《次の日曜日ワイドナショー出まーす》1月12日、こうXに投稿したのは田村淳(50)。1月14日に放送される『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演することを明かした。公式サイトによると、当日の放送内容は《松本人志活動休止を発表堂本剛&百田夏菜子が結婚》だという。『ワイドナショー』をめぐっては、このところ「週刊文春」によって性加害疑惑を報じられたダウンタウンの松本人志(60)の出演をめぐって注目が集まっていた。1月8日に吉本興業は公式サイトで《このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました》と、当面の間松本が芸能活動を休止すると発表。しかし、その直後に、松本本人はXで《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。》と、14日放送の『ワイドナショー』への出演を予告した。さらに翌日、《ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ》とも投稿。1月9日には松本の出演を認めていたフジテレビだが、1月10日に自体が一変。フジテレビと吉本興業が協議し、「総合的な判断」として松本の出演がなくなったことが報じられた。そんななか判明した田村の出演。出演発表の文言が似ていることから、松本を意識していると感じた人も多いようだ。《どこかで聞いたフレーズ》《まっちゃんのアカウントかと思いましたw》《そこイジるんかいw》果たして、田村は番組でどのような姿勢を見せるのか――。
2024年01月12日360度カメラで宇宙生活を体感できるVR動画『Space Explorers: The ISS Experience -Special Feature』2作品が、28日からauスマートパスプレミアムで配信される。同シリーズは、Felix&Paul StudiosとTIME Studiosが、ISSの米国国立研究所、NASA、カナダ宇宙庁、および国際宇宙ステーションに関係する他の宇宙機関と共同で制作。第1弾として「Space Explorers: The ISS Experience」(全4エピソード)が公開されている。今回公開された2作品のうち『Space Explorers The ISS Experience - Special Feature Spacewalkers』では、国際宇宙ステーションで船外活動をする2人の宇宙飛行士の様子を撮影し、日本人宇宙飛行士・星出彰彦氏も登場する。自身で視点を切り替えることができるため、より没入感のある宇宙遊泳を世界初の実写VRで体験できる。また、『Space Explorers The ISS Experience - Special Feature Home Planet』は、美しい日の出から日の入りまで、そして広大な自然あふれる地球の風景を約8分間の映像で視聴可能だ。auスマートパスプレミアムはauだけではなく、ドコモやソフトバンクなど、どの携帯キャリアでも入会が可能。
2022年03月28日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソード「ミルクと母乳」と「子どもの性別」をご紹介します!「ミルクと母乳」娘がまだ赤ちゃんだったとき、私は母乳の出が悪くて一生懸命出そうとしても母乳が出ず、ミルクをあげていた頃がありました。そのとき、ママ友で完全母乳の人が「何で母乳にしないの?ミルクとかかわいそう。母乳を通じて病気に強い体になるのに。ミルクだと免疫もらえないから病気に弱くなるよ、母乳あげなよ」と説教されたことで、かなりモヤモヤ…。私も諦めず一生懸命母乳をあげようと努力していましたが、どうやっても出が悪いので、当時は傷つきました…。しかし現在小5の娘は特に重い病気になることもなく、健やかに成長しています。母乳至上主義は、泣く泣くミルクをあげているママ達にとっては辛いものなので、やめてほしいです。(41歳/専業主婦)「子どもの性別」自分の子どもは女の子ですが、乗り物が大好きです。家では機関車や車のおもちゃでよく遊んでいて、近所に住むママ友にそのことを話すと「女の子なのに珍しいね。」と言われます。そのママ友は、男の子と女の子1人ずつの子どもがいるのですが「男の子は厳しく育ててる。」「女の子は家事全般できるようになって欲しい。」と言います。「あなたもそうした方がいい。」と押し付けるように言うことも…。私の家族は性別関係なく育てているので、なんだかモヤモヤしています…。各家庭、いろいろな教育方針があるのだと思いました。(33歳/専業主婦)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月20日「一日中、ぐるんぐるんした感覚がびっくりしました」2月19日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士・星出彰彦氏(53)の配信イベントにゲスト出演し、昨年12月のISSでの宇宙旅行で、宇宙酔いに苦労したと明かしたのは前澤友作(46)。今回の経験を糧にして’23年には月を周回飛行するプロジェクトが予定されている。その計画に動きがあったと芸能関係者は明かすーー。「’22年1月に『文春オンライン』がガールズバンド『SILENT SIREN』の元リーダー梅村妃奈子(30)との交際をスクープしました。以前交際していた剛力彩芽さん(29)との破局理由は“月に行くことができない”とのことでしたので、梅村さんと行くつもりなのではないでしょうか。さらに一部メディアで前澤さんは『月でプロポーズしたという伝説を残したい』と周囲に明かしていると報じられています。実際に決行される可能性はあると思います」世界初の“月での求婚”に対して、梅村はどう考えているのか。音楽関係者は明かす。「梅村さんは現在、保護猫活動や、アパレルブランドのプロジェクトなどをおこなっていて、前澤さんにも相談されているそうです。一流の実業家である前澤さんから学ぶことは多くとても頼りにしているみたいですよ。そういったところも魅力的に見えるのではないでしょうか。けれども周りに結婚について尋ねられた際は『結婚は考えていない』と断言していました」2人の恋の行方は、月のみぞ知る!?
2022年02月21日■前回のあらすじキラキラ見えるママたちにも悩みがあるかもしれない…。産後の痛みや辛さを共感したくなり、想像上のママ友を作り、自分を癒すのでした。■母乳の出が悪くなり…今まで出ていた母乳の出が急に悪くなりました。セルフマッサージって難しいんですよね…。プロのマッサージで母乳が出るようになるのなら…!とルンルンで向かいました。■待合室には他のママさんが待合室へ行くと、同じく母乳マッサージを受けに来たと思われるママさんがいて、産後話で盛り上がりました。赤ちゃんを誰かに預けてきたのかな? と思っていたら、赤ちゃんはいろいろあってまだ入院中とのこと。でも母乳をあげたくてマッサージに来たと…。初対面なのに、話をしながら気づけばふたりで抱き合って号泣していました。次回に続く「夫と私の話」(全40話)は17時更新!
2022年02月15日船長として、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた、宇宙飛行士の星出彰彦さんが、およそ半年ぶりに、地球に帰還しました。星出さんは、日本時間2021年11月9日未明、地球への帰還に向けてISSを出発し、同日12時半過ぎ、アメリカ・フロリダ州の沖合に着水。その後、回収船に引き揚げられた宇宙船の扉が開き、笑顔で手を振る星出さんの姿が見られました。今後は、地球の重力に慣れるためのリハビリに入るとのことです。星出さんは、ISSに滞在中、「無重力空間で物体を回転させる」という実験動画を、Twitterにて公開し、多くの人の注目を集めていました。特に話題となったのは、こちらの『逆立ちゴマ』の動画。重力のある地上だとひっくり返る、逆さゴマ。無重力だとどうなる?What would this top do in micro gravity? pic.twitter.com/lAqaNsRpA3— 星出 彰彦 (JAXA宇宙飛行士) (@Aki_Hoshide) October 11, 2021逆立ちゴマは、その名の通り、回すと逆さまに立つコマのことです。このコマを強く回すと、すぐに軸はぶれ始め、やがて動画のように逆立ち状態になります。それでは、逆立ちゴマを宇宙で回すとどうなるのでしょうか。星出さんによる、実演動画がこちらです!では、実演。 pic.twitter.com/SmTMxbnI8K — 星出 彰彦 (JAXA宇宙飛行士) (@Aki_Hoshide) November 6, 2021 宇宙空間では、軸がぶれずに回り続けたため、逆立ち状態にはなりませんでした。コマが逆立ちするために必要な、『重力』と『地面との摩擦』が、宇宙にはないためとのことです。【ネットの声】・なんと興味深い!・何かにぶつからないと、ずっと回り続けるのかな?・答え合わせ、楽しみにしていました!面白かったです!素朴な疑問も、宇宙空間で行うというだけで、何倍も面白く感じますね。星出さんは、このような実験動画をほかにもTwitterで公開しているので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか。星出さん、ISSへの長期滞在、お疲れさまでした![文・構成/grape編集部]
2021年11月09日DREAMS COME TRUEの中村正人が13日、オフィシャルブログを更新し、モデル・森星がコンサートに連れ添った男性の問題行動により出禁処分になったとする『週刊女性PRIME』の報道を否定した。中村は当該記事について、「当方マネージメントでこの記事について調査した結果、記事の根拠となる内容の発言をした『レコード会社関係者』と『イベント運営スタッフ』の存在は確認できませんでした」と説明しつつ、「またそれらの名を語った人物の話を信用して記事にされた週刊女性記者様には、その状況に責任あるものとして申し訳なく思います」と謝罪。男性が楽屋の前で大声で騒いだり、持ち込んだスケボーを乗り回したとする内容についても、「ライヴ終了後、本人楽屋から遠く離れた関係者控室にご挨拶に行ったのは中村だけで、その時点で記事のようなことはありませんでした」。また、たまりかねたスタッフが男性を叱責し、森星に出禁処分を言い渡したとする内容も「事実ではありません」と完全否定した。中村は、「つきましては、この記事に対してSNSでリアクションされた皆様、取り上げたWEB NEWS関係者様には、事実ではないことをご理解して頂いた上、速やかに内容の修正、削除をお願いいたします」と呼びかけ、「また週刊女性様には、理由がどうであれ、事前にお願いすることなく記事を引用させて頂いたことをお詫び申し上げます」と結んでいる。
2020年02月13日自己アピールが過ぎる女性は男性から敬遠されがちです。所謂「出たがり女子」にならない為に、超えてはいけない境界線を知っておきましょう。自分の思い独走状態例えばあなたが、今朝通勤中にとても面白い体験をしたとして、合コン中にその話をしたい、お目当ての彼に笑ってほしい、けれど今は全く違う話題で大盛り上がり。でもでも、絶対自分の話の方が面白い…!こんな時、あなたならどうしますか?「てか、それより!」この言葉が発せられた時、おめでとうございます、あなたは立派な出たがり女です。足並み揃ったみんなの空気を追い越して、一人で独走してしまう。出たがり女と言われる人は、自分の「したい」を優先しがちです。好かれる人間であるためには、周りとの歩調を合わせることがとても重要です。主人公気取りは嫌われるSNSで、自らの自撮りをアップしまくる女性。いくら欧米化が進んだとはいえ、日本にはまだまだ女性に対して「おしとやか」を美とする風潮があります。まるで自分がネット界の主人公にでもなったかのように次々と投稿する写真に、世の男性は少し引き気味…。"人気のイベント参加しました!某有名人と知合いです!"こんなミーハー丸出しな投稿していませんか?自分の存在をアピールしたいという欲求が液晶画面から溢れ出そう!求めてられていない積極性、それが人々の思う「出たがり」へと変わっていってしまうのです。自分アピールは程ほどに!男を立ててる自分が好き男性陣を誉めたり、気を使えているアタシ美しい…。男性に足しての過度なヨイショ行為は逆効果です。「こんなに気を使えてるアタシ凄くない?」そう言ってもらいたい気持ちは周りにしっかりと伝わってしまいます。相手に花を持たせる時はさり気なく。向こうが後から気づくぐらいがベストです。いかがでしたか?当てはまる部分があった方は注意が必要。出たがり女になってしまう境界線の見極めは難しく、ついつい踏み越えてしまいがちです。自分が周りと同じ歩幅で歩けているか少し後ろを振り返ってみて、もし少しでも相手を置いてけぼりにしていると感じたら、少しスピードを緩めてみましょう。誰かと隣り合って進む事も決して悪くは無いと思いますよ。
2017年09月07日結婚相手との出会いを調査したランキングで、いつも1位を獲得するのが「職場」です。今回は、職場恋愛が多い理由についてお話します。 見れば見るほど好きになる「ブスは3日で慣れる」という言葉を、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?人は同じものにくり返し触れることで、最初はあまり好きではなかったものをだんだん好きになるという習性があります。つまり、最初は別に何とも思っていなかった人でも、毎日くり返し見ているうちにだんだんよく見えてきたり、何かいいな、と思うようになる可能性は高いということ。例えば、事務所が売りたい芸能人をCMやドラマなどにたくさん出演させていると、グングン人気が上がっていく現象が起きます。これは、心理学でいうところの「単純接触効果」と呼ばれるもの。これらの心理をふまえると、あまりテレビを観ない人がブレイク中の芸能人に良い印象をもっていなかったり、かっこいい♡と思っている自分の彼氏を周りはそう思わない、ということが起こるのも納得です。 目が合うと好きになる好きだから見てしまう、と考える人は多いのではないでしょうか。確かに、好きな人や気になっている人を目で追ってしまうこともありますよね。でも実は、人は自分を見ている相手のことを好きになりやすいようです。つまり、毎日一緒に仕事をしたり会話したりしている相手にはこの作用が働きやすい、ということ。何とも思っていなかったのに、何度も目を合わせてるうちに気になる存在になっていたということは珍しくありません。他にも、長い時間を一緒に過ごすためギャップを目の当たりにする機会がある、ということも理由の1つ。「視線」や「ギャップ」は、恋に落ちるキーワードとしてもよく出てきますよね。もしかすると、少しイメチェンをして出勤しただけで、ただの仕事仲間だと思っていた同僚との恋が始まるかもしれませんよ!
2016年12月21日今年はどんな一年でしたか? 今年を振り返り、一年の無事を感謝して、神社仏閣に足を運んでみてはいかがでしょう。でも、人気のあの神社、お寺は遠くてなかなか行けない… という人は、まずはガイドブックで行った “つもり” のエア詣出を楽しんでみては。写真やイラスト、音、映像を通して神聖な気分にひたれる神社仏閣のガイド本をご紹介。師走の忙しい時期だからこそ、心からリフレッシュしたい、という女性にもおススメです。“おうちで高野山気分” にひたる「お経ブック」今年話題となった、高野山開創1200年。記念すべき一年だけあって、高野山では様々なイベントも行われました。私も秋に参拝しましたが、秘仏のご開帳をはじめ、アート、音楽、さまざまな催しが開かれていて、歴史を刻んできた聖地は、エキサイティングな気配に包まれていましたよ。そんな高野山を、イロハのイから知ることができる本がこちら。『心を整える高野山のお経 CDブック』です。高野山の歴史から、お経って何? という基本的なことまで、初心者向けにわかりやすく解説しています。とくに面白いのは、お経は聞くだけで心を落ち着けてくれるので、毎日の暮らしの中で「ちょっと元気がない、やる気を出したい、悩みがある」という時にも活用しましょう、というお経のサプリ的な解説。この本には、高野山の人気寺院、一乗院の朝のお経が聞けるCDが付録で付いていて、自宅にいながら高野山の朝勤行に参加した“つもり”になれます。お香を焚きながら、心静かに聞けば、すっと清々しい気持になれそう。「バガボンド」の作者、井上雄彦さんとエア詣出?!また平成25年に平成遷宮を行った、伊勢神宮、出雲大社。これらの神聖な空気を、漫画『バガボンド』の作者、井上雄彦さんがスケッチとともに紹介する『承』も、初心者の私たちにはおススメ。とくに気持いいと感じるのは、神宮を散策する井上さんの観察眼を通して、森の気配、命ある樹々の存在感が伝わってくること。「長い時間を生きる樹々に包まれる静かな時間は、私たちに命の一部を生きていることを思い出させる」という言葉には共感しました。美しい写真や躍動感あふれるスケッチから、自然に生かされている私たちに気づくことができます。漫画とはまた違った、井上さんの優しい言葉の数々は、女性にも読みやすくさらりと読めます。 付録のDVDには、伊勢神宮、出雲大社、諏訪大社とその周辺を散策する井上さんを追いかけた動画を収録。神社の森の中の鳥のさえずり、虫の声を聞いていると、本当にそこを歩いているような不思議な気分に。「人間の心を鎮め、自分の内側へと向かわせる空気に満ちている場所」と井上さんが言うように、神社というスピリチュアル空間には、私たちの心から余計なものを洗い流し、自分の奥にある意識を高めてくれるような気持よさがあるのかもしれません。そして、「いざ、神社へ出かけよう」という時には、こんなガイドブックもあります。神社だけじゃなく、周辺のグルメ情報も満載。師走の忙しい時期だからこそ、スピリチュアルな本でほっと一息、心の安らぎを味わってみては。
2015年12月27日アイエスアイはこのほど、ATM種類別の引出手数料を即時比較して節約できるiPhoneアプリ「SocialATM」の提供を開始した。料金は無料。○6行、10ATMに対応ユーザーは、お金を引出す前に同アプリを使用することで、銀行キャッシュカードについて、現在時刻~1時間後までのATM種類別の手数料を確認することができる。これにより、手数料が安いATMを選ぶことが可能となるという。サービススタート時は60通りの検索パターン(キャッシュカード6行×ATM10種類)に対応。Googleの施設情報サービスとも連携し、「手数料マップ」機能では現在地周辺の手数料が安いATMを調べる事ができる。また、引出しに加え、預入れの手数料検索にも対応している。スタート時の検索対象キャッシュカードは、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行。検索対象ATMは、前述の6行のATMに加え、セブン銀行ATM、ローソンATM、E-net、イオン銀行ATMとなる。
2015年07月31日●星出宇宙飛行士も「まるで本物」と太鼓判宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年6月23日、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)にある展示館「スペースドーム」をリニューアルした。スペースドームはJAXAで開発された人工衛星の試験モデルや、実物のロケット・エンジンなどが多数展示されており、宇宙ファンのみならず、家族連れや修学旅行生などでも賑わう人気のスポットだ。今回、開館から5周年を迎えたのに合わせ、展示物などが追加され、新たに生まれ変わることになった。今回は、オープン前日の6月22日に行われた内覧会の様子を、写真を交えてお伝えしたい。○スペースドームスペースドームは2010年にオープンし、実物のロケット・エンジンをはじめ、人工衛星や宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の試験モデルなど、数多くの展示物が公開されており、現在までに約140万人もの来場者が訪れている人気の高いスポットだ。またオープン前日の22日には、報道関係者や日本宇宙少年団(YAC)の子供たちを招いての内覧会が行われた。筑波宇宙センターの今井良一所長は挨拶の中で「今年4月に、JAXAは国立研究開発法人になりました。国が一致団結して、世界のいろんな課題を解決していこういう考えの下でできたものです。それも踏まえ、この展示の中で、人工衛星やロケット、『きぼう』モジュールといったJAXAの取り組みが、宇宙開発という枠を超えて、社会や科学のいろんな課題にどう貢献していくのか、ということを見ていただければと思います。ぜひ楽しい宇宙体験をしていただければと思います」と語った。また、宇宙飛行士の星出彰彦さんも駆けつけ、子供たちに向けて「私も中学・高校時代は筑波の学校に通っていました。当時はもちろん『スペースドーム』はまだありませんでしたが、筑波宇宙センターには足しげく通い、本物を体験する機会がありました。この『スペースドーム』もロケット・エンジンや衛星など、本物のものがありますから、それに触れ、そして宇宙開発を感じてもらい、将来を背負っていって欲しいと思います」と語りかけた。今回のリニューアルでは、大きく3つの点が変わっている。○「きく」シリーズの試験モデルが大集合まずひとつは、人工衛星の展示エリアが一新されたことだ。筑波宇宙センターは実用衛星を多く生み出してきた場所であり、これまでも「ゆり」のプロト・フライト・モデル、また「きく7号」、「きく8号」、「こだま」、「いぶき」、「だいち」、そして「かぐや」の試験モデルなどが展示されていた。これらは地上で試験をする目的で造られたもので、実際に宇宙に行くことはなかったものの、衛星の大きさや機能などは実物とほぼ同じように造られているため、目の前にすると圧倒されるほどの迫力がある。そして今回のリニューアルでは、新たに「きく」、「きく3号」、「きく4号」の試験モデルが追加され、技術試験衛星「きく」シリーズの挑戦の歴史を、ほぼ実物に近い機体を目の当たりにしながら知ることができるようになった。星出飛行士は「これまで宇宙開発事業団(NASDA)、JAXAが開発し、実際に運用してデータを得てきた衛星の実物をお見せしています。ぜひ本物を感じていただければと思います」と語った。○オービタルビジョンもうひとつは「オービタルビジョン」と名付けられた、床面に大きな映像を映し出す装置が追加された点だ。ここではロケットが飛行する様子や、人口衛星の宇宙空間での動きがリアルに体験できるようになっており、「ロケットは打ち上げ後、どこへ向けて、どのようにして飛んでいくか」、また「人工衛星はどこを飛んでいて、何をしているのか」といったことを体験できる。星出飛行士も「足元にガーッと映像が出てきて、よい勉強になります」と語る。また、上映される映像は随時更新されていくとのことなので、今後にも期待したい。○「きぼう」実物大モデルがよりリアルにそして、JAXA曰く「一番の目玉」が、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の実物大モデルが、よりリアルなものに更新されたことだ。「きぼう」の実物大モデルはこれまでも展示されていたが、今回のリニューアルにより、昨年開催された「宇宙博2014」で展示されたものと入れ代わることになった。なお、これまで展示されていた方のモデルのうち、船内実験室については、石川県小松市にある「サイエンスヒルズこまつ」で展示されるという。星出飛行士は「実際に宇宙で組み立てて作業してきた私が言うのもなんですが、本当はこれが本物なんじゃないかと思うぐらい精巧にできています」と太鼓判を押す。また星出飛行士は、このモデルを造った方と会って話をしたところ、そのこだわりように驚いたという。「たとえば『ラベル』。いろんな実験装置やものをどこに置くかを示したり、識別をするために、手すりなどに番号を書いたラベルが付いているんですね。そのラベルの形や、貼られている場所や位置、さらには文字のフォントなどが、非常にリアルに作られています。しかも見えないところにあるものまで再現されています」。「そして『音声』。『きぼう』実物大モデルの中に入ると、若田宇宙飛行士が地上と交信をしている音声が流れていますが、これはあとで録音したものではなく、実際に若田飛行士が、『きぼう』の中から筑波宇宙センターやヒューストンのジョンスン宇宙センターと交信した、実際の肉声が使われています」。さらに、星出飛行士が驚いた点が2つあるという。まず「音」。ISSの中は、空調のファンや機械から出るノイズが聞こえるが、それが再現されているのだという。そして、空調のファンから出る「風」についても、出てくる場所などが忠実に再現されているのだという。星出飛行士は「そんなところまで再現しているのか、と驚きを持ちました。ぜひ『きぼう』の風を感じて欲しいと思います」と、その驚きを語った。展示館の見学にあたっては事前申し込みは必要なく、自由に見学することができる。休館日は毎週月曜日(祝日、夏休みなどの月曜日は開館)と、施設点検日、年末年始(12月29日~1月3日)。開館時間は10時から17時までとなっている。また展示館とは別に、「きぼう」を実際に運用している様子や、宇宙飛行士を養成するための施設なども見学できるツアーも用意されている。こちらはJAXAのウェブサイトから要申し込みとなる。これから夏休みも始まるので、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。●写真集
2015年07月06日1957年、ソビエト連邦が人類初の人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げた。米国は1960年代にアポロ計画を開始し、1969年のアポロ11号で人類が初めて月に降り立った。50年以上の時を経て、今年も我々はたくさんの"宇宙"をスクリーンやテレビ画面の上に見た。国内のアニメだけを振り返っても、超ハードな『シドニアの騎士』から何でもアリの『スペース☆ダンディ』まで描き方は多彩で、シリーズ作品ではガンダムが35周年の年にテレビシリーズ2本をスタート。また、昨年のTVシリーズ放送で幅広いファンを獲得した『宇宙戦艦ヤマト 2199』は、オリジナルのテレビ放送開始から40周年を迎えた今年、かつての"ヤマト"とは一味違う語り口による完全新作劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が12月6日に公開され、現在、大きな話題を呼んでいる。東西冷戦を背景にした宇宙開発競争はまた、宇宙を舞台に未知、フロンティア、未来、そして人類の進歩を描く数々のSF作品を産む土壌も育てた。TVドラマ『スタートレック』や、映画『2001年宇宙の旅』、『スターウォーズ』などは、現在もファンの多い名作の代表だ。日本にもその波は起こり、 戦艦や海賊船、鉄道、数々のロボットやメカが60~70年代にかけて活躍。宇宙への夢と憧れがクリエイティブという形に結晶した時代だったと言えるだろう。大量の人工衛星が地球の隅々までを観測し、全長100mもの巨大構造物に宇宙飛行士が長期滞在する時代になっても、なお宇宙は新しい発見に満ち、我々にとって壮大な物語の舞台であり続けている。しかし、これだけ数多く宇宙が描かれる時代でありながら、本当にそれを経験したことがあるのはごく限られた人たちだ。ホンモノを経験した人にとって、宇宙とはどういうものなのだろうか。2012年に国際宇宙ステーションに長期滞在した、JAXAの宇宙飛行士・星出彰彦氏にお話を伺った。○憧れが現実につながる星出氏は1968年生まれ。『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』、そして『スタートレック』などの作品をリアルタイムで見ていた世代だ。多くの少年たちがそうであったように、星出氏もそれらの作品を見て「かっこいい! 行ってみたい!」という思いを抱くようになったという。だがその頃の日本にとって宇宙はまだ遠い存在。どうすれば宇宙に行けるのか、その道筋はまだ見えなかった時代だ。当時の星出氏は、SF作品で描かれる宇宙のどんなところに魅力を感じていたのだろうか。星出氏:フィクションでありファンタジーの世界、悪く言えば夢物語ですが、でもその部分がないとそれを目標にしていこうという力にならないと思うんです。好奇心を沸かせるような舞台設定やメッセージといったところから興味を持っていくのではないかと思います。例えば、私たちが今使っている携帯電話やタブレットなどの通信機器は、一昔前のSF作品では未来的なガジェットとして似たようなものが描かれていた。ロボットは巨大なヒト型にはならなかったが、さまざまな場所でヒトにできない作業をこなしている。法さえ許せば自動車が自律的に路上を走り、プリンタは情報だけでなく現物をプリントアウトするようになった。憧れはその実現を成し遂げる原動力になり得るのだ。星出氏はこうしたSFアニメや映画で宇宙に親しむ一方、ケネディ宇宙センターへ見学に訪れたことがきっかけで、宇宙へ行くことに興味を持ち始めたという。星出氏:アンドロメダ星雲に簡単に行けるようなSFの世界と、地球の大気圏を出るのに一生懸命な現実の世界。そこは完全に乖離していますが、実物のロケットを目にしたことで、現実に宇宙に行く手段があるのだということを実感しました。その後、1985年に日本人として初めて毛利衛氏、向井千秋氏、土井隆雄氏がNASDA(現JAXA)の宇宙飛行士に選定された。日本人でも宇宙に行ける道があると、星出氏にとって宇宙飛行士が現実的な目標になった。だが、それはもちろん簡単な道ではない。星出氏が3回目のチャレンジで選抜試験をパスし、宇宙飛行士の候補者として選ばれたのは1999年。ISS搭乗宇宙飛行士の基礎訓練に参加し、宇宙飛行士として認定されたのは2001年だった。○2時間の夢で終わらない宇宙宇宙への憧れからスタートし、本当に宇宙飛行士になった星出氏。実際に体験した宇宙とは、どんなものだったのだろうか。ISSの長期滞在ミッションで4カ月間を過ごした後、星出氏は「帰りたくない」と思ったそうだ。宇宙での体験を、星出氏はひときわ楽しそうに話してくれた。星出氏:飽きないんですよね。仕事も充実していましたし、訓練に携わる人や管制官など、サポートしてくれるたくさんの人たちがものすごくいいチームを作ってくれたおかげだと思います。(宇宙が)2時間の映画で終わってしまうのではなく、それがずっと続いていることがうれしいんです。宇宙が常にそこにあって、終わらない。我々がSFで知る宇宙とはそこが根本的に異なるところだろう。また、6人の宇宙飛行士が滞在するのはIISSという限られた空間の中とはいえ、内部の容積はジャンボジェットの倍くらいはあり、狭苦しく感じることはないそうだ。さらに、管制だけでなく家族や友達とのコミュニケーションができるようサポート体制が整えられているために隔離された感覚もなく、船内実験や船外作業、補給機の到着など、多彩な仕事を次々にこなす忙しさもある。そしてもう一つ、「地球が見える」ことが飽きない理由だという。星出氏:私は『ブラックホール』と名付けたんですけど(笑)。ちょっと10分くらいと思って見始めると、もうあっという間に2時間は吸い込まれて離れられないんです。昼があり、夜があり、海があり山があり街がある。地上に生きる我々は、地球儀や人工衛星の写真などから地球の姿を概念的には認識していたはずだが、今まさに宇宙にいる宇宙飛行士が目にした光景、撮影した写真を、インターネット経由で見た時、地球がどんなものなのかを始めて目の当たりにした。人が宇宙に憧れ、目指そうとするのは、自分たちがどこにいるのかを知りたいという本能的な欲求によるものなのかもしれない。○現実の延長線上にある宇宙の魅力今年7月、星出氏は第18回NASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations=NEEMO18)訓練に参加した。星出氏を含む4名の宇宙飛行士と2名の技術者が、フロリダの沖合約10km、水深20mに設置されている海底研究室「アクエリアス」に9日間滞在し、ISSでの活動や今後の小惑星探査などに向けたさまざまな船外活動やハードウェアの検証、施設内での科学実験などをこなすというものだ。星出氏はこの訓練でコマンダー(船長)の役割を担った。ミッション期間中に現地からの中継で行われた記者会見において、星出氏はコマンダーとしてミッション遂行中の安全面、そして「うまく生活できる、作業できる環境を整える」ことに最も気を配っていると語っていた。一般の感覚では、海中といっても地球上の訓練であり、無事に終わるのが普通だと思うかもしれないが、そうではない。どんなに万全と思われる準備をしても、全て予定通りに進むわけではないのだ。ISSと地上で長期滞在の宇宙飛行士が年に数回行き来し、月や火星の探査機から画像が届き、はやぶさ2が6年にも及ぶサンプルリターンミッションに旅立つ現在。我々にとって宇宙はより身近に感じられるものになっているが、星出氏はその反面「普通になってしまうことのジレンマ」も感じているという。星出氏:一見当たり前のように見えても、実は当たり前ではないんですよね。電車にしても飛行機にしても、たくさんの人がそれを支えているからこそ普通に動いている。宇宙なんて当たり前、と思ってしまうと本質的な面白さに気付けなくなってしまう。時代背景もサイエンス・テクノロジーの土壌もどんどん更新されていく世界の中で、これからのSFはどんなことを伝えていくべきだろうか。星出氏:現実の世界にもすごく面白いことはたくさんありますが、やっぱりストーリーがあって、アニメや映画が成り立つものですよね。現実に、エンジニアがロケットを開発した時の話などを聞くと、ものすごく面白いんですよ。そうしたことを盛り込みながら、宇宙の楽しさ、難しさを伝えていってくれると良いと思います。例えば『宇宙戦艦ヤマト』のように、地上を飛び立った艦が恒星間航行をする世界にはまだ遠いが、ISSの活動が宇宙を身近なものにし、一方でより遠くを目指す有人探査の計画は現実に進められている。宇宙はその存在そのものが人を惹きつけてやまないが、SFであろうと現実であろうと、そこで活躍する人々の姿もまた、たまらなく魅力的なのだ。星出彰彦 プロフィール1968年生まれ。東京都出身。1992年宇宙開発事業団(現JAXA)入社。1999年ISS搭乗日本人宇宙飛行士候補者として選抜、2001年宇宙飛行士に認定される。 2008年スペースシャトル「ディスカバリー号」による「STS-124/1J ミッション」に参加、「きぼう」日本実験棟の国際宇宙ステーション(ISS)への取り付けなどを実施。 2012年ISS第32次/第33次長期滞在クルーとして、ISS に124日間滞在。各種実験やISSの維持管理、3回の船外活動、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機に関わる作業などを実施した。
2014年12月27日