、それはあくまでも現状の対案であって、観客ありの配信を見ると、観客の反応で同じ内容でもその都度変化がある、まさに“ナマ物”である演劇の尊さを改めて感じて、なんだか涙が出てしまった。いつかまた劇場で出会える日を祈り続ける。
2020年04月24日「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展+EVANGELION ARTWORK SELECTION」が、2019年8月30日(金)から9月9日(月)まで、新宿高島屋の11階特設会場にて開催される。作品内の刀剣を再現した展覧会「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展+EVANGELION ARTWORK SELECTION」は、2007年より全4部作として劇場公開中の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズをモチーフに、全国の刀匠が制作したオリジナルの日本刀を楽しめる展覧会。約6年ぶりの東京凱旋となり、よりパワーアップした内容を楽しめる。オリジナル刀やコラボ作品も「マコログソード」や「ロンギヌスの槍」など、劇中に登場した刀剣を、刀匠が伝統的な技法によって再現する他、レイ、アスカ、カヲルなどの人気キャラクターや初号機などのEVAシリーズからインスピレーションを受けた本展オリジナルの刀、エヴァンゲリオン・メカニックデザイナー山下いくと刀匠・宮入小左衛門行平がコラボレーションした作品などが展示される。原画約200点も特別展示全26点の作品を展示する「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の内容に加えて今回は、全国を巡回する人気の展覧会「エヴァンゲリオン展」の中から、特に貴重な原画など約200点が「EVANGELION ARTWORK SELECTION」として特別展示される。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの3作品の名シーンの原画や作画資料など、作り手の筆致を感じられる資料が勢揃いする。オリジナルグッズコーナー登場さらに、会場には公式ショップ「EVANGELIONSTORE SHINJUKU TAKASHIMAYA」がオープンし、展覧会オリジナルグッズも販売。会場限定Tシャツや、先行販売Tシャツなどバラエティ豊かなグッズを揃える。2020年に公開を予定している最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』を前に、改めて「エヴァンゲリオン」の世界を楽しめる内容となっている。新宿高島屋館内も“ヱヴァ”尽くしに期間中は、新宿高島屋館内においても、「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展+EVANGELION ARTWORK SELECTION」の開催を祝した限定メニューやグッズが登場。限定メニュー各ショップから展開されるカフェメニューには、"初号機”カラーである、紫芋・西尾産抹茶・マンゴーを組み合わせた欲張りジェラートや、“使徒”イメージのラテアートを描いたカフェラテ、主人公・碇シンジの優しい雰囲気を表現した、ミルキーな紫芋のデザートドリンクなどがラインナップ。また“使徒”をモチーフにしたちょっぴり不気味な生菓子や、作品の名場面をプリントした“サクサク”クッキーなど、作品の世界観を閉じ込めたユニークなスイーツも取り揃える。ヱヴァカラーの限定ネクタイ館内6階のネクタイ売場では、初号機、2号機、零号機、Mark.06のアイコンカラーをさり気なく取り入れたネクタイを先行販売。各7点限定となっているので、ファンの人は早めに売り場へと急いで。「エヴァンゲリオン初号機・前ねぶた」出現さらに館内2階の特設会場には、2019年青森・ねぶた祭りで披露された初号機モチーフの「エヴァンゲリオン初号機・前ねぶた」を特別展示。会場に訪れた際は、クラフトマンシップが輝く大迫力の初号機と、記念に一枚写真を撮ってみてはいかがだろう。【詳細】ヱヴァンゲリヲンと日本刀展+EVANGELION ARTWORK SELECTION会期:2019年8月30日(金)~9月9日(月)場所:新宿高島屋 11階特設会場住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2入場料:一般 1,000円、大学・高校生 800円、中学生以下無料入場時間:連日10:00~19:30(20:00閉場)※金・土曜日は20:00まで(20:30閉場)。最終日は16:30まで(17:00閉場)。■オリジナルデザインA4クリアファイル付前売りチケット料金:一般 1,300円、大学・高校生 1,100円※ローソンチケット、セブンチケットにて発売。※クリアファイルは会期中会場にて受渡。・グッズ例<EVANGELION ARTWORK SELECTION会場限定商品>・Tシャツ 3500円+税<新宿タカシマヤ先行販売商品>・Tシャツ(S~XL) 5,000円+税(RADIO EVA)・Tシャツ(ONE SIZE) 5,500円+税(RADIO EVA)■新宿高島屋館内限定メニュー<地下1階ジェラテリア・パンチェーラ>エヴァンゲリオン初号機(鹿児島産むらさきいも×西尾産抹茶+マンゴー) 730円(税込)<8階 発行デリカテッセン カフェテリアKouji&ko>初号機「僕は、エヴァンゲリオン初号機パ色ット、碇シンジです」 810円(税込)<8階 WELLBE CAFE25°by UCC>使徒LATE 680円(税込)<地下1階 旬月神楽>上生菓子「使徒」(1個) 432円(税込)■先行発売アイテム<オム・メゾン6階ネクタイ売場>ネクタイ 3柄各4色 9,720円※各7点限定【問い合わせ先】TEL:03-5361-1111(新宿高島屋代表)
2019年05月18日展覧会「日本刀の華 備前刀」が、静嘉堂文庫美術館にて2019年4月13日(土)から6月2日(日)まで開催される。“刀剣王国”備前の刀を紹介「日本刀の華 備前刀」では、日本刀の主要製作地の中でもとりわけ圧倒的な生産量を誇る備前に着目。上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代から優れた刀工を生み出した備前は、「刀剣王国」とも称されている。備前刀の特徴は、「腰反り」の力強い姿と、杢目を主体とした精緻な地鉄、「丁子乱れ」と呼ばれる変化に富んだ刃文。堂々とした華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきた。会場では、静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む備前在銘作約30振を紹介。「古備前」と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など流派によって異なる作風の展開を辿っていく。格式高い後藤家の刀装具その他、刀剣を飾る金具である、目貫・笄・小柄などの装剣金具を作る金工・後藤家歴代の刀装具にも着目。後藤家は、室町時代中期の足利義政以来、足利将軍家、戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、江戸幕府260年の間、16代にわたって時の権力者に重用され、その作品は、武家の装う金工の中でも最高の格式をもつとされていた。十二支の動物を彫り込んだ伝 後藤乗真の「十二支図三所物」や、愛らしい子犬を象った後藤栄乗の「二疋狗図二所物」など、繊細な技の光る洗練されたデザインに注目だ。現存3点の国宝「曜変天目」また、世界に3点しか現存しない貴重な国宝「曜変天目」も、そのうち1点を展示。中国・福建省で焼かれた茶碗の1種である「曜変天目」は、その希少性と美しさによって、室町将軍家の時代に喫茶用茶碗として最高の評価が与えられている。本展では外光の入る空間に展示されるため、朝から夕方にかけて、日の光によって刻々と変化していく光彩を楽しめる。静嘉堂文庫美術館の他、滋賀のMIHO MUSEUM、奈良国立博物館でもそれぞれ同時期に、「曜変天目」の展示が行われる。詳細日本刀の華 備前刀会期:2019年4月13日(土)~6月2日(日)場所:静嘉堂文庫美術館住所:東京都世田谷区岡本2-23-1開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)休館日:毎週月曜日(ただし、4月29日・5月6日は開館)、5月7日(火)入館料:一般 1,000円、大高生 700円、中学生以下無料 ※20名以上の団体は200円引きTEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)■国宝「曜変天目」3碗 同時期公開情報・大徳寺龍光院所蔵品:MIHO MUSEUM「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」期間:2019年3月21日(木・祝)~5月19日(日)住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300・藤田美術館所蔵品:奈良国立博物館「国宝の殿堂 藤田美術館展 ―曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき―」期間:2019年4月13日(日)~6月9日(日)住所:奈良県奈良市登大路町50番地・静嘉堂所蔵品(稲葉天目):本展の全期間で展示期間:2019年4月13日(土)~6月2日(日)場所:静嘉堂文庫美術館
2019年03月17日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー番組「情熱大陸」。今夜4月16日(日)の放送では世界的に高く評価される日本刀作りの天才、刀鍛冶の吉原義人(よしはらよしんど)に密着。その匠の技と日本刀人気に迫る。1943年東京都葛飾区に生まれ、幼い頃から弟と共に刀鍛冶であった祖父の初代国家(くにいえ)に師事。1965年に文化庁認定刀匠になると、高松宮賞初め数々の賞を受賞。39歳のとき史上最年少で刀鍛冶の最高位である無鑑査認定を受けることになる。東京都無形文化財保持者であり、海外への積極的な啓蒙活動や後進の指導など刀剣界の発展に尽力、次期人間国宝に最も近い職人といわれる吉原さん。名刀を擬人化したゲーム「刀剣乱舞」の人気がきっかけで、各地の刀剣展に若い女性が押し寄せるなど、ちょっとしたブームとなっている日本刀だが、「日本刀は武器であって、武器ではない」と語る吉原さんに言わせれば刀は本来、それだけ強く人を惹き付ける魅力を持つものだという。そんな吉原さんのもとに源氏の流れを汲む兵庫の神社から、国宝中の国宝として名高い名刀「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」の現代版を作って欲しいという依頼が舞い込む。1,000年前の奇跡の名刀と対峙、「魂の一振り」に挑む吉原さんに番組が1年にわたり密着。当代随一の現役刀鍛冶、吉原さんの息を呑むような技術と日本刀の崇高美を余すところなく伝える。現在若い女性を中心に巻き起こっている“刀剣ブーム”のきっかけとなった「刀剣乱舞」は、2015年にサービスがスタートしたPCゲームが人気となり、同年にはミュージカル化、翌2016年にはTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の放送開始と立て続けにクロスメディア展開、その人気と勢いはとどまるところを知らない。本作のミュージカル作品にはドラマ「男水!」や「レンタルの恋」にも出演している黒羽麻璃央や、「テニミュ2ndシーズン」の主役・越前リョーマ役や「弱虫ペダル」のドラマと舞台両方で小野田坂道を演じ主演を務めた小越勇輝らが出演。舞台版でも「弱虫ペダル」や映画『行け!男子高校演劇部』の鈴木拡樹、数々の2.5次元舞台に出演している佐々木喜英といった注目の俳優たちが多数出演している。また今年に入ってその勢いはさらに加速。3月には新作ミュージカル「三百年の子守唄」が東京と大阪で上演されたが、続いて新作舞台「義伝 暁の独眼竜」が東京・天王洲銀河劇場で6月1日(木)より上演される。7月からは新作TVアニメ「活撃 刀剣乱舞」もTOKYO MXほかにて放送開始となるほか、TVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」2期シリーズも2018年1月に放送を控えるなど、今後も続々新コンテンツが展開予定となっている。生みだされるまでの工程から独特の様式美まで、“武器”としてだけでなく“芸術品”として高い価値を持ち日本刀の魅力と歴史を知ることができる今夜の「情熱大陸」は4月16日(日)23時25分~TBS系で放送。(笠緒)
2017年04月16日日本刀をペーパーナイフ「名刀ペーパーナイフ」が、岐阜・関のニッケン刃物から登場。2017年5月頃から発売される予定だ。「名刀ペーパーナイフ」は、日本刀モチーフのペーパーナイフ。戦国時代や幕末に活躍した英雄たちの愛刀を再現できるように、鞘のデザインや刃紋の形状にまでこだわっている。熟練の刃物製造職人により1本1本丁寧に刃付け。切れ味も良く、機能面も充実している。展開されるアイテムは3種類。幕末に活躍した新選組副長の土方歳三、幕末の英雄 坂本龍馬、そして戦国時代の雄、織田信長の刀を模している。土方歳三(和泉守兼定)モデル新選組の「鬼の副長」と呼ばれた剣術にも優れた土方歳三の愛刀・和泉守兼定がモチーフ。東京・日野にある土方歳三資料館と共同企画しており、当時の土方歳三を彷彿とさせる逸品だ。鞘:牡丹と鳳凰、刃体:乱れ刃紋(三本杉)、和泉守兼定の刻印(マーキング)坂本龍馬(陸奥守吉行)モデル土佐を脱藩し、薩長同盟や大政奉還の偉業を成し遂げ、日本の歴史を大きく動かした坂本龍馬の愛刀・陸奥守吉行がモチーフ。クラウドファンディングサイトMakuake限定で黒石目調の鞘とし、純和風な装いを感じさせる。鞘:黒石目調、刃体:互の目刃紋(半円形状)、陸奥守吉行の刻印(マーキング)織田信長(へし切り長谷部)モデル戦国時代に天下統一を志し、破竹の勢いで領地を拡大させた織田信長の愛刀・へし切り長谷部がモチーフ。鞘の黒と金が、当時の権力を象徴しているようだ。鞘:黒、金、刃体:のたれ刃紋、へし切り長谷部の刻印(マーキング)価格はそれぞれ、4,000円弱程度。上記のクラウドファウンディングサイトでは、すでに500%を超える出資率を達成しており、多くの人が手にする時を待ちわびている。日本の伝統技術と、気軽に触れられるアイテムでもある「名刀ペーパーナイフ」に、ぜひ注目してみてはいかがだろう。【概要】ニッケン刃物「名刀ペーパーナイフ」価格帯:4,000円前後クラウドファンディングサイト:
2017年02月21日「超・日本刀入門」展が、東京・世田谷にある静嘉堂文庫美術館で開催されています。期間は2017年1月21日(土)から3月20日(月・祝)です。国宝の「手搔包永太刀」をはじめとする選りすぐりの名刀約30振から、日本刀の主な見どころ―姿・刃文・鍛え肌の鑑賞や、刀剣の歴史や産地、武将が所持した刀の逸話など、めくるめく刀剣の魅力に迫る展覧会をチェックしてみましょう。静嘉堂ってどんなところ?●静嘉堂文庫美術館について静嘉堂文庫美術館は、三菱創業者として知られる岩崎彌太郎の弟で、第二代の社長をつとめた岩﨑彌之助と、その息子で第4代社長の小彌太の父子二代にわたる蒐集品が収蔵・展示されている美術館です。静嘉堂の所蔵品は、国宝7件・重要文化財84件を含む和漢の古典籍およそ20万冊と東洋古美術品約6,500件からなり、世界に3点のみ現存する国宝「曜変天目」(中国・南宋時代)は、茶道具そして中国陶磁の至宝として知られています。●静嘉堂の刀剣コレクション国宝 「手搔包永太刀」鎌倉時代(13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵【全期間展示】静嘉堂の刀剣コレクションは、義を見て勇み、弱きを見て救う「武士的実業家」と評された岩﨑彌之助が廃刀令直後の明治10年頃から蒐集を始めたものです。静嘉堂文庫には数多くの刀剣に関する書物が収められており、彌之助はここから多くを学びました。なかでも『名刀源秘録』は静嘉堂文庫の蔵書として唯一、彌之助自身の蔵書印が捺されたものとして知られています。現在静嘉堂には息子・小彌太蒐集のものや岩崎宗家からの寄贈品をあわせ、約120振の刀剣が所蔵されています。その中には、国宝1件、重要文化財8件、重要美術品23件が含まれており、とくに「備前物の古刀」(現在の岡山県東部で、平安時代以後・室町時代までに作られた刀剣)が豊富であることが大きな特徴です。見どころ1 所蔵の国宝・重文刀剣9件全てが揃い踏み静嘉堂所蔵の刀剣は約120振、そのうちには国宝1件、重要文化財8件が含まれています。今回の展覧会では、その中から30振を精選、所蔵する国宝・重文の刀剣9振すべてが美術館開館以来、初めて一堂に会します。●健全なる「大和魂」、国宝・包永国宝 「手搔包永太刀」鎌倉時代(13世紀)附 「菊桐紋糸巻太刀拵」 江戸時代(18~19世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 【全期間展示】包永は、大和国最大の刀工集団・手搔派の祖で、奈良東大寺輾磑門前に住んでいたと言われます。この刀は、大和物らしい鎬高く反り高い姿と柾目の鍛え肌、直ぐ調で二重刃がかり、華やかな変化に富む刃文が特色。正応年間(1288~93)頃に活躍した初代の稀有な在銘作であり、700余年の時代を感じさせぬ健全な出来は大和物を代表する名作です。見どころ2 織田信長・滝川一益・直江兼続…戦国武将たちの名刀が登場刀匠をはじめとする多くの職人たちの手を経て生み出され、数百年の時をこえて今に伝わる古い日本刀。静嘉堂にはかの有名な戦国武将から、知る人ぞ知るマニア好みの武将まで、彼らの所持した刀が伝わっています。今回はその中の代表的な7振が出品されます。●信長より拝領の朱鞘の太刀!「滝川高綱」重要文化財 「古備前高綱太刀(号「滝川高綱」)」 鎌倉時代(12~13世紀)附 「朱塗鞘打刀拵」 桃山時代(16世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 【全期間展示】「滝川高綱」の太刀は、織田家重臣で織田四天王のひとり、滝川一益(1525~1586)が主君織田信長から賜ったものです。一益は伊勢攻略で活躍、武田討伐の際には武田勝頼を天目山に追い詰め討ち取る功績をあげ、上野一国と小県郡・佐久郡を与えられました。この刀もその折に拝領したと伝えられ、刀身とともに重文に指定されている朱鞘の打刀拵は、戦国時代末期の様式を伝える希少な作例です。この拵の頭金具には、「織田木瓜」の家紋とともに、信長が永禄11年(1568)に将軍・足利義昭より拝領した「桐紋」が配されており、また鐔は五七の桐の透かし文様であることから、信長の注文で作られたものと考えられています。●「愛」の武将・直江兼続へ贈られた秀吉の形見「伝 長船兼光刀(大磨上げ無銘、号「後家兼光」)」 鎌倉時代(12~13世紀)附 「芦雁蒔絵鞘打刀拵」 明治時代(19世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 【全期間展示】直江兼続(1560~1619)は上杉景勝の重臣で、「愛」の前立の兜で知られる武将です。豊臣秀吉から特に気に入られ、大名の家臣(陪臣)でありながらその遺品である本刀を賜りました。兼続没後は未亡人のお船の方から主家の米沢藩主上杉家へと献上されました。米沢藩は幕末維新期の戊辰戦争の際、佐幕派の「奥羽越列藩同盟」に加わって官軍に抵抗し敗北。姻戚関係にあった土佐藩の助力により、比較的軽い処分で済んだことから、その礼としてこの刀が土佐藩主山内家へ贈られたと伝えられています。●日置豊前守所持・前田家伝来の名物「日置安吉」重要文化財 「名物 日置安吉短刀」 南北朝時代(14世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 【全期間展示】日置豊前守忠俊(1571~1641)は岡山藩家老。池田輝政・利隆・光政の3代にわたって仕えました。この刀は、江戸幕府8代将軍徳川吉宗のときに本阿弥家によって編纂されたといわれる『享保名物帳』所載の「名物刀剣」の一振で、幅広く力強い姿と緻密で美しい地鉄が特徴です。●岩﨑彌之助所用の刀も特別公開!青年時代に岩﨑彌之助の命を救った「津田助広」の刀も特別公開されます。「津田越前守助廣」と銘が切られたこの刀は彌之助が若い頃に指していたもの。大阪・成達書院の塾生時代(明治2年頃)、同塾生と口論になった際、斬りかかる相手の刀にこの刀を抜き合わせ、難を逃れました。その後、彌之助は兄・彌太郎亡き後の三菱を再建し、事業の多角化をはかり、現在の三菱グループに繋がる基礎を築きました。この刀の鐔元に近い棟には、生々しい斬り込み疵が残っています。●刀工・津田助広って?津田助広は大坂の刀工で、新刀期を代表する巨匠のひとりです。大波がぶつかり合って崩れ落ちるようなダイナミックな刃文「濤瀾乱れ」を創始して人気が高く、偽物が多いことでも有名です。見どころ3 重要文化財「平治物語絵巻 信西巻」を3期に分け特別公開重要文化財 「平治物語絵巻 信西巻」(部分)鎌倉時代(13世紀) 静嘉堂文庫美術館蔵【会期中巻き替えあり】源平の争乱の前触れとなった「平治の乱」(平治元年・1159年)。そのおよそ100年後の鎌倉時代中期に描かれたと考えられる「平治物語絵巻」は、現在「三条殿夜討巻」(ボストン美術館)、「信西巻」(当館)、「六波羅行幸巻」(東京国立博物館)の3巻が現存しています。今回の展示会では、その絵巻が3期にわけて特別公開されます。会場に並ぶ鎌倉時代の刀剣と合わせ、絵巻の中に細かく描写された太刀や薙刀、鎧兜の様子をじっくりと堪能しましょう。関連イベントも開催!詳細をチェック●講演会展覧会の関連イベントとして、講演会も開催されます。その道のプロがここでしか聞けないトークを披露します。刀剣好きはチェック必須です!●「絵巻物 -平治物語絵巻を中心に」静嘉堂文庫美術館長・文庫長であり、東京大学名誉教授の河野元昭氏が講演を行います。日本近世美術史学者で、琳派の研究を中心に多くの著作・講演を手がける館長のトークは必聴です。日程:2017年2月5日(日)時間:13:30~定員:先着120名(当日開館時より整理券配布。1人1枚のみ)●「静嘉堂名刀ものがたり ウラおもて」宮内庁の御剣や静嘉堂の刀剣類を永年手入れし続けてきた吉川永一氏と本展の担当学芸員による対談を行います。研師ならではのさまざまなお話が聞けるチャンスです。日程:2017年2月19日(日)時間:1回目10:45~、2回目13:30~定員:先着120名(当日開館時より整理券配布。1人1枚のみ)●実演会●職方実演会「日本刀にたずさわる職方の技」日本刀制作にたずさわる職人たち(職方)のうち、刀匠・研師・鞘師を招いて刀剣制作の工程の一部が見られます。刃文を焼く際の「土置き」や刀剣の研磨、鞘のかき入れ(削り出し)など、職方の技を間近でじっくりと見学できる貴重な機会です。日程:2017年3月4日(土)時間:10:00~16:30会場:地下講堂※見学のための整理券の発行は行われません。随時見学する形になります。実演:水野美行(みずのよしゆき)氏(日本刀鞘師)、小澤茂範(おざわしげのり)氏(刀匠)、川上陽一郎(かわかみよういちろう)氏(研師)●学芸員による列品解説学芸員による作品の解説も行われます。日本刀をより深く楽しみましょう。開催場所は展示室、または地下講堂です。●2月11日(土・祝)、3月11日(土)11時~●1月26日(木)、2月23日(木)14時~イベント詳細名称:超・日本刀入門期間:2017年1月21日(土)から3月20日(月・祝)会場:静嘉堂文庫美術館開館時間:10時~16時30分(入館は16時まで)入場料:一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料 ※団体割引は20名以上電話::03-5777-8600(ハローダイヤル)公式HP:
2017年01月26日シリーズ最新作、36作品目となる『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』でゲスト声優を務める新日本プロレスの棚橋弘至選手と真壁刀義選手が、1月4日に開催されたビッグ試合「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム」に出場。その応援に、ドラえもんを始め、本作のスペシャル応援団“ウンタカ!ドラドラ団”の人気子役・エヴァやゲスト声優も担当する小島よしおが駆けつけた。「決心したぞ!僕は家出する!!」家でも学校でも叱られてばかりののび太は、家出をしようと思い立つが、どこに行っても持ち主のいない土地はないことを知る。そして、ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫もそれぞれの理由で家出を決心。みんなで行くところがなく途方に暮れていた。それならばいっそのことまだ誰も住んでいない太古の日本へ行こうと思い立ち、史上最大の家出へと出発することに!7万年前の日本を舞台に大冒険が始まる!1989年に公開され、映画ドラえもんシリーズ歴代1位の動員数420万人を誇る人気作『のび太の日本誕生』をリメイクする本作。新日本プロレス所属のNo.1イケメンレスラー棚橋選手やお茶の間では“スイーツ番長”としておなじみの真壁選手、そして“日本一ベビーカーの行列ができる芸人”として子どもたちに大人気の小島さんらがゲスト声優とスペシャル応援団“ウンタカ!ドラドラ団”を務め、人気子役のエヴァちゃんも応援団に加わり本作を盛り上げる。新年早々の1月4日、お正月の風物詩ともいえるビッグ試合「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム」に棚橋選手と真壁選手が出場。第10回目の開催を迎え、25,204人の来場者が集まる中、試合直前、モニターに棚橋さんと真壁さんの姿が映しだされ“ウンタカ!ドラドラ団”をアピール。「当然、ウンタカダンスも踊れるよな!?」と来場者を煽ると、応援団メンバーである小島さんとエヴァちゃんが原始スタイルで登場。さらに“ウンタカ!ドラドラ団”のボスであるツチダマも一緒に登場し会場を盛り上げた。そこへ、のび太とドラえもんも登場し、会場内は「ウンタカ!ドラドラ団vsドラえもん」という前哨戦が勃発!しかし、小島さんの持ちネタ「敵とか味方とかそんなの関係ねぇ!」が炸裂し、集合したメンバー全員でウンタカダンスを披露。プロレス観戦に来た来場者も踊りだし、中には踊りをマスターしている子どもの姿も見受けられた。小島さんは「小さい頃によく連れて行ってもらった東京ドームで、こんな(原始人スタイル)格好で、しかもドラえもんと踊れてすごく良い気分です」「アドリブも含めて面白いステージでした」と手応えをコメント。エヴァちゃんも「全然緊張しなかった、楽しかったです。ダンスの中での『そんなの関係ねぇ!』の振りが好きなので思いっきり踊りました」と明かし、イベントをやりきった感想を寄せた。最後に小島さんは「大人になって1人で観に来て、偶然幼少の頃の友達にバッタリ…なんて、そんな奇跡が起こりえる作品だと思いますよ!それくらい、大人も観て改めて楽しんでほしい作品です」と本作をアピールし、一年に一度しかない大会でのスペシャルコラボレーションは大盛り上がりのなか、幕を閉じた。『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日東京都・築地の「HAMON GALLERY」にて、日本刀を中心に、工芸の技術に焦点を当てた企画展「技と技術の発現」を開催する。会期は9月5日~10月11日(月曜閉館)、開場時間は11:00~18:30。入場は予約制。同展は、「技術」というキーワードのもとに、日本刀を取り巻く工芸作品から派生した作品や、技法として可能性を期待される3Dプリンタで制作した作品を紹介していく。今回の展示のテーマとなっている伝統工芸の職人は、各々の時代において、使うためだけでなく、装飾や機能を極限まで高めた工芸品を追求してきたという。例えば、日本刀は本来の使用目的だけを考えると、鍛錬の繰り返しや文様を浮き立たせるほど研ぎきる制作過程は不必要にみえる。しかし、その技術に基づく造形美や素材への探究心によって、現在の日本刀が形づくられ、また時にはその探求によって新たな工芸品が生み出されることもある。特に、同展で紹介する「自在置物」は、江戸時代の甲冑師が甲冑制作技術を発展させた、動く工芸品として生まれたもの。なかには文鎮や香合としての用途を確認できるものもあり、装飾的な置物を生活に落とし込もうとする作者の意図が想像できるものだという。このような背景をふまえ、さまざまな方面から注目されている日本の工芸というものを、現在進行形で積み重ねられる技術と素材の探求そのものと解釈し、その探求によって生み出される工芸の今後の可能性について考えていく内容となっている。なお、同展は予約した上で鑑賞するものとなっている。手続きは同ギャラリーのWebページにて行える。
2015年08月28日歴史上の武士たちが身に帯びた日本刀の数々をモチーフにしたコトブキヤの「侍箸」シリーズ。2010年に前シリーズ「日本刀箸」として誕生以来、日本を訪れる外国人のおみやげとしても人気を博している。昨年10月からリニューアルした「侍箸」シリーズでは、箸先にすべり止めが施し、箸置きが刀置きへと変更され、「日本刀箸」シリーズと合わせて、これまでに約30種類が発売されている。そんな同シリーズ30種類が一堂に会した「日本刀と侍箸の世界展」が、秋葉原・コトブキヤ秋葉原館5階のイベントスペースで行われている。会期は7月3日~12日までの10日間。会場では、大人気の刀剣育成シミュレーションブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』とのコラボモデルの原型サンプルの展示に加え、隆慶一郎の「一夢庵風流記」を原作にした原哲夫の漫画『花の慶次』のコラボもアナウンスされていた。イベントスペースでは現在発売中の「侍箸」はもちろん、今後発売が予定されている新商品、さらには「侍箸」シリーズのモチーフとなった日本刀レプリカ(模造刀)の展示、日本の歴史と各日本刀が制作された時期の年表も掲示されていた。また、今回のイベントでは、一期一振の模造刀を持って記念撮影するコーナーや侍箸が作られるまでの工程を紹介コーナーも用意。参加費用は無料で、今回のイベントのために作られた特製の箸置きがもれなく貰えるアンケートも実施されている。週末には、鎧武者が同店の店頭でイベントをアピールする予定。鎧武者との記念撮影も可能で、初日の3日は大盛況だった。
2015年07月06日東京都・表参道の根津美術館は、安泰な江戸時代に、持ち主の好みによって約束事にとらわれない意匠が凝らさるようになった刀や印籠のコレクションを展示する「江戸のダンディズム ―刀から印籠まで―」を開催している。会期は7月20日まで(月曜休館・7月20日は開館)。開館時間は10:00~17:00。入館料は一般1000円、学生800円、中学生以下無料。同展は、幕末から明治期の華やかな拵(こしらえ)やバラエティ豊かな刀装具が多いことで知られる同美術館所蔵のコレクションから、刀剣・刀装具・印籠など約100件を展示するもの。太平の江戸の世では、刀剣やその拵は、武士にとって持ち主の身分や教養、季節を感じさせる「こだわりのアイテム」として位置付けられるようになり、意匠を凝らしたものが競ってつくられた。刀身では、華やかな刃文が好まれたほか、刀身彫という、刀身に龍や剣などを彫刻する装飾的な志向が強まった。また、拵は、数多くのパーツによって構成されているが、季節の動植物や、故事に関するものなど多彩な主題があり、そのコーディネートの妙が見どころとなっているということだ。また、これらの刀装具や鞘は、小さいながらも彫金や蒔絵、螺鈿などの優れた技術によって丁寧に作られており、細部に目を凝らすと珠玉の世界が広がっている。そのほか、印籠や根付も、同じく男性の持ち物として、同様の発展を見せたという。金や銀、玉や象牙など贅沢な素材をふんだんに使った、斬新なデザインの印籠や根付は、持ち主の好みを端的にあらわしているということだ。また、関連企画として、6月6日14:00~15:30に渡邉妙子氏(佐野美術館 館長)による講演会「江戸時代の刀剣について」が、6月27日14:00~15:30に高山一之氏(鞘師)による講演会「日本刀の拵について」が開催される。応募方法などの詳細は根津美術館HPで案内されている。さらに、スライドレクチャーとして、6月12日に「刀装具について」、6月19日に「コレクションの成り立ちと展覧会の見どころ」、7月3日に同時開催中の「北野天神縁起絵巻について(後編)」が開催される。いずれの回も13:30~約45分が予定されている。なお、いずれの企画も聴講は無料だが入館料が必要となる。
2015年06月04日新日本プロレス所属の真壁刀義が5月18日(月)、都内で米映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の日本語吹き替え版アフレコを行った。スイーツ好きで知られるが、「スイーツを食べるシーンは?」と質問されると、「あるわけない!」と豪快に笑っていた。すでに主人公マックス役の声優を務める「EXILE」のパフォーマーAKIRA、マックスの最凶の敵ジョー役を俳優の竹内力が担当することが決まっている本作の日本語吹き替え版。今回、声優デビューを飾る真壁さんは、ジョーの息子で強靭な肉体を誇る最強ファイター・エレクタスという、正にぴったりの役どころを演じる。今回のオファーについて「とうとう来たな」と意気揚揚の真壁さん。「要はハリウッドデビューでしょ?遅かれ早かれこうなると思っていた」と豪語したが、アフレコが始まると、ディレクターの厳しい指摘を受けて「すみません!」と即ペコリ。「ディレクターのほうが、おっかないですから」と冷や汗を流していた。それでも無事にアフレコが終わると「楽しいっすね。新しい刺激になった」「持ち前の凶暴性を出せた」と自画自賛。続編の本人出演オファーがあればどうするか問われ「ぜひ、皆さんの推薦お願いします」と真のハリウッド進出に意欲を燃やした。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した近未来を舞台に、愛する者を奪われ、生きる望みさえ失った主人公マックスが、砂漠を支配する凶悪な敵イモータン・ジョーの一団とルール無用の肉弾バトルを繰り広げるアクション超大作。先日、カンヌ国際映画祭で上映され、現地を熱狂の渦に巻き込んだばかりだ。シリーズの大ファンだと言う真壁さんは、「これ、ヤバイね!期待をはるかに超える迫力で、映画を観ているって気分が味わえる。ぜひ劇場で体験してほしいね」と力強く太鼓判を押していた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日ホビーメーカーの壽屋は2015年3月の予定で、刀を模した箸「侍箸 日本刀 坂本龍馬」、「同 高杉晋作」を発売する。○腹がへっては戦はできぬ!同商品は、"日本刀を模したお箸"の「侍箸」シリーズ第4弾となる。坂本龍馬は愛刀「陸奥守吉行」がモチーフ。鍔は、実際寺子屋事件の際に持っていた刀についていたと言われる「唐獅子牡丹鍔」を元に造型した。高杉晋作は愛刀「安芸国佐伯荘藤原貞安」がモチーフになる。同商品には、「刀台」をイメージした家紋入の箸置きが付く。坂本龍馬は「組み合わせ角に桔梗」紋、高杉晋作は「丸に割り菱」紋となる。今シリーズからは、箸先に滑り止め加工が施された。長さは約230mm。価格は各1,500円(税別)となる。(C)kotobukiya
2014年12月16日カブクとStudio仕組は、刀職人が手がけた刀と、3Dプリンタを活用した鞘をアート作品として販売する。発売日は11月16日。価格は発売日をもって発表。このたび販売されるのは、3Dプリンタで出力された鞘「SUMISAYA」と、刀職人が制作した日本刀のセット。400年以上の伝統を受け継ぐ刀職人が生み出した「刃紋の奥ゆかしさ」と「刃断面の緊張感」に着目し、刃紋の波と調和するような刃断面のシルエットを、3Dプリンタを使って造形した。通常であれば鞘に収めると隠れてしまう刃の美しさを、透明な素材を用いることであらわにし、その魅力を前面に映し出すことを目標としてデザインを施したという。また、鞘の3Dデータは、3Dプリンタなどのデジタル製造技術を用いたものづくりマーケットプレイス「rinkak」にて無償でダウンロード可能。そのほか、11月16日の1日限定で、東京都・表参道のBA-TSU ART GALLERYにて展示・発表されるとのことだ。
2014年11月13日「日本刀」は海外でも人気です。映画監督のタランティーノ氏の例を出すまでもなく、色んなアクション映画で日本刀が登場します。さて、この日本刀、一体いくらぐらいで買えるのでしょうか。池袋で日本刀の販売を営んでいる『刀剣杉田』の代表取締役 杉田侑司さんにお話を伺いました。――日本刀を入手するのは難しいのでしょうか。いえ、ちっとも(笑)。買って頂くだけですよ。――なにか特別な許可証がいるとか、そういうことはないんでしょうか?誤解をされている方が多いかもしれませんが、そういうものはないですよ(笑)。ただ、日本刀には必ず「登録証」が付いています。――日本刀って全部登録されているんですか?はい。1本1本が「教育委員会」に全て登録されています。その刀を購入した人は、その登録されている名義を自分に書き換えてもらうんです。この名義変更の作業は必要になります。今誰がその刀を持っているかを明らかにしておかないといけないんです。元々昭和26年度に始まった制度なんですよ。――なぜそんな制度があるんでしょうか?第二次大戦後にGHQが武器の接収を始めたんですよ。その中に日本刀も入っていて、そのままだと没収されて廃棄されてしまう。なので、美術品として保存する仕組みを作るようにGHQに嘆願書を出して、それが認められたんですね。危うく日本刀はすっかりこの世からなくなってしまうところだったんです。――日本刀っていくらぐらいするものでしょうか。もちろんピンキリですが、無銘(作者など不詳)のものでいいなら1振り10万円ぐらいからありますよ。――ピンの方の価格はどのくらいなのでしょうか?歴史的な価値の高いものや、名工が作ったものは高価になります。昔の名工の素晴らしい刀には億を超えるものもあります。――現在の名工の刀はいかがでしょうか?例えば、私が現在の最高の刀鍛冶だと思っている大野義光さんという人がいますが、この人が作った刀は最高の値段がつきますよ。――どのくらいの価格になるのでしょうか?やはり一振り500万円はするでしょう。本当に美しい波紋を持つ刀で、日本中の愛刀家が大野さんの作品を褒めると思います。私は大野さんこそ人間国宝になるべき腕を持った人だと思ってます。――大野さんは現代の作家さんですが、その作品は多くあるのでしょうか?いえ、現在はですね、一般的には1人の作家は「月に2振りしか日本刀を作ってはいけない」という決まりがあるんですよ。しかし大野さんに限って言えば、1年に2、3振りしか作りません。――そういう決まりがあるんですか。それはなぜなんですか?やはり警察から見ると、美術品ではなく「武器」になるからでしょうね。「武器をそんなに量産されても……」というところでしょうか。刀匠は作った刀を届け出て、登録しないといけません。――初心者向けに1本選ぶとすればどんなものが良いでしょうか。10万円ぐらいから買えますが、あまり安い無銘のものですと、美しさにおいてもいけません。うちの店にあるのですと、例えばこの『二王清貞』はどうでしょうね。室町時代後期のもので、毛利元就公とほぼ同じ時代のものです。往時に思いを至らせることができるのも素晴らしいですよ。――いくらでしょうか?57万円です。――手入れは難しいのでしょうか。いえいえ。さび止め用に薄く丁子油(ちょうじあぶら)を塗るだけですよ。古い油をぬぐってから新しい油を塗るんです。新しく油を塗ったら2年間は大丈夫です。ただし、たまには鞘から出して、刀身を見てあげてほしいですね。――日本刀の魅了とは何でしょうか?そうですねえ。やはり「美しさ」でしょう。日本人の美意識が結晶したような、美しい形をしていると思うんですよ。武器なんですが芸術品です。波紋など、何とも言えない美しさですね。――海外でも日本刀のファンは多いと思うのですが……。先日もオランダで『SAMURAI』という、日本刀、甲冑などの展示会が行われて、うちでもご協力したんですが。1万5,000人も来場者があったんだそうです。興味のある人が世界的にも多いんだと思います。もっと日本人の若い方々にも日本刀の魅力を知ってほしいですね。というわけで、日本刀の価格は本当にピンキリで、無銘の安いのであれば10万円ぐらいからあるとのこと。所持すること自体は難しくないようです。(谷門太@dcp)『刀剣杉田』のサイト⇒【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日日本が世界に誇る刀剣「日本刀」。特殊な製造方法で作られる日本刀は武器として独自の進化を遂げ、そして美術品としての価値も備えています。さて、そんな日本刀ですが、どうやって作っているのでしょうか?また、日本刀が高い理由というのはどんなものなのでしょうか?古美術商の方に聞いて調査してみました。■日本刀ってどうやって作るの?日本刀は特殊な製造方法で作られます。が、その前に刀の材料です。材料に使われるのは砂鉄。中でも出雲地方の砂鉄が古くから日本刀の材料として使用されてきました。この砂鉄を低温還元精錬することによって「玉鋼」と呼ばれる日本刀の原料が作り出されます。次に、できあがった玉鋼を薄く延ばし、玉ヘし⇒積み沸かし⇒折り返し鍛錬という、鋼の不純物を取り除いたり、刀に適した硬さにする作業を行います。刀作りと言うと、真っ赤になった鉄のかたまりをハンマーでたたいているイメージがあると思いますが、それは主にこの工程と、後に出てくる「素延べ」の部分でしょう。刀に適した硬さになった鋼を次は刀の形にしていきます。ここでは造り込み⇒素延べ⇒火造りという作業を行います。先ほど述べましたが、"素延べ"という作業も真っ赤になった刀身をカンカンたたきます。こうして日本刀の形にしていくのです。刀の形になったら、次はセンスキ、荒仕上(刀の形を整える作業)、土置き(波紋の形と焼きいれの準備)を行い「焼き入れ」に入ります。焼き入れを行った刀はすぐさま水につけて急速に冷やします。刀の反りはこの時にできます。焼入れが終わった刀にはヤスリがかけられ、銘切りが行われます。最後に研師によって刃が磨かれ、日本刀の完成です。これだけの作業を行うには数日が必要。また、手間をかけても満足いく刀ができない場合もあるそうです。■日本刀はなぜ高いのか?さて、いくつもの工程を経て作られる日本刀ですが、日本刀は非常に高額です。まず古い時代の刀が高額な理由は、これはとても簡単。歴史的価値、そして美術的価値が非常に高いからです。古い時代の刀は現代よりも高い技術で作られており、また刀工(刀を作る人)によって独自の製法や特徴を持っていたため、現代では同じものを作り出すことはできません。そのため、非常に貴重なのです。現代の刀工たちが作り出す武道用・観賞用の日本刀も数十万円と非常に高額なものがそろっています。それらが高額な理由というのはやはり手間のかかる制作に見合った価値だからでしょう。そして現在では刀工1人の1年で作れる刀の上限が決められているため、安価で何本も作れないため、という理由も聞きました。■男心をくすぐる日本刀の名前日本刀には男心をくすぐる、ロマンあふれる名前の刀が数多く存在します。大江山の酒呑童子という鬼を切ったという『童子切(どうじぎり)』、雷を切ったといわれている『雷切』、平安時代の太刀『獅子王』などはロールプレイングゲームの中の架空の武器と思えるくらいのかっこいい名前。また、童子切は鬼丸、数珠丸、大典太、三日月宗近という刀たちと共に『天下五剣』などと呼ばれていたりします。そのほかにも、有名な『長曽祢虎徹』(ながそねこてつ)をはじめとする最上大業物十四工と呼ばれる日本刀たちが存在します。調べると、歴史上の偉人や英傑が所有していたりする刀も多く、なかなか面白いものです。刀剣好きでなくとも、こういった男のロマンあふれる名前が気になる人はぜひいろいろと調べてみてください。名前だけでなく、その刀に残された逸話にも興味がわくはずです。刀の名前から歴史が好きになって行くというパターンもまた一興ですよ。(高橋モータース@dcp)
2012年11月24日愛知県岡崎市の岡崎公園では12月1日から2013年2月17日までの期間、「ヱヴァンゲリオンと日本刀展」を開催する。同イベントは、ヱヴァンゲリヲン新劇場版最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開に合わせた企画。日本の伝統工芸の集合体である日本刀が、ヱヴァンゲリヲンの世界とコラボレーションする。今回の新作18点は、日本古来の伝統的な技法を用い、2次元のアニメーション中に存在する刀剣の世界を3次元で具現化したもの。さらに昔から伝わる刀匠の作品・甲冑(かっちゅう)などもあわせて展示する。今回は、「三河武士のやかた家康館(第1会場)」と「岡崎城(第2会場)」の2会場で実施する。三河武士のやかた家康館ではセカンドインパクト短刀や零号機仕様の脇指(龍と槍)、 マゴロクソード(刀)、カウンターソード(脇指)などを展示。岡崎城ではロンギヌスの槍やプログレッシブナイフ、エヴァンゲリオン初号機型(かぶと)などを展示する。開館時間は9時から17時まで。休館日は12月29日から31日。三河武士のやかた家康館の入場料は大人350円、小人200円、岡崎城は大人200円、小人は100円。両館共通利用券は大人500円、小人270円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日