宝塚歌劇団花組トップスターとして圧倒的人気を誇り、現在は、女優としてドラマ・舞台に幅広く活躍する明日海りお。その退団後初となるソロコンサート『明日海りお 1st Concert -ASUMIC LAB-』が、11月20日(土)に神奈川・ハーモニーホール座間にて開幕した。「LAB(実験室、研究室)」と銘打ち、明日海を構成するクール、ガーリー、エッジ、エレガントという4つの世界観を掘り進めていく本コンサート。そのコンセプト通り、長年培ってきた眼光鋭い格好良さから、素顔を彷彿とさせるお茶目でキュートな表情まで、明日海りおの魅力をとことん堪能できる珠玉の2時間となった。ナンバーは新旧Jポップを中心に、洋楽やミュージカル曲までカバーするバラエティー豊かなラインナップ。ドラマやアニメの主題歌ほか鉄板とも言うべき名曲を、ハリのある歌声で畳みかけるように聴かせ、会場のボルテージを上げていく。しかもそのほとんどが激しいダンスを交えての歌唱で、ショースターとしての明日海の魅力を改めて知らしめる、圧巻のパフォーマンスぶりだった。一方、バラードでは、歌詞の情景が浮かぶような丁寧かつ力強い歌唱で、これまた役者としての実力をしかと見せた。ミュージカルの楽曲は、在団中を含め過去に歌ったナンバーのほか、初披露となるあの名曲も。MCでは緊張を語っていた明日海だったが、見事なソプラノで聴かせ、満場の会場から大きな拍手が送られていた。なおカラフルな宣伝写真のイメージ通り、ステージ上も色とりどりの光と映像が印象的な空間。明日海はハンサムなパンツスタイルから美しいドレス姿まで、さまざまな装いで登場し、衣裳ごとにふんわり癒し系のMCで会場と交流。直前までのバリバリのパフォーマンスとのギャップでも大いに魅せてくれた。公演はこの後、兵庫、静岡、東京にて開催。そしてなんと、12月10日(金)の東京国際フォーラム ホールAでの千穐楽公演は、待望のライブ配信が決定した。この公演には、明日海が宝塚歌劇団月組時代を共に過ごした、元月組トップスター・珠城りょうが1日限りのスペシャルゲストとして登場予定。どんなコラボレーションが見られるか、こちらも要チェックだ。【公演概要】■2021年11月20日(土) ハーモニーホール座間(座間市立市民文化会館)※公演終了開場 16:00/開演 17:00問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■2021年11月26日(金) 神戸国際会館 こくさいホール開場 17:30/開演 18:30問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00〜16:00)■2021年11月27日(土) 神戸国際会館 こくさいホール開場 12:00/開演 13:00・開場17:00/開演 18:00問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00〜16:00)■2021年12月5日(日)静岡市民文化会館大ホール開場 17:30/開演 18:30問合せ:サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999(平日・土曜 12:00〜16:00)■2021年12月9日(木) 東京国際フォーラム ホールA開場 17:30/開演 18:30問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■2021年12月10日(金) 東京国際フォーラム ホールA*スペシャルゲスト 珠城りょう*開場 16:00/開演 17:00問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)◆千秋楽配信情報<配信日時>12月10日(金) 17:00配信開始※アーカイブ配信、見逃し配信はございません。※途中から視聴した場合の巻き戻しはできません。<配信チケット代>【Go Toイベント適用】3,600円(税込)※お一人様1回1枚のみ<配信チケット受付>【販売期間】11月22日(月)18:00~12月10日(金)17:30【受付URL】 【特設サイト】 撮影:Rina Asahi 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月22日『明日は国民歌手』の日本放送が10月14日よりABEMAでスタートした。同番組は韓国のサバイバルオーディション業界に旋風を巻き起こしたオーディション名家のTV朝鮮オーディション制作チームが、世界中を熱狂させる次世代グローバルK-POPスターを育てあげる新たな超大型オーディションプロジェクト。韓国での初放送は最高視聴率18.0%を記録し、同時間帯の地上波-総編-ケーブルのチャンネルで放送された全プログラムの中で視聴率総合1位を記録するなど反響を呼んでいる。MCのキム・ソンジュの登場とともに、強烈なスポットライトに照らされたステージ上に全12部111チームの予選通過者が真っ赤なスーツを纏い整列し、圧倒的壮観で華麗なオープニングを飾った。グローバルK-POPスターになるための約3カ月間の大接戦を共にする参加者らは“国民歌手”という力強い掛け声と共に、燃え上がる情熱と意気込みを表す壮大なステージで、見る人の心を激しく揺らした。まず最初に競争の場に現れたのは『大学の部』の挑戦者たち。12人のうち5人がギターと共にステージに上がり、記念すべきトップバッターとして名前を呼ばれたのは、アイドルの雰囲気も備えるイケメン大学生ユ・ヨンミン。ハイレベルなギターの実力と多様な歌声で「テレパシー」を熱唱。続いてユーチューバー・チェ・ジンソルが「タバコ屋の娘」を自身特有のグルーブで再解釈し、オールハート(ハートの数で審査)をもらい本選進出を決めた。ユ・ヨンミンチェ・ジンソルアメリカで演技を専攻する俳優志望生のイ・ジュチョンは、柔らかなギターの音色に甘い歌声をのせた「Reality」を披露。群を抜く美貌で「天使のようだ」と感嘆させた参加者ヨム・スミンは、「紫色の香り」で清らかな歌声を披露したが、全5個のハート獲得にとどまり即時脱落。会場に切なさをもたらした。イ・ジュチョンヨム・スミン学校で歌う動画が話題となった“廊下ライブ”の主人公として知られる元祖“芸大 廊下男子”キム・ソンジュンは、「風の便りに聞きました」をアコースティック調に編曲したが、マスター(審査員)のパク・ソンジュから「ボーカルがギターに埋もれている」と評価を受け、合格候補予備軍になるという予想外の展開に。緊張感で震えるキム・ヒソクは、歌い出すと一転、魅力的な歌声と爆発的な歌唱力で13人のマスターを掌握、キム・ボムスは「私のコメントと審査で、このステージに傷をつけたくない。最高だった。」と絶賛し、韓国のK-ソウル時代を開く実力者であることを予感させた。キム・ソンジュンキム・ヒソク『大学の部』が歴代級の実力者が溢れていることで他部署にプレッシャーを与えた中、可愛らしい『小学生の部』が登場。最年少7歳の参加者キム・ユハは「Old Days」を爆発的な声量と発声で歌いこなし、「すばらしい」との評価と共にオールハートを手にした。続いて、ソ・ジユは9歳とは思えない成熟したハスキーボイスで「Forbidden Love」を熱唱したが、手にしたハートは11個となった。キム・ユハソ・ジユ“中浪区のダンシングクイーン”クォン・アリンは、ペク・ジヨンの「Sad Salsa」で可愛らしいダンスを披露したが、惜しくも合格者予備軍に。イ・チャンウォンが認めた“トロットの神童”アン・ユルは、「ある日ふと」で卓越した実力を披露したが、ペク・ジヨンから「感情を抑える練習をした方がいい」というアドバイスと共に、合格者予備軍となり、オールハートの敷居の高さを実感させた。クォン・アリンアン・ユル日本のK-POPファンも唸る挑戦者が続々登場次に『国民歌手』を通じ、新設された部署『上京者の部』の参加者らが登場。大邱から上京した詩人イ・ソロモンは、「ジプシーの女」で女心を揺さぶり、オールハートを受け、喜びを満喫。炭火タッカルビ店のアルバイト・キム・ドンヒョンは、「秘密」で見事な高音を披露し、韓国のサム・スミスだと絶賛された。イ・ソロモンキム・ドンヒョン19年間韓国各地のナイトクラブで歌い、今は自動車ディーラーをしているキム・ヒョヌは、ロックバージョンの「I Always Miss You」でハート9個を、歌手ユン・ジョンシンの所属事務所の歌手として期待を高めていたチョ・ヨノは、「Never Ending Story」で11個のハートをもらったが悔しさを露わにした。キム・ヒョヌチョ・ヨノ在野の実力者らで構成された『無名の部』のトップバッターは、有名広告のCMソングを歌う無名歌手キム・ドハだった。キム・ドハの「Always Remember Us This Way」を聴いたキム・ボムスは「感情が少し演技のように感じた」と惜しんだが、パク・ソンジュは「歌詞を伝える力が本当に良かった」と正反対の審査で雰囲気を盛り上げた。キム・ドハまたデビュー11年目のボーカルグループ・ブロマンスのメンバー・パク・ジャンヒョンは、舞台恐怖症により長時間ステージに立つことのできないトラウマがあることを明かした後、淡々と「Growing」を熱唱、全10個のハートを手にした。パク・ジャンヒョンは同じ辛さを経験したことのあるマスター・シンジから「これからはもう十分ステージに立ってもよさそうだ」という率直な激励を受け、涙をこぼし、じんとした余韻を残した。パク・ジャンヒョンさらに50歳のフォークソング歌手パク・チャングンは、スッと通る美声で歌う「あの日々」で最短でオールハートを手にしたと同時に、マスターらのスタンディングオベーションまで引き出した。パク・ソンジュは、原曲者のキム・グァンソクとの思い出を思い出し、歌を聴きながら涙を流し、「説明できないほど、感動的だった」と感激を露わにした。パク・チャングン最後に錚々たるオーディションでずば抜けた成果を出した“本物のプロ”の集まり『別番組出身の部』がステージ上に上がり、マスターらが“オーディションアベンジャーズ”のリストに目を通しながら信じられないというような混乱の様子を映したエンディングで2話への期待感を倍増させた。「明日は国民歌手」の日本初放送を見た視聴者からは「うわ!マジか!」「これは天性の声質」「す、凄い方が出てきた。 自然と涙出たわ... なんか1曲に人生ドラマが。」「「明日は国民歌手」ってオーディション番組すごい 歌上手すぎてレベチな人出てきたじゃん」「年齢も性別もジャンルもばらばらだけど、みんな歌上手くて聞きごたえあったー!!」「このレベルがまだ何組もあるのやばくない?」など、多様な歌声に出会える『明日は国民歌手』に日本のK-POPファンも続々と反応している。また『明日は国民歌手』が、10月16日21時よりABEMA K WORLDチャンネルでも放送されることが決定した。<番組情報>『明日は国民歌手』『明日は国民歌手』ポスター放送チャンネル:ABEMA SPECIAL2放送日時:毎週木曜20時~(初回放送10月14日)放送URL:放送チャンネル:K WORLDチャンネル放送日時:毎週土曜21時~(初回放送10月16日)放送URL:※放送回によって放送開始時間やチャンネルが変更となる可能性があります。『明日は国民歌手』ティザー映像『明日は国民歌手』詳細はこちら:
2021年10月15日明日海りおが主演するミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』が10月10日、東京建物Brillia HALLにて開幕した。作品は、日本オリジナルミュージカルの創作にこだわり続け、近年ミュージカル人気が増すにつれ再評価の機運が高まる「音楽座ミュージカル」の代表作(原作は福山庸治の漫画『マドモアゼル・モーツァルト』)。小室哲哉が音楽を手掛けた話題性なども相まって1991年の初演当初から人気が高く、音楽座では幾度も再演されている作品が、初演から30年の節目の年に、東宝製作版として生まれ変わった。演出は同じく音楽座の名作『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』の新演出版も手掛けた小林香。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりモーツァルト/エリーザ役:明日海りおミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりモーツァルト/エリーザ役:明日海りお(左)、父・レオポルト役:戸井勝海(右)物語は音楽の才能を持ちながらも、女性が音楽家になれなかった時代ゆえに父レオポルトから男の子として育てられた少女エリーザが主人公。彼女が音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとして成功していくと同時に、男として結婚したこととその才能ゆえに、妻コンスタンツェや宮廷作曲家サリエリ、弟子のフランツら様々な人の人生をも巻き込んでいってしまう物語。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりコンスタンツェ:華 優希(左)モーツァルト/エリーザ:明日海りお(右)人気のあまり音楽座では同じ原作をもとに脚本、音楽の異なるアザーバージョンも存在するが、今回上演されるのは初演の流れを汲むバージョン。天才音楽家モーツァルトの人生、その実際のエピソードが「モーツァルトが実は女だった」という大胆な設定の上に語られる面白さがストレートに描かれる。主演は、元宝塚歌劇団花組トップスター明日海りお。この設定の物語を宝塚の男役出身の女優が演じるというのは、「その手があったか!」と納得のキャスティングだ。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりカテリーナ:石田ニコル(左)モーツァルト/エリーザ:明日海りお(右)しかもトップスターとして絶大な人気を誇り、一時代を築いた明日海の持つ天性の華は、誰をも魅了してしまうモーツァルトの天才性を違和感なく体現。エリーザは、女性ではあることを除けば“無邪気な天才”という一般的なモーツァルト像とさほど乖離はない。その天真爛漫さ、無自覚な天賦の才を、明るい笑顔で軽やかに演じる明日海の姿が印象的。もちろん、本来の自分の姿ではないことの葛藤なども描かれるが、明日海のエリーザ=モーツァルトは、ある種性別を飛び越えた境地にいる。性別など関係のない“才能のある一個人”として、自由に羽ばたく姿は、まばゆい。白を基調とした舞台セットに、リフトが多用された浮遊感あるダンスも、彼女のどこまでも自由な精神世界を象徴しているようだ。モーツァルトが女性であることに狂わされていくのはむしろ周りの人間たちだ。モーツァルトの才能に嫉妬し、女性の姿でモーツァルトの従姉妹と偽るエリーザに恋をする宮廷作曲家サリエリは平方元基。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりサリエリ:平方元基(左)モーツァルト/エリーザ:明日海りお(右)こちらも才能との葛藤という心理も丁寧に描きつつ、切ない恋心にキュンとさせてくれるのがさすが。この時代のコスチュームが似合う美しい立ち姿も良い。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりサリエリ:平方元基夫が女性であることを知り傷つき、しかしやがてエリーザの理解者になっていくコンスタンツェは、宝塚時代に明日海とトップコンビを組んでいた華優希。“悪妻”とも言われるコンスタンツェだが本作での彼女は純真な少女の姿から始まる。華の持つ可愛らしさが役とマッチし、またその芯の強さが作品をしっかりと支えている。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりコンスタンツェ:華 優希(中央)ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりコンスタンツェ:華 優希(左)モーツァルト/エリーザ:明日海りお(右)ほかのキャストもいずれも適材適所の配役だが、中でも目を惹いたのは新時代のオペラを作ろうとモーツァルトに持ち掛けるシカネーダー役の古屋敬多。その見せ場「NEW WAVE」はパッションに溢れ、突風のように物語の中を吹き抜けた。ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』よりシカネーダー役:古屋敬多(Lead)(左)モーツァルト/エリーザ役:明日海りお(右)モーツァルトは“音楽に愛された天才”と称されることが多いが、明日海のモーツァルトは受け身ではなく誰よりも“音楽を愛した”天才であるように映り、それがなんともポジティブで爽やかだ。わずか35歳でその生涯を閉じてしまうが、どこか光を感じさせる終わり方なのもいい。小室哲哉が作ったオリジナル曲はもちろん、モーツァルトの楽曲がロック調にアレンジされ、そこに日本語の歌詞が乗っていたり、音楽的にも派手で楽しい。改めて純粋に「いいミュージカル」だと思った。日本産ミュージカルの素晴らしさに光を当てる公演になることは間違いない。公演は10月31日(日)まで。チケットは公演公式サイトにて確認を。取材・文・撮影:平野祥恵
2021年10月11日9月3日に発表された明日海りお初の全国4都市7公演のソロコンサート。タイトル、日程、開催地など基本的な公演情報以外は謎に包まれていた『ASUMIC LAB』のメインビジュアル・キービジュアルが本日解禁!!未知ベールに包まれていた公演概要が徐々に紐解かれていく。4種類のテイスト(クール・エレガント・アバンギャルド・フェミニン)が混ざり合った衣装を身に纏った明日海が、ミステリアスな表情とともに華麗なポージングを決めている姿が目を惹くメインビジュアルは、明日海のコメントにもある「明日海りおを構築する四つの世界観」を体現するかのようなデザインになっている。そして同時にマニッシュなスタイリングで凛々しく決めた明日海りおのキービジュアルも解禁!コンサートのタイトル「ASUMIC LAB」に秘められた世界観の断片を垣間見れるビジュアルの解禁により、11月20日から始まるコンサートツアーに向けて期待が膨らむ。さらにコンサートの解禁とともに先日発表されたスペシャルゲスト・珠城りょうさんの出演。今年8月に宝塚歌劇団を退団した月組トップスターとの東京国際フォーラムホールAにて繰り広げられるファイナル公演でのコラボレーションからも目が離せない!この冬、圧巻のステージングと珠玉の楽曲に彩られた最高にハッピーなエンタテインメント、ここでしか見ることができない明日海りおの表情やパフォーマンスにご期待ください!!ファミリーマート最速先行にて9月27日(月)より10月11日(月)までチケット販売受付中 <明日海りおコメント>宝塚を卒業後、初めてコンサートをさせていただく事になり、私自身、とても楽しみです!今回は「明日海りお」を構築している、四つの世界観を掘り進めていくような構成になっており…タイトルに「LAB」(実験室、研究室)を加えております。沢山のナンバーと共に、新しい私、振り切った姿、そしてお馴染みの素顔など…。思い切り楽しんでいただけるステージになるよう、工夫を凝らしたいと思います!また公演ファイナルには、後輩であり、幼なじみもである、珠城がゲストとして出演してくれることになりました。久しぶりのコラボレーションにもご期待下さいませ。<珠城りょうコメント>皆様、はじめまして。珠城りょうです。この度、明日海りおさんのコンサートに出演させて頂くことになりました!!久し振りにさゆみさんと同じ舞台に立たせて頂ける喜びを胸に、コンサートを少しでも盛り上げられるよう頑張りたいと思います。皆様にお会いできるのを楽しみにしています!【公演概要】■2021年11月20日(土) ハーモニーホール座間(座間市立市民文化会館)開場 16:00/開演 17:00問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■2021年11月26日(金) 神戸国際会館 こくさいホール開場 17:30/開演 18:30問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00〜16:00)■2021年11月27日(土) 神戸国際会館 こくさいホール開場 12:00/開演 13:00・開場17:00/開演 18:00問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00〜16:00)■2021年12月5日(日)静岡市民文化会館大ホール開場 17:30/開演 18:30問合せ:サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999(平日・土曜 12:00〜16:00)■2021年12月9日(木) 東京国際フォーラム ホールA開場 17:30/開演 18:30問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■2021年12月10日(金) 東京国際フォーラム ホールA*スペシャルゲスト 珠城りょう*開場 16:00/開演 17:00問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)【特設サイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月27日「モーツァルトが女だった」という内容の福山庸治の同名コミックスを原作とした、音楽座を代表する舞台『マドモアゼル・モーツァルト』が、明日海りお主演で10月10日から東京建物ブリリアホールにて上演される。この度、モーツァルトの妻・コンスタンツェ役が元花組のトップ娘役・華優希に決定したことが発表された。本舞台の主人公は、天賦の音楽の才能を持って生まれた少女エリーザ。女性が音楽家になれなかった時代ゆえに、父レオポルトから男の子“アマデウス・ヴォルフガング・モーツァルト”として育てられる。そして、瞬く間に時代の寵児として宮廷でもてはやされることに。モーツァルトが下宿しているウェーバー家の母親は、彼の成功にあやかろうと娘のコンスタンツェと彼を無理矢理結婚させてしまう。モーツァルト役に明日海、サリエリ役に平方元基、シカネーダー役を古屋敬多が演じるほか、サリエリの恋人でオペラ歌手のカテリーナ役の石田ニコル、モーツァルトの弟子・フランツ役の鈴木勝吾、そしてモーツァルトの厳格な父、レオポルト役の戸井勝海がキャストに配されたことが、これまでに発表されていた。華が演じるのは、モーツァルトが女ということを知らずに結婚し、真実を知り悩み、しかしモーツァルトを心の底から愛し抜いていくコンスタンツェ。宝塚歌劇団在団中にトップコンビを組んでいた明日海りおと華による共演が実現することになる。『マドモアゼル・モーツァルト』2021年10月10日(日)〜31日(日)東京建物 Brillia ホール出演:モーツァルト / エリーザ:明日海りおサリエリ:平方元基シカネーダ―:古屋敬多(Lead)フランツ:鈴木勝吾コンスタンツェ:華優希カテリーナ:石田ニコルレオポルト:戸井勝海音楽座ミュージカルオリジナルプロダクション総指揮:相川レイ子演出:ワームホールプロジェクト脚本:横山由和、ワームホールプロジェクト作曲・編曲:小室哲哉、高田浩、山口琇也ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトアントニオ・サリエリ製作著作:ヒューマンデザイン一般前売開始:8月28日(土)チケット料金:S席13,800円、A席9,500円、B席4,500円(税込)チケットは東宝ナビザーブ、としまチケットセンター、各プレイガイドにて取扱いあり。詳細は公式サイトにて
2021年07月12日女優の明日海りおが主演を務める、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』のキャストが11日、明らかになった。同作は福山庸治による同名コミックスを原作としたミュージカル。「モーツァルトが実は女だった」という設定で、天から与えられた音楽の才能に恵まれ常にその喜びに溢れていたモーツァルトが、父を愛しながらも男として育てられたことへの葛藤、偽って結婚した妻との関係、そして本来の自分の姿に悩みながらも、音楽と共に生きる決意をし、音楽と共に果てていく一生をドラマティックに描き出す。日本オリジナルミュージカルを牽引してきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演されこれまで幾度も上演されてきた。モーツァルトの楽曲が使用されているのはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。この度、モーツァルトの妻・コンスタンツェ役に、4日に宝塚歌劇団を退団したばかりの元花組トップ娘役・華優希が決定。愛らしい容姿と観る者の心を打つ確かな演技力でファンを魅了してきた華が、モーツァルトが女という事を知らずに結婚し、真実を知り悩み、しかしモーツァル トを心の底から愛し抜いていくコンスタンツェを演じる。また今作では、宝塚歌劇団在団中にトップコンビを組んでいた明日海りおと華による共演が実現する。葛藤を乗り越えて深く結びつく2人をどのように演じるのか、注目となっている。公演は東京建物 Brillia ホールにて10月10日〜31日。
2021年07月11日女優の明日海りおが主演を務める、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』のビジュアル&第2弾キャストが2日、明らかになった。同作は福山庸治による同名コミックスを原作としたミュージカル。「モーツァルトが実は女だった」という設定で、天から与えられた音楽の才能に恵まれ常にその喜びに溢れていたモーツァルトが、父を愛しながらも男として育てられたことへの葛藤、偽って結婚した妻との関係、そして本来の自分の姿に悩みながらも、音楽と共に生きる決意をし、音楽と共に果てていく一生をドラマティックに描き出す。日本オリジナルミュージカルを牽引してきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演されこれまで幾度も上演されてきた。モーツァルトの楽曲が使用されているのはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。すでにモーツァルト役・明日海りお、サリエリ役・平方元基、シカネーダー役・古屋敬多が発表され大きな反響を呼んでいる同作。第2弾キャストとして、サリエリの恋人でオペラ歌手のカテリーナ役を石田ニコル、モーツァルトの弟子でコンスタンツェと許されない関係に落ちるフランツ役を鈴木勝吾、モーツァルトの厳格な父レオポルト役を戸井勝海がそれぞれ演じることが明らかになった。コンスタンツェ役は今後の発表を予定している。また、それぞれの役と出演者本人のキャラクターが融合し表現された華やかな扮装ビジュアルも解禁され、個性豊かな人物たちがドラマティックなモーツァルトの物語を彩っていくこととなる。公演は東京建物 Brillia ホールにて、10月10日〜31日。
2021年07月02日菅田将暉主演、有村架純、神木隆之介、仲野太賀、古川琴音らが共演した「コントが始まる」が6月19日の放送でフィナーレを迎えた。マクベスの3人の“最後のじゃんけん”と、里穂子の“推しへの感謝の言葉”に視聴者から感動の声が送られている。「俺の話は長い」で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹が脚本を担当、20代後半の若者たちの生き様を描いた青春群像物語となる本作。お笑いコンビ「マクベス」の高岩春斗を菅田さんが演じ、美濃輪潤平に仲野さん、朝吹瞬太に神木さん、中浜里穂子に有村さん、里穂子の妹・つむぎに古川さん。岸倉奈津美に芳根京子、マクベスのマネージャーの楠木に中村倫也。鈴木浩介、伊武雅刀。松田ゆう姫、明日海りおらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ついにマクベスが解散し、3人はそれぞれの新たな人生を歩むため引っ越しすることに。荷物を整理していると冷蔵庫を誰が持っていくかを巡ってじゃんけんが始まる。なかなか勝負が決まらないなか、春斗は“じゃんけんが終わったら、もうこんな時間は二度と訪れない”と心の中でつぶやく。勝負がついた後、息を切らし涙を流す春斗の姿に「どんな状況下にあってもマクベスにとってのじゃんけんの時間は素の三人でいられる時間だったもんな…」「ドラマ史上一番尊いじゃんけんなのでは…」「こんなくだらない時間が泣けるなんて」「ちょっとでも言葉発したら泣いてまいそうになるのわかる」「ドラマ史に残るじゃんけん」などの声が送られる。その後春斗は1人で里穂子のファミレスを訪れる。里穂子もまた就職が決まりきょうが最後のアルバイトだった。里穂子は帰路につく春斗を待ち伏せし、「今後どんなに面白い方たちが現れても、私にとってマクベスのお三方だけは特別。解散しても精魂込めて作ったコントはこの世から消えることはありません。ファンの記憶のなかにしっかりと残り続けていきます。私はこれからもあなたが書いたコントに、何度も助けてもらうことになるでしょう」と、改めてマクベスに対する想いを伝える。その言葉に対し春斗も里穂子のおかげで、マクベスとしての10年間の努力が無駄じゃなかったと思えたと感謝の言葉を返す…。このシーンに「そうよ、100人のにわかファンより、1人のガチファンよ」「推しのおかげでがんばれる。ファンのおかげでがんばれる。相思相愛。これぞ推し活」「生きる希望と活力を与えてくれた推しは特別よ…解散しようが何があろうと一生推しであるのは変わらない」「好きな人や作品に対する感謝の思いを直接伝えられる喜びが中浜さんから溢れていてとても共感」と、改めて里穂子の想いに共感する声がSNSに続々と投稿。放送後も「大好きな人、作品があることで豊かな日々になり、頑張れるようになったこと。気付かせてくれて感謝」「中浜さんにとっての救いがマクベスだったように、このドラマが視聴者にとっての救いになるように、丹念に沢山の伏線とメッセージを織り込んで届けてくれた事に本当に感謝」など、本作に対する感謝の言葉が途切れることなくタイムラインを流れ続けている。(笠緒)
2021年06月20日菅田将暉主演の青春群像劇「コントが始まる」の9話が6月12日オンエア。神木隆之介演じる瞬太の“負けは失敗ではない”という言葉と、有村架純演じる里穂子が春斗から送られた“最後のお礼”に感動や共感の声が続々と送られている。高校時代にお笑いコンビ「マクベス」を結成した高岩春斗に菅田将暉。春斗とマクベスを組む美濃輪潤平に仲野太賀。2人の友人でプロゲーマー引退後マクベスに加入する朝吹瞬太に神木さん。人生のどん底にいた時代にマクベスと出会いオタクになった中浜里穂子に有村架純。瞬太と交際している里穂子の妹・つむぎに古川琴音。高校時代から潤平と付き合ってきた奈津美に芳根京子。マクベスのマネージャー、楠木に中村倫也。春斗たちの高校時代の担任、真壁権助に鈴木浩介。瞬太がアルバイトをする焼き鳥屋の大将、安藤友郎に伊武雅刀。松田ゆう姫、明日海りおらも出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は潤平が奈津美の父親に挨拶することになる。奈津美の実家に行き奈津美の父(でんでん)に日本酒を渡す潤平だが、奈津美の父は酔っていて…。その頃、春斗と瞬太は真壁からバーベキューに招待される。そこで2人は真壁の息子・太一から「夢って、追いかけないほうがいいの?」と質問される…というのが今回のストーリー。質問した理由を「失敗した後、大変そうだなぁと思って」と語る太一に、「俺達、失敗なんかしてないよ」と答え、解散するのは「時間切れだよ。サッカーも試合時間ってあるだろ」と答える春斗。「ずっと続けてる人もいる」とさらに問いかける太一に「そういう人はずっと試合に勝ち続けてる」と春斗は返答。瞬太も「負けたってことが、失敗したってことじゃないと思う」と続ける。このやり取りに「うわ、、、このスポーツの例えめちゃくちゃ沁みる」「引退をサッカーの試合に例えるとか上手いこと言うなあ」「失敗じゃなくて時間切れという説明はいいな」と春斗の返答に感心する声や、「負けたってことが失敗ではない。すごい言葉だな」「負けたってことが失敗したって事じゃないと思う。私もそう思うよ」「負けたって事が失敗じゃない。何かつらいことや挫折はあっても、生きていくとそれが糧になる」と瞬太の言葉に共感する声も多数。そして春斗、潤平、瞬太はファミレス「メイクシラーズ」でマクベスとして最後の打ち合わせをする。朝まで語り明かし、名残惜しそうな表情を見せながらもレジに向かう3人は、レジの里穂子に“最後のお礼”をする。その言葉を涙ぐみながら聞き、これまで来店してくれたことを感謝する里穂子。特に春斗の「中浜さんの淹れてくれたコーヒーがネタ作りの活力になっていた」と言う言葉には、「推しに自分がネタの活力だったとか言われたらもう嬉しさしかねえよな」「応援している芸人さんにこんなこと言われたら泣いちゃうよ」「これは、中浜さんうれしいよねファンとして、店員として」など、里穂子に感情移入した視聴者からの喜びの声が多数届けられている。(笠緒)
2021年06月13日「コントが始まる」の8話が6月5日放送。中村倫也演じる楠木がマクベスに渡した「解散ライブのネタ順」に「ゾワってなった!」「そこも伏線だったのか」と驚きの声が続出。里穂子への“チラシ”の渡し方にも「流石マネージャー!」などの反応が上がっている。「俺の話は長い」で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹による20代後半の青春群像ドラマとなる本作。お笑いコンビ「マクベス」の高岩春斗に菅田将暉、美濃輪潤平に仲野太賀、朝吹瞬太に神木隆之介、マクベスオタクのファミレス店員・中浜里穂子に有村架純、里穂子の妹・つむぎに古川琴音。潤平の彼女・奈津美に芳根京子、マクベスのマネージャー・楠木に中村倫也、伊武雅刀、鈴木浩介、松田ゆう姫、明日海りお、小野莉奈、米倉れいあ(821)らも出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。瞬太が働く焼き鳥屋「ボギーパット」を久々に訪れた楠木は、5年前初めてマクベスに会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返る。「ボギーパット」でライブのチラシをもらい、その後彼らからマネージャーになって欲しいと頼まれた楠木。3人とファミレスで徹底的に話し合い、朝までネタ合わせに付き合い、4人目のマクベスになったつもりで頑張ったその時間は彼にとって“青春時代に戻ったような熱い時間”だった。しかし3人との距離は徐々に広がっていった。ラストで楠木はファミレスで打ち合わせ中のマクベスのもとを再び訪れ「解散ライブのネタ順」を渡す。「あくまでたたき台だと思って」と言う楠木に、春斗は「これでいいと思います」と返答。「ちゃんと見ててくれたんだなぁ」と口にする…というのが8話の展開。「楠木マネがほんとにいい人でまじで胸がギューってなった」「楠木さんは仕事としてマクベスとクールな関係だと思っていたらめっちゃ熱い人だった」など感動の声が上がるなか、楠木が渡した“ネタ順”に「楠木さんのネタ順が1話からの順だったのマジで鳥肌すぎるそこも伏線だったのかーー」「楠木さんの提案したネタ順見たとき、ゾワってなった!」といった反応も。さらにファミレスを出る際、レジで楠木は里穂子に「そういえば事務所にこんなものがあった…」とマクベスの第1回単独ライブのチラシを渡す。クリアファイルに2枚のチラシを入れて渡す楠木の“計らい”に「つむぎが前にチラシを貰って来た時。一枚だけで折り畳んでいて…里穂子があり得ないと、オタクらしく怒った事があったな。楠木さん流石マネージャー!」「きれいなチラシ2枚をクリアファイルに入れてきてる楠木さんも、他のチラシもないか貪欲に尋ねる中浜さんもオタク的に最高」といった投稿も多数。またつむぎが瞬太と付き合っていることを聞いた里穂子が、つむぎに放った「ファンの妹はファンよ」というセリフや、奈津美がマクベスの名付け親だと知り、一緒に写真を撮って欲しいと懇願。驚く奈津美に「マクベスの名付け親である方が横にいるのに写真を撮って帰らないとは、逆にファン失格なのではと」とその理由を伝える姿に、改めて「中浜さんって崇高なファンだな」「気持ち分かる!お笑いファンとしては同じ考え!」「中浜さんのオタクぶり、本当に良い」「本当に筋金入りのヲタクしてて素晴らしいな」といった感想も続出している。(笠緒)
2021年06月06日女優の明日海りおが、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』に主演することが5日、明らかになった。同作は福山庸治による同名コミックスを原作としたミュージカル。「モーツァルトが実は女だった」という設定で、天から与えられた音楽の才能に恵まれ常にその喜びに溢れていたモーツァルトが、父を愛しながらも男として育てられたことへの葛藤、偽って結婚した妻との関係、そして本来の自分の姿に悩みながらも、音楽と共に生きる決意をし、音楽と共に果てていく一生をドラマティックに描き出す。日本オリジナルミュージカルを牽引してきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演されこれまで幾度も上演されてきた。モーツァルトの楽曲が使用されているのはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。初演から30年が経つ本年、東宝製作により新たな『マドモアゼル・モーツァルト』が誕生。女として生まれながら音楽の才能を活かすために男として育てられたモーツァルトを明日海が演じる。宝塚歌劇団でトップスターを務め、退団後は連続テレビ小説『おちょやん』、ドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』『コントが始まる』など話題作に次々と出演する明日海が、退団後初のオリジナルミュージカルに挑む。モーツァルトを敵視しながらも惹かれるサリエリ役には、話題作に次々と出演し確かな歌唱力と美しい立ち姿で観客を惹きつける実力派のミュージカル俳優・平方元基、俳優・劇場支配人・脚本家など多彩な面を持つモーツァルトの友・シカネーダー役には、音楽活動のみならず近年は幅広い舞台でも活躍するLeadの古屋敬多が決定した。公演は東京建物 Brillia ホールにて、10月10日〜31日。○明日海りおコメント音楽座作品は、昨年『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)まで飛んだ』を知って大変興味がありましたので、お話しをいただいて嬉しく思っております。今作では、ヴォルフガング・モーツァルト、男として育てられたエリーザを演じます。私の場合は宝塚時代に、葛藤などなしに好き好んで男役を演じておりましたので、その経験が生かされるかと言うと、少し違うかもしれませんが、ただ、エリーザが、初めてドレスに身を包む時の恥じらいや、女性として扱われた時に目に映る景色は、きっと誰よりもリアルに、自身とリンクして演じられるのではないかと、楽しみにしております。この作品以外にも、ミュージカル等で様々な描かれ方のある、モーツァルト。彼と彼が魂を捧げた音楽、彼とそれぞれ登場人物、ピュアでありながら壮絶な関係性を、歌に、お芝居に乗せてお届けできたらと思います。私にとりましては、難関への挑戦が目白押しになりそうですが、どうぞご期待下さいませ。
2021年05月05日菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀がお笑いトリオを演じ有村架純、古川琴音が共演する「コントが始まる」の3話が5月1日放送。神木さん演じる瞬太のウエディングドレス姿に「可愛い」の声が相次ぐなか、有村さん演じる里穂子の過去にも共感の声が溢れている。「俺の話は長い」で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹がオリジナル脚本を手がけ、20代後半の若者たちの青春群像を描く本作。同級生の潤平とお笑いトリオ「マクベス」を結成したが、親との「10年やっても売れなかったらキッパリ辞める」という約束を守るためトリオ解散を決意した高岩春斗を菅田さんが、高校時代に春斗に誘われ「マクベス」を結成するが、10年間交際を続ける恋人のことを考え芸人を辞めようとする美濃輪潤平を仲野さんが、「ぷよぷよ」の日本一となってプロゲーマーとなるがその後引退、「マクベス」に加入した朝吹瞬太を神木さんがそれぞれ演じる。また有村さんが一流企業を退職、その後始めたバイト先に来店する「マクベス」の三人に興味を抱き、彼らの“ヲタク”となる中浜里穂子に。古川さんが姉・里穂子を心配し、共同生活しながら近所にあるスナック「アイビス」で働く中浜つむぎにそれぞれ扮し共演。この5人を中心に物語が展開する。また潤平の恋人・奈津美に芳根京子。松田ゆう姫、明日海りお、村主うらら、坂斉凛奈、鈴木浩介、伊武雅刀らも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は里穂子の過去と、里穂子が一番好きだというコント「奇跡の水」のモデルとなった春斗の兄・俊春(毎熊克哉)。真面目すぎるゆえに誰にも助けを求められず、孤独になって追い込まれていく両者のエピソードが並行して語られていく…という展開。俊春の結婚式でマクベスがコントをする回想シーンでは、瞬太のウエディングドレス姿が披露され「神木くんのウェディングドレス!!!!!かわいい!!!!!」「華奢、細い。物凄く可愛い...」などの声が相次ぐ。その後、帰宅した里穂子はつむぎと一緒に瞬太が部屋にいることに驚愕する。さらに春斗と潤平も加わって里穂子の部屋でタコパが始まるのだが、そこで彼氏のことや仕事を辞めた理由を聞かれた里穂子は、結婚するつもりだった彼氏に別の婚約相手がいて、その2人のために結婚式の下調べをさせられていたことや、会社のトラブル解決を手伝ったらいつの間にか自分が全責任を負わされる羽目になったことなどを告白する。里穂子が“廃人”になった理由に「エグい過去に泣けてくる…」「可哀想すぎやろこれフィクションだとしても辛い」「頑張る人ほど孤立するやつつらいー」「うーん分かるな。しんどいな。真面目が損をする世の中じゃなくなればいいな」などのコメントが続々。里穂子への共感の声がタイムラインに溢れている。(笠緒)
2021年05月01日菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀がお笑いトリオを演じる「コントが始まる」の2話が4月24日放送。有村架純演じる里穂子のバイト姿に「ひよっこ」を思い出す視聴者が続出、前回に続き発揮されたオタクぶりにも多くの反応が寄せられている。高校時代の友人同士が結成したお笑い芸人トリオ「マクベス」と、人生に疲れ果てていたところで彼らに出会いファンとなった女性とその妹。若者と呼ぶにはギリギリすぎる5人の青春群像劇となる本作。親と約束したお笑いを辞める期限が迫る高岩春斗を菅田さんが、春斗に誘われ「マクベス」を組んだ美濃輪潤平を仲野さんが、プロゲーマーから芸人に転身した朝吹瞬太を神木さんが、初めて「マクベス」のライブを観た日に解散を知らされた中浜里穂子を有村さんが、里穂子を心配し同居している妹のつむぎを古川琴音がそれぞれ演じ、明日海りお、松田ゆう姫、鈴木浩介らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。マクベスの解散をライブで発表した春斗は事務所のマネージャー・楠木(中村倫也)に呼び出され、解散を考え直すよう説得される。潤平は10年間交際を続ける恋人の奈津美(芳根京子)に、マクベスの解散を報告。そんななか、潤平はマクベス結成前、春斗より先に瞬太に声をかけていたことを口にしてしまい、2人は大げんかしてしまう。一方、その頃瞬太は母校を訪れ、高校時代の恩師・真壁権助(鈴木浩介)と昔話に花を咲かせていた。何も知らない春斗に里穂子はファミレスで瞬太が“遺書”を書いていたことを話す。春斗はこれがコントの小道具だと説明するが、里穂子が見たのは遺書の“本文”だったというのだ…というのが2話のおはなし。マクベスのマネージャー役でゲスト出演した中村さんに「使い方めちゃくちゃ贅沢よ!!!出演時間5分あったかなかったかくらいじゃない!?」「冒頭の1シーンのみという贅沢な使われ方」などの反応が。潤平の恋人役で出演した芳根さんの演技にも「ここまで言わせんな!ってセリフがちょっと涙目でさ、切なさがさ、伝わってきてさ。もう泣いた泣いた」「本当に本気であの年代の実力派を取り揃えてんな」といった声が寄せられる。また髪の毛を結んでファミレスでバイトする里穂子に「有村架純のウェイトレス姿、ひよっこ思い出すな」「架純ちゃんのウエイトレス姿にひよっこのみね子浮かんだよ」「ウエイトレス有村架純は完全に谷田部みね子や…」など、里穂子を演じる有村さんが主演した朝ドラ「ひよっこ」を回想した視聴者が続出。また前回に続き里穂子の“オタクぶり”が話題に。潤平が素性を隠して綴っていたブログや、瞬太のプロゲーマー時代のインタビューまでチェックするなど、マクベスの情報を徹底してチェックし、知り尽くしている姿に「ブログまで熟読してるタイプのガチファンだ…すごい」「オタクの性だよね。なんでも推しのことはどんなちっちゃいことも知りたいよね(笑) 」「ガチオタが火を吹いている」などの感想も上がっている。(笠緒)
2021年04月25日撮影:Studio Elenish1992年のウィーン初演以来、世界各国で上演が続けられているミュージカル『エリザベート』。日本では小池修一郎の潤色・演出により1996年に宝塚歌劇で初演、各組でこれまでに10バージョンが上演され、宝塚歌劇の代表作のひとつとして上演のたびに注目を集めてきた。そして日本初演から25周年となる今年、宝塚歌劇版の歴代キャストが集結し、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』が開催されている。大阪公演を経て、現在は東京・東急シアターオーブにて5月5日(水)まで上演中。オンラインでのライブ配信も行われている。【動画配信】エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート チケット情報メインキャストが役をイメージした衣裳をまとい、コンサート形式で本編を上演する「アニヴァーサリーバージョン」では、歴代出演者が共演する“25周年バージョン”、上演当時のメンバーを中心にお届けする“花・月・雪・星・宙組バージョン”、夢の競演が叶う“スペシャルバージョン”の3パターンでお届け。さらに、出演者全員が各役の扮装をし、コンサート形式で本編を上演する「フルコスチュームバージョン」といった、さまざまな組み合わせで楽しめるのが今回の見どころのひとつだ。大阪公演では、トート役・朝夏まなと、エリザベート役・実咲凛音を中心とした「フルコスチューム’16宙組ver.」と、トート役・明日海りお、エリザベート役・蘭乃はなを中心とした「フルコスチューム’14花組ver.」がライブ配信された。19世紀末に実在したオーストリー=ハンガリー帝国皇后エリザベートの生涯を、黄泉の帝王トート(死)との愛憎を軸に描いた本作。舞台美術や装置はシンプルで、ステージ上にオーケストラを配置。最初に衣裳をまとった暗殺者ルイジ・ルキーニが登場するやいなや、客席は一気に『エリザベート』の世界へといざなわれる。コンサートといえど、ストーリーに沿って役を演じながらシーンが展開するため、ミュージカルの凝縮版として楽しめる。本公演で改めて感じたのは、楽曲の素晴らしさだ。美しい旋律で彩られたナンバーは、どの曲も耳に残るものばかりで、胸に心地よく響く。妖しいオーラを放ち、冷たく、それでいて情熱的にエリザベートへの愛を表現する朝夏トート、美しくも冷酷な表情や視線にゾクッとさせられる明日海トートをはじめ、『エリザベート』の世界を体現する役者たちは、宝塚を卒業後もそれぞれに研鑽を積んできているだけに、より表現に深みが増している。それぞれのパフォーマンスの違いを楽しむことができ、細かな表情や衣裳の細部など、劇場では気付かなかった部分まで堪能できるのはライブ配信ならではだ。東京公演では、4月24日(土)の「フルコスチューム’14花組ver.」、5月1日(土)の「フルコスチューム’16宙組ver.」、5月3日(月・祝)の「アニヴァーサリースペシャルver.」、5月5日(水・祝)「アニヴァーサリースペシャルver.」をライブ配信。ライブ配信のチケットは発売中。
2021年04月23日元宝塚トップスターである明日海りお初の冠番組「明日海りおのアトリエ」(全8回)が、5月22日(土)よりHuluにて配信されることが決定した。2014年宝塚歌劇団花組トップスターに就任後、5年半のトップ在籍期間で、大劇場主演作12作(準トップ時代を含む)は、平成以降に退団したトップとして史上最多を誇る明日海。2020年から芸能活動を開始し、連続テレビ小説『おちょやん』への出演のほか、映画『ムーラン』では主人公・ムーランの日本語版声優に挑戦。退団後初の舞台は「ポーの一族」に挑み、テレビドラマでは、4月期土曜ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)にも出演するなど、活動の幅を広げ、新たなステージを開拓し続けている。そんな明日海の初冠番組「明日海りおのアトリエ」は、明日海が日常の小さな楽しみを発見しながら、秘密基地である“真っ白いアトリエ”を自分色に染め上げていくドキュメント・バラエティー。超多忙で「清く、正しく、美しく」をモットーとする宝塚の世界しか知らなかった明日海が元タカラジェンヌならではの視点も生かしながら、「美」「癒やし」「食」といったジャンルで様々なことに挑戦。例えば、「自分らしく過ごせる心地よいインテリアのヒント」や「コーヒーの美味しい淹れ方」、「ご飯の美味しい炊き方」など、誰もが思わず真似したくなるような、日常生活と心を豊かにする素敵テクニックを習得し、新たな自分空間を構築していく。そんな中、浮き彫りになる明日海の思い。宝塚時代の明日海は何を思っていたのか、そして新しい世界に飛び出した明日海は“今”何を感じているのか。番組では、明日海自身の魅力もたっぷりお届け。ほんの一歩踏み出し、普段と違うことをしてみると、そこには“ささやかだけど心が豊かになる、これまで知らなかった世界”がたくさんある!そんな、明日海流・日常の新バイブル「明日海りおのアトリエ」。すべての女性の心をポジティブに染め上げる本番組に期待してほしい。■明日海りおHuluはよく拝見していたので、そこで自分の番組ができると聞き、びっくりして信じられないような気持ちでした。番組では、私のやりたいことをさせていただけるということで、制作の皆さんが私の興味のあることや好きなこと、宝塚時代のことなどを聞き、構成を考えてくださって。本当に好きなことだらけなので、「こんなに好き放題にさせてもらえるものなんだ…」と驚きつつも、とても楽しんでいます。また、舞台に出演する時はその役として生きることに全てを捧げますし、映像作品でもそうなので、お仕事で自分の素の顔をさらすのは初めてにちかいので、今まで役を演じる姿しか知らなかった方には、新たな一面を知っていただけると思うと嬉しいです。番組では、今、見直されているおウチ時間に役に立つ情報や、真似したくなるテクニックをたくさん紹介しているので、御覧いただいて絶対に損はないと思います!(笑)。すでに、美味しいコーヒーの淹れ方や、美味しいご飯の炊き方、自宅で簡単にできる燻製料理などに挑戦しましたが、どれも香りだけで特別な気分になれるものなので、時間を作り、少し手間をかけることで、贅沢なひと時を嗅覚から感じてリッチな気持ちになり、「大人だなぁ~」と思いました(笑)。撮影の日は、仕事をしたという感覚はなかったですね(笑)。小さな楽しみを見つけることは、日常をより楽しく、心を豊かにしてくれますよね。私は、仕事好きなので、忙しくても全然大丈夫で、意識しないと睡眠時間も削っちゃうタイプ。だからこそ意識的にそういう時間を作ろうと、ちょうど思い始めていたタイミングだったんです。日々の中で意識して自分と向きあったり、何かを楽しむ時間を30分とかでも作ると、リフレッシュしますし、「これが好きだった」「こういうこともあったな」とか、忘れていたいろんなことが蘇ってきたりします。また、「今度あの人に作ってあげよう」と改めて周りへの感謝の思いにも気付けて。自分も楽しめて豊かになれる上に、いつか誰かを喜ばせるテクニックを知れるのはすごくいいなと思いますね。番組では、そんな皆様の毎日を楽しくするお役立ち情報を届けるのはもちろん、時にハプニングもありながらもやりたいことに挑戦する私を楽しんでいただけたらと思います。ゆるっと、のほほんと見ていただけたら嬉しいです。【番組概要】Huluオリジナル『明日海りおのアトリエ』配信:2021年5月22日(土)からHuluで毎週土曜、1エピソードずつ配信(全8話)出演:明日海りお制作協力:クリーク・アンド・リバー社製作著作:HJホールディングス番組公式 HP: 番組公式 Twitter:
2021年04月21日菅田将暉主演、有村架純、神木隆之介、仲野太賀、古川琴音らが共演する「コントが始まる」が4月17日放送。有村さん演じるヒロインの“オタクぶり”に共感の声が上がるとともに、キャスト陣の演技と演出にも多くの賞賛が寄せられている。「俺の話は長い」で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹によるオリジナル脚本となる本作は、20代後半の若者たちが、その失敗をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の幸せと巡り合う、若者の生き様を描いた群像物語。キャストは同級生の潤平と高校の文化祭でコントを披露したことがきっかけで、お笑いの道に進んだが、親との「10年やっても売れなかったらキッパリ辞める」と約束した日が迫るお笑いトリオ「マクベス」でネタ作りを担当する高岩春斗に菅田さん。一流企業を退職、その後バイトを始めたファミレスに来店した「マクベス」の三人に興味を抱き、知らぬ間に彼らを応援することが人生の支えになっている中浜里穂子に有村さん。高校時代に春斗に誘われコント芸人の道を歩み始める「マクベス」のメンバー、美濃輪潤平に仲野さん。「ぷよぷよ」日本一となりプロゲーマーの道を歩むが若手の台頭から引退、「マクベス」へと加入する朝吹瞬太に神木さん。姉と共同生活しながら近所にあるスナック「アイビス」で働く中浜つむぎに古川さん。そのほか、明日海りお、松田ゆう姫、鈴木浩介らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではマクベスを推すことが自分の支えになっている里穂子が、初めて彼らの生ライブに行くもそこでトリオ解散を知らされる。呆然と帰路についた里穂子だが、突然春斗から声をかけられる。どうして解散するのかと尋ねる里穂子に、春斗は「約束だからね。10年前の」と、マクベス誕生から現在までの自分たちの10年を語り始める。里穂子がマクベスを密かに推していた一方で、春斗も1年半前、会社を辞め泥酔していた里穂子と出会っていた…というのが1話のストーリー。春斗に「最後の単独ライブも必ず行きます」と告げ、マクベスと出会い存在を知ったことで、マクベスが自分の人生の支えになったと涙ながらに伝える…そんな里穂子の姿に「泣くと思わなかった…オタクの心に突き刺さった」「中浜さんの言動がオタク」「推しへの想いを直接吐露するオタクの姿」など共感と感動の声がタイムラインに届けられる。またメインキャスト陣の演技に「どうやったらあんなに上手に演技できるんだろう」「ドラマなのに映画観てるみたいな感じ。演技派揃い」などの声が上がるとともに「みんな演技うまいし内容面白いし映画みたいな画面の空気感」「引き込まれた。映画見てるみたいだった」「すげえ、いい温度感。BGM少なめで、映画みたい。語り多くて、漫画みたい。すごいいい意味で、ドラマじゃないみたい」と、その展開や演出に“映画のようだ”という感想も続々投稿されている。(笠緒)
2021年04月18日菅田将暉が主演、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介が共演することで話題の新土曜ドラマ「コントが始まる」から、5人の追加キャストが解禁。故・松田優作の長女で、松田龍平と松田翔太を兄に持つミュージシャン・アーティストの松田ゆう姫が、本作で女優デビューする。菅田さん、神木さん、仲野さんの3人が売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を演じ、3人がネタ作りにいつも集うファミレスのウェイトレスを有村さん、その妹役を古川さんが演じる本作。「俺の話は長い」で向田邦子賞を受賞した金子茂樹によるオリジナル脚本。そんな本作で、鈴木浩介は春斗(菅田将暉)たちの高校時代の担任、真壁権助を演じる。無口で厳しい先生で、生徒らから恐れられているが、実は「マクベス」の存在に大きく寄与しているらしい。松田ゆう姫は、つむぎ(古川さん)が働くスナック「アイビス」のママ、下條良枝を演じる。普段はやる気があるのか、ないのか分からないスタンスで仕事をしているが、ふと漏れる言動からは何か人間の深みを香らせる一面も見せるという役柄で、女優デビューとなるその演技は大注目だ。元宝塚のトップスターで、日本テレビのドラマ初出演となる明日海りおは、里穂子(有村さん)が働くファミレス「メイクシラーズ」の店長、恩田光代を演じる。謎多き発言を持ち味にしており、ファミレス店長をしつつ夢は女流麻雀士であると語る、ユニークな役柄だ。『アルプススタンドのはしの方』などで注目された小野莉奈は、スナック「アイビス」で働く村主うらら役。つむぎよりも年下ながら、大人びた素振りを見せる。一説によると一人のミュージシャンを強烈に崇拝しており、その影響で東京へ出てきたという過去を持つ女性を演じる。「ZIP!」のコーナー「星星のベラベラENGLISH」でもお馴染みの、米倉れいあは、里穂子が働くファミレス「メイクシラーズ」でアルバイトする坂斉凛奈役を演じる。天真爛漫な明るい性格で、共に働く里穂子や「マクベス」などの常連客を日がな観察している、という役柄となっている。追加キャスト陣からのコメント到着鈴木浩介春斗達3人を温かくも厳しく見守る真壁は、心根の優しさを上手く生徒たちに伝えることが苦手な少しぶっきらぼうな教師です。(このドラマについて)壁に何度もぶち当たるのが人生です。それでも少しずつ前に進んでいく大切さを楽しんで見ていただけたら、夢のあるエンターテインメント作品になればと思います。松田ゆう姫まさかこんな素敵なお話を頂けるなんて、素晴らしいキャストの皆さんとご一緒出来ることが夢のようで、嬉しい気持ちと信じられない気持ちでいっぱいです。「コントが始まる」と共に私にとって新しい事が始まる事にとても高揚しています!自分の20代後半を思い返しながら、皆がどう変化していくのかを見届けるのが楽しみです。初の連続ドラマで緊張や不安は多分にありますが、それも含めてこのドラマを愉しんで頂けたら嬉しいです。明日海りお有村架純さん演じる里穂子のバイト先の店長、恩田光代を演じます。今まで夢中で見てきた群像劇はたくさんありますが、「コントが始まる」はこのご時世だからこその新感覚の群像劇。意外な夢に果敢に突き進む恩田光代が、人生の大失敗の渦中にいる主人公たちの目に、どんな風に映るのか…彼らにどんな影響を与えていくのか、私自身も楽しみながら作っていけたらと思います。ぜひご覧下さい!小野莉奈私演じるうららは、スナックで働きながら、夢を追いかけています。希望溢れる女の子をできるだけ等身大に表現できたらいいなと思います。この作品に参加させてもらえる事がまだ信じられなくて、とても光栄に思います。少しでも力になれるよう頑張ります!米倉れいあ第2回目のドラマ撮影で緊張が大きいです。周りのキャストさんが大人の方が多くて(初ドラマは学園もの)プレッシャーもあります。ですが、とても良い経験が出来ると思うと楽しみです。大変なことは沢山あると思いますが、それを乗り越えてこそプロなのかなっと思います。「コントが始まる」というドラマに爪痕を残したいです!!第1話あらすじ売れないお笑いトリオ「マクベス」でツッコミを担当する春斗(菅田将暉)は、結成10年を前に、ある決断を迫られていた。一方、1年半前に訳あって会社を辞めた里穂子(有村架純)は妹のつぐみ(古川琴音)と同居しながらファミレスでウェイトレスをしているフリーター。常連客のマクベスの3人、春斗・瞬太(神木隆之介)・潤平(仲野太賀)がネタ作りに励む姿を見るうちに、隠れファンとして活動を追うようになっていた。しかしその日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのは、トリオ解散という重大発表!呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられて……。失敗が許されない世の中で、“大失敗”の人生を送る若者たち。この出会いが、彼らの人生に灯る新たな希望の始まりだった……。日本テレビ系4月期土曜ドラマ「コントが始まる」は4月17日より毎週土曜日22時~放送。(text:cinemacafe.net)
2021年03月24日「みりおちゃん(明日海りおの愛称)が舞台に立つと、“なんでここに妖精がいるの?”と思わせるほど、ステージが華やぐんです。とくに目を引かれるのは、世の中のあらゆる争い事を止めてしまうような“みりおスマイル”!私も仕事でミスをしてしまったときは、みりおスマイルをまねて謝っています。私の場合は許してもらえませんが……(笑)」宝塚歌劇団ファンで知られ、『稲荷神社のキツネさん』(光文社)の作画を担当した漫画家の東村アキコさんは、宝塚歌劇団の花組元トップスターの明日海りお(35)を冒頭のように絶賛する。NHK連続テレビ小説『おちょやん』で、ヒロイン・千代(杉咲花)が所属する鶴亀家庭劇の座員・高峰ルリ子を演じ、その強烈な目ヂカラが話題となっている明日海。『宝塚歌劇明日海りお論』(東京堂出版)の著者で、演劇記者の松島奈巳さんは、宝塚出身女優の活躍をこう分析する。「宝塚音楽学校でのレッスンはもちろんのこと、彼女たちは入学以前からバレエや声楽に精を出しているため、基礎がしっかりできています。宝塚歌劇は、1日に2ステージをこなすのが通例。1つの公演の期間は、およそ1カ月半にわたります。他劇団と比べても、非常にタイトなスケジュールを10年、15年と彼女たちは続けているのです。とくに、明日海などのトップスターともなれば、所属している“組の顔”。公演の成否の責任はトップスターにかかっているといっても過言ではない。生来の精神力がさらに鍛えられていることから、退団後もさまざまな現場で活躍することができるのでしょう」しかし、トップスターといえども、すぐにテレビの世界で活躍できるわけではない。「天海祐希は『女王の教室』(’05年・日本テレビ系)でその知名度をゆるぎないものにしましたが、同ドラマが放送されたのは、退団からじつに10年後のこと。真矢ミキもすぐに大きな仕事に恵まれたわけではなかった。転機となったのは、退団から5年後。映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』(’03年)でキャリア官僚を演じたことです」天海からあふれ出る圧倒的な存在感、真矢が持つ親分気質……彼女たちそれぞれが持つ“ストロングポイント”が発揮されなければ、退団後の成功はつかみにくいという。そんななか、退団から約2年でテレビでもお茶の間の注目を集めた明日海りお。これからは、彼女をはじめとする“宝塚第7世代”に注目が集まる。「ミュージカル女優としての質が格段に上がったのが、この世代の特徴。それぞれの持ち味も、わかりやすく突出しています」では、“第7世代”で注目すべき人物を冒頭の東村さんと演劇記者の松島さん、宝塚歌劇団に詳しい映画・演劇評論家の薮下哲司さんにあげてもらおう。【注目1】紅ゆずる「美しいだけではなく、宝塚でいちばん、トーク術に秀でた人だと思っています。クールでかっこいいキャラですが、コメディもできて、そのうえMCとして場を盛り上げるのも上手。宮藤官九郎さんや福田雄一さんが手がけるコメディ作品などで見てみたいですね」(東村さん)【注目2】柚希礼音「85期・柚希礼音は舞台中心に活動しており、テレビの露出はあまりありません。しかし、ダンスの実力は日本を代表するといってよいほどですから、活躍の期待度は非常に高いといえます」(松島さん)【注目3】望海風斗「明日海りおと同期の望海風斗は今年4月に退団予定ですが、“さよなら公演”のチケットは即完売。持ち味は圧倒的な歌唱力です。必ずやテレビでも、彼女の歌声を聴くことができるでしょう」(薮下さん)宝塚出身女優の“新世代”が、令和のドラマ界に旋風を巻き起こす予感……!「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月18日大地真央、真矢ミキ、天海祐希……日本を代表する大女優へと転身した宝塚出身者は数知れず。そしてまた、宝塚出身女優“活躍の系譜”を引き継ぐ、新世代が現れたーー!「みりおちゃん(明日海りおの愛称)が舞台に立つと、“なんでここに妖精がいるの?”と思わせるほど、ステージが華やぐんです。とくに目を引かれるのは、世の中のあらゆる争い事を止めてしまうような“みりおスマイル”!私も仕事でミスをしてしまったときは、みりおスマイルをまねて謝っています。私の場合は許してもらえませんが……(笑)」宝塚歌劇団ファンで知られ、『稲荷神社のキツネさん』(光文社)の作画を担当した漫画家の東村アキコさんは、宝塚歌劇団の花組元トップスターの明日海りお(35)を冒頭のように絶賛する。NHK連続テレビ小説『おちょやん』で、ヒロイン・千代(杉咲花)が所属する鶴亀家庭劇の座員・高峰ルリ子を演じ、その強烈な目ヂカラが話題となっている明日海。宝塚歌劇団に詳しい、映画・演劇評論家の薮下哲司さんも、宝塚時代から注目している女優だ。「タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校は、受験者約1,000人のうち、40人しか入学できない狭き門。その精鋭の中でも、10年に1人、大スターが生まれるといわれています。越路吹雪、鳳蘭、大地真央、天海祐希……それらに続く才能の持ち主が、明日海なのです」明日海は、宝塚歌劇入団直後から、どんどん頭角を現していった。「’03年の入団から4〜5年目くらいのときでしょうか。宝塚歌劇団理事長(当時)で『ベルサイユのばら』の演出を手がけていた植田紳爾さんが、『宝塚の100周年(’14年)を迎えるときのオスカル役がみつかった』と明日海について語ったほどです」この大御所の言葉に引っ張られるように、スターダムを順調に登りつめ、人気は急上昇。’19年の退団まで、トップを5年半務めた。「退団直前のコンサートは、横浜アリーナが満席に。真矢ミキ、柚希礼音の武道館公演以来、巨大ステージでの成功は3人目の快挙といえます」「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月18日千代の心の支えだった弟・ヨシヲも登場し、いよいよあとは、一平との仲が気になるばかりのNHK連続テレビ小説『おちょやん』。前半戦を彩ったさまざまなキャストの意外な過去エピソードを一挙ご紹介♪■成田凌(27)&杉咲花(23)あの熱烈キスは、過去4度の共演で気持ちを高めて!?ヒロインの千代役・杉咲花と、一平役・成田凌の共演は『おちょやん』で5度目となり、「とても心強いです。現場にいてくださると安心感があります」と杉咲がコメント。初の夫婦役になるはず!?■明日海りお(35)過去最大規模の退団公演を行った宝塚“トップオブトップ”高峰ルリ子を宝塚歌劇団花組の元男役トップスター明日海りおが演じている。平成で3番目の長さの約5年半トップを務め’19年に退団。退団公演千秋楽の模様は日本、台湾、香港と過去最大規模で生中継された。■桂吉弥(50)&楠見薫(53)“振り返り”名コンビは朝ドラ常連で2人で15作出演昨年末の特番で名コンビっぷりを見せた2人。語りと黒衣を務めるのは落語家の桂吉弥で朝ドラ出演6作目。“朝ドラ常連女優”の異名を取る、岡安の女中頭・かめ演じる楠見薫はこれで9作目。2人合わせるとなんと15作にも出演!■若葉竜也(31)チビ玉三兄弟三男として1歳から役者に!千代の初恋の相手で「鶴亀撮影所」の助監督・小暮真治を演じるのが若葉竜也。大衆演劇“チビ玉三兄弟”の三男で、初舞台はわずか1歳のとき。31歳にして芸歴30年とベテランの域!■大川良太郎(42)女形役者が座長を務める劇団名は“九州男”女形役者から男役へ転向した漆原要二郎を演じるのが大川良太郎。大衆演劇「劇団九州男」の座長を’03年より務めている。初舞台は7歳。劇団九州男では立役から女形までマルチに活躍中。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月07日学校に警察が常駐する“スクールポリス”を藤原竜也が演じる「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」の7話が2月23日放送。ネグレクトに苦しむ深山の姿に「泣いた」という声と、深山役の田中奏生の演技も話題となっている。学校内に警察官が常駐しトラブル対応や予防活動を行うスクールポリス制度が試験導入されることになった赤嶺中学校を舞台に、敏腕刑事からスクールポリスとなった過激で毒舌、冷静沈着な嶋田隆平の活躍を描く警察官×学園エンターテインメントとなる本作。赤嶺中学校で教師をしていた元恋人の香里が謎の死を遂げ、その真相を突き止めるためスクールポリスに志願した嶋田隆平を藤原さんが演じるほか、香里とも同僚だった3年1組担任の国語教師、浅村涼子に真木よう子。嶋田の後輩で少年係刑事の三枝弘樹に山田裕貴。1年前に亡くなった嶋田の恋人だった音楽教師の小川香里に明日海りお。スクールポリス導入を決めた赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。赤嶺中学の教師役として泉澤祐希、山口紗弥加、音尾琢真、石井正則、峯村リエらも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話はネグレクトで困窮した少年を巡る事件をメインにストーリーが展開。深山敏春(田中奏生)の欠席や遅刻が増え、体も痩せてきたことが気になる涼子。深山はクラブで働く母親と祖母と3人暮らしだったが、母親が男を作り、家族の通帳も持って行方をくらましたうえ祖母がケガ。食べるものもなくガスも止まり、祖母が空腹を訴え続けることで勉強もままならず、深山は限界を迎えつつあった。幼い頃から深山を気にかけていた三枝と涼子は深山を助けようと立ち上がるが、深山は万引きを咎めたコンビニのバイトを突き飛ばし、死なせたと思い込んでしまう。帰宅後、空腹を訴える祖母の様子に限界を感じた深山は、祖母とともに川に入水して…というストーリー。ネグレクトに祖母の介護と“二重苦”に追い詰められる深山の姿に「まだ気持ちが落ち着かない。悲しい話だった」「泣いた。深山くんしんどすぎて」「1時間のドラマにしてはいろいろヘビー過ぎる…」などの声が上がるとともに、深山役の田中さんの演技に「田中奏生くんの演技で涙が溢れた」「田中奏生くんって言うのか 覚えておこう いい役者さん」「今日の生徒役メインだった田中奏生くん演技うまい子だな~」といった反応も。一方、嶋田のもとには美月(米倉れいあ)の暴行事件をめぐって香里と涼子が口論する音声が送られてきて、嶋田は涼子が以前勤務していた学校で生徒を自殺未遂に追い込んでいたことを突き止め、一時は涼子が香里を殺めたのではと疑う。その後疑いは晴れるが、職員室から何者かが仕掛けた盗聴器が見つかる…というラストだった。盗聴器を仕掛けたの誰か、嶋田に音声データを送り付けた“黒幕”は!? 「ラストの方の山本楓先生の笑みが?関係有るのかも?」「紗弥加さん嶋田さんのことチラッと見てたの気になるなあ」と山本に疑惑の目を向ける声や、「犯人は高橋克実校長か、山口紗弥加が怪しい」「やっぱり高橋克実校長かぁ」など、高橋さん演じる木島が怪しいのではという声など、終盤に向けて香里の死を巡る謎にも注目が集まっている。(笠緒)
2021年02月24日ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の東京公演が、2月3日に開幕。これに先駆け、報道陣にゲネプロが公開された。ミュージカル・ゴシック「ポーの一族」の公演情報はこちら萩尾望都の人気マンガ『ポーの一族』を舞台に──と30年以上も企画を温め続けた小池修一郎の演出によって2018年に宝塚歌劇花組でミュージカル化され、今回の再演にいたった本作。不老不死のバンパネラ(吸血鬼)一族として孤独に生きる主人公エドガー・ポーツネル役を、明日海りおが続投する。そのエドガーが、千葉雄大演じる少年アラン・トワイライトらを仲間に加え、孤独や哀しみを滲ませながら時空を超えた旅を続けるファンタジーだ。人間の血を求めるポーの一族は社会に拒絶され、時代を超えて各地を放浪することに。生きる道を見失ったエドガーは寂しさのあまり妹を一族に加え、後悔に苛まれる。対するアランは裕福な名家に生まれながらも母に愛されず、家の都合で結婚相手が決まる人生に嫌気がさしていた。やがて出会った二人は互いに強く惹かれ、支え合う。我々は生前どこにいて、死後はどこへ向かうのか。なぜ生きるのか──。この世に生まれし者が抱える根源的な問いが、自らの意に反して永遠の時を生き長らえなければならないバンパネラ一族の葛藤を通じて炙り出される。明日海はトップスター時代と変わらぬ艶かしい佇まい。ハリのある伸びやかな歌声で、エドガーの悲哀を立ち上げる。オペラグラスを覗けば、揺れ動く思いを表情に乗せる繊細な演技が見て取れた。彼女がつくり出す圧倒的な劇空間をより魅力的にしようと、ミュージカル初出演の千葉は懸命に追走し、時に重厚な低音を響かせる。映像の世界にいながら舞台に挑戦するその姿は、人間からバンパネラの“異世界”に飛び込んだアランと重なって見えた。発表時に話題となった金髪碧眼のビジュアルも抜群にハマっている。なおPIA LIVE STREAMでは、明日海(エドガーアングル)、千葉(アランアングル)それぞれに迫るライブ配信を実施。通常アングルでは映しきれなかったエドガーとアランの表情や仕草に迫り、新たな切り口で作品の魅力に迫ることができる。上演時間は約170分(休憩含む2幕)。公演は2月17日(水)まで、東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、23日(火・祝)〜28日(日)に愛知・御園座と巡演する。ぴあではGoToイベントキャンペーンのもと、ライブ配信のチケットを販売中だ。公演プログラムの郵送サービス付きチケットも。■PIA LIVE STREAM2021年2月7日(日)12:30開演回通常アングル2021年2月13日(土)12:00開演回エドガーアングル2021年2月13日(土)17:00開演回アランアングル2021年2月28日(日)12:00開演回大千秋楽取材・文:岡山朋代
2021年02月05日元宝塚男役トップスターの明日海りおが主演を務めるミュージカル『ポーの一族』のゲネプロが2日、東京国際フォーラムで開催された。萩尾望都氏の名作漫画を、小池修一郎氏の演出でミュージカル化。2018年に宝塚歌劇団花組にて初演された際に主人公エドガー・ポーツネルを演じた明日海が、退団後初舞台で再び同役に挑み、美しくも冷たい孤独を抱えたバンパネラ(吸血鬼)を演じる。そして、ミュージカル初出演となる千葉雄大が、不自由ない暮らしも心は満たされず、葛藤に苦しむ少年アラン・トワイライト役を演じ、フランク・ポーツネル男爵役に小西遼生、ジャン・クリフォード役に中村橋之助、シーラ・ポーツネル男爵夫人役に夢咲ねね、メリーベル役に綺咲愛里。さらに、福井晶一、涼風真世ら豪華キャストが出演する。ゲネプロで明日海は、無理やり人間からバンパネラの仲間にされてしまったエドガーの苦悩を、圧倒的な歌声とともに見事に表現し、千葉も、定められた運命に苦悩している中で、エドガーと運命的な出会いをするアランを熱演。2人のデュエットなど、心情を表現した圧巻の歌唱シーンに拍手が起こった。『ポーの一族』東京公演は3日~17日に東京国際フォーラム、名古屋公演は23日~28日に御園座にて上演。さらに、ライブ配信や映画館ライブ・ビューイングなども実施され、ライブ配信では通常アングルのほかに「エドガーアングル」「アランアングル」も登場し、通常アングルでは映しきれなかったエドガー、アランの表情や仕草が楽しめる。(C)岸隆子(Studio Elenish)
2021年02月02日我々はなぜ生きているのか―――。深淵なテーマをはらみ、半世紀もの間愛され続ける萩尾望都の人気漫画を舞台化したミュージカル・ゴシック『ポーの一族』を1月23日、ライブ配信で観劇した。開演15分前には主演の明日海りおのコメント動画が流れる特典付きだ。ミュージカル・ゴシック「ポーの一族」チケット情報永遠の時を彷徨うバンパネラ(吸血鬼)となった少年エドガーの愛と成長を描く物語。30年以上も前から企画を温め続けた小池修一郎の脚本・演出で2018年、宝塚歌劇花組公演として初演。原作者の萩尾も足繁く劇場へ通うなど大成功を収めた。ほどなく明日海は宝塚歌劇を退団するが、熱烈な再演コールに応え、このたび、新たな座組での上演が実現した。配信では、冒頭から多彩なカメラワークと迫力ある楽曲に引き込まれた。カメラは引きやアップ、上下左右の視点を使い分け、漫画のコマ割りさながらに、ドラマチックに場面を運ぶ。とりわけ明日海エドガーが感情を吐露する場面では、ズームアップで表情に迫り、瞳に宿る感情の揺れまでをも映し出す。肉眼では捉えきれない繊細な表現と、原作から抜け出たような妖艶さに何度も心を掴まれた。そんな唯一無二のオーラを放つエドガーと惹かれ合うアラン役には千葉雄大。ミュージカルは初挑戦だが、持ち前の愛くるしさで金髪碧眼の少年役がピタリとはまる。思春期特有の危うさや切なさも瑞々しく表現する。バンパネラ一族からは福井晶一、涼風真世の存在感が光る。凄みのある歌声と佇まいで作品世界を牽引する。共に中盤ではまったく毛色の異なる役柄で登場するのも楽しい。エドガーの“家族”となるポーツネル家の人々には、ミュージカル界で活躍する小西遼生、共に元宝塚トップ娘役の夢咲ねね、綺咲愛里と贅沢な顔ぶれ。さらに、歌舞伎界のプリンス、中村橋之助は色気たっぷりに魅惑の青年医師を演じ、元乃木坂46の能條愛未は、無垢な新妻と物語の口火を切るストーリーテラーの2役を担う健闘ぶりを見せた。照明や映像を効果的に使った幻想的な演出、可能な限り原作の台詞や名場面を踏襲した脚本、感情を揺さぶる楽曲や振付の数々。画面がアップになるたび、レースや刺繍が施された衣裳の豪華さにも目を奪われ、作品の世界観を隅々まで堪能した気分だ。劇場で味わう生の一体感と配信ならではの視点と、その両方でエドガーが辿る愛の旅路を見届けてほしい。公演は1月26日(火)まで梅田芸術劇場メインホールで上演後、2月3日(水)から17日(水)まで東京国際フォーラム ホールC、2月23日(火・祝)から28日(日)まで御園座にて上演される。さらに、東京、名古屋公演でのライブ配信が決定。詳細は公式サイトにて。取材・文:石橋法子
2021年01月26日ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』のライブ配信の追加開催、更に大千秋楽公演が国内60館の映画館ライブ・ビューイング、台湾6館の映画館へ生中継、台湾・香港への生配信が行われることが決定した。本作は、萩尾望都が描く原作の美しさや物語に含まれた哲学はそのままに、ミュージカル界を牽引する小池修一郎の演出による迫力の舞台として立ち上がった。2018年宝塚歌劇上演時に引き続き、主人公エドガーを演じる明日海りおが美しくも冷たい孤独を抱えたバンパネラ(吸血鬼)を、そして今回がミュージカル初出演となる千葉雄大が不自由ない暮らしも心は満たされず、葛藤に苦しむ少年アランを演じる。そのほか、小西遼生、中村橋之助、夢咲ねね、綺咲愛里、そして福井晶一、涼風真世など豪華キャストが名を連ねている。初演でも作品を彩った「ポーの一族」「哀しみのバンパネラ」ほか、美しくドラマティックな楽曲の数々も本作の魅力。今回新たにメリーベルが兄エドガーを失った悲しみを切に歌う新曲が追加されている。ライブ配信では、通常アングルの他に【エドガーアングル】【アランアングル】が新たに登場。通常アングルでは映しきれなかったエドガー、アランの表情や仕草にも迫り、作品を新たな切り口で観ることができる。そして大千秋楽は大画面で作品世界に引き込まれる映画館ライブ・ビューイングで、更には台湾の映画館、台湾、香港の生配信でも、カーテンコールの最後まで堪能することができる。ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』原作:萩尾望都「ポーの一族」(小学館「フラワーコミックス」刊)脚本・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:明日海りお/千葉雄大小西遼生 中村橋之助 夢咲ねね 綺咲愛里/福井晶一 涼風真世 ほか企画・制作・主催:梅田芸術劇場協力:宝塚歌劇団公式サイト: ■劇場公演大阪公演:1月26日(火)まで上演中 梅田芸術劇場メインホール東京公演:2月3日(水)~17日(水) 東京国際フォーラム ホールC料金:S席14,000円 A席9,500円 B席5,500円(全席指定・税込)名古屋公演:2月23日(火祝)~28日(日) 御園座料金:S席14,000円 A席9,000円(全席指定・税込)■ライブ配信日時:2月7日(日)12:30公演2月13日(土)12:00公演【エドガーアングルバージョン】2月13日(土)17:00公演【アランアングルバージョン】2月28日(日)12:00公演料金:4,500円(税込)⇒「Go To イベント」適用で3,600円!公演パンフレット郵送サービス付6,500円(税込)⇒「Go To イベント」適用で5,200円!※数量限定販売視聴券発売日:1月27日(水)10:00~各回の開演30分後まで購入可能※アーカイブはございません<国内ライブ・ビューイング>日時:2月28日(日)12:00公演会場:全国各地の映画館60館料金:5,500円(全席指定・税込)<台湾ライブ・ビューイング>日時:2月28日(日)12:00公演(日本時間)会場:台湾内の映画館6館料金:NT$1450<台湾・香港ライブ配信>日時:2月28日(日)12:00公演(日本時間)料金:NT$1,200 HK$335◆劇場公演・ライブ配信の詳細: ◆国内・台湾ライブ・ビューイング、台湾・香港配信の詳細:
2021年01月25日少女時代に憧れたタカラジェンヌの夢を叶え、約6年にわたり花組トップスターとして活躍した明日海りおさん。退団から1年。華も実力も人気も兼ね備えたその人が、久々に舞台の上に戻ってきます。舞台の稽古が始まって、平常心を取り戻してきた。――宝塚を退団して1年が経ちます。この間、世の中も大きく変化しましたが、どのようなことを考え過ごされていたんでしょう。明日海:今まで宝塚がすべてで来たんですね。大好きで、でもだからこその苦しさもあって…。でも、実家を出てから10数年間当たり前にいた世界がなくなって、私はどうなっちゃうんだろうって思っていたんですけれど、意外と日常はそんなに変わらなくて…。一時期は、変わらなきゃいけないのかなと思ったこともありました。でも最近は、今向き合っているお仕事に対して、ちゃんとその時どきの表現ができてさえいれば、自分は自分らしくいていいのかなって。べつに無理していたわけではないんですが、変に自分に対して圧をかけていたのかもしれません。今、舞台の稽古が始まって、平常心を取り戻してきたというか。忙しくても、他の仕事と同時進行だとしても、本番がここにあってくれて、そこに向けて積み上げていくものがある。そのことにすごく落ち着きますし、ようやくお客様に会えることでいつもの自分が返ってくるような気がしています。――やっぱり舞台がホームという感覚なんでしょうか。明日海:慣れた現場だけに、自分の中に、これはいいとか良くないというハッキリしたものがあるので、安心は安心ですよね。――連続テレビ小説『おちょやん』も撮影中だそうですが…。明日海:朝ドラって素晴らしいですよね。毎朝家庭にお届けする作品だから、台本も毎回毎回素敵だし、ヒロインもそれに関わる人たちも、みんなが個性豊かに描かれていて、泣けるし笑えるんです。出演者もスタッフも、みなさんとても仲が良くてワイワイした現場ですが、ひとたび本番の声がかかるとプロの極みの技を見せてくださる。熱い現場でとても楽しいです。――映像には慣れました?明日海:映像の場合、はいスタートって本番が始まったら、そのシーンはそこが初日であり千秋楽。初めてやるその場で、初めて一緒にお芝居する方と瞬時にいろんなものを察知して、その時に一番いいものを出していける能力が欲しいなと思います…。ただ、『おちょやん』は、お芝居をする人たちのお話なので、そこはちょうどよかったなと。舞台女優の役で劇中劇もあるんですが、舞台に立った時の空間の使い方とか声の張り方はわかっていますし、着物とかも着馴れていますし。今までやってきたことが活かせてよかったです。今取り組んでいることに、納得できる自分でいたい。――以前のインタビューで、宝塚を辞めるまで次の進路を決めていなかったと話されていました。人気も実力も兼ね備えていながら、とても意外だったのですが。明日海:宝塚しか好きじゃなかった、みたいなところがあるんです。宝塚がすべてだったから、辞めた後どうしていいかがわからなくて、実家に帰るという選択肢も考えたんです。でも、退団した後、もっとすべて使い果たして動けない…ってなるかと思ったら、意外と元気だったんですよね。女優という道を選択した理由はいろいろあるんですが、何よりお芝居とか歌ったり踊ったりが好きだということ。そして、ファンの方と会う機会がなくなっちゃうのが寂しいなというのが大きかったです。――もうひとつ伺いたかったことがあって…。明日海さんって、在団中から男役を作るというより、演じる役というか人物になることを重視して役作りされていた印象があるんです。自分が目指す方向はこっちだと、どこかのタイミングでお決めになったのかなと思っていたんですが…。明日海:それは結構早いかもしれません。男役の中では身長が高くなくて、ちょうど新人公演主演がやれるかやれないかくらいの時期に、女役ばかりが続いたんですね。男役にしては小さいとか、幼く見えるとか言われることも多くて、それが悔しくて、外見じゃなく内面の包容力とかそういった部分で勝負しようって思ったんです。――男役ではなくなって、役との向き合い方は変わりました?明日海:役を演じるという意味では、あまり変わらなかったです。とても楽しくて、こんなに変わらないものかなって思うんですけど。――この先、目指していきたい女優像はありますか。明日海:可能性を縮めたくないので、あまり理想像を描きすぎず、今その時に取り組んでいることにちゃんと納得してできている自分でいたいなと思っています。行き当たりばったりみたいですけれど。明日海さんが主人公・エドガー役で主演するミュージカル・ゴシック『ポーの一族』は、1/11~梅田芸術劇場メインホール、2/3~東京国際フォーラム ホールC 、2/23~名古屋・御園座で上演。脚本・演出は宝塚版に引き続き小池修一郎さんが担当。エドガーと心を通わせる少年・アラン役に千葉雄大さん。ライブ配信も決定。あすみ・りお1985年6月26日生まれ、静岡県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団。下級生時代から数々の大役を務め、‘14年に花組トップスターに就任。‘19年11月の退団後は映画『ムーラン』日本版声優のほか、放送中の連続テレビ小説『おちょやん』、1月12日から放送のドラマ『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』などにも出演。プルオーバー¥37,000デニムパンツ¥37,000(共にマメ クロゴウチ/マメ クロゴウチ オンラインストア)パンプスはスタイリスト私物※『anan』2020年1月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・大沼こずえ(eleven.)ヘア&メイク・山下景子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年01月08日元宝塚トップスターの明日海りおと俳優の千葉雄大が、28日発売のファッション誌『Oggi』(小学館)2月号で対談。男前な2ショットを披露している。来年1月公開のミュージカル『ポーの一族』で共演する2人が、対談ページでハンサムな2ショットを披露。明日海はイタリアのブランド、ヌメロ ヴェントゥーノのコート、千葉はルイ・ヴィトンのスーツに身を包み、役者として素敵なキャリアを重ねてきた30代の2人が、大人の魅力たっぷりにハイブランドを着こなしている。対談は、そのかっこいい大人の仕事と美学について。役者という仕事について明日海は、「『明日海りおってこんなイメージだよね』みたいな色に染まって凝り固まりたくない。やわらかい感性のままいろんな役に出会っていきたいです」。一方の千葉は、「最近は、“何者でもない”という意識を持っています。そうすることで、たぶんだれにでもなれるから。俳優として常にフラットな人間でありたいと思っています」と、2人は同じような考え。明日海は、絶大な人気を誇った宝塚の男役から、退団後は女優として活躍。千葉は、2016年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞して以来、その幅広い役作りは折り紙つき。お互いだれにでもなれる“フラットな人間”を体現してきた。そんな2人が共演する『ポーの一族』、明日海は宝塚で過去に一度演じたことがあるに対して、千葉はミュージカル初挑戦。人気少女漫画が原作ということもあって、「お客さんも思い入れのある作品だと思うので、その想いに応えられるよう、自分の熱量をどんどん増やしているところです」とその意気込みを話す千葉に、明日海は「頼もしい!」とエール。「(女性だけで演じた『ポーの一族』とは異なり)もしかすると少しリアルな雰囲気を感じられるかもしれません。きっと幕が上がったら、お客さまが盛り上がってくれるのだろうなと思っています」と期待を寄せる。共演するのは、テレビドラマ以来8年ぶり。演技にさらなる磨きをかけた2人の化学反応に注目だ。対談では他にも、プロフェッショナルとしての仕事への向き合い方など、働くOggi世代が気になる仕事論についても語っている。
2020年12月28日宝塚歌劇花組で舞台化され、好評を博したミュージカル・ゴシック『ポーの一族』が来冬に蘇る。主人公エドガー・ポーツネル役を続投する明日海りお、今回新たにキャスティングされた千葉雄大、そして宝塚版に続いて脚本・演出を手がける小池修一郎の3人に話を聞いた。萩尾望都の人気マンガ『ポーの一族』を舞台に──と30年以上も企画を温め続けた小池によって2018年にミュージカル化され、再演が決定した本作。永遠に年を取らずに生き永らえるバンパネラ(吸血鬼)の一族となったエドガーが、千葉演じる少年アラン・トワイライトらを仲間に加え、孤独や哀しみを滲ませながら時空を超えた旅を続けるファンタジーだ。原作さながらのビジュアルと巧みな表現力が話題となった宝塚版を経て、「明日海エドガー復活を」という願いは小池と萩尾の共通項となった。2019年11月に退団し、代表作ともいえる『ポーの一族』で舞台復帰を迎える明日海は「永遠のお別れをしたはずのエドガーに、また巡り合えて嬉しい」と笑顔を見せ、「初演時に萩尾先生から頂戴した“夢のようでした”という言葉を糧に、その続きをご覧いただけるよう精進したい」と意気込む。ミュージカル作品に初挑戦となる千葉は、今から歌やバレエのレッスンに励むなど稽古前から準備を欠かさない。「恐れるもの、失うものは何もない」と新たなチャレンジに潔さを見せた千葉に対して、明日海は「シャッター音のたびにどんどん表情を変えて、活き活きとしたアランをつくり出していらっしゃいました」とビジュアル撮影時のエピソードを紹介。小池は「数多の中から選ばれし者の魅力を見せつけられました」と撮影での印象を振り返った。ストーリー展開も脚色も、宝塚版を活かして構成される本作。初演と異なるポイントを尋ねると、小池は「宝塚歌劇の華麗な虚構から離れ、男女キャストが織り成すリアルな世界で躍動する登場人物をご覧いただければ」と呼びかける。さらに「今度は現実の中に夢が入ることになる明日海エドガーと、千葉アランの未知なる初ミュージカル挑戦を楽しみにしている」とキャスト2人に期待を込めた。公演は2021年1月11日(月・祝)~26日(火)に、大阪・梅田芸術劇場 メインホールで。その後、2月3日(水)~17日(水)に、東京・東京国際フォーラム ホールCと巡演する。チケットの一般発売は、大阪公演が2020年12月12日(土)10時、東京公演が19日(土)10時にスタートする。取材・文:岡山朋代
2020年12月18日『美女と野獣』『アラジン』などのディズニーが贈るファンタジー・アドベンチャー『ムーラン』が、11月11日(水)よりデジタル配信開始、11月20日(金)よりMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売されることが決定した。1998年に公開されたディズニー・アニメーションの主人公として、世界中で愛されてきたムーラン。ディズニーのヒロイン像を変えたと言える唯一無二の存在である少女ムーランの物語を実写映画化した本作。今回、愛する人を守るため、本当の自分を隠して闘うディズニー史上最強ヒロインである主人公ムーランを演じるのは、大抜擢されたリウ・イーフェイ。さらに、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンなどが脇を固め、世界で活躍しアクションにも定評がある実力派スターが結集した。実写版『ムーラン』で魔女シェンニャンが描かれた訳アニメーション版には登場しない重要なキャラクター・魔女のシェンニャン(コン・リー)は、魔女であるがゆえに王国の中での居場所を与えられず、ボーリー・カーン(ジェイソン・スコット・リー)に加担して自分の居場所を取り戻そうとする。居場所が見つけられないという点ではムーランと同じ。だが、正直に自分をさらけ出し、守りたいものを守るという信念で居場所を獲得していくムーランと、自分を追いやった他人を滅ぼすことで居場所を作ろうとするシェンニャンは対照的ともいえる。最終的にシェンニャンはムーランに感化されることから、ムーランの強い信念と居場所を獲得するプロセスが、今作の1つのメッセージとなっている。実写版『ムーラン』でムーシューとクリキーが描かれていない訳アニメーション版『ムーラン』で、ムーランの相棒として登場するのは守護竜ムーシューとこおろぎのクリキーだが、実写版には登場していまない。ムーシューに代わって、ムーランの相棒であり守り神として登場するのはフェニックス。フェニックスは、ムーランに合わせてその姿を変えていくことから、ムーランの成長を視覚的に表す存在としても描かれている。また、クリキーにあたるキャラクターとしては、ムーランの同期の兵士クリケット(ジュン・ユー)がクリキーの要素(幸運であるという点)を引き継いでいると見られる。日本版声優には、主人公ムーラン役に“元宝塚男役トップスター”の明日海りお、実写版オリジナルキャラクターの“魔女”シェンニャン役には、ディズニー作品初の吹き替え参加となる小池栄子、さらに日本版エンドソングを城南海が歌唱した。MovieNEXには、スタッフ、キャストのインタビューを集めた「新しい挑戦」や悪役にフォーカスした「力強く美しい悪役たち」などの貴重なボーナス・コンテンツも収録する。『ムーラン』は11月11日(水)よりデジタル配信開始、11月20日(金)よりMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年11月11日英国王室の肖像画を集めた「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵KING&QUEEN展―名画で読み解く 英国王室物語―」が、10月10日(土)から上野の森美術館で開催される。今回展示されるのは、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、およそ500年にわたる5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、約90点。そのほとんどが日本初公開となる。本日行われた展示内覧会には、本展サポーターのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノさんが登場。かつては画家になることを夢見たことがあるほど絵画に造詣が深く、現在の英国女王であるエリザベス2世やダイアナ妃とも対面した経験がある。さらには、インドネシアのスカルノ大統領夫人として、自身の肖像画もこれまで多数描かれているという。本展の見どころについて、「英国の王や女王にとっては、自身のポートレートを描かせることが権威の象徴でした。見る者に威厳や美しさを感じさせる肖像画たちは、美術作品としても実に素晴らしいものです。特に、エリザベス女王(1世)の印象的な衣装や、ブローチをはじめとする宝石など、細部まで繊細に描かれているので、そのファッションに注目してみるだけでも面白いと思います」と語ったデヴィ夫人。また、展覧会の楽しみ方として、次のように話した。「一つ一つの絵には、きちんと説明が書いてありますので、ぜひそれを読みながら絵を見てください。この人は誰と誰の子どもなのか、そしてどういう運命をたどったのか。肖像画は、歴史的背景や各人物の物語など、より深いところまで訴えているものなのです」解説文に加え、有料の音声ガイドでは、元宝塚男役トップスターの明日海りおさんがナビゲーターを務める。肖像画の主人公になり切り、声色を次々と変えて、まるで絵の中の人物が自分に話しかけているかのような迫力と臨場感で、展覧会を盛り上げてくれる。現代まで脈々と続く英国王室。その軌跡を辿っていくと、胸が高鳴るロマンスの数々や、時に非情で残忍な歴史的事実などを垣間見ることになる。本展を通して、各人物のことをもっと知りたい、英国王室の歴史をもっと学んでみたいと感じる人もきっと多いことだろう。王室ファンはもとより、そうでない人にこそ、ぜひ足を運んでもらいたい展覧会である。10月・11月入場分の日時指定券は好評販売中。各グッズ付鑑賞券(11月入場分)も数量限定で好評販売中。取材・文/飯塚さき
2020年10月09日